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  • サルバドル・ペレスが膝の故障でWBCから離脱

    2017.3.12 13:11 Sunday

    3月6日から始まったWorld Baseball Classic(WBC)もアメリカラウンドが始まり、ドミニカ共和国やアメリカ、ベネズエラなど世界の強豪国が二次ラウンド進出に向けてしのぎを削っている。これまで行われていたドミニカ対アメリカの試合は
    終盤に逆転に成功したドミニカがそのまま逃げ切り勝利した。このようにドラマが生まれる一方で心配なニュースが入ってきた。


    現在、ベネズエラ代表として大会に出場しているサルバドル・ペレス(ロイヤルズ)がイタリア戦で負傷退場をしたという。彼は昨年、打撃のベストナインを決めるシルバースラッガー賞を受賞したリーグを代表する捕手の1人だ。過去にはワールドシリーズを制覇し、オールスターにも4度選出されている。

    9回裏、2死一・二塁でベネズエラが10対9とイタリアをあと1人のところまで追いつめていた。しかし、ギャビン・セッチーニ(メッツ)の中安で二塁走者が帰ってきて同点になり、続いて突入してきた一塁走者とクロスプレーとなった。その結果、ペレスは左膝を負傷して試合を退くことになってしまった。MRI検査の結果、膝の炎症が見つかったものの、捕手としてのプレーに影響を及ぼすほどではないそうだ。今後はWBCの試合には出場せず、チームを離れることが決まった。

    ペレスがメジャーの開幕に間に合うかどうかは炎症の状態次第。ベネズエラはイタリアに11対10と延長戦の末に勝利したが、後味が悪い勝利となった。

  • ベニンテンディは絶賛アピール中

    2017.3.10 13:13 Friday

    メジャーリーグのスプリングキャンプは日を増すごとに選手達の開幕ロースター争いがし烈となっている。メジャー・マイナー選手関係なくこの時期はさまざまなタイプの選手が闘う。入れ替わりもあり、まさに競争の世界だ。


    中でも注目されているアンドリュー・ベニンテンディ(レッドソックス)はこのスプリングトレーニング中は好調を維持しており、ジョー・ファレル監督は彼をクリーンナップの1人として起用する考えを示している。

    ベニンテンディは22歳の外野手で今年のリーグ有望株ランキングで第1位に選ばれている選手だ。昨年8月にメジャーデビューを果たすと34試合に出場して打率.295 本塁打2 打点14の成績を残した。

    彼は今季のスプリングキャンプの序盤から試合に出場。2月中は3試合で無安打だったが、3月になってからは急に打ち始めた。去る日本時間2日のオリオールズ戦で本塁打を含む2安打を放つと
    続く翌日のブレーブス戦でも4安打3打点と大爆発したのだ。今月は4試合に出場して打率.643 本塁打2 打点6と驚異的な数字を記録した。

    ここまで好成績を残しているベニンテンディ。それでも本人の姿勢は常に謙虚でつぎのように話している。「チームがどの場面で自分を必要としているかは重要なことではない。だの打順・どの場面で打ってもアピールの仕方は変わらない。これはチームの戦略だからだ」

    ファレル監督は「今、WBCに出場しているボガーツが帰ってきたとしてもベニンテンディをメンバーから外すことはしない」と話している。ベニンテンディを昨年8月からメジャーに昇格させて経験を積ませただけに今季の活躍に大きな期待をかけていることだろう。

    今年のリーグ全体の有望株ランキングで1位に選ばれている。近い将来、彼がレッドソックス打線の中心を担う日もそう遠くはないだろう。

  • 復活に懸ける男達

    2017.3.9 10:03 Thursday

    去る3月6日から第4回World Baseball Classic(WBC)が始まり、先に韓国と日本の両国でA組、B組の試合が行われている。A組では初出場のイスラエルが3連勝で二次ラウンド進出を決めた。この数日はWBCの話題でもちきりではあるが、その裏でメジャーリーグのスプリングトレーニングも開催中だ。


