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  • ジャイアンツが救援右腕・ブレビアと1年契約 今年6月にTJ手術

    2020.12.22 11:30 Tuesday

     ジャイアンツは日本時間12月22日、カージナルスからノンテンダーFAとなっていた救援右腕ジョン・ブレビアと1年契約を結んだことを発表した。「ベイエリア・ニュース・グループ」のケリー・クロウリーによると、ブレビアの年俸は80万ドル。ブレビアは今年6月にトミー・ジョン手術を受けており、来季の開幕には間に合わない可能性が極めて高い。FAまで少なくとも3年保有できるため、来季だけでなく、それ以降のシーズンも見据えた補強と言えそうだ。

     現在30歳のブレビアは2011年のドラフト30巡目指名でヤンキースに入団したものの、2013年12月に解雇。その後、独立リーグを経てダイヤモンドバックスとマイナー契約を結び、2015年12月のルール5ドラフトでカージナルスに加入した。2017年にメジャーデビューして50試合で防御率2.44と好投し、2018年は45試合に登板して防御率3.20を記録。同年オフには日米野球のメジャーリーグ選抜の一員として来日した。

     メジャー3年目の2019年は自己最多の66試合に登板して72回2/3を投げ、3勝4敗、13ホールド、防御率3.59、87奪三振を記録。今季はクローザー不在のカージナルスにおいて、クローザー候補の1人に挙げられていたが、春季キャンプ中断前日のオープン戦で右肘を故障した。検査の結果、内側側副靭帯を断裂していることが判明したが、すぐに手術を受けるのではなく、PRP注射による治療を受けて様子を見ることを選択。しかし、6週間後に投球練習を再開した際に痛みが再発し、トミー・ジョン手術を受けることを決断した。

     リリーフ投手のため、先発投手と比較すると多少は早く復帰できると見られるが、それでもシーズン最初の数ヶ月を欠場するのは確実。サービスタイムは3年を超えたところであり、FAまで少なくともあと3年ある。ジャイアンツとしては、来季で回復具合を見極め、順調に復活するようであれば、翌年も契約を更新することになるのではないだろうか。

  • 強打者・スプリンガーの争奪戦は2球団による一騎打ちか

    2020.12.22 11:00 Tuesday

     アストロズからFAとなった強打の中堅手ジョージ・スプリンガーの争奪戦は2球団による一騎打ちの様相を呈し始めている。「ESPN」のジェフ・パッサンによると、各球団のエグゼクティブたちは「メッツとブルージェイズの2球団による争いになった」と考えているようだ。メッツとブルージェイズはいずれも今オフの大型補強が予想されているチームであり、ともに不動の正中堅手を欲しがっている。争奪戦を制するのはどちらのチームになるのだろうか。

     パッサンはこの2球団以外にも争奪戦に加わっているチームがあることを伝えているが、各球団のニーズや補強資金を考えると、この2球団が最有力候補であることは間違いない。メッツはブランドン・ニモを正中堅手として起用してきたが、本来は両翼向きの選手であり、スプリンガーのような中堅手を必要としている。一方のブルージェイズもランドール・グリチックの中堅守備に不安を抱えているため、スプリンガーを獲得して中堅に据えたいと考えている。また、若手が多いチームのリーダーとしての働きも期待しているようだ。

     今オフのFA市場には有力な中堅手がスプリンガーのほかにジャッキー・ブラッドリーJr.くらいしか見当たらず、補強の選択肢は限られている。ブラッドリーJr.は守備力ではスプリンガーを上回る実力を持つ選手だが、打撃力ではスプリンガーが他を圧倒している。こうした事情もあり、正中堅手の獲得を目指す2球団は熱心にスプリンガー獲得に動いているというわけだ。

     なお、メジャーリーグ公式サイトでは先日、ライター陣によるメッツの大型補強に関する予想を実施。「スプリンガーとトレバー・バウアーのうち、誰がメッツと契約するか。その契約期間は何年か」という問いに対し、ジョン・ポール・モロシ、アンソニー・ディコーモ、サラ・ラングスの3人は口を揃えて「スプリンガーがメッツと5年契約を結ぶ」と予想した。2球団に絞られつつあるスプリンガー争奪戦。決着の日は近そうだ。

  • 2019年ナショナルズ世界一の立役者・ケンドリックが現役引退

    2020.12.22 10:30 Tuesday

     ナショナルズからFAとなっていたハウィー・ケンドリックは日本時間12月22日、自身のインスタグラムで今季限りでの現役引退を表明した。「2019年の(ナショナルズの)快進撃はキャリアで学んできたことの集大成であり、ワールド・チャンピオンになることができた」とケンドリック。マイク・リゾーGMは先日、ケンドリックとの再契約を検討していることを明らかにしていたが、メジャー15年で通算打率.294をマークした巧打の内野手はキャリアにピリオドを打つことを選択した。

     現在37歳のケンドリックがプロ入りしたのは2002年。この年のドラフトでエンゼルスから10巡目指名を受け、プロ野球選手としてのキャリアをスタートした。2006年にメジャーデビューを果たし、2007年は規定打席不足ながら.322の高打率をマークし、2008年も同じく規定打席不足ながら打率.306を記録。自己最多の18本塁打を放った2011年には自身唯一のオールスター・ゲームに選出された。ケンドリックはエンゼルスについて「2002年にチャンスをくれたこと、私の成長を手助けしてくれたことに感謝している」と述べている。

