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  • 2019年のメジャーリーグは日本で開幕!今秋には日米野球も

    2018.5.2 10:30 Wednesday

     日本時間5月2日、メジャーリーグ機構は来年3月にマリナーズとアスレチックスが東京ドームでレギュラーシーズン開幕戦を行うことを発表した。両軍は来年3月20日と21日にアスレチックスのホームゲームとして2試合を戦う予定となっている。

     メジャーリーグは過去に8度にわたって国外での開幕戦を行っており、日本(東京)での開幕戦は2000年(カブス対メッツ)、2004年(ヤンキース対デビルレイズ)、2008年(レッドソックス対アスレチックス)、2012年(マリナーズ対アスレチックス)に続いて今回が5度目となる。日本以外では1999年にメキシコのモンテレイ(ロッキーズ対パドレス)、2001年にプエルトリコのサンフアン(レンジャーズ対ブルージェイズ)、2014年にオーストラリアのシドニー(ドジャース対ダイヤモンドバックス)で開幕戦が行われている。また、マリナーズとアスレチックスは来年3月17日と18日に日本プロ野球の球団とエキシビションマッチを戦う予定となっており、対戦カードについては後日発表される予定だ。

     さらに、今年11月にはメジャーリーグのオールスターチームが来日し、2014年以来4年ぶりとなる「日米野球」が開催されることが決定した。11月9日から15日にかけて6試合が予定されており、東京ドームで3試合、広島のマツダスタジアムで1試合、ナゴヤドームで2試合が開催される。また、侍ジャパンとMLBオールスターチームの対戦に先駆けて、11月8日には巨人とMLBオールスターチームによるエキシビションマッチが行われる予定となっている。

     2014年の日米野球では、ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)、ロビンソン・カノー(マリナーズ)、サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)といったスター選手に加え、岩隈久志(マリナーズ)と和田毅(当時カブス)がオールスターチームの一員として来日。今秋の日米野球では、大谷翔平(エンゼルス)の凱旋に注目が集まりそうだ。

  • ポロックが1試合3本塁打の大暴れ Dバックスが同地区対決制す

    2018.5.1 18:00 Tuesday

    【ドジャース5-8ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

     現在9カード連続勝ち越しと快進撃を続けているダイヤモンドバックスはドジャースとの3連戦初戦を迎えた。本拠地、チェイス・フィールドでの同地区対決はエースと主砲が共に機能して10カード連続勝ち越しに向けて大きな一歩を踏み出した。

     この日の先発、ザック・グレインキーは昨年からチェイス・フィールドで14勝1敗と驚異的な成績を残している。注目の初回は2死からヤスマニ・グランダルに死球を与えるも後続を抑えて上々の立ち上がりとなった。一方のドジャースはロス・ストリップリングが先発。これまでリリーフとして10試合に登板しており、この日が今季初先発となった。こちらはツーシームを主体に相手打線を3者凡退に抑え、両者ともに好スタートを切った。

     試合が大きく動いたのは2回のダイヤモンドバックスの攻撃。先頭打者のA.J.ポロックに一発が飛び出すと1死二塁からニック・アーメッドにもタイムリーが飛び出し2点目をとった。そして2死三塁から打席に立ったのは投手のグレインキー。ストリップリングの2球目のツーシームをレフトへのヒットとして自身を援護する追加点を挙げた。その後、中盤にポロックの本塁打などで2点を追加したチームは5対0と試合を有利に進めていく。

     負けじとドジャース打線は6回にグレインキーに襲い掛かる。今試合からコリー・シーガーの代わりにショートを守っているクリス・テイラーがツーベースを放つと1死二塁からグランダルにタイムリーが出て1点を返すとジョグ・ピーダーソンにはスリーベースが出てこの回で2点を返しチームは息を吹き返す。グレインキーは2失点を喫するもこの回まで投げ切り6回4安打2失点、10奪三振の好投でマウンドを降りた。

     5対2で迎えた7回のダイヤモンドバックスのマウンドには平野佳寿。簡単に1死とするも続くマックス・マンシーに今季2号が飛び出して失点するがこの回を最小失点に抑え、1回1失点の成績に終わった。平野を打ち込んだドジャース打線は勢いに乗り8回には2回を返して2点差に詰め寄るが、試合を決定づけたのはダイヤモンドバックスの主砲、ポロックによるこの日3本目となる一発だった。

     試合は8対5のままダイヤモンドバックスの守護神、ブラッド・ボックスバーガーが締めて試合終了。先発したグレインキーが今季3勝目を挙げ、ポロックは5打数3安打3打点の大暴れだった。一方のドジャースは後半に反撃するもあと一歩及ばず、チームは3連敗となった。

  • ブルージェイズが苦手の4月を好発進 6年ぶりの勝ち越し

    2018.5.1 17:30 Tuesday

    【ブルージェイズ7-5ツインズ】@ターゲット・フィールド

     ジャスティン・スモークの4号ツーランなどで5点を先行したブルージェイズが、その後もツインズにリードを奪われることなく試合を進め、7対5で勝利を収めた。ブルージェイズは16勝12敗で4月を終了。ここ数年、春先の戦いに苦戦していたブルージェイズは、2012年以来6年ぶりに4月を勝ち越しで終えることになった。過去6年の3~4月の勝率がメジャーワーストの.409だったブルージェイズにとって、主砲のジョシュ・ドナルドソンを右肩の故障で欠きながら好成績を残したのは、チーム力の高さの表れと言っても過言ではないだろう。

