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  • メジャーリーグ史上最も偉大な親子コンビは?

    2019.1.31 12:00 Thursday

     ブラディミール・ゲレーロJr.やフェルナンド・タティスJr.といった「二世選手」の有望株が注目を集めるなか、MLB公式サイトのアンドリュー・サイモンはデータサイト「Baseball-Reference」が算出しているWARをもとに「偉大な親子コンビ」のTOP10を紹介している。なお、サイモンは「親子がともに一定の成功を収めていること」をランクインの条件としており、ランキングの対象は親子がともに通算WAR10以上を記録しているコンビのみ。そのため、ヨギ・ベラ、トニー・グウィン、トニー・ペレス、ティム・レインズなど、父が殿堂入りを果たしている親子コンビはランキングの対象外となっている。

     1位に輝いたのはボビー(通算WAR57.9)とバリー(同162.8)のボンズ親子だ。子のバリーはメジャー史上4位の通算WAR162.8をマークしており、2001年に歴代最多の73本塁打を放ったほか、MVP受賞はなんと7度。パフォーマンス向上薬の使用疑惑によっていまだ殿堂入りを果たせていないものの、球史に残る名選手の1人である。一方、父のボビーも極めて優秀な選手であり、「30-30」を通算5度記録するなど、通算WAR57.9をマーク。通算300本塁打&400盗塁を記録しているのはメジャー史上でこの2人だけであり、また「20-20」を10度達成したのもこの2人だけである。

     2位はケンSr.(同34.5)とケンJr.(同83.8)のグリフィー親子。両者は1990~1991年にマリナーズでともにプレイし、1990年9月14日(現地時間)のエンゼルス戦では親子で二者連続本塁打を放っている。3位はフェリペ(同42.2)とモイゼス(同39.9)のアルー親子だが、フェリペは「アルー3兄弟」として知られており、ヘススとマティもメジャーで15シーズンのプレイ経験がある。さらに、3兄弟のいとこであるホゼ・ソーサや甥のメル・ロハスも元メジャーリーガーだ。

     以下、4位はレイ(同25.7)とボブ(同27.4)のブーン親子、5位はメル(同40.8)とトッド(同21.1)のストットルマイヤー親子、6位はホゼ(同54.4)とホゼJr.(同19.5)のクルーズ親子、7位はガス(同15.4)とバディ(同66.3)のベル親子、8位はサンディ(同10.5)とロベルト(同67.1)のアロマー親子、9位はディジー(同46.2)とスティーブ(同13.3)のトラウト親子(注:エンゼルスのマイク・トラウトとは無関係)、10位はセシル(同17.2)とプリンス(同23.6)のフィルダー親子がランクイン。ランディとトッドのハンドリー親子、フリアンとスタンのハビアー親子、デーブとアダムのラローシュ親子、バーンとバンスのロー親子、ゲーリーSr.とゲーリーJr.のマシューズ親子、ハルとブライアンのマクレー親子などが惜しくも圏外となっている。

  • ベテランスラッガー・レイノルズ 2年ぶりのロッキーズ復帰

    2019.1.31 11:10 Thursday

     日本時間1月31日、フリーエージェントの内野手、マーク・レイノルズはロッキーズとのマイナー契約に合意した。2016年から2シーズンにわたってロッキーズでプレイし、準レギュラーとして計44本塁打、150打点をマークした35歳のベテランスラッガーは、招待選手としてスプリング・トレーニングに参加する見込み。ロッキーズはDJレメイヒューが抜けたあとの二塁を若手に競わせる方針を明らかにしているが、若手が思うように活躍できなかった場合に備え、一塁で起用予定のダニエル・マーフィーを二塁に回し、レイノルズを一塁で起用するプランも検討しているのかもしれない。

     昨季のレイノルズは、4月中旬にナショナルズとマイナー契約を結び、およそ1ヶ月後にメジャー昇格。7月7日のマーリンズ戦で1試合10打点の大活躍を見せるなど、86試合に出場して打率.248、13本塁打、40打点、OPS.803をマークした。

     ダイヤモンドバックス時代の2009年に44本塁打、102打点、OPS.892をマークした頃のような活躍はもう望めないものの、2017年に30本塁打、97打点、OPS.839をマークしたように持ち前の長打力はいまだ健在で、相手投手に脅威を与えられる存在。レイノルズは他球団からのオファーも受けていたようだが、代理人がロッキーズのジェフ・ブリディッチGM、バド・ブラック監督と面会し、約90分間の話し合いの結果、マイナー契約で合意に至ったようだ。

     ロッキーズは今オフ、好打者・マーフィーを獲得し、正一塁手として起用する方針。ゴールドグラブ賞受賞者のレメイヒューが抜けた二塁は、ギャレット・ハンプソンやライアン・マクマーンといった若手に競わせる方針だが、彼らがレギュラー級の活躍を見せられるかどうかは未知数だ。マーフィーの二塁守備には不安が残るものの、一塁にレイノルズ、二塁にマーフィーを置く布陣を採用することも考えられるため、レイノルズがマイナー契約からメジャーのロースター入りを勝ち取る可能性は十分にありそうだ。

