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  • ブルージェイズがショウと1年400万ドルで合意 一塁で起用へ

    2019.12.23 11:15 Monday

     日本時間12月23日、関係者がMLB公式サイトのジョン・ポール・モロシとマーク・フェインサンドに伝えたところによると、ブルージェイズはフリーエージェントの三塁手、トラビス・ショウと1年400万ドルで契約合意に達したようだ。出来高の項目をクリアすることにより、ショウは最大467万5000ドルを受け取ることができると報じられている。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     現在29歳のショウは、レッドソックスからブリュワーズへ移籍した2017年にブレイクを果たし、打率.273、31本塁打、102打点、OPS.862という自己最高の成績をマーク。翌2018年も打率.241、32本塁打、86打点、OPS.825と自慢の長打力を発揮したが、今季は5月中旬に右手首痛で故障者リストに入り、その後も2度のマイナー降格を経験するなど苦しいシーズンを過ごし、86試合で打率.157、7本塁打、16打点、OPS.551に終わった。

     今月初めにブリュワーズからノンテンダーFAとなったショウには複数のチームが興味を示し、ロイヤルズが正三塁手としての獲得を検討していたとの報道も出ていた(ロイヤルズはマイケル・フランコを獲得)が、正一塁手のジャスティン・スモークがフリーエージェントとなってブリュワーズへ流出したブルージェイズが獲得に成功。レギュラー定着以降、大半の試合で三塁を守ってきたショウだが、一塁手としても通算129試合(先発出場83試合)の出場経験があり、ブルージェイズでは一塁をメインとして、三塁と指名打者でも起用される見込みであることが報じられている。

     なお、ブルージェイズは引き続き先発投手の補強を目指しており、フリーエージェントの大物左腕、柳賢振(リュ・ヒョンジン)の獲得に乗り出しているほか、デービッド・プライス(レッドソックス)のトレード交渉も行っているという。今オフはチェイス・アンダーソン、タナー・ロアーク、山口俊を獲得するなど、精力的に投手陣の補強を行っており、今後のさらなる補強の行方にも注目だ。

  • メッツ・セスペデス 基本給は2350万ドル減の600万ドルに

    2019.12.22 11:50 Sunday

     来季の契約を見直すことに合意したヨエニス・セスペデス(メッツ)の来季の契約の詳細が明らかになった。もともと2950万ドルだった基本給は大幅減の600万ドルとなり、自身の牧場での足首の骨折に関連した故障の再発がなければ1100万ドルが保証されるという。また、打席数に応じた出来高が設定されており、650打席に到達すれば出来高の上限900万ドルを手にすることができ、セスペデスが得る総額は2000万ドルとなることが報じられている。

     両足のかかとの手術からの復帰を目指していたセスペデスは、今年5月に自身が所有するフロリダ州の牧場で右足首を骨折。これによって今季を全休し、来季の契約の見直しを強いられることになった。2016年オフにメッツと4年1億1000万ドルで再契約を結んだセスペデスだが、2017年は81試合、2018年は38試合しか出場できず、今季は全休。メジャーの試合に出場したのは2018年7月20日(現地時間)が最後である。

     来季がメッツとの契約最終年となるセスペデスだが、今回の契約見直しによって基本給が大幅に下がったため、複数の球団がトレードでの獲得に関心を示していることが報じられている。メッツのブロディ・バンワグネンGMは「彼はベストの状態であれば、大きなインパクトを与えることのできる選手だ」と語り、セスペデスの復活に期待を寄せているものの、セスペデスが別のチームの一員として来季の開幕を迎える可能性もある。

     2015年途中にタイガースからトレードでメッツに加入したセスペデスは、57試合で打率.287、17本塁打、44打点、OPS.942の活躍を見せ、地区優勝に貢献。3年7500万ドルで再契約を結び、翌2016年も132試合で打率.280、31本塁打、86打点、OPS.884をマークしたが、同年オフにオプトアウトの権利を行使し、4年1億1000万ドルで再契約したあとは、相次ぐ故障によって期待に応えられないシーズンが続いている。失ったサラリーをセスペデスがどこまで取り返すことができるか注目したい。

  • タイガースが内野手を補強 クロンとスコープを獲得

    2019.12.22 11:10 Sunday

     チーム再建中のタイガースが、今季2人で48本塁打を放った内野手コンビの獲得に成功した。日本時間12月22日、タイガースはフリーエージェント市場から一塁手のC.J.クロンと二塁手のジョナサン・スコープを獲得したことを発表。両者とも年俸610万ドルの1年契約であることが報じられており、タイガースでは一塁と二塁のレギュラーかつ打線の中心として活躍を期待される。

     今季アメリカン・リーグ中部地区を制したツインズの重量打線の一員として25本塁打を放ったクロン、23本塁打のスコープがともに同地区球団のタイガースに加わることになった。タイガースのアル・アビラGMは「ジョナサンとC.J.を獲得して、2020年シーズンに向けてより良いチームを作るための補強を完了するのに一歩前進した」とコメント。「彼らが我々のチームに加わるのを楽しみにしているし、打線にパワーをもたらしてくれることを期待している」と両者の長打力への期待を口にした。

