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  • 最強の1番打者・ブラックモンが中軸を打つ可能性

    2018.1.26 15:00 Friday

     チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)は昨季、1番打者として様々な記録を樹立した。名実ともに「最強の1番打者」となった感のあるブラックモンだが、チームの戦力アップに繋がるのであれば1番を他の選手に譲り、打線の中軸を打つ準備もできているようだ。

     昨季のブラックモンは自己最多の159試合に出場し、打率.331、37本塁打、104打点、14盗塁、OPS1.000の大活躍。37本塁打はノーラン・アレナードと並んでチーム最多の数字であり、自身初の打撃タイトルとなる首位打者を獲得した。シーズン104打点のうち103打点を1番打者として叩き出し、これは2000年にダリン・アースタッド(当時エンゼルス)が樹立した100打点を上回るメジャー新記録。383塁打も1番打者としてはメジャー新記録であり、長打86本も1番打者のナ・リーグ新記録となった。ブラックモンが「リードオフを打つのは快適だよ」と語る通りの結果となったわけだが、その一方でブラックモンは「打線の組み方としてはベストの形ではないかもしれないね」と、自身がリードオフマンを外れたほうが打線として良い形になるのではないかとの考えも示している。

     カルロス・ゴンザレスがフリーエージェントとなってチームを去り、ロッキーズは現在3番打者が不在の状況となっている。2番打者のDJレメイヒューと4番打者のアレナードはいずれも右打者であり、3番に入るのは左打者が理想。ここに昨季首位打者のブラックモンを入れようというアイディアが出てくるのは、ごく自然な流れである。ブラックモン自身は打線がより良い形になるのであれば打順の変更を受け入れる姿勢を示しており、「まだ話し合いをしたわけではないけど、可能性はあると思っているよ。良いアイディアなんじゃないかな」と打順の変更に前向きなコメントを残している。

     ゴンザレスの代わる正右翼手の候補としてはヘラルド・パーラ、ライメル・タピア、デービッド・ダールらの名前が挙がっているが、この3人はいずれも左打者。昨季を全休したダールは、デビューイヤーの2016年に63試合で打率.315、7本塁打、OPS.859の好成績を残しており、コンディションさえ万全ならば3番を任せることのできる好打者である。ブラックモンの打順については、彼らの状態を見ながら最終的な判断が下されることになりそうだ。


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  • 大型補強のブリュワーズがナ・リーグ中部地区を面白くする

    2018.1.26 14:30 Friday

     クリスチャン・イェリッチとロレンゾ・ケインを獲得し、ポストシーズン進出を目指す姿勢を明確にしたブリュワーズ。今季のナ・リーグ中部地区では、カブス、ブリュワーズ、カージナルスによる「三つ巴」の熾烈な優勝争いが繰り広げられることになりそうだ。

     まずは昨季の順位表を見てみよう。カブスが92勝70敗で地区2連覇を成し遂げ、そこから6ゲーム差の2位にブリュワーズ。3位のカージナルスはカブスと9ゲーム差だった。しかし、現時点でこの差はほとんどなくなったと見ていいだろう。カブスが戦力を維持する程度の補強にとどまっている一方、ブリュワーズとカージナルスは外野を中心に積極的な補強を展開。「打倒・カブス」の態勢を着実に整えているのである。

     カブスは先発ローテーションからジェイク・アリエタとジョン・ラッキー、ブルペンからウェイド・デービス、上原浩治、ヘクター・ロンドンらが抜け、投手の補強を目指すオフシーズンとなった。現時点での大きな動きはラッキーの穴埋めとしてタイラー・チャットウッド、デービス&上原の穴埋めとしてブランドン・モローとスティーブ・シーシェックを獲得したことくらい。戦力的な上積みはほぼない。

     2011年以来7年ぶりのポストシーズン進出を目指すブリュワーズは先発ローテーションにヨーリス・チャシンとヨバニ・ガヤード、ブルペンにブーン・ローガンを加えただけでなく、レギュラー3人が固まっていた外野にイェリッチとケインを獲得。これによりドミンゴ・サンタナやキーオン・ブロクストンが余剰戦力となり、彼らをトレードのコマとしてさらなる補強が可能になった。ジミー・ネルソンの離脱期間を埋める先発投手を獲得できれば投打ともにほとんど穴はなくなり、カブスの地区3連覇を阻止する可能性はグッと高まるだろう。

     2年連続ポストシーズン逸の屈辱を味わったカージナルスは、打線の核としてマーセル・オズーナを獲得。ランス・リンが抜けた先発ローテーションには日本からマイルズ・マイコラス、昨季不安定だったブルペンにはルーク・グレガーソンとドミニク・リオンを加えた。派手さという点ではブリュワーズに見劣りするものの、実力では決して負けていない。昨季ブレイクした選手たちが引き続き好成績を残せるようであれば、激戦のナ・リーグ中部地区を制してもおかしくないチームだ。

     少なくとも、ブリュワーズの大型補強はカブスとカージナルスに強烈なインパクトを与えたはず。これに呼応して両球団はどのように動くのか。そして、ブリュワーズは余剰気味の外野手を使って誰を狙うのか。開幕後はもちろんのこと、開幕までの期間にも様々なドラマが待っていそうな気配である。


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  • プイーグが慈善活動で病院を訪問 「子供たちのために何かがしたい」

