【戦評】ツインズ大勝で4連勝 ワイルドカード獲得に前進
2017.9.25 10:20 Monday

試合中盤に打線が爆発したツインズが12安打10得点でタイガースに大勝し、敵地での4連戦をスイープ。エンゼルスは現在試合中だが、エンゼルスとの差を暫定で5ゲームに広げ、ワイルドカード獲得に大きく前進した。
ツインズは1回表にホルヘ・ポランコの12号ソロで先制すると、2回表にブライアン・ドージャーのタイムリーで2点目。4回表に1点、5回表に2点を加えてリードを広げ、5回裏にアレックス・プレスリーのタイムリーなどで2点を返されたものの、6回表にジョー・マウアーの2点タイムリーとエドゥアルド・エスコバーの20号スリーランで一挙5点を奪い、試合を決めた。先発のホゼ・ベリオスは5回2失点で13勝目(8敗)。6回以降は4投手の継投でタイガースの反撃をイアン・キンズラーの22号ツーランによる2点のみに抑えた。
ポール・モリター監督は「選手たちが本当によくやってくれた。全員がいい試合をしたい、そして勝ちたいと思っていたんじゃないかな。この時期に4つ勝てたのは大きいよ」と選手たちの頑張りを称賛。2安打1打点の活躍を見せたドージャーも「ここでの4試合に全て勝つという目標を達成してクリーブランドに行くことができる」と4連戦スイープという結果に満足げな様子を見せていた。
ツインズはこの試合での勝利が今季82勝目。昨季は両リーグワーストの103敗を喫しており、100敗以上を喫したシーズンの翌年に勝ち越したのは2009年のマリナーズ以来8年ぶり、史上13チーム目となった。しかし、ツインズの目標はシーズン勝ち越しではなく、あくまでもワイルドカード獲得だ。エンゼルス、ロイヤルズ、レンジャーズ、マリナーズといったライバルチームが軒並み調子を落としており、これらの球団との差は徐々に広がっているものの、まだポストシーズン進出は決定していない。レギュラーシーズンは残り6試合。ワイルドカード獲得に向けて最後まで戦い抜くだけだ。
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