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  • 【戦評】エースの力投に打線が応えカージナルス5割復帰

    2017.8.8 17:01 Tuesday

     6月2日に26勝26敗となって以降、6度も勝率5割復帰のチャンスがありながら一度もモノにできなかったカージナルスが、ようやく2ヶ月以上ぶりの勝率5割復帰を成し遂げた。最近14試合で9勝5敗。2位ブリュワーズまで2ゲーム差、首位カブスまで3.5ゲーム差とまだ地区優勝を狙える位置につけており、残りおよそ50試合、ナ・リーグ中部地区では熾烈な地区優勝争いが続きそうだ。

     日本時間8月8日から始まったロイヤルズとの「I-70シリーズ」。ミズーリ州に位置するセントルイスとカンザスシティの両都市が「I-70」という名の高速道路で結ばれていることからこの名が付いた両チームの対戦は、前半2試合がカンザスシティ、後半2試合がセントルイスという変則的な形での4連戦で行われる。

     「今日は本当に集中できていた」と自身のピッチングを振り返ったカルロス・マルティネスが8回2失点の好投を見せると、打線は2試合連続の2桁得点でエースを援護。「全員がチームに貢献しているのを目にするのは素晴らしいことだね」とマイク・マシーニー監督は2戦連続で機能した打線を称えた。

     4回に一挙9得点を叩き出した前日のレッズ戦に続き、今日の試合でも4回に打線が繋がって大量6得点。無死満塁のチャンスから相手の2失策と押し出しで3点を奪うと、マット・カーペンターが低めの難しい球を上手く拾ってライトポール際へ15号スリーランを放ち、一気に試合を決めた。

     開幕スタメンのうち、ランドール・グリチックとアレドミス・ディアスがAAA級降格を経験し、この日はさらにデクスター・ファウラーの戦列復帰に伴ってスティーブン・ピスコッティがAAA降格に(グリチックはすでに再昇格)。ジョニー・ペラルタも6月中旬に解雇されており、開幕時の構想が大きく狂ってしまっているカージナルスだが、トミー・ファム、ポール・デヨング、ホゼ・マルティネスらの台頭によりなんとか地区優勝争いに踏みとどまっている。開幕前に思い描いていたものとは全く違うシーズンとなっているが、それでも大崩れしないのがこのチームの強さ。「7度目の正直」で勝率5割復帰を果たした21世紀の常勝軍団の逆襲が、いよいよ幕を開けようとしている。


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  • 第18週のMVPはベッカムとコントレラス

    2017.8.8 12:41 Tuesday

     第18週(7月31日~8月6日)の週間最優秀選手が発表され、ア・リーグはティム・ベッカム(オリオールズ)、ナ・リーグはウィルソン・コントレラス(カブス)が選出された。

     7月末にレイズからオリオールズへ移籍したベッカムは打率.583(24打数14安打)、3本塁打、6打点、OPS1.767の好成績を残し、自身初の週間MVP受賞となった。打率.583、出塁率.600、長打率1.167はいずれもリーグトップ、14安打は同トップタイ、3本塁打は同3位タイの数字。オリオールズの選手による週間MVP受賞は第16週のジョナサン・スコープに続いて今季2度目である。日本時間8月4日から3試合連続本塁打を放ち、3試合で9安打(3安打、4安打、2安打)の大活躍。日本時間8月6日に放った15号ソロは、球団通算10000号の記念すべき一発となった。2008年ドラフトの全体1位指名選手であるベッカムは今季ここまで自己最多の93試合に出場して打率.282、15本塁打、42打点、OPS.794をマークしており、各部門ですでにキャリアハイを更新。25四球に対して115三振とアプローチ面に課題を残すものの、自己ベストのシーズンとなることは間違いなさそうだ。

     コントレラスは打率.455(22打数10安打)、5本塁打、13打点、OPS1.660と猛打を発揮し、自身初の週間MVPに輝いた。5本塁打、13打点、長打率1.182はいずれもリーグトップ、打率.455は同2位、10安打は同2位タイ、出塁率.478は同6位の数字。カブスの選手が週間MVPを受賞するのは今季初であり、カブスの野手では2014年7月のアンソニー・リゾー以来3年ぶりの受賞となった。日本時間8月4日と8月7日に1試合2本塁打を記録し、キャリア最初の175試合で33本塁打。これはベネズエラ出身選手による史上最多記録となっている。7月は月間打率.321、今月もここまで月間打率.455と好調で、今季の通算成績も打率.281、21本塁打、70打点、OPS.881とハイレベル。30本塁打と100打点を十分に狙えるペースであり、カブスの捕手が30本塁打をクリアすれば1993年のリック・ウィルキンス以来球団史上3人目、100打点をクリアすれば1930年のギャビー・ハートネット以来球団史上2人目となる。


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  • 「二刀流」グリーンがプロデビューへ

    2017.8.8 12:11 Tuesday

     2017年ドラフトにおいて最高級の素材として注目を浴び、レッズから全体2位指名を受けたハンター・グリーンのプロデビューが近付いている。「二刀流」選手として期待されるグリーンはまず指名打者として、日本時間8月9日のルーキー級の試合でプロデビューを果たす予定となっている。

     ノートルダム高校出身のグリーンはレッズから投手として指名を受け、日本時間7月8日に契約金723万ドルで契約合意。MLB公式サイトのプロスペクト・ランキングでは全体21位にランクインしている。長期的には投手として育成される見込みだが、投手としてのプロデビューが予定されている日本時間8月28日までの間は指名打者ないし遊撃手として試合に出場する予定だ。

     日本時間8月7日に18歳になったばかりのグリーンは投手としても野手としても非凡な才能を持ち、近年における最も魅力的なプロスペクトの一人である。投手としては時速100マイル(約161km/h)の速球を投げ込むことができ、野手としては高校での4シーズンで打率.337をマークしているのだ。193cm、95kgという立派な体格を持つグリーンは打撃練習を行うとともに、ブルペンでの投球練習でも強度を上げており、プロデビューに向けての準備は着々と整っている。

