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  • カージナルスの開幕投手はフラハティ 2年連続2度目

    2021.2.26 10:00 Friday

     日本時間2月26日、カージナルスのマイク・シルト監督は「ジャック・フラハティは日曜日(現地時間28日のオープン戦初戦)に先発するだけでなく、シンシナティでの開幕戦にも先発する」と語り、25歳の若きエースに開幕投手を任せることを明らかにした。フラハティが開幕投手を務めるのは2年連続2度目。26歳の誕生日を迎える前に複数回の開幕投手を務めるのは球団史上5人目の快挙となる。

     今季のカージナルスは日本時間4月2日に敵地シンシナティでシーズン開幕を迎える。よって、フラハティは今季初めて対戦する打者が秋山翔吾となる可能性が高い。自身初の開幕投手を務めた昨季はパイレーツを相手に7回6安打2失点の好投を見せ、シーズン初勝利をマーク。今季も前回同様の好投でチームに勢いをつけたいところだ。

     昨季はチーム内で新型コロナウイルスのクラスターが発生した影響もあり、開幕戦に先発したあと、次の登板まで1ヶ月近く間隔が空いた。不規則な調整を強いられたことでなかなか本来のピッチングを取り戻せず、チームも無理に長いイニングを投げさせないなど慎重に起用。困難な1年を乗り切り、今季は2年ぶりに100%の状態で投げられるシーズンとなる。

     カージナルスで26歳未満の投手が複数回の開幕投手を務めるのはジョー・マグレーン、ディジー・ディーン、リー・メドウズ、ジョニー・ラッシュに続いてフラハティが5人目。2019年の後半戦に大ブレークし、サイ・ヤング賞の投票で4位にランクインした若きエースがどんなピッチングを見せるか注目だ。

     なお、シルトはチーム一筋16年目のベテラン、アダム・ウェインライトにホーム開幕戦(日本時間4月9日のブリュワーズ戦)の先発を任せることを示唆している。開幕2戦目に登板すれば中4日でホーム開幕戦に投げることが可能になるため、カージナルスは1番手・フラハティ、2番手・ウェインライトというローテーションで今季をスタートすることになりそうだ。

  • 25歳以下最高の選手は誰だ!? MLB公式サイトがTOP25を選出

    2021.2.25 12:30 Thursday

     もしあなたが今日から球団経営をスタートし、25歳以下の選手を自由に1人獲得できると言われたとき、誰を選ぶだろうか。メジャーリーグ公式サイトでは5人のライターがドラフト形式で25歳以下の選手を指名し、5巡目まで合計25人を選ぶという企画が行われた。そこで指名された25人を指名順に「25歳以下のTOP25」として公開している。なお、指名の際はメジャーでの実績だけでなく、ポテンシャルも考慮されている。

     今回の企画に参加したのはサラ・ラングス、ジム・キャリス、ジェシー・サンチェス、マイク・ペトリエロ、ジョナサン・マヨの5人。この5人が完全ウエーバー制で合計25人の選手を指名している。指名結果は以下の通り。

    ◆1巡目

    1位【ラングス】
    フアン・ソト(ナショナルズ)
    47試合 打率.351 13本塁打 37打点 OPS1.185

    2位【キャリス】
    フェルナンド・タティスJr.(パドレス)
    59試合 打率.277 17本塁打 45打点 OPS.937

    3位【サンチェス】
    ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
    46試合 打率.250 14本塁打 29打点 OPS.987

    4位【ペトリエロ】
    ワンダー・フランコ(レイズ)
    ※プロスペクト・ランキング全体1位

    5位【マヨ】
    ルイス・ロバート(ホワイトソックス)
    56試合 打率.233 11本塁打 31打点 OPS.738

    ◆2巡目

    6位【マヨ】
    ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)
    60試合 打率.262 9本塁打 33打点 OPS.791

    7位【ペトリエロ】
    ラファエル・デバース(レッドソックス)
    57試合 打率.263 11本塁打 43打点 OPS.793

    8位【サンチェス】
    エロイ・ヒメネス(ホワイトソックス)
    55試合 打率.296 14本塁打 41打点 OPS.891

    9位【キャリス】
    アドリー・ラッチマン(オリオールズ)
    ※プロスペクト・ランキング全体2位

    10位【ラングス】
    スペンサー・トーケルソン(タイガース)
    ※プロスペクト・ランキング全体3位

    ◆3巡目

    11位【ラングス】
    ジャレッド・ケレニック(マリナーズ)
    ※プロスペクト・ランキング全体4位

    12位【キャリス】
    フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)
    ※プロスペクト・ランキング全体5位

    13位【サンチェス】
    シクスト・サンチェス(マーリンズ)
    7試合 3勝2敗 防御率3.46 奪三振率7.62
    ※プロスペクト・ランキング全体15位

    14位【ペトリエロ】
    ヨルダン・アルバレス(アストロズ)
    2試合 打率.250 1本塁打 4打点 OPS.958

    15位【マヨ】
    ケブライアン・ヘイズ(パイレーツ)
    24試合 打率.376 5本塁打 11打点 OPS1.124
    ※プロスペクト・ランキング全体9位

    ◆4巡目

    16位【マヨ】
    グレイバー・トーレス(ヤンキース)
    42試合 打率.243 3本塁打 16打点 OPS.724

    17位【ペトリエロ】
    オジー・アルビーズ(ブレーブス)
    29試合 打率.271 6本塁打 19打点 OPS.773

    18位【サンチェス】
    マイク・ソローカ(ブレーブス)
    3試合 0勝1敗 防御率3.95 奪三振率5.27

    19位【キャリス】
    ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)
    ※プロスペクト・ランキング全体7位

    20位【ラングス】
    ディラン・カールソン(カージナルス)
    35試合 打率.200 3本塁打 16打点 OPS.616
    ※プロスペクト・ランキング全体13位

    ◆5巡目

    21位【ラングス】
    アンドリュー・ボーン(ホワイトソックス)
    ※プロスペクト・ランキング全体14位

    22位【キャリス】
    マッケンジー・ゴア(パドレス)
    ※プロスペクト・ランキング全体6位

    23位【サンチェス】
    クリスチャン・パチェ(ブレーブス)
    2試合 打率.250 0本塁打 0打点 OPS.500
    ※プロスペクト・ランキング全体12位