  • Dバックスが救援右腕・ホランドを獲得 クローザーとして起用か

    2019.1.31 10:45 Thursday

     日本時間1月31日、関係者がMLB公式サイトでダイヤモンドバックスの番記者を務めるスティーブ・ギルバートに伝えたところによると、ダイヤモンドバックスはフリーエージェントのリリーフ右腕、グレッグ・ホランドと1年契約を結ぶことで合意に至ったようだ。MLBネットワークのジョン・ヘイマンは契約の詳細について、年俸350万ドル+出来高最大350万ドルであることを伝えている。契約合意についてMLBネットワークのケン・ローゼンタールとジ・アスレチックのロバート・マレーが第一報を伝え、身体検査の結果を待って、球団から正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     ロイヤルズやロッキーズでクローザーを務めてきたホランドは現在33歳。昨季はカージナルスとナショナルズで合計56試合に登板し、カージナルスでは32試合で防御率7.92、与四球率7.92と大乱調だったものの、ナショナルズでは24試合で防御率0.82、奪三振率10.55と本来のパフォーマンスを取り戻した。

     ロイヤルズ時代の2013~2014年には2年連続46セーブ以上をマークしてオールスター・ゲームに選出され、トミー・ジョン手術からの復活を果たした2017年にはロッキーズの守護神としてリーグ最多タイの41セーブをマークし、自身初のセーブ王に輝いたほか、3度目のオールスター・ゲーム選出を果たし、カムバック賞も受賞した。

     ダイヤモンドバックスは昨季32セーブのブラッド・ボックスバーガーが退団し、平野佳寿とアーチー・ブラッドリーの2人が新たなクローザー候補となっていたが、これまでの実績を考えるとホランドがクローザーを務めるのが自然な流れと言える。一時はクローザー抜擢も噂された平野だが、ホランド加入により今季も引き続きセットアッパーを務めることになりそうだ。

  • 元ヤクルトのDバックス・ロブロ監督が2年間の契約延長

    2019.1.30 13:00 Wednesday

     日本時間1月30日、ダイヤモンドバックスはトーリ・ロブロ監督との契約を延長したことを発表した。ロブロは2017年にダイヤモンドバックスの監督に就任し、チームを2002~2003年以来となる2年連続のシーズン勝ち越しに導いた。当初の契約では今季がラストイヤーとなっていたが、今回の契約延長により来季以降も引き続きチームの指揮を執ることが確定。球団からは契約期間についての発表はないものの、関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、契約延長は2年間であり、ロブロは2021年シーズンまでチームの指揮を執ることになるという。

     ロブロは今回の契約延長について「オーナーやフロントが私をチームを率いるのに正しい人材であると信じてくれたことが恐縮だ。契約延長のオファーをいただいたときはとても嬉しかったし、これで少し安心して試合に臨むことができる。ワールドシリーズ制覇を目指して頑張っていくよ」と喜びのコメントを発表。マイク・ヘイゼンGMは「トーリのリーダーシップは人々、特に選手やコーチを結びつける力がある。それはアリゾナで我々が作り上げているチームの文化の基盤となっているんだ。2週間後に迫るスプリング・トレーニングの開始が待ち切れないね」とロブロのリーダーシップを高く評価した。

     ロブロは監督就任1年目の2017年、93勝69敗の好成績を残してチームをワイルドカード獲得に導いたことを評価され、ナ・リーグの最優秀監督賞を受賞。2年目の昨季もナ・リーグ西部地区の優勝争いをリードしていたものの、9月に大失速し、82勝80敗で地区3位に終わった。今季はパトリック・コービン、A.J.ポロック、ポール・ゴールドシュミットといった主力選手がチームから抜け、厳しい戦いが予想されているものの、ロブロに対する周囲からの信頼は変わらない。

     2000年に日本プロ野球のヤクルトでプレイし、29試合で打率.197、1本塁打に終わった男は、メジャーリーグの監督として着実に自身の地位を築いている。

  • マーリンズが好打者・ウォーカー獲得 一塁でプラトーン起用か

    2019.1.30 12:30 Wednesday

     日本時間1月30日、マーリンズはフリーエージェントのベテラン内野手、ニール・ウォーカーと1年契約を結んだことを発表した。MLBネットワークのケン・ローゼンタールは関係者からの情報として、ウォーカーの年俸が200万ドルであることを伝えている。マーリンズのマイケル・ヒル野球部門社長は地元紙マイアミ・ヘラルドに対し、ウォーカーの主な役割が右打者のピーター・オブライエンとプラトーンを形成する「対右腕用の一塁手」であることを明言した。

     現在33歳のウォーカーは、ピッツバーグ生まれ・ピッツバーグ育ちで、2004年に地元球団のパイレーツから1巡目指名を受けてプロ入り。2015年までパイレーツでプレイしたあと、2016年からメッツ、2017年途中からブリュワーズ、昨季はヤンキースでプレイし、メジャー生活10年の経験を誇る。ヤンキースでプレイした昨季は一塁、二塁、三塁のほか外野の両翼の守備にも就き、113試合に出場して打率.219、11本塁打、46打点、OPS.664をマーク。打率はデビューイヤーを除くと自己ワーストだったが、2ケタ本塁打は9年連続となった。

     マーリンズの内野陣は、二塁にスターリン・カストロ、三塁にマーティン・プラド、遊撃にJTリドルが入る布陣が予定されており、ユーティリティとしてミゲル・ロハスが控えているほか、正右翼手のブライアン・アンダーソンも三塁を守ることができる。一塁には昨季66打数で4本塁打、OPS.868をマークしたオブライエンが入る予定だったが、ウォーカーの加入によりプラトーン起用が濃厚となった。

