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  • チッパー、ゲレーロ、トーメイ、ホフマンの4人が殿堂入り

    2018.1.25 10:30 Thursday

     日本時間1月25日、全米野球記者協会によるアメリカ野球殿堂入りの投票結果が発表され、チッパー・ジョーンズ、ブラディミール・ゲレーロ、ジム・トーメイ、トレバー・ホフマンの4人が当選ラインの得票率75%をクリアして「野球人にとって最高の栄誉」と言われる殿堂入りを決めた。

     全422票のうち、殿堂入りに必要なのは317票。ジョーンズは410票(得票率97.2%)、ゲレーロは392票(同92.9%)、トーメイは379票(同89.8%)、ホフマンは337票(同79.9%)を獲得し、ジョーンズとトーメイは有資格初年度、ゲレーロは2度目のチャレンジ、ホフマンは3度目のチャレンジで見事に殿堂入り。9度目のチャレンジで殿堂入りが期待されたエドガー・マルティネスは得票率70.4%に終わり、当選ラインまで20票届かなかった。なお、今回から殿堂入り候補者となった松井秀喜は4票(得票率0.9%)。1年限りで殿堂入り候補者リストから名前が消えることになった。

     ジョーンズはブレーブスのフランチャイズ・プレイヤーとして活躍し、14季連続地区優勝(1991~2005年)に大きく貢献。ルーキーイヤーの1995年にはワールドシリーズ制覇を経験し、1999年にはナ・リーグMVPに輝いた。ゲレーロは主にエクスポズとエンゼルスで活躍し、通算打率.318、449本塁打を記録。エンゼルス移籍1年目の2004年にア・リーグMVPを受賞した。トーメイはインディアンスなどで活躍したスラッガー。通算612本塁打を放ち、通算出塁率も4割を超えている(.402)。ホフマンはパドレスなどで活躍した名クローザー。史上初の通算600セーブを達成し、通算601セーブは史上2位の大記録である。

     なお、記者投票で同時に4人が選出されるのは、ランディ・ジョンソン、ペドロ・マルティネス、ジョン・スモルツ、クレイグ・ビジオが殿堂入りを果たした2015年以来3年ぶり。1955年以降に限れば今回が2度目で、それ以前を含めても通算5度しかない。来年は歴代最多セーブを誇るマリアーノ・リベラが殿堂入り候補者となり、今回惜しくも届かなかったマルティネスとともに殿堂入りの最有力候補と目されている。

  • 新天地でレギュラー定着が期待される25歳・モラン

    2018.1.24 18:30 Wednesday

     2年前、コリン・モラン(当時アストロズ)は自分のスイングを見失った。メジャーに初昇格し、メジャーのレベルに圧倒されてしまったのだ。しかし、モランは自分のスイングを取り戻し、現在は新天地・パイレーツで正三塁手の座を虎視眈々と狙っている。

     「メジャーへ昇格したとき、顔面をパンチされたような衝撃を受けた。戸惑ってしまったんだ」とモランは昇格当時を振り返る。メジャーデビューを果たした2016年は9試合に出場して打率.130、OPS.374。長打は二塁打1本だけだった。メジャーで受けた衝撃はマイナーでのパフォーマンスにも悪影響を及ぼし、この年はAAA級で打率.259、10本塁打、OPS.697に終わるなど不本意なシーズンを過ごした。

     しかし、スイング改造に取り組んだあと、モランのパフォーマンスは大幅に改善された。AAA級2年目となった昨季、出場試合数は前年から40試合近く減少したにもかかわらず、前年を上回る18本塁打を放ち、打率.308、OPS.916の好成績をマーク。メジャーでは顔面に打球を当ててシーズンを終えるまでに7試合に出場し、打率.364、1本塁打、OPS1.235と結果を残した。モランとともにパイレーツへ移籍してきたジョー・マスグローブは「彼は前年とは全く異なる打者だったよ」と同僚について語る。そして、「彼がどんな状態でキャンプにやってくるか、本当に楽しみだよ」と同僚の活躍に期待を寄せている。

     2016年と2017年を比較したとき、モランに見られた大きな変化はゴロの打球が減り、フライの打球が増えたことだ。また、アプローチの面でも成長が見え、三振が大幅に減少した。ジェフ・アルバート(アストロズ打撃コーチ補佐)とともに取り組んだスイング改造が実を結んだのだ。

     アストロズがパイレーツとトレードの交渉を行っていると聞いたとき、モランは自身がトレードに含まれていることを察したという。ワールドシリーズを制したチームを離れることに寂しさもあったが、「メジャーには正三塁手は30人しかいないんだ。良い機会を与えられて、レギュラー獲得に挑戦できるのはとてもワクワクするよ」と移籍を前向きに捉えている。

     ニール・ハンティントンGMも「彼は賢いし、一生懸命に取り組む選手だ。昨季はスイングとアプローチに調整を加え、大きく成長した。メジャーの舞台でも彼の実力は通用すると思うよ」とモランを高く評価している。アンドリュー・マカッチェンが去ったパイレーツ打線を牽引するのは、ひょっとするとこの男かもしれない。


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  • 新天地・トロントでのブレイクを目指すグリチック

    2018.1.24 17:00 Wednesday

     先日のトレードでカージナルスからブルージェイズへ移籍したランドール・グリチックは選球眼の向上という課題をクリアするためにユニークな取り組みをしている。熾烈なレギュラー争いから解放され、精神的な余裕を持てるようになったグリチックは、新天地でのブレイクを目指している。

     グリチックは自身がより良い打者になるための課題として「投球認識能力」と「選球眼」の向上を挙げている。速球なのか変化球なのか、ストライクなのかボールなのかを正確に判断し、打つべきか見送るべきかを決める。この課題をクリアできれば、ワンランク上の打者に成長できるとグリチックは考えている。

