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  • ナショナルズ・リゾーGMはハーパーの引き留めに自信

    2017.11.30 17:37 Thursday

     来季終了後にフリーエージェントとなるブライス・ハーパー(ナショナルズ)がどのような契約を手にするかということは球界における最大の注目ポイントの一つとなっている。ハーパーのようなスーパースターがハーパーほどの若さでフリーエージェント市場に出ることはめったにないからだ。しかし、ナショナルズのマイク・リゾーGMはハーパーとの契約延長、あるいは再契約に自信を見せている。

     「我々にはどのチームよりもハーパーと長期契約を交わすチャンスがある、と私は思っているよ。彼は球団を象徴するような選手だし、デレク・ジーターのようにキャリアを一つの球団で過ごすことを望んでいる。彼はここに残りたがっている、と私は思っているんだ。我々も彼には残ってほしい。彼にはここで歴史を作るチャンスがあると思うからね」とリゾーGM。2016年5月、ナショナルズはシーズン終了後にフリーエージェントとなる予定だったスティーブン・ストラスバーグと7年契約を結び、球界を騒然とさせた。スコット・ボラスが代理人を務めているということもあり、フリーエージェント市場に出ることなく契約延長に応じるとは思われていなかったからだ。しかし、ナショナルズはそれを実現させたのだった。

     ボラスは今オフ、ナショナルズとハーパーの間で契約延長に関する交渉が行われていないことを明言している。しかし、ハーパーはオールスター・ブレイクの時期に、ニューヨークのような騒がしく熱狂的な街よりもワシントンが好きであると発言。また、ジーターやカル・リプケンJr.のようにキャリアを一つの球団で過ごしたいという願望を持っていることも明らかになっている。そうしたハーパーの願望が、ナショナルズにとって大きなアドバンテージとなるかもしれない。

     リゾーは「ブライス(・ハーパー)と私はとても密接な関係にあるし、ブライスの代理人とも良好な関係を築くことができている。ブライスはワシントンでスカウトされ、ドラフトされ、契約し、成長してきたんだ。彼はこの街を愛し、この街のファンを愛していると思うよ」と、まるでハーパーがナショナルズに残留することを確信しているかのように話していた。


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  • 出場機会減のグランダル ドジャースが放出を検討か

    2017.11.30 16:27 Thursday

     日本時間11月30日、MLB.comのジョン・ポール・モロシは「ライバル球団によると、ドジャースは捕手のヤスマニ・グランダルをトレードすることに前向きである。グランダルは年俸調停の最終年に突入する」とツイート。ドジャースは正捕手の座を失ったグランダルを放出することを検討しているようだ。

     グランダルは2014年オフにマット・ケンプらとのトレードでパドレスからドジャースに加入。2015年から3年連続で115試合以上に出場し、いずれの年も正捕手としてチームの地区優勝に貢献した。今季は自己最多の129試合に出場し、打率.247、22本塁打、58打点、OPS.767をマーク。しかし、ポストシーズンでは出場機会が激減し、2番手捕手のオースティン・バーンズがチームの15試合のうち13試合で先発マスクを被った。

     来季も引き続きバーンズが正捕手格で起用される可能性が高く、年俸調停3年目を迎え、年俸が770万ドル前後まで上昇すると予想されるグランダルは控え捕手としては値が張りすぎる。ノンテンダーとなる可能性もゼロではないが、一旦契約をテンダー(提示)したあと、正捕手を欲している球団へのトレードを模索する可能性が高いと見られている。

     ただし、今オフは捕手の需要はあまり大きくない。MLB.comのマニー・ランダワはグランダル獲得を検討するであろう数少ない球団の一つとしてアスレチックスを挙げている。アスレチックスの現時点での正捕手候補はブルース・マックスウェル、ジョシュ・フェグリー、ダスティン・ガーノウの3人。マックスウェルはグラウンド外でトラブルを起こしており、フェグリーとガーノウは今季、平均以下の成績しか残せていない。グランダルを獲得できれば大幅な戦力アップが期待できる。

     また、ロッキーズも正捕手を探している球団の一つである。ただし、ジェフ・ブリディッチGMはフリーエージェントとなったジョナサン・ルクロイとの再契約を目指していることを明らかにしており、また、ドジャースが同地区のロッキーズに正捕手をトレードすることも考えにくい。ロッキーズがグランダルを獲得する可能性は極めて低いと言っていいだろう。

     今オフのフリーエージェント市場における有力捕手はルクロイ、アレックス・アビラ、ウェリントン・カスティーヨといった面々。彼らとともにグランダルも注目株となりそうだ。


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  • レッドソックスがアブレイユ獲得に向けて交渉開始か

    2017.11.30 15:25 Thursday

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ホワイトソックスはホゼ・アブレイユのトレードについて数球団と交渉を行っているようだ。また、ヘイマンはホワイトソックスと交渉を行っている球団の一つがレッドソックスであると伝えている。

     2013年オフにアブレイユがインターナショナルFAとしてホワイトソックスと契約した際、レッドソックスはブリュワーズ、アストロズとともに最終候補4球団の一つだった。レッドソックスとしては4年ぶりにアブレイユ争奪戦に挑むことになる。

     アブレイユはメジャー1年目の2014年、打率.317、36本塁打、107打点、OPS.964の大活躍で新人王を受賞。今季は打率.304、33本塁打、102打点、OPS.906とデビューイヤー以来の好成績を残し、史上3人目となる「メジャーデビューから4年連続25本塁打&100打点」を達成した。アブレイユは入団時に結んだ6年6800万ドルの契約を昨オフ破棄しており、今オフが年俸調停2年目。今季の年俸は1082万5000ドルだったが、来季は1790万ドル前後まで上昇すると予想されている。来季も例年通りの好成績を残すようであれば、フリーエージェント前のラストイヤーとなる2019年の年俸は2000万ドルを超えるかもしれない。

