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  • ロッキーズが逆転勝利 Dバックスとの3連戦に勝ち越し

    2018.7.13 12:20 Friday

    【ダイヤモンドバックス1-5ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

     お互い1勝ずつで迎えたダイヤモンドバックス対ロッキーズの3連戦の最終戦は、6回裏に2本のタイムリーと犠牲フライで3点を奪ったロッキーズが逆転勝利を収めた。初回にA.J.ポロックのタイムリーで先制を許したロッキーズだったが、先発のカイル・フリーランドは6回途中まで1失点の力投。そして6回裏一死から四死球で一、二塁のチャンスを作り、代打のヘラルド・パーラが同点タイムリー、同じく代打のライメル・タピアが勝ち越しタイムリー、続くDJレメイヒューが犠牲フライを放って試合をひっくり返した。7回裏にはトレバー・ストーリーの18号ソロとカルロス・ゴンザレスのタイムリーで2点を追加。ダイヤモンドバックスは先発のロビー・レイが好投したものの、リリーフ陣が踏ん張り切れなかった。

     試合の流れを変えたのは、名三塁手ノーラン・アレナードの好プレイだ。6回表一死三塁の場面でジョン・ライアン・マーフィーの痛烈な打球がアレナードを襲い、アレナードはこれをグラブに当てて弾いたものの、頭上に跳ね上がったボールを即座に素手で掴んでホームへ送球。文字通り矢のようなスローイングで三塁走者のスティーブン・スーザJr.を刺し、ダイヤモンドバックスの追加点を阻止した。「あの場面は1アウトだったから、三塁走者がホームを狙うと思っていたんだ」とアレナード。「僕のところに打球が飛んできたら走者をアウトにしてやろうと思っていた。(打球を弾いてしまい)プラン通りのプレイにはならなかったけどね。でも、どんなときでも準備はしているよ」とルーキーイヤーから5年連続ゴールドグラブ賞の名手が真価を発揮した素晴らしいプレイだった。

  • 好調・アスレチックスがアストロズとの4連戦に勝ち越し

    2018.7.13 11:25 Friday

    【アスレチックス6-4アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     現在のメジャーリーグで最も状態の良いチームの一つであるアスレチックスが、地区首位のアストロズを相手に4点ビハインドを跳ね返して逆転勝利。敵地でのアストロズ4連戦を3勝1敗で終え、貯金を今季最多の12とした。4回までに4点のビハインドを背負ったアスレチックスだったが、5回表にニック・マルティーニの2点タイムリー二塁打とスティーブン・ピスコッティのタイムリーで3得点。さらに8回表にはマット・チャップマンのタイムリー二塁打とマーク・キャナの2点タイムリーでアストロズのセットアッパー、クリス・デベンスキーから3点を奪い、逆転に成功した。アスレチックスは直近24試合で19勝5敗と快進撃を続けている。

     決勝打を放ったキャナは「僕たちは自信を持ったグループだと思う。こういう試合ができるということを知っているんだ」と語り、チーム全体が自身を持ってプレイすることができていることを明らかにした。「僕たちは毎日勝つことを期待してグラウンドにやってくる。勝てると思ってプレイしているんだ」とキャナ。もはやそこには昨季まで3年連続地区最下位だった弱小軍団の姿はない。マリナーズの試合結果次第では、アスレチックスはワイルドカード圏内まで5ゲーム差に位置することになる。快進撃を続けるアスレチックスのポストシーズン争い参戦がいよいよ現実味を帯びてきた。

  • ロッキーズが前半5イニングで19得点 Dバックスを圧倒

    2018.7.12 18:30 Thursday

    【ダイヤモンドバックス2-19ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

     「打者天国」のクアーズ・フィールドでロッキーズ打線が爆発。初回にいきなり5点を奪うなど、試合前半の5回までに17安打19得点という猛攻を見せ、地区首位のダイヤモンドバックスを圧倒した。初回にポール・ゴールドシュミットの21号ソロで先制されたロッキーズは、直後の1回裏に反撃を開始。イアン・デズモンドの18号3ランなどで一挙5得点のビッグイニングを作った。続く2回裏に4点を追加し、3回裏にはチャーリー・ブラックモンの18号2ランとカルロス・ゴンザレスの9号ソロで3得点。4回裏はゴンザレスのこの試合2本目となる10号3ランなどで6点を奪い、5回裏には先発のヘルマン・マルケスにまで1号ソロが飛び出した。マルケスは本業のピッチングでも6回2失点と役割を果たし、8勝目(8敗)をマーク。ダイヤモンドバックスは先発のシェルビー・ミラーが1回5失点で降板し、2番手以降の投手も次々に失点を重ねた。

