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  • 秋山の加入によりレッズの遊撃手補強が加速する可能性

    2019.12.31 10:40 Tuesday

     日本時間12月31日、埼玉西武ライオンズから海外フリーエージェント権を行使していた秋山翔吾がレッズと3年契約で合意したことが明らかになった。秋山は、現時点ではセンターを中心に外野3ポジションを守りながらレッズ打線のリードオフマンを務めることが予想されている。また、大手移籍情報サイトの「MLB Trade Rumors」は「秋山の加入はレッズに複数の選択肢をもたらした」とし、レッズが遊撃手補強への動きを加速させる可能性について言及している。

     レッズの外野陣では、左打者の秋山とジェシー・ウィンカー(打率.269、16本塁打、OPS.830)、右打者のニック・センゼル(打率.256、12本塁打、OPS.742)とアリスティデス・アキーノ(打率.259、19本塁打、OPS.891)の合計4人がレギュラークラスの出場機会を得ることが予想されている。埼玉西武では不動の正中堅手として活躍してきた秋山だが、レッズではセンターに固定されるのではなく、チーム事情に応じて外野3ポジションを守ることになると見られる。

     秋山の加入によって注目されるのが、チーム内で最高の有望株と目されるセンゼルの処遇である。本来は三塁手のセンゼルだが、三塁には主砲のエウヘニオ・スアレスがいるため、メジャー1年目となった今季はセンターで起用された。正二塁手としてマイク・ムスターカスが加入したことにより内野復帰の可能性が消滅し、来季も外野手として起用される見込みだが、有望株としての評価が高いうちにトレードで放出される可能性を指摘する関係者もいる。

     レッズは現在、フレディ・ギャルビスがレギュラーを務める予定の遊撃のグレードアップを目指し、フランシスコ・リンドーア(インディアンス)の獲得に乗り出していることが報じられている。インディアンスはリンドーアをレッズへ放出する際の交換要員のメインピースとしてセンゼルを欲しがると見られており、秋山の加入によってこのトレード交渉が加速する可能性がある。

     センゼルが放出されれば、チーム内にはセンターを本職とする選手がいなくなるため、秋山は「1番・センター」に固定されることになるかもしれない。今後の補強は秋山の出場機会に大きな影響を与える可能性があり、年明けのレッズの動きには注目が集まりそうだ。

  • 秋山がレッズと契約合意 3年2000万ドル以上との報道

    2019.12.31 10:00 Tuesday

     日本時間12月31日、日刊スポーツは秋山翔吾がレッズとの3年契約に合意したことを伝え、アメリカの各メディアもそれに続いて秋山の契約合意を報じた。日刊スポーツは3年1500万ドル以上の契約であることを伝えていたが、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、3年契約の総額は1500万ドルを大幅に上回っており、2000万ドル以上であるという。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     MLB公式サイトのアンドリュー・サイモンは、秋山が埼玉西武ライオンズでプレイした過去5年間でいずれも.385を超える高出塁率をマークしていることを紹介。「この数字がメジャーリーグの舞台でどのように変化するかは興味深い」とツイートしており、レイズに入団した筒香嘉智と同様に、出塁能力の高さを高く評価されている様子がうかがえる。

     レッズは球団最高の若手有望株であるニック・センゼルが正中堅手を務めており、秋山は右翼ないし左翼に回る可能性もある。ただし、センゼルはフランシスコ・リンドーア(インディアンス)をトレードで獲得する際の交換要員としてチームを去る可能性もあり、秋山の獲得によってトレード交渉が加速するのではないかと見る関係者もいる。

     レッズは今オフ、正二塁手としてマイク・ムスターカスを4年6400万ドルの大型契約で獲得したほか、今季アストロズで14勝をマークした先発左腕、ウェイド・マイリーも2年1500万ドルで加入。混戦が予想されるナショナル・リーグ中部地区で上位進出を目指すレッズにとって、秋山は彼らに続く補強となる。

     MLB公式サイトでレッズの番記者を務めるマーク・シェルドンは、秋山が日本球界で高出塁率を維持してきたことを踏まえ、1番ないし2番での起用を予想。また、公式戦に初出場した時点で球団史上初の日本人メジャーリーガーとなることも伝えている。埼玉西武で不動のリードオフマンを務めてきた男の活躍に期待したい。

  • 打線強化目指すレンジャーズ オズーナ獲得に動く可能性も

    2019.12.30 13:20 Monday

     今オフ、正右翼手のノマー・マザーラをトレードでホワイトソックスへ放出したレンジャーズは、ウィリー・カルフーン、ダニー・サンタナ、ジョーイ・ギャロの3人が外野のレギュラーを務めることが予想されている。しかし、この外野陣に右打ちのスラッガーを加える可能性があるようだ。MLBネットワークのジョン・ヘイマンは、レンジャーズがフリーエージェントの外野手、マーセル・オズーナの獲得に乗り出す可能性があることを伝えている。

     ヘイマンは「レンジャーズはニコラス・カステヤーノスとマーセル・オズーナといったスター選手を含む、右打ちの外野手の獲得に動く可能性がある。スーパースターの三塁手であるノーラン・アレナードやジョシュ・ドナルドソンへの関心も報じられているが、獲得のチャンスは大きくない」とツイート。レンジャーズは、左打者が多い打線に右打ちの強打者を加えることを検討しているようだ。

     現在29歳のオズーナは、マーリンズ時代の2017年に打率.312、37本塁打、124打点、出塁率.376、長打率.548という素晴らしい活躍を見せ、同年オフにトレードでカージナルスに加入。ところが、カージナルス加入後は2017年ほどの成績を残すことができず、2年間で打率.263、52本塁打、出塁率.327、長打率.452に終わった。

     しかし、レンジャーズでの4年間で打率.261、出塁率.320、長打率.435を記録したマザーラの穴埋め役としては十分であり、再び2017年のような大活躍を見せる可能性にも期待して、レンジャーズがオズーナの獲得に動く可能性があると見られている。打線の核となる選手は、秋信守(チュ・シンス)、ギャロ、ルーグネッド・オドーアなど左打者ばかりのため、オズーナの加入は左右のバランス改善にも役立つだろう。

