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  • 第12週のMVPはクルーバーとベリンジャー

    2017.6.27 10:54 Tuesday

     第12週(6月19日~6月25日)の週間最優秀選手が発表され、ア・リーグはコリー・クルーバー(インディアンス)、ナ・リーグはコディ・ベリンジャー(ドジャース)が選出された。

     クルーバーは2試合に先発。日本時間6月20日のオリオールズ戦では9回を僅か3安打に抑え、11奪三振で無四球完封という見事なピッチングを見せた。同6月25日のツインズ戦でも7回3安打13奪三振2失点(自責点0)の好投を見せ、第12週は計16イニングで防御率0.00、24奪三振という見事な成績で自身3度目の週間MVP受賞となった。投球回と奪三振はリーグトップ、防御率はリーグトップタイの数字(規定投球回以上)。なお、チームメイトのホゼ・ラミレスが第11週の週間MVPを受賞しており、インディアンスからは2週連続で週間MVPが選出されている。

     ベリンジャーは新人でありながら、早くも今季2度目の週間MVP受賞。日本時間4月26日にメジャーデビューしたばかりのベリンジャーだが、ここまでの出場57試合でリーグトップの24本塁打を放つ驚異的な活躍を見せており、2度の週間MVP受賞は今季メジャー全体で初となっている。第12週は打率.370、5本塁打、12打点、出塁率.400、長打率1.037という素晴らしい成績を残し、本塁打と打点は両リーグトップの数字だった。6月中旬には10試合で10本塁打という新人ではメジャー初となる快挙も成し遂げている。


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  • 第5回中間発表 投票締め切りまであと3日!

    2017.6.27 10:28 Tuesday

     日本時間6月27日、第88回オールスター・ゲームのファン投票第5回中間発表が行われ、ナ・リーグ外野手部門でマーセル・オズーナ(マーリンズ)がファン投票選出圏内の3位に浮上した。それ以外の部門ではファン投票選出圏内における順位変動はなかったが、僅差での争いが続くポジションも多数あり、最後まで行方のわからない状況が続いている。

     ア・リーグ最多得票は外野手部門1位のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)で、344万2597票を獲得。リーグで唯一300万票の大台を突破した。その他、捕手部門1位のサルバドール・ペレス(ロイヤルズ)、二塁手部門1位のホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)、遊撃手部門1位のカルロス・コレア(アストロズ)、外野手部門2位のマイク・トラウト(エンゼルス)は2位以下にある程度の差をつけており、ファン投票でのオールスター選出が濃厚となっている。

     一塁手部門では1位のエリック・ホズマー(ロイヤルズ)をジャスティン・スモーク(ブルージェイズ)が猛追。ホズマーの成績(打率.302、9本塁打、OPS.825)も決して悪い数字ではないが、今季ついに飛躍を遂げたスモークが打率.304、20本塁打、OPS.955という好成績を残しており、最後の最後で1位が入れ替わる可能性は十分にある。三塁手部門では1位のミゲル・サノー(ツインズ)と2位のホゼ・ラミレス(インディアンス)のデッドヒートが続いている。今月絶好調のラミレスがここにきて猛烈に成績を向上させており、その勢いのまま三塁手部門1位の座を奪ってしまうかもしれない。指名打者部門はネルソン・クルーズ(マリナーズ)が1位の座をキープしているものの、4選手が約25万票差の中にひしめく大混戦。打率.330、17本塁打、OPS.957と好調な2位のコリー・ディッカーソン(レイズ)にも十分にチャンスはある。外野手部門3位はジョージ・スプリンガー(アストロズ)が有力。4位のマイケル・ブラントリー(インディアンス)は今月後半に故障者リスト入りして10日間離脱してしまったため、成績を伸ばすことができなかった。残念ながらスプリンガーとの約30万票差を逆転するのは難しいと言わざるを得ないだろう。

     ナ・リーグ最多得票は外野手部門1位のブライス・ハーパー(ナショナルズ)で、361万7444票を獲得して両リーグ最多得票にもなっている。外野手部門2位のチャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)と二塁手部門1位のダニエル・マーフィー(ナショナルズ)も300万票の大台を突破。その他、捕手部門1位のバスター・ポージー(ジャイアンツ)もファン投票でのオールスター選出がほぼ確実となっている。

     一塁手部門では両リーグ首位打者のライアン・ジマーマン(ナショナルズ)と1番打者として歴史的な活躍を見せたアンソニー・リゾー(カブス)が約12万票差というデッドヒートを繰り広げている。遊撃手部門でも今季打撃好調なザック・コザート(レッズ)とここにきて急激に調子を上げてきたコリー・シーガー(ドジャース)が約25万票差の争い。コザートが故障者リスト入りしていることを考えると、約25万票差は決してセーフティ・リードではない。

     さらに、三塁手部門では昨季MVPのクリス・ブライアント(カブス)と2年連続二冠王のノーラン・アレナード(ロッキーズ)が約5万票差という熾烈な争い。サヨナラ本塁打でサイクルヒット達成という印象的な活躍を見せたアレナードが猛烈に追い上げており、最後には1位が入れ替わっているかもしれない。そして、オズーナが3位に浮上した外野手部門では、3位のオズーナと4位のジェイソン・ヘイワード(カブス)の差は僅か3万票。5位のベン・ゾブリスト(カブス)も僅差で後を追っているが、ヘイワードとゾブリストがともに故障者リスト入りしているため、このままオズーナが地元マイアミ開催のオールスターにファン投票で選出される可能性が高い。