     ロッキーズは19得点の大勝で本拠地クアーズ・フィールドでの対ダイヤモンドバックスの連敗を9でストップさせた。1試合19得点は2006年9月18日(現地時間)のジャイアンツ戦でマークした球団記録(20得点)にあと1と迫る数字。しかし、主砲のノーラン・アレナードは「僕たちにはカード勝ち越しのチャンスがあるけど、それは相手も同じだ。もし明日勝つことができれば、良い気分になるだろうね」とすでに明日の試合に向けて気持ちを切り替えていた。なお、ダイヤモンドバックスの平野佳寿は1対12と11点ビハインドの4回裏に4番手としてマウンドへ。ところが、一死後に4連打を浴びて2失点を喫したところで降板し、5番手として登板したダニエル・デズカルソ(内野手)が平野の残した走者を全て生還させてしまったため、平野には4失点が記録され、防御率は試合開始前の1.36から2.25へと1点近く悪化した。

  • ロドンが8回途中無失点の快投 Wソックス完封勝利

    2018.7.12 18:00 Thursday

    【カージナルス0-4ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

     前日の試合で今季最多の14得点と爆発したカージナルス打線を相手に、ホワイトソックス先発のカルロス・ロドンが8回途中まで104球を投げて被安打3、奪三振7、与四球2、無失点の快投を披露。ロドンのあとを継いだフアン・ミナヤとホアキム・ソリアもカージナルスの反撃を封じ、ホワイトソックスは3投手による完封リレーで4対0の快勝を収めた。ホワイトソックスは5回裏に内野ゴロの間に1点を先制。その後はカージナルスのリリーフ陣を攻め、7回裏に2点、8回裏に1点を追加して徐々にカージナルスを突き放した。好投のロドンは今季2勝目(3敗)をマーク。一方、カージナルス先発のルーク・ウィーバーは6回3安打1失点ながら8敗目(5勝)を喫した。

     2014年ドラフト全体3位指名の男が、エース級のポテンシャルを示す快投でチームを勝利に導いた。左肩の故障の影響で2ヶ月以上出遅れた今季のロドンは、試合開始前の時点で6試合に先発して1勝3敗、防御率4.29という成績。メジャーデビュー当初の輝きは失われた感があった。しかし、「逆境から学ばなければならないんだ」と力強く語ったように、この試合では速球、スライダー、チェンジアップを巧みに組み合わせて見事なピッチングを披露。完全復活を強く印象付けた。リック・レンテリア監督も「今日のロドンは本当に良かった。効率の良いピッチングをしていたね」とロドンの好投を絶賛。チーム再建に向けて着実に歩みを進めるホワイトソックスに頼もしい戦力が戻ってきた。

  • アルビーズが自身初のマルチ本塁打でシーズン20号到達

    2018.7.12 16:55 Thursday

    【ブルージェイズ5-9ブレーブス】@サントラスト・パーク

     2回裏に一挙6点のビッグイニングを作ったブレーブスが、ブルージェイズに一度もリードを許さず、9対5で勝利を収めた。ブレーブス打線は2回裏にブルージェイズ先発のサム・ガビーリオに襲い掛かり、一死一、三塁からマイク・フォルティネビッチのバント安打、エンダー・インシアーテのタイムリー二塁打、オジー・アルビーズの犠牲フライなどで大量6点を先制。6回裏にはアルビーズが19号ソロを放ってリードを7点に広げ、2点差に迫られた8回裏には再びアルビーズがダメ押しの20号2ランを放った。6回まで快投を続けていたブレーブス先発のフォルティネビッチは7回表に2本塁打を浴び、5失点を喫したものの、今季7勝目(5敗)をマーク。アルビーズは犠牲フライと2本塁打で4打点を叩き出す大活躍だった。

