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  • マット・ハービーがチームの規則違反

    2017.5.8 14:30 Monday

    ナ・リーグ東地区に所属するメッツは日本時間5月7日現在で地区2位と上位をキープしている。先日、エースであるノア・シンダーガードが広背筋痛の影響で故障者リスト入りが発表された。彼の復帰時期は未定であり、投手陣だけではなくチーム全体にも影響があることだろう。そのような状況の中、マット・ハービーがチームの規則を破った。




    ハービーは28歳の先発投手で2015年には2桁13勝を挙げた実績がある。以前はトミー・ジョン手術を受けた影響もあり、2014年のシーズン全休後から2桁勝利を記録したこともありカムバック賞を受賞した。しかし、昨年7月に肩の故障で故障者リスト入りし、手術を受けることになったためわずか4勝にとどまっている。

    今季はケガから復帰し、ここまで6試合を投げて2勝2敗 防御率5.14の成績を残していた。だが、日本時間8日に行われたマーリンズ戦で0対7と大敗する2時間前、メッツのクラブハウス内でハービーのロッカーが空っぽだったという。その理由をサンディ・アルダーソンGMは「チーム内でのことだ」とその詳細を話さなかったという。

    チームメイトのホセ・レイエスはこの事態を受けて「私たちは選手であると同時に会社の従業員であることを自覚しなければならない」と話している。「スプリングキャンプでチーム内でのルールを決めたが、これに反するということは周りに多大な迷惑をかけることになる」とハービーの行動に対して苦言を呈した。

    ちなみにハービーが規則を破ったのはこれだけではない。2015年のナ・リーグディビジョンシリーズ前のミーティングに遅刻し、罰金が科せられたことがあった。チームを率いるテリー・コリンズ監督や球団関係者はハービーに人間的な成長を促した。現在、チームは地区2位と好調も内部では不憫な空気が漂いそうだ。

  • シンダーガードは6週間のノースローで静養

    2017.5.7 10:10 Sunday

    各チームレギュラーシーズンで162試合を行うメジャーリーグ。ここまで30試合ほどを消化したが、開幕から1ヶ月を経過して故障者に悩まされているところも多々ある。ザック・ブリットン(オリオールズ)やフェリックス・ヘルナンデス(マリナーズ)、デービッド・プライス(レッドソックス)など名だたる選手達が戦線を離れている。


    そのビックネームの中にノア・シンダーガード(メッツ)も含まれている。彼は去る日本時間5月1日のナショナルズ戦に先発するも2回途中で背中の痛みを訴えて急降板していた。試合は5対23で大敗。その後の検査の結果、右広背筋の部分断裂と診断され故障者リスト入りした。

    シンダーガードが抜けてからのチーム成績は2勝2敗で順位もナ・リーグ東地区2位と上位をキープしている。しかし、エースが抜けた穴は大きく投手陣の防御率は4.82とナ・リーグ内で14位、メジャー全体でも29位と苦しんでいる。

    今のところ彼の復帰時期は未定で今後は6週間、ノースローで過ごしていくという。メッツのサンディ・アルダーソンGMも「もしシンダーガードがしばらく投げずにケガを治すならば復帰時期は早まるのではないか。しかし、球団が考えている時期よりも遅くチームに戻ってくるだろう」と話している。

    ケガをした本人も「自分の体のことは自分が1番わかっている」と1日でも早い復帰に向けて静養していく。自身のSNS上でも落ち込んでいる様子はなく、チームの地区優勝に向けてチームメイト達を応援している。メッツにとってはエースがいないことは大きな痛手ではあるものの、シンダーガードが戻ってくるまではどこまで戦えるのか、その真価が問われる。

  • ストラスバーグが自身2度目の本塁打

    2017.5.6 14:12 Saturday

    メジャーリーグが開幕して1か月が経過した。開幕戦を振りかえると田中将大(ヤンキース)が開幕投手を務めるも3回もたず7失点降板するという衝撃的な出来事があったが、その一方でマディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)のように投手として2本の本塁打を放つなど活躍した事例もある。こうして投手が一発を放つことも決して珍しくはない。


    日本時間6日に行われたフィリーズ対ナショナルズの試合でスティーブン・ストラスバーグが自身2度目となる本塁打を記録した。彼はナショナルズの先発右腕で昨年は開幕13連勝を記録し、チームの地区優勝に大きく貢献した。しかし、故障に悩まされたシーズンでもあり自己ベストの15勝を挙げるも不本意な年となった。今季は5試合に登板して2勝1敗 防御率3.09とまずまずの成績を残している。

