English Español 韓国語
  • Wソックスがトンプソンの劇的なサヨナラ弾で連敗止める

    2018.5.4 17:00 Friday

    【ツインズ5-6xホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

     現在、ア・リーグ中地区4位のホワイトソックスはチーム再建の真っ最中ということもあり4連敗中と停滞している。その中でも将来的の繁栄のために我慢の時だ。日本時間5月4日に行われたツインズ戦では序盤から徐々に得点していったホワイトソックスが最終回に劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

     ホワイトソックスの先発は今季未だ勝ちなしのレイナルド・ロペス。前回登板のロイヤルズ戦では10安打を浴びるも7回途中4失点(2自責点)と粘りの投球をみせていた。そして今試合の初回、フォーシーム主体の投球でツインズ打線を3者凡退に抑え、上々の立ち上がりをみせる。一方のツインズ先発、ジェイク・オドリッジは前回のレッズ戦で勝利投手になっており、連勝が期待される。オドリッジは三振を含むホワイトソックス打線を3人で片づけてこちらも無失点スタートを切った。

     試合が動いたのは3回のツインズの攻撃。先頭打者のローガン・モリソンから2者連続ヒットで無死一・三塁のチャンスをつくると捕手、オマー・ナルバエスのパスボースやジェイソン・カストロの犠牲フライで2点先取した。直後のホワイトソックスの攻撃では1死三塁の場面からヨルマー・サンチェスの内野ゴロで1点を返した。3、4回は両軍ともに点の取り合いとなり4回のツインズはモリソンの一発などで3点を追加するとホワイトソックスもダニエル・パルカが本塁打を放ち、4回終了時点で3対5の接戦となっていた。

     連敗を避けたいホワイトソックスは4対5で迎えた6回に1死一塁からマット・デービッドソンの同点タイムリーで試合を振り出しに戻す。この一打で降板となったオドリッジは6回途中6安打5失点と精彩を欠く結果となった。一方のロペスは7回途中6安打5失点と両先発とも長いイニングを投げてリリーフ陣に後を託した。

     そして試合の決着は9回裏に訪れた。ホワイトソックスはツインズの4番手、アディソン・リードの前に簡単に2死となり延長戦が濃厚となっていたがこれに終止符を打ったのはトレイス・トンプソンのバットだった。カウント3-1からの5球目、リードのフォーシームを捉えるとその打球はレフトスタンドへと消えていき、劇的なサヨナラ本塁打となった。これでホワイトソックスは連敗を「4」で止め、5月初勝利を挙げた。

  • 2018年4月の各部門最優秀選手発表

    2018.5.3 20:00 Thursday

     日本時間5月3日、メジャーリーグでは4月の月間最優秀選手や最優秀投手、最優秀新人と各部門の受賞者が発表された。2018年シーズン最初の1ヶ月を盛り上げた選手達の活躍は多くのファンがワクワクしたことだろう。ア・リーグの月間最優秀新人にはエンゼルスの大谷翔平も選出された。ここで各部門の賞を獲得した選手達の成績を振り返る。(※月間成績は3月分も含む)

    【ア・リーグ】

    □月間最優秀選手・・・ディディ・グレゴリウス(ヤンキース/初受賞)

     デレク・ジーターの後継者として既にヤンキースの顔となったグレゴリウス。時には4番打者としても活躍する彼は日本時間4月23日から26日にかけて4試合連続弾を記録し、週間MVPに選出するなど4月後半にチーム9連勝を記録する原動力となった。OPSはア・リーグ4位となる1.161、本塁打と打点はリーグ1位を記録し、チームとしてだけではなく、4月の顔として存在感を示した。月間成績は28試合に出場し打率.327 10本塁打 30打点。

    □月間最優秀投手・・・ショーン・マネイア(アスレチックス/初受賞)

     チームの先発ローテーションを守る彼が輝いた試合といえば日本時間4月22日に本拠地、オークランド・コロシアムで行われたレッドソックス戦でノーヒッターを達成したことだろう。この試合までにレッドソックスは19試合で17勝2敗と驚異的な成績を残していただけにさらにマネイアの偉業の価値が高まった。また、4月中の登板ではすべて2失点以下で抑える安定感を見せ念願のMVP初受賞となった。月間成績は6試合に登板して4勝2敗 防御率1.03。

    □月間最優秀新人・・・大谷翔平(エンゼルス/初受賞)

     彼のこの1ヶ月間の活躍ぶりは凄まじかった。オープン戦では投打ともに不調で開幕マイナースタートという声もあったが、実際に開幕すると野手として3試合連続弾、投手としては最速101マイルを記録するなど日本でも継続してきた二刀流は上々の滑り出しとなった。先日の試合で左足首をねんざしたこともあり状態が心配されたが既に野手としてスタメン復帰を果たしている。月間成績は投手としては4試合で2勝1敗 防御率4.43、野手としては12試合で打率.341 4本塁打 12打点。

    【ナ・リーグ】

    □月間最優秀選手・・・A.J.ポロック(ダイヤモンドバックス/初受賞)

     ダイヤモンドバックスの4番打者としてチームをけん引しているポロックは4月最後の試合となったドジャース戦で1試合3本塁打を放ち強烈な印象を残した。4月中はリーグ本塁打王、打点はハビアー・バイエズ(カブス)に続く2位の好成績を残しており、10カード連続勝ち越しに向けて今後も自慢の長打力で打線をけん引する。月間成績は24試合で打率.291 9本塁打 24打点。

    □月間最優秀投手・・・マックス・シャーザー(ナショナルズ/4度目)

     2017年6月以来の選出となったシャーザー。4月最初の登板では敗戦投手になったものの、残りの4試合にはすべて勝利し安定したエースの投球を披露した。多くのファンが注目したのは日本時間4月21日に行われたドジャース戦でクレイトン・カーショウとの投げ合いとなり結果は6回4安打1失点で見事にエース対決を制した。月間成績は6試合に登板して5勝1敗 防御率1.62。

