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  • ブレーブスが延長13回の死闘を制す フリーマンがサヨナラ打

    2020.10.1 07:30 Thursday

    【レッズ0-1ブレーブス】(延長13回)@トゥルイスト・パーク

     ブレーブスは両軍無得点で迎えた13回裏一死一・三塁のチャンスで主砲フレディ・フリーマンがセンターへのタイムリーを放ち、サヨナラ勝ち。4時間39分にわたる延長13回の死闘を制した。一方、敗れたレッズはブレーブスの2倍近い11安打を放ったものの、再三のチャンスを生かせず。なお、11回まで両軍無得点が続いたのはポストシーズン史上初のことだった。

     ブレーブスは先発のマックス・フリードが7回6安打無失点の安定したピッチングを展開。それに対し、レッズ先発のトレバー・バウアーは8回途中で球数が100球を超えて降板するまでに12個の三振を奪い、7回2/3を2安打無失点に抑える素晴らしいピッチングを披露した。

     レッズは11回表に二死からニック・カステヤーノスの二塁打と2つの四球で満塁のチャンスを作ったが、マイク・ムスターカスが空振り三振に倒れて無得点。続く12回表には無死一・三塁の絶好機を迎えたものの、カイル・ファーマー、タッカー・バーンハート、フレディ・ギャルビスが三者連続三振に倒れた。

     レッズは13回表にも一死から連打と四球で満塁のチャンスを作ったが、アリスティデス・アキーノが空振り三振、ホゼ・ガルシアがショートゴロに倒れて先制ならず。その裏、ブレーブスが一死一・三塁のチャンスを迎え、フリーマンがセンターへのタイムリーを放って試合に終止符を打った。

     勝利投手はブレーブス8番手のA・J・ミンター(1勝0敗)、敗戦投手はレッズ5番手のアーチー・ブラッドリー(0勝1敗)。レッズは16三振、ブレーブスは21三振を喫し、両軍合計37三振はポストシーズン新記録となった。

     レッズの秋山翔吾は11回表一死走者なしの場面でニック・センゼルの代打として登場したが、内角高めの速球にバットが空を切って空振り三振。そのままセンターの守備に就き、12回表二死二・三塁のチャンスで代打ギャルビスを送られた。

  • 17年ぶりのポストシーズン マーリンズが2本塁打で逆転勝利

    2020.10.1 07:00 Thursday

    【マーリンズ5-1カブス】@リグリー・フィールド

     2003年以来17年ぶりのポストシーズン進出となったマーリンズは、カブス先発のカイル・ヘンドリックスの前に6回までわずか2安打に封じられていたものの、1点ビハインドの7回表に2本のアーチで5点を奪い、5対1で逆転勝利。過去2度のポストシーズンでいずれも世界一になっているマーリンズがワイルドカード・シリーズの初戦を制した。

     マーリンズ先発のサンディ・アルカンタラ、カブス先発のヘンドリックスがいずれも好投し、4回まで両軍無得点。5回裏二死からイアン・ハップが1号ソロを放ち、カブスが1点を先制したものの、試合はロースコアの投手戦となった。

     マーリンズは7回表一死から連打で一・二塁のチャンスを作り、コリー・ディッカーソンがセンター左への1号3ランを放って逆転に成功。カブスはここでヘンドリックスを諦め、2番手のジェレミー・ジェフレスを投入したが、マーリンズはヘスス・アギラーに1号2ランが飛び出し、リードを4点に広げた。

     アルカンタラは6回2/3を3安打1失点に抑える好投を見せ、2番手のリチャード・ブライアーが打者1人を抑えたあと、8回裏を3番手のイミー・ガルシア、9回裏をクローザーのブランドン・キンツラーが無失点に抑えて試合終了。マーリンズが地区シリーズ進出に王手をかけた。

     勝利投手はカブス打線をハップのソロ本塁打による1点のみに抑えたアルカンタラ(1勝0敗)。6回まで無失点ピッチングを続けたヘンドリックスは7回表に痛恨の逆転弾を浴び、敗戦投手(0勝1敗)となった。

  • アストロズ2連勝で地区シリーズ進出 ツインズは18連敗で敗退

    2020.10.1 06:30 Thursday

    【アストロズ3-1ツインズ】@ターゲット・フィールド

     レギュラーシーズンではなかなか波に乗れず、勝率5割未満でのポストシーズン進出となったアストロズだが、3対1でツインズを破り、2連勝でワイルドカード・シリーズを突破した。地区シリーズではホワイトソックス対アスレチックスの勝者と対戦する。一方、敗退が決まったツインズはポストシーズン18連敗となった。

     アストロズは4回表二死から連続四球で一・二塁のチャンスを迎え、カイル・タッカーのタイムリーで先制。5回裏にネルソン・クルーズのタイムリー二塁打で同点に追い付かれたが、7回表にカルロス・コレアの1号ソロで勝ち越しに成功した。

     先発のホゼ・ウルキディが5回途中2安打1失点で降板したあと、2番手のブルックス・レイリーを挟み、3番手のクリスチャン・ハビアーが3回無失点の好リリーフ。9回表無死一・三塁からタッカーのタイムリーで貴重な1点を追加し、9回裏をクローザーのライアン・プレスリーが三者凡退に抑えて3対1で逃げ切った。

     勝利投手は好リリーフのハビアー(1勝0敗)で、プレスリーが1セーブ目を記録。ツインズは先発のホゼ・ベリオスが5回2安打1失点の好投を見せたものの、勝利にはつながらず、2番手のコディ・スタシャックが敗戦投手(0勝1敗)となった。

     アストロズのダスティ・ベイカー監督はカブス時代の2003年から「勝てばシリーズ突破」という試合で10連敗が続いていたが、ようやくその連敗をストップ。ツインズは今季もポストシーズンで勝てなかった(18連敗は北米4大スポーツのポストシーズンで史上ワースト)。

