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  • メッツで2名のコロナ陽性者が発生 2試合が延期に

    2020.8.21 06:50 Friday

     メジャーリーグ機構は日本時間8月21日、同日に行われる予定だったメッツ対マーリンズ(マーリンズ・パーク)と明日22日に行われる予定だったヤンキース対メッツ(シティ・フィールド)の2試合を延期することを発表した。メッツで2名の新型コロナウイルス陽性者が確認されたことを受けての措置となっている。

     メッツは21日に敵地でのマーリンズ4連戦を終え、明日22日から本拠地でヤンキースとの「サブウェイ・シリーズ」3連戦を戦う予定だった。しかし、陽性者2名の発生により、追加の検査と感染経路の特定を行うために2試合が延期に。今のところ、「サブウェイ・シリーズ」3連戦の残り2試合の扱いについては明らかになっていない。

     メッツで陽性者が確認されるのはシーズン開幕前以来となる。このときはブラッド・ブラックとジャレッド・ヒューズが新型コロナウイルス陽性となって故障者リスト入り。両投手はすでに回復してチームに合流している。

     今季のメジャーリーグでは、陽性者の発生によって試合の開催延期を強いられるチームが続出している。なかでも、マーリンズは7試合が延期になって30人ロースターの過半数を入れ替えざるを得ない事態となり、カージナルスも2週間以上にわたって試合を行うことができなかった。

     メッツは今のところ、2試合の延期が発表されているだけだが、今後の検査の結果次第では、開催延期となる試合が増える可能性もありそうだ。

  • ヤンキース新人右腕が背番号「89」に決定 デビューすれば史上初

    2020.8.21 06:30 Friday

     背番号「0」~「99」のうち、メジャーリーグのレギュラーシーズンの試合で唯一未使用だった「89」を背負う選手が登場した。22歳の新人右腕、ミゲル・ジャフレ(ヤンキース)だ。ジャフレがメジャーデビューすれば、メジャーリーグ史上初となる背番号「89」の選手が誕生する。

     ヤンキースは日本時間8月21日、救援左腕ザック・ブリットンの故障者リスト入りに伴ってジャフレを昇格させた。ベネズエラ出身のジャフレは昨季A+級とAA級で合計24試合(うち20先発)に登板して9勝6敗、防御率2.14の好成績をマーク。日本時間8月21日のレイズ戦では登板機会がなく、メジャーデビューはお預けとなった。

     データサイト「Baseball-Reference」によると、これまでに使用されたことのなかった背番号は今季開幕時点で「86」「89」「92」の3つだけだった。今季カージナルスでは、新人左腕のヘネシス・カブレラが「92」、新人右腕のヘスス・クルーズが「86」を背負って試合に出場。これにより未使用の背番号は「89」だけとなっていた。また、マーリンズの新人左腕ブランドン・リーブラントも背番号「86」でロースターに登録されているが、まだメジャーデビューしていない。

     ジャフレがメジャーデビューすれば、1ケタと2ケタの背番号はすべてメジャーリーグの公式戦で使用されたことになる。ベネズエラ出身の22歳の右腕が歴史に名を残すか注目だ。

  • レイズがヤンキース3連戦をスイープ 地区首位に浮上!

    2020.8.21 06:05 Friday

    【レイズ10-5ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     レイズの強さは本物だ。地区首位のヤンキースと2.5ゲーム差で迎えた敵地ヤンキー・スタジアムでの3連戦、初戦を6対3、第2戦を4対2で制したレイズは、最終戦にも10対5で勝利し、見事スイープ。開幕から首位を快走してきたヤンキースをかわし、アメリカン・リーグ東部地区の首位に浮上した。

     ルーク・ボイトの10号ソロなどで2点を先制されたレイズだったが、5回表にジョーイ・ウェンドルの2点タイムリー二塁打とマイク・ブロソーの犠飛で3点を奪い、逆転に成功。5回裏にジオ・ウルシェラの5号2ランで再びリードされたものの、6回表にマニュエル・マーゴとウェンドルのタイムリー、マイク・ズニーノの4号3ランで一挙5得点のビッグイニングを作り、3点リードの9回表にはヤンディ・ディアスの1号2ランでダメ押しした。

     2015年以降、敵地ヤンキー・スタジアムでのカード勝ち越しは2度しかなかったが、「地区優勝に向けて重要な戦い」と位置付けた今回の3連戦をスイープ。同球場での3試合以上のカードをスイープするのは2014年以来6年ぶり、球団史上3度目となった。レイズは今季、ヤンキースに対して6勝1敗と大きく勝ち越している。

     レイズ3番手のディエゴ・カスティーヨが今季2勝目(0敗)をマークし、ヤンキース2番手のアダム・オッタビーノは今季2敗目(2勝)。なお、レイズの筒香嘉智は出場しなかった。

  • 未使用の背番号は残り1つ MLB公式サイトが特集

    2020.8.20 13:15 Thursday

     今季のメジャーリーグは例年よりもロースター枠を拡大してレギュラーシーズンが行われている。そのため、新たにロースターに登録される選手も多く、彼らの多くは大きな数字の背番号を使用していることが多い。そうした流れのなかで、メジャー史上初めて「86」と「92」を背負った選手が登場。これにより未使用の背番号は「89」だけとなった。

