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  • ドジャース対パドレスの3連戦を来年5月にメキシコで開催へ

    2017.11.14 14:52 Tuesday

     日本時間11月14日、メジャーリーグ機構は来年5月4~6日のドジャース対パドレスの3連戦をメキシコのエスタディオ・モンテレイで開催することを発表。19年ぶりにメジャーリーグの公式戦がメキシコで開催されることになった。

     パドレスがメキシコで公式戦を戦うのはこれが3度目、ドジャースにとっては初めてのメキシコでの公式戦となる。パドレスは1996年にモンテレイでメッツとの3連戦を戦ったが、これはメキシコで開催された初めてのシリーズだった。それから3年後の1999年にはロッキーズとの開幕戦がメキシコで開催されている。一方のドジャースはアメリカとカナダ以外での公式戦は2014年にオーストラリアのシドニーでダイヤモンドバックスと対戦した2試合のみ。1991年にエキシビジョン・ゲームをモンテレイで開催しているが、メキシコを訪れるのはそれ以来、実に27年ぶりとなる。ちなみに、パドレスは昨年3月にメキシコシティでオープン戦を2試合(対アストロズ)戦っている。

     また、今回の発表はメジャーリーグによる野球普及活動の一環である。今後6年間で6シリーズがメキシコで開催される予定となっており、その第1シリーズが今回のドジャース対パドレスの3連戦。その他にもアジアやイギリスでの公式戦開催が検討されているようだ。

     ドジャースにはフリオ・ウリアスやアレックス・ベルドゥーゴ、パドレスにはクリスチャン・ビヤヌエバやルイス・ウリアスといったメキシコ出身の若手選手がおり、彼らが来年5月にロースターに名を連ねているかどうかも気になるところ。ドジャースのエイドリアン・ゴンザレスはメキシコを代表するスター選手であり、モンテレイに集った地元ファンから大歓声を浴びるに違いない。

     「メキシコの野球ファンは情熱的で、野球をよく知っているから、彼らの前でプレイするのが楽しみだよ」と語るのはパドレスの中心打者であるウィル・マイヤーズだ。19年ぶりとなるメキシコでの公式戦。好ゲームが繰り広げられることを期待したい。

  • クオリファイング・オファー 9人全員が拒否の見込み

    2017.11.14 12:54 Tuesday

     クオリファイング・オファーの返答期限が3日後に迫っているが、MLBネットワークのジョン・ヘイマンによるとクオリファイング・オファーを提示された9人全員がこれを拒否し、複数年契約を求めてフリーエージェント市場に打って出る可能性が高いようだ。

     今オフ、クオリファイング・オファーを提示されたのはロイヤルズのエリック・ホズマー、マイク・ムスターカス、ロレンゾ・ケイン、カブスのジェイク・アリエタ、ウェイド・デービス、インディアンスのカルロス・サンタナ、ロッキーズのグレッグ・ホランド、レイズのアレックス・カッブ、カージナルスのランス・リンの9人。彼らがクオリファイング・オファーを拒否し、他球団と契約した場合、来年のドラフトにおいて指名権の喪失や補償が発生することになる。

     この9人のなかで最大の契約を得ることになると見られているのがホズマーだ。好打と堅守を兼ね備えたこの一塁手には再契約を目指すロイヤルズのほか、レッドソックスが興味を示していることが報じられており、数球団による争奪戦になることは間違いない。同じく一塁手のサンタナにはレッドソックスやマリナーズ、ナ・リーグ最多セーブのホランドにはカブスやカージナルスが興味を示しているようだ。

     また、ロイヤルズはホズマーだけでなくムスターカスとの再契約も目指しており、ロッキーズが複数年契約でのホランドとの再契約に前向きとの報道もある。カブスもクローザーのデービスとの再契約に動くことが有力視されている。

     逆に、カッブとケインに関しては他球団への移籍がほぼ確実だ。レイズは予算的にカッブとの再契約は難しいと見られており、ロイヤルズもケインとの再契約には消極的。ケインにはレンジャーズ、マリナーズ、ジャイアンツ、ドジャースなど外野手補強を目指すチームが興味を示すと見られている。

     2015年オフはブレット・アンダーソン、コルビー・ラスマス、マット・ウィータースの3人、昨年オフはニール・ウォーカーとジェレミー・ヘリクソンの2人がクオリファイング・オファーを受諾したが、今オフは3年ぶりに受諾者ゼロのオフシーズンとなりそうだ。


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  • メジャー生活20年・通算435本塁打のベルトランが現役引退を発表

    2017.11.14 12:17 Tuesday

     ドジャースと第7戦までもつれる激闘を演じた2017年のワールドシリーズが、カルロス・ベルトランにとってメジャーリーガーとしての最後の舞台となった。日本時間11月14日、ベルトランは今季限りで現役を引退することを発表した。

     今季ベルトランは2004年以来13年ぶりにアストロズに復帰。ニューヨークで暮らす家族と離れて生活することになった。「僕がヒューストン、家族がニューヨークにいて、初めて家族と数ヶ月も離れて暮らすことになった。(妻の)ジェシカに家族がいなくて本当に寂しい、家族と一緒にいたいということを伝えたんだ。だから、今年は引退のことを本気で考えていた。ワールドシリーズに進出し、ワールドシリーズで勝つことができたら、気持ちよく家に帰れるなって思っていたよ」とベルトランは現役引退を決断した理由について語っている。

     ベルトランは夏に家族がヒューストンへやってきた際、「今年が僕のラストイヤーになると思う」と妻に話したという。今季は129試合に出場して打率.231、14本塁打、51打点、OPS.666に終わり、出場機会は徐々に減少。しかし、リーグ優勝決定シリーズで不調に陥ったジョージ・スプリンガーに助言を与え、ワールドシリーズでの復調に導くなど、その存在感は最後まで衰えなかった。

     引退後はニューヨークの自宅へ戻り、家族と過ごす時間を楽しみにしているというベルトランだが、将来的な監督業にも関心を示している。「家族と旅行したり、子供たちと遊んだり、一緒に時間を過ごすのが楽しみだよ。ジェシカにはいつか監督をやりたいということは伝えてあるんだけどね」

