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  • マリナーズ快勝 菊池7回1失点で6勝目、防御率3.18

    2021.7.2 05:45 Friday

    【マリナーズ7-2ブルージェイズ】@セーレン・フィールド

     マリナーズは序盤から打線がつながり、ブルージェイズ先発の柳賢振(リュ・ヒョンジン)を4回7安打5失点(自責点4)でノックアウト。精彩を欠いた柳とは対照的に、マリナーズ先発の菊池雄星は7回100球を投げて被安打5、奪三振6、与四球1、失点1の好投を見せ、キャリアハイに並ぶ6勝目(3敗、防御率3.18)をマークした。マリナーズはブルージェイズ3連戦を2勝1敗で終了。直近16試合で12勝4敗と好調を維持している。

     1回表無死2・3塁からカイル・シーガーのタイムリー内野安打とタイ・フランスの犠飛で2点を先制したマリナーズは、菊池が1回裏先頭のマーカス・セミエンに20号ソロを被弾。しかし、2回表にジェイク・フレイリーが6号ソロ、3回表にシェッド・ロングJr.が3号2ランを放ち、リードを4点に広げた。菊池はセミエンに被弾したあと、7回裏先頭のテオスカー・ヘルナンデスに二塁打を浴びるまで二塁すら踏ませない安定感抜群のピッチング。マリナーズは8回裏に1点を失ったが、9回表に2点を追加し、7対2で快勝した。

     好投した菊池は今季15度目の先発登板で今季11度目のクオリティ・スタートを記録。6月は4先発で2勝0敗、防御率1.90と素晴らしい成績を残したが、7月最初の登板でも見事なピッチングを披露した。これで早くもメジャー1年目の2019年に並ぶシーズン6勝目をマーク。6月最初の登板を終えた時点で4点台だった防御率は3.18まで向上し、エースの貫録すら漂い始めている。

  • 大谷翔平1回持たず7失点KO エンゼルスは大逆転勝利

    2021.7.1 14:30 Thursday

    【エンゼルス11-8ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     ヤンキー・スタジアムでの初登板が注目された大谷翔平(エンゼルス)だったが、初回先頭から3者連続四球と制球に苦しみ、1回持たず41球7失点でまさかの早期ノックアウト。しかし、エンゼルスは4点ビハインドの9回表に大量7点を奪い、11対8で大逆転勝利を収めた。試合は2度の雨天中断を挟み、現地時間で午前1時を回ってから終了。ゲームセット時には試合開始から5時間57分が経過していた。

     大谷は2者連続四球とカート・スズキの捕逸で無死2・3塁のピンチを招き、ゲーリー・サンチェスにも四球を与えていきなり無死満塁の大ピンチ。ここでジャンカルロ・スタントンとグレイバー・トーレスに連続タイムリーを浴び、2対2の同点に追い付かれた。ルーグネッド・オドーアは3球で空振り三振に仕留めたものの、ミゲル・アンドゥハーの内野ゴロの間に勝ち越し点を献上。クリント・フレイジャーに死球、ブレット・ガードナーに四球を与えて押し出しで4点目を失い、ジョー・マドン監督に降板を命じられた。

     2番手として登板したアーロン・スレガースがDJ・レメイヒューに走者一掃のタイムリー二塁打を浴びたため、大谷には3失点が追加されて自己ワーストの7失点。今季の防御率は2.58から3.60へ大幅に悪化した。試合はヤンキースが4点をリードして最終回に突入したが、調整登板でマウンドに上がったアロルディス・チャップマンがまさかの大乱調。3つの四球で一死満塁のピンチを招き、ジャレッド・ウォルシュに20号同点グランドスラムを被弾した(満塁本塁打を打たれたのはキャリア初)。

     エンゼルスはさらに、チャップマンに代わって登板したルーカス・リットキーを攻め、二死2・3塁からルイス・レンヒーフォの2点タイムリーとテイラー・ウォードのタイムリー二塁打で3点を勝ち越し。9回裏をクローザーのライセル・イグレシアスが三者凡退に抑え、大逆転勝利の一戦を締めくくった。なお、大谷は「1番・投手」でスタメン出場して1回表の第1打席はセンターフライ。1打数0安打で今季の打率は.277、OPSは1.045となった。

  • グリシャム満塁弾でパドレス逆転勝ち 秋山2打数0安打

    2021.7.1 13:00 Thursday

    【パドレス7-5レッズ】(6回表途中雨天コールド)@グレートアメリカン・ボールパーク

     パドレスは先発のジョー・マスグローブが初回に4点を失ったものの、3本のソロ本塁打で点差を詰め、3対5と2点ビハインドで迎えた5回表にトレント・グリシャムがこの試合2本目のアーチとなる10号グランドスラムを放って逆転に成功。悪天候で試合開始が遅れたうえに、6回表一死走者なしの場面で再び雨天中断となり、試合が再開されることなくコールドゲームとなってパドレスが勝利した。

