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  • ブレーブスがベテラン捕手・ボートを獲得 ピーダーソンに続く補強

    2021.7.17 14:30 Saturday

     日本時間7月17日、ブレーブスはダイヤモンドバックスからスティーブン・ボートを獲得したことを発表した。カブスから獲得したジョク・ピーダーソンに続く連日のトレード補強となる。ボートはアスレチックス時代の2015~16年に2年連続でオールスター・ゲームに選出された実績のある36歳のベテラン捕手。なお、ダイヤモンドバックスはボートとのトレードでブレーブスからメイソン・バーン(25歳のマイナーの一塁手)を獲得している。

     ボートはメジャー9年目の今季、52試合に出場して打率.212(132打数28安打)、6二塁打、1三塁打、5本塁打、17打点、出塁率.307、長打率.386、OPS.693を記録。正捕手カーソン・ケリーの故障離脱後はスタメンマスクを被る機会が増え、守備面では盗塁阻止率33.3%(30-10)をマークしていた。

     2012年にレイズでメジャーデビューし、2013年に移籍したアスレチックスでメジャーに定着。特に2015年からの2シーズンは正捕手として活躍して規定打席に到達し、オールスター・ゲームにも選出された。それ以降はブリュワーズ、ジャイアンツ、そしてダイヤモンドバックスでプレー。通算698試合に出場して打率.247、73本塁打、282打点、OPS.726という成績を残している。

     今季のブレーブスは正捕手のトラビス・ダーノウが左手親指の故障により5月上旬にリタイア。それ以降は若手のウィリアム・コントレラス(=カブスの正捕手ウィルソン・コントレラスの弟)を正捕手に抜擢し、ジェフ・マシスやケバン・スミス、ジョナサン・ルクロイといったベテラン捕手を獲得しながらコントレラスをサポートしてきたが、コントレラスは今月上旬にマイナー降格となった。今後はボートとスミスの併用になることが予想される。

     ダイヤモンドバックスが獲得したバーンは2018年ドラフト33巡目指名でブレーブスに入団。まだルーキー級より上の階級でプレーすることはできておらず、今季はルーキー級で5試合に出場して打率.250、1本塁打、3打点、OPS.857を記録している。

  • ブルージェイズが現地7月30日から本拠地・トロントに復帰へ

    2021.7.17 10:00 Saturday

     日本時間7月17日、ブルージェイズは本拠地・トロントでの公式戦を再開する日程が決定したことを発表した。2020年シーズンの開幕から約1年間にわたってニューヨーク州バッファローとフロリダ州ダニーデンを「仮本拠地」としていたブルージェイズだが、カナダ連邦政府から入国制限に関する例外規定を受け、日本時間7月31日にスタートするロイヤルズとの3連戦からトロントにある本拠地ロジャース・センターで公式戦を開催できることになった。2019年シーズンの最終戦以来、約1年半ぶりの「本拠地復帰」となる。

     ブルージェイズによると、トロントで公式戦が行われる際、ビジターのチームに対して「健康と安全に関する強固なプロトコル」が導入されるという。これには選手全員とチーム関係者全員の到着前後の検査をはじめ、ワクチン接種を済ませていない選手と関係者の毎週4回の追加検査などが含まれる。ブルージェイズは公式リリースのなかで「何よりもまず、チームのために前例のない公衆衛生上の努力と支援をしてくださったカナダの皆様に感謝を申し上げたい」と670日ぶりのトロントでの公式戦開催に協力してくれたカナダの人々への感謝を述べた。

     ワクチン接種を済ませていない選手と関係者には「限定隔離」と呼ばれる厳しい行動制限が設けられ、昨夏のサマー・キャンプのときと同様、該当者はロジャース・センターや球場に併設されたホテルから出ることができないという。また、各チームは「コンプライアンス・オフィサー」という役職を任命し、違反者が出た場合にはカナダの検疫法に基づいて罰金などの処分を受けることになる。ルール遵守を徹底させるための役職が「コンプライアンス・オフィサー」というわけだ。

     ブルージェイズは昨夏、本拠地ロジャース・センターでサマー・キャンプを行ったものの、トロントでの公式戦開催の許可が下りず、バッファローのセーレン・フィールドを本拠地としてシーズンを戦った。今季はダニーデンのTDボールパークで開幕を迎え、6月からセーレン・フィールドに移動。そして、ようやくトロントのロジャース・センターに戻る許可を得ることができた。

     メジャーリーグ公式サイトは「昨季途中に獲得したロビー・レイとロス・ストリップリング、昨オフに獲得したジョージ・スプリンガーとマーカス・セミエンだけでなく、2019年12月に契約した柳賢振(リュ・ヒョンジン)でさえ、ブルージェイズのユニフォームを着てロジャース・センターでプレーするのは初めてだ」と伝えている。今年の7月30日(現地時間)はトレード・デッドラインに設定されているが、ブルージェイズにとって大忙しの1日となりそうだ。

  • 大谷翔平60HRへの挑戦 前半戦33HR以上の打者の後半戦は?

    2021.7.16 13:45 Friday

     1998年のサミー・ソーサと並んでアメリカ国外出身選手最多となる「前半戦33本塁打」を記録した大谷翔平(エンゼルス)。シーズン60本塁打への挑戦が注目されるが、大谷はいったいどこまで数字を伸ばせるのだろうか。ちなみに、前半戦に33本塁打以上を放ったのは大谷を含めて11人(13度)。また、シーズン60本塁打以上を達成したのは過去に5人(8度)だけ。ここではこれらの選手の前半戦と後半戦の成績を振り返ってみよう。

     まず、前半戦に33本以上の本塁打を放った選手の前半戦と後半戦の成績は以下の通り。

    1961年 ロジャー・マリス(61本塁打)
    【前半戦】83試合 打率.282 33本塁打 OPS1.036
    【後半戦】78試合 打率.256 28本塁打 OPS.948

    1969年 レジー・ジャクソン(47本塁打)
    【前半戦】91試合 打率.287 37本塁打 OPS1.130
    【後半戦】61試合 打率.258 10本塁打 OPS.859

    1969年 フランク・ハワード(48本塁打)
    【前半戦】100試合 打率.313 34本塁打 OPS1.040
    【後半戦】61試合 打率.268 14本塁打 OPS.872

    1987年 マーク・マグワイア(49本塁打)
    【前半戦】80試合 打率.294 33本塁打 OPS1.075
    【後半戦】71試合 打率.284 16本塁打 OPS.892

    1994年 マット・ウィリアムス(43本塁打)
    【前半戦】86試合 打率.251 33本塁打 OPS.895
    【後半戦】26試合 打率.318 10本塁打 OPS1.021

    1994年 ケン・グリフィーJr.(40本塁打)
    【前半戦】87試合 打率.329 33本塁打 OPS1.105
    【後半戦】24試合 打率.302 7本塁打 OPS.976

    1998年 サミー・ソーサ(66本塁打)
    【前半戦】83試合 打率.324 33本塁打 OPS1.051
    【後半戦】76試合 打率.290 33本塁打 OPS.994

    1998年 マーク・マグワイア(70本塁打)
    【前半戦】80試合 打率.310 37本塁打 OPS1.252
    【後半戦】75試合 打率.286 33本塁打 OPS1.189

    1998年 ケン・グリフィーJr.(56本塁打)
    【前半戦】88試合 打率.299 35本塁打 OPS1.061
    【後半戦】73試合 打率.267 21本塁打 OPS.876

    2001年 ルイス・ゴンザレス(57本塁打)
    【前半戦】87試合 打率.355 35本塁打 OPS1.189
    【後半戦】75試合 打率.290 22本塁打 OPS1.032

    2001年 バリー・ボンズ(73本塁打)
    【前半戦】81試合 打率.305 39本塁打 OPS1.314
    【後半戦】72試合 打率.355 34本塁打 OPS1.455

    2013年 クリス・デービス(53本塁打)
    【前半戦】95試合 打率.315 37本塁打 OPS1.109
    【後半戦】65試合 打率.245 16本塁打 OPS.854

    2021年 大谷翔平(?本塁打)
    【前半戦】84試合 打率.279 33本塁打 OPS1.062
    【後半戦】???

