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  • メジャー復帰を目指すマイコラスに10球団以上が興味?

    2017.12.4 12:18 Monday

     日本プロ野球の巨人で3シーズンを過ごしたマイルズ・マイコラスが来季のメジャーリーグ復帰を目指している。MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、日本で好成績を残した29歳の右腕には少なくとも10球団からのオファーが届いているようだ。

     マイコラスは2012年にパドレスでメジャーデビューを果たし、この年は25試合すべてにリリーフで登板して防御率3.62をマーク。翌2013年は2試合のみの登板に終わり、同年オフにアレックス・ディッカーソンとのトレードでジェフ・デッカーとともにパイレーツへ移籍した。しかし、その1ヶ月後にクリス・マギネスとのトレードでレンジャーズへ移籍。2014年はレンジャーズで10試合に先発し、2勝5敗、防御率6.44という成績を残した。

     2015年に巨人へ加入したマイコラスは、いきなり13勝3敗、防御率1.92の好成績をマーク。3年目の今季も14勝8敗、防御率2.25という素晴らしい成績を残し、3年間の通算成績は62試合に登板して31勝13敗、防御率2.18という極めて優れたものとなっている。マイコラスはメジャー復帰の意思を示しており、古巣のレンジャーズなどが獲得に動いていることが報じられている。

     少なくとも10球団が興味を示していることを考えると、マイコラスがメジャー契約を手にする可能性は非常に高い。メジャー1年目はリリーバーとしてまずまずの成績を残したマイコラスだが、日本球界で過ごした3年間を経てスターターとして成長を遂げたマイコラスが先発ローテーションの座を手中に収める可能性は十分にある。また、マイコラス獲得を狙う各球団はマイコラスのことを先発ローテーション候補と見なしているはずだ。

     広島で2年間プレイし、メジャー復帰後の6シーズンで4度の2ケタ勝利を含む計65勝を挙げたコルビー・ルイスの例もある。大物先発投手に手を出す余裕のない球団にとって、マイコラスはお買い得な獲得候補となるかもしれない。


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  • カージナルスがロンゴリア獲得に興味か

    2017.12.4 12:00 Monday

     アレックス・コロメイ(レイズ)の獲得に向けてトレード交渉を行っているカージナルスだが、この2球団間のトレードに大物三塁手が含まれる可能性が出てきた。その大物三塁手とはもちろん、レイズ史上最高のスター選手であるエバン・ロンゴリアだ。

     強打者とクローザーの補強が今オフの課題となっているカージナルス。強打者の部門ではジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)の獲得を目指しており、クローザーの部門ではコロメイの獲得を狙っている。しかし、カージナルスがスタントン獲得に失敗した場合、打線の補強と三塁のグレードアップを両立できるロンゴリアをコロメイとともに獲得する大型トレードに動く可能性が浮上している。

     シーズン終了後に32歳の誕生日を迎えたロンゴリアは今季、156試合に出場して打率.261、20本塁打、86打点、OPS.737をマーク。OPSは.724に終わった2014年に次いでキャリアで2番目に低い数字であり、決して満足のいくシーズンではなかったが、10年のキャリアで9度目となる20本塁打、8度目となる80打点はなんとかクリアした。三塁の守備では昨季キャリアワーストの-9まで悪化した守備防御点が今季は+11へと回復。かつての好守を取り戻した感がある。

     カージナルスは来季、三塁にマット・カーペンターないしジェッド・ジョーコを起用する見込みだが、ロンゴリアを獲得するのであればこの2人のいずれかがトレード要員に含まれる可能性が高い。また、人員余剰気味の外野からランドール・グリチックないしスティーブン・ピスコッティあたりもトレード要員となるだろう。

     2年連続でポストシーズン進出を逃し、「打倒・カブス」を目標にポストシーズン返り咲きを目指して積極的に動いている今オフのカージナルス。現時点ではスタントン獲得が最優先事項となっているが、その裏ではスタントン獲得に失敗した場合の「プランB」もしっかり準備しているようだ。カージナルスは最終的にどのような動きに出るのか。今後の動向に注目だ。


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  • スタントンのトレードは本人の決断待ち

    2017.12.4 11:21 Monday

     ジャンカルロ・スタントンのトレードについて、マーリンズはジャイアンツ、カージナルスと基本的な枠組みで合意に達したようだ。あとはスタントンがトレード拒否権を破棄して移籍を受け入れる決断をするだけ。スタントンはどのような決断を下すのだろうか。

     日本時間12月4日、複数のソースがマーリンズとジャイアンツ、カージナルスの間でトレードの基本的な枠組みが合意に達したことを報じた。この2球団はいずれもオフシーズン当初からスタントン獲得に積極的な姿勢を貫いてきた。スタントンの代理人と両球団が面会した際にスタントンも同席し、それぞれの編成担当者から熱意を直接伝えられたと見られている。スタントンの第一希望はドジャースであることがすでに報じられているが、今回の面会を経て、スタントンの心境に変化が生まれた可能性もある。

     ジャイアンツが提示しているトレード要員には球団2位のプロスペクトであるクリス・ショウ(外野手兼一塁手)、同3位のタイラー・ビーディ(右投手)、同4位のヘリオット・ラモス(外野手)が含まれていると見られている。また、正二塁手のジョー・パニックが含まれる可能性もあるようだ。

     一方、カージナルスはマーリンズが欲している有望な若手投手を多数抱えており、球団3位のプロスペクトであるジャック・フラハティ(右投手)や同9位のサンディ・アルカンタラ(右投手)を中心としたトレード要員を提示していると見られている。また、スタントンの残り契約に関してジャイアンツを上回る金額を負担する意思を示したとの報道もあり、打線の核を必要とするカージナルスの本気度がうかがえる。

     ドジャースも引き続きマーリンズと連絡を取り合っているようだが、ぜいたく税の問題もあり、トレード交渉に大きな進展はない模様。マーリンズがスタントンの残り契約の大部分を負担することを移籍先の球団に求めている以上、ドジャースへの移籍は実現しない可能性が高い。残り10年2億9500万ドルという契約を残すスタントンだが、2020年オフにオプトアウトできる権利を有している。ジャイアンツまたはカージナルスで3シーズンを過ごし、2020年オフにフリーエージェントとなってドジャースと契約するというプランも選択肢の一つとなるかもしれない。


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  • 大谷争奪戦からヤンキースなどが脱落 マリナーズが最有力?

