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  • フェリックス・ヘルナンデスとハニガーが故障者リスト入り

    2017.4.27 19:06 Thursday

    開幕して3週間が経過したメジャーリーグでは約20試合ほどを消化した段階で地区によっては1位と2位とのゲーム差が0.5や1.0と接戦状態にある。その一方で下位チームは首位と大きく差を広げられている場合もあり、上位進出が厳しい状態に陥っている。その中でもア・リーグ東地区最下位に沈むマリナーズは1位のアストロズと6.5ゲーム差があり、首位の背中はまだ見えない状態だ。


    マリナーズといえば岩隈久志が所属しているが、ここまで4試合に登板して2敗と未だ勝ち星なし。チーム投手陣の防御率をみてもア・リーグで14位と絶不調状態が続いている。その柱であるフェリックス・ヘルナンデスも2勝2敗と低調なスタートを切っており、ここにきて10日間の故障者リスト入りをした。

    ヘルナンデスは日本時間26日に行われたタイガース戦に先発するも右肩の張りを訴えて3回途中で降板していた。検査の結果、右肩の炎症が発覚してしばらくは投げることができなくなった。報道では最低でも復帰まで2週間から3週間ほどかかるという。

    故障したのは彼だけではない。新人の右翼手・ミッチ・ハニガーもヘルナンデスと同じく10日間の故障者リスト入りした。ハニガーは開幕戦から試合に出場し続けており、ここまで21試合に出場して打率.338 本塁打4 打点16の成績を残していた。しかし、右腹斜筋の痛みで試合から離れることになった。

    彼ら2人の離脱によりチームは3Aからベン・ギャメル、チェース・デジョン、ケーシー・フィンを昇格させる。

  • エリック・テイムズがチームの月間本塁打記録を更新

    2017.4.26 19:01 Wednesday

    メジャーリーグ開幕して3週間が経過し、球界全体を騒がしている選手がいる。それが韓国からの逆輸入で大活躍しているエリック・テイムズ(ブリュワーズ)だ。彼は日本時間26日に行われたレッズ戦で2試合連続本塁打を放ち、チームの4月月間本塁打記録を更新した。


    テイムズは昨年まで韓国プロ野球のNCダイノスで3年プレーしMVPを獲得しただけではなく、2015年にはアジア球界初となる40本塁打40盗塁を記録した。この3年間の通算成績は390試合に出場して打率.349 本塁打124 打点382だった。

    レッズ戦では2番・一塁手として出場した彼は7対0と大量リードし、無死一塁で迎えた第4打席でチームの記録を塗り替えた。この回から登板したロバート・ステファンソンが投じた2球目の直球をライトスタンドへ運び、今季11号を放った。前日の試合では1試合2本のアーチを架けるなど絶好調を維持しており、この本数はリーグ全体でみてもトップの数字だ。

    今回、テイムズが放った11本目の一発はチーム内での新記録。ちなみにメジャー全体で4月の最多本塁打数は14本だ。この本数は2006年のアルバート・プホルス(エンゼルス)と2007年のアレックス・ロドリゲス(ヤンキース)の2人が放っているという。また、対レッズでの6戦連続本塁打は1957年にフィリーズのスタン・ロパタが7月20日から8月28日までに打ち立てた記録以来となった。

    果たして韓国からの逆輸入男の快進撃がどこまで続くのか高い注目が集まっている。

  • ジャイアンツが今季最初のドジャース戦に勝利

    2017.4.25 18:56 Tuesday

    ジャイアンツが2017年最初のドジャース戦をモノにした。先攻のドジャースの先発は2014年以来の勝ち星を狙うリュ・ヒョンジン。一方の後攻のジャイアンツはここまで1勝無敗のマット・ケイン。ケインは2番・コリー・シーガーに安打を許すも後続を断ちきり無失点に抑える。

    対するリュは通算成績をみると初回に打たれやすい傾向があったが、この日は走者を背負うも失点はなく課題の立ち上がりを乗り越えた。試合が動いたのは2回裏、先頭打者の5番・ブランドン・クロフォードが二塁打で出塁すると、進塁打を挟んで7番・ジョー・パニックの中犠飛で1点を先制する。7回裏には2死一・二塁の場面から1番・ハンター・ペンスが2点目となる適時打を放ちリードを広げた。先発・ケインは6回無失点で今季2勝目。敗れたドジャースは先発・リュが6回1失点の好投も打線が4安打1得点と援護に恵まれなかった。

  • バムガーナーがバイク事故で故障者リスト入り

    2017.4.22 14:08 Saturday

    メジャーリーグが開幕して3週間になろうとしている今、各チームでは故障者リスト入りする選手がいることもあり体制が数日でガラリと変わる。そのケガの程度はその選手によって違ってはくるが主力を担う選手が出場できないとなるとチームにとっては大きな痛手となる。現在、ナ・リーグ西地区最下位に沈むジャイアンツではエースのマディソン・バムガーナーが10日間の故障者リスト入りした。