     メジャーリーグ公式サイトのマニー・ランダワがこの件について詳細に伝えている。70番台、80番台、90番台といった大きな数字の背番号は、スプリング・トレーニングでマイナー契約の招待選手が使用するケースがあるものの、今季開幕時点で「86」「89」「92」の3つはレギュラーシーズンの試合で使用されたことがなかった。

     しかし今季、カージナルスの新人左腕ヘネシス・カブレラが「92」、同じくカージナルスの新人右腕ヘスス・クルーズが「86」を背負って試合に出場。また、マーリンズの新人左腕ブランドン・リーブラントはまだ試合に出場していないものの、背番号「86」でロースターに登録されている。

     カージナルスとマーリンズはいずれも新型コロナウイルス陽性によって多くの選手が離脱を強いられており、その穴埋めとして多くの新人選手を起用することになった。そのなかでこれまで未使用だった「86」と「92」を背負う選手が現れたというわけだ。

     これにより「0」~「99」のうち、未使用の背番号は「89」だけとなった。メジャーリーグの歴史上、「89」を背負って試合に出場した選手は1人もいない。メジャーの舞台に背番号「89」の選手が登場するのはいつになるのだろうか。今後は新たにロースターに登録される選手の背番号にも注目していく必要がありそうだ。

  • マリナーズ 昨季球宴出場&30本塁打のボーグルバックをDFA

    2020.8.20 10:20 Thursday

     マリナーズは日本時間8月20日、ブレイデン・ビショップとサム・ハガーティの2選手をメジャーへ昇格させた。それに伴い、アート・ウォーレンがトレーニング施設へ降格となり、昨季30本塁打を放ったダニエル・ボーグルバックはDFAに。ボーグルバックはマイナー・オプションが切れているため、DFAという措置が取られることになった。

     現在27歳のボーグルバックは2016年7月のトレードでカブスからマリナーズに加入し、同年9月にメジャーデビュー。徐々に出場機会を増やし、昨季は144試合で打率.208、30本塁打、76打点、OPS.780をマークしてオールスター・ゲームにも選出された。ところが、さらなる飛躍が期待された今季はここまで18試合に出場して打率.094(53打数5安打)、2本塁打、4打点、OPS.476と大不振。マリナーズはこのままボーグルバックを辛抱強く使い続ける必要はないとの判断に至ったようだ。

     ボーグルバックの不振は今季に限った話ではなく、昨季前半戦に打率.238、21本塁打、51打点、OPS.881をマークしたのに対し、後半戦は打率.162、9本塁打、25打点、OPS.626と大きく落ち込んでいた。今春のオープン戦では打率.321をマークしていたが、シーズン開幕後はバットからほとんど快音が聞かれず、チーム再建中のマリナーズから見限られる形となってしまった。

     DFAとなった選手は7日以内にトレードされるかウエーバー公示される必要があり、トレードが成立した場合やウエーバーでの獲得を希望する球団が現れた場合は移籍することになる。獲得を希望する球団が現れず、ウエーバーを通過した場合はマイナー降格もしくは解雇となるが、サービスタイムが3年未満のボーグルバックにはマイナー降格を拒否する権利がない。よって、トレードないしウエーバーでの獲得を希望する球団が現れなければ、マリナーズのマイナーにとどまることになるだろう。

  • 昨季新人王のアルバレス 右膝の手術で今季終了

    2020.8.20 09:55 Thursday

     アストロズのダスティ・ベイカー監督は日本時間8月20日、記者陣に対して昨季新人王のヨルダン・アルバレスが右膝の手術を受ける予定であることを明らかにした。アルバレスは来週、右膝の膝蓋腱の部分断裂を修復する手術を受ける予定となっており、今季中の復帰は絶望。来春のスプリング・トレーニングからプレーを再開することになりそうだ。

     新型コロナウイルスに感染した影響でチームへの合流が遅れていたアルバレスは、日本時間8月15日の今季初打席で1号3ランを放ったものの、右膝の不調の影響もあり、ここまで2試合の出場にとどまっていた。2試合に出場して8打数2安打(打率.250)、1本塁打、4打点、OPS.958。これが今季の最終成績となる。

     ベイカーは「右膝の不調は彼をずっと悩ませていた。診断結果はスプリング・トレーニングのときと異なるものだった。手術はいつか受けなければならなかったと思う。我々は今(手術を)受けるべきだと判断した」とコメント。アルバレスが初めて右膝の不調を感じたのは昨季のことで、今春のスプリング・トレーニングでもその不調は続き、このタイミングで手術を受けることを決断するに至った。

     アストロズはカイル・タッカー、エイブラハム・トロ、マイケル・ブラントリーといった複数の選手を指名打者で併用すると見られるが、ベイカーによると、右大腿四頭筋の違和感で戦列を離れているブラントリーは守備に就くことを希望しているという。よって、レフトにブラントリー、センターにジョージ・スプリンガー、ライトにジョシュ・レディック、指名打者にタッカーが入る形が基本の布陣となりそうだ。

