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  • ブレーブスがカーショウ攻略!21年ぶりのリーグ優勝に王手!

    2020.10.16 12:52 Friday

    【ドジャース2-10ブレーブス】@グローブライフ・フィールド

     ドジャースとブレーブスによるナショナル・リーグのリーグ優勝決定シリーズは、ドジャースが1勝、ブレーブスが2勝で第4戦を迎えた。前日の第3戦で大敗を喫したブレーブスは、ポストシーズン初登板の新人ブライス・ウィルソンが先発ということもあって苦戦が予想されていたが、ウィルソンは6回1安打1失点の快投。打線もドジャース先発のクレイトン・カーショウを攻略し、10対2で快勝して1999年以来21年ぶりとなるリーグ優勝に王手をかけた。

     ブレーブスは第2戦のイアン・アンダーソン、第3戦のカイル・ライトに続いて3試合連続で新人投手が先発。これはポストシーズン史上初めてのことだった。ウィルソンは3回表先頭のエドウィン・リオスに2号ソロを浴びてドジャースに先制を許したが、5回表に三者連続三振。6回74球を投げてマウンドを降りるまで、打たれたヒットはわずか1本だけだった。

     ブレーブス打線は毎回のように走者を出しながらも拙攻が続いていたが、4回裏一死からマーセル・オズーナが左中間への1号ソロを放って同点。6回裏には無死二塁からフレディ・フリーマンとオズーナに二者連続のタイムリー二塁打が飛び出し、2点を勝ち越してカーショウをノックアウトした。

     カーショウ降板後もブレーブス打線の勢いは止まらず、2番手のブルスダル・グラテロルから一死一・三塁とチャンスを広げ、ダンズビー・スワンソンの2点タイムリー二塁打とオースティン・ライリーのタイムリーで3点を追加。さらに3番手のビクトル・ゴンザレスからクリスチャン・パチェもタイムリーを放ち、一挙6得点のビッグイニングとなった。

     ドジャースは7回表にブレーブス2番手のウィル・スミスから一死満塁のチャンスを作ったが、リオスの犠飛による1点どまり。逆にブレーブスは8回表先頭のオズーナがドジャース4番手のディラン・フローロから2号ソロを放ち、再び6点をリードした。

     ブレーブスは8回表を4番手のタイラー・マツェックが無失点に抑えると、8回裏にフリーマンとオズーナのタイムリーで2点を追加。9回表を5番手のシェーン・グリーンが無失点に抑えて10対2で快勝し、対戦成績を3勝1敗として21年ぶりのワールドシリーズ進出に王手をかけた。勝利投手は好投したウィルソン(1勝0敗)。カーショウは6回途中7安打4失点で敗戦投手(0勝1敗)となった。

  • コレアがひと振りで決めた!アストロズ劇的サヨナラで2連勝!

    2020.10.16 09:52 Friday

    【レイズ3-4xアストロズ】@ペトコ・パーク

     レイズの3連勝のあと、アストロズが意地の1勝をマークして迎えたアメリカン・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第5戦は、3対3の同点で迎えた9回裏にカルロス・コレアの2号ソロが飛び出し、アストロズが劇的なサヨナラ勝ち。対戦成績を2勝3敗とし、シリーズの決着は第6戦以降に持ち込まれた。

     レイズがジョン・カーティス、アストロズがルイス・ガルシアという新人右腕同士の投げ合いでスタートした一戦は、1回裏にジョージ・スプリンガーがカーティスの初球を捉えて2号先頭打者アーチを放ち、アストロズが先制。レイズは2回表二死満塁のチャンスで無得点に終わったが、不振を極めていたブランドン・ラウが3回表にアストロズ2番手のブレイク・テイラーから1号ソロを放ち、同点に追い付いた。

     直後の3回裏、アストロズはレイズ2番手のジョシュ・フレミングから一死二・三塁のチャンスを迎え、マイケル・ブラントリーがライトへのタイムリーを放って2点を勝ち越し。3回表二死から登板したアストロズ3番手のエノーリ・パレイデスは4回表一死一・二塁のピンチを連続三振で切り抜けたが、5回表一死からランディ・アロサレーナに3号ソロを被弾し、1点差に詰め寄られた。

     その後、アストロズは必至の継投で1点のリードを守っていたが、レイズは8回表先頭の崔志萬(チェ・ジマン)がアストロズ6番手のジョシュ・ジェームスから1号同点ソロ。5番打者のひと振りで試合を振り出しに戻した。

     そして迎えた9回裏、レイズは8回裏から登板していた4番手のニック・アンダーソンが続投。アストロズは先頭のアレックス・ブレグマンがセカンドフライに倒れたあと、コレアが外角高めの速球を捉え、センターへ試合を決める一発を叩き込んだ。勝利投手はアストロズ7番手のライアン・プレスリー(1勝0敗)、敗戦投手はアンダーソン(0勝1敗)。なお、レイズの筒香嘉智に出場機会はなかった。

  • 「Sporting News」の各賞発表 MVPはWソックス・アブレイユ

    2020.10.16 06:30 Friday

     日本時間10月16日、「Sporting News」による各賞の受賞者が発表された。「Sporting News」は1936年から選手・監督・球団首脳への調査をもとに各賞の受賞者を決定しており、今季も9月中に調査を実施。年間最優秀選手は両リーグから1人、新人王、カムバック賞、最優秀監督はいずれも各リーグから1人が選出され、両リーグ最多の60打点を叩き出したホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)が年間最優秀選手に輝いた。

     アブレイユは76安打、60打点、長打率.617、148塁打の各部門でリーグ1位の数字をマークしたほか、リーグ2位の19本塁打を放ち、調査対象となった180人の選手から47票を集めた。アブレイユを含む15人の選手が得票し、25票のシェーン・ビーバー(インディアンス)が2位、20票のフレディ・フリーマン(ブレーブス)が3位にランクイン。ホワイトソックスの選手が年間最優秀選手に選ばれるのは1959年のアーリー・ウィン、1993年のフランク・トーマスに次いで3人目となる。