    2018.1.26 14:25 Friday

     オフシーズンはトレーニングだけではなく、ファンとの交流や慈善活動に力を入れている選手が数多い。その中でヤシエル・プイーグ(ドジャース)も積極的に慈善活動に貢献している。彼はカルフォルニア州にあるシダーズ・サイナイ医療センターを訪れ、子供たちと交流した。

     ここではガンと闘っている子供たちを訪問。交流として子供たちは協力してプイーグの髪をシェイバーで刈っていた。髪を刈っている間、プイーグはその様子を撮影しながら時たま舌を出すパフォーマンスも行い、彼らを楽しませた。今回の取り組みにプイーグ本人は「今回の取り組みにはとても興奮しているよ。元々、子どもは好きだけど、ここにいるみんなは病院で多くの時間を過ごしたり、手術を経験する。僕はみんなのために何かしてあげたいと思う。だから病院を訪れることができて嬉しいよ」と話している。

     サイナイ医療センターの医師も「ドジャース球団にはとても感謝をしている。家族や地域に貢献できるこのような取り組みは素晴らしいことだと思う」と話している。以前からドジャースはこうした病院訪問を定期的に行っており、オフシーズンには多くの子供たちを励ましている。こうした活動は子供たちだけではなく、選手自身にも元気や勇気を与えるものとして推奨されている。

     多くの子供たちから元気をもらったプイーグはその応援を力に変えて今季も活躍してくれることだろう。オフに自身を鍛錬することも良いことだが、こうした地域貢献も大切な取り組みの1つだ。

  • 復活が期待されるマリナーズのキング・F.ヘルナンデス

    2018.1.26 13:15 Friday

     2001年を最後にポストシーズン進出を果たせていないマリナーズ。昨年はジェームズ・パクストンら若手の台頭があり、収穫があったシーズンとなった。それでもチームが浮上するためにはエースの活躍がカギを握る。マリナーズのエースといえば「キング」ことフェリックス・ヘルナンデスだ。

     昨年のヘルナンデスは2度の故障に苦しみ、約3ヶ月間、ローテーションから外れた。この影響もあり出場はわずかに16試合で6勝5敗 防御率4.36に終わった。勝数こそなんとか勝ち越したものの、これまで続けていた連続2桁勝利は8年で途切れることになった。昨年は先発陣の故障が相次いだこともあってチームの先発防御率は4.70(ア・リーグ9位)と苦しんだ。

     長年、先発ローテーションを守ってきたヘルナンデスは毎年最低30試合には登板し、200イニング以上を投げてきた。球威はもちろんのこと長いイニングを投げることができるスタミナは魅力的だ。今季の先発陣の候補としてはフェルナンデスとパクストン、エラスモ・ラミレスやマイク・リーク、マルコ・ゴンザレス、アンドリュー・ムーア、そしてアリエル・ミランダと数多くの数は揃っている。昨年は若手の台頭もあったが、エースとしてフェルナンデスは最低でも25試合以上は投げる必要があるだろう。

     投手陣のキャンプが目前に迫っている今、心配されるのはヘルナンデスの健康状態だ。マリナーズでは過去、ベテラン投手の調整を遅めにしてきたことがあり、これがシーズンに向けて準備する期間が短くなってしまったことがあるという。ヘルナンデスも昨年、シーズン開幕当初はなかなか調子が上がらず2勝2敗 防御率4.73の成績に終わっている。今春はこれまでとは違った調整を行う予定だ。

     ヘルナンデスとのマリナーズとの契約はオプションも含めれば2020年まで残っている。まずは彼がエースとして復活することが久々のポストシーズン進出に向けて必要不可欠だ。


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  • センター転向への準備を進めるゴードン 監督は成功を確信

    2018.1.26 13:00 Friday

     マーリンズからマリナーズへトレードされ、新天地ではセンターの守備に挑戦するディー・ゴードン。外野守備の経験がほとんどないゴードンにとって、キャリアの行方を左右する大きなチャレンジとなるが、スコット・サービス監督はコンバートの成功を確信しているようだ。

     マリナーズへのトレードが発表され、中堅手として起用されることが決定して以降、ゴードンは日々センターの守備練習に取り組んでいる。ゴードンは優れた中堅手になるためのアプローチとして「ボールを捕りにいくこと。これだけだよ」とシンプルに語る。ゴードンが目指すのは並のセンターではなく、ゴールドグラブ級のセンター。スプリング・トレーニングの時点で他の外野手から後れを取らないために、必死に守備練習に取り組んでいるのである。

     サービスは先日、フロリダで練習しているゴードンの様子を視察に訪れ、感銘を受けたという。「彼の目標はゴールドグラブ級のセンターになることなんだ。彼はそれに相応しい身体能力と情熱を持っているし、彼の日常生活は野球を中心に回っている。我々の中堅手として活躍してくれると思うよ」とサービスは、ゴードンのセンター転向が成功することをすでに確信している。

     Statcastのデータによると、ゴードンは昨季スプリント・スピードで秒速29.7フィートを記録し、メジャー4位にランクインした。ゴードンを上回ったのはバイロン・バクストン(ツインズ)、ビリー・ハミルトン(レッズ)、ブラッドリー・ジマー(インディアンス)の3人だけ。いずれも所属チームで正中堅手として活躍している選手である。一塁ベースまで4秒以内で到達した回数(119回)はメジャー最多。ゴロの安打数(101本)もメジャー最多だった。これらのデータを見ても、メジャー屈指のスピードを誇るゴードンが中堅手として成功する可能性は極めて高いと言えるだろう。