    2017.12.4 10:38 Monday

     大谷翔平(北海道日本ハム)の獲得に向けて、大谷側が要求した質問書を提出した各球団。その「書類審査」の結果が各球団へ伝えられ、マリナーズやジャイアンツが次のステップに進んだ一方、ヤンキース、ツインズ、レッドソックスなどが争奪戦から脱落したようだ。

     日本時間12月4日、「書類審査」の結果が次々と明らかになった。大谷獲得に積極的な姿勢を見せていたヤンキースやツインズのほか、ブルージェイズ、ダイヤモンドバックス、アスレチックス、メッツ、ブリュワーズ、パイレーツ、レッドソックスと少なくとも9球団が「書類審査」を通過できなかったことが判明。この9球団以外に、そもそも大谷獲得に積極的でなかった球団もあり、「書類審査」の段階で大谷の移籍先はかなり絞られたと言える。

     ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは「落胆しているよ」とコメント。大谷側はヤンキースに対して、ヤンキースが提出した書類は素晴らしいものだったが、西海岸の球団でないこと、大都市の球団であることなどが大谷の希望に合致しなかったことを伝えたようだ。大谷の希望は「西海岸の球団であること」と「大都市の球団でないこと」を満たす球団であることが確実となった。

     また、300万ドル以上のインターナショナル・ボーナスプールを残すヤンキースとツインズが争奪戦から脱落したことにより、大谷のなかで契約金など金銭面の条件は優先順位が低いことが改めて強調される形となっている。金銭面の条件よりも、自らが望む環境でプレイすることを最優先に考えているということだろう。

     現時点で大谷獲得の有力候補と見られているのはマリナーズとジャイアンツ。ともに西海岸に本拠地を置く球団である。特にマリナーズは今後の契約交渉に現役の主力選手や球団を代表するOB選手を出席させることを示唆するなど、極めて積極的な姿勢を示しており、大谷獲得の最有力候補に挙げる声も多い。パドレスやドジャースなども「書類審査」を通過したと見られており、日本時間12月23日の契約交渉期限まで激しい争奪戦が継続されることになりそうだ。


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  • ロッキーズが抑えのデービス&ブリットンに興味

    2017.12.3 21:09 Sunday

     8年ぶりにポストシーズン進出を果たしたロッキーズでは今オフ、抑えとして活躍したグレッグ・ホランドがFAになったことで新たな守護神候補を探している。今オフの獲得候補として名前が挙がっているのがウェイド・デービス(カブス)とザック・ブリットン(オリオールズ)の2人だ。

     カブス移籍1年目となったデービスは新たな抑えとした活躍し、59試合に出場して4勝2敗32セーブ 防御率2.30の成績を残した。ナショナルズとのナ・リーグ地区シリーズ(NLDS)第5戦ではキャリア初となる7アウトクロージングを経験したが、ポストシーズンでは5試合で4セーブも防御率4.26と安定感を欠いた。不完全燃焼のシーズンに終わったが、通算79セーブの実績はクローザー不足の球団にとって魅力的な選手の1人だ。

     一方のブリットンは開幕当初は登板していたものの、4月中旬と5月初旬に2度の故障者リスト(DL)入りをして本来の投球ができずに苦しむ時期もあった。7月に復帰を果たすと日本時間7月24日のアストロズ戦で55連続セーブ成功のア・リーグ記録を樹立した。しかし、その1ヶ月後のアスレチックス戦では3被安打 2失点と打たれこの連続セーブ記録は「60」でストップした。最終的には38試合に登板して2勝1敗15セーブ 防御率2.89の成績だった。記録が途切れたとはいえ、ブリットンの実力を評価する球団は多い。オリオールズは彼をトレード候補に挙げているという。

     FOXスポーツのジョン・モロシ記者によると「ロッキーズは抑えに空きがあるためデービスとブリットンに興味を持っている」とのこと。チームのジェフ・ブリディッジGMも「抑えの補強はキーポイントになる」と話していたことからホランドに続く実績がある投手をロッキーズは探している。果たしてデービスとブリットンのどちらを狙うのだろうか。もし、獲得に成功できればチームにとって心強い味方になる。今後の動向に注目だ。


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  • ホワイトソックスがW.カスティーヨを獲得

    2017.12.2 09:20 Saturday

     12月に突入し、FA市場も活気づいている。選手としては1日でも早く来季の契約を済ませたいところだろう。日本時間12月2日、ホワイトソックスがオリオールズからFAとなっていたウェリントン・カスティーヨと2年契約を結んだ。

     今季、ダイヤモンドバックスから入団したカスティーヨはこれまで正捕手を務めていたマット・ウィータースの後釜として期待された。開幕前にはドミニカ共和国代表の一員としてWorld Baseball Classicにも出場し、打てる捕手としてチームをけん引した。その後、シーズンが始まると5月には右肩など2度の故障でマイナー落ちを経験するも6月から復帰。後半戦は打率.313 12本塁打 28打点と活躍し、本来の打撃を取り戻した。最終成績は96試合で打率.282 20本塁打 53打点でシーズン終了後はFAとなり新天地を探していた。