    バムガーナーといえば投手としてメジャー史上初となる開幕戦で2本塁打を記録したチームのエース。本職の投球ではここまで登板した4試合すべてで6回3失点以下(クオリティスタート)を記録しているが、打線の援護がなく直近で3連敗を喫している。

    日本時間20日、チームの休日だったバムガーナーは遠征先のコロラド州でダートバイクに乗っていたが事故を起こして左肩を負傷したという。検査の結果によると肋骨打撲と肩鎖関節捻挫で復帰までは6週間から8週間かかる見込みだ。メジャー9年目を迎えた彼にとって初めてのなる故障者入りとなった。ジャイアンツは離脱したバムガーナーの代わりにトリプルAに所属しているリリーフ投手、クリス・ストラットンを昇格させた。

    チームとしては今季、バムガーナーが先発した4試合すべてで敗戦している。この記録は2011年以来初の残念なものとなった。現時点でははっきりと彼の復帰日が確定していないため、地区最下位に苦しんでいるチームにとっては先発ローテーションを変更しなければならなくなった。果たして、エースが抜けた今、この逆境をはね返すことができるのか巻き返しに注目が集まる。

  • 注目度が高い19歳のキューバ出身内野手

    2017.4.21 18:54 Friday

    メジャーリーグが開幕して2週間が経ち、ア・リーグ中地区は4チームが2位で並ぶ(日本時間20日時点)という激戦が繰り広げられている。まだわずか15試合ほどを消化したのみだが、地区優勝を目指してしのぎを削っている。


    その一方で球団のスカウト達は早くも来季のために世界中を飛び回り、有望選手の発掘をしている。近年のメジャーリーグではドミニカ共和国をはじめ、キューバやメキシコなど中南米出身の選手が増えていることもあり、彼らの獲得競争もし烈だ。入団させるためには交渉が必要だが、その開始時期があらかじめ決まっている。毎年、日本時間7月3日から交渉が開始される。

    その中でも注目されている選手として挙げられているのはキューバ出身の内野手・ルイス・ロベルトだ。彼は19歳でありながら「mlb pipeline.com」で発表されているインターナショナルプロスペクトで1位にランクインされている。昨年、キューバでの試合では53試合に出場して打率.401 本塁打12 打点40の成績を残した。広い意味で捉えれば大谷翔平(北海道日本ハム)が1位になるという話もあるが、ここではあくまでも中南米出身の選手に絞っているランキング上でのことだ。

    ロベルトに対するスカウト達の評価はヨエニス・セスペデス(メッツ)よりも上だという声も挙がっており、本人もメジャーリーグに挑戦する意思を示している。最近ではアスレチックスやアストロズ、カージナルスやホワイトソックスなど多くの球団が彼に興味を示しているという。来週、もしくは来月にはメジャー球団に向けてショーケースを行う予定になっており、大切なアピールタイムとなる。

    彼には複数年契約の提示が確実視されており、期待が大きい選手だ。ちなみにメジャー球団に入団できる資格を得るのは日本時間5月20日から。果たしてロベルトはどこのチームに入団するのかその動向が注目される。

  • イチローが今季1号を含む4打数2安打の活躍

    2017.4.20 18:51 Thursday

    2017年の日本人選手は全体的にみると苦戦している。投手では田中将大(ヤンキース)や前田健太(ドジャース)、ダルビッシュ有(レンジャーズ)らが既に今季1勝を挙げているが、岩隈久志(マリナーズ)には未だに勝ち星がない。その一方で野手は青木宣親(アストロズ)が日米通算2000本安打に向けて少しずつその数を減らしている。だが、イチロー(マーリンズ)は出場機会が少ないことも関係しているが、なかなか打率が上がらず周囲からは心配の声がある。


    そのイチローは古巣・マリナーズの本拠地であるセーフコ・フィールドでのマリナーズ3連戦に臨み、地元ファンからスタンディングオーベーションで迎えられた。この球場ではヤンキース時代以来3年ぶりにプレーすることもあり、メジャー3000本安打記念の式典やファンにボブルヘッドを配布するなどまさにイチロー一色となっている。

    そして最終戦となった日本時間20日の試合では9番・ライトとして先発出場。マリナーズの先発はエースのフェリックス・ヘルナンデスで2回にまわってきた第1打席は空振り三振だったものの、4回の第2打席では実に14打席ぶりとなる安打をレフト方向に放った。今年のイチローは4月9日のメッツ戦で安打を放ってからスタメン出場2回、そのほかの試合ではすべて代打も打つことができずにいた。こうして久々となる1本は古巣の球場で記録した。

    それだけではない。4対10で迎えた最終回に先頭打者として打席に立った彼はエバン・マーシャルの93マイルの直球を右中間スタンドへの今季第1号を放ち、セーフコ・フィールドでの一発は実に2012年4月19日以来となった。試合後には「印象に残るホームランだった。外野の頭を越えると思ったが、打球が詰まっていた」と振り返っている。