     投票締め切りまであと3日。自分の1票が最終結果の行方を左右する可能性もある。なお、ファン投票による選出を含むオールスター出場選手は日本時間7月3日(月)に発表される予定となっている。


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  • 第12週の最優秀ブルペンはドジャース

    2017.6.26 16:59 Monday

     MLB公式サイトでは今季から週ごとに独自の計算方法で「週間最優秀ブルペン」を選出している。第12週の最優秀ブルペンにはドジャースが選出された(第8週に続いて今季2度目)。

     計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従ってポイントを加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。
    ・1アウト=+1.5ポイント
    ・1奪三振=+1.5ポイント
    ・1セーブ=+5ポイント
    ・1被安打=-2ポイント
    ・1自責点=-4ポイント
    ・1非自責点=-2ポイント
    ・1与四球=-1ポイント
    ・1セーブ失敗=-5ポイント

     第12週のドジャースは25.2回(=77アウト)で28奪三振、3セーブを記録し、被安打12、自責点3、与四球11、セーブ失敗1で合計120.5ポイントを獲得。10連勝のチームをブルペン陣が素晴らしい働きで支えていた。グラント・デイトンはチームトップの4試合に登板して2.1回無失点。セルジオ・ロモは3試合に登板し、3イニングを投げて4奪三振無失点。ブランドン・モローも3試合に登板して3イニングで3奪三振無失点と好投した。2位のアストロズが91ポイント、3位のカブスが86.5ポイントだったことを考えても、今週のドジャースのブルペン陣の働きがいかに素晴らしかったかがわかるはずだ。

    各週の最優秀ブルペン
    第1週 ロッキーズ(98ポイント)
    第2週 レッズ(119.5ポイント)
    第3週 アストロズ(132.5ポイント)
    第4週 エンゼルス(100.5ポイント)
    第5週 インディアンス(125ポイント)
    第6週 エンゼルス②(80.5ポイント)
    第7週 アストロズ②(106ポイント)
    第8週 ドジャース①(126ポイント)
    第9週 マーリンズ(124.5ポイント)
    第10週 マリナーズ(87ポイント)
    第11週 レッドソックス(106.5ポイント)
    第12週 ドジャース②(120.5ポイント)
    (丸印は受賞回数)


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  • 【戦評】ワイルドピッチで5得点 ドジャース10連勝!

    2017.6.26 16:40 Monday

     ドジャースが新人コディ・ベリンジャーの2発、相手投手アダム・オッタビーノの4暴投などで大量12得点を挙げ、ロッキーズに逆転勝利。レッズ3連戦、メッツ4連戦に続いてロッキーズ3連戦もスイープし、今季最長の10連勝となった。

     ベリンジャーの打棒が止まらない。3回裏に23号ツーラン、8回裏に24号ツーランを放ったベリンジャーは、これが今季6度目の1試合複数本塁打。これは1993年にマイク・ピアッツァが記録した5度を抜いてドジャースの新人記録となり、1987年にマーク・マグワイア(当時アスレチックス)が記録した新人記録(7度)まであと1に迫っている。また、ドジャースはこれで17試合連続本塁打となり、6月だけで43本もの本塁打を放っている。

     「打撃(の好調さ)は感染する、勝利は感染する、とよく言うよね。確かに、毎日勝てるような雰囲気があるんだ。たとえ誰がマウンドに上がっても、どんな試合展開でも、我々は弱気にはならないよ」とデーブ・ロバーツ監督はチーム状態の良さを実感している。

     この試合は3回表までに5点を先行される苦しい展開だった。しかし、3回裏にエンリケ・ヘルナンデスとベリンジャーの本塁打で1点差に迫ると、4-6と2点ビハインドの7回裏にはオッタビーノの2暴投の間に3点を奪って逆転に成功。さらに、8回裏には2暴投で2点を追加した後、ベリンジャーの本塁打と守護神ケンリー・ジャンセンのタイムリーツーベースで試合の行方を決定づけた。

     オッタビーノは4暴投で5点を失う大乱調。1試合4暴投は2015年のデービッド・ヘイルに並ぶ球団ワーストタイ記録となり、1試合のうちに暴投で4点以上を失った投手は過去50年間でオッタビーノが初めてだった。さらに、1試合のうちに暴投で5失点以上を喫したチームは1920年以降ではこの試合のロッキーズが初めてである。

     4連敗中で首位ドジャースとの差が広がりつつあったロッキーズ。「毎日勝てる雰囲気がある」というドジャースに対して「絶対に負けられない」というプレッシャーが、信じられないような逆転劇に繋がってしまったのかもしれない。元捕手とはいえ、相手守護神のジャンセンにメジャー初長打となるタイムリーツーベースを浴びるというオマケまで付いてしまった。

     これでドジャースは10連勝。直近10試合で8勝2敗と好調なダイヤモンドバックスが2.5ゲーム差で後を追っているが、選手層などを考慮するとドジャース優位は揺るがない。ドジャースが地区5連覇を成し遂げる可能性は限りなく高そうだ。なお、9回表にジャンセンがノーラン・アレナードに今季初四球を与え、メジャー記録を更新中だった「開幕からの無四球での奪三振記録」は51でストップしている。


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  • 【戦評】ブリュワーズ 快勝で首位キープ

    2017.6.26 15:49 Monday

     昨季のワールドシリーズ王者・カブスに迫られながらも、1ヶ月近く地区首位の座をキープしているブリュワーズ。3連戦以上の被スイープが一度もないことが、安定した戦いぶりに繋がっている(2連戦での連敗は一度だけある)。