    この日、3勝目をかけてマウンドにあがったストラスバーグは初回、フィリーズ打線をすべてゴロアウトに打ち取り上々に立ち上がりをみせる。打線はその表の攻撃で5番・アンソニー・レンドンが1死満塁の場面から中安が飛び出して1点を先制した。

    2回表のナショナルズの攻撃では1死になった後、打席に立ったのはストラスバーグ。フィリーズの先発、ニック・ピベッタが投じた6球目の直球を捉え、その打球は左中間スタンドへ。これが2012年5月21日(日本時間)のオリオールズ戦以来となる一発となった

    自身を援護する貴重な本塁打を放ったストラスバーグは尻上がりに調子を上げて走者を背負うも6回途中まで投げて5奪三振無失点と先発としての役割を果たしてマウンドを降りた。打線は5回にライアン・ジマーマンとレンドンの2者連続弾が飛び出して4対0とフィリーズをリードした。

    ストラスバーグが降りた後はリリーフ陣が2点を失うもそのまま逃げ切って4対2でナショナルズが勝利。これでチームは3連勝となりナ・リーグ東地区独走状態が続いている。

  • マット・ホリデーが通算300号本塁打

    2017.5.4 13:07 Thursday

    メジャーリーグが開幕して1か月が経ち、ア・リーグ東地区ではヤンキースが首位のオリオールズと同率首位と好調を維持している。田中将大が開幕戦で7失点したものの、チームは4月中に怒涛の連勝を記録するなど打線が好調でシーズン前の下馬評をひっくり返している。また、今季から入団したマット・ホリデーも数字を残しており、日本時間4日のブルージェイズ戦で通算300号本塁打を達成した。


    ホリデーは37歳の外野手でこれまで主にロッキーズやカージナルスなどナ・リーグで活躍していたパワーヒッター。2009年途中にアスレチックスにも在籍していたこともあり、ア・リーグには8年ぶりの復帰となる。去る4月10日のオリオールズ戦では通算2000本安打を記録していた。

    ヤンキース移籍後は主に中軸として打線をけん引し、試合前までで4本塁打を放っている。迎えたブルージェイズ戦では3番・指名打者として出場。直近7試合の成績をみても打率.370 本塁打3 打点10と数字を残しており、37歳のシーズンを迎えても自慢のパワーは衰えてはいない。

    そして第1打席からいきなり見せ場が訪れる。3対0と劣勢の場面だったが、先頭打者のブレット・ガードナーが左安で出塁し、続く2番・アーロン・ヒックスの四球で無死一・二塁の好機をつくる。そして打席に入ったホリデーはブルージェイズの先発・マーカス・ストローマンが投じた5球目のツーシームをセンター方向にはじき返し、今季5号となる一発を放ち、同点に追いついた。

    その後、チームは2点差をリードされるも5番・アーロン・ジャッジの13号2ランで1点差に詰め寄り、7回には7番・クリス・カーターの適時打で追いついた。そして右肩の負傷から復帰したディディ・グレゴリアスにも適時打が飛び出し勝ち越しに成功した。

    ホリデーは5打数1安打3打点。本塁打1本のみだったものの、チームは8対6と逆転勝ちを収め、ア・リーグ東地区首位をキープした。

  • スタントンがドラフト有望選手に期待

    2017.5.3 14:11 Wednesday

    メジャーリーグも5月を迎え、オールスター投票が始まった。日米ともに成績ではなくネームバリューで選出される場合が多いというが、今年はエリック・テイムズ(ブリュワーズ)ら4月に大活躍した選手らも出場できる機会がある。それは新人選手にも同等の機会があり、オールスターまでにどれほどの活躍ができるかによって命運が分かれるだろう。

    この「祭典」が行われる前にメジャーリーグでは6月にドラフト会議を控えている。毎年多くの選手が指名されるために約3日かけての長丁場となるが、将来を担う選手達の獲得はチームの戦略が関わっていくため面白い部分でもある。有望選手について紹介している「MLBPipeline」ではドラフト候補生の有望株ランキングが発表されており、その中で1位に入っている選手をジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)が大きな期待を寄せているという。

    その選手の名前はハンター・グリーン。彼は17歳の右腕投手でありながら遊撃手もできる二刀流選手だ。投手としては90マイル中盤の直球にスライダーとチェンジアップを混ぜる本格派投手であり、野手としてはパワーと強肩を各球団のスカウトから高評価されている。

