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  • 日本人選手オープン戦成績まとめ(日本時間3月15日時点)

    2021.3.15 17:00 Monday

     日本時間3月15日、日本人4投手がオープン戦で先発し、ダルビッシュ有(パドレス)は3回無安打無失点、前田健太(ツインズ)は4回無安打無失点、菊池雄星(マリナーズ)は4回途中2安打1失点、有原航平(レンジャーズ)は4回2安打無失点とそれぞれ好投した。前田は初の開幕投手が決定。なお、前日の試合で左ハムストリングの張りを訴えた秋山翔吾(レッズ)について続報は入っていない。ここではマイナー契約の山口俊(ジャイアンツ)と加藤豪将(パドレス)も含めた日本人10選手のオープン戦の成績を整理する。

    大谷翔平(エンゼルス)
    【投手】
    2試合(2先発)0勝1敗0セーブ 防御率13.50
    4イニング 奪三振9 与四球3 WHIP3.00
    【野手】
    5試合 打率.538(13打数7安打)1本塁打3打点
    三振1 四球1 出塁率.533 OPS1.303

    ダルビッシュ有(パドレス)
    2試合(2先発)1勝0敗0セーブ 防御率0.00
    5イニング 奪三振7 与四球0 WHIP0.20

    前田健太(ツインズ)
    3試合(3先発)0勝0敗0セーブ 防御率0.00
    9イニング 奪三振12 与四球1 WHIP0.22

    秋山翔吾(レッズ)
    4試合 打率.000(7打数0安打)0本塁打0打点
    三振3 四球3 出塁率.300 OPS.300

    筒香嘉智(レイズ)
    7試合 打率.077(13打数1安打)0本塁打1打点
    三振6 四球3 出塁率.235 OPS.312

    菊池雄星(マリナーズ)
    3試合(3先発)0勝2敗0セーブ 防御率3.24
    8.1イニング 奪三振9 与四球4 WHIP1.08

    有原航平(レンジャーズ)
    3試合(3先発)0勝1敗0セーブ 防御率3.00
    9イニング 奪三振5 与四球1 WHIP1.11

    澤村拓一(レッドソックス)
    1試合(0先発)0勝0敗0セーブ 防御率13.50
    0.2イニング 奪三振1 与四球3 WHIP6.00

    山口俊(ジャイアンツ)
    2試合(0先発)1勝0敗0セーブ 防御率0.00
    2イニング 奪三振3 与四球0 WHIP1.50

    加藤豪将(パドレス)
    11試合 打率.353(17打数6安打)1本塁打5打点
    三振5 四球1 出塁率.421 OPS1.009

  • 1年だけ在籍して大活躍した選手 元広島・ソリアーノらが選出

    2021.3.15 14:00 Monday

     日本時間3月15日、メジャーリーグ公式サイトのアンドリュー・サイモンは「1年だけ在籍して大活躍した選手」を特集する記事を公開した。近年では秋信守(2013年レッズ)、ネルソン・クルーズ(2014年オリオールズ)、ジェイソン・ヘイワード(2015年カージナルス)、ヤスマニ・グランダル(2019年ブリュワーズ)、ジョシュ・ドナルドソン(2019年ブレーブス)などがその代表例と言えるが、サイモンはメジャーの歴史を遡り、10人をピックアップしている。

     2009年オフにマリナーズからフリーエージェントとなったエイドリアン・ベルトレイは1年契約でレッドソックスへ移籍。左翼後方にグリーン・モンスターがそびえるフェンウェイ・パークで狙い通りに二塁打を量産し、2010年は打率.321、49二塁打、28本塁打、102打点、OPS.919の好成績をマークした。その後、レンジャーズで活躍して球界を代表する三塁手とみなされるようになり、通算3000安打も達成し、アメリカ野球殿堂入りが有力視されている。

     日本プロ野球の広島東洋カープでもプレー経験があるアルフォンゾ・ソリアーノは2005年オフにレンジャーズからナショナルズへトレードされ、1年だけプレーした。2006年は打率.277、46本塁打、95打点、41盗塁、OPS.911をマークし、史上4人目となる「40-40」を達成。この年のオフにフリーエージェントとなり、カブスと大型契約を結んだ。なお、「40-40」の達成者はソリアーノ以降、現れていない。

     捕手史上最多のゴールドグラブ賞13度を誇るイバン・ロドリゲスは2002年オフにレンジャーズからフリーエージェントとなり、1年契約でマーリンズに加入。打率.297、16本塁打、85打点、OPS.843と打撃成績自体は特筆すべきほどのものではなかったが、豊富な経験を生かして若いチームを牽引し、球団史上2度目のワールドシリーズ制覇に導いた。カブスとのリーグ優勝決定シリーズでは7試合で10打点を叩き出し、MVPに選ばれている。

     サイモンはこの3人のほか、マイク・ハンプトン(2000年メッツ)、ケビン・ブラウン(1998年パドレス)、ジャック・モリス(1991年ツインズ)、リッチ・ゴセージ(1977年パイレーツ)、レジー・ジャクソン(1976年オリオールズ)、ディック・アレン(1970年カージナルスと1971年ドジャース)、ロジャース・ホーンスビー(1927年ジャイアンツと1928年ブレーブス)を選出。なお、1年間を通して同じチームでプレーした選手が対象となっており、途中移籍のCC・サバシア(2008年ブリュワーズ)やランディ・ジョンソン(1998年アストロズ)は含まれていない。

     また、2021年シーズンにこれらの名選手の仲間入りを果たす可能性のある選手として、フランシスコ・リンドーア(メッツ)、ランス・リン(ホワイトソックス)、マーカス・セミエン(ブルージェイズ)、コリー・クルーバー(ヤンキース)、アンドレルトン・シモンズ(ツインズ)、カイル・シュワーバー(ナショナルズ)、ジョク・ピーダーソン(カブス)らの名前が挙げられている。彼らがベルトレイ、ソリアーノ、ロドリゲスらのようなインパクトを残せるか注目したい。

