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  • Rソックスなど監督空席の3球団 現在の状況は?

    2020.1.20 14:30 Monday

     アストロズの不正なサイン盗みに関連してAJ・ヒンチ監督(アストロズ)、アレックス・コーラ監督(レッドソックス)、カルロス・ベルトラン監督(メッツ)の3人がその座を追われ、1月後半に3球団で監督が空席という異例の事態となっている。すでに各球団は新監督の決定に向けて動き始めており、ここでは各球団の最新の動向をチェックする。

     監督候補として人気を集めているのがジャイアンツ、カブス、レッズ、ナショナルズで合計22年間指揮を執り、通算1863勝を挙げているダスティ・ベイカーだ。アストロズはバック・ショウォルター、ジョン・ギボンズ、ウィル・ベナブルに続く4人目の候補者として面接を実施する予定となっている。また、メッツも監督候補の1人としてベイカーをリストアップしていると見られる。なお、カブスの三塁ベースコーチを務めるベナブルは、アストロズの面接を受けたものの、カブスを離れる意思がないことを明言しており、少なくとも今季はどこかのチームで監督を務める可能性は低そうだ。

     レッドソックスでは、チームOBのマイク・ローウェルが「条件付き」で監督を引き受ける意思があることを明らかにした。ローウェルは「1年限定で、なおかつコーラの監督復帰が保証されるのであれば、喜んで引き受けるよ」と発言。ローウェルとコーラは2006年から2008年までレッドソックスでチームメイトとしてプレイしており、ローウェルはコーラの監督復帰を後押ししたいと考えているようだ。2006年にレッドソックスに加入したローウェルは、現役生活最後の5年間をレッドソックスで過ごし、2007年には自己最多の120打点を叩き出してオールスター・ゲームに選出。チームのワールドシリーズ制覇に貢献し、ワールドシリーズMVPを受賞している。

     また、昨季限りでジャイアンツの監督を勇退したブルース・ボウチーは、現在空席となっている3球団の監督の座を引き受ける意思がないことを明らかにしている。パドレスとジャイアンツで合計25年にわたって監督を務め、通算2003勝をマークした名将は、将来的な監督復帰の可能性を否定していないものの、今季すぐにどこかのチームで指揮を執るつもりはないようだ。

  • 結果発表まであと2日 殿堂入り投票の行方はどうなる

    2020.1.20 13:30 Monday

     2020年のアメリカ野球殿堂入りの記者投票の結果は、日本時間1月22日午前8時ごろに発表される予定となっている。すでにテッド・シモンズとマービン・ミラーが「Modern Era Committee」の投票によって殿堂入りを決めているが、いったい誰がこの2名とともにクーパーズタウンで行われる殿堂入りセレモニーに出席することになるのだろうか。有資格初年度のデレク・ジーターの満票選出の行方にも注目が集まっている。

     投票権を持つ記者たちは昨年末までに投票を終えており、自身が在籍するメディアや自身のSNSを通して投票内容を公開する記者もいる。ライアン・シボドーは公開された情報を集計しており、現時点で匿名7人を含めた171人分の投票内容が明らかになっている。その途中経過によると、ジーターは171人全員から票を獲得し、得票率100%をキープ。このほか、今回が記者投票による殿堂入りのラストチャンス(10度目の挑戦)となるラリー・ウォーカーが得票率85.4%、8度目の挑戦となるカート・シリングが得票率79.5%で、殿堂入りラインとなる得票率75%を上回っている。

     ただし、最終的な得票率は事前判明分から大きく低下するのが例年の傾向であり、現時点で得票率79.5%のシリングが今回の投票で殿堂入りを達成する可能性は低いと見られている。得票率85.4%のウォーカーでさえ、殿堂入りのチャンスは「五分五分」というのが大方の見方だ。一方、ここまで得票率100%のジーターが有資格初年度で殿堂入りを果たすのは確実であり、昨年のマリアーノ・リベラに続く史上2人目の満票選出が達成されるか注目だ。

     このほか、実績は文句なしで殿堂入りクラスであるものの、ステロイド使用によって評価が割れているバリー・ボンズ(得票率73.7%)とロジャー・クレメンス(得票率72.5%)は8度目の挑戦となる今回も落選が濃厚。3度目の挑戦となるスコット・ローレン(得票率50.3%)や同じく3度目のオマー・ビスケル(得票率48.0%)も殿堂入りラインには遠く及ばない。また、ジーターとともに今回から殿堂入り投票の対象となった候補者のうち、次年度に生存できるラインの得票率5%を現時点で上回っているのはボビー・アブレイユ(得票率7.0%)だけであり、「ジーター以外全滅」という可能性もありそうだ。

  • 来オフのFA選手トップ20 1位はベッツ、田中は15位

    2020.1.20 12:50 Monday

     日本時間1月20日、MLB公式サイトのアンソニー・カストロビンスは2020年オフにフリーエージェントとなる選手のトップ20を紹介する記事を公開。1位にはレッドソックスのスター外野手、ムーキー・ベッツが選出された。2位以下にも球界を代表するスター選手が名を連ね、15位にはヤンキースとの契約が今季限りで終了する田中将大も登場。まだ気が早いものの、来オフのフリーエージェント市場も大いに盛り上がりそうだ。

