English Español 韓国語
  • マーリンズ打線がアリエタをKO ストレイリー初登板

    2018.5.1 15:30 Tuesday

    【フィリーズ4-8マーリンズ】@マーリンズ・パーク

     開幕前に先発2番手として期待されながら右前腕痛により故障者リスト入りしていたダン・ストレイリー(マーリンズ)が、4月最終日にしてようやく今季初登板初先発。変化球のコマンドが今一つで、2本のツーランを浴びて4回4失点に終わったものの、ドン・マティングリー監督は「今日は彼にとっての開幕戦だからね。再び準備して、次回以降はより良いピッチングを見せてくれることを期待しているよ」と不甲斐ないピッチングを責めることはしなかった。一方の打線はフィリーズ先発のジェイク・アリエタを攻略し、今季無敗の右腕を4回途中6失点でノックアウト。7回裏にも2点を追加し、最終的には8対4で勝利を収めた。

     攻守両面でチームの勝利に大きく貢献したのが「5番・ライト」で先発出場したブライアン・アンダーソンだ。3回裏に勝ち越しの2点タイムリー、7回裏にダメ押しの2号ツーランを放つなど、打撃面では3安打4打点の大活躍。慣れないライトの守備では7回表一死満塁のピンチでライト前への浅いフライをダイビングキャッチし、チームをピンチから救った。また、3番打者のスターリン・カストロも4回裏にリードを2点に広げるタイムリー二塁打を放つなど、全打席で出塁し、3安打1打点をマーク。打線は先発出場した野手8人全員がヒットを放ち、13安打8得点の攻撃で今季初登板のストレイリーをサポートした。

  • 剛腕・ヘイダーが史上初の8奪三振8アウトセーブ!

    2018.5.1 15:00 Tuesday

    【ブリュワーズ6-5レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     驚異的な三振奪取能力を武器に、メジャー有数の剛球リリーバーとして存在感を増しているジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ)が、日本時間5月1日に行われたレッズ戦で衝撃的なピッチングを披露した。1点リードの7回裏一死から登板したヘイダーは試合終了までに9人の打者と対戦し、四球を1つ与えたものの、残りの8人全員から三振を奪い、2回2/3を投げて8奪三振・無失点の快投。1試合で8アウト以上を記録した投手が全てのアウトを奪三振で記録したのは、メジャー史上初の快挙だった。

     ブリュワーズのクレイグ・カウンセル監督はヘイダーのピッチングについて「あんなパフォーマンスは今までに見たことがないよ」と語ったが、史上初の快挙なのだから見たことがないのは当然だ。7回裏はジョーイ・ボットーとスコット・シェブラーから空振り三振を奪い、8回裏はエウヘニオ・スアレスをファウルチップで三振に仕留め、タッカー・バーンハートに四球を与えたものの、アレックス・ブランディーノはファウルチップで三振、代打のアダム・デュバルは空振り三振。9回裏はビリー・ハミルトンがセーフティバント失敗で三振となり、ジェシー・ウィンカーとホゼ・ペラザを二者連続で空振り三振に仕留めて試合終了となった。「休養十分だったから身体の調子は良かった」と今日の登板を振り返ったヘイダー。現時点で奪三振率は19.50という驚異的な数字となっているが、首脳陣が登板間隔を上手くコントロールできれば、球史に残るとんでもない成績を残す可能性もありそうだ。

  • Rソックス今季6本目の満塁弾 96年エクスポズに並ぶ

    2018.5.1 14:30 Tuesday

    【ロイヤルズ6-10レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     昨季1本も満塁本塁打を打てなかったレッドソックスに、早くも今季6本目の満塁本塁打が飛び出した。レッドソックスは2点ビハインドの3回裏、ミッチ・モアランドが押し出し四球を選んで1点差とし、打席にはザンダー・ボガーツ。ここでボガーツはカウント3-2からの8球目、内角高めへの速球を見事に捉え、レフトスタンドへ3号逆転グランドスラムを叩き込んだ。4月末までに6本の満塁本塁打を放ったのはメジャー史上2球団目の快挙。1996年のエクスポズに並ぶメジャー最多タイ記録となった。

