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  • ホワイトソックス・モンカダに三塁転向の可能性

    2019.2.19 11:50 Tuesday

     ホワイトソックスの正二塁手ヨアン・モンカダは、スプリング・トレーニングの直近3日間、主に三塁で守備練習を行っている。この動きは、今オフに検討されたポジション変更の第一段階となる可能性がある。リック・レンテリア監督は「出来る限り三塁守備の練習もやらせるつもりだ。彼が開幕戦に三塁手として出場したとしても驚かないでおくれよ」と発言。「彼のフレキシビリティを高めることで、彼の能力をさらに引き出すことが本当の狙いだけどね」と指揮官は語ったが、本格的な三塁コンバートが行われる可能性もありそうだ。

     モンカダは「新たなことにチャレンジするために、スプリング・トレーニング以上に適した期間はない」と語ったが、実際に三塁コンバートが行われるかどうかについては把握していない様子。しかし、「僕はチームの手助けをするためにここにいるのだから、三塁を守ってほしいと言われたら、もちろん三塁を守るよ。過去にも守ったことがあるし、三塁守備の感覚も悪くないからね」と将来的なポジション変更に前向きな姿勢を示した。

     昨季二塁手としてメジャー最多の21失策を喫したモンカダ。もしモンカダが三塁に移ることになれば、正三塁手のヨルマー・サンチェスは本職の二塁に戻ることができる。また、モンカダが三塁に回ることにより、昨年のドラフト1巡目指名選手であるニック・マドリガルが将来的に二塁に入るための枠を空けることも可能になる。「三塁・モンカダ」は長期的なチーム構想にフィットするのだ。

     ただし、ホワイトソックスがマニー・マチャドの獲得に成功すれば、話は変わってくる。マチャドが加入して三塁を守るのであれば、モンカダは二塁に留まることになるだろう。もちろん、マチャドが遊撃に入り、ティム・アンダーソンが遊撃から二塁、モンカダが二塁から三塁に移る可能性も残されているが、レンテリアは「チームにいない選手のことは気にしない。今チームにいる選手のことをしっかり考えるべきだ」とマチャド獲得を視野に入れたチーム作りをすることを否定している。

  • 「時が来た」 ジャイアンツ・ボウチー監督が今季限りで退任へ

    2019.2.19 11:20 Tuesday

     ジャイアンツを3度のワールドシリーズ制覇(2010年・2012年・2014年)に導いた名将ブルース・ボウチーが、自身の監督25年目のシーズンとなる今季を最後に退任する意向を明らかにした。パドレスの監督を12年間務め、今季がジャイアンツの監督として13年目のシーズンとなるボウチーは「私の考えでは、(退任する)時が来たんだ。信じられないくらいの監督人生だった。選手たち、街、ファンのみなさんには本当に感謝している」と感謝を口にし、選手たちに対しては日本時間2月19日に行われた今春初の全体練習前のミーティングにて、自身の決断を伝えたようだ。

     ボウチーは今年4月に64歳の誕生日を迎える。近年は健康状態に不安を抱えながらのシーズンが続いていたが、「それは退任を決めた理由ではない」と明言。今季限りでの退任については、昨季終了時から熟考を続けていたといい、「これは自分で決めたことだ。先週考え始めたようなことではない。昨季の終わりからずっと話し合いを続けてきた」とファーハン・ザイディが新たに野球部門社長に就任したことによる影響であることも否定した。

     指揮官の決断を聞いたブランドン・ベルトは「少しショックを受けたよ。僕がメジャーに昇格してから、彼がずっと監督だったからね。いつかこの日が来るとは思っていたけど、実際に彼の口からそれを聞くと、やっぱり少しショックだった」と悲しげな表情を浮かべたものの、「彼のラストイヤーを素晴らしいものにするために頑張るだけさ」とすぐに気持ちを切り替えていた。

     ボウチーの監督通算1926勝は歴代11位に位置する。今季82勝をマークすれば、殿堂入りの名将レオ・ドローチャーと並んで歴代10位に浮上。また、ジャイアンツの監督としての通算975勝は、殿堂入りの名将ジョン・マグロー(2583勝)に次ぐ数字だ。パドレス監督時代の1996年にナ・リーグ最優秀監督賞を受賞し、2年後の1998年にはパドレスを球団史上2度目のリーグ優勝に導いている。

     監督通算2000勝まであと74勝。ワールドシリーズ制覇3度の実績を考えると、将来的なアメリカ野球殿堂入りは確実と言えそうだ。

  • レッズ・ベル新監督 充実の外野陣の起用法は?

    2019.2.19 11:00 Tuesday

     レッズの外野陣は、ドジャースからヤシエル・プイーグとマット・ケンプが加入したことにより、プイーグ、ケンプ、ジェシー・ウィンカー、スコット・シェブラー、有望株ニック・センゼルの5人で3つのポジションを争う状況となっている。外野の両翼を本職とする選手が多い一方、純粋な中堅手がおらず、デービッド・ベル新監督は外野陣の起用法に頭を悩ませている。ベルはこれらの有力外野手たちを、いかに使い分け、いかに使いこなしていくのだろうか。

     ベルは、日本時間2月19日に行われた今春初めての全体練習に先駆けて、「どこかのタイミングで、我々は難しい決断を強いられることになるだろうね」とコメント。「毎日、どの選手が最もチームに貢献してくれるかということを考えながら(オーダーを組むという)決断をすることが楽しみだよ。優れた選手が多いのは良いことだ。選手たちはみんな(試合で)プレイしたがっている。良い競争が行われるだろうね」と外野陣のレギュラー争いに期待を寄せた。

