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  • MLB公式サイトが「6月のベストナイン」を選出 DHは大谷翔平

    2021.7.1 08:00 Thursday

     日本時間7月1日、メジャーリーグ公式サイトのウィル・レイッチは両リーグの「6月のベストナイン」を選出する特集記事を公開した。日本人選手で唯一選ばれたのはエンゼルスの大谷翔平。ア・リーグ指名打者部門で5月に続いて2ヶ月連続の選出となった。レイッチは「大谷は投手としての活躍に加え、打者として6月は長打率.900、OPS1.327をマークした!」と大谷の投打にわたる活躍に感嘆の声を上げている。レイッチが選出した「6月のベストナイン」の顔ぶれと、各選手の6月の成績(現地時間6月29日終了時点)は以下の通り。

    アメリカン・リーグ

    ◆捕手:ゲーリー・サンチェス(ヤンキース)
    23試合 打率.288 8本塁打 19打点 OPS1.035

    ◆一塁手:ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)
    25試合 打率.387 10本塁打 24打点 OPS1.262

    ◆二塁手:ジョナサン・スコープ(タイガース)
    24試合 打率.327 10本塁打 23打点 OPS1.078

    ◆三塁手:ジョシュ・ドナルドソン(ツインズ)
    20試合 打率.273 7本塁打 12打点 OPS.961

    ◆遊撃手:カルロス・コレア(アストロズ)
    24試合 打率.345 7本塁打 22打点 OPS1.135

    ◆外野手:セドリック・マリンズ(オリオールズ)
    25試合 打率.385 8本塁打 16打点 OPS1.194

    ◆外野手:ジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)
    23試合 打率.264 9本塁打 17打点 OPS1.095

    ◆外野手:マイケル・ブラントリー(アストロズ)
    19試合 打率.418 1本塁打 15打点 OPS1.047

    ◆指名打者:大谷翔平(エンゼルス)
    24試合 打率.313 13本塁打 23打点 OPS1.327

    ◆先発投手:フランバー・バルデス(アストロズ)
    5試合 4勝1敗0セーブ 防御率2.10 WHIP0.99

    ◆先発投手:ロビー・レイ(ブルージェイズ)
    6試合 4勝1敗0セーブ 防御率2.86 WHIP1.13

    ◆先発投手:ショーン・マネイア(アスレチックス)
    5試合 3勝2敗0セーブ 防御率1.13 WHIP0.97

    ◆先発投手:カイル・ギブソン(レンジャーズ)
    5試合 3勝0敗0セーブ 防御率1.52 WHIP1.01

    ◆救援投手:ニック・サンドリン(インディアンス)
    10試合 1勝0敗0セーブ 防御率0.84 WHIP0.84

    ◆救援投手:ルー・トリビーノ(アスレチックス)
    12試合 1勝0敗5セーブ 防御率0.00 WHIP0.86

    ナショナル・リーグ

    ◆捕手:バスター・ポージー(ジャイアンツ)
    18試合 打率.344 2本塁打 6打点 OPS.917

    ◆一塁手:ブランドン・ベルト(ジャイアンツ)
    15試合 打率.304 3本塁打 7打点 OPS.980

    ◆二塁手:ジェイク・クロネンワース(パドレス)
    26試合 打率.283 7本塁打 16打点 OPS.946

    ◆三塁手:ジャスティン・ターナー(ドジャース)
    23試合 打率.317 3本塁打 12打点 OPS.916

    ◆遊撃手:フェルナンド・タティスJr.(パドレス)
    24試合 打率.287 9本塁打 18打点 OPS1.053

    ◆外野手:カイル・シュワーバー(ナショナルズ)
    26試合 打率.292 16本塁打 30打点 OPS1.155

    ◆外野手:トミー・ファム(パドレス)
    25試合 打率.337 6本塁打 12打点 OPS1.070

    ◆外野手:ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
    25試合 打率.278 5本塁打 14打点 OPS.961

    ◆先発投手:ジェイコブ・デグロム(メッツ)
    5試合 3勝0敗0セーブ 防御率0.67 WHIP0.44

    ◆先発投手:ウォーカー・ビューラー(ドジャース)
    6試合 5勝1敗0セーブ 防御率1.85 WHIP0.90

    ◆先発投手:フレディ・ペラルタ(ブリュワーズ)
    5試合 2勝1敗0セーブ 防御率1.78 WHIP0.79

    ◆先発投手:オースティン・ゴンバー(ロッキーズ)
    4試合 3勝0敗0セーブ 防御率1.29 WHIP0.71

    ◆救援投手:ジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ)
    11試合 0勝0敗8セーブ 防御率0.00 WHIP0.64

    ◆救援投手:ブラッド・ハンド(ナショナルズ)
    15試合 2勝0敗10セーブ 防御率1.65 WHIP0.80

  • 球宴ファン投票2次ラウンド 大谷の得票率は65%にアップ

    2021.7.1 07:00 Thursday

     オールスター・ゲームの先発メンバーを決めるファン投票2次ラウンドが日本時間6月29日にスタートし、同7月1日に最新の途中経過が発表された。大谷翔平(エンゼルス)は得票率を前日時点の63%から65%に伸ばしてア・リーグ指名打者部門1位をキープするとともに、全体でも得票率73%のブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)に次ぐ2番目の得票率。なお、2次ラウンドの投票は日本時間7月2日午前3時に締め切られる。

     ア・リーグ指名打者部門のファイナリストとなっている大谷は得票率65%という圧倒的な支持を獲得。2位ヨーダン・アルバレス(アストロズ)が得票率19%、3位J・D・マルティネス(レッドソックス)が得票率17%であることを考えると、このままファン投票でオールスター・ゲームに選出される可能性は極めて高いと言えるだろう。

     前日時点で1%差の接戦となっていたア・リーグ二塁手部門では、1次ラウンド1位のマーカス・セミエン(ブルージェイズ)が得票率を大きく伸ばして2位ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)に大差をつけた。また、ア・リーグ外野手部門は3位のバイロン・バクストン(ツインズ)から9位のランドール・グリチック(ブルージェイズ)までの7人が得票率3%以内の差にひしめく大混戦となっている。

     ナ・リーグでは三塁手部門が大混戦。前日時点で1位だったノーラン・アレナード(カージナルス)がトップの座をキープしているが、2位ジャスティン・ターナー(ドジャース)が1%差に迫っている。また、外野手部門でも3位のジェシー・ウィンカー(レッズ)と4位のムーキー・ベッツ(ドジャース)が2%差の接戦を繰り広げている。

     なお、現時点の各ポジションの順位と各選手の得票率は以下の通り。

    ア・リーグ

    ◆捕手
    1 サルバドール・ペレス(ロイヤルズ) 60%
    2 マーティン・マルドナード(アストロズ) 21%
    3 ヤスマニ・グランダル(ホワイトソックス) 19%

    ◆一塁手
    1 ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ) 73%
    2 ユリ・グリエル(アストロズ) 17%
    3 ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス) 10%

    ◆二塁手
    1 マーカス・セミエン(ブルージェイズ) 48%
    2 ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ) 36%
    3 DJ・レメイヒュー(ヤンキース) 16%

    ◆三塁手
    1 ラファエル・デバース(レッドソックス) 59%
    2 アレックス・ブレグマン(アストロズ) 24%
    3 ヨアン・モンカダ(ホワイトソックス) 17%

