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  • ついにホズマーの去就決定 パドレスと8年契約

    2018.2.18 15:00 Sunday

     野手のキャンプが始まり選手がこれから本格的な競争が始まっていく。そんな中でまだ数多く残っているFA組の移籍先を早く決めたいところだ。パドレスは一塁手の補強としてロイヤルズからFAとなっていたエリック・ホズマーと8年契約を結んだ。

     28歳のホズマーはメジャー7年間ロイヤルズ一筋の一塁手でチームの顔というべき存在。昨年も安定した打撃でレギュラーシーズンは全162試合に出場して打率.318 25本塁打 94打点の成績を残し打線を支えた。また、ゴールドグラブ賞も受賞し攻守ともに充実した年となった。シーズン後はFAとなり一塁手部門で注目の1人として複数球団が興味を示していた。

     今回の契約は8年1億4400万ドルで先日、カブスと契約したダルビッシュ有の6年1億2600万ドルを超える今オフで最大の契約となった。MLBネットワークのジョン・モロシ記者によると契約5年目の2022年オフには契約を破棄することができるオプトアウトが可能だという。同時にこの契約はパドレス球団史上最大のものになると伝えている。

     パドレスは2006年を最後にポストシーズンに進出できていない。昨年も地区4位と苦しみ今季は巻き返しを狙っている。オフにはチェイス・ヘッドリーやクリス・ヤングらと契約し徐々に補強を進めてきた。ここにきて安定した打撃成績が期待できるホズマーを加えることで長期に渡って中心選手として中軸を任せることができる。ホズマーは牧田和久にとっても心強い味方になりそうだ。


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  • レンジャーズがノーヒッターのボルケスとマイナー契約

    2018.2.17 18:00 Saturday

     オフはFAとなった選手がどこのチームに行くのか気になるところだが、今回はキャンプが始まった今でも数多くの選手の所属先が決まっていない状態だ。最近ではマイナー契約でチームに合流する機会が増えている。そんな中、レンジャーズはエディソン・ボルケスと契約を結んだ。

     34歳のボルケスは昨年は不本意な年を過ごした。3月にはドミニカ共和国代表としてWBCに出場。シーズン中は開幕投手を務めるもWBCの疲れからか4月は勝利を挙げることができなかったが、日本時間6月4日のダイヤモンドバックス戦ではノーヒッターを達成して週間MVPにも選出された。6月は3勝と奮闘したが、右肘を故障したことでトミー・ジョン手術を受けることになり7月を最後に投げていない。1年通じての成績は17試合に登板して4勝8敗 防御率4.19だった。

     レンジャーズはトミー・ジョン手術から復活を目指すボルケスと2年契約。チーム合流後は招待選手としてメジャーキャンプに参加し、アリゾナの施設でリハビリに取り組む。2年目の契約はオプションになる見込みで来季の復帰を目指している。ジョン・ダニエルズGMは「ボルケスとは2019年の契約だ。今年はリハビリに時間を費やし、来年に良好な状態でプレーしてほしい」と話している。

     ボルケスにとってメジャーへの第一歩はレンジャーズから始まっている。2001年にマイナー契約を結んだ彼はマイナーで実践経験を積み、2005年にメジャー昇格している。レンジャーズではメジャー3年間で3勝しか挙げることができなかったが、移籍先の各球団で活躍し、キャリアを積み重ねてきた。そして今回、プロ生活を始めた古巣に戻り復活を目指す。


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  • メッツがベテラン左腕・バルガスと2年契約

    2018.2.17 17:00 Saturday

     2016年以来のポストシーズン進出を目指すメッツにとって課題として挙げられているのは先発陣。選手個々の力は大きいものの、故障者が続出し思うような結果を残せていない。そこでチームはロイヤルズに所属していた。ジェイソン・バルガスと2年契約を結ぶ。

     35歳のバルガスは2015年に受けたトミー・ジョン手術から本格的に復帰した昨季はロイヤルズの左腕エースとして18勝を挙げて最多勝を獲得した。またオールスターには初選出され、最高のシーズンを送った。しかし左投手ながら左打者によく打たれ、被打率.311と課題も残した。1年通じての成績は32試合に登板して18勝11敗 防御率4.16だった。

     今回の契約は2年1600万ドルで3年目は800万ドルのオプション付きだという。2007年以来となるメッツ復帰となったバルガスは当時、1勝も挙げることができなかったが、年数を経て力を付けた彼は先発ローテーションの一角としてノア・シンダーガードやジェイコブ・デグロムらと共に投手陣をけん引していく。そんな中、ミッキー・キャラウェイ新監督は「長いイニングを投げることはないと思う」と話している。今年は先発を6人制にする方針のためにこれまでよりもイニングが少なくなるようだ。

     バルガスはトミー・ジョン手術の影響で2年はほぼ投げることができなかったが2010年から平均で188イニングを投げている。35歳になったが、昨年は179回2/3を投げた。それでも現地報道によるとシンダーガードとデグロムに次、先発3番手の働きを期待されているようだ。キャンプが始まり先発ローテーション争いがし烈となる中、ベテラン左腕の加入はどのような影響を与えるのか。バルガスの新天地での投球に期待したい。


