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  • カージナルスが正遊撃手・デヨングと6年2600万ドルで契約延長

    2018.3.6 11:00 Tuesday

     日本時間3月6日、カージナルスは昨季の新人王投票で2位にランクインしたポール・デヨングと6年2600万ドルで契約を延長したことを発表した。メジャー歴1年未満の選手へ与えられた契約としては、ティム・アンダーソン(ホワイトソックス)の6年2500万ドルを上回って歴代最高額の契約となった。

     チームが開いた記者会見のなかで、今回の契約が総額2600万ドルの6年契約であること、2024年と2025年の契約は球団オプションとなっていることが発表された。現地の報道によると、カージナルスが球団オプションを全て行使した場合、今回の契約は8年5150万ドルになるという。サービスタイム(=メジャー在籍期間)が1年未満の選手に対してこれほどの大型契約が与えられることは珍しく、マイケル・ガーシュGMは過去の数少ない例を参考に今回の契約をまとめたことを明言。この契約は、カージナルスのデヨングへの大きな期待の表れと言っても過言ではないだろう。

     昨季のデヨングは、初打席初本塁打の鮮烈なデビューを飾り、108試合に出場して打率.285、25本塁打、OPS.857をマーク。シーズン終盤には「3番・遊撃」に定着し、25本塁打は遊撃手の球団新人記録を更新した。ジョン・モゼリアック野球部門社長はデヨングの理解力や適応能力を高く評価していることを明らかにし、今後の活躍に期待を寄せた。

     なお、カージナルスは2008年から昨季までの10シーズンで9人の遊撃手が開幕スタメンに起用されており、モゼリアックが「私がカージナルスに来てから、いつも遊撃手を探していた」と語るほど、遊撃の人材難に苦しんできた。デヨングが直近11シーズンで10人目の開幕遊撃手となることはほぼ確実だが、最大2025年までの契約を結んだことにより、遊撃の人材難には終止符が打たれるはずだ。

     「(今回の契約は)カージナルスが僕を信頼してくれたことの証だと思う。今度は僕がその期待に応えたいね」とデヨングは今後に向けての意気込みを力強く語っていた。


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  • イチローが6年ぶりのマリナーズ復帰へ 1年間のメジャー契約

    2018.3.6 10:30 Tuesday

     背番号51の安打製造機が6年ぶりにシアトルの街に戻ってくる。日本時間3月6日、マーリンズから契約オプションを破棄されてフリーエージェントとなっていたイチローが、古巣・マリナーズと1年間のメジャー契約を結ぶことで合意に至ったことが明らかになった。イチローはヤンキースへトレードされた2012年7月以来6年ぶりのマリナーズ復帰となる。

     カルロス・ゴンザレス、メルキー・カブレラ、ジョン・ジェイなど多くの実力派外野手が市場に残るなか、優先順位が低いと見られていたイチローの契約が、古巣・マリナーズへの復帰という形で決定した。正式契約までに身体検査をパスする必要があるため、まだ球団からのオフィシャルな発表はないものの、ESPNの報道によると、今回の契約はマイナー契約ではなくメジャー契約だという。マリナーズは現時点で40人枠が埋まっており、イチローの加入が正式に決まった場合、40人枠を空ける必要がある。

     今季のマリナーズはレフトにベン・ギャメル、センターにディー・ゴードン、ライトにミッチ・ハニガーが入る布陣が基本となり、4人目の外野手としてギレルモ・エレディアも控えているが、現時点で順調に調整を進めているのは新加入のゴードンだけ。ギャメルは右腹斜筋を痛めて4~6週間の離脱を強いられることになり、ハニガーは手の痛み、エレディアは肩の手術で調整が遅れている。こうした状況のなかで彼らをサポートする外野手が必要となり、外野3ポジションを守ることができ、経験豊富なイチローに白羽の矢が立ったというわけだ。

     イチローはメジャー1年目の2001年から2012年途中までの11シーズン半をマリナーズで過ごし、MVP(2001年)、新人王(2001年)、オールスター・ゲームMVP(2007年)、シルバースラッガー賞3回、ゴールドグラブ賞10回、首位打者2回、盗塁王1回など数々の栄光を手にしてきた。当時は不動の1番打者として活躍したが、今回は4人目ないし5人目の外野手として、決して盤石とは言えない外野陣のサポート役を担うことになりそうだ。

     なお、マリナーズがチームのレジェンドを現役晩年に呼び戻すのは今回が初めてではなく、歴代最高得票率で殿堂入りを果たしたケン・グリフィーJr.も一度チームを離れたあと、現役最後の2シーズンを再びマリナーズで過ごしている。イチローの復帰により、6年ぶりに「マリナーズの背番号51」が復活することはほぼ確実。慣れ親しんだシアトルの街で、球史に残る安打製造機は大きな注目を集めることになりそうだ。


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  • オリオールズ・デュケットGM 今季に全力を注ぐことを断言

    2018.3.5 18:30 Monday

     マニー・マチャドら主力選手を放出して再建に向かう可能性も取り沙汰された今オフのオリオールズだが、ダン・デュケットGMはその道を選択しなかった。主力選手の多く、バック・ショウォルター監督、そして自分自身が契約最終年を迎える今季に全力を注ぐことを断言した。

