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  • ヤンキース・ジャッジ 下半身の張りでスタメン外れる

    2020.8.13 08:10 Thursday

     アーロン・ジャッジ(ヤンキース)が日本時間8月13日のブレーブス戦(田中将大が先発)のスタメンから外れた。アーロン・ブーン監督によると、ジャッジは下半身に張りがあり、治療を受けているという。ジャッジは前日の試合で今季9号アーチを放ったものの、6回裏の打席で代打を送られ、途中交代していた。

     ブーンはジャッジが先週レイズの本拠地トロピカーナ・フィールドで4試合をプレーしたことの影響を受けている可能性を示唆した。トロピカーナ・フィールドはメジャーで数少ない人工芝の球場である。ブーンによると、ジャッジ自身はプレーしたがっていたが、大事を取って休ませることにしたようだ。

     下半身の具体的な箇所について尋ねられたブーンは、臀部、ふくらはぎ、ハムストリングなど複数の部位を挙げた。「タンパでの3日間で4試合をプレーしたことが影響していると思う」とブーン。明日は試合がなく、明後日から始まる宿敵・レッドソックスとの4連戦を万全の状態で迎えさせるためにジャッジをスタメンから外すことを決断した。

     ジャッジは今季ここまで両リーグ最多の9本塁打、同1位の長打率.758をマークし、20打点もチャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)と並んで同最多タイ。チームの全17試合に出場し、打率.290、OPS1.101という好成績を残していた。開幕2週目には自身初の5試合連続本塁打を記録し、週間MVPも受賞している。

     ブーンは日本時間8月15日から始まるレッドソックス4連戦でジャッジがスタメンに復帰できると信じている。ジャンカルロ・スタントンの離脱によって打線は少なからずパワーダウンを強いられているだけに、指揮官はジャッジのコンディションに大きな問題がないことを願っていることだろう。

  • ブラックモン3安打で打率.500 安打数がカージナルスに並ぶ

    2020.8.12 16:15 Wednesday

     チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)は日本時間8月12日のダイヤモンドバックス戦で4打数3安打1打点の活躍を見せ、今季の打率を.500(68打数34安打)に上げた。チームの開幕17試合で打率.500以上をマークするのは史上7人目の快挙。今季の安打数は、新型コロナウイルスの影響により試合延期が続いているカージナルス(5試合で34安打)と同数となっている。

     ブラックモンの前にチームの開幕17試合で打率.500以上を記録したのは2004年のバリー・ボンズだ。この年のボンズは開幕17試合終了時点で打率.525、OPS2.028という驚異的な数字をマークし、開幕20試合目まで打率5割、開幕31試合目まで打率4割をキープ。最終的にはキャリア2位の打率.362をマークし、自身2度目の首位打者に輝いた。

     ボンズの前の3人はいずれもアメリカ野球殿堂入りを果たしている。1997年のラリー・ウォーカーは開幕17試合の時点で打率.507を記録。開幕96試合が終了した時点で.402と打率4割をキープしていた。1959年のハンク・アーロンは開幕17試合の時点で打率.500をマークし、開幕60試合目まで打率4割をキープ。また、1958年のスタン・ミュージアルは開幕17試合の時点で打率.529をマークし、開幕49試合目まで打率4割をキープした。

     ブラックモンが残り43試合のうち41試合に出場して平均4打数を記録する(つまり合計164打数)と仮定すると、打率4割達成のためには164打数59安打(打率.360)が必要となる。メジャーリーグ機構のデータ専門家、トム・タンゴによると、ブラックモンがこれを達成する可能性は10%であるという。

     可能性が10%と聞くと低いように思われるが、たとえば1998年のマーク・マグワイアは681打席で70本塁打、要するにシーズン全打席のうち10.3%の打席で本塁打を打った。あの年のマグワイアが1打席で本塁打を打つ確率と同じくらい、現在のブラックモンには打率4割達成の可能性があるというわけだ。

     なお、現時点でドノバン・ソラーノ(ジャイアンツ)は打率.458、DJ・レメイヒュー(ヤンキース)も打率.400をマークしている。60試合制という異例のシーズンとはいえ、79年ぶりの4割打者誕生なるか注目だ。

  • インディアンス・サンタナが「ボンズ級」のペースで積み上げる記録とは

    2020.8.12 11:35 Wednesday

     カルロス・サンタナ(インディアンス)がバリー・ボンズのメジャー記録に迫るペースで四球を積み上げている。ボンズは2004年に歴代最多の232四球を記録。もちろん、サンタナは60試合制のシーズンでこの記録を更新しようとしているわけではない。しかし、四球を積み上げるペースは、2004年のボンズに迫るものとなっている。

     サンタナは日本時間8月11日の試合が終了した時点で、チームの全17試合に出場し、23四球を記録。「マルチ四球」が6試合もあり、日本時間8月7日から4試合連続で「マルチ四球」を記録し、この4試合で12四球を選んだ(4-2-3-3)。17試合で23四球というペースを162試合に換算すると、219四球になる。ボンズのメジャー記録には及ばないものの、それに迫る数字である。