    ◆遊撃手
    1 ザンダー・ボガーツ(レッドソックス) 43%
    2 ボー・ビシェット(ブルージェイズ) 33%
    3 カルロス・コレア(アストロズ) 24%

    ◆外野手
    1 マイク・トラウト(エンゼルス) 19%
    2 アーロン・ジャッジ(ヤンキース) 14%
    3 バイロン・バクストン(ツインズ) 11%
    4 マイケル・ブラントリー(アストロズ) 11%
    5 テオスカー・ヘルナンデス(ブルージェイズ) 10%
    6 セドリック・マリンズ(オリオールズ) 9%
    7 アドリス・ガルシア(レンジャーズ) 9%
    8 アレックス・ベルドゥーゴ(レッドソックス) 8%
    9 ランドール・グリチック(ブルージェイズ) 8%

    ◆指名打者
    1 大谷翔平(エンゼルス) 65%
    2 ヨーダン・アルバレス(アストロズ) 19%
    3 J・D・マルティネス(レッドソックス) 17%

    ナ・リーグ

    ◆捕手
    1 バスター・ポージー(ジャイアンツ) 56%
    2 ヤディアー・モリーナ(カージナルス) 25%
    3 ウィルソン・コントレラス(カブス) 19%

    ◆一塁手
    1 フレディ・フリーマン(ブレーブス) 45%
    2 マックス・マンシー(ドジャース) 35%
    3 アンソニー・リゾー(カブス) 20%

    ◆二塁手
    1 アダム・フレイジャー(パイレーツ) 45%
    2 オジー・オルビーズ(ブレーブス) 34%
    3 ギャビン・ラックス(ドジャース) 21%

    ◆三塁手
    1 ノーラン・アレナード(カージナルス) 36%
    2 ジャスティン・ターナー(ドジャース) 35%
    3 クリス・ブライアント(カブス) 29%

    ◆遊撃手
    1 フェルナンド・タティスJr.(パドレス) 63%
    2 ハビアー・バイエズ(カブス) 20%
    3 ブランドン・クロフォード(ジャイアンツ) 17%

    ◆外野手
    1 ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス) 21%
    2 ニック・カステヤーノス(レッズ) 18%
    3 ジェシー・ウィンカー(レッズ) 15%
    4 ムーキー・ベッツ(ドジャース) 13%
    5 クリス・テイラー(ドジャース) 7%
    6 ジョク・ピーダーソン(カブス) 7%
    7 マイク・ヤストレムスキー(ジャイアンツ) 7%
    8 ブライス・ハーパー(フィリーズ) 7%
    9 フアン・ソト(ナショナルズ) 6%

  • マンシーニのHRダービー出場が正式発表 マンシーは辞退を示唆

    2021.6.30 10:00 Wednesday

     日本時間6月30日、結腸がんを克服して今季2年ぶりのメジャー復帰を果たしたトレイ・マンシーニ(オリオールズ)が今年のホームラン・ダービーに出場するが正式に発表された。ホームラン・ダービーの出場枠は8名だが、マンシーニは大谷翔平(エンゼルス)、前回王者のピート・アロンゾ(メッツ)、トレバー・ストーリー(ロッキーズ)に続く4人目となる。一方、マックス・マンシー(ドジャース)は「オールスター・ゲームに選出されなければホームラン・ダービーには出ない」と辞退を示唆した。

     現在29歳のマンシーニは2017年から3年連続で24本以上のアーチを放ち、特に2019年は打率.291、35本塁打、97打点、OPS.899という好成績をマーク。昨季はステージ3の結腸がんにおかされていることが判明して治療のためにシーズンを全休し、今季はここまで77試合に出場して打率.258、14本塁打、52打点、OPS.789を記録している。

     マンシーニがホームラン・ダービーに出場するのは今回が初めて。オリオールズでは過去にカル・リプケンJr.(1991年)とミゲル・テハーダ(2004年)がホームラン・ダービーで優勝しており、球団史上3人目となるダービー王者誕生なるか注目される。

     マンシーニはホームラン・ダービー出場について「一生に1度あるかないかのことだからね」とコメント。「出場したいと思った最大の理由は、がんと闘って化学療法を受けたあとにも人生があるということを人々に示したいと思ったからだ。僕は去年12回も入院してがん治療の薬を投じられた。今そのような経験をしている人にも成功して生き残ってほしい。これは彼らのために僕が背負っている義務でもあるんだ」と自身の「義務」について語った。

     一方、ドジャースの主力打者の1人であるマンシーは、今季ここまで66試合に出場して打率.262、16本塁打、37打点、出塁率.413、OPS.955をマークしているが、オールスター・ゲームに選出されなければホームラン・ダービーに出場する意思はないようだ。なお、マンシーはファン投票の1次ラウンドをナ・リーグ一塁手部門1位で突破したが、日本時間6月30日に発表された2次ラウンドの中間発表では、フレディ・フリーマン(ブレーブス)に抜かれて同部門2位となっている。

  • ブルージェイズがマーリンズと2対2のトレード シンバーらを獲得

    2021.6.30 09:30 Wednesday

     まもなく6月の戦いも終わりを迎えるが、7月末のトレード期限に向けていよいよ各球団が動き始めた。日本時間6月30日、ブルージェイズはジョー・パニック内野手とマイナーのアンドリュー・マキンベイル投手をマーリンズへ放出してアダム・シンバー投手、コリー・ディッカーソン外野手、金銭を獲得するトレードが成立したことを発表。なお、ディッカーソンは故障中(左足の打撲)のため、移籍決定後すぐに10日間の故障者リストに登録されている。

     ブルージェイズはブルペンに不安を抱えており、今回のトレードの目玉は今季33試合に登板して防御率2.88をマークしているリリーフ右腕のシンバーとみられる。サブマリン右腕のシンバーは今季34回1/3で21奪三振という数字が示すように、多くの三振を奪うことのできる投手ではないものの、変則投法からの安定したコントロールを武器にハードヒットを打たせず、特に右打者に対して好成績を残している。チャーリー・モントーヨ監督は「彼は我々のブルペンを大いに助けてくれるだろう」とシンバーの活躍に期待を寄せている。

     ディッカーソンは今季62試合に出場して打率.260、2本塁打、14打点、OPS.699を記録。過去にシーズン20本塁打以上を3度マークし、レイズ時代の2017年にはオールスター・ゲームに選出された。通算打率.282、OPS.816という数字が示すように、コンディションさえ万全ならば打線の中軸を任せることもできる強打者だ。ただし、今月中旬に左足を故障して離脱しており、戦列復帰の見込みは立っていない。

     マーリンズは内野のバックアップとしてパニックを獲得。ジャイアンツ時代の2015年にオールスター・ゲームに選出された経験があり、今季は42試合に出場して打率.246、2本塁打、11打点、OPS.644をマークしている。また、マキンベイルは2019年ドラフト37巡目(全体1107位)指名でブルージェイズに入団した24歳の右腕であり、今季はマイナー2階級で合計15試合に登板して2勝2敗、防御率2.55と安定したピッチングを見せている。なお、ディッカーソンの放出により、有望株ヘスス・サンチェスがレフトのレギュラーに固定されることになりそうだ。

  • 球宴ファン投票2次ラウンド 大谷得票率63%は全選手中2位

    2021.6.30 09:00 Wednesday

     オールスター・ゲームの先発メンバーを決めるファン投票2次ラウンドが日本時間6月29日にスタートし、同30日に中間発表として各選手の得票率が発表された。大谷翔平(エンゼルス)は得票率63%でア・リーグ指名打者部門1位であるとともに、全体でも得票率71%のブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)に次ぐ2番目の得票率。なお、いくつかの部門では逆転が発生し、1次ラウンドの1位ではなかった選手がトップに立っている。

