English Español 韓国語
  • バーンズが史上初の快挙 今季40奪三振で与四球はゼロ

    2021.4.21 16:00 Wednesday

    【ブリュワーズ6-0パドレス】@ペトコ・パーク

     開幕から快投を続けるコービン・バーンズ(ブリュワーズ)がメジャー新記録を樹立した。6回93球を投げて被安打4、奪三振10、与四球0、無失点の好投を見せたバーンズは今季の成績が奪三振40/与四球0となり、2013年にアダム・ウェインライト(カージナルス)が打ち立てた「シーズン初与四球の前に35奪三振」というメジャー記録を更新。また、1901年以降、連続した4先発で「奪三振40以上かつ与四球0」を記録した史上初の投手となった。

     バーンズは3回裏に3者三振を奪うなど、序盤3イニングをパーフェクト投球。3回裏二死走者なしの場面で相手先発投手のクリス・パダックから奪った三振でウェインライトの記録を塗り替えた。2017年にケンリー・ジャンセン(ドジャース)が「シーズン初与四球の前に51奪三振」という記録を作っているが、これはリリーフでの記録。先発投手ではメジャー新記録となり、クレイグ・カウンセル監督は「数字が全てを物語っている。本当に信じられない記録だ」と感嘆するほかなかった。

     3回表にビリー・マッキニーの2号先制ソロなどで5点の援護をもらったバーンズは4回裏二死1・3塁、5回裏一死満塁のピンチをいずれも無失点で切り抜け、6回裏は再び三者凡退。6回4安打無失点の好投で今季2勝目(1敗)をマークし、防御率は0.37となった。ブリュワーズはここまで17試合を消化して先発防御率1.90(もちろんメジャー1位)という驚異的な数字をマーク。その中心にいるのは間違いなくこのバーンズである。

  • オリオールズ・ハービー 2019年7月以来の白星

    2021.4.21 15:30 Wednesday

    【オリオールズ7-5マーリンズ】@マーリンズ・パーク

     マット・ハービー(オリオールズ)が最後に白星を手にしたのはエンゼルス時代の2019年7月13日(現地時間・マリナーズ戦)。まだ世界が新型コロナウイルスのパンデミックに襲われる前のことだった。今季は先発2番手として開幕を迎え、3試合に先発してまずまずの投球を見せながらも白星を手にすることはできずにいた。しかし、今季4先発目にしてようやく1年9ヶ月ぶりの通算45勝目をマークした。

     オリオールズが3点を先制した直後の1回裏、ハービーは一死からミゲル・ロハスに三塁打を浴び、二死後にアダム・デュバルのタイムリーで1失点。続く3イニングは走者を出しながらも無失点に抑えたが、6対1と5点リードで迎えた5回裏に一死2・3塁のピンチを招き、ブライアン・アンダーソンのタイムリーなどで2点を失った。5回82球を投げて被安打8、奪三振4、与四球0、失点3。決して褒められた内容ではなかったが、打線の援護やブルペンの好リリーフにも恵まれて勝利投手となった。

     ハービーは「しばらく時間が経ってしまった。前の勝利がいつだったかなんてちゃんと覚えていないよ。去年はいいピッチングができなかったし、今年プレーする機会を得られたことだけでも大きな意味がある。もう1度、勝つことができるなんて思わなかった」とコメント。昨季はロイヤルズで7試合に登板して0勝3敗、防御率11.57に終わったが、オリオールズがマイナー契約のチャンスを与えてくれたことで道がひらけた。これで今季は4試合に先発して1勝1敗、防御率5.12。ここからどこまで成績を伸ばしていけるか注目だ。

  • アスレチックスが破竹の10連勝 地区首位タイに浮上

    2021.4.21 15:00 Wednesday

     好調のアスレチックスはツインズとのダブルヘッダーに7対0、1対0で連勝し、破竹の10連勝。第2試合の途中に本拠地オークランド・コロシアムで停電のトラブルが発生したのをものともせず、マリナーズと並んでア・リーグ西部地区の首位タイに浮上した。10連勝の立役者は先発投手陣。この大型連勝中は合計56イニングを投げて7勝0敗、防御率2.09と安定したピッチングでチームの快進撃を支えている。

     第1試合は先発のショーン・マネイアが7回6安打無失点の好投で完封勝利。打線はミッチ・モアランドの1号2ランと2号ソロ、マット・オルソンの4号グランドスラムと合計3本のアーチで7点を奪い、マネイアを援護した。完封したマネイアは「今日は素晴らしい投球ができた。これまでのなかでも最高の投球の1つだったと思う」と自身のピッチングを振り返り、「打線が大いに助けてくれた。今日みたいに塁に出て何本もホームランを打ってくれると楽に投げられるんだ」と打線への感謝も口にした。

