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  • 今オフのクオリファイング・オファーは年俸1890万ドル

    2020.10.9 07:00 Friday

     「ジ・アスレチック」のエバン・ドレリッチによると、メジャーリーグ機構は今オフのクオリファイング・オファーの金額を年俸1890万ドル(約20億円)に決定したようだ。同オファーの金額は年俸上位125選手の平均によって定められる。昨オフの1780万ドルから110万ドルのアップとなった。

     現行の労使協定では、同一の選手は1度しかクオリファイング・オファーを受けないことになっている。よって、2014年オフにオリオールズから同オファーを受けたネルソン・クルーズ(ツインズ)、2016年オフにドジャースから同オファーを受けたジャスティン・ターナー(ドジャース)、昨年オフにカージナルスから同オファーを受けたマーセル・オズーナ(ブレーブス)らは今オフ、同オファーを受けることはない。

     今オフはJ・T・リアルミュート(フィリーズ)、トレバー・バウアー(レッズ)、ジョージ・スプリンガー(アストロズ)、DJ・レメイヒュー(ヤンキース)といったスター選手がフリーエージェントとなるが、これらの選手がクオリファイング・オファーを受けるのは確実。彼らは同オファーを拒否したうえで市場に出ることになるだろう。

     フリーエージェント選手の流出によりドラフト指名権の保証を得るためには、フリーエージェント選手にクオリファイング・オファーを提示しておく必要があるが、同オファーを受諾される可能性もある(その場合は自動的に1年契約となる)。今季はコロナ禍でのシーズン開催となり、財政状況に不安を抱えている球団も多いため、年俸1890万ドルに値するか微妙なラインの選手に同オファーを提示することを躊躇する球団が現れることが予想されている。

     よって、マーカス・セミエン(アスレチックス)、ケビン・ゴーズマン(ジャイアンツ)、マーカス・ストローマン(メッツ)、アンドレルトン・シモンズ(エンゼルス)、ディディ・グレゴリアス(フィリーズ)といった「当落線上」の選手たちは、クオリファイング・オファーを提示されずに市場へ出ていくことになりそうだ。

  • ブレーブスがまたも完封勝利 3連勝で19年ぶり地区シリーズ突破

    2020.10.9 06:45 Friday

    【ブレーブス7-0マーリンズ】@ミニッツメイド・パーク

     ブレーブスは先発のカイル・ライトが6回3安打無失点の好投を見せ、ワイルドカード・シリーズの第1戦と第2戦、地区シリーズの第2戦に続いて今回のポストシーズンで4度目の完封勝利。マーリンズに7対0で快勝し、3連勝で2001年以来19年ぶりとなるリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。マーリンズは球団史上初のポストシーズン敗退となった。

     1回表の攻撃で三者凡退に終わったブレーブスは、2回表にマーリンズ先発のシクスト・サンチェスから無死満塁の大チャンスを迎えたものの、左翼コリー・ディッカーソンの好守もあって無得点。しかし、マーリンズの有望株右腕もブレーブスの強力打線を封じることはできなかった。

     ブレーブスは3回表に無死一・三塁のチャンスを迎え、マーセル・オズーナがライトへのタイムリーを放って先制。絶好調のトラビス・ダーノウにはフェンス直撃の2点タイムリー二塁打が飛び出し、一死三塁となったあと、ダンズビー・スワンソンの犠飛で4点目を奪った。

     さらにマーリンズ2番手のトレバー・ロジャースを攻め、4回表にエラー絡みで1点、5回表には一死二塁からスワンソンのタイムリーとアダム・デュバルのタイムリー二塁打で2点を追加。5回終了時点で7対0と大量リードを奪い、スイープでの地区シリーズ突破をほぼ確実なものとした。

     ライトが6イニングを無失点に抑えたあと、7回裏を2番手のA・J・ミンター、8回裏を3番手のジェイコブ・ウェブ、9回裏を4番手のシェーン・グリーンが無失点に抑え、4人の投手による完封リレーが完成。今回のポストシーズン5試合で4度目となる完封勝利を記録し、地区シリーズ突破を決めた。

     勝利投手はライト(1勝0敗)、敗戦投手はサンチェス(0勝1敗)。日本時間10月13日にスタートするリーグ優勝決定シリーズではドジャース対パドレスの勝者と対戦する。

  • 全カード同日決着の可能性 実現すれば24年ぶり2度目の珍事

    2020.10.9 06:00 Friday

     メジャーリーグの地区シリーズは、日本時間10月9日に全てのカードが決着する可能性がある。アメリカン・リーグのレイズとアストロズ、ナショナル・リーグのブレーブスとドジャースが地区シリーズ突破に王手をかけており、この4球団が揃って勝利すれば、1996年以来24年ぶり2度目となる「地区シリーズ全カード同日決着」が実現する。

     ヤンキースと対戦しているレイズは、1勝1敗で迎えた第3戦で田中将大を攻略し、8対4で勝利。対戦成績を2勝1敗としてリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。

     ア・リーグのもう1つのカードでは、アスレチックスと対戦しているアストロズが第1戦と第2戦に勝利して地区シリーズ突破に王手。第3戦は7対9で逆転負けを喫したが、2勝1敗で優位の状況は変わらない。

     一方のナ・リーグでは、ブレーブスがマーリンズ、ドジャースがパドレスに2連勝してリーグ優勝決定シリーズ進出に王手。両球団とも日本時間10月9日に行われる第3戦に勝利すれば、スイープでのリーグ優勝決定シリーズ進出が決定する。

