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  • 【戦評】グランダーソンが通算300本塁打達成!

    2017.6.15 11:51 Thursday

     人格者として知られるベテラン外野手の記念すべき一発が試合を決めた。慈善活動への熱心な取り組みが評価され、昨年ロベルト・クレメンテ賞を受賞したカーティス・グランダーソン(メッツ)。開幕から低打率に苦しんでいたベテランの通算300号となる記念の一発が決勝弾となった。

     序盤、試合の流れは完全にカブスのものだった。1回表、前日の試合に続いて1番に起用されたアンソニー・リゾーが2試合連続となる先頭打者本塁打を放つと、2番イアン・ハップも続いて2者連続本塁打でカブスが2点を先制。1番打者としてキャリア最初の2試合でともに先頭打者本塁打を放ったのは2014年6月のディディ・グレゴリウス(当時ダイヤモンドバックス)以来3年ぶり、カブスの選手が2試合連続で先頭打者本塁打を放ったのは2010年7月のタイラー・コルビン以来7年ぶり、カブスが2者連続本塁打で試合をスタートしたのは2009年5月(アルフォンゾ・ソリアーノ&ライアン・テリオー)以来8年ぶりという記録づくめの攻撃で、カブスが試合の主導権を握った。

     カブスは4回表にカイル・シュワーバーの12号特大ツーランが飛び出し、4-1とさらにリードを広げる。ところがその裏、試合の流れが変わり始める。2安打と1四球で一死満塁のチャンスを作ったメッツは、ここで先発マット・ハービーを諦め、なんと投手のスティーブン・マッツを代打に起用。すると、マッツがその期待に応え、三遊間の深いところへのタイムリー内野安打を放って1点を返すと、1番フアン・ラガレスが犠牲フライを放ち、メッツは1点差に詰め寄る。

     6回裏には1番ラガレスがカブスの2番手ペドロ・ストロップからタイムリースリーベースを放ち、ついに同点。そして8回裏、この回先頭のグランダーソンがライトへ通算300号となる7号ソロを放つなど、メッツが3点を勝ち越して試合を決めた。メッツは先発ハービーが4回4失点で降板したものの、4人のリリーバーが5回を無失点に抑えて勝利に大きく貢献。一方、カブスは先発マイク・モンゴメリーが5回3失点(自責点2)と試合を作ったが、3人のリリーバー全員が失点し、3回6失点と試合を壊してしまった。


  • 【戦評】ブレーブス打線がロアークを攻略し大勝

    2017.6.15 11:22 Thursday

     上位打線が機能したブレーブスがナショナルズの先発タナー・ロアークを攻略し、ナショナルズ投手陣に16安打を浴びせて快勝。2番ブランドン・フィリップスが4安打3打点の大活躍で、ブレーブス打線を牽引した。

     「序盤にリードをもらえるのは良いことだね。先発投手にとっては大きなことだよ」とブレーブスの先発フリオ・テーランが振り返ったように、ブレーブス打線は序盤から猛攻を見せた。1回表、いきなり3連打で2点を先制したブレーブスは、一死後に5番マット・アダムスがタイムリーを放って3点目。不調に苦しむテーランに3点の援護をプレゼントする。7番ブライアン・グッドウィンに4号ツーランを浴びて1点差に迫られた直後の3回表には、相手のエラーと6番カート・スズキの4号ツーランで再び3得点。6-2とリードを広げ、テーランを援護した。

     「点を取り続けたいんだよ。何点取っても安全なんてことはないんだから」とブライアン・スニッカー監督。その言葉の通り、ブレーブス打線はその後も攻撃の手を緩めなかった。5回裏に5番アダムスの犠牲フライでリードを5点に広げると、ロアークは5回7失点でノックアウト。7回裏にはナショナルズのリリーフ陣に猛攻を浴びせ、1番エンダー・インシアーテ、2番フィリップスの連続タイムリーなどで大量6点を追加した。

     スニッカー監督は「ロアークはいつも我々にとってタフな投手だよ。今日は初回に3点を取ったけど、彼から3点取った試合なんて覚えてないな。彼からこんなに点を取れたのは、たぶん初めてじゃないかな」とロアーク攻略に満足げ。1番インシアーテが3安打2打点、2番フィリップスが4安打3打点、3番ニック・マーケイキスが3安打1打点と、上位打線が見事に機能したブレーブスが首位ナショナルズとの3連戦に勝ち越した。


  • アストロズの有望株フィッシャーがメジャー昇格

    2017.6.15 11:02 Thursday

     アストロズがジョシュ・レディックの脳震盪リスト入りに伴い、有望株デレク・フィッシャーをAAA級からメジャーへ昇格させた。

     A.J.ヒンチ監督は「レディックの健康状態が最優先だ」と語り、まだ無理をさせる時期ではないと判断したうえで脳震盪リスト入りの措置を取ったことを明らかにした。また、フィッシャーの昇格については「彼がAAA級の所属リーグでベストの選手であるという事実に基づいて決断した。この2ヶ月、彼は信じられないほどの活躍を見せていたからね」と語っている。

     フィッシャーはAAA級で60試合に出場し、打率.335、16本塁打、45打点、13盗塁、出塁率.401、長打率.608という素晴らしい成績をマーク。直近17試合のうち16試合でヒットを放ち、マルチヒット25試合はチーム最多の数字となっている。

     2014年のドラフトで全体37位指名を受けてアストロズに入団したフィッシャー。2014年のドラフト組では昨季メジャーデビューを果たしたA.J.リードに続いてチーム2人目のメジャーリーガーとなる。

