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  • ブルージェイズの先発5番手 山口を含む右腕3人による争い

    2020.7.9 12:25 Thursday

     2020年シーズンの開幕を15日後に控え、各球団では熾烈なポジション争いが繰り広げられている。メジャーリーグ公式サイトのトーマス・ハリガンは、注目のポジション争いのなかから7つをピックアップ。その1つに山口俊が加わっている「ブルージェイズの先発5番手争い」を挙げた。

     ブルージェイズの先発投手陣には柳賢振(FAでドジャースから加入)、タナー・ロアーク(FAでアスレチックスから加入)、チェイス・アンダーソン(トレードでブリュワーズから加入)の3人が加わり、昨年好スタートを切るも故障に泣いたマット・シューメイカーと合わせてローテーションの4番手までは確定と見られている。

     残りの1枠をライアン・ボルッキやT・J・ゾイクといった若手も含めて複数の投手で争う状況となっており、ハリガンは有力候補としてトレント・ソーントン、山口、ネイト・ピアソンという3人の右腕を挙げた。

     26歳のソーントンはメジャーデビューした昨年、32試合(うち29先発)に登板してチーム最多の154.1イニングを投げ、6勝9敗、防御率4.84、149奪三振を記録。昨年の働きぶりを考えればソーントンが最有力候補であることは間違いない。

     しかし、今春のオープン戦では23歳のピアソンが猛アピール。球界トップクラスの有望株と評価される才能を遺憾なく発揮し、4試合(うち1先発)で7イニングを投げ、防御率1.29、11奪三振、被打率.091という圧巻のピッチングを披露した。能力的に見ればピアソンが開幕ローテーションに抜擢されても決して不思議ではない。

     他に候補がいる以上、オープン戦の4試合で防御率9.00、被打率.316と打ち込まれた山口はブルペンに回る可能性が高い。日本でクローザーを務めた経験があることも山口のブルペン起用を後押しする要素となるだろう。ただし、先発4番手までの投手はいずれも故障リスクが高く、山口に先発のチャンスがないわけではない。

     開幕から1週間が経過すれば、フリーエージェントを1年先延ばしにする形でピアソンを昇格させることができるため、開幕時の先発5番手はソーントンが務め、8月上旬にはピアソンが取って代わることになるのではないだろうか。

  • カブスは強打のシュワーバーをDHに固定しない方針

    2020.7.9 11:55 Thursday

     2020年シーズンはナショナル・リーグにも指名打者制が導入され、ダルビッシュ有が所属するカブスでは昨年38本塁打を放ったカイル・シュワーバーが指名打者の最有力候補に挙げられている。しかし、デービッド・ロス監督は指名打者の枠をフレキシブルに使いたい意向であり、平均レベルの外野手へと成長しているシュワーバーを指名打者に固定するつもりはないようだ。

     シュワーバーは日本時間7月9日、ZOOMでのメディア対応のなかで「みんなが僕のことを指名打者として見ていることは知っているよ」とコメント。しかし、その一方で「でも、外野の守備には就くつもりだし、ベストを尽くして良いプレーをしたい」と外野守備への意欲も示した。

     プロ入り前から打撃力を高く評価されていたシュワーバーだが、指名打者制のないナ・リーグのカブスに入団し、捕手から外野手へコンバート。左翼の守備ではレギュラー定着1年目の2017年こそ守備防御点マイナス7と苦戦したものの、2018年はプラス3、昨年もマイナス3と平均レベルまで守備力を向上させており、正確なスローイングで走者を刺す場面も目立っている。

     こうしたシュワーバーの成長もあり、ロスは「カイルのことを外野の穴とは考えていない」と語る。「カイルより守備の上手い外野手はいるけれど、彼だって堅実な守備ができる選手だ。彼に外野を守らせることをためらったりはしないよ」と指揮官はシュワーバーの外野守備への信頼を口にする。

     ロスは主力選手の疲労具合や相手投手との相性など様々な要素を考慮して指名打者の枠をフレキシブルに活用する方針を示しており、シュワーバーが指名打者に固定される可能性は低い。故障明けのスティーブン・スーザJr.や正捕手のウィルソン・コントレラスが指名打者として起用されるケースもあるだろう。

     とはいえ、シュワーバーは指名打者で出場した通算22試合で打率.299、9本塁打、20打点、OPS1.046の好成績を残しており、敵地で指名打者を務めた2016年のワールドシリーズでも16打数7安打を記録。「指名打者・シュワーバー」の活躍を知るファンたちがシュワーバーの指名打者としての出場が増えることを期待するのは仕方のないことなのかもしれない。

  • 内外野4ポジションで出場機会を狙うヤンキース・アンドゥハー

    2020.7.9 11:20 Thursday

     2018年に大谷翔平(エンゼルス)とアメリカン・リーグ新人王を争ったミゲル・アンドゥハー(ヤンキース)は昨年、右肩の故障で12試合にしか出場できず、レギュラーの座を失った。今年は控え選手としてのスタートとなるが、本職の三塁のほか、一塁と外野の両翼の守備にも挑戦し、複数ポジションを守ることで出場機会の増加を狙っている。

     7ヶ月前、母国ドミニカ共和国にあるヤンキースの球団施設で練習を行っていたとき、アンドゥハーはアーロン・ブーン監督からある提案を受けた。それは「外野を守れるようになればメジャーのロースターに残れる可能性が高くなる」というものだった。

     アンドゥハーはその提案を受け入れるだけでなく、積極的に外野守備の練習に取り組むことで指揮官を驚かせた。スプリング・トレーニングの時点で「外野の両翼で試合に出場できるだろう」との評価を受けていたが、それから数ヶ月が経過し、アンドゥハーはさらに自信を増しているようだ。

     「今は以前よりも快適にプレーできているよ。タンパでのスプリング・トレーニングのときと比較すると、さらに練習を重ねる時間があったから、外野の守備にも慣れることができた」とアンドゥハー。「たくさん練習したし、コーチにいろいろ教えてもらったし、すべてのアドバイスに耳を傾けている」という言葉からは努力への自信が感じられる。