     カストロビンスが公開したトップ20のリストは以下の通りである。

    1位 ムーキー・ベッツ(レッドソックス・外野手)
    2位 J.T.リアルミュート(フィリーズ・捕手)
    3位 マーカス・セミエン(アスレチックス・遊撃手)
    4位 トレバー・バウアー(レッズ・投手)
    5位 ジョージ・スプリンガー(アストロズ・外野手)
    6位 ジェームス・パクストン(ヤンキース・先発投手)
    7位 マーカス・ストローマン(メッツ・先発投手)
    8位 DJ・レメイヒュー(ヤンキース・二塁手)
    9位 マイク・マイナー(レンジャーズ・先発投手)
    10位 ジェイク・オドリッジ(ツインズ・先発投手)
    11位 ロビー・レイ(ダイヤモンドバックス・先発投手)
    12位 アンドレルトン・シモンズ(エンゼルス・遊撃手)
    13位 ジョク・ピーダーソン(ドジャース・外野手)
    14位 ディディ・グレゴリアス(フィリーズ・遊撃手)
    15位 田中将大(ヤンキース・先発投手)
    16位 ホゼ・キンターナ(カブス・先発投手)
    17位 マイケル・ブラントリー(アストロズ・外野手)
    18位 ジャスティン・ターナー(ドジャース・三塁手)
    19位 アンソニー・ディスクラファーニ(レッズ・先発投手)
    20位 ネルソン・クルーズ(ツインズ・指名打者)

     このリストのなかにはフリーエージェントとなる前に契約延長に応じる可能性のある選手もおり、実際、フィリーズはリアルミュートとの契約延長を目指していることが報じられている。また、救援投手が1人も含まれていないことを踏まえ、カストロビンスは2020年オフにフリーエージェントとなる有力リリーバーとしてリアム・ヘンドリックス(アスレチックス)、カービー・イエーツ(パドレス)、ケン・ジャイルズ(ブルージェイズ)、シェーン・グリーン(ブレーブス)、アレックス・コロメイ(ホワイトソックス)の5人の名前を挙げている。

     また、2021年の契約がオプションとなっている選手も、オプションが破棄されればフリーエージェント市場に出てくることになる。アンソニー・リゾー(カブス)、スターリング・マーテイ(パイレーツ)、コリー・クルーバー(レンジャーズ)、チャーリー・モートン(レイズ)、ジョン・レスター(カブス)、ブラッド・ハンド(インディアンス)、アンドリュー・ミラー(カージナルス)らがこれに該当する。

     さらに、J.D.マルティネス(レッドソックス)とジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)もオプトアウトの権利を行使してフリーエージェントとなることが可能である。意図的にメジャーデビューを遅らされた2015年の扱いをめぐって球団側と揉めているクリス・ブライアント(カブス)は、自身の主張が認められれば今季終了後にフリーエージェントとなり、カストロビンスはその場合、ブライアントはベッツに次ぐ2位にランクインするだろうと記している。

  • ロイヤルズ 生え抜きのベテラン・ゴードンと再契約目前に

    2020.1.20 12:20 Monday

     ロイヤルズが自軍からフリーエージェントとなった生え抜きのベテラン外野手、アレックス・ゴードンと1年契約で再契約合意目前となっていることが明らかになった。まだ球団からの正式な発表は行われていないものの、身体検査を経て、早ければ数日以内にも再契約の成立が正式に発表される可能性があるようだ。日本時間1月25日にはファンフェスタが行われる予定であり、そこで記者会見が行われることになるかもしれない。

     現在35歳のゴードンは、昨季ロイヤルズで150試合に出場して打率.266、13本塁打、76打点、OPS.741を記録。2016年から3年連続で6割台だったOPSは7割台に上昇し、76打点は2013年に81打点を記録して以降、自己最多の数字だった。また、ハイレベルな左翼守備も健在で、3年連続7度目となるゴールドグラブ賞も受賞した。

     2005年のドラフトでロイヤルズから全体2位指名を受けてプロ入りしたゴードンは、2007年にメジャーデビューを果たし、ロイヤルズ一筋で昨季まで13年間プレイしてきた。キャリア序盤は三塁手として伸び悩みが続いていたが、外野手にコンバートされた2011年にブレイクを遂げ、打率.303、23本塁打、87打点、OPS.879の好成績をマーク。2013年から3年連続でオールスター・ゲームに選出され、2014年はリーグ優勝、2015年はワールドシリーズ制覇に貢献した。2011年から4年連続、2017年から3年連続、合計7度のゴールドグラブ賞を受賞するなど、守備力も非常に高く、2014年にはプラチナグラブ賞も受賞している。

     昨季限りでロイヤルズとの4年契約が終了し、年俸2300万ドルの相互オプションを破棄されてフリーエージェントとなったゴードンは、ロイヤルズ一筋のキャリアを終える可能性を示唆。昨年5月の時点では、MLB公式サイトに対して「現役続行の可能性は60%」と話していたが、チームの正左翼手としてロイヤルズで14年目のシーズンを迎えることが確実となった。

  • カージナルスが控え捕手・ウィータースと再契約合意

    2020.1.20 11:50 Monday

     日本時間1月20日、MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、カージナルスは自軍からフリーエージェントとなった捕手、マット・ウィータースと1年200万ドルで再契約を結ぶことで合意に達したようだ。カージナルスの関係者は前日にウィータースとの再契約が合意目前となっていることを明らかにしていた。今回の契約には最大100万ドルの出来高が含まれていることが報じられている。

     カージナルスは契約が完了するまで個別の案件についてコメントしない方針を貫いており、ウィータースとの契約合意が報じられたにも関わらず、マイク・ガーシュGMは「アナウンスすべきことは何もない。すべてが完了したときにアナウンスするよ」と話すにとどまった。しかし、カージナルスは名捕手ヤディアー・モリーナの控えとして、今季も頼れるベテラン捕手をベンチに置いておけることが確実となった。

     契約合意が報じられる前日の日本時間1月19日、カージナルスのジョン・モゼリアック野球部門社長はウィータースとの再契約がまもなく合意に達する見込みであること、それが1年契約になる予定であることを明らかにしていた。モゼリアックは普段、特定の補強ターゲットに言及することはないため、ウィータースの名前を挙げたこと自体が異例のことだった。カージナルスは40人枠が1枠空いており、ウィータースとの再契約に伴うロースターの変更は不要である。