    まだ開幕までは時間があるものの、これまでには様々な出来事であったようだ。特に昨年はケガや不調で存分に力が発揮できなかった選手達は巻き返しに燃えている。そこで注目すべき選手を紹介する。

    □マイケル・ブランドリー(インディアンズ)
    チームの外野手と活躍しているブラントリーだが、昨年は上腕二頭筋の手術もあってワールドシリーズには出場できなかった。だが、このスプリングトレーニングに無事に復帰してケガからの巻き返しを狙う。

    □ギャレット・リチャード&マット・シューメイカー(エンゼルス)
    2人ともエンゼルスの先発陣を支える選手。だが、どちらも故障もあって昨年はフル稼働することができなかった。シューメイカーは昨年9月に打球を頭に受けた手術を受けた。また、リチャードは肘のトミー・ジョン手術を避ける代わりに注射治療を行った。今季はどちらもシーズンはじめからチームに帯同できそうだ。

    □デービット・ペラルタ(ダイヤモンドバックス)
    左打ちの外野手である彼は投手経験者でもある。2015年にはシーズン15本の三塁打とOPS(出塁率と長打率を足して求める打撃の指標).893を記録したものの、昨年はケガが多くわずか114試合の出場に終わってしまった。スプリングトレーニングでは精力的に動いており、チームに希望を与えている。

    □パブロ・サンドバル(レッドソックス)
    彼はシーズン開幕戦で三塁を守ることが濃厚になっている。ジャイアンツ時代にはワールドシリーズ制覇も果たしているが、昨年はわずか3試合の出場に留まっている。もし、彼が何事もなくシーズンを過ごすことができればチームも上昇気流に乗ることだろう。

    □グレグ・ホランド(ロッキーズ)
    ロイヤルズ時代にはシーズン47セーブとリーグを代表するクローザーだったホランド。昨年はトミー・ジョン手術の影響で全休していた。それでも手術直前の2015年には32セーブと実力は十分にある。手術明け初めて迎えるシーズンに懸ける思いは強いだろう。

    □スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)
    2009年のドラフト1巡目で入団した彼は昨季、開幕13連勝を記録してチームに欠かすことができない投手となった。だが、8月に痛めていた肘の状態が悪化したこともあり、最終的には15勝止まりとなった。

    □ジェレッド・ウィーバー(パドレス)
    長年在籍したエンゼルスを離れ、今季から新天地にやってきたウィーバー。2012年にはシーズン20勝を挙げて活躍していたが、昨年は防御率5.06と悪化している。球速は150キロに満たないが、打たせて取る投球スタイルで相手を翻弄する。果たして自慢の投球は復活するだろうか。

    □マイケル・ワカ(カージナルス)
    彼は肩や首の部分に負担があるようで不安要素を抱えている。アレックス・レイエスがトミー・ジョン手術を受けることになったためにチームはワカに頼らなければならない。彼は昨年、防御率が5.09と数字が悪かったために今季は巻き返しを狙っている。

    □ダラス・カイエル(アストロズ)
    2015年に20勝を挙げてサイ・ヤング賞を受賞したが、昨年は肩の痛みとの戦いだった。最終的には9勝で2桁勝利に到達できず、悔しい思いをした。アストロズは今季、青木宣親をはじめ、多くの選手を補強した。カイエルが復活となればチームの地区優勝が見えてくる。

  • アーチャーもWBCに向け準備万端

    2017.3.8 10:01 Wednesday

    World Baseball Classic(WBC)が開幕して3日が経過した。A組のホスト国である韓国が2連敗を喫した一方でB組の日本は初戦の相手のキューバに勝利した。ほぼ休みなしの過密日程ではあるが、選手達は世界一の栄冠に向けてこの短期決戦を勝ち抜いていく。


    注目されるアメリカ代表は日本時間11日に初戦を迎える。その相手はホセ・キンタナ(ホワイトソックス)擁するコロンビアで大会初制覇に向けて大事な一戦となる。アメリカ代表の投手陣をけん引するクリス・アーチャー(レイズ)は本番に向けて着々と調整を進めている。

