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  • FanGraphsのキャメロン氏がパドレスのアナリストに就任

    2018.1.12 15:30 Friday

     日本時間1月11日、パドレスは2008年からデータサイト「FanGraphs」でデータの分析や記事の執筆を行ってきたデーブ・キャメロン氏をシニア・アナリストとして採用したことを発表した。この動きはパドレスがデータ部門に力を入れる流れの一環であると見られている。

     キャメロンは同日にFanGraphsに投稿した別れの挨拶のなかで、パドレスへの加入を決断した理由についてこう説明した。「私はFanGraphsを去ることを全く考えていませんでした。この場所は私のホームなのです。でも、パドレスのA.J.プレラーGMから彼らの組織で働くことに興味はないかと連絡をいただいたとき、新たなチャレンジをすることに興味をそそられました。パドレスのアンディ・グリーン監督とお会いしたときには、データ分析を用いて選手の成長を手助けすることの可能性を感じるようになりました。これからもFanGraphsやここにいる人々のことは大好きでいると思いますが、サンディエゴで勝てるチーム作りを手助けする機会を逃したくなかったのです」

     グリーンはダイヤモンドバックスでコーチを務めたときも、パドレスの監督に就任してからも、データ分析の重要性を強調。メジャーのなかでもデータ分析を積極的に活用している監督の一人である。グリーンのもとでチーム再建を進めるパドレスにとって、データ分析の専門家であるキャメロンは最適の人材だったのだろう。

     また、近年のメジャーリーグでは野球をデータ分析の側面から捉える人物を採用するトレンドが形成されている。過去2年間のワールドシリーズ王者であるアストロズとカブスも、キャメロンのようなバックグラウンドを持った人物を採用し、チームの躍進に繋げた。この流れはもともと、2002年にレッドソックスが「野球データの神様」と呼ばれるビル・ジェイムズを採用したところから始まったと考えられている。

     「野球を外から見ることでしか学べないものがある」とキャメロンは言う。FanGraphsでおよそ10年間にわたって活躍してきた男がパドレスを常勝軍団へと成長させることになるかもしれない。


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  • インディアンスが守護神・アレンと調停回避で1年契約

    2018.1.12 14:30 Friday

     日本時間1月12日、インディアンスがクローザーのコディ・アレンとの調停を回避し、年俸1057万5000ドルの1年契約で合意に至ったことが明らかになった。アレンは今オフが年俸調停の最終年となり、今季終了後にフリーエージェントとなる予定である。

     メジャー2年目の2013年から5年連続で67試合以上に登板して防御率2点台をマークしているアレンは、2015年から3年連続で30セーブ以上を挙げるなど、今やメジャー有数の安定感を誇るクローザーに成長した。セットアッパーのアンドリュー・ミラーと形成する勝ちパターンはメジャー屈指のクオリティを誇り、クリス・アントネッティ野球部門社長は「2人の素晴らしいリリーバーがいなければ、多くの睡眠時間を失っていたことだろう」と絶大な信頼を口にする。「彼らのようなリリーバーを複数年も支配下に置けるなんてことはめったにない」とアントネッティが語るように、強力なブルペンはここ数年、インディアンスの大きな武器となっていた。

     しかし、今オフはその強力なブルペンから右のセットアッパーとして活躍したブライアン・ショウ(ロッキーズと契約)をはじめ、左腕のブーン・ローガン(ブリュワーズと契約)、サイド右腕のジョー・スミス(アストロズと契約)など、主要メンバーが数名抜けた。タイラー・オルソンやニック・グッディの台頭により頭数こそ揃っているものの、昨季までの充実度に比べると物足りなさは否めない。さらに今季終了後にはアレンとミラーがともにフリーエージェントとなる。アントネッティも「彼らは契約の終わりに近付いている」とこの状況に危機感を持っており、契約延長交渉や外部からの補強など、何らかの対応が施されるはずだ。

     インディアンスがアレン&ミラーという鉄壁の勝ちパターンを擁して戦えるのは、今季が最後かもしれない。2016年はワールドシリーズ制覇にあと1勝届かず、昨季は地区シリーズで2連勝後にまさかの3連敗。今季こそ1948年以来70年ぶりとなるワールドシリーズ制覇を成し遂げ、その歓喜の輪の中心にアレンが立っていることを期待したい。


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  • ブルース逃したジャイアンツがマカッチェン獲得を狙う

    2018.1.12 12:00 Friday

     ジェイ・ブルースの獲得を目指していたジャイアンツだが、ブルースはメッツと3年3900万ドルで契約。またしてもジャイアンツの外野手補強は失敗に終わった。そして、ジャイアンツの次なる補強ターゲットはアンドリュー・マカッチェン(パイレーツ)となっているようだ。

     USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールによると、ジャイアンツはブルースに対してメッツ同様に3年契約のオファーを提示していたものの、総額はメッツよりも1000万ドル近く少なかったという。今オフに入ってジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)やマーセル・オズーナ(カージナルス)を取り逃したなかで、ブルースに提示したオファーの条件を見ると、ジャイアンツがどこまで外野手補強に本気なのか疑問が残るところだが、外野手補強を目指す方針は変わらない。ナイチンゲールはジャイアンツがマカッチェン獲得のトレード交渉を継続していることを報じている。

     昨季のマカッチェンは自己ワーストのOPS.766に終わった2016年の不振を脱し、打率.279、28本塁打、88打点、11盗塁、OPS.849をマーク。28本塁打はキャリア2番目の数字であり、各部門で全盛期に近い水準まで成績を戻した。しかし、6月にOPS1.193、7月にOPS1.101と爆発した一方で5月はOPS.682、8月はOPS.583に終わるなど好不調の波が大きく、左腕に対して打率.336、OPS1.131をマークしたものの、右腕には打率.263、OPS.769と苦戦。全盛期のような安定した活躍が望めなくなりつつあることも事実である。

     また、マカッチェン獲得は打撃面でのアップグレードにはなるものの、守備面での大きなアップグレードは望めない。昨季ジャイアンツの正中堅手を務めたディナード・スパン(レイズ)は守備防御点-27という拙守を見せたが、マカッチェンの守備防御点も-16と平均を大きく下回る。マカッチェンを獲得してライトに回し、センターにロレンゾ・ケインなどの獲得を検討するのも選択肢の一つとなるだろう。

     パイレーツは先発ローテーションの軸であるゲリット・コールの放出が近付いていることも報じられており、コールとマカッチェンという投打の軸を一気に放出することになれば、再建ムードがグッと高まるに違いない。ジャイアンツとパイレーツはそれぞれどのような選択をするのか。スプリング・トレーニングの開始は徐々に近付いているが、オフシーズンの動向からまだまだ目が離せない。


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  • ジャッジ&スタントンに期待を寄せるレジー・ジャクソン

    2018.1.12 11:30 Friday

     1977年のワールドシリーズで3打席連続本塁打を放つなど大活躍を見せ、「ミスター・オクトーバー」の愛称を持つレジー・ジャクソン。その伝説的名打者が、ヤンキースの後輩であるアーロン・ジャッジとジャンカルロ・スタントンの大砲コンビの活躍に大きな期待を寄せている。

     「彼らはお互いの存在のおかげで成功を収めると思うよ」とジャクソンは語る。「私は球場へ行ってジム・ライスやディック・アレンと対戦したり、ウィリー・メイズやハンク・アーロン、ウィリー・マッコビーと同じフィールドでプレイしたりしたとき、1人の選手として球場で彼らを見ることにワクワクした。そして、それと同じことが今年も起こるんじゃないかな」と一流選手が互いに刺激を与え合うことのメリットを力説した。

