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  • トレード市場でロイヤルズ・ローゼンタールが注目株に

    2020.8.23 11:15 Sunday

     トレード・デッドラインが8月末に迫るなか、トレード市場では手頃な対価で獲得できるリリーフ投手が注目を集めているようだ。メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドによると、すでに複数の球団がトレバー・ローゼンタール(ロイヤルズ)の動向をチェックしているという。ローゼンタールはロイヤルズに加入した今季、見事な復活を遂げ、クローザーとして活躍中だ。

     現在30歳のローゼンタールはカージナルス時代にクローザーを務めた経験があり、2014年に45セーブ、2015年には球団新記録となる48セーブを記録。しかし、2016年以降は成績を悪化させ、2017年途中にトミー・ジョン手術を受けたため、2018年は無所属のまま1年を過ごした。

     完全復活を目指してナショナルズに加入した昨季は、開幕から4登板連続で1つもアウトを取れない大乱調。12試合に登板して防御率22.74で6月下旬に解雇され、タイガースでも10試合で防御率7.00に終わった。その後に加入したヤンキースではメジャーに昇格できず、シーズン終了後にフリーエージェントとなってロイヤルズとマイナー契約。オープン戦7試合で防御率0.00と好投し、ロースター入りを勝ち取った。

     今季はここまで11試合に登板して10回1/3を投げ、6セーブ、防御率0.87、14奪三振の好成績をマーク。失点はソロ本塁打による1点だけで、相手打者を打率.147に抑えている。開幕当初はセーブ機会以外での登板も目立ったが、カージナルス時代の指揮官でもあるマイク・マシーニー監督の信頼を得て、今月に入ってからはクローザーとして起用されるようになった。

     ロイヤルズにはもともとマイナー契約で加入しているため、年俸は格安。それでいて全盛期に近いパフォーマンスを取り戻しているため、トレード市場での人気は非常に高い。8月末のトレード・デッドラインに向けて、争奪戦が繰り広げられることになりそうだ。

  • ナショナルズ・ストラスバーグ 右手の手術で今季終了

    2020.8.23 10:45 Sunday

     昨年のワールドシリーズでMVPに選出されたスティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)が右手の手術により今季終了となった。ナショナルズは日本時間8月23日、ストラスバーグを10日間の故障者リストから60日間の故障者リストへ移動。デーブ・マルティネス監督は「手術が上手くいくことを願っている」とコメントした。

     今季のストラスバーグは、最初の2先発を回避し、日本時間8月10日のオリオールズ戦でようやく初先発。しかし、この試合は4回1/3を投げて2つしか三振を奪えなかった一方、7安打5失点と打ち込まれ、今季初黒星(1敗)を喫した。日本時間8月15日のオリオールズ戦は2/3回を投げただけで降板。いずれも右手に違和感がある状態での投球を強いられ、本来の実力を発揮できなかった。

     マルティネスによると、手術を受けることでストラスバーグが抱える右手の問題を解消できるという。「リハビリを行い、来春のスプリング・トレーニングに万全の状態で戻ってきてもらう。我々はそれを望んでいる」と指揮官は語った。

     昨季は最多勝のタイトルを手にするなど、18勝6敗、防御率3.32、251奪三振と自己ベスト級のシーズンを過ごし、フリーエージェントとなったあとに7年2億4500万ドルという大型契約を結んでナショナルズに残留。ところが、超大型契約の1年目となるメジャー11年目のシーズンは、2度の先発登板で5イニングを投げただけで終了することになってしまった。

     「彼はチームの将来を担う重要な選手だ。これまでも長い間、このチームで活躍してくれた。彼には健康な状態で戻ってきてほしい」とマルティネス。ストラスバーグは指揮官の期待に応え、万全の状態で来季を迎えることができるだろうか。

  • エンゼルス先行逃げ切り 大谷3打数無安打で打率.165

    2020.8.23 10:20 Sunday

    【エンゼルス4-3アスレチックス】@オークランド・コロシアム

     今季のエンゼルスは試合序盤から追う展開を強いられれることが多く、最初の2イニングで15得点に対して37失点を喫していた。しかし、今日の試合では2回表までに4点を先行。アスレチックスの反撃に遭いながらも1点差で逃げ切り、連敗を4でストップした。

     エンゼルスはアスレチックス先発のクリス・バシットに対し、1回表に相手の野選で1点を先制。2回表にも相手のミスがあり、マイク・トラウトの2点タイムリー二塁打などで3点を追加した。

