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  • Rソックスのエース左腕・セール 左肘炎症で故障者リスト入り

    2019.8.18 11:00 Sunday

     日本時間8月18日、レッドソックスはエース左腕のクリス・セールを左肘炎症により10日間の故障者リストに登録したことを発表した。これに伴い、AAA級ポータケットから救援右腕のライアン・ブレイシア(元広島)がメジャー再昇格を果たしている。

     今季のセールは、ここまで25試合に先発して6勝11敗、防御率4.40と自己最悪のシーズンを過ごしている。4月末の時点で6.30だった防御率は、5月(防御率2.82)と6月(防御率2.73)の復調により一時3点台まで改善されたが、7月は防御率5.86、8月は防御率5.40と再び失速。14度の2ケタ奪三振を記録するなど、支配的なピッチングを見せる登板もあるが、波の激しい不安定なパフォーマンスが続いていた。

     レッドソックスのデーブ・ドンブロウスキー野球部門社長は「(セールの今後の予定について)本当に答えることができないんだ」とコメント。現時点では戦列復帰に向けてのタイムテーブルが何も決まっていないことを明らかにした。さらに「いろいろ調べてみないといけない。すでにドクターがMRI検査を行っているけど、別のドクターにも検査をしてもらう予定だ。数日以内にさらなる情報を得て、今後について決めることになるだろう」と語り、今季セールが再び登板する可能性については「私にはわからないよ」と言葉を濁した。

     セール本人によると、12個の三振を奪い、史上最速での通算2000奪三振を達成した日本時間8月14日のインディアンス戦の時点では、左肘に何の異常も感じていなかったという。しかし、ドンブロウスキーは、MRI検査の結果を見る限り、その試合での投球が左肘炎症に関係している可能性が高いことを明らかにした。

     昨季のワールドシリーズ王者ながら、今季はワイルドカード圏内から6ゲーム以上離される苦しい戦いが続いているレッドソックス。現在、デービッド・プライスも左手首の故障で戦列を離れており、セールの離脱が長期化するようであれば、ワールドシリーズ連覇どころかポストシーズン進出すら絶望的な状況に追い込まれることになりそうだ。

  • ナショナルズが救援右腕・ホランドとマイナー契約で合意

    2019.8.13 14:25 Tuesday

     日本時間8月13日、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ナショナルズは救援右腕のグレッグ・ホランドとマイナー契約を結ぶことで合意に達したようだ。今季ダイヤモンドバックスでクローザーを務めたホランドだが、7月以降大きく調子を崩し、日本時間8月8日にDFAとなったあと、同12日に解雇され、フリーエージェントとなっていた。

     ナショナルズはホランドに昨季の再現を期待していると見られる。昨季のホランドは、カージナルスでの32登板で防御率7.92に終わったあと、ナショナルズに加入して24登板で防御率0.84をマーク。ナショナルズでの復調を評価され、今季は年俸350万ドルの1年契約でダイヤモンドバックスに加入してクローザーを務めていた。

     今季は、6月末の時点で12セーブ、防御率2.33とまずまずのピッチングを見せていたものの、7月上旬に2試合連続のセーブ失敗を喫したところから状況が一転。7月は10登板で防御率13.50という大乱調に陥り、7月下旬にはクローザーの座を剥奪された。速球の平均球速がキャリア平均の94.8マイルから昨季は93.0マイルまで低下し、今季は平均91.6マイルとさらに低下。通算206セーブという実績は魅力だが、ナショナルズで2年連続の復調劇を演じることができるかどうかは微妙なところだ。

     弱点のブルペンを補強するために、7月末にダニエル・ハドソン、ハンター・ストリックランド、ロエニス・エリアスをチームに加えたナショナルズだが、8月以降のリリーフ防御率は6.49という惨状。今季のナショナルズは、断続的にブルペンの補強を行っており、フェルナンド・ロドニーやハビー・ゲラが一定の成功を収める一方で、ダン・ジェニングスやブラッド・ボックスバーガーは今のところ戦力になっていない。ホランドが昨季同様の復調劇を見せ、ナショナルズのブルペンの救世主となることができるのか注目したい。

  • レッズがウエーバーでギャルビスを獲得

    2019.8.13 13:35 Tuesday

     日本時間8月13日、レッズはウエーバーでブルージェイズからフレディ・ギャルビスを獲得したことを発表した。現在29歳のギャルビスは、来季の契約が年俸550万ドルの球団オプションとなっており、レッズは今季のみならず、来季の戦力構想にギャルビスを含めている可能性もある。ギャルビスは日本時間8月14日のナショナルズ戦でチームに合流する予定だ。

     レッズのデービッド・ベル監督は「我々は長きにわたって彼のプレイを見てきた。私はフィリーズ時代の彼をよく見ていたよ。素晴らしい守備力を持った遊撃手だし、周囲が思っている以上のパワーを持ったスイッチヒッターでもある。チームがより良くなるために彼が貢献してくれると信じているよ」とコメント。攻守両面で貴重な戦力となり得る29歳の遊撃手の加入を歓迎した。