    大会初出場となるアーチャーは昨年、メジャーで9勝を挙げたが味方の援護に恵まれず19敗を喫してしまった。巻き返しを狙う大事なシーズンとなるが、その前に世界中の名プレーヤーが集まるWBCで彼の力を発揮することになった。

    アーチャーには以前にも国際試合の経験があり、マイナー時代の2011年にキューバを相手に投げたという。当時はこれまで参加していなかったこともあり、WBCのような国際大会で勝つことの意味を知らなかったと本人は振り返っている。

    チームを率いるジム・リーランド監督は長年タイガースで指揮をとっており、大舞台での采配も経験したことがある。彼の元でプレーする野手ではノーラン・アレナド(ロッキーズ)やポール・ゴールドシュミット(ダイヤモンドバックス)、バスター・ポージー(ジャイアンツ)など大物を揃えており準備は万端だ。

    アーチャーは「豪華なメンバーとこうしてプレーできることは幸せだ」と話す。これまでのアメリカ代表は彼が尊敬するデレク・ジーターやケン・グリフィージュニア、アレックス・ロドリゲスなどそうそうたるメンバーがプレーしてきた。アーチャーもレジェンド選手達のように国のために精一杯プレーする覚悟はできている。

    彼は国際大会で勝利する意味を知り、チームを決勝ラウンドが行われるドジャー・スタジアムへ導く。

  • WBC 日本対キューバ戦はもうすぐ

    2017.3.7 12:59 Tuesday

    日本時間6日から韓国を皮切りに第4回World Baseball Classic(WBC)が始まった。開幕戦となった韓国対イスラエルは延長10回までもつれ込む接戦となり、イスラエルが2対1と歴史的勝利を挙げた。その一方でプールBのホスト国である日本は本日7日から世界一をかけた戦いが始まる。


    初戦の相手は2006年大会決勝で対戦したキューバ。この対戦では日本が9回に一挙4点を奪って10対6と優勝を果たした。その後の2009年に連覇をしたが、前回大会となった2013年には準決勝でプエルトリコに敗れている。当時の悔しさを胸にして迎える大事な一戦の先発マウンドには石川歩(千葉ロッテ)立つ。彼は昨季、14勝5敗 防御率2.16の成績を残している。

    一方のキューバの先発投手であるノエルビス・エンテンザは27歳の投手でキューバリーグに所属している。直近の成績は12試合で70.1回を投げて防御率3.20だった。

    今回のキューバには日本の先発・石川のことをよく知るアルフレド・デスパイネ(福岡ソフトバンク)が所属している。昨年まではチームメイト同士であり、お互いに長短所をわかっている。デスパイネは石川について「彼はとてもいい投手だよ。昨年は特にカーブとシンカーの精度がよかった」と語っている。また、デスパイネのほかにも日本人選手のことについて知っている選手がおり、これまでWBC皆勤賞のフレデリク・セペダも要注意といえるだろう。

    日本代表を率いる小久保裕紀監督は「我々の投手陣の精度が高く、パワーがある選手達がいる」と自信をもっている。これまでの大会を振り返ると2大会連続優勝を果たしたこともあり、周囲からの期待が高まっていることも小久保監督は理解している。本日のキューバ戦は今後の運命を左右する重要な試合になる。それは両チームとも同じだ。

  • WBCがいよいよ開幕へ

    2017.3.6 10:56 Monday

    第4回World Baseball Classic(WBC)は韓国で行われるグループAを皮切りにいよいよ本日6日から開幕する。開幕戦はホスト国である韓国と大会初出場のイスラエルが激突する。既に先発投手が発表されており、韓国がチャン・ウォンジュン(斗山ベアーズ)、対するイスラエルはジェイソン・マルキス(元レッズなど)がマウンドに立つ。


