English Español 韓国語
  • マカッチェン トレードの噂より第一子誕生に集中

    2017.11.1 12:28 Wednesday

     今オフはアンドリュー・マカッチェン(パイレーツ)にとって経験したことのないものになりそうだ。12月上旬に妻・マリアが第一子となる男の子を出産予定なのだ。トレードされる、されないに関わらず、マカッチェンの人生は新たな章に突入することになる。

     パイレーツはワールドシリーズ終了から5日以内にマカッチェンの来季オプション(年俸1450万ドル)を行使するか否かを決断しなければならない。マカッチェンは今季156試合に出場して打率.279、28本塁打、88打点、11盗塁、OPS.849をマーク。昨季の不振を脱し、打線の軸として恥ずかしくない成績を残しただけに、パイレーツがオプションを行使するのは確実と見られている。

     しかし、オプション行使後にパイレーツがマカッチェン放出に動く可能性は残されている。マカッチェンはトレードについて「俺が決められることではない。ただ決まったことを受け入れるだけ」という姿勢を崩していない。昨オフ、マカッチェンはトレードで放出されることが確実視されていた。しかし、ウィンター・ミーティングのあと、ニール・ハンティントンGMはマカッチェンをキープする意思を固め、マカッチェンは2017年シーズンもパイレーツでプレイすることになった。球団オプションが行使されれば、マカッチェンにとっては2018年シーズンがパイレーツとの契約最終年になる。パイレーツは再びマカッチェンをトレード市場に出し、彼のトレード価値を探ることになるだろう。

     昨オフを経験したことにより、マカッチェンにはトレードの噂に対してある種の免疫ができている。その一方で、今オフはマカッチェンにとっての初めての経験が待っている。12月上旬に待望の第一子が誕生するのだ。「子供がもうすぐ生まれるんだ。他のどんなことよりも楽しみにしているよ」とマカッチェン。「12月上旬に生まれる予定なんだ。ちょうどウィンター・ミーティングの時期だけど、ウィンター・ミーティングのことを気にしている場合じゃないよね」と自身のトレードの動向よりも子供のことが気になって仕方がない様子だ。

     第一子の誕生により、人生の新たな章を迎えようとしているマカッチェン。いったい来季はどのチームのユニフォームを着てフィールドに立っているのだろうか。


     関連動画

  • ジラルディ 解任について「驚いたし落胆した」

    2017.11.1 11:55 Wednesday

     ジョー・ジラルディは来季も引き続きヤンキースの指揮を執ることを望んでいた。ジラルディは球団から契約を延長しない旨を伝えられた際、「驚いたと同時に落胆した」という。10年間にわたるヤンキース監督生活を終えたジラルディが現在の心境を語っている。

     リーグ優勝決定シリーズにおいてアストロズの前に3勝4敗で敗退したヤンキース。ジラルディが「我々が過ごしたシーズン、チームが見せた成長のことを考えれば、来季も引き続き指揮を執ることになるだろうと考えていた」と振り返ったように、今季のヤンキースは戦前の予想を大きく上回る躍進を遂げた。「間違いなく、ヤンキースには才能豊かな選手が大勢いるし、優れた若手選手も非常に多い。私はとても楽しみにしていたんだよ。来季もチームを率いることができると思っていた」とジラルディは語る。

     しかし、ジラルディには11年目のシーズンはやってこなかった。ジラルディによるとブライアン・キャッシュマンGMとの会話は極めて短いものだったようだ。「ブライアンは私に球団が異なる方向へ向かうことを伝えてきた。数分間話をして、そのあともう少し話しただけだったかな。この組織や選手たちの成長を楽しみにしていたから、落胆したよ」。

     その一方でジラルディはヤンキースへの感謝も忘れてはいない。「本当に感謝している。10年間も監督を務めることができたのだから。NFL、NBA、NHL、カレッジ・フットボール、カレッジ・バスケットボールの監督やヘッドコーチのうち、どれだけの人が10年間も同じ場所で指揮を執ることができるんだい?10年間もここに居られて、私は本当に幸運だったよ。10年間も私に監督を任せてくれたスタインブレナー一家やキャッシュマンGMには感謝している」。

     今後については現段階では未定だが、ジラルディは監督業を続けることに意欲を見せつつも、テレビでの解説者としての仕事や、コミッショナー事務局での業務にも興味を示しているようだ。ヤンキースで過ごした10年間で910勝710敗(勝率.562)という成績を残した名将の、次なるステージでの活躍にも注目だ。


     関連ニュース


     関連動画

  • 【WS第6戦】ドジャースはウッド&カーショウをリリーフで投入へ

    2017.11.1 11:11 Wednesday

     ケンリー・ジャンセン、ブランドン・モローらブルペン陣に疲れが見え始めていることもあり、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は本拠地ドジャー・スタジアムでのワールドシリーズ第6戦、第7戦でアレックス・ウッド、クレイトン・カーショウをブルペンで待機させる方針だ。ロバーツ監督によるとウッドを第6戦、カーショウを第7戦で投入することを検討しているという。

     「(ウッドとカーショウの投入は)選択肢の一つだと思うよ。我々はあと2試合勝たなければならないわけだからね」とロバーツ監督。「クレイトン(・カーショウ)は今日よりも明日投げる可能性の方が高いかな。もちろん、クレイトンは身体の状態は良いと言っているし、今日も投げたがっていると思うけどね。彼が自分にできることなら何でもやると考えていることは、私にとって特別驚きではないよ」とエース左腕の献身的な姿勢に敬意を表した。

     負ければシーズンが終わってしまうワールドシリーズ第6戦。ロバーツ監督は疲れが見えるブルペンを総動員して勝利をもぎ取るつもりだ。ポストシーズン13試合のうち12試合に登板し、第5戦では明らかに球速が低下するなど、登板過多気味のモローでさえ例外ではない。第5戦では打者4人に対してわずか6球で2本塁打を含む4安打を浴び、4点を失ったが、ロバーツ監督はモローが第6戦でも登板可能だと考えている。

     また、失点する場面が目立っているクローザーのジャンセンだが、守護神に対する指揮官からの信頼は揺らいでいない。ただし、ロバーツ監督は酷使気味の起用法を考慮し、第6戦では1イニングのみの起用に限定する方針だ。