     「僕はチームが勝つために、少し手助けをするだけだよ。パズルのラストピースになれるといいね」とゴードン。2001年以来17年ぶりのポストシーズン進出を目指すマリナーズにとって「1番・センター」を務めるゴードンが重要なピースであることは間違いない。

  • リアルミュートの移籍先はナショナルズが有力か

    2018.1.26 12:15 Friday

     デレク・ジーターCEOの元、大改革を行っているマーリンズは日本時間1月26日、クリスチャン・イエリッチをトレードでブリュワーズに放出することを決めた。次々と主力がチームを去り、選手達からの不満もある中でトレード候補に挙げられているJ.T.リアルミュートについてはナショナルズ移籍が有力だという。

     26歳のリアルミュートは昨年、自己最多となる141試合に出場して打率.278 17本塁打 65打点の成績を残した。打撃面での成長が著しく、打てる捕手としての期待も大きい。また、一塁手としても昨年はスタメンで8試合に出場。打撃を活かすために起用法の選択肢も増やそうとしているところだ。しかし、オフになると主力が放出されていくことから自らトレード志願をし、新たなチームでのプレーを望んでいる。

     そんな中、彼に興味を示しているのはナショナルズだ。「シリウスXM」のクレイグ・ミッシュ記者は自身のTwitterで「リアルミュートに対して最も強い興味を示しているのはナショナルズ」と伝えている。また。、「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマン記者も「マーリンズはナショナルズにビクター・ロブレスをトレードに出せないかと話している」とコメントを残している。ロブレスは昨年のチーム内有望株ランキングで1位に輝いた逸材であり、今季の飛躍が期待されている。

     ナショナルズとしてはマット・ウィータースをはじめ、若手のパブロ・セベリーノとレギュラー捕手の座を競わせようとしている。契約が3年残っておりFAになるのは2021年ということもあり、すぐにチームを離れるような心配はない。昨年から興味を持っていた選手のため、今後の交渉がどのように動いていくのかその行方が注目される。また、同時にアレックス・アビラ(カブス)との交渉も考えていることから打てる捕手の補強は必須といえるだろう。


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  • メッツ・デグロム 契約延長に前向きもまずは今季に集中

    2018.1.26 12:00 Friday

     今オフ、メッツはジェイコブ・デグロムとの契約延長に向けて、簡単な話し合いの場を設けた。本格的な交渉には発展せず、メッツはデグロムとの年俸調停を回避して1年契約を結んだが、デグロムはチーム側が望むのであれば契約延長交渉に前向きな姿勢を示している。

     「僕はここ(=メッツ)でのプレイを楽しんでいる。もしチームが話し合いを望むなら、フェアな内容であれば合意することも可能だし、僕はそれ(=契約延長)についてオープンだよ。でも、今のところは1年契約ということになりそうだね」とデグロム。今オフが年俸調停2年目となったデグロムは、年俸調停を回避して年俸740万ドルの1年契約で合意。順調にいけば2020年のシーズン終了後にフリーエージェントとなるが、そのときにはすでに32歳になっている。投手としては下り坂に突入してもおかしくない年齢であり、メッツと契約を延長して少しでも長く契約を確定させておきたいというのがデグロムの本音なのかもしれない。

     昨季のデグロムは先発投手に故障者が続出するなか、1年を通してローテを守り、31試合に先発して自己最多の201回1/3を投げ抜いた。6月から7月にかけて8先発連続勝利を記録するなど、15勝10敗、防御率3.53、239奪三振の好成績をマーク。エースとして孤軍奮闘したシーズンだった。

     メッツにはデグロムのほか、ノア・シンダーガード、マット・ハービー、スティーブン・マッツ、ザック・ウィーラーと才能豊かな先発投手が多数在籍しているが、いずれも故障が多く、この5人が先発ローテーションに揃ったことは一度もない。「昨季、当初予定されていた先発投手が実際に先発した試合がいくつあった?あまりなかったと思うよ」とデグロムは昨季を振り返る。そして、「今季は彼らが健康に過ごし、ジェイ・ブルースがチームに戻ってきて、マイケル・コンフォートも故障から帰ってくる。僕たちは良いポジションにいると思うんだ」と今季の戦いに期待を寄せる。

     デグロムは「去年は優勝争いをするはずだったけど、故障者の続出によってできなかった。彼らが戻ってきて、今季はもう一度優勝争いをするつもりだ」と今季に向けての意気込みを口にした。まずは今季。デグロムが契約延長のことを考えるのは、今季が終わってからになりそうだ。


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  • ゲレーロ 殿堂入りのキャップはエンゼルスを選択

    2018.1.26 11:30 Friday

     ドミニカ共和国出身の野手としては史上初の殿堂入り選手となったブラディミール・ゲレーロ。そのゲレーロにはエクスポズとエンゼルスのどちらのキャップを被って殿堂入りするのか注目が集まっていたが、ゲレーロは史上初となるエンゼルスの選手としての殿堂入りを選択した。

     ゲレーロは1993年3月にエクスポズと契約し、1996年にメジャーデビュー。エクスポズで8年間、エンゼルスで6年間、レンジャーズとオリオールズで各1年間プレイし、通算2590安打、打率.318、449本塁打、OPS.931という輝かしい実績を積み上げた。ゲレーロは自身が在籍した4球団すべてに感謝の意を示したが、殿堂入りの際に被るキャップは実質的にエクスポズとエンゼルスの二択。エクスポズの一員として過ごした期間のほうが長く、個人成績を見てもエクスポズ時代のほうが優れた数字を残しているだけに、ゲーリー・カーター、アンドレ・ドーソン、ティム・レインズに続いてエクスポズのキャップを選択するのではないかと見られていたが、ゲレーロが選択したのはエンゼルスだった。

