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  • 代打・ゴンザレスが値千金の勝ち越し打 ロッキーズ単独首位浮上

    2018.5.22 15:30 Tuesday

    【ロッキーズ2-1ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     現在2連敗中のロッキーズは4連勝と波に乗るドジャースとの3連戦を迎えた。注目の初戦は中盤までは同点で試合が進むも8回に訪れた得点チャンスをモノにしたロッキーズがそのまま逃げ切り、地区単独首位に浮上した。

     この日のロッキーズの先発はメジャー3年目のヘルマン・マルケス。直近2試合は敗戦投手になっておりまずは自身の連敗を止めたいところ。初回は13球でドジャース打線を3者凡退に抑えて上々の立ち上がりをみせる。一方のドジャース先発、ウォーカー・ビューラーは日本時間5月5日のメキシコシリーズ以来の勝利投手を目指してマウンドに立った。ビューラーは90マイル中盤のフォーシームを武器にこちらも3者凡退のスタートを切った。

     試合が動いたのは4回のドジャースの攻撃。先頭打者のマックス・マンシーが右中間への先制ソロを放つ。対するロッキーズも5回の攻撃でヘラルド・パーラに一発が飛び出し1対1と試合は振り出しに戻る。この後は両軍ともに得点できずこう着状態となっていく。マルケス、ビューラーの両先発はお互いに7回2安打1失点と先発としての役割を果たしリリーフ陣にマウンドを託した。8回、ドジャースは投手を代えてロッキーズ打線を抑えに行くが、これが逆にロッキーズにとってチャンスとなった。

     8回のロッキーズの攻撃。1死からトニー・ウォルターズが四球で出塁するとその後、自らの盗塁で走者二塁のチャンスが訪れる。2死後、代打のカルロス・ゴンザレスが3番手、スコット・アレクサンダーからセカンドへの内野安打、同時にチェイス・アトリーの送球ミスの間に勝ち越しの1点をもぎ取った。勝ち越しに成功したロッキーズは最終回、守護神のウェイド・デービスが相手打線を3人で締めて試合終了。ロッキーズは連敗を止め、ドジャースの連勝を「4」でストップさせた。

  • エンゼルスの連敗止めた救世主 大谷が8回途中2失点で今季4勝目

    2018.5.21 10:00 Monday

    【レイズ2-5エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     現在5連敗中のエンゼルスは既にレイズとの4連戦の負け越しが決まってしまった。しかし、簡単にスイープされる訳にはいかない。連敗ストップため先発マウンドを任されたのは大谷翔平だ。5月2勝目を賭けた試合は自己最高の投球数、投球回でチームを勝利に導き今季4勝目を挙げた。

     初回の大谷の投球は2死からジョーイ・ウェンドルを四球で歩かせるも続くウィルソン・ラモスを外野フライに打ち取って無失点スタートを切った。対するレイズの先発は前日と同じくセルジオ・ロモ。初回から1死二塁のピンチを迎えるがマイク・トラウト、ジャスティン・アップトンを連続三振、アンドレルトン・シモンズも抑えて切り抜けた。ロモは2回に1死をとったところで降板し前日とあわせ2回1/3 6奪三振無失点と結果を残した。

     大谷は走者こそ背負うものの2回までレイズ打線を無失点に抑える。3回には先頭打者のジョニー・フィールドに一発を浴びるも崩れることなく最小失点にとどめた。先制を許したエンゼルスは4回、無死二・三塁から代打、ルイス・バルブエナの内野ゴロの間に1点を返すと続くマーティン・マルドナードの犠牲フライで逆転に成功した。また、5回にも1点を追加して大谷を強力援護。これに応えたい大谷は7回の1死一・二塁のピンチにも動じず無失点に抑え、この回まで8奪三振と調子を上げた。

     試合は4対1とエンゼルスの3点リードのまま8回のレイズの攻撃を迎えた。投球数が100球目前だった大谷に対しレイズは先頭打者のフィールドのツーベースで出塁後、大谷の暴投で走者三塁のチャンスをつくる。続くデナード・スパンの内野ゴロの間に1点を返して2点差に詰め寄った。大谷は1死からウェンドルにヒットを許したところで降板。今試合の成績は7回2/3を投げて6安打2失点、9奪三振。今回、投じた110球と投球回はこれまでで1番多いものとなった。彼の降板後は捕手として大谷を支えたマルドナードにダメ押しの一発が飛び出し5対2と試合を決め、チームの連敗が「6」で止まった。

     勝利投手となった大谷はこれで今季4勝目、5月は3試合で2勝負けなし、防御率2.25と安定した投球をみせている。連敗を止めたエンゼルスはこれから移動日を挟み、16連戦が控えている。大谷はまたしばらく打者として出場することになる。開幕してもうすぐ2ヶ月が経とうとしている今、ここまで二刀流は順調に続けているといえるだろう。今後も活躍から目が離せない。

  • J.D.マルティネスが1試合2発 打線は12安打でレッドソックス連勝

    2018.5.21 09:00 Monday

    【オリオールズ0-5レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     オリオールズ4連戦の4戦目を迎えたレッドソックスはここまで2勝1敗と既に今カード勝ち越しを決めているものの、1つでも勝ち星を積み重ねたい。連勝を賭けて臨んだ今試合では投打ともに機能し完封勝利を飾り良い形で試合を終えた。

     この日のレッドソックスの先発はエドゥアルド・ロドリゲス。ここまで4試合勝ち星がないが、5月初勝利を目指しマウンドに立った。初回の投球は1死からアダム・ジョーンズにヒットを浴びるも後続を抑え無失点スタートを切った。対するオリオールズ先発、デービッド・ヘスは24歳右腕でこれがメジャー2度目の登板となった。こちらは相手打線を3者凡退に抑えて上々の立ち上がりをみせた。

