English Español 韓国語
  • カムバック賞 ロイヤルズ・ペレスとロッキーズ・バードが選出

    2020.12.11 10:00 Friday

     メジャーリーグ機構は日本時間12月11日、2020年シーズンのカムバック賞の受賞者を発表し、アメリカン・リーグはサルバドール・ペレス(ロイヤルズ)、ナショナル・リーグはダニエル・バード(ロッキーズ)が選出された。ペレスはトミー・ジョン手術を受けて2019年シーズンを全休したが、今季は自己ベストのOPS.986を記録する大活躍で「オールMLBチーム」のファースト・チームに選出。一方のバードは7年ぶりのメジャー復帰を果たし、クローザーとしてチーム最多の6セーブをマークした。

     ペレスはオールスター・ゲーム選出6度、ゴールドグラブ賞5度の実績を誇るロイヤルズの不動の正捕手だが、トミー・ジョン手術を受けて昨季は全休。今季は新型コロナウイルスに感染して7月の夏季キャンプへの合流が送れ、シーズン開幕後も視界不良で戦列を離れるなどアクシデントに見舞われたが、37試合に出場して打率.333、11本塁打、32打点、OPS.986の好成績を残し、自身3度目のシルバースラッガー賞に輝いた。

     ペレスは「この賞は自分のハードワークと僕がフィールドへ戻るのを手助けしてくれた全ての人々への感謝の気持ちを込めたものだ」と喜びのコメント。「まずは家族に感謝したい。家族は本当に私のことを助けてくれた。そして、トレーニング・スタッフにも感謝したい」と多くの人々への感謝を口にした。

     バードの復活劇は「今季最大の感動ストーリー」と言われている。レッドソックス時代の2010年に73試合に登板して防御率1.93を記録したが、2012年以降は故障とイップスに悩まされるようになり、2013年に2試合に登板したのを最後にメジャーの舞台から姿を消した。その後、2017年限りで引退し、ダイヤモンドバックスで選手のメンタル面をケアするスタッフに就任。しかし、現役復帰を決断し、ロッキーズとマイナー契約を結んで7年ぶりのメジャー復帰を実現させた。

     8年ぶりの勝利、9年ぶりのセーブを記録するなど、23試合に登板して4勝2敗6セーブ、防御率3.65を記録。「全く別のキャリアを過ごしていたので、現役復帰の決断は簡単なものではなかった。妻と話し合って決め、妻は私をサポートしてくれた。メジャーでもう1試合だけ、もう1球だけと考えていたけれど、それ以上のものになった。本当に感謝している」と妻への感謝を述べた。

     メジャーリーグ機構によるカムバック賞の表彰は2005年にスタート。ロイヤルズの選手が受賞するのは2017年のマイク・ムスターカスに次いでペレスが2人目、ロッキーズの選手による受賞も2017年のグレッグ・ホランドに次いでバードが2人目となった。

  • ルール5ドラフト 今年は日本時間11日午前2時スタート

    2020.12.10 17:07 Thursday

     オフシーズンの重要なイベントの1つである「ルール5ドラフト」が日本時間12月11日午前2時から行われる。これは簡単に言うと「他球団の40人枠登録外の選手を指名して獲得できる制度」だ。メジャーリーグ規約の第5条で定められているため「ルール5ドラフト」と呼ばれている。過去には「ルール5ドラフト」からアメリカ野球殿堂入りの名選手やオールスター・ゲームに出場する選手が誕生した例もあり、今年も未来のスター選手が指名されることになるかもしれない。

     「ルール5ドラフト」は18歳までにプロ入りして5年が経過した選手、もしくは19歳以上でプロ入りして4年が経過した選手が対象となり、各球団の40人枠に登録されていない選手は他球団が指名可能。対象選手の大半はメジャー経験のないマイナーリーガーであり、今季は新型コロナウイルスの影響によりマイナーリーグのシーズンが開催されなかったため、例年以上に各球団の「選手を見る目」が試されることになる。

     指名は今季の勝率が低かったチームから行われる。各球団は「ルール5ドラフト」のメジャーリーグ・フェイズで指名した選手を10万ドルと引き換えに獲得できる。指名した選手は翌年、シーズンを通してアクティブ・ロースター(26人枠)に登録する必要があり、登録から外れる場合、その選手は5万ドルと引き換えに元の所属球団へ返却される。

     「ルール5ドラフト」から誕生した名選手としてはロベルト・クレメンテが有名だが、近年の代表的な成功例はブラッド・ケラー(ロイヤルズ)とビクトル・レイエス(タイガース)だろう。ケラーは2017年オフの「ルール5ドラフト」でダイヤモンドバックスからレッズへ移籍した直後にロイヤルズへトレードされ、2018年途中から先発ローテーションに定着。今季は9試合に先発して5勝3敗、防御率2.47の好成績をマークした。一方、レイエスも同じく2017年オフの「ルール5ドラフト」でダイヤモンドバックスからタイガースへ移籍し、控え外野手としてメジャーに定着。2019年の後半戦に打率.313をマークしてレギュラーポジションを獲得し、今季は自身初の規定打席到達を果たした。

     過去30年間では、サイ・ヤング賞2度のヨハン・サンタナ、ゴールドグラブ賞4度のシェーン・ビクトリーノ、2010年MVPのジョシュ・ハミルトン、通算223セーブのホアキム・ソリア(現役)、オールスター・ゲーム選出3度のダン・アグラなどが「ルール5ドラフト」での移籍を経験。アグラがメジャー1年目に27本塁打を放ったように、「ルール5ドラフト」で移籍したマイナーリーガーが翌年メジャーでいきなり大活躍を見せるケースもないわけではない。

     今年の「ルール5ドラフト」では、メジャーリーグ公式サイトのプロスペクト・ランキングで各球団のトップ30にランクインしている有望株から80人以上の選手が指名可能となっている。メジャーリーグの次代を担う新たなスター選手が誕生するか注目だ。