  • ヤンキースがビーバー攻略! 4本塁打含む15安打12得点で大勝

    2020.9.30 11:30 Wednesday

    【ヤンキース12-3インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

     ゲリット・コール(ヤンキース)とシェーン・ビーバー(インディアンス)という注目のマッチアップとなった一戦は、ヤンキース打線がビーバーをノックアウトするまさかの展開に。コールは13個の三振を奪う見事なピッチングを披露し、ヤンキースが12対3で大勝。ワイルドカード・シリーズ突破に王手をかけた。

     ヤンキースは初回先頭のDJ・レメイヒューがヒットで出塁し、続くアーロン・ジャッジが右中間への1号2ラン。アメリカン・リーグのサイ・ヤング賞を受賞することが確実視されるビーバーからあっという間に2点を先制した。3回表には二死からアーロン・ヒックスが四球で出塁し、ルーク・ボイトのタイムリー二塁打で3点目。ヤンキース打線が早い段階からビーバーを攻略する予想外の展開となった。

     3回裏にインディアンスがホゼ・ラミレスのタイムリー二塁打で1点を返すと、ヤンキースは4回表にブレット・ガードナーのタイムリー二塁打とレメイヒューのタイムリーで2点を追加。4回裏にはジョシュ・ネイラーの1号ソロでインディアンスが再び1点を返したが、ヤンキースは5回表にグレイバー・トーレスが1号2ランを放ち、ビーバーをノックアウトした。

     ヤンキースはその後、7回表にジオ・ウルシェラの犠飛、トーレスのタイムリー、ガードナーの1号2ランで4点を追加し、9回表にはジャンカルロ・スタントンがトドメの1号ソロ。2番手のルイス・セッサが9回裏にタイラー・ネークインのタイムリーで1点を失ったが、12対3で大勝した。

     コールは7回105球を投げて被安打6、奪三振13、無四球、失点2の快投で勝利投手(1勝0敗)。無四球で13個以上の三振を奪うのはポストシーズン史上2人目の快挙である。一方、快投が期待されたビーバーは5回途中9安打7失点と精彩を欠き、敗戦投手(0勝1敗)となった。

  • レイズが接戦を制す 筒香は2打数無安打で代打送られ途中交代

    2020.9.30 09:20 Wednesday

    【ブルージェイズ1-3レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     アメリカン・リーグのワイルドカード・シリーズが日本時間9月30日に開幕し、アメリカン・リーグ最高勝率のレイズ(東部地区1位)は本拠地トロピカーナ・フィールドで第8シードのブルージェイズ(東部地区3位)と対戦。先発のブレイク・スネルが6回途中1安打無失点の快投を見せるなど、投手陣がブルージェイズ打線をわずか1得点に抑え、3対1で接戦を制した。

     スネルは5回まで毎回の8三振を奪い、出した走者は四球による2人だけ。6回表先頭のアレハンドロ・カークに初安打を許したあと、ダニー・ジャンセンをライトライナー、キャバン・ビジオを見逃し三振に仕留めたところでマウンドを降りたが、82球を投げて被安打1、奪三振9、与四球2、無失点という見事なピッチングを披露した。

     スネルが快投を続けるなか、レイズは4回表先頭のランディ・アロサレーナがブルージェイズ2番手のロビー・レイから三塁打を放ってチャンスを作り、レイの暴投で生還して1点を先制。7回裏にはマニュエル・マーゴが3番手のA・J・コールから1号2ランを放ち、リードを3点に広げた。

     スネル降板後、2番手のディエゴ・カスティーヨが2/3回を無失点。3番手のニック・アンダーソンは8回表一死から連打で二・三塁のピンチを招き、ボー・ビシェットの犠飛で1点を失ったが、9回表は4番手のピート・フェアバンクスが無失点に抑え、2点のリードを守り抜いた。

     スネルが勝利投手(1勝0敗)となり、フェアバンクスが1セーブ目を記録。暴投で先制点を献上したレイが敗戦投手となった(0勝1敗)。なお、レイズの筒香嘉智は「1番・指名打者」で先発出場し、センターフライと空振り三振で2打数ノーヒット。5回裏の第3打席で代打を送られ、途中交代となった。

  • ジオリト快投&一発攻勢でWソックスが先勝 対左腕の無敗を継続

    2020.9.30 07:40 Wednesday

    【ホワイトソックス4-1アスレチックス】@オークランド・コロシアム

     2008年以来12年ぶりのポストシーズン進出となったホワイトソックスは、アスレチックスとのワイルドカード・シリーズ初戦にエースのルーカス・ジオリトが先発。今季アメリカン・リーグ唯一のノーヒッターを達成した男がポストシーズン初登板で6回までパーフェクトに抑える快投を披露し、チームを勝利に導いた。

     ジオリトは6回裏に三者連続三振を奪うなど、6回まで走者を1人も出さず、打者18人をパーフェクト。7回裏先頭のトミー・ラステラにヒットを許し、完全試合達成はならなかったが、ポストシーズンの試合で6イニング以上をパーフェクトに抑えるのは史上5人目の快挙だった。

     今季相手チームの先発投手が左腕の試合で14戦全勝だったホワイトソックスは、アスレチックス先発の左腕ヘスス・ルザードから2回表にアダム・エンゲルが1号ソロ、3回表にホゼ・アブレイユが1号2ランを放ち、3点を先制。ジオリトの快投が続くなか、8回表にはヤスマニ・グランダルが4番手のホアキム・ソリアから1号ソロを放ち、4点目を奪った。

     7回まで無失点のジオリトは、8回裏に四球とヒットで無死一・三塁のピンチを招いたところで降板。2番手のエバン・マーシャルが内野ゴロの間に1点を失ったものの、マーシャルから3番手のアーロン・バマーに繋いでこのピンチを最少失点でしのぎ、3点リードの9回裏はクローザーのアレックス・コロメイが三者凡退で締めくくった。

