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  • ドジャースがホワイトを獲得 フリースは故障者リスト入り

    2019.7.27 16:00 Saturday

     日本時間7月27日、ドジャースはデービッド・フリースの故障者リスト入りに伴い、アストロズからトレードで獲得したタイラー・ホワイトをアクティブ・ロースターに登録した。ホワイトは日本時間7月21日にアストロズからDFAとなり、同26日にマイナー右腕のアンドレ・スクラッブとのトレードでドジャースに加入。フリース復帰までの間は、フリースが担っていた「右打ちの一塁手兼三塁手」という役割を担うことになりそうだ。

     現在28歳のホワイトは、2013年のドラフトでアストロズから33巡目指名を受けてプロ入りし、2016年にメジャーデビュー。メジャー3年目の2018年には66試合に出場して打率.276、12本塁打、42打点、OPS.888と自慢の打撃力をアピールしたが、今季は71試合で打率.225、3本塁打、21打点、OPS.650と精彩を欠いていた。

     今季の不振について、ホワイトは「なかなか良い流れに乗ることができなかった。数日間とか数週間の好調はあったけど、それを1ヶ月単位で継続することができなかったんだ。つらいシーズンだよ」とコメント。「移籍してドジャースでプレイできるのは嬉しいよ。フレッシュな気分でプレイできるからね。チームの助けになれるように頑張りたい」とドジャースへの移籍を前向きに捉えていた。

     ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、フリースが故障者リスト入りしたという状況もあり、ホワイトを「右の代打の切り札」として起用する方針を明らかにしている。また、ドジャースの一塁にはジョク・ピーダーソン、マックス・マンシー、コディ・ベリンジャーらがいるものの、いずれも左打者であり、相手先発投手が左腕のときにホワイトが先発出場するケースもありそうだ。

     「これまでに代打でたくさんの成功体験をしているから、きっとチームの助けになれると思う」と自信を口にしたホワイトは、「ここまでは思い通りのシーズンではないけど、自分の実力を証明できるように新たなチャンスを生かしたい」と今後に向けての意気込みを語った。

  • AIG プレゼンツMLB CUP 2019開幕!!

    2019.7.27 14:33 Saturday

    7月26日〜28日にかけて、宮城県石巻市で「AIG プレゼンツ MLB CUP 2019」が開幕される。初日の26日は、開会式のほか出場選手によるホームランダービーも開催された。


    ホームランダービーは大会に参加する全16リーグからそれぞれ1名ずつが参加し優勝を争った。東京日野リーグの清水翔選手と仙台黒松リーグの酒井大斗選手が予選で11本ずつ放ち、タイブレークラウンドに進出しました。タイブレークでは、清水君が3スイング中2本、酒井君が3スイング中0本となり、清水君が優勝しました。


    ホームランダービーの投手は桑田真澄氏

    ホームランダービーで優勝した東京日野リーグの清水翔選手

    27日からは全16リーグによるトーナメントが行われ、28日に優勝チームが決定する。

    MLB CUP 2019の詳細はこちら

  • かつての名遊撃手・トゥロウィツキーが現役引退を表明

    2019.7.26 12:15 Friday

     新天地ヤンキースで復活を期したトロイ・トゥロウィツキーだが、開幕直後に故障者リスト入りして5試合のみの出場にとどまり、現役引退を決断した。日本時間7月26日、オールスター・ゲーム選出5度、ゴールドグラブ賞2度、シルバースラッガー賞2度、MVP投票トップ10入り3度という輝かしい実績を誇る名遊撃手は、球団を通して声明文を発表し、現役引退を表明した。

     トゥロウィツキーの声明文は「メジャーリーガーとしての現役引退を表明するための機会を得たいと思っていた」という一文からスタート。「覚えている限りでは、僕の夢はメジャーリーガーとして最高の舞台でプレイすること、メジャーリーグのユニフォームを着て、チームメイトやファンのために一生懸命にプレイすることだった。自分の夢を叶えることができたことに対し、これからずっと毎日感謝するだろう。本当に光栄なことだと思う」と自身のキャリアを振り返った。

     また、トゥロウィツキーは、自身の声明文のなかで、チームメイトや家族、友人、代理人だけでなく、自身のキャリアを支えてくれた監督やコーチ、トレーニング・スタッフ、球団フロント陣への感謝も述べた。そして、自身の次なるステップとして、テキサス大学野球部のアシスタント・コーチに就任することを明らかにした。

     2005年のドラフトでロッキーズから全体7位指名を受けてプロ入りしたトゥロウィツキーは、ロッキーズでプレイした10年間でシーズン20本塁打以上を6度マークするなど、通算188本塁打、打率.299、出塁率.371、長打率.513を記録。全盛期と言える2007~2014年の8シーズンで、トゥロウィツキーはWAR38.2(Baseball Reference版)をマークしているが、これは同期間でメジャー10位の好成績である。

