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  • タイガースが右腕ゴッドリーを解雇 Rソックスが獲得に興味

    2020.7.14 10:50 Tuesday

     タイガースは日本時間7月14日、マイナー契約の招待選手として夏季キャンプに参加していた30歳の右腕ザック・ゴッドリーを解雇したことを発表した。ゴッドリーはタイガースとの契約を破棄できる権利を有していたが、その期限を迎える前にタイガースは解雇を決断。フリーエージェントとなったゴッドリーには、先発投手不足に悩むレッドソックスが興味を示しているようだ。

     ゴッドリーは2015年にダイヤモンドバックスでメジャーデビューを果たし、メジャー3年目の2017年に先発ローテーション入り。現在タイガースで監督を務めるロン・ガーデンハイアーはこのとき、ダイヤモンドバックスでベンチコーチを務めており、155イニングを投げて8勝9敗、防御率3.37、165奪三振をマークしたゴッドリーのピッチングを目にしていた。

     翌2018年には、防御率こそ4.74へ悪化したものの、前年を上回る178.1イニングを投げて15勝11敗、185奪三振を記録。しかし、昨年は開幕からなかなか調子が上がらず、ダイヤモンドバックスとブルージェイズの2球団で合計92イニングを投げ、4勝5敗2セーブ、防御率5.97に終わった。

     ガーデンハイアーはゴッドリーの実力を認めつつも、他の投手にチャンスを与えたいというチーム事情もあり、ゴッドリーを解雇することになったことを明らかにした。チーム再建中のタイガースには先発、リリーフを問わず、伸び盛りの若手投手が多数在籍しており、ガーデンハイアーはこれらの若手投手にチャンスを与える方針だ。

     なお、「MassLive.com」のクリス・コティーロによると、レッドソックスがゴッドリーの獲得に興味を示しているという。レッドソックスはエース左腕のクリス・セールがトミー・ジョン手術で離脱し、昨年19勝のエドゥアルド・ロドリゲスも新型コロナウイルスの陽性反応により開幕に間に合うか不透明な状況。実績のある先発投手がネイサン・イバルディとマーティン・ペレスしかおらず、外部からの補強を検討しているようだ。

  • カージナルスの「速球王」ヒックス 2020年の出場を辞退

    2020.7.14 10:30 Tuesday

     カージナルスは日本時間7月14日、メジャー屈指の「速球王」として知られる救援右腕ジョーダン・ヒックスが2020年シーズンの出場を辞退したことを発表した。現在23歳のヒックスは糖尿病を抱えており、「ハイリスク」の選手として認定されていた。これまでにヒックスを含む13人の選手が出場辞退を発表しているが、持病により「ハイリスク」と認定され、2020年のサラリーとサービスタイムを得ることができるのはヒックスが初めてである。

     カージナルスのクローザーを務めるヒックスは、昨年6月にトミー・ジョン手術を受けており、今年8月以降の戦列復帰が予定されていた。しかし、2020年シーズンの出場辞退を決断したため、メジャーのマウンドに復帰するのは2021年シーズンまで持ち越しとなる。

     ヒックスは今回の決断について「僕の決断をサポートしてくれたカージナルス球団とチームメイトに感謝したい。2021年にワールドシリーズを制するチームの一員になれることを楽しみにしている」とのコメントを発表。ジョン・モゼリアック野球部門社長は「我々はジョーダンが今年プレーしない決断をしたことを尊重し、理解している。彼が肘の手術から順調に回復を続け、2021年シーズンのマウンドに戻ってきてくれるのを楽しみにしている」と語り、ヒックスの決断への理解を示した。

     ヒックスはメジャー2年目となった昨年、29試合に登板して2勝2敗14セーブ、防御率3.14を記録。昨年のメジャー全体の球速ランキングのうち、最速の104.3マイル(約168キロ)を含むトップ21を独占した。トミー・ジョン手術からのリハビリは順調に進んでおり、今回の出場辞退は持病の糖尿病が最大の理由になっていると見られる。

     カージナルスは、ヒックスの出場辞退に加え、セットアップ右腕のジョン・ブレビアがトミー・ジョン手術により今季絶望。クローザー候補のジオバニー・ガジェゴスはメキシコからの夏季キャンプ合流が遅れており、若手右腕のアレックス・レイエスも夏季キャンプの練習に参加できていない。さらに、若手左腕のジェネシス・カブレラは2度にわたって新型コロナウイルスの陽性反応を示しており、ブルペンが整備できないまま開幕を迎えることになるかもしれない。

  • MLB公式サイトが「強力打線トップ10」を特集 1位に輝いたのは?

    2020.7.13 14:00 Monday

     メジャーリーグ公式サイトのアンソニー・カストロビンスは日本時間7月14日、「強力打線トップ10」を紹介する特集記事を公開した。開幕まであと11日となったメジャーリーグの2020年シーズン。トップ10に選ばれた各打線は、期待通りにその力を発揮するのだろうか。

     カストロビンスが1位に選出したのはドジャースだ。2018年アメリカン・リーグMVPのムーキー・ベッツが1番、2019年ナショナル・リーグMVPのコディ・ベリンジャーが4番に座り、過去2年間で70本塁打のマックス・マンシーが2番、ドジャース加入後6年間の通算打率が3割を超えているジャスティン・ターナーが3番を打つ上位打線は破壊力抜群。2016年ナ・リーグ新人王かつMVP投票3位のコリー・シーガーが5番に入る。

     6番以降にもジョク・ピーダーソンやウィル・スミスといった一発長打を秘める打者が並び、9番を打つギャビン・ラックスはナ・リーグ新人王の有力候補。昨年はAA級とAAA級で合計113試合に出場して打率.347、26本塁打、76打点、10盗塁、OPS1.028をマークしており、シーズンが終わる頃には上位を打っているかもしれない。

