English Español 韓国語
  • ブルージェイズ合意報道から一転 ブラントリーはアストロズ残留へ

    2021.1.21 11:00 Thursday

     日本時間1月21日、アストロズが2年3200万ドルでマイケル・ブラントリーと再契約を結ぶことで合意したことが明らかになった。3年連続打率3割を記録しているブラントリーは、各メディアによってブルージェイズと3年契約で合意したことが報じられたものの、数時間後に「まだ合意していないようだ」と最新情報が伝えられ、その直後にアストロズと2年契約で合意。アストロズはジョージ・スプリンガーに続く主力打者の流出を回避した。

     現在34歳のブラントリーは2018年10月にアストロズと2年3200万ドルで契約。2019年は打率.311、22本塁打、90打点、OPS.875の好成績でリーグ優勝に貢献し、昨季は46試合に出場して打率.300、5本塁打、22打点、OPS.840をマークした。打率3割はインディアンス時代の2018年から3年連続となり、通算打率は.297まで上昇。今回も前回と同じ2年3200万ドルでの合意が報じられている。

     ブラントリーは昨季、左翼手として19試合、指名打者として26試合にスタメン出場したが、今季は2019年新人王のヨルダン・アルバレスが両膝の手術を経て戦列に戻ってくる。そのため、ブラントリーは大半の試合に左翼手として出場することが予想されている。

     アストロズはブラントリー、スプリンガー、ジョシュ・レディックと3人の外野手がフリーエージェントとなっていたが、ブラントリーの引き留めに成功。右翼には成長株のカイル・タッカーがいるため、両翼のレギュラーは固まった。スプリンガーの流出で中堅には大きな穴が空いており、ジャッキー・ブラッドリーJr.など外部からの補強に動くことになりそうだ。

     なお、ブラントリーの父・ミッキーは1986年から4年間マリナーズでプレーした元メジャーリーガー(外野手)である。1993年途中に来日して巨人でプレーしたが、13試合で打率.181、0本塁打、4打点、OPS.484に終わり、この年限りで解雇された。

  • ロイヤルズ 元守護神のウェイド・デービスとマイナー契約

    2021.1.21 02:30 Thursday

     ロイヤルズは日本時間1月21日、フリーエージェントの救援右腕ウェイド・デービスとマイナー契約を結んだことを発表した。デービスは昨季がロッキーズとの3年5200万ドルの大型契約の最終年だったが、右肩を痛めて5試合しか登板できず、9月下旬に解雇。シーズン閉幕を待たずにフリーエージェントとなっていた。2013年から2016年まで4年間ロイヤルズでプレーしており、5年ぶりの復帰となる古巣で復活を目指す。

     現在35歳のデービスは2017年オフにカブスからフリーエージェントとなり、3年契約でロッキーズに加入。移籍1年目の2018年こそリーグ最多の43セーブを記録してクローザーの役割を果たしたが、2019年は15セーブで防御率8.65、昨季はわずか2セーブで防御率20.77とピッチングが崩壊し、全く戦力にならなかった。

     カブスへトレードされる前の3年間はロイヤルズのセットアッパーないしクローザーとして素晴らしい活躍を見せ、2014年は防御率1.00、2015年は防御率0.94、2016年は防御率1.87をマーク。特に2015年はチームのワールドシリーズ制覇にも大きく貢献し、ワールドシリーズの胴上げ投手にもなった。

     ロイヤルズは昨季、デービスの前にロイヤルズでクローザーを務めていたグレッグ・ホランドや、かつてカージナルスで絶対的守護神として活躍したトレバー・ローゼンタールをマイナー契約で獲得して復活へ導いており、デービスにも同様の復活劇を期待しているとみられる。

     ローゼンタールはメジャー昇格を果たした場合の年俸が125万ドル、さらに最大112.5万ドルの出来高が設けられていることが報じられているが、これは奇しくも昨季ロイヤルズがホランドと結んだ契約内容と全く同じ。開幕ロースター入りできなかった場合にオプトアウト(契約破棄)できる条項が盛り込まれている点も共通している。

     デービスが5年ぶりに復帰する古巣ロイヤルズで復活を遂げることができるか注目したい。

  • エンゼルスがついに先発補強 左腕・キンターナと契約合意

    2021.1.20 13:15 Wednesday

     就任以来着実に戦力補強を進めてきたエンゼルスのペリー・ミナシアンGMがついに先発補強を実現させた。「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールによると、エンゼルスはカブスからフリーエージェントとなっていた先発左腕ホゼ・キンターナと契約合意。「ニューヨーク・ポスト」のジョエル・シャーマンは契約が1年800万ドルであることを伝えている。2016年から2019年まで4年連続で2ケタ勝利を記録していた左腕がエンゼルスに加わることになった。

     現在31歳のキンターナは、2012年にホワイトソックスでメジャーデビュー。2013年から4年連続で200イニング以上を投げ、2016年に自身初の2ケタ勝利(13勝)をマークしてオールスター・ゲームにも初選出された。

     2017年7月にエロイ・ヒメネスら4選手とのトレードでカブスへ移籍。この年は2球団合計で11勝を挙げ、2018年と2019年はいずれも自己最多タイの13勝を記録して4年連続2ケタ勝利となった。