     ジョン・ギボンズ監督は「この1ヶ月の戦いを見てみると、我々はとても良い野球をしてきたと思うよ」と開幕1ヶ月の戦いを振り返った。ブルージェイズ打線は主砲を欠くなかでリーグ上位の得点力を発揮しており、ブルージェイズより多くの得点を叩き出しているのは同地区ライバルのレッドソックスとヤンキースだけ。「ドナルドソンが戻ってきたらチームはさらに良くなるだろうね」というギボンズの言葉は決して過大評価ではない。

     4月の最終戦となった今日の試合では、5回までに6点の援護をもらったアーロン・サンチェスが6回4失点と今一つのパフォーマンスに終わったものの、今季2勝目をマーク。開幕から安定したパフォーマンスを続けている救援陣は、2番手のアーロン・ループに1失点が記録されたものの、ダニー・バーンズ、タイラー・クリッパードの防御率1点台コンビ、そしてクローザーのロベルト・オスーナの継投でリードを守り抜いた。打線はスモークとラッセル・マーティンが本塁打を放ったほか、4番に入ったヤンハービス・ソラーテも3安打1打点の活躍。ツインズ先発のランス・リンを5回6失点でノックアウトし、サンチェスに十分な援護点をプレゼントした。

     現時点ではレッドソックスとヤンキースに先を行かれているものの、ギボンズが言うようにドナルドソンの復帰後に上位との差を詰めることは決して不可能ではないはず。今季のブルージェイズは、2強による優勝争いが有力視されていたア・リーグ東部地区を面白くする存在となりそうだ。

  • ラミレスが2度の勝ち越し打 インディアンス連敗ストップ

    2018.5.1 12:00 Tuesday

    【レンジャーズ5-7インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

     先発のトレバー・バウアーが1点リードの7回表に同点弾を被弾したインディアンスだったが、直後の7回裏に3番打者、ホゼ・ラミレスのタイムリーで勝ち越しに成功。8回表にリリーフ陣が打たれ、レンジャーズに逆転を許してしまったものの、その裏にフランシスコ・リンドーアのタイムリーで追い付き、再びラミレスが勝ち越し打を放ってリードを奪うことに成功した。リリーフ陣が不安定なピッチングに終始したインディアンスだったが、7対5でなんとか逃げ切り。3試合ぶりの勝利で今季初の3連敗を回避した。

     マリナーズ4連戦を1勝3敗の負け越しで終え、今日からレンジャーズとの3連戦を戦うインディアンス。5回裏にジェイソン・キプニスが勝ち越しタイムリー二塁打を放ち、バウアーが7回途中まで11奪三振の好投を続けていたものの、7回表二死からロビンソン・チリーノスに6号同点ソロを浴び、試合は2対2の同点で7回裏に突入した。

     7回裏、インディアンスはレンジャーズ3番手のアレックス・クラウディオにリンドーア、キプニス、ラミレスが3連打を浴びせ、あっという間に勝ち越しに成功。ところが、その後のチャンスを併殺などで潰し、8回表にはジュリクソン・プロファーとノマー・マザーラの連続タイムリー二塁打で逆転を許したため、本拠地プログレッシブ・フィールドには嫌な雰囲気が漂い始めた。

     しかし、インディアンスはレンジャーズ5番手のクリス・マーティンを攻め、8回裏一死一、二塁からリンドーアのタイムリーで同点。二死後にラミレスが右翼フェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功した。さらにヨンダー・アロンゾにもタイムリーが飛び出してリードを3点に広げ、その後のインディアンスの反撃を1点に抑えて試合終了。最後の打者、ジョーイ・ギャロを見逃し三振に仕留めたジェフ・ベリボーが4年ぶりとなるメジャー通算2セーブ目をマークした。

     試合終盤までもつれたインディアンスは連敗を2でストップ。逆に、8回表に奪ったリードを守れなかったレンジャーズは2連敗となった。

  • ドジャースに大打撃 シーガーがトミー・ジョン手術で今季絶望

    2018.5.1 11:30 Tuesday

     ドジャースの正遊撃手、コリー・シーガーが右肘のトミー・ジョン手術を受けることになり、今季の残りを欠場することが確実となった。ファーハン・ザイディGMは、来年の今頃ないしそれより早い時期にシーガーが戦列復帰できると事態を楽観的に捉えているという。

     昨季終盤戦から右肘の痛みに悩まされていたシーガーは、手術を回避できるように靱帯やその周辺の筋肉の強化に取り組んできた。しかし、週末の試合で痛みを伴うスローイングが2度もあり、MRI検査を受けた結果、トミー・ジョン手術を受けるという決断に至ったようだ。

     過去2シーズン、ドジャースの不動の正遊撃手として活躍してきたシーガーだが、「肘の状態がわからないままでいるより、結論に至ることができてよかった」と今回の事態を前向きに捉えている。今季はここまで26試合に出場して打率.267、2本塁打、13打点、OPS.744と物足りない成績に終わっているが、不安を抱える右肘がパフォーマンスに悪影響を及ぼしていたことは間違いないだろう。

     デーブ・ロバーツ監督はシーガー離脱に伴い、正中堅手のクリス・テイラーを従来のポジションである遊撃に戻す意向であることを明らかにした。遊撃を守れる選手としては左腕に強いエンリケ・ヘルナンデスも控えているが、ロバーツはヘルナンデスを引き続き複数ポジションを守れるプラトーン要員として起用したい意向。ヘルナンデスは左打者と併用されながら、二塁や外野を守ることになりそうだ。また、ドジャースはシーガーの故障者リスト入りに伴い、AAA級オクラホマシティから内野手のブレイビック・バレーラを昇格させている。

