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  • 元ブレーブスの右腕・フォルティネビッチに複数球団が興味

    2021.2.1 10:30 Monday

     ブレーブスで2度の2ケタ勝利をマークした先発右腕マイク・フォルティネビッチは現在フリーエージェントとなっている。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンによると、フォルティネビッチは日本時間1月30日にジョージア工科大学でメジャー球団向けに公開練習を開催。そこで復活をアピールした右腕に対し、メッツ、ツインズ、レイズ、ホワイトソックスなど複数のチームが興味を示しているようだ。

     フォルティネビッチの公開練習について、「670 The Score」のブルース・レバインは「非常に多くのチームが視察に訪れていた」と伝えた。また、「ジ・アスレチック」でカブスの番記者を務めるパトリック・ムーニーは、カブスがフォルティネビッチの獲得に興味を示していることを伝えている。

     現在29歳のフォルティネビッチは、メジャー4年目の2017年に自身初の2ケタ勝利(10勝)を記録し、翌年には31試合に先発して183イニングを投げ、13勝10敗、防御率2.85、202奪三振の好成績をマーク。しかし、その後は90マイル後半に達していた球速の低下がみられるようになり、2019年は21先発で8勝6敗、防御率4.54。さらに、昨季は初登板の試合で4回途中6失点でノックアウトされ、この試合の直後にDFAとなってロースターの40人枠から外された。

     現地からのリポートによると、公開練習では90~92マイル前後の速球を投げていたという。まだキャンプイン前の時期であることを考えると、決して悪くない数字であり、「ローリスク・ハイリターン」な補強を狙う複数のチームから関心が寄せられているようだ。

     ここ2年間、不振が続いているとはいえ、まだ29歳。老け込むような年齢ではなく、全盛期の球速を取り戻して完全復活を遂げる可能性は十分にあるため、先発投手の層を厚くすることを目指す複数のチームによる争奪戦が繰り広げられることになるだろう。

  • ヘイダーに莫大な対価を求めるブリュワーズ トレード成立は困難か

    2021.2.1 10:00 Monday

     ブリュワーズは依然としてクローザーの左腕ジョシュ・ヘイダーの放出を検討しているが、「FanSided」のロバート・マレーによると、莫大な対価を求め続けているという。具体的には「即戦力のメジャーリーガーとプロスペクトの左腕」の獲得を希望しているようだ。ブリュワーズの要求に応じるチームはないとみられており、あるチームの幹部は「(ヘイダーを放出したいのであれば)時間を無駄にしてはいけない」とまで発言している。

     現在26歳のヘイダーは、すでにブリュワーズとの年俸調停を回避して年俸667万5000ドルの1年契約を結んでいる。ブリュワーズはヘイダーがフリーエージェントになるまで今季を含めてあと3年保有できることができるため、ヘイダーの実力と保有可能期間に見合った対価を求めているのだが、他球団にとっては要求されている対価のレベルが高すぎる状況が続いており、このままではトレード成立は困難とみられる。

     ヘイダーはメジャー4年間で通算172試合に登板して12勝11敗62セーブ、39ホールド、防御率2.54、奪三振率15.29を記録。昨季は自身初となる最多セーブのタイトルを獲得し、オールスター・ゲーム選出2度(2018~19年)、トレバー・ホフマン賞2度(2018~19年)、「オールMLB」ファースト・チーム選出1度(2019年)など、メジャーを代表するリリーバーとして素晴らしい活躍を続けている。

     ブリュワーズは絶対的守護神を価値の高いうちに放出し、メジャー最低レベルのファーム組織を改善したいと考えている。そのため、ヘイダーが抜ける穴をカバーする即戦力のメジャーリーガーとチームの将来を担う若手有望株を求めているのだが、この要求に応じるチームは現れていない。ブリュワーズが高望みを続けているうちにヘイダーが勤続疲労で劣化してしまう可能性もあり、冒頭の幹部の発言はそうしたリスクも考慮に入れたものなのだろう。

     ブリュワーズが本当にヘイダーのトレードを成立させたいのであれば、市場の状況に合わせて要求する対価のレベルを調整していく必要がありそうだ。

  • アレナード自身はトレード受諾 MLB機構と選手会の承認待ちに

    2021.1.31 12:00 Sunday

     カージナルスの地元紙「セントルイス・ポスト・ディスパッチ」のデリック・グールド記者は、2つの情報源から聞いた話として、ノーラン・アレナード(ロッキーズ)がトレード拒否権を破棄してカージナルス移籍を受け入れたことを伝えている。今回のトレードには多額の金銭とアレナードの既存の契約の再構築が含まれているため、メジャーリーグ機構とメジャーリーグ選手会からの承認待ちという状況になっているようだ。

     日本時間1月30日、「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者によってカージナルスとロッキーズのあいだでアレナードのトレードが合意に達したことが報じられた。トレードが完了するまでにクリアしなければならないハードルが非常に多く、まだ成立には至っていないものの、アレナードが今季からカージナルスの赤いユニフォームを着てプレーすることがほぼ確実となっている。

     現地メディアが報じている情報を整理すると、まずアレナードはロッキーズと6年1億9900万ドル分(2021~2026年)の契約を残しており、その契約には全球団に対するトレード拒否権と2021年シーズン終了後のオプトアウト権が含まれている。アレナードはトレードの際にこのトレード拒否権を破棄することになるが、カージナルス移籍後に再取得するようだ。また、トレード拒否権を破棄することに対するボーナスのような形で、2022年シーズン終了後のオプトアウト権が追加され、さらに2027年に1年1500万ドルの契約が追加される見込みとなっている。

