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  • 多数の有望株抱えるパドレス 大型補強の本番は1年後?

    2019.2.1 16:20 Friday

     チーム再建を進めるパドレスは現在、メジャーリーグのどの球団にも負けないほどの若手有望株の充実度を誇っている。先日、MLB Pipelineが発表したプロスペクト・ランキングTOP100のうち、全体2位にランクインしたフェルナンド・タティスJr.を含む実に10人がパドレス所属の選手なのだ。そんな状況のなか、スポーツ・イラストレイテッドのジャック・ディッキーは、パドレスは今季を若手有望株たちの成長度合いを見極めるのに費やし、本格的な補強に乗り出すのは2020年まで待ってもいいのではないかという主張を展開している。

     ディッキーは現在のパドレスの状況について、年俸調停権の取得やフリーエージェントまで時間のある選手を各ポジションに複数保有していると分析。彼らが期待通りに成長ないし活躍すれば、資金的にはかなり余裕が生まれ、1~2人の有力FA選手に大金を費やすことも可能であると主張する。選手の契約状況について詳細に扱っているCot’s Baseball Contractsによると、今季のパドレスの開幕時予想総年俸は8000万ドルほどに過ぎない。

     しかし、これはパドレスがブライス・ハーパーやマニー・マチャドに躊躇なく大金を費やせることを意味するわけではない。パドレスはウィル・マイヤーズと6年8300万ドル(2022年まで・2023年は球団オプション)、エリック・ホズマーと8年1億4400万ドル(2025年まで)の大型契約を結んでおり、ここにハーパーないしマチャドを加えることで、さらにペイロールのフレキシビリティが失われてしまう。特に来季以降はマイヤーズの年俸が2000万ドルに跳ね上がるため、ホズマーとマイヤーズの2人で年俸総額のおよそ半分を占めるという状況になっているのだ。

     そこでディッキーは、今季を若手有望株たちの見極めに費やし、クリス・セール(レッドソックス)、アンソニー・レンドン(ナショナルズ)、ノーラン・アレナード(ロッキーズ)、ゲリット・コール(アストロズ)といった有力選手たちがFAとなる来オフに大型補強を行うのが、より安全な方法であると主張する。ただし、これらの選手たちの獲得に関しては、今オフのハーパーやマチャドよりも激しい争いが予想されるため、スーパースターを獲得するのであれば今オフのほうが都合がいいのも事実。数年後のポストシーズン進出を目指すパドレスは、どのような決断をするのだろうか。

  • パドレスがラスベガスでハーパーと面会へ

    2019.2.1 15:20 Friday

     再建期真っ只中ということもあって静かなオフシーズンを過ごしてきたパドレスだが、周辺が騒がしくなり始めている。関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、パドレスは現地時間1月31日の夜にラスベガスでブライス・ハーパーと面会し、入団に向けての契約交渉を行うようだ。パドレスとハーパーに面会については、MLBネットワークの敏腕記者、ケン・ローゼンタールが最初に報じていた。パドレスはフリーエージェントのマニー・マチャドやJ.T.リアルミュート(マーリンズ)の獲得にも興味を示していることが伝えられているが、この動きからはチーム再建に向けての「本気度」が感じられる。

     パドレスは外野の両翼にウィル・マイヤーズ、フランミル・レイエス、ハンター・レンフロー、フランチー・コルデロと多くのレギュラー候補を抱えており、スプリング・トレーニングで熾烈なレギュラー争いが繰り広げられる見込みである。ハーパーはこれらの選手とポジションが重なってしまうものの、間違いなく球界でベストの打者の1人であり、球団の次代を担うスラッガーを欲しているパドレスにとって、外野が人員過剰となったとしても手に入れたい人材なのだろう。

     もちろん、ハーパーとの契約は安い買い物ではなく、昨オフにエリック・ホズマーと球団史上最高額となる8年1億4400万ドルの契約を結んだパドレスがハーパーを獲得するためには、それを大幅に上回る金額が必要となる。MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシは、パドレスのほかにもフィリーズ、ナショナルズ、ホワイトソックスがハーパーの獲得を狙っていることを伝えており、「ミステリー・チーム」の存在も噂されているため、パドレスがこれらの球団との争いを条件面で制するのは簡単なことではないだろう。

     ハーパーは昨季やや不調に苦しんだものの、それでもOPS.889をマーク。これはレイエスが87試合で記録した.838やレンフローが117試合で記録した.805を上回っており、パドレスではチーム最高の数字となる。将来有望な若手選手を多く抱えるパドレスにハーパーが加われば、チームの未来はより一層明るいものとなるだろう。今回の面会に関する続報が待たれるところである。

  • マーリンズ・リアルミュートのトレード交渉が「次なるステージ」へ

    2019.2.1 13:55 Friday

     J.T.リアルミュートの獲得を目指す球団とマーリンズとのトレード交渉が、最終段階に向けて近付いているようだ。日本時間2月1日、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、パドレス、レッズ、ドジャース、ブレーブスのナ・リーグ4球団が依然としてリアルミュートの獲得を目指しており、トレード交渉は「次なるステージ」に突入しているという。MLBネットワークのジョン・ポール・モロシは先日、パドレスがドジャースよりも積極的にリアルミュート獲得に向けて動いていることを伝えていた。

