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スタントンのヤンキース移籍が球団間で合意 ジャッジと共演へ

2017.12.10 13:33 Sunday

 ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)がカージナルスとジャイアンツへの移籍を拒否し、振り出しに戻ったかに思われたスタントン争奪戦。しかし、争奪戦は急展開を見せた。マーリンズとヤンキースはスタントンのトレードについて球団間で合意に達したようだ。

 MLBネットワークのジョン・ヘイマンはマーリンズとヤンキースの間でのトレード交渉が「完了した」ことを報じた。スタントンは全球団へのトレード拒否権を有しているため、最終的にはスタントン自身の受諾が必要となるが、スタントンの希望移籍先にヤンキースが含まれているのは既報のとおりであり、ヤンキース移籍が実現することはほぼ間違いない。マーリンズはスタントンのトレードで二塁手のスターリン・カストロと有望株2名(右腕のホルヘ・グスマン、遊撃手のホゼ・ディバース)を獲得する模様だ。

 また、このトレードによりヤンキースはスタントンの年俸の一部としてマーリンズから3000万ドルを譲り受けるとの情報が出ているが、MLBネットワークのジョエル・シャーマンによると、この3000万ドルはスタントンが2020年シーズン終了後にオプトアウトの権利を行使せず、ヤンキースに残留した場合にのみ支払われるようだ。残り10年2億9500万ドルの契約をヤンキースが全うする場合にのみ支払われるということになる。

 そして、スタントンのヤンキース移籍により、今季ナ・リーグ本塁打王(59本塁打)のスタントンとア・リーグ本塁打王(52本塁打)のアーロン・ジャッジという「111本塁打コンビ」が完成する。ここにゲーリー・サンチェスとディディ・グレゴリウスを加えると今季合計169本塁打となり、ジャイアンツ(128本塁打)、パイレーツ(151本塁打)、ブレーブス(165本塁打)、そして同地区ライバルのレッドソックス(168本塁打)を上回る。チームメイトが同一シーズンに50本塁打以上を放った例は1961年のヤンキース(ロジャー・マリスとミッキー・マントル)しかなく、スタントンとジャッジの競演はまさに歴史的な出来事となる。

 スタントンがトレードを拒否した直後の、まさに「電光石火」とも言うべきヤンキースのスタントン獲得劇。今オフの動向、そして来季以降の戦いに大きなインパクトを与えることは間違いない。


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