     昨季のウォーカーは3月中旬まで契約が決まらず、準備不足のままシーズンに突入。その結果、前半戦は打率.197、3本塁打、OPS.563に終わったものの、後半戦には復調して打率.247、8本塁打、OPS.788とキャリア通算(打率.268、OPS.768)に近い成績を残していた。そのあたりの事情も含め、マーリンズはウォーカーが2017年までのような堅実な活躍を見せてくれることを期待しているようだ。

  • 2年連続全試合出場の遊撃手・ギャルビスがブルージェイズへ

    2019.1.30 12:10 Wednesday

     ブルージェイズは今春、ルルデス・グリエルJr.に正遊撃手の座を簡単に保証するつもりはないことを示唆していたが、日本時間1月30日にメジャー経験7年の遊撃手、フレディ・ギャルビスと1年契約を結んだことにより、それは証明された。MLB公式サイトのマーク・フェインサンドによると、ギャルビスの年俸は400万ドルで、2020年の契約は年俸550万ドルの球団オプションまたはバイアウト100万ドルであるという(よってギャルビスの保証額は1年500万ドル)。レギュラーシーズン開幕までの間、ギャルビスとグリエルJr.による正遊撃手争いが繰り広げられることになりそうだ。

     現在29歳のギャルビスは、フィリーズでプレイした2017年、パドレスでプレイした2018年にいずれも全162試合に出場。遊撃手としては平均以上の守備力を誇り、昨季は打率.248、13本塁打、67打点、8盗塁、OPS.680、通算では打率.246、65本塁打、300打点、51盗塁、OPS.664をマークしている。

     一方、グリエルJr.の魅力は打撃力であり、デビューイヤーの昨季は65試合に出場して打率.281、11本塁打、35打点、1盗塁、OPS.755をマーク。ア・リーグタイ記録となる11試合連続マルチ安打を記録し、メジャー新人記録とブルージェイズのチーム記録を塗り替えた。昨季は遊撃手として46試合に出場したほか、二塁手としても24試合に出場し、場合によっては外野の両翼の守備に就かせる構想もあったため、打撃力を生かすために他のポジションへ回る可能性もある。

     現在、ブルージェイズの内野陣でレギュラーの座が確約されているのは一塁のジャスティン・スモークだけ。三塁のブランドン・ドルーリーは今季途中で有望株のブラディミール・ゲレーロJr.にレギュラーの座を奪われる可能性が高く、二塁のデボン・トラビスはグリエルJr.や三塁を追われたドルーリーとの争いを強いられる。ギャルビスの加入により、ブルージェイズの内野ではレギュラー争いが激しさを増しそうだ。

  • 決まらないキンブレルの去就 条件次第でツインズ参戦も

    2019.1.29 13:00 Tuesday

     同地区に絶対王者のインディアンスが君臨するなか、ツインズは簡単に地区優勝を勝ち取れるとは考えていない。しかし、その一方で今オフはネルソン・クルーズらを獲得するなど、地区優勝やポストシーズン進出を諦めていないのも事実である。そうした状況を踏まえ、ジ・アスレチックのダン・ヘイズは、クレイグ・キンブレルの市場が冷め切った状態を維持し、価格が下がるようであれば、ツインズにもキンブレル獲得のチャンスがあると考えているようだ。

     ヘイズは、ツインズがキンブレルの要求する5~6年の長期大型契約ではなく、1年あたりの年俸を引き上げた形での短期契約でキンブレル獲得を実現させる可能性があると指摘する。「スプリング・トレーニングの開始まで残り2週間ほどとなり、ツインズにはまだペイロールに余裕があるし、9回を任せるリリーバーも固まっていない。キンブレルの獲得はツインズにとって、理想的なオフシーズンの締めくくりとなるだろう」とヘイズ。しかし、「キンブレル獲得はツインズに悪い話ではないものの、(キンブレルを活かすために)乗り越えなければならないハードルもある」とも語っている。

     ツインズが今季再び優勝争いに加わるためには、昨季大きく期待を裏切ったバイロン・バクストンとミゲル・サノーの復調かつ大活躍が必須である。彼らが再び期待はずれのシーズンを送るようであれば、キンブレル獲得は無駄になる可能性が高く、これがキンブレル獲得を躊躇する要素となることが考えられる。また、キンブレルを短期契約で獲得するのであれば、1年あたりの年俸は2000万ドル近くになると見られ、これをどう見るかは評価の分かれるところだ。

     また、ロッコ・バルデリ新監督は、現時点でクローザーを決めていないことを明言しているものの、チーム内にはトレバー・ヒルデンバーガー、アディソン・リード、テイラー・ロジャース、トレバー・メイ、ブレイク・パーカーと多くの候補がいる。つまり、ツインズは無理に大金を投じてキンブレルを獲得する必要がなく、結局のところ、ツインズがキンブレル獲得に乗り出すかどうかは価格次第と言えそうだ。

