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  • 9月の表彰選手が発表 大谷が月間最優秀新人に選出

    2018.10.2 15:10 Tuesday

     日本時間10月2日、9月の表彰選手が発表され、月間最優秀選手にマイク・トラウト(エンゼルス)とクリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)、月間最優秀投手にブレイク・スネル(レイズ)とヘルマン・マルケス(ロッキーズ)、月間最優秀新人に大谷翔平(エンゼルス)とフアン・ソト(ナショナルズ)、月間最優秀救援投手にブレイク・トライネン(アスレチックス)とコリー・クネーベル(ブリュワーズ)がそれぞれ選出された。

     トラウトは24試合に出場して打率.329(76打数25安打)、8本塁打、16打点、OPS1.153をマークし、昨年4月以来自身4度目の月間MVPに選出。OPS1.153はレイズのトミー・ファム(OPS1.180)に次ぐリーグ2位の好成績であり、20四球を選んで出塁率は.469の高水準だった。イェリッチは打率.352(88打数31安打)、10本塁打、33打点、OPS1.307の猛打を見せ、自身初の月間MVPを受賞。月間10本塁打はトレバー・ストーリー(ロッキーズ)、ルーク・ボイト(ヤンキース)と並んで両リーグ最多タイの数字であり、33打点を荒稼ぎした。

     スネルは6試合に先発して5勝0敗、防御率1.26という素晴らしい成績を残し、2ヶ月連続の月間最優秀投手に選出。35回2/3を投げて53三振を奪うなど投球内容も充実しており、最終的には最優秀防御率と最多勝の二冠に輝いた。マルケスは5試合に先発して3勝1敗、防御率2.14の好成績をマークし、自身初となる月間最優秀投手を受賞。今季は自己最多の14勝をマークし、シーズン奪三振の球団記録を更新するなど、充実の1年を過ごした。

     大谷は24試合に出場して打率.310(87打数27安打)、7本塁打、18打点、OPS1.003をマークし、4月に続いて今季2度目の月間最優秀新人に選出。8月にも打率.328(61打数20安打)、6本塁打、18打点、OPS1.095の好成績をマークしており、打者としてのポテンシャルの高さを見せつけた後半戦となった。ソトは26試合に出場して打率.283、6本塁打、20打点、OPS.908をマークし、6月、7月に続いて今季3度目の月間最優秀新人を受賞。19歳のシーズンを打率.292、22本塁打、70打点、OPS.923という素晴らしい成績で終えた。

     トライネンは11試合に登板して3勝0敗4セーブ、防御率0.00という見事な活躍で5月に続いて今季2度目の月間最優秀救援投手に選出。今季は全ての月で防御率0~1点台を維持し、9勝2敗38セーブ、防御率0.78という驚異的な成績を残した。クネーベルは15試合に登板して1勝0敗2セーブ、防御率0.00という圧巻のパフォーマンス。15回1/3を投げて32三振を奪うなど、7~8月の不振を完全に脱し、見事な活躍で昨年8月以来自身2度目となる月間最優秀救援投手に選出された。

  • 2018年のレギュラーシーズンが終了 マイコラス最多勝

    2018.10.2 13:00 Tuesday

     日本時間10月2日、2018年のレギュラーシーズン全日程が終了し、両リーグのタイトルホルダーが確定した。最終日まで三冠王の可能性を残していたクリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)は4打数3安打1打点の活躍を見せたものの、本塁打で3位タイ、打点で2位タイにとどまり、タイトルは首位打者のみに。また、マイルズ・マイコラス(カージナルス)はナ・リーグ最多タイの18勝をマークし、メジャー復帰1年目で最多勝のタイトルを手にした。

     両リーグのタイトルホルダーは以下の通り(★は両リーグトップを示す)。

    【ア・リーグ】
    首位打者:ムーキー・ベッツ(レッドソックス)打率.346★
    本塁打王:クリス・デービス(アスレチックス)48本塁打★
    打点王:J.D.マルティネス(レッドソックス)130打点★
    盗塁王:ウィット・メリーフィールド(ロイヤルズ)45盗塁★
    最優秀防御率:ブレイク・スネル(レイズ)防御率1.89
    最多勝:ブレイク・スネル(レイズ)21勝★
    最多奪三振:ジャスティン・バーランダー(アストロズ)290奪三振
    最多セーブ:エドウィン・ディアス(マリナーズ)57セーブ★

    【ナ・リーグ】
    首位打者:クリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)打率.326
    本塁打王:ノーラン・アレナード(ロッキーズ)38本塁打
    打点王:ハビアー・バイエズ(カブス)111打点
    盗塁王:トレイ・ターナー(ナショナルズ)43盗塁
    最優秀防御率:ジェイコブ・デグロム(メッツ)防御率1.70★
    最多勝:ジョン・レスター(カブス)18勝
    マイルズ・マイコラス(カージナルス)18勝
    マックス・シャーザー(ナショナルズ)18勝
    最多奪三振:マックス・シャーザー(ナショナルズ)300奪三振★
    最多セーブ:ウェイド・デービス(ロッキーズ)43セーブ