     そして、その課題をクリアするために、グリチックは昨季終了時にピッチングマシンを購入した。このマシンにはランダムにストライクとボールを投げ分ける機能があり、グリチックはマシンの到着後、この機能を利用してストライクとボールを見極める練習に取り組んでいるそうだ。ただし、通算出塁率が3割を下回っている(.297)グリチックにとって、これは解決策の一つに過ぎない。

     「僕が取り組んでいることの一つは、目を鍛えることだよ。目の筋肉を鍛えるために、目のトレーニングをするコースに通っているんだ。多くの人は知らないかもしれないけれど、目には身体と同じようにたくさんの筋肉があるんだ。今季に向けて、選球眼を向上させるためにいろんなことに取り組んでいるんだよ。」とグリチックはピッチングマシン以外にも、選球眼の向上のために様々な手法を試みている。

     それ以外にもグリチックの活躍を後押しする要素がある。まずはカージナルスの熾烈なレギュラー争いから解放されたこと。レギュラークラスの外野手が多いカージナルスでは、「結果を出さなければ出場機会がなくなってしまう」というプレッシャーがあったという。ブルージェイズでは正右翼手として起用される見込みとなっており、「今日結果が出なければ…」と心配する必要はない。無用なプレッシャーを感じずにプレイできることは必ずプラスに作用するはずだ。

     さらに、本拠地が投手有利のブッシュ・スタジアムから打者有利のロジャース・センターに変わることも大きい。グリチックは「多くの人はブッシュ・スタジアムがニュートラルな球場だと言うけれど、僕たちは投手有利な球場だと考えていた。ボールが飛ばないんだ。スタンドインしたと思った打球がフェンスの前で捕られることもよくあったよ」と自身の経験を振り返る。ロジャース・センターに限らず、ア・リーグ東部地区には打者有利の球場が多く、グリチックの長打力が生かされるシーンが多くなりそうだ。

     「コンスタントに出場機会を得られる環境を与えてもらったこと、そして打者にフレンドリーな地区でプレイできることに感謝している」と語るグリチック。選球眼の向上に成功すれば、自身初の30本塁打を記録するようなブレイクも決して夢ではないだけに、ホゼ・バティースタに代わる正右翼手として大活躍を期待したい。


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  • ジャイアンツ ジャクソン獲得後も外野手補強を継続へ

    2018.1.24 15:30 Wednesday

     アンドリュー・マカッチェンに続いてオースティン・ジャクソンを獲得し、外野手の補強を完了させたかに思われたジャイアンツだが、どうやらまだ補強は完了していないようだ。ブライアン・セイビアン野球部門副社長は今後も外野手補強を継続することを示唆している。

     今オフの最優先課題として外野手の補強を掲げていたジャイアンツは、トレードでパイレーツからマカッチェンを獲得したのに続いて、フリーエージェント市場でジャクソンと2年600万ドルの契約を結ぶことに成功した。これにより左翼ハンター・ペンス、中堅ジャクソン、右翼マカッチェンという布陣が整ったのだが、セイビアンは「外野はまだ模様替えの最中だよ。毎日センターで使うためにジャクソンを獲ったのかと聞かれたら、答えはおそらくノーだね」とジャクソンを正中堅手として起用することに否定的。打撃力が高い選手と守備力が高い選手の両面で新戦力探しを続けている。

     ボビー・エバンスGMは「オースティン(・ジャクソン)がチームに何をもたらしてくれるかについてはよく知っている。彼は才能豊富で多目的に使える選手だ。彼がいてくれると戦力アップに繋がるし、外野3ポジションの層も厚くなるよ」と語り、ジャクソンに外野3ポジションの準レギュラー的な役割を与えることを示唆。左投手に強いジャクソンは、センターで左打者とプラトーンを形成し、ペンスやマカッチェンの休養時には外野の両翼の守備にも就くことになるだろう。

     ジャクソン、ペンス、マカッチェンがいずれも右打者であることを考えると、ジャイアンツのターゲットはおそらく、センターを守れる左打ちの外野手。エバンスはぜいたく税の対象となる年俸総額の上限以内でチーム作りをする方針を明らかにしており、右打者であるロレンゾ・ケインやJ.D.マルティネスは予算面からも獲得候補からは外れることになる。ジョン・ジェイ、ジャロッド・ダイソン、ベン・リビアなどが獲得候補として考えられるが、場合によってはイチローの名前が浮上してくる可能性もありそうだ。


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      1月23日 ジャイアンツの外野手補強が完了 ジャクソンと2年契約

      1月21日 強化と予算の狭間で中堅手の獲得狙うジャイアンツ

      1月17日 外野のさらなるアップグレードを目指すジャイアンツ

      1月17日 ジャイアンツ 新加入のマカッチェンをライトで起用へ

      1月16日 パイレーツの看板選手・マカッチェンがジャイアンツ移籍

      1月12日 ブルース逃したジャイアンツがマカッチェン獲得を狙う

      1月10日 ロンゴリア「ジャイアンツ移籍は転校したような感覚」

      1月9日 外野手補強を目指すジャイアンツがカルロス・ゴメスに興味か

      1月5日 ジャイアンツがマカッチェン獲得に乗り出す

      1月4日 ジャイアンツが外野のアップグレードを目指す


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  • スーザJr.が望むE.マルティネスの殿堂入り

    2018.1.24 15:10 Wednesday

     明日はメジャーリーグの殿堂入り選手が発表される日であり、バリー・ボンズやロジャー・クレメンスといった球界を彩った選手達が候補に名を連ねている。そんな中でスティーブン・スーザJr.(レイズ)はエドガー・マルティネスの殿堂入りを強く望んでいる。

     メジャーではマリナーズ一筋にプレーし、通算309本塁打を記録したマルティネス。彼が現役時代に背負った背番号「11」は永久欠番に制定されており、ケン・グリフィーJr.と共にチームの顔として多くのファンに慕われている。今回の殿堂入り候補の1人に挙げられているが、ブラディミール・ゲレーロやチッパー・ジョーンズ、ジム・トーメイら「ライバル」がいる。