     ロッキーズ時代の後半から故障に悩まされるシーズンが増え、ブルージェイズとヤンキースでも完全復活はならず。メジャー13シーズンでの通算成績は、打率.290、225本塁打、780打点、出塁率.361、長打率.495となっている。全盛期は短かったが、ハイレベルな攻守を兼ね備えた名遊撃手として、多くのファンにインパクトを与えた好選手だった。

  • 好調ジャイアンツ 買い手に回りバムガーナー放出回避濃厚に

    2019.7.26 11:50 Friday

     この数週間、ジャイアンツはメジャーリーグで最も注目を集めるチームの1つだった。トレード市場で「売り手」に回ることを確実視されながら快進撃を続け、ワイルドカード争いに加わったからだ。関係者の話によると、チームの快進撃を受け、ジャイアンツはトレード市場で「買い手」に回ることを決断。エース左腕のマディソン・バムガーナーは、今季終了までジャイアンツの一員としてプレイする可能性が極めて高くなった。

     日本時間6月30日時点で35勝47敗の「借金12」という状況で、ワイルドカード圏内から8.5ゲーム差をつけられていたジャイアンツだが、その後の21試合でなんと17勝4敗という快進撃を見せ、一気に貯金生活に突入。ナ・リーグのワイルドカード争いが混戦となっていることもあり、ジャイアンツにも十分にワイルドカード獲得の可能性が残されている。

     そうした状況のなか、ジャイアンツのファーハン・ザイディ野球部門社長は、報道陣に対して「今後10日間のうちに、我々のチームがどのような戦いをするか、トレード市場がどのように動くか、という両方の点において、何が起こるかはわからない」とコメント。「あらゆる状況に対応できるように準備を進めている」としつつも、自軍の目標が「優勝争いができる位置につけること」であることを強調しており、バムガーナーら主力選手の放出を回避し、トレード市場での補強に動く可能性が高い。

     ジャイアンツでは、バムガーナーのほか、ウィル・スミス、トニー・ワトソン、サム・ダイソンといった有力リリーバーたちが他球団からの関心を集めていたが、彼らも引き続きジャイアンツの一員としてプレイすることになるだろう。長年チームを率いたブルース・ボウチー監督が今季限りで勇退することも、今季のワイルドカード獲得を諦めないジャイアンツの姿勢を後押ししていると言えそうだ。

     バムガーナー以外の先発投手陣に不安を抱えるジャイアンツ。バムガーナー放出の代わりに、バムガーナーに続く先発投手の獲得を目指すことになるだろう。

  • 週間最優秀選手にラウレアーノとヒウラが選出

    2019.7.23 11:15 Tuesday

     日本時間7月23日、メジャーリーグ機構は2019年レギュラーシーズン第17週の週間最優秀選手を発表し、ア・リーグはラモン・ラウレアーノ(アスレチックス)、ナ・リーグはケストン・ヒウラ(ブリュワーズ)が選出された。メジャー2年目のラウレアーノ、メジャー1年目のヒウラはともにキャリア初の週間最優秀選手受賞となった。

     ラウレアーノは、6試合に出場して打率.542、6二塁打、2本塁打、出塁率.577、長打率1.042の好成績をマーク。強肩を武器にしたハイレベルな外野守備に注目が集まっているが、今季は打撃面でも打率.284、20本塁打、12盗塁、OPS.852と期待以上の成績を残している。アスレチックスの選手が週間最優秀選手に選出されるのは、マイク・ファイアーズ、マーカス・セミエンに次いで今季3人目となった。

     一方のヒウラは、7試合に出場して打率.517、6二塁打、2三塁打、1本塁打、出塁率.548、長打率.966とこちらも好成績をマーク。期待の有望株としてメジャーデビューを果たしたあと、ここまでの37試合で155打席に立ち、打率.331、長打20本(うち9本塁打)、OPS1.000と素晴らしい活躍を見せている。ブリュワーズの選手による週間最優秀選手受賞は、クリスチャン・イェリッチ(2度)に続いて今季2人目かつ3度目となった。

  • 殿堂入り式典が開催 リベラら名選手6人が殿堂入り

    2019.7.22 13:15 Monday

     日本時間7月22日、ニューヨーク州クーパーズタウンで新たにアメリカ野球殿堂入りを果たした6人の名選手を祝福する殿堂入り式典が行われた。マリアーノ・リベラ、エドガー・マルティネス、マイク・ムシーナ、リー・スミス、ハロルド・ベインズ、ロイ・ハラデイ(故人。式典には妻ブランディが出席)の6人を祝福するために、歴代2位となる5万5000人の大観衆のほか、53人の殿堂入りプレイヤーが出席。6人それぞれがスピーチを行い、殿堂入りの喜びを口にした。

     2019年度の殿堂入り式典は、レギュラーシーズンで通算536試合、ポストシーズンで通算21試合に先発したムシーナのスピーチからスタートした。「300勝も3000奪三振も達成できなかった」と語ったムシーナだが、強豪が揃うア・リーグ東部地区でコンスタントに好成績をマーク。初年度(2014年)の20.3%からジワジワと得票率を上げ、今年76.7%で殿堂入りを果たした。

