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  • メッツが効果的な3本塁打で強敵・ナショナルズに快勝

    2018.4.6 10:30 Friday

    【メッツ8-2ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     ナショナルズは本拠地開幕戦の先発に昨季15勝のスティーブン・ストラスバーグを送り込み、必勝を期した。一方、4勝1敗の好スタートを切ったメッツは、昨季チームから唯一オールスター・ゲームに出場したマイケル・コンフォートが戦列に復帰し、「1番・センター」で先発出場。先発のマウンドにはストラスバーグ同様、昨季15勝をマークしたジェイコブ・デグロムが上がった。好投手同士の対戦となったこの一戦は、要所でメッツ打線に効果的な本塁打が3本も飛び出し、メッツが8対2で快勝した。

     序盤はナショナルズのペースだった。初回にアンソニー・レンドンがタイムリーを放って1点を先制し、2回表にストラスバーグのボークで同点に追い付かれたものの、3回裏には再びレンドンがタイムリー二塁打を放って勝ち越し。しかし、ストラスバーグはこのリードを守ることができなかった。

     4回表、先頭打者のヨエニス・セスペデスが低めの速球を見事に捉え、3号同点ソロ。5回表には戦列復帰したばかりのコンフォートが逆方向へ1号勝ち越しツーランを叩き込んだ。ストラスバーグは「あの2球をやり直したい。セスペデスはローボール・ヒッターなのに、低めに投げてしまった。コンフォートに打たれたボールは完全な失投だ」と自身の投球を悔やんだ。

     ナショナルズが6回裏に無死満塁のチャンスを無得点で終えると、直後の7回表にはジェイ・ブルースが二死満塁のチャンスで1号グランドスラム。リードを6点に広げる一発で、試合の行方を決定づけた。ブルースは「ナショナルズのような強敵に勝てたのは大きいよ。これをシーズンを通して続けていきたいね。僕たちは9月まで意味のある試合を続けたいんだ。そのためには強敵を倒していかなくてはいけない」とナショナルズ相手の勝利を喜んだ。

     メッツはこれで5勝1敗と好調を維持。一方のナショナルズは開幕4連勝後、3連敗となった。「ナショナルズ1強」との予想が大半を占めていたナ・リーグ東部地区だが、メッツが優勝争いを面白くしてくれそうな気配が漂い始めている。

  • ロッキーズが守り勝ち パドレスとの接戦を制す

    2018.4.6 10:00 Friday

    【ロッキーズ3-1パドレス】@ペトコ・パーク

     強打のチームという印象が強いロッキーズだが、ノーラン・アレナード、DJレメイヒュー、ヘラルド・パーラと各ポジションにゴールドグラブ賞経験者を揃えたディフェンス面もハイレベルである。日本時間4月6日のパドレス戦では、6回無失点の好投を見せた先発のタイラー・アンダーソンらをバックが好守で盛り立て、9回表に3点をもぎ取って勝利を収めた。ロッキーズ打線はパドレス投手陣の前にわずか4安打に封じられており、まさに「守り勝ち」と呼ぶに相応しい試合展開だった。

     先発のアンダーソンはバックの好守に助けられながら、順調にアウトを積み重ねていった。2回裏はトレバー・ストーリーがフレディ・ギャルビスのショートライナーを好捕し、3回裏にはアレナードがオースティン・ヘッジスの三塁線を襲うライナーを見事にダイビングキャッチ。7回裏、アンダーソンが先頭のハンター・レンフローにヒットを浴びて降板すると、2番手のアダム・オッタビーノがギャルビスにライト前ヒットを打たれたものの、パーラが打球をショートバウンドで押さえて素早く三塁へ送球し、一塁走者のレンフローをアウトにする好プレイもあった。ロッキーズのバド・ブラック監督は「レメイヒューやアレナードがゴールドグラブ賞を受賞しているのは決して偶然ではないんだよ」と誇らしげに話していた。

     打線は9回表にパドレスのクローザー、ブラッド・ハンドから2四球とエラーで無死満塁のチャンスを作り、一死後にライアン・マクマーンが押し出し四球を選んで先制。二死後、レメイヒューがライトへのタイムリーを放ってリードを3点に広げた。

     9回裏は守護神ウェイド・デービスの登場。先頭のマニュエル・マーゴに1号ソロを浴びて今季初失点を喫したものの、ホゼ・ピレラをショートゴロ、エリック・ホズマーを空振り三振、レンフローを見逃し三振に抑え、今季4セーブ目をマークした。

     貴重な押し出し四球を選んだマクマーンは「これまでほとんどチームに貢献できていなかった。チームの勝利に貢献できて良かったよ。良い形で本拠地開幕戦を迎えられるね」と嬉しそうに話していた。

  • ロッキーズのエース・グレイが7回無失点の好投で今季初勝利!

    2018.4.5 15:30 Thursday

    【ロッキーズ5-2パドレス】@ペトコ・パーク

     パドレスの本拠地ペトコ・パークで行われているロッキーズ対パドレスの4連戦。お互いに1勝1敗で迎えた日本時間4月5日の第3戦は、ロッキーズのエース、ジョン・グレイが7回無失点の見事なピッチングを見せ、チームを勝利に導いた。グレイは開幕戦の初回に3失点を喫したあと、10イニング連続無失点を継続しており、この数字がどこまで伸びるか注目される。また、ロッキーズとの契約延長が発表されたチャーリー・ブラックモンは定位置の「1番・センター」で先発出場し、2安打2得点の活躍。リードオフマンとしての役割をしっかり果たし、チームの勝利に貢献した。

     26歳のグレイがエース級のポテンシャルを十二分に発揮した試合だった。7イニングを投げて複数の安打を許したイニングは一度もなく、得点圏に走者を背負ったのもコリー・スパンジェンバーグに二塁打を浴びた5回裏と、死球とヒットで一死一、二塁のピンチを作った6回裏の2イニングだけ。両イニングとも落ち着いたピッチングで後続を打ち取り、パドレス打線に得点を許さなかった。

