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  • Wソックスの有望株・コペックが2試合連続の好投

    2018.3.4 18:00 Sunday

     メジャーリーグのオープン戦の見どころの1つとして各球団の有望選手が開幕ロースター入りを目指して奮闘している姿が挙げられる。球界を代表する投手から本塁打を記録したり100マイル近い速球を投げたりと今後の活躍が期待される。ホワイトソックスのマイケル・コペックもその1人だ。

     21歳のコペックは2014年のドラフト会議でレッドソックスから1巡目指名(全体33番目)を受けた逸材で2016年12月にクリス・セールが絡む1対4のトレードによってホワイトソックスへと移籍した。昨年は2Aで開幕を迎えると自慢の速球を武器に22試合に登板して8勝を挙げた。3Aにも昇格して経験を積み、メジャー昇格まであと一歩という位置にいる。マイナーで1年通じての成績は25試合で9勝8敗 防御率2.88だった。MLB.comが発表している球団別有望株ランキングでは2位にランクインされている。

     日本時間3月4日に行われたロイヤルズとのオープン戦で今季2度目の先発マウンドに立ったコペック。初回、安打と暴投で無死二塁といきなりのピンチを迎えてしまうが、彼はまったく動じていなかった。3番打者のアルシデル・エスコバーをゴロに仕留めて1死三塁となるも後続を三振と左飛に抑えて無失点スタートとなった。

     2回表の味方の攻撃で2点の援護をもらったコペックだったが、その裏の投球でも再びピンチとなる。1死からライアン・ゴインズに三塁打を打たれて初回とまったく同じ状況となる。その後は三振と四球で2死一・三塁となるが、迎えたドリュー・ビューテラを空三振に抑えてまたも相手に点を与えることはなかった。3回裏は1死から味方の失策で走者を出したところで交代となった。その後の投手が点を取られたためにコペックに失点が付いたが2回1/3を投げて2安打1失点(自責点なし)となった。試合は9対5でホワイトソックスが勝利した。

     試合を振り返ったコペックは「自分のパフォーマンスに満足しているよ。何度かピンチを迎えたけどそこをしっかりと切りぬけることができたからよかったね」と話していた。彼の武器は90マイル後半の速球だが、この試合では空振りを取るためにスライダーやチェンジアップも試したという。スライダーの曲がりもよく手ごたえを掴んだコペックは次回登板に向けて準備を進める。先日、MLBPipelineから発表されたファームシステムランキングでホワイトソックスは全30球団中3位に入った。コペックをはじめ、数多くの有望選手がいるチームは果たしてどのような戦いをみせてくれるのだろうか。


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  • レンジャーズのハメルズがチームの先発6人制に懐疑的

    2018.3.4 16:00 Sunday

     開幕まで1ヶ月を切り、徐々に主力選手達もオープン戦に登場してくる。同時にチームによっては先発ローテーションの枠を増やすなど試行錯誤をする時期でもある。そんな中でレンジャーズも先発6人制を実施する予定ではあるがこれに異論を唱えたのはエースのコール・ハメルズだ。

     ハメルズはメジャー12年間で通算147勝を挙げている経験豊富な左腕。レンジャーズでは2年連続2桁勝利を記録するエースでありチームにとって欠かせない存在だ。これまでのキャリアを振り返っても8年、200イニング以上を投げておりでスタミナもあるまさに試合をつくる先発投手といえるだろう。彼は日本時間3月4日に行われたジャイアンツとのオープン戦に先発するも2回1/3を投げて5安打4失点、2本の本塁打を浴びるなど課題の残る結果となった。

     試合後、先発6人制について話したハメルズは「これは野球の一部ではない。これまでマイナーリーグを通じて試合への準備の仕方や調整法を学んできた。そして自分で試行錯誤して今の方法にたどり着いたんだ。これまで6人制のための調整をしたことがなかったし、する必要もなかった」と話した。確かに今の方法で実績を残してきている中で急に変えることになれば心配するだろう。

     ハメルズはシーズン33、34試合に先発することを想定してトレーニングを行っているという。ジェフ・バニスター監督はたとえ6人制でも1年に32先発は可能とみているが、ハメルズは「これまで行ってきた調整法は自分自身のものだ。このおかげで200イニングを投げることができるし、そう簡単には変えることはできない」と強気の姿勢をみせている。

     近年のハメルズは投球に磨きをかけようと直球とチェンジアップを組み合わせた緩急を武器にしようとしている。その探求心をバニスター監督も讃えており、今回の先発6人制に対しても理解を求めているという。「私はコールと話し合ってこのチームがさらに良い方向に進むためにどうすべきかを考えていきたい」と前向きだ。


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  • ジャイアンツ・ロンゴリア 実践4試合目は本塁打を含む2安打

    2018.3.4 15:00 Sunday

     オープン戦が始まり、今季から新天地に移籍した選手達も新しいユニフォームを着て試合に出始めている。そんな中でレイズからジャイアンツに移籍したエバン・ロンゴリアも日本時間3月4日のレンジャーズ戦に出場し、三塁の守備にも就いた。

     昨年12月に1対4の大型トレードでジャイアンツに移籍したロンゴリアはメジャー生活10年間を過ごしたレイズから離れ、心機一転のシーズンとなる。指名打者制がないナ・リーグへの移籍となるが、これまで通り三塁手としての活躍が期待されている。昨年も三塁は142試合で守っており、問題はないだろう。