  • エンゼルス・大谷のトミー・ジョン手術が無事に終了

    2018.10.2 11:45 Tuesday

     日本時間10月2日、エンゼルスのビリー・エプラーGMは大谷翔平のトミー・ジョン手術が無事に終了したことを発表した。今回の手術はロサンゼルスでニール・エラトラシュ医師によって行われた。

     エプラーは「医師は彼が目にしたものについて満足していたし、回復のプロセスについても自信を持っているようだった」と語り、大谷の手術が無事に終了したことを報告した。今回のトミー・ジョン手術により大谷が再びメジャーのマウンドに立つのは2020年まで待たねばならないことはほぼ確実。来季の大谷はリハビリに取り組みつつ、指名打者として多くの出場機会を得ることになるだろう。

     「現時点で判断するのは難しい」とエプラーが語ったように、2019年シーズンに大谷が打者としてどれくらいの出場機会を得られるかどうかは不透明だ。打者としての出場が投手としてのリハビリに悪影響を及ぼすと判断されれば、打者としての出場機会が非常に限られたものになる可能性もある。しかし、一般的には投手よりも野手のほうがトミー・ジョン手術からの戦列復帰は早く、昨季途中にトミー・ジョン手術を受けたグレイバー・トーレス(ヤンキース)は今年4月にメジャーデビューを果たして正二塁手として活躍。今年5月にトミー・ジョン手術を受けたコリー・シーガー(ドジャース)も来季は開幕からフル稼働できる見込みである。

     今季の後半戦で示したように、投手としてチームに貢献できなくとも打者として貢献できるのが「二刀流」をこなす大谷の魅力でもある。打者として104試合に出場し、打率.285、22本塁打、OPS.925の好成績をマークした大谷の打棒はチームに不可欠であり、1年間打者に専念したときにどのような成績を残すのかという点にも大きな注目が集まることになるだろう。充実のルーキーイヤーを終えたばかりの大谷だが、トミー・ジョン手術が無事に終了し、来季に向けての準備はすでに始まっている。

  • メッツのキャプテン・ライトの引退試合 最後の雄姿に大歓声

    2018.9.30 17:00 Sunday

     キャプテンが地元ファンとお別れだ。メッツは日本時間9月30日に行われたマーリンズ戦でチームのキャプテンを務めるデービッド・ライトの引退試合が行われ、メッツ関係者はじめ、多くのファンが彼の雄姿を見届けた。故障の影響で2016年を最後にメジャーの舞台に立てていなかったが、今季2度目の出場となる今試合では「3番・三塁」としてスタメン出場した。

     ライトは2001年ドラフト会議でメッツから1巡目指名(全体38番目)を受けて入団すると2004年に初めてのメジャー昇格を果たした。2年目からは三塁手としてチームを支えオールスター7回、シルバースラッガー賞2回など輝かしい実績を残してきた。メッツ一筋にプレーしキャプテンとしてチームの精神的支柱としても大きな存在だったが、近年は故障に悩まされた。今季はマイナーでプレーものの、体の状態が良くないことから事実上の引退ともとれる記者会見を行っていた。

     迎えた本拠地、シティ・フィールドでのマーリンズ戦。3番打者として出場すると1死三塁で迎えた初回の打席ではトレバー・リチャーズと対戦し四球を選んだ。続く4回の第2打席は先頭打者として登場すると2球目を打って一塁へのファウルフライに倒れ、5回の守備時にベンチに退いた。その際には球場は大歓声に包まれ、彼の功績を称えた。試合は両軍無得点のまま延長13回に突入。2死一・二塁からオースティン・ジャクソンの適時二塁打でサヨナラ勝ちを収めてライトに勝利をプレゼントした。

     プロ選手になったときから今日までメッツの組織の中でプレーしてきた。今日のメジャーリーグではトレードが積極的に行われているが、全盛期のときも故障で苦しんでいたときも同じチームで一喜一憂した。近年は思うような成績を残せていなかったが、ミッキー・キャラウェイ監督は「ライトでなければ名誉を得ることができなかっただろう。ぜひ、彼を見習うべきだ」と選手としてだけではなく、人間性も高く評価している。今季でユニフォームを脱ぐことになるが、いつまでもライトの心はメッツの中にあることだろう。

  • ブルージェイズ有望株・ビシェットが故障でアリゾナ秋季リーグ不参加

    2018.9.29 11:00 Saturday

     レギュラーシーズンもあと数日で終了し、プレーオフを控えているメジャーリーグ。その裏では各球団の有望選手が集まるアリゾナ秋季リーグも開催される。選手達にとっては今リーグでの活躍が来季メジャー昇格への足掛かりとなるが、残念ながらその機会を逃すことになる者もいる。

     ブルージェイズの有望選手の1人であるボー・ビシェットが膝と肘の故障で参加予定だったアリゾナ秋季リーグを欠場することが発表された。ビシェットは現在20歳の遊撃手で2016年ドラフト会議でブルージェイズから2位指名を受けて入団すると今季は2Aでプレーし131試合に出場、打率.286 11本塁打 74打点の成績を残した。MLBが発表している有望株ランキングトップ100では9位に入っている。