     前半戦33本塁打以上の12度のケース(大谷を除く)のうち、最終的に60本塁打をクリアしたのは4度、50本塁打をクリアしたのは7度。ジャクソンやハワードのように後半戦に急失速して50本塁打に届かなかったケースもある。1994年のウィリアムスとグリフィーJr.は後半戦に本塁打数が激減しているが、これはストライキによりシーズンが途中で終了したため。両者とも後半戦も引き続き好成績を残しており、通常通りにシーズンが開催されていれば、50本塁打のみならず60本塁打に手が届いていた可能性もある。ストライキ・イヤーの2人を除くと10度のケースのうち7度がシーズン53本塁打以上となっており、大谷もシーズン50本塁打に手が届く可能性は高そうだ。

     一方、シーズン60本塁打を達成した選手の前半戦と後半戦の成績は以下の通り。

    1927年 ベーブ・ルース(60本塁打)
    【前半戦】78試合 打率.361 29本塁打 OPS1.246
    【後半戦】73試合 打率.350 31本塁打 OPS1.271

    1961年 ロジャー・マリス(61本塁打)
    【前半戦】83試合 打率.282 33本塁打 OPS1.036
    【後半戦】78試合 打率.256 28本塁打 OPS.948

    1998年 サミー・ソーサ(66本塁打)
    【前半戦】83試合 打率.324 33本塁打 OPS1.051
    【後半戦】76試合 打率.290 33本塁打 OPS.994

    1998年 マーク・マグワイア(70本塁打)
    【前半戦】80試合 打率.310 37本塁打 OPS1.252
    【後半戦】75試合 打率.286 33本塁打 OPS1.189

    1999年 サミー・ソーサ(63本塁打)
    【前半戦】85試合 打率.286 32本塁打 OPS.972
    【後半戦】77試合 打率.291 31本塁打 OPS1.036

    1999年 マーク・マグワイア(65本塁打)
    【前半戦】85試合 打率.266 28本塁打 OPS1.027
    【後半戦】68試合 打率.293 37本塁打 OPS1.236

    2001年 サミー・ソーサ(64本塁打)
    【前半戦】84試合 打率.312 29本塁打 OPS1.126
    【後半戦】76試合 打率.344 35本塁打 OPS1.225

    2001年 バリー・ボンズ(73本塁打)
    【前半戦】81試合 打率.305 39本塁打 OPS1.314
    【後半戦】72試合 打率.355 34本塁打 OPS1.455

     シーズン60本塁打を達成している打者はシーズン後半戦に数字を伸ばしているケースが目立つ。これは投手の疲労や気候条件により夏場に打者有利な環境になることが影響していると考えられる。ただし、大谷は二刀流により通常の打者よりも負担が大きく、オールスター・ウィークもほとんど休養が取れなかった。よって、シーズン60本塁打への挑戦は蓄積する疲労との戦いとなるだろう。大谷への依存度が高まっているエンゼルスだが、最大限のパフォーマンスを引き出すうえで、首脳陣が大谷の疲労をしっかり管理していくことも必要になりそうだ。

  • 大谷翔平60HRへの挑戦 過去のHRダービー出場者の後半戦は?

    2021.7.16 12:45 Friday

     前半戦で33本塁打を放った大谷翔平(エンゼルス)のシーズン60本塁打への挑戦が注目されている。大谷は前半戦で打者としてチームの全試合の94%に出場し、このままいけば153試合のペース。現時点でちょうどシーズン60本塁打のペースなのだ。ホームラン・ダービー出場者が後半戦に成績を落とすというジンクスも注目されているが、過去のホームラン・ダービー出場者の成績は前半戦と後半戦でどのように変化したのだろうか。制限時間制が導入された2015年以降の出場者の成績を振り返ってみる。

    ◆2015年

    トッド・フレイジャー(優勝)
    【前半戦】85試合 打率.284 25本塁打 OPS.922
    【後半戦】72試合 打率.220 10本塁打 OPS.664

    ジョク・ピーダーソン(準優勝)
    【前半戦】89試合 打率.230 20本塁打 OPS.851
    【後半戦】62試合 打率.178 6本塁打 OPS.616

    アルバート・プーホルス(ベスト4)
    【前半戦】85試合 打率.255 26本塁打 OPS.855
    【後半戦】72試合 打率.231 14本塁打 OPS.707

    ジョシュ・ドナルドソン(ベスト4)
    【前半戦】89試合 打率.293 21本塁打 OPS.884
    【後半戦】69試合 打率.302 20本塁打 OPS1.011

    クリス・ブライアント(1回戦敗退)
    【前半戦】78試合 打率.269 12本塁打 OPS.848
    【後半戦】73試合 打率.282 14本塁打 OPS.867

    マニー・マチャド(1回戦敗退)
    【前半戦】88試合 打率.298 19本塁打 OPS.886
    【後半戦】74試合 打率.272 16本塁打 OPS.832

    アンソニー・リゾー(1回戦敗退)
    【前半戦】86試合 打率.298 16本塁打 OPS.955
    【後半戦】74試合 打率.255 15本塁打 OPS.833

    プリンス・フィルダー(1回戦敗退)
    【前半戦】86試合 打率.339 14本塁打 OPS.924
    【後半戦】72試合 打率.264 9本塁打 OPS.742

     ほとんどの選手が後半戦に打率やOPSを大きく悪化させるなか、後半戦に数字を伸ばしたドナルドソンはア・リーグMVP、ブライアントはナ・リーグ新人王に輝いた。

    ◆2016年

    ジャンカルロ・スタントン(優勝)
    【前半戦】76試合 打率.233 20本塁打 OPS.823
    【後半戦】43試合 打率.254 7本塁打 OPS.800

    トッド・フレイジャー(準優勝)
    【前半戦】86試合 打率.213 25本塁打 OPS.782
    【後半戦】72試合 打率.240 15本塁打 OPS.749

    マーク・トランボ(ベスト4)
    【前半戦】87試合 打率.288 28本塁打 OPS.924
    【後半戦】72試合 打率.214 19本塁打 OPS.754

    アダム・デュバル(ベスト4)
    【前半戦】83試合 打率.249 23本塁打 OPS.839
    【後半戦】67試合 打率.231 10本塁打 OPS.741

    コリー・シーガー(1回戦敗退)
    【前半戦】90試合 打率.297 17本塁打 OPS.879
    【後半戦】67試合 打率.321 9本塁打 OPS.876

    ロビンソン・カノー(1回戦敗退)
    【前半戦】89試合 打率.313 21本塁打 OPS.923
    【後半戦】72試合 打率.278 18本塁打 OPS.832

    ウィル・マイヤーズ(1回戦敗退)
    【前半戦】87試合 打率.286 19本塁打 OPS.873
    【後半戦】70試合 打率.223 9本塁打 OPS.697

    カルロス・ゴンザレス(1回戦敗退)
    【前半戦】85試合 打率.318 19本塁打 OPS.924
    【後半戦】65試合 打率.270 6本塁打 OPS.761