     マット・ビーティ、エンリケ・ヘルナンデス、クリス・テイラーなど、ほかにもレギュラー級の実力を持つ選手が控えており、選手層の厚さも含め、打線の総合力はメジャーナンバーワンだ。夏季キャンプへの合流が遅れているA・J・ポロックが加われば、さらに選手層は厚くなる。

     カストロビンスが選出した「強力打線トップ10」は以下の通り。

    1位:ドジャース
    (右)ムーキー・ベッツ
    (一)マックス・マンシー
    (三)ジャスティン・ターナー
    (中)コディ・ベリンジャー
    (遊)コリー・シーガー
    (左)ジョク・ピーダーソン
    (指)マット・ビーティ
    (捕)ウィル・スミス
    (二)ギャビン・ラックス

    2位:ツインズ
    (右)マックス・ケプラー
    (遊)ホルヘ・ポランコ
    (指)ネルソン・クルーズ
    (三)ジョシュ・ドナルドソン
    (左)エディ・ロサリオ
    (一)ミゲル・サノー
    (捕)ミッチ・ガーバー
    (二)ルイス・アラエス
    (中)バイロン・バクストン

    3位:アストロズ
    (中)ジョージ・スプリンガー
    (三)アレックス・ブレグマン
    (二)ホゼ・アルトゥーベ
    (遊)カルロス・コレア
    (指)ヨルダン・アルバレス
    (一)ユリ・グリエル
    (左)マイケル・ブラントリー
    (右)ジョシュ・レディック
    (捕)マーティン・マルドナード

    4位:ヤンキース
    (二)DJ・レメイヒュー
    (右)アーロン・ジャッジ
    (遊)グレイバー・トーレス
    (指)ジャンカルロ・スタントン
    (捕)ゲーリー・サンチェス
    (左)ブレット・ガードナー
    (一)ルーク・ボイト
    (中)アーロン・ヒックス
    (三)ジオ・ウルシェラ

    5位:アスレチックス
    (遊)マーカス・セミエン
    (三)マット・チャップマン
    (一)マット・オルソン
    (指)クリス・デービス
    (中)ラモン・ラウレアーノ
    (左)マーク・キャナ
    (右)スティーブン・ピスコッティ
    (捕)ショーン・マーフィー
    (二)フランクリン・バレート

    6位:メッツ
    (三)ジェフ・マクニール
    (一)ピート・アロンゾ
    (右)マイケル・コンフォート
    (左)J・D・デービス
    (二)ロビンソン・カノー
    (指)ヨエニス・セスペデス
    (中)ブランドン・ニモ
    (捕)ウィルソン・ラモス
    (遊)アメッド・ロサリオ

    7位:ホワイトソックス
    (遊)ティム・アンダーソン
    (三)ヨアン・モンカダ
    (一)ホゼ・アブレイユ
    (左)エロイ・ヒメネス
    (捕)ヤスマニ・グランダル
    (指)エドウィン・エンカーナシオン
    (右)ノマー・マザーラ
    (二)レウリー・ガルシア
    (中)ルイス・ロベルト

    8位:カブス
    (三)クリス・ブライアント
    (一)アンソニー・リゾー
    (遊)ハビアー・バイエズ
    (指)カイル・シュワーバー
    (捕)ウィルソン・コントレラス
    (右)ジェイソン・ヘイワード
    (左)イアン・ハップ
    (中)アルバート・アルモラJr.
    (二)ジェイソン・キプニス

    9位:レッドソックス
    (左)アンドリュー・ベニンテンディ
    (遊)ザンダー・ボガーツ
    (三)ラファエル・デバース
    (指)J・D・マルティネス
    (右)アレックス・ベルドゥーゴ
    (捕)クリスチャン・バスケス
    (一)ミッチ・モアランド
    (中)ジャッキー・ブラッドリーJr.
    (二)ホゼ・ペラザ

    10位:エンゼルス
    (二)デービッド・フレッチャー
    (中)マイク・トラウト
    (三)アンソニー・レンドン
    (指)大谷翔平
    (左)ジャスティン・アップトン
    (一)アルバート・プーホルス
    (捕)ジェイソン・カストロ
    (遊)アンドレルトン・シモンズ
    (右)ブライアン・グッドウィン

     なお、カストロビンスはトップ10以外の注目打線の筆頭にブルージェイズを挙げている。平均年齢26歳の打線には、ブラディミール・ゲレーロJr.、ボー・ビシェット、キャバン・ビジオ、ルルデス・グリエルJr.など伸び盛りの若手がズラリと並んでおり、予想以上の破壊力を発揮する可能性を秘めている。カストロビンスはこのほか、ブレーブス、インディアンス、ナショナルズ、パドレス、レッズ、レイズの打線にも言及している。

     ブルージェイズの予想ラインナップは以下の通り。

    注目:ブルージェイズ
    (遊)ボー・ビシェット
    (二)キャバン・ビジオ
    (左)ルルデス・グリエルJr.
    (一)ブラディミール・ゲレーロJr.
    (右)テオスカー・ヘルナンデス
    (中)ランドール・グリチック
    (三)トラビス・ショウ
    (指)ラウディ・テレズ
    (捕)ダニー・ジャンセン

  • インディアンス指揮官 リンドーアの3番起用を決断

    2020.7.13 13:10 Monday

     インディアンスのテリー・フランコーナ監督は2月にスプリング・トレーニングが始まったときから、フランシスコ・リンドーアをリードオフから別の打順へ移す可能性を示唆していた。そして、開幕戦まであと12日となったこのタイミングで指揮官はついに決断。リンドーアは今年、1番ではなく3番を打つ可能性が高くなった。

     フランコーナによると、リンドーアを別の打順へ移す構想はずっと頭のなかにあったという。ただし、あくまでもチームの看板選手であり、打線の軸であるリンドーアが快適にプレーできることが最優先。リンドーアに打順変更について打診したところ、「監督が望む打順ならどこでもいいよ」という回答を得たため、リンドーアに感謝しつつ、チームにとってベストの選択肢として、リンドーアの3番起用を決断した。