     現時点で明確なフロントランナーがいるかどうかは定かではないものの、モロシが伝えた内容から判断する限り、パドレスが優位なポジションにいると見られる。また、ここ数日はレッズも積極的にアピールを続けているようだ。一方、ブレーブスは1年以上にわたってリアルミュート獲得を模索しているものの、トレード交渉が進展している様子は今のところ伝わってこない。

     関係者によると、リアルミュート獲得候補の球団はパドレス、レッズ、ドジャース、ブレーブスの4つに絞られた可能性が高いという。マーリンズは当初、リアルミュートとの契約延長を目指していたものの、代理人のジェフ・バリーはリアルミュートがマーリンズとの契約延長に興味を持っていないことを明らかにしていた。一時は14球団が興味を示していたと言われるリアルミュートだが、その後、明確な興味を持っている球団は6つまで減少。そのうち、アストロズとレイズは引き続き興味を持っているようだが、前述のナ・リーグ4球団が争奪戦をリードしているようだ。

     マーリンズはリアルミュート放出の対価として、1~2人のトップ・プロスペクトを含んだ2~4人のパッケージを欲していると見られ、パドレスのフランシスコ・メヒア、レッズのテイラー・トラメルとジョナサン・インディア、ドジャースのケイベルト・ルイーズといった有望株たちの名前がトレード候補として取り沙汰されている。スプリング・トレーニング開始までにトレードは成立するのか。今後の展開からますます目が離せなくなりそうだ。

  • エンゼルス・大谷 リハビリ順調も開幕に間に合わない見込み

    2019.2.1 12:55 Friday

     日本時間2月1日、エンゼルスのビリー・エプラーGMは記者会見において、大谷翔平がレギュラーシーズン開幕に間に合わない見込みであることを明らかにした。10月にトミー・ジョン手術を受けた大谷は、先日ニール・エラトロシュ医師の診察を受け、全力での運動を開始する許可を得たという。しかし、投手としてのリハビリを進めるなかで打者としての準備も行わなければならないという複雑な状況が、大谷の開幕スタメン入りを難しいものとしているようだ。

     エプラーは「我々がハッキリと認識しているのは、リハビリの進捗状況を考えると、大谷が開幕メンバーに名を連ねるのは難しいということだ。それ以降のことはまだわからないから、現時点では答えることができない。彼は複数の要素が絡み合ったリハビリをこなしていかないといけないから、ピンポイントで正確な復帰時期を予想するのは非現実的だよ」と語り、大谷が取り組むリハビリの異例さを強調。投手として腕の強度を取り戻さなければならない一方で打者としての準備を進めていくことは、想像以上に難しいプロセスのようだ。

     大谷は日本時間2月13日のバッテリー組のスプリング・トレーニング開始に先駆けて、アリゾナのキャンプ施設に入る予定だが、チームのメディカルスタッフのもとでリハビリのメニューをこなしていくことになるだろう。投手としてトミー・ジョン手術のリハビリを進めながら打者として試合に出場することは過去に例がなく、エプラーが復帰時期の予想に苦戦しているのも当然のことと言える。打者として試合に出場することが投手としてのリハビリにどのような影響を与えるのか、という点も見極めながら、エンゼルスは大谷の今後に関する方針を決めていくことになりそうだ。

     なお、エンゼルスは大谷の復帰が遅れた場合に備えて、すでにジャスティン・ボーアを獲得しており、大谷不在の間はボーアとアルバート・プーホルスの2人が一塁と指名打者の枠に入ることになる。大谷にとって、復帰を焦らず、しっかりリハビリに取り組める環境が整っていると言えるだろう。

  • アストロズがようやく先発補強 左腕・マイリーと1年契約へ

    2019.2.1 12:15 Friday

     先発投手の層に不安を抱えていたアストロズが、ようやく先発投手の補強を実現させた。日本時間2月1日、関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、アストロズはフリーエージェントの左腕、ウェイド・マイリーと1年450万ドルで契約合意に至ったようだ。また、この契約には50万ドルの出来高が設定されており、マイリーは最大500万ドルを受け取ることができるという。フェインサンドによると、マイリーはすでに身体検査をパスしており、明日にもアストロズから正式に契約成立が発表される見込みだ。

     現在32歳のマイリーは、昨季ブリュワーズで「復活」のシーズンを過ごし、16試合に先発して5勝2敗、防御率2.57の好成績をマーク。2017年はオリオールズで8勝15敗、防御率5.61に終わり、昨季はマイナー契約からのスタートとなったものの、自身の価値と実力をしっかり証明してみせた。ダイヤモンドバックス時代の2012年に16勝をマークするなど、2ケタ勝利3度、通算71勝の実績を誇っており、今季も地区優勝の筆頭候補に挙げられる一方で先発投手の層に不安を抱えるアストロズにとって、貴重な戦力となるはずだ。

     アストロズは昨季の先発5本柱のうち、ダラス・カイケル(フリーエージェント)とチャーリー・モートン(レイズ)が退団。また、ランス・マカラーズJr.はトミー・ジョン手術を受けており、ジャスティン・バーランダーとゲリット・コールの2枠しか顔ぶれが固まっていないという異常事態に陥っていた。3番手には2015年に19勝、昨季はリリーフで防御率1.99をマークしたコリン・マクヒューが入る予定であり、新加入のマイリーはおそらく4番手。最後の1枠となる5番手は、ジョシュ・ジェームスとフランベル・バルデスの両若手投手または2017年に13勝をマークしたブラッド・ピーコックが入ることになりそうだ。マイリーの加入により、先発ローテーションの顔ぶれはある程度固まったと言えるだろう。