     迎えたレンジャーズ戦でロンゴリアは「3番・三塁」としてスタメン出場し、2打数2安打1打点と幸先のよいスタートを切った。初回、ジョー・パニックの先頭打者本塁打で1点を返して迎えた1死走者なしの場面でロンゴリアのジャイアンツ初打席を迎えた。ここで経験豊富な左腕のコール・ハメルズとの対決も四球を選んだ。続く3回裏の第2打席は先頭打者として登場すると初球を捉えて三塁への内野安打となり、早くも移籍後初安打を記録した。その後、ジャイアンツ打線はロンゴリアの安打をきっかけに3得点し、6対3と逆転に成功した。

     ロンゴリアの活躍はこれだけでは終わらない。4回裏の第3打席は2死走者なしの場面。相手投手は3番手のマット・ブッシュに代わっていたが、ブッシュの初球を右翼スタンドへと運んでチームをさらに勢いづかせる本塁打を放った。この回の打席が終わったところでロンゴリアはお役御免となりベンチへと退いた。守備の方も無難にゴロを処理して失策はなし。良い形で試合を終えた。

     ブルース・ボウチー監督はベテラン組にはゆっくりとシーズンに向けて準備をしてほしいと考えていたようで試合前日にはロンゴリアと試合に出場するかどうか話し合っていたという。ロンゴリアは「試合に出る準備はできている」と話したことでスタメン出場が決まり、本塁打を含む活躍をみせた。これをみたボウチー監督も「彼はプロだ」と絶賛。チームも9対4で勝利して良い1日となった。


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  • オリオールズがバレンシアとのマイナー契約に合意

    2018.3.3 17:30 Saturday

     まだまだ数多くの選手達の去就が決まっていない中、実績十分な選手とマイナー契約を結んでプレー機会を与えるチームも出てきた。開幕が近づいてきており、早く所属先を決めたい選手にとっては期待してくれる球団があるならその機会は逃さない。オリオールズはダニー・バレンシアとのマイナー契約に合意したという。

     33歳のバレンシアは今年メジャー9年目を迎える一塁手でチャンスにめっぽう強い選手。昨年、マリナーズ在籍時の得点圏打率は.340を記録し、打線に活気を与えていた。シーズン中は故障することなくメジャーの試合に出場。1年通じての成績は130試合で打率.256 15本塁打 66打点だった。オフにはFAとなり移籍先を探す日々を過ごしていた。

     今季のオリオールズの構想としてマニー・マチャドを遊撃、ティム・ベッカムを三塁にそれぞれコンバートさせることになっており、過去に一塁や二塁、三塁、そして外野と多くのポジションを守ってきた実績があるバレンシアは彼らのバックアップ要員となる可能性がある。「USAトゥディ」のボブ・ナイチンゲール記者によると「今回のバレンシアの基本給は120万ドルで300万ドルの出来高が付く」と伝えている。

     今後は明日以降のメディカルチェックの結果を待ってからオリオールズから正式な入団発表となるだろう。オープン戦が始まってから結果を出してアピールをしている有望選手達に負けずバレンシアも新天地のユニフォームを着て自身の武器を披露してほしいところだ。


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  • ヤンキースがベテランの強打者・リンドとマイナー契約

    2018.3.3 16:30 Saturday

     メジャーリーグのオープン戦は始まってはや数日。未だにジェイク・アリエタといった大物選手の去就が決まっていない。シーズン開幕まで既に1ヶ月を切った中で1日でも早く所属先を決めたいところだ。そんな中でヤンキースがアダム・リンドとマイナー契約を結んだ。

     34歳のリンドは一塁と左翼を守ることができ、パワーも魅力的な選手。昨年はナショナルズで開幕を迎え、1度も故障者リスト入りすることなくシーズンを過ごし、チームの地区連覇を支えた。1年を通じての成績は116試合に出場して打率.303 14本塁打 59打点だった。オフにはFAとなり新たな移籍先を探していた。

     ブルージェイズ時代の2009年には35本塁打 114打点でシルバースラッガー賞に選出されたこともあるリンド。昨年はチームの起用法もあって14本塁打と数字こそ少し落としたが、一昨年までは2年連続20本を記録していた。今回、ヤンキースでは一塁手のグレッグ・バードのバックアップ要員としての役割を期待されており、レギュラーは確約されていないもののリンド本人は「素晴らしい機会だよ」と入団を喜んでいる。チームはFA選手達が集まるフロリダ州のキャンプでリンドに注目し、今回の契約に至ったという。

     ブライアン・キャッシュマンGMは「リンドとの契約は保険ではあるが、我々はリンドの昨年のプレーをすべて見てきた。彼は非常に生産的な打者だ」と期待している。今年でメジャー13年目を迎えるベテラン野手のリンドにとっては去就が決まらなかった中でマイナー契約ではあるが、無事にプレーする機会を得た。果たして自慢の長打力でアピールすることができるか。新天地での挑戦が始まる。


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  • 大谷が2度目の実践登板 5者連続を含む8奪三振と好投

    2018.3.3 15:30 Saturday

     3月に突入してシーズン開幕まで1ヶ月を切った。オープン戦では各球団の有望選手がアピールを続けており、見どころが多い試合が続いている。エンゼルスの大谷翔平もその1人で日本時間3月3日のブリュワーズ戦では8奪三振と好投した。

     オープン戦初登板となった前回のブリュワーズ戦では2回1/3を投げて2失点。制球に苦しむも最速156キロを計測し、初めての奪三振も記録した。途中、キーオン・ブロクストンに一発を浴びたが初実践を視察したマイク・ソーシア監督も大谷のことを褒めており、大谷本人も「楽しかった」と振り返った。

