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  • Rソックスが先発左腕・ペレスと再契約へ 1年500万ドル

    2021.1.17 10:00 Sunday

     レッドソックスが昨季終了後に年俸625万ドルの契約オプションを破棄したとき、マーティン・ペレスは1年限りでレッドソックスを去るものとみられていたが、1年500万ドル+オプション1年の再契約で合意に至ったようだ。レッドソックスは今オフ、昨季崩壊した投手陣の立て直しを最優先課題に掲げており、フリーエージェントの投手とのメジャー契約は1年210万ドル+オプション1年で獲得したマット・アンドリースに続いて2人目となる。

     メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドが関係者から得た情報によると、ペレスの今季の年俸は450万ドル。2022年の契約は年俸600万ドルの球団オプションまたはバイアウト50万ドルとなっており、ペレスに保証される金額は450万ドル+50万ドルの500万ドルとなる。また、投球イニング数に応じて今季は最大50万ドル、2022年は最大75万ドルの出来高が設けられているようだ。

     現在29歳のペレスは、昨季レッドソックスで唯一シーズンを通して先発ローテーションを守り、12試合に先発。62イニングを投げて3勝5敗、防御率4.50、46奪三振をマークした。レンジャーズ時代の2013年、2016年、2017年、ツインズ時代の2019年と過去に4度の2ケタ勝利を記録。メジャー9年間で通算56勝を挙げている。

     今季のレッドソックスは昨季全休したエドゥアルド・ロドリゲスが復帰し、トミー・ジョン手術を受けたクリス・セールもシーズン途中に復帰できる予定。セール復帰までのあいだはロドリゲス、ネイサン・イバルディ、ペレスの3人が先発ローテーションの中心となり、タナー・ハウク(昨年9月にデビューして3試合で3勝0敗、防御率0.53)とニック・ピベッタ(昨年8月にトレードで加入して移籍後2試合で2勝0敗、防御率1.80)の両右腕が4~5番手を務める見込みだ。

     アンドリースも先発ローテーション入りを狙っており、レッドソックスはフリーエージェントのジェイク・オドリッジにも興味を示していることが報じられている。着々とコマは揃い始めており、少なくとも昨季のような惨状に陥ることはなさそうだ。

  • レメイヒュー獲得失敗のブルージェイズ 大物選手の獲得を諦めず

    2021.1.16 12:00 Saturday

     ブルージェイズは今オフ、戦力アップのために大物スター選手の獲得を目指しているが、「次点」だったことが報じられているフランシスコ・リンドーア(インディアンスからメッツへトレード)の争奪戦に続いてDJ・レメイヒュー(ヤンキースとの再契約が確実に)の争奪戦にも敗北。11月上旬にロビー・レイと1年800万ドルで再契約を結んだあと、目立った補強がない状態が続いている。しかし、現在も大物スター選手の獲得を諦めていないようだ。

     今オフのブルージェイズはあらゆる有力選手への「興味」が報じられており、市場に出ている有力選手でブルージェイズから関心を寄せられていない選手はいないと言っても過言ではない。ところが、新戦力はゼロ。先発左腕のレイと再契約を結んだものの、リンドーアもレメイヒューも獲得できなかった。

     リンドーア争奪戦ではインディアンスにメジャー昇格まで時間を要するプロスペクト(若手有望株)を中心とした交換要員をオファーしていたことが報じられているが、インディアンスは即戦力とプロスペクトのバランスが取れたメッツからのオファーを選択。レメイヒュー争奪戦では4年7800万ドルをオファーしていたようだが、総額9000万ドルの契約を望むレメイヒューはヤンキースとの6年9000万ドルの契約を選択した。

     補強失敗が続いているブルージェイズだが、メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシによると、大物スター選手の獲得に向けてトレバー・バウアー、J・T・リアルミュート、ジョージ・スプリンガーと連絡を取り続けているという。

     スプリンガーについてはメッツとの一騎打ちになっていることが報じられているが、「メッツのスプリンガー獲得は指名打者制の動向次第」との報道もあり、ナショナル・リーグで指名打者制が採用されないのであれば、メッツはスプリンガー争奪戦から撤退する可能性がある。ブルージェイズはついに念願の大物スター選手を手に入れられるかもしれない。

  • フィリーズがリアルミュートに5年1億ドル超をオファーか

    2021.1.16 11:30 Saturday

     フィリーズがJ・T・リアルミュートとの再契約に向けて動き始めたようだ。「ジ・アスレチック」が報じたところによると、フィリーズは「総額がわずかに1億ドルを上回る規模の5年契約」をオファーしたという。昨春のスプリング・トレーニングの時点でリアルミュートは総額2億ドル規模の契約を望んでいることを明らかにしていたが、フィリーズのオファーはこれを大幅に下回っている。しかし、何も動きがなかった状態から一歩前進したとも言えそうだ。

