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  • ドナルドソン争奪戦がまもなく決着か 決断間近との報道も

    2019.12.20 14:40 Friday

     ノーラン・アレナード(ロッキーズ)のトレード移籍の可能性が取り沙汰されるなか、移籍市場からまた1人、スター三塁手が姿を消そうとしている。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、球団首脳のなかにはジョシュ・ドナルドソンがまもなくどこかのチームと契約を結ぶと考えている者がいるという。ドナルドソン争奪戦は、同じナショナル・リーグ東部地区に所属するブレーブスとナショナルズの一騎打ちが有力視されている。

     今季ナショナル・リーグの打点王に輝いたアンソニー・レンドンがエンゼルスと7年2億4500万ドルの超大型契約を結び、正三塁手が不在となったナショナルズは、ドナルドソンに対して4年契約をオファーしたことが報じられている。現時点では好条件のオファーを提示したナショナルズがドナルドソン獲得の最有力候補と見られているが、ヘイマンによると、ドナルドソン側はブレーブスに最終オファーのチャンスを与える方針だという。ブレーブスの最終オファー次第では、逆転でドナルドソンの引き留めに成功する可能性もありそうだ。

     また、別の関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ドナルドソンの決断は切迫したものではないという。複数の球団と契約交渉を継続する見込みであるとの報道もあり、ドナルドソンと各球団の契約交渉がどの段階まで進んでいるのかは定かではない。ツインズ、レンジャーズ、ドジャースなどもドナルドソン獲得に関心を示していることが報じられていたが、ヘイマンはこれらのチームがドナルドソン獲得に成功する可能性は低いと見ているようだ。

     現在34歳のドナルドソンは、今季ブレーブスで155試合に出場し、打率.259、37本塁打、94打点、OPS.900をマーク。故障に泣いた昨季からの復活を遂げ、ナショナル・リーグのカムバック賞を受賞した。ブルージェイズ時代の2015~2017年には合計111本塁打(平均37本塁打)を放ち、2015年は打率.297、41本塁打、123打点、OPS.939の好成績でアメリカン・リーグのMVPに選出されている。

  • ロイヤルズがフランコと1年295万ドルで合意 正三塁手として起用

    2019.12.20 14:15 Friday

     日本時間12月20日、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ロイヤルズはフリーエージェントの三塁手、マイケル・フランコと1年295万ドル+出来高105万ドルで契約合意に達したようだ。ロイヤルズは低コストで獲得できる正三塁手候補を探していたが、そのニーズに合う補強を実現させた。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     現在27歳のフランコは、フィリーズの将来を担う大型三塁手として期待され、2014年にメジャーデビュー。翌2015年に80試合で打率.280、14本塁打、50打点、OPS.840をマークし、さらなる成長に期待がかかったものの、その後は伸び悩みが続き、今月初めにノンテンダーFAとなっていた。

     今季のフランコは、123試合に出場して打率.234、17本塁打、56打点、OPS.705をマーク。開幕から2試合連続本塁打の好スタートを切ったが、その勢いも長くは続かず、例年通りのシーズンとなった。100試合以上に出場したシーズンでは、2016年に記録した25本塁打と88打点、2018年に記録した打率.270とOPS.780が自己ベストの数字となっている。

     フランコが三塁のポジションに入ることにより、ハンター・ドージャーは外野の両翼のどちらかに固定される見込み。トレードの可能性が取り沙汰されているウィット・メリフィールドが正中堅手となり、外野の残り1枠は、現時点では右打者のババ・スターリングと左打者のブレット・フィリップスの併用が濃厚だ。ただし、自軍からフリーエージェントとなったアレックス・ゴードンが来季も現役を続行する場合、正左翼手としてチームに戻ってくることが確実視されている。

     なお、正三塁手としてフランコを獲得することを決めたロイヤルズだが、ブリュワーズからノンテンダーFAとなったトラビス・ショウも獲得候補に挙がっていたことが報じられている。

  • エンゼルスがようやく先発補強 テーランと1年900万ドルで合意

    2019.12.20 13:45 Friday

     なかなか先発投手の補強が進んでいなかったエンゼルスが、ようやく実績十分の先発投手の獲得に成功した。日本時間12月20日、関係者がMLBネットワークのケン・ローゼンタールに伝えたところによると、エンゼルスはフリーエージェントの先発右腕、フリオ・テーランと1年900万ドルで契約合意に達したようだ。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     現在28歳のテーランは、2011年にブレーブスでメジャーデビュー。メジャー定着を果たした2013年から7年連続で30試合以上に先発して170イニング以上を投げ、2013~2014年の14勝を筆頭に5度の2ケタ勝利をマークしている。先発投手陣に故障者が相次ぎ、規定投球回到達者がゼロ、100イニング以上投げた投手すら1人しかいなかったエンゼルスにとって、テーランのようなイニングイーターの加入は理想的な補強と言えるだろう。

     今季のテーランは、自己最多タイの33試合に先発して174回2/3を投げ、10勝11敗、防御率3.81、162奪三振を記録。日本時間9月8日のナショナルズ戦で今季10勝目を挙げた時点では防御率3.31をマークしていたが、最後の3先発で3連敗を喫して防御率も大幅に悪化し、カージナルスとの地区シリーズではロースターに入れなかった(シリーズ開幕後に故障者の代役としてロースター入り)。