     大谷は得票率63%という圧倒的な支持を獲得。2位ヨーダン・アルバレス(アストロズ)が得票率20%、3位J・D・マルティネス(レッドソックス)が得票率17%であることを考えると、このままファン投票でオールスター・ゲームに選出される可能性は極めて高いと言えるだろう。

     接戦となっているのは、ア・リーグ二塁手部門。1次ラウンド1位のマーカス・セミエン(ブルージェイズ)が得票率42%でトップの座を守っているが、ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)が得票率41%で猛追している。また、ア・リーグ外野手部門も2位のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)から6位のアドリス・ガルシア(レンジャーズ)までの5人が4%以内の差にひしめく大混戦となっている。

     ナ・リーグでは三塁手部門の3人がいずれも得票率30%台という混戦ぶり。1次ラウンド1位のクリス・ブライアント(カブス)は得票率30%で3位と出遅れている。また、外野手部門でも3位のジェシー・ウィンカー(レッズ)と4位のムーキー・ベッツ(ドジャース)が3%差の接戦を繰り広げている。

     1次ラウンドからトップが入れ替わったのは3部門。ノーラン・アレナード(カージナルス)がトップに立ったナ・リーグ三塁手部門のほか、ナ・リーグ一塁手部門ではフレディ・フリーマン(ブレーブス)、ナ・リーグ二塁手部門ではアダム・フレイジャー(パイレーツ)が1次ラウンド2位から現時点では2次ラウンド1位となっている。

     なお、2次ラウンドの投票は日本時間7月2日午前3時に締め切られる。現時点の各ポジションの順位と各選手の得票率は以下の通り。

    ア・リーグ

    ◆捕手
    1 サルバドール・ペレス(ロイヤルズ) 60%
    2 マーティン・マルドナード(アストロズ) 21%
    3 ヤスマニ・グランダル(ホワイトソックス) 18%

    ◆一塁手
    1 ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ) 71%
    2 ユリ・グリエル(アストロズ) 18%
    3 ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス) 11%

    ◆二塁手
    1 マーカス・セミエン(ブルージェイズ) 42%
    2 ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ) 41%
    3 DJ・レメイヒュー(ヤンキース) 17%

    ◆三塁手
    1 ラファエル・デバース(レッドソックス) 59%
    2 アレックス・ブレグマン(アストロズ) 24%
    3 ヨアン・モンカダ(ホワイトソックス) 17%

    ◆遊撃手
    1 ザンダー・ボガーツ(レッドソックス) 46%
    2 ボー・ビシェット(ブルージェイズ) 28%
    3 カルロス・コレア(アストロズ) 26%

    ◆外野手
    1 マイク・トラウト(エンゼルス) 20%
    2 アーロン・ジャッジ(ヤンキース) 14%
    3 バイロン・バクストン(ツインズ) 12%
    4 マイケル・ブラントリー(アストロズ) 11%
    5 セドリック・マリンズ(オリオールズ) 10%
    6 アドリス・ガルシア(レンジャーズ) 10%
    7 アレックス・ベルドゥーゴ(レッドソックス) 9%
    8 テオスカー・ヘルナンデス(ブルージェイズ) 8%
    9 ランドール・グリチック(ブルージェイズ) 6%

    ◆指名打者
    1 大谷翔平(エンゼルス) 63%
    2 ヨーダン・アルバレス(アストロズ) 20%
    3 J・D・マルティネス(レッドソックス) 17%

    ナ・リーグ

    ◆捕手
    1 バスター・ポージー(ジャイアンツ) 55%
    2 ヤディアー・モリーナ(カージナルス) 25%
    3 ウィルソン・コントレラス(カブス) 20%

    ◆一塁手
    1 フレディ・フリーマン(ブレーブス) 45%
    2 マックス・マンシー(ドジャース) 32%
    3 アンソニー・リゾー(カブス) 23%

    ◆二塁手
    1 アダム・フレイジャー(パイレーツ) 46%
    2 オジー・オルビーズ(ブレーブス) 36%
    3 ギャビン・ラックス(ドジャース) 18%

    ◆三塁手
    1 ノーラン・アレナード(カージナルス) 36%
    2 ジャスティン・ターナー(ドジャース) 33%
    3 クリス・ブライアント(カブス) 30%

    ◆遊撃手
    1 フェルナンド・タティスJr.(パドレス) 61%
    2 ハビアー・バイエズ(カブス) 21%
    3 ブランドン・クロフォード(ジャイアンツ) 18%

    ◆外野手
    1 ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス) 21%
    2 ニック・カステヤーノス(レッズ) 18%
    3 ジェシー・ウィンカー(レッズ) 15%
    4 ムーキー・ベッツ(ドジャース) 12%
    5 ジョク・ピーダーソン(カブス) 7%
    6 マイク・ヤストレムスキー(ジャイアンツ) 7%
    7 ブライス・ハーパー(フィリーズ) 7%
    8 フアン・ソト(ナショナルズ) 6%
    9 クリス・テイラー(ドジャース) 6%

  • ロッキーズ・ストーリーが本拠地開催のHRダービーに出場決定

    2021.6.29 10:30 Tuesday

     日本時間6月29日、トレバー・ストーリー(ロッキーズ)が本拠地クアーズ・フィールドで開催されるホームラン・ダービーに出場することが発表された。ストーリーはホームラン・ダービーについて「間違いなく、子供のころのような側面があるイベントだ。僕はそれを受け入れたい」とコメント。「このイベントは僕たちのゲームの特別な部分だ。僕は子供のころにダービーを見たのを覚えている。出場選手たちのパフォーマンスにとても驚いた。出場できるのを楽しみにしていたし、その機会を逃したくない」と意気込みを口にした。

     今年のホームラン・ダービーは日本時間7月13日にロッキーズの本拠地、コロラド州デンバーにあるクアーズ・フィールドで行われる。出場選手は全部で8人。すでに大谷翔平(エンゼルス)と前回大会(2019年)の覇者であるピート・アロンゾ(メッツ)の出場が正式に発表されているほか、結腸がんを克服したトレイ・マンシーニ(オリオールズ)が出場を打診されて受諾したことが報じられており、ストーリーは4人目の出場選手ということになる。

     現在28歳のストーリーは今季ここまで67試合に出場して打率.255、9本塁打、34打点、14盗塁、OPS.771を記録。2018年は37本塁打&27盗塁、2019年は35本塁打&23盗塁をマークして2年連続でシルバースラッガー賞を受賞し、短縮シーズンとなった昨季は11本塁打&15盗塁で自身初の盗塁王に輝いた。今季は5月下旬から6月上旬にかけて右肘の炎症で故障者リスト入りした影響もあって成績が伸び悩んでいるが、クアーズ・フィールドの特性を熟知していることも他の出場選手にはない強みとなるだろう。

     ストーリーがホームラン・ダービーへの出場を決めたのは、故障者リスト入りの原因となった右肘の状態に問題がないことの証とも言える。今季終了後にフリーエージェントとなるため、トレード移籍の噂が絶えないストーリー。ひょっとすると、ホームラン・ダービーがロッキーズの選手としての最後の晴れ舞台ということになるかもしれない。