     現在23歳のアルバレスは昨年6月にメジャーデビューし、87試合に出場して打率.313、27本塁打、78打点、OPS1.067の好成績をマーク。OPSは新人ではメジャー史上最高の数字であり、満票でアメリカン・リーグの新人王に選出された。

  • カージナルス コロナ陽性のモリーナらが活動再開へ

    2020.8.19 10:45 Wednesday

     カージナルスのマイク・シルト監督は日本時間8月19日、新型コロナウイルス陽性となっていたポール・デヨング、ヤディアー・モリーナ、コディ・ウィットリー、ランヘル・ラベロの4選手が戦列復帰に向けて活動を再開できるようになったことを明らかにした。メジャーリーグ公式サイトでカージナルスの番記者を務めるアンネ・ロジャースが自身のTwitterで伝えている。

     日本時間8月16日からシーズンを再開したカージナルスだが、新型コロナウイルス陽性となった選手はシカゴへの遠征に帯同しておらず、正捕手のモリーナや正遊撃手のデヨングを欠いた状態での戦いが続いている。

     現在は開幕から正三塁手を務めていたトミー・エドマンを遊撃に回してデヨングの穴を埋め、モリーナ不在の捕手にはベテランのマット・ウィータースと若手のアンドリュー・キズナーが起用されているが、新型コロナウイルス陽性による離脱者たちが戦列復帰に向けた動きをスタートしているのはカージナルスにとって朗報だ。

     現在、戦列を離れているのは、デヨング、モリーナ、ウィットリー、ラベロ、カルロス・マルティネス、エドムンド・ソーサ、ジュニア・ヘルナンデス、オースティン・ディーン、ライアン・ヘルスリー、レーン・トーマス、オースティン・ゴンバーの11選手。このうち、マルティネスとゴンバーを除く9選手は新型コロナウイルス陽性が球団から公表されている。

     日本時間8月18日にはマルティネスとソーサも活動を再開できるようになったことが明らかになっており、主力選手の戦列復帰に向けた準備は着々と進んでいる。多くのダブルヘッダーを含む過密日程での戦いを強いられているカージナルスにとって、彼らの復帰は大きな力となるに違いない。

  • 秋山所属のレッズは再び試合中止 20日にダブルヘッダー予定

    2020.8.19 10:15 Wednesday

     日本時間8月15日に選手1名の新型コロナウイルス陽性が判明したあと試合中止が続いているレッズは、日本時間8月19日に予定されていたロイヤルズ戦も中止となった。「十分な注意を払い、追加の検査を可能にするため」に中止となったことが発表されており、日本時間8月20日にダブルヘッダーが開催される予定となっている。

     レッズの選手とスタッフはすでに試合会場のカンザスシティに向けて出発しており、今のところ日本時間8月20日のダブルヘッダーは予定通りに開催される見込みだ。第1試合は日本時間午前6時5分にプレーボール予定であることが発表されており、レッズは第1試合にルイス・カスティーヨ、第2試合にトレバー・バウアーが先発する。また、今季の特別ルールにより、2試合とも7イニング制で行われる。

     レッズは追加の検査と感染経路の特定を行うために、日本時間8月16~17日に予定されていたパイレーツとの2試合も中止となった。なお、この2試合の振り替え日程は現時点では未定となっている。

  • 信頼失ったクレビンジャー&プリーサック 同僚がチーム帯同認めず

    2020.8.18 14:15 Tuesday

     インディアンスのマイク・クレビンジャーとザック・プリーサックは、シカゴ遠征中にチームのプロトコルを破って外出し、現在はアクティブ・ロースターを外れた状態となっている。ESPNのジェフ・パッサンによると、両投手はチームメイトからの信頼を失っており、「2人をチームに帯同させるのであればオプトアウト(出場辞退)する」と球団に迫った選手もいたという。

     クレビンジャーとプリーサックは、メジャー屈指の充実度を誇るインディアンス先発陣においてローテーションの一角を担う存在だが、主力選手だからといってチームメイトは両投手の身勝手な行動を許さなかった。インディアンスの選手のなかには両投手の謝罪を受け入れた者もいたようだが、大半の選手は両投手がチームに帯同することを拒否。ベテラン救援左腕のオリバー・ペレスは「2人がロースターに復帰するならオプトアウトする」と発言したという。スター遊撃手のフランシスコ・リンドーアなど、大半の選手はペレスと同様の考えを持っていたと見られており、ベテランのペレスが選手を代表して球団に対して発言したのだろう。

     インディアンスは昨年白血病の治療を受けたカルロス・カラスコが出場辞退することなくチームのためにプレーを続けており、インディアンスの選手たちはチーム内に新型コロナウイルスを蔓延させる可能性のある両投手の軽率な行動を許すことができなかった。プリーサックは弁明動画をインスタグラムに投稿したが、この動画が運転中に撮影されたものであったため、さらなる批判を浴びることになった。

     インディアンスは両投手をアクティブ・ロースターから一定期間外しておくことにより、クレビンジャーのフリーエージェントやプリーサックの年俸調停を1年遅らせることができる。インディアンスは決して裕福な球団ではないため、この点も球団フロント陣の頭のなかにはあるのかもしれない。8月下旬から9月上旬にかけて、大半の試合を先発4人で回すことができるということも、クレビンジャーとプリーサックの復帰を先延ばしにすることを後押しする。

     クレビンジャーとプリーサックは自身の身勝手な行動によりチームメイトからの信頼はもちろんのこと、高額年俸を得るために必要なサービスタイムも失う可能性が出てきた。「自業自得」の側面が強いため、インディアンスの今回の対応を批判する声はほとんど聞こえてこない。

  • 打線好調のWソックスがメジャー史上初の快挙を達成!