     野手としては日本時間8月9日、投手としては日本時間8月28日にプロデビューを果たす予定のグリーン。本人は「投手のみに限定されるのではなく、打者としてもチームに貢献できるのはとても素晴らしいことだね」と語り、プロでも「二刀流」を続行することに意欲を示している。2017年ドラフト最高級の素材がどのようなプロデビューを果たすのか。まずは日本時間8月9日の野手デビュー戦に注目だ。


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  • デービス 投手としてマイナーでデビュー

    2017.8.8 11:44 Tuesday

     かつてメッツでプロスペクトとして期待され、2012年に32本塁打を放ったアイク・デービス。3月にはイスラエル代表の一員としてワールド・ベースボール・クラシックにも出場したが、デービスは現在ドジャース傘下のマイナー組織に所属し、投手としてメジャー復帰を目指している。

     デービスが投手としてプレイするのは今回が初めてではない。アリゾナ州立大学時代は一塁手とリリーフ投手を兼任し、チームはカレッジ・ワールドシリーズに出場した。アスレチックス時代の2015年には敗戦処理として2試合に登板し、計2イニングを無失点に抑えている。また、父ロンはメジャー通算481登板の実績を誇る元投手であり、ヤンキース時代の1981年にはオールスター出場を果たしている。

     今年3月に30歳になったデービスは現在、フルタイムの投手としてメジャー復帰を目指している。ルーキー級のAZLドジャースでプレイしているデービスは日本時間8月7日のAZLパドレス戦に6回から3番手として登板し、投手としてのプロデビューを果たした。この日は三者連続三振の好投で初ホールドを記録。チームは終盤にAZLパドレスを突き放し、13-5で快勝した。

     スカウティング・レポートによると、デービスの速球は時速88~92マイル程度(142~148km/h)。アスレチックス時代に登板した際には時速86~87マイル前後(138~140km/h)だったので、そこから球速は上昇していることになる。3度のシーズン2桁本塁打を含む通算81本塁打を放っているスラッガーが、リリーフ投手としてメジャー復帰を果たすことができるのか。デービスの今後に注目だ。


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  • ドールトン&ベイラー 名選手2名が死去

    2017.8.8 11:12 Tuesday

     現地時間8月6日の夜、フィリーズは4年間の闘病生活の末、ダレン・ドールトンが脳腫瘍で死去したと発表した(享年55歳)。また、現地時間8月7日にはドン・ベイラーが多発性骨髄腫で死去した(享年68歳)。ここでは両氏の経歴を簡単に振り返ってみたい。

     1980年のドラフトでフィリーズから25巡目指名を受けてプロ入りしたドールトンは、1983年9月25日のカージナルス戦でメジャーデビュー。1989年に131試合に出場して正捕手の座を手にしたが、打率.201という数字が示すように決して打撃が得意な捕手ではなかった。しかし、1992年に打撃開眼し、打率.270、27本塁打、109打点、OPS.908の好成績をマークして打点王を獲得。キャリア唯一のシルバースラッガー賞にも輝いた。翌1993年も24本塁打、105打点をマークし、強打の捕手として認知されるように。1993年にはチームのリーグ優勝にも貢献。この年はワールドシリーズでブルージェイズの前に敗退したが、シーズン途中でマーリンズへ移籍した1997年にはワールドシリーズで全7試合に出場して打率.389の好成績を残し、球団創設5年目でのワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。優れたリーダーシップを持ち合わせ、チームメイトからもファンからも愛された選手だった。なお、1992年オフの日米野球で来日経験もある。

     1967年のドラフトでオリオールズから2巡目指名を受けてプロ入りしたベイラーは、1970年9月18日のインディアンス戦でメジャーデビュー。メジャー3年目の1972年に102試合に出場して11本塁打を放つと、徐々に頭角を現し、1975年には打率.282、25本塁打、OPS.849を記録。レジー・ジャクソンが絡むトレードでアスレチックスへ移籍して1年間プレイした後、エンゼルスへ移籍し、1978年には自己最多の34本塁打、99打点を記録。翌1979年には前年を上回る打率.296、36本塁打、139打点、OPS.901という素晴らしい成績を残し、打点王に輝くとともにMVPを受賞した。その後は移籍を繰り返しつつも1982年から5年連続で20本塁打以上を放つなどコンスタントに活躍し、通算338本塁打。引退後は指導者として各球団で監督やコーチを務め、ロッキーズ初代監督として1993年から6シーズン指揮を執り、カブスでも2000年から2002年途中まで監督を務めた。死球の多さが特徴で、死球王に輝くこと8度。通算267死球はメジャー歴代4位の数字となっている。


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  • トラウト26歳 ここまでの実績を振り返る

    2017.8.8 10:38 Tuesday

     球界屈指のスーパースター、マイク・トラウト(エンゼルス)が日本時間8月8日(現地時間8月7日)に26歳の誕生日を迎えた。エンゼルスはこのあと日本時間午前11:07からオリオールズ戦が予定されているが、過去の誕生日では5試合中3試合で本塁打を放つなど、誕生日の試合とは相性が良い。トラウトが26歳の誕生日までに成し遂げてきた偉業を簡単に振り返ってみよう。

     メジャー7年目を迎えているトラウトはこれまでにMVPを2度(2014年、2016年)、オールスターMVPを2度(2014年、2015年)獲得したのを筆頭に、新人王(2012年)、シルバースラッガー賞5度(2012-2016年)、ハンク・アーロン賞(2014年)、打点王(2014年)、盗塁王(2012年)など、様々なアウォードやタイトルを手にしてきた。今季は左手親指の故障により6週間ほど戦列を離れたが、故障さえなければ今季もMVPレースに加わっていたに違いない。26歳のシーズンまでにMVPを複数回受賞した選手はトラウトを含めて6人いるが、なんとトラウト以外の5人は殿堂入りを果たしているのだ。トラウトの将来の殿堂入りは約束されたようなものと言っても決して過言ではないだろう。

