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  • マーゴが攻守に躍動!レイズ投手陣がまたも好投して2連勝

    2020.10.13 08:08 Tuesday

    【アストロズ2-4レイズ】@ペトコ・パーク

     レイズが初戦を制して迎えたリーグ優勝決定シリーズ第2戦は、レイズ投手陣が10安打を浴びながらもアストロズ打線を2得点に抑える力投。打線はマニュエル・マーゴとマイク・ズニーノの本塁打で4点を奪い、4対2で勝利して対戦成績を2勝0敗とした。なお、レイズの筒香嘉智は2試合連続のベンチスタートとなり、前日に続いて出場機会がなかった。

     第2戦はアストロズがランス・マカラーズJr.、レイズがチャーリー・モートンの両右腕の先発でスタート。モートンが1回表一死一・三塁のピンチを招きながらも無失点で切り抜けると、レイズは1回裏に二死からランディ・アロサレーナのヒットと二塁ホゼ・アルトゥーベのエラーで一・二塁のチャンスを作り、マーゴがセンターへ先制の1号3ランを叩き込んだ。

     アストロズは2回表二死二・三塁のチャンスも生かせず、一方のレイズも3回裏無死一・二塁から後続3人が倒れて無得点。アストロズは4回表二死一・二塁のチャンスでも無得点に終わり、試合は3対0とレイズが3点リードのまま前半5イニングを終了した。

     レイズは96球で5イニングを無失点に抑えたモートンに代えて6回表から2番手のピート・フェアバンクスを投入。フェアバンクスは6回表一死からカルロス・コレアに1号ソロを浴びて1点を返されたが、7回表はマーティン・マルドナード、ジョージ・スプリンガー、アルトゥーベを三者連続空振り三振に仕留める圧巻の投球を見せた。

     フェアバンクスの好投に応えるかのように、レイズは7回裏二死からズニーノの1号ソロで貴重な1点を追加。8回表を3番手のアーロン・ループと4番手のライアン・トンプソンが無失点に抑え、9回表に5番手のニック・アンダーソンが1点を失ったものの、4対2で逃げ切った。

     勝利投手は5回5安打無失点のモートン(1勝0敗)、敗戦投手は7回4安打4失点のマカラーズJr.(0勝1敗)で、アンダーソンが1セーブ目を記録。先制弾を放ったマーゴは2回表二死二・三塁の場面でスプリンガーが放ったライトへのファウルフライをスタンドに落下しながらもキャッチする好プレーを見せ、攻守にわたる活躍で勝利の立役者となった。

  • NLCS開幕 ドジャースはリオスとウッドをロースターに登録

    2020.10.13 07:00 Tuesday

     ナショナル・リーグのリーグ優勝決定シリーズ(ブレーブス対ドジャース)が日本時間10月13日に開幕する。アーリントンのグローブライフ・フィールドで行われる第1戦に先立って両軍のロースターが発表され、ドジャースはギャビン・ラックス内野手とテランス・ゴア外野手に代えてエドウィン・リオス内野手とアレックス・ウッド投手を登録。一方のブレーブスは地区シリーズからのロースター変更がなく、引き続き同じ28人でドジャースとの戦いに臨むことになった。

     リオスはワイルドカード・シリーズのロースターには登録されていたものの、股関節を痛めて地区シリーズのロースターから抹消。患部の状態が改善されたため、リーグ優勝決定シリーズからロースターに戻ることになった。また、最大5連戦だった地区シリーズに対してリーグ優勝決定シリーズは最大7連戦の可能性があるため、デーブ・ロバーツ監督は投手の増員を決断。代走のスペシャリストであるゴアをロースターから外し、経験豊富な左腕ウッドがロースターに加わった。

     両軍のロースターは以下の通り。

    ドジャース

    ◆投手(15人)
    バイエズ、ビューラー、フローロ、ゴンソリン、ゴンザレス、グラテロル、ジャンセン、ケリー、カーショウ、コラレック、メイ、マギー、トライネン、ウリアス、ウッド

    ◆捕手(2人)
    バーンズ、スミス

    ◆内野手(6人)
    ビーティ、ヘルナンデス、マンシー、リオス、シーガー、ターナー

    ◆外野手(5人)
    ベリンジャー、ベッツ、ピーダーソン、ポロック、テイラー

    ブレーブス

    ◆投手(15人)
    フリード、アンダーソン、ライト、マツェック、マランソン、マーティン、スミス、グリーン、オデイ、ミンター、ウェブ、ウィルソン、イノア、デイトン、トムリン

    ◆捕手(2人)
    ダーノウ、フラワーズ

    ◆内野手(6人)
    フリーマン、アルビーズ、スワンソン、ライリー、カルバーソン、サンドバル

    ◆外野手(5人)
    アクーニャ、オズーナ、デュバル、マーケイキス、パチェ

  • Wソックスがレンテリア監督を解任 優勝経験監督を招聘へ

    2020.10.13 06:30 Tuesday

     ホワイトソックスのリック・ハーンGMは日本時間10月13日、リック・レンテリア監督とドン・クーパー投手コーチを解任したことを発表した。レンテリアは2016年オフに退任したロビン・ベンチュラに代わってホワイトソックスの監督に就任。4年間指揮を執り、今季はチームを12年ぶりとなるポストシーズン進出に導いた。クーパーは2002年7月に投手コーチに就任。18年半にわたって投手コーチを務め、数多くの好投手を育ててきた。

     ホワイトソックスは今季、2008年以来12年ぶりのポストシーズン進出を果たしただけに、レンテリア解任のニュースは驚きとともに伝えられた。ハーンは解任の理由について「チームが再建を終え、(ワールドシリーズ制覇という)ゴールを目指すステージに到達した」ことを挙げている。チームが再建を終え、ポストシーズンに進出できる態勢が整ったことでレンテリアの役目は終了したというわけだ。

     今季のホワイトソックスはアメリカン・リーグでは一番乗りでポストシーズン進出が決定。一時はリーグ最高勝率をマークしていた。ところが、レギュラーシーズン最後の10試合で2勝8敗と失速し、第7シードでポストシーズンへ進むことに。ワイルドカード・シリーズでは第2シードのアスレチックスと熱戦を繰り広げたものの、1勝2敗で敗退した。シーズン終盤の不甲斐ない戦いぶりがレンテリア解任の動きを後押ししたことは間違いないだろう。

