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  • ヤンキースに必要なのはレメイヒュー再契約よりもブルペン補強?

    2020.12.25 11:00 Friday

     今オフのヤンキースはフリーエージェントとなったDJ・レメイヒューとの再契約を最優先事項としており、まだメジャー契約を1つも結んでいない。現在もレメイヒューとの再契約に注力していると見られるが、地元紙「デイリー・ニュース」のクリスティ・アカートはブルペン補強の必要性を強調する。「ヤンキースはレメイヒューの決断を待っており、ゲリット・コールに次ぐ先発投手の補強も必要だが、2021年シーズンに向けてブルペンの強化も課題だ」と伝えている。

     ヤンキースは2017年から2年連続でリーグ3位の救援防御率を記録するなど、強力なブルペンがチームの強みの1つとなっていた。ところが、2019年は救援防御率がリーグ5位(4.08)に後退し、今季はリーグ9位(4.51)とさらに悪化。ザック・ブリットンは20試合で防御率1.89と安定していたが、コロナ感染で出遅れたアロルディス・チャップマンはわずか3セーブしか挙げられず、セットアッパーのアダム・オッタビーノも防御率5.89と安定感を欠いた。2019年にチーム2位の72試合に登板したトミー・ケインリーが1試合に投げただけで離脱したのも痛かった。

     ブリットンとチャップマンの強力コンビは来季も健在であり、アカートはブルペン立て直しのためには「オッタビーノの復調」と「2019年にケインリーが担った役割の穴埋め」が必要であると指摘する。今年8月にトミー・ジョン手術を受けたケインリーはフリーエージェントとなり、ドジャースと2年契約で合意したことが報じられている。チーム内にはチャド・グリーンやルイス・セッサ、ジョナサン・ロアイシガのほか、ニック・ネルソンやミゲル・ジャフレといった若手もいるが、「信頼できるリリーバーを獲得する必要がある」というのがアカートの主張だ。

     そして、その補強ターゲットとしてレッズからノンテンダーFAとなったアーチー・ブラッドリーの名前をリストアップ。ブラッドリーは今季ダイヤモンドバックスとレッズで合計16試合に登板して防御率2.95をマークした。また、ヤンキースがマーリンズからノンテンダーFAとなったライン・スタネックに興味を示していることも併せて伝えている。

  • カージナルス 名捕手・モリーナとの再契約交渉は超スローペース

    2020.12.25 10:30 Friday

     将来のアメリカ野球殿堂入りが有力視されるヤディアー・モリーナがカージナルス以外のユニフォームを着る姿を想像するのは難しいが、キャリア初のフリーエージェントとなった名捕手とカージナルスの再契約交渉はほとんど進展していないようだ。地元紙「セントルイス・ポスト・ディスパッチ」のデリック・グールドによると、カージナルスはモリーナとアダム・ウェインライトの両ベテランの残留を望んでいるものの、彼らとの再契約交渉は超スローペースになっているという。

     カージナルスはメジャー屈指の観客動員数を誇ってきたチームであり、今季が無観客開催となったことによるダメージが最も大きいチームの1つと言われている。そのため、今オフは年俸総額の削減に動いており、2年連続ゴールドグラブ賞に輝いた正二塁手コルテン・ウォンの来季オプションを破棄。来季がどのような形式で開催されるのか、いつからどれくらいの観客を入れられるのか、といった見通しが立たないなかで、長年チームを支えてきた両ベテランとの再契約を含む戦力補強に動けない状態が続いている。

     モリーナの代理人を務めるメルビン・ロマンは、モリーナが2年契約を希望していることを明言している。両ベテランの第1希望はカージナルスに残留することであり、ひとたび交渉が本格化すれば、一気に再契約が成立する可能性もある。しかし、エンゼルス、ヤンキース、パドレスなどの他球団も捕手の補強を検討しており、モリーナとカージナルスのあいだの再契約交渉がいつまで経っても進展しないようであれば、他球団が入り込む余地もあるかもしれない。

     なお、カージナルスはモリーナとの再契約に失敗した場合、若手のアンドリュー・キズナーを正捕手に抜擢する方針だ。40人枠のなかにはキズナーのほかに、メジャー未経験の有望株イバン・ヘレーラしか捕手がいないため、この場合はキズナーをサポートするベテラン捕手の確保に動くことになるだろう。

  • ナショナルズがパイレーツから昨季37本塁打のベルを獲得!

    2020.12.25 10:00 Friday

     正一塁手が不在となっていたナショナルズは日本時間12月25日、パイレーツからジョシュ・ベルを獲得するトレードを成立させ、その穴を見事に埋めた。パイレーツへ移籍するのは「MLB Pipeline」のプロスペクト・ランキングで球団3位にランクインしていたウィル・クロウと同6位のエディ・イーンの2投手。フアン・ソトの援護砲となるスラッガーの獲得を目指していたマイク・リゾーGMは「ジョシュ・ベルのような素晴らしい選手をチームに加えることができて嬉しい」とトレード成立を喜んだ。