     「彼はメジャーリーグがどのような場所なのかを体験することになる。レディックが最短の日数で戻ってこられるなら、フィッシャーがメジャーで過ごす期間は短くなるだろう。1日でも、3日でも、5日でも、10日でも、このような機会を与えられるチャンスがあるなら、私はそれをその時点でベストの選手に与えたいと思っていたんだ。今回はそれがフィッシャーだったんだよ」とヒンチ監督は語り、レディックの代役としてメジャーに上がってくる有望株の活躍に期待を寄せていた。


  • 【戦評】イチロー5試合連続安打 インターリーグ新記録樹立

    2017.6.15 10:44 Thursday

     2回から6イニング連続得点の猛攻を見せたマーリンズが快勝したこの試合。5回裏に代打で出場したイチローは、右腕ジョン・アックスフォードから内野安打を放ち、インターリーグ新記録となる通算365本目のヒットを記録した。

     初回こそ三者凡退に抑えられたものの、2回裏に4番マーセル・オズーナと7番タイラー・ムーアに本塁打が飛び出すと、そこからマーリンズのヒット・パレードが幕を開ける。四死球やエラーなどアスレチックス側のミスも重なり、7回裏まで6イニング連続得点。序盤に背負った4点のビハインドを一気にひっくり返し、11-6でマーリンズが快勝した。

     イチローもヒット・パレードの流れに乗り、5回裏一死一、二塁の場面で投手カイル・ベアクロウの代打として登場すると、投手前への内野安打でチャンスを広げる。これで5試合連続安打となり、打率は.217へと上昇。また、このヒットがインターリーグ通算365本目となり、単独トップに浮上した。

     3打点の活躍を見せたオズーナについて、クリスチャン・イェリッチは「今年の彼は素晴らしいよね。間違いなく、彼は球界でベストの選手の一人だよ」と賛辞を惜しまない。ドン・マティングリー監督も「オズーナの本塁打は大きかったと思うよ。あれから我々の攻撃が始まったんだからね」とオズーナの活躍を絶賛した。

     一方、この試合がデビュー戦となったアスレチックスの先発ダニエル・ゴセットは3.1回7失点(自責点6)で敗戦投手となったものの、「もちろん、(試合結果は)思い描いていたものとは違ったけど、メジャーでプレイする機会を得ることができてとても幸せだよ。子供のときからの夢だったからね」と自身のデビュー戦を振り返った。

     

    インターリーグ通算安打ランキング(所属つきは現役選手)

    ①イチロー(マーリンズ) 365安打
    ②デレク・ジーター 364安打
    ③エイドリアン・ベルトレイ(レンジャーズ) 337安打
    ④アレックス・ロドリゲス 325安打
    ⑤カルロス・ベルトラン(アストロズ) 303安打
    ⑥ミゲル・カブレラ(タイガース) 298安打
    ⑦ジョニー・デイモン 296安打
    ⑧トリー・ハンター 293安打
    ⑧アルバート・プーホルス(エンゼルス) 293安打
    ⑩マイケル・ヤング 290安打


  • バムガーナー 復帰に向けて順調に回復中

    2017.6.15 10:09 Thursday

     バイク事故による肋骨打撲と左肩関節捻挫のため4月下旬から故障者リスト入りしているジャイアンツのエース、マディソン・バムガーナー。エースを欠くジャイアンツは苦しい戦いが続いているが、そのエースは戦列復帰に向けて順調に回復しているようだ。

     バムガーナーは日本時間6月18日に故障者リスト入り後はじめて、打者と対戦する実戦形式の投球を行う予定。ジャイアンツは明日から敵地コロラドでロッキーズ4連戦を戦うが、そこでバムガーナーはチームに合流し、右鎖骨骨折で同じく戦線離脱中のジャレット・パーカーらを相手に投球を行う予定となっている。今日の試合前にブルペンでの投球練習を行ったバムガーナー。今のところ、故障の再発などの情報は入っておらず、戦列復帰に向けて順調に調整が進んでいるようだ。

     「彼の状態は良いよ」とブルース・ボウチー監督。「ブルペンでの投球練習もいい感じだったね」

     60日間の故障者リストに登録されているバムガーナーは日本時間6月19日には復帰可能となるが、少なくとも7月中旬まで実戦復帰は難しいと見られている。チームは戦列復帰の前にマイナーで5試合のリハビリ登板を予定しているようだ。今季4先発で0勝とはいえ、全試合でクオリティ・スタートを達成し、防御率3.00、K/BB7.00と安定したピッチングを見せていたバムガーナー。エースの復帰はジャイアンツにとって大きな戦力になるに違いない。


  • 【戦評】ツインズ打線爆発!ロサリオが3ホーマー

    2017.6.14 16:51 Wednesday

     ツインズ打線がマリナーズ投手陣に猛攻を浴びせ、1試合28安打はツインズの球団新記録となった(同時にマリナーズの1試合最多被安打記録も更新)。2番ジョー・マウアーと3番ロビー・グロスマン以外のスタメン7選手が2打点以上を叩き出したこの試合。両軍とも先発全員安打を記録し、両軍合計42安打という乱打戦で主役となったのはツインズの9番打者エディ・ロサリオだった。

