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  • パドレスがブルペン補強 左腕・ループを1年契約で獲得

    2019.2.18 11:00 Monday

     昨季リーグ3位の救援防御率3.53をマークしたパドレス。昨季の主力リリーバーの大半が今季もチームに残っており、引き続き安定感のあるブルペンを形成することが見込まれるが、マット・ストラームとロビー・アーリンが先発に回るため、リリーフ左腕の層の薄さが欠点となっていた。その解決策としてパドレスは日本時間2月18日、フリーエージェントのリリーフ左腕、アーロン・ループと2020年の球団オプションが付属した1年契約を結んだことを発表。メジャー7シーズンのうち5シーズンで59試合以上に登板している鉄腕が強力ブルペンに加わった。

     パドレスと契約してすぐにチームの練習に合流したループは「彼らが僕に関心を持っていると聞いたとき、パドレスのブルペンの過去の成績や現在の顔ぶれをチェックしたんだ。その一員になりたいと思ったよ」と新天地にパドレスを選択した理由について言及。通算378登板の実績を誇る31歳のリリーフ左腕の目には、パドレスの強力ブルペンが魅力的に映ったようだ。

     昨季のループはブルージェイズとフィリーズで計59試合に登板して39回2/3を投げ、11ホールド、44奪三振、防御率4.54をマーク。メジャー7シーズンの通算では378試合すべてにリリーフ登板し、12勝20敗、6セーブ、55ホールド、防御率3.49、奪三振率8.34、与四球率2.76を記録している。

     ループの強みは何と言っても左打者に強いことであり、昨季は右打者にOPS.935と打ち込まれたのに対して左打者をOPS.678に封じていた。打球の平均初速度を見ても、右打者が90.3マイル、左打者が83.0マイルと大差がついており、左打者がループに手こずっている様子がうかがえる。

     ストラームとアーリンが先発に回ることにより、ループはホゼ・カスティーヨとともに貴重なリリーフ左腕となる。なお、パドレスはループの加入に伴い、昨年7月にトミー・ジョン手術を受けた新加入のギャレット・リチャーズを60日間の故障者リストに登録している。

  • メッツが控え遊撃手確保 エチャバリアとマイナー契約へ

    2019.2.18 10:40 Monday

     ロビンソン・カノー、ジェッド・ラウリーなどベテラン内野手の獲得により戦力補強を進めているメッツに、また1人、経験豊富な内野手が加わるようだ。関係者の話によると、メッツはマーリンズで4シーズンにわたって正遊撃手として活躍したアデイニー・エチャバリアとマイナー契約を結ぶことで合意。身体検査を経て、スプリング・トレーニングに合流する見込みとなっている。

     好守の遊撃手として知られるエチャバリアの加入により、メッツは正遊撃手アメッド・ロサリオの控えを確保することに成功した。今季のメッツは一塁にトッド・フレイジャー、二塁にカノー、三塁にラウリー、遊撃にロサリオが入り、昨季台頭したジェフ・マクニールと今オフ獲得したJ.D.デービスが内野の控えを務める見込みだが、遊撃の控えは正三塁手を務める予定のラウリーないし通算OPS.523のルイス・ギヨーメイが第1候補という状態で、補強が必須となっていた。ブロディ・バンワグネンGMも「(遊撃手の補強は)最優先だ」と語っていた。

     2012年にブルージェイズでメジャーデビューし、2013年から4年連続でマーリンズの正遊撃手を務めたエチャバリアだが、その後は移籍を繰り返しており、直近2シーズンで4球団に所属。昨季はレイズ、パイレーツ、ヤンキースで計94試合に出場して打率.247、6本塁打、31打点、2盗塁、OPS.624を記録したが、出場試合数はメジャー定着後最少だった。

     大型補強を展開したメッツの選手層を考えると、エチャバリアには開幕ロースター入りが保証されているわけではない。しかし、メッツはロサリオにアクシデントがあった場合に備えるためや、20歳の有望株アンドレス・ギメネスを予定より早くAAA級に昇格させるのを防ぐために、開幕ロースター入りを果たせなかったとしてもエチャバリアが自軍に留まることを望むだろう。バンワグネンは「(エチャバリアは)我々がチームに加えたかったピースなんだ」と29歳の遊撃手の加入を歓迎している。

  • メジャー19年目のシーズンに臨むマリナーズの45歳・イチロー

    2019.2.17 10:50 Sunday

     多くのマリナーズファンや球界関係者は「イチローが日本での開幕シリーズ2試合のあともメジャーでプレイできるのか」ということに注目している。それに対し、イチローは「45歳の野球選手は未来について考えるべきではないと思う」と語り、目の前の1日1日を大切に過ごしていく姿勢を明確にした。春季キャンプ前の身体検査においてチーム内最低となる体脂肪率7%を記録した45歳の大ベテランは、「少なくとも50歳まで現役」という目標に向けて、メジャー19年目をスタートした。

     現在のイチローは、日本時間3月20~21日に東京ドームで行われるアスレチックスとの開幕2連戦に照準を合わせてトレーニングを行っている。ジェリー・ディポートGMは、イチローが春季キャンプにおいて自身が健康であることを証明できれば日本での出場機会を与える方針であることを明言しており、大きな故障がなければイチローが東京ドームのグラウンドに立つ可能性は高い。