     現在29歳のクロンは、打率.253、25本塁打、78打点、OPS.780をマークしたが、ツインズから来季の契約をオファーされず、今月初めにノンテンダーFAとなっていた。タイガースは今季途中にニコラス・カステヤーノスをトレードで放出したあと、ミゲル・カブレラとともに打線の中軸を担う打者を欠いており、クロンには「カブレラの援護砲」としての働きが期待される。右打者のクロンは左腕にめっぽう強く、今季は左腕に対して打率.326、11本塁打、OPS1.020の好成績を残している。

     一方、現在28歳のスコープは、打率.256、23本塁打、59打点、OPS.777をマークし、シーズン終了後にフリーエージェントとなっていた。ツインズの本拠地ターゲット・フィールドでは打率.245、7本塁打、OPS.712と苦戦したものの、敵地での試合では打率.266、16本塁打、OPS.836を記録しており、新天地での活躍に期待がかかる。「若いチームのリーダーになりたいね」と意気込みを語った。

  • 先発左腕・カイケルがWソックスへ 最大4年7400万ドル

    2019.12.22 10:35 Sunday

     日本時間12月22日、関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、フリーエージェントの先発左腕、ダラス・カイケルがホワイトソックスとの契約合意に達したようだ。MLBネットワークのジョン・ヘイマンは、3年5550万ドル+オプション1年の契約であることを報じ、4年目のオプションが行使されれば4年間の総額が7400万ドルになることを伝えている。

     若手選手の着実な成長により、再建モードから勝負モードへと移行しようとしているホワイトソックスが、4年7300万ドルで獲得したヤスマニ・グランダルに続いて大型補強を実現させた。ルーカス・ジオリトとともに先発ローテーションの中心を担う存在として、アストロズ時代の2015年にサイ・ヤング賞を受賞したカイケルの獲得に成功した。

     現在31歳のカイケルは、フリーエージェント市場の有力な先発投手が次々に契約を決めるなかで、柳賢振(リュ・ヒョンジン)とともに、市場に残る数少ない好投手となっていた。アストロズ時代の2014年に12勝9敗、防御率2.93の好成績を残し、翌2015年には20勝8敗、防御率2.48でサイ・ヤング賞を受賞。その後、2017年と2018年にも2ケタ勝利をマークし、今季は6月にブレーブスと契約して19先発で8勝8敗、防御率3.75をマークした。

     通算84勝、オールスター・ゲーム選出2度、ゴールドグラブ賞4度などの実績を誇るカイケルは、ポストシーズンの経験も豊富で、アストロズとブレーブスでポストシーズンに合計4度出場し、通算12試合(うち11先発)に登板して4勝2敗、防御率3.47を記録。2017年にはアストロズでワールドシリーズ制覇も経験した。

     ホワイトソックスは今オフ、先発ローテーションからイバン・ノバが抜けたものの、カイケルとジオ・ゴンザレスの両左腕が加入。ジオリト、レイナルド・ロペス、ディラン・シーズの右腕トリオとともに、左右のバランスが取れた先発ローテーションを形成することになりそうだ。

  • アストロズが正捕手確保 マルドナードと2年700万ドルで再契約

    2019.12.21 12:25 Saturday

     日本時間12月21日、関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、アストロズは自軍からフリーエージェントとなった強肩捕手、マーティン・マルドナードと2年700万ドルで再契約を結ぶことで合意に達したようだ。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     フェインサンドによると、マルドナードのもとには複数の球団からのオファーが届いていたが、マルドナードはより高額なオファーを蹴ってアストロズとの再契約を選択したようだ。マルドナードは昨季途中と今季途中にそれぞれトレードでアストロズに加入しており、無事に再契約が成立すれば3度目のアストロズ在籍となる。

     現在33歳のマルドナードは、今季の開幕をロイヤルズで迎え、7月15日(現地時間)にマイク・モンゴメリーとのトレードでカブスへ移籍。その後、7月31日(現地時間)に再びトレードされてアストロズに加入していた。メジャーでも優秀の強肩を誇る守備型捕手であり、エンゼルス時代の2017年にはゴールドグラブ賞を受賞した経験もある。

     今季は3球団で合計105試合に出場して打率.213、12本塁打、27打点、OPS.671をマーク。守備面でも盗塁阻止率は.256と低調だったが、守備防御点+8を記録するなど堅守は健在だった。ゴールドグラブ賞を受賞した2017年には盗塁阻止率.387、守備防御点+22、エンゼルスとアストロズでプレイした2018年には盗塁阻止率.486、守備防御点+3をマークしている。

     アストロズは今季の主戦捕手だったロビンソン・チリーノスとマルドナードがともにフリーエージェントとなり、正捕手不在の状況に陥っていた。すでにフリーエージェント市場からダスティン・ガーノウを獲得しており、マルドナードが正捕手、ガーノウが2番手捕手となり、今季デビューしたばかりのギャレット・スタッブスはAAA級スタートが濃厚だ。

  • 球宴4度の名二塁手・キンズラーが現役引退を表明 通算1999安打

    2019.12.21 11:35 Saturday

     日本時間12月21日、パドレスは来季までの2年契約を結んでいたイアン・キンズラーが今季限りで現役を引退し、自軍の野球部門のアドバイザーに就任することを発表した。キンズラーは年俸375万ドルの来季の契約と、年俸350万ドルの2021年の球団オプション(またはバイアウト50万ドル)を残しており、残り契約の扱いについてはキンズラーとパドレスの間で話し合いが行われる予定となっている。