     2014年にブレーブスと6年3240万ドルで契約を延長したテーランは、今季でその6年契約が満了。来季の契約は年俸1200万ドルの球団オプションとなっていたが、オプション行使を拒否されてフリーエージェントとなっていた。まだ28歳と若いため、1年契約で加入するエンゼルスで好成績を残し、1年後のオフに好条件の複数年契約を得ることを狙っていると見られる。

     テーランの加入により、エンゼルスの先発ローテーションは現時点では、テーラン、ディラン・バンディ(新加入)、アンドリュー・ヒーニー、グリフィン・キャニング、パトリック・サンドバル、そしてトミー・ジョン手術から復帰する大谷翔平の6人で形成される。ポストシーズン進出を目指すにはテーランがエース格では心許なく、今オフ中にエース格の先発投手を獲得しておきたいところだ。

  • 左腕・ゴンザレスがWソックスと契約合意 12年ぶりの古巣復帰

    2019.12.20 13:10 Friday

     日本時間12月20日、ホワイトソックスがフリーエージェントの先発左腕、ジオ・ゴンザレスとの契約合意に至ったことが明らかになった。MLBネットワークのジョン・ヘイマンが伝えた。ゴンザレスは2004年のドラフトでホワイトソックスから全体38位指名を受けてプロ入りしたあと、2005年オフのトレードでフィリーズへ放出され、2006年オフのトレードでホワイトソックスに戻ったものの、2007年オフに今度はアスレチックスへ放出されており、12年ぶりの古巣復帰となる。

     先発投手の補強を目指していたホワイトソックスが、柳賢振(リュ・ヒョンジン)やダラス・カイケルといった大物左腕の陰に隠れていた34歳のベテラン左腕の獲得に成功した。今季ブリュワーズで19試合(うち17先発)に登板して87回1/3を投げ、3勝2敗、防御率3.50、78奪三振をマークしたゴンザレスは、2010年から2018年まで9年連続で2ケタ勝利をマークし、ナショナルズ時代の2012年にはリーグ最多の21勝を挙げるなど、12年のキャリアで通算130勝の実績を誇っている。なお、契約内容の詳細は今のところ、明らかになっていない。

     ホワイトソックスは今季チーム最多の187イニングを投げたイバン・ノバがフリーエージェントとなり、その穴埋めが急務となっていた。ゴンザレスはルーカス・ジオリトとともに左右の先発二本柱を形成することになるが、3番手以降には先発ローテーションをフルシーズン任せるには不安が残る若手投手が並んでいるため、再建モードから勝負モードへと移行しつつあるなかで、先発投手のさらなる補強に動く可能性もある。

     なお、ゴンザレスは2005年オフにジム・トーメイの交換要員の1人としてフィリーズへ移籍し、1年後の2006年オフにフレディ・ガルシアの交換要員の1人としてフィリーズからホワイトソックスへ復帰。さらに1年後の2007年オフにはニック・スウィッシャーの交換要員の1人としてアスレチックスへ移籍し、2008年にメジャーデビューを果たしたため、ホワイトソックスではメジャーでのプレイ経験はない。

  • インディアンスの先発右腕・クレビンジャーに複数の球団が興味

    2019.12.20 12:35 Friday

     今オフ、エース右腕のコリー・クルーバーをレンジャーズへ放出したインディアンスが、さらなる先発投手の放出に動くことは考えにくい。しかし、野球ライターのロバート・マレーは、複数の球団がマイク・クレビンジャーをトレードで獲得する可能性について、インディアンスへの問い合わせを行っていることを伝えている。クレビンジャーの獲得を狙うチームのなかには、ドジャースとパドレスが含まれていると見られる。

     マレーによると、インディアンスがクレビンジャーを放出する際に求める対価は「クレイジーなほどに高い」という。昨季は13勝8敗、防御率3.02の好成績をマークして自身初の200イニングと200奪三振をクリアし、今季も故障離脱がありながらも13勝4敗、防御率2.71、169奪三振(奪三振率12.07)とエース級のパフォーマンスを見せたクレビンジャーは、来季が年俸調停期間の1年目となり、あと3年も保有可能。インディアンスが莫大な対価を要求するのは当然と言えるだろう。

     クルーバーを放出したとはいえ、インディアンスは他地区に比べてレベルの低いアメリカン・リーグ中部地区において優勝を狙える戦力を有しており、クレビンジャーを放出することはないと見られる。ただし、インディアンスは現在、スター遊撃手のフランシスコ・リンドーアに関するトレード交渉を行っており、リンドーアを放出するトレードが成立すれば、今月中に29歳の誕生日を迎えるクレビンジャーも放出してチーム再建に向かうことを決断する可能性もある。

     クレビンジャーの獲得を狙っていることが報じられているドジャースとパドレスは、いずれもマイナー組織に多数の良質な若手有望株を抱えており、クレビンジャーの獲得に必要なパッケージを用意することは決して不可能ではない。現時点では、インディアンスにとってクレビンジャーよりもリンドーアの放出が優先事項であり、リンドーアの動向次第では、クレビンジャーのトレード交渉にも進展があるかもしれない。

  • 積極補強のレッズがスター遊撃手・リンドーアの争奪戦に参戦

    2019.12.20 11:45 Friday

     関係者によると、レッズはフランシスコ・リンドーアのトレードについて、インディアンスとの交渉を行っているようだ。レッズは今オフ、マイク・ムスターカスとウェイド・マイリーを獲得するなど積極的な補強を展開しており、スター遊撃手の獲得によってさらなる戦力アップを狙っていると見られる。なお、リンドーアの獲得にはドジャースとパドレスが興味を示していることがすでに報じられている。