    ハンターが在籍する高校はスタントンの母校。スタントン自身は2007年にマーリンズからドラフト2巡指名を受けて入団した経緯がある。すでに彼らの高校ではメジャー球団からの指名実績があることからハンターの1巡目指名入りの可能性が高くなっている。会うタントンも高校を卒業した現在では母校に積極的な寄付を行っており、そこから後輩が同じ舞台に立つ機会があることに喜んでいるようだ。

    果たして球界を代表するスラッガーが期待する選手がドラフト何巡目で指名されるのだろうか。6月の運命の日でその結果がわかるだろう。

  • ジャイアンツがクリーンナップの活躍で連敗をストップ

    2017.5.2 19:18 Tuesday

    好投手同士の先発で始まった試合は投手戦が予想されたが、初回から試合は動いた。
    一塁にランナーを置いて3番ペンスがカーショーからキャリア初となるホームランを放ち2点を先制する。


    しかし立ち上がりのクエトもピリッとせず、投手のカーショーにまでタイムリーを打たれるなど、2回までに同点にされてしまう。
    同点で迎えた3回、4番ポージーのソロホームランで点を勝ち越し。
    さらに5回には1死二塁から期待の新人アローヨが追加点となるタイムリー放ちリードを広げた。
    先発のクエトは尻上がりに調子を上げ、7回3失点6奪三振でチームトップの4勝目。
    8回からはオカート、ローと繋ぎ逃げ切った。チームも10勝に到達。
    ドジャースは先発のエースカーショーがまさかの6回4失点、2本のホームランを浴びるなど本来の力を発揮できなかった。
    打線も7回に1点差まで迫るが、チャンスにあと1本が出ず接戦を落とした。
    チームの連勝は4でストップ。

  • ブルージェイズの投打が噛み合って今季初の3連勝

    2017.5.2 19:14 Tuesday

    試合が動いたのは2回、無死一塁から7番ゴーインズに2号2ランホームランが飛び出し先制する。


    1点差に迫られ迎えた6回には無死二、三塁のチャンスを作るとゴーインズがあわやホームランかという大飛球を放ち、この当たりはランナー2人が帰る犠飛となる。
    ゴーインズはこの日4打点の大活躍。その後、9番コグランにも今季初ホームランが飛び出し更にリードを広げる。
    そして7回、不振に苦しむ主砲、3番バティスタがダメ押しとなる2号2ランホームランを放ち試合を決めた。
    先発のエストラダは7回1失点5奪三振無四球の好投で強打のヤンキースを抑え、嬉しい今季初勝利。8回からはバーンズが2回をノーヒットに抑えた。
    ヤンキースは先発のセベリーノが5回途中8安打5失点、2本のホームランを浴びるなど試合を作れなかった。
    打線も4回に1死一、二塁からジャッジのタイムリーで1点差に迫るが、続くバードが併殺に倒れ、反撃の機会を失ってしまった。
    ヤンキースは4月8日以来の連敗。同率首位のオリオールズが勝利したため、順位を2位に下げた。
    明日の先発はエース田中、チームの連敗ストップに期待がかかる。

  • アンソニー・レンドンが1試合6安打10打点の大暴れ

    2017.5.1 19:13 Monday

    2017年シーズンももうすぐ1ヶ月が経とうとしている中、現地では4月最後の試合を迎えている。この4月は多くの、中でも球界全体を驚かせたのは韓国球界からの「逆輸入男」として月間11本塁打を放ったエリック・テイムズ(ブリュワーズ)だろう。あまりの好調ぶりに他チームから薬物疑惑がかけられるほどだった。また、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)も新人として月間10本のアーチを架ける記録を叩き出すなど打者の活躍目立っている。この4月のラストゲームでは衝撃を残したのはナショナルズ打線。アンソニー・レンドンだ。


    メッツと対戦したナショナルズは相手エースのノア・シンダーガードを打ち込み5点を先制し、2回途中でマウンドから降板させるなど猛威を振るった。投手が変わってからもナショナルズ打線は手を緩めることなく、4回は犠飛を挟んでの4者連続安打などで4点、7回は5点と着々と点数を重ねていった。そして試合終了時には23安打23得点とメッツを圧倒した。

    この日、6番・三塁手としてスタメンすると初回、2死満塁の場面から左安を放って2打点を挙げ、3回の第2打席では今季1号ソロで6対3とリードを広げた。4回には2打席連続弾でさらに3打点を加える。その後も5回にまわってきた満塁の場面では中安でさらに3打点を記録。8回の打席ではこの日、3本目となる本塁打で6安打10打点の成績を残した。