     先制したのはレッドソックスで2回の攻撃では先頭打者のJ.D.マルティネスがソロを放つ。5回には1死二塁からアンドリューベニンテンディが2ラン、マルティネスも今試合2本目となる一発で合計4点を追加したチームは中盤で5対0とリードを広げた。反撃したいオリオールズは走者一・二塁や満塁と何度もチャンスを迎えるもあと1本が出ず、ロドリゲスに対し9安打を記録したがすべて得点には繋がらなかった。ロドリゲスは6回途中無失点、7奪三振、ヘスは5回途中8安打5失点と両先発の明暗が分かれた。

     レッドソックスは中盤のリードを保ったまま試合は最終回へ。最後は4番手ブライアン・ジョンソンがジェイス・ピーダーソンにツーベースを浴びるも後続を抑えて試合終了となり、チームは今シリーズの対戦成績を3勝1敗とした。一方で敗れたオリオールズは相手を上回る13安打を放つも1点も返すことができず痛い完封負けとなった。

  • ジャンセンが1日2セーブの活躍 ドジャースがダブルヘッダー制す

    2018.5.20 15:30 Sunday

    第1試合【ドジャース4-1ナショナルズ】

    第2試合【ドジャース5-4ナショナルズ】

     ドジャースとナショナルズは雨天の影響もあって前日に延期になった試合と合わせナショナルズ・パークでダブルヘッダーが行われた。第1試合は序盤に先制したドジャースが最後まで主導権に握り先勝、第2試合ではナショナルズが一時逆転するものの、対するドジャースが最終回に試合をひっくり返して1日で2連勝を挙げた。

     第1試合のドジャースの先発はロス・ストリップリング、一方のナショナルズはタナー・ロアークで始まった。初回、ドジャースは先頭打者のジョグ・ピーダーソンのスリーベースでチャンスをつくると1死一・三塁からヤスマニ・グランダルの犠牲フライで先制する。ナショナルズは3回にブライス・ハーパーのタイムリーで同点に追いつき、試合はこう着状態になると思われたが、5回に勝ち越したドジャースは続く6回にマックス・マンシーのツーベースで3対1とリードを広げた。ロアークは3失点するも7回6安打8奪三振、与四死球はわずかに1と制球が安定していた。ストリップリングも6回1失点と勝利投手の権利を得て降板している。その後、8回にも1点を加えたドジャースは最終回は守護神、ケンリー・ジャンセンが締めてまずは1勝目を飾った。

     続く第2試合はドジャースはリッチ・ヒル、ナショナルズはマックス・シャーザーの投げ合い。ドジャースは初回、マンシーのタイムリーで先制しヒルを援護するもその裏にアクシデントでヒルがわずか2球で降板した。緊急登板となったスコット・アレクサンダーが3者連続三振に抑えてチームに流れを呼び込む。対するシャーザーも1点こそ失ったものの、ドジャース打線に的を絞らせず4回まで8奪三振を記録し調子を取り戻していった。

     再び試合が動いたのは5回のドジャースの攻撃。この日、第1試合から活躍しているマンシーがシャーザーのカッターを右中間スタンドへ運び、2対0とリードを広げる。細かな継投で対抗するドジャース投手陣を打てずにいたナショナルズは6回に打線が目覚める。2死一・三塁からマーク・レイノルズのツーベースで1点を返すとマット・アダムス、シャーザーの連続タイムリーでさらに3点を追加して4対2と試合をひっくり返した。

     劣勢に立たされたドジャースはコディ・ベリンジャーの一発で1点差に詰め寄った最終回に再び流れを呼び込む。逃げ切りたいナショナルズは守護神、ショーン・ドゥーリトルを投入するも連続ヒットを浴びて無死一・二塁の場面が訪れる。チャンスをつくったドジャースは代打、マット・ケンプがカウント0-1から走者一掃のツーベースを放って5対4と逆転に成功した。最終回は第1試合同様にジャンセンが締めて試合終了。ジャンセンは1日で2セーブ、マンシーは2試合で6打数3安打4打点の活躍をみせた。一方のナショナルズはシャーザーが7回13奪三振と好投するも勝利の方程式が崩れて痛い連敗となった。

  • メリーフィールドが3安打の活躍 ロイヤルズが1週間ぶりの勝利

    2018.5.19 16:00 Saturday

    【ヤンキース2-5ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     現在5連敗中のロイヤルズは地区4位と苦戦を強いられている。今回は本拠地、カウフマン・スタジアムではヤンキースを迎えての3連戦の初戦を迎えた。今試合では初回から主導権を握ったチームはこまめに加点し1週間ぶりの勝利を掴んだ。

     この日のロイヤルズの先発はここまで4勝を挙げているジェイコブ・ジュニス。前回登板のインディアンス戦では6回途中4失点と安定感を欠き、敗戦投手になっている。巻き返したいジュニスの初回はヤンキース打線を3者凡退に抑える上々な立ち上がりをみせる。一方のヤンキース先発、CCサバシアは未だ負けなしの2勝ながら前回のレッドソックス戦では4回で早期降板している。今試合の初回は先頭打者のウィット・メリーフィールドにツーベースを浴びると盗塁と四球から1死一・三塁のピンチを迎えるとサルバドール・ペレスの併殺崩れの間に先制を許した。

     3回のロイヤルズの攻撃では2死満塁から相手守備の失策とハンター・ドージャーの押し出し四球によって2点を追加し序盤で3点をリードした。一方で反撃したいヤンキースはジュニスの前に5回まで5安打を放つも得点には結びつかず、5回にはサバシアがペレスにソロを浴びてさらに試合は劣勢となっていった。これまで打ちあぐねていたヤンキースだったが、6回にはジュニスを攻めて1死一・二塁のチャンスをつくるとロイヤルズは2番手、ティム・ヒルに交代。その直後、ニール・ウォーカーのタイムリー、ミゲル・アンドゥハーの犠牲フライで2点を返して息を吹き返し始めた。降板したジュニスは6回途中7安打2失点、一方のサバシアは5回4安打4失点(2自責点)の成績だった。

