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  • ジャイアンツの開幕投手は復活を目指す右腕・クエイト

    2020.3.12 15:40 Thursday

     日本時間3月12日、ジャイアンツのゲーブ・キャプラー監督は、日本時間3月27日のドジャースとの開幕戦に34歳のベテラン右腕、ジョニー・クエイトを先発させることを発表した。クエイトがジャイアンツで開幕投手を務めるのは今回が初めてだが、レッズ時代の2012~2015年に4年連続で開幕投手を務めた経験があり、クエイトはこの4試合で1勝1敗ながら防御率0.64の好成績をマークしている。ちなみに、ドジャースとの通算対戦成績は20先発で7勝9敗、防御率3.53となっている。

     クエイトは、ジャイアンツ移籍1年目の2016年に32先発で18勝5敗、防御率2.79、198奪三振という見事な活躍を見せたものの、翌2017年以降は故障に苦しむシーズンが続き、2018年8月にトミー・ジョン手術を受けた。その影響で昨季は9月まで戦列復帰を果たすことができず、登板は4試合のみ。この4度の先発で合計16イニングを投げ、1勝2敗、防御率5.06、13奪三振、被打率.196を記録した。

     今年のオープン戦では、ここまで3試合に先発して0勝2敗、防御率12.79、被打率.448とめった打ちを食らっているものの、キャプラーは「10年間の実績と2週間の成績、どちらを信頼するかと言われたら前者だろう。彼には成功を収めてきた実績がある。身体のコンディションも良好だし、良いときのジョニー・クエイトを見ることができると思うよ」とクエイトへの信頼を口にする。2ケタ勝利6度、通算126勝というクエイトの実績が、開幕投手の決め手となったようだ。

     なお、開幕投手争いでクエイトのライバルとなっていたジェフ・サマージャが開幕2戦目に先発する予定であることも併せて発表されている。現在35歳のサマージャは、昨季32試合に先発して11勝12敗、防御率3.52をマーク。今季がジャイアンツとの5年9000万ドルの大型契約のラストイヤーとなる。

  • ツインズの開幕投手は右腕・ベリオス 2年連続2度目

    2020.3.12 14:10 Thursday

     日本時間3月12日、ツインズのロッコ・バルデリ監督は今季の開幕投手にホゼ・ベリオスを指名したことを発表した。ベリオスが開幕投手を務めるのは昨季に続いて2年連続2度目となる。なお、ツインズは敵地オークランド・コロシアムでアスレチックスと開幕4連戦を戦う予定だが、オークランドが3月末まで1000人以上が集まる大規模イベントの開催を禁止することを発表したため、開幕4連戦の開催地が変更となる可能性がある。

     バルデリは「ベリオスは以前、開幕投手を務めたことがある。今季もう一度、開幕投手を務めることになるだろう」と語り、昨季に続いて今季もベリオスに開幕投手を任せることを明らかにした。「彼は準備ができている。状態はとても良さそうに見える。開幕戦は彼が登板するのに相応しい舞台だと思うんだ」と指揮官はベリオスのコンディションに太鼓判を押す。

     現在25歳のベリオスは、2016年にメジャーデビューを果たし、翌2017年に自身初の2ケタ勝利となる14勝をマーク。2018年には初めて規定投球回をクリアし、12勝11敗、防御率3.84、202奪三振を記録した。自身初の開幕投手を務めた昨季は、開幕戦で8回途中2安打10奪三振無失点の快投を披露してシーズン初勝利を挙げる幸先の良いスタートを切り、最終的には自身初の200イニングを突破して14勝8敗、防御率3.68、195奪三振をマーク。2年連続でオールスター・ゲームに選出されるなど、ツインズのエースへと成長を遂げた。

     ツインズの投手が2年連続で開幕投手を務めるのは、直近10年間ではカール・パバーノ(2011~2012年)とアービン・サンタナ(2016~2017年)に続いてベリオスが3人目となる。今季のツインズ先発陣は、ベリオスを軸として、ジェイク・オドリッジ、前田健太、ホーマー・ベイリーの4人で先発4番手までは確定。マイケル・ピネイダ(PED使用により出場停止)とリッチ・ヒル(左肘手術)が不在のため、現在は先発5番手の座をめぐって熾烈な競争が繰り広げられている。

  • ジャイアンツが本拠地でのオープン戦開催をキャンセル

    2020.3.12 13:40 Thursday

     日本時間3月12日、ジャイアンツはホームタウンのサンフランシスコが今後2週間にわたって1000人以上が集まる大規模イベントの開催を禁止することを発表したことを受け、日本時間3月25日に本拠地オラクル・パークで予定されていたアスレチックスとのオープン戦の開催をキャンセルすることを発表した。代替の試合などについては、現在、メジャーリーグ機構や対戦相手のアスレチックスとのあいだで調整を行っているようだ。

     ジャイアンツはサンフランシスコでの大規模イベントが禁止されたことを受け、声明文を発表。そのなかで「コミュニティの健康を安全を第一に考えている」ことを表明し、新型コロナウイルスによる影響を注視してメジャーリーグ機構や関係する各機関と相談した結果、「3月24日(現地時間)にサンフランシスコのオラクル・パークで開催予定だったアスレチックスとのオープン戦を行わない」ことを決定したと発表した。

     ジャイアンツによると、1000人以上が集まる大規模イベントの開催が禁止される期間中には、このアスレチックスとのオープン戦以外にオラクル・パークでの大規模イベントは予定されていないという。また、キャンセルされるアスレチックスとのオープン戦に代わる試合については「メジャーリーグ機構やアスレチックスとのあいだで調整中」であるとし、「できるだけ早く情報をお伝えできるようにする」と発表した。

     新型コロナウイルスの影響はメジャーリーグにも広がり始めており、250人以上が集まるイベントの3月中の開催をワシントン州が制限したことを受け、マリナーズは本拠地T-モバイル・パークでの開幕戦の開催を断念したことを発表。キャンプ地のアリゾナや、対戦相手のレンジャーズの本拠地であるグローブライフ・フィールド(新球場)での開催の可能性も含め、対応を検討中だという。NBAでは選手1名に新型コロナウイルスの感染者が確認されたため、シーズンを中断することが発表されており、メジャーリーグが無事に開幕を迎えられるか雲行きが怪しくなり始めている。