  • カ軍「速球王」の復帰登板 22球粘られて打者1人で交代

    2021.3.15 12:30 Monday

     日本時間3月15日、最速105マイルの速球で知られるジョーダン・ヒックス(カージナルス)がメッツとのオープン戦で今季初登板。ヒックスが公式記録の残る試合で登板するのは2019年6月以来、約2年ぶりのことだった。1イニングを投げる予定だったヒックスだが、先頭打者のルイス・ギヨーメイが驚異の粘りを発揮し、ファウル16球を含む22球をヒックスに投げさせ、四球を選んで出塁。予定の球数に達したヒックスは打者1人で交代した。

     ヒックスがギヨーメイに投じた初球は、99.8マイルのシンカーで見逃しストライク。2球目は89.2マイルのスライダーで空振りを奪い、あっという間に追い込んだ。ファウル2球のあと、100.2マイルのシンカーが高めに外れてカウント1-2。そこから5球連続ファウル→2球連続ボール→9球連続ファウルとなり、22球目のスライダーが低めに外れてギヨーメイは四球で出塁した。

     22球のうち、100マイルを超えたのは6球。20球目のシンカーがこの日最速の101.4マイルを計測した。「速球王」を相手にギヨーメイが驚異の粘りを見せ、メッツのベンチは大盛り上がり。ケビン・ピラーは「100マイル以上のボールを投げる投手を相手に22球も粘るなんて信じられないよ」と感嘆。ルイス・ロハス監督も「あんなの見たことないよ」と驚きを隠さなかったが、ギヨーメイ自身は「四球を選ぶことができてよかった。アウトになっていたら何も意味がないからね」と冷静だった。

     一方、カージナルスの選手たちも同じような反応を見せており、ジャック・フラハティは「あんな打席は見たことがない」とツイート。ヒックス自身は「ストライクゾーンをフルに使うことができて、素晴らしい初登板になった。復帰をサポートしてくれた人々に感謝したい。今年のシーズンが楽しみだ!」と心境をつづった。

     なお、球数のデータが記録されるようになった1988年以降、公式戦での1打席の最多記録は2018年4月にブランドン・ベルト(ジャイアンツ)がハイメ・バリア(エンゼルス)を相手にマークした21球となっている(結果はライトライナー)。

  • オリオールズがフランコ獲得へ 「交渉の最終段階」との報道

    2021.3.15 12:00 Monday

     日本時間3月15日、フリーエージェント市場に残ったままとなっているマイケル・フランコをオリオールズが獲得することが決定的となった。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンはオリオールズとフランコの交渉が最終段階に突入していることを伝えている。現在フリーエージェント市場に残っている野手のなかでベストの選手の1人と言われているフランコには、オリオールズのほか、メッツやブレーブスも関心を示していることが報じられていた。

     現在28歳のフランコは、かつてフィリーズのトップ・プロスペクトとして大きな期待を背負っていた選手であり、2014年9月に22歳でメジャーデビュー。翌2015年には80試合に出場して打率.280、14本塁打、50打点、OPS.840をマークした。しかし、その後は2016~18年に3年連続で22本塁打以上を記録したものの、期待値ほどの活躍を見せることはできず、2019年は123試合で打率.234、17本塁打、56打点、OPS.705と低迷。同年12月にノンテンダーFAとなり、フィリーズを退団した。

     1年契約でロイヤルズに加入した昨季は正三塁手として全60試合に出場し、リーグ3位タイの16二塁打を放つなど、打率.278、8本塁打、38打点、OPS.778とまずまずの働き。しかし、ロイヤルズはハンター・ドージャーを三塁に固定する方針のため、フランコは余剰戦力となり、昨年12月に2年連続のノンテンダーFAとなった。

     オリオールズは昨季54試合に出場して打率.222、9本塁打、32打点、OPS.713に終わったリオ・ルイーズが正三塁手を務める予定だったため、フランコの加入は少なくとも三塁のグレードアップにはなる。契約条件の詳細は不明だが、格安の1年契約が有力視されており、フランコの活躍次第では大バーゲンの補強となる可能性も秘めている。オリオールズが再建中であることを考えると、フランコが前半戦で好成績を残した場合、夏場に若手有望株とのトレードで放出されることになるだろう。

  • パドレスの正捕手・ノラが左手中指骨折 開幕戦への影響は不明

    2021.3.15 11:30 Monday

     日本時間3月15日、パドレスのジェイス・ティングラー監督は正捕手のオースティン・ノラが左手中指を骨折していることを明らかにした。ノラは同14日に行われたダイヤモンドバックスとのオープン戦でファウルチップを受けた際に負傷。試合後に痛みが出て、チームドクターの診察を受けた結果、骨折が判明した。まだ戦列復帰までのタイムテーブルは明らかになっておらず、日本時間4月2日の開幕戦に与える影響も不明となっている。

     今季のパドレスは久しぶりに正捕手と控え捕手の顔ぶれが固まった状態でシーズン開幕を迎えられる予定だっただけに、ノラの負傷は大きな痛手となる。「患部の状態がどうなっていくかを見守る必要がある」とティングラー。「彼が開幕戦に間に合うかって? 私にもわからないよ。彼が非常にタフな選手だということは知っているから、早く回復して開幕戦に間に合っても驚きではない。でも、彼が治療を開始して、もう少し時間が経ってみないとわからないね」と復帰時期に関する明言を避けた。

     昨季のノラは開幕からマリナーズで好成績を残し、8月末のトレードでパドレスへ移籍。2球団合計で48試合に出場して打率.273、7本塁打、28打点、OPS.825をマークした。ノラが正捕手、ダルビッシュ有とともにカブスから移籍してきたビクトル・カラティーニが控え捕手を務めるのが今季のプランだったが、ノラが開幕に間に合わないようであれば、カラティーニが正捕手に繰り上がり、有望株のルイス・キャンプサーノが控え捕手として開幕ロースター入りすることになるだろう。