     アルビーズは19号を右腕のルイス・サントスから左打席で、20号を左腕のアーロン・ループから右打席で放ち、球団史上6人目となる1試合両打席本塁打の快挙を成し遂げた。アルビーズの母・ジュダリは息子が春季キャンプに向けて出発する際、息子に20本塁打を打ってほしいと伝えたという。そして、アルビーズは現地時間7月10日の夜遅くにアトランタに到着した母の前で、今季20号本塁打を放ってみせた。「母の目の前で打つことができてとても嬉しいよ」とアルビーズは語ったが、母は前半戦のうちに20本塁打に到達するとは夢にも思っていなかっただろう。身長173センチ、体重74キロという小さな身体で長打を量産するアルビーズ。母の期待をはるかに上回る数字を残しているキュラソー出身の二塁手が、今後どこまで数字を伸ばすか非常に楽しみだ。

  • 前田が4戦連続9奪三振 ドジャース首位と0.5ゲーム差

    2018.7.12 16:00 Thursday

    【ドジャース4-2パドレス】@ペトコ・パーク

     ドジャースの前田健太が6回途中9奪三振1失点の好投で今季6勝目(5敗)をマークした。初回先頭打者から2連打を浴びてあっさり先制を許した前田だったが、その後の一死二塁のピンチを連続三振で切り抜けると、その後は安定したピッチング。4試合連続の9奪三振をマークし、日本時間5月12日の時点で4.75だった防御率は3.13まで改善された。ドジャース打線は3回表にマット・ケンプとローガン・フォーサイスのタイムリーなどで3点を奪い、逆転に成功。1点差に迫られた直後の8回表にはクリス・テイラーがタイムリーを放ち、パドレスを突き放した。2点リードの最終回は守護神のケンリー・ジャンセンが登場。パドレス打線の中軸をしっかり抑え、リーグトップに並ぶ25セーブ目をマークした。

     前田が良い形で前半戦を終えた。先発ローテーションの一角として開幕を迎えた前田は、4月後半から5月前半にかけて打ち込まれる試合が続き、日本時間5月12日の時点では防御率が今季最悪の4.75まで悪化。5月下旬には故障者リスト入りも経験したが、復帰後は6先発で2勝1敗、防御率2.38と結果を残し、今季の奪三振数は早くも3ケタに乗った(86回1/3で107奪三振)。16先発のうちクオリティスタートが5度しかない点は引き続き課題となっているが、これは早めの継投を好むチーム事情によるところもある。長いイニングを消化できずとも確実に試合を作る前田の力が、地区首位まで0.5ゲーム差に迫ったドジャースに必要であることは間違いないだろう。

  • カストロが3連戦の勝ち越しを決めるサヨナラタイムリー

    2018.7.12 15:40 Thursday

    【ブリュワーズ4-5xマーリンズ(延長12回)】@マーリンズ・パーク

     8回表にヘスス・アギラーの2点タイムリー二塁打で追い付かれたマーリンズだったが、延長12回裏にスターリン・カストロのタイムリーでサヨナラ勝利。ナ・リーグ中部地区の首位を走るブリュワーズとの3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。2点ビハインドの4回裏にジャスティン・ボーアの15号ソロなどで逆転に成功したマーリンズは、6回裏にブライアン・ホラデイのタイムリーで1点を追加。8回表に4対4の同点に追い付かれてしまったものの、その後はリリーフ陣が踏ん張り、サヨナラ勝利を呼び込んだ。6番手として11回からマウンドに上がったエリーサー・ヘルナンデスは2回3奪三振無失点の好投。通算16試合目の登板にして嬉しいメジャー初勝利をマークした。

     サヨナラ打を放ったカストロはブリュワーズについて「彼らは本当に良いチームだよ」と語り、強豪相手のカード勝ち越しを喜んだ。「打線は強力だし、素晴らしいブルペンも持っている。でも、僕たちはしっかり戦った。打線がしっかり繋いで戦い続けたんだ」とカストロ。延長戦にもつれ込んだのは直近6試合で4度目、ブリュワーズ3連戦では2度目だったが、粘り強い戦いで4度の延長戦のうち3試合を見事に制した。一方、敗れたブリュワーズは最終投票による球宴選出が決まったアギラーが3安打3打点の活躍。しかし、先発のフレディ・ペラルタが4回途中3失点で降板し、粘りを見せたリリーフ陣も最後に力尽きた。