     第7戦で先発予定のダルビッシュ有以外は全投手に第6戦で登板する可能性があると語るロバーツ監督。第5戦では5回途中でカーショウを交代させた采配に批判の声も聞かれたが、もう継投失敗は許されない。ウッドやカーショウのリリーフ起用の可能性も含め、ロバーツ監督が残り2試合でどのような采配を見せるのか注目したい。


     関連ニュース

      11月1日 世界一を願って ラソーダ&ハーシュハイザーが始球式

      11月1日 【WS第6戦】ヒンチ監督がマカラーズJr.投入の可能性を示唆

      10月31日 史上最高のWS第6戦 2011年のワールドシリーズを振り返る

      10月31日 ワールドシリーズ第6戦 両軍とも投手陣を総動員か

      10月30日 【戦評】決めたのはブレグマン!アストロズが死闘を制して王手

      10月29日 ドジャースが最終回に5得点 対戦成績を2勝2敗のタイに戻す

      10月28日 アストロズ打線が一挙4得点 ダルビッシュをKO

      10月26日 【戦評】カーショウ好投&ターナー勝ち越し弾 ドジャースが先勝

      10月25日 【戦評】カーショウ好投&ターナー勝ち越し弾 ドジャースが先勝

  • 【WS第6戦】ヒンチ監督がマカラーズJr.投入の可能性を示唆

    2017.11.1 10:45 Wednesday

     ドジャースが第7戦の先発にダルビッシュ有を指名している一方、アストロズはまだ第7戦の先発予定投手を決定していない。ランス・マカラーズJr.が最有力候補と見られているが、アストロズのA.J.ヒンチ監督はもし必要であれば第6戦にクローザーしてマカラーズJr.を投入する可能性を示唆している。

     「(第6戦でマカラーズJr.をクローザーとして投入する)可能性はあると思うよ。あらゆる可能性がある。試合に勝とうとするわけだからね。あるかどうかわからない第7戦のために戦力を温存するのは得策ではないと思うんだ。確実なのはバーランダーが先発するということだけだよ。彼がどのような投球をして、どれだけ長いイニングを投げられるかを見守るつもりさ。ナ・リーグの球場では代打のタイミングも重要だから、彼が長いイニングを投げられるかどうかは状況次第かな」とヒンチ監督はジャスティン・バーランダーの好投に期待しつつも、試合展開によってはマカラーズJr.を含め、投手陣を総動員する意思があることを明言している。

     ヒンチ監督の頭の中には第6戦に勝利して世界一を決めることしかない。「今夜は勝つために戦うんだよ。もし残り2試合のことを考えて采配を振るうようなことをしてしまうと、結果的に2試合を戦わなければならなくなってしまう(=第6戦は負けてしまう)と思うんだ。だからまずは第6戦に全力を注ぐよ。第6戦に勝つために全選手を起用しなければならないなら、そうするだけさ」と第7戦のことを考えず、第6戦の勝利に全力を尽くす方針だ。

     第6戦でアストロズが勝利すれば、アストロズにとっては球団創設55年目にして初めてのワールドシリーズ制覇となる。ホゼ・アルトゥーベ、カルロス・コレア、ジョージ・スプリンガーらを軸とした強力打線が投手陣を支え、8月末には切り札とも言えるバーランダーの獲得に成功してここまで勝ち抜いてきたアストロズ。第6戦に勝利し、歓喜の瞬間を迎えることはできるのだろうか。


     関連ニュース

  • 世界一を諦めないプイーグ 「第7戦まで戦うよ」

    2017.10.31 15:20 Tuesday

     ワールドシリーズ敗退まであと1つに追い込まれたドジャース。しかし、第6戦を本拠地ドジャー・スタジアムで戦うことのできるドジャースにはホームフィールド・アドバンテージがある。ヤシエル・プイーグはシリーズが第6戦で終わるはずがないことを予言している。

     ドジャースは今年のレギュラーシーズン、ホームで57勝24敗(勝率.704)という圧倒的な強さを誇った。クレイトン・カーショウが先発した第5戦を12対13のサヨナラ負けで落とすという予想外の展開となったが、1敗は1敗に過ぎない。残りの2試合をホームで戦えるというアドバンテージもあり、ドジャース・ナインはワールドシリーズ制覇を諦めていない。

     プイーグは次のように語る。「俺のチームは火曜日(日本時間水曜日)では終わらない。第7戦まで戦うよ。ロサンゼルスの全てのファンと俺たちはスプリング・トレーニングの最初の日からたくさんの練習と準備をしてきたんだ。だからこそ、今俺たちはワールドシリーズを戦っているんだよ。火曜日に俺たちを応援してくれるファンのみんなには感謝したいし、俺たちは第7戦まで戦うよ」

     リーグ優勝決定シリーズが4勝先取制となった1985年以降、2勝3敗となってホームに戻った28チームのうち14チームがシリーズを制している。28チームのうち、第6戦に勝利したのは16チーム。要するに第6戦に勝利した16チームのうち、14チームがシリーズを制しているのである。このデータを踏まえると、ドジャースが第6戦でジャスティン・バーランダーを攻略して勝利を収めれば、ドジャースのワールドシリーズ制覇の可能性はグッと高まることになる。

     第5戦でアレックス・ブレグマンにサヨナラ打を浴びたケンリー・ジャンセンも「彼らは3勝2敗になって喜んでいる。でもそれが何だって言うんだ?彼らはまだ俺たちをもう一度倒さないといけないんだぜ?俺たちはホームに戻る。まだやるべきことがあるんだ。落ち込んでいる場合じゃないんだよ」と2勝3敗からの逆転世界一を見据えている。

     今年のワールドシリーズはプイーグの言う通り、第7戦までもつれるのか。注目の第6戦は日本時間11月1日午前9時20分にプレイボール予定だ。


     関連ニュース


     関連動画

  • 史上最高のWS第6戦 2011年のワールドシリーズを振り返る

    2017.10.31 14:52 Tuesday

     日本時間11月1日に行われるワールドシリーズ第6戦に向けて、MLB.comでは過去のワールドシリーズ第6戦を「平均レバレッジ・インデックス」を基に順位付けし、TOP10を発表している。ここではそのランキングで1位となった2011年のワールドシリーズ第6戦を振り返る。

     「レバレッジ・インデックス」とは各打席が勝敗に与えた影響を数値化したものであり、値が大きければ大きいほど、その試合が大きく動いたことを意味する。要するに「平均レバレッジ・インデックス」の値が大きければ、その試合は勝敗の行方が大きく変動した劇的な試合であるというわけだ。

