English Español 韓国語
  • アルダーソンGM「ティーボウはメジャーでプレイするだろう」

    2018.2.19 11:30 Monday

     2007年にカレッジ・フットボールで最も活躍した選手に贈られる「ハイズマン賞」を受賞し、NFLでもプレイしたティム・ティーボウ(メッツ)は2016年8月に野球転向を表明し、今年のスプリング・トレーニングに招待選手として参加予定である。サンディ・アルダーソンGMはティーボウにメジャー昇格の可能性があると考えているようだ。

     ティーボウが野球転向を表明してメッツと契約したとき、ティーボウが将来、メジャーへ昇格すると予想した人はほとんどいなかっただろう。あくまでも「記念」、悪い言い方をすれば「お遊び」で野球に転向したと考えた人が多かったはずである。しかし、アルダーソンは「私の推測だが」と前置きしたうえで「ティーボウはメジャーでプレイすると思うよ」とティーボウのメジャー昇格を予感し始めている。

     昨季のティーボウはA級で開幕し、6月下旬にA+級へ昇格。2階級合計で126試合に出場して打率.226、8本塁打、52打点、OPS.656をマークした。486打席で126三振を喫しているようにまだ課題は山積しているが、昇格後に成績を向上させており、野球の世界に少しずつ適応し始めていることは間違いない。球団がティーボウに可能性を感じているからこそ、スプリング・トレーニングへの招待状が届いたのだろう。

     メッツはスプリング・トレーニングでティーボウをヨエニス・セスペデスやジェイ・ブルースといったその他の外野手と同様に扱う方針だ。つまり、ティーボウのパフォーマンス次第では、AA級とAAA級を飛び越えて開幕ロースターに名を連ねる可能性もゼロではないのだ。もちろん、開幕ロースター入りが実現する可能性は限りなくゼロに近い。しかし、昨季をA+級で終えたティーボウは今季の開幕をAA級で迎える可能性がある。メジャーまであと2階級というところまで来ているのである。

     「一人のアスリートとして、僕はベストの選手でありたい、最も高いレベルでプレイしたい、チャンピオンになりたい、と常に思っている。僕は自分を信じているから、その目標に向かって努力できるんだ。でも、もしメジャーに昇格できなくても後悔はしないだろう。野球をすでに楽しんでいるからね」とティーボウ。今オフ、スイングの改造に取り組んだティーボウは、ひょっとすると、今季終盤にはメジャーのフィールドに立っているかもしれない。


     関連ニュース

  • 鉄腕リリーバー・モイラン 古巣・ブレーブスと契約交渉中

    2018.2.19 11:00 Monday

     80試合以上に登板したシーズンが3度もあり、昨季はメジャー最多の79試合に登板した鉄腕リリーバー、ピーター・モイランが古巣・ブレーブスへの復帰に近付いているようだ。ブレーブスは現在、モイランとの契約完了に向けて交渉を続けている。

     昨季のモイランはロイヤルズで79試合に登板して24ホールド、防御率3.49、被打率.189をマーク。右のサイドハンドからの投球で右打者を得意とする傾向は昨季も変わらず、左打者には打率.316と打ち込まれたものの、右打者を打率.161に封じ込め、自身の役割をしっかり果たしたシーズンとなった。

     ロイヤルズがモイランとの再契約に向けて契約交渉を行っていることが報じられているが、MLB公式サイトでブレーブスの番記者を務めるマーク・ボウマンによると、ブレーブスが一歩リードしている模様。ブレーブスとの契約完了は目前に迫っているようだが、現時点ではメジャー契約なのかマイナー契約なのかといった具体的な契約条件については明らかになっていない。

     モイランはオーストラリア代表の一員として出場した2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシックでブレーブスのスカウトの目に留まり、大会後にブレーブスと契約。2007年に80試合で防御率1.80、2009年に87試合で防御率2.84、2010年に85試合で防御率2.97をマークするなどブルペンの中心的存在としてチームに貢献したが、2008年にトミー・ジョン手術、2011年に背中の手術、2014年には2度目のトミー・ジョン手術を受けているように故障と戦うキャリアを送っている。全休した2014年を経て、2015年はブレーブスでプレイしたが、登板は22試合どまり(防御率3.48)。今回、ブレーブスとの契約が正式に決まれば、3度目のブレーブス所属となる。