  • エンゼルスの大谷起用プラン 5月中旬の復帰後は毎週水曜日に登板か

    2020.3.12 12:55 Thursday

     投手としてのメジャー復帰は5月中旬ごろが想定されている大谷翔平(エンゼルス)だが、エンゼルスは大谷復帰後の起用プランを具体的に考え始めているようだ。メジャー1年目の2018年は毎週日曜日(日本時間の月曜日)に登板していた大谷だが、エンゼルスのジョー・マドン監督によると、大谷が投手としてメジャー復帰を果たしたあと、毎週水曜日(日本時間の木曜日)に登板させるプランが浮上しているという。

     今季からの新ルールにより、大谷は開幕からメジャーで指名打者として試合に出場しつつ、投手としてマイナーで調整登板を行うことが可能になった。よって、レギュラーシーズン開幕から投手としての復帰の準備が整うまでのあいだは、メジャーでは指名打者に専念し、マイナーでは投手としてメジャー復帰の準備を進めていくことになる。

     そして、エンゼルスは大谷が投手としてメジャーに復帰する際、毎週水曜日(日本時間の木曜日)に登板させるプランを持っている。マドンはこのプランについて「水曜日は(大谷を登板させるのに)良い日だと思うんだ。水曜日がどのような日であるかを考えれば、このプランが理にかなっていることを理解できるだろう」とコメント。エンゼルスは木曜日(日本時間の金曜日)に試合がないケースが多く、試合がない日を大谷の登板翌日の休養にあて、金曜日(日本時間の土曜日)には大谷を指名打者として起用できるというわけだ。

     マドンはこのプランを確約したわけではないが、このプランに従うのであれば、大谷の投手としてのメジャー復帰は、翌日が「試合のない木曜日(日本時間の金曜日)」となっている日本時間5月14日の本拠地でのナショナルズ戦か、同5月28日の本拠地でのインディアンス戦が有力。そこからは週に1度のペース(中6日)で登板することが予想される。

     マドンは「まずは健康であることが第一だ。もし彼が健康であれば、見るのが本当に楽しみな、特別な存在だよ」と大谷への期待を口にした。

  • マリナーズが本拠地での開幕戦開催を断念 キャンプ地での開幕も

    2020.3.12 12:20 Thursday

     日本時間3月11日、250人以上が集まるイベントの3月中の開催をワシントン州が制限したことを受け、マリナーズは日本時間3月27日からのレンジャーズとの開幕4連戦と、同31日からのツインズ3連戦を本拠地T-モバイル・パークで開催することを断念した。マリナーズのジョン・スタントン会長によると、これらの7試合をキャンプ地のアリゾナで開催する案と、敵地テキサスとミネソタでホームゲームとして開催する案が浮上しているようだ。

     新型コロナウイルスの感染拡大が、いよいよメジャーリーグにも影響を与え始めている。スタントンによると、マリナーズはキャンプ地アリゾナでの開幕、敵地テキサスでの開幕のほか、本拠地シアトルでの無観客での開幕も選択肢に入れているようだ。ただし、選手などの健康に直結する問題のため、本拠地シアトルでの無観客試合を選択する可能性は低いと見られる。

     また、アリゾナ州のピオリア・スタジアムで開幕を迎えるためには、アリゾナ州に本拠地を置くダイヤモンドバックスと、ピオリアのキャンプ施設をシェアしているパドレスの許可が必要になるという。スタントンは、ダイヤモンドバックスとパドレスの両球団が協力的な姿勢を示してくれていることを明らかにしている。

     マリナーズが敵地テキサスでの開幕を選択した場合、レンジャーズは新球場グローブライフ・フィールドでの初めてのホームゲームを迎える前に、マリナーズとの開幕4連戦を新球場で戦うことになるが、レンジャーズのジョン・ダニエルズGMは必要であれば新球場を貸し出す準備が整っていることを明言。レンジャーズの新球場での初めての公式戦がレンジャーズのホームゲームとならない可能性も出てきた。

     なお、日本時間3月27日に行われる開幕戦では、マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチローが始球式を行う予定となっていたが、開幕戦の開催地が変更になった場合、イチローの始球式の予定も変更される可能性がありそうだ。

  • カージナルスが名捕手・モリーナとの契約延長交渉を開始

    2020.3.12 11:50 Thursday

     ジ・アスレチックのマーク・サクソンによると、カージナルスはゴールドグラブ賞9度の実績を誇る名捕手ヤディアー・モリーナとの契約延長交渉に取り組んでいるようだ。今季でカージナルスとの3年6000万ドルの契約が終了するモリーナだが、少なくとも1年間、おそらく2年間の契約延長が実現することになりそうだ。

     現在37歳で今年7月に38歳の誕生日を迎えるモリーナは、2004年にメジャーデビューして翌2005年にレギュラー定着。そこから15年間、少なくとも110試合に出場し、ゴールドグラブ賞9度、プラチナグラブ賞4度、シルバースラッガー賞1度、オールスター・ゲーム選出9度、ワールドシリーズ制覇2度など輝かしいキャリアを過ごしてきた。

     30代後半に突入して攻守とも少しずつ衰えが見られるようになっており、昨季は113試合に出場して打率.270、10本塁打、57打点、6盗塁、OPS.711、盗塁阻止率26.7%、守備防御点+2を記録。しかし、チームの精神的支柱としての存在感は凄まじいものがあり、2008年から12年連続で勝ち越しているカージナルスにとって必要不可欠な存在となっている。

     30代後半に突入した捕手は、2番手捕手や3番手捕手となって正捕手をサポートするか、すでに現役を引退してしまっているケースが多く、モリーナがどのような規模の契約を得るかは予想が難しい。前回は年平均2000万ドルの3年契約を結んだが、これを下回る契約となることは確実だとしても、モリーナの価値を考えれば、ある程度の規模の契約を得ることになるだろう。

     前回3年契約を結んだ際に、この3年契約が終了した時点で現役を引退する意向を示していたモリーナだが、カージナルスが自身を必要としてくれるのであれば現役を続行する準備があることも明らかにしていた。無事に契約延長が成立すれば、来年行われる予定の第5回ワールド・ベースボール・クラシックでも、プエルトリコ代表の正捕手として躍動するモリーナの姿が見られるかもしれない。