     2回裏の第1打席で6号逆転ツーランを放ったロサリオは、3回裏の第2打席で7号ツーラン、8回裏の第5打席で8号ソロを放ち、自身初となる1試合3本塁打を記録。ツインズでは昨年8月1日のマックス・ケプラー、同9月5日のブライアン・ドージャーに次ぐ史上7人目(ミネソタ移転後)の快挙となり、ハーモン・キルブリュー、トニー・オリーバ、ジャスティン・モーノーといった球団史に残る強打者たちと肩を並べた。ロサリオは「僕はスタメンに復帰して、一生懸命プレイして、良い打席を送りたかった。それが僕の目標だったんだ」とスタメンから外れることもあった過去数日間を振り返り、この試合での自身のパフォーマンスに満足感を滲ませた。

     3本塁打を含む4安打5打点の大活躍を見せたロサリオのほかにも、5番ケニーズ・バルガスが4安打2打点、6番エデュアルド・エスコバーが5安打2打点、7番ジェイソン・カストロが4安打4打点と、計4人が4安打以上を放つ大爆発。2回表までに3点を先行される試合展開だっただけに、ポール・モリター監督は「試合の始まり方を考えると、こんな結果になるなんて想像できなかった。我々のオフェンスは凄まじい夜を過ごした。球団記録を作ったんだから、打者たちにとっては特別な夜になっただろうね」と打線の大爆発に驚きを隠せなかった。

     なお、9番打者として1試合3本塁打を記録したのは1999年トロット・ニクソン(当時レッドソックス)以来史上5人目。ツインズのこの試合での打率は.571という驚異的な数字になったが、これは1950年以降では3番目に高い数字だった。また、8回裏にはマリナーズのベテラン捕手カルロス・ルイーズが敗戦処理としてキャリア初登板。ロサリオに本塁打を浴びたものの、バルガスから三振を奪うなど1イニングを1失点に抑え、自らの役割を全うした。


  • 【戦評】レッドソックスが2試合連続のサヨナラ勝ち

    2017.6.14 15:57 Wednesday

     レッドソックスが二夜連続のサヨナラ勝ち。延長12回までもつれ込んだ試合にケリをつけたのは開幕前に「新人王最有力候補」と期待された若き好打者だった。

     延長12回裏、アンドリュー・ベニンテンディがライトへサヨナラタイムリー。三塁からザンダー・ボガーツが生還し、二夜連続の熱戦に終止符が打たれた。8回表にはマイケル・フランコの二塁打でホームを狙ったハウィー・ケンドリックをダイレクト返球で刺し、フィリーズの勝ち越しを阻止。明日からロード8連戦が始まることもあって、ベニンテンディは「さあ、ロードに出発だ。2日連続でとても長い試合を戦ったから、(この2試合のことは)あまり考えすぎないようにしたいね」と余韻に浸ることなく、次なる戦いを見据えていた。

     4月に打率.333と「新人王最有力候補」の名に相応しい好スタートを切ったベニンテンディだったが、5月は7試合連続無安打を経験するなど打率.204と急失速。しかし、6月は打率.350と復調し、2試合連続3安打で打率は.281まで上昇した。新人王争いではアーロン・ジャッジ(ヤンキース)に大きく後れを取っているが、シーズンはまだ6月半ば。6月の好調をこのままキープできれば、その差を縮めていくことも十分に可能なだけの時間が残されている。新人王レースに再び参戦するために、そしてチームがヤンキースを上回って地区優勝を果たすために、ベニンテンディのさらなる活躍に期待したい。

     一方、敗れたフィリーズのピート・マッカニン監督は「うーん、彼らをかなり苦しめたんだけどね」と2日連続の惜敗に落胆した様子を見せつつも、「彼らにとって楽な戦いではなかったと思うよ」と強豪レッドソックスを相手に最後まで粘り強く戦った自軍の選手たちを称えることも忘れなかった。なお、レッドソックス対フィリーズの4連戦はフェンウェイ・パークでの前半2試合が今日で終了し、明日からフィリーズの本拠地シチズンズバンク・パークに舞台を移して後半2試合が行われる。

  • 【戦評】新鋭ベリンジャーがメジャー新記録を樹立

    2017.6.14 14:54 Wednesday

     4月25日のメジャーデビュー以来、ハイペースで本塁打を量産している若きスラッガーが難攻不落・球界最高のリリーフ左腕を攻略した。

     2-2の同点で迎えた8回表、インディアンスのマウンドには6回表二死から登板したアンドリュー・ミラーが立っていた。イニングだけで言えば6回、7回ときて8回が3イニング目。ポストシーズンならともかく、レギュラーシーズンでは珍しい起用法である。8回表は左打者のコディ・ベリンジャーから攻撃が始まるため、そこまでをミラーに抑えてほしいというのがテリー・フランコーナ監督の思惑だったのだろう。しかし、そんな敵将の思惑をベリンジャーは一振りで打ち砕く。

     カウント2-1からの4球目。真ん中付近のスライダーだった。「いろんなことをやりすぎないようにした。彼はスライダーを投げてきたから、僕はただそれをしっかりバットに乗せようと心掛けたんだ。ラッキーなことに、フェンスを越えてくれたね」とベリンジャーは謙虚に振り返ったが、持ち前の豪快なスイングで打ち返した打球は大きな放物線を描き、そのままライトスタンドへと吸い込まれた。今季16号となる勝ち越しソロは、ミラーが今季打たれた初めての本塁打。今季防御率0.29、被打率.131とまさに「難攻不落」だったミラーを一振りで攻略した。

