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  • ヤンキースがマーリンズとトレード 「大谷資金」の増額に成功

    2017.11.21 17:44 Tuesday

     日本時間11月21日、ヤンキースはデレク・ジーターが編成部門のトップを務めるマーリンズとの間でトレードを成立させ、ギャレット・クーパーとケイレブ・スミスの2選手との交換でマイケル・キングとインターナショナル・ボーナスプール25万ドルを獲得した。

     ヤンキースはこのトレードで獲得した25万ドルを加え、現在使用可能なインターナショナル・ボーナスプールは350万ドルとなった。これはレンジャーズの353万5000ドルに次いでメジャー2位となる金額であり、300万ドルを超えているのはこの2球団のほかにツインズ(324万5000ドル)だけである。

     今回のトレードで得た25万ドルを含む350万ドルは、今オフのメジャー移籍を目指す大谷翔平の獲得資金として使用される可能性が高い。新労使協定のもとでは現在23歳の大谷はマイナー契約しか得ることができず、その後メジャーのロースターに登録されても年俸調停権を得るまでの期間はメジャー最低保証年俸(54万5000ドル)に近い金額しか得られない。金銭面で他球団との差を生み出せるのは契約金であり、金銭面においては300万ドル以上のインターナショナル・ボーナスプールを抱える前述の3球団が有利な立場にいると言っていいだろう。ただし、金銭的な条件がどの程度大谷の去就に影響を与えるかは不透明である。

     ヤンキースが獲得したキングは22歳の右腕であり、今季はA級で26試合(うち25先発)に登板して11勝9敗、防御率3.14をマーク。マーリンズが獲得したクーパーとスミスはいずれも今季ヤンキースでメジャーデビューを果たしており、26歳の一塁手であるクーパーは13試合に出場して打率.326、0本塁打、6打点、OPS.822、26歳の左腕であるスミスは9試合(うち2先発)に登板して0勝1敗、防御率7.71をマークした。なお、マイナーではクーパーはAA級とAAA級で計83試合に出場して打率.359、18本塁打、84打点、OPS1.057の好成績をマーク。スミスもAA級とAAA級で計19試合(うち17先発)に登板して9勝1敗、防御率2.41と素晴らしい成績を残している。年俸総額の削減を目指すマーリンズにとってはマイナーを卒業し、メジャーで戦う準備が整った即戦力を獲得したトレードと言えそうだ。


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  • メッツがキンズラー獲得に向けてタイガースと交渉開始

    2017.11.21 16:07 Tuesday

     MLBネットワークのジョン・ポール・モロシが報じたところによると、メッツがイアン・キンズラー獲得に向けてタイガースとトレード交渉を開始したようだ。ただし、モロシのリポートによると交渉はまだ初期段階だという。

     レンジャーズ時代の2012年4月に5年7500万ドル(2013-2017)+球団オプション1年(2018)で契約を延長したキンズラーは、36歳を迎える来季が契約最終年となる。今季は自己最悪の打率.236に終わったが、2年連続で20本塁打をクリアし、メジャーデビュー以来12年連続となる2ケタ盗塁もキープ。600打席をクリアしたため、来季の年俸1100万ドルのオプションが自動的に行使された。

     キンズラーのトレード話が浮上するのは今オフが初めてではなく、昨オフからトレードの噂が絶えない。タイガースは今季途中にアレックス・アビラ、J.D.マルティネス、ジャスティン・アップトン、ジャスティン・バーランダーらを次々に放出して再建へと舵を切っており、契約が残り1年となったベテラン二塁手の放出に動いても何ら不思議ではないだろう。

     メッツは来季、遊撃に有望株のアメッド・ロサリオを固定し、アズドゥルバル・カブレラを三塁へ回す方針を固めているが、二塁は空席。現時点ではウィルマー・フローレスが正二塁手の最有力候補だが、どうやら球団はフローレスを内野のユーティリティとして起用することを考えており、キンズラーやニール・ウォーカーといった正二塁手候補の獲得に向けて動き始めている。

     キンズラーは一部の球団に対するトレード拒否権を持っているが、再建に向かうタイガースのチーム事情を考慮し、トレードがまとまった際にはトレード拒否権を破棄する可能性が高いと見られている。また、モロシによるとメジャーを代表する二塁手であるキンズラーを三塁手として獲得することを検討している球団もあるようだ。メジャー13年目を迎えるベテラン二塁手は来季の開幕戦、どのチームのユニフォームを着てフィールドに立っているのだろうか。


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      10月10日 2017年メッツ名場面集

  • 2013年全体1位指名選手・アッペルがフィリーズからDFAに

    2017.11.21 15:09 Tuesday

     日本時間11月21日、フィリーズはルール5ドラフトからプロテクトするために4人のプロスペクトを40人枠に登録した一方、それに弾き出される形で2013年ドラフトの全体1位指名選手であるマーク・アッペルをDFA(=40人枠から外す措置)とした。

     ルール5ドラフトに向けてのプロテクト期限となった21日、各球団は自軍のプロスペクトをプロテクトすべくロースターの整備に追われたが、フィリーズも例外ではなかった。この日、フィリーズはウエーバーでジャイアンツから若手内野手のエンヘルブ・ビエルマを獲得。さらにフランクリン・キローム、セランソニー・ドミンゲス、ホゼ・タベラス、ランヘル・スアレスの若手4投手を40人枠に登録した。

     それに伴って40人枠から弾き出されたのがアッペル、アルベルト・ティラード、エルニエリー・ガルシアの3選手。アッペルとティラードはDFAとなり、ガルシアは40人枠から抹消されてAAA級リーハイ・バレーへ降格となっている。