  • パイレーツが有望株ヘイズら4選手との契約延長を検討か

    2020.3.11 15:55 Wednesday

     オープン戦に突入し、レギュラーシーズンの開幕が近付いているこの時期は、各球団が主力選手との契約延長を成立させることが多い。すでにブリュワーズはフレディ・ペラルタとクリスチャン・イェリッチ、ホワイトソックスはヨアン・モンカダとアーロン・バマーとの契約延長を成立させており、レイズもオースティン・メドウズとタイラー・グラスノーとの契約延長交渉を開始したことが報じられている。そんななか、パイレーツも有望株のケブライアン・ヘイズを含む4選手との契約延長を検討しているようだ。

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、パイレーツは複数の若手選手との複数年契約を模索しているという。新たにGMに就任したベン・チェリントンのもと、パイレーツが若手選手との契約延長に前向きであることを関係者も認めている。MLBネットワークのケン・ローゼンタールは、パイレーツが契約延長についてジョー・マスグローブ(27歳)、ブライアン・レイノルズ(25歳)、ケビン・ニューマン(26歳)、ヘイズ(23歳)の4選手にアプローチしていることを報じている。

     チェリントンによると、これらの選手との契約延長交渉は、差し迫ったものではないようだ。しかし、パイレーツは過去にもアンドリュー・マカッチェン(現フィリーズ)やスターリング・マーテイ(現ダイヤモンドバックス)との契約延長をスプリング・トレーニング期間中に成立させたことがあり、グレゴリー・ポランコやジョシュ・ハリソン(現フィリーズ)ともスプリング・トレーニング期間中に契約延長交渉を行っていた。レギュラーシーズンが開幕するまでに複数の選手との契約延長が成立しても決して不思議ではない。

     マスグローブは、昨季崩壊したパイレーツの投手陣においてただ1人規定投球回に到達し、11勝12敗、防御率4.44をマーク。レイノルズとニューマンは、昨季レギュラー定着を果たし、2人揃って打率3割をクリアした。ヘイズはまだメジャーデビュー前であり、昨季はAAA級で110試合に出場してOPS.751を記録。野手では球団トップのプロスペクトとの評価を受けている三塁手だ。

     同地区の他球団が戦力を充実させるなか、今季は苦しいシーズンになることが予想されるパイレーツだが、チェリントンはこの4選手を軸としてチームを再建していくことを考えているのかもしれない。

  • 昨季ア・リーグ新人王のアルバレス 左膝痛で実戦復帰できず

    2020.3.11 14:05 Wednesday

     昨季メジャーデビューを果たし、87試合で打率.313、27本塁打、78打点、OPS1.067という凄まじい打棒を発揮して満票でアメリカン・リーグ新人王に選出されたヨルダン・アルバレス(アストロズ)だが、昨季から万全ではない左膝の状態が現在も思わしくなく、日本時間3月2日のカージナルス戦を最後に欠場が続いている。日本時間3月12日に行われるナショナルズとのオープン戦で実戦復帰を果たす予定だったが、ダスティ・ベイカー監督によると、出場を回避する可能性が高いようだ。

     ベイカーは、アルバレスについて「彼の状態はあまり良くなっていない。我々が望んでいた通りにはなっていない」と語り、アルバレスの回復が遅れていることを明らかにした。レギュラーシーズンの開幕はおよそ2週間後に迫っているが、アルバレスはここまでオープン戦5試合に出場して12打席を消化しただけ。日本時間3月13日は試合がないため、もし翌14日に復帰できたとしても、開幕までにはあと2週間ほどしか残されていない。

     ベイカーは「我々はすべての選手の状態をチェックしている。アルバレスがいたほうが打線は良くなるけど、彼のコンディションが整わないのであれば、その状況に適応していかなくてはならない」と語り、アルバレスを欠いた状態で開幕を迎えるケースに備えた準備も進めている。アルバレスが開幕に間に合わない場合は、カイル・タッカーを中心に複数の選手が指名打者で起用され、エイブラハム・トロなどのロースター当落線上の選手には開幕ロースター入りのチャンスが増すことになる。

     ジェームス・クリックGMは、アルバレスについて「試合に出場できる状態であれば、彼の打撃力は大きな戦力になる」とコメント。「彼が試合に出られないなら、複数の選手を指名打者で起用することになるだろう。我々は162試合、あわよくば180試合を戦うのだから、選手たちに休養を与えることも必要だからね」とアルバレス不在時のプランについても言及した。

  • MLB公式サイトがサイ・ヤング賞候補20人を選出 8位にダルビッシュ

    2020.3.11 13:30 Wednesday

     日本時間3月11日、メジャーリーグ公式サイトでは今季のサイ・ヤング賞候補20人を1位から20位までランキング形式で紹介する特集記事を公開した。ウィル・レイッチとマイク・ペトリエロが担当した今回の記事では、2年連続でナショナル・リーグのサイ・ヤング賞を受賞しているジェイコブ・デグロム(メッツ)、投手史上最高額の契約でFA移籍したゲリット・コール(ヤンキース)など、豪華な面々がランキング上位に名を連ねているが、ダルビッシュ有(カブス)も8位にランクインしている。

     ダルビッシュについて、ペトリエロは昨季の後半戦のピッチングを高く評価している。ダルビッシュは、昨季後半戦の13先発で81回2/3を投げ、4勝4敗ながら防御率2.76、被打率.199という好成績をマーク。118個の三振を奪った一方で、与えた四球は7個だけだった。ペトリエロは、ダルビッシュが昨季の最終18先発で「奪三振151・与四球12」という驚異的な数字を記録したことを紹介。オールスター・ゲームに4度選出されているほか、サイ・ヤング賞の投票でトップ10に2度ランクインしたことがあるなど、過去の実績にも触れている。

     また、ペトリエロは、通算1000イニング以上の投手のうち、アウトに占める三振の割合(29.8%)がメジャー歴代2位の数字であることにも触れ、ダルビッシュの三振奪取能力の高さを強調。利き腕ではない左腕でスライダーを投げたり、10種類の異なる球種を投げたりできることも紹介し、YouTuberとしての活躍にも言及している。「これらのことはサイ・ヤング賞の投票には影響を与えない」としつつも、ペトリエロはダルビッシュのこうした部分を魅力的に感じているようだ。