     リアルミュートと代理人のジェフ・ベリーは「捕手は過小評価されている」というスタンスを貫いており、捕手の給与相場を上昇させるために「捕手の史上最高年俸」を求めているとみられる。捕手の最高年俸(年平均)はジョー・マウアーの2300万ドル(8年1億8400万ドル)だが、これを上回るためには5年1億1500万ドルを超える契約が必要だ。現時点でフィリーズのオファーはこの水準に達していない可能性が高い。

     とはいえ、新型コロナウイルスの影響もあり、リアルミュートが希望通りの契約を得られる可能性は極めて低い。日本時間1月16日にはリアルミュートと同じくフリーエージェント市場の目玉の1人だったDJ・レメイヒューがヤンキースと6年9000万ドル(年平均1500万ドル)で合意間近となっていることが報じられており、これを踏まえてリアルミュートは軌道修正を強いられるだろう。

     フィリーズ以外に獲得に乗り出しているチームが見当たらないこともリアルミュートにとって逆風だ。メッツはジェームス・マッキャンを獲得して捕手補強を終えており、エンゼルスもカート・スズキと契約合意。レメイヒューとの再契約が確実となったヤンキースには補強資金が残っておらず、ブルージェイズはリアルミュートよりもジョージ・スプリンガー獲得を優先している。

     ヤンキースとレメイヒューがそうであったように、最終的にはフィリーズとリアルミュートの双方が歩み寄る形で再契約が成立するのではないだろうか。

  • エンゼルスがベテラン捕手・スズキと契約合意 1年150万ドル

    2021.1.16 11:00 Saturday

     日本時間1月16日、エンゼルスが37歳のベテラン捕手カート・スズキと1年150万ドルで契約合意に至ったことが明らかになった。経験豊富なスズキは昨季台頭したマックス・スタッシと併用されるとみられる。投手補強が最重要課題となっているエンゼルスにとって、スタッシをサポートする捕手の獲得を安価で済ませられた意味は非常に大きい。ぜいたく税の課税ラインまで3000万ドルほどの余裕が残っており、引き続き投手補強の可能性を模索していくことになりそうだ。

     エンゼルスの40人枠に登録されている捕手はスタッシとアンソニー・ベンブームの2人だが、昨年10月に腰の手術を受けたスタッシが今季の開幕に間に合わない可能性があるため、エンゼルスはベテラン捕手の獲得を検討していた。ジェームス・マッキャンの争奪戦に敗れ、ヤディアー・モリーナに興味を示していることも報じられていたが、最終的には経験豊富なスズキを獲得することで落ち着いた。

     スズキは昨季ナショナルズで33試合に出場して打率.270、2本塁打、17打点、OPS.745を記録。今オフ、エンゼルスのGMに就任したペリー・ミナシアンは2017年9月から昨年11月までブレーブスでGM補佐を務めていたが、スズキも2017~18年にブレーブスでプレーしていた。そのときのつながりも今回の契約合意を後押ししたとみられる。

     今オフのエンゼルスは、投手補強が最重要課題となる一方で、捕手と遊撃手の補強も必要となっていたが、ミナシアンはまずオリオールズからトレードでホゼ・イグレシアス(年俸350万ドル)を獲得して遊撃手の補強に成功。捕手にはスズキを1年150万ドルで獲得し、必要な野手の補強を安価で済ませることができた。

     クローザーにはレッズとのトレードでライセル・イグレシアスを加えており、残る補強ポイントはエース級の先発投手と層の薄い中継ぎ投手陣。ここまで100点満点に近い補強を見せているミナシアンの手腕に注目したい。

  • 年俸調停権取得1年目の大谷 金額面で合意できず年俸調停へ

    2021.1.16 10:30 Saturday

     メジャーリーグは日本時間1月16日に年俸調停権を持つ選手との交渉期限を迎え、エンゼルスはディラン・バンディ、アンドリュー・ヒーニー、マックス・スタッシ、マイク・マイヤーズ、フェリック・ペーニャの5選手と年俸調停を回避して1年契約を結んだ。しかし、大谷翔平とは金額面で合意に至らず、年俸調停が行われる予定となっている。エンゼルスが年俸250万ドルを提示した一方、大谷は年俸330万ドルを希望しているようだ。

     エンゼルスのロースターには年俸調停権を持つ選手が6人おり、バンディは832万5000ドル、ヒーニーは675万ドル、スタッシは160万ドル、マイヤーズは120万ドル、ペーニャは110万ドルでエンゼルスと合意。それぞれ1年契約を結んだ。

     しかし、サービスタイム(メジャー登録日数)が3年に達して今オフから年俸調停権を取得した大谷は、二刀流でのプレーをどのように評価するかで意見が分かれたのか、エンゼルスと合意に至らなかった。今後は年俸調停が行われる予定だが、年俸調停を迎える前に双方が妥協する形で契約が結ばれる可能性もある。

     エンゼルスは昨オフ、ブライアン・グッドウィンの年俸調停に敗北。エンゼルスは年俸185万ドルを提示していたが、グッドウィン側が主張した年俸220万ドルが支持された。エンゼルスが年俸調停を行うのは2011年のジェレッド・ウィーバー以来のことだった。