     なお、日本時間10月9日午前6時の時点では、ブレーブスがマーリンズを7対0と大量リード(8回表攻撃中)。アスレチックスに先制を許したアストロズも4回裏に5点を奪って逆転に成功した(4回裏攻撃中)。このままリードを守れば、両球団とも地区シリーズ突破となる。

     レイズは第4戦に先立ち、ロースターの変更を発表。故障した右腕オリバー・ドレイクに代わって右腕トレバー・リチャーズが登録された。レイズが地区シリーズを突破した場合、ポストシーズンの規定により、ドレイクはリーグ優勝決定シリーズに出場できない(ワールドシリーズは出場可)。

  • ドジャースがシリーズ突破に王手 ベリンジャーが本塁打キャッチ

    2020.10.8 13:27 Thursday

    【パドレス5-6ドジャース】@グローブライフ・フィールド

     ドジャースは1点リードで迎えた7回表にパドレスのフェルナンド・タティスJr.が放った大飛球を中堅コディ・ベリンジャーが好捕。逆転弾を阻止する見事な本塁打キャッチで試合の流れを呼び寄せ、6対5でパドレスを破った。ドジャースは第1戦から2連勝となり、シリーズ突破に王手。早ければ明日にも2年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出が決定する。

     パドレスがザック・デービース、ドジャースがクレイトン・カーショウの先発で始まった一戦は、2回表無死一塁からウィル・マイヤーズのタイムリー二塁打でパドレスが先制。しかし、ドジャースが3回裏に一死一・三塁のチャンスを迎え、コリー・シーガーの2点タイムリー二塁打とマックス・マンシーのタイムリーで3点を奪って逆転に成功した。

     4回裏にはコディ・ベリンジャーに1号ソロが飛び出し、ドジャース3点をリード。ところが、好投を続けていたカーショウが6回表に捕まり、マニー・マチャドの1号ソロ、エリック・ホズマーの1号ソロと二者連続アーチを浴びて1点差に詰め寄られた。

     そして迎えた7回裏、パドレスは二死からトレント・グリシャムが死球で出塁し、続くタティスJr.が放った打球はセンターへの大飛球に。しかし、中堅ベリンジャーがフェンス際でこの打球をもぎ取り、パドレスの逆転を見事に阻止した。

     これで試合の流れを引き寄せたドジャースは、直後の7回裏にジャスティン・ターナーの犠飛とマンシーのタイムリーで2点を追加した。9回表にクローザーのケンリー・ジャンセンが2点を失い、1点差に詰め寄られたが、急遽登板した5番手のジョー・ケリーが後続を抑えて6対5で逃げ切り。2連勝で地区シリーズ突破に王手をかけた。

     勝利投手は6回6安打3失点のカーショウ(1勝0敗)、敗戦投手は5回9安打4失点のデービース(0勝1敗)。ケリーには1セーブ目が記録された。

  • レイズが田中攻略でシリーズ突破に王手 筒香は5打数ノーヒット

    2020.10.8 11:43 Thursday

    【レイズ8-4ヤンキース】@ペトコ・パーク

     1勝1敗で迎えた地区シリーズ第3戦は、レイズがヤンキース先発の田中将大を攻略し、8対4で快勝。対戦成績を2勝1敗としてリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。田中は2本のアーチを浴び、5回途中で降板。レイズの筒香嘉智は「5番・指名打者」で先発出場したが、痛烈な当たりが好守に阻まれる不運もあり、5打数ノーヒットに終わった。

     勝てばシリーズ突破に王手という重要な一戦を任された田中だったが、2回表に連打で二死一・二塁のピンチを招き、9番打者のマイケル・ペレスにタイムリーを浴びて先制点を献上。3回裏にアーロン・ジャッジの犠飛で同点となったものの、4回表無死一・二塁から8番打者のケビン・キアマイアーに1号勝ち越し3ランを浴びた。

     5回表も続投したが、先頭のランディ・アロサレーナに3試合連発となる3号ソロを浴び、ここでアーロン・ブーン監督は田中の交代を決断。73球で4回0/3を投げ、被安打8(うち被本塁打2)、奪三振4、与四球1、失点5という不本意な内容でリリーフ陣にマウンドを譲った。

     レイズ先発のチャーリー・モートンは、決して本調子とは言えないピッチングだったものの、失点は3回裏のジャッジの犠飛と5回裏のアーロン・ヒックスのタイムリー二塁打による2点だけ。5回4安打2失点(自責点1)と試合を作り、レイズは6回表にペレスの1号2ランと崔志萬(チェ・ジマン)のタイムリー二塁打でリードを6点に広げた。

     モートン降板後はレイズのリリーフ陣がヤンキースの反撃をジャンカルロ・スタントンの4号2ラン(ワイルドカード・シリーズから5試合連発)による2点のみに抑え、8対4で快勝。明日の第4戦に勝利すれば、2008年以来12年ぶりとなるリーグ優勝決定シリーズ進出が決定する。勝利投手はモートン(1勝0敗)で、田中が敗戦投手(0勝1敗)となった。

     筒香は田中と2打席対戦してセンターフライとファーストへのファウルフライに倒れた。第3打席は見逃し三振、第4打席は痛烈な打球を放ったものの二塁DJ・レメイヒューの好守に阻まれ(セカンドライナー)、第5打席はショートゴロ。5打数ノーヒットに終わり、ポストシーズン初安打を記録することはできなかった。