     2011年のワールドシリーズはア・リーグ王者のレンジャーズとナ・リーグ王者のカージナルスが対戦。2勝2敗となったあとの第5戦をレンジャーズが制し、球団史上初のワールドシリーズ制覇に王手をかけた。そして迎えた第6戦。舞台は再びカージナルスの本拠地ブッシュ・スタジアムへ移された。

     ホームのカージナルスはハイメ・ガルシア、アウェイのレンジャーズはコルビー・ルイスが先発。1回表、レンジャーズはジョシュ・ハミルトンのタイムリーで先制するが、カージナルスはその裏、ランス・バークマンにツーランが飛び出して逆転。しかし直後の2回表、レンジャーズはイアン・キンズラーのタイムリー二塁打ですぐさま同点に追い付いた。

     4回表にはレンジャーズがマイク・ナポリのタイムリーで勝ち越しに成功するが、カージナルスはその裏、ヤディアー・モリーナの内野ゴロの間に同点。レンジャーズは直後の5回表にマイケル・ヤングのタイムリー二塁打で再び1点を勝ち越したものの、カージナルスは6回裏に一死満塁からモリーナが押し出しの四球を選び、再び同点に追い付いた。

     ところがレンジャーズは7回表、先頭のエイドリアン・ベルトレイとネルソン・クルーズが二者連続本塁打を放ち、さらに二死二塁からキンズラーにタイムリーが飛び出して3点を勝ち越し。カージナルスは8回裏にアレン・クレイグのソロで2点差としたものの、試合は7対5とレンジャーズが2点をリードした状態で9回裏を迎えた。

     球団史上初のワールドシリーズ制覇まであと3アウトに迫ったレンジャーズは、この年のポストシーズンで6セーブを挙げていたクローザーのネフタリ・フェリースを投入。しかし、一死からアルバート・プーホルスに二塁打を浴び、バークマンを歩かせて一死一、二塁のピンチを背負ってしまう。カージナルスはこのチャンスでクレイグこそ見逃し三振に倒れたものの、デービッド・フリーズが右翼クルーズの頭上を越える同点タイムリー三塁打。敗退まであと1ストライクに追い込まれたカージナルスが土壇場で同点に追い付いた。

     しかし10回表、レンジャーズはハミルトンにツーランが飛び出して2点を勝ち越し。カージナルスが土壇場で追い付いた直後の一発だけに、これで勝負ありかと思われた。ところがその裏、カージナルスは連打と犠打で一死二、三塁のチャンスを作り、ライアン・テリオーの内野ゴロの間にまず1点。プーホルスが敬遠されたあと、バークマンのタイムリーでまたしても同点に追い付いた。

     そして11回裏。カージナルスはこの回先頭のフリーズがこの回から登板したマーク・ロウから一発を放ち、熱戦に終止符を打った。カージナルスがリードしていたのはバークマンに逆転ツーランが飛び出した初回だけ。その後は常に追う展開を強いられながらも4回、6回、9回、10回と4度も追い付き、最後はフリーズが劇的な一発で試合を締めくくったのだった(カージナルス10-9レンジャーズ)。

     第6戦を制したカージナルスは続く第7戦も6対2で制し、球団史上11度目のワールドシリーズ制覇を成し遂げた。なお、ワールドシリーズMVPにはリーグ優勝決定シリーズに続いてフリーズが選出されている。


     関連ニュース

  • ナショナルズ&フィリーズの新監督が正式に決定

    2017.10.31 12:39 Tuesday

     日本時間10月31日、ナショナルズとフィリーズの両球団はそれぞれデーブ・マルティネスとゲーブ・キャプラーを新監督に任命したことを正式に発表した。ともに就任会見はワールドシリーズ終了後に行われる予定となっている。

     今オフ、監督を解任して新監督探しをしていたのレッドソックス、ヤンキース、タイガース、メッツ、フィリーズ、ナショナルズの6球団(経営陣が一新されたマーリンズにも監督交代の可能性は残されている)。すでにレッドソックスはアレックス・コーラ、タイガースはロン・ガーデンハイアー、メッツはミッキー・キャラウェイを新監督に迎えることが決定しており、監督の座が空席となっているのは3球団だけだったが、ナショナルズとフィリーズもようやく新監督が決定した。

     2年連続地区シリーズ敗退の責任を問われてダスティ・ベイカー監督が解任されたナショナルズの新監督を務めるマルティネスは、10シーズンにわたってジョー・マドン(現カブス監督)のもとでベンチコーチを務めてきた人物だ。監督経験はないものの、「マドンの右腕」としてその手腕を高く評価されており、ここ数年は何度もメジャー球団の監督候補として名前が浮上していた。古いやり方にとらわれない革新性、選手とのコミュニケーション能力、データ分析への理解など、ナショナルズが新監督に求めていた条件にマルティネスはピッタリ合致。ブライス・ハーパー、マックス・シャーザーらスター選手を擁するナショナルズを球団史上初のワールドシリーズへ導くことがマルティネスに課された使命となる。

     一方、フィリーズの第54代監督に就任することが決定したキャプラーは2005年に巨人でプレイした経験もあり、日本の野球ファンにも馴染みのある人物だ。監督経験豊富な人物を求めていたフィリーズにとって、マイナーで1年間の監督経験しかないキャプラーは監督候補から程遠かったが、2度の面接を経てリーダーシップや若手選手とのコミュニケーション能力などを高く評価され、監督候補に急浮上した。若手選手が多いというチーム事情に合致するだけでなく、データ分析や栄養学への知識・理解があることも高評価に繋がったと見られている。リース・ホスキンスら若手選手を中心にチーム再建を進めるフィリーズを正しい方向へ導くことが期待される。

     監督の座が依然空席となっているのはジョー・ジラルディとの契約更新を見送ったヤンキースのみ。現時点では球団内部からの昇格が有力視されているが、キャプラーのように面接を行う中で新たな候補が急浮上する可能性もある。今後の動向に注目したい。

  • フォール・スター・ゲーム 両軍の出場選手が発表

    2017.10.31 12:04 Tuesday

     スターダムへの登竜門とも言われるアリゾナ秋季リーグ。2006年からはアリゾナ秋季リーグ版のオールスター・ゲームである「フォール・スター・ゲーム」が開催されている。日本時間10月31日、今年で12回目を迎えるフォール・スター・ゲームの出場選手が発表された。