     今季のギャルビスは、ブルージェイズで115試合に出場して打率.267、18本塁打、54打点、4盗塁、OPS.743をマーク。本塁打数は自己ベスト(フィリーズ時代の2016年の20本塁打)に迫る数字となっている。レッズは今季、マイナー契約で加入したホゼ・イグレシアスが正遊撃手として活躍しているが、イグレシアスは今季終了後にフリーエージェントとなるため、ギャルビス獲得にはその保険としての意味合いも含まれていると見られる。

     今のところ、ギャルビスが今季のレッズにおいてどのような役割を担うかは不透明であり、イグレシアス、ジョシュ・バンミーター、ホゼ・ペラザ、カイル・ファーマー、故障離脱中のデレク・ディートリックらと出場機会を分け合うことになる。ベルは「私の仕事は彼らに出場機会を分け与え、適材適所で起用することだ。彼の加入によって選手起用の幅は広がると思う。彼も複数のポジションを守れる選手だからね」と語っており、ギャルビスは本職の遊撃のみならず、二塁、三塁といった内野の別ポジションのほか、チーム事情に応じて外野の守備に就く可能性もありそうだ。

  • 週間最優秀選手にロイヤルズ・ソレアーとレッズ・アキーノが選出

    2019.8.13 11:05 Tuesday

     日本時間8月13日、メジャーリーグ機構は2019年レギュラーシーズン第20週の週間最優秀選手を発表し、ア・リーグはホルヘ・ソレアー(ロイヤルズ)、ナ・リーグはアリスティデス・アキーノ(レッズ)が選出された。両者とも1週間で6本のアーチを架け、ともに週間最優秀選手に初選出。ロイヤルズからの選出は2017年9月のエリック・ホズマー(現パドレス)以来、レッズからの選出は昨年5月のスクーター・ジェネット(現ジャイアンツ)以来となった。

     ソレアーは、7試合に出場して打率.409、出塁率.552、長打率1.273の大爆発。チームが勝利した3試合すべてで本塁打を放ち、1試合2本塁打も2度記録した。昨季までは故障や不調により、ポテンシャルをフルに発揮できないシーズンが続いていたものの、今季はすでに35本塁打。これはカブス時代の2016年の12本塁打を上回り、自己ベストを大幅に更新する数字である。2017年にマイク・ムスターカス(現ブリュワーズ)がマークしたシーズン38本塁打の球団記録の更新は、ほぼ確実と言えるだろう。

     一方のアキーノは、メジャー出場経験わずか5試合で2019年レギュラーシーズン第20週を迎えたが、6試合に出場して4試合連続本塁打をマークするなど、打率.500、出塁率.542、長打率1.364の大活躍。日本時間8月9日には初速118.3マイルの一発を放ったが、これは今季メジャー最速であり、2015年のStatcast導入以降では球団史上最速の本塁打となった。日本時間8月11日には通算10試合目の出場にして1試合3本塁打をマークするなど、現時点ではその勢いに全く陰りは見えない。

  • 2020年レギュラーシーズンの日程発表 3月27日に開幕

    2019.8.13 10:50 Tuesday

     日本時間8月13日、メジャーリーグ機構は2020年レギュラーシーズンの日程を発表した。来季は日本時間3月27日に全30球団が一斉に開幕を迎える。プエルトリコとロンドンでの国外公式戦や「MLB・アット・フィールド・オブ・ドリームス」と題したアイオワ州で初の公式戦も予定されており、注目を集めている。なお、レギュラーシーズン最終日は日本時間9月28日の予定となっている。

     来季からレンジャーズは新球場グローブライフ・フィールドへ本拠地を移転するが、新本拠地での初戦は日本時間4月1日のエンゼルス戦となった。日本時間4月16日の「ジャッキー・ロビンソン・デー」には14試合が予定されており、ドジャースは本拠地ドジャー・スタジアムでカージナルスと対戦する予定となっている。

     マーリンズは日本時間4月29日から5月1日まで、プエルトリコのサンフアンにあるヒラム・ビソーン・スタジアムにメッツを迎え、3連戦を戦う。また、日本時間6月14日から6月15日にかけての2日間は、カージナルスがロンドン・スタジアムにカブスを迎え、メジャーリーグとしては2年連続となるロンドンでの公式戦を行う(今季はヤンキースとレッドソックスが対戦)。

     エンゼルスは日本時間7月11日から7月12日にかけて、本拠地エンゼル・スタジアムにドジャースを迎えて2連戦を戦うが、ロサンゼルスに本拠地を置く2球団が戦ったあと、日本時間7月15日にはドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムで第91回オールスター・ゲームが行われる。後半戦スタートは日本時間7月17日で、この日はドジャースが本拠地にジャイアンツを迎える1試合のみが予定されている。

     日本時間8月14日には「MLB・アット・フィールド・オブ・ドリームス」と題したホワイトソックス対ヤンキースの一戦が予定されているが、アイオワ州でメジャーリーグの公式戦が行われるのは史上初のことである。そして、日本時間9月28日に同地区対決12試合を含むレギュラーシーズン最終日を迎え、ポストシーズンの戦いへ突入していくことになる。

