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  • フィリーズの新人・キンガリーがダメ押しの満塁弾

    2018.4.11 12:30 Wednesday

    【レッズ1-6フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     この日のシチズンズバンク・パークには、J.P.クロフォード(フィリーズ)ほどヒットを欲している選手はいなかった。また、スコット・キンガリー(フィリーズ)以上に大きな一打を放った選手もいなかった。昨日まで23打数1安打(打率.043)という大不振に陥っていたクロフォードは、1対1の同点で迎えた7回裏二死三塁の場面で今季2安打目となる勝ち越しタイムリー。1点リードの8回裏にはオドゥベル・ヘレーラの二塁打などで二死満塁のチャンスを作り、キンガリーがメジャー第2号となるダメ押しのグランドスラムをレフトスタンドへ運んだ。なお、フィリーズは今季の開幕投手を務めたアーロン・ノラは8回1失点の好投で今季初勝利をマークした。

     レッズ先発のホーマー・ベイリーの前に6回裏一死までノーヒットに封じられていたフィリーズ打線だが、最終的には6対1で快勝し、今季の成績を5勝5敗の五分に戻した。6回裏はセザー・ヘルナンデスのチーム初安打をきっかけに二死二塁のチャンスを作り、ヘレーラのタイムリー二塁打で同点。7回裏にクロフォードの勝ち越しタイムリー、8回裏にはキンガリーのダメ押しグランドスラムと理想的な形で得点した。先発のノラは5回表にジェシー・ウィンカーに先制タイムリーを浴びたものの、レッズ打線をわずか3安打に封じ、8回1失点の好投。レッズは先発のベイリーが6回1失点と好投したものの、打線が沈黙したうえにリリーフ陣が2イニングで5点を失い、ベイリーの好投を生かすことができなかった。

  • サンチェスが8回途中までノーヒッター継続の好投

    2018.4.11 12:00 Wednesday

    【ブルージェイズ2-1オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     2016年に最優秀防御率のタイトルを獲得した右腕が、日本時間4月11日のオリオールズ戦で完全復活を予感させる快投を披露した。ブルージェイズ先発のアーロン・サンチェスは、オリオールズ打線の早打ちにも助けられ、最初の6イニングを66球で無安打無得点に抑える好投。7回裏もヒットを許さず、ノーヒッター達成まであと6アウトに迫った。残念ながら、8回裏先頭のティム・ベッカムに二塁打を浴びて快挙達成はならず、これをきっかけに同点に追い付かれてしまったが、一死満塁のピンチを併殺打で凌ぎ8回1失点。9回表に味方打線がカーティス・グランダーソンの1号ソロで勝ち越したため、サンチェスには今季初勝利が記録された。

     8回裏先頭のベッカムに二塁打を浴び、次打者のアンソニー・サンタンダーにもヒットを浴びて無死一、三塁のピンチを背負ったサンチェス。緊張の糸が切れ、一気に崩れ始めてもおかしくないシチュエーションだった。チャンス・シスコに3連打となる二塁打を浴びて同点に追い付かれ、さらに無死二、三塁の大ピンチとなったが、トレイ・マンシーニをセンターフライに打ち取り、マニー・マチャドを敬遠。ここでジョナサン・スコープをショートへの併殺打に打ち取って絶体絶命のピンチを凌いだのは見事だった。好投したサンチェスを援護すべく、9回表二死走者なしからベテランのグランダーソンが決勝本塁打。最後はクローザーのロベルト・オスーナがオリオールズ打線の4・5・6番を三者凡退に抑え、通算100セーブを達成した。

  • ジュニスが7回途中まで無安打投球 ロイヤルズ大勝

    2018.4.10 17:30 Tuesday

    【マリナーズ0-10ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     今季初先発となった日本時間4月4日のタイガース戦で7回3安打無失点の好投を見せたジェイコブ・ジュニス(ロイヤルズ)が、日本時間4月10日のマリナーズ戦でまたしても素晴らしいピッチングを披露した。四球を2つ、死球を3つ与えるなど、ボールはやや荒れ気味だったものの、マリナーズ打線に的を絞らせず凡打の山を築き、6回までノーヒッターを継続。7回表一死からダニエル・ボーゲルバックに内野安打を許して快挙達成とはならなかったものの、7回1安打無失点の快投で今季2勝目をマークした。ロイヤルズは先発全員出塁と打線が機能し、4回までに9得点。今季初の2桁得点を記録し、10対0でマリナーズに大勝した。