     アリゾナ秋季リーグは6チームによって構成され、3球団ずつの東西2地区に分かれている。フォール・スター・ゲームは地区分けそのままの東西2チームに分かれて行われる。すでに東西両軍の各25選手が発表され、最後の各1枠を巡って「ファイナル・2・ボート」が現在行われている。東軍はエステバン・フロリアル外野手(ヤンキース)、ビリー・マッキニー外野手(ヤンキース)、マット・サイス一塁手(エンゼルス)の3名、西軍はボビー・ブラッドリー一塁手(インディアンス)、ニッキー・ロペス内野手(ロイヤルズ)、ヤニオ・ペレス外野手(レンジャーズ)の3名が最終投票の候補者となっている。

     現時点で出場が発表されている計50選手のうち、MLB.comのプロスペクト・ランキングでTOP100に名を連ねているのは10選手。全体2位のビクター・ロブレス外野手(ナショナルズ)、全体5位のロナルド・アクーナ外野手(ブレーブス)、全体7位のカイル・タッカー外野手(アストロズ)を筆頭に、ミッチ・ケラー投手(パイレーツ)、ジャスタス・シェフィールド投手(ヤンキース)、コリー・レイ外野手(ブリュワーズ)、フランシスコ・メヒア三塁手(インディアンス)、ルイス・ウリアス内野手(パドレス)、ユスニエル・ディアス外野手(ドジャース)、マイケル・チャビス三塁手(レッドソックス)の10選手がロースター入りを果たしている。「フォール・スター・ゲームに選出されてアリゾナ秋季リーグでベストの選手の一人として認識されるのは名誉なことだよ。今まで頑張ってきたことの証だと思うし、いつかはメジャーリーグのオールスター・ゲームにも出場できたらいいな」とレイは喜びを口にした。

     なお、フォール・スター・ゲームは日本時間11月5日に行われ、MLBネットワークで生中継されるほか、MLB.comでもストリーミング配信される予定となっている。将来のスーパースターたちが集結する一戦は必見だ。

  • ワールドシリーズ第6戦 両軍とも投手陣を総動員か

    2017.10.31 11:42 Tuesday

     アストロズが球団史上初の世界一に王手をかけている今年のワールドシリーズ。日本時間10月31日に舞台を再びドジャー・スタジアムに移して第6戦が行われるが、両軍とも投手陣をフル稼働して27個のアウトを奪う総力戦となりそうだ。

     先発予定はアストロズがジャスティン・バーランダー、ドジャースがリッチ・ヒル。同じくドジャー・スタジアムで行われた第2戦と全く同じマッチアップであり、第2戦ではバーランダーが6回2安打3失点、ヒルが4回3安打1失点と試合を作っている。長いイニングを投げるという点についてはバーランダーに分があり、バーランダーはヤンキースとのリーグ優勝決定シリーズで第2戦と第6戦に登板してそれぞれ9回と7回を投げ抜いている。一方のヒルは今ポストシーズンでの3先発で4回、5回、4回と長いイニングを投げることができていない(打者3巡目までに交代させるというチームの方針も影響している)。

     アストロズは「第6戦に勝利すれば世界一」、ドジャースは「第6戦に敗れればシーズン終了」という状況であり、両軍とも投手陣をフル稼働して必勝を期すことは間違いない。アストロズのA.J.ヒンチ監督はバーランダーが長いイニングを投げてくれることを期待しつつも、全ての投手に登板の可能性があることを示唆している。第4戦で76球を投げたチャーリー・モートン、第5戦で86球を投げたダラス・カイケルの両投手も必要であれば1イニング限定で投入する可能性があり、場合によっては第7戦での先発が有力視されるランス・マカラーズJr.を投入することも考えられる。ワールドシリーズでの救援防御率は7.58という惨状であり、リードしている状況であれば、そのリードを守るために状態の良い投手から次々に注ぎ込んでいくことになるだろう。

     一方、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督も第5戦で先発したクレイトン・カーショウ、第7戦で先発予定のダルビッシュ有を除く全ての投手に登板の可能性があることを明言。第4戦で先発し、6回裏二死からジョージ・スプリンガーに先制弾を浴びて降板するまでアストロズ打線を無安打に抑えていたアレックス・ウッドもブルペンで待機する予定だ。地区シリーズからフル稼働してきたブランドン・モローやケンリー・ジャンセンには疲労が見え始めており、ヒルとウッドで7~8イニングを消化する展開が理想だろう。

     泣いても笑っても今年のワールドシリーズは残り最大2試合。連日好ゲームが繰り広げられている今年のワールドシリーズはどのような結末を迎えるのだろうか。


     関連ニュース

  • メッツが青木をリリース 青木はフリーエージェントに

    2017.10.31 10:55 Tuesday

     日本時間10月31日、メッツは青木宣親をリリース(=解雇)したことを発表した。青木は日本時間9月3日にメッツと契約。メッツの一員としての選手生活は約2ヶ月で終わりを迎えることになり、現在青木はフリーエージェントとなっている。

     ヨエニス・セスペデス、マイケル・コンフォートなど外野手に故障者が相次いだこともあり、メッツは日本時間8月30日にブルージェイズをリリースされフリーエージェントとなっていた青木を獲得した。メッツでは主に1番や2番を任され、27試合に出場して打率.284、出塁率.371、5盗塁をマーク。10三振を上回る13四球を選ぶなど、持ち前の巧打を存分に発揮してチームに貢献した。

     現地の報道によると、青木がメッツと契約した際、「2018年の契約を提示するかどうかを10月末までに決定する」という条項が含まれていたようだ。通常、青木のように年俸調停権を持っている選手に対しては球団が12月上旬までに翌年の契約をテンダー(=提示)するかどうかを判断する。ここでテンダーされなかった選手は「ノンテンダーFA」としてフリーエージェントとなり、新たな所属先を探すことになるが、すでに移籍市場が動いた後になるため、思うような条件を得られないケースもある。今回の青木のように10月末の時点で球団に決定してもらえば、通常のフリーエージェントと同様に所属先を探すことができるというわけだ。