     レッズは昨オフからトレードに関して積極的な姿勢を見せており、昨オフはドジャースからヤシエル・プイーグを獲得。今季途中にはそのプイーグを三角トレードで放出してインディアンスからトレバー・バウアーを手に入れた。今オフはトレード以外でも積極的な補強を展開し、正二塁手としてムスターカスを4年契約で迎え入れたほか、先発投手陣にはアストロズからフリーエージェントとなったマイリーを獲得。現在は強打の外野手の補強を目指していることが報じられているが、外野手ではないものの、強打者の補強としてリンドーアに目をつけたようだ。

     ニック・クロールGMは、強打者の獲得について問われた際、「トレード市場でもフリーエージェント市場でも、このチームをより良くできるのであればどんなことでもするよ」とコメント。「トレードを成立させるためには、トレードを望んでいる相手が必要だ。トレードは相手球団次第という部分もあると思う。トレードの交渉も行っているし、フリーエージェント市場もチェックしているよ」と語り、引き続きトレード市場とフリーエージェント市場の両方でチーム強化の可能性を探っていく方針を明らかにした。

     レッズにはニック・センゼル、ジョナサン・インディア、ハンター・グリーン、ニック・ロドーロといった若手有望株がおり、これらの選手の放出を躊躇しないのであればリンドーアの獲得は可能であると見られている。リンドーアをめぐるインディアンスとのトレード交渉の行方には、大きな注目が集まることになりそうだ。

  • スモークが1年500万ドルでブリュワーズへ 2017年に38本塁打

    2019.12.20 11:15 Friday

     日本時間12月20日、ブリュワーズがフリーエージェントの一塁手、ジャスティン・スモークと1年500万ドル+球団オプション1年で契約合意に達したことが明らかになった。MLBネットワークのジョン・ヘイマンが合意間近であることを伝え、同じくMLBネットワークのケン・ローゼンタールが契約内容の詳細を報じた。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     ブリュワーズはここ2週間、積極的な動きを見せており、スモークはアレックス・クラウディオ(再契約)、ブレット・アンダーソン、ジョシュ・リンドブロム、アビサイル・ガルシア、ライオン・ヒーリー、エリック・ソガードに続いてフリーエージェント市場から獲得した7人目の選手となる。スモークの加入により、来季のブリュワーズは一塁でスモークとライアン・ブラウンの2人、外野3ポジションでブラウン、ガルシア、ロレンゾ・ケイン、クリスチャン・イェリッチの4人を使い分けていくことが予想される。

     ブリュワーズはエリック・テームズの来季オプション(年俸750万ドル)を破棄して以降、一塁手の補強を必要としており、スモークはそのターゲットとなっていた。現在33歳のスモークはスイッチヒッターだが、左打席のほうが長打力があり、左打ちのパワーヒッターを欲していたブリュワーズのニーズに合致。打率はそれほど高くないものの、直近3シーズンは.350前後の出塁率をキープしており、選球眼の良さも魅力の一つである。

     今季のスモークは、ブルージェイズで121試合に出場して打率.208、22本塁打、61打点、OPS.748を記録。自己ベストのシーズンは大ブレイクを遂げた2017年で、打率.270、38本塁打、90打点、OPS.883の好成績をマークした。キャリア通算ではレンジャーズ、マリナーズ、ブルージェイズで合計10年間プレイし、打率.231、191本塁打、OPS.744という成績を残している。

  • 来季の優勝争いを見据える各チームの補強ポイントは?

    2019.12.19 17:50 Thursday

     来季の優勝争いとその先にあるワールドシリーズ制覇を目指すチームは今オフ、移籍市場での戦力補強を進めている。しかし、必要な戦力補強を必ずしもすべてのチームが終えたわけではない。MLB公式サイトのデービッド・アドラーは、まだ多くのコンテンダー(ワールドシリーズ制覇を目指すチーム)が補強ポイントを残していることを指摘。その補強ポイントとともに、解決策となる具体的な選手の名前も紹介している。アドラーが挙げた各球団の補強リストは以下の通り。

    ◆レイズ:右打ちの指名打者

    エドウィン・エンカーナシオン
    スティーブン・スーザJr.
    マーセル・オズーナ
    C.J.クロン

    ◆インディアンス:二塁手

    セザー・ヘルナンデス
    ジョナサン・スコープ
    スターリン・カストロ
    ブライアン・ドージャー
    ウィット・メリフィールド(トレード)

    ◆ツインズ:先発投手

    柳賢振
    ダラス・カイケル
    ロビー・レイ(トレード)

    ◆アストロズ:捕手と先発投手

    【捕手】
    ロビンソン・チリーノス
    マーティン・マルドナード
    ジェイソン・カストロ
    ジェームス・マッキャン(トレード)

    【先発投手】
    柳賢振(リュ・ヒョンジン)
    ロビー・レイ(トレード)
    リッチ・ヒル

    ◆エンゼルス:先発投手と捕手

    【先発投手】
    柳賢振
    ダラス・カイケル
    デービッド・プライス(トレード)
    ロビー・レイ(トレード)
    マシュー・ボイド(トレード)

    【捕手】
    マーティン・マルドナード
    ジェイソン・カストロ

    ◆レンジャーズ:三塁手

    ジョシュ・ドナルドソン
    トッド・フレイジャー
    トラビス・ショウ
    クリス・ブライアント(トレード)
    ノーラン・アレナード(トレード)