     2015年オフにFAとなり、ドジャースへ移籍して2年間プレー。ケンドリックはその2年間を「ドジャー・ブルーを身につけた期間は短かったけれど、いつまでも大切にする」と振り返っている。2016年オフにフィリーズへトレードされ、2017年7月には再びトレードでナショナルズへ移籍。フィリーズに在籍したのはわずか半年だったが、「リーダーとベテランになることの意味を教えてくれた」とケンドリックのキャリアに大きな影響を与えた。

     そして、ナショナルズでは適度な休養を与えられながら起用され、3シーズン半で打率.316、OPS.873と実力を存分に発揮。2019年はリーグ優勝決定シリーズで4本の二塁打を含む打率.333、OPS1.012をマークしてMVPに輝き、ワールドシリーズ第7戦では7回表に逆転2ランを放ってチームを球団史上初の世界一に導いた。「キャリアすべてをナショナルズで過ごしてきたような気がする」とケンドリック。「人生の新たなステージに突入する時が来た。ありがとう」とメッセージを締めくくった。

  • 殿堂入りしていないベストナイン ボンズらが選出

    2020.12.21 13:30 Monday

     メジャーリーグ公式サイトのマット・ケリーはアメリカ野球殿堂入りしていない名選手によるベストナインを選出する特集記事を公開した。殿堂入り投票の対象となる引退後5年以上が経過した選手のみが対象となっており、ジョー・マウアー、エイドリアン・ベルトレイ、イチロー、デービッド・オルティス、CC・サバシアらは除外されている。歴代最多の通算762本塁打を放ったボンズ、歴代最多のサイ・ヤング賞7度を誇るロジャー・クレメンスなど豪華な顔ぶれとなった。

     今回の特集では、捕手、一塁手、二塁手、三塁手、遊撃手、指名打者は各1名、外野手はポジション別に合計3名、先発投手と救援投手は右腕と左腕をそれぞれ1名ずつ選出。よって、トータルで13名の選手がベストナインに名を連ねている。ここでは各選手の通算成績と殿堂入り投票の結果を紹介しよう。

    捕手:ビル・フリーハン
    1591安打 打率.262 200本塁打
    758打点 24盗塁 OPS.752
    ※1982年(初年度)得票率0.5%で脱落

    一塁手:ラファエル・パルメイロ
    3020安打 打率.288 569本塁打
    1835打点 97盗塁 OPS.885
    ※2014年(4度目)得票率4.4%で脱落

    二塁手:ルー・ウィテカー
    2369安打 打率.276 244本塁打
    1084打点 143盗塁 OPS.789
    ※2001年(初年度)得票率2.9%で脱落

    三塁手:ディック・アレン
    1848安打 打率.292 351本塁打
    1119打点 133盗塁 OPS.912
    ※15年完走:1996年の得票率18.9%が最高

    遊撃手:オマー・ビスケル
    2877安打 打率.272 80本塁打
    951打点 404盗塁 OPS.688
    ※現在も資格あり:3度目の前回は得票率52.6%

    左翼手:バリー・ボンズ
    2935安打 打率.298 762本塁打
    1996打点 514盗塁 OPS1.051
    ※現在も資格あり:8度目の前回は得票率60.7%

    中堅手:ケニー・ロフトン
    2428安打 打率.299 130本塁打
    781打点 622盗塁 OPS.794
    ※2013年(初年度)得票率3.2%で脱落

    右翼手:シューレス・ジョー・ジャクソン
    1772安打 打率.356 54本塁打
    792打点 202盗塁 OPS.940
    ※「ブラックソックス事件」によって永久追放

    指名打者:ハル・マクレー
    2091安打 打率.290 191本塁打
    1097打点 109盗塁 OPS.805
    ※1993年(初年度)得票率0%で脱落

    先発右腕:ロジャー・クレメンス
    354勝184敗0セーブ 防御率3.12
    4916回2/3 奪三振4672 WHIP1.17
    ※現在も資格あり:8度目の前回は得票率61.0%

    先発左腕:ヨハン・サンタナ
    139勝78敗1セーブ 防御率3.20
    2025回2/3 奪三振1988 WHIP1.13
    ※2018年(初年度)得票率2.4%で脱落

    救援右腕:ダン・クイゼンベリー
    54勝46敗244セーブ 防御率2.76
    1043回1/3 奪三振379 WHIP1.18
    ※1996年(初年度)得票率3.8%で脱落

    救援左腕:ビリー・ワグナー
    47勝40敗422セーブ 防御率2.31
    903回 奪三振1196 WHIP1.00
    ※現在も資格あり:5度目の前回は得票率31.7%

  • 大砲・ギャロについて難しい選択を迫られるレンジャーズ

    2020.12.21 12:30 Monday

     レンジャーズは今オフ「売り手」に回っていることが明確なチームの1つである。ジョン・ダニエルズ編成本部長はチーム再建に向けて年俸総額の削減を進めており、すでにエース右腕のランス・リンをホワイトソックス、クローザーのラファエル・モンテロをマリナーズへ放出。今後さらなる主力選手の放出が行われる可能性もある。そんなレンジャーズにおいて、次なるトレード候補に挙げられているのが2017年から2年連続で40本塁打以上を放った大砲ジョーイ・ギャロだ。