     ジュニス自身が「今夜は僕のベストのピッチングではなかった」と振り返ったように、決して安定感のあるピッチングではなかった。2回から5回にかけて4イニング連続で四死球による走者を出し、常に走者を背負ったピッチング。それでも6回までマリナーズ打線をノーヒットに封じ、開幕から2先発連続で7イニング以上を無失点に抑えたのは、球団では1985年のダニー・ジャクソン以来33年ぶり2人目の快挙となった。打線は1回裏にマイク・ムスターカスの2点タイムリー二塁打などで3点を先制し、4回裏には4安打と2四球で一挙5得点のビッグイニング。ジュニスは「今夜は打線が素晴らしい仕事をしてくれた」と大量援護をプレゼントしてくれた打線への感謝を口にした。投打に精彩を欠いたマリナーズは9点ビハインドの8回裏に野手のテイラー・モッターを敗戦処理として起用。なお、「8番・DH」でスタメン出場したイチローは3打数ノーヒットに終わった。

  • GG賞捕手・マルドナードが好走塁 エンゼルス快勝

    2018.4.10 16:30 Tuesday

    【エンゼルス8-3レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

     日本時間4月10日のレンジャーズ戦に大谷翔平は出場しなかったが、エンゼルスはレンジャーズ投手陣に13安打8得点の猛攻を浴びせ、8対3で快勝した。2号ソロを放ったアルバート・プーホルスを筆頭に5選手がマルチヒットを記録し、出場した野手10人のうちヒットが出なかったのは3番のジャスティン・アップトンと9番のライアン・シンプだけ。マイク・ソーシア監督が「打線のどこからでも点を取ることができている」と語るように、1番のザック・コザートから途中出場で9番に入ったクリス・ヤングまで、7選手が打点を記録した。今季の68得点と18本塁打はメジャートップ。得点力のある打線が8勝3敗の好スタートを支えている。

     快勝した今日の試合で光ったのは「8番・捕手」でスタメン出場したマーティン・マルドナードの活躍だ。昨季自身初のゴールドグラブ賞を獲得したディフェンス面はもちろんのこと、打撃面でも3打数2安打2打点をマーク。6回表にはリードを3点に広げるタイムリーを放ったあと、ヤングの二塁打で一塁から本塁へ爆走し、相手捕手のタッチを見事にかわす好走塁でチームに5点目をもたらした。マルドナードは自身の好走塁について「頭からいくべきか足からいくべきか迷ったんだ。どっちを選んだか覚えてないけど、上手くいってよかったよ」とコメント。8回表にはリードを4点に広げるダメ押しタイムリーを放ち、チームの勝利に大きく貢献した。

  • 珍プレー! ファウルボールがポロックのヘルメット直撃

    2018.4.10 16:15 Tuesday

    【ダイヤモンドバックス 2-1 ジャイアンツ】@AT&Tパーク

     日本時間4月10日から始まったダイヤモンドバックスとジャイアンツによる3連戦。序盤に2点を先制したダイヤモンドバックスはリードを守り7回表の攻撃を迎えた。この回の先頭打者として打席に立ったのは初回に犠牲フライを放っているA.J.ポロック。対戦するのは先発、デレク・ホランドからマウンドを引き継いだロベルト・ゴメスだ。

     カウント1-1からの3球目、外角のシンカーがファウルとなったが、その打球がポロックのヘルメットに直撃し、脱げるという珍しい事態となった。顔面に当たらずケガがなかったことはひと安心だ。この日のポロックは3打数無安打だったが、初回に放った犠牲フライが決勝打となりチームを勝利に導くことができ、4番打者として最低限の仕事をした1日となった。

