スプリンガーが故障者リスト入り
2017.7.29 07:51 Saturday
ア・リーグ西地区首位を走るアストロズは左腕エースのダラス・カイケルとリリーフ右腕のウィル・ハリスが復帰し、地区優勝に向けて盤石の布陣となった。しかし、彼らに代わって主に1番打者として活躍していたジョージ・スプリンガーが故障者リストに入ることが決まった。
スプリンガーは去る日本時間7月25日に行われたフィリーズ戦、2回裏の守備時にトミー・ジェセフが放った打球を処理しようとした際に大腿四頭筋を痛めて途中交代していた。その後は2試合連続で欠場していたものの、本人によれば痛みはひどくなく「大丈夫だ」と話している。現在の予定では日本時間8月5日のブルージェイズ戦から復帰する見込みだ。
昨年、自身初の全試合出場を果たしたスプリンガーは今季も好調を維持し、前半戦では先頭打者弾9本を含む、27本塁打を放って打線をけん引した。後半戦突入後は一発こそないものの、打率.313 出塁率.415と高い数字を記録している。
現在、野手で故障者リスト入りしているのはスプリンガーのほかにカルロス・コレア、コリン・モラン、アレックス・ブレグマン3人だ。コレアは指の故障で日本時間7月20日に受けた手術は無事に成功。彼の復帰時期は9月上旬と言われている。一方でモランは顔面骨折で8月中、ブレグマンは右太ももの痛みで戦線に復帰する予定だ。
7月のアストロズは13勝7敗 勝率.650と勝ち越しており、打率.327はメジャー全体トップの数字を誇っている。チームにはコレアらレギュラー野手陣が抜けたとしても選手層の厚さでカバーしている強さがある。今回、新たにスプリンガーが抜けたことは痛い出来事だが、多くのファンは1日でも早い彼の復帰を待っている。
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