    24位【ペトリエロ】
    ボー・ビシェット(ブルージェイズ)
    29試合 打率.301 5本塁打 23打点 OPS.840

    25位【マヨ】
    CJ・エイブラムス(パドレス)
    ※プロスペクト・ランキング全体8位

  • レッズの主砲・スアレスが「今季は50本塁打を目指す」と宣言

    2021.2.25 12:00 Thursday

     レッズの主砲エウヘニオ・スアレスにとって、家族と一緒に過ごせず、ファンの前でプレーすることもできなかった昨季はとても辛いシーズンだった。スアレスは打率.202、15本塁打、38打点、OPS.781という不本意な成績に終わった昨季を振り返り、「僕は打率2割で終わるような打者じゃない」とコメント。「今はとても状態が良い。今季は本塁打を50本打つよ。打てるかどうかはわからないけど、50本塁打を目指す」と宣言した。

     昨季は新型コロナウイルスの影響により無観客でシーズンが開幕。ファンからの声援を力に変えるスアレスにとって、無観客開催の影響は非常に大きく、最初の20試合(82打席)で打率.118、2本塁打、25三振という最悪のスタートとなった。その後、徐々に本来の打棒を取り戻し、打率を2割台に乗せてシーズンを終えたが、これはファンの写真がスタンドに置かれるようになったことや、シーズン途中で第2子誕生のためにフロリダの自宅に戻れたことが大きかったようだ。

     昨季が不本意な1年だったこともあり、今季にかける思いは強く、食生活の改善により体重を15ポンド(約6.8キロ)落としてキャンプに臨んでいる。「今はとても状態が良い。身体的にも精神的にも充実している。新しいバージョンの自分になった感じだ。オフシーズンは一生懸命トレーニングに取り組んできたからね。今年は僕の年になると思う。去年より良い年になると思うよ」と手応えを感じている。

     そんなスアレスが今季の目標に掲げるのは「自分の記録を破ること」だ。スアレスは2019年に自己最多の49本塁打を記録。ナ・リーグ三塁手のシーズン記録とベネズエラ出身選手のシーズン記録を塗り替えたが、それをさらに上回るシーズン50本塁打を目指しているという。「今年は自分にとって特別な年になればいいなと思っているし、そうなると信じている。50本塁打を目指すよ」とスアレス。有言実行となるか注目だ。

  • ツインズの有望株・ルイス 右膝前十字靭帯断裂で今季絶望

    2021.2.25 11:30 Thursday

     日本時間2月25日、ツインズのデレク・フォルビー編成本部長は有望株のロイス・ルイスが右膝前十字靭帯断裂により今季を全休する見込みであることを発表した。2017年のドラフト全体1位指名選手であるルイスは「MLB Pipeline」のプロスペクト・ランキングで全体17位にランクインしている有望株。日本時間2月27日に靭帯の再建手術を受ける予定となっており、フォルビーは「復帰には通常、9~12ヶ月を要する」と説明している。

     現在21歳のルイスはマイナーリーグのシーズンが開催されなかった昨季、チームの代替トレーニング地で1年を過ごした。2019年はA+級とAA級で合計127試合に出場して打率.236、12本塁打、49打点、22盗塁に終わったが、アリゾナ秋季リーグでは22試合で打率.353、3本塁打、20打点、5盗塁、OPS.975の活躍を見せ、MVPに選出。実戦でプレーしたのはこのアリゾナ秋季リーグが最後であり、今回の大怪我によって実戦から丸2年以上離れることが決定的となってしまった。

     ツインズによると、ルイスがいつ前十字靭帯を断裂したかは不明だという。ルイスはオフシーズンのあいだから右膝に痛みを抱えていたものの、それほど重傷だとは思っていなかったようだ。先日、テキサスでの大雪の際に滑って転倒し、そのときに症状を悪化させた可能性があるものの、キャンプ地でMRI検査を受けるまでシーズンを全休するほどの重傷であるとは考えられていなかった。

     フォルビーは「彼が成長する時間が失われてしまうのは残念だ」と語ったが、まだ21歳ということを考えれば、失われた時間を挽回するチャンスは十分に残されている。メジャー昇格への道のりは1年分遅れてしまうことになるが、大怪我を乗り越えるという経験も将来への糧となることだろう。なお、ルイスは2019年の時点でAA級まで到達しており、今季もAA級で開幕を迎えることが予想されていた。

  • DV問題から復帰のヤンキース・ヘルマンがチームメイトらに謝罪

    2021.2.25 11:00 Thursday

     DV問題で81試合の出場停止処分を受け、昨季を全休したドミンゴ・ヘルマン(ヤンキース)がプレー再開にあたってチームメイトなどに謝罪した。ヘルマンは2019年9月にDV問題が発覚し、レギュラーシーズンの残り試合とポストシーズンの全試合を欠場。出場停止処分が残っていたため、昨季は全休となった。さらに、なかなか復帰できないことにフラストレーションを募らせ、SNS上で現役引退を示唆して周囲を困惑させていた。

     ヘルマンは「スタインブレナー・ファミリー、チームメイト、フロントオフィス、そして私を愛してくれている周囲の人々に謝罪したい。2019年、チームが最も私を必要としていたときに、私はチームにいられなかった。チームを助けられなかったことはとても辛かった。そのような状況になったのは自分自身に責任があるということを理解している」と自身が犯した過ちを謝罪した。

     DV問題だけでなく、インスタグラムで現役引退を表明するという騒ぎも起こしたヘルマン。この引退騒動については、ブライアン・キャッシュマンGMに対して「プレーを再開できないことに不満を感じていた」と説明したという。「私は適切な方法でSNSを使用していなかった。ファンとつながることが目的だが、もっと適切な使い方をしなければならない」と反省を口にしている。

     様々な騒ぎを起こし、チームに迷惑をかけたヘルマンの復帰を歓迎しないチームメイトがいるのも事実である。ザック・ブリットンは先日、「誰がチームメイトになるかは自分では選べない」と発言。ヘルマンはブリットンの発言について「彼のコメントは見た。あのコメントは個人的なものではなく、プロとしての発言だった」と理解を示し、受け入れている。

     なお、ハル・スタインブレナー・オーナーはヘルマンが再びメジャーのマウンドに立つ前に「深い後悔」を経験してほしいと考えているという。ヘルマンにはまだマイナー・オプションが残っているため、ヤンキースはスタインブレナーの意向に従い、ヘルマンを開幕ロースターに入れず、マイナー降格という措置を取る可能性もあるとみられている。

     とはいえ、今季のヤンキースは故障リスクの高い先発投手を多く抱えており、どこかのタイミングで2019年に18勝を挙げたヘルマンの力が必要になる可能性は高い。それに備え、ヘルマンには精神的にひと回りもふた回りも成長することが求められる。