     現在37歳のキンズラーは、オールスター・ゲーム4度、ゴールドグラブ賞2度、通算1999安打、257本塁打、243盗塁の輝かしい実績を誇る二塁手であり、レンジャーズ、タイガース、エンゼルス、レッドソックス、パドレスの5球団で合計14シーズンにわたって活躍。2018年にはレッドソックスの一員としてワールドシリーズ制覇も経験した。

     2度の「30-30」を達成するなど、2000年代後半から2010年代前半にかけてメジャーを代表する二塁手として活躍したキンズラーだが、今季加入したパドレスでは自己最少の87試合にしか出場できず、打率.217、9本塁打、22打点、2盗塁、OPS.646という自己ワースト級の成績に終わった。今季の8月中旬以降を欠場する原因となった頸椎椎間板ヘルニアが現役引退の決め手となったようだ。

     パドレスのA.J.プレラーGMは「イアンは、彼の世代のなかでベストの二塁手のうちの1人だった」とキンズラーのキャリアを称え、「彼の情熱や経験を我々のフロントオフィスに加えてくれることを楽しみにしている。彼は野球に関して豊富な知識を持っているから、我々の球団組織に大きな利益をもたらしてくれるだろう」と今後の活躍にも期待を寄せた。

     通算1999安打でキャリアを終えるのは、1890年代から1900年代にかけて活躍した殿堂入り三塁手のジミー・コリンズに次いでキンズラーが史上2人目となる。今後はキンズラーがフロントオフィスに在籍するパドレスから、キンズラーを上回る2000本以上の安打を放つ選手が誕生することを期待したい。

  • ツインズがリリーフ右腕・クリッパードを1年275万ドルで獲得

    2019.12.21 10:30 Saturday

     日本時間12月21日、ツインズはフリーエージェントのリリーフ右腕、タイラー・クリッパードと1年275万ドルで契約を結んだことを発表した。クリッパードにとってツインズは10球団目となり、ツインズの一員として登板すれば、10球団以上でプレイした史上25人目の投手となる。なお、先日契約合意が報じられたセルジオ・ロモと1年500万ドル+球団オプション1年で正式に契約したことが発表されている(両者の契約内容は現地の報道による)。

     現在34歳のクリッパードは、ナショナルズに在籍していた2010年からインディアンスでプレイした今季まで10年連続で50試合以上に登板している鉄腕であり、10年連続50試合以上を継続しているのはメジャーで唯一。10年間のうち、70試合以上に登板したシーズンが6度、60試合以上に登板したシーズンが9度もある。3月にマイナー契約でインディアンスに加入した今季はAAA級からのスタートとなったものの、4月下旬にメジャー昇格を果たし、53試合に登板して62イニングを投げ、1勝0敗、8ホールド、防御率2.90、64奪三振、WHIP0.85の好成績をマークした。

     2007年にヤンキースでメジャーデビューを果たしたクリッパードは、翌2008年から2014年まで7シーズンにわたってナショナルズで活躍したが、その後は2015年にアスレチックスとメッツ、2016年にダイヤモンドバックスとヤンキース、2017年にヤンキース、ホワイトソックス、アスレチックスでプレイするなど毎年のように所属チームを変えており、昨季のブルージェイズが8球団目、今季のインディアンスが9球団目、そして来季のツインズが10球団目となる。

     なお、クリッパードは2010年から今季までの10年間で698試合に登板しており、これは2010年代メジャー最多の数字である。ちなみに、ロモも629試合で3位にランクインしており、ツインズはメジャーを代表する鉄腕2人をブルペンに加えることになった(ロモはフリーエージェントとなったあとの再契約)。

  • メッツが故障続きの主砲・セスペデスのトレード放出を検討か

    2019.12.20 16:55 Friday

     メッツとの契約内容の見直しに同意したヨエニス・セスペデスだが、来季の基本給が大幅に下がったことにより、セスペデスをトレードで獲得することに興味を示す球団が現れているという。もともと2950万ドルだった来季の年俸は「1000万ドル以下+出来高」という形に変更されることが報じられており、メッツのもとにはトレードでの獲得について問い合わせが届いているようだ。

     現在34歳のセスペデスは、メッツと4年1億1000万ドルの契約を結んだ際に、全球団に対するトレード拒否条項を契約に盛り込んでいた。しかし、1年後にフリーエージェントとなることを考えると、好条件の契約を得るためには健康にフルシーズンを過ごして好成績を残す必要があり、健康状態に不安を抱えるセスペデスにとって、指名打者制のあるアメリカン・リーグの球団への移籍は理想的なものであると言える。ホワイトソックス、レイズなどが指名打者の補強を検討していると見られる。

     また、メッツにとってもセスペデスをトレードで放出することは決して悪い話ではなく、メッツは現在、不安を抱えるブルペンの補強を行うために年俸1000万ドルのジェッド・ラウリーの放出を画策している。しかし、セスペデスを放出してしまえば、ラウリーを無理に放出することなく、ブルペン補強の予算を捻出することができる。

     トレード成立に向けての障壁となるのは、セスペデスの健康状態だろう。2017年に81試合、2018年に38試合しか出場できず、今季を全休したセスペデスがどの程度プレイできるのかは、来春のスプリング・トレーニングを迎えるまでわからない。メッツのブロディ・バンワグネンGMは「彼はベストの状態であれば、大きなインパクトをもたらすことのできる選手だ」と話しているが、健康にフルシーズンを過ごせる保証がない以上、セスペデスをトレードで獲得するのは大きなギャンブルとなる。