     第2試合では先発のヘスス・ルザードが6回途中まで2安打無失点の好投。打線はツインズ先発のホゼ・ベリオスから4回裏に一死1・3塁のチャンスを作り、セス・ブラウンのタイムリーで1点をもぎ取った。ルザード降板後はルー・トリビーノとジェイク・ディークマンの無失点リレーでツインズの攻撃をシャットアウト。相手打線をわずか2安打に封じ、2試合連続の完封勝ちとなった。ルザードは「僕たち先発投手陣はお互いの好投からモチベーションを得ているんだ」とコメント。ある投手の好投がまた別の投手の好投を生むという好循環が快進撃の源となっている。

  • ウリアス快投でドジャースが完封勝利 18試合で貯金10

    2021.4.21 14:30 Wednesday

    【ドジャース1-0マリナーズ】@T-モバイル・パーク

     ドジャースは先発のフリオ・ウリアスが自己最長タイの7イニングを投げて自己最多の11奪三振を記録するなど、マリナーズ打線をわずか1安打に封じる見事なピッチングを披露。3回表にコリー・シーガーのタイムリーで奪った1点を3投手の継投で守り抜き、マリナーズに1安打完封勝利を収めた。デーブ・ロバーツ監督は「最初から最後まで、こんなにいいピッチングは思い出せないよ」とウリアスの好投を絶賛した。

     7回88球を投げたウリアスが許した走者は2人だけ。1回裏一死からカイル・ルイスに四球を与え、3回裏二死からミッチ・ハニガーに二塁への内野安打を許したが、5回裏に3者三振を奪うなど、最後に対戦した13人は完璧に封じた。88球のうち68球がストライクという抜群の安定感。ウリアスによると、6回7安打5失点(自責点4)に終わった前回登板のあと、「メカニクスに小さな調整を加えたこと」が今回の快投につながったという。

     ドジャース打線もマリナーズ投手陣の前にわずか2安打に封じられたが、マリナーズ先発のマルコ・ゴンザレスから3回表に二死1・3塁のチャンスを作り、シーガーのタイムリーで先制。2番手のビクトル・ゴンザレスと3番手のケンリー・ジャンセンがマリナーズ打線にヒットを許さず、この1点を守り抜いた。これでドジャースは開幕18試合を消化して14勝4敗で貯金10。完封勝利は早くも今季5度目となった。

  • マリナーズがドジャース撃破 リーグ最高勝率タイに浮上

    2021.4.20 15:00 Tuesday

    【ドジャース3-4マリナーズ】@T-モバイル・パーク

     マリナーズはリリーフ陣の好投でドジャースとの接戦を制し、4対3で勝利。今季の成績を11勝6敗(勝率.647)としてリーグ最高勝率タイ(レッドソックスと同率)に浮上した。1点リードの9回表、クローザーのラファエル・モンテロが2つの四死球で一死1・2塁のピンチを招いたものの、コリー・シーガーを2球で4-6-3の併殺打に打ち取って試合終了。なんとか1点リードを守り抜いた。

     ドジャースがダスティン・メイ、マリナーズがジャスタス・シェフィールドの先発で始まった一戦は、1回裏にホゼ・マルモレホスの3号2ラン、2回裏にテイラー・トラメルの3号ソロが飛び出し、マリナーズが3点をリード。ドジャースは3回表にシーガーの3号2ランで1点差に詰め寄ったが、マリナーズは4回裏二死からルイス・トレンズが二塁クリス・テイラーのエラーで出塁し、トラメルのタイムリー二塁打で貴重な4点目を奪った。

     シェフィールドは6回表二死1・2塁からザック・マキンストリーのタイムリーで1点差に詰め寄られたところで降板。その後は7回表二死1・2塁の場面で飛び出した三塁ディラン・ムーアのファインプレーもあり、4人のリリーバーが合計3回1/3を1安打無失点に抑えて1点のリードを死守した。特に4番手のケンドール・グレイブマンは1回2/3をパーフェクトに抑える好リリーフ。マリナーズは直近10試合でリリーフ陣が防御率0.58という素晴らしいパフォーマンスを見せ、8勝2敗という快進撃を支えている。