     リンドーアはキャリアの大部分を1番打者として過ごしており、通算364試合で打率.280、OPS.870をマーク。2番では180試合で打率.285、OPS.798、3番に入った162試合では打率.308、OPS.818を記録している。過去の数字を見る限り、十分に3番打者が務まると判断していいだろう。ちなみに、リンドーアは3年連続40二塁打&30本塁打を継続しているメジャー唯一の選手である。

     また、リンドーアに代わるリードオフには新戦力のセザー・ヘルナンデスが入ると見られている。ヘルナンデスは1番打者としてキャリア通算で打率.275、OPS.753を記録。「彼は出塁能力が高く、足も速い選手だ」とフランコーナはヘルナンデスのリードオフ適性を高く評価しており、ヘルナンデスがチームに加入していたことも、リンドーアの打順変更を決断する後押しとなった。

     フランコーナは1~4番にヘルナンデス、カルロス・サンタナ、リンドーア、ホゼ・ラミレスと4人のスイッチヒッターを並べる構想を持っている。相手投手の左右に関係なくハイレベルな実力を発揮するインディアンスの上位打線は、相手チームにとって大きな脅威となるに違いない。

  • ドジャース・ジャンセン コロナから回復してチームに合流

    2020.7.13 11:50 Monday

     ケンリー・ジャンセン(ドジャース)は、3週間近くにわたる新型コロナウイルスとの戦いから回復し、日本時間7月13日、ようやくチームの夏季キャンプに合流した。チームへの合流が遅れたジャンセンだが、日本時間7月24日に本拠地ドジャー・スタジアムで行われるジャイアンツとの開幕戦には間に合うと考えているようだ。

     ジャンセンは心臓のコンディションに不安を抱えているため、新型コロナウイルスについて「中程度のリスクがある患者」と見なされている。ジャンセンによると、息子が最初にコロナに感染し、その後まもなく家族全員が陽性と判定されたという。現在は家族全員の体調が回復しており、ジャンセン自身もメジャーリーグ機構が定めたプロトコルを経て、チームへの合流が認められた。

     周りの選手よりも大きなリスクを抱えるジャンセンだが、出場辞退を考えたことは1度もないという。「僕はいつだってプレーしたいんだ。野球というゲームが大好きだし、ファンのためにプレーしたい。ドジャースのファンだけでなく、世界中のファンがテレビで見るのを楽しみにしているからね」とジャンセン。この4ヶ月間、自宅のジムでトレーニングを続けてきたため、コンディションは良好のようだ。

     ドジャースはジャンセンのほか、ペドロ・バイエズとスコット・アレクサンダーもチームに合流できていなかったため、ジョー・ケリーとブレイク・トライネンの2人が代役のクローザー候補に挙げられていた。ジャンセンは開幕に間に合う見込みであり、バイエズについてもデーブ・ロバーツ監督が「開幕までに準備は整うだろう」と話しており、ブルペンが駒不足の状態のまま開幕を迎えることは回避できそうだ。

     ジャンセンは「コロナは本当に深刻な問題だ。世界中の全ての人が深刻に受け止める必要がある」と警鐘を鳴らす。「常にマスクを着用してほしい。僕たちはウイルスを防ぐためにあらゆる対策をしていたけれど、家のなかにウイルスが侵入し、あっという間に広がってしまった」と世界中へメッセージを発信した。

  • カブス・ダルビッシュ 今季参加は「難しい決断だった」

    2020.7.13 11:30 Monday

     ダルビッシュ有(カブス)にとって、新型コロナウイルスの感染が現在も拡大し続けるなか、60試合制の短縮シーズンに参加するという決断は簡単なことではなかったようだ。ダルビッシュの自宅には幼い子供たちがおり、3月にスプリング・トレーニングが中断される前からパンデミックのなかでのプレーに懸念を表していたことが知られている。

     ダルビッシュは日本時間7月13日、マスクを着用してZOOMでのメディア対応を行い、現在もパンデミックのなかでのプレーを懸念していることを明らかにした。ただし、今のところ、チームメイトたちが新型コロナウイルス対策をしっかり行っている様子を目にし、多少安心して夏季キャンプに臨むことができているようだ。

     ダルビッシュによると、適切なコロナ対策を行わない者がいた場合、夏季キャンプやシーズンへの参加を取りやめて自宅へ戻る準備ができていたという。3月に風邪でオープン戦の登板を回避したときも、ドクターから復帰許可が出たにもかかわらず、コロナに感染していないことを確かめたいと主張したほど、コロナ対策には気を遣っている。

     アメリカ国内では再び感染者が増加中だ。今年プレーしない可能性が残されているかを尋ねられたダルビッシュは「あるかもしれない。でも、現時点では辞退しようとは思っていない」と答えた。夏季キャンプでの調整は順調に進んでおり、日本時間7月25日に開幕する2020年シーズンを開幕投手として迎える可能性が高くなっている。

     ダルビッシュはシーズンが安全に進行することを何よりも望んでいる。カブスは今のところ、コロナの陽性者を出しておらず、これは多くの選手がグラウンドでもマスクを着用し、それ以外の場面でもソーシャル・ディスタンスを積極的に実施している結果と言える。

     もちろん、ダルビッシュは100%安心できているわけではない。しかし、チーム全体として適切なコロナ対策を続けている限り、「難しい決断だった。全てのチームメイトに家族がいるけれど、みんな今年プレーすることを決めた。それもあって、今年プレーするという決断をするのは少し簡単になった」と語るダルビッシュはチームの勝利のためにマウンドに立ち続けることになりそうだ。