     今回、カスティーヨは2年1500万ドル、3年目は800万ドルの球団オプション付きで契約。ホワイトソックスのリック・ハーンGMは「カスティーヨの獲得はチームを短期、長期の両方の観点でみても大きな力になる。彼は近年、活躍している捕手の1人であり若い投手はもちろん、捕手にも大きな影響を与えることだろう」と新戦力に大きな期待をしている。

     既にカスティーヨ本人も自身の役割を自覚しており「ホワイトソックスは若い選手が多い。彼らと共にプレーするのが楽しみだよ。ぜひ彼らの力になりたいね」と話す。特に今季、チームの正捕手争いは25歳のオマー・ナルバエスと29歳のケバン・スミスの2人で繰り広げられ、ナルバエズは90試合で2本塁打、一方のスミスは87試合で4本塁打だった。この2人に長打力が加われば来季の打線は強力になるだろう。カスティーヨは捕手としてのリードだけではなく、自慢の打撃も伝授していく。


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  • 本職以外のポジションを守った選手によるオールスター・チーム

    2017.12.1 18:44 Friday

     162試合という長い戦いのなかでは試合展開やアクシデントなどにより、本来のポジションではない守備位置に就く選手もいる。MLB公式サイトの「Cut4」ではそうした「本職以外のポジションを守った選手」によるオールスター・チームを紹介している。

     投手はスクーター・ジェネット(レッズ)。1試合4本塁打を記録するなど今季ブレイクを遂げたジェネットは8月14日のカブス戦で敗戦処理として登板し、1イニングを投げた。サイドハンドからの投球で敗戦処理としての役割を果たし、「1試合4本塁打&投手として登板」を同一シーズンに経験した史上初の選手となった。

     捕手はアンドリュー・ロマイン(タイガース)。ポストシーズン争いが決着し、消化試合となった9月30日のツインズ戦でメジャー17年ぶりとなる「1試合9ポジション出場」を達成した。なお、ロマインは弟・オースティン(ヤンキース)から譲り受けたキャッチャーミットでキャリア初の捕手としての出場を乗り切った。

     一塁はブライアン・ミッチェル(ヤンキース)。4月30日のオリオールズ戦でミッチェルは9回表に登板し、1イニングを無失点に抑えた。するとヤンキースは9回裏に2点を奪って同点に追い付き、試合は延長戦へ。ジョー・ジラルディ監督は10回表にアロルディス・チャップマンを投入したが、延長戦が続く可能性を考慮してミッチェルに一塁を守らせる決断をした。ミッチェルは11回表に再びマウンドに上がったが、二死一、二塁から連続タイムリーを浴びて3失点。敗戦投手となった。

     二塁はチェイス・ヘッドリー(ヤンキース)。7月22日のマリナーズ戦、9回表に追い付いたヤンキースは内野手が足りなくなり、一塁に捕手のオースティン・ロマインを置き、遊撃には二塁からロナルド・トレイエスを回し、空いた二塁にヘッドリーを入れた。ヘッドリーはメジャー通算1350試合目にして初めての二塁手としての出場だった。

     三塁はトラビス・ダーノウ(メッツ)。内野手に故障者が続出し、メッツは8月16日のヤンキース戦で捕手のダーノウを内野手として起用せざるを得なかった。相手打者の左右に応じてアズドゥルバル・カブレラと守備位置を入れ替えたため、ダーノウの守備位置は公式記録には「3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B」と記録されている。

     遊撃はジョシュ・ドナルドソン(ブルージェイズ)。トロイ・トゥロウィツキーの故障離脱により、ジョン・ギボンズ監督は好守の三塁手であるドナルドソンを遊撃で起用することを決断した。8月中旬から後半にかけてスタメンで2試合、試合途中から2試合、遊撃を守り、合計18イニング、6度の守備機会を無失策で終えている。

     左翼はホゼ・レイエス(メッツ)、中堅はフレディ・ギャルビス(フィリーズ)、右翼はハビアー・バイエズ(カブス)と外野3ポジションにはいずれも遊撃手(ないし二塁手)が名を連ねた。レイエスはアメッド・ロサリオ、ギャルビスはJ.P.クロフォードというトップ・プロスペクトにポジションを明け渡すために外野へ回った形。バイエズは外野手が足りなくなり、ジョー・マドン監督の依頼を受けて右翼の守備に就いた。

     今回はオールスター・チームということで9人を紹介するにとどまったが、他にも意外なポジションの守備に就いた選手はたくさんいる。守備のスタッツを眺めながら、そのような選手を探してみるのも面白いかもしれない。

  • 明日に迫るノンテンダー期限 近年の事例を振り返る

    2017.12.1 17:33 Friday

     年俸調停権を有している選手へ契約をテンダー(提示)する期限が日本時間12月2日に迫っている。2002年オフにデービッド・オルティスがツインズから契約をテンダーされず、レッドソックスと契約した例は有名だが、ここでは近年の事例を振り返ってみたい。

     メジャーを代表する捕手として活躍しているラッセル・マーティン(ブルージェイズ)は2010年オフにドジャースとの契約交渉が決裂し、ノンテンダーFAとなった。その後、ヤンキースで2年、パイレーツで2年、ブルージェイズで3年プレイし、所属したチームは2011年から2016年まで6年連続でポストシーズンに進出。パンチ力と選球眼を兼ね備えた打撃と優秀なフレーミング技術を誇る守備の両面でチームに大きく貢献し、メジャーを代表する捕手としての地位を不動のものとしている。