     「ESPN」のジェフ・パッサンは、カルロス・コレア(アストロズ)、ダンズビー・スワンソン(ブレーブス)、ウォーカー・ビューラー(ドジャース)、イアン・ハップ(カブス)、ジャック・フラハティ(カージナルス)、ドノバン・ソラーノ(ジャイアンツ)、大谷、ライアン・ヤーブロー(レイズ)、マイク・ソローカ(ブレーブス)、J・D・デービス(メッツ)、アンソニー・サンタンデール(オリオールズ)、崔志萬(レイズ)、オースティン・バーンズ(ドジャース)の13選手が年俸調停を行う予定であることを伝えている。

  • ヤンキースがクルーバーと契約合意 田中との再契約は消滅か

    2021.1.16 10:00 Saturday

     日本時間1月16日、ヤンキースがサイ・ヤング賞2度の実績を誇るベテラン右腕コリー・クルーバーと1年1100万ドルで契約合意に至ったことが明らかになった。クルーバーは先日、ショーケース(公開練習)を開催し、およそ25球団が視察。今季に向けた調整が順調に進んでいることをアピールしていた。ヤンキースはDJ・レメイヒューと6年9000万ドルで合意目前となっていることも報じられており、残りの補強予算を考えると、田中将大と再契約を結ぶ可能性は極めて低くなった。

     現在34歳のクルーバーは、2014年から2018年までの5シーズンで1091.1イニングを投げ、防御率2.85、奪三振率10.13を記録。最多勝のタイトルを獲得した2014年と、最多勝と最優秀防御率の二冠に輝いた2017年にはサイ・ヤング賞を受賞した。

     ところが、2019年は打球直撃により右腕を骨折して7試合しか投げられず、レンジャーズへ移籍した昨季はわずか1イニングを投げただけで離脱。エース級の活躍を見せたのは2018年が最後であり、サイ・ヤング賞2度の栄光も過去のものとなりつつある。

     しかし、公開練習でアピールに成功したこともあり、クルーバーには多くのチームが興味を示しており、ヤンキースが争奪戦を制して獲得に成功。エースのゲリット・コールに次ぐ先発2番手を担うとみられる。

     「Roster Resource」によると、レメイヒューとクルーバーを加えたヤンキースの年俸総額は2億ドルを超え、ぜいたく税の課税ラインとなる2億1000万ドルに迫っている。よって、現有戦力をトレードで放出して年俸総額を削減しない限り、課税ラインを超えない範囲で田中と再契約を結ぶのは不可能とみられる。ヤンキースが田中と再契約を結ぶ可能性は事実上、消滅したと言っていいだろう。ブレット・ガードナーとの再契約も難しいかもしれない。

     今季の田中は2013年以来8年ぶりにヤンキース以外のユニフォームを着てプレーすることになりそうだ。

  • レメイヒューは6年9000万ドルとの報道 投手補強も可能に

    2021.1.16 01:00 Saturday

     メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドによると、ヤンキースとの再契約が合意間近であることが報じられているDJ・レメイヒューは6年9000万ドルの契約を得る見込みであるようだ。地元紙「ニューヨーク・ポスト」のパット・ラガーゾによると、ドジャースは4年6000万ドル、ブルージェイズは4年7800万ドルの契約をオファーしていたようだが、レメイヒューは総額で上回るヤンキースとの6年契約を選択した。

     ぜいたく税の対象となる年俸総額には契約総額を契約年数で割った平均金額が加算されるため、レメイヒューが6年9000万ドルの契約を結んだ場合、ヤンキースの年俸総額には今季から6年間、1500万ドルが加算される。

     選手の契約情報に詳しい「Cot’s Baseball Contracts」によると、ヤンキースの年俸総額は現時点で1億7500万ドル弱。これにレメイヒューの1500万ドルを加えると約1億9000万ドルとなり、ぜいたく税の課税ラインとなる2億1000万ドルまで2000万ドルほどの余裕がある。

     ヤンキースはこの2000万ドルを使って投手の補強に動くとみられる。「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲールはヤンキースが先発投手の補強に動く方針であることを伝えており、もちろん田中将大との再契約も選択肢の1つとなるだろう。

     「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールによると、レメイヒューは総額9000万ドルの契約を欲しがっていたという。一方のヤンキースはレメイヒューとの再契約に加えて投手の補強を行う必要があるため、1年あたりの年俸を下げたいと考えていた。その結果、双方の思惑が一致して6年9000万ドルという契約で合意に至ろうとしているようだ。

     ヤンキースとしては今オフの最優先課題をクリアしたうえで投手の補強を行う余裕も残すという最高の結果になったと言える。2009年以来のワールドシリーズ制覇に向けて、次は田中との再契約に動くのだろうか。

  • FAの目玉の1人・レメイヒューがヤンキース残留へ

    2021.1.15 20:15 Friday

     メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシによると、DJ・レメイヒューがヤンキースとの再契約に向けて最終段階に入っているようだ。モロシは日本時間1月15日午後8時すぎにTwitterを更新し、「DJ・レメイヒューはヤンキース復帰への合意に向けて最終段階に入っている。(現地時間の)今日中に契約が成立する可能性がある」と伝えている。

