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  • Dバックス・トマス 無謀運転&スピード違反の容疑で逮捕

    2018.1.19 17:00 Friday

     KTARニュースの報道によると、現地時間1月18日の午前9時半ごろ、ヤズマニー・トマス(ダイヤモンドバックス)がアリゾナ州の高速道路を走行中に無謀運転とスピード違反の容疑で逮捕された。トマスは時速105マイル(およそ169km/h)で走行していたという。

     トマスはアリゾナ州フェニックス郊外の高速道路を時速105マイルで走行していたところをアリゾナ公安部のバイク部隊に止められ、無謀運転とスピード違反の容疑で逮捕された。その後、フェニックス市内の刑務所に拘置されたと報じられている。スピード違反は3級の軽犯罪に該当し、もしトマスの容疑が事実であれば最大で30日間の収監と最大500ドルの罰金が科される可能性がある。

     この件に関してダイヤモンドバックスは「今回のニュースについて、我々はとても残念に思っています。まだ情報を集めている最中であり、捜査中でもあるため、現時点でのさらなるコメントは控えさせていただきます」との声明を発表。2年連続のポストシーズン進出を目指すチームにとって残念なニュースとなった。

     キューバ出身のトマスは2015年にメジャーデビューを果たし、2016年には140試合に出場して打率.272、31本塁打、83打点、OPS.820と自慢の長打力を発揮した。しかし、昨季は4月こそ打率.291、5本塁打、OPS.900と好スタートを切ったものの、5月以降は調子を落とし、6月上旬に故障により戦線離脱。結局そのまま戦列に復帰できず、47試合で打率.241、8本塁打、32打点、OPS.758という寂しい成績に終わった。

     トマスは8月とオフシーズンに手術を受けており、マイク・ヘイゼンGMによると、現在はスプリング・トレーニングに向けてリハビリに取り組んでいる最中だった。チームがJ.D.マルティネスとの再契約に失敗すれば正左翼手としての起用が濃厚となるトマスだが、新年早々の失態。チームの信頼を取り戻すためにも、今季は重要なシーズンとなりそうだ。


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  • ヤンキースなど3球団がキューバ出身の有望株に注目

    2018.1.19 16:00 Friday

     キューバから亡命した21歳の有望外野手、フリオ・パブロ・マルティネスはメジャーリーグ機構から契約の許可が下りるのを待っている状況だ。ベースボール・アメリカのベン・バッドラーによると、マーリンズ、レンジャーズ、ヤンキースの3球団がマルティネス獲得の有力候補に挙げられているという。

     マルティネスはキューバリーグの2016-2017シーズンで61試合に出場して打率.333、6本塁打、27打点、24盗塁、OPS.967を記録。30三振に対して52四球を選ぶなど、アプローチ面でも優秀な成績を残した。2017年は独立リーグのカナディアン・アメリカン・リーグでプレイし、57試合に出場して打率.297、7本塁打、21打点、20盗塁、OPS.794をマーク。スピードとパワーを兼ね備え、センターを守れるだけの身体能力を持っていると評価されている。

     マルティネスは現在21歳であり、メジャーリーグの球団と契約する際にはインターナショナル・ボーナスプールのルールに従う必要がある。現在の2017-2018ピリオドは現地時間6月15日に終了するが、マルティネスはそれまでにメジャーリーグ機構から契約の許可が下りる見込みである。もちろん、同7月2日に始まる2018-2019ピリオドで契約することも可能であり、バッドラーはマルティネスがいつ契約するかはどのチームと契約するか次第であると指摘している。

     有力候補に挙げられている3球団のうち、マーリンズとヤンキースはともに現ピリオドのボーナスプールをほとんど使用しており、マルティネスと契約する場合には次のピリオドまで待たなければならない可能性が高い。一方、レンジャーズは大谷翔平のために用意したボーナスプールを残しており、現ピリオドでも契約が可能であると見られている。

     ヨアン・モンカダやルイス・ロベルト(ともにホワイトソックス)ほどではないにせよ、豊かな才能を高く評価されているマルティネス。この有望株を手に入れるのはいったいどの球団だろうか。

  • レイノルズがメジャー契約でのロッキーズ復帰を希望

    2018.1.19 15:00 Friday

     デンバー・ポストによると、昨季30本塁打を放ったマーク・レイノルズはロッキーズとの再契約を希望しているようだ。ただし、マイナー契約を結んだ昨オフとは違い、結果を残したあとの今オフはメジャー契約を希望しているという。

     昨季のレイノルズは148試合に出場して打率.267、30本塁打、出塁率.352、長打率.487の好成績をマークした。昨年2月にロッキーズとマイナー契約を結んだレイノルズだが、5年7000万ドルの大型契約で加入したイアン・デズモンドが故障により出遅れたため、正一塁手として開幕ロースター入り。後半戦にやや失速したものの、レギュラーに相応しいパフォーマンスを発揮し、デズモンドの戦列復帰後も正一塁手の座を守り抜いた。

     2016年はロッキーズで118試合に出場して14本塁打、OPS.806を記録。ところが、なかなか契約先が見つからず、ロッキーズとのマイナー契約を受け入れた。しかし、今オフはメジャー契約に相応しい成績を残したという自負がある。「得点を生み出し、チームに貢献できるということを昨季は証明できたと思う。僕はメジャー契約を求めている。昨オフと今オフでは立場が違うからね」とレイノルズは自らの希望を口にする。