     ハーンは新監督が球団外部からの招聘になる可能性が高いことを明らかにした。これまで全くホワイトソックスと縁がなかった人物が監督に就任することになれば、1998年から2003年まで6年間監督を務めたジェリー・マニュエル以来となる。また、ハーンは「近年の優勝チームに在籍した経験があり、なおかつ監督経験のある人物が望ましい」と発言しているが、「必ずしも必要不可欠な条件というわけではない」とも語っている。

     ハーンによると、2005年にチームをワールドシリーズ制覇に導いたオジー・ギーエンは新監督候補ではないという。一方、2017年にアストロズで世界一を経験したAJ・ヒンチや2018年にレッドソックスで世界一を経験したアレックス・コーラ、さらには歴代3位の2728勝を誇るトニー・ラルーサなどが候補に挙げられている。今季躍進を遂げたホワイトソックスを次なるステージへ導くのはいったい誰になるのだろうか。

  • 殿堂入り二塁手・モーガンが77歳で死去 1975年から2年連続MVP

    2020.10.13 06:00 Tuesday

     レッズの強力打線「ビッグ・レッド・マシン」の3番打者として活躍した名二塁手ジョー・モーガンが日本時間10月12日に死去していたことが明らかになった。77歳だった。メジャーリーグでは今年、アメリカ野球殿堂入りしている名選手の死去が相次いでおり、モーガンが6人目。直近5週間では5人目となった。

     モーガンは1963年にアストロズでメジャーデビューし、アストロズとレッズを中心にメジャーで22年間プレー。通算2649試合に出場して2517安打、打率.271、268本塁打、1133打点、689盗塁、出塁率.392、OPS.819をマークし、オールスター・ゲーム選出10度、ゴールドグラブ賞5度、シルバースラッガー賞1度など輝かしい実績を残した。

     アストロズ時代から選球眼と俊足を兼ね備えた二塁手として活躍していたが、1971年オフの大型トレードでレッズへ移籍すると才能が本格的に開花。1972年に122得点、115四球、出塁率.417の3部門でリーグ1位の数字をマークすると、1975年と1976年はリーグ1位のOPSを記録し、2年連続でMVPに選出された。

     モーガンはレッズで8年間(1972~79年)プレーしたが、当時のレッズは黄金期を謳歌しており、8年間で地区優勝が5度、地区2位が3度。1972年、1975年、1976年とワールドシリーズに3度出場し、1975年と1976年に世界一を経験した。現役晩年の1983年にフィリーズでもワールドシリーズに出場したが、このときはオリオールズに敗れている。

     レッズ時代の同僚だった名捕手ジョニー・ベンチは「ジョーは球史で最高の二塁手だっただけでなく、私が見てきたなかでベストのプレーヤーであり、私が知っているなかでベストの人物の1人だった」とモーガンを絶賛。モーガンが記録した通算11069打席、678盗塁、1625得点はいずれも二塁手として歴代最高記録となっている。

     アスレチックスでプレーした1984年限りで現役を引退し、1990年に有資格初年度で得票率81.8%を獲得して殿堂入り。レッズは1998年にモーガンの背番号「8」を永久欠番とした。

  • これぞレイズの野球!強力投手陣が1点リード守って先勝

    2020.10.12 12:28 Monday

    【アストロズ1-2レイズ】@ペトコ・パーク

     アメリカン・リーグのリーグ優勝決定シリーズが日本時間10月12日に開幕した。その初戦はレイズが5回裏にマイク・ズニーノのタイムリーで勝ち越しに成功。先発のブレイク・スネルが5イニングを1失点に抑えると、4人のリリーバーが無失点リレーで1点のリードを守り、2対1でアストロズに先勝した。打線が勝利に必要な得点を取り、強力投手陣がそのリードを守るという、「これぞレイズの野球」と言うべき試合だった。

     第1戦の先発はアストロズがフランベル・バルデス、レイズがスネルの左腕対決。レイズの筒香嘉智はベンチスタートとなった。1回表、アストロズは一死からホゼ・アルトゥーベが左中間への1号ソロを放ち、幸先よく1点を先制。1回裏、レイズはバルデスの前にわずか11球で三者連続空振り三振に倒れた。

     スネルは4回表に二死満塁のピンチを背負ったが、マーティン・マルドナードをライトライナーに打ち取ってピンチを脱出。すると直後の4回裏、レイズは売り出し中のランディ・アロサレーナがセンター右への1号ソロを放ち、1対1の同点に追い付いた。

     続く5回裏、レイズは先頭のウィリー・アダメスが四球を選んで出塁し、内野ゴロ2つで二死三塁。ここでマイク・ズニーノにタイムリーが飛び出し、勝ち越しに成功した。レイズはさらに二死一・二塁とチャンスを広げたが、ここはバルデスがアロサレーナを空振り三振に仕留めた。

     レイズはスネルの球数が100球を超えたため6回から継投に入り、6回表は2番手のジョン・カーティスがピンチを招きながらも無失点。7回表は3番手のライアン・トンプソンが三者凡退に抑え、8回表は4番手のアーロン・ループが一死満塁のピンチを招いたが、5番手のディエゴ・カスティーヨがユリ・グリエルを併殺打に仕留めた。

     9回表はカスティーヨが続投し、1点のリードを守り抜いて2対1で試合終了。2008年以来12年ぶりのワールドシリーズ進出に向けてレイズが初戦を制した。勝利投手は5回6安打1失点のスネル(1勝0敗)、敗戦投手は6回4安打2失点のバルデス(0勝1敗)で、1回2/3を無失点に抑えたカスティーヨが1セーブ目を記録。なお、筒香に出場機会はなかった。

  • 第2戦先発のレイズ・モートン 今季限りで引退の可能性も

    2020.10.12 09:30 Monday

     日本時間10月13日のリーグ優勝決定シリーズ第2戦で古巣アストロズを相手に先発するチャーリー・モートン(レイズ)は今季限りで現役を引退する可能性があるようだ。レイズとモートンの来季の契約は年俸1500万ドルの球団オプションとなっているが、モートンはこのオプションが行使された場合、現役を続行することを明言。一方、このオプションが行使されなかった場合、家族と相談したうえで進退を決断する方針だ。

     モートンは自身の進退について「もしチームが来季も僕を必要としてくれるならとても光栄だし、喜んで来季もプレーするよ。僕はトロピカーナ・フィールドから40マイル(約64キロ)そこそこのところに住んでいるから今季のような異例の状況のなか、レイズでプレーできることに感謝しているんだ」とコメント。オプションが行使されなかった場合、チームが必要としてくれるのであれば、再交渉を行うことに前向きな姿勢も示した。

