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  • 第7週のMVPはパクストン、リンドーア、ジェネット

    2018.5.15 11:00 Tuesday

     日本時間5月15日、2018年レギュラーシーズン第7週(現地時間5月7日~5月13日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはジェームス・パクストン(マリナーズ)とフランシスコ・リンドーア(インディアンス)が同時受賞。ナショナル・リーグはスクーター・ジェネット(レッズ)が選出された。

     パクストンは昨年4月と昨年7月に計2度、週間MVPに選出されており、今回が3度目の受賞。日本時間5月14日のタイガース戦では6回3失点で降板したものの、同9日のブルージェイズ戦でノーヒッターを達成したことが高く評価された格好だ。わずか99球で快挙を達成し、最終回にも時速100マイル近い速球を投じるなど、まさに圧巻のパフォーマンスだった。

     リンドーアは第6週に自身初の週間MVPに選出されたばかりだが、好調を維持して2週連続受賞となった。第7週のリンドーアは打率.600(20打数12安打)、4本塁打、OPS2.052という驚異的な成績をマーク。4月末の時点で打率.245と今季はややスロースタートだったものの、5月に入ってからの猛打で今季成績は打率.321、12本塁打、OPS1.012という素晴らしいものになっている。

     ジェネットは昨年6月以来となる自身2度目の週間MVP受賞。前回受賞時は1試合4本塁打の快挙を成し遂げたことが高く評価されたことによる受賞だったが、今回はレッズ打線の軸として打率.591(22打数13安打)、4本塁打、10打点、OPS1.818という素晴らしい成績を残し、文句なしの週間MVP受賞となった。期間中に出場した5試合すべてで安打を放ち、うち4試合でマルチ安打、日本時間5月11日からは3試合連続で3安打以上(3安打、4安打、3安打)と猛打を発揮。同8日から同12日にかけては出場した4試合連続で本塁打を放った。今季はここまで打率.329、OPS.888の好成績をマーク。どうやら昨季の大活躍はフロックではなさそうだ。

  • 開幕第7週の最優秀ブルペンは防御率0.95のレッズ 

    2018.5.15 10:30 Tuesday

     日本時間5月14日、MLB公式サイトではレギュラーシーズン第7週(対象期間は現地時間5月7日~5月13日)の最優秀ブルペンにレッズを選出した。第7週のレッズはドジャース4連戦をスイープするなど6勝1敗と好調(現在6連勝中)。レッズ救援陣は好調なチームの戦いを防御率0.95という素晴らしいパフォーマンスで支えていた。

     最優秀ブルペンを算出する際のポイントの計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従って加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。

    ・1アウト=+1.5ポイント
    ・1奪三振=+1.5ポイント
    ・1セーブ=+5ポイント
    ・1被安打=-2ポイント
    ・1自責点=-4ポイント
    ・1非自責点=-2ポイント
    ・1与四球=-1ポイント
    ・1セーブ失敗=-5ポイント

     第7週のレッズ救援陣は両リーグで3番目に多いイニング(28回1/3)を投げ、防御率0.95をマークしたほか、ヤンキース救援陣(34奪三振)に次ぐ32奪三振を記録。4セーブも両リーグ最多タイの好成績だった。クローザーのライセル・イグレシアスと若手左腕のアミール・ギャレットの活躍が目立ち、ジャレッド・ヒューズらその他の投手も奮闘。レッズは144.5ポイントを獲得し、2位のブルージェイズ(111ポイント)や3位のブリュワーズ(94ポイント)を大きく上回った。

  • 新天地デビューのレイノルズが決勝アーチ含む2ホーマー

    2018.5.14 18:30 Monday

    【ナショナルズ6-4ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

     ライアン・ジマーマンの故障者リスト入りに伴い前日にメジャー昇格を果たしたばかりのマーク・レイノルズが、「5番・一塁」で先発出場した新天地デビュー戦で見事な活躍を見せた。新天地デビューの舞台はかつて本拠地としていたチェイス・フィールド(レイノルズは2007~2010年にダイヤモンドバックスに在籍)。シーズン44本塁打を放ったこともある当時の活躍を思い出したのか、レイノルズは初回の第1打席で幸先よくヒットを放ち、6回表に1号ソロ、8回表に2号勝ち越しツーランを連発。通算283本塁打を誇る34歳のベテランスラッガーが100点満点の新天地デビューを飾り、チームを勝利に導いた。

