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  • フィリーズの有望株・デロスサントスが初登板初勝利

    2018.7.11 14:45 Wednesday

    【フィリーズ7-3メッツ】@シティ・フィールド

     昨年12月にフレディ・ギャルビスとのトレードでパドレスから移籍してきたエニエル・デロスサントス(フィリーズ)がメジャー初登板初先発。ドミニカ共和国出身の22歳の右腕は、7回途中まで94球を投げてパドレス打線を3点に抑え、デビュー戦を白星で飾った。フィリーズは2回表にマイケル・フランコの12号3ランで先制し、3回表にはニック・ウィリアムスに2点タイムリーが飛び出して5点を先行。5回表にはオドゥベル・ヘレーラが16号ソロを放ち、続く6回表にはフランコがこの日4打点目となるタイムリーを放ってデロスサントスを援護した。メッツ先発のドリュー・ギャグノンもこの試合がデビュー戦となったが、5回途中6失点でノックアウト。両新人の明暗がハッキリと分かれた一戦だった。

     メジャー初勝利をマークしたデロスサントスは「夢が叶ったよ」と嬉しそうに話した。前日の試合がダブルヘッダーとなったのに加え、ビンス・ベラスケスが故障者リスト入りしているという事情もあって先発登板の機会が巡ってきたデロスサントス。AAA級では16先発で9勝3敗、防御率1.89という素晴らしい成績を残していたが、その実力をメジャーの舞台でも遺憾なく発揮した。デロスサントスは「良い仕事ができたと思う」と自身のパフォーマンスを自画自賛。ゲーブ・キャプラー監督は「ワールドシリーズを制した2004年のカート・シリングのことを思い出したよ」とレッドソックス時代のチームメイトである名投手の名前を挙げ、新人右腕の好投を称えていた。

  • スワイハートの一打から一挙5得点 Rソックス逆転勝利

    2018.7.11 12:55 Wednesday

    【レンジャーズ4-8レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     レッドソックスは1点ビハインドの3回裏に一挙5得点のビッグイニングを作り、逆転勝利を収めた。3回裏のレッドソックスは一死からブレイク・スワイハートが二塁打を放ってチャンスを作り、ジャッキー・ブラッドリーJr.のタイムリー二塁打でまず同点。二死後にアンドリュー・ベニンテンディのタイムリー二塁打で勝ち越しに成功し、さらに一、三塁からミッチ・モアランドのタイムリーとザンダー・ボガーツの2点タイムリー三塁打で5得点のビッグイニングが完成した。7回表に4番手として登板し、三者連続三振を奪ったマット・バーンズが3勝目(2敗)。レンジャーズは先発のヨバニ・ガヤードが5回6失点と大誤算だった。

     なかなか出場機会に恵まれず、移籍を希望しているとの報道も出ていたスワイハートが今季3度目となるマルチ安打の活躍でチームの勝利に貢献した。「8番・捕手」で先発出場したスワイハートは、3回裏の第1打席でビッグイニングの口火を切る右中間へのエンタイトル二塁打。6回裏の第4打席でも二塁への内野安打を放ち、いずれも後続のタイムリーで生還して2安打2得点をマークした。スワイハートは途中出場となった過去2試合でもヒットを放っており、これで今季最長の3試合連続安打。打率もおよそ3ヶ月ぶりに2割台(.200)に乗った。正捕手であるクリスチャン・バスケスの故障離脱はチームにとって痛手だが、スワイハートにとっては大きなチャンス。元有望株の意地に期待したいところだ。

  • レッズが9回表7得点で大逆転 ボットーが逆転の3点打

    2018.7.11 12:25 Wednesday

    【レッズ7-4インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

     レッズが最終回にインディアンスのクローザー、コディ・アレンを攻略し、逆転勝利を収めた。2回までに4点を先行したインディアンスは先発のトレバー・バウアーが8回12奪三振無失点の快投を見せ、4点リードの9回表はクローザーのアレンがマウンドへ。しかし、アレンは二死一、二塁からホゼ・ペラザとアダム・デュバルに連続タイムリーを浴びて1点差に迫られ、二死満塁とピンチを広げたところで降板。代わってダン・オテロが急遽マウンドに上がったが、レッズはジョーイ・ボットーがライトへ走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、一気に試合をひっくり返した。スクーター・ジェネットが敬遠されたあとにエウヘニオ・スアレスにもタイムリーが出て、レッズはこの回一挙7得点。9回裏をクローザーのライセル・イグレシアスが抑え、見事な逆転勝利が完結した。