     ゲレーロがエンゼルスに在籍した2004~2009年の6シーズンで、エンゼルスはなんと5度の地区優勝。残念ながらワールドシリーズには届かなかったが、2005年と2009年にはリーグ優勝決定シリーズまで進出した。ゲレーロは移籍1年目の2004年に打率.337、39本塁打、126打点、OPS.989の好成績でア・リーグMVPに選出。一方、エクスポズでの8シーズンでは一度もポストシーズンに進めなかった。「モントリオールで過ごした時間は僕にとってとても特別なものだし、絶対に忘れないよ」と語ったゲレーロだが、「僕が勝利を経験したのはエンゼルスにいたときだ。エンゼルスは勝利の味を僕に教えてくれたんだ」と常に優勝争いを繰り広げたエンゼルス時代を回顧。やはり選手にとって「勝利」は大きな意味を持つようだ。

     ドミニカ共和国出身の選手が殿堂入りを果たすのはフアン・マリシャル、ペドロ・マルティネスに続いてゲレーロが3人目。野手ではドミニカ共和国史上初めてとなる。また、エンゼルスのキャップを被って殿堂入りする選手はゲレーロが初めて。ゲレーロの殿堂入りによりメジャーの歴史、そしてエンゼルスの歴史に新たな1ページが刻まれることになった。


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  • メッツがレイエスと1年200万ドルで再契約

    2018.1.26 11:15 Friday

     長年、メッツのリードオフマンとして活躍してきたホゼ・レイエス。昨年オフにFAとなったが、今季も再びメッツのユニフォームを着ることが決まった。日本時間1月26日、レイエスと1年200万ドル、50万ドルのインセンティブ付きでの再契約が発表された。

     現在34歳のレイエスは通算512盗塁を記録しているスペシャリスト。しかし、打撃面では首位打者に輝いた2011年以降、数字を落としており衰えが心配されている。それでも昨年は145試合に出場して打率.246 15本塁打 58打点 24盗塁の成績を残した。シーズン途中にはアメッド・ロサリオが台頭してきたこともあり、同じドミニカ共和国出身の先輩として彼を指導する姿もみられた。

     再びメッツの一員となったレイエスの今季は主に本職の遊撃だけではなく、二塁や時に外野として起用されることになりそうだ。また、経験豊富な選手のため若手選手達への指導も担うことになっておりチームにとっては大きな存在となる。昨年、レイエスがFAになった際には「大好きなニューヨークを去ることは決して望んではいないが、その事態が起きてしまった」とコメントを残している。彼はメッツでメジャーデビューを果たしたこともあり、思い入れがチームなのだろう。メッツの一員としてキャリアを終えることを望んでいる。

     レイエスとの再契約を果たしたメッツは今オフ、三塁手の獲得も目指している。現時点ではエドゥアルド・ヌネェス、トッド・フレージャーらが候補に挙げられる。現時点ではまだ内野陣は決まっていないため、今後の動向によってはまたレイエスの起用法も変わってくるだろう。


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  • 今オフ最大のFA契約!ケインが5年8000万ドルでブリュワーズへ

    2018.1.26 11:00 Friday

     クリスチャン・イェリッチのトレードが成立してまもなく、ブリュワーズは今オフのフリーエージェント市場における最高の中堅手であるロレンゾ・ケインと5年8000万ドルで契約合意に達した。MLBネットワークのケン・ローゼンタールとジョン・ヘイマンが伝えている。

     ESPNのジェリー・クラスニックによると、ブリュワーズとケインの契約は総額8000万ドルの5年契約になると見られており、現時点では今オフ最大のフリーエージェント契約となっている。クラスニックは今回の契約にトレード拒否権や出来高が含まれることを伝えており、身体検査の結果を待って正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     ケインは2004年のドラフトでブリュワーズから17巡目(全体496位)指名を受けてプロ入りし、2010年にブリュワーズでメジャーデビュー。同年オフにザック・グレインキー、ユニエスキー・ベタンコートとのトレードでアルシデス・エスコバー、ジェレミー・ジェフレス、ジェイク・オドリッジとともにロイヤルズへ移籍しており、実に8年ぶりの古巣復帰となった。昨季は自己最多の155試合に出場して打率.300、15本塁打、26盗塁、OPS.803の好成績をマーク。4月に32歳の誕生日を迎えるケインだが、走攻守すべての面において年齢的な衰えは見られず、少なくともあと数年は第一線での活躍が期待できるだろう。

     また、MLB.comのジョン・ポール・モロシはケインとイェリッチの加入により余剰戦力となったドミンゴ・サンタナがトレードされる可能性が高いことを報じている。ブリュワーズはエース格のジミー・ネルソンの復帰時期が不透明という状況もあって先発投手の補強を検討しており、サンタナを交換要員として先発投手の獲得に動くはず。サンタナのトレードが無事に成立すれば、今季の外野はレフトにライアン・ブラウン、センターにケイン、ライトにイェリッチという布陣となり、ブレット・フィリップスやキーオン・ブロクストンが控えに入ることになりそうだ。


