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ペドロイアが左膝手術 来季最初の2ヶ月を欠場へ

2017.10.26 11:02 Thursday

 レッドソックスの正二塁手、ダスティン・ペドロイアが日本時間10月26日に左膝の手術を受け、2018年シーズンの最初の2ヶ月程度を欠場する可能性が高くなった。全治には7ヶ月を要すると見られており、戦列復帰は早くても来年6月ごろになりそうだ。

 今季はシーズンを通して故障に悩まされ、5月下旬に左手首痛、8月には2度にわたって左膝の炎症で故障者リスト入りしたペドロイア。9月に入って戦列復帰を果たし、ポストシーズンまで戦い抜いたものの、左膝には違和感を抱えたままだった。昨オフにも左膝の手術を受けたペドロイアだが、症状は思ったように回復せず、完治させるために今回の手術を受けることを決断した。ペドロイアの望みはただ一つ。左膝の違和感なくプレイできるようになることである。

 今季のペドロイアは105試合に出場して打率.293、7本塁打、62打点、OPS.760をマーク。しかし、9月は打率.242、OPS.638、アストロズとの地区シリーズでは打率.125、OPS.347に終わるなど、万全でない左膝の状態がパフォーマンスに悪影響を及ぼしていることは明白だった。ちなみにレッドソックスは現アストロズ・ベンチコーチのアレックス・コーラが新監督に就任することが決定しているが、コーラとともにプレイしたレッドソックスの選手は現在ペドロイアただ一人である。

 レッドソックスはペドロイア復帰までの2ヶ月間、正二塁手の穴を埋める必要がある。球団内のオプションとしてはブロック・ホルト、デベン・マレーロ、マルコ・ヘルナンデス、林子偉(リン・ズーウェイ)らの起用が考えられるが、今季終了後にフリーエージェントとなるエドゥアルド・ヌニェスとの再契約も選択肢の一つになるだろう。ヌニェスは7月下旬にジャイアンツからレッドソックスへ加入し、移籍後は38試合に出場して打率.321、8本塁打、27打点、OPS.892の好成績をマーク。二塁以外にも内外野の多くのポジションを守れるため、ペドロイア復帰後もユーティリティ・プレイヤーとして重宝するに違いない。


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