     リンは1年後のオフにFAとなるため、来季のレンジャーズが上位争いに加わる可能性がほとんどないことから明確なトレード要員となっていた。また、モンテロはあと2年保有できる状態だったものの、すでに30歳。再建を含めたチームの長期計画にフィットしない選手であるため、ダニエルズは放出するという判断を下した。ギャロも2年後にFAとなるが、まだ27歳。レンジャーズには様々な選択肢がある。

     そもそもギャロをトレードするにしても、2019年は故障により70試合しか出場できず、今季は打率.181、OPS.679というレギュラー定着後最悪の成績に終わったため、放出のベストのタイミングとは言えない。安売りするくらいなら復調するまでキープしておき、適当なタイミングでトレードするのが得策だろう。

     また、ギャロが復調してオールスター・ゲームに選出された2019年前半戦のような活躍(打率.275、20本塁打、OPS1.060)を見せるようであれば、FAになる前に契約を延長してしまうという手もある。ギャロはまだ27歳のため、チーム再建に3~5年を要したとしても主力でいられる年齢であり、来季前半戦の活躍次第では契約延長が検討される可能性は十分にある。

     買い叩かれることを覚悟で放出してしまうのか、キープしたままFAを迎えるのか、あるいは再建完了後の主力として長期契約を結ぶのか。ダニエルズは難しい選択を迫られている。

  • ヤンキースが右腕・ウォーレンとマイナー契約 今年7月に解雇

    2020.12.21 12:00 Monday

     「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンによると、ヤンキースはアダム・ウォーレンとマイナー契約を結ぶことで合意に達したようだ。ウォーレンはパドレス時代の2019年9月にトミー・ジョン手術を受け、FAになったあと、2019年12月にヤンキースとマイナー契約。しかし、コロナ禍の異例の状況もあり、今年7月に解雇されていた。トミー・ジョン手術からは順調に回復しており、2021年シーズンは開幕ロースター入りを目指すことになる。

     ウォーレンがヤンキースに「復帰」するのは今回が3度目だ。2009年ドラフト4巡目指名でヤンキースに入団したウォーレンは、2012年6月にメジャーデビューを果たし、2014年は自己最多の69試合に登板して23ホールド、防御率2.97の好成績をマーク。翌2015年は先発で17試合、リリーフで26試合に登板し、自己最多の131回1/3を投げて防御率3.29と安定したピッチングを見せた。

     2015年12月にスターリン・カストロとのトレードでカブスへ放出されたが、2016年7月にアロルディス・チャップマンとのトレードでヤンキースへ1度目の復帰。その後、マリナーズとパドレスを経て、2019年12月にマイナー契約で2度目の復帰を果たし、今年7月に解雇されたあと、今回が3度目の復帰となる。

     ジョー・ジラルディ政権のヤンキースでは先発から抑えまで何でもこなす便利屋として起用されたが、先発したのはカブス時代の2016年7月が最後。それ以降は全ての試合にリリーフで登板しており、トミー・ジョン手術明けであることを考えても、ブルペンの一角としての開幕ロースター入りを目指すことになりそうだ。

     メジャー8年間の通算成績は、323試合(うち21先発)に登板して492回1/3を投げ、30勝24敗6セーブ、57ホールド、防御率3.53、428奪三振となっている。古巣・ヤンキースでの完全復活に期待したい。

  • レッズ 先発右腕・カスティーヨのトレードも検討か

    2020.12.21 11:30 Monday

     今季のレッズは打線が得点力不足に苦しむなか、トレバー・バウアー、ルイス・カスティーヨ、ソニー・グレイの先発3本柱が7年ぶりのポストシーズン進出の原動力となっていたが、その3本柱が完全に解体される可能性が出てきた。サイ・ヤング賞のバウアーはすでにFAとなっているが、「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンによると、レッズはトレード放出が噂されているグレイに加え、カスティーヨについてもトレード交渉を行っているようだ。

     現在28歳のカスティーヨはメジャー2年目の2018年に自身初の2ケタ勝利となる10勝を挙げ、2019年は32試合に先発して190回2/3を投げて15勝8敗、防御率3.40、226奪三振の好成績をマークし、自身初のオールスター・ゲーム選出。今季は開幕5連敗と出遅れたものの、9月に持ち直し、12先発で70回を投げ、4勝6敗、防御率3.21、89奪三振を記録した。

     カスティーヨは今季でサービスタイム(メジャー登録日数)が3年を超えたため、今オフから年俸調停の対象となる。今季の年俸は66万3500ドルだったが、来季は最大で580万ドル前後まで昇給することが予想されており、新型コロナウイルスの影響による財政難で年俸総額の削減を進めているレッズは放出を検討しているようだ。

     しかし、カスティーヨはFAまであと3年も保有でき、グレイも2年2000万ドル+年俸1200万ドルのオプションという格安の契約が残っている。よって、レッズが要求する対価のレベルは極めて高いものになる可能性が高く、レッズの要求を満たすオファーを提示するチームが現れるかどうかは不透明だ。また、バウアーの他球団移籍が確実な情勢となっている以上、カスティーヨとグレイの両方をトレードに出すことも考えにくい。