     2018年に打率.297、47二塁打、27本塁打、92打点、OPS.855という好成績をマークして新人王投票で2位にランクインしたアンドゥハーだが、昨年は12試合にしか出場できず、打率.128、OPS.271と低迷。故障離脱中に正三塁手の座をジオ・ウルシェラに奪われ、ブライアン・キャッシュマンGMは今年もウルシェラを正三塁手として起用する方針を明言している。

     アンドゥハーは正三塁手への返り咲きを諦めてはいないものの、メジャー残留のためには何でもやるつもりだ。「一塁、外野、三塁を守ることができれば、フレキシブルに起用してもらえるし、出場機会も増えると思う」と内外野の複数ポジションを守ることに意欲を見せている。

  • レッズはグレイに決定 各球団の開幕投手の決定状況は?

    2020.7.9 10:50 Thursday

     レッズのデービッド・ベル監督は日本時間7月9日、2020年シーズンの開幕投手に昨年11勝を挙げたソニー・グレイを指名したことを発表した。レッズは日本時間7月25日に本拠地グレートアメリカン・ボールパークでタイガースと2020年シーズンの開幕戦を戦う予定となっている。

     昨年途中にトレバー・バウアー、オフシーズンにウェイド・マイリーを獲得し、2ケタ勝利を期待できる投手が5人揃ったレッズ先発陣。そのなかから指揮官が開幕投手に選んだのはグレイだった。昨年は7本以上のヒットを打たれた登板が1度もなく、リーグ5位の防御率2.87をマーク。特に最終16先発では8勝3敗、防御率1.99という見事な活躍を見せた。

     ベルはグレイについて「彼が成長していることを否定する余地はない。彼はリーダーだ。それに加えて、昨年は素晴らしいシーズンを過ごした」と語る。グレイは先発2番手として開幕を迎えるルイス・カスティーヨとともにシーズン200奪三振を達成したが、「200奪三振コンビ」の誕生は球団史上初の快挙だった。

     レッズはグレイ、カスティーヨ、バウアー、マイリー、アンソニー・ディスクラファーニの5人がこの順番で先発ローテーションを形成し、長期連戦時の6人目の先発としてタイラー・マーリーやルーカス・シムズがスタンバイすることになると見られている。

     なお、レッズ以外では、エンゼルス(アンドリュー・ヒーニー)、レンジャーズ(ランス・リン)、ドジャース(クレイトン・カーショウ)、マリナーズ(マルコ・ゴンザレス)の4球団がすでに開幕投手を発表。スプリング・トレーニングの中断前には、カージナルス(ジャック・フラハティ)、インディアンス(シェーン・ビーバー)、ジャイアンツ(ジョニー・クエイト)、ツインズ(ホゼ・ベリオス)の4球団も開幕投手を指名していた。

     カブスのデービッド・ロス監督はスプリング・トレーニングの時点で開幕投手候補をダルビッシュ有とカイル・ヘンドリックスの2人に絞り込んでいた。ダルビッシュが開幕投手を務めれば、レンジャーズ時代の2017年以来3年ぶり2度目となる。

  • 現時点での練習試合スケジュール 「サブウェイ・シリーズ」も

    2020.7.8 14:50 Wednesday

     メジャーリーグ各球団は、レギュラーシーズン開幕までの夏季キャンプ期間中に最大3試合まで他球団との練習試合を行うことが許可されている。ヤンキースは日本時間7月8日、同じニューヨークに本拠地を置くメッツとの練習試合を2試合開催することを発表した。日本時間7月19日午前8時10分からシティ・フィールド、同20日午前8時5分からヤンキー・スタジアムで「サブウェイ・シリーズ」の対戦が行われる。

     ヤンキースとメッツの対戦のほかに現時点で発表されている練習試合のスケジュールは以下の通り(日時はすべて日本時間、対戦カードの後者がホーム)。

    7月19日(日)
    午前7時5分 フィリーズ対ナショナルズ

    7月20日(月)
    午前7時5分 オリオールズ対フィリーズ
    午前9時5分 ホワイトソックス対カブス
    午前10時10分 ダイヤモンドバックス対ドジャース

    7月21日(火)
    午前7時5分 フィリーズ対ヤンキース
    午前7時5分 ナショナルズ対オリオールズ
    午前9時10分 カブス対ホワイトソックス
    午前10時40分 ダイヤモンドバックス対ドジャース
    開始時間未定 エンゼルス対パドレス

    7月22日(水)
    午前7時5分 オリオールズ対ナショナルズ
    午前7時40分 タイガース対レッズ
    午前9時5分 ロッキーズ対レンジャーズ
    午前10時40分 エンゼルス対ドジャース

    7月23日(木)
    午前7時10分 タイガース対レッズ
    午前8時5分 ツインズ対カブス
    午前9時5分 ロッキーズ対レンジャーズ
    午前9時10分 ブリュワーズ対ホワイトソックス
    午前10時40分 パドレス対エンゼルス

  • レッズ・バウアー「できるだけ多く投げたい」 中3日を希望

    2020.7.8 13:35 Wednesday

     メジャーきっての理論家として知られるトレバー・バウアー(レッズ)は、異例の60試合制で行われる2020年シーズンに関する「計算」をすでに終えているようだ。「すべての試合が2.7試合分の価値がある。負け投手になったり、初回に打ち込まれたりしたら、通常の2.7試合を無駄にすることになる」とバウアーは語る。「その重要性は大好きだし、そうした環境のなかで成長できる」と2020年シーズンの開幕を心待ちにしている。

     バウアーは昨年7月末の三角トレードでインディアンスからレッズに加入。レッズはバウアーを獲得するためにヤシエル・プイーグのほか、2人の有望株(スコット・モスとテイラー・トラメル)を手放した。