  • 元同僚対決は有原に軍配 6回途中無失点の好投で2勝目

    2021.4.20 14:30 Tuesday

    【レンジャーズ6-4エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     大谷翔平(エンゼルス)と有原航平(レンジャーズ)の元同僚対決に注目が集まった一戦は、大谷と2度対戦してノーヒットに抑え、6回途中無失点の好投を見せた有原に軍配が上がった。有原は併殺打を2本打たせるなど、6回裏二死まで最少打者数(17人)で抑える安定感抜群のピッチング。そこから1・2塁のピンチを招き、大谷の第3打席を迎えたところで降板となったが、今季2勝目(1敗、防御率2.21)をマークした。

     大谷と有原の最初の対戦は1回裏無死1塁の場面。大谷の打球はファースト正面の強いゴロとなり、3-6-3とボールが渡って今季2本目の併殺打となった(チャレンジでも一塁アウトの判定は覆らず)。2度目の対戦はエンゼルスが1点ビハインドで迎えた4回裏一死走者なしの場面。チェンジアップを捉えた大谷はスタンドインを確信したようなそぶりを見せたが、スタンドインしそうな大飛球をセンターのアドリス・ガルシア(元巨人)が好捕。有原は2打席連続で大谷を打ち取った。

    「2番・DH」でスタメン出場した大谷は、6回裏二死1・2塁のチャンスでレンジャーズ2番手のブレット・マーティンの前に空振り三振。8回裏の先頭打者として迎えた第4打席もレンジャーズ4番手のジョエリー・ロドリゲス(元中日)の前に空振り三振に倒れ、この日は4打数ノーヒットに終わった(打率.309、OPS.999)。試合はレンジャーズが6回表に一挙5得点のビッグイニングを作り、6対4で勝利。マイク・トラウトを2打席連続三振に仕留めた有原は前回登板に続いて2連勝となった。

  • フレミングの好投でレイズが4連勝 筒香は出場機会なし

    2021.4.20 12:30 Tuesday

    【レイズ4-1ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     レイズは先発の技巧派左腕ジョシュ・フレミングが6回途中まで65球、被安打2、奪三振3、与四球0、失点0と安定したピッチングを見せ、ロイヤルズに4対1で勝利。連勝を4に伸ばし、16日ぶりに貯金を1とした。ロイヤルズの先発が左腕のダニー・ダフィーだったため、レイズの筒香嘉智はベンチスタートとなり、2試合ぶりの出場なし。好投しながらも敗戦投手となったダフィーは通算1000奪三振を達成している。

     フレミングは1回裏一死2塁のピンチを背負ったものの、後続2人をいずれもセカンドゴロに打ち取って無失点。その後も巧みなピッチングでロイヤルズ打線を翻弄し、打者2巡を2安打無失点に抑えた。メジャーデビューした昨季、7試合(うち5先発)に登板して5勝0敗、1ホールド、防御率2.78の好成績を残したフレミングだが、今季も2先発で1勝1敗ながら防御率0.87、被打率.167と安定したピッチングを続けている。

     レイズ打線はダフィーの前に4回まで無得点に封じられたが、5回表二死1塁からカルロス・サンタナのタイムリーエラーとケビン・キアマイアーのタイムリーで2点を先制。7回表にも相手のミスで1点を追加し、9回表にはキアマイアーがタイムリーを放ってダメ押しの4点目を奪った。9回裏に4番手のクリス・マッザが一死3塁のピンチを招き、ホルヘ・ソレアーの犠飛で1点を失ったものの、4対1で逃げ切り。ダフィーは6回4安打2失点(自責点0)の力投実らず今季初黒星(2勝)を喫した。

  • カージナルスが5本塁打の一発攻勢で大勝 勝率5割復帰

    2021.4.20 11:30 Tuesday

    【カージナルス12-5ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     カージナルスは打線が5本塁打を含む12安打12得点と爆発し、ナショナルズに12対5で大勝。3連戦の初戦を制し、勝率5割復帰を果たした。前日はフィリーズのエース、アーロン・ノラの前に2安打完封負けを喫したカージナルスだったが、その鬱憤を晴らすかのように打線が爆発。5回までに大量11点の援護をもらったジャック・フラハティは6回6安打5失点(自責点2)ながら今季3勝目(0敗)をマークした。

     ナショナルズの先発は今季2先発で防御率0.00のジョー・ロス。カージナルスも日本時間4月15日の対戦で6回4安打無得点に封じられていた。しかし、2回表にポール・デヨングの4号ソロで先制すると、3回表一死2塁からトミー・エドマンの2号2ラン、ポール・ゴールドシュミットの2号ソロと2者連続アーチが飛び出して4点をリード。4回表にはマット・カーペンターのタイムリーとフラハティのスクイズで2点を追加し、5回表にデヨングの5号グランドスラムとジャスティン・ウィリアムスの2号ソロでとどめを刺した。

