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  • スモークが1年500万ドルでブリュワーズへ 2017年に38本塁打

    2019.12.20 11:15 Friday

     日本時間12月20日、ブリュワーズがフリーエージェントの一塁手、ジャスティン・スモークと1年500万ドル+球団オプション1年で契約合意に達したことが明らかになった。MLBネットワークのジョン・ヘイマンが合意間近であることを伝え、同じくMLBネットワークのケン・ローゼンタールが契約内容の詳細を報じた。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     ブリュワーズはここ2週間、積極的な動きを見せており、スモークはアレックス・クラウディオ(再契約)、ブレット・アンダーソン、ジョシュ・リンドブロム、アビサイル・ガルシア、ライオン・ヒーリー、エリック・ソガードに続いてフリーエージェント市場から獲得した7人目の選手となる。スモークの加入により、来季のブリュワーズは一塁でスモークとライアン・ブラウンの2人、外野3ポジションでブラウン、ガルシア、ロレンゾ・ケイン、クリスチャン・イェリッチの4人を使い分けていくことが予想される。

     ブリュワーズはエリック・テームズの来季オプション(年俸750万ドル)を破棄して以降、一塁手の補強を必要としており、スモークはそのターゲットとなっていた。現在33歳のスモークはスイッチヒッターだが、左打席のほうが長打力があり、左打ちのパワーヒッターを欲していたブリュワーズのニーズに合致。打率はそれほど高くないものの、直近3シーズンは.350前後の出塁率をキープしており、選球眼の良さも魅力の一つである。

     今季のスモークは、ブルージェイズで121試合に出場して打率.208、22本塁打、61打点、OPS.748を記録。自己ベストのシーズンは大ブレイクを遂げた2017年で、打率.270、38本塁打、90打点、OPS.883の好成績をマークした。キャリア通算ではレンジャーズ、マリナーズ、ブルージェイズで合計10年間プレイし、打率.231、191本塁打、OPS.744という成績を残している。

  • 来季の優勝争いを見据える各チームの補強ポイントは?

    2019.12.19 17:50 Thursday

     来季の優勝争いとその先にあるワールドシリーズ制覇を目指すチームは今オフ、移籍市場での戦力補強を進めている。しかし、必要な戦力補強を必ずしもすべてのチームが終えたわけではない。MLB公式サイトのデービッド・アドラーは、まだ多くのコンテンダー(ワールドシリーズ制覇を目指すチーム)が補強ポイントを残していることを指摘。その補強ポイントとともに、解決策となる具体的な選手の名前も紹介している。アドラーが挙げた各球団の補強リストは以下の通り。

    ◆レイズ:右打ちの指名打者

    エドウィン・エンカーナシオン
    スティーブン・スーザJr.
    マーセル・オズーナ
    C.J.クロン

    ◆インディアンス:二塁手

    セザー・ヘルナンデス
    ジョナサン・スコープ
    スターリン・カストロ
    ブライアン・ドージャー
    ウィット・メリフィールド(トレード)

    ◆ツインズ:先発投手

    柳賢振
    ダラス・カイケル
    ロビー・レイ(トレード)

    ◆アストロズ:捕手と先発投手

    【捕手】
    ロビンソン・チリーノス
    マーティン・マルドナード
    ジェイソン・カストロ
    ジェームス・マッキャン(トレード)

    【先発投手】
    柳賢振(リュ・ヒョンジン)
    ロビー・レイ(トレード)
    リッチ・ヒル

    ◆エンゼルス:先発投手と捕手

    【先発投手】
    柳賢振
    ダラス・カイケル
    デービッド・プライス(トレード)
    ロビー・レイ(トレード)
    マシュー・ボイド(トレード)

    【捕手】
    マーティン・マルドナード
    ジェイソン・カストロ

    ◆レンジャーズ:三塁手

    ジョシュ・ドナルドソン
    トッド・フレイジャー
    トラビス・ショウ
    クリス・ブライアント(トレード)
    ノーラン・アレナード(トレード)

    ◆ブレーブス:三塁手

    ジョシュ・ドナルドソン
    クリス・ブライアント(トレード)
    ノーラン・アレナード(トレード)
    トラビス・ショウ

    ◆メッツ:救援投手

    デリン・ベタンセス
    ウィル・ハリス
    スティーブ・シーシェック
    ダニエル・ハドソン
    ジョシュ・ヘイダー(トレード)

    ◆ナショナルズ:三塁手と一塁手

    【三塁手】
    ジョシュ・ドナルドソン
    クリス・ブライアント(トレード)
    ノーラン・アレナード(トレード)

    【一塁手】
    ライアン・ジマーマン
    トラビス・ショウ
    エリック・テームズ
    ミッチ・モアランド

    ◆レッズ:両翼の外野手

    ニコラス・カステヤーノス
    マーセル・オズーナ
    コリー・ディッカーソン
    秋山翔吾

    ◆ブリュワーズ:一塁手と三塁手

    【一塁手】
    エリック・テームズ
    ミッチ・モアランド

    【三塁手】
    ジョシュ・ドナルドソン
    トッド・フレイジャー

    ◆カージナルス:外野手

    マーセル・オズーナ
    ニコラス・カステヤーノス
    コリー・ディッカーソン
    アレックス・ゴードン
    コール・カルフーン
    マット・ジョイス