  • ロッキーズ・アレナード 調停選手新記録の年俸2600万ドル

    2019.2.1 11:50 Friday

     日本時間2月1日、ロッキーズとノーラン・アレナードは年俸調停を回避し、年俸調停権を保有する選手としては史上最高額となる年俸2600万ドルの1年契約を結んだ。アレナードが3000万ドルを希望していたのに対し、ロッキーズは2400万ドルを提示していたが、最終的にアレナードが折れた形。年俸調停権保有選手による過去最高額はジョシュ・ドナルドソン(ブレーブス)が昨年1月にブルージェイズと結んだ年俸2300万ドルの1年契約だったが、アレナードはこれを大きく上回った。

     現在27歳のアレナードは、メジャー1年目から6年連続でゴールドグラブ賞を受賞し、本塁打王のタイトルも3度獲得(2015年・2016年・2018年)。ハイレベルな攻守を兼ね備えたメジャー最高クラスの三塁手であり、ロッキーズはアレナードが今季終了後にフリーエージェントとなるのに備えて複数年契約を模索していたようだが、ひとまず単年契約を結ぶことで落ち着いた。

     今オフ、ロッキーズは正二塁手のDJレメイヒュー(ヤンキース)、セットアッパーのアダム・オッタビーノ(ヤンキース)、カルロス・ゴンザレス(フリーエージェント)といった主力選手が退団した一方で、目立った補強はダニエル・マーフィーだけ。彼らの穴は若手選手などチーム内の既存の戦力で埋めるつもりのようだが、若返りを図りつつもポストシーズン進出を狙うチームにおいて、アレナードの存在は非常に大きい。今後はロッキーズとアレナードの契約延長交渉に注目が集まることになるだろう。

     なお、年俸調停権保有選手によるこれまでの最高年俸は、前述のとおりドナルドソンの2300万ドルだが、それに次ぐのはブライス・ハーパー(当時ナショナルズ)の2162万5000ドル(2017年5月に2018年の契約を結んだ)。3位以降はデービッド・プライス(2015年1月・当時レイズ)の1975万ドル、マックス・シャーザー(2014年1月・当時タイガース)の1552万5000ドル、プリンス・フィルダー(2011年1月・当時ブリュワーズ)の1550万ドルという顔ぶれになっている。

  • ムスターカスとホズマーがパドレスで再会の可能性

    2019.1.31 14:45 Thursday

     マニー・マチャドの獲得レースに参戦していることが報じられているパドレスだが、補強のターゲットとなっているのは決してマチャドだけではない。パドレスは現時点でルーキーのタイ・フランスが開幕スタメンの筆頭候補となっているように三塁手の層が非常に薄く、マチャド獲得に失敗した場合に備えて、フリーエージェント市場に残る他の三塁手にも目を向けている。そのなかで、2年連続で無所属のままスプリング・トレーニングの開始を迎える可能性があるマイク・ムスターカスの獲得に興味を示しているようだ。

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンは「パドレスはマニー・マチャドに目を向ける一方で、マイク・ムスターカスの獲得も検討している。マチャドよりも現実的なターゲットと言えるかもしれない。驚くまでもなく、(ロイヤルズ時代のチームメイトである)エリック・ホズマーはムスターカスの獲得を(フロントに)進言しているようだ」と自身のTwitterでツイート。2015年ロイヤルズの世界一戦士であるホズマーとムスターカスがパドレスで再会する可能性について言及した。

     ホズマーとムスターカスは2017年までロイヤルズのチームメイトであり、2014年のリーグ優勝と2015年のワールドシリーズ制覇に主力選手として貢献。現在、ホズマーが所属するパドレスの三塁はメジャー全球団の全ポジションを見渡してもトップクラスの人材不足状態に陥っており、昨季を主にAA級で過ごしたフランスが開幕スタメンの筆頭候補となっているほどである。2017年に38本塁打、昨季も28本塁打を放ち、堅実な三塁守備を誇るムスターカスは、パドレスのチーム事情に極めてフィットする存在だ。

     パドレスはマチャドを三塁手として獲得することを考えているようだが、マチャドは遊撃手としてのプレイを好んでいると言われており、獲得の成否は不透明。マチャド獲得に失敗した場合、ホズマーとムスターカスの再会が現実味を帯びることになるだろう。

  • マチャドは決断を焦らず 争奪戦は2月突入が確実に

    2019.1.31 12:50 Thursday

     フリーエージェント市場に残るスーパースターの1人であるマニー・マチャドは、契約先が決まらないままスプリング・トレーニングの開始を迎えてしまうのだろうか。MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシによると、マチャドの新天地に関する決断は「差し迫った状況ではない」ようだ。フィリーズ、ホワイトソックス、パドレスなどが参戦していると見られるマチャド争奪戦は、2月に突入することがほぼ確実となった。

     ヤンキースが撤退し、フィリーズとホワイトソックスによる一騎打ちの様相を呈していたマチャド争奪戦だが、そこにパドレスが参戦。ほかに「ミステリー・チーム」の存在も取り沙汰されるなか、マチャドは決断を焦らず、自身が納得できるオファーを待ち続ける姿勢を鮮明にしている。