    イスラエルは主にユダヤ系アメリカ人の選手達で構成されており、第2のアメリカ代表との呼び声が高い。大事な初戦の先発を任されたマルキスは現在37歳でこれまで9球団に所属した経験を持つ。既に対戦相手の韓国打線については情報を仕入れており本人は「私たちは相手についてとても良いレポートが届いた。これが試合でも今後にも活かすことができれば」と話している。

    彼は先週行われた韓国警察野球団(韓国二軍リーグに所属するチーム)との壮行試合に登板して最終調整を終えている。イスラエルにとっては昨年9月にニューヨークで行われたWBC予選以来の大きな舞台となるため、この大会での勝利は国にとっては意味のあるものになりそうだ。

    また、同じく韓国との対戦を楽しみにしているジョシュ・ゼイド(元メッツ)は「ホスト国との韓国と戦いにとても興奮しているよ」と話している。

    その一方で前回の2013年大会では一次ラウンドで早々と姿を消した韓国は雪辱に燃えている。先発するチャン・ウォンジュンはチームの左腕エースとして15勝6敗 防御率3.32の成績を残している。チームを率いるキム・インシク監督からも大きな期待がされている投手だ。対戦するイスラエルについては「我々が考えているよりも強い力を持っている」と警戒心をみせる。

    いよいよ始まるWBC。前回大会はドミニカ共和国が全勝優勝を果たしたが今回はどこの国が頂点に立つのだろうか。

  • WBC歴代ベストナイン発表!!

    2017.3.3 17:01 Friday

    3月になり、第4回World Baseball Classic(WBC)の開幕が目前まで迫ってきた。大会に出場する選手達はオープン戦を通じて調整を終え、各国の代表チームに合流している。今回で4回目を迎えるにあたって、これまでの大会の活躍を考慮したWBCのベストナインが発表された。
    ※カッコ内は守備位置とその選手が所属した国

    ◆松坂大輔(投手/日本)
    2006年、2009年とチームの連覇に貢献した松坂は6勝、防御率1.95の成績を残している。2大会連続のMVPにも選ばれており、まさにベストナインにふさわしい選手といえるだろう。

    ◆イバン・ロドリゲス(捕手/プエルトリコ)
    今年、アメリカ野球殿堂入りを果たしたロドリゲスはWBCでも輝いていた。12試合に出場して、打率.366、本塁打3、打点7を記録した。2009年の第2回大会ではベストナインにも輝いている。

    ◆ミゲル・カブレラ(一塁手/ベネズエラ)
    これまでの大会皆勤賞の選手。23歳のときからWBCに出場しており、これまで17試合に出場し、打率.270、本塁打5、打点12を記録している。2009年大会でベネズエラの3位に大きく貢献し、当時放った1大会5本塁打の記録は歴代2位タイである。

    ◆ロビンソン・カノ(二塁手/ドミニカ共和国)
    今大会もドミニカ共和国代表として出場するカノは、2013年大会でチームの全勝優勝に貢献し、またMVPにも選出された。これまでの成績は11試合で打率.400、本塁打2、打点6の記録を残している。

    ◆ジミー・ロリンズ(遊撃手/アメリカ)
    2008年、フィリーズ在籍時代に世界一を経験した選手。現在は38歳になったが、WBCには2009年と2013年に出場していた。15試合に出場して打率.365、本塁打1、打点4の成績を残していた。

    ◆ホルヘ・カントゥ(三塁手/メキシコ)
    三塁手部門は決めることが難しく、ユリエスキ・グリエル(キューバ)やエイドリアン・ベルトレ(ドミニカ共和国)もベストナインの候補になっていたという。ホルヘ・カントゥが選出された理由としては、2009年大会で母国の2次ラウンド進出に貢献したことが挙げられる。WBCを通じての成績は15試合に出場し、打率.317、本塁打4、打点17を記録している。

    ◆ヨエニス・セスペデス(左翼手/キューバ)
    2009年大会の1度のみ出場している。当時はキューバの主砲として6試合に出場し、打率.458、本塁打2、打点5の成績を残した。この活躍が世界中の野球関係者の目に留まり、のちのメジャーリーグデビューにつながった。