     しかし、昨季は開幕前に皿洗いで左手親指を負傷するアクシデントがあり、戦列復帰後も広背筋の炎症で故障者リスト入りするなど、満足にプレーできない状態が続いた。わずか4試合(うち1先発)しか登板できず、メジャー昇格後初めて0勝に終わった。

     2013年から4年連続で200イニング以上を投げ、2017年からの3年間も170イニング以上を投げているため、故障さえなければ先発3番手クラスの投手として十分な働きを期待できる。エンゼルスの強力打線と上手く噛み合えば、自己最多の13勝を上回る勝ち星を手にする可能性もあるだろう。

     キンターナ獲得により、先発6枠のうちアンドリュー・ヒーニー、ディラン・バンディ、キンターナ、グリフィン・キャニング、大谷翔平で5枠が埋まったエンゼルス。すでに年俸総額が1億8000万ドルを超えているため、トレバー・バウアーを獲得するとぜいたく税の課税ラインを超えてしまう可能性があり、サイ・ヤング賞右腕の獲得は難しくなったと言えるかもしれない。

  • ブルージェイズがスプリンガー獲得 6年1億5000万ドルとの報道

    2021.1.20 12:45 Wednesday

     今オフ、DJ・レメイヒューやフランシスコ・リンドーアといった大物スター選手の獲得に失敗し続けてきたブルージェイズがようやく大物獲得を実現させようとしているようだ。「ESPN」のジェフ・パッサンは日本時間1月20日午後0時52分にTwitterを更新し、ブルージェイズがアストロズからフリーエージェントとなっていたジョージ・スプリンガーと契約合意に達したことを伝えた。

     ブルージェイズとメッツの一騎打ちになっていることが報じられていたスプリンガー争奪戦がついに決着したようだ。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンはブルージェイズとスプリンガーの契約が6年1億5000万ドルであることを伝えている。

     今オフ、着々と戦力補強を進めているメッツとは対照的に、ブルージェイズはロビー・レイと再契約し、タイラー・チャットウッドとカービー・イエーツの両投手を獲得しただけ。スプリンガー獲得に投じることができる資金はブルージェイズのほうがはるかに多く残されており、「ブルージェイズ優勢」であることが報じられていた。

     「ニューヨーク・ポスト」のジョエル・シャーマンによると、ナ・リーグの指名打者制の動向が不透明であることも、ブルージェイズにとって追い風となったようだ。メッツはすでに一塁ピート・アロンゾ、左翼ドミニク・スミス、中堅ブランドン・ニモ、右翼マイケル・コンフォートでレギュラーが固まっており、指名打者制が採用されない場合、スプリンガーを獲得すると誰か1人を控えに回さなければならない。そのような状況でスプリンガーに大金を投じる決断はできなかったとみられる。

     オフシーズン開始当初から大物スター選手の獲得を目指してきたブルージェイズ。若手の多いチームのリーダーとしても、弱点である中堅手のグレードアップとしても、スプリンガーはチームにフィットする存在であり、最高の形で念願の大物選手を実現させることに成功した。

  • 通算打率.187&年間98失策 「史上最低のメジャーリーガー」とは

    2021.1.20 12:00 Wednesday

     Googleで「史上最低のメジャーリーガーは誰?(Who’s the worst baseball player ever?)」と検索すると、最上位に名前が出てくるのがジョン・ゴックナーだ。データサイト「Baseball-Reference」によると、ゴックナーは1901年から3年間メジャーでプレー。通算264試合に出場して908打数170安打(打率.187)、0本塁打、OPS.498、146失策、守備率.901という成績が残されている。

     ペンシルベニア州アルトゥーナで生まれたゴックナーはプロ野球選手、特に遊撃手になりたいと思っていた。1884~98年にレッズなどで活躍したジャーマニー・スミスに憧れていたという。しかし、ゴックナーは堅実な守備で鳴らしたスミスとは対照的な選手だった。

     ゴックナーは通算打率が2割未満かつ通算本塁打0本の選手としては史上最多の打数(908)を記録している。また、遊撃の守備では通算264試合で146失策を喫しており、1903年には98失策を記録。シーズン90失策以上を記録した最後の選手となった。48失策を喫した1902年にはダブルヘッダーで5失策を記録したこともあったそうだ。

     「BaseballGuru.com」は2003年に「ゴックナーより打撃が悪い選手はほとんどいなかったし、ゴックナーより守備が悪い選手もほとんどいなかった。しかし、ゴックナーほど攻守両面で酷い選手はいなかった」と記している。犯罪捜査ドラマ「ボーンズ」にも史上最低のメジャーリーガーとしてゴックナーの名前が登場するほどだ。

     しかし、残っている成績を見る限り、マイナー時代のゴックナーの成績はそれほど悪くない。ゴックナーのパフォーマンスの悪化には背中の故障が関係していたと言われている。左打ちへの転向を試みるなど、故障の影響を回避するために様々な策を講じたゴックナーだったが、どれも上手くいかず、マイナー降格後も酷い成績が並んでいる。野球選手として大成することを諦めたあとはアンパイアになり、その後は地元のアルトゥーナに戻って警察官やバーテンダーとして働いていたという。

