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  • カージナルスが有望株4人を放出し強打のオズーナを獲得!

    2017.12.14 10:56 Thursday

     ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)に移籍を拒否されたカージナルスがついに念願の強打者獲得に成功した。日本時間12月14日、カージナルスはサンディ・アルカンタラ、マグネウリス・シエラら若手有望株4人をマーリンズへ放出し、マーセル・オズーナを獲得するトレードで合意に至った。

     カージナルスからマーリンズへ移籍するのは22歳右腕のアルカンタラ、21歳外野手のシエラ、22歳右腕のザック・ギャレン、23歳左腕のダニエル・カスターノの4人。カージナルスは投手と外野手に人材を豊富に抱えており、余剰気味の人材をトレード要員として補強を目指していたが、まさにその通りのトレード内容となった。アレックス・レイエス、ジャック・フラハティ、ルーク・ウィーバー、ダコタ・ハドソンといったトップ・プロスペクトたちを放出することなくオズーナを獲得できた点は評価されてしかるべきだろう。

     オズーナは今季、自己最高のシーズンを過ごし、打率.312、37本塁打、124打点と打撃3部門で自己ベストを更新。シルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞をダブル受賞するなど、リーグを代表する左翼手に成長した。少なくともあと2シーズン、2019年まで保有可能である点も大きな魅力であり、これでカージナルスは左翼にオズーナ、中堅にトミー・ファム、右翼にデクスター・ファウラーと強力な外野陣が完成。ランドール・グリチックやスティーブン・ピスコッティといった余剰戦力をトレード要員としてさらなる補強に動くことも可能になった。

     「我々は豊富な人材を有しており、ペイロールの余裕もある。これら2つが組み合わされば、大いに役立つだろう。そして、我々には明確な補強ポイントがあるんだ」とジョン・モゼリアック野球部門社長は話していたが、その人材を駆使して補強ポイントの1つである強打者の獲得に成功した格好だ。すでにマイルズ・マイコラス、ルーク・グレガーソンらを獲得しているカージナルスだが、モゼリアックはもう1つの補強ポイントであるクローザーを含め、さらなる補強に動くことを明言している。覇権奪回を目指すカージナルスの大型補強はまだ幕を開けたばかりなのかもしれない。


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  • ゴードンのセンター転向に自信を見せるサービス監督

    2017.12.13 18:48 Wednesday

     マーリンズからナ・リーグ盗塁王のディー・ゴードンを獲得したマリナーズは、この俊足巧打の二塁手を中堅手として起用する方針だ。スコット・サービス監督はゴードンが「ゴールドグラブ級のセンターになる可能性がある」と大きな期待を寄せている。

     ロビンソン・カノーという絶対的な正二塁手を有するマリナーズがゴードンを獲得したというニュースは驚きとともに伝えられた。カノーを一塁へコンバートするのではないか、との憶測も流れたが、「マリナーズはゴードンを中堅手として起用する方針だ」との情報が出たことで再び球界を驚かせた。2015年にゴールドグラブ賞を受賞した経験のある二塁手を外野手として獲得するチームがあろうとは誰も予想していなかったからである。

     しかし、サービスはゴードンのセンター転向に自信を見せる。「ディー・ゴードンはすでに実績のあるメジャーリーガーであり、オールスター・ゲームの出場経験もある。我々は彼に守備位置の変更をお願いし、彼はそれを受け入れてくれた。昨日すでにフライを捕る練習をしていたし、新たなポジションに慣れるために努力しているみたいだよ。彼はゴールドグラブ級のセンターを目指しているんだ」とサービスが語ったように、ゴードンはすでにセンター転向に向けて動き始めている。

     ゴードンはマリナーズOBの殿堂入り選手、ケン・グリフィーJr.に外野守備の指導を受ける計画を立てているという。ゴードンが抜群のスピードと身体能力を持っていることは周知の事実だが、それにゴードンの向上心が加わればサービスの言うようにゴールドグラブ級のセンターになることも夢ではないのかもしれない。

     また、ゴードンはカノーとともにプレイすることをとても楽しみにしている。「ロビンソン(・カノー)と一緒にプレイすることは僕の夢だったんだ。彼のような素晴らしい二塁手になるために努力してきたんだよ。もし僕が他の誰かのためにポジションを変えるとしたら、それはロビー(=カノーの愛称)のためだね」とゴードン。すでにサービスはゴードンを1番、ジーン・セグーラを2番で起用する方針を明らかにしており、来季は出塁したゴードンをカノーが打って還すシーンがしばしば見られるに違いない。

     大谷翔平の獲得に失敗したマリナーズだが、ゴードンのセンター転向が上手くハマれば、同地区の他球団にとって脅威の存在となるはずだ。ゴールドグラブ級のセンターを目指すゴードンの頑張りに期待したい。


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  • ナショナルズがアリエタに興味 超強力ローテ完成の可能性

    2017.12.13 17:53 Wednesday

     先発5番手を必要としているナショナルズだが、先発5番手クラスの投手を獲得する代わりにエース級の先発投手を先発ローテーションに加える可能性が出てきた。MLB.comのマーク・フェインサンドによると、ナショナルズはジェイク・アリエタの獲得に興味を示しているようだ。

     ナショナルズがアリエタに興味を持つのは決して不思議なことではない。アリエタの代理人を務めているスコット・ボラスはナショナルズと関わりが深く、ボラスのクライアントがナショナルズと契約してきた歴史がある。ボラスはすでにナショナルズを含む数球団へアリエタに関する情報を送付したようだ。マイク・リゾーGMが「我々は情報を収集している段階だ。彼は素晴らしい投手だけど、まだ何かが起こるような段階ではない」と語ったように、ナショナルズがどれくらい真剣にアリエタ獲得を検討しているかは不透明だが、獲得に興味を持っていることだけは間違いない。

