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  • J.D.マルティネスの入団発表遅れもコーラ監督に焦りなし

    2018.2.24 17:45 Saturday

     オフのFA外野手の中で大きな注目を浴びていたJ.D.マルティネスが先日、レッドソックスと5年1億1000万ドルで契約したという報道があった。まだメディカルチェックの結果が不明のために球団からの公式発表がないが、アレックス・コーラ監督はマルティネスの正式入団を心待ちにしている。

     昨年、タイガースで開幕を迎えたマルティネスは打線の中軸を担い57試合で打率.302 16本塁打 39打点の成績を残した。その後は夏のトレードでダイヤモンドバックスに移籍すると覚醒。62試合の出場ながら29本塁打を放つ猛打でチームのポストシーズン進出に大きく貢献した。1年通じての成績は119試合で打率.303 45本塁打 104打点だった。シーズン後はFAとなり複数球団が興味を示していたものの、交渉が長期化。先日、以前から相思相愛と言われていたレッドソックスとの交渉がまとまった。

     新天地ではこれまで同様に背番号28のユニフォームを着る見込みとなっているマルティネス。入団会見は最短でも日本時間2月25日に行われる予定だという。今回のメディカルチェックにおいて不安視されていることとすれば2016年に負傷した右ひじのと昨年、開幕から出遅れた原因となった足の状態だ。また、結果判明が遅れている理由としては専門スタッフのほとんどがボストンにいることだという。

     こうした原因があり正式発表に時間を要している状態だが「私は心配していない。ただ自分のやるべきことをして待つだけだ。準備はできている」とコーラ監督は全く焦りをみせない。現在、チームではこれまでマルティネスが付けていた背番号28が空いており、その番号を彼に与える予定だ。

     無事にマルティネスのレッドソックス正式入団が決まれば昨年ア・リーグ最下位のチーム168本塁打にみてとれるように長打力不足解消が期待される。右のパワーヒッターの存在はとても大きく昨年、地区シリーズで敗れた悔しさを晴らすために大きな力となるはずだ。まずは球団からの発表を待ちたい。


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  • ケンプのドジャース復帰戦は本塁打を含む2安打3打点と活躍

    2018.2.24 16:45 Saturday

     オープン戦がスタートして新戦力が次々と新たなユニフォームを着て開幕に向けて実践経験を積んでいく。そんな中で2014年以来のドジャース復帰となったマット・ケンプはホワイトソックスとのオープン戦初戦で本塁打を放ち、華やかに復帰戦を飾った。

     昨年はブレーブスでプレーしたケンプは2度に渡る右太ももの故障もあって試合出場はわずか115試合に止まり不本意なシーズンを送った。1年通じて成績は打率.276 19本塁打 64打点だった。一昨年は30本100打点越えを記録した打棒も影を潜めた。オフには年俸が高いと理由からトレードで放出され、ドジャース復帰となった。

     ホワイトソックスとのオープン戦では「5番・左翼」でスタメン出場を果たしたケンプは2打数2安打3打点と活躍した。第1打席は相手先発、ライアン・コビーの初球を左翼に運び、復帰戦初安打を記録した。3回裏に訪れた2回目の打席は3対3の同点、二死ニ・三塁の場面だった。カウント2-2からの5球目、2番手のタイラー・デニッシュのボールを捉えてその打球を左翼スタンドへと運び値千金となる勝ち越し3ランを記録した。その後は4回裏に代打を送られてお役御免となった。

     試合はケンプの一発で勝ち越しに成功したドジャースが攻撃の手を緩めずに試合終了時には2桁14安打13得点を記録してホワイトソックスを圧倒した。試合後、ケンプは「今季は早い段階からトレーニングを始めたこともあって心身ともにとても調子がいいよ」と満足した表情を浮かべていた。これにデーブ・ロバーツ監督も「彼はよく動けているよ。」と太鼓判を押す。

     昨年は故障の影響もあって自慢の本塁打数が「19」で止まってしまったケンプ。彼の健康状態がよければ20発から30発を見込むことができる長距打者だ。ドジャース在籍時の2011年には39本塁打でナ・リーグ本塁打王にも輝いた実績もある。その一方で守備面は体重増加で動きが悪くなったと言われてきたが、ケンプ本人も否定し自信をもっている。

     今回、久々にドジャースのユニフォームを着ての初試合は華やかな結果となったケンプ。昨年は世界一まであと一歩というところまでいったチームにとってケンプが以前のような働きをみせてくれれば再び頂点に立つ可能性が大きくなる。帰ってきた大砲が昨年の悔しさを晴らすことができるか。ケンプのプレーが楽しみだ。


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  • ヤンキースの正二塁手争いに参加中のトーレス「毎日を楽しみたい」

    2018.2.24 15:45 Saturday

     メジャーリーグではオープン戦が始まり今後は実践を通じてし烈なサバイバルが始まる。今季、ジャンカルロ・スタントン加入で注目度が高いヤンキースはタイガースと対戦し3対1で勝利を収めた。その中で試合に出場できた喜びを語ったのはグレイバー・トレースだ。

     21歳のトレースはベネズエラ出身の遊撃手でMLB.comが発表している有望株ランキングトップ100では5位に選出されており、今季は初のメジャー昇格を目指している選手だ。昨年は2Aで開幕を迎えるも3Aに昇格し、打率3割と結果を残した。1年通じてのマイナー成績は55試合で打率.287 7本塁打 34打点だった。