     今オフのレッドソックスは打線の核となる強打者の獲得を目指しており、一塁または指名打者が補強ポイントとなっている。四番を任せられる一塁手であるアブレイユは補強ポイントにピッタリ合致する存在であり、獲得に成功すればこの上なく大きな補強となるだろう。

     レッドソックスはカルロス・サンタナ、ローガン・モリソンの代理人と話し合いの場を設けたことが報じられており、また、今オフのフリーエージェント市場におけるベストの一塁手であるエリック・ホズマーの獲得に乗り出す可能性もある。しかし、打撃力という面だけを見れば、アブレイユがベストの選択肢であることは間違いない。4年越しのアブレイユ獲得により、ようやくデービッド・オルティスの穴が埋まるかもしれない。


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  • アスレチックスが便利屋右腕・ペティートと2年契約

    2017.11.30 14:22 Thursday

     MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、アスレチックスがエンゼルスからフリーエージェントとなっていたユスメイロ・ペティートと2年1000万ドルで契約合意に至ったようだ。この契約には2020年の球団オプションが付いており、身体検査を経て正式に発表される見込みとなっている。

     ローゼンタールの情報によると、2018年の年俸が350万ドル、2019年の年俸が550万ドルであり、2020年の契約は年俸550万ドルの球団オプションあるいはバイアウト100万ドル。2年間で1000万ドルが保証される契約となっている。

     先週33歳の誕生日を迎えたばかりのペティットは今季、自己ベストのシーズンを過ごし、自己最多の60試合(うち1先発)に登板して5勝2敗4セーブ15ホールド、防御率2.76をマーク。91回1/3を投げて101三振を奪った一方で与四球は18個のみと抜群の安定感を披露し、防御率2点台は自身初だった。

     エンゼルスに加入する前はマーリンズで1年、ダイヤモンドバックスで3年、ジャイアンツで4年、ナショナルズで1年プレイしており、ジャイアンツ時代の2014年にはワールドシリーズ制覇も経験。この年には46打者連続アウトのメジャー新記録も樹立している。通算257登板のうち59試合で先発しているように先発が務まるレベルのスタミナを誇り、ロングリリーフを任せることもできる頼もしい右腕である。

     アスレチックスは今オフ、若手投手を多く抱える先発ローテーションを助けることのできるリリーバーの獲得を目指していた。安定感に欠ける若手投手は試合序盤に崩れ、早期降板してしまうことも多々あるからである。イニング跨ぎの登板を苦にせず、ロングリリーフを任せることのできるペティートはまさにうってつけの存在と言えるだろう。なかなかフリーエージェント市場に動きがみられないなか、補強ポイントにピッタリ合致するリリーフ右腕を手に入れたアスレチックス。「さすがビリー・ビーン」といったところだろうか。


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  • ジャイアンツが「プランB」としてマカッチェン獲得を検討か

    2017.11.30 12:30 Thursday

     現地時間11月27日に待望の第一子(男児)が誕生したアンドリュー・マカッチェン(パイレーツ)だが、どうやらジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)の獲得を目指すジャイアンツがスタントン獲得に失敗した際の「プランB」としてマカッチェン獲得を検討しているようだ。

     スタントン争奪戦には8球団前後が参戦していると見られるが、現時点で正式な獲得オファーを出したと報じられているのはジャイアンツとカージナルスの2球団のみ。特にジャイアンツはオファーの具体的な内容まで明らかになっており、スタントン獲得への本気度がうかがえる。しかし、用意できる交換要員の質や量に関してはカージナルスに軍配が上がるため、スタントン獲得に失敗する可能性もある。そのための「プランB」として、ジャイアンツはマカッチェン獲得を視野に入れている。

     マカッチェンは今オフ、来季の契約オプションを行使され、年俸1475万ドルでパイレーツに残留することが決定した。しかし、契約は残り1年。パイレーツが来季のポストシーズン進出を目指さないようであれば、今オフ中に放出される可能性は十分にある。ただし、マカッチェンの後継者になると見られていたオースティン・メドウズがAAA級で故障と不振に苦しみ、メジャー昇格の準備が整っていない状況であり、パイレーツがどこまで積極的にマカッチェン放出に向けて動くかは不透明だ。

     今季のマカッチェンは昨季の不振を脱し、156試合に出場して打率.279、28本塁打、88打点、11盗塁、OPS.849をマーク。当初はライトへコンバートされる予定だったが、スターリング・マーテイが禁止薬物使用で出場停止処分を受けたため、結局は従来のポジションであるセンターに収まった。マカッチェンが加入すれば、ジャイアンツのセンターはディナード・スパンから大きなグレードアップとなる。

     パイレーツの立場から考えると、マカッチェンを来季終了までキープした場合、クオリファイング・オファーを提示することができる。その際に得られるドラフト指名権とマカッチェンのトレードで得られる対価を比較し、最終的な判断を下すことになるだろう。


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  • レイズがセーブ王・コロメイのトレードを複数球団と交渉中

    2017.11.30 11:59 Thursday

     MLB.comのジョン・ポール・モロシによると、レイズは今季両リーグ最多の47セーブを挙げたクローザー、アレックス・コロメイのトレードを模索しており、カージナルスを含む複数球団とトレード交渉を行っているようだ。

     カージナルスのコロメイに対する関心は、2週間前のGM会議のときから報じられていた。今季のカージナルスは呉昇桓(オ・スンファン)に昨季のような安定感がなく、シーズン途中でクローザー交代。しかし、新たにクローザーとなったトレバー・ローゼンタールが右肘を故障してトミー・ジョン手術を受けることになり、最終的にはタイラー・ライオンズがクローザーを務めていた。来季中の復帰が絶望的なローゼンタールは解雇され、呉と9月に獲得したフアン・ニカシオがフリーエージェントとなり、カージナルスは8回や9回を任せることのできるリリーバーの補強が急務となっている。セーブ王の獲得に関心を示しているのも当然と言えるだろう。