     マット・クレンタックGMは40人枠に登録された若手4投手について「我々は彼ら4人全員に本当に期待している。彼らは全員が非常に一生懸命に努力しており、ロースターに加えるのに相応しい存在であると判断した」と語り、今後のさらなる成長に期待を寄せた。ウエーバーで獲得したビエルマについては「彼は優れた守備の才能を持っている。フィジカル面では現在も成長を続けている。面白い存在になると思うよ」と評価した。

     2013年のドラフトでアストロズから全体1位指名を受けてプロ入りし、2015年オフにケン・ジャイルズらとの5対2のトレードでブレット・オーバーホルツァー、ビンス・ベラスケスらとともにフィリーズへ加入したアッペルだったが、その才能を開花させることなくフィリーズを去ることがほぼ確実となった。今季はAAA級で17試合に先発して5勝4敗、防御率5.27。82イニングで60三振しか奪えなかったのに対して53四球を与えるなど、防御率が示す以上に投球内容は悪かった。クレンタックはアッペルのDFAを「難しい決断だった」と表現したが、AAA級の成績を見る限り、妥当な判断だと言えるだろう。

     「マーク(・アッペル)がアマチュア時代に示した才能は彼を全体1位指名に導き、彼は今もなおその才能を持っている。ただ、パフォーマンスでそれを示すことができなかった。努力が足りていないわけではないんだよ」とクレンタックは語ったが、アッペルが全体1位指名の才能を開花させる日はやってくるのだろうか。


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  • ルール5ドラフトに向けて各球団が有望株をプロテクト

    2017.11.21 12:46 Tuesday

     日本時間11月21日、ルール5ドラフトに向けてのロースター変更期限を迎え、各球団がルール5ドラフトからプロテクトしたい有望株を40人枠に登録した。ルール5ドラフトはウィンター・ミーティング最終日の日本時間12月15日に行われる。

     ルール5ドラフトは各球団の40人枠外の選手を他球団が獲得できる、いわば飼い殺しを防ぐための制度である。18歳以下で入団した選手は5年以内、19歳以上で入団した選手は4年以内に40人枠に登録されなければルール5ドラフトの対象となり、他球団が指名可能となる。ただし、メジャーリーグ・フェイズで指名して獲得した選手は翌年のシーズンを通してアクティブ・ロースターに登録しておく必要があり、アクティブ・ロースターから外れる場合には元の所属球団へ返還される。

     今年のルール5ドラフトで指名対象となる選手のうち、MLB公式サイトのプロスペクト・ランキングで全体100位以内にランクインしているのはグレイバー・トーレス(ヤンキース:全体1位)、イロイ・ヒメネス(ホワイトソックス:同4位)、ブレント・ハニーウェル(レイズ:同11位)、オースティン・メドウズ(パイレーツ:同16位)、スティーブン・ゴンサルベス(ツインズ:同63位)、ジェイク・バウアーズ(レイズ:同72位)、タイラー・オニール(カージナルス:同86位)、ホルヘ・マテオ(アスレチックス:同97位)の8選手。この8選手は全員が40人枠に登録され、ルール5ドラフトからプロテクトされた。

     MLB公式サイトが発表している各球団のプロスペクト・ランキングTOP30にランクインしている選手のなかにもプロテクトされていない選手は多数おり、彼らがルール5ドラフトの目玉となるはずだ。現役選手ではオドゥベル・ヘレーラ(フィリーズ)、ジャスティン・ボーア(マーリンズ)、ダレン・オデイ(オリオールズ)らがルール5ドラフトによる移籍を経験しており、ルール5ドラフトでの移籍をきっかけに出場機会を得て才能を開花させる選手もいる。今回のルール5ドラフトから新たなスター選手が生まれる可能性も十分にありそうだ。

  • 本格化しつつあるスタントン争奪戦の行方は?

    2017.11.21 12:10 Tuesday

     ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)をめぐる争奪戦は初期段階を終え、本格化しつつある。すでにジャイアンツとカージナルスがマーリンズに対して正式なオファーを提示したことが報じられており、レッドソックスもこれに続くと見られている。また、ジャイアンツが提示したオファーの具体的な内容も明らかになっている。

     シリウスXMのクレイグ・ミッシュによると、マーリンズとジャイアンツはスタントンのトレードについて具体的な選手名を挙げてトレード交渉を行ったようだ。マーリンズはスタントンとディー・ゴードンを差し出し、ジャイアンツはその対価としてジョー・パニック、タイラー・ビーディ、クリス・ショウの3選手を準備。ゴードンは今季メジャー最多の60盗塁をマークした俊足巧打の二塁手であり、2020年まで総額3790万ドルの契約が残っている。ジャイアンツはゴードンに代わる二塁手としてパニックを差し出し、球団2位&3位のプロスペクトであるショウとビーディも合わせて放出する意思を示した。このオファーに対するマーリンズ側からの反応は現時点では明らかになっていない。

     一方、カージナルスからのオファーについては具体的な内容はいまだ不明である。カージナルスとのトレード交渉では交換要員の質よりもスタントンが持つトレード拒否権に注目が集まっており、MLBネットワークのジョン・ヘイマンはスタントンが西海岸の球団へのトレードを希望していることを報じている。ただし、カージナルス移籍以外の選択肢がなくなった場合に、スタントンがマーリンズ残留とカージナルス移籍のどちらを選択するのかは微妙なところである。また、カージナルスはスタントンのトレード交渉が不調に終わった場合、フリーエージェント市場に目を移してJ.D.マルティネスやエリック・ホズマーの獲得に動く可能性が高いと見られている。