     ダイヤモンドバックスが4対4の同点に追い付いた直後の7回裏、レイノルズはこの日2本目の一発で古巣を奈落の底へ突き落した。フルカウントからの7球目、ダイヤモンドバックスのセットアッパー、アーチー・ブラッドリーが投じたフォーシームを捉えると、打球は綺麗な放物線を描いて左中間スタンドへ。レイノルズのこの一発が決勝点となり、ナショナルズは敵地でのダイヤモンドバックス4連戦をスイープした。試合後、レイノルズは「最初の打席はちょっと緊張したよ。新しいチームではやっぱり良い印象を与えたいからね」と本音をポロリ。「でも、最初のヒットを打ってからは落ち着いてプレイすることができた」と試合を振り返り、「延長戦にもつれ込まなかったのが一番うれしかったよ」と冗談ぽく話していた。

  • リチャードが8回10Kの快投 パドレスが逃げ切り連勝

    2018.5.14 18:00 Monday

    【カージナルス3-5パドレス】@ペトコ・パーク

     本拠地でのカージナルス4連戦の負け越しを阻止したいパドレスは、今季の開幕投手を務めたクレイトン・リチャードが先発。34歳のリチャードと36歳のアダム・ウェインライトというベテラン投手同士の投げ合いとなった一戦は、8回102球を投げて被安打5、奪三振10、与四球1、失点2という快投を見せたリチャードに軍配が上がった。リチャードは変化球を低めに集めてカージナルス打線に的を絞らせず、今季最多の10奪三振を奪って日本時間4月10日以来となる2勝目をマーク。パドレスは前日に続いて勝利を収め、カージナルス4連戦を2勝2敗で終えた。

     パドレス打線は故障者リストから復帰したばかりのウェインライトの不安定な立ち上がりを攻め、3回裏に3四球で一死満塁のチャンスを作ってコリン・スパンジェンバーグが先制タイムリー。ウェインライトはここで降板となり、2番手のジョン・ガントからフレディ・ギャルビスが犠牲フライを放ってパドレスはこの回2点を先制した。続く4回裏にはホゼ・ピレラのタイムリー二塁打とフランチー・コルデロのタイムリーでリードを4点に広げ、5対2で迎えた9回表はクローザーのブラッド・ハンドがハリソン・ベイダーに3号ソロを浴び、さらに3四死球で一死満塁のピンチを背負ったものの、二者連続三振で逃げ切った。試合後、好投したリチャードは「僕たちのチームが置かれている状況はわかっている。でも、出来るだけ長くポストシーズン進出の可能性が残るようにしたいんだ」と強い思いを口にしていた。

  • レッズが6連勝 42年ぶり敵地ドジャース4連戦スイープ

    2018.5.14 17:30 Monday

    【レッズ5-3ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     5連勝中と好調のレッズが日本時間5月14日のドジャース戦に5対3で勝利し、敵地での4連戦をスイープ。レッズの6連勝は2013年以来5年ぶりであり、敵地でのドジャース4連戦をスイープするのは1976年以来、実に42年ぶりのこととなった。レッズは3回表にエウヘニオ・スアレスの6号ツーランで先制し、1点差に迫られた直後の4回表にはアレックス・ブランディーノのスクイズで追加点。6回表にはジョーイ・ボットーの6号ツーランでリードを広げ、4投手の継投でドジャースの反撃を凌いで5対3で逃げ切った。

     レッズ先発のルイス・カスティーヨは疲れが見え始めた7回裏に捕まったものの、6回までの失点はヤシエル・プイーグに浴びた1号ソロによる1点のみ。7回途中まで103球を投げて被安打4、奪三振8、無四球、失点3(自責点2)と先発投手としての役割をしっかり果たした。3番手のアミール・ギャレットは1回2/3を投げて4三振を奪う快投を見せ、最後はクローザーのライセル・イグレシアスが1イニングを三者凡退。なお、敵地でのドジャース4連戦スイープはジョニー・ベンチ、トニー・ペレス、ジョー・モーガン、ピート・ローズ、ジョージ・フォスターら「ビッグ・レッド・マシン」が猛威を振るった1976年以来42年ぶりの快挙である(この年のレッズはメジャートップの102勝を挙げ、ポストシーズン全勝でワールドシリーズ制覇)。

  • ブリュワーズ・ペラルタが13奪三振の衝撃デビュー!