  • 第13週の週間MVPは打撃好調のゲレーロJr.とクロネンワース

    2021.6.29 10:00 Tuesday

     日本時間6月29日、2021年シーズン第13週の週間最優秀選手(週間MVP)が発表され、ア・リーグはブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)、ナ・リーグはジェイク・クロネンワース(パドレス)が選出された。大谷翔平(エンゼルス)とともにア・リーグのシーズンMVP争いで先頭を走っているゲレーロJr.は2度受賞した2019年以来2年ぶり通算3度目の受賞。好調なバッティングでチームの快進撃を支えているクロネンワースはキャリア初受賞となった。

     ゲレーロJr.は日本時間6月25日から27日にかけて今季3度目の3試合連続本塁打(うち1回は4試合連発)を記録するなど、6試合に出場して打率.391(23打数9安打)、1二塁打、3本塁打、7打点、出塁率.481、長打率.826、OPS1.308の好成績をマーク。OPSは大谷(1.391)に次ぐリーグ2位の数字であり、3本塁打と7打点を加えた結果、シーズン通算26本塁打と66打点で両リーグトップに立っている。ブルージェイズの選手が週間MVPに選出されるのは、昨年9月に受賞したルルデス・グリエルJr.以来となった。

     クロネンワースはドジャース3連戦の全試合で本塁打を放つなど、日本時間6月22日から26日にかけて4試合連続本塁打を記録。OPS1.481はア・リーグ1位の大谷を上回る両リーグトップの数字であり、6試合に出場して打率.391(23打数9安打)、2二塁打、4本塁打、9打点、出塁率.481、長打率1.000という素晴らしい成績を残した。長打率も両リーグトップ、打点はリーグトップの数字である。パドレスの選手が週間MVPに選出されるのは今季4人目。すでにエリック・ホズマー、ジョー・マスグローブ、フェルナンド・タティスJr.の3人が週間MVPを受賞している。

  • マリナーズの左腕・サンティアゴ 異物使用による初の退場者に

    2021.6.28 05:00 Monday

     メジャーリーグでは日本時間6月22日から投手の異物使用に関する取り締まりが強化されているが、同28日のマリナーズ対ホワイトソックスの試合で、新たに設けられたガイドラインの下で初の退場者が発生した。退場を命じられたのはマリナーズの左腕ヘクター・サンティアゴ。前日に雨天サスペンデッドとなった試合が3回裏から再開され、サンティアゴは3回裏から2番手としてマウンドに上がっていたが、5回裏途中の投手交代の際に審判団によるチェックが行われ、退場を命じられた。

     3回裏と4回裏の2イニングを無失点に抑えたサンティアゴは、マリナーズがテイラー・トラメルの7号ソロで先制した直後の5回裏に一死1・2塁のピンチを招き、レウリー・ガルシアに同点タイムリーを献上。次打者ルイス・ゴンザレスには四球を与えて一死満塁とピンチを広げ、スコット・サービス監督はサンティアゴに代えて3番手JT・シャギワを投入した。

     投手交代に伴い、審判団はマウンドからダグアウトに向かうサンティアゴの帽子とグラブをチェック。帽子はすぐにサンティアゴへ返却されたが、グラブのほうはなかなか返却されず、サンティアゴには退場が宣告された。サンティアゴのグラブは精密検査へ送られるようだ。

     メジャーリーグ機構は日本時間6月16日に投手の異物使用に関する新たなガイドラインを公開し、同22日から新たなガイドラインに従って取り締まりの強化を開始。サンティアゴはこの規定が適用された初の退場者となった。新たなガイドラインでは、異物使用が発覚した投手はただちに退場を命じられ、10試合の出場停止処分を受けることが定められており、サンティアゴにはこの処分が科されることになる。

     なお、元メジャーリーガーのデービッド・セギーは投手の異物使用について「ステロイドよりもゲームに与える直接的な影響が大きい」とコメント。また、トミー・ファム(パドレス)は「僕はゲームをクリーンにプレーしてきた。不正をしようとしたことなんてない。でも、僕が対戦してきた大半の投手は不正をしていたんだ。投手が今回の措置に不満を持つのはわかるけれど、もしバッター全員がコルクバットを使ったら投手は怒るはずだ」と語り、取り締まりの強化に賛同する姿勢を示している。

  • 球宴ファン投票ファイナリスト発表 大谷はDH部門を1位で突破

    2021.6.28 02:00 Monday

     日本時間6月28日、オールスター・ゲームのファン投票の2次ラウンドに進出するファイナリスト(各ポジション3名・外野は9名)の顔ぶれが発表され、大谷翔平(エンゼルス)は1次ラウンドをア・リーグ指名打者部門の1位で突破した。2次ラウンドの投票は同29日午前1時にスタートし、同7月2日午前3時に締め切り。この2次ラウンドの投票で1位(外野は上位3名)となった選手がコロラド州デンバーのクアーズ・フィールドで行われるオールスター・ゲームの先発メンバーに名を連ねることになる。

     1次ラウンドをトップで通過した選手が必ずしもそのままオールスター・ゲームの先発メンバーになるわけではなく、現行の「2段階制」が導入された2019年のファン投票ではア・リーグ一塁手部門のカルロス・サンタナ(当時インディアンス・現ロイヤルズ)、ア・リーグ二塁手部門のDJ・レメイヒュー(ヤンキース)、ア・リーグ指名打者部門のハンター・ペンス(当時レンジャーズ・すでに引退)、ナ・リーグ二塁手部門のケテル・マーテイ(ダイヤモンドバックス)の4人が2次ラウンドで逆転して先発メンバー入り。とはいえ、注目度の高さを考えると、大谷が2次ラウンドでも1位になる可能性は極めて高いと言えるだろう。

     2次ラウンドの結果は投票締め切りから7時間後、日本時間7月2日午前10時から「ESPN」の番組内で発表され、今年のオールスター・ゲームの先発メンバーが決定する。また、残りの出場メンバーは同5日午前6時30分から「ESPN」の番組内で発表される予定となっている。

     1次ラウンドを突破して2次ラウンドに進出したファイナリストの顔ぶれは以下の通り。

    ア・リーグ

    ◆捕手
    1 サルバドール・ペレス(ロイヤルズ) 215万968票
    2 マーティン・マルドナード(アストロズ) 64万4173票
    3 ヤスマニ・グランダル(ホワイトソックス) 50万4850票

    ◆一塁手
    1 ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ) 270万4788票
    2 ユリ・グリエル(アストロズ) 67万9557票
    3 ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス) 44万1892票

    ◆二塁手
    1 マーカス・セミエン(ブルージェイズ) 181万230票
    2 ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ) 129万8554票
    3 DJ・レメイヒュー(ヤンキース) 53万3957票

    ◆三塁手
    1 ラファエル・デバース(レッドソックス) 156万9381票
    2 アレックス・ブレグマン(アストロズ) 83万2175票
    3 ヨアン・モンカダ(ホワイトソックス) 56万3708票

    ◆遊撃手
    1 ザンダー・ボガーツ(レッドソックス) 157万467票
    2 ボー・ビシェット(ブルージェイズ) 98万6228票
    3 カルロス・コレア(アストロズ) 78万1400票