     アメリカン・リーグは、新人王にカイル・ルイス(マリナーズ)、カムバック賞にカルロス・カラスコ(インディアンス)、最優秀監督にケビン・キャッシュ(レイズ)が選出。一方のナショナル・リーグは、新人王にジェイク・クロネンワース(パドレス)、カムバック賞にダニエル・バード(ロッキーズ)、最優秀監督にドン・マティングリー(マーリンズ)が選ばれた。

     また、各球団のフロントオフィスのリーダーへの調査をもとに決定される年間最優秀エグゼクティブにはホワイトソックスのリック・ハーンGMが選出。アブレイユとの再契約、ダラス・カイケルとヤスマニ・グランダルの獲得、ルイス・ロバートとニック・マドリガルの昇格などでチームを強化し、2008年以来12年ぶりのポストシーズン進出を達成したことが高く評価された。

  • 選手間投票各賞のファイナリスト発表 ダルビッシュの名前も

    2020.10.15 15:30 Thursday

     メジャーリーグ選手会は日本時間10月15日、選手間投票によって受賞者が決定される各賞のファイナリストを発表した。「The Players Choice Awards」と総称される各賞は同業者の投票で選ばれるため、選手たちから高い評価を受けている。ナショナル・リーグの最優秀投手部門のファイナリストにはトレバー・バウアー(レッズ)、ジェイコブ・デグロム(メッツ)とともにダルビッシュ有(カブス)が名を連ねた。

     「The Players Choice Awards」は両リーグから1人だけが選出される「年間最優秀選手」と「マービン・ミラー賞」、各リーグから1人ずつが選出される「最優秀選手」「最優秀投手」「最優秀新人」「カムバック賞」の合計6部門からなっている。

     「マービン・ミラー賞」はメジャーリーグ選手会の初代専務理事として選手の地位向上に尽力したマービン・ミラーの功績を称えて設立された賞であり、「フィールド上と地域社会でのリーダーシップに基づいて最も尊敬される選手」が選出される。昨季限りで引退したカーティス・グランダーソンが4度(2009年・2016年・2018年・2019年)受賞しており、近年の受賞者にはマリアーノ・リベラ(2013年)、クレイトン・カーショウ(2014年)、アダム・ジョーンズ(2015年)、アンソニー・リゾー(2017年)がいる。

     各賞のファイナリスト(3名ずつ)は以下の通り。なお、投票は9月中旬に終了しており、受賞者は日本時間10月23日に発表される予定だ。

    年間最優秀選手

    ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)
    シェーン・ビーバー(インディアンス)
    フレディ・フリーマン(ブレーブス)

    マービン・ミラー賞

    ネルソン・クルーズ(ツインズ)
    ジェイソン・ヘイワード(カブス)
    アダム・ウェインライト(カージナルス)

    最優秀選手

    ◆アメリカン・リーグ
    ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)
    DJ・レメイヒュー(ヤンキース)
    マイク・トラウト(エンゼルス)

    ◆ナショナル・リーグ
    ムーキー・ベッツ(ドジャース)
    フレディ・フリーマン(ブレーブス)
    フアン・ソト(ナショナルズ)

    最優秀投手

    ◆アメリカン・リーグ
    シェーン・ビーバー(インディアンス)
    ゲリット・コール(ヤンキース)
    ランス・リン(レンジャーズ)

    ◆ナショナル・リーグ
    トレバー・バウアー(レッズ)
    ダルビッシュ有(カブス)
    ジェイコブ・デグロム(メッツ)

    最優秀新人

    ◆アメリカン・リーグ
    ジェームス・カリンチャック(インディアンス)
    カイル・ルイス(マリナーズ)
    ルイス・ロバート(ホワイトソックス)

    ◆ナショナル・リーグ
    アレック・ボーム(フィリーズ)
    ジェイク・クロネンワース(パドレス)
    デビン・ウィリアムス(ブリュワーズ)

    カムバック賞

    ◆アメリカン・リーグ
    カルロス・カラスコ(インディアンス)
    サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)
    ホゼ・ラミレス(インディアンス)

    ◆ナショナル・リーグ
    ダニエル・バード(ロッキーズ)
    アダム・デュバル(ブレーブス)
    ウィル・マイヤーズ(パドレス)

  • 新星・アロサレーナ ジーターの新人PS記録まであと3安打

    2020.10.15 14:30 Thursday

     彗星の如く現れたニュースター、ランディ・アロサレーナ(レイズ)の勢いが衰える気配を見せない。日本時間10月15日のリーグ優勝決定シリーズ第4戦、レイズはアストロズに2対4で敗れたものの、アロサレーナは2点ビハインドの4回表に試合を振り出しに戻す2ラン本塁打。アストロズ先発のザック・グレインキーが投じたカーブを捉えた見事な一発だった。ポストシーズン全11試合に出場して43打数19安打、打率.442、5本塁打、7打点、OPS1.396と絶好調だ。

     アロサレーナはグレインキーから放った一発を「シリーズを通してアストロズは僕にたくさんの変化球を投げてきている。カウントが3-1になって、それまでにたくさんの変化球を見ていたから上手く対応できたよ」と振り返った。この一発が今年のポストシーズンで5本目の本塁打となり、過去に新人でこれを上回る記録を残したのは6本塁打を放ったエバン・ロンゴリア(2008年レイズ・現ジャイアンツ)だけ。2008年にリーグ優勝したレイズを新人ロンゴリアが牽引したように、アロサレーナも打線を引っ張っている。

     また、この一発が今年のポストシーズンで19本目のヒットとなり、これは新人では歴代4位の記録。アロサレーナを上回っているのは1996年ヤンキースのデレク・ジーター(22安打)、2017年アストロズのユリ・グリエル(21安打)、1995年ブレーブスのチッパー・ジョーンズ(20安打)だけであり、アロサレーナはあと3安打でジーターに並び、あと4安打で新記録を樹立することになる。

     長打9本は2008年のロンゴリアとB・J・アップトンに並ぶ球団タイ記録であり、5本塁打はすでに2015年ロイヤルズのケンドリス・モラレス、1988年アスレチックスのホゼ・カンセコ、1975年レッズのトニー・ペレスを上回ってキューバ出身選手による最多記録となっている。まさに記録づくめの大活躍だ。

