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  • パドレスがホズマー獲得を検討 マイヤーズは外野転向に前向き

    2017.12.7 17:47 Thursday

     パドレスが今オフのフリーエージェント市場における最高の一塁手であるエリック・ホズマーを獲得する可能性はあるのだろうか。少なくともパドレス自身は可能性があると考えているようだ。正一塁手のウィル・マイヤーズも外野への再転向に前向きな姿勢を示している。

     今季のホズマーは打率.318、25本塁打、94打点、OPS.882というキャリアハイのシーズンを過ごし、シルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞をダブル受賞。シルバースラッガー賞は自身初、ゴールドグラブ賞は2年ぶり4度目の受賞だった。攻守に確かな実力を誇るホズマーは総額2億ドル規模の契約を希望しているとの報道があるものの、現時点では契約交渉についての具体的な情報は出てきていない。しかし、少なくともパドレスはホズマー獲得に意欲を見せているようだ。

     パドレスの正一塁手は今季30本塁打、20盗塁を記録したマイヤーズ。28歳のホズマーに対してマイヤーズは26歳と若く、球団史上最高額となる総額8300万ドルで契約を延長するなど、フランチャイズ・プレイヤーになることを期待されている。しかし、パドレスはこの「球団の顔」にポジション変更を強いてまでホズマー獲得に動く可能性がある。マイヤーズはプロ入り後に捕手から外野、外野から一塁へとコンバートされた経験があり、ホズマー獲得によるポジション変更にも前向きに応じるつもりのようだ。

     マイヤーズには直近2シーズンで48盗塁を決めている平均以上のスピードがあり、外野(おそらくライト)への再コンバートも問題はないだろう。しかし、マイヤーズに与えた8300万ドルが球団史上最高額であるパドレスが、ホズマーの希望する規模の契約を用意できるかは甚だ疑問である。また、確かにホズマーは優秀な選手ではあるものの、30本塁打以上のシーズンは一度もなく、打率3割は2度、100打点以上は1度だけ。OPS.900以上を一度も記録したことのない一塁手に2億ドル規模の契約を与えることにも不安が残る。果たして、A.J.プレラーGMはどのような判断を下すのだろうか。


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  • Dバックスが救援左腕・マクファーランドと再契約

    2017.12.7 16:27 Thursday

     日本時間12月7日、ダイヤモンドバックスは先日ノンテンダーFAとしたばかりの救援左腕、T.J.マクファーランドと1年85万ドルで再契約を結んだことを発表した。AZcentral.comによると基本給85万ドルに加え、最大35万ドルの出来高が設定されているようだ。

     マクファーランドは今年2月にオリオールズを解雇され、翌月にダイヤモンドバックスと契約。4月下旬にメジャー昇格を果たし、3年ぶりの先発登板1試合を含む43試合に登板して4勝5敗、防御率5.33をマークした。オリオールズ時代の2014年には37試合(うち1先発)に登板して防御率2.76をマークしたマクファーランドだが、その後は満足のいくシーズンを過ごすことができていない。

     年俸調停権を取得し、MLBTradeRumors.comによる予想では来季年俸は100万ドルとなっていたが、ダイヤモンドバックスはマクファーランドに対して来季の契約をテンダー(=提示)しなかった。そのため、マクファーランドはノンテンダーFAとなったが、ノンテンダーFAとなってから5日後に当初の予想年俸を下回る金額で再契約に至った。

     今オフのダイヤモンドバックスはクローザーのフェルナンド・ロドニーのほか、ホルヘ・デラローサ、デービッド・ヘルナンデスらがフリーエージェントとなり、ブルペンの再編が急務となっている。すでにレイズとのトレードを成立させ、一昨年のセーブ王であるブラッド・ボックスバーガーを獲得したが、今季セットアッパーとして飛躍を遂げたアーチー・ブラッドリーが先発再転向を希望しているとの報道もあり、ブルペンの頭数はまだ十分ではない。ダイヤモンドバックスはロドニーとの再契約を視野に入れているとも言われているが、ロングリリーフもこなせる左腕であるマクファーランドはキープしておきたい人材だったのだろう。計算できるリリーフ左腕がアンドリュー・チェイフィンしかいないというチーム事情もあり、来季もマクファーランドにはある程度の登板機会が与えられることになりそうだ。


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  • マリナーズ・ディポートGM「岩隈にはずっとウチにいてほしい」

    2017.12.7 15:39 Thursday

     マイナー契約でマリナーズに残留することになった岩隈久志。右肩の手術を受けた影響により、来季の戦列復帰は早くても5月後半と見られているが、ジェリー・ディポートGMからの厚い信頼は変わっていない。ディポートは「常に我々のファミリーの一員でいてほしい」と最大級の賛辞を送っている。

     ディポートによると、岩隈はスプリング・トレーニング終盤までマウンドからの投球ができない見込みだが、スプリング・トレーニングには通常通りに参加する予定である。「すべてが順調にいけば、5月の中旬から下旬ごろには戦列に復帰できるんじゃないかな。今のところリハビリは順調に進んでいるし、メディカル・チームからも非常にポジティブな報告をもらっているよ。朗報だね」とディポートは語る。

     さらにディポートは岩隈が現役を退いたあともマリナーズで何らかの役割を担う可能性を示唆している。「クマ(=岩隈の愛称)はとても熱心に仕事に取り組む男だ。素晴らしい男だよ。我々の目標は彼にいつまでもチームにいてもらうことだね。選手でなくなったとしても彼の価値は変わらない。彼にはまだやるべきことがあるし、きっとそれらをやってくれるだろう。そして、彼には常に我々のファミリーの一員でいてほしいんだ」