     レギュラー争いのカギを握るのは、チーム最高の有望株にして、MLB Pipelineが発表したプロスペクト・ランキングで全体6位にランクインしたセンゼルだ。好打を誇るセンゼルだが、内野のレギュラーが固定されていることもあり、今季は中堅の守備にも挑戦する予定となっている。現在は新たなポジションについて学んでいる最中だが、センゼルが新たなポジションにうまく適応できれば、「中堅手不在」というチームの課題の1つは解決するだろう。

     ベルは「センゼルは間違いなく外野陣のカギを握る存在だよ。彼は我々の球団組織の重要な一員なんだ。みんな、彼の明るい未来を信じている。チームにとって、そして彼にとって、ベストの選択をすることが大切だね」とセンゼルの重要性を強調。また、昨季4割を超える出塁率をマークしたウィンカーについては「まだ成長の余地はあるけど」と前置きしつつも、500打席前後の出場機会を与える方針であることを明らかにした。

     センゼルが中堅守備に適応したと仮定したうえで、ベルの発言から判断する限り、現時点では左翼・ウィンカー、中堅・センゼル、右翼・プイーグが基本布陣となり、右打ちのケンプは左打ちのウィンカーとのプラトーン要員、シェブラーは外野3ポジションのバックアップ役を任されることになりそうだ(センゼルがAAA級スタートの場合はシェブラーが中堅に入る見込み)。

  • レッズが便利屋・ディートリックとマイナー契約へ

    2019.2.19 10:30 Tuesday

     日本時間2月19日、MLBネットワークのケン・ローゼンタールが報じたところによると、レッズはフリーエージェントのユーティリティ・プレイヤー、デレク・ディートリックとマイナー契約を結ぶことで合意に至ったようだ。ローゼンタールは、今回の契約にはスプリング・トレーニングへの招待が含まれ、メジャーのロースター入りを果たした場合の年俸は200万ドルであることを報じている。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みだ。

     現在29歳のディートリックは、昨季マーリンズで主に左翼と一塁を守りながら149試合に出場して自身初の規定打席到達。29四球に対して140三振と相変わらず打撃は粗かったものの、打率.265、16本塁打、45打点、OPS.751と及第点の成績を残した。2016年に412打席で24個(リーグ最多)ぶつけられた死球の多さも健在で、昨季はリーグ2位の21死球。これで2ケタ死球は5年連続となった。

     左翼と一塁のほか、三塁、二塁、右翼での出場経験があり、便利屋的存在としてマーリンズに貢献してきたディートリックだが、昨年11月にDFAとなり、ウエーバーを通過したあとマイナー降格ではなくフリーエージェントとなることを選択。その後、新天地を見つけるまでに3ヶ月近くを要したが、ようやくレッズとのマイナー契約に至った。

     レッズはヤシエル・プイーグとマット・ケンプの加入により外野陣は充実しているものの、内野陣はレギュラーに優秀な人材が揃っている一方、控えが人材不足。遊撃以外の内野3ポジションを守れるディートリックは貴重な戦力となりそうだ。4年連続OPS.750以上をマークするなど平均以上の打力を有するユーティリティ・プレイヤーであることを考えると、大きな故障がない限り、ロースター入りの切符を手にする可能性は非常に高いと言えるのではないだろうか。

  • フィリーズがハーパー獲得に前進か 10年3億ドル以上との報道も

    2019.2.18 12:15 Monday

     オフシーズンに突入してから数ヶ月間、ブライス・ハーパー争奪戦の先頭を走り続けてきたフィリーズだが、いよいよスーパースター獲得に向けて大きく前進し始めているようだ。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、フィリーズとハーパーの交渉が本格化し始めているという。関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、フィリーズとスコット・ボラス(ハーパーの代理人)の間の交渉には進展が見られる一方、契約成立はまだ差し迫った状況ではない模様。ハーパー争奪戦においてフィリーズが一歩リードしたものの、パドレス、ジャイアンツ、ホワイトソックスもまだ「獲得失敗」を伝えられたわけではなく、すぐに契約が決まるわけではないようだ。

     フィリーズはオフシーズン当初からフリーエージェント市場の目玉であるスター選手、ハーパーとマニー・マチャドの獲得を目指してきた。両選手の代理人はいずれも、フィリーズ以上の資金力を有する球団がないことを認識しており、他球団との交渉はフィリーズからの提示条件の引き上げを狙ったものであると見られている。フィリーズのハーパーに対するオファーについて、「10年3億ドル以上」と報じているメディアもあり、ボラスはフィリーズからハーパーが納得するオファーを引き出すことに成功しているようだ。

     「フィリーズはハーパーよりマチャドを好んでいる」との報道も出ていたが、強打者であるハーパーが集客力のある「真のスーパースター」であること、ゲーブ・キャプラー監督が「ハーパーの守備は昨季の指標が示すより優秀だ」と発言していることなどから、フィリーズがハーパーとの契約を前向きに考えていることがうかがえる。実際、「ハーパー獲得に前進」という報道が出ただけで、球団のチケット・オフィスにはシーズン・チケットに関する問い合わせが複数あったという。

     ハーパーに対してフィリーズ以上の好条件を提示できるチームはないと見られており、このまま「フィリーズ・ハーパー」が誕生する可能性は極めて高い。あとは「いつ」それが実現するかということに注目が集まることになりそうだ。

