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  • ダルビッシュ初登板で2回1失点 山口、筒香、秋山、平野も出場

    2020.3.1 11:50 Sunday

     日本時間3月1日、メジャーリーグではオープン戦17試合が行われ、ブリュワーズと対戦したカブスはダルビッシュ有がオープン戦初登板初先発。先頭打者アーチを浴びたものの、6つの球種を使い分け、2回1失点とまずまずの実戦デビューとなった。フィリーズ戦に先発した山口俊(ブルージェイズ)は3回1失点、ブレーブス戦に出場した筒香嘉智(レイズ)は2打数ノーヒット、パドレス戦に出場した秋山翔吾(レッズ)は3打数1安打、ロイヤルズ戦に登板した平野佳寿(マリナーズ)は1回無失点だった。

     ダルビッシュは、1回表先頭の1番オーランド・アルシアに左中間への1号先頭打者アーチを浴びたが、2番ケストン・ヒウラをライトフライに打ち取り、3番アビサイル・ガルシアと4番ローガン・モリソンは二者連続で空振り三振。2回表は、先頭の5番ジェッド・ジョーコをセカンドフライに打ち取ったあと、6番ベン・ギャメルに二塁打を浴び、ビクトル・カラティーニの捕逸により一死3塁となったが、7番マーク・マティアスを空振り三振、8番キーオン・ブロクストンをショートゴロに抑え、ピンチを切り抜けた。フォーシーム、カッター、ハードカッター、スライダー、ナックルカーブ、ツーシームと6つの球種を使い分けて2回1失点。カブスは3対4で敗れた。

     山口は、最初の2イニングを無失点に抑えたあと、3回表先頭の8番ニック・マルティーニに1号ソロを許し、続く9番ニック・メイトンに四球を与えたものの、後続を抑えて3回1失点。1イニングを投げ切ることができなかった前回登板からピッチングを修正し、しっかり結果を残した。ブルージェイズは6対5で勝利した。

     筒香は、「5番・三塁」でスタメン出場してレフトフライ、空振り三振で2打数ノーヒット。レイズは0対12で大敗を喫した。

     秋山は、「1番・センター」でスタメン出場してセカンドゴロ、ショートゴロ、センターへのヒットで3打数1安打。レッズは3対7で敗れた。

     平野は、3点ビハインドの6回表に5番手として登板し、ファーストゴロ、ピッチャーゴロ、空振り三振で1イニングを三者凡退に抑える好投。マリナーズは6対9で敗れた。

  • 東京五輪・野球 40人ロースター内の選手も出場可能に

    2020.2.29 12:50 Saturday

     日本時間2月29日、東京五輪の野球の各国代表チームにメジャー30球団の40人ロースター内の選出も出場可能となることが明らかになった。メジャーリーグ機構、メジャーリーグ選手会、世界野球・ソフトボール連盟が40人ロースター内の選手のうち、アクティブ・ロースター(26人)に登録されていない選手を各国代表チームに派遣可能とすることで合意に達した。3月にアリゾナで行われるアメリカ大陸予選にも適用されるという。

     昨年11月に行われた「プレミア12」では、メジャー30球団の40人ロースターに登録されている選手を代表チームに招集できず、アメリカは4位に終わって東京五輪の出場権を獲得できなかった。今回の合意により、アクティブ・ロースターに登録されていないメジャー経験のあるベテラン選手やメジャー昇格を控えたプロスペクトなどを代表チームに招集することが可能となり、大会自体のレベルアップも大いに期待される。

     たとえば、アメリカ代表は3月に行われる予選で、メジャー30球団の開幕ロースター(26人)に含まれないプロスペクトを集めて戦うことができる。マッケンジー・ゴア(パドレス)、ジョー・アデル(エンゼルス)、ケーシー・マイズ(タイガース)、ネイト・ピアソン(ブルージェイズ)、ジョーイ・バート(ジャイアンツ)、アンドリュー・ボーン(ホワイトソックス)、ディラン・カールソン(カージナルス)、マット・マニング(タイガース)といった面々がアメリカ代表の一員として予選を戦う可能性があるわけだ。ただし、メジャー30球団には選手の派遣要請に従う義務はないという。

     アメリカ代表は2000年のシドニー五輪で、当時のプロスペクトだったベン・シーツ(元ブリュワーズなど)をエースとして決勝戦でキューバ代表を破り、金メダルを獲得した。もし予選を突破して本戦出場を決めれば、日本で開催される五輪の舞台で、各球団のプロスペクトが躍動する姿を見られるかもしれない。

  • フィリーズ・マカッチェン 故障者リストで開幕が濃厚に

    2020.2.29 12:10 Saturday

     フィリーズは、昨年6月に左膝前十字靭帯断裂の重傷を負ったアンドリュー・マカッチェンが正左翼手として開幕戦に出場することを望んでいた。しかし、それは実現しない可能性が高くなった。戦列復帰に向けてリハビリを続けているマカッチェンだが、フィリーズによると、およそ4週間後に迫った開幕戦までに十分な準備を行うだけの時間が不足しており、マカッチェンは今季の開幕を故障者リストで迎える可能性が高いようだ。

     フィリーズのジョー・ジラルディ監督は「開幕戦に間に合わせようとするのはちょっと早すぎるね」と語り、マカッチェンが開幕戦に間に合わない見込みであることを明らかにした。ただし、「復帰までにそれほど長い時間が必要になるとは考えていない。4月中には戻ってくることができるだろう」とも語っており、開幕直後の早い段階で戦列復帰できる見込みとなっている。

     ジラルディによると、マカッチェンは左膝の大ケガから順調に回復しており、着実に戦列復帰に近付いているという。しかし、「クリアしなければならない課題がまだいくつか残っている」といい、「外野でフライを取る練習をしたり、打撃練習を行ったりしているけど、まだ全力疾走するところまでは達していない」とマカッチェンの現状について語った。