     なお、レイッチとペトリエロが選出したサイ・ヤング賞候補20人は以下のような顔ぶれとなっている。

    1位 ジェイコブ・デグロム(メッツ)
    2位 ゲリット・コール(ヤンキース)
    3位 マックス・シャーザー(ナショナルズ)
    4位 ウォーカー・ビューラー(ドジャース)
    5位 チャーリー・モートン(レイズ)
    6位 ジャスティン・バーランダー(アストロズ)
    7位 ジャック・フラハティ(カージナルス)
    8位 ダルビッシュ有(カブス)
    9位 ノア・シンダーガード(メッツ)
    10位 シェーン・ビーバー(インディアンス)
    11位 スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)
    12位 タイラー・グラスノー(レイズ)
    13位 クレイトン・カーショウ(ドジャース)
    14位 クリス・パダック(パドレス)
    15位 ザック・グレインキー(アストロズ)
    16位 ザック・ウィーラー(フィリーズ)
    17位 柳賢振(ブルージェイズ)
    18位 ルイス・カスティーヨ(レッズ)
    19位 マイク・ソローカ(ブレーブス)
    20位 ヘルマン・マルケス(ロッキーズ)

  • ナショナルズ・シャーザー コンディション不良で登板回避

    2020.3.11 12:55 Wednesday

     昨季のワールドチャンピオンに輝いたナショナルズのエース右腕、マックス・シャーザーが日本時間3月11日のマーリンズとのオープン戦での登板予定をコンディション不良のため回避した。シャーザーは「身体の右側が全体的に痛かったんだ」と自身のコンディションを説明。本人が「疲労に起因するものだと思う。MRI検査を受ける予定はないよ」と話しているように、症状自体は軽い。次は日本時間3月16日の試合で先発する予定となっている。

     シャーザーは昨季、背中の痛みにより7月と8月の大部分を欠場した。それでも27試合に先発して11勝7敗、防御率2.92、243奪三振と上々の成績を残したが、完全復活に向けてメジャー13年目となる今季にかける思いは非常に強い。その結果、オフシーズンのトレーニングがオーバー気味になり、今回の「プチ故障」を招いてしまったようだ。

     マーリンズ戦の試合後、デーブ・マルティネス監督は「今日シャーザーが300フィート(約91メートル)を投げているところを見たよ。レギュラーシーズン開幕に間に合うように準備してくれればいいと思っているし、それが最も重要なことだ」と語り、シャーザーのコンディションについてそれほど心配していない様子。開幕投手を務めることが有力視されるシャーザーだが、マルティネスは今日の登板回避が開幕戦に影響を与える可能性について「全くないと思うよ」と否定した。

     シャーザーは、ここまでオープン戦で2試合に先発して6回1/3を投げ、1勝0敗、防御率4.26、10奪三振を記録。このほか、2イニングを無失点に抑えた試合があるものの、この試合は悪天候により試合成立を待たずに中止となった。ナショナルズのトレーニングスタッフ陣は、シャーザーの調整がハイペースすぎると感じており、今日の試合に無理に登板させて故障するリスクを負いたくなかったようだ。

     シャーザー自身が「次の登板までにはしっかり回復できると思う」と話しているように、サイ・ヤング賞3度の実績を誇るエース右腕のコンディションを過度に心配する必要はなさそうだ。

  • ヤンキースの正捕手・サンチェス インフルエンザでダウン

    2020.3.11 11:50 Wednesday

     腰の違和感によりオープン戦を欠場し、打撃練習も回避するなど調整が遅れているゲーリー・サンチェス(ヤンキース)だが、さらに調整が遅れることになりそうだ。発熱により日本時間3月11日の練習に姿を見せなかったサンチェスは、検査の結果、インフルエンザ陽性であることが判明。アーロン・ブーン監督はサンチェスについて「彼は金曜日(現地時間)に再検査を受ける予定だ。少なくとも数日間はチームから離れることになる」と話した。

     サンチェスは、2試合連続で捕手として5イニングに出場したあとに腰の違和感を訴え、日本時間3月7日の試合を最後に欠場が続いている。当初の予定では、日本時間3月11日に打撃練習を再開する予定だったが、発熱により練習への参加を回避。インフルエンザ陽性であることが判明したため、レギュラーシーズン開幕に向けた調整はさらに遅れることになってしまった。

     日本時間3月10日にキャッチングの練習に取り組んでいたサンチェスだが、ブーンによると、その日の夕方には体調不良の兆候が見られていたという。ヤンキースは日本時間3月14日のタイガース戦でサンチェスにマスクを被らせる予定だったが、そのプランは保留に。今後の予定はサンチェスの回復具合を見ながら判断していくことになる。

     大型契約でヤンキースに加入したゲリット・コールは「僕たちはみんな(開幕に向けて)健康を維持する必要がある。インフルエンザが流行っているし、新型コロナウイルスも広がっている。健康でいなければプレイすることはできないからね」と体調管理の重要性を強調。故障や体調不良による離脱者が続出していることに対して危機感を募らせているようにも見えた。

     ジェームス・パクストン、ルイス・セベリーノ、アーロン・ヒックス、アーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントンと主力選手の多くを欠いた状態で開幕を迎えることが確実となっているヤンキース。調整が遅れているサンチェスは開幕に間に合うのだろうか。

  • バーランダー離脱のアストロズ 穴を埋めるのは誰だ!?