     移籍後は10度の先発で2勝5敗、防御率6.39と期待外れのパフォーマンスに終わり、昨年はシーズン通算で11勝13敗、防御率4.48。前年は12勝6敗、防御率2.21の好成績で自身初のオールスター・ゲーム選出も果たしていただけに、昨年は不本意な1年となってしまった。

     2020年シーズン終了後にフリーエージェントとなるバウアーだが、「トレードを正当化することやフリーエージェントとなったあとのことを考えたりはしていない」と語る。「僕は投げたいんだ。マウンドで自分の能力を最大限に発揮し、勝利に貢献することだけを考えている」とあくまでの2020年シーズンに集中していることを強調した。

     「できるだけ多く投げたい」と語るバウアーは先日、4日ごとの登板、つまり「中3日」で登板したいと考えていることを明言した。ポストシーズンを含めても最大3ヶ月間の戦いであり、登板間隔が短くても問題ないと考えているようだ。

     デービッド・ベル監督とデレク・ジョンソン投手コーチは異例のシーズンのなかで、投手の起用法について様々なプランを検討しており、バウアーの要望が通る可能性もゼロではない。「投球イニングは多ければ多いほうがいい。球数は多ければ多いほうがいい」と語るバウアーがどのように起用されるか注目したい。

  • ドジャースの開幕投手はカーショウ ロバーツ監督が明言

    2020.7.8 12:05 Wednesday

     ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、新型コロナウイルスの影響によってスプリング・トレーニングが中断される前の時点で、今年の開幕投手にクレイトン・カーショウを指名していたが、4ヶ月が経過した現在もその方針に変わりはなく、改めてカーショウを開幕投手に指名した。カーショウは7月23日(現地時間)に本拠地ドジャー・スタジアムで行われるジャイアンツとの開幕戦で先発する。

     カーショウが開幕投手を務めるのは2011年以降の10年間で9度目。昨年は左肩の炎症によって開幕戦で投げられず、開幕投手は8年連続でストップしていた(昨年の開幕投手は柳賢振)。ちなみに、カーショウが開幕投手に定着する前は、ビテンセ・パディーヤ(2010年)、黒田博樹(2009年)、ブラッド・ペニー(2008年)らが開幕投手を務めている。

     今年がメジャー13年目のシーズンとなるカーショウは、日本時間7月7日に行われた紅白戦でロス・ストリップリングと投げ合い、4イニングを投げた。「全盛期を過ぎた」と言われることが多くなっているものの、それでも昨年は29試合(うち28先発)に登板して178.1イニングを投げ、16勝5敗、防御率3.03、189奪三振をマーク。頼れるスターターであることに変わりはなく、8度目のオールスター・ゲーム選出を果たしたほか、サイ・ヤング賞の投票では8位にランクインした。

     開幕戦の舞台となるドジャー・スタジアムでは、昨年16試合に先発して10勝2敗、防御率2.89の好成績をマーク。ジャイアンツ戦では、昨年は1勝2敗に終わったものの、防御率2.37とピッチング自体は安定しており、通算でも23勝12敗、防御率1.74と好相性を誇っている。

     チーム内では若手右腕のウォーカー・ビューラーも台頭しているが、簡単にエースの座を譲るわけにはいかない。新加入のデービッド・プライスが今年の出場を辞退したこともあり、先発投手陣の柱としてカーショウにかかる期待は大きい。

  • 大谷が紅白戦で2年ぶり登板 3回1失点も制球面に課題

    2020.7.8 11:40 Wednesday

     エンゼルスは日本時間7月8日、夏季キャンプ初の紅白戦を行い、大谷翔平とアンドリュー・ヒーニーが先発した。大谷が実戦で登板するのはトミー・ジョン手術を受ける前の最終登板である2018年9月2日以来。本拠地エンゼル・スタジアムでの登板は同年6月6日以来である。大谷は制球に苦しみ、8つの四球を与えたが、3イニングを1安打1失点に抑えた。

     非公式の記録ではあるものの、大谷の「復帰登板」は3回51球を投げてストライクは15球だけ。奪三振1、与四球8、与死球1、暴投6という大荒れの内容で、打たれた唯一の安打は3回にトミー・ラステラに許したタイムリーヒットだった。

     しかし、まだシーズン開幕前の調整段階であり、大谷自身はこの数字をさほど気にしていない。「問題なく球数を投げることができて良かった。ブルペンで投げるのとは全然違うし、味方に投げる経験のないので、そのあたりの違いはある。(次の登板が)3日後か4日後かわからないけれど、しっかり調整したい」と前向きなコメントを残した。

     制球面には課題を残したものの、実戦のなかですべての球種を一通り投げるなど、収穫もあった。「今日は全球種を投げることができた。次の登板ではもう少ししっかり狙ったところへ投げられるようにしていきたい」と大谷。シーズン開幕からの「二刀流」に向けて、まずは「復帰登板」という大きな一歩を踏み出した、といったところだろうか。

     ジョー・マドン監督は、大谷が身体的な問題なく登板を終えたことに満足した様子を見せたものの、「制球面がダメだった。本来よりもキレがなかった」と注文を付けることも忘れなかった。投手コーチのミッキー・キャラウェイは「望んでいた結果ではなかった」としつつも、「現時点ではそれほど心配していないよ」と語った。

     公式戦での復帰登板は、開幕3戦目の敵地アスレチックス戦が予想されている。その「Xデー」まであと19日。いよいよ「二刀流」復活へのカウントダウンが始まった。

  • 2020年シーズンのスケジュール 7つの注目ポイント

    2020.7.7 19:15 Tuesday

     メジャーリーグ機構は日本時間7月7日、2020年シーズンのスケジュールを発表した。異例の60試合制で行われる2020年シーズンのスケジュールについて、メジャーリーグ公式サイトのサラ・ラングスとマット・ケリーが7つの注目ポイントを紹介している。