     ホワイトソックスは対左腕の今季無敗を継続し、8回途中2安打1失点の快投を見せたジオリトが1勝目(0敗)、コロメイが1セーブ目を記録。アスレチックスはわずか3安打と打線が振るわず、4回途中6安打3失点のルザードが敗戦投手(0勝1敗)となった。

  • 前田5回無失点もツインズ敗れる ポストシーズン17連敗

    2020.9.30 07:30 Wednesday

    【アストロズ4-1ツインズ】@ターゲット・フィールド

     アメリカン・リーグのワイルドカード・シリーズが日本時間9月30日に開幕し、第3シードのツインズ(中部地区1位)は第6シードのアストロズ(西部地区2位)と対戦。先発の前田健太が5回を2安打無失点に抑える力投を見せたが、1対1の同点で迎えた9回表に3点を奪われて1対4で敗れ、2004年からポストシーズン17連敗(メジャー記録更新中)となった。

     メジャー1年目の2016年以来4年ぶりにポストシーズンで先発のマウンドに上がった前田は、1回表と2回表はいずれも二死から走者を出したものの無失点。3回表を三者凡退に抑えると、ツインズは3回裏二死からマックス・ケプラーが四球を選んで出塁し、ネルソン・クルーズがライトへのタイムリー二塁打を放って1点を先制した。

     前田は4回表に2つの四球を与えるなど制球を乱し、二死満塁のピンチを招いたが、ジョシュ・レディックをスライダーで空振り三振に仕留めてピンチを脱出。5回表は10球で三者凡退に抑えたが、この時点で球数が91球となり、1点リードの状態で勝利投手の権利を持ったままマウンドを降りた。

     継投で逃げ切りを図ったツインズだったが、3番手のタイラー・ダフィーが7回表二死から連打で一・二塁のピンチを招き、ジョージ・スプリンガーのタイムリーで同点。9回表は5番手のセルジオ・ロモが連打を浴びて無死一・二塁のピンチとなり、二死までこぎつけたものの、遊撃ホルヘ・ポランコのエラーで二死満塁とピンチが広がり、ホゼ・アルトゥーベの押し出し四球でアストロズが勝ち越し。さらに6番手のケイレブ・シールバーからマイケル・ブラントリーがダメ押しの2点タイムリーを放ち、アストロズは勝利を決定付けた。

     前田は5回91球を投げて被安打2、奪三振5、与四球3、無失点の力投を見せたが、チームの勝利には繋がらず。アストロズ2番手のフランベル・バルデスが5回2安打無失点の好リリーフで勝利投手(1勝0敗)となり、ロモに黒星が記録された(0勝1敗)。

  • アストロズがグリエルと契約延長 1年650万ドル+オプション1年

    2020.9.30 03:30 Wednesday

     アストロズは日本時間9月30日、ユリ・グリエルとの契約延長を発表した。関係者によると、今回の契約は年俸650万ドル(+出来高)の1年契約で、2022年の契約は年俸800万ドルの球団オプションになっているという。「シーズンが終わる前に契約を延長できると思わなかった」と契約延長を喜んだグリエルの残留により、アストロズの内野陣は来季も同じ顔ぶれとなりそうだ。

     ジェームス・クリックGMによると、グリエルはアストロズに残留することを希望していたようだ。「彼はこのチームでとても快適にプレーしているし、我々も彼がいてくれることでとても安心できる。先週くらいからやるべきことをリストアップして、グリエルとの契約延長もそのなかに含まれていたんだ」と相思相愛での契約延長となった。

     現在36歳のグリエルは、今季57試合に出場して打率.232、6本塁打、22打点、OPS.658を記録。キャリアハイのシーズンとなった前年(打率.298、31本塁打、104打点、OPS.884)から大きく成績を落としてしまった。「期待外れのシーズンだったとは思っていない」とクリックはグリエルをかばったが、36歳という年齢を考えると来季以降どこまで数字を戻せるかは未知数だ。

     アストロズは正二塁手のホゼ・アルトゥーベ、正三塁手のアレックス・ブレグマンと長期契約を結んでおり、正遊撃手のカルロス・コレアも来季はまだアストロズに保有権がある(2021年オフにフリーエージェント)。これにグリエルを含めた内野陣がポストシーズンでともにプレーするのはツインズとのワイルドカード・シリーズ第1戦が通算45試合目となったが、来季もこの4人が内野のレギュラーを務めることになるだろう。

     なお、クリックは今オフにフリーエージェントとなる予定のその他の選手については言及を避けた。マイケル・ブラントリー、ジョージ・スプリンガー、ジョシュ・レディックという主力外野手たちの去就に注目が集まっている。

  • ポストシーズン開幕 メジャー未経験の新人3人がロースター入り

    2020.9.30 03:00 Wednesday

     日本時間9月30日、ついに2020年のポストシーズンが開幕した。日本時間9月30日にワイルドカード・シリーズの初戦を迎えるアメリカン・リーグの8球団は今シリーズのロースター28人を発表。ヤンキースの田中将大、レイズの筒香嘉智、ツインズの前田健太が順当にロースター入りするなか、ブルージェイズの山口俊はロースターから漏れた。また、シェーン・マクラナハン(レイズ)、アレックス・キリロフ(ツインズ)、チャス・マコーミック(アストロズ)の3人がメジャー未経験ながらロースター入りを果たしている。

     過去にポストシーズンでメジャーデビューを果たした選手は2人いる。2006年のマーク・カイガー(アスレチックス)と2015年のアダルベルト・モンデシー(ロイヤルズ)だ。モンデシーは翌2016年にレギュラーシーズン初出場を果たし、今季は両リーグ最多の24盗塁をマークして盗塁王のタイトルを獲得。一方、カイガーは2006年オフにアスレチックスを解雇され、その後はメッツやマリナーズのマイナーでプレーしたものの、メジャーへ昇格することはできなかった。