     とはいえ、史上最低のメジャーリーガーとして人々に記憶されていることは、誰にも記憶されないよりはマシなのかもしれない。

  • カージナルス モリーナとウェインライトに再契約をオファー

    2021.1.20 11:30 Wednesday

     カージナルスがヤディアー・モリーナとアダム・ウェインライトの両ベテランとの再契約に向けて動き始めたようだ。ビル・デウィットJr.会長は日本時間1月20日、両ベテランに対して再契約のオファーを提示していることを明らかにした。地元紙「セントルイス・ポスト・ディスパッチ」のデリック・グールドによると、両ベテランに提示されている契約条件は、新型コロナウイルスの影響もあり、2020年シーズンの年俸を下回るものになっているという。

     モリーナへのオファーが2020年シーズンの年俸を下回っているのは驚きではない。モリーナは昨季まで3年6000万ドルの契約を結んでおり、直近3シーズンの年俸は2000万ドルだった。精神的支柱としてチームに欠かせない存在ではあるものの、攻守両面で衰えが見られるようになっており、カージナルス以外の球団を含めても、年俸2000万ドルのオファーが届くことはないだろう。

     一方のウェインライトは昨季の年俸が500万ドルだった。昨季のウェインライトはチーム最多の10試合に先発してチームで唯一規定投球回をクリアし、5勝3敗、防御率3.15という安定した成績をマーク。新型コロナウイルスの影響があるとはいえ、カージナルスが昨季の年俸500万ドルを下回るオファーしか提示できないのであれば、ウェインライトが他球団移籍を選択する可能性も十分にある。

     依然として両選手ともカージナルス残留が有力視されているものの、条件次第では他球団移籍や現役引退を選択する可能性も残されている。この両選手はカージナルスにとって必要な戦力であるのはもちろんのこと、チームの精神的支柱として不可欠な存在であり、「モリーナやウェインライトが退団した場合のダメージは予想以上に大きくなるだろう」と指摘する関係者もいるほどだ。

     カージナルスはチームを支えてきた2人のベテランを満足させるオファーを提示し、引き留めることができるだろうか。

  • 名捕手・モリーナ 母国のウィンター・リーグで初登板

    2021.1.20 11:00 Wednesday

     ゴールドグラブ賞9度の名捕手ヤディアー・モリーナが母国プエルトリコのウィンター・リーグでプロ野球選手としてのキャリアで初めてマウンドに上がったことをメジャーリーグ公式サイトのマイケル・クレアが伝えている。モリーナは日本時間1月20日、自軍が7対19で負けている9回表に登板。故障のリスクを考慮したのか、全力投球することはなかったが、1イニングを投げて5人の打者と対戦し、ソロ本塁打による1点のみに抑えた。

     プエルトリコのウィンター・リーグは現在、プレーオフのセミファイナルに突入している。モリーナは兄・ホゼが監督を務めるアセニアンス・デ・マナティの一員としてウィンター・リーグに参加。この日が2試合目の出場となり、「3番・指名打者」で4打数2安打1得点を記録していたが、チームが大差で負けている9回表にマウンドに上がった。

     モリーナはハイソックス姿で時折笑顔も交えながら初登板をエンジョイ。先頭打者をピッチャーゴロ、次打者をレフトフライに打ち取ったあと、デービッド・ビダルにライトへのソロ本塁打、イバン・デヘイスースにセンターへの二塁打を浴びたが、この日2本塁打を放っていたエマニュエル・リベラを空振り三振に仕留め、1イニングを投げ抜いた。

     メジャーを代表する強肩捕手として鳴らし、メジャー1位の盗塁阻止率を4度も記録するなど、これまでにゴールドグラブ賞を9度受賞しているモリーナだが、プロ野球選手としてマウンドに立つのは今回が初めて。現在フリーエージェントのモリーナは2年契約を希望していることが報じられているが、条件が揃えば、現役引退までのあいだにメジャーのマウンドに立つ姿も見られるかもしれない。

  • ブルージェイズがクローザー獲得 右腕・イエーツと契約合意

    2021.1.20 10:30 Wednesday

     「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールは日本時間1月20日、ブルージェイズがパドレスからフリーエージェントとなっていた救援右腕カービー・イエーツと契約合意に至ったことを伝えた。イエーツはフロリダ州ダニーデンにあるブルージェイズの球団施設を訪れていたことが明らかになっており、身体検査を受けていたものとみられる。ブルージェイズは前日にタイラー・チャットウッドとの契約合意が報じられており、2日連続のブルペン補強となった。

     イエーツはパドレスのクローザーを務めた2019年に60試合で0勝5敗41セーブ、防御率1.19、奪三振率14.98、与四球率1.93の好成績をマークしてオールスター・ゲーム初選出。最多セーブのタイトルを獲得したほか、この年から表彰がスタートした「オールMLBチーム」のファースト・チームにも選出されるなど、球界を代表するクローザーにのし上がった。