     これに加え、ロッキーズはアレナードの残り契約の一部として5000万ドルを負担し、カージナルスがアレナードに支払う年俸の一部は後払いになる予定だという。多額の金銭と契約の見直しが含まれるトレードのため、メジャーリーグ機構と選手会からの承認が必要となっている。2017年12月にヤンキースがマーリンズからジャンカルロ・スタントンを獲得した際、「スタントンが2020年シーズン終了後にオプトアウト権を行使しなければマーリンズが3000万ドルを支払う」という条項が盛り込まれていたが、今回もアレナードのオプトアウト権行使の有無によって金額が変動するような形になるかもしれない。

     なお、2003年オフにはレッドソックスとレンジャーズのあいだでマニー・ラミレスとアレックス・ロドリゲスを含む超大型トレードが成立寸前までいったことがある。このときはレンジャーズがレッドソックスにラミレスの年俸の一部を負担することを求め、ロドリゲスはレッドソックスがその資金を捻出できるようにサラリーの減額に同意していたと言われている。しかし、既存の契約の価値を下げることになってしまうため、選手会が承認せず、トレードは成立しなかった。

     今回はアレナードが損をするような内容になっていないため、選手会が却下することはないとみられるが、メジャーリーグ機構と選手会がトレードの内容を精査し、承認するまでにはもう少し時間がかかりそうだ。

  • 遊撃手補強目指すレッズ レイズの正遊撃手・アダメスに興味

    2021.1.31 11:00 Sunday

     フリーエージェント市場から遊撃手が消えたため、遊撃手補強が今オフの最優先課題であるレッズは、トレードでの補強が必要となっている。メッツからインディアンスへ移籍したアメッド・ロサリオが候補の1人となっていることはすでに報じられているが、「ジ・アスレチック」のC・トレント・ローズクランスによると、レッズはレイズの正遊撃手であるウィリー・アダメスやフリーエージェントのディー・ストレンジ・ゴードンにも興味を示しているようだ。

     ローズクランスによると、レッズとレイズは今オフ序盤にアダメスのトレードについて話し合いを行っていたという。しかし、レッズはフリーエージェント市場での補強を最優先に考えていたため、レイズとの交渉を中断。その後、ディディ・グレゴリアス、マーカス・セミエン、アンドレルトン・シモンズが次々にフリーエージェント市場から姿を消したため、レッズが再びアダメス獲得に動く可能性があるとみられている。

     アダメスは現在25歳でフリーエージェントまであと4年も保有できるため、レッズとしては今季だけでなく、今後数年間にわたって正遊撃手を任せることができる。昨季は54試合に出場して打率.259、8本塁打、23打点、OPS.813をマーク。遊撃の守備でも2年連続でプラスの守備防御点を記録しており、正遊撃手として申し分のない存在だ。

     もちろん、あと4年も保有できる若手遊撃手をレイズが簡単に手放すとは思えないが、球界ナンバーワン有望株のワンダー・フランコのメジャー昇格が近付いており、レッズが十分な対価を用意できればレイズが放出に応じる可能性はある。フランコは早ければ今季中のメジャーデビューが予想されているが、レイズはそれまでの数ヶ月をジョーイ・ウェンドルを遊撃に回して凌ぐこともできる(空いた三塁にはヤンディ・ディアスやマイク・ブロソーがいる)。

     一方、現在32歳のゴードンは、遊撃手として20試合以上に出場したのは2013年が最後であり、近年の成績不振も考えると、正遊撃手としての起用は難しいだろう。ゴードンを獲得する場合は、日本時間1月31日にフィリーズから金銭トレードで獲得したカイル・ホルダーも含め、複数の選手を併用して有望株ホゼ・ガルシアの成長を待つことになりそうだ。

  • カブスが先発補強 前パイレーツの右腕・ウィリアムスを獲得へ

    2021.1.31 10:30 Sunday

     「カブス・インサイダー・リポート」のエバン・アルトマンによると、カブスはパイレーツからフリーエージェントとなっていた先発右腕トレバー・ウィリアムスと1年契約を結ぶことで合意に達したようだ。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンはウィリアムスの年俸が250万ドル前後であることを伝えており、アルトマンによると、年俸の一部が後払いになる見込みだという。カブスは先発の駒が足りず、先発投手の補強が急務となっていた。

     今オフのカブスはホゼ・キンターナ(現エンゼルス)、ジョン・レスター(現ナショナルズ)、タイラー・チャットウッド(現ブルージェイズ)の3人が退団しただけでなく、パドレスとのトレードでダルビッシュ有を放出。交換要員としてザック・デービースを獲得したとはいえ、一気に4人の先発投手を失ったことにより、先発の駒不足が顕著となっていた。

     現在28歳のウィリアムスは、メジャー2年目の2017年に先発ローテーション入りを果たし、2018年には31試合に先発して170.2イニングを投げ、14勝10敗、防御率3.11、126奪三振という自己最高の成績をマーク。特にこの年の後半戦は12先発で7勝3敗、防御率1.38と絶好調だった。ところが、2019年は26先発で防御率5.38、昨季は11先発で防御率6.18と成績が悪化し、昨年11月にパイレーツからDFA→フリーエージェントとなった。

     ウィリアムスはカイル・ヘンドリックス、デービース、アレック・ミルズに次ぐ先発4番手を務めるとみられる。5番手は昨季デビューして好投したアドベルト・アルゾレイが有力だが、今オフにコール・スチュワートやシェルビー・ミラーも加わっており、春季キャンプで競争が行われることになりそうだ。

     今オフ、戦力の流出ばかりが目立っていたカブスだが、今月に入って控え捕手としてオースティン・ロマイン、正左翼手としてジョク・ピーダーソンを獲得するなど、少しずつ戦力を整え始めている。

  • Wソックスが左腕・ロドンと再契約へ 先発5番手候補の1人

    2021.1.31 10:00 Sunday

     「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲールによると、ホワイトソックスは自軍からノンテンダーFAとなっていた左腕カルロス・ロドンと1年300万ドルで再契約を結ぶことで合意に達したようだ。2014年ドラフト全体3位指名でホワイトソックスに入団し、トップ・プロスペクトとして期待されたロドンだが、相次ぐ故障により近年は低迷。昨季はメジャー昇格後初めてシーズン0勝に終わっており、メジャー7年目の今季は復活を目指す。