    □月間最優秀新人・・・クリスチャン・ビヤヌエバ(パドレス/初受賞)

     メキシコ出身の三塁手であるビヤヌエバは実質メジャー2年目の選手ではあるが、新人王の資格を持っている。日本時間4月4日に行われたロッキーズ戦で3打数3安打5打点、この日の安打はすべて本塁打という大活躍をするとその後は3試合連続弾や11試合連続安打など確実性と長打力の両方を併せ持った選手として今後の活躍が楽しみな26歳の内野手だ。月間成績は22試合で打率.338 8本塁打 19打点。

  • セベリーノ初完封&スタントン2本塁打でヤンキースが完勝

    2018.5.3 14:00 Thursday

    【ヤンキース4-0アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     現在のヤンキースはアストロズとの敵地4連戦に臨んでいる。1勝1敗のまま迎えた今回の第3戦はルイス・セベリーノとダラス・カイケルが先発、投手戦が予想されたが序盤で先制したヤンキースが8回にもダメ押しの追加点を入れて今シリーズの対戦成績を2勝1敗とした。その原動力となったのはエースの好投やジャンカルロ・スタントンの1試合2本塁打だった。

     試合は初回から2死一塁からスタントンのバットが火を吹いた。カイケルのツーシームを弾丸ライナーでライトスタンドへと運び2点を先制。援護点をもらったセベリーノは自慢の90マイル後半の直球で初回のアストロズ打線を3者凡退に抑えるとその後も走者こそ出すも相手打線に的を絞らせずスコアボードに「0」を積み重ねていく。一方のカイケルは被弾するも持ち前のゴロアウトを築き、調子を取り戻したかにみえたが4回にまたしても彼のボールを打ち砕いたのはスタントンだった。この日、2打席連続弾となる一発はカイケルをスライダーをレフトスタンドまで運んでいる。

     4回終了時まで3対0と主導権を握ったヤンキース。対するアストロズは7回にユリ・グリエル、ジョシュ・レディックの連続ヒットで無死一・二塁の絶好のチャンスだったが、後続がセベリーノをスライダーを攻略できず無得点に終わった。ピンチを乗り切ったヤンキースは直後の8回、先頭打者のアーロン・ヒックスにツーベースが飛び出すと2死三塁からまたしてもスタントンが今試合の全得点に絡む長打を放ってチームはダメ押しとなる4得点目を挙げた。

     最終回はセベリーノが投げ切り試合終了。これが自身初の完封であり、100球を越えても100マイル近い直球を投げ続けた彼は9回5安打10奪三振の成績を残した。一方のカイケルは7回3失点と試合をつくるも最後までスタントンの2ホーマーが尾を引く結果となった。これで今シリーズ、勝ち越しに王手をかけたヤンキースは明日の先発マウンドにあがる田中将大にすべてを託す。

  • デスカルソが逆転適時三塁打 Dバックスが29試合で21勝の快進撃

    2018.5.2 18:00 Wednesday

    【ドジャース3-4ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

     10カード連続勝ち越しに向けてドジャース4連戦の初戦に勝利したダイヤモンドバックスは勢いに乗った状態で第2戦に臨んだ。中盤まではシーソーゲームだった同地区対決は7回に逆転したダイヤモンドバックスがそのまま逃げ切り連勝した。

     この日のダイヤモンドバックスの先発はメジャー3年目のマット・コッチ。27歳右腕は前回登板のフィリーズ戦で今季初勝利を挙げ、連勝といきたいところ。注目の初回はいきなり走者を2人許し無死一・二塁とピンチを迎えるもヤスマニ・グランダルを併殺、続くコディ・ベリンジャーも抑えて無失点となった。一方のドジャース先発はエースのクレイトン・カーショウ。こちらは2者連続三振を含む3者凡退で無難なスタートを切った。

     試合が動いたのは2回のダイヤモンドバックスの攻撃。前日に3本塁打と大暴れしたA.J.ポロックがカーショウから今季10号となる一発を放って先制するとすかさずドジャース打線が2死一塁からベリンジャーの2ランで逆転する。そして5回までに両軍とも1点ずつを取り合ってドジャースが3対2とリードしたまま試合は後半へと進んでいく。両先発の成績はコッチが5回4安打3失点、カーショウが6回6安打2失点だった。

     迎えた7回のダイヤモンドバックスの攻撃。先頭打者のデベン・マレーロから2者連続ヒットで無死一・二塁と逆転のチャンスをつくると打席に立ったダニエル・デスカルソがドジャース2番手、アダム・リベラトーレからライトへの逆転タイムリースリーベースを放ってチームは4対3と逆転に成功した。ダイヤモンドバックスはリードを保ったまま最終回は守護神、ブラッド・ボックスバーガーが締めて試合終了となった。

     この試合に勝利したダイヤモンドバックスは29試合で21勝8敗という球団史上最高となる開幕ダッシュを決めた。また、あと1勝で10カード連続勝ち越しが決まる。一方の敗れたドジャースはカーショウが試合をつくるもリリーフ陣がリードを守れずチームは4連敗となった。

  • ジェフレスが好リリーフ ブリュワーズが接戦制し2連勝

    2018.5.2 15:00 Wednesday

    【ブリュワーズ7-6レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     ブリュワーズ4番手のジェレミー・ジェフレスは、1点リードの8回裏一死一、三塁という一打同点、長打が出れば逆転という大ピンチでマウンドに上がった。打席にはレッズの主砲、ジョーイ・ボットー。ブリュワーズベンチは同点までは覚悟していたに違いない。ところが、ジェフレスはボットーを4球で見逃し三振に斬って取り、続くスコット・シェブラーを一塁ゴロに抑えてピンチを脱出。9回裏はレッズ打線を三者凡退に抑え、1点リードを守り抜いた。