     そして迎えた2度目のブリュワーズ戦。相手はマイナー選手主体でメンバーを組んだBチームとの練習試合で大谷は中5日での登板となった。相手には日系人選手で有望選手の1人であるケストン・ヒウラがいた。初回はヒウラに二塁打を浴びて一死三塁といきなりピンチを迎えるも残りの打者をすべて三振に抑えて乗り切った。次の回も初回同様に二塁打を打たれて無視二・三塁と再びピンチとなる。ここで2点適時打を浴びて前回に引き続き失点となった。それでもこの日のアウトはすべて三振。結果は2回2/3を投げて4安打2失点8奪三振でこの日の最速は154キロだった。。

     試合後の大谷は「あまり良くなかった」と振り返ったものの、この日、バッテリーを組んだレネ・リベラは「スライダーが良かった。日本のマウンドと比べればメジャーのマウンドは低いこともあってショウヘイは適応に時間がかかると思うが、彼は登板するごとに良くなっているよ」と話していた。一方でマイク・ソーシア監督も「我々が期待した通りだった」とコメントしており今後の出場に期待を寄せた。

     メジャーリーグという新たな世界で本格的に二刀流に取り組んでいる大谷。今回は打者12人と対戦して8奪三振と圧巻の投球をみせた。既に打者としても適時打を記録しており、投手と野手のどちらも着実に成長の一途を辿っている。果たしてシーズン中はどのような活躍をみせてくれるのか今から楽しみだ。


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  • メッツ・キャラウェイ監督 主砲・セスペデスを2番起用へ

    2018.3.2 17:30 Friday

     右肩に軽度の痛みを訴えて欠場が続いていたヨエニス・セスペデス(メッツ)が予定を前倒しして、日本時間3月2日のマーリンズ戦で戦列復帰を果たした。ミッキー・キャラウェイ監督は2015年から2年連続で30本塁打以上を放った主砲を2番打者として起用する考えを持っているようだ。

     日本時間2月26日のマーリンズ戦でオープン戦初出場を果たし、第2打席で1号スリーランを放つなど、上々のスタートを切ったセスペデスだったが、右肩痛により続く3試合を欠場。しかし、右肩の状態は当初予想されたよりも悪くなく、セスペデスは日本時間3月2日のマーリンズ戦でラインナップに戻ってきた。この試合では2三振を含む3打数ノーヒットに終わったものの、主砲が早期の戦列復帰を果たしたことは、メッツにとって朗報と言えるだろう。

     なお、今季からメッツの監督に就任したキャラウェイは、セスペデスが出場した2試合でいずれもセスペデスを「2番・指名打者」として起用している。日本時間3月3日のナショナルズ戦では本来のポジションであるレフトの守備に就く予定になっているとのことだが、打順についてはレギュラーシーズンでもこのまま2番を任せるつもりだという。キャラウェイは打順について「我々には得点の可能性を最大限に引き上げるためのラインナップを組む責任がある」と語っており、チーム随一の強打者であるセスペデスの打席をなるべく多く確保するために2番での起用を考えているようだ。

     MLB公式サイトによる打順予想では、昨季出塁率.351をマークしたアズドゥルバル・カブレラ(二塁)が1番に入り、セスペデス(左翼)が2番、半年ぶりに復帰したジェイ・ブルース(右翼)とともに新加入のトッド・フレイジャー(三塁)&エイドリアン・ゴンザレス(一塁)が中軸を形成すると予想されている。6番以降はトラビス・ダーノウ(捕手)、フアン・ラガレス(中堅)、アメッド・ロサリオ(遊撃)という顔ぶれ。昨季1番打者として活躍したマイケル・コンフォートが復帰すれば、打順に多少の変動が出てくると見られるが、「2番・セスペデス」が今季のメッツ打線の目玉となることは間違いなさそうだ。


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  • メジャー全30球団 アウォード受賞に最も近い選手は誰だ!?

    2018.3.2 16:30 Friday

     レギュラーシーズンの開幕がおよそ1ヶ月後に迫り、各メディアで順位予想やタイトル予想が行われる時期がやってきた。MLB公式サイトではアンソニー・カストロビンスが少し変わったアプローチでアウォード(MVP、サイ・ヤング賞、新人王)の受賞者を予想している。

     今回カストロビンスが行った試みは、「各球団からアウォード受賞に最も近い選手を選出する」というものである。要するに、各球団からMVP、サイ・ヤング賞、新人王に最も近い選手をそれぞれ選出し、さらにその3人のなかから最も受賞の可能性が高い選手を選出するというわけだ。カストロビンスは「いくつかの球団は各アウォードの明確な候補者を見つけるのが難しかった」としているが、そのなかでカストロビンスが選び抜いたのが以下の30選手である。

     