  • 「リンドーアの今オフ中のトレード移籍は不可避」と米記者が指摘

    2020.12.10 15:53 Thursday

     ここ数年、毎年のようにトレード移籍の可能性が取り沙汰されてきたフランシスコ・リンドーアだが、ついにインディアンスがスター遊撃手を手放すときが来たようだ。「ESPN」のバスター・オルニーは「フリーエージェント(FA)まで残り1年となった今、リンドーアのトレード移籍は避けられない状況だ」と指摘。1年前のオフにレッドソックスがFAまで残り1年となったムーキー・ベッツをドジャースへ放出したのと同じように、リンドーアは今オフ中にトレードされることが確実視されている。

     オルニーによると、インディアンスはリンドーアの放出に向けて積極的に準備を進めているという。インディアンスは決して裕福な球団ではなく、過去にもCC・サバシア、クリフ・リー、トレバー・バウアーといった主力選手をトレードで放出してきた。その対価としてマイケル・ブラントリー(サバシア)、カルロス・カラスコ(リー)、フランミル・レイエス(バウアー)らを獲得。高額年俸選手を放出しつつもチームの戦力を維持してきた歴史がインディアンスにはある。今回もリンドーアを放出することで次代の主力選手を獲得することを狙っているに違いない。

     現在27歳のリンドーアは今季60試合に出場して打率.258、8本塁打、27打点、6盗塁、OPS.750と自己ワーストの成績に終わったが、2016~19年の4シーズンでオールスター・ゲーム選出4度、シルバースラッガー賞2度、ゴールドグラブ賞2度の実績を誇り、契約延長もしくはFAでの獲得には総額2億5000万~3億ドル規模の契約が必要と見られている。インディアンスの予算規模でリンドーアの大型契約を抱えてしまうとチーム編成が極めて困難になるため、放出に動くのは妥当な判断と言える。

     今のところ、インディアンスがトレード交渉を行っているという具体的な話は聞こえてこない。遊撃手の補強を今オフの最優先事項に挙げているレッズは、リンドーアの移籍先候補の1つとなるだろう。また、リンドーアの移籍先としてメッツを本命に挙げる声も多く聞こえるが、メッツはまだ新たなゼネラルマネージャー(GM)が決まっていない。関係者のなかには「メッツのGMが決まらないせいでリンドーアのトレード交渉がスローペースになっている」と指摘する者もいるほどだ。リンドーアは来季の開幕戦でどのチームのユニフォームを着ることになるのだろうか。

  • NCダイノスのナ・ソンボムがポスティング公示 今季34本塁打

    2020.12.10 13:48 Thursday

     「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンは日本時間12月10日、韓国プロ野球のNCダイノスが羅成範(ナ・ソンボム)外野手を正式にポスティング公示したことを伝えた。ヘイマンは「オールスター・ゲーム選出6度、ゴールデングラブ賞2度、通算打率.317、出塁率.384、長打率.542」とナの実績を紹介。スコット・ボラスが代理人を務めており、メジャー全30球団との交渉期限は日本時間1月10日の午前7時となっている。韓国球界のスラッガーのメジャー移籍は実現するだろうか。

     ナは当初、2019年シーズン終了後のメジャー移籍を目指していた。ところが、2019年は右膝に重傷を負い、23試合に出場したところでシーズン終了。打率.366、4本塁打、OPS1.089という好成績を残していたが、メジャー移籍を断念せざるを得なかった。今季は復活を遂げ、130試合に出場して打率.324、34本塁打、112打点、OPS.987をマーク。ただし、前年の故障の影響で指名打者と右翼手を兼任するような形となり、故障前の6シーズンで平均15個を記録していた盗塁数も3個へ激減した。

     2014年から5年連続で打率3割、20本塁打、90打点以上をマークするなど、打撃面については韓国球界でトップクラスの実力を誇っているが、メジャーでどこまで通用するかは未知数。右膝の故障の影響により走塁面と守備面に大きな期待はできないため、メジャー球団との交渉では苦戦を強いられるかもしれない。「指名打者が適任」と判断されれば、「ユニバーサルDH」の動向次第では、移籍先がアメリカン・リーグの球団に限定されてしまう可能性もある。

     データサイト「FanGraphs」はナについて「大きなインパクトを与える選手にはならないだろう。メジャーの速球に対応できれば、対右腕用のプラトーン要員になれるかもしれない」と分析。契約規模については「6ケタ(要するに100万ドル未満)の1年契約」と予想した。条件次第では残留を選択する可能性もあるが、敏腕代理人・ボラスの手腕にも注目したい。

  • ダルビッシュは「カブスにとって最高のトレード・ピース」

    2020.12.10 13:20 Thursday

     カブスは1年後のオフに主力選手の多くがフリーエージェントとなるため、今オフ中に複数の主力選手をトレードで放出してチーム再建へと舵を切る可能性が取り沙汰されている。クリス・ブライアントやハビアー・バイエズの名前がトレード候補として挙げられるなか、「最高のトレード・ピース」と言われているのがダルビッシュ有だ。現在34歳のダルビッシュはカブスと3年5900万ドル分の契約を残しているが、今オフ中にトレードが実現する可能性はあるのだろうか。

     カブスは2016年に108年ぶりのワールドシリーズ制覇を成し遂げ、ブライアント、バイエズ、アンソニー・リゾー、カイル・シュワーバー、ウィルソン・コントレラスらを中心としたチームで黄金期を迎えると予想されていた。ところが、それ以降は1度もワールドシリーズへ進出できず、今季もワイルドカード・シリーズで敗退。期待されたほどの成績を残せないままチームは転換期を迎え、セオ・エプスタイン編成本部長はチームを去った。

     たとえば、ブライアントを放出してチームの穴を補える安価な選手を2人ほど獲得し、今季と同様のロースターで来季もポストシーズン進出を目指すことは可能である。しかし、それでは来季以降のチームが抱える問題を解決することにはならない。2021年シーズン終了後にはリゾー、バイエズ、ブライアントが同時にフリーエージェントを迎えるが、彼らのあとを担うような若手有望株は見当たらず、一歩間違えれば暗黒期に突入しかねない状況なのだ。