     ところが、昨季は右肘の不調に悩まされ、6試合に登板して0勝1敗2セーブ、防御率12.46、与四球率8.31と大不振。8月中旬に故障者リスト入りしたあと、右肘の手術を受けてシーズン終了となった。

     スプリッター取得後、パドレスでセットアッパーないしクローザーとして見事な活躍を見せていたため、昨季終了後にフリーエージェントとなると、復活を期待するチームからの興味が殺到。先日、移籍先を5球団に絞ったことが報じられていたが、最終的にはブルージェイズを新天地に選んだ。

     ブルージェイズは昨季、クローザーのケン・ジャイルズがトミー・ジョン手術を受けて離脱。アンソニー・バースらが代役を務めていた。ジャイルズとバースはともに昨季終了後にフリーエージェントとなっており、今季はイエーツが不動のクローザーを務める。

     「スポーツネット」のベン・ニコルソン・スミスによると、契約は1年550万ドルで、最大450万ドルの出来高が設けられているという。イエーツが2019年のようなピッチングを取り戻せば、安い買い物となりそうだ。

  • 通算324勝のサットンが75歳で死去 200投球回20度は史上唯一

    2021.1.20 10:00 Wednesday

     日本時間1月20日、ドジャースなどで23年間にわたって活躍して通算324勝を挙げたドン・サットンが死去したことが明らかになった。75歳だった。サットンは2002年に腎臓がんと診断され、左の腎臓を失った。翌年には肺の一部を摘出する手術も受けた。しかし、治療を続けながら2019年シーズンの開始時に左大腿骨を骨折するまでブロードキャスターとしてのキャリアを継続。残念ながらブロードキャスターの席に復帰することはできず、この世を去ることになった。

     サットンは1964年9月にドジャースと契約し、1966年にメジャーデビュー。サンディ・コーファックス、ドン・ドライスデールらと先発ローテーションを形成し、1年目から12勝12敗、防御率2.99、209奪三振の好成績を残した。

     全盛期は1972年からの5シーズン。5年連続でサイ・ヤング賞投票の5位以内にランクインし、1972~76年の6年間でオールスター・ゲームにも4度選出された。サイ・ヤング賞を受賞することはなかったが、ドジャースを去る1980年まで15年連続2ケタ勝利を記録。1980年には自身唯一のタイトル(最優秀防御率)を手にした。

     1981年からの7年間はアストロズ、ブリュワーズ、アスレチックス、エンゼルスを渡り歩き、8勝に終わった1983年を除く6シーズンで2ケタ勝利を記録。現役最終年の1988年にドジャースへ復帰し、23年間のメジャー生活に幕を下ろした。

     ドジャースで記録した233勝と2696奪三振は、現役引退から30年以上が経過した現在も球団記録として残っている。また、故障なく投げ続けたため、通算756先発は歴代3位、通算5282.1イニングと3574奪三振は歴代7位にランクイン。ワールドシリーズにはドジャースで3度、ブリュワーズで1度出場したが、チャンピオンリングを獲得することはできなかった。

     1998年、5度目のチャレンジで得票率81.6%を記録してアメリカ野球殿堂入りを達成。これを記念し、背番号「20」はドジャースの永久欠番に指定された。シーズン200イニングを20度記録したのは史上唯一。「ワークホース」の代表格とも言える名投手だった。

  • メッツがポーターGM解任を決定 コーエン・オーナーが発表

    2021.1.19 22:00 Tuesday

     メッツのスティーブ・コーエン・オーナーは日本時間1月19日午後9時55分にTwitterを更新。「今朝、ジャレッド・ポーターを解雇しました。私は最初の記者会見で誠実さの重要性について話をしました。本気です。このような類いの行動は全く容認することができません」とツイートし、「ESPN」によって女性レポーターに不適切なメッセージと画像を送っていたことが報じられたポーターGMの解任を発表した。

     現在41歳のポーターはレッドソックスとカブスでセオ・エプスタイン(昨季限りでカブスの編成本部長を退任)の下で働き、ダイヤモンドバックスのGM補佐を経て昨年12月にメッツのGMに就任。インディアンスとのトレードでフランシスコ・リンドーアとカルロス・カラスコを獲得するなど、手腕を発揮し始めたばかりだった。

     「ESPN」の報道によると、ポーターはカブス時代の2016年に海外の女性レポーターと出会い、テキストメッセージのやり取りを開始。次第にメッセージを無視されるようになり、最終的に不適切な画像を送り付けたとされている。ポーターは女性レポーターとメッセージのやり取りをしていたことは認めたものの、不適切な画像については「自分のものではない。(ネット上で拾ったものを)ジョークのつもりで送った」と否定していた。

     サンディ・アルダーソン球団社長は「ESPN」の報道を受け、「事実関係を確認し、対応を決定する」と発表していたが、誠実さを大切にするコーエン・オーナーの逆鱗に触れ、ポーターは報道から24時間も経たないうちに解任されることが決定した。

  • Rソックス・ペドロイア 編成上の都合で契約解除の可能性も

    2021.1.19 13:30 Tuesday

     ダスティン・ペドロイア(レッドソックス)は左膝の故障が完治せず、2018年以降の3シーズンでわずか9試合しか出場できていない(昨季は全休)。今季までの6年契約を結んでいるため、現在もロースターに残ったままとなっているが、ペドロイアがもう1度カムバックを目指す可能性は低いとみられている。メジャーリーグ公式サイトでレッドソックスの番記者を務めるイアン・ブラウンによると、ロースターの都合上、ペドロイアの契約解除が検討される可能性があるようだ。

