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  • 大型補強のWソックス カステヤーノス獲得の可能性は消滅か

    2019.12.26 12:15 Thursday

     日本時間12月26日、ホワイトソックスは8年連続30本塁打の長距離砲、エドウィン・エンカーナシオンとの契約合意に達した。これにより指名打者の枠が埋まり、外野の両翼にもイロイ・ヒメネスとノマー・マザーラという若きスラッガーがいるため、獲得に乗り出していることが報じられていたニコラス・カステヤーノスの争奪戦からは撤退することが濃厚となった。カステヤーノスについては、再契約を目指すカブスのほか、ジャイアンツ、レッズなどが興味を示していることが報じられている。

     現在27歳のカステヤーノスは、今季タイガースとカブスで合計151試合に出場して打率.289、58二塁打、27本塁打、73打点、OPS.863をマーク。特にカブス移籍後の51試合で打率.321、16本塁打、OPS1.002という素晴らしい活躍を見せ、一気に評価を上げた。しかし、年末を迎えてもまだ契約先は決まっておらず、代理人を務めるスコット・ボラスは先日、自身のクライアントであるダラス・カイケル(ホワイトソックスと契約)や柳賢振(リュ・ヒョンジン:ブルージェイズと契約)に比べると、カステヤーノスはまだ市場が明確に形成されていないことを明らかにしていた。

     MLB公式サイトでホワイトソックスの番記者を務めるスコット・マーキンは、ホワイトソックスが今オフの補強をほぼ完了し、今後補強に動く可能性があるとすれば「リリーフ投手」と「左打ちのマザーラとプラトーンを形成する右打ちの外野手」であることを伝えている。よって、カステヤーノスやマーセル・オズーナといった大物外野手の獲得に動く可能性は低く、安価で獲得できる右打ちの外野手が補強ターゲットとなるだろう。

     有望株のニック・マドリガルが昇格するまで二塁のレギュラーが不在というチーム事情もあり、マーキンはナショナルズからフリーエージェントとなったリリーフ右腕のダニエル・ハドソンと、自軍からフリーエージェントとなったゴールドグラブ賞二塁手のヨルマー・サンチェスの名前を補強ターゲットとして挙げている。

  • ジャイアンツ サマージャとクエイトの両右腕をキープして来季へ

    2019.12.26 11:45 Thursday

     2010年代のチームの象徴の1人だったマディソン・バムガーナーがフリーエージェントとなって同地区ライバルのダイヤモンドバックスへ流出したジャイアンツだが、先発ローテーションに残るベテラン2人を今オフ中にトレードで放出する意思はないようだ。サンフランシスコ・クロニクルのヘンリー・シュールマンは、ジャイアンツが34歳のジェフ・サマージャと33歳のジョニー・クエイトをチームに残したまま来季の開幕を迎える方針であることを伝えている。

     2010年、2012年、2014年と3度にわたってワールドシリーズを制したチームがピークを過ぎ、過渡期を迎えているジャイアンツは、同地区ライバルのドジャースが戦力を充実させ、ダイヤモンドバックスとパドレスも補強を進めるなか、難しい舵取りを迫られている。峠を過ぎたベテランが高額の契約を残しており、思うように身動きが取れない状況ではあるが、チーム内にはサマージャとクエイトに代わって先発ローテーションを担うような存在も見当たらず、両ベテラン右腕をキープするのは賢明な判断と言える。

     サマージャは、今季32試合に先発して181回1/3を投げ、11勝12敗、防御率3.52、140奪三振をマーク。5年9000万ドルの大型契約が来季で終了するため、来年7月のトレード市場で放出候補となる可能性が高い。一方のクエイトは、今年9月にトミー・ジョン手術からの戦列復帰を果たし、4先発で防御率5.06を記録。6年1億3000万ドルの大型契約があと2年残っており、ジャイアンツとしては放出を急ぐ必要はない。規定投球回に到達したのは2016年が最後であり、まずは健康に投げられることを証明する必要があるだろう。

     なお、今オフのジャイアンツは戦力アップになるような補強をほとんど行っておらず、フリーエージェントでケビン・ゴースマン、トレードでエンゼルスからザック・コザートを獲得したのが目立つ程度。次なる黄金期を迎えるまでの間、しばらくは我慢のシーズンが続きそうだ。

  • Wソックスがエンカーナシオンと契約合意 1年1200万ドルとの報道

    2019.12.26 11:10 Thursday

     打線の強化を目指していたホワイトソックスが、補強ターゲットとしていた通算414本塁打のスラッガーの獲得に成功した。日本時間12月26日、ドミニカ共和国のリポーターであるヤンセン・プホルスが報じたところによると、ホワイトソックスはフリーエージェントのスラッガー、エドウィン・エンカーナシオンと1年1200万ドルで契約合意。ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマンは、2021年の契約が年俸1200万ドルの球団オプションとなっていることを伝えている。

     主砲のホゼ・アブレイユにクオリファイング・オファーを提示して受諾後に契約を延長し、トレード市場でノマー・マザーラ、フリーエージェント市場でヤスマニ・グランダルを獲得するなど、打線の強化を続けてきたホワイトソックスがついにその補強を完結させた。現在36歳のエンカーナシオンは、今季マリナーズとヤンキースで合計109試合に出場して打率.244、34本塁打、86打点、OPS.875をマーク。シーズン30本塁打以上は8年連続となり、これは現在メジャー唯一の記録となっている。