     ブレーブスの投手陣は先発・リリーフを問わず若手選手が非常に多く、モイランは対右打者用のスペシャリストとしてだけでなく、豊富な経験を有する若手選手のサポート役として貴重な存在となるはずだ。


     関連ニュース

  • 大谷所属のエンゼルス 控え外野手&元本塁打王を獲得

    2018.2.19 10:30 Monday

     日本時間2月19日、エンゼルスは控え外野手として通算185本塁打のクリス・ヤングと1年200万ドルで契約を結び、C.J.クロンの放出により層が薄くなった一塁のデプスとして2016年ナ・リーグ本塁打王のクリス・カーターとマイナー契約を結んだことを発表した。

     ジャスティン・アップトンと契約を延長し、ザック・コザートやイアン・キンズラーを獲得するなど積極的な補強を進めているエンゼルスが、戦力に厚みを持たせるべく、さらなる補強に動いた。レフトにアップトン、センターにマイク・トラウト、ライトにコール・カルフーンとレギュラー3人がガッチリと固定されている外野に、外野3ポジションを守れる控え選手として34歳のベテラン・ヤングを獲得。余剰戦力のクロンを放出した一塁には、万が一の場合に備えて通算158本塁打の長距離砲・カーターをマイナー契約で加えた。

     ヤングはダイヤモンドバックス時代に3度の「20-20(20本塁打&20盗塁)」を達成しているオールラウンドな外野手。2013年以降は外野の準レギュラーとして4球団を渡り歩いており、アスレチックス、メッツ、ヤンキースを経て2016年から2シーズン、レッドソックスでプレイした。昨季は90試合に出場して打率.235、7本塁打、25打点、OPS.709を記録。自己ベストのOPS.850をマークした前年から各部門で数字を落とし、やや不本意なシーズンとなった。レッドソックスではアンドリュー・ベニンテンディ、ジャッキー・ブラッドリーJr.、ムーキー・ベッツの3人で固定された外野陣の控えを務めており、エンゼルスでも昨季同様の役割を担うことになる。

     カーターは2013年から4年連続で24本塁打以上&151三振以上を記録した大味なスラッガー。ブリュワーズでプレイした2016年にノーラン・アレナード(ロッキーズ)と並ぶ41本塁打を放ち、ナ・リーグ本塁打王に輝いたものの、年俸の高騰を懸念されてブリュワーズからノンテンダーFAとなり、昨年2月にヤンキースと契約した。しかし、ヤンキースでは62試合で打率.201、8本塁打、26打点、OPS.653と活躍できず、7月上旬に解雇。その後、古巣・アスレチックスとマイナー契約を結び、AAA級で36試合に出場して打率.252、9本塁打、22打点、OPS.869をマークした。エンゼルスの一塁にはレギュラー格のルイス・バルブエナ、指名打者兼任のアルバート・プーホルスのほか、2016年に15本塁打を放った26歳のジェフリー・マーテイも控えており、カーターは4番手という扱いになるが、本塁打王に輝いたのはわずか2年前のことであり、自慢の長打力をアピールできればロースター入りのチャンスはゼロではないはずだ。


     関連ニュース

  • ジャイアンツがリリーフ左腕・ワトソンを獲得

    2018.2.18 18:00 Sunday

     今オフのジャイアンツはエバン・ロンゴリアやアンドリュー・マカッチェンなどを獲得し昨年地区最下位からのリベンジを誓う。そのための補強は惜しまず、今回はドジャースからFAとなっていたトニー・ワトソンと契約を結んだ。

     32歳のワトソンは昨年、パイレーツで開幕を迎えてリリーフ左腕としてブルペン陣を支えた。その後、7月のトレード期限最終日にドジャースへと移籍し24試合で防御率2.70と安定感をみせチームの地区優勝やワールドシリーズ進出に貢献した。1年通じての成績は71試合に登板して7勝4敗 防御率3.38だった。シーズン後はFAとなり新たな移籍先を探していた。

     今回の契約は2年900万ドルで3年目は選手オプションが付いているという。出来高を含めると最大で2年1400万ドル、3年目は2100万ドルになる。昨年のジャイアンツはスティーブン・オカートとジョシュ・オシッチがリリーフ左腕として登板していたが、オカートは44試合で防御率5.67、一方のオシッチは54試合で防御率6.23と安定感を欠いた。そこでメジャー7年間で通算防御率2.68のワトソンに白羽の矢が立った。