     前日にはジョシュ・ヘイダーが2回2/3を投げて8奪三振という史上初の快挙を成し遂げ、ブリュワーズのクレイグ・カウンセル監督は「昨夜のジョシュ(・ヘイダー)は素晴らしかった」とヘイダーの好投を称えたが、「ジェレミー(・ジェフレス)が登板したシチュエーションはさらに厳しかった。試合の行方が懸かっていたからね。簡単な仕事ではなかったと思うよ。本当に素晴らしい仕事をしてくれた」とジェフレスの好リリーフを大絶賛。大ピンチを凌いだジェフレスには2016年以来2年ぶりのセーブが記録された。

     ジェフレスの好リリーフもあって勝利を手にしたブリュワーズだが、楽な試合ではなかった。初回にトラビス・ショウとヘスス・アギラーの二者連続本塁打で3点を先制したものの、直後の1回裏に追い付かれ、ライアン・ブラウンの2点タイムリー二塁打、エルナン・ペレスの3号ソロなどで突き放しながらも、レッズに追いすがられる苦しい展開。それでも試合の主導権を渡さず、最後までリードを許さないまま勝利を収めたのは、チーム力の表れであると言えるだろう。

     クリスチャン・イェリッチやロレンゾ・ケインを獲得し、ポストシーズン進出の有力候補の一つに挙げられるようになった今季。ここまでは地区最多タイの貯金5をマークし、期待通りの戦いを続けている。4球団が0.5ゲーム差以内にひしめく大混戦の地区となっているが、今日のような苦しい試合をしっかりモノにしていけば、歓喜の秋に近付くことができるはずだ。

  • 延長戦で点の取り合い 延長13回にソレアーが決勝3ラン

    2018.5.2 14:30 Wednesday

    【ロイヤルズ7-6レッドソックス(延長13回)】@フェンウェイ・パーク

     9回表一死走者なしの場面でアレックス・ゴードンがレッドソックスの守護神、クレイグ・キンブレルから起死回生の1号同点ソロを放って延長戦にもつれ込んだ日本時間5月2日のロイヤルズ対レッドソックスの一戦は、延長12回以降に両軍が点を取り合う熱戦となった。延長12回表にロイヤルズがジョン・ジェイの犠牲フライで勝ち越すと、レッドソックスはその裏にエドゥアルド・ヌニェスが3号ソロを放って同点。しかし、ロイヤルズは13回表にホルヘ・ソレアーの3号スリーランでリードを奪い、その裏のレッドソックスの攻撃を2点にとどめてなんとか逃げ切った。試合後、ロイヤルズのネッド・ヨスト監督は「我々は諦めず戦い続けただけだよ」と粘り強い戦いで勝利を手にした選手たちを称えていた。

     ロイヤルズ先発のジェイコブ・ジュニスが6回2失点、レッドソックス先発のクリス・セールが7回2失点(自責点1)と好投し、8回終了時点でスコアは3対2。1点をリードしていたレッドソックスはキンブレルを投入し、この時点で試合は決したかに思われた。ところが、今季7度のセーブ機会を全て成功させていたキンブレルがゴードンに痛恨の一発を浴び、試合は延長戦に突入。レッドソックスは延長12回裏に同点に追い付き、延長13回裏にも2点を返す粘りを見せたものの、ソレアーにスリーランが飛び出したロイヤルズに軍配が上がった。

     ヨストは「どんなに困難な状況でも、諦めずに戦い続けるのが我々のチームの持ち味なんだ。選手たちを見ていて、とても誇らしく感じたよ」と強豪・レッドソックスを相手に粘り強く戦った選手たちを称賛。決勝弾のソレアーも「勝つことができて嬉しいよ」と喜びを口にした。3点を勝ち越した直後の延長13回裏は「バーチ(・スミス)に1イニングを任せるつもりだった」そうだが、一死一、二塁のピンチとなったところでブライアン・フリンを投入。「勝ちたかったから、打者との相性を考慮してフリンを投入したんだ」とヨストの勝利への執念が実った一戦となった。

  • 20歳・ソローカがメジャーデビュー 初先発初勝利をマーク

    2018.5.2 11:30 Wednesday

    【ブレーブス3-2メッツ】@シティ・フィールド

     メッツのエース、ノア・シンダーガードと対戦することになったブレーブスは、この日がメジャーデビュー戦となる20歳のマイク・ソローカを先発に起用した。マッチアップ的にはかなり分の悪い対戦となったこの試合だが、ブレーブスは自慢の若手有望株たちが躍動。なかでもソローカ、オジー・アルビーズ、ロナルド・アクーニャJr.の「1997年生まれトリオ」が活躍し、番狂わせを演じてみせた。

     ブレーブス打線はシンダーガードの立ち上がりを攻め、アルビーズのヒットとアクーニャJr.の二塁打でいきなり無死二、三塁のチャンスを迎える。ここで3番のフレディ・フリーマンがライトへのタイムリー二塁打を放って2点を先制し、さらに4番のニック・マーケイキスもセンターへのタイムリー。その後のチャンスは生かせなかったものの、初回からソローカに3点の援護をプレゼントした。

     メジャー初登板初先発のソローカは、20歳とは思えない落ち着いたピッチングを展開し、1回裏二死一、二塁のピンチを凌ぐと、2回裏と3回裏は三者凡退。4回裏一、二塁のピンチではエイドリアン・ゴンザレスを併殺打に仕留め、失点は6回裏にヨエニス・セスペデスに浴びた7号ソロによる1点だけだった。6回80球を投げて被安打6、奪三振5、無四球、失点1という投球内容は、ソローカを先発に抜擢した首脳陣も期待以上だったに違いない。