     エンカーナシオンはフルタイムの指名打者として起用される見込みであり、捕手にグランダル、一塁にアブレイユ、三塁に今季OPS.915のヨアン・モンカダ、遊撃に今季首位打者のティム・アンダーソン、左翼に今季31本塁打のイロイ・ヒメネス、右翼にマザーラが入る強力打線が完成。二塁と中堅はレギュラー不在だが、有望株のニック・マドリガルとルイス・ロベルトが控えており、彼らが昇格してメジャーに適応すれば、上位から下位まで穴のないオールスター級の強力ラインナップとなる。

     今オフ、ホワイトソックスは先発ローテーションにもダラス・カイケルとジオ・ゴンザレスの両左腕を加えており、ツインズやインディアンスが戦力ダウンを強いられるなか、来季のアメリカン・リーグ中部地区の優勝候補に挙げる声もある。若手有望株が着実に成長を遂げるなかで勝負に出たホワイトソックスが、来季のメジャーリーグを盛り上げてくれるかもしれない。

  • 移籍情報サイトがトレード候補トップ25を公開 3位にリンドーア

    2019.12.26 10:40 Thursday

     メジャーリーグの移籍情報を扱う大手サイト「MLB Trade Rumors」では、選手の価値や放出可能性などをトータルで評価したうえで「トレード候補トップ25」のリストを公開している。今オフはすでにコリー・クルーバー(インディアンス→レンジャーズ)、トミー・ファム(レイズ→パドレス)、ノマー・マザーラ(レンジャーズ→ホワイトソックス)、オマー・ナルバエス(マリナーズ→ブリュワーズ)、ディラン・バンディ(オリオールズ→エンゼルス)らがトレードによって移籍しているが、今後のトレード市場の動きにも注目だ。

     中堅手を必要としているチームが多いという事情を踏まえ、1位はスターリング・マーテイ(パイレーツ)。2位にブルージェイズのクローザーであるケン・ジャイルズ、3位にはインディアンスが誇るスター遊撃手のフランシスコ・リンドーアがランクインした。リンドーアは1ヶ月前の同リストでは圏外だったものの、トレードの可能性が取り沙汰されるようになったことで急浮上。4位にはマシュー・ボイド(タイガース)、5位にはジャッキー・ブラッドリーJr.(レッドソックス)とトレードの噂が絶えない選手が名を連ねている。

     そのほか、先発投手ではデービッド・プライス(レッドソックス)が8位、ロビー・レイ(ダイヤモンドバックス)が9位、クリス・アーチャー(パイレーツ)が12位、J.A.ハップ(ヤンキース)が13位にランクイン。フリーエージェント市場での先発投手の補強に失敗したチームは、これらの先発投手の獲得を狙いたいところだ。7位のジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ)、10~11位のクリス・ブライアント(カブス)とノーラン・アレナード(ロッキーズ)など、スター選手の名前も登場している。トップ25の顔ぶれは以下の通り。

    1位 スターリング・マーテイ(パイレーツ:外野手)
    2位 ケン・ジャイルズ(ブルージェイズ:救援投手)
    3位 フランシスコ・リンドーア(インディアンス:遊撃手)
    4位 マシュー・ボイド(タイガース:先発投手)
    5位 ジャッキー・ブラッドリーJr.(レッドソックス:外野手)
    6位 ドミニク・スミス(メッツ:一塁手)
    7位 ジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ:救援投手)
    8位 デービッド・プライス(レッドソックス:先発投手)
    9位 ロビー・レイ(ダイヤモンドバックス:先発投手)

    10~11位
    クリス・ブライアント(カブス:三塁手)
    ノーラン・アレナード(ロッキーズ:三塁手)

    12位 クリス・アーチャー(パイレーツ:先発投手)
    13位 J.A.ハップ(ヤンキース:先発投手)
    14位 キーオニー・ケラ(パイレーツ:救援投手)
    15位 クリント・フレイジャー(ヤンキース:外野手)
    16位 ブラッド・ハンド(インディアンス:救援投手)
    17位 ウィル・マイヤーズ(パドレス:外野手)

    18~19位
    ジョシュ・ベル(パイレーツ:一塁手)
    アダム・フレイジャー(パイレーツ:二塁手)

    20~22位
    マイケル・ギブンズ(オリオールズ:救援投手)
    ジョー・ヒメネス(タイガース:救援投手)
    ティム・ヒル(ロイヤルズ:救援投手)

    23位 ウィルソン・コントレラス(カブス:捕手)
    24位 ムーキー・ベッツ(レッドソックス:外野手)
    25位 ジェームス・マッキャン(ホワイトソックス:捕手)

  • ローテ強化を目指すエンゼルス トレード市場に目を向ける

    2019.12.25 16:00 Wednesday

     コリー・クルーバーが同地区ライバルのレンジャーズへ移籍し、フリーエージェント市場でダラス・カイケル(ホワイトソックス)と柳賢振(リュ・ヒョンジン:ブルージェイズ)の獲得を逃したエンゼルスは、フリオ・テーランの獲得により最低限の頭数を揃えたあとも先発投手の補強を目指している。フリーエージェント市場には先発ローテーションの核となるような投手が見当たらないため、エンゼルスはトレード市場に目を向けているようだ。

     MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシによると、エンゼルスはマシュー・ボイド(タイガース)の獲得を検討していることが報じられたものの、トレード交渉が進展している様子はないという。しかし、トレードでの先発投手の補強を目指しているのは間違いなく、MLBネットワークのジョン・ヘイマンは、エンゼルスが獲得を検討する可能性のある投手としてデービッド・プライス(レッドソックス)、ロビー・レイ(ダイヤモンドバックス)、マイク・クレビンジャー(インディアンス)、J.A.ハップ(ヤンキース)、クリス・アーチャー(パイレーツ)らの名前を挙げている。