     現在28歳のベルはメジャー5年目の今季こそ57試合に出場して打率.226、8本塁打、22打点、OPS.669と不振を極めたものの、昨季は143試合に出場して打率.277、37本塁打、116打点、OPS.936という自己最高の成績をマーク。打点はリーグ6位、二塁打(37)は同8位、本塁打と長打率(.569)は同9位、OPSは同10位にランクインし、オールスター・ゲームにも初選出された。リゾーは「彼は両打席からのパワーを打線に加えてくれる。クラブハウスやコミュニティにとっても彼の加入は素晴らしいものとなるだろう」と期待を寄せる。

     ナショナルズは今オフ、ハウィー・ケンドリックが現役引退を発表し、アズドゥルバル・カブレラ、エリック・テームズ、ライアン・ジマーマンの3人はフリーエージェントに。正一塁手が不在となり、今季全休したジマーマンと再契約する可能性が取り沙汰されていた。メジャー15年間をナショナルズ一筋で過ごしてきたジマーマンだが、ベルを獲得したことにより、ナショナルズが再契約に動く可能性は低くなったと言えそうだ。

     パイレーツへ移籍するクロウは26歳の右腕で、2017年ドラフト2巡目指名でナショナルズに入団。今季メジャーデビューし、3試合に先発して0勝2敗、防御率11.88に終わった。一方、イーンはドミニカ共和国出身の19歳の右腕で、昨季はマイナーのルーキー級とA-級でプレーしていた。ベルの保有可能期間は残り2年だが、今季不振だったこともあり、パイレーツはそれほど大きな対価を得ることはできなかった。

  • アストロズ 左打ちの捕手・カストロ獲得に向けて真剣交渉中

    2020.12.24 13:00 Thursday

     アストロズは右打ちのマーティン・マルドナードとプラトーンを形成する左打ちの捕手を獲得すべく、パドレスからフリーエージェントとなったジェイソン・カストロと「真剣交渉」を行っているようだ。メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドは両者の交渉が大詰めを迎え、まもなく契約合意に達する可能性があることを伝えている。もしアストロズがカストロの獲得に成功すれば、2016年までアストロズでプレーしていたカストロにとって5年ぶりの古巣復帰となる。

     現在33歳のカストロは2008年ドラフト1巡目(全体10位)指名でアストロズに入団し、2010年にメジャーデビュー。2013年に打率.276、18本塁打、56打点、OPS.835の好成績をマークしてオールスター・ゲームに選出され、この年からアストロズを去るまで4年連続で2ケタ本塁打を記録した。

     2016年オフにフリーエージェントとなり、3年2450万ドルでツインズと契約。2018年は故障により長期欠場したが、2017年は10本塁打、OPS.720、2019年も13本塁打、OPS.767と実力を発揮した。今季はエンゼルスとパドレスで合計27試合に出場したが、打率.188、2本塁打、9打点、OPS.668と不本意な成績に終わり、自身3度目となるポストシーズンでもほとんど出場機会がなかった。

     アストロズは現在、40人枠のなかに捕手がマルドナードとギャレット・スタッブスの2人だけという状況。27歳のスタッブスは左打ちだが、メジャーでの出場経験がわずか33試合・49打席しかないため、アストロズは右打ちのマルドナードとプラトーンを形成できる左打ちの捕手の獲得を目指している。そして、そのターゲットはどうやらカストロに絞られたようだ。

     契約合意に向けて「真剣交渉中」という報道が事実であれば、近日中にカストロの古巣復帰が実現するはず。来季のアストロズの捕手はマルドナードとカストロによるプラトーン体制となりそうだ。

  • リンドーアのトレードに右腕・カラスコが含まれる可能性も

    2020.12.24 12:30 Thursday

     インディアンスのスター遊撃手フランシスコ・リンドーアはチームの財政事情により、今オフ中にトレードで放出されることが確実視されている。インディアンスは対価としてトップ・プロスペクトやメジャーでプレーする準備の整った若手選手を獲得することを望んでおり、トレード実現のためにあらゆる方法が模索されている。昨オフ、レッドソックスがムーキー・ベッツとデービッド・プライスをセットで放出したように、先発右腕のカルロス・カラスコがトレードに含まれる可能性もあるようだ。

     メジャーリーグ公式サイトでインディアンスの番記者を務めるマンディ・ベルは、インディアンスがリンドーアとカラスコをセットで放出する可能性について「インディアンスの財政事情を考慮すれば、それが実現しても決して驚かない」と述べている。現時点ではあくまでも可能性の話に過ぎないが、レッドソックスがベッツとプライスをドジャースへ放出したときのような大型トレードへ発展する可能性もゼロではない。

     リンドーアが来季終了後にフリーエージェントとなる一方、カラスコは少なくとも2022年、最大で2023年まで契約が残っている。2021年と2022年の年俸は1200万ドル、2023年のオプションは1400万ドルと高額ではないため、今季リーグ7位の防御率2.91をマークした先発右腕の獲得に興味を示すチームは少なくないはずだ。もちろん、リンドーアとカラスコをセットで引き受けるチームは限られるため、インディアンスのフロント陣の手腕が問われることになる。

     もしリンドーアとカラスコの放出に成功すれば、インディアンスではホゼ・ラミレスがチーム最高年俸(940万ドル)となる。サイ・ヤング賞のシェーン・ビーバーを中心に投手陣が充実している一方、打線の得点力不足は深刻。リンドーア(とカラスコ)の放出によって浮いた資金を使い、予算の範囲内で打線の強化を進めていくことになりそうだ。