     現在28歳のロドンは昨季4試合(うち2先発)に登板して0勝2敗、防御率8.22という自己最悪の成績に終わった。7月28日のインディアンス戦、8月3日のブリュワーズ戦と2度先発したものの、いずれも4イニングを投げ切ることができず、2度目の先発登板で左肩を痛めて戦線離脱。9月下旬に復帰したあとはリリーフで起用されたが、9月24日のインディアンス戦では3点リードの7回裏二死満塁の場面で登板し、セザー・ヘルナンデスに2点タイムリー、ホゼ・ラミレスに逆転2点タイムリー二塁打を浴びて逆転を許してしまった。

     ロドンのベストシーズンはメジャー2年目の2016年。この年は28試合に先発して自身唯一の規定投球回到達となる165イニングを投げ、9勝10敗、防御率4.04、168奪三振をマークした。また、2019年には初めて開幕投手を務めたが、同年5月にトミー・ジョン手術を受けるなど、プロ入り時の大きな期待に応える活躍を見せることができていない。

     今季のホワイトソックスは先発5枠のうち、ルーカス・ジオリト、ダラス・カイケル、ランス・リン、ディラン・シースで4番手までは確定。ロドンはレイナルド・ロペスや有望株マイケル・コペックと5番手の座を争うことが予想される。また、速球とスライダーを武器に三振を取れる左腕ということもあり、有望株ギャレット・クローシェをマイナーで育成する場合は、ブルペンの一員として起用される可能性もありそうだ。

  • アストロズが外野手を補充 スーザJr.とマイナー契約で合意

    2021.1.31 02:00 Sunday

     メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシによると、アストロズは昨年9月にカブスを解雇されてフリーエージェントとなっていたスティーブン・スーザJr.とマイナー契約を結ぶことで合意に達したようだ。アストロズはマイケル・ブラントリーとの再契約に成功したものの、ジョージ・スプリンガーはブルージェイズへの移籍が決定。さらにジョシュ・レディックもフリーエージェントとなっており、層の薄い外野手にスーザJr.を補充する形となった。

     現在31歳のスーザJr.は2014年にナショナルズでメジャーデビューし、同年オフの3球団トレードでレイズへ移籍。2015年から右翼のレギュラー格として起用されるようになり、2017年には自己最多の148試合に出場して打率.239、30本塁打、78打点、16盗塁、OPS.810というキャリアハイのシーズンを過ごした。

     前年の好成績もあり、2018年2月に大きな期待を背負ってダイヤモンドバックスへ移籍したものの、この年は胸筋を痛めて長期離脱し、わずか72試合しか出場できず。復活を期した2019年はオープン戦で左膝前十字靭帯断裂などの重傷を負い、シーズンを棒に振った。昨季は年俸100万ドルの1年契約でカブスに加入したが、11試合に出場して打率.148、1本塁打、5打点、1盗塁、OPS.591と戦力にならず、シーズン閉幕を待たずに解雇となった。

     過去3年まともにプレーできなかった影響でマイナー契約からのリスタートとなり、招待選手として春季キャンプに参加して開幕ロースター入りを目指すスーザJr.だが、アストロズは外野の両翼(ブラントリーとカイル・タッカー)の控えに人材を欠いているため、メジャー昇格を勝ち取るチャンスは十分にある。スプリンガーが抜けた中堅は確固たるレギュラーが不在の状況となっており、ジャッキー・ブラッドリーJr.など外部からの補強に動くとみられている。

  • フィリーズ 正遊撃手・グレゴリアスと2年2800万ドルで再契約へ

    2021.1.31 01:30 Sunday

     「ジ・アスレチック」のジェイソン・スタークによると、フィリーズは正遊撃手のディディ・グレゴリアスと2年2800万ドルで再契約を結ぶことで合意に達したようだ。グレゴリアスは1年前のオフにヤンキースからフリーエージェントとなって1年1400万ドルの契約でフィリーズに加入し、昨季終了後に再びフリーエージェントとなっていた。グレゴリアスの契約合意によりフリーエージェント市場から遊撃手が姿を消した。

     現在30歳のグレゴリアスは、トミー・ジョン手術明けのシーズンとなった2019年こそヤンキースで82試合に出場して打率.238、16本塁打、61打点、OPS.718と不本意な成績に終わったものの、フィリーズに加入した昨季は60試合で打率.284、10本塁打、40打点、OPS.827と復調。自身の価値を立て直すことに成功し、今オフの移籍市場で遊撃手の補強を目指す複数のチームから関心を寄せられていた。

     メジャーリーグ公式サイトのポジション別フリーエージェント選手一覧に掲載されている5人の遊撃手のうち、金河成(キム・ハソン)は昨年のうちにパドレスとの4年契約が決定。つい先日、マーカス・セミエンはブルージェイズ、アンドレルトン・シモンズはツインズ、フレディ・ギャルビスはオリオールズにそれぞれ1年契約で移籍することが決定し、フリーエージェント市場に残る遊撃手はグレゴリアスのみとなっていた。

     1年後のオフはフランシスコ・リンドーア(メッツ)、トレバー・ストーリー(ロッキーズ)、ハビアー・バイエズ(カブス)、コリー・シーガー(ドジャース)、カルロス・コレア(アストロズ)と多くのスター遊撃手がフリーエージェントとなる予定だが、グレゴリアスと2年契約を結んだフィリーズはこのスター遊撃手争奪戦には加わらないことになる。