  • 強打の三塁手・ムスターカス ブリュワーズと再契約へ

    2019.2.18 11:40 Monday

     ブリュワーズの正三塁手であるトラビス・ショウが「彼が戻ってくるのであれば、僕は二塁に移っても構わない」とマイク・ムスターカスの復帰を歓迎する発言をしてからわずか1日。どうやらショウの願いは叶ったようだ。関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ブリュワーズはフリーエージェントの三塁手・ムスターカスと1年1000万ドル+2020年の相互オプションで再契約を結ぶことで合意。補強ポイントであった二塁の穴を、ムスターカスとの再契約に伴いショウを二塁に移すことによって解決した。

     現在30歳のムスターカスは、2017年にロイヤルズで球団史上最多となる38本塁打を記録。昨季はロイヤルズとブリュワーズで自己最多の152試合に出場し、打率.251、28本塁打、95打点(自己最多)、4盗塁、OPS.774をマークした。ブリュワーズはムスターカスを途中補強したあと、正三塁手のショウを二塁に移す攻撃型布陣を採用していたが、今季も同様の布陣で戦うことになりそうだ。

     二塁が補強ポイントとなっていたブリュワーズだが、マイナーにはマウリシオ・デュボンとケストン・ヒウラという2人の有望株が控えており、長期契約での補強は望んでいなかった。今季両者がAAA級で二遊間コンビを形成する見込みであることを考えると、早ければ来季にもメジャー定着を果たす可能性があり、ブリュワーズにとってムスターカスとの1年契約は理想的な形と言える。デュボンないしヒウラに正二塁手を任せられる見込みが立てば、ムスターカスのオプションを破棄し、ショウを再び三塁に移すことになるだろう。

     また、ムスターカスがブリュワーズと再契約を結んだことは、マニー・マチャドの争奪戦にも影響を与える可能性がある。なぜなら、マチャド獲得に失敗した場合の「プランB」としてムスターカス獲得を狙っていた球団が多いからだ。ムスターカスが市場から消えた今、マチャド獲得を目指す球団は、マチャド獲得を実現させるべく、よりアグレッシブに動くことになりそうだ。

  • パドレスがブルペン補強 左腕・ループを1年契約で獲得

    2019.2.18 11:00 Monday

     昨季リーグ3位の救援防御率3.53をマークしたパドレス。昨季の主力リリーバーの大半が今季もチームに残っており、引き続き安定感のあるブルペンを形成することが見込まれるが、マット・ストラームとロビー・アーリンが先発に回るため、リリーフ左腕の層の薄さが欠点となっていた。その解決策としてパドレスは日本時間2月18日、フリーエージェントのリリーフ左腕、アーロン・ループと2020年の球団オプションが付属した1年契約を結んだことを発表。メジャー7シーズンのうち5シーズンで59試合以上に登板している鉄腕が強力ブルペンに加わった。

     パドレスと契約してすぐにチームの練習に合流したループは「彼らが僕に関心を持っていると聞いたとき、パドレスのブルペンの過去の成績や現在の顔ぶれをチェックしたんだ。その一員になりたいと思ったよ」と新天地にパドレスを選択した理由について言及。通算378登板の実績を誇る31歳のリリーフ左腕の目には、パドレスの強力ブルペンが魅力的に映ったようだ。

     昨季のループはブルージェイズとフィリーズで計59試合に登板して39回2/3を投げ、11ホールド、44奪三振、防御率4.54をマーク。メジャー7シーズンの通算では378試合すべてにリリーフ登板し、12勝20敗、6セーブ、55ホールド、防御率3.49、奪三振率8.34、与四球率2.76を記録している。

     ループの強みは何と言っても左打者に強いことであり、昨季は右打者にOPS.935と打ち込まれたのに対して左打者をOPS.678に封じていた。打球の平均初速度を見ても、右打者が90.3マイル、左打者が83.0マイルと大差がついており、左打者がループに手こずっている様子がうかがえる。

     ストラームとアーリンが先発に回ることにより、ループはホゼ・カスティーヨとともに貴重なリリーフ左腕となる。なお、パドレスはループの加入に伴い、昨年7月にトミー・ジョン手術を受けた新加入のギャレット・リチャーズを60日間の故障者リストに登録している。

  • メッツが控え遊撃手確保 エチャバリアとマイナー契約へ

    2019.2.18 10:40 Monday

     ロビンソン・カノー、ジェッド・ラウリーなどベテラン内野手の獲得により戦力補強を進めているメッツに、また1人、経験豊富な内野手が加わるようだ。関係者の話によると、メッツはマーリンズで4シーズンにわたって正遊撃手として活躍したアデイニー・エチャバリアとマイナー契約を結ぶことで合意。身体検査を経て、スプリング・トレーニングに合流する見込みとなっている。

     好守の遊撃手として知られるエチャバリアの加入により、メッツは正遊撃手アメッド・ロサリオの控えを確保することに成功した。今季のメッツは一塁にトッド・フレイジャー、二塁にカノー、三塁にラウリー、遊撃にロサリオが入り、昨季台頭したジェフ・マクニールと今オフ獲得したJ.D.デービスが内野の控えを務める見込みだが、遊撃の控えは正三塁手を務める予定のラウリーないし通算OPS.523のルイス・ギヨーメイが第1候補という状態で、補強が必須となっていた。ブロディ・バンワグネンGMも「(遊撃手の補強は)最優先だ」と語っていた。