     シーガーは過去2シーズンでWAR13.3(FanGraphs版)をマーク。これはマイク・トラウト(エンゼルス)、ムーキー・ベッツ(レッドソックス)、ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)、クリス・ブライアント(カブス)というスーパースターたちに次いで、メジャーリーグの全野手で5番目の数字である。地区6連覇を目指すドジャースは、スター遊撃手の長期欠場という試練を乗り越え、無事に地区優勝を果たすことができるのか。ドジャースのチーム力が試されることになりそうだ。

  • 通算437セーブのF・ロドリゲスが米独立リーグへ

    2018.4.30 11:30 Monday

     シーズンが開幕し早1ヶ月、記録的な開幕ダッシュを決めるチームやエンゼルス・大谷翔平の活躍など色々なことがあった4月だった。その一方で春季キャンプで戦力外となった選手達は次なるプレー先を探すのみだ。それは実績があるベテランも例外ではない。通算437セーブのフランシスコ・ロドリゲスがアメリカの独立リーグチームでプレーする。

     現在36歳のロドリゲスは「Kロッド」の愛称で親しまれ、2008年のエンゼルス時代にはシーズン最多となる62セーブを挙げた実績を持つ。昨年の開幕はタイガースで迎えるも28試合に登板して2勝5敗7セーブ 防御率7.82と精彩を欠き戦力外となった。その後移籍したナショナルズではメジャー昇格を果たせず、オフにFAとなった。そして今季の春季キャンプではフィリーズとマイナー契約を結ぶ。しかし、8試合に登板して0勝0敗 防御率5.40と結果を残すことができずに日本時間3月25日に再びFAとなり新たなプレー先を探していた。

     「ファンラグ・スポーツ」のジョン・ヘイマン記者によるとロドリゲスは「アトランティックリーグ」と呼ばれるアメリカの独立リーグチームの1つ「ロングアイランド・ダックス」に入団する。このチームは1998年に設立され、過去3度リーグチャンピオンに輝いたチームだ。無事に移籍先が決まったロドリゲス自身はメジャー復帰を諦めてはいない。ちなみにロングアイランド・ダックスの今シーズンは日本時間4月28日から始まっており、実績十分のロドリゲスがこれから本格的にこのチームで投げていく。

     実績十分といえばこのアトランティックリーグは3Aと同等と呼ばれており、過去には渡辺俊介氏をはじめ、仁志敏久氏や坪井智哉氏など日本球界で活躍した選手達も参加していた。メジャー組織同様に独立リーグでもし烈な競争が繰り広げられている。ロドリゲス自身の野球人生で今年は勝負の年となることだろう。

  • レッズ・マーリーが5試合ぶり勝利 チームは今季初となる敵地で勝ち越し

    2018.4.30 10:30 Monday

    【レッズ8-2ツインズ】@ターゲット・フィールド

     開幕から成績不振で早くも監督が解任される事態に陥ったレッズはジム・リグルマンコーチが暫定監督として指揮を執っている。そして迎えたツインズとの交流戦3戦目は23歳右腕、タイラー・マーリーの好投と打線が2桁安打を記録する猛攻で今カード勝ち越しを決めた。

     レッズ先発のマーリーは今季初先発となった日本時間4月3日のカブス戦を最後に4試合勝ち星に恵まれていない状態。それでも前回登板のブレーブス戦では6回3失点と試合をつくっている。初回にエウエニオ・スアレスのツーベースで先制し援護点をもらったマーリーはその裏のツインズ打線を3者凡退に抑える好スタートを切る。一方のツインズ先発、ホゼ・ベリオスは初回に失点後も立ち直ることができず毎回失点で3回を最後に降板するまでに5安打4失点と精彩を欠く投球となり両先発の明暗が分かれた。

     ベリオスから4得点したレッズ打線の勢いは止まらず2番手のテイラー・ロジャースにも襲い掛かる。4回に無死一・三塁とチャンスをつくると続くホゼ・ベラザのタイムリーて追加点を挙げるとその後もスアレスら続き、この回だけで3得点を挙げて4回終了時には7対0とレッズがツインズを圧倒していた。一方でこのままでは終われないツインズは6回に1死二塁からジョー・マウアーのタイムリーで1点を返し、無失点投球を続けていたマーリーを攻め立てた。マーリーのこの日、7回途中4安打1失点、7奪三振の好投勝利投手の権利を得たまま降板した。

     試合は7回にレッズが1点を追加し8対1のまま最終回へ。ツインズはジェイソン・カストロのタイムリーで今試合2点目を取るも反撃はここまでで敗戦となった。ちなみにレッズにとって今季初となる敵地での勝ち越しとなった。また、敵地での交流戦3連戦を勝ち越したのは2013年にミニッツメイド・パークで行われたアストロズ戦(※レッズがスイープ)以来だという。

  • ヤンキース打線が序盤から2桁得点と爆発し破竹の8連勝

    2018.4.29 16:30 Sunday

    【ヤンキース11-1エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     前日の同決戦ではヤンキースがディディ・グレゴリウスの一発で延長戦を制した。そして迎えた今カードの2戦目は田中将大が先発、打線も序盤から2桁得点とエンゼルスを圧倒しチームは破竹の8連勝を飾った。

