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2018年の殿堂入り候補者は33名 チッパーら5名が有力候補

2017.11.21 18:48 Tuesday

 日本時間11月21日、2018年のアメリカ野球殿堂入り候補者33名が発表された。今回から殿堂入り投票の対象となったのはチッパー・ジョーンズ、ジム・トーメイ、オマー・ビスケルら19名。投票結果は日本時間1月25日にMLBネットワークとMLB.comでアナウンスされる予定となっている。

 今回から殿堂入り候補者となった19名のうち、初年度で殿堂入りする可能性があると言われているのがC.ジョーンズ、トーメイ、ビスケルの3名だ。歴代屈指のスイッチヒッターとしてブレーブス一筋で19シーズンにわたって活躍したC.ジョーンズは通算2726安打を放ち、打率.303、468本塁打、1623打点、OPS.930をマーク。オールスター・ゲームに8度選出され、自己最多の45本塁打を放った1999年にはナ・リーグMVPに輝いている。インディアンス、フィリーズなどで活躍したトーメイは40本塁打以上6回、30本塁打以上12回を誇る90年代後半~2000年代を代表するスラッガー。本塁打王のタイトルはフィリーズ時代の2003年に獲得しただけだったが、通算612本塁打は歴代8位の大記録である。21歳でメジャーデビューしてから45歳で現役を退くまで24シーズンにわたって遊撃を守り続けたビスケルはゴールドグラブ受賞11度を誇る歴代屈指の名手。通算2877安打、404盗塁を記録するなど、遊撃守備以外でも素晴らしい成績を残している。

 この3名に加えて有資格3年目となるトレバー・ホフマン、有資格2年目となるブラディミール・ゲレーロの2名も殿堂入りを有力視されている。史上初めて通算600セーブの大台を突破し、歴代2位の通算601セーブをマークしているホフマンは前回の投票で5票足りずに殿堂入りを逃した(得票率74.0%、殿堂入り基準は得票率75%)。走攻守すべてにおいて野性味あふれるプレイを見せ、通算2590安打、打率.318、449本塁打、1496打点、OPS.931をマークしたゲレーロは前回の投票で15票不足(得票率71.7%)。例年の傾向を考えると、前回の投票で得票率75%目前まで迫っているこの2名は、今回の投票で殿堂入りを果たす可能性が極めて高い。

 ほかにはサイ・ヤング賞を2度受賞したヨハン・サンタナ、49歳まで投げ続け通算269勝をマークしたジェイミー・モイヤー、ゴールドグラブ賞を10度受賞して通算434本塁打を放ったアンドリュー・ジョーンズらが初登場。ヤンキースの主力打者として活躍し、2009年のワールドシリーズでMVPに輝いた松井秀喜も日本人野手として初めて殿堂入り候補に名を連ねた。

 エドガー・マルティネス、ロジャー・クレメンス、バリー・ボンズらビッグネームも引き続き殿堂入り候補に名を連ねており、最大10名にしか投票できない投票者たちにとっては難しい選考となるはず。33名の候補者の中から新たなホール・オブ・フェイマーが何人生まれるのか。およそ2ヶ月後の結果発表が待ち遠しい。

 

殿堂入り候補者33名
バリー・ボンズ、クリス・カーペンター、ロジャー・クレメンス、ジョニー・デイモン、ブラディミール・ゲレーロ、リバン・ヘルナンデス、トレバー・ホフマン、オーランド・ハドソン、オーブリー・ハフ、ジェイソン・イズリングハウゼン、アンドリュー・ジョーンズ、チッパー・ジョーンズ、ジェフ・ケント、カルロス・リー、ブラッド・リッジ、エドガー・マルティネス、松井秀喜、フレッド・マグリフ、ケビン・ミルウッド、ジェイミー・モイヤー、マイク・ムシーナ、マニー・ラミレス、スコット・ローレン、ヨハン・サンタナ、カート・シリング、ゲーリー・シェフィールド、サミー・ソーサ、ジム・トーメイ、オマー・ビスケル、ビリー・ワグナー、ラリー・ウォーカー、ケリー・ウッド、カルロス・ザンブラーノ


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