    ナショナルズの1試合23得点は球団史上最多であり、レンドンの10打点は2007年のギャレット・アンダーソン(当時エンゼルス)以来の成績。レンドン本人はこの試合が始まる前まで打率.226だったが、試合終了後には打率.278まで急上昇した。

  • ダルビッシュ有が125球の熱投で今季3勝目

    2017.4.30 19:10 Sunday

    開幕して3週間が経過ししたメジャーリーグでは日本人投手の調子が上向きになってきた。先日、田中将大がレッドソックス戦で自身3年ぶりとなる完封勝利を挙げた。一方で前田健太(ドジャース)はフィリーズ戦に先発すると7回2失点で今季初のクオリティスタートを達成し、本来の投球を取り戻しつつある。彼らの好投の勢いに乗って日本時間30日、エンゼルス戦マウンドに上がったのはダルビッシュ有(レンジャーズ)だ。


    前回登板のロイヤルズ戦では8回5安打2失点と好投をみせて2勝目を挙げていた。エンゼルスに対しては直近3年で1勝1敗 防御率3.79の成績を残している相手であり、今季初勝利を挙げた相手でもあった。

    ダルビッシュと相対するエンゼルスの先発はジェシー・チャベスでここまで2勝3敗の成績を残している投手だ。ダルビッシュの初回の立ち上がりは先頭打者の1番・ユネル・エスコバーを四球で歩かせるも後続を打ち取り、無失点に抑えた。その一方でチャベスは3番・カルロス・ゴンザレスに二塁打を打たれるもピンチを脱している。

    試合が動いたのは4回。ダルビッシュは2番・コール・カルフーンに左安を打たれると3番・マイク・トラウトの二塁打で1点を先制される。続く4番・アルバード・プホルスに犠飛を打たれてもう1点を追加された。その後も安打を1本打たれるも失点はこの2点のみで抑えた。

    2点を先制されたレンジャーズだったが、5回に2死二塁の場面から2番・ノマール・マザラの二塁打で1点を返し、続くマザラの三塁打で瞬く間に2対2の同点とした。この勢いに乗ったチームは4番・ルーグネット・オドーアの4号2ランで逆転に成功する。レンジャーズは7回にゴメスのバットからも4号2ランが飛び出し6対2とリードを広げた。

    先発したダルビッシュは6回3安打10奪三振2失点でマウンドを降りた。その後、最終回に登板したマット・ブッシュが1点を失うもそのまま逃げ切り6対3でレンジャーズが勝利を収め、このエンゼルス3連戦の成績を1勝1敗のタイとした。

    ちなみに勝利したダルビッシュはメジャー通算50勝まであと1勝となった。

  • 田中将大が3年ぶりの完封で今季3勝目

    2017.4.28 14:09 Friday

    メジャーリーグが開幕していよいよ1か月を迎えようとしているが、日程上の関係でこれまでドジャースとジャイアンツのような同地区のライバル対決の実現が4月下旬の現在になって実現している。その一方でア・リーグ東地区のライバルであるヤンキースとレッドソックスによる伝統の一戦も始まった。

    雨で順延になった関係もあり、日本時間27日の試合が第2戦。この日は田中将大とクリス・セールがマウンドに立った。

    田中は今季3年連続の開幕投手を任されるも7失点で敗戦スタート。しかし、直近2試合ではクオリテイスタート(6回3失点以下)を達成しており調子を取り戻しつつある。一方のセールは試合前の時点でリーグトップの42奪三振を記録するも打線の援護に恵まれず1勝1敗の成績を残していた。

    田中は初回、レッドソックス打線をわずか9球で3者凡退に抑える上々な立ち上がりをみせる。次の回には4番・ハンリー・ラミレスに左安を打たれて走者を背負うも後続を断ち切った。試合が動いたのは4回のヤンキースの攻撃。この回の先頭打者の2番・アーロン・ヒックスが右安で塁に出ると進塁打とパスボールを挟んで1死三塁の好機をつくる。ここで迎えた4番・マット・ホリデーの左犠飛で1点を先制した。その後も9回にもホリデーと5番・スターリン・カストロの適時打で2点を追加して試合を決めた。

    田中は2014年5月14日のメッツ戦以来となる完封で今季3勝目を挙げた。球数は97球で奪三振こそ3個と少なかったが、打たせてとる投球で相手打線を寄せ付けなかった。対するセールも8回途中10奪三振と好投するもまたしても味方の援護に恵まれなかった。