     スター選手が無所属のまま2月を迎えるのは決して珍しいことではなく、昨年はダルビッシュ有(カブス)、エリック・ホズマー(パドレス)、J.D.マルティネス(レッドソックス)が2月に入ってから総額1億ドルを超える大型契約を手にしているし、過去にもヨエニス・セスペデス(メッツ)、ブラディミール・ゲレーロ(元エンゼルスなど)、J.D.ドリュー(元レッドソックスなど)といったスター選手たちが2月に入ってから新天地を決めた例もある。同じく市場に残るブライス・ハーパーとともに、マチャドが簡単に妥協するようなことはなさそうだ。

     なお、ヤンキースの動向については、ニューヨーク・デイリーニュースのウォーレス・マシューズが「ヤンキースはマチャドや代理人のダン・ロザーノに対して正式なオファーをしていない」ことを伝えており、ヤンキースがマチャド獲得に乗り出す可能性は極めて低いと見られる。むしろ、ヤンキースは先発5番手に予定されているCCサバシアのコンディションを懸念し、保険となるベテラン先発投手の補強を検討しているようだ。以上のことから、ヤンキースはマチャド争奪戦から完全に撤退したと判断して良さそうだ。

  • メジャーリーグ史上最も偉大な親子コンビは?

    2019.1.31 12:00 Thursday

     ブラディミール・ゲレーロJr.やフェルナンド・タティスJr.といった「二世選手」の有望株が注目を集めるなか、MLB公式サイトのアンドリュー・サイモンはデータサイト「Baseball-Reference」が算出しているWARをもとに「偉大な親子コンビ」のTOP10を紹介している。なお、サイモンは「親子がともに一定の成功を収めていること」をランクインの条件としており、ランキングの対象は親子がともに通算WAR10以上を記録しているコンビのみ。そのため、ヨギ・ベラ、トニー・グウィン、トニー・ペレス、ティム・レインズなど、父が殿堂入りを果たしている親子コンビはランキングの対象外となっている。

     1位に輝いたのはボビー(通算WAR57.9)とバリー(同162.8)のボンズ親子だ。子のバリーはメジャー史上4位の通算WAR162.8をマークしており、2001年に歴代最多の73本塁打を放ったほか、MVP受賞はなんと7度。パフォーマンス向上薬の使用疑惑によっていまだ殿堂入りを果たせていないものの、球史に残る名選手の1人である。一方、父のボビーも極めて優秀な選手であり、「30-30」を通算5度記録するなど、通算WAR57.9をマーク。通算300本塁打&400盗塁を記録しているのはメジャー史上でこの2人だけであり、また「20-20」を10度達成したのもこの2人だけである。

     2位はケンSr.(同34.5)とケンJr.(同83.8)のグリフィー親子。両者は1990~1991年にマリナーズでともにプレイし、1990年9月14日(現地時間)のエンゼルス戦では親子で二者連続本塁打を放っている。3位はフェリペ(同42.2)とモイゼス(同39.9)のアルー親子だが、フェリペは「アルー3兄弟」として知られており、ヘススとマティもメジャーで15シーズンのプレイ経験がある。さらに、3兄弟のいとこであるホゼ・ソーサや甥のメル・ロハスも元メジャーリーガーだ。

     以下、4位はレイ(同25.7)とボブ(同27.4)のブーン親子、5位はメル(同40.8)とトッド(同21.1)のストットルマイヤー親子、6位はホゼ(同54.4)とホゼJr.(同19.5)のクルーズ親子、7位はガス(同15.4)とバディ(同66.3)のベル親子、8位はサンディ(同10.5)とロベルト(同67.1)のアロマー親子、9位はディジー(同46.2)とスティーブ(同13.3)のトラウト親子(注:エンゼルスのマイク・トラウトとは無関係)、10位はセシル(同17.2)とプリンス(同23.6)のフィルダー親子がランクイン。ランディとトッドのハンドリー親子、フリアンとスタンのハビアー親子、デーブとアダムのラローシュ親子、バーンとバンスのロー親子、ゲーリーSr.とゲーリーJr.のマシューズ親子、ハルとブライアンのマクレー親子などが惜しくも圏外となっている。

  • ベテランスラッガー・レイノルズ 2年ぶりのロッキーズ復帰

    2019.1.31 11:10 Thursday

     日本時間1月31日、フリーエージェントの内野手、マーク・レイノルズはロッキーズとのマイナー契約に合意した。2016年から2シーズンにわたってロッキーズでプレイし、準レギュラーとして計44本塁打、150打点をマークした35歳のベテランスラッガーは、招待選手としてスプリング・トレーニングに参加する見込み。ロッキーズはDJレメイヒューが抜けたあとの二塁を若手に競わせる方針を明らかにしているが、若手が思うように活躍できなかった場合に備え、一塁で起用予定のダニエル・マーフィーを二塁に回し、レイノルズを一塁で起用するプランも検討しているのかもしれない。

     昨季のレイノルズは、4月中旬にナショナルズとマイナー契約を結び、およそ1ヶ月後にメジャー昇格。7月7日のマーリンズ戦で1試合10打点の大活躍を見せるなど、86試合に出場して打率.248、13本塁打、40打点、OPS.803をマークした。

     ダイヤモンドバックス時代の2009年に44本塁打、102打点、OPS.892をマークした頃のような活躍はもう望めないものの、2017年に30本塁打、97打点、OPS.839をマークしたように持ち前の長打力はいまだ健在で、相手投手に脅威を与えられる存在。レイノルズは他球団からのオファーも受けていたようだが、代理人がロッキーズのジェフ・ブリディッチGM、バド・ブラック監督と面会し、約90分間の話し合いの結果、マイナー契約で合意に至ったようだ。