     しかし、それ以降については不透明だ。イチローはチーム全体による初めての練習のあと、「今日の練習については満足している。これを毎日繰り返していくだけだ」と語り、およそ1ヶ月後に迫る日本での開幕シリーズには言及しなかった。45歳という年齢やマイナー契約という自身の立場を考えると、メジャーでのプレイ機会は決して保証されたものではなく、まずは目の前の1日1日に全力で取り組んでいくということなのだろう。

     スコット・サービス監督はイチローより6歳年上の51歳。45歳のイチローがロースター争いに加わっていることについて「信じられないことだよ」と語る。「彼は誰よりも真剣に練習に取り組んでいる。だからこそ、今の年齢になってもプレイを続けられるのだろう。彼はほとんど毎日練習をしているし、それがイチローがイチローである理由なんだ。若手選手にとって素晴らしい見本だよ」と絶賛した。

     一般的に「ベテラン」の域に差し掛かったと見られる31歳のジェイ・ブルースの打撃練習を見ながら「彼は14歳も年下だ。ショックだよ」と語ったイチロー。しかし、45歳となった今も、すぐにユニフォームを脱ぐつもりはない。「今も目標は50歳までプレイすることなのか」と尋ねられたイチローは、「少なくとも(50歳まで)、だよ」と笑顔で語り、メディアの前から去っていった。

  • ジャイアンツがまたも外野手獲得 メイビンとマイナー契約へ

    2019.2.17 10:25 Sunday

     ヘラルド・パーラとマイナー契約を結んでから4日が経過し、ジャイアンツはベテラン外野手をもう1人、チームに加えようとしているようだ。MLB公式サイトが得た情報によると、ジャイアンツはフリーエージェントの外野手、キャメロン・メイビンとのマイナー契約が成立目前に迫っているという。ジ・アスレチックのアンドリュー・バガーリーとケン・ローゼンタールがこの動きを最初に報じた。実績の少ない選手が大半を占めるジャイアンツ外野陣において、メイビンはパーラとともにレギュラー有力候補となりそうだ。

     現在31歳のメイビンは外野3ポジションを守ることができ、右打者であることから「1番・センター」での起用が予想されているスティーブン・ダガー(左打者)とのプラトーン起用を予想する声もある。昨季はマーリンズとマリナーズで合計129試合に出場し、打率.249、4本塁打、10盗塁、OPS.662という成績だった。

     メイビンは2005年のドラフトでタイガースから1巡目指名を受け、これまでにパドレス、マーリンズ、タイガース、エンゼルス、マリナーズ、ブレーブス、アストロズで合計12シーズンにわたってプレイ。パドレス時代の2011年には自己最多の40盗塁をマークし、タイガースでプレイした2016年には94試合のみの出場ながら打率.315、OPS.801をマークしたこともある。

     ジャイアンツのファーハン・ザイディ野球部門社長は、自軍の外野手の層が極めて薄いことを受けて、今オフは実績のある外野手を複数獲得することを目指していた。その目標は、パーラとメイビンの加入によって達成されたと判断してよさそうだ。

     現在、ジャイアンツの40人枠に登録されている外野手はダガーのほか、マック・ウィリアムソン、オースティン・スレイター、クリス・ショウ、ドリュー・ファーガソンと実績の少ない選手ばかり。パーラとメイビンが開幕ロースターに名を連ねる可能性は高そうだ。

  • エスコバーがオリオールズとマイナー契約 正遊撃手有力候補

    2019.2.17 10:10 Sunday

     日本時間2月17日、オリオールズはフリーエージェントの遊撃手、アルシデス・エスコバーとマイナー契約を結び、招待選手としてスプリング・トレーニングに参加させることを発表した。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、エスコバーは開幕ロースター入りを果たした場合、年俸70万ドルを得るという。ルール5ドラフトで獲得した新人選手による正遊撃手争いが予想されていたオリオールズだが、マイナー契約とはいえ、実績で勝るエスコバーが正遊撃手の最有力候補に躍り出たと言えそうだ。

     再建期に突入しているオリオールズは、戦力の底上げのためにローリスクな(=ある程度の働きを確実に計算できる)ベテラン選手をマイナー契約でチームに加えることを目指していた。確固たる正遊撃手候補が不在のなか、ロイヤルズで8シーズンにわたって正遊撃手を務めたエスコバーは、理想的な補強と言えるだろう。

     現在32歳のエスコバーは、昨季ロイヤルズで140試合に出場して打率.231、4本塁打、34打点、8盗塁、OPS.593という自己ワーストクラスの成績に終わったものの、140試合以上に出場するのはブリュワーズ時代の2010年から9年連続。ロイヤルズ時代の2015年にはリーグ優勝決定シリーズでMVPを受賞してチームのワールドシリーズ制覇に貢献しただけでなく、自身唯一となるオールスター・ゲーム選出&ゴールドグラブ受賞も経験した。

     今季のオリオールズは、昨年12月のルール5ドラフトで獲得したリッチー・マーティンとドリュー・ジャクソンが正遊撃手の筆頭候補となっていたが、実績を考えればエスコバーが最有力候補となるのは間違いない。エスコバーが実力を発揮し、開幕ロースター入りを勝ち取れば、ジョナサン・ビヤーを二塁に固定することも可能になり、チームの内野手事情は明るくなる。

     マイク・エリアスGMは「アルシデス・エスコバーは今春の二遊間のレギュラー争いにおいて、ベテランの存在感を発揮してくれるだろう。彼がチームに加わるのが楽しみだよ」と、32歳のベテラン遊撃手の加入を歓迎していた。

