English Español 韓国語
  • ポストシーズン開幕 メジャー未経験の新人3人がロースター入り

    2020.9.30 03:00 Wednesday

     日本時間9月30日、ついに2020年のポストシーズンが開幕した。日本時間9月30日にワイルドカード・シリーズの初戦を迎えるアメリカン・リーグの8球団は今シリーズのロースター28人を発表。ヤンキースの田中将大、レイズの筒香嘉智、ツインズの前田健太が順当にロースター入りするなか、ブルージェイズの山口俊はロースターから漏れた。また、シェーン・マクラナハン(レイズ)、アレックス・キリロフ(ツインズ)、チャス・マコーミック(アストロズ)の3人がメジャー未経験ながらロースター入りを果たしている。

     過去にポストシーズンでメジャーデビューを果たした選手は2人いる。2006年のマーク・カイガー(アスレチックス)と2015年のアダルベルト・モンデシー(ロイヤルズ)だ。モンデシーは翌2016年にレギュラーシーズン初出場を果たし、今季は両リーグ最多の24盗塁をマークして盗塁王のタイトルを獲得。一方、カイガーは2006年オフにアスレチックスを解雇され、その後はメッツやマリナーズのマイナーでプレーしたものの、メジャーへ昇格することはできなかった。

     マクラナハンは23歳の左腕で、メジャーリーグ公式サイトのプロスペクト・ランキングでは全体99位・球団6位にランクイン。90マイル台後半の速球を武器とし、リリーフでの起用が想定されている。昨季はマイナー3階級(A級・A+級・AA級)合計で24試合(うち22先発)に登板して120回2/3を投げ、11勝6敗、防御率3.36、154奪三振をマークした。

     キリロフは22歳の外野手で、前述のプロスペクト・ランキングでは全体27位・球団2位にランクインしている有望株である。2018年にマイナー2階級(A級・A+級)合計で打率.348、20本塁打、101打点、OPS.970をマークした好打が最大の魅力。昨季はAA級で94試合に出場して打率.283、9本塁打、43打点、OPS.756という成績を残した。

     マコーミックは25歳の外野手で、前述のプロスペクト・ランキングでは球団24位という評価。昨季はマイナー2階級(AA級・AAA級)合計で110試合に出場し、打率.269、14本塁打、66打点、16盗塁、OPS.818をマークした。走攻守のバランスが取れ、なおかつ外野3ポジションを守ることができるため、外野の控えとして重宝しそうだ。

  • ポストシーズン進出16球団の戦力をMLB公式サイトがランク付け

    2020.9.29 14:00 Tuesday

     メジャーリーグ公式サイトのリチャード・ジャスティスは日本時間9月29日、ポストシーズンに進出した16チームの戦力を「打線」「ローテーション」「ブルペン」「守備」「ベンチ」の5部門に分けて1位から16位までランク付けする特集記事を公開した。同サイトで発表されている最新のパワーランキングの結果と併せて紹介する。

    打線
    1位 ブレーブス
    2位 ドジャース
    3位 ヤンキース
    4位 ツインズ
    5位 パドレス
    6位 ホワイトソックス
    7位 アストロズ
    8位 レイズ
    9位 ブルージェイズ
    10位 レッズ
    11位 カージナルス
    12位 ブリュワーズ
    13位 アスレチックス
    14位 インディアンス
    15位 カブス
    16位 マーリンズ

     打線はナショナル・リーグ東部地区の覇者・ブレーブスが1位に選出。フレディ・フリーマン(OPS1.102)、マーセル・オズーナ(OPS1.067)という2人のMVP候補を擁し、OPS.987のロナルド・アクーニャJr.、打率.321のトラビス・ダーノウ、16本塁打のアダム・デュバルらが強力打線を形成する。

    ローテーション
    1位 レイズ
    2位 インディアンス
    3位 ドジャース
    4位 ツインズ
    5位 パドレス
    6位 ヤンキース
    7位 レッズ
    8位 ホワイトソックス
    9位 カブス
    10位 アスレチックス
    11位 アストロズ
    12位 ブリュワーズ
    13位 ブルージェイズ
    14位 カージナルス
    15位 ブレーブス
    16位 マーリンズ

     ローテーションはアメリカン・リーグ東部地区の覇者・レイズが1位に選出。ブレイク・スネル、タイラー・グラスナウ、チャーリー・モートンの3人はコンディションさえ万全ならばメジャー最強の先発三本柱だろう。2位は投手三冠王のシェーン・ビーバーを擁するインディアンス。前田健太が所属するツインズは4位、田中将大が所属するヤンキースは6位、ダルビッシュ有が所属するカブスは9位となった。

    ブルペン
    1位 レイズ
    2位 アスレチックス
    3位 ブリュワーズ
    4位 ヤンキース
    5位 パドレス
    6位 カブス
    7位 ブレーブス
    8位 ツインズ
    9位 ホワイトソックス
    10位 レッズ
    11位 ドジャース
    12位 カージナルス
    13位 インディアンス
    14位 ブルージェイズ
    15位 マーリンズ
    16位 アストロズ

     ブルペンもレイズが1位に選出。ニック・アンダーソンを筆頭に、多くの投手がクローザー級の実力を持ち、凄まじい層の厚さを誇っている。ケビン・キャッシュ監督は試合の状況や相手打者に応じて最適な投手をマウンドに送り込むことができ、まさに球界最高のブルペンと呼ぶことができるだろう。

    守備
    1位 カージナルス
    2位 ドジャース
    3位 インディアンス
    4位 ホワイトソックス
    5位 カブス
    6位 レイズ
    7位 ツインズ
    8位 アストロズ
    9位 パドレス
    10位 レッズ
    11位 ヤンキース
    12位 ブレーブス
    13位 ブリュワーズ
    14位 マーリンズ
    15位 アスレチックス
    16位 ブルージェイズ