     デヨングは2本のアーチで5打点を叩き出す活躍。今季はここまで打率.189と調子が上がっていないものの、10安打中5本が本塁打となり、長打率.472、OPS.789を記録している。また、フラハティは球団史上最速で通算500奪三振を達成した。ナショナルズはロスが5回途中までに4本のアーチを浴び、8安打10失点と大誤算。今季初黒星(1勝)を喫し、防御率は0.00から5.87まで悪化した。

  • パドレスが意地の1勝 ドジャース3連戦被スイープ回避

    2021.4.19 13:30 Monday

    【ドジャース2-5パドレス】@ペトコ・パーク

     ドジャース3連戦の最初の2試合を熱戦の末に落としたパドレス。1勝もできないまま最初の3連戦を終えることになれば「今年もドジャースには敵わないのか…」といったムードが生まれかねないところだったが、3連戦の最終戦は意地の逆転勝利をマークし、被スイープを回避した。パドレスのジェイス・ティングラー監督は「我々は諦めずに戦い続けた。どこかで流れが変わるであろうことはわかっていたからね」と誇らしげに語った。

     トレバー・バウアーとブレイク・スネルによるサイ・ヤング賞経験者同士の投げ合いとなった一戦は、2回表にドジャースがクリス・テイラーの3号2ランで先制。2試合を先勝した勢いのまま一気にスイープするのかと思われたが、パドレスは4回裏にジェイク・クロネンワースの1号ソロで1点を返した。スネルが5回95球2安打2失点、バウアーが6回98球3安打1失点で降板して試合はリリーフ勝負に。7回裏、パドレスはドジャース2番手のブルスダル・グラテロルから無死2塁のチャンスを作り、エリック・ホズマーのタイムリー二塁打で2対2の同点に追い付いた。

     続く8回裏には一死1・2塁のチャンスでマニー・マチャドがレフトフライに倒れたものの、ホズマーがドジャース4番手のデニス・サンタナからセンターへのタイムリーを放って勝ち越しに成功。ホズマーが盗塁を決めて2・3塁となり、トミー・ファムのタイムリー二塁打で貴重な2点を追加した。3点リードの最終回はクローザーのマーク・マランソンが三者凡退に抑えて試合終了。最初の3連戦はドジャース2勝、パドレス1勝という結果になったが、残りの16試合も白熱した戦いが繰り広げられるに違いない。

  • RソックスがWヘッダー連敗 澤村は今季2失点目を喫す

    2021.4.19 13:00 Monday

     レッドソックスは本拠地フェンウェイ・パークでのホワイトソックスとのダブルヘッダーに2連敗。開幕3連敗のあと9連勝をマークしたが、その後の4試合で1勝3敗となった。レッドソックスの澤村拓一は第2試合の6回表に3番手として登板。安打、二塁打、四球で無死満塁のピンチを招き、一死後にニック・マドリガルの犠飛で失点。リードを4点に広げられ、前回登板に続く2試合連続の失点で、今季の防御率は2.45に悪化した。

     第1試合はホワイトソックス先発のダラス・カイケルが6回途中まで6安打2失点の力投。ホワイトソックス打線は初回にティム・アンダーソンの2号先頭打者アーチで先制すると、4回表にヤスマニ・グランダルのタイムリー二塁打、5回表にヨアン・モンカダのタイムリーで1点ずつを追加し、2番手のアーロン・バマーと3番手のリアム・ヘンドリックスが1点のリードを守り抜き、3対2で接戦を制した。

     第2試合はホワイトソックスがレッドソックス先発のマーティン・ペレスから初回に3連打で無死満塁のチャンスを作り、ホゼ・アブレイユのショートゴロの間に1点を先制。4回表にはイェルミン・メルセデスの4号ソロ、マドリガルのタイムリー二塁打などで3点を追加した。レッドソックスは4回裏にJ・D・マルティネスのタイムリーで1点を返したが、ホワイトソックスは6回表に澤村からマドリガルが犠飛を放ち、再び4点をリード。5投手による継投でレッドソックス打線を4安打1得点に封じ、最後は第1試合に続いてヘンドリックスが締めくくり、5対1で勝利した。

  • レイズがヤンキースに3連勝 筒香がコールから決勝打放つ

    2021.4.19 05:30 Monday

    【レイズ4-2ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     レイズは2対2の同点で迎えた7回表一死1塁の場面で筒香嘉智がヤンキース先発のゲリット・コールから右中間へのタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功。9回表にはジョーイ・ウェンドルにダメ押しの3号ソロが飛び出し、4対2でヤンキースを破った。敵地ヤンキー・スタジアムでの3連戦をスイープしたレイズは、今季の成績が8勝8敗となり、勝率5割に復帰。一方のヤンキースはまさかの3連敗で借金が5(5勝10敗)に膨らんだ。