     なお、MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシは、オズーナと同じ右打ちの外野手であるカステヤーノスの争奪戦において、レンジャーズを最有力候補に挙げている。すでに先発ローテーションの補強を完了しているレンジャーズがカステヤーノスまたはオズーナを獲得して打線の補強にも成功すれば、アストロズが3連覇中のアメリカン・リーグ西部地区の優勝争いは面白くなりそうだ。

  • オリオールズが今オフ初のFA補強 スチュワートを獲得

    2019.12.30 12:30 Monday

     ディラン・バンディをトレードでエンゼルスへ放出し、その穴を埋める先発投手の補強を必要としていたオリオールズが、今オフ初となるフリーエージェント市場での補強を実現させた。日本時間12月30日、オリオールズはフリーエージェントの右腕、コール・スチュワートと1年契約を結んだことを発表。MASNの報道によると、スチュワートがメジャーのロースターに登録されれば、年俸は80万ドルとなるようだ。

     現在25歳のスチュワートは、2013年のドラフトでツインズから全体4位指名を受けたように、大きな期待を背負ってプロ入りした。メジャーデビューを果たした2018年は8試合(うち4先発)に登板して2勝1敗、防御率3.68とまずまずの成績を残したものの、今季は9試合(うち2先発)で2勝2敗、1ホールド、防御率6.39と成績が大幅に悪化。シーズン終了後にフリーエージェントとなり、新天地を探していた。

     メジャーではリリーフでの登板が過半数を占めているスチュワートだが、マイナーでは先発投手として育成され、A+級とAA級でプレイした2016年には25先発で12勝8敗、防御率2.88の好成績をマーク。通算131試合(うち125先発)に登板して39勝40敗、防御率3.60という成績を残している。

     ウィンター・ミーティングの時点で、ブランドン・ハイド監督とマイク・エリアスGMは、来季に向けて8人の先発ローテーション候補を揃えたい意向を示していた。先発ローテーション入りが確実と見られるジョン・ミーンズとアレックス・カッブのほか、アッシャー・ウォジャハウスキー、デービッド・ヘス、有望株のキーガン・エイキン、ルール5ドラフトで獲得したブランドン・ベイリーとマイケル・ラッカーで7人。ここにスチュワートが加入することで、目標だった8人の先発ローテーション候補を揃えることに成功した。

     チーム最多の161回2/3を投げたバンディだけでなく、2人合計で170回1/3を投げたアーロン・ブルックスとガブリエル・イノアの穴も埋める必要があるオリオールズ。先発ローテーションに空いた大きな穴を無事に埋めることはできるだろうか。

  • 秋山争奪戦 レッズ最有力もカブスなど5球団の争いか

    2019.12.30 11:55 Monday

     MLB公式サイトの関係者によると、レッズは日本プロ野球の埼玉西武ライオンズからフリーエージェントとなった秋山翔吾の獲得を目指し、代理人との交渉を行っているという。日刊スポーツは、秋山争奪戦の先頭を走っているのがレッズであることを報じているが、MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、レッズを含む5球団が争奪戦に加わっているようだ。もしレッズが秋山の獲得に成功すれば、球団史上初の日本人メジャーリーガーとなる。

     レッズは、ウィンター・ミーティングの時点でディック・ウィリアムス野球部門社長が秋山の獲得に興味を持っていることを明言していた。秋山は代理人とともに、ウィンター・ミーティングの期間中に各球団との交渉を行ったが、レッズも秋山との交渉を行っていたことが確実視されている。

     しかし、ヘイマンはレッズ以外にも、ダイヤモンドバックス、パドレス、カブス、ブルージェイズが秋山の争奪戦に加わっていることを報じた。埼玉西武では不動の正中堅手として活躍してきた秋山だが、中堅手としてではなく、両翼を守る外野手として獲得を検討している球団が多いと見られる。

     現在31歳の秋山は、今季も埼玉西武の強力打線のリードオフマンを務め、打率.303、20本塁打、出塁率.392、長打率.471を記録。日本球界での通算打率は3割を超え(.301)、直近3シーズンは平均23本塁打を放つなど、長打力も発揮している。また、2015年に記録したシーズン216安打は日本プロ野球の歴代最多記録となっている。

     当初は2年1000万ドル前後の契約を得ることが見込まれていた秋山だが、予想以上の人気物件となったことにより、3年契約のオファーを準備している球団もあるという。ポスティング制度ではなく、純粋なフリーエージェントとしてのメジャーリーグ挑戦であることも、人気を後押ししているようだ。走攻守三拍子揃った日本人外野手の獲得に成功するのは、いったいどの球団になるのだろうか。

  • ブレーブスのアレナード獲りはドナルドソンの動向次第か

    2019.12.29 12:55 Sunday

     ノーラン・アレナード(ロッキーズ)の獲得に興味を示しているブレーブスだが、トレードの交渉が本格的に行われている様子はない。ブレーブスは、自軍からフリーエージェントとなったジョシュ・ドナルドソンとの再契約を諦めておらず、ドナルドソンの去就が決定するまで、アレナード獲得に向けての動きを本格化させることはないと見られている。

     現在34歳のドナルドソンは、故障に泣いた昨季からの復活を目指し、今季は年俸2300万ドルの1年契約でブレーブスに加入。37本塁打、OPS.900をマークする見事な活躍を見せ、チームの地区2連覇に貢献するとともに、自身の市場価値を立て直すことに成功した。そんなドナルドソンのもとには複数の球団から4年契約のオファーが届いていることが報じられている。ドナルドソン自身はブレーブスとの再契約を望んでいるようだが、ブレーブスには34歳の選手に対して4年契約をオファーする意思はなく、流出が濃厚な状況となっている。

     現在、ナショナルズとツインズがドナルドソンに対して4年契約をオファーしていることが報じられており、スター三塁手のアンソニー・レンドンがエンゼルスへ流出したナショナルズがドナルドソンの獲得に成功すれば、地区3連覇を目指すブレーブスの補強戦略に大きな影響を与える可能性がある。地区王者の座を死守すべく、アレナードやクリス・ブライアント(カブス)といった大物三塁手の補強に踏み切る可能性が出てくるというわけだ。

