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タイガースの最優秀マイナー選手が発表

2017.9.28 15:20 Thursday

 メジャーリーグでは両リーグのMVPやタイトル獲得者を表彰しているが、マイナーリーグでも毎年チームごとに投手・野手部門に分けて最優秀選手を選出している。今回、タイガースが最優秀マイナー選手を発表し投手ではグレゴリー・ソト、野手ではクリスティン・スチュワートが選ばれた。

 投手部門で選ばれたソトはシングルAに所属する22歳の左腕投手。今季はフルシーズンAとアドバンスドAの2チームに所属し先発として23試合に登板して12勝2敗 防御率2.25の好成績を収めた。フルシーズンA在籍時は6月から9月まで6勝負けなし、96回を投げて116奪三振と高い能力をみせた。また、得点圏の被安打率も.186と低くチームのエースとして活躍した。ちなみにタイガース内での有望株ランキングでは13位に位置している。スカウティングレポートよると今季の与四球率は5.7と制球に課題があるようだ。

 一方で野手部門で選出されたスチュワートは2015年のドラフト1巡目(全体34番目)で入団した左打ちの外野手。チーム内の有望株ランキングでは7位であり彼の将来性に球団関係者から大きな期待をかけられている。彼の武器は打撃であり、今季は2Aに所属し136試合で打率.256 28本塁打 86打点と主砲として活躍した。スイングスピード速いことも武器ではあるものの、136試合で138三振の打撃の粗さやスカウトから守備面で課題があると評価されている。本人はシーズンを振り返り「6月から7月にかけては調子がよかった。さらに上のレベルに行くために基本に戻って練習を積み重ねていく」と話した。

 メジャーリーグのタイガースでは今季ジャスティン・バーランダーをはじめ、J.D.マルティネスなど主力選手を放出して再建モードに入った。また、来季からは監督も替わることが決定していることから体制が大きく変わることになる。よってソトとスチュワートの2人にもスプリングトレーニングやマイナーでの活躍次第では夢のメジャーに昇格できる可能性は十分にある。果たして2人は新生タイガースの新星になれるかどうか、彼らの今後の活躍に注目だ。


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