     打撃不振に苦しんでいた筒香にようやくチームを勝利に導く一打が飛び出した。第1打席は89.8マイル(約144.5キロ)のチェンジアップを打ってライトライナー、第2打席は97マイル(約156.1キロ)の速球を打ってレフトフライに倒れていたが、7回表一死1塁の場面で回ってきた第3打席で体勢を崩されながらも低めの88.8マイル(約142.9キロ)のチェンジアップを上手くバットに乗せ、右中間を破る勝ち越しのタイムリー二塁打。この一打が決勝点となり、チームは敵地でのヤンキース3連戦をスイープした。

     9回表の第4打席は変則右腕のダレン・オデイの前に空振り三振に倒れ、「7番・DH」でスタメン出場したこの日は4打数1安打1打点。今季の打率は.163、OPSは.427となった。昨季からの課題である速球を克服できたわけではないものの、チームを勝利に導くタイムリーを打てたことで多少は精神的に楽になったはず。ここから上昇気流に乗っていくことを期待したい。

     なお、この試合限りでの現役引退を表明していたヤンキースのジェイ・ブルースに出場機会はなかった。

  • イ軍・ビーバーが13K 開幕4戦48Kはメジャータイ記録

    2021.4.19 05:00 Monday

    【インディアンス6-3レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     昨季のサイ・ヤング賞投手、シェーン・ビーバー(インディアンス)がメジャーの歴史に名を刻んだ。今季好調のレッズ打線を相手に8回104球を投げたビーバーは被安打6、奪三振13、与四球2、失点3の力投を披露。チームは6対3でレッズを破り、ビーバーには今季2勝目(1敗)が記録された。開幕からの4登板で合計48奪三振は1978年のノーラン・ライアンと並ぶメジャータイ記録となっている。

     ビーバーは今季登板した4試合すべてで11個以上の三振を奪っており、開幕から4先発連続2ケタ奪三振は1893年以降では初となる快挙。開幕4戦で48奪三振というライアンのメジャー記録にも並び、球団史上初めて6先発連続2ケタ奪三振(昨年9月から継続中)を達成した。特に6つのアウトをすべて三振で奪った7回裏と8回裏のピッチングは圧巻だった。

     インディアンスは初回にホゼ・ラミレスが4号ソロ、4回表にロベルト・ペレスが3号3ランを放って4点をリードし、ビーバーを援護。5回裏にジョーイ・ボットーのタイムリー二塁打で2点を返されたが、7回表にジョーダン・ループロウが4号2ランを放ち、再びリードを広げた。8回裏にタイラー・ネークインの6号ソロで3点差とされたものの、9回裏はクローザーのエマニュエル・クラーセが無失点に抑えて6対3で逃げ切り。エースの力投もあり、レッズ3連戦の被スイープを回避した。

  • カーショウ!ベッツ! ダルビッシュは快投実らず初黒星

    2021.4.18 13:00 Sunday

    【ドジャース2-0パドレス】@ペトコ・パーク

     今季最も注目されているドジャース対パドレスの今季第2戦。クレイトン・カーショウとダルビッシュ有が投げ合った一戦は期待通りの投手戦となった。両投手とも序盤から圧巻のピッチングを展開し、ダルビッシュが唯一制球を乱した5回表にドジャースはカーショウが押し出し四球を選んで1点を先制。カーショウは6回裏一死1・3塁のピンチを併殺で切り抜け、9回表には好調ジャスティン・ターナーに貴重な追加点となる5号ソロが飛び出した。9回裏、パドレスは一打同点のチャンスを作ったが、ムーキー・ベッツのスーパーキャッチで試合終了。ドジャースが2対0で接戦を制し、ダルビッシュは今季初黒星を喫した。

     ダルビッシュはドジャース打線を全く寄せ付けず、5回表二死までパーフェクト投球を展開。ザック・マキンストリーに死球を与えたところからおかしくなり、ルーク・レイリーの安打、オースティン・バーンズの四球で二死満塁とピンチを広げ、カーショウに粘られた末に痛恨の四球を与え、ドジャースに先制を許した。しかし、その後は打者7人を完璧に抑え、7回98球を投げて被安打1、奪三振9、与四球2、失点1という見事なピッチングだった。

     一方、ダルビッシュから貴重な1点をもぎ取ったカーショウは、走者を出しながらも5回まで二塁を踏ませない安定感抜群のピッチング。6回裏に先頭の四球から一死1・3塁のピンチを招いたが、ウィル・マイヤーズを二塁への併殺打に仕留め、6回98球、被安打2、奪三振8、与四球2、失点0という内容でマウンドを降りた。