    ◆カルロス・ベルトラン(中堅手/プエルトリコ)
    今年40歳を迎える大ベテラン選手。今では主に指名打者としてメジャーの試合に出ているが、これまでWBCでは中堅手として出場していた。来る第4回大会にも参加する予定で、まだまだ衰えを見せることはない。WBCでは21試合に出場して打率.278、本塁打3、打点9を記録している。

    ◆イチロー(右翼手/日本)
    日本代表で最も人気がある選手。チームの大会2連覇に貢献しただけではなく、リーダーとしてチームメイトを鼓舞していた。2009年大会決勝でも勝ち越し適時打は今でも多くのファンの脳裏に焼き付いている。大会通じての成績は17試合で打率.312、本塁打1、打点10を残している。

    ◆フレデリク・セペダ(指名打者/キューバ)
    過去には日本球界でもプレーした選手。第4回大会にも出場するチームを象徴するプレーヤーだ。37歳となる今回もクリーンナップとしてキューバ代表をけん引する。20試合に出場して打率.449、本塁打6、打点23の成績を残した。

  • まだまだバムガーナーは調整段階

    2017.3.1 15:22 Wednesday

    メジャーリーグのオープン戦が始まり、各選手達が実践を通じて調整を続けている。この期間中はマイナー契約でありながら招待選手として試合に出ている選手もいるため、開幕25人枠に入るために全選手がしのぎを削っている。

    まだオープン戦序盤ではあるが、チームのエースがマウンドに立つ機会がある。マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)もその1人だ。

    バムガーナーは27歳の先発左腕で6年連続2桁勝利を挙げている投手。これまでワールドシリーズを3回制覇しているだけではなく、オールスターにも4回選出されているチームの大黒柱だ。また、打撃能力も高く、昨年は3本塁打を記録している。去年のシーズンを通じての成績は34試合に登板して15勝9敗、防御率2.74だった。

    日本時間3月1日のパドレス戦に登板したバムガーナー。オープン戦2度目の先発となった彼は2回を投げて2安打2失点の成績を残した。前回登板のレッズ戦では1回2安打2失点だっただけに、数字だけをみると調子が上がっている様子は見受けられない。ただ、投げた全26球中、18球がストライクと制球に苦しんでいた訳ではないようだ。

    本人は「以前よりは調子がいいよ」とコメントを残している。初回には2番打者のコーリー・スパンジェンバーグを空振り三振に抑えており、決して悪い場面ばかりではなかった。チームは最終的に5対9で敗れたものの、バムガーナーにとってはまだまだ調整段階。昨年15勝を挙げたチームの柱は開幕戦に向けて徐々に調子を上げていくだろう。

  • ドジャースに新星現る!!

    2017.2.27 17:00 Monday

    メジャーリーグのオープン戦が始まり、各チームの若手・ベテラン関係なく開幕ロースター入りを目指して戦っている。来る3月に開催されるWorld Baseball Classic(WBC)に出場する選手達は実際に試合に出場しながら調整を続けている。まだオープン戦が始まって数日だが、ドジャースに期待の選手が現れた。それがコーディ・ベリンジャーだ。

    ベリンジャーは21歳の一塁手で2013年のドラフトでチームの4巡目指名を受けた選手。まだメジャーデビューを果たしてはいないが、昨年は3Aと2Aでプレーして23本塁打を記録した。1年を通じての成績は打率.271、本塁打23、打点71を記録している。

    日本時間27日に行われたブルワーズとの試合で途中出場を果たすと8対8で迎えた8回、無死走者なしの場面で打席が回ってきた。そしてフルカウントの状態で投じられた6球目の直球を右翼スタンドへ放り込んだのだ。試合後、本人は「まさかスタンドに入るとは思わなかったよ」と興奮ぎみに話していた。