     日本時間2月24日から始まったオープン戦、ヤンキースの初戦の相手はタイガース。トーレスは「6番・二塁」でスタメン出場するも2打数無安打で首脳陣にアピールすることができなかった。それでもトーレス本人はトミー・ジョン手術からの復活に手ごたえを感じており「昨年は手術の影響で途中でシーズンが終わったけど今年はプレーに集中して毎日を楽しんでいきたいね」と意気込みを語った。彼の本職は遊撃だが、二塁にも挑戦しているトーレス。アーロン・ブーン監督は「二塁のレギュラー争いはし烈だよ」と選手達の競争心を煽る。

     現在のヤンキースはこれまでの正二塁手だったスターリン・カストロがマーリンズに移籍したため、二塁のポジションが空いている。トーレスが開幕ロースターに入るためには今が狙い時だ。今回のタイガースとの試合で不本意な結果に終わったが競争は始まったばかり。果たして約1ヶ月後のロースターにトーレスの名前があるだろうか。今後のプレーに注目だ。


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  • 先発補強を進めるタイガースがリリアーノと1年契約

    2018.2.24 14:45 Saturday

     メジャーリーグでは日本時間2月24日からオープン戦がスタートし、新戦力が徐々に新天地デビューを果たす。その一方で未だに去就が決まっていないFA選手は約70人以上いるという中で各球団は契約に向けて交渉を続けている。そんな中、タイガースはフランシスコ・リリアーノと契約を結んだ。

     34歳のリリアーノは昨年、ブルージェイズで開幕を迎え先発ローテーションの一角を担った左腕。その中で1度は左肩の故障で戦列を離れるも18試合に登板した。その後は夏のトレードで青木宣親の交換相手としてアストロズへ移籍し、新天地ではリリーフとして登板していた。1年通じての成績は38試合に登板して6勝7敗 防御率5.66だった。

     今回の契約は1年400万ドルで先発登板に応じて100万ドルの出来高が付くという。アル・アビラGMによると「リリアーノは先発を希望していると我々に言ったが、必要ならばブルペンにも入ってもらう。きっと彼もそうするだろう」と起用法を明かした。通算102勝を挙げている経験豊富な左腕の獲得は先発・リリーフの両方をこなすことができるスイングマンとしてシーズン開始後にはチームに良い影響を与えるだろう。ちなみにロン・ガーデンハイアー新監督はツインズ時代にリリアーノを指導しており「彼は精度が高いスライダーを持っており、直球も威力十分だ」と能力を買っている。

     今オフのタイガースは先発陣の補強を進めており、これまではクリス・ティルマンを候補に挙げていたがオリオールズと再契約したために方向転換となった。現時点の先発候補はマイケル・フルマーをはじめジョーダン・ジマーマン、マイク・ファイアーズ、マット・ボイドとダニエル・ノリスと5人いるが、ジマーマンやノリスはそれぞれ体に不安があることから万全な状態ではない。こうした不安要素から補強を目指していたチームにとってリリアーノの加入は心強い。


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  • レンジャーズが通算33勝の便利屋右腕・チャベスを獲得

    2018.2.23 18:30 Friday

     日本時間2月22日、MLBネットワークのジョン・ヘイマンはレンジャーズが便利屋右腕のジェシー・チャベスと契約合意に至ったことを報じた。ヘイマンによると基本給は100万ドル、メジャーのロースター入りを果たした場合には150万ドルに昇給する契約となっているようだ。

     現在34歳のチャベスはメジャーで10シーズンのプレイ経験があり、先発で通算70試合、リリーフで通算283試合に登板している経験豊富な右腕である。昨季はエンゼルスで開幕から先発ローテーションの一角を担っていたものの、防御率5点台の不調が続き、8月にブルペンへ配置転換。8月は7試合で防御率0.60と好投したが、9月は防御率12.46と打ち込まれ、最終的には38試合(うち21先発)で7勝11敗、防御率5.35という成績を残してシーズンを終えた。

     レンジャーズはすでにコール・ハメルズ、マーティン・ペレス、ダグ・フィスター、マット・ムーア、マイク・マイナーの5人で先発ローテーションが固まっているが、昨季までリリーバーとして活躍したマット・ブッシュが先発転向に挑戦中。バートロ・コローン、ジョナサン・ニース、オースティン・ビベンス・ダークスといった招待選手も先発ローテーション入りを目指しており、チャベスもこの争いに加わることになる。もし、ブッシュや招待選手のいずれかがオープン戦で際立ったパフォーマンスを見せるようであれば、マイナーをブルペンに回すことも可能なため、オープン戦では熾烈な先発ローテーション争いが繰り広げられることになりそうだ。

     なお、チャベスは2002年のドラフトでレンジャーズから42巡目(全体1252位)指名を受けてプロ入りしており、2006年7月にキップ・ウェルズとのトレードでパイレーツへ移籍して以来、12年ぶりの古巣復帰となる。チャベスはその後、6度のトレードを経験し、これまでに7球団でプレイ。今季は古巣・レンジャーズで開幕ロースター入りを目指す。


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  • パイレーツ・ナッティング会長 選手からの批判に理解を示す

    2018.2.23 17:30 Friday

     主力選手を放出した今オフの動きについて一部の選手から不満の声が出ているパイレーツ。日本時間2月23日、ボブ・ナッティング会長は選手からの批判が「正しく理にかなったものである」としたうえで、あくまでも勝てるチームを作るために動いていることを強調した。

     今オフのパイレーツは長年にわたってチームの看板選手として活躍したアンドリュー・マカッチェンをジャイアンツ、先発ローテーションの柱だったゲリット・コールをアストロズへ放出。投打の軸と引き換えに、多くの若手選手を獲得した。この動きに対してベテラン内野手のデービッド・フリースは「勝つための姿勢を見せるべきだ」と球団を批判。正二塁手のジョシュ・ハリソンも「2年以内に優勝争いができないならトレードを希望する」と不満を示している。