     一方のロッキーズ打線は序盤から活発に機能し、1回表は1番・ブラックモンからの3連打であっさり先制。一死後、トレバー・ストーリーのグラウンドルール・ダブルで2点を追加した。続く2回表には二死走者なしからブラックモンのヒットをきっかけに満塁のチャンスを作り、イアン・デズモンドのタイムリーでさらに2点を追加。序盤の2イニングでグレイに5点の援護をプレゼントした。

     8回裏にリリーフ陣がパドレスに2点を返されたものの、最後は守護神のウェイド・デービスが四球を出しながらも打者3人で抑えて試合終了。対戦成績を2勝1敗とし、明日の試合にシリーズ勝ち越しの望みをつないだ。なお、敗れたパドレスでは3点ビハインドの9回表に4番手として牧田和久が登板。ライアン・マクマーンから空振り三振を奪うなど、1イニングをパーフェクトに抑える好投を見せた。

  • マネイアが8回1失点 投打が噛み合ったアスレチックスが快勝

    2018.4.5 15:00 Thursday

    【レンジャーズ2-6アスレチックス】@オークランド・コロシアム

     お互い1勝1敗で迎えたレンジャーズ対アスレチックスの4連戦の第3戦は、4回までに5点をリードし、先発のショーン・マネイアが8回1失点と好投したアスレチックスが快勝した。アスレチックスは4回裏無死満塁の場面でブーグ・パウエルが一塁へのゴロを打ち、一塁手のジョーイ・ギャロが封殺を狙ってホームへ送球したものの、やや送球が逸れ、捕手のロビンソン・チリーノスが落球。これをきっかけにアスレチックスはこの回一挙4点を挙げたが、もしこのミスがなければ、レンジャーズは失点を最小限に抑えることができていたかもしれないだけに、レンジャーズにとっては痛恨のエラーとなってしまった。

     前回登板で8回途中1失点と好投しながらも打線の援護に恵まれず敗戦投手となったマネイアが、今季2度目の先発登板でも見事なピッチングを見せた。8イニングを投げ、レンジャーズ打線に許したヒットはわずか3本。この3本はいずれもシングルヒットであり、ヒットと四球でピンチを作り、内野ゴロの間に1点を奪われた5回表を除けば、ピンチらしいピンチもない安定したピッチングだった。

     前回はマネイアを見殺しにしたアスレチックス打線だが、この試合では2回裏にブルース・マックスウェルのタイムリー二塁打で先制。4回裏には無死満塁のチャンスを作り、相手のエラー、マーカス・セミエンの犠牲フライ、ジェッド・ラウリーのタイムリーで4点を追加した。5対1と4点リードで迎えた7回裏には、マット・オルソンのタイムリーで再びリードを広げ、9回は2番手のユスメイロ・ペティートが秋信守(チュ・シンス)に1号ソロを浴びたものの、後続の3人を打ち取って試合を締めくくった。

     エンゼルスとの開幕シリーズを1勝3敗と負け越したアスレチックスは、明日の試合にシリーズ勝ち越しと勝率5割復帰をかける。一方のレンジャーズは2勝5敗と負けが込んでおり、明日の試合を制して早めに悪い流れにストップをかけておきたいところだ。

  • 主砲・アブレイユが8回に決勝弾 ホワイトソックスがスイープ回避

    2018.4.5 14:30 Thursday

    【ホワイトソックス4-3ブルージェイズ】@ロジャース・センター

     ホワイトソックスが2度にわたってリードを奪いながらブルージェイズがしぶとく追い付き、3対3の同点のまま終盤を迎えた日本時間4月5日のホワイトソックス対ブルージェイズの一戦は、ホワイトソックスの主砲、ホゼ・アブレイユの一発が決勝点となった。8回裏の先頭打者として打席に入ったアブレイユはカウントが3-0となったところでベンチから「打ってよし」のサインをもらった。アブレイユがベルト付近への甘い速球を思い切りよく振り抜くと、打球は綺麗な放物線を描き、センター左へスタンドイン。この一発で勝ち越したホワイトソックスは4対3で接戦を制し、ブルージェイズ3連戦のスイープを回避した。

     カーソン・フルマー(ホワイトソックス)とアーロン・サンチェス(ブルージェイズ)が先発したこの試合は常にホワイトソックスが先手を取る形となり、2回表にマット・デービッドソンの4号ソロで先制。4回裏に内野ゴロの間に同点に追い付かれると、直後の5回表にヨアン・モンカダのあわや満塁本塁打かというタイムリーとアビサイル・ガルシアの押し出し死球で2点を勝ち越した。

     ところが、ブルージェイズも粘りを見せ、6回裏にスティーブ・ピアースとケンドリズ・モラレスのタイムリーで同点に。フルマーは5回0/3を投げて3失点、一方のサンチェスは6回を投げて3失点で降板し、勝負の行方はリリーフ陣に委ねられた。

     そして8回表。ブルージェイズはこの回からライアン・テペラがマウンドに上がっていたが、先頭のアブレイユに対してカウント3-0としてしまい、アブレイユが4球目の甘い速球を捉えて決勝本塁打とした。アブレイユ自身はカウント3-0から打って出ることにあまり乗り気ではなかったようだが、ベンチからの指示に従って甘い球を逃さず捉えた結果が決勝本塁打に。ホワイトソックスはネイト・ジョーンズからホアキム・ソリアという必勝リレーでこの1点を守り抜いた。

     主砲の一発でなんとかスイープを回避したホワイトソックスは、明日が本拠地開幕戦。開幕投手のジェームス・シールズを先発に立てて、同地区球団のタイガースを迎え撃つ予定となっている。