  • フェリックス・ヘルナンデスとハニガーが故障者リスト入り

    2017.4.27 19:06 Thursday

    開幕して3週間が経過したメジャーリーグでは約20試合ほどを消化した段階で地区によっては1位と2位とのゲーム差が0.5や1.0と接戦状態にある。その一方で下位チームは首位と大きく差を広げられている場合もあり、上位進出が厳しい状態に陥っている。その中でもア・リーグ東地区最下位に沈むマリナーズは1位のアストロズと6.5ゲーム差があり、首位の背中はまだ見えない状態だ。


    マリナーズといえば岩隈久志が所属しているが、ここまで4試合に登板して2敗と未だ勝ち星なし。チーム投手陣の防御率をみてもア・リーグで14位と絶不調状態が続いている。その柱であるフェリックス・ヘルナンデスも2勝2敗と低調なスタートを切っており、ここにきて10日間の故障者リスト入りをした。

    ヘルナンデスは日本時間26日に行われたタイガース戦に先発するも右肩の張りを訴えて3回途中で降板していた。検査の結果、右肩の炎症が発覚してしばらくは投げることができなくなった。報道では最低でも復帰まで2週間から3週間ほどかかるという。

    故障したのは彼だけではない。新人の右翼手・ミッチ・ハニガーもヘルナンデスと同じく10日間の故障者リスト入りした。ハニガーは開幕戦から試合に出場し続けており、ここまで21試合に出場して打率.338 本塁打4 打点16の成績を残していた。しかし、右腹斜筋の痛みで試合から離れることになった。

    彼ら2人の離脱によりチームは3Aからベン・ギャメル、チェース・デジョン、ケーシー・フィンを昇格させる。

  • エリック・テイムズがチームの月間本塁打記録を更新

    2017.4.26 19:01 Wednesday

    メジャーリーグ開幕して3週間が経過し、球界全体を騒がしている選手がいる。それが韓国からの逆輸入で大活躍しているエリック・テイムズ(ブリュワーズ)だ。彼は日本時間26日に行われたレッズ戦で2試合連続本塁打を放ち、チームの4月月間本塁打記録を更新した。


    テイムズは昨年まで韓国プロ野球のNCダイノスで3年プレーしMVPを獲得しただけではなく、2015年にはアジア球界初となる40本塁打40盗塁を記録した。この3年間の通算成績は390試合に出場して打率.349 本塁打124 打点382だった。

    レッズ戦では2番・一塁手として出場した彼は7対0と大量リードし、無死一塁で迎えた第4打席でチームの記録を塗り替えた。この回から登板したロバート・ステファンソンが投じた2球目の直球をライトスタンドへ運び、今季11号を放った。前日の試合では1試合2本のアーチを架けるなど絶好調を維持しており、この本数はリーグ全体でみてもトップの数字だ。

    今回、テイムズが放った11本目の一発はチーム内での新記録。ちなみにメジャー全体で4月の最多本塁打数は14本だ。この本数は2006年のアルバート・プホルス(エンゼルス)と2007年のアレックス・ロドリゲス(ヤンキース)の2人が放っているという。また、対レッズでの6戦連続本塁打は1957年にフィリーズのスタン・ロパタが7月20日から8月28日までに打ち立てた記録以来となった。

    果たして韓国からの逆輸入男の快進撃がどこまで続くのか高い注目が集まっている。

  • ジャイアンツが今季最初のドジャース戦に勝利

    2017.4.25 18:56 Tuesday

    ジャイアンツが2017年最初のドジャース戦をモノにした。先攻のドジャースの先発は2014年以来の勝ち星を狙うリュ・ヒョンジン。一方の後攻のジャイアンツはここまで1勝無敗のマット・ケイン。ケインは2番・コリー・シーガーに安打を許すも後続を断ちきり無失点に抑える。

    対するリュは通算成績をみると初回に打たれやすい傾向があったが、この日は走者を背負うも失点はなく課題の立ち上がりを乗り越えた。試合が動いたのは2回裏、先頭打者の5番・ブランドン・クロフォードが二塁打で出塁すると、進塁打を挟んで7番・ジョー・パニックの中犠飛で1点を先制する。7回裏には2死一・二塁の場面から1番・ハンター・ペンスが2点目となる適時打を放ちリードを広げた。先発・ケインは6回無失点で今季2勝目。敗れたドジャースは先発・リュが6回1失点の好投も打線が4安打1得点と援護に恵まれなかった。