  • 開幕投手決定のセベリーノ ヤンキースと4年契約

    2019.2.16 13:45 Saturday

     ヤンキースは、自軍のエースに成長したルイス・セベリーノが今後も数年にわたってメジャーを代表する若き好投手の1人として活躍することを確信しているようだ。日本時間2月16日、ヤンキースはセベリーノとの年俸調停を回避し、4年契約を結んだことを発表。この契約には5年目の球団オプションも含まれており、セベリーノは少なくとも2022年まで、最長2023年までヤンキースの先発ローテーションの中心的存在を担うことになった。

     MLB公式サイトのマーク・フェインサンドは、今回の契約の詳細についてセベリーノに保証されている金額が4年4000万ドルであることを伝えている。5年目の球団オプションが行使された場合、その総額は5年5225万ドルとなるようだ。

     セベリーノは昨季、19勝8敗、防御率3.39の好成績をマークしたが、年俸調停権取得前だったため、年俸は約60万ドルに過ぎなかった。セベリーノが年俸525万ドルを希望していた一方、ヤンキースは年俸440万ドルを提示し、日本時間2月16日に年俸調停が行われる予定となっていたが、両者はこれを回避。セベリーノは200万ドルの契約ボーナスを手にし、年俸は今季が400万ドル、2020年が1000万ドル、2021年が1025万ドル、2022年が1100万ドルになっていることが報じられている。

     先日、フィリーズのアーロン・ノラが4年4500万ドルで契約を延長したばかりだが、セベリーノもこれと似た条件での契約延長となった。セベリーノもノラも、引き続き好成績を残していけば1年ごとに年俸調停のプロセスを経て、より大きな昇給を勝ち取れる可能性があったものの、ギャンブルするのではなく、保証された契約を得ることを選択した形。セベリーノとノラの契約延長からは、現代の若手選手が「安定」を望んでいることが読み取れる。

     来週25歳になるセベリーノは、アーロン・ブーン監督から大きな信頼を寄せられており、すでに2年連続の開幕投手を務めることが決定している。今後4年間の契約を確定させ、プレイに集中できる環境を整えたセベリーノ。ヤンキースのエースとして、さらなる活躍が期待される。

  • ジャイアンツが内野手補強 ソラーテとマイナー契約へ

    2019.2.16 13:10 Saturday

     日本時間2月16日、内野のユーティリティを探していたジャイアンツはフリーエージェントの内野手、ヤンハービス・ソラーテとマイナー契約を結び、招待選手としてスプリング・トレーニングに参加させることで合意に至ったようだ。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ソラーテがロースター入りを果たした場合の年俸は175万ドルで、それとは別に25万ドルの出来高が設定されているという。

     現在31歳のソラーテはキャリアの大半を三塁手として過ごしてきたものの、内野の全ポジションを守ることができる。また、ファーハン・ザイディ野球部門社長はソラーテに内野の4ポジションだけでなく、左翼を守らせる可能性があることを示唆している。ザイディが「左翼を守るのはどうかな?」とソラーテに尋ねたところ、ソラーテは「もし必要なら中堅だって守るよ」と答えたそうだ。

     スイッチヒッターであるソラーテのベストシーズンはパドレス時代の2016年で、この年は109試合に出場して打率.286、15本塁打、OPS.808をマーク。ブルージェイズでプレイした昨季は、ジャイアンツの全選手を上回る17本塁打を放ったものの、故障の影響もあって打率.266、OPS.655と不本意な成績に終わった。5年連続で2ケタ本塁打を記録する一方、三振の少ない選手としても知られており、ザイディは「パワーと確実性を兼ね備えた打者だ」と評価している。

     ジャイアンツの内野陣は、一塁がブランドン・ベルト、二塁がジョー・パニック、三塁がエバン・ロンゴリア、遊撃がブランドン・クロフォードとレギュラーが固定されており、控えにはパブロ・サンドバルとアレン・ハンソンがいる。ほかにも40人枠内にはアビアタル・アベリーノ、ライダー・ジョーンズ、ブレイビック・バレーラがおり、ソラーテのライバルとなるだろう。

     なお、ジャイアンツはここ数日だけでソラーテのほか、ヘラルド・パーラ、レネイ・リベラ、スティーブン・ボートといったベテラン選手とマイナー契約を結んでおり、選手層に厚みを加えるための補強を続けている。

  • 通算99セーブの右腕・ストーレン ロイヤルズとマイナー契約

    2019.2.16 12:30 Saturday

     日本時間2月16日、ロイヤルズはフリーエージェントのリリーフ右腕、ドリュー・ストーレンとマイナー契約を結び、ストーレンが招待選手としてスプリング・トレーニングに参加することを発表した。MLBネットワークのケン・ローゼンタールが契約合意を最初に報じ、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ロースター入りを果たした場合の年俸は125万ドルだという。さらに、最大90万ドルの出来高が設定されており、ロースター入りできる見込みがない場合、ストーレンが日本時間3月26日にオプトアウト(契約破棄)を選択できるようだ。

     ロイヤルズは2012年から2014年までメジャーでの登板がなかったライアン・マドソンと契約し、マドソンを完全復活に導いた成功例がある。現在31歳のストーレンは2017年12月にトミー・ジョン手術を受けており、昨季を全休したが、デイトン・ムーアGMはストーレンの投球練習や登板機会について制限を設ける必要はないと発言しており、マドソン同様の復活ストーリーを期待しているようだ。