     この日は田中と大谷翔平による日本人対決実現の可能性があったが、前日の試合で左足首を痛めた大谷は欠場となった。試合は初回から勢いに乗るヤンキース打線がエンゼルス先発、ゲリット・リチャーズに牙をむく。1死からヒットと四球で走者一・二塁となるとザック・コザートのミスにより先制。その後もゲーリー・サンチェス、ミゲル・アンドゥハーのタイムリーなどで一挙5得点とリチャーズの出鼻をくじいた。続く2回にもアーロン・ジャッジやアーロン・ヒックスのタイムリーなど打者一巡の猛攻で序盤2回だけで10得点を記録し試合の主導権を握った。

     大量援護をもらった田中は序盤から自慢の制球力でエンゼルス打線を抑えていく。2回には3者連続三振、4回にはマイク・トラウトにこの日初めてのヒットを浴びるも後続は3者連続三振と圧巻の投球を披露した。5回にはコザートにスライダーを左翼スタンドへと運ばれるが失点はこの1点のみで6回まで投げ切り2安打1失点9奪三振とエンゼルス打線を寄せ付けなかった。打線は後半にも1点を追加し14安打11得点の猛攻、有望選手の1人であるグレイバー・トーレスも5打数2安打1打点と結果を残した。

     一方で序盤から大量失点したエンゼルスは7安打するも得点はコザートの一発による1点のみ。先発のリチャーズは2回もたず9失点と役割を果たすことができず今季初黒星を喫した。また、今試合を欠場した大谷については日本時間5月2日のオリオールズ戦で登板させる予定だという。

  • キンターナが7回無失点の好投で3勝目 カブスも3連勝

    2018.4.29 16:00 Sunday

    【ブリュワーズ0-3カブス】@リグリー・フィールド

     現在連勝中のカブスはブリュワーズとの3連戦の3戦目を迎えた。日本時間4月29日の試合で先発マウンドに立ったホゼ・キンターナが武器の緩急を使った投球で相手打線を翻弄しわずか2安打に抑える好投を披露しチームを3連勝に導いた。

     前回登板となったロッキーズ戦では勝利投手にこそなったものの、6回途中4失点の結果に終わったキンターナは今回の登板で長いイニングを投げたいところ。初回は3者凡退スタートを切ると3回までヒットを許さず序盤を終えている。対するブリュワーズの先発、ジュニア・ゲラは試合前まで防御率0.56と驚異的な成績を残しているだけあって2回まではカブス打線を無安打に抑えていった。

     試合が動いたのは3回のカブスの攻撃。2死からアルバート・アルモーラJr.がヒットで出塁すると続くハビアー・バイエズのツーベースで先制する。援護点をもらったキンターナは4回の先頭打者、ロレンゾ・ケインに出塁を許すも後続を抑えて無失点、7回まで投げて103球、2安打7奪三振無失点の好投でマウンドを降りた。この日も自慢の制球力が冴えて与えた四球はわずかに1つのみという先発としての役割を果たしてリリーフ陣に後を託した。キンターナの好投に奮起した打線は7回に無死二・三塁から代打、トミー・ラステラのタイムリーで2点を追加した。

     カブスが3点のリードを守り試合終了。ブリュワーズは先発のゲラが6回3安打1失点と好投するも打線はカブスリリーフ陣からヒットを打つことができず、チームは3連敗となった。

  • グレゴリウスの決勝弾でヤンキースが延長戦制し7連勝

    2018.4.28 18:00 Saturday

    【ヤンキース4-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     日本時間4月27日時点で6連勝と波に乗っているヤンキースはエンゼルスと3連戦を迎えた。最近は打線が活発でその中心の1人がディディ・グレゴリウスであり先日まで4試合連続弾を記録するなど好調を維持している。そして今回のエンゼルス戦でもその打棒が光った。

     この日はルイス・セベリーノとアンドリュー・ヒーニーの投げ合い。先にマウンドに立ったヒーリーは初回のヤンキース打線を3者凡退に抑えると対するセベリーノも先頭打者のイアン・キンズラーを四球で歩かせるも捕手・ゲーリー・サンチェスが盗塁阻止し、後続の攻撃も抑えて結果的には3人でこの回を終えた。

     試合が動いたのは2回のエンゼルスの攻撃。「5番・DH」としてスタメン出場した大谷翔平がセベリーノの97マイルのフォーシームをライトスタンドへと運んで先制点をもたらした。大谷は第4号の本塁打で本拠地、エンゼル・スタジアムは大盛り上がりをみせた。援護をもらったヒーニーは4回まではヤンキースに得点を許さなかったが、5回に1死一・三塁からアーロン・ヒックスに犠牲フライを打たれて失点、6回には走者を出した後に代わったジム・ジョンソンがコール・カルフーンの攻守のおかげもありニール・ウォーカーを併殺に抑えるもその間に三塁走者のグレゴリウスが得点して試合は1対2となった。結果、ヒーリーは5回5安打2失点、9奪三振と好投をみせた。

     試合は7回にアンドレルトン・シモンズのスリーベースでエンゼルスが勝ち越しに成功するも9回にヤンキースが1死満塁から代打、ブレット・ガードナーの犠牲フライで3対3の同点に追いつき延長戦に突入する。そして10回のヤンキースの攻撃ではグレゴリウスがキーナン・ミドルトンから一発を放って4対3と勝ち越すとその裏は守護神、アロルディス・チャップマンが無失点に抑えて試合終了。先発したセベリーノは勝ちこそ付かなかったが、7回5安打3失点、決勝弾を放ったグレゴリウスは直近6試合で5本塁打と結果を残した。