     バウアーに手も足も出ず、零封負けまであと1アウトに追い込まれたところからの見事な逆転劇だった。代打のペラザと同じく代打のデュバルが連続タイムリーを放って勢いに乗ったレッズは、主砲・ボットーの3点タイムリー二塁打で大逆転。目下ナ・リーグ打点王のスアレスにもタイムリーが出て、9回表二死から7得点のビッグイニングを作ってみせた。開幕ダッシュに失敗し、ブライアン・プライス監督が更迭されたレッズだが、ジム・リグルマン監督代行の下でチームの立て直しに成功。最大21あった借金は、いつの間にか10に減った。3人のオールスター選手が中軸に並ぶ打線の迫力はリーグでも有数。投手陣の頑張り次第では、今季の残り、そして来季以降のナ・リーグ中部地区の勢力図を一変させるチームとなる可能性もありそうだ。

  • 新人バーンズが初登板初セーブ ブリュワーズが逃げ切り

    2018.7.11 12:05 Wednesday

    【ブリュワーズ8-4マーリンズ】@マーリンズ・パーク

     ブリュワーズはMLB公式サイトのプロスペクト・ランキングで球団2位にランクインしているコービン・バーンズが2点リードの8回裏に4番手としてマウンドに上がり、メジャーデビューを果たした。本来であれば点差の開いた場面でデビューさせたかったところだが、緊迫した場面での初登板にもかかわらず、バーンズは新人らしからぬ好投を披露。ブライアン・ホラデイからメジャー初三振を奪うなど、打者6人をピシャリと抑え、メジャー初セーブをマークした。

     ブリュワーズは1点ビハインドの2回表にクリスチャン・イェリッチとタイラー・サラディーノの2点タイムリーで計4点を奪い、逆転に成功。その後、マーリンズが2点を返し、試合は1点差のまま終盤に突入したが、ブリュワーズは8回表にトラビス・ショウが貴重な追加点となる16号ソロを放つと、9回表にはイェリッチがレフトへの2点タイムリー二塁打を放ち、リードを4点に広げた。ブリュワーズ先発のヨーリス・チャシーンは6回途中4失点ながら今季8勝目(3敗)をマーク。2本のタイムリーを放ったイェリッチは5打数3安打4打点の大活躍だった。

  • マチャドが2本の同点弾 復帰の田中は5回を投げ切れず

    2018.7.11 11:55 Wednesday

    【ヤンキース5-6xオリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     2本の同点弾を放ったマニー・マチャドの活躍もあり、オリオールズがサヨナラ勝利を収めた。マチャドは1点ビハインドの5回裏に22号同点ソロを放つと、2点を勝ち越された直後の7回裏にはチャレンジの末に判定が覆り、23号同点2ラン。5対5の同点で迎えた9回裏一死二、三塁のチャンスでは一塁が空いていたため敬遠され、二死後にジョナサン・スコープがライトへのサヨナラタイムリーを放って試合にピリオドを打った。故障者リストからの復帰初戦となったヤンキースの田中将大は、5回表に逆転してもらいながら直後に同点弾を被弾し、5回途中80球3失点で降板。次回以降に課題を残す登板となった。

     7月末のトレード・デッドラインに向けて、移籍市場の話題を独占しているマチャドが2本塁打を含む3安打3打点の大活躍でチームを勝利に導いた。初回の第1打席でセンターへのヒットを放ったマチャドは、3回裏の第2打席こそセンターフライに倒れたものの、5回裏に22号同点ソロ、7回裏に23号同点ツーランを連発。9回裏のサヨナラ機では当然のように敬遠され、スコープのサヨナラ打を呼び込んだ。遊撃守備に課題は残るものの、今季ここまで打率.314、23本塁打、OPS.959と素晴らしい活躍を見せているマチャド。3週間後にはどのチームのユニフォームを着ているのだろうか。