     優勝したスタントンは後半戦に左股関節を痛めて離脱。他の出場者も軒並み成績を悪化させたが、前半戦と同水準のOPSを維持したシーガーはナ・リーグ新人王を受賞した。

    ◆2017年

    アーロン・ジャッジ(優勝)
    【前半戦】84試合 打率.329 30本塁打 OPS1.139
    【後半戦】71試合 打率.228 22本塁打 OPS.939

    ミゲル・サノー(準優勝)
    【前半戦】82試合 打率.276 21本塁打 OPS.906
    【後半戦】32試合 打率.236 7本塁打 OPS.742

    ゲーリー・サンチェス(ベスト4)
    【前半戦】57試合 打率.276 13本塁打 OPS.850
    【後半戦】65試合 打率.280 20本塁打 OPS.896

    コディ・ベリンジャー(ベスト4)
    【前半戦】70試合 打率.261 25本塁打 OPS.961
    【後半戦】62試合 打率.274 14本塁打 OPS.901

    ジャンカルロ・スタントン(1回戦敗退)
    【前半戦】86試合 打率.277 26本塁打 OPS.933
    【後半戦】73試合 打率.287 33本塁打 OPS1.095

    マイク・ムスターカス(1回戦敗退)
    【前半戦】78試合 打率.270 25本塁打 OPS.863
    【後半戦】70試合 打率.275 13本塁打 OPS.798

    チャーリー・ブラックモン(1回戦敗退)
    【前半戦】89試合 打率.316 20本塁打 OPS.950
    【後半戦】70試合 打率.350 17本塁打 OPS1.064

    ジャスティン・ボーア(1回戦敗退)
    【前半戦】77試合 打率.289 20本塁打 OPS.923
    【後半戦】31試合 打率.290 5本塁打 OPS.849

     後半戦にOPSを上昇させたのは8人中3人。スタントンはナ・リーグMVPを受賞、ブラックモンは首位打者のタイトルを獲得し、サンチェスは実質メジャー2年目でシーズン30本塁打を突破した。

    ◆2018年

    ブライス・ハーパー(優勝)
    【前半戦】94試合 打率.214 23本塁打 OPS.833
    【後半戦】65試合 打率.300 11本塁打 OPS.972

    カイル・シュワーバー(準優勝)
    【前半戦】83試合 打率.249 18本塁打 OPS.873
    【後半戦】54試合 打率.221 8本塁打 OPS.740

    リーズ・ホスキンス(ベスト4)
    【前半戦】86試合 打率.252 14本塁打 OPS.820
    【後半戦】67試合 打率.237 20本塁打 OPS.888

    マックス・マンシー(ベスト4)
    【前半戦】74試合 打率.271 22本塁打 OPS1.013
    【後半戦】63試合 打率.253 13本塁打 OPS.919

    ヘスス・アギラー(1回戦敗退)
    【前半戦】87試合 打率.298 24本塁打 OPS.995
    【後半戦】62試合 打率.245 11本塁打 OPS.760

    アレックス・ブレグマン(1回戦敗退)
    【前半戦】96試合 打率.288 20本塁打 OPS.928
    【後半戦】61試合 打率.283 11本塁打 OPS.922

    ハビアー・バイエズ(1回戦敗退)
    【前半戦】91試合 打率.292 19本塁打 OPS.892
    【後半戦】69試合 打率.289 15本塁打 OPS.866

    フレディ・フリーマン(1回戦敗退)
    【前半戦】94試合 打率.315 16本塁打 OPS.938
    【後半戦】68試合 打率.301 7本塁打 OPS.827

     優勝したハーパーは後半戦に打率とOPSを大きく上昇させ、ホスキンスも本塁打を増やしてOPSアップ。他の6人はOPSを悪化させたが、ブレグマンとバイエズは前半戦とほぼ同水準の成績を維持した。

    ◆2019年

    ピート・アロンゾ(優勝)
    【前半戦】89試合 打率.280 30本塁打 OPS1.006
    【後半戦】72試合 打率.235 23本塁打 OPS.863

    ブラディミール・ゲレーロJr.(準優勝)
    【前半戦】61試合 打率.249 8本塁打 OPS.741
    【後半戦】62試合 打率.293 7本塁打 OPS.800

    ジョク・ピーダーソン(ベスト4)
    【前半戦】82試合 打率.239 20本塁打 OPS.855
    【後半戦】67試合 打率.262 16本塁打 OPS.906

    ロナルド・アクーニャJr.(ベスト4)
    【前半戦】90試合 打率.292 21本塁打 OPS.882
    【後半戦】66試合 打率.263 20本塁打 OPS.884

    マット・チャップマン(1回戦敗退)
    【前半戦】89試合 打率.268 21本塁打 OPS.890
    【後半戦】67試合 打率.222 15本塁打 OPS.789

    アレックス・ブレグマン(1回戦敗退)
    【前半戦】88試合 打率.265 23本塁打 OPS.926
    【後半戦】68試合 打率.338 18本塁打 OPS1.134

    ジョシュ・ベル(1回戦敗退)
    【前半戦】88試合 打率.302 27本塁打 OPS1.024
    【後半戦】55試合 打率.233 10本塁打 OPS.780

    カルロス・サンタナ(1回戦敗退)
    【前半戦】87試合 打率.297 19本塁打 OPS.958
    【後半戦】71試合 打率.262 15本塁打 OPS.855

     優勝したアロンゾのほか、チャップマン、ベル、サンタナは後半戦にOPSを100ポイント以上悪化させているが、残りの4人は後半戦にOPSがアップ。特にブレグマンは後半戦の大活躍でMVP投票2位となった。

    ◆おわりに

     前半戦と比較して後半戦に成績を大きく落とした選手は確かに多いものの、「ホームラン・ダービーに出場した選手は確実に成績を悪化させる」と言い切れるほどではないのも事実。ホームラン・ダービーに出場したうえで後半戦に成績を伸ばした選手はアウォードを受賞したり、タイトルを獲得したりするケースが多く、大谷にも「ジンクス」に負けない活躍を期待したいところだ。

  • ブレーブスがカブスからピーダーソン獲得 アクーニャJr.の穴埋めか

    2021.7.16 09:45 Friday

     日本時間7月16日、ブレーブスはカブスからジョク・ピーダーソンを獲得したことを発表した。ブレーブスは若きスター外野手のロナルド・アクーニャJr.が右膝前十字靭帯断裂により今季絶望となっており、ピーダーソンはアクーニャJr.が離脱した穴を埋める役割を担うとみられる。トレード市場で売り手に回ることが報じられていたカブスは、早速ピーダーソンを放出。今回のトレードでブライス・ボール(マイナーの一塁手)を獲得している。

     現在29歳のピーダーソンは今季カブスで73試合に出場して打率.230(256打数59安打)、11二塁打、2三塁打、11本塁打、39打点、出塁率.300、長打率.418、OPS.718を記録。開幕から51打数7安打(打率.136)という大不振に陥ったものの、左手首腱炎による故障者リスト入りから復帰したあとは、打率.254(205打数52安打)、10本塁打、OPS.773と持ち直している。

     昨季終了後にFAとなり、プラトーン要員ではなくフルタイムのレギュラーを希望してカブスと1年契約。今季も左腕から本塁打を打つことはできていないものの、打率.271(59打数16安打)、4二塁打とまずまずの数字を残している。ちなみに、通算141本塁打のうち132本は右腕から放ったものであり、左腕から本塁打を放ったのは2018年(1本)が最後である。