     ロイヤルズからアストロズ、メッツ、ジャイアンツ、カージナルス、ヤンキース、レンジャーズを経てアストロズでのワールドシリーズ制覇という最高の形で幕を閉じたベルトランのメジャーリーガー生活。通算2725安打、435本塁打、1587打点、312盗塁と積み上げてきた数字は素晴らしく、新人王、オールスター・ゲーム選出9度、シルバースラッガー賞2度、ゴールドグラブ賞3度、ロベルト・クレメンテ賞など輝かしい実績を誇る。5年後には野球殿堂入りの有力候補になるはずだが、まずは家族との時間を満喫してもらいたい。20年間お疲れ様でした。


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  • マリナーズのディポートGMが大谷とイチローについて言及

    2017.11.14 11:49 Tuesday

     イチローのマリナーズでの活躍が、その後の日本人野手へメジャー挑戦の門戸を開いたことに疑いの余地はない。今オフのメジャー挑戦を目指す大谷翔平もその一人だろう。日本時間11月14日、フロリダ州オーランドでGM会議がスタート。マリナーズのジェリー・ディポートGMは大谷のメジャー挑戦、そしてイチローのマリナーズ復帰の可能性について語った。

     大谷のメジャー挑戦は今オフのメイントピックの一つであり、北海道日本ハムがメジャー挑戦を容認したとの報道が出て以降はさらにホットな話題となっている。「彼は素晴らしい才能を持った選手だ。我々は他の29球団と同様、彼をしっかりスカウティングしてきた。日本ハムファイターズであれ他のチームであれ、彼をチームに加えることができたらとても幸運だろうね」とディポート。マリナーズは1998年から毎年日本人選手が在籍しており、日本人選手とのかかわりが深いチームの一つである。「日本のベーブ・ルース」と呼ぶ声もある大谷の獲得に動くことは間違いないだろう。「彼は特別な才能の持ち主だし、だからこそこれだけの注目を集めるのだろう。彼はそれに値する選手だよ」とディポートも大谷のことを高く評価している。

     また、ジャロッド・ダイソンがフリーエージェントとなり、ミッチ・ハニガー、ベン・ギャメル、ギレルモ・エレディアという若き外野トリオをサポートするベテラン外野手を必要としているマリナーズだが、イチローが古巣に復帰する可能性は低そうだ。ディポートは「私は彼(=イチロー)が成し遂げてきたことを常に素晴らしく思っている。私がアナハイム、彼がシアトルにいて同地区で敵として対戦していたときもそうだし、ここ数年の彼の快挙を他地区から見ているときもそうだ。彼は歴代でもベストの選手の一人だし、尊敬されるべき選手だ。彼が残してくれたものは球団にとって重要だけど、まずはチームに必要なものをしっかり考えて、優先順位をつけて対応していかなければならない」とイチローの実績や功績に敬意を表しつつも、獲得の可能性については言葉を濁した。

     ディポートが今オフの補強ポイントとして掲げるのはヨンダー・アロンゾとダニー・バレンシアがフリーエージェントとなった一塁、ダイソンがフリーエージェントとなって空いたセンター、そして今季故障者続出に苦しんだ投手陣の3つ。さかんにトレードを仕掛けることで知られるディポートは今オフ、どのような動きを見せるのだろうか。


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  • 新人王発表 ジャッジ&ベリンジャーが史上4組目の満票コンビに

    2017.11.14 10:51 Tuesday

     日本時間11月14日、今季の新人王受賞者が発表され、ア・リーグはアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、ナ・リーグはコディ・ベリンジャー(ドジャース)がそれぞれ満票で選出された。史上22、23人目の満票受賞者であり、両リーグの新人王が満票で選出されるのは1997年以来20年ぶり4度目の快挙となった。

     ジャッジとベリンジャーはともにトップ・プロスペクトとして広く知られた存在だったが、決して今季の新人王有力候補と見なされていたわけではなかった。昨年8月にメジャーデビューを果たしたジャッジは27試合に出場して打率.179、4本塁打に終わり、84打席で42三振。開幕スタメンに名を連ねたものの、「8番・ライト」からのスタートだった。一方のベリンジャーは開幕ロースターにすら入っておらず、ロースター枠が拡大する9月に昇格するとの予想がもっぱら。今季はAAA級で経験を積むシーズンになるはずだった。

     ところが、両者ともメジャーのレベルにしっかり適応し、期待通りどころか期待を大幅に上回る活躍を見せた。ジャッジは52本塁打を放ち、マーク・マグワイアがマークした新人最多本塁打記録(49本)を30年ぶりに更新。127四球も1939年のテッド・ウィリアムス(107四球)を上回る新人記録となった。打撃以外の面でも見事なパフォーマンスを見せ、FanGraphs版のWARでは両リーグ最高となる8.2を記録。新人という枠を超え、一気にスターダムにのし上がった。ベリンジャーは正一塁手のエイドリアン・ゴンザレスのコンディションが万全でなかったこともあり、4月下旬にメジャー初昇格。当初は数日間のみの「おためし昇格」の予定だったが、デビュー5戦目で2本塁打を放つなどデビュー早々に結果を残し、そのままレギュラーに定着した。最終的に39本塁打を放ち、ナ・リーグの新人本塁打記録を更新。両リーグ最多の104勝をマークしたドジャースにおいて不可欠な戦力となり、39本塁打と97打点はともにチームトップの数字だった。

     なお、ア・リーグは2位票を23票獲得したアンドリュー・ベニンテンディ(レッドソックス)が2位、トレイ・マンシーニ(オリオールズ)が3位にランクイン。一方のナ・リーグは2位票を15票獲得したポール・デヨング(カージナルス)が2位、ジョシュ・ベル(パイレーツ)が3位に名を連ねている。ジャッジはア・リーグMVPの可能性も残しており、史上3人目となるMVPと新人王のダブル受賞なるか注目だ。


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  • ポストシーズン目指すブリュワーズ 補強ポイントは二塁と先発