     とはいえ、リゾー、バイエズ、ブライアントはいずれも今季不本意な成績に終わっており、保有期間があと1年ということを考えても、それほど大きな対価は得られないだろう。チームの将来を担う逸材を手に入れるという点において、ダルビッシュほど魅力的なトレード要員は他にいないのだ。サイ・ヤング賞投票で2位にランクインする好成績を残したことや移籍市場にエース級の投手がほとんどいないことを考えると、今オフはカブスにとってダルビッシュを放出する絶好のタイミングだと言える。

     メジャーリーグ公式サイトのトーマス・ハリガンは「カブスはダルビッシュをトレードすることで若手有望株を獲得するだけでなく、年俸総額を大幅に削減することができる」と指摘する。もちろん、ダルビッシュの年俸分を他の補強ポイントに充てることも可能だ。チーム状況を考えれば、ダルビッシュを放出することがベストの選択肢のように思われるが、カブスはどんな決断をするのだろうか。

  • Rソックスはレスターに興味なし クルーバーや菅野を狙う

    2020.12.10 12:46 Thursday

     カブスから来季の契約オプションを破棄されてフリーエージェントとなったジョン・レスターは今年5月、カブスとの契約が終了したあとに古巣・レッドソックスへ復帰することに前向きな姿勢を示していた。ところが、「WEEI.com」のロブ・ブラッドフォードによると、レッドソックスは今のところ、レスターを呼び戻すことに興味を示していないようだ。レッドソックスの先発補強のターゲットとして、コリー・クルーバー、マット・シューメイカー、菅野智之らの名前が挙げられている。

     ブラッドフォードはレッドソックスがクルーバー、シューメイカーの2投手とコンタクトを取っていることを伝えている。現在34歳のクルーバーは、直近2シーズンで合計8試合しか登板できず、わずか2勝に終わっているものの、シーズン18勝以上4度、サイ・ヤング賞2度の実績を誇る。同じく34歳のシューメイカーも故障の多い投手であり、8年間のメジャー生活で規定投球回に到達したシーズンは1度もない。2投手とも故障のリスクがあるとはいえ、健康にシーズンを過ごすことができれば大きな戦力となるだろう。

     また、レッドソックスが読売ジャイアンツからポスティング公示された菅野の獲得に興味を示していることも報じられている。菅野は「今オフの移籍市場(トレードを除く)でトレバー・バウアーに次いで2番目に優秀な先発投手」と言われており、メジャー30球団は日本時間1月8日の午前7時まで菅野との交渉が可能だ。

     現在36歳のレスターは、2002年のドラフトでレッドソックスから2巡目指名を受けてプロ入りし、2006年にメジャーデビュー。2014年途中にアスレチックスへトレードされるまで8年半にわたって先発ローテーションの中心的存在として活躍し、シーズン15勝以上6度を含む110勝をマークした。2007年と2013年にはワールドシリーズ制覇も経験。6年契約で加入したカブスでは、2016年に自身3度目の世界一を経験し、2018年には最多勝のタイトルを獲得したが、2019年は防御率4.46、今季は自己ワーストの防御率5.16に終わるなど、衰えが目立ち始めている。

  • ツインズ 強打者・クルーズとの再契約に向けて交渉継続中

    2020.12.10 12:22 Thursday

     「ジ・アスレチック」のダン・ヘイズによると、ツインズは自軍からフリーエージェントとなったベテランスラッガー、ネルソン・クルーズとの再契約に向けて交渉を継続しているようだ。ツインズはクルーズとの再契約を望んでいるものの、引き留めに失敗した場合に備えてマイケル・ブラントリー、カイル・シュワーバー、アダム・デュバルといった「プランB」の準備も行っているという。クルーズは「ユニバーサルDH」の動向が確定するまで契約を決めない可能性が高いと見られている。

     メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシは先月、クルーズが来季もナショナル・リーグで指名打者制が導入されるかどうかが確定するまで契約を決めない可能性が高いことを伝えた。今季は新型コロナウイルスの影響により異例の形式でのシーズン開催となったため、投手の負担を軽減する目的で「ユニバーサルDH(=両リーグでの指名打者制)」が採用された。しかし、今週に入ってメジャーリーグ機構がナ・リーグの各球団に対し、来季は指名打者制が採用されない前提でチーム作りを行うように指示を出したことが報じられている。

     来季も「ユニバーサルDH」が採用されるのであれば、クルーズの市場は全30球団に広がる。一方、「ユニバーサルDH」が1年限りで廃止されるのであれば、クルーズの獲得に動くのはアメリカン・リーグの15球団のみということになる。現在40歳のクルーズはツインズで過ごした2年間で2600万ドルを手にしたが、これを上回る規模の2年契約を希望していると見られる。「ユニバーサルDH」の動向はクルーズの市場に大きな影響を与えることになるだろう。

     クルーズは今季53試合に出場して打率.303、16本塁打、33打点、OPS.992を記録。120試合で打率.311、41本塁打、108打点、OPS1.031をマークした前年に続いて好成績を残し、2年連続4度目のシルバースラッガー賞を獲得した。なお、ツインズでプレーした2年間は1度も守備に就いていない。

  • マリナーズが右腕・フレクセンと2年契約で合意 今季韓国で8勝

    2020.12.10 12:02 Thursday

     マリナーズが元メッツの右腕、クリス・フレクセンと2年契約を結ぶことで合意に至ったことが明らかになった。現在26歳のフレクセンはメジャー3年間で3勝に終わったが、今季は韓国プロ野球の斗山ベアーズで8勝4敗、防御率3.01をマーク。「ニューヨーク・ポスト」は2年契約の総額が475万ドルであることを伝えている。マリナーズのジェリー・ディポートGMは来季も先発6人制を維持する方針を明らかにしており、今オフ最初のFA補強で先発投手を手に入れることに成功した。