  • J.D.マルティネスが逆転弾 Rソックス両リーグ最多19勝目

    2018.4.27 15:00 Friday

    【レッドソックス5-4ブルージェイズ】@ロジャース・センター

     先発のクリス・セールが3回までに3点を失う苦しい展開となったレッドソックスだが、新加入の大砲の一振りがチームを勝利に導いた。2対3と1点ビハインドで迎えた5回表、レッドソックスは二死から連打で一、三塁のチャンスを作り、J.D.マルティネスが初球を捉えてライトへの5号逆転スリーラン。その後、1点差に迫られたものの、マット・バーンズからクレイグ・キンブレルへ繋ぐ必勝リレーでこのリードを守り抜き、いずれも1点差で決着したブルージェイズ3連戦を2勝1敗で勝ち越した。なお、レッドソックスの9試合にわたるロード遠征は6勝3敗で終了。現時点での19勝は両リーグ最多の数字となっている。

     試合開始前の時点で打率.296、4本塁打、OPS.875と決して悪くはないものの期待値に届かない成績にとどまっていたマルティネスは、本来の打棒を取り戻すために積極的に打撃練習に取り組んでいた。アレックス・コーラ監督は「相手にダメージを与えるようになるまで、必要な調整はあと1ステップだけだと思う。彼は打撃練習をしたり、ビデオを研究したりして、試合を変える一打を放つために努力しているんだ」と話していたが、その一打がここぞの場面で飛び出した。

     日本時間4月19日のエンゼルス戦以来となる一発は、チームを劣勢から救う貴重な逆転弾。マルティネスは「間違いなく大きな一打だったね。あの一打でリードを奪うことができたんだから」と自身の一発を振り返ったが、「これが我々が彼と契約した理由なんだよ。彼は違いを生み出せる選手なんだ」と語ったコーラも同じ気持ちだったに違いない。

     デボン・トラビスとジャスティン・スモークにソロ本塁打を浴びるなど、6回3失点とやや物足りないピッチングに終わったセールは「彼はバットで信じられないことをやってのける選手だ。今夜は彼に感謝しているよ」と自身に今季2勝目をもたらしたマルティネスの一打への感謝を口にしていた。

  • レイズ打線またも爆発 5試合連続8得点以上の球団新記録

    2018.4.27 14:00 Friday

    【レイズ9-5オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     4試合連続8得点以上と好調のレイズ打線がまたしても爆発した。日本時間4月27日のオリオールズ戦でレイズ打線はディラン・バンディに11安打8得点の猛攻を浴びせ、試合開始前の時点で防御率1.42だった右腕を5回途中でノックアウト。エースのクリス・アーチャーが11安打を浴びるなど、オリオールズの反撃に遭ったものの、最終的に9対5で勝利し、球団記録をさらに更新する5試合連続8得点以上を達成した。アーチャーは6回途中4失点と不本意なピッチングだったが、打線の援護に恵まれて今季2勝目をマークしている。

     ケビン・キャッシュ監督は「今夜も攻撃面ではたくさんの良いことが起こったね。選手たちの活躍には驚かされているよ」と今日の試合を振り返った。初回にC.J.クロンの6号ツーランで先制し、2回表にはウィルソン・ラモスが2号ツーラン。3回表にダニエル・ロバートソンとラモスのタイムリーでリードを6点に広げ、5回表にジョーイ・ウェンドルとマレックス・スミスのタイムリーで5試合連続となる8得点に到達した。

     先制弾を放ったクロンは「1番から9番までみんなが貢献できている。僕たちはみんなバットがよく振れているよ。メジャーリーグの世界ではめったに起こることではないけどね」と打線好調に手応えを感じている様子。この日は1番のディナード・スパンと9番のアデイニー・エチャバリアにヒットが出なかったものの、3番から8番までの6人が複数安打を記録し、チーム合計13安打で9得点を叩き出した。

     好調な打線がチームを牽引し、これでレイズは6連勝。一時は9まで増えた借金は、あっという間に3まで減った。一方、エース格のバンディがノックアウトされたオリオールズは5連敗。直近12試合で1勝11敗と苦しい戦いが続いている。打線はレイズを上回る16安打を放ったものの、得点圏で8打数1安打に終わるなど、好機を生かすことができなかった。

  • 姜正浩が就労ビザをゲット パイレーツ復帰へ

    2018.4.27 13:00 Friday

     2016年12月に韓国で飲酒運転による物損事故、現場からの逃走という不祥事を起こし、アメリカから就労ビザが発給されずに昨季を全休していた姜正浩(カン・ジョンホ)に就労ビザが発給されたことが日本時間4月27日に明らかになった。パイレーツによると、姜はまず飲酒治療のプログラムに取り組み、その後、球団の施設で戦列復帰に向けてのトレーニングを開始することになるようだ。

     2015年1月にパイレーツと4年契約を結んだ姜は、メジャー1年目の2015年に遊撃手兼三塁手として126試合に出場し、打率.287、15本塁打、58打点、OPS.816をマーク。新人王を狙える位置につけていたが、9月の試合で走者の危険なスライディングを受けて左足骨折&靱帯断裂の重傷を負い、シーズン終了となった。翌2016年は5月に戦列復帰を果たし、103試合に出場して打率.255、21本塁打、62打点、OPS.867をマーク。前年より打率を落としたものの、持ち前の長打力を発揮し、正三塁手としての地位を確立した。ところが、2016年オフの不祥事により2017年3月に制限リスト入り。今季も開幕までに就労ビザが発給されず、このまま契約満了を迎えることが確実視されていたが、このタイミングで就労ビザが発給されることになり、パイレーツ復帰への道が開けた。