    ◆ブレーブス:三塁手

    ジョシュ・ドナルドソン
    クリス・ブライアント(トレード)
    ノーラン・アレナード(トレード)
    トラビス・ショウ

    ◆メッツ:救援投手

    デリン・ベタンセス
    ウィル・ハリス
    スティーブ・シーシェック
    ダニエル・ハドソン
    ジョシュ・ヘイダー(トレード)

    ◆ナショナルズ:三塁手と一塁手

    【三塁手】
    ジョシュ・ドナルドソン
    クリス・ブライアント(トレード)
    ノーラン・アレナード(トレード)

    【一塁手】
    ライアン・ジマーマン
    トラビス・ショウ
    エリック・テームズ
    ミッチ・モアランド

    ◆レッズ:両翼の外野手

    ニコラス・カステヤーノス
    マーセル・オズーナ
    コリー・ディッカーソン
    秋山翔吾

    ◆ブリュワーズ:一塁手と三塁手

    【一塁手】
    エリック・テームズ
    ミッチ・モアランド

    【三塁手】
    ジョシュ・ドナルドソン
    トッド・フレイジャー

    ◆カージナルス:外野手

    マーセル・オズーナ
    ニコラス・カステヤーノス
    コリー・ディッカーソン
    アレックス・ゴードン
    コール・カルフーン
    マット・ジョイス

    ◆ドジャース:先発投手

    柳賢振
    ダラス・カイケル
    ロビー・レイ(トレード)
    リッチ・ヒル

  • MLB公式サイトがトラウトら「2010年代最強チーム」を選出

    2019.12.19 15:50 Thursday

     2010年代最後のシーズンとなった2019年が終了し、カレンダーはまもなく2020年に突入しようとしている。MLB公式サイトでは専門家73人による投票を実施し、「2010年代最強チーム」の1stチームと2ndチームを選出。今年初めて選出された「オールMLBチーム」と同様の形式で、野手は指名打者を含む9名、先発投手5名、救援投手2名が選出されている。1stチームと2ndチームに選出された合計32名の顔ぶれは以下の通り。

    ◆1stチーム
    捕手:バスター・ポージー(ジャイアンツ)
    一塁:ミゲル・カブレラ(タイガース)
    二塁:ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)
    三塁:エイドリアン・ベルトレイ(元レンジャーズ)
    遊撃:フランシスコ・リンドーア(インディアンス)
    外野:マイク・トラウト(エンゼルス)
    外野:ムーキー・ベッツ(レッドソックス)
    外野:アンドリュー・マカッチェン(フィリーズ)
    DH:ネルソン・クルーズ(ツインズ)
    先発:ジャスティン・バーランダー(アストロズ)
    先発:マックス・シャーザー(ナショナルズ)
    先発:クレイトン・カーショウ(ドジャース)
    先発:ザック・グレインキー(アストロズ)
    先発:クリス・セール(レッドソックス)
    救援:クレイグ・キンブレル(カブス)
    救援:アロルディス・チャップマン(ヤンキース)

    ◆2ndチーム
    捕手:ヤディアー・モリーナ(カージナルス)
    一塁:ジョーイ・ボットー(レッズ)
    二塁:ロビンソン・カノー(メッツ)
    三塁:ノーラン・アレナード(ロッキーズ)
    遊撃:トロイ・トゥロウィツキー(元ロッキーズ)
    外野:ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)
    外野:ブライス・ハーパー(フィリーズ)
    外野:ホゼ・バティースタ(元ブルージェイズ)
    DH:デービッド・オルティス(元レッドソックス)
    先発:マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ※1)
    先発:ジェイコブ・デグロム(メッツ)
    先発:デービッド・プライス(レッドソックス)
    先発:スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)
    先発:コリー・クルーバー(インディアンス※2)
    救援:ケンリー・ジャンセン(ドジャース)
    救援:ウェイド・デービス(ロッキーズ)

    ※1 バムガーナーは来季からダイヤモンドバックス
    ※2 クルーバーは来季からレンジャーズ

  • エンゼルスがタイガースの先発左腕・ボイドの獲得に関心

    2019.12.19 14:05 Thursday

     先発投手の補強を最重要課題に掲げて今オフに突入したエンゼルスだが、ゲリット・コール(ヤンキースと契約)とスティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズと再契約)を獲得することはできず、7年2億4500万ドルという超大型契約で獲得したのは三塁手のアンソニー・レンドン。トレードでコリー・クルーバー(インディアンスからレンジャーズへ移籍)の獲得にも失敗し、先発投手の補強はオリオールズからディラン・バンディを獲得したのみである。そんなエンゼルスが、今度はタイガースの先発左腕、マシュー・ボイドの獲得に関心を示しているようだ。

     MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシは、エンゼルスがボイドの獲得に関心を示していることを報じた。ただし、両軍の間でトレード交渉が進展している様子はないという。

     来年2月に29歳となるボイドは、今季185回1/3を投げて39本塁打を浴び、防御率4.56に終わった。しかし、三振奪取能力の面では大きな進歩を見せており、キャリア最初の4年間は三振の割合が19.9%だったのに対して今季は30.2%へと急上昇。タイガースとしても、チームのエース格であり、あと3年保有できるボイドを簡単に放出するつもりはなく、タイガースのアル・アビラGMは、メジャーの戦力として期待できる選手またはハイレベルなプロスペクトとの交換でなければボイドを放出しないとの姿勢を示している。

     エンゼルスはマイナー組織が充実しているとは言えず、「MLB Pipeline」が公開しているプロスペクト・ランキングで全体トップ100にランクインしているのはジョー・アデル(全体5位)ただ一人。エンゼルスは先発投手の補強が急務になっているとはいえ、アデルの放出には応じない可能性が高く、ボイド獲得のためのパッケージを用意するのは困難を極めると見られる。まずはトレードよりも、フリーエージェント市場で柳賢振(リュ・ヒョンジン)、ダラス・カイケル、フリオ・テーランといった有力投手を確保するのが優先となりそうだ。

  • フリーエージェント市場の「ボラス物件」 有力3選手の行方は?