  • 球宴出場のラモスが球団記録に並ぶ一発 レイズ快勝

    2018.7.11 11:25 Wednesday

    【タイガース2-5レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     レイズは3回裏にウィルソン・ラモスの14号3ランなどで一挙5得点のビッグイニングを作り、タイガースの反撃を2点に抑えて逃げ切り。連勝を4に伸ばし、貯金を今季最多の3とした。3回裏のレイズは一死からカルロス・ゴメスが四球と二盗でチャンスを作り、ウィリー・アダメスとケビン・キアマイアーの連続タイムリーで2点を先制。さらに二死一、二塁とチャンスは続き、ラモスがライトスタンドへ14号3ランを叩き込んだ。最終回にアダム・コラレックが3連打を浴びて2点を失ったものの、最後はセルジオ・ロモが打者1人を抑えて試合終了。2番手のホゼ・アルバラードがメジャー初勝利、ロモが今季10セーブ目をマークした。

     オールスター・ゲームにファン投票で選出されたラモスが好調だ。この試合での14号3ランを含め、直近12試合で5本塁打、15打点をマーク。メジャー有数の強打の捕手として期待に違わないパフォーマンスを続けている。なお、ラモスはこの試合での一発により、捕手によるシーズン本塁打の球団タイ記録を樹立。1999年にジョン・フラハティがマークした14本塁打に並んだ。今季限りでレイズとの契約が切れるため、今月末のトレード・デッドラインでの放出も噂されているが、球団記録を更新するのはほぼ確実と言えるだろう。

  • フィリーズ対メッツのダブルヘッダーは1勝1敗で終了

    2018.7.10 18:40 Tuesday

    第1戦【フィリーズ3-4xメッツ(延長10回)】@シティ・フィールド
    第2戦【フィリーズ3-1メッツ】@シティ・フィールド

     ナ・リーグ東部地区の首位に立つフィリーズは、メッツとのダブルヘッダーを1勝1敗で終えた。第1戦は1点ビハインドの4回表にフィリーズがマイケル・フランコの11号ソロで同点に追い付き、試合は3対3のまま延長戦に突入。メッツは10回裏の先頭打者としてウィルマー・フローレスを代打で起用し、チャレンジで死球が認められなかった次のボールをフローレスが振り抜くと、打球は左翼ポールに直撃する劇的な8号サヨナラ本塁打となった。メッツ5番手のティム・ピーターソンが2勝目(1敗)をマーク。フィリーズ5番手のビクトル・アラーノは打者1人に投げただけで敗戦投手となった。

     第2戦はフィリーズのエース、アーロン・ノラの一人舞台となった。本業のピッチングでは7回105球を投げてメッツ打線にわずか1安打しか許さず、奪三振10、与四球1、無失点という素晴らしいパフォーマンスを披露。そして、チームがわずか2安打に封じられるなか、3四球で得た5回表二死満塁のチャンスでライト線への走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、貴重な先制点をもたらした。フィリーズは2イニング目に突入した2番手のトミー・ハンターが9回裏に1点を失ったものの、最後のピンチをアラーノが抑えて試合終了。リーグ単独トップとなる12勝目(2敗)をマークしたエースの投打にわたる活躍により、ダブルヘッダーの連敗を回避した。

  • ヤンキース対オリオールズ ダブルヘッダーは1勝1敗

    2018.7.10 17:55 Tuesday

    第1戦【ヤンキース4-5オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ
    第2戦【ヤンキース10-2オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     ア・リーグ東部地区2位のヤンキースはオリオールズとのダブルヘッダーを1勝1敗で終えた。デイゲームで行われた第1戦はヤンキースが3回までに3点を先行したものの、試合中盤にオリオールズが反撃を開始。4回裏にマーク・トランボの12号2ランで1点差に迫ると、2点ビハインドで迎えた6回裏にはダニー・バレンシアが9号3ランを放って試合をひっくり返した。オリオールズ2番手のマイク・ライトJr.が2回4奪三振1失点で2勝目(0敗)をマーク。ヤンキース先発のCCサバシアは2被弾が大きく響き、5回5失点で4敗目(6勝)を喫した。

     第1戦に続いて行われた第2戦では、ヤンキース先発のルイス・セッサが6回3安打無失点の好投を披露。打線はディディ・グレゴリアスのタイムリー二塁打、ブレット・ガードナーの7号2ランなどで5回までに4点を先行し、試合終盤にもオースティン・ロマインの5号2ランなどで6点を追加して2ケタ得点に到達した。オリオールズは打線がわずか5安打に封じられ、得点はティム・ベッカムの2号2ランによる2点のみ。ヤンキース2番手のジオバニー・ガジェゴスはベッカムに一発を浴びたものの、7回からの3イニングを投げ抜き、記念すべきメジャー初セーブを記録した。