     現在33歳のウィータースは、昨季カージナルスで67試合に出場して打率.214、11本塁打、27打点、OPS.702を記録。故障で長期離脱したシーズンを除けば、出場試合数は自己最少だったが、2年ぶりに2ケタ本塁打をマークし、モリーナ離脱時には代理の正捕手として奮闘した。オリオールズ時代にはオールスター・ゲームに4度選出されたほか、ゴールドグラブ賞も2度受賞しており、このレベルの捕手を控えに置いておけるのはカージナルスの強みであると言えるだろう。カージナルス投手陣もウィータースに信頼を寄せており、単なる「控え捕手の確保」にとどまらない、大きな補強と言えそうだ。

  • Rソックスはベッツ放出でプライス引き取りと有望株2人を要求

    2020.1.20 11:20 Monday

     今オフ、レッドソックスのチーフ・ベースボール・オフィサーに就任したチェイム・ブルームは、年俸総額削減の目標を達成するために依然としてムーキー・ベッツのトレード放出の可能性を模索しているようだ。しかし、ESPNのバスター・オルニーは、ライバル球団の関係者から聞いた話として、レッドソックスがベッツ放出の対価として求めているものが莫大で、トレード成立の見込みは立っていないことを伝えている。

     オルニーによると、レッドソックスはベッツを獲得するチームにデービッド・プライスを引き取ることを要求しているという。プライスはレッドソックスと3年9600万ドル(年平均3200万ドル)の契約を残しているが、レッドソックスはベッツを獲得するチームにこの残り契約のすべて、あるいは大部分を負担してもらいたいと考えているようだ。ただし、レッドソックスの要求はこれだけではない。プライスの巨額の契約を引き取ってもらうだけでなく、トップクラスの若手有望株を2人獲得することを希望しているというのだ。

     レッドソックスの筆頭オーナーであるジョン・ヘンリーは、昨季が終了した時点で、ぜいたく税のペナルティとなる税率をリセットするために、2020年の年俸総額をぜいたく税の対象ラインとなる2億800万ドル以内に収めたい意向を明らかにしていた。チームの中心選手であるベッツにトレード放出の可能性が浮上しているのはそのためである。現在27歳のベッツは、今季終了後にフリーエージェントとなるが、レッドソックスとの契約延長には応じず、フリーエージェントとなって自身の市場価値を試す姿勢を明確にしている。ちなみに、ベッツの今季の年俸は2700万ドルで確定している。

     ただし、ヘンリーは今月に入って、地元紙ボストン・グローブに対して、ぜいたく税の税率リセットよりもチームの戦力維持を優先する方針を示しており、ベッツが残留する可能性は高まったと見られていた。レッドソックスは依然としてベッツ放出を検討しているようだが、レッドソックスが要求する対価のレベルを考えると、トレードが成立する可能性はゼロに近く、ベッツはこのままレッドソックスの一員として今季の開幕を迎えることになるだろう。

  • フランコーナ監督「リンドーアはトレード要員ではない」

    2020.1.19 13:20 Sunday

     今オフのインディアンスは、2021年シーズン終了後にフリーエージェントとなるフランシスコ・リンドーアをトレードで放出する可能性が取り沙汰されていた。しかし、インディアンスの要求に見合う交換要員をオファーする球団は現れず、トレード交渉は本格化の気配を見せないまま沈静化。テリー・フランコーナ監督はMLBネットワークのラジオ番組に出演し、現時点ではリンドーアがトレード要員となっていないことを明言した。

     フランコーナは「我々がリンドーアをトレードしようとしていないということは保証できる。我々はあと2年間、彼を保有することができるんだ。彼をキープすることが我々のゴールだよ」と語り、今オフ中にリンドーアをトレードで放出する可能性をハッキリと否定。球界を代表するスター遊撃手をキープしたまま、今季の開幕を迎えることが確実となった。

     リンドーアにはドジャースなどが興味を示していることが報じられていたものの、ドジャースはプロスペクト内野手のギャビン・ラックスの放出を拒絶する姿勢を崩しておらず、インディアンスの要求に見合う交換要員をオファーできなかったと見られる。一時はレッズが獲得に乗り出していることが報じられたが、トレード交渉が本格化する様子は見られなかった。

     インディアンスは今オフ、エース右腕のコリー・クルーバーをレンジャーズへ放出して多少の戦力ダウンを強いられているものの、シェーン・ビーバー、マイク・クレビンジャー、ブラッド・ハンドらを中心とした投手陣は依然として強力であり、主力打者の顔ぶれもほとんど変わっていない。現有戦力の復調と成長次第では、ジョシュ・ドナルドソンを獲得したツインズや大型補強を展開したホワイトソックスとの地区優勝争いに加わることは十分に可能だろう。開幕から思うような戦いができず、ポストシーズン進出が難しくなった場合は、7月末のトレード期限までにリンドーア放出が再検討される可能性もありそうだ。

  • カージナルスは補強を焦らず 現有戦力の復調と成長に期待

    2020.1.19 12:20 Sunday

     カージナルスは昨季、ナショナル・リーグ中部地区を制してリーグ優勝決定シリーズまで進出したものの、得点力不足に苦しむ場面が多々見られた(764得点はリーグ10位)。そのため、得点力アップに向けての補強が今オフの課題となっていたものの、ここまで目立った補強は行っていない。ジョン・モゼリアック野球部門社長は、昨季期待を裏切るパフォーマンスに終わった選手たちが復調し、若手選手たちが成長することこそが最大の戦力補強であると考えているようだ。

     今オフのカージナルスは、先発5番手候補として韓国球界から金廣鉉(キム・グァンヒョン)を獲得したのが目立つ程度。レイズとのトレードでは有望株との交換でホゼ・マルティネスとランディ・アロザレーナを放出し、中心打者のマーセル・オズーナもフリーエージェントとなったままである。オズーナとの再契約やノーラン・アレナード(ロッキーズ)のトレードでの獲得が噂されているものの、モゼリアックは補強が急務であるとは考えていない。