     ムーアは「彼のコンディションは良好だ。スプリング・トレーニングでは我々のチームにおいてブルペンの仕事を争うことになるだろう」とMLB公式サイトに対して語っている。ストーレンが復活すれば、ブラッド・ボックスバーガーやウィリー・ペラルタとともに、試合終盤の重要な場面を担うことになるだろう。

     ストーレンが最後にメジャーでプレイしたのは2017年であり、レッズで58試合に登板して54回2/3を投げ、防御率4.45、48奪三振を記録。それ以前はナショナルズ、ブルージェイズ、マリナーズでのプレイ経験があり、ナショナルズ時代の2011年には73試合で43セーブ、防御率2.75、2014年には65試合で20ホールド、防御率1.12をマークした実績がある。

     なお、ロイヤルズはノーヒッター2度の実績を誇りながらも直近3シーズンはいずれも防御率6点台に終わっているホーマー・ベイリーともマイナー契約を結んでいる。ベイリーとストーレンが復活を遂げるようであれば、強力とは言えないロイヤルズ投手陣にとって頼もしい戦力となるだろう。

  • パドレス・プレラーGM マイアミでマチャドと面会していた

    2019.2.15 14:50 Friday

     日本時間2月13日にSNYのアンディ・マルティーノがパドレスがマニー・マチャド獲得に向けてアグレッシブに動いていることを報じたばかりだが、日本時間2月15日に関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、パドレスのA.J.プレラーGMは先週、マイアミを訪れてマチャド夫妻との面会の場を設けていたようだ。地元紙サンディエゴ・ユニオン・トリビューンのケビン・エーシーは、正三塁手不在のパドレスにとってマチャドが補強の第1候補であることを伝えつつも、マチャドの新天地決定までにはまだ時間がかかる見込みであることを報じている。

     マルティーノはパドレスがマチャド獲得を目指してアグレッシブに動いていることを報じたツイートのなかで、「マチャドがパドレスへ行きたがっているかどうかはわからない」とコメント。また、マチャド側の人間がマチャドに対してヤンキースとの短期契約を勧めていることも報じていた(マチャドはヤンキース移籍が第1希望であると考えられている)。争奪戦のフロントランナーと見られるフィリーズとホワイトソックスも、引き続きマチャド獲得を狙っているようだ。

     マルティーノによると、ヤンキースのマチャドに対する姿勢は数ヶ月間にわたって変わっておらず、「積極的ではないものの、撤退もしていない。連絡を取り続けている」という状況だという。ヤンキースの三塁にはミゲル・アンドゥハーがおり、今オフの補強で二塁手のDJレメイヒューと遊撃手のトロイ・トゥロウィツキーをチームに加えているため、マチャド獲得に動く可能性は低いと見られている。ヤンキースの姿勢が変わるとすれば、マチャド側が希望条件を引き下げることに応じた場合のみだろう。

     ブライス・ハーパーの獲得にも興味を示しているパドレスだが、チーム状況を考えると、ハーパーよりもマチャドのほうがフィットする。MLB Pipelineが発表した有望株TOP100に10人を送り込んだパドレスには、短期的にも長期的にも、正三塁手を任せられる選手がいないのだ。チーム最大の穴を埋める補強として、パドレスのマチャド獲得は実現するのか。今後の動向に注目だ。

  • ロッキーズ・アレナード 契約延長交渉に期限を設けない方針

    2019.2.15 13:00 Friday

     ロッキーズとの契約最終年を迎え、シーズン終了後の動向が大きな注目を集めているノーラン・アレナード。ゴールドグラブ賞6度、本塁打王3度の実績を誇る三塁手がフリーエージェントとなれば、多くの球団を巻き込んだ熾烈な争奪戦が繰り広げられることが予想されるが、ロッキーズはアレナードがフリーエージェント市場に出る前に複数年契約を結ぶことを模索している。アレナード側も、レギュラーシーズン開幕日をデッドラインとせず、シーズン中にも契約延長に応じる姿勢を見せている。

     フリーエージェント前のラストイヤーを迎えたアレナードは、年俸調停権保有選手としては史上最高額となる年俸2600万ドルでロッキーズとの契約を更改した。ロッキーズはアレナードと長期契約を結ぶことを望んでおり、現在はアレナード、ロッキーズ、そしてアレナードの代理人であるジョエル・ウルフの3者による交渉が行われているようだ。

     多くの選手はレギュラーシーズンの戦いに集中するために、レギュラーシーズン開幕日を交渉のデッドラインとして設定する。アレナードもこれまではシーズン中の交渉には応じてこなかったが、契約最終年ということもあり、「デッドラインを設けるつもりはない」と話している。「契約交渉の行方よりも試合に勝つことのほうが大切だ」と、あくまでもレギュラーシーズンの戦いが最優先であることを強調しつつも、「その日の試合が終われば、何に対してもオープンだよ。僕たちはいつでも(契約延長について)話し合うことができる」と柔軟に対応する意向だ。

     ロッキーズは昨季開幕直後にチャーリー・ブラックモンとの6年契約を発表。アレナードも同様のプロセスを踏み、レギュラーシーズン開幕の前後に契約延長がまとまる可能性もある。アレナードは代理人と球団の双方に対する信頼を口にしており、両者の関係は良好だ。交渉がまとまらなければフリーエージェント市場の目玉となるだけに、アレナードの契約延長交渉の行方には球団の内外から大きな注目が集まっている。