     これだけ多くの四球を選んでいる結果、サンタナは打率.188に対して出塁率.451を記録。これはジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)の.453に次いでリーグ2位にランクインしている。日本時間8月7日のレッズ戦は無安打ながら4四球、日本時間8月9日のホワイトソックス戦でも無安打ながら3四球を記録し、ヒットを打たずとも出塁率は上昇する一方だ。

     ちなみに、チームの開幕17試合で最も多くの四球を選んだのは、1962年のミッキー・マントルで29四球。マントルは打率.341と打撃自体も好調で、出塁率は.600という驚異的な水準に達していた。21世紀に入ってからでは、2002年と2004年のボンズが24四球、2007年のジム・トーメイが25四球、2013年のジョーイ・ボットー(レッズ)も24四球を記録している。

     なお、サンタナは日本時間8月12日のカブス戦に出場し、この試合でも四球を1つ選んだ。4打席で3打数1安打1四球を記録し、打率は.196、出塁率は.453に上昇。今後、サンタナが四球や出塁率をどこまで伸ばしていくか注目したい。

  • 4割打者誕生なるか 打率.484のロッキーズ・ブラックモンに注目

    2020.8.12 10:55 Wednesday

     チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)は日本時間8月11日のダイヤモンドバックス戦で4安打を放ち、今季の打率を.484とした。開幕16試合の打率としては、2004年にバリー・ボンズ(ジャイアンツ)が.525を記録して以来のハイアベレージ。今季が60試合制であることを考えると、ブラックモンには79年ぶりの打率4割を達成する可能性が十分にありそうだ。

     開幕から2試合連続でノーヒットに終わったブラックモンだが、そこから14試合連続安打を記録。14試合のうち、マルチヒットが11試合もあり、3安打以上は5試合を数える。メジャーリーグにおける最後の4割打者は、1941年に打率.406をマークしたテッド・ウィリアムス(レッドソックス)。この年のウィリアムスは143試合に出場しており、60試合制のなかで打率4割を目指すブラックモンと同列に語ることはできないが、60試合制とはいえ打率4割が偉業であることに変わりはない。

     メジャーリーグ機構のデータ専門家、トム・タンゴはブラックモンが打率4割を達成する可能性について次のように分析する。まず、現在34歳のブラックモンがロッキーズの残り44試合すべてに出場する可能性は低い。44試合中42試合に出場し、平均4打数を記録すると仮定すると、ブラックモンは今季の残り試合で168打数を記録することになる。現在の64打数と合わせて合計232打数となり、打率4割を達成するためには93安打が必要。すでに31安打を放っているブラックモンは、残り62安打で打率4割を達成することができ、残り試合で必要な打率は.369(168打数62安打)となる。

     2018年以降の打率が.311であるブラックモンが残り試合で.369を記録するのは決して簡単なことではないが、タンゴの試算によると、ブラックモンがこれを達成する可能性は6%もあるという。これらの数字を見る限り、79年ぶりの4割打者誕生に期待してもいいのではないだろうか。なお、ブラックモンは日本時間8月12日のダイヤモンドバックス戦に出場中で、ここまで2打数2安打を記録。打率を.500まで上昇させている。

  • 乱闘のきっかけ作ったアストロズ・コーチに20試合出場停止処分

    2020.8.12 09:45 Wednesday

     メジャーリーグ機構は日本時間8月12日、アストロズのアレックス・シントロン打撃コーチに20試合の出場停止処分を科した。シントロンは日本時間8月10日に行われたアスレチックス戦でラモン・ラウレアーノを挑発し、乱闘が発生するきっかけを作ったと見られている。コーチには異議申し立ての権利がなく、出場停止は直ちにスタート。シントロンは日本時間9月3日に復帰可能となる。

     乱闘が発生したのは、ラウレアーノがその試合2度目、その3連戦では3度目となる死球を受けた直後だった。苛立ちを隠せないラウレアーノが一塁へ向かう際、一塁側のダグアウトにいたシントロンがジェスチャーを交えながらラウレアーノを挑発。激怒したラウレアーノが一塁側ダグアウトへ突進し、両軍の選手がダグアウトから飛び出して乱闘となった。

     アストロズのダスティン・ガーノウがラウレアーノを取り押さえたため、ラウレアーノとシントロンが直接やり合うことはなかったが、ラウレアーノとアスレチックスのオースティン・アレンにはその場で退場が宣告された。ラウレアーノにも6試合の出場停止処分が科されたが、ラウレアーノは異議申し立てを行う意思を示しており、処分が確定するまで出場可能である。

     シントロンは発表した声明文のなかで「私はメジャーリーグ機構による処分を受け入れ、今回の出来事から学んでいきます。(挑発行為のなかで)ラモンの母に言及したりはしていませんが、私の行動は不適切でした。日曜日の試合で不幸な出来事が起きた原因となったことを謝罪します。コーチとして、我々はより高い基準を求められており、選手たちの手本にならなくてはなりません。他のコーチたちが私の失敗から学び、二度とこのようなことが起きないことを願います」と述べた。