     「戦力アップのカギは球団内部にあると思っている」とモゼリアック。「昨季期待通りに働いた選手が何人いただろう。2人くらいかもしれない。期待を裏切った選手たちが本来のパフォーマンスを取り戻すのは、現実的な話だと思うんだ」と語り、なかでも昨季打率.226の大不振に陥ったマット・カーペンターの復調を期待しているようだ。また、チーム最多の34本塁打を放ったとはいえ、OPS.821と低調なシーズンを過ごしたポール・ゴールドシュミットのさらなる活躍にも期待を寄せている。獲得が噂されるアレナードのトレード交渉が進展する気配を見せないのは、モゼリアックのこうしたスタンスも理由の1つだろう。

     一方、オズーナとの再契約が噂される外野については、モゼリアックは若手選手の台頭を期待している。レーン・トーマス、タイラー・オニール、ジャスティン・ウィリアムス、ディラン・カールソンといった若手選手たちがレフトのレギュラー候補に挙がっており、内野も兼任するトミー・エドマンも含め、スプリング・トレーニングで熾烈なレギュラー争いが繰り広げられることになりそうだ。

  • Rソックスの主砲・マルティネス 自軍の不正疑惑を否定

    2020.1.19 11:30 Sunday

     ここ数日間、選手を含むレッドソックスの関係者たちは、許可されていないということを理由として2018年シーズンの不正なサイン盗みに関する疑惑について言及することを拒否してきた。しかし、日本時間1月19日、チームのイベントに参加したJ.D.マルティネスが、自軍の不正疑惑についてコメント。「我々は何も間違ったことをしていない。MLB機構の調査の結論が出て、我々が正しかったと証明されるのが楽しみだ」と自軍の不正疑惑を完全に否定した。

     ワールドシリーズを制した2018年に、サインを盗むために不正にビデオルームを使用していた疑惑が浮上し、MLB機構による調査を受けているレッドソックス。そのことについて尋ねられたマルティネスは「正直に言って悔しいよ。でも、調査が終わって、何も間違ったことが起きていなかったということが証明されるのが楽しみなんだ」と語り、自軍が何も不正をしていないということに自信を見せた。

     なぜマルティネスは自信を持ってそう言えるのか。「だって、僕はビデオルームにいたんだから。そこで何が起きていたかも見ていたからね。2016年と2017年のレッドソックスが良いチームだったということをみんな忘れているんだよ。2年連続で93勝して、2018年はそれより少し良くなっただけなんだ」とマルティネス。「不正はしていないと100%断言できる。優勝できたのはサイン盗みをしたからではなく、試合ごとにしっかり準備をした結果だよ」と自軍の潔白を主張した。

     また、アストロズに対する処分が発表され、それを受けて自軍のアレックス・コーラ監督が解任されたことについては「(球団とコーラが)お互いに納得した結果だと思う」と理解を示した。スプリング・トレーニングの開始をおよそ1ヶ月後に控えた時期に監督不在という異例の状況に陥ったものの、「初めて経験する状況だけど、プロの集まりだからしっかり適応して乗り越えていけると思うよ」とプロとしてのプライドを覗かせた。

  • NFLとMLBの「二刀流」を夢見るマレー 実現は困難か

    2020.1.18 13:00 Saturday

     NFLのアリゾナ・カージナルスでクォーターバックを務めるカイラー・マレーは、NFLとMLBの両方でプレイする「二刀流」の夢を諦めていないようだ。マレーは、アリゾナ・リパブリックのボブ・マクマナマンに対し、ボー・ジャクソンやディオン・サンダースのように2つのプロスポーツでプレイすることを自身の履歴書に加えたいと発言。「自分の身体能力を考えれば、それは実現可能だと思う」と意欲を見せた。

     オクラホマ大学でハイズマン賞(大学フットボールの最優秀選手に贈られる賞)を受賞したマレーは、2018年のドラフトでアスレチックスから1巡目(全体9位)指名を受け、身体能力抜群の外野手として「MLB Pipeline」では球団4位の有望株に位置付けられていた。その後、「大学フットボールを続けたい」という本人の意向が尊重され、オクラホマ大学でフットボール選手としてのプレイを継続。NFLの2019年のドラフトでカージナルスから全体1位指名を受けたマレーは、MLBではなくNFLの道へ進むことを選択した。

     今季のマレーは、チームこそ5勝10敗1分と低迷したものの、ルーキーながらパスで3722ヤードと20タッチダウン、ラッシュで544ヤードを記録するなど、正クォーターバックとしての地位を確立。NFLを代表するスター選手への道のりを歩み始めた。しかし、マレーはMLBでもプレイしたいという希望を捨てておらず、「二刀流」の夢を諦めていないようだ。

     MLBとNFLの両立がスケジュール的にかなりハードであることに加え、マレーには契約上の問題が立ちはだかっている。NFLネットワークのイアン・ラパポートによると、カージナルスはマレーと契約を結んだ際に、トライアウトへの参加やエキシビション・マッチへの出場を含むマレーの野球活動を禁じており、マレーが野球選手としてプレイしたいのであれば、カージナルスとの契約内容に変更を加えなければならない。しかし、ラパポートは「それは起こりえないだろう」と断言し、カージナルスがマレーの野球活動に許可を出す可能性を否定している。なお、マレーが野球選手としての活動を再開する場合、アスレチックスに保有権がある。

  • カブスがブルペン補強 右腕・サドラーと左腕・オルソンを獲得

    2020.1.18 12:15 Saturday

     年俸総額がぜいたく税の対象ライン付近まで膨れ上がっているため、目立った補強を行うことができていない今オフのカブスだが、そのなかでもチーム強化のために地道な補強を続けている。日本時間1月18日には、ドジャースとのトレードでリリーフ右腕のケーシー・サドラーを獲得し、リリーフ左腕のタイラー・オルソンとマイナー契約を結んだことを発表した。