     トラウトがどんなに優れた選手であるかは数字が物語っている。トラウトはここまで通算878試合に出場し、打率.309(3236打数999安打)、190本塁打、548打点、156盗塁、OPS.978を記録。フルシーズン出場した5シーズンのMVP投票で1位が2度、2位が3度と毎年のようにMVP級の成績を残しており、通算WAR53.1はすでに現役選手の中で12位となっている(Baseball Reference版の数字)。これらの数字がどれほど優れた数字なのかを以下に記す。

    ●26歳の誕生日までに190本塁打&500四球を記録したのは過去に5人だけ。ジミー・フォックス、メル・オットー、ミッキー・マントル、エディ・マシューズ、トラウトの5人で、トラウト以外の4人は殿堂入り。
    ●26歳の誕生日までに190本塁打&150盗塁を記録したのはトラウトだけ。
    ●26歳の誕生日までに190本塁打以上を放った選手は過去に9人いるが、現役のトラウトとアルバート・プーホルス(エンゼルス)、殿堂入りの資格をまだ得ていないアンドリュー・ジョーンズとアレックス・ロドリゲスを除く5人(フォックス、マシューズ、オットー、マントル、フランク・ロビンソン)の5人は殿堂入り。
    ●通算600本塁打以上を放った9人のうち、26歳の誕生日までにトラウト以上の本塁打を放った選手はロドリゲスとプーホルスだけ。
    ●Baseball Referenceにおける「25歳のシーズン」までにトラウトより高いWARを記録したのはタイ・カッブだけ。トラウトはマントルを僅かに上回っている。
    ●トラウトは「25歳のシーズン」終了時に3000打席以上かつ打率.300、出塁率.400、長打率.500をクリアする史上8人目の選手になる可能性が高い(他の7人はジョー・ケリー、カッブ、オットー、フォックス、ジョー・ディマジオ、マントル、プーホルス)。

     今季は67試合に出場して打率.343、22本塁打、51打点、13盗塁、OPS1.166をマークしているトラウト。打率、出塁率、長打率はいずれもキャリアハイを更新するペースであり、今季終了後にどのような成績を残しているのか楽しみだ。


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  • 第18週の最優秀ブルペンはヤンキース

    2017.8.7 16:52 Monday

     MLB公式サイトでは今季から週ごとに独自の計算方法で「週間最優秀ブルペン」を選出している。第18週の最優秀ブルペンにはヤンキースが選出された。

     計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従ってポイントを加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。
    ・1アウト=+1.5ポイント
    ・1奪三振=+1.5ポイント
    ・1セーブ=+5ポイント
    ・1被安打=-2ポイント
    ・1自責点=-4ポイント
    ・1非自責点=-2ポイント
    ・1与四球=-1ポイント
    ・1セーブ失敗=-5ポイント

     第18週のヤンキースは21.2回(=65アウト)で27奪三振、2セーブを記録し、被安打15、自責点4、与四球3で合計99ポイントを獲得。第16週以来2週間ぶり、今季2度目の「週間最優秀ブルペン」受賞となった。登板した8人のリリーバーのうち、デリン・ベタンセス、アロルディス・チャップマン、チャド・グリーン、デービッド・ロバートソン、アダム・ウォーレンと5人が無失点。ベタンセスは3試合で4イニングを投げ、被安打0、奪三振7の好投。チャップマンは2度のセーブ機会をいずれも成功させた。チーム最多の4試合に登板したトミー・ケインリーは防御率5.40に終わったが、与四球0は評価できる。ソニー・グレイとハイメ・ガルシアの加入により先発ローテーションの5人が固定され、今後はブルペンへの依存度が低下することが予想されるため、負担軽減によりブルペン陣にはさらなる高パフォーマンスも期待できそうだ。なお、獲得ポイント数の2位はカージナルス(91.5ポイント)、3位はブリュワーズ(87.5ポイント)だった。

    各週の最優秀ブルペン
    第1週 ロッキーズ(98ポイント)
    第2週 レッズ(119.5ポイント)
    第3週 アストロズ(132.5ポイント)
    第4週 エンゼルス(100.5ポイント)
    第5週 インディアンス(125ポイント)
    第6週 エンゼルス②(80.5ポイント)
    第7週 アストロズ②(106ポイント)
    第8週 ドジャース①(126ポイント)
    第9週 マーリンズ(124.5ポイント)
    第10週 マリナーズ(87ポイント)
    第11週 レッドソックス(106.5ポイント)
    第12週 ドジャース②(120.5ポイント)
    第13週 ジャイアンツ(116ポイント)
    第14週 ブリュワーズ(101.5ポイント)
    第15週 オールスター週のため発表なし
    第16週 ヤンキース(112ポイント)
    第17週 カブス(118.5ポイント)
    第18週 ヤンキース②(99ポイント)
    (丸印は受賞回数)


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  • 【戦評】青木の逆転弾実らず アストロズ逆転サヨナラ

    2017.8.7 16:41 Monday

     7回表に青木宣親の移籍後初本塁打となる3号逆転ツーランとジャスティン・スモークの2点タイムリー二塁打で4点を奪い、試合をひっくり返したブルージェイズだったが、最終回にさらなるドラマが待っていた。

     6-3とブルージェイズが3点をリードして迎えた9回裏。マウンドには今季ここまで28セーブを挙げているロベルト・オスーナが上がっていた。3点リードでクローザー登場。誰もがブルージェイズの勝利を確信したに違いない。しかし、アストロズ打線は逆転を諦めなかった。