     フレクセンは2012年のドラフトでメッツから14巡目指名を受けてプロ入りし、2017年にメジャーデビュー。この年は14試合(9先発)に登板して48回を投げ、防御率7.88、被打率.321、WHIP2.02、与四球率6.56と実力不足を露呈したが、メジャー初勝利を含む3勝(6敗)をマークした。2018年は4試合(1先発)で0勝2敗、防御率12.79、2019年は9試合(1先発)で0勝3敗、防御率6.59に終わり、2019年オフにメッツから放出。1年契約で斗山に加入した。

     斗山では21試合に先発して116回2/3を投げ、8勝4敗、防御率3.01、132奪三振と安定したピッチングを披露。マリナーズは韓国球界での活躍を見て、フレクセンの獲得を決めたようだ。若手投手が成長するまでのあいだ、マルコ・ゴンザレス、ジャスタス・シェフィールド、菊池雄星、ジャスティン・ダン、ニック・マーガビシャスとともに6人制ローテーションを形成することになると見られるが、ローテーション争いに敗れた場合はブルペンに回ることになりそうだ。

     「ニューヨーク・ポスト」のケン・ダビドフによると、2年間でフレクセンに保証されている金額は475万ドル。2023年の契約は年俸400万ドルの球団オプションとなっているが、フレクセンが2022年に150回以上または2年合計で300回以上投げた場合、2023年の年俸800万ドルが保証される。また、マイナー降格を拒否できる条項も盛り込まれているという。

  • マッキャン争奪戦はメッツがリード エンゼルスも獲得を狙う

    2020.12.10 11:24 Thursday

     メジャーリーグ公式サイトでメッツの番記者を務めるアンソニー・ディコーモは日本時間12月10日、メッツがフリーエージェントの捕手、ジェームス・マッキャンとの交渉を継続していることを伝えた。「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールは契約合意が近付いていることを報じているが、まだ合意には至っていないようだ。メッツはマッキャンに4年契約をオファーしていると見られる。また、「FanSided」のロバート・マレーはエンゼルスがマッキャン争奪戦に加わっていることを伝えている。

     マッキャン争奪戦でメッツが一歩リードしていることは先週の時点で報じられていた。スティーブ・コーエンを新オーナーに迎え、今オフの大型補強が予想されるメッツは、トレバー・バウアーやジョージ・スプリンガーといった大物フリーエージェント選手の獲得を狙っており、捕手の補強では獲得に大金が必要なJ・T・リアルミュートよりもマッキャンを好んでいると見られる。

     現在30歳のマッキャンは、2018年オフにタイガースからノンテンダーFAとなり、ホワイトソックスと契約。移籍1年目の2019年は自己最多タイの118試合に出場して打率.273、18本塁打、60打点、OPS.789の好成績を残し、自身初のオールスター・ゲーム選出を果たした。今季は新加入のヤスマニ・グランダルとの併用となったが、限られた出場機会(31試合)のなかで打率.289、7本塁打、15打点、OPS.896と前年に続いて好成績をマーク。課題のフレーミングにも改善の跡が見られ、正捕手候補として複数のチームから関心が寄せられている。

     カリフォルニア州サンタバーバラ出身のマッキャンにとって、エンゼルスは地元球団ということになるが、ローゼンタールは「エンゼルスは投手の補強が必要なため、メッツを上回る条件をオファーできない」と指摘。エンゼルスはマッキャンを獲得できない可能性が高いと見られている。

  • ツインズ・前田が「オールMLBチーム」のセカンド・チームに選出!

    2020.12.10 11:05 Thursday

     メジャーリーグ機構は日本時間12月10日、「オールMLBチーム」の選考結果を発表し、セカンド・チームの先発投手部門(5名選出)で前田健太(ツインズ)が選出された。「オールMLBチーム」は昨季から表彰がスタートし、シーズントータルの成績を対象としてファースト・チームとセカンド・チームを選出する。「オールMLBチーム」の選考は、まず11月上旬にノミネート選手が発表され、ファン投票50%、選考委員会50%の合計で決定される。

     セカンド・チームに選出された16名は以下の通り。

    先発投手:ゲリット・コール(ヤンキース)
    12試合 7勝3敗0セーブ 防御率2.84 73.0回 94奪三振

    先発投手:クレイトン・カーショウ(ドジャース)
    10試合 6勝2敗0セーブ 防御率2.16 58.1回 62奪三振

    先発投手:ディネルソン・ラメット(パドレス)
    12試合 3勝1敗0セーブ 防御率2.09 69.0回 93奪三振

    先発投手:前田健太(ツインズ)
    11試合 6勝1敗0セーブ 防御率2.70 66.2回 80奪三振

    先発投手:柳賢振(ブルージェイズ)
    12試合 5勝2敗0セーブ 防御率2.69 67.0回 72奪三振

    救援投手:ブラッド・ハンド(インディアンス)
    23試合 2勝1敗16セーブ 防御率2.05 22.0回 29奪三振

    救援投手:デビン・ウィリアムス(ブリュワーズ)
    22試合 4勝1敗0セーブ 防御率0.33 27.0回 53奪三振

    捕手:J・T・リアルミュート(フィリーズ)
    47試合 打率.266 11本塁打 32打点 4盗塁 OPS.840

    一塁手:ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)
    60試合 打率.317 19本塁打 60打点 0盗塁 OPS.987

    二塁手:ブランドン・ラウ(レイズ)
    56試合 打率.269 14本塁打 37打点 3盗塁 OPS.916

    三塁手:ホゼ・ラミレス(インディアンス)
    58試合 打率.292 17本塁打 46打点 10盗塁 OPS.993

    遊撃手:コリー・シーガー(ドジャース)
    52試合 打率.307 15本塁打 41打点 1盗塁 OPS.943

    外野手:ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
    46試合 打率.250 14本塁打 29打点 8盗塁 OPS.987

    外野手:マイケル・コンフォート(メッツ)
    54試合 打率.322 9本塁打 31打点 3盗塁 OPS.927

    外野手:マイク・ヤストレムスキー(ジャイアンツ)
    54試合 打率.297 10本塁打 35打点 2盗塁 OPS.968

    指名打者:ネルソン・クルーズ(ツインズ)
    53試合 打率.303 16本塁打 33打点 0盗塁 OPS.992

  • ダルビッシュが「オールMLBチーム」のファースト・チームに選出!