     アレナードの残り7年2億3400万ドルという巨額の契約を引き受けることには慎重な姿勢を示しているブレーブスだが、各ポジションに将来有望な若手選手を抱えており、その気になれば大型トレードを成立させることは十分に可能である。ドナルドソンが他地区の球団へ流出すれば、オースティン・ライリーやヨハン・カマルゴといった現有戦力で穴を埋めようとするかもしれないが、同地区ライバルのナショナルズがドナルドソンの獲得に成功するようであれば、大物三塁手獲得に向けての動きが本格化することになるかもしれない。

  • ドジャースが救援右腕・シャーゴワを解雇 NPB球団と契約へ

    2019.12.29 12:15 Sunday

     日本時間12月29日、ドジャースは救援右腕のJT・シャーゴワをリリース(解雇)したことを発表した。今回の措置はシャーゴワが日本プロ野球の球団と契約することを可能にするためのものであると報じられている。どの球団がシャーゴワの獲得に動いているかは明らかになっていないものの、メジャー通算85試合の登板経験を持つ右腕は来季、日本球界でプレイすることになりそうだ。

     現在29歳のシャーゴワは、2016年にツインズでメジャーデビューを果たし、25試合に登板して1勝1敗、2ホールド、防御率4.70を記録。翌2017年は右肘の故障によりAAA級で2試合に登板しただけだったが、ウエーバー経由でドジャースに加入した2018年は自己最多の39試合に登板して2勝4敗、7ホールド、防御率3.34とまずまずのピッチングを見せ、チームの地区優勝に貢献した。

     さらなる飛躍を期待された今季は、21試合で1勝0敗、防御率6.33に終わり、メジャーとAAA級の往復を強いられることに。AAA級では「打高投低」で知られるパシフィックコースト・リーグでプレイしたものの、27試合で1勝2敗、4セーブ、2ホールド、防御率2.76という安定したパフォーマンスを披露した。

     ピッチングは基本的に速球とスライダーの2球種のみで、今季は全投球の6割近くをスライダーが占めた。速球の平均球速は96マイル前後を記録しており、日本球界でも155キロを超える速球は大きな武器となるだろう。速球とスライダーのコンビネーションで、ここ2年間は奪三振率が11を超えており、与四球率も昨季の4.18から今季は2.11へと大きく改善されている。

     今オフ、ジョエリー・ロドリゲス(中日ドラゴンズからレンジャーズへ)やピアース・ジョンソン(阪神タイガースからパドレスへ)が日本球界経由での複数年契約を手にしており、シャーゴワも同様の成功を目指していると見られる。まずは日本球界での活躍に期待したい。

  • マーリンズが外野手補強 ディッカーソンと契約合意

    2019.12.29 11:40 Sunday

     日本時間12月29日、関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、マーリンズはフリーエージェントの外野手、コリー・ディッカーソンと2年1750万ドルで契約合意に達したようだ。今オフのマーリンズは、外野手の補強が重要課題の1つとなっており、オフシーズン当初から補強ターゲットの1人としてディッカーソンの名前が挙がっていた。

     現在30歳のディッカーソンは左打ちの外野手で、今季はパイレーツとフィリーズで合計78試合に出場して打率.304、12本塁打、59打点、OPS.906をマーク。右肩痛や左足骨折によりシーズンの半分以上を欠場したものの、健康を維持することさえできれば一流の活躍を期待できる好打者である。

     ロッキーズ時代の2014年には規定打席未満ながら打率.312、24本塁打、OPS.931の好成績をマークし、レイズ2年目には自己最多の27本塁打を放ってオールスター・ゲームに選出。パイレーツに移籍した2018年は、規定打席以上のシーズンでは自身初となる打率3割を記録したほか、ゴールドグラブ賞も受賞した。

     マーリンズは外野手の補強を目指し、ディッカーソンのほか、コール・カルフーン(ダイヤモンドバックスと契約)やヤシエル・プイーグとも交渉を行っていたが、そのなかでディッカーソンとの契約を選択。新天地マーリンズでは正左翼手を務めることが有力視されている。

     再建途上のマーリンズだが、今オフはウエーバー経由でレイズからヘスス・アギラー、トレードでオリオールズからジョナサン・ビヤーを獲得して内野のグレードアップに成功。控え捕手としてフランシスコ・セルベリとも契約合意に達しており、マイナー契約で元スター外野手のマット・ケンプも獲得するなど、着々と来季に向けての補強を進めている。ディッカーソンも故障さえなければ、打線の中軸を担う存在として大きな戦力となるに違いない。

  • 山口がブルージェイズと正式契約 総額635万ドルの2年契約

    2019.12.28 13:40 Saturday

     日本時間12月28日、ブルージェイズは山口俊との契約が正式に成立したことを発表した。USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールによると、年俸は各年317万5000ドルで、投球イニング数に応じた出来高によって各年最大140万ドルを得ることができる契約になっているという。また、契約満了を迎える2021年シーズン終了時にフリーエージェントとなることも契約に盛り込まれているようだ。

     横浜ベイスターズ(現・横浜DeNAベイスターズ)で2006年に一軍デビューした山口は、当初先発で起用されていたものの、2008年から本格的にリリーフ転向。2010年に30セーブ、2011年に34セーブを記録するなどクローザーとして活躍したが、その後は成績を落とし、2014年途中に先発再転向となった。2016年に自身初の2ケタ勝利となる11勝をマークし、翌年から読売ジャイアンツへ移籍。2018年に自身初の規定投球回に到達し、今季は自己最多の170イニングを投げていずれもリーグ1位となる15勝、188奪三振、勝率.789をマークする自己ベストのシーズンを過ごした。

     ここ2年の先発投手としての働きを見て、ブルージェイズは山口がメジャーの舞台でも先発投手としてやっていけると考えているようだが、山口のブルージェイズでの役割は不透明である。今オフ、ブルージェイズはブリュワーズとのトレードでチェイス・アンダーソン(2017年に12勝、メジャー6年で53勝の右腕)を獲得したほか、フリーエージェント市場から柳賢振(リュ・ヒョンジン:今季メジャーベストの防御率をマークした左腕)とタナー・ロアーク(2ケタ勝利4度、通算74勝の右腕)を獲得。今季5先発で3勝0敗、防御率1.57の快投を見せたマット・シューメイカーも故障から復帰する予定であり、山口はライアン・ボルッキ、トレント・ソーントン、ショーン・リードフォーリーといった若手投手たちと先発5番手の座を争うことになる。MLB公式サイトは先発とロングリリーフを兼任する「スイングマン」としての起用を有力視しているが、横浜時代のリリーフでの経験を活かし、ブルペンの一角を担う可能性もありそうだ。