     アーチー・ブラッドリーをノンテンダーFAとし、ライセル・イグレシアスをトレードでエンゼルスへ放出したレッズ。次にチームを去るのはカスティーヨとグレイのどちらかになるのだろうか。

  • ヤンキース先発補強へ 「より多くの確実なイニングが必要」

    2020.12.21 11:00 Monday

     ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMはDJ・レメイヒューとの再契約が今オフの最優先事項であることを明言しているが、先発投手の補強が必要であることも忘れていない。キャッシュマンは日本時間12月21日に「MLBネットワーク・ラジオ」に出演し、ルイス・セベリーノ、ドミンゴ・ヘルマン、デイビー・ガルシア、ジョーダン・モンゴメリーといった若手投手の伸びしろを強調する一方、「ローテーションを安定させるためにベテランが1~2人必要」との見解を示した。

     ヤンキースは今オフ、田中将大、ジェームス・パクストン、J・A・ハップの3投手がFAとなり、先発ローテーション入りが確実と言えるのはエース右腕のゲリット・コールだけ。2018年に19勝を挙げたセベリーノはトミー・ジョン手術、2019年に18勝を挙げたヘルマンはDV疑惑による長期の出場停止処分から戻ってくるが、離脱前と同等の活躍ができる保証はない。

     チームのそうした状況について、キャッシュマンは「我々には最低限の頭数は揃っていると思う。でも、より多くの確実なイニングが間違いなく必要だと感じている」とコメント。計算できる先発投手をローテーションに加える必要があると考えているようだ。さらに、「誰もスクランブル態勢になることは望んでいない。それはドミノ倒しのようにブルペンに負担を与え、投手陣全体に悪影響を及ぼす可能性があるからだ」と付け加えた。

     よって、ヤンキースが田中との再契約を望んでいるのは間違いないだろう。パクストンのほか、ジェイク・オドリッジ、ホゼ・キンターナ、アダム・ウェインライトといった実績十分のベテラン投手たちも補強ターゲットとなるかもしれない。ただし、キャッシュマンは必ずしもシーズン開幕前に補強をする必要はないとも考えており、「シーズン中に補強をするのであれば、それはそれで構わない。現有戦力で十分かどうかは開幕してみないとわからないからね」と話している。

  • 好打の二塁手・レメイヒュー 5年1億2500万ドルを希望か

    2020.12.21 10:30 Monday

     ヤンキースのアーロン・ブーン監督とブライアン・キャッシュマンGMはともに今オフの最優先事項がDJ・レメイヒューとの再契約であることを明言しているが、ヤンキースとレメイヒューのあいだの希望額の開きは予想以上に大きいようだ。「NJ.com」のボブ・クラピッシュによると、レメイヒューは5年1億2500万ドル前後の契約を希望しているという。ヤンキースは4年を超える契約を与えたくないと考えており、両者の交渉が決裂する可能性が出てきた。

     現在32歳のレメイヒューは2018年シーズン終了後にロッキーズからFAとなり、2019年1月に2年2400万ドルでヤンキースと契約。2019年は145試合に出場して打率.327、26本塁打、102打点、OPS.893、今季は50試合に出場して打率.364、10本塁打、27打点、OPS1.011をマークし、年俸をはるかに上回るレベルの大活躍を見せた。それを踏まえ、レメイヒューが大型契約を希望しているのは決して不思議なことではない。

     しかし、新型コロナウイルスの影響で財政状況が苦しいチームが多いなか、レメイヒューの希望額を満たすオファーを提示するチームが現れる可能性は低いと見られている。32歳の選手に5年契約を与えようとするチームは現れないかもしれない。ヤンキースはそうした事情も計算に入れ、現時点ではレメイヒューの希望額に歩み寄る姿勢を見せていない。

     とはいえ、仮にレメイヒューが4年契約で妥協したとしても、レメイヒューが希望する年平均2500万ドルの契約をヤンキースがオファーするかどうかは不透明だ。「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲールによると、ヤンキースのレメイヒューへのオファーは4年7500万ドル前後。これは年平均2000万ドルにも満たない金額である。相思相愛と見られているヤンキースとレメイヒューだが、両者のあいだにある希望額のギャップは予想以上に大きいようだ。

  • イ軍・フランコーナ監督「球団名の変更は正しいこと」

    2020.12.20 13:00 Sunday

     インディアンスは先日、2021年シーズン終了後のどこかのタイミングで球団名を変更する予定であることを正式に発表した。テリー・フランコーナ監督はこの件について「これは我々が1週間以上前から話し合っていたことだ」とコメント。「我々は常にリスペクトが欠けたことをしたくないと言い続けてきた。しかし、(アメリカ国内で様々な出来事があった)今年はそれを言い続けるだけでは正しくないということがわかった年だと思う」と語り、球団名変更の決定に理解を示した。

     インディアンスの球団名変更について初めて大きな動きがあったのは今年7月だ。インディアンスは球団が進むべきベストの道筋を決定するために、地元や全国のネイティブアメリカン団体やその他の関係者との話し合いを開始することを発表。そして、これらの議論を経て先日、早ければ2022年から球団名を変更し、新たな球団名でプレーする予定であることが正式に発表された。

     フランコーナは「我々がどう思うかではなく、最終的に最も大切なのは、球団名に影響を受けている人々がどのように感じるかということだった」とコメント。「だから、我々は1つの組織として、常に正しいことをしたいと考えてきた。球団が正しいことをしようとしていることについて、私は本当に誇らしく思っているよ」と球団名変更に賛同する姿勢を明確にした。