     3回裏二死二、三塁からJ.D.マルティネスとモアランドが二者連続で四球を選び、ボガーツは「相手投手はすでに二人を歩かせていたから、僕を歩かせたくないだろうと思ったんだ」とストライクゾーンに来るボールに狙いを定めていた。「ボールをよく選び、打つべき球を待つことができた」とボガーツが語ったように、高めに浮いたボールを捉えると、打球は大きな放物線を描いて逆転満塁弾に。ボガーツが一振りで試合をひっくり返した。最終的には13安打を放ったレッドソックスが10対6で勝利。ボガーツは「僕たちは走者がいるとき、特に満塁のときに打者有利のカウントを作って良いスイングをすることができている」と満塁本塁打が次々に飛び出す現状を分析していた。

  • ロアーク7回2失点 ナショナルズが1点差の接戦を制す

    2018.5.1 14:00 Tuesday

    【パイレーツ2-3ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     カージナルス3連戦をスイープして5連勝中と勢いに乗るパイレーツを本拠地に迎えたナショナルズは、先発のタナー・ロアークが7回2失点の力投を見せ、バットでも4回裏にリードを2点に広げるタイムリーを放つ活躍。1点のリードをロアークからライアン・マドソン、ブランドン・キンツラーというリレーで守り抜き、パイレーツの連勝を5でストップさせるとともに、2連勝を飾った。パイレーツは先発のジェイムソン・タイオンが6回3失点と試合を作り、5回表には自らタイムリー二塁打を放ったものの、打線が6安打2得点に封じられ、タイオンを援護することができなかった。

     今季のナショナルズは開幕から接戦が多く、リリーフ投手の登板過多が目立っている。この日は3連投中だったクローザーのショーン・ドゥーリトルを起用できず、代わりにこの日が3連投目となるキンツラーを抑えとして起用。先発のロアークは球数が100球を超え、デーブ・マルティネス監督がマウンドへ歩いてきた際、「(ブルペンの負担を減らすために)継投に入ってほしくなかった」と続投を志願し、105球で7イニングを投げ抜いた。この日の勝利により今季13勝16敗で4月を終えたナショナルズだが、昨季は5月1日時点で負け越していたチームは1つもポストシーズンへ進めなかった。地区優勝の絶対的本命と見られながら苦戦が続くナショナルズがここから巻き返してポストシーズンへ駒を進めることができるのか、注目したい。

  • 三塁打のブライアントが決勝ホームイン カブス接戦制す

    2018.5.1 12:30 Tuesday

    【ロッキーズ2-3カブス】@リグリー・フィールド

     日本時間4月23日のロッキーズ戦で頭部に死球を受けたあと、4試合を欠場したクリス・ブライアント(カブス)は、日本時間4月29日のブリュワーズ戦で戦列に復帰。ところが、復帰後は9打数連続ノーヒットに終わっていた。しかし、日本時間5月1日のロッキーズ戦、6回裏の先頭打者として迎えた第3打席で放った復帰後初安打となる左翼フェンス直撃の三塁打が、チームを勝利に導く大きな一打となった。ブライアントは次打者アンソニー・リゾーの内野ゴロの間に生還し、これが決勝点に。カブス2番手のルーク・ファレルは1回1/3を無失点に抑え、記念すべきメジャー初勝利をマークした。

     カイル・フリーランド(ロッキーズ:7回3失点)とジョン・レスター(カブス:6回途中2失点)の両先発が好投し、ロースコアの接戦となったこの試合。カブスが2回裏にアディソン・ラッセルのタイムリーで先制し、5回表にロッキーズがチャーリー・ブラックモンとノーラン・アレナードのタイムリーで逆転に成功したものの、直後の5回裏にカブスがアルバート・アルモーラJr.のタイムリーで追い付き、2対2の同点で6回裏を迎えた。カブスは先頭のブライアントが三塁打を放ってチャンスを作り、続くリゾーが内野ゴロでブライアントをホームに迎え入れて勝ち越しに成功。このリードをファレルからペドロ・ストロップ、ブライアン・ダンシング、スティーブ・シーシェックと繋いで守り抜いた。なお、9回表一死から登板して試合を締めくくったシーシェックには今季初セーブが記録されている。

  • 第5週のMVPにグレゴリアスとボットーが選出!