     ナッティングは選手たちからの批判は当然であると受け止めている。しかし、投打の軸の放出が、近年のカブスやアストロズのような本格的な再建開始の合図であることは否定。「我々は日々、試合に勝つことを考えて動いているし、今オフの動きはより良いチームを作るためのものだ」と、あくまでもチームの戦力アップのためのトレードであることを強調した。

     確かに、マカッチェン&コールとのトレードでパイレーツが獲得した選手は、基本的にメジャーでプレイする準備が整った選手ばかりである。コリン・モランは正三塁手としての起用が予定されており、ジョー・マスグローブは先発ローテーションの一角、マイケル・フェリースとカイル・クリックはブルペンの一角を担う予定。長期にわたる再建を見据えてのトレードでないことは明白だ。

     決して裕福な球団ではないものの、限られた予算のなかで最善のチームを作り、毎年優勝争いに絡むことを目指しているパイレーツ。「我々は勝てるチームを作るために、正しいステップを踏んでいると信じている」とナッティングはチーム作りに自信を見せる。カブス、ブリュワーズ、カージナルスがそれぞれポストシーズン進出に向けて積極的な補強を進めるなか、今季のパイレーツがどのような戦いを見せるか注目したい。


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  • 大学生との練習試合はメジャー球団が全勝 明日からオープン戦

    2018.2.23 15:30 Friday

     日本時間2月23日はメジャー球団と大学生によるエキシビション・マッチが5試合行われた。結果はメジャー球団の全勝。日本時間2月24日からはいよいよメジャー球団同士のオープン戦が始まり、初日はロイヤルズとレンジャーズを除く28球団による計15試合が予定されている。

     レッドソックスは2つのチームに分かれて、ノースイースタン大学とボストン大学と対戦。ノースイースタン大学との試合では、初回から打線が爆発し、ジャッキー・ブラッドリーJr.のタイムリーなどで一挙7得点。2回裏にブレイク・スワイハートのタイムリー三塁打などで3点、3回裏にはキリ・ワシントンの満塁本塁打などで5点を追加し、15対2で大勝した(7イニング制)。一方、ボストン大学との試合では、初回にサム・トラビスのタイムリー二塁打などで2点を先制し、4回裏に2点を追加。最終回に2点を返されたものの、4対2で勝利した(7イニング制)。

     タイガースはフロリダ・サザン大学と対戦。先発のアレックス・ウィルソンが2回5奪三振無失点の快投を披露するなど、8投手が相手打線をわずか1安打に封じ、19三振を奪う見事なピッチングを見せた。打線は6回まで無得点に封じられたものの、7回裏にビクトル・レイエスのタイムリー二塁打などで3点を奪って逆転に成功し、8回裏にもアレクシー・アマリスタのタイムリー二塁打などで3得点。最終的には6対1で無事に勝利を収めた。

     フィリーズはタンパ大学と対戦した。先発のジェラッド・アイコフから始まる8投手によるリレーで相手打線を7安打無得点に封じると、打線は初回にトミー・ジョセフのタイムリー二塁打で先制。4回裏にダニー・オルティスのタイムリーで2点、7回裏にはアンドリュー・プリンのタイムリーなどで3点を追加し、6対0で快勝した。

     ツインズはミネソタ大学と対戦した。投手陣は先発のスティーブン・ゴンサルベスから始まる8投手によるリレーで相手打線を1点に抑えたものの、打線は初回にブロック・スタッシのタイムリーで先制したあと、なかなか追加点を奪えない。主力選手が出場しなかったとはいえ、大学生相手にヒットを5本しか打てなかった。それでも9回裏にヒットと2つの四死球で無死満塁のチャンスを作り、最後は相手投手の暴投でサヨナラ勝ちを収めた(スコアは2対1)。

     昨日はダイヤモンドバックスがアリゾナ州立大学に勝利しており、これで大学生相手のエキシビション・マッチはメジャー球団が6戦全勝。明日からはメジャー球団同士のオープン戦がスタートする。


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  • エンゼルスの6人制ローテーションは実現可能なのか

    2018.2.23 14:30 Friday

     大谷翔平の加入により、今季は6人制の先発ローテーションを採用する予定のエンゼルス。これはエンゼルスが大谷の二刀流実現をサポートするための方策の一つだが、6人制ローテーションの実現に向けては課題も多い。本当にシーズンを通して6人制ローテーションを維持することは可能なのだろうか。

     エンゼルスが6人制ローテーションを採用する理由しては以下の3つが挙げられる。1つ目は今オフの補強の目玉である大谷が、北海道日本ハム時代に十分な登板間隔を設けて先発のマウンドに上がっていたということだ。なるべく北海道日本ハム時代と変わらない環境を用意し、メジャーへの適応をスムーズに進めようという狙いがあることは想像に難くない。2つ目はチーム内に絶対的エースと呼べる存在がいないことだ。6人制ローテーションを採用するとなると、当然ながら各投手が先発する機会は5人制ローテーションに比べて少なくなってしまう。絶対的エースがいないことが6人制ローテーションの採用を容易くしているとも言える。3つ目はほぼ同等のクオリティの先発投手を多数抱えていることだ。これにより、6人制ローテーションを採用した場合でも、先発ローテーションの質を落とさずに戦うことができるのである。

     現時点でエンゼルスの先発ローテーションの顔ぶれを予想すると、大谷とギャレット・リチャーズが1・2番手に入り、アンドリュー・ヒーニー、タイラー・スキャッグス、マット・シューメイカーの3人がそれに続く。6番手はニック・トロピアーノ、JCラミレス、パーカー・ブリッドウェルらの争いになるだろう。