     試合は7回にペレスのツーベースでさらに加点したロイヤルズが5対2とリードしたまま最終回へ。最後は守護神、ケルビン・ヘレーラが3者凡退に抑えて試合終了。ロイヤルズは1週間ぶりの勝利で連敗を止めた。一方のヤンキースはサバシアが今季初の黒星を喫し、打線は相手を上回る8安打を放つも反撃しきれなかった。

  • パイレーツが逆転勝利で接戦制す 単独首位に浮上

    2018.5.18 11:30 Friday

    【パドレス4-5パイレーツ】@PNCパーク

     ブリュワーズと並んでナ・リーグ中部地区の首位に立っているパイレーツは、今日から本拠地PNCパークでのパドレス4連戦。その初戦は4回裏にコリー・ディッカーソンとショーン・ロドリゲスのタイムリー二塁打などで3点を奪って逆転しながらも、直後の5回表に先発のチャド・クールがエリック・ホズマーに逆転タイムリー二塁打を浴び、追う展開を強いられる苦しい試合となったが、5回裏にジョシュ・ベルのタイムリーで追い付き、7回裏には相手のエラーで勝ち越しに成功して1点差の接戦をモノにした。クールは5回途中4失点で降板したが、後を継いだ4人のリリーバーが計4回2/3を無失点。リリーフ陣の頑張りがチームの勝利を呼び込んだ。

     エリック・ラウアーとクールの両先発で始まった一戦は、3回表にパドレスがトラビス・ジャンコウスキーのタイムリーなどで2点を先制。パイレーツは4回裏に一死一、二塁のチャンスを作り、ディッカーソンのタイムリー二塁打、デービッド・フリースの犠牲フライ、ロドリゲスのタイムリー二塁打で3点を奪って逆転に成功したものの、5回表にホズマーが2点タイムリー二塁打を放ち、パドレスが再び主導権を握った。

     1点ビハインドの5回裏、パイレーツは一死一、二塁のチャンスで4番のベルがタイムリーを放って同点。7回裏には先頭のグレゴリー・ポランコが二塁打を放ってチャンスを作り、二死三塁となったあと、ディッカーソンの打球を三塁手のクリスチャン・ビヤヌエバがファンブルする間に勝ち越しに成功した。

     クールが降板したあとは、2番手のスティーブン・ブロールトが2回1/3を無失点に抑えて試合の流れを引き寄せ、7回表二死二塁のピンチでホゼ・ピレラをショートゴロに抑えたエドガー・サンタナが2日連続の白星となるメジャー2勝目をマーク。1点リードの8回表はマイケル・フェリース、そして最終回はクローザーのフェリペ・バスケスがパドレス打線をそれぞれ三者凡退に抑え、試合を締めくくった。

     勝負強さを発揮して逆転勝利を収めたパイレーツはリーグ最多タイとなる今季26勝目。この日試合のなかったブリュワーズに0.5ゲーム差をつけ、単独地区首位に浮上した。

  • マーリンズ・田澤がDFAに 今季22登板で防御率9.00

    2018.5.18 11:00 Friday

     日本時間5月18日のドジャース戦に敗れたマーリンズは試合後、田澤純一をDFAとしたことを発表した。田澤は今季が2年1200万ドルの契約最終年。22試合に登板して防御率9.00とリリーフ投手としての役割を全く果たせておらず、マーリンズにとって田澤のDFAはやむを得ない決断と言えるだろう。

     開幕からの9登板で防御率1.69、被打率.147と上々のスタートを切った今季の田澤だが、日本時間4月20日のブリュワーズ戦で6失点の大炎上。ここからピッチングがおかしくなり、それ以降はおよそ2試合に1回のペースで失点を重ね、日本時間5月17日と18日のドジャース戦では2試合連続で3失点を喫し、球団側も我慢の限界に達した格好だ。

     日本時間5月18日のドジャース戦では4点ビハインドの4回表に登板。ドン・マティングリー監督は「田澤には長いイニングを投げてもらおうと思っていた」と起用の狙いを説明したが、田澤は1イニングを投げ切るのに32球を要し、3失点を喫してマティングリーの期待に応えることができなかった。「田澤の球数が多くなりすぎてしまったから、長いイニングを投げさせることはできなかった」とマティングリー。今日の登板がマーリンズでの最後の登板となることがほぼ確実となった。

     DFAとは選手を40人枠から外す措置のことを指し、該当選手が25人枠に登録されている場合は同時に25人枠からも外される。マーリンズは今後7日以内に田澤をトレードするか、解雇するか、あるいはマイナーへ降格させるためにウエーバー公示するかを選択。田澤の獲得を希望する球団が現れず、田澤が40人枠外となったうえでのマイナー降格を受け入れた場合のみマーリンズ残留となる。また、いずれの場合にも現行の契約額は保証されるため、田澤は今季年俸の700万ドルを得ることができる。

     今季成績は22試合で防御率9.00、被打率.329という惨憺たるもの。昨季まで5年連続で50試合以上に登板している鉄腕リリーバーは、メジャーリーガーとしてのキャリアを繋ぎ止めることができるのか。今後の動向を見守りたい。