    2018.5.1 11:00 Tuesday

     日本時間5月1日、2018年レギュラーシーズン第5週(現地時間4月23日~4月29日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはディディ・グレゴリアス(ヤンキース)、ナショナル・リーグはジョーイ・ボットー(レッズ)が選出された。

     グレゴリアスは打率.357、4本塁打、10打点、出塁率.419、長打率.821、OPS1.241の好成績をマーク。メジャー7年目にして初の週間MVP選出となった。グレゴリアスは現時点で両リーグ最高の10本塁打、30打点、長打率.766をマークしており、「正直に言って、今までで最高の月の一つだと思う」と好調を実感している。昨季までのシーズン四球数は2013年の37四球が最多だったが、今季は早くも18四球。アプローチの面でも急成長を遂げ、4割を大きく超える高い出塁率をマークしており、穴のない強打者へと進化を遂げている。

     ボットーは4試合連続本塁打を記録し、打率.360、4本塁打、8打点、出塁率.543、長打率.880、OPS1.423の好成績をマーク。昨年7月以来、自身4度目の週間MVP受賞となった。打率が2割5分に届かないなど、スロースタートとなった今季のボットーだが、4月の最終週に入って本領を発揮。半月前に3割にすら届かなかった出塁率は4割目前まで上昇しており、メジャー有数の「出塁マシン」に相応しい数字が並ぶようになりつつある。3年連続でリーグ3位以内のOPSをマークしている強打者であり、今後もスロースタートを挽回する活躍が期待できそうだ。

  • 開幕第5週の最優秀ブルペンにマリナーズが選出!

    2018.5.1 10:30 Tuesday

     日本時間4月30日、MLB公式サイトではレギュラーシーズン第5週(対象期間は現地時間4月23日~4月29日)の最優秀ブルペンにマリナーズを選出した。期間中の7試合で5勝2敗をマークし、今季の成績を16勝11敗としたマリナーズ。その戦いを支えたのが安定感抜群の救援陣であり、期間中は合計22回2/3を投げて防御率2.38、28奪三振をマークした。

     最優秀ブルペンを算出する際のポイントの計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従って加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。

    ・1アウト=+1.5ポイント
    ・1奪三振=+1.5ポイント
    ・1セーブ=+5ポイント
    ・1被安打=-2ポイント
    ・1自責点=-4ポイント
    ・1非自責点=-2ポイント
    ・1与四球=-1ポイント
    ・1セーブ失敗=-5ポイント

     開幕第5週のマリナーズ救援陣は105.5ポイントを記録。クローザーのエドウィン・ディアスは4イニングを無失点に抑えて4セーブを挙げ、今季の防御率を0.63へ向上させた。ディアスに繋ぐセットアッパーを担うフアン・ニカシオも4イニングを投げて無失点。左腕のジェームス・パゾスも2回2/3を無失点に抑えた。なお、獲得ポイント数の2位はダイヤモンドバックス(98ポイント)、3位はヤンキース(87.5ポイント)だった。

  • パイレーツ・キンガムが7回無失点と最高のデビュー

    2018.4.30 12:00 Monday

    【カージナルス0-5パイレーツ】@PNCパーク

     ナ・リーグ中地区の首位に立つパイレーツに脅威の新人が現れた。日本時間4月30日に行われたカージナルス戦で先発したのはこの日、記念すべきメジャーデビューを果たしたニック・キンガム。26歳と遅咲きの右腕が7回1安打無失点と多くのファンに強烈な印象を残す快投を披露した。