     なお、セミエンが退団したアスレチックスとギャルビスが退団したレッズは遊撃の穴埋めができておらず、今後はトレードでの補強を検討することになるだろう。

  • カージナルスがスター三塁手・アレナード獲得 大型トレード成立へ

    2021.1.30 11:45 Saturday

     「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールによると、カージナルスがロッキーズからノーラン・アレナードを獲得するトレードが成立したようだ。ローゼンタールはトレードの状況について「メジャーリーグ機構とメジャーリーグ選手会からの承認待ち」と伝えている。アレナードは残り6年1億9900万ドルという大型契約を抱えているため、ロッキーズが5000万ドル前後を負担する模様。また、アレナードの年俸の一部は後払いとなるようだ。

     現在29歳のアレナードはメジャー1年目から8年連続でゴールドグラブ賞を受賞中の球界屈指の三塁手で、オールスター・ゲーム5度、シルバースラッガー賞4度、プラチナグラブ賞4度、本塁打王3度、打点王2度といった輝かしい実績を誇る。昨季は開幕直後に左肩を痛めた影響もあり、48試合に出場して打率.253、8本塁打、26打点、OPS.738に終わったが、守備面に大きな影響はなく、8年連続8度目のゴールドグラブ賞を受賞した。

     アレナードは現在のロッキーズとの契約のなかに「トレード拒否権」と「今季終了後のオプトアウト権」が含まれており、この2つがトレードの正式な成立に向けての障壁となっているようだ。アレナードがカージナルスへの移籍を拒否すれば、チーム間のトレード合意は全く意味を成さない。

     また、カージナルスはアレナードが今季終了後にフリーエージェントとなるのを避けるため、オプトアウト権の破棄ないし行使可能時期の先延ばしを求めているとみられる。それにアレナードが応じなければ、トレードは破談となる可能性も残っている。これらの理由により、トレードの正式な成立にはもう少し時間がかかる見込みだ。

     なお、ローゼンタールはカージナルスが交換要員として放出する可能性のある選手について、オースティン・ゴンバー、ルーケン・ベイカー、ジョン・トーレス、ジェイク・ウッドフォード、アンヘル・ロンドンの名前を挙げており、主力選手やトップ・プロスペクトは含まれていない。しかし、具体的な選手や人数については依然として不明となっている。

  • インディアンスがロサリオと契約合意 1年800万ドルとの報道

    2021.1.30 11:30 Saturday

     メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドによると、インディアンスはツインズからノンテンダーFAとなっていたエディ・ロサリオと1年800万ドルで契約合意に達したようだ。インディアンスは今オフ、フランシスコ・リンドーアとカルロス・カラスコをトレードでメッツへ放出するなど、大規模なペイロール削減を進めていたが、1年500万ドル+オプション1年で再契約したセザー・ヘルナンデスに続く補強となった。

     インディアンスは昨季の外野手の長打率がメジャー最低。2017年以降に外野手が放った172本塁打は、ジャイアンツの194本塁打を下回るメジャー最少の数字であり、近年のチームに欠けていた「打てる外野手」の補強が急務となっていた。

     現在29歳のロサリオは昨季まで6年間ツインズでプレー。2019年には自己最多の32本塁打109打点をマークしたが、インディアンスの外野手が32本以上の本塁打を放ったのは2008年のグレイディ・サイズモア(33本塁打)が最後である。昨季も57試合で13本塁打42打点を記録し、フルシーズンに換算すれば35本塁打110打点を狙えるペースだったが、四球が少なく低出塁率であることなどから年俸に見合う働きを期待できないと判断され、昨年12月にノンテンダーFAとなった。

     ツインズでプレーしてきたロサリオはインディアンスとの対戦回数も多く、インディアンスの本拠地プログレッシブ・フィールドでは45試合に出場して打率.353、11本塁打、25打点、OPS1.031をマーク(OPSは7試合以上出場したビジター球場で最高。11本塁打、12二塁打、3三塁打は全ビジター球場で最多)。クリーブランドの地で好成績を残していたこともインディアンスのロサリオ獲得を後押ししたに違いない。

     ロサリオは新天地・インディアンスで正左翼手として、ヘルナンデス、ホゼ・ラミレス、フランミル・レイエスらとともに上位打線を形成することになりそうだ。

  • 名捕手・モリーナは残留濃厚 カリビアン・シリーズ後に決断か

    2021.1.30 11:00 Saturday

     アダム・ウェインライトとの再契約に成功したカージナルスは、もう1人のベテラン選手、ヤディアー・モリーナとの再契約も確実となりつつあるようだ。メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシによると、モリーナはまもなくカージナルス残留の決断を下す見込みだという。モリーナは現在カリビアン・シリーズでプレーしており、プエルトリコの地元紙「エル・ヌエボ・ディア」は、モリーナが同シリーズ終了後に決断を下す見込みであることを伝えている。

     カージナルスのジョン・モゼリアック編成本部長は獲得を狙っている選手の名前を明らかにしない方針を貫いているが、「オフシーズン初日から我々の目標はアダム・ウェインライトとヤディアー・モリーナを連れ戻す方法を見つけることだった」と明言。すでにウェインライトとの再契約には成功しており、現在はモリーナとの再契約を目指している。

     モリーナはウェインライト再契約のニュースを知り、自身のインスタグラムにウェインライトとの2ショットを投稿。そこには「兄弟!」とのキャプションが添えられていた。長年バッテリーを組んできたモリーナとウェインライトは今季も同じチームでプレーすることを希望しており、ゴールドグラブ賞9度の実績を誇る名捕手が通算167勝の右腕とともにカージナルスに残留する可能性は極めて高くなっている。

     ウェインライトはモリーナについて「ヤディは勝者だし、今も勝利を望んでいる。だから、彼がどんな決断を下すか見てみよう。僕は彼がセントルイスを愛していることを知っているし、カージナルスの一員であることを愛していることも知っている。彼はいずれ銅像が建ち、球場の壁には背番号が飾られる(=永久欠番になる)ことになると思うけど、そういう選手が今季も戻ってきてくれるのは素晴らしいことだね」と語っている。