     打線も投手陣もパッとしないカージナルスが守備では1位の評価を受けた。チーム全体の守備防御点+33は今季メジャー1位の数字。二塁コルテン・ウォン、左翼タイラー・オニールらが好成績を残し、フィールド全体を名捕手ヤディアー・モリーナが引き締める。穴を強いて挙げるなら右翼デクスター・ファウラーだが、平均をやや下回る程度だ。

    ベンチ
    1位 ドジャース
    2位 ホワイトソックス
    3位 レイズ
    4位 アスレチックス
    5位 ツインズ
    6位 インディアンス
    7位 パドレス
    8位 カージナルス
    9位 レッズ
    10位 ヤンキース
    11位 ブレーブス
    12位 カブス
    13位 ブリュワーズ
    14位 ブルージェイズ
    15位 アストロズ
    16位 マーリンズ

     選手層の厚さでドジャースに敵うチームはない。複数のポジションを守れるユーティリティ・プレーヤーも多く、アンドリュー・フリードマン野球部門社長が作り上げたロースターはどんな状況にも対応できる。2位のホワイトソックスもヨルマー・サンチェス、ジェームス・マッキャン、アダム・エンゲルなどレギュラー級の控え選手を多く抱えている。

    【参考1】5部門の平均順位
    1位タイ レイズ(3.8)
    1位タイ ドジャース(3.8)
    3位 ツインズ(5.6)
    4位 ホワイトソックス(5.8)
    5位 パドレス(6.2)
    6位 ヤンキース(6.8)
    7位 インディアンス(7.6)
    8位 アスレチックス(8.8)
    9位タイ ブレーブス(9.2)
    9位タイ カージナルス(9.2)
    9位タイ レッズ(9.2)
    12位 カブス(9.4)
    13位 ブリュワーズ(10.6)
    14位 アストロズ(11.4)
    15位 ブルージェイズ(13.2)
    16位 マーリンズ(15.4)

    【参考2】最新のパワーランキング
    1位 ドジャース
    2位 レイズ
    3位 ツインズ
    4位 パドレス
    5位 アスレチックス
    6位 ヤンキース
    7位 ホワイトソックス
    8位 ブレーブス
    9位 インディアンス
    10位 カブス
    11位 レッズ
    12位 ブルージェイズ
    13位 アストロズ
    14位 カージナルス
    15位 マーリンズ
    16位 ブリュワーズ

  • 9月の月間最優秀リリーバーはマイヤーズとウィリアムス

    2020.9.29 13:30 Tuesday

     メジャーリーグ機構は日本時間9月29日、9月の月間最優秀リリーバーを発表し、アメリカン・リーグはマイク・マイヤーズ(エンゼルス)、ナショナル・リーグは新人デビン・ウィリアムス(ブリュワーズ)が選出された。28歳のマイヤーズはメジャー5年目でまさかの大ブレイク。26歳のウィリアムスは新人王候補に挙げられている。

     マイヤーズは昨年11月にウエーバーでエンゼルスに加入。カージナルスでプレーした4年間は合計73試合に登板して防御率7.03に過ぎなかったが、エンゼルス1年目となった今季は29試合に登板して30回を投げ、2勝0敗2セーブ、5ホールド、防御率2.10、43奪三振をマークする予想外の活躍でメジャー定着を果たした。

     今季3登板目となった日本時間7月30日のマリナーズ戦で4失点を喫したが、その後の26試合では防御率0.99をマーク。9月は14試合に登板して18回1/3を投げ、2勝0敗2セーブ、3ホールド、防御率0.98、25奪三振とほぼ完璧なピッチングを披露した。

     一方のウィリアムスは昨年8月にデビューして今季がメジャー2年目。開幕からブルペンの一角を担い、日本時間7月28日のパイレーツ戦で3失点(自責点1)、日本時間8月5日のホワイトソックス戦で1失点(自責点0)を喫したが、その後18試合連続無失点のままレギュラーシーズンを終えた。

     被打率.032(62打数2安打)というチェンジアップを武器とし、今季の53奪三振のうち実に41個はチェンジアップで奪ったもの。9月は9試合に登板して13回を投げ、1勝0敗、4ホールド、防御率0.00、24奪三振と完璧なパフォーマンスを見せた。ブリュワーズが第8シードに滑り込んでポストシーズンへ進出した立役者の1人と言えるだろう。

     レギュラーシーズンの成績は22試合に登板して27回を投げ、4勝1敗、9ホールド、防御率0.33、53奪三振、被打率.090、WHIP0.63、奪三振率17.67と驚異的な数字が並んでいる。ジェイク・クロネンワース(パドレス)との新人王争いに注目が集まりそうだ。

  • 9月の月間最優秀新人はエンゼルス・ウォルシュとパイレーツ・ヘイズ

    2020.9.29 13:00 Tuesday

     メジャーリーグ機構は日本時間9月29日、9月の月間最優秀新人を発表し、アメリカン・リーグはジャレッド・ウォルシュ(エンゼルス)、ナショナル・リーグはケブライアン・ヘイズ(パイレーツ)が選出された。ウォルシュは今季メジャー最長となる10試合連続打点をマークするなど大活躍。ヘイズはメジャーで14年間活躍したチャーリー・ヘイズの息子として知られている。

     メジャー2年目・27歳のウォルシュにとって、9月は大ブレイクの1ヶ月となった。日本時間8月29日にメジャーへ昇格した時点では、メジャー通算97打席で打率.180、1本塁打に過ぎなかったが、9月は22試合に出場して打率.337、9本塁打、26打点、OPS1.113と大暴れ。エンゼルスがレギュラーシーズン最終盤までポストシーズン争いに踏みとどまる原動力となった。

     9月の本塁打と打点はリーグ2位タイの好成績。OPSも70打席以上の選手ではホゼ・ラミレス(インディアンス)に次ぐリーグ2位の数字だった。日本時間9月7~23日には14試合連続安打を記録。日本時間9月7~19日には10試合連続打点もマークした。