  • ドナルドソンがダメ押し満塁弾 ブルージェイズ快勝

    2018.4.10 15:00 Tuesday

    【ブルージェイズ7-1オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     3回表にスティーブ・ピアースの3号ツーランで先制したブルージェイズは、先発のJ.A.ハップが6回1失点の好投。1点リードの9回表には二死満塁から押し出し四球とジョシュ・ドナルドソンの3号グランドスラムで大量5点を追加し、一気に試合を決めた。昨季は開幕ダッシュに失敗し、開幕24試合目でようやくシーズン7勝目を挙げたブルージェイズだが、今季は開幕11試合目で7勝目をマーク。貯金を3として、ア・リーグ東部地区2位の座をキープしている。

     1点をリードしながらなかなか追加点を奪えなかったブルージェイズだが、9回表にようやく打線がつながり、ドナルドソンの一発で勝利を決定づけた。「僕たちはしっかり戦い、試合終盤に点を取ることができている」とドナルドソンはチームの戦いぶりに手応えを感じている。ドナルドソンは「投手陣が試合に勝つチャンスを作ってくれている。相手の攻撃を封じてくれている投手陣の頑張りはとても印象的だよ。彼らが頑張っているから、試合終盤の得点が勝利に繋がるんだ」と語り、投手陣の頑張りを勝因に挙げた。オリオールズは先発のディラン・バンディが7回2失点と好投したものの、打線が得点圏で12打数ノーヒットに終わり、再三の好機を生かすことができなかった。

  • 代打・ウィリアムスの決勝弾でフィリーズが接戦を制す

    2018.4.10 12:30 Tuesday

    【レッズ5-6フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     序盤に点を取り合い、5対5の同点で終盤に突入した日本時間4月10日のレッズ対フィリーズの一戦は、8回裏に飛び出した勝ち越し弾が決勝点となった。8回裏二死走者の場面で、フィリーズのゲーブ・キャプラー監督は代打にニック・ウィリアムスを起用。ケビン・クアッケンブッシュと対峙したウィリアムスは、ボール球をしっかり見極めて打者有利のカウントを作り、カウント3-1からの5球目、甘く入った90マイルのフォーシームをしっかり捉えて自身初となる代打本塁打をセンター右へ叩き込んだ。

     クアッケンブッシュは選球眼に難を抱えるウィリアムスにボール球を振らせたかったのだろう。初球はストライクからボールになるカーブを投じたものの、ウィリアムスは手を出さず、そこからフォーシームを2球続けたが、いずれもストライクゾーンを外れ、ウィリアムスは甘い球だけに集中できる環境を整えた。ウィリアムスはカウント3-0からの4球目、ど真ん中へのフォーシームこそ見送ったものの、同じようなコースに来た5球目は逃さなかった。打球は大きな放物線を描き、センター右へ着弾。ウィリアムスの今季初アーチは貴重な決勝本塁打となった。フィリーズはウィリアムスと同じ2年目のリーズ・ホスキンス、1年目のスコット・キンガリーにも一発が飛び出しており、若手打者の活躍で1勝をもぎ取った形となった。

  • シャーザーが3年ぶりの完封勝利 メジャー初盗塁も

    2018.4.10 12:00 Tuesday

    【ブレーブス0-2ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     昨季、2年連続3度目のサイ・ヤング賞を受賞したマックス・シャーザー(ナショナルズ)が日本時間4月10日のブレーブス戦で今季3度目の先発登板。速球にも変化球にも威力があり、さらに制球力も抜群で、被安打2、奪三振10、与四球0という見事な投球内容で2015年以来3年ぶりとなる完封勝利をマークした。また、シャーザーは7回裏にヒットで出塁し、次打者トレイ・ターナーの打席でメジャー初盗塁を記録。2ケタ奪三振での完封勝利と盗塁を同じ試合で記録したのは、1984年のノーラン・ライアン以来、実に34年ぶりのことだった。