     モートンはあくまでも家族を最優先に考えたうえで決断を下す意向を明言している。「新型コロナウイルスの影響もあり、今オフの市場がどんな状況になるか僕にはわからない。来季がどんな形で開催されるかわからないし、僕のところにどんなオファーが届くかもわからない。不透明なことだらけなんだ」とモートン。自宅には4人の子供がおり、家族にとって何がベストかを常に考えているという。

     現在36歳のモートンは2年契約でレイズに加入し、昨季は自己最多の194回2/3を投げて16勝6敗、防御率3.05、240奪三振の好成績をマーク。今季は右肩の炎症による故障者リスト入りがあり、9先発で2勝2敗、防御率4.74に終わったが、ヤンキースとの地区シリーズ第3戦で96マイルを計測するなど右肩の状態は良好だ。レイズ加入後はポストシーズンの3先発で3勝0敗、防御率1.20という素晴らしい成績を残しており、年俸を度外視すればレイズに必要な戦力であることは間違いない。

     モートンはタイラー・グラスナウやブレイク・スネルにとって手本のような存在となっており、オースティン・メドウズやブランドン・ラウなどモートンを尊敬している選手も非常に多い。年俸1500万ドルというのはスモールマーケット球団のレイズにとって決して安い金額ではないが、来季の契約についてレイズがどう判断するか注目だ。

  • ALCS開幕 レイズ・筒香はロースター入りもスタメン外れる

    2020.10.12 09:00 Monday

     日本時間10月12日、アメリカン・リーグのリーグ優勝決定シリーズ(アストロズ対レイズ)が開幕し、それに先立って両軍のロースターが発表された。地区シリーズからの変更点としては、レイズはブレット・フィリップス外野手とトレバー・リチャーズ投手を抹消してジョシュ・フレミング投手とホゼ・アルバラード投手を登録。一方のアストロズはチャス・マコーミック外野手を抹消してチェイス・デヨング投手を登録した。

     レイズのケビン・キャッシュ監督が「最大7連戦のリーグ優勝決定シリーズに備えて投手を1人増やす」と発言していたため、筒香嘉智がロースターから漏れる可能性が取り沙汰されていたが、守備固め要員のフィリップスが抹消され、筒香はロースターに残留。しかし、第1戦のアストロズの先発が左腕フランベル・バルデスのため、キャッシュは右打者7人をスタメンに起用し、筒香はベンチスタートとなっている。

     両軍のロースターと第1戦のスタメンは以下の通り。

    レイズ

    ◆投手(14人)
    アルバラード、アンダーソン、カスティーヨ、カーティス、フェアバンクス、フレミング、グラスナウ、ループ、マクラナハン、モートン、スレジャース、スネル、トンプソン、ヤーブロー

    ◆捕手(2人)
    ズニーノ、ペレス

    ◆内野手(6人)
    アダメス、ブロソー、崔志萬(チェ・ジマン)、ディアス、ラウ、ウェンドル

    ◆外野手(6人)
    アロサレーナ、キアマイアー、マーゴ、メドウズ、レンフロー、筒香嘉智

    ◆スタメン
    (三)ブロソー
    (指)アロサレーナ
    (二)ラウ
    (一)ディアス
    (右)レンフロー
    (遊)アダメス
    (左)マーゴ
    (中)キアマイアー
    (捕)ズニーノ
    先発投手:スネル

    アストロズ

    ◆投手(14人)
    デヨング、ガルシア、グレインキー、ジェームス、ハビアー、マカラーズ、パレイデス、プレスリー、レイリー、スクラブ、スニード、テイラー、ウルキディ、バルデス

    ◆捕手(3人)
    マルドナード、ガーノウ、スタッブス

    ◆内野手(6人)
    アルトゥーベ、ブレグマン、コレア、ディアス、グリエル、トロ

    ◆外野手(5人)
    ブラントリー、レディック、スプリンガー、ストロー、タッカー

    ◆スタメン
    (中)スプリンガー
    (二)アルトゥーベ
    (左)ブラントリー
    (三)ブレグマン
    (遊)コレア
    (右)タッカー
    (一)グリエル
    (指)ディアス
    (捕)マルドナード
    先発投手:バルデス

  • NLCS ブレーブス対ドジャース ポジション別戦力比較

    2020.10.11 11:30 Sunday

     ナショナル・リーグのリーグ優勝決定シリーズはブレーブス対ドジャースの組み合わせで日本時間10月13日に開幕する(会場はアーリントンのグローブライフ・フィールド)。両軍ともワイルドカード・シリーズと地区シリーズを無敗で突破。地力があり、なおかつ勢いのあるチーム同士の対戦だけに、リーグ優勝決定シリーズは熱戦が予想される。ここではポジション別に両軍の戦力を比較してみよう。

    捕手:ドジャース

     強打の正捕手を抱えている点と実力派の控え捕手を抱えている点で両軍は非常に似ている。ドジャースはウィル・スミスとオースティン・バーンズ、ブレーブスはトラビス・ダーノウとタイラー・フラワーズのコンビ。打撃絶好調のダーノウの勢いも捨てがたいが、ここではわずかにドジャースが上回っていると判断した。

    一塁手:ブレーブス

     このポジションは明確にブレーブスが上回っている。ブレーブスのフレディ・フリーマンはポストシーズンこそ18打数3安打と低調だが、今季は自己ベストの打率.341、OPS1.102をマーク。一方、ドジャースのマックス・マンシーはレギュラーシーズンで打率.212、ポストシーズンでも16打数3安打に終わっている。

    二塁手:ドジャース

     向こう3年間、5年間、10年間のことを考えれば間違いなくブレーブスのオジー・アルビーズのほうが上。しかし、今季はOPS.773とやや低調で、ポストシーズンでもOPS.523にとどまっている。ドジャースのクリス・テイラーもポストシーズンはOPS.498と低調だが、レギュラーシーズンのOPS.842が光る。

    三塁手:ドジャース

     ブレーブスのオースティン・ライリーはレギュラーシーズンでOPS.716、ポストシーズンでもOPS.585と冴えない成績に終わっている。ドジャースのジャスティン・ターナーもポストシーズンではOPS.372と不振だが、レギュラーシーズンではOPS.860をマークしており、ドジャースに軍配が上がる。