     チーム関係者によるとビシェットについて「イースタンリーグのプレーオフ終了後に痛みを覚えた。(アリゾナ秋季リーグは欠場するが)オフシーズンや春季キャンプには影響ないはずだ」と話している。ブルージェイズはビシェットの代わりに23歳の二塁手であるサンティアゴ・エスピナルがアリゾナ秋季リーグに参加すると発表した。エスピナルは今年6月に金銭トレードで加入。主に1Aと2Aでプレーし合計124試合に出場し打率.297 10本塁打 60打点の成績を残しており着実に成長している選手だ。

     アリゾナ秋季リーグは将来の球界を背負って立つ選手達が集まる場所であり、来季の新人王候補も出現する。昨年はロナルド・アクーニャJr.が今リーグで打率.325 7本塁打 16打点と猛打を振るった。今季はブレーブスを地区優勝を導き、自身もナ・リーグの新人王候補となっている。ビシェットについてもアクーニャJr.のような活躍が期待されたものの、プレーができないことは残念。まずは回復に専念し完全復活を目指す。

  • レギュラーシーズン残り3日 ポストシーズン争いの行方は

    2018.9.28 18:15 Friday

     2018年のレギュラーシーズンは残り3日となり、ア・リーグではポストシーズン進出の5球団が決定。しかし、まだワイルドカード・ゲームのホームフィールド・アドバンテージは確定しておらず、ナ・リーグに至っては2地区で優勝が決まっていない。熾烈なポストシーズン争いはどのような結末を迎えるのだろうか。

     ア・リーグは東部地区をレッドソックス、中部地区をインディアンス、西部地区をアストロズが制し、ヤンキースとアスレチックスの2球団がワイルドカードを獲得。地区シリーズではレッドソックス対ワイルドカード、インディアンス対アストロズの対戦が確定している。ワイルドカード首位を争うヤンキースとアスレチックスは2ゲーム差。ヤンキースのワイルドカード首位確定へのマジックナンバーは「1」となっており、ヤンキースが1勝するか、あるいはアスレチックスが1敗でもすれば、ワイルドカード・ゲームの開催地はヤンキー・スタジアムに決定する(最終カードでヤンキースはレッドソックス、アスレチックスはエンゼルスと対戦)。

     ナ・リーグは東部地区のブレーブスのみが地区優勝を決めている。中部地区は首位カブスを2位ブリュワーズが、西部地区は首位ロッキーズを2位ドジャースがそれぞれ1ゲーム差で追っており、カブスとロッキーズのマジックナンバーはともに「3」。最終カードでカブスはカージナルス、ブリュワーズはタイガース、ロッキーズはナショナルズ、そしてドジャースはジャイアンツと対戦する。ワイルドカード争いでは2位ドジャースと3位カージナルスが1ゲーム差となっており、こちらも目の離せない状況。なお、現時点でリーグ最高勝率はカブス、2位はブリュワーズとなっており、地区シリーズではブレーブスと西部地区の王者、中部地区の王者とワイルドカードが対戦することになる可能性が高い。

     ナ・リーグは地区首位やワイルドカード2位に複数のチームが並ぶ可能性があり、ワンゲーム・プレーオフが行われる可能性もゼロではない。全米が注目する最後の3日間がいよいよ明日からスタートする。

  • FA市場最大の注目株・ハーパー ナショナルズ残留希望か

    2018.9.26 10:10 Wednesday

     今季終了後にフリーエージェントとなり、史上最高規模の契約を手にするのではないかと噂されているブライス・ハーパー(ナショナルズ)。しかし、本人はナショナルズの一員としてプレイし続けたいという願望を持っているようだ。

     2010年のドラフトでナショナルズから全体1位指名を受けてプロ入りしたハーパーは、2012年4月に19歳でメジャーデビュー。この年は22本塁打を放つ活躍で新人王に輝き、2015年には打率.330、42本塁打、OPS1.109の大活躍でナ・リーグMVPに選出された。ハーパーの入団後、チームは4度のポストシーズン進出を果たし、ハーパーはチーム最大のスター選手、チームの看板選手であるだけでなく、球界を代表するスター選手の1人へと成長。25歳のスター選手がフリーエージェント市場に出てくるケースは非常に珍しく、その契約規模には大きな注目が集まっている。

     ハーパーは「ドジャースでプレイすることがどんな感じなのかはわからない。ヤンキースでプレイすることがどんな感じなのかもわからない。僕が知っているのはワシントンD.C.(=ナショナルズ)のことだけだからね」と語っており、プロ入りから8シーズンを過ごしたナショナルズに愛着を感じている様子。「自分が球団の(将来的な)プランに含まれているのかどうかはわからないけど、もしプランに僕が含まれているのであれば、ぜひともここに残りたいね」と残留願望を口にしている。

     「僕はビクトル・ロブレスやフアン・ソト、アダム・イートンの隣でプレイしたいと思っている。でも、球団のプランに含まれているかどうかはわからない。プランに含まれていないのであれば、(残留するために)僕にできることはないよ」とハーパーは語る。前半戦は打率.214と打撃不振に苦しんだものの、そのなかでも23本塁打を放ち、後半戦は打率.294と復調。シーズン通算では34本塁打を放ち、自身初となる100打点にも到達した。フィリーズやドジャースといった資金力が豊富な球団が獲得を検討していることが報じられているが、ナショナルズとハーパーはどのような決断を下すのだろうか。