     スタントンは昨季メジャー最多の59本塁打を放ち、ジョーイ・ボットー(レッズ)を僅差でかわしてナ・リーグMVPを受賞。昨年12月のトレードでマーリンズからヤンキースへやってきた。ジャッジはメジャー新人記録となる52本塁打を放ち、満票でア・リーグ新人王に選出。MVP投票ではホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)に敗れたが、ニューヨークの新たなスターとなった。球界を代表するスラッガーが同じチームでプレイすることについて、ジャクソンは「ファンも選手も、そして私のような長年球界に携わっている人間も、彼ら2人がともにプレイする姿を見るのはとても楽しみだよ。お互いを助け合い、お互いを刺激し合い、ともに好成績を残すだろう」と興奮を隠さない。

     もちろん、両選手にはまだまだ課題もある。本塁打王に輝く一方で208三振を喫したジャッジは三振数を減らすことを目指しており、昨季168安打で打率.281のスタントンは安打数を増やすことを目標にしている。バットに当たれば強い打球が飛ぶ2人だけに、ジャクソンは「ボールを前に飛ばすことができれば、数字はおのずとついてくるだろう」と語る。彼らが自身の課題を克服したとき、球史に残る大砲コンビが完成することになりそうだ。


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  • レッドソックスとJ.D.マルティネスの我慢比べはいつまで続く?

    2018.1.12 11:00 Friday

     ジェイ・ブルースがメッツとの契約を決めた一方、今オフのフリーエージェント市場における最高の打者と目されるJ.D.マルティネスはいまだ契約先が決まっていない。これは同時にレッドソックスの補強が完了しないことも意味している。両者の我慢比べはいつまで続くのだろうか。

     今オフのレッドソックスの補強ポイントは35~40本塁打を期待できるスラッガーを獲得することだった。その筆頭候補がマルティネスであり、レッドソックスはすでにマルティネスに対して5年契約のオファーを提示したと報道されている。しかし、マルティネスはこのオファーを受け入れることなく、未契約の状態をキープしている。これはマルティネスがより好条件の契約を手に入れられると信じていることの証だろう。

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、マルティネスは自身の価値に見合う契約が得られないようであれば、スプリング・トレーニング開始後も好条件のオファーを待ち続ける意思があるという。一方、レッドソックスも補強対象をマルティネスのみに限定するつもりはなく、マルティネスとの契約交渉が不調に終われば、「プランB」や「プランC」へと移行する準備を進めているはずだ。自身の価値に見合う契約を得たいマルティネスと、適切な条件でマルティネスと契約したいレッドソックスの我慢比べが続いている状況なのである。

     レッドソックスはミッチ・モアランドと2年1300万ドルで再契約を結び、昨季のレギュラー野手9名をそのまま維持することに成功した。昨季の785得点はリーグ6位。フロント陣はリーグ最少の168本塁打に終わった点を懸念しているようだが、決して得点力が不足しているわけではなかった。今季はラファエル・ディバースをフルシーズン起用することができるほか、ムーキー・ベッツ、ザンダー・ボガーツ、ハンリー・ラミレスといった主力打者の復調も期待できる。必要以上の好待遇でマルティネスを迎え入れる必要はないのである。

     とはいえ、昨季45本塁打のマルティネスが4番打者としてどっしり構える形が理想であることは間違いない。両者は今後も我慢比べを続けつつ、徐々に妥協点を探っていくことになるのではないだろうか。


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  • ヤンキース・キャッシュマンGM ダルビッシュへの興味を認める

    2018.1.12 10:30 Friday

     いまだ契約先が決まらないダルビッシュ有の新天地は6球団に絞り込まれたと見られている。候補の1つと目されているヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMはダルビッシュの代理人と連絡を取り合っていることを認め、ヤンキースが最終候補6球団の1つであることがほぼ確実となった。

     ダルビッシュの契約先候補に残っていると見られるのはアストロズ、カブス、レンジャーズ、ツインズ、ヤンキースの5球団と「ミステリー・チーム」と呼ばれるもう1球団。現時点ではこの「ミステリー・チーム」はドジャースであると推測されている。

     キャッシュマンは「我々がダルビッシュ有をユニークなタレント、そして今オフの市場で入手可能な最高の先発投手と見なしているかと聞かれたら、その質問に対する答えはイエスだ」と語り、ヤンキースがダルビッシュを高く評価していることを明らかにした。さらに「我々が契約先候補の1つであるかと聞かれたら、それには答えられない。でも、私は彼の代理人であるジョエル・ウルフと話し合いをしている。それだけは教えられるよ」と続け、ダルビッシュと契約交渉を行っていることを示唆した。

     ヤンキースはすでにルイス・セベリーノ、田中将大、ソニー・グレイ、CCサバシア、ジョーダン・モンゴメリーと5人の先発投手を抱えているものの、ゲリット・コール(パイレーツ)の獲得を狙うなど、先発ローテーションのさらなるアップグレードを目指している。その一方で二塁と三塁の両ポジションには若手有望株が控えているとはいえ、確固たるレギュラーがおらず、トッド・フレイジャーとの再契約など、こちらも補強が噂されている。

     ヤンキースが補強を進めるうえでのハードルは年俸総額の上限だ。ハル・スタインブレナー共同オーナーは今季の年俸総額を1億9700万ドル以下に抑え、ぜいたく税の税率をリセットしたい方針を明らかにしており、ダルビッシュを獲得する際にはジャコビー・エルズベリーら高額年俸選手の放出が必要になると見られている。敏腕GMとして知られるキャッシュマンの手腕に注目したい。


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  • 今日開幕したら… 各球団の番記者がブルペンの顔ぶれを予想

    2018.1.11 18:30 Thursday

     MLB公式サイトでは一昨日の予想オーダー、昨日の先発ローテーションに続いて、全30球団の番記者が「今日シーズンが開幕したら」という条件付きで今季のブルペンの顔ぶれを予想。田澤純一(マーリンズ)、平野佳寿(ダイヤモンドバックス)、牧田和久(パドレス)の3投手の名前がリストアップされている。

     MLB.comのマニー・ランダワはマーリンズについて「重要な場面を担った経験が不足している投手が多いものの、マーリンズのリリーバーたちは経験不足を速球のスピードで埋め合わせようと考えている。マーリンズのブルペン陣には速球派の投手が多く、昨季のブルペンの与四球数がメジャーで2番目に多かったことを考えると、コマンドがカギとなるだろう」と分析。

     ダイヤモンドバックスについては「アリゾナのブルペンは昨季、急激に改善され、メジャー5位の防御率3.78をマークした。フェルナンド・ロドニーの退団によりクローザーが穴となっており、クローザーの経験があるのはブラッド・ボックスバーガーだけ。ボックスバーガーはアーチー・ブラッドリー、日本から加入した平野佳寿とともにクローザーの座を争うだろう」と分析している。

     また、パドレスについては「サンディエゴは今オフ、ブルペンにいくつかの補強を施しており、再契約のクレイグ・スタメン、日本人サブマリナーの牧田和久とそれぞれ2年契約を結んだ。球界で最も優秀なクローザーの一人であるブラッド・ハンドを擁しており、9回のハンドまでいかにバトンを繋げるかが今季のカギとなりそうだ」とした。なお、予想される各球団のブルペンの顔ぶれは以下の通り。

     

    【ア・リーグ東部地区】
    オリオールズ
    ブラッド・ブラック(右)(クローザー)
    マイケル・ギブンズ(右)
    リチャード・ブライアー(左)
    ダレン・オデイ(右)
    ドニー・ハート(左)
    マイク・ライト(右)

     