     また、どんな球団名になろうとも、フランコーナはクリーブランドの野球の歴史を削除する必要はないと考えている。「我々が本当に誇りに思っているのは球団名の『クリーブランド』の部分だ。(クリーブランド・インディアンスの)歴史は絶対に消えてほしくないし、リスペクトが欠けたことをしようとしていたわけじゃない。信じてほしい。我々がしようとしていたのはむしろ逆のことで、リスペクトしていたんだ」と熱く語った。

     クリーブランド・インディアンスとして戦う最後のシーズンになるであろう来季。否が応でも注目を集めるチームとなりそうだ。

  • エンゼルスの有望株・アデル 来季はマイナーで開幕か

    2020.12.20 12:30 Sunday

     球界有数の有望株として大きな期待を背負ってメジャーデビューしたジョー・アデル(エンゼルス)は攻守両面で実力不足を露呈し、期待外れのシーズンを過ごした。今季132打席を記録したため新人王資格を喪失したアデルについて、ジョー・マドン監督は「彼にはマイナーで過ごす時間がもう少し必要だ。それは間違いない」と語っている。マイナー最上位のAAA級でのプレー経験が27試合しかないアデルは、さらなる実力アップのため、来季の開幕をマイナーで迎えることになりそうだ。

     現在21歳のアデルは今年8月4日(現地時間)にメジャーデビュー。チームの正右翼手として38試合に出場したが、打率.161、3本塁打、7打点、OPS.478、7四球に対して55三振とメジャーレベルの投手に全く適応できず、右翼の守備でも守備防御点-4と精彩を欠いた。そもそも今季はマイナーリーグのシーズンが開催されないという特殊な事情があり、アデルの時期尚早なメジャー昇格はその影響。例年通りにマイナーリーグのシーズンが開催されていれば、アデルはシーズンの大半をAAA級で過ごしていたことだろう。

     アデルをマイナーでプレーさせるのであれば、エンゼルスはアデル再昇格までの「つなぎ役」として外野手を補強する必要がある。左翼にジャスティン・アップトン、中堅にマイク・トラウトが入るのは確実だが、40人枠内の外野手はこの2人とアデルのほかに、テイラー・ウォードとブランドン・マーシュの2人だけ。マーシュはまだメジャーデビューしておらず、今季34試合に出場して打率.277、0本塁打、OPS.716だったウォードに右翼のレギュラーを任せるとしても、彼のサポート役となる控え外野手が必要だ。

     今年9月に大ブレイクしたジャレッド・ウォルシュを一塁から右翼に回すことも可能だが、強打者へ変貌しつつあるウォルシュは一塁で打撃に専念させてあげたいところ。投手補強が急務のエンゼルスだが、ペリー・ミナシアンGMはどんな補強を見せてくれるだろうか。

  • エンゼルスなど複数球団がパイレーツ・マスグローブに興味

    2020.12.20 12:00 Sunday

     ジョー・マスグローブは「パイレーツで最もトレード価値の高い選手」と言われているが、その先発右腕に対して複数の球団が興味を示しているようだ。メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシによると、マスグローブに興味を示している球団のなかにはエンゼルス、ブルージェイズ、レッドソックスなどが含まれているという。また、「FanSided」のロバート・マレーは今年8月末のトレード期限にブルージェイズがマスグローブ獲得目前だったことを伝えている。

     パイレーツのベン・チェリントンGMは昨年11月に就任するまでブルージェイズで約3年にわたって球団副社長を務めていたため、ブルージェイズのマイナー組織に精通している。そうした事情もあり、今年8月末にブルージェイズとのトレード交渉を行っていたようだが、トレード成立には至らず、ブルージェイズは代わりにロビー・レイとロス・ストリップリングを獲得した。

     また、ブルージェイズはマスグローブにとってプロ入り時の球団でもある(2011年ドラフト1巡目・全体46位指名)。2012年7月にJ・A・ハップらを獲得するトレードでアストロズへ放出したが、先発投手のさらなる補強を目指している今オフ、マスグローブを呼び戻すことを検討しているようだ(マスグローブは2016年にアストロズでメジャーデビューしたあと、2018年1月にトレードでパイレーツへ移籍)。

     マスグローブは今季、故障の影響で8試合にしか先発できなかったが、39回2/3を投げて1勝5敗、防御率3.86、55奪三振を記録。奪三振率が前年の8.30から12.48へ急上昇し、FIP(守備の影響を排除した疑似防御率)でも自己ベストの3.42をマークしたため、評価が大きくアップしている。今季の年俸が280万ドルと安価で、FAまであと2年保有できる点も大きな魅力。先発投手の補強を必要とするチームからのオファーが殺到していると見られる。

  • ヤンキース レメイヒュー流出ならグレゴリアス呼び戻しか

    2020.12.20 11:30 Sunday

     ヤンキースはDJ・レメイヒューとの再契約を「今オフの最優先事項である」と明言している。しかし、レメイヒューの希望額とヤンキースの提示額には2500万ドル以上の開きがあることが報じられており、好打の二塁手と再契約できるかは不透明だ。そんななか、地元紙「ニューヨーク・ポスト」のケン・ダビドフはレメイヒュー流出の場合、ヤンキースがディディ・グレゴリアスの獲得を狙う可能性があると指摘。この「プランB」について「興味をそそられるシナリオだ」と述べている。