     前回登板のブレーブス戦では5イニングを投げ切るのに110球を要したシャーザーだったが、この日は同じブレーブスを相手に102球で9イニングを投げ抜く見事なピッチングを見せた。初回にオジー・アルビーズを空振り三振、フレディ・フリーマンを見逃し三振に抑えると、そこから内野ゴロと三振の山を築き、打たれたヒットは単打2本だけという安定感抜群のピッチング。ブレーブス打線に二塁すら踏ませず、最後は代打のチャーリー・カルバーソンとエンダー・インシアーテを2者連続で空振り三振に抑え、完封勝利をマークした。ナショナルズ打線はブレーブス先発のフリオ・テーランの前に、1回裏のハウィー・ケンドリックのタイムリー二塁打による2点しか奪えなかったが、この日のシャーザーにはこの2点で十分。エースの快投で、ナショナルズは連敗を5でストップさせた。

  • クルーバーが8回13奪三振無失点の快投で今季初勝利

    2018.4.10 11:30 Tuesday

    【タイガース0-2インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

     昨季最多勝&最優秀防御率の二冠に輝いて自身2度目のサイ・ヤング賞を受賞したコリー・クルーバー(インディアンス)が、今季3度目の先発登板となった日本時間4月10日のタイガース戦で素晴らしいピッチングを披露した。今季自身最長タイの8イニングを投げ、打たれたヒットは単打2本だけ。与四球も1つに抑え、タイガースに二塁すら踏ませず13三振を奪った。打線の援護はブラッドリー・ジマーの1号ツーランによる2点だけだったが、最終回をアンドリュー・ミラーが締め、クルーバーにはようやく今季初勝利が記録された。

     開幕戦で2失点完投(8イニング)を記録しながら敗戦投手となり、前回登板では7回2失点ながら勝利投手になれなかったクルーバーが、今季3度目の先発登板にしてようやく白星を手にした。この日は初回から抜群の制球力が冴えわたり、ジャイマー・キャンデラリオとミゲル・カブレラを2者連続で見逃し三振に。その後も順調に奪三振を積み重ね、5回表にはタイガースの6・7・8番を3者連続三振に斬って取った。6回表に三振を奪えず、毎回奪三振こそ逃したものの、103球を投げて8回13奪三振無失点の快投。相手先発のフランシスコ・リリアーノが6回2失点と力投するなか、タイガース打線に付け入る隙を与えなかった。ここまで3先発で23イニングを投げ、防御率1.57、27奪三振、WHIP0.65をマーク。今季もクルーバーにはサイ・ヤング賞クラスの好成績が期待できそうだ。

  • 第2週のMVPはエンゼルス・大谷とパイレーツ・タイオン

    2018.4.10 10:30 Tuesday

     日本時間4月10日、2018年レギュラーシーズン第2週(現地時間4月2日~4月8日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグは大谷翔平(エンゼルス)、ナショナル・リーグはジェイムソン・タイオン(パイレーツ)が選出された。

     メジャーでも二刀流に挑戦している大谷は、投打両面で素晴らしいパフォーマンスを見せ、文句なしの週間MVP初受賞となった。指名打者として先発出場した3試合でいずれも本塁打を放ち、打率.462、3本塁打、7打点、OPS1.654をマーク。投げては本拠地初登板となった日本時間4月9日のアスレチックス戦で7回途中までパーフェクトを継続し、7回1安打12奪三振無失点の快投を見せた。一方のタイオンは日本時間4月3日の今季初登板(対ツインズ)で6回途中2失点と先発の役割を果たし、今季初勝利をマーク。日本時間4月9日のレッズ戦では相手打線をわずか1安打に封じ、メジャー初完投を完封勝利で飾った。2先発で防御率1.26、被打率.106、WHIP0.49という素晴らしい数字をマークしており、大谷同様に文句なしの週間MVP初選出と言えるだろう。

  • 開幕第1~2週の最優秀ブルペンにメッツが選出!