     ESPNでアナリストを務めるエドゥアルド・ペレスによると、セスペデスは「準備はできている。40本のホームランを打つだけではなくて、140試合以上に出場するつもりだよ」と話していたという。セスペデスを獲得するという「ギャンブル」に打って出る球団は現れるのか。今後の動向に注目したい。

  • 三塁手補強目指すレンジャーズ アレナード獲得に興味を示す

    2019.12.20 16:05 Friday

     ロッキーズがスター三塁手、ノーラン・アレナードのトレード市場における価値を見定めようとしているなか、MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、三塁手補強を目指すレンジャーズがアレナードの獲得に興味を示しているようだ。デンバー・ポストのパトリック・ソーンダースは、レンジャーズのアレナードに対する興味が「本物」であると伝え、トレードに向けての事前交渉を開始していることを報じている。

     今オフのレンジャーズは、レギュラー不在の三塁の補強が重要課題の1つとなっており、アンソニー・レンドンの獲得にも乗り出していた。しかし、レンジャーズがレンドンに提示したオファーは6年1億9200万ドルと報じられており、エンゼルスの7年2億4500万ドルには遠く及ばないものだった。フリーエージェント市場に残る大物三塁手、ジョシュ・ドナルドソンの獲得にも興味を示していたようだが、すでに争奪戦から撤退したと見られることが報じられている。

     ローゼンタールによると、ドナルドソン争奪戦を繰り広げているナショナルズとブレーブスも、ドナルドソン争奪戦の行方次第ではアレナードの獲得に乗り出す可能性があるという。また、ドジャースとカージナルスもわずかにアレナードの獲得に興味を示しているようだ。ただし、ドジャースはロッキーズと同じナショナル・リーグ西部地区に所属しており、ローゼンタールはロッキーズが同地区のライバル球団にスター三塁手を放出する可能性は低いことを伝えている。

     アレナードは7年2億3400万ドルという巨額の契約を残しており、ロッキーズがトレード交渉をまとめるのは難しいと予想されている。アレナードが2年後にオプトアウト可能であることも、他球団が有望株の放出を躊躇する理由となるだろう。また、アレナードは全球団に対するトレード拒否権を有しており、トレードの成立にはアレナード自身の同意も必要である。とはいえ、三塁手を欲しているチームは少なくなく、今後の動向には注目が集まりそうだ。

  • ドナルドソン争奪戦がまもなく決着か 決断間近との報道も

    2019.12.20 14:40 Friday

     ノーラン・アレナード(ロッキーズ)のトレード移籍の可能性が取り沙汰されるなか、移籍市場からまた1人、スター三塁手が姿を消そうとしている。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、球団首脳のなかにはジョシュ・ドナルドソンがまもなくどこかのチームと契約を結ぶと考えている者がいるという。ドナルドソン争奪戦は、同じナショナル・リーグ東部地区に所属するブレーブスとナショナルズの一騎打ちが有力視されている。

     今季ナショナル・リーグの打点王に輝いたアンソニー・レンドンがエンゼルスと7年2億4500万ドルの超大型契約を結び、正三塁手が不在となったナショナルズは、ドナルドソンに対して4年契約をオファーしたことが報じられている。現時点では好条件のオファーを提示したナショナルズがドナルドソン獲得の最有力候補と見られているが、ヘイマンによると、ドナルドソン側はブレーブスに最終オファーのチャンスを与える方針だという。ブレーブスの最終オファー次第では、逆転でドナルドソンの引き留めに成功する可能性もありそうだ。

     また、別の関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ドナルドソンの決断は切迫したものではないという。複数の球団と契約交渉を継続する見込みであるとの報道もあり、ドナルドソンと各球団の契約交渉がどの段階まで進んでいるのかは定かではない。ツインズ、レンジャーズ、ドジャースなどもドナルドソン獲得に関心を示していることが報じられていたが、ヘイマンはこれらのチームがドナルドソン獲得に成功する可能性は低いと見ているようだ。

     現在34歳のドナルドソンは、今季ブレーブスで155試合に出場し、打率.259、37本塁打、94打点、OPS.900をマーク。故障に泣いた昨季からの復活を遂げ、ナショナル・リーグのカムバック賞を受賞した。ブルージェイズ時代の2015~2017年には合計111本塁打(平均37本塁打)を放ち、2015年は打率.297、41本塁打、123打点、OPS.939の好成績でアメリカン・リーグのMVPに選出されている。

  • ロイヤルズがフランコと1年295万ドルで合意 正三塁手として起用

    2019.12.20 14:15 Friday

     日本時間12月20日、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ロイヤルズはフリーエージェントの三塁手、マイケル・フランコと1年295万ドル+出来高105万ドルで契約合意に達したようだ。ロイヤルズは低コストで獲得できる正三塁手候補を探していたが、そのニーズに合う補強を実現させた。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     現在27歳のフランコは、フィリーズの将来を担う大型三塁手として期待され、2014年にメジャーデビュー。翌2015年に80試合で打率.280、14本塁打、50打点、OPS.840をマークし、さらなる成長に期待がかかったものの、その後は伸び悩みが続き、今月初めにノンテンダーFAとなっていた。

     今季のフランコは、123試合に出場して打率.234、17本塁打、56打点、OPS.705をマーク。開幕から2試合連続本塁打の好スタートを切ったが、その勢いも長くは続かず、例年通りのシーズンとなった。100試合以上に出場したシーズンでは、2016年に記録した25本塁打と88打点、2018年に記録した打率.270とOPS.780が自己ベストの数字となっている。