     ヤンキースからフリーエージェントとなったレメイヒューは、オフシーズン当初からヤンキースとの再契約を希望していることが報じられていた。ところが、レメイヒューが5年契約を希望する一方でヤンキースは3年契約をオファーしていることが報じられるなど、双方の希望条件には大きな開きがあった。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンはヤンキースが4年契約をオファーする意思を固めたことを伝えており、双方の歩み寄りによって契約合意目前になったものとみられる。

     現在32歳のレメイヒューは昨季50試合に出場して打率.364、10本塁打、27打点、3盗塁、OPS1.011の好成績をマーク。打率.364、出塁率.421、OPS1.011はいずれもリーグトップの数字であり、1900年以降の近代野球では史上初となる両リーグ首位打者を達成。2年連続2度目のシルバースラッガー賞を受賞し、MVP投票では自己最高の3位にランクインした。

     なお、契約条件の詳細は現時点では明らかになっていない。ヘイマンは1年前のオフにジョシュ・ドナルドソンがツインズと結んだ4年9200万ドルと同規模の契約を予想している。

  • レメイヒュー争奪戦はヤンキース最有力 本塁打王もラブコール

    2021.1.15 12:30 Friday

     ヤンキースからフリーエージェントとなったDJ・レメイヒューはヤンキース残留を希望しているとみられるが、ヤンキースの消極的な姿勢に落胆し、他球団への移籍を視野に入れ始めていることが報じられている。しかし、「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンは「依然としてヤンキースが明確な最有力候補である」と断言する。最終的には両者が歩み寄り、1年前にジョシュ・ドナルドソンが手にした契約(4年9200万ドル)くらいの規模で合意すると考えているようだ。

     ヤンキースは3年契約、レメイヒューは5年契約を希望しているとみられており、ヘイマンは「両者の希望条件に大きな開きがあることは私も知っている」と語る。しかし、ヘイマンによると、ヤンキースには4年契約をオファーする準備があるという。「私の理解では、ヤンキースは4年契約をオファーしようとしている。もともとは3年契約を希望していたから、これは一歩前進と言えるだろう」とヘイマンは伝えている。

     ヘイマンによると、ヤンキースが準備している4年契約は年平均2000万ドル前後。一方、レメイヒューは年平均2500万ドル前後の5年契約を希望しているという。まだ両者の希望条件には大きな開きがあるものの、ヘイマンは両者が妥協して歩み寄ると予想。「ジョシュ・ドナルドソンが得た4年9200万ドルくらいの金額になるだろう。これで終わりにすべきだと思う」と述べている。

     なお、昨季メジャー最多の22本塁打を放ち、自身初の本塁打王に輝いたルーク・ボイトはレメイヒューの残留を希望し、「彼は球界で最高のバッターだと思う。僕たちには彼が必要なんだ」とラブコールを送っている。昨季はボイトが本塁打王、レメイヒューが首位打者のタイトルを獲得。同一チームから首位打者と本塁打王が誕生するのは1959年のブレーブス(ハンク・アーロンが首位打者、エディ・マシューズが本塁打王)以来61年ぶりの快挙だった。

  • セオ・エプスタインがメジャーリーグ機構のコンサルタントに就任

    2021.1.15 12:00 Friday

     カブスの編成本部長を退任したばかりのセオ・エプスタインだが、球界における新たなチャプターが早くもスタートした。ロブ・マンフレッド・コミッショナーは日本時間1月15日、エプスタインがメジャーリーグ機構のコンサルタントに就任したことを発表。エプスタインはフィールド上の問題を主に担当し、様々なルール変更が試合にどんな影響を与えるかを分析する役割を担うようだ。コミッショナー事務局や各球団のデータ分析の専門家とも協力しながら仕事を行う予定となっている。

     マンフレッドはエプスタインについて「セオは我々のスポーツにおいて最も成功し、最も思慮深い人物の1人である」と述べ、「次世代のファンのために野球という世界最高のゲームをより良いものにしていけるよう、我々の継続的な努力を補完し、彼の洞察力を提供してほしいという我々の招待を彼が受け入れてくれたことに感謝している」とエプスタインがメジャーリーグ機構に加わることを歓迎した。

     エプスタインはカブスとの契約を1年残して編成本部長を退任。自身の将来について「球界のために自分にできる限りのことをしたい」と話していたが、レッドソックス時代の第1章、カブス時代の第2章に続く第3章は予想以上に早くスタートすることになった。ひょっとすると、これが将来のコミッショナー就任に向けての第一歩となるかもしれない。

     エプスタインは「メジャーリーグ機構と競争委員会が現場の質を向上させるために行っている努力を支援できるのは名誉なことであり、マンフレッド・コミッショナーが重要な会話に加わるよう依頼してくれたことに感謝している」とのコメントを発表。「私のような球団幹部は個人やチームのパフォーマンスを最適化するためにアナリティクスなどを駆使してきたが、知らず知らずのうちに野球の娯楽性に悪影響を与えてきた。ファンが望むものを提供するための方法を見つける必要がある」とも述べており、データに基づく効率性一辺倒になりつつあった球界をどのように変化させていくか非常に楽しみだ。