    ホームランを放ってグラウンドを一周する彼の姿を見ていたロビンソン・カノとカイル・シーガーはイチローと目が合ったそうだが、言葉が出てこなかったという。43歳の一発は試合の勝敗以上に大きな意味があることだろう。

  • スターリング・マルテが80試合の出場停止

    2017.4.19 18:44 Wednesday

    日本時間19日、開幕から2週間が経ったメジャーリーグではスターリング・マルテ(パイレーツ)が禁止薬物の使用で80試合の出場停止処分を受けた。薬物検査で陽性反応があり、調査をすると彼の検体からはナンドロロンというステロイドが検出されたという。メジャーリーグ機構によれば今回の処分はすぐに適応され、復帰したとしてもポストシーズンへの出場はできない。


    マルテは28歳の外野手で2年連続ゴールドグラブ賞に輝いた実績をもつ守備の名手。昨年は自慢の守備面だけではなく、打撃や盗塁にも好成績を残し、打率.311はナ・リーグ6位、盗塁は47個のナ・リーグ3位とTOP5入りを果たした。今季は13試合に出場して打率.241 本塁打2 打点7の成績を残していた。

    出場停止処分を受けた本人は球団を通じて「自分の不注意と知識のなさが原因でこのような過ちを犯してしまった。家族やパイレーツ球団、チームメイトや多くのファン、そして野球そのものに謝りたい」と声明を発表している。

    このマルテの件について球団は日本時間18日に把握し、その翌日に選手達に伝えられた。現在、ナ・リーグ中地区4位と上位進出を目指していたチームに大きな衝撃が走った。マルテはチームメイトのグレゴリー・ポランコと話す機会があり、謝っていたという。ポランコによると「彼(マルテ)は泣いていた。だが、これはとても大きな問題であることは自分も分かっているし、本人も重く受け止めている」と語った。

    これを受けてチームはマルテ抜きで地区優勝を目指さなければならなくなった。マルテ以外にもカン・ジョンホが韓国で引き起こした飲酒運転の影響でビザの発給に時間を要し、合流できずにいる。主力選手が抜けた穴は大きなものでここまでのチーム打率は.234とナ・リーグ11位、本塁打数は10本のナ・リーグ最下位に沈んでいる。予定ではマルテの復帰はオールスター明けになるため、この前半戦はとても厳しい戦いを強いられそうだ。

  • ザック・ブリトンが故障者リスト入り

    2017.4.17 18:40 Monday

    日本時間4月3日に開幕したメジャーリーグはチームがここまで約12試合から15試合ほどを消化してきた。順位表をみると各地区の上位同士はあまり差がないものの、下位チームは連敗を喫し、なかなか上位に上がれないなど苦労している。しかし、まだシーズンは始まったばかりだ。チーム単体でみると現在、ア・リーグ東地区首位を走るオリオールズに残念な事態が起こった。守護神のザック・ブリトンが故障者リスト入りしたという。


    ブリトンは29歳の左腕で2014年からオリオールズの抑え投手として活躍している選手。昨年は47回のセーブ機会ですべて救援に成功し、最多セーブのタイトルを獲得した実績をもつ。今季もここまで6試合に登板して5セーブ 防御率1.29と好成績を残してきたが、開幕して間もないこの時期にチームを離脱することになった。

    痛めたのは左前筋であり、肩やひじには問題がないという。今回は10日間の故障者リスト入りすることになるが長期的な離脱ではない。彼の代わりには3Aからリリーフ投手であるステファン・クライトンが昇格し、日本時間17日に行われたブルージェイズ戦で登板した。その結果、1回1/3を投げて5安打2失点と苦い初登板となった。

    一時的にチームを離れるブリトン本人は「(現地時間)土曜日のブルージェイズ戦での登板で違和感を覚えた」と話している。この日は変化球の制球に苦しみ21球を投じていた。それでもブリトンは前向きで「安静にすれば早い時期に試合にも出ることができるよ」と大きな問題ではないことを強調した。

    今後はボルティモアに戻り、MRI検査を受けるという。チームは彼がいなくともブルージェイズに11対4と勝利することができたものの、守護神が抜けた穴は少なからず全体に影響を与えそうだ。

  • 田中将大が登板3試合目で今季1勝目

    2017.4.15 14:06 Saturday

    メジャーリーグが開幕してから約2週間を迎えようとしている今、日本人投手の調子が上昇しつつある。日本時間14日にはダルビッシュ有(レンジャーズ)がエンゼルスを相手に7回10奪三振無失点の好投をみせて今季初勝利を挙げた。また、前田健太(ドジャース)も10日のロッキーズ戦で1勝を記録したものの、彼と同い年の田中将大(ヤンキース)になかなか勝ち星がつかず心配されていた。そチームを率いるジョー・ジラルディ監督の計らいで登板日を変更して臨んだ15日のカージナルス戦でやっと勝利投手となった。