     ディポートは「彼はほとんどの投手が持たないような投球の感覚を持っている。言語の壁はあるかもしれないけど、それを伝えていってほしいんだ。我々の組織にとって大きなメリットになるだろうからね」と語り、岩隈の将来的なコーチ就任の可能性を示唆。来季の戦力としてはもちろんのこと、球団の今後を支える人材として高く評価している様子をうかがわせた。

     今季はわずか6試合のみの登板に終わった岩隈だが、2012年から2016年までの5シーズンでは63勝37敗2セーブ、防御率3.39の好成績をマークし、マリナーズの先発ローテーションを支えてきた。2001年以来となるポストシーズン進出を目指すマリナーズには、まだまだ岩隈の力が必要だ。


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  • 大谷獲得に向けて マリナーズ&エンゼルスが資金を増額

    2017.12.7 14:34 Thursday

     大谷翔平(北海道日本ハム)の獲得を目指すマリナーズとエンゼルスは、それぞれ今年のドラフトで指名した若手有望株をツインズへ放出し、インターナショナル・ボーナスプール100万ドルを手に入れた。これによりインターナショナル・ボーナスプールの残高はマリナーズが255万7500ドル、エンゼルスが231万5000ドルとなっている。

     全30球団のなかで3番目に多いインターナショナル・ボーナスプール残高(324万5000ドル)を有していたツインズは大谷争奪戦からの脱落後、インターナショナル・ボーナスプールと引き換えに若手有望株を手に入れることを選択した。マリナーズからは捕手のデービッド・バニュエロス、エンゼルスからは外野手のジェイコブ・ピアソンを獲得。いずれも今年のドラフトで指名を受けた選手である。

     324万5000ドルのインターナショナル・ボーナスプールがあれば、有望な海外フリーエージェント選手を数名獲得することができる。しかし、ツインズは16歳の「ダイヤの原石」よりも、メジャーに近く、より確実に戦力として計算できる選手を獲得することを選択した。MLB公式サイトの球団別プロスペクト・ランキングにおいてバニュエロスはマリナーズの10位、ピアソンはエンゼルスの5位にランクインしていた有望株だ。

     ここで注意しなければならないのは、インターナショナル・ボーナスプールというのは「資金を使う権利」であり、「資金そのもの」を指すわけではないということだ。今回のトレードによりツインズの資金が200万ドル減るわけではないし、マリナーズとエンゼルスの資金が100万ドルずつ増えるわけでもない。あくまでも海外フリーエージェント選手に使える資金の枠がツインズは200万ドル減り、マリナーズとエンゼルスは100万ドル増えたというだけである。単純な金銭トレードでないことを理解しておかねばならない。

     大谷が契約金の多寡に重きを置いていないことは周知の事実であり、マリナーズとエンゼルスの今回の動きは「最後の誠意」を示すための動きである可能性が高い。それでも、この両球団が今年のドラフトで指名したばかりの有望株を大谷資金のために放出したことは事実である。両球団の大谷獲得への本気度がうかがえる動きとなった。


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      12月7日 大谷が7球団との面会を完了 本命はパドレス&マリナーズか

      12月6日 パドレス以外の6球団が大谷と面会を済ませる

      12月5日 大谷争奪戦から脱落のヤンキース サバシアと再契約の可能性

      12月5日 ヤンキースがブーンの監督就任を正式に発表

      11月30日 やる気十分のベルトランがヤンキース新監督本命に浮上か

      11月29日 ヤンキースの新監督候補にベルトランが浮上

      11月22日 ジャッジが左肩手術 春季キャンプには間に合う見込み

      11月21日 ヤンキースがマーリンズとトレード 「大谷資金」の増額に成功

      11月17日 ヤンキースがプロファー獲得に興味?

      11月17日 スタインブレナー共同オーナーはさらなる有望株の台頭に期待

      11月15日 有望株・トーレス 正三塁手として開幕ロースター入りの可能性も

      11月14日 日本でプレイ経験のあるミューレンがヤンキースの新監督候補に

      11月10日 アーロン・ブーンがヤンキースの新監督候補に浮上


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  • メジャー挑戦の大谷 「Cut4」が人生目標を特集

    2017.12.7 13:30 Thursday

     日本時間12月7日、MLB公式サイトの「Cut4」ではポスティング制度でのメジャー挑戦を決断し、メジャー球団との契約を行っている大谷翔平が高校時代に書いた人生設計シートを特集。その内容を英訳したものを公開した。メジャー球団への入団から現役引退までのプロセスが細かく記された人生設計シートは、アメリカでも注目を集めているようだ。

     大谷の人生設計シートにおける18歳から42歳までの目標は以下のようになっている。

     

    18歳:メジャー入団
    19歳:AAA級昇格・英語マスター
    20歳:メジャー昇格・15億円
    21歳:ローテーション入り・16勝
    22歳:サイ・ヤング賞
    23歳:WBC日本代表
    24歳:ノーヒットノーラン・25勝達成
    25歳:世界最速175km/h
    26歳:ワールドシリーズ優勝・結婚
    27歳:WBC日本代表・MVP
    28歳:男の子誕生
    29歳:2度目のノーヒットノーラン達成
    30歳:日本人最多勝
    31歳:女の子誕生
    32歳:2度目のワールドシリーズ優勝
    33歳:次男誕生
    34歳:3度目のワールドシリーズ優勝
    35歳:WBC日本代表
    36歳:奪三振数記録達成
    37歳:長男が野球を始める
    38歳:結果が出ず引退を考え始める
    39歳:来年での引退を決意
    40歳:引退試合・ノーヒットノーラン
    41歳:日本に帰ってくる
    42歳:日本にアメリカのシステムを導入

     

     日本プロ野球を経由してメジャーへ挑戦する道を選択したため、18歳でのメジャー入団は叶わなかったが、24歳以降の目標については達成するチャンスが残っている。今後、大谷はメジャーリーガーとしてどのような人生を歩んでいくのだろうか。