    2018.4.9 19:00 Monday

     日本時間4月9日、MLB公式サイトではレギュラーシーズン第1~2週(対象期間は現地時間3月29日~4月8日)の最優秀ブルペンにメッツを選出した。メッツは球団史上最高タイとなる7勝1敗の好スタートを切ったが、防御率1.31をマークした救援陣が多大な貢献。6イニング無失点のセス・ルーゴとジューリス・ファミリアと筆頭に、各リリーバーが自身の役割をしっかりこなし、チームの快進撃を支えている。

     最優秀ブルペンを算出する際のポイントの計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従って加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。

    ・1アウト=+1.5ポイント
    ・1奪三振=+1.5ポイント
    ・1セーブ=+5ポイント
    ・1被安打=-2ポイント
    ・1自責点=-4ポイント
    ・1非自責点=-2ポイント
    ・1与四球=-1ポイント
    ・1セーブ失敗=-5ポイント

     開幕第1~2週のメッツ救援陣は170ポイントという素晴らしい数字をマーク。2位のカブス(163.5ポイント)、3位のエンゼルス(145ポイント)も通常であれば最優秀ブルペンに選出されてもおかしくないくらいの好成績を残したが、メッツ救援陣の見事なパフォーマンスには及ばなかった。

  • 主砲・セスペデスがバットを折りながら決勝タイムリー

    2018.4.9 18:30 Monday

    【メッツ6-5ナショナルズ(延長12回)】@ナショナルズ・パーク

     今季ここまで6勝1敗と好調のメッツは、3連戦スイープをかけて敵地でナショナルズと対戦。初回にブライス・ハーパーの6号ツーランで先制を許したものの、3回裏にエイドリアン・ゴンザレスに今季1号となる逆転グランドスラムが飛び出した。その後は両軍が点を取り合い、試合は5対5の同点で延長戦に突入。メッツは延長12回表に一死一、二塁のチャンスでヨエニス・セスペデスがバットを折りながらもセンター前に落ちる勝ち越しタイムリーを放ち、これが決勝打となった。ナショナルズ3連戦をスイープしたメッツはこれで5連勝。開幕8試合で7勝1敗となり、1985年と2006年に並ぶ球団史上最高タイの開幕ダッシュとなった。

     決勝打を放ったセスペデスは「メジャー6年間で自分が所属した最高のチームだと思う。俺たちは今、それを証明している。これを続けていけたらいいね」とチームの好調ぶりに大きな手応えを感じている。地区優勝の大本命と見られるナショナルズとの今季初対戦をスイープで終えたのだから、セスペデスが自信たっぷりのコメントを残すのも当然と言えるだろう。ちなみにメッツがナショナルズをスイープしたのは2015年9月以来のこと。ミッキー・キャラウェイ監督は「選手たちが試合を正しい方法で戦ってくれている」と選手たちの働きぶりを称えた。一方のナショナルズはまさかの被スイープで5連敗となり、4勝5敗と黒星が先行。勝率が.500を下回ったのは2015年以降初めてのこととなった。

  • 大谷が7回一死まで完全投球 12奪三振無失点の快投

    2018.4.9 18:00 Monday

    【アスレチックス1-6エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     今季2度目の先発登板を迎えた大谷翔平(エンゼルス)が驚異のピッチングを見せた。メジャー初先発の試合で対戦したアスレチックス打線を相手に、7回表一死まで打者19人を連続で打ち取り、完全試合を予感させる快投。7回表一死からマーカス・セミエンにレフト前ヒットを許し、ジェッド・ラウリーに四球を与えて一、二塁のピンチを背負ったものの、クリス・デービスを投手ゴロ、マット・オルソンを空振り三振に抑えてピンチを脱した。7イニング91球を投げて、被安打1、与四球1、奪三振12、無失点という見事なピッチングで、本拠地エンゼル・スタジアムに詰めかけた4万4000人を超えるファンを熱狂の渦に巻き込んだ。

     今季2勝目をマークした大谷は、チームの開幕10試合目までに2勝&3本塁打をマークするという99年ぶりの快挙を成し遂げた(1919年ワシントン・セネタースのジム・ショウ以来)。さらに、同一シーズンに3試合連続本塁打と1試合2ケタ奪三振をマークしたのは史上3人目だという(最初の達成者は1916年のベーブ・ルース)。決め球のスプリッターを武器に三振の山を築き、同僚のザック・コザートは「彼のスプリッターはテーブルから落ちてくるみたいだね」と感嘆。女房役のマーティン・マルドナードは「速球のコマンドがなければ、打者はスプリッターを振ってくれない。速球を投げたいところに投げられる能力があるからこそ、打者はプレッシャーを感じてスプリッターに手を出してしまうんだよ」と大谷の好投の要因について話していた。