     仮にアリエタがナショナルズに加入すれば、マックス・シャーザー、スティーブン・ストラスバーグとともに強力な三本柱が形成されるだけでなく、ジオ・ゴンザレス、タナー・ロアークも含めてメジャーリーグの歴史に残る強力な先発ローテーションが完成する。しかし、ナショナルズはすでにシャーザー、ストラスバーグの2人と総額3億ドルを超える契約を結んでおり、ここに総額1億ドル以上の大型契約を要求するであろうアリエタを加えるのは現実的ではないかもしれない。

     今オフの課題は先発ローテーションの層を厚くすることであるとリゾーは明言している。現時点での先発5番手候補はA.J.コールとエリック・フェッディだが、少なくともこの2投手をサポートできるベテラン投手を一人加えておきたいところだろう。「我々はどちらにもオープンだよ」とリゾーはエース級の先発投手の獲得に動く可能性を否定していないが、現実的には先発4~5番手クラスの投手を狙うことになるはず。しかし、この予想が外れたとき、他球団の脅威となる超強力な先発ローテーションが完成することになる。


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  • オズーナ争奪戦 フロントランナーはカージナルス

    2017.12.13 16:31 Wednesday

     ジャンカルロ・スタントンのトレードが決着したマーリンズのもとにはマーセル・オズーナ、クリスチャン・イェリッチへの獲得オファーが届いている。MLB公式サイトでマーリンズの番記者を務めるジョー・フリサロによると、オズーナ争奪戦ではカージナルスが先頭を走っているようだ。

     今オフの最優先事項として強打者の獲得を挙げているカージナルス。スタントン争奪戦にも加わり、マーリンズと球団間でトレード合意に達するなど積極的に動いていたが、スタントン本人からのトレード承諾を得ることができず、スタントン争奪戦から脱落した。

     フリーエージェント市場よりもトレード市場での強打者獲得を目指しているカージナルスの次なるターゲットはオズーナ。今季のオズーナは打率.312、37本塁打、124打点、OPS.924という素晴らしい成績を残し、シルバースラッガー賞を初受賞した。27歳と年齢的にも選手としてのピークを迎えつつあり、あと2年保有できる点も大きな魅力。カージナルスのほかにもナショナルズ、レンジャーズ、ロッキーズ、ブルージェイズなどがオズーナ獲得に興味を示しているが、マーリンズの補強ポイントである先発投手に多数の有望株を抱えるカージナルスがフロントランナーとなっている。

     カージナルスはイェリッチの獲得にも興味を示しているが、マーリンズは残り保有年数が少ないオズーナの放出を好んでいる。カージナルスとマーリンズはすでにスタントンのトレード交渉においてお互いのニーズや放出可能な選手を把握しており、交渉がスムーズに進められる点もカージナルスにとって大きなメリットとなっている。カージナルスのマイケル・ガーシュGMは「まだゴールラインではないけど、進展はあったよ」と語っており、新戦力獲得に向けて手応えを感じているようだ。

     現時点で外野が飽和状態となっているカージナルスがオズーナ獲得に成功すれば、ランドール・グリチックやスティーブン・ピスコッティが玉突き人事で放出される可能性が高い。オズーナ獲得はトレード・ラッシュの幕開けとなる可能性もあるだけに、カージナルスの動向から目が離せない日々が続きそうだ。


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  • カブスがモロー&スマイリーと2年契約

    2017.12.13 15:30 Wednesday

     日本時間12月13日、カブスはブランドン・モロー、ドリュー・スマイリーの2投手とそれぞれ2年契約を結んだことを発表した。モローは試合終盤の重要な場面を担うリリーバーとして、今年7月にトミー・ジョン手術を受けたスマイリーは2019年シーズンの先発ローテーション候補として期待されている。

     今季ドジャースで見事な活躍を見せたモローは2020年のベスティング・オプションが付いた総額2100万ドルの2年契約で合意に至った。MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、モローの年俸は2018年、2019年とも900万ドルとなっており、2020年の契約は年俸1200万ドルのベスティング・オプションまたは300万ドルのバイアウトだという。ジェッド・ホイヤーGMは「モローは試合終盤を担うリリーバーだよ」と重要な役割を任せる方針であることを明らかにした。「彼は今季ドジャースで8回を担当し、素晴らしい仕事をしていた。彼がチームに来てくれることに興奮しているよ。もし明日シーズンが開幕するなら彼がクローザーだね」とホイヤーは語ったが、カブスは引き続きクローザーの獲得を模索しており、モローは今季同様に8回を担当するセットアッパーとして起用される可能性が高そうだ。

     一方のスマイリーは今年1月にレイズからマリナーズへ移籍し、3月のワールド・ベースボール・クラシックではアメリカ代表の一員として活躍。しかし、その後は左肘の故障により開幕を故障者リストで迎え、7月にはトミー・ジョン手術を受けてシーズン全休となった。シーズン終了後にマリナーズからノンテンダーFAとなっていたが、「この動きは2019年に向けてのものだ」とホイヤーが語るように、カブスはスマイリーの復活を期待して2年契約で迎え入れた。ホイヤーは「来季終盤にブルペンの一員として貢献してくれるかもしれない」とも語っており、トミー・ジョン手術からの順調な回復が望まれる。スマイリーが契約先を決めるにあたり、レイズ時代の恩師でもあるジョー・マドン監督とジム・ヒッキー投手コーチの存在も大きかったようだ。なお、スマイリーの契約は総額1000万ドルで、最大700万ドルのインセンティブが設定されている。