    2020.12.10 10:38 Thursday

     メジャーリーグ機構は日本時間12月10日、「オールMLBチーム」の選考結果を発表し、ファースト・チームの先発投手部門(5名選出)でダルビッシュ有(カブス)が選出された。「オールMLBチーム」は昨季から表彰がスタートし、シーズントータルの成績を対象としてファースト・チームとセカンド・チームを選出する。「オールMLBチーム」の選考は、まず11月上旬にノミネート選手が発表され、ファン投票50%、選考委員会50%の合計で決定される。

     ファースト・チームに選出された16名は以下の通り(所属は2020年シーズンのもの)。

    先発投手:シェーン・ビーバー(インディアンス)
    12試合 8勝1敗0セーブ 防御率1.63 77.1回 122奪三振

    先発投手:トレバー・バウアー(レッズ)
    11試合 5勝4敗0セーブ 防御率1.73 73.0回 100奪三振

    先発投手:ダルビッシュ有(カブス)
    12試合 8勝3敗0セーブ 防御率2.01 76.0回 93奪三振

    先発投手:マックス・フリード(ブレーブス)
    11試合 7勝0敗0セーブ 防御率2.25 56.0回 50奪三振

    先発投手:ジェイコブ・デグロム(メッツ)
    12試合 4勝2敗0セーブ 防御率2.38 68.0回 104奪三振

    救援投手:ニック・アンダーソン(レイズ)
    19試合 2勝1敗6セーブ 防御率0.55 16.1回 26奪三振

    救援投手:リアム・ヘンドリックス(アスレチックス)
    24試合 3勝1敗14セーブ 防御率1.78 25.1回 37奪三振

    捕手:サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)
    37試合 打率.333 11本塁打 32打点 1盗塁 OPS.986

    一塁手:フレディ・フリーマン(ブレーブス)
    60試合 打率.341 13本塁打 53打点 2盗塁 OPS1.102

    二塁手:DJ・レメイヒュー(ヤンキース)
    50試合 打率.364 10本塁打 27打点 3盗塁 OPS1.011

    三塁手:マニー・マチャド(パドレス)
    60試合 打率.304 16本塁打 47打点 6盗塁 OPS.950

    遊撃手:フェルナンド・タティスJr.(パドレス)
    59試合 打率.277 17本塁打 45打点 11盗塁 OPS.937

    外野手:ムーキー・ベッツ(ドジャース)
    55試合 打率.292 16本塁打 39打点 10盗塁 OPS.927

    外野手:マイク・トラウト(エンゼルス)
    53試合 打率.281 17本塁打 46打点 1盗塁 OPS.993

    外野手:フアン・ソト(ナショナルズ)
    47試合 打率.351 13本塁打 37打点 6盗塁 OPS1.185

    指名打者:マーセル・オズーナ(ブレーブス)
    60試合 打率.338 18本塁打 56打点 0盗塁 OPS1.067

  • リン獲得を逃したチームによる先発投手争奪戦がスタートか

    2020.12.9 12:00 Wednesday

     今オフの移籍市場は先発投手を中心に動いている。フリーエージェント市場ではチャーリー・モートン、マイク・マイナー、ドリュー・スマイリー、ロビー・レイがすでに契約を決め、ホワイトソックスはトレードでレンジャーズからランス・リンを獲得。あるアメリカン・リーグ球団の幹部は「(リンの移籍が)先発投手市場にドミノ現象を引き起こす可能性がある。リン獲得を逃したチームは他の有力な投手に目を向け始めるだろう」と指摘しており、本格的な先発投手争奪戦が幕を開けそうだ。

     今オフの移籍市場における最高の先発投手はトレバー・バウアーだが、契約が高額になることが予想されるため、バウアーを獲得できるチームは限られる。よって、多くのチームのターゲットとなるのはジェイク・オドリッジ、田中将大、タイワン・ウォーカーといったバウアーに次ぐ「2番手グループ」の投手たちだ。マーカス・ストローマンとケビン・ゴーズマンもこのグループに該当するが、この2投手はクオリファイング・オファーを受諾し、早々に移籍市場から姿を消している。

     オドリッジ、田中、ウォーカーの3投手のほか、ホゼ・キンターナ、ジェームス・パクストン、ギャレット・リチャーズ、コリー・クルーバー、J・A・ハップ、ジョン・レスターといった投手たちも各球団の補強ターゲットとなるだろう。また、ポスティング制度でのメジャー移籍を目指している菅野智之と有原航平の2投手も選択肢の1つとなる。

     さらに、ソニー・グレイ(レッズ)とブレイク・スネル(レイズ)の2投手もトレード放出の可能性が取り沙汰されている。ただし、この2投手は相場よりも安い金額で複数年保有することができるため、獲得にはリン以上の対価が必要となることが確実。リンには少なくとも5チームが獲得に動いていたことが報じられているが、各球団が十分な対価をオファーできるかどうかがポイントとなりそうだ。

     ある関係者は「リンの獲得を狙っていたチームは別の選択肢を検討しなければならない」とコメント。あるナショナル・リーグ球団の幹部は「トレード市場やフリーエージェント市場で先発投手の獲得を狙っているチームの顔ぶれは変わっていないと思う。(リンの移籍によって)ターゲットに多少の変化はあるかもしれないけれどね」と語る。