  • メジャー20年目のシーズン プーホルスの衰えない情熱

    2020.7.12 12:25 Sunday

     2001年にメジャーデビューし、ナショナル・リーグの新人王に輝いたアルバート・プーホルス(エンゼルス)は今年、メジャー20年目のシーズンを迎える。MVP3度、オールスター・ゲーム選出10度など輝かしいキャリアを過ごし、史上唯一の「650本塁打&650二塁打」を達成したプーホルスだが、40歳となった現在も野球への情熱は衰えていない。

     プーホルスの20年目のシーズンは新型コロナウイルスの影響によって60試合制という異例の形で行われることになった。あと44本に迫っている通算700本塁打など、各種記録の達成に与える影響が心配されているが、プーホルスは「残念だとは全く思っていない。アメリカだけでなく世界中の問題なのだから、『残念』という言葉を使うのは自己中心的だと思うんだ。僕が目指すのは個人の記録ではない。チームの勝利に貢献することだからね」と周囲の心配など全く意に介さない。

     カージナルスで11年間、エンゼルスで8年間プレーし、通算3202安打、打率.300、661二塁打、656本塁打、2075打点、OPS.927を記録。しかし、プーホルスにとって個人の記録はそれほど重要ではない。また、エンゼルスとの10年契約の満了とともに現役を引退することを予想する声も聞こえるが、プーホルスは「40歳だからキャリアの終わりは近付いていると思う。でも、過去2年半は健康に過ごすことができているし、手術を受けることもなかった。一生懸命トレーニングしているし、まだ25歳のような気持ちだよ」と語る。

     「僕は野球というゲームを愛しているんだ」とプーホルス。「妻や親しい友人は、私が野球への欲望や飢え、情熱を失った場合、それがキャリアの終わりになることを知っている。球場に来てチームメイトとプレーしても飢えや喜び、情熱を感じないのであれば、そのときには引退するよ。でも、僕はまだ2001年にカージナルスでデビューしたときのような気持ちを持っている。僕はまだあの日の飢えや情熱を持ち続けているんだ」と野球への愛情や情熱を熱弁した。

     球史に残る大打者として素晴らしいキャリアを過ごしてきたプーホルス。終わりが近付いていることは間違いないが、もうしばらくのあいだ、輝かしいキャリアは続いていきそうだ。

  • パドレスがドージャーを解雇 昨年まで6年連続20本塁打

    2020.7.12 11:35 Sunday

     日本時間7月12日、パドレスが33歳のベテラン二塁手ブライアン・ドージャーを解雇したことが明らかになった。ドージャーはパドレスのプレーヤー・プール(最大60人の選手登録枠)に含まれておらず、ドージャーの解雇は予想された動きだった。ドージャーは今年2月、マイナー契約でパドレスに加入していた。

     ツインズの正二塁手として活躍してきたドージャーは、2016年に自己最多の42本塁打&99打点、翌2017年も34本塁打&93打点を記録。2018年以降は成績を落とし、2018年途中からドジャース、昨年はナショナルズでプレーしたが、2014年から6年連続20本塁打を継続中だ。2015年にオールスター・ゲーム選出、2017年にゴールドグラブ賞の実績があり、メジャー8年間で通算192本塁打を記録している。

     昨年はナショナルズで135試合に出場して打率.238、20本塁打、50打点、OPS.771を記録。しかし、チーム内での評価はそれほど高くなく、球団史上初のワールドシリーズ制覇を成し遂げたポストシーズンでは7打席のみの出場に終わり、6打数ノーヒット、1四球、2三振と実力を発揮できなかった。

     パドレスは数日以内にプレーヤー・プールに新しい選手を追加する見込みだが、主にリリーフ投手の補充を行うと見られており、ドージャーは構想外。ドージャーは日本時間7月19日にパドレスとの契約を破棄することが可能だったが、パドレスはその期限を迎える前に解雇を決断した形となった。

     パドレスとマイナー契約を結んだ当初から、あくまでも「保険」的な意味合いが強く、有力なレギュラー候補とは見なされていなかった。今年のパドレスは新加入のジュリクソン・プロファーが正二塁手を務め、グレッグ・ガルシアがユーティリティとしてプロファーをサポート。先月末には韋駄天ホルヘ・マテオをアスレチックスからトレードで獲得したため、ドージャーがロースター入りする可能性は極めて低くなっていた。

  • マンシーニ欠くオリオールズ FAのプイーグに獲得オファー

    2020.7.12 11:10 Sunday

     依然としてフリーエージェント市場に残ったままとなっているヤシエル・プイーグにオリオールズから獲得オファーが届いたことが明らかになった。日本時間7月12日、複数の関係者がメジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、オリオールズはプイーグの獲得に興味を示しているという。ただし、球団側はプイーグへのオファーについて明言を避けている。

     プイーグはフリーエージェント市場に残ったままの選手としては最大のビッグネームだ。メジャー最初の6年間をドジャースで過ごし、昨年はレッズとインディアンスで合計149試合に出場。打率.267、24本塁打、84打点、19盗塁、OPS.785をマークした。類稀なる才能をフルに発揮しているとは言い難いが、レギュラーとして外野の一角を十分に担うことのできる選手である。

     オリオールズがプイーグの獲得に動いているのは、結腸がんにより戦列を離れている主砲トレイ・マンシーニの穴を埋める狙いがあると見られている。また、外野のレギュラー格のアンソニー・サンタンデールとドワイト・スミスJr.が非公表の理由によって夏季キャンプに合流できていないこともプイーグ獲得への動きを後押しする。

     オリオールズの夏季キャンプに参加中のレギュラークラスの外野手はオースティン・ヘイズとDJ・スチュワートの2人だけ。セドリック・マリンズとメイソン・ウィリアムスが開幕メンバー入りを目指し、スティービー・ウィルカーソン、アンドリュー・ベラスケス、パット・バライカといった外野を守れるユーティリティもいるが、厳しい状況であることに変わりはない。