     マカッチェンはリードオフマンとしてフィリーズ打線に必要不可欠な戦力である。昨季のマカッチェンは59試合に出場して打率.256、10本塁打、出塁率.378、OPS.834をマークしたが、マカッチェン離脱時点でフィリーズの1番打者(主にマカッチェン)はメジャー2位の出塁率.379を記録していたものの、その後はメジャー29位の出塁率.295に終わった。マカッチェンの穴を埋めるリードオフマンが現れなかったことが、チームの失速の要因の一つとなっていたのだ。

     マカッチェンが復帰するまでの間は、通算312本塁打のジェイ・ブルースが代役を務めることになるだろう。打撃力よりも守備力を重視する場合は、ブルースではなく、ロマン・クインが出場機会を増やすことになるかもしれない。

  • 菊池が3回途中1失点で勝利投手 大谷は初安打を記録

    2020.2.29 11:50 Saturday

     日本時間2月29日、メジャーリーグではオープン戦16試合が行われ、マリナーズの菊池雄星はダイヤモンドバックス戦に先発。不本意な内容に終わった前回登板からピッチングを修正し、3回途中までダイヤモンドバックス打線を1安打に抑える力投を見せて勝利投手となった。一方、エンゼルスの大谷翔平はレンジャーズ戦に「4番・指名打者」でスタメン出場。1回裏の第1打席でオープン戦初安打となるタイムリーが飛び出し、2打数1安打1打点だった。

     1回裏を内野ゴロ3つで三者凡退に抑えた菊池は、2回裏に2つの四球を与えたものの、3つの空振り三振を奪ってピンチを脱出。3回裏は9番ジョン・ヒックスをセンターフライに抑えたあと、1番スターリング・マーテイにエンタイトル二塁打を打たれたところで降板となり、二死後に3番エドゥアルド・エスコバーのタイムリーでマーテイが生還したため、1失点が記録された。3回途中まで45球を投げて被安打1、奪三振3、与四球2、失点1という内容で、チームが6対2で勝利したため、菊池にはオープン戦初勝利(1敗)が記録された。

     94~96マイルの速球とスライダーを中心にピッチングを組み立てた菊池は「今日はスライダーを重視していた。良い感じで投げられたと思う」と手応えを感じた様子。Statcastのデータによると、昨季のスライダーの平均球速は86マイルだったが、菊池はこれが90マイル付近まで上昇すれば、より効果的なボールになると考えており、スライダーの高速化をテーマに練習や実戦に取り組んでいるようだ。

     一方の大谷は、1回裏一死3塁のチャンスで迎えた第1打席でレンジャーズ先発のランス・リンからレフトへのタイムリーを放ち、オープン戦初安打を記録。3回裏の第2打席は再びリンと対戦して空振り三振に倒れ、5回裏に第3打席が回ってきたところで代打を送られて試合から退いた。2打数1安打1打点1三振で打率は.167となり、チームは7対2で勝利。3番手として登板したハイメ・バリアが3イニングを無失点に抑える好投を見せ、勝利投手となった。

  • MLB公式サイトが高額年俸選手を特集 1位はトラウト

    2020.2.28 13:55 Friday

     日本時間2月28日、メジャーリーグ公式サイトではサラ・ラングスが高額年俸選手を特集する記事を公開した。今オフ、ゲリット・コールが投手史上最高額となる9年3億2400万ドルの超大型契約をヤンキースと結び、年平均3600万ドルはポジションに関わらず史上最高額となった。選手の契約情報に詳しい「Cot’s Baseball Contracts」が紹介しているデータによると、今季の最高年俸選手はエンゼルスのマイク・トラウト(年俸3770万ドル)である。

     ラングスは「Cot’s Baseball Contracts」のデータをもとに、今季の年俸ランキングTOP10を紹介。1位には当然のようにトラウトがランクインし、12年4億2650万ドル(2019~2030年)という北米プロスポーツ史上最高額の契約のうち、今季の年俸は3770万ドル(約41億円)となっている。主力クラスの野手はレギュラーシーズンで年間150試合前後に出場するため、トラウトは1試合あたり約2700万円を稼いでいることになる。1シーズンを600打席で換算すれば、1打席あたり約680万円という計算になる。

     2位はヤンキースと9年3億2400万ドル(2020~2028年)の超大型契約を結んだコールで、今季の年俸は3600万ドル(約39億円)。先発投手はシーズンを通して先発ローテーションを守れば33試合前後に先発するため、コールは1先発あたり約1億2000万円を稼ぐことになる。わかりやすく1先発を100球で換算すれば、1球あたり約120万円という計算になる(ここではポストシーズンを考慮していないことに注意)。

     なお、ラングスの特集記事で紹介されているTOP10は以下のようになっている。

    1位 マイク・トラウト(エンゼルス) 年俸3770万ドル
    2位 ゲリット・コール(ヤンキース) 年俸3600万ドル
    3位 マックス・シャーザー(ナショナルズ) 年俸3590万ドル
    4位タイ ザック・グレインキー(アストロズ) 年俸3500万ドル
    4位タイ スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ) 年俸3500万ドル
    4位タイ ノーラン・アレナード(ロッキーズ) 年俸3500万ドル
    7位 ジャスティン・バーランダー(アストロズ) 年俸3300万ドル
    8位タイ デービッド・プライス(ドジャース) 年俸3200万ドル
    8位タイ マニー・マチャド(パドレス) 年俸3200万ドル
    10位 クレイトン・カーショウ(ドジャース) 年俸3100万ドル

  • 大谷は2試合連続ノーヒット エンゼルス4安打完封負け

    2020.2.28 13:20 Friday

     日本時間2月28日、エンゼルスの大谷翔平はパドレスとのオープン戦に「4番・指名打者」で先発出場し、6回裏の第3打席で四球を選んだものの、2打数ノーヒット2三振に終わった。この試合がオープン戦2試合目の出場となった大谷だが、まだ2020年オープン戦初安打は生まれておらず、打率は.000のまま。予想される開幕オーダーで試合に臨んだエンゼルスだが、パドレス投手陣の前にわずか4安打に封じられ、0対1で完封負けを喫した。