     メジャーを代表するスラッガーとして活躍するエドウィン・エンカーナシオン(インディアンス)もノンテンダーを経験した選手の一人である。21本塁打を放った2010年オフにブルージェイズからDFAとなり、ウエーバーでアスレチックスへ移籍。しかし、アスレチックスはエンカーナシオンに対して契約をテンダーせず、エンカーナシオンはブルージェイズと再契約を結んだ。すると、エンカーナシオンは2012年に42本塁打、110打点と大ブレイク。2012年から今季まで6年連続で34本塁打以上を放ち、同期間に100打点以上も5回記録している。

     ドジャースで主軸打者として活躍しているジャスティン・ターナーも2013年オフにノンテンダーを経験した。メッツで控え内野手として3年間プレイしたターナーだが、メッツは年俸の上昇を嫌って契約をテンダーせず。ターナーは翌2014年2月にマイナー契約でドジャースに加入した。すると、移籍1年目に規定打席不足ながら打率.340をマークする活躍を見せ、そのまま正三塁手に定着。直近2年はいずれもMVP投票で10位以内にランクインするなど、リーグを代表する好選手へと成長を遂げた。

     これらの事例が示すように、元所属球団から契約提示を拒否されたノンテンダーFAのなかにスター級の才能が眠っていることは多々ある。今オフ、ノンテンダーから新たなドラマが生まれるかもしれない。

  • 成長を遂げたトゥイバイララ 来季はブルペンのキーマンか

    2017.12.1 16:22 Friday

     今オフのカージナルスは中軸を任せることのできる強打者(現在のターゲットはマーリンズのジャンカルロ・スタントン)のほか、試合終盤を任せることのできるリリーバーの獲得を目指している。しかし、ひょっとすると来季のクローザーは現有戦力から誕生するかもしれない。

     サム・トゥイバイララはカリフォルニア州出身の25歳。マイナー・オプションがなくなった状態で来季を迎えるため、来季トゥイバイララを25人枠から外してマイナーへ降格させる際にはウエーバーを経由させる必要がある。ウエーバーにかけると他球団へ流出してしまう可能性があるが、カージナルスがトゥイバイララをウエーバーにかける可能性は極めて低い。なぜなら、この25歳右腕は今季急成長を遂げ、37試合に登板して防御率2.55という好成績を残したからだ。

     昨季までのトゥイバイララは速球の威力こそあるものの、それ以外の球種を有効に使えず、制球力にも不安を抱えていたため、メジャーとAAA級を往復する日々が続いていた。しかし、今季は制球が安定し、カーブを有効に使えるようになり、ピッチングの安定感が急激に増した。「一年前と比べるとはるかに成長しているよ。速球に少し動きが加わっているし、変化球も安定しつつある。順調に成長しているね」とマイク・マシーニー監督も若き救援右腕の成長に目を細める。

     カージナルスは今季終盤、トゥイバイララをより重要度の高い場面でテストした。最終8登板で打たれたヒットは5本、許した得点は1点だけであり、与えた四球はゼロ。期待以上のピッチングを見せたと言っていいだろう。「どの球種でもストライクを取れるようになったということを証明できたと思う。今季は打者を攻めることができたし、四球を減らすこともできた。四球を減らすことができたのは大きな進歩だよ。いつまでも簡単に歩かせるわけにはいかないからね」とトゥイバイララ自身も手応えを感じている。

     2015年にAAA級で17セーブ、防御率1.60、今季もAAA級で6セーブ、防御率1.27をマークしており、クローザーの適性はある。さらなる成長を遂げれば、メジャーの舞台でもクローザーとして十分に活躍できるはずだ。2018年シーズンのカージナルスは、トゥイバイララがブルペンのキーマンとなるかもしれない。


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  • 有望株・ロサリオが師匠・レイエスのメッツ復帰を希望

    2017.12.1 15:41 Friday

     メッツの有望株、アメッド・ロサリオ以上にホゼ・レイエスのメッツ復帰を望んでいる人間はいないだろう。ロサリオは今季、スプリング・トレーニングとメジャーに昇格した8月以降の大半をレイエスとともに過ごした。そして現在、フリーエージェントとなった「師匠」のメッツ復帰を誰よりも望んでいる。

     「もちろん、彼(=レイエス)がいてくれるなら大きなことだよ。僕にとってだけではなく、チーム全体にとって大きいと思う。彼はたくさんのエネルギーをもたらしてくれる男だからね」とロサリオはレイエスについて語る。ドミニカ共和国出身のロサリオは、レイエスに憧れて成長してきた。彼ら2人が初めて顔を合わせたのは、昨季レイエスが出場停止処分からの戦列復帰に向けてAA級で調整を進めていたときだ。今年のスプリング・トレーニングでも長い時間を共有し、ロサリオのメジャー昇格以降も多くの時間をともに過ごした。

     しかし、来季のメッツは球団有数の有望株であるロサリオを正遊撃手として起用する方針だ。アズドゥルバル・カブレラやマット・レイノルズなど、ほかにも遊撃を守ることのできる内野手はおり、必ずしもレイエスを呼び戻す必要はない。ただし、レイエスはメッツでキャリアを終えたいという希望を持っており、メッツが契約してくれるのであれば年俸の引き下げに応じる可能性は高い。レイエスは遊撃のほかに二塁や三塁を守ることができ、今季は外野守備にも挑戦。15本塁打、24盗塁を記録するなどパンチ力とスピードにも顕著な衰えは見られず、ユーティリティ・プレイヤーとして呼び戻すことを検討する価値はあるだろう。

     一方、ロサリオもレイエスのことばかりを気にしている場合ではない。今季メジャーでは46試合に出場して打率.248、4本塁打、7盗塁、OPS.665をマークしたが、170打席で選んだ四球は3つだけ。「調整が必要だ。おそらくこれがメジャーに昇格した際に最も大変なことなんだろうね」とロサリオも自身の課題を把握しており、来季の活躍に向けて重要なオフシーズンを過ごすことになりそうだ。