     カブスに移籍するボールは23歳の一塁手。2019年のドラフト24巡目指名でブレーブスに入団し、今季はA+級で53試合に出場して打率.207(169打数35安打)、12二塁打、1三塁打、6本塁打、30打点、出塁率.354、長打率.396、OPS.750という成績を残している。

     カブスは6月下旬から11連敗を喫し、ポストシーズン争いから脱落。ジェッド・ホイヤー編成本部長はトレード市場で売り手に回ることを明言しており、主力選手の放出に動くことが確実視されていた。今後もクリス・ブライアントやクレイグ・キンブレルといった主力選手のトレードが予想されている。

  • ヤンキースの陽性者1名はオールスター・ゲーム出場選手との報道

    2021.7.16 07:20 Friday

     日本時間7月16日に予定されていたレッドソックス対ヤンキースの試合は、ヤンキースに新型コロナウイルスの陽性者が発生したため中止となった。中止の決定はコミッショナー事務局によって行われ、4連戦の残り3試合への影響は未定だという。ヤンキースは今日、ネスター・コルテスとワンディ・ペラルタの両左腕を新型コロナウイルス用の故障者リストに登録しているが、「少なくとも2名の野手が陽性となった」との報道も出ており、さらに陽性者1名がオールスター・ゲームに参加していたことも明らかになっている。

     ブライアン・キャッシュマンGMによると、すでに新型コロナウイルス用の故障者リストに登録されている3投手(ジョナサン・ロアイシガ、コルテス、ペラルタ)は陽性であることが明らかになったという。キャッシュマンは「3名が陽性、3名が検査の結果待ち」と話していたが、「ESPN」のマーリー・リベラ記者は「少なくとも2名の野手が陽性」と報じており、これらの情報を合わせると、少なくとも5名の陽性者が発生したことになる。

     キャッシュマンはロアイシガ、コルテス、ペラルタの3投手がワクチン接種を済ませていることを明らかにした一方、結果待ちの3名については「全員がワクチン接種を済ませているわけではない」と語った。

     また、リベラは「レッドソックスのラファエル・デバースは試合前にインタビューを受けないように要請されていた。ヤンキースの陽性者1名がオールスター・ゲームに参加していたからだ。デバースも検査を受ける予定」と報じている。ヤンキースからオールスター・ゲームに参加していたのはゲリット・コール、アロルディス・チャップマン、アーロン・ジャッジの3名だが、誰が陽性となったかは現時点では不明だ。

     オールスター・ゲームに参加していた選手の陽性が報じられたことを受け、「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は「今回の件が与える影響はヤンキース内にとどまらず、より多くの選手に広がるかもしれない」と指摘。続報が待たれる。

    【追記】「ESPN」のバスター・オルニー記者によると、検査の結果待ちとなっているのはジャッジ、カイル・ヒガシオカ、ジオ・ウルシェラの3名だという。

  • 後半戦の初戦が中止に ヤンキースに複数のコロナ陽性者が発生

    2021.7.16 06:00 Friday

     メジャーリーグは日本時間7月16日に後半戦最初の試合となるレッドソックス対ヤンキース(ヤンキー・スタジアム)の1試合が予定されていたが、ヤンキースで複数の新型コロナウイルス陽性者が発生したため、試合が延期されたことが発表された。ヤンキースでは現在、新型コロナウイルスの検査と濃厚接触者の確認が行われており、メジャーリーグ機構によると、スケジュール変更については決定次第発表されるという。今日は4連戦の初戦だったが、明日以降の試合にも影響が出るかもしれない。

     試合の中止について第一報を伝えたのは「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者。日本時間7月16日午前5時32分に「今夜のヤンキースとレッドソックスの試合はヤンキースの新型コロナウイルスの問題によって延期された」とツイートした。その後、各メディアの記者が次々に試合の中止を伝え、「ESPN」のバスター・オルニー記者は「ヤンキースに複数の陽性者が発生した」と追加情報をツイート。なお、陽性者の詳細は明らかにされていない。

     また、「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマン記者によると、ヤンキースは「ティアー1」に分類される選手・コーチなどの主要なチーム関係者のうち85%以上がワクチン接種を済ませているものの、すべての選手がワクチンを接種したわけではないという。ただし、陽性者がワクチン接種を済ませているかどうかは明らかになっておらず、こちらに関しても続報待ちの状態だ。

     ヤンキースは後半戦の初戦に向けてロースターの変更を行い、リリーフ左腕のザック・ブリットンが故障者リストから復帰して、新人外野手のトレイ・アンバージーがメジャー初昇格。ネスター・コルテスとワンディ・ペラルタの両左腕が新型コロナウイルス用の故障者リストに登録されていた。

    【追記】ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは「3人の陽性者が出て、3人が検査の結果待ちだ」と現在の状況を明らかにした。

  • 明日から後半戦スタート トレードなどによる勢力図の変化に注目

    2021.7.15 11:30 Thursday

     フューチャーズ・ゲーム、ドラフト、ホームラン・ダービー、オールスター・ゲームなどイベント盛りだくさんのオールスター・ウィークが終了したメジャーリーグは日本時間7月16日から後半戦に突入する。同31日のトレード・デッドラインに向けて多くのトレードが行われていくことになるが、トレード以外にも故障者の復帰やプロスペクト(若手有望株)のメジャー昇格などによって勢力図が一変する可能性がある。後半戦は各チームの勢力図の変化に注目だ。

     7月後半は例年、最も盛んにトレードが行われる時期である。ポストシーズン進出の可能性が低いチームはプロスペクトを獲得するために主力選手を放出。一方、ポストシーズン進出やワールドシリーズ制覇を目指すチームはチームの将来を多少犠牲にしてでも現有戦力のグレードアップを図る。メジャーリーグ公式サイトでは「今月中にトレードされる可能性があるオールスター・ゲーム出場選手」としてクリス・ブライアント(カブス)、ネルソン・クルーズ(ツインズ)、エドゥアルド・エスコバー(ダイヤモンドバックス)、アダム・フレイジャー(パイレーツ)、ジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)、カイル・ギブソン(レンジャーズ)、クレイグ・キンブレル(カブス)の7人をピックアップ。彼らの獲得に成功して戦力を大幅にアップさせるのはどのチームだろうか。

     また、現在故障者リストしている主力選手の戦列復帰もチームの戦力を向上させる要因となる。メジャーリーグ公式サイトでは「ディファレンス・メーカー(=いるかいないかで結果に大きな違いを生む重要な戦力)になる可能性がある故障中のスター選手」としてシェーン・ビーバー(インディアンス)、アレックス・ブレグマン(アストロズ)、カルロス・カラスコ(メッツ)、ノア・シンダーガード(メッツ)、ジャック・フラハティ(カージナルス)、エロイ・ヒメネス(ホワイトソックス)、ルイス・ロバート(ホワイトソックス)、クリス・セール(レッドソックス)、コリー・シーガー(ドジャース)、スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)、マイク・トラウト(エンゼルス)の11人をピックアップ。彼らの戦列復帰と復帰後の活躍が勢力図を一変させることになるかもしれない。

     そして、プロスペクトのメジャー昇格も見逃せないポイントだ。マイナーで好成績を残していたプロスペクトが昇格後すぐに大活躍することによってチームの起爆剤となった例は過去にも少なくない。日本時間7月15日にはレッドソックスのジャレン・デュランが後半戦最初のカードであるヤンキース4連戦からメジャーに昇格する見込みであることが明らかになった。現在24歳のデュランは今季マイナーのAAA級で46試合に出場して打率.270、15本塁打、32打点、12盗塁、OPS.926の活躍。東京五輪の米大陸予選ではアメリカ代表の一員として五輪出場権獲得にも貢献した。レッドソックスは今季、正二塁手に予定されていたエンリケ・ヘルナンデスを中堅手として起用するケースが目立っていたが、デュランがスムーズにメジャーに適応できれば、正中堅手にデュランを固定し、ヘルナンデスをチームの弱点である二塁に固定することが可能になり、ア・リーグ東部地区の首位に立つレッドソックスの戦力はさらに向上するに違いない。