     ベリンジャーは9回表にも試合を決める17号スリーランを放ち、これで1試合2本塁打は早くも今季4度目。4度目の1試合複数本塁打まで45試合というのはメジャー史上最速の記録となった(従来の記録はボブ・ホーナーの63試合)。また、キャリア最初の45試合で17本塁打はゲーリー・サンチェス(ヤンキース)の19本塁打に次ぐ史上2位の数字となっている。

     ドジャースの新人で1試合複数本塁打を1シーズンで4度以上記録した選手は1993年マイク・ピアッツァ(5度)と2016年コリー・シーガー(4度)の2人だけ。しかも、この2人はともに満票で新人王を受賞している。「彼が素晴らしい選手だということは僕たちみんなが知ってるよ」とクレイトン・カーショウが語る若きスラッガーが、今後も本塁打を量産し、ドジャースの新人王の歴史に新たな1ページを刻むかもしれない。

  • 【戦評】マカッチェン復活!パイレーツ4連勝

    2017.6.14 14:15 Wednesday

     2013年ナ・リーグMVPのスーパースターがいよいよ完全復活だ。パイレーツを代表するスター選手、アンドリュー・マカッチェンが今季初の1試合2本塁打を記録。6月は4割を超える打率をマークしており、2割台前半に低迷していた打率は上昇の一途を辿っている。

     マカッチェンの1試合複数本塁打はキャリア13度目。今日の試合では4回裏にレフトへ10号先制ソロを放つと、8回裏には11号ダメ押しツーランを同じくレフトスタンドへ叩き込んだ。「状態は良いよ」とマカッチェンは言う。状態の良さは数字にもはっきりと表れており、4月に.244、5月に.206だった打率が、6月はなんと.405と4割を超えているのだ。特にここ5試合は19打数10安打(打率.526)と絶好調。5月末に.223だった打率はあっという間に.255まで上昇した。

     開幕からなかなか調子が上がらなかったこともあり、打順は本来の3番から6番へと降格中。6番で出場した17試合では打率.397、5本塁打、OPS1.210という素晴らしい成績をマークしており、今の状態をキープできるのであれば3番復帰の日もそう遠くはないはずだ。

     一方、2試合連続7失点と本来のピッチングを見失っていたエース右腕ゲリット・コールも、この日は7回3安打1失点とまずまずのピッチングを披露。クオリティ・スタートを記録したのは5月17日のナショナルズ戦(7回1失点)以来、約1ヶ月ぶりとなった。トレード・デッドラインでのトレード放出も噂されているコールだが、低レベルな争いが続く今季のナ・リーグ中部地区ではパイレーツにもまだまだ地区優勝のチャンスはあり、チームの浮上にエース右腕の力は必要不可欠だ。

     マカッチェンとコールという投打の看板選手が本来の姿を取り戻したパイレーツ。地区4位とはいえ、首位ブリュワーズとは3.5ゲームしか離れていない。4連勝と息を吹き返しつつあるパイレーツが、ナ・リーグ中部地区の地区優勝争いを面白くしてくれるに違いない。

  • イチローがインターリーグ通算最多安打記録に並ぶ

    2017.6.14 12:19 Wednesday

     日本が世界に誇る安打製造機が、また一つメジャーリーグの安打記録に名を残した。

     日本時間6月14日のアスレチックス戦、8回裏に代打で出場したイチロー(マーリンズ)は右腕ザック・ニールから二遊間を抜けるヒットを放ち、インターリーグでの通算安打を364本としてデレク・ジーター(元ヤンキース)が持つメジャー記録に並んだ。イチローは今日の試合がインターリーグ300試合目の出場となったが、ジーターはイチローより少ない276試合で364安打を放っている。

     このヒットによりイチローの打率は.207へ上昇し、4月21日を最後に.200を切っていた打率が久しぶりに2割台へ回復した。6月に入って14打数5安打(打率.357)と勢いが出てきた感のあるイチロー。代打中心の難しい起用が続いているものの、今後もヒットを積み重ね、どんどん打率を上げていってもらいたいところだ。

  • 【戦評】苦労人マルティネスが自身初の1試合2本塁打

    2017.6.14 11:38 Wednesday

     昨年、プロ生活11年目にして初のメジャー昇格を果たした苦労人が、キャリア最高の輝きを放った。

     その男の名はホゼ・アルベルト・マルティネス。ホワイトソックス、インディアンスなどで一塁手兼三塁手として7年間にわたってプレイしたカルロス・マルティネスの息子である。2006年2月にホワイトソックスと契約したマルティネスは巧打を武器にマイナーの階段をゆっくりと登っていき、プロ10年目の2015年にようやくAAA級に到達した。ロイヤルズ傘下のAAA級でプレイしたこの年、マルティネスはパシフィックコースト・リーグ史上最高となる打率.384を記録する大活躍を見せたものの、それでもメジャーからは声が掛からなかった。

     昨年5月に金銭トレードでカージナルスに加入。加入後のAAA級での成績は打率.269、OPS.742という冴えないものだったが、セプテンバー・コールアップで初のメジャー昇格。プロ11年目にしてついに夢が叶う瞬間が訪れた。メジャーでは12試合に出場し、打率.438をマーク。今年のスプリング・トレーニングでは打率.380、4本塁打、OPS1.248の猛打を見せ、自身初の開幕ロースター入りを勝ち取った。