     ここまでの春季キャンプ、オープン戦で印象に残った選手を問われたデュケットは、ハンター・ハービー、DJスチュワート、ライアン・マウントキャッスル、タナー・スコット、チャンス・シスコといった若手選手の名前を挙げたあと、「マニー・マチャドは素晴らしいシーズンを送ると思うよ」と付け加えた。マチャドは今季が契約最終年となり、シーズン終了後にフリーエージェント市場に出ていくことが確実視されている。また、契約最終年を迎えているのはマチャドだけではなく、アダム・ジョーンズ、ザック・ブリットン、ブラッド・ブラックといった主力選手、そしてショウォルターとデュケットの監督&GMコンビも今季がラストイヤーとなる。

     彼らを軸に、直近6シーズンで3度のポストシーズン進出を果たしたオリオールズ。彼ら全員が揃って戦うのはおそらく今季が最後になるということもあり、デュケットは「私は将来のことよりも今季に集中している」とラストイヤーにもう一度、ポストシーズンへ進出することを目指している。同地区のヤンキースとレッドソックスが戦力を充実させ、オリオールズのポストシーズン進出が難しいと予想されるなかで、マチャドら主力選手を放出せず、逆にアンドリュー・キャッシュナーやクリス・ティルマンと契約して戦う態勢をを整えたのは、本気でポストシーズン進出を狙うという強い意志の表れと言っていいだろう。

     ポストシーズン進出が難しい状況になった途端に再建へ向かうチームが増えているなか、デュケットは最後まで戦い抜く道を選択した。この選択がオリオールズにとって吉と出るのか凶と出るのか。その答えは7ヶ月後に明らかになっているはずだ。


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  • センター転向のゴードン 新ポジションに順調に適応中

    2018.3.5 17:30 Monday

     今季からマリナーズに加入し、新ポジションとなるセンターに挑戦しているディー・ゴードン。すでにオープン戦でセンターの守備に就いているが、同僚のベン・ギャメルが「キャリアを通して外野手だったみたいだよ」と語るように、不慣れさを感じさせない見事なプレイを見せている。

     昨年12月、マリナーズがマーリンズからゴードンを獲得した際、疑問の声が多数上がった。マリナーズには不動の正二塁手であるロビンソン・カノーがいるからだ。しかし、その疑問はすぐに解決することになる。ジェリー・ディポートGMがゴードンをセンターで起用する方針であることを明言したのだ。それ以来、ゴードンは一流の外野手になるために必死に外野守備のトレーニングを積んできた。

     まだオープン戦序盤ということもあり、ダイビングキャッチを試みるシーンや、全力のスローイングで走者を刺しに行くシーンは見られないが、守備機会を無難にこなしている。また、打撃練習中には外野の守備に入り、スライディングキャッチを披露したり、フェンス際の打球を上手く処理したりしている。外野守備を担当するクリス・プリエトは、ゴードンの外野守備に一定の評価を与えるとともに、不安視されている肩の強さも「正中堅手として十分なレベルである」と語っている。

     メジャーのキャンプに参加している有望外野手のブレイデン・ビショップは、「彼が今まで外野守備をやったことがないなんて信じられないよ。彼は素晴らしいアスリートだね」とゴードンの適応能力の高さに驚きを隠さない。「素晴らしいね。たぶん大丈夫だろうとは思っていたけど、予想以上の出来だよ」とスコット・サービス監督もゴードンの守備に合格点を与えている。

     サービスはゴードンの外野転向がスムーズに進んでいる理由として「野球IQの高さ」を挙げている。「彼は投球ごとにポジションを変えているし、スイングの軌道を読んでいる。送球先の判断も正しくできているよ」とサービス。おそらく、二塁や遊撃で複雑なプレイを経験してきたことが、センターの守備にも生かされているのだろう。

     「1番・センター」にゴードンが上手くハマるかどうかは、今季のマリナーズの戦いを大きく左右する重要なポイントである。ここまでの状況を見る限り、マリナーズは理想的な「1番・センター」を手に入れたと言えそうだ。


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  • ナショナルズの控え捕手争い ベテラン・モンテロ vs 24歳・セベリーノ

    2018.3.5 15:30 Monday

     ナショナルズの新監督に就任したデーブ・マルティネスが開幕までに決めなければならないことの一つが、マット・ウィータースの控え捕手を誰に任せるかということである。その候補と見られるミゲル・モンテロとペドロ・セベリーノが春季キャンプとオープン戦でアピールを続けている。

     ナショナルズは捕手の補強に動く可能性が取り沙汰されながら、今のところ補強は実現していない。このまま開幕を迎えれば、昨季同様にウィータースが正捕手を務めることになるが、ホゼ・ロバトンの退団により控え捕手の座は空席となっている。そして、控え捕手として開幕ロースター入りを狙っているのが、マイナー契約を結んで招待選手として春季キャンプに参加しているモンテロと、MLB公式サイトの球団別プロスペクト・ランキングで20位にランクインしているセベリーノだ。

     モンテロはダイヤモンドバックスとカブスで正捕手を務めた経験があり、2ケタ本塁打を放ったシーズンが通算7度。直近ではカブスでプレイした2015年に打率.248、15本塁打、OPS.754をマークした。昨季はカブスで控え捕手として開幕を迎え、シーズン途中にブルージェイズへ放出。結局、2009年以降では最少となる76試合にしか出場できず、打率.216、6本塁打、OPS.656という不本意な成績に終わった。マルティネスはカブスのベンチコーチ時代にモンテロとともに戦っており、「彼はベテランだ。準備の方法もよく知っている。彼は試合をコントロールできる捕手だよ」と豊富な経験に信頼を寄せている。