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  • ブリュワーズが1対4のトレードでイェリッチを獲得

    2018.1.26 10:30 Friday

     ポストシーズン進出を目指すブリュワーズがルイス・ブリンソンら若手4選手とのトレードでマーリンズからクリスチャン・イェリッチを獲得することに成功した。再建を進めるマーリンズは今回のトレードにより、昨季のレギュラー外野手を全員放出したことになった。

     ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)、ディー・ゴードン(マリナーズ)、マーセル・オズーナ(カージナルス)らが次々に放出されるなか、自身の放出を希望していたイェリッチ。その希望はブリュワーズへのトレードという形で叶えられた。球団オプションを含めると2022年まで契約を残す26歳の好打者を獲得するために、ブリュワーズはブリンソンのほか、イサン・ディアス、モンテ・ハリソン、ジョーダン・ヤマモトの計4選手を放出。MLB公式サイトの球団別プロスペクト・ランキングによると、ブリンソンは球団1位、ディアスは同6位、ハリソンは同14位のプロスペクトであり、ここからはイェリッチの価値の高さがうかがえる(ヤマモトはTOP30圏外)。マーリンズはイェリッチ獲得を希望するブレーブスに超有望株のロナルド・アクーナを要求していたとの報道も出ているが、ブリュワーズも当然のように球団最高の有望株を手放すこととなった。

     イェリッチはレギュラー定着1年目の2014年にゴールドグラブ賞を獲得し、2016年には打率.298、21本塁打、98打点、OPS.859の好成績でシルバースラッガー賞を初受賞。昨季も打率.282、18本塁打、81打点、OPS.807と安定したパフォーマンスを見せ、リーグを代表する好打の外野手として高い評価を受けている。マーリンズでは主にレフトを守り、昨季からセンターにコンバートされていたが、ブリュワーズのレフトには主砲のライアン・ブラウン、センターには新加入のロレンゾ・ケインがいるため、イェリッチはライトに入ることになると見られる。場合によってはイェリッチがセンターに留まり、ケインがライトに入る可能性もあるだろう。

     今後数年間は低迷間違いなしのマーリンズから、本気でポストシーズン進出を目指すブリュワーズへ移籍したイェリッチ。おのずとモチベーションは高まるはずであり、今季はキャリアハイとなる大活躍が期待できるかもしれない。


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  • 「史上最高のDH」は来年いよいよ殿堂入りへ

    2018.1.25 18:30 Thursday

     「史上最高の指名打者」と呼ばれるエドガー・マルティネスは、日本時間1月25日に結果発表が行われた2018年のアメリカ野球殿堂入り投票で、当選ラインに20票届かなかった。しかし、歴史が正しければ、ラストチャンスとなる来年、エドガーは必ず殿堂入りを果たすはずだ。

     エドガーは今回の殿堂入り投票を振り返り、「今回、殿堂入りを果たすことはできなかったけど、70%以上の票を得られたのは大きな前進だね。来年は良いことが起こるんじゃないかなと思っているよ」とコメント。来年の殿堂入りに向けて、確かな手応えを感じたようだ。

     過去22年間の殿堂入り投票で68.3%以上の得票率を記録しながら殿堂入りできなかった選手は、必ずその翌年に殿堂入りを果たしている。また、1936年に殿堂入り投票が開始されて以来、70%以上75%未満の得票率を記録した選手は29人いるが、全員が何らかの形で最終的に殿堂入りしているのだ。なかには記者投票での殿堂入りを果たせず、ベテランズ委員会の選考により殿堂入りを決めた選手もいるが、殿堂入りしていることに変わりはない。エドガーにとっては何とも心強いデータである。

     来年の新規有資格者に絶対的な殿堂入り候補が少ないことも、エドガーの殿堂入りを後押しする。来年から有資格者となる選手のうち、殿堂入り間違いなしと目されているのはマリアーノ・リベラくらい。トッド・ヘルトン、アンディ・ペティット、ロイ・ハラデイも少なくない票を集めると見られるが、チッパー・ジョーンズ、ブラディミール・ゲレーロ、ジム・トーメイ、トレバー・ホフマンの名前が投票用紙から消え、エドガーに票が集まりやすい環境は整っている。

     エドガーの得票率は有資格初年度の36.2%から32.9%、36.5%、35.9%、25.2%、27.0%、43.4%、58.6%と推移。ここ数年で大きく得票率を伸ばし、今回ついに70%の大台を突破した。「20%台中盤だったころには、ここまで到達できるとは思っていなかった。70%以上の得票率を得てラストイヤーに臨めるのは心強いよ。まだチャンスがあると感じている」とエドガー。指名打者専門の期間が長く、守備面での貢献がほとんどないため、過小評価されがちなエドガーだが、通算打率.312、出塁率.418、長打率.515というハイレベルな打撃成績がようやく正当な評価を受け始めているのだろう。

     「指名打者」というポジションを確立し、「史上最高の指名打者」となったエドガー。1年後、その名前がアメリカ野球殿堂に刻まれることになるはずだ。

  • 長期的な視野でチームの立て直しを図るタイガース・アビラGM

    2018.1.25 17:00 Thursday

     ジャスティン・バーランダー、J.D.マルティネス、ジャスティン・アップトンといった主力選手に別れを告げ、本格的な再建に向けて舵を切ったタイガース。今のところは静かなオフシーズンを過ごしているが、アル・アビラGMはチームの再建プランに従って動いていくことを明言した。

