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  • カブスがワークマン、ストロップの両救援右腕と契約合意

    2021.2.18 12:00 Thursday

     日本時間2月18日、カブスがブランドン・ワークマン、ペドロ・ストロップの両救援右腕と契約合意に達したことが明らかになった。フィリーズからフリーエージェントとなっていたワークマンは年俸100万ドル(+出来高最大200万ドル)のメジャー契約、カブスからフリーエージェントとなっていたストロップはマイナー契約での再契約であることが報じられている。昨季は両者とも不調だったが、本来の実力を発揮できれば大きな戦力となりそうだ。

     現在32歳のワークマンは2019年にレッドソックスでブレイクし、73試合に登板して71.2イニングを投げ、10勝1敗16セーブ、15ホールド、防御率1.88、104奪三振の好成績をマーク。しかし、昨季は開幕からの7登板で4セーブを挙げたものの、防御率4.05と安定感を欠き、フィリーズ移籍後は14試合で防御率6.92とさらに成績が悪化した(シーズン通算の防御率は5.95)。

     一方、現在35歳のストロップは2013年途中にカブスへ加入し、2014年から5年連続で60試合以上に登板して防御率2点台という安定した活躍を披露。2019年は50試合で防御率4.97と成績を落とし、昨季はレッズへ移籍したが、故障によりわずか4試合しか投げられなかった。8月末にレッズを解雇され、マイナー契約でカブスに復帰したが、メジャーでの登板機会はなく、シーズン終了後にフリーエージェントとなっていた。

     カブスはクローザーのクレイグ・キンブレルが2年連続で期待を裏切るパフォーマンスに終わっているが、デービッド・ロス監督は「クレイグが我々の知っている彼である限り、彼が我々のクローザーだ」と復調に期待して今季もキンブレルにクローザーを任せる方針。昨季はクローザー失格となったキンブレルの穴をジェレミー・ジェフレスがカバーしたものの、そのジェフレスはフリーエージェントとなっており、ワークマンにはその穴を埋める働きが期待される。キンブレルがまたしても期待を裏切った場合、ワークマンにはクローザー昇格のチャンスがあるかもしれない。

  • フィリーズがベテラン救援左腕・ワトソンとマイナー契約

    2021.2.18 11:30 Thursday

     日本時間2月18日、フィリーズはジャイアンツからフリーエージェントとなっていた35歳のベテラン救援左腕、トニー・ワトソンとマイナー契約を結んだことを発表した。ワトソンは招待選手としてスプリング・トレーニングに参加する。昨季救援防御率7.06とブルペンが完全崩壊したフィリーズは今オフ、積極的にブルペンの補強を進めており、ワトソンやブランドン・キンツラーなど、マイナー契約の面々も豪華な顔ぶれとなっている。

     ワトソンは昨季ジャイアンツで21試合に登板して1勝0敗2セーブ、10ホールド、防御率2.50を記録。2012年から2019年まで8年連続で60試合以上に登板し、メジャー10年間で通算227ホールド、防御率2.80をマークするなど、長年にわたって安定した活躍を続けている救援左腕である。10勝2敗2セーブ、34ホールド、防御率1.63の好成績を残した2014年にはオールスター・ゲームにも選出されている。

     昨季のフィリーズの救援防御率7.06は過去90年間のメジャーリーグで最も悪い数字だった。このブルペンの完全崩壊を受けて、今オフのフィリーズはブルペンの補強を進めており、40人枠内ではアーチー・ブラッドリー、ホゼ・アルバラード、サム・クーンロッドを獲得。マイナー契約ではワトソン、キンツラー、ヘクター・ロンドン、ネフタリ・フェリスといった実績のあるリリーバーを加えている。

     キンツラーは昨季マーリンズでクローザーを務め、12セーブ、防御率2.22を記録。ロンドンはカブス時代にクローザーを務めた経験があり、2015年には30セーブ、防御率1.67の好成績を残している。また、フェリスはレンジャーズ時代の2010年に40セーブ、防御率2.73をマークして新人王を受賞した。これらの投手が揃って実力を発揮すれば、フィリーズのブルペンは劇的に改善されることになるが、リリーバーをかき集めたフィリーズの補強戦略はどんな結果を生むだろうか。

  • タティスJr.が14年3億4000万ドルで契約延長 米記者が伝える

    2021.2.18 11:00 Thursday

     日本時間2月18日、パドレスが若きスター遊撃手のフェルナンド・タティスJr.と契約延長で合意したことが明らかになった。「FanSided」のロバート・マレーは14年3億4000万ドルという巨額の契約であることを伝えている。2019年3月に20歳でメジャーデビューしたタティスJr.は現在22歳であり、14年契約が終了した時点でもまだ35歳。まだ100試合以上プレーしたシーズンはないものの、パドレスからの期待の大きさがうかがえるビッグな契約となった。

     タティスJr.はメジャー2年目の昨季、59試合に出場して打率.277、17本塁打、45打点、11盗塁、OPS.937を記録。シルバースラッガー賞を初受賞し、「オールMLB」のファースト・チームにも初選出されたほか、MVP投票では4位にランクインした。メジャー1年目の2019年は故障の影響で84試合の出場にとどまったが、打率.317、22本塁打、53打点、16盗塁、OPS.969をマークし、新人王投票3位に名を連ねている。

     メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドによると、今回の契約のなかには1000万ドルを超えるサインボーナスのほか、全球団に対するトレード拒否権が含まれているという。ブレーブスの若きスター外野手、ロナルド・アクーニャJr.が8年1億ドルで契約を延長したことを考えると、今回の14年3億4000万ドルという契約は破格の条件と言える。