     今のところ、先発投手市場は「コロナ不況」の影響を受けておらず、たとえばモートンは1年1500万ドル、スマイリーも1年1100万ドルの契約を手にしている。別のナ・リーグ球団の幹部は「今オフの移籍市場には大きな不確実性があるものの、どのチームも投手を必要としている。先発投手市場はそれほど大きなダメージを受けないエリアの1つだろう」と分析。現在も多くのチームが先発投手の補強を必要としており、有力な先発投手は実力と実績に見合った契約を手に入れることができるかもしれない。

  • パドレスがオグレイディとメジャー契約 28歳の一塁手兼外野手

    2020.12.9 11:00 Wednesday

     パドレスは日本時間12月9日、レイズから解雇されてフリーエージェントとなっていたブライアン・オグレイディとメジャー契約を結んだことを発表した。現在28歳のオグレイディは、2019年にレッズでメジャーデビューし、今季はレイズで2試合に出場。ルール5ドラフトのプロテクト期限に有望株のロースター登録に伴ってDFAとなり、そのあと解雇されていた。一塁と外野3ポジションのほか、マイナーでは三塁を守った経験もあるため、ユーティリティとして貴重な戦力になりそうだ。

     オグレイディはレッズ時代の2019年にメジャーデビューし、28試合に出場して打率.190、2本塁打、3打点、OPS.720を記録。この年、マイナーではAAA級で112試合に出場して打率.280、28本塁打、77打点、20盗塁、OPS.909の好成績を残した。レイズへ移籍した今季は2試合のみの出場にとどまったが、二塁打1本を含む5打数2安打(打率.400)と限られた出場機会のなかで結果を残した。

     パドレスのA・J・プレラーGMはオグレイディについて「大まかに言えば、彼は内野と外野の両方を守ることができる左打ちの選手だ」とコメント。「彼は我々のロースターにフレキシビリティをもたらしてくれるだろう。2019年シーズンはマイナーで本当に優秀な成績を残していたし、メジャー経験もある。我々のチームにフィットする存在だと思っている」と期待を寄せた。

     パドレスはグレッグ・ガルシア、ジュリクソン・プロファー、ミッチ・モアランド、ジェイソン・カストロらがフリーエージェントとなり、控え選手の層が薄くなっている。また、今季途中にトレードでジョシュ・ネイラー、テイラー・トラメル、フランチー・コルデロを放出し、左打ちの外野手が少なくなっているというチーム事情もあった。オグレイディはそうしたチーム事情にフィットする存在だったというわけだ。一塁と三塁を守った経験もあるオグレイディだが、パドレスでは外野手としての出場が増えるかもしれない。

  • リン獲得のWソックスがさらなる補強 イートンと契約合意

    2020.12.9 06:00 Wednesday

     レンジャーズとのトレードでランス・リンを獲得したばかりのホワイトソックスがさらなる補強に動いた。先発投手に続いて右翼手または救援投手の補強を行う可能性が取り沙汰されていたが、日本時間12月9日、ナショナルズからフリーエージェントとなったアダム・イートンと1年800万ドル+オプション1年で契約合意に至ったことが明らかになった。イートンはシーズン終了後、年俸1050万ドルの来季オプションの行使を拒否されてフリーエージェントとなっていた。

     現在32歳のイートンは、ダイヤモンドバックスからホワイトソックスへ移籍した2014年にメジャー定着を果たし、2014~15年は正中堅手、2016年は正右翼手として活躍。2017年からの4シーズンはナショナルズでプレーしていたため、5年ぶりの古巣復帰となる。メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドによると、来季の年俸は700万ドルで、2022年の契約は年俸850万ドルの球団オプション(またはバイアウト100万ドル)。よって、イートンに保証される金額は来季年俸700万ドルにバイアウト100万ドルを加えた800万ドルとなる。

     今季のイートンは、41試合に出場して打率.226、4本塁打、17打点、3盗塁、OPS.669と不本意な成績に終わった。ナショナルズ移籍後は故障に悩まされるシーズンが多く、レギュラーとして満足のいくパフォーマンスを見せたのは、151試合に出場して打率.279、15本塁打、49打点、15盗塁、OPS.792を記録した2019年シーズンだけだった。

     ホワイトソックスはノマー・マザーラをノンテンダーFAとしたため、新たな右翼手の補強を必要としていた。外野手補強の候補としてマイケル・ブラントリーやジョク・ピーダーソンの名前も挙がっていたが、走塁と守備での貢献も期待できるイートンとの契約を選択。イートンは正左翼手のエロイ・ヒメネス、正中堅手のルイス・ロバートとともに外野トリオを形成することになると見られる。

     ホワイトソックスの次なる補強ターゲットはクローザーと指名打者。「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲールと「ESPN」のジェイソン・スタークによると、クローザーとしてリアム・ヘンドリックス、指名打者としてブラントリーの獲得が検討されているようだ。

  • カルロス・サンタナが2年1750万ドルでロイヤルズと契約合意

    2020.12.9 05:30 Wednesday

     日本時間12月9日、ロイヤルズがフリーエージェントの一塁手、カルロス・サンタナと2年1750万ドルで契約合意に至ったことが明らかになった。「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲールによると、2021年の年俸が700万ドル、2022年の年俸が1050万ドル。サンタナは今季、打率.199、OPS.699という自己ワーストの成績に終わり、インディアンスから年俸1750万ドルの来季オプションの行使を拒否されてフリーエージェントとなっていた。

     現在34歳のサンタナは、2019年に打率.281、34本塁打、93打点、出塁率.397、OPS.911という自己最高のシーズンを過ごし、初めてオールスター・ゲームに選出されてホームラン・ダービーにも参加しただけでなく、自身初のシルバースラッガー賞に輝いたが、今季はハイペースで四球を選ぶ一方で打率が低迷。全60試合に出場してリーグ最多の47四球を記録したものの、打率.199、8本塁打、30打点、出塁率.349、OPS.699に終わった。