    投球内容は6回1/3を投げて5安打3失点だった。初回、1死一塁の場面からマット・カーペンターにライト方向への2ランを浴びるも4回からは3イニング連続3者凡退に打ち取り、テンポの良い投球をみせた。続く7回にもマウンドに立つも1死一・二塁でランダル・グリチェクにレフト方向への二塁打を打たれて途中降板となった。その後はタイラー・クリッパード、デリン・ベタンセス、アロルディス・チャプマンとつなぎ、4対3と接戦を制した。

    今回の田中は打線にも助けられた。初回に2失点したその裏のチームの攻撃ではこの日、2番打者として出場したスターリン・カストロの2ランで瞬く間に同点に追いついた。その後はオースティン・ロマインのソロホームランとチェース・へドリーの二塁打で2点を追加、わずか1点差という緊迫した試合だったものの、逃げ切りに成功した形となった。

    今年は3年連続の開幕投手を任されるもレイズ戦では3回もたず7失点で敗戦投手となり、9日のオリオールズ戦では5回3失点と試合をつくるも後続が打たれて勝ち負けは付かなかった。それでも自己最速となる158キロを計測するなど調子は上向きになりつつあった。そして迎えたカージナルス戦での勝利で念願の今季1勝目となった。

    ヤンキースもこれで5連勝となり、最近は勢いに乗っている。田中にはこの勝ちをきっかけにして昨年のような活躍が期待される。

  • ダルビッシュ有がついに今季初勝利

    2017.4.14 18:32 Friday

    2017年のメジャーリーグでは開幕から日本人投手が苦戦している。ヤンキースの開幕投手を務めた田中将大がレイズ戦で5回もたず7失点で降板、一方でマリナーズの岩隈久志は今季初登板となったアストロズ戦で6回2失点と好投するも味方の援護に恵まれず敗戦投手となった。ちなみに今年の日本人投手初勝利1番乗りとなったのはドジャースの前田健太。日本時間10日に行われたロッキーズ戦で5回4失点も打線に助けられて今季1勝目を挙げた。実に開幕からちょうど1週間が経っていた。そして彼の勝利に続いたのはダルビッシュ有だった。


    ダルビッシュは日本時間14日に行われたエンゼルス戦に先発し、7回5安打10奪三振無失点と好投をみせて3試合目の登板で初勝利となった。レンジャーズは初回、1番打者のカルロス・ゴメスに先頭打者本塁打が飛び出して先制に成功するも、その裏にダルビッシュが2死一・二塁のピンチを迎える。ここで迎えるは去る3月のWBCでオランダ代表の一員として出場していたアンドレルトン・シモンズ。カウント1ボールから迎えた2球目のカットボールを引っかけて遊ゴロに抑えて無失点でこの回を終えた。

    その後は怒涛の奪三振ショーで2回1死から4者連続三振。6回までで10人の打者から三振を奪っていた。この日記録した四球もわずかに2と球数も降板までに104球と効率のよい投球を披露し、マイク・ハウスチャイルドにマウンドを譲った。

    今回、ダルビッシュが記録した2桁奪三振は自身29度目となり、球団OBのノーラン・ライアンが持つ34回の記録まであと5回となった。またメジャー通算勝利数では47勝になり、50勝までは残り3勝となっている。今年のダルビッシュにはこうした節目の記録を控えているのだ。

  • セスペデスが自身初の1試合3本塁打

    2017.4.12 18:26 Wednesday

    メジャーリーグが開幕してから1週間が経ち、各試合で熱戦が繰り広げられている。日本時間11日にはウィル・マイヤーズ(パドレス)が自身初のサイクル安打を放ち、ジェイ・ブルース(メッツ)が1試合2ホーマーを記録するなど劇的な場面が多い。そのブルースとチームメイトであるヨエニス・セスペデスが本日12日のフィリーズ戦で1試合3本塁打を記録した。


    セスペデスは31歳の外野手で2015年途中からメッツに所属している主力選手の1人。昨年は2年連続となるシーズン30本塁打越えを達成し、チームの打線をけん引した。昨年オフにFAになったものの、メッツと新たに3年契約を結んで残留した。ちなみに今年開催されたWorld Baseball Classic(WBC)ではキューバ代表に彼の弟のヨエルキス・セスペデスがいた。

    迎えた12日のフィリーズ戦で3番・左翼手として出場すると初回に3ラン、4回と5回にはそれぞれソロを放ち、6打数4安打5打点の大活躍。チームは20安打14得点とフィリーズを圧倒した。ちなみにセスペデスにとって1試合3本塁打は初めてのことだという。

    今回の試合前までは7試合に出場して26打数4安打で打率.154 本塁打1 打点1と低調な滑り出しだった。第1打席の3ランは無死二・三塁の場面から今季からフィリーズに移籍したクレイ・バックホルツの91マイルのツーシームをセンター方向へ打ち込んだ。4回には前の打者のアズドルバル・カブレラと二者連続本塁打、5回は左中間への一発を放っている。