  • ゴンザレス初の2桁10勝 マリナーズ見事な完封勝利

    2018.7.12 15:25 Thursday

    【マリナーズ3-0エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     前日の試合で敗れてしまったマリナーズはエンゼルス3連戦の2戦目に臨んだ。先発のマルコ・ゴンザレスが7回無失点の好投で今季10勝目を挙げる活躍をみせると打線も29歳のデービッド・フレイタスにメジャー初本塁打が飛び出すなど3得点し、エンゼルスを2安打シャットアウト。勝ち越しに向けて勢いがつく勝利を挙げた。

     昨年途中にマリナーズに加入したゴンザレスは今季は既に先発ローテーションの一角として欠かせない存在となっている。初の2桁勝利をかけて今試合に臨み、序盤3回まで相手打線を無安打に抑える完璧な立ち上がりをみせた。続く4回に2者連続安打を浴びてピンチを迎えるも崩れることなく後続を仕留めて無失点投球を続けた。この日、打たれた安打はこの回のみで7回まで82球と省エネ投球でマウンドを降りた。

     ゴンザレスを援護したい打線は3回「9番・捕手」でスタメン出場したフレイタスがエンゼルス先発、ハイメ・バリアのツーシームを打ってこれが嬉しいメジャー初本塁打となり、チームに先制点をもたらした。その後は4回にネルソン・クルーズの2点タイムリーで追加点を挙げたマリナーズはそのまま逃げ切り完封勝利を挙げた。敗れたエンゼルスは4回の2死一・二塁のチャンスをモノにできず、打線が沈黙。また、代打で出場した大谷翔平はマリナーズ守護神、エドウィン・ディアスの前に空振り三振に倒れた。

  • インディアンス打線爆発 19安打19得点の猛攻で大勝

    2018.7.12 15:15 Thursday

    【レッズ4-19インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

     前日の試合で大逆転負けを喫し、被スイープの危機に立たされたインディアンスだったが、3連戦の最終戦ではその鬱憤を晴らすかのように打線が爆発。3回裏に9点、4回裏に6点を奪うなど、4本塁打を含む19安打19得点の猛攻で大勝し、被スイープを回避した。インディアンスは初回にホゼ・ラミレスの26号2ランで先制。3回裏にはラミレスの27号3ランなどで9点を追加し、4回裏にはジェイソン・キプニスに9号2ラン、フランシスコ・リンドーアに25号3ランが飛び出してリードを17点に広げた。先発のカルロス・カラスコは試合の行方がほぼ決したこともあり5回83球1失点で降板。4年連続の2ケタ勝利となる10勝目(5敗)をマークした。

     この試合でリンドーアが今季25号本塁打を放ち、リンドーアとラミレスはメジャー史上初となる「前半戦のうちに25本塁打以上を放った25歳以下のチームメイト・コンビ」となった。また、リンドーアの25本塁打は遊撃手の前半戦の本塁打数としてはアレックス・ロドリゲス(2002年)の27本、アーニー・バンクス(1960年)の26本に次ぐメジャー史上3位タイの数字。インディアンスの二遊間コンビは歴史に残る活躍を続けているのである。「今日は素晴らしい試合だったね」と大勝を振り返ったリンドーア。「今日は各打者が自身を持って打席に入っていた。ほぼ全員がヒットを打ったね」と笑顔で話していた。

  • セール好投 Rソックスが3カード連続スイープで9連勝

    2018.7.12 13:20 Thursday

    【レンジャーズ2-4レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     2回裏に相手のエラーで先制したレッドソックスは、5回裏にレンジャーズ先発のバートロ・コローンに4本の長短打を浴びせ、J.D.マルティネスの2点タイムリー二塁打とザンダー・ボガーツのタイムリー三塁打で3点を追加。レッドソックス先発のクリス・セールは7回110球を投げて被安打6、奪三振12、与四球1という見事なピッチングでレンジャーズ打線に得点を許さず、4対2で勝利したレッドソックスは破竹の9連勝となった。両リーグ最高勝率をマークしているレッドソックスはナショナルズ3連戦、ロイヤルズ3連戦、そしてレンジャーズ3連戦をいずれもスイープ。シーズン112勝ペースという快進撃を続けている。