    2018.5.14 17:00 Monday

    【ブリュワーズ7-3ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

     ブリュワーズの有望株右腕、フレディ・ペラルタが日本時間5月14日のロッキーズ戦でメジャー初登板初先発。威力抜群の速球を武器に、「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドで6回裏一死までノーヒッターを継続する見事なピッチングを披露し、球団の新人記録を更新する13奪三振をマークした。ブリュワーズは2回表にタイラー・サラディーノのタイムリー二塁打などで3点を先制し、3回表にトラビス・ショウの9号ソロで1点、6回表にはヘスス・アギラーの3号スリーランで3点を追加。好投したペラルタは打線の援護にも恵まれ、記念すべきメジャー初登板を白星で飾った。

     まさに記録づくめの初登板となった。21歳でメジャーデビューを果たしたペラルタは、球団では2007年のヨバニ・ガヤード以来となる年少先発投手となり、13個の三振を奪って1997年にクリス・ウッダードがマークした12奪三振の球団新人記録を更新。メジャー初登板での2ケタ奪三振は2012年のマット・ハービー(当時メッツ)以来6年ぶりであり、スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)が2010年のメジャーデビュー戦で14奪三振をマークして以来の記録だった。データサイト「Baseball Reference」によると、1908年以降、メジャーデビュー戦で13個以上の三振を奪ったのはペラルタが史上5人目。プロ入り後初めて家族が観戦に訪れたという試合での快投は、最高の「母の日」のプレゼントとなったに違いない。

  • アストロズ快勝 元DeNA・マンが33歳でデビュー!

    2018.5.14 16:00 Monday

    【レンジャーズ1-6アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     防御率4点台で4月を終えながらも徐々に本来の姿を取り戻しつつあるダラス・カイケル(アストロズ)が、日本時間5月14日のレンジャーズ戦で7回無失点の快投。今季最多の8奪三振を記録しただけでなく、今季初めて無失点で登板を終え、3勝目をマークした。アストロズ打線は3回裏にユリ・グリエルのタイムリーとエバン・ギャティスの3号ツーランで3点を先制し、7回裏にはカルロス・コレアの7号ツーランとデレク・フィッシャーの犠牲フライでさらに3点を追加してカイケルを援護。アストロズは本拠地でのレンジャーズ3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、エンゼルスとの1ゲーム差を維持して地区首位の座をキープしている。

     テキサス州に本拠地を置くチーム同士の対戦となったこの試合では、33歳のルーキーが誕生した。その男の名はブランドン・マン。1984年5月16日生まれの33歳で、2002年にデビルレイズ(現レイズ)から27巡目(全体794位)指名を受けてプロ入りしたあと、2011~2012年に日本プロ野球の横浜DeNAベイスターズ(2011年までは横浜ベイスターズ)、2013年にはBCリーグの信濃グランセローズでもプレイした経験がある苦労人である。今年1月にレンジャーズとマイナー契約を結び、AAA級では1先発を含む12試合に登板して防御率1.04、被打率.133の好成績をマーク。その活躍が認められ、今日メジャー昇格を果たし、この試合でレンジャーズの4番手としてメジャーデビューを果たした。デビュー戦は1回2/3を投げて無失点。「長い旅だった。とても興奮したよ」とマンは喜びを語っていた。

  • インディアンスが4回までに9得点 クルーバー6勝目

    2018.5.14 14:30 Monday

    【ロイヤルズ2-11インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

     ア・リーグ中部地区の首位に立つインディアンスが、日本時間5月14日のロイヤルズ戦に11対2で大勝。本拠地でのロイヤルズ3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、貯金を1とした。インディアンスはロイヤルズ先発のダニー・ダフィーを攻め、2回裏にホゼ・ラミレスの12号スリーランなどで5点を先制。3回裏にフランシスコ・リンドーアのタイムリー、4回裏にヤン・ゴームスの5号スリーランで追加点を奪い、ロイヤルズのエース左腕・ダフィーを4回途中9失点でノックアウトした。7回裏にはマイケル・ブラントリーの5号ツーランで2点を追加し、終わってみれば15安打11得点の猛攻。なかでも「6番・捕手」のゴームスは4安打3打点の大活躍を見せた。