    2020.3.11 11:15 Wednesday

     アストロズは右広背筋を痛めたジャスティン・バーランダーを開幕から欠くことが確実となり、オープン戦の残り2週間で代役を見つけなければならない。すでにフランベル・バルデス、オースティン・プルーイット、ジョシュ・ジェームス、ブライアン・アブレイユといった現有戦力たちが先発5番手の座を争っているが、彼らは先発ローテーションの最後の1枠ではなく、バーランダーの穴も含めた最後の2枠を争うことになりそうだ。

     昨季の先発陣からゲリット・コール(ヤンキース)とウェイド・マイリー(レッズ)が退団したアストロズは、バーランダー、ザック・グレインキー、ランス・マカラーズJr.、ホゼ・ウルキディの4人が先発1~4番手に入り、5番手の座を複数の投手が争う構図となっていた。しかし、ここにきてバーランダーの離脱が決定し、先発ローテーション5枠のうち3枠しか固まっていない状況に。開幕直前のこの時期にトレードで有力な先発投手を獲得するのは難しく、現有戦力での穴埋めを強いられることになる。

     今季がメジャー3年目となる26歳の左腕バルデスは、デビューした2018年に8試合(うち5先発)で4勝1敗、防御率2.19の好成績をマークしたものの、昨季は26試合(うち8先発)で4勝7敗、防御率5.86に終わった。制球難が課題だが、オープン戦ではここまで4試合(うち3先発)に登板して防御率3.48、被打率.194とまずまずの成績を残している。

     レイズからトレードで加入した30歳の右腕プルーイットは、デビューした2017年に7勝を挙げるなど、メジャー3年間で通算12勝を挙げている。昨季は14試合(うち2先発)で3勝0敗、防御率4.40を記録。オープン戦ではここまで3試合(うち1先発)に登板して2勝1敗、防御率2.00と安定したピッチングを見せている。

     バルデスと同じく今季がメジャー3年目となる26歳の右腕ジェームスは、昨季49試合(うち1先発)に登板して5勝1敗、1セーブ、6ホールド、防御率4.70ながら61回1/3を投げて100個の三振を奪っている。制球に不安を抱えるものの、ポテンシャルはエース級。オープン戦ではここまで3試合(うち2先発)に登板して防御率3.12、被打率.167を記録している。

     そして、ダークホースとして浮上してきたのが22歳の右腕アブレイユだ。デビューした昨季は7試合にリリーフで登板して防御率1.04、被打率.138、奪三振率13.50をマーク。オープン戦でもここまで4試合(うち1先発)に登板して防御率0.00、被打率.120と好投を続けている。マイナー最上位のAAA級は未経験だが、開幕ローテーションに抜擢される可能性は十分にありそうだ。

  • ロースター決定の決め手に? 「マイナーオプション切れ」選手一覧

    2020.3.10 18:25 Tuesday

     各球団はレギュラーシーズン開幕の日本時間3月27日に向けてロースターの編成を進めている。ベンチ入り野手の最後の1枠、先発ローテーションの最後の1枠(先発5番手)、ブルペンの最後の1枠など、開幕ロースター入りの当落線上にいる選手の運命を左右する要素の1つとなるのが「マイナーオプション」だ。ここでは「マイナーオプション」のルールについて簡単に紹介するとともに、各球団の「マイナーオプション切れ」の選手をリストアップする。

     40人ロースターに登録された選手には3つの「マイナーオプション」が与えられる。「マイナーオプション」を持つ選手はウエーバーにかけることなく(=他球団に流出するリスクを冒すことなく)マイナーに降格させることができる。40人ロースターに登録されている選手のうち、アクティブロースター(26人ロースター)もしくは故障者リストで開幕を迎える選手以外は、マイナーに降格させられて開幕を迎えることになる。このとき、マイナーに降格させられた選手が最低20日間をマイナーで過ごすと「マイナーオプション」が1つ消費される。消費される「マイナーオプション」は1シーズンにつき1つだけであり、メジャーとマイナーを何度往復しても1シーズンで複数の「マイナーオプション」が消費されることはない。他にも細かなルールは存在するが、ここでは割愛させていただく。

     そして、「マイナーオプション」を全て消費している40人ロースター内の選手をアクティブロースターから外してマイナーへ降格させる場合、球団はその選手をDFAして40人ロースターから外し、ウエーバーにかける必要がある。他球団はウエーバーにかけられた選手をクレームする(=獲得の意思を示す)ことができるため、「マイナーオプション」を全て消費している選手をマイナーへ降格させる場合には、その選手が他球団に流出するリスクを伴うことになる。よって、当落線上の選手たちの実力が均衡している場合、「マイナーオプション」が残っている選手よりも「マイナーオプション」を全て消費している選手のほうが優先的にアクティブロースターに登録されることが多い。つまり、各球団は開幕ロースターを決定する際に「マイナーオプション切れ」の選手の処遇について、自軍にキープしておくか他球団へ流出させるかを判断することになるわけだ。

     各球団の40人ロースターのうち、「マイナーオプション切れ」の選手の顔ぶれは以下のようになっている。

    【オリオールズ】
    ハンザー・アルベルト内野手、ショーン・アームストロング投手、ミゲル・カストロ投手、レナト・ヌニェス内野手、ペドロ・セベリーノ捕手、アッシャー・ウォジャハウスキー投手

    【レッドソックス】
    オースティン・ブライス投手、ヒース・ヘンブリー投手、林子偉(リン・ズーウェイ)内野手、ケビン・プラウェッキー捕手

    【ヤンキース】
    カイル・ヒガシオカ捕手、トミー・ケインリー投手、ルイス・セッサ投手、ゲーリー・サンチェス捕手、マイク・トークマン外野手、ジオ・ウルシェラ内野手

    【レイズ】
    崔志萬(チェ・ジマン)内野手、チャズ・ロー投手、オリバー・ドレイク投手

    【ブルージェイズ】
    アンソニー・アルフォード外野手、ラファエル・ドリス投手、デレク・フィッシャー外野手、ウィルマー・フォント投手

    【ホワイトソックス】
    カーソン・フルマー投手、エバン・マーシャル投手

    【インディアンス】
    クリスチャン・アローヨ内野手、アダム・プルッコ投手、ドミンゴ・サンタナ外野手、ハンター・ウッド投手

    【タイガース】
    マシュー・ボイド投手、ジャイマー・キャンデラリオ内野手、バック・ファーマー投手、ダウェル・ルーゴ内野手

    【ロイヤルズ】
    ジェシー・ハーン投手、ホルヘ・ロペス投手、アダルベルト・モンデシー内野手、マイク・モンゴメリー投手、ブレット・フィリップス外野手、ランディ・ロサリオ投手、ホルヘ・ソレアー外野手、ババ・スターリング外野手

    【ツインズ】
    タイラー・ダフィー投手、マックス・ケプラー外野手、ホルヘ・ポランコ内野手、マット・ウィスラー投手

    【アストロズ】
    アレドミス・ディアス内野手、ダスティン・ガーノウ捕手、オースティン・プルーイット投手

    【エンゼルス】
    キャム・ベドロージアン投手、ディラン・バンディ投手、ブライアン・グッドウィン外野手、マイク・マイヤーズ投手、ノエ・ラミレス投手、ハンセル・ロブレス投手、マックス・スタッシ捕手