     アストロズのダスティ・ベイカー監督は「彼は我々のチーム、特にラテン系の選手たちにとって重要な存在だった」と語っており、シントロンの離脱はチームにとって痛手となる。なお、アストロズはもう1人の打撃コーチであるトロイ・スニッカーを補佐するために、シントロンに代わるコーチを準備する予定だ。

  • インディアンス クレビンジャーもプロトコル違反が発覚

    2020.8.11 12:40 Tuesday

     インディアンスは、先発右腕のマイク・クレビンジャーが球団が定めた新型コロナウイルス感染防止のためのプロトコルに違反し、チームから隔離されていることを発表した。同じく先発右腕のザック・プリーサックがプロトコル違反により遠征先のシカゴから自宅へ強制送還されたばかりであり、インディアンスは先発投手を2人欠いた状態で今後の数日間を戦わなければならなくなった。

     インディアンスは、新型コロナウイルスの感染を防止するため、遠征先での選手やスタッフの行動に制限を設けている。ところが、プリーサックはシカゴで友人と会っていたことが発覚し、自宅へ強制送還。安全が確認されるまでチームから隔離されることになった。

     それに加え、日本時間8月11日にはクレビンジャーのプロトコル違反も発覚。インディアンスは、その期間については明らかにしていないものの、クレビンジャーをチームから隔離し、安全にチームに合流できるよう検査を受けさせることを発表した。クレビンジャーは日本時間8月12日に本拠地プログレッシブ・フィールドでのカブス戦に先発する予定だったが、クレビンジャーに代わってアダム・プルッコが先発予定となっている。

     インディアンスはこの件について「本日、我々はマイク・クレビンジャーが直近のシカゴへの遠征の際に球団が定めたプロトコルに違反していたことを把握しました。彼はチームから隔離するよう指示を受けており、検査を受ける予定となっています。火曜日の夜(現地時間)のカブス戦には、彼に代わってアダム・プルッコが先発します。クリーブランド・インディアンスは今後も、選手やコーチ、スタッフの健康と安全を最優先に考えていきます」とのコメントを発表している。

     現在29歳のクレビンジャーは昨季まで3年連続12勝以上を挙げている主力投手で、今季はここまで3試合に先発して1勝1敗、防御率3.24をマーク。一方、プリーサックはメジャー2年目を迎えた25歳の若手投手で、今季はここまで3試合に先発して1勝1敗、防御率1.29の好成績を残している。

  • カージナルスの60試合消化は絶望的に 14日のダブルヘッダーも延期

    2020.8.11 11:50 Tuesday

     メジャーリーグ機構は日本時間8月14日に予定されていたカージナルス対タイガースのダブルヘッダーが延期となったことを発表した。カージナルスで新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、プレー再開に向けた準備のために時間が必要であり、日本時間8月14日にダブルヘッダーを開催するのは不可能であると判断された。

     カージナルスではこれまでに17名(選手10名とスタッフ7名)の新型コロナウイルス陽性が確認されている。感染がチーム内でこれ以上拡大するのを防ぐために、現在は選手、コーチ、スタッフを自宅待機としており、本拠地ブッシュ・スタジアムを訪れるのはドライブスルー形式での新型コロナウイルスの検査時のみとなっている。

     現時点では、日本時間8月15日に敵地ギャランティードレイト・フィールドでホワイトソックス戦が予定されているが、いつチームでの練習を再開できるかは不透明だ。今季の全日程(60試合)を消化するためには、残り45日間で55試合を戦わなければならず、全日程の消化は絶望的。ロブ・マンフレッド・コミッショナーもカージナルスの全日程消化は「困難である」との見解を示している。

     カージナルスは、チーム内で追加の陽性者が発生してしまったのは、感染の拡大が落ち着く前にチームでの練習を再開してしまったことが原因であると考えており、練習再開のタイミングを慎重に判断していく方針だ。チームの関係者全員が毎日検査を受け、感染がこれ以上拡大することはないと判断した段階で、プレー再開に向けてチームを招集することになる。

     試合の延期が続いている関係で、正捕手のヤディアー・モリーナや正遊撃手のポール・デヨングなど、最初に陽性が確認された選手たちは戦列復帰に向けたステップを開始しており、プレー再開と同時に復帰できる可能性もある。ただし、ジョン・モゼリアック野球部門社長は「いつプレーを再開できるかはわからない」と発言している。

     なお、カージナルスの感染拡大がカジノから始まった可能性が一部で報じられていたが、カージナルスの選手がカジノを訪れたという明確な証拠はないという。カージナルスは、ミネソタとミルウォーキーへの遠征前にセントルイスでウイルスが流入し、それが遠征中にチーム内へ広がったと考えているようだ。