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  • ツインズが通算90勝右腕・A.サンチェスと契約へ

    2018.2.17 16:00 Saturday

     先日、ダルビッシュ有のカブス加入が決まったことで彼と契約できなかったチームは他の先発投手探しに必死だ。キャンプも始まっている中で1日でも早く陣容を決めなければならない。そんな中でツインズはアニバル・サンチェスと契約を結ぶ見込みだ。

     33歳のサンチェスは昨年、開幕はリリーフとして開幕を迎えるも途中から先発に転向して投げていた。途中で故障にも悩まされたこともあり思うように勝ち数が増えなかった。1年通じての成績は28試合(17先発)に登板して3勝7敗 防御率6.41だった。シーズン終了後はFAとなり新たな移籍先を探していた。

     通算90勝、2013年には防御率2.57で最優秀防御率のタイトルを獲得したサンチェスは先発として262試合の先発登板があり、経験豊富なベテラン右腕だ。ツインズはオフに実績のある先発投手を探しており、ダルビッシュを逃した今、サンチェスに白羽の矢が立った。しかし、メディカルチェックが残っているために球団からは正式契約の発表はされていない。

     今回の契約は1年250万ドルでこれに加えて250万ドル出来高が付いているという。近年は不振に苦しんでいるサンチェス。その原因として挙げられているのは直球であり、「ファングラフス」によると最優秀防御率を獲得した2013年の平均球速が93.8マイルだったのに対し、昨年は90.7マイルだったという。2014年を境に年々、速度が低下していることが問題だ。また、スライダーもよく打たれていることも問題視されており、昨年の被打率は.471と高めだった。

     ツインズの投手陣の仲間入りを果たすサンチェスは若手選手の手本としての役割も担うことになる。まだ正式発表はされていないが、チームの2年連続のポストシーズン進出をめざしてベテラン右腕は新天地で復活を目指す。


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  • ブリュワーズが先発候補獲得 マイリーとマイナー契約

    2018.2.17 15:00 Saturday

     既にバッテリー間のキャンプが始まっているが、最近になって駆け込みでチームとマイナー契約する選手が多くなった。以前から先発投手の補強を目指していたブリュワーズはオリオールズに所属していたウェイド・マイリーと契約を結んだ。

     31歳のマイリーは昨年、開幕直後から故障者リスト入りするもすぐに先発ローテーションに復帰した。ローテーションこそ守るもなかなか勝ちに恵まれす不本意なシーズンを送った。1年通じての成績は32試合に登板して8勝15敗 防御率5.61だった。特に制球に苦しみ、2012年に16勝を挙げて活躍していた時の面影はなかった。

     マイリーは招待選手としてメジャーキャンプに参加する。今回の契約はメジャー昇格を果たした場合の基本給は250万ドルになり、さらに320万ドルのインセンティブが付くという。近年は不調に苦しんできたマイリーの今年に賭ける思いは相当なもので「過去2年は本来の力を出すことができなかった。今はもう投げる準備はできている」と話している。オフには元サマーリーグのコーチであるクリス・ウェストコット氏の指導を受けた。そこではビデオを使用して自身のフォームチェックなど修正箇所を確認していたという。

     ブリュワーズはダルビッシュ有の獲得を目指していたが、カブス入団が決まったことで他の先発投手獲得に方向転換。近年は不調とはいえ通算66勝、200試合に登板しているマイリーの経験に白羽の矢が立った。クレイグ・カウンセル監督は「私たちは彼がどうような人物でどのようなボールを投げるのか確かめるためマウンドにあげる必要があった」と話している。

     新天地となるブリュワーズにはマイリーにとって心強い存在がいる。それは同じ先発投手のチェイス・アンダーソンだ。マイリーとアンダーソンはダイヤモンドバックス時代のチームメイトで2人は共にマイナーから経験を積み、メジャーに昇格した。アンダーソンはマイリーの加入について「ダイヤモンドバックス時代は3年間で600イニング近く投げていたのが印象的だった。制球力が戻れば彼にとっても良いことがあると思う」と期待を寄せた。顔なじみが多くいるというブリュワーズでマイリーは復活を目指す。


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  • センター転向に再挑戦するパイレーツ・マーテイ

    2018.2.16 18:30 Friday

     昨季のパイレーツは守備力向上のために外野3人のポジションをシャッフルして開幕。しかし、新体制の外野はわずか13試合で終わりを迎えた。レフトからセンターに移ったスターリング・マーテイが禁止薬物使用により80試合の出場停止処分を科されてしまったからだ。

     昨季、パイレーツは守備力の低下が顕著なアンドリュー・マカッチェンをセンターからライトへ移し、ライトのグレゴリー・ポランコがレフト、レフトのマーテイがセンターに入る布陣で開幕を迎えた。ところが、マーテイが80試合出場停止。マーテイはオールスター・ブレイク明けまで復帰できず、復帰後は以前と同様にレフトにマーテイ、センターにマカッチェン、ライトにポランコが入る布陣が採用された。