    レッドソックス
    クレイグ・キンブレル(右)(クローザー)
    カーソン・スミス(右)
    ジョー・ケリー(右)
    マット・バーンズ(右)
    ヒース・ヘンブリー(右)
    ブランドン・ワークマン(右)
    ロビー・スコット(左)

     

    ヤンキース
    アロルディス・チャップマン(左)(クローザー)
    デービッド・ロバートソン(右)
    デリン・ベタンセス(右)
    チャド・グリーン(右)
    トミー・ケインリー(右)
    チェイセン・シュリーブ(左)
    アダム・ウォーレン(右)

     

    レイズ
    アレックス・コロメイ(右)(クローザー)
    ダン・ジェニングス(左)
    ライン・スタネック(右)
    ネイサン・イバルディ(右)
    ホゼ・アルバラード(左)
    ジェイミー・シュルツ(右)
    オースティン・プルーイット(右)

     

    ブルージェイズ
    ロベルト・オスーナ(右)(クローザー)
    ライアン・テペラ(右)
    ダニー・バーンズ(右)
    ドミニク・リオン(右)
    アーロン・ループ(左)
    ティム・メイザ(左)
    カルロス・ラミレス(右)

     

    【ア・リーグ中部地区】
    ホワイトソックス
    ホアキム・ソリア(右)(クローザー)
    ネイト・ジョーンズ(右)
    フアン・ミナヤ(右)
    ダニー・ファークアー(右)
    ルイス・アビラン(左)
    グレゴリー・インファンテ(右)
    アーロン・バマー(左)
    ジェイス・フライ(左)

     

    インディアンス
    コディ・アレン(右)(クローザー)
    アンドリュー・ミラー(左)
    ダン・オテロ(右)
    ザック・マカリスター(右)
    ニック・グッディ(右)
    タイラー・オルソン(左)
    マイク・クレビンジャー(右)

     

    タイガース
    シェーン・グリーン(右)(クローザー)
    アレックス・ウィルソン(右)
    ダニエル・スタンプ(左)
    ドリュー・バーヘイゲン(右)
    ジョー・ヒメネス(右)
    ブレイン・ハーディ(左)
    バック・ファーマー(右)

     

    ロイヤルズ
    ケルビン・ヘレーラ(右)(クローザー)
    ブランドン・マウアー(右)
    ウィリー・ペラルタ(右)
    ケビン・マッカーシー(右)
    ライアン・バクター(左)
    ミゲル・アルモンテ(右)
    アンドレス・マチャド(右)
    バーチ・スミス(右)

     

    ツインズ
    フェルナンド・ロドニー(右)(クローザー)
    トレバー・ヒルデンバーガー(右)
    テイラー・ロジャース(左)
    ザック・デューク(左)
    アラン・ブーズニッツ(右)
    タイラー・ダフィー(右)
    ライアン・プレスリー(右)

     

    【ア・リーグ西部地区】
    アストロズ
    ケン・ジャイルズ(右)(クローザー)
    ウィル・ハリス(右)
    クリス・デベンスキー(右)
    ジョー・スミス(右)
    ヘクター・ロンドン(右)
    ブラッド・ピーコック(右)
    ジョー・マスグローブ(右)
    トニー・シップ(左)

     

    エンゼルス
    ブレイク・パーカー(右)(クローザー)
    ジム・ジョンソン(右)
    キャム・ベドロージアン(右)
    ブレイク・ウッド(右)
    キーナン・ミドルトン(右)
    ホゼ・アルバレス(左)
    ノエ・ラミレス(右)

     

    アスレチックス
    ブレイク・トライネン(右)(クローザー)
    クリス・ハッチャー(右)
    エミリオ・パガーン(右)
    サンティアゴ・カシーヤ(右)
    ユスメイロ・ペティート(右)
    リアム・ヘンドリックス(右)
    ライアン・ダル(右)
    ダニエル・クーロム(左)

     

    マリナーズ
    エドウィン・ディアス(右)(クローザー)
    フアン・ニカシオ(右)
    ニック・ビンセント(右)
    デービッド・フェルプス(右)
    マーク・ゼプチンスキー(左)
    ジェームズ・パゾス(左)
    ダン・アルタビラ(右)
    ニック・ランベロー(右)

     

    レンジャーズ
    アレックス・クラウディオ(左)(クローザー)
    マット・ブッシュ(右)
    ジェイク・ディークマン(左)
    キーオニー・ケラ(右)
    トニー・バーネット(右)
    クリス・マーティン(右)
    ホゼ・レクラーク(右)

     

    【ナ・リーグ東部地区】
    ブレーブス
    アローディス・ビスカイーノ(右)(クローザー)
    ホゼ・ラミレス(右)
    A.J.ミンター(左)
    サム・フリーマン(左)
    ダン・ウィンクラー(右)
    チェイス・ウィットリー(右)
    ルーカス・シムズ(右)
    ジョシュ・レービン(右)

     

    マーリンズ
    ブラッド・ジーグラー(右)(クローザー)
    カイル・ベアクロウ(右)
    ジャーリン・ガルシア(左)
    田澤純一(右)
    ドリュー・ステッケンライダー(右)
    ニック・ウィットグレン(右)
    ブライアン・エリントン(右)
    ケイレブ・スミス(左)

     

    メッツ
    ジューリス・ファミリア(右)(クローザー)
    AJラモス(右)
    アンソニー・スウォーザック(右)
    ジェリー・ブレビンス(左)
    ポール・シーウォルド(右)
    ハンセル・ロブレス(右)
    ラファエル・モンテロ(右)
    セス・ルーゴ(右)

     

    フィリーズ
    ヘクター・ネリス(右)(クローザー)
    ルイス・ガルシア(右)
    パット・ニーシェック(右)
    トミー・ハンター(右)
    アダム・モーガン(左)
    エドゥブレイ・ラモス(右)
    ビクトル・アラーノ(右)
    ホビー・ミルナー(左)

     

    ナショナルズ
    ショーン・ドゥーリトル(左)(クローザー)
    ライアン・マドソン(右)
    ブランドン・キンツラー(右)
    ショーン・ケリー(右)
    コーダ・グローバー(右)
    サミー・ソリス(左)
    エニー・ロメロ(左)

     

    【ナ・リーグ中部地区】
    カブス
    ブランドン・モロー(右)(クローザー)
    ペドロ・ストロップ(右)
    カール・エドワーズJr.(右)
    スティーブ・シーシェック(右)
    マイク・モンゴメリー(左)
    ジャスティン・グリム(右)
    ジャスティン・ウィルソン(左)
    ダリオ・アルバレス(左)

     

    レッズ
    ライセル・イグレシアス(右)(クローザー)
    ワンディ・ペラルタ(左)
    ジャレッド・ヒューズ(右)
    マイケル・ローレンゼン(右)
    ケビン・シャッケルフォード(右)
    オースティン・ブライス(右)
    バンス・ウォーリー(右)

     

    ブリュワーズ
    コリー・クネーベル(右)(クローザー)
    ジョシュ・ヘイダー(左)
    ジェイコブ・バーンズ(右)
    ブーン・ローガン(左)
    ジェレミー・ジェフレス(右)
    J.J.フーバー(右)
    オリバー・ドレイク(右)/ジュニア・ゲラ(右)

     

    パイレーツ
    フェリペ・リベロ(左)(クローザー)
    ジョージ・コントス(右)
    ダニエル・ハドソン(右)
    ドビダス・ネベラウスカス(右)
    エドガー・サンタナ(右)
    スティーブン・ブロールト(左)
    ジョーダン・ミルブレイス(右)

     