     人気テレビゲーム「MLB The Show」のカバーに最年少で抜擢されるなど、球界を代表するスーパースターへの階段を着実に上がっているタティスJr.は、これで球界屈指の超大型契約を手にすることになった。名実ともに球界を代表するスーパースターとなるためには、あとはフルシーズンの大活躍で実力を証明するだけ。今季終了後には2020年代のメジャーリーグを牽引するスーパースターが誕生しているかもしれない。

  • マーリンズがレイズとトレード 救援右腕・カーティスを獲得

    2021.2.18 10:30 Thursday

     日本時間2月18日、マーリンズはレイズへエバン・エドワーズを放出してジョン・カーティスを獲得するトレードが成立したことを発表した。今オフのマーリンズはブルペンの補強を進めており、昨季レイズで好投したカーティスはアンソニー・バース、ロス・デトワイラー、ディラン・フローロらに続いて6人目の補強となる。なお、マーリンズの40人枠はフルに埋まっていたため、カーティスの加入に伴いハロルド・ラミレスのDFAが発表されている。

     現在27歳のカーティスは昨季レイズで17試合(うち3先発)に登板して3勝0敗2セーブ、防御率1.80の好成績をマーク。25イニングを投げて25三振を奪った一方、与えた四球は3つだけだった。2017~18年はツインズ、2019年はエンゼルスでプレーしたが、合計18試合で防御率6.75に終わり、エンゼルスから放出されたあと、フィリーズとマイナー契約を結んだものの、1ヶ月も経たないうちに解雇。しかし、「興味を示してくれた唯一のチーム」(カーティス)というレイズでメジャー復帰を果たし、見事な活躍を見せた。

     今オフのマーリンズはフリーエージェント市場でバース、デトワイラー、トレードでフローロ、アダム・シンバー、カーティス、ルール5ドラフトでザック・ポップと合計6人のリリーバーを補強。キャンプインを目前に控えたタイミングで立て続けに2件のトレードを成立させ、フローロとカーティスを獲得したが、キム・アングGMは「本当に優秀な投手を2人獲得することができた」と期待を口にしている。

     ドン・マティングリー監督はまだクローザーを誰に任せるかを決めていない。イミー・ガルシアや昨季ブルージェイズでクローザーを務めたバースが有力候補に挙げられているものの、フローロやリチャード・ブライアーも候補となっており、キャンプやオープン戦でのパフォーマンスを見て判断していく方針だという。昨季レイズで2セーブを記録したカーティスにもチャンスがありそうだ。

  • メッツ・ティーボウが現役引退を表明 元フットボール選手

    2021.2.18 10:00 Thursday

     日本時間2月18日、ティム・ティーボウ(メッツ)が現役引退を表明した。ティーボウはフロリダ大学2年生のときにハイズマン賞(最も活躍したカレッジ・フットボール選手に与えられる賞)を受賞するなど、フットボールのスターQBとして活躍したが、プロ入り後は期待されたほどの活躍を見せることができず、2016年8月に野球転向を表明。同年9月にメッツとマイナー契約を結び、マイナーでプレーした3シーズンで通算18本塁打を放った。

     ティーボウは発表した声明文のなかで「私はこの旅のすべての瞬間を愛していましたが、今の時点では別の方向に呼ばれているような感じがしています。私は何かに部分的に参加したいとは思いません。何を選ぶとしても、常に100%で参加したいと思っています。この素晴らしい野球の旅を支えてくれたみなさんに改めて感謝します。メッツの一員として過ごした時間をいつも大切にしていきます」と野球やメッツへの思いをつづった。

     現在33歳のティーボウは過去4年連続でマイナー契約の招待選手としてスプリング・トレーニングに参加しており、今年も招待選手のリストに名を連ね、スプリング・トレーニングに参加する予定だった。メジャーリーグでは日本時間2月18日にバッテリー組(投手と捕手)のキャンプがスタートし、数日後には野手も合流してチーム全体でのキャンプが開始される予定だが、ティーボウは自身5度目のスプリング・トレーニングに合流する前に現役引退を決断した。

     ティーボウはマイナーでプレーした3シーズンで合計287試合に出場して打率.223、18本塁打、107打点、5盗塁、OPS.638を記録。2019年にはマイナー最上位のAAA級でプレーしたが、77試合で打率.163、4本塁打、19打点、2盗塁、OPS.495に終わり、メジャー昇格を実現することはできなかった。オープン戦の通算成績は34試合で打率.151、1本塁打、3打点、0盗塁、OPS.454となっている。

  • ジャイアンツが右腕・サンチェスと合意 2016年に15勝2敗の好成績

    2021.2.17 15:00 Wednesday

     「サンフランシスコ・クロニクル」のスーザン・スラッサーによると、ジャイアンツは前アストロズのフリーエージェント右腕、アーロン・サンチェスと1年400万ドルで契約合意に達したようだ。成績に応じて最大250万ドルの出来高が設けられているという。サンチェスは2019年9月に右肩の手術を受け、昨季を全休。2019年12月にアストロズからノンテンダーFAとなったあとは無所属の状態が続いていた。

     サンチェスは昨年10月にマイアミで公開練習を行っていたことが明らかになっており、このときは20球団前後が視察に訪れていたことが報じられている。また、スラッサーはサンチェスが「先週ブルペンで98マイルを投げていた」ことをリポート。これらの情報から判断する限り、昨季を全休する原因となった右肩の故障は癒えているようだ。

     現在28歳のサンチェスは2014年にブルージェイズでメジャーデビューし、2016年に自己最高の成績をマーク。この年は30試合に先発して192イニングを投げ、15勝2敗、防御率3.00、161奪三振という素晴らしい成績を残してオールスター・ゲームに選出されただけでなく、最優秀防御率のタイトルも獲得した。しかし、その後は故障に悩まされるシーズンが続き、2019年7月末にはトレードでアストロズへ移籍。アストロズでは4試合に登板しただけで戦列を離れ、シーズン終了後にノンテンダーFAとなって退団した。