  • エンゼルス・大谷 今季終了後にトミー・ジョン手術へ

    2018.9.26 09:30 Wednesday

     日本時間9月26日、エンゼルスは右肘の内側側副靱帯に損傷が見つかっている大谷翔平がオフシーズンの最初の週にトミー・ジョン手術を受ける予定であることを明らかにした。来季の大谷は打者一本でプレイすることになりそうだ。

     日本時間9月3日のアストロズ戦で投手としての戦列復帰を果たした大谷だが、その後MRI検査を受けた結果、右肘の内側側副靱帯の損傷が発覚。球団はトミー・ジョン手術を受けることを推奨したが、大谷は決断を保留していた。最終的には球団の勧めに従い、トミー・ジョン手術を受けることを決断したようだ。この決断により、大谷が来季、投手としてプレイできないことはほぼ確定。しかし、指名打者としての出場は可能であると見られており、来季は投手としてのリハビリを続けながら打者一本でプレイすることになるだろう。

     トミー・ジョン手術を受けた場合、一般的に打者は投手よりも早く戦列に戻ることができ、たとえば昨季途中に利き腕ではないほうのトミー・ジョン手術を受けたグレイバー・トーレス(ヤンキース)は今年4月にメジャーデビューを果たし、大谷と新人王を争う活躍を見せている。また、今年5月にトミー・ジョン手術を受けたコリー・シーガー(ドジャース)は来季の開幕ロースターに名を連ねることが確実視されている。ほかにもザック・コザート(エンゼルス)、ミゲル・サノー(ツインズ)、クリスチャン・バスケス(レッドソックス)といった選手がトミー・ジョン手術を受けているが、いずれも1年以内に戦列復帰を果たしている。

     現在、大谷はア・リーグ新人王の最有力候補に挙げられている。長打率.564は300打席以上の打者では7位の好成績であり、投手としても10先発で51回2/3を投げて防御率3.31、63奪三振を記録。投打両面でインパクトのある活躍を見せ、ミゲル・アンドゥハー(ヤンキース)、トーレスらライバルよりも高い支持を得ているようだ。

  • ヤンキースに痛手 正遊撃手・グレゴリウスの右手首負傷が発覚 

    2018.9.24 11:00 Monday

     歓喜の裏で今後が心配なニュースが飛び込んできた。ヤンキースの正遊撃手のディディ・グレゴリウスが右手首を負傷していたことが発表され、ポストシーズンでプレーすることができずこのまま今季絶望となる可能性が出てきた。前日の試合でチームはワイルドカードを獲得し世界一への挑戦権を得たばかりだった。

     日本時間9月23日に行われたオリオールズ戦でヤンキースは延長戦を制して勝利。その際にサヨナラのホームを踏んだのがグレゴリウスでアーロン・ヒックスの二塁打で一気に生還した際に右手首を痛めたという。その直後はガッツポーズをし、試合後の祝賀会でも痛みを感じることはなかったというが、日付が変わった現在では痛みがあるとのこと。本人は状態をトレーナーに報告したことで負傷が明らかになった。

     これを受けて日本時間9月24日の同対戦ではグレゴリウスは欠場し、彼の代わりにアデイニー・エチャバリアが遊撃手として出場したが、チームは3-6で敗れた。グレゴリウスの状態についてアーロン・ブーン監督は「彼がポストシーズンを戦えるかどうかは様子を見なければならない。まだ何とも言えない状態だ。ディディは偉大な選手であり彼が抜けたことがチームに何を意味するかみんなわかっている」とコメントしている。また、前日にサヨナラ打を放ったヒックスは「ディディがケガをしているなんて知らなかったよ。彼はチームにとって必要不可欠な選手なんだ。守備面でも頼りにしている。」と驚いた様子だった。

     気になるところは今後はプレーができるどうか。グレゴリウス本人によると現時点では手術する可能性は低いという。ブーン監督が言うように数日間のケガの回復具合を見なければならない。もし、復帰することができれば安心だが、その逆の場合は大きな痛手となる。ワイルドカードを獲得しこれからという時に気がかりな出来事だが、まずはチーム一丸となってレギュラーシーズンを走りきる。

  • ブレーブスが5年ぶりとなるナ・リーグ東地区制覇

    2018.9.23 13:30 Sunday

     5年ぶりの頂点だ。ブレーブスは日本時間9月23日、本拠地で行われた試合でフィリーズを5-3で退け2013年以来、18回目の地区優勝を果たした。試合前まで3連勝中と好調のチームは序盤から4得点とリードを広げるも後半に1点差に詰め寄られるがなんとか逃げ切り勝利。優勝が決まった瞬間、球場内は歓喜に包まれた。

     今回、ブレーブスは地区2位のフィリーズとの4連戦。初戦開始前の時点ではマジック6からのスタートも連勝したおかげもあり、3戦目を迎えた日本時間9月23日の時点で優勝に王手をかけていた。そして運命の今試合、初回から満塁のチャンスをつくるとヨハン・カマルゴが2点適時打を放ち先制。続く2回には2死一・三塁からフレディ・フリーマンのタイムリーでさらなる追加点を挙げて4-0とリードを広げ主導権を握った。先発のマイク・フォルティネビッチは四球で走者こそ背負うも6回まで相手打線を無安打に抑える好投をみせて勝利をアシストする。