  • 3勝先取のシリーズ 2連敗からの3連勝は過去に10度だけ

    2020.10.8 10:00 Thursday

     ポストシーズンの地区シリーズは3勝先取・最大5試合制で行われる。短期決戦ということもあり、初戦からの2連敗は致命傷になりかねないが、2連敗後に3連勝して突破するケースも過去に例がないわけではない。メジャーリーグ公式サイトのマット・ケリーによると、2連敗後の3連勝は過去に10チームが達成しているという。ちなみに、地区シリーズの4カードがすべてスイープ(一方のチームが3連勝)で終わったケースは過去に1度もない。

     今回のポストシーズンでは、アスレチックスがアストロズに2連敗したものの、日本時間10月8日に行われた第3戦に勝利。シリーズ突破の望みを第4戦以降につないだ。また、マーリンズはブレーブスに2連敗。リーグ優勝決定シリーズ進出のために、明日の第3戦は絶対に負けられない戦いとなる。

     2連敗後の3連勝を直近で成し遂げたのは2017年地区シリーズのヤンキース(対インディアンス)だ。トレバー・バウアー(現レッズ)の好投もあり、第1戦で完封負けを喫したヤンキースは、第2戦では5点差を追い付かれ、延長13回の熱戦の末にサヨナラ負け。初戦からの2連敗で崖っぷちに追い込まれた。しかし、田中将大の快投で第3戦を1対0で制すと、第4戦は投打が噛み合って7対3で快勝。第5戦はディディ・グレゴリアス(現フィリーズ)がコリー・クルーバー(現レンジャーズ)から2本塁打を放つ活躍を見せ、5対2で勝利して地区シリーズ突破となった。

     この年のヤンキース以外に2連敗後の3連勝を成し遂げたのは以下の9チーム。アスレチックスやマーリンズがこれらのチームに続けるか注目だ。

    2015年ブルージェイズ(地区シリーズ:対レンジャーズ)
    2012年ジャイアンツ(地区シリーズ:対レッズ)
    2003年レッドソックス(地区シリーズ:対アスレチックス)
    2001年ヤンキース(地区シリーズ:対アスレチックス)
    1999年レッドソックス(地区シリーズ:対インディアンス)
    1995年マリナーズ(地区シリーズ:対ヤンキース)
    1981年ドジャース(地区シリーズ:対アストロズ)

    1984年パドレス(リーグ優勝決定シリーズ:対カブス)
    1982年ブリュワーズ(リーグ優勝決定シリーズ:対エンゼルス)
    ※リーグ優勝決定シリーズは1985年から4勝先取・最大7試合制に変更された

  • パドレス クレビンジャーを地区シリーズのロースターから抹消

    2020.10.8 08:45 Thursday

     パドレスは日本時間10月8日、地区シリーズ第1戦で先発するも2回途中でマウンドを降りたマイク・クレビンジャーを地区シリーズのロースターから抹消したことを発表した。これに伴い、ポストシーズンの規定によりクレビンジャーはリーグ優勝決定シリーズに出場することができない。クレビンジャーの代わりに救援右腕のダン・アルタビラがロースターに登録されている。

     右肘の不調によりカージナルスとのワイルドカード・シリーズを欠場したクレビンジャーは、ドジャースとの地区シリーズでロースターに復帰。第1戦の先発を任されたが、初回を無失点に抑えたあと、2回裏に2球を投げただけでマウンドを降りた。現時点では正式なアナウンスはないが、右肘の故障が再発したものと見られている。

     ポストシーズンの規定では、故障によりロースターから抹消された選手は「次のシリーズ」に出場できないことになっており、パドレスがドジャースを破ってリーグ優勝決定シリーズへ進出した場合、クレビンジャーは出場できない。ただし、パドレスがさらに勝ち進んでワールドシリーズへ進出した場合、クレビンジャーはロースターに復帰可能となる。

     パドレスは第2戦にザック・デービースが先発することを発表しているが、第3戦以降の先発投手は未定。第3戦ではワイルドカード・シリーズ第1戦に先発したクリス・パダックの先発が有力視されているが、シリーズの決着が第4戦以降に持ち込まれた場合、ワイルドカード・シリーズ第3戦と同様に、ブルペン・ゲームでの戦いを強いられることになりそうだ。

  • アストロズ3連勝ならず アスレチックスが一矢報いる逆転勝利

    2020.10.8 08:15 Thursday

    【アスレチックス9-7アストロズ】@ドジャー・スタジアム

     アストロズが2連勝で王手をかけて迎えたアスレチックスとの地区シリーズ第3戦は、アストロズが2点ビハインドの5回裏に一挙5点を奪って逆転に成功。しかし、アスレチックスが7回表にひと振りで同点に追い付き、8回表に2点を勝ち越して熱戦を制した。アスレチックスの守護神リアム・ヘンドリックスは同点の7回裏から登板し、3イニングを無失点に抑える気迫のピッチング。シリーズの決着は第4戦以降に持ち越しとなった。

     アストロズが勝てばシリーズ決着という第3戦は、アスレチックスがヘスス・ルザード、アストロズがホゼ・ウルキディという両若手投手の先発でスタート。1回表にアスレチックスがトミー・ラステラの1号ソロで先制したが、直後の1回裏にアストロズがホゼ・アルトゥーベの1号ソロで同点とし、さらに一死一・三塁からカルロス・コレアの内野ゴロの間に勝ち越しに成功した。

     1点のビハインドを背負ったアスレチックスは、2回表にマーク・キャナの1号ソロで同点とし、4回表にはマット・オルソンが勝ち越しの2号ソロ。5回表にはマーカス・セミエンにも1号ソロが飛び出し、5回までに4本塁打を放つ一発攻勢で2点のリードを奪った。