    遊撃手:ドジャース

     ブレーブスのダンズビー・スワンソンは今季OPS.809をマークして自己ベストを更新し、ポストシーズンでも2本塁打を放ってOPS.970と好調。しかし、レギュラーシーズンでOPS.943、ポストシーズンでもOPS.947と安定した活躍を見せているドジャースのコリー・シーガーには敵わない。

    左翼手:ドジャース

     ブレーブスのアダム・デュバルは今季16本塁打を放ったが、打率は.237に過ぎず、ポストシーズンでは打率.100と低迷。それに対し、ドジャースのAJ・ポロックはレギュラーシーズンで打率.276、16本塁打をマークし、ポストシーズンでも打率.267、出塁率.353とまずまずの働きを見せている。

    中堅手:ブレーブス

     ドジャースは昨季MVPのコディ・ベリンジャーを擁しているが、今季は打率.239、12本塁打、OPS.789と平凡な成績に終わっており、ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.のほうが上だろう。ただし、ポストシーズンではアクーニャJr.のOPS.860に対し、ベリンジャーはOPS.960をマークしている。

    右翼手:ドジャース

     このポジションはムーキー・ベッツを擁するドジャースのほうが間違いなく上。ポストシーズンでも打率.368、OPS1.066と実力を存分に発揮している。一方、ブレーブスのニック・マーケイキスはレギュラーシーズンのOPSが.704に過ぎず、ポストシーズンでも21打数4安打と低迷している。

    指名打者:ブレーブス

     ドジャースは指名打者を固定しておらず、ジョク・ピーダーソンのほか、バーンズがマスクを被るときにスミスが指名打者を務めることもある。ブレーブスにはナ・リーグ二冠王のマーセル・オズーナがおり、ポストシーズンでは打率.227、1本塁打、OPS.636と今一つだが、ブレーブスのほうが上だろう。

    先発投手:ドジャース

     ブレーブスはこれまでの5試合中4試合を完封したが、実績不十分な若手投手が多く、その勢いがどこまで続くか未知数だ。一方のドジャースはウォーカー・ビューラーとクレイトン・カーショウの二枚看板が中心となり、ダスティン・メイをリリーフに回せるほど層が厚い。当然ながらドジャースに軍配が上がる。

    救援投手:ブレーブス

     守護神ケンリー・ジャンセンに不安を抱えるドジャースに対し、ブレーブスは盤石の布陣。ウィル・スミス(ドジャースの正捕手とは別人)とマーク・マランソンの2人は合計26人の打者と対戦して26個のアウトを奪っている。接戦でブルペン勝負になればブレーブスに分がありそうだ。

    総括

     メジャーリーグ公式サイトのマイク・ペトリエロは4勝3敗でドジャースの勝利と予想している。

  • ALCS アストロズ対レイズ ポジション別戦力比較

    2020.10.11 10:30 Sunday

     アメリカン・リーグのリーグ優勝決定シリーズはアストロズ対レイズの組み合わせで日本時間10月12日に開幕する(会場はサンディエゴのペトコ・パーク)。4年連続でリーグ優勝決定シリーズに進出したアストロズだが、今季はレギュラーシーズンの勝率が5割を下回っており、「下剋上」を目指すアストロズがリーグ最高勝率のレイズに挑むという構図だ。ここではポジション別に両軍の戦力を比較してみよう。

    捕手:アストロズ

     レイズの正捕手マイク・ズニーノはハイレベルな守備力を持ち、打撃にも一発長打を秘めているが、いかんせん打率が低すぎる(今季の打率は.147)。控え捕手のマイケル・ペレスはポストシーズンで5打数2安打、1本塁打と打撃好調だが、レギュラーシーズンでOPS.727をマークしたマーティン・マルドナードを擁するアストロズのほうが戦力は上だろう。

    一塁手:レイズ

     アストロズのユリ・グリエルは今季の長打率が.384に過ぎず、ポストシーズンでも23打数2安打と不振を極めている。地区シリーズで3本の長打を放った崔志萬(チェ・ジマン)、地区シリーズ第5戦でヤンキースを沈める値千金の一発を放ったマイク・ブロソーを擁するレイズに軍配が上がる。

    二塁手:アストロズ

     レイズのブランドン・ラウはレギュラーシーズンでチームMVPと呼ぶに相応しい活躍を見せたが、ポストシーズンでは26打数2安打と不振に苦しんでいる。一方、レギュラーシーズンで自己最低の打率.219に終わったホゼ・アルトゥーベはポストシーズンで打率.273、2本塁打、OPS.974と復調傾向。よってアストロズ優位と判断した。

    三塁手:アストロズ

     レイズはヤンディ・ディアスがハムストリングに不安を抱えているため、ジョーイ・ウェンドルを正三塁手として起用。19打数6安打とまずまずの働きを見せている。しかし、アストロズのアレックス・ブレグマンはポストシーズンで打率.318、1本塁打、OPS.944と好調。アストロズに軍配を上げざるを得ないだろう。

    遊撃手:アストロズ

     レイズのウィリー・アダメスは攻守のバランスが取れた好選手だが、ポストシーズンでは21打数3安打と精彩を欠いている。一方、アストロズのカルロス・コレアは20打数10安打、4本塁打、12打点と絶好調。アダメスとの比較のみにとどまらず、メジャー全体で見てもトップクラスの活躍を見せている。文句なしでアストロズに軍配が上がる。

    左翼手:レイズ

     アストロズのカイル・タッカーは25打数10安打で打率.400をマークしているが、残念ながら相手が悪かった。レイズのランディ・アロサレーナは6本の長打を含む27打数12安打の大暴れ。打率.400のタッカーも打率.444、OPS1.426をマークしているアロサレーナには敵わない。アロサレーナの勢いがどこまで続くか注目だ。

    中堅手:アストロズ

     レイズのケビン・キアマイアーは球界トップクラスの守備力を持ち、地区シリーズでは田中将大から本塁打を放つなど打撃でも結果を残したが、こちらも相手が悪かった。アストロズのジョージ・スプリンガーは「ポストシーズン男」として知られており、地区シリーズでは4試合で打率.389、2本塁打、OPS1.199の大活躍を見せた。

    右翼手:レイズ

     アストロズのジョシュ・レディックは攻守両面で精彩を欠くシーズンを過ごし、ポストシーズンでも19打数3安打と低迷。一方のレイズはオースティン・メドウズが地区シリーズから復帰し、低打率だったとはいえ2本のアーチを放って昨季33本塁打の実力を見せつけた。好守のマニュエル・マーゴも控えており、戦力はレイズのほうが上だろう。