     ロッキーズは今オフ、好打者・マーフィーを獲得し、正一塁手として起用する方針。ゴールドグラブ賞受賞者のレメイヒューが抜けた二塁は、ギャレット・ハンプソンやライアン・マクマーンといった若手に競わせる方針だが、彼らがレギュラー級の活躍を見せられるかどうかは未知数だ。マーフィーの二塁守備には不安が残るものの、一塁にレイノルズ、二塁にマーフィーを置く布陣を採用することも考えられるため、レイノルズがマイナー契約からメジャーのロースター入りを勝ち取る可能性は十分にありそうだ。

  • Dバックスが救援右腕・ホランドを獲得 クローザーとして起用か

    2019.1.31 10:45 Thursday

     日本時間1月31日、関係者がMLB公式サイトでダイヤモンドバックスの番記者を務めるスティーブ・ギルバートに伝えたところによると、ダイヤモンドバックスはフリーエージェントのリリーフ右腕、グレッグ・ホランドと1年契約を結ぶことで合意に至ったようだ。MLBネットワークのジョン・ヘイマンは契約の詳細について、年俸350万ドル+出来高最大350万ドルであることを伝えている。契約合意についてMLBネットワークのケン・ローゼンタールとジ・アスレチックのロバート・マレーが第一報を伝え、身体検査の結果を待って、球団から正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     ロイヤルズやロッキーズでクローザーを務めてきたホランドは現在33歳。昨季はカージナルスとナショナルズで合計56試合に登板し、カージナルスでは32試合で防御率7.92、与四球率7.92と大乱調だったものの、ナショナルズでは24試合で防御率0.82、奪三振率10.55と本来のパフォーマンスを取り戻した。

     ロイヤルズ時代の2013~2014年には2年連続46セーブ以上をマークしてオールスター・ゲームに選出され、トミー・ジョン手術からの復活を果たした2017年にはロッキーズの守護神としてリーグ最多タイの41セーブをマークし、自身初のセーブ王に輝いたほか、3度目のオールスター・ゲーム選出を果たし、カムバック賞も受賞した。

     ダイヤモンドバックスは昨季32セーブのブラッド・ボックスバーガーが退団し、平野佳寿とアーチー・ブラッドリーの2人が新たなクローザー候補となっていたが、これまでの実績を考えるとホランドがクローザーを務めるのが自然な流れと言える。一時はクローザー抜擢も噂された平野だが、ホランド加入により今季も引き続きセットアッパーを務めることになりそうだ。

  • 元ヤクルトのDバックス・ロブロ監督が2年間の契約延長

    2019.1.30 13:00 Wednesday

     日本時間1月30日、ダイヤモンドバックスはトーリ・ロブロ監督との契約を延長したことを発表した。ロブロは2017年にダイヤモンドバックスの監督に就任し、チームを2002~2003年以来となる2年連続のシーズン勝ち越しに導いた。当初の契約では今季がラストイヤーとなっていたが、今回の契約延長により来季以降も引き続きチームの指揮を執ることが確定。球団からは契約期間についての発表はないものの、関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、契約延長は2年間であり、ロブロは2021年シーズンまでチームの指揮を執ることになるという。

     ロブロは今回の契約延長について「オーナーやフロントが私をチームを率いるのに正しい人材であると信じてくれたことが恐縮だ。契約延長のオファーをいただいたときはとても嬉しかったし、これで少し安心して試合に臨むことができる。ワールドシリーズ制覇を目指して頑張っていくよ」と喜びのコメントを発表。マイク・ヘイゼンGMは「トーリのリーダーシップは人々、特に選手やコーチを結びつける力がある。それはアリゾナで我々が作り上げているチームの文化の基盤となっているんだ。2週間後に迫るスプリング・トレーニングの開始が待ち切れないね」とロブロのリーダーシップを高く評価した。

     ロブロは監督就任1年目の2017年、93勝69敗の好成績を残してチームをワイルドカード獲得に導いたことを評価され、ナ・リーグの最優秀監督賞を受賞。2年目の昨季もナ・リーグ西部地区の優勝争いをリードしていたものの、9月に大失速し、82勝80敗で地区3位に終わった。今季はパトリック・コービン、A.J.ポロック、ポール・ゴールドシュミットといった主力選手がチームから抜け、厳しい戦いが予想されているものの、ロブロに対する周囲からの信頼は変わらない。

     2000年に日本プロ野球のヤクルトでプレイし、29試合で打率.197、1本塁打に終わった男は、メジャーリーグの監督として着実に自身の地位を築いている。

  • マーリンズが好打者・ウォーカー獲得 一塁でプラトーン起用か

    2019.1.30 12:30 Wednesday

     日本時間1月30日、マーリンズはフリーエージェントのベテラン内野手、ニール・ウォーカーと1年契約を結んだことを発表した。MLBネットワークのケン・ローゼンタールは関係者からの情報として、ウォーカーの年俸が200万ドルであることを伝えている。マーリンズのマイケル・ヒル野球部門社長は地元紙マイアミ・ヘラルドに対し、ウォーカーの主な役割が右打者のピーター・オブライエンとプラトーンを形成する「対右腕用の一塁手」であることを明言した。

