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  • シャーザー メジャー初本塁打を放った直後に降板

    2017.8.2 11:18 Wednesday

     日本時間8月2日のマーリンズ戦に先発したマックス・シャーザー(ナショナルズ)が首のけいれんを訴え、1イニングを投げただけでマウンドを降りた。球団広報によると、寝違えたことが原因だということで、症状の悪化を防ぐために早期降板を決めたようだ。

     シャーザーは2回裏のマウンドに上がって投球練習をしていたが、ダグアウトを見て「首がダメだ」と合図を送り、ダスティ・ベイカー監督に「投げられない」と告げた。結局、2回裏から左腕マット・グレイスが緊急登板することになった。

     この試合はシャーザーにとって素晴らしいものになるはずだった。1回裏のマーリンズの攻撃をわずか10球で退け、2回表の第1打席ではメジャー初本塁打となる1号スリーランをかっ飛ばしていたのだ。しかし、本塁打を放ってダグアウトに戻った後、シャーザーは自身の首の異変に気付いたようだ。

     ナショナルズは先日、スティーブン・ストラスバーグが右肘の故障で故障者リスト入りしており、さらなる先発投手陣の戦線離脱は避けたいところ。シャーザーは2011年から6年連続で32試合以上に先発しているように、これまで長期の戦線離脱が一度もなく、万が一シャーザーが離脱するような事態になれば、ナショナルズにとって大きな痛手となる。シャーザーの首の状態が軽症であることを祈るばかりである。

     

    ◆先発投手が本塁打を放ち、1イニング以下で降板したのは、1979年5月17日のカブス戦で1回表に本塁打を放ちながら0.1回5失点で降板したランディ・ラーチ(フィリーズ)以来38年ぶり。


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  • ポストシーズンに向けて移籍する可能性がある選手たち

    2017.8.2 10:46 Wednesday

     7月末をもってメジャーリーグのトレード可能期間が終了した。ただし、これはウエーバーを介さないトレードのみが対象となるトレード期限であり、今後トレードが行われなくなることを意味するわけではない。8月以降もウエーバーを介してトレードをすることは可能である。

     8月以降に選手をトレードする場合には、まずは対象選手を「取り消し可能なトレード・ウエーバー」に置く必要がある。すると、ウエーバーに置かれた選手は全球団がクレーム(=獲得の意思を示すこと)可能となり、クレームした球団が現れた場合には、その選手が所属している球団は3つの選択肢から適切なものをチョイスすることになる。

     1つ目はその選手をウエーバーから引き下げることだ。クレームした球団にその選手を流出させたくない場合、球団はウエーバーから選手を引き下げることができる(もちろんトレードは成立しない)。2つ目はその選手をクレームした球団へ引き渡すことだ。この場合、選手の契約はすべて移籍先の球団へ引き継がれる。3つ目はクレームした球団と48時間以内にトレードをまとめることだ。意中の球団のみがクレームした場合、ここでトレードを成立させることになる。

     また、どの球団からもクレームがなく、選手がウエーバーを「通過」した場合、その選手はメジャーの全球団へトレード可能になる。ただし、その選手がポストシーズンに出場する権利を得るためには8月末までにチームに在籍している必要がある(9月以降に移籍した選手はポストシーズンには出場できない)。

     このトレード・ウエーバーは取り消し可能なため、ある選手への他球団からの関心の度合いをチェックするためだけに選手をウエーバーに置くケースもある。ここで得た情報をオフシーズンのトレード戦略に活かしていくわけだ。また、ライバル球団が戦力補強するのを防ぐためにクレームして、トレードに横槍を入れるケースもある(2000年にヤンキースがホゼ・カンセコのレッドソックス移籍を防いだのが代表例)。

     MLB.comのマーク・フェインサンドは8月以降にウエーバーを介したトレードで移籍する可能性がある選手として、以下の11選手の名前を挙げている。

    ジャスティン・バーランダー(タイガース)
    カーティス・グランダーソン(メッツ)
    ジェイ・ブルース(メッツ)
    アズドゥルバル・カブレラ(メッツ)
    ホゼ・バティースタ(ブルージェイズ)
    マルコ・エストラーダ(ブルージェイズ)
    アービン・サンタナ(ツインズ)
    ジェフ・サマージャ(ジャイアンツ)
    ジャスティン・アップトン(タイガース)
    マイク・ナポリ(レンジャーズ)
    ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)

     ポストシーズンの戦いを見据えて、さらなる補強に動く球団は出てくるのか。今後のトレード市場の動向にも注目だ。


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      8月1日 ダルビッシュ有がMLB最高勝率のドジャースへ移籍

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  • 第17週のMVPはパクストン&ベルトレイとマーゴ

    2017.8.1 17:39 Tuesday

     第17週(7月24日~7月30日)の週間最優秀選手が発表され、ア・リーグはエイドリアン・ベルトレイ(レンジャーズ)とジェームズ・パクストン(マリナーズ)、ナ・リーグはマニュエル・マーゴ(パドレス)が選出された。

     ベルトレイは打率.478(23打数11安打)、1本塁打、5打点、OPS1.239の好成績をマークし、日本時間7月31日のオリオールズ戦で通算3000安打を達成。2015年10月以来自身6度目の週間MVP受賞となった(ア・リーグで4度、ナ・リーグで2度)。ドミニカ共和国出身の選手としては史上初となる通算3000安打を達成したベルトレイだが、長いメジャーリーグの歴史において3000安打、600二塁打、450本塁打をすべてクリアしているのはハンク・アーロン、スタン・ミュージアル、カール・ヤストレムスキー、ベルトレイの4人だけである。また、主に三塁を守った選手で通算3000安打を記録したのはジョージ・ブレット、ウェイド・ボッグスに次いで史上3人目となった。

     パクストンは2試合に先発して13イニングを投げ、2勝0敗、防御率0.00、18奪三振、無四球という素晴らしい成績を残し、開幕第2週以来今季2度目かつ自身2度目の週間MVP受賞となった。ア・リーグの投手が同一シーズンに複数回の週間MVPを受賞するのは、MVPとサイ・ヤング賞を同時受賞した2011年のジャスティン・バーランダー(タイガース)以来6年ぶりの快挙である。7月は6先発で6勝をマークし、マリナーズ球団史上初の月間6勝を記録。エース級のピッチングでワイルドカード争いに参戦するチームを牽引している。