     マーテイは昨季のような失敗を繰り返さないことを心に誓っている。「昨季はとてもタフなシーズンだった。しんどかった。(昨季の出来事を経験して)僕はたくさん成長したよ」とマーテイ。「(昨季のことから)たくさんのことを学んだよ。今季は気持ちを入れ替えて、これまで以上にチームに貢献するつもりさ」と汚名返上に意欲を見せる。

     純粋な守備力だけを考えれば、もっと早い段階でマーテイがセンターのポジションに就いてもおかしくなかった。しかし、マーテイはチームの看板選手であるマカッチェンをリスペクトし、センターを守りたいという個人的な願望を封じ込めてきたのである。クリント・ハードル監督は「(マカッチェンが移籍して)センターはマーテイのものになった。センターを守る機会を得て、彼はとてもワクワクしているだろうね」とマーテイの活躍に期待を寄せる。

     もちろん、マカッチェンの退団はともに外野を守ってきたマーテイとポランコに大きな影響を与えるだろう。しかし、彼らはマカッチェンの代わりを務めようとは考えていない。「僕たちには自分の役割があると認識している。マカッチェンがチームにいようといまいと、僕たちがやるべきことは変わらないよ」とマーテイは語る。

     打席でのアプローチにやや難を抱えているとはいえ、走攻守すべてに高い能力を誇るマーテイ。今季は苦戦が予想されるパイレーツだが、マーテイ彼がセンターで躍動すれば、ファンに少しでも多くの明るいニュースを届けられるはずだ。


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  • モレノ・オーナー「トラウトの契約延長は常に考えている」

    2018.2.16 17:30 Friday

     マイク・トラウトとエンゼルスの契約は、今季を含めてあと3年残っている。しかし、エンゼルスはすでにトラウトとの契約延長を検討し始めているようだ。アート・モレノ・オーナーは「(トラウトの契約延長は)常に考えているよ」と球界最高のスター選手との契約延長に向けて動く方針であることを明言した。

     「我々は常に(トラウトとの契約延長のことを)考えている。でも、彼だけじゃない。他にもたくさん選手はいるからね。長期的に見て、しかるべきときが来たときに、適切に対応するつもりだよ」とモレノ。トラウトとの契約は2020年まで残っているため、「何事も焦ってやるつもりはないよ。ビジネスをするうえで良い方法だとは思わないからね」と焦らずじっくりと取り組んでいく意向を示した。

     当然ながら、トラウトの野球選手としてのピーク期間は徐々に減少し始めており、エンゼルスもそのことを認識している。トラウトが球界トップクラスの活躍を見せた6シーズンで、エンゼルスがポストシーズンに進出したのは1度だけ(2014年:ロイヤルズとの地区シリーズで敗退)。投手陣に故障者が続出するなど、トラウトの活躍を生かせないシーズンが続いているのだ。昨季はマイク・ソーシア監督就任後初めての2年連続負け越しという屈辱も味わった。

     そこからの巻き返しを図るべく、今オフのエンゼルスは積極的な戦力補強を敢行。大谷翔平の獲得に成功して話題を独占しただけでなく、ジャスティン・アップトンと契約を延長し、フリーエージェント市場でザック・コザート、トレード市場でイアン・キンズラーと有力選手を次々に獲得した。それでも年俸総額はぜいたく税の対象となる上限金額を下回る見込みであり、夏場の戦力補強に向けて余裕を残している。

     「必要な補強のために余裕を残すようにしているんだ。(さらなる補強に動くかどうかは)市場に誰がいるか、チームがどの順位にいるか、といったこと次第だけどね」とモレノはチームの強化に協力を惜しまない方針だ。トラウトを中心としたタレント軍団で、昨季のワールドシリーズ王者・アストロズを撃破できるのか。モレノが作り上げた「2018年版エンゼルス」の戦いぶりに注目だ。


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  • マーリンズの有望株・アルカンタラの成長に期待

    2018.2.16 16:50 Friday

     今季から球団の経営陣が変わりチーム改革に着手しているマーリンズ。オフにはジャンカルロ・スタントンやディー・ゴードン、マーセル・オズーナといった主力選手達を次々と放出し、批判の声が挙がっている。それでもチームに残った選手でシーズンを戦わなければならない。そんな中で期待されているのがサンディ・アルカンタラだ。

     22歳のアラカンタラは昨年はカージナルスに所属し、9月のセプテンバーコールアップでメジャー初昇格。8試合に登板して0勝0敗 防御率4.32の成績を残した。メジャーではすべてリリーフとしての登板だったが、元々は先発でマイナーでは昨年、2Aで25試合(22先発)で7勝5敗 防御率4.31だった。少々、制球に難があるものの、本塁打を打たれにくいという武器をもっており、3Aを経由せずに2Aからメジャー昇格を果たした実績をもつ。オフはオズーナとのトレードでマーリンズに移籍している。

     現在、MLB.comで発表されているチーム内有望株ランキングでは3位にランクインされており、首脳陣からも「エースになれる器」として大きな期待をかけられている。アルカンタラはスプリングトレーニングの初日にブルペン入り。ドン・マティングリー監督は「このチームには良い人材が揃っていることを知っている。アルカンタラもその1人で彼にはじっくりと経験を積んで成長してほしい」と期待を寄せる。