    【1】今年の総移動距離はレンジャーズが14706マイルでトップ。2位はアストロズ(13954マイル)、3位はマリナーズ(11813マイル)、4位はアスレチックス(11363マイル)だが、2011年以降は9年連続でマリナーズとアスレチックスのどちらかが1位だった。なお、総移動距離が最も少ないのはブリュワーズ(3962マイル)である。

    【2】マーリンズは60試合のうち52試合を昨年の勝率が5割以上のチームと戦うことになった。その割合は86.7%に達し、1969年の地区制導入以降では歴代最高である(これまでの最高は1970年パドレスの85.2%)。一方、ドジャースとアスレチックスは昨年の勝率が5割以上のチームとの対戦が60試合中17試合のみとなっている。

    【3】開幕カードでヤンキースとナショナルズ、タイガースとレッズ、レンジャーズとロッキーズが対戦。開幕カードにインターリーグの対戦が3つ含まれるのは2016年以来4年ぶり2度目のことである。また、シーズンの最終カードにはインターリーグの対戦が7つも組まれている。

    【4】現在の労使協定では最大20連戦までしか組むことができないが、今年はブレーブス、マリナーズ、タイガース、ツインズ、ロッキーズ、ブルージェイズ、フィリーズの7球団のスケジュールに20連戦が含まれている。このうちブレーブス、マリナーズ、タイガースの3球団は開幕からの20連戦となっている。

    【5】パドレスは9月に1度しかカリフォルニア州を離れない。9月18~20日(現地時間)に敵地シアトルでマリナーズとの3連戦が組まれているものの、その他の試合はサンディエゴでのホームゲーム、敵地でのエンゼルス戦、アスレチックス戦、ジャイアンツ戦のため、すべてカリフォルニア州での試合となる。

    【6】フィリーズとパイレーツは1887年5月30日(現地時間)のダブルヘッダーから始まり、133年連続で合計2297回対戦してきた。しかし、東部地区所属のフィリーズと中部地区所属のパイレーツはレギュラーシーズン中に対戦しないため、ポストシーズンで顔を合わせない限りこの記録はストップすることになる。

    【7】今年のカブスは金曜日(現地時間)のデーゲームが1試合も予定されていない。カブスの本拠地リグリー・フィールドで初めてのナイターが行われたのが1988年。それ以降も金曜日のデーゲームは存続していたが、球団史上初めて金曜日のデーゲームが行われないシーズンとなる。

  • 7人の「特徴的な選手」 ヤンキース・ジャッジらが選出

    2020.7.7 18:25 Tuesday

     マイク・トラウト(エンゼルス)のようなオールラウンド・プレーヤーは非常に魅力的だが、そうした選手は数多く存在するわけではない。しかし、1つのツールやスキルだけを取り出せば、トラウトよりも魅力的な選手は多数存在する。メジャーリーグ公式サイトのマイケル・クレアは特徴的なスキルを備えた選手として7人をピックアップしている。

    最も強い打球を打つ選手

     アーロン・ジャッジ(ヤンキース)は球界トップクラスのパワーを持つ選手である。昨年の打球の平均初速95.9マイルはメジャー最高。2018年の94.7マイル、2017年の94.9マイルも同様にメジャー最高だった。

    最も悪球打ちが上手い選手

     好成績を残すためにはボール球に手を出さないのが鉄則だが、コリー・ディッカーソン(マーリンズ)には当てはまらない。Statcastのデータによると、昨年200打席以上の選手のうち、ストライクゾーン外のボールを追いかけた打席でプラスの得点を叩き出しているのはディッカーソンだけ。タイラー・ネークイン(インディアンス)がプラスマイナスゼロ、残りの298人は全員がマイナスの数値となっている。しかもディッカーソンはゾーン内(+7)とゾーン外(+5)で同レベルの数字を記録しているから驚きだ。

    最も三振をしない選手

     近年のメジャーリーグでは三振の数が右肩上がりとなっているが、ウィリアンス・アストゥディーヨ(ツインズ)の三振率はわずか3.9%である。これは昨年200打席以上の選手で最も低かった。2番目に低いのは同僚のルイス・アラエスだが、それでもアストゥディーヨの2倍近い数字。アストゥディーヨより三振率が低い選手を見つけるためには1999年(トニー・グウィンが3.1%)までさかのぼらなければならない。

    最も足が速い選手

     昨年のスプリント・スピード1位は時速30.8マイルを記録したティム・ロカストロ(ダイヤモンドバックス)だった。盗塁を17度試みてすべて成功させ、メジャーデビューから22連続盗塁成功を継続中。また、わずか250打席で22死球を記録するなど、「最も死球が多い選手」という一面も持ち合わせている。

    最もボールを逸らさない選手

     強肩かつフレーミング技術に優れた捕手として知られるロベルト・ペレス(インディアンス)は、昨年118試合に出場して1度もパスボールを記録しなかった。ペレスより多くの試合に出場してパスボールがゼロだった捕手は過去に3人だけ。投手の起用人数や変化球の種類が増えていることを考えると驚異的な記録と言える。

    最も速い球を投げる選手

     メジャーリーグの世界において「速球王」はアロルディス・チャップマン(ヤンキース)の代名詞だったが、ジョーダン・ヒックス(カージナルス)がその座を奪った。昨年は故障により28.2イニングしか投げられなかったが、100マイル以上206球はメジャー最多。トミー・ジョン手術のリハビリを終え、今年中に戦列復帰を果たす予定となっている。

    最も変化が大きい球を投げる選手

     横方向への変化が大きいスライダーを「フリスビー・スライダー」と呼ぶことがあるが、チャズ・ロー(レイズ)が投げるスライダーは「フリスビー・スライダー」と呼ぶに相応しいボールだ。横方向の変化幅22.8インチはメジャー最高。ちなみにホームベースの幅は17インチである。

  • レイズ・筒香の調整は順調 一時帰国が良い気分転換に

    2020.7.7 17:25 Tuesday

     メジャー1年目のシーズンに向けて準備を進めている筒香嘉智(レイズ)。オープン戦では28打数で13三振を喫するなど、メジャーへの適応に苦しむ場面も見られたが、日本への一時帰国を経て、開幕に向けて順調に調整中だ。メジャーリーグ公式サイトでレイズの番記者を務めるフアン・トリビオが筒香の現状についてレポートしている。