     初回にニック・カステヤーノスの16号3ランなどで4点を先制されたパドレスは、2回表にグリシャムの9号ソロとウィル・マイヤーズの9号ソロで2点を返して反撃を開始。3回表にはフェルナンド・タティスJr.がリーグ単独トップに立つ26号ソロを放った。3回裏にジョーイ・ボットーの通算1000打点達成となる10号ソロでリードを2点に広げられたが、5回表にグリシャムが10号逆転グランドスラム。6回表途中でコールドゲームとなったため、結果的にはこれが決勝打となった。

     レッズの秋山翔吾は前日に続いて「8番・センター」でスタメン出場したものの、1回裏の第1打席はレフトフライ、4回裏の第2打席は空振り三振に倒れて2打数ノーヒット。前日の試合では今季4度目のマルチ安打を記録したが、その勢いを維持することはできなかった。今季の打率は.224、OPSは.544に下がった。

  • ブリュワーズ8連勝 初回7失点から15得点で逆転勝利

    2021.7.1 09:30 Thursday

    【カブス7-15ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド

     ブリュワーズはメジャー初登板初先発の有望株アーロン・アシュビーが1回持たず7失点(自責点4)でノックアウトされたものの、打線が12安打15得点と奮起し、15対7で逆転勝利。カブスとの首位攻防3連戦をスイープして連勝を8に伸ばし、2位カブスとのゲーム差を6に広げた。リードオフマンのルイス・ウリアスは2本塁打を含む5打数4安打4打点の大暴れ。3番ウィリー・アダメスも12号グランドスラムで勝利に貢献した。

     1回表に7失点を喫して大量ビハインドからのスタートとなったブリュワーズは、1回裏二死満塁の場面でジェイス・ピーターソンが押し出しの四球を選び、反撃を開始。2回裏には打者10人を送り込む猛攻を見せ、ウリアスの9号2ラン、ケストン・ヒウラのタイムリーなどで一挙5点を奪って1点差に詰め寄った。

     さらに、4回裏には一死2・3塁のチャンスでピーターソンが2点タイムリー二塁打を放って逆転し、ジャッキー・ブラッドリーJr.のタイムリー、ウリアスの押し出し死球、アダメスの12号グランドスラムで一挙7得点のビッグイニングに。6回裏にはウリアスがこの試合2本目の一発となる10号ソロを放ち、7失点からの15得点という鮮やかな逆転劇が完成した。

     ちなみに、4回までに両チームが7点以上のリードを奪ったのは、20世紀以降で初めての珍事。7点以上のビハインドを背負ったチームが7点差以上で勝利するのは、2019年8月23日(現地時間)のマーリンズ(フィリーズに0対7から19対11で勝利)以来のことであり、1950年以降メジャー全体で6度目という珍しい試合となった。

  • ナショナルズ・ターナー 史上初「誕生日サイクル」達成

    2021.7.1 09:00 Thursday

    【レイズ6-15ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     ナショナルズはレイズ投手陣を相手に打線が爆発し、18安打の猛攻を見せて15対6で大勝。6月大活躍のカイル・シュワーバーは4打数0安打3三振に終わったが、トレイ・ターナーが自身3度目のサイクル安打を達成した。1993年6月30日生まれのターナーは、現地時間のこの日が28歳の誕生日。自身の誕生日にサイクル安打を達成するのはメジャーリーグの長い歴史上、初めての快挙となった。

    「2番・ショート」でスタメン出場したターナーは、1回裏の第1打席でセンターへのヒットを放ち、今季17個目の盗塁に成功。さらに三塁へ今季18個目の盗塁を決め、ジョシュ・ベルの2点タイムリーで生還した。3回裏の第2打席はレフトへの二塁打、4回裏の第3打席は右中間への14号ソロを放ち、早くもサイクル安打にリーチ。6回裏の第4打席でライトへの三塁打を放って最初の4打席で早々に自身3度目のサイクル安打を達成した。

     サイクル安打を3度達成するのは、1900年の近代野球以降ではボブ・ミューゼル、ベーブ・ハーマン、エイドリアン・ベルトレイに次ぐ4人目の快挙。ターナーは2017年4月25日と2019年7月23日(ともに現地時間、ともにロッキーズ戦)にもサイクル安打を達成している。また、ターナーはサイクル安打を決めた三塁打が今季100本目のヒット。シーズン100本目のヒットでサイクル安打を達成するのは、1931年のチャック・クライン、1935年のジョー・メドウィックに続いて史上3人目である。