    オリオールズ  :オースティン・ヘイズ【新人王】
    レッドソックス :クリス・セール【サイ・ヤング賞】
    ヤンキース   :ジャンカルロ・スタントン【MVP】
    レイズ     :クリス・アーチャー【サイ・ヤング賞】
    ブルージェイズ :ジョシュ・ドナルドソン【MVP】
    ホワイトソックス:マイケル・コペック【新人王】
    インディアンス :コリー・クルーバー【サイ・ヤング賞】
    タイガース   :マイケル・フルマー【サイ・ヤング賞】
    ロイヤルズ   :ダニー・ダフィー【サイ・ヤング賞】
    ツインズ    :バイロン・バクストン【MVP】
    アストロズ   :カルロス・コレア【MVP】
    エンゼルス   :マイク・トラウト【MVP】
    アスレチックス :ダスティン・ファウラー【新人王】
    マリナーズ   :ジェームス・パクストン【サイ・ヤング賞】
    レンジャーズ  :ウィリー・カルフーン【新人王】
    ブレーブス   :ロナルド・アクーナ【新人王】
    マーリンズ   :ルイス・ブリンソン【新人王】
    メッツ     :ノア・シンダーガード【サイ・ヤング賞】
    フィリーズ   :アーロン・ノラ【サイ・ヤング賞】
    ナショナルズ  :ブライス・ハーパー【MVP】
    カブス     :クリス・ブライアント【MVP】
    レッズ     :ニック・センゼル【新人王】
    ブリュワーズ  :クリスチャン・イェリッチ【MVP】
    パイレーツ   :ジェイムソン・タイオン【サイ・ヤング賞】
    カージナルス  :トミー・ファム【MVP】
    Dバックス   :ポール・ゴールドシュミット【MVP】
    ロッキーズ   :ノーラン・アレナード【MVP】
    ドジャース   :コリー・シーガー【MVP】
    パドレス    :エリック・ホズマー【MVP】
    ジャイアンツ  :マディソン・バムガーナー【サイ・ヤング賞】

     

     エンゼルスからはトラウトがMVP候補として選出されているが、カストロビンスは「もちろん大谷翔平は新人王の有力候補である」と付け加えている。カストロビンスの予想通りにアウォードを受賞する選手は現れるのか。レギュラーシーズンの開幕が待ち遠しい。


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  • 早くも3号!カブス・ハップが定位置獲得に向けてアピール中

    2018.3.2 15:30 Friday

     メジャー1年目の昨季、いきなり24本塁打を放ったイアン・ハップ(カブス)が完全なレギュラー定着に向けて猛アピールを続けている。日本時間3月2日のロッキーズ戦では3回裏に先制ツーラン。オープン戦はここまで4試合に出場して打率.500、3本塁打と絶好調だ。

     2015年のドラフトでカブスから全体9位指名を受けてプロ入りしたハップは昨季の開幕をAAA級で迎え、26試合で打率.298、9本塁打、OPS.977をマークして5月中旬にメジャー昇格。その後は一度もマイナーに降格することなくメジャーの戦力として活躍し、115試合に出場して打率.253、24本塁打、OPS.842をマークした。打撃面での活躍はもちろんのこと、守備面でもセンターを54試合(うち先発41試合)、二塁を44試合(同28試合)守ったほか、レフトを29試合(同11試合)、ライトを14試合(同8試合)、三塁を4試合(同1試合)守るなどユーティリティ性を存分に発揮。同僚の名ユーティリティ・プレイヤーになぞらえて「ベン・ゾブリスト二世」との声も挙がるほどの働きぶりだった。

     しかし、若手野手を豊富に揃えるカブスでは、ハップでさえレギュラーの座は確約されておらず、オープン戦では右打者のアルバート・アルモーラJr.とスイッチヒッターのハップが「1番・センター」で併用される形が続いている。アルモーラJr.が左投手を得意としている一方で、ハップは左投手に対して長打力が落ちる傾向があるため、レギュラーシーズンでもプラトーン起用が濃厚。ただし、アルモーラJr.はオープン戦ここまで7打数ノーヒットと結果を残すことができておらず、オープン戦でのパフォーマンス次第ではハップが不動のレギュラーに定着する可能性もある。

     昨季はオープン戦で打率.383、5本塁打、OPS1.191と打ちまくったハップだが、今季はそれを上回る活躍ぶり。メジャー2年目の今季は「2年目のジンクス」と無縁の大活躍を見せてくれるかもしれない。


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  • エンゼルス・ソーシア監督 大谷のフレキシブルな起用に前向き

    2018.3.2 14:30 Friday

     メジャーリーグで本格的な二刀流に挑戦する大谷翔平(エンゼルス)は当初予想されていたよりも多くの打席を得ることになるかもしれない。マイク・ソーシア監督は先発登板の前日や翌日に打席に立たせる可能性も含め、大谷のフレキシブルな起用に前向きな姿勢を示している。

     日本時間3月3日のカブス戦で先発予定の大谷は、登板前日にあたる日本時間3月2日のジャイアンツ戦には出場しなかった(エンゼルスが11対4で勝利)。エンゼルスはオープン戦の間、大谷を登板前日と翌日に野手として出場させない方針を貫く予定だが、レギュラーシーズン開幕後はこの方針が変化する可能性もあるという。

     「シーズンが始まったら、我々は(大谷の状態を)細かくチェックしていくことになるだろう。投手はピッチングに多くのエネルギーを割かなければならないし、場合によっては野手としての出場機会を犠牲にしてしまうかもしれない。でも、あらゆることにフレキシブルに対応していくつもりだよ。登板する前の日に野手として試合に出られないならそれでいい。登板した次の日に代打として出場できてもできなくてもそれでいい。二刀流を上手く実現させるために、フレキシブルになる必要があると思う」とソーシア。基本的には大谷のコンディションを最優先に考えていく方針だが、登板の前日や翌日に打席に立たせる可能性を否定はしなかった。