     一方のヘイズは、日本時間9月2日にメジャー昇格&デビューを果たし、24試合に出場して打率.376、5本塁打、11打点、OPS1.124の好成績をマーク。デビュー戦で5打数2安打(二塁打1本と本塁打1本)の活躍を見せてからレギュラーシーズン終了まで、勢いを失うことなく打ち続けた。

     デビュー前は打撃よりも守備の評価のほうが高かったヘイズだが、打撃もメジャーで十分に通用することを証明。2015年ドラフト1巡目(全体32位)指名でプロ入りした23歳の有望株は、来季の開幕から不動の正三塁手を務めることになりそうだ。

  • 9月の月間最優秀投手にバシットとバウアーが選出

    2020.9.29 12:30 Tuesday

     メジャーリーグ機構は日本時間9月29日、9月の月間最優秀投手を発表し、アメリカン・リーグはクリス・バシット(アスレチックス)、ナショナル・リーグはトレバー・バウアー(レッズ)が選出された。両投手とも9月はリーグベストの防御率をマーク。月間最優秀投手はともに初受賞となった。

     バシットは4試合に先発して26回2/3を投げ、失点はソロ本塁打による1点のみ。3勝0敗、防御率0.34、25奪三振という安定感抜群のパフォーマンスで月間最優秀投手に選出された。防御率の次点はゲリット・コール(ヤンキース)の1.00であり、バシットの0.34という数字はダントツだった。

     9月の好投の結果、レギュラーシーズンでは11先発で5勝2敗、防御率2.29という好成績をマーク。先発ローテーションの柱となり、チームの地区優勝&第2シード獲得に大きく貢献した。

     一方のバウアーは5試合に先発して35回を投げ、2勝2敗ながら防御率1.29、46奪三振という見事なピッチングを披露。特に中3日で先発した日本時間9月24日のブリュワーズ戦では8回4安打1失点、12個の三振を奪う圧巻のパフォーマンスを見せ、サイ・ヤング賞に向けて強烈にアピールした。

     シーズン通算では11先発で5勝4敗、防御率1.73(メジャー1位)、100奪三振をマークし、最優秀防御率のタイトルを獲得。好投手が揃うレッズ先発陣のなかで最も頼れる存在となり、チームにとって2013年以来7年ぶりとなるポストシーズン進出の立役者となった。

  • 9月の月間最優秀選手はホゼ・ラミレスとフリーマン

    2020.9.29 12:00 Tuesday

     メジャーリーグ機構は9月の月間最優秀選手を発表し、アメリカン・リーグはホゼ・ラミレス(インディアンス)、ナショナル・リーグはフレディ・フリーマン(ブレーブス)が選出された。ラミレスは2018年7月に続いてキャリア2度目の受賞。フリーマンも2016年9月に続いてキャリア2度目の受賞となった。

     ラミレスは23試合に出場して打率.366、10本塁打、24打点、2盗塁、OPS1.294の好成績をマーク。OPSはメジャー全体トップ、本塁打と打点はリーグ最多の数字だった。勝負強い打撃でインディアンス打線を牽引し、ワイルドカード・シリーズを本拠地で開催できる第4シードの獲得に大きく貢献。レギュラーシーズンを打率.292、17本塁打、46打点、45得点(リーグ最多)、10盗塁、OPS.993という自己ベスト級の成績で終え、MVP候補に挙げられている。

     一方のフリーマンは26試合に出場して打率.375、8本塁打、32打点、2盗塁、OPS1.246の好成績をマーク。リーグトップのOPSを記録し、同僚のマーセル・オズーナ(9月は打率.394、10本塁打、33打点、OPS1.238)とともに地区3連覇&第2シード獲得を成し遂げたブレーブスの打線を牽引した。

     開幕前の新型コロナウイルス感染でコンディションが心配されたフリーマンだが、レギュラーシーズン全60試合に出場して打率.341、23二塁打(メジャー最多)、13本塁打、53打点、51得点(メジャー最多)、OPS1.102と予想以上の大活躍。フェルナンド・タティスJr.(パドレス)らとともにMVPの有力候補となっている。

  • 最終週の週間MVPはロイヤルズ・モンデシーとブレーブス・オズーナ

    2020.9.29 11:30 Tuesday

     メジャーリーグ機構は日本時間9月29日、レギュラーシーズン最終週の週間MVPを発表し、アメリカン・リーグはアダルベルト・モンデシー(ロイヤルズ)、ナショナル・リーグはマーセル・オズーナ(ブレーブス)が選出された。最終週の活躍もあり、モンデシーは盗塁王のタイトルを獲得。オズーナは本塁打と打点の二冠に輝いた。

     モンデシーはレギュラーシーズン最終週に打棒が爆発し、打率.615、出塁率.655、長打率1.154、OPS1.809はいずれもメジャー全体でトップの数字。10得点と5盗塁もメジャー1位で、8本の長打(二塁打4、三塁打2、本塁打2)を含む16安打、8打点をマークした。

     最終週の5つを加え、今季はメジャー最多の24盗塁を記録。モンデシーが週間MVPに選出されるのはメジャー5年目で初めてである。

     一方、好調な打棒でブレーブスを牽引してきたオズーナは打率.500、3本塁打、8打点、出塁率.606、長打率.923、OPS1.529の好成績をマーク。レギュラーシーズン最終戦で放った本塁打でリーグ単独トップに立ち、二冠王となった。

     1年契約でブレーブスに加入した今季は全60試合に出場し、打率.338、18本塁打、56打点、OPS1.067というキャリアハイの大活躍。同僚のフレディ・フリーマンとともにMVP候補にも名前が挙がっている。オズーナが週間MVPに選出されるのは今月2度目、キャリア通算では5度目となった。