     ジョー・マドン監督は「投手陣の状態が良くないと先制される試合が増える。追い付こうとするけど、追う展開は大変なんだ。追う展開は精神的にキツいけど、今日は先制できたから良かったよ」とコメント。これで今季は、先制された試合が1勝13敗なのに対し、先制した試合は8勝6敗となった。

     課題の投手陣では、先発のグリフィン・キャニングがマット・チャップマンの9号ソロなどで3点を失い、5回を投げ切ることができなかった。しかし、2番手のマット・アンドリースが2回1/3、3番手のタイ・バットリーが2回をそれぞれ無安打無失点に抑える好リリーフを見せ、アンドリースが今季初勝利(1敗)、バットリーが今季3セーブ目を記録。バシットは今季初黒星(2勝)を喫した。

     エンゼルスの大谷翔平は「5番・指名打者」で先発出場し、第1打席で四球を選んだが、その後はライトライナー、空振り三振、ショートゴロ失策で3打数ノーヒット。4試合連続無安打で今季の打率は.165、OPSは.608となった。

  • ブルージェイズがタイブレーク制して6連勝 筒香2打席2三振

    2020.8.22 11:40 Saturday

    【ブルージェイズ6-5レイズ】(延長10回タイブレーク)@トロピカーナ・フィールド

     ブルージェイズは10回表にキャバン・ビジオのタイムリー二塁打とルルデス・グリエルJr.の犠飛で2点を勝ち越し。その裏のレイズの攻撃を1点に抑えて6対5で勝利し、連勝を6に伸ばした。ブルージェイズ6番手のトーマス・ハッチがメジャー初勝利(1敗)、7番手のジョーダン・ロマノがメジャー初セーブを記録。レイズ3番手のアーロン・ループは今季初黒星(3勝)を喫した。

     1回裏に今季好調のブランドン・ロウの9号ソロで先制を許したブルージェイズは、2回表にテオスカー・ヘルナンデスの9号ソロ、ブラディミール・ゲレーロJr.の4号ソロ、グリエルJr.のタイムリー二塁打、ランドール・グリチックのタイムリーで4点を奪い、逆転に成功。先発のマット・シューメイカーは3回裏にヤンディ・ディアスの2号ソロで1点を返されたが、5回4安打2失点と役割を果たした。

     6回裏に2番手のライアン・ボルッキが代打のホゼ・マルティネスに2点タイムリー二塁打を浴び、4対4の同点に追い付かれたが、タイブレークを制して6連勝。ラファエル・ドリス(元阪神)とアンソニー・バース(元日本ハム)が各1イニングを無失点に抑え、ビジオは3打数3安打1打点の活躍を見せた。

     レイズの筒香嘉智は「6番・指名打者」で先発出場したが、シューメイカーの前に2打席連続で空振り三振。6回裏無死一・三塁の勝ち越し機では左腕ボルッキとの対戦となり、代打を送られた。2打数ノーヒット2三振で今季の打率は.188、OPSは.653となっている。

  • フィリーズがさらにブルペン補強 ワークマンとヘンブリーを獲得

    2020.8.22 10:50 Saturday

     フィリーズは日本時間8月22日、レッドソックスとのトレードでブランドン・ワークマン、ヒース・ヘンブリーの両救援右腕と金銭を獲得したことを発表した。レッドソックスには27歳の右腕ニック・ピベッタと24歳の右腕コナー・シーボルド(メジャー未経験)が移籍する。

     現在32歳のワークマンは、今季ここまで7試合に登板して0勝0敗4セーブ、防御率4.05を記録。昨季は73試合に登板して防御率1.88という自己ベストの成績を残し、100奪三振以上かつ被本塁打1本以下をマークしたメジャー史上8人目の救援投手となった。また、被打率.123は60イニング以上を投げた投手では、1900年以降最も低い数字だった。

     現在31歳のヘンブリーは、今季ここまで11試合に登板して2勝0敗1ホールド、防御率5.59を記録。最初の10試合では防御率1.86をマークしていたが、日本時間8月19日のフィリーズ戦で一死も取れず4失点と炎上した。2017~18年はいずれも60試合以上に登板し、昨季は45試合に登板して防御率3.86、奪三振率10.44を記録した。

     ワークマンは今季終了後にフリーエージェントとなる。ヘンブリーは来季が年俸調停期間の最終年で、2021年シーズン終了後にフリーエージェントとなる。

     ピベッタはメジャーデビューした2017年に8勝、翌2018年は164イニングで188奪三振を記録するなど、先発ローテーションの一角を担う存在として期待されたが、近年は伸び悩みが続いていた。昨季はシーズン途中で先発からブルペンに配置転換され、今季も3試合に登板して防御率15.88と大不振。新天地で心機一転、ブレイクを目指す。