    2019.12.19 13:30 Thursday

     敏腕代理人として知られるスコット・ボラスは、およそ72時間のうちにアナハイム(アンソニー・レンドン)、ワシントンD.C.(スティーブン・ストラスバーグ)、ニューヨーク(ゲリット・コール)で入団記者会見に出席するという忙しい日々を過ごしている。フリーエージェント市場に残る有力選手のうち、柳賢振(リュ・ヒョンジン)、ダラス・カイケル、ニコラス・カステヤーノスの3選手はいずれも「ボラス物件」であり、その動向に注目が集まっている。

     ボラスによると、柳とカイケルについては、獲得を希望する球団との契約交渉が順調に進んでいるようだ。コールとストラスバーグのほか、ザック・ウィーラー(フィリーズ)、マディソン・バムガーナー(ダイヤモンドバックス)、コール・ハメルズ(ブレーブス)といった有力投手が次々に市場から消えたという事情も、両左腕の契約交渉の進展を後押ししていると見られる。

     柳にはドジャース、エンゼルス、ツインズなど、カイケルにはパドレス、エンゼルス、ホワイトソックスなどが関心を示していることが報じられている。ボラスは「各球団は自軍のニーズをしっかり把握している。我々は契約成立に向けて選択肢を狭めつつある。早いうちに契約がまとまると思う」と話しており、近日中に契約合意が報じられる可能性もありそうだ。

     一方、カステヤーノスについては、契約成立の見込みが立っていないようだ。ボラスが「投手、捕手、中堅手の市場は素早く動いたんだけどね。投手は競争相手が多いから、各球団はどうしても投手優先になってしまう」と話したように、市場全体がスムーズに動いているなかで、外野の両翼を守る選手の市場はほとんど動いていない状況。ただし、アビサイル・ガルシア(ブリュワーズ)の契約成立をきっかけに市場が動き出すかもしれない。

     市場にはまだ、カステヤーノスのほかにも、マーセル・オズーナ、コリー・ディッカーソン、ヤシエル・プイーグ、コール・カルフーンといった主力クラスの外野手が残っている。なお、カステヤーノスにはジャイアンツ、カブス、ダイヤモンドバックスなどが関心を示していることが報じられているものの、現時点では交渉が進展している様子は伝わってこない。

  • コール入団正式発表のヤンキース 今オフの補強は完了か

    2019.12.19 13:00 Thursday

     日本時間12月19日、ヤンキースは本拠地ヤンキー・スタジアムでゲリット・コールの入団記者会見を行った。クローザーのアロルディス・チャップマンと再契約を結び、生え抜きのベテラン外野手であるブレット・ガードナーとも再契約で合意したのに加え、念願の絶対的エースを獲得したことにより、ヤンキースの今オフの補強はほぼ完了したと見られる。ブライアン・キャッシュマンGMは今後どのように動くのだろうか。

     来年2月のスプリング・トレーニングまで、まだ2ヶ月近くあるものの、ヤンキースは今オフの補強をほぼ完了。キャッシュマンは「すべての市場をチェックし続けるつもりだ。(ポストシーズンに向けての補強期限となる)8月31日まで動きをやめることはない」と発言しているが、今オフ中にさらなる補強に動く可能性は低いと見られる。

     補強の可能性があるとすれば、右打者偏重の打線に左打者を加えることであり、ブランドン・ベルト(ジャイアンツ)やカイル・シュワーバー(カブス)を獲得候補に挙げる声もある。ただし、キャッシュマンは「左打者の獲得を考えていないわけではない。でも、絶対にその必要があるかと言われたら、答えはノーだ」と話している。

     また、捕手の控えからオースティン・ロマインが抜けたことを懸念する声もあるが、キャッシュマンはロマインに代わって控え捕手を務めると見られるカイル・ヒガシオカに信頼を寄せている。キャッシュマンは「我々は現在のチーム状態にとても満足している」と話しており、噂されているマーティン・マルドナードの獲得に動く可能性はそれほど高くなさそうだ。

     リリーフ投手の補充、ユーティリティ・プレイヤーの獲得など、小規模な補強が行われる可能性はあるものの、現時点では現在のメンバーのまま、来季を迎える可能性が高いヤンキース。大きな動きがあるとすれば、ジョーダン・モンゴメリーとドミンゴ・ヘルマンが6~7番手に控える先発投手陣からJ.A.ハップをトレードで放出するくらいだろう。

  • リリーフ左腕不足のツインズ 30歳のクーロムとマイナー契約へ

    2019.12.19 12:25 Thursday

     日本時間12月19日、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ツインズはフリーエージェントのリリーフ左腕、ダニー・クーロムとのマイナー契約が合意間近となっているようだ。ツインズはブルペンに左腕が不足しており、今オフはクーロムも含め、マイナー契約でリリーフ左腕をかき集める動きを見せている。