  • 内野5人シフトも関係なし サンドバルがサヨナラ打

    2018.7.10 17:05 Tuesday

    【カブス1-2xジャイアンツ(延長11回)】@AT&Tパーク

     1対1の同点で迎えた11回裏一死満塁の場面でカブスは内野5人シフトを採用したが、パブロ・サンドバルの放った打球には関係なかった。2球で簡単に追い込まれたサンドバルが3球目のスライダーに上手くバットを合わせると、打球はショートの頭上を越えてレフト前へ。三塁からアンドリュー・マカッチェンが生還し、劇的なサヨナラ勝利でジャイアンツが延長11回の熱戦を制した。ジャイアンツは先発のアンドリュー・スアレスが6回1失点と好投したあと、5人のリリーバーが各1イニングを無失点に抑え、6番手のタイ・ブラックが6勝目(5敗)をマーク。カブスは先発のカイル・ヘンドリックスの好投(9回途中1失点)を生かしきれなかった。

     11回裏のジャイアンツは一死からマカッチェンとブランドン・ベルトが連打で出塁し、一死一、三塁のチャンス。ここでカブスベンチはブランドン・クロフォードを敬遠し、サンドバルと勝負することを選択した。「彼は現在、僕たちのチームの最高の打者だからね」とサンドバルはカブスベンチの選択に理解を示し、打席のなかで落ち着いていた。「余計なものを頭のなかから排除した。試合を決めるチャンスをもらって、それを生かすことができたよ」との言葉通り、サンドバルは自らのひと振りで熱戦に終止符を打った。一方、カブスはベン・ゾブリストが外野用のグラブを内野用のグラブに代え、内野5人シフトを敷く執念を見せたものの、12回表の攻撃を迎えることはできなかった。

  • カーショウが得意のパドレス戦で好投 ドジャース快勝

    2018.7.10 16:35 Tuesday

    【ドジャース8-2パドレス】@ペトコ・パーク

     ドジャースの大黒柱、クレイトン・カーショウが得意のパドレスを相手に6回2安打無失点の好投。打線は4回表に一挙5得点のビッグイニングを作ってカーショウを援護し、投打が噛み合ったドジャースは8対2で快勝を収めた。この試合が戦列復帰後4度目の先発登板となったカーショウは、復帰後最多となる89球を投げて6イニングをシャットアウト。2013年9月以降、パドレスとの対戦成績は10勝0敗、防御率0.89という凄まじいものになっている。4回表にはヤスマニ・グランダルの先制タイムリー二塁打を皮切りに、クリス・テイラーのタイムリー、アンドリュー・トールズの2点タイムリー二塁打などで一挙5得点。ドジャースが投打にパドレスを圧倒した。

     ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「今日はリズムに乗って素晴らしいピッチングをしていた。スライダーは今まで見てきたなかで一番良かったんじゃないかな」とカーショウのピッチングを振り返った。「速球のコマンドも良かったと思うし、それほど力を入れずに良いボールを投げていた。オールスター前にもう一度登板機会があるけど、今日はポジティブな材料が多かったね」とロバーツ。指揮官はエースの完全復活が近付いていることを実感しているようだ。また、カーショウはこの試合で通算2000投球回の節目に到達。ドジャースでは1993年のオーレル・ハーシュハイザー以来13人目の快挙となった。

  • ピスコッティが3試合連発 アスレチックス接戦制す

    2018.7.10 16:05 Tuesday

    【アスレチックス2-0アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     直近20試合で16勝4敗と好調のアスレチックスが投手陣の頑張りとスティーブン・ピスコッティの活躍によって地区首位のアストロズとの接戦を制し、貯金を今季最多の11とした。アスレチックス先発のフランキー・モンタスとアストロズ先発のゲリット・コールがともに好投し、試合は6回終了時点で両軍無得点。しかし、7回表の先頭打者として打席に入ったピスコッティがアストロズ2番手のブラッド・ピーコックから3試合連発となる10号ソロを放ち、アスレチックスが均衡を破った。ピスコッティは続く8回表にも二死一、二塁のチャンスでタイムリーを放ち、チームの全得点を叩き出す大活躍。モンタスのあとを継いだルー・トリビーノが2イニング、クローザーのブレイク・トライネンが1イニングを無失点に抑え、アスレチックスは2対0で勝利を収めた。