     そして、試合を締めくくったのは中堅ベッツのスーパープレー。パドレスは9回裏に粘りを見せ、二死2・3塁と一打同点のチャンスを作った。ここでトミー・ファムが放った打球はセンター右へのヒット性の当たりとなったが、ベッツが見事なダイビングキャッチ。スタットキャストが算出する捕球可能性は10%と、文字通り「ギリギリ」のスーパープレーでファムの同点タイムリーを阻止し、チームを勝利に導いた。

  • 4番モリーナが2本塁打 カージナルスが一発攻勢で快勝

    2021.4.18 12:30 Sunday

    【カージナルス9-4フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     カージナルスは3・4・5番の中軸に合計4本のアーチが飛び出し、フィリーズに9対4で快勝。4番ヤディアー・モリーナは2本塁打を含む5打数3安打4打点の大活躍だった。試合後、マイク・シルト監督は「いつもヤディのことは暗殺者のようだと思っているんだ。彼は常に相手チームをやっつける機会を狙っている」と頼れる正捕手を称賛。モリーナは今季ここまで13試合に出場して打率.340、4本塁打、12打点、OPS1.044と素晴らしいスタートを切っている。

     カージナルスは今季初先発の金廣鉉(キム・グァンヒョン)が初回にアレック・ボームのタイムリーで1点を先制されたものの、3回表にモリーナの3号3ラン、ポール・デヨングの3号ソロと2者連続アーチが飛び出し、一挙6得点のビッグイニングを作って逆転に成功。3点差に追い上げられた4回表にはノーラン・アレナードの4号2ラン、モリーナの4号ソロと再び2者連続アーチが出て、フィリーズを突き放した。

     モリーナは2度の2者連続アーチに含まれる選手となったが、これは直近60年間で球団初の快挙。また、38歳278日のモリーナより年上の選手が1試合2本塁打を記録したケースは球団史上6度しかないという。また、1試合10塁打はモリーナにとって自己最多タイ記録となった。万全のオフシーズンを過ごしたことで「より多くの自信を得た。僕は自分自身を信じている」と語るモリーナ。記者に「そのパワーはオフシーズンのトレーニングの結果ですか?」と尋ねられ、力こぶを作って笑顔で応えてみせた。

  • レイズがヤンキースに連勝 筒香は2試合連続で出番なし

    2021.4.18 12:00 Sunday

    【レイズ6-3ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     レイズは1対1の同点で迎えた4回表にマニュエル・マーゴの2号2ランで勝ち越しに成功。7回表にはジョーイ・ウェンドルの2号2ランでリードを広げ、最終的には6対3でヤンキースを破った。レイズ先発のタイラー・グラスナウは球数が多くなったため、5回105球でマウンドを降りたものの、7つの三振を奪い、2安打1失点の好投。今季2勝目をマークし、防御率は0.73となっている。

     5回2安打1失点の好投を見せたグラスナウに対し、ヤンキース先発のジョーダン・モンゴメリーも7回途中まで2安打ピッチングを展開。しかし、その2安打がいずれも本塁打(フランシスコ・メヒアの1号ソロとマーゴの2号2ラン)となり、7回表に四球で出塁させたマイク・ブロソーもウェンドルの本塁打で生還したため、4失点で敗戦投手となった。レイズは5番マーゴ、6番メヒア、7番ウェンドルがいずれも2打点を記録。チームの勝利に貢献した。

     レイズの筒香嘉智は、ヤンキースの先発が左腕のモンゴメリーだったこともあり、3試合連続のベンチスタート。モンゴメリーが降板して2番手の右腕ジョナサン・ロアイシガが登板したあとも出番はなく、2試合連続で出場なしに終わった。打率.154、1打点、長打率.179、OPS.394は25打席以上の打者のなかではいずれもチームワースト。日本時間4月12日のレンジャーズ戦を最後に一塁の守備にも就かせてもらえなくなっており、非常に厳しい立場に追いやられている。

  • デグロムが9者連続を含む14K 今季初勝利をマーク

    2021.4.18 11:30 Sunday

    【メッツ4-3ロッキーズ】(ダブルヘッダー第1試合=7イニング制)@クアーズ・フィールド

     メッツのジェイコブ・デグロムがようやく今季初勝利をマークした。デグロムは2回裏に無死1・2塁のピンチを招いたものの、そこから4回裏まで圧巻の9者連続三振。5回裏に3点を失い、ロッキーズに逆転を許したが、6イニングを投げて自己最多タイとなる14個の三振を奪い、7回表に味方が逆転したため、勝利投手の権利を手にした。7回裏はクローザーのエドウィン・ディアスが3者連続空振り三振で締めくくって試合終了。鮮やかな逆転勝利となった。