  • カージナルスがマチャド獲得に動く可能性はあるのか

    2019.1.29 12:30 Tuesday

     いまだフリーエージェント市場に残る超大物選手、マニー・マチャドにはホワイトソックスが依然として強い関心を示し、最近はパドレスがプッシュを続けていることが報じられている。また、フィリーズもマチャドとブライス・ハーパーのどちらかを獲得する方針のもとで動いているようだ。では、4年ぶりのポストシーズン返り咲きを目指すカージナルスはどうだろうか。MLB公式サイトのリチャード・ジャスティスは、マチャド獲得に必要な契約について「巨額になるしリスクも大きい」と語る一方、「これほど優秀な26歳の内野手が市場に出てくることはめったにない」とマチャド獲得を進言する。

     昨季のマチャドはオリオールズとドジャースで遊撃と三塁を守りながら162試合に出場し、打率.297、37本塁打、107打点、14盗塁、OPS.905という自己ベスト級の成績をマーク。カージナルスはカブス、ブリュワーズと熾烈な地区優勝争いを繰り広げることが予想されているが、ジャスティスは「(データサイトの)FanGraphsはカージナルスが86勝と予想しており、これはカブスより1勝だけ少ない数字だ。マチャド(もしくはハーパー)を獲得すれば、この状況は変化するだろう」と語り、カージナルスにとってマチャドはポストシーズン返り咲きのためのラストピースになると指摘する。

     しかし、カージナルスは今オフ獲得したポール・ゴールドシュミットとの長期契約を模索しており、マチャド獲得の可能性は低いとの見方が一般的だ。また、ゴールドシュミット加入により中心打者のマット・カーペンターが一塁から三塁へ移っており、遊撃には若手のポール・デヨングもいるため、マチャドが入るポジションがないことを指摘する者もいる。理論上は、カーペンターないしデヨングを二塁に移してポジションを空けることも可能だが、カージナルスはそこまで無理をしないだろう。

     ジャスティスが指摘するように、「ラストピース」としてマチャド獲得を目指すのか。それともゴールドシュミットとアンドリュー・ミラーを加えた現有戦力で堅実に戦うのか。21世紀の常勝軍団が移籍市場においてサプライズを起こす可能性はゼロではないかもしれない。

  • レッズがマーリンズ・リアルミュート獲得への動きを本格化

    2019.1.29 12:00 Tuesday

     ナ・リーグ中部地区においてカブス、ブリュワーズ、カージナルスの「3強」の争いに割って入るために、今オフのレッズは積極的な補強を進めている。関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、レッズのディック・ウィリアムス野球部門社長とニック・クラールGMはJ.T.リアルミュート(マーリンズ)獲得に向けてのトレード交渉を本格化させているようだ。マーリンズ側が要求する対価のクオリティは依然として非常に高いと見られているが、レッズのリアルミュート獲得は実現するのだろうか。

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンは、マーリンズがレッズのトップ・プロスペクト4人に興味を示していることを伝えている。その4人とはニック・センゼル、テイラー・トラメル、ハンター・グリーン、ジョナサン・インディアであり、いずれも先日発表されたばかりのMLB Pipelineによるプロスペクト・ランキングTOP100にランクインした超有望株だ。MLB公式サイトでマーリンズの番記者を務めるジョー・フリサロによると、昨年のドラフトで全体5位指名を受けたインディアの名前が交換要員の1人として浮上しているようだ。

     マーリンズはトップ・プロスペクトに加えて、リアルミュートの代役となるメジャーレベルの捕手と優秀なプロスペクトをもう1人要求すると見られており、レッズの正捕手であるタッカー・バーンハートが交換要員に含まれる可能性もある。現在28歳のバーンハートは、2017年のゴールドグラブ賞受賞者であり、レッズとの契約を最大2022年まで残している。マーリンズにとって、この上ない獲得候補だろう。

     最大4年保有できるバーンハートを放出して保有期間が2年のリアルミュートを獲得するのは理にかなっていないようにも思われるが、この動きはレッズが今季の戦いを重視していることの表れなのだろう。なお、リアルミュート争奪戦はパドレスとドジャースの2球団がフロントランナーと見られており、ブレーブスなど他球団も興味を示していることが報じられている。

  • ブリュワーズ ムスターカスとマイリーの呼び戻しを検討か

    2019.1.29 11:30 Tuesday

     昨季ナ・リーグ最多の96勝をマークしたブリュワーズは、クリスチャン・イェリッチ、ロレンゾ・ケイン、トラビス・ショウ、ヘスス・アギラー、ヨーリス・チャシーン、ジョシュ・ヘイダーといった主力選手たちが引き続きチームに在籍し、再びポストシーズン進出を狙える態勢を維持している。ただし、今オフは正捕手としてヤスマニ・グランダルを獲得した以外に目立った補強はなく、二塁と先発投手に不安を残したまま。MLB公式サイトのリチャード・ジャスティスは、ブリュワーズが昨季の「V戦士」であるマイク・ムスターカスとウェイド・マイリーの呼び戻しを検討する可能性があることに言及している。

     ナ・リーグ中部地区においてカブス、カージナルスとの熾烈な優勝争いを繰り広げることが予想されているブリュワーズ。ジャスティスが「彼らは昨季の地区優勝に大きく貢献していた」と語るムスターカスとマイリーはまだフリーエージェント市場に残っており、ジャスティスは彼らと再契約することはチーム状況にフィットするだけでなく、チームの戦力アップにつながると指摘する。