     来季だけでなく将来を見据えた補強を進めるカブス。来季以降もナ・リーグ中部地区はカブスを中心として地区優勝争いが繰り広げられることになりそうだ。


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      10月26日 2017年カブス名場面集

  • カーショウがウォーレン・スパーン賞を受賞 史上最多タイ4度目

    2017.12.13 14:29 Wednesday

     最も優秀なパフォーマンスを見せた左腕に贈られる「ウォーレン・スパーン賞」の受賞者が発表され、クレイトン・カーショウ(ドジャース)が2014年以来3年ぶり4度目の受賞。同賞創設初年度から4年連続で受賞したランディ・ジョンソンと並んで史上最多受賞者となった。

     「ウォーレン・スパーン賞」は左腕史上最多となる通算363勝を挙げたウォーレン・スパーンの功績を称えてオクラホマ・スポーツ博物館によって1999年に創設された賞であり、その年に最も優秀なパフォーマンスを見せた左腕に贈られる。創設初年度の1999年から4年連続でランディ・ジョンソンが受賞し、ヨハン・サンタナが2度(2004年、2006年)、CCサバシアが3度(2007年から3年連続)受賞するなど、メジャーを代表する左腕が受賞者リストに名を連ねてきた。カーショウは2011年に初受賞したあと、2013年と2014年にも連続受賞しており、今回が史上最多タイとなる4度目の受賞となった。

     今季のカーショウは腰痛により7月下旬から1ヶ月以上にわたって戦列を離れたため27試合のみの登板に終わったものの、18勝4敗、防御率2.31、202奪三振の好成績をマーク。最多勝と最優秀防御率の二冠に輝いたほか、勝率.818やK/BB6.73もリーグトップの数字だった。しかし、175回という投球イニング数の少なさが災いし、4度目のサイ・ヤング賞受賞はならなかった(サイ・ヤング賞の投票ではナショナルズのマックス・シャーザーに次いで2位)。

     ポストシーズンではワールドシリーズ第7戦でのリリーフ登板を含む6試合に登板し、3勝0敗、防御率3.82、被打率.179をマーク。ダイヤモンドバックスとの地区シリーズ第1戦で4本塁打を浴び、アストロズとのワールドシリーズ第5戦では5回途中6失点でノックアウトされたが、その他の4登板はいずれも相手打線を2点以内に封じ、チームのリーグ優勝に貢献した。まだ29歳ながらすでに様々なタイトルを手にしているカーショウ。来季の目標はもちろん、今季あと一歩届かなかったワールドシリーズ制覇だろう。


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  • オリオールズがマチャドのトレード交渉を開始か

    2017.12.13 12:32 Wednesday

     オリオールズは来季終了後にフリーエージェントとなるマニー・マチャドの処遇に頭を悩ませている。現在、オリオールズとマチャドの間で契約延長に関する交渉は行われておらず、今後も契約延長が成立する可能性は低い。オリオールズはマチャドがフリーエージェントになる前に放出することを選択するのだろうか。

     現在のメジャーリーグはウィンター・ミーティングの真っ最中。オリオールズのダン・デュケット野球部門副社長のもとにはマチャドの獲得を希望するトレードのオファーが複数球団から届いているようだ。「マニー(・マチャド)に関心を示している球団は多く、複数の球団が面会することを希望している。だから我々はこの件について、いくつかの球団と面会の場を設けたんだ」とデュケットはマチャドのトレードについて複数の球団と話し合ったことを明らかにした。

     デュケット自身はマチャドの放出を望んでおらず、今オフ中に戦力を整えたうえで、来季は再び優勝争いに加わりたいという希望を持っている。マチャドのほか、アダム・ジョーンズ、ザック・ブリットンといった主力選手が契約最終年を迎え、バック・ショウォルター監督とデュケット自身も来季がラストイヤーとなる可能性があるからだ。現オーナーのピーター・アンジェロスのもとではスター選手の放出をなるべく回避してきたという過去もあり、オリオールズがマチャド放出をどこまで真剣に考えているかは定かではない。ただし、長期的な視点でチームの将来を考えれば、マチャドとの交換で有望な若手投手を獲得するという選択肢も捨てがたいのは事実である。

     問題は、1年後にフリーエージェントとなるマチャドを獲得する対価として複数人の有望株を放出することを他球団が躊躇する可能性があることだろう。よほど契約延長に自信のある球団でなければ、1年後にフリーエージェントとなるマチャドを今、若手有望株を犠牲にしてまで獲得する必要はないのである(1年後にフリーエージェント市場で獲得すればいい)。また、マチャドが遊撃手としてプレイすることを希望しているという事情もある。ヤンキース、フィリーズ、カージナルスなどが興味を示していることが伝えられているマチャド争奪戦。いったいどのような結末を迎えるのだろうか。


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  • フィリーズが再びブルペン補強 右腕・ハンターを獲得へ

    2017.12.13 11:56 Wednesday

     昨日、ベテラン右腕のパット・ニーシェックと2年契約を結んだばかりのフィリーズが再びブルペンの補強に動いた。MLB公式サイトでフィリーズの番記者を務めるトッド・ゾレッキーによると、フィリーズはトミー・ハンターとの契約合意が目前に迫っているようだ。

     フィリーズは才能豊かではあるものの、まだ確実に計算できる戦力となっていない先発投手陣をサポートするために、ブルペンを強化する方針を明らかにしている。昨日、今年7月にトレードで放出したニーシェックを呼び戻したばかりだが、今度は今季レイズで自己ベストの防御率をマークした右腕を獲得することに成功したようだ。

     現在31歳のハンターは今年3月にレイズと契約。マイナー契約からのスタートとなったが、開幕ロースター入りを勝ち取り、最終的には61試合に登板して3勝5敗1セーブ26ホールド、防御率2.61の好成績をマークした。防御率だけでなく、被打率.202やWHIP0.97、奪三振率9.82なども自己ベストを更新。キャリアハイのシーズンを過ごしたと言っても過言ではないだろう。