     シーボルドは2017年のドラフトでフィリーズから3巡目(全体83位)指名を受けてプロ入り。昨季はルーキー級からAA級までマイナー4階級でプレーし、合計12試合(うち11先発)に登板して4勝2敗、防御率2.24をマークした。

     フィリーズは崩壊しているブルペンのテコ入れとしてヤンキースからデービッド・ヘイルを獲得したばかり。それに続くトレードでのブルペン補強となった。

  • ブルペン崩壊のフィリーズ ヤンキースからヘイルを獲得

    2020.8.22 10:25 Saturday

     フィリーズは日本時間8月22日、マイナー右腕のアディソン・ラスとのトレードでヤンキースから救援右腕のデービッド・ヘイルを獲得したことを発表した。ヘイルはアロルディス・チャップマンの戦列復帰に伴いDFAとなっていた。また、フィリーズはヘイル獲得に伴い救援左腕のオースティン・デービスをDFAとしている。

     今季のフィリーズは開幕からブルペンが崩壊状態にあり、日本時間8月21日の試合が終了した時点で救援防御率8.07は両リーグワースト。エリアス・スポーツ・ビューロー社によると、2000年以降、開幕21試合でフィリーズより救援防御率が悪かったのは2005年のロッキーズ(8.74)と2000年のブルージェイズ(8.24)だけだという。

     現在32歳のヘイルは、今季ヤンキースで5試合に登板して6イニングを投げ、0勝0敗1セーブ、防御率3.00、7奪三振を記録。ブレーブス時代の2014年に自己最多の45試合に登板するなど、メジャー7年間で通算95試合に登板した実績がある。ジョー・ジラルディ監督は「彼は先発からクローザーにつなぐまでの橋渡し役ができる。試合の終盤で使うこともあると思う」とヘイルへの期待を口にした。

     ヤンキースへ移籍するラスは25歳の右腕で、昨季はAA級で55試合に登板して56回2/3を投げ、5勝6敗22セーブ、防御率2.54、81奪三振の好成績をマーク。フィリーズをDFAとなったデービスは、今季4試合に登板して防御率21.00、被打率.526と滅多打ちを食らっていた。

  • ヤンキース トーレス、パクストン、アビランがIL入り

    2020.8.22 09:45 Saturday

     昨季の故障者続出を繰り返さないことを目指していたヤンキースだが、今季も故障者の続出が止まらない。ヤンキースは日本時間8月22日、グレイバー・トーレス、ジェームス・パクストン、ルイス・アビランの3選手を10日間の故障者リストに登録することを発表した。

     トーレス、パクストン、アビランの3選手は、いずれも日本時間8月21日に本拠地ヤンキー・スタジアムで行われたレイズ戦で負傷。走塁時に左ハムストリングを痛めたトーレスは、MRI検査の結果、グレード1の左大腿四頭筋痛&左ハムストリング痛と診断された。

     グレード1の左ハムストリング痛で戦列を離れているジャンカルロ・スタントンは、復帰まで3~4週間を要する見込みであり、トーレスも同じくらいの時間がかかるかもしれない。

     パクストンは肘や前腕に張りと違和感を訴えていたが、MRI検査の結果、グレード1の左前腕屈筋痛と診断された。トミー・ジョン手術という最悪のケースも想定されていたが、現時点では手術は必要でないと考えられている。また、アビランはMRI検査の結果、左肩の炎症が判明した。

     正二塁手のDJ・レメイヒューが戦列を離れているヤンキースは、トーレスの負傷交代後、サイロ・エストラーダを二塁、タイラー・ウェイドを遊撃に起用。今後もこれが基本の形となる可能性があり、戦力ダウンは避けられないだろう。

     このほか、ザック・ブリットン、カイル・ヒガシオカ、アーロン・ジャッジ、トミー・ケインリー、ルイス・セベリーノも戦列を離れており、ルーク・ボイトは「野球に故障は付き物だけど、(昨季のような故障者の続出が)もう一度起きるなんてクレイジーだよ」と率直な心情を口にした。

  • 「サブウェイ・シリーズ」3連戦の残り2試合も延期が決定

    2020.8.22 09:20 Saturday

     メジャーリーグ機構は日本時間8月22日、「サブウェイ・シリーズ」3連戦の残り2試合も延期することを発表した。メッツは本拠地シティ・フィールドでヤンキースとの3連戦を戦う予定だったが、新型コロナウイルス陽性者が確認されたことにより、3連戦の初戦が延期に。残り2試合の扱いは未定となっていたが、正式に延期が決定された。