     先頭のホゼ・アルトゥーベがセンターへのヒットで出塁すると、続くジョシュ・レディックは見逃し三振に倒れたものの、ユリエスキー・グリエルとマーウィン・ゴンザレスの連打で一死満塁。ここでカルロス・ベルトランの打球は一塁へのゴロとなったが、併殺にはならず、アルトゥーベが生還して2点差(二塁のみフォースアウト)。さらにアレックス・ブレグマンに2点タイムリー三塁打が飛び出し、一気に同点に追い付いた。そして、二死三塁の場面でフアン・センテーノが内角高めの速球をライトへ弾き返し、劇的な逆転劇を締めくくった。

     ホームでの2カード連続負け越しを免れたA.J.ヒンチ監督は「良い形でホームでの戦いを終えられて良かったよ」とホッとした様子。「リーグでベストのクローザーの一人と対戦してサヨナラ勝ちを収めるのは、墜落しそうなフライトがハッピーなフライトになるようなものだね。どんなに難しい状況でも、選手たちは諦めずに戦い続けてくれた」と最後まで諦めなかった選手たちを称えていた。

     サヨナラ打を放ったセンテーノは「驚異的な試合だったね。とにかく良い球だけを打とうと心掛けた。ブレグマンが大きな同点打を打ってくれたから、僕はゾーン内の球を打つことに集中していた。良いスイングができたよ」と自身の一打を振り返った。日本時間8月6日に再昇格を果たし、この日が再昇格後の初出場となったセンテーノだが、「8番・捕手」でスタメン出場して2安打1打点。5月下旬に出場した2試合ではいずれも本塁打を放っており、今季は3試合のみの出場ながら打率.455、OPS1.538という素晴らしい成績を残している。

     主力選手が戦列を離れようとも、代役がしっかりと穴を埋める活躍を見せている今季のアストロズ。ジョージ・スプリンガーの戦列復帰も近付いており、今日の勝利をきっかけに再び上昇気流に乗っていけそうな雰囲気が漂っている。


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  • 【戦評】ヤングが大活躍 レッドソックス6連勝

    2017.8.7 15:19 Monday

     初回に2点を先制しながらも直後に3点を奪われ、逆転を許したレッドソックス。しかし、今季4度目のスタメン4番で起用された33歳のベテラン外野手が勝負強さを発揮し、チームを4連戦スイープ&6連勝に導いた。

     初回にエドゥアルド・ヌニェスの8号ソロとクリス・ヤングの6号ソロで2点を先制したレッドソックスだったが、直後の2回表に先発のダグ・フィスターがホワイトソックス打線に4連打を浴びて同点に追い付かれ、一死二、三塁からアレン・ハンソンに犠牲フライを打たれて勝ち越し点を献上してしまう。

     しかし3回裏、二死一塁で打席に入ったヤングがレフトフェンス直撃のタイムリー二塁打を放って同点に追い付くと、5回裏には二死一、二塁の場面でヤングがこの日2本目となる7号スリーランを放ち、勝ち越しに成功。フィスターは6.1回3失点と粘りの投球を見せ、7回途中からはアディソン・リード、マット・バーンズ、クレイグ・キンブレルのリレーで逃げ切った。

     レッドソックスのジョン・ファレル監督は「(ヤングの前を打つ)アンドリュー・ベニンテンディへの敬遠が、この試合の最高のスイング、ぎりぎりフェアになったスリーランに繋がったんじゃないかな」と前打者への敬遠に燃えたベテラン外野手の一打を絶賛。2本塁打を含む3安打5打点の大活躍を見せたヤングは「ああいう場面で仕事をできれば気分がいいのは当然さ。自分の前の打者が敬遠されたら、『やってやろう』と思うよね。今日は俺の後ろに好調のラファエル・ディバースがいたから、俺と勝負せざるを得なかった。仕留めることができて良かったよ」と試合を決めた一打に満足げだった。

     ホワイトソックスとの4連戦をスイープし、レッドソックスは現在メジャー最長となる6連勝。ヤンキースとの3ゲーム差をキープしている。一方、ホワイトソックスは6連敗。ホゼ・キンターナ、トッド・フレイジャーら主力選手を次々に放出したため負けが込むのは仕方がない部分もあるのだが、後半戦は3勝19敗という悲惨な成績になっている。メジャー最低勝率のフィリーズとは1ゲーム差。いよいよメジャー最低勝率が見えてきた。


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  • ヤンキース 強打者・ホリデイが今季2度目のDL入り

    2017.8.7 11:22 Monday

     マット・ホリデイ(ヤンキース)が左腰の痛みにより、6月下旬にウイルス感染で戦列を離れて以来、今季2度目の故障者リスト入りとなった。これに伴い、ヤンキースはAAA級から一塁手のギャレット・クーパーをメジャーへ昇格させている。

     7年半を過ごしたカージナルスからフリーエージェントとなり、1年契約でヤンキースに加入したホリデイは、アーロン・ジャッジら若手選手の指南役を務める一方で打線の中軸で存在感を発揮し、前半戦は68試合に出場して打率.262、15本塁打、OPS.877をマーク。OPSはキャリア平均(.890)とほとんど変わらない数字であり、37歳になった今季もその打棒が健在であることをアピールしていた。しかし、後半戦開始とともに戦列に復帰すると、その後は20試合で打率.136、1本塁打、OPS.353と大不振。この間に腰を痛め、ジョー・ジラルディ監督はベテラン・スラッガーを故障者リストへ登録することを決断した。

     ホリデイに代わってクーパーがメジャーへ昇格したが、ジラルディ監督はチェイス・ヘッドリーを引き続き正一塁手として起用していくことを明言。クーパーが出場するのはヘッドリーの休養時、特に相手先発が左投手のときのみに限定されるであろうことを示唆した。