     ただし、ソーシアが「それは起こらないと思うよ」と断言したことが一つだけある。それは大谷が指名打者として出場した試合でリリーフ登板することだ。指名打者として出場した大谷を登板させる場合、エンゼルスはその試合の残りを指名打者なしで戦うことになるが、よほどの緊急事態でない限りこの起用法は起こり得ないだろう。同様に、大谷が先発登板する試合でエンゼルスが指名打者なしのスタメンを組むことも基本的には無いと考えて良さそうだ。

     経験豊富なソーシアは、二刀流に挑戦する大谷をどのように起用していくのか。今季最大の注目ポイントの一つであることは間違いない。


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  • 新天地・パドレスで有望株のメンター役を担うホズマー

    2018.3.2 12:30 Friday

     大型契約でパドレスに加入したエリック・ホズマーは、才能豊かなプロスペクトたちの将来を楽しみにしている。主力選手としてチームを支えるのはもちろんのこと、自身の考えや経験を惜しみなく若手有望株たちへ伝えるなど、新天地では有望株のメンター役も担っているようだ。

     先日、パドレスのコーチ陣は選手を4つのチームに分け、「ターゲット・プラクティス」と呼ばれる打撃コンテストを開催した。ホズマーは4人のキャプテンのうちの1人となり、自チームの選手としてフェルナンド・タティスJr.、ルイス・ウリアスという2人のトップ・プロスペクトを指名。ホズマーのチームは1回戦でA.J.エリスのチームに敗れてしまったものの、有望株たちは貴重な時間を過ごした。

     ホズマーはパドレスへの移籍を検討する際、チーム状況について調べるのはもちろんのこと、プロスペクトなどチームの将来についても入念に下調べを行ったという。「ビデオを見たり、スカウティング・レポートを読んだりするのは、彼らを知るのに大いに役立ったよ。実際に入団してフィールドで彼らのプレイを見ると、彼らの才能が本物だということがわかったし、選手として燃えてきたんだ」とホズマーは語る。

     パドレスはベテラン選手の経験を生かすべく、打撃練習などでベテランと若手が同じグループに含まれるように工夫している。ホズマーはタティスJr.やウリアスとともに練習を行ったり、クラブハウスで談笑したりするなど、良好な関係を築いており、若手選手から尋ねられたことには何でも答えるようにしているという。

     ホズマーと過ごす時間は有望株たちにとって貴重なものとなっており、タティスJr.は「球界で長く活躍し、ワールドシリーズ王者にもなったことがある選手からはたくさんのことを学ぶことができる。彼と一緒にいるのはとても楽しいし、素晴らしい時間を過ごしているよ」と充実感を滲ませる。ウリアスも「僕は彼をリーダーだと思っている。楽しむときはしっかり楽しむし、練習すべきときはしっかり練習をできる人なんだ」とホズマーについて語っている。

     タティスJr.とウリアスはともにオープン戦で存在感を示しており、開幕ロースター入りの可能性は極めて低いものの、今季中のメジャー昇格が有力視されている。両者がホズマーとともにハイレベルな内野陣を形成する日も、そう遠くはなさそうだ。


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  • 44歳・コローン 開幕ロースター入りに向けてオープン戦初登板

    2018.3.2 12:00 Friday

     開幕ロースター入りに向けて、現役最年長選手(44歳)であるバートロ・コローン(レンジャーズ)の挑戦がスタートした。コローンは日本時間3月2日に行われたパドレスとのオープン戦に先発し、2イニングをウィル・マイヤーズの1号ソロによる1点のみに抑えた。

     9対9の引き分けに終わったこの試合、コローンは2イニングで32球を投げ、うち23球がストライクといつも通りの安定したコントロールを発揮。速球のスピードは最速でも90マイルに満たず、コローンは「トレーニングを続け、球速を上げていく必要がある」と感じたようだが、コローンらしいピッチングを披露し、チェイス・ヘッドリーからは見逃し三振も奪った。

     昨季までに通算240勝をマークしているコローンは、フアン・マリシャルのドミニカ人最多勝記録(243勝)まであと3、デニス・マルティネス(ニカラグア出身)のラテンアメリカ人最多勝記録(245勝)まであと5に迫っており、「達成したい個人的な目標があるんだ」とこれらの記録が現役続行のモチベーションとなっていることを認めている。相次ぐ故障により2010年シーズンを全休した際には「キャリアが終わった」と感じたというが、2011年にマイナー契約で加入したヤンキースで復活を遂げ、それ以降だけで87勝。コローンは「今、自分がここにいるのは驚きだよ」と現役生活を続けることができていることに感謝している。

     ジェフ・バニスター監督は「100マイルの速球をバンバン投げ込んでいたマイナー時代のコローンを覚えている」というが、あの頃のコローンと現在のコローンは全く異なる投手である。球速が失われた今、コローンの投球を支えているのは抜群のコマンド能力であり、オープン戦での登板を経て、コンディションをしっかり整えることができれば、開幕ロースター入りも決して不可能ではないだろう。

     過去2シーズンにわたって球界最年長選手としてプレイしたコローンは、プロ25年目&メジャー21年目のシーズンを迎えることができるのか。44歳のベテラン右腕の奮闘に注目だ。


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  • 23歳・アンドゥハーが開幕ロースター入りに向けて猛アピール!