     今回の入団はワトソンとパイレーツ時代にチームメイトだったマーク・マランソンの存在が大きかったという。マランソンはワトソンにジャイアンツ入団を勧めており「ワトソンはこれまで出会った選手の中でプロの中のプロと言ってもいい選手だ。彼について否定することはまったくないよ」と話している。約4年間共に戦った同僚と再びチームメイトになることを喜んでいるようだ。


     関連ニュース

  • レイズがトレードでクロン獲得 ディッカーソンをDFAに

    2018.2.18 17:00 Sunday

     メジャーリーグのキャンプが始まってはや数日が経ち、選手の去就や移籍が次々と決まっている。特にレイズは忙しくツインズとのトレードでジェイク・オドリッジを放出。そしてエンゼルスとのトレードでは新たにC.J.クロンを獲得した。

     28歳のクロンは2011年のドラフト会議でエンゼルスから1巡目指名(全体17番目)で入団し、3年後の2014年にメジャーに昇格。1年目は79試合に出場し打率.256 11本塁打 37打点と結果を残した。その後も3年連続で16本塁打を記録するなど安定して成績を残しており、アルバード・プーホルスやルイス・バルブエナと共にエンゼルスの一塁を守ってきた。昨年は100試合で打率.248 16本塁打 56打点だった。

     エンゼルスでは二刀流の大谷翔平が指名打者での出場が見込まれることがあってプーホルスが一塁守備に取り組むなど選手起用法が変わりつつある。そのためクロンは昨年よりも出場機会が減る可能性が高く、今回のトレードに至ったと見られている。ビリー・エプラーGMは「クロンはプロとして卓越した選手だった。チームメイトも彼のことを惜しんでいるし、みんなはクロンの野球人生が上手くいくことを願っているよ」とコメントした。

     同時にレイズは今回のクロン獲得のためにコリー・ディッカーソンをDFAとしたことを発表。チームの40人枠にはディッカーソンを含めたとしても左打ちの外野手が6人おり、この決定について「様々な要因があった」と球団関係者は話す。右打ちの内野手でパワーのあるクロンの獲得によってこれまでのような成績を残せばチームにとってプラスとなるだろう。ちなみにクロンの交換相手は後日、改めて発表される。


     関連ニュース

  • ツインズがレイズとのトレードでオドリッジを獲得

    2018.2.18 16:00 Sunday

     キャンプが始まり、この数日で選手の去就が次々と決まっていく。FAと同時にトレード市場も動きをみせた。そんな中、ツインズがレイズとのトレードを敢行し先発右腕のジェイク・オドリッジの獲得を発表した。

     27歳のオドリッジは2014年からレイズの先発ローテーションに定着しており、昨年は2度の故障で戦線離脱するも2桁10勝を達成し投手陣を支えた。1年通じての成績は28試合に登板して10勝8敗 防御率4.14だった。オフはトレード候補に挙げられており、今回のツインズのほかにオリオールズやヤンキース、ブリュワーズなど複数球団が興味を示していた。

     ツインズは前日に通算90勝右腕のアニバル・サンチェスと契約を結んだばかりだが、同時にオドリッジ獲得に向けての交渉を行っていた。チームはアービン・サンタナが右手中指の手術により開幕に間に合わないこともあってダルビッシュ有の獲得を目指していたが、カブス入団が決まったことで他の選手の獲得が急務となっていた。オドリッジはこれまで190イニング以上を投げたことはないが直近3年間で500回1/3を投げて443奪三振、防御率3.71と成績を残している。約4年間、ローテーションを守ってきた実績は魅力的だ。

     ちなみにツインズが放出したのは21歳の遊撃手・ジャーメイン・パラシオスで主に1Aでプレーした若手選手だ。パワーが魅力で昨年は124試合に出場した打率.296 13本塁打 67打点とキャリアハイの成績を残した。まだメジャー経験はないが、新天地でさらに上のレベルを目指す。今回のトレードが双方にとってよい出来事になることを願うばかりだ。


     関連ニュース

  • ついにホズマーの去就決定 パドレスと8年契約

    2018.2.18 15:00 Sunday

     野手のキャンプが始まり選手がこれから本格的な競争が始まっていく。そんな中でまだ数多く残っているFA組の移籍先を早く決めたいところだ。パドレスは一塁手の補強としてロイヤルズからFAとなっていたエリック・ホズマーと8年契約を結んだ。