     カブスは、マイナーの内野手であるクレイトン・ダニエルをドジャースへ放出してサドラーを獲得。サドラーは先日、アレックス・ウッドの加入に伴ってロースターの枠を空けるためにDFAとなり、そこをカブスがトレードで獲得した形となった。サドラーは昨季、レイズとドジャースで合計33試合に登板して46回1/3を投げ、4勝0敗、1セーブ、2ホールド、防御率2.14、31奪三振の好成績をマーク。セーブ数やホールド数が示すように、試合の重要な場面で起用されるケースは少なかったものの、防御率は極めて優秀であり、カブスにとって貴重な戦力となるだろう。

     一方、マイナー契約で加入したオルソンは、昨季インディアンスで39試合に登板して30回2/3を投げ、1勝1敗、1ホールド、防御率4.40、28奪三振を記録。2017年には30試合で防御率0.00という見事な成績を残したが、その後は防御率4点台のシーズンが続いている。オルソンは招待選手としてスプリング・トレーニングに参加する見込みであり、MLB公式サイトのマーク・フェインサンドによると、メジャーのロースター入りを果たした場合の年俸は65万ドルになるという。

     カブスのブルペンは、ロースター入りが確実視されているのがクレイグ・キンブレル、カイル・ライアン、ローワン・ウィックの3人だけであり、マイナー契約の選手も含めてスプリング・トレーニングで熾烈な競争が予想される。ブランドン・キンツラー、スティーブ・シーシェック、ペドロ・ストロップといった主力リリーバーがチームから抜けており、戦力維持のためには開幕ロースター入りを争う選手たちの奮起が必要だ。

  • ロッキーズが名外野手・ウォーカーの「33」を永久欠番に

    2020.1.18 11:45 Saturday

     日本時間1月18日、ロッキーズは自軍で活躍した名外野手、ラリー・ウォーカーの功績を称え、背番号「33」を永久欠番とすることを発表した。ウォーカーは1989年から2005年まで17年にわたるメジャー生活のうち、1995年から2004年途中までの9年半をロッキーズで過ごした。なお、ウォーカーは今回のアメリカ野球殿堂入り投票が記者投票による殿堂入りのラストチャンス(10度目の挑戦)となり、殿堂入りの行方が注目されている。

     ロッキーズの発表によると、ウォーカーの永久欠番セレモニーは、日本時間4月20日に本拠地クアーズ・フィールドで行われるカージナルス戦で開催される予定となっている。ウォーカーは2004年途中にロッキーズからカージナルスへトレードされ、現役生活の最後の1年半をカージナルスの一員として過ごした。ちなみに、ロッキーズに移籍するまでの6年間はエクスポズ(現ナショナルズ)でプレイしている。

     ロッキーズの永久欠番は、全球団共通で欠番となっているジャッキー・ロビンソンの「42」を除くと、トッド・ヘルトンの「17」に続いて2つ目となる。ウォーカーは「球団が選手に与える栄誉のなかで、永久欠番よりも大きなものは存在しない。とても興奮しているし、とても光栄だよ。偉大な背番号「17」の隣に僕の背番号が飾られるのが楽しみだ」と喜びを口にした。

     ウォーカーは1997年に打率.366、49本塁打、33盗塁、出塁率.452、長打率.720という素晴らしい成績を残し、ナショナル・リーグのMVPを受賞。打者有利の本拠地の恩恵が指摘されるものの、このシーズンは本拠地でのOPS1.169に対し、敵地ではそれを上回るOPS1.176をマークした。ロッキーズの選手によるMVP受賞は、後にも先にもこの1度だけであり、1989年から2005年までの17年間で記録したWAR(Baseball Reference版)72.7は、同期間ではバリー・ボンズ(139.9)、ケン・グリフィーJr.(83.0)、アレックス・ロドリゲス(80.5)、ジェフ・バグウェル(79.9)に次いでメジャー5位の数字となっている。

     殿堂入り投票の途中経過を集計しているサイトによると、ウォーカーは殿堂入りラインとなる得票率75%を現時点で上回っており、殿堂入りの可能性を残している。殿堂入り投票の結果は日本時間1月22日に発表される。

  • 史上初のメジャーリーグ女性コーチが誕生 元ソフトボール選手

    2020.1.17 13:20 Friday

     日本時間1月17日、ジャイアンツはゲーブ・キャプラー新監督を支えるコーチ陣に2人のアシスタントコーチが加入することを発表。そのうち1人はカリフォルニア州立大学サクラメント校でソフトボール選手として活躍したアリッサ・ナッケンであり、メジャーレベルでは史上初となる女性コーチが誕生した。

     ナッケンはカリフォルニア州立大学サクラメント校を卒業したあと、サンフランシスコ大学でスポーツマネジメントの修士号を取得。カリフォルニア州立大学サクラメント校ではソフトボールの一塁手として活躍し、「オール・カンファレンス・チーム」の一塁手部門に3度選出されたほか、優秀なスポーツ選手に与えられる「アカデミック・オール・アメリカン」を4度受賞した。2014年にはインターンとしてジャイアンツに加入。ドラフト、国際事業、選手育成など様々な部門に携わってきた。

     史上初の女性コーチとして球史に名を残したナッケンだが、ジャイアンツがキャプラーを支えるコーチ陣の一員として候補に挙げていたのはナッケンだけではなかった。ジャイアンツはレイチェル・バルコベックとも面接を行い、バルコベックは昨年11月にヤンキースのマイナーで打撃コーチに就任することが決定している。

     また、昨季A級セーラム・カイザーの監督を務めたマーク・ホールバーグ(こちらは男性)もナッケンとともにアシスタントコーチとしてメジャーのコーチ陣に加わることが発表されている。現在34歳のホールバーグはフロリダ州立大学でバスター・ポージーとともにプレイした経験があり、2007年のドラフト9巡目でダイヤモンドバックスに入団したものの、メジャーには昇格できなかった。マイナーで5年間プレイしたあと指導者に転身し、2018年にジャイアンツの球団組織に加入した。