     一方、セベリーノは2015年9月にメジャーデビューを果たし、昨季まで3年連続でメジャーへ昇格しているものの、メジャー経験は通算35試合だけ。しかし、強肩を含めて捕手としての守備能力の高さには定評があり、メジャーでの出場経験を積んでいけば、一流の守備型捕手に成長する可能性を秘めている。「彼はまだ学んでいる最中だけど、非常にアスレチックな選手だ。私はその点を気に入っているよ」とマルティネスはセベリーノへの期待を口にする。

     控え捕手として開幕ロースター入りを勝ち取るのはどちらになるのか。34歳のベテラン捕手と24歳の若手捕手の争いに注目だ。


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  • アレナードの契約延長交渉は今季終了後まで持ち越し

    2018.3.5 14:30 Monday

     球界屈指の三塁手であるノーラン・アレナード(ロッキーズ)は、今季終了後までチームとの契約延長交渉に応じない意向を示した。アレナードは今季のチームに手応えを感じており、2年連続のポストシーズン進出に向けて試合に勝つことを最優先に考えている。

     アレナードは2017年1月にロッキーズと2年2950万ドルで契約を結んでおり、今季の年俸は1750万ドル。今季限りで2年契約が満了し、来季は年俸調停4年目のシーズンとなる。ロッキーズとしては今季を含めてアレナードをあと2年保有できるため、必ずしも契約延長を急ぐ必要はないが、アレナードが引き続き好成績を残すようであれば、来季以降の年俸はさらに上昇することが予想される。2年後にはフリーエージェントとなるため、流出を防ぐためにも早めに契約を延長しておきたいところだが、少なくとも今オフ中に契約延長がまとまる可能性はなくなった。

     アレナードは「今年のシーズンが終わるまでは何も起こらないと思うよ。僕たちは良いチームになっているし、勝つことに集中しているんだ」と語り、今季の戦いに集中することを明言。3年連続で37本塁打以上&130打点以上を叩き出し、デビューイヤーから5年連続でゴールドグラブ賞を受賞している三塁手の契約延長交渉は、今季終了後まで持ち越しとなる。

     昨季のロッキーズはカイル・フリーランド、ヘルマン・マルケスら若手投手の成長により、ワイルドカードを獲得して8年ぶりにポストシーズンへ進出。今オフはウェイド・デービスとブライアン・ショウを獲得してブルペンを強化し、さらなる上位進出を目指すための戦力を整えた。「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドの恩恵を受けて、得点力は毎年高水準を維持しているだけに、投手陣の出来次第では打倒・ドジャースも決して夢ではない。勝つことに集中するアレナードが牽引するロッキーズは、今季もナ・リーグ西部地区の戦いを面白くしてくれそうだ。


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  • パドレスの有望株・タティスJr.が4安打5打点の大暴れ!

    2018.3.5 12:30 Monday

     今年1月に19歳の誕生日を迎えたばかりながらメジャーの春季キャンプに招待選手として参加しているフェルナンド・タティスJr.(パドレス)。オープン戦でもその非凡な才能をフルに発揮しており、日本時間3月5日のホワイトソックス戦では4打数4安打5打点の大活躍を見せた。

     パドレスが7対6で逃げ切ったこの試合。「7番・遊撃」で先発出場したタティスJr.は1回表の第1打席で2点タイムリーを放つと、3回表の第2打席でライトへのヒット(その後盗塁に成功)、5回表の第3打席でレフトへのタイムリー、7回表の第4打席でレフトへの2点タイムリー二塁打を放ち、4打数4安打5打点の大活躍。この日の活躍により、オープン戦の打率は.381、OPSは1.125まで上昇した。

     「とても良い感じだったよ」とこの日のパフォーマンスを振り返ったタティスJr.。現在はマーク・マグワイア打撃コーチの指導のもと、スイングの安定性を高める練習に取り組んでおり、「成果が出ているみたいだね」と手応えを感じている。昨季は18歳ながら早くもAA級に到達し、A級のミッドウエスト・リーグではリーグ史上初めて18歳で20本塁打&20盗塁をクリア。リーグ最多の75四球を選ぶなど、打席でのアプローチもすでに成熟している。

     オープン戦でいくら好成績を残しても、パドレスがまだ19歳の有望株を開幕ロースターに入れることは考えにくいが、メジャーの春季キャンプに参加し、メジャーリーガーとともにオープン戦に出場して好成績を残していることは、タティスJr.にとって大きな自信となるはずだ。今季はAA級からのスタートが濃厚だが、この自信がさらなる好成績につながれば、20歳を迎える前にメジャー昇格を果たす可能性も十分にある。メジャー史上唯一となる「1イニング2満塁本塁打」を記録し、メジャー通算113本塁打を放ったフェルナンド・タティスを父に持つタティスJr.の才能は、間違いなくホンモノだ。


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  • ダイヤモンドバックスのクローザー争いに平野も参戦中

    2018.3.5 12:00 Monday

     フェルナンド・ロドニー(ツインズ)がチームを去り、空席となっているダイヤモンドバックスのクローザーの座。トーリ・ロブロ監督は「クローザーの座は広く開かれている」と明言しており、ブラッド・ボックスバーガー、平野佳寿、アーチー・ブラッドリーの3人がその座をかけて競争を続けている。

     3人のなかで最初にオープン戦で登板したのはボックスバーガーだった。日本時間2月24日のロッキーズ戦で1イニングを投げて無失点。しかし、その後は腕の痛みを訴えてオープン戦での登板を回避しており、ブルペンで投球練習を行うに留まっている。投球練習後、ボックスバーガーは「感触は良かった」と話していたが、まだ実戦復帰の予定は立っていない。