     ジャスティスいわく、ムスターカスを呼び戻して三塁に置くことで正三塁手のショウを昨季後半戦と同様に二塁に回すことができ、確固たる正二塁手が不在の状況を改善することができる。また、マイリーとの再契約はブランドン・ウッドラフ、フレディ・ペラルタ、コービン・バーンズといった若手先発投手たちや、全休からの復活を目指すジミー・ネルソンへの負担を軽減することになると分析している。

     昨季のムスターカスはロイヤルズとブリュワーズで計152試合に出場して打率.251、28本塁打、95打点、OPS.774をマーク。一方のマイリーはブリュワーズで16試合に先発し、5勝2敗、防御率2.57の好成績を残した。ムスターカスに関しては、マニー・マチャドの獲得を目指している球団が争奪戦に敗れた場合の「プランB」として獲得を狙っており、予想外の争奪戦となる可能性がある。一方、マイリーについては、ムスターカスほど獲得のハードルは高くないとジャスティスは見ているようだ。

  • レンジャーズがブルペン補強 右腕・ケリーと1年契約へ

    2019.1.29 11:00 Tuesday

     関係者によると、ブルペンの補強を画策していたレンジャーズは、フリーエージェントのリリーフ右腕、ショーン・ケリーと2020年の球団オプションが付属した1年契約を結ぶことで合意に至ったようだ。今季のケリーの年俸は250万ドルで、それに加えて50万ドルの出来高が設定されており、来季の契約は年俸250万ドルの球団オプションまたはバイアウト25万ドルとなっている模様。まだ球団からの正式発表はないものの、ケリーはすでに身体検査をパスしているという。

     現在34歳のケリーは、昨季ナショナルズとアスレチックスでプレイ。2球団合計で54試合に登板し、2勝0敗、4ホールド、防御率2.94、被打率.188、WHIP0.90、奪三振率9.18の好成績をマークした。ケリーは10シーズンにわたるメジャー生活において主にセットアッパーとして起用され、通算443試合すべてにリリーフ登板。パドレス時代の2015年に53試合で防御率2.45、ナショナルズ時代の2016年に67試合で防御率2.64をマークするなど、27勝23敗、15セーブ、68ホールド、防御率3.67という成績を残している。

     昨季途中にアスレチックスへ移籍したケリーは、メジャーデビューを果たした2009年から2012年までマリナーズでプレイしており、ア・リーグ西部地区の球団に所属するのはこれが3球団目。レンジャーズではクローザーのホゼ・レクラークにつなぐセットアッパーとして起用されることが予想される。今季のレンジャーズのブルペンは、レクラーク、ケリーのほか、右腕のクリス・マーティン、ジェシー・チャベス、ザック・マカリスター、ニック・ガーデワイン、コナー・サゼック、左腕のC.D.ペラム、ジェフリー・スプリングスといった面々で構成されることになりそうだ。

  • 盗塁王・メリーフィールド ロイヤルズと4年間の契約延長へ

    2019.1.28 14:05 Monday

     2015年にロイヤルズがワールドシリーズ制覇を成し遂げた翌年、ウィット・メリーフィールドはメジャーデビューを果たした。そして、ロイヤルズはメリーフィールドを自軍のロースターに抱えたまま、再びポストシーズン進出を目指そうとしていることが明らかになった。日本時間1月28日、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ロイヤルズはメリーフィールドと4年1625万ドル+オプション1年で契約を延長することで合意に近付いているという。2023年の球団オプションが行使されると、5年間の総額は3000万ドルを超えるようだ。

     2016年に27歳でメジャーデビューを果たしたメリーフィールドは現在30歳。メジャーでフルシーズン、プレイしたのは2017年と昨季の2年だけであり、まだ年俸調停権すら取得していない段階だ。つまり、今回の4年契約は年俸調停権取得前の1年と、年俸調停権取得後の3年をカバーする形となる。その4年間で保証されている金額は1625万ドルで、200万ドルの出来高が設定されている模様(詳細は不明)。また、メリーフィールドは2022年シーズン終了後にフリーエージェントとなる予定だが、2023年の契約は球団オプションとなっている。

     すでに30歳ということもあり、再建期真っ只中のロイヤルズの将来的なチーム構想にフィットせず、トレードで放出される可能性が取り沙汰されていたメリーフィールドだが、デイトン・ムーアGMはメリーフィールドが長期にわたってロイヤルズの一員としてプレイする見込みであることを明言。今回の契約延長は、その言葉を具現化したものとなった。

     2017年に打率.288、19本塁打、78打点、34盗塁、OPS.784をマークしてレギュラーに定着したメリーフィールドは、昨季も打率.304、12本塁打、60打点、45盗塁、OPS.806の好成績をマーク。192安打と45盗塁はメジャー最多の数字であり、2年連続でア・リーグ盗塁王に輝いた。ロイヤルズはメリーフィールドがチームに在籍する今後4~5年の間に、ポストシーズン再進出を目指すことになりそうだ。

  • 「打倒・2強」を目指すレイズ ゾブリスト呼び戻しを検討か

    2019.1.28 13:25 Monday

     ア・リーグ東部地区において、レッドソックスとヤンキースの「打倒・2強」を目指すレイズは、今オフすでにチャーリー・モートン、マイク・ズニーノ、ヤンディ・ディアス、アビサイル・ガルシアらを獲得。彼らがウィリー・アダメス、ジョーイ・ウェンドル、オースティン・メドウズ、ブレント・ハニーウェルといった若手選手たちと融合することで、2強と互角に渡り合えるチームを作ることを目指している。そんななか、タンパベイ・タイムスのマーク・トプキンは、チーム作りのラストピースとして、レイズがベン・ゾブリスト(カブス)の呼び戻しを検討する可能性があることを伝えている。