     ティングラーは「我々の捕手陣には自信を持っている」と語っていたが、指揮官の構想はいきなりピンチを迎えている。なお、現在パドレスは正中堅手のトレント・グリシャムが左ハムストリング痛、正右翼手のウィル・マイヤーズが右膝炎症、新加入の金河成(キム・ハソン)が体調不良でオープン戦を欠場しているが、これらの3選手は開幕戦の出場には影響がないとみられている。

  • ドジャースの開幕投手はカーショウ 3年ぶり通算9度目の大役

    2021.3.15 11:00 Monday

     日本時間3月15日、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は今季の開幕投手をクレイトン・カーショウが務めることを発表した。カーショウは2011年から8年連続で開幕投手を務めていたが、2019年は左肩の炎症で故障者リスト入りしたため、連続記録がストップ(開幕投手は柳賢振)。昨季は通算9度目の開幕投手を務める予定だったが、背中の故障で登板を回避し、代わりにダスティン・メイが先発した。カーショウが開幕投手を務めるのは2018年以来3年ぶり9度目となる。

     ウォーカー・ビューラー、トレバー・バウアー、デービッド・プライス、フリオ・ウリアス、メイ、トニー・ゴンソリンと圧倒的な充実度を誇るドジャースの先発投手陣だが、開幕戦のマウンドを任されたのは、やはりカーショウだった。過去に8度開幕投手を務めており、これはドン・サットン(7度)、ドン・ドライスデール(7度)、フェルナンド・バレンズエラ(6度)といった名投手を上回る球団記録。その記録がさらに更新されることになる。

     今季がドジャースとの契約最終年となるカーショウは、ここ数年とは異なるモチベーションでスプリング・トレーニングを迎えたという。それは昨季ようやく念願のワールドシリーズ制覇を達成したことが大きな理由だ。ただし、モチベーションが下がったわけではない。「勝って当たり前と思われている状況で勝ちたい。ワールドシリーズ連覇を目指したい」とカーショウは次なる目標に向けて、日々準備を進めている。

     カーショウはスプリング・トレーニング序盤、「開幕投手は特別だけど、今年に限っては本拠地開幕戦も非常に特別だと思う。32年ぶりにワールドシリーズを制したあと、ドジャー・スタジアムで最初の試合になるからね」と話していた。日本時間4月10日の本拠地開幕戦で先発するのは、ローテーションの順番通りにいけば先発3番手の投手となる。カーショウが本拠地開幕戦に先発するプランも検討された可能性はあるが、ドジャースはワールドシリーズ連覇を目指すシーズンの初戦をカーショウに託す。

  • ツインズ・前田 メジャーで初めての開幕投手が決定!

    2021.3.15 10:00 Monday

     日本時間3月15日、ツインズのロッコ・バルデリ監督は同4月2日に行われるブリュワーズとの開幕戦に前田健太が先発することを発表した。前田には同10日のオリオールズとのオープン戦の試合後に伝えていたという。前田が開幕投手を務めるのは通算6度目。ただし、過去の5度はいずれも日本プロ野球の広島東洋カープ時代であり、メジャーでは初めての大役となる。前田は「初めてメジャーに来たとき、開幕投手を務めるなんて夢にも思わなかった」と喜びを口にした。

     前田は昨年2月にブルスダル・グラテロルらとのトレードでドジャースからツインズに加入。昨季はデビューイヤー以来4年ぶりに先発に専念し、11試合に先発して66.2イニングを投げ、6勝1敗、防御率2.70、80奪三振の好成績をマークした。その活躍が評価され、サイ・ヤング賞の投票ではシェーン・ビーバー(インディアンス)に次ぐ2位にランクイン。また、「オールMLB」のセカンド・チームにも選出された。

     昨季の活躍に加え、今年のオープン戦ではここまで3試合に先発して9イニングを投げ、被安打1、奪三振12、与四球1、無失点とほぼ完璧なピッチング。開幕投手を伝えられた日のオリオールズ戦では3回1安打無失点、日本時間3月15日のレッドソックス戦では4回無安打無失点の快投を見せ、順調な調整ぶりをアピールしている。昨季から現在までの安定した活躍を考えれば、開幕投手に指名されたのも当然と言えるだろう。

     バルデリは「今季はケンタが最初の試合に先発するのに相応しいと思う。昨季の活躍を見れば、彼が開幕投手を務めることを否定できない。これが正しい選択だと思う」と前田に全幅の信頼を寄せている。「キャリアで最高のスプリング・トレーニングを過ごすことができている。去年、素晴らしいシーズンを過ごせたから、それが自信につながっている」と前田は言う。充実の昨季を経て、今季はさらに進化した姿を見せてくれそうだ。

  • マイコラスに続いて金廣鉉も故障 カージナルス先発陣は大丈夫?

    2021.3.14 13:00 Sunday

     カージナルスの先発ローテーションの雲行きが怪しくなっている。日本時間3月13日に昨季全休からの復活を目指すマイルズ・マイコラスが右肩痛により7~10日のシャットダウン期間を設けることが明らかになったばかりだが、同14日には金廣鉉(キム・グァンヒョン)が直近のブルペン投球で背中を痛めていたことが判明。キムは予定されていたオープン戦での登板を回避した。これによりカージナルスは先発1~4番手のうち2人を欠くことになってしまった。

     今季のカージナルスはジャック・フラハティ、アダム・ウェインライト、キム、マイコラスの4人が先発ローテーション入り当確、最後の1枠をカルロス・マルティネス、アレックス・レイエス、ジョン・ガント、ダニエル・ポンセデレオンらが争う構図となっていた。しかし、レイエスはイニング制限のためにブルペンの一員として開幕を迎えることが決定。マイコラスとキムの故障により、層が厚かったはずの先発投手陣はローテを組むのが精一杯という状況になりつつある。

     マイク・シルト監督は「(マイコラスの故障により)開幕時はローテが1枠空くことになる。KK(=キムの愛称)にも同じことが言えるかもしれない」とコメント。この状況のなかで、実績のあるマルティネスはローテ入り当確とみられており、キムに代わって先発して4回途中1失点の力投を見せたポンセデレオンもローテ入りする可能性が高い。キムが開幕に間に合わないようであれば、5番手はガント、ヨハン・オビエド、ジェイク・ウッドフォードの争い、あるいは可能性は低いものの、有望株のマシュー・リベラトーリを抜擢するような展開になるかもしれない。