  • Rソックスが2018年MVP・ベッツのトレード放出を検討か

    2019.8.10 23:45 Saturday

     2018年のア・リーグMVP、ムーキー・ベッツがレッドソックスのユニフォームを着てプレイするのは、今季が最後になるのだろうか。複数のライバル球団の関係者がMLB公式サイトのジョン・ポール・モロシに伝えたところによると、その可能性は少しずつ高まっているという。レッドソックスは、ベッツのトレード放出に向けて、他球団からのオファーに耳を傾けるつもりであるようだ。

     ベッツは、今季が終了するとフリーエージェントまであと1年となる。MLBネットワークのジョエル・シャーマンが報じたところによると、ベッツは2017年シーズン終了後に8年2億ドルという超大型の契約延長オファーを拒否しており、フリーエージェント市場に出て自身の価値を試す可能性が高いと見られている。

     データサイト「FanGraphs」によると、2015年以降にベッツが記録しているWAR32.9は、メジャー全体でマイク・トラウト(エンゼルス)に次ぐ2位の数字。ベッツが残してきた成績や現在26歳という年齢を考えると、ブライス・ハーパー(フィリーズ・13年3億3000万ドル)やマニー・マチャド(パドレス・10年3億ドル)を上回る超大型契約が成立しても決して不思議ではない。参考までに、トラウトはエンゼルスと10年3億6000万ドルで契約を延長しており、今季から2030年まで、12年4億2650万ドルという破格の契約を手にしている。

     レッドソックスは、メジャー屈指のオールラウンダーであるベッツをドラフトでの補償指名権以外の対価なしに失うことを恐れており、ベッツがフリーエージェントとなる前にトレードで放出することを検討しているという。ただし、今季も打率.281、20本塁打、61打点、12盗塁、OPS.880をマークし、オールラウンダーぶりを遺憾なく発揮しているベッツを獲得するには莫大な対価は必要であると見られており、トレードを成立させるのは簡単なことではないだろう。

     今季終了後、球界を揺るがすような大型トレードは成立するのか。レッドソックスの決断に注目が集まりそうだ。

  • レメイヒュー&マクニール 同一都市の首位打者誕生なるか

    2019.8.9 11:30 Friday

     現在、ア・リーグではDJレメイヒュー(ヤンキース)、ナ・リーグではジェフ・マクニール(メッツ)が首位打者レースの先頭を走っている。同一都市に本拠地を置く2球団が両リーグの首位打者を独占したケースは過去に4度。しかし、1942年を最後に75年以上にわたって達成されていない。また、ニューヨークに本拠地を置く2球団が両リーグの首位打者を独占すれば史上初の快挙となる。今季は史上初の快挙が達成される可能性が十分にある。

     同一都市による両リーグの首位打者独占は過去に4度実現している。最初は1920年のセントルイスで、ア・リーグはジョージ・シスラー(ブラウンズ)、ナ・リーグはロジャース・ホーンスビー(カージナルス)が首位打者を獲得。この2選手は、2年後の1922年にも同一都市球団による首位打者独占を成し遂げた。3度目は1933年のフィラデルフィアで、ア・リーグはジミー・フォックス(アスレチックス)、ナ・リーグはチャック・クライン(フィリーズ)が首位打者を獲得。そして、1942年にボストンのテッド・ウィリアムス(レッドソックス)とアーニー・ロンバルディ(ブレーブス)が首位打者を独占して以来、75年以上にわたって同一都市球団による首位打者独占は達成されていない。

     ヤンキースとメッツのみに限定してみると、最も惜しかったのは1998年である。この年は、バーニー・ウィリアムス(ヤンキース)がア・リーグの首位打者を獲得。しかし、ナ・リーグではジョン・オルルド(メッツ・打率.354)がラリー・ウォーカー(ロッキーズ・打率.363)に及ばず、2位に終わった。また、1986年にはドン・マティングリー(ヤンキース・打率.352)がア・リーグ2位、キース・ヘルナンデス(メッツ・打率.310)がナ・リーグ5位にランクインした例もある。

     ニューヨークの球団というところまで範囲を広げても、両リーグの首位打者独占は過去1度も実現していない(過去、ドジャースがブルックリン、ジャイアンツがニューヨークに本拠地を置いていた)。1924年はベーブ・ルース(ヤンキース・打率.378)が首位打者を獲得するも、ザック・ウィート(ドジャース・打率.375)がナ・リーグ2位。1930年はビル・テリー(ジャイアンツ・打率.401)が首位打者に輝くも、ルー・ゲーリッグ(ヤンキース・打率.379)がア・リーグ2位。そして、1934年はゲーリッグが打率.363で首位打者を獲得したが、テリーが打率.354でナ・リーグ2位に終わった。

  • ブレーブスの新人・ライリーが故障者リスト入り

    2019.8.9 10:45 Friday

     日本時間8月9日、ブレーブスは新人外野手のオースティン・ライリーを10日間の故障者リストに登録したことを発表した。ライリーはMRI検査の結果、右膝の外側側副靱帯が部分断裂していることが判明。戦列復帰までのタイムテーブルは今のところ未定となっている。

     昨季も右膝の故障により戦線離脱を強いられたライリーは「昨日から今日にかけて、(右膝の)状態はかなり良くなっているよ」とコメント。右膝の状態がそれほど深刻ではないことをうかがわせた。