  • 前田健太が5回途中7失点で3敗目 ツインズ反撃及ばず

    2021.6.30 14:00 Wednesday

    【ツインズ6-7ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド

     ツインズはホワイトソックスに6対7で惜敗。先発の前田健太が5回途中8安打7失点でノックアウトされ、試合終盤に1点差まで追い上げたものの、あと一歩及ばなかった。ホワイトソックスは「7番・ライト」でスタメン出場してメジャーデビューしたギャビン・シーツ(元大洋のラリー・シーツの息子)が4打数2安打2打点の活躍。前回のメジャー昇格時は出場機会がなかったが、デビュー戦で見事な活躍を見せ、チームの勝利に貢献した。

     ホワイトソックスのエース、ルーカス・ジオリトとの投げ合いとなった前田だが、1回裏一死から3者連続四球を与える大荒れの立ち上がり。このピンチは内野ゴロの間に奪われた1点のみに抑えたが、3回裏にも一死満塁のピンチを招き、レウリー・ガルシアのタイムリーなどで2点を失って逆転を許した。5回裏は一死1・2塁からシーツのタイムリー二塁打、ガルシアの犠飛、ダニー・メンディックのタイムリーで3失点。ここで降板となり、2番手ダニエル・クーロムがティム・アンダーソンにタイムリーを浴びたため、前田には自己ワーストタイの7失点が記録された。

     ツインズは7回表にネルソン・クルーズとマックス・ケプラーのタイムリーなどで2点差に詰め寄り、9回表一死2・3塁からホルヘ・ポランコの内野ゴロの間にさらに1点を返したが、あと1点及ばず6対7で試合終了。5回途中92球を投げて被安打8、奪三振4、与四球5、失点7と精彩を欠いた前田は今季3敗目(3勝)を喫し、今季の防御率は5.56となった。

  • パドレスが8人の継投で逃げ切り 秋山翔吾2安打1打点

    2021.6.30 13:30 Wednesday

    【パドレス5-4レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     ベテラン救援右腕のクレイグ・スタメンを先発に立ててブルペンデーで試合に臨んだパドレスは、5回裏に1点差まで追い上げられたものの、6回以降に登板した4人のリリーバーが各1イニングを無失点に抑えて5対4で逃げ切り。8回裏を三者三振に抑えた7番手エミリオ・パガーンが4勝目(0敗)、最終回を三者凡退に抑えた8番手マーク・マランソンが25セーブ目をマークした。レッズは反撃及ばず勝率5割に逆戻り。秋山翔吾は4打数2安打1打点の活躍を見せたが、チームの勝利にはつながらなかった。

     先発予定のブレイク・スネルが体調不良により登板を回避したパドレスは、1回表にジェイク・クロネンワースのタイムリー三塁打などで2点を先制。先発のスタメンが1回裏にタイラー・スティーブンソンのタイムリーで1点を返されたが、2回表にトミー・ファムの犠飛でリードを2点に広げた。4回表にはファムの9号ソロなどで2点を追加し、5対1と4点をリード。2番手ニック・ラミレスが1点、3番手ナビル・クリスマットが2点を失ったものの、8人の投手による継投でレッズを破った。

     秋山はパドレスの先発が左腕スネルから右腕スタメンに代わったため、急遽「8番・センター」でスタメン出場。2回裏の第1打席はセカンドゴロに倒れたが、4回裏の第2打席でライトへのタイムリーヒットを放った(チャレンジで判定が覆って本塁セーフに)。6回裏の第3打席は元阪神のピアース・ジョンソンと対戦してピッチャーへの内野安打。9回裏の第4打席は抑えのマランソンの前にサードゴロに倒れたが、4打数2安打1打点で今季4度目のマルチ安打を記録した(打率.230、OPS.558)。

  • ロッキーズ・マルケス 野茂以来の快挙逃すも92球完封

    2021.6.30 12:30 Wednesday

    【パイレーツ0-8ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

     ロッキーズは先発のヘルマン・マルケスが安定感抜群のピッチングを見せ、8回まで与四球1、与死球1のノーヒット投球を展開。過去に野茂英雄しか達成していないクアーズ・フィールドでのノーヒッター達成が期待されたが、9回表先頭のカーイ・トムにライト前ヒットを許し、快挙達成を逃した。ただし、わずか92球で完封勝利をマーク。クアーズ・フィールドでの「マダックス」(100球未満での完封)達成は史上2人目の快挙となった。