     「記録のことは気にしないようにしている。でもインターネットが普及して、みんながそれを使っているから、多くの人が記録に気付いてしまうんだ」とアロサレーナ。「正直に言って、そうした外部の盛り上がりは気にしていないし、自分がコントロールできることだけに集中しているよ」と語る男の快進撃はまだまだ続きそうだ。

  • スプリンガーが決勝アーチ 筒香初安打のレイズ4連勝ならず

    2020.10.15 12:47 Thursday

    【レイズ3-4アストロズ】@ペトコ・パーク

     レイズが3連勝でワールドシリーズ進出に王手をかけて迎えたリーグ優勝決定シリーズ第4戦は、昨季のリーグ王者・アストロズが意地を見せ、4対3で勝利。5回裏に飛び出したジョージ・スプリンガーの一発が決勝点となり、レイズの4連勝を阻止した。レイズの筒香嘉智は「8番・指名打者」でスタメン出場して4打数1安打。ポストシーズン初安打を記録したが、9回表二死三塁でライトライナーに倒れ、最後の打者となった。

     レイズは前日の試合で死球を受けて途中交代したケビン・キアマイアーが大事を取ってスタメンを外れたため、右翼のマニュエル・マーゴが中堅、指名打者のオースティン・メドウズが右翼へスライド。これにより指名打者の枠が空いたため、技巧派右腕のザック・グレインキー対策として筒香に地区シリーズ第3戦以来の出番が巡ってきた。

     後がないアストロズは1回裏、ホゼ・アルトゥーベがレイズ先発のタイラー・グラスナウから3号ソロを放って1点を先制。アルトゥーベは3回裏二死一・二塁のチャンスでもライトへのタイムリー二塁打を放ち、アストロズが2点をリードした。

     ところが直後の4回表、グレインキーが一死一塁からランディ・アロサレーナに2号同点2ランを被弾。4回裏はグラスナウに三者凡退に抑えられ、嫌なムードになりかけたが、5回裏一死からマーティン・マルドナードがレフト前ヒットで出塁し、スプリンガーがレフトへの1号2ランを放って勝ち越しに成功した。

     グレインキーは6回表に二死満塁のピンチを迎えたが、低めのチェンジアップでマイク・ブロソーを空振り三振に仕留めてピンチを脱出。7回以降は2番手のクリスチャン・ハビアーと3番手のライアン・プレスリーがレイズの反撃を1点にとどめ、4対3で逃げ切った。

     勝利投手はグレインキー(1勝0敗)、敗戦投手はグラスナウ(0勝1敗)で、プレスリーが1セーブ目を記録。なお、筒香はショートゴロ併殺打、セカンドゴロ、ピッチャー強襲内野安打、ライトライナーで4打数1安打だった。

  • ドジャース初回11得点で大勝 マンシーがとどめの満塁弾

    2020.10.15 11:22 Thursday

    【ドジャース15-3ブレーブス】@グローブライフ・フィールド

     第2戦の最終回に怒涛の追い上げを見せたドジャース打線の勢いは本物だった。初回からブレーブス投手陣に襲いかかり、ポストシーズン新記録となる1イニング11得点。3回までに大量15点を奪ってポストシーズンのチーム記録を更新し、15対3で大勝した。勝利投手は5回3安打1失点の好投を見せたドジャース先発のフリオ・ウリアス(1勝0敗)。1回持たず7失点でノックアウトされたブレーブス先発のカイル・ライトが敗戦投手(0勝1敗)となった。

     初回のドジャースの攻撃は見事だった。先頭のムーキー・ベッツが内野安打で出塁すると、コリー・シーガーのタイムリー二塁打であっさり先制。二死後、ウィル・スミスにもタイムリー二塁打が飛び出し、コディ・ベリンジャーが四球を選んだあと、ジョク・ピーダーソンの1号3ラン、エドウィン・リオスの1号ソロと二者連続アーチでリードを6点に広げた。

     クリス・テイラーが四球を選んだところでライトは降板し、ブレーブス2番手のグラント・デイトンが登板。しかし、ドジャース打線の勢いは止まらず、ベッツが四球のあと、シーガーがこの回2本目のタイムリー。さらにジャスティン・ターナーの死球で二死満塁となり、マックス・マンシーが右中間へとどめの2号グランドスラムを叩き込んだ。

     ポストシーズンでの1イニング11得点は、昨年の地区シリーズ第5戦でカージナルスがブレーブスを相手に記録した10得点を上回る新記録。また、ポストシーズンの初回に3本のアーチを記録するのも史上初の快挙だった。さらに、ポストシーズンでの1試合15得点はチーム記録を更新。まさに記録づくめの一戦となった。

     ドジャースは2回表にベリンジャーの1号ソロで1点、3回表にシーガーの2号ソロなどで3点を追加し、ブレーブスは3回裏にクリスチャン・パチェが1号ソロを放ったものの、その後は9回裏に2点を返しただけ。試合は両軍の主力選手が途中から次々にベンチへ退く展開となり、ドジャースはクローザーのケンリー・ジャンセンを6回裏に調整登板させる余裕も見せた。

     連勝スタートを切ったブレーブスがまだ2勝1敗でリードしているが、シリーズの行方は全く分からなくなった。

  • 第3戦で大量失点のブレーブス 第4戦は新人ウィルソンが先発へ

    2020.10.15 10:00 Thursday

     ドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦で初回にポストシーズン史上ワーストとなる11失点を喫し、2勝1敗で第4戦を迎えることが濃厚となっているブレーブスは、第4戦に新人ブライス・ウィルソンが先発することを発表した。ロースターのなかでウィルソンと新人ウアスカル・イノアの2人が先発候補と見られていたが、ブライアン・スニッカー監督はウィルソンを選択。なお、イノアは大量ビハインドの第3戦に3番手として登板し、好投を見せている。