    ◆外野手
    1 マイク・トラウト(エンゼルス) 208万4542票
    2 アーロン・ジャッジ(ヤンキース) 156万9640票
    3 バイロン・バクストン(ツインズ) 106万5227票
    4 マイケル・ブラントリー(アストロズ) 89万1522票
    5 アドリス・ガルシア(レンジャーズ) 87万9989票
    6 テオスカー・ヘルナンデス(ブルージェイズ) 80万9287票
    7 セドリック・マリンズ(オリオールズ) 72万9543票
    8 アレックス・ベルドゥーゴ(レッドソックス) 70万2560票
    9 ランドール・グリチック(ブルージェイズ) 63万7273票

    ◆指名打者
    1 大谷翔平(エンゼルス) 196万1511票
    2 J・D・マルティネス(レッドソックス) 75万5663票
    3 ヨーダン・アルバレス(アストロズ) 69万1218票

    ナ・リーグ

    ◆捕手
    1 バスター・ポージー(ジャイアンツ) 184万5042票
    2 ヤディアー・モリーナ(カージナルス) 93万4413票
    3 ウィルソン・コントレラス(カブス) 69万3063票

    ◆一塁手
    1 マックス・マンシー(ドジャース) 127万6688票
    2 フレディ・フリーマン(ブレーブス) 115万6966票
    3 アンソニー・リゾー(カブス) 74万5595票

    ◆二塁手
    1 オジー・オルビーズ(ブレーブス) 110万9983票
    2 アダム・フレイジャー(パイレーツ) 74万717票
    3 ギャビン・ラックス(ドジャース) 66万797票

    ◆三塁手
    1 クリス・ブライアント(カブス) 152万6186票
    2 ノーラン・アレナード(カージナルス) 93万9315票
    3 ジャスティン・ターナー(ドジャース) 78万4934票

    ◆遊撃手
    1 フェルナンド・タティスJr.(パドレス) 205万2642票
    2 ハビアー・バイエズ(カブス) 83万649票
    3 ブランドン・クロフォード(ジャイアンツ) 64万6535票

    ◆外野手
    1 ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス) 251万41票
    2 ニック・カステヤーノス(レッズ) 179万7818票
    3 ジェシー・ウィンカー(レッズ) 149万3296票
    4 ムーキー・ベッツ(ドジャース) 132万7177票
    5 クリス・テイラー(ドジャース) 69万277票
    6 フアン・ソト(ナショナルズ) 56万1982票
    7 ブライス・ハーパー(フィリーズ) 49万5841票
    8 ジョク・ピーダーソン(カブス) 49万3269票
    9 マイク・ヤストレムスキー(ジャイアンツ) 47万4521票

  • がん克服から復活のオリオールズ・マンシーニがHRダービー出場へ

    2021.6.27 09:00 Sunday

     日本時間6月27日、メジャーリーグ機構がトレイ・マンシーニ(オリオールズ)にホームラン・ダービーへの出場を打診していることが明らかになった。マンシーニは昨年3月にステージ3の結腸がんにおかされていることが判明し、治療に専念するために昨季を全休。今季2年ぶりに戦列復帰を果たし、ここまで14本塁打を放っている。所属マネジメント会社の「フロントライン」のツイートによると、マンシーニはホームラン・ダービーに出場することを決めたようだ。

     がんとの戦いを乗り越えて、今季2年ぶりにメジャーの舞台に戻ってきたマンシーニ。すでに、マンシーニのカムバック・ストーリーは多くの人々から祝福されているが、そのストーリーに「ホームラン・ダービー出場」という新たな1ページが加えられることになりそうだ。

     現在29歳のマンシーニは今季ここまで75試合に出場して打率.256、14本塁打、52打点、OPS.792を記録。本塁打と打点はいずれもチームトップの数字であり、打点はリーグ全体でも8位タイの好成績である。2019年には打率.291、35本塁打、97打点、OPS.899という自己最高の成績をマークしてチームMVPに選出されたが、今季は100打点を超えるペースで打点を積み上げている。

     マンシーニのホームラン・ダービー出場が正式に決定すれば、日本人メジャーリーガーとして初出場の大谷翔平(エンゼルス)、前回(2019年)の覇者であるピート・アロンゾ(メッツ)に続いて3人目。結腸がんからのカムバックを果たしたマンシーニには、当日の結果にかかわらず、大歓声が送られるに違いない。

     ホームラン・ダービー出場選手8枠のうち、マンシーニでようやく3人目が決定。ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)、フェルナンド・タティスJr.(パドレス)、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)など有力選手の辞退が相次いでいるが、今年のホームラン・ダービーはどんな顔ぶれで争われることになるのだろうか。

  • HRダービー不参加を表明のタティスJr. 大谷翔平の優勝を予想

    2021.6.27 02:30 Sunday

     すでにブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)など複数のスラッガーが今年のホームラン・ダービーに不参加の意向を示しているが、ナ・リーグ本塁打王争いでトップに立つフェルナンド・タティスJr.(パドレス)も左肩のコンディションが万全でないことを理由に不参加を表明した。「今、最も優先すべきことは自分自身の健康とチームへの貢献だ」とタティスJr.は語る。なお、若きスター遊撃手は今年のホームラン・ダービーで大谷翔平(エンゼルス)が優勝することを予想しているという。

     ホームラン・ダービーに出場して優勝することを夢見ていたタティスJr.にとって、不参加を決断することは決して簡単なことではなかった。しかし、軽度の故障を繰り返している左肩の状態は万全でなく、現在の状態は75%ほど。A・J・プレラーGMとの話し合いの結果、タティスJr.はホームラン・ダービー出場に関する決断を任されたが、「長い目で見てチームの助けになること」を優先して不参加を決断した。

     タティスJr.は「僕は22歳だ。ホームラン・ダービーに出場するチャンスはこれからもあると思う。出場したときにはいいパフォーマンスを見せたい」とコメント。将来的にはホームラン・ダービーで複数回優勝することを目指しているという。よって、ホームラン・ダービーに出場する意思がないわけではなく、今回は左肩の状態が万全でないことを考慮して不参加を決断するに至った。

     タティスJr.は今季ここまで59試合に出場して打率.293、25本塁打、54打点、15盗塁、OPS1.076の好成績をマーク。本塁打、打点、OPSはいずれもリーグ1位の数字であり、盗塁でもトップに1差の3位にランクインしている。左肩の状態は万全ではないものの、オールスター・ゲームに選出された際には出場する予定であり、「(オールスターゲーム出場が)実現すれば夢のようだ」と語っている。

     なお、ホームラン・ダービー出場についてはロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)から「出ろよ」と働きかけがあったという。残念ながら今年のホームラン・ダービーではタティスJr.の出場は実現しなかったが、来年ドジャー・スタジアムで開催されるホームラン・ダービーではアーチを量産してスタジアムを沸かせるタティスJr.の姿が見られるかもしれない。

  • ブレーブスの若きエース・ソローカがアキレス腱再断裂 今季絶望に

    2021.6.27 02:00 Sunday

     昨年8月のアキレス腱断裂からの戦列復帰を目指していたマイク・ソローカ(ブレーブス)がアキレス腱を再断裂したことが明らかになった。日本時間6月25日に本拠地トゥルイスト・パークのクラブハウスを歩いていた際にアキレス腱を痛め、MRI検査の結果、手術で修復したアキレス腱の完全な再断裂が判明したという。ソローカは来週手術を受ける予定となっており、この結果、若きエース右腕の戦列復帰は早くても来年7月以降に先延ばしとなりそうだ。