     2012年にブルージェイズでメジャーデビューし、2013年から4年連続でマーリンズの正遊撃手を務めたエチャバリアだが、その後は移籍を繰り返しており、直近2シーズンで4球団に所属。昨季はレイズ、パイレーツ、ヤンキースで計94試合に出場して打率.247、6本塁打、31打点、2盗塁、OPS.624を記録したが、出場試合数はメジャー定着後最少だった。

     大型補強を展開したメッツの選手層を考えると、エチャバリアには開幕ロースター入りが保証されているわけではない。しかし、メッツはロサリオにアクシデントがあった場合に備えるためや、20歳の有望株アンドレス・ギメネスを予定より早くAAA級に昇格させるのを防ぐために、開幕ロースター入りを果たせなかったとしてもエチャバリアが自軍に留まることを望むだろう。バンワグネンは「(エチャバリアは)我々がチームに加えたかったピースなんだ」と29歳の遊撃手の加入を歓迎している。

  • メジャー19年目のシーズンに臨むマリナーズの45歳・イチロー

    2019.2.17 10:50 Sunday

     多くのマリナーズファンや球界関係者は「イチローが日本での開幕シリーズ2試合のあともメジャーでプレイできるのか」ということに注目している。それに対し、イチローは「45歳の野球選手は未来について考えるべきではないと思う」と語り、目の前の1日1日を大切に過ごしていく姿勢を明確にした。春季キャンプ前の身体検査においてチーム内最低となる体脂肪率7%を記録した45歳の大ベテランは、「少なくとも50歳まで現役」という目標に向けて、メジャー19年目をスタートした。

     現在のイチローは、日本時間3月20~21日に東京ドームで行われるアスレチックスとの開幕2連戦に照準を合わせてトレーニングを行っている。ジェリー・ディポートGMは、イチローが春季キャンプにおいて自身が健康であることを証明できれば日本での出場機会を与える方針であることを明言しており、大きな故障がなければイチローが東京ドームのグラウンドに立つ可能性は高い。

     しかし、それ以降については不透明だ。イチローはチーム全体による初めての練習のあと、「今日の練習については満足している。これを毎日繰り返していくだけだ」と語り、およそ1ヶ月後に迫る日本での開幕シリーズには言及しなかった。45歳という年齢やマイナー契約という自身の立場を考えると、メジャーでのプレイ機会は決して保証されたものではなく、まずは目の前の1日1日に全力で取り組んでいくということなのだろう。

     スコット・サービス監督はイチローより6歳年上の51歳。45歳のイチローがロースター争いに加わっていることについて「信じられないことだよ」と語る。「彼は誰よりも真剣に練習に取り組んでいる。だからこそ、今の年齢になってもプレイを続けられるのだろう。彼はほとんど毎日練習をしているし、それがイチローがイチローである理由なんだ。若手選手にとって素晴らしい見本だよ」と絶賛した。

     一般的に「ベテラン」の域に差し掛かったと見られる31歳のジェイ・ブルースの打撃練習を見ながら「彼は14歳も年下だ。ショックだよ」と語ったイチロー。しかし、45歳となった今も、すぐにユニフォームを脱ぐつもりはない。「今も目標は50歳までプレイすることなのか」と尋ねられたイチローは、「少なくとも(50歳まで)、だよ」と笑顔で語り、メディアの前から去っていった。

  • ジャイアンツがまたも外野手獲得 メイビンとマイナー契約へ

    2019.2.17 10:25 Sunday

     ヘラルド・パーラとマイナー契約を結んでから4日が経過し、ジャイアンツはベテラン外野手をもう1人、チームに加えようとしているようだ。MLB公式サイトが得た情報によると、ジャイアンツはフリーエージェントの外野手、キャメロン・メイビンとのマイナー契約が成立目前に迫っているという。ジ・アスレチックのアンドリュー・バガーリーとケン・ローゼンタールがこの動きを最初に報じた。実績の少ない選手が大半を占めるジャイアンツ外野陣において、メイビンはパーラとともにレギュラー有力候補となりそうだ。

     現在31歳のメイビンは外野3ポジションを守ることができ、右打者であることから「1番・センター」での起用が予想されているスティーブン・ダガー(左打者)とのプラトーン起用を予想する声もある。昨季はマーリンズとマリナーズで合計129試合に出場し、打率.249、4本塁打、10盗塁、OPS.662という成績だった。

     メイビンは2005年のドラフトでタイガースから1巡目指名を受け、これまでにパドレス、マーリンズ、タイガース、エンゼルス、マリナーズ、ブレーブス、アストロズで合計12シーズンにわたってプレイ。パドレス時代の2011年には自己最多の40盗塁をマークし、タイガースでプレイした2016年には94試合のみの出場ながら打率.315、OPS.801をマークしたこともある。

     ジャイアンツのファーハン・ザイディ野球部門社長は、自軍の外野手の層が極めて薄いことを受けて、今オフは実績のある外野手を複数獲得することを目指していた。その目標は、パーラとメイビンの加入によって達成されたと判断してよさそうだ。

     現在、ジャイアンツの40人枠に登録されている外野手はダガーのほか、マック・ウィリアムソン、オースティン・スレイター、クリス・ショウ、ドリュー・ファーガソンと実績の少ない選手ばかり。パーラとメイビンが開幕ロースターに名を連ねる可能性は高そうだ。