  • レッズがレイズから放出の救援右腕・ガルシアとメジャー契約

    2020.12.24 12:00 Thursday

     レッズは日本時間12月24日、レイズからノンテンダーFAとなっていた救援右腕エドガー・ガルシアとメジャー契約を結んだことを発表した。地元紙「シンシナティ・インクワイアー」のボビー・ナイチンゲールによると、ガルシアがメジャーのロースター入りを果たした場合の年俸は60万ドル。また、レッズはウエーバーでレッドソックスから捕手のデイビー・グルーロンを獲得したことも発表しており、40人枠内の選手はこの2人を加えて34人となった。

     現在24歳のガルシアは2019年にフィリーズでメジャーデビューを果たし、37試合に登板して2勝0敗、2ホールド、防御率5.77、奪三振率10.38を記録。今季は8月中旬に有望株アレック・ボームのメジャー昇格に伴ってDFAとなり、その5日後にトレードでレイズへ移籍した。

     レイズでは4試合に登板して1セーブ、2ホールドを記録したが、防御率10.80、奪三振率2.70、与四球率10.80と内容は芳しくなく、12月上旬にノンテンダーFAとなった。レッズはセットアッパーのアーチー・ブラッドリーをノンテンダーFAとし、ライセル・イグレシアスをエンゼルスへトレードしてブルペンの層が薄くなっているため、ガルシアにも十分に開幕ロースター入りのチャンスがある。

     一方、現在24歳のグルーロンも同じく2019年にフィリーズでメジャーデビューし、この年はメジャーで4試合に出場。今季は8月末にDFAとなり、ウエーバーでレッドソックスへ移籍して1試合だけ出場した。2019年はマイナー最上位のAAA級で108試合に出場し、打率.283、21本塁打、77打点、OPS.851をマークしている。

     レッズには正捕手のタッカー・バーンハートのほか、若手のタイラー・スティーブンソン、ユーティリティのカイル・ファーマーとすでに3人の捕手がおり、グルーロンは現時点ではマイナーのデプス要員に過ぎない。開幕ロースター入りのためには春季キャンプでの猛アピールが必要だ。

  • タイガースがマーリンズから放出の右腕・ウレーニャを獲得

    2020.12.24 11:30 Thursday

     タイガースは日本時間12月24日、マーリンズからノンテンダーFAとなっていた先発右腕ホゼ・ウレーニャと1年契約を結んだことを発表した。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンによると、ウレーニャの年俸は325万ドルで、先発登板数に応じて最大25万ドルの出来高が設けられているという。タイガースのアル・アビラGMは先発投手を1~2人獲得したい意向を明らかにしていたが、その第一弾として2017年に14勝を挙げた右腕の獲得に成功した。

     今季までマーリンズ一筋で6年間プレーしてきたウレーニャは、メジャー3年目の2017年にブレイク。34試合(うち28先発)に登板して169回2/3を投げ、14勝7敗、防御率3.82、113奪三振をマークした。2018年は自己最多の174回を投げて防御率3.98と前年に続いて安定したパフォーマンスを見せたが、2019年は防御率が5点台に悪化。今季は開幕直後に発生した新型コロナウイルスのクラスターに巻き込まれた影響で5試合しか投げられず、0勝3敗、防御率5.40に終わった。

     今季が60試合制の短縮シーズンだった影響で来季は多くの投手がフルシーズン投げられないことが予想されるため、アビラは先発投手の層を厚くすることを目指している。多くのイニングをカバーできる投手との1年契約を狙っていたが、補強ターゲットだった投手を次々に他球団に奪われ、ようやく今オフ最初のメジャー契約としてウレーニャを確保することができた。

     ウレーニャはマシュー・ボイド、スペンサー・ターンブル、マイケル・フルマーの3人とともに先発ローテーション入りが確実視されている。残りの1枠をダニエル・ノリス、タイラー・アレクサンダー、タリク・スクーバル、ケーシー・マイズらが競争することになるが、162試合制シーズンにおける各投手の負担を軽減するために、6人制ローテーションの採用が検討される可能性もありそうだ。

  • Rソックスがエンゼルスから放出の右腕・アンドリースを獲得

    2020.12.24 11:00 Thursday

     チームの再浮上に向けて投手補強が急務となっているレッドソックスが先発・リリーフどちらでも使える便利屋右腕の獲得に成功した。レッドソックスは日本時間12月24日、エンゼルスからノンテンダーFAとなっていた右腕マット・アンドリースと2022年の球団オプションが付属した1年契約を結んだことを発表。今年3月にトミー・ジョン手術を受けたクリス・セールが来季出遅れ濃厚のため、アンドリースには開幕ローテーション入りのチャンスもありそうだ。

     地元紙「ボストン・グローブ」のアレックス・スパイアーによると、アンドリースの来季の年俸は185万ドル。2022年の契約は年俸350万ドルの球団オプションまたはバイアウト25万ドルとなっており、アンドリースに保証されている金額の合計は185万ドルと25万ドルを合計した210万ドルとなる。また、投球イニング数に応じた出来高も設けられているようだ。

