アンドリュー・ミラー 日本時間土曜日に戦列復帰の見込み
2017.8.15 11:46 Tuesday
日本時間8月9日から23連戦を戦っているインディアンス。現在はアウェイ13連戦の真っ最中だが、テリー・フランコーナ監督によると日本時間8月19日から始まるカンザスシティでのロイヤルズ3連戦で、戦線離脱中のアンドリュー・ミラーが戦列に復帰できるようだ。
右膝蓋腱炎により日本時間8月3日から故障者リスト入りしているミラー。チームがタンパベイでレイズとの4連戦を戦っていた最中に、トロピカーナ・フィールドで2度のブルペン・セッションを行い、フランコーナ監督からリハビリ登板への「GOサイン」が出された。フランコーナ監督はミラーがAAA級コロンバスに合流し、日本時間8月17日にリハビリ登板を行う予定であることを明らかにした。
「ここ数日間、彼がボールを投げている様子はとても良かったよ」とフランコーナ監督。「彼も自身の投球フォームに関して手応えを感じているようだ」と、右膝の状態の悪化が投球フォームに悪影響を与えていたミラーが、本来の投球フォームを取り戻しつつあることを示唆した。なお、ミラーはクリーブランドの球団施設で練習をした後、AAA級コロンバスに合流する予定となっている。
フランコーナ監督は「リハビリ登板をした直後にチームに合流するのは難しいだろう」と話し、ミラーが日本時間8月16日から始まるミネソタでのツインズ3連戦でチームに合流する可能性を否定した。「全てが予定通りに進めば、金曜日にミラーが合流することになるだろうね」とフランコーナ監督が話したように、カンザスシティでのロイヤルズ3連戦で戦列復帰を果たす可能性が高まっている。
今季ここまで46試合に登板して4勝3敗2セーブ、防御率1.67、奪三振率13.00、被打率.141と例年通りの支配的なピッチングを見せていたミラー。フランコーナ監督はミラーの復帰後、登板のペースをある程度コントロールしていく方針を明らかにしているが、ミラーの復帰によりメジャートップの救援防御率2.99を誇るブルペン陣がさらに安定感を増すことは間違いない。2年連続の地区優勝、そして悲願のワールドシリーズ制覇に向けて、この上なく頼もしい戦力がいよいよ戻ってくる。
関連ニュース
関連動画
8月14日 クルーバー 史上3位となる14試合連続8奪三振以上
8月12日 カラスコ ノーヒッター逃すも8回10奪三振
7月31日 デービッドソンの一発でインディアンス連勝ストップ
7月30日 モンカダの素早いグラブトスがチームを救う
7月27日 有望株・モンカダ 記念すべきメジャー初アーチ
7月25日 大砲・デービッドソンが場外へ消える特大アーチ