     昨季30本塁打のスラッガーに他球団が触手を伸ばさないのは、ロッキーズの選手にありがちな内弁慶ぶりが影響しているのかもしれない。昨季ホームでは打率.294、出塁率.393、長打率.584をマークしたレイノルズだが、アウェイでは打率.242、出塁率.311、長打率.392止まり。レイノルズがロッキーズとの再契約を希望してるのも、「打者天国」と呼ばれる本拠地クアーズ・フィールドの恩恵を感じているからだろう。

     今季のロッキーズは有望株のライアン・マクマホンを正一塁手に抜擢する可能性がある。レイノルズと再契約を結べば、右打者のレイノルズと左打者のマクマホンでプラトーンを形成することも可能だが、ロッキーズはこのスラッガーについてどのような決断を下すのだろうか。

  • ギャロ「ハーパーは過去にないほど集中している」

    2018.1.19 14:00 Friday

     ブライス・ハーパー(ナショナルズ)とともにトレーニングを積んでいるジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)は、「ハーパーは過去にないほど集中してトレーニングに取り組んでいる」と語る。契約最終年を迎えるハーパーの大活躍を予感しているようだ。

     ハーパーとギャロはともにネバダ州ラスベガスの出身。この2人は同郷のクリス・ブライアント(カブス)とともに成長し、ここ3~4年は一緒にオフシーズンのトレーニングに取り組んできた。そしてギャロは「トレーニングの様子を見ていると、彼は今までに見たことのないくらい集中して取り組んでいるんだ」と、今オフのハーパーに例年との違いを感じている。

     昨季のハーパーは111試合に出場して29本塁打、OPS1.008の好成績をマークし、MVPレースの先頭を走っていた。しかし、8月中旬に左膝を負傷して無念の戦線離脱。9月下旬に戦列復帰を果たし、なんとかポストシーズンには間に合ったものの、カブスとの地区シリーズ5試合でOPS.725に終わり、チームも2勝3敗で地区シリーズ敗退となってしまった。

     ギャロは昨季の故障離脱がハーパーのモチベーションになっていると考えている。左膝の故障による戦線離脱がどれほどハーパーのパフォーマンスに影響を与えたかは定かではないが、ポストシーズンで活躍できず、チームの勝利に貢献できなかったことは事実。「間違いなく、彼がポストシーズンで残した成績やチームが残した成績は、彼が望んでいたものではなかった。つらかったと思うよ」とギャロは語る。

     25歳の誕生日を迎えるまでに2012年ナ・リーグ新人王、2015年ナ・リーグMVPなど数々のタイトルを手にしてきたハーパーが望むのは、おそらくワールドシリーズ制覇ただ一つ。ナショナルズとの契約最終年となる今季、球団史上初のワールドシリーズ制覇を成し遂げたいと考えているはずだ。ギャロが「彼が今季どんな数字を残すのか本当に楽しみだよ」と語るように、今季のハーパーには球史に残るような大活躍が期待できるかもしれない。


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  • さらなる成長を目指すレッドソックス・ベニンテンディ

    2018.1.19 12:30 Friday

     フルシーズン1年目の昨季、新人ながら打率.271、20本塁打、90打点、20盗塁、OPS.776の好成績をマークしたアンドリュー・ベニンテンディ(レッドソックス)。しかし、この若き好打者は昨季の成績に満足することなく、さらなる成長を目指している。

     ベニンテンディは日本時間1月19日に行われたボストン野球記者協会の夕食会に出席。髪を短く切った姿が印象的だったが、ベニンテンディは髪以外にも短くしようとしているものがある。それはスランプの期間だ。

     多くの新人選手は20本塁打、90打点、20盗塁という成績を残せば、自身のパフォーマンスに満足するだろう。しかし、ベニンテンディは打率.271、84得点、26二塁打といった数字に全く納得していない。「僕は昨季示したよりも優れた打者だと思う。スランプが多すぎたんだ」と納得する数字を残せなかった原因としてスランプの長さや多さを挙げている。ベニンテンディは「好調よりも不調のほうが多かった。要するに不安定だったんだ。もっと良い打者になれると思っているよ」と語り、スランプの期間を短縮してさらなる好成績を残すことに意欲を見せた。

     ベニンテンディは自身により多くのことを要求する一方で、新人であったことを言い訳にはしない。「(新人であったということは)問題ではない。僕がもっと上手くならないといけないんだ」。そして、ベニンテンディはそれが可能であると信じている。「今季は対戦したことのある投手が多くなる。ビデオやデータを見て、しっかり準備できるんだ。スプリング・トレーニングからシーズン終了までの流れも理解できているし、シーズンが始まるのが楽しみだよ」

     アレックス・コーラ新監督も「彼は優れた選手だ。塁上を走っている姿やホームランを打つ姿も印象的だね。どの打順で起用しても、どんなふうに起用しても、彼は昨季以上の成績を残してくれると思うよ」とベニンテンディの活躍に期待を寄せる。ひょっとすると、MVPレースに参戦するような大活躍が見られるかもしれない。


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  • ブルージェイズが右腕・アルバカーキとマイナー契約

    2018.1.19 11:30 Friday

     日本時間1月19日、ブルージェイズがリリーフ右腕のアル・アルバカーキとマイナー契約を結ぶことで合意に至ったことが明らかになった。通算264登板の実績を誇る右腕は、ブルペンの1枠をかけて若手リリーバーたちと争うことになりそうだ。