     課題の得点力不足を解消するための切り札としてノーラン・アレナードを獲得し、ナ・リーグ中部地区の大本命に挙げられているカージナルス。前評判通りに地区を制するためには、マイコラスに加えてキムを欠く可能性のあるシーズン序盤の戦いをどのように乗り切るかがポイントとなりそうだ。

  • Rソックスの新戦力・コルデロ「興奮している。夢が叶った」

    2021.3.14 12:30 Sunday

     フランチー・コルデロは今年2月、アンドリュー・ベニンテンディをメインとした3球団トレードでロイヤルズからレッドソックスへ移籍してきた。レッドソックスのファンとして育ってきたコルデロは「とても興奮している。このユニフォームを着て(フェンウェイ・パークの)フィールドに立つという夢が叶うんだ。本当に楽しみだよ」と大感激。新型コロナウイルスの陽性反応で出遅れたが、ようやく憧れのチームでのスタートを切った。

     コルデロはドミニカ共和国出身の26歳。子供のころは母国でレッドソックスの試合がテレビ中継されており、レッドソックスの魅力的な選手たちに惹かれていったという。「デービッド・オルティスの大ファンだった。マニー・ラミレスやペドロ・マルティネス、J・D・ドリューも好きだったよ」とコルデロ。そして今、コルデロはその憧れのチームのユニフォームを着てスプリング・トレーニングを過ごしている。

     コルデロのこれまでのキャリアは故障との戦いの連続だった。サービスタイム(メジャー登録日数)がすでに3年を超えているにもかかわらず、メジャーでの出場は通算95試合だけ。2018年から3年連続で60日間の故障者リストに登録され、長期離脱を経験している。パドレス時代の2018年に40試合に出場したのがキャリアハイだ。

     マイナー時代に2年連続で16本以上の三塁打を放ったように、そのパワーとスピードはとてつもないポテンシャルを秘めている。健康にプレーすることさえできれば、レッドソックスの正左翼手として、前任者のベニンテンディを上回る成績を残すことも不可能ではないだけに、コルデロは「健康に1年を過ごすこと」を今季の目標に掲げている。

     新型コロナウイルスの陽性反応で出遅れているものの、「開幕に間に合えばいいなと思っている。毎日頑張るよ」とコルデロ。「今年は人々が本物のフランチー・コルデロを目にするシーズンになればいいな」と憧れの新天地での飛躍を誓った。

  • パドレスの9回は誰が担う? クローザー経験者4人による競争

    2021.3.14 12:00 Sunday

     パドレスのジェイス・ティングラー監督はまだ今季のクローザーを指名していない。既存の戦力であるドリュー・ポメランツとエミリオ・パガーンに加え、今オフはマーク・マランソンとキーオニー・ケラを獲得し、クローザー経験者は4人となった。相手打者との相性や登板間隔などの状況に応じて複数の投手を使い分ける可能性もあるが、ティングラーはシーズン開幕までにクローザーを1人に決める方針だという。誰が熾烈な競争を制することになるのだろうか。

     昨季のパドレスは絶対的守護神のカービー・イエーツ(現ブルージェイズ)が故障し、ポメランツと昨季途中加入のトレバー・ローゼンタール(現アスレチックス)がチーム最多の4セーブを挙げた。ポメランツは昨季の最終登板で3失点を喫するまで開幕から19試合連続無失点。20試合に登板して防御率1.45という素晴らしい成績を残した。ただし、クローザー経験は4人のなかで最も少なく、昨季の4セーブがキャリアハイである。

     レイズ時代の2019年に20セーブを記録したパガーンは「クローザーをやりたい」と意欲を見せている。しかし、「このチームには4人のクローザー経験者がいて、クローザーを務める能力がある投手はもっと多い」とチーム状況も理解。「クローザーになって40セーブを記録できたら嬉しいけど、もし0セーブでもワールドシリーズ制覇できるなら幸せだよ」とチーム優先の姿勢を示している。

     クローザーとしての実績が最も多いのは通算205セーブのマランソンだ。昨季はブレーブスのクローザーとして11セーブを記録。パイレーツ時代の2015年には自己最多の51セーブで最多セーブのタイトルも手にしている。実績だけを見れば、クローザーの最有力候補と言えるだろう。

     ケラはレンジャーズ時代にクローザーの経験があり、2018年に24セーブを記録。ただし、それ以降は故障が相次ぎ、2019年は32試合、昨季は3試合しか投げていない。クローザーよりも負担の少ない役割からのスタートとなるのではないだろうか。

     各球団のロースター状況を整理している「Roster Resource」ではマランソンが7回、パガーンが8回、ポメランツが9回を担うと予想されている。予想通りになるのか、あるいは別の形で開幕を迎えるのか。パドレスのクローザー争いの行方に注目だ。

  • レイズ・崔志萬が右膝炎症で7~10日離脱 筒香の一塁起用増か

    2021.3.14 11:30 Sunday

     日本時間3月14日、レイズのケビン・キャッシュ監督は正一塁手の崔志萬(チェ・ジマン)が右膝の炎症により「しばらくのあいだ戦列を離れる可能性がある」ことを明らかにした。チェは再検査まで7~10日ほど離脱する見込みとなっている。ベンチコーチのマット・クアトラーロはチェが打撃練習前に通常よりも入念に膝のストレッチを行っていることに気付き、「状態が良くないなら休んだほうがいい」と助言。MRI検査を受けた結果、右膝の炎症が判明したという。

     キャッシュは「必要以上には心配していないよ」とコメント。現時点ではレギュラーシーズン開幕に影響が出るかどうかは不透明だが、「多くの選手が膝や肘に炎症を抱えていると思う。時々それが悪化して戦列を離れることになる。今、彼はその状態なのだろう」とそれほど深刻には考えていない様子。7~10日間のシャットダウン期間を経て、再検査時により詳細な状態が判明することになりそうだ。