  • エンゼルスが人材不足の外野手を補強 イートンとメジャー契約

    2021.7.15 09:30 Thursday

     日本時間7月15日、エンゼルスはホワイトソックスから解雇された32歳のベテラン外野手、アダム・イートンとメジャー契約を結んだことを発表した。エンゼルスは正右翼手に予定していたデクスター・ファウラーが開幕直後に今季絶望となっただけでなく、正中堅手のマイク・トラウトと正左翼手のジャスティン・アップトンが故障者リスト入りし、外野の守備経験が少ない選手を外野手として起用する試合が多くなっていた。なお、イートンの加入に伴い、左腕のディロン・ピータースがDFAとなった。

     エンゼルスではここ数週間、ルイス・レンヒーフォ、フィル・ゴスリン、ホゼ・ロハスといった内野手登録の選手たちが外野を守ってきた。また、外野手登録のテイラー・ウォードも経験の少なさを露呈する場面が多く、「本職の外野手」の不足はチームの大きな弱点となっていた。メジャーリーグ公式サイトは「イートンの加入は守備面において大きなグレードアップになる」と指摘。トラウトとアップトンが復帰するまでのあいだ、左翼ウォード、中堅フアン・ラガレス、右翼イートンの布陣が基本になると予想している。

     現在32歳のイートンはメジャー10年目のベテラン外野手。ダイヤモンドバックスで2年、ホワイトソックスで3年、ナショナルズで4年プレーしたあと、今季は5年ぶりに古巣・ホワイトソックスに戻ってきた。持ち前の好打と好守で「2番・右翼」として期待されていたが、開幕からなかなか調子が上がらず、58試合に出場して打率.201、5本塁打、28打点、2盗塁、出塁率.298、長打率.344、OPS.642と不本意な成績に。日本時間7月8日にホワイトソックスからDFAとなり、トレード先も見つからず、同14日に解雇され、すぐにエンゼルスが拾った形となった。

     イートンは今季ホワイトソックスと1年800万ドルの契約を結んでいたが、残りの年俸はホワイトソックスに負担義務があるため、エンゼルスはメジャー最低保証年俸でイートンを雇うことができる。イートンの調子が上がらないようであれば、トラウトやアップトンの復帰時に解雇すればいいため、エンゼルスにとっては完全にノーリスクの補強と言える。メジャー通算出塁率.356を誇るイートンが本来の調子を取り戻すようであれば、下位打線のチャンスメーカーとして機能し、大谷翔平の前にランナーがたまるケースも増えるかもしれない。

  • 球宴はアが8連勝 大谷無安打も勝利投手、MVPはゲレーロJr.

    2021.7.14 14:00 Wednesday

    【ア・リーグ5-2ナ・リーグ】@クアーズ・フィールド

     大谷翔平(エンゼルス)が史上初の二刀流出場することで注目されたオールスター・ゲームは、ア・リーグが5対2でナ・リーグを破り、2013年から続く連勝を8に伸ばした。MVPに選ばれたのは3回表に左中間への特大アーチを放ったブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)。「1番・投手」でスタメン出場した大谷は、打者としては2打数ノーヒットに終わったものの、1イニングを三者凡退に抑え、勝利投手となった。

     降板したあとも指名打者として試合に残ることができる特別ルールが適用された大谷は、1回表の先頭打者としてナ・リーグ先発のマックス・シャーザー(ナショナルズ)と対戦し、2球目を打ってセカンドゴロ。1回裏はマウンドに上がり、フェルナンド・タティスJr.(パドレス)をレフトフライ、マックス・マンシー(ドジャース)をセカンドゴロ、ノーラン・アレナード(カージナルス)をショートゴロに抑え、三者凡退に抑えた。

     ア・リーグは2回表無死2・3塁からマーカス・セミエン(ブルージェイズ)のタイムリー内野安打で1点を先制。大谷は3回表の第2打席でナ・リーグ2番手のコービン・バーンズ(ブリュワーズ)と対戦し、初球を打ってファーストゴロに倒れたが、直後にゲレーロJr.がソロ本塁打を放ち、ア・リーグがリードを2点に広げた。

     大谷は5回表に第3打席が回ってきたところで代打を送られて交代。ア・リーグはこの回、一死1・3塁からゲレーロJr.のセカンドゴロの間に1点、ザンダー・ボガーツ(レッドソックス)のタイムリーでさらに1点を追加し、リードを4点に広げた。5回裏にナ・リーグがJ・T・リアルミュート(フィリーズ)のソロ本塁打で1点を返したが、6回表にア・リーグはマイク・ズニーノ(レイズ)のソロ本塁打で1点を追加。ナ・リーグは6回裏二死満塁から暴投の間に1点を返したが、ア・リーグが5対2で逃げ切った。

     初のオールスター・ゲーム出場となった大谷は、2回表にア・リーグが先制してそのまま追い付かれることなく勝利したため、オールスター・ゲーム初登板で勝利投手に。MVPにはオールスター・ゲーム通算200号となるソロ本塁打を放ったゲレーロJr.が選出されたが、22歳119日での受賞は史上最年少。また、父ブラディミール・ゲレーロも2006年のオールスター・ゲームで本塁打を放っており、父子揃ってオールスター・ゲームで本塁打を放つのは、ボンズ父子とグリフィー父子に次ぐ史上3組目の快挙となった。

  • 第15週の週間MVPは絶好調・フレッチャーと4本塁打のポロック

    2021.7.13 14:00 Tuesday

     日本時間7月13日、2021年シーズン第15週の週間最優秀選手(週間MVP)が発表され、ア・リーグはデービッド・フレッチャー(エンゼルス)、ナ・リーグはAJ・ポロック(ドジャース)が選出された。エンゼルスは第11週にマックス・スタッシ、第12週と第14週に大谷翔平が週間MVPを受賞しており、直近5週で4度目の受賞。一方、ドジャースから週間MVPが選出されるのは2019年9月のコリー・シーガー以来となった。

     フレッチャーは6試合に出場して全試合で安打を放ち、打率.593(27打数16安打)、2本塁打、7打点、出塁率.593、長打率.889、OPS1.481の好成績をマーク。日本時間6月14日のダイヤモンドバックス戦から続いている連続試合安打を24に伸ばした。24試合連続安打はキャリア最長であり、メジャー全体では2019年にウィルソン・ラモスが26試合連続安打をマークして以来。エンゼルスでは1998年のギャレット・アンダーソンが記録した28試合連続安打、1982年のロッド・カルーが記録した25試合連続安打に次ぐ3番目の記録である。週間MVPはキャリア初受賞となった。

     ポロックは6試合に出場して打率.391(23打数9安打)、4本塁打、4打点、出塁率.462、長打率1.043、OPS1.505を記録。最初の2試合は合計8打数ノーヒットに終わったが、次の3試合で11打数8安打4本塁打の大暴れを見せ、自身5度目、ドジャース移籍後では初めての週間MVPに選出された。ドジャースが22対1で大勝した日本時間7月11日のダイヤモンドバックス戦では2本塁打を含む4打数4安打の大活躍。2つの四球と合わせて6打席すべてで出塁した。

