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  • MLB機構が2020年シーズンの開催概要を正式発表

    2020.6.30 12:40 Tuesday

     メジャーリーグ機構は日本時間6月30日、今シーズンの開催概要について正式に発表した。日本時間7月2日にキャンプ地へ集合し、すべての選手とスタッフは医療検査を受ける。日本時間7月4日から本格的なキャンプがスタートし、日本時間7月24~25日に各球団のシーズン開幕戦が行われる予定となっている。

     グラウンド内のルールとしては、ナショナル・リーグでも史上初めて指名打者制を導入すること、延長戦の各イニングは「無死2塁」の状態からスタートすることなどが定められた。また、事前に発表されていた新ルールのうち、投手が最低3人の打者と対戦しなければならない「ワンポイント禁止」のルールは維持。一方、野手の登板を延長戦または6点以上の大差の場合のみに限定するルールは、今年は適用外となった。また、不必要な接触を避けるため、乱闘は禁止され、持ち場を離れて審判に抗議する行為についても「ただちに退場」という措置が取られることになっている。

     健康面と安全面への対応として、ヒマワリの種などを吐き出す行為は球団の施設内で完全に禁止される(ガムを噛むのはOK)。また、投手が指を舐めるのを防ぐため、湿った布をポケットに入れることが許可される。ダグアウトやブルペンでは広いスペースを確保することが義務付けられ、試合中・練習中にかかわらず、最大限のソーシャル・ディスタンスの実施が推奨される。試合開始前のオーダー表交換は行われず、メジャーリーグ機構が提供するモバイル端末にオーダー情報を入力することになった。

     スケジュール面については、各球団は夏季キャンプ中に最大3試合まで対外試合の開催が許可される。紅白戦に関する制限はない。2020年のレギュラーシーズンは、同地区内での対戦のみとなり、たとえばアメリカン・リーグ東部地区に所属するヤンキースは、ア・リーグ東部地区の4球団と合計40試合、ナ・リーグ東部地区の5球団と合計20試合を戦う。

     ロースターのルールとしては、最大60人の「プレーヤー・プール」に登録された選手のみが出場可能となり、開幕時のロースターは30人。2週間後に28人、さらに2週間後に26人となり、9月のロースター枠拡大は行われない。また、遠征時には「タクシー・スクワッド」として最大3人の予備選手を帯同させることが可能。トレード・デッドラインは8月31日(現地時間)に変更され、9月15日(現地時間)までにロースターに登録された選手がポストシーズンに出場可能。故障者リストは10日間または45日間となり、新型コロナウイルス用の故障者リストも新設される。

  • ロッキーズ・デズモンドも今年プレーせず 父親の役割を優先

    2020.6.30 12:00 Tuesday

     ロッキーズのイアン・デズモンドは日本時間6月30日、自身のインスタグラムを更新し、今年プレーしない意向であることを明らかにした。デズモンドは画像9枚にわたるメッセージを投稿し、自身が今回の決断に至るまでのプロセスを詳細に記した。

     現在34歳のデズモンドは、今年がロッキーズとの5年7000万ドルの大型契約の4年目で、今年の年俸は1500万ドル。デズモンド自身が健康面で「ハイリスク」と認定されれば、60試合分の日割り給与として約555万ドルを受け取ることができるが、デズモンドの投稿から判断する限り、デズモンド自身の健康状態が今回の決断の理由となっているわけではなく、デズモンド自身が「ハイリスク」である可能性は低そうだ。

     デズモンドは、妻が妊娠し、なおかつ4人の子供たちが「世の中で起きていることにたくさんの疑問を持っている」状況のなかで、新型コロナウイルスに感染するリスクに晒されながらプレーするよりも、自宅にいるべきだと判断したという。デズモンドは「今、僕がいるべき場所は自宅だ。妻のチェルシーのために。コロナウイルスや公民権、人生について疑問を持っている子供たちのために。僕が彼らの父親であるために」と記している。

     デズモンドによると、今年プレーしないあいだ、完全に野球から離れるわけではなく、フロリダ州サラソタのリトルリーグで仕事をする予定だという。ロッキーズとの契約は2021年まで(球団オプションを含めると2022年まで)残っているが、来年以降プレーするか否かについては一切言及していない。

     デズモンドは昨年、140試合に出場して打率.255、20本塁打、OPS.788を記録。ロッキーズが日本時間6月29日に発表した「プレーヤー・プール」に登録され、今年はレフトで若手と併用されることが予想されていた。今後はライメル・タピア、サム・ヒリアード、ヨナサン・ダーザらがレフトのレギュラーの座を争うことになりそうだ。

  • ナショナルズ・ジマーマンなど3選手 今年はプレーせず

    2020.6.30 11:20 Tuesday

     今年のメジャーリーグでは、選手たちにプレーするかしないかを選択する権利が与えられているが、ライアン・ジマーマン(ナショナルズ)、ジョー・ロス(ナショナルズ)、マイク・リーク(ダイヤモンドバックス)の3選手が今年プレーしないことを選択したことが明らかになった。3選手とも「ハイリスク」のカテゴリーには該当しないため、2020年シーズンのサラリーとサービスタイムは受け取ることができない。

     現在35歳のジマーマンは、母親が健康面に不安を抱えており、3人の子供のなかには新生児も含まれている。そのため、以前から今年プレーすることへの懸念を口にしていたが、正式に今年プレーしないことを選択した。ただし、今回の選択は今年限りでの現役引退を意味するものではないようだ。

     ロスはオープン戦で好投したため、先発5番手を務めることが有力視されていたが、プレーしないことを選択。ロスと先発5番手の座を争ったエリック・フェッディかオースティン・ボースが先発ローテーションに加わることになりそうだ。なお、マイク・リゾーGMは「我々は彼らの今年プレーしないという選択を100%支持する」と述べ、選手たちの決断への支持を表明している。

     一方のリークは、家族と何度も話し合い、今年プレーしないことを選択した。来年の契約は年俸1800万ドルの相互オプション(またはバイアウト500万ドル)となっているが、このオプションが行使される可能性は低く、シーズン終了にはフリーエージェントとなるだろう。マイク・ヘイゼンGMは「メジャーの先発投手を失うことは、間違いなく我々にとって大きな痛手だ」と話しつつも、リークの決断に理解を示した。

     今年のメジャーリーグでは、健康面の問題などから「ハイリスク」のカテゴリーに分類された選手がプレーしないことを選択した場合、サラリーとサービスタイムが保証されることになっている。しかし、今回の3選手はこれに該当しないため、年俸200万ドルのジマーマン、年俸150万ドルのロス、年俸1500万ドルのリークはそれぞれ60試合分の日割り給与を放棄することになった。

  • 2020年ドラフト組の早期デビュー候補10人 MLB公式サイトが特集

    2020.6.29 17:15 Monday

     メジャーリーグ公式サイトのジム・キャリスは日本時間6月29日、今年のドラフトで指名された選手のうち、一番乗りでメジャーデビューを果たしそうな選手10人をピックアップして紹介する特集記事を公開した。今年はマイナーリーグの試合が開催されないため、マイナーを経験しないままメジャーデビューを果たす選手が現れる可能性もありそうだ。