  • フランコーナ監督 リンドーアの早期復帰を楽観視

    2019.2.15 12:25 Friday

     インディアンスがスター遊撃手フランシスコ・リンドーアの右ふくらはぎの故障について発表したとき、リンドーアが開幕戦のラインナップに名を連ねるのは不可能であると思われた。病院での診察結果によると、実戦復帰できるまでに7~9週間を要する見込みであり、最短の7週間で復帰した場合、その日は開幕戦前日にあたる。つまり、全てがスムーズに進まなければ開幕戦に間に合わないという状況なのだ。しかし、テリー・フランコーナ監督は、リンドーアが予定よりも早く回復して開幕戦に間に合うと楽観的に捉えているようだ。

     「(復帰までの)タイムテーブルが設定されているのは知っているけど、それは正しくないと思うんだ」とフランコーナ。「私はフランキー(リンドーアの愛称)のことをよく知っているし、自分の考えを信じるよ。彼の体調は良いし、彼は若いし、彼は一生懸命に練習する。(開幕戦までに)彼は万全の状態になっていると思うよ」とリンドーアへの信頼を口にした。

     リンドーアは日本時間2月15日にインディアンスのスプリング・トレーニング施設に到着。引き続き、実戦復帰に向けてのリハビリを行う予定となっている。日本時間2月5日にヘッド・アスレチック・トレーナーのジェームス・クインランに右ふくらはぎの違和感を訴えてから10日が経過したが、フロリダ州オーランドからアリゾナ州グッドイヤーに場所を変え、焦らず地道にリハビリを続けていく。

     リンドーアの離脱期間中、フランコーナはユー・チャン(張育成)、エリック・スタメッツ、マックス・モロフ、マイク・フリーマンらを遊撃手として起用する方針を明らかにしている。また、リンドーアと三遊間コンビを形成するホゼ・ラミレスが遊撃に回る可能性はないことも明言した。

     昨季38本塁打、25盗塁、OPS.871をマークするなど、攻守の要としてチームに不可欠な存在となっているリンドーア。フランコーナが考えるとおりに早期復帰が実現すれば、チームにとってこの上ない朗報となりそうだ。

  • ツインズ 若き主力選手・ポランコ&ケプラーと契約延長

    2019.2.15 11:50 Friday

     日本時間2月15日、関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、ツインズは若き主力選手のホルヘ・ポランコ、マックス・ケプラーとそれぞれ5年契約を結ぶことで合意に至ったようだ。ポランコは5年2575万ドル、ケプラーは5年3500万ドルと報じられており、前者は6年目がベスティング・オプション、7年目が球団オプション、後者は6年目が球団オプションとなっている模様。昨季限りでフランチャイズ・プレイヤーのジョー・マウアーが引退したツインズは、この2人を今後のチーム作りの核としていくつもりのようだ。

     現在25歳のポランコは今季が年俸調停権取得前のラストイヤー。よって、今回の契約はツインズがポランコの年俸調停期間3年とフリーエージェント期間の最初の2年を買い取った形となる。一方、現在26歳のケプラーは「スーパー2」の制度により今オフが年俸調停1年目となっており、ポランコ同様、今回の契約は年俸調停期間の残り3年とフリーエージェント期間の最初の2年を買い取ったものとなった。

     ロッコ・バルデリ新監督は、両選手の契約延長に関するコメントを残していないものの、「選手との契約延長が実現すれば、それは選手だけでなくチームにも良い影響を与えるんだ。良いチームメイトと長く一緒に戦えるのは、間違いなくチーム全体にとって良いことだからね」と契約延長がチームに与える好影響について話していたことがある。

     昨季は禁止薬物の使用により80試合の出場停止処分を受けたポランコだが、2017年には打率.256、13本塁打、74打点をマーク。昨季は限られた出場機会ながら、打率.288、出塁率.345、長打率.427はいずれも自己ベストだった。

     ケプラーは昨季打率.224とやや不本意なパフォーマンスに終わったものの、自己最多の20本塁打。メジャー定着を果たした2016年以降、平均19本塁打、63打点をマークしており、右翼の守備にも定評がある。

     今オフ、ネルソン・クルーズ、C.J.クロン、ジョナサン・スコープといった強打者をチームに加えたツインズ。ポランコとケプラーが期待通りの成長を遂げれば、他球団に引けを取らない魅力的な打線となりそうだ。

  • センター転向に自信を見せるDバックス・マーテイ

    2019.2.15 11:15 Friday

     これまで主に遊撃手、昨季は二塁手としてプレイしたケテル・マーテイ(ダイヤモンドバックス)だが、今季はチーム事情によりセンターでの出場機会が増えることが予想されている。スプリング・トレーニングではセンターの守備練習に時間を割くことになるが、マーテイは自身のセンター転向が上手くいくと自信を持っているようだ。

     「センターの守備も上手くこなせるはずだと思っているよ」とマーテイは語る。「(センターの守備が)上手くなる予感がしているんだ。センターの守備に就くのは初めてではないからね。どのポジションもこなせるくらいの身体能力を持っていると思う。僕は走れる選手だから。しっかり練習をしてシーズンに備えるだけだよ」と自信満々に話していた。