  • バムガーナーがバイク事故で故障者リスト入り

    2017.4.22 14:08 Saturday

    メジャーリーグが開幕して3週間になろうとしている今、各チームでは故障者リスト入りする選手がいることもあり体制が数日でガラリと変わる。そのケガの程度はその選手によって違ってはくるが主力を担う選手が出場できないとなるとチームにとっては大きな痛手となる。現在、ナ・リーグ西地区最下位に沈むジャイアンツではエースのマディソン・バムガーナーが10日間の故障者リスト入りした。

    バムガーナーといえば投手としてメジャー史上初となる開幕戦で2本塁打を記録したチームのエース。本職の投球ではここまで登板した4試合すべてで6回3失点以下(クオリティスタート)を記録しているが、打線の援護がなく直近で3連敗を喫している。

    日本時間20日、チームの休日だったバムガーナーは遠征先のコロラド州でダートバイクに乗っていたが事故を起こして左肩を負傷したという。検査の結果によると肋骨打撲と肩鎖関節捻挫で復帰までは6週間から8週間かかる見込みだ。メジャー9年目を迎えた彼にとって初めてのなる故障者入りとなった。ジャイアンツは離脱したバムガーナーの代わりにトリプルAに所属しているリリーフ投手、クリス・ストラットンを昇格させた。

    チームとしては今季、バムガーナーが先発した4試合すべてで敗戦している。この記録は2011年以来初の残念なものとなった。現時点でははっきりと彼の復帰日が確定していないため、地区最下位に苦しんでいるチームにとっては先発ローテーションを変更しなければならなくなった。果たして、エースが抜けた今、この逆境をはね返すことができるのか巻き返しに注目が集まる。

  • 注目度が高い19歳のキューバ出身内野手

    2017.4.21 18:54 Friday

    メジャーリーグが開幕して2週間が経ち、ア・リーグ中地区は4チームが2位で並ぶ(日本時間20日時点)という激戦が繰り広げられている。まだわずか15試合ほどを消化したのみだが、地区優勝を目指してしのぎを削っている。


    その一方で球団のスカウト達は早くも来季のために世界中を飛び回り、有望選手の発掘をしている。近年のメジャーリーグではドミニカ共和国をはじめ、キューバやメキシコなど中南米出身の選手が増えていることもあり、彼らの獲得競争もし烈だ。入団させるためには交渉が必要だが、その開始時期があらかじめ決まっている。毎年、日本時間7月3日から交渉が開始される。

    その中でも注目されている選手として挙げられているのはキューバ出身の内野手・ルイス・ロベルトだ。彼は19歳でありながら「mlb pipeline.com」で発表されているインターナショナルプロスペクトで1位にランクインされている。昨年、キューバでの試合では53試合に出場して打率.401 本塁打12 打点40の成績を残した。広い意味で捉えれば大谷翔平(北海道日本ハム)が1位になるという話もあるが、ここではあくまでも中南米出身の選手に絞っているランキング上でのことだ。

    ロベルトに対するスカウト達の評価はヨエニス・セスペデス(メッツ)よりも上だという声も挙がっており、本人もメジャーリーグに挑戦する意思を示している。最近ではアスレチックスやアストロズ、カージナルスやホワイトソックスなど多くの球団が彼に興味を示しているという。来週、もしくは来月にはメジャー球団に向けてショーケースを行う予定になっており、大切なアピールタイムとなる。

    彼には複数年契約の提示が確実視されており、期待が大きい選手だ。ちなみにメジャー球団に入団できる資格を得るのは日本時間5月20日から。果たしてロベルトはどこのチームに入団するのかその動向が注目される。

  • イチローが今季1号を含む4打数2安打の活躍

    2017.4.20 18:51 Thursday

    2017年の日本人選手は全体的にみると苦戦している。投手では田中将大(ヤンキース)や前田健太(ドジャース)、ダルビッシュ有(レンジャーズ)らが既に今季1勝を挙げているが、岩隈久志(マリナーズ)には未だに勝ち星がない。その一方で野手は青木宣親(アストロズ)が日米通算2000本安打に向けて少しずつその数を減らしている。だが、イチロー(マーリンズ)は出場機会が少ないことも関係しているが、なかなか打率が上がらず周囲からは心配の声がある。


    そのイチローは古巣・マリナーズの本拠地であるセーフコ・フィールドでのマリナーズ3連戦に臨み、地元ファンからスタンディングオーベーションで迎えられた。この球場ではヤンキース時代以来3年ぶりにプレーすることもあり、メジャー3000本安打記念の式典やファンにボブルヘッドを配布するなどまさにイチロー一色となっている。