     マーゴは打率.500(28打数14安打)、3本塁打、6打点、OPS1.464の大活躍で自身初の週間MVPに輝いた。打率.500と14安打はリーグトップ、長打率.964は同3位、3本塁打は同4位タイという活躍ぶりで、パドレスの選手としては昨年10月のハンター・レンフロー以来の受賞となった。第17週の7試合のうち6試合でマルチ安打を記録し、日本時間7月28日のメッツ戦では先頭打者本塁打を含む3安打3打点の活躍。今季すでに4本の先頭打者本塁打を放っており、2011年にウィル・ベナブルが作った球団記録(5本)にあと1と迫っている。右ふくらはぎの故障で5月下旬から1ヶ月にわたって戦列を離れたものの、復帰後は打率.320、OPS.857と好調。今後のさらなる活躍に期待したい。


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  • ダルビッシュがMLB最高勝率のドジャースへ移籍

    2017.8.1 17:05 Tuesday

     勝率.705(=114勝ペース)という驚異的な快進撃を続けているドジャースに、1988年以来となる悲願のワールドシリーズ制覇に向けてのラストピースが加わった。ドジャースは球団4位のプロスペクトであるウィリー・カルフーン、同17位のA.J.アレクシー、同27位のブレンドン・デービスをレンジャーズへ放出し、ダルビッシュ有を獲得した。

     「チームが必要としていたかどうかを判断するのは難しいけど、チームの後押しになる補強ができたと思うよ」とファーハン・ザイディGMはトレード市場における補強を振り返った。レギュラーシーズンでの地区優勝はほぼ確実という状況であり、ポストシーズン進出だけを目標とするのであれば、今回の補強は必要なかったはずだ。トニー・シングラーニ、トニー・ワトソンに加えてダルビッシュを獲得。これは「本気でワールドシリーズ制覇を目指す」というフロントからのメッセージなのだろう。

     昨季のドジャースはポストシーズンで大黒柱クレイトン・カーショウに「おんぶにだっこ」の状態だった。カーショウの奮闘もあって地区シリーズは突破したものの、リーグ優勝決定シリーズで敗退。カーショウの力だけではワールドシリーズを制覇できないどころか、ワールドシリーズ出場すらかなわないことを思い知らされた。ダルビッシュにはレギュラーシーズンでの活躍はもちろんのこと、ポストシーズンにおいてカーショウの負担を軽減し、カーショウとの左右のダブルエースとしての働きが求められていることは間違いない。

     現在ドジャースはアレックス・ウッド、リッチ・ヒル、柳賢振、前田健太、ブロック・スチュワートの5人で先発ローテーションを形成しているが、ここにダルビッシュが加わり、故障者リスト入りしているカーショウとブランドン・マッカーシーも遅かれ早かれ戻ってくる。一時的にローテーションに加わっているスチュワートはともかく、ベストメンバーが揃えば柳や前田の枠すら完全になくなってしまう層の厚さだ。また、左腕に偏っていた先発ローテーションにダルビッシュが加わるのは、左右のバランスという意味でも非常に大きい。

     ドジャースはダルビッシュ獲得の対価としてプロスペクト3名を放出したが、ウォーカー・ビューラー、アレックス・ベルドゥーゴ、ヤディアー・アルバレスという球団TOP3プロスペクトの放出は免れた。球団の将来の「核」を担うであろう選手を放出せずにダルビッシュの獲得に成功した点は高く評価されてしかるべきだ。

     ポストシーズンに進むためではなく、ワールドシリーズを制覇するためにダルビッシュを獲得したドジャース。ダルビッシュはその期待に応えることができるのか。新天地でのピッチングに注目だ。


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  • ヤンキースがソニー・グレイの獲得に成功!

    2017.8.1 16:17 Tuesday

     ヤンキースが28度目のワールドシリーズ制覇に向けて大きなピースを手に入れた。プロスペクト3名をアスレチックスへ放出し、実力派右腕ソニー・グレイの獲得に成功したのだ。グレイは少なくとも2019年まで保有可能ということもあり、買い手・売り手を問わない人気物件となっていたが、最終的には上質なプロスペクト3名を差し出したヤンキースがグレイを手に入れることになった。

     「ファンの支持を得て、このチームには2017年シーズンを特別なものにするチャンスがあり、それに向けて補強を行うべきだと示したんだ」とブライアン・キャッシュマンGM。開幕前は厳しい戦いになることが予想されていた今季のヤンキースだが、アーロン・ジャッジらの期待以上の活躍もあり、現時点で2位レッドソックスに0.5ゲーム差をつけてア・リーグ東部地区の首位を走っている。本来であれば今季は新たな黄金期に向けての「つなぎの年」になるはずだったが、チームの期待以上の快進撃がトレード市場での補強に向かう原動力になったということだろう。

     「俺たちはかつてのヤンキースに戻りつつある。目標はワールドシリーズで勝つことだ」とCCサバシアは語る。グレイの加入により、グレイ、サバシア、田中将大、ルイス・セベリーノ、ハイメ・ガルシア、ジョーダン・モンゴメリーと先発投手が6人になったが、ジョー・ジラルディ監督は6人制ローテーションの採用を否定しており、疲れが見え始めているモンゴメリーが先発ローテーションを外れると見られている。

     「我々は間違いなく戦力アップしたと思う。オーナーやフロントは我々に特別なことを成し遂げるチャンスをくれたんだ。今度は我々がその期待に応える番だね」とジラルディ監督。2014年から2年連続で14勝を挙げ、昨季の不振を脱して安定したピッチングを見せているグレイの加入によって、ポストシーズン進出、そしてワールドシリーズ制覇の可能性はグッと高まった。グレイ、田中、セベリーノという実力派右腕3人をサバシア、ガルシアの両ベテラン左腕がサポートする先発ローテーションはリーグでも有数の顔ぶれだ。

