ゲーリー・サンチェスがモリソンの発言に反応
2017.7.6 10:49 Thursday
ローガン・モリソン(レイズ)がホームラン・ダービーの出場者選考に関して不満を漏らした件について、「出場すべきでない」と名指しで批判されたゲーリー・サンチェス(ヤンキース)が自らの考えを語った。
「僕がコントロールできることではないんだよ。電話がきて、(ホームラン・ダービーへ)招待してらったんだ。僕はそのとき『オールスター・ゲームに出場できるかわからないから、ホームラン・ダービーに出場する機会を得られるかもわかりません』って答えたんだ。もしオールスター・ゲームに出場できれば、参加しますよってね」
サンチェスは選手間投票による選出で、捕手部門ファン投票1位のサルバドール・ペレス(ロイヤルズ)の控えとしてオールスター・ゲームへの切符を手にした。これによってホームラン・ダービー出場を断る理由はなくなり、サンチェスはホームラン・ダービー出場を決めた。「このイベントに出場できるのはとても名誉なことだよ。モリソンが選ばれなかったのは、決して僕の責任ではない。さっきも言ったけど、僕はホームラン・ダービーに出場できてとても嬉しいし、出場できることはとても光栄だよ」
サンチェスは開幕直後に1ヶ月ほど戦列を離れたこともあり、今季ここまで13本塁打にとどまっている。これは今年のホームラン・ダービー出場予定選手のなかで最少の数字だ。一方のモリソンは今季ここまでリーグ3位タイの24本塁打。「俺が14号本塁打を放ったのは1ヶ月以上前なんだぜ」というのがモリソンの主張である。
サンチェスは昨年8月のメジャー昇格以降、104試合で33本塁打を放っている。モリソンは同期間、100試合で28本塁打だ。「サンチェスは素晴らしい選手だけど、ホームラン・ダービーに出場すべきではない」というモリソンの発言は、今季の成績だけを見れば妥当なのかもしれないが、多くの理解を得ることは難しいだろう。リーグ2位の25本塁打を放っているジョージ・スプリンガー(アストロズ)もホームラン・ダービーには招待されていないのだから。
「僕にとっては良い経験だし、ホームラン・ダービーに出場できるのは光栄だよ」と語るサンチェスには、モリソンを黙らせるようなパフォーマンスを期待したいところである。
関連ニュース
7月5日 ファイナル・ボート中間発表 1位はムスターカスとターナー
7月3日 最後の1枠をめぐる争い 「ファイナル・ボート」候補選手
6月30日 投票締切まであと3時間! ファン投票最終中間発表
6月27日 第5回中間発表 投票締め切りまであと3日!
6月26日 前回王者・スタントンのHRダービー参戦が決定!
関連動画
6月29日 HRダービー連覇を目指すジャンカルロ・スタントン