     打線はシンダーガードに10安打を浴びせるなど、2回以降も再三にわたってチャンスを作ったものの、好機を生かすことができず、得点は初回に奪った3点だけ。それでも、今季ここまで好投を続けているダン・ウィンクラーとA.J.ミンターが7回裏と8回裏のメッツの攻撃を無得点に抑え、最後はクローザーのアローディス・ビスカイーノが内野ゴロの間に1点を返されながらも最後までリードを守り抜いた。シンダーガードに投げ勝ったソローカは、メジャー初登板初先発にして嬉しいメジャー初勝利をマーク。若手選手の活躍が目立つ今季のブレーブスに「新星」が加わった。

  • ボイドが好調・レイズ打線を相手に好投 今季初勝利をマーク

    2018.5.2 11:00 Wednesday

    【レイズ1-2タイガース】@コメリカ・パーク

     試合開始前の時点で防御率2.74と好投を続けながらも白星に恵まれていなかったマシュー・ボイド(タイガース)が、今季5度目の先発登板にしてようやく今季初勝利をマークした。ボイドは開幕から3先発連続で6イニング以上を投げ、相手打線を1得点に封じていたものの、打線の援護に恵まれず、いずれも勝利投手にはなれず。前回登板のパイレーツ戦では体調不良のなか、4回途中4失点と打ち込まれ、今季2敗目を喫していた。この日も決して打線の援護に恵まれたとは言えなかったものの、好調のレイズ打線に何度もチャンスを作られながらも5回表に内野ゴロの間に奪われた1点だけに抑える粘りのピッチング。リリーフ陣が1点リードを守り抜いたため、ボイドに念願の今季初勝利が記録された。

     タイガースは3回裏二死からジャイマー・キャンデラリオがヒットで出塁し、続くニコラス・カステヤーノスのタイムリー二塁打で先制。5回表にボイドが一死からアデイニー・エチャバリアとC.J.クロンに連打を浴び、マット・ダフィーの内野ゴロの間に同点に追い付かれたものの、直後の5回裏にレオニス・マーティンのタイムリー二塁打で勝ち越しに成功し、ボイドからアレックス・ウィルソン、ジョー・ヒメネス、シェーン・グリーンと繋いでこのリードを守り抜いた。

     防御率6点台とらしくないピッチングが続いていたレイズ先発のクリス・アーチャーは、6回2失点の好投で今季2度目のクオリティ・スタートを記録。被安打は同じ6イニングを投げたボイドよりも少なかったものの、追い付いてもらった直後のイニングに勝ち越しを許すなど、勝負所で踏ん張り切れず、今季2敗目を喫した。日本時間4月21日から5試合連続8得点以上を記録するなど、好調を維持していた打線も、この日は得点圏であと一本が出ず、アーチャーを見殺しに。4月最後の10試合を9勝1敗で終えたレイズだが、5月は黒星発進となった。

  • 2019年のメジャーリーグは日本で開幕!今秋には日米野球も

    2018.5.2 10:30 Wednesday

     日本時間5月2日、メジャーリーグ機構は来年3月にマリナーズとアスレチックスが東京ドームでレギュラーシーズン開幕戦を行うことを発表した。両軍は来年3月20日と21日にアスレチックスのホームゲームとして2試合を戦う予定となっている。

     メジャーリーグは過去に8度にわたって国外での開幕戦を行っており、日本(東京)での開幕戦は2000年(カブス対メッツ)、2004年(ヤンキース対デビルレイズ)、2008年(レッドソックス対アスレチックス)、2012年(マリナーズ対アスレチックス)に続いて今回が5度目となる。日本以外では1999年にメキシコのモンテレイ(ロッキーズ対パドレス)、2001年にプエルトリコのサンフアン(レンジャーズ対ブルージェイズ)、2014年にオーストラリアのシドニー(ドジャース対ダイヤモンドバックス)で開幕戦が行われている。また、マリナーズとアスレチックスは来年3月17日と18日に日本プロ野球の球団とエキシビションマッチを戦う予定となっており、対戦カードについては後日発表される予定だ。

     さらに、今年11月にはメジャーリーグのオールスターチームが来日し、2014年以来4年ぶりとなる「日米野球」が開催されることが決定した。11月9日から15日にかけて6試合が予定されており、東京ドームで3試合、広島のマツダスタジアムで1試合、ナゴヤドームで2試合が開催される。また、侍ジャパンとMLBオールスターチームの対戦に先駆けて、11月8日には巨人とMLBオールスターチームによるエキシビションマッチが行われる予定となっている。

     2014年の日米野球では、ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)、ロビンソン・カノー(マリナーズ)、サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)といったスター選手に加え、岩隈久志(マリナーズ)と和田毅(当時カブス)がオールスターチームの一員として来日。今秋の日米野球では、大谷翔平(エンゼルス)の凱旋に注目が集まりそうだ。

  • ポロックが1試合3本塁打の大暴れ Dバックスが同地区対決制す

    2018.5.1 18:00 Tuesday

    【ドジャース5-8ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

     現在9カード連続勝ち越しと快進撃を続けているダイヤモンドバックスはドジャースとの3連戦初戦を迎えた。本拠地、チェイス・フィールドでの同地区対決はエースと主砲が共に機能して10カード連続勝ち越しに向けて大きな一歩を踏み出した。

     この日の先発、ザック・グレインキーは昨年からチェイス・フィールドで14勝1敗と驚異的な成績を残している。注目の初回は2死からヤスマニ・グランダルに死球を与えるも後続を抑えて上々の立ち上がりとなった。一方のドジャースはロス・ストリップリングが先発。これまでリリーフとして10試合に登板しており、この日が今季初先発となった。こちらはツーシームを主体に相手打線を3者凡退に抑え、両者ともに好スタートを切った。