     この日のブレーブス戦では相手エースのフリオ・テーランに初回から襲い掛かり、序盤で試合を決めた。1回表は二死走者なしから3番ドミンゴ・サンタナがヒットで出塁すると、4番トラビス・ショウがライトスタンドに15号ツーランを叩き込んで2点を先制。続く2回表には7番キーオン・ブロクストンが13号ソロを放ち、リードを3点に広げた。

     さらに、3回表は二死走者なしから3番サンタナのヒットと4番ショウの四球でチャンスを作ると、5番エルナン・ペレスと7番ブロクストンにタイムリーが飛び出し、6-0。4回表には一死一、三塁から3番サンタナが犠牲フライを放ち、テーランを7失点でノックアウトした。

     大量援護をもらった先発ザック・デイビースは、三振こそ1つも奪えなかったものの、テンポ良く打たせて取るピッチングを展開し、7回4安打無失点の好投で8勝目をマーク。最後の2イニングは新人右腕パオロ・エスピーノが無失点で抑えた。

     「二死走者なしから打者5人で2点を取った3回の攻撃は、我々にとって大きかったね」とブリュワーズのクレイグ・カウンセル監督は上手く機能した打線の働きに満足げ。「今季のベスト・イニングの一つだと思うよ。みんながよく繋いでくれた」

     一方、敗れたブレーブスのブライアン・スニッカー監督は「ここは素晴らしいホーム球場だよ。我々はここで良い試合を何試合もしてきた。ただ、今日は上手くいかなかったね。今日はテーランにとってキツい一日だった。ブリュワーズは効率良く得点していたし、投手も本当に良かったよ」と完敗を認めていた。

     昨日、一昨日とブレーブスに連敗していたブリュワーズだが、今日の勝利によって再びスイープを回避。そして、この日敗れた2位カブスとの差は再び1.5ゲームに広がった。主砲ライアン・ブラウンを欠きながら、安定した戦いを続けるブリュワーズ。被スイープなしを継続するブリュワーズの快進撃は一体いつまで続くのか。ひょっとすると、レギュラーシーズン終了時には「大本命」のカブスを差し置いて「再建中」のブリュワーズが地区優勝を果たしてしまうような、世紀の大番狂わせが実現しているかもしれない。


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  • 【戦評】ツインズがインディアンスをスイープし首位復帰

    2017.6.26 15:16 Monday

     先週末に本拠地ターゲット・フィールドでスイープを喫してから1週間。今度はツインズがインディアンスの本拠地プログレッシブ・フィールドでスイープをやり返し、約1週間ぶりに首位に返り咲いた。

     「本当に楽しい3連戦だったね」とツインズのポール・モリター監督は充実の3連戦を振り返った。「我々は良い試合ができると確信していた。でも、試合の行方というのは誰にもわからない。だから我々は日々戦うんだ。全ての試合がタフだし、心地よさを感じたことなんて一度もないよ」と気を緩めることなく、次なる戦いを見据えていたモリター監督の姿が印象的だった。

     この試合ではエース右腕のアービン・サンタナが6回7奪三振無四球無失点の好投を見せ、今季10勝目をマークした。しかし、インディアンス打線に9安打を浴びたように、相手打線を完全に封じたというピッチングではなかった。今回のスイープは3試合合計で得点圏打率.043(23打数1安打)に終わったインディアンス打線に助けられた部分も大きく、このあたりがモリター監督を安心させない要素になっているのだろう。

     打線ではサンタナの女房役、ジェイソン・カストロが2本のタイムリーツーベースを放ち、3打点の活躍。モリター監督は「カストロは大活躍だったね。3打点を叩き出してくれた。彼のおかげだよ」とカストロの働きを称賛した。

     ライバル・インディアンスとの3連戦をスイープし、首位に返り咲いたツインズ。しかし、インディアンスの背後には好調・ロイヤルズも迫りつつある。多くの球団にポストシーズン進出のチャンスがある今年のア・リーグ。2015年にワールドシリーズを制覇したロイヤルズと昨年リーグ制覇を成し遂げたインディアンスにツインズがどのように立ち向かっていくのか。地区優勝争いから目が離せない。


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  • コリー・クルーバー 復調の理由とは?

    2017.6.26 12:04 Monday

     コリー・クルーバー(インディアンス)のカーブボールは彼のベストピッチであるだけでなく、球界における最高級のボールの一つである。6先発で防御率5.06という低調なスタートを切った後、腰痛で故障者リスト入りし、復帰後の5先発で防御率1.29という見事なピッチングを見せているクルーバー。どうやらこの復調には、カーブボールの投球割合を増やしたことが大きく影響しているようだ。

     まずは戦列復帰後のクルーバーの投球成績を見てみよう(日付はいずれも日本時間)。
    6月2日 対アスレチックス 6回2安打10奪三振1四球0失点
    6月9日 対ホワイトソックス 6回7安打8奪三振2四球3失点
    6月14日 対ドジャース 7回4安打10奪三振1四球2失点
    6月19日 対オリオールズ 9回3安打11奪三振0四球0失点(完封勝利)
    6月24日 対ツインズ 7回3安打13奪三振2四球2失点(自責点0)
    合計5先発 35回19安打52奪三振6四球 防御率1.29