     現在23歳のソローカは2015年のドラフトでブレーブスから1巡目(全体28位)指名を受けてプロ入り。2018年にメジャーデビューして2勝を記録し、翌2019年は13勝4敗、防御率2.68、142奪三振の好成績をマークしてオールスター・ゲームに選出されただけでなく、新人王投票で2位、サイ・ヤング賞投票で6位にランクインした。

     その活躍が認められ、昨季は自身初の開幕投手を務めたが、3度目の先発となった日本時間8月4日のメッツ戦で右アキレス腱を断裂。手術を受けてシーズン終了となり、3先発で0勝1敗、防御率3.95に終わった。今季は4月末に戦列復帰できる予定だったが、右肩の炎症で予定通りの復帰とはならず。右アキレス腱周辺の違和感が右肩の炎症の原因とみられており、5月に右アキレス腱の状態を改善するための手術を受けていた。

     地区4連覇を期待されながらも借金3でナ・リーグ東部地区3位に低迷しているブレーブスにとって、ソローカがアキレス腱を再断裂したことはソローカ復帰による今季終盤の戦力アップを期待できなくなっただけでなく、来季以降の戦力構想にも影を落とすことになる。

     メジャーリーグ公式サイトでブレーブスを担当するマーク・ボーマン記者は「おそらく来年7月まで投げられないだろう」と伝えているが、最初のアキレス腱から2年にわたってメジャーのマウンドから遠ざかるソローカが再び2019年のようなエース級の活躍を見せられるかも未知数。ソローカはこの困難な状況を乗り越え、再びエースの座に返り咲くことができるだろうか。

  • 球宴ファン投票1次ラウンド終了 メンバー決定までの流れは?

    2021.6.25 09:00 Friday

     日本時間6月25日午前5時、オールスター・ゲームのファン投票の1次ラウンドが締め切られた。各リーグの各ポジションの上位3名(外野は上位9名)が2次ラウンドへ進出し、2次ラウンドの投票で1位(外野は3位まで)となった選手がコロラド州デンバーのクアーズ・フィールドで行われるオールスター・ゲームの先発メンバーに名を連ねることになる。第2回中間発表でア・リーグDH部門1位だった大谷翔平(エンゼルス)は2次ラウンド進出が確実。ここではオールスター・ゲームの出場メンバーが決定するまでの流れを改めて確認しておこう。

     2次ラウンドへ進出する選手は日本時間6月28日午前1時から「MLBネットワーク」の番組内で発表される。翌29日午前1時には2次ラウンドの投票がスタートし、この投票で各ポジションの1位(外野は3位まで)となった選手がオールスター・ゲームの先発メンバーとなる。1次ラウンドの得票数は2次ラウンドには持ち越されず、2次ラウンドの得票数のみで先発メンバーが決定される。ちなみに、2段階のファン投票が導入された2019年は1次ラウンドでは1位でなかった選手が2次ラウンドで逆転したケースが4例あった。

     2次ラウンドの投票は日本時間7月2日午前3時に締め切られ、その7時間後、午前10時から「ESPN」の番組内でオールスター・ゲームの先発メンバーに選ばれた選手(ア・リーグ9名、ナ・リーグ8名)が発表される。なお、先発メンバー以外の出場メンバーは日本時間7月5日午前6時30分から「ESPN」の番組内で発表される予定となっている。

     ファン投票以外の選出方法は「選手間投票」と「コミッショナー事務局選出」の2種類がある。ファン投票とは別に選手間投票が行われており、各ポジションの1位(外野は3位まで、先発投手は5位まで、救援投手は3位まで)がオールスター・ゲームに出場する。ただし、選手間投票で選出された選手がすでにファン投票で選出されている場合、次点の選手が繰り上がることになっている。ダルビッシュ有(パドレス)はここでナ・リーグ先発投手部門の5位以内に入る可能性がありそうだ。

     監督推薦は2017年から廃止されており、ファン投票と選手間投票以外の出場メンバーはすべて「コミッショナー事務局選出」で決定される(最終1枠を決めるファイナル・ボートも2019年から行われていない)。全30球団から少なくとも1人が選出されるため、ファン投票と選手間投票で1人も選ばれなかったチームの選手を中心に、コミッショナー事務局が残りの出場選手を決定する。菊池雄星(マリナーズ)はここでチームの代表としてオールスター・ゲームに選ばれる可能性がある。

  • 大谷出場のHRダービーに前回王者のメッツ・アロンゾ参戦決定!

    2021.6.24 08:00 Thursday

     日本時間6月24日、ホームラン・ダービーの前回王者(2019年)であるピート・アロンゾ(メッツ)がコロラド州デンバーのクアーズ・フィールドで行われる今年のホームラン・ダービーに出場することが発表された。ホームラン・ダービーへの出場が決定したのは大谷翔平(エンゼルス)に続いてアロンゾが2人目。連覇を達成すれば1998~99年のケン・グリフィーJr.と2013~14年のヨエニス・セスペデスに次ぐ史上3人目の快挙となる。

     アロンゾは自身のインスタグラムに「I’m back」と投稿し、前回大会に続いてホームラン・ダービーに出場することを表明した。メジャーデビューした2019年に出場したホームラン・ダービーでは決勝戦でブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)を23対22で破り、新人としては2017年のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)に次ぐ史上2人目となる単独優勝。同大会で放った57本塁打はホームラン・ダービー史上4番目の数字だった。アロンゾは「最初の大会がとても楽しかったからもう一度出場しようと思った」と語っている。

     ホームラン・ダービーの出場枠は全部で8枠だが、現時点で決まっているのは大谷とアロンゾの2枠だけ。フェルナンド・タティスJr.(パドレス)はホームラン・ダービー出場の可能性について「五分五分」と話しており、前回準優勝のゲレーロJr.は出場辞退の意向を明らかにしている。前回王者のアロンゾは「第1シード」として今大会に出場することになるが、後攻の選手は先攻の選手の本数を上回った時点で競技終了(=制限時間終了まで打たなくてよい)となるため、体力を温存できるというメリットがある。

     アロンゾは2019年に新人最多記録となる53本塁打、短縮シーズンの昨季は16本塁打、今季は58試合に出場して11本塁打を記録。前回のホームラン・ダービーでは440フィート以上の特大アーチを2本以上放つと追加される30秒の「ボーナスタイム」を一度も使わずに頂点にたどり着いており、大谷にとって最大のライバルとなるだろう。

     なお、過去に連覇を達成したのはグリフィーJr.とセスペデスの2人だけ。複数回の優勝を達成したのもグリフィーJr.(1994年、1998年、1999年)、プリンス・フィルダー(2009年、2012年)、セスペデス(2013年、2014年)の3人だけである。アロンゾがそれぞれ3人目、4人目となるか注目したい。

  • 粘着物質使用禁止の影響? コールの回転数が2017年以降最少に

    2021.6.23 12:00 Wednesday

     ヤンキースは日本時間6月23日のロイヤルズ戦に5対6で敗れたが、ヤンキース先発のゲリット・コールは7回108球を投げて被安打3、奪三振6、与四球3、失点2とまずまずのピッチングを見せた。このコールについて「ESPN Stats & Info」のTwitterアカウントが興味深いデータを紹介している。この試合はコールが記録したフォーシーム、カーブ、スライダーの3球種の回転数が2017年以降の全登板で最も少なかったというのだ。粘着物質使用の取り締まりが強化された影響とみられる。