    2017.11.13 18:54 Monday

     期待以上の躍進を遂げ、ポストシーズン進出まであと一歩に迫ったブリュワーズにとって来季はポストシーズン進出を目指す「勝負の年」となる。今オフの補強ポイントには二塁手と先発投手が挙げられている。

     まずは二塁手。8月に獲得したニール・ウォーカーは38試合に出場して打率.267、4本塁打ながら出塁率.409、OPS.843をマークし、期待に応える働きを見せた。しかし、シーズン終了後にフリーエージェントとなっており、現在チーム内にいる正二塁手候補はジョナサン・ビヤー、エルナン・ペレス、エリック・ソガードの3人。ビヤーは移籍1年目の2016年に19本塁打、62盗塁とブレイクを果たし、盗塁王のタイトルを手にしたが、今季は期待を裏切った。同じく2016年に13本塁打、34盗塁とブレイクを遂げたペレスも、本塁打(14本)こそ増やしたものの、盗塁数(13盗塁)は激減。出塁率が3割に満たない(.289)など、満足のいくシーズンを過ごすことはできなかった。ソガードは出塁率.393と期待以上の好成績を残し、フリーエージェント市場の開幕を待たずして契約延長が決まったが、本来は内野のユーティリティとして起用したいタイプの選手。ビヤーが2016年の輝きを取り戻すのがベストだが、二塁手を外部から獲得し、ビヤーないしペレスを先発投手獲得のためのコマとして使う可能性も否定できない。

     一方、先発投手については今季12勝のジミー・ネルソンが右肩の手術により来季開幕に間に合わないことが確定。また、ブレント・スーター、ブランドン・ウッドラフとメジャーでフルシーズン戦った実績のない投手が先発ローテーションの2枠を占めており、計算できる投手の補強が必須な状況となっている。ネルソンが復帰すればザック・デイビーズ、チェイス・アンダーソンとともに先発3枚はある程度計算が立つのだが、今季好投したスーターとウッドラフが来季も同様のピッチングができるかどうかは未知数。アレックス・カッブやランス・リンといった先発2~3番手クラスの投手を狙う可能性が高いと見られるが、場合によってはダルビッシュ有やジェイク・アリエタといったエース格の獲得に動く可能性もありそうだ。

     来季年俸が1000万ドルを超えるのはライアン・ブラウン(2000万ドル)のみであり、それに次ぐのがエリック・テームズ(500万ドル)という状況。資金的には大型補強に打って出る余裕はある。若手選手が続々と才能を開花させつつあるなか、ついに勝負に出るのか。ブリュワーズが今オフの「台風の目」となる可能性は十分にある。


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  • 元ブルージェイズGMのアンソポロスがブレーブスGMに就任

    2017.11.13 17:28 Monday

     GM会議スタートを翌日に控えた日本時間11月13日、ブレーブスは元ブルージェイズGMのアレックス・アンソポロスをチームの新たなGMに迎え入れることを決めたようだ。現時点では球団からの正式な発表はないものの、明日にもアンソポロスのGM就任が正式に発表される見込みである。

     ロイヤルズGMのデイトン・ムーアの招聘に失敗し、アンソポロスとジム・ヘンドリー(元カブスGM)が最終候補者となっていたブレーブスのGM。ブレーブスが選択したのは、ブルージェイズGM時代にポストシーズン進出を狙えるチームを築き上げたアンソポロスだった。

     現在はドジャースで野球部門副社長を務めているアンソポロスは、2009年から2016年までブルージェイズのGMを務めていた。1993年を最後にポストシーズンに進出することができていなかったチームを立て直し、2015年から2年連続でリーグ優勝決定シリーズへ進出。その功績を評価され、2016年オフに5年契約を提示されたものの、そのオファーを拒否してGMの座を退いた。マイク・シャパイロ球団社長との対立も噂され、その後アンソポロスはドジャースのフロントに加わった。

     ブレーブスは海外フリーエージェント選手の獲得に関する違反行為が発覚し、ジョン・コッポレラGMが辞任。その後任がようやく決まった一方で、ジョン・ハート野球部門社長の今後は依然不透明な状況となっている。メジャーリーグ機構による調査が進む中でハートにも処分が科され、その座を退くようであれば、アンソポロスがGMと野球部門社長の役割をすべて担うことになるだろう。

     現在も違反行為に関する調査は継続中であり、違反行為を経て契約した選手に関する対応は未定。しかし、2016年にレッドソックスの違反行為が発覚した際には該当選手の契約が無効化されており、今回のケースも同じように契約が無効化されると見られている。球団内部の腐敗が取り沙汰されるブレーブスだが、アンソポロス新GMのもとで球団組織を立て直すことはできるのだろうか。


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  • 明日からGM会議がスタート トレード成立の可能性も

    2017.11.13 16:20 Monday

     日本時間11月14日から4日間にわたってGM会議が開催される。全30球団のGMが一堂に会する毎年恒例のイベントであり、今年の開催地はフロリダ州オーランド。来月のウィンター・ミーティングほどではないものの、トレード交渉やフリーエージェント選手の契約交渉に進展がある可能性もあり、目が離せない4日間となりそうだ。

     最大の注目ポイントはやはり「トレードが成立するのか」ということだろう。GM同士が直接顔を合わせるため、トレード交渉が一気に進展することもある。2015年のGM会議ではアンドレルトン・シモンズ(エンゼルス)やアーロン・ヒックス(ヤンキース)のトレードが成立し、過去10年を見てもブラッド・リッジ、ダン・アグラ、ジャスティン・ウィルソン(カブス)といった選手のトレードがGM会議の期間中に成立している。また、GM会議でトレード交渉が進展し、GM会議終了後にトレードが成立するケースも少なくない。2015年オフのクレイグ・キンブレル(レッドソックス)のトレードがこのパターンだった(GM会議終了の翌日にトレード成立)。

     今回のGM会議で注目されるのがジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)のトレード交渉の行方だ。すでにマーリンズがカージナルス、レッドソックス、フィリーズ、ジャイアンツとの初期交渉を開始しているとの報道もあり、GM会議の期間中にトレード交渉がより具体性を増す可能性もある。スタントンの去就が今後のフリーエージェント市場やトレード市場を大きく左右するはずであり、トレード交渉の行方には大きな注目が集まっている。