     決勝弾を放ったピスコッティは「彼らは良いチームだよ」とアストロズを称えたが、「僕たちは毎日試合に勝とうとしている。過去のことを必要以上に考える必要はないのさ」とメジャーリーガーとしてのプライドを覗かせた。開幕前の評判はそれほど高くなかったアスレチックスだが、今季ここまで51勝40敗と堂々たる成績をマーク。第2ワイルドカードまで6ゲーム差に迫っており、ポストシーズン進出の可能性すら出てきた。スーパースターはいないものの、打線にはパンチ力を秘めた好打者が揃い、勝ちパターンの継投も確立。トレード・デッドラインでの補強でチームの弱点を上手くカバーすることができれば、3年連続地区最下位からの脱出どころか、2014年以来4年ぶりとなるポストシーズン進出も決して夢ではないだろう。

  • オールスター初選出のベリオスが好投 ツインズ5連勝

    2018.7.10 15:40 Tuesday

    【ロイヤルズ1-3ツインズ】@ターゲット・フィールド

     オールスター・ゲームに初選出されたホゼ・ベリオス(ツインズ)が7回1失点の好投でチームを勝利へ導き、9勝目(7敗)をマークした。2回までをパーフェクトに抑える最高の立ち上がりを見せたベリオスは、3回表に連続二塁打を浴びてロイヤルズに先制を許したものの、その後は走者を出しながらも要所を抑え、7回111球を投げて被安打6、奪三振8、無四球、失点1の好投。打線は7回裏にエディ・ロサリオの内野ゴロの間に同点とし、エドゥアルド・エスコバーが勝ち越しタイムリーを放った。続く8回裏にはジョー・マウアーのタイムリーでリードを2点に広げ、最後はクローザーのフェルナンド・ロドニーがピンチを背負いながらもゼロに抑えて逃げ切り。ツインズはロイヤルズ3連戦の初戦を制し、連勝を5に伸ばした。

     チームから唯一オールスター・ゲームに選出されたベリオスが、自身がオールスターに相応しい存在であることを証明する見事なピッチングを見せた。決して本調子ではなかったものの、4回表の無死二、三塁、5回表の二死一、三塁といったピンチを凌ぎ、ロイヤルズに許した得点はアルシデス・エスコバーのタイムリー二塁打による1点だけ。「過去2先発はエネルギーが不足していて、少し疲れていた。でも今日はとても良い感じだったよ」とベリオスは自身の登板を振り返ったが、その言葉通りのピッチングだったと言えるだろう。なお、この試合で41歳のロドニーが今季20セーブに到達。41歳以降のシーズンで20セーブ以上を記録した史上6人目の投手となった。

  • ロバートソンが自身初のサヨナラ打 レイズ延長戦制す

    2018.7.10 15:10 Tuesday

    【タイガース9-10xレイズ(延長10回)】@トロピカーナ・フィールド

     初回に5点を先制しながらもタイガースに追い付かれ、9対9の同点で延長戦に突入した試合を、ダニエル・ロバートソンのサヨナラタイムリーでレイズが制した。レイズは序盤からタイガース先発のフランシスコ・リリアーノに襲い掛かり、3回終了時点で7対3と4点をリードしていたが、7回表にリリーフ陣が捕まり、ホゼ・イグレシアスの2点タイムリー二塁打などで同点に。直後の7回裏にカルロス・ゴメスのタイムリーなどで2点を勝ち越したものの、8回表に2本のタイムリーで再び同点に追い付かれた。そして10回裏、レイズは一死からケビン・キアマイアーが三塁打で出塁し、マット・ダフィーが四球で繋いだあと、ロバートソンがセンターへのサヨナラタイムリーを放って試合に決着をつけた。

     レイズは戦列復帰を果たしたクリス・アーチャーが4回途中で降板し、アーチャーを含めて9人の投手を投入する総力戦に。3安打1打点の活躍を見せたC.J.クロンは「投手陣が信じられないくらいに頑張ってくれた。彼らを援護できて良かったよ」と投手陣の奮闘を称え、彼らの頑張りが無駄にならなかったことを喜んだ。また、サヨナラ打を放ったロバートソンは「後ろに(好打者のウィルソン・)ラモスが控えていたから、相手が僕と勝負することはわかっていた。(前打者の)マット・ダフィーが多くのボールを投げさせてくれたおかげで相手投手の状態がわかったよ」と自身の前後を打つチームメイトへの感謝を口にしていた。