     レッドソックスは日本時間1月18日の時点で40人ロースターがフルに埋まっていた。フリーエージェントとなった先発左腕マーティン・ペレスとの再契約が決定したため、ロースター枠を空ける必要があり、日本時間1月19日に後日指名選手または金銭とのトレードでC・J・チャッサムをフィリーズへ放出。チャッサムは「MLB Pipeline」の球団別プロスペクト・ランキングで14位にランクインしていた有望株だった。

     しかし、今後さらなる補強が予想されており、レッドソックスはそのたびにロースター枠を空けなければならない。その方法の1つとしてペドロイアの契約解除が検討されているというわけだ。シーズン開幕が近付けばペドロイアを60日間の故障者リストに登録して40人ロースターから外すこともできるが、残念ながらオフシーズン中はその方法を使うことができない。

     2007年に新人王、2008年にMVPを受賞し、2度のワールドシリーズ制覇に貢献するなど、長年にわたって正二塁手として活躍してきたペドロイアはレッドソックスにとって功労者の1人であり、ペドロイアが球団に残る意思を示した場合には、コンサルタントやインストラクターとしてのポジションが用意されるだろう。メンターや非公式のコーチ補佐として3度目のワールドシリーズ制覇を経験した2018年と同じような役割を担うことになるかもしれない。

     いずれにしても、レッドソックスが次の補強を行ったとき、ペドロイアについて何らかの決断が下される可能性は高そうだ。

  • ブルージェイズが右腕・チャットウッド獲得 リリーフ起用が濃厚

    2021.1.19 13:00 Tuesday

     日本時間1月19日、ブルージェイズがカブスからフリーエージェントとなっていた右腕タイラー・チャットウッドと1年300万ドルで合意したことが明らかになった。「スポーツネット」のシャイ・ダビディによると、最大250万ドルの出来高が設けられており、チャットウッドは最大550万ドルを手にすることができるという。昨季は登板した5試合すべてに先発したチャットウッドだが、新天地・ブルージェイズではリリーフでの起用が予定されている。

     現在31歳のチャットウッドは2011年にメジャーデビューし、同年11月にクリス・アイアネッタとのトレードでロッキーズへ移籍。2016年に自己最多の12勝を挙げるなど先発ローテーションの一角を担い、本拠地クアーズ・フィールド以外のビジター球場での好成績を高く評価され、2017年12月に3年3800万ドルでカブスと契約した。

     ところが、カブスでは期待通りの活躍を見せることはできず、3年間で199イニングを投げて11勝11敗2セーブ、防御率4.70と不本意な成績に。特に与四球率6.38という制球の不安定さが目立った。しかし、リリーフでの起用が中心だった2019年は33度のリリーフ登板で防御率3.67とまずまずの成績を残しており、リリーバーとして再生する可能性は十分に残されている。

     ブルージェイズは柳賢振(リュ・ヒョンジン)、ロビー・レイ、タナー・ロアーク、ロス・ストリップリング、有望株ネイト・ピアソンと先発5人が揃っており、ダビディはチャットウッドについて「リリーフでの起用が濃厚」と伝えている。ブルペンの層を厚くしつつ、先発陣の故障者発生にも備えた補強と言えるだろう。

     なお、今オフのブルージェイズは多くの選手に興味を示しながらもなかなか獲得できない状況が続いており、チャットウッドはオフシーズン開始直後に1年800万ドルで再契約したレイに続いて2人目の補強となった。

  • ヤンキース カスティーヨの対価にトーレスを要求されて拒否

    2021.1.19 11:30 Tuesday

     日本時間1月18日、一部のメディアでヤンキースがルイス・カスティーヨ(レッズ)を獲得する見込みであることが報じられたが、レッズのニック・クロールGMは「トレードの噂は完全に間違っている」とカスティーヨ放出を否定。しかし、両軍がトレードの交渉を行っていたのは事実のようだ。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンによると、遊撃手の補強を目指すレッズはカスティーヨの対価としてグレイバー・トーレスを要求。ヤンキースがこれを拒否し、トレードは不成立に終わったという。

     今オフのレッズは遊撃手の補強を最優先課題に掲げている。昨季はフレディ・ギャルビスとホゼ・ガルシアの2人が併用される形となったが、ギャルビスはフリーエージェントとなっており、22歳の有望株・ガルシアは今季マイナーでプレーする予定。よって、ディディ・グレゴリアスなどを獲得してガルシア昇格までの「つなぎ役」を担わせることが有力視されているが、ヤンキースからのトーレス獲得という「ウルトラC」が検討されていたようだ。

     現在28歳のカスティーヨはエース級の活躍が期待できるうえにフリーエージェントまであと3年保有できるため、レッズとしては全く安売りする必要のない選手である。一部のメディアではクリント・フレイジャーとミゲル・アンドゥハーが交換要員の中心となっていることが報じられていたが、その程度のパッケージでトレードを成立させるのは到底不可能だろう。

