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第11週のMVPはラミレスとデグロム

2017.6.20 10:49 Tuesday

 第11週(6月12日~6月18日)の週間最優秀選手が発表され、ア・リーグはホゼ・ラミレス(インディアンス)、ナ・リーグはジェイコブ・デグロム(メッツ)が選出された。

 ラミレスは打率.516、出塁率.545、長打率1.065という凄まじい成績を残し、週間MVPを初受賞。7試合で8二塁打、3本塁打、7打点、1盗塁とまさに絶好調の1週間を送った。16安打、8二塁打、11長打、33塁打、長打率1.065はいずれもリーグトップの数字。打率は同3位、出塁率は同3位タイにランクインした。特に、6月14日以降の6試合(17日はダブルヘッダー)すべてでマルチヒットを記録し、うち4試合で3安打を記録。6試合連続で二塁打を放ち(計8本)、今季21二塁打はリーグ3位となっている。11本塁打はすでに昨季と並ぶ自己最多タイとなり、高打率を維持しつつ長打力を増しているラミレス。今季は充実の昨季を上回る、キャリア最高のシーズンとなりそうだ。

 デグロムは2度の先発登板でいずれも勝利投手になり、2勝0敗、防御率0.53という見事な成績で自身3度目の週間MVP受賞となった。12日のカブス戦で今季初完投(9回5安打6奪三振1失点)をマークしたデグロムは、18日のナショナルズ戦でも8回3安打6奪三振1失点(自責点0)と好投。また、デグロムは18日のナショナルズ戦でメジャー初本塁打を放ち、本業のピッチングだけでなく、バッティングでも印象に残る活躍を見せた。一時は防御率が4点台後半に跳ね上がるなど、らしくないピッチングが続いていたデグロムだが、ようやく本来の姿を取り戻したようだ。


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