     通常、同年ドラフト組のなかから一番乗りでメジャーデビューする選手は投手であることが多い。2010年のクリス・セール、2012年のパコ・ロドリゲス、2014年のブランドン・フィネガンなどは、ドラフトと同年にメジャーデビューを果たしているし、2009年のドラフトでレッズから1巡目指名を受けたマイク・リークは、マイナーでの登板を経験しないまま、翌年4月にメジャーのマウンドに立った。2018年のドラフト組からは内野手のニコ・ホーナーがメジャー一番乗りとなったが、これは珍しいケースである。

     こうした実績を踏まえ、キャリスがピックアップした10人中8人は投手である。マーリンズから全体3位指名を受けたマックス・マイヤー、ロイヤルズから全体4位指名を受けたエイサ・レイシー、マリナーズから全体6位指名を受けたエマーソン・ハンコック、エンゼルスから全体10位指名を受けたリード・デトマーズ、ホワイトソックスから全体11位指名を受けたギャレット・クローシュ、ダイヤモンドバックスから全体18位指名を受けたブライス・ジャービス、カブスから2巡目で指名されたバール・キャラウェイという大学生投手に加え、フィリーズから全体15位指名を受けたミック・エイベルが高校生から唯一ピックアップされている。

     野手でピックアップされたのは、タイガースから全体1位指名を受けたスペンサー・トーケルソンとブルージェイズから全体5位指名を受けたオースティン・マーティンの2人だけ。なお、リリーフ投手がメジャー一番乗りを果たすケースが多いことを踏まえ、キャリスは「93~98マイルの速球と(打者を)不快にさせるカーブボールで多くの三振を奪う。カブスのロースターにいるどのリリーフ左腕よりも優れた投手かもしれない」と高く評価するキャラウェイをメジャー一番乗りの筆頭候補に挙げている。

  • ナ・リーグのDH導入によって代打の出番は激減か

    2020.6.29 16:30 Monday

     2020年のメジャーリーグでは、ナショナル・リーグでも指名打者制が導入されることが決定している。これにより、球界には様々な変化が生じることが予想されるが、その1つとして挙げられているのが「代打の出場機会の激減」だ。投手が打席に立つ機会がなくなるため、各球団の監督が代打を起用する回数は間違いなく大幅に減少するだろう。

     もちろん、代打の出場機会が完全に消滅するわけではなく、左腕に右打者をぶつけたり、休養でスタメンを外れていた主力打者が試合終盤のチャンスで登場したりするケースは考えられる。しかし、代打が起用されるケースの大半は投手に打順が回ったときであり、代打の出場機会が激減するのは確実だ。

     過去3年間を振り返ると、指名打者制が採用された試合での代打起用回数は3676回。これに対し、指名打者制のない試合での代打起用回数は13027回となっており、指名打者制が採用された試合の約3.5倍である。この数字を見るだけでも、ナ・リーグの指名打者制導入によって代打の出場機会が大幅に減少することがわかるだろう。

     もう少し細かく数字を見ていくと、過去3年間で投手に代打が送られた回数は10687回。これは指名打者制のない試合での代打の約82%、指名打者制が採用された試合を含めても、メジャー全体の代打の約64%にあたる。単純な計算ではあるものの、投手が打席に立つ機会がなくなることにより、代打の出場機会の6割以上が不要になるというわけだ。

     過去3年間で最も代打起用回数が多かったのは、パドレスのグレッグ・ガルシア。2017年と2018年はカージナルス、2019年はパドレスでプレーし、合計164回も代打で起用された。イチローはマーリンズ時代の2017年に歴代最多となる109回も代打で起用されたが、来年以降もナ・リーグで指名打者制が採用されるのであれば、この記録は二度と更新されないかもしれない。

     両リーグでの指名打者制導入により、「代打の切り札」という言葉は死語となっていくのだろうか。

  • MLB機構と選手会 契約オプションなどの扱いで交渉継続中

    2020.6.29 13:55 Monday

     ジ・アスレチックのケン・ローゼンタールによると、メジャーリーグ機構とメジャーリーグ選手会の交渉は、まだ終了していないようだ。両者はこの週末をベスティング・オプション(成績次第で自動的に行使されるオプション)やロースター・ボーナスといった、契約上の問題に関する交渉に費やした。まだ合意には達していないようだが、関係者は現地時間6月28日の夜の時点で合意が近付いていることを示唆している。

     選手会役員の1人であるアンドリュー・ミラー(カージナルス)は、2019年と2020年の2年間で合計110試合に登板すれば2021年の契約(年俸1200万ドル)が保証されることになっている。昨年73試合に登板しているため、今年37試合に登板すれば2021年の契約が保証されるわけだが、60試合中37試合に登板するのは現実的な話ではない。こうした項目の扱いをめぐって機構側と選手会の交渉は続いているというわけだ。

     別の例を挙げると、たとえばジョン・レスター(カブス)は今年200イニング以上投げるか、2019年と2020年の合計が400イニングを超えれば2021年の契約(年俸2500万ドル)が保証されることになっている。レスターは昨年171.2イニングしか投げていないため、年俸2500万ドルを手にするためには今年200イニング以上投げることが必要だった。

     もし、162試合と60試合の比率でこの条件を計算しなおすのであれば、その条件は「約75イニング投げると約950万ドルが保証される」となる。しかし、オプション破棄の場合のバイアウトが1000万ドルに設定されているため、レスターのケースでは「ノルマをクリアしないほうがより多くの金銭を得られる」という矛盾が生じてしまうのだ。

     3月時点の合意では、2021年以降の契約の扱いに言及していなかったため、様々な方法が検討されている。また、新型コロナウイルスの感染拡大状況次第でレギュラーシーズンが60試合より少なくなる可能性が残されていることも、話をややこしくしている。

     今年に関しては、出来高などの金額と区切りとなる数字は試合数に応じて比例計算されることで合意に達しており、契約の大部分を出来高が占める前田健太(ツインズ)なども影響を受けることになるだろう。今年の成績が来年以降に影響を与えるケースについては、機構側と選手会のあいだでもう少し調整が必要となりそうだ。

  • 各球団の有望株が続々と「プレーヤー・プール」に登録

    2020.6.29 12:30 Monday

     日本時間6月29日、各球団の「プレーヤー・プール」に登録された選手の顔ぶれが発表され、「MLB Pipeline」の球団別プロスペクト・ランキングでトップ30に名を連ねている有望株たちも続々と登録された。2020年シーズンの戦力として計算されている者から、貴重な経験を積むために登録された者まで、事情は選手によって様々だが、今年は開幕からの2週間は30人、次の2週間は28人にロースター枠が拡大されるため、例年以上にメジャー昇格のチャンスが増えることは間違いない。

     「MLB Pipeline」のプロスペクト・ランキングで球団別のリストのみならず、球界全体のリストでも1位にランクインしているワンダー・フランコ(レイズ)は、19歳の若さで「プレーヤー・プール」に登録された。メジャーリーガーとのトレーニングや紅白戦などで貴重な経験を積み、今年中にメジャーデビューを果たす可能性もゼロではないだろう。昨年はA級とA+級で合計114試合に出場して打率.327、9本塁打、53打点、18盗塁、OPS.885の好成績をマークしている。