     現在30歳のクーロムは、2014年から2018年までの5年間で153試合に登板していたものの、今季は6年ぶりにメジャーでの登板機会がなかった。ヤンキースとブリュワーズのAAA級で合計31試合に登板して36回1/3を投げ、61個の三振を奪って奪三振率15.11をマークしたものの、防御率4.71はマイナーでの自己ワースト。9本塁打を浴び、前年よりも60%近く本塁打が増加したAAA級の本塁打乱発の波にのまれる形となった。

     メジャーでのベストシーズンはアスレチックスでプレイした2017年で、72試合に登板して51回2/3を投げ、2勝2敗、13ホールド、防御率3.48、39奪三振をマーク。メジャーでは2018年に同じくアスレチックスで27試合に登板して1勝1敗、防御率4.56を記録したのが最後となっている。

     今季のツインズ救援陣は、FanGraphsが算出したWARではメジャー3位となる好成績をマーク。タイラー・ダフィーが奪三振率12.80、トレバー・メイが防御率2.94、コディ・スタシャックが与四球率0.36を記録し、フリーエージェントとなったセルジオ・ロモと再契約を結ぶなど、右腕は充実しているものの、ロースター入りが確実視される左腕はクローザーのテイラー・ロジャースだけであり、リリーフ左腕不足が大きな課題となっている。

     ツインズはすでにブレイン・ハーディ、ケイレブ・シールバーとマイナー契約で合意しており、メジャー経験のあるリリーフ左腕をマイナー契約で獲得するのはクーロムが3人目。マイナー契約を結んだこれらの左腕のなかからメジャーの戦力となる選手が現れることを期待していると見られる。

  • リンドーア獲得を狙うドジャース ターゲットをベッツに変更も

    2019.12.19 11:50 Thursday

     今オフ、アスレチックスからノンテンダーFAとなったリリーフ右腕、ブレイク・トライネンを1年1000万ドルで獲得した以外に目立った動きのないドジャースだが、トレードでフランシスコ・リンドーア(インディアンス)の獲得を目指していることが報じられている。リンドーアのトレード交渉が不調に終わった場合、ドジャースは補強ターゲットをムーキー・ベッツ(レッドソックス)に変更する可能性があるようだ。

     MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、ドジャースは次なる補強としてリンドーアの獲得を最優先に考えているという。しかし、インディアンスはリンドーアをドジャースへ放出する際に、リンドーアに代わるスター内野手候補としてプロスペクト内野手のギャビン・ラックスを要求すると見られており、ラックスの放出を断固拒否する姿勢を見せているドジャースとのトレード交渉がまとまらない可能性は高い。

     ドジャースは、リンドーアを獲得できなかった場合、別のスター選手としてベッツの獲得に動く可能性があるようだ。USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールは、ドジャースがベッツの動向をチェックしており、リンドーア獲得に失敗した場合の保険としてレッドソックスとの交渉を行っていることを伝えている。

     ボストン・グローブのアレックス・スパイアーによると、ウィンター・ミーティングの時点では、ドジャースはベッツ獲得に動いていなかったという。しかし、フリーエージェント市場からスター選手が消え始め、リンドーア獲得の見込みも立たない状況のなか、ドジャースのベッツに対する関心は増しつつあるようだ。レッドソックスは今オフ、年俸総額をぜいたく税の対象ラインとなる2億800万ドル以内に収めることを最優先に動いており、ドジャースが差し出す交換要員次第では、トレードが成立する可能性は十分にある。

     ベッツはリンドーアよりも保有可能期間が1年短く、年俸も高額であるため、レッドソックスはインディアンスほどの対価を要求しないと見られている。インディアンスがラックスを交換要員に含めることをリンドーア放出の条件とするのであれば、ベッツのトレード交渉が一気に進展することになるかもしれない。

  • ブリュワーズが巧打者・ソガードと1年450万ドルで合意

    2019.12.19 11:25 Thursday

     日本時間12月19日、MLBネットワークのケン・ローゼンタールは、ブリュワーズがフリーエージェントの内野手、エリック・ソガードと1年450万ドル+球団オプション1年で合意に達したことを報じた。ブリュワーズからの正式な発表はまだ行われておらず、身体検査を経て、正式に契約が成立する見込みとなっている。

     2010年にアスレチックスでメジャーデビューしたソガードは現在33歳。2013年から3年連続で117試合以上に出場するなど、内野の準レギュラーとして活躍したが、左膝の手術の影響により2016年はメジャーでプレイできず、同年オフにフリーエージェントとなってマイナー契約でブリュワーズに加入した。2017年は94試合で打率.273、3本塁打ながら37三振に対して45個の四球を選び、出塁率.393、OPS.770と期待以上の活躍を披露。しかし、翌2018年は55試合で打率.134、0本塁打、OPS.406と大きく成績を落とし、9月に解雇された。

     マイナー契約でブルージェイズに加入した今季は、7月下旬にトレードでレイズへ移籍し、2球団合計で110試合に出場して打率.290、13本塁打、40打点、8盗塁、OPS.810と自己最高の成績をマーク。特に本塁打は昨季までの通算(11本)をわずか1シーズンで上回るほどの量産ぶりだった。出塁率.353と選球眼の良さも健在で、ブリュワーズは対右腕のプラトーン要員としての起用を考えていると見られる。今季は二塁を中心に、三塁、遊撃、左翼、右翼の守備にも就いており、巧打に加えてユーティリティ性も魅力の一つとなっている。