    2018.3.2 11:30 Friday

     つい先日まで正三塁手の最有力候補と見られていたミゲル・アンドゥハー(ヤンキース)だが、ブランドン・ドルーリーの加入により事情が変わった。しかし、アンドゥハーはポジション争いを必要以上に意識しすぎることなく、自身の実力を存分に発揮している。

     日本時間3月2日に行われたフィリーズとのオープン戦に「4番・指名打者」で先発出場したアンドゥハーは、2回表の第1打席で3号先制ソロを放つと、3回表の第2打席でも4号ソロ。続く2打席はレフトフライと空振り三振に倒れたが、2本塁打を放つ活躍でチームの勝利に貢献した。

     アンドゥハーはオープン戦でここまで5試合に出場し、14打数6安打(打率.429)、4本塁打、5打点、OPS1.786の大活躍。本塁打数ではメジャー単独トップに立っている。「競争についてはそれほど意識していないよ。試合に出て、自分の仕事をやるだけさ」とアンドゥハーが語るように、気負い過ぎていないことが素晴らしいパフォーマンスに繋がっているのかもしれない。

     ポジション争いのライバルであるドルーリーもここまで8打数3安打(打率.375)、1本塁打、OPS1.500と好調を維持しているが、「彼は本当に良い選手だね」とアンドゥハーの活躍を称える。「彼は今のところ、非常に良いプレイを見せている。僕は常に競争意識を持っているよ。ポジションが与えられているわけではないから、しっかり仕事をして、ポジションを勝ち取らないといけないね」とライバルの活躍に危機感を持っているようだ。

     「まだ3月は始まったばかりだよ」とアーロン・ブーン監督は冷静にポジション争いの状況を見据えているが、ポジション争いがチームに活気をもたらしているのであれば、チームにとっては大きなプラス材料である。このままアンドゥハーが好調を維持すれば、開幕ロースターの25人を選出する際、そして開幕スタメンの9人を選ぶ際に、ブーンは頭を悩ませることになりそうだ。


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  • ダルビッシュが体調不良で登板回避 新天地デビューはお預け

    2018.3.2 11:00 Friday

     日本時間3月2日のロッキーズ戦で新天地デビューを果たす予定となっていたダルビッシュ有(カブス)だが、体調不良により登板を回避した。開幕までのスケジュールから逆算すると、次回は日本時間3月7日のドジャース戦で先発することが予想されている。

     6年契約でカブスに加入したダルビッシュは、この日がオープン戦初登板の予定となっていた。しかし、ここ数日にわたって腹痛に悩まされており、「登板の準備ができていない」と判断したジョー・マドン監督は、ダルビッシュの先発登板を取りやめることを決断。ダルビッシュは代わりに、ブルペンでの投球練習など通常通りの練習メニューをこなした。

     マドンは「彼の状態はそれほど深刻ではないよ。お腹の調子が良くないみたいなんだ」とダルビッシュの状態について説明。「我々は脱水症状について心配していたんだ。彼が(現在のコンディションで)登板して、汗をかいてしまうと、何かを引き起こしてしまう可能性がある。それはスマートではないよね」とマドンが語ったように、あくまでも大事を取っての登板回避だったようだ。

     開幕3戦目の先発が予定されているダルビッシュだが、レギュラーシーズン開幕まではまだ1ヶ月ほどの時間があり、調整を必要以上に焦る必要はない。「我々は(今日の)登板を回避させる方が良いと判断したんだ。(調整を)急ぐ必要はないし、彼も(今回の決断には)納得してくれているよ」とマドン。開幕までのスケジュールを考慮すると、次回登板は日本時間3月7日、古巣・ドジャース戦ということになりそうだ。

     なお、ダルビッシュの代わりに先発のマウンドに上がったアレック・ミルズは2回無失点の好投を披露。カブスは3回裏にイアン・ハップの3号ツーランで先制し、試合終盤までリードを保っていたが、8回表に7番手のダニエル・カマレナがサム・ヒリアードに1号同点ツーランを浴び、試合は2対2の引き分けに終わっている。


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  • アリエタを狙うフィリーズ リンの獲得にも興味を示す

    2018.3.2 10:30 Friday

     先発投手市場の動きを注視していることが報じられているフィリーズは、ジェイク・アリエタの獲得に興味を持っていると見られている。ところが、MLB.comのジョン・ポール・モロシによると、フィリーズはアリエタだけでなく、ランス・リンの獲得にも興味を示しているようだ。

     春季キャンプが始まってからおよそ2週間が経過し、オープン戦も本格的にスタートするなか、フィリーズは現在も先発投手補強の可能性を探っている。球団フロント陣にオリオールズ出身の人物が多く、彼らがオリオールズに在籍していたときにアリエタをドラフトで指名したという縁もあり、アリエタ獲得候補の一つに挙げられているフィリーズだが、モロシのリポートによると、フィリーズが興味を示しているのはアリエタだけではないという。先発投手補強を目指すフィリーズの獲得候補リストにはリンの名前も含まれているようだ。

     選手の契約情報を詳細に扱っている「Cot’s Baseball Contracts」によると、昨季の開幕ロースターの年俸総額がおよそ1億ドルであるのに対し、今季の推定年俸総額は6500万ドルにも満たない。仮に昨季開幕と同水準までペイロールを引き上げることが可能だとすれば、まだ3500万ドルほどの余裕が残っており、アリエタとリンの両獲りも不可能でないように思われる。ただし、若手先発投手が着実に力をつけてきている現状を考えると、彼らの登板機会を奪ってしまうような補強を施すことは考えにくく、どちらか一方の獲得が現実的だろう。