     球団別プロスペクト・ランキングのトップ30から15人が登録されたブルージェイズのように、多数の有望株を「プレーヤー・プール」に登録しているチームも存在する。「プレーヤー・プール」内の選手は、アクティブ・ロースターから外れても「タクシー・スクワッド」(遠征時の予備選手)としてチームに帯同したり、球団のトレーニング施設でメジャー経験者とともに練習したりできるため、将来に向けて貴重な経験を積むことになるだろう。

     レイズのフランコのほか、ブルージェイズのネイト・ピアソン、ロイヤルズのボビー・ウィットJr.、タイガースのケーシー・マイズ、エンゼルスのジョー・アデル、マリナーズのジャレッド・ケレニック、マーリンズのシクスト・サンチェス、フィリーズのアレック・ボーム、カージナルスのディラン・カールソン、パドレスのマッケンジー・ゴアなど、球団別プロスペクト・ランキングで1位の有望株が続々と「プレーヤー・プール」に登録されている。また、今年のドラフトで指名されたばかりの選手が登録されているケースもあり、夏季キャンプでは大きな話題を集めそうだ。

  • 各球団の命運を握る打者 MLB公式サイトが特集

    2020.6.29 11:40 Monday

     2020年シーズンは60試合制という異例の形で行われる。そのため、1試合の重みは例年以上に大きく、もちろん、選手1人の働きがチームに与える影響も非常に大きい。メジャーリーグ公式サイトのウィル・レイッチは日本時間6月29日、「チームの命運を握る打者」を各球団から1人ずつ選出。チームが好成績を残すためには、彼らの活躍が必要不可欠だ。

     ドジャースからは昨年のナショナル・リーグMVP、コディ・ベリンジャーが選出。昨年はチームが開幕49試合を消化した時点で打率.404、17本塁打、44打点、OPS1.271をマークする好スタートを切ったが、8月以降は打率.256、13本塁打、35打点、OPS.906と失速した。レギュラーシーズンが60試合しかないなかで、ベリンジャーの好不調はチームの得点力に大きない影響を与えるだろう。

     ヤンキースからは大砲、ジャンカルロ・スタントンが選出。移籍1年目の2018年は158試合に出場して38本塁打を放ったが、昨年は相次ぐ故障により18試合のみの出場に終わった。レイッチは「健康を6ヶ月間保つより2ヶ月間保つほうが簡単だろう」と指摘し、「健康時に彼が何をできるかは誰もが知っている」とスタントンの実力に太鼓判を押している。

     なお、レイッチが選出した30人の顔ぶれは以下の通り。

    クリス・デービス(オリオールズ)
    ラファエル・デバース(レッドソックス)
    ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)
    オースティン・メドウズ(レイズ)
    ランドール・グリチック(ブルージェイズ)

    ティム・アンダーソン(ホワイトソックス)
    フランミル・レイエス(インディアンス)
    C・J・クロン(タイガース)
    サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)
    エディ・ロサリオ(ツインズ)

    カルロス・コレア(アストロズ)
    ジャスティン・アップトン(エンゼルス)
    クリス・デービス(アスレチックス)
    ダニエル・ボーグルバック(マリナーズ)
    ルーグネッド・オドーア(レンジャーズ)

    マーセル・オズーナ(ブレーブス)
    コリー・ディッカーソン(マーリンズ)
    ロビンソン・カノー(メッツ)
    アンドリュー・マカッチェン(フィリーズ)
    エリック・テームズ(ナショナルズ)

    カイル・シュワーバー(カブス)
    アリスティデス・アキーノ(レッズ)
    ライアン・ブラウン(ブリュワーズ)
    ジャロッド・ダイソン(パイレーツ)
    ポール・デヨング(カージナルス)

    スターリング・マーテイ(ダイヤモンドバックス)
    トレバー・ストーリー(ロッキーズ)
    コディ・ベリンジャー(ドジャース)
    トミー・ファム(パドレス)
    ハンター・ペンス(ジャイアンツ)

  • 各球団が続々と発表 60人の「プレーヤー・プール」って何?

    2020.6.29 11:00 Monday

     日本時間6月29日、メジャーリーグでは最大60人の選手を登録できる「プレーヤー・プール」の提出期限を迎え、各球団が続々と登録選手の顔ぶれを発表している。今年、夏季キャンプや公式戦に参加できるのは、この「プレーヤー・プール」に登録されている選手に限られている。ここでは、「プレーヤー・プール」についてのルールを簡単に確認しておこう。

     各球団が最初の「プレーヤー・プール」を提出する期限は、日本時間6月29日午前5時となっていた。この最大60人の登録枠には、従来の40人ロースターに登録されている選手のうち、2020年シーズン中に公式戦出場の可能性がある全ての選手のほか、マイナー契約でチームに所属している選手(プロスペクトも含む)が登録される。最もシンプルな例を挙げれば、40人ロースター内の40人+マイナー契約の20人を登録できるということになる。

     夏季キャンプは従来のキャンプ施設ではなく、基本的には各球団の本拠地球場で行われるため、60人全員を受け入れるほどのキャパシティがない。そのため、「プレーヤー・プール」に登録された選手は、本拠地での夏季キャンプに参加するグループと、別のトレーニング施設での練習に参加するグループに分けられる。すでに「プレーヤー・プール」をこの2つのグループに分けて発表しているチームもある。

     開幕時のロースターには30人を登録できるため、この30人以外の選手たちはトレーニング施設に残り、メジャー昇格の機会を待つことになる。

     「プレーヤー・プール」に登録されている選手は、自由に入れ替えができるわけではなく、トレード、ウエーバー、DFA、リリースなど、基本的には他球団へ流出するリスクを背負うことになる。選手が45日間の故障者リストやコロナ用の故障者リストに登録された場合は、人数のカウント対象外となるため、新たな選手を追加できる。ただし、離脱していた選手が復帰した場合、登録選手が60人を超えるのであれば、いずれかの選手を「プレーヤー・プール」から外す必要がある。また、一度「プレーヤー・プール」から外れた選手は、同じチームで再び「プレーヤー・プール」に登録することはできない。

     今年中にメジャーでプレーする可能性が低いプロスペクト(若手有望株)が「プレーヤー・プール」に登録される例も見られるが、これは次代を担う選手たちにメジャーリーガーとともに練習するという貴重な経験を積ませることが主な目的となっている。

     また、今年のトレードは「プレーヤー・プール」に登録されている選手のみが対象となる。これは移動する選手の数を制限し、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制する狙いがあるようだ。

     さらに、2020年シーズンには「タクシー・スクワッド」という制度も設けられている。これは、遠征時に予備登録選手として3人の選手を帯同させることができるというものだ(3人のうち最低1人は捕手)。急な故障者やコロナ感染者の発生に備えたものであり、予備選手をあらかじめチームとともに移動させておくことで、予備選手が民間の航空機で移動してコロナ感染のリスクに晒されるのを防ぐことが最大の目的だ。

     「プレーヤー・プール」を含むロースターのルールについては、ここに記したよりも細かな内容が定められているが、大まかな内容としては以上となる。なお、この記事はメジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドによる「FAQ: Roster and transaction rules for 2020」という記事を参考にしており、より詳細な内容についてはそちらを参照していただきたい。

  • 過去20年 各チームの60試合での最高成績は?