     11年にわたるメジャー生活のうち、フィリーズでプレーした2018年を除く10シーズンをインディアンスでプレーし、2011年から2019年まで9年連続で18本塁打&74打点以上をマークするなど、通算240本塁打&796打点を記録。シーズン100四球を4度、シーズン90四球を8度も記録しているように選球眼が良く、通算打率.248に対して出塁率.366をマークしている。

     ロイヤルズは先日、今季1年契約で加入して正三塁手を務めたマイケル・フランコをノンテンダーFAとしており、正三塁手が不在の状況。サンタナを獲得したことにより、サンタナが一塁に入り、今季主に一塁と右翼を守ったハンター・ドージャーが三塁に復帰する可能性があると見られている。ドージャーは2019年に三塁手として100試合に出場したが、今季は1試合、わずか3イニングだけしか三塁の守備に就いていなかった。

  • アブレイユ&フリーマン MVP2名がハンク・アーロン賞も受賞

    2020.12.9 05:00 Wednesday

     メジャーリーグ機構は日本時間12月9日、ハンク・アーロン賞の受賞者を発表し、アメリカン・リーグはホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)、ナショナル・リーグはフレディ・フリーマン(ブレーブス)が選出された。両者は各リーグのMVPも受賞しており、ハンク・アーロン賞の表彰がスタートした1999年以降、MVP2名がハンク・アーロン賞も受賞したのは4度目。2017年のホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)とジャンカルロ・スタントン(当時マーリンズ・現ヤンキース)以来3年ぶりとなった。

     MVPは全米野球記者協会の投票によって決定されるが、ハンク・アーロン賞はハンク・アーロン自身が選出した選考委員6名(ロベルト・アロマー、ジョニー・ベンチ、クレイグ・ビジオ、ケン・グリフィーJr.、エディ・マレー、ロビン・ヨーント)とメジャーリーグ公式サイトでのファン投票によって決定される。今季は各球団から1名ずつ候補選手が選ばれたあと、メジャーリーグ公式サイトのライター陣によってファイナリストが各リーグ7名ずつ選出されていた。

     アブレイユは全60試合に出場して打率.317、19本塁打、60打点、OPS.987をマーク。2年連続の打点王に輝いたほか、76安打、148塁打、長打率.617もリーグ1位の数字だった。ホワイトソックスの選手がハンク・アーロン賞を受賞するのは初めて。ア・リーグではアブレイユのほか、ネルソン・クルーズ(ツインズ)、テオスカー・ヘルナンデス(ブルージェイズ)、DJ・レメイヒュー(ヤンキース)、ブランドン・ラウ(レイズ)、ホゼ・ラミレス(インディアンス)、マイク・トラウト(エンゼルス)がファイナリストとなっていた。

     フリーマンは全60試合に出場して打率.341、13本塁打、53打点、OPS1.102をマーク。主要部門でのタイトルはなかったが、51得点と23二塁打は両リーグ1位の数字だった。ブレーブスの選手がハンク・アーロン賞を受賞するのは2005年のアンドリュー・ジョーンズ以来15年ぶり2度目。ナ・リーグではフリーマンのほか、ポール・ゴールドシュミット(カージナルス)、ブライス・ハーパー(フィリーズ)、マニー・マチャド(パドレス)、コリー・シーガー(ドジャース)、ドミニク・スミス(メッツ)、フアン・ソト(ナショナルズ)がファイナリストとなっていた。

  • 救援右腕・ウィスラー ジャイアンツと1年115万ドルで契約合意

    2020.12.9 01:00 Wednesday

     「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールによると、ジャイアンツはツインズからノンテンダーFAとなった救援右腕、マット・ウィスラーと1年115万ドルで契約合意に至ったようだ。ウィスラーは今季ツインズで18試合に登板して自己ベストの防御率1.07をマーク。8月中旬から9月上旬にかけてオープナーも4試合務めた。なお、現在は身体検査の結果待ちとなっており、ジャイアンツからの正式発表はまだ行われていない。

     現在28歳のウィスラーは、2019年シーズン終了後にウエーバーでマリナーズからツインズへ移籍。今季はブルペンの一員として18試合(うち4先発)に登板して25回1/3を投げ、0勝1敗1セーブ、5ホールド、防御率1.07、35奪三振の好成績をマークした。与四球率4.97は自己ワーストだったが、防御率のほか、奪三振率12.43、被本塁打率0.71、被打率.165、WHIP1.14など各部門で自己ベストの成績を残した。

     チーム事情により4試合でオープナーを務めたが、その4試合で7回2/3を投げ、被安打2、奪三振11、被打率.080、防御率0.00と見事なピッチングを披露。リリーフで登板した14試合でも防御率1.53と安定したパフォーマンスを見せた。

     今季はスライダーの使用割合を大幅に増やしており、全投球の実に83.4%がスライダーだった。この球種で被打率.143、被長打率.221の好成績をマーク。今季の35奪三振のうち31個はスライダーで奪ったものだった。また、過去のシーズンではシンカーやカーブ、チェンジアップも投げていたが、今季はスライダーとフォーシームの2球種しか使わなかった。

     ジャイアンツは今季クローザーを固定できず、今オフはリアム・ヘンドリックスなどクローザーの獲得を目指していることが報じられている。ウィスラーはブルペンの一員として、タイラー・ロジャースやワンディ・ペラルタ、ジャーリン・ガルシアらとともにクローザーへつなぐ役割を担うことになりそうだ。

  • レンジャーズのエース右腕・リンがトレード Wソックス移籍

    2020.12.8 14:15 Tuesday

     「ニューヨーク・ポスト」のジョエル・シャーマンは日本時間12月8日、レンジャーズのエース右腕、ランス・リンがホワイトソックスへトレードされたことを速報で伝えた。「ESPN」のジェフ・パッサンによると、今季デビューした若手右腕、デーン・ダニングを含む2選手が見返りとしてレンジャーズへ移籍するようだ。メジャーリーグでは例年通りの形式でのウィンター・ミーティングの開催が中止され、リモートでのウィンター・ミーティングがスタート。早速、大物選手のトレードが成立した。