     フィリーズはすでに今季の開幕投手にアーロン・ノラを指名。2番手以降はジェラッド・アイコフ、ビンス・ベラスケス、ニック・ピベッタ、ベン・ライブリーという顔ぶれが予想されているが、ポテンシャルはともかく、安定性という面では物足りなさは否めない。ここにアリエタやリンのような実績のあるベテラン投手を加えることで、先発ローテーションに安定をもたらすとともに若手の成長を促すという狙いは実に理にかなっている。チーム再建を順調に進めるフィリーズが、開幕までに大物フリーエージェント投手を獲得するのか。今後の動向に注目だ。


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  • 打球直撃のヘルナンデスは軽傷 登板回避は1度で済む見込み

    2018.3.1 18:30 Thursday

     日本時間2月27日のカブス戦で利き腕に打球を受けて負傷降板したフェリックス・ヘルナンデス(マリナーズ)。ジェリー・ディポートGMによると、検査の結果、骨に異常はなく、オープン戦の先発予定を1試合回避するだけで済む見込みのようだ。

     ディポートは「彼はおそらく先発登板を1試合回避することになるだろう。その後は万全の状態で戻ってきてくれるはずさ」と今後の見通しについて説明した。「フェリックス(・ヘルナンデス)は我々にとって極めて重要な存在だ。(打球が直撃したときは)心臓が止まるかと思ったよ。トレーナーやドクターから詳細を聞き、レントゲンの写真を見て、彼の状態が深刻でないとわかったときは本当にホッとした」と本音もこぼしていた。

     ヘルナンデスは日本時間3月4日のエンゼルス戦に先発する予定となっていたが、これは回避が確実。当初予定していた先発登板数より1試合少なくなってしまうが、ディポートは「予定が狂ってしまうのはあまり良いことではないけど、身体のコンディションが最優先だよ」とそれほど深刻にはとらえていない。残りの先発登板での投球イニング数を増やして、当初の予定通りのイニング数を消化させる方針だ。

     昨季は2度の故障者リスト入りが影響して16試合にしか先発できず、6勝5敗、防御率4.36という自己ワーストのシーズンを過ごしたヘルナンデス。巻き返しを期すために、今オフは熱心にトレーニングに取り組んでいた。ディポートもヘルナンデスの状態の良さを実感し、完全復活を期待していた矢先のアクシデント。まだオープン戦は始まったばかりであり、調整の遅れを開幕までに挽回できる時期だったのは不幸中の幸いだろう。

     今季のマリナーズは、イチローのルーキーイヤーである2001年以来17年ぶりとなるポストシーズン進出を目指している。その目標を達成するためには、2010年にサイ・ヤング賞を受賞した絶対的エースの完全復活は必要不可欠なだけに、開幕までにヘルナンデスの調整が無事に完了することを祈るばかりである。


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  • アストロズ・グリエル 左手の手術により6週間の戦線離脱へ

    2018.3.1 16:30 Thursday

     日本時間3月1日、アストロズはユリ・グリエルが左手の有鈎骨(ゆうこうこつ)の手術を受けたことを発表した。全治までには6週間を要すると見られており、戦列復帰は早くても4月中旬。今季の開幕を故障者リストで迎えることがほぼ確実となった。

     ジェフ・ルーノウGMによると、グリエルは日本時間2月27日に左手の痛みを訴え、翌28日にヒューストンへ戻ってチームドクターの診察を受けたという。「手術を受けるのが正しい選択だと判断した。確実な手術だし、復帰までのスケジュールもはっきりしている。100%の状態で戻ってきてくれるはずだよ」とルーノウは事態を楽観的に捉えている様子だった。

     グリエルは昨年のワールドシリーズでのダルビッシュ有(当時ドジャース)に対する侮辱行為により、今季開幕から5試合の出場停止処分を科されていたが、この処分はグリエルが戦列復帰を果たした時点で適用されることになる。要するに、アストロズは開幕からの15~20試合ほどをグリエル抜きで戦うことになり、ルーノウは外部からの補強ではなく、現有戦力を活用してグリエルの穴を埋める方針を明らかにしている。

     グリエルの欠場によりチャンスを得ることになると見られるのが、A.J.リード、タイラー・ホワイト、J.D.デービスといった面々。リードは昨季AAA級で34本塁打を放ち、ホワイトは2016年4月に週間MVPを受賞した実績がある。また、昨季メジャーデビューを果たしたばかりのデービスは、オープン戦ここまで打率.364、2本塁打、OPS1.417と好調を維持。ユーティリティ・プレイヤーのマーウィン・ゴンザレスが一塁に入る可能性もあるが、今後のオープン戦において開幕一塁手争いは注目のトピックとなりそうだ。

     昨季のグリエルは139試合に出場して打率.299、18本塁打、75打点、OPS.817をマーク。正一塁手の離脱は小さくない痛手だが、それを感じさせない選手層の厚さがワールドシリーズ王者・アストロズの強みであると言えるだろう。


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  • カブス移籍のダルビッシュ 先発3番手として開幕へ

    2018.3.1 15:30 Thursday

     カブスのジョー・マドン監督は今季の開幕投手をジョン・レスターに任せることを明らかにし、さらに開幕ローテーションを担う5投手の登板順を発表した。今季からカブスに加入したダルビッシュ有は、開幕第3戦(日本時間3月31日、対マーリンズ)に先発する予定となっている。

     今季のカブスの開幕ローテーションは、レスター、カイル・ヘンドリックス、ダルビッシュ、ホゼ・キンターナ、タイラー・チャットウッドの順で登板することが決定した。マドンが「開幕投手を務めたことのある投手が3人もいる」と語ったように、レスター、ダルビッシュ、キンターナはいずれも開幕投手経験者。ダルビッシュは昨季レンジャーズで、キンターナは昨季ホワイトソックスで開幕投手を務めた実力者である。さらにマドンは「開幕ローテーションのうちの4人はキャリアのどこかで開幕投手を務めることになるだろうね」と語り、先発2番手として開幕を迎えるヘンドリックスが、近い将来に開幕投手を務めることを予言した。