  • エンゼルス・大谷が早くも97マイル 「1回目にしては良かった」

    2021.2.25 10:30 Thursday

     日本時間2月25日、エンゼルスの大谷翔平が実戦形式の打撃練習に初登板。ルイス・レンヒーフォとジャレッド・ウォルシュを相手に投球し、最速97マイル(約156キロ)の速球で順調な調整ぶりをアピールした。「スタットキャスト」のデータによると、昨季は2度の登板で投げた全80球のうち、97マイルに達したボールは1球しかなかったため、完全復活に向けて期待の持てる初登板になったと言えそうだ。

     ジョー・マドン監督は大谷がオフシーズンの投球練習で90マイル中盤のボールを投げていたことを明らかにし、キャンプイン後の最初のブルペンでの投球練習でも90マイル以上のボールを投げたことが報じられていたが、完全復活に向けた調整は順調に進んでいるようだ。

     大谷は「速球はある程度、ゾーン内に収まっていた。細かいコースだったりはこれから、もうちょっとやる必要があるかなと思う。1回目にしては良かったかなと思う」と手応えを口にした。

     また、「メカニクスにもいくつか変わったところがある」と投球フォームに微調整を加えていることも明らかにした。しかし、「一番大きいのは去年に比べて肘の状態がはるかに良いことだと思う」と語っており、2018年10月に受けたトミー・ジョン手術から丸2年以上が経過し、ようやく完全復活に向けた道筋が見え始めてきたのかもしれない。

     大谷のコンディションは100%の状態に戻っていると言われており、エンゼルスは先発投手兼指名打者として二刀流に再挑戦させる方針だ。キャンプでも投手としての調整と並行して打者としての練習も行っており、日本時間2月24日には打者として実戦形式の打撃練習に参加。アーロン・スレガース、カイル・ケラー、ベン・ローウェン、ブレンダン・マカリーと対戦し、快音を響かせた。

     チームに欠けている絶対的エースとなれるポテンシャルを秘めているだけに、大谷の二刀流の成否はそのままチームの浮沈に直結する可能性が高い。チームのカギを握る存在として、メジャー4年目の今季こそ投打にわたる大活躍が期待される。

  • フィリーズ、エンゼルスが右腕・オドリッジの動向をチェック

    2021.2.25 10:00 Thursday

     「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンによると、フリーエージェント市場に残ったままの先発右腕ジェイク・オドリッジの獲得を狙うチームとして新たにフィリーズの名前が浮上したようだ。ヘイマンはエンゼルスがオフシーズンを通してオドリッジに興味を示していることも伝えている。両チームとも今オフの補強によって先発投手の頭数を揃えているものの、2ケタ勝利4度の実力者を加えることでローテーションのグレードアップを狙っているとみられる。

     現在30歳のオドリッジは昨季3度の故障者リスト入りがあり、わずか4試合しか登板できなかった(0勝1敗、防御率6.59)。しかし、2019年には自己最多の15勝を挙げ、オールスター・ゲーム初選出。レイズ時代にも5年間で3度の2ケタ勝利をマークしており、メジャー通算62勝を記録している。3年4500万ドル前後の契約を希望しているとの報道もあり、各球団のスプリング・トレーニングが開始された現在も契約先が決まっていない。

     フィリーズは先発5枠のうちアーロン・ノラ、ザック・ウィーラー、ザック・エフリンが入る3枠は確定。残りの2枠をビンス・ベラスケス、有望株のスペンサー・ハワード、新加入のマット・ムーアとチェイス・アンダーソンらが争う状況となっている。

     一方のエンゼルスはディラン・バンディ、アンドリュー・ヒーニー、グリフィン・キャニング、新加入のホゼ・キンターナとアレックス・カッブ、二刀流に再挑戦する大谷翔平の6人で先発ローテーションを形成。ハイメ・バリアやパトリック・サンドバルといった若手も控えており、最低限の頭数だけは揃っているといった状況だ。

     なお、今オフは単年契約で妥協する先発投手が目立っており、複数年契約を手にした先発投手はトレバー・バウアー(ドジャース)、タイワン・ウォーカー(メッツ)、マイク・マイナー(ロイヤルズ)、クリス・フレクセン(マリナーズ)の4人だけとなっている。

  • カズミアーがジャイアンツとマイナー契約 山口らと競争へ

    2021.2.24 15:00 Wednesday

     日本時間2月24日、ジャイアンツが通算108勝の実績を誇る左腕スコット・カズミアーとマイナー契約で合意したことが明らかになった。現在37歳のカズミアーはドジャースで10勝を挙げた2016年を最後にメジャーの舞台から遠ざかっており、招待選手としてスプリング・トレーニングに参加し、5年ぶりのメジャー復帰を目指す。オールスター・ゲーム選出3度のカズミアーは開幕ロースター入りを狙う山口俊のライバルとなる可能性もありそうだ。

     カズミアーは2004年にデビルレイズ(現レイズ)でメジャーデビューし、エンゼルス、インディアンス、アスレチックス、アストロズ、ドジャースで合計12年間プレー(2012年はメジャーでの登板なし)。アスレチックス時代の2014年に挙げた15勝を筆頭に2ケタ勝利を通算8度マークし、デビルレイズ時代の2007年には自己最多の239奪三振を記録している。ジャイアンツのファーハン・ザイディ編成本部長とはアスレチックスとドジャースで在籍期間が重なっており、ゲーブ・キャプラー監督とは2009年にレイズでチームメイトだった。

     2015年オフにドジャースと3年契約を結び、1年目こそ10勝を挙げたものの、2年目は故障で全休。2017年オフにブレーブスへトレードで放出され、戦力になる見込みがないため、契約を1年残した状態で2018年3月に解雇された。もし今回メジャー復帰が実現すれば、2016年以来5年ぶりということになる。

     昨季は独立リーグで4試合に登板して2勝1敗、防御率4.20を記録。「ESPN」のバスター・オルニーによると、直近のブルペンでの投球練習では92~93マイルを計測していたようだ。先発、リリーフのどちらで起用されるかは明らかになっていないが、すでに先発5枚の顔ぶれは固まっているため、ローガン・ウェブ、ニック・トロピアーノ、山口らとスイングマンの枠を争うことが予想されている。