     ジャイアンツは今オフ、ケビン・ゴーズマンにクオリファイング・オファーを提示して引き留めに成功し、フリーエージェント市場ではアンソニー・ディスクラファーニとアレックス・ウッドを獲得。これに契約最終年を迎えたジョニー・クエイトを加えた4人で先発1~4番手は固まっていたが、ローテーションの最後の1枠が空席となっていた。故障なくスプリング・トレーニングを過ごすことができれば、先発5番手にはサンチェスが入ることになるだろう。

  • マドン監督「ショウヘイ・ルールは作りたくない」 大谷への大きな期待

    2021.2.17 14:00 Wednesday

     日本時間2月17日、エンゼルスのジョー・マドン監督はスプリング・トレーニングの開始を目前に控えてZOOMで約45分間のメディア対応を行ったが、最も関心を集めたトピックは大谷翔平だった。エンゼルスは今季の大谷の起用法について具体的なプランをまだ明らかにしていないが、マドンは「100%の状態でキャンプを迎えられると聞いている。本当に状態が良いみたいだ。他の人々と同じように、彼を見るのを楽しみにしている」と語った。

     これまで大谷は週に1度登板し、指名打者として週に3~4試合のペースで出場してきた。しかし、マドンは「これまでの起用法からは離れたいと思っている。彼が成長していくために制限を設けたくない」と語り、大谷の起用法に変更を加えることを示唆。「まずは投手として準備することが必要だと思う。(野手よりも)投手のほうが大変だからね。打者としての準備は2番目だ。我々はそのようにスケジュールを組むし、それが彼にとってベストの方法だと思う」と投手優先の方針を明らかにした。

     大谷はディラン・バンディ、アンドリュー・ヒーニー、グリフィン・キャニング、アレックス・カッブ、ホゼ・キンターナとともに6人制ローテーションを形成することが予想されている。ただし、昨季が60試合制の短縮シーズンだったことを考えると、この6人だけでローテーションを回していく可能性は低い。マドンは開幕までのあいだに投手をさらに獲得する可能性があることにも言及している。

     マドンは大谷が活躍するためのカギとして「健康にプレーすること」と「精神的にポジティブな状態を保つこと」を挙げた。「彼は機会を与えられれば、世代で最高の選手の1人になる可能性を秘めている。彼に何ができて何ができないのかということを私は言いたくない。彼が何をするかを見てみよう。それがどうなるかを見てみよう。今はリミットを設けるつもりはない。『ショウヘイ・ルール』は作りたくないんだ」と語る指揮官の期待は非常に大きい。

     2年850万ドルの契約を結んで迎えるメジャー4年目。大谷は二刀流をやり遂げ、指揮官の期待に応えることはできるだろうか。

  • 「現役選手トップ100」40~21位 30位にダルビッシュが登場!

    2021.2.17 13:00 Wednesday

     「MLBネットワーク」は毎年恒例の企画である「Top 100 Players Right Now」を今年も開催し、「現役選手トップ100」を100位から順にカウントダウン形式で発表している。日本時間2月17日には40~21位の20人が発表され、昨年はトップ100圏外だったダルビッシュ有(パドレス)が30位にランクインした。日本時間18日に20~11位の10人、同19日に10~1位の10人が発表される予定となっている。

     40~21位にランクインした20人の顔ぶれは以下の通り(カッコ内は所属チームと昨年の順位)。

    21位 アーロン・ジャッジ(ヤンキース/16位)
    22位 ブライス・ハーパー(フィリーズ/33位)
    23位 マット・チャップマン(アスレチックス/19位)
    24位 コリー・シーガー(ドジャース/77位)
    25位 ザンダー・ボガーツ(レッドソックス/22位)
    26位 トレイ・ターナー(ナショナルズ/76位)
    27位 ティム・アンダーソン(ホワイトソックス/95位)
    28位 マックス・シャーザー(ナショナルズ/14位)
    29位 トレバー・バウアー(ドジャース/圏外)
    30位 ダルビッシュ有(パドレス/圏外)

    31位 ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス/97位)
    32位 ポール・ゴールドシュミット(カージナルス/46位)
    33位 J・T・リアルミュート(フィリーズ/41位)
    34位 マイケル・コンフォート(メッツ/78位)
    35位 ジェフ・マクニール(メッツ/49位)
    36位 マイケル・ブラントリー(アストロズ/44位)
    37位 マーセル・オズーナ(ブレーブス/圏外)
    38位 クレイトン・カーショウ(ドジャース/61位)
    39位 柳賢振(ブルージェイズ/53位)
    40位 ウォーカー・ビューラー(ドジャース/29位)

     また、すでに発表されている100~41位の顔ぶれは以下の通り(カッコ内は所属チームと昨年の順位)。

    41位 ルーク・ボイト(ヤンキース/圏外)
    42位 ネルソン・クルーズ(ツインズ/51位)
    43位 アンソニー・リゾー(カブス/39位)
    44位 マット・オルソン(アスレチックス/38位)
    45位 マックス・マンシー(ドジャース/36位)
    46位 ジャスティン・ターナー(ドジャース/54位)
    47位 ジョシュ・ドナルドソン(ツインズ/26位)
    48位 ケテル・マーテイ(ダイヤモンドバックス/25位)
    49位 ヤスマニ・グランダル(ホワイトソックス/42位)
    50位 ウィル・スミス(ドジャース/圏外)

    51位 マイク・ヤストレムスキー(ジャイアンツ/圏外)
    52位 アーロン・ノラ(フィリーズ/81位)
    53位 ブランドン・ラウ(レイズ/圏外)
    54位 エロイ・ヒメネス(ホワイトソックス/97位)
    55位 ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ/17位)
    56位 カルロス・コレア(アストロズ/43位)
    57位 ボー・ビシェット(ブルージェイズ/99位)
    58位 リアム・ヘンドリックス(ホワイトソックス/圏外)
    59位 デビン・ウィリアムス(ブリュワーズ/圏外)
    60位 スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ/20位)