  • 控え捕手・ホラデイの一打でマーリンズがサヨナラ勝利

    2018.7.10 13:05 Tuesday

    【ブリュワーズ3-4xマーリンズ(延長10回)】@マーリンズ・パーク

     正捕手のJ.T.リアルミュートが産休リストに入って戦列を離れているマーリンズが、代役捕手のサヨナラ打で延長戦を制し、本拠地でのブリュワーズ3連戦に先勝した。マーリンズは延長10回裏一死から2つの四死球で一、二塁のチャンスを迎え、ミゲル・ロハスとキャメロン・メイビンがダブルスチールを成功させて一死二、三塁の大チャンス。ここでブライアン・ホラデイが高めに浮いたナックルカーブを叩き、打球は前進守備の二遊間を破ってセンター前へ転がって行った。30歳のホラデイはメジャー7年目にして初のサヨナラ打。マーリンズは3連敗のあと、2連勝となった。

     マーリンズ打線がブリュワーズの強力リリーフ陣を攻略し、延長戦の末に勝利をもぎ取った一戦となった。ブリュワーズは1点リードを死守すべく、オールスター・ゲームに選出されたジョシュ・ヘイダーを7回裏から投入したが、マーリンズはスターリン・カストロとブライアン・アンダーソンの二者連続本塁打で逆転に成功。直後の8回表にブリュワーズはトラビス・ショウのタイムリーで同点に追い付いたが、10回裏にマーリンズは制球の定まらないコリー・クネーベルを小技を絡めて攻略し、劇的なサヨナラ勝利を収めた。リアルミュートの代役として先発マスクを被ったホラデイは、サヨナラ打のほかにも四球、犠牲バント、犠牲フライと各打席でしっかり結果を残し、2打数1安打2打点の活躍。オールスター捕手の穴を埋め、チームの勝利に大きく貢献した。

  • マルティネスが両リーグ最多28号 Rソックス7連勝

    2018.7.10 12:45 Tuesday

    【レンジャーズ0-5レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     レッドソックスは5投手による完封リレーでレンジャーズに快勝し、連勝を7に伸ばした。初回にスティーブ・ピアースの5号2ランで先制したレッドソックスは、先発のエドゥアルド・ロドリゲスが6回途中まで3安打無失点と好投し、ロドリゲスのあとを継いだリリーフ陣も無失点リレーで2点のリードを死守。すると、8回裏にムーキー・ベッツとアンドリュー・ベニンテンディの連打で無死一、二塁のチャンスを作り、J.D.マルティネスが左中間へ試合を決める28号3ランを叩き込んだ。好投したロドリゲスは自己最多となる11勝目(3敗)をマーク。レンジャーズは打線が全く繋がらなかった。

     レッドソックスの快進撃が衰える気配を見せない。5対0の完封勝利により7連勝となり、貯金は今季最多の34に。92試合で63勝29敗は、162試合に換算すれば110勝を超えるハイペースだ。先月末にトレードで獲得したピアースは、加入後8試合に出場して打率.458、OPS1.231と打ちまくっており、チームの勢いを加速させる存在となっている。また、オールスター・ゲームにはクリス・セール、クレイグ・キンブレル、ミッチ・モアランド、ベッツ、マルティネスと両リーグ最多タイの5人を送り込んでおり、最終投票にはベニンテンディがノミネート。ここにもチームの勢いが表れている。投打ともに目立った穴はなく、5年ぶりのワールドシリーズ制覇に向けて、レッドソックスの快進撃はまだまだ続きそうだ。

  • 開幕第15週の週間MVPにボガーツとレイノルズが選出

    2018.7.10 11:20 Tuesday

     日本時間7月10日、2018年レギュラーシーズン第15週(現地時間7月2日~7月8日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはザンダー・ボガーツ(レッドソックス)、ナショナル・リーグはマーク・レイノルズ(ナショナルズ)が選出された。