    2020.6.28 14:55 Sunday

     メジャーリーグ公式サイトのマニー・ランダワは日本時間6月28日、各チームの60試合での最高成績を紹介する特集記事を公開した。対象は2000年以降の20年間となっており、60試合の時期は問わず、開幕60試合に限定されているわけではない。また、同じ勝敗が複数ある場合は、得失点差で優れているほうが選出され、それも同数の場合は、直近のものが選ばれている(参考として球団記録と昨年の最高記録も併記)。

    アメリカン・リーグ東部地区

    オリオールズ:41勝19敗(2014年)
    球団記録:45勝15敗(1969年)
    2019年:24勝36敗(6月28日~9月5日)

    レッドソックス:45勝15敗(2018年)
    球団記録:46勝14敗(1949年)
    2019年:36勝24敗(4月17日~6月22日)

    ヤンキース:44勝16敗(2009年)
    球団記録:48勝11敗1分(1938年)
    2019年:42勝18敗(5月10日~7月20日)

    レイズ:40勝20敗(2013年)
    球団記録:同上
    2019年:40勝20敗(7月20日~9月27日)

    ブルージェイズ:43勝17敗(2015年)
    球団記録:同上
    2019年:29勝31敗(6月12日~8月17日)

    アメリカン・リーグ中部地区

    ホワイトソックス:42勝18敗(2005年)
    球団記録:46勝14敗(1983年)
    2019年:32勝28敗(4月12日~6月18日)

    インディアンス:48勝12敗(2017年)
    球団記録:同上
    2019年:43勝17敗(6月4日~8月12日)

    タイガース:43勝17敗(2006年)
    球団記録:45勝15敗(1935年)
    2019年:23勝37敗(3月30日~6月8日)

    ロイヤルズ:39勝21敗(2015年)
    球団記録:45勝15敗(1977年)
    2019年:26勝34敗(7月5日~9月13日)

    ツインズ:44勝16敗(2006年)
    球団記録:44勝16敗(1933年)
    2019年:41勝19敗(4月9日~6月14日)

    アメリカン・リーグ西部地区

    アストロズ:43勝17敗(2019年)
    球団記録:同上
    2019年:43勝17敗(7月17日~9月22日)

    エンゼルス:44勝16敗(2009年)
    球団記録:同上
    2019年:34勝26敗(5月9日~7月16日)

    アスレチックス:48勝12敗(2001年)
    球団記録:同上
    2019年:41勝19敗(6月11日~8月22日)

    マリナーズ:48勝12敗(2001年)
    球団記録:同上
    2019年:28勝32敗(7月22日~9月29日)

    レンジャーズ:41勝19敗(2016年)
    球団記録:同上
    2019年:34勝26敗(4月26日~6月30日)

    ナショナル・リーグ東部地区

    ブレーブス:46勝14敗(2002年)
    球団記録:47勝13敗(1897年)
    2019年:40勝20敗(5月9日~7月17日)

    マーリンズ:40勝20敗(2003年)
    球団記録:同上
    2019年:29勝31敗(5月17日~7月26日)

    メッツ:40勝20敗(2015年)
    球団記録:44勝16敗(1986年)
    2019年:39勝21敗(7月25日~9月28日)

    フィリーズ:45勝15敗(2010年)
    球団記録:同上
    2019年:33勝27敗(3月28日~6月3日)

    ナショナルズ:41勝19敗(2019年)
    球団記録:43勝17敗(1994年)
    2019年:41勝19敗(6月16日~8月25日)

    ナショナル・リーグ中部地区

    カブス:42勝18敗(2016年)
    球団記録:52勝8敗(1906年)
    2019年:37勝23敗(4月6日~6月12日)

    レッズ:41勝19敗(2012年)
    球団記録:47勝13敗(1919年)
    2019年:31勝29敗(4月17日~6月23日)

    ブリュワーズ:42勝18敗(2011年)
    球団記録:同上
    2019年:38勝22敗(7月20日~9月26日)

    パイレーツ:41勝19敗(2015年)
    球団記録:47勝13敗(1909年)
    2019年:30勝30敗(5月4日~7月7日)

    カージナルス:47勝13敗(2004年)
    球団記録:48勝12敗(1944年)
    2019年:40勝20敗(7月21日~9月23日)

    ナショナル・リーグ西部地区

    ダイヤモンドバックス:40勝20敗(2002年)
    球団記録:45勝15敗(1999年)
    2019年:34勝26敗(6月26日~9月6日)

    ロッキーズ:42勝18敗(2009年)
    球団記録:同上
    2019年:37勝23敗(4月14日~6月21日)

    ドジャース:51勝9敗(2017年)
    球団記録:同上
    2019年:43勝17敗(4月14日~6月20日)

    パドレス:38勝22敗(2010年)
    球団記録:42勝18敗(1998年)
    2019年:31勝29敗(4月21日~6月29日)

    ジャイアンツ:42勝18敗(2000年)
    球団記録:51勝8敗1分(1912年)
    2019年:37勝23敗(6月11日~8月17日)

  • 開幕60試合での好記録 防御率0点台や4割打者も

    2020.6.28 13:30 Sunday

     メジャーリーグ公式サイトのアンドリュー・サイモンは日本時間6月28日、現行の30球団制となった1998年以降、開幕60試合で素晴らしい活躍を見せた選手やチームを特集する記事を公開した。今年のレギュラーシーズンは異例の60試合制で行われるが、これらの好記録に匹敵する見事な活躍を見せる選手が現れるかもしれない。

     2018年、アメリカン・リーグ東部地区のライバル球団同士であるレッドソックスとヤンキースはともに開幕60試合で41勝19敗を記録。過去22年間、開幕60試合で41勝以上を記録した例は11度あるが、同じシーズンに同地区の2球団が41勝以上を記録した例はこれが唯一である。最終的にレッドソックスは108勝54敗、ヤンキースは100勝62敗でポストシーズンに進出し、地区シリーズでレッドソックスがヤンキースを撃破。その勢いのまま、ワールドシリーズ制覇を成し遂げた。

     2011年、ブルージェイズのホゼ・バティースタが開幕60試合で打率.346、20本塁打、41打点、OPS1.226の大活躍。54本塁打と突如ブレイクした前年の活躍がフロックでないことを証明し、この年は最終的に打率.302、43本塁打、103打点、OPS1.056という自己最高のシーズンを過ごした。

     2010年、ロッキーズのウバルド・ヒメネスが開幕から絶好調。開幕60試合の時点で12試合に先発し、11勝1敗、防御率0.93という見事な成績をマークした。12試合のうち8試合が敵地での登板という幸運もあったが、本拠地クアーズ・フィールドでの4試合でも防御率1.29の好投。4月17日には敵地でのブレーブス戦でノーヒッターを達成した。

     2009年、当時36歳のラウル・イバニェス(フィリーズ)が開幕60試合で22本塁打を記録。マリナーズ時代の2006年に33本塁打を放った実績はあったが、それ以外のシーズンはすべて24本塁打以下であり、ベテラン外野手の猛打は球界を驚かせた。その後、失速したものの、この年は最終的に自己最多の34本塁打をマークした。