     平野はオープン戦最初の2登板で計2イニングを投げて3失点と崩れたが、3度目の登板となった日本時間3月5日のカブス戦では1イニング無失点の好投。ジェイソン・ヘイワード、ハビアー・バイエズ、ウィルソン・コントレラスの3人を三者凡退に打ち取った。「これまでで一番良かったね。速球のコマンドが特に良かった。球速は把握してないけど、今はそれほど気にする必要はない。狙ったところに投げられていたと思うよ」とロブロは平野のピッチングを振り返った。

     昨季セットアッパーとして活躍したブラッドリーは、最初の登板こそ1イニングを無失点に抑えたものの、次の登板では1回1/3を投げて4失点。チェンジアップを試しながらのピッチングとなったが、うまく機能しなかった。しかし、平野の後を受けて登板したカブス戦では2イニング無失点の好投。この日は速球とカーブだけを投げた。

     今のところ、際立って好パフォーマンスを発揮している選手はおらず、クローザー争いは一進一退の攻防が続いている。「今は結果よりも投げているボールを見ている」と語るロブロだが、最終的に誰をクローザーに指名するのだろうか。ボックスバーガーの実戦復帰後に競争は激化することになりそうだ。


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  • 再建進めるホワイトソックスがムスターカス獲得に動く可能性

    2018.3.5 11:30 Monday

     チーム再建を進めているホワイトソックスがマイク・ムスターカスの獲得に動く可能性が浮上した。USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールはホワイトソックスがムスターカスと連絡を取り続けていることを伝えており、サプライズ補強が実現するかもしれない。

     クリス・セール、デービッド・ロバートソン、トッド・フレイジャーといった主力選手をここ数年で次々に放出し、対価としてプロスペクトを獲得してチーム再建を進めているホワイトソックス。ポストシーズン進出を狙えるチームになるまでにはあと1~2年は必要だというのが大半の見方であり、大物選手の獲得に動くことはないと見られていたが、大物選手が売れ残っているなかで方針を転換する可能性が出てきた。

     MLB.comのジョン・ポール・モロシはホワイトソックスが戦力補強を行う場合、獲得するのは野手になるとの見通しをリポート。ナイチンゲールのリポートと合わせると、ホワイトソックスの補強リストにムスターカスの名前が含まれていることは間違いなさそうだ。

     実際、ホワイトソックスは三塁手の補強を必要としており、今季のレギュラー候補はヨルマー・サンチェスとマット・デービッドソンという状況。打力を要求されるポジションでありながら、両者とも昨季はリーグ平均以下の打撃成績に終わっており、ムスターカスの獲得は間違いなくアップグレードになる。また、昨年のドラフト全体11位指名で入団したジェイク・バーガーが春季キャンプ中に左アキレス腱を断裂し、今季全休が確定。これによりメジャー昇格が1年先延ばしになり、2~3年程度の契約であればムスターカスを獲得するのは理にかなっている。

     今オフ、ホワイトソックスはマニー・マチャド(オリオールズ)の獲得にも名乗りを上げており、三塁手を欲していることは間違いない。価格が下がりつつあるムスターカスを獲得するのか、それとも1年待ってマチャドやジョシュ・ドナルドソン(ブルージェイズ)の獲得を狙うのか。レギュラーシーズン開幕まで4週間を切ったが、まだストーブリーグは終わらない。


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  • アスレチックス復帰のモスがDFAに 現役引退の可能性も

    2018.3.5 11:00 Monday

     日本時間3月5日、アスレチックスはウエーバーでレッズからハイロ・ラボートを獲得し、40人枠を空けるためにブランドン・モスをDFAとしたことを発表した。モスは1月末のトレードで4年ぶりのアスレチックス復帰を果たしたばかりだった。

     モスにとって2度目のアスレチックス生活は、わずか5週間で終わりを迎えることになった。1月末にジェシー・ハーン、ヒース・フィルマイヤーとの2対2のトレードでライアン・バクターとともにロイヤルズから加入したばかりだったが、ウエーバーで獲得したラボートの枠を用意するためにDFA。モスはメジャー12年目に向けて新天地を探すことになるが、チャンスを与えてくれる球団が見つからない場合には現役引退という選択をする可能性もあるようだ。

     そもそも、1月末のトレード成立時からアスレチックスのモス獲得を疑問視する声は上がっていた。今季のアスレチックスは主砲のクリス・デービスを指名打者に固定する方針を固めており、外野の両翼にはマット・ジョイスとスティーブン・ピスコッティ、一塁にはマット・オルソンがいる。モスが守れるポジションに空きはなく、チーム編成上、浮いた存在となっていた。40人枠が埋まっているアスレチックスが新戦力を獲得する場合、枠を空けるために誰かを40人枠から外す必要があるが、そのファースト・チョイスとなったのがモスというわけだ。

     アスレチックスが獲得したラボートは、最速97マイルに達する速球を武器とする23歳のリリーフ左腕。昨年9月にタイガースでメジャーデビューを果たし、6試合に登板して防御率4.50、被打率.200をマークした。デービッド・フォーストGMは「彼の球速は素晴らしい。昨季は制球難で苦しんだけど、素晴らしい腕を持っている。我々は左腕のデプスが欲しかったんだ」とラボート獲得の狙いを説明。なお、ラボートは2日前にウエーバーでタイガースからレッズへ移籍したばかりであり、3日間で3チームに所属することになった。


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  • ホワイトソックスがリリーフ左腕・ロスJr.とマイナー契約