  • 2020年シーズン タイトルホルダー&日本人選手最終成績一覧

    2020.9.28 10:30 Monday

     メジャーリーグは日本時間9月28日にレギュラーシーズンが終了。DJ・レメイヒュー(ヤンキース)が1900年以降の近代野球では史上初となる両リーグ首位打者を達成し、メジャー全体の投手三冠王となったシェーン・ビーバー(インディアンス)は2006年のヨハン・サンタナ(ツインズ)以来の快挙。また、フアン・ソト(ナショナルズ)はリーグ史上最年少の首位打者となった。ここでは各リーグのタイトルホルダーと日本人選手9名の今季最終成績を紹介する。

    タイトルホルダー

    首位打者
    【ア】DJ・レメイヒュー(ヤンキース).364
    【ナ】フアン・ソト(ナショナルズ).351

    本塁打王
    【ア】ルーク・ボイト(ヤンキース)22
    【ナ】マーセル・オズーナ(ブレーブス)18

    打点王
    【ア】ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)60
    【ナ】マーセル・オズーナ(ブレーブス)56

    盗塁王
    【ア】アダルベルト・モンデシー(ロイヤルズ)24
    【ナ】トレバー・ストーリー(ロッキーズ)15

    最優秀防御率
    【ア】シェーン・ビーバー(インディアンス)1.63
    【ナ】トレバー・バウアー(レッズ)1.73

    最多勝
    【ア】シェーン・ビーバー(インディアンス)8
    【ナ】ダルビッシュ有(カブス)8

    最多奪三振
    【ア】シェーン・ビーバー(インディアンス)122
    【ナ】ジェイコブ・デグロム(メッツ)104

    最多セーブ
    【ア】ブラッド・ハンド(インディアンス)16
    【ナ】ジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ)13

    日本人選手

    ダルビッシュ有(カブス)
    12試合(12先発) 8勝3敗0セーブ 防御率2.01
    76回 奪三振93 与四球14 被打率.211 WHIP0.96

    前田健太(ツインズ)
    11試合(11先発) 6勝1敗0セーブ 防御率2.70
    66回2/3 奪三振80 与四球10 被打率.168 WHIP0.75

    田中将大(ヤンキース)
    10試合(10先発) 3勝3敗0セーブ 防御率3.56
    48回 奪三振44 与四球8 被打率.257 WHIP1.17

    菊池雄星(マリナーズ)
    9試合(9先発) 2勝4敗0セーブ 防御率5.17
    47回 奪三振47 与四球20 被打率.238 WHIP1.30

    平野佳寿(マリナーズ)
    13試合 0勝1敗4セーブ 1ホールド 防御率5.84
    12回1/3 奪三振11 与四球8 被打率.340 WHIP2.11

    山口俊(ブルージェイズ)
    17試合 2勝4敗0セーブ 1ホールド 防御率8.06
    25回2/3 奪三振26 与四球17 被打率.283 WHIP1.75

    大谷翔平(エンゼルス)
    【投手成績】
    2試合(2先発) 0勝1敗0セーブ 防御率37.80
    1回2/3 奪三振3 与四球8 被打率.375 WHIP6.60
    【野手成績】
    44試合 153打数29安打 打率.190 7本塁打 24打点
    7盗塁 50三振 出塁率.291 長打率.366 OPS.657

    筒香嘉智(レイズ)
    51試合 157打数31安打 打率.197 8本塁打 24打点
    0盗塁 50三振 出塁率.314 長打率.395 OPS.708

    秋山翔吾(レッズ)
    54試合 155打数38安打 打率.245 0本塁打 9打点
    7盗塁 34三振 出塁率.357 長打率.297 OPS.654

  • ポストシーズン進出16球団が確定 日本時間30日に開幕

    2020.9.28 10:00 Monday

     メジャーリーグはレギュラーシーズン最終日となった日本時間9月28日にカージナルスとブリュワーズのポストシーズン進出が決定し、ポストシーズンに進出する16球団の顔ぶれとシード順が確定した。最初のラウンドとなるワイルドカード・シリーズ(2戦先勝・最大3試合制)はアメリカン・リーグが日本時間9月30日、ナショナル・リーグが日本時間10月1日に開幕する。

     ワイルドカード・シリーズの試合は上位シード球団の本拠地球場で行われる。地区シリーズ以降はア・リーグがカリフォルニア州(サンディエゴとロサンゼルス)、ナ・リーグがテキサス州(アーリントンとヒューストン)での集中開催となり、ワールドシリーズはレンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドで行われることになっている。

     各リーグのシード順とワイルドカード・シリーズの組み合わせは以下の通り(対戦カードの後者がホームチーム)。

    アメリカン・リーグ
    【1】レイズ(東部地区1位)
    【2】アスレチックス(西部地区1位)
    【3】ツインズ(中部地区1位)
    【4】インディアンス(中部地区2位)
    【5】ヤンキース(東部地区2位)
    【6】アストロズ(西部地区2位)
    【7】ホワイトソックス(中部地区3位)
    【8】ブルージェイズ(東部地区3位)

    ブルージェイズ対レイズ
    ホワイトソックス対アスレチックス
    アストロズ対ツインズ
    ヤンキース対インディアンス

    ナショナル・リーグ
    【1】ドジャース(西部地区1位)
    【2】ブレーブス(東部地区1位)
    【3】カブス(中部地区1位)
    【4】パドレス(西部地区2位)
    【5】カージナルス(中部地区2位)
    【6】マーリンズ(東部地区2位)
    【7】レッズ(中部地区3位)
    【8】ブリュワーズ(中部地区4位)

    ブリュワーズ対ドジャース
    レッズ対ブレーブス
    マーリンズ対カブス
    カージナルス対パドレス

     ポストシーズン出場枠が拡大された影響で、アストロズとブリュワーズは勝率5割未満(ともに29勝31敗)ながらポストシーズンに進出。ナ・リーグ中部地区からはパイレーツを除く4球団がポストシーズンにコマを進めた。