     地元「タンパベイ・タイムズ」のマーク・トプキン記者がTwitterで殿堂入りの投票用紙を公開したが、彼はマルティネスに投票していなかった。これに対し、スーザJr.は「なぜ、僕の子供の頃のヒーローだったマルティネスに投票しなかったのか。彼の殿堂入りが正当に評価されてほしい」と呼びかけた。マリナーズの本拠地・シアトルに近いワシントン州エバレットで生まれた彼は小さな頃からマリナーズファンとして育ってきており、地元紙の記者の投票結果に不満を表した。

     トプキン記者はボンズとクレメンスに投票している。彼らは現役時代に薬物問題に関与していたこともあり殿堂入りできるか否かが注目されているが、マリナーズ一筋のフランチャイズプレーヤーとして活躍したマルティネスに投票していないことはスーザJr.は残念な気持ちになったのだろう。

     もちろん、トプキン記者の投票のみで殿堂入りが決まる訳ではない。得票数75%を超えていれば殿堂入りすることができる。果たしてスーザJr.の願いは届くのか、明日の発表でその結果が明らかになる。

  • ダイヤモンドバックスがメドレンら4投手とマイナー契約

    2018.1.24 14:30 Wednesday

     日本時間1月24日、ダイヤモンドバックスはマイケル・ブレイゼック、クリス・メドレン、フェルナンド・サラス、アントニオ・バスタードの4投手とマイナー契約を結んだことを発表した。この4投手はいずれもメジャー経験があり、開幕ロースター入りの可能性もありそうだ。

     4投手のなかで最大の注目は32歳の右腕・メドレンだろう。2010年と2014年にトミー・ジョン手術を受けているように耐久性に不安を抱える投手だが、ブレーブス時代の2012年に50試合(うち12先発)で10勝1敗1セーブ、防御率1.57、2013年に32試合(うち31先発)で15勝12敗、防御率3.11の好成績をマーク。2度目のトミー・ジョン手術以降は精彩を欠くシーズンが続いており、昨季はマイナー3階級合計で20試合に先発して防御率4.95に終わったが、完全復活を遂げれば大きな戦力となるはずだ。メドレンは招待選手としてスプリング・トレーニングに参加し、メジャー昇格を果たした場合は年俸110万ドルになるとUSAトゥデイが報じている。

     2011年から2016年までの6シーズンで379試合(年平均63試合)に登板した実績を誇るバスタードは32歳の左腕。昨季は故障の影響によりわずか9試合のみの登板に終わり、防御率15.00、被打率.372と精彩を欠いたものの、健康であれば60試合以上の登板と防御率2点台を期待できる投手だ。USAトゥデイによると、メジャー昇格を果たした場合の年俸は150万ドルとなっている。

     カージナルス時代のクローザーを務めた経験があるサラスは32歳の右腕。昨季はメッツで48試合、エンゼルスで13試合、シーズントータルで61試合に登板したが、防御率5.22、被打率.293と不本意なシーズンを過ごした。ブリュワーズで5試合(うち1先発)のみの登板に終わった28歳の右腕・ブレイゼックとともに、スプリング・トレーニングでアピールし、開幕ロースター入りを目指すことになりそうだ。


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  • オールスター3度の左腕・パーキンスが現役引退へ

    2018.1.24 13:00 Wednesday

     ツインズのサッド・レバインGMによると、オールスター・ゲーム選出3度の実績を誇るグレン・パーキンスが現役引退を決断したようだ。球団オプションを破棄されてフリーエージェントとなっていたパーキンスは、ツインズ一筋のままユニフォームを脱ぐことになった。

     現在34歳のパーキンスは2004年のドラフトでツインズから1巡目(全体22位)指名を受けてプロ入りし、2006年にメジャーデビュー。メジャー3年目の2008年には26試合に先発して12勝をマークしたが、先発投手としては大成できず、2011年からリリーフに専念するようになった。この年、65試合に登板して17ホールド、防御率2.48の好成績をマークすると、あっという間にブルペンに不可欠な戦力となり、2012年途中からクローザーに昇格。2013年から3年連続で30セーブ以上をマークし、3年連続でオールスター・ゲームにも選出された。しかし、左肩の故障によりキャリアは暗転。2016年は2試合、昨季は8試合にしか登板できず、復活できないままキャリアを終えることになってしまった。

     パーキンスのキャリア最終登板は昨年9月30日(現地時間)のタイガース戦。ジョニー・キャッシュの「God’s Gonna Cut You Down」が流れるなかマウンドに上がったパーキンスはアンドリュー・ロマインを一塁へのポップフライに打ち取り、一塁手のケニーズ・バルガスからボールを受け取った。試合後、「素晴らしい瞬間だったね」と感情的になりながら試合を振り返ったパーキンス。「もしこれが最後だとしたら、あのシーンをこれからずっと覚えているだろうね」。

     ツインズ一筋で12シーズンにわたってプレイしたパーキンスは、紛れもなく「フランチャイズ・プレイヤー」の一人である。通算セーブ数は球団史上3位、登板試合数は同9位にランクインし、球団の歴史にもその名をしっかりと刻んでいる。なお、現役引退後は球団のフロントに入り、かつてのチームメイトであるマイケル・カダイヤー、トリー・ハンター、ジャスティン・モーノーらとともに球団に貢献することが期待されているようだ。


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  • インディアンスが救援右腕・モイランの獲得を検討か

    2018.1.24 12:30 Wednesday

     ブライアン・ショウ(ロッキーズ)とジョー・スミス(アストロズ)が抜けたブルペンの補強を目指しているインディアンス。ESPNのバスター・オルニーによると、インディアンスは経験豊富なベテラン右腕、ピーター・モイランの獲得を検討しているようだ。

     昨季のインディアンスは両リーグベストのチーム防御率3.30を記録。特に救援防御率は2.89という素晴らしい数字を叩き出し、リーグ最多の102勝をマークしたチームの大きな武器となっていた。今オフはそのブルペンからセットアッパーとして活躍してきたショウのほか、スミス、ブーン・ローガン(ブリュワーズ)らが抜け、やや戦力ダウン。コディ・アレンとアンドリュー・ミラーによる必勝リレーは健在だが、全体的に小粒化した印象は否めない。特に4年連続で23ホールド以上をマークするなど、勝ちパターンの一角を担ってきたショウの穴が埋まっていないのは致命傷になりかねない。