     もちろん、フリーエージェント市場にもウェイド・デービス、グレッグ・ホランド、ブランドン・モロー、ブランドン・キンツラーなどクローザー経験のある投手や、クローザー級の実力を持つ投手がおり、彼らもカージナルスの獲得候補リストに入っているはず。しかし、少なくともあと3年保有可能なコロメイはやはり魅力的な存在。今オフが年俸調停1年目であり、来季の年俸は550万ドル前後になることが予想されているコロメイだが、それでもフリーエージェント市場で一流クローザーと契約するよりはるかに「お買い得」であり、複数球団による争奪戦になるのも決して不思議ではない。

     今季のコロメイは自己最多の65試合に登板し、2勝3敗47セーブ、防御率3.24をマーク。奪三振率が昨季から急落(11.28→7.83)し、与四球率が悪化(2.38→3.11)するなどやや安定感を欠いたが、47セーブは両リーグ最多の数字だった。今季のセーブ王は来季どのユニフォームを着るのか。トレード交渉の行方に注目だ。


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  • アストロズがギャティス、ファイアーズの処遇を検討中

    2017.11.30 11:30 Thursday

     今季のワールドシリーズ王者であるアストロズは年俸調停権を持った選手を9人抱えている。これらの選手に契約をテンダー(提示)する期限が日本時間12月2日に迫っており、アストロズはエバン・ギャティスとマイク・ファイアーズの処遇について頭を悩ませているようだ。

     年俸調停権を持っているのはダラス・カイケル、コリン・マクヒュー、ブラッド・ピーコック、ケン・ジャイルズ、ランス・マカラーズJr.、ファイアーズ、ギャティス、ジョージ・スプリンガー、ジェイク・マリズニックの9人。このうち、ファイアーズとギャティスはノンテンダー候補に挙げられている。

     ファイアーズは今季29試合(うち28先発)に登板して8勝10敗、防御率5.22を記録。6~7月は防御率2点台と安定していたものの、8月以降は大きく調子を落とし、ポストシーズンのロースターに名を連ねることができなかった。今季の年俸は408万5000ドルであり、来季は600万ドル前後まで上昇すると見られているが、ファイアーズがアストロズに残留した場合、先発ローテーションから漏れる可能性が高い。そうなると600万ドル前後の年俸は割高であり、ノンテンダーとなる可能性が高そうだ。

     ギャティスは控え捕手兼指名打者として84試合に出場し、打率.263、12本塁打、55打点、OPS.767をマーク。2度の故障者リスト入りがあったため、自己最少の出場試合数に終わった。昨季は盗塁阻止率46.4%をマークしたが、今季は10.3%に急落。アストロズは捕手に関して守備面でのアップグレードを考えており、来季のギャティスの出場機会は指名打者に限定される可能性が高い。ギャティスの来季の年俸は700万ドル前後になることが予想されており、準レギュラーの指名打者にこれだけの金額を支払いたくないというアストロズの思惑は理解できる。

     ノンテンダーとなればそのままフリーエージェントとして流出してしまうため、アストロズはノンテンダー期限までに両選手のトレードを模索するはず。ノンテンダー期限まであと2日。大きな動きがあるかもしれない。


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  • 「日本人選手ゼロ」のレッズが大谷争奪戦に本格参戦へ

    2017.11.30 10:54 Thursday

     メジャーリーグ30球団のうち、日本人選手の在籍経験がない唯一の球団であるレッズが大谷翔平獲得に本格参戦だ。ディック・ウィリアムスGMは「我々は彼を獲得することに明確に興味を持っている。才能豊かな選手だからね」と語り、大谷獲得に乗り出すことを明らかにした。

     ウィリアムスは10月に札幌へ大谷の視察に訪れた各球団の編成担当者の一人であり、大谷のプレイを実際に目にして大谷獲得を検討するようになったという。レッズはメジャーリーグで唯一、日本人選手の在籍経験がない球団だが、シンシナティの街の素晴らしさも含め、大谷にレッズの魅力を最大限にアピールするつもりだ。

     「我々は大谷側が用意したプロセルをしっかりこなせるように努力するよ。なぜ我々が彼を欲しがっているか、なぜ彼が我々のチームにフィットするかをしっかり伝えるつもりだ」とウィリアムス。大谷に対してレッズの良さをアピールし、それが今後の日本人選手獲得に好影響を及ぼすことも期待しているようだ。

     レッズは昨年、インターナショナル・ボーナスプールの上限額を超過したため、今年は1人の選手に対して最大30万ドルの契約金しか提示できない。レンジャーズやヤンキースは300万ドルを超える契約金を用意できるため、金銭的な条件面では後れを取っているが、ウィリアムスはそれ以外の要素が大谷争奪戦の行方を左右すると考えている。「我々のアプローチは、なぜレッズに入団するのがベストなのかをしっかりアピールすることだ」とウィリアムスは語っている。

     ナ・リーグ所属のレッズに入団した場合、大谷は中5日で先発しながら、登板のない日に代打で出場するのが基本的な形になる。ア・リーグ球団の本拠地でインターリーグを戦う際に、指名打者として出場することも考えられる。また、場合によっては外野手として出場することもあるだろう。投手難に苦しむレッズだけに、エース級の素材を安価で手に入れられる機会を逃すわけにはいかないはずだ。大谷がレッズ史上初の日本人選手となるかもしれない。


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      10月11日 2017年レッズ名場面集

  • ウィンカーの台頭で混雑するレッズの外野

    2017.11.29 16:33 Wednesday

     8月以降の活躍によりレギュラー争いに名乗りを上げたジェシー・ウィンカー(レッズ)。しかし、外野の両翼には今季31本塁打のアダム・デュバルと同30本塁打のスコット・シェブラーがいる。レッズはどのように24歳の有望株の出場機会を確保するのだろうか。