     7年連続の2ケタ勝利となる10勝目(4敗)をマークしたセールは試合後、本拠地フェンウェイ・パークに詰めかけた3万7000人近い大観衆への感謝を口にした。「僕は球場に足を運び、チームにエネルギーをもたらしてくれるファンに感謝しているよ。フェンウェイ・パークの満員のファンは決して(勝利を願う)気持ちを失わないんだ」とセール。チームが好調なこともあり、今季のレッドソックスにはファンの盛り上がりで選手がエネルギーをもらい、選手が試合に勝つことでファンがさらに盛り上がるという好循環が生まれている。5年ぶりのワールドシリーズ制覇に向けて、トレード・デッドラインでの戦力補強を目論むレッドソックス。ポストシーズンの戦いではファンのさらなる大歓声が選手たちに大きな力を与えることだろう。

  • 代打・ニモが劇的なサヨナラ3ラン メッツ延長戦制す

    2018.7.12 12:55 Thursday

    【フィリーズ0-3xメッツ】@シティ・フィールド/p>

     両軍無得点で迎えた延長10回裏、メッツはフィリーズ6番手のマーク・ライターJr.から二死一、二塁のチャンスを作り、代打のブランドン・ニモが初球を右中間スタンドへ叩き込む13号3ランを放って劇的なサヨナラ勝利を収めた。先発のジェイコブ・デグロムが8回5安打無失点という素晴らしいピッチングを見せたメッツだが、打線がビンス・ベラスケス(6回2安打無失点)をはじめとするフィリーズ投手陣の前に沈黙。デグロムに勝ち星をプレゼントすることはできなかった。しかし、9回表をジューリス・ファミリア、10回表をロバート・グセルマンが無失点に抑え、グセルマンの代打として登場したニモがサヨナラ弾。劇的な一発にシティ・フィールドは大いに沸いた。

     今季開幕から安定感抜群のピッチングを続けているデグロムが球団史に残る名投手に肩を並べた。試合開始前の時点で1.79だったデグロムの防御率は、この試合での8回無失点により1.68まで向上。これは1985年のドワイト・グッデンと並び、前半戦の球団ベスト記録となった。この年のグッデンはメジャー2年目の20歳ながら、24勝4敗、防御率1.53、268奪三振の好成績で投手三冠を獲得し、満票でサイ・ヤング賞に選出。一方、今季のデグロムは打線との巡り合わせが悪く、素晴らしい防御率をマークしながらここまで5勝(4敗)と勝ち星が伸びていない。デグロムがシーズン終了時に現時点と同レベルの防御率を維持していた場合、サイ・ヤング賞の投票では大きな議論が巻き起こることになりそうだ。

  • バード満塁弾など打線3発&グレイ好投でヤンキース完勝

    2018.7.12 12:30 Thursday

    【ヤンキース9-0オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     投打がガッチリと噛み合ったヤンキースが9対0でオリオールズに完勝。敵地での4連戦の負け越しを回避し、オリオールズ4連戦を2勝2敗で終えた。ヤンキースは3回表にジャンカルロ・スタントンのタイムリーとグレッグ・バードの7号グランドスラムで大量5点を先制。その後もタイラー・ウェイドのメジャー初本塁打となる1号ソロやオースティン・ロマインの6号ソロなどで着実に加点し、終わってみれば14安打9得点の猛攻となった。投げては先発のソニー・グレイが6回3安打無失点の好投で6勝目(7敗)をマーク。リリーフ陣も残り3イニングを無失点に抑え、完封リレーを完成させた。

     レッドソックスと熾烈な地区首位争いを繰り広げるなか、地区最下位に沈むオリオールズを相手に負け越すわけにはいかなかったヤンキースが投打でオリオールズを圧倒し、4連戦の負け越しを無事に回避した。先発のグレイは90球で6イニングを投げ抜き、8つの三振を奪う快投を披露。2回裏と6回裏に二、三塁のピンチがあったものの、落ち着いたピッチングで無失点に抑えた。打線ではバードが満塁弾を放ったほか、4番のスタントンは先制タイムリーを含む4安打2打点の大活躍。8番のロマインが2安打1打点、9番のウェイドが3安打1打点と下位打線も奮起し、オリオールズ先発のディラン・バンディを4回5失点でノックアウトした。