     2008年、ブレーブスのチッパー・ジョーンズが開幕60試合で打率.409を記録。2000年以降、開幕60試合で4割以上の打率をマークした例はこれが唯一である。ジョーンズはその後、開幕73試合目まで打率4割をキープ。最終的には自己最高の.364を記録し、首位打者のタイトルを手にした。

     2004年、レッズのダニー・グレイブスが開幕60試合で26セーブを記録。この年、レッズは開幕60試合で34勝26敗をマークしたが、グレイブスは34勝の76.5%にあたる26試合でセーブを記録したことになる。なお、開幕60試合で26セーブを記録した投手はもう1人おり、しかもグレイブスと同じシーズンに記録している。ヤンキースのマリアーノ・リベラである。

     2001年、イチローが加入したマリナーズは開幕から快進撃を続け、開幕60試合で47勝13敗を記録。この時点で2位エンゼルスに17ゲーム差を付けていた。イチローは開幕60試合で打率.356、佐々木主浩は24セーブをマーク。ブレット・ブーンが66打点、アーロン・シーリーが8勝0敗を記録するなど、チーム全体が絶好調だった。

     2000年、エンゼルスのダリン・アースタッドが開幕60試合で99安打を記録。4月末の時点で打率.449、開幕60試合終了時点でも.384という高打率をマークしていた。打率.355でシーズンを終え、1930年以降ではウェイド・ボッグスに次いで2人目となるシーズン240安打に到達した(その後イチローが2度記録)。

     1999年、ランディ・ジョンソン(ダイヤモンドバックス)とペドロ・マルティネス(レッドソックス)がともに開幕60試合で143奪三振を記録。最終的にジョンソンは364奪三振、マルティネスは313奪三振をマークし、両者ともサイ・ヤング賞を受賞した。

     1999年にはさらに、アストロズのホゼ・リマが開幕60試合で11勝をマークした。シーズン初登板こそ8回2失点ながら敗戦投手となったが、そこから8連勝→2敗目→3連勝で開幕60試合目に11勝目をマーク。その後、さらに10勝を積み上げ、自己最多の21勝を記録してシーズンを終えた。

     1998年、マーク・マグワイア(カージナルス)とサミー・ソーサ(カブス)のホームラン合戦が注目されたが、レンジャーズのフアン・ゴンザレスは開幕60試合で76打点を記録。1930年にハック・ウィルソンがマークしたシーズン191打点のメジャー記録に挑んでいた。この時点でシーズン205打点ペースとなり、前半戦だけで101打点を記録したが、後半戦は失速して157打点でシーズン終了となった。

  • 1977年以降「故意に」DHを使わなかったケースは1度だけ

    2020.6.28 12:30 Sunday

     アメリカン・リーグが1973年に指名打者(DH)制を導入して以降、ア・リーグの球場で行われる試合で投手が打席に立つ機会はほとんどなくなった。今年、エンゼルスのジョー・マドン監督は大谷翔平が先発する試合でDHを使わないことを検討しているようだが、1977年以降の42年間で「故意に」DHを使わなかったケースは1度だけある。2016年6月30日のアスレチックス戦でジャイアンツはDHを使わず、先発のマディソン・バムガーナーを9番打者として起用した。

     DH制の導入後、DHを使わずに投手がスタメン出場したケースは、1976年にホワイトソックスがケン・ブレット(殿堂入り三塁手ジョージ・ブレットの兄)が先発する試合で2度、DHを使わなかったのが最後だった。ブレットはパイレーツ時代の1973年に打率.250、4本塁打、16打点、1974年に打率.310、2本塁打、15打点を記録するなど「強打の投手」として知られ、1976年は2度のスタメン出場のほか、代打で6度起用されている。

     ジャイアンツのブルース・ボウチー監督は、バムガーナーが2014~15年の2年間で打率.252、9本塁打、24打点を記録し、2016年も6月30日の時点ですでに2本塁打を放っていたことを踏まえ、敵地でのアスレチックス戦でDHを使わず、バムガーナーを打席に立たせることを選択。バムガーナーは3回表の第1打席で二塁打を放って起用に応え、7回途中4失点の力投で勝利投手となった。

     1988年には、ヤンキースが投手のリック・ローデンを登板日以外にDHとして起用した例がある。ローデンはドジャース時代に4本塁打、パイレーツ時代に5本塁打を放ち、1984年から3年連続でシルバースラッガー賞を受賞。その打撃力を生かすべく、1988年6月11日のオリオールズ戦で「7番・DH」としてスタメンに名を連ねた。

     なお、バムガーナーのケースで「故意に」と但し書きが付いているのには理由がある。1999年7月22日、インディアンスのマイク・ハーグローブ監督は「4番・DH」にマニー・ラミレス、「7番・ライト」にアレックス・ラミレス(現DeNA監督)を起用したが、マニーのほうのラミレスがライトの守備に就き、ブルージェイズの1番打者シャノン・スチュワートが放った飛球を捕球してしまった。審判団の協議の結果、インディアンスは試合開始前の時点でDHを解除し、マニーのほうのラミレスが「4番・ライト」、先発投手のチャールズ・ナギーが7番打者として出場することになったのだった。

     また、2009年5月17日には、レイズのマドン監督が「3番・DH」で起用するはずだったエバン・ロンゴリアを三塁手と書いて提出してしまい、5番打者のベン・ゾブリストと合わせて三塁手が2人という事態に。1回表の三塁の守備にはゾブリストが就き、対戦相手のインディアンスが1回表終了後に審判団へクレームを入れたため、正式な三塁手はゾブリストとなり、レイズはロンゴリアに代わって先発投手のアンディ・ソナンスタインが3番を打つことになってしまったのだった。

     このように、意図せずDHを解除して投手が試合の最初から打席に立ったケースはあるが、監督が「故意に」投手を打席に立たせたのは、1977年以降ではバムガーナーのケースが唯一である。2020年シーズン、投手・大谷が打席に立つ機会は巡ってくるだろうか。

  • タイガース・カブレラ 2つの大台到達は来年に持ち越しか

    2020.6.27 15:10 Saturday

     21世紀唯一の三冠王(2012年)であるミゲル・カブレラ(タイガース)は、昨年終了時点で通算2815安打、477本塁打を記録。通算3000安打まであと185、通算500本塁打まであと23に迫っており、健康に162試合を過ごすことができれば、今年中に2つの大台に到達することも決して不可能ではなかった。しかし、新型コロナウイルスの影響により、2020年シーズンは60試合制で行われることが決定。殿堂入りの切符とも言える3000安打&500本塁打の達成は来年に持ち越されることになりそうだ。

     2016年シーズン終了時点で、カブレラは2519安打&446本塁打を記録。ところが、その後の3年間は相次ぐ故障に悩まされ、わずか304試合にしか出場できず、296安打&31本塁打を積み上げるにとどまった。しかし、今年のオープン戦では29打数10安打(打率.345)、3本塁打と好調をアピール。完全復活を予感させていた。

     カブレラは、オープン戦の好調の要因となっていたフィットネス・トレーニングを中断期間中も継続していたという。「自宅にジムがあるから、毎日トレーニングに取り組んでいるんだ。ほとんど毎日身体を動かしているよ」とカブレラ。身体の状態は良く、シーズン開幕後も春先の好調を維持することができるかもしれない。

     タイガースとの8年2億4000万ドルという超大型契約は2023年まで残っており、カブレラは今年も含めて少なくともあと4年、タイガースの指名打者を務めることになる。故障による長期欠場がなければ、2021年シーズン中に3000安打&500本塁打を達成するのはほぼ確実だ。

     3000安打&500本塁打の達成者は過去に6人(ハンク・アーロン、ウィリー・メイズ、エディ・マレー、ラファエル・パルメイロ、アレックス・ロドリゲス、アルバート・プーホルス)だけ。この2つの大台をクリアすれば、引退から5年後にはアメリカ野球殿堂入りを果たすことになるだろう。

  • 異例の60試合制 トラウトの2020年シーズンはどうなる?