     しかし、初戦から2連勝と勢いに乗るアストロズは、5回裏無死一塁からアレドミス・ディアスが1号2ランを放って同点。さらに一死一・二塁のチャンスを作り、マイケル・ブラントリー、アレックス・ブレグマン、カイル・タッカーにタイムリーが出て3点を勝ち越した。

     3連敗で終わるわけにいかないアスレチックスも意地を見せ、7回表無死一・三塁からチャド・ピンダーが2号3ランを放って同点。7回裏をヘンドリックスが三者凡退に抑えると、8回表に無死二・三塁のチャンスを作り、ショーン・マーフィーとピンダーの犠飛で2点のリードを奪った。ヘンドリックスは8回裏無死一・二塁のピンチをしのぎ、9回裏を三者凡退に抑えて試合終了。アスレチックスが9対7で勝利し、シリーズの対戦成績を1勝2敗とした。

     勝利投手は3イニングを無失点に抑える力投を見せたヘンドリックス(1勝0敗)。アストロズ4番手のブルックス・レイリーが敗戦投手(0勝1敗)となった。

  • レッズのウィリアムス野球部門社長が辞任 野球以外の活動へ

    2020.10.8 06:45 Thursday

     レッズは日本時間10月8日、ディック・ウィリアムス野球部門社長が辞任したことを発表した。現在49歳のウィリアムスは2006年にレッズに加入し、2015年オフからGM、2016年オフからは野球部門社長を務めていた。ウィリアムスは家族とより多くの時間を過ごすことを望んでおり、シンシナティで野球以外の活動に取り組む予定であると見られている。

     ウィリアムスは「誰も私の選択を理解してくれないと思うが」と前置きしたうえで「私にはレッズ以外に家族がいる。家族は私にとって大きな意味を持つんだ。私には4人の幼い子供がいて、彼らとより多くの時間を過ごすことが必要だと思った」とコメント。最高経営責任者のボブ・カステリーニには8月の時点で辞任の意向を伝えていたという。

     今季のレッズは最終14試合で11勝3敗の猛スパートを見せ、2013年以来7年ぶりとなるポストシーズン進出を達成。しかし、ブレーブスとのワイルドカード・シリーズでは22イニングで1点も取れず、2連敗で敗退した。マイク・ムスターカス、ニック・カステヤーノス、秋山翔吾らを獲得し、得点力の大幅アップを目指したものの、チーム打率.212は両リーグワースト。ウィリアムスが展開した大型補強は期待通りの成果を上げることはできなかった。

     球団の発表によると、ウィリアムスの後任が決定するまでのあいだ、ニック・クロールが引き続きGMを務める予定だという。ただし、新たな野球部門社長の方針次第では、GMの交代が行われる可能性もありそうだ。編成部門のトップの交代は、来季以降の秋山の起用法に影響を与えることになるかもしれない。

  • ブレーブス完封勝利 19年ぶり地区シリーズ突破に王手

    2020.10.8 06:15 Thursday

    【マーリンズ0-2ブレーブス】@ミニッツメイド・パーク

     ブレーブスは新人右腕のイアン・アンダーソンが6回途中まで3安打無失点の好投を見せ、マーリンズに2対0で完封勝利。地区シリーズ第1戦、第2戦に連勝し、2001年以来19年ぶりとなるリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。ブレーブスは今回のポストシーズンで3度目の完封勝利。ポストシーズンの最初の4試合で3度の完封勝利をマークするのは1905年ジャイアンツ、1966年オリオールズに次いで史上3チーム目の快挙となった。

     ブレーブスは2回裏にマーリンズ先発のパブロ・ロペスからダンズビー・スワンソンが2試合連発となる2号ソロを放って1点を先制。4回裏にはトラビス・ダーノウにも2試合連発の2号ソロが飛び出し、リードを2点に広げた。

     先発のアンダーソンは1回表二死一・二塁のピンチを無失点で切り抜けると、それ以降は6回途中で降板するまでマーリンズに許したヒットは2本だけ。6回2安打無失点の快投を見せたレッズとのワイルドカード・シリーズ第2戦に続いて素晴らしいピッチングを披露した。

     アンダーソン降板後、2番手のダレン・オデイが2つの四死球で二死満塁のピンチを招いたものの、マット・ジョイスをファーストゴロに打ち取って無失点。7回表を3番手のタイラー・マツェック、8回表を4番手のウィル・スミス、9回表を5番手のマーク・マランソンがいずれも無失点に抑え、5人の投手による完封リレーを完成させた。

     6回途中3安打無失点のアンダーソンが勝利投手(1勝0敗)となり、マーリンズ先発のロペスは5回3安打2失点ながら打線の援護がなく敗戦投手に(0勝1敗)。2点リードの最終回を三者凡退で締めくくったマランソンには1セーブ目が記録された。

  • 筒香が「5番・指名打者」でスタメン 田中と今季4度目の対戦へ

    2020.10.8 06:00 Thursday

     レイズとヤンキースの地区シリーズ第3戦(ペトコ・パーク)は日本時間10月8日に行われ、ヤンキースの田中将大が先発する。第1戦、第2戦ともスタメンを外れていたレイズの筒香嘉智は「5番・指名打者」で先発出場。レイズは田中対策として筒香を含む7人の左打者をスタメンに並べた。田中と筒香は日本時間8月8日、8月18日、9月2日に続いて今季4度目の対戦となる。

     初戦をヤンキース、第2戦をレイズが制し、1勝1敗で迎える第3戦。田中は勝ったほうがシリーズ突破に王手をかける重要な一戦の先発を務めることになった。インディアンスとのワイルドカード・シリーズ第2戦では、悪天候の影響もあって5回途中6失点という不本意な結果に終わったが、ポストシーズン通算9先発で5勝3敗、防御率2.70と大舞台での勝負強さには定評がある。今日の試合でも好投が期待される。