     「クーパーにも少し出場機会を与えるよ。ヘッドリーがいるから、彼に休養を与えるときにクーパーを使うことになるだろう。おそらく左投手が相手のときになるだろうね」

     ジラルディ監督はホリデイが最短の10日間で戦列に復帰してくることを期待しているが、「腰はやっかいなんだよ。だから、しっかり治療を受けて、やるべきことをしっかりやらないとね」ともコメント。ホリデイ不在の間はゲーリー・サンチェスが指名打者に入り、オースティン・ロマインがマスクを被る布陣や、外野手4人(ジャコビー・エルズベリー、クリント・フレイジャー、ブレット・ガードナー、ジャッジ)のうちの誰かが指名打者に入る布陣が試されることになりそうだ。

     また、AAA級でリハビリ出場を開始しているアーロン・ヒックスについて、ジラルディ監督は「彼がスイッチヒッターであるという点がやっかいなんだ。スイッチヒッターでなければ、もう少し早く復帰できるんだろうけどね」と戦列復帰までにはもう少し時間が掛かるであろうとの見通しを明らかにしている。


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  • 先発補強のヤンキース 新人左腕・モンゴメリーがAAA級降格

    2017.8.7 10:50 Monday

     7月末にアスレチックスから右腕ソニー・グレイ、ツインズから左腕ハイメ・ガルシアを獲得し、田中将大、ルイス・セベリーノ、CCサバシア、ジョーダン・モンゴメリーと合わせて先発投手6人を抱えていたヤンキース。球団は開幕直後にメジャーデビューを果たし、先発ローテーションの一角を担っていた新人左腕をAAA級へ降格させることを決断した。

     4月12日のレイズ戦でメジャーデビューを果たしたモンゴメリーは、支配的ではないものの大崩れの少ないピッチングで今季ここまで21試合に先発して7勝6敗、防御率4.05をマーク。6月には5先発で4勝0敗、防御率2.59という素晴らしいピッチングを見せた。しかし、疲れが見え始めたのか、7月は6先発で防御率5.90と失速。8月5日のインディアンス戦では5回までに7三振を奪い、被安打3、失点1という好投を見せたものの、リリーフ陣の登板間隔が空いていたため、65球を投げただけで降板を命じられていた。

     ヤンキースはモンゴメリーに投球イニング制限を設けているかどうかを明言していないが、昨季マイナーのレギュラーシーズンとポストシーズンで計152イニングを投げたのが自己最多であるモンゴメリーは、今季マイナーで5イニング、メジャーで115.2イニングを投げており、このまま先発ローテーションの一角として投げ続ければ今月中にも昨季の投球イニングを上回ってしまう。球団としては来季以降も先発ローテーションの一角を担う存在であるモンゴメリーに必要以上の負担をかけることを避けたいという思惑もあるのだろう。

     2投手の加入について問われたモンゴメリーは「素晴らしいよ。僕たちは優秀な投手を2人も手に入れた。彼らは僕たちの戦いを大いに助けてくれると思うよ。僕たちはより良いチームになったんだ」と2投手の加入を歓迎。先発ローテーションの一角として奮闘してきた新人左腕からバトンを受け取った2投手がヤンキースをポストシーズンへ導くことができるのか。ヤンキースの今後の戦いに注目したい。


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  • マリナーズが球宴一塁手・アロンゾを獲得

    2017.8.7 10:25 Monday

     2001年以来16年ぶりのポストシーズン進出に向けて好位置につけているマリナーズがラストスパートに向けて戦力補強に動いた。24歳の外野手、ブーグ・パウエルを放出し、アスレチックスからヨンダー・アロンゾを獲得した。

     アロンゾは今季ここまで100試合に出場して打率.266、22本塁打、49打点、OPS.896をマーク。昨季まで一度も2桁本塁打を記録したことのなかった男が前半戦だけで20本塁打を放ち、オールスター・ゲームにも初選出された。左打者のアロンゾは今季左投手に打率.188、OPS.684と苦戦している一方、右投手に対して打率.286、OPS.948をマークしており、アスレチックス時代の同僚であるダニー・バレンシアとのプラトーンで起用される見込みとなっている。

     ジェリー・ディポートGMは「アロンゾは我々のロースターによくフィットすると思う。言うまでもなく、彼は今季ここまで素晴らしいシーズンを送っている。オールスターにも選ばれたし、彼にとって真のブレイク・イヤーになったよね。我々は打線の中軸で違いを作ってくれるバットを手に入れることができたんだ」とアロンゾを高評価。2015年8月のマリナーズGM就任後、短期的な戦力アップのための補強に消極的だったディポートGMだが、ワイルドカード圏内が見えてきたこともあり、「私がマリナーズに来てから、レンタル・プレイヤーを獲得したのはアロンゾが初めてだと思うよ」と残り2ヶ月のポストシーズン争いのためにアロンゾを獲得したことを認めている。マリナーズは7月末のトレード・デッドライン以前にもアロンゾ獲得に動いていたが、そのときはトレードを成立させるには至らなかったようだ。

     ポストシーズン争いを続けるマリナーズへ移籍することになったアロンゾは、8月に入ってからトレードされたことに驚きつつも、「僕の次のチャプターの始まりだね。彼らは良い野球をしてポストシーズン進出を争っている。その一部になれることにワクワクしているよ」と移籍を前向きに捉えていた。

     マリナーズからアスレチックスへ移籍するパウエルは2015年オフにブラッド・ミラー、ローガン・モリソンらとの3対3のトレードでマリナーズに加入。巧打と選球眼を兼ね備え、外野の4番手として期待する声もあったが、昨年6月に禁止物質の陽性反応を示し、80試合の出場停止処分を受けるなど、期待通りの働きをすることはできなかった。今季はメジャーの23試合で打率.194、OPS.504に終わっているものの、AAA級の58試合では打率.340、OPS.906の好成績をマークしている。