     選手1名とスタッフ1名の陽性が確認されたメッツは、マーリンズ戦1試合、ヤンキース戦3試合の合計4試合が延期となった。陽性者2名と濃厚接触者はマイアミにとどまっているが、その他の選手とスタッフはニューヨークへ戻り、陰性を確認するために検査を受けているという。

     メッツとヤンキースはともに日本時間8月25日に試合がないため、この日にダブルヘッダーを行う可能性が残されている。ヤンキースのアーロン・ブーン監督はダブルヘッダー実施の可能性について「少なくとも可能性はある。でも、まだ誰もハッキリとはわからないと思う」と話している。

     今のところ、メッツは少なくとも日本時間8月25日までチーム全体での練習を行う予定はないという。球団からの公式声明のなかで「我々は検査の結果とスケジュールについての情報を待っている」と述べている。順調にいけば、4日間の中断期間を経てプレーを再開できたレッズのように、比較的早い段階でプレーを再開できるだろう。

  • ブルージェイズ 7失点→7得点で逆転勝利 山口2回2/3無失点

    2020.8.21 09:00 Friday

    【フィリーズ8-9ブルージェイズ】(ダブルヘッダー第2試合・7イニング制)@サーレン・フィールド

     ブルージェイズは日本時間8月21日に行われたフィリーズとのダブルヘッダーの第2試合、初回に大量7点を奪われたものの、6回裏に一挙7得点のビッグイニングを作り、9対8で逆転勝利。サヨナラ勝ちを収めた第1試合に続いて1点差の接戦をモノにした。山口俊は5点ビハインドの4回表から登板。自己最長の2回2/3を無失点に抑え、チームの勝利に貢献した。

     ブルージェイズは故障者リストから復帰したばかりの先発右腕トレント・ソーントンが大炎上。無死満塁からディディ・グレゴリアスとアレック・ボームのタイムリー、一死後にニール・ウォーカーの犠飛、アンドリュー・ナップのタイムリー二塁打などフィリーズ打線の勢いを止められず、1回持たずに5安打6失点でノックアウトされた。

     しかし、1回裏にテオスカー・ヘルナンデスの8号2ランで2点を返したブルージェイズは、6回裏に打線が爆発。ラウディ・テレズの4号ソロやルルデス・グリエルJr.の2号3ランのほか、相手のミスも重なり、一挙7得点のビッグイニングを「お返し」して逆転に成功した。

     7回表に代打J・T・リアルミュートのタイムリーで1点を返されたものの、後続を抑えて1点差で逃げ切り。ブルージェイズ4番手のアンソニー・ケイが今季2勝目(0敗)、5番手のA・J・コールが今季初セーブをマークし、フィリーズ3番手のヘクター・ネリスに今季初黒星(1勝)が記録された。

     3番手として登板した山口は、4回表を三者凡退に抑え、5回表は2つの四球で一死一・二塁のピンチを招いたが、ジェイ・ブルースとウォーカーを連続三振に仕留めて無失点。6回表に打者2人を抑えたところでマウンドを降りた。自己最長の2回2/3を投げて被安打0、奪三振4、与四球2、無失点の好投。今季の防御率は5.19となった。

  • ブリットン、トーレス、パクストン ヤンキースに故障者続出

    2020.8.21 07:25 Friday

     ヤンキースは日本時間8月21日、救援左腕のザック・ブリットンを左ハムストリング痛により10日間の故障者リストに登録した。さらに同日のレイズ戦では、グレイバー・トーレスが右ハムストリングの張りを訴えて途中交代。ジェームス・パクストンも左前腕から肘にかけてのエリアに違和感を訴え、MRI検査を受けることになった。レイズ3連戦でスイープを喫して地区2位へ後退するなか、故障者が続出する厳しい状況となっている。

     ヤンキースは現在、ブリットンのほか、控え捕手のカイル・ヒガシオカ(右腹斜筋痛)、正二塁手のDJ・レメイヒュー(左手親指の突き指)、正右翼手のアーロン・ジャッジ(右ふくらはぎ痛)、指名打者兼外野手のジャンカルロ・スタントン(左ハムストリング痛)、救援右腕のトミー・ケインリー(トミー・ジョン手術)が戦列を離れている。いくら選手層が厚いとはいえ、これらの選手に加えてトーレスとパクストンまで欠くような事態になれば、苦戦は免れないだろう。

     昨季セットアッパーとして29ホールド、防御率1.91の好成績をマークしたブリットンは、新型コロナウイルスの影響で出遅れたアロルディス・チャップマンに代わるクローザーとして今季ここまで8セーブ、防御率2.00を記録。チャップマンがようやく戦列に復帰したため、セットアッパーに戻る予定だった。