    ◆ドジャース:先発投手

    柳賢振
    ダラス・カイケル
    ロビー・レイ(トレード)
    リッチ・ヒル

  • MLB公式サイトがトラウトら「2010年代最強チーム」を選出

    2019.12.19 15:50 Thursday

     2010年代最後のシーズンとなった2019年が終了し、カレンダーはまもなく2020年に突入しようとしている。MLB公式サイトでは専門家73人による投票を実施し、「2010年代最強チーム」の1stチームと2ndチームを選出。今年初めて選出された「オールMLBチーム」と同様の形式で、野手は指名打者を含む9名、先発投手5名、救援投手2名が選出されている。1stチームと2ndチームに選出された合計32名の顔ぶれは以下の通り。

    ◆1stチーム
    捕手:バスター・ポージー(ジャイアンツ)
    一塁:ミゲル・カブレラ(タイガース)
    二塁:ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)
    三塁:エイドリアン・ベルトレイ(元レンジャーズ)
    遊撃:フランシスコ・リンドーア(インディアンス)
    外野:マイク・トラウト(エンゼルス)
    外野:ムーキー・ベッツ(レッドソックス)
    外野:アンドリュー・マカッチェン(フィリーズ)
    DH:ネルソン・クルーズ(ツインズ)
    先発:ジャスティン・バーランダー(アストロズ)
    先発:マックス・シャーザー(ナショナルズ)
    先発:クレイトン・カーショウ(ドジャース)
    先発:ザック・グレインキー(アストロズ)
    先発:クリス・セール(レッドソックス)
    救援:クレイグ・キンブレル(カブス)
    救援:アロルディス・チャップマン(ヤンキース)

    ◆2ndチーム
    捕手:ヤディアー・モリーナ(カージナルス)
    一塁:ジョーイ・ボットー(レッズ)
    二塁:ロビンソン・カノー(メッツ)
    三塁:ノーラン・アレナード(ロッキーズ)
    遊撃:トロイ・トゥロウィツキー(元ロッキーズ)
    外野:ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)
    外野:ブライス・ハーパー(フィリーズ)
    外野:ホゼ・バティースタ(元ブルージェイズ)
    DH:デービッド・オルティス(元レッドソックス)
    先発:マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ※1)
    先発:ジェイコブ・デグロム(メッツ)
    先発:デービッド・プライス(レッドソックス)
    先発:スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)
    先発:コリー・クルーバー(インディアンス※2)
    救援:ケンリー・ジャンセン(ドジャース)
    救援:ウェイド・デービス(ロッキーズ)

    ※1 バムガーナーは来季からダイヤモンドバックス
    ※2 クルーバーは来季からレンジャーズ

  • エンゼルスがタイガースの先発左腕・ボイドの獲得に関心

    2019.12.19 14:05 Thursday

     先発投手の補強を最重要課題に掲げて今オフに突入したエンゼルスだが、ゲリット・コール(ヤンキースと契約)とスティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズと再契約)を獲得することはできず、7年2億4500万ドルという超大型契約で獲得したのは三塁手のアンソニー・レンドン。トレードでコリー・クルーバー(インディアンスからレンジャーズへ移籍)の獲得にも失敗し、先発投手の補強はオリオールズからディラン・バンディを獲得したのみである。そんなエンゼルスが、今度はタイガースの先発左腕、マシュー・ボイドの獲得に関心を示しているようだ。

     MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシは、エンゼルスがボイドの獲得に関心を示していることを報じた。ただし、両軍の間でトレード交渉が進展している様子はないという。

     来年2月に29歳となるボイドは、今季185回1/3を投げて39本塁打を浴び、防御率4.56に終わった。しかし、三振奪取能力の面では大きな進歩を見せており、キャリア最初の4年間は三振の割合が19.9%だったのに対して今季は30.2%へと急上昇。タイガースとしても、チームのエース格であり、あと3年保有できるボイドを簡単に放出するつもりはなく、タイガースのアル・アビラGMは、メジャーの戦力として期待できる選手またはハイレベルなプロスペクトとの交換でなければボイドを放出しないとの姿勢を示している。

     エンゼルスはマイナー組織が充実しているとは言えず、「MLB Pipeline」が公開しているプロスペクト・ランキングで全体トップ100にランクインしているのはジョー・アデル(全体5位)ただ一人。エンゼルスは先発投手の補強が急務になっているとはいえ、アデルの放出には応じない可能性が高く、ボイド獲得のためのパッケージを用意するのは困難を極めると見られる。まずはトレードよりも、フリーエージェント市場で柳賢振(リュ・ヒョンジン)、ダラス・カイケル、フリオ・テーランといった有力投手を確保するのが優先となりそうだ。

  • フリーエージェント市場の「ボラス物件」 有力3選手の行方は?

    2019.12.19 13:30 Thursday

     敏腕代理人として知られるスコット・ボラスは、およそ72時間のうちにアナハイム(アンソニー・レンドン)、ワシントンD.C.(スティーブン・ストラスバーグ)、ニューヨーク(ゲリット・コール)で入団記者会見に出席するという忙しい日々を過ごしている。フリーエージェント市場に残る有力選手のうち、柳賢振(リュ・ヒョンジン)、ダラス・カイケル、ニコラス・カステヤーノスの3選手はいずれも「ボラス物件」であり、その動向に注目が集まっている。

     ボラスによると、柳とカイケルについては、獲得を希望する球団との契約交渉が順調に進んでいるようだ。コールとストラスバーグのほか、ザック・ウィーラー(フィリーズ)、マディソン・バムガーナー(ダイヤモンドバックス)、コール・ハメルズ(ブレーブス)といった有力投手が次々に市場から消えたという事情も、両左腕の契約交渉の進展を後押ししていると見られる。