     今季も2人のベテラン選手が精神的支柱としてカージナルスを牽引することになるのは間違いなさそうだ。

  • 球宴3度のマーフィーが現役引退 2015年ポストシーズンで大活躍

    2021.1.30 10:30 Saturday

     日本時間1月30日、メッツ、ナショナルズ、カブス、ロッキーズで12シーズンにわたってプレーしたダニエル・マーフィーが現役引退を表明した。マーフィーの名が一躍球界に知れ渡ったのは2015年のポストシーズン。6試合連続を含む7本塁打を放ってメッツのリーグ優勝に貢献し、リーグ優勝決定シリーズのMVPに選出された。ナショナルズ移籍1年目の2016年にはリーグ1位のOPS.985をマークしてMVP投票2位にランクイン。強打の二塁手として一時代を築いた。

     マーフィーは現在35歳。「野球というのは美しいゲームだ。短いあいだだったけど、メジャーの舞台でプレーすることができたのは本当に光栄だし、嬉しかった。野球はたくさんのことを教えてくれた。『ありがとう』としか言いようがないよ」と現役引退に際して野球への感謝を述べた。

     メッツ時代のマーフィーは二塁打を量産する中距離打者というイメージだったが、2015年のポストシーズンで突如爆発。地区シリーズの初戦で本塁打を放つと、地区シリーズの第4戦からリーグ優勝決定シリーズの第4戦まで6試合連続本塁打を記録し、4戦4発のリーグ優勝決定シリーズではMVPに選出された。この年のポストシーズンは14試合で打率.328、7本塁打、11打点、OPS1.115の大活躍だった。

     ナショナルズへ移籍した2016年は打率.347、25本塁打、104打点、OPS.985という自己最高の成績を残し、翌年も打率.322、23本塁打、93打点、OPS.928の好成績をマーク。2年連続でシルバースラッガー賞を受賞し、この2年間がキャリアのピークとなった。2018年途中にカブスへ移籍し、2019年からの2年間はロッキーズでプレー。しかし、故障の影響もあって以前の打棒は蘇らず、昨季は40試合に出場して打率.236、3本塁打、16打点、OPS.608に終わった。

     オールスター・ゲームに3度選出(2014年、2016年、2017年)。2017年のWBCにはアメリカ代表の一員として出場した。

  • 前ホークスのムーアがメジャー復帰 1年300万ドルでフィリーズへ

    2021.1.30 01:00 Saturday

     「NBCスポーツ・フィラデルフィア」のジム・ソールズベリーによると、フィリーズは福岡ソフトバンクホークスを退団してフリーエージェントとなっていた先発左腕マット・ムーアとメジャー契約を結ぶことで合意に達したようだ。「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールは契約条件が1年300万ドル+出来高であることを伝えている。かつての球界ナンバーワン有望株が再びメジャーの舞台でプレーすることになった。

     現在31歳のムーアは2011年にレイズでメジャーデビューし、2013年には自己最多の17勝をマークしてオールスター・ゲームに初選出。2014年にトミー・ジョン手術を受けて長期離脱したが、シーズン途中でジャイアンツへ移籍した2016年には3年ぶり3度目の2ケタ勝利となる13勝を挙げた。ところが、その後は成績が悪化し、レンジャーズでプレーした2018年、タイガースでプレーした2019年はいずれも右膝の故障に苦しんだ。

     昨季は1年350万ドル+出来高の条件でソフトバンクに加入し、故障もあって13試合にしか先発できなかったものの、78イニングを投げて6勝3敗、防御率2.65、89奪三振と実力を発揮。日本シリーズ第3戦に先発して7回無安打無失点の好投を披露し、シリーズ優秀選手にも選出されたが、メジャー復帰を希望して12月上旬に自由契約選手として公示されていた。

     フィリーズは先発5枠のうち、アーロン・ノラ、ザック・ウィーラー、ザック・エフリンの3枠しか確定しておらず、ムーアはビンス・ベラスケスや有望株のスペンサー・ハワードらと残り2枠を争うことになる。ムーアを獲得したことにより、ハワードにもうしばらくマイナーで経験を積ませることも可能になった。メジャー契約を与えられたことを考えると、先発ローテーションの一員として開幕を迎える可能性が非常に高いと言えるだろう。

     2年ぶりの復帰となるメジャーの舞台で、かつての球界ナンバーワン有望株は再び輝きを放つことができるだろうか。

  • カブスが前ドジャースのピーダーソン獲得 1年700万ドルとの報道

    2021.1.30 00:30 Saturday

     「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールによると、カブスはドジャースからフリーエージェントとなっていたジョク・ピーダーソンと1年700万ドルで契約合意に達したようだ。「ニューヨーク・ポスト」のジョエル・シャーマンは最大50万ドルの出来高と2022年の相互オプションが付属していることを伝えている。700万ドルにはオプションのバイアウトも含まれている可能性が高く、ピーダーソンの実際の年俸は700万ドルを下回るとみられる。

     現在28歳のピーダーソンはプロ入り以来ドジャース一筋でプレーし、メジャー7年間で通算130本塁打、OPS.806を記録。2019年には自己最多の36本塁打を放った。昨季は43試合に出場して打率.190、7本塁打、16打点、OPS.681と低調だったが、ポストシーズンでは16試合で打率.382、2本塁打、8打点、OPS.991と見事な活躍を見せ、ドジャースの32年ぶりのワールドシリーズ制覇に貢献した。