     アンドリースはメジャーデビューした2015年から2018年途中までレイズでプレーしており、「レッドソックスに加入できて嬉しい。キャリア序盤にアメリカン・リーグ東部地区でプレーしていたとき、フェンウェイ・パークは一番好きな球場だったからね」と話している。「レッドソックスが僕に興味を示していると聞いて本当に嬉しかったよ」と迷わずレッドソックスへの加入を決断した。

     アンドリースはメジャー6年間のうち、防御率5.26だった2018年を除く5シーズンすべてで防御率4点台。決して投手陣を大幅にグレードアップさせられるような存在ではない。しかし、0先発のシーズンが2019年だけ、0セーブのシーズンが2018年だけであるように、先発から抑えまで様々な役割をこなせる投手であり、先発・リリーフの両方に不安を抱えるレッドソックスにフィットする存在と言える。

     今季はエンゼルスで16試合(うち1先発)に登板して2勝4敗2セーブ、3ホールド、防御率4.50、奪三振率9.28を記録。エンゼルスから来季の契約を提示されず、12月上旬にノンテンダーFAとなっていた。

  • ドジャースがケインリーと2年契約 今年8月にTJ手術

    2020.12.24 10:30 Thursday

     メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドが関係者から得た情報によると、ドジャースはヤンキースからフリーエージェントとなった救援右腕トミー・ケインリーと2年契約を結ぶことで合意に達したようだ。ケインリーは今年8月にトミー・ジョン手術を受けており、来季の大部分を欠場することが確実。年俸は来季が75万ドル、2022年が345万ドルと報じられており、ドジャースにとって2022年シーズンのブルペンの強化を見据えた動きと言える。

     2年契約の内訳はサインボーナスが55万ドル、来季の年俸が75万ドル、2022年の年俸が345万ドルで、ケインリーに保証されている金額の合計は475万ドル。さらに2022年シーズンの成績に応じて最大75万ドルの出来高が設けられており、ケインリーは2年間で最大550万ドルを得ることができるようだ。

     来季の年俸が格安になっていることからもわかるように、ドジャースはケインリーを来季の戦力として計算していない。2019年にヤンキースで自己最多の72試合に登板して27ホールド、防御率3.67、奪三振率12.91をマークしたケインリーがトミー・ジョン手術を経て、2022年シーズンに復活することを見越した契約となっている。

     トミー・ジョン手術のリハビリ中の投手と複数年契約を結ぶケースは決して少なくなく、近年ではネイサン・イバルディがレイズ、マイケル・ピネイダがツインズ、ドリュー・スマイリーがカブスとそれぞれ2年契約を結んだ例がある。

     ドジャースは来季限りで守護神ケンリー・ジャンセンの5年契約が終了し、今オフ獲得したコリー・クネーベルも1年後にフリーエージェントとなる。2022年の契約が球団オプションとなっているジョー・ケリーも来季限りで退団の可能性があるため、ケインリーの獲得には2022年シーズンのブルペンの頭数を確保しておきたいという狙いがあるものと見られる。ドジャースらしい、したたかな補強と言えそうだ。

  • フィリーズのフロント人事を予言したTwitterユーザーがいた!

    2020.12.23 18:00 Wednesday

     2012年から9年連続勝率5割以下&ポストシーズン逸となったフィリーズは今オフ、マット・クレンタックGMが辞任(事実上の解任)し、球団史上初の編成本部長としてデーブ・ドンブロウスキーを迎え、クレンタックの後任となるGMにはサム・フルドが就任。フロントオフィスに大きな変化が加えられた。しかし、フルドのGM就任から3ヶ月以上前の今年9月にこのフロント人事を「予言」していたTwitterユーザーがおり、大きな話題となっている。

     日本時間2020年9月18日午前11時11分、Yoshke Zoidberg(@YoshkeZoidberg)はフィリーズのフロント人事について「クレンタックが去り、(アンディ・)マクフェイル(球団社長)がシニアアドバイザーのような役割に移り、サム・フルドが新たなGMに任命され、デーブ・ドンブロウスキーが社長の役割を得る」とツイートした。

     クレンタックが辞任してチームを去った点、フルドが新たなGMに就任した点、ドンブロウスキーが編成本部長に就任した点、ツインズ時代にGMとして2度のワールドシリーズ制覇を経験したマクフェイルがチーム編成の決定権をドンブロウスキーに託した点、これらすべてがツイートの「予言」と合致しているのだ。

     このTwitterユーザーはどのように数ヶ月後のフィリーズのフロント人事を知ったのだろう。何らかの形で内部情報を得たのだろうか。それとも水晶玉が教えてくれたのだろうか。メジャーリーグ公式サイトの取材によると、このユーザーは30年にわたってフィリーズを応援している大ファンであり、内部情報を得ていたわけではなく、2018年にクリス・ヤングを投手コーチ補佐に採用したチームの傾向などから予想したのだという(ヤングは2019年に投手コーチへ昇進したが、シーズン終了後に解任。今季からカブスのブルペンコーチを務めている)。

     このTwitterユーザーは「ドンブロウスキーはボストンやデトロイトで成功していたし、フィラデルフィアも同じようなものだ。フルドは監督よりもフロントオフィスが向いているような気がしていた。だからこの2人を一緒に予想に入れたんだ。すると、幸運なことに予想が的中したというわけさ」と話している。なお、フィリーズの来季の成績については「地区4位、ポストシーズン進出なし、80勝」との予想。再び「予言」は的中するのだろうか。