     ライリーが右膝に違和感を覚えたのは日本時間8月7日の練習中だったが、トレーニング・スタッフの診察を受けたところ大きな問題はなく、ライリー自身もそれほど深刻には捉えていなかったため、打撃練習なども通常通りに実施。その後、日本時間8月8日になって痛みや違和感が増し、MRI検査を受けた結果、故障者リスト入りが決定した。

     今季鮮烈なメジャーデビューを飾ったライリーだが、他球団がライリーの研究を進めるなかで徐々に調子を落とし、7月以降は打率.169と絶不調。今季ここまで17本塁打、OPS.798をマークしている一方、255打席で90個の三振を喫し、三振率は35%を超えている。ライリーの離脱により、ブレーブスには外野手がアダム・デュバル、エンダー・インシアーテ、ロナルド・アクーニャJr.の3人しかいなくなってしまうが、ブライアン・スニッカー監督はヨハン・カマルゴ、マット・ジョイス、チャーリー・カルバーソンらを起用することにより、ライリー離脱の穴を埋める方針を明らかにしている。

     また、ブレーブスは、ライリーの故障者リスト入りに伴い、右腕のジェレミー・ウォーカーをAAA級グウィネットから昇格させた。これにより、ブレーブスは控え野手が通常よりも1人少ない状況で戦うことになるが、この状況は長くは続かないと見られている。スニッカーは「1日限りのことだよ」と話しており、明日にもさらなるロースター変更が行われることになりそうだ。

  • Rソックスの先発左腕・プライスが故障者リスト入り

    2019.8.9 09:55 Friday

     日本時間8月9日、レッドソックスは先発左腕のデービッド・プライスを左手首の故障により10日間の故障者リストに登録したことを発表した。プライスはここ数試合の登板のなかで左手首の張りを訴えており、MRI検査を受けた結果、故障者リスト入りが決定したという。逆転でのポストシーズン進出を目指すレッドソックスは、さらなる苦境に追い込まれることになった。

     レッドソックスのアレックス・コーラ監督は、プライスの投球のビデオを確認し、カッターが沈んでいることなどからプライスの異変に気付いていたようだ。日本時間8月5日のヤンキース戦で7点を失うなど、直近5先発で0勝3敗に終わっていたプライスだが、コーラによるとプライスの異変は7月上旬に始まっていたという。今季のプライスは、ここまで21試合に先発して7勝5敗、防御率4.36と不本意なシーズンを過ごしていた。

     コーラはプライスの不調の理由が明確になったことに対し安堵し、また、故障の程度はそれほど深刻ではないと考えているようだ。「肩や肘の故障じゃなくて良かった」と語ったコーラ。今のところ、戦列復帰に向けてのタイムテーブルは未定となっているが、戦線離脱の期間は長期化しない見込みであり、近いうちに投球練習を再開できると見られている。

     プライスの離脱により空いた先発ローテーションの1枠には、今季3先発で防御率3.27をマークしている左腕ブライアン・ジョンソンが起用される見込みだ。レッドソックスは日本時間8月9日からのエンゼルス4連戦で、初戦にはエース左腕のクリス・セールが先発しているが、残り3試合の先発投手はジョンソン、リック・ポーセロ、アンドリュー・キャッシュナーという顔ぶれになるだろう。

     昨季のワールドシリーズ王者でありながら、ポストシーズン進出に黄信号が灯っているレッドソックス。プライスの離脱は痛手だが、長期離脱を回避できそうなのは朗報と言えそうだ。

  • メッツが救援右腕・ブラックとメジャー契約

    2019.8.9 09:30 Friday

     日本時間8月9日、メッツはカブスから解雇されてフリーエージェントとなっていた救援右腕、ブラッド・ブラックとメジャー契約を結んだことを発表した。子供時代にメッツのファンとして育ち、2015年のワールドシリーズを観戦していたことでも知られる33歳の右腕が、ローリスクなブルペンの補強としてメッツに加入。逆転でのポストシーズン進出に貢献する働きが期待される。

     ブラックが球界有数のリリーバーとして活躍していたのは、それほど昔のことではない。オリオールズ時代の2016年に71試合に登板して10勝4敗、2セーブ、24ホールド、防御率2.05の好成績をマークしてオールスター・ゲームに選出されたブラックは、パドレス、オリオールズ、ブレーブスの3球団でプレイした2012~2018年の7シーズンで防御率3.05をマークし、投球イニング数を上回る奪三振数を記録した。オリオールズとブレーブスではポストシーズンでの登板も経験している。

     しかし、1年契約でカブスに加入した今季は開幕から調子が上がらず、ここまで42試合に登板して防御率6.13と絶不調。カブスは日本時間8月6日にブラックを解雇したが、直後からブラックは他球団の関心を集めていた。今季も投球イニング数を上回る奪三振数を記録しており、ボールの威力自体は衰えていないと見る向きが多い。

     メッツは救援左腕のドニー・ハートをAAA級ノーフォークへ降格させ、ブラックを25人ロースターに登録。また、40人ロースターの枠を空けるために、外野手のブランドン・ニモを10日間の故障者リストから60日間の故障者リストへ移している。ブラックは日本時間8月10日にスタートするナショナルズとの3連戦でチームに合流する見込みだ。