     現在33歳のウォーカーは、ピッツバーグ生まれ・ピッツバーグ育ちで、2004年に地元球団のパイレーツから1巡目指名を受けてプロ入り。2015年までパイレーツでプレイしたあと、2016年からメッツ、2017年途中からブリュワーズ、昨季はヤンキースでプレイし、メジャー生活10年の経験を誇る。ヤンキースでプレイした昨季は一塁、二塁、三塁のほか外野の両翼の守備にも就き、113試合に出場して打率.219、11本塁打、46打点、OPS.664をマーク。打率はデビューイヤーを除くと自己ワーストだったが、2ケタ本塁打は9年連続となった。

     マーリンズの内野陣は、二塁にスターリン・カストロ、三塁にマーティン・プラド、遊撃にJTリドルが入る布陣が予定されており、ユーティリティとしてミゲル・ロハスが控えているほか、正右翼手のブライアン・アンダーソンも三塁を守ることができる。一塁には昨季66打数で4本塁打、OPS.868をマークしたオブライエンが入る予定だったが、ウォーカーの加入によりプラトーン起用が濃厚となった。

     昨季のウォーカーは3月中旬まで契約が決まらず、準備不足のままシーズンに突入。その結果、前半戦は打率.197、3本塁打、OPS.563に終わったものの、後半戦には復調して打率.247、8本塁打、OPS.788とキャリア通算(打率.268、OPS.768)に近い成績を残していた。そのあたりの事情も含め、マーリンズはウォーカーが2017年までのような堅実な活躍を見せてくれることを期待しているようだ。

  • 2年連続全試合出場の遊撃手・ギャルビスがブルージェイズへ

    2019.1.30 12:10 Wednesday

     ブルージェイズは今春、ルルデス・グリエルJr.に正遊撃手の座を簡単に保証するつもりはないことを示唆していたが、日本時間1月30日にメジャー経験7年の遊撃手、フレディ・ギャルビスと1年契約を結んだことにより、それは証明された。MLB公式サイトのマーク・フェインサンドによると、ギャルビスの年俸は400万ドルで、2020年の契約は年俸550万ドルの球団オプションまたはバイアウト100万ドルであるという(よってギャルビスの保証額は1年500万ドル)。レギュラーシーズン開幕までの間、ギャルビスとグリエルJr.による正遊撃手争いが繰り広げられることになりそうだ。

     現在29歳のギャルビスは、フィリーズでプレイした2017年、パドレスでプレイした2018年にいずれも全162試合に出場。遊撃手としては平均以上の守備力を誇り、昨季は打率.248、13本塁打、67打点、8盗塁、OPS.680、通算では打率.246、65本塁打、300打点、51盗塁、OPS.664をマークしている。

     一方、グリエルJr.の魅力は打撃力であり、デビューイヤーの昨季は65試合に出場して打率.281、11本塁打、35打点、1盗塁、OPS.755をマーク。ア・リーグタイ記録となる11試合連続マルチ安打を記録し、メジャー新人記録とブルージェイズのチーム記録を塗り替えた。昨季は遊撃手として46試合に出場したほか、二塁手としても24試合に出場し、場合によっては外野の両翼の守備に就かせる構想もあったため、打撃力を生かすために他のポジションへ回る可能性もある。

     現在、ブルージェイズの内野陣でレギュラーの座が確約されているのは一塁のジャスティン・スモークだけ。三塁のブランドン・ドルーリーは今季途中で有望株のブラディミール・ゲレーロJr.にレギュラーの座を奪われる可能性が高く、二塁のデボン・トラビスはグリエルJr.や三塁を追われたドルーリーとの争いを強いられる。ギャルビスの加入により、ブルージェイズの内野ではレギュラー争いが激しさを増しそうだ。

  • 決まらないキンブレルの去就 条件次第でツインズ参戦も

    2019.1.29 13:00 Tuesday

     同地区に絶対王者のインディアンスが君臨するなか、ツインズは簡単に地区優勝を勝ち取れるとは考えていない。しかし、その一方で今オフはネルソン・クルーズらを獲得するなど、地区優勝やポストシーズン進出を諦めていないのも事実である。そうした状況を踏まえ、ジ・アスレチックのダン・ヘイズは、クレイグ・キンブレルの市場が冷め切った状態を維持し、価格が下がるようであれば、ツインズにもキンブレル獲得のチャンスがあると考えているようだ。

     ヘイズは、ツインズがキンブレルの要求する5~6年の長期大型契約ではなく、1年あたりの年俸を引き上げた形での短期契約でキンブレル獲得を実現させる可能性があると指摘する。「スプリング・トレーニングの開始まで残り2週間ほどとなり、ツインズにはまだペイロールに余裕があるし、9回を任せるリリーバーも固まっていない。キンブレルの獲得はツインズにとって、理想的なオフシーズンの締めくくりとなるだろう」とヘイズ。しかし、「キンブレル獲得はツインズに悪い話ではないものの、(キンブレルを活かすために)乗り越えなければならないハードルもある」とも語っている。

     ツインズが今季再び優勝争いに加わるためには、昨季大きく期待を裏切ったバイロン・バクストンとミゲル・サノーの復調かつ大活躍が必須である。彼らが再び期待はずれのシーズンを送るようであれば、キンブレル獲得は無駄になる可能性が高く、これがキンブレル獲得を躊躇する要素となることが考えられる。また、キンブレルを短期契約で獲得するのであれば、1年あたりの年俸は2000万ドル近くになると見られ、これをどう見るかは評価の分かれるところだ。