  • 番記者が開幕ロースター予想【山口所属のジャイアンツ編】

    2021.2.24 14:00 Wednesday

     メジャーリーグ公式サイトでは各球団のビートライター(番記者)が担当球団の開幕ロースター26人を予想している。山口俊がマイナー契約で加入したジャイアンツの担当はマリア・グアルダード記者。ドジャースとパドレスという「2強」に挑むジャイアンツにとって、今季は多くの高額年俸選手が契約最終年を迎える節目のシーズンとなる。ゲーブ・キャプラー監督は招待選手も含め、多くの選手に競争させる方針を明言しているが、開幕ロースター26人はどんなメンバーになるのだろうか。

     グアルダード記者の予想は投手13人、野手13人の合計26人。山口の名前は先発5人、ブルペン8人のなかには含まれていない。先発はケビン・ゴーズマン、ジョニー・クエイト、アンソニー・ディスクラファーニ、アーロン・サンチェス、アレックス・ウッドの5人がローテを形成する予定となっており、昨季ローテの一角を担ったローガン・ウェブがローテから漏れている。山口は「ローテ6番手をウェブと争う」という位置付けのため、複数の故障者が発生するような状況にならない限り開幕ロースター入りは難しいとみられる。

     ブルペン8枠のうち、グアルダード記者は「ジェイク・マギー、マット・ウィスラー、ジャーリン・ガルシアの3人は確実、タイラー・ロジャースとレイエス・モロンタの2人は有力」との予想。残り3枠にはトレバー・ゴット、ジェームス・シャーフィー、ドミニク・リオンの名前が挙げられているが、ゴットはロースター予想の記事の公開後にDFAとなった。ミドルリリーフならワンディ・ペラルタやサム・セルマン、ロングリリーフならケイレブ・バラガーやニック・トロピアーノが候補となりそうだ。もちろん、山口がブルペンの一員として開幕ロースター入りする可能性も残されている。

     捕手は昨季全休したバスター・ポージーが復帰。カート・カサリがバックアップを務め、有望株のジョーイ・バートはマイナースタートになりそうだ。内野は一塁ブランドン・ベルト、二塁ドノバン・ソラーノ、三塁エバン・ロンゴリア、遊撃ブランドン・クロフォードの4人がレギュラーとなるが、ユーティリティとしてトミー・ラステラとウィルマー・フローレスも控えている。相手投手との相性を考慮しながらこの6人を4つのポジションで使い分けることが予想される。

     外野はマイク・ヤストレムスキー、アレックス・ディッカーソン、マウリシオ・デュボン、オースティン・スレイター、ダリン・ラフの5人。右翼はヤストレムスキーが不動のレギュラーとなり、左翼は左打ちのディッカーソン、右打ちのスレイターとラフの併用が有力視されるが、デュボンがレギュラーを務める予定の中堅に不安が残る。

  • 番記者が開幕ロースター予想【澤村所属のレッドソックス編】

    2021.2.24 13:30 Wednesday

     メジャーリーグ公式サイトでは各球団のビートライター(番記者)が担当球団の開幕ロースター26人を予想している。澤村拓一が所属するレッドソックスの担当はイアン・ブラウン記者。昨季投手陣が崩壊したことを受け、チーフ・ベースボール・オフィサーのチェイム・ブルームは投手陣のグレードアップを中心に今オフの補強に取り組んだ。アンドリュー・ベニンテンディのトレード、ダスティン・ペドロイアの現役引退といったニュースもあったが、レッドソックスはどんなメンバーで開幕を迎えるのだろうか。

     ブラウン記者の予想は投手14人、野手12人の合計26人。アレックス・コーラ監督はオープン戦でクローザーの座を争わせる方針であり、澤村はマット・バーンズ、アダム・オッタビーノとともにクローザー候補の1人に挙げられている。この3人にダーウィンソン・ヘルナンデス、ジョシュ・テイラー、マット・アンドリース、ライアン・ブレイシア、フィリップス・バルデス、オースティン・ブライスを加えた9人が開幕ロースター入りを予想されている。

     先発はエドゥアルド・ロドリゲス、ネイサン・イバルディ、ギャレット・リチャーズ、マーティン・ペレス、ニック・ピベッタの5人。新型コロナウイルス感染に起因する心筋炎で昨季を全休したロドリゲスの回復具合がポイントとなる。タナー・ハウクを加えた6人制ローテが採用される可能性もある。なお、トミー・ジョン手術からのリハビリを続けているクリス・セールはシーズン中盤に復帰予定だ。

     野手でポジション争いが行われそうなのは一塁くらい。昨季デビューして強打を見せたボビー・ダルベックと2019年にデビューして18本塁打を放ったマイケル・チェイビスの競争となる。捕手はクリスチャン・バスケスがレギュラー、ケビン・プラウェッキーが控え。二塁にはエンリケ・ヘルナンデスが入り、三塁はラファエル・デバース、遊撃はザンダー・ボガーツが不動のレギュラーとして君臨している。

     外野はジャッキー・ブラッドリーJr.との再契約がなければ、左翼フランチー・コルデロ、中堅アレックス・ベルドゥーゴ、右翼ハンター・レンフローが基本の布陣となる。指名打者は強打復活を目指すJ・D・マルティネス。そして、最後の1枠には内外野の全ポジションを守るスーパー・ユーティリティのマーウィン・ゴンザレスが入る。

  • 番記者が開幕ロースター予想【有原所属のレンジャーズ編】

    2021.2.24 13:00 Wednesday

     メジャーリーグ公式サイトでは各球団のビートライター(番記者)が担当球団の開幕ロースター26人を予想している。有原航平が所属するレンジャーズの担当はケネディ・ランドリー記者。近年低迷が続いているレンジャーズは今オフ、エースのランス・リンや看板選手だったエルビス・アンドルースをトレードで放出するなど、チーム再建への動きをさらに加速させている。大きく負け越すことが確実な今季、レンジャーズはどんなメンバーで開幕を迎えるのだろうか。

     ランドリー記者の予想は投手13人、野手13人の合計26人。有原はカイル・ギブソン、デーン・ダニング、マイク・フォルティネビッチ、コルビー・アラードとともに先発ローテーションの一角に名を連ねている。ランドリー記者は「ギブソン、有原、フォルティネビッチの3人はローテ入り確実」と予想。残りの2枠はダニングとアラードのほか、カイル・コディ、テイラー・ハーンといった若手投手たちが争うことになる。

     ブルペン8枠はホゼ・レクラーク、ジョナサン・ヘルナンデス、ジョエリー・ロドリゲス、ブレット・マーティン、ヤン・ヒョンジョン、ジョーダン・ライルズ、ウェス・ベンジャミン、ジョシュ・スボーツという顔ぶれ。ヤンとライルズの2人はオープン戦の出来次第ではローテ争いにも絡んでくる可能性がある。