     また、GM会議の場には各選手の代理人もおり、フリーエージェント選手についての交渉が進展する可能性もある。特にJ.D.マルティネス、ジェイク・アリエタ、エリック・ホズマー、マイク・ムスターカス、グレッグ・ホランドと大物選手を多数抱える敏腕代理人スコット・ボラスの動向に注目だ。さらに、クオリファイング・オファーを受け入れるか否かの返答期限が日本時間11月17日午前7時に迫っている。今オフはホズマー、アリエタ、ウェイド・デービスら9選手にクオリファイング・オファーが提示されているが、2015年オフから2年連続でクオリファイング・オファーを受諾する選手が現れており、各選手の決断が注目される。また、GM会議ではトレード以外にも試合時間の短縮、ビデオ判定の技術向上といった様々な問題が話し合われる。さらに、GM会議の後半にはオーナー会議も開催され、マーリンズのデレク・ジーターにとってはオーナーとして初の業務となるため、こちらも気になるところだ。

  • ベッツが「ワールドシリーズ」で「パーフェクト」達成!

    2017.11.13 15:07 Monday

     アメリカでは学生時代に複数のスポーツをすることは珍しくなく、過去にはMLBとNFLの二刀流選手もいたほどだ。レッドソックスのムーキー・ベッツはボウリングの腕前が一流であることで知られており、2015年オフにはボウリングのワールドシリーズに出場。2度目の挑戦となった今オフ、ベッツはパーフェクト・ゲームを達成する快挙を成し遂げた。

     ボウリング好きだった母親の影響でボウリング場に通うようになり、高校までは野球部とボウリング部に所属していたというベッツ。2015年オフにアメリカのプロボウラーズ協会の招待によりボウリングのワールドシリーズに初出場したが、このときは平均スコア190で予選敗退となった。今回はそのときのリベンジをかけて2年ぶりの出場。40ゲームを投げ、平均スコアの上位25%が次のラウンドへ進出する予選に臨んだ。

     最初の5ゲームを計1008点(平均201.6)でスタートしたベッツは、第6~10ゲームを計1018点(平均203.6)、第11~15ゲームを計1006点(平均201.2)、第16~20ゲームを計1083点(平均216.6)、第21~25ゲームを計1094点(平均218.8)と平均スコア200超えを連発。前回出場時からの成長を印象付けた。しかし、予選突破ラインは平均スコア220を超えており、ベッツの予選突破は難しい状況に。第26~30ゲームでは計984点(平均196.8)、第31~35ゲームでは計972点(平均194.4)に終わり、予選突破は絶望的となった。

     そして第36ゲームでは今回の予選で自己最悪となる169点に終わり、順位はさらに後退。しかし、続く第37ゲームでは12球連続でストライクを投じ、見事にパーフェクト・ゲームを達成した。これにより一気に順位を40ランクもアップさせたが、第36~40ゲームの計1059点(平均211.8)を加えて最終的な平均スコアは205.6となり、188人中158位タイで予選敗退となった。

     ベッツによると今回のパーフェクト・ゲームはおそらく自身10回目だという(プロボウラーズ協会のツアーイベントでは初めて)。「ボウリングは永遠に僕の人生の一部だし、やめることはないと思うよ」と語ったベッツだが、「競争するのは好きだけど、もっと上手くなる必要があるね」とさらなる上達を誓っていた。なお、ベッツの今季成績は153試合に出場して打率.264、24本塁打、102打点、26盗塁、OPS.803。オールスター・ゲーム選出とゴールドグラブ賞受賞は2年連続であり、FanGraphs版のWARではリーグ10位の5.3を記録した。


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  • ジャイアンツがブラッドリーJr.の獲得に関心か

    2017.11.13 14:20 Monday

     ブライアン・セイビアン野球部門副社長が「センターはアップグレードの必要がある」と語るジャイアンツだが、MLB.comのジョン・ポール・モロシによるとジャイアンツはジャッキー・ブラッドリーJr.(レッドソックス)の獲得に関心を示しているようだ。

     今季のジャイアンツはレフトのレギュラーを固定できず、センターはディナード・スパン、ライトはハンター・ペンスがレギュラーを務めた。スパンは129試合に出場して打率.272、12本塁打、43打点、12盗塁をマークしたが、センターでのDRS(=守備防御点)-27は全ポジションを通して両リーグワーストの数字。ペンスは直近3シーズンで最多となる134試合に出場したものの、打率.260、13本塁打、67打点と物足りない成績に終わり、年齢的な衰えを感じさせた。

     スパン、ペンスとも来季まで契約が残っており、来季も引き続きレギュラー級の出場機会を見込まれているが、スパンがセンターからレフトへコンバートされるのはほぼ確実。強打者補強を狙うジャイアンツがジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)やJ.D.マルティネス(フリーエージェント)の獲得を目指しているとの報道もあり、場合によっては出場機会を大幅に減らす可能性もある。さらに、ジャイアンツはスパンのコンバートにより空席になるセンターのグレードアップを目指しており、ロレンゾ・ケイン(フリーエージェント)らが獲得候補に挙がる中、ブラッドリーJr.もその一人に浮上した。

     レッドソックスがブラッドリーJr.の放出に動いているという話は現時点では出ておらず、ジャイアンツにとってはまだ「獲得候補の一人」という段階。しかし、レッドソックスもジャイアンツと同様に強打者補強を狙っており、スタントンやマルティネスの獲得に成功すればレフトのアンドリュー・ベニンテンディをセンターへ移し、ブラッドリーJr.がトレード要員となる可能性もある。スタントンやマルティネスの去就が決まれば外野手市場は一気に動き出すと見られており、いわゆる「玉突き人事」が発生するのか、今後の動向に注目だ。


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  • レイズからFAのカッブ カブスで元上司と再合流の可能性も

    2017.11.13 13:02 Monday

     ジェイク・アリエタとジョン・ラッキーがフリーエージェントとなり、先発投手の獲得が今オフの課題となっているカブス。レイズからフリーエージェントとなった今季12勝の右腕アレックス・カッブも獲得候補の一人となっている。