     昨季38本塁打と大ブレイクしたトーレスは、日本時間8月13日時点で打率.161と低迷。しかし、同15日のレッドソックス戦で4安打を放つなど復調の気配を見せていただけに、戦線離脱となればヤンキースにとって痛手となる。

     昨季15勝を挙げたパクストンは、今季ここまで5試合に先発してクオリティ・スタートは1度だけ。防御率6.64、被打率.284、被OPS.875と精彩を欠くピッチングが続いていた。

     なお、ヤンキースはブリットンの故障者リスト入りと同時にミゲル・アンドゥハーをトレーニング施設へ降格させ、ベン・ヘラーとミゲル・ジャフレの両右腕を昇格させている。

  • メッツで2名のコロナ陽性者が発生 2試合が延期に

    2020.8.21 06:50 Friday

     メジャーリーグ機構は日本時間8月21日、同日に行われる予定だったメッツ対マーリンズ(マーリンズ・パーク)と明日22日に行われる予定だったヤンキース対メッツ(シティ・フィールド)の2試合を延期することを発表した。メッツで2名の新型コロナウイルス陽性者が確認されたことを受けての措置となっている。

     メッツは21日に敵地でのマーリンズ4連戦を終え、明日22日から本拠地でヤンキースとの「サブウェイ・シリーズ」3連戦を戦う予定だった。しかし、陽性者2名の発生により、追加の検査と感染経路の特定を行うために2試合が延期に。今のところ、「サブウェイ・シリーズ」3連戦の残り2試合の扱いについては明らかになっていない。

     メッツで陽性者が確認されるのはシーズン開幕前以来となる。このときはブラッド・ブラックとジャレッド・ヒューズが新型コロナウイルス陽性となって故障者リスト入り。両投手はすでに回復してチームに合流している。

     今季のメジャーリーグでは、陽性者の発生によって試合の開催延期を強いられるチームが続出している。なかでも、マーリンズは7試合が延期になって30人ロースターの過半数を入れ替えざるを得ない事態となり、カージナルスも2週間以上にわたって試合を行うことができなかった。

     メッツは今のところ、2試合の延期が発表されているだけだが、今後の検査の結果次第では、開催延期となる試合が増える可能性もありそうだ。

  • ヤンキース新人右腕が背番号「89」に決定 デビューすれば史上初

    2020.8.21 06:30 Friday

     背番号「0」~「99」のうち、メジャーリーグのレギュラーシーズンの試合で唯一未使用だった「89」を背負う選手が登場した。22歳の新人右腕、ミゲル・ジャフレ(ヤンキース)だ。ジャフレがメジャーデビューすれば、メジャーリーグ史上初となる背番号「89」の選手が誕生する。

     ヤンキースは日本時間8月21日、救援左腕ザック・ブリットンの故障者リスト入りに伴ってジャフレを昇格させた。ベネズエラ出身のジャフレは昨季A+級とAA級で合計24試合(うち20先発)に登板して9勝6敗、防御率2.14の好成績をマーク。日本時間8月21日のレイズ戦では登板機会がなく、メジャーデビューはお預けとなった。

     データサイト「Baseball-Reference」によると、これまでに使用されたことのなかった背番号は今季開幕時点で「86」「89」「92」の3つだけだった。今季カージナルスでは、新人左腕のヘネシス・カブレラが「92」、新人右腕のヘスス・クルーズが「86」を背負って試合に出場。これにより未使用の背番号は「89」だけとなっていた。また、マーリンズの新人左腕ブランドン・リーブラントも背番号「86」でロースターに登録されているが、まだメジャーデビューしていない。

     ジャフレがメジャーデビューすれば、1ケタと2ケタの背番号はすべてメジャーリーグの公式戦で使用されたことになる。ベネズエラ出身の22歳の右腕が歴史に名を残すか注目だ。

  • レイズがヤンキース3連戦をスイープ 地区首位に浮上!