     28歳のホズマーはメジャー7年間ロイヤルズ一筋の一塁手でチームの顔というべき存在。昨年も安定した打撃でレギュラーシーズンは全162試合に出場して打率.318 25本塁打 94打点の成績を残し打線を支えた。また、ゴールドグラブ賞も受賞し攻守ともに充実した年となった。シーズン後はFAとなり一塁手部門で注目の1人として複数球団が興味を示していた。

     今回の契約は8年1億4400万ドルで先日、カブスと契約したダルビッシュ有の6年1億2600万ドルを超える今オフで最大の契約となった。MLBネットワークのジョン・モロシ記者によると契約5年目の2022年オフには契約を破棄することができるオプトアウトが可能だという。同時にこの契約はパドレス球団史上最大のものになると伝えている。

     パドレスは2006年を最後にポストシーズンに進出できていない。昨年も地区4位と苦しみ今季は巻き返しを狙っている。オフにはチェイス・ヘッドリーやクリス・ヤングらと契約し徐々に補強を進めてきた。ここにきて安定した打撃成績が期待できるホズマーを加えることで長期に渡って中心選手として中軸を任せることができる。ホズマーは牧田和久にとっても心強い味方になりそうだ。


     関連ニュース

  • レンジャーズがノーヒッターのボルケスとマイナー契約

    2018.2.17 18:00 Saturday

     オフはFAとなった選手がどこのチームに行くのか気になるところだが、今回はキャンプが始まった今でも数多くの選手の所属先が決まっていない状態だ。最近ではマイナー契約でチームに合流する機会が増えている。そんな中、レンジャーズはエディソン・ボルケスと契約を結んだ。

     34歳のボルケスは昨年は不本意な年を過ごした。3月にはドミニカ共和国代表としてWBCに出場。シーズン中は開幕投手を務めるもWBCの疲れからか4月は勝利を挙げることができなかったが、日本時間6月4日のダイヤモンドバックス戦ではノーヒッターを達成して週間MVPにも選出された。6月は3勝と奮闘したが、右肘を故障したことでトミー・ジョン手術を受けることになり7月を最後に投げていない。1年通じての成績は17試合に登板して4勝8敗 防御率4.19だった。

     レンジャーズはトミー・ジョン手術から復活を目指すボルケスと2年契約。チーム合流後は招待選手としてメジャーキャンプに参加し、アリゾナの施設でリハビリに取り組む。2年目の契約はオプションになる見込みで来季の復帰を目指している。ジョン・ダニエルズGMは「ボルケスとは2019年の契約だ。今年はリハビリに時間を費やし、来年に良好な状態でプレーしてほしい」と話している。

     ボルケスにとってメジャーへの第一歩はレンジャーズから始まっている。2001年にマイナー契約を結んだ彼はマイナーで実践経験を積み、2005年にメジャー昇格している。レンジャーズではメジャー3年間で3勝しか挙げることができなかったが、移籍先の各球団で活躍し、キャリアを積み重ねてきた。そして今回、プロ生活を始めた古巣に戻り復活を目指す。


     関連ニュース

  • メッツがベテラン左腕・バルガスと2年契約

    2018.2.17 17:00 Saturday

     2016年以来のポストシーズン進出を目指すメッツにとって課題として挙げられているのは先発陣。選手個々の力は大きいものの、故障者が続出し思うような結果を残せていない。そこでチームはロイヤルズに所属していた。ジェイソン・バルガスと2年契約を結ぶ。

     35歳のバルガスは2015年に受けたトミー・ジョン手術から本格的に復帰した昨季はロイヤルズの左腕エースとして18勝を挙げて最多勝を獲得した。またオールスターには初選出され、最高のシーズンを送った。しかし左投手ながら左打者によく打たれ、被打率.311と課題も残した。1年通じての成績は32試合に登板して18勝11敗 防御率4.16だった。

     今回の契約は2年1600万ドルで3年目は800万ドルのオプション付きだという。2007年以来となるメッツ復帰となったバルガスは当時、1勝も挙げることができなかったが、年数を経て力を付けた彼は先発ローテーションの一角としてノア・シンダーガードやジェイコブ・デグロムらと共に投手陣をけん引していく。そんな中、ミッキー・キャラウェイ新監督は「長いイニングを投げることはないと思う」と話している。今年は先発を6人制にする方針のためにこれまでよりもイニングが少なくなるようだ。