     フランコが三塁のポジションに入ることにより、ハンター・ドージャーは外野の両翼のどちらかに固定される見込み。トレードの可能性が取り沙汰されているウィット・メリフィールドが正中堅手となり、外野の残り1枠は、現時点では右打者のババ・スターリングと左打者のブレット・フィリップスの併用が濃厚だ。ただし、自軍からフリーエージェントとなったアレックス・ゴードンが来季も現役を続行する場合、正左翼手としてチームに戻ってくることが確実視されている。

     なお、正三塁手としてフランコを獲得することを決めたロイヤルズだが、ブリュワーズからノンテンダーFAとなったトラビス・ショウも獲得候補に挙がっていたことが報じられている。

  • エンゼルスがようやく先発補強 テーランと1年900万ドルで合意

    2019.12.20 13:45 Friday

     なかなか先発投手の補強が進んでいなかったエンゼルスが、ようやく実績十分の先発投手の獲得に成功した。日本時間12月20日、関係者がMLBネットワークのケン・ローゼンタールに伝えたところによると、エンゼルスはフリーエージェントの先発右腕、フリオ・テーランと1年900万ドルで契約合意に達したようだ。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     現在28歳のテーランは、2011年にブレーブスでメジャーデビュー。メジャー定着を果たした2013年から7年連続で30試合以上に先発して170イニング以上を投げ、2013~2014年の14勝を筆頭に5度の2ケタ勝利をマークしている。先発投手陣に故障者が相次ぎ、規定投球回到達者がゼロ、100イニング以上投げた投手すら1人しかいなかったエンゼルスにとって、テーランのようなイニングイーターの加入は理想的な補強と言えるだろう。

     今季のテーランは、自己最多タイの33試合に先発して174回2/3を投げ、10勝11敗、防御率3.81、162奪三振を記録。日本時間9月8日のナショナルズ戦で今季10勝目を挙げた時点では防御率3.31をマークしていたが、最後の3先発で3連敗を喫して防御率も大幅に悪化し、カージナルスとの地区シリーズではロースターに入れなかった(シリーズ開幕後に故障者の代役としてロースター入り)。

     2014年にブレーブスと6年3240万ドルで契約を延長したテーランは、今季でその6年契約が満了。来季の契約は年俸1200万ドルの球団オプションとなっていたが、オプション行使を拒否されてフリーエージェントとなっていた。まだ28歳と若いため、1年契約で加入するエンゼルスで好成績を残し、1年後のオフに好条件の複数年契約を得ることを狙っていると見られる。

     テーランの加入により、エンゼルスの先発ローテーションは現時点では、テーラン、ディラン・バンディ(新加入)、アンドリュー・ヒーニー、グリフィン・キャニング、パトリック・サンドバル、そしてトミー・ジョン手術から復帰する大谷翔平の6人で形成される。ポストシーズン進出を目指すにはテーランがエース格では心許なく、今オフ中にエース格の先発投手を獲得しておきたいところだ。

  • 左腕・ゴンザレスがWソックスと契約合意 12年ぶりの古巣復帰

    2019.12.20 13:10 Friday

     日本時間12月20日、ホワイトソックスがフリーエージェントの先発左腕、ジオ・ゴンザレスとの契約合意に至ったことが明らかになった。MLBネットワークのジョン・ヘイマンが伝えた。ゴンザレスは2004年のドラフトでホワイトソックスから全体38位指名を受けてプロ入りしたあと、2005年オフのトレードでフィリーズへ放出され、2006年オフのトレードでホワイトソックスに戻ったものの、2007年オフに今度はアスレチックスへ放出されており、12年ぶりの古巣復帰となる。

     先発投手の補強を目指していたホワイトソックスが、柳賢振(リュ・ヒョンジン)やダラス・カイケルといった大物左腕の陰に隠れていた34歳のベテラン左腕の獲得に成功した。今季ブリュワーズで19試合(うち17先発)に登板して87回1/3を投げ、3勝2敗、防御率3.50、78奪三振をマークしたゴンザレスは、2010年から2018年まで9年連続で2ケタ勝利をマークし、ナショナルズ時代の2012年にはリーグ最多の21勝を挙げるなど、12年のキャリアで通算130勝の実績を誇っている。なお、契約内容の詳細は今のところ、明らかになっていない。

     ホワイトソックスは今季チーム最多の187イニングを投げたイバン・ノバがフリーエージェントとなり、その穴埋めが急務となっていた。ゴンザレスはルーカス・ジオリトとともに左右の先発二本柱を形成することになるが、3番手以降には先発ローテーションをフルシーズン任せるには不安が残る若手投手が並んでいるため、再建モードから勝負モードへと移行しつつあるなかで、先発投手のさらなる補強に動く可能性もある。

     なお、ゴンザレスは2005年オフにジム・トーメイの交換要員の1人としてフィリーズへ移籍し、1年後の2006年オフにフレディ・ガルシアの交換要員の1人としてフィリーズからホワイトソックスへ復帰。さらに1年後の2007年オフにはニック・スウィッシャーの交換要員の1人としてアスレチックスへ移籍し、2008年にメジャーデビューを果たしたため、ホワイトソックスではメジャーでのプレイ経験はない。