  • ジャイアンツが先発左腕・ウッド獲得を発表 1年300万ドル

    2021.1.15 11:30 Friday

     ジャイアンツは日本時間1月15日、ドジャースからフリーエージェントとなっていた先発左腕アレックス・ウッドと1年300万ドルで契約したことを発表した。スコット・ハリスGMは先発左腕の補強を目指していることを明らかにしていたが、有言実行の補強となった。なお、「10アウト以上を記録した登板数」に応じて最大300万ドルの出来高が設けられていることも発表されており、ウッドは最大で600万ドルを手にすることができる。

     現在30歳のウッドはブレーブスとドジャースで先発ローテーションの一角として活躍し、2014~15年は2年連続で規定投球回に到達して2ケタ勝利を記録。2014年の防御率2.78はリーグ10位の好成績だった。2017年は規定投球回には届かなかったものの、16勝3敗、防御率2.72という素晴らしい成績をマーク。5月に月間MVPを受賞し、オールスター・ゲームにも初選出された。

     2018年も150イニング以上を投げて9勝を挙げたが、レッズへトレードされた2019年は故障によりわずか7試合しか投げられず、1勝3敗、防御率5.80という不本意な成績に。昨季は1年契約でドジャースに復帰したものの、肩の不調に悩まされ、9試合(うち2先発)で0勝1敗、防御率6.39という自己ワーストの成績に終わった。とはいえ、健康であれば先発ローテーションの一角として十分に計算できる投手であり、ジャイアンツは復活を期待しているのだろう。

     ジャイアンツは今オフ、ケビン・ゴーズマンがクオリファイング・オファーを受諾して残留し、レッズからフリーエージェントとなったアンソニー・ディスクラファーニを獲得。しかし、ジョニー・クエイト、ローガン・ウェブ、ショーン・アンダーソンと先発要員が右腕ばかりになってしまったため、左腕の補強を目指していた。コール・ハメルズにも興味を示していたが、より若く、復活を期待できるウッドを選択したようだ。

  • メッツがホゼ・マルティネスを獲得 対左のプラトーン要員

    2021.1.15 11:00 Friday

     控えの右打者を探していたメッツがホゼ・マルティネスと1年契約で合意したことが明らかになった。マルティネスは12月上旬にカブスからノンテンダーFAとなっていた。メジャーとマイナーで年俸が異なるスプリット契約となっており、メジャーでは年俸100万ドルに加えて最大50万ドルの出来高が設けられていることが報じられている。一方、マイナーでの年俸は22万5000ドルとなる。対左のプラトーン要員としての起用が有力だ。

     メッツのサンディ・アルダーソン球団社長は「外野を守ることのできる右打者」を補強ポイントに挙げていた。指名打者制が採用されない場合、左翼ドミニク・スミス、中堅ブランドン・ニモ、右翼マイケル・コンフォートと外野3人がすべて左打者となってしまうからだ。守備は決して上手くないマルティネスだが、対左のプラトーン要員として外野の両翼を守ることになるだろう。

     現在32歳のマルティネスは2016年にカージナルスでメジャーデビューし、2017年に打率.309、14本塁打、OPS.897、2018年にも打率.305、17本塁打、OPS.821の好成績をマーク。ところが、2019年は打率.269、10本塁打、OPS.751と成績を落とし、レイズとカブスでプレーした昨季は34試合に出場して打率.182、2本塁打、OPS.561という自己最悪の成績に終わった。特にカブス移籍後は21打数0安打と全く戦力にならなかった。

     マルティネスの最大の魅力は左腕に対する強さであり、キャリア通算で打率.307、OPS.915をマークしている(対右は打率.283、OPS.765)。よって、メッツでも相手投手が左腕のときにスミスやニモに代わって出場することになるだろう。

     なお、メッツはジョージ・スプリンガーの獲得に動いていることが報じられており、マルティネスの出場機会に大きな影響を与える可能性がある。また、指名打者制が採用される場合、マルティネスの出場機会は増加することになりそうだ。

  • 名捕手・モリーナ「魅力的なオファーがなければ引退を検討する」

    2021.1.15 10:30 Friday

     カージナルスは投手と捕手がキャンプ地のフロリダ州ジュピターに集合するまで残り1ヶ月ほどとなっているが、まだヤディアー・モリーナとアダム・ウェインライトの両ベテランとの再契約が完了していない。現在38歳のモリーナは愛着のあるカージナルスとの再契約を望んでおり、カージナルスも不動の正捕手との再契約に興味を示しているが、モリーナは「もし魅力的なオファーがなければ引退することを検討するよ」とも発言している。

     モリーナは2年契約を希望していることが報じられているが、カージナルスは今季の観客動員の見通しが立たないなかで補強プランが不透明な状況が続いており、具体的なオファーを提示するには至っていない。そんななか、モリーナは「ラ・ビダ・ベースボール」のポロ・アセンシオによるインタビューのなかで「俺は(シーズンに向けて)一生懸命準備している。神が望むなら、俺は戻ってくるよ。もしそうでないなら、俺は誇りを持って引退する」と語った。