     キンガムは2010年のドラフト会議でパイレーツから4巡目指名(全体117番目)を受けた選手でマイナーでは主に先発投手として実績を積んできた。昨年は1A+と3A合計で10勝6敗 防御率3.95の成績を残した。そして今季は3Aで4試合に先発し2勝1敗 防御率1.59と結果を出している

     キンガムは初回のカージナルス打線を3者凡退に抑えると続く2回には3者連続三振を記録。その後もツーシームやスライダー、カーブなどを駆使して相手打線を6回までパーフェクトに抑える。初登板初勝利で完全試合の期待もされたが、その夢はポール・デヨングのヒットで破れてしまう。それでも後続を抑えて降板するときには1安打無失点、9奪三振と完璧のデビューとなっていた。パイレーツ打線もエリアス・ディアスやコリン・モランのタイムリーなどで4得点を挙げ、後半にもさらに1点を取り5対0と完勝した。

  • ジャイアンツ・サンドバルが予想外のメジャー初登板

    2018.4.29 17:30 Sunday

    【ドジャース15-6ジャイアンツ】@AT&Tパーク

     ナ・リーグ西地区のライバル同士であるジャイアンツとドジャース。AT&Tパークで行われた試合で最終回のジャイアンツのマウンドには意外すぎる人物が立っていた。それは「パンダ」ことパブロ・サンドバルだった。

     試合はドジャースが序盤から8得点と打線が機能しジャイアンツを圧倒する。対するジャイアンツも後半に4得点を挙げるも最終回を迎えるときには6対15と大敗目前となっていた。そしてブルース・ボウチー監督はこの日は「5番・三塁」で出場していたサンドバルをマウンドにあげることを決断。そしてマックス・マンシー、ヤスマニ・グランダル、そしてクリス・テイラーをカーブとチェンジアップを駆使して3者凡退に抑えメジャー初登板を最高の形で終えた。これにはドジャースの守護神、ケンリー・ジャンセンも苦笑いだった。

  • 大谷がセベリーノから値千金の第4号本塁打

    2018.4.28 19:00 Saturday

    【ヤンキース4-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     二刀流選手としてメジャーで日々を過ごしているエンゼルス・大谷翔平。打者として出場すれば必ずヒットを打ってくれるのではないか、という期待感があり多くのファンが彼の全打席を楽しみにしている。日本時間4月28日に行われたヤンキース戦もチームに先制点をもたらす貴重な一発を放った。

     この日は「5番・DH」としてスタメン出場した大谷。今回はエース、ルイス・セベリーノとの対戦となり迎えた2回の第1打席ではカウント1-1からの3球目、97マイルのフォーシームを捉えるとその打球はライトスタンドへと消えた。これで今季第4号本塁打となり球界を代表する投手から貴重の一発を記録した。しかし、第2打席でセカンドゴロに倒れた際に左足首を痛めてしまい、途中交代。明日は田中将大との日本人対決が実現する可能性があり、痛みは軽いとのことだが出場できるかどうかはまだ不透明な状態だ。

  • ホワイトソックスが5本塁打で全得点を叩き出し勝利

    2018.4.27 17:00 Friday

    【ホワイトソックス6-3ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     ロイヤルズの本拠地カウフマン・スタジアムは本塁打が出にくい球場として知られているが、どうやら今季のホワイトソックス、そしてマット・デービッドソンにはあまり関係ないようだ。日本時間4月27日にカウフマン・スタジアムで行われたロイヤルズ戦で、ホワイトソックスはデービッドソンの2本を含む5本塁打で6得点を叩き出し、6対3で勝利。今季6勝16敗のホワイトソックスは、カウフマン・スタジアムでの試合に限れば3戦全勝で、なんと3試合で12本塁打を放っている。「本塁打ラッシュを見るのはとても楽しいね」と語ったルーカス・ジオリトは6回途中2失点の力投で、今季5先発目にしてようやく今季初勝利をマークした。