  • メッツがレメイヒューと接触 ニューヨーク2球団の争奪戦か

    2020.12.23 16:00 Wednesday

     「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンによると、メッツはヤンキースからフリーエージェントとなったDJ・レメイヒューと接触したようだ。先月、ロビンソン・カノーが薬物規定違反で162試合の出場停止処分を受けたときからメッツがレメイヒューの獲得に動く可能性は取り沙汰されていたが、実際にレメイヒューと接触したという報道は今回が初めて。球界を代表する好打の二塁手をめぐってニューヨーク2球団による争奪戦が勃発するかもしれない。

     ヤンキースはレメイヒューとの再契約を今オフの最優先事項に掲げているが、両者の希望額には大きな開きがあることが報じられている。地元紙「ニューヨーク・ポスト」のケン・ダビドフはレメイヒューがニューヨーク残留を希望していることを伝えており、おそらくヤンキースが第1希望でメッツは第2希望。ヤンキースとの交渉が進展しないようであれば、メッツが入り込む余地は十分にあるだろう。

     レメイヒューにはヤンキースとメッツのほか、ブルージェイズ、ナショナルズ、ドジャースなど多くの球団が興味を示していると見られる。メッツはすでにトレバー・メイとジェームス・マッキャンを獲得しているが、新オーナーのスティーブ・コーエンの資金力を生かしてさらなる大型補強に動くことが確実視されており、レメイヒューのほか、ジョージ・スプリンガーやトレバー・バウアーといった大物選手が補強ターゲットに挙げられている。

     メジャーリーグ公式サイトは「ヤンキースからレメイヒューを奪うことは、メッツにとってフィールド内のみならずフィールド外でも大きな勝利になるだろう。ニューヨークの2番手チームに甘んじてきたメッツだが、新オーナーのコーエンの下でニューヨークにおけるヤンキースの覇権に挑戦しようとしている」と述べている。ニューヨークの1番手チームの座をヤンキースから奪うための第一歩として、レメイヒュー獲得を実現させることになるのだろうか。

  • 外野手不足のカブス ウエーバーでマリナーズからアービンを獲得

    2020.12.23 14:00 Wednesday

     カブスは日本時間12月23日、ウエーバーでマリナーズからフィリップ・アービンを獲得したことを発表した。カブスはシーズン終了後にキャメロン・メイビンとビリー・ハミルトンがフリーエージェントとなり、12月上旬にカイル・シュワーバーとアルバート・アルモラJr.をノンテンダーFAとしたため、40人枠のなかに外野手がイアン・ハップとジェイソン・ヘイワードの2人だけという状況。レギュラー、控えを問わず、外野手の補強が急務となっていた。

     2017年にレッズでメジャーデビューして以来、外野の準レギュラーとしてまずまずの活躍を見せてきたアービンだが、今季は開幕から19試合に出場して打率.086(35打数3安打)、OPS.324と大不振。左打者の秋山翔吾とプラトーンに近い形で起用されていたが、得意にしているはずの左腕すらほとんど打てず、8月下旬にDFAとなり、ウエーバーでマリナーズへ放出された。

     マリナーズではやや持ち直したものの、それでも18試合で打率.205、OPS.622と過去3年に比べれば低調な数字。シーズントータルでは2球団合計で37試合に出場し、打率.149、0本塁打、4打点、OPS.481という自己ワーストの成績に終わった。一方、守備面では過去3年と同様に外野の3ポジションを守り、守備防御点+6をマークした昨季に続いて守備防御点+2と安定した働きを見せた。

     ハップはスイッチヒッターだが、ヘイワードは左打者のため、アービンがこのままカブスの一員として来季の開幕を迎えるようであれば、ヘイワードとのプラトーンで起用される可能性が高い。また、アービンを獲得したとはいえ、まだ外野手の頭数は十分とは言えず、カブスはシュワーバーとの再契約も検討しつつ、さらなる補強に動くだろう。ただし、デービッド・ロス監督はクリス・ブライアントやニコ・ホーナーを外野で起用することを選択肢から排除しておらず、年俸総額の削減を目指していることを考えると、現有戦力のなかでやりくりしていく可能性もありそうだ。

  • ナショナルズ プロスペクト内野手・キーブームの放出に前向き

    2020.12.23 13:30 Wednesday

     ここ数年、ナショナルズで最も高い評価を受けてきたプロスペクト(若手有望株)のカーター・キーブームだが、ナショナルズは戦力アップのためのトレードを敢行すべく、このプロスペクト内野手をトレードで放出することに前向きな姿勢を示しているようだ。「ジ・アスレチック」のブレット・ガイロリが伝えている。ガイロリによると、ナショナルズは直近2年のドラフト1巡目指名選手であるケイド・キャバリとジャクソン・ラトレッジの両投手を放出するつもりはないという。