     ブレーブスの先発ローテーションは、1番手がエースのマックス・フリード、2番手が有望株のイアン・アンダーソン、3番手が同じく有望株のカイル・ライトという顔ぶれ。ワイルドカード・シリーズを2連勝、地区シリーズを3連勝で勝ち上がったため、ここまでの戦いでは先発4番手の出番がなかった。フリード、アンダーソン、ライト以外の投手が先発のマウンドに立つのは明日の第4戦が初めてとなる。

     今季のウィルソンは6試合に登板して15回2/3を投げ、1勝0敗1セーブ、防御率4.02、15奪三振を記録。6試合のうち最後の2試合は先発しており、9月22日のマーリンズ戦は5回3安打無失点(77球)の好投で勝利投手となったが、9月27日のレッドソックス戦では3回5安打1失点(66球)でマウンドを降りた。

     ブレーブスはフリード、アンダーソンの2人で連勝スタートを切ったが、先発3番手以降のクオリティが著しく落ちるため、ドジャース撃破のために絶対勝たなければならない2試合を勝ったに過ぎない。第2戦の最終回以降、ドジャース打線は非常に勢いがあり、0勝2敗から逆転する可能性も十分にあるだろう。そうした状況もあり、第4戦に先発するウィルソンのピッチングは重要になる。

     なお、投げ合う相手はクレイトン・カーショウになる可能性が高い。背中のけいれんで第2戦の先発を回避したカーショウだが、順調に回復しており、このままスムーズに調整が進めば、第4戦のマウンドに立つ予定となっている。

    ◆ポストシーズンで3試合連続で新人投手が先発するのは史上初めて。3人の新人投手が先発したのは過去に2012年のアスレチックス(ジャロッド・パーカー、トミー・ミローン、AJ・グリフィン)のみである。

  • パドレスとタティスJr. 双方が契約延長に興味を示す

    2020.10.15 10:00 Thursday

     パドレスのA・J・プレラーGMは日本時間10月15日に行ったZOOMでの会見のなかで、パドレスとフェルナンド・タティスJr.の双方が契約延長に興味を示していることを明らかにした。まだ契約延長に向けた交渉は始まっていないものの、まもなく交渉が開始されると見られており、今オフ中に長期契約が締結される可能性もありそうだ。

     プレラーはタティスJr.との契約延長について「今季はとても短いシーズンだったので、シーズン途中での契約交渉というのは考えていなかった。今オフはより真剣に契約延長について考え始めるだろう。双方が興味を持っているような感じだから、様子を見ながら進めていこうと思う」とコメント。

     タティスJr.が年俸調停権を得るのは来年オフであり、パドレスは2024年オフにタティスJr.がフリーエージェントとなるまであと4年タティスJr.を保有できる。しかし、タティスJr.はフリーエージェント時点でまだ25歳であり、4年以上のスパンにわたってタティスJr.を保有したいと考えるのは当然のことだろう。

     今季のタティスJr.は59試合に出場して打率.277、17本塁打、45打点、11盗塁、OPS.937の好成績をマーク。ポストシーズンの6試合でも打率.318、2本塁打、5打点、1盗塁、OPS1.126と見事な活躍を見せた。パドレスがスター遊撃手のタティスJr.を来るべき黄金期の中心に据えようとしているのは間違いなく、どんな契約が成立するか注目したい。

     なお、タティスJr.はドジャースとの地区シリーズで敗退したあと、「このチームは特別なグループだ。我々は今後6~7年のあいだに何ができるかを知っている。どうなるかはこれからだね」と今後への期待を口にしていた。パドレスとの長期契約が実現する可能性は十分にありそうだ。

  • 歴代3位2728勝の名将・ラルーサ Wソックス監督就任の可能性

    2020.10.15 07:30 Thursday

     現在エンゼルスの野球部門シニアアドバイザーを務めているトニー・ラルーサは、ホワイトソックスの面接を受ける許可をエンゼルスから受けたようだ。日本時間10月15日、関係者の話としてメジャーリーグ公式サイトが伝えた。今月76歳の誕生日を迎えたラルーサは、監督として歴代3位の2728勝をマークし、2014年にベテランズ委員会の選考でアメリカ野球殿堂入り。球界屈指の名将が今季躍進を遂げたホワイトソックスをさらなる高みへ導くために現場復帰を果たすことになるかもしれない。

     リーグ3連覇を成し遂げたアスレチックス時代や2度の世界一に輝いたカージナルス時代の印象が強いラルーサだが、33年間に及ぶ監督してのキャリアはホワイトソックスでスタートしている。1979年途中から1986年途中まで8シーズンにわたって監督を務め、522勝510敗を記録。1983年には99勝63敗の好成績でアメリカン・リーグ西地区を制した(リーグ優勝決定シリーズでオリオールズに敗退)。

     ホワイトソックスのリック・ハーンGMは「優勝経験のある監督が望ましい」との意向を明らかにしており、アスレチックス時代に1度、カージナルス時代に2度のワールドシリーズ制覇を成し遂げているラルーサはその条件に合致する存在と言える。76歳という年齢面や世界一に輝いた2011年を最後に現場から離れていることなど不安材料がないわけではないものの、経験不足のチームをさらなる高みへ導くための監督としてはうってつけの存在だろう。

     ホワイトソックスの名物オーナーであるジェリー・ラインズドーフは、自身とラルーサの関係性を「兄弟のようなものになりつつある」と表現しており、この2人の強固なコネクションもラルーサの監督就任を後押しする。もしラルーサの現場復帰が実現すれば、残り272勝に迫っている史上2人目の通算3000勝も決して不可能ではなく、大きな話題を呼ぶことになりそうだ。

  • ハンク・アーロン賞のファイナリスト発表 ファン投票もスタート

    2020.10.15 07:00 Thursday

     メジャーリーグ機構は日本時間10月15日、ハンク・アーロン賞のファイナリスト14名(各リーグ7名)の顔ぶれを発表した。この賞は各リーグで攻撃面において最も素晴らしい活躍を見せた選手に贈られる。まず、各球団から候補者1名が選出され、ファイナリストはメジャーリーグ公式サイトのライターからなる選考委員会が決定。最終的な受賞者はファン投票のほか、ハンク・アーロン、ロベルト・アロマー、ジョニー・ベンチ、クレイグ・ビジオ、ケン・グリフィーJr.、エディ・マレー、ロビン・ヨーントからなる特別委員会の選考で決定される。