     コールは先日、粘着物質の「スパイダー・タック」を使用したことがあるかを尋ねられ、「正直に言って、どのように答えればいいかわからない。先輩から後輩へ、前の世代から現代の世代へ受け継がれてきた慣習ややり方があるからね」と微妙なコメントを残していた。ここ数試合の回転数の減少については「自分のベストな投球ができていない」と自身のコンディションやメカニクスに問題があるとの見解を示していたが、ボールの回転数はそれだけでは説明がつかないほどの減少を見せている。

     コールは2017年に自己ワーストの防御率4.26に終わったが、パイレーツからアストロズへ移籍した2018年に15勝5敗、防御率2.88、276奪三振の好成績をマークして復活。2019年には20勝5敗、防御率2.50、326奪三振という自己最高の成績を残して最優秀防御率と最多奪三振のタイトルを獲得しただけでなく、サイ・ヤング賞の投票でも自己最高の2位にランクインした。

     その実績を引っ提げて投手史上最高額となる9年3億2400万ドルという超大型契約をヤンキースと結んだわけだが、ここ数年の好成績が粘着物質に支えられたものであったとすれば、ヤンキースはとてつもなく高い買い物をしてしまったことになるかもしれない。

     直近の3先発は6回5安打2失点、8回4安打2失点、7回3安打2失点といずれもクオリティ・スタートを記録しているが、2ケタ奪三振をマークしたのは日本時間5月13日のレイズ戦が最後。超大型契約に相応しい存在であることは、これから自身のピッチングで証明していくしかない。

  • ブルージェイズ・スプリンガーが戦列復帰 今季5試合目の出場

    2021.6.23 09:30 Wednesday

     日本時間6月23日、ジョージ・スプリンガー(ブルージェイズ)が右大腿四頭筋痛による今季2度目の故障者リスト入りから戦列復帰を果たし、マーリンズ戦のスタメンに「5番・センター」で名を連ねた。シーズンはすでに6月下旬を迎えているが、これが今季5試合目の出場となる。「本当に残酷な仕打ちだよ。ずっとプレーしたかった。故障したい選手なんていないからね。状態はとてもいいよ」と語ったスプリンガー。6年1億5000万ドルの大型契約で加入した31歳の外野手は、ここからの巻き返しを目指す。

     開幕から欠場が続いていたスプリンガーは、日本時間4月29日に戦列復帰。その日のナショナルズ戦で新天地デビューを果たし、3日後のブレーブス戦では2本塁打を放つ活躍を見せたが、4試合に出場しただけで右大腿四頭筋の故障が再発し、再び故障者リスト入りしてしまった。それから約1ヶ月半が経過し、待望の戦列復帰。前回の復帰時は全4試合にDHで出場したが、「前回よりも状態がいい」という言葉通り、今回は「5番・センター」での戦列復帰となっている。

     スプリンガーが守備に就くことのできる状態で戻ってきたことにより、今後のブルージェイズは外野手の起用法に頭を悩ませることになる。ルルデス・グリエルJr.、ランドール・グリチック、テオスカー・ヘルナンデス、そしてスプリンガーとレギュラー級の外野手が4人揃っているからだ。各選手の疲労を考慮しながら、DHの枠も使いつつ、4人の外野手にバランスよく出場機会を与えることになるとみられる。

    「僕は勝つためにここに来た。プレーするために来たんだ」と力強く語ったスプリンガー。今季のブルージェイズはマーカス・セミエンやブラディミール・ゲレーロJr.の大活躍もあって打撃成績の各部門でリーグ上位の成績をマーク。ここに本調子のスプリンガーが加われば、自慢の強力打線はさらに破壊力を増し、他球団にとって大きな脅威となるに違いない。

  • ツインズ・バクストン 死球による左手骨折で再びIL入り

    2021.6.23 09:00 Wednesday

     バイロン・バクストン(ツインズ)は延長12回の熱戦の末、7対5でサヨナラ勝ちを収めた日本時間6月22日のレッズ戦で4回裏に死球を受け、6回表の守備から途中交代。チームは深刻な故障でないことを願っていたが、X線検査の結果、左手の骨折が判明した。これによりバクストンは再び故障者リストに登録され、少なくとも数週間は戦列を離れることに。今季ブレイクした正中堅手が死球で離脱することになり、ロッコ・バルデリ監督は「これはフェアじゃないよ」と悔しさをにじませた。

     4月に打率.426、8本塁打、14打点、3盗塁、OPS1.363の好成績をマークして月間最優秀選手に選出されたバクストンは、右股関節を痛めて5月上旬に故障者リスト入り。約1ヶ月半にわたって戦列を離れ、日本時間6月20日に復帰したばかりだった。ところが、復帰3戦目でレッズ先発のタイラー・マーリーが投じた93.7マイル(約150.8キロ)の速球を左手に受けて骨折。死球を受けた直後のイニングはセンターの守備に就いたが、自ら「プレーできない」と監督に伝え、試合から退いた。

     非常に故障が多いことで知られ、相次ぐ故障が才能の完全開花を阻んできたバクストンだが、バルデリによると、バクストンは「とてもタフで、どんな問題を抱えていてもプレーしたがる」選手だという。「彼は『プレーできない』と私に言ったんだ。彼の口からそんな言葉が出てきたことはなかった。だから私は彼を交代させざるを得なかった」と指揮官は悔しそうに語った。

     今季のバクストンは27試合に出場して打率.369、10本塁打、19打点、5盗塁、OPS1.176をマーク。戦列復帰後の3試合も二塁打1本と本塁打1本を含む11打数4安打と結果を残していた。しかし、大ブレイク中の今季も故障には勝てず、スター選手へのステップアップはまたもお預けに。オールスター・ゲームのファン投票ではア・リーグ外野手部門でマイク・トラウト(エンゼルス)とアーロン・ジャッジ(ヤンキース)に次ぐ3位にランクインしているが、オールスター初選出を果たしたとしても、残念ながら出場するのは難しそうだ。

  • 球界最高の有望株がメジャー昇格「ヒットを打つために生まれてきた」

    2021.6.22 17:00 Tuesday

     日本時間6月23日、球界ナンバーワン有望株として大きな期待を背負っているワンダー・フランコ(レイズ)がいよいよそのベールを脱ぐ。2001年3月1日生まれのドミニカ共和国出身、現在20歳のフランコは、今季AAA級ダーラムで39試合に出場して打率.315、7本塁打、35打点、5盗塁、OPS.954の好成績をマーク。レイズは日本時間6月23日に本拠地トロピカーナ・フィールドで行われるレッドソックス戦でフランコがメジャー昇格を果たすことをすでに発表している。

     フランコが将来有望な選手として大きな注目を集め始めたのは13歳になったばかりの頃だった。フランコは10歳のときに家族の友人であるオリテル・チキ・ペゲーロという人物を介して元メジャーリーグ球団幹部のルディ・サンティンと出会った。サンティンは初めてフランコのプレーを見たとき、フランコがゴロを2度捕球しただけで「この子は特別だ」と衝撃を受けたという。しかし、この時点ではフランコはまだ若すぎた。2年後、サンティンが経営するスポーツ・アカデミーに入ることになり、13歳になったばかりのフランコは将来有望な選手として地元のレストランで記者会見を開いたのだった。