     グレイとのトレードでアスレチックスへ移籍するのはダスティン・ファウラー、ホルヘ・マテオ、ジェームズ・キャプリーリアンの3選手。MLB公式サイトのプロスペクト・ランキングではそれぞれヤンキースの球団4位、8位、12位にランクインしていた。ヤンキースはグレイバー・トーレスやクリント・フレイジャーといったトップ・プロスペクトの放出を拒否。彼らを放出せずにグレイのトレード交渉をまとめた点についてはキャッシュマンGMは評価されるべきだろう。ファウラーとキャプリーリアンは故障により今季絶望となっており、実際に新天地でのプレイを開始するのは来季からの予定。また、俊足のマテオはAA級に合流する予定となっている。


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  • ナショナルズがツインズのクローザー・キンツラーを獲得

    2017.8.1 15:42 Tuesday

     7月中旬にアスレチックスからショーン・ドゥーリトルとライアン・マドソンを獲得してブルペンを補強したばかりのナショナルズが、ブルペンのさらなるグレードアップに動いた。球団17位のプロスペクトであるタイラー・ワトソンとインターナショナル・ボーナス・マネーを放出してツインズからブランドン・キンツラーを獲得した。

     キンツラーは昨季途中からツインズのクローザーに定着し、今季は45試合に登板して2勝2敗28セーブ、防御率2.78をマークしている。28セーブはリーグ2位の数字であり、奪三振率5.36という数字が示すようにシンカーを武器に打たせて取るピッチングを展開する投手だが、圧倒的なピッチングを見せることがない代わりに大崩れすることも少ないのが特長だ。

     現在ナショナルズは8回をマドソン、9回をドゥーリトルに任せるのが基本の勝ちパターンとなっているが、キンツラーの加入により勝ちパターンを再編することになるだろう。現時点ではキンツラーをクローザーとして起用するのが有力と見られているが、ポストシーズンを勝ち抜くために、レギュラーシーズンの残り2ヶ月でベストの起用法を探っていくことになる。マドソンとドゥーリトルの故障歴を考えると、彼ら2人を酷使することはできないため、2人の負担を軽減できるキンツラーの加入はナショナルズにとって非常に大きい。彼ら3人を上手く使いこなし、絶対的な勝ちパターンが形成されれば、ナショナルズがポストシーズンを勝ち抜いていく確率はグッと高まるに違いない。

     マイク・リゾーGMは「ブルペンはとても良くなったと思う」と補強に手応えを感じている。「バランスの取れたブルペンになったよ。左右に関係なく抑えられる左腕(=ドゥーリトル)を獲得できたし、左右に関係なく抑えられる右腕(=キンツラーとマドソン)も獲得できた。彼らは試合終盤の重要なアウトを取るために起用されるだろうね」

     ダスティ・ベイカー監督はキンツラーのことをあまり知らないと認めたが、アシスタント・コーチのジャック・ジョーンズがツインズ時代の同僚であるエディ・グアルダード(ツインズのブルペンコーチ)に連絡を取り、キンツラーについての情報を収集したという。「彼は恐れを知らない男だ。重いシンカーを投げて、あまり四球を出さない。我々のチームにフィットすると思うよ」とベイカー監督はキンツラーの加入を歓迎した。

     ナショナルズからツインズへ移籍するワトソンは2015年のドラフト34位指名で入団した20歳の左腕。今季はA級で17先発を含む18試合に登板し、6勝4敗、防御率4.35を記録。93イニングを投げて98三振を奪っている。


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  • ドジャースに頼れる左腕・ワトソンが加入

    2017.8.1 15:02 Tuesday

     頼れるリリーフ左腕が不在だったドジャースがパイレーツからトニー・ワトソンを獲得することに成功した。2014年から3年連続で70試合以上に登板し、同年から2年連続で防御率1点台をマークした実力派リリーバーの加入は、リーグ1位の救援防御率2.83を誇るブルペンをさらに強固なものとするに違いない。

     ワトソンは今季パイレーツで47試合に登板して5勝3敗10セーブ、防御率3.66を記録。昨季途中にマーク・マランソンがチームを去ってからクローザーに昇格し、今季もクローザーとして開幕を迎えたが、4月こそ9試合で7セーブ、防御率0.96と結果を残したものの、5月下旬から6月上旬にかけて4連続セーブ失敗を喫し、クローザーの座を剥奪された。昨季のセーブ成功率75.0%も決して優秀な数字とは言えないが、今季は58.8%まで低下。クローザーの適性がないことを証明してしまった格好だ。それでも7月に入ってからは12試合で防御率2.53と復調傾向。今季は被打率.305とよく打たれており、奪三振率が低下している点も心配だが、ファーハン・ザイディGMはワトソンの状態は数字ほど悪くないと判断し、獲得に動いたようだ。なお、ワトソンは今季終了後にフリーエージェントとなる。

     圧倒的な強さを見せている今季のドジャースだが、クレイトン・カーショウ、アレックス・ウッド、リッチ・ヒルと左腕が充実している先発陣に比べて、ブルペン陣である程度の成績を残している左腕はルイス・アビランくらい。ワトソンとトニー・シングラーニの加入により、リリーフ左腕の枚数を増やすことに成功した。

     ワトソンの対価としてドジャースからパイレーツへ移籍するのはオニール・クルーズとアンヘル・ヘルマンの2選手。どちらもドミニカ共和国出身で、クルーズは18歳の内野手、ヘルマンは21歳の右腕だ。クルーズは今季A級で89試合に出場し、打率.240、8本塁打、OPS.635をマーク。ヘルマンは同じくA級でプレイしており、今季は21試合に登板して1勝0敗7セーブ、防御率1.91の好成績をマークしている。


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  • インディアンスの強力ブルペンにサイド右腕・スミスが加入

    2017.8.1 14:40 Tuesday

     両リーグトップの救援防御率2.77を誇るインディアンスの強力ブルペンに実績豊富なサイドハンド右腕が加わった。インディアンスは若手2選手とのトレードでブルージェイズからジョー・スミスを獲得。スミスは2009年から5シーズンにわたってインディアンスでプレイしており、4年ぶりの古巣復帰となった。