    指名打者:アストロズ

     レイズはディアス、ハンター・レンフロー、筒香嘉智の3人がポストシーズンで合計25打数3安打と結果を残せていない。一方のアストロズはレギュラーシーズンで打率.300をマークしたマイケル・ブラントリーがポストシーズンでも打率.346、2本塁打、OPS1.047の活躍。遊撃手部門と同様、文句なしでアストロズに軍配が上がる。

    先発投手:レイズ

     アストロズはザック・グレインキー、ホゼ・ウルキディ、ランス・マカラーズJr.の3人がポストシーズン合計21回1/3で15失点(自責点14)という状況。頼れる先発投手はフランベル・バルデスだけだ。ブレイク・スネル、タイラー・グラスナウ、チャーリー・モートン、ライアン・ヤーブローを擁するレイズのほうが質量ともに勝っている。

    救援投手:レイズ

     守護神ロベルト・オスーナの故障もあり、アストロズはライアン・プレスリー以外に実績のある投手がほとんどいないなかでのやりくりを強いられてきた。クリスチャン・ハビアーやエノーリ・パレイデスを中心に健闘しているものの、ニック・アンダーソン、ピート・フェアバンクス、ディエゴ・カスティーヨらを擁するレイズの強力ブルペンには到底敵わない。

    総括

     メジャーリーグ公式サイトのアンソニー・カストロビンスは4勝1敗でレイズの勝利と予想している。

  • レイズが投手増員へ 筒香はロースター外の可能性も

    2020.10.11 09:30 Sunday

     「MLBネットワーク」のジョン・ポール・モロシによると、レイズは日本時間10月12日に始まるリーグ優勝決定シリーズのロースターに登録する投手を増やす可能性が高いようだ。ケビン・キャッシュ監督は最大7連戦となる可能性があるリーグ優勝決定シリーズの戦いに備えて投手の増員を検討しているという。投手の増員に伴い、筒香嘉智がロースターから漏れる可能性もありそうだ。

     レイズは地区シリーズのロースターに投手13人、捕手2人、内野手6人、外野手7人を登録。途中で右腕オリバー・ドレイクが故障によりロースターから抹消され、代わりに右腕トレバー・リチャーズがロースター入りした。リーグ優勝決定シリーズでは今季7試合に登板して5勝0敗、防御率2.78の左腕ジョシュ・フレミングや10試合に登板して防御率0.00の左腕ライアン・シェリフなどがロースター入りの候補となる。

     地区シリーズでの野手の起用法を見ると、わずか1試合しか出場機会がなかったハンター・レンフローがロースターから漏れる筆頭候補と言える。ワイルドカード・シリーズ第2戦で満塁本塁打を放ったが、ランディ・アロサレーナの大活躍とオースティン・メドウズの復帰により出場機会を失ってしまった格好だ。

     代走・守備固め要員に過ぎないブレット・フィリップスもロースターから漏れる可能性がある選手の1人と言える。地区シリーズでの出場機会は3試合で2打席だけ。試合の途中からメドウズに代わって右翼の守備に就くケースが多かった。ただし、メドウズが守備に不安を抱えている以上、接戦での守備固め要員としてロースターに残る可能性もあるだろう。

     筒香はリーグ優勝決定シリーズでの出場機会が2試合だけ。出場試合数で見ればレンフローに次いで出場機会が少なかった。第2戦はチャンスに代打で起用されて凡退し、唯一スタメン起用された第3戦では5打数ノーヒット。ワイルドカード・シリーズも含め、ポストシーズンでは8打数ノーヒットに終わっている。レンフロー、フィリップス、筒香のなかから1人または2人がロースターから漏れることになるのではないだろうか。

  • レイズ・ブロソーが決勝弾!12年ぶり地区シリーズ突破!

    2020.10.10 11:30 Saturday

    【ヤンキース1-2レイズ】@ペトコ・パーク

     お互い2勝ずつで迎えたヤンキース対レイズの地区シリーズ第5戦は、両軍投手陣の好投によりロースコアの接戦となり、8回裏にマイク・ブロソーがアロルディス・チャップマンから勝ち越し弾を放ってレイズが2対1で勝利。対戦成績を3勝2敗とし、2008年以来12年ぶりとなるリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。ヤンキースは中3日で先発したゲリット・コールが6回途中1安打1失点と力投したものの、打線が援護できず。11年ぶりの世界一を目指したが、地区シリーズで敗退となった。

     ヤンキースが中3日のコール、レイズが中2日のタイラー・グラスナウの先発で始まった一戦は、レイズが1回裏に3つの四死球で二死満塁のチャンスを迎えたものの、ジョーイ・ウェンドルが見逃し三振に倒れて無得点。レイズは3回表一死一塁、ヤンキースの打線がひと回りしたところで早くも2番手のニック・アンダーソンを投入し、DJ・レメイヒューを併殺打に仕留めた。

     試合が動いたのは4回表だった。この回先頭のアーロン・ジャッジがアンダーソンの速球を捉え、ライトへの2号ソロを放ってヤンキースが1点を先制。しかし、レイズも5回裏二死からオースティン・メドウズが右中間への2号ソロを放ち、1対1の同点に追い付いた。

     レイズは6回表から3番手のピート・フェアバンクスを投入し、二死一・二塁のピンチを招きながらも無失点。その裏、レイズは先頭のランディ・アロサレーナがレフトへの大飛球を放ったが、勝ち越しアーチかと思われた打球は左翼ブレット・ガードナーの好守に阻まれた。ここでコールの球数が94球に達したため、ヤンキースは2番手のザック・ブリットンを投入。ブリットンはいきなり一死一・二塁のピンチを招いたが、後続を抑えて無失点で切り抜けた。

     フェアバンクスが7回表を三者凡退に抑えると、ヤンキースは7回裏二死一塁の場面でブリットンに代えて早くも3番手としてチャップマンを投入。チャップマンはブランドン・ラウを見逃し三振に仕留めて7回裏を締めくくったが、続く8回裏、途中出場のブロソーがチャップマンの速球を捉えて左中間スタンドへ1号勝ち越しアーチを叩き込んだ。

