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第19週のMVPはロサリオとスタントン

2017.8.15 10:28 Tuesday

 第19週(8月7日~8月13日)の週間最優秀選手が発表され、ア・リーグはエディ・ロサリオ(ツインズ)、ナ・リーグはジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)が選出された。

 ロサリオは打率.444(27打数12安打)、4本塁打、9打点、OPS1.484の好成績でチームを牽引し、自身初の週間MVP受賞となった。10得点と27塁打はリーグトップ、4本塁打は同トップタイ、長打率1.000は同2位、9打点は同2位タイ、12安打は同3位タイ、打率.444は同5位の好成績。ハイメ・ガルシア、ブランドン・キンツラーらを放出しながらもワイルドカード争いに踏みとどまるチームの原動力となっており、ツインズの選手としては第4週のミゲル・サノーに続いて今季2人目の受賞となった。出場した7試合のうち6試合でヒットを放ち、うち4試合でマルチヒット。日本時間8月8日のブリュワーズ戦では2本塁打を含む3安打2打点、同12日のタイガース戦では1本塁打を含む3安打3打点の活躍を見せた。すでに24二塁打と16本塁打は自己記録を更新しており、打率.296、出塁率.337、長打率.503、OPS.839はいずれも自己ベストの数字。7月下旬以降は5番を打つことも多くなっており、今やチームに不可欠な戦力となっている。

 スタントンは打率.333(27打数9安打)、6本塁打、11打点、OPS1.416の好成績をマークし、日本時間8月14日のロッキーズ戦で放った本塁打でマーリンズの球団シーズンタイ記録(42本塁打)と通算250本塁打を同時に達成。2016年7月以来、自身5度目の週間MVPに輝いた。6本塁打、11打点、28塁打はいずれもメジャートップ、長打率1.037は同2位の数字。マーリンズの選手が週間MVPを受賞するのはJ.T.リアルミュート(第1週)、マーセル・オズーナ(第2週)、エディンソン・ボルケス(第9週)に続いて今季4人目であり、ドジャースと並んでメジャー最多となっている。出場した7試合のうち本塁打が出なかったのは日本時間8月10日のナショナルズ戦だけで、翌日から4試合連続本塁打を継続中。8月は12試合で9本塁打と驚異的なペースで本塁打を量産しており、後半戦28試合で16本塁打、直近33試合で21本塁打と歴史的なハイペースを維持している。シーズン50本塁打どころか60本塁打も視野に入っており、量産体制をどこまで維持できるか注目したい。


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