     ダビドフはヤンキースがグレゴリアスを獲得するメリットについて「右打者偏重の打線に左打者を加えられる」ことと「遊撃の守備に不安を抱えるグレイバー・トーレスを二塁へ移せる」ことを挙げている。また、2015年から2019年まで5シーズンにわたってヤンキースで活躍したグレゴリアスがフィリーズへ移籍した今季も「Twitterで絵文字を使ってヤンキースの勝利を祝福していた」ことにも言及した。

     グレゴリアスはデレク・ジーターの後継者としてヤンキースに迎えられ、2016年から3年連続で20本塁打以上を記録。2019年はトミー・ジョン手術のリハビリにより復帰が遅れ、82試合に出場して打率.238、16本塁打、61打点、OPS.718に終わったが、フィリーズへ移籍した今季は全60試合に出場して打率.284、10本塁打、40打点、OPS.827をマークし、自身の市場価値を立て直すことに成功した。

     グレゴリアスは日本時間12月18日にニューヨークのラジオ番組に出演し、「僕が言えるのはヤンキースでプレーした時間が本当に楽しかったということだけだ。最後は彼らの手に委ねられている。この先ヤンキースとレメイヒュー何が起こるかなんて誰にもわからない」と慎重なコメント。とはいえ、現在もヤンキースに良い印象を持っているのは間違いなく、オファーが届けば前向きに検討するのではないだろうか。

  • タイガースの有望株右腕・ファエドがトミー・ジョン手術へ

    2020.12.20 11:00 Sunday

     タイガースは日本時間12月20日、有望株右腕のアレックス・ファエドが今月中にトミー・ジョン手術を受ける予定であることを発表した。現在25歳のファエドは2017年ドラフト1巡目(全体18位)指名でタイガースに入団し、「MLB Pipeline」のプロスペクト・ランキングでは球団10位にランクイン。早ければ来季中にメジャーデビューすることが期待されていたが、復帰には通常14~16ヶ月を要するため、メジャー昇格は2022年以降に持ち越されることが確実となった。

     ファエドはプロ2年目の2019年にAA級で22試合に先発して115回1/3を投げ、6勝7敗、防御率3.90、134奪三振を記録。今年の春季キャンプではさらなる成長をアピールし、首脳陣に好印象を与えていたが、新型コロナウイルスに感染した影響で夏季キャンプには参加できなかった。その後、球団のマイナーキャンプ地でトレーニングを続けていたが、9月に右前腕痛を発症。結局、トミー・ジョン手術を受けることが決定した。

     タイガースの有望株がトミー・ジョン手術を受けるのは今年2人目。「MLB Pipeline」のプロスペクト・ランキングで球団9位にランクインしている左腕ジョーイ・ウエンツが今年3月にトミー・ジョン手術を受け、現在リハビリを続けている。ウエンツは2019年途中にトレードでブレーブスから加入し、AA級でファエドとともに先発ローテーションの一角を担った。

     タイガースは多くの有望株投手を抱えており、そのうちケーシー・マイズとタリク・スクーバルの2人が今季メジャーデビュー。マット・マニングもメジャー昇格を目前に控えている。しかし、その一方でウエンツとファエドの2人はトミー・ジョン手術で長期離脱。チーム再建はこれらの有望株投手の活躍にかかっているだけに、チームとしてはメジャー昇格組のさらなる成長と長期離脱組の順調な回復を祈っていることだろう。

  • ナショナルズ 球宴選出2度のリアルミュート獲得に興味

    2020.12.20 10:30 Sunday

     ジェームス・マッキャンがメッツと4年契約を結んだのと対照的に、球界を代表する捕手の1人であるJ・T・リアルミュートをめぐる市場は非常にスローペースな動きが続いている。そんななか、同地区でリアルミュートと7シーズンにわたって対戦してきたチームがリアルミュートの獲得に興味を示しているようだ。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンは日本時間12月20日、自身のTwitterでナショナルズがリアルミュートの獲得に興味を示していることを伝えた。

     リアルミュートのようにハイレベルな攻守を兼ね備えた捕手が市場に出てくるケースはそれほど多くない。マーリンズ時代の2018年から2年連続でオールスター・ゲームに選出され、フィリーズ移籍1年目の2019年にはシルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞をダブル受賞(前者は2年連続)。今季は47試合に出場して打率.266、11本塁打、32打点、4盗塁をマークし、OPS.840は自己ベストの数字だった。

     2019年から表彰が始まった「オールMLBチーム」では2019年にファースト・チーム、今季はセカンド・チームに選出。球界を代表する捕手の1人という評価は不動のものとなっている。そのため、今オフのFA市場では目玉選手の1人に挙げられ、大型契約を得ることが確実視されているものの、コロナ禍で財政状況が悪化している球団が多く、現時点では目立った動きがない。

     ヘイマンによると、ナショナルズのリアルミュート獲得は「オーナーが高額の補強を許可するか次第」だという。すでにマックス・シャーザー(7年2億1000万ドル)、スティーブン・ストラスバーグ(7年2億4500万ドル)、パトリック・コービン(6年1億4000万ドル)といった大型契約を抱えており、来季の年俸総額はすでに1億5000万ドルを超えている。シャーザーの契約は来季で終了するが、マーク・ラーナー・オーナーはどのような判断を下すだろうか。