     柳にはドジャース、エンゼルス、ツインズなど、カイケルにはパドレス、エンゼルス、ホワイトソックスなどが関心を示していることが報じられている。ボラスは「各球団は自軍のニーズをしっかり把握している。我々は契約成立に向けて選択肢を狭めつつある。早いうちに契約がまとまると思う」と話しており、近日中に契約合意が報じられる可能性もありそうだ。

     一方、カステヤーノスについては、契約成立の見込みが立っていないようだ。ボラスが「投手、捕手、中堅手の市場は素早く動いたんだけどね。投手は競争相手が多いから、各球団はどうしても投手優先になってしまう」と話したように、市場全体がスムーズに動いているなかで、外野の両翼を守る選手の市場はほとんど動いていない状況。ただし、アビサイル・ガルシア(ブリュワーズ)の契約成立をきっかけに市場が動き出すかもしれない。

     市場にはまだ、カステヤーノスのほかにも、マーセル・オズーナ、コリー・ディッカーソン、ヤシエル・プイーグ、コール・カルフーンといった主力クラスの外野手が残っている。なお、カステヤーノスにはジャイアンツ、カブス、ダイヤモンドバックスなどが関心を示していることが報じられているものの、現時点では交渉が進展している様子は伝わってこない。

  • コール入団正式発表のヤンキース 今オフの補強は完了か

    2019.12.19 13:00 Thursday

     日本時間12月19日、ヤンキースは本拠地ヤンキー・スタジアムでゲリット・コールの入団記者会見を行った。クローザーのアロルディス・チャップマンと再契約を結び、生え抜きのベテラン外野手であるブレット・ガードナーとも再契約で合意したのに加え、念願の絶対的エースを獲得したことにより、ヤンキースの今オフの補強はほぼ完了したと見られる。ブライアン・キャッシュマンGMは今後どのように動くのだろうか。

     来年2月のスプリング・トレーニングまで、まだ2ヶ月近くあるものの、ヤンキースは今オフの補強をほぼ完了。キャッシュマンは「すべての市場をチェックし続けるつもりだ。(ポストシーズンに向けての補強期限となる)8月31日まで動きをやめることはない」と発言しているが、今オフ中にさらなる補強に動く可能性は低いと見られる。

     補強の可能性があるとすれば、右打者偏重の打線に左打者を加えることであり、ブランドン・ベルト(ジャイアンツ)やカイル・シュワーバー(カブス)を獲得候補に挙げる声もある。ただし、キャッシュマンは「左打者の獲得を考えていないわけではない。でも、絶対にその必要があるかと言われたら、答えはノーだ」と話している。

     また、捕手の控えからオースティン・ロマインが抜けたことを懸念する声もあるが、キャッシュマンはロマインに代わって控え捕手を務めると見られるカイル・ヒガシオカに信頼を寄せている。キャッシュマンは「我々は現在のチーム状態にとても満足している」と話しており、噂されているマーティン・マルドナードの獲得に動く可能性はそれほど高くなさそうだ。

     リリーフ投手の補充、ユーティリティ・プレイヤーの獲得など、小規模な補強が行われる可能性はあるものの、現時点では現在のメンバーのまま、来季を迎える可能性が高いヤンキース。大きな動きがあるとすれば、ジョーダン・モンゴメリーとドミンゴ・ヘルマンが6~7番手に控える先発投手陣からJ.A.ハップをトレードで放出するくらいだろう。

  • リリーフ左腕不足のツインズ 30歳のクーロムとマイナー契約へ

    2019.12.19 12:25 Thursday

     日本時間12月19日、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ツインズはフリーエージェントのリリーフ左腕、ダニー・クーロムとのマイナー契約が合意間近となっているようだ。ツインズはブルペンに左腕が不足しており、今オフはクーロムも含め、マイナー契約でリリーフ左腕をかき集める動きを見せている。

     現在30歳のクーロムは、2014年から2018年までの5年間で153試合に登板していたものの、今季は6年ぶりにメジャーでの登板機会がなかった。ヤンキースとブリュワーズのAAA級で合計31試合に登板して36回1/3を投げ、61個の三振を奪って奪三振率15.11をマークしたものの、防御率4.71はマイナーでの自己ワースト。9本塁打を浴び、前年よりも60%近く本塁打が増加したAAA級の本塁打乱発の波にのまれる形となった。

     メジャーでのベストシーズンはアスレチックスでプレイした2017年で、72試合に登板して51回2/3を投げ、2勝2敗、13ホールド、防御率3.48、39奪三振をマーク。メジャーでは2018年に同じくアスレチックスで27試合に登板して1勝1敗、防御率4.56を記録したのが最後となっている。

     今季のツインズ救援陣は、FanGraphsが算出したWARではメジャー3位となる好成績をマーク。タイラー・ダフィーが奪三振率12.80、トレバー・メイが防御率2.94、コディ・スタシャックが与四球率0.36を記録し、フリーエージェントとなったセルジオ・ロモと再契約を結ぶなど、右腕は充実しているものの、ロースター入りが確実視される左腕はクローザーのテイラー・ロジャースだけであり、リリーフ左腕不足が大きな課題となっている。

     ツインズはすでにブレイン・ハーディ、ケイレブ・シールバーとマイナー契約で合意しており、メジャー経験のあるリリーフ左腕をマイナー契約で獲得するのはクーロムが3人目。マイナー契約を結んだこれらの左腕のなかからメジャーの戦力となる選手が現れることを期待していると見られる。