     上記の5先発のうち、4試合はカーブボールが最も投球割合の高い球種だった。それ以前の140先発では、カーブボールの投球割合が最も高かったのは僅か1試合だけだったにもかかわらず、である。

     「彼は投手として進化したんだと思うよ」とインディアンスのミッキー・キャラウェイ投手コーチは語る。「数年前は打者1巡目はとにかく速球で押していた。それが2巡目以降への準備になっていたんだ。だから、我々も速球のコマンドを重視していた。でも、相手チームが違うアプローチを取るようになってきた。彼らは試合の早い段階から、早いカウントから、どんどん振ってくるようになったんだ。そこで、我々はベストピッチを試合の後半まで温存しておくことは得策ではないと考えた。そして、カーブボールの投球割合が増えたんだ」

     Statcastによると、クルーバーのカーブボールは今季、被打率.086、被長打率.123とほとんど打たれていない。2015年以降というスパンで見ても被打率.114、被長打率.171という素晴らしい数字になっている。右投手のメジャー全体におけるカーブボールの平均は今季が被打率.219、被長打率.363、2015年以降では被打率.215、被長打率.350であり、クルーバーのカーブボールがいかに優れているかがわかるだろう。

     クルーバーの離脱中、キャラウェイ投手コーチはクルーバーの登板試合を分析した。離脱前後でクルーバーの投球割合はツーシームが41.6%から24.5%へ下落した一方、カーブボールは19.9%から30.1%、カットボールは18.5%から24.7%へと上昇している。「我々は様々な数字を調査したよ。それぞれの先発投手がより良い投球をできるようにね。クルーバーの数字を見ていたときに気付いたんだ。カーブボールを温存しておく必要はない、ってね」

     自分のベストピッチを試合の組み立てを考えて温存するのではなく、積極的に使っていくことで復調したクルーバー。不振に苦しむ他の投手たちにとって、このアプローチは復調のヒントになるかもしれない。


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  • 前回王者・スタントンのHRダービー参戦が決定!

    2017.6.26 11:18 Monday

     マーリンズが初主催となる今年のオールスター・ゲーム。地元マイアミで開催される球宴の前日に行われるホームラン・ダービーに、昨年の覇者ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)の参戦が決定した。

     昨年のホームラン・ダービーで合計61本塁打という歴代最多記録を叩き出して見事優勝したスタントンが、ホームラン・ダービーへの参加要請を受諾したことを明らかにした。スタントンにとっては今回が3度目のホームラン・ダービー。初出場となった2014年のホームラン・ダービーでは第3ラウンドでまさかの0本塁打に終わり、無念の敗退となってしまったが、昨年のホームラン・ダービーでは第1ラウンドで24本、準決勝で17本、決勝で20本という驚異のパフォーマンスを見せ、文句なしの王者に輝いた。

     これまで複数回のホームラン・ダービー優勝を経験している選手は僅か3人(ケン・グリフィーJr.が3回、プリンス・フィルダーが2回、ヨエニス・セスペデスが2回)。このうち、連覇を成し遂げたのは1998~1999年のグリフィーと2013~2014年のセスペデスだけである。

     両リーグの本塁打王レースの先頭を走るアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、コディ・ベリンジャー(ドジャース)の両新人の参戦も噂されているが、昨年の圧倒的なパフォーマンスを考えると、やはりスタントンが優勝の最右翼。地元マイアミでスタントンがどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。今から本番が楽しみだ。


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  • イチローが歴代最高齢の先発センターに

    2017.6.26 10:59 Monday

     将来の殿堂入り選手・イチロー(マーリンズ)がまた一つ、メジャーリーグの長い歴史にその名を刻んだ。

     日本時間6月26日のカブス戦に「1番・センター」で先発出場したイチロー。43歳246日でのセンターでの先発出場は、2002年7月24日にリッキー・ヘンダーソン(当時レッドソックス)が記録した43歳211日を上回って1900年以降では歴代最高齢となった。

     マーリンズのドン・マティングリー監督はイチローの名前をメンバー表に書くことに関して全く恐れはなかったと言う。「我々は40歳以上の選手をセンターに置くのかと最初は思ったけど、恐れは全くなかったよ。彼はしっかり走れるし、しっかり投げられるし、恐れを感じる理由なんてないよね」

     クリスチャン・イェリッチに休養を与えたいのであれば、昨季までセンターを守っていたマーセル・オズーナをセンターへ移し、イチローをレフトに置く方法もあったはずだ。しかし、マティングリー監督はイチローをセンターに置くことを選んだ。「イチローにとってライトが一番守りやすいということは知っているよ。でも、私はどんな状況でもイチローをフィールドへ送り出すことに恐れはない。なぜなら彼はいつもしっかり準備ができているからだ」と、マティングリー監督はイチローへの全幅の信頼を口にした。


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  • 元オールスター捕手・ボートがブリュワーズへ

    2017.6.26 10:43 Monday

     予想外の快進撃でナ・リーグ中部地区の首位を走っているブリュワーズに頼もしい戦力が加わった。2度のオールスター経験を持つスティーブン・ボートをウエーバー経由で獲得。クレイグ・カウンセル監督はマニー・ピーニャとの併用を考えているようだ。

     今季は打率.217、4本塁打となかなか成績が上がらず、先日アスレチックスからDFA(事実上の戦力外)となっていたボート。捕手という貴重なポジションであること、昨季まで2年連続でオールスターに選出されたように実力は確かであることなどから、新天地を見つけるのに時間は掛からないだろうと見られていた。そして、ボートを獲得したのはブリュワーズだった。