     新型コロナウイルスの感染拡大によってスプリング・トレーニングが中断される前、筒香は異なる言語や文化に適応するだけでなく、日本とは異なる打撃練習のルーティーンなど、グラウンド内でも様々な適応を求められた。

     中断期間は日本へ帰国して家族とともに過ごすことを選択したが、「リセットして、調整をして、アメリカに戻ったときにより良い選手になるために何ができるのかを考える時間が必要だった」とコロナによる中断を前向きに捉えていた。「今は多くのことがスムーズになっているし、2月や3月と比べて良くなっている」と一時帰国が良い気分転換になったようだ。

     ケビン・キャッシュ監督は「彼のスイングは本当に良い。特別なパワーを持っている」と筒香のバットに期待を寄せる。また、複数のポジションを守れる選手を巧みに使い分けるレイズにおいて、2年1200万ドルで入団した筒香も例外ではなく、筒香は主に三塁と左翼の守備練習に取り組み、汗を流している。

     筒香はスプリング・トレーニングと夏季キャンプの違いについて「(本拠地の)トロピカーナ・フィールドで練習できるのが一番大きいと思う」と語る。また、「チームメイトとまた会話ができていることも非常に大きい」とも話しており、チームメイトと良好な関係を築くことができているようだ。

     「グラウンドで自分の存在を証明し、良いパフォーマンスをしてコロナで苦しんでいる人たちを元気づけたい」と力強く意気込みを口にした筒香。日本で通算205本塁打を放ったスラッガーは今年、どんな活躍を見せてくれるのだろうか。

  • 新スケジュールで最も得をしたのは秋山所属のレッズ?

    2020.7.7 14:10 Tuesday

     メジャーリーグ公式サイトのマイク・ペトリエロは、当初の162試合制のスケジュールと新たに発表された60試合制のスケジュールを比較し、対戦相手の予想勝率をもとに、スケジュール変更によって「得をするチーム」と「損をするチーム」を分析。最も得をするのは秋山翔吾が所属するレッズ、最も損をするのは菊池雄星と平野佳寿が所属するマリナーズという結果になった。

     レッズが所属するナショナル・リーグ中部地区のチームは、今年の交流戦でヤンキースやレイズといった強豪が所属するアメリカン・リーグ東部地区のチームと対戦する予定だった。また、リーグ内でも東部地区のブレーブスやナショナルズ、西部地区のドジャースと対戦しなければならなかった。

     ところが、スケジュール変更によってこれらの強豪との対戦はなくなり、代わりにア・リーグ中部地区のチームと対戦することに。ロイヤルズやタイガースの戦力が大きく劣るため、対戦相手の予想勝率は大幅に低下。特にレッズは、交流戦のライバルとしてタイガースを指定され、6試合が組まれているため、スケジュール変更の恩恵を最大限に受けることになった。

    対戦相手の予想勝率の下落幅が大きいチーム
    レッズ(-.012)
    カージナルス(-.008)
    ツインズ(-.008)
    インディアンス(-.008)
    カブス(-.007)
    ブリュワーズ(-.006)

     一方、マリナーズはアストロズやアスレチックスといった強豪と同地区のため、当初から厳しいスケジュールでの戦いを強いられていた。ところが、ア・リーグ中部地区のチームとの対戦がなくなり、ドジャースが所属するナ・リーグ西部地区と対戦することになったため、対戦相手の予想勝率はさらに上昇。スケジュール変更の結果、最も不利益を被るチームとなってしまった。

    対戦相手の予想勝率の上昇幅が大きいチーム
    マリナーズ(+.009)
    レンジャーズ(+.006)
    ダイヤモンドバックス(+.006)
    エンゼルス(+.006)
    ジャイアンツ(+.005)
    ロッキーズ(+.005)

     得をするのは中部地区のチームばかりだが、これは言い換えれば、下位球団相手の取りこぼしが命取りになることを意味する。当然のことだが、秋山が所属するレッズ、前田健太が所属するツインズ、ダルビッシュ有が所属するカブスにとって、ポストシーズン進出のためにはロイヤルズ、タイガース、パイレーツといった下位球団から確実に白星を重ねることが重要となる。

  • レッドソックス前GM ナッシュビルへの球団誘致組織に加入

    2020.7.7 13:05 Tuesday

     ESPNは日本時間7月7日、レッドソックス前GMのデーブ・ドンブロウスキーがテネシー州ナッシュビルへメジャーリーグ球団を誘致すべく活動しているミュージックシティ・ベースボール合同会社に加入したことを報じた。同社のウェブサイトによると、ドンブロウスキーの肩書はベースボール・アドバイザーとなっている。

     ドンブロウスキーは、声明文のなかで「ナッシュビルがメジャーリーグ球団の本拠地となる準備ができていることは私にとって明白である。ミュージックシティ・ベースボールはこの地に球団を誘致するというスマートでエキサイティングな決断をしている」とコメント。「ニグロリーグ野球博物館とのつながりから地域社会のサポートまで、ミュージックシティ・ベースボールは強固な基盤を築いている」と述べ、ナッシュビルへの球団誘致に意欲を示した。

     現在63歳のドンブロウスキーは、2018年にレッドソックスをワールドシリーズ制覇へ導いたものの、翌2019年にチームの不振の責任を取らされる形で解任された。1978年にホワイトソックスで球団フロントの一員としてのキャリアを開始し、1988年にはエクスポズでGMに就任(31歳でのGM就任は当時史上最年少)。マーリンズ時代の1997年に自身初のワールドシリーズ制覇を経験し、タイガースでも2度のリーグ優勝を成し遂げた。