  • 大谷が7球団との面会を完了 本命はパドレス&マリナーズか

    2017.12.7 12:35 Thursday

     日本時間12月7日、大谷翔平(北海道日本ハム)はパドレスとの面会を終え、これで「一次審査」を突破した7球団すべてとの面会が終了した。今後の予定は明らかになっていないが、現地の報道によると「二次審査」の内容を吟味したうえで、すぐに決断を下す可能性もあるようだ。

     「一次審査」を突破して大谷との面会を終えたのはエンゼルス、マリナーズ、レンジャーズ、カブス、ドジャース、パドレス、ジャイアンツの7球団。レンジャーズとカブス以外は西海岸に本拠地を置く球団であり、大谷が西海岸の球団との契約を希望している様子がうかがえる。また、この7球団のうち、カブス、ドジャース、パドレス、ジャイアンツのナ・リーグ4球団は過去2年間にインターナショナル・ボーナスプールの上限を超えているため、大谷に対して最大で30万ドルの契約金しか提示できない。エンゼルス、マリナーズ、レンジャーズのア・リーグ3球団はいずれも230万ドルを超える契約金を提示可能だが、大谷が契約金の多寡を重視していないことはこれまでのプロセスからも明らかだ。

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンは大谷獲得のフロントランナーとしてパドレスを挙げている。球団フロントに野茂英雄、斎藤隆が在籍していることや、北海道日本ハムでトレーニングコーチを務めていた中垣征一郎がトレーナーとして在籍していること、2008年から今季までの10年間、北海道日本ハムとパドレスが業務提携を結び、北海道日本ハムがアリゾナ州のパドレスの施設で春季キャンプを行っていたことなどがその理由。現在パドレスに日本人選手が在籍していないことも大谷獲得を後押しするだろう、とヘイマンは指摘する。

     同じくMLBネットワークのジョエル・シャーマンはパドレスを6番手に位置づける一方、マリナーズをフロントランナーに挙げる。マリナーズには日本人選手が活躍してきた歴史があり、ジェリー・ディポートGMは指名打者の打点王、ネルソン・クルーズを守備に就かせてまで大谷に指名打者としての出場機会を用意する方針を明らかにしている。また、2001年を最後にポストシーズン進出を果たせていないマリナーズが「ポストシーズン進出への最後の切り札」として大谷を迎え入れるであろうことを指摘している。

     佳境を迎えつつある大谷争奪戦。世界トップクラスの才能を手に入れ、最後に笑うのはいったいどの球団だろうか。


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  • ブルージェイズが救援左腕・ロスJr.の獲得に関心

    2017.12.7 12:05 Thursday

     WEEI.comのロブ・ブラッドフォードによると、ブルージェイズがレッドソックスからフリーエージェントとなった救援左腕、ロビー・ロスJr.の獲得に興味を示しているようだ。今季は左肘の炎症による故障者リスト入りがあり、わずか8試合の登板に終わったが、昨季まで2年連続50試合以上&防御率3点台の実績がある。

     ロスJr.は2012年にレンジャーズでメジャーデビューを果たすと、58試合に登板して6勝0敗、防御率2.22の好成績をマーク。翌2013年も65試合で15ホールド、防御率3.03と好投したが、2014年は12先発を含む27試合で防御率6.20に終わり、そのオフにアンソニー・ラナウドとのトレードでレッドソックスへ放出された。レッドソックス加入後はブルペンの一員として堅実な仕事ぶりを見せ、2015年は54試合で防御率3.86、2016年は54試合で防御率3.25をマーク。しかし、今季はインフルエンザで出遅れると、左肘の炎症による故障者リスト入りの影響もあり、8試合で防御率7.00、被打率.324という自己ワーストの成績に終わった。

     ブラッドフォードはブルージェイズの野球部門副社長を務めているベン・チェリントンとロスJr.のつながりを指摘。チェリントンは2011年オフから2015年8月までレッドソックスのGMを務め、レンジャーズからロスJr.を獲得した人物である。レンジャーズで不本意なシーズンを過ごしたロスJr.を獲得してブルペンの一員として復活させたように、チェリントンがもう一度ロスJr.の再生を試みても決して不思議ではない。

     ブルージェイズはブルペンに計算できる左腕がアーロン・ループしかおらず、リリーフ左腕の補強は必須となっている。レンジャーズ、レッドソックスでリリーバーとして安定したパフォーマンスを見せながら、自己ワーストのシーズンを過ごしたタイミングでフリーエージェントとなったロスJr.は「お買い得」な物件となる可能性もあり、悪くないターゲットと言えるだろう。


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  • 通算569本塁打のパルメイロが現役復帰を検討か

    2017.12.7 11:24 Thursday

     MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、通算569本塁打の実績を誇るラファエル・パルメイロが現役復帰の可能性を模索しているようだ。しかし、パルメイロは現在53歳。ステロイド使用の陽性反応が出て出場停止処分を受けた過去もあり、現役復帰への道は極めて険しいものになることが予想される。

     ローゼンタールは、2005年を最後にメジャーでプレイしておらず、現在53歳のパルメイロが現役復帰を真剣に検討していることを報じた。50歳を超えてからメジャーの舞台でプレイした選手はほとんどおらず、1976年に50歳で3試合、1980年に54歳で2試合に出場したミニー・ミノソの例があるくらい。フリオ・フランコも49歳となった2007年までプレイを続けたが、打率.222、OPS.610というキャリアワーストの成績に終わり、メジャーの舞台から姿を消した。