     捕手はホゼ・トレビーノ、ジョナ・ハイムの2人体制との予想だが、ベテランのドリュー・ビュテラもマイナー契約でチームに加わっている。昨季デビューして強打を披露したサム・ハフはマイナースタートが濃厚だ。

     内野は一塁ネイト・ロウ、二塁ニック・ソラック、三塁ルーグネッド・オドーア、遊撃イサイアー・カイナーファレファの4人がレギュラーになるとの予想。一塁のロウはロナルド・グーズマンとの争いになる。正二塁手の座を剥奪されたオドーアは有望株ジョシュ・ヤングが昇格するまでのあいだ、三塁を守ることになりそうだ。

     外野は左翼デービッド・ダール、中堅レオディ・タベラス、右翼ジョーイ・ギャロの3人。指名打者にはウィリー・カルフーンが入る。ただし、ランドリー記者は「新加入のクリス・デービスとダールがともに活躍した場合、ダールが中堅に入る可能性もある」と述べている。ベンチはデービス、グーズマン、アンダーソン・テヘダの3人という予想になっているが、マイナー契約のチャーリー・カルバーソンやブロック・ホルトもユーティリティ性を武器にベンチ入りを狙っている。

  • 番記者が開幕ロースター予想【菊池所属マリナーズ編】

    2021.2.24 12:30 Wednesday

     メジャーリーグ公式サイトでは各球団のビートライター(番記者)が担当球団の開幕ロースター26人を予想している。菊池雄星が所属するマリナーズの担当はダニエル・クレイマー記者。ケビン・メイサー前球団社長の失言問題によりフロントオフィスと選手の信頼関係が揺らいでいるマリナーズだが、有望株を多数抱えているため、黄金期の到来を期待する声は多い。シーズン途中でトップ・プロスペクトが昇格することが予想される今季は、黄金期への足掛かりとなるシーズンにしたいところだ。

     クレイマー記者の予想は投手14人、野手12人の合計26人。菊池は「先発ローテーション入り確実」という位置付けだが、序列としてはマルコ・ゴンザレス、ジェームス・パクストン、ジャスタス・シェフィールド、クリス・フレクセンに次ぐ5番手となっている。マリナーズは今季も先発6人制を採用することを明らかにしており、6番手はジャスティン・ダンとニック・マーガビシャスの争い。ダンのローテ入りが有力だが、マーガビシャスが競争を制した場合、先発6枠のうち5枠が左腕となる。

     ブルペン8枠はラファエル・モンテロ、ケンドール・グレイブマン、キーナン・ミドルトン、アンソニー・ミセビッチ、ブランドン・ブレナン、ウィル・ベスト、ジョーイ・ガーバー、ヨハン・ラミレスという顔ぶれ。新加入のモンテロがクローザー、再契約したグレイブマンがセットアッパーを務めることになりそうだ。ベストは昨年12月のルール5ドラフトでタイガースから獲得した選手である。

     捕手はトム・マーフィーとルイス・トレンズの併用。スコット・サービス監督はマーフィー55%、トレンズ45%の割合で出場機会を与える方針であることを明言している。内野は一塁エバン・ホワイト、二塁ディラン・ムーア、三塁カイル・シーガー、遊撃J・P・クロフォードの4人がレギュラー。サム・ハガーティとシェッド・ロングJr.がユーティリティとしてベンチに控え、指名打者のレギュラーとして起用されるタイ・フランスも状況に応じて守備に就く機会がありそうだ。

     外野はトップ・プロスペクトのジャレッド・ケレニックがマイナースタート濃厚のため、左翼ジェイク・フレイリー、中堅カイル・ルイス、右翼ミッチ・ハニガーの3人で開幕するとの予想。ハニガーの健康状態が最大の懸念材料だが、ハニガーが満足にプレーできない場合は、ケレニック昇格までのあいだ、ブレイデン・ビショップやホゼ・マーモレホスを起用してやりくりしていくことになる。

  • 番記者が開幕ロースター予想【筒香所属レイズ編】

    2021.2.24 12:00 Wednesday

     メジャーリーグ公式サイトでは各球団のビートライター(番記者)が担当球団の開幕ロースター26人を予想している。筒香嘉智が所属するレイズの担当はアダム・ベリー記者。昨季のリーグ王者であるレイズは今オフ、エースのブレイク・スネルをトレードで放出するなど、大きくロースターを入れ替えた。ケビン・キャッシュ監督は「クリエイティブで常識にとらわれない選手起用」をポイントに挙げているが、どんなロースターで開幕戦に臨むことになるだろうか。

     ベリー記者の予想は投手13人、野手13人の合計26人。筒香はマイケル・ブロソーとともに「ユーティリティ」の枠に名を連ねた。要するに「レギュラーポジションを約束されていない選手」という位置付けだ。左腕に強いブロソーは相手投手が左腕のときにレギュラーの左打者に代わってスタメン起用されることになるだろう。筒香はランディ・アロザレーナの台頭で左翼が埋まり、指名打者にはオースティン・メドウズがいるため、厳しい立場からのスタートになりそうだ。

     捕手はマイク・ズニーノとフランシスコ・メヒアの2人体制。「守」のズニーノと「打」のメヒアをどのように使い分けるか注目される。内野は一塁チェ・ジマン、二塁ブランドン・ラウ、遊撃ウィリー・アダメス、三塁はヤンディ・ディアスとジョーイ・ウェンドルの併用という予想。相手投手が左腕のときは一塁にブロソーが入る機会が多くなるはずだ。

     外野はアロザレーナ、ケビン・キアマイアー、マニュエル・マーゴ、メドウズの4人。左翼アロザレーナ、中堅キアマイアー、右翼マーゴ、指名打者メドウズが基本の形となりそうだが、筒香にチャンスがあるとすれば、メドウズが守備に就いて指名打者が空くとき、もしくはアロザレーナが休養で左翼が空くときということになる。

     スネルとチャーリー・モートンが抜けた先発はタイラー・グラスナウ、ライアン・ヤーブロー、クリス・アーチャー、マイケル・ワカ、リッチ・ヒルの5人でローテを形成。若手投手も含めると8~10人ほどのローテ候補がおり、オープナーやブルペンデーも含め、チーム状況に合わせてフレキシブルな投手運用を行っていくことが予想される。