     フィリーズは7回、先頭のオドゥベル・ヘレーラに安打が飛び出し、ノーヒッターを阻止すると続く8回には1死満塁からセザー・ヘルナンデス、リズ・ホスキンスの連続適時打で瞬く間に1点差まで詰め寄った。だが、その直後のブレーブスの攻撃ではカート・スズキの貴重な適時打により2点リードとして最終回はアローディス・ビスカイーノが締めチームを勝利に導いた。

     今季はロナルド・アクーニャJr.の台頭やフリーマンの復活などチームに勢いを与える話題が多い。そのフリーマンは試合後「今年の春季キャンプの最初の週が終わったときスペシャルなことができる選手達が揃っていると感じた」とコメント。また、ブレーブスのブライアン・スニッカー監督も「選手達は信じられないことをやってくれた」と喜びの声を語っている。ブレーブスは本拠地がサントラスト・パークになってからわずか2年での優勝、そしてナ・リーグで今季地区優勝1番乗りを決めた。古豪復活へ、チームの本当の戦いはこれからだ。

  • DLから復帰のバウアーが先発で2回途中無失点

    2018.9.22 11:10 Saturday

     今季一番乗りで地区優勝を果たしたインディアンスに心強い味方が帰ってきた。右足の骨折により故障者リスト(DL)入りしていたトレバー・バウアーが日本時間9月22日のレッドソックス戦で先発し、2回途中無失点で見事な復活登板を果たした。

     バウアーは今季もチームの先発ローテーションの一角として8月時点で2桁12勝、防御率2.22と好成績を収めていたが、日本時間8月12日のホワイトソックス戦で勝利投手もホゼ・アブレイユの打球が直撃し右足骨折となった。離脱期間は4週間から6週間とされ、テリー・フランコーナ監督や医療スタッフは早期復帰が可能とコメントを残していた。静養しながらも着実に準備、実践形式の練習を経て今回の復帰に至った。

     迎えた本拠地でのレッドソックス戦。先発マウンドに立ったバウアーは初回、1死からブランドン・フィリップスを四球で出塁を許すも2死後に捕手、ヤン・ゴームズのアシストもあり無失点に抑えた。そして2回、先頭のJ.D.マルティネスを三球三振に仕留めたが、続く打者に2者連続安打を浴びたところで降板となった。彼からマウンドを託されたタイラー・オルソンがピンチを脱してバウアーは無失点で復帰登板を飾った。

     予定通りに事が進めばバウアーの次回登板は日本時間9月26日のホワイトソックスになる見込み。今回無事に復帰できたことが第一歩、そしてバウアー自身が勝利を挙げることができれば地区シリーズに向けて勢いづくだろう。次はより長いイニングを投げて完全復活を印象づけたいところだ。

  • Rソックスがメッツとの接戦を制し3年連続地区優勝へマジック「2」

    2018.9.17 13:30 Monday

     3年連続の地区優勝まであと少しだ。日本時間9月17日に行われたレッドソックスとメッツによる交流戦は終盤に勝ち越したレッドソックスが逃げ切って勝利。これでチームは今季103勝目を挙げ、同時に優勝へのマジックナンバーを「2」とした。

     前日にインディアンスがひと足先に地区優勝を決めていることもあり、今季唯一の100勝超えをしているレッドソックスとしてはこちらも早く優勝を決めたいところ。今試合の先発はエースのクリス・セール。そしてメッツもジェイコブ・デグロムを先発させたことで緊迫した投手戦が予想された。そして先制したのはホームのレッドソックスだった。1死一・三塁からムーキー・ベッツの犠牲フライで先制すると続くブロック・ホルトに2ランが飛び出して一挙3得点を挙げて試合の主導権を握った。

     セールはわずか3イニングで降板もブルペン陣の細かい継投で4-3となんとか1点差を守り切って勝利した。対するメッツはデグロムが7回3失点の好投、打線では6回にマイケル・コンフォートが適時二塁打、7回にはアメッド・ロサリオにも適時打が飛び出し一時は同点としたが8回、アンドリュー・ベニンテンディに決勝の犠牲フライを許して許して接戦をモノにすることができなかった。

     これでマジック2となったレッドソックスだったが、心配な出来事も起こっている。それは今試合でベッツが左わき腹を痛めて途中交代したことだ。試合後、アレックス・コーラ監督によると彼の状態は良いとのことで日本時間9月19日からのヤンキース3連戦には出場できる見込みだという。敵地、ヤンキー・スタジアムでの3連戦となるがライバルの目の前で地区優勝を決める可能性が高い。本日の試合で先発したセールも試合後に「(3年連続の地区優勝は)素晴らしいことだよ。できればホームで達成したかったけどそれは難しい。それでもどこにいても楽しむことができると思うよ」と優勝目前の心境を語っている。チームは次なる勝利に向けて全力を尽くす。

  • インディアンスが3年連続となるア・リーグ中地区制覇

    2018.9.16 20:20 Sunday

     まずは第一関門突破だ。日本時間9月16日、インディアンスがタイガース戦で15-0と大勝したことで3年連続となる地区優勝が決定した。メジャー30球団でもっとも世界一から遠ざかっているチームとしては今年こそ頂点に立ちたいところ。そのためにはポストシーズン進出が第一条件であり、今季も世界一への挑戦権を得た。