     今季の青木はアストロズの一員として開幕を迎え、日本時間8月1日にフランシスコ・リリアーノとのトレードでテオスカー・ヘルナンデスとともにブルージェイズへ移籍。ブルージェイズをリリースされたあと、メッツに加入した。3球団合計での成績は109試合に出場して打率.277、5本塁打、35打点、10盗塁、出塁率.335、OPS.728。メジャー6年目にして初めて100安打に届かず(93安打)、打率も初めて.280を下回ったが、決して悪い成績ではなかった。

     青木の今季年俸は550万ドル。メッツが契約をテンダーしていれば、さらに年俸が上昇する見込みだったが、フルタイムのレギュラーではない外野手に600万ドルを超える年俸を支払いたくなかったというのがメッツの本音だろう(メッツはすでに準レギュラーのフアン・ラガレスに年俸650万ドルを支払うことが確定している)。年俸を下げてメッツと再契約を結ぶ可能性も残されているが、日本球界への復帰も含め、青木は様々な選択肢の中から来季の所属先を選ぶことになる。メジャー6年目にして早くも「メジャー全地区制覇」を成し遂げたジャーニーマンは来季どのユニフォームを着てプレイしているのだろうか。


     関連動画

      10月10日 2017年メッツ名場面集

  • 【戦評】決めたのはブレグマン!アストロズが死闘を制して王手

    2017.10.30 15:14 Monday

     勝ち越したと思えば追い付かれ、逆転したかと思えば追い付かれ、両軍が驚異の粘りを見せて終盤まで目の離せない展開が続いたワールドシリーズ第5戦。まさに死闘と呼ぶべきこの試合を制したのは、今ポストシーズン、ホームで7勝1敗という圧倒的な強さを誇るアストロズだった。

     4回裏にユリ・グリエルが同点スリーラン、5回表にコディ・ベリンジャーが勝ち越しスリーラン、5回裏にホゼ・アルトゥーベが同点スリーランを放ち、7対7の同点で試合は終盤に突入。疲労が見えるブルペンを総動員しての総力戦が始まった。

     7回表、ドジャースはこの回からマウンドに上がったブラッド・ピーコックを攻め、ベリンジャーのタイムリー三塁打で1点を勝ち越し。ところがその裏、アストロズは同じくこの回から登板したブランドン・モローを攻略し、ジョージ・スプリンガーの同点弾、アルトゥーベの勝ち越しタイムリー二塁打、カルロス・コレアのツーランで一挙4点を奪って逆転に成功した。

     8回表、ドジャースは再びピーコックを攻め、一死一、二塁のチャンスを迎える。ここでアストロズはウィル・ハリスを投入したが、コリー・シーガーがタイムリー二塁打を放って9対11。しかしその裏、アストロズはブライアン・マッキャンに一発が飛び出し、再び3点差とした。なお、アストロズはこの一発によりグリエル、アルトゥーベ、スプリンガー、コレア、マッキャンと異なる5選手が本塁打を放ったことになり、ワールドシリーズ史上初の快挙となった。

     9回表、アストロズは8回表二死から登板したクリス・デベンスキーを続投させたが、ドジャースは先頭のベリンジャーが四球を選んで出塁し、一死後にヤシエル・プイーグがツーランを放って1点差。さらにオースティン・バーンズの二塁打で一死二塁のチャンスを作り、二死三塁からクリス・テイラーがセンター前へのタイムリーを放って土壇場で同点に追い付いた。

     そして10回裏。ドジャースは9回裏を無失点に抑えたケンリー・ジャンセンが2イニング目に突入したが、二死走者なしからマッキャンに死球、スプリンガーに四球を与えて二死一、二塁。ここでA.J.ヒンチ監督は二塁走者のマッキャンに代走のデレク・フィッシャーを送り、一打サヨナラに賭けた。そしてこのチャンスでアレックス・ブレグマンがレフトへのヒットを放ち、フィッシャーが二塁から一気に生還。ヒンチ監督の代走起用がズバリと当たり、アストロズが13対12で死闘を制したのだった。

     なお、9回表のプイーグの本塁打が今ポストシーズン101本目、今ワールドシリーズ22本目となり、ともに歴代最多記録を更新。レギュラーシーズンでは6105本塁打が飛び出し、17年ぶりの記録更新となったが、本塁打量産のシーズンに相応しく、ポストシーズンでも新記録が誕生した。

     試合時間5時間17分という死闘を制したアストロズが対戦成績を3勝2敗とし、球団史上初のワールドシリーズ制覇に王手。舞台をドジャー・スタジアムに移して行われる第6戦では、アストロズは世界一をかけてジャスティン・バーランダー、ドジャースは世界一阻止をかけてリッチ・ヒルが先発予定となっている。


     関連ニュース


     関連動画

  • 【WS第5戦】スリーランの応酬 試合は同点のまま終盤へ

    2017.10.30 13:04 Monday

     アストロズの本拠地ミニッツメイド・パークで行われているワールドシリーズ第5戦。好投手同士の投げ合いのため投手戦が予想されたものの、4回裏、5回表、5回裏に連続でスリーランが飛び出す予想外の展開となり、試合は7対7の同点で7回表に突入している。

     第1戦と同じマップアップとなったこの試合。アストロズ先発のカイケルは第1戦の雪辱を果たしたいところだったが、立ち上がりに制球が定まらず、1安打と2四球で一死満塁のピンチを背負ってしまう。コディ・ベリンジャーこそ空振り三振に抑えたものの、ローガン・フォーサイスがレフトへのタイムリーを放ち、ドジャースが2点を先制。その後、ヤシエル・プイーグの打席中にユリ・グリエルの送球ミスにより1点を加え、ドジャースは初回に3点を先制した。

     一方のカーショウはホゼ・アルトゥーベから三振を奪うなど、アストロズ打線を三者凡退に抑える安定した立ち上がり。カイケルも初回以降は立ち直り、3回まではスムーズに試合が進んでいった。ところが4回表、カイケルは一死からフォーサイスに二塁打を浴びると、二死後にオースティン・バーンズにタイムリーを打たれ、リードを4点に広げられてしまう。しかしその裏、アストロズはカーショウから一死一、二塁のチャンスを作り、カルロス・コレアのタイムリー二塁打で1対4。続くグリエルは初球を豪快に振り抜き、レフトスタンドへ同点スリーランを叩き込んだ。