     「彼の復帰を楽しみにしているよ」とスミスの復帰を歓迎するのはジョシュ・トムリンだ。「彼がこのチームを去ってから、彼は僕に『隣の芝のほうが青いとは限らないぞ』と教えてくれたんだ。他のチームを悪く言うようなことはなかったけど、インディアンスのことをとても気に入っていた。彼はここに戻ってくることを、それも優勝争いをしているチームに戻ってくることをとても楽しみにしているんじゃないかな」

     ブルペン陣は好成績を残しているが、ブーン・ローガンが離脱していることもあり、インディアンスのトレード市場における最優先課題はリリーバーの補強だった。ザック・ブリットン(オリオールズ)やブラッド・ハンド(パドレス)に関心を示しているという報道もあったが、最終的にはより現実的な選択肢であるスミスを獲得することで課題を解決した。

     スミスは今季ブルージェイズで38試合に登板して3勝0敗、防御率3.28を記録。今季は奪三振率が急上昇し、キャリア平均の7.82を大幅に上回る12.87を記録している。ストライク率が70%を超える一方で、被本塁打率は昨季から半減しており、数字からも頼れる戦力であることが読み取れる。右のサイドハンドということもあって右打者に強く、試合中盤以降、右の強打者が続く場面で重宝されることになりそうだ。

     インディアンスがブルージェイズへ放出したのはトーマス・パノーンとサマッド・テイラーの2選手。2013年のドラフト9巡目指名で入団したパノーンは23歳の左腕。今季はAアドバンス級とAA級で計19試合に先発し、8勝1敗、防御率1.96という素晴らしい成績をマークしている。昨年のドラフト10巡目指名で入団したテイラーは19歳の二塁手。今季はショートシーズンA級で28試合に出場し、打率.300、4本塁打、OPS.795をマークしている。


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  • オリオールズがベッカム獲得 ブリットンらは放出せず

    2017.8.1 14:07 Tuesday

     オリオールズは放出が噂されていたザック・ブリットン、ブラッド・ブロック、セス・スミス、ウェリントン・カスティーヨらを放出しなかった一方、18歳の右腕トビアス・マイヤーズをレイズへ放出してティム・ベッカムを獲得した。

     ダン・デュケット野球部門副社長は「我々の数多くの選手に様々な関心が寄せられていた」と語り、ブリットンら放出が噂されていた選手たちに数多くのオファーがあったことを明らかにしたが、「しかし、私はこのチームを気に入っているんだ。今年も、そして来年も」とあくまでもチームを解体せずにポストシーズン進出を目指すつもりであることを明言した。

     オリオールズはワイルドカード圏内まで5.5ゲーム差というギリギリの位置にいるが、デュケット野球部門副社長は「まだ望みはある」とポストシーズン進出を諦めていない。先日フィリーズからジェレミー・ヘリクソンを獲得した動きを見ても、オリオールズが今季を諦めず、ポストシーズン進出を目指していることは明らかだ。ブリットンやブロックを放出しなかったことにより、チームの最大の強みである強力ブルペン陣は戦力が維持された。

     そして、レイズからベッカムを獲得。2008年の全体1位指名選手であるベッカムは今季レイズで87試合に出場し、すでに自己最多の12本塁打を放っている。打率.259、110三振と打撃の確実性に課題は残るものの、少なくとも2020年シーズンまでは保有可能であり、J.J.ハーディとライアン・フラハーティが今季終了後にフリーエージェントなるというチーム事情もあって、今季のみならず来季以降も見据えて補強に動いたようだ。「ベッカムは我々を助けてくれるはずだ。ミドル・インフィールダーとしては素晴らしいパワーを持っている。二塁と遊撃で堅実な守備ができるとすでに証明しているしね」とデュケット野球部門副社長はベッカムの活躍に期待を寄せている。

     ベッカムの対価としてオリオールズからレイズへ移籍するマイヤーズは昨年のドラフトで6巡目指名を受けて入団した18歳の右腕。今季はショートシーズンA級で7試合に先発し、2勝2敗、防御率3.94をマークしている。


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  • アストロズがリリアーノ獲得 青木とヘルナンデスを放出

    2017.8.1 12:16 Tuesday

     ア・リーグ西部地区の首位を独走しているアストロズはザック・ブリットン(オリオールズ)やソニー・グレイ(アスレチックスからヤンキースへ移籍)といったビッグネームの獲得には至らなかったものの、青木宣親とテオスカー・ヘルナンデスの両外野手をブルージェイズへ放出し、左腕フランシスコ・リリアーノを獲得した。

     昨年のトレード期限最終日にパイレーツからブルージェイズへ移籍したリリアーノは2年連続となるシーズン途中での移籍。今季はここまで18試合に先発し、6勝5敗、防御率5.88と思うような結果を残すことができていない。2012年から5年連続で投球イニング数を上回る奪三振数を記録してきたが、今季は奪三振率も8.06と低調。33歳という年齢もあり、衰えが懸念されている。A.J.ヒンチ監督によると新天地アストロズではブルペンの一角を担うことになるようだ。

     ジェフ・ルーノウGMは「我々は今日、多くの話をまとめようとしてきた。様々な交渉に取り組んでいたけど、リリアーノのような投手を獲得することが最優先だったんだ。彼は先発だけでなく、リリーバーとしての経験もある。ポストシーズンも経験している。我々が必要としている場所で、我々の助けになってくれると思うよ」とリリアーノへの期待を口にした。

     アストロズはリリアーノの対価として青木とヘルナンデスをブルージェイズへ放出。準レギュラーのような形で70試合に出場し、打率.272、2本塁打、OPS.694をマークしていた青木だが、ジョージ・スプリンガー、ジョシュ・レディック、ジェイク・マリズニック、マーウィン・ゴンザレス、デレク・フィッシャーと外野の層は厚く、今後の戦いにおいて必要不可欠な戦力ではないと判断されたようだ。ブルージェイズの外野もポジションに空きがあるわけではなく、新天地でも出場機会をめぐって熾烈な競争に挑むことになるだろう。ヘルナンデスは昨季メジャーデビューを果たしたばかりの24歳。今季のメジャーでの出場は1試合のみで、AAA級では79試合に出場して打率.279、12本塁打、12盗塁、OPS.854をマークしている。