     エンゼルスは、1番デービッド・フレッチャーから始まり、2~6番にマイク・トラウト、アンソニー・レンドン、大谷、ジャスティン・アップトン、アルバート・プーホルスを並べ、下位打線にはジェイソン・カストロ、アンドレルトン・シモンズ、ブライアン・グッドウィンを置くという、現時点で予想される開幕オーダーと同じ布陣でパドレスとのオープン戦に臨んだ。

     4番の大谷は、1回裏二死1塁で迎えた第1打席でパドレス先発の若手左腕エイドリアン・モレホンの前に空振り三振に倒れ、4回裏無死1塁の場面で回ってきた第2打席でもパドレス4番手のカイル・ベアクローの前に空振り三振。6回裏二死1塁で迎えた第3打席ではパドレス6番手のホゼ・ケサダから四球を選んだが、ここで代走を送られて試合から退き、2打数ノーヒット2三振1四球に終わった。

     試合は、4回表にパドレスがゴードン・ベッカムの四球と盗塁で二死2塁のチャンスを迎え、有望株テイラー・トラメルがライトへのタイムリーを放って1点を先制。この1点を9人の投手による細かな継投で守り抜き、1対0でエンゼルスを破った。開幕オーダーが不発に終わり、完封負けを喫したエンゼルスだが、先発ローテーション候補の1人であるマット・アンドリースが先発して2回2安打無失点とまずまずのピッチングを披露。アンドリースを含む6人の投手が合計8安打を浴びながらも11個の三振を奪い、1失点に抑えたのは好材料と言えそうだ。

  • レッズ・秋山は3打数無安打 好左腕・バムガーナーと対戦

    2020.2.28 12:45 Friday

     日本時間2月28日、レッズの秋山翔吾はダイヤモンドバックスとのオープン戦に「1番・センター」で先発出場し、ダイヤモンドバックス先発のマディソン・バムガーナーの前に空振り三振に倒れるなど、3打数ノーヒットに終わった。オープン戦3試合目にして初めてノーヒットに終わった秋山は、通算成績が9打数2安打となり、打率は.333から.222へと低下。試合は終盤に猛攻を見せたレッズが8対0で快勝を収めている。

     過去2試合と同様に1番打者として起用された秋山は、新天地ダイヤモンドバックスでの実戦デビューとなったバムガーナーと対戦し、1回表の第1打席で空振り三振に倒れた。3回表二死走者なしで迎えた第2打席は、ダイヤモンドバックス2番手のジュニア・ゲラの前にセンターライナーに打ち取られ、6回表一死走者なしで迎えた第3打席では、ダイヤモンドバックス5番手のジェームス・シャーフィーの前にショートゴロ。秋山のバットから快音は聞かれず、6回裏開始時の守備交代によって試合から退いた。

     試合は、2回表にデレク・ディートリックの1号ソロでレッズが先制し、7回表にスコット・シェブラーのタイムリー二塁打とアレックス・ブランディーノの1号2ランで3点を追加。8回表にはタイラー・スティーブンソンの1号2ラン、9回表にもスティーブンソンの2点タイムリー二塁打が飛び出し、レッズが8対0で快勝した。途中出場の若手捕手・スティーブンソンは本塁打を含む2打数2安打4打点の大活躍だった。

     秋山のライバルとなるレッズの外野陣のなかでは、フィリップ・アービンがここまで本塁打1本を含む4打数2安打、打率.500、OPS1.750の好スタートを切り、新加入のニック・カステヤーノスも二塁打1本を含む6打数2安打、打率.333、OPS.833をマークしている。アリスティデス・アキーノやジョシュ・バンミーターにはまだヒットが出ておらず、秋山を含むレギュラー争いはこれからが本番と言えそうだ。

  • レイズ・筒香が2安打2打点の活躍 オープン戦打率.571

    2020.2.28 12:25 Friday

     日本時間2月28日、レイズの筒香嘉智はタイガースとのオープン戦に「3番・指名打者」で先発出場し、初回に先制タイムリー、5回裏にタイムリー二塁打を放つなど、3打数2安打2打点の活躍を見せた。この日がオープン戦4試合目の出場となった筒香は、通算成績が7打数4安打となり、打率.571、出塁率.667、長打率1.143、OPS1.810と好成績を維持。試合は筒香の活躍もあり、レイズが6対3で勝利している。

     オープン戦4試合目して初めて3番に座った筒香は、1回裏一死2塁のチャンスで迎えた第1打席で、タイガース先発のジョーダン・ジマーマンから一塁C.J.クロンを強襲するライトへのタイムリーを放ち、チームに先制点をもたらした。3回裏の先頭打者として迎えた第2打席は、ジマーマンの前に空振り三振に倒れたものの、5回裏二死1塁で迎えた第3打席は、タイガース4番手の左腕タイラー・アレクサンダーからレフトへのタイムリー二塁打。ここで代走を送られ、試合から退いた。

     試合は、筒香のタイムリー、ホゼ・マルティネスの犠牲フライ、ウィリー・アダメスの1号2ランでレイズがジマーマンから4点を奪って主導権を握り、5回裏の筒香のタイムリー二塁打で5点をリード。6番手のショーン・ギルマーティンが3点を失ったものの、8回裏にはクリス・ハーマンにもタイムリーが出て、レイズが6対3で勝利を収めた。

     筒香は、先日の初本塁打に続いてまたしても左腕から長打を放ち、左腕を苦にしない左打者であることを強烈にアピール。低コストで攻撃力の最大化を目指すレイズは、右打者と左打者のプラトーン起用を積極的に使っていくことで知られるが、筒香がこのまま順調に左腕を攻略していけば、相手投手の左右に関係なく起用される「不動のレギュラー」となる可能性も十分にある。三塁、レフト、指名打者と複数の役割をこなしつつ、左腕をしっかり攻略していけば、筒香にはレギュラーシーズンで多くの出場機会が与えられることになるだろう。