    そして最終戦となった日本時間20日の試合では9番・ライトとして先発出場。マリナーズの先発はエースのフェリックス・ヘルナンデスで2回にまわってきた第1打席は空振り三振だったものの、4回の第2打席では実に14打席ぶりとなる安打をレフト方向に放った。今年のイチローは4月9日のメッツ戦で安打を放ってからスタメン出場2回、そのほかの試合ではすべて代打も打つことができずにいた。こうして久々となる1本は古巣の球場で記録した。

    それだけではない。4対10で迎えた最終回に先頭打者として打席に立った彼はエバン・マーシャルの93マイルの直球を右中間スタンドへの今季第1号を放ち、セーフコ・フィールドでの一発は実に2012年4月19日以来となった。試合後には「印象に残るホームランだった。外野の頭を越えると思ったが、打球が詰まっていた」と振り返っている。

    ホームランを放ってグラウンドを一周する彼の姿を見ていたロビンソン・カノとカイル・シーガーはイチローと目が合ったそうだが、言葉が出てこなかったという。43歳の一発は試合の勝敗以上に大きな意味があることだろう。

  • スターリング・マルテが80試合の出場停止

    2017.4.19 18:44 Wednesday

    日本時間19日、開幕から2週間が経ったメジャーリーグではスターリング・マルテ(パイレーツ)が禁止薬物の使用で80試合の出場停止処分を受けた。薬物検査で陽性反応があり、調査をすると彼の検体からはナンドロロンというステロイドが検出されたという。メジャーリーグ機構によれば今回の処分はすぐに適応され、復帰したとしてもポストシーズンへの出場はできない。


    マルテは28歳の外野手で2年連続ゴールドグラブ賞に輝いた実績をもつ守備の名手。昨年は自慢の守備面だけではなく、打撃や盗塁にも好成績を残し、打率.311はナ・リーグ6位、盗塁は47個のナ・リーグ3位とTOP5入りを果たした。今季は13試合に出場して打率.241 本塁打2 打点7の成績を残していた。

    出場停止処分を受けた本人は球団を通じて「自分の不注意と知識のなさが原因でこのような過ちを犯してしまった。家族やパイレーツ球団、チームメイトや多くのファン、そして野球そのものに謝りたい」と声明を発表している。

    このマルテの件について球団は日本時間18日に把握し、その翌日に選手達に伝えられた。現在、ナ・リーグ中地区4位と上位進出を目指していたチームに大きな衝撃が走った。マルテはチームメイトのグレゴリー・ポランコと話す機会があり、謝っていたという。ポランコによると「彼(マルテ)は泣いていた。だが、これはとても大きな問題であることは自分も分かっているし、本人も重く受け止めている」と語った。

    これを受けてチームはマルテ抜きで地区優勝を目指さなければならなくなった。マルテ以外にもカン・ジョンホが韓国で引き起こした飲酒運転の影響でビザの発給に時間を要し、合流できずにいる。主力選手が抜けた穴は大きなものでここまでのチーム打率は.234とナ・リーグ11位、本塁打数は10本のナ・リーグ最下位に沈んでいる。予定ではマルテの復帰はオールスター明けになるため、この前半戦はとても厳しい戦いを強いられそうだ。

  • ザック・ブリトンが故障者リスト入り

    2017.4.17 18:40 Monday

    日本時間4月3日に開幕したメジャーリーグはチームがここまで約12試合から15試合ほどを消化してきた。順位表をみると各地区の上位同士はあまり差がないものの、下位チームは連敗を喫し、なかなか上位に上がれないなど苦労している。しかし、まだシーズンは始まったばかりだ。チーム単体でみると現在、ア・リーグ東地区首位を走るオリオールズに残念な事態が起こった。守護神のザック・ブリトンが故障者リスト入りしたという。


    ブリトンは29歳の左腕で2014年からオリオールズの抑え投手として活躍している選手。昨年は47回のセーブ機会ですべて救援に成功し、最多セーブのタイトルを獲得した実績をもつ。今季もここまで6試合に登板して5セーブ 防御率1.29と好成績を残してきたが、開幕して間もないこの時期にチームを離脱することになった。

    痛めたのは左前筋であり、肩やひじには問題がないという。今回は10日間の故障者リスト入りすることになるが長期的な離脱ではない。彼の代わりには3Aからリリーフ投手であるステファン・クライトンが昇格し、日本時間17日に行われたブルージェイズ戦で登板した。その結果、1回1/3を投げて5安打2失点と苦い初登板となった。