     ウィンカーは今季47試合に出場し、打率.298、7本塁打、OPS.904の好成績をマーク。137打席で15四球を選び、出塁率も.375の高水準だった。4度目の昇格となった8月1日以降に限れば、打率.305、OPS.923とさらに数字は向上。来季はレギュラーとして、ある程度の出場機会を与えたいところである。

     しかし、ウィンカーのポジションである外野の両翼にはデュバル、シェブラーというスラッガーがいる。彼らが結果を残している以上、彼らの出場機会を大幅に減らしてしまうようなことはできない。ただし、デュバルとシェブラーはともに後半戦に成績を悪化させており、フルシーズンを通しての体力という点には不安が残る。また、デュバルは右打者、シェブラーとウィンカーは左打者であり、相手投手の左右によって使い分けることも可能だろう。

     基本的にはレフトにデュバル、ライトにシェブラーが入り、相手投手が右腕の場合や、デュバルとシェブラーのいずれかが休養を取る際にはウィンカーが入るという形が基本になる可能性が高い。ウィンカーは今季、左腕に対して打率.120(25打数3安打)に終わっており、出場機会を増やすためには左腕を攻略することが必要だ。

     また、センターのビリー・ハミルトンが休養を取る際にはシェブラーをセンターに置き、3人を同時に起用することも可能だ。デュバルは一塁や三塁を守ることもできるため、一塁のジョーイ・ボットーや三塁のエウヘニオ・スアレスが欠場する場合にも3人を同時に起用できるだろう。この3人を上手く併用し、それぞれの出場機会を120試合前後に抑えることができれば、デュバルやシェブラーの体力面での不安も解消されるはず。ウィンカーもいきなり完全なレギュラーとしてのプレッシャーを背負う必要がなく、一石二鳥にも三鳥にもなり得る起用法である。

     もちろん、ウィンカーを完全なレギュラーに据えるためにデュバルやシェブラーのトレードが検討される可能性もゼロではない。ディック・ウィリアムスGMが最終的にどのような決断を下すのか注目だ。


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      10月11日 2017年レッズ名場面集

  • 1年前とは大違いのナショナルズのブルペン事情

    2017.11.29 15:36 Wednesday

     昨オフのナショナルズはクローザーの獲得に失敗し、絶対的クローザーが不在という状況で今季の開幕を迎えざるを得なかった。しかし、今オフはすでにライアン・マドソンとショーン・ドゥーリトルがいる(ともに今季途中に獲得)。昨オフから一転、今オフのナショナルズにとってブルペンの整備は極めて易しい課題となっている。

     ナ・リーグ東部地区の首位を快走しながらもブルペンが崩壊状態に陥っていたナショナルズは、7月中旬にトレードでアスレチックスからマドソンとドゥーリトルを獲得した。ナショナルズ移籍後、マドソンはセットアッパーとして20試合に登板し、3勝0敗1セーブ、防御率1.37の好成績をマーク。ドゥーリトルはクローザーとして30試合に登板し、1勝0敗21セーブ、防御率2.40をマークし、セーブ失敗はわずか1度だけだった。

     そしてこの2人は来季も引き続き8回と9回を担当する。マイク・リゾーGMは「我々は昨年のオフと比べると、ブルペンについてはるかに安定したポジションにいる」と両投手への信頼を口にしている。セットアッパーとクローザーがすでに確立されており、あとはそれ以外の顔ぶれの整備を行うだけ。昨オフとは大違いの状況である。

     マドソンらと同時期に獲得したブランドン・キンツラーはシーズン終了後にフリーエージェントとなっており、7回を担当するセットアッパーは補強が必要だ。リゾーはキンツラーとの再契約も視野に入れているが、クローザーとしてキンツラー獲得を狙っている球団もあり、そうした球団を条件面で上回るのは難しいだろう。また、マット・アルバースとオリバー・ペレスの両輪もフリーエージェントとなっている。

     左腕としてはサミー・ソリス、エニー・ロメロ、マット・グレイスの3人が控えており、右腕の補強を優先することになりそうだ。ショーン・ケリーとコーダ・グローバーの両右腕はコンディション面に不安を抱えており、それ以外に40人枠に登録されている右腕はトレバー・ゴットとワンダー・スエーロだけ。計算できる救援右腕の補強は急務となっている。とはいえ、ブルペンの形はある程度できあがっており、あとは頭数を揃えるだけ。リゾーは安心してその他のポジションの補強に取り組めるはずだ。


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  • レッドソックス 来季の正一塁手は誰だ!?

    2017.11.29 14:28 Wednesday

     レッドソックスの今オフの課題は来季の正一塁手を見つけることである。幸いにも、トレード市場、フリーエージェント市場ともに一塁手の供給は多く、レッドソックスはチーム事情に応じて獲得する一塁手を選択できる状況にある。デーブ・ドンブロウスキー野球部門社長は誰をチョイスするのだろうか。

     言うまでもなく、一塁は強打者が入ることの多いポジションであり、レッドソックスが長打力のある選手を求めている以上、メインターゲットは「長打力のある一塁手」ということになる。ただし、フリーエージェント市場でJ.D.マルティネスと契約したり、トレードでジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)の獲得に成功したりすれば、少し事情は変わってくるだろう。

     今オフのフリーエージェント市場において最高の一塁手であるエリック・ホズマーが筆頭候補であることは間違いない。攻守ともに確かな実力を有しており、獲得できれば戦力アップは間違いなし。だが、マルティネスやスタントンの獲得に成功した場合には、ホズマーよりも安価なオプションを探すことになるだろう。

     ホズマー争奪戦に敗れたチームがプランBとして獲得を狙う可能性が高いのがカルロス・サンタナである。長打力と選球眼を兼ね備え、20本塁打、出塁率.360を確実に計算できる貴重な存在。頑丈さと堅守も持ち合わせており、ホズマーを差し置いて筆頭候補に躍り出てもおかしくない選手だ。また、トレードでホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)を狙う可能性もある。打率3割、30本塁打、100打点に近い成績を毎年のように期待できるだけに、打撃力だけを見れば今オフ獲得可能な一塁手で最高の選手かもしれない。