     今オフ、ブリュワーズは内野からマイク・ムスターカス、エリック・テームズ、エルナン・ペレス、タイラー・サラディーノ、トラビス・ショウらが抜け、ソガードのほかにルイス・ウリアス、ライオン・ヒーリーが加入。また、ライアン・ブラウンの一塁転向が有力視されている。左打ちのソガードはケストン・ヒウラが二塁に留まるのであれば三塁、ヒウラが三塁にコンバートされるのであれば二塁で、対右腕のプラトーン要員として起用されることになりそうだ。

  • マーリンズがケンプ、加藤らとのマイナー契約を発表

    2019.12.19 10:55 Thursday

     日本時間12月19日、マーリンズはマット・ケンプ、加藤豪将ら7選手とマイナー契約を結び、この7選手を含む9選手を来春のスプリング・トレーニングに招待選手として参加させることを発表した。メジャー通算281本塁打の実績を誇る元スター外野手のケンプは、ドジャース時代の指揮官であるドン・マティングリーが監督を務めるマーリンズで復活を目指すことになった。

     現在35歳のケンプは、今季レッズで20試合に出場して打率.200、1本塁打、5打点、OPS.493に終わり、5月上旬に解雇。その後、メッツにマイナー契約で加入したが、故障もあってメジャーに昇格できないまま、7月中旬に解雇された。14シーズンのキャリアでは打率.281、281本塁打、1010打点、183盗塁、OPS.822をマークし、オールスター・ゲームに3度出場。シルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞を2度ずつ受賞している。

     ドジャースでプレイした2018年に打率.290、21本塁打、85打点、OPS.818の好成績を残し、選手投票によるナショナル・リーグのカムバック賞を受賞したケンプだが、その好調を今季も維持することはできなかった。2014年オフのパドレス移籍後は毎年のように所属チームが変わっており、マーリンズが6年間で6球団目となる(メジャーに昇格できなかったメッツを含む)。

     マーリンズは、プロスペクト外野手のメジャー昇格の準備が整うまでのつなぎ役となる外野手の獲得を目指しているが、ケンプはあくまでも保険的な扱いであると見られ、フリーエージェント市場でコリー・ディッカーソンとコール・カルフーンに興味を示していることが報じられている。両者はともに左打者であり、獲得に成功すれば右打者偏重の打線のバランスも改善される。

     また、現在25歳の加藤は、11月上旬にヤンキースからフリーエージェントとなっており、新天地マーリンズでメジャー昇格を目指すことになった。今季はAA級とAAA級で合計113試合に出場し、打率.267、11本塁打、46打点、11盗塁、OPS.763と成長の跡を見せただけに、ヤンキースに比べて選手層の薄いマーリンズでのメジャーデビューが期待される。

  • ブリュワーズがヒーリーと1年契約 三塁と一塁を守る長距離砲

    2019.12.18 11:20 Wednesday

     日本時間12月18日、ブリュワーズはフリーエージェントの内野手、ライオン・ヒーリーと1年契約を結んだことを発表した。ヒーリーは今季終了後にマリナーズの40人枠から外され、AAA級降格を命じられていたが、フリーエージェントとなることを選択していた。ブリュワーズとの契約の詳細については、現時点では明らかになっていない。

     現在27歳のヒーリーは、2016年にアスレチックスでメジャーデビューを果たして72試合で打率.305、13本塁打、OPS.861の好成績をマーク。翌2017年には指名打者、三塁手、一塁手を兼任して規定打席に到達し、打率.271、25本塁打、OPS.754という成績を残した。その年のオフにトレードでマリナーズへ移籍し、2018年は24本塁打を放ったものの、打率.235、OPS.688と成績が悪化。今季は三塁のレギュラーとして開幕を迎えたが、腰の故障に悩まされ、47試合で打率.237、7本塁打、OPS.744に終わった。

     2017~2018年の2シーズンで合計49本塁打を放つなど、長打力が魅力のヒーリーだが、2017年に142個、2018年に113個の三振を喫し、通算出塁率は.298の低水準と生粋のフリースインガーでもある。三塁での通算守備率.925が示すように守備も不安定であり、使い方が難しいのが実情だ。ブリュワーズは三塁手のマイク・ムスターカスとトラビス・ショウが退団しており、ヒーリーにもレギュラー獲得のチャンスはあるが、これらの課題を克服しない限り、不動のレギュラーとなるのは困難だろう。

     ブリュワーズはアビサイル・ガルシアの加入により、正左翼手のライアン・ブラウンが一塁を守る機会が増えると見られるが、完全なコンバートが行われるかどうかはまだ不透明な状況となっている。ブラウンが一塁と左翼を兼任するような形になるのであれば、ヒーリーには三塁のほか、一塁でもある程度の出場機会が与えられるかもしれない。

  • カージナルスが金廣鉉の獲得を発表 先発5番手として起用か

    2019.12.18 10:20 Wednesday

     日本時間12月18日、マディソン・バムガーナーや柳賢振(リュ・ヒョンジン)の獲得に関心を示すなど、先発左腕を欲していたカージナルスは、ポスティング制度を利用して韓国プロ野球のSKワイバーンズからメジャーリーグ移籍を目指していた金廣鉉(キム・グァンヒョン)と2年契約を結んだことを発表した。金は数日間セントルイスに滞在し、契約完了に向けての身体検査や最終交渉を行っていた。カージナルスでは先発5番手を務めることが有力視されている。