    【アスレチックス】
    フランクリン・バレート内野手、クリス・バシット投手、トニー・ケンプ外野手、ホルヘ・マテオ内野手、フランキー・モンタス投手、J.B.ウェンデルケン投手

    【マリナーズ】
    ダン・アルタビラ投手、カール・エドワーズJr.投手、マルコ・ゴンザレス投手、マット・マギル投手、トム・マーフィー捕手、サム・トゥイバイララ投手、ダニエル・ボーグルバック内野手

    【レンジャーズ】
    ニック・グッディ投手、ラファエル・モンテロ投手、ジョエリー・ロドリゲス投手、ダニー・サンタナ外野手

    【ブレーブス】
    グラント・デイトン投手、アダム・デュバル外野手、マイク・フォルティネビッチ投手、ルーク・ジャクソン投手

    【マーリンズ】
    ヘスス・アギラー内野手、ホルヘ・アルファーロ捕手、アダム・コンリー投手、イミー・ガルシア投手、マグネウリス・シエラ外野手、ホゼ・ウーレイナ投手

    【メッツ】
    トマス・ニドー捕手、ウォーカー・ロケット投手、ジェイコブ・レイム投手

    【フィリーズ】
    デオリス・ゲラ投手、アダム・モーガン投手、ヘクター・ネリス投手、ロマン・クイン外野手

    【ナショナルズ】
    ウィルマー・ディフォー内野手、ロエニス・エリアス投手、エリック・テームズ内野手、ジョー・ロス投手、エイドリアン・サンチェス内野手、ハンター・ストリックランド投手、マイケル・A・テイラー外野手、オースティン・ボース投手

    【カブス】
    アレック・ミルズ投手、ケーシー・サドラー投手、デュエイン・アンダーウッドJr.投手

    【レッズ】
    カート・カサリ捕手、フィリップ・アービン外野手、アミール・ギャレット投手、コディ・リード投手、スコット・シェブラー外野手、ルーカス・シムズ投手、ロバート・スティーブンソン投手

    【ブリュワーズ】
    レイ・ブラック投手、エイドリアン・ハウザー投手、コリー・クネーベル投手、ジョシュ・リンドブロム投手、マニー・ピーニャ捕手

    【パイレーツ】
    マイケル・フェリース投手、エリック・ゴンザレス内野手、クレイ・ホームズ投手、ドビダス・ネベラウスカス投手、JT・リドル内野手、ジェイコブ・ストーリングス捕手、クリス・ストラットン投手

    【カージナルス】
    ジョン・ガント投手、マイルズ・マイコラス投手、ランヘル・ラベロ内野手、タイラー・ウェブ投手

    【ダイヤモンドバックス】
    シルビーノ・ブラッチョ投手、ステファン・クリクトン投手、ジュニア・ゲラ投手、クリスチャン・ウォーカー内野手、イルデマーロ・バルガス内野手

    【ロッキーズ】
    イェンシー・アルモンテ投手、ハイロ・ディアス投手、カルロス・エステベス投手、ジェフ・ホフマン投手、スコット・オバーグ投手、アントニオ・センザテラ投手、ライメル・タピア外野手

    【ドジャース】
    オースティン・バーンズ捕手

    【パドレス】
    グレッグ・ガルシア内野手、ハビー・ゲラ投手、ピアース・ジョンソン投手、トミー・ファム外野手、ブレイビック・バレーラ内野手

    【ジャイアンツ】
    ジャーリン・ガルシア投手、トレバー・ゴット投手

  • メッツ・コンフォート ニューヨークに戻って精密検査へ

    2020.3.10 16:20 Tuesday

     日本時間3月10日、メッツのブロディ・バンワグネンGMは、チームの主力打者の1人であるマイケル・コンフォートが日本時間3月7日のオープン戦で打球を捕球した際に身体を痛め、チームドクターのデービッド・アルチェック医師の診察を受けるためにニューヨークへ戻る予定であることを明らかにした。コンフォートはキャンプ地のフロリダでMRI検査を受けたものの、さらなる検査が必要となっているようだ。

     もしコンフォートが戦列を離れるようなことになった場合、メッツには代役候補として新戦力のジェイク・マリズニックと若手のドミニク・スミスがいる。しかし、コンフォートは昨季151試合に出場して打率.257、33本塁打、92打点、OPS.856をマークしたように、チームの主力打者の1人であり、コンフォートが離脱することになれば、打線のパワーダウンやチーム全体の戦力ダウンは避けられないだろう。

     今季がメジャー6年目となるコンフォートは現在27歳で、今年のオープン戦はここまで10試合に出場して27打数6安打、打率.222、1二塁打、1本塁打、1打点、OPS.646を記録。メッツの外野陣から故障者が発生するのはコンフォートが初めてではなく、正左翼手候補のJ.D.デービスは左肩を痛めてオープン戦を2週間ほど欠場し、日本時間3月9日に実戦復帰を果たしたばかりである。また、2018年の途中から相次ぐ故障に苦しんでいるヨエニス・セスペデスは、戦列復帰に向けて、かかとの手術と足首の骨折からのリハビリを続けている。

     デービスはすでに戦列復帰を果たしているため、コンフォートを欠くことになった場合、メッツはレフトにデービス、センターにマリズニック、ライトにブランドン・ニモが入る布陣で開幕を迎えることになるだろう。本職が一塁のスミスも、一塁がピート・アロンゾで埋まっているため外野での出場機会増を目指しており、センターにニモ、ライトにスミスが入る布陣が採用される可能性もある。コンフォートの状態に問題がない場合は、レフトにデービス、センターにニモ、ライトにコンフォートが入る形が基本布陣となりそうだ。

  • フィリーズのエース右腕・ノラ インフルで調整進まず

    2020.3.10 14:30 Tuesday

     アーロン・ノラ(フィリーズ)が今年のオープン戦で登板した日付をカレンダーで確認すれば、日本時間3月27日に敵地マーリンズ・パークで行われるマーリンズとの開幕戦から逆算してスケジュールが立てられていることに誰もが気付くだろう。しかし、ノラはインフルエンザによって調整が遅れており、ノラを開幕投手に起用するプランは変更を強いられる危機に陥っている。