    2020.8.18 12:50 Tuesday

     ホワイトソックスは日本時間8月18日に本拠地ギャランティードレイト・フィールドで行われたタイガース戦で、1回表先頭からティム・アンダーソンとヨアン・モンカダが二者連続本塁打。タイガース先発のマシュー・ボイドから早々に2点を奪った。ホワイトソックスは前回ボイドと対戦したときにも初回先頭から二者連続本塁打を記録しており、同一シーズンに同一の投手を相手に初回先頭からの二者連続本塁打を二度マークするのはメジャー史上初の快挙となった。

     ホワイトソックスは日本時間8月13日のタイガース戦の1回表に先発のボイドから1番アンダーソンと2番エロイ・ヒメネスが二者連続本塁打。中4日での対戦となった今日の試合でも初回先頭からアンダーソンとモンカダが二者連続本塁打を放ち、メジャー史上初の快挙が達成された。

     ちなみに、ホワイトソックスが初回先頭から二者連続本塁打を放つのは今日の試合が球団史上6度目。同一シーズンに二度達成したのは球団史上初めてである。

     前日のカージナルス戦でメジャー史上10度目の四者連続本塁打をマークしたホワイトソックスは、今日の試合でも打線が爆発。アンダーソンとルイス・ロバートが各2本塁打を放ったほか、モンカダとダニー・メディックにも本塁打が飛び出し、チーム合計6本塁打の一発攻勢でタイガースに7対2で快勝した。

  • 2018年ドラフト全体1位指名右腕・マイズがメジャー昇格

    2020.8.18 12:00 Tuesday

     タイガースが日本時間8月18日から始まる敵地ギャランティードレイト・フィールドでのホワイトソックス4連戦のなかで、ケーシー・マイズ、タリク・スクーバル、アイザック・パレイデスという3人の有望株をメジャーデビューさせる方針であることが明らかになった。パレイデスは18日の試合に「8番・サード」で先発出場。スクーバルは19日、マイズは20日の試合に先発する予定となっている。

     マイズは2018年のドラフトで全体1位指名を受けて入団したトップ・プロスペクトで、「MLB Pipeline」が公開しているプロスペクト・ランキングでは球団2位・全体8位にランクイン(球団1位は2020年ドラフト全体1位のスペンサー・トーケルソン)。プロ2年目の昨季はA+級とAA級で合計21試合に先発して109回1/3を投げ、8勝3敗、防御率2.55、106奪三振の好成績をマークした。90マイル台中盤の速球と威力のあるスプリッターやスライダーを安定したコントロールで投げ込むピッチングでエース候補として期待されており、メジャーデビュー戦のピッチングには大きな注目が集まりそうだ。

     一方のスクーバルは2018年ドラフト9巡目(全体255位)指名で入団し、前述のプロスペクト・ランキングでは球団5位・全体50位にランクイン。昨季はA+級とAA級で合計24試合に先発して122回2/3を投げ、6勝8敗ながら防御率2.42、179奪三振という素晴らしい成績を残した。2019年シーズン開幕前のプロスペクト・ランキングでは球団20位に過ぎなかったが、昨季の急成長によって一気に評価を上げた形だ。こちらも将来の先発ローテーションの一角を担う存在として大きな期待を背負っている。

     パレイデスは18日のホワイトソックス戦、4回表二死満塁のチャンスで回ってきた第2打席でレフトへの2点タイムリーを放ち、メジャー初安打初打点を記録。昨季はAA級で127試合に出場して打率.282、13本塁打、66打点、OPS.784をマークしていた。

  • ナショナルズ・ガルシア 2000年代生まれ初の本塁打!

    2020.8.18 11:05 Tuesday

     ナショナルズの有望株ルイス・ガルシアが日本時間8月18日のブレーブス戦に「6番・セカンド」で先発出場し、2回表の第1打席でブレーブス先発のトゥキ・トゥサントからメジャー初本塁打となる1号2ランを放った。現在20歳のガルシアは2000年5月16日生まれ。メジャーリーグにおいて、2000年代生まれの選手が放った初めての本塁打となった。

     ガルシアが生まれた2000年5月16日、ナショナルズはまだモントリオール・エクスポズとしてプレーしていた。ダイヤモンドバックス先発のランディ・ジョンソンが12個の三振を奪って完投したものの、エクスポズはハビアー・バスケスの好投もあって2対0で勝利。それから20年が経過してナショナルズは故障者リスト入りしたスターリン・カストロの穴埋め役としてガルシアをメジャーへ昇格させ、ガルシアにとって今日の試合が3試合目の出場となった。