  • ツインズが6回の集中打で逆転勝利 パイレーツは今季初黒星

    2018.4.5 12:00 Thursday

    【ツインズ7-3パイレーツ】@PNCパーク

     雪が舞うパイレーツの本拠地PNCパークで行われたツインズ対パイレーツの一戦は、6回表に4本のタイムリーを集中して4点を挙げたツインズが逆転勝ちを収めた。一死三塁からミゲル・サノーのタイムリーで同点に追い付き、ローガン・モリソン、エドゥアルド・エスコバー、バイロン・バクストンがいずれもタイムリー二塁打を放って3点を勝ち越し。先発のジェイク・オドリッジは5回途中3失点で降板となったものの、2番手のテイラー・ロジャースから5番手のフェルナンド・ロドニーまで4人のリリーバーが無失点リレーでパイレーツの反撃を封じ、パイレーツの開幕4連勝をストップさせた。

     試合中盤までは開幕4連勝と勢いに乗るパイレーツが試合を優位に進めていった。初回にジョシュ・ベルの1号ツーランで先制し、ブライアン・ドージャーの4号ソロなどで一度は同点に追い付かれたものの、4回裏にコリン・モランのタイムリーで勝ち越し。先発のイバン・ノバはツインズ打線に連打を許さない安定したピッチングを見せていた。

     ところが6回表、ノバが先頭のドージャーを四球で歩かせると、ツインズはノバに2本のタイムリーを浴びせて逆転に成功し、ノバに代わってマウンドに上がったドビダス・ネベラウスカスからもエスコバーとバクストンがタイムリー二塁打を放って2点を追加。7回表にはサノーがこの日2本目のタイムリーを放ってリードを4点に広げ、このリードをリリーフ陣が守り抜いた。

     「僕たちはいろんな方法を使って点を取ることができるんだ」と語ったのはリードオフマンとして1本塁打、2四球、1盗塁の活躍を見せたドージャー。3回表に4号ソロを放ったドージャーは、6回表の先頭打者として四球を選んで出塁すると、暴投、内野ゴロ、タイムリーで生還し、自身の言葉を体現してみせた。

     オリオールズとの開幕シリーズを2勝1敗と勝ち越したツインズは、パイレーツとの2試合を1勝1敗で終え、明日からは本拠地ターゲット・フィールドでの試合が続く。まずは本拠地開幕戦を含むマリナーズとの3試合をしっかり勝ち越しておきたいところだ。

  • コービンの快投でDバックスがドジャース3連戦をスイープ!

    2018.4.5 11:00 Thursday

    【ドジャース0-3ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

     ダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督は早い段階から「今日のコービンはノーヒッター級のピッチングをする」と感じ、投手コーチのマイク・ブッチャーとベンチコーチのジェリー・ナーロンにそのことを伝えていたという。結果的に、ロブロの直感は間違っていなかった。パトリック・コービンはドジャース打線を8回途中までわずか1安打に封じ、自己最多の12奪三振をマークする快投を見せたのだ。ロブロは「今日はコービンに尽きるよ」と好投した先発左腕をべた褒め。ダイヤモンドバックスはドジャースとの今季初対戦(3連戦)をスイープし、これで昨年8月末から3カード連続の直接対決スイープとなった。

     今日のコービンは立ち上がりから絶好調で、5回表二死からマット・ケンプに二塁打を浴びるまで打者14人をパーフェクト。その後も勢いは衰えず、8回表一死からケンプに四球を与えたところで降板するまで、ドジャース打線をわずか1安打、無得点に封じてみせた。ロブロは「コービンはすべてのボールを正確に投げることができていた。捕手のジェフ・マシスとともに良いリズムを作っていたね。本当に素晴らしいピッチングだったよ」とコービンの快投を絶賛。コービン自身も「今日はすべてが上手くいった」と満足げに話していた。

     ドジャースのリードオフマンであるクリス・テイラーは「スライダーを打つのは難しかった。彼は良いコースにスライダーを投げていたし、ストライクからボールになるスライダーを振らせていた。あのスライダーのおかげで速球も効果的だったね」とお手上げ状態。ポール・ゴールドシュミットは同僚左腕の好投について「今まで見たなかで最高のピッチングの一つじゃないかな」と語った。

     コービンは打席でも2打数2安打の活躍を見せ、ケテル・マーテイのタイムリーで3点目のホームを踏んだ。3回までに3点のリードを奪ったダイヤモンドバックスは、8回表一死からアーチー・ブラッドリー、9回表にはブラッド・ボックスバーガーを投入する必勝リレーでリードを守り抜き、3対0で快勝。ドジャース3連戦をスイープし、開幕6試合で5勝1敗という好スタートを切った。

  • 大谷&コザートの新戦力コンビが躍動 エンゼルスがサヨナラ勝利

    2018.4.5 10:30 Thursday

     本拠地であるエンゼル・スタジアムでインディアンスとの試合に臨んでいるエンゼルスは大谷翔平とザック・コザート2人の活躍により延長13回にも及ぶインディアンスとの激戦を制した。前日にメジャー初本塁打を放った大谷はこの日も打撃好調で5打数2安打2打点と連日のマルチ安打を記録した。

     前日は本塁打を含む3安打3打点の猛打賞で試合後にはヒーローインタビューを受けた大谷。一夜明けた次戦でも「8番・DH」としてスタメン出場することが決まった。今回、二刀流ルーキーに立ちはだかるのは昨年のサイ・ヤング賞投手であるコリー・クルーバーだ。前回のマリナーズとの開幕戦では8回2失点で勝ち星こそつかなかったが、自慢の投球術は今年も健在で、大谷にとって球界を代表する投手との対戦は絶好の機会と言えるだろう。

     初回、インディアンスはブランドン・ガイアーのタイムリーで1点を先制すると、援護を受けたクルーバーは前日13得点と大暴れしたエンゼルス打線を抑えていく。そして3回裏に注目の大谷との対戦が実現する。初対戦ではクルーバーがツーシームで大谷を見逃し三振に抑えてエースの貫禄をみせつけた。しかし、大谷はここでは終わらない。0対2と劣勢の場面で迎えた5回裏、2死二塁のチャンスの場面で再び打席が巡ってきた。カウント1-1で迎えた3球目、前の打席では打つことができなかったフォーシームを捉えると打球はセンター方向へと飛びそのまままスタンドに入った。これでエンゼルスが2対2の同点に追いついただけではなく、サイ・ヤング賞投手から本塁打を打つという偉業を成し遂げたことになりまた1つ、伝説を創った。試合は2対2のまま延長に突入し、大谷は10回裏の打席でも安打を記録している。