     今オフ、エンゼルスはオリオールズからトレードでディラン・バンディを獲得し、フリーエージェント市場でテーランと契約。この2人にアンドリュー・ヒーニー、グリフィン・キャニング、パトリック・サンドバル、そして大谷翔平を加えて先発ローテーションを形成することはできるものの、同地区の上位チームに対抗できる陣容とは言えない。特にエース格の投手が不在であることが懸念されており、引き続き先発投手の補強を目指している。

     タイガースのアル・アビラGMは、あと3年保有できるボイドを放出する際の対価として「メジャーでプレイする準備ができている選手」または「ハイレベルな若手有望株」を要求する方針であることを明らかにしており、エンゼルスがボイドの獲得に動くのであれば球界トップクラスの有望株であるジョー・アデルの放出が不可避と見られる。しかし、エンゼルスはアデルを要求されるトレードには応じない可能性が高く、ボイド獲得は実現しないだろう。内野手がややダブついていることもあり、場合によっては、トミー・ラステラやデービッド・フレッチャーを中心としたトレードが検討されるかもしれない。

  • 積極補強のWソックス エンカーナシオン獲得への動きを本格化

    2019.12.25 13:35 Wednesday

     本塁打が乱発されたシーズンにもかかわらず、チーム長打率.414とチーム本塁打数182がともにメジャーワースト6位に終わるなど、長打力不足に泣いたホワイトソックスは、球界有数のスラッガーの獲得に向けて動いているようだ。MLBネットワークのジョン・ヘイマンは、ホワイトソックスがエドウィン・エンカーナシオン獲得に向けての動きを本格化させていることを報じた。

     ヘイマンは、クリスマス休暇が終わるまで交渉が完了して契約成立が発表される可能性は低いことを伝える一方、ホワイトソックスがエンカーナシオン獲得レースの先頭を走っており、本格的な交渉が行われていることを報じている。エンカーナシオンが今季放った34本塁打は、ホワイトソックスのどの選手よりも多く、長打率.531とOPS.875を上回っているのも、ホワイトソックスではヨアン・モンカダだけ。メジャーで唯一8年連続30本塁打以上を継続しているエンカーナシオンは、ホワイトソックスに欠けている長打力をもたらす存在となるに違いない。

     670・ザ・スコアのブルース・レバインによると、ホワイトソックスはオフシーズンの早い段階からエンカーナシオンの獲得に興味を示しており、ウィンター・ミーティングの期間中に交渉が開始されたという。早ければ年内にも契約合意、そして契約成立が発表されることになりそうだ。

     今季のホワイトソックスは指名打者で複数の選手を使い分けていたが、エンカーナシオンが加入すれば、エンカーナシオンは指名打者に固定される見込みだ。今オフはすでにフリーエージェント市場からヤスマニ・グランダル、ダラス・カイケル、ジオ・ゴンザレス、トレード市場からノマー・マザーラを獲得し、ホゼ・アブレイユとも契約を延長するなど、積極的な動きを見せているホワイトソックス。エンカーナシオンの獲得にも成功すれば、ツインズやインディアンスといった同地区の上位球団を脅かす存在となるだろう。

  • ロッキーズ・アレナード トレードの可能性について口を開く

    2019.12.25 12:55 Wednesday

     ウィンター・ミーティング期間中からトレード放出の可能性が取り沙汰されるようになったノーラン・アレナード(ロッキーズ)は、自身のトレードの可能性について沈黙を貫いてきた。しかし、ようやく重い口を開き、慎重に言葉を選びながら「毎年と同じように(次のシーズンに向けて)準備を進めているよ」とコメント。球界屈指のスター三塁手は、周囲の雑音に惑わされることなく、来季の戦いだけをまっすぐ見据えているようだ。

     そもそも、ロッキーズがどれくらい真剣にアレナードの放出を検討しているかは不透明である。レンジャーズなど、アレナードの獲得に興味を示しているチームの名前は報じられているものの、トレードの交渉が進展している様子は伝わってこない。アレナードの超大型契約、トレード拒否権、オプトアウト権など、トレード成立に向けての障壁も多い。

     今季71勝91敗に終わったロッキーズが、どのような姿勢で来季に臨むのかも現時点では見えてこない。所属するナショナル・リーグ西部地区には絶対王者のドジャースがおり、ダイヤモンドバックスやパドレスは積極的に戦力補強を進めている。このような状況のなかで来季も勝負にいくのか、それとも数年後の戦いを見据えて戦力を整理するのか、首脳陣も決断しかねているのだろう。

     今オフの補強に使える予算がほとんどない状況だが、今季期待を裏切ったカイル・フリーランド、ウェイド・デービス、ダニエル・マーフィーらが本来のパフォーマンスを取り戻し、今季貴重な経験を積んだデービッド・ダール、ライアン・マクマーンらがさらなる成長を見せれば、上位争いに加わることも決して不可能でない戦力を有している。主力選手もチャーリー・ブラックモンを除く大部分が20代であり、アレナードをチームの核として「勝負モード」を継続できる状況と言える。

     アレナード放出後の三塁を埋められるような人材もチーム内には見当たらず、アレナードの放出は実現しないと予想する専門家は多い。好条件のオファーが届かない限り、アレナードは来季もロッキーズの中心選手として例年通りの活躍を見せてくれることだろう。

