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  • マーリンズ ブリンソン&クーパーが開幕ロースター入りへ

    2018.3.26 12:00 Monday

     オープン戦の全日程を終了する直前、有望株外野手のルイス・ブリンソン(マーリンズ)は監督室に呼ばれ、ドン・マティングリー監督から開幕ロースター入りを伝えられた。また、昨年11月にヤンキースから加入したギャレット・クーパーも自身初の開幕ロースター入りが決定した。

     クリスチャン・イェリッチの交換要員の目玉として今年1月にブリュワーズからマーリンズへ加入した有望株がオープン戦で結果を残し、開幕ロースター入りを決めた。ブリンソンはマティングリーに「おめでとう」と祝福されたあと、「でも、ここで立ち止まっちゃいけないよ。我々は勝とうとしているんだ。できる限り多くの試合に勝つつもりだよ」と伝えられたという。主力選手を多数放出し、チーム再建に舵を切ったなかでも勝利を目指すマーリンズにおいて、ブリンソンが正中堅手を務めることがほぼ確実となった。

     ブリンソンは昨年6月にブリュワーズでメジャーデビュー。21試合で打率.106、2本塁打、OPS.513という不本意な成績に終わったが、AAA級では打率.331、13本塁打、OPS.962の好成績をマークした。オープン戦では打率.328、2本塁打、OPS.951をマークしており、才能を本格的に開花させる準備は整った。まだ新人王の資格を残しており、オープン戦と同様の活躍をレギュラーシーズンでも維持できるようなら、新人王の有力候補となるだろう。

     一方のクーパーも昨年7月にヤンキースでメジャーデビュー。13試合に出場して打率.326、OPS.822と結果を残したが、ヤンキースの分厚い選手層に阻まれ、メジャー定着には至らなかった。オープン戦では打率.296、3本塁打、OPS.821をマークして開幕ロースター入りの切符をゲット。正一塁手のジャスティン・ボーアが左投手をあまり得意にしていないため、右打ちのクーパーは相手先発が左投手のときを中心に出場機会を得ることになるだろう。

     「キャンプは競争だ。2人とも競争を勝ち抜いて、ロースターの枠を手に入れたんだよ」とマティングリーが語る両選手の活躍に期待したい。


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  • 開幕第2戦に先発予定のウェインライトが故障者リスト入りへ

    2018.3.26 11:30 Monday

     前日にハムストリングを痛めて故障者リスト入りが決定したルーク・グレガーソンに続き、カージナルスはまたしてもベテラン右腕をハムストリング痛で欠くことになった。日本時間3月26日、開幕第2戦に先発予定だったアダム・ウェインライトが開幕を故障者リストで迎えることが決定した。

     開幕第2戦と本拠地開幕戦での先発が決定していたベテラン右腕をアクシデントが襲った。前日のグレガーソンと同様に練習中にハムストリングを痛め、故障者リスト入りが決定。マイク・マシーニー監督はウェインライトの症状について、グレガーソンより程度が軽いことを明らかにしているものの、両投手とも現時点では戦列復帰時期は不透明な状況となっている。

     昨季は12勝5敗ながら防御率5.11と不本意なシーズンを過ごし、契約最終年となる今季の再起にかけていたウェインライト。オープン戦では3先発で防御率0.84と順調な仕上がりをアピールし、先発2番手の座を手中に収めていただけに、今回の離脱は本人にとっても、そしてチームにとっても大きな痛手となる。

     ウェインライトの離脱に伴い、カージナルスは開幕第3戦以降の先発予定を1つずつ繰り上げ、開幕投手のカルロス・マルティネスのあとは第2戦でマイケル・ワカ、第3戦でルーク・ウィーバー、第4戦でマイルズ・マイコラスが先発。ウェインライトの離脱中は代役としてジャック・フラハティが先発ローテーション入りすることになった。

     22歳のフラハティはオープン戦で4試合に先発して13イニングを投げ、20奪三振、WHIP1.08と上々のピッチングを見せていたが、先発ローテーションに空きがないこともあり、1週間前にAAA級降格が決定していた。その際にマシーニーは「先発陣にアクシデントがあれば、真っ先に昇格してくるのはフラハティだ」と語っていたが、マシーニーもフラハティもメジャー昇格がこれほど早く実現するとは想像すらしていなかったに違いない。

     通算146勝のベテラン右腕の離脱は小さくないダメージだが、フラハティにとっては大きなチャンス。フラハティにはウェインライトの穴を埋めて余りあるような活躍を期待したい。


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  • オープン戦7本塁打の2年目・ハップがリードオフマン定着へ

    2018.3.26 11:00 Monday

     カブス打線における懸案事項だったリードオフマンの座を2年目の若き強打者イアン・ハップが手中に収めた。23歳のスイッチヒッターはオープン戦で主に「1番・センター」を務め、打率.333、7本塁打、OPS1.293の好成績をマークしてジョー・マドン監督の信頼を勝ち取った。

     マドンは「彼がリードオフマンを務めたいと思っていることはスプリング・トレーニングの最初からわかっていたよ。彼は目的を持ってキャンプにやってきた。身体のコンディションも良さそうだったし、より良い外野手になりつつある。あらゆることを適切にこなしてくれたと思っているよ」と今春のハップの取り組みを絶賛。マーリンズと対戦する開幕戦でハップをリードオフマンとして起用することに何の迷いもなかったようだ。