     ジャイアンツ、カージナルス以外にもレッドソックス、ドジャースなど少なくとも8球団が参戦していると見られるスタントン争奪戦。今後、さらに争奪戦が激化していくことは間違いなく、当分の間はオフシーズンの話題の中心であり続けるだろう。


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  • ブリュワーズがアリエタ、リンの獲得に興味

    2017.11.21 11:31 Tuesday

     今季、期待以上の躍進を遂げたブリュワーズは、来季の優勝争いのために先発投手の補強を目指している。先発1~2番手を任せられる実力者がターゲットとなっており、なかでも今季14勝のジェイク・アリエタと同11勝のランス・リンに興味を示していると伝えられている。

     ブリュワーズは今季29試合に先発して12勝6敗、防御率3.49、199奪三振というエース級の成績を残したジミー・ネルソンが右肩の手術により来季の開幕に間に合わないことが確定している。今季12勝のチェイス・アンダーソン、同17勝のザック・デイビーズで先発ローテーションの2枠は埋まっているが、現時点では残りの3枠をブレント・スーター、ブランドン・ウッドラフ、ジュニア・ゲラ、アーロン・ウィルカーソンといった面々で争わなくてはならない。彼らは決して悪い投手ではないものの、地区王者のカブスに対抗する先発ローテーションとしては物足りなさは否めず、先発投手の補強は急務となっている。

     そして、ブリュワーズには大型補強を可能にするだけの資金的余裕がある。トラビス・ショウ、ドミンゴ・サンタナ、オーランド・アルシア、エリック・テームズといった主力野手の年俸を安価に抑えることができているため、年俸総額を1億ドル前後まで増やすことを前提とすればおよそ3000万ドル以上の余裕があるのだ。これだけの余裕があれば、アリエタとリンの両獲りは難しくとも、どちらか一方を獲得することは十分に可能なはず。アリエタはカブスから、リンはカージナルスからフリーエージェントとなっており、同地区ライバルの主力投手を引き抜けるという点も戦力の差し引きを考えれば大きなプラスだ。

     また、ローテーション争いのダークホースとしてジョシュ・ヘイダーを挙げる声もある。今年6月にメジャーデビューを果たしたヘイダーは35試合(すべてリリーフ)に登板して防御率2.08、被打率.156、奪三振率12.84の好成績をマーク。マイナーでは通算127登板のうち95試合に先発しており、ヘイダーを先発に回すのも選択肢の一つとなるだろう。ただし、現時点ではブリュワーズはヘイダーの来季の起用法を明らかにしていない。


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  • アフリカ初のメジャーリーガー・ンゴペがブルージェイズ移籍

    2017.11.21 11:00 Tuesday

     日本時間11月21日、パイレーツはルール5ドラフトからのプロテクトのためにトップ・プロスペクトのオースティン・メドウズら3選手を40人枠に登録した一方、アフリカ大陸出身者としては初のメジャーリーガーとなったギフト・ンゴペを金銭または後日指名選手との交換でブルージェイズへ放出した。

     ルール5ドラフトはウィンター・ミーティング最終日の日本時間12月15日に行われ、ルール5ドラフトに向けてのロースター整備の締め切りが日本時間11月21日午前10時となっていた。パイレーツはメドウズ、ルイス・エスコバー、ダリオ・アグラザルの3選手を40人枠に登録。この3選手はルール5ドラフトにおいて他球団が指名することはできない。この動きと同時に、パイレーツはンゴペをブルージェイズへ放出することを決断した。

     ンゴペは2008年9月にパイレーツと契約。9シーズンにわたるマイナー生活を経て今年4月に念願のメジャーデビューを果たし、アフリカ大陸出身者初のメジャーリーガーとなった。メジャー初打席でヒットを放ち、デビュー2戦目では三塁打1本を含む3打数3安打の活躍。しかし、6月初めにAAA級降格となり、その後はメジャーの舞台に戻ってくることはできなかった。

     「素晴らしいストーリーだよ」とニール・ハンティントンGMはンゴペについて語った。「(ンゴペが)メジャーの舞台に辿り着くまでは長い道のりだった。もし彼がもう一度メジャーの舞台に立ったとしても我々は驚かないだろう。彼の今後の活躍を祈っているよ」

     ンゴペは今季メジャーで28試合に出場し、打率.222、0本塁打、6打点、OPS.619を記録。AAA級でも77試合で打率.220、6本塁打、27打点、OPS.681という寂しい成績に終わっており、すでに27歳という年齢を考えても打撃力の劇的な向上は望めそうにない。しかし、ンゴペの魅力はあくまでも守備力だ。メジャーでは二塁、三塁、遊撃の3ポジションを守って無失策で切り抜けており、最も多く守った二塁ではDRS、UZRともプラスの数値を記録。新天地では内野のユーティリティとしてメジャー昇格を目指すことになるだろう。


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  • 復活を目指す岩隈 マイナー契約でマリナーズに残留か

    2017.11.21 10:32 Tuesday

     右肩の故障により今季はわずか6試合のみの登板に終わった岩隈久志。シーズン終了後に来季のオプションを破棄されてフリーエージェントとなったが、マリナーズから再契約のオファーがあったことを認めており、メジャー7年目の来季もマリナーズでプレイすることになりそうだ。

     日本時間11月21日、岩隈は日本の記者に対してマリナーズから再契約のオファーをすでに受けており、来季の開幕までに戦列に復帰することを目指していることを明らかにした。

     「近いうちに良い形で発表できたらいいなと思っています」とジャパン・タイムズ紙に対して語った岩隈。来季の契約は年俸1000万ドルの球団オプションとなっていたが、マリナーズ側がこれを破棄し、岩隈は一旦フリーエージェントとなった。36歳という年齢、そして右肩の故障の状況を考慮すると、マリナーズとの新たな契約はマイナー契約もしくはインセンティブ付きの少額のメジャー契約になる可能性が高い。