  • ピアースが初回初球先頭打者弾 ハメルズをノックアウト

    2018.4.9 16:00 Monday

    【ブルージェイズ7-4レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

     ブルージェイズ打線が初回からレンジャーズ先発のコール・ハメルズに猛攻を浴びせ、6回途中7失点でエース左腕をノックアウトした。この試合のハメルズの初球を1番のスティーブ・ピアースがレフトスタンドへ叩き込み、一死後に連打でチャンスを作ってケンドリズ・モラレスが1号スリーラン。瞬く間に4点を先制した。3回表には一死満塁からケビン・ピラーのタイムリーで1点を追加し、6回表にはルーク・メイリーのタイムリー二塁打とカーティス・グランダーソンのタイムリーでさらに2得点。投げては先発のハイメ・ガルシアが6回途中3失点と試合を作り、今季初勝利をマークした。

     ハメルズの初球を捉えたピアースは「彼と対戦するときはなるべく待ちたくないんだよ。追い込まれると打ち取られてしまうからね。なるべく早いカウントで打ちに行きたいと考えていた。だから初球からスイングしたんだ」と自らの狙いを説明。それが見事にハマった先制本塁打だった。ブルージェイズは出場した10人の野手のうち8人がヒットを放ち、5人が打点を記録。ジョン・ギボンズ監督は「上位打線から下位打線まで、良い攻撃ができるようになってきた。まだ本調子じゃない選手もいるけれど、どこからでも点が取れるようになりつつある」と自軍の打線に手応えを感じ始めている様子だった。

  • Dバックス球団初開幕3カード連続勝ち越し 乱闘騒ぎも

    2018.4.9 15:30 Monday

    【ダイヤモンドバックス4-1カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

     1点ビハインドの7回表に二死一、二塁からニック・アーメッドのしぶといタイムリーで同点に追い付いたダイヤモンドバックスが、8回表にデービッド・ペラルタの2号ツーランとA.J.ポロックの1号ソロで3点を勝ち越し。8回裏をセットアッパーのアーチー・ブラッドリー、9回裏をクローザーのブラッド・ボックスバーガーが無失点に抑え、カージナルスに4対1で勝利した。これでダイヤモンドバックスは球団史上初となる開幕から3カード連続勝ち越しの好スタート。2番手として登板し、7回裏の1イニングをパーフェクトに抑えた平野佳寿には記念すべきメジャー初勝利が記録された。

     乱闘騒ぎが発生したのは2回表のダイヤモンドバックスの攻撃中だった。初回にペラルタが見逃し三振に倒された際に、主審のティム・ティモンズのジャッジに不満を持っていたダイヤモンドバックス。2回表の先頭打者であるポロックは、微妙な判定で見逃し三振に倒れると、ティモンズに抗議を始めた。選手を守るためにベンチを飛び出したトーリ・ロブロ監督は、ティモンズに対して抗議を開始するやいなや退場を宣告され、その後はロブロから何かを言われたカージナルスのヤディアー・モリーナがヒートアップ。両軍総出の乱闘騒ぎとなった。ロブロは試合後、「自分の発言を撤回したいね。彼(=モリーナ)を直接批判する意図はなかったんだ」と2回表の乱闘騒ぎについてコメント。試合については「タイワン(・ウォーカー)が素晴らしい仕事をしてくれた」と6回1失点の好投を見せた先発右腕を称えていた。