     デーブ・マルティネス監督は「ルイスが二塁に入ってくれるのを私は本当に気に入っているんだ」と語り、ここまでのガルシアのプレーぶりに満足げな様子を見せている。カストロは10年前(当時カブス所属)に1990年代生まれの選手として初めての本塁打を放っており、カストロの代役としてガルシアがプレーしていることは何か不思議な縁を感じさせる。

     メジャーリーグ公式サイトのアンドリュー・サイモンによると、20歳93日でのメジャー初本塁打はナショナルズの球団史上3番目の若さだという(エクスポズ時代も含む)。1位はフアン・ソト、2位はブライス・ハーパー(現フィリーズ)、4位はゲーリー・カーター、5位はクリフ・フロイドとなっており、ガルシアは球団の名選手の系譜に名を連ねたことになる。

     ベテラン選手が多いナショナルズでは、ソト(21歳)、カーター・キーブーム(22歳)、ビクトル・ロブレス(23歳)など若きスター候補たちが続々と台頭している。2000年代生まれ初本塁打を放ったガルシアのさらなる活躍にも期待したい。

  • シーガー兄弟の夢が叶う 4連戦で初めての直接対決が実現

    2020.8.18 10:05 Tuesday

     カイル・シーガー(マリナーズ)はメジャーで10年目のシーズンを過ごしており、コリー・シーガー(ドジャース)も今季がメジャー6年目。32歳のマリナーズの正三塁手と26歳のドジャースの正遊撃手はこれまで一度もフィールド上で顔を合わせたことがなかったが、日本時間8月18日から始まるマリナーズ対ドジャースの4連戦でついに直接対決が実現することになった。

     兄のカイルによると、父のジェフと母のジョディは自宅でテレビ観戦の予定だという。「彼らにとってはタフだと思う。この日が来るのをずっと夢見ていたからね。球場に来て直接観ることができないのは残念だよ」とカイルは両親の心情を思いやる。「でも、彼らは楽しみにしてくれていると思うよ。いつもとは違う状況だけど、素晴らしい瞬間であることに変わりはないからね」とカイル自身もコリーとの直接対決を楽しみにしているようだ。

     マリナーズの調査によると、兄弟が揃ってゴールドグラブ賞またはシルバースラッガー賞を受賞しているのはシーガー兄弟が4組目。ロベルトとサンディのアロマー兄弟、クリートとケンのボイヤー兄弟、ベンジーとヤディアーのモリーナ兄弟に次ぐ快挙だという。また、兄弟が揃ってオールスター・ゲームに出場しているのは15組目、兄弟が揃って通算75本塁打以上を記録しているのは12組目の快挙だ。

     シーガー兄弟の直接対決は2018年に実現する可能性があったものの、弟のコリーが故障により長期離脱。コリーは「それについて謝らないといけないかもしれないね。直接対決がもっと早く実現しなかったのは僕のせいだから」と語る。カイルとの直接対決については「彼が試合に出場して4本のヒットを打ち、僕たちが試合に勝つことを望んでいるよ。彼は僕の兄だから応援しているけど、対戦相手だからね」と複雑な心情を口にした。

     次男のジャスティンもかつてマリナーズ傘下のマイナー球団でプレーしていたが、メジャーリーガーになることはできなかった。3人揃ってメジャーの舞台に立つことはできなかったが、直接対決というシーガー兄弟の夢がついに叶う日がやってきた。

  • 開幕4週目の週間MVPに絶好調のロウとソトが選出

    2020.8.18 09:40 Tuesday

     メジャーリーグ機構は日本時間8月18日、開幕4週目の週間MVPの受賞者を発表し、アメリカン・リーグはブランドン・ロウ(レイズ)、ナショナル・リーグはフアン・ソト(ナショナルズ)が選出された。26歳のロウと21歳のソトはともに今季がメジャー3年目のシーズンで、いずれもキャリア初の週間MVP受賞となった。

     ロウは7試合に出場して打率.448、長打率1.000を記録するなど打撃好調で、レイズの選手としては2016年のエバン・ロンゴリア(現ジャイアンツ)以来となる4試合連続本塁打をマーク。長打になりやすい初速と角度で放たれた打球を「バレル」と呼ぶが、ロウは「バレル」を今季12本記録しており、これは両リーグ最多タイの数字である。この数字が示すように、今季のロウはボールを強く叩くことができており、ここまで22試合に出場して打率.338、7本塁打、20打点、OPS1.142という好成績を残している。

     一方のソトは打率.462、長打率1.077とロウを上回る好成績をマーク。日本時間8月11日に自己最長となる463フィート(約141メートル)の特大アーチを放ったが、その2日後には466フィート(約142メートル)の一発をかっ飛ばし、自己記録をさらに更新した。新型コロナウイルスの影響で出遅れたものの、1週間で5本塁打、今季出場した11試合で6本塁打を放つなど、その打棒は凄みを増しており、デーブ・マルティネス監督は「彼は受賞に相応しいよ。信じられないような1週間を過ごしたからね。彼は毎日より良い選手になりたいと思っているんだ。彼の存在は我々のチームや我々の打線にとって非常に大きい」とソトの活躍ぶりを絶賛している。

  • インディアンスがタイガース3連戦スイープ 同一カード20連勝!