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  • 右腕・ヘルナンデスが2015年以来のDバックス復帰

    2017.8.1 11:56 Tuesday

     ナ・リーグのワイルドカード争いで首位を走っているダイヤモンドバックスがエンゼルスからリリーフ右腕デービッド・ヘルナンデスを獲得し、ブルペンの補強に成功。かつてダイヤモンドバックスのセットアッパーとして活躍したヘルナンデスは2015年以来の古巣復帰となった。

     ヘルナンデスは4月下旬に金銭トレードでエンゼルスに加入した今季、38試合に登板して1勝0敗1セーブ、防御率2.23の好成績をマーク。奪三振率9.17はキャリア平均を上回っており、与四球率1.98とK/BB4.63は自己ベストの数字。ダイヤモンドバックスのセットアッパーとして活躍した全盛期に劣らないパフォーマンスを見せていた。

     「ヘルナンデスは我々がずっと狙っていた選手だ。獲得できて嬉しいよ」とマイク・ヘイゼンGM。「ブルペンの補強が必要だったし、ヘルナンデスの加入は戦力アップになると思う。彼は今季ずっと良いピッチングを続けているからね。彼のピッチングや成績をチェックしたけど、とても良いボールを投げているし、全盛期に近いピッチングをしている。慣れ親しんだ環境、球場、チームでプレイすることになるし、きっと活躍してくれると思うよ」とヘルナンデスの活躍に期待を寄せた。

     今季のダイヤモンドバックスはアーチー・ブラッドリーがリリーバーとして急成長し、セットアッパーとしての地位を確立。9回にはクローザーのフェルナンド・ロドニーがおり、ヘルナンデスは主に7回を担うことになりそうだ。試合終盤の勝ちパターンが固定されることは、チームに好影響をもたらすに違いない。

     ダイヤモンドバックスがヘルナンデスの対価としてエンゼルスへ放出したのはベネズエラ出身の20歳の右腕ルイス・マデーロ。2013年10月にダイヤモンドバックスに入団したマデーロは今季ルーキー級とショートシーズンA級で計9試合に先発し、4勝2敗、防御率5.69という成績を残している。


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  • ジェフレスが1年ぶりにブリュワーズ復帰

    2017.8.1 11:38 Tuesday

     昨夏、ジョナサン・ルクロイとともにレンジャーズへ放出されたジェレミー・ジェフレスがちょうど1年ぶりに古巣ブリュワーズへ戻ってきた。ジェフレスは2度にわたってブリュワーズからトレードで放出されており、これが3度目のブリュワーズ所属となる。

     ジェフレスは今季レンジャーズで39試合に登板して1勝2敗、防御率5.31という成績。59試合で3勝2敗27セーブ、防御率2.33という好成績を残した昨季と比較すると、与四球率や被本塁打率が大幅に悪化しており、本来のピッチングを見失っているような印象を受ける。腰痛により6月下旬から2週間ほど戦列を離れたが、ジェフレス自身は今季の不振をメンタル的な問題だと分析しているようだ。「今は良い状態だと思う。古巣に復帰するのは素晴らしいことだよ。自分がいるべき場所って感じがするよね」と慣れ親しんだ古巣での復調を誓った。

     デービッド・スターンズGMによると、ブリュワーズはジェフレス以外にもトレード交渉を進めていたが、合意に至ったのはジェフレスのトレードのみだったという。ソニー・グレイ(アスレチックスからヤンキースへ移籍)ら先発投手の獲得を目指しているという報道も出ていたが、結局ブリュワーズが獲得したのはリリーフ右腕2人(ジェフレスとアンソニー・スウォーザック)だけだった。

     ブリュワーズはジェフレスとのトレードで25歳の右腕テイラー・スコットをレンジャーズへ放出。2011年のドラフトでカブスから5巡目指名を受けてプロ入りしたスコットは、昨年3月にカブスからリリースされ、同年7月にブリュワーズとマイナー契約。今季はAA級で42試合に登板して4勝6敗2セーブ、防御率2.34をマークしている。


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  • ドジャースがレッズから左腕・シングラーニを獲得

    2017.8.1 11:19 Tuesday

     ドジャースはスコット・バンスライクとヘンドリック・クレメンティーナの2選手をレッズへ放出し、高奪三振率が魅力の左腕トニー・シングラーニを獲得した。先発からクローザーまで様々な経験を持つ左腕はシチュエーションを問わず起用できる「便利屋」として、ドジャースのブルペンにおいて貴重な存在となりそうだ。

     メジャー2年目の2013年に18先発を含む23試合に登板して7勝4敗、防御率2.92、奪三振率10.32という好成績を残したシングラーニは、2015年シーズンから本格的にリリーバーに転向。昨季はクローザーとしても起用され、自己最多の65試合に登板して2勝5敗17セーブ、防御率4.14をマークした。

     今季は右腹斜筋を痛めて4月下旬から1ヶ月半にわたって戦線離脱。ここまで25試合に登板して23.1イニングで9本塁打を浴び、防御率5.40と本来のピッチングをすることができていないが、奪三振率9.26、K/BB4.00など被本塁打の多さを除けば残している数字はそれほど悪いものではない。日本時間7月17日からの5登板で計5被弾、9失点を喫し、防御率が大幅に悪化してしまったものの、それまでは防御率2点台をキープ。ファーハン・ザイディGMはシングラーニが復調し、チームに貢献してくれることを期待しているようだ。

     ドジャースはシングラーニの対価として2014年に打率.297、11本塁打、OPS.910をマークした実績を持つバンスライクとキュラソー出身の20歳の捕手クレメンティーナを放出。バンスライクは2014年のブレイク後、右肩下がりで成績を落とし、今季は29試合で打率.122、OPS.543の大不振に陥っていた。一方、クレメンティーナはルーキー級で24試合に出場し、打率.370、4本塁打、OPS.994の好成績をマークしている。


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  • Dバックスがオーウィングスの穴埋めにロサレス獲得