     マクラナハンは23歳の左腕で、メジャーリーグ公式サイトのプロスペクト・ランキングでは全体99位・球団6位にランクイン。90マイル台後半の速球を武器とし、リリーフでの起用が想定されている。昨季はマイナー3階級(A級・A+級・AA級)合計で24試合(うち22先発)に登板して120回2/3を投げ、11勝6敗、防御率3.36、154奪三振をマークした。

     キリロフは22歳の外野手で、前述のプロスペクト・ランキングでは全体27位・球団2位にランクインしている有望株である。2018年にマイナー2階級(A級・A+級)合計で打率.348、20本塁打、101打点、OPS.970をマークした好打が最大の魅力。昨季はAA級で94試合に出場して打率.283、9本塁打、43打点、OPS.756という成績を残した。

     マコーミックは25歳の外野手で、前述のプロスペクト・ランキングでは球団24位という評価。昨季はマイナー2階級(AA級・AAA級)合計で110試合に出場し、打率.269、14本塁打、66打点、16盗塁、OPS.818をマークした。走攻守のバランスが取れ、なおかつ外野3ポジションを守ることができるため、外野の控えとして重宝しそうだ。

  • ポストシーズン進出16球団の戦力をMLB公式サイトがランク付け

    2020.9.29 14:00 Tuesday

     メジャーリーグ公式サイトのリチャード・ジャスティスは日本時間9月29日、ポストシーズンに進出した16チームの戦力を「打線」「ローテーション」「ブルペン」「守備」「ベンチ」の5部門に分けて1位から16位までランク付けする特集記事を公開した。同サイトで発表されている最新のパワーランキングの結果と併せて紹介する。

    打線
    1位 ブレーブス
    2位 ドジャース
    3位 ヤンキース
    4位 ツインズ
    5位 パドレス
    6位 ホワイトソックス
    7位 アストロズ
    8位 レイズ
    9位 ブルージェイズ
    10位 レッズ
    11位 カージナルス
    12位 ブリュワーズ
    13位 アスレチックス
    14位 インディアンス
    15位 カブス
    16位 マーリンズ

     打線はナショナル・リーグ東部地区の覇者・ブレーブスが1位に選出。フレディ・フリーマン(OPS1.102)、マーセル・オズーナ(OPS1.067)という2人のMVP候補を擁し、OPS.987のロナルド・アクーニャJr.、打率.321のトラビス・ダーノウ、16本塁打のアダム・デュバルらが強力打線を形成する。

    ローテーション
    1位 レイズ
    2位 インディアンス
    3位 ドジャース
    4位 ツインズ
    5位 パドレス
    6位 ヤンキース
    7位 レッズ
    8位 ホワイトソックス
    9位 カブス
    10位 アスレチックス
    11位 アストロズ
    12位 ブリュワーズ
    13位 ブルージェイズ
    14位 カージナルス
    15位 ブレーブス
    16位 マーリンズ

     ローテーションはアメリカン・リーグ東部地区の覇者・レイズが1位に選出。ブレイク・スネル、タイラー・グラスナウ、チャーリー・モートンの3人はコンディションさえ万全ならばメジャー最強の先発三本柱だろう。2位は投手三冠王のシェーン・ビーバーを擁するインディアンス。前田健太が所属するツインズは4位、田中将大が所属するヤンキースは6位、ダルビッシュ有が所属するカブスは9位となった。

    ブルペン
    1位 レイズ
    2位 アスレチックス
    3位 ブリュワーズ
    4位 ヤンキース
    5位 パドレス
    6位 カブス
    7位 ブレーブス
    8位 ツインズ
    9位 ホワイトソックス
    10位 レッズ
    11位 ドジャース
    12位 カージナルス
    13位 インディアンス
    14位 ブルージェイズ
    15位 マーリンズ
    16位 アストロズ

     ブルペンもレイズが1位に選出。ニック・アンダーソンを筆頭に、多くの投手がクローザー級の実力を持ち、凄まじい層の厚さを誇っている。ケビン・キャッシュ監督は試合の状況や相手打者に応じて最適な投手をマウンドに送り込むことができ、まさに球界最高のブルペンと呼ぶことができるだろう。

    守備
    1位 カージナルス
    2位 ドジャース
    3位 インディアンス
    4位 ホワイトソックス
    5位 カブス
    6位 レイズ
    7位 ツインズ
    8位 アストロズ
    9位 パドレス
    10位 レッズ
    11位 ヤンキース
    12位 ブレーブス
    13位 ブリュワーズ
    14位 マーリンズ
    15位 アスレチックス
    16位 ブルージェイズ

     打線も投手陣もパッとしないカージナルスが守備では1位の評価を受けた。チーム全体の守備防御点+33は今季メジャー1位の数字。二塁コルテン・ウォン、左翼タイラー・オニールらが好成績を残し、フィールド全体を名捕手ヤディアー・モリーナが引き締める。穴を強いて挙げるなら右翼デクスター・ファウラーだが、平均をやや下回る程度だ。

    ベンチ
    1位 ドジャース
    2位 ホワイトソックス
    3位 レイズ
    4位 アスレチックス
    5位 ツインズ
    6位 インディアンス
    7位 パドレス
    8位 カージナルス
    9位 レッズ
    10位 ヤンキース
    11位 ブレーブス
    12位 カブス
    13位 ブリュワーズ
    14位 ブルージェイズ
    15位 アストロズ
    16位 マーリンズ