     ピーダーソンの特徴は右腕から本塁打を量産する一方で左腕にはめっぽう弱いこと。通算成績は対右腕が2132打席で打率.238、121本塁打、OPS.849、対左腕が385打席で打率.191、9本塁打、OPS.576となっており、直近2シーズンで記録した43本塁打はすべて右腕から放ったものである。ただし、カブスは外野手の層が非常に薄いため、ピーダーソンはプラトーン要員ではなく、フルタイムのレギュラーとしてプレーするチャンスがあるかもしれない。

     カブスは今オフ、正左翼手のカイル・シュワーバーをノンテンダーFAとして放出し、シュワーバーは1年1000万ドルでナショナルズと契約。それより300万ドル安い契約で同等の実力を持つピーダーソンを迎え入れることに成功した。守備力では間違いなくピーダーソンに分があるため、カブスのジェッド・ホイヤー編成本部長は上手な買い物をしたと言えそうだ。

  • カージナルスとロッキーズがアレナードのトレードを交渉中

    2021.1.29 14:00 Friday

     「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールによると、カージナルスはオールスター・ゲーム選出5度、シルバースラッガー賞4度、ゴールドグラブ賞8度の実績を誇るスター三塁手、ノーラン・アレナードの獲得に向けてロッキーズとトレード交渉を行っているようだ。ローゼンタールは「交渉が成立に近付いているという情報はなく、他にどの選手がトレードに含まれているかも明らかになっていない」と現状を伝えている。

     現在29歳のアレナードはロッキーズと2026年までの8年契約を結んでおり、6年1億9900万ドル分の契約を残している。しかし、ジェフ・ブライディッチGMとの関係が悪化しており、今季終了後にオプトアウト(契約破棄)の権利を行使してフリーエージェントになる可能性がある。そのため、ロッキーズはアレナードをトレードで放出することを検討している。

     カージナルスは日本時間1月29日にアダム・ウェインライトとの再契約が合意に達したことが報じられ、ヤディアー・モリーナとの再契約も確実視されている。そこにスター三塁手のアレナードが加われば、このうえない戦力補強となる。チームとの関係が悪化したスター三塁手をトレードで獲得する動きは、2002年7月のスコット・ローレン獲得(フィリーズから移籍)を思い起こさせる。

     アレナードはチーム間でトレードが合意に達した場合、トレード拒否権を放棄して移籍を受け入れ、なおかつ今季終了後に設けられているオプトアウトの権利を先延ばしにすることに同意するとみられている。よって、カージナルスが1年限りでアレナードに去られることはないはずだ。

     また、カージナルスのジョン・モゼリアック編成本部長は年俸総額が増えるトレードを行うことには否定的な見解を示しており、アレナード獲得の際にはマット・カーペンターやデクスター・ファウラーといった高額のベテラン選手が交換要員に含まれる可能性が極めて高い。高額のベテラン選手と若手有望株の両方が含まれたパッケージをロッキーズにオファーすることになるだろう。

     カーペンターやファウラーといったいわゆる「不良債権」とノーラン・ゴーマン、マシュー・リベラトーリのようなトップ・プロスペクトが含まれる大型トレードとなる可能性が高く、トレード交渉の動向は大きな注目を集めそうだ。

  • MLB公式サイトが有望株TOP100を公開 1位はレイズ・フランコ

    2021.1.29 12:30 Friday

     メジャーリーグ公式サイトでは日本時間1月29日、2021年度版のプロスペクト・ランキングTOP100を公開し、1位には2年連続でワンダー・フランコ(レイズ)が選出された。過去2年のドラフト全体1位指名選手であるアドリー・ラッチマン(オリオールズ)とスペンサー・トーケルソン(タイガース)が2位と3位にランクイン。4位と5位にはマリナーズの外野手コンビ、ジャレッド・ケレニックとフリオ・ロドリゲスが名を連ねた。

     チーム別で見ると、レイズの8人が最多。マリナーズが6人、オリオールズ、タイガース、マーリンズが5人で続き、アストロズ、ナショナルズ、ロッキーズは1人だけ。アスレチックスは30球団で唯一、1人もランクインしなかった。TOP100の顔ぶれは以下の通り。