     打線が爆発したインディアンスは、先発のコリー・クルーバーが8安打を浴びながらも要所を締める安定したピッチングを展開。6回表にエラー絡みで2点を失い、三者凡退のイニングが一度だけしかないなど、決して本調子ではなかったものの、そのなかで7回2失点(自責点0)にまとめ上げたのは見事だった。クルーバーはルイス・セベリーノ(ヤンキース)と並んでリーグ最多タイとなる6勝目。61奪三振はリーグ7位とやや物足りないものの、防御率2.34と例年通りの安定したパフォーマンスを続けており、今季もサイ・ヤング賞の有力候補に挙がることは間違いないだろう。

  • ニューカムが6回無失点 連続無失点は20イニングに

    2018.5.14 12:30 Monday

    【ブレーブス4-3マーリンズ】@マーリンズ・パーク

     5月に入って2先発連続で6イニング以上&無失点と好投しているショーン・ニューカム(ブレーブス)が日本時間5月14日のマーリンズ戦で再び好投。6回102球を投げてマーリンズ打線を1安打無得点に抑え、今季4勝目をマークするとともに、4月の最終登板の最終イニングから継続中の連続無失点を20イニングに伸ばした。この日はカーブやチェンジアップの制球が今一つだったものの、自慢の速球に威力があり、マーリンズ打線を圧倒。被安打は2回裏にブライアン・アンダーソンに許した二塁打1本だけだった。ブレーブスはマーリンズ4連戦を3勝1敗で終え、ナ・リーグ東部地区の首位をキープしている。

     ニューカムの好投が目立ったブレーブスだが、最終的に1点差で逃げ切ったことを考えると、9回表に代打で登場したプレストン・タッカーのタイムリー内野安打が大きかった。ブレーブスは9回表に一死一、三塁のチャンスを作り、ここで投手の代打としてタッカーが登場。タッカーは2球目のフォーシームを一二塁間へ弾き返し、二塁手のスターリン・カストロがこの打球をグラブに当てて弾いている間に、三塁走者のカート・スズキが4点目のホームを踏んだ。9回裏は無死一、二塁のピンチでクローザーのアローディス・ビスカイーノがマウンドに上がったものの、一死後にジャスティン・ボーアに8号スリーランを被弾。タッカーのタイムリー内野安打は大きな意味を持つ一打となった。

  • マルティネスが主砲の働き Rソックス同率首位キープ

    2018.5.14 11:30 Monday

    【レッドソックス5-3ブルージェイズ】@ロジャース・センター

     レッドソックスのJ.D.マルティネスが「これぞ主砲!」とも言うべき活躍でチームを勝利に導いた。マルティネスは初回一死一塁で迎えた第1打席でブルージェイズ先発のジョー・ビアジーニが投じた初球のフォーシームを捉え、逆方向への10号先制ツーラン。3点リードの5回表には二死三塁のチャンスでライトへのタイムリーを放ち、リードを4点に広げた。レッドソックスは直後の5回裏に3点を失い、最終的に5対3で勝利したため、5回表のマルティネスのタイムリーが勝敗を分ける結果に。マルティネスは10号ソロを含む3打数2安打3打点の活躍を見せ、今季成績は打率.342、10本塁打、33打点、OPS1.018という期待通りのものとなっている。

     レッドソックスが勝利をモノにし、同率地区首位をキープした今日の試合だが、リリーフ投手陣の頑張りも見逃せない。先発のドリュー・ポメランツが与四球5と制球に苦しみ、5回途中まで103球を投げて3失点で降板するなか、2番手のヘクター・ベラスケスが2イニングを無失点に抑えて今季5勝目をマークし、マット・バーンズとヒース・ヘンブリーも1回無失点でホールドを記録。最終回はジョー・ケリーがブルージェイズの上位打線を三者凡退に抑え、今季2セーブ目をマークした。今日の勝利により、敵地でのブルージェイズ3連戦は2勝1敗で勝ち越し。まだまだレッドソックスの快進撃は止まりそうにない。