  • 7回裏にクロンが18号3ラン レイズ逆転勝利で5連勝

    2018.7.12 12:00 Thursday

    【タイガース2-4レイズ】@トロピカーナ・フィールド/p>

     好調のレイズがタイガース3連戦の最終戦を逆転勝利で制し、連勝を5に伸ばすとともに、本拠地でのタイガース3連戦をスイープした。3回裏にケビン・キアマイアーの2号ソロで先制したレイズは、直後の4回表に2番手のマット・アンドリースがジェームス・マッキャンに6号2ランを浴びて逆転を許したものの、7回裏二死二、三塁のチャンスでC.J.クロンが左中間スタンドに突き刺さる18号逆転3ラン。8回をディエゴ・カスティーヨ、9回をセルジオ・ロモが抑え、見事な逆転勝利を飾った。

     レイズのケビン・キャッシュ監督は「投手陣は素晴らしいし、打線も勝負どころで打つことができている。良い3連戦になったね」と3連勝で終えたタイガース3連戦を振り返った。ここ最近のレイズは投手陣が安定しているだけでなく、打線にも勢いがあり、日本時間6月23日以降の18試合では14勝4敗の好成績をマーク。貯金は4まで増えた。この試合でも、もはや定番となりつつある「ブルペン・デー」を採用し、先発のハンター・ウッドが1イニングを投げたあと、2番手のアンドリースと3番手のライアン・ヤーブローがそれぞれ3イニングを担当。5投手合計で被安打7、奪三振14、与四球1、失点2という安定したパフォーマンスを見せ、チームを勝利に導いた。ワイルドカード圏内からは大きく離れているものの、現在の勢いが続くようであれば、レイズは後半戦を面白くしてくれる存在となりそうだ。

  • ポージー劇的サヨナラ打 ジャイアンツ延長戦勝利

    2018.7.12 11:00 Thursday

    【カブス4-5xジャイアンツ (延長13回)】@AT&Tパーク

     カブス3連戦を戦っているジャイアンツは勝ち越しをかけた3戦目、4時間を越える死闘となった。イニングは13回まで進み、チームを勝利に導いたのはバスター・ポージーのバットだった。まるでオールスターを欠場する悔しさを晴らすかのような一打だった。

     ジャイアンツは初回、チェイス・ダーノウの一発などで一挙4点を先制し、先発のジョニー・クエイトが5回3失点と粘りの投球をみせた。しかし、4番手のトニー・ワトソンがハビアー・バイエズに同点弾を浴びて試合は4対4のまま延長戦に突入した。

     カブス先発、マイク・モンゴメリーを5回で降板させたものの、その後は追加点を取れず決定機に欠けていたジャイアンツ。そして迎えた延長13回、2死からブランドン・ベルトの四球をきっかけに2死一・二塁のチャンスをつくると打席にはポージーを迎えた。ここでカブス7番手、ジェームズ・ノーウッドのフォーシームをライトへと運びこれがサヨナラ打となった。ポージーの一打で今カード勝ち越しとなったジャイアンツは地元ファンに最高のプレゼントを届けた。

  • ウィリアムス5回無失点 パイレーツが継投完封勝利

    2018.7.12 09:30 Thursday

    【ナショナルズ0-2パイレーツ】@PNCパーク

     ナショナルズ3連戦に臨んでいるパイレーツは今カードの対戦成績を1勝1敗として3戦目を迎えた。今試合では先発のトレバー・ウィリアムスが相手打線を5回無失点に抑える好投を披露。打線もスターリング・マーティが2ランを放って援護するとそのままチームは逃げ切りホームでの3連戦を勝ち越しで終えた。

     ウィリアムスは初回、2死から連続四球を与えたものの、後続を抑えて無失点スタート。その後は打たせてとる投球でナショナルズ打線に的を絞らせない。5回に2死一・三塁の場面を迎えたものの、ブライス・ハーパーを空振り三振に仕留めてピンチを脱した。

     ホームで勝ち越したいパイレーツは3回、先頭のジョーディー・マーサーがツーベースで出塁すると送りバントなどを挟み、2死三塁として打席にはマーティを迎えた。ナショナルズ先発、ジオ・ゴンザレスのツーシームをセンターへの本塁打として2点を先制した。その後は追加点とはならなかったが、ウィリアムスほかパイレーツ投手陣が最後までこの2点差を守り切った。