  • アリエタが新天地デビュー アンダーソンが決勝打

    2018.4.9 12:30 Monday

    【マーリンズ6-3フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     日本時間3月13日にフィリーズと3年契約を結び、新天地デビューに向けて調整を続けていたジェイク・アリエタが日本時間4月9日に本拠地シチズンズバンク・パークで行われたマーリンズ戦で今季初登板。初回に2番のミゲル・ロハスに1号ソロを浴び、二死満塁からブラクストン・リーにも2点タイムリーを許して3失点のスタートとなったが、続く3イニングはマーリンズ打線を1四球のみのノーヒットに抑え、74球を投げて4回3失点(自責点2)で今季初登板を終えた(勝敗つかず)。アリエタは「初回は少し浮足立ってしまったね」と反省の言葉を口にしていた。

     いきなり3点のビハインドを背負ったフィリーズは、1回裏にカルロス・サンタナの犠牲フライとニック・ウィリアムスのタイムリーで1点差とし、3回裏にはリーズ・ホスキンスにタイムリー二塁打が飛び出して同点。その後は両軍のリリーフ陣が力投を見せ、3対3の同点のまま8回に突入した。8回表、マーリンズは2つの四死球とパスボールで一死二、三塁のチャンスを作り、ルーキーながら開幕から中軸打者として活躍しているブライアン・アンダーソンが右中間を破る2点タイムリー二塁打を放って勝ち越し。さらにブライアン・ホラデイにもタイムリーが飛び出し、試合を決めた。前日に1対20の大敗を喫したこともあり、アンダーソンは「悔しくて眠れなかった」という。「でも、今日は目の前の試合に集中していたよ」と語ったように、自らの一打でチームを勝利に導いた。

  • パイレーツの右腕・タイオンがメジャー初完投初完封

    2018.4.9 12:00 Monday

    【レッズ0-5パイレーツ】@PNCパーク

     ゲリット・コールをアストロズへ放出したパイレーツに、新たなエースが誕生したのかもしれない。2010年のドラフトで全体2位指名を受けてパイレーツに入団し、今季メジャー3年目を迎えているジェイムソン・タイオンが日本時間4月9日に行われたレッズ戦で、相手打線をわずか1安打に抑え、メジャー初完投を完封勝利で飾った。走者を得点圏に進めたのは5点リードの9回表二死から四球で出塁を許したクリフ・ペニントンがdefensive indifference(=守備側の無関心)で二進した一度だけ。全く危なげのないピッチングで、チームに今季7勝目をもたらした。

     メジャー初完投初完封まであと1イニングと迫った8回終了時、タイオンはクリント・ハードル監督に握手を求められる代わりに「まだ投げられるか」と尋ねられたという。タイオンは「僕は『もちろんいけるよ!』という感じで監督を見たんだ」とその瞬間を振り返る。その言葉の通りにタイオンは9回表のマウンドに上がり、ビリー・ハミルトンを見逃し三振、ジェシー・ウィンカーをセカンドゴロに抑え、ペニントンを四球で歩かせたあと、ジョーイ・ボットーをレフトライナーに打ち取ってメジャー初完封を達成した。9回のマウンドに上がったのはプロ入り後初めてだったが、タイオンは「今日は良い調子だった。力強いピッチングができたと思うよ。9イニングを投げ切るために一生懸命トレーニングを積んでいるんだからね」と誇らしげに話していた。

  • インディアンス・ゴームスが劇的なサヨナラツーラン

    2018.4.9 11:30 Monday

    【ロイヤルズ1-3xインディアンス】@プログレッシブ・フィールド

     ア・リーグ中部地区において優勝筆頭候補と目されながら、ここまで8試合で3勝5敗と開幕ダッシュに失敗した感のあるインディアンス。日本時間4月9日のロイヤルズ戦も、試合中盤に先制を許し、追う展開を強いられる苦しい試合となったが、8回裏にラッキーな形で同点に追い付き、続く9回裏には一死一塁の場面で7番打者のヤン・ゴームスが天高く舞い上がる2号ツーランをレフトスタンドへ叩き込んで劇的なサヨナラ勝利を収めた。放ったヒットはロイヤルズの10本に対してインディアンスはわずか4本。何度もピンチを背負いながら耐え続けた投手陣の粘りが、勝利に繋がる形となった。