     2回裏にギャレット・ハンプソンのタイムリー二塁打などで2点を先制したロッキーズは、5回裏にエリアス・ディアスの4号ソロなどで3点を追加。6回裏にはマルケス自身もタイムリー二塁打を放ち、7回までに8対0と大量リードを奪った。マルケスは2回表一死からジェイコブ・ストーリングスに死球、5回表一死からフィリップ・エバンスに四球を与えたが、8回までノーヒット投球。5回表は四球のあとに併殺打を打たせたため、打者25人で8イニングをシャットアウトした。

     快挙達成が期待された9回表だったが、先頭のトムへの2球目、ナックルカーブが高めに浮いてしまい、ライト前に弾き返されて快挙達成はならず。しかし、マイケル・ペレスをファーストゴロ併殺打、アダム・フレイジャーをセカンドゴロに打ち取り、わずか92球で完封勝利を達成した。クアーズ・フィールドでの「マダックス」は2008年のアーロン・クック以来13年ぶり2度目。ちなみに、クックは79球で「マダックス」を達成している。

  • 大谷翔平2本塁打もエンゼルス大敗 明日は投打同時出場

    2021.6.30 12:00 Wednesday

    【エンゼルス5-11ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     ヤンキースは先発のジェイムソン・タイオンが大谷翔平の2本塁打を含む3本のアーチを浴びたものの、打線が3本塁打を含む11安打11得点と奮起し、エンゼルスに11対5で大勝。打線の援護に恵まれたタイオンは6回途中9安打5失点ながら今季3勝目(4敗)をマークした。エンゼルスは先発のアンドリュー・ヒーニーが4回途中5安打7失点と大誤算。大谷の2本塁打3打点の活躍を勝利につなげることはできなかった。

     大谷は「2番・DH」でスタメン出場し、初回の第1打席はライトフライに倒れたものの、3回表の第2打席で3試合連発となる27号ソロ。この時点でブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)に1本差をつけて本塁打王争いでメジャー単独トップに立った。さらに、5回表の第3打席では2試合連発となる28号2ラン。その後の2打席はセンターフライ、ファーストゴロに倒れたが、5打数2安打2本塁打3打点の大活躍で敵地ヤンキー・スタジアムを大いに盛り上げた。

     大谷はこの活躍により、今季の打率が.278、OPSが1.049に上昇。ちなみに、今季のシングルヒットは25本であり、本塁打数がシングルヒットの数を上回っている。また、今季すでに49本の長打を放っており、これは年間104本ペース。過去にこれを上回る長打数を記録したのは、1921年のベーブ・ルース(119本)、1927年のルー・ゲーリッグ(117本)、1930年のチャック・クライン(107本)、2001年のバリー・ボンズ(107本)、2001年のトッド・ヘルトン(105本)の5人しかいない。なお、明日の試合は投打同時出場が予定されている。

  • ナショナルズ逃げ切り シュワーバー先制弾で10戦12発

    2021.6.30 11:00 Wednesday

    【レイズ3-4ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     ナショナルズは2回までにカイル・シュワーバー、フアン・ソト、ビクトル・ロブレスの外野トリオが本塁打を放ち、4点を先制。先発のジョー・ロスが7回途中6安打2失点の好投を見せ、抑えのブラッド・ハンドがソロ本塁打を浴びて1点差に詰め寄られたものの、4対3で逃げ切った。シュワーバーは2試合連発となる25号先頭打者アーチを放ち、ナ・リーグ本塁打王争いのトップタイに浮上。10試合で12本塁打を放つのは史上2人目の快挙となった。

     シュワーバーのバットからまたしてもアーチが飛び出した。10試合のスパンで12本塁打を放つのは、1995年のアルバート・ベル以来26年ぶり史上2人目の快挙。また、18試合のスパンで16本塁打を放つのは、1998年のサミー・ソーサと2001年のバリー・ボンズに並ぶ史上3人目の快挙となっている。ナショナルズはソトが1回裏に9号2ラン、2回裏にロブレスが1号ソロを放って4点をリード。ブランドン・ラウの16号ソロ、マイク・ズニーノの17号ソロなどで1点差まで追い上げられたが、4対3でレイズを破った。

     なお、シュワーバーはホームラン・ダービー出場の可能性について問われ、「もし出場するように求められたら、出場してどこかを痛めてしまうよりも、出場を辞退して休養を優先したい」とコメント。2018年にナショナルズ・パークで行われたホームラン・ダービーに出場して準優勝(優勝はブライス・ハーパー)しているが、「あのホームラン・ダービーは素晴らしい時間だった」と当時を振り返りつつも、今年のホームラン・ダービーの出場辞退を示唆した。