     そこでインディアンスが目を付けているのがサイドハンド右腕のモイランだ。ブレーブス時代に80試合以上に登板したシーズンが3度もあるようにタフさが売りのモイランは、昨季ロイヤルズでリーグ最多タイの79試合に登板(ショウと同数)。24ホールド、防御率3.49、被打率.189をマークし、38歳のベテランらしからぬ安定したパフォーマンスを発揮した(昨年12月に39歳の誕生日を迎えた)。2度目のトミー・ジョン手術を受けて2014年シーズンを全休したが、その後は徐々に登板試合数を増やし、3年連続で防御率3点台の防御率をマーク。今年12月には40歳の誕生日を迎えるが、まだまだ戦力として計算できる投手である。

     アレン、ミラー以外にもザック・マカリスターやダン・オテロ、昨季台頭したニック・グッディやタイラー・オルソンらがおり、トータルで見れば高いクオリティを維持しているインディアンスのブルペンだが、計算できる投手が多いに越したことはない。ショウの穴埋めとしてモイランを狙うのは、悪くない選択と言えるだろう。


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  • かつての好打者・クレイグが2年ぶりのメジャー昇格を目指す

    2018.1.24 12:00 Wednesday

     SBネーションのクリス・コティーロによると、2010年代前半にカージナルスの4番打者として活躍したアレン・クレイグがパドレスとマイナー契約を結んだようだ。現在33歳の「元・好打者」は新天地で2年ぶりのメジャー昇格を目指すことになりそうだ。

     クレイグは2010年にカージナルスでメジャーデビューを果たし、翌2011年は75試合に出場して打率.315、11本塁打、OPS.917の好成績をマーク。レンジャーズとのワールドシリーズでは第7戦の3回裏に決勝弾となる勝ち越しソロを放つなど、計3本塁度を放ち、チームのワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。2012年と2013年は主に4番打者として活躍し、得点圏打率が4割を超える勝負強い打撃を武器に、2年連続で打率3割&90打点をクリア。しかし、2014年以降は成績が急落し、2014年途中にレッドソックスへ放出され、2015年を最後にメジャーの舞台から姿を消していた。

     昨季は招待選手としてスプリング・トレーニングに参加したものの、メジャーのロースターに入ることはできず、AAA級で開幕。ところが、47試合に出場して打率.253、1本塁打、14打点、OPS.668に終わり、6月末にレッドソックスを解雇された。その後は無所属のまま過ごしており、今回のパドレスとのマイナー契約でようやく居場所を見つけたというわけだ。

     本職は一塁で、外野の両翼も守れるクレイグだが、現在パドレスには不動の正一塁手としてウィル・マイヤーズがおり、正左翼手にはホゼ・ピレラ、正右翼手にはハンター・レンフローが予定されている。チームの主砲であるマイヤーズを押しのけて正一塁手の座を手に入れるのは難しいと見られるが、ピレラとレンフローは絶対的なレギュラーと呼ぶ水準には達しておらず、クレイグがかつての好打を取り戻せるようであれば十分にチャンスはある。また、クレイグの加入により、パドレスのエリック・ホズマー獲りはトーンダウンしたと見る向きもあるようだ。


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  • ブリュワーズがイエリッチにトレードオファーか

    2018.1.24 11:45 Wednesday

     先日、ダルビッシュ有に契約オファーをしたと言われているブリュワーズは次の一手としてマーリンズでトレード候補に挙げられているクリスチャン・イエリッチにもオファーを出したという。

     これはラジオ「シリウスXM」のクレイグ・ミッシュ氏が自身のTwitterを通じて「ブリュワーズはイエリッチに対して強い関心をもっている」と伝えている。今オフのブリュワーズはヨバニ・ガヤードやヨーリス・チャシーンをはじめとする投手陣の補強を進めており、これまで外野手については比較的年齢が若いこともあって具体的な動きはなかった。

     現時点のチームの構想ではドミンゴ・サンタナとライアン・ブラウンの2人で両翼を固めることにしているが中堅についてはまだ枠が空いている状態だ。ケオン・ブロクストンをはじめ、ブレット・フィリップスやルイス・ブリンソンといった若手選手の起用も考えており、様々な選択肢がある。

     今回、候補に挙げたイエリッチは既にマーリンズとの関係性が悪化したことでトレードになることは規定路線とされており、ブリュワーズのほかにも複数球団が興味を示していると言われている。彼は3割近い打率を残せる安定した打撃と高い出塁率が魅力的のため、もしブリュワーズ加入となれば心強い味方となると同時にさらに外野の起用法の選択肢も広がることだろう。

     後は契約でイエリッチはマーリンズと7年4957万ドルの契約をしているが、残りの契約ををどのように処理するのかが問題だ。果たしてイエリッチは開幕時にどこのユニフォームを着ているのか、今後の交渉の動きが注目される。


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  • 殿堂入り投票結果は明日発表 MLB.com記者の投票は?