     選手層の厚さでドジャースに敵うチームはない。複数のポジションを守れるユーティリティ・プレーヤーも多く、アンドリュー・フリードマン野球部門社長が作り上げたロースターはどんな状況にも対応できる。2位のホワイトソックスもヨルマー・サンチェス、ジェームス・マッキャン、アダム・エンゲルなどレギュラー級の控え選手を多く抱えている。

    【参考1】5部門の平均順位
    1位タイ レイズ(3.8)
    1位タイ ドジャース(3.8)
    3位 ツインズ(5.6)
    4位 ホワイトソックス(5.8)
    5位 パドレス(6.2)
    6位 ヤンキース(6.8)
    7位 インディアンス(7.6)
    8位 アスレチックス(8.8)
    9位タイ ブレーブス(9.2)
    9位タイ カージナルス(9.2)
    9位タイ レッズ(9.2)
    12位 カブス(9.4)
    13位 ブリュワーズ(10.6)
    14位 アストロズ(11.4)
    15位 ブルージェイズ(13.2)
    16位 マーリンズ(15.4)

    【参考2】最新のパワーランキング
    1位 ドジャース
    2位 レイズ
    3位 ツインズ
    4位 パドレス
    5位 アスレチックス
    6位 ヤンキース
    7位 ホワイトソックス
    8位 ブレーブス
    9位 インディアンス
    10位 カブス
    11位 レッズ
    12位 ブルージェイズ
    13位 アストロズ
    14位 カージナルス
    15位 マーリンズ
    16位 ブリュワーズ

  • 9月の月間最優秀リリーバーはマイヤーズとウィリアムス

    2020.9.29 13:30 Tuesday

     メジャーリーグ機構は日本時間9月29日、9月の月間最優秀リリーバーを発表し、アメリカン・リーグはマイク・マイヤーズ(エンゼルス)、ナショナル・リーグは新人デビン・ウィリアムス(ブリュワーズ)が選出された。28歳のマイヤーズはメジャー5年目でまさかの大ブレイク。26歳のウィリアムスは新人王候補に挙げられている。

     マイヤーズは昨年11月にウエーバーでエンゼルスに加入。カージナルスでプレーした4年間は合計73試合に登板して防御率7.03に過ぎなかったが、エンゼルス1年目となった今季は29試合に登板して30回を投げ、2勝0敗2セーブ、5ホールド、防御率2.10、43奪三振をマークする予想外の活躍でメジャー定着を果たした。

     今季3登板目となった日本時間7月30日のマリナーズ戦で4失点を喫したが、その後の26試合では防御率0.99をマーク。9月は14試合に登板して18回1/3を投げ、2勝0敗2セーブ、3ホールド、防御率0.98、25奪三振とほぼ完璧なピッチングを披露した。

     一方のウィリアムスは昨年8月にデビューして今季がメジャー2年目。開幕からブルペンの一角を担い、日本時間7月28日のパイレーツ戦で3失点(自責点1)、日本時間8月5日のホワイトソックス戦で1失点(自責点0)を喫したが、その後18試合連続無失点のままレギュラーシーズンを終えた。

     被打率.032(62打数2安打)というチェンジアップを武器とし、今季の53奪三振のうち実に41個はチェンジアップで奪ったもの。9月は9試合に登板して13回を投げ、1勝0敗、4ホールド、防御率0.00、24奪三振と完璧なパフォーマンスを見せた。ブリュワーズが第8シードに滑り込んでポストシーズンへ進出した立役者の1人と言えるだろう。

     レギュラーシーズンの成績は22試合に登板して27回を投げ、4勝1敗、9ホールド、防御率0.33、53奪三振、被打率.090、WHIP0.63、奪三振率17.67と驚異的な数字が並んでいる。ジェイク・クロネンワース(パドレス)との新人王争いに注目が集まりそうだ。

  • 9月の月間最優秀新人はエンゼルス・ウォルシュとパイレーツ・ヘイズ

    2020.9.29 13:00 Tuesday

     メジャーリーグ機構は日本時間9月29日、9月の月間最優秀新人を発表し、アメリカン・リーグはジャレッド・ウォルシュ(エンゼルス)、ナショナル・リーグはケブライアン・ヘイズ(パイレーツ)が選出された。ウォルシュは今季メジャー最長となる10試合連続打点をマークするなど大活躍。ヘイズはメジャーで14年間活躍したチャーリー・ヘイズの息子として知られている。

     メジャー2年目・27歳のウォルシュにとって、9月は大ブレイクの1ヶ月となった。日本時間8月29日にメジャーへ昇格した時点では、メジャー通算97打席で打率.180、1本塁打に過ぎなかったが、9月は22試合に出場して打率.337、9本塁打、26打点、OPS1.113と大暴れ。エンゼルスがレギュラーシーズン最終盤までポストシーズン争いに踏みとどまる原動力となった。

     9月の本塁打と打点はリーグ2位タイの好成績。OPSも70打席以上の選手ではホゼ・ラミレス(インディアンス)に次ぐリーグ2位の数字だった。日本時間9月7~23日には14試合連続安打を記録。日本時間9月7~19日には10試合連続打点もマークした。

     一方のヘイズは、日本時間9月2日にメジャー昇格&デビューを果たし、24試合に出場して打率.376、5本塁打、11打点、OPS1.124の好成績をマーク。デビュー戦で5打数2安打(二塁打1本と本塁打1本)の活躍を見せてからレギュラーシーズン終了まで、勢いを失うことなく打ち続けた。

     デビュー前は打撃よりも守備の評価のほうが高かったヘイズだが、打撃もメジャーで十分に通用することを証明。2015年ドラフト1巡目(全体32位)指名でプロ入りした23歳の有望株は、来季の開幕から不動の正三塁手を務めることになりそうだ。