     現時点でのレイズのチーム状況を考慮すると、さらなる補強に動く可能性が最も高いのはブルペンだろう。トプキンはレイズがクローザーを固定せず、ホゼ・アルバラード、ディエゴ・カスティーヨ、チャズ・ローらを併用していく方針であることを伝えているものの、昨季レイズのクローザーとして25セーブをマークしたセルジオ・ロモがまだ市場に残っている。ケビン・キャッシュ監督は「今チーム内にあるオプションを気に入っているよ」と現有戦力に満足している様子を示しているが、ロモと再契約を結ぶ可能性はゼロではないだろう。

     一方、野手の補強としては、計算できる打者をもう1人ほどチームに加えておきたいところ。そこでトプキンは「ファンからの要望が多くなりそうな選手」として、かつてレイズに在籍したゾブリストの名前を挙げている。昨季のゾブリストは不振に苦しんだ2017年からの復活を果たし、打率.308、出塁率.378の好成績をマーク。内外野を守れるユーティリティ性も健在だ。今季の年俸は1250万ドルとそれほど高くなく、ゾブリストを獲得すれば未知数な若手選手に頼る場面を減らすこともできる。

     カブスは大型補強のための予算を確保するためにゾブリストの放出に動く可能性があることが報じられており、ゾブリストのレイズ復帰は決して夢物語ではない。エバン・ロンゴリア、カール・クロフォードに次ぐ球団歴代3位のWAR32.9(FanGraphs版)をマークしている37歳のユーティリティ・プレイヤーが再びレイズのユニフォームを着てプレイする姿が見られるかもしれない。

  • 移籍志願のタイガース・カステヤーノス トレード交渉は行われず

    2019.1.28 13:00 Monday

     ニコラス・カステヤーノス(タイガース)の代理人を務めるデービッド・ミーターは、地元メディアのデトロイト・フリー・プレスに対してカステヤーノスがトレードによる移籍を希望していることを伝えていた。しかし、タイガースのアル・アビラGMは、カステヤーノスに関するトレード交渉は現在行われておらず、26歳の外野手がタイガースの一員として数週間後に迫ったスプリング・トレーニングの開始を迎え、レギュラーシーズン開幕戦のラインナップにも名を連ねる可能性が高いことを明らかにした。

     カステヤーノスが移籍を志願したことについて、アビラは「彼は自分の意思をハッキリさせておきたかったんだろう。それは悪いことではないよ」とコメント。さらに「だからといって、それがチームや彼のパフォーマンスに影響を与えるわけではない。彼はタイガースの一員としてスプリング・トレーニングを迎えるためにしっかり準備を進めてくれるはずさ」と語り、カステヤーノスのトレード交渉を積極的に行う意思がないことを明言した。

     MLB公式サイトでタイガースの番記者を務めるジェイソン・ベックによると、昨季タイガースの主砲として打率.298、23本塁打、89打点、OPS.854をマークしたカステヤーノスに対し、今オフに入ってから複数のチームがトレードの問い合わせをしてきたという。しかし、トレード交渉は初歩的な段階から進展せず、本格的な交渉には発展しなかったようだ。

     関係者がベックに伝えたところによると、タイガースはカステヤーノスの価格をかなり高く設定しており、トレードに際して大きな対価を求めているという。しかし、カステヤーノスは今季終了後にフリーエージェントとなり、なおかつ三塁と右翼の守備には大きな疑問符が付く選手であり、タイガースの要求に見合うオファーを提示するチームが現れないのは当然と言える。カステヤーノスがフィットすると見られていたドジャースはA.J.ポロック、ブレーブスはニック・マーケイキスと契約して外野手補強を終えており、カステヤーノスはこのままタイガースの一員として2019年シーズンの開幕を迎えることになりそうだ。

  • パドレスなど6球団がマーリンズ・リアルミュートの獲得を狙う

    2019.1.28 12:30 Monday

     MLB公式サイトでマーリンズの番記者を務めるジョー・フリサロによると、依然として多くの球団がJ.T.リアルミュートの獲得を狙っており、トレード交渉は「加熱」しつつあるという。フリサロは自身のTwitterでパドレス、ドジャース、ブレーブス、アストロズ、レッズ、レイズの6球団が27歳のオールスター捕手の争奪戦に加わっていることを伝えており、争奪戦を制する最有力候補を選ぶのは難しい状況であることを明らかにしている。リアルミュートをめぐって、各球団が熾烈な争いを続けているようだ。

     フリサロが挙げた6球団には、いずれもリアルミュートを欲する明確な理由がある。ドジャース、ブレーブス、アストロズ、レイズの4球団はコンテンダー(優勝争いに加わるチーム)だが、どのチームも捕手のクオリティに不安を抱えている。ドジャースはオースティン・バーンズとラッセル・マーティンの併用、ブレーブスはタイラー・フラワーズとブライアン・マッキャンの併用、アストロズはロビンソン・チリーノス、レイズはマイク・ズニーノが正捕手として起用される見込みだが、どの球団にとってもリアルミュートの獲得は大きな戦力アップにつながる。また、再建途中のパドレスとレッズにとって、リアルミュートは再建の軸となり得る存在だ。