     その一方でアルカンタラ本人も「昨年9月にメジャーでプレーすることができた。これからも自分の投球を続けなければならない。自慢のファストボールで打者達を抑えていく」と今季の抱負を話していた。彼の武器のファストボールは球界平均の93.21マイルを遥かに超える98.21マイルを計測する。チームとしては将来的な先発ローテーション入りを望んでおり、時間をかけてじっくりと育成していく方針だ。

     今回のスプリングトレーニングでは彼自身のパフォーマンス次第ではあるが、いきなり開幕ロースターには入れずに3A、または2Aで経験を積ませる見込みだ。将来のエース候補の成長が今後も楽しみだ。


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  • マリナーズの新戦力・ヒーリーが右手手術で離脱

    2018.2.16 16:00 Friday

     各チームはオフに獲得した新戦力に大きな期待をかけている。しかし、時には古傷やキャンプ中の負傷で開幕に間に合わない場合もある。そんな中でマリナーズに移籍したライオン・ヒーリーが右手手術の影響で4週間から6週間の離脱を余儀なくされた。

     一塁手が不足していたマリナーズにとってヒーリーの加入はとても大きく、主力選手としての起用が見込まれていた。昨年まで所属していたアスレチックスでも149試合に出場して打率.271 25本塁打 78打点と飛躍を遂げたことにより新天地でも同様の活躍が期待されていた。去る日本時間2月15日に右手の手術を受けたことで復帰には4週間から6週間ほど時間を要するという。

     これを受けてスコット・サービス監督は「ヒーリーは4週間から6週間ほどで復帰できると聞いている。彼の離脱には大きな影響があることは分かってはいるが、私は医者ではないからリハビリの経過も知る必要がある。とても心配だよ」と話している。先日、フィラデルフィアで手術を終えたヒーリーは数日後にチームに再合流しリハビリを開始するという。

     ヒーリーの離脱で一塁の枠が空いたことにより若手選手には開幕ロースターに入るための機会が訪れた。今回のキャンプで一塁手として参加しているのは25歳のダン・ヴォーゲルバックとルール5ドラフトでヤンキースから獲得した25歳のマイク・フォードだ。ヴォーゲルバックはヒーリー同様にパワーが武器で昨年はマリナーズで16試合の出場に終わったものの、3Aでは125試合に出場して打率.290 17本塁打 83打点の成績を残している。一方でフォードはまだメジャー経験こそないが、昨年は2Aから3Aに昇格して合計126試合で20本塁打を放った実績をもつ。サービス監督も「彼らにはチャンスを与える」と話しており同い年同士の競争が激しくなりそうだ。

     ヒーリーは開幕には間に合わない予定だが、レギュラーシーズンの早い段階で復帰することを期待される。焦らずに万全な状態でチームに復帰してほしい。ヒーリーは復帰に向けて最初の一歩を踏み出した。


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  • アクーナ「マイナースタートの決断をタフなものにしてやりたい」

    2018.2.16 15:30 Friday

     フリーエージェントを先延ばしにするため、ブレーブスがトップ・プロスペクトのロナルド・アクーナをマイナーでスタートさせることは確実と見られている。アクーナ自身もそれを理解しているが、その決定を無抵抗に受け入れるつもりはないようだ。

     長期的なチーム編成を考えたとき、アクーナを開幕からメジャーのロースターに入れることはブレーブスにとって得策とは言えない。メジャーリーガーはメジャーでのプレイ期間が6年に達するとフリーエージェントの権利を得るが、この1年というのはメジャー登録日数172日に相当する。レギュラーシーズンはおよそ6ヶ月(=およそ180日)にわたって行われるため、シーズン最初の2週間ほどをマイナーで過ごした場合、最初のシーズンのメジャー登録日数が172日に満たず、結果としてプレイ期間が6年に達するのが1年先延ばしになるのである。

     この手法を用いてトップ・プロスペクトのフリーエージェントを先延ばしにする例は毎年のように見られ、クリス・ブライアント(カブス)やジョージ・スプリンガー(アストロズ)も同じ経験をしてきた選手たちである。アクーナは今季の開幕ロースターに入って6年間マイナーに落ちることなくプレイし続けると、2023年シーズン終了後にフリーエージェントとなるが、今季のメジャーデビューを2週間ほど遅らせるだけで、フリーエージェント権の取得は最短でも2024年シーズン終了後になる。こうした事情があり、ブレーブスがアクーナを開幕ロースターに入れないのは確実であると見られているのだ。

     しかし、アクーナは「(マイナースタートの)決断をできるだけタフなものにしてやりたい」と意気込んでいる。オープン戦で自身の価値を証明し、チームに不可欠な戦力であると思い知らせてやろう、ということだろう。「僕をAAA級でスタートさせるという決断をするときに、チームが悩むようにしてやりたいんだ」とアクーナ。一方でブライアン・スニッカー監督は「何が起こるかを100%知ることはできないから、彼にはしっかり準備しておいてもらいたい」とアクーナに期待を寄せている。