     ノラは日本時間3月10日に行われるヤンキースとのオープン戦に登板予定だったが、インフルエンザの影響によって登板を回避。今のところ、体調が回復するまでにどのくらいの期間が必要かは不透明であり、体調不良が長引くようであれば、開幕までに必要な登板数や投球イニング数を消化することができず、開幕戦に登板できないかもしれない。

     フィリーズのジョー・ジラルディ監督は、ヤンキースとのオープン戦の試合後に「我々はノラの状態をしっかりチェックしていかなければならない」とコメント。「ノラは開幕戦に登板すると思われているだろうけど、それを回避させる必要があるかもしれない。まだわからないけどね。まずは彼の様子をしっかり見てから判断することになる」と慎重な姿勢を示した。

     ジラルディによると、ノラがチームに合流するのは早くても日本時間3月13日になるという。ただし、その日にノラが登板することはないと明言しており、ノラが登板する可能性があるのは最速でも日本時間3月14日。そこから2週間足らずのうちに開幕を迎えるため、ノラはオープン戦であと2試合しか投げられない可能性が高い。当初の予定よりも1試合少なくなってしまうため、首脳陣の判断次第では開幕戦の登板を回避する可能性もある。

     ノラが開幕戦の登板を回避する場合、新加入のザック・ウィーラーが開幕投手の最有力候補となる。ウィーラーは先発2番手として、ノラの翌日に登板するスケジュールが続いており、次は日本時間3月11日のツインズ戦で登板する予定となっている。

  • 右広背筋痛のバーランダー「開幕に間に合うにはミラクルが必要」

    2020.3.10 13:25 Tuesday

     スプリング・トレーニング開始時点で投手陣の選手層に不安を抱えていたアストロズだが、エース右腕を欠いてレギュラーシーズン開幕を迎えることがほぼ確実となった。日本時間3月10日、ジャスティン・バーランダーが右広背筋を痛めていることが判明し、故障者リストに入って開幕を迎えることが濃厚に。現時点では戦列復帰の予定時期など、詳しいことは明らかになっていない。

     バーランダーは自身の状態について「レギュラーシーズン開幕日までに復帰するためにはミラクルが必要になるだろうね。ミラクルが起こる可能性を諦めるつもりはないけど」と語り、有力視されていた開幕戦での登板が絶望的になったことを明らかにした。シーズン終盤やポストシーズンといった大事な時期での故障でないことが救いであるとバーランダーは考えているようだが、投球練習を再開する見込みは立っていない。

     「検査の結果を見たり、医者と話したりした結果、最悪のシナリオは回避できたみたいだ。もちろん、故障しないことがベストなんだけどね。ベストとワーストの間くらいかな」とバーランダー。ジェームス・クリックGMは「今日聞いたニュースはポジティブに捉えているよ」と語り、長期離脱という最悪のシナリオを回避できる可能性が高いことについて安堵した様子を見せた。

     現在37歳のバーランダーは、日本時間3月9日のオープン戦で右上腕三頭筋の痛みを訴え、予定の4イニングを投げることなく、2イニングを投げたところで降板。MRI検査の結果、右広背筋を痛めていることが判明した。バーランダーは、タイガース時代の2015年にも右上腕三頭筋を痛めて開幕からの約2ヶ月を欠場しているが、そのときほど症状は深刻ではないという。

     昨季20勝のゲリット・コールがヤンキース、同14勝のウェイド・マイリーがレッズへ移籍し、同21勝のバーランダーも欠く状態で開幕を迎えることになったアストロズ。開幕投手の最有力候補はザック・グレインキーとなり、それ以外はランス・マカラーズJr.、ホゼ・ウルキディ、ジョシュ・ジェームスといったコンディションや実績に不安を抱える投手たちで開幕ローテーションを形成することになりそうだ。

  • 1月に右肩手術のレッズ・スアレス 開幕に間に合う可能性

    2020.3.10 12:40 Tuesday

     昨季ナショナル・リーグ三塁手新記録かつベネズエラ出身選手新記録となる49本塁打を放ったエウヘニオ・スアレス(レッズ)が、右肩の手術から順調に回復し、レギュラーシーズン開幕に間に合う可能性が出てきた。日本時間3月10日、レッズのデービッド・ベル監督は、スアレスが日本時間3月14日に行われるロッキーズとのオープン戦に出場する予定となっていることを明らかにした。

     ベルは「今のところ、彼は金曜日(日本時間の土曜日)に指名打者として出場する予定だよ」とスアレスの出場予定についてコメント。「スアレスの調整が順調に進めば、オープン戦に出場するのはそれよりも早くなるかもしれない。遅くとも金曜日までには試合に出場することになるだろう。でも、最も可能性が高いのは金曜日かな」とスアレスの実戦復帰プランについて語った。

     昨季、ピート・アロンゾ(メッツ)に次いでメジャー2位となる49本塁打を放ったスアレスだが、フロリダ州にある自宅のプールで負傷し、1月下旬に右肩の手術を受けた。スプリング・トレーニングでは、予定通りにチームに合流したものの、送球をしたり、両手でバットを振ったりする練習については制限がかけられていた。しかし、2月末に送球練習を開始し、その後まもなく両手でのティー打撃も再開。先週末にはチームメイトともに打撃練習を行うことができるところまで回復していた。

     ベルによると、スアレスは「状態は本当に良さそうだ。通常の状態に戻っているように見える。スイングすることについては何の問題もない」という。「スアレスがそういう状態だから、私は実戦復帰が予定より早くなるかもしれないと考えているんだ」とベル。1月下旬に手術を受けた時点では、レギュラーシーズン開幕日前後に復帰できる見込みとなっていたが、開幕まで約2週間のタイミングでオープン戦に出場できることを考えると、手術を受けた時点よりも開幕戦に出場できる可能性は高まったと言えそうだ。

  • ドジャース・カーショウ 自身9度目の開幕投手に決定

    2020.3.10 11:15 Tuesday

     日本時間3月10日、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督はエース左腕のクレイトン・カーショウを今季の開幕投手に指名した。カーショウが開幕投手を務めるのは自身9度目となり、ドジャースは日本時間3月27日に本拠地ドジャー・スタジアムでジャイアンツと対戦する。なお、開幕2戦目にウォーカー・ビューラー、開幕3戦目にデービッド・プライスが先発することも発表されている。