    カージナルス
    ルーク・グレガーソン(右)(クローザー)
    ブレット・シーセル(左)
    マット・ボーマン(右)
    タイラー・ライオンズ(左)
    ジョン・ブレビア(右)
    サム・トゥイバイララ(右)
    ライアン・シェリフ(左)

     

    【ナ・リーグ西部地区】
    ダイヤモンドバックス
    アーチー・ブラッドリー(右)(クローザー)
    ブラッド・ボックスバーガー(右)
    平野佳寿(右)
    アンドリュー・チェイフィン(左)
    ジミー・シャーフィ(右)
    ランドール・デルガード(右)
    T.J.マクファーランド(左)

     

    ロッキーズ
    ウェイド・デービス(右)(クローザー)
    ブライアン・ショウ(右)
    ジェイク・マギー(左)
    アダム・オッタビーノ(右)
    マイク・ダン(左)
    カルロス・エステベス(右)
    スコット・オバーグ(右)
    クリス・ラシン(左)

     

    ドジャース
    ケンリー・ジャンセン(右)(クローザー)
    ペドロ・バイエズ(右)
    スコット・アレキサンダー(左)
    トニー・シングラーニ(左)
    ジョシュ・フィールズ(右)
    ロス・ストリップリング(右)
    トム・コーラー(右)
    イミー・ガルシア(右)

     

    パドレス
    ブラッド・ハンド(左)(クローザー)
    カービー・イェーツ(右)
    クレイグ・スタメン(右)
    牧田和久(右)
    コルテン・ブリュワー(右)
    フィル・メイトン(右)
    カーター・キャップス(右)
    ホゼ・トーレス(左)

     

    ジャイアンツ
    マーク・マランソン(右)(クローザー)
    サム・ダイソン(右)
    ハンター・ストリックランド(右)
    コリー・ギアリン(右)
    デレク・ロウ(右)
    タイ・ブラック(左)
    スティーブン・オカート(左)
    カイル・クリック(右)
    ジョシュ・オーシッチ(左)
    レイエス・モロンタ(右)

  • 未契約フリーエージェント選手でチームを作ってみよう

    2018.1.11 17:30 Thursday

     スプリング・トレーニングまでおよそ5週間となった現在も、120人以上のフリーエージェント選手が未契約のままとなっている。これらの選手でチームを編成するとどうなるのだろうか。ここでは未契約フリーエージェント選手で25人ロースターを編成してみよう。

     まずはスタメンから(指名打者制を採用するので9選手)。まだ各ポジションでフリーエージェント選手における最高の選手が残っており、捕手のジョナサン・ルクロイ、一塁のエリック・ホズマー、三塁のマイク・ムスターカス、センターのロレンゾ・ケインなどはその代表格と言える。二塁にはニール・ウォーカー、遊撃にはエドゥアルド・ヌニェス、レフトにはカルロス・ゴンザレス、ライトにはホゼ・バティースタを入れ、外野3枠が埋まったため、昨季45本塁打のJ.D.マルティネスには指名打者に回ってもらう。

     残りの野手から控え選手を選ぶと、まず捕手はアレックス・アビラ。一塁にはローガン・モリソン、三塁にはトッド・フレイジャーを選出し、外野にはジョン・ジェイを入れる。そして二塁を含めた内外野のバックアップとしてハウィー・ケンドリックを選出すれば、ほぼ万全だ(遊撃の控えがいない点は気になるが)。

     大物選手がほとんど未契約で残っている先発投手は選びたい放題の状況。ダルビッシュ有、ジェイク・アリエタのダブル・エースに昨季11勝のランス・リン、昨季12勝のアレックス・カッブを加え、唯一の左腕として2ケタ勝利4度を誇るハイメ・ガルシアを選出する。

     ブルペンは優秀なリリーバーが次々に契約を決めているため、やや層が薄い。それでもクローザーにはグレッグ・ホランド、セットアッパーにはアディソン・リードがおり、全体の左右のバランスを考慮して右腕1人(マット・アルバース)と左腕3人(トニー・ワトソン、ブライアン・ダンシング、フェルナンド・アバッド)を選出。これで25人ロースターが完成だ。なお、仮想オーダーを含めた25人ロースターは以下の通り(野手14人、投手11人)。

     

    仮想オーダー
    (中)ロレンゾ・ケイン
    (遊)エドゥアルド・ヌニェス
    (一)エリック・ホズマー
    (指)J.D.マルティネス
    (三)マイク・ムスターカス
    (右)ホゼ・バティースタ
    (左)カルロス・ゴンザレス
    (二)ニール・ウォーカー
    (捕)ジョナサン・ルクロイ

     

    控え野手
    アレックス・アビラ(捕手)
    ローガン・モリソン(一塁)
    トッド・フレイジャー(三塁)
    ジョン・ジェイ(外野)
    ハウィー・ケンドリック(ユーティリティ)

     

    先発ローテーション
    1. ダルビッシュ有(右)
    2. ジェイク・アリエタ(右)
    3. ランス・リン(右)
    4. アレックス・カッブ(右)
    5. ハイメ・ガルシア(右)

     

    ブルペン
    マット・アルバース(右)
    トニー・ワトソン(左)
    ブライアン・ダンシング(左)
    フェルナンド・アバッド(左)
    アディソン・リード(右)(セットアッパー)
    グレッグ・ホランド(右)(クローザー)

  • 今季の試合時間が発表 日本時間3月30日に全球団開幕

    2018.1.11 16:30 Thursday

     日本時間1月11日、メジャーリーグ機構は今季公式戦の試合開始時間を発表した。シーズン開幕は日本時間3月30日。両リーグの全球団が同じ日に開幕戦を戦うのは1968年以来、実に50年ぶりのこととなった。

     2018年シーズンの先陣を切るのは日本時間3月30日午前1時40分プレイボールとなるカブス対マーリンズ(マーリンズ・パーク)。田中将大が所属するヤンキースは午前4時37分から対ブルージェイズ(ロジャース・センター)、大谷翔平が所属するエンゼルスは午前5時5分から対アスレチックス(オークランド・コロシアム)、前田健太が所属するドジャースは午前8時8分から対ジャイアンツ(ドジャー・スタジアム)で開幕を迎える予定となっている。

     ジャッキー・ロビンソン・デイは日本時間4月16日。ロビンソンが所属したドジャースはこの日、ドジャー・スタジアムでダイヤモンドバックスとの試合が予定されている。また、リトルリーグ・クラシックは今季も日本時間8月20日に開催され、ペンシルバニア州ウィリアムズポートのヒストリック・ボウマン・フィールドでメッツ対フィリーズの試合が行われる予定だ。レギュラーシーズン最終日は日本時間10月1日。この日はポストシーズン争いへの影響を考慮して全ての試合が日本時間午前4時開始で行われ、同地区対決が12試合予定されている。

     日本時間4月18日と19日にはツインズがプエルトリコのサンフアンにあるヒラム・ビソーン・スタジアムでツインズとの2連戦を主催。また、日本時間5月5日から7日にかけての3日間にはパドレスがメキシコのモンテレイにあるエスタディオ・デ・ベイスボル・モンテレイでドジャース3連戦を主催する予定となっている。

     ア・リーグとナ・リーグの球団が対戦するインターリーグでは、今季は両リーグの同地区同士が対戦する。フィリーズ対レイズ(2008年)、カブス対インディアンス(2016年)、ヤンキース対フィリーズ(2009年)、ジャイアンツ対レンジャーズ(2010年)とここ10年でワールドシリーズを戦ったチーム同士の対戦が組まれており、注目を集めることになりそうだ。