    この1試合3本塁打4月11日時点での本数はリーグ2位タイの数字となった。これまでなかなか打てずにいた主砲のバットがついに火をふき、復調の兆しとなるかどうか注目される。

  • ピネダが2安打1失点の快投で今季初勝利

    2017.4.11 18:22 Tuesday

    メジャーリーグが開幕して1週間。8年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指すヤンキースは7戦を戦って3勝4敗とア・リーグ東地区の4位でスタートダッシュに苦しんでいる。また、開幕投手だった田中将大が7失点で敗戦投手になっただけではなく、レギュラー捕手のゲーリー・サンチェスが故障者リスト入りするなど心配な要素が多い。しかし、チームにとって1つの希望がみえた。先発のマイケル・ピネダが今季2試合目にして念願の初勝利を飾った。


    ピネダは28歳の右腕でチームの先発ローテーションの一角を担っている投手。昨年は2年連続でヤンキースの先発陣を支え、自己最多の32試合に登板した。シーズンを通じての成績は6勝12敗 防御率3.97と数字だけをみると味方の援護に恵まれなかったが、1年を通じて先発としての役割を担ったことはプラス要素だろう。

    だが、今季の初登板は本人にとって痛いものとなった。日本時間6日に行われたレイズ戦では初回からコリー・ディッカーソンに一発を浴び、続く2回にはデレク・ノリスとディッカーソンに適時打を打たれるなど不安定な投球が続き、終わってみれば4回もたず8安打4失点と降板して敗戦投手になった。

    そして迎えた本日11日ヤンキー・スタジアムでのホーム開幕戦。その先発マウンドを任されたのがピネダだった。課題の立ち上がりを三者凡退に抑えるスタートを切ると、7回2アウトの場面でエバン・ロンゴリアに二塁打を打たれるまでノーヒットに抑える快投をみせた。結局は8回にローガン・モリソンに一発を浴びるも失点はこの1点のみで7回2/3を投げて11奪三振を記録。チームは8対1と勝利し、ピネダにも嬉しい今季初勝利を記録した。

    試合後、本人は「今日はとてもよい試合だったよ」とご機嫌で多くのファンが待ち焦がれていたホーム開幕戦で勝利できたことに喜んでいた。ちなみに彼にとっては久々の勝ち星で昨年の8月5日に行われたインディアンス戦以来となった。

    その一方で打線も4本塁打を含む10安打でレイズを圧倒。9回の最終回には日系人捕手のカイル・ヒガシオカがメジャーデビューを果たした。先発投手に勝ちがつき、新戦力の登場などこれまでチームに暗雲が立ちこめていたが、この試合を機によい方向へ向きそうだ。

  • スプリンガーが7試合で3本の先頭打者本塁打

    2017.4.10 18:16 Monday

    メジャーリーグ開幕から1週間が経過して各チームとも約5試合から7試合を消化したが、ここまでの戦績をみるとナ・リーグ西地区のダイヤモンドバックスが5連勝と波に乗って首位となっている。まだ序盤だが、勝率は全チームトップとなる.857を記録しており、これもチーム打率と打点が両チーム1位となる.322と42打点という数字が物語るように屈指の強力打線が自慢だ。


    その一方でア・リーグ西地区に所属するアストロズは日本時間7日のマリナーズ戦から3連敗を喫していたものの、本日10日のロイヤルズ戦では延長12回にも及ぶ接戦を制して5対4とサヨナラ勝ちを収めた。その立役者の1人となっているのはジョージ・スプリンガーだ。

    スプリンガーは27歳の外野手でメジャー4年目を迎えた選手。今季は主に1番打者として打線をけん引しており、7試合に出場して打率.250 本塁打4 打点8の成績を残している。日本時間4日のマリナーズとの開幕戦で今季1号を放つと去る6日の3戦目では延長13回に逆転サヨナラ3ランを放つなど大活躍中だ。本日10日の試合でも6打数2安打1打点2得点と結果を残した。この試合では押し出し四球で試合が終わり、ホームを踏んだのはスプリンガーだった。

    10日の試合終了時点でスプリンガーは両リーグトップとなる4本塁打を記録している。そのうちの3本は先頭打者本塁打、そしてもう1本はサヨナラ弾とどれも多くのファンの印象に残る一発を放った。開幕7試合3本の先頭打者弾はアストロズの歴史上初めてのことであり、メジャーリーグ全体でみると昨年、チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)が現地時間4月5日から11日までの間に記録したとき以来となる。

    ちなみにスプリンガーは2015年に8本の先頭打者弾を放っている。現時点で3本ということから昨年の記録を抜く可能性もあり、対戦する相手投手にとっては初回から脅威の存在となることだろう。スプリンガーが一発を放った試合で3勝1敗とチームは勝ち越している。