     球団史上4人目となるヨアン・モンカダの2試合連続先頭打者本塁打が花火大会の幕開けだった。4回表にウェリントン・カスティーヨとデービッドソンのソロで2点を追加し、ホルヘ・ソレアーの2号ツーランで1点差に迫られた直後の5回表にはトレイス・トンプソンが2号ソロ。6回表にはデービッドソンがこの試合2本目となる7号ツーランを放ち、リードを4点に広げた。デービッドソンは開幕戦で3本塁打を放っており、今季の7本塁打のうち、実に5本がカウフマン・スタジアムで打ったもの。「僕は自分のスイングを信じている。しっかりボールを捉えることができれば、どんな球場でもホームランを打てるんだよ」という自信がカウフマン・スタジアムでの活躍に繋がっているようだ。

  • 2人の「カイル」が活躍 ブリュワーズの連勝を止める

    2018.4.27 16:00 Friday

    【ブリュワーズ0-1カブス】@リグリー・フィールド

     カブスは2人の「カイル」の活躍でブリュワーズの連勝を8でストップさせた。先発のカイル・ヘンドリックスが7回94球を投げて被安打4、奪三振5、無四球、無失点と安定感抜群のピッチングを披露し、6回裏にカイル・シュワーバーが7号先制ソロ。カブスはほとんどチャンスを作れず、追加点を奪うことはできなかったものの、ヘンドリックスからカール・エドワーズJr.、ブランドン・モローと繋ぐ必勝リレーでこのリードを守り抜き、投手戦を制した。ブリュワーズは先発のチェイス・アンダーソンが7回1失点と好投したものの、カブス投手陣の前に打線が沈黙。連勝を伸ばすことはできなかった。

     勝利したカブスのジョー・マドン監督は「緊張感のある良い試合だったね」と今日の試合を振り返った。両軍ともエラーはなく、四球もアンダーソンがアルバート・アルモーラJr.に与えた1つだけ。両軍ともミスはほとんどなく、レベルの高い投手戦が繰り広げられた。ブリュワーズの連勝を止めたヘンドリックスは「良いボールを投げようと集中した結果だよ。今日は1球1球に集中することができた」と自身の好投を自画自賛。抜群の制球力と得意のチェンジアップが冴えわたり、最優秀防御率のタイトルを獲得した2016年を思い起こさせるような圧巻のピッチングだった。

  • 2度追い付いたカージナルスが延長13回サヨナラ勝ち

    2018.4.27 12:00 Friday

    【メッツ3-4xカージナルス(延長13回)】@ブッシュ・スタジアム

     サヨナラ打を放ったデクスター・ファウラーが「プレーオフみたいな試合だったね。メッツとはプレーオフでもう一度対戦する可能性もあるからね」と振り返った一戦は、両軍のエースの投げ合いで始まり、1点を争う好ゲームとなった。2点を先行されたカージナルスは、7回裏にマーセル・オズーナ、8回裏にトミー・ファムがタイムリーを放って同点に追い付き、1点を勝ち越された直後の10回裏にはホゼ・マルティネスが起死回生の同点タイムリー二塁打。この日昇格したばかりのジョン・ガントが11回表からの3イニングを無失点に抑え、最後は延長13回裏一死一、二塁からファウラーがライト前へのサヨナラタイムリーで試合に決着をつけた。

     延長10回裏二死一塁の場面で、メッツのクローザー、ジューリス・ファミリアから起死回生の同点打を放ったJ.マルティネスは「僕が出場したなかでベストゲームの一つだよ。僕たちは最後まで諦めなかった」と興奮気味に今日の試合を振り返った。マイク・マシーニー監督も「今日は我々にとって特別な試合になった。チーム一丸となって勝ち取った勝利だ」と劇的なサヨナラ勝利に大喜び。本拠地でのメッツ3連戦を2勝1敗で終え、「素晴らしいシリーズになったね」と充実感を滲ませた。カージナルスから1人、勝利の立役者を挙げるとすればファムだろう。4安打を放ち、1打点と2得点で3点に絡む活躍。コンディションが万全ではなく前日は試合序盤でベンチに下がったが、チームに不可欠な存在であることを改めて印象付けた。