     マット・ケンプをドジャースへ放出し、外野の1枠が空いたため、早期のメジャー昇格を確実視されているアクーナ。昨季はアーロン・ジャッジ(ヤンキース)とコディ・ベリンジャー(ドジャース)の活躍に沸いたメジャーリーグだが、今季は「アクーナ旋風」が吹き荒れるかもしれない。


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  • ウッド&ビューラーがキャンプ離脱も早期復帰は可能

    2018.2.16 15:00 Friday

     スプリングトレーニングは各選手達がシーズンに向けてアピールする大事な期間だ。その中で故障をしてしまうと開幕ロースター入りが危なくなってしまう。そんな中でドジャースから心配なニュースが入ってきた。アレックス・ウッドとウォーカー・ビューラーが日本時間2月16日の練習に参加しなかったという。

     昨年はリリーフとして開幕を迎えたウッドは途中から先発に配置転換すると4月後半から7月中旬まで負けなしの11連勝を挙げて投手陣を支えた。後半戦こそ失速したが、チームがワールドシリーズまで進出できたのもウッドの活躍があってこそだった。昨年は2度に渡る故障者リスト入りを経験するも今ではその影響もなく本人も問題にはしていなかった。しかし、今回はウォームアップ中に右足首を痛めたことでブルペン入りを回避していた。

     一方のビューラーは昨年9月のセプテンバー・コールアップにおりメジャー初昇格を果たすと初登板となった日本時間9月8日のロッキーズ戦で2回無失点と上々のデビューを飾った。その後はメジャー初勝利も記録し、今季へ向けて飛躍のきっかけとなる年となった。成績は8試合に登板して1勝0敗 防御率7.71だった。今回の離脱の原因は追加のメディカルチェックを受けるためであり、デーブ・ロバーツ監督は「ビューラーは1日のみの離脱になるだろう。以前はキャッチボールもできていたし、腕の状態も問題ない」と話している。

     ビューラーは問題ないとしてもウッドの状態が心配だが、チームとしてはウッドがオフ中に食生活を改善したことを知っておりすぐに戻ってくると予想している。ドジャースは日本時間2月24日からホワイトソックスとの試合を控えている。1試合が選手にとってアピールの場であり、その機会が減ると開幕ロースターも厳しくなってくる。まずはウッドとビューラーの早期復帰を待ちたい。


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  • 右足首手術のブラントリー 開幕に間に合わない可能性も

    2018.2.16 14:30 Friday

     インディアンスはすでに数名の野手がキャンプ地に到着し、日本時間2月16日には打撃練習を行った。その様子を主力打者の一人であるマイケル・ブラントリーはウェイトルームの端に立って眺めていた。ブラントリーの右足首はまだ手術からの回復途上である。

     2014年に打率.327、20本塁打、97打点、23盗塁、OPS.890の好成績をマークしてシルバースラッガー賞に選出されたように、ブラントリーはコンディションさえ万全ならばインディアンス打線の核となる存在である。しかし、2016年は右肩の故障により11試合にしか出場できず、昨季も右足首の故障の影響で出場は90試合どまり。前半戦は打率.304をマークして3年ぶりにオールスター・ゲームに選出されたが、8月以降はまともに試合に出られなかった。

     ブラントリーは10月に右足首の手術を受けており、現在はレギュラーシーズン開幕に向けてリハビリやトレーニングに汗を流している。球団が定めたスケジュールを前倒しして開幕に間に合うように調整を進めたいというのがブラントリー本人の希望だろうが、球団は復帰を急がせるのではなく、万全の状態で復帰させることを第一に考えている。「長い目で見るつもりだよ。我々が考えているのは、どうすればベスト・バージョンのブラントリーをできるだけ長く起用できるか、ということだ。開幕に間に合えば嬉しいけど、そうでなくても問題ないよ」とクリス・アントネッティ野球部門社長は語る。

     アントネッティは「昨季見たように、健康であれば彼はまだ本当に優秀な選手なんだ。準備ができたときに、彼がチームに貢献してくれることを期待しているよ」とも語っており、あくまでも万全の状態でブラントリーを復帰させる方針だ。「彼はオフシーズンの間、順調に回復している」とアントネッティ。ブラントリーの右足首が完治し、2年連続で打率.310、15本塁打、80打点、OPS.850をクリアした2014~2015年のような打棒を発揮するようなら、昨季リーグ3位の818得点を叩き出した強力打線はさらにパワーアップすることになりそうだ。


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  • 外野手が手薄のメッツがデン・デッカーとマイナー契約

    2018.2.16 12:50 Friday

     招待選手としてメジャーのスプリングトレーニングに参加することはマイナー選手にとって開幕ロースターに入るための大きな機会となる。その分、し烈な競争となるが練習や試合を通じて結果を残していくことでメジャーでプレーできる可能性が高まる。メッツはマット・デン・デッカーとマイナー契約を結んだ。

     30歳のデン・デッカーは左打ちの外野手として2010年のドラフト会議でメッツから5巡目指名(全体152番目)を受けて入団。2013年には3Aで3割近い打率を残したことでメジャーに昇格すると27試合で打率.207ながら初本塁打も記録した。その後はナショナルズとタイガースに在籍し、キャリアを積み重ねてきた。昨年はメジャーでの出場は4試合に終わったが、3Aでは79試合で打率.250 8本塁打 29打点の成績を残した。