  • オリオールズが17得点の猛攻 バンディは7回無失点

    2018.5.14 10:30 Monday

    【レイズ1-17オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     オリオールズ打線が4本塁打を含む19安打17得点の大爆発。本拠地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでのレイズ4連戦を3勝1敗で終え、2カード連続の勝ち越しとなった。オリオールズは2回裏にダニー・バレンシア、ジョーイ・リカード、トレイ・マンシーニがソロ本塁打を放って3点を先制し、4点リードの4回裏にはマニー・マチャドのタイムリー二塁打、リカードの2号スリーランなどで一挙7得点。7回裏にもマチャドとクレイグ・ジェントリーのタイムリー二塁打などで6得点のビッグイニングを作り、終わってみれば今季最多の19安打で17対1の大勝を収めた。

     本塁打王経験者など強打者がズラリと並ぶオリオールズ打線だが、4月はチーム打率と得点数の両部門でリーグ下位に低迷するなどスロースタート。しかし、先制弾を含む4安打4打点の大活躍を見せたバレンシアが「ウチにはたくさんの素晴らしい打者がいる。4月の状態がこれからもずっと続くとは思っていなかったよ」と語ったように、今日のような大爆発を演じるのは時間の問題だった。打線の大量援護にも恵まれ、前回登板で一死も取れずに4本塁打を浴びて7失点KOの醜態をさらしたディラン・バンディは、100球で7イニングを投げ抜き、被安打2、奪三振7、無失点の好投。今季2勝目をマークした。レッドソックス&ヤンキースの二強とはすでに15.5ゲーム差がついており、苦しい状況に変わりはないが、オリオールズが少しずつ本来の姿を取り戻していることは間違いなさそうだ。

  • スタントンが10号ソロ含む4安打3打点 ヤンキース快勝

    2018.5.14 10:00 Monday

    【アスレチックス2-6ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     昨季のナ・リーグMVPがようやく本領を発揮し始めたようだ。日本時間5月14日のアスレチックス戦でジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)が初回に先制2点タイムリー、5回裏に10号ソロを放つなど4打数4安打3打点の大活躍。6回1失点と力投したルイス・セベリーノをサポートし、チームを勝利に導いた。4月末の時点で打率.230、5本塁打と低調なスタートとなったスタントンだが、5月に入って打率.310、5本塁打と復調。アーロン・ブーン監督は「今日はスタントンが相手チームとの違いを生み出してくれたね」とその活躍を絶賛し、スタントン自身も「思っていたより遅くなってしまったけれど、いい感じでプレイできるようになってきている」と復調に手応えを感じている。

     「打」のヒーローがスタントンなら、「投」のヒーローは先発したセベリーノだ。セベリーノ自身が「いつものスライダーじゃなかったし、速球のコマンドもいつも通りではなかった」と振り返ったように、決して本調子ではなかったものの、「なんとか6イニングを投げ切ろうと思っていた」との言葉通り、6回106球を投げて被安打5、奪三振7、失点1の力投を披露。スタントンの活躍やバックの好守にも助けられ、今季6勝目をマークした。ヤンキースはこれで7カード連続の勝ち越しとなり、直近22試合で19勝3敗と絶好調。今季成績を28勝12敗とし、レッドソックスと並んで両リーグ勝率1位の座をキープしている。

  • アストロズ・モートンが自己最高の1試合14奪三振

    2018.5.13 17:00 Sunday

    【レンジャーズ1-6アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     前日の決戦では0対1で惜しくも敗れたアストロズは現在地区首位ではあるが、2位・エンゼルスが迫ってきているため連敗をする訳にはいかない。今試合の先発マウンドに立ったのはチャーリー・モートン。ここまで4勝負けなし、防御率2.16と絶好調だ。

     この日の主役はまさにモートンと言ってもいいだろう。初回、2者連続三振を含む3者凡退スタートを切ると初回1死から回またぎで4者連続三振とカーブやフォーシーム、カッターなど多くの球種を使い、相手打線を翻弄する。3回にレンジャーズの新人、ロナルド・グスマンに一発を浴びるもこの日の失点はこの1点のみ。モートンは7回まで投げて4安打1失点、14奪三振の圧巻の投球でチームを勝利に導いた。これで今季は5勝目であり、1試合14奪三振はキャリアハイの数字となった。彼の好投を援護した打線はエバン・ギャティスとブライアン・マッキャンの捕手コンビ、カルロス・コレアらの活躍で6得点と機能した。