  • 9月の月間最優秀投手にバシットとバウアーが選出

    2020.9.29 12:30 Tuesday

     メジャーリーグ機構は日本時間9月29日、9月の月間最優秀投手を発表し、アメリカン・リーグはクリス・バシット(アスレチックス)、ナショナル・リーグはトレバー・バウアー(レッズ)が選出された。両投手とも9月はリーグベストの防御率をマーク。月間最優秀投手はともに初受賞となった。

     バシットは4試合に先発して26回2/3を投げ、失点はソロ本塁打による1点のみ。3勝0敗、防御率0.34、25奪三振という安定感抜群のパフォーマンスで月間最優秀投手に選出された。防御率の次点はゲリット・コール(ヤンキース)の1.00であり、バシットの0.34という数字はダントツだった。

     9月の好投の結果、レギュラーシーズンでは11先発で5勝2敗、防御率2.29という好成績をマーク。先発ローテーションの柱となり、チームの地区優勝&第2シード獲得に大きく貢献した。

     一方のバウアーは5試合に先発して35回を投げ、2勝2敗ながら防御率1.29、46奪三振という見事なピッチングを披露。特に中3日で先発した日本時間9月24日のブリュワーズ戦では8回4安打1失点、12個の三振を奪う圧巻のパフォーマンスを見せ、サイ・ヤング賞に向けて強烈にアピールした。

     シーズン通算では11先発で5勝4敗、防御率1.73(メジャー1位)、100奪三振をマークし、最優秀防御率のタイトルを獲得。好投手が揃うレッズ先発陣のなかで最も頼れる存在となり、チームにとって2013年以来7年ぶりとなるポストシーズン進出の立役者となった。

  • 9月の月間最優秀選手はホゼ・ラミレスとフリーマン

    2020.9.29 12:00 Tuesday

     メジャーリーグ機構は9月の月間最優秀選手を発表し、アメリカン・リーグはホゼ・ラミレス(インディアンス)、ナショナル・リーグはフレディ・フリーマン(ブレーブス)が選出された。ラミレスは2018年7月に続いてキャリア2度目の受賞。フリーマンも2016年9月に続いてキャリア2度目の受賞となった。

     ラミレスは23試合に出場して打率.366、10本塁打、24打点、2盗塁、OPS1.294の好成績をマーク。OPSはメジャー全体トップ、本塁打と打点はリーグ最多の数字だった。勝負強い打撃でインディアンス打線を牽引し、ワイルドカード・シリーズを本拠地で開催できる第4シードの獲得に大きく貢献。レギュラーシーズンを打率.292、17本塁打、46打点、45得点(リーグ最多)、10盗塁、OPS.993という自己ベスト級の成績で終え、MVP候補に挙げられている。

     一方のフリーマンは26試合に出場して打率.375、8本塁打、32打点、2盗塁、OPS1.246の好成績をマーク。リーグトップのOPSを記録し、同僚のマーセル・オズーナ(9月は打率.394、10本塁打、33打点、OPS1.238)とともに地区3連覇&第2シード獲得を成し遂げたブレーブスの打線を牽引した。

     開幕前の新型コロナウイルス感染でコンディションが心配されたフリーマンだが、レギュラーシーズン全60試合に出場して打率.341、23二塁打(メジャー最多)、13本塁打、53打点、51得点(メジャー最多)、OPS1.102と予想以上の大活躍。フェルナンド・タティスJr.(パドレス)らとともにMVPの有力候補となっている。

  • 最終週の週間MVPはロイヤルズ・モンデシーとブレーブス・オズーナ

    2020.9.29 11:30 Tuesday

     メジャーリーグ機構は日本時間9月29日、レギュラーシーズン最終週の週間MVPを発表し、アメリカン・リーグはアダルベルト・モンデシー(ロイヤルズ)、ナショナル・リーグはマーセル・オズーナ(ブレーブス)が選出された。最終週の活躍もあり、モンデシーは盗塁王のタイトルを獲得。オズーナは本塁打と打点の二冠に輝いた。

     モンデシーはレギュラーシーズン最終週に打棒が爆発し、打率.615、出塁率.655、長打率1.154、OPS1.809はいずれもメジャー全体でトップの数字。10得点と5盗塁もメジャー1位で、8本の長打(二塁打4、三塁打2、本塁打2)を含む16安打、8打点をマークした。

     最終週の5つを加え、今季はメジャー最多の24盗塁を記録。モンデシーが週間MVPに選出されるのはメジャー5年目で初めてである。

     一方、好調な打棒でブレーブスを牽引してきたオズーナは打率.500、3本塁打、8打点、出塁率.606、長打率.923、OPS1.529の好成績をマーク。レギュラーシーズン最終戦で放った本塁打でリーグ単独トップに立ち、二冠王となった。

     1年契約でブレーブスに加入した今季は全60試合に出場し、打率.338、18本塁打、56打点、OPS1.067というキャリアハイの大活躍。同僚のフレディ・フリーマンとともにMVP候補にも名前が挙がっている。オズーナが週間MVPに選出されるのは今月2度目、キャリア通算では5度目となった。

  • 2020年シーズン タイトルホルダー&日本人選手最終成績一覧

    2020.9.28 10:30 Monday

     メジャーリーグは日本時間9月28日にレギュラーシーズンが終了。DJ・レメイヒュー(ヤンキース)が1900年以降の近代野球では史上初となる両リーグ首位打者を達成し、メジャー全体の投手三冠王となったシェーン・ビーバー(インディアンス)は2006年のヨハン・サンタナ(ツインズ)以来の快挙。また、フアン・ソト(ナショナルズ)はリーグ史上最年少の首位打者となった。ここでは各リーグのタイトルホルダーと日本人選手9名の今季最終成績を紹介する。

    タイトルホルダー

    首位打者
    【ア】DJ・レメイヒュー(ヤンキース).364
    【ナ】フアン・ソト(ナショナルズ).351

    本塁打王
    【ア】ルーク・ボイト(ヤンキース)22
    【ナ】マーセル・オズーナ(ブレーブス)18

    打点王
    【ア】ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)60
    【ナ】マーセル・オズーナ(ブレーブス)56