     ハラデイは飛行機事故による死亡から20ヶ月後の晴れ舞台となった。故人となったハラデイに代わり、「これは私がすべきスピーチではありません。ロイがもし生きていて、この場にいたときに話したであろうことを出来る限り話そうと思います」と語った妻ブランディがスピーチを実施。ポストシーズン史上2度目のノーヒッター達成など、メジャーを代表する好投手として活躍し、初年度での殿堂入りとなった。

     ベインズは通算2866安打、1628打点をマークした好打者だった。アメリカ野球記者協会による投票では殿堂入りの基準である得票率75%に大きく及ばなかったものの、ベテランズ委員会の選考により殿堂入りが決定。スピーチでは2014年に他界した父への感謝を口にした。

     「史上最高の指名打者」と呼ばれるマルティネスは、アメリカ野球記者協会による投票で、ラストチャンスとなる10度目のチャレンジで悲願の殿堂入りを果たした。マリナーズ一筋のフランチャイズ・プレイヤーとして活躍したマルティネスは、「シアトルのファンの皆さん、いつも私を応援してくれてありがとう」と地元ファンのサポートに対する感謝を述べた。

     誰よりもこの日を待ち続けていたであろう人物がスミスだ。1997年の現役引退時点で歴代最高の478セーブを記録しながら、アメリカ野球記者協会の15度の投票では殿堂入りを果たせず。ベテランズ委員会の選考により、悲願の殿堂入りが実現した。多くのチームでプレイしたスミスだが、殿堂入りの記念碑にはカブスのロゴが刻まれた。

     そして、ムシーナから始まった殿堂入り式典を締めくくったのは、史上最高の602セーブをマークし、史上初となる得票率100%での殿堂入りを果たしたリベラだ。「なぜいつも僕が最後なのかわからないよ」とジョークを飛ばしたリベラだが、「最後を任されるっていうのは特別なことなんだろうね」とコメント。レギュラーシーズンでの通算成績のみならず、ポストシーズン通算141イニングで防御率0.70という数字も圧倒的。史上初の得票率100%も納得だ。

  • 全体1位指名・ラッチマン プロデビュー戦で本塁打

    2019.7.21 12:45 Sunday

     2019年のドラフトからおよそ7週間が経過し、オリオールズから全体1位指名を受けてプロ入りしたアドリー・ラッチマンがガルフコースト・リーグ(ルーキー級)の試合でプロデビューを果たした。「5番・指名打者」で先発出場したラッチマンは、6回表の第3打席でライトへの本塁打。球団史上2人目の全体1位指名選手として将来を嘱望される大物ルーキーが、数年後のメジャー昇格に向けて順調なスタートを切った。

     ラッチマンは2回表の第1打席でショートゴロ、4回表の第2打席でライトフライに倒れたあと、6回表の第3打席で記念すべきプロ初本塁打。8回表の第4打席は再びライトフライに倒れ、4打数1安打1打点でプロデビュー戦を終えた。

     オリオールズのブランドン・ハイド監督は「プロ第1号おめでとう」とラッチマンの初本塁打を祝福。「これが(今後放つであろう)たくさんの本塁打のうちの1本であるといいね。もちろんガルフコースト・リーグではない場所でね」と付け加え、今後のさらなる活躍に期待を寄せた。

     現在21歳のラッチマンは、ガルフコースト・リーグに長くとどまることはないと見られている。ガルフコースト・リーグで捕手として数試合に出場したあと、A級ショートシーズンのチームに合流する予定となっており、オリオールズは捕手と指名打者を兼任させながら実戦経験を積ませる方針だ。

     絶賛チーム再建中のオリオールズにおいて、再建完了時にチームの核となることを期待されているラッチマンのキャリアはまだ始まったばかり。全体1位指名の大物ルーキーの今後が楽しみだ。

  • エンゼルスが右腕・ハービーをDFAに 今季防御率7.09

    2019.7.20 13:30 Saturday

     日本時間7月20日、エンゼルスは先発右腕のマット・ハービーをDFAとしたことを発表した。ハービーは、日本時間7月19日のアストロズ戦に先発したものの、6回6失点に終わり、今季の防御率は7.09に。先発ローテーションの一角を担うことを期待され、年俸1100万ドルの1年契約でエンゼルスに加入したが、その期待に応えることはできなかった。

     エンゼルスのブラッド・オースマス監督は、今回の決断について「(ハービーをロースターから外したほうが)チームが勝つチャンスが増えると感じたから今回の決断は行われた」とコメント。「マット(・ハービー)はチームメイトから愛される存在だったけど、我々は試合に勝つというビジネスのなかにいる。ビリー(・エプラーGM)と話をして、我々が今後の試合に勝っていくためにはこれがベストの決断であると判断したんだ」と説明した。

     ハービーは背中の痛みにより前半戦の大部分を欠場し、今季ここまで12試合に先発して3勝5敗、防御率7.09という成績。後半戦から戦列復帰を果たし、復帰後最初の登板では6回途中1失点の好投を見せたが、そのパフォーマンスを維持することはできなかった。新天地での復活を期待されたかつてのメッツのエース右腕は、期待に応えられないままエンゼルスを去ることになった。