    2018.1.24 11:30 Wednesday

     いよいよ明日、日本時間1月25日午前8時からMLBネットワークにて今年度のアメリカ野球殿堂入り投票結果が発表される。MLB.comでは今年度の殿堂入り投票資格を有する13人の記者が自身の投票内容を公表。殿堂入りが確実視される3選手が全13人から投票を得る結果となった。

     全13人から投票を得たのはブラディミール・ゲレーロ、チッパー・ジョーンズ、ジム・トーメイの3選手。ゲレーロは今回が2度目のチャレンジ、ジョーンズとトーメイは今回から殿堂入り資格を得た選手である。彼らの実績については語るまでもないが、インターネット上で各記者の殿堂入り投票を集計しているサイトによると、全体の54.5%にあたる票が明らかになった時点でゲレーロが得票率94.8%、ジョーンズが同98.3%、トーメイが同93.1%を記録。この状況から殿堂入りラインである得票率75%を下回るとは考えにくく、この3選手は明日殿堂入りを果たすことになるだろう。

     彼らに続く12票を集めたのがバリー・ボンズとロジャー・クレメンス。この2選手はステロイド使用の疑惑があり、殿堂入りについては賛否が大きく分かれている。「ステロイドを使用する前から超一流だった」「ステロイド使用者を完全に排除することはできない」などの理由から両者の殿堂入りを推す声も強く、実際にMLB.comの記者13人のうち12人が両者に投票している。前述のサイトによると、両者の得票率はともに63.6%となっており、今回の殿堂入りは難しいにしても、残り4回のチャンスで殿堂入りが期待できるところまで得票率を伸ばしている。

     13票のうち10票を獲得したのはエドガー・マルティネスとマイク・ムシーナ。9票のラリー・ウォーカー、8票のトレバー・ホフマン、7票のカート・シリングがこれに続いている。このなかで今回殿堂入りの可能性があるのはマルティネス、ホフマン、ムシーナの3選手。現時点での得票率はマルティネスが77.1%、ホフマンが78.4%、ムシーナが70.1%となっており、マルティネスとホフマンについては殿堂入りラインを上回っている。マルティネスは今回が9度目、ホフマンは3度目のチャレンジ。ほぼ指名打者専門の選手が殿堂入りした例は過去になく、マルティネスの殿堂入りの行方には大きな注目が集まっている。

     最大5選手に殿堂入りの可能性があると言われる今回の殿堂入り投票は、果たしてどのような結果になっているのか。新たな殿堂入り選手誕生の瞬間を見逃すな!

  • FA市場最高のセンター・ケインはどこへ行く?

    2018.1.24 10:30 Wednesday

     ジャイアンツは日本時間1月23日にオースティン・ジャクソンと契約し、外野手の補強をほぼ完了させた。フリーエージェント市場におけるベストの中堅手と目されるロレンゾ・ケインの市場はさらに縮小することになったが、ケインはどこへ行くのだろうか。

     関係者の話によると、ジャイアンツにはまだケインを獲得する可能性が残っているという。現時点ではレフトにハンター・ペンス、センターにジャクソン、ライトにアンドリュー・マカッチェンを置く布陣が有力視されているが、あるGMは「外野の両翼に2人のベテラン選手がおり、ジャクソンを有用な4番手外野手として起用できる」と語り、ジャイアンツが正中堅手としてケインの獲得に動く可能性があることを示唆。予算などの問題はあるものの、ケイン獲得の有力候補に挙げられてきたジャイアンツが引き続きケイン獲得を狙っているとしても決して不思議ではない。

     別の関係者はレンジャーズをケイン獲得の候補に挙げる。ノマー・マザーラ、デライノ・デシールズ、秋信守(チュ・シンス)の3人が外野のレギュラーに予定されているレンジャーズだが、ケインを獲得すれば守備に不安を抱える秋を指名打者に回すことができる。こちらも予算の問題があるが、ケインが市場に残り続けるのであれば、価格は徐々に下落していくはずであり、レンジャーズにも獲得のチャンスはあると見られている。

     ほかにはカブスやブリュワーズを獲得候補に挙げる関係者もいる。ただし、カブスはケインを獲得した場合、クオリファイング・オファーの補償として2つのドラフト指名権を手放さなくてはならず、「ここ数年で多くのプロスペクトを放出しているカブスがケインのためにドラフト指名権を2つも手放すとは思えない」というのが関係者の見方だ。ブリュワーズは外野に人材が溢れているが、クリスチャン・イェリッチ(マーリンズ)の獲得に動いているとの報道もあり、ケイン獲得に動く可能性もゼロではないだろう。

     そして、最も有力な選択肢の一つに挙げられているのが、どこかの球団と1年契約(ないし1年後にオプトアプト可能な契約)を結び、来オフ再びフリーエージェント市場に出るというものである。今後はクオリファイング・オファーの対象にならないため、より多くの球団が獲得に動く可能性があるからだ。この場合には1年契約でロイヤルズと再契約を結ぶ可能性も十分にある。市場がなかなか動かないなか、ケインはどのような選択をするのか。ケインの決断に注目したい。

  • カブスがダルビッシュの元女房役とマイナー契約 

    2018.1.23 16:30 Tuesday

     ダルビッシュ有との契約交渉を続けているカブスが、ダルビッシュ獲得に向けて手を打った。カブスはレンジャーズ時代にダルビッシュとバッテリーを組んだ経験のあるクリス・ジメネスとマイナー契約で合意。ダルビッシュ獲得に向けて受け入れ態勢を整えているのかもしれない。

     AP通信のリポートによると、カブスはダルビッシュと契約交渉を継続しているという。ダルビッシュに5年契約をオファーしたチームがあるとの情報をESPNが報じたばかりだが、その情報との関連性は今のところ不明。ブリュワーズもダルビッシュに対して正式にオファーを提示したことが報じられており、現時点でダルビッシュ争奪戦に加わっているのはカブス、ブリュワーズ、ツインズ、レンジャーズ、ドジャースの5球団であると見られている(アストロズとヤンキースは撤退との報道)。

     ジメネスは2014年4月~8月と2015年にレンジャーズに在籍し、計62試合でマスクを被った(先発マスクは58試合)。うち16試合でダルビッシュとバッテリーを組み、防御率3.29を記録(注:ダルビッシュは2015年を全休しているため、ジメネスとバッテリーを組んだのは2014年のみ)。この年はJ.P.アレンシビアと5試合でバッテリーを組んで防御率1.22をマークしているが、ロビンソン・チリーノスは4試合で防御率4.67、ジオバニー・ソトは2試合で防御率5.06。これらの捕手と比較すると、ジメネスとの相性の良さがうかがえる。