  • 大物獲得狙うドジャース ピーダーソンやシーガーの放出も検討

    2019.12.25 12:15 Wednesday

     トレード市場でフランシスコ・リンドーア(インディアンス)やムーキー・ベッツ(レッドソックス)といった大物スター選手の獲得を狙っているドジャースだが、大型トレードを決行する際に放出要員となる可能性のある選手の顔ぶれが徐々に明らかになってきた。ジ・アスレチックのアンディ・マクローは、対価が適切であれば、ドジャースがジョク・ピーダーソンやコリー・シーガーの放出に踏み切る可能性があることを伝えている。

     27歳のピーダーソンは、2010年ドラフト11巡目指名でドジャースに入団した生え抜きの外野手で、今季は4年ぶり2度目の規定打席到達を果たし、打率.249、36本塁打、74打点、OPS.876と各部門で自己ベストの成績をマーク。来季が年俸調停期間のラストイヤーとなり、来季終了後にフリーエージェントとなる。一方、25歳のシーガーは、2012年ドラフト1巡目指名でドジャースに入団した生え抜きの遊撃手で、2016年にナショナル・リーグ新人王を受賞。故障により26試合しか出場できなかった昨季からの復活を目指した今季は、リーグ最多の44二塁打を放ち、打率.272、19本塁打、87打点、OPS.817と及第点の数字を残した。来季が年俸調停期間の2年目で、フリーエージェントまであと2年保有可能である。

     マクローは、ピーダーソンやシーガーがトレード要員となる可能性があることを伝える一方、リンドーアやベッツを獲得するのであれば、リンドーアとシーガー、ベッツとピーダーソンといった1対1の交換では対価が不足していることを指摘。ドジャースは自軍のレギュラー選手に加えて若手有望株を放出することが必要不可欠と見られる。ただし、ドジャースはプロスペクト内野手のギャビン・ラックスの放出を拒絶している。

     しかし、ドジャースにはラックス以外にも多くの若手有望株がおり、プロスペクト右腕のダスティン・メイやプロスペクト捕手のケイベルト・ルイーズらを交換要員に含めることで、スーパースター獲得に見合う交換要員を準備することができると考えられている。ドジャースのスーパースター獲得は実現するのか。今後の動向に注目したい。

  • ベタンセスがメッツと1年契約 来季もニューヨークでプレイ

    2019.12.25 11:40 Wednesday

     日本時間12月25日、ブルペンの補強を目指していたメッツは、フリーエージェントのリリーフ右腕、デリン・ベタンセスと1年契約を結んだことを発表した。関係者によると、ベタンセスに保証されている金額は1050万ドルで、2021年の契約は選手オプション、2022年の契約はベスティング・オプションになっているという。今季までヤンキースでプレイしていたベタンセスは、来季も引き続きニューヨークに本拠地を置くチームでプレイすることになった。

     2014年から4年連続でオールスター・ゲームに選出されるなど、ヤンキースのセットアッパーとして不動の地位を築いていた感のあるベタンセスだが、今季は右肩の故障により長期欠場を強いられ、9月の復帰登板で左アキレス腱を部分断裂。わずか1試合にしか登板できなかった。しかし、2014年から5年連続で66試合以上に登板して100個以上の三振を奪った剛腕リリーバーに対する評価は依然として高く、複数の球団による争奪戦が繰り広げられ、メッツが獲得に成功した。

     現在31歳のベタンセスは「僕はニューヨークが大好きなんだ。マンハッタンで育ち、ブルックリンの高校へ行き、マイナーではスタテンアイランドのチームでプレイし、ブロンクスでメジャーリーガーになった。そして、クイーンズに本拠地を置くメッツでワールドシリーズを制するのが楽しみだよ」とニューヨークへの愛着を口にした。

     今季の大部分を故障で欠場したことにより、メッツとベタンセスの契約は複雑なものとなっており、契約ボーナスが530万ドル、2020年の年俸が220万ドルで、2021年の契約は年俸600万ドルの選手オプションまたはバイアウト300万ドルとなっている。よって、ベタンセスに保証される金額は530万ドル+220万ドル+300万ドルで1050万ドルとなる。ただし、2021年の選手オプションの金額は、来季ベタンセスが40試合に登板すれば80万ドル、50・60・70試合に登板すれば各100万ドル増額されるため、最大980万ドルとなる。

     また、2022年のベスティング・オプションは、来季ベタンセスが50試合に登板すれば年俸100万ドルの選手オプションまたはバイアウト50万ドル、60試合に登板すれば年俸200万ドルの選手オプションまたはバイアウト100万ドル、70試合に登板すれば年俸300万ドルの選手オプションまたはバイアウト100万ドルとなり、それを行使するかどうかを決断するのは2021年のシーズン終了後になる。故障のリスクを考慮して年俸が低めに設定されており、ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマンは「2020年か2021年にベタンセスが健康に活躍すれば、(2022年のオプションを破棄して)フリーエージェント市場に戻ることになるだろう」と指摘している。

  • Dバックスがカルフーンと契約合意 2年1600万ドルとの報道

    2019.12.25 10:55 Wednesday

     日本時間12月25日、ダイヤモンドバックスがフリーエージェントの外野手、コール・カルフーンと契約合意に達したことが明らかになった。関係者がMLB公式サイトのジョン・ポール・モロシと同サイトでダイヤモンドバックスの番記者を務めるスティーブ・ギルバートに伝えたところによると、契約期間は2年で、3年目となる2022年の契約は球団オプションになっているようだ。