     なお、ナッケンとホールバーグを含めてジャイアンツのコーチは13人となったが、試合中は7人しかベンチ入りできないため、ナッケンとホールバーグが試合中にユニフォームを着る可能性は低いと見られている。

  • 先発左腕・スマイリーがジャイアンツへ 1年400万ドルとの報道

    2020.1.17 12:45 Friday

     日本時間1月17日、ジャイアンツはフリーエージェントの先発左腕、ドリュー・スマイリーと1年契約を結んだことを発表した。ジ・アスレチックのアンドリュー・バガーリーによると、スマイリーに保証されている金額は400万ドルだという。なお、スマイリーの加入に伴い、ロースターの枠を空けるために右腕のトレバー・オークスがDFAとなっている。

     左腕が極端に少なく右腕偏重となっているジャイアンツの先発ローテーションに通算35勝の30歳左腕が加わった。バガーリーによると、スマイリーは開幕ロースター入りするかどうかにかかわらず、130日間アクティブロースター入りすれば25万ドルのボーナスを手にすることができるようだ。また、先発登板数に応じた最大300万ドルの出来高も設定されている。さらに、リリーフに回った場合の出来高も用意されており、登板試合数や完了試合数に応じて最大100万ドルを獲得できる。

     2017年のワールド・ベースボール・クラシック後に左肘を痛めてトミー・ジョン手術を受けたスマイリーは、2年間メジャーでの登板がなく、昨季ようやくメジャー復帰。レンジャーズでは13試合(うち9先発)で1勝5敗、1セーブ、防御率8.42に終わり、6月下旬に解雇されたものの、その後加入したフィリーズでは12先発で3勝2敗、防御率4.45とまずまずの働きを見せた。レイズ時代の2016年は175回1/3を投げて自身唯一の規定投球回到達を達成し、タイガースとレイズでプレイした2014年は153イニングで防御率3.24の好成績を残している。

     ジャイアンツの先発ローテーション候補はジョニー・クエイト、ジェフ・サマージャ、ケビン・ゴースマン、タイラー・ビーディ、ローガン・ウェブ、デレック・ロドリゲスと右腕ばかりで、左腕はスマイリーとタイラー・アンダーソンくらい。貴重な先発左腕として開幕ローテーションに名を連ねる可能性は高そうだ。

  • ブレーブスがエチャバリアと1年100万ドルで再契約

    2020.1.17 12:15 Friday

     日本時間1月17日、ブレーブスは自軍からフリーエージェントとなった内野手、アデイニー・エチャバリアと1年100万ドルで再契約を結んだことを発表した。ブレーブスは控えの遊撃手を必要としており、本職の遊撃のほか、二塁と三塁も守れるエチャバリアは、遊撃をメインとした内野のユーティリティとしてチームに最適の存在と言えそうだ。

     現在30歳のエチャバリアは、昨季メッツで60試合に出場して打率.204、5本塁打、OPS.611に終わり、8月中旬に解雇。しかし、その直後にブレーブスに加入すると、24試合で打率.328、4本塁打、OPS1.039という見事な活躍を見せ、それが今回の再契約につながった。シーズン通算では84試合で打率.241、9本塁打、OPS.742となり、9本塁打はメジャー8年目で自己最多の数字である。

     ブレーブスはジョシュ・ドナルドソンとの再契約に失敗し、正三塁手が不在となっている。現時点ではヨハン・カマルゴとオースティン・ライリーを併用して三塁のポジションを賄う予定だが、エチャバリアが昨季途中に加入したあとの打棒を維持できるのであれば、レギュラー奪取のチャンスもありそうだ。また、ブレーブスはノンテンダーFAとしたチャーリー・カルバーソンとマイナー契約を結んでおり、内外野兼用のユーティリティ・プレイヤーであるカルバーソンも正三塁手争いに加わることになるだろう。

     なお、ブレーブスは現在、40人枠に空きが1つあるため、自軍の選手を失うことなく戦力補強を行うことが可能となっている。ドナルドソンの流出で空席となった四番の穴を埋めるべく、ニコラス・カステヤーノスやマーセル・オズーナといった強打の外野手の獲得に乗り出す可能性が取り沙汰されており、今後の動向に注目が集まっている。トレードでノーラン・アレナード(ロッキーズ)、クリス・ブライアント(カブス)、カイル・シーガー(マリナーズ)といった三塁手の獲得を目指す可能性もありそうだ。

  • アストロズがスプリンガーとの調停回避 今季年俸2100万ドル

    2020.1.17 11:30 Friday

     日本時間1月17日、アストロズはジョージ・スプリンガーとの年俸調停を回避し、2020年シーズンの契約を結んだことを発表した。関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、スプリンガーの今季の年俸は2100万ドルで、さらに受賞アウォードに応じたボーナスが盛り込まれているようだ。

     調停回避での契約合意に達する前、アストロズは年俸1750万ドルを提示し、スプリンガーは年俸2250万ドルを希望していた。500万ドルのギャップは、年俸調停の権利を持ち、なおかつ今季の契約がまだ成立していない選手のなかで最大となっていたが、中間点となる2000万ドルに100万ドルを上乗せした2100万ドルで合意し、調停回避に至った。

     昨季のスプリンガーは、左ハムストリングを痛めた影響で122試合にしか出場できなかったものの、いずれも自己ベストとなる打率.292、39本塁打、OPS.974をマーク。データサイト「Baseball Reference」が算出するWARでも自己ベストの6.2を記録した。3年連続でオールスター・ゲームに選出され、2017年以来2年ぶりとなるシルバースラッガー賞も受賞。MVP投票で得票したのも2017年以来2年ぶり2度目だった(2017年13位、2019年7位)。