  • マーリンズが接戦制す 6連敗のドジャースはついに最下位転落

    2018.5.17 15:30 Thursday

    【ドジャース5-6マーリンズ】@マーリンズ・パーク

     J.T.リアルミュート(マーリンズ)はドジャース戦に通算21試合出場し、全試合でヒットを放っている。日本時間5月17日のドジャース戦では、リアルミュートがこの試合で放った唯一のヒットが、勝敗を分ける貴重な一打となった。ドジャースが6回表に4点をあげて同点に追い付いた直後の6回裏、マーリンズは二死走者なしの場面でリアルミュートが左中間への6号勝ち越しソロ。同点に追い付いて勢いに乗りつつあったドジャースを意気消沈させ、この1点を守り抜いて6対5で勝利を収めた。接戦を制したマーリンズは最終戦を残してドジャース3連戦の勝ち越しが決定。一方、敗れたドジャースは6連敗で借金が2ケタとなり、パドレスと並んでナ・リーグ西部地区の最下位に転落した。

     リアルミュートのドジャースに対する相性の良さについて、マーリンズのドン・マティングリー監督は「心理的なものも影響しているんじゃないかな」と分析。「ドジャースはリアルミュートをとてもよく打てる選手と見ているはずだ」と語り、ドジャースがリアルミュートを必要以上に意識していることが現在の結果に繋がっているのではないかとの見解を示した。ちなみにマーリンズの選手による同一カードの連続試合安打記録は、かつての正二塁手であるルイス・カスティーヨがレイズを相手に記録した23試合。リアルミュートは球団記録まであと2試合に迫っている。

     決勝弾を放ったリアルミュートについて、4番手として登板して1イニングを無失点に抑えたカイル・ベアクローは「彼は僕たちのチームのリーダーだ。それ以上に語る必要はないよ」とコメント。この言葉からは、主力選手の多くが次々に放出されていくなかチームに残った数少ない主力選手であるリアルミュートへの信頼がうかがえる。

     腰の打撲で出遅れた今季のリアルミュートだが、4月中旬に戦列復帰を果たすと、そこから24試合に出場して打率.316、6本塁打、OPS.933の好成績をマーク。経験の少ない若手選手が大半を占めるチームにおいて攻守の要として活躍しており、マーリンズファンは一日でも長くリアルミュートがマーリンズでプレイしてくれることを望んでいることだろう。

  • 不振のファウラー&カーペンターが躍動 カージナルス連敗ストップ

    2018.5.17 12:00 Thursday

    【カージナルス7-5ツインズ】@ターゲット・フィールド

     直近7試合で1勝6敗、敗れた6試合では合計8得点と打撃不振が深刻となっていたカージナルスは、マット・カーペンターを7番に下げるなど打線に調整を施した。昨季までのチームメイトであるランス・リンと対戦した日本時間5月17日のツインズ戦では、ここまで打率1割台という深刻な不振に喘いでいたデクスター・ファウラーとカーペンターが本来の実力を発揮。ファウラーは2安打2打点、カーペンターは3安打1打点の活躍で、チームの勝利に大きく貢献した。一時は4点をリードしながら2点差まで追い上げられたカージナルスだが、クローザーのバド・ノリスの奮闘により逃げ切り。連敗を3で止め、地区首位のパイレーツとの1ゲーム差をキープした。

     試合開始前の時点でファウラーは打率.146、カーペンターは打率.140。打線の軸となるべき2人が想定外の大不振に苦しみ、チームの足を引っ張る状況が続いていた。しかし、この試合ではファウラーが初回に先制の2点タイムリーを放ち、カーペンターは7回表にリードを3点に広げるタイムリー二塁打を放つなど今季初の1試合3安打を記録。トミー・ファム、ホゼ・マルティネス、ポール・デヨングといった今季ここまでの戦いを支えてきた選手たちもそれぞれ打点をマークするなど自身の役割をしっかりこなし、ツインズ投手陣に13安打を浴びせて7得点を奪った。

     マイク・マシーニー監督は「いずれこういう日が来ることはわかっていた。私は彼らに自分自身を信じていてほしいんだ。(彼らを信頼して起用し続けているのは)彼らへのメッセージなんだよ」と語り、ファウラーとカーペンターの活躍は当然と言わんばかりの口ぶり。とはいえ、両選手が本調子を取り戻せば、チームにとってはこの上ない戦力アップとなる。両選手のほか、この試合で5打数ノーヒットに終わったマーセル・オズーナもOPS.622と不振が続いている。チームはそのなかで地区首位と1ゲーム差をキープしており、彼らの復調とともにチームの戦いにも勢いが出てくることだろう。

  • 3点差をひっくり返したジャイアンツが3連勝で貯金1

    2018.5.16 18:00 Wednesday

    【レッズ3-5ジャイアンツ】@AT&Tパーク

     前日の試合でレッズの連勝を6で止めたジャイアンツは、日本時間5月16日の試合でも勝利を収め、連勝を3に伸ばした。ジャイアンツは先発のタイ・ブラックが味方のエラーにも足を引っ張られ、4回3失点(自責点1)で降板したものの、4回裏にブラックの代打として登場したパブロ・サンドバルの2点タイムリーなどで4点を奪って逆転に成功。5回以降は5人のリリーバーが1イニングずつを投げて無失点リレーを展開し、8回裏にはケルビー・トムリンソンのタイムリーで1点を追加して5対3で勝利した。

     ジャイアンツのブルース・ボウチー監督は4回裏に一打同点のチャンスを迎え、4回までに3失点ながらまだ62球しか投げていなかったブラックに代打を送る決断をした。代打で起用されたサンドバルは期待に応えて同点タイムリーを放ち、さらに一死満塁とチャンスを広げ、アンドリュー・マカッチェンの併殺崩れの間に勝ち越しに成功。ボウチーの決断が逆転勝利を呼び込む結果となった。

     試合後、ボウチーは「その試合にとって正しいと思う決断をしないといけないんだ」と語り、ブラックに代打を送ることが最善の策であったことを強調した。そして「ブルペンの投手たちがしっかり仕事をしてくれたよ」と5回以降の5イニングを無失点に抑えたリリーフ投手陣の頑張りを称えることも忘れなかった。