  • 今季全休のジマーマン ナショナルズと再契約の可能性も

    2020.12.19 11:30 Saturday

     新型コロナウイルスへの感染を懸念して今季プレーしないことを選択したライアン・ジマーマンは現在FAとなっている。地元紙「ワシントン・ポスト」のバリー・スバルーガによると、プロ入り以来ナショナルズ一筋でプレーしてきた36歳のベテランは引退せず、来季もプレーすることを希望しているという。ナショナルズのマイク・リゾーGMはジマーマンと再契約を結ぶ可能性があることを示唆しており、ジマーマンはナショナルズでメジャー16年目のシーズンを迎えられるかもしれない。

     ジマーマンは2005年に誕生(モントリオール・エクスポズから本拠地移転とともに改名)したナショナルズにとって球団史上初のドラフト1巡目指名選手であり、同年9月にメジャーデビューして昨季まで15年間ナショナルズ一筋でプレー。通算1784安打、401二塁打、270本塁打、1015打点などの各部門で球団記録(前身のエクスポズも含む)を保持している。

     長年低迷が続いたあと、2017年に打率.303、36本塁打、108打点、OPS.930と復活を遂げ、8年ぶりのオールスター・ゲーム選出を果たしたが、その後は再び故障に悩まされるシーズンが続き、2018年は85試合で13本塁打。2019年はわずか52試合にしか出場できず、打率.257、6本塁打、27打点、OPS.736に終わった。今季は1年200万ドルでナショナルズと再契約したが、オプトアウト(出場辞退)を選択してプレーしなかった。

     ナショナルズは今オフ、ジマーマン、ハウィー・ケンドリック、エリック・テームズの3人がFAとなり、正一塁手が不在の状況。リゾーは先日、ジマーマン、ケンドリックの両選手と再契約を結ぶことに興味を持っていることを明らかにしていた。ジマーマンは昨オフ、「ナショナルズからのオファーがなければ引退するつもりだった」ことが報じられていたが、今オフも愛着のあるナショナルズと再契約を結び、現役を続行することになるのだろうか。

  • クレビンジャー離脱のパドレス レッズ・グレイに興味

    2020.12.19 11:00 Saturday

     パドレスは今季途中にインディアンスから獲得したマイク・クレビンジャーがトミー・ジョン手術を受け、来季を全休することが確実となっている。それに伴いクレビンジャーの穴を埋める先発投手の獲得を目指しており、「FanSided」のロバート・マレーによると、ソニー・グレイ(レッズ)の獲得に興味を示しているようだ。今オフのレッズは年俸総額の削減を進めており、先発ローテーションの一角を担うグレイの放出にも前向きであることが報じられている。

     現在31歳のグレイは2019年1月にヤンキースからトレードでレッズへ移籍し、2022年までの4年契約(2023年は球団オプション)を結んだ。移籍1年目の2019年は31試合に先発して175回1/3を投げ、11勝8敗、防御率2.87、205奪三振の好成績をマーク。今季は9月に調子を落とし、11先発で5勝3敗、防御率3.70に終わったが、8月末の時点では5勝1敗、防御率1.94を記録していた。

     「ジ・アスレチック」のデニス・リンは先日、来季のパドレスの年俸総額が今季(およそ1億5000万ドル)よりも減額される可能性が高いことを伝えた。リンによると、パドレスはまだ来季の年俸が確定していない選手の予想額を含めると、すでに1億2000万ドルほどの年俸を抱えているという。これに従えば、補強に使える予算は多くて2000万ドル前後ということになるだろう。

     その点において、グレイはパドレスの財政状況にフィットする存在と言える。2021年と2022年の年俸は1000万ドル、2023年の球団オプションも1200万ドルと良心的な金額になっており、パドレスの補強予算内で獲得が可能。最大であと3年保有できるのも大きな魅力だ。その分、トレードでの獲得には大きな対価が必要になることが予想されるが、パドレスは獲得を実現できるだけの若手有望株を抱えている。トレードが実現する可能性は十分にありそうだ。

  • ナショナルズ レッズ・スアレス獲得に向けてトレード交渉

    2020.12.19 10:30 Saturday

     1年前のオフにアンソニー・レンドンがエンゼルスへ流出したナショナルズは今季、「主軸打者」と「正三塁手」という2つの面でその穴を埋めることができなかった。今オフはその課題をクリアするための補強に動くことが確実視されており、「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンによると、レッズの正三塁手エウヘニオ・スアレスの獲得に向けてトレード交渉を行っているという。なお、マイク・リゾーGMは先日、クリス・ブライアント(カブス)の獲得に動く可能性を否定していた。

     スアレスはメジャーデビューから毎年順調に本塁打数を増やし、2018年は打率.283、34本塁打、104打点、OPS.892の好成績でオールスター・ゲーム初選出。2019年には打率.271、49本塁打、103打点、OPS.930と自己最高の成績を残した。今季は57試合に出場して打率.202、15本塁打、38打点、OPS.781に終わったが、8月23日(現地時間)以降の33試合に限れば12本塁打、31打点、OPS.942をマークした。