     そして迎えた延長13回裏、試合を決めたのは大谷同様に今季から加入したコザートだった。この日のコザートは1番打者としてスタメン出場していたものの、4打数無安打と結果を残せずにいた。1死走者なしで迎えた打席ではこの回から登板したザック・マカリスターの8球目のツーシームを捉えるとその打球はレフトスタンドへと飛び込み劇的なサヨナラ本塁打となって決着となった。スコアは3対2、4時間28分の熱闘はエンゼルスの新戦力が活躍するという最高の結果となった。

  • アストロズがオリオールズをスイープ 球団最高タイの好スタート

    2018.4.5 09:00 Thursday

    【オリオールズ2-3アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     アストロズがオリオールズに連勝して迎えた3連戦の最終戦は、強力打線をウリにする両チームに1本もホームランが出ないロースコアの展開となったが、小技を交えながら勝負強さを発揮したアストロズが1点差で辛勝。本拠地ミニッツメイド・パークでのオリオールズ3連戦をスイープした。これでアストロズは今季6勝1敗となり、1987年と1988年に並ぶ球団史上最高タイの好スタートに。また、アストロズは2016年以降、オリオールズとの16試合で14勝を記録しており、本拠地でのオリオールズ戦は9連勝となった。

     「打線に元気がない試合でも勝てたのは良かったよ」とA.J.ヒンチ監督が振り返ったように、今日のアストロズ打線は猛打爆発というわけにはいかなかった。オリオールズ先発のディラン・バンディをなかなか攻略できず、5回までに奪った得点は2回裏一死二、三塁からジェイク・マリズニックの三塁ゴロの間に奪った1点だけ。それでも、1点ビハインドの6回裏に連打と相手のエラーで一死一、三塁のチャンスを作り、昨季チーム最多の90打点を叩き出したマーウィン・ゴンザレスのスクイズでしぶとく同点に追い付いた。

     さらに、7回裏にはオリオールズ2番手のミゲル・カストロからデレク・フィッシャーが四球を選んで出塁し、二死後に盗塁を成功させて一打勝ち越しのチャンス。ここでアレックス・ブレグマンがレフト前へのタイムリーを放ち、ついにアストロズがリードを奪った。

     先発のダラス・カイケルは4四球と制球に苦しみ、5イニングを投げ切るのに104球を要して降板したが、2番手のヘクター・ロンドンが6回表の1イニングを無失点に抑え、7回からはブラッド・ピーコックが3回無失点の快投。スライダーが冴えわたり、8回と9回の2イニングで5つの三振を奪った。ヒンチはクローザーのケン・ジャイルズを投入しなかった理由について「ピーコックが本当に良いピッチングをしていて、とても落ち着いていたからね。相手打者のスイングを見て、ボールがよく見えていないと思ったんだ」と説明。ピーコックが決め球のスライダーでジョナサン・スコープから空振り三振を奪い、スイープを完結させた。

  • ロッキーズがブラックモンと契約延長 最長6年の長期契約

    2018.4.5 08:00 Thursday

     日本時間4月5日、ロッキーズはリーグ屈指のリードオフマンに成長したチャーリー・ブラックモンと契約を延長したことを発表した。4年契約に2年分の選手オプションが付属する形となっており、ブラックモンがオプション行使を選択した場合、ロッキーズは最長で2023年までブラックモンを保有できる。今年7月に32歳の誕生日を迎えるブラックモンにとって、好条件での契約延長と言えるだろう。

     レギュラーに定着した2014年以降、毎年着実に成績を向上させ、昨季は打率.331、37本塁打、104打点、14盗塁、OPS1.000という好成績で自身初の首位打者に輝いたブラックモン。2014年以来3年ぶり2度目のオールスター・ゲーム選出を果たし、2年連続でシルバースラッガー賞を受賞するなど、自己最高のシーズンを過ごした。

     今季も開幕5試合で打率.316、4本塁打、OPS1.462と好スタートを切ったが、ブラックモンが今季終了後にフリーエージェント市場に出ず、このタイミングでロッキーズと契約を延長することを選択したのは、オフシーズンのフリーエージェント市場の冷え込み具合が影響していると見られる。万が一、今季大きく成績を落としてしまえば、32歳という年齢もあり、好条件の契約を得られる可能性は低い。「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドを本拠地とするロッキーズでプレイしていることも、他球団と交渉する際にはマイナス材料になるだろう。となれば、キャリアハイの成績を残したこのタイミングで契約を延長してしまうのが得策であるとブラックモンが考えたとしても決して不思議ではない。

     ブラックモンは今年1月に年俸調停を回避して1年1400万ドルの契約を結んでいたが、今回の契約延長により、それが契約ボーナス200万ドルと年俸1200万ドルに改められ、来季から3年間の年俸は2100万ドルとなる。選手オプションは2022年が年俸2100万ドル、2023年が年俸1000万ドルとなっているが、MVP投票の順位や2022年の打席数で定められた条件をクリアすれば、2023年の年俸は最大1800万ドルまで増額される。4年7700万ドルが基本となり、最大6年1億1600万ドルとなる今回の契約延長。その成否は、ブラックモンが現在のパフォーマンスをいつまで維持できるかにかかっていると言えそうだ。

  • Dバックスが2本塁打でカーショウ撃破 平野は1回無失点

    2018.4.4 18:30 Wednesday

    【ドジャース1-6ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

     前日に延長15回の死闘を演じたドジャースとダイヤモンドバックス。死闘から一夜明け、今日の試合で先発するクレイトン・カーショウとザック・ゴッドリーにはできるだけ長いイニングを投げることが要求されたが、両投手ともクオリティ・スタートを達成し、先発投手としての役割をしっかり果たした。ロースコアの投手戦が繰り広げられるなか、投げ勝ったのは7回1失点の好投を見せたダイヤモンドバックス先発のゴッドリー。カーショウは左打者2人に浴びた2本塁打に泣き、6回2失点ながら開幕2連敗となった。