    2017.8.1 11:01 Tuesday

     正遊撃手のクリス・オーウィングスが右手中指の骨折で長期離脱することになり、控え遊撃手であるケテル・マーテイも母国・ドミニカ共和国で母が交通事故で亡くなってチームからの離脱を余儀なくされる中、ダイヤモンドバックスは遊撃に空いた穴を埋めるためにアスレチックスからアダム・ロサレスを獲得した。

     ダイヤモンドバックスは前述の2人以外にも好守の遊撃手ニック・アーメッドが右手の骨折で6月下旬から戦列を離れており、開幕当初は人材豊富だったはずのポジションが一気に人材不足に陥ってしまった格好だ。オーウィングスはおそらく9月後半まで、アーメッドも少なくとも8月後半まで復帰できないと見られており、マーテイの戦列復帰の見通しも立たないという状況の中で、遊撃手の緊急補強に動かざるを得なくなってしまった。

     オーウィングスが故障した際にアスレチックスからロサレスについてのオファーがあり、その時点ではダイヤモンドバックスはロサレス獲得を真剣には考えていなかった。しかしその後、マーテイもチームを離れなければならない状況となり、本格的にトレード交渉が開始されたという。

     マイク・ヘイゼンGMは「我々は短期的に遊撃手が必要だった」と語り、ロサレス獲得が緊急補強であったことを明らかにした。「ロサレスの遊撃手としての能力を気に入っているし、彼は優秀なユーティリティ・プレイヤーでもある。短期的には正遊撃手という大きな役割を担ってもらうことになるが、彼ならしっかりこなしてくれるだろう」とロサレスの活躍に期待を寄せている。

     ロサレスは今季アスレチックスで71試合に出場して打率.234、4本塁打、27打点、OPS.619を記録。パドレスでプレイした昨季は自己最多の13本塁打を放ち、OPS.814の好成績をマークした。左投手に強く、また本塁打を放った際に全力疾走でダイヤモンドを一周することでも知られている。

     ダイヤモンドバックスはロサレスとのトレードで22歳の右腕ジェフェルソン・メヒアをアスレチックスへ放出した。ドミニカ共和国出身のメヒアは今季ショートシーズンA級とA級で計21試合に登板して1勝1敗、防御率5.90、奪三振率10.86、与四球率7.76という成績。三振奪取能力の高さは魅力だが、制球難の克服が大きな課題となっている。


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  • パイレーツがベテラン右腕・ベノワを獲得

    2017.8.1 10:42 Tuesday

     パイレーツは左腕トニー・ワトソンをドジャースへ放出した一方、フィリーズから40歳のベテラン右腕ホアキン・ベノワを獲得した。ワトソン放出によってブルペンに空いた穴をベノワが埋めることになると見られている。

     ベノワは今季フィリーズで44試合に登板して1勝4敗2セーブ、防御率4.07をマーク。奪三振率9.21と三振奪取能力は衰えていないものの、全盛期と比較すると与四球率が悪化しているのが気にかかる。各指標を見る限り、急激に衰えているような兆候は見られず、少なくとも今季の残り2ヶ月はある程度のパフォーマンスを期待できるだろう。また、フィリーズとは1年契約だったため、今季終了後にフリーエージェントとなる。

     「確かに、僕は年老いた男になりつつある。でも、パイレーツは優秀なブルペンを抱えているし、僕も彼らの助けになれたらいいなと思うよ」とベノワ。「ポストシーズンの野球はレギュラーシーズンとは全く違う。それと同時に、新しいチームへ行くときは他の選手のことを知り、そのチームにフィットしなければならない。また一からやり直しだね」と経験豊富なベテラン右腕は新天地での活躍に向けて意気込んだ。

     パイレーツがフィリーズへ放出したのは23歳の右腕セス・マゲイリー。2015年のドラフト8巡目指名を受けて入団した選手であり、今季はAアドバンス級で31試合に登板して1勝0敗14セーブ、防御率1.34という好成績をマークしている。


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  • レッドソックスがブルペン補強 リード獲得

    2017.8.1 10:22 Tuesday

     レッドソックスがブルペンに頼れる右腕を加えることに成功した。トレード期限まで1時間を切ったところで、若手3選手とのトレードでメッツからアディソン・リードを獲得した。

     リードはホワイトソックスとダイヤモンドバックスでクローザーを務め、2012年からの3シーズンで計101セーブをマークした実績を誇るリリーフ右腕。昨季はメッツのセットアッパーとして自己最高のシーズンを送り、自己最多の80試合に登板して防御率1.97の好成績をマークした。今季はクローザーのジューリス・ファミリアが長期離脱していることもあって代理クローザーを務め、ここまで19セーブ(成功率90.5%)。与四球率1.10と制球が安定し、48試合で防御率2.57と昨季に続いて好成績を残している。

     「我々は彼のことをとても気に入っているよ」とデーブ・ドンブロウスキー野球部門社長。「彼はセットアッパーを務めることになるだろう。彼の加入はブルペンの層を厚くしてくれるし、他のリリーバーを早い回に回すこともできる」と実績十分な右腕の加入を歓迎した。

     ドンブロウスキー野球部門社長が話したように、レッドソックスには絶対的守護神のクレイグ・キンブレルがいるため、リードはセットアッパーとして8回を担う可能性が高い。故障離脱中のジョー・ケリーやカーソン・スミスの戦列復帰も近付いており、彼らが揃えばリーグ有数の強力ブルペンが形成されることになりそうだ。

     レッドソックスがメッツへ放出したのはスティーブン・ノゴーセック、ジェイミー・キャラハン、ヘルソン・バティースタの3選手。MLB公式サイトのプロスペクト・ランキングではそれぞれ球団18位、23位、28位にランクインしていた。ノゴーセックは昨年のドラフト6巡目指名を受けて入団した22歳の右腕。プロ2年目の今季はA級とAアドバンス級で計36試合に登板して4勝4敗19セーブ、防御率3.06をマークしている。キャラハンは2012年のドラフト2巡目指名を受けて入団した22歳の右腕。今季はAA級とAAA級で計32試合に登板して5勝2敗6セーブ、防御率3.21をマークしている。バティースタは2013年4月に入団したドミニカ共和国出身の22歳の右腕。今季はAアドバンス級で27試合に登板して3勝2敗4セーブ、防御率5.16をマークしている。