     一方の筒香は、ブルージェイズとのワイルドカード・シリーズ第1戦こそ「1番・指名打者」で先発出場したものの、3打席目に代打を送られて途中交代。その後の3試合はいずれもスタメンを外れ、出場機会は地区シリーズ第2戦の代打での1打席だけだった。初のポストシーズンはここまで3打数ノーヒットに終わっており、初安打を放ってチームの勝利に貢献したいところだ。

     田中と筒香の今季の直接対決は6打数ノーヒット。3試合でいずれも2打席ずつ対戦し、日本時間8月8日はファーストへのファウルフライとセンターライナー、8月18日はショートゴロとライトフライ、9月2日はセカンドゴロとサードライナーという結果だった。

     なお、ヤンキースは田中の女房役にゲーリー・サンチェスではなくカイル・ヒガシオカを起用。また、明日の第4戦にジョーダン・モンゴメリーが先発することも発表されている。

  • ドジャースが初戦を制す 5回までノーヒットも逆転勝利

    2020.10.7 14:35 Wednesday

    【パドレス1-5ドジャース】@グローブライフ・フィールド

     ナショナル・リーグの地区シリーズが日本時間10月7日に開幕し、ワイルドカード・シリーズでブリュワーズを破ったドジャースは、カージナルスを破って勝ち上がってきたパドレスと対戦。ナショナル・リーグ西部地区の1位と2位による直接対決の初戦は、5回までノーヒットに抑えられていたドジャース打線が6回裏に一挙4得点と爆発し、ドジャースが5対1で勝利した。

     パドレスがマイク・クレビンジャー、ドジャースがウォーカー・ビューラーの先発で始まった一戦は、クレビンジャーが2回途中でマウンドを降りるなど波乱含みの幕開けとなった。両軍とも毎回のように走者を出しながらも無得点が続いたが、4回表にパドレスが二死二塁のチャンスを作り、オースティン・ノラのタイムリーで1点を先制。無安打に抑えられていたドジャースは5回裏に2つの四球で二死一・二塁とし、二塁ジェイク・クロネンワースの送球ミスの間に同点とした。

     6回裏、ドジャースは一死からクリス・テイラーが四球で出塁し、ムーキー・ベッツがチーム初安打となる二塁打を放って二・三塁のチャンス。ここでコリー・シーガーがレフトへの犠飛を放って勝ち越しに成功すると、ここから打線がつながり、ジャスティン・ターナーとコディ・ベリンジャーのタイムリー、パドレス8番手のクレイグ・スタメンの暴投により一気にリードを4点に広げた。

     ドジャースはビューラーが4回1失点で降板したあと、2番手のダスティン・メイが2イニングを打者6人で抑えるパーフェクト・リリーフ。7回以降は3番手のビクトル・ゴンザレス、4番手のブレイク・トライネン、5番手のケンリー・ジャンセンが無失点に抑え、5対1で逃げ切った。

     好リリーフを見せたメイが勝利投手(1勝0敗)となり、敗戦投手はパドレス6番手のギャレット・リチャーズ(0勝1敗)。5回までノーヒットに抑えられていたドジャースだったが、勝負どころで見事な集中打を見せ、地区シリーズ初戦を白星で飾った。

  • グラスナウが10奪三振の力投 レイズ勝利で1勝1敗に

    2020.10.7 12:55 Wednesday

    【ヤンキース5-7レイズ】@ペトコ・パーク

     ヤンキースとの地区シリーズ初戦を落としたレイズは、先発のタイラー・グラスナウが5回までに10個の三振を奪う力投を披露。グラスナウの頑張りに打線も応え、4本塁打の一発攻勢で援護した。リリーフ陣の好投もあり、レイズは7対5で逃げ切り。第2戦を制し、対戦成績を1勝1敗とした。

     レイズは1回裏、ヤンキース先発の新人右腕デイビー・ガルシアから絶好調のランディ・アロサレーナが2号ソロを放ち、1点を先制。ところが、直後の2回裏、グラスナウが先頭のジャンカルロ・スタントンに2号ソロを浴び、同点に追い付かれた。

     しかし、2回裏からマウンドに上がったヤンキース2番手のJ・A・ハップを攻め、マイク・ズニーノの1号2ランで勝ち越しに成功。3回裏にはマニュエル・マーゴにも1号2ランが飛び出し、リードを4点に広げた。

     グラスナウは4回表にスタントンに3号3ランを浴び、1点差に追い上げられたが、その後の打者6人から5つの三振を奪うなど意地を見せ、6回途中で降板するまで被安打3、奪三振10、与四球3、失点4の力投。打線は5回裏にケビン・キアマイアーのタイムリー、6回裏にオースティン・メドウズの1号ソロで1点ずつを追加し、グラスナウを援護した。

     7回表、2番手のディエゴ・カスティーヨが無死一・二塁のピンチを招いたものの、3番手のニック・アンダーソンが圧巻の三者連続三振。アンダーソンは8回表も三者凡退に抑え、9回表に4番手のピート・フェアバンクスが1点を失ったが、7対5で逃げ切った。

     勝利投手はグラスナウ(1勝0敗)、敗戦投手はハップ(0勝1敗)で、フェアバンクスが1セーブ目を記録。なお、前日に続いてベンチスタートとなった筒香嘉智は4回裏二死一・二塁のチャンスに代打で登場したが、レフトフライに倒れ、ポストシーズン初安打を記録することはできなかった。