     現時点では球団からの正式な発表はないものの、アルバカーキはブルージェイズとマイナー契約を結び、招待選手としてスプリング・トレーニングに参加することが報じられている。昨季はロイヤルズとホワイトソックスでプレイし、合計21試合に登板。奪三振率は7.00と物足りなかったが、防御率2.50、被打率.159と安定したピッチングを披露した。タイガース時代の2011年に41試合で防御率1.87、2014年に72試合で防御率2.51をマークするなど、通算264試合に登板して防御率3.16の実績を誇り、ブルペンの有力なオプションの一つとなるだろう。

     アルバカーキの特徴は、スライダーの投球割合が高いこと。Statcastのデータによると、昨季は全投球の54%をスライダーが占めていた。このスライダーを武器に通算奪三振率10.69をマークしており、ロースター入りした際にはジャンカルロ・スタントン、アーロン・ジャッジ(ともにヤンキース)といった三振の多い右打者を封じる際に重宝するだろう。

     ただし、アルバカーキがロースター入りできるという保証はない。一般的なブルペン7枠のうち、すでにロベルト・オスーナ、ライアン・テペラ、ダニー・バーンズ、ドミニク・リオン、アーロン・ループで5枠が埋まっていると見られており、残る2枠のうちの1枠にはロングリリーバーが入るはず。実質的に、空いている枠は1つしかないというわけだ。アルバカーキはカルロス・ラミレス、ティム・メイザといった若手リリーバーたちとこの1枠をかけて争うことが予想されている。

     アルバカーキがロースター入りを勝ち取れば、若手投手にマイナーで経験を積ませることも可能になる。本来の実力を発揮できればセットアッパーやクローザーを務めることも決して不可能ではないだけに、スプリング・トレーニングでの活躍に期待したいところだ。


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  • レンジャーズが控え捕手候補のカサリとマイナー契約

    2018.1.19 11:00 Friday

     日本時間1月19日、レンジャーズはフリーエージェントの捕手、カート・カサリとマイナー契約を結んだことを発表した。カサリは招待選手としてスプリング・トレーニングに参加し、ブレット・ニコラスらと開幕ロースター入りをかけて争うことになる。

     カサリは1988年11月9日生まれの29歳。2011年のドラフトでタイガースから10巡目(全体317位)指名を受けてプロ入りし、2013年3月にトレードでレイズへ移籍。2014年7月にメジャーデビューを果たし、2015年に38試合で10本塁打を放つと、2016年には自己最多の84試合に出場した。ところが、昨季はウィルソン・ラモス、デレク・ノリス、ヘスス・スクレがチームに加わったことにより、出場機会が激減。メジャーデビュー後では自己最少となる9試合のみの出場に終わった。なお、AAA級では85試合に出場して打率.263、5本塁打、OPS.698をマークしている。

     カサリは今オフに入ってエンゼルスとマイナー契約を結んでいたが、エンゼルスは正捕手のマーティン・マルドナードをサポートする控え捕手としてレネイ・リベラと契約。この2人以外にもカルロス・ペレス、フアン・グラテロルがいるエンゼルスで出場機会を得るのが難しいと判断したカサリは、エンゼルスに自身をリリースすることを要求し、それが認められて再びフリーエージェントとなっていた。

     レンジャーズのスプリング・トレーニングに参加予定の捕手は、ロビンソン・チリーノス、ニコラス、フアン・センテーノ、ホゼ・トレビーノ、マイク・オールマンに続いてカサリが6人目。現時点では昨季17本塁打のチリーノスが正捕手の最有力候補で、招待選手としてスプリング・トレーニングに参加するカサリは、40人ロースターに名を連ねているニコラスやセンテーノと控え捕手の座を争うことになると見られている。メジャーでの実績では引けを取らないだけに、スプリング・トレーニングでしっかりアピールできれば、開幕ロースター入りの可能性はゼロではないはずだ。

  • 少なくとも4チームが先発右腕・リンに興味を示す

    2018.1.19 10:00 Friday

     エース級とまではいかないものの、先発2~3番手クラスの働きを確実に期待できる安定感が魅力のランス・リン。MLB.comのジョン・ポール・モロシによると、この先発右腕の獲得にツインズ、エンゼルスなど少なくとも4球団が興味を示しているようだ。

     故障さえなければ、確実な仕事ぶりという点でリンを上回る投手はほとんどいないだろう。トミー・ジョン手術により2016年シーズンを全休したものの、復帰初年度となった昨季は33試合に先発して186回1/3を投げ、11勝8敗、防御率3.43、153奪三振を記録。2015年以前と遜色ないピッチングで、先発ローテーションの一角としてカージナルスの戦いを支えた。

     先発ローテーションに定着した2012年以降、全休した2016年を除く5シーズンすべてで175イニング以上を投げ、防御率が4点台以上になったことは一度もない。確実に30先発以上、175イニング以上、2ケタ勝利、防御率3点台を期待できる投手はメジャー全体を見渡してもほとんどいないだろう。安定感という点に着目すれば、ダルビッシュ有やジェイク・アリエタ以上に信頼できる投手と言っても過言ではないのである。