     昨季のジメネスはツインズで控え捕手を務め、自己最多の74試合に出場。打率は.220と低かったが、出塁率.350をマークし、7本塁打と16打点はいずれも自己最多の数字だった。54試合で先発マスクを被ったほか、一塁やレフトでも先発出場。1イニングだけながら三塁の守備ににも就き、捕手らしからぬユーティリティぶりを発揮した。さらに投手として6試合に登板。投手・捕手・一塁・三塁・レフトの5ポジションをこなす、まさに大車輪の働きを見せた。

     こうした働きぶりを評価したカブスがジメネスを獲得したものと見られるが、ダルビッシュ獲得のために「打てる手は打っておく」という思惑があっても決して不思議ではない。元女房役の加入がダルビッシュの去就にどのような影響を与えるのか。今後の動向に注目したい。


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  • 野手補強はほぼ完了 投手補強を目指すブルージェイズ

    2018.1.23 14:30 Tuesday

     ランドール・グリチックをカージナルスから獲得し、今季のレギュラー野手9名の顔ぶれが固まったブルージェイズだが、投手陣は先発・ブルペンともまだ多少の穴がある。ジョン・ギボンズ監督はチームが投手補強に動いていることを示唆した。

     ブルージェイズはグリチックの獲得により、ラッセル・マーティン(捕手)、ジャスティン・スモーク(一塁)、デボン・トラビス(二塁)、ジョシュ・ドナルドソン(三塁)、トロイ・トゥロウィツキー(遊撃)、スティーブ・ピアース(左翼)、ケビン・ピラー(中堅)、グリチック(右翼)、ケンドリズ・モラレス(指名打者)と今季のレギュラーが確定。控えにもヤンハービス・ソラーテ、アレドミス・ディアス、テオスカー・ヘルナンデス、エゼキエル・カレーラといった実力者がおり、野手の補強はほぼ完了した印象を受ける。

     しかし、先発ローテーションの5番手は相変わらず空席となっており、グリチックとのトレードでドミニク・リオンを放出したため、投手は先発・リリーフを問わず補強が急務となっている。現時点ではジョー・ビアジーニが先発5番手の有力候補だが、ギボンズは「現時点ではビアジーニがローテーションに入っているけど、先発投手を補強すれば状況は変わるだろうね」と補強の動向次第ではビアジーニをロングリリーフに回すことも検討している。また、計算できるリリーフ左腕がアーロン・ループしかいないという状況であり、こちらも補強が必要だ。「成功した経験を持つ、実績のある投手がいいね」と希望を口にしたギボンズ。「複数イニングをこなせる投手もいいね。現代では複数イニングを投げる場面は少ないけどね。でも本当は試合終盤に三振を取れる投手が欲しいんだ」とおねだりは止まらなかった。

     故障者さえ出なければ、打線はヤンキースやレッドソックスに匹敵する戦力を誇るだけに、優勝争いに加われるかどうかはとにもかくにも投手力次第。ギボンズを喜ばせるような補強が実現すれば、ア・リーグ東部地区の「2強」に割って入ることも十分に可能だろう。


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  • レンジャーズ・ダニエルズGM「次の補強は投手」

    2018.1.23 13:00 Tuesday

     レンジャーズのジョン・ダニエルズGMはファンフェスタで行われたマット・ヒックス(球団ブロードキャスター)との質疑応答のなかで、今後の補強方針について語り、「次に大きな補強があるとしたら、それは投手になるだろう」と補強方針を明らかにした。

     質疑応答はファンからの質問で幕を開けたが、早々に話題は補強方針へと移っていった。あるファンが「ロレンゾ・ケインのユニフォームはいつグローブライフ・パークのショップに並ぶのか」と尋ねると、ダニエルズは「もし我々が彼と契約したら、その後まもなくだろうね」と回答。しかし、レンジャーズはケインの獲得を考えてはおらず、今季の正中堅手にはデライノ・デシールズを起用する方針である。そしてダニエルズは「我々はデシールズをセンターで起用したいと思っている。ケインは間違いなく非常に良い選手だけど、もし次に大きな補強があるとしたら、それは投手になるだろうね」と続け、投手の補強に動く可能性があることを示唆した。

     レンジャーズはダルビッシュ有の契約先の最終候補の一つに挙げられているが、予算の関係などからダルビッシュが古巣へ復帰する可能性は低いと見られている。レンジャーズは今オフすでにダグ・フィスター、マット・ムーア、マイク・マイナーらを獲得して先発・ブルペンとも頭数をある程度揃えており、今からダルビッシュのような大物フリーエージェント選手の獲得に動くとは考えにくい。ただし、ダニエルズは「投手は我々が重視してる部門だ。多くの選手が市場に残っているし、開幕日までに状況も変わるだろう。今後の動きを予想するのは難しいよ」と大型補強の可能性を完全には否定していない。

     同地区ライバルのアストロズはゲリット・コールを獲得し、ワールドシリーズを制したチームをさらに強化することに成功したが、ダニエルズは他球団の動きが自軍の補強方針に影響を与える可能性を否定。「他球団がどのように動こうとも、我々は我々の計画に従って動いていくだけだよ」と冷静に状況を捉えていた。


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  • ジャイアンツの外野手補強が完了 ジャクソンと2年契約

    2018.1.23 12:30 Tuesday

     オフシーズン序盤から外野手の補強を目指していたジャイアンツがようやく補強を完了した。日本時間1月23日、ジャイアンツはフリーエージェントのオースティン・ジャクソンと2年600万ドルで契約合意。出来高により年俸総額は最大で2年850万ドルまで上昇するようだ。

     2月に31歳の誕生日を迎えるジャクソンは正中堅手として起用される見込み。昨季はインディアンスで85試合に出場して打率.318、7本塁打、35打点、OPS.869の好成績をマークして見事に復活を遂げた。特に左腕相手に強さを発揮し、打率.352、4本塁打、OPS1.013と猛打爆発。右腕に対しても打率.291、3本塁打、OPS.756とまずまずの成績を残しており、決して対左腕専門の選手というわけではない。ボビー・エバンスGMは「ジャクソンは才能に恵まれた選手であり、多目的に使うこともできる。我々のロースターを強化してくれるし、外野3ポジションに厚みを加えてくれるだろう」と期待を寄せる。