  • パドレス 復帰即先発のクレビンジャーが2回途中で降板

    2020.10.7 12:00 Wednesday

     パドレスはワイルドカード・シリーズを欠場した先発二枚看板のうち、マイク・クレビンジャーが地区シリーズのロースター入りを果たし、日本時間10月7日の第1戦に先発。しかし、2回裏先頭のコディ・ベリンジャーに2球を投じたところでマウンドを降りた。パドレスは今のところ、クレビンジャーの早期降板の理由を明らかにしていないものの、故障が再発したと見られている。

     先発二枚看板のクレビンジャー(右肘痛)とディネルソン・ラメット(右上腕二頭筋の張り)のコンディションをロースター提出期限ギリギリまで見極め、クレビンジャーのみロースターに登録することを決断したパドレス。ジェイス・ティングラー監督は試合当日になってクレビンジャーを第1戦の先発投手に指名したが、クレビンジャーの登板はわずか24球で終了した。

     初回は速球が最速96.9マイル(約155.9キロ)を計測するなど以前と変わらないピッチングを見せていたクレビンジャーだが、2回裏先頭のベリンジャーに投じた初球は90.9マイル(約146.3キロ)。2球目のスライダーは低めに外れ、ここでティングラーとトレーナーのマーク・ロゴウがダグアウトを出てマウンドへ行き、クレビンジャーは2人に付き添われてマウンドを降りた。

     ティングラーは試合中のインタビューで「現時点ではよくわからない。彼はトレーナーや医療スタッフのチェックを受けているところだ」とコメント。パドレスは2回表の攻撃でドジャース先発のウォーカー・ビューラーに33球を投げさせたため、ティングラーは「攻撃が長引いたことが影響したのかもしれない」と推測した。

     第2戦以降の先発投手をまだ発表していないパドレスは、先発投手のコマ不足に悩まされており、クレビンジャーが再び離脱するようなことになればダメージの大きさは計り知れない。なお、クレビンジャーの早期降板を受けて、メジャー未経験の新人左腕ライアン・ウェザースが3回裏途中から3番手として登板し、メジャーデビューを果たしている。

  • スタントンが止まらない 4試合連発でゲーリッグ&レジーに並ぶ

    2020.10.7 10:45 Wednesday

     ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)の勢いが止まらない。日本時間10月7日、レイズとの地区シリーズ第2戦(ペトコ・パーク)に「5番・指名打者」で先発出場しているスタントンは、最初の2打席で2号ソロと3号3ランを連発。ワイルドカード・シリーズから4試合連発となり、ポストシーズンでの4試合連続アーチはルー・ゲーリッグ(1928~32年)とレジー・ジャクソン(1977~78年)に並ぶ球団史上3人目の快挙となった。

     ゲーリッグとジャクソンは複数年のポストシーズンに跨って4試合連続アーチを達成しているため、単年のポストシーズンに限ればスタントンが球団史上初となる。第2打席の3号3ランは飛距離458フィート(約139.6メートル)、初速118.3マイル(約190.4キロ)を計測。「Statcast」による計測が開始された2015年以降、ポストシーズンで「最速」の本塁打となった。

     また、単年のポストシーズンで最初の試合から4試合連続アーチを記録したのはジェフリー・レナード(1987年)とフアン・ゴンザレス(1996年)に次いで史上3人目。もし明日の第3戦でも本塁打を放てば初の快挙となる。なお、単年のポストシーズンの最初の4試合で5本塁打を放ったのはゴンザレスとスタントンの2人だけである。

     スタントンは今年のポストシーズンで記録した5本のヒットがすべて本塁打。試合は4回終了時点でレイズが1点リードの接戦となっており、スタントンのバットが試合の流れを変えることになるかもしれない。

  • 勝率5割未満からの「下剋上」へ アストロズが2連勝

    2020.10.7 08:35 Wednesday

    【アストロズ5-2アスレチックス】@ドジャー・スタジアム

     9月に10勝17敗と失速し、勝率5割未満(29勝31敗)でレギュラーシーズンを終えたアストロズだったが、ツインズとのワイルドカード・シリーズを2連勝で突破し、アスレチックスとの地区シリーズも白星スタート。第2戦もジョージ・スプリンガーが2本塁打を放つなど一発攻勢でアスレチックスを破り、4年連続となるリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。

     フランベル・バルデス(アストロズ)とショーン・マネイア(アスレチックス)の両左腕の投げ合いでスタートした一戦は、アスレチックスが2回裏にクリス・デービスの2試合連発となる2号ソロで先制。しかし、アストロズは3回表にジョージ・スプリンガーの1号2ランですぐさま逆転に成功し、4回表には一死一・三塁からカルロス・コレアの内野ゴロの間に1点を追加した。

     バルデスが4回裏先頭のチャド・ピンダーに1号ソロを浴び、1点差に詰め寄られたアストロズだったが、5回表一死からマーティン・マルドナードが1号ソロ。さらに、スプリンガーにも二者連発となる2号ソロが飛び出し、リードを3点に広げた。スプリンガーはこれがポストシーズン通算17本目のアーチとなり、歴代7位タイに浮上。現役ではエンゼルスのアルバート・プーホルス(19本)に次ぐ本数となっている。

     アストロズ先発のバルデスは、4回までに2本のソロアーチで2点を失ったが、5回以降は3イニング連続で三者凡退。アストロズ打線は5回表の二者連続アーチ以降ヒットを打つことができなかったが、8回裏を2番手のエノーリ・パレイデス、9回裏を3番手のライアン・プレスリーが無失点に抑え、5対2で逃げ切った。