     昨年5月にメジャーデビューを果たしたハップは、115試合に出場して打率.253、24本塁打、68打点、OPS.842をマーク。センターと二塁を中心に内外野の5ポジションをこなし、打順は5番を任されることが多かった。1番打者としても8試合にスタメン出場したが、昨季のカブスは51試合のジョン・ジェイ、40試合のベン・ゾブリスト、36試合のカイル・シュワーバーを中心に、10選手をリードオフマンに起用。シュワーバーの不振によりリードオフマンを固定することができなかった。今季のシュワーバーは昨季30本塁打の長打力を生かして主に5番打者を務める予定であり、リードオフマンが空席に。その座をハップが見事に射止めたというわけだ。

     マドンは「彼にはリードオフマンの適性がある。ストライクゾーンをしっかりコントロールできる打者だから、それを変えてほしくないね」とハップの活躍に期待を寄せる。ただし、ハップが全試合でリードオフマンを務めるわけではなく、基本的には左投手に強いアルバート・アルモーラJr.との併用になる可能性が高い。また、昨季同様にゾブリストがリードオフマンを務めるケースもありそうだ。


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  • フィリーズが有望株・キンガリーと異例の早期6年契約

    2018.3.26 10:30 Monday

     日本時間3月26日、フィリーズは有望株二塁手のスコット・キンガリーと6年契約を結んだことを発表した。メジャーデビュー前の選手が複数年契約を締結するのは、ドラフト制度導入後ではジョン・シングルトン(アストロズ)に次いで史上2人目のことである。

     有望株の才能への大きな期待と信頼が感じられる長期契約が実現した。フィリーズは23歳のキンガリーと6年2400万ドルの長期契約を締結。これにより今季から2023年までの年俸が確定しただけでなく、2024年からの3年間は球団オプションとなっている。キンガリーが期待通りの活躍を見せ、3年分の球団オプションが全て行使された場合、今回の契約は9年6500万ドルという極めて異例の長期契約となる。

     オープン戦で打率.392、4本塁打、OPS1.141という大活躍を見せたキンガリーは、今季の開幕ロースター入りが決定した。多くの球団は有望株の保有可能期間を1年延ばすために、メジャー昇格を少なくとも2週間ほど先延ばしにすることを選択するが、今回の長期契約によりフィリーズは保有可能期間を気にする必要がなくなった。ゲーブ・キャプラー監督は開幕からキンガリーを戦力の一人としてフル活用できることになったのだ。

     キャプラーはキンガリーが開幕スタメンに名を連ねる可能性を否定した一方で、二塁、三塁、遊撃、レフト、センター、ライトの6ポジションを守れるユーティリティ・プレイヤーとしてフルに活用していくことを明言。一塁手としての起用も示唆している。昨季AA級とAAA級の2階級合計で打率.304、26本塁打、29盗塁、OPS.889の好成績をマークした才能をフレキシブルに活用していく方針だ。

     今季から6年間の年俸は75万ドル、125万ドル、150万ドル、400万ドル、600万ドル、800万ドルと推移していく。3年間の球団オプションも年俸自体は1300万ドル、1400万ドル、1500万ドルとそれほど高額なものにはなっておらず、球界有数のバーゲン契約となる可能性を秘めている。フィリーズが惚れ込んだ才能はホンモノなのか。キンガリーの今後が非常に楽しみだ。


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  • エンゼルスのキャンプ終了 大谷は紅白戦に出場し2失点

    2018.3.25 17:00 Sunday

     開幕まで残り数日となり、注目の1つとしてはエンゼルスの大谷翔平がどのような形で試合に出場できるかどうかがある。オープン戦と練習試合を含め二刀流として試合に出場し経験を積んでいる。日本時間3月25日に行われたチームの紅白戦に投手として出場し好投した。

     オープン戦では投手として2試合に出場して0勝1敗 防御率27.00、打者としては10試合に出場して打率.107 1打点と数字こそ良くないが、投手では158キロを計測したり、打者ではメジャーの投球に慣れようとしている。既に周囲からは「マイナーでスタートすべき」との声も挙がっている中でも必死だ。。今回の紅白戦では打者21人に対して85球を投げて2安打 5奪三振 2失点だった。これまでの実践登板では制球に苦しむ場面が多く見られ、この試合でも6四死球と苦い結果となったものの、大谷本人は手ごたえを感じているようだ。

     大谷は試合を振り返り「今回はスプリットを中心に投げようと思っていたので序盤から多めに投げることができてよかった」とコメント。また、マイク・ソーシア監督も「素晴らしい投球だった」と納得の表情。この日でエンゼルスのキャンプが終了し、チームはロサンゼルスに移動した。大谷は「開幕のために準備できることはすべてやった」と納得の表情でチームの本拠地に戻っていった。

     キャンプ最終日で投手として収穫を得た大谷。残るは打者としての最終調整で日本時間3月26日から始まるドジャースとの練習試合3連戦の中で指名打者として出場することになった。既にメジャーで開幕という現地報道もある中で大谷はどのような形で開幕を迎えるのだろうか。


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  • ヤンキースに心配な事態 バードが右足の痛みで試合欠場

