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スタントン 連続試合本塁打ストップも62本塁打を目指す

2017.8.17 12:30 Thursday

 7試合連続本塁打はならなかったジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)だが、本塁打王レースで両リーグトップを走るスラッガーは気落ちすることなく、さらなる高みを目指している。スタントンが今季目指すのはズバリ、62本塁打だ。

 8-1で勝利した日本時間8月17日のジャイアンツ戦で本塁打を打つことができず、シングルヒット2本のみの4打数2安打に終わったスタントンは試合後、ベーブ・ルースとロジャー・マリスの本塁打記録を目指していることを明らかにした。ルースは1927年に60本塁打を放ち、マリスは1961年に61本塁打を放ってルースの記録を更新。もちろん、メジャー記録は2001年にバリー・ボンズが記録した73本塁打である。

 「ベーブ・ルースやロジャー・マリス、その他のスラッガーのビデオを見ながら育った僕にとって、61本塁打というのは常に目にしてきた数字なんだ」とスタントン。直近36試合で23本塁打を放ち、今季ここまで44本塁打を放っているスタントンだが、60本塁打に到達するためには今季の残り43試合で16本塁打が必要になる。

 マーリンズのドン・マティングリー監督は到達可能な数字であるとの見解を示した。「毎年、選ばれた男っていうのがいるんだよ。スタントンは今、まさにその男だと思う。故障せずに試合に出場し続けられるか、というのが彼にとっての問題だった。プレイし続けられるなら、十分に可能性はあるんじゃないかな」。スタントンは現時点でシーズン60本塁打ペース。ボンズの73本塁打を超えるのは不可能だとしても、ルースの60本塁打やマリスの61本塁打を超える可能性は十分に残されている。

 現在27歳のスタントンはここまでのキャリアで通算252本塁打を放っている。今回は6試合連続本塁打でストップしてしまったが、この先のキャリアでメジャー記録の8試合連続本塁打に挑戦するチャンスは何度も訪れるだろう。8試合連続本塁打は1956年のデール・ロング、1987年のマティングリー、1993年のケン・グリフィーJr.の3人が達成している。また、7試合連続本塁打を達成したのも2002年のジム・トーメイ、2004年のボンズ、2006年のケビン・メンチの3人だけだ。いつか、スタントンがこの記録を超える日がやってくるかもしれない。


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