     メッツでのブラックの役割は、ロバート・グセルマン、ルイス・アビランとともに試合中盤のミドルリリーフということになるだろう。なお、カブスがブラックを解雇しているため、メッツはメジャー最低保証年俸でブラックを雇うことができる。

  • カブスがルクロイ獲得へ コントレラス離脱の穴埋め成功

    2019.8.8 10:45 Thursday

     日本時間8月8日、カブスはエンゼルスからDFAとなったあとに解雇され、フリーエージェントとなったベテラン捕手、ジョナサン・ルクロイと契約合意に達した。カブスは正捕手のウィルソン・コントレラスが4週間の戦線離脱を強いられており、ルクロイにはその穴埋め役としての活躍が期待される。日本時間8月9日にスタートする敵地でのレッズ4連戦でチームに合流する見込みとなっているようだ。

     コントレラスが今季2度目の故障者リスト入りで戦列を離れたあと、穴埋め役となり得る捕手の獲得を目指していたカブスだが、実績十分のベテラン捕手をチームに加えることに成功した。カブスのジョー・マドン監督は、今年から8月以降にウエーバーを介したトレードが禁止されている状況のなか、ルクロイのような実績十分の選手を獲得できたことを「極めて幸運なことだ」と表現した。

     ルクロイは、エンゼルスが7月末にアストロズからトレードでマックス・スタッシを獲得したことによりチームを追われ、日本時間8月3日にDFAに。その後、解雇されてフリーエージェントとなっていた。今季の残り年俸はルクロイを解雇したエンゼルスに支払い義務があるため、カブスはメジャー最低保証年俸でルクロイを雇うことができる。コントレラス復帰までの間、ルクロイとビクトル・カラティーニの2人を併用しながら戦うことになりそうだ。

     今季のルクロイは、エンゼルスの正捕手として74試合に出場し、打率.242、7本塁打、30打点、OPS.681をマーク。日本時間7月8日のアストロズ戦で本塁上でジェイク・マリズニックと衝突し、3週間以上にわたって欠場が続いたが、カブスはコンディション面に問題なしと判断したようだ。ブリュワーズ時代の2014年と2016年にオールスター・ゲーム選出を果たし、リーグ最多の53二塁打を放った2014年にはブリュワーズのチームMVPにも輝いたルクロイ。すでに33歳となり、攻守両面で衰えが目立ち始めているものの、経験を生かした渋い働きでチームの勝利に貢献することが期待されている。

  • Dバックスが今季17セーブのホランドをDFAに

    2019.8.8 10:30 Thursday

     日本時間8月8日、ダイヤモンドバックスは今季17セーブをマークしているリリーフ右腕、グレッグ・ホランドをDFAとしたことを発表した。ダイヤモンドバックスは同7日に昨季15勝のザック・ゴッドリーをDFAとしており、主力投手を放出するのは今週に入って2人目(ゴッドリーはブルージェイズ移籍が決定)。ホランドは7月に防御率13.50という大不振に陥り、クローザーの座を剥奪されていた。

     DFAとは「Designated For Assignment」の頭文字を取ったものであり、基本的には「ある選手を40人ロースターから外す措置」を意味する。DFAとなった選手は即座に40人ロースターと25人ロースターから除外され、7日以内にトレードされるかウエーバーに置かれることになる。ただし、今年から8月以降のウエーバーを介したトレードが禁止となったため、ホランドはウエーバーに置かれ、獲得を希望するチームが現れるのを待つことになる。しかし、ウエーバーでホランドを獲得するチームは、今季の残り年俸を全額負担しなければならないため、ウエーバーでの獲得を希望するチームが現れる可能性は低いと見られる。ウエーバーを通過したあとにフリーエージェントとなり、新天地を探すのが現実的なルートとなるだろう。新天地で8月末までにメジャーのロースターに登録されれば、ポストシーズンへの出場も可能である。

     日本時間7月3~4日のドジャース戦で2試合連続でセーブに失敗して以降、ホランドの不振は続いており、7月以降の12登板では防御率11.42という悲惨な状況。6月末の時点では防御率2.33をマークし、信頼できるクローザーとして活躍していたが、トーリ・ロブロ監督は7月下旬にホランドをクローザーから外すことを決断した。

     昨季もカージナルスでの32試合で防御率7.92の不振に陥り、チームを追われたあと、ナショナルズでの24試合で防御率0.84と復活を遂げており、通算206セーブの実績に賭けるチームは現れるはず。33歳のベテランリリーバーの意地に期待したい。

  • ブルージェイズがウエーバーで右腕・ゴッドリーを獲得

    2019.8.8 10:05 Thursday

     7月末にトレードでアーロン・サンチェス(アストロズへ移籍)とマーカス・ストローマン(メッツへ移籍)を放出し、ウエーバーでブロック・スチュワート(ドジャースから獲得)を獲得するなど、投手陣の再編を進めているブルージェイズが、再び補強に動いた。日本時間8月8日、ブルージェイズはウエーバーでダイヤモンドバックスからザック・ゴッドリーを獲得したことを発表。昨季15勝をマークした29歳の右腕が、新たにチームに加わった。