     敗れたナショナルズは先発のゴンザレスが6回2失点の好投も打線の援護なく完封負けを喫した。今カードの初戦に勝利もその後は連敗を喫し、強力打線が機能できなかった。

  • キンターナが6回無失点の好投で8勝目 カブス完封勝利

    2018.7.11 18:50 Wednesday

    【カブス2-0ジャイアンツ】@AT&Tパーク

     カブスは先発のホゼ・キンターナが7回表の攻撃で代打を送られるまで6回86球を投げて被安打3、奪三振3、与四球2、無失点の好投を披露。6月は5先発で0勝2敗、防御率4.33と安定感を欠いていたが、前回登板(7月5日のタイガース戦で6回2失点)に続いて安定したピッチングを見せた。ジャイアンツ先発のデレク・ホランドに6回まで無得点に封じられていたカブス打線は、7回表一死からアディソン・ラッセルが二塁打を放ってチャンスを作り、暴投&失策の間に先制のホームイン。さらに二死からイアン・ハップが四球で出塁し、ビクトル・カラティーニのタイムリー二塁打で貴重な追加点を手に入れた。好投したキンターナは今季8勝目(6敗)をマーク。一方、7回途中1失点のホランドは好投が報われず、今季8敗目(5勝)を喫した。

     前日の試合では内野5人シフトを敷く執念が実らず、惜しくもサヨナラ負けを喫したカブスだが、先発のカイル・ヘンドリックスは9回途中まで1失点(自責点0)の好投。キンターナはヘンドリックスに「キミに続けるように頑張るよ」と告げてマウンドに上がったという。「カイル(・ヘンドリックス)やジョニー(=ジョン・レスターの愛称)のようなピッチングをしようと心掛けた。彼らの活躍は良い刺激になっているんだ」とキンターナ。その言葉通り、6回までジャイアンツ打線をわずか3安打に封じる好投で、チームの勝利に大きく貢献した。キンターナのあとを継いだカール・エドワーズJr.、ジャスティン・ウィルソン、スティーブ・シーシェックの3投手も各1イニングをパーフェクトに抑える好リリーフ。特にエドワーズJr.は三者連続空振り三振と完璧なピッチングだった。

  • 新人・ラウアーが完封目前に迫る好投 ヘッジス決勝弾

    2018.7.11 18:15 Wednesday

    【ドジャース1-4パドレス】@ペトコ・パーク

     6月以降、7先発連続で5イニング以上&自責点3以下を継続している新人左腕のエリック・ラウアーが、メジャー昇格後最高の素晴らしいピッチングを見せた。ラウアーは時速90マイル台中盤の速球と3種類の変化球のコンビネーションでドジャース打線を翻弄し、8回までに打たれたヒットは3本だけ。球団では2006年のクレイ・ヘンスリー以来となる新人投手による完封勝利も期待されたが、9回表二死からマックス・マンシーに21号ソロを浴びて降板となり、惜しくも快挙達成はならなかった。しかし、9回途中まで115球を投げて被安打4、奪三振8、与四球2、失点1という素晴らしいピッチング。自己最高のパフォーマンスで今季5勝目(5敗)をマークした。

     パドレス打線は5回裏にオースティン・ヘッジスの4号3ランとウィル・マイヤーズの8号ソロで4点を先制してラウアーを援護。9回表二死からラウアーをリリーフしたカービー・イエーツがマット・ケンプを空振り三振に仕留めて試合を締めくくった。試合後、ラウアーは「絶対に完封したいと思っていた」と悔しそうな表情を見せたが、「監督が『私はキミの将来を考えている。1アウトのために将来の可能性を犠牲にする必要はない』と言ってくれたんだ」と完投勝利目前の降板には理解を示した。6月以降のラウアーは8先発で4勝2敗、防御率2.33の好成績をマーク。23歳の新人左腕は、今やパドレスに不可欠な戦力となっている。

  • Dバックスが逆転勝利 クアーズ・フィールドで9連勝

    2018.7.11 17:50 Wednesday

    【ダイヤモンドバックス5-3ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

     ダイヤモンドバックスは1点ビハインドの7回裏にデービッド・ペラルタの16号3ランとA.J.ポロックの12号ソロで4点を奪い、逆転に成功。その裏に3番手のアーチー・ブラッドリーがノーラン・アレナードにリーグ最多タイとなる23号ソロを浴びて1点を返されたものの、継投で2点のリードを守り抜き、敵地クアーズ・フィールドでの連勝を9に伸ばした。5対3で勝利したダイヤモンドバックスは、初回にニック・アーメッドの12号ソロで先制しており、全5得点が本塁打によるもの。「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドに相応しい戦いぶりで、貯金を再び2ケタに乗せた。