     また、この試合ではジャイアンツの正遊撃手、ブランドン・クロフォードの活躍も光った。「6番・遊撃」で先発出場したクロフォードは全4打席でヒットを放ち、4打数4安打の大活躍。サンドバルのタイムリーで同点のホームを踏み、8回裏にはトムリンソンのタイムリーで貴重な追加点となるホームを踏んだ。

     ボウチーの決断にサンドバルが応え、ボウチーの信頼にリリーフ投手陣が応え、チーム一丸となってもぎ取った逆転勝利。再び貯金生活に突入したジャイアンツには、さらに勢いに乗っていきそうな雰囲気も漂い始めている。

  • 8回裏デズカルソが決勝タイムリー Dバックスが接戦を制す

    2018.5.16 17:00 Wednesday

    【ブリュワーズ1-2ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

     ブリュワーズ(ナ・リーグ中部地区首位)とダイヤモンドバックス(ナ・リーグ西部地区首位)による地区首位対決3連戦の第2戦は、ヨーリス・チャシーン(ブリュワーズ)とザック・グレインキー(ダイヤモンドバックス)の両先発の好投により、1点を争う好ゲームが展開された。4回表にトラビス・ショウのタイムリー二塁打でブリュワーズが先制し、その裏にダイヤモンドバックスはスティーブン・スーザJr.の併殺打の間に同点。そして1対1の同点で迎えた8回裏、ダイヤモンドバックスは二死一、三塁のチャンスを作り、ダニエル・デズカルソがライトへのタイムリーヒットを放ってこれが決勝打となった。

     攻守の要として大活躍を見せていたA.J.ポロックが左手親指の骨折により長期離脱することになったダイヤモンドバックスは、逆境のなかでチームを奮い立たせるためにも勝利を必要としていた。先発のグレインキーはブリュワーズに先制を許したものの、6回104球を投げて被安打4、奪三振5、与四球1、失点1の力投。平野佳寿、アーチー・ブラッドリー、ブラッド・ボックスバーガーの勝ち継投トリオもそれぞれ1イニングを無失点に抑え、ブリュワーズに勝ち越しを許さなかった。

     ダイヤモンドバックス打線はチャシーンをなかなか攻略できず、7回までわずか2安打、1得点に封じられていたものの、8回裏に2番手のテイラー・ウィリアムスから一死二塁のチャンスを作り、さらに3番手のブーン・ローガンから二死一、三塁とチャンスを広げ、デズカルソが勝ち越しタイムリー。31歳の便利屋内野手がまたしても勝負強さを発揮し、チームに貴重な1点をもたらした。

     試合後、デズカルソは「僕たちはシーズン序盤、大きな一打で何度も勝利をモノにしてきた。今夜も貴重な一打を放つことができて良かったよ」と自身の一打を振り返った。トーリ・ロブロ監督も「A.J.(ポロック)のニュースを聞き、今夜は勝利が必要だった。ザック(・グレインキー)が役割を果たし、ブルペンも仕事をしてくれた」と投手陣の頑張りを称え、勝利を喜んでいた。

  • 田中5回3失点で勝敗つかず 試合は降雨のため明日に持ち越し

    2018.5.16 15:00 Wednesday

    【ヤンキース3-3ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク(※降雨サスペンデッド)

     ヤンキース東地区首位を走るヤンキースはナショナルズとの交流戦を迎え、敵地のナショナルズ・パークに乗り込んだ。今回は2連戦で行われ、大事な初戦の先発を任された田中将大は5月初勝利を賭けたマウンドに立った。序盤は不安定な立ち上がりも調子を取り戻していったが、試合は雨のために中断となり、そのまま明日に持ち越しが決まった。

     5月3度目の登板となった田中は初回、簡単に2死とするが続くアンソニー・レンドンに3球目のシンカーをレフトスタンドへと運ばれいきなり1点を失った。その後は後続を抑えたものの、2回の投球でも1死二塁のピンチからアンドリュー・スティーブンソン、ペドロ・セベリーノに連続タイムリーを浴びて2失点、序盤で3点を失う苦しい内容となった。一方のナショナルズ先発、ジオ・ゴンザレスは初回、2死一・三塁のピンチもディディ・グレゴリウスを打ち取り無失点。武器の緩急で3回までヤンキース打線に得点を与えない対照的な序盤となった。

     3点リードを許したヤンキースは3回にゴンザレスを攻め立てる。相手失策で出塁したグレゴリウスを2塁に置き、続くタイラー・オースティンが7球目のカーブを捉え、右中間への2ランとし2対3と1点差に迫った。反撃ののろしをあげる一発を放ったオースティンは次の回にも同点に追いつく犠牲フライを放ち、今試合の打線を支えた。また、序盤で失点した田中だったが3回以降はナショナルズ打線にヒットを1本も許さない安定した投球をみせて復調していった。

     試合は同点のまま後半戦に向かうはずだったが、降り続いていた雨が強くなり6回表終了後にはグラウンドにカバーが敷かれた。ここから約1時間、天気の様子を見ていたが回復の見込みがなく今試合は降雨サスペンデッドとなった。。5回まで投げ切った田中は4安打3失点、一方のゴンザレスは5回6安打3失点の成績だった。試合の続きは明日の日本時間6時5分、6回裏から再開される予定となっている。

  • ターナー復帰もドジャースの連敗は止まらず 今季最悪の5連敗

    2018.5.16 11:30 Wednesday

    【ドジャース2-4マーリンズ】@マーリンズ・パーク

     本拠地ドジャー・スタジアムでナ・リーグ中部地区最下位のレッズに4連敗を喫したドジャースは、今日から敵地マーリンズ・パークでのマーリンズ3連戦。オープン戦で死球を受けて左手首を骨折したジャスティン・ターナーが「3番・三塁」で戦列復帰を果たし、チーム再浮上のきっかけとしたい一戦だった。ところが、ドジャース打線は相変わらず元気がなく、マーリンズの5投手による継投の前に、奪った得点はヤシエル・プイーグの2号ソロとコディ・ベリンジャーの6号ソロによる2点だけ。6回2失点(自責点1)と好投した先発のアレックス・ウッドを見殺しにし、連敗は今季最長の5に伸びた。