  • ダイヤモンドバックスがマチャドの獲得を狙う

    2018.1.11 15:30 Thursday

     MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、ダイヤモンドバックスはマニー・マチャド(オリオールズ)獲得の可能性を引き続き探っているようだ。しかし、現時点ではこの2球団の間でトレードが成立する見通しは立っていない。

     オリオールズがマチャドのトレードを検討することを明らかにした際、ダイヤモンドバックスを含む数多くの球団がマチャド獲得に興味を示した。各球団から提示されたオファーをオリオールズが検討した結果、満足のいくオファーがなかったため、現在に至るまでトレードは成立していないが、マチャド獲得に興味を示した球団のなかにはヤンキースとレッドソックスも含まれていたという。しかし、ローゼンタールはオリオールズのダン・デュケット野球部門副社長が同地区ライバルへマチャドを放出することをピーター・アンジェロス・オーナーに認めさせるのは難しいだろうと指摘している。

     各球団のフロント陣はマチャドが今季の開幕をオリオールズの一員として迎えると予想している。魅力的なオファーがあればオリオールズが開幕までにマチャドを放出する可能性もあるが、オリオールズは対価として複数の若手先発投手を求めている。マチャドは今季終了後にフリーエージェント市場へ打って出ることを希望しており、移籍先の球団との契約延長交渉に応じる可能性は低い。マチャドの残り1年のために複数の若手先発投手を放出するのは負担が大きすぎるため、トレードは成立しないと見られているのである。

     ダイヤモンドバックスがマチャドを獲得するならば20代半ばの先発投手であるロビー・レイやタイワン・ウォーカーを軸として、球団トップクラスの有望株であるアンソニー・バンダやジョン・ドゥプランティアーを含めるようなパッケージが必要になるだろう。しかし、これでは球団の将来どころか現在までも犠牲することになってしまい、トレードを実現させるメリットはない。マチャドのトレードはオリオールズがポストシーズン争いから脱落した夏場以降に実現すると考えるのが現実的ではないだろうか。

  • ダルビッシュが契約先の候補を6チームに絞り込む

    2018.1.11 14:30 Thursday

     今オフのフリーエージェント市場における最高の先発投手と目されながら、いまだ契約先が決まっていないダルビッシュ有。しかし、契約先の候補は徐々に絞り込まれつつある。ダルビッシュ本人のツイートによると、契約先の候補は6チームに絞られたようだ。

     フォートワース・スター・テレグラムのジェフ・ウィルソンはダルビッシュの契約先がレンジャーズ、ヤンキース、カブス、アストロズ、ツインズの5球団に絞られたとリポート。このリポートに反応する形でダルビッシュが「もう1チームある」とツイートし、契約先の候補が6球団まで絞り込まれていることが明らかになった。

     ダルビッシュが挙げた「もう1チーム」は不明のままだが、ウィルソンがリポートした5球団はいずれもダルビッシュ獲得が噂されていたチームであり、それほど大きな驚きはない。昨季途中まで所属していた古巣・レンジャーズを除く4球団はいずれも昨季ポストシーズン進出を果たしたチーム。ダルビッシュがワールドシリーズ制覇に重きを置いている様子がうかがえる。「もう1チーム」がドジャースである可能性も残されているが、現時点ではドジャースの一員として再びワールドシリーズ制覇を目指す可能性は低くなったと言えそうだ。

     「もう1チーム」の候補としてはドジャースのほか、先発投手の層に不安を抱えるマリナーズ、大物先発投手の獲得が噂されるフィリーズ、打倒・カブスに執念を燃やすカージナルスなどが挙げられる。大谷翔平が所属するエンゼルスがダルビッシュを獲得し、北海道日本ハムの新旧エースが共闘するような展開も、ひょっとすると有り得るかもしれない。

     スプリング・トレーニングの開始まであと6週間ほどとなり、動きが遅いフリーエージェント市場において選手側にも球団側にも少しずつ焦りが見え始めているのも事実。日本時間1月11日にメッツがジェイ・ブルースと3年契約を結ぶなど大きな動きも出始めており、ダルビッシュの契約先が決まるのもそれほど遠い未来のことではないはずだ。

  • 長距離砲・ブルースが3年3900万ドルでメッツ復帰

    2018.1.11 12:00 Thursday

     MLB.comのマーク・フェインサンドによると日本時間1月11日、メッツがジェイ・ブルースと3年3900万ドルで契約合意に至ったようだ。ブルースは2016年8月から昨年8月までおよそ1年間にわたってメッツに在籍しており、半年ぶりの古巣復帰となった。

     昨季のブルースはメッツで103試合に出場して打率.256、29本塁打、75打点、OPS.841をマークしたあと、日本時間8月10日にライダー・ライアンとのトレードでインディアンスへ移籍。インディアンスでは22連勝を決めるサヨナラタイムリーを放つなど、43試合で打率.248、7本塁打、26打点、OPS.808をマークし、インディアンスはブルース加入後の51試合で42勝9敗という驚異的な快進撃を見せた。シーズントータルでは146試合に出場して打率.254、36本塁打、101打点、OPS.832をマークし、本塁打数は自己ベストを更新。ヤンキースとの地区シリーズでも打率.278、2本塁打、4打点、OPS1.000と存在感を発揮した。

     キャリアの大半を右翼手としてプレイしているブルースだが、今季は一塁を守ることが多くなると予想されている。マイケル・コンフォートが左肩の手術から復帰すればヨエニス・セスペデス、ブランドン・ニモ、コンフォートの3人でレギュラー枠は埋まり、好守を誇るフアン・ラガレスも控えているからだ。もちろんメッツが余剰気味の外野手の人員整理を行う可能性もあるが、将来の正一塁手として期待されるドミニク・スミスはメジャー1年目となった昨季、打率.198、OPS.658とメジャーへの適応に苦しんだ。スミスの準備が整うまではブルースが正一塁手格として起用されることになるだろう。

     ブルースにはジャイアンツやブルージェイズなども触手を伸ばしていることが報じられていたが、ブルースは古巣・メッツへの復帰を選択。ブルースを逃した球団は次なるターゲットへとシフトすることになり、外野手市場が活性化することが期待される。


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  • マーリンズ移籍のカストロがトレードを希望

    2018.1.11 11:30 Thursday

     MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、昨年12月にジャンカルロ・スタントンとのトレードでヤンキースからマーリンズに移籍してきたばかりのスターリン・カストロが「再建プロセスの一部になりたくない」として他球団へのトレードを希望しているようだ。

     2010年にメジャーデビューを果たしたカストロは5年連続でナ・リーグ中部地区5位に終わったカブスを正遊撃手として支え、メジャー6年目の2015年に初めてワイルドカードからのポストシーズン進出を経験。しかし、そのオフにアダム・ウォーレンらとのトレードでヤンキースへ放出され、2016年のワールドシリーズ制覇を経験することはできなかった。カブスの再建期を主力選手として支えながら、再建が完了する直前でトレードされてしまった苦い経験から「別の再建プロセスの一部になりたくない」との思いが生まれていることは容易に想像がつく。

     今オフのマーリンズはスタントン(ヤンキースへ移籍)、マーセル・オズーナ(カージナルスへ移籍)、ディー・ゴードン(マリナーズへ移籍)を次々に放出し、一連のトレードに不満を持ったクリスチャン・イェリッチとJ.T.リアルミュートもトレードを希望。彼らが全員トレードされてしまうような事態になれば、ほとんどAAA級のマイナー球団と変わらないような布陣となるため、カストロがトレードを希望するのも当然の流れと言える。MLB.comのジョー・フリサロは先週、マーリンズがカストロを放出しない可能性が高いことを報じていたが、カストロ自身の口からトレードの要求が飛び出したことにより、状況は大きく変化することになりそうだ。