     一方のヤンキースも先発補強が必要であるとはいえ、2019年に38本塁打を放ち、フリーエージェントまであと4年も保有できる24歳のトーレスを簡単に放出するわけにはいかなかった。昨季は打率.243、3本塁打、OPS.724と低調な成績に終わり、不安定な遊撃守備にも批判が集まっているが、ヤンキースは昨季が異例の形で開催されたシーズンだったことも考慮し、トーレスの復調に期待している。

     現時点ではカスティーヨはレッズ残留が濃厚であることが報じられている。カスティーヨの価値を考えると、トーレスのような対価をオファーするチームが現れない限り、レッズがカスティーヨを手放すことはないだろう。

  • 強打のFA外野手・スプリンガー 今週中にも移籍先決定か

    2021.1.19 11:00 Tuesday

     メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシが複数の関係者から聞いた話によると、アストロズからフリーエージェントとなっているジョージ・スプリンガーは今週中に移籍先を決定する可能性があるようだ。スプリンガー争奪戦はブルージェイズとメッツの一騎打ちになっているとみられており、「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンは両チームがスプリンガーに対して9ケタ(=1億ドル以上)のオファーを提示していることを伝えている。

     現在31歳のスプリンガーは、昨季アストロズで51試合に出場して打率.265、14本塁打、32打点、OPS.899を記録。サイン盗み騒動の影響なのか、打撃成績を大きく悪化させるチームメイトが多いなか、ほぼ例年通りの成績をマークした。ポストシーズンでも地区シリーズとリーグ優勝決定シリーズでそれぞれ2本塁打を放ち、ポストシーズン通算19本塁打はアルバート・プーホルス(エンゼルス)と並ぶ歴代4位タイの数字となっている。

     ブルージェイズはランドール・グリチックの中堅守備を不安視しており、スプリンガーを獲得してグリチックを中堅から右翼、テオスカー・ヘルナンデスを右翼から指名打者に移す構想があるとみられる。ブラディミール・ゲレーロJr.やボー・ビシェットなど若い野手が多いチームであり、スプリンガーにチームリーダーとしての役割も期待しているようだ。

     一方のメッツは、本来は両翼向きの選手であるブランドン・ニモを正中堅手として起用するシーズンが続いており、中堅手の補強を目指している。ただし、サンディ・アルダーソン球団社長は年俸総額をぜいたく税の対象ライン以内に収める意向だ。今オフはすでにジェームス・マッキャン、フランシスコ・リンドーアらを獲得して年俸総額が膨れ上がっており、スプリンガーを獲得する資金が残っているかどうかは微妙なところだ。

     どちらのチームが争奪戦を制するのか。あるいは「第3のチーム」が名乗りを上げるのか。スプリンガー争奪戦の行方に注目だ。

  • ナショナルズが通算193勝の左腕・レスターと1年契約で合意

    2021.1.19 10:30 Tuesday

     日本時間1月19日、ナショナルズがカブスから契約オプションの行使を拒否されてフリーエージェントとなっていたベテラン左腕ジョン・レスターと1年契約を結ぶことで合意したことが明らかになった。「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲールによると、オプションが付属しない純粋な1年契約となるようだ。レスターは通算200勝を目指し、マックス・シャーザー、パトリック・コービン、スティーブン・ストラスバーグの3本柱に次ぐ先発4番手を務めることになりそうだ。

     現在37歳のレスターはメジャー15年で通算193勝111敗、防御率3.60、2397奪三振を記録。オールスター・ゲームに5度選出されているほか、レッドソックス時代に2度(2007年と2013年)、カブス時代に1度(2016年)、合計3度のワールドシリーズ制覇を経験している。2016年のリーグ優勝決定シリーズでは2度の先発で防御率1.38をマークし、MVPに選出された。

     昨季はカブスで12試合に先発して13年連続となる規定投球回をクリアしたものの、3勝3敗、防御率5.16と不本意な成績に。防御率はレッドソックス時代の2012年に記録した4.82を上回り、自己ワーストの数字だった。2019年もリーグ最多の205安打を浴びて防御率4.46に終わるなど、年齢による衰えは隠せなくなっており、全盛期のような活躍はもはや期待できない。とはいえ、先発4~5番手のイニングイーターとしてなら十分に計算できる存在だ。

     オプション破棄によりフリーエージェントとなったあと、カブスと再契約を結ぶ可能性があることが報じられていたレスターだが、新天地・ナショナルズへの移籍を決断。現時点では年俸など契約条件の詳細は不明だが、レスターにはオプション破棄の際にカブスからバイアウト1000万ドルが支払われている。まずはあと7に迫っている通算200勝とあと103に迫っている通算2500奪三振が目標となりそうだ。

  • パドレスが3球団トレードでマスグローブ獲得 先発補強終了か

    2021.1.19 10:00 Tuesday

     日本時間1月19日、パドレス、メッツ、パイレーツによる3球団トレードが合意に達したことが明らかになった。パドレスはパイレーツから先発右腕ジョー・マスグローブ、メッツはパドレスから先発左腕ジョーイ・ルケーシーを獲得。パイレーツにはパドレスからハドソン・ヘッド、デービッド・ベッドナー、オマー・クルーズ、ドレイク・フェローズ、メッツからエンディ・ロドリゲスの合計5選手が移籍する。