     各投手とも2ケタ勝利を挙げることができるだけの実力を有しているが、大谷はメジャーでの実績がなく、リチャーズは2年連続で6試合の登板のみ。ヒーニーは直近2年で27回2/3しか投げていないし、スキャッグスとシューメイカーも昨季の投球回数は100イニングに満たない。トロピアーノは右肘の故障で昨季を全休し、ラミレスは右肘のコンディションに不安を抱え、ブリッドウェルもメジャーでの実績は昨季の1シーズンのみという状況。要するに、フルシーズンの活躍を計算できる先発投手は皆無であり、シーズンを通して質の高い先発投手を6人用意できるかという点は大いに疑問である。また、先発ローテーションを1枠増やすということは、ブルペンないし控え野手の枠が1つ減ることを意味し、選手起用のフレキシビリティも失われる可能性が高い。

     さらに、エンゼルスは6人制ローテーションの採用により、コンディションに不安を抱える選手が多い先発投手陣の負担を軽減することを狙っているようだが、登板間隔が1日長くなることがパフォーマンスの向上につながる保証はないと指摘する識者もいる。現時点では「大谷の二刀流を容易にする」という点以外に目立ったメリットが見当たらない6人制ローテーションだが、6人制ローテーションの導入は吉と出るのか凶と出るのか。その成否はシーズンの戦いが進むにつれて明らかになっていくことだろう。


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  • レイズのNo.1有望株・ハニーウェルが右前腕の痛みを訴える

    2018.2.23 12:30 Friday

     MLB公式サイトの球団別プロスペクト・ランキングで1位にランクインしているブレント・ハニーウェル(レイズ)が、日本時間2月23日の練習中に右前腕の痛みを訴え、グラウンドから退いた。ケビン・キャッシュ監督はハニーウェルが精密検査を受ける予定であることを明らかにした。

     ハニーウェルは打撃練習で打撃投手を務めていた際、およそ10球目をリリースした際に叫び声をあげ、痛みで顔をしかめたという。ウィルソン・ラモスを相手にハニーウェルが投げているところを見ていたヘスス・スクレは「彼はとても良いピッチングをしていたし、完璧だった。最初はウィルソン(・ラモス)に対してチェンジアップを投げていた。次に速球を投げたんだけど、そのときに彼は叫んだんだ」と当時の様子を振り返る。その後、ハニーウェルはマウンドを降り、トレーナーに付き添われながらクラブハウスへ姿を消した。現時点ではハニーウェル本人のコメントは発表されていない。

     キャッシュはこの状況を「不幸」と表現した。今季中のメジャーデビューが確実視されていた球団ナンバーワンのプロスペクトを故障で失うことが濃厚となったのだから、キャッシュがそのように感じるのも当然のことかもしれない。「まずは医者とトレーナーに診てもらう。私はその場にはいなかったのだけど、彼はとても失望していたと聞いている。今オフ、彼は一生懸命トレーニングをしていたし、(ガッカリするのも)当然だろう。今のところはこれ以上のことはわからない。情報が入ってくるのを待つだけだね」とキャッシュは状況を説明した。

     昨季のハニーウェルはAA級で2試合、AAA級で24試合に先発し、2階級合計で136回2/3を投げて13勝9敗、防御率3.49、172奪三振をマーク。右腕としては珍しいスクリューボールの使い手でもあり、昨季のフューチャーズ・ゲームでは2回4奪三振の好投でMVPに選出された。「彼の才能は過去2年間の成績を見れば明らかだよ」とキャッシュも大きな期待を寄せていたハニーウェルだが、場合によってはトミー・ジョン手術が必要になる可能性も出てきた。なお、ハニーウェルの詳しい状況については、近日中に球団から公式発表される見込みである。


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  • ジャイアンツ バムガーナーが5年連続の開幕投手に決定

    2018.2.23 12:00 Friday

     日本時間2月23日、ジャイアンツのブルース・ボウチー監督は今季の開幕投手にマディソン・バムガーナーを起用することを明らかにした。バムガーナーは5年連続の開幕投手となり、日本時間3月30日に敵地でのドジャース戦に先発する。

     ボウチーは「君たちにとってはショックかもしれないけど」と冗談を交えつつ、今季もエース左腕に開幕投手を任せる方針であることを報道陣に告げた。ボウチーは開幕投手を発表する前に、日本時間2月26日のカブスとのオープン戦でバムガーナーが先発することを発表しており、ここから順調にスケジュールをこなしていけば、ローテーション通りに開幕戦を迎えることができる。昨季は故障の影響により17先発で4勝に終わったバムガーナーだが、2011年から6年連続13勝以上&200イニング以上という実績を考えれば、ボウチーの決断は当然のことと言えるだろう。

     バムガーナーは2014年から5年連続の開幕投手となり、サンフランシスコ移転後ではフアン・マリシャルの6年連続(1964~1969年)に次ぐ記録となる。また、開幕投手を務めた回数でも、今回でティム・リンスカムの4度を超え、マリシャルの10度に次ぐサンフランシスコ移転後の球団単独2位に浮上する。なお、バムガーナーは過去4度の開幕戦で計23イニングを投げ、2勝0敗、防御率2.74、23奪三振の好成績をマークしており、クレイトン・カーショウとの投げ合いとなる今季の開幕戦でも好投が期待される。

     今オフのジャイアンツはアンドリュー・マカッチェンをパイレーツ、エバン・ロンゴリアをレイズから獲得して打線を強化。その他にもオースティン・ジャクソンやトニー・ワトソンといった新戦力を加え、まさかのナ・リーグ最低勝率に終わった昨季からの巻き返しを狙っている。昨季のナ・リーグ王者であるドジャースを撃破して、4年ぶりのワールドシリーズ制覇に向けて好スタートを切れるのか。バムガーナーのピッチングに注目だ。