     メジャー記録はメッツの大先輩、トム・シーバーが1970年にマークした10者連続三振。その記録にはあと1つ届かなかったが、デグロムは2回裏にジョシュ・フエンテス、サム・ヒリアード、ドム・ヌニェス、3回裏にチチ・ゴンザレス、ライメル・タピア、ライアン・マクマーン、4回裏にトレバー・ストーリー、チャーリー・ブラックモン、C・J・クロンと圧巻の9者連続三振をマークした(フエンテス以外はすべて空振り三振)。

     1点リードの5回裏、デグロムは先頭打者を二塁ジェフ・マクニールのエラーで出塁させ、一死後にヌニェスのタイムリー三塁打、代打ヨナサン・ダーザの犠飛、タピアの2号ソロで3失点。しかし、メッツは6回表にピート・アロンゾの2号ソロで1点差とし、7回表にはデグロムの代打として登場したジョナサン・ビヤーが同点のタイムリー二塁打、フランシスコ・リンドーアが勝ち越しタイムリーを放ち、デグロムを救った。

     なお、デグロムは今季3登板を終えて1勝1敗、防御率0.45、20イニングで35奪三振という驚異的な成績。打撃でも7打数4安打(打率.571)をマークしている。

  • 注目の対決はいきなり大激戦に 明日はダル対カーショウ

    2021.4.17 16:30 Saturday

    【ドジャース11-6パドレス】(延長12回タイブレーク)@ペトコ・パーク

     今季最大の注目カードと言われるドジャースとパドレスの対戦は、今季初対決から延長タイブレークまでもつれる大熱戦となった。最終的には11対6でドジャースが勝利したが、このスコアは試合の白熱ぶりを正確に反映しているとは言えない。試合後、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「プレーオフのような試合だった」と振り返ったが、その言葉通り、シーズン序盤とは思えないような激戦が繰り広げられた。

     1対1の同点で迎えた5回裏、パドレスは戦列復帰したばかりのフェルナンド・タティスJr.が2号ソロを放ち、勝ち越しに成功。直後の6回表にドジャースが逆転し、8回表終了時点で5対3と2点をリードしていたが、パドレスは8回裏にジュリクソン・プロファーの2点タイムリー二塁打で同点に追い付いた。しかし、ドジャースは9回表にジャスティン・ターナーのタイムリーで勝ち越しに成功。ところが、パドレスも簡単には引き下がらず、9回裏にエリック・ホズマーのタイムリーで同点とし、試合は延長タイブレークに突入した。

     両軍とも得点を奪えないまま迎えた12回表、ドジャースは先頭のコリー・シーガーが初球を捉え、右中間スタンドへ2号2ランを叩き込んで勝ち越しに成功。さらにチャンスを広げ、ザック・マキンストリーのタイムリーでこの回3点目を奪った。ここでパドレスは二塁のジェイク・クロネンワースがマウンドへ。プロファーが左翼から二塁へ移り、左翼には先日ノーヒッターを達成したジョー・マスグローブが入った。そのクロネンワースからルーク・レイリーがタイムリー、デービッド・プライスが左翼マスグローブへの犠飛を放ち、ドジャースはさらに2点を追加。11回裏から登板していたプライスが12回裏を三者凡退に抑え、今季初対決をドジャースが制したのだった。

     なお、明日の第2戦はドジャースがクレイトン・カーショウ、パドレスがダルビッシュ有の先発予定となっている。さらなる好ゲームが期待できそうだ。

  • マリナーズがサヨナラ勝ちで首位キープ 菊池7回5失点

    2021.4.17 15:00 Saturday

    【アストロズ5-6xマリナーズ】@T-モバイル・パーク

     マリナーズは1点ビハインドの8回裏にエバン・ホワイトの1号ソロで5対5の同点に追い付くと、9回裏にはJ・P・クロフォードとミッチ・ハニガーの連続四球で無死1・2塁のチャンスを作り、タイ・フランスが右中間を深々と破るタイムリーを放ってサヨナラ勝ち。劇的な勝利で連勝を3に伸ばし、地区首位をキープした。菊池雄星は中盤以降に捕まり、7回91球5失点。今季3度目の先発でも白星を手にすることはできなかった。