     準レギュラーという立場が続いている今季。ダブルヘッダー第1戦となったこの試合は「7番・ライト」で先発出場した。ランス・リン、ジョン・ブレビア、タイラー・ライオンズが完封リレーを披露する中、マルティネスは5回裏の第2打席で2号先制ソロ、6回裏の第3打席で犠牲フライ、8回裏の第4打席でダメ押しとなる3号ソロを放ち、2安打3打点の大活躍。この日は初めて母親がメジャーの試合を見に来てくれていたということもあって、「特別な日になったよ。初めて母が僕がメジャーの試合でプレイしているところを見に来てくれたんだ。活躍しているところを母に見せてあげられたのはとても大きなことなんだ。なぜかって?母はベネズエラに帰っちゃうんだ。でも、とても喜んでくれていると思うよ」と喜びを隠さなかった。

     「ファムが素晴らしい仕事をしていて、ファウラーやピスコッティも徐々に調子を上げている。だから難しいんだ。でも彼は印象的で素晴らしい活躍をしてくれていると思うよ」とマイク・マシーニー監督も難しい立場で奮闘するマルティネスへの信頼を口にする。「彼は我々が求めたことを何でもしてくれる」とマシーニー監督が語る苦労人は、すでにカージナルスに不可欠な戦力となっているようだ。

  • ナショナルズはクローザー獲得に動くべき?

    2017.6.14 10:56 Wednesday

     リーグ3位の勝率.603をマークし、地区2位のメッツに8.5ゲーム差をつけて東部地区の首位を快走するナショナルズ。先発ローテーションと打線はリーグ屈指の充実度を誇るものの、不安定なブルペン陣が明らかにチームの足を引っ張っている。今後、ナショナルズはこの問題をどのように解決すべきなのだろうか。

     ナショナルズの救援防御率は5.11。メジャー30球団のうちワースト3位という酷さである。セーブ成功率63%はメジャー16位であり、救援防御率ほどは酷くないものの、ワールドシリーズ制覇を狙うチームにとって望ましい数字でないことは間違いない。

     ただ、ナショナルズにとって幸運なのは、これはトレード補強によって簡単に解決できる問題である、ということである。6月中旬というのはまだシーズンを諦めていないチームが多く、トレードを実行するのに最適な時期ではないものの、ポストシーズン進出、そしてその先の栄光を掴むためには、一刻も早く課題解決に向けて動き始めるべきだろう。

     ア・リーグのワイルドカード争いで全チームが5.5ゲーム差の中にいるように、現時点ではまだ数多くのチームにポストシーズン進出の可能性が残されている。この状況で一流リリーバーを獲得するトレードを成立させるのは容易ではなく、必要以上の対価を求められるに違いない。ナショナルズのマイク・リゾーGMは補強と育成のバランスを上手く取り、長期的な視点に立って勝てるチーム作りを進めてきた。確かに一定の成果は得られているが、ワールドシリーズ制覇という究極の目標を成し遂げるには至っていないのが現実だ。その目標を成し遂げるために大胆に動くことも時には必要ではないだろうか。

     オフに大物クローザーを獲得できず、クローザー候補として期待していたショーン・ケリー(防御率7.16)、ブレイク・トライネン(防御率6.33)、コーダ・グローバー(防御率5.12)は誰一人としてクローザーに定着できなかった。開幕直後にメジャーへ昇格したマット・アルバース(防御率2.10)は比較的安定したピッチングを続けているものの、ワールドシリーズ制覇を目指すチームのクローザーに相応しい投手ではない。現有戦力での課題解決が難しい状況なのだから、外部からの補強に動く以外に手はないのである。

     常にトレード獲得の噂がつきまとっているデービッド・ロバートソン(ホワイトソックス)のほか、ケルビン・ヘレーラ(ロイヤルズ)、マーク・マランソン(ジャイアンツ)、アレックス・コロメイ(レイズ)、ジム・ジョンソン(ブレーブス)、ショーン・ドゥーリトル(アスレチックス)らの名前が獲得候補として挙げられている。彼らのうちのいずれかが、ワールドシリーズ制覇の歓喜の瞬間にマウンドに立っているかもしれない。

  • 第3回中間発表 アロンゾが一塁手トップに浮上

    2017.6.14 10:10 Wednesday

     日本時間6月14日、第88回オールスター・ゲームのファン投票第3回中間発表(ア・リーグ)が行われ、一塁手部門ではヨンダー・アロンゾ(アスレチックス)、遊撃手部門ではカルロス・コレア(アストロズ)がトップに浮上した。

     今季ブレイク中のアロンゾは65万1055票を獲得し、64万6598票のミゲル・カブレラ(タイガース)、62万6783票のエリック・ホズマー(ロイヤルズ)らを抑えて一塁手部門のトップに立った。コレアは117万6486票を獲得して過去2回の中間発表でトップに立っていたフランシスコ・リンドーア(インディアンス)を抜き、遊撃手部門のトップに浮上した。

     また、外野手部門では前回7位のジョージ・スプリンガー(アストロズ)が80万4826票を獲得し、ファン投票選出圏内の3位へと大幅ランクアップ。アストロズからはホゼ・アルトゥーベも二塁手部門トップの座をキープしており、チームの好調さが得票数にしっかり反映される形となっている。

     捕手部門はサルバドール・ペレス(ロイヤルズ)、三塁手部門ではミゲル・サノー(ツインズ)、指名打者部門ではネルソン・クルーズ(マリナーズ)がトップの座をキープ。また、外野手部門の1位アーロン・ジャッジ(ヤンキース)、2位マイク・トラウト(エンゼルス)も前回発表時から変わっておらず、ジャッジの189万3260票がア・リーグ最多得票となっている。