     現時点では、フィリーズの来季の先発ローテーションはアーロン・ノラ(24歳)、ジェラッド・アイコフ(27歳)、ビンス・ベラスケス(25歳)、ニック・ピベッタ(24歳)、ベン・ライブリー(25歳)という顔ぶれになりことが予想されているが、規定投球回をクリアした経験があるのはノラ(2017年)とアイコフ(2016年)の2人だけ。各投手がフルシーズン働けるかどうかは全くの未知数であり、フィリーズはこれらの若手先発投手の負担を減らすためにブルペンの層を厚くすることを目指している。たとえ先発投手が5イニングしか投げられなくとも、ブルペンの層が厚ければ残りの4イニングをブルペンで担うことが可能になるというわけだ。

     ニーシェックとハンターの加入により、ブルペンが大幅に戦力アップしたフィリーズ。若手選手がズラリと並ぶ打線と先発ローテーションの出来次第では、今季のツインズやブリュワーズのように期待以上の快進撃を見せる可能性もありそうだ。


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  • インディアンスを支えた鉄腕・ショウがロッキーズと3年契約

    2017.12.13 11:23 Wednesday

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ロッキーズはフリーエージェントのリリーフ右腕、ブライアン・ショウと契約合意に至ったようだ。ESPNのバスター・オルニーが報じたところによると、ロッキーズとショウの契約は年平均900万ドル前後の3年契約になると見られている。

     現在30歳のショウは2013年のインディアンス移籍をきっかけに才能を開花させ、インディアンスの一員として過ごした5シーズンはいずれも70試合以上に登板。防御率は2点台半ば~3点台半ばのレンジで安定し、2014年からは4年連続で23ホールド以上をマークするなどセットアッパーとして活躍した。今季は直近4シーズンで3度目となるリーグ最多登板(79試合)を記録し、4勝6敗3セーブ26ホールド、防御率3.52をマーク。防御率は自己ワーストの数字だったが、ほぼ例年通りの活躍を見せた。

     今オフのロッキーズはグレッグ・ホランド、ジェイク・マギー、ジョナサン・ルクロイらがフリーエージェントとなり、リリーフ投手と捕手の補強が急務となっていた。先日、クリス・アイアネッタと2年契約を結び、捕手の補強を完了させたロッキーズはリリーフ投手の補強へとシフト。その第一弾としてショウとの契約合意に至った。ロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドは「打者天国」として知られるヒッターズ・パークだが、ショウはメジャーデビューを果たした2011年からの2年間をダイヤモンドバックスで過ごし、クアーズ・フィールドでの戦いを同地区球団の一員として経験しており、ロッキーズと契約することにためらいはなかったものと見られる(ダイヤモンドバックスの本拠地チェイス・フィールドもヒッターズ・パークとして知られる)。

     マギーに代わるセットアッパーを獲得したロッキーズだが、セーブ王・ホランドの穴がまだ埋まっていない。今後はホランドとの再契約の可能性も含め、ジェフ・ブリディッチGMはクローザーの獲得に動くことになるだろう。


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  • ヤンキースがヘッドリー&ミッチェルをパドレスへ放出

    2017.12.13 10:46 Wednesday

     日本時間12月13日、ヤンキースはチェイス・ヘッドリーとブライアン・ミッチェルをパドレスへ放出し、ジャバリ・ブラッシュを獲得するトレードを成立させた。ヤンキースは来季の年俸総額をぜいたく税対象となる上限以内に抑えることを目指しており、このトレードには年俸削減の狙いがあると見られている。

     ヤンキースからパドレスへ移籍するのは三塁手のヘッドリーと右腕のミッチェル。ヘッドリーは2005年のドラフトでパドレスから2巡目(全体66位)指名を受けてプロ入りし、2012年には打率.286、31本塁打、115打点、17盗塁、OPS.875の好成績をマークして打点王&シルバースラッガー賞を獲得。2014年7月のトレードでヤンキースへ移籍してきたが、3年半ぶりの古巣復帰となった。今季は打率.273、12本塁打、61打点、OPS.758を記録。シーズン途中から一塁へコンバートされたが、パドレスでは正三塁手として起用されることになりそうだ。ミッチェルは26歳の若手右腕。今季は20試合(うち1先発)に登板して1勝1敗1セーブ、防御率5.79に終わったが、昨季は5度の先発で防御率3.24をマーク。A.J.プレラーGMはミッチェルが先発候補の一人であることを明言している。

     一方、パドレスからヤンキースへは外野手のブラッシュのほか、ヘッドリーの年俸(1300万ドル)の一部として50万ドルが送られる。ブラッシュは今季61試合に出場して打率.213、5本塁打、16打点、OPS.675をマーク。2015年にマイナーで32本塁打を放ったように長打力が魅力の選手だが、穴の多い打撃が災いしてメジャー定着には至っていない。ジャンカルロ・スタントンの獲得に成功したヤンキースは外野手の層が厚く、厳しい競争にさらされることになりそうだ。

     ヘッドリーを放出して三塁が空いたヤンキースは今季途中に加入し、シーズン終了後にフリーエージェントとなったトッド・フレイジャーとの再契約を目指す可能性がある。あるいは三塁を球団内の若手有望株で賄い、ヘッドリー放出で浮いた資金を利用して先発投手の獲得に動くかもしれない。まだ補強すべきポイントはいくつか残っており、今後もブライアン・キャッシュマンGMは積極的に動いていくことになるだろう。


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  • マーリンズ ゴードン、スタントンに続いてオズーナ放出か