     なお、MLB公式サイトのサラ・ラングスによると、年俸2100万ドルは年俸調停期間の選手としては史上5番目の金額であるという。トップ10は以下の通り。

    1位 ムーキー・ベッツ:2700万ドル(2020年)
    2位 ノーラン・アレナード:2600万ドル(2019年)
    3位 ジョシュ・ドナルドソン:2300万ドル(2018年)
    4位 ブライス・ハーパー:2162万5000ドル(2018年)
    5位 ジョージ・スプリンガー:2100万ドル(2020年)
    6位 ムーキー・ベッツ:2000万ドル(2019年)
    7位 デービッド・プライス:1975万ドル(2015年)
    8位 アンソニー・レンドン:1880万ドル(2019年)
    9位 クリス・ブライアント:1860万ドル(2020年)
    10位 フランシスコ・リンドーア:1750万ドル(2020年)
    10位 トレバー・バウアー:1750万ドル(2020年)

  • 「大谷は今季どのくらい投げる?」 番記者がファンの質問に回答

    2020.1.17 11:10 Friday

     日本時間1月17日、MLB公式サイトでエンゼルスの番記者を務めるレット・ボーリンガーはファンから寄せられた質問に回答する記事を公開。そのなかで「大谷翔平は今季どのくらいのイニングを投げるだろうか」という質問をトップで扱い、自身の見解を示した。

     ボーリンガーによると、大谷の投手としてのトミー・ジョン手術からのリハビリは、9月に受けた左膝の手術の影響により当初の予定より遅れたものの、12月中旬に無事終了。エンゼルスは大谷の今季の仕事量をまだハッキリと決めていないものの、決定の日は近付いている、としている。

     大谷はメジャー1年目のように、週に1度のペースで登板することが予想されているが、開幕ローテーションに加わることができるかどうかは現時点では不透明である。トミー・ジョン手術からの復帰初年度ということもあり、エンゼルスが大谷の投手としての仕事量に多少の制限をかける可能性もあるという。左膝の手術によりリハビリ完了が遅れたため、エンゼルスは大谷の右肘の状態に関する最終的な報告をまだ医者から受けておらず、それが今季の起用法がハッキリしない理由の1つとなっているようだ。

     ビリー・エプラーGMは、医者とのさらなる話し合いを経て、1月後半までにはより多くの情報が得られる見込みであることを明らかにしており、早ければ来週にも大谷について最新の情報が公開される可能性がある。それによって、今季の大谷の起用法が見えてくるかもしれない。

     今季のエンゼルスは、アンドリュー・ヒーニーとグリフィン・キャニングに新加入のフリオ・テーランとディラン・バンディを加えた4人の先発ローテーション入りはほぼ確定。週に1度のペースで登板する大谷は先発6番手と位置付けられ、先発5番手の座をパトリック・サンドバル、マット・アンドリース、ホゼ・スアレス、ハイメ・バリア、ディロン・ピータースらが争うことになる。また、昨季23セーブのハンセル・ロブレスが今季も引き続きクローザーを務める予定となっている。

  • メッツがベルトラン新監督を解任 アストロズのサイン盗みに関与

    2020.1.17 10:40 Friday

     日本時間1月17日、メッツは「双方が合意したうえで」カルロス・ベルトラン新監督を解任したことを発表した。ベルトランは今オフ、ミッキー・キャラウェイに代わってメッツの新監督に就任したばかりだったが、3ヶ月足らずのうちに解任される異例の事態となった。アストロズの不正なサイン盗みに関する報告書のなかで、ベルトランは選手としては唯一、名前を挙げられていた。

     ベルトランは発表した声明文のなかで「私に(監督を務める)機会を与えてくれたことにとても感謝している。しかし、これ(=自身が監督を退くこと)がチームにとってベストであるということで合意に達した」とコメント。「球界に関わってきた20年間、私はリーダーであることに誇りを持ち、物事を正しい方法で行ってきたが、今回はそれができなかった。チームのベテラン選手として、今回の問題の重大さを認識すべきだった。自分が取った行動を本当に後悔している」と反省の弁を述べた。

     サイン盗み疑惑に関するメジャーリーグ機構の調査の結果、アストロズのジェフ・ルーノウGMとAJ・ヒンチ監督に1年間の職務停止処分が科され、アストロズは両者をただちに解任。2017年にアストロズでベンチコーチとしてサイン盗みに関与していたことを指摘されたレッドソックスのアレックス・コーラ監督も解任された。当時の所属選手への処分は科されていなかったものの、ベルトランは報告書のなかで「サイン盗みの計画を知りながらも、自身や他の選手に(サイン盗みを)やめさせようとしなかった人物」と言及され、メッツはこのままチームの指揮を執らせるのに相応しくない存在であると判断したようだ。

     なお、1試合も指揮を執らずに監督の座を退いたのはベルトランが初めてではない。2004年11月、ダイヤモンドバックスはウォーリー・バックマンを新監督に任命したものの、破産歴や逮捕歴が発覚してわずか4日後に解任。MLB公式サイトは「ベルトランは監督として(バックマンよりも)長い期間を過ごした」と紹介している。

  • アレナード獲得の対価は? 3球団の番記者が予想

    2020.1.16 14:30 Thursday

     ノーラン・アレナード(ロッキーズ)のトレードについて、MLB公式サイトではマイク・ペトリエロがロッキーズのジェフ・ブリディッチGM、レンジャーズ番記者のT.R.サリバン、カージナルス番記者のアンネ・ロジャース、ブレーブス番記者のマーク・ボーマンがそれぞれ各球団のGMになりきってアレナード獲得に差し出す対価を選定。それを踏まえてペトリエロがどの球団とのトレードが成立するかを予想した。