     8回表から登板していたレイズ4番手のディエゴ・カスティーヨが9回表も無失点に抑え、レイズが2対1で勝利。両軍わずか3安打ずつという手に汗握る接戦を制し、リーグ優勝した2008年以来12年ぶり2度目となるリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。勝利投手はカスティーヨ(1勝0敗)。痛恨の一発を浴びたチャップマンが敗戦投手(0勝1敗)となった。なお、レイズの筒香嘉智に出場機会はなかった。

  • リーグ優勝決定シリーズ 日本時間13日までの開始時間が決定

    2020.10.10 10:00 Saturday

     リーグ優勝決定シリーズはアメリカン・リーグが日本時間10月12日、ナショナル・リーグが同13日に開幕する。地区シリーズに続いて中立地での集中開催となり、ア・リーグはサンディエゴのペトコ・パーク、ナ・リーグはアーリントンのグローブライフ・フィールドを使用。メジャーリーグ機構は日本時間10月13日までの試合の開始時間を発表した(以下の日時はいずれも日本時間)。

     ア・リーグは12日の第1戦が午前8時37分プレーボール、13日の第2戦が午前5時7分プレーボールと発表された。現在行われている地区シリーズ第5戦でレイズ(第1シード)とヤンキース(第5シード)のどちらが勝利してもアストロズ(第6シード)が下位シードとなるため、第1戦と第2戦はアストロズが先行で行われる。

     一方、ナ・リーグは13日の第1戦が午前9時8分プレーボールと発表された。対戦カードはすでにドジャース(第1シード)対ブレーブス(第2シード)に決定しており、第1・2・6・7戦はドジャースのホームゲーム、第3・4・5戦はブレーブスのホームゲームとなる。

     今年のリーグ優勝決定シリーズは例年とは異なり、オフ(移動日)を挟まない7連戦で行われるため、エースを第1戦、第4戦、第7戦に投入するような起用法は難しくなる。5連戦の地区シリーズ以上に、各球団の監督・コーチは投手の起用法に頭を悩ませることになるだろう。

     なお、ワールドシリーズは10月21日からアーリントンのグローブライフ・フィールドで行われる。こちらも中立地での集中開催だが、第2戦と第3戦のあいだ、第5戦と第6戦のあいだにオフを設け、例年通りの「2-3-2」のフォーマットで行われることになっている。

  • 殿堂入り左腕・フォードが91歳で死去 ヤンキース史上最多236勝

    2020.10.10 09:00 Saturday

     ヤンキースは日本時間10月10日、球団史上最多の236勝をマークした殿堂入り左腕ホワイティ・フォードが91歳で亡くなったことを発表した。球団の発表によると、フォードは家族に囲まれてレイズとの地区シリーズ第4戦を観戦しながら息を引き取ったという。ヤンキースはフォードの死を悼み、背番号「16」のパッチを付けて地区シリーズ第5戦をプレーしている。

     フォードは16年間のキャリアをヤンキース一筋で過ごし、通算236勝106敗、防御率2.75をマーク。サイ・ヤング賞を受賞したのは1度だけ(1961年)だったが、通算勝率.690は200勝以上の投手では史上1位の数字であり、有資格2年目の1974年に得票率77.8%でアメリカ野球殿堂入りを果たしている。

     1950年にメジャーデビューして9勝1敗、防御率2.81の好成績をマークし、ワールドシリーズ制覇も経験したが、1951年と1952年は朝鮮戦争に従軍して欠場。1953年に復帰すると、いきなり18勝をマークし、チームのワールドシリーズ5連覇に貢献した。

     最多勝を3度(1955年、1961年、1963年)、最優秀防御率を2度(1956年、1958年)獲得するなど、その後も毎年のように好成績を残し、自己最多の25勝&209奪三振をマークした1961年には自身唯一のサイ・ヤング賞を受賞。この年はワールドシリーズでMVPに輝いており、16年間のキャリアでワールドシリーズに11度出場して6度の世界一を経験した。ワールドシリーズ通算10勝、94奪三振、146投球回は現在も最多記録として残っている。

     ノーヒッターは達成できなかったが、1955年には2試合連続で1安打完封を記録。「アメリカ野球学会」の調査によると、これはメジャーリーグ史上5度目の快挙だったという。また、1960~62年にマークしたワールドシリーズ33回2/3連続無失点はベーブ・ルース(29回2/3)の記録を更新し、現在もメジャー記録となっている。

     2018年6月にレッド・シェーンディーンストが死去し、フォードは殿堂入りしている人物のなかでは2番目に高齢な存命者となっていた。なお、最高齢は現在93歳のトミー・ラソーダである。

  • パドレス旋風もここまで ドジャースが3連勝で地区シリーズ突破

    2020.10.9 14:12 Friday

    【ドジャース12-3パドレス】@グローブライフ・フィールド

     今季大躍進で球界を盛り上げ、地区シリーズまで勝ち上がってきたパドレスだったが、その勢いも32年ぶりの世界一を目指すドジャースには及ばなかった。リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけて迎えた地区シリーズ第3戦、ドジャースは1点ビハインドの3回表に5点を奪い、12対3で大勝。レギュラーシーズンでは6勝4敗とほぼ互角だった同地区ライバルのパドレスをスイープで退け、2年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

     2回表無死二・三塁からコディ・ベリンジャーの内野ゴロの間に1点を先制したドジャースだが、序盤は継投でバタつく場面が見られた。第1戦でリリーフ登板して2イニングを投げたダスティン・メイをオープナーとして起用し、2回裏からアダム・コラレックを投入。しかし、そのコラレックが満塁のピンチを招いてジェイク・クロネンワースの押し出し四球とトレント・グリシャムのタイムリー内野安打で2点を失い、早々に3番手のフリオ・ウリアスを投入することになった。

     だが、7割を超える勝率でレギュラーシーズンを勝ち抜いたドジャースはその程度では動じなかった。3回表に相手のミス絡みですぐさま同点に追い付くと、無死二塁からジャスティン・ターナーが勝ち越しタイムリー。二死一・二塁からAJ・ポロックとジョク・ピーダーソンにも連続タイムリーが飛び出し、一挙5得点のビッグイニングとなった。

     4回表にウィル・スミスのタイムリー、5回表にムーキー・ベッツの犠飛で1点ずつを追加し、5回終了時点で6点をリード。ウリアスは6回裏にエラー絡みで1点を失ったが、5イニングを被安打1、奪三振6、与四球1、失点1(自責点0)に抑える見事なピッチングを見せた。