     エンゼルスは昨オフ、先発ローテーションの補強としてハービーを1年1100万ドル、トレバー・ケーヒルを1年900万ドルで獲得。また、新たなクローザーとしてコディ・アレンを1年850万ドルの契約で迎えた。しかし、アレンは大不振ですでにチームを解雇されており、ハービーの退団もほぼ確定。ケーヒルは先発投手として結果を残せずブルペンに回っており、オフの補強が全く機能しないなかでの戦いを強いられている。

  • 左腕・スマイリーがフィリーズへ メジャー契約を結ぶ模様

    2019.7.20 12:55 Saturday

     現在フリーエージェントの左腕、ドリュー・スマイリーは、フィリーズの一員として早ければ日本時間7月22日のパイレーツ戦で先発する可能性があるようだ。日本時間7月20日に関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、スマイリーはフィリーズとメジャー契約を結ぶことで合意に至ったという。フィリーズのゲーブ・キャプラー監督は「まだ身体検査の段階だよ」とコメントしたが、通算32勝の実績を誇る30歳の左腕は、逆転でのポストシーズン進出を目指すフィリーズの先発ローテーションに加わることになりそうだ。

     今季のスマイリーは、レンジャーズで13試合(うち9先発)に登板して1勝5敗、防御率8.42に終わり、日本時間6月26日に解雇。その後、同7月2日にブリュワーズとマイナー契約を結んだが、AAA級での3先発で防御率4.97と結果を残せず、メジャーに昇格することができなかったため、オプトアウトの権利を行使してフリーエージェントとなっていた。

     キャプラーは「我々はおそらく彼と契約することができると思う」と語り、日本時間7月22日にパイレーツ戦で先発させる可能性があることを明らかにした。これに伴い、同日に先発予定だったビンス・ベラスケスは日本時間7月25日のタイガース戦に回ることが予想されている。また、スマイリーの加入により、不振に苦しんでいるニック・ピベッタが先発ローテーションから外れ、リリーフに回るようだ。

     フィリーズは現在、ナ・リーグ東部地区の優勝争いでは首位ブレーブスから7.5ゲーム差の3位にとどまっているものの、ワイルドカード争いでは2位カージナルスと勝率.001差の同率3位につけている。投手力の弱さがチームの弱点となっているだけに、スマイリーがチームのポストシーズン進出を後押しできるか注目だ。

  • ヤンキースが韋駄天・ゴアを獲得 AAA級に配属

    2019.7.18 11:45 Thursday

     日本時間7月18日、ヤンキースはロイヤルズから金銭トレードでテランス・ゴアを獲得したことを発表した。ゴアはメジャー有数の快足を誇ることで知られており、これまでにもポストシーズンで「代走の切り札」として活躍してきた。ポストシーズン進出が濃厚なヤンキースも、同様の構想を持っているのかもしれない。なお、ゴアはヤンキースの40人枠には登録されず、AAA級スクラントン・ウィルクスバレーに配属される予定となっている。

     現在28歳のゴアは、メジャー通算6シーズンで盗塁を49回試み、40回成功させている。ロイヤルズは2014年と2015年のワールドシリーズでゴアを「代走の切り札」として起用し、昨年はカブスでもポストシーズンでロースター入り。ポストシーズンでの限られた出場機会のなかで通算5盗塁をマークしている。

     ヤンキースのアーロン・ブーン監督は、ゴアについて「彼の加入で選手層が厚くなる。また、彼は素晴らしいスピードを持った選手だから、今後の戦いのなかで重要な役割を担うこともあるだろうね」とコメント。今回のトレードについては「8月にトレードができなくなってしまったから、各チームとも戦力を整備するために、(今月中に)大きなトレードも小さなトレードも行っていくことになると思う。今回はその動きの1つじゃないかな」と語った。

     ゴアは今季ロイヤルズで37試合に出場し、13盗塁をマーク。51打数で打率.275、OPS.715を記録するなど、打撃面でも成長を見せていたが、若手外野手のババ・スターリングの昇格に伴い日本時間7月13日にDFAとなり、40人枠を外されていた。

  • ベイリー&マルドナード放出のロイヤルズ さらなるトレードへ

    2019.7.17 18:25 Wednesday

     ロイヤルズのデイトン・ムーアGMは、すでに先発右腕のホーマー・ベイリーをアスレチックス、正捕手のマーティン・マルドナードをカブスへ放出したが、ポストシーズン進出の可能性が極めて低くなっていることもあり、主力選手のさらなる放出に踏み切る可能性が高まっている。今季限りで契約が切れる選手はもちろん、再建が完了するであろう数年後の戦力構想に含まれない選手にも放出の可能性はある。MLB公式サイトでロイヤルズの番記者を務めるジェフリー・フラナガンは、放出の可能性がある選手として8人の名前を挙げている。