     ボガーツは打率.400(15打数6安打)、2本塁打、10打点、OPS1.533の好成績をマークし、自身初の週間MVP選出となった。二塁打と本塁打を各2本放っただけでなく、8つの四球を選び、出塁率は.600、長打率は.933という高水準。マルチ安打を3度、マルチ打点を4度マークするなどコンスタントに打ち続け、チームの快進撃に貢献した。今季はすでに昨季を上回る14本塁打を放っており、本塁打・打点・OPSなどはキャリアハイを狙えるペース。2015年から2年連続でシルバースラッガー賞を受賞した好打の遊撃手が本来の姿を取り戻している。

     一方のレイノルズは打率.625(16打数10安打)、3本塁打、12打点、OPS1.997という見事な活躍を見せ、ダイヤモンドバックス時代の2010年4月以来自身4度目となる週間MVPに輝いた。日本時間7月7日のマーリンズ戦で代打本塁打を放ったレイノルズは、翌日の同カードで2本塁打を含む5打数5安打10打点の大暴れ。次の試合でも2安打を放ち、シーズン通算打率を3割に乗せた。開幕後まで契約先が決まらず、4月中旬にナショナルズとマイナー契約を結んだあと、5月中旬になってようやくメジャー昇格を果たしたレイノルズだが、今季ここまで38試合に出場して打率.300、10本塁打、OPS.968と素晴らしい活躍。ナショナルズにとっては大バーゲンの買い物となっている。

  • 開幕第15週の最優秀ブルペンはヤンキース 今季3度目

    2018.7.10 10:50 Tuesday

     日本時間7月9日、MLB公式サイトではレギュラーシーズン第15週(対象期間は現地時間7月2日~7月8日)の最優秀ブルペンにヤンキースを選出した。ヤンキースが週間最優秀ブルペンに選出されるのは今季3度目。レイズと並んで両リーグ最多回数となっている。今季ここまでレッドソックスに次いで両リーグ2位となる勝率.667をマークしているヤンキースの救援防御率3.42はアストロズに次いで両リーグ2位。強力リリーフ陣がチームの快進撃を支えている。

     最優秀ブルペンを選出する際のポイントの計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従ってポイントを加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。

    ・1アウト=+1.5ポイント
    ・1奪三振=+1.5ポイント
    ・1セーブ=+5ポイント
    ・1被安打=-2ポイント
    ・1自責点=-4ポイント
    ・1非自責点=-2ポイント
    ・1与四球=-1ポイント
    ・1セーブ失敗=-5ポイント

     第15週のヤンキースは103.5ポイントを記録。102.5ポイントで2位のブルージェイズを僅差でかわし、100ポイントを突破したのはこの2球団だけだった。アロルディス・チャップマンとデービッド・ロバートソンがそれぞれ1セーブを記録し、チャド・グリーンは16回1/3連続無失点、デリン・ベタンセスは17回1/3連続無失点をそれぞれ継続中。A.J.コールやジョナサン・ホルダーも好投を続けており、質量ともに両リーグトップクラスの強力リリーフ陣と言えるだろう。

  • 大谷が代打決勝弾!エンゼルスがLA対決3連戦勝ち越し

    2018.7.9 18:50 Monday

    【ドジャース3-4エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     ロサンゼルスに本拠地を置く2チームによる3連戦は、大谷翔平の代打決勝弾によりエンゼルスが2勝1敗で勝ち越した。アレックス・ウッド(ドジャース)とアンドリュー・ヒーニー(エンゼルス)の両左腕の先発で始まった3連戦の最終戦は、2回表にヤシエル・プイーグの11号3ランでドジャースが先制。しかし、エンゼルスは3回裏にジャスティン・アップトンの2点タイムリーで1点差とし、6回裏にはアルバート・プーホルスの13号ソロで同点に追い付いた。そして、7回裏の先頭打者として代打で登場した大谷がカウント2-2からの6球目、JTシャーゴワが投じた内角低めへの速球を捉えると、打球はセンターのフェンスを越えてスタンドへ飛び込む7号決勝ソロとなった。