    盗塁王
    【ア】アダルベルト・モンデシー(ロイヤルズ)24
    【ナ】トレバー・ストーリー(ロッキーズ)15

    最優秀防御率
    【ア】シェーン・ビーバー(インディアンス)1.63
    【ナ】トレバー・バウアー(レッズ)1.73

    最多勝
    【ア】シェーン・ビーバー(インディアンス)8
    【ナ】ダルビッシュ有(カブス)8

    最多奪三振
    【ア】シェーン・ビーバー(インディアンス)122
    【ナ】ジェイコブ・デグロム(メッツ)104

    最多セーブ
    【ア】ブラッド・ハンド(インディアンス)16
    【ナ】ジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ)13

    日本人選手

    ダルビッシュ有(カブス)
    12試合(12先発) 8勝3敗0セーブ 防御率2.01
    76回 奪三振93 与四球14 被打率.211 WHIP0.96

    前田健太(ツインズ)
    11試合(11先発) 6勝1敗0セーブ 防御率2.70
    66回2/3 奪三振80 与四球10 被打率.168 WHIP0.75

    田中将大(ヤンキース)
    10試合(10先発) 3勝3敗0セーブ 防御率3.56
    48回 奪三振44 与四球8 被打率.257 WHIP1.17

    菊池雄星(マリナーズ)
    9試合(9先発) 2勝4敗0セーブ 防御率5.17
    47回 奪三振47 与四球20 被打率.238 WHIP1.30

    平野佳寿(マリナーズ)
    13試合 0勝1敗4セーブ 1ホールド 防御率5.84
    12回1/3 奪三振11 与四球8 被打率.340 WHIP2.11

    山口俊(ブルージェイズ)
    17試合 2勝4敗0セーブ 1ホールド 防御率8.06
    25回2/3 奪三振26 与四球17 被打率.283 WHIP1.75

    大谷翔平(エンゼルス)
    【投手成績】
    2試合(2先発) 0勝1敗0セーブ 防御率37.80
    1回2/3 奪三振3 与四球8 被打率.375 WHIP6.60
    【野手成績】
    44試合 153打数29安打 打率.190 7本塁打 24打点
    7盗塁 50三振 出塁率.291 長打率.366 OPS.657

    筒香嘉智(レイズ)
    51試合 157打数31安打 打率.197 8本塁打 24打点
    0盗塁 50三振 出塁率.314 長打率.395 OPS.708

    秋山翔吾(レッズ)
    54試合 155打数38安打 打率.245 0本塁打 9打点
    7盗塁 34三振 出塁率.357 長打率.297 OPS.654

  • ポストシーズン進出16球団が確定 日本時間30日に開幕

    2020.9.28 10:00 Monday

     メジャーリーグはレギュラーシーズン最終日となった日本時間9月28日にカージナルスとブリュワーズのポストシーズン進出が決定し、ポストシーズンに進出する16球団の顔ぶれとシード順が確定した。最初のラウンドとなるワイルドカード・シリーズ(2戦先勝・最大3試合制)はアメリカン・リーグが日本時間9月30日、ナショナル・リーグが日本時間10月1日に開幕する。

     ワイルドカード・シリーズの試合は上位シード球団の本拠地球場で行われる。地区シリーズ以降はア・リーグがカリフォルニア州(サンディエゴとロサンゼルス)、ナ・リーグがテキサス州(アーリントンとヒューストン)での集中開催となり、ワールドシリーズはレンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドで行われることになっている。

     各リーグのシード順とワイルドカード・シリーズの組み合わせは以下の通り(対戦カードの後者がホームチーム)。

    アメリカン・リーグ
    【1】レイズ(東部地区1位)
    【2】アスレチックス(西部地区1位)
    【3】ツインズ(中部地区1位)
    【4】インディアンス(中部地区2位)
    【5】ヤンキース(東部地区2位)
    【6】アストロズ(西部地区2位)
    【7】ホワイトソックス(中部地区3位)
    【8】ブルージェイズ(東部地区3位)

    ブルージェイズ対レイズ
    ホワイトソックス対アスレチックス
    アストロズ対ツインズ
    ヤンキース対インディアンス

    ナショナル・リーグ
    【1】ドジャース(西部地区1位)
    【2】ブレーブス(東部地区1位)
    【3】カブス(中部地区1位)
    【4】パドレス(西部地区2位)
    【5】カージナルス(中部地区2位)
    【6】マーリンズ(東部地区2位)
    【7】レッズ(中部地区3位)
    【8】ブリュワーズ(中部地区4位)

    ブリュワーズ対ドジャース
    レッズ対ブレーブス
    マーリンズ対カブス
    カージナルス対パドレス

     ポストシーズン出場枠が拡大された影響で、アストロズとブリュワーズは勝率5割未満(ともに29勝31敗)ながらポストシーズンに進出。ナ・リーグ中部地区からはパイレーツを除く4球団がポストシーズンにコマを進めた。

     日本人選手はレイズの筒香嘉智、ツインズの前田健太、ヤンキースの田中将大、ブルージェイズの山口俊、カブスのダルビッシュ有、レッズの秋山翔吾の6人。2008年(7人)以来の多さとなった。

  • カージナルスとブリュワーズのポストシーズン進出が決定

    2020.9.28 09:30 Monday

    【ブリュワーズ2-5カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

     カージナルスは5対2でブリュワーズを破り、2年連続のポストシーズン進出を決めた。第5シードでのポストシーズン進出となり、ワイルドカード・シリーズでは第4シードのパドレスと対戦する。一方、敗れたブリュワーズはジャイアンツとフィリーズがともに敗れたため、第8シードでのポストシーズン進出が決定。ワイルドカード・シリーズの対戦相手はメジャー最高勝率のドジャースとなった。