    61位 ハビアー・バイエズ(カブス/23位)
    62位 クリス・ブライアント(カブス/34位)
    63位 エウヘニオ・スアレス(レッズ/35位)
    64位 グレイバー・トーレス(ヤンキース/31位)
    65位 ラファエル・デバース(レッドソックス/40位)
    66位 ピート・アロンゾ(メッツ/24位)
    67位 ドミニク・スミス(メッツ/圏外)
    68位 ジャック・フラハティ(カージナルス/28位)
    69位 ルーカス・ジオリト(ホワイトソックス/圏外)
    70位 マックス・フリード(ブレーブス/圏外)

    71位 キャバン・ビジオ(ブルージェイズ/圏外)
    72位 オジー・アルビーズ(ブレーブス/55位)
    73位 マーカス・セミエン(ブルージェイズ/30位)
    74位 ディネルソン・ラメット(パドレス/圏外)
    75位 ランス・リン(ホワイトソックス/圏外)
    76位 チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ/85位)
    77位 ウィット・メリフィールド(ロイヤルズ/56位)
    78位 ジオ・ウルシェラ(ヤンキース/圏外)
    79位 前田健太(ツインズ/圏外)
    80位 ブレイク・スネル(パドレス/83位)

    81位 ウィルソン・コントレラス(カブス/79位)
    82位 サルバドール・ペレス(ロイヤルズ/圏外)
    83位 ルルデス・グリエルJr.(ブルージェイズ/圏外)
    84位 カイル・ヘンドリックス(カブス/圏外)
    85位 ルイス・カスティーヨ(レッズ/91位)
    86位 ソニー・グレイ(レッズ/圏外)
    87位 ジョーイ・ギャロ(レンジャーズ/64位)
    88位 アレックス・ベルドゥーゴ(レッドソックス/圏外)
    89位 ブランドン・ニモ(メッツ/圏外)
    90位 ヨアン・モンカダ(ホワイトソックス/60位)

    91位 バイロン・バクストン(ツインズ/圏外)
    92位 オースティン・メドウズ(レイズ/45位)
    93位 カイル・ルイス(マリナーズ/圏外)
    94位 ルイス・ロバート(ホワイトソックス/圏外)
    95位 ジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ/74位)
    96位 タイラー・グラスナウ(レイズ/92位)
    97位 ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース/63位)
    98位 J・D・マルティネス(レッドソックス/27位)
    99位 トレイ・マンシーニ(オリオールズ/圏外)
    100位 ランディ・アロザレーナ(レイズ/圏外)

  • カブス・ロス監督「今季200イニングを投げる投手はいないだろう」

    2021.2.17 12:30 Wednesday

     今季は各球団が先発投手の起用法に頭を悩ませるシーズンとなることが予想されている。昨季が60試合制という異例の短縮シーズンでの開催となったため、メジャーで最も投球回数が多かった投手でも80イニング前後しか投げておらず、今季いきなり従来の200イニングを投げるようなことになれば、大きな故障につながってしまう危険性があるからだ。カブスのデービッド・ロス監督は「今季200イニングを投げる投手はいないだろう」と自身の見解を語っている。

     カブスのジェッド・ホイヤー編成本部長は「固定された5人の先発ローテーションという考え方は現実的ではないと思う」とコメント。従来の5人制ローテーションであれば、先発投手はそれぞれ180イニング前後を投げることになるが、それは昨季と比較して投球イニング数が3倍に跳ね上がることを意味する。これでは故障リスクが高まってしまうため、各球団は先発投手を多めに確保するといった対応を迫られている。

     マリナーズのように6人制ローテーションを採用することを明らかにしているチームもあるが、ロスによると、カブスは6人制ローテーションを採用するつもりはなく、先発とリリーフを行き来させるなどして各投手の投球イニング数を管理する方針のようだ。先発投手を早めに降板させたり、ローテーションを1周飛ばしたりして投球イニング数を調整するといった方法も考えられる。先発投手のイニング数が減少するしわ寄せはブルペンに行くため、結局のところ、先発投手だけでなくブルペンの層も厚くしておくことが重要になる。

     また、カージナルスのジョン・モゼリアック編成本部長は「先発ローテーションの強さを考えるとき、5人だけの名前を見るのではなく、デプス(=層の厚さ)が重要だ」と語っている。5人だけで1年間のローテーションを回せる可能性は皆無に等しく、6番手や7番手、あるいは10番手や11番手の先発投手が必要となるケースも出てくる。そのポジションの投手のクオリティが大きく下がってしまうようであれば、「162試合制復帰1年目」のシーズンを勝ち抜くことはできないだろう。

     いかに各投手の故障リスクを低減しつつ、登板する投手のクオリティを保っていくか。各球団の首脳陣の手腕が問われることは間違いない。「投手のデプス」が勝敗を分けるシーズンとなりそうだ。

  • カブス・ホイヤー編成本部長 ブライアント放出の噂を否定

    2021.2.17 12:00 Wednesday

     日本時間2月17日、カブスのジェッド・ホイヤー編成本部長はスプリング・トレーニングのスタートを目前に控えたZOOMでのメディア対応のなかで「我々は現在、いかなるトレード交渉も行っていない」と語り、クリス・ブライアント放出の噂を明確に否定した。先日、ブライアントのトレードについてメッツとの交渉が再開されたことが報じられたばかりだが、「しばらくのあいだ、トレード交渉は行っていない」とホイヤーは語っている。