  • ブレーブスがアレナード獲得についてロッキーズに問い合わせ

    2019.12.28 12:50 Saturday

     関係者がMLB公式サイトのジョン・ポール・モロシに伝えたところによると、ブレーブスはノーラン・アレナードを獲得するトレードについてロッキーズに問い合わせを行っているようだ。両球団の間で本格的な交渉が行われている様子はないものの、ブレーブスはジョシュ・ドナルドソンとの再契約に失敗した場合の三塁手補強に向けて、準備を開始していると見られる。

     ロッキーズにとって、ブレーブスは理想的なトレード相手と言えるだろう。ロッキーズの弱点であるポジション(投手、捕手、中堅手など)にクリスチャン・パチェ、イアン・アンダーソン、シェイ・ランゲリアーズといった才能豊かな若手有望株を抱えているからだ。ただし、モロシによると、ブレーブスはアレナードの残り7年2億3400万ドルという巨額の契約を引き受けることには慎重な姿勢を示しているという。

     今季1年契約で加入して復活を遂げたドナルドソンがフリーエージェントとなり、ブレーブスは三塁のポジションが空いたままとなっている。ブレーブスはドナルドソンとの再契約を目指しており、ドナルドソンもブレーブスとの再契約を望んでいることが報じられているが、ブレーブスは34歳のドナルドソンに対して4年契約をオファーする意思がなく、他球団への流出が濃厚である。

     ブレーブスは、アレナードのほかにクリス・ブライアント(カブス)の獲得にも乗り出す可能性があるものの、ブライアントは2015年に意図的にメジャーデビューを遅らされたことについて球団側へ抗議し、裁定結果を待つ状況となっている。現時点ではフリーエージェントとまであと2年のブライアントだが、ブライアント側の主張が認められれば来季終了後にフリーエージェントとなることができるため、保有可能期間が変わることでトレード市場での価値も変動する。よって、この裁定結果が出るまで具体的なトレード交渉が行われる可能性は低い。

     トレード成立に向けての障壁が多く、放出の可能性は低いと見られているアレナードだが、ブレーブスは三塁の穴を埋めるためにどのような手を打つのだろうか。

  • カステヤーノス争奪戦 最有力候補はレンジャーズか

    2019.12.28 11:50 Saturday

     MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシは、フリーエージェントの外野手、ニコラス・カステヤーノスをめぐる争奪戦で先頭を走っているのがレンジャーズであると考えているようだ。レンジャーズのほかにも、ジャイアンツ、レッズ、カブスなどがカステヤーノスの獲得に乗り出していると見られている。

     今オフのレンジャーズは、インディアンスからトレードでコリー・クルーバーを獲得し、フリーエージェント市場ではカイル・ギブソンとジョーダン・ライルズの獲得に成功して先発投手陣の補強を完了。しかし、スター三塁手、アンソニー・レンドンの争奪戦では同地区ライバルのエンゼルスに敗れ、打線の強化のために強打者の獲得が急務となっている。

     モロシは、レンジャーズが大金を投じずに先発投手陣の補強を完了したことにより、強打者獲得のための資金を残していると分析。レンドンの獲得には失敗したものの、その資金を活かして打線の中軸を担う強打者の獲得を目指していることを伝えている。

     フリーエージェント市場から有力な投手は姿を消したが、野手ではカステヤーノスのほか、ジョシュ・ドナルドソン、マーセル・オズーナといった強打者が残っている。レンドンの獲得に失敗したあと、レンジャーズはレンドンと同じ三塁手であるドナルドソンの獲得を狙っていることが報じられていたが、34歳の選手に4年契約をオファーする意思はなく、すでに争奪戦からは撤退。現在は外野手市場に目を向けているようだ。

     もしレンジャーズがカステヤーノスの獲得に成功すれば、カステヤーノス、秋信守(チュ・シンス)、ジョーイ・ギャロ、ウィリー・カルフーンの4人を指名打者、左翼、右翼の3ポジションで使い分けることが予想される。また、外野にコンバートされる前に三塁を守っていたカステヤーノスは、一塁を守ることに前向きであることが報じられており、正一塁手として起用することも検討されるかもしれない。

  • レッズが秋山獲得への動きを本格化 入団なら初の日本人選手

    2019.12.27 13:00 Friday

     動きが遅い外野手市場で次に契約を決めるのは、秋山翔吾になるかもしれない。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、レッズは秋山との契約交渉を行っており、近日中にも契約が成立する可能性があるという。レッズはメジャー30球団のうちで唯一、日本人選手がプレイしたことのない球団となっており、秋山が入団すれば球団史上初の日本人メジャーリーガーが誕生する。

     MLB公式サイトは秋山について、「31歳の秋山は、日本プロ野球の埼玉西武ライオンズで長年活躍してきた左打ちの外野手である」と紹介。「2019年シーズンは678打席で打率.303、20本塁打、出塁率.392、長打率.471をマークした」と今季の成績にも触れている。

     レッズは現時点でニック・センゼルが正中堅手に予定されているが、秋山が加入することによりラインナップにいくつかの変更が加えられる可能性がある。センゼルを内野に戻すのであれば、一塁にジョーイ・ボットー、二塁にマイク・ムスターカス、三塁にエウヘニオ・スアレスがいるため、センゼルは遊撃の守備に挑戦することになるだろう(マイナーでは2018年に1試合だけ経験あり)。また、現時点で正遊撃手に予定されているフレディ・ギャルビスはトレード要員となる可能性が高い。

     秋山を中堅に置いてセンゼルを右翼へ移すことも可能であり、その場合はレッズの外野手補強は秋山を獲得して終了ということになるだろう。現在、レッズはニコラス・カステヤーノス、マーセル・オズーナ、ヤシエル・プイーグといったフリーエージェントの外野手に興味を示していることが報じられている。

     また、MLB公式サイトはパドレスも秋山の獲得に乗り出していることを伝えている。しかし、パドレスは今オフすでにトミー・ファム、トレント・グリシャムといった外野手を獲得しており、さらに秋山を獲得するのであれば、ウィル・マイヤーズをトレードで放出する動きが本格化することになりそうだ。