     試合が大きく動いたのは2回のダイヤモンドバックスの攻撃。先頭打者のA.J.ポロックに一発が飛び出すと1死二塁からニック・アーメッドにもタイムリーが飛び出し2点目をとった。そして2死三塁から打席に立ったのは投手のグレインキー。ストリップリングの2球目のツーシームをレフトへのヒットとして自身を援護する追加点を挙げた。その後、中盤にポロックの本塁打などで2点を追加したチームは5対0と試合を有利に進めていく。

     負けじとドジャース打線は6回にグレインキーに襲い掛かる。今試合からコリー・シーガーの代わりにショートを守っているクリス・テイラーがツーベースを放つと1死二塁からグランダルにタイムリーが出て1点を返すとジョグ・ピーダーソンにはスリーベースが出てこの回で2点を返しチームは息を吹き返す。グレインキーは2失点を喫するもこの回まで投げ切り6回4安打2失点、10奪三振の好投でマウンドを降りた。

     5対2で迎えた7回のダイヤモンドバックスのマウンドには平野佳寿。簡単に1死とするも続くマックス・マンシーに今季2号が飛び出して失点するがこの回を最小失点に抑え、1回1失点の成績に終わった。平野を打ち込んだドジャース打線は勢いに乗り8回には2回を返して2点差に詰め寄るが、試合を決定づけたのはダイヤモンドバックスの主砲、ポロックによるこの日3本目となる一発だった。

     試合は8対5のままダイヤモンドバックスの守護神、ブラッド・ボックスバーガーが締めて試合終了。先発したグレインキーが今季3勝目を挙げ、ポロックは5打数3安打3打点の大暴れだった。一方のドジャースは後半に反撃するもあと一歩及ばず、チームは3連敗となった。

  • ブルージェイズが苦手の4月を好発進 6年ぶりの勝ち越し

    2018.5.1 17:30 Tuesday

    【ブルージェイズ7-5ツインズ】@ターゲット・フィールド

     ジャスティン・スモークの4号ツーランなどで5点を先行したブルージェイズが、その後もツインズにリードを奪われることなく試合を進め、7対5で勝利を収めた。ブルージェイズは16勝12敗で4月を終了。ここ数年、春先の戦いに苦戦していたブルージェイズは、2012年以来6年ぶりに4月を勝ち越しで終えることになった。過去6年の3~4月の勝率がメジャーワーストの.409だったブルージェイズにとって、主砲のジョシュ・ドナルドソンを右肩の故障で欠きながら好成績を残したのは、チーム力の高さの表れと言っても過言ではないだろう。

     ジョン・ギボンズ監督は「この1ヶ月の戦いを見てみると、我々はとても良い野球をしてきたと思うよ」と開幕1ヶ月の戦いを振り返った。ブルージェイズ打線は主砲を欠くなかでリーグ上位の得点力を発揮しており、ブルージェイズより多くの得点を叩き出しているのは同地区ライバルのレッドソックスとヤンキースだけ。「ドナルドソンが戻ってきたらチームはさらに良くなるだろうね」というギボンズの言葉は決して過大評価ではない。

     4月の最終戦となった今日の試合では、5回までに6点の援護をもらったアーロン・サンチェスが6回4失点と今一つのパフォーマンスに終わったものの、今季2勝目をマーク。開幕から安定したパフォーマンスを続けている救援陣は、2番手のアーロン・ループに1失点が記録されたものの、ダニー・バーンズ、タイラー・クリッパードの防御率1点台コンビ、そしてクローザーのロベルト・オスーナの継投でリードを守り抜いた。打線はスモークとラッセル・マーティンが本塁打を放ったほか、4番に入ったヤンハービス・ソラーテも3安打1打点の活躍。ツインズ先発のランス・リンを5回6失点でノックアウトし、サンチェスに十分な援護点をプレゼントした。

     現時点ではレッドソックスとヤンキースに先を行かれているものの、ギボンズが言うようにドナルドソンの復帰後に上位との差を詰めることは決して不可能ではないはず。今季のブルージェイズは、2強による優勝争いが有力視されていたア・リーグ東部地区を面白くする存在となりそうだ。

  • ラミレスが2度の勝ち越し打 インディアンス連敗ストップ

    2018.5.1 12:00 Tuesday

    【レンジャーズ5-7インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

     先発のトレバー・バウアーが1点リードの7回表に同点弾を被弾したインディアンスだったが、直後の7回裏に3番打者、ホゼ・ラミレスのタイムリーで勝ち越しに成功。8回表にリリーフ陣が打たれ、レンジャーズに逆転を許してしまったものの、その裏にフランシスコ・リンドーアのタイムリーで追い付き、再びラミレスが勝ち越し打を放ってリードを奪うことに成功した。リリーフ陣が不安定なピッチングに終始したインディアンスだったが、7対5でなんとか逃げ切り。3試合ぶりの勝利で今季初の3連敗を回避した。

     マリナーズ4連戦を1勝3敗の負け越しで終え、今日からレンジャーズとの3連戦を戦うインディアンス。5回裏にジェイソン・キプニスが勝ち越しタイムリー二塁打を放ち、バウアーが7回途中まで11奪三振の好投を続けていたものの、7回表二死からロビンソン・チリーノスに6号同点ソロを浴び、試合は2対2の同点で7回裏に突入した。

     7回裏、インディアンスはレンジャーズ3番手のアレックス・クラウディオにリンドーア、キプニス、ラミレスが3連打を浴びせ、あっという間に勝ち越しに成功。ところが、その後のチャンスを併殺などで潰し、8回表にはジュリクソン・プロファーとノマー・マザーラの連続タイムリー二塁打で逆転を許したため、本拠地プログレッシブ・フィールドには嫌な雰囲気が漂い始めた。