  • サンチェスが逆転サヨナラ弾!ヤンキース6連勝

    2018.4.27 11:30 Friday

    【ツインズ3-4xヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     5回までノーヒットに抑えられ、9回が始まった時点でも3安打しか打てていなかったヤンキース打線だったが、ゲーリー・サンチェスが一振りでチームに劇的な逆転サヨナラ勝利をもたらした。2点ビハインドの9回裏、ヤンキースは先頭のディディ・グレゴリアスが相手のエラーで出塁し、続くジャンカルロ・スタントンの内野安打で無死一、二塁のチャンス。ここでサンチェスが内角の速球を見事に捉え、レフトスタンドへ6号逆転サヨナラスリーランを叩き込んだ。この劇的な勝利によりヤンキースはツインズ4連戦をスイープし、今季最長の6連勝。一方のツインズは泥沼の7連敗となった。

     試合開始前の時点で打率.200、5本塁打、OPS.718と不振に苦しんでいたサンチェス。この試合でも最初の3打席はノーヒットに終わっていたが、第1打席であることに気付いていた。「相手が内角を攻めてきていることに気付いたんだ」。ツインズのクローザー、フェルナンド・ロドニーと対戦した第4打席では「ロドニーは良い投手で球が速い。僕は打てる球を待っていたんだ」と内角のボールに狙いを定め、狙い通りに内角に来た速球をレフトスタンドへ叩き込んだ。自身初のサヨナラ本塁打にサンチェスは「プレーオフ進出を決めたときと同じくらい嬉しいよ」と大興奮。一方、痛恨の一発を浴びたロドニーは「併殺を狙っていたんだけど、少しボールが高く行ってしまったね」と失投を悔やんでいた。

  • 白熱の投手戦はディッカーソンのサヨナラ弾で決着

    2018.4.27 10:30 Friday

    【タイガース0-1xパイレーツ】@PNCパーク

     両先発の好投によりスコアレスのまま9回裏に突入した日本時間4月27日のタイガース対パイレーツの一戦に決着をつけたのは、コリー・ディッカーソン(パイレーツ)の自身初となるサヨナラ本塁打だった。9回裏一死走者なしの場面でディッカーソンが高めのスライダーを捉えると、打球は大きな放物線を描いてライトスタンドへ。ファンがフェンスより前に手を伸ばして捕球したように見えたため、最終的なジャッジはビデオ判定に持ち込まれたものの、判定は覆ることなくパイレーツのサヨナラ勝ちとなった。

     「なんとか点を取ることができたね」とディッカーソンは試合を振り返ったが、パイレーツに勝利をもたらしたのはイバン・ノバの好投だった。この日のノバは抜群の制球力が冴えわたり、93球で8イニングを投げ切る見事なピッチング。女房役を務めたフランシスコ・セルベリは「少ない球数で長いイニングを投げる。これがノバだよ。ボールを低めに集めて、ボール球を振らせる。まさにノバのピッチングだったね」と8回無失点の好投を見せた右腕を絶賛した。9回表にはクローザーのフェリペ・バスケスが無死満塁の大ピンチを無失点で乗り切り、直後にディッカーソンがサヨナラ弾。劇的な勝利により、パイレーツはタイガース3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。