    1 ワンダー・フランコ(レイズ)
    2 アドリー・ラッチマン(オリオールズ)
    3 スペンサー・トーケルソン(タイガース)
    4 ジャレッド・ケレニック(マリナーズ)
    5 フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)
    6 マッケンジー・ゴア(パドレス)
    7 ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)
    8 CJ・エイブラムス(パドレス)
    9 ケブライアン・ヘイズ(パイレーツ)
    10 ネイト・ピアソン(ブルージェイズ)
    11 ケーシー・マイズ(タイガース)
    12 クリスチャン・パチェ(ブレーブス)
    13 ディラン・カールソン(カージナルス)
    14 アンドリュー・ボーン(ホワイトソックス)
    15 シクスト・サンチェス(マーリンズ)
    16 マルコ・ルシアーノ(ジャイアンツ)
    17 ロイス・ルイス(ツインズ)
    18 イアン・アンダーソン(ブレーブス)
    19 ルイス・パティーニョ(レイズ)
    20 JJ・ブレデイ(マーリンズ)
    21 ライリー・グリーン(タイガース)
    22 オースティン・マーティン(ブルージェイズ)
    23 ジョーイ・バート(ジャイアンツ)
    24 タリク・スクーバル(タイガース)
    25 マット・マニング(タイガース)
    26 アレックス・キリロフ(ツインズ)
    27 グレイソン・ロドリゲス(オリオールズ)
    28 マックス・マイヤー(マーリンズ)
    29 ダニエル・リンチ(ロイヤルズ)
    30 エイサ・レイシー(ロイヤルズ)
    31 エマーソン・ハンコック(マリナーズ)
    32 ジェイソン・ドミンゲス(ヤンキース)
    33 ローガン・ギルバート(マリナーズ)
    34 ランディ・アロザレーナ(レイズ)
    35 ドリュー・ウォーターズ(ブレーブス)
    36 ノーラン・ジョーンズ(インディアンス)
    37 マシュー・リベラトーリ(カージナルス)
    38 ノーラン・ゴーマン(カージナルス)
    39 マイケル・コペック(ホワイトソックス)
    40 ニック・マドリガル(ホワイトソックス)
    41 フォレスト・ウィットリー(アストロズ)
    42 スペンサー・ハワード(フィリーズ)
    43 ニック・ゴンザレス(パイレーツ)
    44 トリストン・カサス(レッドソックス)
    45 ルイス・キャンプサーノ(パドレス)
    46 ジョーダン・グロシャンズ(ブルージェイズ)
    47 コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)
    48 フランシスコ・アルバレス(メッツ)
    49 ジーター・ダウンズ(レッドソックス)
    50 ビダル・ブルハーン(レイズ)
    51 トリストン・マッケンジー(インディアンス)
    52 クイン・プリースター(パイレーツ)
    53 ブランドン・マーシュ(エンゼルス)
    54 ザック・ビーン(ロッキーズ)
    55 クリスチャン・ロビンソン(ダイヤモンドバックス)
    56 ギャレット・クローシェ(ホワイトソックス)
    57 ケイベルト・ルイーズ(ドジャース)
    58 ジョサイアー・グレイ(ドジャース)
    59 ニック・ロドロ(レッズ)
    60 ブライリン・マルケス(カブス)
    61 ブレナン・デービス(カブス)
    62 ロバート・ハッセル(パドレス)
    63 ジョシュ・ヤング(レンジャーズ)
    64 オネイル・クルーズ(パイレーツ)
    65 ギャレット・ミッチェル(ブリュワーズ)
    66 ジャズ・チザム(マーリンズ)
    67 ロニー・マウリシオ(メッツ)
    68 エドワード・カブレラ(マーリンズ)
    69 ヘストン・ケアスタッド(オリオールズ)
    70 DL・ホール(オリオールズ)
    71 ハンター・グリーン(レッズ)
    72 ブレンダン・マッケイ(レイズ)
    73 シェイ・ランジェリアーズ(ブレーブス)
    74 リード・デトマーズ(エンゼルス)
    75 マシュー・アラン(メッツ)
    76 ミック・エイベル(フィリーズ)
    77 ライアン・マウントキャッスル(オリオールズ)
    78 サム・ハフ(レンジャーズ)
    79 ヘラルド・ペルドモ(ダイヤモンドバックス)
    80 トレバー・ラーナック(ツインズ)
    81 アレック・トーマス(ダイヤモンドバックス)
    82 ヘリオット・ラモス(ジャイアンツ)
    83 ハンター・ビショップ(ジャイアンツ)
    84 シェーン・マクラナハン(レイズ)
    85 ゼイビアー・エドワーズ(レイズ)
    86 オースティン・ヘンドリック(レッズ)
    87 シメオン・ウッズ・リチャードソン(ブルージェイズ)
    88 クラーク・シュミット(ヤンキース)
    89 ミゲル・アマヤ(カブス)
    90 シェーン・バズ(レイズ)
    91 デーン・ダニング(レンジャーズ)
    92 ジョージ・カービー(マリナーズ)
    93 ボビー・ダルベック(レッドソックス)
    94 ブレット・ベイティ(メッツ)
    95 タイラー・スティーブンソン(レッズ)
    96 ブライス・トゥラング(ブリュワーズ)
    97 ジョーダン・バラゾビック(ツインズ)
    98 タイラー・フリーマン(インディアンス)
    99 ケイド・キャバリ(ナショナルズ)
    100 テイラー・トラメル(マリナーズ)

  • 遊撃手補強目指すレッズ トレードでのロサリオ獲得を検討か

    2021.1.29 12:00 Friday

     遊撃手の補強を今オフの最優先課題としているレッズだが、フリーエージェントの遊撃手の移籍先が次々に決定し、ディディ・グレゴリアスだけが市場に残る状況となっている。そうした状況を受け、レッズは遊撃手の補強を実現すべく、トレード市場に目を向け始めているという。「ニューヨーク・ポスト」の報道によると、レッズは今月上旬にメッツからインディアンスへトレードされたアメッド・ロサリオの獲得を検討しているようだ。

     現在25歳のロサリオは、今月上旬にフランシスコ・リンドーア、カルロス・カラスコとのトレードでアンドレス・ギメネス、イサイアー・グリーン、ジョシュ・ウルフとともにインディアンスへ移籍。トレードの時点では新天地でギメネスとともに二遊間コンビを形成するとみられていたが、その後インディアンスがセザー・ヘルナンデスと再契約で合意したため、二遊間のバックアップに回る可能性が高くなっている。

     レッズのニック・クロールGMは今オフ、ライセル・イグレシアスらを放出して年俸総額の削減を進めており、年俸1500万ドル前後を求めているとみられるグレゴリアスは予算オーバー。しかし、年俸240万ドルのロサリオなら予算の範囲内で獲得が可能だ。ロサリオは2019年に打率.287、15本塁打、72打点、19盗塁、OPS.755という自己最高の成績を残したが、昨季は46試合に出場して打率.252、4本塁打、15打点、0盗塁、OPS.643に終わった。

     インディアンスは外野手を必要としており、外野手が人員過多となっているレッズは絶好のトレード・パートナーと言える。アリスティデス・アキーノやマーク・ペイトンといった若手外野手を交換要員にオファーすれば、トレードがまとまる可能性は十分にあるだろう。

     なお、メジャーリーグ公式サイトでレッズの番記者を務めるマーク・シェルドンは、トレード候補の遊撃手としてロサリオのほか、トレバー・ストーリー(ロッキーズ)、ニコ・グッドラム(タイガース)、ケビン・ニューマン(パイレーツ)の名前を挙げている。