     チームへの合流が遅れている選手について日本時間7月25日の開幕戦に間に合うかどうかを尋ねられたブランドン・ハイド監督は「厳しい状況になるかもしれない。現時点ではわからない。今後の状況次第だね」とコメント。ただでさえ戦力が不足している状態からさらに主力選手が離脱し、指揮官は頭を悩ませているようだ。

  • ヤンキース・チャップマンがコロナ陽性 開幕まであと12日

    2020.7.12 10:50 Sunday

     日本時間7月24日に敵地ワシントンD.C.でナショナルズとの開幕戦を迎えるヤンキースだが、守護神を欠いた状態での戦いを強いられることが濃厚となった。アーロン・ブーン監督は日本時間7月12日、アロルディス・チャップマンが新型コロナウイルスに陽性反応を示したことを発表。開幕まであと12日となったこの段階で、球界有数のクローザーを欠くことになってしまった。

     チーム合流が遅れていたチャップマンは、日本時間7月6日から本拠地ヤンキー・スタジアムでの夏季キャンプに参加し、ブルペンで2度の投球練習を行っていた。紅白戦にはまだ登板しておらず、コロナの症状がなくなったあと、24時間以内に2度陰性と判定されなければチームに合流できないため、あと12日に迫った開幕に間に合わない可能性は非常に高い。

     ブーンによると、チャップマンの症状は軽く、全体的なコンディションは快方へ向かっているという。「我々は全てのプロトコルに従う。他に陽性者はいない。他者との接触状況についても把握できているよ」と指揮官は語る。なお、ヤンキースではDJ・レメイヒューとルイス・セッサも陽性反応を示していたが、レメイヒューが無症状と言われている一方、セッサはまだ軽度の症状が続いているようだ。

     チャップマンが開幕に間に合わない可能性が極めて高くなったことにより、ブーンはザック・ブリットンを代役のクローザーとして起用する方針だ。メジャー9年間で通算145セーブを記録しているブリットンだが、ヤンキース移籍後はセットアッパーの役割にほぼ専念。昨年は66試合に登板して防御率1.91の好成績をマークした。

     ブーンは「ブリットンは球界において長い間優秀なクローザーだったし、現在も素晴らしい投手だ。チャップマンの穴は十分に埋められる」とブリットンへの信頼を口にする。昨年60試合に登板して37セーブ、防御率2.21をマークしたチャップマンを欠くことになったヤンキースだが、その穴をカバーするだけの選手は揃っており、指揮官に不安はなさそうだ。

  • ナショナルズの先発5番手はフェッディとボースの争いに

    2020.7.11 17:50 Saturday

     先発5番手を予定されていたジョー・ロスが2020年シーズンの出場を辞退したことにより、ナショナルズでは複数の投手が先発5番手の座を争っている。シーズン開幕まで2週間を切り、デーブ・マルティネス監督は先発5番手の候補を27歳のエリック・フェッディと28歳のオースティン・ボースの両右腕に絞ったようだ。

     ナショナルズにはマックス・シャーザー、スティーブン・ストラスバーグ、パトリック・コービン、アニバル・サンチェスという強力な四本柱がおり、ロスの穴さえ埋めることができれば先発投手陣は盤石となる。マルティネスは「ジョーがオプトアウトしたことにより、私には2つの選択肢がある。フェッディとボースの2人でローテーションの穴は埋められると思う」と先発5番手について語っている。

     フェッディはメジャー4年目を迎える27歳の右腕。昨年は自己最多の21試合(うち12先発)に登板して78イニングを投げ、4勝2敗、防御率4.50、41奪三振をマークした。一方のボースはメジャー3年目を迎える28歳の右腕。昨年は自己最多の9試合(うち8先発)に登板して43.2イニングを投げ、2勝1敗、防御率3.30、44奪三振という上々のピッチングを披露した。

     「(先発5番手争いが)最終的にどのような結果になるかは今後の成り行きを見守っていかなければならないけど、両投手とも良い状態だし、両投手とも準備はできていると思う」と指揮官は語る。さらに「彼らは過去数年間でたくさんのことを学んできた。今後が楽しみだね」と期待を口にした。

     サイ・ヤング賞3度の実績を誇るシャーザーの凄さは言うまでもなく、昨年のワールドシリーズでMVPとなったストラスバーグは7年2億4500万ドルの大型契約で残留。コービンは6年1億4000万ドルで加入した昨年、14勝&238奪三振の好成績を残しており、サンチェスも2年契約の1年目となった昨年、4年ぶり5度目の2ケタ勝利をマークした。先発4番手まではメジャー有数の充実度を誇っており、今世紀初のワールドシリーズ連覇に向けて、先発5番手を確立できるかどうかがポイントの1つとなりそうだ。

  • ブルージェイズ・ゲレーロJr. 三塁からコンバートで一塁へ

    2020.7.11 17:00 Saturday

     ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)にとって三塁から一塁へのコンバートは不可避であると見られていたが、「その時」は予想以上に早くやってきた。チャーリー・モントーヨ監督は日本時間7月11日、ゲレーロJr.を三塁から一塁へコンバートする方針を明言。今年のゲレーロJr.は一塁をメインポジションとし、三塁と指名打者でも出場機会を与えられることになりそうだ。

     モントーヨによると、ゲレーロJr.のコンバートは今春のスプリング・トレーニングの時点から検討されており、ゲレーロJr.はすでに三塁ベースコーチのルイス・リベラとともに一塁の守備練習に取り組んでいるという。「ブラディ(ゲレーロJr.の愛称)と話をしたけど、やる気に満ち溢れているような感じだったよ」とモントーヨ。ただし、今回のコンバートは、今後ゲレーロJr.が全く三塁を守らないことを意味するわけではないようだ。

     身長188センチ、体重113キロという21歳らしからぬ体格を誇るゲレーロJr.が将来的に一塁へコンバートされることは、メジャーデビュー前から確実視されていた。メジャー1年目の昨年は三塁手として96試合に出場し、17失策、DRS(守備防御点)マイナス9、OAA(Outs Above Average)マイナス16(内野手メジャーワースト)と守備力不足は明白。無駄な故障を防ぐ意味でも、今回のコンバートはポジティブに捉えられるべきだろう。