  • リンドーア獲得を狙うドジャース ターゲットをベッツに変更も

    2019.12.19 11:50 Thursday

     今オフ、アスレチックスからノンテンダーFAとなったリリーフ右腕、ブレイク・トライネンを1年1000万ドルで獲得した以外に目立った動きのないドジャースだが、トレードでフランシスコ・リンドーア(インディアンス)の獲得を目指していることが報じられている。リンドーアのトレード交渉が不調に終わった場合、ドジャースは補強ターゲットをムーキー・ベッツ(レッドソックス)に変更する可能性があるようだ。

     MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、ドジャースは次なる補強としてリンドーアの獲得を最優先に考えているという。しかし、インディアンスはリンドーアをドジャースへ放出する際に、リンドーアに代わるスター内野手候補としてプロスペクト内野手のギャビン・ラックスを要求すると見られており、ラックスの放出を断固拒否する姿勢を見せているドジャースとのトレード交渉がまとまらない可能性は高い。

     ドジャースは、リンドーアを獲得できなかった場合、別のスター選手としてベッツの獲得に動く可能性があるようだ。USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールは、ドジャースがベッツの動向をチェックしており、リンドーア獲得に失敗した場合の保険としてレッドソックスとの交渉を行っていることを伝えている。

     ボストン・グローブのアレックス・スパイアーによると、ウィンター・ミーティングの時点では、ドジャースはベッツ獲得に動いていなかったという。しかし、フリーエージェント市場からスター選手が消え始め、リンドーア獲得の見込みも立たない状況のなか、ドジャースのベッツに対する関心は増しつつあるようだ。レッドソックスは今オフ、年俸総額をぜいたく税の対象ラインとなる2億800万ドル以内に収めることを最優先に動いており、ドジャースが差し出す交換要員次第では、トレードが成立する可能性は十分にある。

     ベッツはリンドーアよりも保有可能期間が1年短く、年俸も高額であるため、レッドソックスはインディアンスほどの対価を要求しないと見られている。インディアンスがラックスを交換要員に含めることをリンドーア放出の条件とするのであれば、ベッツのトレード交渉が一気に進展することになるかもしれない。

  • ブリュワーズが巧打者・ソガードと1年450万ドルで合意

    2019.12.19 11:25 Thursday

     日本時間12月19日、MLBネットワークのケン・ローゼンタールは、ブリュワーズがフリーエージェントの内野手、エリック・ソガードと1年450万ドル+球団オプション1年で合意に達したことを報じた。ブリュワーズからの正式な発表はまだ行われておらず、身体検査を経て、正式に契約が成立する見込みとなっている。

     2010年にアスレチックスでメジャーデビューしたソガードは現在33歳。2013年から3年連続で117試合以上に出場するなど、内野の準レギュラーとして活躍したが、左膝の手術の影響により2016年はメジャーでプレイできず、同年オフにフリーエージェントとなってマイナー契約でブリュワーズに加入した。2017年は94試合で打率.273、3本塁打ながら37三振に対して45個の四球を選び、出塁率.393、OPS.770と期待以上の活躍を披露。しかし、翌2018年は55試合で打率.134、0本塁打、OPS.406と大きく成績を落とし、9月に解雇された。

     マイナー契約でブルージェイズに加入した今季は、7月下旬にトレードでレイズへ移籍し、2球団合計で110試合に出場して打率.290、13本塁打、40打点、8盗塁、OPS.810と自己最高の成績をマーク。特に本塁打は昨季までの通算(11本)をわずか1シーズンで上回るほどの量産ぶりだった。出塁率.353と選球眼の良さも健在で、ブリュワーズは対右腕のプラトーン要員としての起用を考えていると見られる。今季は二塁を中心に、三塁、遊撃、左翼、右翼の守備にも就いており、巧打に加えてユーティリティ性も魅力の一つとなっている。

     今オフ、ブリュワーズは内野からマイク・ムスターカス、エリック・テームズ、エルナン・ペレス、タイラー・サラディーノ、トラビス・ショウらが抜け、ソガードのほかにルイス・ウリアス、ライオン・ヒーリーが加入。また、ライアン・ブラウンの一塁転向が有力視されている。左打ちのソガードはケストン・ヒウラが二塁に留まるのであれば三塁、ヒウラが三塁にコンバートされるのであれば二塁で、対右腕のプラトーン要員として起用されることになりそうだ。

  • マーリンズがケンプ、加藤らとのマイナー契約を発表

    2019.12.19 10:55 Thursday

     日本時間12月19日、マーリンズはマット・ケンプ、加藤豪将ら7選手とマイナー契約を結び、この7選手を含む9選手を来春のスプリング・トレーニングに招待選手として参加させることを発表した。メジャー通算281本塁打の実績を誇る元スター外野手のケンプは、ドジャース時代の指揮官であるドン・マティングリーが監督を務めるマーリンズで復活を目指すことになった。

     現在35歳のケンプは、今季レッズで20試合に出場して打率.200、1本塁打、5打点、OPS.493に終わり、5月上旬に解雇。その後、メッツにマイナー契約で加入したが、故障もあってメジャーに昇格できないまま、7月中旬に解雇された。14シーズンのキャリアでは打率.281、281本塁打、1010打点、183盗塁、OPS.822をマークし、オールスター・ゲームに3度出場。シルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞を2度ずつ受賞している。