     彼の魅力は外野のポジションをすべて守れるユーティリティだ。現在のメッツのロースターにはヨエニス・セスペデスやフアン・ラガレス、ブランドン・ニモとジェイ・ブルース、そしてマイケル・コンフォートがいる。現時点でコンフォート以外は故障もなく順調にスプリングトレーニングに参加することができるが、コンフォートは左肩手術の影響で少なくとも5月までは復帰することができない。そのため外野手が手薄になるため、デン・デッカーに白羽の矢が立った。

     2014年以来のメッツ所属となったデン・デッカー。果たして古巣で開幕ロースター入りができるのか。競争開始まであと数日だ。


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  • 先発ローテーション争いに意欲を見せる44歳・コローン

    2018.2.16 12:30 Friday

     44歳のベテラン右腕、バートロ・コローン(レンジャーズ)はある金字塔に近付いている。あと3勝でフアン・マリシャルが持つドミニカ共和国出身投手による最多勝記録(243勝)に並ぶのだ。しかし、コローンが44歳になった今も現役にこだわる理由はそれだけではない。

     レンジャーズからのマイナー契約のオファーを受け入れ、招待選手として開幕ロースター入りを目指しているコローン。レンジャーズはコール・ハメルズ、マーティン・ペレス、ダグ・フィスター、マット・ムーア、マイク・マイナーとすでに先発ローテーションの5枠が埋まっており、リリーバーのマット・ブッシュやマイナー契約のジョン・ニースも虎視眈々とローテ入りを狙っている。さらに、市場にはまだ多くの先発投手が残っており、通算240勝の実績を誇るコローンとはいえ、生き残りは容易ではない。

     コローンのモチベーションになっているのは家族の存在だ。「僕はいつも、家族に僕が長くプレイしていたということを覚えていてほしいと思っているんだ。これはときどき家族に言っていることなんだよ」とコローン。「母が他界する前に話したとき、僕は母にできるだけ長くプレイし続けると言ったんだ。だから僕は今季もプレイするつもりなんだよ」

     コローンが3年連続で球界最年長選手となるためには、熾烈な先発ローテ争いを勝ち抜かなければならない。ただし、「(ローテ争いは)全く問題ではないよ。一生懸命練習して、できるだけ良いピッチングをしないといけないということを僕は知っているからね」とコローンに気負いは見られない。コローンがマイナー契約からロースター入りを目指すのは今回が初めてではなく、2011年にヤンキースと契約したときもそうだった。コローンは見事にロースター入りを果たし、2011~2016年の6シーズンで80勝をマーク。これは同期間でメジャー12位の数字だ。

     どんどんストライクを投げ込む、テンポの良い投球が持ち味のコローン。44歳のベテラン右腕が持ち味を発揮し、先発5番手に予定されているマイナーと先発ローテ入りを目指すブッシュをブルペンに追いやるようであれば、戦力面ではチームにとって理想的な展開となる。熾烈な先発ローテ争いにはどのような結末が待っているのか。44歳・コローンの奮闘が楽しみだ。


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  • ブリュワーズがユーティリティ選手のフランクリンとマイナー契約

    2018.2.16 12:10 Friday

     スプリングトレーニングがスタートし、数多くの選手が駆け込みでマイナー契約をしてチームに合流するケースが増えている。その中には実績を残してきた選手はもちろん、結果を残せず巻き返しに燃える選手もおり境遇はさまざまだ。そんな中でブリュワーズはニック・フランクリンとマイナー契約を結んだ。

     26歳のフランクリンは2009年のドラフト会議でマリナーズから1巡目指名(全体27番目)を受けた逸材で内外野どこでも守れるユーティリティが魅力だ。これまでは二塁手として142試合で守っているが、その次に外野で47試合、遊撃で30試合と様々なポジションを経験している。一方の打撃はあまり得意ではないようでキャリアハイはメジャー1年目の2013年、102試合に出場して打率.225 12本塁打 45打点だ。昨年はブリュワーズとエンゼルスに在籍したが、途中でマイナー降格となっていた。

     昨年は悔しい思いをしたフランクリン。今回のスプリングトレーニングでは招待選手として参加することになっている。主にユーティリティのポジションを争いことになるとみられ、し烈な競争に身を投じることになる。多くのポジションをこなすことができることも強みであるが、打撃では両打ちという特性もある。メジャーではデビュー年以降は目立った成績を残せてはいないものの、過去6年の3Aでの試合では打率.267 出塁率.352 長打率.428と結果を残している。打撃面も向上すればフランクリンにも開幕ロースター入りの機会があるだろう。古巣復帰で自分のポジションを掴みにいく。


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  • リンスカムが最速93マイルを計測 マイナー契約で復帰濃厚

    2018.2.16 12:00 Friday

     日本時間2月16日、元サイ・ヤング賞投手のティム・リンスカムがシアトル郊外のトレーニング施設で現役復帰に向けてのショーケース(公開練習)を開催した。リンスカムの投球はショーケースに訪れたスカウトにインパクトを与え、現役復帰に一歩前進したようだ。