     1995年から9年連続で38本塁打以上を放ち、史上4人目の「3000安打&500本塁打」を達成するなど、メジャー史上でも有数の実績を誇るパルメイロだが、現役復帰に向けて越えなければならないハードルは年齢だけではない。2005年、元メジャーリーガーのホゼ・カンセコの著書の中でステロイド使用者として名指しされたパルメイロは、米議会特別委員会での証言でステロイド使用を明確に否定。しかし、同年8月にアナボリックステロイド使用の陽性反応が出て10試合の出場停止処分を科されたのだ。出場停止処分からの復帰後はファンからのブーイングを浴びることになり、結局この年がメジャーでプレイした最後の年となっている。ステロイド使用疑惑も現役復帰に向けてのハードルとなることは間違いないだろう。

     2015年には独立リーグで1試合だけプレイし、4打数2安打1四球という成績を残したパルメイロだが、高齢とステロイド使用疑惑に加え、一塁しか守れない選手であることを考えると、現役復帰は現実的でないと言わざるを得ない。パルメイロに現役復帰のチャンスを与える球団は現れるのだろうか。

  • スタントン争奪戦はウィンター・ミーティング前に決着か

    2017.12.7 10:52 Thursday

     大谷翔平(北海道日本ハム)とともに今オフの話題の中心にいるジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)。現地の報道によると、スタントン争奪戦は今週末、あるいは日本時間12月12日のウィンター・ミーティング開始までには決着する可能性があるようだ。

     ジャイアンツとカージナルスが積極的な姿勢を見せ、ドジャースも獲得候補として残っているという状況のスタントン争奪戦。スタントン自身が公言したわけではないが、スタントンの第一希望はドジャースであると見られている。しかし、ここまでの状況を見る限り、ジャイアンツがスタントン獲得の最有力候補であることは間違いない。マーリンズとドジャースの間では本格的なトレード交渉は行われていないのだ。

     ジャイアンツのボビー・エバンスGMはスタントンに最高級の評価を与えている。「我々は彼にとても魅力を感じているよ。彼は勝つことに貪欲だし、野球というスポーツに情熱を持って取り組んでいる。彼にはたくさんの質問をされたけど、話し合いは上手くいったと思うよ。いずれにしても、彼にとっては大きな決断になる。最終的な決断を下すまでには時間が掛かるだろうね」

     今季のスタントンはメジャーでは2001年のバリー・ボンズとサミー・ソーサ以来となるシーズン60本塁打に挑戦し、最終的に両リーグ最多の59本塁打を放って球界を熱狂させた。132打点も両リーグ最多の数字であり、二冠王に輝いてナ・リーグMVPを初受賞。マーリンズの新たな経営責任者となったデレク・ジーターもスタントンを高く評価している。「(スタントンのトレード話への関心が高いのは)理解できる。彼は間違いなく球界でベストの選手だし、MVPを獲ったんだからね。私がこの20年強で見てきた選手のなかでも、最も素晴らしいシーズンを送った選手の一人じゃないかな」

     しかし、年俸総額の削減を目指すマーリンズにスタントンを保有し続ける余裕はない。大谷とスタントンの動向が、今オフの各球団の動きを遅らせてしまっているという事情もあり、早ければ今週末にもスタントン争奪戦が決着する可能性が出てきた。本命・ジャイアンツがこのまま逃げ切るのか。対抗・カージナルスが待望の大砲を手に入れるのか。あるいはドジャースが大逆転で争奪戦を制するのか。あと数日、目の離せない状況が続きそうだ。


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  • ロッキーズ・ブリディッチGMが今オフのプランについて語る

    2017.12.6 18:37 Wednesday

     2009年以来8年ぶりとなるポストシーズン進出を果たした今季のロッキーズ。来季も引き続きポストシーズン進出を目指す方針だが、ジェフ・ブリディッチGMはどのようにチームを強化していくつもりなのか。ブリディッチが今オフの補強プランを明らかにしている。

     今季のロッキーズの躍進を投手陣の期待以上の頑張りが後押ししていたことは疑いようのない事実である。先発陣では新人投手たちの健闘が目立ち、ブルペン陣ではセーブ王に輝いたグレッグ・ホランドを中心に、途中加入のパット・ニーシェック、左腕のジェイク・マギーらが活躍。シーズン途中で加入した好捕手、ジョナサン・ルクロイの働きも大きかった。しかし、ここで名前を挙げたホランド、ニーシェック、マギー、ルクロイの4人はいずれもシーズン終了後にフリーエージェントとなっている。ブリディッチは「今オフは投手と捕手の補強を最優先に考えているよ」と、これらの選手の穴埋めが最優先事項であることを明言している。

     ホランドがフリーエージェントとなったクローザーについては、ホランドとの再契約を目指しつつ、ウェイド・デービスやブランドン・キンツラーも獲得候補に挙がっている。また、トレードでジャスティン・ウィルソン(カブス)、ザック・ブリットン(オリオールズ)、アレックス・コロメイ(レイズ)といったリリーバーの獲得に動く可能性もありそうだ。

     正捕手として活躍したルクロイとの再契約は間違いなく今オフのロッキーズにとって最優先事項である。ブリディッチはトレード市場やフリーエージェント市場における他の選択肢を模索しつつも、「(ルクロイと)交渉中だよ」とルクロイとの再契約に動いていることを明言した。

     一方、カルロス・ゴンザレスとマーク・レイノルズがフリーエージェントとなり、ポストシーズン進出を果たした今季のチームから正右翼手と正一塁手が抜ける形となったが、球団内に穴を埋め得る選手がいるため、こちらの穴埋めは後回しになっている。一塁にはイアン・デズモンドがおり、右翼にもヘラルド・パーラ、ライメル・タピア、デービッド・ダールとレギュラー候補が目白押し。ブリディッチはゴンザレスと再契約を結ぶ可能性について「現時点ではゼロだ。今後どこかで可能性が出てくるかもしれないけどね」と話しており、これらのポジションで主力級の選手を獲得する可能性は低いと見ていいだろう。