    2018.3.25 16:00 Sunday

     野球選手にとって最も怖いのが故障だ。程度によって短期で復帰できることもあれば逆にシーズンを棒に振る可能性もある。選手はできる限り故障は避けたいところだ。そんな中、ヤンキースのグレッグ・バードが右足の痛みを訴えたという。

     現在25歳のバードは昨年から正一塁手としてチームからの期待が大きかったが、オープン戦で自打球を当ててから5月になって故障者リスト入りすると手術も経て復帰したのは8月下旬だった。その影響もあってか出場は48試合にとどまり打率.190 9本塁打 28打点と不本意なシーズンとなった。

     今季は改めて正一塁手として臨むシーズンでアーロン・ジャッジやジャンカルロ・スタントンらと共に強力打線形成を期待される。ここまでオープン戦では18試合に出場して打率.154 1本塁打 4打点と結果を残せていない状態にある中、開幕目前にして痛い故障となった。ちなみに右足は昨年の長期離脱の原因なった箇所で今回も同じところを痛めてしまった。

     バードは当初、日本時間3月25日の試合に出場予定だったがこれを回避。MRIとCTスキャンを受けた結果、炎症が見つかったという。バートの故障に対してブライアン・キャッシュマンGMは「とても心配している」と彼の状態を気にしている状態だ。これからは専門の医師による検査があり、日本時間3月27日に診てもらう予定となっている。その検査結果によっては代わりの選手で開幕に臨まなければならない。現在の選択肢としては二塁を守るニール・ウォーカーとタイラー・ウェイド、タイラー・オースティンらに任せるか、先日、戦力外となったアダム・リンドと再契約するかがある。

     バード本人は前日の試合から痛みを感じ始めたようで出場予定だった試合前の練習中に痛みが増したために欠場となったという。昨年と同じ箇所を痛めたこともあり今後の検査結果が心配になるが1日でも早い復帰を願うのみだ。


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  • Rソックスが捕手・バスケスと3年間の契約延長を発表

    2018.3.25 15:00 Sunday

     開幕まであと5日、選手にとってはシーズンに向けて最終調整の時期だ。シーズンが終われば毎年のようにFAとなる選手がいるが、その前に契約を延長するとチームや選手本人としても安心だろう。そんな中、レッドソックスはクリスチャン・バスケスとの契約を3年延長すると発表した。

     現在27歳のバスケスは正捕手のサンディ・レオンとともに併用され昨年は99試合に出場し打率.290 5本塁打 32打点の成績を残した。これまでのメジャー生活で打率2割台前半と打撃面に苦しんでいたが、成長をみせてブレイクのきっかけとなるシーズンとなった。これまでは故障もあったが、昨年は1度も故障者リスト入りすることなくメジャーに帯同できたことも飛躍につながった要因だろう。

     今回は3年1355万ドルで契約延長することになる。また、4年目は700万ドルの球団オプションとなる。アレックス・コーラ監督はバスケスについて「彼がプエルトリコにいるときから知っているし、彼は良い打者だよ」とコメント。同じプエルトリコ出身者として彼の能力を買っている。今季の起用法については昨年同様にレオンと併用される見込みで昨年のような打撃面で好調さをみせればさらなる飛躍を望むことができる。

     まだ27歳のバスケスは今季、メジャー4年目を迎える。正捕手への道は険しいものの、まずは1試合でも多くの試合に出場し実践経験を積むことがカギとなる。今回の契約延長もチームからの期待の表れだろう。バスケスはこれからが本当の伸び盛りだ。


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  • オープン戦最終登板の田中が6回途中1失点と好投

    2018.3.24 15:00 Saturday

     シーズン開幕まで残り6日となり選手達は最終調整の段階となる。先発投手にとってはオープン戦最後の登板となる。ヤンキースの田中将大は日本時間3月24日に行われたレッドソックスとのオープン戦で好投をみせてよい状態で開幕を迎えることができそうだ。

     田中はこの試合前までに3試合に登板して0勝2敗 防御率11.25と結果を残せておらず開幕投手はルイス・セベリーノに譲る形となった。それでもアーロン・ブーン監督は「大事な場面は田中に任せたい」とコメントするなど信頼が厚く、開幕2戦目で先発することになっている。そして迎えた今回のレッドソックス戦では5回2/3を投げて1失点だった。

     レッドソックスは同地区ということもあり対戦機会も多くなる相手。田中は2回まで三者凡退に抑える上々の立ち上がりをみせる。3回は先頭打者のイバン・デススJr.に本塁打を浴びて1点を失い、その後も安打で走者を背負うが後続を抑えてこの回を乗り切った。4、5回も無失点で抑えて迎えた6回はレッドソックス打線の中心、アンドリュー・ベニンテンディとラファエル・デバースに連続安打を浴びて1死一・二塁となるが次打者のサンディ・レオンを打ち取ったところで降板した。試合はヤンキース打線が不調でわずか5安打しか打つことでできず0対5と完封負けを喫した。

     記録上は敗戦投手となり今季オープン戦では0勝3敗 防御率7.24なるも田中本人も穏やかな表情で試合を振り返っていた。これで最終調整を終えた田中は日本時間3月31日のブルージェイズ戦に向けて準備を進めていく。昨年は開幕投手を務めるも大炎上となったが、今年は白星でシーズンをスタートしたい。