     昨季はマイク・トラウト(エンゼルス)とクリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)が受賞。不振を極めたイェリッチは今季のファイナリストに名を連ねていないが、2014年にも受賞しているトラウトは今季もファイナリストの1人となった。過去の受賞者では、ブライス・ハーパー(フィリーズ・2015年に受賞)とポール・ゴールドシュミット(カージナルス・2013年に受賞)もファイナリストに含まれている。

     ファン投票は特設サイトから行える(https://www.mlb.com/hank-aaron-award)。ファイナリスト14名の顔ぶれと今季の成績は以下の通り。

    アメリカン・リーグ

    ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)
    60試合 打率.317 19本塁打 60打点 OPS.987

    ネルソン・クルーズ(ツインズ)
    53試合 打率.303 16本塁打 33打点 OPS.992

    テオスカー・ヘルナンデス(ブルージェイズ)
    50試合 打率.289 16本塁打 34打点 OPS.919

    DJ・レメイヒュー(ヤンキース)
    50試合 打率.364 10本塁打 27打点 OPS1.011

    ブランドン・ラウ(レイズ)
    56試合 打率.269 14本塁打 37打点 OPS.916

    ホゼ・ラミレス(インディアンス)
    58試合 打率.292 17本塁打 46打点 OPS.993

    マイク・トラウト(エンゼルス)
    53試合 打率.281 17本塁打 46打点 OPS.993

    ナショナル・リーグ

    フレディ・フリーマン(ブレーブス)
    60試合 打率.341 13本塁打 53打点 OPS1.102

    ポール・ゴールドシュミット(カージナルス)
    58試合 打率.304 6本塁打 21打点 OPS.883

    ブライス・ハーパー(フィリーズ)
    58試合 打率.268 13本塁打 33打点 OPS.962

    マニー・マチャド(パドレス)
    60試合 打率.304 16本塁打 47打点 OPS.950

    コリー・シーガー(ドジャース)
    52試合 打率.307 15本塁打 41打点 OPS.943

    ドミニク・スミス(メッツ)
    50試合 打率.316 10本塁打 42打点 OPS.993

    フアン・ソト(ナショナルズ)
    47試合 打率.351 13本塁打 37打点 OPS1.185

  • 追い詰められたアストロズ 3連敗から4連勝は過去に1度だけ

    2020.10.14 15:00 Wednesday

     アストロズは日本時間10月14日にサンディエゴのペトコ・パークで行われたレイズ戦に2対5で敗れ、リーグ優勝決定シリーズは0勝3敗となった。あと1つでも負ければ敗退決定という絶体絶命の状況に追い込まれたが、ここから巻き返して2年連続(直近4年間で3度目)となるワールドシリーズ進出を成し遂げることはできるのだろうか。

     メジャーリーグ公式サイトでレイズの番記者を務めるフアン・トリビオによると、ポストシーズンの4勝先取制・最大7試合のシリーズで一方のチームが3勝0敗となったケースは過去に38度あるという。そのうち、3連敗からスタートしたチームが4連勝で逆転したケースは2004年アメリカン・リーグ優勝決定シリーズのレッドソックスだけ(対ヤンキース)。3勝0敗となったチームは実に97.4%という高確率でそのシリーズを制しているのだ。

     しかも、過去38度のうち30度はスイープでシリーズが終了している。第5戦で終了したシリーズが5度、第6戦で終了したシリーズが2度、そして第7戦で終了したシリーズは前述の1度だけ(2004年レッドソックス)だ。過去のデータを見る限り、レイズが明日の第4戦に勝利してスイープでシリーズを終わらせる可能性が極めて高く、アストロズがここから4連勝してリーグ優勝するのは奇跡的な確率ということになる。

     運命の第4戦の先発投手はザック・グレインキー(アストロズ)とタイラー・グラスナウ(レイズ)。勝てばリーグ優勝のレイズは、勝機があると見るやディエゴ・カスティーヨ、ピート・フェアバンクス、ニック・アンダーソンといった勝ちパターンのリリーバーを次々に投入してくることだろう。アストロズは3試合連続で2ケタ残塁を記録しており、勝負どころでしっかりランナーを還せるかどうかがポイントとなりそうだ。

     もちろん、勝つためにはレイズに得点を与えないことも重要だ。ブルペン勝負の展開では分が悪いだけに、チームの運命はグレインキーのピッチングに懸かっていると言っても過言ではない。メジャー通算208勝の実績を誇る36歳のベテラン右腕はチームに勝利をもたらすことができるだろうか。

  • 好守連発のレイズが逆転勝利 3連勝で12年ぶりWS進出に王手

    2020.10.14 13:39 Wednesday

    【レイズ5-2アストロズ】@ペトコ・パーク

     レイズの2連勝スタートとなったアメリカン・リーグのリーグ優勝決定シリーズは、6回表に一挙5点を奪ったレイズが第3戦も勝利。2008年以来12年ぶり2度目となるワールドシリーズ進出に王手をかけた。レイズはケビン・キアマイアーやハンター・レンフローが好守を連発。一方のアストロズは二塁ホゼ・アルトゥーベの悪送球をきっかけに逆転を許し、守備力の差が明暗を分ける結果となった。

     レイズがライアン・ヤーブロー、アストロズがホゼ・ウルキディの先発で始まった一戦は、アストロズが1回裏一死からアルトゥーベの2号ソロで1点を先制。その後は両軍ともチャンスを作りながらもあと一本が出ず、アストロズが1点をリードしたまま試合は後半に突入した。

     レイズは6回表先頭のランディ・アロサレーナがレフトへのヒットを放って出塁し、次打者ブランドン・ラウの打球は二塁アルトゥーベへのゴロに。ところが、併殺を焦ったアルトゥーベの悪送球により無死一・二塁のチャンスとなり、続くヤンディ・ディアスのヒットで無死満塁。ここでジョーイ・ウェンドルに逆転の2点タイムリーが飛び出し、一死満塁からウィリー・アダメスの押し出し死球、代打レンフローの2点タイムリー二塁打でリードを4点に広げた。