     ブルペンと捕手。この2つの補強に成功すれば、来季のロッキーズは今季同様、ナ・リーグ西部地区の戦いを盛り上げてくれるに違いない。


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  • カブスが今季29セーブのキンツラーに興味か

    2017.12.6 17:39 Wednesday

     クローザーのウェイド・デービスがフリーエージェントとなり、クローザー経験者のヘクター・ロンドンをノンテンダーFAとしたカブスは試合終盤を任せることのできるリリーバーを必要としている。MLB.comのジョン・ポール・モロシによると、カブスはナショナルズからフリーエージェントとなったブランドン・キンツラーに興味を示しているようだ。

     今年8月に33歳の誕生日を迎えたキンツラーは、今季ツインズで45試合、ナショナルズで27試合に登板し、計72試合で4勝3敗29セーブ、防御率3.03をマーク。ツインズではクローザー、ナショナルズではセットアッパーとして安定したピッチングを続け、登板数は自己最多(2013年の71試合)を更新した。シンカー主体のピッチングを展開するグラウンドボール・ピッチャーであるため奪三振率は極めて低く、相手打者を圧倒するようなピッチングを見せる投手ではないが、直近5シーズンで防御率2点台~3点台前半を4度記録するなど安定感は抜群。安心して試合終盤を任せることのできる投手である。

     モロシは「交渉は進んだ段階ではない」とリポートしており、まだ本格的な交渉は開始されていない模様。カブスはデービスとの再契約に動く可能性も取り沙汰されており、トレード市場とフリーエージェント市場の両面で様々な選択肢を検討しながら最終的な判断を下すことになりそうだ。

     野手陣は若くて才能豊かな選手で溢れており、カブスの今オフの課題は兎にも角にも投手陣の補強。ジェイク・アリエタ、ジョン・ラッキーの退団により先発ローテーションにも穴があり、リリーバーのみならず先発投手の補強も必須となっている。今季地区2位のブリュワーズは再建を終えてポストシーズン進出を狙えるチームを築き上げ、同3位のカージナルスも虎視眈々と復権を狙っており、地区2連覇中のカブスとはいえ、うかうかしていられない状況。セオ・エプスタイン野球部門社長の手腕が試されるオフシーズンとなりそうだ。


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      10月26日 2017年カブス名場面集

  • 元ブレーブスの有望株4人が他球団と契約合意

    2017.12.6 16:30 Wednesday

     国外選手獲得の際の不正が発覚し、ブレーブスは12選手との契約が無効となった。ブレーブス以外の29球団とこれら12選手との契約が日本時間12月6日に解禁され、12選手のなかで最高の有望株と目されるケビン・マイタンを含む4選手が早くも他球団と契約に至っている。

     国外選手を獲得する際にはインターナショナル・ボーナスプールの制限が設けられているが、今回の契約は特例として2017-18年の契約ピリオドと2018-19年の契約ピリオド、どちらのインターナショナル・ボーナスプールから契約金を出すかを選択することができる。また、各選手はブレーブスから受け取った契約金を保証されており、日本時間1月16日までに他球団と契約した場合には追加の契約金を受け取れる。同日以降に他球団と契約した場合は追加の契約金を受け取ることはできず、また、ブレーブスとの再契約を希望する場合は日本時間5月2日まで待たなければならない(当然ながらこの場合も追加の契約金はなし)。

     解禁初日となった今日、エンゼルスがマイタン(遊撃手:契約金220万ドル)、リバン・ソト(遊撃手:同85万ドル)の2選手と契約。ロイヤルズはイェフリ・デル・ロサリオ(右腕:同65万ドル)、フィリーズはエイブラハム・グティエレス(捕手:同55万ドル)と契約合意に至ったようだ。残りの8選手はユニオール・セベリーノ(二塁手)、イェンシー・ペーニャ(遊撃手)、フアン・コントレラス(右腕)、フアン・カルロス・ネグレット(外野手)、ギレルモ・スニガ(右腕)、アントニオ・スクレ(外野手)、ブランドル・メスキータ(外野手)、アンヘル・ロハス(遊撃手)という顔ぶれになっている。

     大谷翔平(北海道日本ハム)争奪戦において一次審査を突破したエンゼルスだが、今回のマイタンとソトに対する契約金は2018-19年のインターナショナル・ボーナスプールから出しており、今オフの大谷資金への影響はない。大谷の動向とともに、残る8選手の動向にも注目だ。


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  • ブレーブスがエース級の獲得に動く可能性は? 番記者が回答

    2017.12.6 15:29 Wednesday

     ファンから寄せられた「ブレーブスの来季の開幕投手は現在のロースター内にいるのだろうか。それともトレードでエース級の投手を獲得する可能性はあるのだろうか」という質問に対し、MLB公式サイトでブレーブスの番記者を務めているマーク・ボウマンが自身の見解を述べている。

     まずボウマンは予想される今オフのブレーブスの動きとして「控え選手の補強と、少なくとも1人のリリーバーを獲得すること」を挙げている。また、有望株のロナルド・アクーナのメジャー昇格が控えていることもあり、「マット・ケンプまたはニック・マーケイキスの放出を試みるかもしれない」としている。しかし、高額かつ高齢の両外野手に対してブレーブスが望む対価を差し出す球団が現れるとは考えにくく、アレックス・アンソポロス新GMが両外野手のトレードを成立させるのは難しいとの見通しを立てている。

     そして、「エース級の投手を獲得することはチームに利益をもたらす」としつつも、ブレーブスが今オフ、エース級の投手の獲得に動く可能性は低いと予想している。ブレーブスは今季、ショーン・ニューカム、ルイス・ゴハラ、マックス・フリード、ルーカス・シムズらがメジャーデビューを果たし、才能豊かな若手先発投手を数多く抱えるようになった。マイナーにはマイク・ソローカやコルビー・アラードといった有望株も控えており、外部から先発投手を獲得することは若手投手の登板機会を奪ってしまうことになる。