     アビラは今オフの方針ついて「我々はまだ戦力補強を行う可能性がある。先発投手を獲得するかもしれないし、救援投手や野手を獲得するかもしれない。でも、今季優勝争いをするために補強をするわけではない。それは我々が今すべきことではないんだ。くだけた表現をすれば、今季を乗り切るための選手を獲得することになる。そして、彼らが復調して好成績を残してくれれば、シーズン途中で若手選手との交換でトレードすることもできる。とにかくチームをより良くすることを考えているよ」とコメント。目先の1勝よりも数年後の戦いを見据えて動いていく方針だ。「長期的な視野を失ってはいけない。今季の戦いのために2019年や2020年、2021年の戦いを犠牲にするようなことがあってはいけないんだ」というアビラの言葉からは、再建への強い意気込みが感じられた。

     また、タイガースは父からオーナー業務を引き継いだクリス・イリッチのもと、ロースター編成以外の部分でもチームの立て直しを進めている。データ分析などを行う部門のシステムを強化したり、選手育成やコーチの招聘、栄養面の強化、施設のアップグレードなどに資金を注いだり、スカウティングの強化や新技術の導入を進めたり、国際部門に以前よりも多くの資金を投入したり、というのがその一例である。

     ソフト面とハード面の両方でチームの再建を進めているタイガース。2003年に119敗を喫したところから立ち直り、4年連続地区優勝(2011~2014年)を成し遂げた実績もあるだけに、今回の再建にも期待が持てる。「未契約の選手が多く残っている。彼らの契約が決まり始めると、解雇されたり、ウエーバーにかけられたりする選手も出てくるだろう。シーズン開幕までにいろんな可能性があるよ」とアビラは語ったが、どの選手を獲得するにせよ、アビラが再建を最優先に考えた動きを取ることだけは間違いなさそうだ。


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  • ヤンキースの残り予算は1500万ドルか

    2018.1.25 16:00 Thursday

     ヤンキースがぜいたく税の税率をリセットするために今季の年俸総額を1億9700万ドル以内に収めようとしていることは周知の事実である。MLB.comのジョン・ポール・モロシによると、今オフのヤンキースの残り予算は1500万ドル程度となっているようだ。

     ヤンキースは現時点で今季の年俸総額がおよそ1億6200万ドルとなっており、単純計算ではまだ3500万ドルの余裕があることになる。しかし、ぜいたく税の対象となる年俸総額には選手に支払われる出来高なども含まれるルールとなっており、ヤンキースはこれに備えて少なくとも1000万ドルほどをキープしておく必要がある。さらに、シーズン途中でのトレード補強やマイナーからの昇格を考えると、これらの選手のサラリーとして1000万ドル程度を確保しておきたい。よって、ヤンキースが今オフ使える残り予算は1500万ドル程度になる、というのがモロシの主張である。

     もちろん、デービッド・ロバートソンやジャコビー・エルズベリーといった高額年俸選手を放出して予算枠を空けることも可能だが、ロバートソンはともかく、不良債権化が進んでいるエルズベリーのトレードを成立させるのは至難の業。現在のエルズベリーには年俸300万~400万ドルほどの価値しかないと見られており、トレードを成立させるためにはヤンキースはかなりの金額を負担することを強いられることになる。予算が1500万ドルしか残っていないヤンキースがダルビッシュ有などの大物選手を獲得するのは難しく、今後は限られた予算のなかで戦力アップに繋がる補強を模索していくことになるだろう。

     そこでモロシが提案するのが内野手の補強である。今季のヤンキースは二塁と三塁を若手選手に競わせる方針だが、市場にはまだトッド・フレイジャーやニール・ウォーカーといった計算できるベテラン選手が残っている。彼らを獲得することは戦力の底上げに繋がるはずだ。売れ残っているマイク・ムスターカスも場合によっては年俸1500万ドル前後の契約で獲得可能になるかもしれない。

     昨季あと1勝届かずにワールドシリーズ進出を逃したヤンキースは、2009年以来9年ぶりとなるワールドシリーズ進出&制覇のために残りの1500万ドルをどのように使うのか。ブライアン・キャッシュマンGMにとって腕の見せ所となりそうだ。


     関連ニュース

  • ケインが移籍先候補の絞り込みを開始 近日中にも決定か

    2018.1.25 14:30 Thursday

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ロレンゾ・ケインのもとには複数の球団から4年契約のオファーが届いているようだ。ケインはすでに移籍先候補の絞り込みを開始しており、いくつかの球団に対して契約の意思がないことを伝えているという。

     今オフのフリーエージェント市場におけるベストの中堅手と目されているケインの市場に大きな動きが出始めた。ケインが現時点で届いているオファーを吟味し、移籍先候補の絞り込みを開始したのだ。ケイン獲得レースにはレンジャーズ、ブリュワーズなどが加わっていることがすでに報じられているが、ケインのもとには複数の球団から4年契約のオファーが届いている一方、ケインから契約の意思がないことを伝えられた球団もあるという。現時点でどの球団が獲得レースに残っているのか、詳しい状況は明らかになっていない。

     昨季のケインは自己最多の155試合に出場し、打率.300、15本塁打、49打点、26盗塁、OPS.803の好成績をマーク。打率3割は直近4シーズンで3度目、15本塁打とOPS.803はキャリア2番目、26盗塁はキャリア3番目の数字であり、センターの守備でも守備防御点+5を記録するなど、走攻守三拍子揃った活躍を見せた。4月に32歳の誕生日を迎えるケインだが、走攻守すべての面において年齢的な衰えは見られず、4年契約は妥当なオファーと言えるだろう。