  • メッツ・ストローマンが出場辞退 2球団での感染爆発も影響

    2020.8.11 11:20 Tuesday

     マーカス・ストローマン(メッツ)は日本時間8月11日、今季の出場を辞退することを発表した。現在29歳のストローマンは、左ふくらはぎの故障で出遅れており、今季1試合も登板していない。メッツからの出場辞退者は、ヨエニス・セスペデスに続いて2人目となった。

     ストローマンは、新型コロナウイルスの感染拡大が球界でも続くなか、「不確実なことや未知のことが多すぎる」として、家族と自分自身の健康と安全のために出場辞退を決断したことを発表。マーリンズとカージナルスの2球団で大規模なクラスターが発生したこともストローマンの決断に影響を与えたようだ。

     ストローマンは左ふくらはぎの回復を待つあいだもブルペンでの投球練習を行い、先週は試合形式の練習で85球を投じて戦列復帰の準備を進めていただけに、ルイス・ロハス監督はストローマンの出場辞退の決断に驚きを隠さなかった。しかし、「選手たちが決断したことはサポートしていきたい」とストローマンの決断への理解も示している。

     2014年にブルージェイズでメジャーデビューしたストローマンは、昨年までの6年間で通算51勝47敗1セーブ、防御率3.76をマーク。今季の開幕から故障者リストで過ごした期間はサービスタイムに加算されるため、サービスタイムは通算6年を超えており、今季終了後にフリーエージェントとなる。トレバー・バウアー(レッズ)やロビー・レイ(ダイヤモンドバックス)とともに、今オフの移籍市場における注目株となるだろう。

     なお、ストローマンは今季プレーしないままフリーエージェントになることについて「正直に言って、それほど心配していない。移籍市場における最も若くて最も優秀な先発投手の1人だと思っているからね」と語っている。メッツとしては、昨年7月に獲得したストローマンが2ヶ月プレーしただけでチームを去ってしまうことになるが、ストローマンはメッツとの再契約に興味を持っていることを明らかにしており、メッツと再契約を結ぶ可能性もありそうだ。

  • 週間MVPに2勝のモンタスと6本塁打のタティスJr.が選出

    2020.8.11 10:55 Tuesday

     メジャーリーグ機構は日本時間8月11日、週間MVPの受賞者を発表し、アメリカン・リーグはフランキー・モンタス(アスレチックス)、ナショナル・リーグはフェルナンド・タティスJr.(パドレス)が選出された。モンタスはメジャー5年目の27歳、タティスJr.はメジャー2年目の21歳で、両者とも週間MVPを受賞するのは自身初である。

     モンタスは、薬物規定違反の出場停止処分によって16試合にしか登板できなかった昨季の好調を今季も維持しており、先週は2試合に先発して14イニングを投げ、2勝0敗、防御率0.64、被安打6、奪三振14の好成績をマーク。まだ本塁打を1本も打たれておらず、シーズン通算の防御率は1.57となった。

     「(新型コロナウイルスの感染拡大による)シャットダウン期間にいろんなことに取り組んできたから、このような賞をもらえたことは大きな意味があるし、とても光栄だ。本当に嬉しいよ」とモンタス。9連勝中と快進撃を続けるアスレチックスにおいて、先発投手陣の軸となっており、エースへと飛躍を遂げるシーズンになりそうだ。

     一方のタティスJr.は、先週の6試合で6本塁打と大爆発。今季8本塁打はアーロン・ジャッジ(ヤンキース)と並んで両リーグ最多タイの数字である。本塁打を量産しているだけでなく、ここまで16試合に出場して打率.333、18打点、4盗塁、OPS1.226と絶好調。タティスJr.は「試合に出場するときは、試合を見ている人のために何か特別なことができるように全力を尽くしている。その試合だけしか見ない人もいるからね」と語っているが、その言葉通りの見事な活躍だ。

     「(週間MVPを受賞できて)素晴らしい気分だ。みんなの努力のおかげで、僕たちは今グラウンドに立っていられる。僕は幸せな男だよ」と週間MVP受賞を喜んだタティスJr.。このまま活躍を続けていけば、月間MVPやシーズンMVPなど、さらに大きなアウォードを受賞することになるかもしれない。

  • ドジャース・シーガーまたもスタメン外れる IL入りはしない予定

    2020.8.10 06:05 Monday

     コリー・シーガー(ドジャース)は日本時間8月10日のジャイアンツ戦もベンチスタートとなり、前日に続いて2試合連続でスタメンを外れた。ダイビングキャッチを試みた際に腰を痛めたと見られるシーガーだが、デーブ・ロバーツ監督によると、現時点では故障者リスト入りの予定はないという。

     ロバーツはシーガーの状態について「治療を受け、野球の練習はしていない。2日前より少し良くなっているみたいだ。それは良いことだね」とコメント。「まずは数日間様子を見てみる。今すぐに故障者リスト入りが必要だとは考えていない。数日間様子を見て、(故障者リスト入りの)判断はそれからだね」と現時点では故障者リスト入りの予定がないことを明らかにした。