  • エンゼルスがヤンキース4連戦の初戦を制す 大谷26号

    2021.6.29 12:30 Tuesday

    【エンゼルス5-3ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     敵地ヤンキー・スタジアムでの4連戦を迎えたエンゼルスは、初回に大谷翔平の26号ソロなどで2点を先制。大谷がヤンキー・スタジアムで放った初めての本塁打が試合の流れを作り、5対3でヤンキースを破った。エンゼルス2番手のホゼ・スアレスは、先発のディラン・バンディが熱中症によりマウンド上で嘔吐するアクシデントがあり、2回途中から急遽マウンドに上がったが、5回1/3を2安打1失点に抑える好リリーフで3勝目(1敗)をマーク。先発ローテ入りが検討されるようだ。

     試合前、ジョー・マドン監督は大谷について「彼は異質な存在だ」と話していたが、大谷はその言葉に応えるかのように、衝撃的な一発をヤンキー・スタジアムのライトスタンドへ叩き込んだ。スタットキャストの計測によると、大谷の打球は初速117.2マイル(約188.6キロ)を記録。これは大谷自身の最速本塁打であり、2015年のスタットキャスト導入後、エンゼルスの選手が放った最速本塁打でもある。大谷は過去ヤンキー・スタジアムで9打数0安打だったが、この球場で放った初めてのヒットは、メジャートップに並ぶ26号であるとともに、チームを勝利に導く一発となった。

     エンゼルスはジオ・ウルシェラの10号ソロなどで同点に追い付かれたが、5回表にマックス・スタッシの内野ゴロの間に勝ち越しに成功し、6回表にはフアン・ラガレスの2号ソロで貴重な追加点。6回裏にジャンカルロ・スタントンの14号ソロで1点を返されたが、8回表にホゼ・イグレシアスがタイムリー二塁打を放ち、貴重な1点を追加した。大谷は本塁打を放ったあと、センターフライ、空振り三振、見逃し三振、セカンドゴロで5打数1安打1打点。今季の打率は.276、OPSは1.031となっている。

  • レンフロー決勝弾でRソックス逆転勝利 澤村拓一4勝目

    2021.6.29 12:00 Tuesday

    【ロイヤルズ5-6レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     レッドソックスはハンター・レンフローが6回裏の勝ち越し弾を含む2本塁打を放つ活躍を見せ、6対5でロイヤルズに勝利。一時は1対5と4点のリードを奪われたが、今季メジャー最多となる26度目の逆転勝利を収めた。レッドソックス2番手の澤村拓一は1回1/3を無失点に抑える好リリーフを見せ、今季4勝目(0敗、防御率2.56)をマーク。敗れたロイヤルズは2回までに3本塁打で5点を奪ったが、投手陣が踏ん張り切れなかった。

     試合は序盤からアーチ合戦となり、1回表にカルロス・サンタナが13号3ラン、1回裏にエンリケ・ヘルナンデスが8号先頭打者アーチ、2回表にマイケル・A・テイラーが6号ソロ、ウィット・メリフィールドが7号ソロ、2回裏にボビー・ダルベックが10号ソロを放ち、2回を終わってロイヤルズが5対2と3点をリード。しかし、レッドソックスは4回裏にレンフローの10号2ランとマイケル・チェイビスのタイムリーで同点に追いつき、6回裏に飛び出したレンフローの11号ソロが決勝点となった。

     澤村は6回表二死1塁の場面で2番手として登板。メリフィールドをサードゴロに打ち取り、まずは6回表を無失点に抑えた。7回表も続投し、先頭のホルヘ・ソレアーにヒットを許したものの、続くサンタナはセカンドへの併殺打。さらにサルバドール・ペレスを低めへのスライダーで空振り三振に仕留め、この回も無失点に抑えた。6回裏にレンフローの勝ち越し弾が飛び出したため、今季4勝目をマーク。前回登板は一死も取れず3四球で降板したが、汚名返上の好リリーフを見せた。

  • シュワーバーが2本塁打 直近9戦で11発、今月15HR

    2021.6.29 11:30 Tuesday

    【メッツ4-8ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     いったいカイル・シュワーバー(ナショナルズ)の勢いはどこまで続くのだろうか。今月に入ってすでに13本塁打を放っていたシュワーバーは、1回裏に23号先頭打者アーチ、5回裏に24号ソロを放ち、今月5度目のマルチ本塁打(うち1回は3本塁打)を記録。シュワーバーの活躍もあり、ナショナルズはメッツを8対4で破った。シュワーバーの先頭打者アーチは今季早くも6本目(通算11本目)。マルチ本塁打は通算13度目となった。