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  • ジャイアンツに衝撃 バムガーナーが骨折で開幕出遅れ

    2018.3.24 14:00 Saturday

     2018年シーズン開幕まで1週間を切り、投手にとってはオープン戦最後の登板を迎える選手もいる。その中で1番注意したいのが故障であり、その程度によっては今季の成績を左右することもある。そんな中、ジャイアンツのマディソン・バムガーナーが左中指を骨折したという。

     日本時間3月24日に行われたロイヤルズとのオープン戦に登板したバムガーナー。既に5年連続5度目の開幕投手に決定しており、今回の登板がシーズンに向けての最後の調整となるはずだった。初回の投球は二者連続三振を含む三者凡退、2回には本塁打で1点を失い、2死二・三塁とピンチになるも崩れることなく最小失点で切り抜けた。

     たとえピンチを迎えても動じないエースの投球にシーズンへの期待も高まる。しかし、3回の投球時にアクシデントが起こる。この回のロイヤルズの先頭打者はウィット・メリーフィールドで前の打席は空振り三振に抑えられていた。対するバムガーナーはその初球、外角へ直球を投じるがメリーフィールドが打ち返したボールがバムガーナーを直撃。打球を拾おうとしたが投げることができずに内野安打となった。

     その後、負傷退場となったバムガーナーは検査の結果、左手の中指骨折が判明し、4週間から6週間の離脱が決まった。昨年はシーズン中にバイク事故の影響で離脱したこともあり2年連続の負傷。エースを開幕から欠くことはチームにとって大打撃であり、それに加えて彼と同じく先発陣の一角を担うはずだったジェフ・サマージャの出遅れも決まっていることから開幕から前途多難なシーズンとなる。

     ブルース・ボウチー監督も「彼らが戻ってくるまでベストゲームをしなければならない」とチームに起こった事態を受け入れて開幕に臨むことになる。エースを欠いたジャイアンツ。果たして今季の運命はいかに。


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  • バンディ、セール、オドリッジが開幕投手に決定

    2018.3.23 17:30 Friday

     レギュラーシーズン開幕を1週間後に控え、ディラン・バンディ(オリオールズ)、クリス・セール(レッドソックス)、ジェイク・オドリッジ(ツインズ)の3投手が今季の開幕投手に決定した。これにより開幕投手が正式にアナウンスされていないのは残り6球団となった。

     オリオールズは昨季13勝をマークした25歳のバンディを開幕投手に指名した。バンディは他の先発投手と一緒に監督室に呼ばれ、バック・ショウォルター監督から開幕投手に指名されたという。「光栄だし恐縮だよ。とてもワクワクしている。感情をしっかりコントロールして自分のピッチングができるようにしたいね」とバンディは初の大役への意気込みを口にした。

     レッドソックスはセール、デービッド・プライス、リック・ポーセロの三本柱を開幕第1~3戦に投入することを発表。セールは自身4度目、レッドソックス移籍後では初の開幕投手を務めることになった。先発ローテーションの残り2枠についてはドリュー・ポメランツ、エドゥアルド・ロドリゲス、スティーブン・ライト、ブライアン・ジョンソンらの争いとなっているが、昨季17勝のポメランツは先発ローテーション入りが確実。最後の1枠は各投手のオープン戦最終登板の投球内容次第となりそうだ。

     ツインズは新加入のオドリッジが開幕投手に決定。エースのアービン・サンタナが故障離脱していることもあり、当初は昨季14勝のホゼ・ベリオスが開幕投手の最有力候補と見られていたが、ベリオスは故郷プエルトリコで行われるインディアンス戦に先発することを優先し、開幕戦の先発からは外れることになった。開幕直後はスケジュールに余裕があるため、オドリッジ、カイル・ギブソン、ベリオス、ランス・リンの4人制ローテーションで開幕を迎える予定だ。

     現時点で開幕投手のアナウンスがないのはインディアンス、エンゼルス、マリナーズ、レッズ、ダイヤモンドバックス、ロッキーズの6球団。レギュラーシーズン開幕は1週間後に迫っており、これらの球団も近日中に開幕投手を正式にアナウンスすることになりそうだ。


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  • 5年連続200イニングの鉄腕・サマージャが胸筋痛で出遅れへ

    2018.3.23 15:00 Friday

     2008年のメジャー昇格以来目立った故障が一度もなく、メジャー有数の頑丈な投手として知られるジェフ・サマージャ(ジャイアンツ)が少なくとも1週間の戦線離脱を強いられることになった。日本時間3月23日にMRI検査を受けた結果、胸筋を痛めていることが発覚した。

     2013年から昨季まで5年連続で200イニング以上を投げている投手は、メジャー全体でサマージャ以外にマックス・シャーザー(ナショナルズ)だけ。この事実からもサマージャがいかに頑丈な投手であるかがわかるだろう。昨季は3年連続の2ケタ勝利こそ惜しくも逃したものの、リーグ最多の207回2/3を投げ、3年ぶり3度目の200奪三振をクリア。マディソン・バムガーナーやジョニー・クエイトら先発投手陣に誤算が相次ぐなか、シーズンを通して先発ローテーションを守り抜き、苦しい戦いを続けたチームを支えた。