     関係者によると、今回の2年契約でカルフーンに保証されている金額は1600万ドルだという。2022年の契約は年俸900万ドルの球団オプションまたはバイアウト200万ドルと報じられており、また、アリゾナ・リパブリックのニック・ピエコロは、2020年の年俸が600万ドル、2021年の年俸が800万ドルであることを伝えている。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     現在32歳のカルフーンは、今季エンゼルスで152試合に出場して自己最多の33本塁打を放ったものの、162三振を喫して打率.232に終わるなど、決して満足のいくシーズンではなかった。とはいえ、74打点は自己3位、70四球とOPS.792は自己2位の数字であり、自己最悪の成績に終わった2018年(打率.208、19本塁打、OPS.652)から盛り返すことには成功した。

     ダイヤモンドバックスは、今季正右翼手を務めたアダム・ジョーンズがフリーエージェントとなって日本プロ野球のオリックスバファローズと契約し、スティーブン・スーザJr.を今月初めにノンテンダーFAとしていたため、右翼手の補強を必要としていた。また、正左翼手のデービッド・ペラルタも比較的故障の多い選手であり、直近5シーズンのうち4シーズンで152試合以上に出場しているカルフーンの加入は非常に心強い。6年連続で規定打席に到達して17本塁打以上を放っているカルフーンは、新天地ダイヤモンドバックスでも一定の働きを計算できる戦力として、攻守両面でチームに不可欠な存在となるはずだ。

  • インディアンスが二塁手補強 ヘルナンデスと1年625万ドルで合意

    2019.12.24 10:35 Tuesday

     日本時間12月24日、関係者がMLB公式サイトのジョン・ポール・モロシに伝えたところによると、インディアンスはフリーエージェントの二塁手、セザー・ヘルナンデスと1年625万ドルで契約合意に達したようだ。インディアンスは今オフ、正二塁手のジェイソン・キプニスの来季オプションを破棄しており、キプニスに代わる二塁手の獲得が急務となっていた。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     現在29歳のヘルナンデスは両打ちの二塁手で、今季はフィリーズで161試合に出場して打率.279、14本塁打、71打点、9盗塁、OPS.741をマーク。しかし、フィリーズからノンテンダーFAとなり、フリーエージェント市場で新天地を探していた。インディアンスは正三塁手のホゼ・ラミレスを二塁へ移す可能性も囁かれていたが、二塁・ヘルナンデス、三塁・ラミレスの布陣で来季の開幕を迎えることが確実となった。

     今オフ、インディアンスはエース右腕のコリー・クルーバー(来季年俸1750万ドル)をレンジャーズへトレードすることで補強資金を捻出。ウィンター・ミーティングの時点で、クリス・アントネッティ野球部門社長とマイク・チャーノフGMは「可能であれば二塁手を獲得してラミレスを三塁に留めたい」との意向を示していたが、その通りの補強を実現させることに成功した。ヘルナンデスを安価で獲得できたため補強資金にはまだ余裕があり、今後は外野手やリリーフ投手の補強を行うと見られる。

     なお、インディアンスは必要な補強を進めるために、フランシスコ・リンドーアのトレード交渉に期限を設け、獲得を希望する球団にベストのオファーの提示を求めていることが報じられていた。リンドーアの交換要員で二塁手を獲得できれば、二塁手の補強を行う必要がないからだ。しかし、インディアンスは正二塁手としてヘルナンデスを獲得。これは思うようなトレードのオファーを得ることができず、リンドーアがインディアンス残留に向かいつつあることを意味するのかもしれない。

  • マーリンズが33歳のベテラン捕手・セルベリと1年200万ドルで合意

    2019.12.24 02:15 Tuesday

     日本時間12月24日、フリーエージェントのベテラン捕手、フランシスコ・セルベリがマーリンズとの契約合意に達したことが明らかになった。MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシとジェシー・サンチェスは今回の契約がメジャー契約であることを報じ、同じくMLB公式サイトのマーク・フェインサンドは契約条件が1年200万ドルであると伝えている。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     今季のセルベリは、パイレーツとブレーブスの2球団で合計48試合に出場して打率.213、3本塁打、12打点、OPS.649をマーク。脳震盪の影響で長期離脱を強いられ、一時は捕手の続行を諦めて他のポジションへ転向することが報じられたが、捕手としてキャリアを続行している。マーリンズは今季控え捕手を務めたブライアン・ホラデイがフリーエージェントとなって退団しており、セルベリには正捕手のホルヘ・アルファーロの教育係兼控え捕手としての役割が期待される。

     2008年にヤンキースでメジャーデビューを果たしたセルベリは、ヤンキースでは正捕手になれなかったものの、パイレーツに加入した2015年に自己最多の130試合に出場して正捕手の座を獲得。この年は打率.295、出塁率.370をマークする活躍を見せた。その後もパイレーツの主戦捕手として活躍を続け、2018年には自己ベストの12本塁打、57打点、OPS.809をマークしたが、脳震盪の影響で正捕手の座を失った。12年間にわたるメジャーでのキャリアでは、捕手のほかに一塁、二塁、三塁での出場経験があり、通算714試合に出場して打率.269、38本塁打、出塁率.358、OPS.738という成績を残している。

     控え捕手を確保したことにより、マーリンズは次なる補強として打線の中軸を担うことのできる打者の獲得に動くと見られている。ヤシエル・プイーグ、コール・カルフーン、コリー・ディッカーソンといったフリーエージェントの外野手たちが獲得候補となっているようだ。