     5回表、アストロズは前のイニングから登板していたルーク・グレガーソンに代えてコリン・マクヒューを投入。しかし、ワールドシリーズ初登板となったマクヒューは制球が定まらず、いきなり二者連続で四球を与えてしまう。キケ・ヘルナンデスこそ見逃し三振に抑えたものの、ベリンジャーが勝ち越しスリーラン。ドジャースは前の回に4点差を追い付かれたものの、ベリンジャーの一発により再び3点のリードを奪うことに成功した。

     ところが、カーショウがピリッとしない。5回裏二死走者なしから二者連続で四球を与え、デーブ・ロバーツ監督はカーショウ交代を決断。しかし、代わった前田健太がアルトゥーベにスリーランを浴び、試合は再び同点となった。なお、1試合に3本のスリーランが飛び出したのはワールドシリーズ史上初の出来事。6回は両チームとも無得点に終わり、7対7の同点のまま試合は終盤に突入した。

  • フィリーズ新監督はキャプラーに決定か

    2017.10.30 12:29 Monday

     ピート・マッカニン監督を解任し、新監督探しを続けているフィリーズだが、どうやらゲーブ・キャプラー新監督誕生の瞬間が近付いているようだ。現地の報道によると、早ければ日本時間10月31日にも正式に監督就任が発表される可能性があるという。

     キャプラーは日本時間10月28日にフィラデルフィアへ戻り、2度目の面接を受けた。フィリーズ傘下AAA級で監督を務めているダスティ・ワーサン、前レッドソックス監督のジョン・ファレルもすでに2度目の面接を終えており、この3人が最終候補者となったと見られているが、2度目の面接によりキャプラーが最有力候補としての地位を固めたようだ。

     42歳のキャプラーは現在、ドジャースで選手育成部門のディレクターを務めている。ドジャースのアンドリュー・フリードマン野球部門社長からその手腕を高く評価されており、フリードマンは「彼は素晴らしい監督になるだろう」と語っていたほどだ。しかし、当初はフィリーズ新監督の有力候補の一人としては見られていなかった。キャプラーの監督経験は2007年にレッドソックス傘下A級のチームを率いた1年だけ。フィリーズは監督経験の豊富な人物を求めていたのである。

     ところが、キャプラーはフィリーズにとって非常に魅力的な存在だった。キャプラーが監督に就任すれば、フィリーズでは1996年に38歳の若さで監督に就任したテリー・フランコーナ(現インディアンス監督)以来の若さとなるが、若手選手の多いフィリーズにおいては選手とのコミュニケーションが取りやすくなり、チームに好影響を及ぼすに違いない。また、キャプラーがデータ分析や栄養学にも興味を持ち、知識を有していることもチームの方針とマッチしたようだ。

     ケン・モッカ、チャーリー・マニュエル、トーリ・ロブロ(現ダイヤモンドバックス監督)など、日本プロ野球を経験したメジャーリーグの監督は過去にも数名存在するが、キャプラーも2005年に巨人でプレイした経験がある。また一人、日本プロ野球を経験した監督が誕生しようとしている。


     関連ニュース


     関連動画

  • アスレチックス・マックスウェル 女性に銃を突き付けて逮捕

    2017.10.30 11:49 Monday

     現地時間10月28日の夜、アスレチックスの若手捕手ブルース・マックスウェルがアリゾナ州スコッツデールの自宅で、食品の配達に来た女性に銃を突き付けた疑いで逮捕された。この件についてアスレチックスは以下の声明を発表している。

     「我々は今回の出来事を知って失望した。この状況と進行中の調査を深刻に受け止めている。現在、関係当局からの情報を収集しており、現時点ではこれ以上のコメントは差し控えさせていただく」

     このニュースを最初に報じたAP通信とTMZスポーツによると、マックスウェルは凶器と治安紊乱(びんらん)行為を伴った攻撃的な行為により逮捕された。スコッツデール警察によるとマックスウェルは最初の裁判出廷まで警察の監視下に置かれるようだ。

     26歳のマックスウェルは昨年7月にメジャーデビューを果たしたばかりの若手捕手。今季は76試合に出場して打率.237、3本塁打、22打点、OPS.663をマークし、捕手としての先発出場62試合はチーム最多の数字だった。アメリカのスポーツ界では人種差別への抗議として国歌斉唱の際に片膝をつく行為が広がっているが、マックスウェルはレギュラーシーズン終盤、メジャーリーガーとしては初めて片膝をついた選手として注目を集めていた。


     関連動画

  • ナショナルズ デーブ・マルティネスが新監督就任へ

    2017.10.30 11:10 Monday

     ナ・リーグ東部地区を独走で制しながらカブスとの地区シリーズに敗れ、2017年シーズンを終えたナショナルズ。2年連続地区シリーズ敗退という結果を受けてダスティ・ベイカー監督が解任され、後任探しが続いていたが、カブスのベンチコーチを務めているデーブ・マルティネスと3年契約で合意に至ったと報じられている。

     マルティネスは現在53歳。現役時代は外野手で、16年間で9球団を渡り歩いたジャーニーマンだった。通算成績は1919試合に出場して打率.276、91本塁打、580打点、183盗塁、OPS.730。現役晩年の2000年には1シーズンで3度もトレードされ、4球団を渡り歩いたこともある。右膝の故障により2002年シーズンを全休し、現役引退を発表。2006年と2007年はデビルレイズ(現レイズ)でスプリングトレーニングのインストラクターを務め、2008年からベンチコーチとなった。2015年にジョー・マドン監督がレイズからカブスに移ると、マルティネスもマドンとともにカブスへ移籍し、計10シーズンにわたってマドン監督のもとでベンチコーチを担当。いわば「マドンの右腕」として監督未経験ながら高い評価を受けてきた。そのため、ここ数年は毎年のように他球団の監督候補に挙がっていたが、今回満を持してナ・リーグ東部地区王者のナショナルズで監督に初挑戦することになったのだ。なお、現地の報道によると3年契約+オプション1年になると見られており、ナショナルズが監督に与えた契約としては史上最長のものとなる。

     マルティネス以外には前レッドソックス監督のジョン・ファレル、メッツ打撃コーチのケビン・ロングらが候補に挙げられていたが、当初からマルティネスが最有力候補と見られていた。マルティネスはフランク・ロビンソン、マニー・アクタ、ジム・リグルマン、デービー・ジョンソン、マット・ウィリアムス、ベイカーに続くナショナルズ第7代監督となる。マルティネスに課されたタスクはただ一つ、ナショナルズを球団史上初のワールドシリーズ制覇に導くことだけである。名将・マドンのもとで学んだマルティネスがどのような指揮を見せるのか。来季のナショナルズには要注目だ。


     関連ニュース

  • ワールドシリーズ第5戦 王手をかけるのはどちらだ!?