  • アクーニャJr.が初本塁打!若手の活躍でブレーブス勝利

    2018.4.27 10:00 Friday

    【ブレーブス7-4レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     ブレーブスが1997年生まれの若手コンビの活躍で日本時間4月27日のレッズ戦を制し、4連戦を2勝2敗のタイで終えた。前日のメジャーデビュー戦で初安打を放ったロナルド・アクーニャJr.は、2回表の第1打席で甘く入ったスライダーを捉え、レフトスタンド2階席へ飛び込む記念すべきメジャー初本塁打。8回表にはライト前にポトリと落ちる決勝タイムリー二塁打を放ち、3安打2打点の活躍でチームの勝利に大きく貢献した。アクーニャJr.と同じ1997年生まれのオジー・アルビーズは5回表に8号ツーラン、9回表にタイムリー二塁打を放ち、今季の長打数が19本(メジャー最多)に。ブレーブスの選手による4月末までの最多長打数記録を更新した。

     アクーニャJr.は「メジャーで最初のホームランを打つことができて本当に嬉しいよ。一生に一度の経験だからね」とデビュー2戦目で飛び出した初本塁打を喜んだ。ブライアン・スニッカー監督は、アクーニャJr.の打撃力を高く評価する一方、「彼の脚力は我々にとって非常に価値のあるものだ。彼はとてもアスレチックな選手だし、チームをより良くしてくれる存在だよ」と走塁面や守備面にも高い評価を与えている。「彼はバッターボックスにいても、守備に就いていても、ベース上を走っていても、チームにとって大きな財産だ。彼がこのチームにいてくれて良かったよ」とスニッカー。アクーニャJr.のメジャーリーガー生活はまだ始まったばかり。これからさらなる活躍を見せてくれるに違いない。

  • アリエタがグレインキーとの投げ合い制し無傷の3勝目

    2018.4.26 18:00 Thursday

    【ダイヤモンドバックス3-5フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     2009年サイ・ヤング賞のザック・グレインキー(ダイヤモンドバックス)と2015年サイ・ヤング賞のジェイク・アリエタ(フィリーズ)の投げ合いとなった一戦は、6回裏にアーロン・アルテールの3号逆転スリーランが飛び出したフィリーズが5対3で勝利。フィリーズ先発のアリエタは、3失策の守備陣に足を引っ張られながらも7回を3失点(自責点1)に抑え、開幕から無傷の3勝目をマークした。一方のグレインキーは9三振を奪うなど、互角以上のピッチングを見せていたものの、球数が100球に近付いた6回裏に痛恨の被弾。6回5失点で今季2敗目を喫した。

     アリエタは「彼(=グレインキー)に投げ勝つのはいつだって嬉しいよ」と今日の試合を振り返った。4回表に無死一、二塁から二者連続四球を与えて押し出しで2対2の同点に追い付かれるなど、決して本調子のピッチングではなかったものの、2つの併殺打を奪うなど、要所を締めて7回3失点。三振は2つしか奪えなかったが、打たせて取るピッチングで試合を作り、相手に主導権を渡さなかったのは見事だった。一方、グレインキーは逆転弾を浴びた1球について「狙い通りのボールではなかった。そのボールに対して良いスイングをされてしまったね」とコメント。今季ここまで5先発で2勝2敗、防御率4.80と苦しいピッチングが続いている。

  • 小技を絡めて大量得点 カージナルスがメッツに完勝

    2018.4.26 16:00 Thursday

    【メッツ1-9カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

     前日に手痛い逆転負けを喫したカージナルスは、日本時間4月26日のメッツ戦で試合中盤に打線が爆発。3回からの3イニングで9点を奪い、先発のマイケル・ワカが6回1失点と好投して9対1で大勝した。1点ビハインドの3回裏にマーセル・オズーナの2点タイムリーなど3得点で逆転に成功し、4回裏にはワカのスクイズなど小技を絡めて一挙4得点。5回裏にはジェッド・ジョーコの通算100号となる1号ツーランでさらにリードを広げた。6回98球を投げて被安打5、奪三振8、与四球1、失点1と好投したワカが今季4勝目。終盤3イニングを無失点に抑えたジョン・ブレビアはメジャー初セーブをマークした。