     今季ここまで打率.290、16本塁打、52打点、OPS.864の好成績をマークしているペラルタは、オールスター・ゲームに選出されることを少し期待していたという。ところが、日本時間7月9日に発表されたナ・リーグのロースターにペラルタの名前はなく、初のオールスター選出はならず。しかし、ペラルタは「それは過去のことだよ」とすでに気持ちを切り替え、チームを勝利に導く一発を放ってみせた。「僕はすでにページをめくったよ。(オールスターのロースター選考について)僕にできることは何もないからね。僕は自分の仕事をしっかりとこなして良いシーズンを過ごすだけだ」とペラルタ。この試合で16号本塁打を放ち、自己記録(2015年の17本)の更新は目前となっており、どこまで数字を伸ばすか注目したい。

  • エンゼルスが先発全員安打で逆転勝利 大谷1安打1打点

    2018.7.11 16:55 Wednesday

    【マリナーズ3-9エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     先発のギャレット・リチャーズが初回にミッチ・ハニガーに18号先制3ランを浴びたうえに、右前腕の違和感により3回途中で降板したエンゼルスだが、打線が先発全員安打の猛攻を見せ、逆転勝利を収めた。エンゼルスは1回裏にジャスティン・アップトンのタイムリーで1点を返すと、2回裏にはアンドレルトン・シモンズのタイムリー内野安打などで同点。4回裏にはシモンズのタイムリー二塁打で勝ち越したあと、アルバート・プーホルスに14号2ラン、イアン・キンズラーにタイムリーが飛び出し、4点のリードを奪った。さらに、5回裏にコール・カルフーンが6号ソロ、8回裏に大谷翔平がタイムリーを放ち、先発全員安打を達成。2番手として1回1/3を無失点に抑えたノエ・ラミレスに今季4勝目(3敗)が記録された。

     先発投手陣の故障者続出が止まらないエンゼルス。6号ソロを放ったカルフーンは「タフだよ。明日良いニュースを聞けることを願っている」と語り、早期降板したリチャーズが大事に至らないことを願っていた。マイク・ソーシア監督は先発投手陣に不安を抱えた戦いが続くなかで「攻撃面で相手にプレッシャーを与え、投手陣への負担を軽減する必要がある」と話していたが、この試合はまさにその通りの展開。マリナーズ先発のマイク・リークに11安打を浴びせ、3点のビハインドを早々に跳ね返して試合の主導権を握った。指揮官は「今日は打線全体が本当に効果的に機能してくれたよ」と先発全員安打の猛攻にご機嫌だった。

  • カージナルス打線爆発 マイコラスは2ケタ勝利に到達

    2018.7.11 16:35 Wednesday

    【カージナルス14-2ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

     カージナルスは4対2と2点リードで迎えた6回表に打線が爆発。二死満塁から捕逸、四球、暴投、四球、四球(押し出し)で3点を追加し、なおも二死満塁のチャンスでデクスター・ファウラーが左中間スタンドへ6号グランドスラムを叩き込んだ。8回表にはコルテン・ウォンが7号2ラン、9回表にはホゼ・マルティネスがタイムリー二塁打を放ち、トータル16安打の猛攻で今季最多の14得点。不振に苦しんでいたファウラーが2安打4打点、ウォンが4安打2打点と結果を残し、大量援護に守られた先発のマイルズ・マイコラスは6回2失点で米球界復帰1年目にして自身初の2ケタ勝利に到達した。

     ファウラーは「打つべきボールをしっかり打ち、結果を残すことができた」と自身の一打を振り返った。トミー・ファムの台頭により今季から右翼へポジションを移したファウラーだが、試合開始前の時点で打率.167、5本塁打、OPS.541という大不振。スタメンを外れる機会も増え、この試合は直近26試合で9度目の先発出場だった。今季は左投手を全く打てず、試合開始前の時点で左投手に対して打率と長打率はともに.075という惨状。しかし、6回表二死満塁の場面で登場した左腕のヘクター・サンティアゴから2ヶ月以上ぶりの本塁打を放ち、チームの勝利を決定付けた。ファウラーは現在、5年8250万ドルの大型契約の真っ最中。首脳陣との不仲も噂されているが、信頼を取り戻すためには結果を残し続けるしかない。

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