     初回に先制を許したドジャースは、4回表にターナーの今季初安打をきっかけとして一死一、二塁のチャンスを作ったものの、ベリンジャーとローガン・フォーサイスがともに外野フライに倒れて無得点。2点ビハインドとなった5回表にも一死一、二塁のチャンスを作ったが、今度はジョク・ピーダーソンとターナーが凡退し、好機を生かすことができなかった。プイーグの一発で1点差に迫った直後の7回裏には、2番手のアダム・リベラトーアと3番手のJTシャーゴワが踏ん張り切れず2失点。流れを引き寄せたかと思えば自ら手放してしまう拙い試合運びで、ナ・リーグ東部地区最下位のマーリンズにも敗れ、地区最下位球団相手に5連敗となった。

     一方、マーリンズはチームで最も信頼できる打者であるJ.T.リアルミュートを「走者を置いた場面で打席に立たせたい」と1番から2番に移したドン・マティングリー監督の采配が的中。初回は1番のマーティン・プラドと2番のリアルミュートが連打でチャンスを作って先制点を呼び込み、7回裏にはリアルミュートがタイムリー二塁打で貴重な追加点を叩き出した。リアルミュートは3安打1打点の活躍で、今季成績を打率.322、OPS.928へ向上させている。

  • 投打が噛み合ったパイレーツが完封リレーで快勝

    2018.5.16 11:00 Wednesday

    【ホワイトソックス0-7パイレーツ】@PNCパーク

     日本時間5月16日に行われたホワイトソックス対パイレーツの一戦は、先発のトレバー・ウィリアムスが7回無失点と好投し、打線が2回までに6点を先行したパイレーツが7対0で快勝した。パイレーツ打線は初回からホワイトソックス先発のレイナルド・ロペスに襲い掛かり、アダム・フレイジャーの3号先頭打者アーチ、ジョシュ・ベルの2点タイムリー二塁打、コリン・モランのタイムリー二塁打で4点を先制。2回裏に二死一塁からショーン・ロドリゲスのタイムリー三塁打とベルのタイムリー二塁打で2点を追加し、さらに6回裏にはグレゴリー・ポランコのタイムリー二塁打でリードを7点に広げた。先発のウィリアムスは安定したコントロールを武器に7回94球を投げて被安打6、奪三振6、無四球、無失点と好投。2番手のカイル・クリックと3番手のリチャード・ロドリゲスも各1イニングを無失点に抑え、完封リレーを完成させた。

     前の試合で今季3度目の完封負けを喫したパイレーツ打線は、その鬱憤を晴らすかのように序盤から打ちまくった。初回はフレイジャーの先頭打者アーチを皮切りに怒涛の4連打であっという間に3点を先制。二死後にモランもタイムリー二塁打を放ち、初回から4点のリードを奪うことに成功した。続く2回裏は二死からポランコが四球で出塁し、2本の長打で2得点。パイレーツはこの試合で放った10安打のうち7本が長打という効率の良い攻撃で序盤から主導権を握り、最後まで試合の流れをホワイトソックスに渡さなかった。完封リレーを完成させた3投手は四球を1つも与えず、守備陣も無失策。投打がガッチリと噛み合い、ほとんどミスのない試合運びで快勝を収めた。

     ホワイトソックスは先発のロペスが2回6失点と大誤算。開幕から白星なしの3敗目を喫した。また、打線も何度かチャンスを作ったものの、あと一本が出ず。得点圏で7打数ノーヒットに封じられ、今季5度目の完封負けとなった。

  • マカッチェンが通算1500安打達成 ジャイアンツが乱打戦制す 

    2018.5.15 16:00 Tuesday

    【レッズ7-10ジャイアンツ】@AT&Tパーク

     前日のパイレーツ戦でチームの連敗を「6」で止めたジャイアンツは本拠地にレッズを迎えての3連戦に臨む。その第1戦目は序盤からリードを奪うものの、現在6連勝中と波に乗るレッズ打線に徐々に追い上げられる展開となる。両軍合わせ27安打が飛び出した乱打戦はジャイアンツが何とか点差を守り切ってチームは連勝した。

     この日のジャイアンツの先発は今季3勝を挙げているクリス・スクラットン。前回登板のフィリーズ戦では5回もたず5失点で敗戦投手になっているだけに勝ち星をつかみたいところ。初回はスライダーやカッターを駆使し、レッズ打線を3者凡退に抑える。一方のレッズ先発、サル・ロマノは前回のメッツ戦で6回1失点と好投した右腕。こちらの立ち上がりは1死からアンドリュー・マカッチェンにツーベースを浴びると続くバスター・ポージーを四球で歩かせ走者一・二塁のピンチを迎える。2死後にはエバン・ロンゴリア、ブランドン・クロフォードに連続タイムリーを打たれ3失点と不安定な立ち上がりを見せた。

     先制を許したレッズは2回にタッカー・バーンハートのタイムリーで1点を返すもその裏にロマノがマカッチェンにツーベース、3回には1死満塁からケルビー・トムリンソンのタイムリーなどでさらに失点を重ね、3回途中8安打6失点と炎上して試合をつくることができなかった。それでもレッズは4回に1死一塁からバーンハートに2ランが飛び出して3対6とジャイアンツを追撃し、今試合は両軍ともに点の取り合いになった。ジャイアンツ先発、スクラットンは5回9安打4失点でマウンドを降りている。