     フラナガンが放出候補の筆頭に挙げたのが、救援左腕のジェイク・ディークマンだ。今季終了後にフリーエージェントとなるこの左腕には、ドジャースやナショナルズが興味を示していることが報じられている。44試合に登板して0勝6敗、防御率4.97と褒められた成績ではないものの、97~97マイルを計時する速球は魅力的であり、フラナガンはドジャースを本命に挙げつつも、レンジャーズ、レイズ、パイレーツなどが獲得に動くだろうと指摘している。

     ポストシーズンでの戦いを見据えるチームが「代走の切り札」として獲得を狙う可能性があるのがビリー・ハミルトンだ。メジャー有数のスピードと、それを生かしたハイレベルな外野守備を誇るハミルトンに興味を示すチームは少なくないはず。フラナガンは移籍先の候補として、外野守備に不安を抱えるロッキーズを挙げている。

     他には、投手ではウィリー・ペラルタ(40試合で防御率4.66)とイアン・ケネディ(14セーブ、防御率3.32)、野手ではルーカス・デューダ、ウィット・メリフィールド、ホルヘ・ソレアー、アレックス・ゴードンの名前が挙がっている。ただし、チームに有利な複数年契約を結んでいるメリフィールドやチームの看板選手であるゴードンの放出に積極的に動く可能性は低く、今季活躍中のケネディやソレアーに関しても、放出は適切な対価が得られる場合に限られるだろう。

     ディークマン、ハミルトン、ペラルタ、デューダ。ロイヤルズは、まずこの4人の放出を目指すことになりそうだ。

  • ハート&ハッスル賞 各球団の候補選手が決定

    2019.7.17 14:30 Wednesday

     メジャーリーグ同窓組合(略称:MLBPAA)は日本時間7月17日、「2019年ハート&ハッスル賞」の各球団の候補選手を発表した。この賞は2005年から表彰が開始され、試合中のプレイに対する評価だけでなく、「価値・精神・伝統」を尊重し、それらを示した選手に対して与えられている。まず各球団から1名ずつ候補選手が選出され、その30名の中から最終的に受賞者1名が選出されるが、その候補選手30名が発表された。

    「2019年ハート&ハッスル賞」候補選手
    トレイ・マンシーニ(オリオールズ)
    ラファエル・デバース(レッドソックス)
    DJレメイヒュー(ヤンキース)
    アビサイル・ガルシア(レイズ)
    フレディ・ギャルビス(ブルージェイズ)
    ジェームス・マッキャン(ホワイトソックス)
    フランシスコ・リンドーア(インディアンス)
    ニコ・グッドラム(タイガース)
    ウィット・メリフィールド(ロイヤルズ)
    バイロン・バクストン(ツインズ)
    ジェイク・マリズニック(アストロズ)
    デービッド・フレッチャー(エンゼルス)
    マーカス・セミエン(アスレチックス)
    ミッチ・ハニガー(マリナーズ)
    ハンター・ペンス(レンジャーズ)
    ニック・マーケイキス(ブレーブス)
    ミゲル・ロハス(マーリンズ)
    ジェフ・マクニール(メッツ)
    J.T.リアルミュート(フィリーズ)
    ハウィー・ケンドリック(ナショナルズ)
    ハビアー・バイエズ(カブス)
    ホゼ・イグレシアス(レッズ)
    ロレンゾ・ケイン(ブリュワーズ)
    ジョシュ・ベル(パイレーツ)
    ポール・デヨング(カージナルス)
    エドゥアルド・エスコバー(ダイヤモンドバックス)
    トニー・ウォルターズ(ロッキーズ)
    マックス・マンシー(ドジャース)
    フェルナンド・タティスJr.(パドレス)
    パブロ・サンドバル(ジャイアンツ)

    「ハート&ハッスル賞」歴代受賞者(所属は当時)
    2005年 デービッド・エクスタイン(カージナルス)
    2006年 クレイグ・ビジオ(アストロズ)
    2007年 クレイグ・ビジオ(アストロズ)
    2008年 グレイディ・サイズモア(インディアンス)
    2009年 アルバート・プーホルス(カージナルス)
    2010年 ロイ・ハラデイ(フィリーズ)
    2011年 トリー・ハンター(エンゼルス)
    2012年 マイク・トラウト(エンゼルス)
    2013年 ダスティン・ペドロイア(レッドソックス)
    2014年 ジョシュ・ハリソン(パイレーツ)
    2015年 アンソニー・リゾー(カブス)
    2016年 トッド・フレイジャー(ホワイトソックス)
    2017年 ブレット・ガードナー(ヤンキース)
    2018年 ムーキー・ベッツ(レッドソックス)

  • カブスがマルドナード獲得 モンゴメリーをロイヤルズへ放出

    2019.7.16 13:20 Tuesday

     日本時間7月16日、カブスとロイヤルズの間で1対1の交換トレードが成立した。カブスは便利屋左腕のマイク・モンゴメリーを放出し、捕手のマーティン・マルドナードを獲得。昨季エンゼルスで大谷翔平をバッテリーを組んだ堅守の捕手が、ダルビッシュ有が在籍するカブスに加わることになった。