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  • サンドバルが4番打者としてメジャー復帰

    2017.8.6 10:31 Sunday

     ジャイアンツに「パンダ」が帰ってきた。チームではブランドン・ベルトが日本時間8月5日のダイヤモンドバックス戦でアンソニー・バンダから死球を受けたことにより7日間の脳震とうDL入りが発表された。それに伴い、マイナーでプレーしていたパブロ・サンドバルがメジャー昇格を果たす。日本時間8月6日の試合では「4番・三塁」としてスタメン出場が決まった。

     サンドバルは今季、レッドソックス在籍3年目を迎えたが中耳炎の影響で故障者リスト入りするなど万全な状態でプレーすることができず、日本時間7月15日に事実上の戦力外「DFA」となった。移籍初年度の2015年には126試合に出場したものの、昨年から数えるとわずか35試合の出場に終わっていた。今季のレッドソックスでの成績は打率.212 (21/99) 4本塁打 12打点だった。

     その後は古巣・ジャイアンツとマイナー契約を結び、約3年ぶりとなる復帰となった。入団後はマイナーリーグで12試合に出場して打率.211(8/38) 1本塁打 4打点を記録した。ブルース・ボウチー監督は「サンドバルにはもっと打席に立つ機会を与えたかったが、昇格させる時が近づいている」と日本時間木曜日に話していた。

     そして迎えた日本時間8月6日のダイヤモンドバックス戦では2014年10月30日(日本時間)のワールドシリーズ第7戦以来となるジャイアンツのユニフォームを着て「4番・三塁」でクリーンナップを打つことになった。サンドバルは過去3度、世界一を経験し2012年にはMVPにも輝いた逸材。レッドソックスでは不本意な結果に終わったが、古巣で再び輝くことができるか、彼の打撃に大きな注目が集まる。


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  • ダルビッシュのドジャース移籍初登板は白星

    2017.8.5 12:05 Saturday

     後半戦に突入してもドジャースの勢いが止まらない。7月には11連勝を達成し日本時間8月4日時点でチーム勝率は全球団で唯一の7割を超える.704と驚異的な強さをみせている。先日のブレーブス戦で連勝こそストップしたものの、その翌日の試合では勝利を収めたことで連敗は逃れた。

     そして日本ではなく、メジャー全体も大きな注目をしていたダルビッシュ有のドジャース移籍初登板の相手はメッツ。チームのエースの座に君臨しているジェイコブ・デグロムとの投げ合いを演じ、7回10奪三振無失点で移籍後初勝利を挙げた。

     1試合平均得点5.07を誇るドジャース打線は初回、7月月間打率.394を記録した1番のクリス・テイラーが先頭打者弾を放って1点を先制。援護点をもらったダルビッシュの立ち上がりは1番のマイケル・コンフォートに初球のフォーシームをいきなりライトへの安打にされてしまう。続くアズドルバル・カブレラから移籍後初の三振を奪うもその後も走者を溜めてしまい、2死一・三塁のピンチを迎えた。ここで打席立つのは5番のカーティス・グランダーソン。5球目のフォーシームと捉えられるもその打球はダルビッシュのグラブに収まり、このピンチを無失点で切り抜けた。

     2回表には8番打者であるヤシエル・プイーグの20号ソロ本塁打で2点目の援護点をもらったダルビッシュは3回裏にデグロムに安打と盗塁を許し2死二塁のピンチも3番のジェイ・ブルースを抑えた。結果、序盤3回は無失点で奪三振数は「5」を数えた。

     一方のメッツの先発のデグロムは2被弾も球数を要してしまい5回終了時には既に99球を数えていたが8奪三振と奮投した。しかし、チーム先発防御率5.05とナ・リーグワースト2位と苦しむ中で希望の星といえる彼はダルビッシュよりも早い無念の降板となった。

     その後は7番のチェイス・アトリーが7号2ラン、3番のジャスティン・ターナーの犠飛でリードを6点に広げたドジャース。この日のダルビッシュにとって援護点はこの6点で十分過ぎるほどだった。。4回から三者凡退のイニングが3回、7回裏には三者連続三振という圧巻の投球をみせてマウンドを降りた。

     8回からはジョシュ・フィールズ、ルイス・アビランの無失点リレーでドジャースが6対0で快勝を収めた。ダルビッシュは通算メジャー33度目の2桁奪三振を記録し今季7勝目。注目の登板を無事白星で終えた。


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  • 【戦評】リリーフ陣が粘投 エンゼルスしぶとく逆転勝ち

    2017.8.4 16:56 Friday

     エンゼルスがポストシーズンへ進出するためには、3年ごとではなく、毎年できるだけ多くの試合をフィリーズと戦うべきかもしれない。日本時間8月4日のフィリーズ戦で逆転勝ちを収めたエンゼルスは、これで対フィリーズ12連勝。2003年6月9日の初対戦では完封負けを喫したが、翌日から2連勝し、2008年は3連戦をスイープ、2014年は4連戦をスイープ、そして今年も3連戦をスイープしてインターリーグにおける同一球団相手の最多連勝記録となっている。

     1回裏にマイク・トラウトの21号ツーランで先制したエンゼルスだったが、先発の新人パーカー・ブライドウェルが2回表につかまり、ニック・ウィリアムスに5号ツーラン、フレディ・ギャルビスに2点タイムリーを浴びて一挙4失点。4回裏にラモン・フローレスの犠牲フライで1点差に詰め寄ったものの、フィリーズが1点をリードしたまま試合は終盤を迎えた。

     エンゼルスはブライドウェルがなんとか5イニングを投げ切り、6回表はキャム・ベドロージアン、7回表からの2イニングはユスメイロ・ペティートが無失点。追加点を与えず、打線の援護を待っていた。そして8回裏。フィリーズは今季ここまで40試合に登板して防御率2.15と好成績を残しているルイス・ガルシアを投入したが、先頭のルイス・バルブエナに四球を与えると、アンドレルトン・シモンズがライトへの二塁打を放ち、エンゼルスが無死二、三塁と逆転のチャンス。続くC.J.クロンの打球はガルシアのグラブを弾いて一二塁間へ転がり、内野ゴロの間にエンゼルスが同点に追い付いた。ケイレブ・カワートが敬遠され、一死一、二塁。マーティン・マルドナードはセンターフライに倒れたものの、この間に二塁走者のシモンズが三塁へ進み、二死一、三塁。そして、代打コール・カルフーンの打席でガルシアの暴投により決勝点が生まれた。