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  • カブスがタイガースからジャスティン・ウィルソン獲得へ

    2017.7.31 17:13 Monday

     現時点では球団からの公式発表はないものの、カブスがタイガースからジャスティン・ウィルソンとアレックス・アビラを獲得するトレードを成立させたようだ。タイガースはカブスからジャイマー・キャンデラリオ、アイザック・パレイデスの2選手と後日指名選手または金銭を獲得する見込みとなっている。

     8月18日に30歳の誕生日を迎える左腕ウィルソンは、今季42試合に登板して3勝4敗13セーブ、防御率2.68を記録。フランシスコ・ロドリゲスの不振によりシーズン途中からクローザーを任され、セーブ成功率86.7%とまずまずのパフォーマンスを見せている。左腕ながら今季は右打者に対して好成績を残しており、右打者を被打率.131に封じ込めている一方で、左打者の被打率は.220となっている。カブスには絶対的守護神としてウェイド・デービスがいるため、ウィルソンは7回または8回を担うセットアッパーとして起用されることになるだろう。打者の左右に関係なく起用できるため、ジョー・マドン監督にとって非常にありがたい存在となりそうだ。また、フリーエージェントになるまでもう1年残っている点も魅力である。

     また、カブスはミゲル・モンテロを放出して以降、経験豊富な控え捕手を探していた。今季77試合に出場して打率.274、11本塁打、OPS.869と控えに置いておくには勿体ない成績を残しているアビラは、800試合以上の出場経験があり、2011年にオールスター選出&シルバースラッガー受賞と実績も十分であり、若き正捕手ウィルソン・コントレラスをサポートするのにうってつけの存在だろう。タイガースのGMを務めているのはアビラの父アル・アビラであり、アビラGMは実の息子をトレードで放出したことになる。左投手を極端に苦手としているアビラは右投手先発時を中心に起用されることになりそうだ。

     ホゼ・キンターナとのトレードでイロイ・ヒメネス、ディラン・シーズらを放出したため、キャンデラリオはカブスの球団1位のプロスペクトとなっていた(パレイデスは球団10位)。キャンデラリオの放出により、さらにプロスペクトの層は薄くなってしまうが、それだけカブス首脳陣が「今、勝つこと」に力を入れていることの表れと言っていいだろう。23歳の三塁手であるキャンデラリオはすでにメジャーデビューを果たしており、今季はメジャー初本塁打も記録。今季AAA級では81試合に出場して打率.266、12本塁打、OPS.868をマークしている。また、メキシコ出身の18歳の遊撃手であるパレイデスは今季A級で92試合に出場し、打率.264、7本塁打、OPS.744という成績を残している。

     先発投手に続いてリリーフ左腕と控え捕手の補強に成功したカブス。後半戦は13勝3敗と好調で、すでに2位ブリュワーズに2.5ゲーム差をつけて首位に立っているが、この補強によってその勢いはさらに加速していくかもしれない。


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  • 第17週の最優秀ブルペンはカブス

    2017.7.31 16:36 Monday

     MLB公式サイトでは今季から週ごとに独自の計算方法で「週間最優秀ブルペン」を選出している。第17週の最優秀ブルペンにはカブスが選出された。

     計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従ってポイントを加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。
    ・1アウト=+1.5ポイント
    ・1奪三振=+1.5ポイント
    ・1セーブ=+5ポイント
    ・1被安打=-2ポイント
    ・1自責点=-4ポイント
    ・1非自責点=-2ポイント
    ・1与四球=-1ポイント
    ・1セーブ失敗=-5ポイント

     第17週のカブスは24.0回(=72アウト)で29奪三振、2セーブを記録し、被安打10、自責点4、与四球7で合計118.5ポイントを獲得。登板した8人のリリーバーのうち5人が無失点という安定したパフォーマンスを見せ、意外なことに開幕17週目にして「週間最優秀ブルペン」初受賞となった。週間救援防御率1.50と安定感抜群で、失点したのはジェイソン・グリム(1失点)、マイク・モンゴメリー(1失点)、上原浩治(2失点)の3人だけ。クローザーのウェイド・デービスは2度のセーブ機会をしっかり成功させ、開幕から22連続セーブ成功を継続中。カール・エドワーズJr.は3試合で3.2イニングを投げ、被安打0、奪三振6という見事なピッチングを見せた。ブライアン・ダンシング、ヘクター・ロンドン、ペドロ・ストロップも無失点でチームに貢献。なお、獲得ポイント数の2位はドジャース(99.5ポイント)、3位はパドレス(99ポイント)だった。

    各週の最優秀ブルペン
    第1週 ロッキーズ(98ポイント)
    第2週 レッズ(119.5ポイント)
    第3週 アストロズ(132.5ポイント)
    第4週 エンゼルス(100.5ポイント)
    第5週 インディアンス(125ポイント)
    第6週 エンゼルス②(80.5ポイント)
    第7週 アストロズ②(106ポイント)
    第8週 ドジャース①(126ポイント)
    第9週 マーリンズ(124.5ポイント)
    第10週 マリナーズ(87ポイント)
    第11週 レッドソックス(106.5ポイント)
    第12週 ドジャース②(120.5ポイント)
    第13週 ジャイアンツ(116ポイント)
    第14週 ブリュワーズ(101.5ポイント)
    第15週 オールスター週のため発表なし
    第16週 ヤンキース(112ポイント)
    第17週 カブス(118.5ポイント)
    (丸印は受賞回数)


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  • 【戦評】パクストンまたも快投 球団史上初の月間6勝

    2017.7.31 16:00 Monday

     フェリックス・ヘルナンデスが全盛期を過ぎてから絶対的なエースと呼べる存在がいなかったマリナーズ。どうやらエース不在の日々は終わりを告げたようだ。

     ヘルナンデスに代わる新たなエースの名はジェームズ・パクストン。7月はここまで5戦5勝。早くも自身初の2桁勝利に到達した速球派左腕である。前回登板となった日本時間7月25日のレッドソックス戦では7回、被安打4、奪三振10、無四球、無失点の快投。そのパクストンが日本時間7月31日のメッツ戦でも安定したピッチングを見せた。