     また、肩の故障により今季の大半を指名打者として過ごしたハンリー・ラミレスを一塁に戻し、別の指名打者を獲得するというプランもある。一塁以外のポジションで強打者獲得に成功した場合には、今季の正一塁手であるミッチ・モアランドを呼び戻すのも一つの方法だろう。他にはローガン・モリソン、ヨンダー・アロンゾ、アダム・リンドといった選手たちが候補となるが、実績に乏しかったり、左投手を苦手にしていたりと、絶対的なレギュラーとして起用するにはやや物足りないのが難点だ。

     球団内のオプションとしては、ラミレスを一塁に置く以外に24歳のサム・トラビスを抜擢するという方法がある。今季はAAA級で82試合に出場して打率.270、6本塁打、OPS.726、メジャーでは33試合で打率.263、0本塁打、OPS.667をマーク。球団は昨オフ、モアランドを1年契約で獲得した時点では2018年からトラビスを正一塁手として起用することを考えていたようだが、トラビスの伸び悩みにより雲行きは怪しくなっている。現時点ではトラビスを抜擢するよりも外部から補強する可能性のほうが高い。

     ムーキー・ベッツ、ザンダー・ボガーツ、アンドリュー・ベニンテンディなど好打者は揃っているだけに、打線の核となる強打者を獲得できれば打線はグッと破壊力を増すはず。誰を正一塁手として打線の核に据えるのか。ドンブロウスキーの選択に注目だ。


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  • ヤンキースの新監督候補にベルトランが浮上

    2017.11.29 12:31 Wednesday

     アストロズの一員として自身初のワールドシリーズ制覇を経験し、現役引退を表明したカルロス・ベルトランがヤンキースの新監督候補に浮上した。ベルトランは6人目の候補者として、日本時間11月30日にヤンキー・スタジアムで面接を受ける予定となっている。

     ヤンキースは今季終了後にジョー・ジラルディを解任し、すでにロブ・トムソン、エリック・ウェッジ、ヘンスリー・ミューレン、アーロン・ブーン、クリス・ウッドワードの5人が新監督候補として面接を受けている。ジェリー・ヘアーストンJr.も面接を受けると見られているが、すでに面接を終えた5人に続く6人目となったのは現役を引退したばかりのベルトランだった。

     ベルトランは現役引退を発表した際に、将来的な監督業に興味を示していた。「長期間、様々なチームでプレイしたから、私はいろんなクラブハウスを見てきたし、選手たちに影響を与える様々な方法を目にしてきた。選手が成長するために、彼らのモチベーションをどのように上げていくのか。興味があるし、そのような機会を得られるといいね」

     ブライアン・キャッシュマンGMはジラルディを解任した理由について、クラブハウスにおけるコミュニケーション能力や選手との関係性を挙げていた。コミュニケーション能力に定評のあるベルトランであれば、そのあたりの課題は全く問題にならないだろう。

     ベルトランが若手選手の成長に寄与してきたことは球界でも広く知られている。ヤンキース時代には若手選手からの信頼を得て、グラウンドの内外で若手選手に好影響を与えていた。2016年のスプリング・トレーニングではロッカールームをアーロン・ジャッジの隣にすることをリクエスト。自身の経験を可能な限りジャッジに伝えようと努めていた。今季はアストロズで後輩選手にアドバイスを送り、ジョージ・スプリンガーがリーグ優勝決定シリーズの不振を脱してワールドシリーズでMVPに輝く活躍を見せたのも、ベルトランのアドバイスがあったからこそだと言われている。

     「彼が素晴らしいリーダーシップを有していることに疑いの余地はない」とキャッシュマンは言う。さらに、「彼はクラブハウスで周囲の人々を惹き付ける存在なんだ。選手だけでなく、監督やコーチ、フロント陣も彼を信頼していた」とベルトランの人間性を絶賛。「監督経験はないけど、私には情熱や知識があるし、選手とも上手くやっていけるはずだよ」と語るベルトランがヤンキースの新監督となる可能性は十分にありそうだ。


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  • ムスターカスがベストフィットするのはどのチームだ!?

    2017.11.29 11:50 Wednesday

     今オフのフリーエージェント市場において、マイク・ムスターカスはベストの三塁手である。9月に29歳になったばかりであり、年齢的にも問題なし。今季、ロイヤルズの球団記録を更新する38本塁打を放った強打の三塁手はどのチームと契約するのだろうか。

     ムスターカスがフィットするチームについて、MLB.comのマイク・ペトリエロが分析している。まずは絶対的な三塁手を擁する9球団。カブス(クリス・ブライアント)、ロッキーズ(ノーラン・アレナード)、ドジャース(ジャスティン・ターナー)、ナショナルズ(アンソニー・レンドン)、アストロズ(アレックス・ブレグマン)、オリオールズ(マニー・マチャド)、ブルージェイズ(ジョシュ・ドナルドソン)、レイズ(エバン・ロンゴリア)、レンジャーズ(エイドリアン・ベルトレイとジョーイ・ギャロ)の9球団についてはムスターカスが入り込む余地はない。また、マリナーズ(カイル・シーガー)、ダイヤモンドバックス(ジェイク・ラム)、レッズ(エウヘニオ・スアレス)、ブリュワーズ(トラビス・ショウ)の4球団も優秀な三塁手を抱えており、ムスターカス獲得に動く可能性はゼロに等しい。