     ゲレーロJr.は「良い感じだよ。自分にできることをやるだけさ。身体の状態も良好だし、開幕してチームの勝利に貢献する準備はできているよ」とコンバートに手応えを感じている様子。昨年123試合に出場して打率.272、15本塁打、69打点、OPS.772をマークした打撃面にも好影響が期待できる。

     当初、ブルージェイズは新加入のトラビス・ショウを正一塁手として起用すると見られていたが、ショウはゲレーロJr.に代わって三塁を守る見込み。ブリュワーズで正三塁手を務めていた選手であり、急な予定変更も問題なさそうだ。

  • Wソックスの有望株右腕・コペックも出場辞退を表明

    2020.7.11 16:10 Saturday

     ホワイトソックスは日本時間7月11日、24歳の有望株右腕マイケル・コペックが2020年シーズンの出場を辞退したことを発表した。トミー・ジョン手術明けのシーズンとなるコペックは、出場辞退の理由を明言していないが、健康リスクのあるなかで無理に戦列復帰を果たすより、万全の状態で2021年シーズンを迎えるのがベストであると判断したのではないかと見られている。

     リック・ハーンGMは「マイケル・コペックは2020年シーズンに参加しないという決断を我々に知らせてくれた。この決断に至るのはどんなアスリートにとっても信じられないほど難しいことだと思う。それを我々の組織は理解しているし、支持している」とコメント。「彼が2021年シーズンに戻ってきてくれるのを楽しみにしている」とコペックの今後に期待を寄せた。

     メジャー有数の有望株として期待されているコペックは2018年8月にメジャーデビューを果たし、4試合に先発して1勝1敗、防御率5.02を記録。ところが、同年9月に右肘を故障して戦列を離れ、その後トミー・ジョン手術を受けていた。昨年はリハビリに専念してマイナーでも登板機会がなく、今年が本格復帰のシーズンとなる予定だった。

     コペックはシーズン開幕が延期になっていなかった場合、AAA級シャーロットで開幕を迎える予定だったため、今回の出場辞退がチームに与える影響はそれほど大きくない。ホワイトソックスはルーカス・ジオリト、ダラス・カイケル、レイナルド・ロペス、ディラン・シース、ジオ・ゴンザレスの5人で先発ローテーションを形成し、コペックと同じくトミー・ジョン手術明けのカルロス・ロドンはローテ復帰を目指しつつ、シーズン序盤はリリーフに回る見込みだ。

     2016年に105マイルを計測したことがあるコペックは「MLB Pipeline」が公開している球団別プロスペクト・ランキングで3位にランクイン。メジャー全体では20位、ポジション別のランキングでも右腕の4位に名を連ねている。

  • 2012年MVPのジャイアンツ・ポージー 出場辞退を表明

    2020.7.11 14:30 Saturday

     バスター・ポージー(ジャイアンツ)は日本時間7月11日、2020年シーズンの出場辞退を決断したことを発表した。養子とした双子の女の子が妊娠32週目に早産で生まれ、一定の期間を集中治療室で過ごす必要があるため、ポージーは家族を守るために今年プレーしないことを選択した。

     ポージーは双子の誕生に立ち会うために夏季キャンプの初日を欠席。その後も「個人的な理由」により数回にわたって練習を欠席していたが、それは家族を守るための父親としての判断だったようだ。

     8歳の双子がいるポージーは、数年前から夫婦間で養子をとることについて相談していたという。過去に養子をとって数日間一緒に暮らしたこともあったが、そのときは元の家族が心変わりしてその子供を引き取ってしまった。今回は双子の女の子を正式に養子とすることになったが、早産で生まれたという事情があり、彼らの免疫システムの弱さなどを考慮して出場辞退を決めた。

     「最終的に、これは私にとってそれほど難しい決断ではなかった。野球の観点から見れば難しい決断だったけれど、家族の立場からすれば比較的簡単な決断だった。自分の子供を守るための決断だからね」とポージー。また、双子の女の子が早産でなければ今年プレーするつもりだったことも明らかにした。

     スター捕手の決断について、ゲーブ・キャプラー監督は「バスターは家族と彼自身のために素晴らしい決断をしたと思う」と語り、全面的な支持を表明。ファーハン・ザイディ野球部門社長も同様の姿勢を示した。

     現在33歳のポージーは、メジャー2年目の2010年に打率.305、18本塁打、67打点、OPS.862の好成績で新人王に選出され、2012年には打率.336、24本塁打、103打点、OPS.957という自己最高の成績を残してMVPを受賞。オールスター・ゲーム選出6度、シルバースラッガー賞4度、ゴールドグラブ賞1度など素晴らしい実績を誇り、2010年、2012年、2014年と3度のワールドシリーズ制覇も経験している。

  • ヤンキースとツインズの先発ローテーション争いに注目

    2020.7.10 14:00 Friday

     メジャーリーグ公式サイトのリチャード・ジャスティスは日本時間7月10日、「若手が挑むポジション争い」として7球団をピックアップ。そのなかでヤンキースとツインズの先発ローテーション争いにも言及した。田中将大(ヤンキース)と前田健太(ツインズ)のローテ入りは当確だが、先発5番手ないし6番手の座をめぐり、若手が熾烈な競争を繰り広げている。

     ジャスティスはヤンキースの先発投手陣について「少なくとも通常のシーズンであれば、ポジション争いは発生しない」とコメント。ゲリット・コール、ジェームス・パクストン、J・A・ハップ、田中、ジョーダン・モンゴメリーの5人を先発ローテーションを形成するメンバーに挙げた。