     デーブ・マルティネス監督がシュワーバーを4番や5番からリードオフに移すことを決断したのは今月中旬。それをきっかけにシュワーバーの打棒が爆発した。月間15本塁打はすでにナショナルズの球団記録(2015年5月にブライス・ハーパーが記録した13本塁打)を更新しており、9試合のスパンで10本以上の本塁打を放ったのは2002年のショーン・グリーン以来19年ぶりの快挙。メジャーリーグ公式サイトのサラ・ラングスによると、9試合で11本塁打を放つのは1968年のフランク・ハワードに並ぶメジャー記録だという。

     ちなみに、シュワーバーが今月1本目の本塁打を放ったのは日本時間6月13日。シュワーバーはその日からの17試合で15本ものアーチを量産している。1番打者が月間15本塁打を記録するのはメジャー史上最多であり、また「17試合で15本塁打」はマーク・マグワイアと熾烈なアーチ合戦を繰り広げた1998年のサミー・ソーサ、マグワイアのシーズン本塁打記録を塗り替えた2001年のバリー・ボンズに次ぐ史上3人目の快挙となった。

  • レッズ大勝で貯金1 秋山翔吾は3打数0安打で途中交代

    2021.6.29 11:00 Tuesday

    【フィリーズ4-12レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     レッズは試合終盤に打線が奮起してフィリーズに逆転勝利。ニック・カステヤーノスが15号逆転グランドスラムを含む5打数3安打7打点の大活躍を見せるなど、打線は12安打12得点を記録し、終わってみれば12対4の大勝となった。レッズ2番手のヒース・ヘンブリーが1イニングを無失点に抑えて今季2勝目(3敗)をマークし、レッズは再び貯金生活に突入。一方、敗れたフィリーズはリリーフ陣が大誤算で、3番手ネフタリ・フェリースが今季初黒星(0勝)を喫した。

     2対2の同点で迎えた5回表にアレック・ボームとロナルド・トレイエスのタイムリーで勝ち越され、2点のビハインドを背負ったレッズだったが、7回裏に二死満塁のチャンスを作り、カステヤーノスの15号グランドスラムで一気に逆転。8回裏には打者一巡の猛攻を見せ、ジョナサン・インディアのタイムリー、カステヤーノスのタイムリー二塁打、ジョーイ・ボットーの9号ソロに相手のミスも絡んで一挙6得点のビッグイニングとなり、勝利を決定づけた。

     レッズの秋山翔吾は右手首痛のタイラー・ネークインに代わって急遽「5番・センター」でスタメン出場。出場機会増に向けてアピールする絶好のチャンスだったが、ピッチャーゴロ、四球、空振り三振、ファーストゴロで3打数0安打1四球に終わり、8回表開始時のダブルスイッチに伴ってベンチに退いた。今季の打率は.214、OPSは.534に下落。ネークインの欠場で巡ってきたチャンスをモノにすることはできなかった。

  • ドジャースが快勝 カーショウ13奪三振はすべて変化球

    2021.6.28 13:30 Monday

    【カブス1-7ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     全米放送の「サンデーナイト・ベースボール」として行われたカブス対ドジャースの一戦は、ドジャース先発のクレイトン・カーショウが8回101球を投げて被安打4、奪三振13、与四球1、失点1という素晴らしいピッチングを見せ、ドジャースが7対1で快勝。4連戦の初戦で継投ノーヒッターの屈辱を味わったものの、第2戦以降は3連勝となった。カーショウは全13奪三振を変化球で奪い、今季9勝目(7敗)をマーク。敗れたカブスは先発のアドバート・アルゾライが3回5安打6失点(自責点4)と誤算だった。

     ドジャースは2回裏にザック・マキンストリーの5号グランドスラムとコディ・ベリンジャーの3号2ランで一挙6点を先制。カブス先発のアルゾライは今季メジャーで最も高い割合で左打者に本塁打を打たれていたが、今日の試合でも左打者に痛恨の2本塁打を浴びた。カブスは4回表にハビアー・バイエズの18号ソロで1点を返したものの、今日のカーショウからは1点を奪うのが精一杯。ドジャースは6回裏一死3塁からベリンジャーの犠飛でダメ押しの7点目を奪い、カブスを7対1で破った。

     カーショウはスライダーのキレ、制球がともに素晴らしく、立ち上がりから奪三振ショーを展開。スライダーで10個、カーブで3個の三振を奪い、1試合13奪三振は2017年7月9日(現地時間)のロイヤルズ戦以来4年ぶり、8イニングを投げ切ったのは2018年8月の2試合以来3年ぶりとなった。また、変化球による13奪三振は、ピッチトラッキングが開始された2008年以降では2位タイの数字。なお、これを上回るのは2014年にノーヒッターを達成したときのカーショウだけである(15奪三振のうち14個が変化球だった)。