  • ゲーリー・サンチェスが故障者リスト入りへ

    2017.4.9 18:07 Sunday

    メジャーリーグ開幕後、各チームとも5試合を消化(4月8日現在)してここまで唯一の負けなしはオリオールズのみだ。シーズン初戦ではマーク・トランボのサヨナラ本塁打で延長戦を制してからその勢いは止まらない。昨年のチーム本塁打数はメジャー全体1位となる253本のアーチをかけた強力打線は脅威だ。その一方で同じア・リーグ東地区に所属しているヤンキースに緊急事態が発生した。


    メジャー2年目を迎えるゲーリー・サンチェスが日本時間9日に行われたオリオールズ戦の5回表に負傷で途中交代を余儀なくされた。フルカウントの場面、相手投手のケビン・ガウスマンが投げた97マイル(約156キロ)の直球をファウルしたときに二頭筋に痛みが走ったという。この後、ベンチに下がり彼の代わりにオースティン・ロマインが出場した。ロマインは試合終了までマスクを被ったものの、最終的には4対5で敗戦となった。

    サンチェス本人によるとスイングすらベストな状態ではできないという。これを受けてジョー・ジラルディ監督は彼を10日間の故障者リスト入りさせる意向だ。明日の試合からはロマインと日系人捕手のカイル・ヒガシオカの2人で投手陣をリードしていく。

    ちなみにこの試合では田中将大がシーズン初勝利をかけて登板するも5回6安打3失点と勝敗はつかなかった。球速は自己最速の158キロを計測したが救援陣が打たれてしまい、初勝利はお預けの状態となった。たとえ10日間とはいえ、サンチェスの故障は田中にとっても大きな影響を与えるだろう。

    ヤンキースは開幕戦目にして早くもレギュラー捕手が離脱となってしまった。今後はロマインをはじめ他の選手でカバーをしていく。当のサンチェスは決して落ち込むそぶりを見せずに「ポジティブだよ。早く1日でも早くケガを治してチームの力になりたいね」と話している。

  • 期待が大きい大谷翔平のメジャー移籍

    2017.4.8 14:00 Saturday

    2017年のメジャーリーグ開幕後、日本では初めての週末を迎えた。移動日こそあるものの、ほぼ毎日のように試合が行われ熱戦が続いている。開幕したばかりではあるが、既に各チームのスカウト達は来年の補強に向けて世界中を飛び回っている。その中で注目されているのは大谷翔平(北海道日本ハム)だ。

    日本では投手と野手の「二刀流」として知られ、昨年は投手として10勝を挙げただけではなく、打者としても22本塁打を放つなど世界中から大きな注目を浴びた。その後はWorld Baseball Classic(WBC)にも出場予定だったものの、右足首の故障で出場を辞退。それでも侍ジャパンは彼を欠きながらも大会ベスト4という成績を残した。

    日本球界も開幕したが大谷はまだ投手としての登板はなく、主に指名打者としての出場を続けている。4月7日現在で7試合に出場して打率.423 本塁打2 打点3を記録している。ファンはもちろん、球界関係者が注目しているのは今季終了後にメジャー移籍をするのか、ということだ。

    日本プロ野球入りする以前からメジャーリーグを志していた大谷。以前に「CBS’ “60 Minutes”」がインタビューをした際、北海道日本ハムとしては来季のメジャー挑戦を容認する姿勢をみせた。

    しかし、メジャー移籍に大きな障害となるのは昨年11月にメジャーリーグ機構と選手会が同意した「新労使協定」だ。その中でも「インターナショナル・ボーナス・プール」という海外出身選手と契約する際の契約金の上限を定めたものがある。また、年齢もこれまでは23歳以下の選手に適用されてきたが、今回から25歳以下に引き上げられたことで来年23歳になる大谷もその対象になった。移籍の際の契約金は約1000万ドルに制限され、1年目はマイナー契約になるという。

    それでも大谷本人のメジャー挑戦の意志は固く「CSB」のインタビューでも「(制度変更については)気にしていない」と話していた。もし、彼が25歳となりFAで移籍することになればより多くの契約金を得ることができるが、あまり関係はないようだ。

    メジャーでも投手として最速165キロを投げ、野手としても本塁打を打てる逸材はいない。よくベーブ・ルースと比較される大物選手の早期挑戦を多くの球団は待っている。

  • ティーボウがマイナーリーグで初本塁打

    2017.4.7 14:03 Friday

    メジャーリーグが開幕し、各チームともポストシーズン進出を目指してしのぎを削っている。リーグ開始後4日経過したが、敬遠申告制の適用や延長戦でのサヨナラ本塁打などドラマチックな場面が数多く生まれている。


    その中でメジャーの舞台を目指す若手選手もマイナーリーグの試合に出場しながら昇格の機会をうかがっている。毎年発表される有望株ランキングに入っている選手達の動向にも注目の1つではあるが、今年はメッツに所属する異色の経歴を持った選手にも熱い視線が注がれている。それがティム・ティーボウだ。