  • シャーザーが11K&決勝打 メジャートップの7勝目

    2018.5.12 14:00 Saturday

    【ナショナルズ3-1ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

     直近12試合で10勝2敗と好調のナショナルズ。日本時間5月12日のダイヤモンドバックス戦ではエースのマックス・シャーザーが7回11奪三振1失点と好投しただけでなく、自身のバットで決勝打を放つなど投打にわたる大活躍を見せ、チームを勝利に導いた。シャーザーはメジャートップとなる今季7勝目をマークし、チームは直近13試合で11勝目。ナショナルズはこの日敗れた地区首位・ブレーブス、同2位・フィリーズとの差をそれぞれ1ゲームずつ縮め、貯金を今季最多タイの4として地区首位まで1.5ゲーム差に迫っている。

     この日のダイヤモンドバックス戦はシャーザーの独擅場だったと言っていいだろう。シャーザーは速球、スライダー、チェンジアップのいずれにもキレがあり、序盤2イニングで5三振を奪う奪三振ラッシュ。3回裏にデービッド・ペラルタに同点弾を浴びたものの、それに気落ちすることなく好投を続け、早くも今季6度目となる2ケタ奪三振をマークした。打撃のほうでは4回表二死一、二塁のチャンスで右翼手のクリス・オーウィングスの頭上を越えてワンバウンドでスタンドインする勝ち越しタイムリー二塁打を放ち、自分のバットで自身を援護。7回表にもセンター前ヒットを放ち、チーム唯一のマルチ安打を記録した。今季成績は防御率1.69、打率.292。この男にできないことは存在するのだろうか。

  • ロアーク7回1失点 延長11回アダムスが決勝タイムリー

    2018.5.11 18:30 Friday

    【ナショナルズ2-1ダイヤモンドバックス(延長11回)】@チェイス・フィールド

     7回1失点の好投を見せた先発のタナー・ロアークを援護できなかったナショナルズだが、8回表に一死三塁のチャンスを作り、ダイヤモンドバックスのセットアッパー、アーチー・ブラッドリーのボークで同点。10回裏二死二、三塁でポール・ゴールドシュミットを迎えるという大ピンチをライアン・マドソンが凌ぐと、11回表無死一、二塁のチャンスでマット・アダムスがシフトの逆を突いてレフト前に抜けるタイムリーを放ち、接戦をモノにした。試合の最後を締めくくり7セーブ目をマークしたショーン・ドゥーリトルは「あのアウトが一番大きかったよ」とゴールドシュミットを抑えたマドソンの働きを絶賛した。

     決勝打を放ったアダムスや8回以降の4イニングを無失点に抑えたブルペン陣の活躍が目立った試合だったが、好投したロアークの頑張りも見逃せない。マックス・シャーザー、スティーブン・ストラスバーグ、ジオ・ゴンザレスに次ぐ先発4番手として奮闘するロアークは、好打者が並ぶダイヤモンドバックス打線を相手に7回107球を投げて被安打4、奪三振4、無四球、失点1の好投を披露。今季8先発目で6度目となるクオリティ・スタートを記録し、防御率3.33、被打率.197と安定したパフォーマンスを続けている。打線との巡り合わせが悪く、なかなか勝ち星には恵まれていないものの、現在のパフォーマンスを続けていけば、打線の状態が上がるに伴って勝ち星も増えていくことだろう。

  • 大谷翔平が5号ソロ含む2安打2打点の活躍で勝利に貢献

    2018.5.11 16:30 Friday

    【ツインズ4-7エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     エンゼルスの大谷翔平は、日本時間5月11日のツインズ戦に「5番・指名打者」で先発出場。ツインズ先発のホゼ・ベリオスの前に2回裏の第1打席では空振り三振に倒れたものの、3回裏の第2打席ではカウント1-1からのチェンジアップを捉え、ライトへのタイムリー二塁打を放ってリードを4点に広げた。同点に追い付かれた直後の6回裏に回ってきた第3打席ではレフトへのフライに倒れたが、6対4と2点リードで迎えた7回裏の第4打席ではトレバー・ヒルデンバーガーが投じた初球、外角へのシンカーを見事に捉え、左中間へ5号ソロを放り込んだ。エンゼルスは4点を先行しながらも追い付かれる展開となったが、大谷の一発などで7対4とリードを奪い、救援陣がこのリードを守って逃げ切り。この日試合がなかったアストロズと並んでア・リーグ西部地区の首位タイに浮上した。