     ドジャースはシーガーの状態について詳細を明らかにしていないが、日本時間8月8日のジャイアンツ戦でチャドウィック・トロンプがレフト前ヒットを放った際にダイビングキャッチを試み、腰を痛めたと見られている。シーガーは3回表の途中でベンチへ退き、ドジャースは途中交代の理由を「腰の違和感」と発表したが、それ以上の言及は避けている。

     シーガーは今季ここまで13試合に出場して打率.340、3本塁打、7打点、OPS.989の好成績をマーク。開幕から快打を連発し、打線の軸となっていただけに、故障離脱するようなことになれば、ドジャースにとって大きな痛手となるだろう。

  • アストロズ・バーランダー 右前腕痛の回復状況は今一つ

    2020.8.10 03:55 Monday

     昨年自身2度目のサイ・ヤング賞を受賞したジャスティン・バーランダー(アストロズ)は現在、右前腕を痛めて戦列を離れている。一部で報じられた「今季絶望」との報道を自身のTwitterで否定し、今季中の戦列復帰を目指しているバーランダーだが、ダスティ・ベイカー監督によると、故障箇所は思っていたほど順調には回復していないようだ。

     開幕投手を務めたバーランダーは、マリナーズとの開幕戦で勝利投手(6回3安打2失点)となったものの、その3日後に故障者リスト入り。2週間のシャットダウン期間のあと、戦列復帰に向けた動きを開始する予定だったが、故障箇所はバーランダーが期待していたほど順調には回復しておらず、投球練習を再開する見込みは立っていないという。

     昨年の投手陣からゲリット・コール(ヤンキース)、ウェイド・マイリー(レッズ)、コリン・マクヒュー(レッドソックス)、ウィル・ハリス(ナショナルズ)、ヘクター・ロンドン(ダイヤモンドバックス)らが抜けたアストロズは、バーランダーや抑えのロベルト・オスーナなど、投手陣に故障者が続出。特にブルペンは9人のルーキーが名を連ねる異常事態となっている。

     現在37歳のバーランダーは昨年、自己ベストに近い充実のシーズンを過ごし、21勝6敗、防御率2.58の好成績をマークして最多勝のタイトルを獲得。自身初のシーズン300奪三振と自身3度目のノーヒッターを達成したほか、WHIP0.80は過去100年間で2位という驚異的な水準だった。その活躍を評価され、同僚・コールとの争いを制し、2011年以来8年ぶりのサイ・ヤング賞を受賞した。

     年齢を感じさせない活躍を続けてきたバーランダーだが、現時点でまだ投球練習を再開する見込みが立っていないことを考えると、今季中の戦列復帰は難しいかもしれない。

  • ヤンキース・スタントン 左ハムストリング痛でIL入り

    2020.8.10 03:35 Monday

     ヤンキースは日本時間8月9日、ジャンカルロ・スタントンを10日間の故障者リストに登録したことを発表した。スタントンは前日の試合で走塁時に左ハムストリングの張りを訴え、途中交代していた。スタントンの故障者リスト入りに伴い、サイロ・エストラーダがメジャーへ昇格している。

     スタントンは今季ここまで14試合に出場して打率.293、3本塁打、7打点、OPS1.038を記録。新型コロナウイルスの感染拡大によってシーズン開幕が延期となり、今季は開幕から元気にプレーしていたが、チームが15試合を消化したところで戦列を離れることになった。

     レギュラーの指名打者であるスタントンが離脱したことを受け、アーロン・ブーン監督は特定の選手を指名打者に固定するのではなく、「クリエイティブ」に複数の選手を使い分ける意向を示している。なお、日本時間8月10日のレイズ戦ではマイク・フォードが指名打者に起用されている。

     スタントンの離脱を受け、急遽エストラーダを昇格させたブーンだが、試合がない日本時間8月11日を利用してチームの戦力を再分析し、さらなるロースター変更を行うことを示唆している。現在アクティブ・ロースターから外れているミゲル・アンドゥハーやクリント・フレイジャーがメジャーへ昇格し、指名打者としての出場機会を得る可能性もありそうだ。

  • ヤンキース・スタントンが途中交代 故障者リスト入りへ

    2020.8.9 11:35 Sunday

     ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)は日本時間8月9日、レイズとのダブルヘッダー第2試合に「4番・指名打者」で先発出場したものの、左ハムストリングの張りを訴えて途中交代。アーロン・ブーン監督によると、スタントンは4回表に暴投で二塁へ進んだ際に左ハムストリングの張りを感じたという。ブーンは、スタントンがMRI検査を受けたあと、故障者リストに登録される見込みであることを明らかにした。

     ブーンは「彼を失うのは痛いよ。彼の実力はよく知っているからね。彼を長期間失うようなことにならないといいんだけど」とコメント。「彼は二塁へ進んだときに(張りを)感じたんだと思う。ベンチに戻ってきたときに『誰かを準備させてほしい』と言ってきたんだ」とスタントンがルーク・ボイトのタイムリーで生還したあとのベンチでの様子について語った。