    ティーボウは29歳の外野手で昨秋にトライアウトを経て入団した。元々はアメリカン・フットボール(NFL)の選手でクォーターバックとして活躍しており2010年のドラフト会議で1巡目指名された逸材だ。2015年まで4チームに所属したが、昨年8月に野球転向を表明していた。

    メッツ入団後はアリゾナ教育リーグを経てスプリングキャンプの試合にも出場した。3月8日から試合に出場し始め、9試合で打率.148 安打4の成績に終わり、シングルAのコロンビア・ファイヤーフライズで開幕を迎えることになっていた。

    背番号15のユニフォームに身をまとったティーボウは現地時間6日に行われたオーガスタ・グリーンジャケット戦で7番・左翼手として出場。迎えた2回の打席で1死 二・三塁の場面から4球目を左中間スタンドに叩き込む大きな一発を放った。この試合では5打数1安打3打点の活躍でチームの開幕戦勝利に貢献した。

    野球転向後初のマイナーリーグ公式戦で衝撃のデビューを飾ったティーボウ。今回のような活躍を続けることができればいつの日かメジャー昇格の可能性もある。まずはシングルAからだが、着実に成長を重ね夢の舞台に向けて突き進む。

  • ハーパーが5度目となる開幕戦本塁打

    2017.4.4 14:00 Tuesday

    ついに2017年のメジャーリーグが開幕し、各チームがワールドシリーズに向けて熱戦を繰り広げる。ヤンキースでは田中将大が日本時間4月3日のレイズ戦に登板し、3年連続の開幕投手を務めたものの、3回もたずに7失点で降板とほろ苦いスタートとなった。

    その一方でマーリンズとの開幕戦に臨んだナショナルズは4対2と白星スタートを切った。先発のスティーブン・ストラスバーグが7回6安打2失点と試合をつくると、ブライス・ハーパーとアダム・リンドの本塁打で勝利した。

    特にハーパーは今年巻き返しを狙うシーズンであり、スプリングキャンプではリーグトップの8本の本塁打と好調を維持し、この開幕戦でもその力を発揮した。2017年シーズン初戦は3打数1安打1打点の活躍を見せた。

    6回裏 1死 2ボール2ストライクの場面からこの回に登板したデービッド・フェルプスのツーシームをライトスタンドに運んだ。これがハーパー自身にとって5度目となる開幕戦での一発。24歳時点での開幕戦5本塁打は史上最年少記録だ。

    ハーパーは2015年にナ・リーグMVPを獲得する活躍を見せたが、翌2015年は後半戦の不調もあって打率が前年の.330から.243に落ち込んでいた。2年前の輝きを取り戻すために今年はチームの主軸としてチームの2年連続地区優勝に向けて猛打をふるう。彼にとって幸先のよい2017年の開幕戦となった。

  • トレイエスが遊撃手として開幕スタメンへ

    2017.3.30 11:07 Thursday

    メジャー開幕まで5日を切り、いよいよ約半年間に及ぶ全30球団の戦いが目前だ。シーズン初戦を間近に控え、チームごとに誰がスタメンに名を連ねるかが注目ポイントだろう。その中でヤンキースの遊撃手の座は決まった模様だ。


    そのポジションにはロナウド・トレイエスが就く。彼は24歳の内野手でユーティリティープレーヤーとして活躍している選手。本職は三塁だが、二塁や遊撃、外野も守ることができる。昨年はわずか72試合のみの出場に終わったものの、バックアップとしてチームを支えた。ちなみに打撃成績は打率.258 本塁打1 打点12だった。

    現在行われているスプリングキャンプでは23試合に出場して打率.269 本塁打1 打点7の成績を残している。チーム内では先日までWorld Baseball Classic(WBC)に参加していたディディ・グレゴリアスが右肩のケガで離脱したことで遊撃のポジションが空いている状態だった。そこで主にトレイエスとマイナーからメジャー入りを目指すタイラー・ウェードの2人の競争となり、結果的にトレイエスが勝利したようだ。

    争いに敗れたウェードは22歳の遊撃手で昨年はダブルAに所属。133試合に出場して打率.259 本塁打5 打点27の成績を残していた。彼の持ち味は盗塁で2015年は33個、昨年は27個と成長を遂げている。これまでのスプリングキャンプで25試合に出場し打率.357と好成績を残していたが、マイナー行きを通告された。

    ひとまずトレイエスはグレゴリアスが復帰するまで遊撃をメインに守ることになりそうだ。その後は本職の三塁を守るのかは不明だが、トレイエスにとってレギュラー定着の機会を得たことになる。

  • スマイリーがスプリングキャンプ最終登板を回避へ

    2017.3.30 10:06 Thursday

    メジャー開幕まであと数日となり、各チームでは開幕ローテーションを決定しつつある。ところではまだ完全に誰が投げるかを確定しておらず、残りのスプリングキャンプの試合で判断するようだ。マリナーズでは先発4番手として期待されていたドリュー・スマイリーの登板を回避させた。