  • 阪神退団のジョンソン 2年500万ドルでパドレスと契約合意

    2019.12.23 23:50 Monday

     日本時間12月23日23時31分、ESPNのジェフ・パッサンは日本プロ野球の阪神タイガースから自由契約となってメジャーリーグ復帰を目指していたピアース・ジョンソンがパドレスとの契約合意に至ったことをTwitterで報じた。パッサンによると、総額500万ドルの2年契約で、3年目は球団オプションになっているという。ジョンソンは日本球界で見事な活躍を見せ、複数年契約を手にしてメジャーに返り咲くことになった。

     現在28歳のジョンソンは、2012年のドラフトでカブスから全体43位指名を受けてプロ入りし、2017年にメジャーデビュー。同年9月にウエーバーでジャイアンツへ移籍し、翌2018年は37試合に登板して43回2/3を投げ、3勝2敗、1ホールド、防御率5.56、36奪三振をマークした。

     2018年シーズン終了後にフリーエージェントとなったジョンソンは、1年契約で阪神に加入。開幕からブルペンの一角を担って快投を続け、58試合で58回2/3を投げて2勝3敗、40ホールド、防御率1.38、91奪三振という見事な活躍を見せ、オールスター・ゲームにも選出された。シーズン終了後、残留交渉が難航し、今月初めに自由契約選手として公示されていた。

     パドレスのブルペンは、絶対的守護神としてカービー・イエーツが君臨しているほか、今オフはセットアッパーとしてドリュー・ポメランツが加入。しかし、この2人以外は実績に乏しい若手投手がズラリと並ぶため、右腕のジョンソンは左腕のポメランツとともに左右のセットアッパー・コンビを形成する可能性もある。

     なお、今オフは中日ドラゴンズから自由契約となったジョエリー・ロドリゲスもメジャーリーグ復帰の希望を叶えており、レンジャーズと2年550万ドル+球団オプション1年で契約。来季は筒香嘉智(レイズ)や山口俊(ブルージェイズ)だけでなく、ジョンソンやロドリゲスの活躍にも注目が集まりそうだ。

  • FA市場は有力先発投手不在に Rソックス・プライスの行方は?

    2019.12.23 15:40 Monday

     日本時間12月23日、柳賢振(リュ・ヒョンジン)がブルージェイズとの契約合意に至り、フリーエージェント市場から有力な先発投手が姿を消した。FanGraphsが算出するWARに従えば、フリーエージェント市場に残る先発投手はWARの高い順にホーマー・ベイリー、イバン・ノバ、アンドリュー・キャッシュナー、ジェイソン・バルガスといった顔ぶれである。よって、トレード市場に注目が集まる可能性が高く、なかでもトレード放出の可能性が取り沙汰されているデービッド・プライス(レッドソックス)に注目が集まりそうだ。

     MLBネットワークのケン・ローゼンタールは、ブルージェイズがプライスの獲得に向けてレッドソックスとのトレード交渉を行っていることを報じていた。柳との契約合意によりブルージェイズはプライス争奪戦からの撤退が確実だが、フリーエージェント市場から有力な先発投手が消えたことによりプライス争奪戦は激化していくと見られる。プライスは3年9600万ドル(年平均3200万ドル)の契約を残しており、放出の際にはレッドソックスが年俸の一部を負担することが不可欠だが、先発投手の補強を目指すチームにとって、プライスが魅力的な存在であることは間違いない。

     現在34歳のプライスは、今季22試合に登板して7勝5敗、防御率4.28をマーク。前半戦に限れば16試合で7勝2敗、防御率3.24というまずまずの成績を残していた。レッドソックス加入1年目の2016年に17勝、2018年にも16勝をマークしており、年平均3200万ドルという巨額の契約に見合うかどうかはともかく、故障さえなければ依然として先発2番手クラスの働きを十分に期待できる投手である。

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ブルージェイズのほか、エンゼルス、ドジャース、パドレス、ツインズ、フィリーズなどが柳の獲得に興味を示していたようで、これらのチームのうち少なくとも複数のチームがプライス獲得に乗り出すと見られる。先発投手を必要としているチームは少なくなく、年俸総額の削減が急務となっているレッドソックスが必要以上の対価を要求しなければ、プライスのトレード交渉は一気に加速するかもしれない。

  • 柳賢振がブルージェイズへ 4年8000万ドルで合意との報道

    2019.12.23 13:35 Monday

     日本時間12月23日、フリーエージェント市場に残る「最後の大物先発投手」となっていた柳賢振(リュ・ヒョンジン)の契約先がついに決定した。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、柳はブルージェイズと4年8000万ドルで契約合意に達したという。柳の契約がまとまったことにより、敏腕代理人として知られるスコット・ボラスが今オフに成立させた契約の総額は10億ドルを突破することになった。

     ダラス・カイケルがホワイトソックスとの契約合意に達したことにより、フリーエージェント市場からは有力な先発投手がほとんど消え、今季ナショナル・リーグの最優秀防御率のタイトルを手にした柳が「最後の大物先発投手」となっていた。柳の4年8000万ドルの契約には一部の球団に対するトレード拒否権が含まれる一方、オプトアウトの権利は含まれていないことが報じられている。

     現在32歳の柳は、今季ドジャースで29試合に先発して182回2/3を投げ、14勝5敗、防御率2.32、163奪三振の好成績をマーク。韓国人投手として初めてオールスター・ゲームの先発を務めた。ドジャースでプレイした6シーズンでは、規定投球回到達は2度だけだが、2ケタ勝利を3度マークし、通算126試合(125先発)で54勝33敗、防御率2.98を記録している。