     オフシーズン当初、ケイン獲得レースにはジャイアンツやブルージェイズも加わっていたが、ジャイアンツはアンドリュー・マカッチェンとオースティン・ジャクソン、ブルージェイズはランドール・グリチックとカーティス・グランダーソンを獲得し、外野については大きな補強をほぼ終えている。徐々に外野手の市場が縮小していくなか、現時点で手元にあるオファーよりも好条件のオファーが期待できないと判断したケイン側が移籍先候補の絞り込みに入ったのだろう。今オフ最高の中堅手を手に入れるのはどのチームなのか。早ければ近日中にも移籍先が決定するはずだ。

  • 2019年殿堂入り投票には歴代最多セーブのリベラが登場

    2018.1.25 12:30 Thursday

     2018年のアメリカ野球殿堂入り投票ではチッパー・ジョーンズとジム・トーメイの2人が有資格初年度で殿堂入りを果たした。では、来年はどの名選手が殿堂入りの資格を得るのだろうか。MLB.comのリチャード・ジャスティスが来年の殿堂入り投票を展望している。

     来年の殿堂入り投票で殿堂入り資格を得る見込みの主な選手は、マリアーノ・リベラ、ロイ・ハラデイ、トッド・ヘルトン、アンディ・ペティット、ランス・バークマンといった面々である。最大の目玉は何と言ってもリベラ。魔球・カッターを武器にヤンキースのクローザーとして長年にわたって活躍し、積み上げたセーブの数は歴代最多の652。ポストシーズンでは通算96試合に登板し、8勝1敗42セーブ、防御率0.70という超人的な成績を残している(ワールドシリーズ制覇5度)。通算601セーブをマークしたトレバー・ホフマンが今回3度目のチャレンジでようやく殿堂入りを果たしたことを考えると、クローザーに対する評価はそれほど高くないのかもしれないが、やはりリベラは別格の存在。98%を超えるような高得票率での殿堂入りを予想する声もある。

     リベラに次ぐのはハラデイだろう。昨年11月に飛行機事故によりこの世を去ったハラデイだが、間違いなく2000年代最高の先発投手だった。全盛期と呼べる2002~2011年の10シーズンで170勝75敗、防御率2.97をマークし、サイ・ヤング賞2度、オールスター・ゲーム選出8度。通算203勝という数字に物足りなさは残るものの、殿堂入りが検討されるレベルの選手であることに疑いの余地はない。

     来年も殿堂入りのチャンスを残した選手たちに目を向けると、エドガー・マルティネスとマイク・ムシーナの2人が有力候補と言える。マルティネスは昨年の58.6%から70.4%へ、ムシーナは51.8%から63.5%へ得票率をアップさせており、絶対的な候補がリベラくらいしか見当たらない来年はさらに得票率を伸ばして殿堂入りを果たす可能性がある。マルティネスは来年がラストチャンスであり、今年足りなかった20票を是が非でも獲得したいところだろう。

     来年の殿堂入り投票の予想としては、確実と言えるのはリベラとマルティネスの2人だけ。ハラデイとムシーナの2人にも可能性があり、ロジャー・クレメンス、バリー・ボンズ、カート・シリングの3人は状況次第といったところだろうか。

  • エンゼルスが6人制ローテーションを採用へ

    2018.1.25 12:00 Thursday

     MLBネットワーク・ラジオに出演したエンゼルスのマイク・ソーシア監督は、インタビューのなかでエンゼルスが6人制ローテーションの採用を真剣に検討していることを明らかにした。大谷翔平の加入もあり、6人制ローテーションを採用する可能性が高まっているようだ。

     同ラジオでホストを務めたマイク・フェリンとマット・ディアスに対して、ソーシアは「(6人制ローテーションは)我々が検討しているものだよ」と球団内で6人制ローテーションの採用について議論が行われていることを明言。「おそらく我々は6人制ローテーションを採用することになるだろう。でも、スプリング・トレーニングまで待って、そこでいくつかの決定を下すことになるはずだ。(6人制ローテーションの採用は)今のところ大きな意義があるように思うし、真剣に検討しているところだよ」と最終的にはスプリング・トレーニングの状況を見て判断する意向を示した。

     エンゼルスが6人制ローテーションを検討し始めたのは、大谷の加入が決まったことが大きく影響していると見られる。大谷は日本では中6日でマウンドに上がるケースがほとんどだった。従来通りの5人制ローテーションでは中4日で登板する試合が増え、大谷のメジャーへの適応を妨げる要因となりかねない。大谷のスムーズな適応を促すため、そして大谷の投球イニング数をある程度抑えるために、エンゼルスは6人制ローテーションの採用に前向きな姿勢を示している。

     もちろん、6人制ローテーションの採用によるメリットを享受するのは大谷だけではない。エンゼルスの先発ローテーションにはギャレット・リチャーズ、マット・シューメイカー、タイラー・スキャッグスなどコンディション面に不安を抱えている投手が多く、彼らのコンディション管理という面でも6人制ローテーションの採用は大きな意義があるのだ。エンゼルスの6人制ローテーションが成功すれば、他球団の投手運用にも影響を与える可能性があるだけに、今季のエンゼルスには大きな注目が集まることになりそうだ。