     ドジャースでプレイした2018年に打率.290、21本塁打、85打点、OPS.818の好成績を残し、選手投票によるナショナル・リーグのカムバック賞を受賞したケンプだが、その好調を今季も維持することはできなかった。2014年オフのパドレス移籍後は毎年のように所属チームが変わっており、マーリンズが6年間で6球団目となる(メジャーに昇格できなかったメッツを含む)。

     マーリンズは、プロスペクト外野手のメジャー昇格の準備が整うまでのつなぎ役となる外野手の獲得を目指しているが、ケンプはあくまでも保険的な扱いであると見られ、フリーエージェント市場でコリー・ディッカーソンとコール・カルフーンに興味を示していることが報じられている。両者はともに左打者であり、獲得に成功すれば右打者偏重の打線のバランスも改善される。

     また、現在25歳の加藤は、11月上旬にヤンキースからフリーエージェントとなっており、新天地マーリンズでメジャー昇格を目指すことになった。今季はAA級とAAA級で合計113試合に出場し、打率.267、11本塁打、46打点、11盗塁、OPS.763と成長の跡を見せただけに、ヤンキースに比べて選手層の薄いマーリンズでのメジャーデビューが期待される。

  • ブリュワーズがヒーリーと1年契約 三塁と一塁を守る長距離砲

    2019.12.18 11:20 Wednesday

     日本時間12月18日、ブリュワーズはフリーエージェントの内野手、ライオン・ヒーリーと1年契約を結んだことを発表した。ヒーリーは今季終了後にマリナーズの40人枠から外され、AAA級降格を命じられていたが、フリーエージェントとなることを選択していた。ブリュワーズとの契約の詳細については、現時点では明らかになっていない。

     現在27歳のヒーリーは、2016年にアスレチックスでメジャーデビューを果たして72試合で打率.305、13本塁打、OPS.861の好成績をマーク。翌2017年には指名打者、三塁手、一塁手を兼任して規定打席に到達し、打率.271、25本塁打、OPS.754という成績を残した。その年のオフにトレードでマリナーズへ移籍し、2018年は24本塁打を放ったものの、打率.235、OPS.688と成績が悪化。今季は三塁のレギュラーとして開幕を迎えたが、腰の故障に悩まされ、47試合で打率.237、7本塁打、OPS.744に終わった。

     2017~2018年の2シーズンで合計49本塁打を放つなど、長打力が魅力のヒーリーだが、2017年に142個、2018年に113個の三振を喫し、通算出塁率は.298の低水準と生粋のフリースインガーでもある。三塁での通算守備率.925が示すように守備も不安定であり、使い方が難しいのが実情だ。ブリュワーズは三塁手のマイク・ムスターカスとトラビス・ショウが退団しており、ヒーリーにもレギュラー獲得のチャンスはあるが、これらの課題を克服しない限り、不動のレギュラーとなるのは困難だろう。

     ブリュワーズはアビサイル・ガルシアの加入により、正左翼手のライアン・ブラウンが一塁を守る機会が増えると見られるが、完全なコンバートが行われるかどうかはまだ不透明な状況となっている。ブラウンが一塁と左翼を兼任するような形になるのであれば、ヒーリーには三塁のほか、一塁でもある程度の出場機会が与えられるかもしれない。

  • カージナルスが金廣鉉の獲得を発表 先発5番手として起用か

    2019.12.18 10:20 Wednesday

     日本時間12月18日、マディソン・バムガーナーや柳賢振(リュ・ヒョンジン)の獲得に関心を示すなど、先発左腕を欲していたカージナルスは、ポスティング制度を利用して韓国プロ野球のSKワイバーンズからメジャーリーグ移籍を目指していた金廣鉉(キム・グァンヒョン)と2年契約を結んだことを発表した。金は数日間セントルイスに滞在し、契約完了に向けての身体検査や最終交渉を行っていた。カージナルスでは先発5番手を務めることが有力視されている。

     現在31歳の金は、今季31試合(30先発)で190回1/3を投げ、17勝6敗、防御率2.51、180奪三振の好成績をマーク。2017年シーズンをトミー・ジョン手術により全休したものの、その後は見事に復活を遂げ、2018年にも防御率2.98を記録している。ここ2年は9イニング当たりの与四球も2個前後に抑えており、30代に突入してピッチングに安定感が増してきた印象がある。

     カージナルスは、ジャック・フラハティ、マイルズ・マイコラス、ダコタ・ハドソン、アダム・ウェインライトで先発4番手までは確定しており、残りの1枠にはクローザーのカルロス・マルティネスの先発復帰が予想されていた。マルティネスは現在、先発復帰に向けて準備を進めているが、先発でフルシーズン働ける状態であるかどうかは来春のスプリング・トレーニングまで判断できないため、先発5番手候補として金を獲得する動きは理解できる。もしマルティネスの先発復帰にゴーサインが出た場合、威力のあるスライダーを武器とする金はリリーフで起用されることになるだろう。

     セントルイス・ポスト・ディスパッチのデリック・グールドによると、金の契約は2年総額800万ドルで、USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールは各年最大150万ドルの出来高が設定されていることを伝えている。呉昇桓(オ・スンファン)、マイコラスと日本プロ野球から投手を獲得して成功を収めてきたカージナルスは、韓国プロ野球から獲得した金でも同様の成功を収めることができるか注目だ。