     パイレーツは姜が同じ過ちを二度と犯さないことを願いつつも、姜の復帰については歓迎ムード。正捕手のフランシスコ・セルベリは「僕たちは彼のことを見捨てたりはしなかった。彼は2015年に大活躍していたし、ファンも彼のことが大好きだからね」とコメント。「彼も人間だから間違いを犯すことはある。彼が気持ちよく戻ってこられるように僕たちも準備するつもりだよ」と姜の復帰を歓迎する姿勢を示した。

     今季のパイレーツは新加入のコリン・モラン(打率.296、2本塁打、OPS.805)が正三塁手を務め、デービッド・フリース(打率.243、2本塁打、OPS.777)が控え三塁手としてモランをサポート。モランはまずまずのパフォーマンスを見せているが、通算OPS.838を誇る姜が万全の状態で戦列復帰を果たせば、パイレーツにとって大きな戦力アップとなるはずだ。

  • シーガーの決勝打でイチロー生還 マリナーズ3連勝

    2018.4.27 12:30 Friday

    【マリナーズ5-4インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

     マリナーズがインディアンスの本拠地プログレッシブ・フィールドに乗り込んで迎えた4連戦の初戦は、マリナーズが4点を先行しながらもインディアンスに追い付かれる展開となった。7回裏に同点に追い付かれ、嫌なムードが流れるなか、直後の8回表にプログレッシブ・フィールドを得意とするカイル・シーガーが悪い流れを断ち切る勝ち越しタイムリー二塁打。代走で出場していたイチローが二塁から勝ち越しのホームを踏んだ。マリナーズはフアン・ニカシオからエドウィン・ディアスへ繋ぐ必勝リレーでこのリードを守り抜き、5対4で勝利。インディアンス4連戦の初戦を制し、連勝を3に伸ばした。

     今日の試合を含め、プログレッシブ・フィールドでの通算23試合で打率.378(90打数34安打)、5本塁打、13打点の好成績をマークしているシーガーが、この球場で放った最新のヒットがチームに勝利をもたらした。同点に追い付かれた直後の8回表二死走者なしの場面でネルソン・クルーズがニック・グッディから二塁打を放って出塁し、打席にはここまで2安打のシーガー。カウント1-1からの3球目、外寄りの速球を捉えると、打球は左中間フェンスを直撃する決勝タイムリー二塁打となった。

     試合後、シーガーは「良いスイングができた」と満足げに自身の決勝打を振り返った。プログレッシブ・フィールドとの相性の良さについては「1年目にこの球場で良い成績を残せたのは覚えているよ」とコメント。シーガーはメジャー1年目の2011年にプログレッシブ・フィールドで4試合に出場して打率.706(17打数12安打)をマーク。このときの好印象がその後の活躍に繋がっているようだ。

     接戦に強い今季のマリナーズでは、ブルペン陣の貢献も見逃せない。ニカシオの10ホールドとディアスの11セーブはいずれも両リーグ最多。特にディアスは防御率0.68という抜群の安定感で、チームに安心感をもたらしている。6回2失点と好投した先発のジェームス・パクストンは「彼は素晴らしい。1点差の試合を多く勝つことができているのは彼のおかげだね。信じられない活躍ぶりだよ」とディアスの活躍を絶賛していた。

  • Dバックスが快勝 開幕から8カード連続勝ち越し

    2018.4.27 11:00 Friday

    【ダイヤモンドバックス8-2フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     開幕から7カード連続勝ち越しを継続中のダイヤモンドバックスは、日本時間4月27日のフィリーズ戦に8対2で快勝。この勝利により今季の連敗なしをキープするとともに、フィリーズ3連戦を2勝1敗で終え、開幕から8カード連続勝ち越しとなった。開幕から8カード連続勝ち越しはナ・リーグでは1977年のドジャース以来41年ぶりの快挙。なお、ア・リーグ記録は2001年マリナーズの9カード連続、ナ・リーグ記録は1907年カブスの11カード連続となっており、この年のマリナーズは歴代最多タイの116勝、カブスは107勝をマークしている。

     試合の行方が決まるのにそれほど時間は掛からなかった。ダイヤモンドバックスは初回にジャロッド・ダイソンの2号ツーランとクリス・オーウィングスのタイムリー二塁打で3点を先制し、3回表にはニック・アーメッドの4号スリーランとデービッド・ペラルタの3号ツーランで5点を追加。投げては先発のマット・クックが6回2失点と好投し、2016年以来の勝利となるメジャー通算2勝目をマークした。

     今季ここまでナ・リーグ最高の17勝7敗をマークしているダイヤモンドバックスだが、スティーブン・スーザJr.、ジェイク・ラム、タイワン・ウォーカーといった主力選手を欠くなかでこの好成績を残している点は称賛に値する。先制弾を放ったダイソンは「今、ウチはスーザとダイソンを欠いているんだ。去年、彼らは30本塁打を放った。つまり、合計60本塁打が故障者リストに入っているということなんだよ」と主力選手の故障離脱を嘆く。しかし、「他の選手たちがステップアップしている。デベン(・マレーロ)もそうだし、(ダニエル・)デズカルソもそう。僕自身もステップアップしないといけないし、オーウィングスは自身の役割をしっかり果たしているよ」とダイソンが語るように、チーム一丸となって故障者の穴を埋めていることがチームの好成績に繋がっている。

     ダイヤモンドバックスの快進撃はいつまで続くのか。そして、主力選手が戻ってきたときにどんなチームが完成するのか。快進撃を続けるダイヤモンドバックスから今後も目が離せない。