     昨季のカストロは右ハムストリング痛により2度にわたって戦列を離れたため、112試合のみの出場に留まったものの、打率.300、16本塁打、63打点、OPS.792の好成績をマーク。打率3割はカブス時代の2011年以来6年ぶりであり、OPSは自己ベストを更新した。なお、カストロは2012年8月に7年契約を結んでおり、今季の年俸はおよそ1100万ドル、2019年の年俸はおよそ1200万ドル、2020年の契約は年俸1600万ドルの球団オプションとなっている。


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  • アストロズ ゲリット・コール獲得目前か

    2018.1.11 11:00 Thursday

     日本時間1月11日、「ゲリット・コールのアストロズへのトレードが成立した」との情報が出回ったが、これは誤報だった。しかし、MLB.comのマーク・フェインサンドはコールの移籍が「まだ起こり得る」と伝えており、移籍の可能性が高まっていることは間違いなさそうだ。

     トレード成立が報じられたあと、アストロズのジェフ・ルーノウGMはMLB.comでアストロズの番記者を務めるブライアン・マクタガートに「トレードは成立していない。いくつかの交渉を行っているが、どれも差し迫ったものではない」と語り、トレード成立を明確に否定した。コールについてはヤンキースも獲得を狙っていることが報じられてきたが、MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ヤンキースではない別のチームがコール獲得レースに参戦しているという。このチームの存在がアストロズとパイレーツの間でのトレード成立を妨げているのかもしれない。

     2015年に19勝8敗、防御率2.60、202奪三振をマークするなどサイ・ヤング賞クラスのポテンシャルを秘めるコールだが、昨季は12勝12敗、防御率4.26、196奪三振と今一つの成績。しかし、保有可能期間が少なくとも2年残っている点なども含めてコールへの評価は高く、今オフに入ってから盛んにトレードの可能性が取り沙汰されている。アストロズのジム・クレイン・オーナーはチームがエース級の先発投手の獲得に動いていることを認めており、フリーエージェント市場のダルビッシュ有やジェイク・アリエタとともにコールも獲得候補の一人となっていた。

     コールの交換要員としてはデレク・フィッシャーの名前が挙がっているが、パイレーツはカイル・タッカー(球団1位、全体8位)やフォレスト・ウィットリー(球団2位、全体36位)といったトップ・プロスペクトを交換要員に含めることを求めていると見られている。しかし、アストロズはウィットリーを放出不可な選手と位置付けており、交換要員を巡って交渉が難航しているようだ。

     年俸調停権を有する選手との交渉期限は日本時間1月13日。アストロズとしてはコールとパイレーツの間で今季の年俸が確定する前にコールを獲得して自軍の基準で今季の年俸を定めたいはずであり、期限日までに何らかの動きがある可能性は高そうだ。


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  • アスレチックスが主砲・デービスとの年俸調停を回避

    2018.1.11 10:30 Thursday

     日本時間1月11日、アスレチックスは2年連続40本塁打以上の主砲、クリス・デービスとの年俸調停を回避し、年俸1050万ドルの1年契約で合意に至ったことを発表した。デービスは今オフが年俸調停2年目。昨季の年俸500万ドルから倍増以上の昇給となった。

     昨季のデービスは自己最多の43本塁打を放ち、ア・リーグ2位、メジャー全体でもジャンカルロ・スタントン(59本)、アーロン・ジャッジ(52本)、J.D.マルティネス(45本)に次ぐ4位にランクイン。2016年にも42本塁打を放っており、アスレチックスで2年連続40本塁打以上を記録したのは1932~1934年のジミー・フォックス以来、実に80年以上ぶりの快挙となった。また、直近2シーズン合計の85本塁打はスタントンに1本差でメジャー2位の数字となっている。

     昨季は三振の数が前年の166から195へと急増したが、その一方で四球の数も42から73へと大幅に増加。その結果、打率は3年連続で.247ながら出塁率は.336をマークし、規定打席以上のシーズンに限れば自己ベストを更新した。スイング率が低下しており、三振と四球の増加はアプローチが待球型へシフトしていることを表していると言えそうだ。

     昨季まで主にレフトを守っていたデービスだが、肩の弱さが大きな弱点となっており、アスレチックスは今オフ、デービスを指名打者専任とするためにカージナルスからスティーブン・ピスコッティを獲得。ピスコッティがライトに入り、ライトのマット・ジョイスがレフトへ回るため、今季のデービスは主に指名打者を務める予定となっている。2年連続40本塁打のデービス、昨季25本塁打のジョイス、同24本塁打のマット・オルソン、2016年に27本塁打を放ったマーカス・セミエン、同じく2016年に22本塁打を放ったピスコッティらが並ぶ打線は地味ながらも侮れない打線となった。

     なお、アスレチックスではデービスのほか、クリス・ハッチャー、リアム・ヘンドリックス、ブレイク・トライネン、セミエン、ケンドール・グレイブマン、ジョシュ・フェグリーの6選手が年俸調停権を有している。

  • 今日開幕したら… 各球団の番記者が予想ローテを公開

    2018.1.10 18:30 Wednesday

     MLB公式サイトでは昨日の予想オーダーに続いて、全30球団の番記者が「今日シーズンが開幕したら」という条件付きで今季の予想先発ローテーションを公開。田中将大(ヤンキース)と大谷翔平(エンゼルス)は2番手、前田健太(ドジャース)は4番手で先発ローテーションに名を連ねている。

     MLB.comのマニー・ランダワはエンゼルスについて「日本の二刀流スター・大谷翔平を獲得したことにより、エンゼルスは大谷のメジャーへの適応を容易にするために6人制ローテの採用を検討している。もし健康ならば、ギャレット・リチャーズが強力なエースとなるが、その他の投手たちはマット・シューメイカーを除くとメジャーの舞台で十分な実績を残していない」と分析。

     ヤンキースについては「今オフ中にもう一人先発投手を獲得する可能性があるものの、現時点で予想されている先発ローテーションは昨季、チームがワールドシリーズまであと1勝のところへ到達するのに貢献した。サイ・ヤング賞投票3位のルイス・セベリーノが軸となり、田中将大、ソニー・グレイ、CCサバシアという元オールスター投手が続く。彼らの経験や安定性により、ヤンキースは今季もポストシーズンを狙えるだろう」と分析している。

     また、ドジャースについては「ナ・リーグ王者は層の厚さを伴った経験豊富なローテーションを擁して戻ってくる。サイ・ヤング賞3度を誇るクレイトン・カーショウをエースとして、5人全員が昨季24試合以上に先発。すでに安定したローテを擁しているが、ドジャースはさらに補強を行う可能性がある。今オフを通して、昨季のワールドシリーズ進出に貢献したダルビッシュ有との再契約が噂されている」とした。なお、各球団の予想先発ローテーションは以下の通り。

     

    【ア・リーグ東部地区】
    オリオールズ
    1. ディラン・バンディ(右)
    2. ケビン・ゴーズマン(右)
    3. ガブリエル・イノア(右)
    4. ミゲル・カストロ(右)
    5. アレック・アッシャー(右)

     

    レッドソックス
    1. クリス・セール(左)
    2. デービッド・プライス(左)
    3. ドリュー・ポメランツ(左)
    4. リック・ポーセロ(右)
    5. スティーブン・ライト(右)

     

    ヤンキース
    1. ルイス・セベリーノ(右)
    2. 田中将大(右)
    3. ソニー・グレイ(右)
    4. CCサバシア(左)
    5. ジョーダン・モンゴメリー(左)

     

    レイズ
    1. クリス・アーチャー(右)
    2. ジェイク・オドリッジ(右)
    3. ブレイク・スネル(左)
    4. ジェイク・ファリア(右)
    5. マット・アンドリース(右)

