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リーグ優勝決定シリーズの最優秀ブルペンはドジャース

2017.10.23 18:36 Monday

 アストロズがヤンキースを、ドジャースがカブスを破ってワールドシリーズ進出を決めたリーグ優勝決定シリーズ。リーグ優勝決定シリーズを対象とした「最優秀ブルペン」に選ばれたのは、5試合を通じて防御率0.00という素晴らしいパフォーマンスを見せたドジャースのブルペン陣だった。

 計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従ってポイントを加減していくだけである(週あたり合計100ポイントで優秀だと考えられている)。なお、ポストシーズン期間の「最優秀ブルペン」もこのルールに従って計算されたポイントを参考に選出されている。
・1アウト=+1.5ポイント
・1奪三振=+1.5ポイント
・1セーブ=+5ポイント
・1被安打=-2ポイント
・1自責点=-4ポイント
・1非自責点=-2ポイント
・1与四球=-1ポイント
・1セーブ失敗=-5ポイント

 

 リーグ優勝決定シリーズのドジャースは17イニング(=51アウト)で22奪三振、1セーブを記録した一方、被安打4、自責点0、与四球1で105.5ポイントを記録。ヤンキースが56ポイント、アストロズが22.5ポイント、カブスが14.5ポイントに終わる中、圧倒的なパフォーマンスで文句なしの「最優秀ブルペン」に選出された。4勝1敗でカブスを破ったドジャースだが、先発投手が6回以上を投げたのは2試合だけ(第3戦のダルビッシュ有が6回1/3、第5戦のクレイトン・カーショウが6回)。これはすなわちブルペン陣の登板機会が多かったことを意味する。その中で打たれたヒットはわずか4本(トニー・シングラーニ1本、ブランドン・モロー1本、ロス・ストリップリング2本)。第3戦の9回裏にストリップリングが連打を浴びるまで9回2/3にわたって無安打を継続し、最後まで得点を許さなかった。トニー・ワトソンは4試合で2回1/3を投げてパーフェクト。前田健太は3試合で3イニングを投げて打者9人を完璧に封じ込めた。クローザーのケンリー・ジャンセンも4試合で4回1/3を投げて許した走者は死球による1人だけ。ブルペン全体がリーグ優勝決定シリーズのMVPに選出されてもおかしくないくらいの貢献度だった。


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