  • 「26人目の男」オスーナが先制弾 ダブルヘッダーは1勝1敗

    2018.4.26 18:30 Thursday

    【タイガース3-8パイレーツ】@PNCパーク

     ダブルヘッダー用の「26人目の選手」として1日限定でチームに合流したホゼ・オスーナ(パイレーツ)が大きな仕事をやってのけた。タイガースとのダブルヘッダー第2戦に「6番・ライト」で先発出場したオスーナは、今季初打席となった2回裏無死一、二塁のチャンスでセンター右へ飛び込む1号先制スリーラン。乱打戦の末にダブルヘッダー第1戦を落とし、5連敗中だったチームに大きな先制点をもたらした。パイレーツは先発のチャド・クールが6回3失点と試合を作り、打線も効果的に追加点を奪って、タイガースに一度もリードを許さないまま8対3で快勝。連敗を5で止め、ダブルヘッダーを1勝1敗で終えた。

     「26人目の選手」として急遽呼び寄せたオスーナの活躍について、クリント・ハードル監督は「26人目の選手について、我々は可能な限りでのベストの選択をしたみたいだね」と喜びを口にした。昨季104試合に出場して7本塁打を放ったオスーナだが、今季は開幕ロースター争いに敗れ、開幕からマイナー暮らし。AAA級では打率.333、OPS.937の好成績をマークしており、左腕のマシュー・ボイド対策としてのスタメン起用が見事に的中した。

     オスーナは前日の試合が雨天中止となりそうになった段階で、パイレーツの合流する可能性があることを知らされたという。ダブルヘッダーが正式に決まったあと、早朝にピッツバーグへ移動してチームに合流。ダブルヘッダー第1戦では出場機会がなかったものの、第2戦で与えられたチャンスを最大限に生かしてみせた。「1試合限りのメジャー昇格になる可能性が高いことは聞いていた。でも、準備はできていたし、チームの勝利に貢献することが俺の仕事だからね」とオスーナ。明日にはAAA級降格となる見込みだが、AAA級で結果を残し続けていれば、今季中に再びメジャーに昇格するチャンスは必ず訪れるはずだ。

  • 救援陣が安定感抜群のピッチング レンジャーズ逃げ切り

    2018.4.26 17:30 Thursday

    【アスレチックス2-4レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

     日本時間4月26日のアスレチックス戦で、レンジャーズは先発のダグ・フィスターが3回表にクリス・デービスに7号先制ツーランを浴び、5回途中2失点で降板。しかし、フィスターの後を受けて登板した4人のリリーバーが合計4回1/3を無安打無四球に抑える見事なピッチングを見せたことが勝利を引き寄せた。レンジャーズは5回裏にノマー・マザーラとイサイアー・カイナーファレファのタイムリーで逆転に成功し、8回裏にはロナルド・グスマンのメジャー初三塁打となるタイムリーで貴重な追加点。最後はクローザーのキーオニー・ケラが締めくくり、4対2で勝利を収めた。

     先発のフィスターは「僕たちのチームには、自分の役割をしっかりこなす選手がたくさんいる。今日の試合はそれが勝利につながったね」と同僚たちの頑張りを勝因に挙げた。特に救援陣の活躍は目覚ましく、4人合計で4回1/3を投げて許した走者はエラーによる1人だけ。ジェシー・チャベスが1回1/3をパーフェクトに抑えて勝利投手となり、1回無失点のアレックス・クラウディオとクリス・マーティンはホールドを記録。試合を締めくくったケラは今季4セーブ目をマークした。

     「彼らは一生懸命に仕事をし、毎日のように登板してくれている。僕たち先発投手陣は彼らに感謝しているよ」とフィスターは救援陣への感謝を口にする。開幕前から不安視されていた先発投手陣が思うようなパフォーマンスを見せられないなか、救援陣が苦しみながらも役割を果たしてチームに貢献しているレンジャーズ。ジェフ・バニスター監督は救援陣が息切れしないうちに打線や先発投手陣が元気を取り戻してくれることを願っていることだろう。

     一方、アスレチックス先発のケンドール・グレイブマンは6回3失点で今季初のクオリティ・スタートを記録したものの、打線の援護に恵まれず5敗目。ここまで6先発で0勝5敗、防御率8.89と苦しいシーズンを過ごしている。

  • ロハスが先制弾 マーリンズが制球難のカーショウを撃破

    2018.4.26 17:00 Thursday

    【マーリンズ8-6ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     ナ・リーグ東部地区の最下位に沈むマーリンズに対して、ドジャースは大黒柱のクレイトン・カーショウが先発。よほどのひねくれ者でない限り、ドジャースの勝利を予想しただろう。しかし、この日のカーショウは5イニングで6つの四球を与えるなど、かつてないほどに制球に苦しみ、不安定なピッチングに終始。マーリンズはカーショウからもらった再三のチャンスを生かせずにいたが、5回表二死一、二塁のチャンスでミゲル・ロハスが強烈な一撃をお見舞いした。

     5回表二死走者なしからジャスティン・ボーアとキャメロン・メイビンが四球を選び、マーリンズは一、二塁のチャンスを迎えた。ここで打席に入ったロハスが初球のフォーシームを振り抜くと、打球は左翼ポールを直撃。誰もが予想しなかった3号先制スリーランとなった。ロハスはカーショウがキャリア唯一のノーヒッターを達成した試合(2014年6月18日のロッキーズ戦)で三塁を守っていた選手。「あれは僕にとって特別な日だよ。偉大な投手の唯一のノーヒッターに貢献できたんだからね」とロハスは当時を振り返ったが、その「偉大な投手」から一発を放ち、チームに待望の先制点をもたらした。