    チームを率いるデーブ・ロバーツ監督も「彼が打った打球はそう見たことがない。ベリンジャーのスイングは素晴らしい」と絶賛している。

    ベリンジャーの開幕までの目標は、首脳陣の信頼を得ることだそうで打撃はもちろんのこと、守備や走塁などすべての能力をアピールしていくという。彼の本職は一塁だが、過去には外野もこなしたことがあり出場機会を得ようと必死だ。

    ドジャースの一塁はエイドリアン・ゴンザレスやロブ・セゲディンなど多くの選手がレギュラーの座を狙っている。果たして、ベリンジャーは開幕ロースターに残れるだろうか。もし、彼が活躍することができればチームにとって大きな力になることだろう。

  • 勝負の2年目を迎えるシーガー

    2017.2.23 16:58 Thursday

    現地時間22日のダイヤモンドバックスの試合を皮切りにエキシビジョンゲームが始まった。選手達は約1か月間、開幕ロースター入りを目指して結果を残していく。たとえ昨季の成績がよくても次の年はどのようになるか未知数である。その中でもいわゆる「2年目のジンクス」に挑むのはコーリー・シーガー(ドジャース)だ。

    シーガーは22歳の遊撃手で昨季はナショナルリーグの新人王に輝いた選手。初のメジャー昇格は2015年の後半戦からだったが、昨年が実質1年目のシーズンだった。開幕からロースター入りし、6月には1試合3本塁打を記録するなどチームをけん引した。最終的には157試合に出場して打率.308 本塁打26 打点72の成績を残した。

    この活躍ぶりはリーグMVP候補にも挙がったほどで投票では3位となった。新人王だけではなく、26本塁打や193安打、105得点などドジャースの新人歴代遊撃手の記録に名を連ねるほどの数字を記録した。もちろん本人はこの成績に満足していない。

    シーガーによると「どんなアスリートでも失敗を考えることがあるが、自分も同様に考えていた。自身が思う理想の状態になっていなければそれは成功したとは言えない。だから自分は満足していない」と昨季を振り返っている。

    現在はスイングの修正に力を入れているというシーガーはオフにショーン・ウッテンコーチとトレーニングをしたという。ウッテンコーチはドジャース3Aの打撃コーチを務めており、シーガーを2A在籍時に指導した経験がある。

    果たしてシーガーは自身が理想とするスイングを手に入れることができるのか。チームを率いるデーブ・ロバーツ監督の期待を大きいだけに2年目のジンクスとの戦いになるだろう。「常に満足はしない」と上を目指す彼にとっての勝負の年が今、始まる。

  • 野球の国際化を目指すメジャーリーグ

    2017.2.23 16:49 Thursday

    近年のメジャーリーグはアメリカやカナダ出身者だけではなく、ドミニカ共和国やベネズエラ、プエルトリコなどの選手達が増えている。過去のWorld Baseball Classic(WBC)ではドミニカ代表が全勝優勝を果たすなど野球界において中南米出身者の力が大きくなってきている。

    メジャー球団は光る現役を発掘しようと各地に野球アカデミーを設立したり、有望選手発掘イベントを開催したりと裏で常にスカウト活動をしている。先日、ドミニカで6回目となるイベントが行われた。これは2011年にドミニカとベネズエラで始まり、翌年からMLBと提携して正式な国際的な選手発掘イベントとなった。

    その中にエクスポズなど9球団でプレーしたオーランド・カブレラ氏がいた。彼は過去にエクスポズなど9球団で活躍した遊撃手でゴールドグラブ賞2回受賞の実績を持ち、2004年にはレッドソックスで世界一にも輝いたこともある。通算2055本安打を放ち、2011年を最後にメジャーでプレーしていない。

    今回はドミニカやベネズエラだけではなくブラジルやコロンビア、パナマから54人の選手が集まった。ダッシュから始まり、内外野の守備や打撃練習、そして最後には試合が行われた。このイベントは継続して開催され今後は実践形式の練習も多くなるという。その際には300人以上のスカウトや球団関係者が視察に訪れる予定だ。