     ホイヤーが否定したとはいえ、トレードの噂が消滅することはないとみられる。カブスは今オフ、ジョン・レスターやカイル・シュワーバーがチームを去り、契約を3年残していたダルビッシュ有もトレードで放出。ブライアント、ハビアー・バイエズ、アンソニー・リゾーの3人は今季終了後、正捕手のウィルソン・コントレラスは来季終了後にフリーエージェントとなるなど、2016年にワールドシリーズ制覇を成し遂げたチームは転換期を迎えている。

     特にブライアントは、これまでにサービスタイム(メジャー登録日数)の扱いをめぐってフロントと衝突した経緯なども考えると、契約延長の可能性が限りなく低いため、フリーエージェントになる前にトレードで放出されることが確実視されている。デービッド・ロス監督は「私は彼(=ホイヤー)を信頼しているし、彼のビジョンを信じている」と語っているが、今季終了までのどこかのタイミングでブライアントを失うことになるだろう。

     カブスが今オフに獲得した新戦力はいずれも今季終了後にフリーエージェントとなる選手ばかりであり、今季のポストシーズン進出を諦めていない一方で、ホイヤーにとって今季があくまでも「つなぎのシーズン」に過ぎないことは明白。開幕から低調な戦いが続くようであれば、契約が残り1年の選手をなりふり構わず放出し、有望株の確保に走るに違いない。今季終了時にブライアントがカブスのユニフォームを着ている可能性は極めて低いのではないだろうか。

  • ブリュワーズがB・アンダーソンと1年250万ドルで再契約へ

    2021.2.17 11:30 Wednesday

     日本時間2月17日、ブリュワーズが自軍からフリーエージェントとなった先発左腕ブレット・アンダーソンと1年250万ドルで再契約を結ぶことで合意したことが明らかになった。「ESPN」のジェフ・パッサンによると、最大100万ドルの出来高が設けられているようだ。ブリュワーズの先発ローテーションは右腕偏重のため、3度の2ケタ勝利を含む通算63勝の実績を誇るアンダーソンは左右のバランスを改善する存在となりそうだ。

     現在33歳のアンダーソンは昨季ブリュワーズで10試合に先発して4勝4敗、防御率4.21を記録。12年間のメジャー生活で規定投球回をクリアしたシーズンは3度しかないが、その3シーズンはすべて2ケタ勝利を記録しており、2019年にはアスレチックスで自己最多の13勝をマークした。奪三振率が低く、シンカー主体の打たせて取るピッチングでゴロを量産するのが特徴である。

     今季のブリュワーズはブランドン・ウッドラフとコービン・バーンズの2本柱に加え、ジョシュ・リンドブロム、エイドリアン・ハウザー、エリック・ラウアー、フレディ・ペラルタ、ブレント・スーターらが先発候補となっているが、左腕は若手のラウアーとリリーフ兼任のスーターの2人だけ。先発1~4番手に予定されている4人はいずれも右腕であり、アンダーソンはチームにとって貴重な先発左腕となる。

     なお、ブリュワーズはブルージェイズからノンテンダーFAとなっていたトラビス・ショウとマイナー契約で合意したことも報じられている。現在30歳のショウは2017~19年にブリュワーズでプレーし、2017年から2年連続で30本以上の本塁打を放つなど活躍。2年ぶりの古巣復帰ということになる。メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドによると、メジャーへ昇格した場合の年俸は150万ドルで、最大150万ドルの出来高のほか、3月15日にオプトアウト(契約破棄)できる条項も盛り込まれているようだ。

  • パイレーツが先発補強 T・アンダーソンと1年250万ドルで合意

    2021.2.17 11:00 Wednesday

     日本時間2月17日、パイレーツがジャイアンツからノンテンダーFAとなっていた先発左腕タイラー・アンダーソンと1年250万ドルで合意したことが明らかになった。パイレーツは今オフ、ジョー・マスグローブをパドレス、ジェイムソン・タイオンをヤンキースへトレードで放出したため、先発の駒不足が課題となっていた。デレク・シェルトン監督は先発補強に動く可能性があることを示唆していたが、その言葉通りの補強となった。

     現在31歳のアンダーソンは2016年にロッキーズでメジャーデビューし、19試合に先発して5勝6敗ながら防御率3.54と安定感のあるピッチングを披露。翌年は左膝の故障により17試合(うち15先発)しか投げられず、6勝6敗、防御率4.81に終わったが、2018年は1年を通して先発ローテーションを守り、初めて規定投球回をクリアした。

     ところが、2019年は再び左膝の故障に悩まされ、わずか5試合に投げただけでシーズン終了。オフにウエーバーでジャイアンツへ移籍し、一旦ノンテンダーFAとなったあと、ジャイアンツと再契約した。昨季は13試合(うち11先発)に登板して4勝3敗、防御率4.37を記録。規定投球回にはアウト1つ足りなかったが、故障さえなければ先発4~5番手レベルの働きができることを改めて証明した。

     新天地・パイレーツでアンダーソンに期待されるのは、先発4~5番手として多くのイニングを消化する「イニングイーター」としての役割だ。今季のパイレーツはスティーブン・ブロールト、チャド・クール、有望株ミッチ・ケラーの3人が先発1~3番手を務め、JT・ブルベイカー、コディ・ポンセ、ウィル・クロウらが残りの枠を争う見込みだが、規定投球回をクリアした実績のある投手は1人もいない。それだけに、2018年に176イニングを投げているアンダーソンは貴重な戦力となる。

     今季終了後にはフリーエージェントとなる予定であり、自己最高の成績を残してアピールしたいところだ。

  • 山口がリリース・ウエーバーを通過 正式にフリーエージェントに

    2021.2.17 10:30 Wednesday

     日本時間2月17日、ブルージェイズは山口俊がリリース・ウエーバーを通過し、正式にフリーエージェントとなったことを発表した。リリース・ウエーバーとは球団が選手をリリース(解雇)する際に取られる手続き。山口は昨季の成績と比較して年俸が317万5000ドルと高額なため、獲得を希望する球団は現れなかった。なお、ブルージェイズは山口の今季の年俸を負担する必要があり、山口は317万5000ドルを受け取ることができる。