     ツインズのポール・モリター監督は大谷について「彼が危険な打者であることは知っている」と語った。「彼に対しては慎重に攻めていかなくてはならないし、内角を意識させないといけない」と話していたが、大谷に打たれた2球はいずれも外寄りの甘い球。内角を攻めきれなかった結果、大谷に痛打を浴びることになってしまった。大谷は通訳を介して「シーズン序盤はもっと内角を攻められていたような気がします」と語っており、この言葉は各球団の投手が大谷の内角を攻めきれていないことを裏付ける。今後もこのような傾向が続くようであれば、打率.354、5本塁打、OPS1.077という大谷の打撃成績はさらに向上していくことだろう。なお、大谷はツインズ4連戦の最終戦、日本時間5月14日の試合で先発する予定となっている。

  • スタメン復帰のファンが躍動 マイコラスは開幕5連勝

    2018.5.11 15:00 Friday

    【カージナルス2-1パドレス】@ペトコ・パーク

     本拠地ブッシュ・スタジアムで宿敵・カブスとの3連戦をスイープしながらもツインズに連敗を喫したナ・リーグ中部地区首位のカージナルスは、今日から敵地ペトコ・パークに乗り込んでのパドレス4連戦。その初戦に頼れる男が戻ってきた。股関節を痛めて4試合を欠場していたトミー・ファムは「1番・センター」で先発出場し、初回はヒットで出塁したあとに暴投と捕逸で三塁へ進み、ホゼ・マルティネスの犠牲フライで先制のホームイン。5回表にはレフトスタンドへ6号ソロを叩き込んだ。先発のマイルズ・マイコラスは7回裏二死からラフィー・ロペスに一発を浴びたものの、7回途中1失点の好投。カージナルスはファムが全得点に絡む活躍を見せて2対1で勝利し、マイコラスは開幕から無傷の5連勝となった。

     ツインズとの2連戦でわずか1得点に終わるなど、打線に元気のない状態が続いているカージナルスだが、ファムは輝きを失っていなかった。初回にヒットで出塁して先制のホームを踏み、5回表にはこの試合の決勝点となるソロアーチ。今季は打率.330、出塁率.444、OPS1.007という素晴らしい成績を残しており、昨季の活躍がフロックでないことを証明するとともに、カージナルスにとって不可欠な戦力となっている。一方、マイコラスは100球目をスタンドへ放り込まれたものの、相変わらずの安定したピッチング。特に制球力はメジャーでも有数のレベルにあり、与四球率0.58とK/BB11.67はメジャーベストの数字である。ファムの活躍、そしてマイコラスの連勝がどこまで続くか注目だ。

  • ケインが初球先頭打者弾 ブリュワーズが初戦を制す

    2018.5.11 14:30 Friday

    【ブリュワーズ5-2ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

     カージナルスと0.5ゲーム差の地区2位につけるブリュワーズは、今日から敵地クアーズ・フィールドでのロッキーズ4連戦。その初戦は試合開始前にチームメイトに「初球をスイングする」と宣言していたロレンゾ・ケインの活躍もあり、ブリュワーズが5対2で勝利を収めた。ケインはロッキーズ先発のヘルマン・マルケスが投じたこの試合の初球を捉えてセンターへの5号先頭打者アーチを放ち、5回表にはリードを4点に広げるタイムリー。2安打2四球でリードオフマンとしての役割をしっかり果たし、チームの勝利に大きく貢献した。