     6対4とジャイアンツのリードで迎えた6回、相手守備の失策も絡み1死一・三塁とチャンスをつくるとポージー、ブランドン・ベルトに連続ツーベースが飛び出してさらに3点を追加し9得点とリードを5点差に広げた。8回にはベルトに一発を放ち2桁10得点、10対4で最終回を迎えた。このまま負ける訳にはいかないレッズは4番手、ホゼ・バルデスを攻め立て2死一・二塁のチャンスを作ると打席に立ったアダム・デュバルが左中間スタンドへ反撃の3ランを放った。しかし、その追い上げもそれまでで10対7でジャイアンツが逃げ切った。今試合で5打数2安打1打点と活躍したマカッチェンは通算1500安打を達成。敗れたレッズはチームの連勝が「6」で止まった。

  • 6回表の一挙5得点を完封リレーで守り抜きジャイアンツが完勝

    2018.5.14 15:30 Monday

    【ジャイアンツ5-0パイレーツ】@PNCパーク

     日本時間5月14日に敵地・PNCパークで行われたパイレーツ戦で、ジャイアンツは6回表に2本塁打などで奪った5点を4投手による完封リレーで守り抜き、5対0で完勝。パイレーツの連勝を5で止めるとともに、自軍の連敗を6でストップさせた。

     ジャイアンツ打線はパイレーツ先発のイバン・ノバの前に5回まで無得点に抑えられていたものの、6回表の先頭打者、ゴーキーズ・ヘルナンデスが左中間スタンドへ2号ソロを叩き込んで先制に成功。さらに二死一、二塁とチャンスを広げ、ブランドン・クロフォードのタイムリー二塁打とニック・ハンドリーの4号スリーランで一挙5得点のビッグイニングとした。

     投げては先発のデレク・ホランドが5つの四球を与えながらも7回途中まで104球を投げて無失点の力投。2回裏に無死二塁、3回裏に一死二塁、4回裏に無死一、二塁、5回裏に二死二塁と毎回のようにピンチを背負ったものの、要所を締めてパイレーツ打線に得点を許さなかった。ジャイアンツはホランドの後を継いだレイエス・モロンタが2/3イニング、ウィル・スミスとハンター・ストリックランドがそれぞれ1イニングを無失点に抑え、完封リレーが完成。パイレーツ打線を得点圏で11打数1安打に抑えたことが、今季4度目の完封勝利に繋がった。

     ホランドがレンジャーズに在籍していた2010年にレンジャーズで打撃コーチを務めていたパイレーツのクリント・ハードル監督は「今日はデレク・ホランドに脱帽だね。どの場面でもあらゆる球種を使えていたし、以前とは全く別の投手になっていた」とホランドの好投を素直に称賛。正捕手のバスター・ポージーが休養日だったため、控え捕手のハンドリーとバッテリーを組んだホランドは「僕たちは今日、いい仕事ができたと思うよ」と充実感を滲ませながら試合を振り返った。ジャイアンツのブルース・ボウチー監督も「ホランドは全ての球種を有効に使えていたね」とホランドの好投を称えていた。

  • 代打・ウィリアムスが逆転3ラン 先発・ノラは今季6勝目をマーク

    2018.5.14 15:00 Monday

    【メッツ2-4フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     ナ・リーグ東部地区で首位のブレーブスを1ゲーム差で追うフィリーズは、日本時間5月14日のメッツ戦に4対2で逆転勝利。1点を先制された直後の6回裏に、6回1失点と好投したアーロン・ノラの代打として登場したニック・ウィリアムスが2号逆転スリーランを放ち、チームを勝利に導いた。フィリーズは直近6試合で5勝と好調で、この日勝利したブレーブスとの1ゲーム差をキープ。背後からは地区優勝の本命・ナショナルズが1ゲーム差で迫っているものの、勝率.590はリーグ3位の堂々たる数字となっている。

     ノラがヨエニス・セスペデスに8号先制ソロを許した直後の6回裏、フィリーズはカルロス・サンタナの二塁打などで二死一、二塁のチャンスを迎えた。ここでゲーブ・キャプラー監督はノラの代打としてウィリアムスを起用。昨年6月末にメジャーデビューを果たして打率.288、12本塁打、OPS.811をマークし、レギュラーの座を手中に収めたかに思われたウィリアムスだが、今季は予想されたほどの出場機会を得ることができずにいる。しかし、与えられた数少ないチャンスをしっかり生かし、ポール・シーウォルドが投じた低めへのスライダーを見事に捉えてライトスタンドに飛び込む2号逆転スリーラン。「(十分な出場機会を得られないという経験は)僕を成長させてくれているよ」という言葉からはウィリアムスのプライドが垣間見えた。

     先発のノラはメッツ打線に9安打を浴びたものの、失点はセスペデスの一発による1点だけ。6回1失点の好投で今季の防御率を1.99とし、6勝目をマークした。「僕はチームが勝つために出来る限りのことをしようと思っているだけさ。それが僕にできることだからね。自分のことよりも、とにかくチームが勝つことが一番だよ」と語るメジャー4年目・24歳のノラからは、すでにエースの風格が漂っていた。

  • イグレシアスのサヨナラ打でタイガースがマリナーズ3連戦勝ち越し

    2018.5.14 13:00 Monday

    【マリナーズ4-5xタイガース】@コメリカ・パーク

     ミゲル・カブレラ、レオニス・マーティン、ニコラス・カステヤーノス、ジャイマー・キャンデラリオといった主力打者を欠くタイガースが、伏兵たちの活躍により、前回登板でノーヒッターを達成したジェームス・パクストン(マリナーズ)から3得点。4対2と2点リードで迎えた8回表に同点とされたものの、9回裏にホゼ・イグレシアスがサヨナラタイムリーを放ち、タイガースは本拠地でのマリナーズ3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。なお、タイガースが勝率5割以上のチームに対して同一カードを勝ち越すのは今回が初めてのことである。