     バルデスが勝利投手(1勝0敗)、マネイアが敗戦投手(0勝1敗)となり、最後を締めくくったプレスリーは1セーブ目を記録。レギュラーシーズンではアスレチックスに3勝7敗と負け越したアストロズだが、地区シリーズ突破に王手をかけ、「下剋上」達成にまた一歩前進した。

  • ヤンキース 第2戦の先発・ガルシアは正しい選択なのか

    2020.10.7 07:30 Wednesday

     ヤンキースは日本時間10月7日に行われるレイズとの地区シリーズ第2戦に新人右腕のデイビー・ガルシアを先発させる。これはポストシーズンでは球団史上最年少の先発登板となる。アーロン・ブーン監督は田中将大ではなく、J・A・ハップやジョーダン・モンゴメリーでもなく、21歳の新人右腕に第2戦のマウンドを任せることを選択したわけだが、いったい指揮官の狙いはどこにあるのだろうか。

     第2戦にガルシア、第3戦に田中を先発させるという決断は、第1戦の試合開始前に行われた。つまり、ブーンはガルシアを第2戦に先発させることを決めた段階で、第1戦の勝敗はわからない状態だった。第1戦の勝敗にかかわらず、第2戦にガルシア、第3戦に田中を先発させるのがベストであると考えたわけだ。

     第1戦の先発を務めたゲリット・コールには、ある程度長いイニングを投げることを期待できるため、第1戦からリリーバーを大量に投入するような展開になる可能性は低い。これは早期ノックアウトがめったにない田中にも同じことが言える。よって、第1戦をコール、第3戦を田中に任せることで第2戦はブルペンをフル稼働させることができ、勢いのある新人右腕で「行けるところまで行く」という戦略は理解できる。

     また、最初の2試合がどのような結果になったとしても、第3戦は非常に重要な試合となる。2連勝で第3戦を迎えればシリーズ突破のかかる試合となるし、2連敗で第3戦を迎えれば生き残りをかけた試合となる。1勝1敗で第3戦を迎えた場合、第3戦に勝利すれば優位に立てる。よって、指揮官にとって「2番目に信頼できる先発投手」である田中に第3戦を任せるという判断は妥当と言える。

     それ以外では、ガルシアがまだ一度もレイズ戦で登板していないというところに指揮官の狙いがあるのかもしれない。今回のポストシーズンでは、ブレーブスの新人右腕イアン・アンダーソンが初対戦のレッズを相手に6回2安打無失点の好投。マーリンズの新人右腕シクスト・サンチェスも初対戦のカブスを相手に5イニングを4安打無失点に抑えた。まだ十分にデータが揃っていない状況のなかで、新人右腕の勢いに賭けた部分もあるのだろう。

     さらに、相手チームの先発投手に合わせた打線を組むことで知られるレイズの戦術を逆手に取った部分もあるのかもしれない。先発が右腕のガルシアであれば、レイズは左打者を多く並べた打線を組むはずだ(すでに発表されているスタメンでは9人中5人が左打者)。たとえば、ガルシアで行けるところまで行き、2番手として左腕のハップないしモンゴメリーを投入すれば、左打者のところで右打者が代打に起用される可能性が高い。すると、試合後半に投げるであろうアダム・オッタビーノやチャド・グリーンといったリリーフ右腕にとっては追い風となる。

     専門家のあいだでも様々な議論が行われているが、ポストシーズンは結果が全て。大舞台で21歳のガルシアがどんなピッチングを見せるか注目だ。

  • ブレーブスが白星発進 7回裏に打線爆発で一挙6得点

    2020.10.7 06:25 Wednesday

    【マーリンズ5-9ブレーブス】@ミニッツメイド・パーク

     ワイルドカード・シリーズをともにスイープで突破したブレーブスとマーリンズによる同地区対決となった地区シリーズ第1戦は、1点ビハインドで迎えた7回裏に打線が爆発して一挙6得点のビッグイニングを作ったブレーブスが9対5で逆転勝利。2001年以来19年ぶりとなるリーグ優勝決定シリーズ進出に向けて幸先の良いスタートを切った。

     1回裏にロナルド・アクーニャJr.の1号先頭打者アーチで先制したブレーブスだったが、先発のマックス・フリードがまさかの4失点。2回表にミゲル・ロハスの1号ソロで同点に追い付かれ、3回表には一死一・三塁のピンチを招いてギャレット・クーパーの2点タイムリー二塁打とブライアン・アンダーソンのタイムリーで3点を勝ち越された。

     ブレーブスは3回裏二死一塁からマーセル・オズーナとトラビス・ダーノウが二者連続でタイムリー二塁打を放ち、1点差に追い上げたものの、その後はマーリンズ先発のサンディ・アルカンタラから得点を奪えず。試合はマーリンズが4対3と1点をリードして終盤に突入した。

     7回裏、ブレーブスは先頭からの連打で無死一・二塁のチャンスを作り、マーリンズは先発のアルカンタラから2番手のイミー・ガルシアにスイッチ。一死後、ブレーブスはオズーナのタイムリーで同点とし、続くダーノウがセンターへ1号勝ち越し3ランを放ってついに試合をひっくり返した。さらに3番手のジェームス・ホイトからダンズビー・スワンソンが1号2ラン。ブレーブスの強力打線が爆発し、一挙6得点のビッグイニングとなった。

     マーリンズは8回表二死一・二塁から代打マット・ジョイスのタイムリーで1点を返したが、9回表をブレーブス6番手のマーク・マランソンが三者凡退に抑えて試合終了。ブレーブスが9対5で初戦を制した。勝利投手はブレーブス4番手のウィル・スミス(1勝0敗)。アルカンタラは力投むなしく敗戦投手(0勝1敗)となった。