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      10月10日 2017年メッツ名場面集

  • レッドソックス ユーキリスら5人の球団殿堂入りが決定

    2017.12.1 14:53 Friday

     日本時間12月1日、レッドソックスはデレク・ロウ、ケビン・ユーキリス、マイク・ローウェル、バック・フリーマン、アル・グリーンの5名が球団殿堂入りを果たしたことを発表した。ロウは2004年、ユーキリスとローウェルは2007年のワールドシリーズ制覇時に主力選手として活躍した。

     「とても光栄だし、とても恐縮だし、ちょっと驚いているよ」と語ったのはユーキリス。チームが「バンビーノの呪い」を解き、86年ぶりのワールドシリーズ制覇を成し遂げた2004年にメジャーデビューを果たし、2007年は打率.288、16本塁打、83打点、OPS.843をマークしたようにすでに主力選手へと成長していた。2008年からは3年連続で打率.300、OPS.950をクリアするなど打線の軸として活躍。レッドソックスでプレイした9シーズンで打率.287、133本塁打、564打点、OPS.875をマークした。ユーキリスは「まだ信じられないよ」と驚きを隠せない様子ながらも、球団殿堂入りの喜びを噛み締めていた。

     シンカーを武器に活躍したロウは、1997年7月末にヒースクリフ・スローカムとのトレードでジェイソン・バリテックとともにレッドソックスへやってきた。将来の主力投手と正捕手を同時に獲得したこのトレードは、球団史上最高のトレードの一つに数えられている。リリーバーとして頭角を現し、2000年には42セーブで最多セーブのタイトルを獲得したが、2002年に先発転向。いきなり21勝を挙げ、ドジャースを経てブレーブスでプレイした2010年まで9年連続で2ケタ勝利を記録。2002年4月には本拠地フェンウェイ・パークでノーヒッターを達成した。レッドソックスで過ごした8シーズンの通算成績は384試合(うち111先発)で70勝55敗85セーブ、防御率3.72となっている。

     強打の三塁手として活躍したローウェルは、2005年オフにハンリー・ラミレスらとの3対4のトレードでジョシュ・ベケットらとともにレッドソックスに加入。これを機にユーキリスは三塁から一塁へ本格コンバートされることになった。レッドソックス2年目の2007年は打率.324、21本塁打、120打点、OPS.879という素晴らしい成績を残し、ワールドシリーズではMVPを受賞。地区シリーズやリーグ優勝決定シリーズでも好成績を残しており、間違いなく世界一の立役者の一人だった。レッドソックスでプレイした5シーズンで打率.290、80本塁打、374打点、OPS.814をマークしている。

     フリーマンは1890年代末から1900年代にかけて活躍した好打の外野手。1903年に本塁打王、1902年と1903年に打点王に輝くなど、レッドソックスでプレイした7シーズンで打率.286、48本塁打、504打点、OPS.781をマークした。グリーンは主にフェンウェイ・パークのインフォメーション・ブースで44年間にわたって活躍した球団職員であり、元選手以外では今回唯一の選出となった。


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  • ブレーブスがブラザーズとの年俸調停を回避して1年契約

    2017.12.1 12:36 Friday

     日本時間12月1日、ブレーブスは救援左腕のレックス・ブラザーズとの年俸調停を回避し、1年契約で合意に達した。ブラザーズは来季の球団オプションを破棄されたあと年俸調停対象選手となっていたが、今回の契約合意により来季もブレーブスの一員としてプレイすることになった。

     ロッキーズ時代の2012~2014年に3年連続で72試合以上に登板した実績を誇るブラザーズだが、故障の影響もあり、2015年に17試合に登板したのを最後にメジャーの舞台から姿を消していた。今年4月にブレーブスとマイナー契約を結び、6月下旬に2年ぶりのメジャー復帰。27試合に登板して4勝3敗、防御率7.23に終わったものの、23回2/3で33三振を奪うなど実力の片鱗は示した。奪三振率12.55は20試合以上に登板した投手のなかではチームトップの数字であり、25回以下で30三振以上を奪ったのは両リーグのリリーバーでただ一人。また、左打者を打率.216に抑えており、こうしたパフォーマンスが評価されて契約合意に至ったのだろう。

     ブラザーズの全盛期はロッキーズ時代の2013年。この年は72試合に登板して12ホールド、防御率1.74の好成績を残しただけでなく、チーム事情により後半戦からはクローザーに抜擢され、19セーブをマークした。通算ではロッキーズで5シーズン、ブレーブスで1シーズンを過ごし、313試合に登板して20勝14敗20セーブ63ホールド、防御率3.76、奪三振率10.52をマークしている。

     ブレーブスはブラザーズのほかにマイク・フォルティネビッチ、アローディス・ビスカイーノ、ダン・ウィンクラー、サム・フリーマン、マット・アダムス、ジェイス・ピーターソン、ダニー・サンタナの7人が年俸調停権を持っている。特にアダムスはフレディ・フリーマンの存在によりポジションがないため、ブレーブスがトレードでの放出に向けて動いているとの報道がある。ノンテンダーの期限は明日に迫っており、ブレーブスの決断に注目が集まる。


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  • エンゼルスが通算176セーブのジム・ジョンソンを獲得

    2017.12.1 12:09 Friday

     日本時間12月1日、エンゼルスは若手左腕のジャスティン・ケリーをブレーブスへ放出し、通算176セーブの実績を誇るジム・ジョンソンとインターナショナル・ボーナスプール121万ドルを獲得。エンゼルスのインターナショナル・ボーナスプール残高はメジャーで8番目となった。