     モリーナは昨季までカージナルス一筋で17年間プレーし、9度のゴールドグラブ賞を受賞したほか、2度のワールドシリーズ制覇も経験。2000試合出場と2000安打も達成し、将来のアメリカ野球殿堂入りに向けて一歩前進した。カージナルスはそんなモリーナのことを球団の「財産」と考え、「セントルイスでキャリアを終えてほしい」という希望も持っているが、新型コロナウイルスによる財政難の影響でなかなか思うように動けないというのが実情だ。

     フリーエージェント市場にはまだ球界最高クラスの捕手であるJ・T・リアルミュートが残っており、リアルミュートの契約が決まればモリーナの市場も本格的に動き始めるとみられる。カージナルスはそのタイミングまで待ち続けるのか。あるいは名捕手を確保するために先手を打つのか。「モリーナの流出がカージナルスに与えるダメージは予想以上に大きいだろう」と語る関係者もおり、その動向には大きな注目が集まっている。

  • フィリーズが救援右腕・ブラッドリーと契約合意 1年600万ドル

    2021.1.15 10:00 Friday

     日本時間1月15日、フィリーズがレッズからノンテンダーFAとなっていた救援右腕アーチー・ブラッドリーと1年600万ドルで契約合意に至ったことが明らかになった。フィリーズは昨季、救援防御率7.06とブルペンが崩壊。今オフはブラッドリーのほか、トレードでホゼ・アルバラードとサム・クーンロッドを獲得し、ネフタリ・フェリースとマイケル・イノアの両右腕とマイナー契約を結ぶなど、リリーバーの補強を進めている。

     現在28歳のブラッドリーは昨季ダイヤモンドバックスとレッズで合計16試合に登板して18.1イニングを投げ、2勝0敗6セーブ、2ホールド、防御率2.95、18奪三振をマークした。ダイヤモンドバックスのクローザーとしてシーズンをスタートし、8月中旬までに6セーブを記録したが、8月末のトレードでレッズへ移籍。移籍後は防御率1点台の好投を見せたものの、レッズの年俸総額削減の方針により12月上旬にノンテンダーFAとなった。

     フィリーズのブルペンには2017年に26セーブ、2019年に28セーブを記録した実績のあるヘクター・ネリスがいるが、昨季は24試合に登板してわずか5セーブ、防御率4.57と精彩を欠いた。そのため、ネリスに代わってブラッドリーがクローザーとして起用される可能性もありそうだ。ジョー・ジラルディ監督が引き続きネリスにクローザーを任せるのであれば、ブラッドリーは8回を担当するセットアッパーを務めることになるだろう。

     スローペースな動きが続いていた今オフの移籍市場だが、ここにきて救援投手市場が大きく動き始めており、この1週間だけを見てもリアム・ヘンドリックス、ペドロ・バイエズ、ライン・スタネック、ブレイク・トライネンらが次々に契約を決めている。特に今オフの移籍市場における最高の救援投手であるヘンドリックスが市場から消えた意味は大きく、今後はブラッド・ハンドやアレックス・コロメイといった有力投手にも動きが出てきそうだ。

  • セミエンに複数球団が興味 Rソックスは二塁起用を検討か

    2021.1.14 12:30 Thursday

     「ジ・アスレチック」のジム・ボウデンによると、フィリーズ、レッズ、レッドソックス、アスレチックスを含む複数のチームがマーカス・セミエンの獲得に乗り出しているようだ。アスレチックスの正遊撃手として6年間活躍したセミエンは、2019年に打率.285、33本塁打、92打点、10盗塁、OPS.892という自己最高の成績を残してMVP投票で3位にランクイン。しかし、昨季は不振に陥り、打率.223、7本塁打、23打点、4盗塁、OPS.679に終わった。

     フィリーズは昨季1年契約で加入したディディ・グレゴリアスがフリーエージェントとなり、正遊撃手が不在の状況。グレゴリアスとの再契約を目指していることが報じられているが、グレゴリアスの引き留めに失敗した場合に備え、セミエンとも交渉を行っているようだ。

     レッズは遊撃手の補強が今オフの最優先課題であることが報じられている。フレディ・ギャルビスがフリーエージェントとなり、22歳のホゼ・ガルシアがレギュラー候補となっているが、セミエンやグレゴリアスを獲得することでグレードアップを目指しているとみられる。

     レッドソックスは遊撃にザンダー・ボガーツがいるため、セミエンを獲得した場合、ここ数年レギュラーを固定できていない二塁で起用することになりそうだ。なお、セミエンはアスレチックスでの6年間で遊撃以外のポジションを1度も守っておらず、二塁と三塁の守備に就いたのはホワイトソックス時代の2014年が最後である。

     セミエンを正遊撃手へと成長させたアスレチックスも再契約を諦めていない。とはいえ、決して裕福な球団ではないため、争奪戦が激しくなって価格が高騰した場合、撤退せざるを得ないだろう。