     2日前の試合で右膝にファウルボールを当てた大谷は、ドジャースの先発が左腕のウッドということもあってスタメンを外れたが、試合開始前に治療を受け、2回の段階でマイク・ソーシア監督に出場可能であることを伝えていたという。「全力疾走するのは難しいと思っていたのでホームランを打つことができて良かったです」と通訳を介して語った大谷。故障者リストからの復帰後は17打数3安打と精彩を欠いていたが、日本時間5月18日以来となる今季7号はチームを勝利に導く貴重な一発となった。7回10奪三振3失点の力投で5勝目(6敗)をマークしたヒーニーは「彼がチームにいるのは素晴らしい。彼のような打者をDHや代打で使うことができるのは、間違いなくチームの大きな助けになるからね」と大谷を絶賛。待ちに待った大谷の復帰後第1号に、本拠地エンゼル・スタジアムに詰めかけた4万2000人を超えるファンも大いに盛り上がっていた。

  • ヒーリーが5打点の大活躍 マリナーズ被スイープ回避

    2018.7.9 18:20 Monday

    【ロッキーズ4-6マリナーズ】@セーフコ・フィールド

     マリナーズは2連敗で迎えた本拠地でのロッキーズ3連戦の最終戦に6対4で競り勝ち、被スイープを回避した。先発のウェイド・ルブランが初回にチャーリー・ブラックモンに17号先制ソロを許したマリナーズは、直後にカイル・シーガーの犠牲フライとライオン・ヒーリーの2点タイムリー二塁打で逆転に成功。ルブランは5回表にカルロス・ゴンザレスに8号ソロ、6回表にトレバー・ストーリーに17号2ランを浴び、ロッキーズに逆転を許してしまったが、6回裏にヒーリーが18号3ランを放ち、再度試合をひっくり返した。7回以降はマリナーズが必勝リレーに入り、ジェームス・パゾス、アレックス・コロメイ、エドウィン・ディアスのリレーで逃げ切り。コロメイとディアスは6者連続三振で試合を締めくくった。

     13打数ノーヒットのスランプに陥っていたヒーリーが1人で5打点を叩き出す大活躍を見せ、チームを被スイープの危機から救った。試合後に「良い気分だよ」と嬉しそうに語ったヒーリーは、1回裏に勝ち越しの2点タイムリー二塁打、6回裏に18号逆転3ランを放ち、2安打5打点の大暴れ。特に6回裏の逆転弾はリードを奪ったばかりのロッキーズに大きなダメージを与える一発となった。スコット・サービス監督は「辛抱強くならないといけないんだ。誰にも調子の悪いときはあるからね」とヒーリーのスランプをそれほど気にしていなかった様子。「今日は試合のなかでしっかり修正をして、変化球も速球も見事に捉えてくれた。大きな一発だったよ」とヒーリーの活躍を称えていた。

  • サンドバルが5打点の大活躍 ジャイアンツ乱打戦制す

    2018.7.9 17:30 Monday

    【カージナルス8-13ジャイアンツ】@AT&Tパーク

     カージナルスとジャイアンツによる壮絶な乱打戦は、パブロ・サンドバルが8号逆転3ランを含む3安打5打点の活躍を見せたジャイアンツが13対8で勝利を収めた。ジャイアンツは1点ビハインドの5回裏にサンドバルの8号3ランで逆転に成功し、続く6回裏にはサンドバル、アレン・ハンソン、ゴーキーズ・ヘルナンデスのタイムリーで5点を追加。その後、カージナルスの反撃に遭ったものの、8回裏にはハンター・ペンスの打球がポール・デヨングのタイムリーエラーを誘い、リードを5点に広げて試合を決めた。ジャイアンツ先発のマディソン・バムガーナーは6回途中4失点ながら2勝目(3敗)。カージナルスは投手陣がことごとく打ち込まれた。

     4回表の守備でダイビングした際に左手の親指を痛めたサンドバルだったが、その痛みはその後の打棒に全く影響を与えなかった。「親指は大丈夫だよ」と語ったサンドバルは、5回裏に8号逆転3ラン、6回裏にリードを広げる2点タイムリーを放つなど、3安打5打点の大活躍でチームの勝利に大きく貢献。「親指を痛めたあとは、打席で必要以上のことをやりすぎないように心掛けた。それが良い結果に繋がったのかもしれないね」と試合を振り返った。サンドバル以外にもアンドリュー・マカッチェンとハンソンが3安打を放ち、チーム全体では17安打の猛攻。「1番・センター」のスティーブン・ダガーも二塁打1本を含む6打数2安打と活躍し、上々のメジャーデビュー戦となった。

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