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  • フィリーズがアリエタ獲得狙うも希望契約年数に大きなギャップ

    2018.2.23 11:30 Friday

     スプリング・トレーニングが始まったにもかかわらず、2015年にナ・リーグのサイ・ヤング賞を受賞したジェイク・アリエタの契約先がまだ決まらない。フィリーズはアリエタ獲得を狙っている球団の一つだが、希望契約年数に大きなギャップがあるようだ。

     フィリーズのジョン・ミドルトン・オーナーは、チームが先発投手の獲得を検討し、アリエタと交渉を行っていることを認めたうえで「現時点ではシーズン開幕までに先発投手を獲得できるかどうかはわからない」とコメント。MLB公式サイトでフィリーズの番記者を務めているトッド・ゾレッキーによると、アリエタ側が6年または7年の長期契約を求めているのに対し、フィリーズは3年契約を希望しており、希望契約年数のギャップが埋まらないまま交渉は平行線を辿っているという。

     メジャーリーグでは選手の代理人がオーナーに直接連絡を取り、オーナーの「鶴の一声」で契約が成立するケースもあるが、ミドルトンはそのような交渉には否定的な姿勢を見せる。ミドルトンはアリエタの代理人であるスコット・ボラスから直接連絡をもらっていないことを明らかにし、選手側との契約交渉を行うのはマット・クレンタックGMの役割であることを強調。自身がアリエタの獲得交渉に乗り出すことを否定した。そして、先発投手の補強については、フリーエージェント市場のみならず、トレード市場も含めて、補強の可能性を広く探っていく意向を示した。

     ミドルトンは「チームを強くしたいし、そのための方法を常に探っている。でも、現在と未来の両方に意味のあるものでなければならないんだ。目先のことにとらわれて将来を犠牲にはしたくないんだよ」と語っており、アリエタの実力を認めつつも、32歳の右腕に総額1億ドルを超えるような長期契約を与えるつもりはない。アリエタが6年以上の長期契約にこだわるようであれば、アリエタ獲得レースからの撤退もやむを得ないだろう。アリエタ側も長期契約に固執している場合ではない時期にきているが、無事に契約先を見つけることはできるのだろうか。


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  • パイレーツが正左翼手としてレイズからディッカーソンを獲得

    2018.2.23 11:00 Friday

     日本時間2月23日、パイレーツとレイズの間でトレードが成立し、パイレーツは救援右腕のダニエル・ハドソン、2017年ドラフト13巡目指名のトリスタン・グレイ、金銭100万ドルを放出して、レイズから昨季オールスター・ゲーム選出のコリー・ディッカーソンを獲得した。

     アンドリュー・マカッチェン(ジャイアンツ)に代わるレギュラー外野手を探していたパイレーツにとって、今回のトレードは理想的な補強と言えるだろう。昨季のディッカーソンは前半戦に打率.312、17本塁打、OPS.903の好成績を残してオールスター・ゲームに初選出。後半戦に失速したものの、最終的には自己最多の27本塁打を放ち、打率.282、OPS.815と上々の成績をマークした。ニール・ハンティントンGMはディッカーソンを正左翼手として起用することを明言しており、ディッカーソンはセンターのスターリング・マーテイ、ライトのグレゴリー・ポランコとともに好打の外野トリオを形成することになる。

     ハンティントンは「コリー・ディッカーソンは打線に長打の脅威を加えてくれる。2年連続で20本以上のホームラン、60本以上の長打を打っている選手だからね」とディッカーソンの打撃力を高く評価。レイズがディッカーソンをDFAとし、ディッカーソンが獲得可能となった際には「我々にとてもフィットする存在だと思ったよ」とすぐに獲得を検討し始めたという。

     左中間が広いパイレーツの本拠地・PNCパークでは、左翼手にも中堅手と同等の守備力が要求されるが、この点についてハンティントンはあまり心配していないようだ。「レフトが広いということは我々も認識している。外野に中堅手を2人据えることを何度も検討したくらいだよ。でも、ディッカーソンは攻撃面で大きな戦力になってくれると考えているし、守備でも堅実なプレイを見せてくれるだろう」とハンティントンは語る。

     また、ハドソンの放出により、若手投手が揃うブルペンの枠を1つ確保することもできた。今オフの補強でブルペンにはカイル・クリックやマイケル・フェリースが加わっており、昨季71試合に登板して21ホールドをマークしたハドソンの放出も、それほど大きなダメージにはならないだろう。


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  • エンゼルス・大谷 25日のブリュワーズ戦でオープン戦デビュー

    2018.2.23 10:30 Friday

     ベーブ・ルース以来の本格的な二刀流選手として大きな注目を集めている大谷翔平(エンゼルス)のオープン戦デビューが決定した。大谷は日本時間2月25日午前5時10分プレイボール予定のブリュワーズとのオープン戦に先発し、2イニングを投げる予定となっている。

     オープン戦デビューが決まったことについて、大谷は「僕自身、そしてメジャーリーグでの僕のキャリアにとって、これが大きな一歩になると感じています」と通訳を介してコメント。「現時点では本当に満足しています。これがアメリカでの最初の先発になりますし、自分の思い通りにならないこともたくさん出てくると思いますが、問題ないです。アジャストしていかなくてはいけない部分を見つける必要があると考えています」と冷静に現状を分析していた。