     モロシによると、少なくともツインズ、エンゼルス、オリオールズ、ブリュワーズの4球団がリンの獲得に興味を示しているという。ツインズは今オフ、あらゆる先発投手に興味を示していることが報じられており、エンゼルスやブリュワーズはポストシーズン進出を目指すために先発ローテーションのアップグレードを目論んでいる。オリオールズは計算できる先発投手が2人しかおらず、先発投手の補強が急務。この4球団がリンの獲得に興味を示しているのは不思議なことではない。

     ただし、ダルビッシュやアリエタの契約が決まらない限り、リンの契約は決まらない可能性が高い。モロシは「リンには多くのチームが興味を示している。しかし、これらのチームは第一の選択肢を待つことになるだろう」とリポートしており、リンはあくまでもダルビッシュやアリエタの獲得に失敗した際のセカンド・チョイスとして位置付けられているようだ。


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  • 各球団の始動日が決定 来月15日にキャンプがスタート

    2018.1.18 18:30 Thursday

     日本時間1月18日、メジャーリーグ機構は全30球団のスプリング・トレーニング開始日を発表した。ほとんどの球団が日本時間2月15日に投手と捕手による練習を開始し、同20日にはチーム全体の練習がスタートする予定となっている。

     2月1日に全選手が一斉にキャンプインする日本球界とは異なり、メジャーリーグではまず投手と捕手が先に集合して練習を開始する。全30球団のうち25球団が日本時間2月15日に投手と捕手による練習を開始。同16日にインディアンス、マリナーズ、レンジャーズ、ブリュワーズの4球団、同17日にはナショナルズが投手と捕手による練習をスタートし、全30球団の2018年シーズンが幕を開ける。

     内野手と外野手が合流し、チーム全体の練習が始まるのは日本時間2月20日。ただし、マリナーズ、レンジャーズ、ブリュワーズの3球団は同21日、ナショナルズは同22日にチーム全体の練習をスタートする予定となっている。

     スプリング・トレーニングの開始は、ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)、大谷翔平(エンゼルス)、マーセル・オズーナ(カージナルス)、エバン・ロンゴリア(ジャイアンツ)、アンドリュー・マカッチェン(ジャイアンツ)、ゲリット・コール(アストロズ)、カルロス・サンタナ(フィリーズ)、ウェイド・デービス(ロッキーズ)、ディー・ゴードン(マリナーズ)、ブランドン・モロー(カブス)、フェルナンド・ロドニー(ツインズ)といった選手たちの新たなユニフォーム姿を目にできることを意味する。当然のことながら、大谷は大きな注目を集めることになるだろう。

     なお、日本時間2月22日にはアリゾナ州立大学とダイヤモンドバックスによるエキシビジョン・マッチが予定されており、メジャー球団同士のオープン戦は同24日からスタート。スプリング・トレーニングの開始まであと1ヶ月を切っており、まもなくベースボールの季節がやってくる。

  • ブルース復帰の裏にキャラウェイ新監督の存在

    2018.1.18 17:00 Thursday

     インディアンスの一員としてポストシーズンに出場し、フリーエージェントとなってメッツへの復帰を選択したジェイ・ブルース。予想された契約規模を下回る条件での契約となったが、ブルースがメッツ復帰を選択した裏には、ミッキー・キャラウェイ新監督の存在があったようだ。

     ブルースは昨年8月にメッツからインディアンスへ移籍。そのインディアンスで投手コーチを務めていたのがキャラウェイだった。キャラウェイはインディアンスで知り合ったブルースが自軍に必要な選手であると考え、オフシーズンの早い段階でブルースに電話をかけた。そこでブルースに対する期待や、自身が率いるメッツでブルースが担う役割について説明したという。

     ブルースはメッツ復帰を決断するうえで、キャラウェイの存在が大きく影響したことを明言している。「メッツは時間を無駄にすることなく、僕に戻ってきてほしいと言ってくれたんだ。僕もメッツでやり残したことがあったから、戻れたらいいなと思っていた。自分にとって、そして家族にとって正しい決断をしたと思うよ」と語るブルースがオファーを受けてからメッツ復帰を決断するのに、それほど時間は掛からなかった。

     メッツのサンディ・アルダーソンGMは昨年8月にブルースを放出したときから、オフにブルースを呼び戻すことを検討していたという。当初、ブルースは総額8000万ドル以上の5年契約を求めていることが報じられていた。この金額ではメッツは手を出せない。しかし、移籍市場がなかなか動かないなかでブルースの要求額も下がり、メッツは3年3900万ドルでブルースと再契約を結ぶことに成功した。

     アルダーソンが高く評価するのはブルースの長打力や頑丈さだけではない。「彼は入手できるあらゆるものを最大限に活用しようとするんだ。チームとして選手にデータは与えるけれど、それを有効に活用できるかは選手次第。ブルースが活躍できるのはあらゆるものを受け入れる姿勢が備わっているからだと思うよ」とアンダーソンはブルースを高く評価する。

     「他にも選択肢はあった。でも、メッツ復帰を選択するのは簡単なことだったよ」と語るブルースは、キャラウェイが率いるメッツにとって不可欠な戦力となってくれるはずだ。


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  • 救援左腕・ダンシングがカブスと2年700万ドルで再契約

    2018.1.18 16:00 Thursday

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、カブスは今オフにフリーエージェントとなったブライアン・ダンシングと再契約を結ぶことで合意に至ったようだ。現時点では球団からの正式発表はないが、総額700万ドルの2年契約であることが報じられている。