     ミュージックシティ・ベースボール合同会社は2019年に設立され、今後数年間のうちに、エクスパンションで誕生する新球団をナッシュビルへ誘致すること、または既存の球団をナッシュビルへ移転させることを目的としている。同社の顧問にはデーブ・スチュワートやトニー・ラルーサといった球界の大物も名を連ねている。

     「ナッシュビルは野球に深いルーツがあり、新型コロナウイルスによる不安定な情勢のなか、ミュージックシティ・ベースボールがこの街を再興させるうえで重要な役割を担うことができると信じている」とドンブロウスキー。「私も、妻のカリーも、ナッシュビルのコミュニティの一員となることをとても楽しみにしている」と意気込みを口にした。

  • 通算2355安打のマーケイキスが出場辞退 無観客が最大の理由

    2020.7.7 12:35 Tuesday

     通算2355安打の実績を誇るニック・マーケイキス(ブレーブス)は日本時間7月7日、今年の出場を辞退することを決めた。マーケイキスは「僕たちはファンのためにプレーしている。ファンが球場にいないのはタフだ。僕にとってこれが一番大きかったと思う」と無観客でのシーズン開催を出場辞退の最大の理由に挙げている。なお、ブレーブスからの出場辞退は通算169勝のフェリックス・ヘルナンデス(マイナー契約)に次いで2人目となる。

     メジャーで14年間にわたってプレーし、通算2355安打を積み重ねてきたマーケイキスは「これがキャリアの終わりにならないことを祈っている」とコメント。「今シーズンがどのように行われるかを見守りたい。今シーズンが終わったあと、決断を下したいと思う。みんなが健康でいることを願っているし、早くこのウイルスが退治されてほしい」と新型コロナウイルスの状況次第では現役引退を決断する可能性があることを示唆した。

     マーケイキスは、新型コロナウイルスの影響によって今シーズンが無観客で行われることを出場辞退の最大の理由に挙げたが、チームの主砲であるフレディ・フリーマンがコロナに感染し、高熱で苦しんでいたことも決断を後押ししたようだ。電話でフリーマンと話したマーケイキスは「電話で彼と話して驚いた。本当に体調が悪そうだった」と語った。

     現在36歳のマーケイキスは、メジャー最初の13年間で平均172安打を記録。昨年は自己最少の118安打に終わったが、3000安打の大台まであと645本に迫っていた。40歳までの5年間を平均130安打で乗り切れば3000安打の大台に到達できる計算だったが、新型コロナウイルスの影響による試合数の削減と出場辞退により、快挙達成は極めて難しくなった。

     しかし、マーケイキスは「僕はファンの前で勝ちたいんだ。このスポーツはファンがあってこそなんだよ。ファンがいない環境でプレーするのは、僕にとって野球ではない」と語り、自分自身の記録よりも大切なものがあることを強調した。

  • 検査遅延により複数球団が練習中止 MLB機構が声明文発表

    2020.7.7 12:10 Tuesday

     新型コロナウイルスの検査に関するトラブルにより日本時間7月7日、ナショナルズ、アストロズ、カージナルスの3球団が夏季キャンプの練習をキャンセルする事態となった。選手たちは1日おきに検査を受け、24~48時間以内に検査結果を通知されることになっているのだが、検査結果の報告が遅延。72時間経過しても検査結果が通知されないケースもあり、各球団は「安全が保障されない」ことを理由に練習をキャンセルしている。

     2020年シーズンの日程を発表したメジャーリーグ機構だが、無事にシーズンを開幕させ、日程を消化していくためには新型コロナウイルスの検査をスムーズに実施し、選手たちを安全な環境でプレーさせることが必要となる。しかし、夏季キャンプ開始早々、検査結果が出ない、検体が予定通りに配送されない、などといったトラブルが発生している。

     ナショナルズのマイク・リゾーGMは「72時間経過しても検査結果が得られない。選手やスタッフを危険な環境下に置くわけにはいかない。だから今日の練習をキャンセルした」とコメント。「メジャーリーグ機構はこの問題を迅速に解決する必要がある。そうでなければ、夏季キャンプと2020年シーズンは危険なものになってしまう」と機構側の怠慢を指摘した。

     これを受け、メジャーリーグ機構は声明文を発表した。そのなかで「現時点で95%以上の検査が行われ、検査結果が全30球団で共有されている。残りも本日中に完了する予定だ」と検査が適切に行われていることを強調。トラブルが発生したのは週末に予期せぬ配送の遅延が発生したことが原因であるとし、「再発することはないと考えている」と述べた。

     新型コロナウイルスに感染するリスクがあるなかで選手たちがプレーするのは、適切な検査体制によって安全が保障されていることが前提となる。もし選手たちが機構側が用意した検査体制に不安を持ち続けるようであれば、今年の出場を辞退する選手が続出するような事態も起こりかねない。機構側には選手が安心してプレーできる環境を提供することが求められる。

  • 日本人選手所属球団の日程をチェック 大谷の先発は開幕3戦目?

    2020.7.7 11:30 Tuesday

     メジャーリーグ機構は日本時間7月7日、2020年シーズンの日程を発表した。今年は秋山翔吾(レッズ)、筒香嘉智(レイズ)、山口俊(ブルージェイズ)の3人が加わり、日本人メジャーリーガーは9人となる。ここでは日本人メジャーリーガーが所属する8球団の日程を簡単にチェックしてみよう(日付はすべて日本時間)。

    ニューヨーク・ヤンキース
    【日本人選手】田中将大
    【開幕戦】7月24日ナショナルズ戦(ナショナルズ・パーク)
    【ホーム開幕戦】7月30日フィリーズ戦
    【総移動距離】5604マイル(メジャー22位)

     先日、打球が頭部を直撃するアクシデントがあった田中だが、チーム内での序列は先発2番手ないし3番手。開幕に間に合えば、敵地でのナショナルズとの開幕カードで2020年シーズンの初登板を迎える可能性が高い。