  • 大型補強のWソックス 次なるターゲットはプイーグか

    2019.12.27 11:15 Friday

     MLB公式サイトのマーク・フェインサンドによると、今オフの移籍市場の中心となっているホワイトソックスはフリーエージェントの外野手、ヤシエル・プイーグの獲得に乗り出しているという。ただし、670・ザ・スコアのブルース・レバインは「ホワイトソックスはプイーグと交渉を行っていない」と伝えており、獲得が実現するかどうかは微妙なところだ。

     ホワイトソックスは、今季レギュラーを固定できなかった右翼にレンジャーズとのトレードでノマー・マザーラをすでに獲得している。左翼にはメジャー1年目で31本塁打を放ったイロイ・ヒメネス、中堅には好守のアダム・エンゲルと便利屋のレウリー・ガルシアがおり、外野手の頭数は揃っている状況だ。ただし、マザーラは左腕を苦手とする左打者であり、マザーラと左右のプラトーンを形成する右打者の獲得に動く可能性が取り沙汰されている。プイーグはその候補の1人となっていると見られる。

     しかし、今季レッズとインディアンスで合計149試合に出場して打率.267、24本塁打、84打点、19盗塁、OPS.785をマークしたプイーグは、どの球団でも十分に外野のレギュラーが務まる人材であり、プラトーン要員としての契約を受け入れるとは思えない。契約規模もレギュラークラスのものになる可能性が高く、レバインが「交渉を行っていない」と報じているように、ホワイトソックスがプイーグを獲得する可能性は低いだろう。プイーグに中堅と右翼を兼任させてレギュラー起用するのであれば事情は変わってくるが、プイーグが中堅の守備に就いたのはドジャース時代の2016年が最後である。

     今オフ、すでにマザーラのほか、ヤスマニ・グランダル、ダラス・カイケル、ジオ・ゴンザレス、エドウィン・エンカーナシオンを獲得したホワイトソックスは、主要な補強をほぼ終えたと見られる。今後はプイーグのようなレギュラークラスの選手の獲得に動くのではなく、チームに足りない部分を「補う」ような動きを見せることになるのではないだろうか。

  • 通算54勝の先発左腕・ムーア 1年350万ドルでソフトバンク入団

    2019.12.27 10:40 Friday

     日本時間12月26日、日本プロ野球の福岡ソフトバンクホークスは、メジャー通算54勝の実績を誇るマット・ムーアを獲得したことを発表した。MLBネットワークのジョン・ヘイマンは、ムーアには350万ドルが保証されており、成績次第で最大600万ドルを手にする可能性があることを伝えている。3年連続で日本シリーズを制している最強軍団に、現在30歳の大物助っ人左腕が加わることになった。

     今季のムーアは、新天地タイガースで開幕ローテーションの一角を担い、初登板の日本時間4月1日のブルージェイズ戦で7回2安打無失点の快投を披露するなど、10イニング連続無失点という最高のスタートを切ったものの、右膝痛で戦線離脱。結局そのまま戦列に戻ることはできず、2試合に先発して0勝0敗、防御率0.00、被打率.094、WHIP0.40という成績でシーズンを終えた。

     2007年のドラフトでレイズ(当時デビルレイズ)から8巡目指名を受けてプロ入りし、2011年にメジャーデビューを果たしたムーアは、翌2012年に自身初の規定投球回に到達し、11勝11敗、防御率3.81をマーク。2013年は規定投球回未満だったものの、自己最多の17勝を挙げる活躍を見せた。シーズン途中でジャイアンツに移籍した2016年にも13勝を記録し、9年のキャリアで2ケタ勝利を3度マーク。規定投球回に到達したのはジャイアンツでプレイした2017年が最後となっている。

     メジャー最初の63試合(うち61先発)では防御率3.53を記録したムーアだが、2014年にトミー・ジョン手術を受け、復帰したあとは118試合(90先発)で防御率5.13と成績が大幅に悪化。特に2017年はジャイアンツで6勝15敗、防御率5.52、2018年はレンジャーズで3勝8敗、防御率6.79と大きく成績を落としており、日本球界でどこまで通用するかは未知数だ。今季は過去2年と比べて球速が回復傾向にあり、それが開幕直後の好投につながっていたため、日本でも速球のクオリティが活躍のカギを握ることになりそうだ。

  • 2019年にブレイクを果たした40人 MLB公式サイトが選出

    2019.12.26 16:45 Thursday

     史上最多の本塁打が量産され、ナショナルズが球団史上初のワールドシリーズ制覇を成し遂げた2019年もまもなく終わりを迎えようとしている。期待通りの活躍を披露したプロスペクト(若手有望株)から突如オールスター級の大活躍を見せた中堅選手まで、今季も多くの選手が「ブレイク」を果たした。MLB公式サイトでは今季飛躍を遂げた選手たちをランキング形式で40人ピックアップ。ここではその40人の顔ぶれと今季の成績を紹介する(WARの値はBaseball Referenceのものを使用。★は今季デビューの選手)。

    1位:ピート・アロンゾ(メッツ)★
    161試合 打率.260 53本塁打 120打点 1盗塁
    出塁率.358 長打率.583 OPS.941 WAR5.0
    新人王、本塁打王、オールスター選出、MVP投票7位

    2位:ケテル・マーテイ(ダイヤモンドバックス)
    144試合 打率.329 32本塁打 92打点 10盗塁
    出塁率.389 長打率.592 OPS.981 WAR6.9
    オールスター選出、MVP投票4位

    3位:マーカス・セミエン(アスレチックス)
    162試合 打率.285 33本塁打 92打点 10盗塁
    出塁率.369 長打率.522 OPS.892 WAR8.1
    MVP投票3位

    4位:ラファエル・デバース(レッドソックス)
    156試合 打率.311 32本塁打 115打点 8盗塁
    出塁率.361 長打率.555 OPS.916 WAR5.3
    MVP投票12位

    5位:ヨルダン・アルバレス(アストロズ)★
    87試合 打率.313 27本塁打 78打点 0盗塁
    出塁率.412 長打率.655 OPS1.067 WAR3.7
    新人王