     プロ入り当初は遊撃手ながら、ダイヤモンドバックス移籍後は遊撃に名手ニック・アーメッドがいるため二塁転向を余儀なくされたマーテイ。今オフはA.J.ポロックがフリーエージェントとなってドジャースと契約し、その後釜となる外野手を移籍市場で見つけることができなかったため、マーテイはまたしてもチーム事情によりポジション変更を強いられることになった。なお、マーテイがセンターへ移ったあとの二塁には新加入のウィルマー・フローレスが入る見込みとなっている。

     ただし、ダイヤモンドバックスはマーテイをセンターに固定するつもりはないという。センターでマーテイのほかに出場機会を得そうなジャロッド・ダイソンとソクラテス・ブリトーはともに左打者であり、相手先発が左腕のときはマーテイがセンターに入る可能性が高い。相手先発が右腕のときは、ダイソンないしブリトーをセンターで起用し、マーテイを二塁ないし遊撃に置く布陣も検討されているようだ。

     「(トーリ・ロブロ)監督には遊撃でたくさんゴロを捕る練習をするように言われている。遊撃をしっかり守ることができれば、ほかのポジションも守れるはずだからね。試合の途中で守備位置が変わることもあると思うけど、それについては無問題だよ」とマーテイ。25歳のリードオフマンは、攻撃面のみならず守備面においてもチームのキーマンとなりそうだ。

  • Dバックス ブラッドリー、ホランド、平野によるクローザー争い

    2019.2.15 10:45 Friday

     ダイヤモンドバックスのスプリング・トレーニングでは、熾烈なクローザー争いが繰り広げられることになりそうだ。チーム全体の集合に先駆けてバッテリー組のスプリング・トレーニングがスタートし、練習の様子を見たトーリ・ロブロ監督はアーチー・ブラッドリー、グレッグ・ホランド、平野佳寿のいずれかがクローザーを務める可能性が高いことを明言した。

     昨季のダイヤモンドバックスはブラッド・ボックスバーガーが32セーブをマークしたが、不調によりシーズン途中でクローザー失格となり、ブラッドリーと平野が一時的に代役を務めた。そのボックスバーガーはシーズン終了後にフリーエージェントとなってロイヤルズへ移籍しており、ブラッドリーと平野が今季のクローザー候補となるのは自然な流れと言える。さらに、今季は通算189セーブの実績を誇るホランドが加入。昨季はカージナルスで大乱調だったものの、ナショナルズ移籍後は本来のピッチングを取り戻しており、こちらも有力なクローザー候補だ。

     「私は競争の精神が本当に好きなんだ。(3人のうち)誰がクローザーになっても、その役割をしっかり果たしてくれると思う」とロブロは語る。「まずはスプリング・トレーニングで彼らの様子を見て、誰をどのシチュエーションで使うのがベストなのかを見極めたいね」と今後の方針を明らかにした。

     一方、選手たちにはクローザーの座にこだわる様子は見られない。ブラッドリーは「僕はただ勝ちたいだけなんだ。(自分が登板するのが)9回だとしても、6回だとしても、先発だとしても、別に気にしないよ」とチームの勝利を最優先に考える姿勢を明確にしている。「見てのとおり、僕たちのチームにはホランドが加わったし、ヨシ(平野)もいる。ブルペンには良い投手が揃っているし、どの役割を任されたとしても、それが自分にとってベストのポジションになるように頑張るだけさ」と頼もしいコメントを残した。

  • ヤンキース・サバシアが今季限りで引退へ 17日に会見予定

    2019.2.14 13:00 Thursday

     メジャー19年目のシーズンに向けて準備を進めるなか、ヤンキースのCCサバシアは日本時間2月17日に記者会見を行う予定だ。この会見でサバシアは正式に今季限りでの現役引退を表明する見込みである。38歳のベテラン左腕は、以前から2019年が自身のラストシーズンであることを示唆していたが、日本時間2月17日に行う会見が正式な発表の場となりそうだ。

     サバシアは今オフ、心臓と右膝の手術を受けている。これを受け、アーロン・ブーン監督は今春、サバシアにスロー調整を行わせる予定であることを明言。「彼は心臓に問題を抱えていた。順調に回復していると聞いて安心しているけど、右膝の手術も受けているし、調整はスローになるだろうね。まずは彼の状態をしっかり見極めて、最初の数週間はスロー調整を行うことになるんじゃないかな。マウンドに立つときには万全のコンディションになっていると信じているよ」と指揮官は語った。

     昨季のサバシアは29先発で153イニングを投げ、9勝7敗、防御率3.65をマーク。シーズン終了後にフリーエージェントとなったが、1年800万ドルで再契約を結んだ。ヤンキースに加入した2009年にはチームのワールドシリーズ制覇に貢献し、ヤンキースでの10シーズンで129勝80敗、防御率3.74をマーク。通算2986奪三振、3470イニング、クオリティスタート313回はいずれも現役最多の数字である。

     通算3000奪三振まであと14に迫っており、達成すればメジャーリーグ史上17人目の快挙。左腕でサバシア以上の三振を奪っているのは、ランディ・ジョンソン(4875奪三振)とスティーブ・カールトン(4136奪三振)の2人だけであり、サバシアは左腕史上3位の通算奪三振数を誇っている。

     ブーンから今季の開幕投手に指名されたルイス・セベリーノは「僕にとって、CC(サバシア)は投手陣のメンターなんだ。僕たちが知りたいことは、彼がなんでも教えてくれるんだよ」とサバシアに対する全幅の信頼を口にする。サバシアは自身の影響を受けて成長したチームメイトとともに、現役ラストイヤーのワールドシリーズ制覇を目指す。