    2020.8.21 06:05 Friday

    【レイズ10-5ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     レイズの強さは本物だ。地区首位のヤンキースと2.5ゲーム差で迎えた敵地ヤンキー・スタジアムでの3連戦、初戦を6対3、第2戦を4対2で制したレイズは、最終戦にも10対5で勝利し、見事スイープ。開幕から首位を快走してきたヤンキースをかわし、アメリカン・リーグ東部地区の首位に浮上した。

     ルーク・ボイトの10号ソロなどで2点を先制されたレイズだったが、5回表にジョーイ・ウェンドルの2点タイムリー二塁打とマイク・ブロソーの犠飛で3点を奪い、逆転に成功。5回裏にジオ・ウルシェラの5号2ランで再びリードされたものの、6回表にマニュエル・マーゴとウェンドルのタイムリー、マイク・ズニーノの4号3ランで一挙5得点のビッグイニングを作り、3点リードの9回表にはヤンディ・ディアスの1号2ランでダメ押しした。

     2015年以降、敵地ヤンキー・スタジアムでのカード勝ち越しは2度しかなかったが、「地区優勝に向けて重要な戦い」と位置付けた今回の3連戦をスイープ。同球場での3試合以上のカードをスイープするのは2014年以来6年ぶり、球団史上3度目となった。レイズは今季、ヤンキースに対して6勝1敗と大きく勝ち越している。

     レイズ3番手のディエゴ・カスティーヨが今季2勝目(0敗)をマークし、ヤンキース2番手のアダム・オッタビーノは今季2敗目(2勝)。なお、レイズの筒香嘉智は出場しなかった。

  • 未使用の背番号は残り1つ MLB公式サイトが特集

    2020.8.20 13:15 Thursday

     今季のメジャーリーグは例年よりもロースター枠を拡大してレギュラーシーズンが行われている。そのため、新たにロースターに登録される選手も多く、彼らの多くは大きな数字の背番号を使用していることが多い。そうした流れのなかで、メジャー史上初めて「86」と「92」を背負った選手が登場。これにより未使用の背番号は「89」だけとなった。

     メジャーリーグ公式サイトのマニー・ランダワがこの件について詳細に伝えている。70番台、80番台、90番台といった大きな数字の背番号は、スプリング・トレーニングでマイナー契約の招待選手が使用するケースがあるものの、今季開幕時点で「86」「89」「92」の3つはレギュラーシーズンの試合で使用されたことがなかった。

     しかし今季、カージナルスの新人左腕ヘネシス・カブレラが「92」、同じくカージナルスの新人右腕ヘスス・クルーズが「86」を背負って試合に出場。また、マーリンズの新人左腕ブランドン・リーブラントはまだ試合に出場していないものの、背番号「86」でロースターに登録されている。

     カージナルスとマーリンズはいずれも新型コロナウイルス陽性によって多くの選手が離脱を強いられており、その穴埋めとして多くの新人選手を起用することになった。そのなかでこれまで未使用だった「86」と「92」を背負う選手が現れたというわけだ。

     これにより「0」~「99」のうち、未使用の背番号は「89」だけとなった。メジャーリーグの歴史上、「89」を背負って試合に出場した選手は1人もいない。メジャーの舞台に背番号「89」の選手が登場するのはいつになるのだろうか。今後は新たにロースターに登録される選手の背番号にも注目していく必要がありそうだ。

  • マリナーズ 昨季球宴出場&30本塁打のボーグルバックをDFA

    2020.8.20 10:20 Thursday

     マリナーズは日本時間8月20日、ブレイデン・ビショップとサム・ハガーティの2選手をメジャーへ昇格させた。それに伴い、アート・ウォーレンがトレーニング施設へ降格となり、昨季30本塁打を放ったダニエル・ボーグルバックはDFAに。ボーグルバックはマイナー・オプションが切れているため、DFAという措置が取られることになった。

     現在27歳のボーグルバックは2016年7月のトレードでカブスからマリナーズに加入し、同年9月にメジャーデビュー。徐々に出場機会を増やし、昨季は144試合で打率.208、30本塁打、76打点、OPS.780をマークしてオールスター・ゲームにも選出された。ところが、さらなる飛躍が期待された今季はここまで18試合に出場して打率.094(53打数5安打)、2本塁打、4打点、OPS.476と大不振。マリナーズはこのままボーグルバックを辛抱強く使い続ける必要はないとの判断に至ったようだ。

     ボーグルバックの不振は今季に限った話ではなく、昨季前半戦に打率.238、21本塁打、51打点、OPS.881をマークしたのに対し、後半戦は打率.162、9本塁打、25打点、OPS.626と大きく落ち込んでいた。今春のオープン戦では打率.321をマークしていたが、シーズン開幕後はバットからほとんど快音が聞かれず、チーム再建中のマリナーズから見限られる形となってしまった。

     DFAとなった選手は7日以内にトレードされるかウエーバー公示される必要があり、トレードが成立した場合やウエーバーでの獲得を希望する球団が現れた場合は移籍することになる。獲得を希望する球団が現れず、ウエーバーを通過した場合はマイナー降格もしくは解雇となるが、サービスタイムが3年未満のボーグルバックにはマイナー降格を拒否する権利がない。よって、トレードないしウエーバーでの獲得を希望する球団が現れなければ、マリナーズのマイナーにとどまることになるだろう。