     しかし、1ヶ月以上のスプリング・トレーニングを経てシーズンに突入する例年とは異なり、今年のサマー・キャンプは3週間だけ。しかも、対外試合は最大3試合しか組めないため、選手たちは調整不足ないし実戦不足のままシーズン開幕を迎える可能性がある。そうなればシーズン序盤は先発投手の球数に制限を設け、6人目ないし7人目の先発投手が必要になるかもしれない。ヤンキースでは、その「予備の先発投手」の座をデイビー・ガルシア、マイケル・キング、ジョナサン・ロアイシガ、クラーク・シュミットという4人の若手が争っている状況だ。

     一方、ツインズの先発投手陣についてジャスティスは「弱みを強みに変えるために適切な補強を行った。3番手まではホゼ・ベリオス、ジェイク・オドリッジ、前田で確定」と述べている。残りの2枠ないし3枠を複数の投手が争う形となっており、ホーマー・ベイリーやランディ・ドブナックを中心とした競争が行われている。

     また、本来であれば開幕に間に合わない予定だったリッチ・ヒルも開幕からローテに加わる準備ができており、先発投手の層は決して薄くない。ポストシーズンの戦いも見据え、各投手のコンディションや仕事量を考慮しながら、最適な投手運用を行っていくことになりそうだ。

  • ナショナルズが優勝リング授与 監督「待った甲斐があった」

    2020.7.10 12:45 Friday

     ナショナルズは日本時間7月10日、昨年のワールドシリーズ優勝リングを選手たちに授与した。当初は4月に行われるホーム開幕戦でセレモニーを開催する予定だったが、新型コロナウイルスの影響によって実施不可能に。5月下旬にはバーチャル形式でのセレモニーを開催することも検討されたが、選手たちが直接受け取ることを希望したため、中止となっていた。夏季キャンプが行われている本拠地ナショナルズ・パークのロッカーに、しっかり包装された箱が置かれる形で、選手たちへ優勝リングが授与された。

     優勝リングのデザインはすでに公開されており、チームロゴの「W」が30個のルビーで作られている(30はワールドシリーズで勝利した4試合での合計得点数)。リングの後ろ側には、チームスローガンである「GO 1-0 EVERYDAY」のほか、チームの勢いの象徴となったヘラルド・パーラ(現・巨人)の登場曲「ベイビー・シャーク」にちなんで優勝トロフィーを手にしたサメの姿が刻まれた。

     優勝リングを受け取ったデーブ・マルティネス監督は「本当に待った甲斐があったよ。我々が成し遂げたことを象徴するものだからね。私にとって大きな意味があるし、私の家族にとっても大きな意味がある。今日、これを身につけることができることを誇りに思うよ」と大喜び。「この場にファンがいないことだけが残念だ。ファンは26人目の選手だからね」とファンへの感謝と配慮も忘れなかった。

     ワールドシリーズMVPとなったスティーブン・ストラスバーグは「本当に特別なものだよ。このリングを見ていると、シーズンのいろんな瞬間を思い出す。家に帰って子供たちに見せるのが楽しみだ」と感慨深げ。マルティネスによると、ストラスバーグやマックス・シャーザーは優勝リングの箱を開封して大喜びしていたという。パトリック・コービンやショーン・ドゥーリトルもSNSの投稿で喜びを世界中のファンと共有した。

  • カブス・バイエズ 契約延長より2020年シーズンが最優先

    2020.7.10 12:00 Friday

     カブスは2021年終了後にクリス・ブライアント、アンソニー・リゾー、カイル・シュワーバー、ハビアー・バイエズといった主力選手が一斉にフリーエージェントとなる。今オフ、バイエズは年俸調停を回避して年俸1000万ドルの1年契約を結び、さらなる契約延長交渉を行っていることが報じられていた。しかし、現在は複数年契約を結ぶことよりも、異例の60試合制で行われる2020年シーズンに向けての準備を進めることが最優先となっているようだ。

     すべてのメジャーリーガーの身近にエース級の投手がいるわけではないが、バイエズにはホゼ・ベリオス(ツインズ)がいる(バイエズの妻の妹がベリオスの妻)。3ヶ月半にも及ぶ中断期間中、バイエズは故郷プエルトリコでベリオスとともにトレーニングを積み、2020年シーズンの開幕に備えていた。「彼と練習するのは楽しかったよ。早い時期にとても速いボールを投げてくるからちょっと怖かったけどね」とバイエズはベリオスとのトレーニングを振り返る。

     現在27歳のバイエズは、2018年にナショナル・リーグMVPの投票で2位にランクインする大活躍を見せ、昨年も打率.281、38二塁打、29本塁打、85打点、OPS.847の好成績をマーク。守備でも球界トップクラスの数字を記録しており、2年連続でオールスター・ゲームに選出された。大型契約の成立が期待されるが、バイエズ自身は「適切なタイミングまで待つ必要がある。チームも僕も現在の状況はお互いに理解しているし、急ぐつもりはないよ」と至って冷静だ。

     「今はグラウンドに戻ってシーズンを戦うことだけを考えている。例年とは違う奇妙なシーズンになると思うけど、今シーズンを勝ち抜くことが目標だ」とバイエズ。今やチームの顔となった感のあるスター内野手は、自身の契約延長など全く気にすることなく、2016年以来4年ぶりとなるワールドシリーズ制覇だけを見据えている。

  • 2021年シーズンの日程発表 「9.11」にヤンキース対メッツ

    2020.7.10 11:30 Friday

     メジャーリーグ機構は日本時間7月10日、2021年レギュラーシーズンの日程を発表した。4月1日(現地時間、以下すべて同じ)に開幕して10月3日に閉幕するスケジュールとなっており、シーズン開幕日に全球団の試合が組まれるのは1968年以来53年ぶり。シーズン最終日は15試合のうち12試合が同地区の対戦となっており、シーズン終盤までポストシーズン争いがもつれた場合、シーズン最終カードは大いに盛り上がりそうだ。