  • エンゼルスに暗雲 右腕・キャニングが右肘のMRI検査へ

    2020.2.28 11:35 Friday

     日本時間2月28日、エンゼルスのジョー・マドン監督は、先発右腕のグリフィン・キャニングが右肘のMRI検査を受ける予定であることを明らかにした。前日に行われたドジャースとのオープン戦に先発したキャニングは、試合後に右肘の異変を訴えたという。先発投手のクオリティに不安を抱えるエンゼルスだが、先発4番手として期待されていたキャニングが離脱するようなことになれば、チームにとって小さくないダメージとなりそうだ。

     マドンは、昨季キャニングが右肘の痛みによって2度にわたって戦列を離れ、8月中旬でシーズン終了となったことを踏まえ、キャニングの右肘の状態を懸念しているようだ。現在23歳のキャニングは、メジャー2年目の今季を先発4番手として迎える予定だったが、MRI検査の結果次第では調整に大幅な遅れが生じ、レギュラーシーズン開幕に間に合わなくなってしまう可能性も十分にある。マドンは「検査結果を待つしかない。彼には故障歴があるから心配しているよ」とコメントした。

     昨季のキャニングは、5月中旬にメジャーデビューを果たし、18試合(うち17先発)に登板して90回1/3を投げ、5勝6敗、防御率4.58、96奪三振を記録。今季はアンドリュー・ヒーニー、フリオ・テーラン、ディラン・バンディに次ぐ先発4番手を務める予定だった。キャニングが離脱するようなことになれば、先発5番手の座を争っているマット・アンドリース、フェリックス・ペーニャ、パトリック・サンドバル、ハイメ・バリア、ホゼ・スアレスらにとっては開幕ローテーション入りの大きなチャンスとなる。

     なお、左ハムストリングの張りを訴えて日本時間2月27日のオープン戦での先発を回避したテーランは、今週末にブルペンでの投球練習を行う予定となっており、早ければ来週前半にもオープン戦で初先発できる見込みとなっている。このまま順調にいけば、レギュラーシーズン開幕には間に合いそうだ。

  • Rソックス・セールはILで開幕へ 体調不良で調整に遅れ

    2020.2.28 11:15 Friday

     日本時間2月28日、レッドソックスのロン・レネキー暫定監督は、エース左腕のクリス・セールがレギュラーシーズン開幕を故障者リストで迎える可能性が高いことを明らかにした。レネキーによると、セールは故障しているわけではなく、キャンプインする前のインフルエンザと肺炎の影響によって調整が遅れており、十分な調整を行ってからレギュラーシーズンの登板に臨むために、今回の措置が必要であると判断したようだ。

     セールは「僕の目標は3月26日(現地時間のレギュラーシーズン開幕日)に投げることだった」と語り、悔しさをにじませた。昨季は故障の影響もあって自己最悪のシーズンを過ごし、完全復活を目指してオフシーズンのトレーニングに取り組んできただけに、開幕を故障者リストで迎えることに対する無念さは大きい。しかし、そんななかでも「僕はこの判断をリスペクトしているよ。チームが前進していくための判断だからね」と首脳陣の判断に理解を示した。

     ワールドシリーズ王者として迎えた昨春のキャンプでは、アレックス・コーラ前監督は迷わずセールを開幕投手に指名した。だが、レネキーは「全ての先発投手はレギュラーシーズン開幕までに6度の先発登板をこなす必要がある」と考えている。エース左腕として十分すぎるほどの実績を誇るセールだが、調整が遅れた影響により6度の先発登板をこなすのは不可能であり、レネキーはセールを開幕戦に登板させないことを決断した。

     セールが開幕投手を務める可能性が消滅したことにより、レッドソックスの開幕戦では昨季19勝のエドゥアルド・ロドリゲスが先発することになるだろう。ネイサン・イバルディとマーティン・ペレスも開幕ローテーション入りが確実だが、セールの離脱により4番手と5番手の2枠が空いている。レネキーによると、クリス・マッザとライアン・ウェバーの2人が候補となっているようだが、オープナー戦法を採用して先発ローテーションの穴を埋める可能性もありそうだ。

  • MLB公式サイトが「監督オールスターチーム」を選出

    2020.2.27 14:00 Thursday

     日本時間2月27日、メジャーリーグ公式サイトのマニー・ランダワは、メジャーリーグ全30球団の監督の現役時代の実績をもとに「監督オールスターチーム」を選出する特集記事を公開した。今季のメジャーリーグでは30球団の3分の1にあたる10球団で新監督が誕生し、監督の顔ぶれが大きく変わっている。ここでは惜しくも次点となった3人を含め、「監督オールスターチーム」に選出された12人の監督の現役時代の成績を紹介する。

     ランダワが選出した「監督オールスターチーム」の顔ぶれは以下の通り(シーズン成績はBaseball ReferenceによるWARが最高のシーズンのもの)。

    ◆スタメン

    1番・中堅 デーブ・ロバーツ(ドジャース監督)
    【2006年パドレス】129試合 打率.293 2本塁打 44打点 49盗塁 OPS.752
    【通算10年】832試合 打率.266 23本塁打 213打点 243盗塁 OPS.708

    2番・遊撃 クレイグ・カウンセル(ブリュワーズ監督)
    【2005年Dバックス】150試合 打率.256 9本塁打 42打点 26盗塁 OPS.726
    【通算16年】1624試合 打率.255 42本塁打 390打点 103盗塁 OPS.686

    3番・左翼 ダスティ・ベイカー(アストロズ監督)
    【1972年ブレーブス】127試合 打率.321 17本塁打 76打点 4盗塁 OPS.888
    【通算19年】2039試合 打率.278 242本塁打 1013打点 137盗塁 OPS.779