     カブスに1年契約で加入した昨季、ダンシングは68試合に登板して62回1/3を投げ、1勝1敗13ホールド、防御率2.74と安定したパフォーマンスを見せた。ツインズ時代の2010年に53試合(うち13先発)に登板して10勝3敗9ホールド、防御率2.62をマークしたことのあるダンシングだが、リリーフに専念するようになった2013年以降に限れば、防御率2.74は自己ベストの数字。ポストシーズンでも5試合で防御率1.69と好投し、チームに不可欠な戦力となっていた。

     シーズン終了後にフリーエージェントとなり、最終的にカブスと再契約を結ぶ形になったダンシングだが、好成績を残した34歳のリリーフ左腕には他球団から好条件のオファーも届いていたという。しかし、ダンシングは1シーズンを過ごしたカブスに好印象を持っており、カブスとの再契約を希望。他球団からのオファーを蹴って、カブスと2年700万ドルで再契約を結ぶことを選択した。

     今オフのカブスのブルペン補強はブランドン・モロー、スティーブ・シーシェック、ダリオ・アルバレスに続いてダンシングが4人目。ウェイド・デービス(ロッキーズと契約)の穴をモロー、上原浩治(フリーエージェント)の穴をシーシェックが埋め、ミドルリリーフを担うダンシングが昨季同様のパフォーマンスを発揮できれば、ブルペンのクオリティは維持できるはずだ。

     残るカブスの補強ポイントは先発投手。すでにタイラー・チャットウッドを獲得し、ジョン・ラッキー(フリーエージェント)の穴を埋めているが、まだジェイク・アリエタ(フリーエージェント)の穴を埋める投手を確保できていない。アリエタと再契約を結ぶ可能性を含め、今後の動向に注目したい。


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  • モリーナがコントレラスの発言に不快感 「序列を尊重せよ」

    2018.1.18 15:00 Thursday

     球界を代表する名捕手として知られるヤディアー・モリーナ(カージナルス)が、同地区ライバルのカブスで正捕手を務めるウィルソン・コントレラスの発言に不快感を示し、Instagram上で反論。コントレラスはその後、釈明のツイートに追われる事態となった。

     コントレラスはシカゴ・サン・タイムズのインタビューのなかで「自分の考えとしては、僕は長年にわたって球界でベストの捕手であり続けたいんだ。ヤディアー・モリーナが過去にそうであったように。そして、バスター・ポージーが現在そうであるように」と発言。「僕はたくさんの選手を見てきた。でも、今は自分を見ている。なぜなら僕は彼らよりも良い選手になろうとしているからね。これが僕の考えだよ」と続け、球界ナンバーワンの捕手を目指すことを宣言した。

     しかし、モリーナは自身が「過去の人」のように扱われたことを不快に思ったのか、自身のInstagramで2016年のオールスター・ゲームの際にサルバドール・ペレス(ロイヤルズ)、ポージー(ジャイアンツ)とともに撮った写真を投稿し、「序列を尊重せよ」と反論。自身の輝かしいキャリアにプライドを持っているモリーナは、コントレラスの発言を許せなかったのだろう。

     その後、コントレラスは「多くの人々が僕の発言を誤解しているようだ。あくまでもキャリアの目標の例として名前を挙げただけであり、彼らを侮辱する意図はない。誰だって自分のポジションで一番になりたいと思うだろう?」といった趣旨のツイートを投稿し、自身の発言の意図を説明。今回の騒動はひと段落となったようだ。

     ちなみに、モリーナがInstagram上で他者の発言に対して自身の考えを発信するのは今回が初めてではない。昨夏、カージナルスのマイク・マシーニー監督が「モリーナは疲れている」といった趣旨の発言をした際に、Instagramを更新して反論。今回も前回と同様、オールスター・ゲーム選出8度の実績を誇る名捕手のプライドが垣間見えた騒動となった。


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  • マーリンズ イェリッチの見返りにアクーナ獲得を希望

    2018.1.18 14:00 Thursday

     主力選手が次々にチームから放出されるなか、自身のトレードを希望していることが報じられているクリスチャン・イェリッチ(マーリンズ)。しかし、マーリンズは長期にわたって保有可能な好打者を簡単に手放すつもりはなく、放出の際には「巨大な見返り」を求めているようだ。

     今オフのマーリンズはデレク・ジーターを中心とした新オーナー・グループのもとで年俸総額の削減に着手し、ジャンカルロ・スタントンをヤンキース、ディー・ゴードンをマリナーズ、マーセル・オズーナをカージナルスへ放出。数年以内に優勝争いに加わることがほぼ絶望的な状況となり、イェリッチやJ.T.リアルミュートといった残された主力選手のほか、スタントンとのトレードで加入したスターリン・カストロまでもがトレードを希望している。

     26歳の好打者、イェリッチには数多くの球団が興味を示していると見られるが、マーリンズは「スター級のタレント」を得られないのであればイェリッチ放出に応じるつもりはないことを明言。イェリッチはスプリング・トレーニング開始までにトレードされることを希望しているが、マーリンズの要求の高さを考えると、トレードが成立するかどうかは不透明だ。

     その一例として、MLBネットワークのピーター・ギャモンズは、マーリンズがブレーブスに対して「トップ・プロスペクトのロナルド・アクーナを交換要員に含めなければ交渉に応じるつもりはない」と通達したことを報じている。アクーナは球界屈指の有望株であり、今季中のメジャー昇格が期待されているスーパースター候補生。ブレーブスにアクーナ放出の意思はないが、マーリンズは「1対3、1対4、1対5のトレードでもいい。しかし、アクーナが交換要員に含まれないのであれば、2人目以降の交渉にさえ応じられない」との姿勢を取っている。