  • エスコバーがオリオールズとマイナー契約 正遊撃手有力候補

    2019.2.17 10:10 Sunday

     日本時間2月17日、オリオールズはフリーエージェントの遊撃手、アルシデス・エスコバーとマイナー契約を結び、招待選手としてスプリング・トレーニングに参加させることを発表した。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、エスコバーは開幕ロースター入りを果たした場合、年俸70万ドルを得るという。ルール5ドラフトで獲得した新人選手による正遊撃手争いが予想されていたオリオールズだが、マイナー契約とはいえ、実績で勝るエスコバーが正遊撃手の最有力候補に躍り出たと言えそうだ。

     再建期に突入しているオリオールズは、戦力の底上げのためにローリスクな(=ある程度の働きを確実に計算できる)ベテラン選手をマイナー契約でチームに加えることを目指していた。確固たる正遊撃手候補が不在のなか、ロイヤルズで8シーズンにわたって正遊撃手を務めたエスコバーは、理想的な補強と言えるだろう。

     現在32歳のエスコバーは、昨季ロイヤルズで140試合に出場して打率.231、4本塁打、34打点、8盗塁、OPS.593という自己ワーストクラスの成績に終わったものの、140試合以上に出場するのはブリュワーズ時代の2010年から9年連続。ロイヤルズ時代の2015年にはリーグ優勝決定シリーズでMVPを受賞してチームのワールドシリーズ制覇に貢献しただけでなく、自身唯一となるオールスター・ゲーム選出&ゴールドグラブ受賞も経験した。

     今季のオリオールズは、昨年12月のルール5ドラフトで獲得したリッチー・マーティンとドリュー・ジャクソンが正遊撃手の筆頭候補となっていたが、実績を考えればエスコバーが最有力候補となるのは間違いない。エスコバーが実力を発揮し、開幕ロースター入りを勝ち取れば、ジョナサン・ビヤーを二塁に固定することも可能になり、チームの内野手事情は明るくなる。

     マイク・エリアスGMは「アルシデス・エスコバーは今春の二遊間のレギュラー争いにおいて、ベテランの存在感を発揮してくれるだろう。彼がチームに加わるのが楽しみだよ」と、32歳のベテラン遊撃手の加入を歓迎していた。

  • 開幕投手決定のセベリーノ ヤンキースと4年契約

    2019.2.16 13:45 Saturday

     ヤンキースは、自軍のエースに成長したルイス・セベリーノが今後も数年にわたってメジャーを代表する若き好投手の1人として活躍することを確信しているようだ。日本時間2月16日、ヤンキースはセベリーノとの年俸調停を回避し、4年契約を結んだことを発表。この契約には5年目の球団オプションも含まれており、セベリーノは少なくとも2022年まで、最長2023年までヤンキースの先発ローテーションの中心的存在を担うことになった。

     MLB公式サイトのマーク・フェインサンドは、今回の契約の詳細についてセベリーノに保証されている金額が4年4000万ドルであることを伝えている。5年目の球団オプションが行使された場合、その総額は5年5225万ドルとなるようだ。

     セベリーノは昨季、19勝8敗、防御率3.39の好成績をマークしたが、年俸調停権取得前だったため、年俸は約60万ドルに過ぎなかった。セベリーノが年俸525万ドルを希望していた一方、ヤンキースは年俸440万ドルを提示し、日本時間2月16日に年俸調停が行われる予定となっていたが、両者はこれを回避。セベリーノは200万ドルの契約ボーナスを手にし、年俸は今季が400万ドル、2020年が1000万ドル、2021年が1025万ドル、2022年が1100万ドルになっていることが報じられている。

     先日、フィリーズのアーロン・ノラが4年4500万ドルで契約を延長したばかりだが、セベリーノもこれと似た条件での契約延長となった。セベリーノもノラも、引き続き好成績を残していけば1年ごとに年俸調停のプロセスを経て、より大きな昇給を勝ち取れる可能性があったものの、ギャンブルするのではなく、保証された契約を得ることを選択した形。セベリーノとノラの契約延長からは、現代の若手選手が「安定」を望んでいることが読み取れる。

     来週25歳になるセベリーノは、アーロン・ブーン監督から大きな信頼を寄せられており、すでに2年連続の開幕投手を務めることが決定している。今後4年間の契約を確定させ、プレイに集中できる環境を整えたセベリーノ。ヤンキースのエースとして、さらなる活躍が期待される。

  • ジャイアンツが内野手補強 ソラーテとマイナー契約へ

    2019.2.16 13:10 Saturday

     日本時間2月16日、内野のユーティリティを探していたジャイアンツはフリーエージェントの内野手、ヤンハービス・ソラーテとマイナー契約を結び、招待選手としてスプリング・トレーニングに参加させることで合意に至ったようだ。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ソラーテがロースター入りを果たした場合の年俸は175万ドルで、それとは別に25万ドルの出来高が設定されているという。

     現在31歳のソラーテはキャリアの大半を三塁手として過ごしてきたものの、内野の全ポジションを守ることができる。また、ファーハン・ザイディ野球部門社長はソラーテに内野の4ポジションだけでなく、左翼を守らせる可能性があることを示唆している。ザイディが「左翼を守るのはどうかな?」とソラーテに尋ねたところ、ソラーテは「もし必要なら中堅だって守るよ」と答えたそうだ。