    4番・一塁 ドン・マティングリー(マーリンズ監督)
    【1986年ヤンキース】162試合 打率.352 31本塁打 113打点 0盗塁 OPS.967
    【通算14年】1785試合 打率.307 222本塁打 1099打点 14盗塁 OPS.830

    5番・三塁 アーロン・ブーン(ヤンキース監督)
    【2002年レッズ】162試合 打率.241 26本塁打 87打点 32盗塁 OPS.753
    【通算12年】1152試合 打率.263 126本塁打 555打点 107盗塁 OPS.751

    6番・二塁 デービッド・ベル(レッズ監督)
    【2004年フィリーズ】143試合 打率.291 18本塁打 77打点 1盗塁 OPS.821
    【通算12年】1403試合 打率.257 123本塁打 589打点 19盗塁 OPS.716

    7番・右翼 デーブ・マルティネス(ナショナルズ監督)
    【1996年Wソックス】146試合 打率.318 10本塁打 53打点 15盗塁 OPS.861
    【通算16年】1918試合 打率.276 91本塁打 580打点 183盗塁 OPS.730

    8番・捕手 マイク・マシーニー(ロイヤルズ監督)
    【2000年カージナルス】128試合 打率.261 6本塁打 47打点 0盗塁 OPS.679
    【通算13年】1305試合 打率.239 67本塁打 443打点 8盗塁 OPS.637

    9番・投手 バド・ブラック(ロッキーズ監督)
    【1984年ロイヤルズ】35試合 17勝12敗 防御率3.12 257.0回 140奪三振
    【通算15年】398試合 121勝116敗 防御率3.84 2053.1回 1039奪三振

    ◆次点

    捕手 ジョー・ジラルディ(フィリーズ監督)
    【2000年カブス】106試合 打率.278 6本塁打 40打点 1盗塁 OPS.714
    【通算15年】1277試合 打率.267 36本塁打 422打点 44盗塁 OPS.666

    中堅手 ロッコ・バルデリ(ツインズ監督)
    【2006年デビルレイズ】92試合 打率.302 16本塁打 57打点 10盗塁 OPS.871
    【通算7年】519試合 打率.278 60本塁打 262打点 60盗塁 OPS.766

    右翼手 ゲーブ・キャプラー(ジャイアンツ監督)
    【2008年ブリュワーズ】96試合 打率.301 8本塁打 38打点 3盗塁 OPS.838
    【通算12年】1104試合 打率.268 82本塁打 386打点 77盗塁 OPS.749

  • ブレーブス・フリーマンの右肘は軽症 来週にも実戦復帰へ

    2020.2.27 13:30 Thursday

     昨年10月に右肘の手術を受けたフレディ・フリーマン(ブレーブス)は、日本時間2月26日のオープン戦に出場する予定となっていたものの、右肘の炎症により出場をキャンセルした。地区3連覇と1995年以来のワールドシリーズ制覇を目指すうえで必要不可欠な戦力であるだけに、右肘のコンディションが心配されたが、練習量が増えたことに起因するものであり、過度な心配は必要ないようだ。順調にいけば来週にも実戦復帰できる見込みとなっている。

     フリーマンはすでにオープン戦2試合に出場しているが、試合に出場してアドレナリンが増し、スイングやスローイングなどで右肘への負荷が増加した結果、炎症が発生したと見られている。アレックス・アンソポロス野球部門社長は「2月中は試合に出ないだろう。まだ焦る時期ではないからね」とコメント。「もし彼に試合に出場するかを尋ねたら、すぐにでもプレイできると言うと思うよ」と軽症であることを強調し、大事を取って休ませていることを明らかにした。

     フリーマンの右肘の炎症について、アンソポロスは「想定の範囲内だよ。(手術を担当した)デービッド・アルチェック医師も心配していない。練習をしていれば、炎症が発生することもあるからね。もう少し休ませれば大丈夫だと思っているよ」と語っている。レギュラーシーズン開幕は1ヶ月後であり、フリーマンにはまだ十分な時間が残されている。アンソポロスの言うとおり、調整を焦る必要は全くない。

     昨季のフリーマンは158試合に出場して打率.295、38本塁打、121打点、OPS.938の好成績をマーク。シーズン終盤に右肘の不調に悩まされて失速するまではMVP級の活躍を続けていた。カージナルスとの地区シリーズでも右肘の不調により実力を発揮できなかっただけに、まずは右肘を万全にすることが最優先。コンディションが万全となったフリーマンは、今季もブレーブス打線の中心として素晴らしい活躍を見せてくれるはずだ。

  • ブリュワーズが23歳・ペラルタと契約延長 5年1550万ドル

    2020.2.27 12:45 Thursday

     日本時間2月27日、MLBネットワークのケン・ローゼンタールとジョン・ヘイマンが報じたところによると、ブリュワーズは23歳の右腕、フレディ・ペラルタと5年1550万ドル+球団オプション2年で契約を延長することで合意に達したようだ。2年分の球団オプションが行使された場合、7年間の総額は3000万ドルになるという。今回の5年契約はペラルタがフリーエージェントとなるまでの5年間をカバーするものとなっている。

     2018年にメジャーデビューを果たしたペラルタは、昨季39試合(先発8試合・リリーフ31試合)に登板して85イニングを投げ、7勝3敗、1セーブ、5ホールド、防御率5.29、115奪三振を記録。女房役のマニー・ピーニャが「彼は97~98マイルの速球とカーブ、スライダーを投げることができる」と語るように、高いポテンシャルを持った投手であり、ブリュワーズは仮にペラルタが先発投手として大成できなくても、リリーフで十分にメジャーの戦力になると判断したのだろう。