     センターの守備ではタイガース時代の2011年に守備防御点+26をマークしたが、昨季は+1どまり。外野3ポジション合計では-2に終わるなど、全盛期ほどの守備力は残っていないものの、昨季のジャイアンツの外野守備の崩壊ぶりを考えると平均レベルの守備力を誇るジャクソンの加入は大きなアップグレードとなる。フェンウェイ・パークのブルペンに転落しながらホームランをキャッチしたように印象的なプレイも多く、外野守備で投手陣を盛り立ててくれるはずだ。

     ジャイアンツは先日、パイレーツからアンドリュー・マカッチェンを獲得。長年パイレーツの正中堅手として活躍してきたマカッチェンをライトに入れ、ライトのハンター・ペンスをレフトへ回す方針だ。レイズから加入したエバン・ロンゴリアも含め、打線の補強はおそらくこれで終了。あとは各選手が実力をしっかり発揮すれば、リーグ14位の639得点に終わった昨季からの大幅な得点力アップは間違いなさそうだ。


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      1月21日 強化と予算の狭間で中堅手の獲得狙うジャイアンツ

      1月17日 外野のさらなるアップグレードを目指すジャイアンツ

      1月17日 ジャイアンツ 新加入のマカッチェンをライトで起用へ

      1月16日 パイレーツの看板選手・マカッチェンがジャイアンツ移籍

      1月12日 ブルース逃したジャイアンツがマカッチェン獲得を狙う

      1月10日 ロンゴリア「ジャイアンツ移籍は転校したような感覚」

      1月9日 外野手補強を目指すジャイアンツがカルロス・ゴメスに興味か

      1月5日 ジャイアンツがマカッチェン獲得に乗り出す

      1月4日 ジャイアンツが外野のアップグレードを目指す


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  • 昨年の全体1位指名・ルイスがファンフェスタに登場

    2018.1.23 12:00 Tuesday

     ツインズは原則として、前年のドラフトで指名したばかりの選手をファンフェスタに参加させてこなかった。新人選手には負担が大きすぎるからだ。しかし、今年のファンフェスタには昨年の全体1位指名選手であるロイス・ルイスを迷わず参加させた。

     ツインズの判断は間違っていなかった。まだ18歳のルイスだが、ベテラン選手のように落ち着いて行動し、年上のチームメイトとも上手く接することができていた。しかし、今季どの階級で開幕を迎えたいかを尋ねられたとき、ルイスは自分の年齢を思い出したようだ。

     「僕は我慢強いんだよ。僕はまだ18歳で、6月まで19歳にはならないんだ」とルイス。プロ1年目の昨季はルーキー級からのスタートとなり、36試合で打率.271、3本塁打、15盗塁、OPS.803をマーク。8月には平均年齢が3歳上のA級へ昇格し、ここでも18試合で打率.296、1本塁打、3盗塁、OPS.757とまずまずの結果を残した。ルーキー級では17三振を上回る19四球を選んでおり、まだ18歳ながら打席でのアプローチには成熟の跡が見える。「我慢強い」というルイスの発言は、「ステップアップを焦らない」というだけでなく、「打席での辛抱強さ」という意味合いも含んでいるように思われる。

     おそらくルイスは今季の開幕をA級で迎えることになるだろう。そして、今季終了時にはA+級で結果を残しているはずだ。ルイスは上のレベルに対応するために準備を進めており、オフシーズンの間に体重を13ポンド(約5.9kg)増やしたという。現在は身長6フィート2インチ(約188cm)、体重200ポンド(約90.7kg)。体重は開幕時には205ポンド(約93.0kg)まで増えているかもしれない。

     ルイスが今季の大きな目標に掲げるのが守備力の向上だ。高校3年生のときに遊撃に移るまで三塁手としてプレイしていたルイスは遊撃手としての経験がまだ浅い。将来、長年にわたって正遊撃手として活躍できることを証明していかなくてはならないのだ。とはいえ、ルイスのキャリアはまだ始まったばかり。今後の成長が楽しみだ。


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  • 本塁打全盛の時代に埋もれてしまった男・マグリフ

    2018.1.23 11:30 Tuesday

     殿堂入り投票の結果発表が2日後に迫るなか、今回も殿堂入りを逃すことになりそうな名打者がいる。通算493本塁打を放ったフレッド・マグリフだ。輝かしい実績を誇りながら、殿堂入り投票では得票率25%を超えたことがない。いったいなぜなのか。その理由を探ってみる。

     マグリフはブルージェイズ、パドレス、ブレーブス、デビルレイズ(現レイズ)、カブス、ドジャースの6球団で計19年にわたってプレイし、通算2490安打、493本塁打、1550打点、打率.284、OPS.886を記録。本塁打王2度、シルバースラッガー賞3度、オールスター・ゲーム選出5度、1994年オールスター・ゲームMVPなどの実績を誇り、ブレーブス時代の1995年にはワールドシリーズ制覇も経験している名選手である。しかし、殿堂入り投票ではなかなか得票率が伸びない。これには「本塁打全盛の時代にプレイし、存在感が薄れてしまったこと」が影響していると考えられている。

     マグリフの通算493本塁打はあのルー・ゲーリッグと同じ本数だ。ひと昔前までは「通算500本塁打」は殿堂入りへの切符と言われており、それに近い数字を残したマグリフは高く評価されてしかるべきだが、メジャーリーグではステロイドの流行などにより1990年代後半から本塁打数が急増。「通算500本塁打」は珍しい記録ではなくなってしまったのだ。40本塁打以上のシーズンが一度もなく、コツコツと数字を積み重ねてきたマグリフは、おのずと存在感が薄れてしまったのである。