     初回は一死からホゼ・レイエスにヒットを打たれたものの、ヨエニス・セスペデスのセンターフライで二塁へのタッチアップを狙ったレイエスをジャロッド・ダイソンが刺してダブルプレイ。2回はヒットと四球で一死一、二塁のピンチを背負ったものの、カーティス・グランダーソンをライトライナー、トラビス・ダーノウを空振り三振に抑えた。3回は2安打で二死一、二塁となったが、ジェイ・ブルースをショートゴロに打ち取り、この回も無失点。4回は先頭のウィルマー・フローレスにヒットを打たれたものの、その後の3人から2三振を奪うなど、後続をしっかり抑えた。5回は二死からレイエスに死球を与えたが、セスペデスを空振り三振に斬って取り、無失点を継続。6回は先頭のブルースにヒットを打たれながらも、4回同様にその後の3人から2三振を奪うなど後続を抑え、結局6回まで三塁を一度も踏ませず、メッツ打線をゼロに封じ込めた。

     「パクストンは素晴らしい1ヶ月だった」とスコット・サービス監督。「7月は6勝0敗でチームを牽引してくれた。今日はベストのピッチングではなかったけど、速球がよく走っていて、要所をきちんと抑えていたね」と毎回のように走者を出しながらも6イニングを無失点で乗り切ったパクストンのピッチングに一定の評価を与えた。

     打線は初回にネルソン・クルーズが21号スリーランを放って先制点を叩き出すと、その後も効果的に加点し、パクストンに十分な援護点をプレゼント。4月下旬に戦力外となり、マリナーズ傘下のマイナー球団でプレイしていたレオニス・マーティンは、メジャー復帰後の初試合で今季初本塁打を含む2安打の活躍を見せた。

     パクストンが記録した月間6勝はマリナーズ史上初の快挙。月間6勝&40奪三振をクリアした左腕はメジャー史上7人目(8度目)となった。7月は6先発で6勝0敗、防御率1.37という素晴らしい成績をマーク。月間MVPは5先発で3勝1敗、防御率1.04をマークしたクリス・セール(レッドソックス)との争いになると思われるが、月間6勝のインパクトを考えるとパクストンの初受賞が濃厚だろう。

     新エースの好投により、マリナーズは再び勝率5割復帰。勝率5割のラインでの一進一退の戦いが続いているが、ワイルドカード圏内まではまだ3.5ゲーム差。パクストンがエース級のピッチングを続けていけば、おのずと16年ぶりのポストシーズン進出が見えてくるはずだ。


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  • エイドリアン・ベルトレイ 通算3000安打達成!

    2017.7.31 13:13 Monday

     史上31人目の通算3000安打まであと1本に迫っていたエイドリアン・ベルトレイ(レンジャーズ)が日本時間7月31日に行われたオリオールズ戦で1安打を記録し、昨年のイチロー(マーリンズ)に続いて通算3000安打の金字塔に到達した。

     2回裏の第1打席で空振り三振に倒れたベルトレイは、4回裏一死一塁で回ってきた第2打席でオリオールズ先発のウェイド・マイリーがカウント3-0から投じた内角へのフォーシームを捉え、三塁線を破るタイムリー二塁打を放った。チームメイトに加えて家族がベルトレイに駆け寄り、本拠地グローブライフ・パーク・イン・アーリントンは祝福ムードに包まれた。

     1998年6月24日、当時19歳でメジャーデビュー(当時はドジャース所属)を果たしたベルトレイは今季がメジャー20年目。デビュー当初は大型三塁手として期待されながらも伸び悩み、三塁守備でもエラーを量産していたが、2004年に打率.334、48本塁打、121打点、OPS1.017と大ブレイク。5年6400万ドルの大型契約でマリナーズへ移籍した。

     マリナーズでは投手有利の本拠地セーフコ・フィールドに苦戦しながらも3年連続25本塁打以上(2006~2008年)、3年連続85打点以上(2005~2007年)を記録するなど一定の成績を残していたが、移籍当初の期待の大きさから不良債権として批判を浴びることもあった。契約最終年となった2009年はレギュラー定着後自己最少となる8本塁打に終わり、1年900万ドルでレッドソックスへ移籍した。

     レッドソックスでプレイした2010年は、2004年の輝きを取り戻したかのように打撃好調で、打率.321、28本塁打、102打点、OPS.919の好成績をマーク。毎年安定した成績を残す現在のベルトレイの原形はこの年に作られたと言ってもいいだろう。この年の好成績が高く評価され、ベルトレイは5年8000万ドルの大型契約を得てレンジャーズへ移籍する。

     その後の活躍は周知の通り。レンジャーズでは昨季までの6シーズンで打率3割と30本塁打を4度、100打点を3度記録し、オールスター選出3度、シルバースラッガー賞2度、ゴールドグラブ賞3度、プラチナグラブ賞2度と、すでに30代中盤~後半に突入しながらも全盛期と呼ぶに相応しい活躍を見せてきた。

     そして3000安打到達がかかった今季。右ふくらはぎ痛で2ヶ月ほど出遅れたものの、戦列復帰後は例年通りの活躍を見せ、日本時間7月31日、ついに大台に到達した。なお、ドミニカ共和国出身の選手では史上初となる3000安打となった。

     「ファンや家族を待たせたくなかったんだ」と振り返ったベルトレイ。「カウントが3-0になって打つべきかどうか迷ったけど、次に良い球が来ると思ったんだ。ストライクゾーンに来たら振ると決めた。そしてヒットになったんだ」

     「今日ヒットを打った後に起こった出来事は、僕の人生の中でベストだよ。何が起こっているのかわからなかったから、どんな気持ちになればいいのかもわからなかった。家族とともにこの瞬間を過ごせて本当に良かったよ」と快挙達成後のセレモニーについて振り返ったベルトレイだが、今季の活躍を見る限り、現役引退はまだ当分先の話。ここからどれだけのヒットを積み重ねていくのか。ベルトレイの今後の活躍に期待したい。


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