  • インディアンスの先発右腕・クレビンジャーに複数の球団が興味

    2019.12.20 12:35 Friday

     今オフ、エース右腕のコリー・クルーバーをレンジャーズへ放出したインディアンスが、さらなる先発投手の放出に動くことは考えにくい。しかし、野球ライターのロバート・マレーは、複数の球団がマイク・クレビンジャーをトレードで獲得する可能性について、インディアンスへの問い合わせを行っていることを伝えている。クレビンジャーの獲得を狙うチームのなかには、ドジャースとパドレスが含まれていると見られる。

     マレーによると、インディアンスがクレビンジャーを放出する際に求める対価は「クレイジーなほどに高い」という。昨季は13勝8敗、防御率3.02の好成績をマークして自身初の200イニングと200奪三振をクリアし、今季も故障離脱がありながらも13勝4敗、防御率2.71、169奪三振(奪三振率12.07)とエース級のパフォーマンスを見せたクレビンジャーは、来季が年俸調停期間の1年目となり、あと3年も保有可能。インディアンスが莫大な対価を要求するのは当然と言えるだろう。

     クルーバーを放出したとはいえ、インディアンスは他地区に比べてレベルの低いアメリカン・リーグ中部地区において優勝を狙える戦力を有しており、クレビンジャーを放出することはないと見られる。ただし、インディアンスは現在、スター遊撃手のフランシスコ・リンドーアに関するトレード交渉を行っており、リンドーアを放出するトレードが成立すれば、今月中に29歳の誕生日を迎えるクレビンジャーも放出してチーム再建に向かうことを決断する可能性もある。

     クレビンジャーの獲得を狙っていることが報じられているドジャースとパドレスは、いずれもマイナー組織に多数の良質な若手有望株を抱えており、クレビンジャーの獲得に必要なパッケージを用意することは決して不可能ではない。現時点では、インディアンスにとってクレビンジャーよりもリンドーアの放出が優先事項であり、リンドーアの動向次第では、クレビンジャーのトレード交渉にも進展があるかもしれない。

  • 積極補強のレッズがスター遊撃手・リンドーアの争奪戦に参戦

    2019.12.20 11:45 Friday

     関係者によると、レッズはフランシスコ・リンドーアのトレードについて、インディアンスとの交渉を行っているようだ。レッズは今オフ、マイク・ムスターカスとウェイド・マイリーを獲得するなど積極的な補強を展開しており、スター遊撃手の獲得によってさらなる戦力アップを狙っていると見られる。なお、リンドーアの獲得にはドジャースとパドレスが興味を示していることがすでに報じられている。

     レッズは昨オフからトレードに関して積極的な姿勢を見せており、昨オフはドジャースからヤシエル・プイーグを獲得。今季途中にはそのプイーグを三角トレードで放出してインディアンスからトレバー・バウアーを手に入れた。今オフはトレード以外でも積極的な補強を展開し、正二塁手としてムスターカスを4年契約で迎え入れたほか、先発投手陣にはアストロズからフリーエージェントとなったマイリーを獲得。現在は強打の外野手の補強を目指していることが報じられているが、外野手ではないものの、強打者の補強としてリンドーアに目をつけたようだ。

     ニック・クロールGMは、強打者の獲得について問われた際、「トレード市場でもフリーエージェント市場でも、このチームをより良くできるのであればどんなことでもするよ」とコメント。「トレードを成立させるためには、トレードを望んでいる相手が必要だ。トレードは相手球団次第という部分もあると思う。トレードの交渉も行っているし、フリーエージェント市場もチェックしているよ」と語り、引き続きトレード市場とフリーエージェント市場の両方でチーム強化の可能性を探っていく方針を明らかにした。

     レッズにはニック・センゼル、ジョナサン・インディア、ハンター・グリーン、ニック・ロドーロといった若手有望株がおり、これらの選手の放出を躊躇しないのであればリンドーアの獲得は可能であると見られている。リンドーアをめぐるインディアンスとのトレード交渉の行方には、大きな注目が集まることになりそうだ。

  • スモークが1年500万ドルでブリュワーズへ 2017年に38本塁打

    2019.12.20 11:15 Friday

     日本時間12月20日、ブリュワーズがフリーエージェントの一塁手、ジャスティン・スモークと1年500万ドル+球団オプション1年で契約合意に達したことが明らかになった。MLBネットワークのジョン・ヘイマンが合意間近であることを伝え、同じくMLBネットワークのケン・ローゼンタールが契約内容の詳細を報じた。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     ブリュワーズはここ2週間、積極的な動きを見せており、スモークはアレックス・クラウディオ(再契約)、ブレット・アンダーソン、ジョシュ・リンドブロム、アビサイル・ガルシア、ライオン・ヒーリー、エリック・ソガードに続いてフリーエージェント市場から獲得した7人目の選手となる。スモークの加入により、来季のブリュワーズは一塁でスモークとライアン・ブラウンの2人、外野3ポジションでブラウン、ガルシア、ロレンゾ・ケイン、クリスチャン・イェリッチの4人を使い分けていくことが予想される。

     ブリュワーズはエリック・テームズの来季オプション(年俸750万ドル)を破棄して以降、一塁手の補強を必要としており、スモークはそのターゲットとなっていた。現在33歳のスモークはスイッチヒッターだが、左打席のほうが長打力があり、左打ちのパワーヒッターを欲していたブリュワーズのニーズに合致。打率はそれほど高くないものの、直近3シーズンは.350前後の出塁率をキープしており、選球眼の良さも魅力の一つである。

     今季のスモークは、ブルージェイズで121試合に出場して打率.208、22本塁打、61打点、OPS.748を記録。自己ベストのシーズンは大ブレイクを遂げた2017年で、打率.270、38本塁打、90打点、OPS.883の好成績をマークした。キャリア通算ではレンジャーズ、マリナーズ、ブルージェイズで合計10年間プレイし、打率.231、191本塁打、OPS.744という成績を残している。

  • 来季の優勝争いを見据える各チームの補強ポイントは?