     チェが戦列を離れることになったとしても、レイズには一塁を守ることのできる選手が多数存在する。マイク・ブロソーはもともとチェとのプラトーン起用が有力視されていた。また、三塁でジョーイ・ウェンドルとのプラトーン起用が有力視されているヤンディ・ディアスも一塁を守ることができる。さらに、メジャー2年目を迎える筒香嘉智も一塁に挑戦中だ。チェが左打ちの一塁手であることを考えると、同じ左打ちの筒香は穴埋めとして最適な存在であり、出場機会を増やす大きなチャンスとなるかもしれない。

     筒香はここまでオープン戦7試合に出場して打率.077(13打数1安打)、0本塁打、1打点、出塁率.235、OPS.312を記録。日本時間3月1日の初出場から5試合連続で無安打に終わっていたが、同12日のブレーブス戦でようやく2021年初安打が生まれた。ただし、同14日のツインズ戦では2打数無安打1三振に終わっている。打撃で結果を残し、チェの離脱というチャンスを生かしていきたいところだ。

  • レッズ・秋山が途中交代 「左ハムストリングの故障」と球団発表

    2021.3.14 11:00 Sunday

     日本時間3月14日、アスレチックスとのオープン戦に「1番・センター」でスタメン出場していた秋山翔吾(レッズ)が3回表の守備からベンチに退いた。レッズの公式ツイッターによると、秋山は左ハムストリングを故障し、現在検査を受けているという。この日唯一の打席でサードゴロに倒れ、オープン戦7打数無安打となった秋山。故障の程度は不明だが、場合によっては日本時間4月2日のレギュラーシーズン開幕に影響が出る可能性もありそうだ。

     現時点では秋山がどのタイミングで左ハムストリングを痛めたのかは明らかになっていない。秋山は夫人が事故に巻き込まれるというアクシデントがあり、一時的にチームを離脱したあと、日本時間3月8日のジャイアンツ戦からオープン戦に出場。それから1日おきに合計4試合に出場しているが、四球を3つ選んで盗塁を1つ決めているものの、まだ2021年の初安打は生まれていない。

     レッズは秋山、ジェシー・ウィンカー、ニック・センゼル、ニック・カステヤーノスとレギュラークラスの外野手が4人いる。デービッド・ベル監督は「センターの1番手はセンゼル」と話しつつも、「4人に出場機会を与える方法を考えなければならない」と秋山が控え扱いではないことを強調していたが、秋山が離脱することになれば、外野のレギュラーは左翼ウィンカー、中堅センゼル、右翼カステヤーノスの布陣で固定されるとみられる。また、控えにはアリスティデス・アキーノが入ることになるだろう。

     昨季はナショナル・リーグでも指名打者制が採用されたため、ウィンカーが指名打者に回り、秋山は主に左翼で多くの出場機会を得ることができたが、指名打者制の不採用が濃厚となっている今季はレギュラー争いを制して出場機会を確保しなければならない立場。このタイミングで戦線離脱となれば、さらに苦しい状況に追いやられる。メジャー2年目のスプリング・トレーニングは波乱の展開となっている。

  • エンゼルス・大谷 2度目の登板は3回途中5失点も手応え

    2021.3.14 10:00 Sunday

     日本時間3月14日、大谷翔平(エンゼルス)がホワイトソックス戦でオープン戦2度目のマウンドに上がった。2回裏にルイス・ロバートの1号ソロなどで5点を失い、敗戦投手となったが、速球は最速99マイル(約159キロ)を計測し、得意のスプリッターも威力十分。登板後、大谷は「打たれたのは抜け球か、ストライクを取りに行ったボール。良いボールは打ち取ったり、空振りを取ったりしている。全体的には良かった」と手応えを口にした。

     1回裏、大谷は先頭のティム・アンダーソンにいきなり二塁打を浴びたものの、ヤスマニ・グランダルをセカンドフライ、ホゼ・アブレイユとヨアン・モンカダを2者連続で空振り三振に仕留めて無失点。特にモンカダに対しては速球、スプリッター、スライダーで3球連続で空振りを奪い、「投手・大谷」のポテンシャルを改めて示した。

     2回裏はテストも兼ねてカーブを多投。しかし、制球が不安定になり、甘く入るボールも多く、先頭のエロイ・ヒメネスをセカンドライナーに打ち取ったあと、ロバートに被弾。アダム・イートンの二塁打、ジェルミン・メルセデスの四球、レウリー・ガルシアのポテン安打で満塁となり、アンダーソンのタイムリーで2点目を失った。続くグランダルは空振り三振に仕留めたが、球数が増えたため一時降板。2番手のジェイク・リードが押し出し四球とタイムリーで3点を失い、大谷には5失点が記録された。

     3回裏、再びマウンドに上がった大谷は先頭のロバートに二塁打を浴び、盗塁を許して無死三塁のピンチ。イートンをセカンドゴロ、メルセデスを空振り三振に仕留め、球数が58球となったところで降板した。2.1イニングを投げて被安打6(うち被本塁打1)、奪三振4、与四球1、失点5という内容。予定されていた3イニングを投げ切ることはできなかった。

     大谷は甘く入ったボールを痛打されたことを反省しつつも、あくまでも調整のプロセスとして手応えを感じている様子。大谷を6人制ローテーションの一員として起用する方針を明言しているジョー・マドン監督は「(他の投手に比べて)少しだけ調整が遅れるかもしれないが、我々は心配していない。球数で言えば15球くらい遅れているだけだと思うからね」と語り、大谷の調整がほぼ予定通りに進んでいることを強調した。

  • 名捕手・モリーナの「盗塁抑止力」 MLB公式サイトが特集

    2021.3.13 14:00 Saturday

     日本時間3月12日、あるツイートが話題となった。メジャーリーグの記録を扱うアカウント(@MLBStats)が2004~20年の17年間で許した盗塁数が少ないトップ5球団を紹介したのだ。そのツイートによると、1位はカージナルスの847盗塁。2位のダイヤモンドバックスは1250盗塁であり、実に403もの大差がついている。これを受けて、メジャーリーグ公式サイトではアンドリュー・サイモンがヤディアー・モリーナの驚異的な「盗塁抑止力」について特集している。