     投票締め切りは日本時間6月30日(金)午後12時59分。どの選手が夢の球宴への切符を手にするのか、今後の順位変動に注目だ。

  • ダルビッシュが6勝目 田中は勝敗付かず

    2017.6.13 16:30 Tuesday

     日本時間6月13日、レンジャーズのダルビッシュ有は敵地ヒューストンでのアストロズ戦に先発。一方、登板日を1日遅らせてオリオールズ戦を回避したヤンキースの田中将大は敵地アナハイムでのエンゼルス戦に先発した。

     いつものような奪三振ショーは見られなかったものの、今日のダルビッシュは丁寧に低めを突き、内野ゴロを量産。5回裏に四球で出した走者を内野ゴロで進められ、8番アレックス・ブレグマンにタイムリーを浴びて1点こそ失ったものの、打たれたヒットはこの1本だけだった。7回103球を投げて1安打4奪三振3四球1失点。「彼のような素晴らしい投手と対戦し、しかも全ての球種が上手く機能しているとき、攻略するのはとても困難なんだよ。カッターも、ツーシームも、フォーシームも、スライダーも、カーブも、全部良かった。彼は素晴らしい仕事をしたと思うよ」とアストロズの主軸打者カルロス・コレアはダルビッシュの今日のピッチングを絶賛した。ダルビッシュはこれで今季6勝目(4敗)。防御率は3.03まで改善されている。

     一方の田中は、初回いきなり2番コール・カルフーンに10号ソロを浴び、続く3番アルバート・プーホルスを四球で歩かせるなどやや不安な立ち上がりとなった。しかし、その後は立ち直り、2回から6回までの5イニングを無失点で切り抜ける。7回裏、一死から三塁チェイス・ヘッドリーのエラーで俊足の7番エリック・ヤングJr.に出塁を許すと、盗塁を決められ、9番ダニー・エスピノーザにタイムリーを打たれたところで降板。代わったタイラー・クリッパードが1番キャメロン・メイビンにタイムリーツーベースを浴び、田中には失点3(自責点1)が記録された。最終的には6.2回89球を投げて4安打8奪三振3失点(自責点1)。クリッパードが同点に追い付かれてしまったため、勝利投手にはなれなかったものの、過去5先発の大不振からはひとまず脱却できたようだ。

     なお、ダルビッシュと対戦したアストロズの青木宣親は「9番・レフト」で先発出場したものの、二塁ゴロ、投手ゴロ、死球で2打数ノーヒットに終わっている(3打席目はジェレミー・ジェフレスとの対戦)。

  • 【戦評】ペドロイアが決めた!レッドソックスがサヨナラ勝ち

    2017.6.13 15:12 Tuesday

     延長戦にもつれ込んだ熱戦にピリオドを打ったのは、先週戦列復帰したばかりの頼れるチームリーダーだった。「ツーストライクに追い込まれたら、投げられたボールをしっかり打つしかないんだよ。運良く打球が(野手の)間を抜けてくれたね」と7年ぶり2度目のサヨナラ打をダスティン・ペドロイアは振り返った。

     昨季のサイ・ヤング賞右腕リック・ポーセロが初回に4点を失う苦しい試合展開となったレッドソックス。5番アンドリュー・ベニンテンディの9号ソロ、1番ムーキー・ベッツのタイムリーツーベースなどで一時は同点に追い付いたものの、追い付いた直後の5回表にポーセロが踏ん張れず、4番ハウィー・ケンドリックに勝ち越しタイムリーを浴びてしまう。

     その後、なかなか同点に追い付けなかったレッドソックスだったが、8回裏に6番ハンリー・ラミレスがグリーンモンスターを越えて場外へ飛び出す9号同点ソロを豪快にかっ飛ばし、試合は振り出しに。そして延長11回裏、ペドロイアがライト前にタイムリーを放ち、試合を決めた。

     「彼の出場試合数や、彼が優れた打者であるということを考えると、(ペドロイアのサヨナラ打がキャリア2度目だということは)驚きだね」とレッドソックスのジョン・ファレル監督は話したが、それだけペドロイアを信頼しているということなのだろう。ペドロイアは戦列復帰初戦こそノーヒットに終わったものの、そこから3試合連続マルチヒット。今季ここまであまり元気がなかったベッツもこの試合で3本の二塁打を含む4安打1打点1盗塁の活躍を見せており、小柄な実力派1、2番コンビが首位ヤンキースを追走するチームを牽引していく。

  • 【戦評】ナショナルズ救援陣を攻略しブレーブスが逆転勝ち

    2017.6.13 14:37 Tuesday

     ブレーブス打線によるこの日5本目の本塁打が土壇場で試合をひっくり返した。ともに3連敗中だったブレーブスとナショナルズ。この試合の明暗を分けたのはリリーフ陣の出来だった。

     マイク・フォルティネビッチ(ブレーブス)とスティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)の両先発で始まったこの試合は、初回だけで3本塁打が飛び交う乱打戦となり、フォルティネビッチは3.1回8失点でノックアウト。一方のストラスバーグも5回6失点で降板した。5回終了時点で9-6とナショナルズが3点リード。しかし、ナショナルズ最大の弱点である不安定なリリーフ陣がこの日もリードを守れなかった。