     柳の争奪戦には、ゲリット・コール(ヤンキース)やスティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)、ザック・ウィーラー(フィリーズ)といった大物先発投手の獲得を逃したチームが参戦しており、ブルージェイズのほか、エンゼルス、ツインズ、ブリュワーズ、再契約を目指すドジャースなどが加わっていることが報じられていた。また、ブルージェイズはデービッド・プライスの獲得に向けてレッドソックスとのトレード交渉を行っていることが伝えられていたが、ナイチンゲールは柳を獲得したことによりプライス争奪戦からは撤退することが確実であることを伝えている。

  • 大物三塁手・ドナルドソンはブレーブスからの最終オファー待ちか

    2019.12.23 13:05 Monday

     フリーエージェント市場に残る「最後の大物三塁手」であるジョシュ・ドナルドソンは4年契約を希望しており、実際に4年契約のオファーが届いているため、争奪戦が決着する日は近いと見られていた。しかし、ドナルドソンは依然として契約先を決断していない。MLBネットワークのケン・ローゼンタールは、ドナルドソンは条件が同じであればブレーブスとの再契約を希望していることを伝えており、ブレーブスからの最終オファーを待っていると見られる。

     ローゼンタールによると、すでにナショナルズとツインズがドナルドソンに対して4年契約をオファーしているという。ジ・アスレチックのデービッド・オブライエンによると、ドナルドソンはブレーブスに対して最終オファーを提示するチャンスを与えており、ブレーブスからの最終オファーが届き次第、ドナルドソンは契約先を決断することになるだろう。

     しかし、オブライエンは、ブレーブスが4年よりも短い期間での再契約を望んでいることを伝えており、ブレーブスは三塁手補強のターゲットをドナルドソンからクリス・ブライアント(カブス)やノーラン・アレナード(ロッキーズ)に変更する可能性があるようだ。ブレーブスが4年契約のオファーを提示しなければ、ドナルドソンの新天地はナショナルズとツインズの二択ということになるだろう。

     ただし、ブライアントまたはアレナードを獲得するのは容易ではない。ブライアントは「フリーエージェントまであと1年なのか2年なのか」という点をめぐって球団と揉めており、ジ・アスレチックのエバン・ドレリッチによると、年内に裁定結果が出る可能性は低いという。フリーエージェントまでの残り年数によってトレード市場での価値が変わるため、カブスはこの裁定結果が出るまで、ブライアントのトレード交渉を進めることができない。また、アレナードについては、巨額の契約であること、2年後にオプトアウト可能であること、アレナードが全球団に対するトレード拒否権を持っていることなどがトレード成立への障壁になると見られている。

     ドナルドソン自身はブレーブスとの再契約を望んでいるようだが、ブレーブスはドナルドソンに対してどんな最終オファーを提示するのだろうか。

  • Dバックスの奪三振マシン・レイがトレード市場の注目株に

    2019.12.23 12:30 Monday

     フリーエージェント市場から有力な投手の大半が消えたことにより、先発投手の補強を狙うチームはトレード市場にも目を向け始めている。そのトレード市場で多くのチームから注目を集める存在になると見られているのがロビー・レイ(ダイヤモンドバックス)だ。来季終了後にフリーエージェントとなるレイは、ダイヤモンドバックスがマディソン・バムガーナーを獲得したことにより、今オフ中に放出される可能性が取り沙汰されている。

     現在28歳のレイは、今季33試合に先発して自己最多タイの174回1/3を投げ、12勝8敗、防御率4.34、235奪三振をマーク。2ケタ勝利は2年ぶり2度目、200奪三振は2年ぶり3度目で、235奪三振は自己最多の数字だった。年俸調停期間のラストイヤーとなる来季の年俸は1080万ドル前後になることが予想されており、先発2~3番手クラスの実力を誇る左腕を適度な価格で保有したいチームにとって、非常に魅力的な存在であると言える。

     レイの特徴は何と言っても空振り率の高さであり、2017~2019年の3年間で被スイングが2000回以上の142人の投手のなかで、空振り率33.3%はブレイク・スネル(レイズ)と並んでメジャー1位の数字。マックス・シャーザー(ナショナルズ)やクリス・セール(レッドソックス)といった奪三振マシンを上回っている。また、同期間のアウトに占める三振の割合も31.9%を記録しており、これはセール、シャーザー、ゲリット・コール(ヤンキース)、ジャスティン・バーランダー(アストロズ)に次いでメジャー5位にランクインしている(300投球回以上の115人の投手が対象)。

     今オフは先発投手市場が充実していたものの、エンゼルス、アストロズ、ブリュワーズ、カージナルス、ツインズなどが有力な先発投手を獲得できておらず、レイの獲得に動く可能性があると見られている。与四球と被本塁打が多いという欠点もあるが、メジャートップクラスの三振奪取能力は非常に魅力的であり、ダイヤモンドバックスが放出に踏み切るのであれば、激しい争奪戦が繰り広げられることになるだろう。

  • メジャー屈指の強力ブルペン誇るヤンキース ヘイダー獲得に興味

    2019.12.23 11:50 Monday

     今季のマリアーノ・リベラ賞(アメリカン・リーグの最優秀救援投手賞)を受賞したアロルディス・チャップマンを中心にメジャー最強クラスのブルペンを誇るヤンキースが、ブルペンをさらに強化するのは容易なことではない。しかし、ヤンキースはトレバー・ホフマン賞(ナショナル・リーグの最優秀救援投手賞)を受賞したジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ)を獲得してブルペンを強化することに関心を示しているようだ。