     現在23歳のキーブームは2019年4月にメジャーデビューし、この年はメジャーで11試合に出場して打率.128、2本塁打、2打点、OPS.491を記録。マイナーのAAA級では109試合に出場して打率.303、16本塁打、79打点、出塁率.409、OPS.902の好成績をマークした。今季はアンソニー・レンドンの後釜として正三塁手定着を期待され、守備面では守備防御点+5と結果を残したものの、打撃面では33試合で打率.202、0本塁打、9打点、OPS.556と低迷。9月下旬に死球を受けて左手首を痛め、そのままシーズンを終えた。

     メジャーでは2年連続で苦戦が続いているものの、通算165打席とサンプルサイズが小さいため、ナショナルズはまだキーブームの可能性を諦めていない。実際、デーブ・マルティネス監督は先日、来季もキーブームを正三塁手候補の1人として考えていることを明らかにしていた。とはいえ、レンドンに代わる「強打の三塁手」の獲得が急務となっており、キーブームの価値が高いうちにトレードしてしまいたいという狙いがあるのは否定できない。

     ナショナルズの補強ターゲットとして噂されているのは、レッズで正三塁手を務めるエウヘニオ・スアレスだ。今季は打率.202と低調だったが、2018年に34本塁打104打点、2019年に49本塁打103打点をマークした実績があり、契約は少なくとも2024年まで残っている。キーブームを放出して獲得する価値のある選手と言えるだろう。

  • 交渉期限が迫る日本ハム・有原 レンジャーズが獲得に興味か

    2020.12.23 11:30 Wednesday

     北海道日本ハムファイターズからポスティング公示された有原航平のメジャーリーグ球団との交渉期限が日本時間12月27日午前7時に迫っている。今オフ、日本球界からメジャー移籍を目指す選手では菅野智之(巨人)の動向に大きな注目が集まっているが、メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドによると、有原にも複数のチームが興味を示しているという。そのなかには先発投手の補強を必要としているレンジャーズも含まれているようだ。

     今季アメリカン・リーグでワーストとなる22勝38敗に終わったレンジャーズは今オフ、コリー・クルーバーの来季オプションを破棄し、エース右腕のランス・リンをトレードでホワイトソックスへ放出。マイク・マイナーは今季途中にトレードで放出されており、今季開幕前に期待されていた先発3本柱は完全に解体された。来季の予想ローテーションは今季大きく期待を裏切ったカイル・ギブソンとジョーダン・ライルズの2人にリンとのトレードで獲得した26歳のデーン・ダニングを加えた3人と、23歳のコルビー・アラード、26歳のカイル・コディという心許ない顔ぶれになっており、有原はチーム状況にフィットする存在と言える。

     また、フェインサンドは有原の比較対象となる投手として前田健太(ツインズ)とカイル・ヘンドリックス(カブス)の名前を挙げ、「先発ローテーションの中盤を担える投手」との評価を与えている。アメリカン・リーグのサイ・ヤング賞投票で2位にランクインした今季の前田の活躍は改めて言うまでもないが、ヘンドリックスもダルビッシュ有とともにカブスの先発ローテーションを支え、リーグ7位の防御率2.88、リーグ1位の与四球率0.89をマークした好投手だ。比較対象となっている両投手のような活躍を見せることができれば、「先発ローテーションの中盤」を担うどころかエース格になれるだろう。

     現在28歳の有原は、今季20試合に先発して8勝9敗、防御率3.46を記録。通算6シーズンで60勝50敗、防御率3.74という成績を残している。

  • メッツが菅野獲得に興味か デグロムらと強力ローテ形成も

    2020.12.23 11:00 Wednesday

     今オフのメッツは新オーナーのスティーブ・コーエンの下でトレバー・メイ、ジェームス・マッキャンを獲得するなど着実に補強を進めているが、その補強リストに菅野智之の名前が加わる可能性が出てきた。地元紙「ニューヨーク・ポスト」のジョエル・シャーマンによると、興味の程度は不明だが、メッツは少なくとも菅野の動向をチェックしているという。他球団のエグゼクティブのなかには「メッツにはどのチームよりも菅野獲得のチャンスがある」と考えている者もいるようだ。

     巨人からポスティング公示されている菅野のメジャーリーグ球団との交渉期限は日本時間1月8日午前7時。シャーマンはメッツ以外にも複数のチームが菅野獲得に興味を示していること、そのなかにヤンキースも含まれていること、菅野が大都市のチームを好んでいると見られることなどを伝えている。

     また、メッツにとって菅野獲得レースのライバルとなる可能性があるヤンキースについて「DJ・レメイヒューとの再契約に必要な金額がわからない状態で菅野獲得に動くことはできないだろう」と指摘。「レメイヒューを諦めて先発ローテーションのグレードアップに注力することも可能だが、そのような動きはない」としており、ニューヨークの2球団による争いになればメッツ有利と見られている。

     菅野がメッツと契約するのであれば、エースのジェイコブ・デグロム、マーカス・ストローマン、デービッド・ピーターソンらと先発ローテーションを形成することになる。トミー・ジョン手術からの回復途上にあるノア・シンダーガードのほか、スティーブン・マッツやセス・ルーゴといった先発候補もいるが、メッツはさらなる先発投手の補強を検討中。トレバー・バウアーの獲得に動く可能性が取り沙汰されているものの、シャーマンは「2人の先発投手を獲得することを好むだろう」と考えている。もしそれが事実であるならば、バウアー1人に大金を投じるより、菅野と契約してもう1人と契約するための資金を残す可能性のほうが高いかもしれない。