     パッサンによると、ホワイトソックスからレンジャーズへ移籍するのはデニングとプロスペクト1名の合計2選手。デニングでないほうの選手の詳細は、記事執筆時点では明らかになっていない。また、双方の球団からトレードについてのコメントはなく、正式発表にも至っていない。

     ホワイトソックスは今オフ、先発投手の補強を検討しており、パッサンによると、リンのほかにもソニー・グレイ(レッズ)の獲得を狙っていたという。今季のリンは13試合に先発して84回を投げ、6勝3敗、防御率3.32、89奪三振を記録してサイ・ヤング賞投票で6位にランクイン。今季ノーヒッターを達成したルーカス・ジオリト、今季防御率1点台のダラス・カイケルとともに強力な先発3本柱が完成した。

     今季5勝のディラン・シース、トミー・ジョン手術からの復活を目指すマイケル・コペック(今季全休)といった若手投手も控えており、今季MVPのホゼ・アブレイユを中心とした打線とともに、充実の先発投手陣もホワイトソックスの強みの1つとなりそうだ。

     レンジャーズは再建途上ということもあり、今季途中からリンをトレードで放出する可能性が取り沙汰されていた。8月末のトレード・デッドラインでは満足のいくオファーを得られず、リンをキープすることを選択したが、今季7試合に先発して2勝0敗、防御率3.97をマークしたダニングら2選手とのトレードでリンの放出を決断。なお、リンは来季、3年3000万ドルの契約の最終年を迎え、来季終了後にフリーエージェントとなる。

  • 好守のブラッドリーJr. レッドソックスと再契約の可能性も

    2020.12.8 12:30 Tuesday

     レッドソックスのブライアン・オハローランGMは日本時間12月8日、自軍の戦力補強について「ジャッキー・ブラッドリーJr.はまだ我々の調査対象である」と発言。2011年のプロ入り以来、レッドソックス一筋でプレーしてきた生え抜きの中堅手と再契約する可能性を否定しなかった。ブラッドリーJr.はジョージ・スプリンガーの他球団移籍が濃厚なアストロズと契約することが有力視されているが、レッドソックスはブラッドリーJr.との再契約をまだ諦めていないようだ。

     現在30歳のブラッドリーJr.は2013年にメジャーデビューし、今季まで8年間レッドソックスでプレー。26本塁打、87打点、OPS.835の好成績をマークした2016年にはオールスター・ゲームに選出された。また、ゴールドグラブ賞を受賞したのは2018年の1度だけだが、球界でベストの守備力を持つ中堅手の1人と高く評価されている。今季は打撃好調で、55試合に出場して打率.283、7本塁打、22打点、5盗塁、OPS.814をマークした。

     今オフの移籍市場で最も注目されている中堅手はスプリンガーだ。アストロズの強打のリードオフマンとして活躍してきたスプリンガーは、アストロズとの再契約を望んでおらず、ブルージェイズとの交渉が順調に進んでいることが報じられている。アストロズはスプリンガーの他球団移籍が濃厚となっているため、その穴埋めとしてブラッドリーJr.の獲得を狙っていると見られる。

     しかし、正中堅手が不在となってしまうのはレッドソックスも同じ。正左翼手のアンドリュー・ベニンテンディまたは正右翼手のアレックス・ベルドゥーゴを中堅に移し、エディ・ロサリオなど両翼タイプの外野手を獲得する可能性も取り沙汰されているが、レッドソックスはブラッドリーJr.との再契約をまだ選択肢から排除していない。ブラッドリーJr.は愛着のあるレッドソックスと再契約を結び、来季もベニンテンディ、ベルドゥーゴとともに鉄壁の外野トリオを形成することになるのだろうか。

  • マーリンズなど複数のMLB球団が韓国MVPのロハスJr.に興味

    2020.12.8 12:00 Tuesday

     「スポーツグリッド」のクレイグ・ミッシュによると、マーリンズは来季の正右翼手候補としてメル・ロハスJr.の獲得に興味を示しているようだ。現在30歳のロハスは、今季韓国プロ野球のKTウィズで142試合に出場して打率.349、47本塁打、135打点、OPS1.097の好成績をマーク。本塁打と打点の二冠を獲得し、MVPにも選出された。なお、ミッシュによると、マーリンズ以外にも複数のメジャー球団が韓国球界の二冠王の獲得に興味を示しているという。

     ロハスJr.は日本時間12月7日、自身のTwitterで「私はまだ2021年にどこでプレーするかを決めていません!」とツイート。韓国とメジャーの球団のほか、日本球界からも関心が寄せられている。

     マーリンズは来季、コリー・ディッカーソンが2年契約の2年目を迎え、今季途中に獲得したスターリング・マーテイの来季オプションを行使したため、左翼と中堅のレギュラーは固まっている(ディッカーソンが左翼、マーテイが中堅)。しかし、今季右翼手としてチーム最多の22試合にスタメン出場したマット・ジョイスがフリーエージェントとなったため、正右翼手は不在。右翼のレギュラー候補としてロハスJr.を獲得することを検討していると見られる。

     メジャーリーグ公式サイトは、マーリンズの現有戦力から正右翼手候補としてルイス・ブリンソン、JJ・ブレデイ(メジャー全体24位のプロスペクト)、ヘスス・サンチェス(メジャー全体76位のプロスペクト)、モンテ・ハリソン(球団10位のプロスペクト)の名前を挙げている。ブリンソンは今季右翼手としてジョイスに次ぐ19試合にスタメン出場しており、現有戦力のなかでは最有力候補と言えるだろう。また、ナショナル・リーグで指名打者制が採用されない場合は、今季指名打者メインで起用されたギャレット・クーパーも正右翼手候補の1人となる。

     3か国による争奪戦となっているロハスJr.は、来季プレーする場所としていったいどのチームを選択するのだろうか。

« Previous PageNext Page »