     現在32歳のマルドナードは、今季がメジャー9年目。ロイヤルズに加入した今季は、日本時間7月15日終了時点で73試合に出場し、打率.224、6本塁打、17打点、OPS.647をマークしている。2011年のメジャーデビューから2016年までブリュワーズ、2017年から2018年途中までエンゼルス、2018年の後半戦はアストロズでプレイし、エンゼルス1年目の2017年にはゴールドグラブ賞を受賞。打撃面に多くは期待できないものの、強肩を武器とするハイレベルな守備力には定評があり、正捕手のウィルソン・コントレラスが故障者リスト入りするなか、控え捕手のビクトル・カラティーニとともに、その穴を埋めるべく奮闘することになりそうだ。

     一方、ロイヤルズへ移籍することになったモンゴメリーは、30歳の左腕。2008年にロイヤルズから全体36位指名を受けてプロ入りしており、古巣復帰となる。今季は20試合に登板して1勝2敗、防御率5.67と不振に喘いでいるが、本来は先発とリリーフの両方で安定したパフォーマンスを期待できる便利屋左腕。フリーエージェントまで2年半保有できるため、今季限りでフリーエージェントとなるマルドナードの対価としては十分すぎる選手である。2016年のワールドシリーズでは、第7戦の延長10回裏に最後のアウトを取り、胴上げ投手に。ロイヤルズでは先発投手として起用される見込みであり、日本時間7月20日のインディアンス戦で先発する予定となっているようだ。

  • 週間最優秀選手はレイズ・ロウとロッキーズ・マーフィー

    2019.7.16 12:20 Tuesday

     日本時間7月16日、メジャーリーグ機構は2019年レギュラーシーズン第16週の週間最優秀選手を発表し、ア・リーグはネイト・ロウ(レイズ)、ナ・リーグはダニエル・マーフィー(ロッキーズ)が選出された。後半戦で好スタートを切ったロウは自身初、マーフィーはメッツ時代の2013年以来自身2度目の受賞となった。

     ロウは、オリオールズ4連戦で17打数8安打(打率.471)、1二塁打、3本塁打、7打点、出塁率.500、長打率1.059の大活躍。特に、日本時間7月14日に行われたダブルヘッダーの第2戦では2本塁打を放ち、4打点を叩き出す活躍を見せた(チームは12対4で勝利)。新人一塁手のロウは、オースティン・メドウズに続いて今季チーム2人目の週間最優秀選手受賞者となった。

     一方のマーフィーは、レッズ3連戦で12打数8安打(打率.667)、3二塁打、2本塁打、5打点、出塁率.692、長打率1.417という驚異的な打棒を発揮。日本時間7月13日の試合では、8回裏に今季本拠地初本塁打となる同点弾を放ち、チームの6連敗ストップ&勝率5割復帰に大きく貢献した。ロッキーズの選手が週間最優秀選手に選出されるのは、ノーラン・アレナード、トレバー・ストーリー、チャーリー・ブラックモンに続いて今季4人目となった。

  • アスレチックスが先発補強 ロイヤルズからベイリーを獲得

    2019.7.16 12:00 Tuesday

     アスレチックスは、今季もポストシーズン進出を目指す方針を固めたようだ。先発投手が不足気味だったアスレチックスは、マイナー内野手のケビン・メレルをロイヤルズへ放出し、通算74勝の実績を誇るホーマー・ベイリーを獲得するトレードが成立したことを発表。ベイリーは、日本時間7月18日に本拠地オークランド・コロシアムで行われるマリナーズ戦で新天地デビューを果たす予定となっている。

     MLB公式サイトのマーク・フェインサンドによると、アスレチックスが負担するベイリーの年俸は25万ドル前後になる見込みだという。昨オフにレッズからドジャースへトレードされたあとに解雇され、マイナー契約でロイヤルズに加入したベイリー。ロイヤルズが負担する年俸額はメジャー最低保証年俸の55万5000ドルだったが、アスレチックスはその残りを引き継ぐ形となる。

     今夏のトレード市場において、ベイリーは決してトップクラスの先発投手ではなかったが、今季は18先発で7勝6敗、防御率4.80をマーク。直近7先発では防御率3.49と安定感のあるピッチングを続けている。フランキー・モンタスが薬物規定違反により80試合の出場停止処分を受けているアスレチックスは、先発ローテーションの1枠が空いており、ベイリーにはその穴を埋める働きが期待される。

     デービッド・フォーストGMによると、アスレチックスは今後、ブルペンの補強を目指すようだが、先発投手の補強を完了したわけではないという。球団最高の有望株であるヘスス・ルザードが左肩の故障の再発でメジャー昇格の見込みが立たず、故障からの復帰を目指すショーン・マナイアもメジャー復帰までには1ヶ月前後を要する見込み。現有戦力による戦力アップが期待できず、外部からの補強に頼らざるを得ないのが実情だ。