  • 大谷が特別ルールで「1番・投手」球宴スタメン 菊池はメンバー外に

    2021.7.13 13:00 Tuesday

     日本時間7月14日にコロラド州デンバーのクアーズ・フィールドで行われるオールスター・ゲームの先発メンバーが発表され、大谷翔平(エンゼルス)はア・リーグの「1番・投手」としてスタメン出場することになった。ファン投票で指名打者、選手間投票で先発投手として選出された大谷の二刀流を実現するために、降板後も指名打者として試合に残ることができる特別ルールが採用される。また、体調不良で新型コロナウイルス用の故障者リストに登録されていた菊池雄星(マリナーズ)がオールスター・ゲームの出場メンバーから外れたことも明らかになった。

     史上初めて投手と打者の両方でオールスター・ゲームに選出された大谷は、ア・リーグの先発投手としてナ・リーグ先発のマックス・シャーザー(ナショナルズ)と投げ合うことになった。ア・リーグのケビン・キャッシュ監督は「これはファンが見たいと思っていることだ。個人的に私も見たいと思っている。先発して打席に立つことは今季アナハイムのチームで何度もやっているからこれが最もいい方法だと思った」と話している。日本人選手がオールスター・ゲームの先発投手を務めるのは1995年にナ・リーグの先発を務めた野茂英雄に続いて史上2人目となる。

     また、前半戦の最終登板で129球を投げて完封勝利をマークしたゲリット・コール(ヤンキース)と、体調不良により故障者リスト入りした菊池がオールスター・ゲームの出場メンバーから外れたことも発表された(菊池はオールスター関連イベントには参加している)。この2人に代わってアンドリュー・キットレッジ(レイズ)とテイラー・ロジャース(ツインズ)の2人がメンバー入り。オールスター・ゲームはともに初選出であり、キットレッジは今季32試合に登板して6勝1敗2セーブ、防御率1.47、ロジャースは今季36試合に登板して2勝3敗8セーブ、防御率3.35をマークしている。

     両リーグの先発メンバーは以下の通り。

    ◆ア・リーグ
    1(投/指)大谷翔平(エンゼルス)
    2(一)ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)
    3(遊)ザンダー・ボガーツ(レッドソックス)
    4(右)アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
    5(三)ラファエル・デバース(レッドソックス)
    6(二)マーカス・セミエン(ブルージェイズ)
    7(捕)サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)
    8(左)テオスカー・ヘルナンデス(ブルージェイズ)
    9(中)セドリック・マリンズ(オリオールズ)

    ◆ナ・リーグ
    1(遊)フェルナンド・タティスJr.(パドレス)
    2(指)マックス・マンシー(ドジャース)
    3(三)ノーラン・アレナード(カージナルス)
    4(一)フレディ・フリーマン(ブレーブス)
    5(右)ニック・カステヤーノス(レッズ)
    6(左)ジェシー・ウィンカー(レッズ)
    7(捕)J・T・リアルミュート(フィリーズ)
    8(中)ブライアン・レイノルズ(パイレーツ)
    9(二)アダム・フレイジャー(パイレーツ)
    (投)マックス・シャーザー(ナショナルズ)

  • HRダービー アロンゾが圧巻の連覇、大谷は惜しくも1回戦で敗退

    2021.7.13 12:30 Tuesday

     日本時間7月13日、コロラド州デンバーのクアーズ・フィールドでホームラン・ダービーが行われ、前回(2019年)王者のピート・アロンゾ(メッツ)が圧巻のパフォーマンスで史上3人目の連覇を達成した。サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)との対戦で1回戦の新記録となる35本塁打を放つと、準決勝では大谷翔平(エンゼルス)との対戦で体力を消耗したフアン・ソト(ナショナルズ)に余裕の勝利。そして、トレイ・マンシーニ(オリオールズ)との決勝戦では最終6スイングをすべてスタンドに叩き込み、頂点に立った。

     注目のホームラン・ダービーの1回戦は、全4試合で下位シードの選手が勝利する波乱の展開となった。マンシーニが24本塁打を放ったのに対して後攻のマット・オルソン(アスレチックス)は23本どまり。優勝候補として期待されたジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)もトレバー・ストーリー(ロッキーズ)の20本に1本届かず、1回戦で姿を消した。

     ペレスは28本塁打を放つ大健闘を見せたが、先攻のアロンゾが35本塁打を放っていたため、1回戦突破ならず。そして、ソトと大谷の対戦は先攻のソトが22本塁打を放ち、大谷はスロースタートとなったものの、なんとか追いついて1分間のタイブレークに突入。ここでもお互いに6本ずつを放って並んだため、3スイング制のサドンデスに突入したが、ソトが3スイングすべてをスタンドインさせたのに対し、大谷は最初のスイングで本塁打を打つことができず、敗退が決定した。

     準決勝はマンシーニがストーリーに13対12、アロンゾがソトに16対15で勝利し、決勝はステージ3の結腸がんからカムバックしたマンシーニと前回王者のアロンゾによる対戦に。先攻のマンシーニは22本という好記録を残したが、アロンゾは最初の2分で16本塁打を放ち、ボーナスタイムの1分間に突入したあとの最初の6スイングをすべてスタンドに叩き込んで一気に優勝を決めた。

     ホームラン・ダービー連覇は1998~99年のケン・グリフィーJr.と2013~14年のヨエニス・セスペデスに続いて史上3人目の快挙。複数回の優勝も3度優勝のグリフィーJr.(1994年・1998~99年)、プリンス・フィルダー(2009年・2012年)、セスペデス(2013~14年)に次ぐ史上4人目の快挙となった。

  • ドラフト1日目終了 全体1位指名は大学生捕手のデービス

    2021.7.12 12:00 Monday

     今年からオールスター・ウィークの期間に行われることになったメジャーリーグのドラフト。日本時間7月12日にドラフト1日目が行われ、1巡目29名を含む36名の選手が指名を受けた(アストロズはサイン盗み問題のペナルティで指名権なし)。全体1位指名権を持っていたパイレーツが指名したのはルイビル大の捕手、ヘンリー・デービス。パイレーツが全体1位で指名するのは2011年のゲリット・コール(現ヤンキース)以来10年ぶり、球団史上5人目となった。

     デービスは「MLBパイプライン」のドラフト有望株ランキングで5位に入っていた捕手。全体1位で捕手が指名されるのは直近3年間で2度目(2019年の全体1位でオリオールズがアドリー・ラッチマンを指名)であり、大学生が全体1位で指名されるのは4年連続となった。パイレーツに指名されたデービスは「僕は勝ちたいんだ。このチームがあるべき場所にいられるように手助けしたい」と意気込みを口にした。

     全体2位指名権を持っていたレンジャーズはバンダービルト大のWエースの一角、ジャック・ライターを指名。もう1人のエース、クマー・ロッカーは全体10位でメッツに指名された。また、事前の指名予想で全体1位指名が有力視されていたマルセロ・マイヤー(イーストレイク高)は全体4位でレッドソックスに指名されている。

     ドラフト1日目に指名された36名は以下の通り。

    ◆1巡目

    1位 パイレーツ
    ヘンリー・デービス(捕手/ルイビル大)

    2位 レンジャーズ
    ジャック・ライター(右投手/バンダービルト大)

    3位 タイガース
    ジャクソン・ジョーブ(右投手/ヘリテージ・ホール高)

    4位 レッドソックス
    マルセロ・マイヤー(遊撃手/イーストレイク高)

    5位 オリオールズ
    コルトン・カウザー(外野手/サム・ヒューストン大)

    6位 ダイヤモンドバックス
    ジョーダン・ロウラー(遊撃手/ジェズイット高)