     ショーケースでリンスカムの投球を目にした関係者によると、33歳の右腕は近い将来にメジャー球団のスプリング・トレーニングに参加する可能性が高いという。「彼は間違いなく職を得ると思うよ。それに関しては疑う余地がない。このタイミングだから、おそらくスプリング・トレーニングへの招待が含まれたマイナー契約になるだろうね。でも、彼が契約を手にすることは間違いないよ」

     リンスカムは2016年にエンゼルスで9試合に先発して2勝6敗、防御率9.16、被打率.395とめった打ちを喰らったのを最後に、メジャーでの登板機会がない。ジャイアンツ時代にはメジャー2年目の2008年から2年連続でサイ・ヤング賞を受賞し、同年から7年連続2ケタ勝利をマークして3度のワールドシリーズ制覇(2010年、2012年、2014年)にも貢献するなど、球界を代表する右腕として一世を風靡したが、股関節の故障が影響して徐々に成績を悪化させていた。ショーケースに訪れた関係者は「股関節の故障の影響は感じられなかった」と話しており、コンディション面に目立った問題はなさそうだ。

     ショーケースにはおよそ15球団から20人ほどのスカウトが訪れ、リンスカムの投球(10分で25球)を見守ったという。速球の球速はコンスタントに90~92マイルを計測し、最速は93マイル。2016年はに平均球速が88.4マイルまで落ちていたが、少なくとも球速だけは全盛期に近い水準まで回復しているようだ。

     ショーケースの前後にリンスカムがスカウトと接触したとの報道はなく、契約に向けての動きはこれからスタートすると見られる。獲得を希望する球団が先発・リリーフのどちらでリンスカムを起用するつもりなのかは明らかになっていないが、少なくともリンスカムはメジャー復帰への第一歩を無事に踏み出したと言えそうだ。


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  • ベニンテンディが大物選手を手掛けるクロース氏と代理人契約

    2018.2.16 11:40 Friday

     バッテリー間のスプリングトレーニングが始まり、野手陣が合流する日も迫ってきたことで各球団とも本格的な競争が始まろうとしている。そんな中でも選手は今後の年俸交渉に向けての準備をすることも大事だ。レッドソックスのアンドリュー・ベニンテンディは新たな代理人と契約したという。

     23歳のベニンテンディは昨年は球団の有望株選手の1人としてアーロン・ジャッジ(ヤンキース)やヨアン・モンカダ(ホワイトソックス)とともに活躍が期待された選手。外野のレギュラーの一角として試合経験を積み、昨年は151試合で打率.271 20本塁打 90打点の成績を残した。新人王こそ獲れなかったが、今後もチームの中心選手の1人として打線をけん引していく。

     レッドソックスの地元紙「Boston Globe」のアレックス・スパイアー記者によるとベニンテンディはスポーツマネジメント会社「スポーツエクセル」のケイシー・クロース氏と契約を結んだという。クロース氏は元プロ野球選手でヤンキースのマイナーでプレーした経験を持ち、代理人を始めてからは現在、マーリンズのCEOを務めるデレク・ジーター氏の代理人として活躍してきた。近年では田中将大(ヤンキース)やクレイトン・カーショウ(ドジャース)、ザック・グレインキー(ダイヤモンドバックス)といった大物選手も支えている。

     これまでベニンテンディの代理人を務めていたジェイソン・ウッド氏が不祥事を起こしマネジメント会社から解雇され、資格停止処分を受けている。これを受けて新たな代理人を探していたベニンテンディ。メジャーで3年間の在籍経験があれば取得できる年俸調停の権利のために敏腕代理人を据えてシーズンに臨む。


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  • ユーティリティ選手・ヌニェスがレッドソックスと再契約へ

    2018.2.16 11:30 Friday

     ヤンキース、ブレーブスなど複数球団からの関心が報じられていたユーティリティ・プレイヤーのエドゥアルド・ヌニェスだが、どうやらレッドソックスと再契約を結ぶことを選択したようだ。ファンラグ・スポーツのロバート・マレーはオプション付きの1年契約になる見込みであることを報じている。

     レッドソックスは完了していない契約交渉に関するチームの方針に従って、現時点ではヌニェスとの契約合意に関する声明を発表していない。身体検査では昨季終盤に痛めた膝の状態が焦点になると見られており、ヌニェスが身体検査をパスするまでは契約内容の詳細は明らかにならない見通しだ。ただし、マレーは1年契約+オプション1年になる見込みであると伝えている。

     昨季のヌニェスはジャイアンツで76試合に出場して打率.308、4本塁打、18盗塁、OPS.752をマークしたあと、7月下旬にマイナー2投手とのトレードでレッドソックスへ移籍。レッドソックスでは38試合で打率.321、8本塁打、6盗塁、OPS.892の好成績を残し、シーズントータルでも114試合で打率.313、12本塁打、24盗塁、OPS.801とキャリアハイと言っても過言ではないくらいの好成績をマークした。二塁・三塁・遊撃のほか、レフトを19試合(先発17試合)、ライトを2試合(先発1試合)守るなど、例年通りのユーティリティ性を発揮。打力の向上により、今や球界屈指のユーティリティ・プレイヤーとなった感がある。