     トレードでサンチェスとストローマンという先発ローテーションの中心的存在を放出し、故障者の発生やチームに残された投手たちの不甲斐ないパフォーマンスにより、投手陣の再編が急務となっていたブルージェイズ。スチュワートは試合中盤の複数イニングを担当するリリーバーないしオープナーのあとを引き継ぐバルクガイとしての起用が中心となる見込みだが、ゴッドリーは通算81試合の先発経験と同41試合のリリーフ経験があり、チーム状況に合わせて様々な役割を任されることになるだろう。

     昨季自己ベストの15勝(11敗)をマークしたゴッドリーだが、今季は開幕から不振が続き、ここまで27試合(うち9先発)に登板して3勝5敗2セーブ、防御率6.39という成績。5月には早くも先発ローテーションから外され、その後はリリーフでの登板が大半を占めていた。ダイヤモンドバックスでプレイした通算5シーズンでは、122試合で36勝30敗2セーブ、防御率4.70という成績を残している。

     主力投手の放出により、投手陣に大きな不安を抱えているブルージェイズ。ゴッドリーが昨季の輝きを取り戻すことができれば、ブルージェイズにとって大きな戦力となることは間違いない。なお、ブルージェイズはゴッドリーの獲得に伴い、右腕のデービッド・ポーリーノをDFAとしている。

  • オリオールズが右腕・カーンズを解雇 今季わずか4登板

    2019.8.8 09:50 Thursday

     日本時間8月8日、オリオールズは31歳の右腕、ネイト・カーンズを解雇したことを発表した。昨オフのオリオールズ唯一のFA補強だったカーンズは、新天地で故障からの復活を目指したものの、右前腕痛に悩まされ、今季の登板は4試合だけ。戦力として計算するのは難しいと判断され、チームを追われるに至った。

     ロイヤルズでの2年間で9試合(うち8先発)にしか登板できず、新天地オリオールズでの再起を目指したカーンズだが、4試合(うち2先発:いずれもオープナー)に登板して5回1/3を投げ、被打率.333、WHIP1.88ながら防御率0.00をマーク。しかし、日本時間4月10日に右前腕痛により故障者リスト入りし、マイナーで9試合(うち7先発)に登板したものの、防御率8.71と本来のピッチングを取り戻せず、メジャー復帰を果たすことはできなかった。

     4月の登板時には、速球のスピードが80マイル台後半まで落ちており、以前のような90マイル台中盤の速球を取り戻すことはできず。マイナーでもリハビリ登板のたびに右腕に違和感が生じるような状態が続き、日本時間7月27日にDFAとなり、今回正式に解雇されるに至った。

     今季がメジャー6シーズン目となるカーンズは、これまでにナショナルズ、レイズ、マリナーズ、ロイヤルズ、オリオールズの5球団でプレイし、通算67試合(うち56先発)に登板して16勝12敗1セーブ、防御率4.30をマーク。フルシーズン働いたのはレイズ時代の2015年だけであり、この年は27試合(うち26試合)に登板して147イニングを投げ、7勝5敗、防御率3.67をマークした。その後は2016年22試合(うち15先発)、2017年9試合(うち8先発)と徐々に登板数が減少し、昨季はついに全休。コンディションが不安定な状態は今季も続き、戦力としては計算できない存在となってしまっている。

     今後はフリーエージェントとして契約先を探すことになる。しかし、メジャー契約を得る可能性は極めて低く、マイナー契約からの再出発を強いられることになるだろう。

  • マリナーズ・ベッカム 80試合出場停止処分で今季終了

    2019.8.7 14:30 Wednesday

     日本時間8月7日、メジャーリーグ機構はティム・ベッカム(マリナーズ)に対して薬物規定違反により80試合の出場停止処分を科したことを発表した。ベッカムは薬物検査によりパフォーマンス向上薬の一種であるスタノゾロールに陽性反応を示したという。マリナーズの今季の残り試合は50試合を切っており、ベッカムの2019年シーズンはただちに終了することになった。

     現在29歳のベッカムは、今季がマリナーズ加入1年目。正遊撃手として開幕を迎え、守備面に大きな不安を抱えていることから最近は左翼手としての出場も増えていた。88試合に出場して打率.237、15本塁打、47打点、OPS.753をマークし、確実性は低いながらもパンチ力を武器にチームに貢献していたため、内外野を守れるユーティリティ性も含め、マリナーズにとっては小さくないダメージとなるだろう。

     マリナーズのスコット・サービス監督は「このようなことが起こるのは残念だよ。でもシーズンの戦いは止まらないから、我々は戦い続けなければならない」とコメント。ベッカムと同じユーティリティ選手のディラン・ムーアの左翼手としての出場機会が増えることを示唆したほか、新人内野手のティム・ロープスも左翼手として起用する可能性があることを明らかにした。

     ベッカムは、選手会を通して発表したコメントのなかで「最近、禁止薬物であるスタノゾロールの陽性反応のことを知らされました。信頼できるソースから商品を得ており、摂取しても大丈夫と言われたものだけを摂取していました」と語り、故意の薬物使用であることを否定。その一方で「ルールを尊重し、ルールの下での自分の役割を理解しています。マリナーズの球団組織やファン、チームメイト、そして家族に対し、自分の過ちを謝罪します。出場停止の期間を終え、プレイを再開できる日を楽しみにしています」と処分を全面的に受け入れる意向も示した。