     大谷はエンゼルスとマイナー契約を結んでいるため、春季キャンプには招待選手として参加している。このまま順調に春季キャンプ、オープン戦を過ごせば開幕ロースター入りはほぼ間違いないが、大谷は自身が先発ローテーションに相応しい存在であることを証明しなければならないと考えている。「僕にとっては結果がとても大事です。過去にも、僕は先発ローテーションの座を得るために(ローテ入りに相応しい存在であることを)証明しなければならないと話してきました。まずは自分の現在地を確認し、一つずつステップをこなしていく必要があると思っています」と語る大谷には、一切の慢心は見られない。

     日本時間2月23日の練習では、大谷はブルペンで投球練習をし、さらに打撃練習を行った。特大のホームランを放ち、チームメイトやファンを沸かせたが、右翼のスコアボードを超えた特大の一発については「風のおかげです」と謙虚に語っていた。日本時間2月24日にオープン戦の初戦を迎えるエンゼルスだが、大谷登板予定試合を含む最初の2試合で大谷が打席に立つ予定はない。打者・大谷のオープン戦デビューは日本時間2月26日以降ということになりそうだ。


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  • いよいよ実戦スタート Dバックスがアリゾナ州立大に勝利

    2018.2.22 14:30 Thursday

     日本時間2月22日、メジャー球団同士のオープン戦に先駆けて大学生相手のエキシビション・マッチが行われ、ダイヤモンドバックスがアリゾナ州立大に6対2(7イニング制)で勝利した。ダイヤモンドバックスの2番手として登板した中後悠平は4連打を浴びるなど一死しか取れず、チームで唯一失点した投手となった。

     野手陣が合流しての春季キャンプはまだ始まったばかりということもあり、この日のダイヤモンドバックスは招待選手やマイナーリーガーが中心のラインナップ。ダイヤモンドバックスは昨季AA級とAAA級の2階級合計で12勝を挙げたテイラー・クラーク、アリゾナ州立大は21歳のライアン・ヒングストが先発のマウンドに上がった。

     1回裏、ダイヤモンドバックスは1番のイルデマーロ・バルガスがライトへのヒットで出塁すると、一死後にジェレミー・ヘーゼルベイカーのヒットで一、三塁とチャンスを広げ、ヘーゼルベイカーが盗塁に成功して二、三塁となったあとに、4番のクリスチャン・ウォーカーのタイムリーで2点を先制。しかし2回表、ダイヤモンドバックスは2番手の中後が4連打を浴びて1点を返され、内野ゴロでなんとか一死を奪ったものの、次打者に押し出しの四球を与えて同点となったところで中後は降板となった。

     試合は2対2の同点のまま5回裏に突入し、ダイヤモンドバックスは二死二塁から途中出場のトニー・レンダがライトへのタイムリー三塁打を放って勝ち越し。6回裏には二死からケビン・クロンのタイムリーと2つの押し出し四球で3点を追加してアリゾナ州立大を突き放した。最終回となった7回表は8番手のテイラー・グローバーが無失点に抑えて試合終了。ダイヤモンドバックスは2018年の初戦を見事に勝利で飾った。

     明日もメジャー球団と大学生によるエキシビション・マッチが行われ、計5試合が予定されている。そして、日本時間2月24日にはメジャー球団同士によるオープン戦が開幕。ここからワールドシリーズ終了まで、およそ8ヶ月にわたる長い戦いがスタートする。


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  • エンゼルスがトレードでヤンキースからブラッシュを獲得

    2018.2.22 12:30 Thursday

     日本時間2月22日、エンゼルスは金銭または後日指名選手との交換でヤンキースからジャバリ・ブラッシュを獲得したことを発表した。ブラッシュはヤンキースのブランドン・ドルーリー獲得に伴い、日本時間2月21日にDFAとなっていた。

     現在28歳のブラッシュは、長打力が魅力の外野手として知られており、マイナーでは通算140本塁打、長打率.513、OPS.891をマークしている。しかし、その自慢のパワーをメジャーの舞台では思うように発揮できず、通算235打席で8本塁打どまり。通算三振率35.8%という打撃の粗さが、メジャー定着を妨げる要因となっている。

     メジャーリーグでは珍しいバージン諸島出身のブラッシュは、2010年のドラフトでマリナーズから8巡目(全体252位)指名を受けてプロ入り。2015年オフのルール5ドラフトでアスレチックスに指名されたあと、ルール5ドラフトに先立って成立していたトレードの後日指名選手としてパドレスへ移籍し、パドレスで2シーズンにわたってプレイした。昨季はAAA級での72試合で20本塁打、OPS1.036と好成績を残したが、メジャーでは61試合で5本塁打、OPS.675と実力を発揮できず。メジャー定着のためには穴の多い打撃を改善することが必要不可欠だろう。

     昨年12月にチェイス・ヘッドリー、ブライアン・ミッチェルとのトレードでヤンキースへ移籍していたが、シーズン開幕を待たずしてDFAとなり、今回のトレードでエンゼルスへ移籍。エンゼルスはジャスティン・アップトン、マイク・トラウト、コール・カルフーンの3人で外野のレギュラーが固まっており、控え外野手としてクリス・ヤングも加入しているため、ブラッシュはAAA級で開幕を迎えることが確実だ。エンゼルスはあくまでも外野のデプスとしてブラッシュを獲得したとの見方が強く、ブラッシュがメジャーでの出場機会を得るためには相当なアピールが求められる。

     なお、エンゼルスはブラッシュの獲得に伴い、右肩手術からのリハビリを続けているアレックス・メイヤーを60日間の故障者リストに登録している。


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  • パドレス 守護神・ハンドの起用を9回のみに限定しない方針