     今季3勝1敗ながら防御率4.22と不安定なピッチングが続いていたワカは、自身のスタッツを眺め、「奪三振が減少し、与四球が増加している」ことに気付いたという。「無駄な四球を与えず、ストライクゾーン全体を使って勝負することを意識した」というワカは、今季最多の8三振を奪う一方で与四球を1つにとどめ、6回1失点の好投。自身の理想に近いピッチングで自身4連勝を飾った。ワカは打撃面でもスクイズを含む2つの犠打を決めるなど、チームの大量得点に貢献。進塁打や送りバントを絡めながらメッツ投手陣を攻略したことについて、マイク・マシーニー監督は「小さなことの積み重ねが結果として大きなものを生むんだよ」と満足そうに話していた。

  • インディアンスが右打者の3発で左腕・レスターを攻略

    2018.4.26 15:00 Thursday

    【カブス1-4インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

     インディアンスはカブスのエース左腕、ジョン・レスターを右打者の3本塁打で攻略し、先発のトレバー・バウアーに3点の援護をプレゼント。このリードを5投手による継投で守り抜き、カブスとの2連戦を1勝1敗で終えた。1点ビハインドの5回裏に対左投手要員として先発出場していたブランドン・ガイアーが左翼ポールに直撃する1号ソロを放ち同点。続く6回裏にはフランシスコ・リンドーアとエドウィン・エンカーナシオンの本塁打で2点を勝ち越した。前回登板で7回3失点と力投しながら打線の援護に恵まれなかったバウアーは、この試合でも7回途中1失点の好投を披露。レスターに投げ勝ち、今季2勝目をマークした。

     6回裏に同点弾を放ったリンドーアは「バウアーを援護することができて良かったよ。前回は見殺しにしてしまったからね」と試合を振り返った。リンドーアは「9人全員が打ちまくるのもいいことだけど、大事なのは2~3人がしっかり仕事をすることだ。(うちの投手陣には)それで十分なんだよ」と語ったが、この試合はまさにその通りの展開。インディアンスの先発投手陣は今季ここまで防御率2.41をマークしており、打線が3~4点取れれば勝てる計算なのである。打線に元気がないなかで13勝9敗と白星を先行させているインディアンス。打線が活気を取り戻せば、独走態勢を築くのにそれほど時間は掛からないだろう。

  • 好調・ベッツが先頭弾&逆転弾 Rソックス連敗ストップ

    2018.4.26 14:30 Thursday

    【レッドソックス4-3ブルージェイズ】@ロジャース・センター

     17勝2敗というロケットスタートを切りながら、ショーン・マネイア(アスレチックス)にノーヒッターを喫したのをきっかけに3連敗中だったレッドソックス。しかし、日本時間4月26日のブルージェイズ戦では、今季絶好調のムーキー・ベッツが先頭打者アーチと逆転弾の2本塁打でチームを勝利に導き、レッドソックスの連敗は3でストップした。「新しい打撃コーチや(新加入の)J.D.マルティネスからたくさんのことを学んでいる」というベッツは、今季ここまで打率.350、8本塁打、OPS1.192と絶好調。MVP投票2位にランクインした一昨年を上回る自己最高のシーズンを過ごす可能性もありそうだ。

     ベッツは初回に自身が持つ球団記録を更新する通算14本目の先頭打者アーチを放ち、1点ビハインドの7回表には逆方向への8号逆転ツーラン。アレックス・コーラ監督は「2本とも良いスイングだった。特に逆方向への一発は素晴らしかったね」とベッツの活躍を絶賛したが、監督就任後初めての連敗が続いていただけに、「今夜の彼は素晴らしい活躍だった。彼がチームにいてくれて良かったよ」という言葉は本音だろう。ブルージェイズのジョン・ギボンズ監督も「彼は球界のトップにいる選手だよ。毎年のようにMVP候補になる選手だし、多くの選手とは違うレベルにいる」と敵軍のリードオフマンを手放しで称賛。なお、前日にサヨナラ本塁打を浴びたクレイグ・キンブレルは、1点リードの9回裏を三者凡退に抑え、今季6セーブ目をマークした。

« Previous PageNext Page »