     フリーエージェント市場にはセミエンのほか、グレゴリアスとアンドレルトン・シモンズもまだ残っている。フリーエージェントの遊撃手市場はこの「トップ3」を中心に動いていくことになりそうだ。

  • DH制不透明もナ・リーグ複数球団が二冠王・オズーナに興味

    2021.1.14 12:00 Thursday

     昨季は異例の短縮シーズンでの開催となり、ナショナル・リーグでも指名打者制が採用されたが、今季も指名打者制が引き続き採用されるかどうかは正式決定に至っておらず、不透明な状況が続いている。指名打者がメインの役割となっている強打者はナ・リーグの指名打者制の有無によって大きな影響を受けることになるが、昨季ナ・リーグの二冠王に輝き、指名打者部門でシルバースラッガー賞を受賞したマーセル・オズーナにはあまり影響がないようだ。

     メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシによると、アメリカン・リーグのチームのみならず、ナ・リーグの複数のチームがオズーナに興味を示しているという。ナ・リーグでは今季、指名打者制が採用されない可能性があるものの、オズーナに興味を示しているチームのなかにはオズーナをフルタイムの左翼手として起用することに前向きな姿勢を示しているチームもあるようだ。

     オズーナは昨季、全60試合に出場したが、そのうち39試合に指名打者、19試合に左翼手、2試合に右翼手として出場。マーリンズ時代の2017年には左翼手としてゴールドグラブ賞を受賞した経験もある。完全に指名打者専任となっているネルソン・クルーズとは異なり、昨季も約3分の1の試合で守備に就いていたことが「指名打者以外でも起用できる」という評価につながっているとみられる。

     もしナ・リーグの指名打者制の有無が正式に決定される前に複数のチームから好条件のオファーが届くような状況になれば、オズーナは指名打者制の有無の正式決定を待たずに契約先を決めることになるかもしれない。

     ブレーブスがオズーナの守備力についてどのような評価を与えているのかは明らかになっていないが、「三塁手よりも左翼手の補強を優先する」方針であることが報じられており、昨季1年契約で加入して見事な活躍を見せたオズーナとの再契約に向け、本格的に動き始める可能性もありそうだ。

  • ジャイアンツが先発左腕の獲得を検討 ハメルズも候補に

    2021.1.14 11:30 Thursday

     メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシによると、ジャイアンツは先発左腕の獲得を検討しているようだ。ジャイアンツは現時点の先発ローテーション5人がいずれも右腕のため、先発左腕の補強が必要と考えているとみられる。そして、その獲得候補の1人としてブレーブスからフリーエージェントとなっている37歳のベテラン左腕、コール・ハメルズの名前が浮上。ハメルズは昨季、故障により1試合しか投げられなかったが、現役続行を希望している。

     モロシによると、通算163勝の実績を誇るハメルズに対して複数のチームが興味を示しており、そのなかにジャイアンツも含まれているという。ブレーブスの若き先発投手陣のリーダーとして期待された昨季は故障によりわずか1試合の登板に終わったハメルズだが、2018年と2019年はいずれも防御率3点台を記録。コンディションさえ万全なら先発4~5番手として計算できる存在だ。

     今のところ、故障明けのハメルズがメジャーリーグ球団向けにショーケース(公開練習)を行う予定はないようだ。ただし、今オフはコリー・クルーバーやジェームス・パクストンといった故障明けの投手が各球団のスカウトの前で投球練習を行う機会を設けており、ハメルズも状況次第では同様の機会を設けることになるかもしれない。

     ジャイアンツは今オフ、ケビン・ゴーズマンがクオリファイング・オファーを受諾して1年1890万ドルで残留し、レッズからフリーエージェントとなったアンソニー・ディスクラファーニを1年600万ドルで獲得。6年1億3000万ドルの大型契約のラストイヤーを迎えるジョニー・クエイトを合わせた3人が先発3本柱を形成するとみられる。

     先発4~5番手にはローガン・ウェブとショーン・アンダーソンが予定されているものの、先発ローテーション5人がいずれも右腕となってしまう。そのため、スコット・ハリスGMは今後数週間以内に先発左腕を獲得したいと考えているようだ。

  • 元CY賞右腕・クルーバーが公開練習 およそ25球団が視察

    2021.1.14 11:00 Thursday

     2014年と2017年にサイ・ヤング賞を受賞したコリー・クルーバーは日本時間1月14日にメジャーリーグ球団向けのショーケース(公開練習)を開催。メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドが関係者から得た情報によると、およそ25球団が視察に訪れていたという。レンジャーズに移籍した昨季は故障でわずか1イニングのみの登板に終わったクルーバーだが、今季に向けて調整が順調に進んでいることをアピール。各球団に好印象を与えたようだ。

     現在34歳のクルーバーは昨季終了後、レンジャーズに契約オプションの行使を拒否されてフリーエージェントとなっている。「ジェット・スポーツ・マネジメント」のクライアントで、同じくフリーエージェントのアンソニー・スウォーザック、スティーブ・シーシェックの両投手とともにフロリダ州パームビーチの施設で公開練習を開催。それぞれが各球団のスカウトに対してアピールした。