     しかし、インディアンスはレンジャーズ5番手のクリス・マーティンを攻め、8回裏一死一、二塁からリンドーアのタイムリーで同点。二死後にラミレスが右翼フェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功した。さらにヨンダー・アロンゾにもタイムリーが飛び出してリードを3点に広げ、その後のインディアンスの反撃を1点に抑えて試合終了。最後の打者、ジョーイ・ギャロを見逃し三振に仕留めたジェフ・ベリボーが4年ぶりとなるメジャー通算2セーブ目をマークした。

     試合終盤までもつれたインディアンスは連敗を2でストップ。逆に、8回表に奪ったリードを守れなかったレンジャーズは2連敗となった。

  • ドジャースに大打撃 シーガーがトミー・ジョン手術で今季絶望

    2018.5.1 11:30 Tuesday

     ドジャースの正遊撃手、コリー・シーガーが右肘のトミー・ジョン手術を受けることになり、今季の残りを欠場することが確実となった。ファーハン・ザイディGMは、来年の今頃ないしそれより早い時期にシーガーが戦列復帰できると事態を楽観的に捉えているという。

     昨季終盤戦から右肘の痛みに悩まされていたシーガーは、手術を回避できるように靱帯やその周辺の筋肉の強化に取り組んできた。しかし、週末の試合で痛みを伴うスローイングが2度もあり、MRI検査を受けた結果、トミー・ジョン手術を受けるという決断に至ったようだ。

     過去2シーズン、ドジャースの不動の正遊撃手として活躍してきたシーガーだが、「肘の状態がわからないままでいるより、結論に至ることができてよかった」と今回の事態を前向きに捉えている。今季はここまで26試合に出場して打率.267、2本塁打、13打点、OPS.744と物足りない成績に終わっているが、不安を抱える右肘がパフォーマンスに悪影響を及ぼしていたことは間違いないだろう。

     デーブ・ロバーツ監督はシーガー離脱に伴い、正中堅手のクリス・テイラーを従来のポジションである遊撃に戻す意向であることを明らかにした。遊撃を守れる選手としては左腕に強いエンリケ・ヘルナンデスも控えているが、ロバーツはヘルナンデスを引き続き複数ポジションを守れるプラトーン要員として起用したい意向。ヘルナンデスは左打者と併用されながら、二塁や外野を守ることになりそうだ。また、ドジャースはシーガーの故障者リスト入りに伴い、AAA級オクラホマシティから内野手のブレイビック・バレーラを昇格させている。

     シーガーは過去2シーズンでWAR13.3(FanGraphs版)をマーク。これはマイク・トラウト(エンゼルス)、ムーキー・ベッツ(レッドソックス)、ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)、クリス・ブライアント(カブス)というスーパースターたちに次いで、メジャーリーグの全野手で5番目の数字である。地区6連覇を目指すドジャースは、スター遊撃手の長期欠場という試練を乗り越え、無事に地区優勝を果たすことができるのか。ドジャースのチーム力が試されることになりそうだ。

  • 通算437セーブのF・ロドリゲスが米独立リーグへ

    2018.4.30 11:30 Monday

     シーズンが開幕し早1ヶ月、記録的な開幕ダッシュを決めるチームやエンゼルス・大谷翔平の活躍など色々なことがあった4月だった。その一方で春季キャンプで戦力外となった選手達は次なるプレー先を探すのみだ。それは実績があるベテランも例外ではない。通算437セーブのフランシスコ・ロドリゲスがアメリカの独立リーグチームでプレーする。

     現在36歳のロドリゲスは「Kロッド」の愛称で親しまれ、2008年のエンゼルス時代にはシーズン最多となる62セーブを挙げた実績を持つ。昨年の開幕はタイガースで迎えるも28試合に登板して2勝5敗7セーブ 防御率7.82と精彩を欠き戦力外となった。その後移籍したナショナルズではメジャー昇格を果たせず、オフにFAとなった。そして今季の春季キャンプではフィリーズとマイナー契約を結ぶ。しかし、8試合に登板して0勝0敗 防御率5.40と結果を残すことができずに日本時間3月25日に再びFAとなり新たなプレー先を探していた。

     「ファンラグ・スポーツ」のジョン・ヘイマン記者によるとロドリゲスは「アトランティックリーグ」と呼ばれるアメリカの独立リーグチームの1つ「ロングアイランド・ダックス」に入団する。このチームは1998年に設立され、過去3度リーグチャンピオンに輝いたチームだ。無事に移籍先が決まったロドリゲス自身はメジャー復帰を諦めてはいない。ちなみにロングアイランド・ダックスの今シーズンは日本時間4月28日から始まっており、実績十分のロドリゲスがこれから本格的にこのチームで投げていく。

     実績十分といえばこのアトランティックリーグは3Aと同等と呼ばれており、過去には渡辺俊介氏をはじめ、仁志敏久氏や坪井智哉氏など日本球界で活躍した選手達も参加していた。メジャー組織同様に独立リーグでもし烈な競争が繰り広げられている。ロドリゲス自身の野球人生で今年は勝負の年となることだろう。

  • レッズ・マーリーが5試合ぶり勝利 チームは今季初となる敵地で勝ち越し

    2018.4.30 10:30 Monday

    【レッズ8-2ツインズ】@ターゲット・フィールド

     開幕から成績不振で早くも監督が解任される事態に陥ったレッズはジム・リグルマンコーチが暫定監督として指揮を執っている。そして迎えたツインズとの交流戦3戦目は23歳右腕、タイラー・マーリーの好投と打線が2桁安打を記録する猛攻で今カード勝ち越しを決めた。

     レッズ先発のマーリーは今季初先発となった日本時間4月3日のカブス戦を最後に4試合勝ち星に恵まれていない状態。それでも前回登板のブレーブス戦では6回3失点と試合をつくっている。初回にエウエニオ・スアレスのツーベースで先制し援護点をもらったマーリーはその裏のツインズ打線を3者凡退に抑える好スタートを切る。一方のツインズ先発、ホゼ・ベリオスは初回に失点後も立ち直ることができず毎回失点で3回を最後に降板するまでに5安打4失点と精彩を欠く投球となり両先発の明暗が分かれた。