     現在カブスを率いているのは2014年までレイズの監督を務めたジョー・マドン。さらに2007年から今季までレイズで投手コーチを務めたジム・ヒッキーもマドンの後を追う形で来季からカブスの投手コーチを務めることになった。レイズからクオリファイング・オファーを提示されているカッブだが、これを拒否し、元上司2人が在籍するカブスと契約することも選択肢の一つとなっているようだ。

     「今後の5年間や今後の人生を左右する決断になるからね」と今オフについて語るカッブは現在30歳。2015年にトミー・ジョン手術を受け、今季が本格復帰初年度となったが、29試合に先発して12勝10敗、防御率3.66と上々の成績をマークした。29先発、12勝、179回1/3はいずれも自己最多の数字であり、エース格とまではいかなくとも先発ローテーションの一角として獲得を目指す球団は少なくない。明日からフロリダ州オーランドでGM会議が始まるが、カブスのセオ・エプスタイン野球部門社長とジェッド・ホイヤーGMはGM会議の場でカッブの代理人と面会予定である。

     ヒッキーは先週受けたインタビューの中でカッブを獲得すべきといった趣旨の発言をしている。「私はカッブのことを100%信用している。彼は(トミー・ジョン手術によって)欠場していたからね。(欠場していたから)30歳の投手としては腕を消耗していないんだ。(速球とカーブの)基本的に2球種だけで(強豪揃いの)ア・リーグ東部地区で結果を残していたんだから、本当に素晴らしいことだと思うよ」

     カッブもマドンとヒッキーに対するリスペクトを持ち続けており、いわばカッブとカブスは相思相愛の関係なのかもしれない。「契約期間を通して優勝争いをできることが最も重要だ」と語るカッブにとって、カブスが3年連続でポストシーズンに進出しているという事実も魅力的に映るはずだ。クオリファイング・オファーを拒否することが確実視される右腕は、カブスで元上司2人と再合流することになるのだろうか。


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  • ロイヤルズ ホズマー&ムスターカスとの再契約を目指す

    2017.11.13 12:27 Monday

     エリック・ホズマー、マイク・ムスターカス、ロレンゾ・ケイン、ジェイソン・バルガス、アルシデス・エスコバー、マイク・マイナーと多くの主力選手がフリーエージェントとなっているロイヤルズだが、MLBネットワークのジョン・ヘイマンが報じたところによると、ロイヤルズはホズマーとムスターカスとの再契約を目指しているようだ。

     ロイヤルズからフリーエージェントとなった選手たちのなかでも、ホズマー、ムスターカス、ケインの3人は引く手あまたの注目株。この3人はいずれも2014年のリーグ優勝と2015年のワールドシリーズ制覇に貢献した中心選手であり、ロイヤルズからクオリファイング・オファーを提示されている。3人ともクオリファイング・オファーを拒否するのは確実と見られており、また、ロイヤルズは2018年シーズンに向けて年俸総額を削減する方向で動いているものの、ホズマーとムスターカスについては引き留めに全力を注ぐ方針だ。

     正一塁手、主軸打者、チームリーダーとまさにチームにとって不可欠な存在であるホズマーは、2008年のドラフトで全体3位指名を受けて入団して以降、ロイヤルズ一筋のプロ生活を送ってきた。今季は打率.318、25本塁打、94打点、OPS.882の好成績をマーク。打率とOPSは自己ベスト、本塁打は自己最多タイの数字であり、シルバースラッガー賞を初受賞。堅守も健在で、2年ぶりにゴールドグラブ賞に返り咲いた(通算4度目)。現在28歳とまだ若く、長期にわたる大型契約が予想される。

     現在29歳のムスターカスは今季自己最多の38本塁打を放ち、ロイヤルズの球団記録を更新。85打点やOPS.835も自己ベストであり、右膝前十字靭帯断裂の重傷により長期欠場した昨季から見事復活を果たして選手間投票によるカムバック賞に選出された。四球の少ないフリースインガーである点、30本塁打以上のシーズンが今季のみである点など不安要素もあるが、長打力のある三塁手ということでフリーエージェント市場では少なからず人気を集めそうだ。

     一方でロイヤルズはケインとの再契約については消極的だ。すでに31歳とホズマーやムスターカスに比べて高齢であることや、他球団との争奪戦により年俸が高騰しそうなことがその理由であると言われている。走攻守三拍子揃った好選手のケインだが、来季は8年ぶりにロイヤルズ以外のユニフォームを着ることになるだろう。

     勝負モードを継続するのか、再建に向けて舵を取るのか、今後の動向が注目されるロイヤルズ。ホズマー、ムスターカスとの再契約も含め、2015年のワールドシリーズ王者を築き上げたデイトン・ムーアGMはどのような決断を下すのだろうか。


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  • 大谷翔平 メジャーでの二刀流について「まずは各球団の話を聞く」

    2017.11.13 11:50 Monday

     今オフのメジャー挑戦を明言した大谷翔平(北海道日本ハム)。二刀流に注目が集まる大谷だが、今のところ「二刀流をやるチャンスを与えられるかどうかはわからない。まずは各球団の話を聞かないといけない」と慎重な姿勢を貫いている。

     代理人が決定し、日本時間11月11日には北海道日本ハムがポスティング・システムを利用してのメジャー挑戦を容認したとの報道が出るなど、ここ数日で大谷のメジャー挑戦を巡る情勢は大きく動き始めている。今後は代理人が大谷獲得を希望する各球団との面談を行い、二刀流に関するプランを含め、各球団の方針を聞くようだ。

     昨オフに定められた新労使協定により、25歳未満の海外選手はマイナー契約のみに制限される。マイナー契約を結んだあとメジャー昇格を果たしても、年俸は最低保証額である54万5000ドル前後からのスタートになることが確実。大谷は年俸以外に契約金を受け取ることができ、プールマネーの残高が最も多いのはレンジャーズ(353万5000ドル)だと言われている。ただし、契約金の多少が契約先を決める際の決定的な要素になるとの見方は少なく、いかに大谷の希望に沿う環境を用意できるかが勝負を分けそうだ。

