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レッドソックスが三塁手補強 ヌニェスを獲得

2017.7.26 15:33 Wednesday

 レッドソックスが若手2選手との交換でジャイアンツからエドゥアルド・ヌニェスを獲得した。ヌニェスは日本時間7月26日のパイレーツ戦に出場していたが、5回裏の打席で代打を送られ、ベンチ内やベンチ裏でチームメイトとハグ。それからまもなくして「レッドソックスがヌニェス獲得」のニュースが伝えられた。

 ヌニェスはナ・リーグ西部地区最下位のジャイアンツからア・リーグ東部地区首位のレッドソックスへ移籍することになり、ヤンキースでプレイした2013年以来4年ぶりのア・リーグ東部地区復帰となる。今季はジャイアンツで76試合に出場して打率.308、4本塁打、18盗塁、OPS.751をマーク。三塁で49試合、レフトで19試合、遊撃で11試合、ライトで2試合に出場しており、チーム最大の穴となっている三塁を埋めるのはもちろんのこと、内外野兼任のユーティリティ・プレイヤーとして貴重な戦力となるはずだ。

 レッドソックスは日本時間7月26日のマリナーズ戦で20歳のラファエル・ディバースを「9番・三塁」でメジャーデビューさせたが、いくら球界トップクラスのプロスペクトとはいえ、いきなり優勝争いをしているチームの正三塁手を任せるのは酷。チームのOBであるペドロ・マルティネスも「ディバースは年齢の割には成熟しているが、まだメジャーレベルではない」といった趣旨のツイートをしており、右打者のヌニェスと左打者のディバースをプラトーンで起用する、あるいはディバースをヌニェスの控えとして起用するといった形になっていくかもしれない。

 レッドソックスからジャイアンツへ移籍するのはショーン・アンダーソンとグレゴリー・サントスの両若手右腕。22歳のアンダーソンは昨年のドラフトでレッドソックスから3巡目指名を受けてプロ入り。今季はA級とAアドバンス級で計18試合に先発して6勝3敗、防御率3.42をマークしている。17歳のサントスはドミニカ共和国出身。今季はドミニカ共和国のサマーリーグで7試合に先発して2勝0敗、防御率0.90をマークしている。


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