     むしろ、ボウマンは先発1番手のフリオ・テーランのトレードを試みる可能性の方が高いのではないかと見ている。4年連続で開幕投手を務めているテーランだが、ここ数年の投球成績はせいぜい先発3番手レベル。ボウマンはテーランのトレード価値が下がり切ってしまう前に放出に動くのが得策だと考えているようだ。

     「ブレーブスの再建ペースはマイク・フォルティネビッチ、ゴハラ、ニューカム、フリードらの成長速度次第だ」とボウマンは言う。有望な若手投手をかき集め、投手中心の再建を進めようとしているブレーブス。かつてのような投手王国を再び築き上げることはできるのだろうか。


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  • パドレス以外の6球団が大谷と面会を済ませる

    2017.12.6 14:35 Wednesday

     移籍先の候補を7球団に絞り込んだ大谷翔平(北海道日本ハム)は日本時間12月5日にジャイアンツ、ドジャース、エンゼルス、同6日にカブス、レンジャーズ、マリナーズとの面会を済ませた。残る1球団であるパドレスとの面会は同7日に予定されている。

     MLB.comのグレッグ・ジョーンズによると、マリナーズは日本時間12月6日に大谷と面会した。交渉内容の詳細は明らかになっていないものの、マリナーズは日本人選手が活躍してきた歴史や、シアトルの日本人コミュニティ、本拠地のセーフコ・フィールドの特長などを持ち出して大谷に対してアピールしたと見られている。ジェリー・ディポートGMは2週間前、「球界において私が思い出せる中で最もユニークな状況かもしれない。都市として、組織として、一人の人間として、アピールをしなければならない。こんなことは今までになかったよ」と大谷争奪戦について語っていた。

     MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、カブスも同6日に大谷と面会した球団の一つである。カブスもマリナーズ同様、交渉内容については沈黙を貫いているが、セオ・エプスタイン野球部門社長は交渉術に長けた人物である。ジョン・レスターと契約した際は、フェイクのワールドシリーズ実況を盛り込んだリクルート映像を制作し、球団の熱意をアピール。ジェイソン・ヘイワードやベン・ゾブリストを獲得した際にも同様の手法を用いたという。西海岸を希望していると言われる大谷のハートに、カブスの熱意は届くだろうか。

     レンジャーズも同6日に大谷と面会の場を設けた。共同オーナーのレイ・デービスのほか、ジョン・ダニエルズGM、ジェフ・バニスター監督のほか、ジョシュ・ボイドGM補佐、日本人スカウトのジョー古河、渡部一らも同席したという。バニスター監督は大谷の二刀流について前向きな姿勢を示しており、「それを実現するだけの能力がある」と大谷を高評価。高校卒業時に大谷獲得を目指していた球団でもあり、今回も総力を挙げて大谷との交渉に取り組む構えだ。

     明日にも全7球団との面会が終了し、移籍先の候補がさらに絞り込まれる可能性がある。契約期限は日本時間12月23日に設定されているが、大谷はどの球団をメジャー挑戦の出発点として選択するのだろうか。


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      12月5日 大谷争奪戦から脱落のヤンキース サバシアと再契約の可能性

      12月5日 ヤンキースがブーンの監督就任を正式に発表

      11月30日 やる気十分のベルトランがヤンキース新監督本命に浮上か

      11月29日 ヤンキースの新監督候補にベルトランが浮上

      11月22日 ジャッジが左肩手術 春季キャンプには間に合う見込み

      11月21日 ヤンキースがマーリンズとトレード 「大谷資金」の増額に成功

      11月17日 ヤンキースがプロファー獲得に興味?

      11月17日 スタインブレナー共同オーナーはさらなる有望株の台頭に期待

      11月15日 有望株・トーレス 正三塁手として開幕ロースター入りの可能性も

      11月14日 日本でプレイ経験のあるミューレンがヤンキースの新監督候補に

      11月10日 アーロン・ブーンがヤンキースの新監督候補に浮上


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  • インディアンスが救援右腕・オテロと2年間の契約延長

    2017.12.6 12:34 Wednesday

     テリー・フランコーナ監督が「ブルペンのワイルドカード」と呼ぶ便利屋右腕が少なくとも2019年までインディアンスの一員としてプレイすることになった。日本時間12月6日、インディアンスはダン・オテロと2年250万ドルで契約を延長したことを発表した。

     オテロは2015年オフに金銭トレードでインディアンスに加入。移籍1年目の2016年に62試合で5勝1敗1セーブ、防御率1.53の好成績をマークすると、今季も52試合で3勝0敗0セーブ、防御率2.85と安定したパフォーマンスを継続し、チームの地区2連覇に大きく貢献した。イニングやスコアを問わず、必要とされた場面で登板し、自らの役割をしっかり果たす右腕に対する評価は非常に高く、クリス・アントネッティ野球部門社長は「ダン(・オテロ)は我々に多大な貢献をしてくれている。ブルペンにおいて様々な役割をこなしてくれるんだ。初回から登板することもあれば、試合終盤で起用されることもある。様々な役割でチームに貢献してくれているよ。契約を延長することができて本当に嬉しいよ」とオテロの貢献ぶりを絶賛している。

     契約内容は2018年が年俸110万ドル、2019年が年俸130万ドル。2020年の契約は年俸150万ドルの球団オプションないし10万ドルのバイアウトとなっており、計250万ドルが保証される形となっている。また、各年とも最大10万ドルのインセンティブが設けられているようだ。

     インディアンスは今オフ、ブライアン・ショウとジョー・スミスがフリーエージェントとなり、来オフにはコディ・アレン、アンドリュー・ミラー、ザック・マカリスターのフリーエージェントが控えている。「我々が考慮している部分の一つだよ」とアントネッティはブルペンの弱体化が懸念材料の一つであることを認めているが、「我々は来季のみでなく、その先を見据えて動いている。ダンのような選手を保有することは我々にとって非常に大きなことだよ」とオテロとの契約延長がブルペンに安定をもたらすことを期待している。