     次に、有望な若手三塁手を抱えるアスレチックス(マット・チャップマン)、レッドソックス(ラファエル・ディバース)、ツインズ(ミゲル・サノー)の3球団もムスターカス獲得レースの圏外と言える。さらに、インディアンスにはホゼ・ラミレス、ジオバニー・アーシェラ、ヤンディ・ディアス、マーリンズにはマーティン・プラド、ブライアン・アンダーソンがおり、チーム事情によって正三塁手は流動的だが、ムスターカス獲得に動く可能性は極めて低い。再建中のホワイトソックス(ヨルマー・サンチェス)、タイガース(ジャイマー・キャンデラリオ)、パドレス(コリー・スパンジェンバーグ)の3球団も三塁にはレギュラー候補がおり、無理にムスターカスを獲得する必要はない。

     残りは9球団。マイケル・フランコの伸び悩みが続くフィリーズや、三塁手が人材不足のブレーブスはムスターカス獲得を検討する価値はありそうだ。ヤンキースも今オフだけを考えれば候補の一つだが、有望株のグレイバー・トーレスの昇格が控えており、来オフにはマチャドがフリーエージェント市場に出てくる可能性がある。積極的にムスターカス獲得に動く可能性は低いだろう。ロイヤルズはムスターカスとの再契約を目指しているが、エリック・ホズマーとの再契約が優先される可能性が高く、最有力候補とまでは言えない。

     そして残った5球団はジャイアンツ、パイレーツ、メッツ、カージナルス、エンゼルス。ジャイアンツとカージナルスはジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)の動向次第だろう。パイレーツはデービッド・フリーズ、メッツはアズドゥルバル・カブレラを正三塁手として考えており、プラトーン要員を獲得することはあってもムスターカス獲得に動く可能性は低そうだ。ムスターカスがベストフィットする球団として、最終的にペトリエロが挙げたのはエンゼルス。球団はルイス・バルブエナとプラトーンを組む右打ちの三塁手を獲得する方針を明らかにしているが、傘下に有望な三塁手がいないことを考えると、ムスターカスを長期契約で獲得するのも決して悪い選択肢ではない。

     ペトリエロの分析をまとめると、ムスターカスの獲得候補となるのはエンゼルス、ロイヤルズ、ブレーブス、そしてスタントン獲得に失敗した場合のジャイアンツ、カージナルスといったところだろうか。30本塁打以上のシーズンは今季のみ、OPS.900超えのシーズンは一度もなしとインパクトに欠けるムスターカスだけに、新天地探しが長期化する可能性もありそうだ。


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  • ホワイトソックス 再建計画から外れる主砲をトレードか

    2017.11.29 10:58 Wednesday

     2020年以降のワールドシリーズ制覇を目指して着実に再建を進めているホワイトソックス。昨オフから今季にかけて次々に主力選手を放出し、若手有望株を手に入れることに成功したが、今オフはホゼ・アブレイユとアビサイル・ガルシアを放出する可能性がある。

     アブレイユは来年1月に31歳を迎えるスラッガー。今季は156試合に出場して打率.304、33本塁打、102打点、OPS.906の好成績をマークし、デビューイヤーの2014年から4年連続で25本塁打と100打点をクリアした(史上3人目の快挙)。現在のホワイトソックスにおいて数少ないスター選手だが、順調にいけば2019年のシーズン終了後にフリーエージェントとなり、また、ホワイトソックスが「勝負の年」と位置付ける2020年のシーズンが始まるときには33歳になっていることを考えると、契約を延長してチームの長期計画の一員とするのは難しい。商品価値の高いうちに若手有望株とトレードしてしまうのが得策かもしれない。

     一方のガルシアは、まさに今が売り時といった選手。長らく伸び悩みが続いていたが、26歳となった今季は136試合に出場して打率.330、18本塁打、80打点、OPS.885とついにブレイクを果たした。性格的にムラのある選手であり、また極度のフリースインガーであることを考えると、来季以降も好成績を維持できる保証はない。まだ26歳だが、デビューが早かったこともあってアブレイユと同じ2019年オフにフリーエージェントとなることも放出を後押しする要因だ。リーグ2位の高打率をマークし、オールスター・ゲームに初選出されるなど、商品価値がピークに達した今オフが放出のベスト・タイミングであることは間違いないだろう。

     クリス・セール、アダム・イートン、ホゼ・キンターナ、トッド・フレイジャー、メルキー・カブレラ、ミゲル・ゴンザレス、タイラー・クリッパード、デービッド・ロバートソン、トミー・ケインリーと次々に主力選手を放出し、イロイ・ヒメネスらトップ・プロスペクトを獲得したホワイトソックス。リック・ハーンGMが徹底的な再建を行っていることを考えると、アブレイユとガルシアが放出される可能性は極めて高いと言えるだろう。


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  • ロイヤルズが進むべき道は?

    2017.11.29 10:26 Wednesday

     2014年のリーグ優勝、2015年のワールドシリーズ制覇に貢献した主力選手の多くが今オフ、フリーエージェントとなったロイヤルズ。エリック・ホズマーらを引き留めて「勝利モード」を継続すべきなのか、それとも「再建モード」に突入すべきなのか。デイトン・ムーアGMは難しい判断を迫られている。

     今オフ、ロイヤルズからフリーエージェントとなったのはホズマー、マイク・ムスターカス、アルシデス・エスコバー、メルキー・カブレラ、ロレンゾ・ケイン、トレバー・ケーヒル、ジェイソン・バルガス、マイク・マイナー、ピーター・モイランの9人。レギュラー野手の半分、最多勝のタイトルを獲得した先発左腕、最終的にクローザーまで上り詰めたリリーフ左腕と、主力選手がことごとくフリーエージェントとなっているのだ。

     このうち、ロイヤルズはホズマー、ムスターカス、ケインの3人に対してクオリファイング・オファーを提示。いずれもオファーを拒否されたが、ロイヤルズはホズマー、ムスターカスとの再契約を目指している。これは来季も「勝利モード」を継続するという意思の表れなのか、それとも「チームの顔」とも言うべき選手を流出させてはならないという判断によるものなのか。仮に両選手と再契約できたとしても、ケイン、バルガス、マイナーらの流出による戦力ダウンは否めず、同地区ライバルであるインディアンスやツインズの存在を考えても「勝利モード」を継続するのは難しいのではないだろうか。