     カウンセル監督はボート獲得について「ボートは左打者だから、チームにフィットすると思ったんだ」と語る。今季のブリュワーズはジェット・バンディとピーニャの2捕手を併用していたが、2人とも右打者である。4月に打率.327と好調だったバンディは6月に入って打率.053と極度の不振に陥っており、カウンセル監督はバンディのAAA級降格を決断。右打者のピーニャと併用するのにうってつけの存在が左打者のボートだったというわけだ。

     「バンディを降格させるのは簡単な決断ではなかったよ。彼は今季、チームにとても貢献してくれていたからね」とカウンセル監督。なお、カウンセル監督によると、ボートの獲得はピーニャの出場機会には影響を与えないようだ。「ボートを完全なレギュラー捕手として獲得したわけではない。ピーニャはこれまでと同じように出場機会を得るだろう。彼の出場機会が減少するとは考えていない」

     右打者のピーニャ、左打者のボートという理想的なプラトーン体制が完成したブリュワーズ。ボート獲得が好調なチームをさらに後押しすることになるかもしれない。


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  • 長期離脱中のバムガーナーがティー打撃を開始

    2017.6.26 10:21 Monday

     バイク事故による負傷により、4月下旬から戦列を離れているマディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)。リハビリは順調に進んでいるようだ。

     ブルース・ボウチー監督によると、バムガーナーはアリゾナのキャンプ施設で打撃練習を開始したという。日本時間6月26日に延長スプリング・トレーニングの試合で3イニングを投げる予定だったが、予定を変更してティー打撃を行ったようだ。

     「彼はティー打撃をして、ボールがバットに当たった際の感触を確かめたかったみたいだね。投球練習にしても打撃練習にしても、彼は正しく物事を進めているよ」と、ボウチー監督はバムガーナーが順調に回復していることを明らかにした。

     バムガーナーは日本時間6月27日にサンフランシスコへ戻り、今週後半に再びブルペンでの投球練習を行う予定だ。その際に、バムガーナーとボウチー監督は残りのリハビリ期間についての予定を決めることになっている。

     大黒柱の長期離脱の影響もあり、ナ・リーグ西部地区の最下位に沈んでいるジャイアンツ。7月末のトレード・デッドラインでは売り手に回ることが濃厚になっているが、大黒柱の戦列復帰は今季の数少ない明るい話題になるはずだ。


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  • 元NFL選手のティーボウがアドバンスドAに昇格

    2017.6.26 08:22 Monday

     メジャーリーグで連日の熱戦が繰り広げられる一方でマイナーリーグでは1日でも早くメジャーの舞台に立とうと多くの若手がしのぎを削っている。既にアントニオ・センザテラ(ロッキーズ)をはじめ、コディ・ベリンジャー(ドジャース)などがデビューし輝かしい活躍をみせている。マイナーではティム・ティーボウも注目度が高い選手の1人だ。

     ティーボウは元NFLの選手でクォーターバックとして活躍した経験を持つ。昨年8月に野球転向を表明してメッツのトライアウトを受験し、現在に至っている。春先には試合に出ていたものの、結果を残すことができずにシングルAのコロンビア・ファイヤーフライズで開幕を迎えた。そしてその開幕戦では初打席初本塁打と衝撃デビューを飾り、全米を驚かせた。日本時間6月25日時点で63試合に出場し、打率.222 3本塁打 23打点の成績を残している。

     メッツのサンディ・アルダーソンGMによればティーボウを1階級上に位置するアドバンスドAのセントルイス・メッツに昇格させるという。チームのマイナー組織としては上から数えて3番目の階級にあたり、メジャーの舞台まであと4段階ということになる。アルダーソンGMは「この3週間、ティーボウの調子がかなり上向きだと聞いている。年齢的にも昇格させる適切な時期だ」と話している。

     現在、ティーボウは29歳。以前はNFLの選手として活躍していたこともあって球技こそ違うが適応能力の高さがうかがえる。年齢だけをみれば彼は「オールドルーキー」であり、ゆっくり育成する時間はない。チームとしても試合での実践経験を積んで力をつけていくことを期待している。アルダーソンGMは特にティーボウのスピードとパワーを買っているという。

     ティーボウ本人は「自分のプレーがとても楽しいよ」と自身の成長を楽しんでいるようだ。春先は野球の壁にぶつかるも4月から順調にステップアップしている。果たして彼のメジャーデビューはいつになるのだろうか。多くのファンはその日を待っている。


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  • 球宴経験者のノリスが事実上の戦力外

    2017.6.25 14:05 Sunday

     現在、ア・リーグ東地区3位のレイズはシーズン当初から4位が定位置となっていたが、日本時間6月12日のアスレチックス戦で勝利を収めたことで3位にランクアップした。上位のヤンキース、レッドソックスとの差はわずかに2.5であり今後によっては首位に立つ可能性もある。勢いに乗るために戦力を整備していきたいチームは今季、獲得したばかりのデレク・ノリスを事実上の戦力外とした。

     ノリスは28歳の捕手で2011年にオールスターにも出場した選手。今年3月までナショナルズに所属していたが、解雇となりレイズに移籍して新たなスタートを切っていた。開幕戦となったヤンキース戦ではスタメンマスクを勝ち取り、移籍後初安打を放った。しかし、その後は課題であった打力の向上がみられずここまで53試合に出場して打率.201の成績。それでも日本時間6月24日のオリオールズ戦で3打数3安打の猛打賞を記録していただけに急な通告となってしまった。