     チームに残りたくないイェリッチと、チームに残された数少ないスター選手を安売りしたくないマーリンズ。イェリッチとマーリンズの信頼関係が完全に崩壊していることを考えると、マーリンズが要求レベルを下げるほかに道はないように思われるが、このトレード騒動はどのような結末を迎えるのだろうか。


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  • カージナルス カーペンターの中軸起用に再チャレンジへ

    2018.1.18 12:00 Thursday

     打線の核となるスラッガーとしてマーリンズからマーセル・オズーナを獲得したカージナルス。マイク・マシーニー監督はベストの打線を組むために、あらゆる選択肢を考慮に入れている。どうやら再びマット・カーペンターの中軸起用にチャレンジするようだ。

     昨季のカージナルスは、同地区ライバルのカブスからフリーエージェントとなったデクスター・ファウラーを獲得。不動のリードオフマンとして活躍していたカーペンターを3番に回し、ファウラーを1番に据えるラインナップで開幕を迎えた。ところが、両者とも予想外のスロースタートとなり、マシーニーは6月上旬にカーペンターを本来の打順に戻した。ファウラーは3番や4番を打つことが多くなり、最終的に両者とも及第点の成績をマークした。

     これに関して、カーペンターが打順を1番に戻すことをマシーニーに求めたとの噂がある。しかし、カーペンターは「人々は僕を信じないかもしれないけれど、1番を打たせてくれるように監督室のドアを叩いたなんて事実はない」とこの噂を完全に否定。「シーズンのなかでは好不調の波がある。3番を打っていたときに調子が悪くて、調子が上向いたタイミングと打順が1番に戻ったタイミングがたまたま一致していただけだよ」と自身の見解を口にした。

     マシーニーは新加入のオズーナに4番を任せ、1~3番にはファウラー、トミー・ファム、カーペンターを並べる構想を持っている。いずれも高出塁率を誇る上位3人がしっかり実力を発揮すれば、オズーナが塁上に走者を置いて打席に立つ機会が増え、チームの得点力は格段に向上するはずだ。マシーニーは「カーペンターはチームにフレキシビリティをもたらしてくれる」と語り、あらゆる打順、あらゆるポジションをこなせるカーペンターを高く評価している。ファウラーの1番打者としての実績に疑いの余地はないだけに、カーペンターが3番打者としてしっかり機能すれば、今季のカージナルス打線は他球団の大きな脅威となるはずだ。


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  • メッツ・コンフォート 戦列復帰は5月上旬か

    2018.1.18 11:30 Thursday

     先日3年契約を結んだジェイ・ブルースを一塁手として起用する可能性が取り沙汰されているメッツだが、どうやらブルースは今季も主に外野手としてプレイすることになりそうだ。サンディ・アルダーソンGMはマイケル・コンフォートが開幕に間に合わない見込みであることを明らかにした。

     アルダーソンは「コンフォートはおそらく開幕に間に合わないだろう。全てのことが計画通りに進んでいる。故障の再発もない。でも、計画通り進んだとしても、彼が復帰するのは5月1日になるんじゃないかな」と語り、コンフォートの戦列復帰予定時期について初めて明確なスケジュールを口にした。

     昨季のコンフォートは109試合に出場して打率.279、27本塁打を記録。メッツから唯一オールスター・ゲームに選出された。しかし、8月に左肩を負傷してシーズン終了。すぐに手術を受け、現在は戦列復帰に向けてリハビリに取り組んでいる。

     コンフォートが開幕に間に合わないことが確実となったため、メッツはヨエニス・セスペデスをレフト、フアン・ラガレスをセンター、ブルースをライトに置く布陣で開幕を迎えることになるだろう。ブランドン・ニモもレギュラー候補の一人であり、ラガレスとプラトーンで起用される可能性もあるが、トレード要員となっていることも報じられている。コンフォートが戦列に戻れば、おそらくコンフォートはセンターに入ることになるが、一塁のドミニク・スミスやエイドリアン・ゴンザレスの状態次第では、コンフォートがライトに入り、ブルースが一塁に回る可能性もあるだろう。

     いずれにしても、メッツは昨季チーム唯一のオールスター選手を欠く状態で開幕を迎えることになる。「ナショナルズ独走」と目されるナ・リーグ東部地区で地区優勝を争うためには、とにかく故障者の発生を防ぎ、セスペデス、ブルース、ノア・シンダーガード、ジェイコブ・デグロムといった主力選手がしっかり実力を発揮することが必要になる。


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  • 大谷の打数を確保すべく準備を進めるプーホルス

    2018.1.18 11:00 Thursday

     スプリング・トレーニングの開始まで1ヶ月を切り、エンゼルスに入団した大谷翔平がそのベールを脱ぐ日が徐々に近付いている。エンゼルスでは、大谷の二刀流を実現させるべく、球界屈指の実績を誇るベテランスラッガーが一塁守備のトレーニングに取り組んでいる。

     エンゼルスのアート・モレノ・オーナーは大谷について「彼はまだ23歳だ。我々は彼を6年保有できる」と語り、大谷がメジャーリーグに適応するのを長い目で見守る意向であることを示唆した。二刀流を実現させるための起用法についてはまだ定まっておらず、ビリー・エプラーGMとマイク・ソーシア監督を中心に、チーム内で議論しながら決めていく考えだ。