     

    ブルージェイズ
    1. マーカス・ストローマン(右)
    2. J.A.ハップ(左)
    3. アーロン・サンチェス(右)
    4. マルコ・エストラーダ(右)
    5. ジョー・ビアジーニ(右)

     

    【ア・リーグ中部地区】
    ホワイトソックス
    1. ジェームズ・シールズ(右)
    2. ルーカス・ジオリト(右)
    3. レイナルド・ロペス(右)
    4. カーソン・フルマー(右)
    5. カルロス・ロドン(左)
    6. ディラン・コビー(右)

     

    インディアンス
    1. コリー・クルーバー(右)
    2. カルロス・カラスコ(右)
    3. トレバー・バウアー(右)
    4. ジョシュ・トムリン(右)
    5. ダニー・サラザー(右)

     

    タイガース
    1. マイケル・フルマー(右)
    2. ジョーダン・ジマーマン(右)
    3. マイク・ファイアーズ(右)
    4. マシュー・ボイド(左)
    5. ダニエル・ノリス(左)

     

    ロイヤルズ
    1. ダニー・ダフィー(左)
    2. イアン・ケネディ(右)
    3. ジェイソン・ハメル(右)
    4. ネイト・カーンズ(右)
    5. ジェイコブ・ジュニス(右)

     

    ツインズ
    1. アービン・サンタナ(右)
    2. ホゼ・ベリオス(右)
    3. カイル・ギブソン(右)
    4. アダルベルト・メヒア(左)
    5. フィル・ヒューズ(右)

     

    【ア・リーグ西部地区】
    アストロズ
    1. ジャスティン・バーランダー(右)
    2. ダラス・カイケル(左)
    3. ランス・マカラーズJr.(右)
    4. チャーリー・モートン(右)
    5. コリン・マクヒュー(右)

     

    エンゼルス
    1. ギャレット・リチャーズ(右)
    2. 大谷翔平(右)
    3. アンドリュー・ヒーニー(左)
    4. タイラー・スキャッグス(左)
    5. マット・シューメイカー(右)
    6. ニック・トロピアーノ(右)/JCラミレス(右)/パーカー・ブリッドウェル(右)

     

    アスレチックス
    1. ケンドール・グレイブマン(右)
    2. ショーン・マネイア(左)
    3. ジャーレル・コットン(右)
    4. ダニエル・メンデン(右)
    5. ポール・ブラックバーン(右)

     

    マリナーズ
    1. ジェームズ・パクストン(左)
    2. フェリックス・ヘルナンデス(右)
    3. マイク・リーク(右)
    4. エラスモ・ラミレス(右)
    5. マルコ・ゴンザレス(左)

     

    レンジャーズ
    1. コール・ハメルズ(左)
    2. マーティン・ペレス(左)
    3. ダグ・フィスター(右)
    4. マット・ムーア(左)
    5. マイク・マイナー(左)

     

    【ナ・リーグ東部地区】
    ブレーブス
    1. フリオ・テーラン(右)
    2. マイク・フォルティネビッチ(右)
    3. ブランドン・マッカーシー(右)
    4. ショーン・ニューカム(左)
    5. ルイス・ゴハラ(左)

     

    マーリンズ
    1. ホゼ・ウーレイナ(右)
    2. ダン・ストレイリー(右)
    3. アダム・コンリー(左)
    4. サンディ・アルカンタラ(右)
    5. ディロン・ピータース(左)

     

    メッツ
    1. ジェイコブ・デグロム(右)
    2. ノア・シンダーガード(右)
    3. マット・ハービー(右)
    4. スティーブン・マッツ(左)
    5. ザック・ウィーラー(右)

     

    フィリーズ
    1. アーロン・ノラ(右)
    2. ジェラッド・アイコフ(右)
    3. ビンス・ベラスケス(右)
    4. ニック・ピベッタ(右)
    5. ベン・ライブリー(右)

     

    ナショナルズ
    1. マックス・シャーザー(右)
    2. スティーブン・ストラスバーグ(右)
    3. ジオ・ゴンザレス(左)
    4. タナー・ロアーク(右)
    5. A.J.コール(右)

     

    【ナ・リーグ中部地区】
    カブス
    1. ジョン・レスター(左)
    2. カイル・ヘンドリックス(右)
    3. ホゼ・キンターナ(左)
    4. タイラー・チャットウッド(右)
    5. エディ・バトラー(右)

     

    レッズ
    1. アンソニー・ディスクラファーニ(右)
    2. ホーマー・ベイリー(右)
    3. ブランドン・フィネガン(左)
    4. ルイス・カスティーヨ(右)
    5. サル・ロマノ(右)

     

    ブリュワーズ
    1. チェイス・アンダーソン(右)
    2. ザック・デイビーズ(右)
    3. ヨーリス・チャシーン(右)
    4. ブレント・スーター(左)
    5. ヨバニ・ガヤード(右)

     

    パイレーツ
    1. ゲリット・コール(右)
    2. ジェイムソン・タイオン(右)
    3. イバン・ノバ(右)
    4. チャド・クール(右)
    5. トレバー・ウィリアムス(右)

     

    カージナルス
    1. カルロス・マルティネス(右)
    2. マイケル・ワカ(右)
    3. アダム・ウェインライト(右)
    4. マイルズ・マイコラス(右)
    5. ルーク・ウィーバー(右)

     

    【ナ・リーグ西部地区】
    ダイヤモンドバックス
    1. ザック・グレインキー(右)
    2. ロビー・レイ(左)
    3. タイワン・ウォーカー(右)
    4. パトリック・コービン(左)
    5. ザック・ゴッドリー(右)

     

    ロッキーズ
    1. ジョン・グレイ(右)
    2. タイラー・アンダーソン(左)
    3. ヘルマン・マルケス(右)
    4. チャド・ベティス(右)
    5. カイル・フリーランド(左)

     

    ドジャース
    1. クレイトン・カーショウ(左)
    2. リッチ・ヒル(左)
    3. アレックス・ウッド(左)
    4. 前田健太(右)
    5. 柳賢振(リュ・ヒョンジン)(左)

     

    パドレス
    1. クレイトン・リチャード(左)
    2. ルイス・ペルドモ(右)
    3. ディネルソン・ラメット(右)
    4. コリン・レイ(右)
    5. ロビー・アーリン(左)

     

    ジャイアンツ
    1. マディソン・バムガーナー(左)
    2. ジョニー・クエイト(右)
    3. ジェフ・サマージャ(右)
    4. クリス・ストラットン(右)
    5. タイラー・ビーディ(右)

  • エンゼルスが控え捕手を補強 レネイ・リベラと1年契約

    2018.1.10 17:30 Wednesday

     日本時間1月10日、エンゼルスはカブスからフリーエージェントとなっていた34歳のベテラン捕手、レネイ・リベラと1年契約を結んだことを発表した。メジャーで9シーズンを過ごした経験を持つリベラは、ゴールドグラブ捕手であるマーティン・マルドナードの控えを務めることになりそうだ。

     昨季のリベラはメッツの控え捕手として開幕を迎え、54試合に出場して打率.230、8本塁打、23打点、OPS.669を記録。8月中旬にはウィルソン・コントレラスの故障離脱により捕手不足に陥っていたカブスへ移籍し、移籍後は20試合に出場して打率.341、2本塁打、12打点、OPS.999の好成績をマークした。シーズントータルでは74試合に出場して打率.252、10本塁打、35打点、OPS.736という成績。2ケタ本塁打は自身2度目であり、OPS.736も2014年(OPS.751)に次ぐ自身2番目の数字だった(50打席のみの出場だった2005年を除く)。

