ジョイスが左腕を攻略 走者一掃の逆転3点二塁打
2017.8.16 16:03 Wednesday

日本時間8月16日のロイヤルズ戦でサンティアゴ・カシーヤとブレイク・トライネンが打ち込まれ、8回表に逆転を許したアスレチックス。しかし、8回裏にさらなるドラマが待っていた。
逆転したロイヤルズはセットアッパーのホアキム・ソリアを投入して逃げ切りを図ったが、アスレチックス打線は先頭のジェッド・ラウリーからの4連打で2点を返し、6-8と2点差に迫る。ロイヤルズは左腕マイク・マイナーへスイッチし、二死二、三塁からラジェイ・デービスを敬遠して左打者のマット・ジョイスとの勝負を選択。左投手が得意でなく、今季の出場機会がほぼ右投手相手に限定されていたジョイスだったが、カウント0-1からのフォーシームを捉え、レフト後方のフェンスを直撃する逆転3点タイムリー二塁打を放った。続くマーカス・セミエンにもタイムリーが飛び出し、5点を奪われた直後に6点を奪ったアスレチックスが大逆転。「流れは一度相手に渡ってしまったが、それを取り戻したんだ。良い気分だね」とボブ・メルビン監督はご機嫌だった。
関連ニュース
7月14日 次に動くのは誰だ!?トレード市場の投手事情
7月13日 【前半戦レビュー】ア・リーグ西部地区
関連動画