     「高校を卒業したとき、二刀流を応援してくれる人はほとんどいなかった。でも今は栗山(英樹)監督を含め、多くの人が応援してくれている。応援してくれる人たちのためにベストを尽くしたいと思っているけれど、まずはメジャー各球団の話を聞きたい」と大谷は語る。メジャーの舞台でも二刀流を継続したいという想いを持ちつつも、メジャー各球団が何をベストと考えるかについて幅広く話を聞くつもりでいる。

     おそらく現在の日本球界で最大のスター選手である大谷は、さらなる向上を目指している。自身のスキルを磨き、さらに成長していくためにメジャーリーグがベストの舞台だと感じているのだ。「僕にはまだまだ足りないものがたくさんある。自分が成長できる環境に身を置きたい」というのが大谷の希望だ。果てしない向上心を持つ大谷のハートを射止めるのはいったいどのチームなのか。今オフのメイン・トピックの一つである「大谷争奪戦」がいよいよ本格的に幕を開けようとしている。


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  • 2017年シーズン 「最高の球種」はどれだ!?

    2017.11.13 11:12 Monday

     メジャーリーグの2017年レギュラーシーズンでは計72万4625球が投じられた。アロルディス・チャップマン(ヤンキース)の時速104マイルの速球からフェルナンド・アバッド(レッドソックス)の時速50マイル台のチェンジアップまで、その球速は様々だ。MLB公式サイトでは球種ごとに「今季最高の使い手」を選出し、紹介している。

     Statcastを使って集計されたデータを基に、フォーシーム、ツーシーム(シンカーを含む)、カーブ(ナックルカーブを含む)、スライダー、チェンジアップの5球種について分析。球種ごとに「今季最高の使い手」が選出され、紹介されている。

     フォーシーム部門で選出されたのはチャド・グリーン(ヤンキース)。メジャー2年目の今季は40試合に登板して5勝0敗、防御率1.83という見事な成績を残した。フォーシームは最速99.4マイル、平均95.8マイルと球速自体も一流だが、何よりすごいのが毎分2484回転という平均スピンレートである。これはメジャーでもトップクラスの数字であり、打者からするとまさに浮き上がってくるような感覚。フォーシームは被打率.109、空振り率39.8%と驚異的な数字をマークしており、今季の奪三振率13.43という好成績も納得だ。次点にはクレイグ・キンブレル(レッドソックス)、クリス・セール(レッドソックス)、アンソニー・スウォーザック(ブリュワーズ)、ジャスティン・バーランダー(アストロズ)が選出されている。

     ツーシーム部門ではダラス・カイケル(アストロズ)が選出。低めへ制球されるツーシームで凡打の山を築き、ツーシームでのゴロ率は80.2%という驚異的な水準に達している。次点としてリチャード・ブライアー(オリオールズ)、J.A.ハップ(ブルージェイズ)、ジョー・ケリー(レッドソックス)、ブラッド・ピーコック(アストロズ)が挙げられている。

     カーブ部門ではコリー・クルーバー(インディアンス)が選出。今季までインディアンスで投手コーチを務めたミッキー・キャラウェイ(現メッツ監督)はこのボールをスライダーと呼んでいたが、クルーバー自身はカーブと呼んでいる。平均84.4マイルを誇るクルーバーのカーブは「球界最高のボール」との呼び声もあり、今季の被打率はわずか.104。MLB公式サイトのマット・ケリーは「球界最高のボールであるということに反論するのは困難だ」と最高級の賛辞を送っている。次点にはザック・ゴッドリー(ダイヤモンドバックス)、ランス・マカラーズJr.(アストロズ)、チャーリー・モートン(アストロズ)、デービッド・ロバートソン(ヤンキース)の4人が挙げられているものの、クルーバーが頭一つ抜けていると言っても過言ではないだろう。

     スライダー部門ではマックス・シャーザー(ナショナルズ)が選出。シャーザーは昨季からスライダーの使用頻度を上げているが、今季もそのアプローチを継続し、被打率.138、空振り率52.6%という素晴らしい数字をマークした。ストライクゾーン内に限定しても被打率はわずか.156に過ぎず、空振り率は40%近い水準。イチロー(マーリンズ)が体勢を崩しながら空振りしたシーンも印象的だ。次点にはカルロス・カラスコ(インディアンス)、ブラッド・ハンド(パドレス)、アンドリュー・ミラー(インディアンス)の3人が挙げられている。

     チェンジアップ部門ではスティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)が選出。地区シリーズの2試合で、カブス打線はストラスバーグのチェンジアップに対して15打数0安打12三振と文字通り完璧に封じ込まれた。90マイル前後の球速が出るストラスバーグのチェンジアップを速球と区別するのは至難の業。カブスの主砲アンソニー・リゾーは「彼は浮き上がる速球と沈むチェンジアップを投げるんだ。どうやって打てばいいかわからないよ」とお手上げ状態だった。次点にはルイス・カスティーヨ(レッズ)、カラスコ、ダニー・サラザー(インディアンス)、シャーザーが選出されている。

  • 大谷のメジャー挑戦表明 今後の日本人選手の道しるべに

    2017.11.12 16:54 Sunday

     オフシーズン中の話題の1つとして選手の移籍情報が挙げられる。毎年のように世界中から選手達がメジャーを目指して入団してくる。今年は日本でも挑戦を表明する選手が数多くいる中、その動向が注目されているのは大谷翔平だ。

     今季の大谷は右足首の故障の影響により不完全燃焼な年となったものの、投手としては5試合に登板して3勝2敗 防御率3.20の成績を残し一方の野手では65試合で打率.332 8本塁打 31打点だった。シーズン中はメジャー各球団のスカウトが視察に訪れるほど彼の二刀流は常に海を越えて注目の的だった。オフになると北海道日本ハムがポスティングシステムの行使を容認、そして前日11日に大谷自身が正式にメジャー挑戦を表明した。

     挑戦表明会見では「継続してきたものをさらに伸ばしていきたい」と二刀流の継続を明言していた大谷。既に移籍に向けた準備を開始しており代理人は青木宣親や田澤純一を手掛けた「CAAスポーツ」のネズ・バレロ氏に決定している。アメリカ現地ではダイヤモンドバックスをはじめ、ヤンキースなど複数球団が獲得に興味、または名乗りをあげており争奪戦必至の状態だ。