  • フィリーズのGMに元メジャーリーガー・フルドの就任が決定

    2020.12.23 10:30 Wednesday

     フィリーズは日本時間12月23日、メジャー8年間で通算598試合に出場した元外野手のサム・フルドがゼネラルマネージャー(GM)に就任したことを発表した。2017年11月に現役引退を表明し、その直後にフィリーズに加わったあと、順調に出世街道を歩んできたフルドだが、ここにきてさらに大きくステップアップ。現在39歳のフルドは、最終的な意思決定権を持つデーブ・ドンブロウスキー編成本部長の下で重要な役割を担うことになる。

     現役時代のフルドは「スーパー・サム」というニックネームが示す通り、ダイビングキャッチなどの躍動感あるプレーが持ち味の選手だった。2007年にカブスでメジャーデビューし、2011年1月にマット・ガーザを中心とした大型トレードでクリス・アーチャーらとともにレイズへ移籍。レイズでは外野の準レギュラーとしてメジャー定着を果たし、2011年と2013年にはポストシーズンの舞台も経験した。2014年はアスレチックスで開幕を迎えたが、開幕直後にウエーバーでツインズへ移籍。ところが、7月末のトレードでアスレチックスへ復帰し、ポストシーズンにも出場した。

     2015年はアスレチックスで自己最多の120試合に出場したが、打率.197、OPS.569と低迷。翌年は肩の故障によりシーズンを全休し、2017年のワールド・ベースボール・クラシックにはイスラエル代表の一員として出場したものの、結局メジャー復帰を果たせないまま2017年11月に現役引退を表明してフィリーズに加わった。フィリーズではメジャーリーグの選手情報コーディネーターと外野守備インストラクターを兼任し、ゲーブ・キャプラー前監督の下でアナリティクスをゲームプランに取り入れる重要な役割を担当。また、今年1月にはスポーツ科学に焦点を当てる部門のディレクターに就任した。

     スタンフォード大学出身の秀才ということもあって以前から各球団の監督やGMの候補として名前が挙がっており、今オフもレッドソックスの新監督候補の1人となっていた。フロントオフィスの新星として注目を集めるフルドがドンブロウスキーの下でどんな働きを見せるか注目したい。

  • 「キューバ人軍団」のWソックスが有望株・セスペデスを獲得

    2020.12.23 10:00 Wednesday

     日本時間12月23日、メジャー通算165本塁打のヨエニス・セスペデスの異母弟として知られるヨエルキ・セスペデスがホワイトソックスと契約金200万ドルで合意したことが明らかになった。現在23歳のヨエルキは今年3月にメジャーリーグ球団と契約可能なフリーエージェント選手として公示され、メジャーリーグ公式サイトのインターナショナル・プロスペクト・ランキングで1位にランクインするなど、期待の有望株として注目を集めていた。

     インターナショナル選手との契約期間は2021年1月15日(現地時間)にスタートするため、ホワイトソックスは契約期間がスタートした初日にヨエルキと正式に契約を結ぶものと見られている。この契約期間は当初、今年7月2日(現地時間)にスタートする予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって先送りされていた。

     ヨエルキは2017年のワールド・ベースボール・クラシックにキューバ代表の一員として出場し、2019年6月に代表チームを離脱して亡命。バハマの居住権を獲得したことでメジャーリーグ球団と契約可能なフリーエージェント選手と認められた。すべての面で平均以上の能力を兼ね備えた5ツール・プレーヤーとして評価されており、亡命時から少なくとも15ポンド(約6.8キロ)増量してバットスピードとパワーが増したことが報じられている。

     ホワイトソックスは古くからキューバ人選手とのコネクションがあり、1950年代には「5ディケード・プレーヤー」として知られるミニー・ミニョソが活躍。ホゼ・コントレラスやオーランド・ヘルナンデスといったキューバ人投手もホワイトソックスでプレーした。また、今季はキューバ人選手4人(ルイス・ロバート、ヨアン・モンカダ、ホゼ・アブレイユ、ヤスマニ・グランダル)がスタメンの1~4番を占めるというメジャーリーグ史上初の快挙も成し遂げた。

     アブレイユは今季、2年連続の打点王に輝いてアメリカン・リーグのMVPに選出。ロバートは新人ながら中堅手部門でゴールドグラブ賞を受賞した。こうしたキューバ人選手の活躍もヨエルキがホワイトソックスと契約することを後押ししたに違いない。

  • MLBをもっと知ろう!! -SPOZONE MLB講座-

    2020.12.22 22:25 Tuesday

     2020年シーズンからMLBのライブ配信を始めたSPOZONE(スポゾーン)が、オフシーズンコンテンツとして始めた”教えてMLB”!!
    大谷翔平選手、ダルビッシュ有選手、前田健太選手等の日本を代表するプレイヤーが活躍すると、何気なく目にする、耳にするMLBをSPOZONE出演者がおもしろおかしく、また優しく丁寧に教えてくれます。ぜひ一度ご覧ください!!