    2020.8.17 09:00 Monday

     インディアンスはフランシスコ・リンドーアが4号2ランを含む3安打3打点の活躍を見せるなど、打線が13安打8得点と活発に機能し、タイガースに8対5で勝利。敵地コメリカ・パークでの3連戦をスイープし、昨季から続くタイガース戦での連勝を20の大台に乗せた。1969~70年にオリオールズがロイヤルズ戦で記録した23連勝のメジャー記録まであと3に迫っている。

     今季のインディアンスはシェーン・ビーバーを中心とした投手陣が好調で、前日時点でのチーム防御率2.56は両リーグ1位の数字である。今日の試合を含め、3点以上を奪った試合では今季10戦全勝。「3点取れば勝てる」という安心感はチームの大きな強みとなっている。

     試合はインディアンスがアダム・プルッコ、タイガースがマイケル・フルマーの先発で始まり、フランミル・レイエスの4号ソロとリンドーアの4号2ランでインディアンスが3点を先行。3回裏にニコ・グッドラムとミゲル・カブレラのタイムリーで同点に追い付かれたが、5回表にホゼ・ラミレスの5号ソロで勝ち越しに成功した。

     5回裏にカブレラのタイムリーで再び4対4の同点となったが、6回表にサンディ・レオンの1号ソロ、リンドーアのタイムリー二塁打などで3点を勝ち越し。7回表にはレイエスにこの試合2本目となる5号ソロが飛び出し、その後のタイガースの反撃を1点にとどめて8対5で逃げ切った。

     インディアンス4番手のオリバー・ペレスが今季初勝利(0敗)をマーク。タイガース3番手のジョン・シュライバーに今季初黒星(0勝)が記録された。

  • Wソックスがメジャータイの4者連続本塁打! 史上10度目の快挙

    2020.8.17 08:40 Monday

     ホワイトソックスは本拠地ギャランティードレイト・フィールドで行われたカージナルス戦に7対2で勝利。前日のダブルヘッダーに連敗していたが、3連戦の被スイープは回避した。1点リードで迎えた5回裏にメジャータイ記録となる4者連続本塁打が飛び出し、リードを7点に広げて勝利を決定づけた。

     1対0と1点リードで迎えた5回裏、ホワイトソックスはメジャー初登板のロエル・ラミレスから二死二・三塁のチャンスを作り、2番ヨアン・モンカダがライトへの4号3ラン。すると、3番ヤスマニ・グランダルが右中間へ1号ソロ、4番ホゼ・アブレイユがレフトへ4号ソロ、5番エロイ・ヒメネスがレフトへ7号ソロを放ち、メジャータイ記録となる4者連続本塁打が達成された。

     メジャーリーグ公式サイトのサラ・ラングスによると、4者連続本塁打はメジャー史上10度目の快挙。ホワイトソックスは2008年8月14日のロイヤルズ戦でジム・トーメイ、ポール・コナーコ、アレクセイ・ラミレス、フアン・ウリーベが4者連続本塁打を記録しており、球団史上2度目の快挙となった。

     ホワイトソックスはその後、先発のダラス・カイケルが6回表に二死満塁のピンチを招き、マット・カーペンターのタイムリーで2点を失ったものの、リリーフ陣がリードを守って7対2で勝利。6回途中4安打2失点のカイケルは今季3勝目(2敗)をマークし、カージナルス先発のダコタ・ハドソンは4回2安打1失点で今季2敗目(0勝)を喫した。

  • ヤンキース・レメイヒュー 左手親指の突き指でIL入り

    2020.8.17 08:00 Monday

     アメリカン・リーグ東部地区の首位を走るヤンキースは、アーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントンに続いてDJ・レメイヒューも戦列を離れることになった。ヤンキースは日本時間8月17日、レメイヒューを左手親指の突き指により10日間の故障者リストに登録したことを発表。レメイヒューは前日の試合でスイングした際に左手親指を痛め、途中交代していた。

     レメイヒューは今季ここまで19試合に出場して打率.411(73打数30安打)、2本塁打、8打点、1盗塁、OPS.990の好成績をマーク。打率はロッキーズのチャーリー・ブラックモン(.438)、ジャイアンツのドノバン・ソラーノ(.433)に次ぐメジャー3位の数字となっていた。

     4割を超える高打率で打線を牽引していたレメイヒューの離脱について、先発左腕のジェームス・パクストンは「彼は替えのきかない存在だ。素晴らしい打者だし、守備もとても上手い。早く復帰できることを願っているよ」とコメント。レメイヒューはロッキーズ時代の2018年5月にも同様の故障で戦列を離れているが、このときは約2週間で戦列復帰を果たしている。

     ヤンキースはレメイヒューの故障者リスト入りに伴い、2018年に大谷翔平(エンゼルス)と新人王を争ったミゲル・アンドゥハーをメジャーへ再昇格させた。空席となった二塁では、サイロ・エストラーダとタイラー・ウェイドの出場機会が増えることが予想されている。

