パドレスが牧田和久と契約間近か
2018.1.6 09:30 Saturday
日本時間1月5日は三角トレードが発表され、球界に大きな動きがあった。例年よりもオフの移籍の動きが遅いと言われているものの、これから徐々に変化があることだろう。その中で牧田和久の移籍先はパドレスが有力だと移籍情報サイト「MLBトレード・ルーモア」が伝えている。
牧田は埼玉西武の貴重なサブマリンとして昨年は58試合に出場して3勝3敗28ホールド 防御率2.30の成績を残した。プロ1年目からチームの守護神を務め、時には先発もこなすスイングマンとして活躍し、侍ジャパンの一員としても世界を相手に戦った。
「Yahooスポーツ」のジェフ・パッサン記者も自身のTwitterを通じて「パドレスが日本のサブマリン、牧田との契約に大きな関心を示している」と伝えており、ポスティングシステムを使って移籍を目指す牧田にとって大きなニュースとなっている。本人は既に渡米してメディカルチェックを済ませているという。
「トレード・ルーモア」によれば年末には入札の意思を示した球団が発表される予定だったが、その詳細は明らかにされなかった。レンジャーズなどが興味を示していると言われていた中でパドレスが埼玉西武が設定した金額と一致し、現在の交渉は最終段階に入っている模様だ。
このままパドレス入団となれば昨年、ナ・リーグ西地区4位に終わったチームに大きな力を与えることになるだろう。球界でも貴重なサブマリンはリリーフだけではなく、時には先発としても起用できるため出場機会も多くなる。昨年はNPBからメジャーに挑戦する選手がいなかったが既に大谷翔平(エンゼルス)と平野佳寿(ダイヤモンドバックス)の移籍が決まっており、2018年も多くの日本人選手の活躍を見ることができそうだ。
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