     彼を事実上の戦力外としたのはひざの負傷で60日間の故障者リスト入りをしていたウィルソン・ラモスが復帰したことが理由だ。ラモスは昨年までナショナルズの主力選手の1人として活躍しており、FAでレイズに移籍した。だが、開幕戦直前に戦線離脱となりここまで出場なしとなっていた。ノリスに代わって日本時間6月25日のオリオールズ戦に出場したラモスは4打数1安打と結果を残した。

     不本意な結果となってしまったノリスは今後、トレード、もしくはマイナー降格となる可能性が高い。40人枠から外れることになったが引退する訳ではないため、まだまだ活躍できる機会はある。

     果たしてノリスの復活はあるのだろうか。今後の動向が注目される。


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  • ダルビッシュ対田中 メジャー初対決は勝敗つかず

    2017.6.24 16:48 Saturday

     まさしく手に汗にぎる両者の投げ合いだった。メジャーリーグで初めて実現したダルビッシュ有(レンジャーズ)と田中将大(ヤンキース)の対決はお互いに勝ち負けがつかなかったが、堂々たる投球を披露した。

     両者による投げ合いは日本時代の2011年7月20日以来となり、実に2164日ぶりとなる。先にマウンドに上がったのは田中。これまで初回には7本の本塁打を打たれており、防御率は10.29と注意したいイニングだ。最初に迎えたチュ・シンスを三球三振に打ち取るも2番のエルビス・アンドルスにセンターへのヒットを許す。その後はノマー・マザラを三振、エイドリアン・ベルトレの打席時にアンドルスが盗塁失敗となり課題の初回をきり抜けた。

     対するダルビッシュの初回の投球。先頭打者のブレット・ガードナーにセンターへのヒットを打たれるもアーロン・ヒックスを三振に抑える。その間にガードナーの盗塁で1死二塁のピンチを迎えた。ここで打席立つのは25本塁打を記録している3番アーロン・ジャッジ。ダルビッシュは今季、得点圏に走者を置いた状態での被安打率は脅威の.137を記録している。カウント1-2からの5球目、カーブでジャッジを空振り三振に打ち取った。後続も抑えお互いに無失点スタートなった。

     その後、田中は3回にヒットと四球で1死一・二塁のピンチを迎えるもチュ・シンスを5-6-3の併殺に打ちとり、ピンチを脱した。この投球でエンジンがかかった田中は降板する8回まで打たれたヒットはわずかに3本のみ。5イニングを三者凡退に抑え、テンポの良い投球で無失点、奪三振は9を数えた。ダルビッシュも3回からは毎回奪三振で7回には3者連続三振、この日は2桁10個の三振に達した。彼はこの回限りで降板して両者は勝ち負けつかず。

     試合は0対0のまま迎えた9回、レンジャーズがゲーリー・サンチェスのパスボールの間に1点を先制するもその裏にガードナーのソロでヤンキースが同点とし、延長戦に突入した。10回には2死一・三塁からロナルド・トレイエスにヒットが飛び出してヤンキースが2対1とサヨナラ勝ちを収めた。

     メジャー初対決となった2人の投げ合いは決着こそつかなかったが、多くのファンが興奮した対決となったのではないか。田中は日本時間6月13日のエンゼルス戦以来、クオリティースタート(6回3失点以下)を達成し、復調の兆しを見せた。


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  • 【戦評】ダイヤモンドバックスが上位対決3連戦に勝ち越し

    2017.6.23 16:38 Friday

     ダイヤモンドバックスが先発ザック・ゴッドリーの好投と主砲ポール・ゴールドシュミットの活躍により「ナ・リーグ西部地区上位対決3連戦」の最終戦を制し、3連戦の勝ち越しを決めた。

     経験豊富なベテランのような、安定感のあるピッチングだった。クアーズ・フィールドでのキャリア初先発となったゴッドリーは、1番チャーリー・ブラックモンに先頭打者アーチこそ浴びたものの、一死後に3番ノーラン・アレナードにライト前ヒットを打たれた後は打者20人を無安打に抑える落ち着いたピッチングを披露(この間、許した走者は1四球のみ)。疲れが見えた8回に2点を失ったが、8回のマウンドに上がったのはキャリア2度目なのだから、十分すぎるくらいに先発の役割を果たした登板となった。

     「僕たちはここ(=クアーズ・フィールド)に来て、やるべきことをやったんだ。良い野球をしているということを示せたね。打線はしっかり振れているし、投手陣も良い投球ができている。これを明日以降も続けられるようにしたいね」とゴッドリーは直近10試合で9勝1敗と好調なチームに手応えを感じている様子だった。

     打線では3番ゴールドシュミットが18号スリーランを含む3安打4打点の大活躍。スタメンで無安打だったのは4番ジェイク・ラムだけで、ロッキーズ投手陣に11安打を浴びせ、10得点。4回までに大量9点を奪い、ゴッドリーをしっかり援護した。開幕からここまで好投を続けていたロッキーズの新人右腕アントニオ・センザテラは自己ワーストとなる8安打9失点で5回ノックアウト。ロッキーズの快進撃の一翼を担っていた新人右腕を直接対決でノックアウトしたことは、今後大きな意味を持ってくるかもしれない。