     岩隈は2012年のマリナーズ入団以来、毎年のように安定した成績を残し、チームで最も信頼できる先発投手の一人だった。しかし、今季は6試合のみの登板で0勝2敗、防御率4.35に終わり、9月下旬には右肩を手術。来年2月のスプリング・トレーニング開始前後まで投球を再開できないと見られている。オフに入ってセーフコ・フィールドでリハビリやトレーニングを行っている岩隈は「いつ復帰できるかはわかりませんが、来季の開幕に間に合えばいいなと思っています」と開幕ローテーション入りを目指すことを宣言した。

     メジャー6年目を終えた岩隈は136先発を含む通算150試合に登板し、63勝39敗、防御率3.42をマーク。2013年にオールスター・ゲーム初選出、2015年にノーヒッターを達成し、2013年と2016年にはマリナーズの球団最優秀投手に選ばれた。健康であれば2ケタ勝利と防御率3点台を確実に期待できる投手であり、来季は完全復活を期待したい。


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  • オリオールズが主力リリーバーの放出を検討か

    2017.11.20 18:26 Monday

     先発投手の補強を目指しているオリオールズだが、一方で主力リリーバーの放出に動く可能性があるようだ。ESPNのバスター・オルニーによると、オリオールズは選手層の薄さや資金的な問題を解決するためにクローザーのザック・ブリットンら主力リリーバーを放出する可能性があるという。

     オリオールズが放出に動く可能性があるリリーバーとしてブリットンのほか、ダレン・オデイとブラッド・ブラックの名前が挙げられている。ブリットンは球界屈指のリリーバーであり、今季は左前腕の故障に苦しみながらも38試合に登板して2勝1敗15セーブ、防御率2.89を記録。オデイは直近6シーズンのうち5シーズンで60試合以上に登板しているタフなリリーバーであり、今季は64試合に登板して2勝3敗2セーブ、防御率3.43と安定したパフォーマンス。ブラックはブリットン離脱中の代理クローザーとして奮闘し、今季は67試合に登板して4勝5敗18セーブ、防御率3.18をマークした。

     なかでも放出の噂が絶えないのがブリットンだ。今年7月のトレード・デッドラインでも放出候補に名前が挙がっていたが、最終的にトレードは成立せず。そのときに獲得に乗り出していたドジャースが今オフ、再びブリットンの獲得に動く可能性がある。ブリットンの今季年俸は1140万ドルであり、年俸調停3年目を迎える今オフは1200万ドルを突破するのが確実。来オフにはフリーエージェントとなるため、今オフないし来季途中にトレードされるのはほぼ確実な情勢となっている。

     ただし、ブリットンらの放出により大きな見返りが得られる可能性は低いと見られている。昨オフ、ロイヤルズはフリーエージェントまで残り1年となったクローザーのウェイド・デービスをカブスへ放出したが、見返りとして得たのは伸び悩んでいたホルヘ・ソレアーのみ。ソレアーの才能開花に賭けたわけだが、今季に限ればこのギャンブルは完全に失敗だった。ブリットンの放出を検討しているオリオールズだが、ソレアー級の見返りしか得られないようであれば、フリーエージェントになるまでキープするという選択肢も浮上してくるかもしれない。


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  • 一塁手・DHを探すチームがカルロス・サンタナに興味

    2017.11.20 17:50 Monday

     一塁手や指名打者の獲得を目指しているチームは少なくなく、エリック・ホズマーを筆頭にローガン・モリソン、ミッチ・モアランド、ルーカス・デューダなどフリーエージェント市場には人材が溢れている。そんな中、複数球団からの関心が報じられているのがインディアンスからフリーエージェントとなったカルロス・サンタナだ。

     来季の開幕直後に32歳の誕生日を迎えるサンタナは今季がメジャー8年目。ここ7シーズンのうち6シーズンで152試合以上に出場しているように、故障が少なくコンスタントな働きが期待でき、今季は打率.259、23本塁打、79打点、OPS.818をマークした。7年連続18本塁打以上(うち5シーズンで20本塁打以上)のパンチ力と7年連続88四球以上(うち6シーズンで90四球以上)の選球眼を兼ね備え、通算打率.249に対して通算出塁率.365を記録。今季は初めての守備タイトルとなる「ウィルソン年間優秀守備選手」を受賞(一塁手部門)するなど、打撃だけの選手ではない点も魅力である。

     MLB.comのジョン・ポール・モロシによると、サンタナに対してはレッドソックスとフィリーズを含む複数球団が興味を示しているようだ。レッドソックスは故障の影響もあって今季は指名打者としての出場がほとんどだったハンリー・ラミレスを再び一塁手として起用することを検討しているが、サンタナやホズマーといった一塁手を獲得すれば、ラミレスは再び指名打者に固定されることになるだろう。フィリーズには8月にメジャーデビューして50試合で18本塁打を放ったリーズ・ホスキンスがいるものの、サンタナを獲得して一塁に置き、ホスキンスをレフトに回すことも可能だ。

     上記の2球団以外にはカージナルスも一塁手の獲得を検討している。カージナルスの一塁にはマット・カーペンターとホゼ・マルティネスがいるが、カーペンターは一塁、二塁、三塁を守りながらコンスタントに試合に出場するスーパー・ユーティリティとして起用される見込み。マルティネスは一塁以外に外野の両翼も守れるため、一塁手を獲得した場合も極端に出場機会が減ることはないだろう。

     マリナーズがライオン・ヒーリーをトレードで獲得して一塁手の補強を終えるなど、すでに一塁手市場は動き始めている。どの一塁手がどのチームへ行くのか。今後の動向に注目だ。