     エンゼルスは今オフ、ブルペンからヒューストン・ストリート、バド・ノリス、アンドリュー・ベイリー、ジェシー・チャベス、フェルナンド・サラス、ユスメイロ・ペティートらがフリーエージェントとなり、リリーバーの補強を必要としていた(ペティートは昨日アスレチックスと2年契約)。今季は22セーブを挙げながらも防御率5.56に終わったジョンソンだが、オリオールズ時代の2012年と2013年に2年連続で50セーブ以上をマークするなど実績は十分。現在34歳とベテランの域に突入しているが、3年連続60試合以上、7年連続50試合以上に登板しているタフさも売りで、エンゼルスにとって貴重な戦力となりそうだ。エンゼルスのブルペンにはブレイク・パーカーやキャム・ベドロージアンがおり、ジョンソンは彼らとクローザーの座を争うことになるだろう。

     ブレーブスへ移籍したケリーは24歳の左腕。2016年のドラフトでエンゼルスから33巡目(全体996位)指名を受けて入団し、今季はルーキー級からスタートして最終的にAAA級まで駆け上がった。ルーキー級、A級、A+級、AA級、AAA級の5階級で合計25試合(うち6先発)に登板し、6勝4敗2セーブ、防御率3.53をマーク。プロ1年目の2016年にルーキー級で防御率6.44に終わったことを考えると、まさに急成長の1年だった。なお、MLB公式サイトの球団別プロスペクト・ランキングではトップ30圏内にランクインしていない。

     また、ブレーブスはこのトレードでインターナショナル・ボーナスプールの残高121万ドルを全額エンゼルスへ譲渡。これによりエンゼルスのインターナショナル・ボーナスプール残高は131万5000ドルとなり、レンジャーズ、ヤンキース、ツインズなどに次いでメジャー全体で8番目の金額となっている。


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  • Dバックスが2015年のセーブ王・ボックスバーガーを獲得

    2017.12.1 11:26 Friday

     日本時間12月1日、ダイヤモンドバックスとレイズの間で1対1の交換トレードが成立し、ダイヤモンドバックスは2015年に41セーブをマークしてセーブ王に輝いたブラッド・ボックスバーガーを獲得。ブルペンの補強に成功した。

     ボックスバーガーはジェシー・ハーンらとの5対2のトレードでローガン・フォーサイス、マット・アンドリースらとともにレイズへ移籍した2014年に63試合に登板して19ホールド、防御率2.37の好成績を残し、翌2015年はクローザーに昇格。10敗を喫し、防御率3.71と安定感を欠くシーンも多かったが、リーグ最多の41セーブをマークした。しかし、それ以降は故障に苦しむシーズンが続いており、昨季は27試合、今季は30試合の登板のみ。アレックス・コロメイがクローザーとして台頭したこともあり、2年連続で0セーブに終わっている。

     ボックスバーガーとのトレードでレイズへ移籍するのは22歳右腕のカーティス・テイラー。2016年のドラフトでダイヤモンドバックスから4巡目(全体119位)指名を受けて入団し、今季はA級でプレイした。右肩の故障により7月中旬でシーズン終了となってしまったが、それまでに13先発で3勝4敗、防御率3.32をマーク。62回1/3を投げて68三振を奪うなど、将来に期待を抱かせるパフォーマンスを見せた。MLB公式サイトによる球団別プロスペクト・ランキングではダイヤモンドバックスの14位にランクインしていたが、移籍を反映した最新のランキングではレイズの26位にランクイン。時速90マイル台中盤~後半の速球とスライダーのコンビネーションに威力があり、リリーフ転向を勧める声もある。

     レイズは今回のトレードがコロメイのトレード交渉に影響を与えることはないと断言しており、今後もカージナルスなど数球団との交渉を継続する方針だ。一方、ダイヤモンドバックスはクローザーのフェルナンド・ロドニーがフリーエージェントとなっているほか、セットアッパーのアーチー・ブラッドリーが先発再転向を希望しているという状況もあり、ボックスバーガーにかかる期待は大きい。


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  • クルーズが「エドガー・マルティネス賞」を初受賞

    2017.12.1 11:00 Friday

     日本時間12月1日、メジャーリーグ機構は今季の「エドガー・マルティネス賞(最優秀指名打者賞)」の受賞者を発表し、打率.288、39本塁打、119打点、OPS.924の好成績でア・リーグ打点王に輝いたネルソン・クルーズ(マリナーズ)が選出された。

     「エドガー・マルティネス賞」はそのシーズンで最も優れたパフォーマンスを見せた指名打者に贈られる賞であり、1973年に「最優秀指名打者賞」として設立された。現在マリナーズで打撃コーチを務めているエドガー・マルティネスは同賞を5度受賞し、「史上最高の指名打者」と呼ばれるようになったが、マルティネスの現役ラストイヤーとなった2004年にマルティネスの功績を称えて同賞を「エドガー・マルティネス賞」と改称することが発表された。マルティネスの引退時点ではマルティネスが最多受賞者だったが、現在は昨オフ引退したデービッド・オルティスが8度で最多受賞者となっている。

     クルーズは今季39本塁打のうち、指名打者として38本塁打を記録。これは2000年にマルティネスが記録した37本塁打を上回り、指名打者としての球団新記録となった。マリナーズの選手が同賞を受賞するのは1979年のウィリー・ホートン、1995年、1997~1998年、2000~2001年と計5度にわたって受賞したマルティネスに次いでクルーズが3人目。球団合計7度の受賞はレッドソックスの11度に次いで2番目に多い。