     殊勲の一打を放ったゴームスは「(スタンドに)入るだろうという手応えはあったよ」と試合に決着をつけたシーンを振り返った。「でも、打球のほうを見てみると、レフトのジョン・ジェイが打球を追いかけていた。『おいおい、風にやられてしまうのか?』という感じだったよ」とゴームスは語ったが、打球は無事にレフトスタンドに着弾した。先発のマイク・クレビンジャーが8回途中まで1失点と好投し、2番手のタイラー・オルソン、3番手のコディ・アレンも好リリーフ。投手陣の頑張りを、バックも好守でサポートした。まさにチーム一丸となってもぎ取ったサヨナラ勝利。ここまで不本意な戦いが続いていたチームを勢いづける勝利になったと言えそうだ。

  • 8回裏一挙6得点のレッドソックスがレイズに逆転勝利

    2018.4.9 11:00 Monday

    【レイズ7-8レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     開幕カードで激突したレイズとレッドソックス。開幕戦ではレイズがレッドソックスのリリーフ陣を攻略し、逆転勝利を収めたが、それ以降はレイズが7連敗、レッドソックスが7連勝と対照的な戦いを続けている。日本時間4月9日に行われた試合では、8回表終了時点でレイズが7対2と5点をリードしていたものの、8回裏にレッドソックスがヒット7本を集中させて大量6点のビッグイニングを作り、大逆転。開幕戦のリベンジと言わんばかりの逆転劇でレッドソックスが試合を制し、連勝を8に伸ばした。

     8回裏のレッドソックスは、先頭のハンリー・ラミレスがヒットで出塁したものの、J.D.マルティネスとブロック・ホルトが凡退して二死一塁。しかし、ミッチ・モアランドのタイムリー二塁打で1点を返すと、エドゥアルド・ヌニェス、ラファエル・ディバース、クリスチャン・バスケス、ムーニー・ベッツ、アンドリュー・ベニンテンディと、モアランドを含めて6連打が飛び出し、逆転に成功した。レイズのクローザー、アレックス・コロメイから同点打を放ったベッツは「1点ずつ返していこうと考えていたんだ。コロメイは攻略が難しい投手だけど、今日の僕たちは良いスイングができていたね」とコメント。一方、連敗を止めるべく8回途中からコロメイを投入したレイズだったが、波に乗ったレッドソックス打線の勢いを止めることはできず、泥沼の連敗は8に伸びてしまった。

  • 絶体絶命のピンチを凌いだオリオールズが延長戦を制す

    2018.4.9 10:30 Monday

    【オリオールズ8-7ヤンキース(延長12回)】@ヤンキー・スタジアム

     7対7の同点で迎えた延長12回表にクレイグ・ジェントリーのタイムリーで1点を勝ち越したオリオールズは、延長12回裏のマウンドにクローザーのブラッド・ブラックを送り出した。しかし、先頭から2者連続で四球を与え、ブレット・ガードナーの送りバントがヒットとなって無死満塁の大ピンチを背負ってしまう。ここで打順は2番のアーロン・ジャッジと3番のジャンカルロ・スタントンという昨季の本塁打王コンビ。逆転勝利に向けてヤンキー・スタジアムのボルテージは最高潮に達したが、最後に笑ったのはオリオールズだった。

     一打逆転サヨナラの場面で打席に入ったジャッジは2球目のスプリッターを引っ掛け、打球は投手・ブラックへのゴロに。ブラックが本塁へ送球して1アウト、捕手のケイレブ・ジョセフが三塁へ送球して2アウトとなり、珍しい「1-2-5」の併殺が完成した。意気消沈するヤンキース・ファンだが、二死一、二塁と依然として同点ないし逆転サヨナラのチャンス。しかし、スタントンはブラックの速球を捉えきれず、カウント1-2からの4球目を空振りしてこの日5つ目の三振を喫し、ゲームセットとなった。ジョセフは「ブラックには打球が飛んで来たら俺に投げろと伝えていたんだ。思い通りのプレイだったよ。チャンスがあれば三塁で封殺しようと思っていた。(ティム・)ベッカムが三塁ベースに入っていたから、躊躇わずに三塁へ投げたんだ」と試合の行方を決定づけたシーンを振り返った。

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