  • ダルビッシュが8勝目を逃すも好投 パドレスは逆転勝利

    2021.6.28 13:00 Monday

    【ダイヤモンドバックス4-5パドレス】@ペトコ・パーク

     パドレスは先発のダルビッシュ有が6回93球を投げて被安打6、奪三振7、与四球1、失点1の好投を見せ、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りたが、2番手ティム・ヒルが3失点(自責点1)。しかし、ヒルが3点を失った直後の7回裏に3連続タイムリーで3点を奪い、5対4で逆転勝利を収めた。この結果、パドレスはホームでの10試合を9勝1敗で終了。好投したダルビッシュは惜しくも8勝目を逃したが、今季の防御率は2.44に向上した。

     初回にトミー・ファムの8号先頭打者アーチとジェイク・クロネンワースのタイムリーで2点を先制したパドレスは、ダルビッシュが1回表に3者三振を奪うなど、3回まで1安打無失点に抑える上々の立ち上がりを披露。ダルビッシュは4回表に一死1・3塁のピンチを招き、暴投により1点を失ったが、再び一死1・3塁となったあとにジョシュ・レディックを併殺打に仕留めてピンチを脱し、続く2イニングは走者を出しながらも無失点に抑えた。

     ところが、2番手ヒルが7回表に無死満塁のピンチを招き、フェルナンド・タティスJr.の悪送球などにより3失点。ダルビッシュの白星は消滅した。しかし、パドレスは勝利を諦めることなく7回裏に無死1・3塁のチャンスを作り、トレント・グリシャム、クロネンワース、タティスJr.と3本のタイムリーが飛び出して逆転に成功。7回表に今季17個目のエラーを喫したタティスJr.が放ったタイムリー二塁打がチームに勝利をもたらす決勝打となった。

  • Rソックスがコールを撃破 ヤンキース戦は今季6戦6勝

    2021.6.28 06:15 Monday

    【ヤンキース2-9レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     レッドソックスはヤンキース先発のゲリット・コールに3本のアーチを浴びせ、5回8安打6失点(自責点5)でノックアウト。試合終盤にも追加点を奪い、9対2で宿敵・ヤンキースに快勝した。レッドソックス先発のエドゥアルド・ロドリゲスは6回5安打2失点で今季6勝目(4敗)をマーク。レッドソックスは対ヤンキース2カード連続のスイープで今季6戦6勝となった。一方のコールは今季4敗目(8勝)。なお、レッドソックスの澤村拓一に登板機会はなかった。

     エンリケ・ヘルナンデスの7号先頭打者アーチで幸先よく先制したレッドソックスは、さらに一死2・3塁のチャンスを作り、ラファエル・デバースが19号3ラン。難敵・コールから初回にいきなり4点を奪った。3回裏には先頭のJ・D・マルティネスがセンターへの15号ソロを放ち、さらに一死1・3塁からクリスチャン・バスケスの犠飛で1点を追加。難敵・コールから3回までに6点を先行し、優位に試合を進めていった。

     6回表にアーロン・ジャッジの17号2ランで4点差に迫られたものの、7回裏にデバースのタイムリーで1点を追加。8回裏にはバスケスの4号ソロとヘルナンデスのタイムリー二塁打でダメ押しの2点を奪い、勝利を決定付けた。デバースはコールからの19号3ランを含む4打数3安打4打点の大活躍でチームの勝利に大きく貢献。宿敵・ヤンキースとの3連戦を見事スイープしたレッドソックスは、エンゼルスに敗れたレイズに代わってア・リーグ東部地区の首位に再浮上した。

  • エンゼルス連敗ストップ 大谷25号含む3長打の大暴れ

    2021.6.28 05:45 Monday

    【エンゼルス6-4レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     エンゼルスは1点リードの6回裏に2番手マイク・マイヤーズが崔志萬(チェ・ジマン)に3号逆転3ランを浴びたものの、終盤に粘りを見せて6対4で逆転勝ち。今季ワーストタイの5連敗をストップした。勝利の立役者となったのは、ア・リーグ指名打者部門1位でオールスター・ゲームのファン投票ファイナリストとなった大谷翔平。9回表にダメ押しの25号ソロを放つなど、4打数3安打3打点1四球1盗塁の大活躍だった。

     エンゼルスは4回表先頭の大谷が四球と盗塁でチャンスを作り、二死後にフィル・ゴスリンのタイムリーで先制。5回裏にブランドン・ラウの15号ソロで同点に追い付かれたが、6回表先頭のデービッド・フレッチャーがセンター前ヒットで出塁し、大谷がライトへのタイムリー二塁打を放って勝ち越しに成功した。