     レッドソックスはチームリーダーのダスティン・ペドロイアが左膝の手術により開幕に間に合わないことが確実となっており、ヌニェスはシーズン最初の数週間はペドロイアの代役を務めることになるだろう。ペドロイアの復帰後は内外野を守れるユーティリティとして主力選手の休養時や相手投手の左右に合わせてフレキシブルに起用されるはず。膝の状態さえ万全ならば、好打と俊足を兼ね備えたユーティリティ・プレイヤーとして、地区3連覇を目指すレッドソックスに不可欠な戦力となりそうだ。


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  • ブルージェイズのローテが確定 左腕・ガルシアと1年契約

    2018.2.16 11:00 Friday

     日本時間2月16日、ロン・アトキンスGMが先発5番手を探していることを公言していたブルージェイズは、ベテラン左腕のハイメ・ガルシアを1年800万ドル+球団オプション1年で獲得した。ガルシアの加入により、ブルージェイズの先発ローテーションの顔ぶれが固まった。

     球団オプションについての詳細は球団からは発表されていないが、年俸1000万ドルまたは200万ドルのバイアウトであることが報じられている。また、シーズンごとに投球イニング数に応じて200万ドルの出来高が設定されているようだ。

     ガルシアの加入により、先発5番手候補と目されていたジョー・ビアジーニはブルペンに回るか、あるいはマイナーで先発投手として開幕を迎えることになる。先発ローテーション定着を目指していたであろうビアジーニには落胆する気持ちもあるに違いないが、ブルージェイズのガルシア獲得は決してサプライズではない。アトキンスが公言していた通りに先発5番手の獲得を実現させただけである。

     昨季のガルシアはブレーブスで18試合に先発したあと、ツインズへ移籍して1試合に先発。直後に今度はヤンキースへトレードされ、ヤンキースでは8試合に先発した。3球団合計の成績は27先発で157イニングを投げ、5勝10敗、防御率4.41。2ケタ勝利を4度マークしたカージナルス時代の活躍を考えると物足りなさは否めないが、先発5番手と考えれば及第点の成績だろう。

     ガルシアは先発5番手としてマーカス・ストローマン、J.A.ハップ、アーロン・サンチェス、マルコ・エストラーダとともに先発ローテーションを形成することになる。純粋な単年契約でなく、球団オプション付きの1年契約であることは、ブルージェイズにフレキシビリティをもたらすはずだ。若手投手が期待通りに成長すればオプションを破棄すればいいし、ガルシアが好成績を残すようであればオプションを行使すればいい。来季の契約が球団オプションであることによって、シーズン途中でのトレードも容易になるだろう。

     打線と先発ローテーションに関しては、今オフのブルージェイズの補強は完了したと見ていいだろう。アトキンスは残された予算を使って今後も補強の可能性を模索する方針だが、今後は主に救援投手市場に目を向けることになりそうだ。


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  • 念願の先発補強 オリオールズがキャッシュナーと2年契約

    2018.2.16 10:30 Friday

     先発ローテーションが2枠しか埋まっておらず、先発投手の補強が急務となっていたオリオールズがようやく先発投手の補強に成功した。日本時間2月16日、オリオールズは先発右腕のアンドリュー・キャッシュナーと2年1600万ドルで契約合意に至ったようだ。

     SBネーションのクリス・コティーロによると、キャッシュナーが保証されているのは2年1600万ドルのみだが、3年目となる2020年の契約は年俸1000万ドルのベスティング・オプションとなっており、キャッシュナーが最初の2年間で340イニング以上を投げると自動的に契約が更新される。さらに、2年間で360イニング以上を投げるとキャッシュナー側に選択権がある選手オプションに切り替わるという。また、各年最大500万ドルの出来高が設定されており、キャッシュナーが出来高とオプション更新の全条件を満たした場合、今回の契約は3年4100万ドルまで引き上げられることになる。

     レンジャーズに1年契約で加入した昨季、キャッシュナーは28試合に先発して166回2/3を投げ、11勝11敗、防御率3.40をマーク。規定投球回に到達したのはパドレス時代の2015年以来2年ぶり3度目であり、11勝は自己最多だった。奪三振率は4.64と極端に低かったが、これはゴロを打たせる投球スタイルに移行したことも影響しており、ゴロ率48.6%はリーグ6位の数字。本塁打が出やすく打者有利と言われるカムデンヤーズを本拠地とするオリオールズにとって、チームにフィットした先発投手と言えそうだ。なお、キャッシュナーはカムデンヤーズで2度の登板経験があり、計14イニングを投げて防御率2.57の好成績を残している。

     オリオールズは先発ローテーションがケビン・ゴーズマンとディラン・バンディの2枠しか確定しておらず、先発投手の補強を目指していた。3年以上の長期契約を避けたい方針だったため、キャッシュナーを2年契約で獲得できたのはフロントの思惑通りの結果となったと言えるだろう。先発ローテーションにはまだ2枠の空きがあり、さらなる補強に動く可能性もありそうだ。


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