    主に中南米を中心に選手発掘を行っているメジャーリーグは最近ではスペインやドイツ、南アフリカやオランダ・キュラソー島にコーチを派遣して各国の野球発展に努めている。今回開催されたイベントがより世界中に広がり、将来的にはより多国籍のリーグになることだろう。リーグは既に将来を見据えている。

  • ウィータースがナショナルズ移籍へ

    2017.2.22 17:27 Wednesday

    エキシビションゲームがいよいよ始まる。初戦はダイヤモンドバックスがカルフォルニア州にあるアンテロープ・バレー大学と対戦し、開幕ロースター生き残りをかけてし烈が展開されていく。試合が目前に迫っている中、FAとなっていたマット・ウィータースがナショナルズに移籍すると報じられた。

    ウィータースは30歳の捕手で長い間、オリオールズの扇の要として活躍してきた選手。これまでにオールスター4回に選出され、ゴールドグラブ賞も2回獲得している実力者だ。また、守りだけではなく打撃もウリでシーズン20本塁打以上を3回記録しており、打てる捕手としてチームを支えた。昨年のシーズン通じての成績は打率.243 本塁打17 打点66だった。

    報道によると2年2100万ドルの契約で最初のシーズン終了後に契約を破棄できる
    オプトアウトが盛り込まれているという。ナショナルズはオフにウィルソン・ラモスを放出したことで正捕手となりうる選手を探していた。ウィータースはオリオールズで8年間ホームを守ってきた実績がある。

    ダスティン・ベイカー監督はウィータースの獲得に関して「彼はリーグを代表する捕手の1人だった」と実力を高評価している。

    無事に移籍が決まったウィータースは2014年にトミー・ジョン手術を受けたことがあり、過去2年間は復活を試みていた。昨年は124試合に出場して久々に正捕手の座についた。昨年は17本塁打と打撃が復活したのをみてベイカー監督はナショナルズ打線に
    活気を与えてくれると期待を寄せている。

    ウィータースの加入により、デレク・ノリスやホセ・ロバトン、ペデロ・セベリーノらと正捕手争いが過熱していく。果たして開幕戦で先発マスクを被っているのは誰なのか。

  • 次に300勝投手になるのは誰!?

    2017.2.22 17:13 Wednesday

    野球において記録は選手にとってステータスとなる。昨年はイチロー(マーリンズ)がメジャー通算3000本安打をはじめ、500盗塁や日米通算4300本安打など次々と金字塔を打ち立てていた。もちろん、彼が現役を続ければ続けるほどその記録は伸びていく。野手に限らず投手においても大きな記録に到達できるかどうかは選手次第となる。

    投手部門では「300勝クラブ」という通算300勝を記録した選手が入会できるクラブがあり、現在では24人が所属している。最後に入会したのはランディ・ジョンソンで彼は2009年に45歳で300勝に到達した。

    現在では先発ローテーションも確立し、なかなか300勝に到達する選手は現れなくなった。2000年以降ではジョンソンを含めてわずかに4人で大きな壁となっている。それでも現役を続けている選手の中で将来300勝を目指せる選手が何人かいる。

    〇クレイトン・カーショー(ドジャース)
    28歳にして126勝を挙げている。7年連続2桁勝利を記録しており、2011年と2014年にはシーズン21勝だった。300勝まで174勝を積み重ねる必要があるが、大きなケガもなく順調に進めば達成できる可能性が高い。

    〇フェリックス・フェルナンデス(マリナーズ)
    30歳で通算154勝。過去2桁勝利は10回を数えるチームのエースだ。300勝まであと146勝に迫っている。

    〇マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)
    現在27歳で昨年は通算100勝に到達した。6年連続2桁勝利を挙げており、今季もエースとしてチームをけん引する。300勝まで残り200勝だ。

    現在、300勝に最も近いのはバートロ・コローン(ブレーブス)の233勝、C.C.サバシアの223勝だ。しかしコローンは43歳であり、サバシアは36歳だ。現役を続けるかどうかは本人次第になるが300勝到達までは厳しいとされている。

    果たして次に300勝投手になるのは誰なのか。その誕生をファンは待ちわびている。

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