     また、マドンは新加入のダルビッシュについて次のように語っている。「彼に対する期待はそんなに高くないよ。彼が素晴らしい投手だということは知っているし、健康だけが心配だ。健康に過ごしてさえくれれば、ある程度の結果は残してくれるだろう。彼が健康に開幕を迎えられるようにしたいね」。

     この言葉は「故障さえなければ大型契約に相応しい成績を残してくれる」というマドンの信頼の証であると言える。規定投球回に到達した3シーズンはいずれも2ケタ勝利&200奪三振をクリアし、防御率も3点台以下。2013年にはサイ・ヤング賞の投票で2位にランクインしたこともある。ダルビッシュに求めるものを聞かれたマドンは「15~20勝してくれたら嬉しいな」と誤魔化したが、故障なくシーズンを過ごせば決して不可能な数字ではないはずだ。とにかく故障なくシーズンを過ごすこと。そのためにダルビッシュはオープン戦で調整を続けていく。


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  • リンスカムに大きな期待を寄せるレンジャーズ・バニスター監督

    2018.3.1 14:30 Thursday

     レンジャーズと契約合意に達したことが報じられたティム・リンスカムだが、身体検査がまだ完了しておらず、契約の正式発表には至っていない。しかし、レンジャーズのジェフ・バニスター監督はリンスカムの加入を歓迎し、大きな期待を寄せている。

     シアトル郊外のトレーニング施設でのショーケース(公開練習)を経て、レンジャーズに加入することが決まったリンスカム。新天地での起用法はまだ決まっておらず、クローザー候補になる可能性もあれば、先発ローテーション争いに加わる可能性もあるという状況となっている。しかし、確かなことが一つだけある。それは、リンスカムの全盛期を目にしてきたバニスターが、リンスカムに大きな期待を寄せているということだ。

     バニスターは「彼がサイ・ヤング賞を2度受賞し、オールスター・ゲームに4度選出されたということは知っているよ。彼のニックネームは”The Freak”で、彼は本当に本当に素晴らしい投手だったよね」とリンスカムについて語る。「彼の投げていた球は素晴らしかったし、彼のような球を投げていた投手は他にはいなかった。彼は特別な選手なんだよ」とリンスカムへの絶賛は止まらなかったが、バニスターはパイレーツのベンチコーチ時代(2011~2014年)にリンスカムの投球を目にしており、そのときの印象がよほど強いのだろう。

     ちなみに、バニスター率いるレンジャーズは、2016年に当時エンゼルスに所属していたリンスカムと対戦しており、この試合でリンスカムは5回5失点(自責点3)ながら7三振を奪い、打線の援護にも恵まれて勝利投手となっている。しかし、当時のリンスカムは全盛期の姿からは程遠いピッチングに終始しており、やはりバニスターのリンスカムに対する大きな期待は、ジャイアンツ時代の快投を知っているからこそと言えそうだ。

     なお、リンスカムの契約条件については現時点では明らかになっていないが、もしメジャー契約の場合、レンジャーズは40人枠を空ける必要がある。身体検査を経て、近日中に契約が正式発表されることになりそうだ。


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  • キューバ人有望株獲得を目指すレンジャーズがボーナスプールを増額

    2018.3.1 12:30 Thursday

     日本時間3月1日、レンジャーズはドミンゴ・ペーニャとの交換でロイヤルズからインターナショナル・ボーナスプール25万ドルを獲得したことを発表した。レンジャーズはキューバ人外野手、フリオ・パブロ・マルティネスの獲得を目指しており、今回のトレードはその後押しとなりそうだ。

     有望株・マルティネスの獲得を目指すレンジャーズが、獲得の可能性を可能な限り引き上げるために積極的に動いている。大谷翔平(エンゼルス)獲得のために確保していたインターナショナル・ボーナスプールの大半が残っているだけでなく、1週間前にはミゲル・メドラーノとの交換でレッズからインターナショナル・ボーナスプールを獲得。そこに今回のトレードが加わり、30球団でナンバーワンの資金枠を確保している。

     マルティネスは近年のキューバ人選手のなかで最も才能のある選手の一人と言われており、特にパワーとスピードのコンビネーションに高い評価が与えられている。日本時間3月7日にメジャー球団との契約が解禁される見込みであり、契約金は270万~280万ドル前後になることが予想されている。

     2014年と2015年にはキューバのU-18代表に選出され、2016-17年シーズンにはキューバリーグで61試合に出場して打率.333、6本塁打、24盗塁、出塁率.469、長打率.498を記録。メジャー球団と契約した際にはAA級からのスタートになることが予想されているが、アメリカ球界に適応する時間を設けるためにA+級からのスタートとなる可能性もあるだろう。

     なお、レンジャーズが最有力と見られているマルティネス争奪戦だが、ヤンキースとマーリンズもキューバ出身の有望株の獲得を狙っていると言われている。ただし、この両球団は現在の契約ピリオドで使用可能なインターナショナル・ボーナスプールをほとんど残しておらず、マルティネスと契約する場合には次の契約ピリオドが始まる7月まで待つ必要がある。マルティネスが一刻も早い契約を望むのであれば、やはりレンジャーズが最有力ということになりそうだ。


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