    2018.3.5 10:30 Monday

     日本時間3月5日、レンジャーズとレッドソックスでブルペンの一角を担ってきたロビー・ロスJr.がホワイトソックスとのマイナー契約に合意したことが明らかになった。昨季は故障により8試合のみの登板に留まったロスJr.は招待選手として春季キャンプに参加し、開幕ロースター入りを目指すことになる。

     昨季のホワイトソックスはトミー・ケインリーやアンソニー・スウォーザックといった無名の投手が好投を続けて前半戦のブルペンを支え、夏場のトレードでは彼らと引き換えに若手有望株を獲得することに成功した。今季も同様の展開を狙っているのか、すでにホアキム・ソリア、ルイス・アビラン、ブルース・ロンドン、ロブ・スケーヒル、ゼイビアー・セデーニョといったリリーバーをトレードやマイナー契約で掻き集めているが、そのなかにロスJr.も加わることになった。

     レンジャーズでメジャーデビューを果たした2012年に58試合に登板して6勝0敗、防御率2.22の好成績をマークしたロスJr.は、2015年1月にアンソニー・ラナウドとのトレードでレッドソックスへ移籍した。レッドソックスでは2年連続で54試合に登板するなど貴重なリリーフ左腕として活躍していたが、昨季は左肘の炎症で長期離脱したあと、8月下旬にはヘルニアの手術を受けてシーズン終了。結局、自己最少となる8試合にしか登板できず、防御率7.00、被打率.324という不本意なシーズンを過ごした。

     故障の影響なのか、昨季は速球の平均球速が前年から2.5マイル(約4キロ)も低下していたが、ロスによると身体のコンディションは問題なく、キャンプ合流後すぐに実戦形式の打撃練習に登板する準備もできているという。実戦形式の練習やオープン戦で打者を相手に投球するなかで試合感覚を取り戻すことができれば、実績のあるリリーフ左腕として貴重な戦力となるはずだ。

     レギュラーシーズン開幕まで4週間を切り、開幕ロースター争いは激しさを増していくことになりそうだ。


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  • Wソックスの有望株・コペックが2試合連続の好投

    2018.3.4 18:00 Sunday

     メジャーリーグのオープン戦の見どころの1つとして各球団の有望選手が開幕ロースター入りを目指して奮闘している姿が挙げられる。球界を代表する投手から本塁打を記録したり100マイル近い速球を投げたりと今後の活躍が期待される。ホワイトソックスのマイケル・コペックもその1人だ。

     21歳のコペックは2014年のドラフト会議でレッドソックスから1巡目指名(全体33番目)を受けた逸材で2016年12月にクリス・セールが絡む1対4のトレードによってホワイトソックスへと移籍した。昨年は2Aで開幕を迎えると自慢の速球を武器に22試合に登板して8勝を挙げた。3Aにも昇格して経験を積み、メジャー昇格まであと一歩という位置にいる。マイナーで1年通じての成績は25試合で9勝8敗 防御率2.88だった。MLB.comが発表している球団別有望株ランキングでは2位にランクインされている。

     日本時間3月4日に行われたロイヤルズとのオープン戦で今季2度目の先発マウンドに立ったコペック。初回、安打と暴投で無死二塁といきなりのピンチを迎えてしまうが、彼はまったく動じていなかった。3番打者のアルシデル・エスコバーをゴロに仕留めて1死三塁となるも後続を三振と左飛に抑えて無失点スタートとなった。

     2回表の味方の攻撃で2点の援護をもらったコペックだったが、その裏の投球でも再びピンチとなる。1死からライアン・ゴインズに三塁打を打たれて初回とまったく同じ状況となる。その後は三振と四球で2死一・三塁となるが、迎えたドリュー・ビューテラを空三振に抑えてまたも相手に点を与えることはなかった。3回裏は1死から味方の失策で走者を出したところで交代となった。その後の投手が点を取られたためにコペックに失点が付いたが2回1/3を投げて2安打1失点(自責点なし)となった。試合は9対5でホワイトソックスが勝利した。

     試合を振り返ったコペックは「自分のパフォーマンスに満足しているよ。何度かピンチを迎えたけどそこをしっかりと切りぬけることができたからよかったね」と話していた。彼の武器は90マイル後半の速球だが、この試合では空振りを取るためにスライダーやチェンジアップも試したという。スライダーの曲がりもよく手ごたえを掴んだコペックは次回登板に向けて準備を進める。先日、MLBPipelineから発表されたファームシステムランキングでホワイトソックスは全30球団中3位に入った。コペックをはじめ、数多くの有望選手がいるチームは果たしてどのような戦いをみせてくれるのだろうか。


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  • レンジャーズのハメルズがチームの先発6人制に懐疑的

    2018.3.4 16:00 Sunday

     開幕まで1ヶ月を切り、徐々に主力選手達もオープン戦に登場してくる。同時にチームによっては先発ローテーションの枠を増やすなど試行錯誤をする時期でもある。そんな中でレンジャーズも先発6人制を実施する予定ではあるがこれに異論を唱えたのはエースのコール・ハメルズだ。

     ハメルズはメジャー12年間で通算147勝を挙げている経験豊富な左腕。レンジャーズでは2年連続2桁勝利を記録するエースでありチームにとって欠かせない存在だ。これまでのキャリアを振り返っても8年、200イニング以上を投げておりでスタミナもあるまさに試合をつくる先発投手といえるだろう。彼は日本時間3月4日に行われたジャイアンツとのオープン戦に先発するも2回1/3を投げて5安打4失点、2本の本塁打を浴びるなど課題の残る結果となった。