     ところが、今年のオープン戦では4試合に先発して防御率10.64の大乱調。2試合連続で3本塁打を浴び、速球のスピードは89~90マイルをウロウロするなど、何かがおかしかった。ブルース・ボウチー監督は「彼は胸筋の痛みと戦っていたんだろうね。彼は何も言わなかったけど、それがサマージャという男なんだ。彼はタフで強い男だから、(痛みがあっても)投げ続けたんだよ」とサマージャを擁護。症状が悪化する前にMRI検査を受け、1週間のシャットダウン期間を設けることができたのは不幸中の幸いと言えるだろう。

     サマージャはバムガーナー、クエイトに次ぐ先発3番手を務める予定だったが、もしサマージャが故障者リスト入りするようであれば、4番手のクリス・ストラットンと5番手のタイ・ブラックの序列が一つずつ繰り上がることになる。空いた1枠は新人のタイラー・ビーディとアンドリュー・スアレス、ベテランのデレク・ホランドらが候補となるが、ジャイアンツがポストシーズン返り咲きを目指していることを考えると、メジャー通算69勝の実績を誇るホランドが有力。チームのために痛みを我慢して投げ続けたサマージャの離脱が長引かないことを祈るばかりである。


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  • Dバックスに痛手 新戦力・スーザJr.が5月まで欠場へ

    2018.3.23 14:30 Friday

     2年連続のポストシーズン進出を目指すダイヤモンドバックスをアクシデントが襲った。レッドソックスへ移籍したJ.D.マルティネスに代わる大砲として期待される新戦力のスティーブン・スーザJr.がダイビングキャッチを試みた際に右肩を負傷。5月中旬まで欠場することが濃厚となった。

     日本時間2月21日にヤンキース、レイズとの三角トレードでダイヤモンドバックスに加入したスーザJr.は昨季、自己最多の30本塁打を放ち、78打点、16盗塁、OPS.810など各部門でキャリアハイの成績をマークした。新天地ダイヤモンドバックスではマルティネスに代わる強打の外野手として活躍を期待されていたが、レギュラーシーズン開幕を翌週に控えたこの時期に無念の戦線離脱。全力プレイの結果とはいえ、激戦区のナ・リーグ西部地区を戦うチームにとって大きな痛手となることは間違いない。

     トーリ・ロブロ監督は関節唇や回旋腱板を損傷するような最悪のケースも想定していたようだが、「報告を聞いて、とても安心したよ」と安堵した様子。幸いにも骨や筋肉に目立った損傷はなく、右胸筋痛と診断されたスーザJr.は少なくとも数週間は実戦から離れ、5月中旬ごろの戦列復帰を目指してリハビリに取り組むことになる。

     「我々はこうしたケースに備えてチームを編成しているんだ」とロブロが自信を見せるように、ダイヤモンドバックスにはスーザJr.の穴を埋め得る人材が多くいる。2016年に31本塁打を放ったヤズマニー・トマスは代役候補の一人であり、俊足好守を武器とする新戦力のジャロッド・ダイソンもいる。もちろん、内外野の複数ポジションを守れるユーティリティ・プレイヤーのクリス・オーウィングスも代役候補となるだろう。

     2年連続のポストシーズン進出を果たすためには、スーザJr.がいない期間もドジャースやロッキーズ、ジャイアンツといった強豪チームと互角以上に戦っていかなければならない。トマスら代役候補の活躍次第では、それは決して不可能ではないはずだ。


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  • トミー・ジョン手術が続出 メッツ・モンテロも右肘靱帯断裂

    2018.3.23 12:30 Friday

     日本時間3月22日にジャーレル・コットン(アスレチックス)がトミー・ジョン手術を受けたばかりだが、デービッド・フェルプス(マリナーズ)のトミー・ジョン手術も決定。さらにはラファエル・モンテロ(メッツ)も右肘の靱帯を断裂し、トミー・ジョン手術を受けることが確実となった。

     現代の野球界において、もはやお馴染みとなった感のあるトミー・ジョン手術だが、2018年もその勢いは衰えそうにない。2月末にレイズのナンバーワン有望株であるブレント・ハニーウェルがトミー・ジョン手術を受けて今季絶望となり、3月中旬には同じくレイズの有望株右腕であるホゼ・デレオンもトミー・ジョン手術を受けた。そして、レギュラーシーズン開幕が目前に迫りつつあるこの時期になってコットン、フェルプス、モンテロと各球団の主力クラスにトミー・ジョン手術が続出。各球団は戦力の再編を余儀なくされている。

     昨年7月に有望株4人を放出してフェルプスを獲得したマリナーズにとって、フェルプスの離脱は小さくないダメージである。そもそもジェリー・ディポートGMがフェルプスを獲得した理由の一つが「半年ではなく1年半保有できること」だった。トミー・ジョン手術により、その目論見は完全に崩れてしまったのだ。フェルプスはフアン・ニカシオ、ニック・ビンセントとともにセットアップを担うことが期待されていたため、マリナーズはフェルプスの穴を埋め得る新たなリリーバーを探さなければならない。各球団の開幕ロースターから漏れた有力選手の獲得に動く可能性もありそうだ。