     後半戦に強い印象のあるアスレチックス。7月末に迫るトレード・デッドラインまでにどのような動きを見せるか注目だ。

  • 逆転Vに向け戦力補強 Rソックスが右腕・キャッシュナーを獲得

    2019.7.14 22:30 Sunday

     トレード補強の期限が7月末に迫るなか、ア・リーグ東部地区においてポストシーズン進出、そして逆転地区優勝を目指すレッドソックスは、マイナー内野手のノエルバース・ロメロ、マイナー外野手のエリオ・プラドとの2対1のトレードでオリオールズから先発右腕のアンドリュー・キャッシュナーを獲得した。デーブ・ドンブロウスキー野球部門社長によると、キャッシュナーは日本時間7月15日にチームに合流し、同17日のブルージェイズ戦で先発する予定となっているようだ。

     今季のレッドソックスは、4月中旬に右肘の故障でネイサン・イバルディが戦列を離れて以降、先発ローテーションの5番手が大きな弱点となっていた。ドンブロウスキーはイバルディをリリーバーとして戦列復帰させる方針を明らかにしており、先発投手の補強を目指していたが、クリス・セール、デービッド・プライス、エドゥアルド・ロドリゲス、リック・ポーセロに続く5番手投手としてキャッシュナーの獲得に成功した。

     レッドソックスは、先発四本柱とイバルディ以外が先発した試合が16試合あるが、この16試合で先発した投手は合計51イニングしか投げられず、2勝7敗、防御率6.79という悲惨な成績。ドンブロウスキーは「キャッシュナーの加入により、先発ローテーションの5番手は間違いなく改善されると思う。コンスタントに6~7イニングを投げてくれる投手だから、我々は彼のことをとても気に入っているんだ」とキャッシュナーへの期待を口にした。

     現在33歳のキャッシュナーは、前半戦で17試合に先発し、9勝3敗、防御率3.83をマーク。6月以降は防御率1.41と安定したピッチングを続けている。右腕だが、左打者を打率.182、1本塁打、OPS.499に封じていることが好成績に繋がっているようだ。レギュラーシーズンでは先発5番手として、ポストシーズンではブルペンの一角として、キャッシュナーが昨季のワールドシリーズ王者を勝利に導けるか注目だ。

  • ロッキーズが通算97本塁打のアロンゾとマイナー契約

    2019.7.13 05:00 Saturday

     ロッキーズの選手育成部門シニアディレクターを務めるザック・ウィルソンによると、ロッキーズは32歳のベテラン一塁手、ヨンダー・アロンゾとマイナー契約を結んだようだ。アロンゾはすでに日本時間7月12日のAAA級アルバカーキの試合に出場しており、4打数1安打2打点をマークした。

     今季からホワイトソックスに加入したアロンゾは、一塁と指名打者をホゼ・アブレイユと分け合う形で67試合に出場したものの、打率.178、7本塁打、27打点、OPS.576という自己ワーストクラスの成績に終わり、日本時間7月4日に解雇されていた。アスレチックスとマリナーズでプレイした2017年に突如長打力が開花し、142試合で打率.266、28本塁打、67打点、OPS.866をマークしてオールスター・ゲーム初選出。インディアンスでプレイした昨季も145試合で打率.250、23本塁打、83打点、OPS.738をマークしたが、2年連続20本塁打以上の強打をホワイトソックスでは発揮することができなかった。

     ロッキーズは今季、正一塁手としてフリーエージェント市場でダニエル・マーフィーを獲得した。しかし、マーフィーはシーズンを通して左手人差し指の故障に苦しんでおり、前半戦は63試合に出場して打率.274、7本塁打、OPS.775と期待はずれの成績。ナショナルズ時代の2016年にリーグ最高のOPS.985、翌2017年もOPS.928をマークした強打を取り戻すことができないでいる。

     アロンゾは、正一塁手のマーフィーに何かあった場合の「保険」という位置付けになるが、AAA級で強打健在をアピールし、メジャー復帰を果たすことができれば、「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドで復活する可能性もある。まだ老け込む年齢ではなく、新天地での奮起に期待したい。

  • ロイヤルズ 2011年のドラ1・スターリングがメジャー初昇格

    2019.7.13 04:00 Saturday

     日本時間7月12日、ロイヤルズは2011年のドラフト1巡目指名選手であるババ・スターリングをメジャーに昇格させたことを発表し、同13日には、それに伴うロースター変更として、スターリングと同じ外野手のテランス・ゴアがDFAとなった。スターリングは、後半戦の初戦となる同13日のタイガース戦に「7番・センター」で先発出場する予定となっている。

     現在26歳のスターリングは、2016年の時点でAAA級まで到達していたものの、その後は故障との戦いが続き、2017年は80試合、2018年は20試合にしか出場できなかった。昨季終了後に一旦フリーエージェントとなってマイナー契約でロイヤルズに残留し、今季はAAA級で72試合に出場して打率.310、7本塁打、38打点、9盗塁、OPS.806をマーク。その活躍が認められ、ついにメジャー初昇格となった。