     試合後、先発6人制について話したハメルズは「これは野球の一部ではない。これまでマイナーリーグを通じて試合への準備の仕方や調整法を学んできた。そして自分で試行錯誤して今の方法にたどり着いたんだ。これまで6人制のための調整をしたことがなかったし、する必要もなかった」と話した。確かに今の方法で実績を残してきている中で急に変えることになれば心配するだろう。

     ハメルズはシーズン33、34試合に先発することを想定してトレーニングを行っているという。ジェフ・バニスター監督はたとえ6人制でも1年に32先発は可能とみているが、ハメルズは「これまで行ってきた調整法は自分自身のものだ。このおかげで200イニングを投げることができるし、そう簡単には変えることはできない」と強気の姿勢をみせている。

     近年のハメルズは投球に磨きをかけようと直球とチェンジアップを組み合わせた緩急を武器にしようとしている。その探求心をバニスター監督も讃えており、今回の先発6人制に対しても理解を求めているという。「私はコールと話し合ってこのチームがさらに良い方向に進むためにどうすべきかを考えていきたい」と前向きだ。


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  • ジャイアンツ・ロンゴリア 実践4試合目は本塁打を含む2安打

    2018.3.4 15:00 Sunday

     オープン戦が始まり、今季から新天地に移籍した選手達も新しいユニフォームを着て試合に出始めている。そんな中でレイズからジャイアンツに移籍したエバン・ロンゴリアも日本時間3月4日のレンジャーズ戦に出場し、三塁の守備にも就いた。

     昨年12月に1対4の大型トレードでジャイアンツに移籍したロンゴリアはメジャー生活10年間を過ごしたレイズから離れ、心機一転のシーズンとなる。指名打者制がないナ・リーグへの移籍となるが、これまで通り三塁手としての活躍が期待されている。昨年も三塁は142試合で守っており、問題はないだろう。

     迎えたレンジャーズ戦でロンゴリアは「3番・三塁」としてスタメン出場し、2打数2安打1打点と幸先のよいスタートを切った。初回、ジョー・パニックの先頭打者本塁打で1点を返して迎えた1死走者なしの場面でロンゴリアのジャイアンツ初打席を迎えた。ここで経験豊富な左腕のコール・ハメルズとの対決も四球を選んだ。続く3回裏の第2打席は先頭打者として登場すると初球を捉えて三塁への内野安打となり、早くも移籍後初安打を記録した。その後、ジャイアンツ打線はロンゴリアの安打をきっかけに3得点し、6対3と逆転に成功した。

     ロンゴリアの活躍はこれだけでは終わらない。4回裏の第3打席は2死走者なしの場面。相手投手は3番手のマット・ブッシュに代わっていたが、ブッシュの初球を右翼スタンドへと運んでチームをさらに勢いづかせる本塁打を放った。この回の打席が終わったところでロンゴリアはお役御免となりベンチへと退いた。守備の方も無難にゴロを処理して失策はなし。良い形で試合を終えた。

     ブルース・ボウチー監督はベテラン組にはゆっくりとシーズンに向けて準備をしてほしいと考えていたようで試合前日にはロンゴリアと試合に出場するかどうか話し合っていたという。ロンゴリアは「試合に出る準備はできている」と話したことでスタメン出場が決まり、本塁打を含む活躍をみせた。これをみたボウチー監督も「彼はプロだ」と絶賛。チームも9対4で勝利して良い1日となった。


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  • オリオールズがバレンシアとのマイナー契約に合意

    2018.3.3 17:30 Saturday

     まだまだ数多くの選手達の去就が決まっていない中、実績十分な選手とマイナー契約を結んでプレー機会を与えるチームも出てきた。開幕が近づいてきており、早く所属先を決めたい選手にとっては期待してくれる球団があるならその機会は逃さない。オリオールズはダニー・バレンシアとのマイナー契約に合意したという。

     33歳のバレンシアは今年メジャー9年目を迎える一塁手でチャンスにめっぽう強い選手。昨年、マリナーズ在籍時の得点圏打率は.340を記録し、打線に活気を与えていた。シーズン中は故障することなくメジャーの試合に出場。1年通じての成績は130試合で打率.256 15本塁打 66打点だった。オフにはFAとなり移籍先を探す日々を過ごしていた。

     今季のオリオールズの構想としてマニー・マチャドを遊撃、ティム・ベッカムを三塁にそれぞれコンバートさせることになっており、過去に一塁や二塁、三塁、そして外野と多くのポジションを守ってきた実績があるバレンシアは彼らのバックアップ要員となる可能性がある。「USAトゥディ」のボブ・ナイチンゲール記者によると「今回のバレンシアの基本給は120万ドルで300万ドルの出来高が付く」と伝えている。

     今後は明日以降のメディカルチェックの結果を待ってからオリオールズから正式な入団発表となるだろう。オープン戦が始まってから結果を出してアピールをしている有望選手達に負けずバレンシアも新天地のユニフォームを着て自身の武器を披露してほしいところだ。


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  • ヤンキースがベテランの強打者・リンドとマイナー契約

    2018.3.3 16:30 Saturday

     メジャーリーグのオープン戦は始まってはや数日。未だにジェイク・アリエタといった大物選手の去就が決まっていない。シーズン開幕まで既に1ヶ月を切った中で1日でも早く所属先を決めたいところだ。そんな中でヤンキースがアダム・リンドとマイナー契約を結んだ。

     34歳のリンドは一塁と左翼を守ることができ、パワーも魅力的な選手。昨年はナショナルズで開幕を迎え、1度も故障者リスト入りすることなくシーズンを過ごし、チームの地区連覇を支えた。1年を通じての成績は116試合に出場して打率.303 14本塁打 59打点だった。オフにはFAとなり新たな移籍先を探していた。