     関連ニュース

  • ロイヤルズがゴインズとマイナー契約

    2018.1.25 11:30 Thursday

     今オフのロイヤルズは目立った補強はしておらず、これまではウィリー・ペラルタをはじめ新加入はわずかに3人となっている。そこでチームはブルージェイズのライアン・ゴインズと契約をし、招待選手としてメジャーのキャンプに参加させることを発表した。

     29歳のゴインズは昨年、キャリアハイとなる143試合に出場し打率.237 9本塁打 62打点の成績を残した。パワーは劣るものの、本塁打や打点を増やし、21二塁打を記録したことで着実に成長を続けている内野手として活躍が期待されている。また、これまで出場したメジャーの試合では内外野をこなしており、スーパーサブとしても守備面での起用法が広がる。

     現時点のロイヤルズは遊撃にラウル・モンデシー、二塁にウィット・メリーフィールドを起用すると予想されており、FA中のアルシデス・エスコバーの去就がまだ未定の状態で今回の招待選手として参加するキャンプでの結果によっては十分に昇格も可能だ。もし、昇格できればインセンティブが付くことになっている。新天地ではまず多くの選手達とメジャー昇格を争うことになるが、自慢の守備力と成長著しい打撃で開幕メジャーを狙う。

     ロイヤルズは他にも内野手の獲得候補としてエドゥアルド・ヌニェスを狙っているとされているが、果たして次に加入する選手は誰になるだろうか。

  • 自身のレイズ残留を信じるアーチャー

    2018.1.25 11:30 Thursday

     昨年7月のトレード・デッドライン前後からトレードの噂が絶えないクリス・アーチャー(レイズ)。しかし、タンパベイ・タイムズのマーク・トプキンによると、アーチャーは自身がトレードされず、今季もレイズの一員としてプレイすることを確信しているという。

     トプキンによると、アーチャーはトプキンに対して「僕はエリック(・ニーンダーGM)とたくさん話をした。そして、僕は2018年もレイズでプレイできるんだと感じてとてもいい気分になったよ」と語ったようだ。このアーチャーの発言から判断する限りでは、レイズが今オフ中にアーチャーを放出する可能性は低いように思われるが、トプキンは「状況は変化する可能性がある」と指摘する。スローペースなフリーエージェント市場の動向次第では、思うように先発投手を補強できなかったチームがアーチャーの獲得に乗り出す可能性があるというわけだ。

     昨季のアーチャーは34試合に先発して201イニングを投げ、10勝12敗、防御率4.07、249奪三振を記録。2年ぶり3度目の2ケタ勝利をマークし、200イニング&200奪三振は2015年から3年連続となった。3年連続でリーグ3位以内の奪三振数を記録している右腕には多くの球団が興味を示していると見られており、トレードの噂は絶えない。2014年3月に6年契約を結んだアーチャーは、球団オプションを含めると最大2021年まで契約が残っており、今季が625万ドル、2019年が750万ドル、2020年が900万ドル(球団オプション)、2021年が1100万ドル(球団オプション)というリーズナブルな契約も、獲得を狙う球団にとって大きな魅力となっているようだ。

     リーグ屈指の実力とリーズナブルな契約という2つの条件を兼ね備えるアーチャーを放出すれば、レイズは多大なリターンを得られるはず。アーチャー自身は移籍を希望していないものの、チーム状況を考えるとレイズが将来を見据えてエースの放出に踏み切る可能性は十分にある。残留を希望するエースについて、レイズはどのような決断を下すのだろうか。


     関連ニュース

  • ダルビッシュが今週中にも契約先を決断か

    2018.1.25 11:00 Thursday

     MLB.comのジョン・ポール・モロシによると、ダルビッシュ有が今週末までにどのチームと契約するかを決断する可能性が高まっているようだ。今オフのフリーエージェント市場における最高の先発投手を巡る争奪戦が、いよいよ決着のときを迎えようとしている。

     モロシによると、現時点では争奪戦に加わっているいずれかのチームがダルビッシュとの契約に近付いているとの情報はないという。モロシのもとにはツインズがダルビッシュの代理人と交渉を行っているとの情報が入っているようだが、これは必ずしもツインズがダルビッシュ獲得レースの先頭を走っていることを意味するわけではない。ブリュワーズがダルビッシュにオファーを提示したことはすでに報じられており、カブスも引き続きダルビッシュの獲得を狙っている。レンジャーズとドジャースの古巣2球団もダルビッシュ獲得候補に挙げられているが、積極的に動いているとの報道はなく、実質的にダルビッシュの契約先はツインズ、カブス、ブリュワーズの3球団に絞られたと見ていいかもしれない。

     昨季のダルビッシュはレンジャーズとドジャースで計31試合に先発して186回2/3を投げ、10勝12敗、防御率3.86、209奪三振を記録。メジャー通算5シーズンでは131試合に先発して56勝42敗、防御率3.42をマークしている。ダルビッシュは今オフのフリーエージェント市場において、ジェイク・アリエタとともにトップクラスの先発投手と目されており、ダルビッシュとアリエタの契約が決まらないことが市場を停滞させていると見る向きもある。ダルビッシュ争奪戦が決着すれば、アリエタ獲得レースも動き出し、おのずとランス・リンやアレックス・カッブといった先発投手の市場にも動きが出てくるはず。

     どのチームと契約するにせよ、ダルビッシュの契約先が決定することが、フリーエージェント市場の動向や今季のポストシーズン争いの行方に大きな影響を与えることは間違いなさそうだ。

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