     デイトン・ムーアGMは、スターリングを外野の控えとして起用することを否定。「彼はレギュラーとしてプレイするためにメジャーへ昇格してくる。外野ならどこでも守ることができるからね。10日連続でプレイするようなことはないと思うけど、レギュラーとして使うつもりだよ」と語り、スターリングを外野のレギュラーとして起用する方針であることを明言した。

     一方、「代走の切り札」として2015年のワールドシリーズ制覇に貢献したゴアは、昨年8月に金銭トレードでカブスへ移籍したあと、ロイヤルズに復帰したものの、スターリングの昇格に伴いDFAとなった。今季は自己最多を更新する37試合に出場し、打率.275、13盗塁、OPS.715をマーク。「代走の切り札」として活躍するのはもちろん、メジャー初の長打(二塁打2本と三塁打1本)を放つなど、打撃面でも成長をアピールしていたが、今季からチームに加入したビリー・ハミルトンとタイプや役割が重なってしまうこともあり、余剰戦力と判断されたようだ。ゴアは「全てのことについて、ロイヤルズには感謝している。僕のことを大切に扱ってくれた」とチームへの感謝を口にした。

  • カージナルス カーペンターが戦列復帰 モリーナはIL入り

    2019.7.12 13:25 Friday

     日本時間7月12日、カージナルスは複数のロースター変更をアナウンスした。マット・カーペンターが故障者リストから復帰し、チェイセン・シュリーブがAAA級メンフィスからメジャーのロースターに追加。一方で、ジョーダン・ヒックスが10日間の故障者リストから60日間の故障者リストに移され、ヤディアー・モリーナが10日間の故障者リストに登録され、タイラー・ウェブとランヘル・ラベロがAAA級メンフィスに降格となった。また、後半戦の開幕に合わせ、アンドリュー・キズナーがAAA級メンフィスからメジャーに昇格する予定となっている。

     不動の正捕手であるモリーナが故障者リストに登録されるのは、これが今季2度目である。右手親指の腱を痛めているモリーナは、5月下旬から6月上旬にかけて戦列を離れ、一度は戦列復帰を果たしたものの、故障箇所が思うように回復していない状況。日本時間7月4日の試合を最後にスタメンを外れ、同7日の試合に代打で出場したのが最後の出場機会となっていた。モリーナ自身は、故障箇所が完全に回復してから戦列に戻ることを望んでおり、戦列復帰は8月になる見込みだ。

     モリーナの離脱により、カージナルスは2番手捕手のマット・ウィータースを当分の間、正捕手として起用することになる。また、AAA級メンフィスから昇格予定のキズナーが、控え捕手としてウィータースをサポートする。

     今季ここまで打率.216、OPS.706と不振に苦しんでいるカーペンターは、再び定位置の「1番・三塁」を務めることになるだろう。カーペンターの不在期間は、トミー・エドマンやジャイロ・ムニョスといった若手選手が三塁に入り、まずまずのパフォーマンスを見せていたが、マイク・シルト監督はカーペンターの実績を信頼し、復調に期待しているという。エドマンとムニョスは三塁以外のポジションも守れるため、チーム事情に合わせて柔軟に起用されることになりそうだ。

  • パドレスの補強ターゲットはタイガースの先発左腕・ボイドか

    2019.7.12 11:45 Friday

     まだ本格的なトレード交渉には発展していないものの、パドレスは先発左腕のマシュー・ボイド(タイガース)の獲得を検討しているようだ。数年後、早ければ来季のポストシーズン進出を目指すパドレスは、トレード市場で「数年間保有可能な先発投手」の獲得を目指している。獲得候補としてノア・シンダーガード(メッツ)らの名前も挙がっているが、MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシは、パドレスが獲得を狙っている投手の1人としてボイドの名前を挙げている。

     現在28歳のボイドは、今季ここまで自己最高のシーズンを過ごしており、18試合に先発して107イニングを投げ、6勝6敗、防御率3.87、142奪三振をマーク。K/BB7.10はア・リーグの規定投球回以上の投手のなかでベストの数字であり、142奪三振はメジャー6位タイにランクインしている。

     タイガースはボイドを2022年シーズンまで保有可能なため、今回のトレード市場で慌てて放出する必要はない。しかし、「長期にわたって保有可能」という点がボイドの価値を上昇させているという側面もあり、トレード市場での価値が高まっているタイミングで放出に動く可能性が取り沙汰されている。

     タイガースは、投手に比べると野手の有望株が不足しているため、ボイド放出の際には対価として野手を求める可能性が高い。パドレスは、外野手が人員余剰気味の状況が続いており、ハンター・レンフローやフランミル・レイエスといったパワーヒッターを対価に含めることも可能だろう。また、パドレスがワイルドカード獲得の可能性を残していることを考慮し、レンフローやレイエスに代わる外野手として、タイガースがニコラス・カステヤーノス(今季終了後にフリーエージェント)をトレードのパッケージに含め、パドレスに対してさらなる有望株を要求するという展開も考えられる。

     若手有望株が続々と台頭し、黄金期到来への準備を着々と進めているパドレス。今回のトレード市場では、その動きに注目が集まりそうだ。

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