    7位 ロイヤルズ
    フランク・モジカート(左投手/イースト・カソリック高)

    8位 ロッキーズ
    ベニー・モンゴメリー(外野手/レッド・ランド高)

    9位 エンゼルス
    サム・バックマン(右投手/マイアミ大)

    10位 メッツ
    クマー・ロッカー(右投手/バンダービルト大)

    11位 ナショナルズ
    ブレイディ・ハウス(遊撃手/ウィンダー・バロウ高)

    12位 マリナーズ
    ハリー・フォード(捕手/ノース・カッブ高)

    13位 フィリーズ
    アンドリュー・ペインター(右投手/カルバリー高)

    14位 ジャイアンツ
    ウィル・ベッドナー(右投手/ミシシッピ州立大)

    15位 ブリュワーズ
    サル・フレリック(外野手/ボストン大)

    16位 マーリンズ
    カリル・ワトソン(遊撃手/ウェイク・フォレスト高)

    17位 レッズ
    マット・マクレーン(遊撃手/カリフォルニア大ロサンゼルス校)

    18位 カージナルス
    マイケル・マグリービー(右投手/カリフォルニア大サンタ・バーバラ校)

    19位 ブルージェイズ
    グナー・ホグランド(右投手/ミシシッピ大)

    20位 ヤンキース
    トレイ・スウィーニー(遊撃手/イースタン・イリノイ大)

    21位 カブス
    ジョーダン・ウィックス(左投手/カンザス州立大)

    22位 ホワイトソックス
    コルソン・モンゴメリー(遊撃手/サウスリッジ高)

    23位 インディアンス
    ギャビン・ウィリアムス(右投手/イースト・カロライナ大)

    24位 ブレーブス
    ライアン・キューシック(右投手/ウェイク・フォレスト大)

    25位 アスレチックス
    マックス・マンシー(遊撃手/サウザンド・オークス高)

    26位 ツインズ
    チェイス・ペティ(右投手/メインランド高)

    27位 パドレス
    ジャクソン・メリル(遊撃手/セバーナ・パーク高)

    28位 レイズ
    カーソン・ウィリアムス(遊撃手/トレイ・パインズ高)

    29位 ドジャース
    マダックス・ブランズ(左投手/UMSライト高)

    ◆FA補償指名権

    30位 レッズ
    ジェイ・アレン(外野手/ジョン・キャロル・カソリック高)

    ◆戦力均衡ラウンドA

    31位 マーリンズ
    ジョー・マック(捕手/ウィリアムスビル・イースト高)

    32位 タイガース
    タイ・マッデン(右投手/テキサス大)

    33位 ブリュワーズ
    タイラー・ブラック(二塁手/ライト州立大)

    34位 レイズ
    クーパー・キニー(二塁手/ベイラー高)

    35位 レッズ
    マシュー・ネルソン(捕手/フロリダ州立大)

    36位 ツインズ
    ノア・ミラー(遊撃手/オゾーキー高)

  • フューチャーズ・ゲームはナが快勝 MVPは2本塁打のデービス

    2021.7.12 07:45 Monday

     日本時間7月12日、各球団のマイナーの有望株が一堂に会するフューチャーズ・ゲームが行われ、ナ・リーグ選抜がア・リーグ選抜に8対3で快勝した(試合は7イニング制)。ナ・リーグ選抜はMVPに選ばれたブレネン・デービス(カブス)が2本塁打を放つなど、チーム合計5本塁打の一発攻勢。ア・リーグ選抜は選手の名前だけを見ればナ・リーグ選抜よりも豪華なラインナップを形成したものの、ナ・リーグ選抜の投手陣を攻略できず、8点ビハインドの7回表に3点を返すのが精一杯だった。

     ア・リーグ選抜がコール・ウィン(レンジャーズ)、ナ・リーグ選抜がマシュー・リバトーア(カージナルス)の先発で始まった一戦は、両軍の監督が小刻みな継投を見せ、両軍ともロースター入りした全9投手が登板。ナ・リーグ選抜は初回にホゼ・バレーロ(レッズ)のソロ本塁打で1点を先制し、3回裏にはマイケル・トグリア(ロッキーズ)の2ラン本塁打、ノーラン・ゴーマン(カージナルス)のタイムリー二塁打、ルイス・キャンプサーノ(パドレス)の犠飛で4点を追加した。

     その後もナ・リーグ選抜の打線の勢いは止まらず、4回裏にデービスがソロ本塁打、6回裏にはデービスのこの試合2本目のアーチとなるソロ本塁打とフランシスコ・アルバレス(メッツ)のソロ本塁打が飛び出し、大量8点をリード。ア・リーグ選抜は7回表にジーター・ダウンズ(レッドソックス)の2点タイムリー二塁打とオースティン・マーティン(ブルージェイズ)のタイムリーで3点を返して意地を見せたが、5本塁打の一発攻勢を見せたナ・リーグ選抜が8対3で快勝を収めた。

     勝利投手はリバトーア、敗戦投手はウィン。MVPには2本塁打を放ったデービスが選出されたが、フューチャーズ・ゲームで1試合2本塁打を記録するのは1999年のアルフォンゾ・ソリアーノ(元広島)と2018年のユスニエル・ディアスに次ぐ史上3人目の快挙だった。

  • マリナーズ・菊池とパドレス・ダルビッシュがともにIL入り

    2021.7.12 05:30 Monday

     日本時間7月12日、マリナーズは菊池雄星を新型コロナウイルス用の故障者リストに登録したことを発表した。「シアトル・タイムズ」のライアン・ディビッシュ記者によると、菊池は先日、体調不良を訴えていたという。しかし、ワクチン接種を済ませており、すでに1度陰性と判定されているため、もう1度陰性が確認されればオールスター・ゲームに出場できる。また、パドレスはダルビッシュ有を10日間の故障者リストに登録。左臀部の炎症と発表されている。

     菊池はメジャー3年目の今季、16試合に先発して98回1/3を投げ、6勝4敗、防御率3.48、98奪三振を記録。マリナーズの代表として、チームから唯一オールスター・ゲームに選出された。スコット・サービス監督は「菊池はワクチンを受けており、今のところはオールスター・ゲームに出場する予定だ」と話しており、体調不良が悪化している様子はないようだ。メジャーリーグの規定により、戦列復帰には2度の陰性判定が必要なため、すでに1度陰性と判定されている菊池は、もう1度陰性と判定されることでオールスター・ゲームへの出場が可能になる。

     ダルビッシュはパドレス移籍1年目の今季、18試合に先発して105回を投げ、7勝3敗、防御率3.09、125奪三振を記録。選手間投票で自身5度目のオールスター・ゲームに選出されていたが、前半戦の最終登板となった日本時間7月9日のナショナルズ戦で3回8安打6失点と打ち込まれ、腰と左臀部の張りを訴えて降板した。日本時間7月11日は故障によりオールスター・ゲームの出場メンバーから外れたことが発表されていたが、正式に故障者リストに登録された。故障者リスト入りは前回登板の翌日にさかのぼって適用されており、最短で復帰すれば後半戦の最初のカードから登板が可能である。

     両選手とも前半戦はチームのエースとして見事な活躍を見せただけに、今回の体調不良や故障が大事に至らず、無事に後半戦を迎えられることを願うばかりだ。

  • マーリンズ・ロペスが初回先頭から9者連続Kのメジャー新記録

    2021.7.12 03:30 Monday

     日本時間7月12日、前半戦のラストゲームとなるブレーブス戦に先発したパブロ・ロペス(マーリンズ)は初回先頭から9者連続三振を奪い、メジャー新記録を樹立した。従来の記録は1986年にジム・デシェイズ(アストロズ)、2014年にジェイコブ・デグロム(メッツ)、2018年にヘルマン・マルケス(ロッキーズ)がマークした8者連続だった。