     現在33歳の山口は2019年オフに読売ジャイアンツからポスティング制度を利用し、ブルージェイズと2年635万ドルで契約。先発ローテーション入りを果たせず、ブルペンの一員として昨季の開幕を迎えたが、メジャー初登板から2試合連続でタイブレークの延長10回に登板するという不運もあり、2試合連続負け投手(防御率36.00)という最悪のスタートを切った。

     8月に入るとロングリリーフで好投する試合が増え、9月上旬には防御率が3点台まで改善。ところが、9月15日のヤンキース戦で7失点の大炎上を喫すると、シーズン最後の2登板でも合計7点を失い、防御率8点台でシーズンを終えることに。メジャー1年目は17試合に登板して2勝4敗、1ホールド、防御率8.06という成績だった。

     メジャー2年目の今季は先発の座を勝ち取ることを目指していたが、ブルージェイズは自軍からフリーエージェントとなったロビー・レイと再契約し、メッツとのトレードでスティーブン・マッツも獲得。先発ローテーションに山口が入る余地はなく、「ロングリリーフをこなせる右腕」というポジションも先発ローテーションから押し出されたロス・ストリップリングと新加入のタイラー・チャットウッドで埋まってしまったため、山口は余剰戦力となっていた。

     その結果、ブルージェイズはレッドソックスから26歳のジョエル・パヤンプスをウエーバーで獲得する際に山口のDFAを決断。大方の予想通り、ウエーバーでの獲得を希望する球団は現れず、山口は正式にフリーエージェントとなった。

  • Rソックスが澤村獲得を正式発表 2年契約+オプション1年

    2021.2.17 10:00 Wednesday

     日本時間2月17日、レッドソックスは千葉ロッテマリーンズから海外フリーエージェント権を行使してメジャーリーグ移籍を目指していた澤村拓一と2年契約を結んだことを正式に発表した。2023年の契約は「二重の球団/選手オプション」と発表されており、澤村の成績次第で条件が変動するものとみられる。なお、「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールは澤村の契約について「2年間の保証額は300万ドル、3年間の総額は最大で765万ドル」と伝えている。

     メジャーリーグ公式サイトでレッドソックスの番記者を務めるイアン・ブラウンは澤村の起用法について「マット・バーンズ、アダム・オッタビーノ、ダーウィンソン・ヘルナンデスとともに試合終盤のリリーフという大きな役割を担う可能性がある」と伝えている。ブラウンによると、アレックス・コーラ監督はまだクローザーを決めておらず、複数の投手を使い分ける可能性があり、その候補に澤村が含まれる可能性もあるという。

     レッドソックスは澤村について「レッドソックスでプレーする9人目の日本出身選手」と紹介。過去にはデーブ・ロバーツ(現ドジャース監督・沖縄出身)、大家友和、野茂英雄、松坂大輔、岡島秀樹、斎藤隆、田澤純一、上原浩治がプレーしており、レッドソックスで日本出身選手がプレーするのは2016年の田澤と上原以来5年ぶりとなる。

     なお、レッドソックスはロースターの40人枠がフルに埋まっていたため、澤村の加入に伴いジェフリー・スプリングスのDFAを発表している。スプリングスは28歳の左腕で、昨年1月にサム・トラビスとのトレードでレンジャーズから加入。昨季は16試合に登板して0勝2敗、1ホールド、防御率7.08という成績だった。

     レッドソックスは現地時間2月18日にバッテリー組(投手と捕手)がキャンプイン。同22日に野手が合流してチーム全体でのキャンプがスタートし、同28日にオープン戦の初戦(対ツインズ)を迎える予定となっている。

  • 投手補強を狙うメッツ 救援右腕・ローゼンタールに興味

    2021.2.16 14:00 Tuesday

     タイワン・ウォーカーやジェイク・オドリッジといった先発投手への関心が報じられているメッツだが、それと並行してブルペンの補強も狙っているようだ。地元紙「ニューヨーク・ポスト」のマイク・プーマによると、メッツはパドレスからフリーエージェントとなったトレバー・ローゼンタールに興味を示しているという。大不振の2019年から一転、昨季見事な復活を遂げた右腕は、積極的な補強を展開するメッツに加わることになるのだろうか。

     現在30歳のローゼンタールはカージナルス時代に絶対的守護神として活躍。メジャー3年目の2014年に45セーブを記録すると、翌2015年には2勝4敗48セーブ、防御率2.10の好成績をマークし、球団の年間最多セーブ記録を更新してオールスター・ゲームにも初選出された。しかし、その後は成績が悪化し、2017年にはトミー・ジョン手術。同年オフにフリーエージェントとなり、2018年は無所属のまま1年を過ごした。

     2019年はナショナルズの一員として開幕を迎えたが、開幕からの4登板でアウトを1つも取れない大波乱の幕開けとなり、防御率22点台で6月下旬に解雇。タイガースでも防御率7点台に終わり、マイナー契約で加入したヤンキースではメジャーでの登板機会すら与えられなかった。

     ところが、昨季はカージナルス時代の指揮官であるマイク・マシーニー監督が率いるロイヤルズでクローザーとして復活を遂げ、14試合に登板して7セーブを記録。8月末にパドレスへ移籍すると、移籍後は9試合に登板して10イニングを自責点0(失点は1)に抑えるほぼ完璧なピッチングを披露した。結局、昨季は2球団合計で23試合に登板して1勝0敗11セーブ、防御率1.90という見事な成績を残し、現在フリーエージェント市場に残っているベストの救援投手と言われている。