     となると、部分的とはいえ「再建モード」に突入することになる。ラウル・モンデシー、ホルヘ・ソレアー、ホルヘ・ボニファシオら若手選手に実戦経験を積ませながらの戦いになるが、それならばケルビン・ヘレーラやダニー・ダフィーといったチームの長期計画から外れる主力選手をトレードで放出して本格的な「再建モード」に突入してしまうのも一つの方法だろう。同地区には着々と再建を進めているホワイトソックスがおり、中途半端な再建では数年後にホワイトソックスに太刀打ちできない可能性もある。

     ムーアGMはどのような決断を下すのか。今オフの動きがチームの今後を大きく左右することだけは間違いない。


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  • ダルビッシュ争奪戦にツインズなど6球団が参戦中

    2017.11.29 09:41 Wednesday

     今オフのフリーエージェント市場における注目株の一人であるダルビッシュ有。シリウスXMラジオのジム・ボウデンによると、現在ダルビッシュ争奪戦には6球団が参戦しているようだ。その6球団のうちの一つはツインズであると見られている。

     ボウデンによると、争奪戦に参戦中の6球団のほかにも数球団がダルビッシュに関心を寄せており、争奪戦に加わる可能性があるという。ツインズのサッド・レバインGMはMLBネットワーク・ラジオに出演した際にダルビッシュへの関心を認めており、争奪戦に加わっている6球団のうちの一つがツインズであることは間違いなさそうだ。

     今季のダルビッシュはレンジャーズで22試合に先発し、6勝9敗、防御率4.01をマークしたあと、7月末にウィリー・カルフーン、A.J.アレクシー、ブレンドン・デービスとの1対3のトレードでドジャースへ移籍。ドジャースでは9先発で4勝3敗、防御率3.44をマークし、チームの地区優勝、そしてワールドシリーズ進出に貢献した。2球団を合計したシーズン通算の成績は31先発で186回2/3を投げ、10勝12敗、防御率3.86、209奪三振となっている。

     ワールドシリーズでは2度の先発でいずれもノックアウトされ、チームが29年ぶりのワールドシリーズ制覇を逃す一因となってしまったが、今のところ、ワールドシリーズでの不甲斐ないパフォーマンスが契約条件に悪影響を及ぼすような声は聞こえてこない。ワールドシリーズで好投していればさらに人気が高騰していた可能性もあるが、ワールドシリーズで打ち込まれたからといって契約条件が大幅に悪化するようなことはなさそうだ。

     ワールドシリーズ第7戦後の記者会見ではドジャースへの残留願望を口にしていたダルビッシュだが、ドジャースがダルビッシュとの再契約に積極的に動いているという話も今のところは出ていない。今オフのメジャーリーグは「大谷待ち」といった状況になっているが、大谷争奪戦がひと段落すれば、ダルビッシュの周辺も騒がしくなり始めることだろう。


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  • ルール5ドラフトの注目選手たち

    2017.11.29 09:17 Wednesday

     今年のウィンター・ミーティングは日本時間12月11日に始まり、最終日(日本時間12月15日)にはルール5ドラフトが行われる。MLB公式サイトではジョナサン・マヨが今年のルール5ドラフトにおける注目選手を紹介している。

     各球団はルール5ドラフトから有望株をプロテクストするためのロースター変更を日本時間11月21日までに行った。その時点で今年のルール5ドラフトで指名可能な選手が確定し、各球団のスカウティング部門は自軍の戦力になり得る選手を選び出す作業を始めるのである。

     2013年のドラフトで指名され、18歳以下で契約した選手と、2014年のドラフトで指名され、19歳以上で契約した選手は今年のルール5ドラフトの指名対象となる(他に2013年にインターナショナルFAとして18歳以下で契約した選手も対象)。2013年のドラフト1巡目指名選手からは9人、2014年のドラフト1巡目指名選手からは2人が指名可能となっており、なかでも2013年の全体1位指名選手であるマーク・アッペル(フィリーズ)の動向が注目される。

     また、MLB公式サイトの球団別プロスペクト・ランキングTOP30に名を連ねている選手のうち、153人が今年のルール5ドラフトの対象選手であり、そのうち85人は40人枠に登録されてルール5ドラフトからプロテクストされたが、残りの68人は指名可能。カブス9位のトレバー・クリフトン、ツインズ9位のコール・スチュワート、ブルージェイズ8位のマックス・ペンテコストらが指名可能となっている。

     マヨが注目選手としてピックアップしているのはアッペル、ニック・シウフォ(レイズ25位)、マイケル・デレオン(レンジャーズ28位)、トラビス・デメリット(ブレーブス12位)、タイラー・エプラー(パイレーツ26位)、ジョーダン・ゲレーロ(ホワイトソックス21位)、ギャビン・ラバレー(レッズ20位)、ライアン・オハーン(ロイヤルズ14位)、ペンテコスト、スチュワートの10人。かつての全体1位指名選手であるアッペルの潜在能力に賭ける球団は現れるのだろうか。

  • スタントンの第一希望はドジャース?