     レンジャーズは「MLB Pipeline」が公開している球団別プロスペクト・ランキング上位30人のうち、1位のジョシュ・ユング(三塁手)、3位のハンス・クラウス(右腕)、4位のコール・ウィン(右腕)を「アンタッチャブル」な存在と位置付けている。それを踏まえ、サリバンは同ランキング2位のサム・ハフ(捕手)や昨季メジャーデビューを果たして33試合でOPS.884の活躍を見せたニック・ソラック(二塁手)を含む以下の6人とのトレードを提案している。

    ニック・ソラック(二塁手)★:14位
    サム・ハフ(捕手):2位
    ジョナサン・ヘルナンデス(右腕)★:13位
    レオディ・タベラス(中堅手):5位
    コルビー・アラード(左腕)★
    ロナルド・グスマン(一塁手)★

    ★はメジャー経験者を表す
    「MLB Pipeline」の球団別プロスペクト・ランキング上位30人に含まれる選手は順位を明記

     カージナルスはエースに成長したジャック・フラハティ(右腕)と「MLB Pipeline」の球団別プロスペクト・ランキングで1位のディラン・カールソン(外野手)の放出には応じないと見られており、若手メジャーリーガーとプロスペクトのコンビネーションでアレナードの獲得を目指す。ロジャースは昨季ルーキーながら16勝を挙げたダコタ・ハドソン(右腕)やレイズから獲得したばかりのマシュー・リベラトーレ(左腕)を含む以下の4人とのトレードを提案している。

    アンドリュー・キズナー(捕手)★:4位
    ハリソン・ベイダー(中堅手)★
    ダコタ・ハドソン(右腕)★
    マシュー・リベラトーレ(左腕):3位

     ブレーブスは球界でも有数のマイナー組織を抱えており、プロスペクトを放出する決断さえできれば、ロッキーズを満足させるだけの対価を用意することは十分に可能である。特にエース級の投手へ成長する可能性を秘めたプロスペクトを用意できる点は大きな強みと言えるだろう。ボーマンは「MLB Pipeline」の球団別プロスペクト・ランキングで3位のイアン・アンダーソン(右腕)を含む以下の4人とのトレードを提案している。

    ドリュー・ウォータース(外野手):2位
    イアン・アンダーソン(右腕):3位
    エンダー・インシアーテ(中堅手)★
    ジャシール・デラクルス(右腕):14位

     番記者3人からの提案を踏まえ、ロッキーズのブリディッチGM役を務めたペトリエロは「どのオファーも強力である」としつつも、ブレーブスとのトレード成立を選択。エース級の才能を秘めたアンダーソンの存在を決め手に挙げている。ロッキーズは投手、捕手、中堅手を必要としており、番記者3人の提案はこのニーズに沿ったものとなっている。実際にこのニーズを満たす対価を用意できるかどうかがトレード成立に向けてのポイントの1つとなりそうだ。

  • FA市場に残る各ポジションのベスト選手 MLB公式サイトが選出

    2020.1.16 13:45 Thursday

     ニコラス・カステヤーノスやマーセル・オズーナなど、まだフリーエージェント市場には有力選手が残っているものの、ジョシュ・ドナルドソンがツインズとの契約合意に達し、今オフのフリーエージェント戦線はひと段落した感がある。MLB公式サイトでは、リチャード・ジャスティスがフリーエージェント市場に残る各ポジションのベスト選手を選出。次に契約を決めるのは、いったいどの選手になるだろうか(成績は2019年レギュラーシーズンのもの。年齢は2020年レギュラーシーズン開幕時点)。

    【捕手】
    ジョナサン・ルクロイ(33歳)
    101試合 打率.232 8本塁打 OPS.660

    次点:ラッセル・マーティン(37歳)
    83試合 打率.220 6本塁打 OPS.667

    【一塁手】
    ライアン・ジマーマン(35歳)
    52試合 打率.257 6本塁打 OPS.736

    次点:ミッチ・モアランド(34歳)
    91試合 打率.252 19本塁打 OPS.835

    【二塁手】
    ウィルマー・フローレス(28歳)
    89試合 打率.317 9本塁打 OPS.848

    次点:ブロック・ホルト(31歳)
    87試合 打率.297 3本塁打 OPS.771

    【三塁手】
    マット・ダフィー(29歳)
    46試合 打率.252 1本塁打 OPS.670

    次点:パブロ・サンドバル(33歳)
    108試合 打率.268 14本塁打 OPS.820

    【遊撃手】
    アデイニー・エチャバリア(30歳)
    84試合 打率.241 9本塁打 OPS.742

    次点:ゴードン・ベッカム(33歳)
    83試合 打率.215 6本塁打 OPS.643

    【左翼手】
    マーセル・オズーナ(29歳)
    130試合 打率.241 29本塁打 OPS.800

    次点:アレックス・ゴードン(36歳)
    150試合 打率.266 13本塁打 OPS.741

    【中堅手】
    ケビン・ピラー(31歳)
    161試合 打率.259 21本塁打 OPS.719

    次点:ビリー・ハミルトン(29歳)
    119試合 打率.218 0本塁打 OPS.564

    【右翼手】
    ニコラス・カステヤーノス(28歳)
    151試合 打率.289 27本塁打 OPS.863

    次点:ヤシエル・プイーグ(29歳)
    149試合 打率.267 24本塁打 OPS.785

    【指名打者】
    ハンター・ペンス(36歳)
    83試合 打率.297 18本塁打 OPS.910

    次点:ケンドリス・モラレス(36歳)
    53試合 打率.194 2本塁打 OPS.566

    【先発投手】
    ドリュー・スマイリー(30歳)
    25試合(21先発) 4勝7敗1セーブ 防御率6.24

    次点:アンドリュー・キャッシュナー(33歳)
    42試合(23先発) 11勝8敗1セーブ 防御率4.68

    【救援投手】
    ブランドン・キンツラー(35歳)
    62試合 3勝3敗1セーブ 17ホールド 防御率2.68

    次点:ペドロ・ストロップ(34歳)
    50試合 2勝5敗10セーブ 6ホールド 防御率4.97

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