  • ナ・リーグも地区シリーズ開幕 クレビンジャーが第1戦先発へ

    2020.10.7 05:30 Wednesday

     アメリカン・リーグに続いてナショナル・リーグの地区シリーズが日本時間10月7日に開幕し、それに伴って4球団のロースターが発表された。ディネルソン・ラメット、マイク・クレビンジャーの先発二枚看板の動向が注目されたパドレスは、クレビンジャーがロースターに復帰。ドジャースとの地区シリーズ第1戦に先発することが決定した。一方、今季リーグ3位の防御率2.09をマークしたラメットは、ワイルドカード・シリーズに続いて地区シリーズでもロースターを外れた。4球団のロースターは以下の通り。

    ブレーブス

    ◆投手(15人)
    アンダーソン、デイトン、フリード、グリーン、マーティン、マツェック、マランソン、ミンター、オデイ、スミス、トムリン、ウェブ、ウィルソン、ライト、イノア

    ◆捕手(2人)
    ダーノウ、フラワーズ

    ◆内野手(6人)
    アルビーズ、カルバーソン、フリーマン、ライリー、サンドバル、スワンソン

    ◆外野手(5人)
    アクーニャ、デュバル、マーケイキス、オズーナ、パチェ

    マーリンズ

    ◆投手(14人)
    アルカンタラ、サンチェス、ロペス、ロジャース、カスターノ、キンツラー、ギャレット、ガルシア、ボックスバーガー、ホイト、ブライアー、スタネック、ナイダート、ビンセント

    ◆捕手(2人)
    ウォラック、アルファロ

    ◆内野手(7人)
    アギラー、バーティ、アンダーソン、ロハス、クーパー、チザム、ロドリゲス

    ◆外野手(5人)
    ディッカーソン、ジョイス、ブリンソン、ハリソン、シエラ

    ドジャース

    ◆投手(14人)
    バイエズ、ビューラー、フローロ、ゴンソリン、ゴンザレス、グラテロル、ジャンセン、ケリー、カーショウ、コラレック、メイ、マギー、トライネン、ウリアス

    ◆捕手(2人)
    バーンズ、スミス

    ◆内野手(6人)
    ビーティ、ヘルナンデス、ラックス、マンシー、シーガー、ターナー

    ◆外野手(6人)
    ベリンジャー、ベッツ、ゴア、ピーダーソン、ポロック、テイラー

    パドレス

    ◆投手(15人)
    アダムス、クレビンジャー、デービース、ジョンソン、パダック、パガーン、パティーニョ、リチャーズ、ローゼンタール、スタメン、ヒル、モレホン、ポメランツ、ストラーム、ウェザース

    ◆捕手(3人)
    キャンプサーノ、カストロ、ノラ

    ◆内野手(5人)
    クロネンワース、ホズマー、マチャド、モアランド、タティス

    ◆外野手(5人)
    アレン、グリシャム、マイヤーズ、ファム、プロファー

  • ポストシーズン最年少先発はドジャース・ウリアスの20歳68日

    2020.10.6 15:30 Tuesday

     ヤンキースの新人右腕デイビー・ガルシアは、日本時間10月7日の地区シリーズ第2戦(対レイズ)に21歳140日で先発することが決定した。これは殿堂入り左腕のホワイティ・フォードが1950年のワールドシリーズで先発したときの21歳351日を上回るポストシーズン球団最年少記録となる。しかし、メジャー全体で見るとガルシアの記録は歴代11位となり、トップ10にはランクインしない。最年少記録を持っているのはフリオ・ウリアス(ドジャース)だ。

     ウリアスは2016年5月27日に19歳289日でメジャーデビューし、この年は15先発を含む18試合に登板して5勝2敗、防御率3.39をマーク。ナショナルズとの地区シリーズではブルペンに回されたが、2勝1敗で迎えたカブスとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦で先発の大役を任された。このときの20歳68日がポストシーズンの最年少先発記録となっている。

     初回を三者凡退に抑えるなど、3回まで無失点で切り抜けたウリアスだったが、4回表先頭からの連打で無死一・二塁のピンチを招き、ウィルソン・コントレラスのタイムリー、ジェイソン・ヘイワードの内野ゴロ、アディソン・ラッセルの2ラン本塁打であっという間に4失点。次打者ジョン・ラッキーは内野ゴロに打ち取ったが、3回2/3を投げて被安打4、奪三振4、与四球2、失点4という内容でマウンドを降りた(敗戦投手)。

     ウリアスとガルシアのあいだにランクインする2位から10位の投手は以下のようになっている。

    2位 ブレット・セイバーヘイゲン(ロイヤルズ)
    1984年リーグ優勝決定シリーズ第2戦:20歳175日

    3位 バレット・ジョー・ブッシュ(アスレチックス)
    1913年ワールドシリーズ第3戦:20歳316日

    4位 フェルナンド・バレンズエラ(ドジャース)
    1981年地区シリーズ第1戦:20歳339日

    5位 ジム・パーマー(オリオールズ)
    1966年ワールドシリーズ第2戦:20歳356日

    6位 ジョニー・ポドレス(ドジャース)
    1953年ワールドシリーズ第5戦:21歳4日

    7位 マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)
    2010年地区シリーズ第4戦:21歳71日

    8位 リック・アンキール(カージナルス)
    2000年地区シリーズ第1戦:21歳76日

    9位 CC・サバシア(インディアンス)
    2001年地区シリーズ第3戦:21歳84日

    10位 ケリー・ウッド(カブス)
    1998年地区シリーズ第3戦:21歳109日

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