  • 昨季新人王のアルバレス 右膝の手術で今季終了

    2020.8.20 09:55 Thursday

     アストロズのダスティ・ベイカー監督は日本時間8月20日、記者陣に対して昨季新人王のヨルダン・アルバレスが右膝の手術を受ける予定であることを明らかにした。アルバレスは来週、右膝の膝蓋腱の部分断裂を修復する手術を受ける予定となっており、今季中の復帰は絶望。来春のスプリング・トレーニングからプレーを再開することになりそうだ。

     新型コロナウイルスに感染した影響でチームへの合流が遅れていたアルバレスは、日本時間8月15日の今季初打席で1号3ランを放ったものの、右膝の不調の影響もあり、ここまで2試合の出場にとどまっていた。2試合に出場して8打数2安打(打率.250)、1本塁打、4打点、OPS.958。これが今季の最終成績となる。

     ベイカーは「右膝の不調は彼をずっと悩ませていた。診断結果はスプリング・トレーニングのときと異なるものだった。手術はいつか受けなければならなかったと思う。我々は今(手術を)受けるべきだと判断した」とコメント。アルバレスが初めて右膝の不調を感じたのは昨季のことで、今春のスプリング・トレーニングでもその不調は続き、このタイミングで手術を受けることを決断するに至った。

     アストロズはカイル・タッカー、エイブラハム・トロ、マイケル・ブラントリーといった複数の選手を指名打者で併用すると見られるが、ベイカーによると、右大腿四頭筋の違和感で戦列を離れているブラントリーは守備に就くことを希望しているという。よって、レフトにブラントリー、センターにジョージ・スプリンガー、ライトにジョシュ・レディック、指名打者にタッカーが入る形が基本の布陣となりそうだ。

     現在23歳のアルバレスは昨年6月にメジャーデビューし、87試合に出場して打率.313、27本塁打、78打点、OPS1.067の好成績をマーク。OPSは新人ではメジャー史上最高の数字であり、満票でアメリカン・リーグの新人王に選出された。

  • カージナルス コロナ陽性のモリーナらが活動再開へ

    2020.8.19 10:45 Wednesday

     カージナルスのマイク・シルト監督は日本時間8月19日、新型コロナウイルス陽性となっていたポール・デヨング、ヤディアー・モリーナ、コディ・ウィットリー、ランヘル・ラベロの4選手が戦列復帰に向けて活動を再開できるようになったことを明らかにした。メジャーリーグ公式サイトでカージナルスの番記者を務めるアンネ・ロジャースが自身のTwitterで伝えている。

     日本時間8月16日からシーズンを再開したカージナルスだが、新型コロナウイルス陽性となった選手はシカゴへの遠征に帯同しておらず、正捕手のモリーナや正遊撃手のデヨングを欠いた状態での戦いが続いている。

     現在は開幕から正三塁手を務めていたトミー・エドマンを遊撃に回してデヨングの穴を埋め、モリーナ不在の捕手にはベテランのマット・ウィータースと若手のアンドリュー・キズナーが起用されているが、新型コロナウイルス陽性による離脱者たちが戦列復帰に向けた動きをスタートしているのはカージナルスにとって朗報だ。

     現在、戦列を離れているのは、デヨング、モリーナ、ウィットリー、ラベロ、カルロス・マルティネス、エドムンド・ソーサ、ジュニア・ヘルナンデス、オースティン・ディーン、ライアン・ヘルスリー、レーン・トーマス、オースティン・ゴンバーの11選手。このうち、マルティネスとゴンバーを除く9選手は新型コロナウイルス陽性が球団から公表されている。

     日本時間8月18日にはマルティネスとソーサも活動を再開できるようになったことが明らかになっており、主力選手の戦列復帰に向けた準備は着々と進んでいる。多くのダブルヘッダーを含む過密日程での戦いを強いられているカージナルスにとって、彼らの復帰は大きな力となるに違いない。

  • 秋山所属のレッズは再び試合中止 20日にダブルヘッダー予定

    2020.8.19 10:15 Wednesday

     日本時間8月15日に選手1名の新型コロナウイルス陽性が判明したあと試合中止が続いているレッズは、日本時間8月19日に予定されていたロイヤルズ戦も中止となった。「十分な注意を払い、追加の検査を可能にするため」に中止となったことが発表されており、日本時間8月20日にダブルヘッダーが開催される予定となっている。