    6位:ジェフ・マクニール(メッツ)
    133試合 打率.318 23本塁打 75打点 5盗塁
    出塁率.384 長打率.531 OPS.916 WAR5.0
    オールスター選出

    7位:ジョシュ・ベル(パイレーツ)
    143試合 打率.277 37本塁打 116打点 0盗塁
    出塁率.367 長打率.569 OPS.936 WAR2.9
    オールスター選出

    8位:フェルナンド・タティスJr.(パドレス)★
    84試合 打率.317 22本塁打 53打点 16盗塁
    出塁率.379 長打率.590 OPS.969 WAR4.2
    新人王投票3位

    9位:ジャック・フラハティ(カージナルス)
    33試合 11勝8敗0セーブ 防御率2.75
    196.1回 231奪三振 55与四球 WAR6.0
    サイ・ヤング賞投票4位、MVP投票13位

    10位:ホルヘ・ソレアー(ロイヤルズ)
    162試合 打率.265 48本塁打 117打点 3盗塁
    出塁率.354 長打率.569 OPS.922 WAR3.7
    本塁打王、MVP投票21位

    11位:アリスティデス・アキーノ(レッズ)
    56試合 打率.259 19本塁打 47打点 7盗塁
    出塁率.316 長打率.576 OPS.891 WAR1.4

    12位:ロベルト・ペレス(インディアンス)
    119試合 打率.239 24本塁打 63打点 0盗塁
    出塁率.321 長打率.452 OPS.774 WAR3.9
    ゴールドグラブ賞

    13位:マイク・ソローカ(ブレーブス)
    29試合 13勝4敗0セーブ 防御率2.68
    174.2回 142奪三振 41与四球 WAR5.6
    オールスター選出、新人王投票2位、サイ・ヤング賞投票6位

    14位:ティム・アンダーソン(ホワイトソックス)
    123試合 打率.335 18本塁打 56打点 17盗塁
    出塁率.357 長打率.508 OPS.865 WAR4.0
    首位打者

    15位:シェーン・ビーバー(インディアンス)
    34試合 15勝8敗0セーブ 防御率3.28
    214.1回 259奪三振 40与四球 WAR4.9
    オールスター選出、オールスターMVP、サイ・ヤング賞投票4位

    16位:クリス・パダック(パドレス)★
    26試合 9勝7敗0セーブ 防御率3.33
    140.2回 153奪三振 31与四球 WAR2.6

    17位:マックス・ケプラー(ツインズ)
    134試合 打率.252 36本塁打 90打点 1盗塁
    出塁率.336 長打率.519 OPS.855 WAR4.0
    MVP投票20位

    18位:ブライアン・レイノルズ(パイレーツ)★
    134試合 打率.314 16本塁打 68打点 3盗塁
    出塁率.377 長打率.503 OPS.880 WAR3.9
    新人王投票4位

    19位:ジオ・ウルシェラ(ヤンキース)
    132試合 打率.314 21本塁打 74打点 1盗塁
    出塁率.355 長打率.534 OPS.889 WAR3.4

    20位:ホルヘ・ポランコ(ツインズ)
    153試合 打率.295 22本塁打 79打点 4盗塁
    出塁率.356 長打率.485 OPS.841 WAR5.7
    オールスター選出、MVP投票13位

    21位:オースティン・メドウズ(レイズ)
    138試合 打率.291 33本塁打 89打点 12盗塁
    出塁率.364 長打率.558 OPS.922 WAR3.8
    オールスター選出、MVP投票14位

    22位:ルイス・アラエス(ツインズ)★
    92試合 打率.334 4本塁打 28打点 2盗塁
    出塁率.399 長打率.439 OPS.838 WAR1.8
    新人王投票6位

    23位:リアム・ヘンドリックス(アスレチックス)
    75試合 4勝4敗25セーブ 防御率1.80
    85.0回 124奪三振 21与四球 WAR3.5

    24位:ルーカス・ジオリト(ホワイトソックス)
    29試合 14勝9敗0セーブ 防御率3.41
    176.2回 228奪三振 57与四球 WAR5.6
    オールスター選出、サイ・ヤング賞投票6位

    25位:ミッチ・ガーバー(ツインズ)
    93試合 打率.273 31本塁打 67打点 0盗塁
    出塁率.365 長打率.630 OPS.995 WAR4.0
    シルバースラッガー賞

    26位:エドゥアルド・ロドリゲス(レッドソックス)
    34試合 19勝6敗0セーブ 防御率3.81
    203.1回 213奪三振 75与四球 WAR6.0
    サイ・ヤング賞投票6位

    27位:ヨアン・モンカダ(ホワイトソックス)
    132試合 打率.315 25本塁打 79打点 10盗塁
    出塁率.367 長打率.548 OPS.915 WAR4.6
    MVP投票21位

    28位:ジョン・ミーンズ(オリオールズ)
    31試合 12勝11敗0セーブ 防御率3.60
    155.0回 121奪三振 38与四球 WAR4.6
    オールスター選出、新人王投票2位

    29位:ブランドン・ロウ(レイズ)
    82試合 打率.270 17本塁打 51打点 5盗塁
    出塁率.336 長打率.514 OPS.850 WAR2.9
    オールスター選出、新人王投票3位

    30位:ラモン・ラウレアーノ(アスレチックス)
    123試合 打率.288 24本塁打 67打点 13盗塁
    出塁率.340 長打率.521 OPS.860 WAR3.8

    31位:イロイ・ヒメネス(ホワイトソックス)★
    122試合 打率.267 31本塁打 79打点 0盗塁
    出塁率.315 長打率.513 OPS.828 WAR1.4
    新人王投票4位

    32位:クリスチャン・バスケス(レッドソックス)
    138試合 打率.276 23本塁打 72打点 4盗塁
    出塁率.320 長打率.477 OPS.798 WAR2.2

    33位:ハンター・ドージャー(ロイヤルズ)
    139試合 打率.279 26本塁打 84打点 2盗塁
    出塁率.348 長打率.522 OPS.870 WAR2.1

    34位:トミー・エドマン(カージナルス)★
    92試合 打率.304 11本塁打 36打点 15盗塁
    出塁率.350 長打率.500 OPS.850 WAR3.8