     ヤンキースではクリント・フレイジャーやマイク・トークマンがジャッジとスタントンの穴を感じさせない活躍を見せている。選手層の厚さを生かし、レメイヒューの穴も埋めることができるか注目だ。

  • 各球団の「カラーバリア」を破った選手たち ドビー、ミニョソなど

    2020.8.16 13:10 Sunday

     ジャッキー・ロビンソン(ドジャース)が1947年4月15日にメジャーリーグ史上初のアフリカ系アメリカ人選手としてプレーし、球界の「カラーバリア」を破ったことは広く知られている。しかしその一方で、当時のメジャーリーグは16球団で構成されていたが、ドジャース以外の15球団の「カラーバリア」を破った選手はあまり知られていないのが実情だ。メジャーリーグ公式サイトでは、各球団の「カラーバリア」を破った選手を紹介している。

    1947年7月5日:ラリー・ドビー(インディアンス)

     アメリカン・リーグ史上初のアフリカ系アメリカ人選手として、ロビンソンのデビューから11週間後に初出場。オールスター・ゲームに通算7度出場し、1952年に本塁打王、1954年には本塁打と打点の二冠に輝いた。引退後の1962年には中日ドラゴンズでプレーして10本塁打を記録。1998年にベテランズ委員会の選考でアメリカ野球殿堂入りを果たした。

    1947年7月17日:ハンク・トンプソン(ブラウンズ・現オリオールズ)

     ブラウンズでは27試合のみの出場に終わったが、ジャイアンツ移籍後に3度のシーズン20本塁打を記録。ジャイアンツでは1949年7月8日にモンテ・アービン(後述)とともに球団史上初のアフリカ系アメリカ人選手として出場し、2球団の「カラーバリア」を破った唯一の選手となっている。また、両リーグでプレーした初のアフリカ系アメリカ人選手でもあった。

    1949年7月8日:モンテ・アービン(ジャイアンツ)

     トンプソンとともに球団史上初のアフリカ系アメリカ人選手としてデビュー。1951年に自己最多の121打点をマークして打点王のタイトルを獲得し、この年の24本塁打を筆頭にメジャー8年間で99本塁打を放った。1973年にニグロリーグ委員会の選考によりアメリカ野球殿堂入りを果たしている。

    1950年4月18日:サム・ジェスロー(ブレーブス)

     1950年にデビューし、打率.273、18本塁打、58打点、35盗塁、OPS.780をマークして新人王に選出。34歳での受賞は史上最高齢となっている。また、この年から2年連続で盗塁王のタイトルも手にした。

    1951年5月1日:ミニー・ミニョソ(ホワイトソックス)

     俊足好打の3番打者として17シーズンにわたってプレーした。1949年にインディアンスでデビューし、1951年途中にホワイトソックスへ移籍。球団史上初のアフリカ系アメリカ人選手となった。その後、1964年限りで一旦メジャーの舞台から姿を消したものの、50歳の1976年に3試合、54歳の1980年に2試合だけプレー。史上2人目の「5ディケード・プレーヤー」となった。

    1953年9月13日:ボブ・トライス(アスレチックス)

     メジャーでプレーしたのは3年だけだったが、1954年4月24日のヤンキース戦で1対0の完封勝利を記録。ミッキー・マントルから2つの三振を奪った。また、投手ながら打撃も良く、通算打率.288(52打数15安打)をマークしている。

    1953年9月17日:アーニー・バンクス(カブス)

     「ミスター・カブ」として知られるバンクスは、1953年9月17日に球団史上初のアフリカ系アメリカ人選手としてデビュー。本塁打王と打点王に各2度輝き、1958年から2年連続でMVPを受賞した。カブス一筋19年のキャリアで5度のシーズン40本塁打以上を含む通算512本塁打をマークしたが、残念ながらポストシーズンには縁がなかった。

    1954年4月13日:トム・オルストン(カージナルス)

     マイナー時代は「メジャーでシーズン50本塁打以上も可能」と言われたほどの長打力を誇る選手だったが、メジャーではデビューイヤーの1954年に4本塁打を放っただけ。メジャーでプレーしたのは4年間、通算91試合だけだった。

    1954年4月13日:カート・ロバーツ(パイレーツ)

     デビューイヤーの1954年は正二塁手として134試合に出場したものの、打率.232、1本塁打、OPS.612に終わり、レギュラー定着には至らなかった。メジャー在籍は3年だけ。31試合に出場した1956年を最後にメジャーの舞台から姿を消した。

    1954年4月17日:チャック・ハーモン&ニノ・エスカレーラ(レッズ)

     ハーモンは1954年に94試合、翌1955年は96試合に出場し、メジャー4年間で通算141安打を記録。エスカレーラは1954年に主に代打で73試合に出場したが、メジャーでプレーしたのはこの年だけだった。

    1954年9月6日:カルロス・ポーラ(セネタース・現ツインズ)

     メジャー2年目の1955年に打率.299(チーム2位)の好成績をマークしたが、翌1956年は打率.183と低迷し、出場したのは33試合だけ。この年以降、二度とメジャーでプレーすることはなかった。