     モンテロはマイナー・オプションが切れているため、ロングリリーバーとしての開幕ロースター入りが確実視されていた。幸い、メッツは先発投手の層が厚く、ローテーションから漏れたセス・ルーゴやロバート・グセルマンをモンテロの穴埋めに回すことができるため大きなダメージにはならないものの、シーズンを長い目で見れば昨季119イニングを投げたモンテロの離脱はやはり痛い。しかし、ミッキー・キャラウェイ監督は「投手なら誰にでも起こり得ることだよ」と事態を冷静に捉えており、投手コーチとしてインディアンスの躍進を支えてきたキャラウェイの手腕に期待したいところだ。


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  • マイナー戦でサイクル達成のコンフォート 早期復帰の可能性も

    2018.3.23 12:00 Friday

     左肩手術からの戦列復帰を目指してリハビリを続けているマイケル・コンフォート(メッツ)が、日本時間3月23日に出場したマイナーの試合でサイクルヒットを達成。順調な回復を見せており、日本時間3月24日のオープン戦に指名打者として出場する予定となっている。

     打倒ナショナルズを目指すメッツに朗報だ。昨季、打率.279、27本塁打、OPS.939の好成績をマークしてチームで唯一オールスター・ゲームに選出されたコンフォートが、予想を上回るペースで回復しており、一時は絶望と見られていたオープン戦に出場できることになった。コンフォートは「しっかりリハビリやトレーニングに取り組んできたからね」と自身のコンディションに手応えを感じており、当初は5月1日が目標となっていた戦列復帰が早まる可能性も出てきた。

     オープン戦ではなくマイナーの試合で調整を続けているコンフォートは、左腕から2本塁打を放った翌日、5打数4安打の活躍でサイクルヒットを達成。7イニングにわたってセンターの守備にも就き、攻守両面で調整が順調に進んでいることを大いにアピールした。「肩は特に問題ないよ。打つことも守ることもできている。あとはメジャーの試合に戻るだけだね」とコンフォート。このままのペースで調整が進めば、4月中に戦列復帰が実現する可能性もありそうだ。

     コンフォートを欠くメッツは、レフトにヨエニス・セスペデス、センターにフアン・ラガレス、ライトにジェイ・ブルースが入り、ブランドン・ニモが控える外野陣で開幕を迎える見込み。コンフォートの復帰後は、コンフォートがセンターに入り、好守のラガレスは外野3ポジションのバックアップに回る。好守のラガレスと成長株のニモにはトレードの問い合わせも多く、コンフォートの復帰後にラガレスないしニモのトレードが検討される可能性もある。

     絶対王者ナショナルズの牙城を崩すためには、リードオフマンとして強打を発揮したコンフォートの存在は必要不可欠。コンフォートの順調な回復ぶりはメッツにとってこの上ない朗報と言えるだろう。


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  • FA市場最後の大物 セーブ王・ホランドはどこへ行くのか

    2018.3.23 11:30 Friday

     レギュラーシーズン開幕まであと1週間となった。先日、アレックス・カッブがオリオールズと4年契約を結び、フリーエージェント市場の大物選手の大半は今季の所属チームが決定。昨季のナ・リーグのセーブ王であるグレッグ・ホランドだけがまだ市場に残ったままとなっている。

     トミー・ジョン手術により2016年シーズンを無所属のまま全休し、ロッキーズと1年契約を結んで再起を図った昨季のホランド。夏場に一時不調に陥ったものの、ケンリー・ジャンセン(ドジャース)と並ぶナ・リーグ最多の41セーブをマークして自身初のタイトルを獲得し、カムバック賞にも選出されるなど、充実のシーズンを過ごした。

     ホランドはロッキーズとの選手オプションを破棄し、クオリファイング・オファーも拒否。セーブ王という実績を引っ提げてフリーエージェント市場に打って出たものの、希望通りのオファーを得ることはできなかった。ロッキーズから3年契約のオファーがあったものの、これを拒否し、ロッキーズはホランドへのオファーと同条件でウェイド・デービスと契約。クローザーの補強を目指していた他球団も、ホランドより安価な選手で軒並み補強を終え、気が付けばホランドは売れ残ってしまった。

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンは、現時点でのホランド獲得候補球団としてブレーブス、カージナルス、ダイヤモンドバックスの3球団を挙げたが、いずれの球団もホランド獲得を本格的に検討しているわけではない。ブレーブスはまだ再建途上でホランドのようなクローザーを必要としておらず、カージナルスとダイヤモンドバックスは現有戦力のなかからクローザーを指名する方針だ。要するに、ホランドを欲している球団は一つもないという状況なのである。

     クオリファイング・オファーを拒否して市場に出たホランドを獲得した球団は、ドラフト指名権とインターナショナル・ボーナスプールを犠牲にしなければならず、それもホランド獲得への大きなハードルとなっている。八方塞がりとも言えるこの状況で、ホランドはどう動くのか。「FA市場最後の大物」は無所属のままレギュラーシーズンの開幕日を迎えることがほぼ確実となっている。


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  • レッズがウエーバーでツインズから強打のバルガスを獲得

    2018.3.23 11:00 Friday

     日本時間3月23日、レッズはツインズからDFAとなりウエーバーにかけられていたケニーズ・バルガスを獲得したことを発表した。バルガスは「デービッド・オルティス2世」と期待されていた強打のスイッチヒッター。レッズでは代打の切り札として起用されることになりそうだ。