     レッズの選手とスタッフはすでに試合会場のカンザスシティに向けて出発しており、今のところ日本時間8月20日のダブルヘッダーは予定通りに開催される見込みだ。第1試合は日本時間午前6時5分にプレーボール予定であることが発表されており、レッズは第1試合にルイス・カスティーヨ、第2試合にトレバー・バウアーが先発する。また、今季の特別ルールにより、2試合とも7イニング制で行われる。

     レッズは追加の検査と感染経路の特定を行うために、日本時間8月16~17日に予定されていたパイレーツとの2試合も中止となった。なお、この2試合の振り替え日程は現時点では未定となっている。

  • 信頼失ったクレビンジャー&プリーサック 同僚がチーム帯同認めず

    2020.8.18 14:15 Tuesday

     インディアンスのマイク・クレビンジャーとザック・プリーサックは、シカゴ遠征中にチームのプロトコルを破って外出し、現在はアクティブ・ロースターを外れた状態となっている。ESPNのジェフ・パッサンによると、両投手はチームメイトからの信頼を失っており、「2人をチームに帯同させるのであればオプトアウト(出場辞退)する」と球団に迫った選手もいたという。

     クレビンジャーとプリーサックは、メジャー屈指の充実度を誇るインディアンス先発陣においてローテーションの一角を担う存在だが、主力選手だからといってチームメイトは両投手の身勝手な行動を許さなかった。インディアンスの選手のなかには両投手の謝罪を受け入れた者もいたようだが、大半の選手は両投手がチームに帯同することを拒否。ベテラン救援左腕のオリバー・ペレスは「2人がロースターに復帰するならオプトアウトする」と発言したという。スター遊撃手のフランシスコ・リンドーアなど、大半の選手はペレスと同様の考えを持っていたと見られており、ベテランのペレスが選手を代表して球団に対して発言したのだろう。

     インディアンスは昨年白血病の治療を受けたカルロス・カラスコが出場辞退することなくチームのためにプレーを続けており、インディアンスの選手たちはチーム内に新型コロナウイルスを蔓延させる可能性のある両投手の軽率な行動を許すことができなかった。プリーサックは弁明動画をインスタグラムに投稿したが、この動画が運転中に撮影されたものであったため、さらなる批判を浴びることになった。

     インディアンスは両投手をアクティブ・ロースターから一定期間外しておくことにより、クレビンジャーのフリーエージェントやプリーサックの年俸調停を1年遅らせることができる。インディアンスは決して裕福な球団ではないため、この点も球団フロント陣の頭のなかにはあるのかもしれない。8月下旬から9月上旬にかけて、大半の試合を先発4人で回すことができるということも、クレビンジャーとプリーサックの復帰を先延ばしにすることを後押しする。

     クレビンジャーとプリーサックは自身の身勝手な行動によりチームメイトからの信頼はもちろんのこと、高額年俸を得るために必要なサービスタイムも失う可能性が出てきた。「自業自得」の側面が強いため、インディアンスの今回の対応を批判する声はほとんど聞こえてこない。

  • 打線好調のWソックスがメジャー史上初の快挙を達成!

    2020.8.18 12:50 Tuesday

     ホワイトソックスは日本時間8月18日に本拠地ギャランティードレイト・フィールドで行われたタイガース戦で、1回表先頭からティム・アンダーソンとヨアン・モンカダが二者連続本塁打。タイガース先発のマシュー・ボイドから早々に2点を奪った。ホワイトソックスは前回ボイドと対戦したときにも初回先頭から二者連続本塁打を記録しており、同一シーズンに同一の投手を相手に初回先頭からの二者連続本塁打を二度マークするのはメジャー史上初の快挙となった。

     ホワイトソックスは日本時間8月13日のタイガース戦の1回表に先発のボイドから1番アンダーソンと2番エロイ・ヒメネスが二者連続本塁打。中4日での対戦となった今日の試合でも初回先頭からアンダーソンとモンカダが二者連続本塁打を放ち、メジャー史上初の快挙が達成された。

     ちなみに、ホワイトソックスが初回先頭から二者連続本塁打を放つのは今日の試合が球団史上6度目。同一シーズンに二度達成したのは球団史上初めてである。

     前日のカージナルス戦でメジャー史上10度目の四者連続本塁打をマークしたホワイトソックスは、今日の試合でも打線が爆発。アンダーソンとルイス・ロバートが各2本塁打を放ったほか、モンカダとダニー・メディックにも本塁打が飛び出し、チーム合計6本塁打の一発攻勢でタイガースに7対2で快勝した。

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