    2017.10.30 10:35 Monday

     アレックス・ウッドとチャーリー・モートンによる投手戦の末、9回表に一挙5点を挙げたドジャースが勝利を手にしたワールドシリーズ第4戦。対戦成績は2勝2敗のタイとなり、日本時間10月30日に第5戦が行われている。

     第4戦をドジャースが制したことにより、今年のワールドシリーズはミニッツメイド・パークでの第5戦を終えたあと、舞台を再びドジャー・スタジアムへ移すことが確定した。リーグ優勝決定シリーズが4勝先取制となった1985年以降、リーグ優勝決定シリーズまたはワールドシリーズが2勝2敗のタイとなったケースは28度あるが、うち18度は第5戦に勝利したチームがシリーズを制している。さらに2勝2敗のタイとなったあと、ビジターのチームが第5戦に勝利したケースは10度あるが、うち9度はそのチームがそのままシリーズを制している。これは第6戦以降をホームで戦えるというアドバンテージがあるからだろう。現在行われている第5戦にドジャースが勝利すれば、ドジャースは29年ぶりのワールドシリーズ制覇に大きく前進することになる。一方、2勝2敗のタイとなったあとにホームのチームが第5戦を制したケースは18度。しかし、第6戦以降をビジターで戦わなければならないため、18度のうちシリーズを制したのは9度に留まっている。アストロズはここから2勝を積み上げ、球団史上初のワールドシリーズ制覇を成し遂げることができるだろうか。

     また、両チームとも今年のポストシーズンではここまでホームで1敗しかしていない。ドジャースはホームで5勝1敗(敗戦はワールドシリーズ第2戦のみ)、アストロズはホームで7勝1敗(敗戦はワールドシリーズ第4戦のみ)だ。アストロズが第4戦で勝利していれば、史上初の8勝0敗となるところだったが、残念ながら快挙達成はならなかった。しかし、第5戦に勝利すれば、2002年のエンゼルスに次いで史上2チーム目の8勝1敗となる。この年のエンゼルスはワールドシリーズ制覇を成し遂げており、アストロズにとってはポジティブなデータである。

     注目の第5戦は現在、3回までを終了して3対0でドジャースがリード。第5戦を制してワールドシリーズ制覇に王手をかけるのはどちらのチームか。試合の行方に注目だ。

  • ドジャースが最終回に5得点 対戦成績を2勝2敗のタイに戻す

    2017.10.29 13:06 Sunday

     ドジャースとアストロズによるワールドシリーズはアストロズが対戦成績を2勝1敗とした状態で第4戦を迎えた。中盤まで投手戦が展開された。この試合は1本の本塁打から動き出したがドジャースが終盤の猛攻で6対2と勝ち越し、対戦成績を2勝2敗のタイとした。

     この日の先発はアレックス・ウッドとチャーリー・モートン。ウッドは去るカブスとのリーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第4戦で投げて以来となる久々の登板となった。対するモートンはヤンキースとのリーグ優勝決定シリーズ(ALCS)で先発し、勝利投手となってチームをこの大舞台へと導いている。今季のウッドは中6日以上の登板では5勝1敗 防御率2.81と好成績、モートンもキャリアハイとなる14勝や奪三振率10.00など飛躍を遂げたシーズンとなった。この両者の投げ合いによって試合は中盤までは動かなかった。

     注目の両者の立ち上がり。モートンは初回、先頭打者のクリス・テイラーに安打を許すも捕手のブライアン・マッキャンの盗塁阻止などがあり、無失点で切り抜けた。一方のウッドは16球を要するもアストロズ打線を3者凡退に抑えてこちらも上々の立ち上がりをみせた。ここからウッドはギアを上げていく。四球で走者こそ出してしまうが自慢の緩急を巧みに使い、相手打線に的を絞らせずに5回終了時まで安打を許さなかった。

     ノーヒッターへの期待も高まる中、試合が動いたのは6回裏のアストロズの攻撃。2死から打席に立ったジョージ・スプリンガーがウッドのナックルカーブを捉えてこれを左翼スタンドへと運んだことでついに均衡が破れ、この試合で初めて得点が入った。被弾したウッドはこれで降板となり、リリーフ陣にマウンドを譲った。失点したとはいえ、打たれた安打はこの1本のみの好投を披露した。

     点を返したいドジャースは先制を許した直後の7回表、1死からコディ・ベリンジャーが二塁打で出塁するとここで代わったばかりのアストロズの2番手、ウィル・ハリスを攻める。2死となるものの、続くローガン・フォーサイスが値千金の適時打を放って1対1の同点に追いついた。その後は9回表に無死一・二塁の場面からベリンジャーが適時二塁打で2対1と勝ち越しに成功するとジョク・ピーダーソンの本塁打などで一挙5点を取って試合を決めた。

     一方のアストロズは最終回にアレックス・ブレグマンの本塁打で意地をみせるも攻撃はここまで。先制した1点を守り切れず世界一に王手をかけることができなかった。対戦成績をタイとした両者は世界一王手をかけて第5戦に臨む。明日の先発はクレイトン・カーショウとダラス・カイケルと発表されている。


     関連ニュース


     関連動画

  • 年間最優秀リリーバーはキンブレルとジャンセン

    2017.10.29 10:53 Sunday

     ドジャースとアストロズによるワールドシリーズも折り返しの第4戦を迎えた。その試合前には年間を通じて最優秀なリリーフ投手を表彰する「Reliever of the Year」が発表され、ア・リーグはクレイグ・キンブレル(レッドソックス)、ナ・リーグはケンリー・ジャンセン(ドジャース)が選ばれた。

     この賞にはリーグによって別名がつけられている。ア・リーグはヤンキース一筋で歴代1位の652セーブを記録したマリアーノ・リベラの名前をとって「マリアーノ・リベラ賞」、一方でナ・リーグは主にパドレスで活躍し、歴代2位の601セーブを誇るトレバー・ホフマンの名前を冠にした「トレバー・ホフマン賞」と呼ばれている。今年選出された2人は共に2度目の受賞となりキンブレルはブレーブス時代の2014年、ジャンセンは昨年に続いて2年連続となった。