     「追う展開だったにも関わらず逆転し、スイープできて嬉しいよ」と決勝のホームを踏んだシモンズ。日本時間7月31日のブルージェイズ戦では大逆転負けを喫し、意気消沈してフィリーズ3連戦を迎えたエンゼルスナインだったが、この日は17セーブ目をマークしたバド・ノリスを含む3人のリリーバーが後半4イニングを無失点に抑え、リリーフ陣の頑張りに応える形で打線が逆転に成功してスイープを完成させた。直近6試合で5勝1敗とチームの状態は良く、ワイルドカード圏内との差は3ゲーム。粘り強く戦い続ければ、ポストシーズンへの扉がきっと見えてくるはずだ。


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  • 【戦評】コントレラスとの打ち合いをゴールドシュミットが制す

    2017.8.4 15:58 Friday

     ポール・ゴールドシュミット(ダイヤモンドバックス)とウィルソン・コントレラス(カブス)によるホームラン・ダービーがカブスの本拠地、リグリー・フィールドで開催された。両者とも6打点を叩き出す大活躍。コントレラスが2本塁打を放ったのに対し、ゴールドシュミットは9回表の決勝弾を含む3本塁打。三度の雨天中断を経て、乱打戦を制したのはダイヤモンドバックスだった。

     「クレイジーだね。自分が1試合3本塁打を経験したことがないのは知っていた。チームの勝利に繋がって良かったよ」とゴールドシュミット。「僕たちは序盤に先制して試合を優位に進めたけど、カブスは逆転した。僕たちが再び逆転したけど、カブスは追い付いた。そんな強いチームに勝てたのはとても大きいね」

     三度目の中断を経て迎えた9回表のダイヤモンドバックスの攻撃。カブスは8-8の同点の場面でクローザーのウェイド・デービスを投入した。先頭のA.J.ポロックが二塁フライに倒れ、ここまで2本塁打を放っているゴールドシュミットが打席へ。3-1からの速球を空振りした後の6球目、インローの速球を捉えた打球はセンター左へ飛び込む25号決勝ソロとなった。次打者J.D.マルティネスもカッターをレフトスタンドへ叩き込み、10-8。最後はクローザーのフェルナンド・ロドニーが2四球を与えながらも3奪三振で試合を締めくくった。

     2本塁打に加えて7回裏に逆転タイムリーを放ち、6打点の大活躍を見せたコントレラスは「試合に勝てるなら5打数ノーヒットでもいいんだよ」と試合に敗れた悔しさを口にした。三度にわたって計2時間35分の中断をはさみ、試合時間自体も3時間59分。トータル6時間半を超える長い戦いに、コントレラスは「22イニング守ったみたいだよ、ってベンチコーチのデーブ・マルティネスに言ったんだ」。カブスのジョー・マドン監督も「ダブルヘッダーを戦ったみたいだよ」と疲労感を滲ませた。

     「彼らはワールドシリーズ王者なんだ。彼らに勝った選手たちを誇りに思うよ」とダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督は自軍の選手たちを称えた。この勝利によりワイルドカード争いでは首位の座をキープ。シーズンMVPの有力候補と目される主砲が自身初の1試合3本塁打の活躍で、チームに大きな1勝をもたらした。


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  • ルクロイ放出のレンジャーズ チリーノスを正捕手固定へ

    2017.8.4 12:03 Friday

     7月末のトレードでジョナサン・ルクロイをロッキーズへ放出したレンジャーズ。現在チームには右打ちのロビンソン・チリーノスと左打ちのブレット・ニコラスという2人の捕手がいるが、ジェフ・バニスター監督は両者のプラトーン起用を否定し、チリーノスを正捕手、ニコラスを控え捕手として起用する考えであることを明らかにした。

     「投手との相性にもよるけど、基本的にはチリーノスがマスクを被ることになると思うよ。ニコラスはチリーノスのバックアップを担うことになる」とバニスター監督。チリーノスは昨夏ルクロイが加入するまで1年半にわたってレンジャーズの正捕手を務めていたが、どうやらその座を取り戻したようだ。「彼はルクロイがいる間も正捕手の座を諦めなかった。毎日努力をして、正捕手になるために準備していたんだ。ルクロイのことをサポートしつつも、ルクロイにチャレンジしていたんだよ」とバニスター監督はチリーノスの姿勢を高く評価している。

     ルクロイ以外にもダルビッシュ有をドジャースへ放出するなど、ポストシーズン進出を諦めたかに思われているレンジャーズだが、バニスター監督は試合に勝つことを最優先に考えてラインナップを決定すると断言。若手選手の「お試し起用」や、来季以降に向けて若手選手を積極的に起用することは現時点では考えていないという。

     「今のところは、試合に勝つことだけに集中している。我々はまだポストシーズン争いの中にいると信じているし、点を取るための打線を組んでいる。勝つことが最優先だよ」とバニスター監督。今季終了後にフリーエージェントとなるルクロイやダルビッシュを放出したのは間違いなく来季以降を見据えての動きだが、それは必ずしも今季を諦めてしまったことを意味するわけではない。ワイルドカード圏内とはまだ4.5ゲーム差。ポストシーズン進出の可能性が残されている限り、レンジャーズは勝利を追求していく。


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  • ダルビッシュが明日ドジャース移籍後初先発へ

    2017.8.4 11:33 Friday

     ウィリー・カルフーンら若手有望株3人とのトレードでドジャースに加入したダルビッシュ有が、日本時間8月5日のメッツ戦でいよいよ新天地デビューを迎える。投げ合う相手は直近9先発で8勝をあげているジェイコブ・デグロム。相手にとって不足はないだろう。