  • 通算83勝の右腕・フィスターが現役引退を決断

    2019.2.14 12:30 Thursday

     2010年代前半にタイガースの強力ローテーションの一角を担った先発右腕、ダグ・フィスターが現役引退を決断したことが明らかになった。代理人のページ・オドルによると、今月35歳になったフィスターのもとには複数の球団からメジャー契約のオファーが届いていたようだが、フィスターは妻アシュリーと2人の幼い娘と過ごす時間を優先することを望んだという。安定した制球力を武器に「計算できる先発投手」として通算83勝をマークした右腕にとって、レンジャーズでわずか1勝に終わった昨季が現役ラストイヤーとなった。

     オドルは電話会見のなかで「彼は数ヶ月間、現役引退について熟考していた。決断の最大の理由は、彼が人生の新たなチャプターをスタートしたいと思っていたことだ。今回の決断は100%、家族のためのものだ。彼は夫ないし父親として家族と時間を過ごせることを本当に楽しみにしている。彼は本当に家族を大切にする男なんだよ」と語り、フィスターが現役引退を決断するに至った理由を明らかにした。

     タイガース時代にはジャスティン・バーランダー(現アストロズ)、マックス・シャーザー(現ナショナルズ)とともに強力ローテーションを形成し、チームの4年連続地区優勝に貢献。タイガース時代の3度のポストシーズンでは、2011年の地区シリーズ第5戦に敵地ヤンキー・スタジアムで白星を挙げるなど、8試合で3勝2敗、防御率2.98をマークした。

     唯一のワールドシリーズでの登板となったのは、ジャイアンツと対戦した2012年。ジャイアンツの本拠地であるサンフランシスコは、フィスターの故郷であるマーセドから130マイルほどしか離れていない。ワールドシリーズ第2戦の2回、フィスターはグレガー・ブランコの打球を頭に受けたものの、6回4安打1失点という気迫のピッチングを見せた。

     2年後の地区シリーズ第3戦では、ナショナルズの一員として再びサンフランシスコのマウンドに上がり、7回無失点の快投。この年のポストシーズンでは、ジャイアンツの左腕エース、マディソン・バムガーナーが大活躍を見せたが、唯一バムガーナーに投げ勝ったのがフィスターだった。

     フィスターは2009年にマリナーズでデビューし、タイガース、ナショナルズのほか、アストロズ、レッドソックス、レンジャーズでもプレイ。通算242試合に登板して83勝92敗、防御率3.72をマークした。

  • フィリーズがエース右腕・ノラと契約延長 4年4500万ドル

    2019.2.14 12:00 Thursday

     2018年、フィリーズのアーロン・ノラはメジャー有数の好投手としての地位を確立するシーズンを過ごした。そして、フィリーズはチームのエースに成長した右腕を長期にわたって先発ローテーションの軸とするために、日本時間2月14日にノラとの契約を延長したことを発表した。今回の契約は2023年の球団オプションが付属した4年契約で、フィリーズはノラの年俸調停期間3年とフリーエージェント権取得後の1年(オプション行使の場合は2年)を買い取った形。今回の契約延長により、ノラは少なくとも2022年まで、最長で2023年までフィリーズのエースとして君臨することが確定した。

     ESPNの報道によると、ノラは契約ボーナスとして200万ドルを手にし、今季の年俸は400万ドル。来季以降は2020年が年俸800万ドル、2021年が年俸1175万ドル、2022年が年俸1500万ドルとなり、2023年は年俸1600万ドルの球団オプションないしバイアウト425万ドルとなっているようだ。よって、ノラに保証される金額は200万ドル+400万ドル+800万ドル+1175万ドル+1500万ドル+425万ドル=4500万ドルとなる。

     昨季のノラは、33先発で17勝6敗、防御率2.37の好成績をマークし、ナ・リーグのサイ・ヤング賞投票で3位にランクインした。防御率2.37と被OPS.570はリーグ2位、投球回数(212回1/3)はリーグ3位、17勝とFIP2.97はリーグ4位、224奪三振と被打率.197はリーグ5位の好成績であり、各部門でリーグ上位にランクイン。データサイト「Baseball-Reference」が算出する総合指標WARでは10.5を記録し、サイ・ヤング賞受賞者であるジェイコブ・デグロム(メッツ)の9.6を上回るとともに、メジャー全体では2002年にランディ・ジョンソン(当時ダイヤモンドバックス)が10.7をマークして以来の好成績だった。

     現在25歳のノラは、2023年シーズン終了時には30歳。フィリーズで過ごす4年間ないし5年間の活躍次第では、初めてフリーエージェントとなったときに、総額1億ドルを超えるような大型契約を手にすることになるかもしれない。今季以降のさらなる活躍に期待したい。

  • リリーフ左腕・ディークマン ロイヤルズと1年契約

    2019.2.14 11:40 Thursday

     日本時間2月14日、ロイヤルズはフリーエージェントのリリーフ左腕、ジェイク・ディークマンと2020年の相互オプションが付いた1年契約を結んだことを発表した。MLB公式サイトでロイヤルズの番記者を務めるジェフリー・フラナガンが関係者から得た情報によると、ディークマンの年俸は225万ドルで、2020年のオプションが行使されなかった場合、バイアウト50万ドルが支払われるという。また、ロイヤルズはディークマンとの契約に伴い、トミー・ジョン手術からのリハビリ中である右腕、ジェシー・ハーンを60日間の故障者リストに登録した。