     現在29歳のスアレスは2024年まで総額6600万ドルの7年契約(2025年は球団オプション)を結んでおり、年俸は来季が1050万ドル、2022~24年の3年間が1100万ドル。決して高額とは言えないが、今オフのレッズはアーチー・ブラッドリーをノンテンダーFAとし、ライセル・イグレシアスをトレードでエンゼルスへ放出したほか、ソニー・グレイにもトレード放出の噂が浮上しており、さらなる年俸総額削減のためにスアレスの放出が検討される可能性はある。

     ヘイマンはナショナルズとレッズのトレード交渉の状況について「差し迫ったものは何もない」と伝えており、おそらく交渉はまだ初期段階。ナショナルズがスアレスを獲得するのであれば、若手三塁手のカーター・キーブームはトレード要員となるだろう。また、ナショナルズが放出を拒むであろう若手有望株としてジャクソン・ラトレッジ、ケイド・キャバリの両投手と今季デビューして二塁のレギュラー格として起用されたルイス・ガルシアの名前が挙げられている。

  • バウアーの他球団移籍は確実か 「レッズには高すぎる」と米記者

    2020.12.19 10:00 Saturday

     今季ナショナル・リーグのサイ・ヤング賞に輝く見事な活躍を見せ、レッズの7年ぶりのポストシーズン進出に大きく貢献したトレバー・バウアーだが、この右腕がレッズに残留する可能性はほとんどなさそうだ。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンは日本時間12月19日、「バウアーはレッズには高すぎる。来年は他のチームで投げることになるだろう。これは驚くことではない」とツイート。レッズにはバウアーを引き留めるだけの資金力がないとの見通しを示した。

     今季のバウアーは11試合に先発して2完封を含む5勝4敗、防御率1.73、100奪三振の好成績をマーク。ダルビッシュ有(カブス)、ジェイコブ・デグロム(メッツ)らとの争いを制し、自身初のサイ・ヤング賞を受賞した。シーズン終了後にはレッズからのクオリファイング・オファー(年俸1890万ドルの1年契約)を拒否しており、バウアーが他球団と契約した場合、レッズは来年のドラフトで補償指名権を得られる。

     ヘイマンは「レッズはそんなに後悔すべきではない。彼はチームをポストシーズンへ導き、好投し、球団史上初のサイ・ヤング賞をもたらした。さらに(バウアーが他球団へ移籍すれば)ドラフト指名権も獲得できる」と述べ、昨年7月末にバウアーを獲得したトレードが成功だったことを強調。バウアーがレッズに十分な成果をもたらしたとの見解を示した。

     レッズは今オフ、今季途中に獲得したアーチー・ブラッドリーをノンテンダーFAとしたほか、クローザーのライセル・イグレシアスをトレードでエンゼルスへ放出。先発ローテーションからはバウアーとアンソニー・ディスクラファーニがFAとなり、ディスクラファーニはジャイアンツと契約した。さらにソニー・グレイにもトレード放出の噂が浮上している。しかし、レッズはチーム再建に向かおうとしているわけではなく、「戦力と年俸のバランスを整える」ための動きであると見られている。

     遊撃手の補強を今オフの最優先事項に掲げるレッズ。退団した投手の穴埋めも必要だが、今後どのような補強を展開していくのだろうか。

  • ツインズが遊撃手補強に動く? 大物選手獲得の可能性も

    2020.12.19 02:30 Saturday

     「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールによると、ツインズはマイナーの上位階級でプレーするプロスペクト(若手有望株)やルイス・アライズのような若手主力選手をトレードの駒とすることを検討しているようだ。これにより、ホルヘ・ポランコに代わる新たな遊撃手の獲得に動く可能性があるという。その場合、フランシスコ・リンドーア(インディアンス)やトレバー・ストーリー(ロッキーズ)といったスター遊撃手も候補となりそうだ。

     ツインズでは現在、ポランコが正遊撃手を務めており、2019年は153試合に出場して打率.295、22本塁打、79打点、OPS.841の好成績をマーク。オールスター・ゲーム初選出を果たした。ところが、今季は55試合に出場して打率.258、4本塁打、19打点、OPS.658と成績が悪化。遊撃守備でも2015年から6年連続でマイナスの守備防御点を記録するなど、精彩を欠くシーズンが続いており、ツインズは遊撃手のグレードアップを検討していると見られる。

     現在23歳のアライズは、メジャーデビューした2019年に92試合で打率.334、今季も32試合で打率.321をマークしており、未来の首位打者候補として注目を集める存在。また、アレックス・キリロフ、トレバー・ラーナック、ブレント・ルーカーと外野のプロスペクトがダブついているため、このうちの誰かがトレード要員となる可能性は十分にある。アライズとキリロフ(もしくはラーナック)を中心としたパッケージを用意すれば、リンドーアやストーリーの獲得も決して不可能ではないかもしれない。

     アライズを放出して新たな遊撃手を獲得した場合、ポランコは二塁へのコンバートが濃厚。また、ローゼンタールは「FA選手を獲得することで遊撃手をグレードアップすることもできる」と指摘しており、その1つとして「マーカス・セミエンとの2年契約」を挙げている。ポランコとの契約が少なくとも2023年まで残っているツインズだが、「正遊撃手・ポランコ」に見切りをつけ、遊撃手補強に動くことになるのだろうか。

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