     フェインサンドが関係者から得た情報によると、クルーバーは各球種をコントロールよく投げ分け、球速もオフシーズンのこの時期としては十分に出ていたという。2019年は7登板、昨季は1登板と故障に悩まされるシーズンが続いているクルーバーだが、新たな契約の獲得に向けて各球団に好印象を与えることに成功したようだ。

     クルーバーは2014年に18勝9敗、防御率2.44、269奪三振の好成績を残し、最多勝のタイトルとともにサイ・ヤング賞を初受賞。18勝4敗、防御率2.25、265奪三振の好成績で最多勝と最優秀防御率の二冠に輝いた2017年にもサイ・ヤング賞を受賞した。18勝を挙げた2016年と自己最多の20勝をマークした2018年にもサイ・ヤング賞の投票で3位にランクインしている。

     エース級の活躍を見せたのは2018年シーズンが最後とはいえ、復活すれば強大な戦力となるだけに、複数のチームによる争奪戦が繰り広げられることになりそうだ。

  • パドレスが先発投手のさらなる補強を検討 田中将大にも興味

    2021.1.14 10:30 Thursday

     パドレスは今オフ、トレードでレイズからブレイク・スネル(2018年サイ・ヤング賞)、カブスからダルビッシュ有(2020年サイ・ヤング賞投票2位)を獲得して先発ローテーションの大幅なグレードアップに成功したが、さらなる補強を検討しているようだ。「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールによると、パドレスの獲得候補のなかにはヤンキースからフリーエージェントとなった田中将大も含まれており、パドレスは水面下で調査を行っているという。

     パドレスが獲得を検討している複数の候補のなかで田中が有力候補となっている理由として、メジャーリーグ公式サイトは2人の人物の存在を挙げている。1人はダルビッシュ、もう1人にはラリー・ロスチャイルド投手コーチだ。同サイトは「ダルビッシュは田中の友人である。また、田中はヤンキースでのキャリアの大部分をロスチャイルド投手コーチとともに過ごしてきた」と指摘している。

     ロスチャイルドは2011年から2019年まで9シーズンにわたってヤンキースの投手コーチを務め、田中がメジャー移籍1年目から6年間お世話になった人物だ。田中はこの6年間で75勝43敗、防御率3.75をマーク。1シーズンあたり27先発、168イニング、158奪三振を記録した。メジャーリーグ公式サイトは田中が新天地としてダルビッシュとロスチャイルドがいるパドレスを選ぶ可能性があると考えているようだ。

     ローゼンタールは現在もパドレスが先発投手の補強を検討している理由として「ディネルソン・ラメットの健康状態が不安であること」を挙げている。ラメットは昨季サイ・ヤング賞投票4位の大活躍を見せたものの、レギュラーシーズン最終登板で右上腕二頭筋を痛めて早期降板。ポストシーズンでは1試合も投げられなかった。

     計算できる先発投手をもう1人獲得し、先発5番手に予定されている若手左腕のエイドリアン・モレホンをラメットの「保険」とする構想を持っているのかもしれない。

  • アストロズ 元ドジャースの右腕・バイエズと2年契約で合意

    2021.1.14 10:00 Thursday

     日本時間1月14日、アストロズがドジャースからフリーエージェントとなっていた救援右腕ペドロ・バイエズと2年契約+オプション1年で合意したことが明らかになった。「ESPN」のジェフ・パッサンは契約総額が1200万~1400万ドルの範囲であることを伝えている。アストロズは今オフ、ブルペンの強化を最優先に戦力補強を進めており、ドジャースのブルペンを支えてきたバイエズはライン・スタネックに続く補強となった。

     現在32歳のバイエズは2007年1月にドジャースと契約。当時は三塁手だったが、打撃力がなかなか向上せず、強肩を生かして2013年から投手に転向した(マイナー通算45本塁打)。

     投手転向後は急激な成長を見せ、2014年には早くもメジャー昇格。20試合に登板して防御率2.63を記録し、翌年からはドジャースのブルペンの主力として活躍するようになった。2016年は自己最多の73試合に登板して23ホールド、防御率3.04を記録。2018年は50試合以上に登板したシーズンでは自己ベストとなる防御率2.88をマークし、2019年には自己最多の25ホールドを挙げた。

     昨季は18試合に登板して6ホールド、2セーブ、防御率3.18を記録。ポストシーズンでは8試合に登板し、ワールドシリーズ制覇にも貢献した。バイエズがメジャーでプレーした全7シーズンでドジャースは地区優勝しており、バイエズはポストシーズンの経験も豊富。通算31試合に登板して防御率3.99を記録している。

     バイエズはスタネックとともに、ライアン・プレスリーとジョー・スミスしか経験豊富な投手がいなかったアストロズのブルペンに加わることになる。昨季台頭したブルックス・レイリー、ブレイク・テイラー、エノーリ・パレイデスらもおり、ネームバリューこそ低いものの、強固なブルペンが形成されつつある。あとは実績のあるクローザーを加えておきたいところだ。

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