    2019.12.19 17:50 Thursday

     来季の優勝争いとその先にあるワールドシリーズ制覇を目指すチームは今オフ、移籍市場での戦力補強を進めている。しかし、必要な戦力補強を必ずしもすべてのチームが終えたわけではない。MLB公式サイトのデービッド・アドラーは、まだ多くのコンテンダー(ワールドシリーズ制覇を目指すチーム)が補強ポイントを残していることを指摘。その補強ポイントとともに、解決策となる具体的な選手の名前も紹介している。アドラーが挙げた各球団の補強リストは以下の通り。

    ◆レイズ:右打ちの指名打者

    エドウィン・エンカーナシオン
    スティーブン・スーザJr.
    マーセル・オズーナ
    C.J.クロン

    ◆インディアンス:二塁手

    セザー・ヘルナンデス
    ジョナサン・スコープ
    スターリン・カストロ
    ブライアン・ドージャー
    ウィット・メリフィールド(トレード)

    ◆ツインズ:先発投手

    柳賢振
    ダラス・カイケル
    ロビー・レイ(トレード)

    ◆アストロズ:捕手と先発投手

    【捕手】
    ロビンソン・チリーノス
    マーティン・マルドナード
    ジェイソン・カストロ
    ジェームス・マッキャン(トレード)

    【先発投手】
    柳賢振(リュ・ヒョンジン)
    ロビー・レイ(トレード)
    リッチ・ヒル

    ◆エンゼルス:先発投手と捕手

    【先発投手】
    柳賢振
    ダラス・カイケル
    デービッド・プライス(トレード)
    ロビー・レイ(トレード)
    マシュー・ボイド(トレード)

    【捕手】
    マーティン・マルドナード
    ジェイソン・カストロ

    ◆レンジャーズ:三塁手

    ジョシュ・ドナルドソン
    トッド・フレイジャー
    トラビス・ショウ
    クリス・ブライアント(トレード)
    ノーラン・アレナード(トレード)

    ◆ブレーブス:三塁手

    ジョシュ・ドナルドソン
    クリス・ブライアント(トレード)
    ノーラン・アレナード(トレード)
    トラビス・ショウ

    ◆メッツ:救援投手

    デリン・ベタンセス
    ウィル・ハリス
    スティーブ・シーシェック
    ダニエル・ハドソン
    ジョシュ・ヘイダー(トレード)

    ◆ナショナルズ:三塁手と一塁手

    【三塁手】
    ジョシュ・ドナルドソン
    クリス・ブライアント(トレード)
    ノーラン・アレナード(トレード)

    【一塁手】
    ライアン・ジマーマン
    トラビス・ショウ
    エリック・テームズ
    ミッチ・モアランド

    ◆レッズ:両翼の外野手

    ニコラス・カステヤーノス
    マーセル・オズーナ
    コリー・ディッカーソン
    秋山翔吾

    ◆ブリュワーズ:一塁手と三塁手

    【一塁手】
    エリック・テームズ
    ミッチ・モアランド

    【三塁手】
    ジョシュ・ドナルドソン
    トッド・フレイジャー

    ◆カージナルス:外野手

    マーセル・オズーナ
    ニコラス・カステヤーノス
    コリー・ディッカーソン
    アレックス・ゴードン
    コール・カルフーン
    マット・ジョイス

    ◆ドジャース:先発投手

    柳賢振
    ダラス・カイケル
    ロビー・レイ(トレード)
    リッチ・ヒル

  • MLB公式サイトがトラウトら「2010年代最強チーム」を選出

    2019.12.19 15:50 Thursday

     2010年代最後のシーズンとなった2019年が終了し、カレンダーはまもなく2020年に突入しようとしている。MLB公式サイトでは専門家73人による投票を実施し、「2010年代最強チーム」の1stチームと2ndチームを選出。今年初めて選出された「オールMLBチーム」と同様の形式で、野手は指名打者を含む9名、先発投手5名、救援投手2名が選出されている。1stチームと2ndチームに選出された合計32名の顔ぶれは以下の通り。

    ◆1stチーム
    捕手:バスター・ポージー(ジャイアンツ)
    一塁:ミゲル・カブレラ(タイガース)
    二塁:ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)
    三塁:エイドリアン・ベルトレイ(元レンジャーズ)
    遊撃:フランシスコ・リンドーア(インディアンス)
    外野:マイク・トラウト(エンゼルス)
    外野:ムーキー・ベッツ(レッドソックス)
    外野:アンドリュー・マカッチェン(フィリーズ)
    DH:ネルソン・クルーズ(ツインズ)
    先発:ジャスティン・バーランダー(アストロズ)
    先発:マックス・シャーザー(ナショナルズ)
    先発:クレイトン・カーショウ(ドジャース)
    先発:ザック・グレインキー(アストロズ)
    先発:クリス・セール(レッドソックス)
    救援:クレイグ・キンブレル(カブス)
    救援:アロルディス・チャップマン(ヤンキース)