     昨季自己ワーストの23本塁打を浴びたカーショウは、今季も引き続き「一発病」に悩まされている。ジャイアンツとの開幕戦では、両チームを通じてこの試合唯一の得点となるソロ本塁打をジョー・パニックに浴び、6回1失点で敗戦投手に。そして、今日の試合では2回裏にダニエル・デズカルソに先制の1号ソロを浴び、クリス・テイラーの犠牲フライで同点に追い付いてもらった直後の3回裏にはデービッド・ペラルタに勝ち越しの1号ソロを被弾した。デズカルソとペラルタはいずれも左打者だが、カーショウが1試合で左打者に2本塁打を浴びるのは通算4度目。ただし、過去の3度は同じ打者に2本塁打を浴びており、1試合で2人の左打者に被弾したのはキャリア初だった。

     一方のゴッドリーはシンカー、カッター、カーブを巧みに使い分け、ドジャース打線に的を絞らせないピッチングを展開。3回表に犠牲フライで同点に追い付かれたものの、味方が勝ち越してくれたあとはドジャース打線に1安打しか許さず、7イニングを投げ抜いた。「毎回の登板での目標はチームが勝つのを手助けすることだ。今日はできるだけ長いイニングを投げないといけない日だったけど、それができて嬉しいよ」と自身のピッチングを振り返ったゴッドリー。トーリ・ロブロ監督は「素晴らしい仕事をしてくれた」とゴッドリーの好投を絶賛した。

     カーショウからは2点しか奪えなかったダイヤモンドバックス打線だが、7回裏にドジャース救援陣の制球難に乗じて3つの押し出し四球で3点を追加。8回表に登板した平野佳寿は1イニングを三者凡退に抑え、その裏にはジョン・ライアン・マーフィーがトドメの1号ソロをレフトスタンドへ叩き込んだ。

     ロッキーズとの開幕シリーズ3連戦を2勝1敗で終えたダイヤモンドバックスは、ドジャースに連勝して今シリーズの勝ち越しも決定。同地区ライバル2球団に勝ち越した勢いのままに、明日の試合では今季初のスイープを狙う。

  • 大谷がメジャー初本塁打 13得点でエンゼルス本拠地初勝利

    2018.4.4 15:30 Wednesday

     エンゼルスの大谷翔平がまたしても伝説をつくった。日本時間4月4日に行われたインディアンスとエンゼルスの試合で「8番・DH」としてスタメン出場した大谷は本拠地での初打席でメジャー第1号本塁打を放つなど4打数3安打3打点の大活躍でチームの勝利に貢献した。

     野手としてはアスレチックスとの開幕戦以来の出場。今回と同様に「8番・DH」で出場し初打席の初球をライトへと運び記念すべき初安打を記録していた。先日は投手としても160キロを計測するなど初勝利を挙げて調子を上げている大谷は投打ともに含めると自身3試合目に臨むことになった。野手・大谷にとってこの日は本拠地であるエンゼル・スタジアムで初登場であり地元ファンも大いに盛り上がった。

     大谷のスタメン出場に湧くエンゼルのこの日の先発はギャレット・リチャーズで開幕戦では5回を投げてチームの初勝利に貢献している。そして迎えた2試合目の登板では初回、1死一塁の場面からホゼ・ラミレスにフォーシームを右中間スタンドへと運ばれ早々に先制を許してしまう。その後も味方の失策などで走者を背負うも最小失点でこの回を切り抜けた。不安な立ち上がりをみせたリチャーズを援護したいエンゼルス打線。2番打者のマイク・トラウトの本塁打など4連打で瞬く間に2対2の同点に追いつくと2死満塁の場面で大谷にこの日、初打席が巡ってくる。相手先発、ジョシュ・トムリンの暴投により3対2と勝ち越した後の6球目。走者二・三塁から内角低めに入ったカーブを捉え、そのままボールはスタンド入り。大谷は本拠地初打席で本塁打という偉業を成し遂げた。ホームに帰ってきた大谷はチームメイトから無視をされる「サイレント・トリートメント」というメジャー流の祝福を受けた。

     この大谷の一発もあり初回に一挙6得点、序盤3回終了時までに毎回得点と8対2でリードを広げた。大谷は3回裏に迎えた第2打席でトムリンが投じた2球目のカッターをライト前に運び安打を記録。5回裏には1死一・二塁のチャンスの場面で打席に立ち三振に倒れるも8回の最終打席では3番手・マット・ベライルのフォーシームを打ってセンターへの安打とした。これで4打数3安打3打点の大活躍でまた1つ、球界に伝説を創り上げた。

     先発のリチャーズも初回以降は武器のナックルカーブが冴えて6回途中2失点と立ち直った。降板後はジム・ジョンソン、ブレイク・パーカー、ブレイク・ウッドと盤石のリレーを展開。一方で打線も2桁13安打13得点、5本塁打が飛び出す猛攻で13対2とインディアンスを圧倒した。勝利の立役者となった大谷は試合後に「まさか(ボールがスタンドを)を越えるとは思わなかったので嬉しかった」と振り返っている。投打ともに歯車がかみ合ったチームは本拠地のエンゼル・スタジアムで今季初勝利を挙げた。この日はチームにとっても大谷自身にとっても思い出深い試合となるだろう。

  • ハービーが5回無失点の好投 5番・フレイジャーが決勝打

    2018.4.4 12:30 Wednesday

    【フィリーズ0-2メッツ】@シティ・フィールド

     過去2シーズン、故障や不振に苦しみ続けていたマット・ハービー(メッツ)が、今季初先発のマウンドで完全復活を予感させるピッチングを見せた。5イニングを投げ切るのに86球を要したものの、許したヒットは2回表のリーズ・ホスキンスの単打だけ。その他に許した走者はエラーと四球による2人だけであり、ピンチらしいピンチもなく、安定したピッチングで5イニングを零封した。打線はハービーを援護することはできなかったものの、6回裏にトッド・フレイジャーのタイムリー二塁打とトラビス・ダーノウのタイムリーで2得点。このリードを4人のリリーバーが無失点リレーで守り抜き、メッツが2対0で勝利した。