     昨年12月にレイズからブレイク・スネル、カブスからダルビッシュ有を獲得したパドレスだが、先発補強はまだ終わっていなかった。2019年に自己最多の11勝、昨季は8先発で1勝5敗ながら防御率3.86、奪三振率12.48をマークしたマスグローブをパイレーツから獲得。スネル、ダルビッシュ、ディネルソン・ラメット、マスグローブ、クリス・パダックの5人による非常に強力な先発ローテーションが完成した。

     スネルとダルビッシュはあと3年、マスグローブはあと2年保有できるため、パドレスは少なくともあと2年はこの5人で先発ローテーションを形成できる。さらに、2022年にはトミー・ジョン手術を受けたマイク・クレビンジャーも戻ってくる。先発ローテーションの充実度は球界有数のレベルとなり、先発補強はようやく終了したと判断していいだろう。

     メッツは2019年に10勝を挙げたルケーシーを獲得。昨季は3試合(うち2先発)で0勝1敗、防御率7.94に終わったが、ローテ候補の1人としてスティーブン・マッツらと先発5番手の座を争うことになりそうだ。

     パイレーツは5人の有望株を獲得。最大の目玉は「MLB Pipeline」の球団別プロスペクト・ランキングでパドレス7位にランクインしていたヘッドで、5ツール・プレーヤー候補の外野手である。左腕クルーズはパドレス17位、捕手兼外野手のロドリゲスはメッツの14位にランクインしていた有望株。右腕フェローズは2019年ドラフト6巡目指名。右腕ベッドナーは唯一メジャー経験がある(通算17試合)。

  • カージナルスの速球王・ヒックス 復活に向けて「準備万端」

    2021.1.18 13:00 Monday

     2018年に時速105.1マイル(約169.1キロ)のファストボールを投げるなど、メジャーリーグの「速球王」として知られるジョーダン・ヒックス(カージナルス)が2年ぶりのメジャー復帰に向けて順調に調整を進めているようだ。ヒックスは2019年6月にトミー・ジョン手術を受け、戦列復帰予定だった昨季は新型コロナウイルスのパンデミックのなか、糖尿病のリスクを考慮して出場辞退を決断。今季が復帰1年目のシーズンとなる。

     カージナルスのブルペンコーチを務めるブライアン・エバースガードは日本時間1月18日、ヒックスの現状について「本当によくやっている。良い状態だよ」とコメント。2018年、2019年と2年連続でファストボールの平均球速が100マイルを超えていた「速球王」は、2年ぶりのメジャー復帰に向けて順調に調整を進めている。

     カージナルスは戦列復帰に向けたヒックスの調整過程を細かく管理しており、戦列復帰後も慎重に起用していく方針だが、エバースガードは「準備万端だよ」とヒックスの完全復活に太鼓判を押す。今季のカージナルスにはジオバニー・ガイエゴス、アンドリュー・ミラー、アレックス・レイエスなど多くのクローザー候補がいるが、ヒックスがシーズン途中でその座に返り咲く可能性も十分にありそうだ。

     現在24歳のヒックスは、2017年はA級とA+級でプレーしていたものの、2018年に「飛び級」で開幕ロースター入り。73試合に登板して3勝4敗6セーブ、24ホールド、防御率3.59、70奪三振と期待以上の働きを見せた。

     2019年は開幕直後からクローザーを任されるようになり、6月下旬までに29試合に登板して2勝2敗14セーブ、3ホールド、防御率3.14、31奪三振を記録。ところが、右肘の内側側副靭帯を断裂し、トミー・ジョン手術を受けた。

     2年ぶりのメジャー復帰となる今季。自慢のファストボールはどこまで甦っているのか。どんなピッチングを見せてくれるのか。非常に楽しみだ。

  • Rソックス・ベニンテンディ トレード確実から一転、残留も

    2021.1.18 12:00 Monday

     先週のうちにトレードが成立することが確実視されていたアンドリュー・ベニンテンディ(レッドソックス)だが、思うようにトレード交渉は進展していないようだ。地元紙「ボストン・グローブ」のアレックス・スパイアーは「レッドソックスはトレード交渉において、対価の面で合意に達することができていない」と指摘。さらに「確実ではないが、ベニンテンディが(トレードされずに)ボストンに残る可能性もある」とも伝えている。

     今オフは移籍市場の動きが非常にスローペースとなっており、左翼手だけを見てもマーセル・オズーナ、マイケル・ブラントリー、ジョク・ピーダーソンなど多くの有力選手が市場に残っている。各球団はレッドソックスに交換要員を放出することなく、フリーエージェント市場から左翼手を補強できる状況なのだ。

     ベニンテンディが過去2年間、成績を落としていることもトレードの障壁になっているとみられる。2018年に打率.290、16本塁打、87打点、21盗塁、OPS.830の好成績を残したベニンテンディだが、2019年は打率.266、13本塁打、68打点、10盗塁、OPS.774と全ての部門で成績が悪化。昨季は故障によりわずか14試合しか出場できなかった(打率.103)。復活を遂げる可能性があるとはいえ、大きな対価を支払いたくないというのが各球団の本音だろう。