     スタントンは今季ここまで14試合に出場して打率.293、3本塁打、7打点、OPS1.038をマーク。この日のダブルヘッダー第1試合では今季3本目の本塁打を放ち、チームの勝利に貢献していた。昨季は故障の影響により18試合にしか出場できなかったが、今季はすでに昨季の本塁打数に並んでいる。

     同僚のアーロン・ジャッジは「彼はMVPを狙えるようなスタートを切っていた。離脱の期間にかかわらず、彼の離脱は痛いよ」と語った。その一方で「故障者が出るのは去年と同じさ。『代役が現れる』というのが僕たちのモットーだよ」とチーム一丸となってスタントンの穴を埋めていくことへの意欲を示した。

     「僕たちのチームは選手層が厚いから、多くの選手が出場機会を待っている。スタントンは戦列を離れることになると思うけど、そのチャンスを生かそうとしている選手がたくさんいるんだよ」とジャッジ。現在、チームには「タクシー・スクワッド」の一員としてミゲル・アンドゥハーが帯同しており、スタントンの離脱に伴ってアンドゥハーが昇格することが有力視されている。

  • 開幕からの連続本塁打記録 昨年のマリナーズは歴代最長の20試合

    2020.8.8 09:00 Saturday

     ヤンキースは現在、開幕から12試合連続で本塁打を放ち、球団記録を更新している。開幕からの連続本塁打記録は、2002年インディアンスによる14試合連続だったが、昨年マリナーズが大幅に更新し、20試合まで記録を伸ばした。今季のヤンキースはどこまで記録を伸ばすことができるだろうか。

     昨年のマリナーズは、東京ドームでシーズンの開幕を迎え、日本時間4月18日のインディアンス戦で完封負けを喫するまで、開幕20試合連続本塁打を記録。ジェイ・ブルースの8本塁打を筆頭に、ダニエル・ボーグルバックが6本塁打、ミッチ・ハニガーとエドウィン・エンカーナシオンが5本塁打、ティム・ベッカムとドミンゴ・サンタナが4本塁打など、チーム全体で本塁打を量産した。

     マリナーズが更新するまでメジャー記録を持っていたのが2002年のインディアンスで、11勝3敗という好スタートを切るなかで開幕14試合連続本塁打を記録。選手別ではマット・ロートンの5本塁打、ジム・トーメイの4本塁打が目立つ程度だったが、合計10人の選手が本塁打を放ち、メジャー新記録樹立に貢献した。

     この2チームを含め、開幕から12試合以上連続で本塁打を放ったチームは10チームあり、2017年タイガースと1954年カブスが開幕13試合連続本塁打、2020年ヤンキース、2013年メッツ、2007年デビルレイズ、2001年ダイヤモンドバックス、1997年ロッキーズ、1986年レッズが開幕12試合連続本塁打を記録している。

     また、開幕からの記録に限定しなければ、ヤンキースは昨年、31試合連続本塁打のメジャー新記録を樹立。これは2002年レンジャーズが記録した27試合連続本塁打を更新するものだった。

  • カージナルスに新たな陽性者 カブス3連戦が延期に

    2020.8.8 08:25 Saturday

     日本時間8月8日、カージナルスで選手1名の新型コロナウイルス陽性が判明し、ブッシュ・スタジアムで行われる予定だったカブス3連戦が延期となった。カージナルスは現在、追加の検査と感染経路の特定を進めている。カブス3連戦が延期された結果、カージナルスはレギュラーシーズン残り49日間で55試合を戦わなければならなくなった。

     カージナルスはすでにヤディアー・モリーナ、ポール・デヨングといった主力選手の新型コロナウイルス陽性が判明しており、今回の選手1名を加えて合計14名(選手8名・スタッフ6名)が感染したことになる。

     ミルウォーキーで6日間の隔離生活を過ごしたあと、2日連続で全員が陰性と判定され、日本時間8月8日にプレーを再開する予定だったカージナルス。ところが、試合当日になって新たな陽性者が発生し、今回のカブス3連戦を含めると、10試合が延期となった。

     カージナルスはモリーナ、デヨングのほか、ランヘル・ラベロ、エドムンド・ソーサ、ジュニア・ヘルナンデス、コディ・ウィットリーの新型コロナウイルス陽性を公表し、いずれも故障者リスト入り。このほか、カルロス・マルティネスも非公表の理由により故障者リスト入りしており、新型コロナウイルス陽性が確実視されている。

     マイク・シルト監督によると、選手たちの症状はただの頭痛から微熱まで様々だったようだが、いずれも快方に向かっているという。また、スタッフのなかにはより深刻な症状を示している者もいたが、シルトは誰も入院していないことを明らかにしている。