    2020.6.27 14:35 Saturday

     2011年にメジャーデビューしたマイク・トラウト(エンゼルス)にとって、2020年はメジャー10年目という節目のシーズンとなる。異例の60試合制で行われる2020年シーズン、トラウトはどんな成績を残すのだろうか。メジャーリーグ公式サイトのデービッド・アドラーが「球界最高の選手」を様々な角度から考察している。

     60試合制で行われる2020年シーズンだが、トラウトが全60試合に出場する可能性は極めて低い。第1子の誕生を8月に控えており、産休リスト入りによる戦線離脱が予想されているからだ。

     アドラーはまず、60試合制のシーズンにおけるトラウトの個人成績について考察。メジャー定着を果たした2012年以降、トラウトは60試合のスパンで平均すると、打率.308、15本塁打、38打点、10盗塁、46得点、出塁率.424、長打率.588、OPS1.012という成績を残している。

     また、データサイト「FanGraphs」は今年のトラウトの成績を、打率.296、17本塁打、42打点、6盗塁、46得点、出塁率.439、長打率.614、OPS1.053と予想している。これに近い成績を残すことができれば、アメリカン・リーグのMVP争いにおいてフロントランナーの1人となるだろう。

     さらに、アドラーは60試合のスパンにおけるトラウトの最高成績を紹介。各部門の数字は以下のようになっている。

    打率 .385(2013年6月25日から9月6日)
    本塁打 27(2019年に複数回)
    打点 62(2019年5月30日から8月10日)
    得点 69(2012年に複数回)
    盗塁 29(2012年に複数回)
    出塁率 .511(2013年6月27日から9月8日)
    長打率 .756(2019年5月30日から8月10日)
    OPS 1.217(2018年4月12日から6月18日)

     アドラーは次に、トラウトが「歴代最高の28歳」になれるかという点について考察。データサイト「Baseball-Reference」が算出しているWARにおいて、トラウトは27歳のシーズンまでに歴代最高の72.8を記録し、これはタイ・カッブ、ミッキー・マントル、ロジャース・ホーンスビー、アレックス・ロドリゲスといったレジェンドたちを上回っている。

     しかし、28歳のシーズンまでにカッブは78.4を記録しており、トラウトがこれを上回るためには5.7が必要。トラウトの過去の実績を60試合に換算すると、WARは3~4あたりの範囲に収まることが予想されるため、カッブの78.4を上回るのは難しい。ただし、トラウトは2018年の開幕60試合時点で打率.308、19本塁打、OPS1.121をマークし、5を超えるWARを記録しているため、「カッブ超え」を果たす可能性はゼロとは言い切れない。

     トラウトが例年通りのシーズンを過ごし、WARが3~4あたりの範囲に収まるようであれば、通算WARは76前後となり、ジム・トーメイ、フランク・トーマス、レジー・ジャクソン、ジョニー・ベンチ、ポール・モリターといった殿堂入り選手を上回る。オジー・スミス(76.9)やロビン・ヨーント(77.3)を超える可能性もゼロではなさそうだ。

     トラウトが今年中に到達する可能性があるマイルストーンは通算300本塁打である。トラウトは通算285本塁打を記録しており、あと15本で大台に到達。トラウトは過去5年間、チームの開幕60試合で平均16本塁打を放っており、大台に到達する可能性は十分にある。

     28歳のシーズンまでに通算300本塁打に到達すれば、ロドリゲス、ケン・グリフィーJr.、ジミー・フォックス、エディ・マシューズ、マントル、アルバート・プーホルス、メル・オット、ジャンカルロ・スタントン、アンドリュー・ジョーンズ、フアン・ゴンザレスに次ぐ史上11人目の快挙となる(300本塁打&200盗塁はロドリゲスに次ぐ史上2人目)。

     アドラーは最後に、トラウトはポストシーズンでプレーできるかという点について考察。エンゼルスは今年の60試合のうち、アストロズと10試合、アスレチックスと10試合、ドジャースと6試合を戦う予定であり、スケジュール的に恵まれているとは言えない。

     アンソニー・レンドンが加入し、大谷翔平が本格的に二刀流を再開するため、チームの戦力はアップしているが、「FanGraphs」はエンゼルスが地区優勝する確率を12%、ワイルドカードを獲得する確率を16%、ポストシーズン進出の確率を28%と予想しており、前評判は高くない。トラウトはこれを覆し、2014年以来6年ぶり、自身2度目となるポストシーズンの舞台に立つことができるだろうか。

  • 打率4割の候補者12人 MLB公式サイトが特集

    2020.6.27 13:35 Saturday

     2020年シーズンは通常よりも102試合少ない60試合制で行われる。よって、いわゆる「積み上げ式」のスタッツ(本塁打、奪三振など)で新記録が生まれる可能性はゼロに等しいが、「率系」のスタッツ(打率、防御率など)では予想外の大記録が誕生する可能性がある。メジャーリーグ公式サイトのサラ・ラングスは、打率4割の候補者12人をピックアップして紹介している。

     ラングスによると、テッド・ウィリアムスが打率.406を記録して「最後の4割打者」となった1941年以降、60試合経過時点で打率が.400を超えていた打者はわずか7人だけ。

    チッパー・ジョーンズ(2008年).409
    トニー・グウィン(1997年).403
    ラリー・ウォーカー(1997年).417
    ポール・オニール(1994年).417
    ロッド・カルー(1983年).411
    ハンク・アーロン(1959年).402
    テッド・ウィリアムス(1948年).412

     上記の7人に現役選手は含まれておらず、時期を問わない60試合のスパンで打率4割以上を記録した現役選手もホゼ・アルトゥーベ(2016年と2017年)、ジョーイ・ボットー(2016年)、アンドリュー・マカッチェン(2012年)、ハンリー・ラミレス(2009年)、アルバート・プーホルス(2003年)の5人しかいない。

     メジャーリーグ公式サイトのデータ専門家であるトム・タンゴによると、60試合制のシーズンで4割打者が誕生する確率はおよそ3%だという。162試合制のシーズンの場合、その確率は0.012%であり、例年よりもはるかに高いことがわかる。

     これらを踏まえ、ラングスは打率4割の候補者として以下の12人を挙げた。首位打者の経験があるスーパースターからメジャーでの実績がほとんどない若手選手まで、バラエティ豊かな顔ぶれとなっている。