     FOXスポーツの敏腕記者のジョン・モロシ氏は「大谷の移籍は今後、日本人選手がメジャーを目指す道しるべになるだろう」と話している。先日、MLBとNPBがこれまで続けてきたポスティングシステムの改定交渉が大筋合意に達したばかり。今オフはこれまでの譲渡金の最大2000万ドルのルールは継続し、来季オフから施行される予定だという。大谷の移籍によって今後の手続きがスムーズに行われる見通しとなった。

     昨年締結された「新労使協定」では25歳以下の国際FA選手の契約金は上限475万ドルに設定されており前所属球団でどれだけ好成績を残していてもマイナー契約からスタートすることになる。それでも23歳の大谷は以前「お金ではない」と自身の夢の実現を優先する気持ちを表明している。

     アメリカに渡ってからも二刀流は継続できるのか。指名打者制が使えるア・リーグ、もしくは投手として出場しながら打席に立つナ・リーグか、来季はどこのチームのユニフォームに袖を通しているのか多くのファンがその結果を心待ちにしている。

  • 今季の最優秀守備選手にバクストンが選出

    2017.11.11 18:16 Saturday

     オフシーズンとなり選手の移籍情報に注目が集まる中で今季活躍した選手の表彰も同時に行われている。前日のシルバースラッガー賞に続き、最優秀守備選手が発表されツインズのバイロン・バクストンが選ばれた。

     メジャー3年目を迎えたバクストンは中堅のレギュラーに定着するとキャリアハイの140試合に出場、打率.253 16本塁打 51打点の成績を残した。2012年にドラフト1巡目(全体2番目)で入団したバクストンは2014年から2年連続で「MLB.com」の有望株ランキング1位に選出された逸材で飛躍が期待されていた選手だった。彼の魅力は俊足と高い守備力であり、走塁面は今季、2015年以来球界最速となる13秒85でベースを一周しランニング本塁打を記録したこともある。

     そしてもう1つの武器である守備面が評価され今回、球界一の守備力と認定された。この賞は2012年に制定され、自らの守備でどれほどの失点を防いだかを評価する守備防御点(DRS)をはじめ、どれだけ難しい守備や送球をしたかの回数などで選手が決定される。今季のパクストンは137試合で中堅を守り、1143イニングを守って失策はわずかに5のみでその守備率は.988と高数値を残した。

     これまで有望選手と期待されながらなかなか殻を破ることができなかったバクストン。今季は打撃や走塁、守備とすべての面で成績が向上し、チームの中心選手に成長した。打撃面では8月の最終週で週間MVPとなり走塁面ではランニング本塁打や6本の三塁打、守備面では中堅部門でゴールドグラブ賞にも選出された。今季は本人にとってよいシーズンとなったが、真価が問われるのは来季以降だ。名実ともにチームの顔になれるかどうかは今後の活躍にかかっている。


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  • 36歳ウェインライト 念願のシルバースラッガー初受賞

    2017.11.10 17:15 Friday

     オールスター・ゲーム選出(3度)、ゴールドグラブ賞(2度)、最多勝(2度)など数々の栄光を手にし、ワールドシリーズ制覇も経験。サイ・ヤング賞の投票でも2位に2度、3位に2度ランクインするなど華々しいキャリアを送ってきたアダム・ウェインライト(カージナルス)だが、欲しながらも手に入れることができていないタイトルが一つだけあった。しかし、36歳のベテラン右腕はメジャー12年目にしてようやくそのタイトル、シルバースラッガー賞を手に入れた。

     今季のウェインライトは50打席で打率.262(42打数11安打)、2本塁打、11打点、OPS.731をマークし、自身初のシルバースラッガー賞に選出された。シルバースラッガー賞は1980年に設立されたが、カージナルスの投手が受賞したのはボブ・フォーシュ(1980年、1987年)とジェイソン・マーキー(2005年)に次いで3人目(4度目)となる。

     本業のピッチングでは防御率5.11という不本意な成績に終わったウェインライトだが、バッティングでは18打点を叩き出した昨季に続いて好成績をマーク。50打席以上の投手の中で打率.262、長打率.452、OPS.731はいずれもメジャートップであり、2本塁打と11打点は全投手中最多タイの数字だった。得点圏では打率.462(13打数6安打)の猛打を発揮。2本塁打はいずれも得点圏で放ったものだった。

     4月21日のブリュワーズ戦では3回表に特大の逆転ツーランを放ち、4回表の2点タイムリーと合わせて4打点の大暴れ。5イニングを2失点に抑えて今季初勝利をマークした。6月1日のドジャース戦では2回裏に先制ツーランを放ち、6イニングを無失点に抑える好投。チームはそのまま2対0で勝利した。なお、今季の2本塁打を加えて通算10本塁打となったが、これは現役投手ではヨバニ・ガヤード(通算12本)とマディソン・バムガーナー(通算17本)に次ぐ3人目の快挙(その後トラビス・ウッドが2本塁打を追加して通算11本としている)。本業のピッチングは衰えを隠せなくなりつつあるウェインライトだが、バッティングではむしろ輝きを増している。

     来季がカージナルスとの契約最終年。バッティングで好成績を残すのに越したことはないが、やはり本業のピッチングで輝く姿を見せてもらいたい。


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  • アーロン・ブーンがヤンキースの新監督候補に浮上

    2017.11.10 16:23 Friday

     10シーズンにわたって監督を務めたジョー・ジラルディが解任され、ヤンキースの新監督探しは今オフの最大の関心事の一つとなっている。日本時間11月9日に現ベンチコーチのロブ・トムソンが面接を受けるなど、すでに新監督探しは始まっており、日本時間11月10日には新監督候補として新たにアーロン・ブーンの名前が浮上した。

     ESPNのバスター・オルニーによると、トムソン、デービッド・コーン、ジョン・フラハティといったすでに報じられている候補者たちに加え、ブーンが新監督候補に浮上したようだ。MLB.comのマーク・フェインサンドもこの事実を認めている。