     サンティンの指導の下、フランコは着実にプレーヤーとしての実力を伸ばしていき、レイズは2014年に同じくサンティンのプログラムに参加していたヘスス・サンチェス(現マーリンズ)の視察に訪れた際、フランコという才能の存在を知った。レイズのスカウトはサンティンからフランコを紹介され、「守備では素早い動きをし、打撃では柔らかいスイングをする。そして、いつもフィールドで楽しそうにプレーしている」という印象を受けたという。元メジャーリーガーのエリック・アイバーとウィリー・アイバーの甥であり、ホゼ・ラミレス(インディアンス)の近所で育ったフランコは、野球IQが非常に高く、15歳にして「将来のスーパースター」であることを確信させるようなプレーを見せていた。

     身体のサイズなどを見て懸念を示すスカウトもいないわけではなかったが、実際にプレーを見ると、打撃センスや守備能力の高さを否定することはできなかった。また、人間性の面でも多くのチームを魅了した。結局、フランコは2017年7月2日に契約金382万5000ドルでレイズと契約。ヤンキース、ブルージェイズ、ブリュワーズなど、レイズ以外の球団もフランコ争奪戦に加わっていたと言われている。

     プロ入り後、マイナーの各階級でプレーして迅速にその階級のレベルに適応し、ルーキー級、A級、A+級、AAA級とプレーした全4階級で3割を超えるハイアベレージを記録。マイナー通算75三振に対して95四球を選ぶなど、打撃アプローチは20歳と思えないほどに成熟している。2019年6月にはプロスペクト・ランキングを「卒業」したフェルナンド・タティスJr.(パドレス)に代わり、「MLBパイプライン」のプロスペクト・ランキングで全体1位に登場。2020年開幕時、そして2021年開幕時もその評価は変わらなかった。マイナーのシーズン中には2週間にわたり100球以上連続で空振りがなかったこともあり、エリック・ニアンダーGMを大いに驚かせた。

    「マイナーリーグで多くのことを学んだ」と語るフランコ。数字を見れば順風満帆のマイナー生活だったように思えるが、壁にぶち当たることもあり、「決して諦めないことを学んだ」という。また、今年5月にはフランコよりも先にテイラー・ウォールズがメジャーへ昇格したが、多くのファンや関係者がフランコより先にウォールズが昇格したことに困惑するなか、フランコはチームメイトのメジャー昇格を真っ先に祝福した選手の1人だった。このエピソードからもフランコの人間性の素晴らしさをうかがい知ることができる。

     フランコは「メジャーでプレーする準備はできている」とメジャーの舞台での活躍に自信を見せている。「僕はヒットを打つために生まれてきたのだと思う。それは神様が僕に与えてくれたものなんだ。僕は子供のときからボールをバットにしっかり当てて、強い打球を打つことができた」と語る球界ナンバーワン有望株は、20歳という若さで到達したメジャーの舞台でいったいどんなプレーを見せてくれるだろうか。

  • メッツ先発陣にさらなる離脱者 左腕・ルケーシーが左肘を故障

    2021.6.22 11:00 Tuesday

     日本時間6月22日、ナショナル・リーグ東部地区の首位に立つメッツの先発投手陣にさらなる離脱者が発生した。左腕ジョーイ・ルケーシーはMRI検査の結果、左肘の内側側副靭帯に明確な損傷があることが判明。最終決定の前にセカンド・オピニオンを仰ぐ見込みだが、トミー・ジョン手術を受ける可能性が高まっている。メジャーリーグ公式サイトは「先発投手を獲得することが必要であるように思われる」とメッツが球団外部からの補強に動く可能性があることを伝えている。

     現在28歳のルケーシーは今季ここまで11試合(うち8先発)に登板して38回1/3を投げ、1勝4敗、防御率4.46、41奪三振を記録。直近5先発では防御率1.19と好投を続けていた(ただし5試合とも6イニング未満)。前回登板は今季最長のナショナルズを相手に5回1/3を投げて4安打無失点の好投を見せたが、この登板のあとに左肘の痛みを訴えて故障者リスト入り。MRI検査を受けた結果、靭帯にダメージがあることが判明した。

     もしルケーシーがトミー・ジョン手術を受けることを選択すれば、今季の残りを欠場するのは確定。同手術からの復帰には通常12~18ヶ月を要するため、来季の大部分ないし全部を欠場する可能性もある。

     ルケーシーの故障がなくとも、メッツは7月末のトレード期限までに先発投手の補強に動くとみられていたが、ルケーシーの離脱により、その動きが加速していくことが予想される。メジャーリーグ公式サイトはトレード市場に出てくる可能性のある先発投手としてカイル・ギブソン(レンジャーズ)、ジョン・グレイ(ロッキーズ)、ヘルマン・マルケス(ロッキーズ)、ルイス・カスティーヨ(レッズ)といった名前を挙げている。

     メッツの先発投手陣は現在、ルケーシーのほかにカルロス・カラスコ、ノア・シンダーガード、ジョーダン・ヤマモトが故障者リストに登録されている。トミー・ジョン手術明けのシンダーガードは6月に復帰予定だったが、右肘の状態が思わしくなく、6週間のシャットダウン期間が設けられることになってしまった。新戦力のカラスコもハムストリングの故障からの回復が遅れており、先発投手の補強が急務となっている。

  • ゲレーロJr.はHRダービー不参加へ 後半戦への準備を優先する意向

    2021.6.22 06:00 Tuesday

    「スポーツネット」のヘイゼル・メイによると、現在本塁打と打点の2部門でメジャートップ(本塁打はエンゼルスの大谷翔平とタイ)に立っているブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)は今年のホームラン・ダービーに出場しない意向を固めているようだ。メイは「ゲレーロJr.はコロラドで開催されるオールスター・ゲームに出場することを楽しみにしているが、ホームラン・ダービーには出場せず、後半戦に向けた気持ちの整理やリフレッシュのために時間を使いたいと考えているようだ」と伝えている。

     現在22歳のゲレーロJr.はメジャー3年目の今季、大ブレイクを遂げ、ここまで70試合に出場して打率.337、23本塁打、59打点、出塁率.440、長打率.671、OPS1.111の好成績をマーク。本塁打と打点の2部門でメジャートップの成績を残しているだけでなく、打率もマイケル・ブラントリー(アストロズ)に次ぐリーグ2位の数字であり、2012年のミゲル・カブレラ(タイガース)以来となる三冠王を十分に狙える位置につけている。先日、ホームラン・ダービー出場の可能性を尋ねられた際には「ノーよりもイエスの可能性が高い」と話していたが、最終的には不参加という決断を下した。

     ゲレーロJr.はメジャー1年目の2019年にホームラン・ダービーに出場しており、このときは1回戦でマット・チャップマン(アスレチックス)と対戦して29対13で圧勝。準決勝ではジョク・ピーダーソン(当時ドジャース・現カブス)と歴史に残る死闘を繰り広げて40対39で勝利し、決勝でピート・アロンゾ(メッツ)に惜しくも22対23で敗れたものの、強烈なインパクトを残した。1大会で記録した91本塁打はダントツのメジャー記録であり、1大会しか出場していないにもかかわらず、ホームラン・ダービー通算91本塁打は歴代2位タイの数字となっている。

     2年前に惜しくも手が届かなかったホームラン・ダービー優勝よりも後半戦の戦いを優先することを選択したゲレーロJr.は、ア・リーグのMVP争いにおいて大谷の最大のライバルになると目されている。ゲレーロJr.の不参加により大谷がホームラン・ダービーを制する可能性は高まったと言えるが、MVP争いでは引き続き大谷の最大のライバルとして君臨することになりそうだ。

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