     優勝マジック1で迎えた今試合、インディアンスは初回から打線が爆発する。先頭のフランシスコ・リンドーアとマイケル・ブラントリーの2者連続弾で得点するとその後も打線がつながりこの回だけで一挙6得点。2回にもホゼ・ラミレスやメルキー・カブレラの適時打などでさらに5得点を挙げるなど序盤2回までで11-0と大量リードとなった。勢いに乗ったチームは4イニング連続で得点し、早々に試合を決めた。先発のマイク・クレビンジャーは強力援護に守られて6回1安打無失点の好投をみせた。

     勝利が決まった瞬間、選手達は喜びを爆発させた。クラブハウスでは恒例のシャンパンファイトが行われ、レギュラーシーズンを走り続けてきたチームは地区優勝決定の喜びに酔いしれた。地区3連覇はインディアンスが1995年から1999年まで5連覇を果たしたとき以来の記録。ちなみにテリー・フランコ―ナ監督になってから6年間で実に4度目となるポストシーズン進出決定となる。これらの結果を踏まえてもチームは以前のような常勝軍団になりつつある。

     インディアンス一筋でチームを支えているコディ・アレンは「10月もプレーができる権利を得た。もっともっと野球がしたいんだ」と喜びを語ると同時に既に次のステージに向けて意気込んでいる。昨年は地区シリーズで敗退しているだけに「次こそは」という気持ちだろう。目指すは2016年以来のワールドシリーズ、そして世界一の座だ。今季最初に優勝の美酒に酔った彼らは難関を突破できるのか。インディアンスの本当の戦いはこれからだ。

  • ヤンキース・ジャッジが帰還 守備固めとして試合復帰

    2018.9.15 16:00 Saturday

     ヤンキースに主砲が帰還だ。日本時間9月15日、本拠地、ヤンキー・スタジアムで迎えたブルージェイズ戦で右手首の骨折により戦線離脱していたアーロン・ジャッジが故障者リスト(DL)から復帰し地元ファンを沸かせた。ワイルドカード争いがし烈な今、チームに心強い味方が帰ってきた。

     ジャッジは日本時間7月27日のロイヤルズ戦でスタメン出場を果たしたが、初回の打席で死球を受けたことで右手首を骨折。すぐにDL入りをし、当初は3週間で復帰予定もその後のMRI検査で実現は難しいと発表されていた。その後、リハビリを続けたジャッジは迎えた本日のブルージェイズ戦の試合前には打撃練習を行い、快音を連発していた。すぐにはスタメン復帰とはならずベンチスタート。それでもチームは彼の復帰を祝福しているかのように序盤から猛打を発揮し、7回終了時点で9-0と大量リードし主導権を握った。

     そして8回、ヤンキースの選手達が守備位置に就く際、球場が大歓声に包まれた。背番号99が久々にライトの守備に就くとファンも彼の復帰を喜んだ。彼の守備機会はなかったが、チームとしてはジャッジがグラウンドに帰ってきたことが大きな力となり、その裏の攻撃でダメ押しの追加点を挙げ11-0でブルージェイズを下した。ジャッジの打席は次戦以降にお預けとなったものの、ヤンキースにとって印象深い日となったことだろう。

     アーロン・ブーン監督は「ジャッジはまだ万全な状態ではない。当面は代走や守備固めといった起用をしながら彼自身はリハビリを続けることになるだろう」と話している。たとえスタメンでなくともジャッジは今やチームに欠かすことのできない存在であり、グラウンドに立つだけでもチームに勢いを与える。ヤンキースは主砲の完全復活のために慎重に起用していく予定だ。果たして復帰初本塁打はいつになるのか。多くのファンが彼の一発を待っている。

  • ツインズのジョー・マウアーが今季終了後の引退を検討中

    2018.9.14 11:30 Friday

     6度のオールスター・ゲーム選出経験を誇り、2009年にはア・リーグMVPに輝いたジョー・マウアー(ツインズ)が、チームとの長期大型契約が終了する今季終了後に現役を引退する可能性があることが明らかになった。マウアーは自身の進退について熟考しているようだ。

     メジャー15年目を迎えたマウアーは、今季ここまで112試合に出場して打率.274、6本塁打、43打点、OPS.719をマーク。球界を代表する強打の捕手として3度の首位打者を獲得した頃の輝きは失われてしまったものの、巧打堅守の一塁手として現在も安定した出塁能力を維持している(今季の出塁率は.345)。マウアーが捕手から一塁手へコンバートされるきっかけとなったのが脳震盪だが、今年5月の試合中にダイビングキャッチを試みた際に後頭部を強打。その後、再び脳震盪のような症状に悩まされることになり、これが現役引退を検討する一因となっているという。

     「これはタフな決断だよ」とマウアー。2001年のドラフトで地元ツインズから全体1位指名を受けてプロ入りし、今季までツインズ一筋でプレイしてきたマウアーにとって、ツインズ以外でプレイする自身の姿が想像できないという点も現役引退を検討する一因となっているのだろう。マウアーは今季限りでツインズとの8年1億8400万ドルの長期大型契約が終了するが、仮に現役を続行した場合、大幅な減俸は確実。確実性のある打撃と堅実な守備は魅力だが、長打力に欠けるベテラン一塁手を好条件で迎える球団はないと見られる。現役を続行するのであれば、年俸を大幅に下げた形でのツインズとの再契約が現実的な道だろう。