     モリーナがメジャーデビューしたのは2004年6月(当時21歳)。よって、冒頭で紹介したツイートはモリーナのデビューイヤーからの17年間の数字を合計したものとなる。1位と2位の差は403だが、これは2位と25位(エンゼルス)の差よりも大きい。カージナルスの数字だけが突出しているのだ。

     ちなみに、カージナルスの情報を扱う「Viva El Birdos」というブログでは許した盗塁の数ではなく、盗塁の被企図数(許盗塁と盗塁刺の合計数)で同様の集計を行っているが、カージナルスがダントツという結果に変わりはない。累積の被企図数の伸びは年々鈍化しており、各球団がモリーナを相手に盗塁を試みなくなっていることが示されている。

     サイモンは1916年以降を対象として「17年間の許盗塁の合計の2位との差」についてベスト5を紹介。その結果は以下のようになっている。

    1 2004-2020年カージナルス(2位との差403)
    2 1990-2006年レンジャーズ(同205)
    3 1918-1934年セネタース(同201)
    4 1973-1989年ヤンキース(同174)
    5 1957-1973年ヤンキース(同164)

     なお、期間が重複するものや、17年間の全てに参加していないエクスパンション球団は対象外となっている(ただし、4位と5位のヤンキースは重複期間が1年のみのため、例外としてランクイン)。サイモンによると、期間が重複するものを対象外としなければ、1位から8位までが全てカージナルスになってしまうという(1997-2013年までさかのぼっても1990-2006年レンジャーズを上回る)。

     1990-2006年レンジャーズは主にイバン・ロドリゲスが正捕手を務めていた時期に該当する。歴代屈指の強肩で知られ、捕手史上最多となる13度のゴールドグラブ賞を受賞しているロドリゲスだが、モリーナが正捕手を務めた期間のカージナルスはそのレンジャーズに2倍近い差をつけているのだ。

     もちろん、カージナルスの投手陣が優秀だったことも忘れてはならない。2004年以降、カージナルスの投手陣が許した出塁数はメジャーで3番目に少ない。出塁できなければ盗塁することもできないため、カージナルスの投手陣が許した出塁の少なさが許盗塁の少なさに寄与していることは間違いない。とはいえ、それだけでは説明がつかないほど許盗塁が圧倒的に少ないのも事実である。

     次に「数」ではなく「率」に着目してみよう。サイモンは「2004年以降の被盗塁成功率」についてベスト5を紹介。ここでもカージナルスは1位になっている。

    1 カージナルス(64.4%)
    2 タイガース(68.4%)
    3 レッズ(68.9%)
    4 ダイヤモンドバックス(69.0%)
    5 ロイヤルズ(69.4%)
    ※メジャー平均は72.4%

     モリーナの通算盗塁阻止率は40.3%のため、走者はモリーナに対して59.7%しか盗塁に成功していないことになる。上記の数字からモリーナの数字を除くと、カージナルスの被盗塁成功率は73.4%となり、メジャー平均を超えてしまう。モリーナの偉大さを示す数字の1つと言えるだろう。

     モリーナは単純に肩が強いだけでなく、常に走者の動きを確認し、場合によっては鋭い牽制球を投じ、走者に全く隙を見せない。そうやって走者を塁に釘付けにすることにより、盗塁を試みる機会自体を奪ってしまうのだ。マイク・シルト監督は「モリーナを相手に走者が走る可能性は高くない。走ったとしても成功率は高くない」とモリーナの「盗塁抑止力」を絶賛している。

     今年7月に39歳の誕生日を迎えるモリーナだが、依然としてその存在は他球団の選手(特に走者)にとって大きな脅威となっている。10度目のオールスター・ゲーム選出やゴールドグラブ賞受賞は難しいかもしれないが、今季もカージナルスの大黒柱として君臨するに違いない。今季は何人の走者がモリーナに挑み、モリーナの偉大さを身をもって知ることになるのだろうか。

  • ヤンキースの正遊撃手・トーレス 昨季不振も完全復活に自信

    2021.3.13 12:30 Saturday

     グレイバー・トーレス(ヤンキース)は2019年に38本塁打を放つ大活躍を見せたが、昨季は42試合に出場して打率.243、3本塁打、16打点、OPS.724と不振を極めた。調整不足のまま開幕を迎えたことが低調なパフォーマンスや左ハムストリングの故障につながったとみられている。トーレスは「良いコンディションできることは本当に大切だ」と昨季の失敗から学習し、「今季は全試合に出場したい。本当に状態が良いんだ」と完全復活に自信を見せている。

     現在24歳のトーレスは、ここまでオープン戦7試合に出場して打率.400(15打数6安打)、2本塁打、OPS1.337の好成績をマーク。昨季は新型コロナウイルスの影響で春季キャンプが中断されたあと、夏季キャンプ開始までのあいだに十分なトレーニングを行うことができず、調整不足のまま夏季キャンプを迎え、そのままシーズンに突入してしまったが、今季は万全の状態で春季キャンプを迎え、首脳陣を喜ばせている。

     トーレスは昨季を振り返り、「本当にタフな1年だった。3~4ヶ月ものあいだ、シーズンをスタートすることができず、本当につらかった」と語る。「でも、今年はフルシーズン開催されることが決まっているし、通常通りのオフシーズンを過ごせた。身体的にも精神的にも本当に状態が良いんだ」とトーレス。同僚のDJ・レメイヒューも「彼は状態が良さそうだよ。野球に集中しているように見える」と状態の良さに太鼓判を押す。

     昨季は遊撃手でリーグ最多タイとなる9失策を喫したが、その反省を生かし、今年は春季キャンプ開始前から守備練習に取り組んできた。基本的なプレーをしっかりこなすこと、試合の状況判断を適切に行うことなどをテーマとして、カルロス・メンドーサ・コーチとの二人三脚で守備力アップを目指している。