     スイッチヒッターであるソラーテのベストシーズンはパドレス時代の2016年で、この年は109試合に出場して打率.286、15本塁打、OPS.808をマーク。ブルージェイズでプレイした昨季は、ジャイアンツの全選手を上回る17本塁打を放ったものの、故障の影響もあって打率.266、OPS.655と不本意な成績に終わった。5年連続で2ケタ本塁打を記録する一方、三振の少ない選手としても知られており、ザイディは「パワーと確実性を兼ね備えた打者だ」と評価している。

     ジャイアンツの内野陣は、一塁がブランドン・ベルト、二塁がジョー・パニック、三塁がエバン・ロンゴリア、遊撃がブランドン・クロフォードとレギュラーが固定されており、控えにはパブロ・サンドバルとアレン・ハンソンがいる。ほかにも40人枠内にはアビアタル・アベリーノ、ライダー・ジョーンズ、ブレイビック・バレーラがおり、ソラーテのライバルとなるだろう。

     なお、ジャイアンツはここ数日だけでソラーテのほか、ヘラルド・パーラ、レネイ・リベラ、スティーブン・ボートといったベテラン選手とマイナー契約を結んでおり、選手層に厚みを加えるための補強を続けている。

  • 通算99セーブの右腕・ストーレン ロイヤルズとマイナー契約

    2019.2.16 12:30 Saturday

     日本時間2月16日、ロイヤルズはフリーエージェントのリリーフ右腕、ドリュー・ストーレンとマイナー契約を結び、ストーレンが招待選手としてスプリング・トレーニングに参加することを発表した。MLBネットワークのケン・ローゼンタールが契約合意を最初に報じ、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ロースター入りを果たした場合の年俸は125万ドルだという。さらに、最大90万ドルの出来高が設定されており、ロースター入りできる見込みがない場合、ストーレンが日本時間3月26日にオプトアウト(契約破棄)を選択できるようだ。

     ロイヤルズは2012年から2014年までメジャーでの登板がなかったライアン・マドソンと契約し、マドソンを完全復活に導いた成功例がある。現在31歳のストーレンは2017年12月にトミー・ジョン手術を受けており、昨季を全休したが、デイトン・ムーアGMはストーレンの投球練習や登板機会について制限を設ける必要はないと発言しており、マドソン同様の復活ストーリーを期待しているようだ。

     ムーアは「彼のコンディションは良好だ。スプリング・トレーニングでは我々のチームにおいてブルペンの仕事を争うことになるだろう」とMLB公式サイトに対して語っている。ストーレンが復活すれば、ブラッド・ボックスバーガーやウィリー・ペラルタとともに、試合終盤の重要な場面を担うことになるだろう。

     ストーレンが最後にメジャーでプレイしたのは2017年であり、レッズで58試合に登板して54回2/3を投げ、防御率4.45、48奪三振を記録。それ以前はナショナルズ、ブルージェイズ、マリナーズでのプレイ経験があり、ナショナルズ時代の2011年には73試合で43セーブ、防御率2.75、2014年には65試合で20ホールド、防御率1.12をマークした実績がある。

     なお、ロイヤルズはノーヒッター2度の実績を誇りながらも直近3シーズンはいずれも防御率6点台に終わっているホーマー・ベイリーともマイナー契約を結んでいる。ベイリーとストーレンが復活を遂げるようであれば、強力とは言えないロイヤルズ投手陣にとって頼もしい戦力となるだろう。

  • パドレス・プレラーGM マイアミでマチャドと面会していた

    2019.2.15 14:50 Friday

     日本時間2月13日にSNYのアンディ・マルティーノがパドレスがマニー・マチャド獲得に向けてアグレッシブに動いていることを報じたばかりだが、日本時間2月15日に関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、パドレスのA.J.プレラーGMは先週、マイアミを訪れてマチャド夫妻との面会の場を設けていたようだ。地元紙サンディエゴ・ユニオン・トリビューンのケビン・エーシーは、正三塁手不在のパドレスにとってマチャドが補強の第1候補であることを伝えつつも、マチャドの新天地決定までにはまだ時間がかかる見込みであることを報じている。

     マルティーノはパドレスがマチャド獲得を目指してアグレッシブに動いていることを報じたツイートのなかで、「マチャドがパドレスへ行きたがっているかどうかはわからない」とコメント。また、マチャド側の人間がマチャドに対してヤンキースとの短期契約を勧めていることも報じていた(マチャドはヤンキース移籍が第1希望であると考えられている)。争奪戦のフロントランナーと見られるフィリーズとホワイトソックスも、引き続きマチャド獲得を狙っているようだ。

     マルティーノによると、ヤンキースのマチャドに対する姿勢は数ヶ月間にわたって変わっておらず、「積極的ではないものの、撤退もしていない。連絡を取り続けている」という状況だという。ヤンキースの三塁にはミゲル・アンドゥハーがおり、今オフの補強で二塁手のDJレメイヒューと遊撃手のトロイ・トゥロウィツキーをチームに加えているため、マチャド獲得に動く可能性は低いと見られている。ヤンキースの姿勢が変わるとすれば、マチャド側が希望条件を引き下げることに応じた場合のみだろう。

     ブライス・ハーパーの獲得にも興味を示しているパドレスだが、チーム状況を考えると、ハーパーよりもマチャドのほうがフィットする。MLB Pipelineが発表した有望株TOP100に10人を送り込んだパドレスには、短期的にも長期的にも、正三塁手を任せられる選手がいないのだ。チーム最大の穴を埋める補強として、パドレスのマチャド獲得は実現するのか。今後の動向に注目だ。