  • マーリンズがオリオールズ4連戦をスイープ 開幕7試合で6勝1敗

    2020.8.7 13:05 Friday

    【オリオールズ7-8マーリンズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     マーリンズはオリオールズとのシーソーゲームを制し、8対7で勝利。新型コロナウイルスのクラスターが発生したことによる8日間の中断を経てプレーを再開し、最初のカードであるオリオールズ4連戦を見事にスイープした。マーリンズ3番手のマイク・モリンが今季初勝利(0敗)、5番手のブランドン・キンツラーが今季3セーブ目をマーク。オリオールズ3番手のエバン・フィリップスに今季初黒星(1勝)が記録された。

     ジョナサン・ビヤーの1号先頭打者アーチで先制したマーリンズは、2回表にレナト・ヌニェスの3号ソロで追い付かれたものの、直後の2回裏にマグネウリス・シエラの犠飛で勝ち越しに成功。3回表にアンソニー・サンタンデールのタイムリー三塁打などで2点を失い、逆転を許したが、3回裏にブライアン・アンダーソンが2点タイムリーを放ち、再びリードを奪った。

     4回表にチャンス・シスコの1号ソロでまたしても同点に追い付かれたが、4回裏にビヤーのタイムリーと相手のミスで2点を勝ち越し。6回表にドワイト・スミスJr.の2号ソロ、ヌニェスの4号ソロと2者連続本塁打を浴び、6対6の同点となったが、7回裏にヘスス・アギラーの犠飛とアンダーソンのタイムリー三塁打で2点のリードを奪った。最終回にクローザーのキンツラーがペドロ・セベリーノのタイムリーで1点を失ったが、8対7で逃げ切り。開幕7試合で6勝1敗という球団史上最高の好スタートを切っている。

     なお、マーリンズのドン・マティングリー監督はこの勝利がマーリンズでの通算282勝目となり、ジャック・マッキーンの281勝を上回って球団記録を更新。球団史上最多勝利監督となった。

  • メンバー表に名前なし ブルージェイズ右腕が登板却下

    2020.8.7 11:05 Friday

     ブルージェイズはメンバー表の不備により、予定していたリリーフ投手の登板を却下される珍事に見舞われた。ブレーブス戦の6回裏、チャーリー・モントーヨ監督は先発の新人右腕ネイト・ピアソンに代えてジェイコブ・ワゲスパックをマウンドに送り込んだが、球審のアラン・ポーターはメンバー表にワゲスパックの名前がないことに気付き、登板を却下。ワゲスパックは投球練習の途中でダグアウトへ退いた。

     1対3と2点ビハインドで迎えた6回裏、モントーヨは5回2安打3失点と試合を作ったピアソンに代えてワゲスパックを投入。ワゲスパックはロースター枠が30人から28人に縮小されたことに伴い、サンティアゴ・エスピナルとともにマイナー降格となっていたが、トレント・ソーントンが故障者リスト入りしたため、急遽メジャーに呼び戻されていた。

     しかし、ブルージェイズは急遽メジャー昇格となったワゲスパックの名前をメンバー表に記入していなかった。球審のポーターは三塁塁審のマーティ・フォスターとともにブルージェイズのダグアウトへ行き、ワゲスパックが登板不可であることを通達。マウンド上で落胆した様子を見せたワゲスパックは、投球練習を終えることなくマウンドを降りることになった。

     予定変更を強いられたブルージェイズは、ラファエル・ドリス(元阪神)が緊急登板。ドリスは6回裏を無失点に抑え、ブルージェイズは直後の7回表にテオスカー・ヘルナンデスのタイムリーなどで同点に追い付いた。しかし、9回裏に5番手のウィルマー・フォントがニック・マーケイキスに1号ソロを浴び、3対4でサヨナラ負け。なお、ブルージェイズの山口俊に登板機会はなかった。

  • エンゼルス・大谷が会見「可能性があるなら二刀流を続けたい」

    2020.8.6 15:00 Thursday

     大谷翔平(エンゼルス)は右腕の故障により2020年シーズン中に再びマウンドに立つことが絶望的となってしまったが、自身の状態について「右肘の炎症のような感じ」と表現したように、それほど深刻には捉えていないようだ。日本時間8月6日にリモート会見に応じた大谷は、来年二刀流を再開することへの意欲を見せた。

     大谷の状態は「右前腕屈筋回内筋のグレード1~2の損傷」と公式発表されている。要するに「右前腕痛」である。しかし、大谷自身はトミー・ジョン手術後のリハビリ中から右肘の張りや痛みを感じており、どのタイミングで故障が発生したかはわからないという。今年の残り試合は打者に専念することが発表されているが、大谷は来年再びマウンドに立つことができると楽観的に考えている。

     「トミー・ジョン手術を受けたときほど深刻ではないですし、右肘のちょっとした炎症のような感じ」と自身の状態について語った大谷。「野手をやれと言われたらやりますし、投手をやれと言われたらやりますけど、どちらも出来るのであれば、可能性があるならやりたい」と二刀流への思いを口にした。

     大谷は日本時間8月6日の試合前(対マリナーズ)に打撃練習を行ったが、大事を取って2日連続で欠場。しかし、ジョー・マドン監督は明日のマリナーズ3連戦の最終戦で大谷を指名打者として起用する方針を明らかにしている。