    2018.2.22 12:00 Thursday

     昨季途中からクローザーを務めているブラッド・ハンド(パドレス)は、今季もクローザーとして開幕を迎えることがほぼ確実である。しかし、アンディ・グリーン監督はハンドの起用を最終回のみに限定せず、必要な場面で惜しみなく投入する方針を明らかにしている。

     パドレスに加入してリリーフに専念するようになった2016年に飛躍を遂げたハンドは、昨季はセットアッパーとして開幕を迎え、7月にクローザーのブランドン・マウアーがロイヤルズへトレードされるとクローザーへ配置転換。最終的には72試合に登板して79回1/3を投げ、3勝4敗21セーブ16ホールド、防御率2.16、104奪三振の好成績をマークした。

     2年連続で好成績を残し、今年1月には3年1975万ドルの契約延長を手にしたハンドだが、今季はセーブ・シチュエーション限定で登板する一般的なクローザーとは違い、試合の最も重要な場面で起用される可能性が高い。グリーンは「試合に勝つ可能性を最大限に高めるための選手起用をする」と明言しており、ハンドの登板機会を最終回のみに限定しない方針だ。グリーンはその一例としてドジャース戦が接戦になった場合を挙げ、「8回に(左打者の)コディ・ベリンジャーやコリー・シーガーに打順が回ってくる場合、ハンドを9回まで温存するようなことはしないだろう」と語っている。もちろん、勝ち試合を締めくくることがメインの役割となるが、試合展開によっては7回や8回、あるいは試合中盤のピンチの場面でマウンドに上がるケースも出てきそうだ。

     様々なシチュエーションで登板することが予想されるハンドだが、「それは毎年同じだよ」と意に介していない様子。「たとえ自分の役割が何であれ、僕たちはシーズンに向けて準備をするんだ。5回に登板しようが9回に登板しようが、勝つために仕事をするというのは変わらないよ」と頼もしいコメントを残している。

     アンドリュー・ミラー(インディアンス)に代表されるように、ベストのリリーバーを最重要の場面で投入することがトレンドとなりつつある現在のメジャーリーグ。「セーブ・シチュエーションで投げる投手」と見なされてきたクローザーの起用法も少しずつ変わり始めているようだ。


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  • アストロズ・ヒンチ監督 グリエルを内野の便利屋として起用へ

    2018.2.22 11:30 Thursday

     ルーキーイヤーの昨季はワールドシリーズ王者・アストロズの正一塁手として活躍したユリ・グリエルだが、今季は一塁以外での出場機会も増えそうだ。A.J.ヒンチ監督は今季、グリエルを内野の一塁以外のポジションでも起用する可能性があることを明らかにした。

     昨季のグリエルは一塁手として130試合に先発出場するなど正一塁手として活躍し、打率.299、18本塁打、75打点、OPS.817の好成績をマーク。新人王投票では4位にランクインした。一塁以外には三塁手として4試合に先発出場したほか、二塁も7イニングだけ守ったが、ほとんど一塁に固定されていたという状況。しかし、グリエルは元々三塁手であり、一塁だけでなく内野の全ポジションを守るだけの能力を持った選手である。ヒンチはこのグリエルのユーティリティ性を生かし、今季は昨季よりも多くの試合で一塁以外の守備に就かせる方針だ。

     「欲張りなことを言うと、私はあらゆるオプションが手に入る状態にしておきたいんだ。たとえば、二塁にホゼ・アルトゥーベ以外を起用することはほとんどないと思うけど、何があるかわからないし、準備をしておけばどんな状況にも対応できるからね」とヒンチ。アストロズには複数ポジションを守れる選手が非常に多く、昨季チーム最多の90打点を叩き出したマーウィン・ゴンザレスは134試合に出場しながらも50試合以上守ったポジションが1つもなかったほどだ。正三塁手のアレックス・ブレグマンは元々遊撃手であり、ジョシュ・レディックやジェイク・マリズニックは外野3ポジションを守ることができる。誰がどこを守っても戦力が落ちないという点が、昨季のアストロズの強みの一つとなっていた。

     グリエルも複数ポジションを守ることに前向きであり、「とてもワクワクしているよ。複数のポジションを守るのは大好きだし、内野の全てのポジションが好きだからね」と語っている。グリエルが一塁以外のポジションを守れば、有望一塁手のA.J.リードにも出場機会を与えることができる。グリエルの「ユーティリティ化」によって、アストロズの戦力はさらに充実することになりそうだ。


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  • キャッシュマンGMが高評価するドルーリー 三塁での起用が濃厚

    2018.2.22 11:00 Thursday

     ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMはオフシーズン当初からブランドン・ドルーリーの獲得を狙っていた。日本時間2月21日にレイズ、ダイヤモンドバックスとの三角トレードでドルーリー獲得を実現させ、現在は三塁手として起用する考えを持っているようだ。

     キャッシュマンがドルーリー獲得に本格的に乗り出したのは、今季から三塁ベースコーチに就任したフィル・ネビンがダイヤモンドバックス時代の教え子であるドルーリーを絶賛していたことがきっかけだ。キャッシュマンはウィンター・ミーティングでダイヤモンドバックスのマイク・ヘイゼンGMにトレード話を持ちかけたものの、交渉は不成立。しかし、J.D.マルティネスとの再契約に失敗したダイヤモンドバックスがマルティネスに代わる強打の外野手としてレイズのスティーブン・スーザJr.に目を付け、ヘイゼンがレイズをトレードに巻き込んだことにより、3球団によるトレードが実現した。