  • ロッキーズ・アレナード 契約延長交渉に期限を設けない方針

    2019.2.15 13:00 Friday

     ロッキーズとの契約最終年を迎え、シーズン終了後の動向が大きな注目を集めているノーラン・アレナード。ゴールドグラブ賞6度、本塁打王3度の実績を誇る三塁手がフリーエージェントとなれば、多くの球団を巻き込んだ熾烈な争奪戦が繰り広げられることが予想されるが、ロッキーズはアレナードがフリーエージェント市場に出る前に複数年契約を結ぶことを模索している。アレナード側も、レギュラーシーズン開幕日をデッドラインとせず、シーズン中にも契約延長に応じる姿勢を見せている。

     フリーエージェント前のラストイヤーを迎えたアレナードは、年俸調停権保有選手としては史上最高額となる年俸2600万ドルでロッキーズとの契約を更改した。ロッキーズはアレナードと長期契約を結ぶことを望んでおり、現在はアレナード、ロッキーズ、そしてアレナードの代理人であるジョエル・ウルフの3者による交渉が行われているようだ。

     多くの選手はレギュラーシーズンの戦いに集中するために、レギュラーシーズン開幕日を交渉のデッドラインとして設定する。アレナードもこれまではシーズン中の交渉には応じてこなかったが、契約最終年ということもあり、「デッドラインを設けるつもりはない」と話している。「契約交渉の行方よりも試合に勝つことのほうが大切だ」と、あくまでもレギュラーシーズンの戦いが最優先であることを強調しつつも、「その日の試合が終われば、何に対してもオープンだよ。僕たちはいつでも(契約延長について)話し合うことができる」と柔軟に対応する意向だ。

     ロッキーズは昨季開幕直後にチャーリー・ブラックモンとの6年契約を発表。アレナードも同様のプロセスを踏み、レギュラーシーズン開幕の前後に契約延長がまとまる可能性もある。アレナードは代理人と球団の双方に対する信頼を口にしており、両者の関係は良好だ。交渉がまとまらなければフリーエージェント市場の目玉となるだけに、アレナードの契約延長交渉の行方には球団の内外から大きな注目が集まっている。

  • フランコーナ監督 リンドーアの早期復帰を楽観視

    2019.2.15 12:25 Friday

     インディアンスがスター遊撃手フランシスコ・リンドーアの右ふくらはぎの故障について発表したとき、リンドーアが開幕戦のラインナップに名を連ねるのは不可能であると思われた。病院での診察結果によると、実戦復帰できるまでに7~9週間を要する見込みであり、最短の7週間で復帰した場合、その日は開幕戦前日にあたる。つまり、全てがスムーズに進まなければ開幕戦に間に合わないという状況なのだ。しかし、テリー・フランコーナ監督は、リンドーアが予定よりも早く回復して開幕戦に間に合うと楽観的に捉えているようだ。

     「(復帰までの)タイムテーブルが設定されているのは知っているけど、それは正しくないと思うんだ」とフランコーナ。「私はフランキー(リンドーアの愛称)のことをよく知っているし、自分の考えを信じるよ。彼の体調は良いし、彼は若いし、彼は一生懸命に練習する。(開幕戦までに)彼は万全の状態になっていると思うよ」とリンドーアへの信頼を口にした。

     リンドーアは日本時間2月15日にインディアンスのスプリング・トレーニング施設に到着。引き続き、実戦復帰に向けてのリハビリを行う予定となっている。日本時間2月5日にヘッド・アスレチック・トレーナーのジェームス・クインランに右ふくらはぎの違和感を訴えてから10日が経過したが、フロリダ州オーランドからアリゾナ州グッドイヤーに場所を変え、焦らず地道にリハビリを続けていく。

     リンドーアの離脱期間中、フランコーナはユー・チャン(張育成)、エリック・スタメッツ、マックス・モロフ、マイク・フリーマンらを遊撃手として起用する方針を明らかにしている。また、リンドーアと三遊間コンビを形成するホゼ・ラミレスが遊撃に回る可能性はないことも明言した。

     昨季38本塁打、25盗塁、OPS.871をマークするなど、攻守の要としてチームに不可欠な存在となっているリンドーア。フランコーナが考えるとおりに早期復帰が実現すれば、チームにとってこの上ない朗報となりそうだ。

  • ツインズ 若き主力選手・ポランコ&ケプラーと契約延長

    2019.2.15 11:50 Friday

     日本時間2月15日、関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、ツインズは若き主力選手のホルヘ・ポランコ、マックス・ケプラーとそれぞれ5年契約を結ぶことで合意に至ったようだ。ポランコは5年2575万ドル、ケプラーは5年3500万ドルと報じられており、前者は6年目がベスティング・オプション、7年目が球団オプション、後者は6年目が球団オプションとなっている模様。昨季限りでフランチャイズ・プレイヤーのジョー・マウアーが引退したツインズは、この2人を今後のチーム作りの核としていくつもりのようだ。

     現在25歳のポランコは今季が年俸調停権取得前のラストイヤー。よって、今回の契約はツインズがポランコの年俸調停期間3年とフリーエージェント期間の最初の2年を買い取った形となる。一方、現在26歳のケプラーは「スーパー2」の制度により今オフが年俸調停1年目となっており、ポランコ同様、今回の契約は年俸調停期間の残り3年とフリーエージェント期間の最初の2年を買い取ったものとなった。