    一時的にチームを離れるブリトン本人は「(現地時間)土曜日のブルージェイズ戦での登板で違和感を覚えた」と話している。この日は変化球の制球に苦しみ21球を投じていた。それでもブリトンは前向きで「安静にすれば早い時期に試合にも出ることができるよ」と大きな問題ではないことを強調した。

    今後はボルティモアに戻り、MRI検査を受けるという。チームは彼がいなくともブルージェイズに11対4と勝利することができたものの、守護神が抜けた穴は少なからず全体に影響を与えそうだ。

  • 田中将大が登板3試合目で今季1勝目

    2017.4.15 14:06 Saturday

    メジャーリーグが開幕してから約2週間を迎えようとしている今、日本人投手の調子が上昇しつつある。日本時間14日にはダルビッシュ有(レンジャーズ)がエンゼルスを相手に7回10奪三振無失点の好投をみせて今季初勝利を挙げた。また、前田健太(ドジャース)も10日のロッキーズ戦で1勝を記録したものの、彼と同い年の田中将大(ヤンキース)になかなか勝ち星がつかず心配されていた。そチームを率いるジョー・ジラルディ監督の計らいで登板日を変更して臨んだ15日のカージナルス戦でやっと勝利投手となった。

    投球内容は6回1/3を投げて5安打3失点だった。初回、1死一塁の場面からマット・カーペンターにライト方向への2ランを浴びるも4回からは3イニング連続3者凡退に打ち取り、テンポの良い投球をみせた。続く7回にもマウンドに立つも1死一・二塁でランダル・グリチェクにレフト方向への二塁打を打たれて途中降板となった。その後はタイラー・クリッパード、デリン・ベタンセス、アロルディス・チャプマンとつなぎ、4対3と接戦を制した。

    今回の田中は打線にも助けられた。初回に2失点したその裏のチームの攻撃ではこの日、2番打者として出場したスターリン・カストロの2ランで瞬く間に同点に追いついた。その後はオースティン・ロマインのソロホームランとチェース・へドリーの二塁打で2点を追加、わずか1点差という緊迫した試合だったものの、逃げ切りに成功した形となった。

    今年は3年連続の開幕投手を任されるもレイズ戦では3回もたず7失点で敗戦投手となり、9日のオリオールズ戦では5回3失点と試合をつくるも後続が打たれて勝ち負けは付かなかった。それでも自己最速となる158キロを計測するなど調子は上向きになりつつあった。そして迎えたカージナルス戦での勝利で念願の今季1勝目となった。

    ヤンキースもこれで5連勝となり、最近は勢いに乗っている。田中にはこの勝ちをきっかけにして昨年のような活躍が期待される。

  • ダルビッシュ有がついに今季初勝利

    2017.4.14 18:32 Friday

    2017年のメジャーリーグでは開幕から日本人投手が苦戦している。ヤンキースの開幕投手を務めた田中将大がレイズ戦で5回もたず7失点で降板、一方でマリナーズの岩隈久志は今季初登板となったアストロズ戦で6回2失点と好投するも味方の援護に恵まれず敗戦投手となった。ちなみに今年の日本人投手初勝利1番乗りとなったのはドジャースの前田健太。日本時間10日に行われたロッキーズ戦で5回4失点も打線に助けられて今季1勝目を挙げた。実に開幕からちょうど1週間が経っていた。そして彼の勝利に続いたのはダルビッシュ有だった。


    ダルビッシュは日本時間14日に行われたエンゼルス戦に先発し、7回5安打10奪三振無失点と好投をみせて3試合目の登板で初勝利となった。レンジャーズは初回、1番打者のカルロス・ゴメスに先頭打者本塁打が飛び出して先制に成功するも、その裏にダルビッシュが2死一・二塁のピンチを迎える。ここで迎えるは去る3月のWBCでオランダ代表の一員として出場していたアンドレルトン・シモンズ。カウント1ボールから迎えた2球目のカットボールを引っかけて遊ゴロに抑えて無失点でこの回を終えた。

    その後は怒涛の奪三振ショーで2回1死から4者連続三振。6回までで10人の打者から三振を奪っていた。この日記録した四球もわずかに2と球数も降板までに104球と効率のよい投球を披露し、マイク・ハウスチャイルドにマウンドを譲った。

    今回、ダルビッシュが記録した2桁奪三振は自身29度目となり、球団OBのノーラン・ライアンが持つ34回の記録まであと5回となった。またメジャー通算勝利数では47勝になり、50勝までは残り3勝となっている。今年のダルビッシュにはこうした節目の記録を控えているのだ。

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