     これでダイヤモンドバックスはロッキーズ3連戦に勝ち越し。勝率の差でロッキーズをかわし、ロッキーズとゲーム差なしの地区2位に浮上した。首位ドジャースが直近10試合で9勝1敗と好調なため、なかなか首位との差が縮まらないものの、ドジャースにとってもダイヤモンドバックスの存在が脅威であることは間違いない。リーグ勝率TOP3を独占するナ・リーグ西部地区上位3球団の熾烈な争いは、今後もまだまだ続きそうだ。


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  • 【戦評】青木3安打!アストロズが50勝一番乗り

    2017.6.23 15:37 Friday

     日本時間6月23日のアスレチックス戦。2回表に8点をあげるなど、2回までに大量10点をリードしたアストロズがアスレチックスの反撃をなんとか凌ぎ、両リーグ最速で50勝に到達した。

     1回表の第1打席で死球を受けた1番ジョージ・スプリンガーが代走を送られて交代し、ホゼ・アルトゥーベが欠場する中でも、アストロズ打線の破壊力は健在だった。どこからでも点が取れるアストロズ打線がアスレチックス先発のジェシー・ハーンに襲いかかり、1回表は無死満塁からの連続犠牲フライで2得点。2回表には打者11人を送り込む猛攻を見せ、スプリンガーの代走として途中出場したジェイク・マリズニックの10号スリーラン、6番マーウィン・ゴンザレスの13号スリーランなどで大量8点を追加した。

     5回以降はアスレチックスの反撃に遭い、8回裏には4本の二塁打に四球や暴投が絡んで6点を奪われて12-9と3点差に追い上げられたものの、最後は万能リリーバーのクリス・デベンスキーが三者連続三振で締めて試合終了。「9番・レフト」で先発出場した青木宣親も今季3度目となる1試合3安打を記録し、チームの50勝到達に貢献した。

     「シーズンが終わるまで何も安心できないけど、こんなに早く50勝に到達できたのは素晴らしいことだね」とA.J.ヒンチ監督だが、「40勝だろうが、50勝だろうが、そんなにいろいろと語ることはない。我々はできる限り多くの白星を手にできるように、前進し続けるだけだよ」と気を引き締めていた。

     古巣アスレチックスを相手に7号ソロを含む3長打を放つ活躍を見せた2番ジョシュ・レディックは「古巣と対戦する時は、いつだって良いプレイをしたいものだよ」と自身の活躍に満足げ。「たとえ4打数ノーヒットだろうと、4打数4安打だろうと、試合に勝つことが一番楽しいんだ。だから今日は良かったよ」とシーズン50勝目を振り返った。

     2位マリナーズに12.5ゲーム差をつけア・リーグ西部地区の首位を独走するアストロズ。リーグ内には40勝に到達しているチームすら僅か1つしかない(レッドソックス40勝)。今後はポストシーズンを勝ち抜くことを考えて、不安の残る投手陣の補強に動くことになりそうだ。


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  • 【戦評】守護神クネーベルがメジャー新記録を樹立!

    2017.6.23 14:38 Friday

     長いメジャーリーグの歴史に新たな1ページが刻まれた。ブリュワーズの守護神コリー・クネーベルが開幕から38登板連続奪三振のメジャー新記録を樹立(対象はリリーバーのみ。従来の記録は2014年アロルディス・チャップマンの37試合)。開幕時にクローザーを務めていたネフタリ・フェリース(日本時間6月20日に解雇)がロイヤルズと契約するとの情報が出た、まさにその日に、「新クローザー誕生」を強く印象付けた。

     チェイス・アンダーソン(ブリュワーズ)とイバン・ノバ(パイレーツ)の両先発で始まったこの試合。1回表にパイレーツが4番ジョシュ・ベルのタイムリーで1点を先制したが、直後の1回裏にブリュワーズが2番エリック・テームズのタイムリーと4番トラビス・ショウの14号ソロであっという間に逆転に成功する。

     4回表に3番グレゴリー・ポランコに5号ソロが飛び出し、一時はパイレーツが同点に追い付いたものの、ブリュワーズは5回裏に4番ショウのタイムリーツーベースで1点を勝ち越し。さらに、7回裏にも再び4番ショウがタイムリーツーベースを放ってリードを2点に広げ、クネーベルにセーブ機会が巡ってきた。

     2点リードの9回表に今季38試合目となるマウンドにあがったクネーベル。昨日までの全37登板で少なくとも1つの三振を奪い、チャップマンが持つメジャー記録に並んでいた。この回の先頭打者は1回表に先制タイムリーを放った4番ベル。自慢の速球とナックルカーブのコンビネーションであっという間に追い込むと、ボール、ファウル、ボールで3球粘られたものの、最後はインローへのナックルカーブがファウルチップとなり三振。ついにクネーベルがメジャー新記録を樹立する瞬間が訪れた。続く5番エリアス・ディアスと6番アンドリュー・マカッチェンをともに内野フライに打ち取って試合終了。クネーベルは今季12セーブ目をマークした。

     奪三振記録ばかりが注目されるクネーベルだが、37.2イニングで65奪三振という驚異的な奪三振率(15.53)はもちろん、防御率0.96、被打率.147など各部門で素晴らしい成績を残している。予想外の快進撃を続けるブリュワーズ。9回はこの男に任せておけば安心だ。


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  • 大不振のシュワーバーがAAA級降格

    2017.6.23 11:52 Friday

     日本時間6月23日、今季大不振のカイル・シュワーバー(カブス)がAAA級降格となった。開幕から不振が続き、AAA級降格を求める声も聞こえ始めていたシュワーバー。心身両面で一度リセットすることが最大の目的のようだ。