     また、ロッコ・バルデリ新監督は、現時点でクローザーを決めていないことを明言しているものの、チーム内にはトレバー・ヒルデンバーガー、アディソン・リード、テイラー・ロジャース、トレバー・メイ、ブレイク・パーカーと多くの候補がいる。つまり、ツインズは無理に大金を投じてキンブレルを獲得する必要がなく、結局のところ、ツインズがキンブレル獲得に乗り出すかどうかは価格次第と言えそうだ。

  • カージナルスがマチャド獲得に動く可能性はあるのか

    2019.1.29 12:30 Tuesday

     いまだフリーエージェント市場に残る超大物選手、マニー・マチャドにはホワイトソックスが依然として強い関心を示し、最近はパドレスがプッシュを続けていることが報じられている。また、フィリーズもマチャドとブライス・ハーパーのどちらかを獲得する方針のもとで動いているようだ。では、4年ぶりのポストシーズン返り咲きを目指すカージナルスはどうだろうか。MLB公式サイトのリチャード・ジャスティスは、マチャド獲得に必要な契約について「巨額になるしリスクも大きい」と語る一方、「これほど優秀な26歳の内野手が市場に出てくることはめったにない」とマチャド獲得を進言する。

     昨季のマチャドはオリオールズとドジャースで遊撃と三塁を守りながら162試合に出場し、打率.297、37本塁打、107打点、14盗塁、OPS.905という自己ベスト級の成績をマーク。カージナルスはカブス、ブリュワーズと熾烈な地区優勝争いを繰り広げることが予想されているが、ジャスティスは「(データサイトの)FanGraphsはカージナルスが86勝と予想しており、これはカブスより1勝だけ少ない数字だ。マチャド(もしくはハーパー)を獲得すれば、この状況は変化するだろう」と語り、カージナルスにとってマチャドはポストシーズン返り咲きのためのラストピースになると指摘する。

     しかし、カージナルスは今オフ獲得したポール・ゴールドシュミットとの長期契約を模索しており、マチャド獲得の可能性は低いとの見方が一般的だ。また、ゴールドシュミット加入により中心打者のマット・カーペンターが一塁から三塁へ移っており、遊撃には若手のポール・デヨングもいるため、マチャドが入るポジションがないことを指摘する者もいる。理論上は、カーペンターないしデヨングを二塁に移してポジションを空けることも可能だが、カージナルスはそこまで無理をしないだろう。

     ジャスティスが指摘するように、「ラストピース」としてマチャド獲得を目指すのか。それともゴールドシュミットとアンドリュー・ミラーを加えた現有戦力で堅実に戦うのか。21世紀の常勝軍団が移籍市場においてサプライズを起こす可能性はゼロではないかもしれない。

  • レッズがマーリンズ・リアルミュート獲得への動きを本格化

    2019.1.29 12:00 Tuesday

     ナ・リーグ中部地区においてカブス、ブリュワーズ、カージナルスの「3強」の争いに割って入るために、今オフのレッズは積極的な補強を進めている。関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、レッズのディック・ウィリアムス野球部門社長とニック・クラールGMはJ.T.リアルミュート(マーリンズ)獲得に向けてのトレード交渉を本格化させているようだ。マーリンズ側が要求する対価のクオリティは依然として非常に高いと見られているが、レッズのリアルミュート獲得は実現するのだろうか。

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンは、マーリンズがレッズのトップ・プロスペクト4人に興味を示していることを伝えている。その4人とはニック・センゼル、テイラー・トラメル、ハンター・グリーン、ジョナサン・インディアであり、いずれも先日発表されたばかりのMLB Pipelineによるプロスペクト・ランキングTOP100にランクインした超有望株だ。MLB公式サイトでマーリンズの番記者を務めるジョー・フリサロによると、昨年のドラフトで全体5位指名を受けたインディアの名前が交換要員の1人として浮上しているようだ。

     マーリンズはトップ・プロスペクトに加えて、リアルミュートの代役となるメジャーレベルの捕手と優秀なプロスペクトをもう1人要求すると見られており、レッズの正捕手であるタッカー・バーンハートが交換要員に含まれる可能性もある。現在28歳のバーンハートは、2017年のゴールドグラブ賞受賞者であり、レッズとの契約を最大2022年まで残している。マーリンズにとって、この上ない獲得候補だろう。

     最大4年保有できるバーンハートを放出して保有期間が2年のリアルミュートを獲得するのは理にかなっていないようにも思われるが、この動きはレッズが今季の戦いを重視していることの表れなのだろう。なお、リアルミュート争奪戦はパドレスとドジャースの2球団がフロントランナーと見られており、ブレーブスなど他球団も興味を示していることが報じられている。

  • ブリュワーズ ムスターカスとマイリーの呼び戻しを検討か

    2019.1.29 11:30 Tuesday

     昨季ナ・リーグ最多の96勝をマークしたブリュワーズは、クリスチャン・イェリッチ、ロレンゾ・ケイン、トラビス・ショウ、ヘスス・アギラー、ヨーリス・チャシーン、ジョシュ・ヘイダーといった主力選手たちが引き続きチームに在籍し、再びポストシーズン進出を狙える態勢を維持している。ただし、今オフは正捕手としてヤスマニ・グランダルを獲得した以外に目立った補強はなく、二塁と先発投手に不安を残したまま。MLB公式サイトのリチャード・ジャスティスは、ブリュワーズが昨季の「V戦士」であるマイク・ムスターカスとウェイド・マイリーの呼び戻しを検討する可能性があることに言及している。