    スマイリーは27歳の先発左腕でオフにレイズからトレードで移籍してきた選手。昨年は1年間、先発ローテーションを守りきり、30試合に登板して7勝を挙げた。2桁勝利はならなかったが、自己ベストとなる167奪三振を記録。その後はWorld Baseball Classic(WBC)のアメリカ代表に選出され、二次ラウンドのベネズエラ戦に登板し4.2回 被安打3 失点1とチームの勝利に貢献した。

    しかし、WBCから帰ってきた後はマイナーリーグで投げたが、その時は3本塁打を浴びるなど調子は良くない。また、現地時間26日のレッズ戦でも4回を投げて6安打5失点となかなか結果を出せずにいる。

    これを受けてチームを率いるスコット・サーバイズ監督は「不調のスマイリーのことを心配している。先発ローテーションの一角として期待しているが、すぐには結果を求めたりはしない」と話している。当初は現地時間4月6日のアストロズ戦で先発予定だったが、彼の代わりにアリエル・ミランダが登板することになりそうだ。

    スマイリー本人も「調子が悪い」と話しているため、彼の移籍後初登板の日は延びることになるだろう。果たしてその日はいつになるのだろうか。

  • ナ・リーグ東地区所属チームの今

    2017.3.29 11:13 Wednesday

    メジャーリーグ開幕まであと数日。昨年はカブスが108年ぶりとなるワールドシリーズを制し、大いに湧いた年となったが、果たして今年はどこのチームが頂点に立つのだろうか。


    既にチームによっては先発陣や開幕ロースターの選手を固めつつある。しかしシーズン直前となった今、故障者リスト入りする選手が多くなり、予定通りの編成ができない場合もある。そこでナ・リーグ東地区に所属している5球団のチーム状況をみてみる。

    □ブレーブス
    今年は試合経験豊富な投手であるバートロ・コローンとR.A.ディッキーを獲得。彼らが先発ローテーションに入ることで若手選手の成長が期待されている。また、この先発陣にフリオ・テヘランが入ることができれば大きな力になるだろう。しかし、フレディ・フリーマンやマット・ケンプなど主軸を担う選手達が途中離脱をした場合は補強も考えなければならない。特にブランドン・フィリップスは今季終了後にFAとなるため、将来を見据えて新しい二塁手を獲ることができるどうかがカギとなるだろう。

    □マーリンズ
    チームはエディソン・ボスケスや田澤純一など投手陣に重点を置き補強を進めてきた。以前は身売り問題も浮上したが、今年は本拠地のマーリンズ・パークでオールスターが開催される。まずはファンの関心をチームに向けることが優先で投手陣の補強に成功した今、ジャッカルロ・スタントンやクリスチャン・イエリッチなど強打者達が打線をけん引する。他の注目としてはアデイニー・エチェバリアの動向。今オフにFAになるため、トレード候補に挙がっている。

    □メッツ
    昨年は先発投手陣のケガに泣かされたチーム。マット・ハービーやスティーブン・マッツが途中離脱したものの、セス・ルーゴとロバート・グセルマンがシーズン終盤の戦いを救った。今年は彼らがローテーションに復帰予定で朗報となりそうだ。一方で野手は特に外野争いがし烈。オフには同じ左打ちの外野手が多いことからトレードを模索していたこともあるが、ルーカス・デューダやカーティス・グランダーソン、ジェイ・ブルースらが残り開幕直前となった今も定位置を争っている。また、有望株のアメド・ロサリオやドミニック・スミスの活躍にも注目が集まる。

    □フィリーズ
    ポストシーズン進出のためにはまず勝率5割を目指す。今年のチームのカギを握るのはハウィー・ケンドリックスとマイケル・ゾーンダースの2人だ。彼らは主軸の一角を担う選手であるが、オドュベル・ヘレラやマイケル・フランコといった若手選手が台頭していることもあり、レギュラーの座も怪しくなってくる可能性もある。ケンドリックスとゾーンダースには若手に自らの経験を伝える役割もある。投手はレッドソックスからクレイ・バックホルツを獲得。先発・中継ぎの両方でできるだけあって起用法の幅が広がる。もちろん、彼らに故障などがあればチームは補強に動く。有望株も積極的にプレーさせる予定だ。

    □ナショナルズ
    昨年、地区優勝を果たしたチーム。このスプリングキャンプではブライス・ハーパーが8本塁打と絶好調だ。また、投手においてはマックス・シャーザーやスティーブン・ストラスバーグといった故障者が復帰間近とあって投打共に脅威の選手達が揃う。しかし、心配事は抑え投手が固定できていないことでホワイトソックスのデビッド・ロバートソンを狙っているという。チームとしては現在のブルペン陣から守護神が登場を望んでいるが、それができなければトレードを模索することも方法の1つだ。

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