     スパイアーは「レッドソックスが残り2年しか保有できないベニンテンディを放出して別の外野手を補強する可能性もある」と指摘する。たとえば、ベニンテンディに代わる正左翼手として昨季ナ・リーグで本塁打と打点の二冠に輝いたオズーナを3~4年の長期契約で獲得する可能性もある。そのためにベニンテンディを放出してポジションを空け、あわよくば交換要員として即戦力の投手を獲得したいと考えているようだが、トレード交渉は思うように進んでいないのが実情だ。

     レッドソックスにベニンテンディを安売りする意思がない以上、好条件のオファーが届かない限り、ベニンテンディは今季もレッドソックスの一員としてプレーすることになりそうだ。

  • ヤンキース 生え抜きのベテラン・ガードナーとの再契約に興味

    2021.1.18 11:30 Monday

     DJ・レメイヒューとの再契約とコリー・クルーバーの獲得が確実となったヤンキースはさらなる補強を検討している。「ESPN」のバスター・オルニーによると、ヤンキースは投手の層を厚くすることを目指しており、「3番手グループの先発投手」や救援投手の補強に目を向けているという。さらに、2005年のドラフト3巡目指名以来16シーズンにわたってヤンキース一筋でプレーしてきたベテラン外野手、ブレット・ガードナーとの再契約にも興味を示しているようだ。

     「Roster Resource」によると、レメイヒューとクルーバーを加えたヤンキースの年俸総額はすでに2億700万ドルを超えており、ぜいたく税の課税ライン(2億1000万ドル)に迫っている。よって、年俸総額を課税ライン以内に収めるためには、残りの補強にあと300万ドル弱しか使うことができない。田中将大のような「2番手グループの先発投手」と契約することは事実上不可能だ。

     オルニーはヤンキースが補強資金を捻出するための方法として救援右腕アダム・オッタビーノのトレードを挙げている。オッタビーノは今季が3年2700万ドルの契約の3年目となり、放出すれば900万ドル分の余裕が生まれる。しかし、昨季は防御率5.89と不振だったため、オルニーは「ヤンキースは年俸の一部を負担する必要があり、なおかつ極めて小さい対価しか得られないだろう」と指摘している。

     ヤンキースはレギュラーに予定されている9選手のうち、スイッチヒッターのアーロン・ヒックスを除く8選手が右打ちのため、左打ちのガードナーはチームにフィットする存在と言えそうだが、控え外野手のマイク・トークマンも左打ち。そのため、わざわざガードナーと再契約を結ぶ必要があるかというと微妙なところだ。

     チーム生え抜きのベテラン外野手との再契約に興味を示しているヤンキースだが、再契約が実現するのはガードナーが大幅な減俸を受け入れた場合に限られるだろう。

  • ヤンキースが先発右腕・カスティーヨ獲得? レッズGMは否定

    2021.1.18 11:00 Monday

     ベネズエラ人記者のリカルド・ギボンは日本時間1月18日、ヤンキースがルイス・カスティーヨ(レッズ)獲得に向けてトレード交渉を行っていることを報じた。ギボンによると、トレードはほぼ成立しており、ヤンキースはレッズからカスティーヨに加えて強打者1人を獲得する見込みだという。しかし、「ESPN」の敏腕記者ジェフ・パッサンはこの報道を否定。レッズのニック・クロールGMも「トレードの噂は完全に間違っている」とカスティーヨ放出を否定している。

     現在28歳のカスティーヨは、昨季レッズで12試合に先発して70イニングを投げ、4勝6敗、防御率3.21、89奪三振を記録。8月までの7先発で0勝5敗、防御率4.10と苦しいスタートになったが、9月に5先発で4勝1敗、防御率2.20と盛り返した。2019年には15勝8敗、防御率3.40、226奪三振の好成績をマーク。フリーエージェントまであと3年保有できるため、トレード市場の注目株となっている。

     そんなカスティーヨの動向について、ベネズエラ人記者のギボンやドミニカ人記者のヘクター・ゴメスがヤンキースへのトレードが決定的になっていることを伝えた。ところが、敏腕記者として知られるパッサンは「ルイス・カスティーヨはヤンキースへトレードされていない。定期的に誤報を流す人々を信じるのはやめよう」とツイートし、この報道を真っ向から否定している。

     また、メジャーリーグ公式サイトでレッズの番記者を務めるマーク・シェルドンは、クロールの「トレードの噂は完全に間違っている。我々は彼のことを2021年の先発ローテーションの一員と考えている」というコメントを紹介。水面下でトレード交渉が行われている可能性もあるが、少なくとも現時点ではカスティーヨのヤンキース移籍は成立していないようだ。

     ヤンキースがカスティーヨの獲得に成功すれば、田中将大がヤンキースに残留する可能性は「ゼロ」になる。ヤンキースは本当にカスティーヨの獲得に動いているのか。続報が待たれるところだ。

« Previous PageNext Page »