    2017.12.12 16:37 Tuesday

     年俸総額を9000万ドルまで削減する方針を掲げているマーリンズはディー・ゴードンをマリナーズ、ジャンカルロ・スタントンをヤンキースへ放出した。しかし、まだ目標額には達しておらず、次はマーセル・オズーナの放出に向けて動き始めているようだ。

     MLB公式サイトでマーリンズの番記者を務めているジョー・フリサロによると、スタントン争奪戦が決着したことによりオズーナのトレード市場が形成され始めているという。すでに6~8球団がオズーナ獲得に興味を示しているとの報道もあり、スタントン争奪戦から脱落したジャイアンツとカージナルスのほか、ナショナルズなどがオズーナ争奪戦に加わっていると見られている。

     今季のオズーナは自己最多の159試合に出場し、打率.312、37本塁打、124打点と打撃3部門で自己最高の成績を残すなどキャリアハイのシーズンを過ごした。当然ながらOPS.924も自己最高の数字であり、従来の自己ベスト(2016年の.773)を大幅に更新。シルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞をともに初受賞し、充実のシーズンとなった。今季の年俸は350万ドルだったが、年俸調停2年目を迎える今オフは1100万ドル前後まで上昇することが予想されており、放出候補の一人となっている。

     マーリンズの現時点での来季年俸総額(予想)は1億1600万ドル前後となっており、目標額到達までにあと2600万ドル前後を削減する必要がある。オズーナを放出してもまだ目標額とは1500万ドルほどの開きがあり、マーティン・プラド(来季年俸1350万ドル)、ブラッド・ジーグラー(同900万ドル)といったベテラン選手の放出を模索することになりそうだ。三塁手の補強を検討しているジャイアンツにオズーナとプラドをセットで放出したり、リリーフ投手の補強を目指しているカージナルスにオズーナとジーグラーをセットで放出したりするような展開も十分に有り得る。ゴードンのトレードで球界を驚かせ、スタントンのトレードで球界を騒がせたマーリンズだが、もうしばらくオフシーズンの話題の中心に居続けることになりそうだ。


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  • メッツのもとにハービー獲得希望のオファーが届く

    2017.12.12 15:39 Tuesday

     過去2シーズンのパフォーマンスはマット・ハービー(メッツ)の価値を大きく下落させたに違いない。しかし、メッツのもとには2年前の2015年にメジャートップクラスのパフォーマンスを見せていた先発右腕の獲得を希望するトレードのオファーが届いているようだ。

     トミー・ジョン手術からの復帰初年度となった2015年に189回1/3を投げて13勝8敗、防御率2.71、188奪三振という好成績を残したハービーはその後、本来のピッチングを取り戻すことができずにいる。故障の影響もあり、2016年は92回2/3を投げて4勝10敗、防御率4.84、今季はさらに成績が悪化し、92回2/3を投げて5勝7敗、防御率6.70に終わった。しかし、ハービーのポテンシャルを高く評価する球団は多く、メッツのもとにはレンジャーズとオリオールズを含む複数球団からのオファーが届いているという。

     メッツのサンディ・アルダーソンGMは今オフの補強ポイントとして二塁手とリリーフ投手を挙げており、ハービーとのトレードで二塁手やリリーフ投手を獲得するという選択肢もある。実際、レンジャーズは正二塁手候補としてかつてのナンバーワン有望株であるジュリクソン・プロファーを交換要員として提示しており、オリオールズはリリーフ右腕のブラッド・ブラックやダレン・オデイの放出を検討しているようだ。しかし、二塁手・リリーフ投手ともハービーを放出せずとも補強を行えるのも事実である。二塁手はジョシュ・ハリソン(パイレーツ)、セザー・ヘルナンデス(フィリーズ)、ジェイソン・キプニス(インディアンス)とトレード市場に人材が豊富であり、リリーフ投手はブライアン・ショウ、アディソン・リード、トミー・ハンターらがまだフリーエージェント市場に残っている。

     そして何より、このタイミングでハービーを放出してしまうのは、エース級の才能を有する投手を安売りすることになってしまう。メッツの先発投手の層がそれほど厚くないことを考えても、よほど魅力的なオファーがなければメッツがハービーの放出を急ぐ必要はないだろう。「我々はブルペンの補強を最優先に考えている」と語るアルダーソンにとってハービー放出の優先度が低いことだけは間違いなさそうだ。


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      10月10日 2017年メッツ名場面集

  • レンジャーズ ダルビッシュ再獲得の可能性を排除せず

    2017.12.12 15:10 Tuesday

     ここ数年、ジョシュ・ハミルトン、マイク・ナポリなど過去に在籍した選手を再獲得してきたレンジャーズは今年7月にドジャースへ放出したダルビッシュ有の再獲得を検討しているようだ。資金面の問題もあり、可能性は高いとは言えないものの、両者ともその可能性を完全に排除してはいない。

     レンジャーズがダルビッシュを獲得するにあたっての最大の障壁は資金面である。しかし、ジョン・ダニエルズGMは「(レンジャーズとダルビッシュの)関係は良好だよ。球団内の多くのメンバーがまだ彼と連絡を取り合っている。フリーエージェントの選手と契約する際の通常の障壁以外のものは存在しないよ」と語っており、条件さえ整えばダルビッシュの再獲得に前向きな姿勢を示している。

     ダルビッシュの代理人を務めるジョエル・ウルフはレンジャーズがダルビッシュとの再契約に興味を持ち、ダルビッシュも古巣復帰に対してオープンであることを把握している。ダルビッシュはテキサスでの日々をエンジョイしていたし、まだダラス近郊に自宅を構えているという事情もある。「彼はテキサスで様々なことを経験した」とウルフは語る。「彼ら(=ダルビッシュの家族)はダラスを愛している。シーズン終了後、彼らはダラスに戻ってきたんだ。でも彼は去就についてはオープンだ。彼は勝てるチームでプレイし、ワールドシリーズでもう一度自分の価値を証明することを望んでいる。彼は来季が自分にとってのベストイヤーになると感じているみたいだよ」