     シーズン開幕日となる4月1日は、15試合のうち10試合が同地区の対戦となっている一方、レイズ対マーリンズ、ツインズ対ブリュワーズ、マリナーズ対ジャイアンツとインターリーグの対戦も3試合組まれている。4月2日は6試合のみが予定されており、4月3日は再び15試合、4月4日は13試合が組まれている。

     インターリーグの対戦は、東部地区同士、中部地区同士、西部地区同士で行われる。9月10~12日にはメッツの本拠地シティ・フィールドでヤンキース戦が予定されており、2001年の同時多発テロ事件から20年となる節目の年に、初めて9月11日にニューヨークを本拠地とする球団同士の対戦が行われることになった。この2球団は独立記念日を含む週末(7月2~4日)にもヤンキー・スタジアムで対戦する予定だ。

     ドジャースは4月9~11日のナショナルズ3連戦がホーム開幕シリーズとなる。最終戦までもつれる熱戦となった2019年ナショナル・リーグ地区シリーズの再戦だ。また、ブレーブスは父の日を含む週末(6月17~20日)に本拠地トゥルイスト・パークにカージナルスを迎える。こちらも最終戦までもつれた2019年ナ・リーグ地区シリーズの再戦となる。

     第91回オールスター・ゲームは7月13日にアトランタのトゥルイスト・パークで行われる。同球場でのオールスター開催は初めて。アトランタでの開催はターナー・フィールドで行われた2000年以来21年ぶりとなる。

  • 2020年の大胆予想 アストロズがトレードでスター選手を補強?

    2020.7.9 19:00 Thursday

     異例の60試合制で行われる2020年シーズンの開幕が15日後に迫っている。メジャーリーグ公式サイトのリチャード・ジャスティスは、60試合制の2020年シーズンに関する「ワイルドな予想」として7つの項目をピックアップ。その1つとして、アストロズが8月末のトレード・デッドラインで大型補強を展開する可能性について言及した。

     ジャスティスは「アストロズほどワールドシリーズ制覇に向けてのモチベーションが高いチームはない」と指摘する。サイン盗みスキャンダルによって2017年のワールドシリーズ制覇の正当性を疑問視されるなか、球団オーナーのジム・クレインは今年もう1度チャンピオンリングを勝ち取れば、チームの実力を証明することができると考えているようだ。

     こうした事情もあってジャスティスはクレインが8月末のトレード・デッドラインでの大型補強にゴーサインを出す可能性が高いと考えており、獲得候補としてジェイク・アリエタ(フィリーズ)、マイク・マイナー(レンジャーズ)、J・T・リアルミュート(フィリーズ)、フランシスコ・リンドーア(インディアンス)といった具体的な名前を挙げている。

     ジャスティン・バーランダーとザック・グレインキーの二枚看板を抱えているとはいえ、ゲリット・コール(ヤンキース)が抜けた先発投手陣には少なからず不安があり、フィリーズやレンジャーズがポストシーズン争いから脱落した場合、実績十分のアリエタやマイナーはチーム事情にフィットする存在となるだろう。

     また、好守のマーティン・マルドナードと再契約を結んだとはいえ、他のポジションと比べると捕手のクオリティが落ちるため、フィリーズとの契約延長交渉が不調に終わった場合、リアルミュートも絶好の補強ターゲットとなる。フィリーズとしては、契約延長が成立せず、なおかつ早々にポストシーズン争いから脱落してしまった場合、有望株とのトレードで一旦リアルミュートを放出し、オフに再契約を狙うことも選択肢に入れるべきだろう(ヤンキースのアロルディス・チャップマンと同じパターン)。

     リンドーアの獲得は、遊撃にカルロス・コレアがいるため現実的ではないものの、ジャスティスは「どんなことも選択肢から排除することはできない」と述べ、クレインが全力でワールドシリーズ制覇を狙いに来ることを予想している。

  • アクーニャJr. 22歳以下で80本塁打&70盗塁なら史上4人目

    2020.7.9 18:35 Thursday

     異例の60試合制で行われる2020年シーズンだが、ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)は過去にアレックス・ロドリゲス、アンドリュー・ジョーンズ、マイク・トラウト(エンゼルス)の3人しか達成していない大記録を達成する可能性がある。それは22歳以下での通算80本塁打&70盗塁だ。

     現在22歳のアクーニャJr.は、昨年までのメジャー2年間で67本塁打&53盗塁を記録。21歳以下で通算60本塁打&50盗塁を達成したのはアクーニャJr.のほかにロドリゲス、トラウト、ケン・グリフィーJr.だけである。

     今年3月、ブライアン・スニッカー監督はアクーニャJr.について「以前より身体が大きくなり、力強さも感じられる」と語っていた。また、アクーニャJr.自身は今年2月、同僚のオジー・アルビーズに対してメジャー史上初となる「50-50(50本塁打&50盗塁)」を目指すことを宣言していた。

     残念ながら60試合制の短縮シーズンで「50-50」を達成するのは現実的ではなく、大記録への挑戦は来年以降に持ち越しとなる。しかし、60試合で13本塁打以上かつ17盗塁以上を記録すれば、ロドリゲス、ジョーンズ、トラウトに次ぐ史上4人目の快挙が達成される。

     また、アクーニャJr.は60試合制のシーズンで「20-20」を達成する可能性も秘めている。過去25年間、シーズン中の60試合のスパンのなかで「20-20」を達成したのは1998年のロドリゲス、2004年のカルロス・ベルトラン、2006年のアルフォンゾ・ソリアーノ、そして昨年のアクーニャJr.の4人だけだ。

     22歳のシーズンまでにロドリゲスは106本塁打&97盗塁、トラウトは98本塁打&102盗塁、ジョーンズは80本塁打&74盗塁を記録。アクーニャJr.にとってジョーンズはブレーブスの先輩でもある。メジャー3年目となる今年、アクーニャJr.が偉大な先輩たちの仲間入りを果たすことができるか注目だ。

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