    タンパベイ・レイズ
    【日本人選手】筒香嘉智
    【開幕戦】7月25日ブルージェイズ戦(トロピカーナ・フィールド)
    【ホーム開幕戦】同上
    【総移動距離】10939マイル(メジャー6位)

     主力打者の1人として期待される筒香は、ブルージェイズとの開幕戦でのメジャーデビューが濃厚。レイズは東部地区10球団のなかで総移動距離が最も多い(上位5球団はすべて西部地区)。

    トロント・ブルージェイズ
    【日本人選手】山口俊
    【開幕戦】7月25日レイズ戦(トロピカーナ・フィールド)
    【ホーム開幕戦】7月30日ナショナルズ戦
    【総移動距離】9284マイル(メジャー12位)

     現時点ではホームゲームを本拠地ロジャース・センターで開催できる保証はない。山口は先発5番手争いに敗れた場合、ブルペンに回るため、開幕戦でメジャー初登板の機会が巡ってくる可能性も。

    ミネソタ・ツインズ
    【日本人選手】前田健太
    【開幕戦】7月25日ホワイトソックス戦(ギャランティードレイト・フィールド)
    【ホーム開幕戦】7月29日カージナルス戦
    【総移動距離】5999マイル(メジャー19位)

     前田のチーム内での序列は先発3番手ないし4番手。3番手であれば敵地でのホワイトソックスとの開幕カードの3戦目、4番手であればカージナルスとのホーム開幕戦が新天地での初登板となる。

    ロサンゼルス・エンゼルス
    【日本人選手】大谷翔平
    【開幕戦】7月25日アスレチックス戦(オークランド・コロシアム)
    【ホーム開幕戦】7月29日マリナーズ戦
    【総移動距離】10457マイル(メジャー7位)

     大谷はアスレチックスとの開幕戦は指名打者での出場が濃厚。大リーグ評論家の福島良一氏は開幕3戦目での復帰登板を予想している。2018年のメジャーデビュー戦とメジャー初登板も敵地でのアスレチックス戦だった。

    シアトル・マリナーズ
    【日本人選手】菊池雄星、平野佳寿
    【開幕戦】7月25日アストロズ戦(ミニッツメイド・パーク)
    【ホーム開幕戦】8月1日アスレチックス戦
    【総移動距離】11813マイル(メジャー3位)

     先発2番手として期待される菊池は開幕2戦目での先発が有力。平野は勝ちパターンの継投の一角を担う。なお、開幕カード4連戦を戦う敵地ミニッツメイド・パークでは昨年0勝10敗だった。

    シカゴ・カブス
    【日本人選手】ダルビッシュ有
    【開幕戦】7月25日ブリュワーズ戦(リグリー・フィールド)
    【ホーム開幕戦】同上
    【総移動距離】4071マイル(メジャー29位)

     ダルビッシュは開幕戦でいきなり先発する可能性がある。3月の時点では開幕投手を務めることが確実視され、現在も筆頭候補であることに変わりはない。総移動距離はメジャーで2番目の少なさだ。

    シンシナティ・レッズ
    【日本人選手】秋山翔吾
    【開幕戦】7月25日タイガース戦(グレートアメリカン・ボールパーク)
    【ホーム開幕戦】同上
    【総移動距離】4626マイル(メジャー26位)

     秋山は本拠地でのタイガースとの開幕戦でメジャーデビューすることになりそう。再建中のタイガースを相手に開幕早々のヒット量産を期待したい。同地区のカブスと同様、総移動距離はかなり少ない。

  • 2020年シーズンの日程発表 日本時間7月24日に開幕

    2020.7.7 10:30 Tuesday

     メジャーリーグ機構は日本時間7月7日、2020年シーズンの日程を発表した。開幕日の日本時間7月24日には2試合が予定されており、昨年王者のナショナルズが本拠地ナショナルズ・パークでヤンキースを迎え撃つ一戦が2020年シーズン最初の試合となる。開幕日のもう1試合は、ドジャー・スタジアムでドジャース対ジャイアンツのライバル対決が予定されている。

     異例の60試合制で行われる2020年シーズンの日程がついに発表された。開幕日の日本時間7月24日は2試合、翌25日は14試合が予定されており、26日にようやく全30球団の試合が行われる。レンジャーズは日本時間7月25日、ロッキーズとの開幕戦が新球場グローブライフ・フィールドでの初めての公式戦となる。

     60試合の内訳は、同リーグの同地区球団との対戦が10試合ずつ(合計40試合)で、残りの20試合は他リーグの同地区球団との対戦となる。20試合のうち6試合は交流戦のライバル球団同士の対戦(例:ヤンキース対メッツ、ホワイトソックス対カブス、エンゼルス対ドジャース)が組まれており、そのほかの4球団と3試合または4試合を戦う。

     たとえば、ヤンキースの日程は以下のような内訳となっている。

    オリオールズ10試合(ホーム4試合/ロード6試合)
    レッドソックス10試合(7試合/3試合)
    レイズ10試合(6試合/4試合)
    ブルージェイズ10試合(3試合/7試合)
    ブレーブス4試合(2試合/2試合)
    マーリンズ3試合(ホームで3試合)
    メッツ6試合(3試合/3試合)
    フィリーズ4試合(2試合/2試合)
    ナショナルズ3試合(ロードで3試合)

     日本時間8月14日は「MLB at Field of Dreams」と題してアイオワ州ダイアーズビルの新球場でホワイトソックスとカージナルスが対戦。同17日にはニグロリーグの創設100周年を祝福し、同29日には毎年恒例の「ジャッキー・ロビンソン・デー」が開催される。また、同9月10日は「ロベルト・クレメンテ・デー」が開催され、同28日に全30球団が60試合のスケジュールを終える予定となっている。

  • 2020年シーズンの日程 日本時間7日に発表予定

    2020.7.6 18:55 Monday

     USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールによると、メジャーリーグ機構は現地時間月曜日(日本時間7月7日)に2020年シーズンのスケジュールを発表することを予定しているようだ。ナイチンゲールは、現地23日(日本時間24日)にナショナルズ・パークでナショナルズ対ヤンキース、ドジャー・スタジアムでドジャース対ジャイアンツの開幕戦が行われ、残りの26球団は翌24日(日本時間25日)に開幕を迎える予定であると伝えている。