     異例の60試合制で開催された2020年のレギュラーシーズンだったが、そのなかでもカージナルスは極めて変則的な日程での戦いを強いられた。開幕からの5試合を消化後、チーム内で新型コロナウイルスのクラスターが発生したことにより17日間にわたってシーズンが中断。その後の44日間で11度のダブルヘッダーを含む53試合を消化し、超過密日程を乗り越えてポストシーズンにたどり着いた。

     ジョン・モゼリアック野球部門社長は試合前、「ダブルヘッダーや相次ぐスケジュールの変更など、本当に大変な状況が続いてきた」と今季の戦いを回顧。「このような状況のなか、文句を言う者は一人もおらず、監督とコーチがチームをまとめ、戦い続けてくれた。私はそれを本当に誇りに思う。6週間前の状況を考えれば、ポストシーズンに進出するチャンスがあるのは幸運だと思う」とチームの戦いぶりを称えた。

     カージナルスは3回裏に3本のタイムリーに相手のミスが絡んで4点を先制。4回表に1点を返されたが、直後の4回裏にハリソン・ベイダーの4号ソロで突き放した。9回表二死一・二塁からジェイコブ・ノッティングハムのタイムリーで1点を返されたものの、5対2で逃げ切り。カージナルス2番手のジオバニー・ガイエゴスが今季2勝目(2敗)、4番手のアレックス・レイエスが今季初セーブをマークし、ブリュワーズ先発のブレット・アンダーソンは今季4敗目(4勝)を喫した。

  • ツインズの地区優勝が決定 秋山は2打数無安打で打率.245

    2020.9.28 09:00 Monday

    【レッズ5-3ツインズ】(延長10回タイブレーク)@ターゲット・フィールド

     ツインズはタイブレークの末、レッズに3対5で敗れたものの、ホワイトソックスがカブスに敗れたため2年連続の地区優勝が決定。第3シードでポストシーズンに進出し、ワイルドカード・シリーズでは第6シードのアストロズと対戦する。一方、勝利したレッズは第7シードが確定。ワイルドカード・シリーズの対戦相手は第2シードのブレーブスに決定した。

     レッズがソニー・グレイ、ツインズがリッチ・ヒルの先発で始まった一戦は両投手の好投によりロースコアの展開となり、6回を終了した時点でツインズが2対1と1点をリード。しかし、7回表一死から登板した3番手のタイラー・クリッパードがリードを守れず、フレディ・ギャルビスにタイムリーを浴びて同点に追い付かれた。

     ツインズは8回裏に一死一・二塁のチャンスを迎えたものの、ネルソン・クルーズが併殺打に倒れて勝ち越しならず。試合は同点のままタイブレークに突入し、レッズが10回表にタッカー・バーンハートのタイムリー、ジョーイ・ボットーの押し出し四球、エウヘニオ・スアレスのタイムリーで3点を勝ち越した。

     ツインズはその裏、マーウィン・ゴンザレスのタイムリーで1点を返したが、後続が倒れて3対5で試合終了。レギュラーシーズン最終戦を白星で飾ることはできなかったが、2年連続の地区優勝となった。レッズ5番手のライセル・イグレシアスが今季4勝目(3敗)。ツインズ5番手のケイレブ・シールバーに今季初黒星(2敗)が記録された。

     レッズの秋山翔吾は、左腕ヒルが先発だったためベンチスタート。7回表にニック・センゼルの代打として登場したが、この打席はレフトライナー、9回表の第2打席は空振り三振に倒れ、2打数ノーヒットだった。メジャー1年目の最終成績は打率.245、0本塁打、9打点、7盗塁、OPS.654となっている。

  • マリナーズは最終戦を白星で飾れず 平野3失点で今季初黒星

    2020.9.28 08:30 Monday

    【マリナーズ2-6アスレチックス】@オークランド・コロシアム

     マリナーズは2対2の同点で迎えた7回裏に3番手の平野佳寿が3点を失い、アスレチックスに2対6で敗れた。終盤までポストシーズン進出の可能性を残したものの、最終的には27勝33敗、アメリカン・リーグ西部地区3位で2020年シーズンを終了。一方のアスレチックスは第2シードでのポストシーズン進出が確定し、ワイルドカード・シリーズでは第7シードのホワイトソックスと対戦する。

     マリナーズ先発のマルコ・ゴンザレスはシェーン・ビーバー(インディアンス)と並んで最多勝のタイトルを手にするチャンスがあったが、1点リードの5回裏にチャド・ピンダーのタイムリーで同点に追い付かれ、5回6安打2失点で降板。今季8勝目をマークすることはできなかった。

     アスレチックス先発のフランキー・モンタスは直近6先発で防御率10.88と不振を極めていたが、マリナーズ打線を相手に奪三振ショーを展開。1回表にタイ・フランス、2回表にJ・P・クロフォードにタイムリーを浴びて2点を失ったものの、6回113球を投げて被安打4、奪三振13、与四球2、失点2(自責点0)という好投を披露した。

     試合は2対2の同点で迎えた7回裏にジェイク・ラムが平野から3号ソロを放ち、アスレチックスが勝ち越しに成功。さらに一死満塁とチャンスを広げ、マーク・キャナのタイムリー二塁打で2点を追加した。アスレチックスは8回裏にもキャナの押し出し四球で1点を追加。リリーフ陣が終盤3イニングを無失点に抑え、6対2でマリナーズを破った。

     アスレチックス2番手のユスメイロ・ペティートが今季2勝目(1敗)をマーク。平野は27球を投げて一死しか取れず、被安打3(うち被本塁打1)、奪三振1、与四球2、失点3という投球内容で今季初黒星(0勝・防御率5.84)を喫した。

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