     「現時点ではこれが彼にとってベストの選択だと思う」とAAA級降格を決断したジョー・マドン監督は語る。マドン監督はシュワーバーがマイナーで過ごす時間は長くはならないだろうとの見通しを明らかにする一方で、復帰の時期が決まっているわけではないことも明らかにしている。球団はシュワーバーがAAA級アイオワに合流する前に、数日間の休養を与える方針だ。

     今季はパワーと出塁率を兼ね備えた1番打者として活躍が期待されていたシュワーバー。開幕戦こそ2安打を放つ活躍を見せたものの、その後は徐々に打率が低下し始め、4月は打率.204、3本塁打、OPS.677という成績に。それでも出塁率.333と1番打者として最低限の役割は果たしていたため、5月も引き続き1番打者として起用されたが、スランプは深刻さを増し、5月の成績は打率.120、5本塁打、OPS.569という悲惨なものだった。5月下旬以降は気分転換も兼ねて2番や9番で出場する機会も増えたが、本塁打こそコンスタントに出るものの、とにかく打率が上がらない。今季ここまで12本塁打を放つ一方で、打率.171、出塁率.295、OPS.673という数字にとどまり、AAA級降格が決定された。

     2012年にシュワーバーと同じようにAAA級を経験したアンソニー・リゾーは「チームにとってもつらいよ。彼はとてもグッドガイだからね。でも、僕たちが知っているカイル・シュワーバーになって戻ってきてくれると確信しているよ」と、再昇格後のシュワーバーの活躍に期待を寄せる。

     マドン監督によると、シュワーバーはAAA級の打撃コーチらとともにメカニクスの調整にも取り組むようだ。「このようなことはどのチームでも起こる。多くの選手が経験することなんだ。これが彼にとってベストの選択だと信じているし、これをきっかけに彼は成長してくれると思うよ」とマドン監督は今回の決断をポジティブに捉えていた。


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  • マーリンズがエチャバリア放出に向けて動く

    2017.6.23 11:15 Friday

     マーリンズはゴールドグラブ賞ファイナリスト2度の実績を誇る好守の遊撃手、アデイニー・エチャバリアの放出に向けて動き始めているようだ。すでにレイズとオリオールズがエチャバリア獲得に向けての調査を開始しており、この2チーム以外にも争奪戦に加わっているチームがあるという。

     現時点ではまだそれほど差し迫った状況ではないものの、Yahoo!スポーツのジェフ・パッサン氏によると、数日以内にエチャバリアのトレードが成立する可能性があるという。また、マイアミ・ヘラルド紙はカージナルスもエチェバリア獲得に興味を持っていると報じている。一方、「その件に関して話すことはあまりないよ」とマーリンズのドン・マティングリー監督は多くを語らなかった。

     ゴールドグラブ賞ファイナリスト2度の実績を誇るエチャバリアだが、今季は左腹斜筋痛によってシーズンの大半を故障者リストで過ごし、ここまで20試合の出場にとどまっている(打率.277、1本塁打、OPS.672)。今季の年俸は435万ドル。FA権取得は最短でも2018年シーズン終了後となっており、獲得したチームは少なくとも1年半にわたってエチャバリアを保有できることになる。そのため、マーリンズ側は若手有望株との交換を希望しているようだ。

     エチャバリアの離脱中に代役を務めたJTリドルが及第点のパフォーマンスを見せていることもあって、マーリンズはエチャバリアを放出し、リドルにレギュラー級の出場機会を与える方針。また、控え内野手のミゲル・ロハスがオールスター前後に戦列復帰できる見込みであることも、エチャバリア放出の動きを後押ししている。

     マーリンズはエチャバリア以外にも、7月末のトレード・デッドラインに向けて主力選手を放出するのではないかと言われている。トレード・デッドラインの主役となりそうなマーリンズの動きに注目していこう。


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      6月23日 マーリンズ・田澤純一が故障者リストから復帰

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  • マーリンズ・田澤純一が故障者リストから復帰

    2017.6.23 10:52 Friday

     ブラッド・ジーグラーの故障者リスト入りに伴い、日本時間5月18日から約1ヶ月にわたって故障者リスト入りしていた田澤純一(マーリンズ)が戦列復帰を果たした。

     アンダーハンド右腕のジーグラーは背中の痛みによって故障者リスト入り。本人によると3月から背中に違和感を覚えていたようだ。故障者リスト入りするほどの症状ではなかったため、戦列を離れることなくプレイを続けていたものの、今季は34試合で防御率6.52という大不振。ダイヤモンドバックス時代の2014年に記録した自己最悪の防御率3.49をはるかに上回る数字となっており、通算防御率2.63を誇る右腕とは思えないようなパフォーマンスが続いていた。

     一方の田澤は、日本時間5月18日に右肋軟骨の炎症で故障者リスト入り。今月上旬からマイナーでのリハビリ登板を開始し、Aアドバンス級で1試合(2回無失点)、AA級で3試合(2回4失点)、AAA級で1試合(1回無失点)に登板して満を持しての戦列復帰となった。「回復に関して全く問題はない。とにかくチームに貢献するだけです」と語る田澤。今季は16試合に登板して防御率6.60と不甲斐ない投球が続いていたが、故障者リスト入りを経て心身ともにリフレッシュした田澤が、チームに貢献する活躍を見せてくれることに期待したい。


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