     日本人選手はレイズの筒香嘉智、ツインズの前田健太、ヤンキースの田中将大、ブルージェイズの山口俊、カブスのダルビッシュ有、レッズの秋山翔吾の6人。2008年(7人)以来の多さとなった。

  • カージナルスとブリュワーズのポストシーズン進出が決定

    2020.9.28 09:30 Monday

    【ブリュワーズ2-5カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

     カージナルスは5対2でブリュワーズを破り、2年連続のポストシーズン進出を決めた。第5シードでのポストシーズン進出となり、ワイルドカード・シリーズでは第4シードのパドレスと対戦する。一方、敗れたブリュワーズはジャイアンツとフィリーズがともに敗れたため、第8シードでのポストシーズン進出が決定。ワイルドカード・シリーズの対戦相手はメジャー最高勝率のドジャースとなった。

     異例の60試合制で開催された2020年のレギュラーシーズンだったが、そのなかでもカージナルスは極めて変則的な日程での戦いを強いられた。開幕からの5試合を消化後、チーム内で新型コロナウイルスのクラスターが発生したことにより17日間にわたってシーズンが中断。その後の44日間で11度のダブルヘッダーを含む53試合を消化し、超過密日程を乗り越えてポストシーズンにたどり着いた。

     ジョン・モゼリアック野球部門社長は試合前、「ダブルヘッダーや相次ぐスケジュールの変更など、本当に大変な状況が続いてきた」と今季の戦いを回顧。「このような状況のなか、文句を言う者は一人もおらず、監督とコーチがチームをまとめ、戦い続けてくれた。私はそれを本当に誇りに思う。6週間前の状況を考えれば、ポストシーズンに進出するチャンスがあるのは幸運だと思う」とチームの戦いぶりを称えた。

     カージナルスは3回裏に3本のタイムリーに相手のミスが絡んで4点を先制。4回表に1点を返されたが、直後の4回裏にハリソン・ベイダーの4号ソロで突き放した。9回表二死一・二塁からジェイコブ・ノッティングハムのタイムリーで1点を返されたものの、5対2で逃げ切り。カージナルス2番手のジオバニー・ガイエゴスが今季2勝目(2敗)、4番手のアレックス・レイエスが今季初セーブをマークし、ブリュワーズ先発のブレット・アンダーソンは今季4敗目(4勝)を喫した。

  • ツインズの地区優勝が決定 秋山は2打数無安打で打率.245

    2020.9.28 09:00 Monday

    【レッズ5-3ツインズ】(延長10回タイブレーク)@ターゲット・フィールド

     ツインズはタイブレークの末、レッズに3対5で敗れたものの、ホワイトソックスがカブスに敗れたため2年連続の地区優勝が決定。第3シードでポストシーズンに進出し、ワイルドカード・シリーズでは第6シードのアストロズと対戦する。一方、勝利したレッズは第7シードが確定。ワイルドカード・シリーズの対戦相手は第2シードのブレーブスに決定した。

     レッズがソニー・グレイ、ツインズがリッチ・ヒルの先発で始まった一戦は両投手の好投によりロースコアの展開となり、6回を終了した時点でツインズが2対1と1点をリード。しかし、7回表一死から登板した3番手のタイラー・クリッパードがリードを守れず、フレディ・ギャルビスにタイムリーを浴びて同点に追い付かれた。

     ツインズは8回裏に一死一・二塁のチャンスを迎えたものの、ネルソン・クルーズが併殺打に倒れて勝ち越しならず。試合は同点のままタイブレークに突入し、レッズが10回表にタッカー・バーンハートのタイムリー、ジョーイ・ボットーの押し出し四球、エウヘニオ・スアレスのタイムリーで3点を勝ち越した。

     ツインズはその裏、マーウィン・ゴンザレスのタイムリーで1点を返したが、後続が倒れて3対5で試合終了。レギュラーシーズン最終戦を白星で飾ることはできなかったが、2年連続の地区優勝となった。レッズ5番手のライセル・イグレシアスが今季4勝目(3敗)。ツインズ5番手のケイレブ・シールバーに今季初黒星(2敗)が記録された。

     レッズの秋山翔吾は、左腕ヒルが先発だったためベンチスタート。7回表にニック・センゼルの代打として登場したが、この打席はレフトライナー、9回表の第2打席は空振り三振に倒れ、2打数ノーヒットだった。メジャー1年目の最終成績は打率.245、0本塁打、9打点、7盗塁、OPS.654となっている。

  • マリナーズは最終戦を白星で飾れず 平野3失点で今季初黒星

    2020.9.28 08:30 Monday

    【マリナーズ2-6アスレチックス】@オークランド・コロシアム

     マリナーズは2対2の同点で迎えた7回裏に3番手の平野佳寿が3点を失い、アスレチックスに2対6で敗れた。終盤までポストシーズン進出の可能性を残したものの、最終的には27勝33敗、アメリカン・リーグ西部地区3位で2020年シーズンを終了。一方のアスレチックスは第2シードでのポストシーズン進出が確定し、ワイルドカード・シリーズでは第7シードのホワイトソックスと対戦する。

     マリナーズ先発のマルコ・ゴンザレスはシェーン・ビーバー(インディアンス)と並んで最多勝のタイトルを手にするチャンスがあったが、1点リードの5回裏にチャド・ピンダーのタイムリーで同点に追い付かれ、5回6安打2失点で降板。今季8勝目をマークすることはできなかった。

     アスレチックス先発のフランキー・モンタスは直近6先発で防御率10.88と不振を極めていたが、マリナーズ打線を相手に奪三振ショーを展開。1回表にタイ・フランス、2回表にJ・P・クロフォードにタイムリーを浴びて2点を失ったものの、6回113球を投げて被安打4、奪三振13、与四球2、失点2(自責点0)という好投を披露した。