     レンジャーズは先発ローテーションが1枠空いており、マット・ブッシュの先発転向案が浮上している。しかし、レンジャーズがポストシーズン進出やワールドシリーズ制覇を目指すのであればダルビッシュのようなエース級の投手が必要だろう。今オフのフリーエージェント市場においてダルビッシュはジェイク・アリエタとともに最高級の先発投手と目されている。そして、レンジャーズはこれまでに築いてきた関係性を重視し、アリエタよりダルビッシュを好んでいるようだ。

     資金面の問題さえクリアできれば、ダルビッシュのレンジャーズ復帰には何のハードルもないように思われる。ひょっとすると、来季は再びレンジャーズのユニフォームに身を包んで好投するダルビッシュの姿が見られるかもしれない。


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  • 元日本ハムのマーティンがレンジャーズと2年契約

    2017.12.12 14:32 Tuesday

     今季まで2年間北海道日本ハムでプレイし、メジャー復帰が噂されていたクリス・マーティンがレンジャーズと2年400万ドルで契約合意に至ったことが明らかになった。マット・ブッシュの先発転向が検討されるなか、ブルペンの一員として活躍することが期待されている。

     2014年にロッキーズでメジャーデビューを果たし、2015年はヤンキースでプレイしたマーティンは2015年オフに北海道日本ハムと契約。2016年は52試合に登板して2勝0敗21セーブ19ホールド、防御率1.07、今季は40試合に登板して0勝2敗1セーブ29ホールド、防御率1.19をマークし、通算防御率1.12、WHIP0.67と素晴らしい成績を残したが、今季終了後に退団が決まっていた。

     今オフのレンジャーズは先発、リリーフを問わず投手の補強が急務となっており、すでにダグ・フィスターとマイク・マイナーを獲得。球団オプションを破棄して一度はフリーエージェントとなったトニー・バーネットとも再契約を結んだ。ジョン・ダニエルズGMは今季リリーバーとして再起を遂げたマイナーを先発ローテーションの一角として起用する方針を明らかにしているほか、セットアッパーないしクローザーとして奮闘してきたブッシュにも先発転向が浮上している。日本球界で圧倒的なピッチングを展開してきたマーティンにはブッシュの穴を埋めるような活躍を期待したいところだろう。

     現時点でのレンジャーズ投手陣は、先発ローテーションがコール・ハメルズ、マーティン・ペレス、マイナー、フィスター、ブッシュ、ブルペンはマーティン、バーネットのほかホゼ・レクラーク、キーオニー・ケラ、ジェイク・ディークマン、アレックス・クラウディオといった顔ぶれになっている。マイナーの先発再転向、ブッシュの先発転向は未知数であり、保険として実績ある先発投手をもう1~2枚加えておきたいところか。ブルペンも頭数が不足しており、引き続き補強に動くことになるだろう。ダニエルズの忙しいオフシーズンはまだまだ続きそうだ。


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  • ロッキーズが強打堅守の一塁手・サンタナの獲得に興味

    2017.12.12 12:54 Tuesday

     ロッキーズはフリーエージェント市場において強打堅守の一塁手、カルロス・サンタナの動向を注視しているようだ。ジェイ・ブルースやローガン・モリソンへの関心も報じられるなか、ロッキーズはサンタナに対して最も熱い視線を注いでいるという。

     今季のサンタナは154試合に出場して打率.259、23本塁打、79打点、OPS.818をマーク。自己最多の34本塁打を放ち、OPS.865をマークした昨季と比較するとやや物足りないシーズンとなったが、88四球を選んで出塁率.363をマークしたようにハイレベルな選球眼は今季も健在。また、初の守備タイトルとなる「ウィルソン年間優秀守備選手」に一塁手部門で選出され、打撃だけの選手でないことを大いにアピールした。

     サンタナの最大の魅力が安定感のある打撃であることは間違いないが、ロッキーズにとっては堅実な一塁守備も大きな魅力となる。ロッキーズの内野陣は二塁のDJレメイヒュー、三塁のノーラン・アレナード、遊撃のトレバー・ストーリーと名手揃い。難しい打球を好捕することも多く、それに伴う送球は一塁手にとって難しいボールとなることが多い。過去2シーズンはマーク・レイノルズが正一塁手として奮闘していたが、平均レベルのレイノルズに代わって好守のサンタナが加わることにより、ロッキーズの内野守備がさらに安定感を増すことは間違いない。サンタナの加入は攻守両面でロッキーズに大きな戦力アップをもたらすだろう。

     また、ロッキーズがサンタナの獲得に成功すれば、現時点で正一塁手の最有力候補となっているイアン・デズモンドを外野に回すことができる。ロッキーズはカルロス・ゴンザレスがフリーエージェントとなり、外野が一枠空いている。サンタナを獲得すれば一塁と外野の空席を一気に埋めることができ、まさに「一石二鳥」というわけだ。サンタナには今季まで所属していたインディアンスのほか、レンジャーズ、パドレス、フィリーズ、レッドソックス、マリナーズなどが興味を示していると報じられているが、いったいどのチームがこの強打堅守の一塁手を手に入れるのだろうか。


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  • フィリーズがニーシェックと2年契約で合意 半年ぶりの復帰へ

    2017.12.12 12:20 Tuesday

     37歳のベテランリリーバー、パット・ニーシェックは7月下旬にロッキーズへ放出された際、フィリーズへの復帰願望を口にしていた。そして、その願いは間もなく実現する。日本時間12月12日、フィリーズとニーシェックは2年契約で合意に至ったようだ。