     現在31歳の金は、今季31試合(30先発)で190回1/3を投げ、17勝6敗、防御率2.51、180奪三振の好成績をマーク。2017年シーズンをトミー・ジョン手術により全休したものの、その後は見事に復活を遂げ、2018年にも防御率2.98を記録している。ここ2年は9イニング当たりの与四球も2個前後に抑えており、30代に突入してピッチングに安定感が増してきた印象がある。

     カージナルスは、ジャック・フラハティ、マイルズ・マイコラス、ダコタ・ハドソン、アダム・ウェインライトで先発4番手までは確定しており、残りの1枠にはクローザーのカルロス・マルティネスの先発復帰が予想されていた。マルティネスは現在、先発復帰に向けて準備を進めているが、先発でフルシーズン働ける状態であるかどうかは来春のスプリング・トレーニングまで判断できないため、先発5番手候補として金を獲得する動きは理解できる。もしマルティネスの先発復帰にゴーサインが出た場合、威力のあるスライダーを武器とする金はリリーフで起用されることになるだろう。

     セントルイス・ポスト・ディスパッチのデリック・グールドによると、金の契約は2年総額800万ドルで、USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールは各年最大150万ドルの出来高が設定されていることを伝えている。呉昇桓(オ・スンファン)、マイコラスと日本プロ野球から投手を獲得して成功を収めてきたカージナルスは、韓国プロ野球から獲得した金でも同様の成功を収めることができるか注目だ。

  • 山口がブルージェイズと契約合意 年俸300万ドルの2年契約か

    2019.12.18 09:50 Wednesday

     日本時間12月18日、日本プロ野球の読売ジャイアンツからポスティング制度を利用してメジャーリーグ移籍を目指していた山口俊がブルージェイズとの契約合意に至ったことが明らかになった。サンケイスポーツが年俸300万ドル前後の2年契約を結ぶ見込みであることを報じ、スポーツネットのシャイ・デービディは身体検査の結果待ちであることを伝えた。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     現在32歳の山口は日本プロ野球での14年間のキャリアのうち、最初の11年を横浜DeNAベイスターズ、最後の3年を読売ジャイアンツで過ごし、横浜では主にリリーフ、読売では先発で活躍。MLB公式サイトは、もともとリリーフを務めていたため、年齢のわりに総イニング数(通算1093回1/3)がそれほど多くないこと、直近2年間は154イニング、170イニングを投げて先発をフルシーズン務めるだけの力量があることなどを伝えている。

     今季の山口は15勝、防御率2.91、188奪三振と各部門で好成績を残し、最多勝と最多奪三振のタイトルを獲得。ブルージェイズでの役割はまだ不透明だが、先発5~6番手とロングリリーフを兼任するスイングマンとしての起用を予想する声がある。威力のあるフォークボールは、メジャーでも打者から空振りを奪う武器となるだろう。

     各球団のロースター情報を扱う「Roster Resource」では、現時点でのブルージェイズの先発ローテーション5枠の顔ぶれをチェイス・アンダーソン(新加入)、タナー・ロアーク(新加入)、マット・シューメイカー、ライアン・ボルッキ、トレント・ソーントンと予想し、山口の名前は7回を担当するセットアッパーの欄にある。ブルージェイズは先発投手の補強としてフリーエージェントの柳賢振(リュ・ヒョンジン)の獲得に関心を示しており、先発投手のさらなる補強が実現すれば、山口はリリーフ中心の起用となるかもしれない。

  • 右腕・ウォーレンがヤンキース復帰 2年間のマイナー契約

    2019.12.17 18:15 Tuesday

     日本時間12月17日、関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、ヤンキースはフリーエージェントのリリーフ右腕、アダム・ウォーレンと2年間のマイナー契約を結ぶことで合意に達したようだ。ウォーレンは11月にパドレスから球団オプションを破棄され、フリーエージェントとなっていた。2018年以来2年ぶりのヤンキース復帰となる。

     現在32歳のウォーレンは、2018年7月にヤンキースからマリナーズへトレードで移籍し、シーズン終了後にフリーエージェントとなってパドレスと契約。今季は25試合に登板して28回2/3を投げ、4勝1敗、3ホールド、防御率5.34、25奪三振と安定感を欠き、7月下旬に右前腕痛で離脱したあと、9月にトミー・ジョン手術を受けた。

     そのため、来季の登板は絶望的であり、パドレスは年俸200万ドルの球団オプションの行使を拒否。2021年シーズンの完全復活を目指し、2年間のマイナー契約で古巣・ヤンキースに復帰することになった。

     ウォーレンはもともと2009年のドラフトでヤンキースから4巡目(全体135位)指名を受けてプロ入りした選手であり、2012年にメジャーデビュー。2014年に69試合で23ホールド、防御率2.97をマークするなど、着実な成長を遂げて貴重な戦力となっていたが、2015年オフにスターリン・カストロとのトレードでカブスへ放出された。

     しかし、半年後の2016年7月にはヤンキースがアロルディス・チャップマンをカブスへ放出する際の交換要員としてヤンキースに復帰。その後、マリナーズ、パドレスを経て、今回が3度目のヤンキース在籍となる。

     先発、ロングリリーフ、ミドルリリーフ、セットアッパー、クローザーとあらゆる役割をこなせるユーティリティな投手であり、完全復活を果たせば貴重な戦力となることは間違いない。慣れ親しんだ古巣でリハビリに取り組み、2021年シーズンの完全復活を目指す。

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