     試合は2対2の同点で迎えた7回裏にジェイク・ラムが平野から3号ソロを放ち、アスレチックスが勝ち越しに成功。さらに一死満塁とチャンスを広げ、マーク・キャナのタイムリー二塁打で2点を追加した。アスレチックスは8回裏にもキャナの押し出し四球で1点を追加。リリーフ陣が終盤3イニングを無失点に抑え、6対2でマリナーズを破った。

     アスレチックス2番手のユスメイロ・ペティートが今季2勝目(1敗)をマーク。平野は27球を投げて一死しか取れず、被安打3(うち被本塁打1)、奪三振1、与四球2、失点3という投球内容で今季初黒星(0勝・防御率5.84)を喫した。

  • レイズ快勝で今季40勝目 筒香は5打数無安打2三振で打率.197

    2020.9.28 08:00 Monday

    【フィリーズ0-5レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     すでにアメリカン・リーグの第1シードでポストシーズンに進むことが決まっているレイズは、フィリーズに5対0で快勝し、今季40勝目をマーク。一方のフィリーズは、レイズに勝利してブリュワーズとジャイアンツがともに敗れればポストシーズンに進出できたものの、レイズ投手陣から得点を奪うことができず、2020年シーズンの戦いを終えた。

     レイズはフィリーズ先発のアーロン・ノラから2回裏に一死一・三塁のチャンスを作り、ケバン・スミスのタイムリーで1点を先制。3回裏は二死から一・三塁のチャンスを迎え、ジョーイ・ウェンドルとハンター・レンフローの連続タイムリーで2点を追加した。

     先発のジョシュ・フレミングが6回4安打無失点の快投を見せるなか、6回裏にはタイムリー三塁打を放ったマイク・ブロソーが暴投で生還し、さらに2点を追加。7回以降はオリバー・ドレイク、アーロン・ループ、ライアン・シェリフが各1イニングを無失点に抑え、フィリーズ打線をシャットアウトした。

     好投したフレミングはデビューから負けなしの5勝目をマーク。防御率は試合前の3.42から2.78へ大きく向上した。4回途中6安打3失点で降板したノラには今季5敗目(5勝)が記録されている。

     レイズの筒香嘉智は「1番・サード」で先発出場したものの、空振り三振、空振り三振、レフトフライ、セカンドゴロ、サードゴロで5打数ノーヒット。打率.197、8本塁打、24打点、OPS.708という成績でメジャー1年目のレギュラーシーズンを終えた。

  • エンゼルス3連敗でシーズン終了 大谷は4打数1安打で打率.190

    2020.9.28 07:30 Monday

    【エンゼルス0-5ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     ポストシーズンに進めないことがすでに確定しているエンゼルスは、ドジャースとの「フリーウェイ・シリーズ」3連戦の最終戦に0対5で敗れ、3連敗で2020年のレギュラーシーズンを終了。試合後にはビリー・エプラーGMの解任が発表された。一方のドジャースは43勝17敗(勝率.717)という好成績でレギュラーシーズンを終えた。

     エンゼルスは先発のパトリック・サンドバルがAJ・ポロックに15号先頭打者アーチを被弾。3回裏には3連続四球で無死満塁のピンチを招き、コリー・シーガーの併殺打の間に2点目、ジャスティン・ターナーの打球を一塁ジャレッド・ウォルシュが落球する間に3点目を失って左ふくらはぎ痛により負傷降板となった。

     試合はエンゼルスが走者を二塁に進めることができないまま終盤に突入し、ドジャースは7回裏にポロックの16号2ランで2点を追加。8回表を5番手のブルスダル・グラテロル、9回表を6番手のケンリー・ジャンセンが三者凡退に抑え、5対0で快勝した。

     ドジャース2番手のダスティン・メイが4回2安打無失点の好投で今季3勝目(1敗)をマーク。ドジャースは6人の投手によるリレーでエンゼルス打線をわずか3安打に封じた。3回途中1安打3失点(自責点2)のサンドバルには今季5敗目(1勝)が記録されている。

     エンゼルスの大谷翔平は「4番・指名打者」で先発出場し、2回表の第1打席でファーストへの内野安打を放ったが、二塁への盗塁に失敗。その後は空振り三振、ショートフライ、ファーストゴロに終わり、レギュラーシーズン最終戦は4打数1安打だった。2020年の最終成績は打率.190、7本塁打、24打点、7盗塁、OPS.657となっている。

  • オリオールズ逆転勝利 山口2回3失点で4敗目&防御率8.06

    2020.9.28 07:00 Monday

    【オリオールズ7-5ブルージェイズ】@セーレン・フィールド

     勝てば地区2位浮上のチャンスがあったブルージェイズだが、同点の5回表に2番手の山口俊が3点を失い、5対7でオリオールズに敗れた。この結果、アメリカン・リーグの第8シードでポストシーズンに進むことが確定し、ワイルドカード・シリーズでは第1シードのレイズと対戦することになった。

     1対1の同点で迎えた3回裏、ブルージェイズはオリオールズ先発のキーガン・エイキンからブラディミール・ゲレーロJr.が9号ソロ、ルルデス・グリエルJr.が11号2ランを放ち、3点をリード。しかし、先発のタナー・ロアークが4回表に3点差を追い付かれ、4対4の同点で迎えた5回表は山口がマウンドに上がった。

     山口はライアン・マウントキャッスルとレナト・ヌニェスに連打を浴び、無死一・二塁のピンチを招いた。ここでリオ・ルイーズのタイムリー二塁打であっさり勝ち越しを許すと、次打者ハンザー・アルベルトのショートゴロの間にヌニェスが生還して2失点目。二死後、パット・バライカにもタイムリーを浴び、3点目を失った。

     山口は6回表も続投し、二死からDJ・スチュワートに四球を与えたが、マウントキャッスルをファーストへのファウルフライに打ち取って無失点。2回34球を投げて被安打4、奪三振0、与四球1、失点3という投球内容でレギュラーシーズン最後の登板を終えた。