     マルティネスは「ネルソン(・クルーズ)は本当にエドガー・マルティネス賞に相応しいよ。彼の存在はクラブハウスにおいてもラインナップにおいても我々に安心感を与えてくれるし、チームメイトに好影響を与えていることを身をもって感じている。彼は静かに努力する男だけど、受賞するに相応しい賞を彼が受賞することができて我々は嬉しいよ」と語り、自身の名前が冠された賞を教え子が受賞したことを喜んでいた。


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  • やる気十分のベルトランがヤンキース新監督本命に浮上か

    2017.11.30 18:42 Thursday

     日本時間11月30日、今季限りで現役を引退したばかりのカルロス・ベルトランが6人目の候補者としてヤンキース新監督の面接を受けた。「良い面接だった」と手応えを感じた様子のベルトランを新監督の最有力候補と見る向きもある。

     ベルトランはヤンキースの一員として過ごした2年半、自身のことをコーチ補佐的な存在として見ていた。自身の経験や知識が若手選手たちに良い影響を与えることを期待し、経験や知識を若手選手たちへ伝える責任を感じていた。ヤンキースは新監督に選手とのコミュニケーション能力や関係性を築く能力を求めている。ヤンキース時代の若手選手たちとの接し方を見ると、ベルトランは球団が求めている能力を持ち合わせており、非常に興味深い候補者であると言えるだろう。

     ベルトランは面接後、「最初はちょっと圧倒されていたよ。情報量がかなり多かったからね。僕たちが話し合った最も大切なことは、監督になるという機会を得ることについてと、伝統ある球団を率いることについてかな。モチベーションが上がったよ」と語り、新監督就任に意欲を見せた。ベルトランはロブ・トムソン、エリック・ウェッジらに続く6人目の候補者である。ベルトラン以降にも新たに面接を受ける候補者が現れる可能性があり、ヤンキースは新監督決定の期限を設けていない。

     監督経験がない点がベルトランの弱みとなるが、ベルトランはヤンキースやアストロズでベテラン選手としての役割をこなしてきたことがプラスに働くと考えている。そして、その経験は監督業に生かされると確信しているようだ。「戦略や、どのようにすればより良いチームを作れるかということについても話をしたよ。ヤンキースがチーム編成に関して素晴らしい仕事をしていることは間違いないし、マイナーには有望な若手選手がたくさんいる。ヤンキースの将来は明るい。とても楽しみだよ」とベルトランはすでにやる気十分だ。

     ベルトランは監督経験がない点については、経験豊富なベンチコーチを置くことで解決できると考えている。ワールドシリーズ制覇を成し遂げたアストロズのA.J.ヒンチ監督のもとで1年間を過ごしたことも、ベルトランに自信をもたらしているようだ。現役を引退したばかりのベルトランが伝統球団の監督の座を射止めるという展開も十分に有り得そうだ。


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  • ナショナルズ・リゾーGMはハーパーの引き留めに自信

    2017.11.30 17:37 Thursday

     来季終了後にフリーエージェントとなるブライス・ハーパー(ナショナルズ)がどのような契約を手にするかということは球界における最大の注目ポイントの一つとなっている。ハーパーのようなスーパースターがハーパーほどの若さでフリーエージェント市場に出ることはめったにないからだ。しかし、ナショナルズのマイク・リゾーGMはハーパーとの契約延長、あるいは再契約に自信を見せている。

     「我々にはどのチームよりもハーパーと長期契約を交わすチャンスがある、と私は思っているよ。彼は球団を象徴するような選手だし、デレク・ジーターのようにキャリアを一つの球団で過ごすことを望んでいる。彼はここに残りたがっている、と私は思っているんだ。我々も彼には残ってほしい。彼にはここで歴史を作るチャンスがあると思うからね」とリゾーGM。2016年5月、ナショナルズはシーズン終了後にフリーエージェントとなる予定だったスティーブン・ストラスバーグと7年契約を結び、球界を騒然とさせた。スコット・ボラスが代理人を務めているということもあり、フリーエージェント市場に出ることなく契約延長に応じるとは思われていなかったからだ。しかし、ナショナルズはそれを実現させたのだった。

     ボラスは今オフ、ナショナルズとハーパーの間で契約延長に関する交渉が行われていないことを明言している。しかし、ハーパーはオールスター・ブレイクの時期に、ニューヨークのような騒がしく熱狂的な街よりもワシントンが好きであると発言。また、ジーターやカル・リプケンJr.のようにキャリアを一つの球団で過ごしたいという願望を持っていることも明らかになっている。そうしたハーパーの願望が、ナショナルズにとって大きなアドバンテージとなるかもしれない。

     リゾーは「ブライス(・ハーパー)と私はとても密接な関係にあるし、ブライスの代理人とも良好な関係を築くことができている。ブライスはワシントンでスカウトされ、ドラフトされ、契約し、成長してきたんだ。彼はこの街を愛し、この街のファンを愛していると思うよ」と、まるでハーパーがナショナルズに残留することを確信しているかのように話していた。


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  • 出場機会減のグランダル ドジャースが放出を検討か

    2017.11.30 16:27 Thursday

     日本時間11月30日、MLB.comのジョン・ポール・モロシは「ライバル球団によると、ドジャースは捕手のヤスマニ・グランダルをトレードすることに前向きである。グランダルは年俸調停の最終年に突入する」とツイート。ドジャースは正捕手の座を失ったグランダルを放出することを検討しているようだ。

     グランダルは2014年オフにマット・ケンプらとのトレードでパドレスからドジャースに加入。2015年から3年連続で115試合以上に出場し、いずれの年も正捕手としてチームの地区優勝に貢献した。今季は自己最多の129試合に出場し、打率.247、22本塁打、58打点、OPS.767をマーク。しかし、ポストシーズンでは出場機会が激減し、2番手捕手のオースティン・バーンズがチームの15試合のうち13試合で先発マスクを被った。