     ブルージェイズ時代の2009年には35本塁打 114打点でシルバースラッガー賞に選出されたこともあるリンド。昨年はチームの起用法もあって14本塁打と数字こそ少し落としたが、一昨年までは2年連続20本を記録していた。今回、ヤンキースでは一塁手のグレッグ・バードのバックアップ要員としての役割を期待されており、レギュラーは確約されていないもののリンド本人は「素晴らしい機会だよ」と入団を喜んでいる。チームはFA選手達が集まるフロリダ州のキャンプでリンドに注目し、今回の契約に至ったという。

     ブライアン・キャッシュマンGMは「リンドとの契約は保険ではあるが、我々はリンドの昨年のプレーをすべて見てきた。彼は非常に生産的な打者だ」と期待している。今年でメジャー13年目を迎えるベテラン野手のリンドにとっては去就が決まらなかった中でマイナー契約ではあるが、無事にプレーする機会を得た。果たして自慢の長打力でアピールすることができるか。新天地での挑戦が始まる。


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  • 大谷が2度目の実践登板 5者連続を含む8奪三振と好投

    2018.3.3 15:30 Saturday

     3月に突入してシーズン開幕まで1ヶ月を切った。オープン戦では各球団の有望選手がアピールを続けており、見どころが多い試合が続いている。エンゼルスの大谷翔平もその1人で日本時間3月3日のブリュワーズ戦では8奪三振と好投した。

     オープン戦初登板となった前回のブリュワーズ戦では2回1/3を投げて2失点。制球に苦しむも最速156キロを計測し、初めての奪三振も記録した。途中、キーオン・ブロクストンに一発を浴びたが初実践を視察したマイク・ソーシア監督も大谷のことを褒めており、大谷本人も「楽しかった」と振り返った。

     そして迎えた2度目のブリュワーズ戦。相手はマイナー選手主体でメンバーを組んだBチームとの練習試合で大谷は中5日での登板となった。相手には日系人選手で有望選手の1人であるケストン・ヒウラがいた。初回はヒウラに二塁打を浴びて一死三塁といきなりピンチを迎えるも残りの打者をすべて三振に抑えて乗り切った。次の回も初回同様に二塁打を打たれて無視二・三塁と再びピンチとなる。ここで2点適時打を浴びて前回に引き続き失点となった。それでもこの日のアウトはすべて三振。結果は2回2/3を投げて4安打2失点8奪三振でこの日の最速は154キロだった。。

     試合後の大谷は「あまり良くなかった」と振り返ったものの、この日、バッテリーを組んだレネ・リベラは「スライダーが良かった。日本のマウンドと比べればメジャーのマウンドは低いこともあってショウヘイは適応に時間がかかると思うが、彼は登板するごとに良くなっているよ」と話していた。一方でマイク・ソーシア監督も「我々が期待した通りだった」とコメントしており今後の出場に期待を寄せた。

     メジャーリーグという新たな世界で本格的に二刀流に取り組んでいる大谷。今回は打者12人と対戦して8奪三振と圧巻の投球をみせた。既に打者としても適時打を記録しており、投手と野手のどちらも着実に成長の一途を辿っている。果たしてシーズン中はどのような活躍をみせてくれるのか今から楽しみだ。


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  • メッツ・キャラウェイ監督 主砲・セスペデスを2番起用へ

    2018.3.2 17:30 Friday

     右肩に軽度の痛みを訴えて欠場が続いていたヨエニス・セスペデス(メッツ)が予定を前倒しして、日本時間3月2日のマーリンズ戦で戦列復帰を果たした。ミッキー・キャラウェイ監督は2015年から2年連続で30本塁打以上を放った主砲を2番打者として起用する考えを持っているようだ。

     日本時間2月26日のマーリンズ戦でオープン戦初出場を果たし、第2打席で1号スリーランを放つなど、上々のスタートを切ったセスペデスだったが、右肩痛により続く3試合を欠場。しかし、右肩の状態は当初予想されたよりも悪くなく、セスペデスは日本時間3月2日のマーリンズ戦でラインナップに戻ってきた。この試合では2三振を含む3打数ノーヒットに終わったものの、主砲が早期の戦列復帰を果たしたことは、メッツにとって朗報と言えるだろう。

     なお、今季からメッツの監督に就任したキャラウェイは、セスペデスが出場した2試合でいずれもセスペデスを「2番・指名打者」として起用している。日本時間3月3日のナショナルズ戦では本来のポジションであるレフトの守備に就く予定になっているとのことだが、打順についてはレギュラーシーズンでもこのまま2番を任せるつもりだという。キャラウェイは打順について「我々には得点の可能性を最大限に引き上げるためのラインナップを組む責任がある」と語っており、チーム随一の強打者であるセスペデスの打席をなるべく多く確保するために2番での起用を考えているようだ。

     MLB公式サイトによる打順予想では、昨季出塁率.351をマークしたアズドゥルバル・カブレラ(二塁)が1番に入り、セスペデス(左翼)が2番、半年ぶりに復帰したジェイ・ブルース(右翼)とともに新加入のトッド・フレイジャー(三塁)&エイドリアン・ゴンザレス(一塁)が中軸を形成すると予想されている。6番以降はトラビス・ダーノウ(捕手)、フアン・ラガレス(中堅)、アメッド・ロサリオ(遊撃)という顔ぶれ。昨季1番打者として活躍したマイケル・コンフォートが復帰すれば、打順に多少の変動が出てくると見られるが、「2番・セスペデス」が今季のメッツ打線の目玉となることは間違いなさそうだ。


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  • メジャー全30球団 アウォード受賞に最も近い選手は誰だ!?