     ブルージェイズは8回裏に1点を返したが、7対5でオリオールズが勝利。オリオールズ2番手のトラビス・レイキンスSr.が今季3勝目(2敗)、6番手のセザー・バルデスが今季3セーブ目をマークし、山口には今季4敗目(2勝・防御率8.06)が記録された。

  • ドジャースがエンゼルスに今季5戦5勝 4番・大谷は4打数無安打

    2020.9.27 14:20 Sunday

    【エンゼルス6-7ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     ドジャースは一時エンゼルスにリードを奪われたものの、試合後半の一発攻勢で逆転に成功。7対6でエンゼルスを破り、エンゼルスとの「フリーウェイ・シリーズ」は今季5戦5勝となった。ドジャース先発のトニー・ゴンソリンが今季2勝目(2敗)、4番手のアダム・コラレックが今季初セーブを記録。エンゼルス4番手のハンセル・ロブレスは今季2敗目(0勝)を喫した。

     ドジャースは1回裏にエンゼルス先発のフリオ・テーランから一死満塁のチャンスを迎え、コディ・ベリンジャーの押し出し四球、ウィル・スミスのタイムリーなどで3点を先制。テーランは1イニングを投げただけで降板し、今季は0勝4敗、防御率10.05とチームの期待を大きく裏切った。

     ポストシーズン進出の可能性が消滅したため、新人を多くスタメン起用したエンゼルスは、3回表先頭のジョー・アデルが二塁打を放ってチャンスメイクし、続くジャーメイ・ジョーンズがタイムリー。次打者エリオット・ソトにもヒットが飛び出し、メジャー初打席の選手が二者連続(ジョーンズとソト)でヒットを放つのは2016年8月13日(現地時間)のレイズ戦でヤンキースのタイラー・オースティンとアーロン・ジャッジが二者連続本塁打を放って以来の快挙となった。

     エンゼルスはこの回、ジャレッド・ウォルシュの2点タイムリー三塁打で同点とし、アルバート・プーホルスの犠飛で勝ち越しに成功。しかし、ドジャースは6回裏にジョク・ピーダーソンが逆転の7号2ランを放ち、7回裏にエドウィン・リオスの8号ソロ、8回裏にウィル・スミスの8号ソロが飛び出してリードを3点に広げた。9回表にエンゼルスがデービッド・フレッチャーのタイムリー二塁打で2点を返したが、7対6でドジャースが逃げ切り。二死一・三塁のチャンスで大谷翔平が最後の打者となった。

     「4番・指名打者」で先発出場した大谷は、空振り三振、レフトフライ、見逃し三振、四球、ピッチャーゴロで4打数ノーヒット。今季の打率は.188、出塁率は.292、OPSは.662となった。

  • 大混戦のポストシーズン争い 決着はシーズン最終日へ

    2020.9.27 14:00 Sunday

     ポストシーズンの各リーグ8枠のうち、現時点でシード順が確定しているのはアメリカン・リーグが第1シードのレイズと第6シードのアストロズ、ナショナル・リーグは第1~4シードのドジャース、ブレーブス、カブス、パドレスだけ。ア・リーグは中部地区の優勝チーム、ナ・リーグはポストシーズン進出の残り2チームが決まっておらず、決着はレギュラーシーズン最終日に持ち越されることになった。

     ア・リーグ中部地区はツインズがホワイトソックスに1ゲーム差をつけて首位に立っている。ホワイトソックスは同地区内の成績でツインズを上回っているため、明日の試合でツインズが敗れてホワイトソックスが勝利し、同率で並んだ場合はホワイトソックスが地区優勝、それ以外の場合はツインズが地区優勝となる。

     ナ・リーグの残り2枠をめぐる争いは混沌としている。ポストシーズン進出の可能性を残しているのはカージナルス、ブリュワーズ、ジャイアンツ、フィリーズの4チーム。フィリーズがポストシーズンに進出するためには、ブリュワーズとジャイアンツがともに敗れ、フィリーズが勝利するしかない(この場合、カージナルスとフィリーズがポストシーズン進出)。

     ブリュワーズ、ジャイアンツ、フィリーズの3チームがいずれも敗れた場合はカージナルスとブリュワーズがポストシーズンに進出(同地区内の成績でブリュワーズがジャイアンツを上回るため)。ブリュワーズが勝利し、ジャイアンツが敗れた場合もカージナルスとブリュワーズがポストシーズン進出となる。また、ジャイアンツが勝利し、ブリュワーズが敗れた場合はカージナルスとジャイアンツがポストシーズンに進出する。

     話がややこしくなるはブリュワーズとジャイアンツがともに勝利した場合だ。この場合、ブリュワーズとジャイアンツが30勝30敗、カージナルスが29勝29敗となるため、3チームが勝率5割で並ぶ。この3チームのうち上位2チームがポストシーズンに進出することになるが、ブリュワーズは同地区内の成績でジャイアンツを上回ることが確定しているため、この段階でポストシーズン進出が決定する。

     残り1枠はカージナルスまたはジャイアンツとなるが、カージナルスはタイガースとの2試合が未消化であり、この2試合が日本時間9月29日に行われる。ただし、同地区内の成績でカージナルスがジャイアンツを上回っているため、ジャイアンツがポストシーズン進出となるのはカージナルスがタイガースに連敗して29勝31敗となった場合のみである。2試合のうちカージナルスが1つでも勝てばカージナルスがジャイアンツを上回ることが確定するため、ダブルヘッダー第1試合でカージナルスが勝利した場合、第2試合は行われない。

     なお、未消化となっているカージナルスの2試合が行われるのは「ポストシーズンに進出できるかどうかが決まる場合」または「ワイルドカード・シリーズの本拠地開催権に影響がある場合」のみと発表されている。ナ・リーグはすでに第1~4シードが決まっているため、第5~8シードの序列に影響があるだけではこの2試合は開催されない。