     今季のブリュワーズは、ブランドン・ウッドラフ、エイドリアン・ハウザー、ブレット・アンダーソン、ジョシュ・リンドブロムの4人で先発4番手までの顔ぶれが固まっており、ペラルタはオープン戦でエリック・ラウアーらと先発5番手の座を争う立場にある。先発ローテーション候補の各投手に故障者がなく、ラウアーもしっかり結果を残した場合、ペラルタはブルペンの一員として開幕を迎えることになるが、クレイグ・カウンセル監督は「期待しているけど、我慢強く成長を待つことも必要だ。彼は21歳という若さでメジャーデビューを果たした選手だからね」と語り、焦らずにペラルタの成長を待つ方針を明らかにしている。

     ピーニャは「契約の保証を得られた状態でプレイするのは選手にとって良いことだ。誰もがそれを望んでいる。プレッシャーを感じず、リラックスして自信を持ってプレイできるからね」と語る。プレッシャーから解放され、リラックスしてプレイに集中できるようになったペラルタが今季飛躍を遂げることを期待したい。

  • ヤンキース・田中が初登板で2失点 レイズ・筒香は初の三塁

    2020.2.27 12:20 Thursday

     日本時間2月27日、メジャーリーグでは予定されていたオープン戦17試合のうち雨天中止となった1試合を除く16試合が行われ、田中将大(ヤンキース)がナショナルズ戦で2020年オープン戦初登板初先発。2回表に先制2ランを浴び、2回2安打2失点でマウンドを降りた。筒香嘉智(レイズ)は実戦3試合目で初めて三塁手として出場し、2打数ノーヒット1三振。平野佳寿(マリナーズ)は1回2安打1失点だったが、味方打線が逆転したため勝利投手となった。

     ナショナルズ戦に先発した田中は、1回表先頭の1番ビクトル・ロブレスをレフトフライに抑えたあと、2番アンドリュー・スティーブンソンにヒットを許したが、3番トレイ・ターナーをショートゴロ、4番スターリン・カストロをセカンドゴロに打ち取って無失点。しかし、2回表は5番ヤディエル・ヘルナンデスを空振り三振に仕留めたあと、6番カーター・キーブームに死球を与え、7番ラウディ・リードにレフトへの1号2ランを浴びて先制を許した。その後は8番ブランドン・スナイダーを空振り三振、9番エイドリアン・サンチェスをライトフライに抑えて2回2安打2失点で降板。試合は8対2(5回裏途中降雨コールド)でヤンキースが勝利した。

     ツインズ戦に「5番・三塁」でスタメン出場した筒香は、2回裏一死走者なしで迎えた第1打席で見逃し三振に倒れ、デビュー戦からの連続打席出塁がストップ。4回裏の先頭打者として迎えた第2打席はサードゴロに打ち取られ、5回表開始時の守備交代により試合から退いた。試合は8対10でレイズが敗れている。

     平野は、レッズとのオープン戦に陳偉殷(チェン・ウェイン)のあとを継いで5回裏に3番手として登板した。先頭の9番トラビス・ジャンコウスキーに二塁打を許したあと、1番ジョシュ・バンミーターのセンターフライで一死3塁となり、2番ジョーイ・ボットーに四球を与えて一死1・3塁。ここで3番ニック・カステヤーノスにレフトへのタイムリーを浴び、レッズに勝ち越しを許した。その後は4番マイク・ムスターカスを空振り三振、5番タッカー・バーンハートをレフトフライに抑えて1回2安打1失点で降板。マリナーズは平野降板直後の6回表に3点を奪い、5対3で逆転勝利を収めた。

  • セベリーノ離脱のヤンキース トレード獲得候補の5人

    2020.2.27 11:55 Thursday

     先発ローテーションの一角を担う予定だったルイス・セベリーノがトミー・ジョン手術により今季絶望となったヤンキースは、まずは現有戦力のなかから代役を見つける方針を示している。しかし、故障さえなければエース級の実力を持つセベリーノの穴を埋めるのは決して簡単なことではない。メジャーリーグ公式サイトのリチャード・ジャスティスは、ヤンキースがトレードで獲得を狙う可能性のある先発投手として5人の名前を挙げている。

     ヤンキースは、セベリーノだけでなく、ジェームス・パクストン(腰の手術)とドミンゴ・ヘルマン(DV規定による出場停止)も欠いた状態で開幕を迎えることを強いられており、先発ローテーションはゲリット・コール、田中将大、J.A.ハップの3枠しか確定していない。現時点では、オープン戦初登板で好投したジョーダン・モンゴメリーの開幕ローテーション入りが有力だが、残りの1枠ははジョナサン・ロアイシガ、デイビー・ガルシアといった若手投手やチャド・ベティスらマイナー契約の投手による争いとなっている。

     投手史上最高額でコールを獲得した今季は、2009年以来11年ぶりとなるワールドシリーズ制覇だけを目標とするシーズンであり、現有戦力のクオリティが不十分であると判断すれば、外部からの補強に動く可能性も十分にある。フリーエージェント市場にはアンドリュー・キャッシュナー、ジェイソン・バルガスなど、実績のあるベテラン投手が残っているが、ジャスティスはヤンキースがトレードで獲得を狙う可能性のある投手としてロビー・レイ(ダイヤモンドバックス)、ジェフ・サマージャ(ジャイアンツ)、ジョニー・クエイト(ジャイアンツ)、クリス・アーチャー(パイレーツ)、ケイレブ・スミス(マーリンズ)の5人の名前を挙げている。

     ダイヤモンドバックスはマディソン・バムガーナーの加入によってローテ級の先発投手が6人となり、今オフ終了後にフリーエージェントとなるレイの放出を検討する可能性はある。しかし、ポストシーズン進出を狙える戦力を有するダイヤモンドバックスにおいて、レイは先発2番手という位置付けであり、獲得にはそれなりの対価が必要となるだろう。それを踏まえ、ジャスティスは「ヤンキースがトレードでの補強を決断した場合、ブライアン・キャッシュマンGMが最初に連絡を取るのはジャイアンツ(サマージャ)だろう」と指摘している。