     昨季は打撃面でも存在感を発揮したリベラだが、基本的には守備型の捕手。メジャー有数の強肩捕手として知られており、通算盗塁阻止率36.4%は捕手として3000イニング以上出場している選手のなかで、ヤディアー・モリーナ(カージナルス)の41.2%に次ぐメジャー2番目の数字である。昨季も盗塁阻止率36.6%とその強肩に衰えは見られず、攻守ともに控え捕手としては十分すぎるほどのクオリティを維持している。

     エンゼルスには昨季自身初のゴールドグラブ賞に輝いたマルドナードが正捕手として君臨しており、リベラはマルドナードに次ぐ2番手捕手として起用される可能性が高い。ただし、フアン・グラテロル、カルロス・ペレスなど他にも控え捕手の候補はおり、開幕ロースター入りをかけてスプリング・トレーニングで競争することになるだろう。

     なお、エンゼルスはリベラの獲得に伴い、左腕のネイト・スミスをDFAとした。スミスは昨年12月に左肩の手術を受けており、今季を全休する見通しとなっている。


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  • スタントンとジャッジはいかに共存していくのか

    2018.1.10 16:30 Wednesday

     ジャンカルロ・スタントンを獲得し、アーロン・ジャッジと併せて右翼手が2人になってしまったヤンキース。一方を指名打者として起用する、一方をレフトに回す、両者をライトと指名打者で併用する、など様々な選択肢があるが、ヤンキースはこの2人をどのように共存させていくのだろうか。

     スタントンの加入により、ヤンキースはスタントン、ジャッジ、ブレット・ガードナー、アーロン・ヒックス、ジャコビー・エルズベリーの5人が外野のレギュラーを争うことになった。ブライアン・キャッシュマンGMはレッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークでクリス・セールと対戦するケースを想定し、「オースティン・ロマインが捕手を務め、ゲーリー・サンチェスが指名打者に入る。スタントンがレフト、ヒックスがセンター、ジャッジがライトかな」と自身の構想を披露した。ただし、「誰を起用するかは相手投手との相性、球場、外野の広さなどに左右されるだろう」と状況に応じて選手を使い分けていくことを示唆している。

     現時点ではガードナーがレフト、ヒックスがセンターに入り、スタントンとジャッジがライトと指名打者を分け合う形が基本になると見られているが、アーロン・ブーン監督はスプリング・トレーニングの試合を利用してスタントンとジャッジの左翼守備の適性を見極める方針だ。両者とも左翼守備の経験はほとんどなく、スタントンはマイナーで6試合、ジャッジはマイナーで7試合守っただけ。しかし、両者とも左翼守備に積極的に挑戦する姿勢を示しているという。

     「スタントンは求められたことなら何でもやると言ってくれた。ジャッジもおそらく同じだろう」とキャッシュマン。昨季こそ故障なくフルシーズンを過ごしたとはいえ、スタントンには故障の不安があり、「我々は(外野手を上手く使い分けることによって)外野手全員を健康に保ちたいんだ」というキャッシュマンの発言は本音だろう。レギュラー級の外野手を5人も抱え、共存させるための方法を模索するのは実にぜいたくな悩みだが、ブーンが彼らを上手く使い分けることができれば、昨季両リーグ最多の241本塁打を放った強力打線はさらに破壊力を増すことになりそうだ。

  • オリオールズの大砲・デービス 打撃の修正に注力

    2018.1.10 15:30 Wednesday

     ここ数年、成績の低下に歯止めがかからなくなりつつあるクリス・デービス(オリオールズ)だが、今オフは復活に向けて打撃の修正に取り組んでいる。本塁打王に2度輝いた大砲が打席でのアプローチや守備シフトへの対応を見直し、本来の力強い打撃を取り戻そうとしている。

     「三振が増える一方で、打率は下がり続けているんだよね」とデービス。ここ3年の数字を見てみると、確かに三振率は31.0%→32.9%→37.2%と年々上昇し、打率は.262→.221→.215と低下し続けている。デービスは「去年は見逃し三振が多すぎた」と問題点を把握しており、「スイングする前に2ストライクになることが多すぎたんだ。受け身になりすぎたり、ボールを選びすぎたりして、早いカウントの甘いボールを生かすことができなかった」という打撃アプローチを修正する方針だ。おそらく今季は例年よりも積極的に甘いボールを打ちにいくデービスの姿が見られることだろう。

     また、守備シフトへの対応については「多くのチームが毎打席のように僕に対してシフトを敷くようになったのは、僕が覚えている限りでは2011年からだったと思う。ここ数年はシフトの逆を突くことを意識しすぎた。その結果、自分の打撃を見失ってしまったんだ」と分析する。2015年に47本塁打、117打点、OPS.923をマークして自身2度目の本塁打王を獲得したデービスだが、2016年は38本塁打、84打点、OPS.792、昨季は26本塁打、61打点、OPS.732とジリ貧状態。シフトを意識しすぎたことが打撃に悪影響を及ぼしていたことは間違いない。そうした反省を踏まえ、今季は必要以上にシフトを意識しないつもりだという。

     「年を重ねるにつれてたくさんのことを学んだし、トレーニングのメニューにも好感触を持っているよ」とデービスは言う。「打撃練習は基本的に週4回、多くても週5回くらいの予定だよ。多ければ多いほど良いわけではないということを学んだんだ。特にスイングに関してはね」と語るデービスが自分の打撃を取り戻し、再び強打を発揮する日もそう遠くないのかもしれない。


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  • フリーエージェントの右腕・ガーザが右肩の手術へ

    2018.1.10 14:30 Wednesday

     昨年6月の試合で巨漢一塁手のヘスス・アギラーと衝突し、胸部の打撲で10日間の故障者リスト入りを経験したマット・ガーザ。しかし、その症状はかなり深刻なものだったようだ。ガーザは日本時間1月11日にロサンゼルスで右肩の手術を受けることになった。

     ガーザは日本時間2017年6月4日のドジャース戦の4回表、コディ・ベリンジャーが一塁方向へゴロを放った際に身長191cm&体重113kgの巨体を誇るアギラーと衝突。このときに胸部を打撲しただけでなく、右肩の関節唇を損傷していたようだ。ブリュワーズではエース格のジミー・ネルソンが昨年9月の試合で帰塁の際に右肩を負傷して同様の手術を受け、今季の開幕に間に合わないことが確実となっているが、34歳というガーザの年齢、そして今回の手術の性質を考えると、ガーザにとっては選手生命を左右するような手術となる可能性がある。

     ガーザとアギラーが衝突した試合の翌日、クレイグ・カウンセル監督は「ヘスス・アギラーよりも大きい選手は球界にはほとんどいない。ぶつかりたくない相手だよね」と話していたが、カウンセルが懸念した通り、アギラーとの衝突はガーザの身体に大きなダメージを与えていた。ガーザは自身の肩にダメージがあることを認識していたが、ブリュワーズが予想以上の快進撃を続けていたこともあり、痛みをこらえて投げ続けることを選択したという。アギラーと衝突した試合までの8先発で防御率3.83をマークしていたガーザは、続く8先発でも防御率3.53と力投。しかし、その後の6先発では防御率10.13と力尽き、9月中旬以降はリリーフで2試合に登板しただけだった。

     今回の手術により現役続行が危ぶまれる状況に陥ったガーザだが、シーズン最終日には「後悔は全くない。俺は自分のやり方を貫いただけだ」と話していた。チームのために痛みをこらえて投げ続けたガーザが一刻も早く回復し、再びメジャーのマウンドに立てる日が来ることを祈りたい。

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