  • ツインズが地区優勝に前進 秋山3打数2安打で打率.248

    2020.9.27 11:40 Sunday

    【レッズ3-7ツインズ】@ターゲット・フィールド

     残り2試合に連勝すれば自力で地区優勝を決められるツインズは、昨日ポストシーズン進出を決めたレッズに7対3で勝利。この結果、ツインズは第4シード以上となることが確定し、ワイルドカード・シリーズの本拠地開催が決定した。明日のレギュラーシーズン最終戦でツインズが勝利するかホワイトソックスが敗れれば2年連続の地区優勝が決定する。

     ツインズは1回表にいきなり無死一・二塁のピンチを招き、ジョーイ・ボットーのタイムリー二塁打とマイク・ムスターカスの犠飛で2点を先制されたが、直後の1回裏にネルソン・クルーズのタイムリーが出て1点差。3回裏には一死二塁からルイス・アラエスとエディ・ロサリオが二者連続でタイムリー二塁打を放ち、逆転に成功した。

     4回裏にレッズ先発のルイス・カスティーヨの暴投で1点を追加し、5回裏にはアラエスが再びタイムリー二塁打を放って5点目。7回表に秋山翔吾の代打として登場したニック・カステヤーノスのタイムリーで1点を返されたが、7回裏にアラエスのタイムリーとロサリオの犠飛で2点を追加し、レッズを突き放した。

     アラエスは3本のタイムリーを含む4打数4安打3打点の大活躍。ツインズ2番手のタイラー・クリッパードが今季2勝目(1敗)をマークし、レッズ先発のカスティーヨは今季6敗目(4勝)を喫した。

     「1番・レフト」で先発出場した秋山は、初回の第1打席でレフトへのヒットを放ったあと、今季7個目の盗塁を決めてチャンスメイク。2回表の第2打席でもショートへの内野安打を放ち、今季8度目のマルチ安打となった。5回表の第3打席はレフトフライに倒れ、7回表一死一・二塁のチャンスで迎えた第4打席で代打を送られて途中交代。3打数2安打で今季の打率は.248、出塁率は.361、OPSは.662となった。

  • レイズのリーグ最高勝率が決定 筒香は同点タイムリー&3四球

    2020.9.27 11:20 Sunday

    【フィリーズ3-4レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     レイズはアスレチックスがマリナーズとのダブルヘッダー第1試合に敗れたため、フィリーズ戦の開始前にアメリカン・リーグ最高勝率が確定。「勢いに乗ってポストシーズンに突入したい」という方針のもと、フィリーズを4対3で破った。なお、ワイルドカード・シリーズの対戦相手は同地区のヤンキースまたはブルージェイズに絞られている。

     逆転でのポストシーズン進出に向けて絶対に負けられない戦いが続くフィリーズを迎え撃ったレイズは、初回に三塁・筒香嘉智のタイムリーエラー(悪送球)で先制を許したものの、4回裏二死二塁のチャンスで筒香が汚名返上の同点タイムリー。スピードボールに苦戦する場面が目立つ筒香だが、96.6マイル(約155キロ)のフォーシームを弾き返した見事な一打だった。

     直後の5回表にアンドリュー・マカッチェンの10号ソロで勝ち越しを許したが、5回裏二死二塁からマイク・ズニーノのタイムリーで同点とし、さらに二死一・二塁からブランドン・ラウとウィリー・アダメスの連続タイムリーで2点を勝ち越し。7回表にブライス・ハーパーのタイムリーで1点差に詰め寄られたものの、なんとかリードを守り、4対3で逃げ切った。

     レイズ3番手のピート・フェアバンクスが今季6勝目(3敗)、5番手のアーロン・スレジャースが今季2セーブ目をマークし、フィリーズ先発のザック・ウィーラーは今季2敗目(4勝)。なお、フィリーズはジャイアンツが現在行われているパドレス戦に勝利すれば、ポストシーズン進出の可能性が完全に消滅する。

     筒香は「4番・サード」で先発出場し、同点タイムリーを放った第2打席以外の3打席はいずれも四球で出塁。1打数1安打1打点3四球で今季の打率は.204、出塁率は.322、OPSは.730となった。

  • 2位カージナルスが完封負け カブスの地区優勝が決定

    2020.9.27 11:00 Sunday

    【ブリュワーズ3-0カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

     勝てばポストシーズン進出が決まるカージナルスはわずか2安打しか打てず、ブリュワーズに0対3で完封負け。この結果、地区優勝へのマジックナンバーを「1」としていたカブスの地区優勝が決定した。また、勝利したブリュワーズはポストシーズン進出の可能性をレギュラーシーズン最終日まで残した。

     カージナルスは大ベテランのアダム・ウェインライトが先発したが、4回表先頭のライアン・ブラウンに8号ソロ、次打者ダニエル・ボーグルバックに6号ソロと二者連続アーチを浴びて2失点。7回表は簡単に二死を取ったものの、オーランド・アルシアに二塁打を許したあと、オマー・ナルバエスにタイムリーを浴び、3点目を失った。

     カージナルス打線はブリュワーズ先発のブランドン・ウッドラフに圧倒され、2回裏先頭のヤディアー・モリーナがチーム2本目のヒットを打って以降、19人連続で凡退。8回裏一死からマット・カーペンターが四球で出塁したが、後続2人が倒れ、ウッドラフの快投の前に二塁すら踏むことができなかった。

     3点ビハインドで迎えた9回裏は、ブリュワーズの守護神ジョシュ・ヘイダーに三者凡退に抑えられ、0対3で試合終了。10個の三振を奪って8回2安打無失点という見事なピッチングを見せたウッドラフが今季3勝目(5敗)、ヘイダーが今季13セーブ目をマークし、ウェインライトは今季3敗目(5勝)を喫した。

     なお、39歳のウェインライトは今オフの去就次第では今日の試合がカージナルスの一員としてブッシュ・スタジアムで登板する最後の試合となった可能性がある。その試合を白星で飾ることはできなかった。

« Previous PageNext Page »