  • ヤンキース・スタントンが右ふくらはぎ痛で開幕微妙に

    2020.2.27 11:30 Thursday

     ヤンキースの主力選手にまたしても故障が発生した。守備練習中に右ふくらはぎを痛めたジャンカルロ・スタントンがグレード1(軽傷)の右ふくらはぎ痛と診断され、日本時間3月27日に行われるオリオールズとの開幕戦の出場が微妙な状況となった。昨季は相次ぐ故障に悩まされ、18試合の出場でわずか3本塁打に終わったスタントンだが、復活を目指す今季も故障者リストで開幕を迎えることになりそうだ。

     ヤンキースのアーロン・ブーン監督は、スタントンの離脱を受けて「残念だよ。選手たちにはレギュラーシーズン開幕に向けての準備をしっかり進めてもらいたいと思っていたからね」とコメント。「彼自身は(右ふくらはぎを痛めた)昨日に比べて状態が良くなっていると感じていたし、念のために検査を受けただけだったんだけど、(軽傷とはいえ)故障していることが判明してしまった。(復帰までに)数週間はかかるだろうね」と語り、1ヶ月後に迫る開幕戦に出場するのは難しいとの見通しを明らかにした。

     ヤンキース加入1年目の2018年は158試合に出場して打率.266、38本塁打、100打点、OPS.852をマークしたスタントンだが、昨季は左上腕二頭筋、左肩、左ふくらはぎ、右膝など故障が相次ぎ、レギュラーシーズンは18試合にしか出場できなかった。ポストシーズンでは、地区シリーズこそ全3試合に出場したものの、リーグ優勝決定シリーズ第1戦で右大腿四頭筋を痛め、それ以降の出場は1試合だけ。最後まで故障に泣かされたシーズンだった。

     スタントンの故障離脱により、開幕時点でのレギュラーの顔ぶれは左翼マイク・トークマン、中堅ブレット・ガードナー、右翼アーロン・ジャッジ、指名打者ミゲル・アンドゥハーで固まったと見られ、控え外野手としてクリント・フレイジャーも開幕ロースターに名を連ねることになるだろう。昨季は故障者続出のなかでリーグ優勝決定シリーズまで進出したヤンキースだが、今季もスタントン、アーロン・ヒックス、ジェームス・パクストン、ルイス・セベリーノと多くの主力選手を欠いた状態でスタートすることになりそうだ。

  • ワールドチャンピオン候補 1位から30位までランキング

    2020.2.26 14:20 Wednesday

     メジャーリーグ公式サイトでは、ウィル・レイッチとマイク・ペトリエロの2人がメジャーリーグ全30球団を「ワールドシリーズ制覇の可能性が高い順」に1位から30位までランキング形式で紹介している。1位に選ばれたのは絶対的エースとしてゲリット・コールを手に入れたヤンキース。2位にはレッドソックスとの大型トレードを成立させ、悲願の世界一への「ラストピース」としてムーキー・ベッツを獲得したドジャースが選出されている。

     1位のヤンキースについて、レイッチはルーク・ボイトが9番を打つ可能性がある打線の層の厚さと強力なブルペン、そして絶対的エースとしてコールを獲得したことをその理由に挙げている。ジェームス・パクストンが開幕に間に合わず、ルイス・セベリーノがトミー・ジョン手術による今季絶望となったものの、ヤンキースが本命という見方は変わっていないようだ。

     2位のドジャースは、ブレイク・トライネン、ジミー・ネルソン、アレックス・ウッドなど、投手陣の「補充」を行ったのが目立つ程度だった。しかし、レッドソックスとの大型トレードでベッツとデービッド・プライスを獲得し、ワールドシリーズ制覇に向けた態勢を整えることに成功。ペトリエロが「今年ワールドシリーズで勝てなければ、今後ワールドチャンピオンになることはできないかもしれない」と語るほどの戦力が揃った。

     3位アストロズ、4位ツインズなど、上位にはポストシーズン進出を狙える戦力を擁するチームがズラリと並び、アンソニー・レンドンを獲得したエンゼルスは16位にランクイン。イチローのデビューイヤーである2001年以降ポストシーズンから遠ざかっているマリナーズは28位、オリオールズが29位、最下位はタイガースとなった。レイッチとペトリエロによる1位から30位までのランキングは以下の通り。

    1位 ヤンキース
    2位 ドジャース
    3位 アストロズ
    4位 ツインズ
    5位 メッツ
    6位 レイズ
    7位 ブレーブス
    8位 アスレチックス
    9位 カブス
    10位 ナショナルズ
    11位 レッドソックス
    12位 インディアンス
    13位 カージナルス
    14位 レッズ
    15位 ダイヤモンドバックス
    16位 エンゼルス
    17位 ホワイトソックス
    18位 フィリーズ
    19位 ブリュワーズ
    20位 パドレス
    21位 レンジャーズ
    22位 ブルージェイズ
    23位 ロッキーズ
    24位 マーリンズ
    25位 パイレーツ
    26位 ロイヤルズ
    27位 ジャイアンツ
    28位 マリナーズ
    29位 オリオールズ
    30位 タイガース

  • 元NFL選手のメッツ・ティーボウ タイガース戦で1号2ラン

    2020.2.26 13:50 Wednesday

     プロフットボール選手からプロ野球選手に転身したティム・ティーボウ(メッツ)は、まだメジャー昇格の夢を諦めていない。2016年9月にフリーエージェントとしてメッツとマイナー契約を結び、今年がプロ野球選手として5年目のシーズンとなるティーボウは、招待選手としてスプリング・トレーニングに参加。日本時間2月26日に行われたタイガースとのオープン戦に「9番・指名打者」で先発出場し、6回表に左中間への1号2ランを放った。