     「今は今シーズンに集中しないといけない。チームに貢献できる方法は打撃だけなので、打撃に集中しないといけない。オフシーズンになれば、通常の投球プログラムをこなせると思うので、パワーアップできるようにしたい」と大谷。すでに気持ちを切り替え、打者としてチームに貢献することに集中している。

     マドンは大谷をレギュラーの指名打者として起用する方針だが、好左腕と対戦する際はスタメンから外すことも検討しているようだ。エンゼルスはトップ・プロスペクトのジョー・アデルの昇格によって外野が人員過多となっており、大ベテランのアルバート・プーホルスも指名打者での出場機会を必要としている。大谷が指名打者に固定されることで選手起用の柔軟性は失われてしまうものの、エンゼルスは大谷の打撃力を最大限に活用したいと考えている。

     大谷は今季ここまで打者として6試合に出場し、打率.148、1二塁打、2本塁打、7打点、1盗塁、OPS.586にとどまっている。しかし、ボールを強く、昨年よりも良い角度で打つことができているというデータもあり、エンゼルスは打者・大谷の状態を悲観していない。ただし、レギュラーの指名打者として起用される以上、3打席に1度のペースで喫している三振の数を減らす必要はあるだろう。

     開幕12試合で4勝8敗とスタートダッシュに失敗し、地区4位に沈んでいるエンゼルスだが、シーズンはまだ48試合も残っている。大谷がバットでチームを浮上に導けるか注目したい。

  • ヤンキースが球団新記録の開幕11試合連続本塁打!

    2020.8.6 12:10 Thursday

     ヤンキースは日本時間8月6日に行われたフィリーズとのダブルヘッダーで、第1試合にブレット・ガードナーが3号2ラン、アーロン・ジャッジが7号3ラン、第2試合にルーク・ボイトが4号ソロを放ち、これで開幕から11試合連続本塁打。1999年の10試合連続を上回り、球団新記録となった。

     ボイトは自軍の打線について「この打線には穴がないんだ。全員がホームランを打てるし、四球を選んで出塁することもできる」とコメント。「どの選手もアプローチが優秀だから、ボール球に手を出さない。打線のどこからでも大きなダメージを与えることができる」と誇らしげに語った。

     ヤンキースは開幕からの11試合で、ジャッジが7本塁打、ボイトが4本塁打、ガードナーとジオ・ウルシェラが3本塁打、DJ・レメイヒューとジャンカルロ・スタントンが2本塁打、アーロン・ヒックスとグレイバー・トーレスが1本塁打を記録。合計23本塁打で昨年の開幕11試合での22本塁打を上回り、こちらも球団新記録となった。

     開幕からの連続試合本塁打のメジャー記録は、昨年のマリナーズが記録した20試合。ヤンキースが誇る強力打線は、この記録にどこまで迫ることができるだろうか。

  • ソチ五輪・スピードスケートのメダリストがメジャー昇格!

    2020.8.6 11:15 Thursday

     チーム内で新型コロナウイルスのクラスターが発生したことにより、マーリンズは大幅なロースターの組み換えを強いられている。その一連の動きのなかで、30歳の内野手、エディ・アルバレスが初のメジャー昇格。この選手はスピードスケートでオリンピックに出場したことがあるという異例の経歴の持ち主である。

     マイアミ出身のアルバレスは、スケートと野球を兼任しながら育ち、次第にスケートを優先するようになった。マイアミのビーチをローラーブレードで走行し、そのテクニックとスピードで周囲の人々を驚かせたこともあるという。その後、スピードスケートの複数の国際大会での優勝経験がある元オリンピック選手と出会い、奨学金を得て野球で大学へ進学することを断り、スピードスケートに専念するようになった。

     2010年のバンクーバー五輪への出場は逃したものの、スピードスケートに専念したアルバレスは着実に成長し、2014年のソチ五輪でアメリカ代表の一員に選ばれた。キューバ系アメリカ人の男性スピードスケート選手がアメリカ代表としてオリンピックに出場するのは初めてのことだった。アルバレスは、個人で出場した3つのレースではメダルに届かなかったものの、5000メートルリレーで銀メダルを獲得した。

     ソチ五輪終了後、アルバレスは野球に復帰して2014年6月にホワイトソックスとマイナー契約。「野球に戻って初めてバットを握ったとき、とても重く感じた。でもホームに戻ってきたような気分だった。ずっと野球をやりたいと思っていたんだ」とアルバレスは当時を振り返る。また、スケート選手としてのピーク時にスケートを辞め、野球に復帰したことについて、全く後悔していないという。

     アルバレスはプロ2年目の2015年にマイナーで53盗塁を記録するなど自慢のスピードを発揮し、その後は打撃面でも着実な成長を示してきた。昨年3月にマーリンズへトレードされ、昨年はAAA級での66試合で打率.323、12本塁打、12盗塁、OPS.978の好成績をマーク。30歳にしてついにたどり着いた夢の舞台でどんなプレーを見せてくれるか注目だ。

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