     チェの一発で逆転された直後の7回表には、二塁打で出塁したテイラー・ウォードがフアン・ラガレスのタイムリー二塁打で生還して1点差。さらに二死2塁から大谷がライトへのタイムリー三塁打を放ち、4対4の同点に追い付いた。

     8回表先頭のゴスリンが2号ソロを放って勝ち越したエンゼルスは、8回裏途中からクローザーのライセル・イグレシアスを投入して勝利への執念を見せ、9回表には大谷がダメ押しの25号ソロ。9回裏をイグレシアスが三者凡退に抑え、6対4で逆転勝利を収めた。

     大谷は第1打席こそ空振り三振に倒れたものの、その後は四球、二塁打、三塁打、本塁打の大活躍。今季の打率は.277、OPSは1.031へ上昇した。

  • ジャイアンツ逆転サヨナラ勝ち 両リーグ50勝一番乗り

    2021.6.27 15:30 Sunday

    【アスレチックス5-6xジャイアンツ】(延長10回タイブレーク)@オラクル・パーク

     開幕前の予想に反して快進撃を続けるジャイアンツが逆転サヨナラ勝ちを収め、両リーグ一番乗りで今季50勝に到達した。10回表にマット・チャップマンの犠飛で勝ち越しを許したものの、10回裏一死2塁からスティーブン・ダガーが同点タイムリーを放ち、次打者カート・カサリの二塁打で一塁走者のダガーが一気に生還。今季ここまで7度のサヨナラ負けを喫していたが、50勝目は今季初のサヨナラ勝ちとなった。

     アスレチックスがフランキー・モンタス、ジャイアンツがアレックス・ウッドの先発で始まった一戦は、3回表にアスレチックスがウッドの暴投により1点を先制。ジャイアンツは5回裏にラモンテ・ウェイドJr.の5号2ランで逆転したが、アスレチックスは直後の6回表にミッチ・モアランドのタイムリーで同点に追い付いた。さらに、7回表にはチャップマンの10号2ランでアスレチックスが勝ち越し。しかし、ジャイアンツは7回裏にウィルマー・フローレスのタイムリー、8回裏にドノバン・ソラーノの3号ソロで1点ずつを奪い、4対4の同点に追い付いた。

     ジャイアンツは9回裏二死1・2塁のチャンスでブランドン・クロフォードがレフト前ヒットを放ったが、アスレチックスがスムーズな中継プレーでジャイアンツのサヨナラを阻止。タイブレークに突入した10回表にはチャップマンの犠飛で1点を勝ち越した。しかし、ジャイアンツは10回裏にダガーのタイムリーで同点とし、カサリの二塁打でダガーが快足を飛ばして一塁から一気に生還。両リーグ最高勝率の強さを見せつける1勝となった。

  • Dバックスがパドレスに完勝 敵地24連敗ついにストップ

    2021.6.27 15:00 Sunday

    【ダイヤモンドバックス10-1パドレス】@ペトコ・パーク

     今月22試合でわずか2勝、ロードゲームではメジャー史上ワーストとなる24連敗を喫していたダイヤモンドバックスは、同地区上位球団のパドレスを相手に投打が噛み合い、10対1で完勝。今月3勝目を挙げ、不名誉なワースト記録をついにストップさせた。ダイヤモンドバックス先発のメリル・ケリーは6回無失点で今季4勝目(7敗)をマーク。敗れたパドレスは先発のディネルソン・ラメットが3回途中4失点で降板してリリーフ陣も失点を重ね、連勝は8で止まった。

     初回にエドゥアルド・エスコバーのタイムリー二塁打で先制したダイヤモンドバックスは、2回表にクリスチャン・ウォーカーが4号ソロ、3回表にエスコバーが17号2ランを放ち、4点を先行。4回表にジョシュ・ロハスのタイムリーなどで2点、6回表にもジョシュ・レディックとエスコバーのタイムリーで2点を追加し、大量8点をリードした。

     8回表にはロハスのタイムリーなどでさらに2点を追加してダメ押し。先発のケリーから2番手ライアン・バクター、3番手ノエ・ラミレスとつなぎ、4番手ホアキム・ソリアが9回裏に1点を失ったが、急遽マウンドに上がった5番手ジョー・マンティプリーが併殺打でピンチをしのぎ、試合を締めくくった。

     ダイヤモンドバックスが2ケタ得点を記録するのは今季6度目。日本時間4月26日のブレーブスとのダブルヘッダー第2試合でマディソン・バムガーナーがノーヒッター(7イニング制のため非公式記録)を達成して以降、ロードゲームで24連敗が続いていたが、その不名誉な記録にようやく終止符が打たれた。

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