     その後、パドレスは得点を奪えず、9回表にスミスのタイムリーとベリンジャーのタイムリー三塁打で4点を追加したドジャースが12対3で勝利。ナショナル・リーグ勝率1位と2位の直接対決をスイープで制し、リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。。勝利投手はウリアス(1勝0敗)、敗戦投手はパドレス先発のエイドリアン・モレホン(0勝1敗)。なお、パドレスは11人の投手を起用し、ポストシーズン新記録を樹立した。

  • 簡単に終わらないヤンキース 第4戦を制して2勝2敗のタイに

    2020.10.9 11:24 Friday

    【レイズ1-5ヤンキース】@ペトコ・パーク

     レイズがリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけて迎えた地区シリーズ第4戦は、ルーク・ボイトとグレイバー・トーレスに一発が飛び出したヤンキースが5対1で勝利。先発のジョーダン・モンゴメリーから始まる継投もピタリとハマり、対戦成績を2勝2敗のタイとした。明日の第5戦に勝利したほうがアストロズとのリーグ優勝決定シリーズに進出する。

     簡単に終わるわけにはいかないヤンキースは、レイズのオープナーを務めたライアン・トンプソンに対し、2回裏先頭のルーク・ボイトが1号ソロを放って先制。さらに三者連続四球で無死満塁となり、一死後にDJ・レメイヒューの犠飛で2点目を奪った。

     一方、ヤンキース先発のモンゴメリーは、ボールを低めに集め、落ち着いたピッチングを展開。3回表に一死満塁のピンチを招き、ブランドン・ラウのセカンドゴロの間に1点を失ったが、売り出し中のランディ・アロサレーナをサードゴロに打ち取り、最少失点で切り抜けた。

     モンゴメリーは4回3安打1失点でマウンドを降り、5回表から登板したチャド・グリーンが2イニングをパーフェクト・リリーフ。すると、6回裏一死一塁からトーレスに1号2ランが飛び出し、リードを3点に広げた。

     7回以降は3番手のザック・ブリットンが1回2/3、4番手のアロルディス・チャップマンが1回1/3を無失点に抑え、8回裏にカイル・ヒガシオカのタイムリーで1点を追加して5対1で勝利。シリーズの決着は明日の第5戦に持ち越しとなった。

     勝利投手はグリーン(1勝0敗)、敗戦投手はトンプソン(0勝1敗)。チャップマンには1セーブ目が記録された。なお、ヤンキースのジャンカルロ・スタントンは7回裏の第4打席でレフトへの二塁打を放ち、メジャーリーグ史上初となる「ポストシーズン最初の試合から6試合連続長打」を達成している。また、レイズの筒香嘉智に出場機会はなかった。

  • アストロズ 3勝1敗で4年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出!

    2020.10.9 08:21 Friday

    【アスレチックス6-11アストロズ】@ドジャー・スタジアム

     アストロズが勝率5割未満からの「下剋上」に向けて、ワイルドカード・シリーズに続いて地区シリーズも突破した。アスレチックスとの地区シリーズ第4戦、アストロズは打線が4本塁打を含む14安打11得点と爆発し、11対6で勝利。3勝1敗でアスレチックスを破り、4年連続となるリーグ優勝決定シリーズ進出が決定した。

     アスレチックスがフランキー・モンタス、アストロズがザック・グレインキーの先発で始まった一戦は、アスレチックスが2回表にラモン・ラウレアーノの1号3ランで先制。しかし、アストロズは4回裏にマイケル・ブラントリーの1号2ランで1点差とし、カルロス・コレアに3号3ランが飛び出して一気に試合をひっくり返した。

     アスレチックスは5回表にラウレアーノの2号ソロで1点差に詰め寄ったが、アストロズは直後の5回裏にブラントリーの2号ソロとコレアのタイムリーで2点を追加。6回裏にカイル・タッカーとコレアの連続タイムリーでリードを広げ、7回裏にはホゼ・アルトゥーベが2号2ランを放ってとどめを刺した。

     勝利投手はアストロズ3番手のクリスチャン・ハビアー(1勝0敗)、敗戦投手はモンタス(0勝1敗)。リーグ優勝決定シリーズへ進出したアストロズは、ワールドシリーズ進出をかけてヤンキース対レイズの勝者と対戦する。

     なお、アストロズ対アスレチックスの地区シリーズでは合計24本塁打(12本塁打ずつ)が飛び出し、地区シリーズの記録を更新。従来の記録は、1995年のヤンキース対マリナーズで記録された22本塁打(5試合で両軍11本塁打ずつ)だった。

  • 今オフのクオリファイング・オファーは年俸1890万ドル

    2020.10.9 07:00 Friday

     「ジ・アスレチック」のエバン・ドレリッチによると、メジャーリーグ機構は今オフのクオリファイング・オファーの金額を年俸1890万ドル(約20億円)に決定したようだ。同オファーの金額は年俸上位125選手の平均によって定められる。昨オフの1780万ドルから110万ドルのアップとなった。

     現行の労使協定では、同一の選手は1度しかクオリファイング・オファーを受けないことになっている。よって、2014年オフにオリオールズから同オファーを受けたネルソン・クルーズ(ツインズ)、2016年オフにドジャースから同オファーを受けたジャスティン・ターナー(ドジャース)、昨年オフにカージナルスから同オファーを受けたマーセル・オズーナ(ブレーブス)らは今オフ、同オファーを受けることはない。

     今オフはJ・T・リアルミュート(フィリーズ)、トレバー・バウアー(レッズ)、ジョージ・スプリンガー(アストロズ)、DJ・レメイヒュー(ヤンキース)といったスター選手がフリーエージェントとなるが、これらの選手がクオリファイング・オファーを受けるのは確実。彼らは同オファーを拒否したうえで市場に出ることになるだろう。

     フリーエージェント選手の流出によりドラフト指名権の保証を得るためには、フリーエージェント選手にクオリファイング・オファーを提示しておく必要があるが、同オファーを受諾される可能性もある(その場合は自動的に1年契約となる)。今季はコロナ禍でのシーズン開催となり、財政状況に不安を抱えている球団も多いため、年俸1890万ドルに値するか微妙なラインの選手に同オファーを提示することを躊躇する球団が現れることが予想されている。

     よって、マーカス・セミエン(アスレチックス)、ケビン・ゴーズマン(ジャイアンツ)、マーカス・ストローマン(メッツ)、アンドレルトン・シモンズ(エンゼルス)、ディディ・グレゴリアス(フィリーズ)といった「当落線上」の選手たちは、クオリファイング・オファーを提示されずに市場へ出ていくことになりそうだ。