  • 山口がブルージェイズと契約合意 年俸300万ドルの2年契約か

    2019.12.18 09:50 Wednesday

     日本時間12月18日、日本プロ野球の読売ジャイアンツからポスティング制度を利用してメジャーリーグ移籍を目指していた山口俊がブルージェイズとの契約合意に至ったことが明らかになった。サンケイスポーツが年俸300万ドル前後の2年契約を結ぶ見込みであることを報じ、スポーツネットのシャイ・デービディは身体検査の結果待ちであることを伝えた。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     現在32歳の山口は日本プロ野球での14年間のキャリアのうち、最初の11年を横浜DeNAベイスターズ、最後の3年を読売ジャイアンツで過ごし、横浜では主にリリーフ、読売では先発で活躍。MLB公式サイトは、もともとリリーフを務めていたため、年齢のわりに総イニング数(通算1093回1/3)がそれほど多くないこと、直近2年間は154イニング、170イニングを投げて先発をフルシーズン務めるだけの力量があることなどを伝えている。

     今季の山口は15勝、防御率2.91、188奪三振と各部門で好成績を残し、最多勝と最多奪三振のタイトルを獲得。ブルージェイズでの役割はまだ不透明だが、先発5~6番手とロングリリーフを兼任するスイングマンとしての起用を予想する声がある。威力のあるフォークボールは、メジャーでも打者から空振りを奪う武器となるだろう。

     各球団のロースター情報を扱う「Roster Resource」では、現時点でのブルージェイズの先発ローテーション5枠の顔ぶれをチェイス・アンダーソン(新加入)、タナー・ロアーク(新加入)、マット・シューメイカー、ライアン・ボルッキ、トレント・ソーントンと予想し、山口の名前は7回を担当するセットアッパーの欄にある。ブルージェイズは先発投手の補強としてフリーエージェントの柳賢振(リュ・ヒョンジン)の獲得に関心を示しており、先発投手のさらなる補強が実現すれば、山口はリリーフ中心の起用となるかもしれない。

  • 右腕・ウォーレンがヤンキース復帰 2年間のマイナー契約

    2019.12.17 18:15 Tuesday

     日本時間12月17日、関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、ヤンキースはフリーエージェントのリリーフ右腕、アダム・ウォーレンと2年間のマイナー契約を結ぶことで合意に達したようだ。ウォーレンは11月にパドレスから球団オプションを破棄され、フリーエージェントとなっていた。2018年以来2年ぶりのヤンキース復帰となる。

     現在32歳のウォーレンは、2018年7月にヤンキースからマリナーズへトレードで移籍し、シーズン終了後にフリーエージェントとなってパドレスと契約。今季は25試合に登板して28回2/3を投げ、4勝1敗、3ホールド、防御率5.34、25奪三振と安定感を欠き、7月下旬に右前腕痛で離脱したあと、9月にトミー・ジョン手術を受けた。

     そのため、来季の登板は絶望的であり、パドレスは年俸200万ドルの球団オプションの行使を拒否。2021年シーズンの完全復活を目指し、2年間のマイナー契約で古巣・ヤンキースに復帰することになった。

     ウォーレンはもともと2009年のドラフトでヤンキースから4巡目(全体135位)指名を受けてプロ入りした選手であり、2012年にメジャーデビュー。2014年に69試合で23ホールド、防御率2.97をマークするなど、着実な成長を遂げて貴重な戦力となっていたが、2015年オフにスターリン・カストロとのトレードでカブスへ放出された。

     しかし、半年後の2016年7月にはヤンキースがアロルディス・チャップマンをカブスへ放出する際の交換要員としてヤンキースに復帰。その後、マリナーズ、パドレスを経て、今回が3度目のヤンキース在籍となる。

     先発、ロングリリーフ、ミドルリリーフ、セットアッパー、クローザーとあらゆる役割をこなせるユーティリティな投手であり、完全復活を果たせば貴重な戦力となることは間違いない。慣れ親しんだ古巣でリハビリに取り組み、2021年シーズンの完全復活を目指す。

  • パイレーツが28歳の守備型捕手・メイリーと1年契約

    2019.12.17 17:30 Tuesday

     日本時間12月17日、パイレーツは今月初めにブルージェイズからノンテンダーFAとなっていたルーク・メイリーと1年契約を結んだことを発表した。ベン・チェリントンGMは守備型の捕手を獲得したい意向を示していたが、その言葉通りに、フレーミングやスローイングで優れた技術を持つメイリーを獲得。メイリーはこれまでのキャリアと同様、パイレーツでも控え捕手を務める見込みとなっている。

     現在28歳のメイリーは、2012年のドラフトでレイズから8巡目(全体272位)指名を受けてプロ入りし、2015年にメジャーデビュー。2017年4月にウエーバーでブルージェイズへ移籍し、2018年には自己最多の68試合に出場して打率.248、3本塁打、27打点、OPS.700をマークした。しかし、若手捕手の成長もあり、今季は44試合と出場機会が減少。打率.151、2本塁打、9打点、OPS.440と打撃成績も低迷し、来季の契約をオファーされず、ノンテンダーFAとなっていた。

     今季のメイリーは、盗塁阻止率40.0%、守備防御点+3と守備面では優秀な成績をマーク。メジャー5年間はいずれもプラスの守備防御点を記録している。しかし、正捕手争いのライバルとなるジェイコブ・ストーリングスは、盗塁阻止率40.0%、守備防御点+13とメイリーを上回る好成績を残しており、打撃成績(打率.262、6本塁打、OPS.708)でもメイリーより格上。現時点では、正捕手・ストーリングス、控え捕手・メイリーが基本布陣になると見られる。