     ベッカムがフリーエージェントとなるのは2020年シーズン終了後であり、来季も保有権はマリナーズにある。出場停止処分を受けたベッカムに対し、マリナーズがどのような判断を下すか注目が集まりそうだ。

  • 元セーブ王・ボックスバーガーがレッズとマイナー契約へ

    2019.8.7 14:00 Wednesday

     日本時間8月7日、ジ・アスレチックのC・トレント・ローズクランスが伝えたところによると、フリーエージェントの救援右腕、ブラッド・ボックスバーガーはレッズとマイナー契約を結ぶことで合意に至ったようだ。なお、現時点では球団からの正式発表は行われていない。

     現在31歳のボックスバーガーは、今季ロイヤルズに加入したものの、29試合に登板して1勝3敗1セーブ、防御率5.40に終わり、日本時間7月2日に解雇。その後、ナショナルズとマイナー契約を結んだが、メジャー昇格を果たすことはできず、日本時間8月5日に解雇されてフリーエージェントとなっていた。

     ボックスバーガーは、2009年のドラフトでレッズから1巡目指名を受けてプロ入りした選手であり、まだマイナーの選手だった2011年12月にマット・レイトスを獲得するトレードの交換要員としてレッズからパドレスへ移籍。ボックスバーガーにとっては、およそ7年半ぶりの古巣復帰となる。

     レイズ時代の2014年に63試合で防御率2.37の好成績をマークし、翌2015年はリーグ最多の41セーブをマークしてオールスター・ゲームにも選出されたボックスバーガーだが、2012~2015年の4シーズンで防御率2.94をマークしたのに対し、2016年以降は防御率4.44と全盛期の輝きを失っている。プロ入り時の古巣であり、ワイルドカードでのポストシーズン進出に望みを繋いでいるレッズで、かつてのセーブ王が復活を遂げることはできるのか。31歳の右腕の奮闘に期待したい。

  • 元GG賞二塁手・パニックがジャイアンツからDFAに

    2019.8.7 13:35 Wednesday

     日本時間8月7日、ジャイアンツは2016年にゴールドグラブ賞を受賞したジョー・パニックをDFAとしたことを発表した。チーム生え抜きの二塁手として活躍してきたパニックだが、チームがトレードでスクーター・ジェネットとマウリシオ・デュボンを獲得したことにより、短期的にも長期的にも余剰戦力となり、DFAされるに至った。

     現在28歳のパニックは、2011年のドラフトでジャイアンツから1巡目指名を受けてプロ入りした生え抜き選手である。メジャーデビューを果たした2014年に73試合で打率.305をマークしてチームのワールドシリーズ制覇に貢献し、翌年からレギュラーに定着。2015年にオールスター・ゲーム選出、2016年にはゴールドグラブ賞を受賞した。しかし、2017年に147安打を放ったのをピークとして成績が下降し、昨季は打率.254、今季も打率.235に終わり、チームを追われることとなった。

     ワイルドカードでのポストシーズンを目指すジャイアンツは、パニックに代わる二塁手としてすでにジェネットを獲得しており、今季の残り試合はジェネットが正二塁手を務めることになるだろう。そのジェネットが今季終了後にフリーエージェントとなるため、来季からは今季メジャーデビューを果たしたばかりのデュボンが正二塁手として起用されると見られている。パニックは、短期的にも長期的にも余剰戦力となっていたわけだ。

     パニックは今後ウエーバーにかけられ、獲得を希望するチームが現れるのを待つことになるが、獲得希望がなかった場合はAAA級サクラメントへ送られることになる。ただし、パニックはメジャー在籍日数が5年を超えているため、マイナー降格を拒否してフリーエージェントとなる権利を有している。獲得を希望するチームが現れた場合、または、マイナー降格を拒否してフリーエージェントとなった場合に、パニックのジャイアンツ生活が正式に幕を閉じることになる。

  • プレイヤーズ・ウィークエンド 今年も開催が決定

    2019.8.7 11:30 Wednesday

     メジャーリーガーがユニフォームにニックネームを背負ってプレイする「プレイヤーズ・ウィークエンド」が今年もやってくる。今年の「プレイヤーズ・ウィークエンド」は日本時間8月24日から26日の3日間に行われることが決定。この3日間は、メジャーリーガーたちの個性が最大限に尊重され、ユニフォームにニックネームを背負うほか、バット、スパイク、手袋、リストバンド、アンダーシャツといった道具も色や装飾が自由となる。また、今年のユニフォームの色は白または黒となり、メジャーリーガーたちは色とりどりの道具で個性をアピールする。

     「プレイヤーズ・ウィークエンド」の3日間の試合で、白と黒、どちらのユニフォームを着用するかは、ホームチームに選択権がある。ただし、白のユニフォームを着用するチームの投手は、投球するボールが審判や打者にしっかり見えるように、黒のキャップを着用することになっている。