    2017.11.28 18:36 Tuesday

     オフシーズンが始まった直後から話題の中心となっているジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)。全球団に対するトレード拒否権を持っているため、スタントンが希望する移籍先に注目が集まっていたが、どうやらスタントンはドジャースへの移籍を希望しているようだ。

     スタントン獲得に関してはジャイアンツとカージナルスが積極的な姿勢を見せており、すでにこの2球団は正式なオファーをマーリンズに提示している。この2球団以外にもドジャース、レッドソックスなど少なくとも8球団が争奪戦に加わっていると見られるが、カリフォルニア州出身のスタントンはドジャース・ファンとして育ったこともあり、地元のドジャースでプレイすることを望んでいるようだ。しかし、ドジャースはスタントンを獲得せずとも来季はぜいたく税対象の上限(1億9700万ドル)を超えてしまうことが予想されており、スタントン獲得にあまり積極的な姿勢を見せていない。

     ぜいたく税の問題がなければ、ドジャースにとってスタントン獲得は悪い話ではない。2019年オフにフリーエージェントとなるヤシエル・プイーグに代わって長期的にレギュラーを務めることができる右翼手を得ることができるうえに、スタントンの莫大な契約を引き受ける代わりにスコット・カズミアー、ブランドン・マッカーシーといった余剰気味の先発投手を引き取ってもらうこともできるだろう。しかし、やはりぜいたく税の問題が大きなハードルとなっている。

     スタントンがどの球団への移籍を拒否するのかについては現時点では明らかになっておらず、積極的に動いているジャイアンツやカージナルスとのトレードが成立する可能性もある。しかし、スタントンの第一希望がドジャースである以上、ドジャースとマーリンズの間のトレード交渉が完全に決裂するまでは他球団へのトレードは実現しない可能性が高い。

     争奪戦が長期化するようであれば、スタントン獲得を狙う球団はJ.D.マルティネスやロレンゾ・ケインといったフリーエージェント市場の物件に目を移していく可能性もある。そうなれば自ずとスタントンの価格も下落してしまうため、マーリンズとしては争奪戦が繰り広げられているうちにトレードをまとめてしまいたいところだろう。マーリンズのフロント陣の手腕が問われるオフシーズンとなりそうだ。


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  • メッツが若手のサポート役としてリンドの獲得を検討か

    2017.11.28 17:40 Tuesday

     ルーカス・デューダを放出し、有望株のドミニク・スミスを一塁に据えたメッツだったが、打率が2割にすら満たなかった期待外れのパフォーマンスにより有望株への信頼は揺らいでいる。ESPNによると、メッツはスミスのサポート役としてアダム・リンドの獲得を検討しているようだ。

     メッツは今年7月下旬にデューダをレイズへ放出。8月中旬にスミスがメジャー昇格を果たし、デューダ放出で空いた一塁に収まった。今季AAA級では114試合で打率.330、16本塁打、76打点、OPS.905という好成績を残したスミスだったが、メジャーでは49試合で9本塁打を放ったものの、打率.198、OPS.658と苦戦。特に左投手に対しては打率.129、0本塁打、OPS.437と手も足も出ないような状態だった。

     そこでスミスのサポート役として浮上したのがリンドだ。リンドは今季1年契約でナショナルズに加入し、7年ぶりにレフトの守備に挑戦するなど116試合に出場。限られた出場機会のなかで打率.303、14本塁打、59打点、OPS.875の好成績をマークし、2009年にシルバースラッガー賞を受賞した打撃力がまだ錆びついていないことを存分にアピールした。代打でも48打席で打率.356、4本塁打と存在感を発揮。スミスのサポート役や教育係としてはうってつけの存在だろう。

     リンド獲得に関してひとつハードルがあるとすれば、スミスとリンドがともに左投手を苦手とする左打者であることだ。スミスとリンドでプラトーンを形成することはできないため、リンドに出場機会を与えるためにはスミスの出場機会を犠牲にすることになる。ただし、同じ左打者であるからこそサポートできる部分もあり、リンドが出場機会にこだわらないのであればメッツにも獲得のチャンスはある。リンドのようなベテラン選手を加入させることにより、スミスら若手選手に好影響を与えることも十分に考えられるため、メッツにとって悪くない投資になるのではないだろうか。


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      10月10日 2017年メッツ名場面集

  • ブレーブスがノンテンダー期限までにM.アダムスを放出か

    2017.11.28 16:25 Tuesday

     ノンテンダーの期限が日本時間12月2日に迫っているなか、フレディ・フリーマンという球界を代表する一塁手を抱えるブレーブスは、今季途中にフリーマン離脱の穴を埋めるために獲得したマット・アダムスの放出を画策しているようだ。

     メジャー各球団は保有権を持つ選手(=メジャー登録日数が6年未満の選手)に対して、日本時間12月2日までに来季の契約を結ぶ意思があるかどうかを伝えなければならない。来季の契約を提示(=テンダー)された選手はそのままチームに残り、契約を提示されなかった選手はノンテンダーFAとなって自由に新たな所属先を探すことになる。年俸調停権を持ち、球団側が判断する適正年俸を超えるであろう選手がノンテンダーFAとなるケースが非常に多く、ときには意外な選手が市場に出回ることもある。

     M.アダムスはメジャー登録日数が5年33日となり、今オフが年俸調停3年目。今季の年俸は280万ドルだったが、今季は131試合に出場して20本塁打、OPS.841とキャリアハイ級のシーズンを過ごしており、来季の年俸は460万ドル前後になることが予想されている。今季のM.アダムスは出場機会を増やすためにレフトの守備にも挑戦したが、基本的には一塁しか守れない選手。M.アダムスを一塁に置くためにフリーマンを一時的に三塁に回したブレーブスだが、来季は再びフリーマンを一塁に固定する方針であり、M.アダムスは完全にフリーマンの控えになってしまう。フリーマンは故障さえなければ150試合以上に出場する選手であり、M.アダムスがブレーブスに残るのであれば代打起用が中心になる。そのような選手に460万ドルの年俸を支払うのは適正とは言えず、ブレーブスがM.アダムスの放出を検討するのは当然の流れである。

     しかし、ノンテンダーFAで流出させてしまうとブレーブスは見返りを得ることができない。そのため、ブレーブスはノンテンダーの期限までにトレードを成立させることを目指しているというわけだ。ESPNはM.アダムスが最もフィットするチームとしてインディアンスを挙げている。ほかにもエンゼルス、レンジャーズ、レイズ、レッドソックス、ロイヤルズといった一塁ないし指名打者に空きがあるチームがM.アダムスの獲得を検討することになりそうだ。


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