     レイズ先発のヤーブローは6回裏先頭のマイケル・ブラントリーに1号ソロを被弾し、レイズはここから継投に突入。6回裏を2番手のピート・フェアバンクス、7回裏を3番手のジョン・カーティス、8回裏を4番手のライアン・トンプソンと5番手のアーロン・ループ、9回裏を6番手のディエゴ・カスティーヨが無失点に抑え、5対2で逃げ切った。アストロズ打線を2得点に封じた投手陣も見事だったが、好守で投手陣を盛り立てた守備陣の活躍が素晴らしかった。

     勝利投手は6回途中3安打2失点のヤーブロー(1勝0敗)、敗戦投手は6回途中4安打2失点(自責点1)のウルキディで、カスティーヨが2セーブ目を記録。レイズは明日の第4戦に勝利すれば12年ぶりのリーグ優勝が決定する。なお、レイズの筒香嘉智は5試合連続で出場機会がなかった。

  • ブレーブス2連勝 ドジャース怒涛の追い上げ及ばず

    2020.10.14 11:18 Wednesday

    【ブレーブス8-7ドジャース】@グローブライフ・フィールド

     ドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦を制したブレーブスは、8対7で第2戦にも勝利。1995年以来25年ぶりとなるワールドシリーズ制覇に向けて連勝スタートを切った。主砲フレディ・フリーマンは先制弾を含む2安打3打点の活躍。先発の新人右腕イアン・アンダーソンは4イニングを無失点に抑え、ポストシーズンは15回2/3連続無失点となった(球団史上4位)。

     22歳のアンダーソンが先発したブレーブスに対し、ドジャースは背中のけいれんで登板を回避したクレイトン・カーショウに代わって26歳の新人右腕トニー・ゴンソリンがポストシーズン初先発。アンダーソンは1回裏二死一・二塁のピンチを一塁フリーマンの好守で切り抜けると、3回裏二死満塁のピンチも無失点に抑えた。

     4回表、ブレーブスは先頭のロナルド・アクーニャJr.が四球で出塁し、続くフリーマンがライトスタンドに突き刺さる2号先制2ラン。5回表にはゴンソリンと2番手のペドロ・バイエズに猛攻を浴びせ、有望株クリスチャン・パチェのタイムリー二塁打、フリーマンのタイムリー、トラビス・ダーノウの押し出し四球、オジー・アルビーズの犠飛で一挙4点を追加した。

     与四球5と荒れ気味だったアンダーソンが4イニングを投げて降板したブレーブスは、2番手のタイラー・マツェックが2イニングを無失点に抑える好リリーフ。7回表二死一・二塁からダンズビー・スワンソンのタイムリー二塁打でリードを7点に広げ、直後の7回裏にコリー・シーガーの1号3ランで4点差に詰め寄られたが、9回表にアルビーズが2号ソロを放って8点目を奪った。

     5点リードの9回裏は6番手のジョシュ・トムリンがマウンドに上がったが、シーガーのタイムリー二塁打とマックス・マンシーの1号2ランで3失点。2試合連続でアルビーズの本塁打をブルペンでキャッチしたマーク・マランソンが急遽登板し、コディ・ベリンジャーのタイムリー二塁打で1点差に詰め寄られたものの、8対7で辛くも逃げ切った。ブレーブスはポストシーズン初戦から7連勝。これは1976年レッズ、2007年ロッキーズ、2014年ロイヤルズ(8連勝)に次ぐ史上4チーム目の快挙である。

     勝利投手は2回1安打無失点の好リリーフを見せたマツェック(1勝0敗)で、マランソンが1セーブ目を記録。ドジャース先発のゴンソリンは内容自体は悪くなかったものの、ブレーブス打線に効率よく得点を奪われ、5回途中3安打5失点で敗戦投手(0勝1敗)となった。

  • ヤンキース・オーナー ブーン監督の来季続投を明言

    2020.10.14 08:00 Wednesday

     ヤンキースのハル・スタインブレナー・オーナーは日本時間10月14日、チームの今季の不安定な戦いぶりについて「地区シリーズでレイズと第5戦まで戦った末に敗れた以上のものを成し遂げることのできるチームだと信じていた。非常に落胆している」と振り返った。ゲリット・コールを補強したことなどによりチャンピオンになれると考えていたようだ。ただし、アーロン・ブーン監督の去就については「彼は来年も戻ってくる」と語り、続投を明言した。

     2018年からヤンキースの監督を務めているブーンは、史上初となる「監督就任から2年連続でシーズン100勝以上」を達成。60試合制の今季は33勝27敗でアメリカン・リーグ東部地区2位となり、ア・リーグの第5シードでポストシーズンに出場した。

     スタインブレナーは「アーロン・ブーンは優れた野球人であり、優れたリーダーだ。選手へのリスペクトを持っている。彼は来年戻ってくる。それは間違いない」と語り、ブーンの続投を明言。ブーンの来季の契約は球団側に選択権のあるオプションとなっているが、ただ単にそのオプションが行使されるだけなのか改めて契約を延長するのかは現時点では明らかになっていない。

     また、スタインブレナーはブライアン・キャッシュマンGMについて「彼のパフォーマンスにはとても満足している」とコメント。1998年2月にヤンキースのGMとなったキャッシュマンは、それ以来23年連続勝ち越し、ポストシーズン進出19度、ワールドシリーズ制覇4度(1998~2000年、2009年)などコンスタントに結果を残し続けており、球団首脳はその結果に満足しているようだ。

     とはいえ、最後のワールドシリーズ制覇から10年以上が経過していることも事実。今オフはDJ・レメイヒュー、田中将大、ジェームス・パクストンといった主力選手がフリーエージェントとなるため、世界一奪還に向けてキャッシュマンがどのような手腕を発揮するか注目が集まりそうだ。

  • ブレーブス 故障のデュバルに代わってカマルゴがロースター入り

    2020.10.14 07:30 Wednesday

     ブレーブスは日本時間10月14日、ドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦で左腹斜筋を痛めて途中交代したアダム・デュバル外野手に代えてヨハン・カマルゴ内野手をロースターに登録した。ポストシーズンのルールでは、故障を理由にロースターを外れた選手は次のステージに出場できないことになっており、デュバルはブレーブスがリーグ優勝決定シリーズを突破した場合、ワールドシリーズに出場できない。