    【1】ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)
    規定打席以上での自己最高打率 .346(2017年)
    Steamerによる今年の予想打率 .296
    60試合のスパンでの自己最高打率 .420(2017年)

    【2】コディ・ベリンジャー(ドジャース)
    規定打席以上での自己最高打率 .305(2019年)
    Steamerによる今年の予想打率 .287
    60試合のスパンでの自己最高打率 .370(2019年)

    【3】DJ・レメイヒュー(ヤンキース)
    規定打席以上での自己最高打率 .348(2016年)
    Steamerによる今年の予想打率 .285
    60試合のスパンでの自己最高打率 .379(2016年)

    【4】アンソニー・レンドン(エンゼルス)
    規定打席以上での自己最高打率 .319(2019年)
    Steamerによる今年の予想打率 .284
    60試合のスパンでの自己最高打率 .370(2019年)

    【5】マイク・トラウト(エンゼルス)
    規定打席以上での自己最高打率 .326(2012年)
    Steamerによる今年の予想打率 .297
    60試合のスパンでの自己最高打率 .385(2013年)

    【6】クリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)
    規定打席以上での自己最高打率 .329(2019年)
    Steamerによる今年の予想打率 .304
    60試合のスパンでの自己最高打率 .365(2018年)

    【7】ルイス・アラエス(ツインズ)
    自己最高打率 .334(2019年:規定打席未満)
    Steamerによる今年の予想打率 .312
    60試合のスパンでの自己最高打率 .340(2019年)

    【8】ハウィー・ケンドリック(ナショナルズ)
    自己最高打率 .344(2019年:規定打席未満)
    Steamerによる今年の予想打率 .308
    60試合のスパンでの自己最高打率 .359(2007年)

    【9】アレックス・ベルドゥーゴ(レッドソックス)
    自己最高打率 .294(2019年:規定打席未満)
    Steamerによる今年の予想打率 .307
    60試合のスパンでの自己最高打率 .305(2019年)

    【10】ノーラン・アレナード(ロッキーズ)
    規定打席以上での自己最高打率 .315(2019年)
    Steamerによる今年の予想打率 .296
    60試合のスパンでの自己最高打率 .346(2019年)

    【11】ダニエル・マーフィー(ロッキーズ)
    規定打席以上での自己最高打率 .347(2016年)
    Steamerによる今年の予想打率 .288
    60試合のスパンでの自己最高打率 .374(2016年)

    【12】ヨナサン・ダーザ(ロッキーズ)
    自己最高打率 .206(2019年:規定打席未満)
    Steamerによる今年の予想打率 .301
    60試合のスパンでの自己最高打率 なし(通算44試合)

  • 60試合での最高記録 イチローは歴代最多の121安打

    2020.6.26 14:20 Friday

     メジャーリーグ公式サイトは日本時間6月26日、1900年以降の近代野球における60試合での最高記録を特集する記事を公開した。ここでは記事のなかで取り上げられている記録を紹介する(注:チームの60試合ではなく選手が出場した60試合での記録。ただし、75日以内の60試合に限定。打率などは186打席以上が対象。投手は12登板以内で60イニング以上が対象)。

    ◆打率

    歴代最高
    ロジャース・ホーンスビー .466(1924年6月21日~8月29日)

    直近10年間
    ジョシュ・ハミルトン .427(2010年6月4日~8月14日)

    過去25年の好記録
    イチロー .458(2004年7月1日~9月6日)

    ◆出塁率

    歴代最高
    バリー・ボンズ .613(2004年6月27日~9月7日)

    直近10年間
    ジョーイ・ボットー .560(2015年7月18日~9月21日)

    過去25年の好記録
    フランク・トーマス .550(1994年5月1日~7月7日)

    ◆長打率

    歴代最高
    バリー・ボンズ 1.016(2001年4月13日~6月23日)

    直近10年間
    ジャンカルロ・スタントン .824(2017年6月22日~8月29日)

    過去25年の好記録
    ジェフ・バグウェル .883(1994年5月28日~8月6日)

    ◆OPS

    歴代最高
    ベーブ・ルース 1.598(1920年5月11日~7月22日)

    直近10年間
    ブライス・ハーパー 1.269(2015年4月24日~7月5日)

    過去25年の好記録
    ジム・エドモンズ 1.367(2004年7月3日~9月12日)

    ◆安打

    歴代最高
    イチロー 121(2004年7月1日~9月6日)

    直近10年間
    ホゼ・アルトゥーベ 103(2017年5月27日~8月8日)

    過去25年の好記録
    ジョニー・デイモン 111(2000年7月9日~9月12日)

    ◆本塁打

    歴代最高
    バリー・ボンズ 37(2001年4月13日~6月23日)

    直近10年間
    ジャンカルロ・スタントン 33(2017年6月22日~8月29日)

    過去25年の好記録
    サミー・ソーサ 34(1998年5月22日~7月31日)

    ◆打点

    歴代最高
    ハック・ウィルソン 90(1930年7月17日~9月27日)

    直近10年間
    ジョシュ・ドナルドソン 68(2015年7月1日~9月11日)

    過去25年の好記録
    マーク・マグワイア 80(1998年3月31日~6月13日)

    ◆防御率

    歴代最高
    フェルナンド・バレンズエラ 0.29(1981年4月9日~5月8日)
    レフティ・グローブ 0.29(1936年4月14日~5月18日)

    直近10年間
    ジェイク・アリエタ 0.41(2015年8月4日~10月2日)

    過去25年の好記録
    ザック・グレインキー 0.60(2009年4月8日~5月15日)

    ◆奪三振

    歴代最高
    ノーラン・ライアン 142(1977年5月14日~7月4日)

    直近10年間
    ゲリット・コール 133(2019年7月17日~9月24日)
    コリー・クルーバー 133(2017年6月14日~8月13日)

    過去25年の好記録
    ランディ・ジョンソン 138(1997年5月23日~7月24日)

    ◆チーム成績

    歴代最高
    カブス 52勝8敗(1906年)
    ジャイアンツ 52勝8敗(1912年)

    直近10年間
    ドジャース 51勝9敗(2017年6月7日~8月19日)

    過去25年の好記録
    インディアンス 48勝12敗(2017年)

  • 2020年のマイルストーン達成候補者 プーホルス、トラウトなど

    2020.6.26 13:25 Friday

     異例の60試合制で開催されることになった2020年シーズンだが、様々なマイルストーンが達成される可能性は残されている。メジャーリーグ公式サイトのサラ・ラングスは、2020年シーズン中または来年以降に達成される可能性がある主なマイルストーンを紹介している。

     アルバート・プーホルス(エンゼルス)は昨年終了時点で通算656本塁打、2075打点を記録。あと4本塁打で歴代5位のウィリー・メイズ、あと11打点で歴代2位のアレックス・ロドリゲスに並ぶ。また、通算3202安打は歴代14位にランクインしており、13位のナップ・ラジョイまで50安打、12位のエディ・マレーまで53安打、11位のメイズまで81安打となっている。

     ミゲル・カブレラ(タイガース)は通算477本塁打、2815安打を記録しているが、60試合で23本塁打、185安打を積み上げるのは難しいだろう。通算500本塁打と3000安打の達成は2021年に持ち越しとなりそうだ。