    ◆2ndチーム
    捕手:ヤディアー・モリーナ(カージナルス)
    一塁:ジョーイ・ボットー(レッズ)
    二塁:ロビンソン・カノー(メッツ)
    三塁:ノーラン・アレナード(ロッキーズ)
    遊撃:トロイ・トゥロウィツキー(元ロッキーズ)
    外野:ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)
    外野:ブライス・ハーパー(フィリーズ)
    外野:ホゼ・バティースタ(元ブルージェイズ)
    DH:デービッド・オルティス(元レッドソックス)
    先発:マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ※1)
    先発:ジェイコブ・デグロム(メッツ)
    先発:デービッド・プライス(レッドソックス)
    先発:スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)
    先発:コリー・クルーバー(インディアンス※2)
    救援:ケンリー・ジャンセン(ドジャース)
    救援:ウェイド・デービス(ロッキーズ)

    ※1 バムガーナーは来季からダイヤモンドバックス
    ※2 クルーバーは来季からレンジャーズ

  • エンゼルスがタイガースの先発左腕・ボイドの獲得に関心

    2019.12.19 14:05 Thursday

     先発投手の補強を最重要課題に掲げて今オフに突入したエンゼルスだが、ゲリット・コール(ヤンキースと契約)とスティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズと再契約)を獲得することはできず、7年2億4500万ドルという超大型契約で獲得したのは三塁手のアンソニー・レンドン。トレードでコリー・クルーバー(インディアンスからレンジャーズへ移籍)の獲得にも失敗し、先発投手の補強はオリオールズからディラン・バンディを獲得したのみである。そんなエンゼルスが、今度はタイガースの先発左腕、マシュー・ボイドの獲得に関心を示しているようだ。

     MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシは、エンゼルスがボイドの獲得に関心を示していることを報じた。ただし、両軍の間でトレード交渉が進展している様子はないという。

     来年2月に29歳となるボイドは、今季185回1/3を投げて39本塁打を浴び、防御率4.56に終わった。しかし、三振奪取能力の面では大きな進歩を見せており、キャリア最初の4年間は三振の割合が19.9%だったのに対して今季は30.2%へと急上昇。タイガースとしても、チームのエース格であり、あと3年保有できるボイドを簡単に放出するつもりはなく、タイガースのアル・アビラGMは、メジャーの戦力として期待できる選手またはハイレベルなプロスペクトとの交換でなければボイドを放出しないとの姿勢を示している。

     エンゼルスはマイナー組織が充実しているとは言えず、「MLB Pipeline」が公開しているプロスペクト・ランキングで全体トップ100にランクインしているのはジョー・アデル(全体5位)ただ一人。エンゼルスは先発投手の補強が急務になっているとはいえ、アデルの放出には応じない可能性が高く、ボイド獲得のためのパッケージを用意するのは困難を極めると見られる。まずはトレードよりも、フリーエージェント市場で柳賢振(リュ・ヒョンジン)、ダラス・カイケル、フリオ・テーランといった有力投手を確保するのが優先となりそうだ。

  • フリーエージェント市場の「ボラス物件」 有力3選手の行方は?

    2019.12.19 13:30 Thursday

     敏腕代理人として知られるスコット・ボラスは、およそ72時間のうちにアナハイム(アンソニー・レンドン)、ワシントンD.C.(スティーブン・ストラスバーグ)、ニューヨーク(ゲリット・コール)で入団記者会見に出席するという忙しい日々を過ごしている。フリーエージェント市場に残る有力選手のうち、柳賢振(リュ・ヒョンジン)、ダラス・カイケル、ニコラス・カステヤーノスの3選手はいずれも「ボラス物件」であり、その動向に注目が集まっている。

     ボラスによると、柳とカイケルについては、獲得を希望する球団との契約交渉が順調に進んでいるようだ。コールとストラスバーグのほか、ザック・ウィーラー(フィリーズ)、マディソン・バムガーナー(ダイヤモンドバックス)、コール・ハメルズ(ブレーブス)といった有力投手が次々に市場から消えたという事情も、両左腕の契約交渉の進展を後押ししていると見られる。

     柳にはドジャース、エンゼルス、ツインズなど、カイケルにはパドレス、エンゼルス、ホワイトソックスなどが関心を示していることが報じられている。ボラスは「各球団は自軍のニーズをしっかり把握している。我々は契約成立に向けて選択肢を狭めつつある。早いうちに契約がまとまると思う」と話しており、近日中に契約合意が報じられる可能性もありそうだ。

     一方、カステヤーノスについては、契約成立の見込みが立っていないようだ。ボラスが「投手、捕手、中堅手の市場は素早く動いたんだけどね。投手は競争相手が多いから、各球団はどうしても投手優先になってしまう」と話したように、市場全体がスムーズに動いているなかで、外野の両翼を守る選手の市場はほとんど動いていない状況。ただし、アビサイル・ガルシア(ブリュワーズ)の契約成立をきっかけに市場が動き出すかもしれない。

     市場にはまだ、カステヤーノスのほかにも、マーセル・オズーナ、コリー・ディッカーソン、ヤシエル・プイーグ、コール・カルフーンといった主力クラスの外野手が残っている。なお、カステヤーノスにはジャイアンツ、カブス、ダイヤモンドバックスなどが関心を示していることが報じられているものの、現時点では交渉が進展している様子は伝わってこない。

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