     なお、パイレーツはウィンター・ミーティングの時点では「長期にわたって正捕手を任せることのできる人材」を求めていることが報じられていたため、今後も28歳のメイリーや29歳のストーリングよりも若い捕手をターゲットとして、将来を見据えた補強に動く可能性がある。チェリントンは、投手力アップのためには捕手のクオリティを向上させることが重要であると考えているようだ。

  • 中日退団のロドリゲスがレンジャーズと正式契約 2年550万ドル

    2019.12.17 16:15 Tuesday

     日本時間12月17日、レンジャーズは日本プロ野球の中日ドラゴンズを退団したリリーフ左腕、ジョエリー・ロドリゲスと2年+球団オプション1年で正式に契約を結んだことを発表した。2年間の契約総額は550万ドルであることが報じられている。2022年の球団オプションが行使された場合、ロドリゲスは3年間で総額800万ドルを手にすることになるようだ。

     具体的な条件面については球団からアナウンスされていないものの、MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシは先週サンディエゴで開催されたウィンター・ミーティングで契約合意に達した際に、総額550万ドルの2年契約であることを報じていた。MLB公式サイトでレンジャーズの番記者を務めるT.R.サリバンが関係者から聞いた話によると、2020年と2021年の年俸が各250万ドル、2022年は年俸300万ドルの球団オプションまたはバイアウト50万ドルとなっており、ロドリゲスに保証される金額は2年分の年俸とバイアウトを合わせて550万ドルとなる。

     2016年から2年間フィリーズでプレイしたロドリゲスは、2018年途中から活躍の場を日本へ移し、今季は64試合に登板して60回1/3を投げ、防御率1.64、77奪三振の好成績をマーク。メジャー2年間での通算成績は38試合で36回2/3を投げ、防御率5.40、25奪三振となっており、レンジャーズではブルペンの一角として活躍が期待される。

     なお、レンジャーズはマット・ブッシュ、ブレイク・スワイハート、ティム・ディラード、アルトゥーロ・レイエス、ブライアン・フリンの5選手とマイナー契約を結んだことを発表。ブッシュ以外の4選手は招待選手として来春のスプリング・トレーニングに参加する予定となっている。ブッシュは今年7月にトミー・ジョン手術を受けており、来春はマイナーリーグのキャンプに参加する見込み。ブッシュのみ2年間のマイナー契約となっており、2021年シーズンでの完全復活を目指す。

  • ベタンセス争奪戦 メッツとフィリーズが一歩リードとの報道

    2019.12.17 15:20 Tuesday

     2014年から2018年にかけて5年連続で66試合以上に登板して100個以上の三振を奪った剛腕リリーバーを巡って、ナショナル・リーグ東部地区に所属する2球団が火花を散らしているようだ。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ヤンキースからフリーエージェントとなったリリーフ右腕、デリン・ベタンセスの争奪戦はメッツとフィリーズの2球団が先頭を走っているという。

     現在31歳のベタンセスは、先発投手としては大成できなかったものの、2013年にマイナーでリリーフに転向すると急成長。メジャー定着を果たした2014年に70試合で90イニングを投げて5勝0敗、1セーブ、22ホールド、防御率1.40、135奪三振と大ブレイクを遂げ、この年から4年連続でオールスター・ゲームに選出されるなど、不動のセットアッパーとしての地位を確立した。

     2017年に与四球率6.64の乱調に陥ったものの、2016年から2018年まで3年連続で奪三振率は15を超え、2014年から2018年までの被打率も.149→.157→.201→.141→.186と驚異的な水準で推移。しかし、今季は右肩の故障により9月中旬まで復帰できず、復帰初戦となった日本時間9月16日のブルージェイズ戦で右アキレス腱を部分断裂したため、わずか1試合、2/3イニングのみの登板に終わった。

     とはいえ、通算117ホールド、防御率2.36、被打率.170、奪三振率14.64という圧倒的な数字を残しているリリーフ右腕の獲得に興味を示す球団は少なくなく、メッツとフィリーズを中心とした争奪戦が繰り広げられている。

     ベタンセスは、ヤンキースと同じニューヨークに本拠地を置くメッツを選ぶのか、それともヤンキース時代の指揮官であるジョー・ジラルディが新監督に就任したフィリーズを選ぶのか。なお、MLB公式サイトでメッツの番記者を務めるアンソニー・ディコーモは、先発右腕のリック・ポーセロの獲得によってメッツには有力なリリーバーを獲得する資金がないとの見通しを報じており、メッツがどのように資金を捻出するかにも注目が集まりそうだ。

  • カージナルスが韓国人左腕・金廣鉉を獲得へ 合意間近との報道

    2019.12.17 13:50 Tuesday

     日本時間12月17日、関係者がMLBネットワークのケン・ローゼンタールに伝えたところによると、カージナルスは韓国人左腕の金廣鉉(キム・グァンヒョン)との契約が合意間近となっているようだ。金がカージナルスとの契約成立に向けてセントルイスに滞在中で、身体検査と契約交渉を行っていることが報じられている。

     金は現在31歳で、ポスティング制度を利用してメジャーリーグ移籍を目指していた。2014年オフにも同制度を利用してメジャーリーグ移籍を目指し、交渉権を獲得したパドレスとの契約交渉を行ったものの、交渉期間内に契約がまとまらず、韓国球界に残留していた。