     マイク・トラウト(エンゼルス)はあと15本塁打で通算300本塁打を達成する。28歳のシーズンまでに300本塁打に到達すれば史上11人目の快挙。トラウトの実力を考えれば、60試合で15本塁打は十分に達成可能な数字だろう。

     投手では、マックス・シャーザー(ナショナルズ)が通算3000奪三振まであと308、クレイトン・カーショウ(ドジャース)が通算2500奪三振まであと36に迫っている。シャーザーの大台到達は間違いなく2021年に持ち越しとなるが、カーショウは故障さえなければ左腕で史上11人目となる通算2500奪三振を達成するだろう。

     アロルディス・チャップマン(ヤンキース)は通算300セーブまであと27、ジョン・レスター(カブス)は通算200勝まであと10に迫っているが、こちらもシャーザー同様、快挙達成は2021年に持ち越しとなる可能性が極めて高い。

     ヤディアー・モリーナ(カージナルス)は、捕手としての出場試合数が2000の大台まであと53試合となっている。60試合中53試合に出場するのは、162試合に換算すると143試合に相当するが、モリーナは2016年に146試合に出場した実績があるため、決して実現不可能な数字ではない。今年中にトニー・ペーニャ(1950試合)、来年にはジェイソン・ケンドール(2025試合)とゲーリー・カーター(2056試合)を追い抜き、捕手としての出場試合数で歴代4位に躍り出ることになりそうだ。

  • がん克服の右腕・ベティスが現役引退 メジャー7年で通算31勝

    2020.6.26 12:00 Friday

     ロッキーズで7シーズンにわたってプレーした右腕、チャド・ベティスは日本時間6月26日にインスタグラムを更新し、現役引退を発表した。現在31歳のベティスは、2010年にロッキーズからドラフト2巡目(全体76位)指名を受け てプロ入りし、2013年にメジャー昇格。昨年までの7シーズンで164試合に登板し、通算31勝をマークした。

     ベティスはインスタグラムの投稿のなかで「10年前、僕はロッキーズでプロ野球選手としてのキャリアをスタートするという特権を得た。子供のころの夢を叶えられたこと、チームメイトや友人、ファン、そして何よりも大切な家族と素晴らしい瞬間を分かち合えたことを光栄に思う」と述べ、自身のキャリアを振り返った。

     メジャー3年目の2015年、20試合に先発して8勝6敗、防御率4.23をマーク。翌2016年には完全に先発ローテーションに定着し、32度の先発で14勝8敗、防御率4.79という自己最高の成績を残した。しかし同年オフ、精巣がんが発覚し、化学療法による治療を受けることを決断。闘病生活を終え、2017年8月に戦列復帰を果たした。

     過去2年間は合計66試合に登板して防御率5.38という苦しいピッチングが続き、フリーエージェントとなった今オフはメジャー契約を得られなかった。今年2月に先発投手に故障者が続出したヤンキースとマイナー契約を結んでおり、ベティスはインスタグラムの投稿のなかでヤンキースへの感謝も述べている。

     「自分の身体を限界まで追い込んできたことを自覚し、引退することを決めた。ベースボールは数え切れないほどの人生の教訓を与えてくれた」とベティス。「私と家族は、次の人生をとても楽しみにしている。ロッキーズ、ヤンキース、ベースボール・ファンの皆様、本当にありがとうございました。楽しかった!」と自身の投稿を締めくくった。

  • レンジャーズの開幕投手は昨年16勝の右腕・リンに決定

    2020.6.26 11:25 Friday

     レンジャーズのクリス・ウッドワード監督は日本時間6月26日、記者会見のなかで2020年シーズンの開幕投手を昨年チーム最多の16勝を挙げたランス・リンに決めたことを発表した。ウッドワードによると、開幕投手を発表するつもりだった日の前日に新型コロナウイルスの影響によってスプリング・トレーニングが中断されてしまったため、このタイミングの発表になってしまったものの、中断前の時点でリンに任せることをすでに決めていたようだ。

     今年のレンジャーズには、サイ・ヤング賞2度の実績を誇るコリー・クルーバーもトレードで加入しているが、ウッドワードは開幕投手の候補をリンとマイク・マイナー(昨年の開幕投手)の2人に絞っていた。ウッドワードは「両者とも開幕投手に相応しいと思う。昨年はマイクを指名したから、今年はランスに任せることにしたんだ」と開幕投手をリンに決めた理由を明らかにした。

     今年のレンジャーズの先発ローテーションは、リン、マイナー、クルーバーの3人にカイル・ギブソンとジョーダン・ライルズを加えた5人で構成される見込み。ジョー・パランボ、コルビー・アラード、アリエル・フラードといった投手たちが6番手以降に控える形となる。キャンプ中の紅白戦や対外試合のなかで、先発投手は3度ずつ登板する予定。シーズン最初の登板では、球数は90球前後に制限される見通しだ。

     シーズン序盤は先発投手に無理をさせない方針のため、通常よりも多くのリリーフ投手が必要となり、開幕時の30人ロースターのなかに8~12人のリリーフ投手が含まれる予定となっている。なお、日本プロ野球の中日ドラゴンズから加わったジョエリー・ロドリゲスは広背筋を痛めており、シーズン開幕には間に合わない見込みである。

  • ブレーブスのベテラン左腕・ハメルズ 開幕に間に合う見込み

    2020.6.26 10:50 Friday

     ブレーブスのアレックス・アンソポロス野球部門社長は、左肩の炎症により調整が遅れていたベテラン左腕のコール・ハメルズについて、状態は良く、開幕ロースターに入る見込みであることを明らかにした。しかし、例年とは異なる形で開幕への準備を進めていくことになるため、故障を防ぐために投球イニング数などに制限を設ける方針だ。

     アンソポロスは、ハメルズについて「彼の状態はとても良いよ。選手たちのコンディションが開幕に向けてどのように変化していくか見ていく必要があるけど、現時点での予想では、彼は開幕ロースターに入る選手の1人だと思っている」とコメント。左肩の炎症により、少なくとも5月下旬ごろまで戦列を離れる見込みだったハメルズだが、開幕が7月下旬までずれ込んだことにより、開幕からプレーできる可能性が高くなった。

     各球団はキャンプ期間中の対外試合を最大3試合に制限されており、投手たちは実戦形式の打撃練習や紅白戦を中心に、開幕への準備を進めていくことになる。例年とは異なり、対外試合のなかで心身の準備を行うことができないため、アンソポロスは先発投手が投げるイニングを、シーズン当初は3~4イニングに制限する方針を示している。故障明けとなるハメルズについては、より厳密にイニング制限や球数制限が設けられることになるだろう。

     開幕時はロースターの枠が30人に拡大されるため、アンソポロスは通常よりも多くの先発投手をロースターに登録する可能性を示唆。先発ローテーションを構成するマイク・ソローカ、マイク・フォルティネビッチ、ハメルズ、ショーン・ニューカム、マックス・フリードの5人のほか、フェリックス・ヘルナンデス、カイル・ライト、トゥキ・トゥサントらが候補となりそうだ。

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