     ヤンキースが今回のトレードで放出したテイラー・ワイドナーとニック・ソラックは、ともにキャッシュマンのお気に入りのプロスペクトだった。「本当に気に入っていた2人のプロスペクトを放出した。彼らにはたくさんの伸びしろがあると思う」とキャッシュマン。特にソラックには10~15球団から問い合わせがあったそうで、ドルーリー以外の選手を獲得することも可能だったはずだ。あえてドルーリーを獲得するためにソラックを放出したことからも、キャッシュマンのドルーリーに対する評価の高さがうかがえる。

     ダイヤモンドバックスでは内外野をこなす中距離打者として活躍したドルーリーだが、ヤンキース首脳陣はドルーリーにはパワー面でまだ大きな伸びしろがあると考えている。キャッシュマンはドルーリーについて「単なるレギュラー選手以上の選手になるポテンシャルを秘めている」と高く評価する。まずは本来のポジションである三塁手として起用する方針であることをキャッシュマンは明らかにしたが、有望三塁手のミゲル・アンドゥハーの成長次第では、ドルーリーのユーティリティ性を生かして他のポジションで起用する可能性もある。いずれにしても、キャッシュマンが高く評価するドルーリーが、数多くの試合でヤンキースのラインナップに名を連ねるのは間違いなさそうだ。


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  • J.D.マルティネスがキャンプ地に到着 近日中に契約正式発表へ

    2018.2.22 10:30 Thursday

     レッドソックスが今オフを通じて探し求めていた「真の強打者」として、5年1億1000万ドルの大型契約で加入することになったJ.D.マルティネス。まだ身体検査の結果が出ておらず、契約の正式発表には至っていないものの、マルティネスはすでにレッドソックスのキャンプ地に姿を現している。

     日本時間2月20日にレッドソックスとの契約合意が報じられたマルティネスだが、球団の広報によると日本時間2月22日に受けた身体検査の結果がまだ出ていないため、契約を正式に発表することができない状況だという。しかし、無事に身体検査をパスして正式に契約を結ぶのはほぼ確実であり、実際、レッドソックスのキャンプ地のクラブハウスにはダスティン・ペドロイアのロッカーとハンリー・ラミレスのロッカーの間に、すでにマルティネスのロッカーが用意されている。

     タイガース時代にマルティネスとともにプレイしたデービッド・プライスは、タイガース時代を思い出しながらマルティネスについて次のように語った。「彼(=J.D.マルティネス)とビクトル(・マルティネス)は一日中ボールを打っていたよ。ビクトルは指名打者で、J.D.は右翼手だったけど、彼らは早くにフィールドに姿を現してケージで打ち、打撃練習をし、そのあとまた試合開始までケージで打っていた。J.D.はたくさんのスイングをして、常に努力をしていた。そして本当に優秀な打者に成長したんだ」。

     マルティネスは2014年シーズン開幕前にアストロズを解雇され、マイナー契約でタイガースに拾われた選手である。そこから努力を続け、シーズン40本塁打をクリアするような強打者へ成長したことは称賛に値するだろう。マルティネスの人間性を知るプライスは、マルティネスが名門球団・レッドソックスでも上手くやっていけることを確信しているという。

     今オフ、レッドソックスにはマルティネス、ヤンキースにはジャンカルロ・スタントンが加入。ムーキー・ベッツは「どちらのチームも本当に良いチームだと思う。直接対決は壮絶な戦いになるだろうね」とライバルとの熾烈な優勝争いを予感している。今オフの補強の目玉としてレッドソックスに迎え入れられたマルティネスは、ライバルとの直接対決においてレッドソックスの大きな武器となるに違いない。


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  • キューバ産の有望株・マルティネスがまもなく契約可能に

    2018.2.22 09:30 Thursday

     MLB.comのジェシー・サンチェスによると、キューバ出身の有望株であるフリオ・パブロ・マルティネスが日本時間2月21日にMLB機構からフリーエージェントの資格を認められたようだ。多くの球団からの注目を集める21歳の外野手は、早ければ日本時間3月7日にメジャー球団との契約が可能になるという。

     身長178センチ、体重82キロとやや小柄なマルティネスだが、左打席からのパワーとスピードのコンビネーションは高く評価されており、昨年6月に契約金2600万ドルでホワイトソックスと契約したルイス・ロベルトと比較する声も挙がっている。マルティネスは現在21歳であり、メジャー球団と契約する場合には国外選手との契約に関するルールに従い、大谷翔平(エンゼルス)らと同様に各球団が提示できる契約金には上限が設けられることになる。

     マルティネスは日本時間6月16日に終了する現在の契約ピリオドでメジャー球団と契約することができるものの、選択した球団によっては日本時間7月3日に始まる次の契約ピリオドまで待たなければならない可能性もある。サンチェスはマルティネス獲得の有力候補としてレンジャーズ、ヤンキース、マーリンズの3球団を挙げているが、ヤンキースとマーリンズは現在のピリオドで使える契約金がほとんど残っていないため、次の契約ピリオドで契約することを好むだろうとサンチェスは指摘する。

     レンジャーズはマルティネス獲得に最も積極的に動いている球団の一つであり、日本時間2月22日にはレッズへマイナーの投手1名を放出してインターナショナル・ボーナスプールを獲得した。大谷の獲得に失敗し、現在の契約ピリオドで国外選手に使える契約金を最も多く残しており、マルティネスが一刻も早い契約を望む場合にはレンジャーズが最有力候補となることは間違いないだろう。

     マルティネスは2016-17年のキューバリーグで61試合に出場し、打率.333、6本塁打、24盗塁、OPS.967を記録。昨季は独立リーグのカナディアン・アメリカン・リーグで57試合に出場して打率.297、7本塁打、20盗塁、OPS.794をマークした。なお、メジャー球団と契約した場合にはA+級またはAA級からスタートすることが予想されている。


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