     現在32歳のティーボウは、2017年から毎年メジャーのスプリング・トレーニングに参加し、オープン戦にも出場。過去3年間は合計60打数9安打(打率.150)に終わっていたが、ついにオープン戦初本塁打が飛び出した。「何球かボールと見る機会があったから、タイミングを合わせて強く叩くことだけを考えていた」と自身の一打を振り返ったティーボウ。「調子は良いよ。しっかりボールが見えているような感じがする」と自身のコンディションに手応えを感じている。

     プロ1年目の2016年はアリゾナ秋季リーグで19試合に出場しただけだったが、翌2017年はA級とA+級で合計126試合に出場して打率.226、8本塁打、52打点、OPS.656を記録。AA級に昇格した2018年は84試合で打率.273、6本塁打、36打点、OPS.734と成長の跡を見せた。しかし、昨季は手首の骨折もあって早々にシーズンを終了。初のAAA級で苦戦し、77試合で打率.163、4本塁打、19打点、OPS.495に終わった。しかし、万全のコンディションで迎えた今年のスプリング・トレーニングでは、メジャー昇格の夢を実現させるために、アピールを続けている。

     メッツのルイス・ロハス監督は、ティーボウについて「彼が持つパワーは並外れていると言うほかない。彼は素晴らしいアスリートだし、周りからの指導もしっかり聞き入れるし、あらゆるエリアで成長を続けているよ」と語る。ティーボウがメジャー昇格の夢を叶える日は、それほど遠くはないのかもしれない。

  • 2021年WBCの開催地発表 準決勝・決勝はマーリンズ・パーク

    2020.2.26 13:10 Wednesday

     日本時間2月26日、メジャーリーグ機構とマーリンズによる記者会見が行われ、来年3月に開催される第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開催地が発表された。開催地となったのは台湾の2球場のほか、東京ドーム(日本)、チェイス・フィールド(ダイヤモンドバックスの本拠地)、マーリンズ・パーク(マーリンズの本拠地)の合計5球場で、準々決勝は東京ドームとマーリンズ・パーク、準決勝と決勝はマーリンズ・パークで開催される。大会の全3ラウンドを開催するのはマーリンズ・パークが初めてである。

     WBCは今大会から出場枠が従来の16ヶ国から4枠増えて20ヶ国に拡大されており、2017年の前回大会に出場した16ヶ国に加えて、予選を勝ち抜いた4ヶ国が出場する。1次リーグは5ヶ国ずつの4グループに編成され、プールAが台湾、プールBが東京ドーム、プールCがチェイス・フィールド、プールDがマーリンズ・パークで開催。各組の上位2ヶ国が準々決勝へ進出し、プールAとプールBから勝ち上がった4ヶ国は東京ドーム、プールCとプールDから勝ち上がった4ヶ国はマーリンズ・パークで準々決勝を戦う。そして、準々決勝を勝ち抜いた4ヶ国がマーリンズ・パークで行われる準決勝と決勝を戦うことになる。

     すでに出場が決定しているのは、オーストラリア、カナダ、中国、チャイニーズタイペイ、コロンビア、キューバ、ドミニカ共和国、イスラエル、イタリア、日本、メキシコ、オランダ、プエルトリコ、韓国、アメリカ合衆国、ベネズエラの16チーム。このほか、ニカラグア、南アフリカ共和国、フランス、ブラジル、ドイツ、パキスタン、パナマ、イギリス、ニュージーランド、チェコ、フィリピン、スペインによる予選が今年3月にアリゾナで開催され、4チームが2021年の本戦に出場する権利を得る。

     過去4回開催されているWBCでは、2006年の第1回大会と2009年の第2回大会で日本、2013年の第3回大会ではドミニカ共和国が優勝。2017年に行われた第4回大会でようやくアメリカ合衆国が初優勝を果たした。

  • 大谷初出場のエンゼルスが勝利 レッズ・秋山は1安打

    2020.2.26 12:30 Wednesday

     日本時間2月26日、大谷翔平が所属するエンゼルスと秋山翔吾が所属するレッズによるオープン戦が行われ、序盤から得点を重ねたエンゼルスが7対3で勝利した。マイク・トラウト、アンソニー・レンドン、大谷が2~4番に並んだエンゼルスは、初回から3イニング連続2得点と自慢の強力打線が威力を発揮。大谷は2打数ノーヒット1三振1死球だった。一方の秋山は、第2打席でピッチャー強襲の内野安打を放ち、3打数1安打1三振を記録した。

     この試合がオープン戦初出場となった大谷は、2番トラウト、3番レンドン、5番ジャスティン・アップトン、6番アルバート・プーホルスという豪華な面々に挟まれる形で「4番・指名打者」で先発出場。1回裏一死1・2塁のチャンスで迎えた第1打席は死球を受けて出塁したが、2回裏二死1塁の第2打席は空振り三振、4回裏二死走者なしの第3打席はショートゴロに倒れ、6回裏の第4打席で代打を送られて試合から退いた。

     「1番・レフト」で先発出場した秋山は、1回表の先頭打者として迎えた第1打席で見逃し三振に倒れたが、3回表二死走者なしで迎えた第2打席でピッチャーを強襲するショートへの内野安打。5回表二死走者なしの場面で回ってきた第3打席はサードへのファウルフライに倒れ、5回裏開始時の守備交代によって試合から退いた。実戦デビュー戦と同じ3打数1安打を記録し、打率は.333をキープしている。

     予想される開幕スタメンとほぼ同じ顔触れで試合に臨んだエンゼルスは、レンドンが2打数2安打1打点、プーホルスが2打数1安打2打点をマークするなど、自慢の強力打線がしっかり機能。トラウトはヒットこそ出なかったものの四球を選んで出塁し、先発のディラン・バンディも2回4奪三振無失点の好投を見せた。また、「9番・ライト」で先発出場して三塁打1本と本塁打1本を含む3打数3安打3打点の大活躍を見せたテイラー・ウォードの活躍も光った。

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