     メッツにはエドウィン・ディアスというクローザーがいるものの、過去2年間のセーブ成功率は74.4%と信頼感に欠けるため、ローゼンタールの獲得に成功した場合はディアスがセットアッパーに回ることになるかもしれない。先発投手補強の行方とともに、ローゼンタールの動向にも注目したい。

  • ドジャース・カーショウ 来季以降の現役続行は「わからない」

    2021.2.16 13:00 Tuesday

     クレイトン・カーショウ(ドジャース)は今季がメジャー14年目のシーズンとなる。ドジャースと結んでいる3年9300万ドルの契約は今季限りで終了。ドジャースとの契約延長交渉はまだ開始されておらず、現時点では今季終了後にフリーエージェントとなる立場である。よって、カーショウにとって今季がドジャースでプレーする最後のシーズンとなる可能性もある。カーショウは地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」に対し、自身の将来について「わからない」と語っている。

     カーショウは来月19日に33歳の誕生日を迎える。現役引退を考えるにはまだ早い。しかし、最多勝3度、最優秀防御率5度、最多奪三振3度、投手三冠王1度、MVP1度、サイ・ヤング賞3度という輝かしい実績に加え、昨季は念願のワールドシリーズ制覇を達成。1人のプロ野球選手としてやり残したことはほとんどないに等しい。

     この点についてはカーショウ自身も認めており、チャンピオン・リングを手にしたことでモチベーションに変化があったという。ただし、野球に対するモチベーションが失われたわけではなく、ワールドシリーズ制覇だけを目指していたこれまでに対し、現在は「勝って当たり前と思われている素晴らしいチームで勝たなければならない」というプレッシャーと戦うことにモチベーションを感じているようだ。

     ドジャースでの現役続行に問題があるとすれば、それは家族の存在だ。カーショウの自宅はテキサス州ダラスにあるが、これまでは子供たちが就学前だったため、気軽にロサンゼルスへ遊びに行くことができた。しかし、カーショウが実績を積み重ねるあいだに子供たちも年齢を重ねており、妻・エレンは「シーズン中に子供たちを学校から連れ出してロサンゼルスへ行くのは簡単なことではない」と話している。

     また、トレバー・バウアーに3年1億200万ドルという破格の契約をオファーしたドジャースがカーショウを引き留めるためにどんな契約をオファーするかも注目される。ドジャースは今季終了後にフリーエージェントとなる選手の総額で8000万ドル近い資金が浮くため、カーショウとの再契約は不可能ではないものの、コリー・シーガーの流出も阻止しなければならない。また、カーショウに対する次のオファーは間違いなくバウアーへの破格のオファーと比較されることになる。一歩間違えればカーショウのプライドを大きく傷つけることにもなりかねない。

     もしカーショウが家族との時間を優先するのであれば、レンジャーズでの現役続行という方法も考えられる。もちろん、ドジャースへの強い愛着を口にするカーショウが家族との時間を犠牲にしてドジャースでの現役続行を選択する可能性もある。現時点でカーショウが「わからない」と発言している以上、カーショウの将来は誰にもわからない。「できるだけ長く投げ続けたい」とも語っているカーショウだが、自身の将来についてどんな決断を下すのだろうか。

  • メッツがピラーと1年契約で合意 ブラッドリーJr.からは撤退か

    2021.2.16 12:30 Tuesday

     日本時間2月16日、メッツがロッキーズからフリーエージェントとなっていたケビン・ピラーと1年契約を結ぶことで合意したことが明らかになった。ジョージ・スプリンガーの獲得に失敗したメッツは今季もブランドン・ニモを正中堅手として起用する見込みだが、アルバート・アルモラJr.に加えてピラーまで獲得。外野手の層はかなり厚くなっており、ジャッキー・ブラッドリーJr.の獲得に動く可能性は限りなく低くなったと言えそうだ。

     現在32歳のピラーは昨季レッドソックスとロッキーズで合計54試合に出場して打率.288、6本塁打、26打点、5盗塁、OPS.798を記録。かつてメジャー屈指のレベルを誇った守備力には衰えがみられるものの、近年は打撃力がアップしており、昨季の打率.288、出塁率.336、長打率.462はいずれも自己ベストを更新した。

     レギュラー級の実力を持つピラーだが、外野手の層が厚いメッツではレギュラーの座は保証されていない。外野の両翼にはドミニク・スミス、マイケル・コンフォートという好打者がおり、右打ちのピラーは左打ちのニモと中堅でのプラトーン起用が有力。アルモラJr.やギジェルモ・エレディア、ホゼ・マルティネスも控えており、さらにはジョナサン・ビヤーも外野を守ることができるため、2チーム分の外野トリオを形成できそうなくらいの選手層となっている。

     スプリンガーやトレバー・バウアーといった大物フリーエージェント選手の獲得を逃したことばかりが目立っている今オフのメッツだが、インディアンスとのトレードでフランシスコ・リンドーアとカルロス・カラスコを獲得したほか、捕手にジェームス・マッキャン、ブルペンにはトレバー・メイやアーロン・ループを加えるなど、的確な補強を展開。一連の補強のなかで選手層も非常に厚くなっている。今後は投手補強に動くとみられており、さらに戦力アップして開幕を迎えることになりそうだ。

     なお、ピラーの契約条件について「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンは「1年500万ドル、最大で2年1000万ドル」と伝えている。

  • ツインズが先発右腕・シューメイカーと1年200万ドルで契約合意

    2021.2.16 12:00 Tuesday

     日本時間2月16日、ツインズがブルージェイズからフリーエージェントとなっていた先発右腕マット・シューメイカーと1年200万ドルで合意したことが明らかになった。最大25万ドルの出来高が設けられているという。ツインズは前田健太とホゼ・ベリオスを筆頭に先発ローテーション5枠のうち4番手までの顔ぶれは固まっており、シューメイカーはランディ・ドブナックやその他の若手投手とともに先発5番手の座を争うことが予想されている。