     エプラーは大谷を外野手として起用しないことを明言しており、打者として出場する際には指名打者に入ることになると見られている。エンゼルスでは昨季、通算614本塁打の実績を誇るアルバート・プーホルスが指名打者として143試合に先発出場したが、大谷の打者としての出場機会を確保するためにはプーホルスが守備に就かなくてはならない。プーホルスが一塁手としてコンスタントに出場機会を得たのは2015年(先発出場95試合)が最後であり、ここ2シーズンは右足の故障に苦しんでいたが、プーホルスは大谷の加入に備え、すでに一塁守備のトレーニングを開始しているという。モレノは「実際に彼がプレイしているところを見るまで、彼の状態はわからないけれど、彼が40~50試合程度守備に就けるようであれば、大谷に多くの打席を与えることができる」と自らの構想を口にする。

     通算3000安打まであと32本に迫り、あと16本塁打でケン・グリフィーJr.の通算630本塁打(歴代6位)に並ぶ名打者を一塁に追いやってまで、チームが大谷のために指名打者の枠を空けようとしている事実からは大谷への期待の大きさが読み取れる。1919年のベーブ・ルース以来となる本格的な二刀流の実現に向けて、エンゼルスはチーム全体でサポートしていく構えだ。


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  • レッドソックス J.D.マルティネスに5年1億ドルを提示か

    2018.1.18 10:00 Thursday

     J.D.マルティネス獲得レースの本命に挙げられているレッドソックスだが、どうやらレッドソックスが提示しているオファー内容とマルティネス側が希望している契約条件の間には大きな開きがあるようだ。

     ESPNのバスター・オルニーによると、レッドソックスがマルティネスに提示したオファーは総額1億ドル規模の5年契約。MLBネットワークのジョン・ヘイマンは、マルティネスの代理人を務めるスコット・ボラスが年平均3000万ドルの少なくとも6年契約を求めていることを報じており、レッドソックス側のオファーである5年1億ドルとマルティネス側の希望である6年1億8000万ドルの間には埋めがたい大きな開きがあることになる。

     昨季のマルティネスは119試合のみの出場で45本塁打を放つというメジャー新記録を樹立。特に7月中旬にタイガースからダイヤモンドバックスへ移籍してからは62試合で29本塁打、65打点と打ちまくり、ダイヤモンドバックスのワイルドカード獲得に大きく貢献した。同期間でマルティネス以上の本塁打と打点を記録したのはナ・リーグMVPに輝いたジャンカルロ・スタントン(当時マーリンズ)だけだった。

     マルティネス獲得に興味を示しているのはもちろんレッドソックスだけではなく、ダイヤモンドバックスもチームに不可欠な戦力となったスラッガーの呼び戻しを目指していることが報じられている。レッドソックスはすでにアンドリュー・ベニンテンディ、ジャッキー・ブラッドリーJr.、ムーキー・ベッツとレギュラー外野手3名が確立しており、マルティネスが加入する場合には主に指名打者として起用される可能性が高い。しかし、マルティネスは指名打者として起用されることを望んでおらず、この点でダイヤモンドバックスが優位ではないかと見る向きもあるようだ。

     マルティネス側はスプリング・トレーニング開始後も希望条件に合うオファーを待ち続けることを厭わない姿勢を示しており、レッドソックスがマルティネスを獲得するためにはオファー内容の引き上げが不可欠だろう。念願のスラッガー獲得は実現するのか。今後の動向に注目したい。


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  • 守護神・ブリットンを欠くも充実のオリオールズ救援陣

    2018.1.17 18:30 Wednesday

     先発投手の補強が進まず、クローザーのザック・ブリットンを右アキレス腱の故障で欠くなど、あまり良いニュースが聞こえてこないオリオールズ投手陣。しかし、昨季リーグ6位の救援防御率3.93をマークした救援陣は戦力を維持しており、今季もチームの強みとなりそうな気配である。

     ブリットンが前半戦の大部分を欠場することが確実となっているオリオールズ救援陣だが、ブリットンは昨季も左前腕痛で2度にわたって戦列を離れており、38試合にしか登板できなかった。その点を考慮すると、ブラッド・ブラック、ダレン・オデイ、マイケル・ギブンズ、リチャード・ブライアーといった主力リリーバーがしっかり実力を発揮できれば、昨季と同等のクオリティを維持することは十分に可能なはずだ。

     ブリットンの欠場期間中にクローザーを務めると予想されるのはブラック。2016年は24ホールドを挙げるなどセットアッパーとして活躍したが、昨季はブリットンの故障により一時的にクローザーを務め、67試合に登板して4勝5敗18セーブ9ホールド、防御率3.18をマークした。セットアッパーを務めるギブンズはメジャー3年目の昨季、69試合に登板して8勝1敗21ホールド、防御率2.75の好成績をマーク。オリオールズ加入後の6シーズンで5度も64試合以上に登板しているオデイとともに、代役クローザーのブラックをサポートすることになるだろう。

     昨季のサプライズとなったのが左腕・ブライアーの活躍。メジャーデビューを果たした2016年にヤンキースで23試合に登板して防御率1.96をマークしていたとはいえ、メジャー2年目の左腕が57試合に登板して防御率1.99の活躍を見せると予想した人はいなかったはずだ。ブラック、ギブンズ、オデイはいずれも右腕であり、昨季51試合に登板したドニー・ハートとともにブライアーには貴重な左腕として期待が掛かる。