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  • カージナルスがスタントン獲得に向けて正式オファー

    2017.11.20 16:49 Monday

     日本時間11月18日にジャイアンツがマーリンズに対してジャンカルロ・スタントン獲得のオファーを提示したと報じられてから2日、カージナルスもマーリンズに対してオファーを出したようだ。この2球団以外にもスタントン獲得を狙う球団は多数存在し、レッドソックスなど数球団も数日以内にオファーを出すと見られている。

     日本時間11月20日、MLB.comのジョン・ポール・モロシが「カージナルスがスタントン獲得への正式なオファーをマーリンズへ提示した」との情報を伝えた(球団からの正式発表はなし)。スタントンには10年2億9500万ドルという巨額の契約が残っているほか、スタントンは全球団に対するトレード拒否権を持っており、また、両海岸(特に西海岸)のチームを好むのではないかという報道が出るなど、トレードに関して様々な情報や憶測が飛び交っている。

     カージナルスは早い段階からスタントン獲得候補の1つに挙げられていたチームであり、MLB公式サイトのプロスペクト・ランキングで全体100位以内の6人を送り込むなど、交換要員となる有望株も豊富に持ち合わせている。「中軸を任せられる強打者」という補強ポイントにも合致するだけに、なんとか争奪戦を制したいところだが、両海岸に本拠地を置くチームを希望しているとの報道がやや気掛かりだ。

     一方、ジャイアンツは交換要員としての有望株がやや人材不足の感はあるが、スタントンの残り契約の大半を受け入れることで交換要員のハードルを下げる戦略だ。先発右腕のジョニー・クエイトを交換要員として差し出す用意があるとの報道も出ている。正右翼手のハンター・ペンスが来季はプラトーン要員に格下げになる可能性があることをボビー・エバンスGMが示唆しており、ポジションの面でも問題はない。今季は両リーグ最少の128本塁打に終わっただけに、59本塁打を放ってナ・リーグMVPに輝いたスタントンは喉から手が出るほど欲しい存在だろう。

     スタントンを手に入れるのはカージナルスか、ジャイアンツか、それとも別のチームか。いよいよ本格化しつつあるスタントン争奪戦の行方から目が離せない。


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  • Statcast版オールスター・チームにバクストン、ジャッジらが選出

    2017.11.20 16:07 Monday

     日本時間11月19日、MLB.comのマイク・ペトリエロがStatcastのデータを基に今季の「Statcast版オールスター・チーム」を選出した。必ずしも各ポジションでベストの選手が選ばれているわけではなく、あくまでも選出基準は「Statcastで目立った数字を残していること」である。打球速度やスピンレートのほか、スプリントスピード、捕球可能性など様々なデータが評価対象となっている。

     捕手部門は「MLBで最もアスレチックな捕手」としてJ.T.リアルミュート(マーリンズ)が選出された。打撃面で好成績を残しただけでなく、高校時代にフットボールのクオーターバックとして活躍した身体能力を生かし、スプリントスピードや送球のポップタイムでもトップクラスの数字をマーク。「動ける捕手」の代表格と言っていい存在だ。

     次は内野手部門。一塁は「選球眼の王様」としてジョーイ・ボットー(レッズ)、二塁は「必要なときのスピード」を評価されたホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)、三塁は「ハードヒット(=強い打球)のエリート」としてマニー・マチャド(オリオールズ)、遊撃は「ヒューストンのロケット」として強肩を評価されたカルロス・コレア(アストロズ)が選出された。

     続いては外野手部門。レフトは走攻守の各部門でハイレベルな数字を残したトミー・ファム(カージナルス)が「オールラウンドなブレイク・イヤー」と高評価を受けて選出された。センターは「MLB最速の男」であるバイロン・バクストン(ツインズ)、ライトは「今季のStatcast版MVP」としてアーロン・ジャッジ(ヤンキース)が文句なしの選出。思えば、今季の最長本塁打(495フィート)を放ったのもジャッジだった。

     最後に投手部門。先発投手は「今季最も支配的だった先発投手」としてマックス・シャーザー(ナショナルズ)が選出された。三振の割合の高さ、被ハードヒット率の低さ、MLBトップクラスのスピンレート(フォーシーム)などが評価された格好だ。救援投手は「今季最も支配的だった投手」としてケンリー・ジャンセン(ドジャース)が選出。打者を圧倒するピッチングを高く評価され、その他の一流リリーバーを抑えてオールスター・チームに名を連ねた。

  • オリオールズ 来季に向けて先発投手の補強を目指す

    2017.11.20 12:52 Monday

     2011年以来6年ぶりの地区最下位に沈んだオリオールズだが、再建に向かうのではなく、2018年もポストシーズン進出を目指す方針だ。しかし、そのためには両リーグワーストの先発防御率5.70と完全に崩壊した先発投手陣の立て直しが必要不可欠である。

     オリオールズはフリーエージェント市場においてアレックス・カッブ、ランス・リンらを筆頭に、先発投手に興味を示していると報じられている。今オフのフリーエージェント市場ではダルビッシュ有とジェイク・アリエタが最高クラスの先発投手と見なされており、カッブやリンはそれに次ぐグループに属する投手。オリオールズはマニー・マチャド、ジョナサン・スコープ、ザック・ブリットンらが年俸調停権を持ち、年俸アップが予想されているため、ダルビッシュやアリエタほどの獲得費用を要しないカッブやリンは適切なターゲットと言えるだろう。