     ナ・リーグ中部地区においてカブス、カージナルスとの熾烈な優勝争いを繰り広げることが予想されているブリュワーズ。ジャスティスが「彼らは昨季の地区優勝に大きく貢献していた」と語るムスターカスとマイリーはまだフリーエージェント市場に残っており、ジャスティスは彼らと再契約することはチーム状況にフィットするだけでなく、チームの戦力アップにつながると指摘する。

     ジャスティスいわく、ムスターカスを呼び戻して三塁に置くことで正三塁手のショウを昨季後半戦と同様に二塁に回すことができ、確固たる正二塁手が不在の状況を改善することができる。また、マイリーとの再契約はブランドン・ウッドラフ、フレディ・ペラルタ、コービン・バーンズといった若手先発投手たちや、全休からの復活を目指すジミー・ネルソンへの負担を軽減することになると分析している。

     昨季のムスターカスはロイヤルズとブリュワーズで計152試合に出場して打率.251、28本塁打、95打点、OPS.774をマーク。一方のマイリーはブリュワーズで16試合に先発し、5勝2敗、防御率2.57の好成績を残した。ムスターカスに関しては、マニー・マチャドの獲得を目指している球団が争奪戦に敗れた場合の「プランB」として獲得を狙っており、予想外の争奪戦となる可能性がある。一方、マイリーについては、ムスターカスほど獲得のハードルは高くないとジャスティスは見ているようだ。

  • レンジャーズがブルペン補強 右腕・ケリーと1年契約へ

    2019.1.29 11:00 Tuesday

     関係者によると、ブルペンの補強を画策していたレンジャーズは、フリーエージェントのリリーフ右腕、ショーン・ケリーと2020年の球団オプションが付属した1年契約を結ぶことで合意に至ったようだ。今季のケリーの年俸は250万ドルで、それに加えて50万ドルの出来高が設定されており、来季の契約は年俸250万ドルの球団オプションまたはバイアウト25万ドルとなっている模様。まだ球団からの正式発表はないものの、ケリーはすでに身体検査をパスしているという。

     現在34歳のケリーは、昨季ナショナルズとアスレチックスでプレイ。2球団合計で54試合に登板し、2勝0敗、4ホールド、防御率2.94、被打率.188、WHIP0.90、奪三振率9.18の好成績をマークした。ケリーは10シーズンにわたるメジャー生活において主にセットアッパーとして起用され、通算443試合すべてにリリーフ登板。パドレス時代の2015年に53試合で防御率2.45、ナショナルズ時代の2016年に67試合で防御率2.64をマークするなど、27勝23敗、15セーブ、68ホールド、防御率3.67という成績を残している。

     昨季途中にアスレチックスへ移籍したケリーは、メジャーデビューを果たした2009年から2012年までマリナーズでプレイしており、ア・リーグ西部地区の球団に所属するのはこれが3球団目。レンジャーズではクローザーのホゼ・レクラークにつなぐセットアッパーとして起用されることが予想される。今季のレンジャーズのブルペンは、レクラーク、ケリーのほか、右腕のクリス・マーティン、ジェシー・チャベス、ザック・マカリスター、ニック・ガーデワイン、コナー・サゼック、左腕のC.D.ペラム、ジェフリー・スプリングスといった面々で構成されることになりそうだ。

  • 盗塁王・メリーフィールド ロイヤルズと4年間の契約延長へ

    2019.1.28 14:05 Monday

     2015年にロイヤルズがワールドシリーズ制覇を成し遂げた翌年、ウィット・メリーフィールドはメジャーデビューを果たした。そして、ロイヤルズはメリーフィールドを自軍のロースターに抱えたまま、再びポストシーズン進出を目指そうとしていることが明らかになった。日本時間1月28日、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ロイヤルズはメリーフィールドと4年1625万ドル+オプション1年で契約を延長することで合意に近付いているという。2023年の球団オプションが行使されると、5年間の総額は3000万ドルを超えるようだ。

     2016年に27歳でメジャーデビューを果たしたメリーフィールドは現在30歳。メジャーでフルシーズン、プレイしたのは2017年と昨季の2年だけであり、まだ年俸調停権すら取得していない段階だ。つまり、今回の4年契約は年俸調停権取得前の1年と、年俸調停権取得後の3年をカバーする形となる。その4年間で保証されている金額は1625万ドルで、200万ドルの出来高が設定されている模様(詳細は不明)。また、メリーフィールドは2022年シーズン終了後にフリーエージェントとなる予定だが、2023年の契約は球団オプションとなっている。

     すでに30歳ということもあり、再建期真っ只中のロイヤルズの将来的なチーム構想にフィットせず、トレードで放出される可能性が取り沙汰されていたメリーフィールドだが、デイトン・ムーアGMはメリーフィールドが長期にわたってロイヤルズの一員としてプレイする見込みであることを明言。今回の契約延長は、その言葉を具現化したものとなった。

     2017年に打率.288、19本塁打、78打点、34盗塁、OPS.784をマークしてレギュラーに定着したメリーフィールドは、昨季も打率.304、12本塁打、60打点、45盗塁、OPS.806の好成績をマーク。192安打と45盗塁はメジャー最多の数字であり、2年連続でア・リーグ盗塁王に輝いた。ロイヤルズはメリーフィールドがチームに在籍する今後4~5年の間に、ポストシーズン再進出を目指すことになりそうだ。

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