     2013年に9勝5敗、防御率2.27、2015年に13勝8敗、防御率2.71の好成績をマークしたハービーが、いよいよ完全復活のときを迎えようとしている。昨季は19試合(うち18先発)で5勝7敗、防御率6.70という惨憺たる成績に終わり、過去2シーズンは無失点の先発登板が1試合ずつしかなかったが、今季は初先発で5回無失点の好投。ノア・シンダーガード、ジェイコブ・デグロムに次ぐ存在となり得るハービーの復活は、チームにとってこの上ない朗報だ。

     2点のリードを守り抜いたブルペンの奮闘も見逃せない。マーリンズのクローザーとして活躍してきたA.J.ラモスは6回表に登板して2つのアウトを取り、昨季18試合に先発したセス・ルーゴは7回表からの2イニングを投げて4奪三振、無失点の快投を見せた。「ブルペンの流動性がチームの戦いを非常に楽にしてくれている」とミッキー・キャラウェイ監督。「リリーフ陣がフレキシブルに活躍してくれるのは本当に助かるよ」とリリーフ陣への感謝を口にした。

     チームはこれで3勝1敗の好スタート。昨季チームから唯一オールスター・ゲームに選出されたマイケル・コンフォートはまもなく戦列に戻ってくる。2年ぶりのポストシーズン進出に向けて視界は良好だ。

  • 2年目・ジュニスの好投でロイヤルズが今季初勝利

    2018.4.4 10:30 Wednesday

    【ロイヤルズ1-0タイガース】@コメリカ・パーク

     開幕から3連敗中のロイヤルズは、日本時間4月4日のタイガース戦の先発に昨季9勝を挙げた2年目の右腕、ジェイコブ・ジュニスを送り込んだ。気温が低く、強風が吹き荒れるという悪天候だったものの、イリノイ州出身のジュニスは学生時代からこのようなコンディションに慣れていた。7回0/3を投げてタイガース打線を散発3安打に封じる好投で、わずか1点のリードを守り抜き、チームに今季初勝利をもたらした。

     「試合開始のときから風が顔に吹き付けていたけれど、その風が僕のピッチングを助けてくれた。僕のボールに少し変化を加えてくれたんじゃないかな」と本気とも冗談とも取れるコメントで今季初登板を振り返ったジュニス。「僕はイリノイ州出身だから、こうしたコンディションでの登板を経験しているんだ。こんなに寒い状況での登板は初めてじゃないし、寒いからといってピッチングが狂うこともない。むしろ暑いほうが嫌だよ」と寒いなかでのピッチングに自信を見せた。

     3回裏に二死一、三塁の場面でミゲル・カブレラを迎えるというピンチがあったものの、スライダーを3球続けて見逃し三振。走者を得点圏に背負ったのはこの場面だけであり、連打を許さない安定したピッチングで、8回裏先頭のマイキー・マートゥックにヒットを許して降板するまで、トータル87球の快投を見せた。

     打線は2回表にラッキーな二塁打で出塁したチェスラー・カスバートがパウロ・オーランドのセンターライナーの間に三進し、ホルヘ・ソレアーの犠牲フライで生還。タイガース先発のマシュー・ボイドがジュニスに負けじと好投するなかでもぎ取った貴重な1点を、ジェイソン・グリムとケルビン・ヘレーラのリレーで守り抜いた。

     ロイヤルズのネッド・ヨスト監督は「厳しいコンディションだった。みんなマスクを着用していたくらいだからね」と悪天候のなかでプレイした選手たちを気遣った一方で、今季初勝利に安堵の表情も浮かべていた。

  • 【戦評】デズモンドが攻守に活躍 ロッキーズがパドレス撃破

    2018.4.3 18:00 Tuesday

    【ロッキーズ7-4パドレス】@ペトコ・パーク

     昨季パドレスに対して打率.310、4本塁打、OPS.871、特にパドレスの本拠地ペトコ・パークでは打率.357、4本塁打、OPS1.029と打ちまくったイアン・デズモンド(ロッキーズ)が、今季初めてのペトコ・パークの試合でも相性の良さを発揮して大活躍。打ってはタイムリー二塁打と2号ツーランで3打点を叩き出し、守っては一塁ファウルエリアの難しいフライを見事にキャッチした。デズモンドがロッキーズ打線を牽引し、ロッキーズは3本塁打を含む12安打を放って7得点。投手陣もパドレスの反撃を4点にとどめ、4連戦の初戦を制した。

     ロッキーズは1回表にノーラン・アレナードの犠牲フライで先制すると、1対1の同点で迎えた3回表にはカルロス・ゴンザレスとデズモンドのタイムリー二塁打で2点を勝ち越し。1点差に迫られた5回表にはデズモンドが2号ツーランを放ち、9回表にはチャーリー・ブラックモンの4号ソロとDJレメイヒューの2号ソロで2点を追加してパドレスを突き放した。ロッキーズ打線はまだ「打者天国」と呼ばれる本拠地クアーズ・フィールドでの試合がないなかで、すでに10本塁打を放っており、レメイヒューは「僕たちはとてもよくバットが振れていると感じている。たくさんホームランも出ているしね」と好調を実感している様子。「これを今後も続けられるといいね」と付け加えた。

     投げては先発のチャド・ベティスが5回2失点と試合を作り、アダム・オッタビーノ、ブライアン・ショウ、ジェイク・マギーがそれぞれ1イニングを無失点に抑えてホールドを記録。5点リードの9回裏に登板したクリス・ラシンが2失点で降板する誤算こそあったものの、最後は守護神のウェイド・デービスを投入して逃げ切った。

     先発投手が試合を作り、それを強力打線が援護して、補強したブルペン陣で逃げ切るという理想的な戦いができるようになりつつあるロッキーズ。今季のナ・リーグ西部地区の優勝争いを面白くしてくれるはずだ。