    2018.3.2 16:30 Friday

     レギュラーシーズンの開幕がおよそ1ヶ月後に迫り、各メディアで順位予想やタイトル予想が行われる時期がやってきた。MLB公式サイトではアンソニー・カストロビンスが少し変わったアプローチでアウォード(MVP、サイ・ヤング賞、新人王)の受賞者を予想している。

     今回カストロビンスが行った試みは、「各球団からアウォード受賞に最も近い選手を選出する」というものである。要するに、各球団からMVP、サイ・ヤング賞、新人王に最も近い選手をそれぞれ選出し、さらにその3人のなかから最も受賞の可能性が高い選手を選出するというわけだ。カストロビンスは「いくつかの球団は各アウォードの明確な候補者を見つけるのが難しかった」としているが、そのなかでカストロビンスが選び抜いたのが以下の30選手である。

     

    オリオールズ  :オースティン・ヘイズ【新人王】
    レッドソックス :クリス・セール【サイ・ヤング賞】
    ヤンキース   :ジャンカルロ・スタントン【MVP】
    レイズ     :クリス・アーチャー【サイ・ヤング賞】
    ブルージェイズ :ジョシュ・ドナルドソン【MVP】
    ホワイトソックス:マイケル・コペック【新人王】
    インディアンス :コリー・クルーバー【サイ・ヤング賞】
    タイガース   :マイケル・フルマー【サイ・ヤング賞】
    ロイヤルズ   :ダニー・ダフィー【サイ・ヤング賞】
    ツインズ    :バイロン・バクストン【MVP】
    アストロズ   :カルロス・コレア【MVP】
    エンゼルス   :マイク・トラウト【MVP】
    アスレチックス :ダスティン・ファウラー【新人王】
    マリナーズ   :ジェームス・パクストン【サイ・ヤング賞】
    レンジャーズ  :ウィリー・カルフーン【新人王】
    ブレーブス   :ロナルド・アクーナ【新人王】
    マーリンズ   :ルイス・ブリンソン【新人王】
    メッツ     :ノア・シンダーガード【サイ・ヤング賞】
    フィリーズ   :アーロン・ノラ【サイ・ヤング賞】
    ナショナルズ  :ブライス・ハーパー【MVP】
    カブス     :クリス・ブライアント【MVP】
    レッズ     :ニック・センゼル【新人王】
    ブリュワーズ  :クリスチャン・イェリッチ【MVP】
    パイレーツ   :ジェイムソン・タイオン【サイ・ヤング賞】
    カージナルス  :トミー・ファム【MVP】
    Dバックス   :ポール・ゴールドシュミット【MVP】
    ロッキーズ   :ノーラン・アレナード【MVP】
    ドジャース   :コリー・シーガー【MVP】
    パドレス    :エリック・ホズマー【MVP】
    ジャイアンツ  :マディソン・バムガーナー【サイ・ヤング賞】

     

     エンゼルスからはトラウトがMVP候補として選出されているが、カストロビンスは「もちろん大谷翔平は新人王の有力候補である」と付け加えている。カストロビンスの予想通りにアウォードを受賞する選手は現れるのか。レギュラーシーズンの開幕が待ち遠しい。


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  • 早くも3号!カブス・ハップが定位置獲得に向けてアピール中

    2018.3.2 15:30 Friday

     メジャー1年目の昨季、いきなり24本塁打を放ったイアン・ハップ(カブス)が完全なレギュラー定着に向けて猛アピールを続けている。日本時間3月2日のロッキーズ戦では3回裏に先制ツーラン。オープン戦はここまで4試合に出場して打率.500、3本塁打と絶好調だ。

     2015年のドラフトでカブスから全体9位指名を受けてプロ入りしたハップは昨季の開幕をAAA級で迎え、26試合で打率.298、9本塁打、OPS.977をマークして5月中旬にメジャー昇格。その後は一度もマイナーに降格することなくメジャーの戦力として活躍し、115試合に出場して打率.253、24本塁打、OPS.842をマークした。打撃面での活躍はもちろんのこと、守備面でもセンターを54試合(うち先発41試合)、二塁を44試合(同28試合)守ったほか、レフトを29試合(同11試合)、ライトを14試合(同8試合)、三塁を4試合(同1試合)守るなどユーティリティ性を存分に発揮。同僚の名ユーティリティ・プレイヤーになぞらえて「ベン・ゾブリスト二世」との声も挙がるほどの働きぶりだった。

     しかし、若手野手を豊富に揃えるカブスでは、ハップでさえレギュラーの座は確約されておらず、オープン戦では右打者のアルバート・アルモーラJr.とスイッチヒッターのハップが「1番・センター」で併用される形が続いている。アルモーラJr.が左投手を得意としている一方で、ハップは左投手に対して長打力が落ちる傾向があるため、レギュラーシーズンでもプラトーン起用が濃厚。ただし、アルモーラJr.はオープン戦ここまで7打数ノーヒットと結果を残すことができておらず、オープン戦でのパフォーマンス次第ではハップが不動のレギュラーに定着する可能性もある。

     昨季はオープン戦で打率.383、5本塁打、OPS1.191と打ちまくったハップだが、今季はそれを上回る活躍ぶり。メジャー2年目の今季は「2年目のジンクス」と無縁の大活躍を見せてくれるかもしれない。


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