     ブレーブスの本拠地サントラスト・パークでの会見で「良いシーズンを送っているこのような素晴らしいチームでプレイする機会を得られて光栄です」と通訳を介して語ったダルビッシュ。クレイトン・カーショウ(離脱中)、アレックス・ウッド、リッチ・ヒル、前田健太らと強力な先発ローテーションを形成することになるが、徐々に新天地にも慣れ、初登板を楽しみにしている。

     「シーズン中にトレードされるのは初めての経験ですし、クラブハウスやいろいろなことに馴染めるかどうか少し不安でした。けれど、みなさん本当に素晴らしい人たちばかりで、快適です。ドジャースで初めて登板するのを楽しみにしています」

     ドジャースではローガン・フォーサイスが背番号11を背負っているため、ダルビッシュの背番号は21になることが決定。北海道日本ハム時代もワールド・ベースボール・クラシックでも変わらず背番号11を背負ってきたが、デーブ・ロバーツ監督は「テレビで背番号11の彼を見てきたけど、実際に会ってみると彼はとてもがっしりしている。きっと背番号21も似合うと思うよ」と期待を込めた。ロバーツ監督は「ブルペンでの投球練習を見たけど、彼はとても集中していて、本当にしっかり取り組んでいた。身体はとてもがっしりしているし、ブルペンで見ていただけでも本当にわくわくしたよ」とも語っている。

     ワールドシリーズ制覇に向けての切り札として迎え入れられたダルビッシュ。9月と10月は通算16試合に先発して防御率3.23をマークしており、また、ナ・リーグ相手に通算8勝3敗、防御率3.07という数字も残っている。「彼はこれまでと違うことをやる必要はない。彼は彼のままでいてほしいんだ」とロバーツ監督が期待を寄せる右腕には、レギュラーシーズンでの活躍はもちろんのこと、チームを29年ぶりのワールドシリーズ制覇へ導く働きが求められている。


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  • 球宴遊撃手・コザートがまもなく戦列復帰へ

    2017.8.4 11:03 Friday

     前半戦に打率.316、9本塁打、OPS.941の好成績を残し、ファン投票で自身初のオールスターに選出されたザック・コザート(レッズ)。7月末に左大腿四頭筋を痛めて今季2度目の故障者リスト入りとなったが、キャリアハイのシーズンを送っているオールスター遊撃手はまもなく戦列に復帰できるようだ。

     コザートは戦列復帰に向けての重要なハードルをクリアした。日本時間8月4日に守備練習や打撃練習を行っただけでなく、痛みなくベースランニングを行うことができたのだ。故障者リスト入りによる休養期間が、彼の脚にプラスに作用した。「サンフランシスコで痛めたときに比べると、ずっと良くなっているよ。痛めたのがはるか昔のことみたいだね」とコザート。「今日走ってみたけど、痛みは全く感じなかった。100%の力で走ったわけじゃないけど、いずれにせよ、今季の残りはたぶん100%の力で走ることはないからね。間違いなく良くなっているよ」

     コザートは日本時間8月6日のカージナルス戦から復帰可能だが、ブライアン・プライス監督は「良い感じだったね。コザートはたくさんのトレーニングをこなしていた。カージナルスとのシリーズのどこかで戦列に戻ってくると考えるのは非現実的ではないと思うよ」と語り、コザートがカージナルスとのシリーズ中に戦列復帰を果たすことを示唆した。

     今季の残り試合で100%の力で走ることはないと語ったコザートだが、戦列復帰に向けて問題はなさそうだ。「試合に戻ってみるまではわからないけど、打つことも守ることも走ることもしっかりやれると思う。試合で打って走って、ダイビングキャッチをしてみるまで、実際にはわからないけどね。状態が良くなっていることだけは間違いないよ」

     後半戦に入って打率.323、3本塁打、OPS1.203と好調を維持していたオールスター遊撃手の元気な姿を、再び試合で目にする日は近そうだ。


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  • コレア&スプリンガー 戦列復帰に向けて前進

    2017.8.4 10:34 Friday

     7月18日以降、アストロズは7選手が故障者リスト入りしている。その中にはオールスター選手であるカルロス・コレアとジョージ・スプリンガーも含まれているが、A.J.ヒンチ監督によると故障者の大半は戦列復帰に向けて順調に回復しているとのことだ。

     ヒンチ監督が「少なくともあと1ヶ月は掛かるだろう」と話したのは、左手親指の靱帯を断裂して戦列を離れているコレア。まだバットを振ることはできないものの、走る・投げるといった野球の練習はすでに再開しており、今のところは戦列復帰に向けて順調にプロセスを消化している。厳密な戦列復帰の予定は立っていないが、チーム最多の67打点をマークしているオールスター遊撃手がレギュラーシーズン中に戻ってくるのは間違いなさそうだ。コレア自身も「今すぐ(復帰予定日時を)言うことはできないけど、早く復帰できるといいね。状態はとても良いよ。あとは靱帯が治るのを待つだけさ」と前向きなコメントを残している。

     左大腿四頭筋の違和感を訴えて戦列を離れているスプリンガーは、日本時間8月3日に戦列離脱後初めてグラウンドで全力疾走をした。日本時間8月4日も引き続きトレーニングを行っており、今季ここまで27本塁打を放っているリードオフマンが戦列に復帰する日は近そうだ。しかしながら、故障者リストからの復帰が可能になる日本時間8月5日に戦列復帰する可能性は低いと見られている。

     ヒンチ監督はさらに、右肩の炎症で戦列を離れているウィル・ハリスがまだ投球練習を再開していないことを明らかにした。7月に2度の故障者リスト入りを経験したリリーフ右腕は、投球練習を再開した後、マイナーで数試合のリハビリ登板を経て、戦列復帰を果たすことになりそうだ。


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