     「デービッド・オルティス2世」は本家と同様に、本格開花の日を迎えないままツインズを去ることになった。2014年8月にメジャーデビューを果たしたバルガスは、53試合で打率.274、9本塁打、OPS.772をマークし、将来の主軸打者として期待されるようになったが、その後は伸び悩み。2016年に10本塁打、昨季は11本塁打と随所に自慢のパワーを発揮してはいるものの、打撃の粗さやポジションが一塁に限定されることなどが災いし、レギュラー定着には至らなかった。そしてツインズは今オフ、レギュラーの指名打者として昨季38本塁打のローガン・モリソンを獲得。バルガスの居場所は完全になくなり、日本時間3月17日にDFAとなっていた。

     オルティスはツインズからノンテンダーFAとなったあと、レッドソックスと契約し、球史に残る名打者へと成長していったが、バルガスが同様の道のりを辿ることは考えにくい。なぜなら、レッズには球界を代表する一塁手のジョーイ・ボットーがおり、ボットーが長期離脱でもしない限り、バルガスにレギュラー級の出場機会が与えられることはないからだ。しかも、ナ・リーグのチームに移籍したため指名打者としての出場機会も激減することになり、今季のバルガスは代打がメインの役割となる。

     ただし、ボットーという不動の正一塁手を擁するレッズが一塁しか守れないバルガスをベンチに置いておくのは選手起用の幅を狭めてしまうことに繋がるため、バルガスはAAA級でのプレイを強いられる可能性もある。バルガスはマイナー・オプションが切れており、AAA級へ降格させるためにはウエーバーを経由する必要があり、再移籍の可能性も否定できない状況だ。


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  • 俊足のベテラン外野手・デービスが開幕ロースター入りへ

    2018.3.23 10:30 Friday

     インディアンスとマイナー契約を結び、招待選手としてスプリング・トレーニングに参加している37歳のラジェイ・デービス。日本時間3月23日、インディアンスはデービスの開幕ロースター入りを決定し、本人に伝えた。外野3ポジションを守れる控え選手として貴重な戦力となりそうだ。

     37歳のデービスは2016年に1年間だけインディアンスでプレイし、自己最多の12本塁打、リーグ最多の43盗塁をマーク。チームのリーグ優勝に大きく貢献し、ポストシーズンでもワールドシリーズ第7戦でアロルディス・チャップマン(当時カブス)から起死回生の同点弾を放つなど印象的な活躍を見せた。昨季はアスレチックスとレッドソックスで計117試合に出場し、打率.235、29盗塁に終わったが、インディアンスは控え外野手候補の一人として2月中旬にマイナー契約。デービスは実力が健在であることをアピールし、見事に開幕ロースター入りを勝ち取った。

     テリー・フランコーナ監督は「デービスは37歳になった今も素晴らしい仕事をしてくれている。今もトップクラスのスピードを維持しているんだ」とデービスの働きぶりを称え、戦力の一人として期待を寄せた。外野のレギュラーを担うマイケル・ブラントリー、ブラッドリー・ジマー、ロニー・チゼンホールはいずれも左打者であり、同じく右打ちのブランドン・ガイヤーとともに相手先発投手が左腕のときやレギュラー外野手が休養するときを中心に出場機会を与えられることになるだろう。

     一方、デービスと同様に招待選手としてスプリング・トレーニングに参加していたマイク・ナポリは開幕ロースター入りを果たすことはできず、解雇となった。しかし、ナポリの人間性や影響力を高く評価するインディアンスはマイナー契約での再契約に向けて動いており、ナポリもマイナー契約でのインディアンス残留に前向きだという。ナポリは指名打者のエドウィン・エンカーナシオンや正一塁手のヨンダー・アロンゾにアクシデントが発生した場合に備えてAAA級で待機することになりそうだ。


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  • ヤンキース 投手13人体制でのシーズン開幕が確実に

    2018.3.22 17:30 Thursday

     ヤンキースは日本時間3月22日のオリオールズ戦に先立って、ジオバニー・ガジェゴスとベン・ヘラーの両投手、内野手のタイラー・オースティン、外野手のビリー・マッキニーの計4選手をAAA級スクラントン・ウィルクスバレーへ降格させたことを発表した。これにより今季のヤンキースは投手13人体制で開幕を迎えることが確実となった。

     先日、ジャコビー・エルズベリーが故障者リストで開幕を迎えることが確実となり、アーロン・ブーン監督は「エルズベリーに代わる選手は必ずしも外野手である必要はない」と発言していた。オースティンとマッキニーのAAA級降格が決定したことにより、エルズベリーの代わりに開幕ロースター入りする選手はリリーバーとなることがほぼ確定。ドミンゴ・ヘルマンとジョナサン・ホルダーの両右腕の争いとなっている。

     ヘルマンはドミニカ共和国出身の25歳。昨季は7試合に登板して0勝1敗、防御率3.14をマークし、オープン戦ではここまで2先発を含む5試合に登板して防御率2.84と安定したピッチングを見せている。一方のホルダーは2016年9月にメジャーデビューを果たし、昨季は37試合に登板して1勝1敗、防御率3.89をマーク。オープン戦では7試合に登板して2セーブ、防御率1.80の好成績を残しており、実績の面でもオープン戦の成績の面でも、ヘルマンを一歩リードしている。