     とはいえ、チーム内には25歳のミゲル・サノー、27歳のタイラー・オースティン、28歳のケニーズ・バルガスなど、マウアーの後釜となる正一塁手候補が控えており、ツインズが無理にマウアーと契約する必要がないのも事実。ツインズ一筋でプレイしてきた35歳の好打者は、シーズン終了後にどのような決断を下すのだろうか。

  • メッツのデービッド・ライトが今季限りで事実上の引退へ

    2018.9.14 11:00 Friday

     日本時間9月14日、メッツは本拠地シティ・フィールドで記者会見を開き、チームのキャプテンであるデービッド・ライトが日本時間9月26日から始まるホーム6連戦でおよそ2年半ぶりに戦列復帰を果たし、同30日のマーリンズ戦では三塁手として先発出場する予定であることを明らかにした。これが現役選手として最後のプレイとなる可能性が高く、事実上の現役引退となるようだ。

     2001年のドラフトでメッツから1巡目(全体38位)指名を受けてプロ入りしたライトは2004年7月にメジャー昇格を果たし、まもなく正三塁手に定着。2005~2010年の6シーズンで打率3割、25本塁打、100打点を各5度マークし、球界を代表する三塁手として活躍した。2007年からは2年連続でシルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞をダブル受賞。2009年と2013年にはアメリカ代表の一員としてワールド・ベースボール・クラシックにも出場し、いつしか「キャプテン・アメリカ」のニックネームも定着した。

     しかし、150試合以上に出場したのは2012年が最後であり、その後は故障と戦う日々に。特に背中の故障は重傷で、日常生活にも大きな影響を及ぼすほどだった。2015年は38試合、2016年は37試合のみの出場に終わり、昨季と今季はメジャーでの出場はなし。その間、首や肩、背中の手術を受け、完全復活を目指したものの、記者会見でライト自身が「身体的にも、今の自分の感触的にも、そして医者に言われたことから判断しても、これ以上(身体のコンディションが)改善することはないだろう」と語ったように、傷だらけの身体が元に戻ることはなかった。

     記者会見では球団側もライト自身も「引退」という言葉を使わなかった。代わりに「プレイできる状態ではない」と説明したが、関係者の話によるとライトは2020年まで残っているメッツとの契約を全うする可能性が高いという。安打、二塁打、四球、得点、打点の各部門で球団記録を保持するチームの象徴は、2020年までロースターに名前を残しつつ、今季限りでグラウンドを去ることになるようだ。

  • 岩隈が今季限りでマリナーズ退団 日本球界復帰へ

    2018.9.12 11:05 Wednesday

     日本時間9月12日、マリナーズの岩隈久志は今季限りでマリナーズを退団し、日本球界への復帰を目指す意向であることを明らかにした。昨年11月にマリナーズとマイナー契約で再契約を結び、右肩の故障からの復帰を目指していた岩隈だが、残念ながらメジャー復帰は叶わなかった。

     今季の岩隈はシーズンの大半を右肩の手術のリハビリに費やし、マイナーでの登板はA級ショートシーズンでの2試合だけ。2先発で計3イニングを投げ、被安打2、奪三振2、与四球1、失点1というのが今季の投球内容だった。

     メジャー2年目の2013年には219回2/3を投げて14勝6敗、防御率2.66、185奪三振の好成績をマークし、サイ・ヤング賞の投票では3位にランクイン。2015年にはノーヒッターを達成し、2016年は防御率4.12ながら自己最多かつチーム最多となる16勝を挙げた。昨季は右肩の故障により6試合のみの登板にとどまったものの、メジャー6シーズンで63勝39敗、防御率3.42の好成績をマーク。2010年代の先発ローテーションを支えた投手の一人として、マリナーズファンの記憶に残り続けることだろう。

     「ここでは良い思い出しかありません。チームを去らなければならないのは残念ですが、前向きな退団なので嬉しく思っています。マリナーズのユニフォームを7年間着ることができたことは、僕にとって特別なことでした」とチームへの感謝を口にした岩隈。「長期にわたるリハビリでしたが、長いトンネルを抜けてようやく明かりが見えてきました。マリナーズの一員として復帰できなかったのは残念ですが、日本は僕の原点です。僕は日本でキャリアをスタートしましたし、そこでキャリアを終えるのが良いのかなと思っています」と日本球界復帰を考えていることを明らかにした。

     故障のリスクを抱え、すでに37歳の岩隈だが、日米通算170勝を誇る実績と豊富な経験は貴重。古巣の東北楽天を中心に、多くの球団が獲得に興味を示すことになるだろう。

  • 今秋開催の「2018日米野球」にモリーナら8選手が参加予定

    2018.9.11 11:45 Tuesday

     日本時間9月11日、MLB機構とMLB選手会は11月に日本で開催される「2018日米野球」に参加する予定の8選手を発表した。MLB選抜の指揮はマーリンズのドン・マティングリー監督が執ることになっており、残りの選手については今後数週間のうちに明らかにされる予定である。