     現地の報道によると、フィリーズとニーシェックは総額1600万ドル以上の2年契約で合意に至り、あとは身体検査の結果を待つのみだという。フィリーズはニーシェックとの契約合意についてまだコメントを発表していないが、日本時間12月15日のウィンター・ミーティング終了までには正式に発表される見込みとなっている。「我々はある選手とゴールラインに立っていると思うよ」とマット・クレンタックGMもニーシェックとの契約がほぼ完了していることを明らかにした。

     ニーシェックの獲得は先発投手に大金を投じず失点を減らすフィリーズの取り組みの一部となる。再建途中のフィリーズは優勝争いに加わる準備ができるまで先発投手に大金を投じるつもりはない。言い換えれば、今オフ、ジェイク・アリエタやダルビッシュ有といったトップクラスの先発投手はもちろん、長期契約を模索しているであろうランス・リンやアレックス・カッブといった先発投手の獲得に動く可能性も極めて低い。「準備が整うまであと1人、あと2人足りないくらいかなと感じたときには財布を開けて、必要な補強を行うつもりだよ。でも、今は目指す場所へ辿り着くために若手選手の成長を待つ段階だ。ジミー・ロリンズ、チェイス・アトリー、ライアン・ハワード、コール・ハメルズらのときも同じだった。まずは若手選手たちにチャンスを与える必要があるんだよ」とクレンタックは若手選手の出場機会の減少につながるような補強を行う可能性を明確に否定した。

     フィリーズの先発ローテーションにはアーロン・ノラ、ジェラッド・アイコフ、ビンス・ベラスケス、ニック・ピベッタといった若手投手がズラリと名を連ねており、ブルペンを強化することにより彼らの成長をサポートすることができる。打線にはニック・ウィリアムス、リーズ・ホスキンス、J.P.クロフォード、ホルヘ・アルファロら有望株が台頭しており、フィリーズの再建はスムーズに進んでいるに見える。経験豊富かつ実力十分なニーシェックの復帰はチーム再建への大きな手助けとなるはずだ。


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  • ヤンキースがパイレーツのエース右腕の獲得に動く?

    2017.12.12 11:52 Tuesday

     ヤンキースは2008年のドラフトでゲリット・コール(パイレーツ)を1巡目(全体28位)指名した。しかし、コールは大学進学を選択し、3年後のドラフトでパイレーツから全体1位指名を受けてプロ入り。そのコールがヤンキースへ移籍する可能性が浮上した。

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、先発投手の補強を目指すヤンキースはコールの獲得を検討しているようだ。これは必ずしもトレードの成立が迫っていることを意味するわけではなく、そもそも今オフ中にトレードが実現する保証もない。パイレーツはまだコールを2年間保有可能であり、来季の予想年俸は750万ドル前後とリーズナブルなため、放出を急ぐ必要はないからだ。ただし、パイレーツがコールへのオファーに耳を傾けていることだけは事実である。

     パイレーツは昨オフ、同じ状況にいたアンドリュー・マカッチェンを放出しなかった。今オフのコールに関しても同様の対応を取ることが予想されているが、パイレーツが本格的な再建に乗り出すことを決断すれば話は変わってくる。その場合にはトレード価値を落とさぬよう、なるべく早い時期にコールとマカッチェンの放出に動くはずである。ヤンキースはジャンカルロ・スタントンの獲得により外野が人員過剰となっており、クリント・フレイジャーなどの若手外野手を交換要員として獲得することも可能だろう。

     仮にパイレーツがコールを放出しても、パイレーツが先発のコマ不足に悩むことはない。ジェイムソン・タイオン、イバン・ノバ、チャド・クール、トレバー・ウィリアムス、スティーブン・ブロールト、タイラー・グラスナウと先発候補は豊富におり、マイナーにもニック・キンガム、クレイ・ホームズ、ミッチ・ケラーらが控えている。また、「トレードによって組織を強化できるなら、トレードを検討する可能性はあるよ」とニール・ハンティントンGMは何らかのトレードが行われる可能性を否定していない。ひとたびパイレーツが再建へ向かうことを決断すれば、コールのヤンキース移籍は一気に加速するかもしれない。


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  • スタントン移籍はドンブロウスキーのプランに影響なし

    2017.12.12 11:17 Tuesday

     宿敵・ヤンキースにジャンカルロ・スタントンが加入したレッドソックスだが、デーブ・ドンブロウスキー野球部門社長に焦りの色は見えない。ドンブロウスキーはスタントンのヤンキース移籍がレッドソックスの補強プランに影響を及ぼさないことを強調している。

     「スタントンがヤンキースへ移籍したことによる影響はないよ。彼は確かに凄い選手だけど、それが我々の行動を変化させることはない。我々はすでにベストの球団になるために動き始めているんだからね」とドンブロウスキー。レッドソックス・ファンは宿敵の大型補強を目の当たりにして一刻も早い戦力補強を求めるかもしれないが、ドンブロウスキーの目標はあくまでも2018年シーズンの開幕日までにチームを完成させることだ。ドンブロウスキーは「(ウィンター・ミーティングの)4日間で全ての課題が解決できるとは思わない」と語り、補強を焦らない方針を明確にしている。

     レッドソックスの最優先課題は打線の核となるスラッガーを獲得することだ。獲得候補として名前を挙げられているのはJ.D.マルティネスとエリック・ホズマー。しかし、ドンブロウスキーは「外野陣には満足している」と語っており、アンドリュー・ベニンテンディ、ジャッキー・ブラッドリーJr.、ムーキー・ベッツの外野陣を動かす意思はない。マルティネスがレッドソックスに加入する場合、ほぼ指名打者に固定されることになり、それをマルティネスが受け入れるかどうかがポイントとなりそうだ。また、ホズマーについてはレッドソックスが求めているような典型的なスラッガータイプの打者ではない。ただし、「我々はメイクアップやリーダーシップを重視している」とドンブロウスキーは語っており、そうした面を高く評価されるホズマーがレッドソックスに加わる可能性は十分にある。