     ブルペンはニック・アンダーソン、ディエゴ・カスティーヨ、ピート・フェアバンクス、コリン・マクヒュー、チャズ・ロー、ライアン・トンプソン、コディ・リード、トレバー・ロジャースの8人。ベリー記者は「過去の実績から考えて、アンダーソンからローまでの5人はロースター入り確実」と述べている。

     若手のジョシュ・フレミング、シェーン・マクラナハン、ブレント・ハニーウェル、ルイス・パティーニョやレッドソックスから獲得したジェフリー・スプリングスとクリス・マッザなども控えており、エースを放出したとはいえ、投手層の厚さは依然として球界屈指だ。

  • 番記者が開幕ロースター予想【秋山所属レッズ編】

    2021.2.24 11:30 Wednesday

     メジャーリーグ公式サイトでは各球団のビートライター(番記者)が担当球団の開幕ロースター26人を予想している。秋山翔吾が所属するレッズの担当はマーク・シェルドン記者。今オフのレッズは遊撃手の補強を最優先課題としながらも、有力な遊撃手を獲得することはできなかった。年俸総額削減の方針もあり、どちらかというと戦力アップよりも戦力ダウンの印象のほうが強いレッズだが、開幕ロースター26人はどんな顔ぶれになるだろうか。

     シェルドン記者の予想は投手13人、野手13人の合計26人。外野は秋山、ニック・カステヤーノス、ニック・センゼル、ジェシー・ウィンカー、アリスティデス・アキーノの5人の名前が挙げられている。シェルドン記者は「センターは左打ちの秋山と右打ちのセンゼルのプラトーンとなる可能性がある」と指摘。この場合、左翼にウィンカー、右翼にカステヤーノスが入り、アキーノが控えということになる。もし指名打者制が採用されれば、ウィンカーが指名打者に入り、秋山は左翼での出場機会が多くなるかもしれない。

     捕手は昨季のゴールドグラブ賞受賞者、タッカー・バーンハートが正捕手を務め、昨季デビューしたタイラー・スティーブンソンがベンチに控える。打撃力ではスティーブンソンに分があるため、守備力の向上次第ではスティーブンソンの出場機会が大きく増加する可能性もある。

     内野は一塁ジョーイ・ボットー、二塁マイク・ムスターカス、三塁エウヘニオ・スアレスの3人は不動だが、正遊撃手がいない。有望株のホゼ・ガルシアにはマイナーで経験を積ませる方針のため、シェルドン記者はユーティリティのカイル・ファーマーを開幕時の正遊撃手として予想している。ユーティリティとしての開幕ロースター入りを予想されているディー・ストレンジ・ゴードン、アレックス・ブランディーノの2人にもチャンスがありそうだ。

     先発はソニー・グレイ、ルイス・カスティーヨ、タイラー・マーリー、ウェイド・マイリー、マイケル・ロレンゼンの5人。トレバー・バウアーが抜けたものの、グレイとカスティーヨのトレードが実現しなかったため、ある程度のクオリティは維持している。5番手はロレンゼンとテジェイ・アントーンの争いとなる。

     ブルペンはショーン・ドゥーリトル、アミール・ギャレット、ルーカス・シムズ、ジェフ・ホフマン、ホゼ・デレオン、サル・ロマノ、ノエ・ラミレスに先発ローテから漏れるアントーンを加えた8人。ドゥーリトル、ギャレット、シムズの3人がクローザーの座を争う見込みだが、シェルドン記者は「相手打者との相性に合わせて3人を使い分ける可能性がある」と述べている。

  • 番記者が開幕ロースター予想【前田所属ツインズ編】

    2021.2.24 11:00 Wednesday

     メジャーリーグ公式サイトでは各球団のビートライター(番記者)が担当球団の開幕ロースター26人を予想している。前田健太が所属するツインズの担当はパク・ドゥヒョン記者。地区3連覇を目指すツインズは今オフ、一部の主力選手を入れ替えつつも、同地区のホワイトソックスやインディアンスに対抗できる戦力を整えている。エディ・ロサリオが抜けた正左翼手争いが注目されるが、どんなメンバーで開幕を迎えることになるだろうか。

     パク記者の予想は投手13人、野手13人の合計26人。前田は先発5人のなかで真っ先に名前を挙げられており、開幕投手の最有力候補だ。先発5枠のうち、前田、ホゼ・ベリオス、マイケル・ピネイダ、J・A・ハップが入る最初の4枠はほぼ確定。残りの1枠は1年200万ドルで加入したマット・シューメイカーが最有力候補だが、ランディ・ドブナック、デビン・スメルツァー、ルイス・ソープといった若手投手もその座を狙っている。

     ブルペン8枠はテイラー・ロジャース、アレックス・コロメイ、タイラー・ダフィー、ハンセル・ロブレス、ホルヘ・アルカラ、コディ・スタシャック、ケイレブ・シールバー、そして先発ローテから漏れるドブナックという予想。多くの主力リリーバーが抜けた穴を新戦力のコロメイとロブレス、若手のアルカラやスタシャックが埋める形となっている。ロジャースとコロメイのクローザー争いにも注目が集まりそうだ。

     正捕手はミッチ・ガーバーとライアン・ジェファーズの争い。2019年にシルバースラッガー賞を受賞したガーバーが復調すれば文句なしの正捕手だが、OPS.511に終わった昨季の不振を引きずるようであれば、昨季デビューしたジェファーズが正捕手に抜擢されることになるだろう。

     内野はアンドレルトン・シモンズの加入によりホルヘ・ポランコが遊撃から二塁にコンバートされており、一塁ミゲル・サノー、二塁ポランコ、三塁ジョシュ・ドナルドソン、遊撃シモンズが基本の布陣となる。二塁から押し出される形となったルイス・アライズはスーパー・ユーティリティとして内外野を兼任しながらレギュラーに近い出場機会を与えられる見込み。ウィリアンス・アストゥディーヨも第3捕手兼内野両コーナーの控えとして開幕ロースター入りを予想されている。

     外野は中堅バイロン・バクストン、右翼マックス・ケプラーの2枠は当確だが、左翼のレギュラーが未定。有望株のアレックス・キリロフが最有力候補だが、パク記者は「サービスタイムの都合上、マイナースタートになる可能性がある」と指摘し、キリロフを予想ロースターに入れていない。キリロフ昇格までのあいだはジェイク・ケイブ、ブレント・ルーカーにアライズを加えた3人が出場機会を分け合うことになりそうだ。