     ブレーブスのブライアン・スニッカー監督は、デュバルの状態について「とても痛がっている。今日、彼は球場に現れないだろう。でも、明日は球場に来て治療を受ける予定になっているよ」とコメント。「彼は故障してチームとともに戦えないことをとても悲しんでいた。彼は素晴らしい人間だし、一生懸命にプレーしていたから本当に気の毒だよ。タフな故障だ」とデュバルの心情を思いやった。

     今季のデュバルは2度の1試合3本塁打を記録するなど自慢の長打力を発揮し、57試合に出場して打率.237、16本塁打、33打点、OPS.833をマーク。ただし、ポストシーズンでは1本塁打こそ放っているとはいえ、20打数2安打、OPS.443の不振に陥っていた。

     一方、新たにロースター入りしたカマルゴは今季35試合に出場して打率.200、4本塁打、9打点、OPS.611を記録。打撃面ではデュバルほどの貢献は期待できず、二塁と三塁を中心に内外野の様々なポジションを守れるユーティリティ性が最大の武器だ。

     デュバルを欠いたブレーブスは、リーグ優勝決定シリーズ第2戦でロナルド・アクーニャJr.を中堅から右翼、ニック・マーケイキスを右翼から左翼へ移し、中堅には有望株クリスチャン・パチェを起用。打線の迫力低下は避けられない。

     なお、ドジャースのクレイトン・カーショウが予定通りに第2戦に先発した場合、ブレーブスはマーケイキスをベンチに下げて三塁のオースティン・ライリーを左翼へ移し、三塁にカマルゴを起用する予定だったことが明らかになっている。

  • 第2戦先発回避のカーショウ 第4戦での先発を目指す

    2020.10.14 07:00 Wednesday

     ドジャースはブレーブスとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦で先発予定だったクレイトン・カーショウが背中のけいれんにより登板を回避した。ただし重症ではなく、治療を受けてキャッチボールができる状態まで回復。デーブ・ロバーツ監督はカーショウが第3戦に先発する可能性を否定したが、第4戦に先発する可能性があると見られている。

     ロバーツによると、カーショウは日本時間10月11日にブルペンでの投球練習を行った際に背中のけいれんを感じたという。その後も症状は改善せず、第2戦の先発を回避することが決定。カーショウの登板回避に備えて準備を進めていたトニー・ゴンソリンが第2戦に先発することになった。

     ドジャースは第1戦にウォーカー・ビューラーが先発し、ダスティン・メイもリリーフで1回2/3を投げた。ロバーツはメイが中1日で第3戦に先発する可能性を否定しており、第3戦はフリオ・ウリアスの先発が濃厚だ。

     今季のカーショウは10試合に先発して58回1/3を投げ、6勝2敗、防御率2.16、62奪三振を記録。ポストシーズンを苦手としているイメージが強いものの、ブリュワーズとのワイルドカード・シリーズ第2戦では13個の三振を奪って8回3安打無失点の快投で勝利投手となり、パドレスとの地区シリーズ第2戦でも6回6安打3失点と試合を作って白星を手にした。

     一方、カーショウに代わって第2戦に先発することになったゴンソリンは今季9試合(うち8先発)に登板して46回2/3を投げ、2勝2敗、防御率2.31、46奪三振をマーク。チームがワイルドカード・シリーズを2連勝、地区シリーズを3連勝で突破したため、両シリーズでは登板がなく、リーグ優勝決定シリーズ第2戦がポストシーズン初登板となっている。

  • 「マネー・ボール」のビリー・ビーンにアスレチックス離脱の可能性

    2020.10.13 14:30 Tuesday

     「マネー・ボール」の主人公として有名なビリー・ビーンは20年以上にわたってアスレチックスで敏腕を振るってきた。当時はゼネラルマネージャー(GM)、現在は野球部門の上級副社長という肩書で活躍しており、アスレチックスの名物的存在と言えるビーンがチームを離れることは考えにくい。しかし、「ウォール・ストリート・ジャーナル」の報道によると、ビーンがアスレチックスを離れる可能性が浮上しているようだ。

     報道によると、ビーンが共同議長を務めるベンチャー企業「RedBall Acquisition Corp.」がジョン・ヘンリー(レッドソックス)の会社である「Fenway Sports Group」の一部を推定80億ドルで購入することで合併を試みているという。「Fenway Sports Group」はレッドソックスを所有しているため、ビーンは技術的にレッドソックスの経営に関わることになる。これは利益相反を引き起こしてしまうため、アスレチックスを離れざるを得なくなる可能性があるようだ。

     アスレチックスとレッドソックスの両球団は、この件を確認しておらず、言及も避けている。また、「ウォール・ストリート・ジャーナル」によると、ビーンがアスレチックスを離れることになった場合、レッドソックスの運営に関与する可能性は低いという。それよりも英プレミアリーグのリバプールFCを含む他の事業に目を向けるだろうと見られている。

     現在58歳のビーンは、1997年にアスレチックスのGMに就任し、「マネー・ボール」と呼ばれる手法でスモールマーケット球団のアスレチックスを何度もポストシーズンへ導き、大きな注目を浴びた。2002年オフにはヘンリーがオーナーを務めるレッドソックスがビーンの招聘を試みたこともあった。ビーンはその後、2015年オフに野球部門の上級副社長へ昇格し、デービッド・フォーストがGMを務めている。

     ビーンのサッカーへの情熱は広く知られており、アスレチックスの名物的存在がサッカー界に本格進出することになるかもしれない。なお、メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドによると、ビーンは各種の交渉に巻き込まれているものの、現時点では何らかの公式発表がただちに行われる様子はないという。今後の動向に注目したい。