     今季のキンブレルは67試合に登板し5勝0敗35セーブ 防御率1.43と抜群の安定感を誇った。セーブ成功率は90%であり、主にフォーシームとナックルカーブの2球種でチームを勝利に導いてきた。来季に9セーブを記録すると通算300セーブとなり1つの大台に到達する。ジャンセンは捕手から投手に転向した経験がありながらも2012年から毎年25セーブ以上を記録してきた。昨年はキャリアハイとなる47セーブを記録するが、惜しくも1位にはなることはできなかった。そして迎えた今季は65試合に登板し5勝0敗41セーブ 防御率1.32の成績を残した。セーブ成功率は98%で念願だった自身初のセーブ王にも輝いた。今年の41セーブによって通算セーブ数は230となった。

     受賞が決まったキンブレルは「受賞は嬉しいが直接、リベラから賞を受け取ることができなくて残念だよ。でも僕は常に彼(リベラ)のことを尊敬している」と語り、そしてジャンセンは「この賞で最高のリリーバーになったことが認められた。僕はキンブレルをはじめ、すべてのリリーフ投手や偉大なクローザー達に感謝しなければならない」とコメントを残している。

     今回は共に地区優勝を決めたチームからの選出となった。彼らの活躍なしではチームは頂点に立つことができなかっただろう。既にレッドソックスは監督が代わり、既に来季に向けて動き出している。ドジャースはまさに今、29年ぶりの世界一を目指してアストロズとのワールドシリーズに臨んでいるところだ。来季以降も彼らの登板から目が離せない。


     関連ニュース


     関連動画

  • ダルビッシュ4失点KO アストロズがホーム7連勝

    2017.10.28 13:56 Saturday

     球場をアストロズの本拠地、ミニッツメイド・パークに移して行われたドジャース対アストロズのワールドシリーズ第3戦。今ポストシーズンではホームで負けなしのアストロズが5対3で勝利して今シリーズ2連勝を飾った。

     この日はダルビッシュ有とランス・マッカラーズJr.の投げ合いとなった。ダルビッシュはミニッツメイド・パークで通算6試合に登板し4勝1敗 防御率2.16と相性が良い球場での登板、その一方でマッカラーズJr.は去るヤンキースとのリーグ優勝決定シリーズ(ALCS)ではリリーフ登板し、4回を投げて胴上げ投手になっている。お互いに良いイメージがある場所での両者の立ち上がりに注目が集まった。

     先にマウンドに上がったマッカラーズJr.はドジャース打線を簡単に3者凡退で抑えるとダルビッシュはいきなり先頭打者のジョージ・スプリンガーに二塁打を浴びてしまう。しかし、ここからが得点圏被打率.221と低い数値を誇るダルビッシュの真骨頂だ。続くアレックス・ブレグマンを内野ゴロに抑えると今ポストシーズンでのホーム打率.591を記録しているホゼ・アルトゥーベはフライアウトに打ち取る。そして4番のカルロス・コレアも抑えてこの回を無失点で切り抜けた。

     ホームアドバンテージがあるアストロズは2回裏、ダルビッシュに襲いかかる。この回の先頭打者として登場したユリエスキ・グリエルが本塁打を放って先制するとその後は二塁打や四球で無死一・二塁のチャンスをつくると続く、マーウィン・ゴンザレスの適時打でさらに1点を加えた。ダルビッシュは2死まではとるものの、マウンドを降りるまでには4点を失っていた。1回2/3を投げて6被安打4失点とメジャー移籍後最短となるイニングでマウンドを降りることになった。彼の降板後は2番手として前田健太が登場し後続を抑えた。

     登板した前田は安打を1本許すも2回2/3を投げて無失点とポストシーズンで好リリーフを継続し味方の反撃を待った。ドジャース打線は3回表にコリー・シーガーの内野ゴロで1点を返すも3番手のトニー・ワトソンが1点を失って1対5とリードを広げられてしまう。それでも打線は6回表、マッカラーズJr.を攻めて1死一・三塁のチャンスをつくった。ここでアストロズは2番手、ブラッド・ピーコックにスイッチするもヤシエル・プイーグの内野ゴロと暴投で2点を失う。これでドジャースは3対5と2点差に詰め寄った。

     途中登板で失点したピーコックだったが、3回2/3のロングリリーフでセーブを記録。今ポストシーズンで防御率8.44と不安定だった男がこの日は見違えるかのような大活躍でチームを勝利に導いた。これでホーム7連勝となったアストロズは球団初の世界一に向けてさらに勢いが増した。次戦の先発はアレックス・ウッドとチャーリー・モートンと発表されている。ここでドジャースが巻き返しをみせるのか、それともアストロズが王手をかけるのか戦いの行方が注目される。


     関連ニュース


     関連動画

  • リゾがロベルト・クレメンテ賞を受賞

    2017.10.28 10:47 Saturday

     ワールドシリーズで盛り上がりをみせているメジャーリーグでは現在、段階的にタイトル獲得者の表彰を行っている。本日のワールドシリーズ第3戦前には慈善活動に尽力する選手を表彰するロベルト・クレメンテ賞の受賞者が発表され、アンソニー・リゾ(カブス)が選ばれた。

     リゾは2012年からガン研究に従事している人やガンと闘う家族を支援するために「アンソニー・リゾ ファミリーファウンデーション」を設立した。最近では日本時間9月30日に病院に350万ドルの寄付を行ったり、支援プログラムをつくるなど全面的に協力している。

     リゾ自身はレッドソックスのマイナーでプレーしていた2008年に悪性腫瘍のホジキンリンパ腫に冒された経験があり、これを克服したことがきっかけでこの慈善団体を設立している。今回の受賞を通じて「僕がこのような賞をもらうことになるなんて驚きだよ。多くのチームや組織の方々のおかげでガンと闘う家族達の支援ができている」と喜びを語っている。

     これからもリゾの活動は続いていく。「病院訪問を通じて多くの子供達や家族の顔をみているけどその様子から本人の異変がわかるんだ。自分も病気にかかった経験があるからね。彼らに寄り添っていきたいと思う。僕の情熱でもある野球を通じてできることを精一杯やりたい」と意気込んでいた。


     関連ニュース


     関連動画

« Previous PageNext Page »