     そして、指名打者には40代に突入しても全く衰えを見せないネルソン・クルーズが入る。同地区のホワイトソックスが今オフの補強で戦力をアップさせており、クルーズの打棒が陰りを見せ始めるようだと、ツインズは苦しい戦いを強いられることになるかもしれない。

  • 番記者が開幕ロースター予想【ダルビッシュ所属パドレス編】

    2021.2.24 10:30 Wednesday

     メジャーリーグ公式サイトでは各球団のビートライター(番記者)が担当球団の開幕ロースター26人を予想している。ダルビッシュ有が所属するパドレスの担当はAJ・カッサベル記者。今オフのパドレスは「打倒・ドジャース」を目指して各球団のエース級を次々に獲得するなど、メジャー屈指の充実度を誇るロースターを完成させた。ジェイス・ティングラー監督はそのなかからどの26人を開幕ロースターに選ぶのだろうか。

     カッサベル記者の予想は投手14人、野手12人の合計26人。ディネルソン・ラメット、ダルビッシュ、ブレイク・スネル、ジョー・マスグローブ、クリス・パダックの5人が形成する先発ローテーションについて「球団史上最高の開幕ローテ」と評価しつつも、ラメットの右肘の状態を懸念材料に挙げている。スイングマンとしての開幕ロースター入りが予想されているエイドリアン・モレホンのほか、マッケンジー・ゴアやライアン・ウェザースといった有望株も控えており、もしラメットを欠いて開幕を迎えることになったとしても、致命的なダメージにはならないはずだ。

     ブルペンはドリュー・ポメランツ、エミリオ・パガーン、マーク・マランソン、キーオニー・ケラ、オースティン・アダムス、ピアース・ジョンソン、ダン・アルタビラ、クレイグ・スタメンの8人という予想。ホゼ・カスティーヨやマット・ストラームが開幕ロースターから漏れるという贅沢な布陣となっている。クローザーの座はポメランツ、パガーン、マランソン、ケラの4人が争うことになりそうだ。

     捕手はオースティン・ノラとビクトル・カラティーニの2人体制。基本的にはノラが正捕手扱いとなり、カラティーニはダルビッシュ登板試合を中心にマスクを被ることが予想される。内野は一塁エリック・ホズマー、二塁ジェイク・クロネンワース、三塁マニー・マチャド、遊撃フェルナンド・タティスJr.という昨季同様の布陣。10年3億ドルの契約を結んでいるマチャドと新たに14年3億4000万ドルの超大型契約を締結したタティスJr.が形成する三遊間は、強力な先発ローテーションとともにパドレスの名物となる。

     外野は左からトミー・ファム、トレント・グリシャム、ウィル・マイヤーズの3人がレギュラー。そして、ユーティリティとしてキム・ハソン、ジュリクソン・プロファー、ブライアン・オグレイディの3人がベンチに控える形となる。レギュラー級の実力を持つキムとプロファーがベンチに控えている点が、パドレスの最大の強みと言えるだろう。この両選手は複数のポジションを守りながらレギュラーに近い出場機会を与えられることが予想されている。

  • 番記者が開幕ロースター予想【大谷所属エンゼルス編】

    2021.2.24 10:00 Wednesday

     メジャーリーグ公式サイトでは各球団のビートライター(番記者)が担当球団の開幕ロースター26人を予想している。大谷翔平が所属するエンゼルスの担当はレット・ボリンガー記者。今オフ、ペリー・ミナシアンGMは先発、ブルペン、捕手、遊撃手、外野手とチームの穴を埋める補強を着実に進めてきたが、2014年以来7年ぶりのポストシーズン進出を目指す今季、エンゼルスはどのようなメンバーで開幕を迎えることになるのだろうか。

     ボリンガー記者の予想は投手13人、野手12人、二刀流1人の合計26人。大谷について「今季は二刀流に再挑戦する。昨季は肘と前腕の故障により2試合しか登板できなかったが、現在は健康だ。エンゼルスはアグレッシブに彼を起用していくプランを持っており、先発投手と指名打者を兼任させる」と述べている。これまでは週に1度のペースで先発し、指名打者として週に3~4試合出場していたが、具体的な起用プランはまだ明らかにされていない。

     捕手はマックス・スタッシとカート・スズキの2人体制。昨季急成長を見せたスタッシを経験豊富なスズキがサポートする形になりそうだ。内野は一塁ジャレッド・ウォルシュ、二塁デービッド・フレッチャー、三塁アンソニー・レンドン、遊撃ホゼ・イグレシアスの4人がレギュラーで、バックアップとしてフランクリン・バレートが控える。バレートはルイス・レンヒーフォ、ロベル・ガルシア、フィル・ゴスリンらと控えの1枠を争う見込みだ。

     外野は左翼ジャスティン・アップトン、中堅マイク・トラウト、右翼デクスター・ファウラーの3人がレギュラーで、テイラー・ウォードが控えに入るとの予想。ジョン・ジェイやフアン・ラガレスがマイナー契約で加入しており、控えの1枠はスプリング・トレーニングで競争となる。有望株のジョー・アデルは昨季攻守に未熟さを露呈したため、今季はマイナースタートが濃厚だ。

     野手の最後の1枠は10年契約のラストイヤーを迎えたアルバート・プーホルス。基本的には大谷欠場時に指名打者を務めることになるが、相手先発投手が左腕の試合では、左打ちのウォルシュに代わって一塁を守るケースも出てくるだろう。

     先発ローテーションはディラン・バンディ、アンドリュー・ヒーニー、グリフィン・キャニング、ホゼ・キンターナ、アレックス・カッブに大谷を加えた6人で形成される。チームがポストシーズン進出という目標を達成するためには、各投手が自己ベスト級の成績を残すことが必要不可欠となる。

     ブルペンの8枠はライセル・イグレシアス、タイ・バットリー、マイク・マイヤーズ、フェリックス・ペーニャ、ハイメ・バリア、アレックス・クラウディオ、ジュニア・ゲラ、ホゼ・アルベルト・リベラという予想。ボリンガー記者は「イグレシアスからクラウディオまでの6人は故障がなければ開幕ロースター入り確実」と述べており、残り2枠を多くの候補者が争うことになる。なお、リベラはルール5ドラフトで獲得した選手のため、開幕ロースターから漏れる場合は前所属球団(アストロズ)に返却される。