     クローザーのアレン、セットアッパーのミラーを中心に、オテロ、マカリスター、タイラー・オルソン。2018年も強力ブルペン陣がインディアンスの戦いを支えることになりそうだ。


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  • ロイヤルズが右腕・ペラルタと1年契約

    2017.12.6 11:56 Wednesday

     日本時間12月6日、ロイヤルズはブリュワーズからフリーエージェントとなっていた右腕、ウィリー・ペラルタと1年契約を結んだことを発表した。2018年の年俸は150万ドル、2019年の契約は年俸300万ドルの球団オプションまたは2万5000ドルのバイアウト。また、各年最大125万ドルのインセンティブが設けられているようだ。

     ペラルタはドミニカ共和国出身の28歳右腕。2012年にメジャーデビューを果たし、メジャー2年目の2013年に自身初の2ケタ勝利(11勝)を記録。翌2014年には198回2/3を投げて17勝11敗、防御率3.53という自己最高の成績をマークした。しかし、2015年は5勝10敗、防御率4.80、2016年は7勝11敗、防御率4.86と伸び悩みが続き、今季は19試合(うち8先発)に登板して5勝4敗ながら防御率7.85と自己最悪の成績に終わった。

     開幕時は先発ローテーションに入っていたものの、8先発で4勝2敗、防御率6.08と打ち込まれるとブルペンに配置転換。しかし、11試合で防御率11.94、被打率.368とさらに成績が悪化し、7月下旬にDFA→マイナー降格となった。なお、AAA級では13試合すべてにリリーフで登板し、防御率3.38、被打率.213をマークしたが、10奪三振に対して10与四球と不安定な投球内容は改善されなかった。ロイヤルズのデイトン・ムーアGMは「我々は彼をブルペンの一員として考えている。先発候補の一人になる可能性もあるけどね」とコメント。リリーフ転向後の成績が芳しくないこともあり、ムーアの思惑がどこまで成功するかは微妙なところだ。

     ロイヤルズはエリック・ホズマーら主力選手がフリーエージェントとなり、彼らとの再契約を模索しつつも再建に舵を切る可能性も取り沙汰されている。投打ともにポストシーズン進出を狙うには戦力が不足しており、フリーエージェントとなった主力選手数名を引き留めたところで地区王者のインディアンスに対抗するのは難しいだろう。ムーアにとっては難しい舵取りを迫られるオフシーズンとなっている。


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  • タイガースが俊足好守の外野手・マーティンと1年契約

    2017.12.6 11:25 Wednesday

     左打者、センターを守れる外野手、足の速い選手を必要としていたタイガースは一人の選手を獲得することにより、それらのニーズを全て満たすことに成功した。日本時間12月6日、タイガースは俊足好守の外野手、レオニス・マーティンを1年契約で獲得したことを発表した。

     本格的な再建に取り掛かっているタイガースにとって、マーティンとの契約は先月中旬に契約したライアン・カーペンターに続く今オフ2件目のフリーエージェント市場でのメジャー契約となった。ただし、カーペンターはメジャー経験がなく、メジャー経験がある選手としては今オフ初の契約である。

     今季のマーティンは開幕からなかなか調子が上がらず、4月20日時点で打率.111(54打数6安打)の大不振。4月23日にはDFAとなり、その後7月末までマリナーズ傘下のマイナー球団でプレイしていた。7月末にメジャー再昇格を果たしたものの、8月23日にマリナーズから今季2度目のDFA。8月末にはカブスへトレードされた。カブス移籍後も調子は上がらず、最終的な今季の成績は49試合で打率.172、3本塁打、9打点、7盗塁、OPS.513。昨季は自己最多の15本塁打を放ったが、その勢いを持続することはできず、期待はずれのシーズンとなった。

     マーティンの魅力は何と言ってもハイレベルな外野守備。レンジャーズ時代の2013年から2015年にかけて、センターで3年連続守備防御点+14以上をマークしており、特に肩の強さはメジャーでもトップクラスに位置する。現在、タイガースの40人枠内にはメジャー経験のある外野手がマーティンのほかにニコラス・カステヤーノス、ジャコビー・ジョーンズ、マイキー・マートゥックの3人しかおらず、マーティンは右打者のジョーンズとのプラトーンで起用されることになりそうだ。

     また、タイガースは右腕のエンリケ・バーゴス、元球宴捕手のデレク・ノリス、一塁手のエドウィン・エスピナル、外野手のジム・アドゥチとマイナー契約を結んだことを併せて発表している。


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  • セ・リーグ奪三振王のマイコラスがカージナルスと2年契約

    2017.12.6 10:49 Wednesday

     日本時間12月6日、カージナルスは今季まで日本プロ野球の読売ジャイアンツでプレイしたマイルズ・マイコラスと2年契約を結んだことを発表した。契約条件は2年総額1550万ドルと見られており、マイケル・ガーシュGMは先発ローテーション候補の一人として考えているようだ。

     10球団前後が興味を示していたと見られるマイコラスの争奪戦は意外な形で決着した。有望な若手投手を多数抱え、彼らのバックアップ要員としてある程度実績のある先発投手の獲得に動くと見られていたカージナルスが2年1550万ドルの好条件でマイコラスを射止めたのだ。ガーシュは「我々のスカウトが彼を調査し、投球のレパートリーが洗練されていること、ファストボールの球速が上昇し、日本球界において最も有効な球種の一つとなっていることなどを確認した。サンディエゴやテキサスでプレイしていたときも制球は安定していたけど、日本での3年間で各球種を磨き、三振を奪うことのできる投手になった」とマイコラスを評価した。