     今季の金は、SKワイバーンズで31試合(うち30先発)に登板して190回1/3を投げ、17勝6敗、防御率2.51、180奪三振をマーク。2008年に16勝、2010年に17勝で最多勝のタイトルを獲得するなど、13年のキャリア(2017年はトミー・ジョン手術で全休)で9度の2ケタ勝利をマークし、2008年に最多奪三振、2009年に最優秀防御率のタイトルも手にしている。また、2008年にはMVPにも選出され、2008年の北京五輪、2009年のワールド・ベースボール・クラシック、2015年と2019年のプレミア12では韓国代表の一員としてプレイした。

     カージナルスは、ジャック・フラハティ、マイルズ・マイコラス、ダコタ・ハドソン、アダム・ウェインライトに次ぐ先発5番手を担う投手の補強を目指していた。元エースのカルロス・マルティネスをクローザーから先発に再転向させる構想もあったが、韓国人投手を獲得して活躍した成功例(呉昇桓)もあるため、金の獲得に動いたと見られる。先発4番手まではいずれも右腕であり、カージナルスにとっては貴重な先発左腕となる。

     契約条件など、詳細な情報は現時点では不明だが、先発ローテーション候補としての獲得となることは間違いない。カージナルス投手陣は左腕が充実しているとは言えない状況であり、先発ローテーション争いに敗れた場合でも、リリーフ左腕として活躍の場を与えられることになるだろう。

  • ドジャースの補強ターゲットはリンドーア パドレスとの争奪戦か

    2019.12.17 13:20 Tuesday

     7年連続でナショナル・リーグ西部地区を制しているドジャースのロースターは球界有数の充実度を誇り、さらなる戦力アップのための補強の選択肢は限られている。しかし、ドジャースは1988年以来となるワールドシリーズ制覇を目指しており、そのための戦力補強を画策。今のところ、スター遊撃手のフランシスコ・リンドーア(インディアンス)が補強ターゲットとなっているようだ。

     フリーエージェント市場から有力選手が次々に消え、コリー・クルーバーのトレードも決まる(インディアンスからレンジャーズへ移籍)なか、「ドジャースの戦力アップ」に見合う補強の選択肢は大物選手のトレード獲得くらいしか見当たらない。今オフはムーキー・ベッツ(レッドソックス)、クリス・ブライアント(カブス)、ノーラン・アレナード(ロッキーズ)などスター選手にトレードの噂が相次いでいるが、最も獲得のチャンスがあると見られているのがリンドーアだ。

     3年連続で32本塁打以上&OPS.842以上をマークしているリンドーアは現在26歳で、あと2年(2021年まで)保有可能である。走攻守三拍子揃ったスター遊撃手であり、ドジャースはリンドーアを獲得できた場合、正遊撃手のコリー・シーガーを三塁、正三塁手のジャスティン・ターナーを一塁へコンバートすると見られている。

     ただし、リンドーア獲得を狙うチームはドジャースだけでなく、MLBネットワークのケン・ローゼンタールはパドレスもリンドーア獲得に関心を示していることを伝えている。パドレスには今季デビューしたスター候補の遊撃手、フェルナンド・タティスJr.がいるものの、リンドーアを獲得してタティスJr.をセンターにコンバートする構想があるようだ。

     また、リンドーアのトレードに関して、インディアンスは対価としてドジャースからプロスペクト内野手のギャビン・ラックスを要求すると見られるが、ドジャースはラックスの放出には応じない姿勢を明確にしている。ドジャースとインディアンスの間でリンドーアのトレード交渉が進展するかどうかは、ドジャースがラックスの放出に応じるかどうかにかかっていると言えそうだ。

  • レッズがマイリーと契約合意 強力な先発ローテーションが完成

    2019.12.17 12:45 Tuesday

     日本時間12月17日、レッズがフリーエージェントの先発左腕、ウェイド・マイリーと2年1500万ドルで契約合意に達したことが明らかになった。MLB公式サイトのマーク・フェインサンドが関係者から聞いた話として伝えた。レッズはエースのルイス・カスティーヨを中心に先発投手陣が充実しており、マイリーの加入によって強力な先発ローテーションが完成した。

     フェインサンドによると、マイリーの年俸は来季が600万ドル、2021年が800万ドルで、2022年の契約は年俸1000万ドルの球団オプション(またはバイアウト100万ドル)になっているという。よって、マイリーに保証される金額は2年間の年俸とバイアウトを合わせて1500万ドルとなる。

     現在33歳のマイリーは、今季アストロズで33試合に先発して167回1/3を投げ、14勝6敗、防御率3.98、140奪三振をマーク。8月末の時点で13勝4敗、防御率3.06の好成績を残していたものの、9月に入ってからの5先発では防御率16.68、被打率.467、被OPS1.205とめった打ちを食らい、ポストシーズンでも1試合しか登板機会を与えられなかった(防御率6.75)。今年8月までのピッチングを取り戻せるかどうかが、新天地での活躍のカギを握る。

     マイリーの加入により、レッズの先発ローテーションの顔ぶれはカスティーヨ、ソニー・グレイ、トレバー・バウアー、マイリー、アンソニー・ディスクラファーニの5人で確定。カスティーヨは今季15勝8敗、防御率3.40、226奪三振、グレイも11勝8敗、防御率2.87、205奪三振の好成績をマークしており、バウアーは2017年に17勝、2018年に防御率2.21を記録するなど、2015年から5年連続で2ケタ勝利をマークしている。ディスクラファーニも10勝近い勝ち星を計算できる投手であり、唯一の左腕としてマイリーが加入し、強力な先発ローテーションが完成することになった。

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