     ケインの一発で先制したブリュワーズは、2回裏に先発のヨーリス・チャシーンがトレバー・ストーリーに8号ソロを浴びて同点に追い付かれたものの、3回表にマニー・ピーニャの犠牲フライで勝ち越し。5回表にはエルナン・ペレスの2点タイムリーとケインのタイムリーで3点を追加し、試合の主導権を握った。チャシーンは5回裏に1点を返され、6回途中2失点で降板したものの、リリーフ投手陣が無失点リレーでリードを守り抜いたため今季3勝目をマーク。3番手のマット・アルバースは1回2/3を無失点に抑える好投を見せ、最終回はジェレミー・ジェフレスが圧巻の三者連続空振り三振で締めくくった。一方、敗れたロッキーズは今季ここまで本拠地クアーズ・フィールドで6勝9敗と苦戦が続いている。

  • J.D.マルティネスが決勝弾 Rソックス宿敵の連勝止める

    2018.5.11 12:30 Friday

    【レッドソックス5-4ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     直近18試合で17勝1敗、8連勝中と絶好調のヤンキースに対し、レッドソックスは5回までに4点を先行したものの、悪天候による中断を挟んだあと、7回裏に一挙4点を奪われて同点に追い付かれてしまう。しかし、直後の8回表に先頭のJ.D.マルティネスがライトスタンド最前列に飛び込む9号勝ち越しソロ。好調を維持する大砲が、自身が移籍してきた意味を証明するかのような一発を放ち、チームに貴重な1点をもたらした。レッドソックスはこのリードを最後まで守り抜き、5対4で接戦を制して被スイープを回避。宿敵・ヤンキースと26勝11敗で並び、再びア・リーグ東部地区の首位タイに浮上した。

     ハンリー・ラミレスの3打点の活躍などで5回までに4点をリードし、先発のエドゥアルド・ロドリゲスも5回無失点と好投して楽勝ムードが漂いつつあったレッドソックスだが、絶好調のヤンキースは簡単に勝たせてはくれなかった。7回裏、ヤンキースはレッドソックス3番手のヒース・ヘンブリーを攻めて一死満塁のチャンスを作り、代わったジョー・ケリーからブレット・ガードナーが押し出し四球を選んで3点差。さらにアーロン・ジャッジのタイムリー、ディディ・グレゴリアスの内野ゴロ、そして暴投によりあっという間に同点となった。しかし、レッドソックスは直後の8回表に主砲の一発で勝ち越し。苦しい展開のなかで勝利を収め、被スイープを回避したことは、今後の優勝争いにおいて大きな意味を持つことになるかもしれない。

  • 6回表にブレーブスが一挙7得点 大勝で地区首位キープ

    2018.5.11 12:00 Friday

    【ブレーブス9-2マーリンズ】@マーリンズ・パーク

     開幕前の予想に反してナ・リーグ東部地区の首位を走るブレーブスは、1対1の同点に追い付かれた直後の6回表に打線が爆発。二死満塁のチャンスを作ってオジー・アルビーズの11号グランドスラムで勝ち越しに成功すると、フレディ・フリーマンに6号ツーラン、エンダー・インシアーテにタイムリー二塁打が飛び出し、一挙7得点のビッグイニングとなった。先発のマイク・フォルティネビッチは5回1失点の好投で今季3勝目をマークし、7回からの3イニングを担ったルイス・ゴハラはメジャー初のリリーフ登板でメジャー初セーブをマーク。ブレーブスはこの日勝利したフィリーズとの0.5ゲーム差をキープし、単独地区首位の座を守っている。

     新星・アルビーズと主砲・フリーマンが打線を牽引した一戦となった。身長173センチ、体重74キロという小さな身体でここまで10本塁打を放っているアルビーズは、同点で迎えた6回表に自身初のグランドスラム。今季成績は36試合に出場して打率.285、11本塁打、29打点、OPS.908となり、21歳の小柄な二塁手とは思えないような活躍を続けている。一方のフリーマンは自己最多の5安打を放つ大活躍。アルビーズの満塁弾の直後に飛び出した6号ツーランは試合の流れを決定づけるうえで非常に有効な一発だった。フリーマンはここまでアルビーズ同様に36試合に出場して打率.326、6本塁打、28打点、OPS.982を記録。本塁打数ではアルビーズに後れを取っているものの、安定感のあるバッティングで好調なチームを牽引しており、チームがこのままポストシーズン圏内に残るようであればMVPの有力候補に挙がりそうだ。

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