     10安打を放ったタイガース打線のうち、マルチ安打を記録したのは「1番・レフト」のマイキー・マートゥック、「7番・ライト」のニコ・グッドラム、「9番・二塁」のディクソン・マチャドの3選手である。2安打を放ったマートゥックは日本時間5月10日にメジャー再昇格を果たしたばかりであり、同じく2安打のマチャドは数日前まで打率1割台に低迷。グッドラムに至ってはこの試合が自身初の1試合3安打だった。しかし、マートゥックは1点ビハインドの3回裏にパクストンから同点タイムリーを放ち、7回裏にはリードを2点に広げるタイムリー二塁打。マチャドはチャンスメーカーとして機能し、グッドラムは5回裏にパクストンから2号勝ち越しソロを放つなど期待以上の大活躍を見せた。

     タイガースのロン・ガーデンハイアー監督は「我々は今いる選手たちで最善のラインナップを組まなければならないんだ」とチームの苦しい現状を吐露しつつも「彼らはみんなメジャーリーガーだ。彼らの活躍がチームを勝利に導いてくれたね」と自身が起用した選手たちの活躍について誇らしげにコメント。一方、6回3失点ながら苦しいピッチングに終始したパクストンは「過去2先発で変化球を多用したから、今日は速球で攻めていくつもりだった」と試合開始前のプランを告白し、「今日の速球はあまり良くなかった。それを早めに認識してプランを変更すべきだったね」と悔しそうに試合を振り返った。

  • 救世主はデービッドソン 2安打2打点の活躍でWソックス連敗止める

    2018.5.14 12:00 Monday

    【ホワイトソックス5-3カブス】@リグリー・フィールド

     ホワイトソックスとカブスによる通称「ウィンディシティシリーズ」は第3戦を迎え、ここまでチーム7連敗と苦しんでいたホワイトソックスがマット・デービッドソンの2安打2打点の活躍で念願の連敗ストップ。今シリーズでのスイープは免れた。

     初回にカブス、ハビアー・バイエズのタイムリーで2点を失い、いきなり追う展開となったホワイトソックス。続く2回にデービッドソンが相手先発、カイル・ヘンドリックスのチェンジアップをレフトスタンドへと運び1点を返した。3回にもヨルマー・サンチェスにタイムリーが飛び出し試合は振り出しに戻った。ホワイトソックスは再び1点を失うも3対3で迎えた6回、1死からスリーベースを放ったニッキー・デルモニコを三塁に置いて続く、デービッドソンが犠牲フライを打ち勝ち越しに成功した。

     ホワイトソックス先発、ルーカス・ジオリトは7与四死球と制球に苦しむも6回途中2安打3失点と粘りの投球で試合をつくっていく。6回に勝ち越した後、7回にレウリー・ガルシアのタイムリーで勝利を決定づけ、5対3とカブスの追撃を振り切った。この日、反撃ののろしとなる一発と勝ち越し犠牲フライを放ったデービッドソンはこの日、3打数2安打2打点の活躍で苦しむチームを救った。一方のカブスは先制するもリードを守り切ることでできず今シリーズ3連勝とはならなかった。

  • 大谷が圧巻の11奪三振 コザートのサヨナラ打でエンゼルスが勝利

    2018.5.14 11:00 Monday

    【ツインズ1-2xエンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     現地時間5月13日は「マザーズ・デー」と銘打ち、全球団の首脳陣や選手達がピンクのものを着用して試合に臨む。この日のエンゼルスの先発は大谷翔平で彼はピンクのキャップを被ってマウンドに立った。今試合では勝ち星は付かなったものの、チームは最終回に劇的なサヨナラ勝ちを収めて接戦をモノにした。

     今季4勝目をかけてマウンドに立った大谷は初回、先頭打者のブライアン・ドージャーにヒットを浴びて出塁を許すも後続を抑えて無失点で乗り切る。今試合の初奪三振はエドゥアルド・エスコバーから記録。フルカウントから8球目のスライダーを振らせた。一方のツインズの先発は大谷と同い年の23歳右腕、フェルナンド・ロメロ。前回登板のカージナルス戦では6回9奪三振と好投しており、ここまで2連勝を挙げている。こちらも90マイル中盤の直球とチェンジアップでエンゼルス打線を3者凡退に抑えた。

     続く2回から大谷の奪三振ショーが始まった。2回、3回のアウトはすべて三振で記録。90マイル後半の直球とスライダーやスプリット、カーブと多種多彩の変化球を駆使しツインズ打線に的を絞らせない。2回から回またぎで5者連続、5回まで10奪三振と圧巻の投球を披露した。ルーキーを援護したいエンゼルス打線は5回、1死一・三塁からジャスティン・アップトンの併殺崩れの間に先制する。勝利投手の権利を得た大谷は次の回も無失点で抑え、試合は7回を迎えた。

     7回、1死をとった大谷はモーガン・モリソンに四球を与えたところで降板。球数が100球を越えたこともありリリーフ陣に後を託した。その後は走者一・三塁の場面から2番手、キャム・ベドロージアンがジョー・マウアーに同点タイムリーを浴びたことで大谷の勝利投手の権利が消えた。この日の大谷は7回途中3安打1失点、11奪三振の成績だった。1対1の同点で迎えた9回にエンゼルスはサヨナラのチャンスをモノにする。先頭打者のクリス・ヤングが死球で出塁すると1死二塁から打席に立ったザック・コザートがレフトへのタイムリーを放ち、チームは劇的な勝利を飾った。

     サヨナラ打を放ったコザートは5打数3安打1打点の活躍。大谷は今季4勝目とはならずも試合をつくり先発としての役割を果たした。一方の敗れたツインズは先発、ロメロが5回1失点の好投も打線にもう1本が出ず、今シリーズ4連戦のチーム対戦成績は2勝2敗の引き分けに終わった。

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