     今回発表された8選手のなかには今年のオールスター・ゲームに選出された3選手が含まれている。カージナルスの正捕手にしてメジャーを代表する名捕手であるヤディアー・モリーナ、近年攻守両面で急成長を遂げているレッズの正三塁手エウヘニオ・スアレス、ブリュワーズの快進撃を牽引してMVP候補の一人に挙げられているクリスチャン・イェリッチの3人だ。他にはナ・リーグ新人王の最有力候補であるロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)、フィリーズの強打者コンビであるリーズ・ホスキンスカルロス・サンタナ、昨季のア・リーグ盗塁王であるウィット・メリーフィールド(ロイヤルズ)、内外野をこなすユーティリティ・プレイヤーであるクリス・テイラー(ドジャース)と豪華な顔ぶれ。今回発表された8選手だけを見ても「ドリームチーム」であると言えるだろう。

     このうち、フィリーズのサンタナは前回(2014年)の日米野球でも来日しており、日米野球に参加するのは今回が2度目。ベテラン捕手のモリーナは日米野球に初参戦となるが、ワールド・ベースボール・クラシックにはプエルトリコ代表の一員として4度の出場経験があり、国際試合での経験は豊富である。

     日米野球は1908年に始まり、今回が37度目。日本時間11月8日にMLB選抜vs読売ジャイアンツのエキシビジョン・ゲームが行われたあと、同9~11日に東京ドームで3試合、同13日にマツダスタジアムで1試合、同14~15日にナゴヤドームで2試合、合計6試合にわたってMLB選抜vs侍ジャパン(日本代表)の試合が行われる予定となっている。

  • ツインズ・サンタナの今季中復帰は厳しい見込み

    2018.9.9 20:00 Sunday

     ツインズは地区2位ではあるが、ポストシーズン進出は厳しい状態にある。昨年はワイルドカードで進出はできたが、今年は勝ちきることができず苦戦している。その一因として考えられるのは昨年16勝を挙げたアービン・サンタナの不在だろう。

     サンタナは今季もエースとしての働きが期待されたが、右中指の故障でシーズン開幕から戦線離脱。2月初旬の手術の影響で復帰は7月までずれ込んだ。今季初登板となった日本時間7月26日のブルージェイズ戦では5回3失点も勝敗つかず、通算5試合に登板も0勝1敗 防御率8.03の成績で再度DL入りとなった。ポール・モリタ―監督は「私たちはできる限り最善のサポートをしたい」とコメントを残しており、サンタナの復帰を待っている。

     しかし、サンタナは今季が契約最終年であり、来季契約決定は球団次第となっている。更新となれば1400万ドルを得ることができるが今回の右中指のケガによってそれは難しい。昨年のような圧倒的な成績を残しているのならば残留の可能性もあったが、故障に悩まされたためにシーズンオフはFAになるとみられている。現地メディア「MLB TRADE RUMORS」でも「驚くべきことではない」とサンタナの去就が予想できているようだ。

     35歳となったサンタナは今季は再びマウンドに立つことはないだろう。ツインズ4年間で30勝25敗 防御率3.68の成績を残している。今、球団内ではサンタナの契約について早急に話し合う機会が必要だという。良い知らせを聞くことは難しそうではあるが、まずは正式な決定を待とう。今後、サンタナ自身も1日でも早い復帰を目指し奮闘する。

  • Wソックスの有望株・コペックがトミー・ジョン手術へ

    2018.9.8 16:00 Saturday

     9月となり登録枠が拡大する「セプテンバーコールアップ」の時期を迎え、各球団の有望選手達が昇格を果たしている。今後はチームの主力になっていくにあたってできる限り故障は避けたいところだ。しかし、ホワイトソックスの有望株の1人であるマイケル・コペックがトミー・ジョン手術を受ける可能性が高いことが報じられた。

     22歳のコペックは日本時間8月22日のツインズ戦でメジャー初先発を果たすと2回3安打無失点とまずまずのデビュー。次戦のタイガース戦では6回1失点の好投で念願のメジャー初勝利を飾った。彼はマイナーリーグで169キロを投げたとされ、球界全体の有望株ランキングでは13位に入っているほど今後の活躍が期待されている右腕だ。しかし、直近登板となった日本時間9月6日のタイガース戦では初勝利の時とは一変、4回途中9安打7失点大炎上していた。

     その後の検査では右肘靭帯損傷が発覚し、今回のトミー・ジョン手術を受ける可能性が高まった。コペックは「予想していなかった事態だ。毎回投げるごとに痛みを感じていたのだけど、明確にいつから痛くなったのかは覚えていないし、この数日間は不快感があったよ」と話している。また、ホワイトソックスのリック・ハーンGMは「コペックは2020年のスプリングトレーニングまで復帰することが難しくなる。それは長期的に活躍ができないことを意味している」とコメントを残しており、今後はセカンドオピニオンを求め、最終的にどのようにするかを決めるという。

     チームのリック・レンテリア監督は「コペックは復帰に向けてどんな困難でも乗り越えてくれるだろう」と長期離脱する有望株にエールを送った。最速169キロの直球を投げ、大きな注目を浴びている選手の1人だっただけに残念な結果となった。コペックが順調に回復し、再びマウンドで躍動する姿を多くのファンは望んでいる。

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