     捕手の層に不安を抱えるマーリンズは、リアルミュートの対価としてメジャーでプレイする準備が整った若手有望捕手を要求していると見られており、パドレスがフランシスコ・メヒア、ドジャースがケイベルト・ルイーズという有望株を放出する準備を進めているとの報道もある。また、リアルミュートの保有可能期間が残り2年であることを踏まえ、トレード交渉とともにリアルミュートとの契約延長を目指す球団も現れるはずだ。オフシーズン当初から噂されているリアルミュートのトレードは、実現すれば複数の有望株を含むような大型トレードとなる可能性が高いだけに、今後の動向に大きな注目が集まっている。

  • レンジャーズがベルトレイの「29」を永久欠番に

    2019.1.27 12:30 Sunday

     レンジャーズは今年6月に本拠地グローブライフ・パーク・イン・アーリントンのラストイヤーを祝うセレモニーを行う際に、昨季限りで引退したエイドリアン・ベルトレイが背負った「29」を永久欠番とすることを発表した。ベルトレイはレンジャーズで8年間プレイし、一貫して背番号「29」のユニフォームを着用。今回の発表はレンジャーズOBのマイケル・ヤングによって行われ、エルビス・アンドルースとともにロンドンで休暇を過ごしているベルトレイは、オーナーのレイ・デービスから電話で報告を受けたようだ。

     デービスは「このアナウンスをできることを誇りに思っている。我々は将来の殿堂入り選手であるエイドリアン・ベルトレイの最後の8年間を目撃してきた。2019年は(ベルトレイが長年プレイした)グローブライフ・パーク・イン・アーリントンのラストイヤーであり、エイドリアンの背番号を永久欠番とするのに適切なタイミングであると感じたんだ」とコメント。レンジャーズの永久欠番は全球団共通の「42」を除くとノーラン・ライアンの「34」、イバン・ロドリゲスの「7」、ジョニー・オーツの「26」に続いて4つ目となる。

     ベルトレイは21年のメジャー生活のうち、8シーズンをレンジャーズでプレイ。3度の地区優勝、1度のリーグ優勝に貢献し、チームMVPには4度選出された。通算3166安打、477本塁打をマークし、ゴールドグラブ賞5度、オールスター・ゲーム選出4度と残した成績も文句なし。三塁手で通算3000安打&400本塁打をマークした選手はメジャー史上唯一であり、通算安打数と通算打点数は三塁手として史上最多。通算本塁打数もマイク・シュミット(548本)、エディ・マシューズ(512本)に次ぐ三塁手史上3位の数字となっている。デービスの言葉通り、将来的な殿堂入りは間違いないだろう。

  • 田澤がカブスとマイナー契約 招待選手としてキャンプ参加へ

    2019.1.27 11:05 Sunday

     カブスはメジャー経験豊富な投手の獲得を続け、選手層に厚みを加えている。670・ザ・スコアのブルース・レバインによると、カブスはメジャー通算350登板の実績を誇るリリーフ右腕、ジョージ・コントスとスプリング・トレーニングへの招待が含まれたマイナー契約を結ぶことで合意。さらに、シカゴ・トリビューンのマーク・ゴンザレスによると、カブスは同様の契約を田澤純一とも結ぶようだ。昨季、防御率7点台という自己ワーストのシーズンを過ごした田澤は、招待選手の立場から開幕ロースター入りを目指すことになった。

     カブスは先日、フリーエージェントのリリーフ右腕、ブラッド・ブラックと契約合意に至ったことが報じられており、ブラックのほか、ペドロ・ストロップ、スティーブ・シーシェック、マイク・モンゴメリー、カール・エドワーズJr.、ブライアン・ダンシング、ブランドン・キンツラー、タイラー・チャットウッドの8人で開幕時点でのブルペンの顔ぶれは固まったと見られている(クローザーのブランドン・モローは右肘手術の影響により出遅れが確実)。ほかにもランディ・ロサリオ、カイル・ライアン、ローワン・ウィック、ディロン・メープルズといった候補がおり、田澤が厳しい立場に置かれていることは間違いない。ロースター入りのためには猛烈なアピールが必要になるだろう。

     現在32歳の田澤は、昨季マーリンズとエンゼルスで合計31試合に登板して1勝1敗、2ホールド、防御率7.07に終わった。5月にマーリンズを解雇され、6月にタイガースとマイナー契約を結んだものの、メジャー昇格を果たせないまま解雇。その後、7月にエンゼルスとマイナー契約を結び、9月のロースター枠拡大に伴ってメジャーへ昇格して9試合で防御率2.25と結果を残した。2013年から5年連続50試合以上登板と実績は十分であり、昨年9月のピッチングを続けることができればロースター入りのチャンスはあるはず。メジャー10年目のシーズンを迎える右腕の奮起に期待したい。

  • 積極補強のメッツ 救援左腕・ウィルソンと2年契約へ

    2019.1.26 12:55 Saturday

     今オフ、メッツのゼネラルマネージャーに就任したブロディ・バンワグネンは、ロビンソン・カノー、ウィルソン・ラモス、ジューリス・ファミリアらを獲得するなど積極的な補強を進めている。そのなかでブルペンを補強ポイントの1つに挙げていたが、複数の関係者によると、フリーエージェントのリリーフ左腕、ジャスティン・ウィルソンと2年1000万ドル+出来高で契約合意に至ったことが明らかになった。混戦が予想されるナ・リーグ東部地区で優勝を争う準備は整ったと見てよさそうだ。