     44歳のブーンは現在、ESPNの「サンデー・ナイト・ベースボール」で解説者を務めている。メジャーでは1997年から2009年にかけて通算12シーズン(全休した2004年を除く)にわたってプレイし、通算1152試合に出場して打率.263、126本塁打、555打点、107盗塁、OPS.751を記録。2003年7月末にトレードでレッズからヤンキースに加入し、同年のリーグ優勝決定シリーズ第7戦では延長11回裏にティム・ウェイクフィールドからサヨナラ本塁打を放ってチームをワールドシリーズへ導いた。しかし、翌2004年2月にバスケットボールで遊んでいた最中に左膝の靱帯を断裂。バスケットボールは契約で禁止されていたため、同年3月に解雇された。球団史に残る劇的なホームランを放った一方で、契約違反となるバスケットボールでの大怪我で解雇。これがヤンキース時代のブーンである。

     また、ブーンはメジャー屈指の野球一家の一員として知られており、祖父・レイ、父・ボブ、兄・ブレットはいずれも元メジャーリーガーである。兄のブレットは2001年から2005年途中までイチローとともにマリナーズでプレイしていたため、日本のメジャーリーグ・ファンの中にも覚えている人は多いはずだ。

     指導者経験はないものの、44歳と比較的若く、若手主体のチームとなりつつあるヤンキースを率いるのに適した人物であることは間違いない。伝説の一発を放った男が名門球団を率いる可能性も十分にありそうだ。


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  • アストロズ 今オフはブルペンのグレードアップに照準

    2017.11.10 15:05 Friday

     優勝パレードを終え、2017年シーズンの王者・アストロズもオフシーズンを迎えている。主力選手のほとんどは来季以降も契約が残っており、大物選手の補強に動く可能性は限りなく低い。チームの弱点を補うような動きが中心となりそうだ。

     アストロズからフリーエージェントとなったのは指名打者のカルロス・ベルトラン、外野手のキャメロン・メイビン、救援左腕のフランシスコ・リリアーノ、救援右腕のルーク・グレガーソンとタイラー・クリッパードの5選手。クリッパード以外の4選手はポストシーズンのロースターに名を連ねていたが、チームに大打撃を与えるような流出はない。

     ポストシーズンでも露呈したように、アストロズの最大の弱点はブルペンである。ポストシーズンではジャスティン・バーランダー、ランス・マカラーズJr.、チャーリー・モートンといった先発投手をリリーフで起用することによってブルペン崩壊を乗り切ったが、この起用法をシーズンを通して続けるわけにはいかない。特にリリアーノの退団により救援左腕がトニー・シップのみという状況に陥っており、セットアッパーを任せられるような救援左腕を獲得しておきたいところだろう。そこで獲得候補となるのがマイク・マイナー、ブーン・ローガン、トニー・ワトソンといった投手たち。特にマイナーはクローザーを担える能力があることを今季証明しており、クローザーのケン・ジャイルズに対する保険も兼ねてぜひとも獲得したい投手だ。また、先発投手がやや人員過剰となっており、先発投手とのトレードで救援投手の補強に動くことも考えられる。

     もう一つ、補強に動く可能性があるのがレフトだ。今季は最終的にマーウィン・ゴンザレスがレギュラーに定着したものの、本来は内外野兼用のユーティリティとしてフレキシブルに起用したい選手。デレク・フィッシャーをレギュラーに抜擢するのも一つの方法だが、ジャロッド・ダイソンやハウィー・ケンドリックといった準レギュラー級の実力を誇るベテラン外野手を加えておいて損はないだろう。

     ワールドシリーズを連覇したチームは1998~2000年のヤンキース以降現れておらず、アストロズは来季18年ぶりの快挙に挑むことになる。ジェフ・ルーノウGMはどのような補強プランを立てているのか。敏腕GMの今オフの動きに注目したい。


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  • ロイヤルズ ホズマーの後釜はモリソン?

    2017.11.10 14:33 Friday

     ロイヤルズはエリック・ホズマー、マイク・ムスターカス、ロレンゾ・ケインの3選手にクオリファイング・オファーを提示しているが、最終的には3選手ともロイヤルズに残留しないだろうとの見方が強まっている。そんななか、ホズマーの穴を埋める一塁手として名前が挙がっているのがレイズからフリーエージェントとなったローガン・モリソンだ。

     フリーエージェントとなった選手は契約先を決める際、年俸やワールドシリーズ制覇の可能性といった条件のほかに地元の球団であるかを考慮することがある。故郷の球団でプレイすることを希望する選手は決して少なくないのだ。モリソンはミズーリ州カンザスシティ出身。ロイヤルズにとってはまさに「ご当地選手」なのである。

     日本時間11月10日、MLBネットワーク・ラジオに出演したモリソンはロイヤルズへの憧れを口にした。「(ロイヤルズの一員としてプレイすることは)夢が叶うってことだよ。子供のとき、父親がよくカウフマン・スタジアムへ連れて行ってくれたんだ。野球を初めて見たのはカウフマン・スタジアムだったよ。毎日ロイヤルズのユニフォームを着られるのは僕にとってとても大きなことだね」

     カンザスシティで生まれたモリソンは、父・トーマスが米軍に従事していたこともあり、幼少時代はアメリカ中を転々としていた。しかし、モリソンは毎年夏になるとカンザスシティへ帰っていたし、トーマスは息子にジョージ・ブレットの偉大さを語っていた。トーマスは7年前に肺がんで亡くなってしまったが、いつしかブレットはモリソンにとって憧れの存在となっていた。

     モリソンは「ロイヤルズでプレイしたい」という願望を隠そうとしない一方で、「何が起こるかを見守るだけだよ」とあくまでも冷静にフリーエージェント市場の動きを見つめている。ホズマーにはレッドソックスなどが興味を示しており、マネーゲームになればロイヤルズに勝ち目はない。今季38本塁打、85打点、OPS.868など各部門でキャリアハイの成績を残したモリソンがホズマーの穴埋め候補として浮上するのはそれほど不思議なことではないだろう。早ければ今オフにもモリソンの夢が叶うかもしれない。


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