     現在34歳のシューメイカーは2013年にエンゼルスでメジャーデビューし、メジャー2年目の2014年には規定投球回不足ながら16勝4敗、防御率3.04の好成績をマークして新人王投票で2位にランクイン。しかし、故障が非常に多く、2ケタ勝利はこの1度のみで、規定投球回をクリアしたシーズンは1度もない(2016年の160イニングが自己最多)。

     過去2年間はブルージェイズでプレーしたが、2019年は左膝前十字靭帯断裂の重傷を負って5試合しか投げられず、昨季も右肩の炎症で戦列を離れたため、レギュラーシーズンの登板は6試合だけ。ただし、レイズとのワイルドカード・シリーズでは第1戦の先発を任され、3イニングを2安打無失点に抑える好投で、与えられた役割をしっかり果たした。

     今季のツインズの先発ローテーションは、前田、ベリオス、マイケル・ピネイダ、J・A・ハップで4番手までは確定しており、シューメイカーは昨季10先発で6勝を挙げたドブナックと5番手の座を争う見込み。ドブナックのほかにも、デビン・スメルツァーやルイス・ソープといった若手投手が虎視眈々と先発の座を狙っており、ジョーダン・バラゾビックやヨアン・デュランといったプロスペクトも控えている。

     現時点ではシューメイカーが先発5番手の最有力候補とみられており、故障なくスプリング・トレーニングを過ごし、1年間健康にプレーできるかどうかがポイントとなりそうだ。

  • Rソックス・澤村は2年300万ドル、最大で3年765万ドルとの報道

    2021.2.16 11:30 Tuesday

     レッドソックスとの契約成立が目前となっている澤村拓一について、具体的な契約条件が明らかになりつつある。「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールによると、基本の契約は2年300万ドル。ここに複雑な条件が盛り込まれた2023年の球団オプションが付属しており、澤村がすべての条件をクリアした場合、契約は最大で3年765万ドルになるという。当初は「2年240万ドル+出来高」と報じられていたが、より好条件の契約となっているようだ。

     レッドソックスは現在、ロースターの40人枠がフルに埋まっており、選手を新しく40人枠に追加するには誰かを外さなければならない。ダスティン・ペドロイアが引退して空いた枠にエンリケ・ヘルナンデスが入り、ギャレット・リチャーズと正式に契約した際はジョエル・パヤンプス、マーティン・ペレスと正式に契約した際はクリス・マッザがDFAとなったが、澤村とマーウィン・ゴンザレスをロースターに追加するときにも同様の措置が必要。トミー・ジョン手術のリハビリ中のクリス・セールを60日間の故障者リストに入れることで1枠を空けることができるため、レッドソックスは故障者リストの使用が解禁されるのを待っているとみられる。

     各球団のロースター状況を整理している「Roster Resource」というサイトでは、澤村はすでにレッドソックスのブルペンに一角に組み込まれており、マット・アンドリース、ダーウィンソン・ヘルナンデスらとともに試合中盤のリリーフを担うとの予想。7回担当のセットアッパーにライアン・ブレイシア、8回担当のセットアッパーにアダム・オッタビーノ、クローザーにマット・バーンズの名前が入っているが、いずれの投手も絶対的な存在ではなく、今後のパフォーマンス次第で澤村がセットアッパーやクローザーに格上げされる可能性は十分にある。

     契約のなかにどのような条件が盛り込まれているかは現時点では不明だが、セットアッパーやクローザーを任されるような成績を残した場合、澤村が手にするサラリーは「3年765万ドル」に近付いていくことになるはずだ。

  • ヤンキースが左腕・ウィルソンと合意 メッツとの争奪戦制す

    2021.2.16 11:00 Tuesday

     日本時間2月16日、ヤンキースがメッツからフリーエージェントとなっていた救援左腕ジャスティン・ウィルソンと契約合意に達したことが明らかになった。メッツも貴重な救援左腕であるウィルソンとの再契約を目指しており、ニューヨークを本拠地とする2球団による争奪戦が繰り広げられていたが、最終的にはヤンキースが獲得に成功。なお、ウィルソンは2015年にヤンキースでプレーしており、6年ぶりの古巣復帰となった。

     現在33歳のウィルソンは2012年にパイレーツでメジャーデビューし、2014年オフにフランシスコ・セルベリとのトレードでヤンキースへ移籍。2015年はヤンキースで74試合に登板して5勝0敗、29ホールド、防御率3.10の好成績を残したが、同年オフにルイス・セッサ、チャド・グリーンとのトレードでタイガースへ放出された。

     その後、カブスを経てメッツへ移籍。2019年は左肘痛で2度にわたって戦列を離れたため、45試合の登板にとどまったが、4勝2敗4セーブ、9ホールド、防御率2.54と安定したパフォーマンスを見せ、昨季は23試合に登板して2勝1敗、10ホールド、防御率3.66を記録した。メジャー9年間で防御率4点台のシーズンは2度しかなく(最悪でも4.20)、通算防御率3.27をマークしている。

     ウィルソンの加入により、ヤンキースのブルペンにはアロルディス・チャップマン、ザック・ブリットンと合わせて左腕が3人となった。しかし、ブリットンはセットアッパーとして8回、クローザーのチャップマンは9回に投げることが多いため、必要な場面でフレキシブルに使える左腕としてウィルソンを獲得できた意味は非常に大きい。

     なお、ヤンキースの傘下には2018年ドラフト23巡目指名で入団したジャスティン・ウィルソンという救援右腕がいる。こちらのウィルソンは「ちょっとした発表ですが、僕は契約したばかりの左腕ジャスティン・ウィルソンではありません」とツイートし、メジャーリーグ公式サイトの記事のなかでも取り上げられている。

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