     「我々が倒さなければならないのはヤンキースだけではない。我々の目標は地区優勝ではなくワールドシリーズを制覇することなのだから、アストロズやインディアンス、その他のポストシーズンに出場するチームを倒さなければならないんだ」と語るドンブロウスキーは2018年シーズンの開幕日までにどのようなチームを作り上げるのか。今後の動きに注目が集まっている。


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  • ヤンキースがスタントン獲得を正式発表 背番号は「27」

    2017.12.12 10:38 Tuesday

     日本時間12月12日、ヤンキースはマーリンズからジャンカルロ・スタントンを獲得したことを正式に発表し、入団記者会見が行われた。背番号はマーリンズ時代と同じ「27」に決定。MVP受賞者が直後のオフにトレードされるのは2003年オフのアレックス・ロドリゲス(レンジャーズ→ヤンキース)以来のことである。

     「僕はここにいることができて、そしてヤンキースの一員になることができて嬉しいよ。僕の人生、僕のキャリアにおいて、この新たなチャプターは素晴らしいものになるだろう」とスタントン。「楽しく、新鮮で、ダイナミックなものになると思う。ただ、それと同時に、これは野球なんだ。良いときも悪いときもあるし、より大きなスケールでそれらに対処していかなくてはならないだろう。でも、マイアミでプレイしていたのと同じスポーツなんだ。スケールが大きく、より多くの注目が集まるという違いはあるけどね」と大都市・ニューヨークへの移籍について語った。

     スタントン争奪戦に積極的な姿勢を見せていたのはジャイアンツとカージナルスの2球団。ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMはこの2球団が積極的に動いているのを目にし、スタントン獲得のチャンスはないと考えていたという。しかし、スタントンはこの2球団への移籍を拒否。勝てるチームでプレイすることを希望するスタントンがトレード拒否権を破棄する移籍先として挙げたのはアストロズ、カブス、ドジャース、ヤンキースの4球団だけだった。「彼らは勝者だからね。若くて強い。これからも長く優勝争いを続けるだろう。僕は長い間、負け続けてきた。その環境を大きく変えて勝者になりたかったんだ」とスタントンは移籍先をこの4球団だけに絞った理由を明らかにした。また、スタントンは2020年シーズン終了後にオプトアウトできる権利を持っているが、これを行使するつもりはないという。

     スタントン自身はライト以外のポジションを守ることに前向きな姿勢を示しているが、キャッシュマンによるとヤンキースはスタントンとアーロン・ジャッジをライトと指名打者で使い分ける方針だ。「スタントンは我々に得点をもたらしてくれるだろう。スタントン、ジャッジ、ゲーリー・サンチェス、グレッグ・バード、ディディ・グレゴリウスが同じ打線にいるなんて、ファンはワクワクするだろうね」とハル・スタインブレナー共同オーナーは新戦力の活躍に期待を寄せていた。


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  • エンゼルスの先発ローテーション&DH事情を探る

    2017.12.11 18:42 Monday

     1900年以降、投手・野手の両方で15試合以上に出場した選手はレイ・カルドウェル(1918年)、ベーブ・ルース(1918年、1919年)、ジョニー・クーニー(1924年)の3人しかいない。エンゼルスは大谷翔平をどのように起用していくのだろうか。ここではエンゼルスの先発ローテーション&DH事情を探ってみる。

     まずは先発ローテーションを見ていこう。大谷はおそらくギャレット・リチャーズとともに先発1&2番手を担うことになると思われる。ビリー・エプラーGMは大谷の日本プロ野球からメジャーリーグへの適応をスムーズにするために6人制ローテーションを導入することを示唆しており、週に1度、中6日で登板していた北海道日本ハム時代に近い登板間隔で先発のマウンドに立つことになりそうだ。リチャーズのほか、マット・シューメイカー、タイラー・スキャッグスら他の先発投手も故障が多く、コンディション面に不安を抱えているため、登板間隔が広がるだけでなく、おのずと1人あたりのシーズンを通しての投球イニング数が少なくなる6人制ローテーションの導入は先発投手陣全体にメリットをもたらすに違いない。

     次はDHについて見ていく。今季のエンゼルスはアルバート・プーホルスが142試合でDHを務め、その他はマイク・トラウトが6試合、ルイス・バルブエナが2試合、ジェフリー・マーテイとユネル・エスコバーが各1試合という顔ぶれだった。足の状態が良くないプーホルスがDHにほぼ固定される形となったが、ビリー・エプラーGMは大谷をDHとして起用するためにプーホルスに一塁を守らせる機会を増やす方針だ。「私はアルバート(・プーホルス)が一塁を守るのが好きだということを知っている。本来であれば過去2シーズンももっと一塁の守備に就くはずだったが、コンディションが整わなかったんだ」と語り、来季はプーホルスがより多くの試合で一塁の守備に就くことを期待している。大谷は登板と登板の間に2~3試合DHとして出場することになりそうだ。

     仮に6人制ローテーションで1年間ローテーションを守り、登板間に3試合DHとして出場すれば、投球イニング数は150前後、打席数は300~350程度になることが予想される。これは日本でのベストシーズンとなった2016年と大差ない数字だ(140イニング、382打席)。エプラーの構想がスムーズにハマれば、出場機会についての問題は見当たらない。あとは大谷が実力を発揮するだけだ。


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