     今年のレギュラーシーズンは60試合制で行われ、同リーグの同地区球団と40試合、他リーグの同地区球団と20試合を戦うスケジュールが予定されている。たとえば、アメリカン・リーグ東部地区に所属するヤンキースは、オリオールズ、レッドソックス、レイズ、ブルージェイズと合計40試合、ナショナル・リーグ東部地区のブレーブス、マーリンズ、メッツ、フィリーズ、ナショナルズと合計20試合を戦うことになる。

     同リーグの同地区球団とは10試合ずつ、合計40試合を戦うが、他リーグの同地区球団とは均等に4試合ずつを戦うのではなく、ヤンキースであれば、同じニューヨークに本拠地を置くメッツと6試合を戦い、残りの14試合を残りの4球団に配分するようだ。この14試合がどのように配分されるかは、スケジュールが発表されるまでわからない。

     ナイチンゲールが伝えている通りに、ナショナルズ対ヤンキースのカードで開幕戦が行われるのであれば、シーズン初日からマックス・シャーザー(ナショナルズ)対ゲリット・コール(ヤンキース)という豪華な投げ合いが実現する可能性がある。両投手の投げ合いにかかわらず、昨年の王者であるナショナルズと、投手史上最高額(9年3億2400万ドル)でコールを獲得して今年のワールド・チャンピオンの最有力候補に挙げられるヤンキースの対戦は、大きな注目を集めそうだ。

  • ブリュワーズ・ブラウン「指名打者での出場はとても魅力的」

    2020.7.6 18:05 Monday

     今年は史上初めてナショナル・リーグにも指名打者制が導入される。マディソン・バムガーナー(ダイヤモンドバックス)を筆頭に、打撃を得意とする投手のなかには指名打者制の導入に不満を漏らす者もいるが、その一方で指名打者制の導入を歓迎する選手も少なくない。その筆頭がライアン・ブラウン(ブリュワーズ)だ。

     今年のブリュワーズにおいて、ブラウンは指名打者のレギュラー格として起用されることになるだろう。クレイグ・カウンセル監督は「レギュラーの指名打者は存在しない」と1人の選手をレギュラーに固定することを否定し、故障明けのクリスチャン・イェリッチなど、主力選手の負担軽減や休養のために指名打者の枠を使うことを示唆しているが、指名打者として最も多くの出場機会を得るのがブラウンであることに疑いの余地はない。

     ブラウンは「今年は60試合しかない。僕くらいの年齢になってキャリアの終盤を迎えると、多くの試合に指名打者として出場できるのはとても魅力的だよ」と語り、指名打者制の導入を歓迎する。「今年はこれまでに経験したことがないことを経験するシーズンになる。(来年以降も指名打者制が採用されるなら)もう1年プレーする可能性は数ヶ月前に考えていたよりも高いと思っている」と現役引退の決断に大きな影響を与える可能性すらあるようだ。

     ブラウンは「今は今年のシーズンに向けて準備することに集中している」と語る一方、現役を続行するのであればブリュワーズでプレーしたいと考えているようだ。今年は外野でアビサイル・ガルシア、一塁でジャスティン・スモークと出場機会を分け合うことが想定されていたが、指名打者制の導入がブラウンを取り巻く環境を大きく変化させている。

     今年5月に第3子が誕生したブラウンだが、「僕は野球が好きなんだ。キャリアの終わりが近付いているし、もし今年がラストイヤーになるなら、プレーしないという選択はしたくない」と出場辞退は考えていない様子。「家族のことはずっと頭のなかにある」と語りつつも、メジャー14年目のシーズンに向けて着実に準備を進めている。

  • 王者・ナショナルズ 正三塁手に有望株・キーブームを抜擢へ

    2020.7.6 17:05 Monday

     「ナショナルズは正三塁手に誰を起用するのか」という問いに対し、夏季キャンプの終了を待たずに答えが出た。夏季キャンプ2日目、ナショナルズのデーブ・マルティネス監督は「我々はカーター・キーブームが三塁を守ることになると考えている」と発言。昨年4月26日のデビュー戦で初本塁打を放った22歳の有望株を正三塁手に抜擢する方針であることを明言した。

     2020年シーズンの正三塁手は誰なのかを尋ねられたマルティネスは、「現時点では」と前置きしつつも、22歳のキーブームの名前を挙げた。キーブームは「MLB Pipeline」の球団別プロスペクト・ランキングで1位に名を連ねる有望株。本職は遊撃だが、マルティネスは「彼は60試合制のシーズンで毎日プレーすることになるだろう」とレギュラー起用する方針を固めている。

     アンソニー・レンドン(エンゼルス)を失ったナショナルズには、キーブームの三塁転向のほか、再契約を結んだアズドゥルバル・カブレラを正三塁手として起用する選択肢もあった。しかし、ナショナルズは34歳のカブレラを三塁に置くのではなく、チーム内最高の有望株を抜擢することを決断。スプリング・トレーニング期間中、三塁の守備にしっかり適応していたことも決断の後押しとなったようだ。

     昨年AAA級で109試合に出場して打率.303、16本塁打、79打点、OPS.902の好成績をマークしたキーブームだが、メジャーでは11試合で2本塁打を放ったものの、打率.128、OPS.491に終わり、今年のオープン戦でも14試合で打率.233、OPS.695にとどまった。守備面では一定の評価を得ているだけに、レギュラーの座を維持できるかどうかは、打撃面の結果次第と言えそうだ。

     なお、キーブームとの正三塁手争いに敗れたカブレラは、二塁と三塁のバックアップを務めつつ、ハウィー・ケンドリック、エリック・テームズ、カート・スズキらと指名打者での出場機会を分け合うことになりそうだ。

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