     その他の投手では、ルール5ドラフトで加入したネストル・コルテス、ホゼ・メサ、ペドロ・アラウホの3投手に注目したい(アラウホはルール5ドラフト後にトレードで加入)。このなかで最もメジャーに近い位置にいるコルテスは昨季、A+級、AA級、AAA級の3階級合計で30試合(うち13先発)に登板して7勝4敗、防御率2.06の好成績をマーク。メサはA+級とAA級の29試合で防御率1.93、アラウホはA+級とAA級の45試合で防御率1.76をマークしており、思わぬ掘り出し物となる可能性もありそうだ。


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  • ソラーテ放出後もレギュラー争いが続くパドレス内野陣

    2018.1.17 17:30 Wednesday

     パドレスは日本時間1月7日にマイナー2選手とのトレードでヤンハービス・ソラーテをブルージェイズへ放出。人員過剰気味だった内野陣を整理した形だが、二塁と三塁についてはまだレギュラーが確定していない。ここではパドレスの二塁・三塁事情を探ってみる。

     エリック・ホズマーの獲得を狙っていることが報じられているパドレスだが、現時点で一塁のウィル・マイヤーズと遊撃のフレディ・ギャルビスはレギュラー確定。ホズマー獲得に成功した場合はマイヤーズが外野に回ることになると見られている。二塁はカルロス・アスアヘ、三塁はチェイス・ヘッドリーがレギュラーの有力候補だが、両ポジションを守れるコリー・スパンジェンバーグや昨季終盤に好打を披露したクリスチャン・ビヤヌエバも控えており、レギュラー争いは混沌としている。

     アスアヘはメジャー2年目となった昨季、89試合に出場して打率.270、4本塁打、出塁率.334、OPS.696をマーク。二塁の守備ではわずか3失策にとどめ、守備率.992と堅実なところをアピールした。ヤンキースで3シーズン半を過ごしたヘッドリーは2014年以来となる古巣復帰。実績を考えると正三塁手の座は揺るがないが、開幕までに再びトレードされる可能性もある。昨季主に三塁を守ったスパンジェンバーグは13本塁打&11盗塁を記録。控えに置いておくには勿体ない存在であり、二塁、三塁、レフトを守れるユーティリティ性を生かしてレギュラー級の出場機会を得るのではないだろうか。

     ヘッドリーが放出されなければ、二塁・アスアヘ、三塁・ヘッドリーの布陣で開幕を迎える可能性が高く、ヘッドリーが放出されれば二塁・アスアヘ、三塁・スパンジェンバーグという昨季同様の布陣で戦うことになるだろう。しかし、昨季終盤に打率.344、4本塁打、OPS1.094の猛打を見せたビヤヌエバや、球団3位のプロスペクトであるルイス・ウリアスらも虎視眈々とレギュラーの座を狙っており、アンディ・グリーン監督は最終的にはスプリング・トレーニングでのパフォーマンスを見て判断することになりそうだ。「競争の文化が生まれ、互いに刺激を与え合うのは素晴らしいことだ」というグリーンの期待に選手たちが応えられるか注目したい。


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  • タイガースがカステヤーノスの放出を検討か

    2018.1.17 16:30 Wednesday

     デトロイト・フリー・プレスのアンソニー・フェネックによると、タイガースは昨季26本塁打、101打点とブレイクを遂げたニコラス・カステヤーノスの放出を検討しているようだ。すでに今オフに入って数球団とトレード交渉を行っているという。

     2010年のドラフトで全体44位指名を受けてタイガースに入団したカステヤーノスは、マイナー時代から将来の主軸打者として大きな期待を背負ってきた。2016年に打率.285、18本塁打、OPS.827と自己最高の成績をマークすると、昨季は打率.272、26本塁打、101打点、OPS.811と主軸打者に相応しい成績を残すなどブレイク。101打点はリーグ9位にランクインし、10三塁打はリーグ最多の数字だった。

     カステヤーノスは今オフ初めて年俸調停権を取得し、日本時間1月13日に年俸605万ドルの1年契約でタイガースと合意したが、タイガースはカステヤーノスの打撃力を高く評価する一方で、守備力に疑問を感じている。レギュラー定着1年目の2014年に三塁で守備防御点-30というとんでもない数字を叩き出したカステヤーノスは、その後も平均を大きく下回る数字しか残すことができず、ジャイマー・キャンデラリオの台頭もあって昨季終盤にライトへコンバート。しかし、ライトでもわずか173イニングで守備防御点-7を記録し、守備のセンスに欠けることを改めて印象付ける結果となってしまった。

     打撃面での貢献を守備で打ち消してしまうだけでなく、打撃面でもフリースインガーの傾向があり、セイバーメトリクス全盛の時代では評価されにくいタイプの選手と言えるカステヤーノス。しかし、25本塁打&100打点を期待できる打撃力と25歳という若さは大きな魅力であり、少なくともあと3シーズン保有できることを考えても、トレード市場では人気を集めるはずだ。アル・アビラGMは昨年12月のウィンター・ミーティングの際にカステヤーノスとの契約延長交渉に取り組んでいることを示唆していたが、今のところ交渉に進展はなし。これもカステヤーノスのトレードが検討される一因となっているのではないだろうか。


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