     先月32歳になったばかりのディークマンは、昨季レンジャーズとダイヤモンドバックスで合計71試合に登板して自己ワーストの防御率4.73に終わったものの、2016年にはレンジャーズで66試合に登板して26ホールド、防御率3.40をマーク。2017年は故障の影響で長期離脱し、11試合のみの登板に終わったが、自己ベストの防御率2.53をマークした。フィリーズ、レンジャーズ、ダイヤモンドバックスでプレイした7年間の通算成績は、365試合で312イニングを投げ、14勝15敗、7セーブ、97ホールド、383奪三振、防御率3.75となっている。

     ロイヤルズのネッド・ヨスト監督は、スプリング・トレーニングが終了するまでブルペンの役割分担を決めないことを明言しており、スプリング・トレーニングでのパフォーマンス次第では、どの投手にもセットアッパーやクローザーを務めるチャンスがある状況。もちろん、ディークマンもスプリング・トレーニングで好投を続けていれば、セットアッパーやクローザーの有力候補となるだろう。

     なお、昨季のディークマンは7回と8回に登板することが多かったものの、7回は防御率1.88、被打率.125と好投したのに対し、8回は防御率5.81、被打率.262と今一つだった。この傾向が続くのであれば、ディークマンは7回担当のセットアッパーとして起用するのがベストの選択肢となるかもしれない。

  • アスレチックスがグロスマンと1年契約へ 高出塁率が魅力の外野手

    2019.2.14 11:20 Thursday

     若手選手が多いアスレチックスの外野陣に、メジャー歴6年、今年30歳を迎えるスイッチヒッターが加わることになりそうだ。MLB公式サイトに入った情報によると、アスレチックスはフリーエージェントの外野手、ロビー・グロスマンと1年契約を結ぶことで合意。外野陣の顔ぶれはほぼ固まりつつあったが、過去3シーズンで出塁率.371をマークしているグロスマンは、レギュラー争いに一石を投じる存在となるだろう。

     アスレチックスの外野陣は、右翼に昨季27本塁打のスティーブン・ピスコッティがおり、中堅には強肩好守が魅力のラモン・ラウレアーノがレギュラーとして起用される見込みである。左翼はニック・マルティーニとチャド・ピンダーによるプラトーンが予定されており、5人目の外野手として一塁も守れるマーク・キャナが控えている。

     ほかにもダスティン・ファウラー、フランクリン・バレートといった若手選手が出場機会をうかがっているが、グロスマンの加入はこのプランに多少なりとも影響を与えることになるだろう。ピンダーやキャナが内野中心での起用となったり、ファウラーやバレートが投手補強のためのトレードピースとして使われたりするような展開も考えられる。

     現在29歳のグロスマンは、昨季ツインズで129試合に出場して打率.273、5本塁打、48打点、出塁率.367、OPS.751をマーク。アストロズで3年間、ツインズで3年間プレイし、メジャー6年間の通算成績は打率.256、36本塁打、193打点、OPS.732となっている。スイッチヒッターだが、とくに左腕を得意としており、通算打率.286、出塁率.378、長打率.406をマーク。この数字を考慮すると、ピンダーを内野のユーティリティとして起用し、左翼をマルティーニとグロスマンのプラトーンとする起用法が有力と言えるかもしれない。

  • Dバックスがジョセフと1年契約 正捕手争いに参戦

    2019.2.14 11:05 Thursday

     日本時間2月14日、ダイヤモンドバックスはフリーエージェントの捕手、ケイレブ・ジョセフと1年契約を結んだことを発表した。ジョセフがロースター入りするのに伴い、トミー・ジョン手術からのリハビリ中である右腕、タイワン・ウォーカーが60日間の故障者リストに登録され、40人枠に登録されている選手の数は40人で変わらない。ジョセフはカーソン・ケリー、アレックス・アビラ、ジョン・ライアン・マーフィーらと正捕手の座を争うことになりそうだ。

     現在32歳のジョセフは、2015年と2017年にゴールドグラブ賞の受賞者候補に挙げられたことがあり、2015年には捕手部門の投票で5位にランクイン。通算375試合以上に出場している現役捕手のなかでは9位となる盗塁阻止率29.4%をマークしており、これはJ.T.リアルミュート(フィリーズ)、ウィルソン・ラモス(メッツ)、バスター・ポージー(ジャイアンツ)といったスター捕手を上回っている。

     昨季は盗塁阻止率32.2%をマークし、捕手として11度の併殺に関与したのはサルバドール・ペレス(ロイヤルズ)と並んでメジャー最多だった。オリオールズで82試合に出場して打率.219、14二塁打、3本塁打、17打点に終わったが、AAA級では24試合のみの出場ながら打率.273をマークしている。また、メジャーデビューしてからオリオールズで過ごした5年間の通算成績は、402試合に出場して打率.224、56二塁打、4三塁打、31本塁打、122打点となっている。

     今季のダイヤモンドバックスは、ポール・ゴールドシュミットを放出したトレードで若手有望株のケリーを獲得しており、現時点ではケリーが正捕手の筆頭候補となっている。ジョセフと同じ32歳のアビラ、27歳のマーフィーも控えており、メジャーレベルの捕手が4人もチームに在籍していることになる。まだマイナーオプションが残っていることを考えると、ジョセフはAAA級で開幕を迎えることになるかもしれない。

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