     レイズからフリーエージェントとなったカッブはオリオールズと同じア・リーグ東部地区での実績が豊富であり、オリオールズはリンよりもカッブを好むのではないかと見られている。しかし、リンの安定感も魅力的。リンはトミー・ジョン手術により2016年シーズンを全休したものの、2014年以降に500イニング以上を投げた投手の中ではメジャー10位の防御率3.06をマークしており、その数字はジョン・レスター(カブス)、ジョニー・クエイト(ジャイアンツ)、スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)、ダラス・カイケル(アストロズ)ら好投手を上回っているのである。

     今季のオリオールズで10試合以上に先発したのは6人。ウェイド・マイリー、ウバルド・ヒメネス、クリス・ティルマン、ジェレミー・ヘリクソンの4人はフリーエージェントとなっており、来季の先発ローテーションはディラン・バンディとケビン・ゴーズマンの2枠しか埋まっていない状況だ。カッブとリンの両獲りに成功してもまだ先発ローテーションが埋まらないという状況のなか、オリオールズはどのような動きを見せるのか。ダン・デュケット野球部門副社長の手腕に注目だ。


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  • アリゾナ秋季リーグが終了 アクーナが史上最年少MVPに

    2017.11.20 12:26 Monday

     日本時間11月19日、「スターダムへの登竜門」と呼ばれるアリゾナ秋季リーグは今季の全日程を終了。両リーグの王者が対戦するチャンピオンシップ・ゲームを西地区王者のピオリア・ハベリーナズが8対2で制し、MVPには史上最年少でロナルド・アクーナ(ブレーブス)が選出された。

     アクーナは23試合に出場して打率.325、7本塁打、16打点、OPS1.053の好成績をマーク。昨年、グレイバー・トーレス(ヤンキース)が史上初となる10代でのMVPに輝いたばかりだが、1996年12月13日生まれのトーレスに対してアクーナは1997年12月18日生まれであり、トーレスの最年少記録を5日更新する形となった。

     「(アリゾナ秋季リーグでプレイする)機会を与え、MVPを受賞させてくれた神に感謝したい。ここには才能豊かな選手がたくさんいる。そのなかでMVPに選ばれたのはとても光栄だ」とアクーナは通訳を介して語った。アクーナはチャンピオンシップ・ゲームでは「5番・レフト」で先発出場。3回裏に同点タイムリーを放つと、4回裏に2点タイムリー、8回裏には犠牲フライを放ち、計4打点の活躍でチームの勝利に大きく貢献した。

     アリゾナ秋季リーグではややスロースタートとなったアクーナだが、終わってみれば期待通りの大活躍。アクーナは「ちょっとスロースタートになってしまったけど、最終的にはしっかりアジャストすることができた。スロースタートになった理由は、教育リーグでプレイしていて少し疲れていたからだ。これは言い訳ではなくて、アジャストが必要だった。それが野球というものだからね」とアリゾナ秋季リーグを振り返った。

     まだ19歳のアクーナだが、今季は早くもAAA級に到達。マイナー3階級合計で打率.325、21本塁打、82打点、44盗塁、OPS.896という素晴らしい成績を残し、来季中のメジャー昇格が予想されている。ベネズエラ出身の19歳。新たなスーパースター誕生の瞬間が刻一刻と迫っている。


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  • フリーエージェント市場での補強を必要とする10球団

    2017.11.20 11:34 Monday

     GM会議が終了し、来月にはウィンター・ミーティングが行われる。各球団の動きも少しずつ本格化していくはずだ。MLB公式サイトではフィル・ロジャースが「フリーエージェント市場での補強が必要な球団」として10球団をピックアップし、補強ポイントに対する解決策を提案している。

     2015年のワールドシリーズ王者であるカブスはオフに獲得したベン・ゾブリストとジョン・ラッキー、夏場に獲得したアロルディス・チャップマンの貢献が大きかった。今季のワールドシリーズを制したアストロズもオフの間に獲得したカルロス・ベルトラン、ブライアン・マッキャン、ジョシュ・レディック、夏場に加入したジャスティン・バーランダーの働きなしでは頂上まで辿り着けなかっただろう。ワールドシリーズを制するためには補強は不可欠と言える。

     レンジャーズの補強ポイントは「先発1~2番手とクローザー」。ロジャースは解決策としてジェイク・アリエタ、アディソン・リード、フアン・ニカシオの獲得を提案している。アリエタはテキサス・クリスチャン大学出身という縁もあり、もし獲得が実現すればダルビッシュ有に代わる右腕エースとして大きな戦力になりそうだ。

     カブスも同じく「先発1~2番手とクローザー」を必要としている。クオリファイング・オファーを拒否してフリーエージェントとなったウェイド・デービスとの再契約も噂されるが、ロジャースが提案する解決策はダルビッシュと契約し、ア・リーグのセーブ王に輝いたアレックス・コロメイ(レイズ)をトレードで獲得することだ。

     「長打力のある一塁手」を欲するレッドソックスはエリック・ホズマーの獲得、「一塁手または指名打者」を必要とするインディアンスはミッチ・モアランドの獲得が解決策に挙げられている。また、カージナルスは「クローザーと先発3番手」を必要としており、デービスとアレックス・カッブを獲得することがその解決策として提案されている。

     「2人の先発投手」を必要とするオリオールズはランス・リンと契約し、クローザーのザック・ブリットンとのトレードでコリン・マクヒュー(アストロズ)ないし前田健太(ドジャース)を獲得すべきと提案。「中堅手」の獲得を目指すマリナーズにはロレンゾ・ケインの獲得を勧めている。「クローザーと先発投手」が補強ポイントとなるツインズにはグレッグ・ホランド、タイラー・チャットウッドの獲得を解決策として挙げ、「長打力のある右翼手」が補強ポイントとなるダイヤモンドバックスはカルロス・ゴンザレスを獲得すべきとしている。