     マーリンズ先発のトレバー・リチャーズは、この試合が通算5度目の先発登板。カーショウとの投げ合いについて「できるだけ長くこの時間を楽しもうと思っていた」と語ったが、5回途中まで100球を投げて被安打1、奪三振10、無失点という素晴らしいピッチングを披露した。球数が100球に達したため、5イニングを投げ切ることはできなかったものの、勝利投手に値する見事なピッチング。マーリンズは2番手として3イニングを投げたメランディ・ゴンザレスがメジャー初勝利をマークし、3番手の田澤純一は打者1人を抑えて今季初ホールドを記録した。

     「サイ・ヤング賞やMVPを獲得した投手と対戦する機会はそれほど多くない。若手選手たちにとって良い経験になったと思うよ。今日の試合は彼らにとって大きな自信になったんじゃないかな」とロハス。マーリンズが再建を終えたとき、カーショウを撃破した今日の試合がターニングポイントとして語られることになるかもしれない。

  • 打線好調のレイズが5連勝 ベンタースが6年ぶりのメジャー復帰

    2018.4.26 16:30 Thursday

    【レイズ8-4オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     打撃好調で4連勝中のレイズが、日本時間4月26日のオリオールズ戦で昨季までレイズに在籍していたアレックス・カッブと対戦。2点ビハインドの5回表に5安打と犠牲フライで4点を奪って逆転に成功し、10安打を浴びせて5回途中5失点でノックアウトした。レイズは3安打2打点の活躍を見せたジョーイ・ウェンドルを筆頭に、先発全員安打となる14安打の猛攻で8得点。先発のジェイク・ファリアは5回途中4失点で降板となったものの、4人のリリーバーが残りのイニングを無失点に抑え、5連勝を飾った。なお、3番手として登板したジョニー・ベンタースは2012年のワイルドカード・ゲーム以来となるメジャー復帰。複数回のトミー・ジョン手術を乗り越え、6年ぶりのホールドをマークした。

     レイズのケビン・キャッシュ監督は「打線全員がチームに貢献してくれたね」と今日の試合を振り返った。4回まで1対3とリードを許し、元同僚のカッブを打ちあぐねていたものの、5回表に打線が爆発。無死一、二塁のチャンスを作ってC.J.クロンの2点タイムリー二塁打で同点に追い付き、ブラッド・ミラーの犠牲フライとウェンドルのタイムリーで2点を勝ち越した。6回表にはアデイニー・エチャバリアが2号ソロを放ち、7回表にはウェンドルとウィルソン・ラモスのタイムリーでさらに2点を追加。終わってみれば先発全員の14安打で8得点を叩き出した。

     2点リードの6回裏には、先頭打者のクリス・デービスに対してこの日メジャー昇格を果たしたばかりのベンタースを投入。ベンタースはブレーブスに所属していた2012年以来、実に6年ぶりのメジャー復帰となった。デービスをサードゴロに打ち取ったベンタースは、6年ぶりのホールドを記録。「緊張していたけど楽しかった。ここにいられて嬉しいよ」と念願のメジャー復帰を喜んでいた。

  • ブリュワーズの快進撃が止まらない!3年ぶりの8連勝

    2018.4.26 15:30 Thursday

    【ブリュワーズ6-2ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     ブリュワーズが日本時間4月26日のロイヤルズ戦に6対2で快勝し、3年ぶりの8連勝を達成した。ブリュワーズの快進撃を説明するスタッツはいくつもあるが、クレイグ・カウンセル監督は「14」という数字を強調する。この連勝中、ブリュワーズの投手陣は相手チームに8試合で14得点しか許していないのだ。特に救援陣は28イニング連続無失点を継続中。この試合でもカウンセルは先発のヨーリス・チャシーンをわずか64球で交代させ、4人のリリーバーを投入してリードを守り抜いた。

     7連勝中のブリュワーズは4回表にトラビス・ショウのタイムリー二塁打と2本の犠牲フライなどで4点を先制。先発のチャシーンは直後の4回裏にマイク・ムスターカスに7号ソロを浴び、6回裏には一死二、三塁のピンチから内野ゴロの間に1点を失ったものの、ロイヤルズ打線の早打ちにも助けられ、6回途中2失点と先発の役割を果たした。「ロイヤルズ打線は本当に積極的だったね」とチャシーン。「彼らは初球か2球目を積極的に打ってきた。たぶん、今季ここまで僕の与四球が多かったから、僕が積極的にストライクを投げようとすると考えて、積極的に打ってきたんだろうね。素早くアウトが取れて助かったよ」と自身のピッチングを振り返った。

     ブリュワーズは6回裏二死から継投に入り、ダン・ジェニングス、ジェイコブ・バーンズ、ジョシュ・ヘイダー、テイラー・ウィリアムスの4投手が合計3回1/3を投げて無失点。8回表にはヘスス・アギラーのタイムリーなどで2点を追加し、勝利を決定づけた。

     カウンセルは「ブルペン陣はお互いに刺激し合いながら、素晴らしい仕事をしてくれている。一人の投手が無失点を続けているだけでなく、ブルペン全体が無失点を続けているんだ」とチームを支えるブルペン陣の働きぶりを絶賛。ブリュワーズの快進撃は決して勢いだけによるものではなく、さらに連勝を伸ばしていく可能性も十分にありそうだ。

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