     ロペスは1回表にエイレ・アドリアンザ、フレディ・フリーマン、オジー・オルビーズを三者連続の空振り三振に仕留めると、2回表もオースティン・ライリー、オーランド・アルシア、ダンズビー・スワンソンを三者連続の空振り三振。3回表はギイェルモ・ヘレディアを見逃し三振、ケバン・スミスを空振り三振、イアン・アンダーソンを見逃し三振に仕留め、「初回先頭から9者連続三振」というメジャー新記録を樹立した。

     4回表先頭のアドリアンザはファーストゴロとなり、10者連続三振のメジャータイ記録はならず。ちなみに、10者連続三振のメジャー記録は1970年のトム・シーバー(メッツ)が長年のあいだ、唯一の記録保持者だったが、今年6月にアーロン・ノラ(フィリーズ)が史上2人目の達成者となった。

     9者連続三振は2009年のリッキー・ノラスコに並ぶ球団タイ記録。メジャー4年目のロペスは今季、この試合が始まる前までに18試合に先発して4勝5敗、防御率2.94、102奪三振をマークし、すでにシーズン奪三振数のキャリアハイを更新している。

  • Rソックスが守護神・バーンズと契約延長 2年+オプション1年

    2021.7.12 00:00 Monday

     現地時間7月11日、メジャーリーグではマイナーのプロスペクト(若手有望株)が集まるフューチャーズ・ゲームとドラフト1日目が行われるが、それに先駆けてレッドソックスは守護神マット・バーンズとの契約延長を発表した。契約期間は2022~23年の2年間で、2024年の契約は球団側に選択権のあるオプションとなっている。メジャー8年目のバーンズは今季でサービスタイムが6年を超え、今季終了後にフリーエージェントとなる予定だったが、愛着のあるレッドソックスにとどまることになった。

     現在31歳のバーンズは2011年のドラフトで1巡目(全体19位)指名を受けてプロ入りしてからレッドソックス一筋のキャリアを過ごしており、通算362試合(うち2先発)に登板して30勝23敗34セーブ、防御率3.94を記録。リリーフでの360登板はボブ・スタンリー(552試合)、マイク・ティムリン(394試合)、ジョナサン・パペルボン(393試合)に次ぐ球団史上4位の数字であり、先発とリリーフを合わせた362登板も球団史上8位にランクインしている。

     2016年シーズンの開幕以降、325登板、453奪三振、27勝はア・リーグの救援投手のなかで1位。投球イニング数322回1/3も2位の数字である。また、2016年から4年連続で60登板以上かつ投球イニング数60回以上を記録したが、これはア・リーグ唯一であり、球団タイ記録。さらに、2018年シーズンの開幕以降、対戦した打者の37.8%から三振を奪い、奪三振率14.47を記録しているが、これは150イニング以上を投げた投手のなかで3位の好成績となっている。

     今季はここまで37試合に登板して37イニングを投げ、4勝2敗19セーブ、防御率2.68、62奪三振の好成績をマーク。多くの部門でキャリアハイの数字を残し、自身初となるオールスター・ゲームに選手間投票で選出された。2018年にセットアッパーとしてワールドシリーズ制覇に貢献した右腕は、今後も数年間にわたってレッドソックスのブルペンを支え続ける。

  • ブレーブス・アクーニャJr. 右膝前十字靭帯の完全断裂で今季絶望

    2021.7.11 12:20 Sunday

     ブレーブスは日本時間7月10日に行われたマーリンズ戦の守備時に右足を痛めて負傷交代したロナルド・アクーニャJr.について、MRI検査を受けた結果、右膝前十字靭帯の完全断裂が確認されたことを明らかにした。ブレーブスによると、アクーニャJr.は手術を受ける予定で、今季絶望となった。「ESPN」のジェフ・パッサンは9~10ヶ月の戦線離脱を予想しており、来季の開幕に間に合わない可能性が高い。スピードを武器にする選手だけに、復帰後のプレーにも大きな影響がありそうだ。

     マーリンズ戦の5回裏、アクーニャJr.はジャズ・チザムJr.が放ったライト後方への大飛球にジャンピングキャッチを試みたものの、捕球できず、着地した際に右足を負傷。そのままフィールド上に倒れ込んだ(チザムJr.の打球はランニング本塁打に)。一度は自力で立ち上がり、足を引きずりながらもフェアゾーン外まで歩いたが、痛みに耐えられずに再びファウルライン付近で座り込み、最終的にはカートに乗せられてフィールドから去った。

     現在23歳のアクーニャJr.はメジャー4年目の今季、82試合に出場して打率.283、24本塁打、52打点、17盗塁、出塁率.394、長打率.596、OPS.990の好成績をマーク。ファン投票でナ・リーグ外野手部門1位となり、2019年に続いて自身2度目のオールスター・ゲームに選出されていた。

     なお、アクーニャJr.の代役としてマニー・マチャド(パドレス)がオールスター・ゲームのメンバー入りしたことが発表されている。マチャドは今季83試合に出場して打率.275、15本塁打、60打点、9盗塁、OPS.854をマーク。2018年以来3年ぶり、自身5度目のオールスター・ゲーム選出となった。

  • アクーニャJr.が負傷交代 モリーナ辞退でナルバイエズ追加選出

    2021.7.11 08:30 Sunday

     日本時間7月10日、オールスター・ゲームの追加選出選手が発表され、両リーグのロースターが確定したばかりだったが、さらなるロースター変更が行われた。バスター・ポージー(ジャイアンツ)の代わりに追加選出されたヤディアー・モリーナ(カージナルス)が出場辞退を表明し、代役の代役としてオマー・ナルバイエズ(ブリュワーズ)の出場が決定。また、この日のマーリンズ戦でロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)が負傷し、オールスター・ゲーム出場は難しいとみられている。

     アクーニャJr.は5回裏にジャズ・チザムJr.が放ったライト後方への大飛球に対してジャンピングキャッチを試みた際、右足を負傷。アクーニャJr.が倒れ、ボールが転々とするあいだにチザムJr.はベースを1周し、ランニング本塁打となった。

     フィールド上に倒れ込んだアクーニャJr.は目に涙を浮かべ、長時間にわたってトレーニング・スタッフの手当てを受けたあと、足を引きずりながらも自力でフェアゾーン外まで移動することができた。しかし、痛みがひどく、ファウルライン付近で再び座り込み、最終的にはカートに乗せられてフィールドから去った。

     アクーニャJr.の状態について、まだブレーブスからの詳細な発表は行われていないものの、負傷時の様子を見る限り、オールスター・ゲームに出場するのは難しいとみられる。アクーニャJr.はファン投票でナ・リーグ外野手部門1位となり、自身2度目のオールスター・ゲームに選出されていた。

     モリーナは故障者リスト入りしたポージーに代わって自身10度目となるオールスター・ゲームに選出されたが、不安を抱える右足を休ませることを優先。今年のオールスター・ゲームは39歳の誕生日当日に行われるため、出場したい気持ちもあったようだが、「自分の健康状態を考えて決断した。(オールスター・ブレイクの)4日間が僕には必要だ。スマートな選択だと思う」と出場辞退を決めた。

     モリーナの代わりに選出されたのはブリュワーズのナルバイエズ。昨季は極度の打撃不振に陥ったが、今季はここまで69試合に出場して打率.301、8本塁打、26打点、OPS.868の好成績をマークし、オールスター・ゲーム初選出となった。

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