    35位:トミー・ラステラ(エンゼルス)
    80試合 打率.295 16本塁打 44打点 0盗塁
    出塁率.346 長打率.486 OPS.832 WAR1.5
    オールスター選出

    36位:J.D.デービス(メッツ)
    140試合 打率.307 22本塁打 57打点 3盗塁
    出塁率.369 長打率.527 OPS.895 WAR1.0

    37位:ダコタ・ハドソン(カージナルス)
    33試合 16勝7敗1セーブ 防御率3.35
    174.2回 136奪三振 86与四球 WAR2.0
    新人王投票5位

    38位:カービー・イエーツ(パドレス)
    60試合 0勝5敗41セーブ 防御率1.19
    60.2回 101奪三振 13与四球 WAR2.8
    セーブ王、オールスター選出、サイ・ヤング賞投票9位

    39位:クリスチャン・ウォーカー(ダイヤモンドバックス)
    152試合 打率.259 29本塁打 73打点 8盗塁
    出塁率.348 長打率.476 OPS.825 WAR2.8

    40位:ニック・アンダーソン(レイズ)★
    68試合 5勝4敗1セーブ 防御率3.32
    65.0回 110奪三振 18与四球 WAR1.4

  • MLB公式サイトが「トレードの噂がある選手」の選抜チームを選出

    2019.12.26 13:40 Thursday

     今オフはムーキー・ベッツ(レッドソックス)、フランシスコ・リンドーア(インディアンス)、クリス・ブライアント(カブス)など、スター選手にトレードの噂が相次いでいる。コリー・クルーバー(インディアンス→レンジャーズ)のように、すでにトレードされたスター選手もいるが、MLB公式サイトでは「トレードの噂がある選手」のなかから各ポジション1名による選抜チームを選出。選出された11名のなかから実際にトレードされる選手は現れるのだろうか。選抜チームの顔ぶれは以下の通り。

    捕手:ウィルソン・コントレラス(カブス)
    27歳 予想年俸450万ドル FAまであと3年
    105試合 打率.272 24本塁打 64打点 OPS.888

    一塁:ドミニク・スミス(メッツ)
    24歳 年俸調停期間前 FAまであと5年
    89試合 打率.282 11本塁打 25打点 OPS.881

    二塁:ウィット・メリフィールド(ロイヤルズ)
    30歳 年俸500万ドル(2022年まで4年契約、2023年オプション)
    162試合 打率.302 16本塁打 74打点 OPS.811

    三塁:ノーラン・アレナード(ロッキーズ)
    28歳 年俸3500万ドル(2026年まで8年契約、2021年終了後オプトアウト可)
    155試合 打率.315 41本塁打 118打点 OPS.962

    遊撃:フランシスコ・リンドーア(インディアンス)
    26歳 予想年俸1670万ドル FAまであと2年
    143試合 打率.284 32本塁打 74打点 OPS.854

    外野:ムーキー・ベッツ(レッドソックス)
    27歳 予想年俸2770万ドル FAまであと1年
    150試合 打率.295 29本塁打 80打点 OPS.915

    外野:スターリング・マーテイ(パイレーツ)
    31歳 年俸1150万ドル(2020年まで7年契約、2021年オプション)
    132試合 打率.295 23本塁打 82打点 OPS.845

    外野:トレイ・マンシーニ(オリオールズ)
    27歳 予想年俸570万ドル FAまであと3年
    154試合 打率.291 35本塁打 97打点 OPS.899

    DH:クリス・デービス(アスレチックス)
    32歳 年俸1675万ドル(2021年まで2年契約)
    133試合 打率.220 23本塁打 73打点 OPS.679

    先発:ロビー・レイ(ダイヤモンドバックス)
    28歳 予想年俸1080万ドル FAまであと1年
    33試合 12勝8敗0セーブ 防御率4.34 235奪三振

    救援:ケン・ジャイルズ(ブルージェイズ)
    29歳 予想年俸840万ドル FAまであと1年
    53試合 2勝3敗23セーブ 防御率1.87 83奪三振

  • 2018年MVPのRソックス・ベッツ トレードの行方はどうなる

    2019.12.26 12:55 Thursday

     オフシーズン当初、トレード候補の筆頭に挙げられていたムーキー・ベッツ(レッドソックス)が移籍する可能性は日増しに低下している。莫大な対価が必要であること、年俸が高額であること、契約延長に応じる可能性が低いことなどがその理由だ。年俸総額削減が急務となっているレッドソックスでは、現在ベッツよりもデービッド・プライスやジャッキー・ブラッドリーJr.のほうがトレード放出の可能性が高いと見られているが、ベッツはこのままレッドソックスの一員として来季の開幕を迎えることになるのだろうか。

     レッドソックスは来季の年俸総額をぜいたく税の対象ラインとなる2億800万ドル以内に抑える方針であり、年俸調停期間のラストイヤーとなる来季の年俸が2770万ドル前後と予想されているベッツは放出候補の1人となっている。しかし、そもそも年俸2770万ドルの選手を引き取ることができるチームの数は限られており、しかもベッツは1年後にフリーエージェント市場へ出て自身の価値を試したいとの意向を明言しているため、契約延長に応じる可能性も極めて低い。つまり、1年間だけベッツを保有することと引き換えに有望株を放出し、さらに高額の年俸を負担する必要があるというわけだ。このようなトレードに応じるチームが現れないのは当然のことと言える。

     ベッツのトレードが成立するとすれば、今オフの大型補強を目指していたチームがことごとく補強に失敗し、スプリング・トレーニング付近で「最後の手段」としてベッツ獲得を希望した場合のみに限られるだろう。現時点ではドジャースがリリーフ右腕のブレイク・トライネンを獲得した以外に目立った補強を行っておらず、豊富な選手層を活かしてベッツ獲得に乗り出す可能性はある。ただし、ドジャースの「本命」はフランシスコ・リンドーア(インディアンス)であると見られており、リンドーアを獲得する大型トレードが成立すれば、その時点でベッツ獲得に動く可能性は消滅するだろう。