     「毎日本当に一生懸命に練習している。以前よりも自信がついた気がする。ベストのプレーができるように頑張るよ」とトーレス。今季はカブス時代からトップ・プロスペクトとして期待されていた男が攻守両面で大きな飛躍を遂げるシーズンとなるかもしれない。

  • 内野手不足のレッズ インディアンスからフリーマンを獲得

    2021.3.13 12:00 Saturday

     日本時間3月13日、レッズはインディアンスから金銭トレードでマイク・フリーマンを獲得したことを発表した。フリーマンはインディアンスとマイナー契約を結んで招待選手としてスプリング・トレーニングに参加しており、レッズでも同じく招待選手扱いとなる。レッズはジョーイ・ボットーが新型コロナウイルス陽性で離脱し、マックス・シュロックが右ふくらはぎを故障しているため、内野手が不足。これを受け、フリーマンを緊急補強する形となった。

     現在33歳のフリーマンは2016年にメジャーデビューし、2019年から2年間インディアンスでプレー。2019年は自己最多の75試合に出場して打率.277、4本塁打、24打点、OPS.752を記録し、昨季は24試合に出場して打率.237、0本塁打、3打点、OPS.618という成績だった。メジャーでは二塁・三塁・遊撃の3ポジションを中心に、一塁・左翼・右翼での出場経験もあり、投手としても2試合に出場している。

     今年のオープン戦では、ここまで6試合に出場して打率.333(15打数5安打)、1本塁打、3打点、OPS.913と上々の成績を残していた。しかし、控えのユーティリティ候補としてはアメッド・ロサリオや張育成(チャン・ユーチェン)がいるため、開幕ロースター入りする可能性は低いと判断され、内野手を必要としているレッズへトレードされることになったとみられる。

     レッズへの移籍は必ずしも開幕ロースター入りを意味するわけではなく、ボットーとシュロックの離脱で薄くなっている内野手の層をカバーするための動きとなる。内野の全ポジションを守ることのできるフリーマンは離脱者の穴埋め要員として重宝するに違いない。

     ボットー離脱中は正二塁手のマイク・ムスターカスが一塁へ回り、空いた二塁に新加入のフリーマンや有望株のジョナサン・インディアが入るケースが多くなるかもしれない。レッズは遊撃手の補強に失敗して確固たる正遊撃手が不在のため、フリーマンにとってはチャンスが広がる移籍となりそうだ。

  • Rソックス・澤村がオープン戦初登板 指揮官「良い球を投げていた」

    2021.3.13 11:30 Saturday

     日本時間3月13日、澤村拓一(レッドソックス)がレイズとのオープン戦で初登板。5回表に2番手として登板した澤村は二死から二塁打を浴び、3者連続四球で1点を失ったところで降板した。予定の1イニングを投げ切れず、「神経質になりすぎた。二塁打のあと、制球が乱れてしまった」と悔しそうな表情を見せたが、アレックス・コーラ監督は「良い球を投げていた。1イニングを投げ切れなかったけど、大した問題ではない」と一定の評価を与えた。

     5回表、2対0と2点リードの場面でマウンドに上がった澤村は、先頭のテイラー・ウォールズをライトフライ、続くジョセフ・オドムを空振り三振に仕留め、簡単に二死を奪ったものの、マイルズ・マストロボニにフェンス直撃の二塁打を許し、「打ち取ったと思った打球でもフェンスに届く」とメジャーのパワーに驚いた。

     その後はブレット・フィリップス、ランディ・アロザレーナ、ブランドン・ラウと3者連続で四球を与え、押し出しで1失点。予定していた球数に達してしまったため、イニングの途中でマウンドを降りることになった。澤村は自身の投球を振り返り、「イニングの最初は自分のピッチングができていたけど、二塁打のあと、制球が乱れてしまった」と反省を口にした。

     コーラは「試合前にも言ったけど、あくまでも調整のプロセスに過ぎない。結果は気にしなくていい。スプリットは威力があったし、良い速球を投げていた。1イニングを投げ切れなかったけど、大した問題ではないよ」とコメント。「まずは彼が初登板のマウンドに立つことができて良かった。開幕に向けて仕上げていってくれるだろう」と澤村への信頼を口にした。

     なお、次回登板は日本時間3月16日が予定されており、対戦相手は再びレイズとなる。「課題は目に見えてわかるようになったので、次はそれを形にしたい」と次回登板への意欲を語った澤村。次は結果という形で指揮官の信頼に応えたいところだ。

  • インディアンスの開幕投手がビーバーに決定 2年連続2度目

    2021.3.13 11:00 Saturday

     日本時間3月13日、インディアンスのテリー・フランコーナ監督は昨季に続いて今季もシェーン・ビーバーが開幕投手を務める予定であることを明らかにした。昨季のビーバーは投手三冠を獲得してサイ・ヤング賞を受賞しており、フランコーナは「(誰が開幕投手を務めるかということは)たぶん大きな秘密ではないだろう」と笑顔でコメント。昨季は開幕戦歴代2位タイとなる14奪三振を記録したビーバーだが、今季はどんなピッチングを見せてくれるだろうか。

     インディアンスでは昨季ビーバーが開幕投手を務める前、5年連続でコリー・クルーバー(現ヤンキース)が大役を担っていた。2019年の開幕時点では先発5番手に過ぎなかったビーバーは、15勝8敗、防御率3.28、259奪三振の好成績を残し、初選出のオールスター・ゲームではMVPを受賞。瞬く間にエースの座に上りつめた。

     そして、昨季は開幕から圧巻の奪三振ショーを展開。12試合に先発して77.1イニングを投げ、8勝1敗、防御率1.63、122奪三振という素晴らしい成績を残し、勝利・防御率・奪三振の3部門はいずれも両リーグ1位の数字だった(8勝はダルビッシュ有と並んで最多タイ)。当然のようにサイ・ヤング賞には満票で選出され、MVP投票でも4位にランクイン。「オールMLB」のファースト・チームにも選出され、名実ともに球界を代表する投手となった。