     6回と7回の2イニングはジェイソン・ハーシュ(ブレーブス)とジェイコブ・ターナー(ナショナルズ)の両投手が踏ん張り、両軍とも無得点。ナショナルズのダスティ・ベイカー監督は8回もターナーを続投させたが、この判断が裏目に出た。この回先頭の5番マット・アダムスにこの日2本目となる9号ソロを浴びて2点差。一死後、7番リオ・ルイーズにセンターへのツーベースを浴び、8番ダンズビー・スワンソンに四球を与えたところでベイカー監督は速球派左腕エニー・ロメロを投入した。しかし、代打ダニー・サンタナに死球を与えて一死満塁のピンチを背負うと、1番エンダー・インシアーテにきっちり犠牲フライを打たれて1点差に迫られてしまう。一方のブレーブスはジェイソン・モットが5番アダム・リンドにヒットを許したものの、6番マット・ウィータースを二塁への併殺打に打ち取り、ナショナルズの攻撃を3人で退けた。そして、試合は1点差のまま9回へと突入する。

     クローザーを務めていた新人コーダ・グローバーが故障者リスト入りしたナショナルズは、9回のマウンドに今季ここまで防御率1.08と安定した投球を続けていたマット・アルバースを送り出した。ところが、四球2つで一死一、二塁のピンチを作ると、6番タイラー・フラワーズにカウント2-0からの甘い速球を狙い打たれて痛恨の4号逆転スリーラン。ブレーブス打線によるこの日5本目の本塁打が一気に試合をひっくり返した。

     9回裏、ブレーブスはクローザーのジム・ジョンソンが1点を失ったものの、なんとかリードを守り抜いて11-10で試合終了。ブレーブスのリリーフ陣は5.2回を投げて2失点。一方、ナショナルズのリリーフ陣は4回を投げて5失点。リリーフ陣の出来がそのまま勝敗に直結した形となった。

  • 【戦評】デグロムが完投勝利 メッツ4連勝

    2017.6.13 12:37 Tuesday

     3連勝で本拠地シティ・フィールドに戻ってきたメッツは、今日からカブスとの3連戦。直近2先発で計15失点を喫するなど、今季ここまで苦しいピッチングが続いていた2014年ナ・リーグ新人王のジェイコブ・デグロムだったが、この日は要所をしっかりと締めるピッチングでチームを勝利に導いた。

     四球や味方のエラーにより毎回のようにランナーを背負ったデグロム。7回まで三者凡退のイニングは一つもなかったが、3回から4イニング連続で併殺打を打たせるなど、要所でピッチングが冴え、カブスに得点を与えない。特に4回からの3イニングはいずれも先頭打者に出塁を許した直後の併殺打だっただけに、カブス打線の拙攻がデグロムを大いに助ける結果となった。

     前日のブレーブス戦でロードゲーム14試合連続本塁打が途切れてしまったメッツ打線だったが、2回裏に6番アズドゥルバル・カブレラが5号先制ソロを放って口火を切ると、3回裏に4番ジェイ・ブルースが17号ツーラン、4回裏に再び6番カブレラが6号ソロを放ち、本塁打攻勢でカブス先発のジョン・ラッキーを攻略。7回表に8番アディソン・ラッセルの5号ソロで1点を返されたものの、8回裏に2本のタイムリーで2点を追加して好投を続けるデグロムを援護した。

     8回以降、デグロムは完全に本来のピッチングを取り戻し、打者6人をパーフェクト。最後は6番ウィルソン・コントレラスを97.1マイル(約156.3km/h)のフォーシームで空振り三振に斬って取り、昨年7月17日の完封勝利以来、自身2度目となる完投勝利をマークした。

  • 第10週のMVPはジャッジとジェネット

    2017.6.13 11:10 Tuesday

     第10週(6月5日~6月11日)の週間最優秀選手が発表され、ア・リーグはアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、ナ・リーグはスクーター・ジェネット(レッズ)が選出された。

     ジャッジは打率.500、3本塁打、6打点、出塁率.600、長打率1.000の大活躍で週間MVPを初受賞。打率、出塁率、長打率、10得点、24塁打はリーグトップの数字だった。6月10日のオリオールズ戦では今季19号本塁打を含む3安打3打点、翌日の同カードでは今季20号&21号本塁打を含む4安打3打点の活躍を見せ、第10週が終了した時点でア・リーグの「三冠王」。オールスター投票の第2回中間発表でリーグ最多の票を得た若きスラッガーは、名実ともにリーグを代表するスター選手となりつつある。ア・リーグ東部地区の首位を走るヤンキースを牽引するジャッジ。その勢いがどこまで続くか、今後の活躍にも注目だ。

     ジェネットは打率.500、4本塁打、13打点、出塁率.500、長打率1.200をマークし、こちらも週間MVP初受賞となった。なんといっても印象的だったのが6月6日のカージナルス戦で見せた4本塁打10打点の大暴れ。1試合4本塁打は球団史上初、メジャーでも史上17人目となる快挙だった。この試合での大活躍もあり、ジェネットは打点、長打率、24塁打でリーグトップ、打率と本塁打でリーグトップタイの数字をマーク。また、レッズの選手による週間MVP受賞は2015年5月にトッド・フレイジャー(現ホワイトソックス)が受賞して以来2年ぶりとなった。その後、本塁打は出ていないジェネットだが、5試合連続安打中と好調をキープ。シーズン打率も.305まで上昇している。

  • 第3回中間発表 コザートがトップに浮上

    2017.6.13 10:44 Tuesday

     日本時間6月13日、第88回オールスター・ゲームのファン投票第3回中間発表(ナ・リーグ)が行われ、遊撃手部門でザック・コザート(レッズ)がコリー・シーガー(ドジャース)を抜いてトップに浮上した。