     ロッコ・バルデリ新監督は、両選手の契約延長に関するコメントを残していないものの、「選手との契約延長が実現すれば、それは選手だけでなくチームにも良い影響を与えるんだ。良いチームメイトと長く一緒に戦えるのは、間違いなくチーム全体にとって良いことだからね」と契約延長がチームに与える好影響について話していたことがある。

     昨季は禁止薬物の使用により80試合の出場停止処分を受けたポランコだが、2017年には打率.256、13本塁打、74打点をマーク。昨季は限られた出場機会ながら、打率.288、出塁率.345、長打率.427はいずれも自己ベストだった。

     ケプラーは昨季打率.224とやや不本意なパフォーマンスに終わったものの、自己最多の20本塁打。メジャー定着を果たした2016年以降、平均19本塁打、63打点をマークしており、右翼の守備にも定評がある。

     今オフ、ネルソン・クルーズ、C.J.クロン、ジョナサン・スコープといった強打者をチームに加えたツインズ。ポランコとケプラーが期待通りの成長を遂げれば、他球団に引けを取らない魅力的な打線となりそうだ。

  • センター転向に自信を見せるDバックス・マーテイ

    2019.2.15 11:15 Friday

     これまで主に遊撃手、昨季は二塁手としてプレイしたケテル・マーテイ(ダイヤモンドバックス)だが、今季はチーム事情によりセンターでの出場機会が増えることが予想されている。スプリング・トレーニングではセンターの守備練習に時間を割くことになるが、マーテイは自身のセンター転向が上手くいくと自信を持っているようだ。

     「センターの守備も上手くこなせるはずだと思っているよ」とマーテイは語る。「(センターの守備が)上手くなる予感がしているんだ。センターの守備に就くのは初めてではないからね。どのポジションもこなせるくらいの身体能力を持っていると思う。僕は走れる選手だから。しっかり練習をしてシーズンに備えるだけだよ」と自信満々に話していた。

     プロ入り当初は遊撃手ながら、ダイヤモンドバックス移籍後は遊撃に名手ニック・アーメッドがいるため二塁転向を余儀なくされたマーテイ。今オフはA.J.ポロックがフリーエージェントとなってドジャースと契約し、その後釜となる外野手を移籍市場で見つけることができなかったため、マーテイはまたしてもチーム事情によりポジション変更を強いられることになった。なお、マーテイがセンターへ移ったあとの二塁には新加入のウィルマー・フローレスが入る見込みとなっている。

     ただし、ダイヤモンドバックスはマーテイをセンターに固定するつもりはないという。センターでマーテイのほかに出場機会を得そうなジャロッド・ダイソンとソクラテス・ブリトーはともに左打者であり、相手先発が左腕のときはマーテイがセンターに入る可能性が高い。相手先発が右腕のときは、ダイソンないしブリトーをセンターで起用し、マーテイを二塁ないし遊撃に置く布陣も検討されているようだ。

     「(トーリ・ロブロ)監督には遊撃でたくさんゴロを捕る練習をするように言われている。遊撃をしっかり守ることができれば、ほかのポジションも守れるはずだからね。試合の途中で守備位置が変わることもあると思うけど、それについては無問題だよ」とマーテイ。25歳のリードオフマンは、攻撃面のみならず守備面においてもチームのキーマンとなりそうだ。

  • Dバックス ブラッドリー、ホランド、平野によるクローザー争い

    2019.2.15 10:45 Friday

     ダイヤモンドバックスのスプリング・トレーニングでは、熾烈なクローザー争いが繰り広げられることになりそうだ。チーム全体の集合に先駆けてバッテリー組のスプリング・トレーニングがスタートし、練習の様子を見たトーリ・ロブロ監督はアーチー・ブラッドリー、グレッグ・ホランド、平野佳寿のいずれかがクローザーを務める可能性が高いことを明言した。

     昨季のダイヤモンドバックスはブラッド・ボックスバーガーが32セーブをマークしたが、不調によりシーズン途中でクローザー失格となり、ブラッドリーと平野が一時的に代役を務めた。そのボックスバーガーはシーズン終了後にフリーエージェントとなってロイヤルズへ移籍しており、ブラッドリーと平野が今季のクローザー候補となるのは自然な流れと言える。さらに、今季は通算189セーブの実績を誇るホランドが加入。昨季はカージナルスで大乱調だったものの、ナショナルズ移籍後は本来のピッチングを取り戻しており、こちらも有力なクローザー候補だ。

     「私は競争の精神が本当に好きなんだ。(3人のうち)誰がクローザーになっても、その役割をしっかり果たしてくれると思う」とロブロは語る。「まずはスプリング・トレーニングで彼らの様子を見て、誰をどのシチュエーションで使うのがベストなのかを見極めたいね」と今後の方針を明らかにした。

     一方、選手たちにはクローザーの座にこだわる様子は見られない。ブラッドリーは「僕はただ勝ちたいだけなんだ。(自分が登板するのが)9回だとしても、6回だとしても、先発だとしても、別に気にしないよ」とチームの勝利を最優先に考える姿勢を明確にしている。「見てのとおり、僕たちのチームにはホランドが加わったし、ヨシ(平野)もいる。ブルペンには良い投手が揃っているし、どの役割を任されたとしても、それが自分にとってベストのポジションになるように頑張るだけさ」と頼もしいコメントを残した。

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