    1955年4月14日:エルストン・ハワード(ヤンキース)

     14年間のキャリアのうち最初の12年半をヤンキースで過ごし、ヤンキースではワールドシリーズに9度出場(他にレッドソックスで1度)。4度のワールドシリーズ制覇を経験した。1963年にアフリカ系アメリカ人選手としてはアメリカン・リーグで初となるMVPを受賞。巧みなリードで常勝・ヤンキースを支えた名捕手だった。

    1957年4月22日:ジョン・ケネディ(フィリーズ)

     代走としてデビューを果たすも、出場したのは5試合だけ。メジャー初安打を記録することなくメジャーの舞台から姿を消した。

    1958年6月6日:オジー・バージル(タイガース)

     ジャイアンツで2年間プレーしたあと、1958年にタイガース史上初のアフリカ系アメリカ人選手となった。選手としては9年間で通算174安打を記録。引退後は名将ディック・ウィリアムスのもとで三塁ベースコーチとして手腕を発揮した。

    1959年7月21日:パンプシー・グリーン(レッドソックス)

     ロビンソンの登場から12年後、ようやくレッドソックスにも初のアフリカ系アメリカ人選手が誕生。1960年は自己最多の133試合に出場し、翌1961年には88試合のみの出場ながら自己ベストのOPS.801をマークした。

  • インディアンス・ビーバーがまたも快投 今季5先発で54奪三振

    2020.8.16 12:00 Sunday

     インディアンスのシェーン・ビーバーが敵地コメリカ・パークでのタイガース戦に先発し、2回裏から5回裏にかけて対戦した10人の打者から9個の三振を奪うなど、7回98球を投げて被安打3、奪三振11、与四球1、無失点という見事なピッチングを披露。チームを勝利に導き、自身は今季4勝目(0敗)をマークした。開幕からの5先発で奪った54三振は歴代3位タイの好成績である。

     今季のビーバーは、開幕からの5先発で14-13-8-8-11と合計54奪三振を記録。これは1973年のノーラン・ライアン、2001年のペドロ・マルティネスと並び、1978年のライアン(59奪三振)、1999年のランディ・ジョンソン(55奪三振)に次ぐ歴代3位タイの数字である。また、3対1でタイガースを破ったインディアンスは、昨年から続く同カードの連勝が19となった。

     前日にソニー・グレイ(レッズ)が今季45奪三振で両リーグ1位に躍り出ていたが、ビーバーは今季54奪三振としてその座に再浮上。3度の2ケタ奪三振は今季両リーグ最多となっている。メジャー2年目の昨年は自己最多の15勝を挙げ、初出場のオールスター・ゲームでMVPに選出されるなど飛躍を遂げたが、今季はさらにステップアップした姿を見せており、サイ・ヤング賞に手が届く可能性もありそうだ。

  • シーズン再開のカージナルス ダブルヘッダーに連勝

    2020.8.16 11:30 Sunday

     チーム内で18人の新型コロナウイルス陽性者を出したカージナルスが日本時間7月30日以来17日ぶりにシーズンを再開。敵地ギャランティードレイト・フィールドでホワイトソックスとのダブルヘッダーを戦い、第1試合に5対1、第2試合に6対3で勝利した。カージナルスは今後の試合スケジュールにおいて、10度のダブルヘッダーが予定されている。

     カージナルスのマイク・シルト監督は、今回のシーズン再開を「4度目のチャンス」と表現した。通常のオフシーズンを経てスプリング・トレーニングがスタートしたのが2月。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によりスプリング・トレーニングは中断され、夏季キャンプのスタートは7月まで待たねばならなかった。ところが、待望のシーズン開幕を迎えたあと、5試合を消化したところで陽性者の発生によってシーズン中断。一度はシーズン再開目前までこぎつけたが、さらなる陽性者の発生によってシーズン中断は継続し、ようやく無事にシーズンを再開することができた。

     第1試合は経験豊富なベテラン右腕、アダム・ウェインライトが先発して5回2安打1失点の好投を見せ、今季2勝目(0敗)をマーク。トップ・プロスペクトのディラン・カールソンが「6番・レフト」でメジャーデビューを果たした打線は、初回にデクスター・ファウラーとアンドリュー・キズナーのタイムリーなどで4点を奪い、ウェインライトを援護した。

     第2試合はメジャー初登板初先発のジェイク・ウッドフォードが3回1安打1失点と試合を作り、打線は5回表にポール・ゴールドシュミットのタイムリー、タイラー・オニールの3号2ランなどで4点を奪って逆転に成功。逆転後はアレックス・レイエス、タイラー・ウェブ、アンドリュー・ミラーが各1イニングを無失点に抑え、リードを守り抜いた。

     今後も過密日程での戦いを強いられるカージナルス。ウェインライトも「確かにキツい日程になっている」と率直な心情を漏らしたが、ワールドシリーズ制覇を目指すコンテンダーである以上、全力で戦い続けるしかない。まだ7試合を消化しただけ。カージナルスの2020年シーズンは始まったばかりだ。

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