  • エンゼルス・トラウト 目標は7年ぶりのポストシーズン進出

    2021.2.23 13:00 Tuesday

     昨夏に第1子が誕生して父親となったマイク・トラウト(エンゼルス)は、息子の成長を見守りながら充実したオフシーズンを過ごしたようだ。そして迎えた2021年シーズン。トラウトは「僕はプレーオフを目指している。僕たち全員だ。それを目指さないなら毎年ここ(=キャンプ地)にいるべきじゃないと思う。その目標を持って毎年戦っている。今年も変わらないよ」と語り、2014年以来のポストシーズン進出を今季の最大の目標に挙げた。

     現在29歳のトラウトは9年連続MVP投票5位以内というメジャー史上初の快挙を成し遂げ、MVP3度、2012年新人王、オールスター・ゲーム選出8度、シルバースラッガー賞8度、オールスター・ゲームMVP2度、打点王1度、盗塁王1度など輝かしい実績を残してきたものの、ポストシーズンに出場したのは2014年の1度だけ。しかも、この年は地区シリーズでロイヤルズの前に3連敗で敗退しており、ポストシーズンの試合で勝利した経験がないのだ。

     トラウトは「やあ、マイク。今度の新戦力はキミをプレーオフへ連れて行ってくれるのかい?」といったことを毎年のように言われており、「もう聞き飽きた」という。「もちろんプレッシャーは感じている。毎年言われているからね」とトラウト。しかし、「僕は自分にできることに集中して、チームのためにベストを尽くすだけさ。年齢を重ねているけど、僕はまだ若い。身体の状態はとても良いよ」と周囲の雑音に耳を貸さず、7年ぶりのポストシーズン進出に向けて着々と準備を進めている。

     近年は守備力の低下が指摘されており、トラウトは守備力アップのために基礎からやり直すつもりだという。「打撃練習中にもボールを正しく追いかけて、より良いジャンプをするといったことを意識していきたい。僕たちのチームには優秀な外野守備コーチがいる。僕は彼らに最高の外野手になってゴールドグラブ賞を獲ると宣言しているんだ。それも僕の目標だよ」とトラウトはモチベーションを失うことなく、常に向上心を持ってプレーを続けている。

     ジョー・マドン監督はアーニー・バンクスやバリー・ボンズといった名選手がチャンピオンリングを手にすることなく引退していったことに言及し、「トラウトにはそうなってほしくない」と語る。エンゼルスとトラウトの契約はあと10年残っているが、今年8月に30歳の誕生日を迎えるトラウトが超一流の選手でいられる期間はそれほど長く残されていない。今季こそポストシーズンの大舞台でプレーするトラウトの姿を観ることはできるだろうか。

  • 昨季防御率1点台のジェフレスがナショナルズとマイナー契約

    2021.2.23 12:00 Tuesday

     日本時間2月23日、ナショナルズがカブスからフリーエージェントとなっていた救援右腕ジェレミー・ジェフレスとマイナー契約を結ぶことで合意したことが明らかになった。メジャーのロースター入りを果たした場合の年俸は125万ドルで、これに加えて最大125万ドルの出来高が設けられているという。昨季トレバー・ホフマン賞(ナ・リーグ最優秀救援投手)のファイナリスト3名に名を連ねたジェフレスだが、メジャー契約を得ることはできなかった。

     現在33歳のジェフレスは昨季カブスで22試合に登板して4勝1敗8セーブ、3ホールド、防御率1.54の好成績をマーク。ただし、BABIPが.161と極端に低いなど、ツキに恵まれた好成績であることも指摘されており、奪三振率6.56、与四球率4.63など投球内容自体は至って平凡だった。このあたりがメジャー契約を得られなかった要因となっているのかもしれない。

     ブリュワーズやレンジャーズでセットアッパーないしクローザーとして活躍した実績があり、2015年は72試合に登板して5勝0敗、23ホールド、防御率2.65、2016年は59試合に登板して3勝2敗27セーブ、6ホールド、防御率2.33の好成績をマーク。2018年には73試合に登板して8勝1敗15セーブ、18ホールド、防御率1.29という自己最高の成績を残し、オールスター・ゲームに初選出された。

     ナショナルズは今オフ、新たなクローザーとしてブラッド・ハンドを獲得したが、信頼できる救援投手は決して多くなく、ハビー・ゲラ、ルイス・アビラン、T・J・マクファーランド、アーロン・バレットら30代のベテラン投手が招待選手としてスプリング・トレーニングに参加している。ジェフレスもこの競争のなかに加わって開幕ロースター入りを目指すことになるが、これまでの実績を考えると、ジェフレスが競争を勝ち抜いて開幕ロースター入りする可能性は高そうだ。

  • 38歳・秋信守がSKワイバーンズと契約 KBO史上最高年俸との報道

    2021.2.23 11:30 Tuesday

     日本時間2月23日、レンジャーズとの7年契約が満了してフリーエージェントとなっていた秋信守(チュ・シンス)が韓国プロ野球(KBO)のSKワイバーンズと1年240万ドルで契約したことが明らかになった。秋は釜山高校から直接マリナーズに入団してプロ野球選手としてのキャリアをスタートさせており、KBOでプレーするのは今回が初めてとなる。母国リーグへの加入により、東京五輪で韓国代表の一員に選出される可能性も出てきた。

     現在38歳の秋は2000年8月にマリナーズと契約し、2005年にメジャーデビュー。しかし、当時のマリナーズはイチロー、ランディ・ウィン、ラウル・イバニェスらで外野の両翼が埋まっていたため、秋に多くの出場機会が与えられることはなく、2006年7月にトレードでインディアンスへ放出された。

     インディアンス移籍3年目の2008年に94試合で打率.309、14本塁打、66打点、OPS.946と頭角を現し、翌2009年からレギュラー定着。パンチ力と選球眼を兼ね備えた好打者として活躍し、2013年に1年間だけレッズでプレーしたあと、7年1億3000万ドルの大型契約でレンジャーズに加入した。

     レンジャーズでは全盛期ほどの活躍を見せることはできなかったものの、2015年から5年連続で出塁率.357以上を記録し、20本塁打以上のシーズンも4度。2018年にはメジャー14年目にして初のオールスター・ゲーム選出を果たした。昨季は33試合に出場して打率.236、5本塁打、15打点、OPS.723に終わったが、4月に球団傘下のマイナー選手190人に1000ドルずつ寄付したことが話題に。メジャー16年間の通算成績は1652試合で1671安打、打率.275、218本塁打、782打点、157盗塁、出塁率.377、OPS.824となっている。

     なお、年俸240万ドル(=27億ウォン)はKBO史上最高年俸であることが報じられている。

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