     記念すべき第1弾は、140年以上もの歴史があるMLBを、SPOZONE実況担当のDJケチャップと、解説担当のメジャーリーグ評論家である福島良一が注目トピックを交えてわかりやすく説明してくれます。

     第1弾の映像はこちらからどうぞ

     また、第2弾は、MLBのオフシーズンを、8つのキーワードに注目して説明してくれています。来シーズンの開幕に向けて、MLBをもっと知ろう!!

     第2弾の映像はこちらからどうぞ

  • ド軍ウィル・スミスと俳優ウィル・スミスのコラボが実現!

    2020.12.22 17:00 Tuesday

     今年のポストシーズンでは、ドジャースとブレーブスが対戦したナショナル・リーグ優勝決定シリーズの第5戦で同姓同名の「ウィル・スミス対決」が実現したことが大きな話題となった。このときはブレーブスのウィル・スミス(リリーフ左腕)から逆転3ランを放ったドジャースのウィル・スミス(捕手)に軍配。そして、ワールドシリーズが終了してオフシーズンに突入し、今度はドジャースのウィル・スミスと俳優のウィル・スミスのコラボレーションが実現した。

     俳優のウィル・スミスが自身のインスタグラムに投稿した動画によると、俳優のウィル・スミスがファンのために開催したオンライン・イベントにドジャースのウィル・スミスがゲストとしてリモートで参加。そこで「どっちのウィル・スミスでしょう?」というクイズ企画が行われた。この企画では「どっちのウィル・スミスが1995年に生まれたでしょう?」「ゾンビに攻められているときにどっちのウィル・スミスに守ってもらいたいですか?」といった問題が出題され、ファンが回答。インスタグラムの動画には2人のウィル・スミスがファンとのやりとりを楽しむ様子が収められている。

     メジャーリーグ公式サイトのマイケル・クレアは2人のウィル・スミスのコラボレーションを紹介した記事のなかで「ブレーブスのウィル・スミスがシークレット・ゲストだったことを祈っています。もしそうでないとしたら、招待状が郵送中に失われてしまったに違いありません」と述べている。残念ながら、ブレーブスのウィル・スミスがこのイベントに招待されていたかどうかは定かではない。

     クレアはさらに「有名な俳優やミュージシャンに会うことは、このドジャースの若い選手にとって間違いなくキャリアのハイライトの1つですが、おそらく彼にとって今年のオフシーズンで最高の出来事ではないでしょう」と付け加え、先週末にドジャースのウィル・スミスが結婚したことを紹介している。

  • 最高の左腕 ウォーレン・スパーン賞に柳賢振が選出

    2020.12.22 16:00 Tuesday

     最高の左腕を表彰する「ウォーレン・スパーン賞」の受賞者が日本時間12月22日に発表され、韓国出身の柳賢振(リュ・ヒョンジン:ブルージェイズ)がアジア人投手としては初めて選出された。この賞は左腕史上最多の通算363勝を記録したウォーレン・スパーンの功績を称えるもので、スパーンがオクラホマ州に居住していたという縁からオクラホマ州のスポーツ殿堂が表彰を行っている。1999年から表彰が開始され、ランディ・ジョンソンとクレイトン・カーショウが歴代最多の4度受賞している。

     昨季まで6シーズンにわたってドジャースで活躍した柳は、昨季終了後にFAとなり、4年8000万ドルの大型契約でブルージェイズに加入。12試合に先発して67回を投げ、5勝2敗、防御率2.69、72奪三振の好成績をマークした。規定投球回をクリアした左腕のうち、5勝は3位タイ、防御率2.69と72奪三振は2位の数字。「オールMLBチーム」では昨季に続いてセカンド・チームに選出された。

     ウォーレン・スパーン賞委員会の共同委員長であるチャック・シャーリーは「新型コロナウイルスのパンデミックにより困難を強いられたシーズンだったにもかかわらず、柳賢振はマウンド上で素晴らしい活躍を見せ、この賞を受賞するのに相応しかった」と述べ、柳の活躍を称えた。なお、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、表彰式を行わないことがすでに発表されている。

     ウォーレン・スパーン賞は1999年から表彰がスタートし、2002年まで4年連続でジョンソンが受賞。これは2011年、2013年、2014年、2017年に受賞したカーショウと並んで歴代最多回数となっている。この2人以外には、ヨハン・サンタナ(2度:2004年、2006年)とCC・サバシア(3度:2007年、2008年、2009年)が複数回受賞している。

    ◆歴代受賞者一覧
    1999年 ランディ・ジョンソン
    2000年 ランディ・ジョンソン(2度目)
    2001年 ランディ・ジョンソン(3度目)
    2002年 ランディ・ジョンソン(4度目)
    2003年 アンディ・ペティット
    2004年 ヨハン・サンタナ
    2005年 ドントレル・ウィリス
    2006年 ヨハン・サンタナ(2度目)
    2007年 CC・サバシア
    2008年 CC・サバシア(2度目)
    2009年 CC・サバシア(3度目)
    2010年 デービッド・プライス
    2011年 クレイトン・カーショウ
    2012年 ジオ・ゴンザレス
    2013年 クレイトン・カーショウ(2度目)
    2014年 クレイトン・カーショウ(3度目)
    2015年 ダラス・カイケル
    2016年 ジョン・レスター
    2017年 クレイトン・カーショウ(4度目)
    2018年 ブレイク・スネル
    2019年 パトリック・コービン
    2020年 柳賢振

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