     そして、「先発1~2番手」を必要とするエンゼルスに対しては大谷翔平とザック・コザートを獲得すべきと主張。エース級のポテンシャルを秘める大谷はともかく、コザートは投手ではなく遊撃手だが、「打線を強化することが若手投手の助けになる」との狙いがあるようだ。チームの弱点となっていた二塁または三塁にコザートを入れることによって、攻守両面でパーカー・ブリッドウェル、タイラー・スキャッグス、アンドリュー・ヒーニーといった若手投手をサポートできるとロジャースは説明している。

     ロジャースが提案した解決策のなかに実現するものはあるのか。今後のフリーエージェント市場&トレード市場の行方に注目したい。

  • ディポートGMのトレード攻勢 ヤンキースから右腕を獲得

    2017.11.20 10:58 Monday

     ここ数日、マリナーズのジェリー・ディポートGMが積極的に動いている。アスレチックスからライオン・ヒーリーを獲得したトレード、ホワイトソックスへチアゴ・ビエイラを放出したトレードに続き、4日間で3件目となるトレードをヤンキースとの間で成立させた。

     日本時間11月19日、マリナーズはJPシアーズとフアン・センという2人のマイナーリーガーとのトレードでヤンキースから26歳の救援右腕ニック・ランベローを獲得したことを発表した。ランベローは2013年のドラフトでヤンキースから7巡目(全体224位)指名を受けてプロ入りし、プロ3年目の2015年には早くもメジャー昇格。17試合(すべてリリーフ)に登板して1勝1敗、防御率4.02という成績を残したが、2016年4月にトミー・ジョン手術を受けたためここ2シーズンはメジャーでの登板はなく、メジャー経験は2015年の1シーズン限りとなっている。今季はAA級で8試合、AAA級で17試合に登板し、2階級合計で5勝1敗6セーブ、防御率1.12、被打率.150の好成績をマーク。特にAAA級では防御率0.62という素晴らしい数字を残している。

     ヤンキースへ移籍する2選手はともにメジャー経験のないマイナーリーガー。シアーズは今年のドラフトでマリナーズから11巡目(全体333位)指名を受けた21歳の救援左腕であり、今季はショートシーズンA級とA級で計17試合に登板して1勝2敗3セーブ、防御率0.65、被打率.138、奪三振率16.59という見事な成績をマークした。一方のセンはドミニカ共和国出身の17歳の先発右腕。昨年7月にマリナーズと契約し、今季はドミニカ共和国のサマーリーグで13試合に先発して2勝2敗、防御率2.64をマークした。

     ディポートは「ニック(・ランベロー)は若くてパワーのあるリリーバーだ。現時点のチームに選択肢を与えてくれるし、将来のチームにインパクトを与えてくれるだろう」と新加入の右腕に期待を寄せている。


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  • 「Esurance MLBアウォード」の各賞受賞者が発表

    2017.11.20 10:40 Monday

     日本時間11月18日、今季の優秀選手や名場面を表彰する「Esurance MLBアウォード」の受賞者が発表された。表彰されたのは全部で15部門。年間最優秀選手にあたる「ベスト・メジャーリーガー」にはホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)が選出された。

     「Esurance MLBアウォード」はメディア、各球団のフロント・オフィス、OB選手、MLB.comでのファン投票、アメリカ野球学会(略称はSABR)の5つのグループにそれぞれ20%ずつが割り振られ、5つのグループによる投票により受賞者が決定される。レギュラーシーズンのみを対象とするBBWAAの各賞とは異なり、選考対象にはポストシーズンも含まれている。

     守備面でのベスト・プレイにはオースティン・ジャクソン(インディアンス)がフェンウェイ・パークでのレッドソックス戦で見せたホームランキャッチが選出された。攻撃面でのベスト・プレイには劇的なサヨナラ本塁打でサイクルヒットを達成したノーラン・アレナード(ロッキーズ)が選出された。

     新人王にあたる「ベスト・ルーキー」にはアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、サイ・ヤング賞にあたる「ベスト・ピッチャー」にはコリー・クルーバー(インディアンス)、最優秀監督賞にあたる「ベスト・マネージャー」にはA.J.ヒンチ(アストロズ)が選出。また、「ベスト・エグゼクティブ」にはジェフ・ルーノウ(アストロズ)が選出された。

     年間を通して最も優れた守備を見せた「ベスト・ディフェンシブ・プレイヤー」にはアレナードが選出され、攻撃面でのベスト・プレイとの二冠を達成。ポストシーズンのベスト・モーメントにはワールドシリーズ第5戦でサヨナラヒットを放ち、13対12の熱戦に終止符を打ったアレックス・ブレグマン(アストロズ)が選出された。また、ポストシーズンのベスト・プレイヤーには球団史上初の世界一の投打の立役者であるジャスティン・バーランダー(アストロズ)とアルトゥーベが選出。さらに、テレビ&ラジオにおけるベスト・コールにはワールドシリーズ第5戦でアルトゥーベが前田健太から放った同点スリーランを伝えたジョー・バックとジョン・スモルツのコンビが選出されている。

     残りは4部門。「ベスト・ファン・キャッチ」にはホームランボールをキャッチして投げ返したアストロズファン、ファンとの交流におけるベスト・プレイヤーにはジョーイ・ボットー(レッズ)、1試合でのベスト・パフォーマンスには6打数6安打10打点の大爆発を演じたアンソニー・レンドン(ナショナルズ)、成績以外の面も考慮して人物性を評価する「パーソナリティ・オブ・ジ・イヤー」にはエイドリアン・ベルトレイ(レンジャーズ)が選出された。