  • ブレーブス・ライリーが決勝弾!25年ぶり世界一へ白星スタート

    2020.10.13 12:31 Tuesday

    【ブレーブス5-1ドジャース】@グローブライフ・フィールド

     ブレーブスとドジャースが対戦するナショナル・リーグのリーグ優勝決定シリーズが開幕し、今季初めての有観客試合は終盤まで1点を争うロースコアの接戦が繰り広げられた。ブレーブスは1対1の同点で迎えた9回表に9番オースティン・ライリーの勝ち越し弾などで4点を奪い、5対1で勝利。ワイルドカード・シリーズと地区シリーズを無敗で勝ち上がってきたチーム同士の対戦の初戦を制し、1995年以来25年ぶりの世界一に向けて白星スタートを切った。

     ブレーブスが左腕マックス・フリード、ドジャースが右腕ウォーカー・ビューラーの先発で始まった一戦は、1回表一死からフレディ・フリーマンが右中間への1号ソロを放ち、ブレーブスが1点を先制。一方のドジャースも1回裏二死からヒットと四球で一・二塁のチャンスを作ったが、ウィル・スミスが空振り三振に倒れた。

     ドジャースは2回裏にも二死一・二塁のチャンスを迎えたが、ムーキー・ベッツがセンターフライに倒れて無得点。ドジャース先発のビューラーは威力のあるボールを投げながらも制球に苦しみ、毎回のように走者を出したものの、要所を締めてブレーブスに追加点を許さなかった。

     5回裏、ドジャースはこの回先頭のエンリケ・ヘルナンデスが1号ソロをレフトスタンドへ叩き込んで同点。左腕フリード対策としてスタメン起用された伏兵のひと振りで試合を振り出しに戻した。その後、ドジャースは6回途中、ブレーブスは7回から継投に突入。時折ピンチを招きながらも相手に勝ち越し点を与えなかった。

     そして迎えた9回表、ブレーブスはこの回先頭のライリーがドジャース5番手のブレイク・トライネンからセンターへの1号ソロを放ち、勝ち越しに成功。しかし、ブレーブスの攻撃はこの1点では終わらなかった。次打者ロナルド・アクーニャJr.の二塁打から一死三塁のチャンスを作り、マーセル・オズーナが貴重な追加点となるタイムリー。さらにオジー・アルビーズにはダメ押しの1号2ランが飛び出した。

     9回裏はクローザーのマーク・マランソンが無失点に抑え、ブレーブスが5対1で勝利。地区シリーズまでの5試合で4度の完封勝利をマークした投手陣がまたしても安定したピッチングを展開し、大事な初戦を制した。勝利投手はブレーブス3番手のウィル・スミス(1勝0敗)。決勝アーチを浴びたトライネンが敗戦投手(0勝1敗)となった。

  • 2021年ドラフトの指名順は今季成績で決定 全体1位はパイレーツ

    2020.10.13 09:30 Tuesday

     メジャーリーグ機構は日本時間10月13日、来年のドラフトの指名順が今季の成績に従って決定されることを明らかにした。今季が60試合制での開催だったため、一時は2019年シーズンと今季の成績を合算することも検討されたが、例年通りに前年の成績に従って指名順が決定されることになった。よって、今季メジャー最低勝率だったパイレーツに全体1位指名権が与えられる。なお、今季の成績が同じ場合、2019年シーズンの成績に従って指名順が決定される。

     パイレーツが全体1位指名権を獲得するのは今回が5度目。1986年にジェフ・キング(通算154本塁打の内野手)、1996年にクリス・ベンソン(通算70勝の右腕)、2002年にブライアン・バリントン(通算1勝・日本プロ野球でもプレーした右腕)を指名し、最大の成功を収めたのは2011年の全体1位で指名したゲリット・コール(現ヤンキース)だ。

     全体2位はレンジャーズ、3位はタイガース、4位はレッドソックス、5位はオリオールズとなる。レンジャーズは1974年の全体2位でトミー・ボッグス(通算20勝の右腕)、レッドソックスは1967年の全体3位でマイク・ガーマン(通算22勝の右腕)を指名して以来の高順位。タイガースは2018年の全体1位でケーシー・マイズ、2020年の全体1位でスペンサー・トーケルソン、オリオールズは2019年の全体1位でアドリー・ラッチマンを指名している。

     2021年のドラフトは史上初めて7月に開催される予定となっている(日本時間7月12~14日・開催地はアトランタ)。現時点ではバンダービルト大の右腕クマー・ロッカーが全体1位指名の最有力候補に挙げられているが、今後9ヶ月のあいだに様々な選手の名前が取り沙汰されることになるだろう。

     なお、不正なサイン盗みに関連した処分によりアストロズは2020年と2021年のドラフトで上位2つの指名権を剥奪されている。今季の成績に従えばアストロズは全体16位の指名権を得るはずだったが、もちろん指名権は与えられない。

     全体1位から29位までの指名順は以下の通り(括弧内は今季の成績)。

    1位 パイレーツ(19勝41敗)
    2位 レンジャーズ(22勝38敗)
    3位 タイガース(23勝35敗)
    4位 レッドソックス(24勝36敗)
    5位 オリオールズ(25勝35敗)
    6位 ダイヤモンドバックス(25勝35敗)
    7位 ロイヤルズ(26勝34敗)
    8位 ロッキーズ(26勝34敗)
    9位 エンゼルス(26勝34敗)
    10位 メッツ(26勝34敗)
    11位 ナショナルズ(26勝34敗)
    12位 マリナーズ(27勝33敗)
    13位 フィリーズ(28勝32敗)
    14位 ジャイアンツ(29勝31敗)
    15位 ブリュワーズ(29勝31敗)
    16位 マーリンズ(31勝29敗)
    17位 レッズ(31勝29敗)
    18位 カージナルス(30勝28敗)
    19位 ブルージェイズ(32勝28敗)
    20位 ヤンキース(33勝27敗)
    21位 カブス(34勝26敗)
    22位 ホワイトソックス(35勝25敗)
    23位 インディアンス(35勝25敗)
    24位 ブレーブス(35勝25敗)
    25位 アスレチックス(36勝24敗)
    26位 ツインズ(36勝24敗)
    27位 パドレス(37勝23敗)
    28位 レイズ(40勝20敗)
    29位 ドジャース(43勝17敗)

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