     ブリュワーズがヘイダーを放出する可能性があることが報じられた当初から、ヤンキースはヘイダー獲得に興味を示していた。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、それから数週間経過した現在も、ヤンキースは引き続きヘイダー獲得に興味を示しているという。ヘイマンは、正三塁手が不在のブリュワーズにとって、2018年に大谷翔平(エンゼルス)と新人王を争ったミゲル・アンドゥハーが魅力的なトレード要員になり得ることを伝えている。

     ブリュワーズは今オフ、マイク・ムスターカスがレッズ、トラビス・ショウがブルージェイズへ流出し、正三塁手が不在の状況となっている。現時点では今オフ獲得したライオン・ヒーリーとエリック・ソガードの併用が有力視されており、ルイス・ウリアスやオーランド・アルシアといった若手内野手が入る可能性があるほか、今季デビューして正二塁手となったケストン・ヒウラが三塁へコンバートされる可能性もある。いずれにしても絶対的な正三塁手は不在であり、守備に大きな不安を抱えつつも好打(2018年に27本塁打、OPS.855)を誇る24歳のアンドゥハーは、ヘイマンの言うとおり、ブリュワーズにとって魅力的な存在と言えるだろう。

     ただし、まだ25歳であと4年も保有できるヘイダーをブリュワーズが今オフ放出することに懐疑的な声もある。当然のことながら、ブリュワーズがヘイダーの放出を決断するのは、断ることができないくらいの魅力的なオファーが届いた場合に限られるだろう。なお、今季のヘイダーは61試合に登板して75回2/3を投げ、3勝5敗、37セーブ、6ホールド、防御率2.62、138奪三振をマークしている。

  • ブルージェイズがショウと1年400万ドルで合意 一塁で起用へ

    2019.12.23 11:15 Monday

     日本時間12月23日、関係者がMLB公式サイトのジョン・ポール・モロシとマーク・フェインサンドに伝えたところによると、ブルージェイズはフリーエージェントの三塁手、トラビス・ショウと1年400万ドルで契約合意に達したようだ。出来高の項目をクリアすることにより、ショウは最大467万5000ドルを受け取ることができると報じられている。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     現在29歳のショウは、レッドソックスからブリュワーズへ移籍した2017年にブレイクを果たし、打率.273、31本塁打、102打点、OPS.862という自己最高の成績をマーク。翌2018年も打率.241、32本塁打、86打点、OPS.825と自慢の長打力を発揮したが、今季は5月中旬に右手首痛で故障者リストに入り、その後も2度のマイナー降格を経験するなど苦しいシーズンを過ごし、86試合で打率.157、7本塁打、16打点、OPS.551に終わった。

     今月初めにブリュワーズからノンテンダーFAとなったショウには複数のチームが興味を示し、ロイヤルズが正三塁手としての獲得を検討していたとの報道も出ていた(ロイヤルズはマイケル・フランコを獲得)が、正一塁手のジャスティン・スモークがフリーエージェントとなってブリュワーズへ流出したブルージェイズが獲得に成功。レギュラー定着以降、大半の試合で三塁を守ってきたショウだが、一塁手としても通算129試合(先発出場83試合)の出場経験があり、ブルージェイズでは一塁をメインとして、三塁と指名打者でも起用される見込みであることが報じられている。

     なお、ブルージェイズは引き続き先発投手の補強を目指しており、フリーエージェントの大物左腕、柳賢振(リュ・ヒョンジン)の獲得に乗り出しているほか、デービッド・プライス(レッドソックス)のトレード交渉も行っているという。今オフはチェイス・アンダーソン、タナー・ロアーク、山口俊を獲得するなど、精力的に投手陣の補強を行っており、今後のさらなる補強の行方にも注目だ。

  • メッツ・セスペデス 基本給は2350万ドル減の600万ドルに

    2019.12.22 11:50 Sunday

     来季の契約を見直すことに合意したヨエニス・セスペデス(メッツ)の来季の契約の詳細が明らかになった。もともと2950万ドルだった基本給は大幅減の600万ドルとなり、自身の牧場での足首の骨折に関連した故障の再発がなければ1100万ドルが保証されるという。また、打席数に応じた出来高が設定されており、650打席に到達すれば出来高の上限900万ドルを手にすることができ、セスペデスが得る総額は2000万ドルとなることが報じられている。

     両足のかかとの手術からの復帰を目指していたセスペデスは、今年5月に自身が所有するフロリダ州の牧場で右足首を骨折。これによって今季を全休し、来季の契約の見直しを強いられることになった。2016年オフにメッツと4年1億1000万ドルで再契約を結んだセスペデスだが、2017年は81試合、2018年は38試合しか出場できず、今季は全休。メジャーの試合に出場したのは2018年7月20日(現地時間)が最後である。

     来季がメッツとの契約最終年となるセスペデスだが、今回の契約見直しによって基本給が大幅に下がったため、複数の球団がトレードでの獲得に関心を示していることが報じられている。メッツのブロディ・バンワグネンGMは「彼はベストの状態であれば、大きなインパクトを与えることのできる選手だ」と語り、セスペデスの復活に期待を寄せているものの、セスペデスが別のチームの一員として来季の開幕を迎える可能性もある。

     2015年途中にタイガースからトレードでメッツに加入したセスペデスは、57試合で打率.287、17本塁打、44打点、OPS.942の活躍を見せ、地区優勝に貢献。3年7500万ドルで再契約を結び、翌2016年も132試合で打率.280、31本塁打、86打点、OPS.884をマークしたが、同年オフにオプトアウトの権利を行使し、4年1億1000万ドルで再契約したあとは、相次ぐ故障によって期待に応えられないシーズンが続いている。失ったサラリーをセスペデスがどこまで取り返すことができるか注目したい。

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