     ベリオスから4得点したレッズ打線の勢いは止まらず2番手のテイラー・ロジャースにも襲い掛かる。4回に無死一・三塁とチャンスをつくると続くホゼ・ベラザのタイムリーて追加点を挙げるとその後もスアレスら続き、この回だけで3得点を挙げて4回終了時には7対0とレッズがツインズを圧倒していた。一方でこのままでは終われないツインズは6回に1死二塁からジョー・マウアーのタイムリーで1点を返し、無失点投球を続けていたマーリーを攻め立てた。マーリーのこの日、7回途中4安打1失点、7奪三振の好投勝利投手の権利を得たまま降板した。

     試合は7回にレッズが1点を追加し8対1のまま最終回へ。ツインズはジェイソン・カストロのタイムリーで今試合2点目を取るも反撃はここまでで敗戦となった。ちなみにレッズにとって今季初となる敵地での勝ち越しとなった。また、敵地での交流戦3連戦を勝ち越したのは2013年にミニッツメイド・パークで行われたアストロズ戦(※レッズがスイープ)以来だという。

  • ヤンキース打線が序盤から2桁得点と爆発し破竹の8連勝

    2018.4.29 16:30 Sunday

    【ヤンキース11-1エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     前日の同決戦ではヤンキースがディディ・グレゴリウスの一発で延長戦を制した。そして迎えた今カードの2戦目は田中将大が先発、打線も序盤から2桁得点とエンゼルスを圧倒しチームは破竹の8連勝を飾った。

     この日は田中と大谷翔平による日本人対決実現の可能性があったが、前日の試合で左足首を痛めた大谷は欠場となった。試合は初回から勢いに乗るヤンキース打線がエンゼルス先発、ゲリット・リチャーズに牙をむく。1死からヒットと四球で走者一・二塁となるとザック・コザートのミスにより先制。その後もゲーリー・サンチェス、ミゲル・アンドゥハーのタイムリーなどで一挙5得点とリチャーズの出鼻をくじいた。続く2回にもアーロン・ジャッジやアーロン・ヒックスのタイムリーなど打者一巡の猛攻で序盤2回だけで10得点を記録し試合の主導権を握った。

     大量援護をもらった田中は序盤から自慢の制球力でエンゼルス打線を抑えていく。2回には3者連続三振、4回にはマイク・トラウトにこの日初めてのヒットを浴びるも後続は3者連続三振と圧巻の投球を披露した。5回にはコザートにスライダーを左翼スタンドへと運ばれるが失点はこの1点のみで6回まで投げ切り2安打1失点9奪三振とエンゼルス打線を寄せ付けなかった。打線は後半にも1点を追加し14安打11得点の猛攻、有望選手の1人であるグレイバー・トーレスも5打数2安打1打点と結果を残した。

     一方で序盤から大量失点したエンゼルスは7安打するも得点はコザートの一発による1点のみ。先発のリチャーズは2回もたず9失点と役割を果たすことができず今季初黒星を喫した。また、今試合を欠場した大谷については日本時間5月2日のオリオールズ戦で登板させる予定だという。

  • キンターナが7回無失点の好投で3勝目 カブスも3連勝

    2018.4.29 16:00 Sunday

    【ブリュワーズ0-3カブス】@リグリー・フィールド

     現在連勝中のカブスはブリュワーズとの3連戦の3戦目を迎えた。日本時間4月29日の試合で先発マウンドに立ったホゼ・キンターナが武器の緩急を使った投球で相手打線を翻弄しわずか2安打に抑える好投を披露しチームを3連勝に導いた。

     前回登板となったロッキーズ戦では勝利投手にこそなったものの、6回途中4失点の結果に終わったキンターナは今回の登板で長いイニングを投げたいところ。初回は3者凡退スタートを切ると3回までヒットを許さず序盤を終えている。対するブリュワーズの先発、ジュニア・ゲラは試合前まで防御率0.56と驚異的な成績を残しているだけあって2回まではカブス打線を無安打に抑えていった。

     試合が動いたのは3回のカブスの攻撃。2死からアルバート・アルモーラJr.がヒットで出塁すると続くハビアー・バイエズのツーベースで先制する。援護点をもらったキンターナは4回の先頭打者、ロレンゾ・ケインに出塁を許すも後続を抑えて無失点、7回まで投げて103球、2安打7奪三振無失点の好投でマウンドを降りた。この日も自慢の制球力が冴えて与えた四球はわずかに1つのみという先発としての役割を果たしてリリーフ陣に後を託した。キンターナの好投に奮起した打線は7回に無死二・三塁から代打、トミー・ラステラのタイムリーで2点を追加した。

     カブスが3点のリードを守り試合終了。ブリュワーズは先発のゲラが6回3安打1失点と好投するも打線はカブスリリーフ陣からヒットを打つことができず、チームは3連敗となった。

  • グレゴリウスの決勝弾でヤンキースが延長戦制し7連勝

    2018.4.28 18:00 Saturday

    【ヤンキース4-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     日本時間4月27日時点で6連勝と波に乗っているヤンキースはエンゼルスと3連戦を迎えた。最近は打線が活発でその中心の1人がディディ・グレゴリウスであり先日まで4試合連続弾を記録するなど好調を維持している。そして今回のエンゼルス戦でもその打棒が光った。

     この日はルイス・セベリーノとアンドリュー・ヒーニーの投げ合い。先にマウンドに立ったヒーリーは初回のヤンキース打線を3者凡退に抑えると対するセベリーノも先頭打者のイアン・キンズラーを四球で歩かせるも捕手・ゲーリー・サンチェスが盗塁阻止し、後続の攻撃も抑えて結果的には3人でこの回を終えた。