     現在31歳のウィルソンは、昨季カブスで71試合に登板して54回2/3を投げ、4勝5敗、16ホールド、69奪三振、防御率3.46をマーク。与四球33と制球力にはやや不安を抱えているものの、左打者を打率.190に封じており、新天地でも対左打者のスペシャリストとして期待がかかる。昨季のメッツはジェリー・ブレビンスがその役割を担っていたが、昨季終了後にフリーエージェントとなっており、ウィルソンはその穴を埋めることになる。

     ウィルソンとの契約合意まで、メッツのブルペンには左腕がルイス・アビラン、ライアン・オルーク、ヘクター・サンティアゴ(いずれも招待選手)とルーキーのダニエル・ザモーラくらいしかいなかった。弱点であったリリーフ左腕の補強に成功した意味は非常に大きいと言えるだろう。

     メッツのブルペンはエドウィン・ディアス、ファミリア、セス・ルーゴ、ロバート・グセルマンで4枠が固まっており、ウィルソンで5枠目が確定。残りの2~3枠はスプリング・トレーニングで競争が行われることになるが、前述のアビラン、オルーク、サンティアゴ、ザモーラのほか、ドリュー・スミス、タイラー・バシュラー、エリック・ハンホールドらが候補となる。

     ディアスとウィルソンを獲得し、ファミリアを呼び戻したメッツ。少なくとも昨季メジャー28位の救援防御率に終わったブルペンは戦力アップに成功した。

  • アスレチックスが先発補強 エストラーダと1年契約

    2019.1.26 12:10 Saturday

     アスレチックスは徐々にではあるものの着実に先発ローテーションの穴を埋めている。日本時間1月26日、アスレチックスはフリーエージェントの先発右腕、マルコ・エストラーダと1年契約を結んだことを発表。ESPNのバスター・オルニーによると、エストラーダの年俸は400万ドルとなっているようだ。なお、40人枠を空けるために先日ウエーバーで移籍してきたばかりのパーカー・ブリッドウェルが40人枠から外され、招待選手としてスプリング・トレーニングに参加することが決定している。

     現在35歳のエストラーダは、2015年に13勝8敗、防御率3.13をマークするなど4シーズンにわたってブルージェイズの先発ローテーションの一角を担ってきたが、昨季は7勝14敗、防御率5.64と不本意なシーズンに。しかし、4年連続で28試合以上に先発し、平均172イニングを投げているイニング・イーターぶりは、先発投手に故障が相次いでいるアスレチックスにとって貴重な戦力となるはずだ。

     今オフのアスレチックスは、昨季終了後にノンテンダーFAとしたマイク・ファイアーズと再契約を結び、2017年にエンゼルスで10勝をマークしたブリッドウェルも獲得。派手な補強ではないものの、着実に先発の頭数を揃えている。フリーエージェント市場にはローコストかつ堅実な働きが期待できる先発投手がまだ多数残っており、スプリング・トレーニングの開始に向けて、引き続き先発投手の補強を目指していくことになりそうだ。

  • ベテラン救援左腕・ペレスがインディアンスと再契約

    2019.1.26 11:30 Saturday

     インディアンスは今季も地区優勝を狙える選手を維持しつつ、主力選手の世代交代を進めているが、弱点となっているブルペンの補強として頼れるベテラン左腕と再契約を結んだことを発表した。日本時間1月26日、インディアンスは昨季終了後にフリーエージェントとなった37歳のリリーフ左腕、オリバー・ペレスと1年契約を結んだことを発表。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ペレスの年俸は250万ドルで、2020年の契約はペレスの成績に応じたベスティング・オプションとなっているという。

     ヘイマンはベスティング・オプションの詳細を伝えており、今季のペレスの登板試合数に応じて来季の契約条件が決定する形となっている。ペレスが今季を故障なく過ごし、55試合に登板した場合、来季の契約は年俸275万ドルで自動更新。60試合に登板した場合、年俸は300万ドルになるという。昨季は6月上旬にインディアンスに加入したあと51試合に登板しており、フルシーズン健康にプレイすれば十分にクリアできる数字である。

     昨季のペレスは51試合に登板して32回1/3を投げ、1勝1敗、15ホールド、43奪三振、防御率1.39の好成績をマーク。51試合のうち46試合を無失点に抑えたほか、左打者を打率.194に封じ、右打者に対しては被打率.104という驚異的な数字を残した。選手の貢献度を表す総合指標WARでは1.1を記録し、これはフリーエージェント市場に残るリリーフ投手ではクレイグ・キンブレルの1.5に次ぐ数字だった。

     今オフのインディアンスはアンドリュー・ミラー(カージナルス)とコディ・アレン(エンゼルス)が退団したものの、昨季途中にパドレスからブラッド・ハンドとアダム・シンバーを獲得したことによりブルペンの戦力ダウンを最小限にとどめている。それでも層の薄さには不安が残り、安定した働きを期待できるペレスの存在は非常に心強い。かつてパイレーツのエース格として奪三振の山を築いた左腕は、今季も貴重な戦力となりそうだ。

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