     毎年、「プレイヤーズ・ウィークエンド」ではメジャーリーガーたちが背負うニックネームに注目が集まるが、今年もユニークなニックネームが多数揃っている。左右の眼の色が違う「オッドアイ」で知られるマックス・シャーザー(ナショナルズ)は、「BLUE EYE」を背負った昨年に続いて、今年は「BROWN EYE」を背負うことに。また、インディアンスの先発ローテーションの柱として活躍中のシェーン・ビーバーは、昨年と同様に、有名アーティストにちなんで「NOT JUSTIN」を背負う。

     小柄でバットボーイのように見えることから「BAT BOY」というニックネームを背負っていたザック・デービース(ブリュワーズ)は、今年は背番号「27」の代わりに「BB」を背負う予定になっているという。また、ディー・ゴードン(マリナーズ)は「フラッシュ」を表す絵文字、フランシスコ・リンドーア(インディアンス)は「MR. SMILE」の左右に「スマイル」を表す絵文字を置くようだ。

     メジャーリーガーがニックネームを背負い、個性的なアイテムを身に着けて試合に臨む「プレイヤーズ・ウィークエンド」。今年も大きな話題となりそうだ。

  • レッズがウエーバーで右腕・ゴースマンを獲得

    2019.8.6 16:20 Tuesday

     日本時間8月6日、レッズはウエーバーでブレーブスから先発右腕のケビン・ゴースマンを獲得したことを発表した。昨季はシーズン途中でブレーブスへ移籍し、チームの地区優勝に貢献したゴースマンだったが、今季は防御率6点台の大不振。復調の兆しが見えないままウエーバーにかけられ、ワイルドカード圏内から5.5ゲーム差の位置につけるレッズへ移籍することになった。

     現在28歳のゴースマンは、今季ブレーブスで16試合に先発して3勝7敗、防御率6.19、奪三振率9.56、与四球率3.04をマーク。2016年から3年連続で180イニング前後を投げ、合計30勝をマークし、2016年と2018年には3点台の防御率も記録したが、今季は実力を発揮することができなかった。

     レッズのデービッド・ベル監督は「彼はまだまだ若い投手だからね。我々は球団組織として、彼には伸びしろがあると考えている。彼を獲得することができて嬉しいよ」とコメント。レッズは現在28歳のゴースマンの復調、そしてさらなる成長に期待しているようだ。

     一方、ブレーブスのアレックス・アンソポロスGMは「今季は速球を狙ったところへ投げることができていなかった」とゴースマンの不調の原因を分析。そのうえで「彼はきっと復調すると思う。我々は昨季、最後の2ヶ月間のゴースマンの活躍なしに地区優勝することはできなかった。彼は我々に大きなものをもたらしてくれたよ。昨季の地区優勝に関して、彼にはとても感謝している」と語り、自軍へのゴースマンの貢献に感謝を述べた。

     レッズは当面の間、ゴースマンをブルペンに配置し、主にロングリリーフで起用する方針だ。ただし、場合によっては試合終盤の重要な役割を担ったり、先発に回ったりする可能性もあるだろう。ゴースマンがフリーエージェントとなるのは2020年シーズン終了後。ゴースマンをあと1年半保有できるレッズにとって、ゴースマン獲得が「良い買い物」となる可能性は低くないと見られている。

  • レンジャーズ退団のカブレラ ナショナルズとメジャー契約へ

    2019.8.6 15:40 Tuesday

     日本時間8月6日、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ナショナルズはフリーエージェントの内野手、アズドゥルバル・カブレラとメジャー契約を結ぶことで合意に至ったようだ。主に内野の控えとして、戦力に厚みをもたらす働きが期待される。なお、現時点ではナショナルズから正式発表は行われていない。

     現在33歳のカブレラは、今季レンジャーズで93試合に出場して打率.235、12本塁打、51打点、OPS.711をマーク。昨季メッツとフィリーズの2球団合計で打率.262、23本塁打、75打点、OPS.774と上々の成績を残したため、新天地でも活躍が期待されていたものの、その期待に応えられず、日本時間8月2日にDFAとなり、同4日には解雇されてフリーエージェントとなっていた。

     今季のナショナルズは、遊撃のバックアップ役が不在のままシーズンを戦っており、また、一塁のライアン・ジマーマンがコンディションに不安を抱えていることもあって、本来は「左の代打の切り札」であるマット・アダムスがコンスタントに出場機会を得る状況となっている。さらに、内外野兼任のユーティリティかつ「右の代打の切り札」であるハウィー・ケンドリックも故障で戦列を離れており、内野の複数ポジションを守ることができ、なおかつスイッチヒッターであるカブレラは、ナショナルズのあらゆる弱点をカバーできる存在なのだ。

     なお、カブレラがナショナルズでプレイするのは今回が2度目となる。メジャーデビューからの7年半をインディアンスで過ごしたカブレラは、2014年7月末にトレードでナショナルズへ移籍。このときは49試合に出場して打率.229、5本塁打、21打点、OPS.700と今一つの成績に終わった。その後、レイズ、メッツ、フィリーズ、レンジャーズを経て5年ぶりにナショナルズに戻ってきたカブレラ。チームのポストシーズン進出に貢献する働きができるか注目だ。

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