     来季も引き続きバーンズが正捕手格で起用される可能性が高く、年俸調停3年目を迎え、年俸が770万ドル前後まで上昇すると予想されるグランダルは控え捕手としては値が張りすぎる。ノンテンダーとなる可能性もゼロではないが、一旦契約をテンダー(提示)したあと、正捕手を欲している球団へのトレードを模索する可能性が高いと見られている。

     ただし、今オフは捕手の需要はあまり大きくない。MLB.comのマニー・ランダワはグランダル獲得を検討するであろう数少ない球団の一つとしてアスレチックスを挙げている。アスレチックスの現時点での正捕手候補はブルース・マックスウェル、ジョシュ・フェグリー、ダスティン・ガーノウの3人。マックスウェルはグラウンド外でトラブルを起こしており、フェグリーとガーノウは今季、平均以下の成績しか残せていない。グランダルを獲得できれば大幅な戦力アップが期待できる。

     また、ロッキーズも正捕手を探している球団の一つである。ただし、ジェフ・ブリディッチGMはフリーエージェントとなったジョナサン・ルクロイとの再契約を目指していることを明らかにしており、また、ドジャースが同地区のロッキーズに正捕手をトレードすることも考えにくい。ロッキーズがグランダルを獲得する可能性は極めて低いと言っていいだろう。

     今オフのフリーエージェント市場における有力捕手はルクロイ、アレックス・アビラ、ウェリントン・カスティーヨといった面々。彼らとともにグランダルも注目株となりそうだ。


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  • レッドソックスがアブレイユ獲得に向けて交渉開始か

    2017.11.30 15:25 Thursday

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ホワイトソックスはホゼ・アブレイユのトレードについて数球団と交渉を行っているようだ。また、ヘイマンはホワイトソックスと交渉を行っている球団の一つがレッドソックスであると伝えている。

     2013年オフにアブレイユがインターナショナルFAとしてホワイトソックスと契約した際、レッドソックスはブリュワーズ、アストロズとともに最終候補4球団の一つだった。レッドソックスとしては4年ぶりにアブレイユ争奪戦に挑むことになる。

     アブレイユはメジャー1年目の2014年、打率.317、36本塁打、107打点、OPS.964の大活躍で新人王を受賞。今季は打率.304、33本塁打、102打点、OPS.906とデビューイヤー以来の好成績を残し、史上3人目となる「メジャーデビューから4年連続25本塁打&100打点」を達成した。アブレイユは入団時に結んだ6年6800万ドルの契約を昨オフ破棄しており、今オフが年俸調停2年目。今季の年俸は1082万5000ドルだったが、来季は1790万ドル前後まで上昇すると予想されている。来季も例年通りの好成績を残すようであれば、フリーエージェント前のラストイヤーとなる2019年の年俸は2000万ドルを超えるかもしれない。

     今オフのレッドソックスは打線の核となる強打者の獲得を目指しており、一塁または指名打者が補強ポイントとなっている。四番を任せられる一塁手であるアブレイユは補強ポイントにピッタリ合致する存在であり、獲得に成功すればこの上なく大きな補強となるだろう。

     レッドソックスはカルロス・サンタナ、ローガン・モリソンの代理人と話し合いの場を設けたことが報じられており、また、今オフのフリーエージェント市場におけるベストの一塁手であるエリック・ホズマーの獲得に乗り出す可能性もある。しかし、打撃力という面だけを見れば、アブレイユがベストの選択肢であることは間違いない。4年越しのアブレイユ獲得により、ようやくデービッド・オルティスの穴が埋まるかもしれない。


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  • アスレチックスが便利屋右腕・ペティートと2年契約

    2017.11.30 14:22 Thursday

     MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、アスレチックスがエンゼルスからフリーエージェントとなっていたユスメイロ・ペティートと2年1000万ドルで契約合意に至ったようだ。この契約には2020年の球団オプションが付いており、身体検査を経て正式に発表される見込みとなっている。

     ローゼンタールの情報によると、2018年の年俸が350万ドル、2019年の年俸が550万ドルであり、2020年の契約は年俸550万ドルの球団オプションあるいはバイアウト100万ドル。2年間で1000万ドルが保証される契約となっている。

     先週33歳の誕生日を迎えたばかりのペティットは今季、自己ベストのシーズンを過ごし、自己最多の60試合(うち1先発)に登板して5勝2敗4セーブ15ホールド、防御率2.76をマーク。91回1/3を投げて101三振を奪った一方で与四球は18個のみと抜群の安定感を披露し、防御率2点台は自身初だった。

     エンゼルスに加入する前はマーリンズで1年、ダイヤモンドバックスで3年、ジャイアンツで4年、ナショナルズで1年プレイしており、ジャイアンツ時代の2014年にはワールドシリーズ制覇も経験。この年には46打者連続アウトのメジャー新記録も樹立している。通算257登板のうち59試合で先発しているように先発が務まるレベルのスタミナを誇り、ロングリリーフを任せることもできる頼もしい右腕である。

     アスレチックスは今オフ、若手投手を多く抱える先発ローテーションを助けることのできるリリーバーの獲得を目指していた。安定感に欠ける若手投手は試合序盤に崩れ、早期降板してしまうことも多々あるからである。イニング跨ぎの登板を苦にせず、ロングリリーフを任せることのできるペティートはまさにうってつけの存在と言えるだろう。なかなかフリーエージェント市場に動きがみられないなか、補強ポイントにピッタリ合致するリリーフ右腕を手に入れたアスレチックス。「さすがビリー・ビーン」といったところだろうか。


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