  • 【戦評】コローンの力投実らず アスレチックスが接戦制す

    2018.4.3 17:00 Tuesday

    【レンジャーズ1-3アスレチックス】@オークランド・コロシアム

     マイナー契約を結び直してレンジャーズに残留していた44歳のバートロ・コローンが日本時間4月3日にメジャー昇格を果たし、敵地オークランドでのアスレチックス戦に先発。3回裏にマット・チャップマンに2号ソロを浴びて先制を許したものの、要所を締めるピッチングで6回1失点と先発の役割をしっかり果たした。しかし、レンジャーズは力投するコローンを援護できず、1対1の同点で迎えた7回裏に3番手のジェイク・ディークマンがジェッド・ラウリーに2点タイムリー二塁打を浴びてジ・エンド。アスレチックスは先発のアンドリュー・トリッグスを含む4投手が好投し、ロースコアの接戦を制した。

     1973年5月24日生まれのコローンは現在44歳。今季もメジャー最年長選手となることがほぼ確実であり、2012年5月に49歳で先発したジェイミー・モイヤー(当時ロッキーズ)以来となる高齢での先発マウンドとなった。コローンは先発の役割を果たしたものの、レンジャーズ打線は5回表にジョーイ・ギャロのタイムリーで同点に追い付くのが精一杯。力投するベテラン右腕を援護することはできなかった。

     アスレチックスは7回裏にレンジャーズの2番手、ケビン・ジェプセンを攻めて二死一、三塁のチャンスを作り、ジェプセンに代わって登板したディークマンからラウリーが決勝打。「ディークマンの球が走っていたから、ストライクゾーンに来るボールだけに集中していたんだ。彼がミスを犯してストライクゾーンに甘い球が来た。それを逃さず仕留めることができたよ」とラウリーは2点タイムリー二塁打を放った打席を振り返った。

     リリーフ陣が決勝点を献上したレンジャーズに対して、アスレチックスの投手陣は先発のトリッグスが5回1失点で降板したあと、3投手が無失点リレーを展開。ライアン・バクター、クリス・ハッチャーの両セットアッパーと、クローザーのブレイク・トライネンがレンジャーズの反撃を封じ、チームに今季2勝目をもたらした。なお、ハッチャーは今季チームが勝利した2試合でいずれも勝利投手となっている(オークランド移転後では球団史上初)。

  • 【戦評】先発・ジョンソンが好投 レッドソックス4連勝

    2018.4.3 14:30 Tuesday

    【レッドソックス7-3マーリンズ】@マーリンズ・パーク

     開幕から好投を続けるレッドソックス先発陣。昨季17勝のドリュー・ポメランツや2015年に10勝を挙げたエドゥアルド・ロドリゲスを故障で欠くなか、日本時間4月2日の開幕第4戦ではメキシカンリーグ出身のヘクター・ベラスケスが好投を見せた。レイズとの開幕4連戦を終え、舞台をマイアミに移してのマーリンズ2連戦を迎えたレッドソックスは、開幕第5戦の先発にブライアン・ジョンソンを起用。オープン戦の5先発で防御率1.72と好投した左腕は、この試合でも6回1失点の好投を見せ、チームを4連勝に導いた。

     メジャー通算7度目の先発マウンドに上がったジョンソンは、2回裏にマーリンズの有望株、ブライアン・アンダーソンにメジャー初本塁打を献上し先制を許したものの、それ以降はピンチを背負いながらもマーリンズに追加点を許さなかった。レッドソックスの先発投手陣は、この日のジョンソン(6回1失点)を加え、開幕からの5試合で30イニングを投げて防御率0.90という驚異的な数字を記録。1919年の0.70、2014年の0.85に次ぐ球団史上3番目の好成績となった。

     打線は4回表にエドゥアルド・ヌニェスのタイムリー二塁打で同点に追い付き、クリスチャン・バスケスにもタイムリー二塁打が出て2点を勝ち越し。その後もハンリー・ラミレスの1号ツーランやムーキー・ベッツの1号ソロなどで着実に加点し、力投を続けるジョンソンに十分すぎる援護をプレゼントした。

     6回1失点で勝利投手となったジョンソンは「全員がお互いを刺激し合っているんだ。大きなことだよ」と自分以外の先発投手の好投に刺激を受けたことを明らかにした。「誰かが好投しているのを見ると、自分もやってやろうと思うんだ。これが好投の秘訣だと思うよ」とジョンソンが語ったように、各投手が好投を続けていることが、先発ローテーション全体に好影響を与えているようだ。

     先発投手陣が好投を続けるなかで、打線にも勢いが出てきた感のあるレッドソックス。開幕戦を逆転負けで落としたあと、4連勝となったが、チームの勢いはまだまだ加速していきそうだ。

  • 【戦評】マーリーが快投 1点を守り抜きレッズが今季初勝利

    2018.4.3 12:30 Tuesday

    【カブス0-1レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     今季のレッズの戦いの行方は、先発ローテーションに数多く名を連ねる若手投手の活躍にかかっていると言っても過言ではない。日本時間4月3日のカブス戦に先発したタイラー・マーリーもその一人だ。昨年8月下旬にメジャーデビューを果たして4先発で防御率2.70と好投し、スプリング・トレーニングでもまずまずの結果を残したマーリーは、主力投手に故障者が出たこともあって開幕ローテーション入り。今季初先発となったこの試合では、6イニングを投げてカブス打線をわずか1安打に封じる見事なピッチングで今季初勝利を挙げるとともに、チームにも今季初勝利をもたらした。

     ナショナルズを相手に一度もリードを奪えず3連敗を喫するという最悪のスタートとなったレッズ。3試合連続で初回に先制を許し、常に追う展開を強いられたため、マーリーの立ち上がりに注目が集まった。先頭のイアン・ハップをカウント1-2と追い込んでから歩かせ、アンソニー・リゾーには同じくカウント1-2と追い込んでから死球。一死一、二塁のピンチを背負い、ベンチには嫌な空気が流れたが、マーリーは続くウィルソン・コントレラスとカイル・シュワーバーをいずれも空振り三振に斬って取り、カブスに先制を許さなかった。