     全体トップは外野手部門1位のブライス・ハーパー(ナショナルズ)で変わらず、213万2795票を獲得。現時点で200万票を突破しているのはハーパーただ一人である。その他のポジションでトップに変動はなく、前回トップに浮上したライアン・ジマーマン(ナショナルズ)も一塁手部門トップの座を守っている。

     捕手部門はバスター・ポージー(ジャイアンツ)がトップをキープ。一塁手部門は約10万票の差でアンソニー・リゾー(カブス)がジマーマンを追っている。二塁手部門はダニエル・マーフィー(ナショナルズ)がトップをキープ。三塁手部門ではクリス・ブライアント(カブス)とノーラン・アレナード(ロッキーズ)の激しい争いが続いているが、ブライアントがアレナードに約30万票の差をつけている。遊撃手部門はコザートとシーガーをアディソン・ラッセル(カブス)が追う展開。全ポジションの中で唯一トップが100万票を超えておらず、ファン投票1位の行方はまだまだわからない。外野手部門も1位ハーパー、2位チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)、3位ジェイソン・ヘイワード(カブス)で変わらず。3位以降は団子状態となっており、イチローの同僚である6位マーセル・オズーナ、7位ジャンカルロ・スタントンのマーリンズ勢にも十分にチャンスはありそうだ。

     投票締め切りまでまだ2週間以上の期間が残されており、どの選手がファン投票で選出されるのか、今後の順位変動から目が離せない。

  • MLBドラフト2017 1日目の指名をチェック

    2017.6.13 10:17 Tuesday

    今日から3日間にわたって行われる今年のMLBドラフト。1日目の今日は全体75位までの指名が行われる。全体1位指名権を持っていたツインズはジェイセラ・カトリック高校のロイス・ルイス遊撃手を指名。今年のドラフトの目玉の一人として注目されていたノートルダム高校のハンター・グリーン投手は全体2位でレッズに指名された。戦力均衡ラウンドAまで(全体36位まで)の指名は以下のようになっている。

    1巡目
    1. ツインズ
    ロイス・ルイス/遊撃手(ジェイセラ・カトリック高校)
    2. レッズ
    ハンター・グリーン/右投手(ノートルダム高校)
    3. パドレス
    マッケンジー・ゴア/左投手(ホワイトビル高校)
    4. レイズ
    ブレンダン・マッケイ/一塁手(ルイビル大学)
    5. ブレーブス
    カイル・ライト/右投手(バンダービルト大学)
    6. アスレチックス
    オースティン・ベック/外野手(ノースデービッドソン高校)
    7. ダイヤモンドバックス
    ペイビン・スミス/一塁手(バージニア大学)
    8. フィリーズ
    アダム・ヘイズリー/外野手(バージニア大学)
    9. ブリュワーズ
    ケストン・ヒウラ/二塁手(カリフォルニア大学アーバイン校)
    10. エンゼルス
    ジョー・アデル/外野手(バラード高校)
    11. ホワイトソックス
    ジェイク・バーガー/三塁手(ミズーリ州立大学)
    12. パイレーツ
    シェーン・バズ/右投手(コンコーディア・ルーザラン高校)
    13. マーリンズ
    トレバー・ロジャース/左投手(カールズバッド高校)
    14. ロイヤルズ
    ニック・プラット/一塁手(ハンティントンビーチ高校)
    15. アストロズ
    J.B.ブカウスカス/右投手(ノースカロライナ大学)
    16. ヤンキース
    クラーク・シュミット/右投手(サウスカロライナ大学)
    17. マリナーズ
    エバン・ホワイト/一塁手(ケンタッキー大学)
    18. タイガース
    アレックス・ファエド/右投手(フロリダ大学)
    19. ジャイアンツ
    ヘリオット・ラモス/外野手(リーダーシップ・クリスチャン・アカデミー:プエルトリコ)
    20. メッツ
    デービッド・ピーターソン/左投手(オレゴン大学)
    21. オリオールズ
    D.L.ホール/左投手(バルドスタ高校)
    22. ブルージェイズ
    ローガン・ウォーモス/遊撃手(ノースカロライナ大学)
    23. ドジャース
    ジェレン・ケンドール/外野手(バンダービルト大学)
    24. レッドソックス
    タナー・ハウク/右投手(ミズーリ大学)
    25. ナショナルズ
    セス・ロメロ/左投手(ヒューストン大学)
    26. レンジャーズ
    ババ・トンプソン/外野手(マギル・トゥーレン高校)
    27. カブス
    ブレンドン・リトル/左投手(フロリダ州立大学)
    28. ブルージェイズ(エドウィン・エンカーナシオン流出の補償)
    ネイト・ピアソン/右投手(セントラル・フロリダ大学)
    29. レンジャーズ(イアン・デズモンド流出の補償)
    クリストファー・サイス/遊撃手(ウエストオレンジ高校)
    30. カブス(デクスター・ファウラー流出の補償)
    アレックス・レンジ/右投手(ルイジアナ州立大学)

    戦力均衡ラウンドA
    31. レイズ
    ドリュー・ラスムッセン/右投手(オレゴン州立大学)
    32. レッズ
    ジーター・ダウンズ/遊撃手(モンシニョール・エドワード・ペース高校)
    33. アスレチックス
    ケビン・マーレル/遊撃手(サウスフロリダ大学)
    34. ブリュワーズ
    トリステン・ルッツ/外野手(ジェームス・マーティン高校)
    35. ツインズ
    ブレント・ルーカー/外野手(ミシシッピ州立大学)
    36. マーリンズ
    ブライアン・ミラー/外野手(ノースカロライナ大学)

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