     これらのあらゆる事情を考慮すれば、ベッツはフリーエージェント前のラストイヤーもレッドソックスの一員として開幕を迎える可能性が極めて高いと言えそうだ。

  • 大型補強のWソックス カステヤーノス獲得の可能性は消滅か

    2019.12.26 12:15 Thursday

     日本時間12月26日、ホワイトソックスは8年連続30本塁打の長距離砲、エドウィン・エンカーナシオンとの契約合意に達した。これにより指名打者の枠が埋まり、外野の両翼にもイロイ・ヒメネスとノマー・マザーラという若きスラッガーがいるため、獲得に乗り出していることが報じられていたニコラス・カステヤーノスの争奪戦からは撤退することが濃厚となった。カステヤーノスについては、再契約を目指すカブスのほか、ジャイアンツ、レッズなどが興味を示していることが報じられている。

     現在27歳のカステヤーノスは、今季タイガースとカブスで合計151試合に出場して打率.289、58二塁打、27本塁打、73打点、OPS.863をマーク。特にカブス移籍後の51試合で打率.321、16本塁打、OPS1.002という素晴らしい活躍を見せ、一気に評価を上げた。しかし、年末を迎えてもまだ契約先は決まっておらず、代理人を務めるスコット・ボラスは先日、自身のクライアントであるダラス・カイケル(ホワイトソックスと契約)や柳賢振(リュ・ヒョンジン:ブルージェイズと契約)に比べると、カステヤーノスはまだ市場が明確に形成されていないことを明らかにしていた。

     MLB公式サイトでホワイトソックスの番記者を務めるスコット・マーキンは、ホワイトソックスが今オフの補強をほぼ完了し、今後補強に動く可能性があるとすれば「リリーフ投手」と「左打ちのマザーラとプラトーンを形成する右打ちの外野手」であることを伝えている。よって、カステヤーノスやマーセル・オズーナといった大物外野手の獲得に動く可能性は低く、安価で獲得できる右打ちの外野手が補強ターゲットとなるだろう。

     有望株のニック・マドリガルが昇格するまで二塁のレギュラーが不在というチーム事情もあり、マーキンはナショナルズからフリーエージェントとなったリリーフ右腕のダニエル・ハドソンと、自軍からフリーエージェントとなったゴールドグラブ賞二塁手のヨルマー・サンチェスの名前を補強ターゲットとして挙げている。

  • ジャイアンツ サマージャとクエイトの両右腕をキープして来季へ

    2019.12.26 11:45 Thursday

     2010年代のチームの象徴の1人だったマディソン・バムガーナーがフリーエージェントとなって同地区ライバルのダイヤモンドバックスへ流出したジャイアンツだが、先発ローテーションに残るベテラン2人を今オフ中にトレードで放出する意思はないようだ。サンフランシスコ・クロニクルのヘンリー・シュールマンは、ジャイアンツが34歳のジェフ・サマージャと33歳のジョニー・クエイトをチームに残したまま来季の開幕を迎える方針であることを伝えている。

     2010年、2012年、2014年と3度にわたってワールドシリーズを制したチームがピークを過ぎ、過渡期を迎えているジャイアンツは、同地区ライバルのドジャースが戦力を充実させ、ダイヤモンドバックスとパドレスも補強を進めるなか、難しい舵取りを迫られている。峠を過ぎたベテランが高額の契約を残しており、思うように身動きが取れない状況ではあるが、チーム内にはサマージャとクエイトに代わって先発ローテーションを担うような存在も見当たらず、両ベテラン右腕をキープするのは賢明な判断と言える。

     サマージャは、今季32試合に先発して181回1/3を投げ、11勝12敗、防御率3.52、140奪三振をマーク。5年9000万ドルの大型契約が来季で終了するため、来年7月のトレード市場で放出候補となる可能性が高い。一方のクエイトは、今年9月にトミー・ジョン手術からの戦列復帰を果たし、4先発で防御率5.06を記録。6年1億3000万ドルの大型契約があと2年残っており、ジャイアンツとしては放出を急ぐ必要はない。規定投球回に到達したのは2016年が最後であり、まずは健康に投げられることを証明する必要があるだろう。

     なお、今オフのジャイアンツは戦力アップになるような補強をほとんど行っておらず、フリーエージェントでケビン・ゴースマン、トレードでエンゼルスからザック・コザートを獲得したのが目立つ程度。次なる黄金期を迎えるまでの間、しばらくは我慢のシーズンが続きそうだ。

  • Wソックスがエンカーナシオンと契約合意 1年1200万ドルとの報道

    2019.12.26 11:10 Thursday

     打線の強化を目指していたホワイトソックスが、補強ターゲットとしていた通算414本塁打のスラッガーの獲得に成功した。日本時間12月26日、ドミニカ共和国のリポーターであるヤンセン・プホルスが報じたところによると、ホワイトソックスはフリーエージェントのスラッガー、エドウィン・エンカーナシオンと1年1200万ドルで契約合意。ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマンは、2021年の契約が年俸1200万ドルの球団オプションとなっていることを伝えている。

     主砲のホゼ・アブレイユにクオリファイング・オファーを提示して受諾後に契約を延長し、トレード市場でノマー・マザーラ、フリーエージェント市場でヤスマニ・グランダルを獲得するなど、打線の強化を続けてきたホワイトソックスがついにその補強を完結させた。現在36歳のエンカーナシオンは、今季マリナーズとヤンキースで合計109試合に出場して打率.244、34本塁打、86打点、OPS.875をマーク。シーズン30本塁打以上は8年連続となり、これは現在メジャー唯一の記録となっている。

     エンカーナシオンはフルタイムの指名打者として起用される見込みであり、捕手にグランダル、一塁にアブレイユ、三塁に今季OPS.915のヨアン・モンカダ、遊撃に今季首位打者のティム・アンダーソン、左翼に今季31本塁打のイロイ・ヒメネス、右翼にマザーラが入る強力打線が完成。二塁と中堅はレギュラー不在だが、有望株のニック・マドリガルとルイス・ロベルトが控えており、彼らが昇格してメジャーに適応すれば、上位から下位まで穴のないオールスター級の強力ラインナップとなる。

     今オフ、ホワイトソックスは先発ローテーションにもダラス・カイケルとジオ・ゴンザレスの両左腕を加えており、ツインズやインディアンスが戦力ダウンを強いられるなか、来季のアメリカン・リーグ中部地区の優勝候補に挙げる声もある。若手有望株が着実に成長を遂げるなかで勝負に出たホワイトソックスが、来季のメジャーリーグを盛り上げてくれるかもしれない。

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