  • ブレーブスがまたも完封勝利 3連勝で19年ぶり地区シリーズ突破

    2020.10.9 06:45 Friday

    【ブレーブス7-0マーリンズ】@ミニッツメイド・パーク

     ブレーブスは先発のカイル・ライトが6回3安打無失点の好投を見せ、ワイルドカード・シリーズの第1戦と第2戦、地区シリーズの第2戦に続いて今回のポストシーズンで4度目の完封勝利。マーリンズに7対0で快勝し、3連勝で2001年以来19年ぶりとなるリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。マーリンズは球団史上初のポストシーズン敗退となった。

     1回表の攻撃で三者凡退に終わったブレーブスは、2回表にマーリンズ先発のシクスト・サンチェスから無死満塁の大チャンスを迎えたものの、左翼コリー・ディッカーソンの好守もあって無得点。しかし、マーリンズの有望株右腕もブレーブスの強力打線を封じることはできなかった。

     ブレーブスは3回表に無死一・三塁のチャンスを迎え、マーセル・オズーナがライトへのタイムリーを放って先制。絶好調のトラビス・ダーノウにはフェンス直撃の2点タイムリー二塁打が飛び出し、一死三塁となったあと、ダンズビー・スワンソンの犠飛で4点目を奪った。

     さらにマーリンズ2番手のトレバー・ロジャースを攻め、4回表にエラー絡みで1点、5回表には一死二塁からスワンソンのタイムリーとアダム・デュバルのタイムリー二塁打で2点を追加。5回終了時点で7対0と大量リードを奪い、スイープでの地区シリーズ突破をほぼ確実なものとした。

     ライトが6イニングを無失点に抑えたあと、7回裏を2番手のA・J・ミンター、8回裏を3番手のジェイコブ・ウェブ、9回裏を4番手のシェーン・グリーンが無失点に抑え、4人の投手による完封リレーが完成。今回のポストシーズン5試合で4度目となる完封勝利を記録し、地区シリーズ突破を決めた。

     勝利投手はライト(1勝0敗)、敗戦投手はサンチェス(0勝1敗)。日本時間10月13日にスタートするリーグ優勝決定シリーズではドジャース対パドレスの勝者と対戦する。

  • 全カード同日決着の可能性 実現すれば24年ぶり2度目の珍事

    2020.10.9 06:00 Friday

     メジャーリーグの地区シリーズは、日本時間10月9日に全てのカードが決着する可能性がある。アメリカン・リーグのレイズとアストロズ、ナショナル・リーグのブレーブスとドジャースが地区シリーズ突破に王手をかけており、この4球団が揃って勝利すれば、1996年以来24年ぶり2度目となる「地区シリーズ全カード同日決着」が実現する。

     ヤンキースと対戦しているレイズは、1勝1敗で迎えた第3戦で田中将大を攻略し、8対4で勝利。対戦成績を2勝1敗としてリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。

     ア・リーグのもう1つのカードでは、アスレチックスと対戦しているアストロズが第1戦と第2戦に勝利して地区シリーズ突破に王手。第3戦は7対9で逆転負けを喫したが、2勝1敗で優位の状況は変わらない。

     一方のナ・リーグでは、ブレーブスがマーリンズ、ドジャースがパドレスに2連勝してリーグ優勝決定シリーズ進出に王手。両球団とも日本時間10月9日に行われる第3戦に勝利すれば、スイープでのリーグ優勝決定シリーズ進出が決定する。

     なお、日本時間10月9日午前6時の時点では、ブレーブスがマーリンズを7対0と大量リード(8回表攻撃中)。アスレチックスに先制を許したアストロズも4回裏に5点を奪って逆転に成功した(4回裏攻撃中)。このままリードを守れば、両球団とも地区シリーズ突破となる。

     レイズは第4戦に先立ち、ロースターの変更を発表。故障した右腕オリバー・ドレイクに代わって右腕トレバー・リチャーズが登録された。レイズが地区シリーズを突破した場合、ポストシーズンの規定により、ドレイクはリーグ優勝決定シリーズに出場できない(ワールドシリーズは出場可)。

  • ドジャースがシリーズ突破に王手 ベリンジャーが本塁打キャッチ

    2020.10.8 13:27 Thursday

    【パドレス5-6ドジャース】@グローブライフ・フィールド

     ドジャースは1点リードで迎えた7回表にパドレスのフェルナンド・タティスJr.が放った大飛球を中堅コディ・ベリンジャーが好捕。逆転弾を阻止する見事な本塁打キャッチで試合の流れを呼び寄せ、6対5でパドレスを破った。ドジャースは第1戦から2連勝となり、シリーズ突破に王手。早ければ明日にも2年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出が決定する。

     パドレスがザック・デービース、ドジャースがクレイトン・カーショウの先発で始まった一戦は、2回表無死一塁からウィル・マイヤーズのタイムリー二塁打でパドレスが先制。しかし、ドジャースが3回裏に一死一・三塁のチャンスを迎え、コリー・シーガーの2点タイムリー二塁打とマックス・マンシーのタイムリーで3点を奪って逆転に成功した。

     4回裏にはコディ・ベリンジャーに1号ソロが飛び出し、ドジャース3点をリード。ところが、好投を続けていたカーショウが6回表に捕まり、マニー・マチャドの1号ソロ、エリック・ホズマーの1号ソロと二者連続アーチを浴びて1点差に詰め寄られた。

     そして迎えた7回裏、パドレスは二死からトレント・グリシャムが死球で出塁し、続くタティスJr.が放った打球はセンターへの大飛球に。しかし、中堅ベリンジャーがフェンス際でこの打球をもぎ取り、パドレスの逆転を見事に阻止した。

     これで試合の流れを引き寄せたドジャースは、直後の7回裏にジャスティン・ターナーの犠飛とマンシーのタイムリーで2点を追加した。9回表にクローザーのケンリー・ジャンセンが2点を失い、1点差に詰め寄られたが、急遽登板した5番手のジョー・ケリーが後続を抑えて6対5で逃げ切り。2連勝で地区シリーズ突破に王手をかけた。

     勝利投手は6回6安打3失点のカーショウ(1勝0敗)、敗戦投手は5回9安打4失点のデービース(0勝1敗)。ケリーには1セーブ目が記録された。

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