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  • オリオールズがコブの獲得に興味

    2017.11.19 06:00 Sunday

     シーズンこそ終了したが各チームが来季に向けて戦力補強をする大事なストーブリーグに突入中だ。ワールドシリーズ終了後は多くの選手がFAとなっており、その中でオリオールズは先発右腕のアレックス・コブの獲得に興味をもっているという。

     これまでレイズの先発陣の一角を担ってきたコブは今季、29試合に登板して12勝10敗 防御率3.66の成績を残した。ワールドシリーズ終了後に年俸規定額(今年は1740万ドル)の1年契約となるクオリファイング・オファー(QO)を受けたが本人がこれを拒否したことでFAとなっていた。レイズはQOを拒否されても残留交渉が可能ではあるが、自由の身となったコブの能力に注目している球団は多い。

     FOXスポーツの敏腕記者であるジョン・モロシ氏によればオリオールズは今オフでローテーションを守ることができる先発投手の補強を目指していることもありFAとなったコブに興味をもっているとのこと。また、チームにとってはコブは「天敵」といえる相手だ。コブはオリオールズ戦で通算12試合に登板し6勝2敗 防御率2.70と相性がよい。つまり、彼を獲得することで勝ちが計算できる先発投手が加入すると同時に苦手を克服することができる。

     オリオールズの今季の先発防御率はア・リーグ最下位の5.70と散々たる成績に終わった。今オフ、オリオールズからFAとなった主な先発投手はクリス・ティルマンやウェイド・マイリー、ウバルド・ヒメネスらであり全員が負け越してしまった。このように先発陣が安定しない中でコブが加入するとなればとても大きな戦力となることだろう。


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  • アスレチックスの三塁ベースコーチにM.ウィリアムズ

    2017.11.18 14:24 Saturday

     オフシーズンに入ってからMVPなど各賞の発表がある中でその裏では各チームのコーチングスタッフの編成も行われている。今季、ア・リーグ西地区最下位に沈んだアスレチックスは新たに三塁ベースコーチとしてマット・ウィリアムズが加入することになった。

     ウィリアムズはメジャー17年の現役生活で強打の三塁手としてジャイアンツとインディアンス、ダイヤモンドバックスで活躍した選手で通算378本塁打を記録した。引退後はナショナルズで監督を務め、2014年には地区優勝を果たすものの、古巣のジャイアンツに地区優勝決定シリーズで敗れた。しかし、この年は最優秀監督賞に選出され実績をつくった。その翌年は地区2位も監督解任となるが2016年からはダイヤモンドバックスの三塁ベースコーチを歴任した。

     来季も指揮を執ることになっているボブ・メルビン監督とはジャイアンツ時代の1987年から2年間チームメイトであり、ダイヤモンドバックス時代には選手とコーチという間柄で共にシーズンを過ごしている。お互いを知り尽くしている2人がユニフォームの色を変えて再びタッグを組むことになった。

     ここまで監督を含め10人のコーチングスタッフが決まったアスレチックスはまだ投手コーチが決まっていない。今季ア・リーグ12位(メジャー23位)の防御率4.67と不調に終わり来季、上位に進出するための課題の1つとなっている。


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  • カブスとドジャースがブリットン獲得に興味か

    2017.11.17 16:29 Friday

     オリオールズはクローザーのザック・ブリットンに対するトレードの問い合わせを複数球団から受けているという。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、問い合わせをしている球団の中にはカブスとドジャースが含まれているようだ。

     ヘイマンによると、オリオールズはブリットンのトレードに関するオファーに耳を傾けるつもりでいる。ブリットン放出を検討する最大の要因がブリットンの年俸である。ブリットンは今オフが年俸調停3年目。今季の年俸は1140万ドルであり、今季の働きぶりを考慮すると大幅な昇給はないと予想されるが、それでも1200万ドルを超えるのはほぼ確実だ。また、来季終了後にはフリーエージェントとなる。戦力が充実しつつあるレッドソックスやヤンキースの存在を考えると、地区最下位に沈んだオリオールズが優勝争いに絡むとは考えにくく、ブリットンがフリーエージェントとなる前にトレードで放出してしまうのが得策と言えるだろう。

     今季のブリットンは左前腕の故障に悩まされ、登板は38試合どまり。2勝1敗15セーブ、防御率2.89と数字だけを見れば決して悪いシーズンではなかったが、2016年と比較すると奪三振率が低下(9.94→6.99)し、被打率が急上昇(.162→.277)するなど、投球内容自体は褒められたものではなかった。また、8月23日のアスレチックス戦でセーブ失敗を喫し、2015年から継続していた55セーブ機会連続成功もストップしてしまった。

     ドジャースには絶対的守護神のケンリー・ジャンセンが君臨しているものの、セットアッパーとして活躍したブランドン・モローがフリーエージェントとなり、リリーフ左腕が不足しているという事情もある。セットアップを担える左腕としてブリットンはうってつけの存在だろう。なお、ドジャースは今夏もブリットン獲得に動いていたが、最終的には小さな対価で獲得できるトニー・ワトソンとトニー・シングラーニを選択したという経緯もある。

     カブスはウェイド・デービスがフリーエージェントとなり、クローザーの座が空席となっている。デービスとの再契約を目指しているとの報道もあるが、デービスに代わるクローザーとしてブリットンの獲得に動いても不思議ではない。実際、昨オフはアロルディス・チャップマン(現ヤンキース)がフリーエージェントとなったあとに契約残り1年のデービスをトレードで獲得しており、今オフも同様の動きを見せる可能性はある。

     2016年に47セーブ機会すべてを成功させ、防御率0.54という驚異的な数字をマークしたブリットン。メジャー有数のリリーフ左腕の行方に注目が集まっている。


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