     カーショウは「(開幕投手を務めるのは)本当に素晴らしいことだよ。毎年指名されているけど、それを軽く受け止めたことは一度もない。名誉なことだからね」と語り、自身9度目の開幕投手に指名されたことを喜んだ。そして、「ただの1試合かもしれないけど、開幕戦に先発するのは名誉なことなんだ。野球の世界では、開幕戦というのは特別だからね。その一部でいられるのは本当に素晴らしいことさ」と開幕戦に向けての意気込みを口にした。

     カーショウは2011年以降、毎年開幕投手に指名されている。昨季は故障の影響によって、その座を柳賢振(リュ・ヒョンジン:現ブルージェイズ)に譲ったため、今回が自身9度目の開幕投手となる。ドジャースでカーショウ以外の投手が開幕投手に指名されたのは、2010年のビセンテ・パディーヤ(2013年に福岡ソフトバンクホークスでプレイ)が最後である。

     現在31歳のカーショウは、サイ・ヤング賞を3度(2011年、2013年、2014年)受賞するなど、球界を代表する先発投手として活躍を続けてきた。近年は故障も目立ち、全盛期を過ぎた感があるものの、昨季は29試合(うち28先発)に登板して16勝5敗、防御率3.03、189奪三振をマーク。依然として一流の先発投手であり続けている。ちなみに、過去8度の開幕戦では防御率1.05という素晴らしい成績を残しており、今回も好投に期待がかかる。

     なお、ロバーツは「これが我々のベストの5人だよ」と語り、開幕ローテーションの4番手にフリオ・ウリアス、5番手にアレックス・ウッドが入る予定であることも明らかにした。

  • インディアンスとリンドーアの契約延長交渉が終了

    2020.3.10 10:30 Tuesday

     今オフ、トレード放出の可能性が盛んに取り沙汰されていたフランシスコ・リンドーア(インディアンス)は、チームとの契約延長交渉について、レギュラーシーズンの準備に集中するために一定のところで区切りをつけたい意向を示していた。そして、日本時間3月10日、開幕まで2週間強となったことを受け、リンドーアはジ・アスレチックのジェイソン・ロイドに対してインディアンスとの契約延長交渉を終了したことを明らかにした。

     先月、インディアンスのクリス・アントネッティ野球部門社長は「本当に難しいシチュエーションだよ。私たちが契約延長を望んでいないわけではないし、フランシスコが望んでいないわけでもない。スモールマーケットの球団が優勝を狙えるチーム作りを続けていくことは本当に難しいことなんだ」と語り、リンドーアと相思相愛でありながらも、決して潤沢とは言えない資金力が契約延長成立に向けての妨げとなっていることを明らかにしていた。

     「お互いに(契約延長について)興味は持っているし、双方が契約延長を実現させたいと望んでいる」とアントネッティは語っていたが、リンドーアとの契約延長や、リンドーアのトレード放出など、様々な選択肢がチームにもたらすメリットとデメリットを吟味するなかで、リンドーアが定めたタイムリミットまでに契約延長を実現させることはできなかった。リンドーアとの契約延長交渉は、今季終了後まで持ち越しとなる。

     「僕はクリーブランドが大好きだ」とインディアンスとの契約延長に前向きな姿勢を示すリンドーアだが、だからといって自身を安売りするつもりは全くないという。先日、クリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)が9年2億1500万ドルで契約を延長したが、リンドーアはイェリッチより若く、大きな故障歴もなく、走攻守三拍子揃った遊撃手という貴重な存在である。イェリッチよりも高額な契約を得るのは確実であり、インディアンスの資金力を考えると、契約延長を実現させるのは難しいかもしれない。

  • アストロズ・バーランダー 右上腕三頭筋の痛みで早期降板

    2020.3.9 14:35 Monday

     日本時間3月9日、メッツとのオープン戦に先発したジャスティン・バーランダー(アストロズ)は4イニングを投げる予定だったものの、右上腕三頭筋に痛みを感じたため、2イニング・29球を投げたところで早期降板となった。アストロズのダスティ・ベイカー監督によると、バーランダーの早期降板は故障を未然に防ぐための判断であるようだが、バーランダーは検査を受ける予定となっている。

     バーランダーは、タイガース時代の2015年にも右上腕三頭筋を痛め、シーズン最初の2ヶ月ほどを欠場した経験がある。オープン戦初登板で97マイルを計測したバーランダーは、自身の球速だけでなく、キャンプ序盤に痛めた股関節の状態に問題がなかったことに満足した様子を見せていたが、オープン戦2度目の登板となったこの日は、球速が91~94マイル程度にとどまっていた。ベイカーによると、バーランダーは2イニング目を投げ終えたあと、投手コーチのブレント・ストロームに痛みを訴えていたようだ。

     ベイカーは「彼が故障しているのかどうかはわからない。今回の措置は故障を予防するためのものだ」とコメント。ただし、「前回の登板と比べて球速が落ちていたことには驚いた。ストロームが私のところへやってきて、バーランダーを交代させるべきだと言ってきたときも驚いたよ」とも語っており、指揮官にとってエース右腕の早期降板は想定外のことだった。

     現在37歳のバーランダーは、昨季34試合に先発して21勝6敗、防御率2.58、300奪三振の好成績をマーク。通算3000奪三振の大台に到達しただけでなく、自身3度目のノーヒッターを達成するなど、充実のシーズンを過ごした。今季はチームから昨季20勝のゲリット・コール(ヤンキース)と同14勝のウェイド・マイリー(レッズ)が抜け、バーランダーとザック・グレインキーの両右腕にかかる負担は大きくなるが、バーランダーが離脱するようなことになれば、アストロズにとっては大きなダメージとなる。

     現時点では、バーランダーとグレインキーの二本柱に加え、トミー・ジョン手術から復帰するランス・マカラーズJr.が3番手、昨季台頭したホゼ・ウルキディが4番手として開幕ローテーションに名を連ね、5番手の座をオースティン・プルーイット、ジョシュ・ジェームス、フランベル・バルデスらが争っているが、バーランダーの状態次第では、アストロズの先発ローテーションを再編を迫られることになるかもしれない。

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