     その後、マーリーがカブス打線に許したヒットは、ライトのジェシー・ウィンカーのまずい守備が原因となったハビアー・バイエズの三塁打だけ。カブス打線を1安打に封じる一方で7三振を奪う快投で、6回裏二死一、三塁のチャンスで代打を送られて降板するまでカブス打線に得点を許さなかった。

     カブスのジョー・マドン監督は「今日はマーリーの日だったね。今日の彼は本当に良かった」と脱帽。女房役のタッカー・バーンハートは「速球が良い日は変化球も生きてくる。ストライクを先行させることができれば、相手打者はストライクゾーンを広げて対応せざるを得ないんだ。今日のマーリーはそういうピッチングができていた」とマーリーの好投を絶賛した。

     レッズは4回裏にエウヘニオ・スアレスが三塁打を放ち、アダム・デュバルの三塁ゴロの間に先制。この1点をマーリー、ジャレッド・ヒューズ、ワンディ・ペラルタ、ライセル・イグレシアスのリレーで守り抜き、開幕4戦目にしてようやく今季初勝利をマークした。

  • 【戦評】ベテラン左腕・リリアーノの好投でタイガースが今季初勝利

    2018.4.3 11:00 Tuesday

    【ロイヤルズ1-6タイガース】@コメリカ・パーク

     パイレーツとの開幕シリーズ3試合に全敗したタイガース。今季からタイガースの監督に就任したロン・ガーデンハイアーはツインズを率いた13シーズンで1068勝を挙げ、6度の地区優勝を成し遂げた名将だが、タイガースではまだ白星を手にすることができていなかった。しかし、日本時間4月3日に行われたロイヤルズ戦ではツインズ時代の教え子でもあるフランシスコ・リリアーノが7回途中まで1失点という好投を見せ、恩師に新天地タイガースでの初勝利をプレゼントした。

     2月下旬にタイガースと契約したリリアーノは、オープン戦での4先発で防御率2.25と結果を残し、開幕ローテーション入り。この試合では三者凡退のイニングは1度しかなく、毎回のように走者を出す我慢のピッチングを強いられたが、失点は3回表のドリュー・ビュテラの犠牲フライによる1点のみに抑え、94球で7回二死までを投げ抜いた。

     高い奪三振率を誇る一方で与四球も多い「荒れ球」タイプの投手という印象が強いリリアーノだが、この試合では三振を3つしか奪えなかったものの、与四球も2つだけ。決め球のスライダーがカウントを整えるボールとして機能し、チェンジアップも有効だった。リリアーノは「僕にチャンスをくれたタイガースとガーディ(ガーデンハイアーの愛称)にとても感謝しているんだ。僕はまだまだやれると思っている。チームの勝利を手助けして、たくさんのイニングを投げたいね」と話していたが、まさにその通りのピッチング。ガーデンハイアーは「リリアーノは以前私のチーム(ツインズ)にいたときよりもコマンドが安定していたね。いろいろな経験をしてきたおかげかな」と34歳になった教え子のピッチングを評価した。

     リリアーノが力投を続けるなか、タイガース打線は先制を許した直後の3回裏にミゲル・カブレラのタイムリーで同点に追い付き、5回裏にはニコラス・カステヤーノスのタイムリーなどで一挙4点を勝ち越し。7回裏にはビクトル・マルティネスの犠牲フライでさらに1点を追加し、試合の行方を決定づけた。

     投打が噛み合った快勝で今季初勝利をマークしたタイガース。名将・ガーデンハイアーがここからどれだけの白星を積み上げていくか注目したい。

  • 【戦評】モランの満塁弾と投手陣の力投でパイレーツが開幕4連勝

    2018.4.3 10:30 Tuesday

    【ツインズ4-5パイレーツ】@PNCパーク

     タイガースとの開幕シリーズが悪天候により2試合も順延となり、前日にダブルヘッダーを戦って試合開始の12時間前にピッツバーグに戻ってきたパイレーツ。開幕シリーズの全3試合に登板したクローザーのフェリペ・リベロを使えないというハンデを背負ってPNCパークでの本拠地開幕戦を迎えたが、先発のジェイムソン・タイロンを筆頭に投手陣が力投を見せ、打線では新加入のコリン・モランが本拠地デビュー戦の初打席で満塁本塁打。ツインズの反撃を継投で凌ぎ、パイレーツはこれで開幕4連勝となった。

     1回裏、パイレーツはツインズ先発のランス・リンから1番のジョシュ・ハリソンが四球を選び、グレゴリー・ポランコのタイムリー二塁打であっさり先制。さらに2つの四球で二死満塁とチャンスを広げ、7番のモランがカウント3-2からの6球目、高めの速球を思い切りよく振り抜き、右中間へ満塁本塁打を叩き込んだ。カーテンコールで地元ファンの大歓声に応えたモランは「本当に楽しかった。他の言葉は見つからないよ。素晴らしいスタートを切れて良かったよ」と喜びを口にした。

     先発のタイロンは5回まで無失点ピッチングを展開。6回表一死からブライアン・ドージャーに3号ソロを浴び、続くジョー・マウアーにヒットを打たれたところで降板したが、2番手のエドガー・サンタナと3番手のジョシュ・スモーカーが2人で一死しか取れなかったあと、4番手のドビダス・ネベラウスカスがバイロン・バクストンをレフトライナーに抑え、ツインズに逆転を許さなかった。

     リベロを使えない状況のなか、1点リードの9回表にはメジャー通算1セーブのジョージ・コントスを投入。コントスは期待に応えてツインズ打線を三者凡退に抑え、メジャー8年目にして通算2セーブ目をマークした。

     苦戦が予想されながらも開幕4連勝と最高のスタートを切ったパイレーツ。今季初勝利をマークしたタイロンは「寒くて、移動の予定も大変で、ダブルヘッダーも戦って、奇妙なシーズン開幕になったけれど、しっかり戦うことができた」とここまでの戦いぶりを振り返った。

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