     ブルペンのその他の7枠はアロルディス・チャップマン、デリン・ベタンセス、デービッド・ロバートソン、トミー・ケインリー、チャド・グリーン、アダム・ウォーレン、チェイセン・シュリーブの7人でほぼ確定。控え野手3枠もオースティン・ロマイン、ロナルド・トレイエス、タイラー・ウェイドの3人ですんなり決まりそうだ。

     エルズベリーが復帰するまでの間、チャンスを手にするのはヘルマンか、それともホルダーか。オープン戦は残り5日間で6試合。最後まで両右腕による争いが続きそうだ。


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  • ツインズ・モリター監督 まもなく開幕メンバーを最終決定へ

    2018.3.22 15:00 Thursday

     日本時間3月22日、ツインズのポール・モリター監督はコーチ陣や球団フロント陣と話し合いの場を設け、ロースター編成について議論を交わした。モリターは「あまり時間は残っていない」と語っており、明日にも開幕投手と開幕ローテーションを発表する見込みである。

     今季のツインズはレギュラーシーズン最初の9日間で6試合という余裕のあるスケジュールでスタートするため、開幕時点で5人の先発投手を用意する必要がない。ホゼ・ベリオス、ランス・リン、ジェイク・オドリッジ、カイル・ギブソンの4投手が先発ローテーションの1~4番手を担うことはほぼ確実だが、モリターは日本時間3月23日のヤンキース戦に先発予定のフィル・ヒューズの出来を見て、ヒューズを先発5番手に置いて開幕を迎えるのか、ロングリリーフに置いて開幕を迎えるのかを判断する方針だ。

     当初、開幕投手はベリオスが有力と見られていたが、現在は日本時間3月25日のオリオールズ戦に先発予定で、そこから中4日で開幕戦に先発できるオドリッジが最有力候補となっている。ベリオスは日本時間4月18~19日に故郷プエルトリコで開催されるインディアンス戦に先発できるように、登板のスケジュールを調整する予定だ。「大きな意味を持つ試合だよ。開催日が近付いているけど、僕はプエルトリコの家族や友達の前で投げられることをとても楽しみにしているんだ」とベリオスは語っている。

     ヒューズが先発ローテーションに入るならブルペンは7枠、ロングリリーフに回るならブルペンは8枠となるが、そのうちフェルナンド・ロドニー、ザック・デューク、アディソン・リード、ライアン・プレスリー、テイラー・ロジャース、トレバー・ヒルデンバーガーで6枠は確定。残りの1枠をルール5ドラフトで加入したタイラー・キンリーとオープン戦7試合で防御率1.00と好投しているガブリエル・モヤが争う状況となっている。一方の野手陣は、ホルヘ・ポランコのPED使用による出場停止処分があり、招待選手のエリック・アイバーに開幕ロースター入りのチャンスが出てきた。

     積極的な補強を展開して2年連続のポストシーズン進出を狙うツインズを率いるモリターは、どのようなロースターで今季に臨むのか。決断のときは刻一刻と迫っている。


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  • ナショナルズ・マーフィー 故障者リストでの開幕が濃厚に

    2018.3.22 14:30 Thursday

     2年連続で打率3割・20本塁打・90打点をクリアしている好打者のダニエル・マーフィー(ナショナルズ)が、今季の開幕を故障者リストで迎えることがほぼ確実となった。10月に右膝の手術を受けたマーフィーは開幕に向けてリハビリを続けていたが、残念ながら開幕には間に合わなかったようだ。

     マーフィーは現在、手術を受けた右膝への負荷を増やしており、打撃練習や守備練習を無理なくこなすところまで回復している。しかし、走塁練習についてはランニングマシンによるトレーニングを行うに留まっており、まだ全力疾走ができない状況。マーフィーは右膝の回復具合に手応えを感じているものの、「24人のロースターで戦うわけにはいかないよ」と故障者リストで開幕を迎える可能性が高いことを明らかにした。

     ナショナルズは当初、マーフィーが開幕に間に合うことに自信を見せていたが、一度戦列に復帰したあとに故障が再発して再離脱することを避けたいとの思惑から、右膝が完治するまでは無理に戦列へ復帰させない方針である。デーブ・マルティネス監督は「我々は彼に100%健康かつ準備ができた状態で復帰してもらいたい」と語っており、マーフィーは故障者リストから戦列へ復帰する前に、マイナーの試合で調整を行うことになりそうだ。

     マーフィーが不在の間は、二塁のポジションをハウィー・ケンドリックまたはウィルマー・ディフォーが埋めることになる。リーグ屈指の好打者であるマーフィーの出遅れは小さくないダメージだが、ケンドリックは昨季打率.315、OPS.844の好成績をマーク。25歳のディフォーも毎年着実な成長を見せており、マーフィー不在によるダメージは最小限に食い止められるはずだ。

     32歳のマーフィーは今季がナショナルズとの契約最終年となり、今季の成績次第では好条件の複数年契約を得られる可能性もある。戦列復帰後は、ワールドシリーズ制覇を目指すチームのために、そして自分の今後のキャリアのために、例年以上の猛打を見せてくれるに違いない。


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