     試合が動いたのは2回のエンゼルスの攻撃。「5番・DH」としてスタメン出場した大谷翔平がセベリーノの97マイルのフォーシームをライトスタンドへと運んで先制点をもたらした。大谷は第4号の本塁打で本拠地、エンゼル・スタジアムは大盛り上がりをみせた。援護をもらったヒーニーは4回まではヤンキースに得点を許さなかったが、5回に1死一・三塁からアーロン・ヒックスに犠牲フライを打たれて失点、6回には走者を出した後に代わったジム・ジョンソンがコール・カルフーンの攻守のおかげもありニール・ウォーカーを併殺に抑えるもその間に三塁走者のグレゴリウスが得点して試合は1対2となった。結果、ヒーリーは5回5安打2失点、9奪三振と好投をみせた。

     試合は7回にアンドレルトン・シモンズのスリーベースでエンゼルスが勝ち越しに成功するも9回にヤンキースが1死満塁から代打、ブレット・ガードナーの犠牲フライで3対3の同点に追いつき延長戦に突入する。そして10回のヤンキースの攻撃ではグレゴリウスがキーナン・ミドルトンから一発を放って4対3と勝ち越すとその裏は守護神、アロルディス・チャップマンが無失点に抑えて試合終了。先発したセベリーノは勝ちこそ付かなかったが、7回5安打3失点、決勝弾を放ったグレゴリウスは直近6試合で5本塁打と結果を残した。

  • J.D.マルティネスが逆転弾 Rソックス両リーグ最多19勝目

    2018.4.27 15:00 Friday

    【レッドソックス5-4ブルージェイズ】@ロジャース・センター

     先発のクリス・セールが3回までに3点を失う苦しい展開となったレッドソックスだが、新加入の大砲の一振りがチームを勝利に導いた。2対3と1点ビハインドで迎えた5回表、レッドソックスは二死から連打で一、三塁のチャンスを作り、J.D.マルティネスが初球を捉えてライトへの5号逆転スリーラン。その後、1点差に迫られたものの、マット・バーンズからクレイグ・キンブレルへ繋ぐ必勝リレーでこのリードを守り抜き、いずれも1点差で決着したブルージェイズ3連戦を2勝1敗で勝ち越した。なお、レッドソックスの9試合にわたるロード遠征は6勝3敗で終了。現時点での19勝は両リーグ最多の数字となっている。

     試合開始前の時点で打率.296、4本塁打、OPS.875と決して悪くはないものの期待値に届かない成績にとどまっていたマルティネスは、本来の打棒を取り戻すために積極的に打撃練習に取り組んでいた。アレックス・コーラ監督は「相手にダメージを与えるようになるまで、必要な調整はあと1ステップだけだと思う。彼は打撃練習をしたり、ビデオを研究したりして、試合を変える一打を放つために努力しているんだ」と話していたが、その一打がここぞの場面で飛び出した。

     日本時間4月19日のエンゼルス戦以来となる一発は、チームを劣勢から救う貴重な逆転弾。マルティネスは「間違いなく大きな一打だったね。あの一打でリードを奪うことができたんだから」と自身の一発を振り返ったが、「これが我々が彼と契約した理由なんだよ。彼は違いを生み出せる選手なんだ」と語ったコーラも同じ気持ちだったに違いない。

     デボン・トラビスとジャスティン・スモークにソロ本塁打を浴びるなど、6回3失点とやや物足りないピッチングに終わったセールは「彼はバットで信じられないことをやってのける選手だ。今夜は彼に感謝しているよ」と自身に今季2勝目をもたらしたマルティネスの一打への感謝を口にしていた。

  • レイズ打線またも爆発 5試合連続8得点以上の球団新記録

    2018.4.27 14:00 Friday

    【レイズ9-5オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     4試合連続8得点以上と好調のレイズ打線がまたしても爆発した。日本時間4月27日のオリオールズ戦でレイズ打線はディラン・バンディに11安打8得点の猛攻を浴びせ、試合開始前の時点で防御率1.42だった右腕を5回途中でノックアウト。エースのクリス・アーチャーが11安打を浴びるなど、オリオールズの反撃に遭ったものの、最終的に9対5で勝利し、球団記録をさらに更新する5試合連続8得点以上を達成した。アーチャーは6回途中4失点と不本意なピッチングだったが、打線の援護に恵まれて今季2勝目をマークしている。

     ケビン・キャッシュ監督は「今夜も攻撃面ではたくさんの良いことが起こったね。選手たちの活躍には驚かされているよ」と今日の試合を振り返った。初回にC.J.クロンの6号ツーランで先制し、2回表にはウィルソン・ラモスが2号ツーラン。3回表にダニエル・ロバートソンとラモスのタイムリーでリードを6点に広げ、5回表にジョーイ・ウェンドルとマレックス・スミスのタイムリーで5試合連続となる8得点に到達した。

     先制弾を放ったクロンは「1番から9番までみんなが貢献できている。僕たちはみんなバットがよく振れているよ。メジャーリーグの世界ではめったに起こることではないけどね」と打線好調に手応えを感じている様子。この日は1番のディナード・スパンと9番のアデイニー・エチャバリアにヒットが出なかったものの、3番から8番までの6人が複数安打を記録し、チーム合計13安打で9得点を叩き出した。

     好調な打線がチームを牽引し、これでレイズは6連勝。一時は9まで増えた借金は、あっという間に3まで減った。一方、エース格のバンディがノックアウトされたオリオールズは5連敗。直近12試合で1勝11敗と苦しい戦いが続いている。打線はレイズを上回る16安打を放ったものの、得点圏で8打数1安打に終わるなど、好機を生かすことができなかった。

« Previous PageNext Page »