     菊池は初回をわずか9球で三者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せると、4回まで与四球1のノーヒット投球。しかし、5回表一死からヒットと四球で1・2塁のピンチを招き、アレックス・デゴティの2点タイムリー、チャス・マコーミックのタイムリー二塁打とルーキー2人に連打を浴びて3点を先制された。カイル・シーガーの2点タイムリーで1点差に迫った直後の7回表には二死満塁からアレドミス・ディアスにタイムリーを浴びて2失点。7回91球を投げて被安打6、奪三振3、与四球3、失点5という内容で、ピンチでの投球に課題を残した。

     しかし、マリナーズは7回裏にハニガーのタイムリーとフランスの犠飛で再び1点差とし、8回裏一死からホワイトが同点アーチ。そして、9回裏無死1・2塁からフランスのサヨナラタイムリーで熱戦に終止符を打った。4番ホゼ・マルモレホスこそ無安打に終わったが、1番ハニガー、2番フランス、3番シーガー、5番ホワイトの4人でチームの全打点を叩き出すなど、上位打線の活躍が目立ったマリナーズ。サヨナラのホームを踏んだ9番クロフォードも2度出塁して2得点とチャンスメーカーとして貴重な働きを見せた。

  • 12安打10得点でエンゼルスが快勝 大谷は4打数1安打

    2021.4.17 14:30 Saturday

    【ツインズ3-10エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     エンゼルスは2本塁打を含む12安打10得点と打線がつながり、ツインズに快勝。3連戦の初戦を制し、連敗を2でストップした。定位置の「2番・DH」でスタメン出場した大谷翔平は、ショートフライ、ショートゴロ、センター前ヒット、空振り三振で4打数1安打(打率.333)。6回裏にセンター前ヒットを放った際には好走塁で二塁まで進んで無死2・3塁とチャンスを広げ、マイク・トラウトの逆転2点タイムリーをお膳立てした。

     ツインズ先発のルイス・ソープの前に3回まで最少打者数の9人で無得点に抑えられたエンゼルスだったが、4回裏二死から2・3塁のチャンスを作り、ジャレッド・ウォルシュのタイムリーで2点を先制。先発のアンドリュー・ヒーニーが6回表に一死1・2塁のピンチを招いて降板し、2番手のアーロン・スレガースがミッチ・ガーバーの2点タイムリー二塁打、ジョシュ・ドナルドソンのタイムリーでツインズに逆転を許したが、直後の6回裏にトラウトの2点タイムリーで再びリードを奪った。

     7回裏には一死1・3塁からデービッド・フレッチャーのタイムリーで5点目を奪い、二死満塁となったあと、ジャスティン・アップトンが2号グランドスラム、ウォルシュが4号ソロと2者連続アーチ。一挙6点のビッグイニングとなり、勝利を決定付けた。

     トラウトは日本時間4月14日のロイヤルズ戦で4三振を喫するなど「ミニスランプ」に陥っていたが、この試合では2打数1安打2打点2四球の活躍。今季はここまで打率.386、4本塁打、10打点、出塁率.526、OPS1.276と素晴らしい成績を残している。

  • レイズがワカの好投でヤンキースに快勝 筒香は出番なし

    2021.4.17 12:00 Saturday

    【レイズ8-2ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     レイズは先発のマイケル・ワカが立ち上がりから安定したピッチングを展開し、6回1安打無失点の快投。打線も6回までに8点を奪ってワカを援護し、ヤンキースに8対2で快勝した。ヤンキースはオープナーに起用されたニック・ネルソンが1回2失点で降板。2番手のマイケル・キングは3回無失点と好投したが、3番手のルイス・セッサと4番手のルーカス・リットキーが失点を重ね、3連敗となった。

     レイズは1回表無死2・3塁のチャンスでブランドン・ラウが右中間フェンス直撃の二塁打を放ち、2点を先制。ワカが好投を続けるなか、5回表にはマイク・ブロソーのタイムリー二塁打などで一挙4点を奪い、6回表にも二死満塁からマイク・ズニーノのタイムリー二塁打で2点を追加した。2番手のトレバー・リチャーズが7回裏にジャンカルロ・スタントンに2号2ランを浴びたが、失点はこの2点だけ。3番手のハンター・ストリックランドが最終回を三者凡退に抑え、快勝の一戦を締めくくった。

     開幕からなかなか波に乗れないヤンキースは、同地区ライバルのレイズに完敗し、オリオールズがレンジャーズに勝利したため、5勝8敗で地区最下位に転落。この日はオープナー戦法が機能せず、打線も14三振を喫する一方でわずか3安打に終わり、スタントンの一発で2点を返すのが精一杯だった。

     なお、レイズの筒香嘉智は前日に続いてスタメンから外れ、2試合連続のベンチスタート。最後まで出番がなく、今季2度目の欠場となった。

« Previous PageNext Page »