     また、マグリフは1998年から1994年まで7年連続で30本塁打以上を記録。これはハンク・アーロン、ジミー・フォックス、ゲーリッグ、ラルフ・カイナー、ミッキー・マントル、エディ・マシューズ、ベーブ・ルース、マイク・シュミットに次いで史上9人目となる快挙だった。しかし、1995年以降すでに13人が同記録を達成。マグリフの快挙はあっという間に価値が薄れてしまった。

     さらに、同じ年にメジャーデビューを果たしたバリー・ボンズ、マーク・マグワイア、ラファエル・パルメイロの存在も話をややこしくしている。いわゆる「ステロイダー」として知られるこの3人は30歳を過ぎてから345本以上の本塁打を積み上げた。一方のマグリフは231本塁打にとどまり、通算でも500本の大台を超えられず。「ステロイダー」たちの印象的な活躍がマグリフの存在感を薄めてしまったという側面もあるのだ。

     9度目のチャレンジとなる今回も得票率は伸びておらず、ラストイヤーとなる次回での殿堂入りも難しいと見られるマグリフ。「ステロイダー」の陰でコツコツと数字を積み上げてきた名打者が報われる日が来ることを祈るばかりである。

  • 今季のサプライズとなる可能性を秘める5球団

    2018.1.23 10:30 Tuesday

     昨季、ツインズが前年から26勝、ダイヤモンドバックスが24勝、ロッキーズが12勝を上積みしてポストシーズン進出を果たしたように、どのチームにもポストシーズン進出のチャンスはある。MLB.comのリチャード・ジャスティスは「今季のサプライズとなる可能性を秘める球団」として5チームを挙げている。

     まずはブレーブス(昨季72勝90敗)。球界屈指の有望株であるロナルド・アクーナを筆頭に、才能豊かな若手選手が揃い、すでにメジャーデビューを果たしているダンズビー・スワンソンやオジー・アルビーズにもさらなる成長が期待できる。穴となっている三塁にトッド・フレイジャーを加え、若手選手が期待通りに成長すれば、サプライズを起こすことも可能だとジャスティスは予想する。

     2チーム目はフィリーズ(昨季66勝96敗)。昨季はリーズ・ホスキンス、ニック・ウィリアムスらが台頭し、今季はホルヘ・アルファーロ、J.P.クロフォードといった有望株がレギュラー獲りにチャレンジする。カルロス・サンタナを獲得し、戦力アップにも成功した。先発ローテーションの軸となるベテラン投手を獲得し、若手中心の先発ローテーションがしっかり機能すれば、大躍進も不可能ではないはずだ。

     3チーム目はアスレチックス(昨季75勝87敗)。有望株左腕のA.J.プクがメジャーへ昇格し、ショーン・マネイアとケンドール・グレイブマンがさらなる成長を見せれば、先発ローテーションは一気にグレードアップ。打線には主砲のクリス・デービス以外にも、マット・オルソン、マット・チャップマンなど楽しみな素材が並ぶ。補強ポイントにはフィリーズ同様、先発投手が挙げられている。

     4チーム目はホワイトソックス(昨季67勝95敗)。このチームはとにかく若手有望株の宝庫だ。ここ数年で主力選手を次々に放出し、若手有望株と交換。ルーカス・ジオリト、マイケル・コペック、ヨアン・モンカダ、イロイ・ヒメネスなど多数の才能を手に入れた。2018年は彼らの成長を見守るシーズンとなるが、9月には数名の有望株が昇格し、非常に魅力的なチームとなっているかもしれない。

     最後はパドレス(昨季71勝91敗)。ハイレベルな地区に所属するパドレスだが、主力選手の多くが20代前半~20代半ばであり、彼らの成長次第では予想以上の健闘を見せる可能性を秘める。A.J.プレラーGMが若手の競争相手としてベテランを加入させているのも好印象。地区最下位筆頭候補であることは間違いないが、噂されるエリック・ホズマー獲得に成功すれば、さらに面白いチームになりそうだ。

  • ドナルドソンの契約延長交渉に進展なし

    2018.1.23 09:30 Tuesday

     ジョシュ・ドナルドソンとの年俸調停を回避して1年契約を結んだブルージェイズだが、今季終了後にフリーエージェントとなるドナルドソンとの契約延長交渉に進展はないようだ。それどころか、まだ交渉すら始まっていない状況なのである。

     ドナルドソンは昨季終了時に、ブルージェイズと複数年契約を結び、残りのキャリアをブルージェイズで過ごしたいという希望を持っていることを明らかにしていた。当然ながらブルージェイズも球界を代表する三塁手をチームに留めておきたいと考えているが、契約延長交渉が開始されるには至っていない。ひとまず年俸調停を回避し、年俸調停権を有する選手としては歴代最高額となる年俸2300万ドルの1年契約を結んだが、今季終了後にフリーエージェントになるという状況は変わらない。ドナルドソンは契約延長に関する話し合いがまだ行われていないことを認めている。

     ドナルドソンは今季開幕までに契約延長が実現する望みをまだ捨てていないようだが、今季のパフォーマンスを見てから判断したいというブルージェイズ側の思惑も理解できる。2015年に41本塁打、123打点の大活躍でMVPに輝いたドナルドソンだが、その後は成績が悪化傾向にある。すでに32歳という年齢を考慮すると、今後さらに衰えが進むリスクもあり、ブルージェイズ側が契約延長に関して慎重になるのも当然だろう。契約延長が実現しなければ、ブルージェイズのチーム状況次第では今季中のトレードも十分に有り得る。

     ただし、今季開幕前にトレードが成立する可能性はゼロに近い。ブルージェイズが放出を急ぐ理由がないからだ。ブルージェイズはドナルドソンの移籍先候補に挙げられていたカージナルスとの間で今オフすでに2件のトレードを成立させているが、どちらのトレードにもドナルドソンは含まれていなかった。あくまでもブルージェイズはドナルドソンとの契約延長を最優先に考えているのである。

     ブルージェイズの一員としてキャリアを終えたいというドナルドソンの望みは叶うのか。遅くとも7月末までにはその答えが明らかになるはずだ。


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