     インディアンスは先発5枠のうち、ビーバー、ザック・プリーサック、アーロン・シバーリの3枠は当確とみられている。4番手はメジャー2年目のトリストン・マッケンジーが有力。残りの1枠をめぐってローガン・アレンとカル・クアントリルの2人が熾烈な競争を繰り広げている。

     なお、インディアンスはシーズン最初の8日間で5試合しか組まれておらず、4月は比較的余裕のあるスケジュールとなっている。フランコーナは「投手起用のプランは考えてある。登板の間隔が空きすぎないように工夫したい」と話している。

  • マーケイキスが現役引退を表明 メジャー15年で通算2388安打

    2021.3.13 00:00 Saturday

     オリオールズで9年、ブレーブスで6年、メジャーで合計15年にわたってプレーし、通算2388安打を放ったニック・マーケイキスが現役引退を表明した。「ジ・アスレチック」によると、マーケイキスは昨年のリーグ優勝決定シリーズでブレーブスの敗退が決まった時点で引退を決断していたという。マーケイキスは「僕が最優先に考えているのは子供と家族のことだ」と語っており、今後は妻と3人の息子とより多くの時間を過ごしたいと考えているようだ。

     現在37歳のマーケイキスは昨年7月に新型コロナウイルス感染を懸念してオプトアウト(出場辞退)を決断したものの、前言を撤回して戦列に復帰。主に右翼手として37試合に出場したが、打率.254、1本塁打、15打点、OPS.704に終わった。打率は自己ワースト、OPSも2013年の.685に次いでキャリアで2番目に低い数字だった。

     メジャー15年間で通算2154試合に出場し、2388安打、打率.288、189本塁打、1046打点、OPS.781を記録。2007~18年の12年間で155試合以上に出場したシーズンが11度もあるなど、故障が非常に少なく、コンスタントに出場し続けることで安打を積み重ねた。通算安打数は殿堂入り選手のライン・サンドバーグやイノス・スローターを上回っており、歴代127位にランクインしている。

     2018年にはメジャー13年目にして初めてオールスター・ゲームに選出され、「7番・右翼」でスタメン出場したが、安打を放つことはできなかった(1打数0安打1四球)。大学時代は二刀流選手として活躍していたため、肩が非常に強く、送球も正確で、通算3度のゴールドグラブ賞を受賞している。また、2004年のアテネ五輪にはギリシャ代表の一員として出場した。

     「野球を長くプレーできたのは幸運だった。多くの人々が経験できることではないからね」と自身のキャリアを振り返ったマーケイキス。「すべての瞬間に感謝している」と語り、選手生活に幕を下ろした。

  • 今季の最優秀防御率の有力候補10人 前田とダルビッシュも選出

    2021.3.12 15:00 Friday

     メジャーリーグ公式サイトでは5人のライターがそれぞれ各リーグから1人ずつ、合計10人の投手を最優秀防御率のタイトルを獲得する有力候補として選出している。昨季のア・リーグのタイトルホルダーであるシェーン・ビーバー(インディアンス)は選出されたが、ナ・リーグのタイトルホルダーであるトレバー・バウアー(ドジャース)はナ・リーグ5人のなかに含まれなかった。また、日本人投手では前田健太(ツインズ)とダルビッシュ有(パドレス)が選出されている。

     ア・リーグからはビーバーと前田のほか、ゲリット・コール(ヤンキース)、ルーカス・ジオリト(ホワイトソックス)、タイラー・グラスナウ(レイズ)が選出。前田をチョイスしたジェイソン・カターニアは、前田について「ビッグネームを差し置いて前田を選ぶのはリスクがあるが、昨季の前田がどんなに素晴らしかったか知っていますか? ア・リーグ1年目の昨季、ツインズの右腕は防御率2.70、WHIP0.75、奪三振率10.80を記録し、サイ・ヤング賞投票2位にランクインしました。でも、まだそれほど注目されておらず、交換相手の剛腕リリーバー(=ドジャースのブルスダル・グラテロル)の陰に隠れている印象すらあります」と記している。

     前田は90マイル後半の速球を投げることはできないものの、速球よりもスライダーとチェンジアップを多投し、被ハードヒット率(24.7%)と打球の平均初速(85.3マイル)はともにメジャーの上位7%に入る好成績。与四球率1.35と制球も良く、「xERA(=奪三振、四死球、打球の初速と発射角度などから算出される防御率の期待値)」はメジャー4位の2.93だった。これを踏まえ、カターニアは「昨季の好成績はフロックではない」と結論づけている。また、名手アンドレルトン・シモンズの加入でバックの守備力がアップしていることもプラスに作用すると考えているようだ。

     ナ・リーグからはダルビッシュ以外に、ルイス・カスティーヨ(レッズ)、ジェイコブ・デグロム(メッツ)、マックス・シャーザー(ナショナルズ)、ブランドン・ウッドラフ(ブリュワーズ)が選出。ダルビッシュをチョイスしたマニー・ランダワは「2019年に防御率3.98に終わり、もう全盛期は過ぎ去ったのかと思いきや、昨季はサイ・ヤング賞投票で2位にランクインしました。何が変わったのでしょうか? 簡潔に言うと、彼は2019年の後半戦から威力の増したフォーシームを投げるようになり、カッターを改良し、もともと豊富だった変化球のレパートリーをさらに増やしました。制球力は劇的に向上し、9年前にメジャーデビューしたときのように、ほとんど打てない投手になりました」と記している。

     カブスでの最初の2年間(2018~19年)は不本意な成績に終わったものの、11を超える奪三振率を維持。そこに改善された制球力とバリエーション豊富な変化球が加わり、攻略の難しい投手へと進化を遂げている。2019年後半戦からの大活躍を考えると、パドレスに加入した今季もエース級の活躍を見せる可能性が極めて高く、ランダワは最優秀防御率のタイトル獲得だけでなく、「キャリアで2度の2位を経て、ついにサイ・ヤング賞を受賞することになるかもしれない」と大きな期待を寄せている。

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