  • メッツがバウアーに3~4年の短期契約をオファーか

    2021.1.29 11:30 Friday

     昨季サイ・ヤング賞を受賞したトレバー・バウアーをめぐる争奪戦は、メッツとドジャースによる一騎打ちの様相を呈し始めている。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンによると、メッツがバウアーに提示しているオファーは3~4年という比較的短期のものであるという(オプトアウトの条項を含む)。ただし、バウアーが目指しているとみられる年平均の歴代最高額(=ゲリット・コールの3600万ドル)には届いていないようだ。

     歴代最高額の契約を目指しているとみられるバウアーだが、コール(ヤンキース:9年3億2400万ドル)やスティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ:7年2億4500万ドル)のような長期契約を求めていると考えるチームもあり、どのような契約を希望しているかはハッキリしない。

     新型コロナウイルスによる財政難の影響で、1年前のオフにコールやストラスバーグが得たような巨額の契約をバウアーが得られる可能性は極めて低く、それはメッツの3~4年契約というオファーが証明している。対抗馬に挙げられているドジャースも基本的には長期契約を敬遠する傾向のあるチームであり、3~4年契約ですら長いと判断するかもしれない。

     エンゼルスは予算上の都合やミッキー・キャラウェイ投手コーチとバウアーの関係が良好でないことなどから、バウアー獲得の可能性は「実質的にゼロ」(ロサンゼルス・タイムズ)と報じられており、ブルージェイズもマーク・シャパイロ球団社長が「大きな補強は終わった」と大物選手の獲得が終了したことを示唆。パドレスは各球団のエース格をトレードで獲得して先発陣は余るくらいに充実しており、バウアーに大金を投じる可能性は低い。

     よって、バウアーは自身を獲得する意思を残すチームからのオファーを受け入れざるを得ない状況になりつつある。「歴代最高額」や「コールと同様の長期契約」といった高望みを続けるようであれば、所属チームが決まらないまま開幕を迎える可能性もありそうだ。

  • カージナルスがベテラン右腕・ウェインライトと再契約合意!

    2021.1.29 11:00 Friday

     カージナルスはチームの象徴であるベテラン・バッテリーのうち、まずは39歳の右腕の引き留めに成功したようだ。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンによると、カージナルスは自軍からフリーエージェントとなっていたアダム・ウェインライトと1年契約で合意。複数のメディアが年俸800万ドルと報じているが、地元紙「セントルイス・ポスト・ディスパッチ」のデリック・グールドによると、800万ドルのなかには出来高も含まれているという。

     今季の観客動員の見通しが立たず、今オフに入ってから目立った補強が1つもなかったカージナルスだが、補強の知らせを待っていたカージナルス・ファンにようやく朗報が届いた。ウェインライトにはパドレスなど他球団からのオファーも届いていることが報じられていたが、カージナルスは最初のオファーから増額したオファーを改めて提示し、ウェインライトがそれを受け入れる形で再契約合意に至った。

     昨季のウェインライトは10試合に先発して5勝3敗、防御率3.15を記録。チームで唯一規定投球回に到達し、39歳の誕生日を含む2度の完投勝利もマークした。2005年のメジャーデビュー以来、カージナルス一筋で15年間プレーして通算167勝を挙げている右腕の残留は、純粋な戦力としてもカージナルスにとって大きな意味を持つ。

     カージナルスの次の目標は正捕手ヤディアー・モリーナとの再契約だ。カージナルスはすでにモリーナにオファーを提示しており、カリビアン・シリーズに出場しているモリーナからの返答待ちという状況。オフシーズン当初、モリーナとウェインライトは同じチーム(第1希望はカージナルス)での現役続行を希望していることが報じられていたため、ウェインライトとの再契約合意はモリーナとの再契約を目指すうえで強力な追い風となるに違いない。

     今季もカージナルスのユニフォームを着たベテラン・バッテリーの姿が見られる可能性が極めて高くなったと言えそうだ。

  • ナショナルズがベテラン捕手・アビラと1年契約で合意

    2021.1.29 10:30 Friday

     日本時間1月29日、ナショナルズがツインズからフリーエージェントとなっていたベテラン捕手、アレックス・アビラと1年契約を結ぶことで合意したことが明らかになった。ナショナルズはカート・スズキが退団(エンゼルスと契約)しており、正捕手のヤン・ゴームスと併用する控え捕手の確保が急務となっていた。なお、今季がメジャー13年目となるアビラは、これまでに所属したチームでナショナルズの先発4本柱のうち3人とバッテリーを組んだことがある。

     現在34歳のアビラは、タイガース時代の2011年に打率.295、19本塁打、82打点、OPS.895の好成績を残してオールスター・ゲームに選出されたほか、シルバースラッガー賞を受賞。100試合以上に出場したのは2017年が最後で、直近3年間は他の捕手と併用されるシーズンが続いており、昨季はツインズで23試合に出場して打率.184、1本塁打、2打点、OPS.641に終わった。

     ナショナルズはマックス・シャーザー、スティーブン・ストラスバーグ、パトリック・コービン、ジョン・レスターという強力な先発4本柱を擁しているが、アビラはタイガース時代にシャーザー、カブス時代にレスター、ダイヤモンドバックス時代にコービンとチームメイトで、バッテリーを組んだ経験がある。彼らと再びバッテリーを組む際には、過去の経験が生かされることになるだろう。

     今季のナショナルズは、34歳のゴームスが正捕手として100試合前後でマスクを被る予定のため、アビラの出場は60試合前後になる見込み。右打ちのゴームスと左打ちのアビラでプラトーンを形成し、アビラは主に相手の先発投手が右腕のときにスタメン出場することになりそうだ。

     今オフ、ナショナルズはジョシュ・ベル、レスター、ライアン・ジマーマン(再契約)、ブラッド・ハンドらを獲得しており、アビラとの契約が正式に成立すると40人ロースター内の選手は39人となる。

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