     マイコラスは日本で過ごした3年間で計62試合に先発し、31勝13敗、防御率2.18の好成績をマーク。2015年は13勝3敗でリーグ最高の勝率.813をマークし、今季はリーグ最多の188イニングを投げてこちらもリーグ最多となる187奪三振を記録した。カージナルスにはエースのカルロス・マルティネスを筆頭にアダム・ウェインライト、マイケル・ワカ、ルーク・ウィーバー、アレックス・レイエス、ジャック・フラハティ、サンディ・アルカンタラ、ダコタ・ハドソンと先発ローテーション候補が目白押しだが、マイコラスはレイエス、フラハティ、アルカンタラ、ハドソンといった若手投手と先発ローテーションの座を争うことになりそうだ。

     レイエスら若手投手には投球イニング制限が設けられる見込みであり、それらをカバーする意味でもマイコラスの加入は大きい。また、マイコラスが加入したことにより、先発投手を交換要員としてトレードを仕掛ける可能性も出てきた。カージナルスにはメジャーを代表する好捕手であるヤディアー・モリーナがおり、彼にリードしてもらえるだけでなく、投手有利の本拠地で投げられるという利点もある。4年ぶりのメジャー復帰となるマイコラスの活躍に期待したい。


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  • スタントンの決断を待つカージナルス 念願の主砲獲得なるか

    2017.12.5 18:36 Tuesday

     カージナルスとジャイアンツによる一騎打ちの様相を呈しているジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)争奪戦。西海岸に本拠地を置くジャイアンツの優勢が伝えられているが、カージナルスも諦める様子を全く見せない。なぜカージナルスはこれほどにもスタントン獲得に執念を見せているのだろうか。

     カージナルスは2000年から2015年までの16シーズンでポストシーズンに12度進出。うち4度はワールドシリーズへ進出し、2006年と2011年にワールドシリーズ制覇を成し遂げた。しかし、ここ2シーズンはカブスに地区優勝を譲り、ワイルドカードにも届かず。「カブスを上回ってポストシーズンに返り咲きたい」というモチベーションがあることは間違いない。

     また、2000年代のカージナルスにはアルバート・プーホルスという主砲がいた。プーホルスはデビューイヤーの2001年から10年連続で「打率3割・30本塁打・100打点」をクリアし、カージナルスでのラストイヤーとなった2011年にも打率.299、37本塁打、99打点をマークしたが、プーホルス退団後、カージナルスでシーズン30本塁打以上を放ったのは2012年のカルロス・ベルトラン(32本塁打)と2016年のジェッド・ジョーコ(30本塁打)だけ。2009年途中に加入したマット・ホリデイが安定した活躍で「ポスト・プーホルス時代」の打線を支えていたが、迫力不足は否めなかった。「打線の核となる絶対的な主砲が欲しい」という希望を持つに至るのも決して不思議なことではない。

     もちろん、両リーグ最多の59本塁打、132打点を叩き出し、ナ・リーグMVPに輝いたスタントンのような超大物スラッガーを獲得するチャンスなどめったに訪れないという事情もあるだろう。カージナルスは自軍の若手有望株を差し出したうえでスタントンの残り契約の大半を負担する意思を示しており、スタントン獲得にまさに「全力」を注いでいる。カージナルスの球団史上最高額の契約はホリデイに与えた7年1億2000万ドルだが、スタントンの獲得に成功した場合、これを大幅に更新することになる(スタントンの契約は残り10年2億9500万ドル)。

     カージナルスは念願の主砲を獲得し、再びポストシーズンの常連となることができるのか。すべてはトレード拒否権を有するスタントンの決断に委ねられている。


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  • 大谷争奪戦から脱落のヤンキース サバシアと再契約の可能性

    2017.12.5 17:27 Tuesday

     大谷翔平争奪戦の一次審査で不合格通知を突き付けられたヤンキース。ブライアン・キャッシュマンGMは「可能であれば、我々は常に先発ローテーションのグレードアップを目指している」と語っているが、通算237勝を誇るベテラン左腕との再契約に動く可能性が浮上した。

     ヤンキースは田中将大、ルイス・セベリーノ、ソニー・グレイの3人で来季の先発ローテーションの3番手までは確定。今季メジャーデビューを果たし、155回1/3を投げて9勝7敗、防御率3.88をマークしたジョーダン・モンゴメリーも先発ローテーション入りが有力視されるが、少なく見積もっても先発投手が1人足りない。マイナーに候補者がいないわけではないが、計算できる先発投手を1~2人獲得しておきたいところだろう。

     そこで浮上したのが今季限りでフリーエージェントとなったCCサバシアとの再契約である。キャッシュマンは先日、サバシアの代理人を務めるカイル・サウザンドと話し合いの場を設けており、また、サバシアは繰り返しヤンキースへの復帰願望を口にしている。「サバシアは長い間ヤンキースで活躍してくれた。クラブハウスでもグラウンド上でも投手陣のなかでもリーダーの一人だった。そして今、彼はフリーエージェントだ」とキャッシュマンはサバシアについて語ったが、先発投手を補強したいヤンキースと、ヤンキースと再契約を結びたいサバシアの間で利害は一致しており、再契約に向けて何の障壁もないように思われる。

     37歳のサバシアは今季27試合に先発して14勝5敗、防御率3.69をマーク。3年ぶりに規定投球回には届かなかったが、4年ぶりとなる2ケタ勝利をマークし、通算237勝の実力が健在であることを十二分にアピールした。サバシアは「若い選手たちと一緒にワールドシリーズを制したいんだ」とヤンキースへの思いを語っている。

     ヤンキースはフリーエージェント市場でアレックス・カッブの獲得を狙う可能性も取り沙汰されているが、現時点ではサバシアと再契約を結ぶ可能性が最も高いと言えるだろう。「投手力は最も重要であり、特に先発ローテーションは大切だ」と語ったキャッシュマンの決断に注目だ。


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