     バルガスはトミー・ジョン手術の影響で2年はほぼ投げることができなかったが2010年から平均で188イニングを投げている。35歳になったが、昨年は179回2/3を投げた。それでも現地報道によるとシンダーガードとデグロムに次、先発3番手の働きを期待されているようだ。キャンプが始まり先発ローテーション争いがし烈となる中、ベテラン左腕の加入はどのような影響を与えるのか。バルガスの新天地での投球に期待したい。


     関連ニュース

  • ツインズが通算90勝右腕・A.サンチェスと契約へ

    2018.2.17 16:00 Saturday

     先日、ダルビッシュ有のカブス加入が決まったことで彼と契約できなかったチームは他の先発投手探しに必死だ。キャンプも始まっている中で1日でも早く陣容を決めなければならない。そんな中でツインズはアニバル・サンチェスと契約を結ぶ見込みだ。

     33歳のサンチェスは昨年、開幕はリリーフとして開幕を迎えるも途中から先発に転向して投げていた。途中で故障にも悩まされたこともあり思うように勝ち数が増えなかった。1年通じての成績は28試合(17先発)に登板して3勝7敗 防御率6.41だった。シーズン終了後はFAとなり新たな移籍先を探していた。

     通算90勝、2013年には防御率2.57で最優秀防御率のタイトルを獲得したサンチェスは先発として262試合の先発登板があり、経験豊富なベテラン右腕だ。ツインズはオフに実績のある先発投手を探しており、ダルビッシュを逃した今、サンチェスに白羽の矢が立った。しかし、メディカルチェックが残っているために球団からは正式契約の発表はされていない。

     今回の契約は1年250万ドルでこれに加えて250万ドル出来高が付いているという。近年は不振に苦しんでいるサンチェス。その原因として挙げられているのは直球であり、「ファングラフス」によると最優秀防御率を獲得した2013年の平均球速が93.8マイルだったのに対し、昨年は90.7マイルだったという。2014年を境に年々、速度が低下していることが問題だ。また、スライダーもよく打たれていることも問題視されており、昨年の被打率は.471と高めだった。

     ツインズの投手陣の仲間入りを果たすサンチェスは若手選手の手本としての役割も担うことになる。まだ正式発表はされていないが、チームの2年連続のポストシーズン進出をめざしてベテラン右腕は新天地で復活を目指す。


     関連ニュース

  • ブリュワーズが先発候補獲得 マイリーとマイナー契約

    2018.2.17 15:00 Saturday

     既にバッテリー間のキャンプが始まっているが、最近になって駆け込みでチームとマイナー契約する選手が多くなった。以前から先発投手の補強を目指していたブリュワーズはオリオールズに所属していたウェイド・マイリーと契約を結んだ。

     31歳のマイリーは昨年、開幕直後から故障者リスト入りするもすぐに先発ローテーションに復帰した。ローテーションこそ守るもなかなか勝ちに恵まれす不本意なシーズンを送った。1年通じての成績は32試合に登板して8勝15敗 防御率5.61だった。特に制球に苦しみ、2012年に16勝を挙げて活躍していた時の面影はなかった。

     マイリーは招待選手としてメジャーキャンプに参加する。今回の契約はメジャー昇格を果たした場合の基本給は250万ドルになり、さらに320万ドルのインセンティブが付くという。近年は不調に苦しんできたマイリーの今年に賭ける思いは相当なもので「過去2年は本来の力を出すことができなかった。今はもう投げる準備はできている」と話している。オフには元サマーリーグのコーチであるクリス・ウェストコット氏の指導を受けた。そこではビデオを使用して自身のフォームチェックなど修正箇所を確認していたという。

     ブリュワーズはダルビッシュ有の獲得を目指していたが、カブス入団が決まったことで他の先発投手獲得に方向転換。近年は不調とはいえ通算66勝、200試合に登板しているマイリーの経験に白羽の矢が立った。クレイグ・カウンセル監督は「私たちは彼がどうような人物でどのようなボールを投げるのか確かめるためマウンドにあげる必要があった」と話している。

     新天地となるブリュワーズにはマイリーにとって心強い存在がいる。それは同じ先発投手のチェイス・アンダーソンだ。マイリーとアンダーソンはダイヤモンドバックス時代のチームメイトで2人は共にマイナーから経験を積み、メジャーに昇格した。アンダーソンはマイリーの加入について「ダイヤモンドバックス時代は3年間で600イニング近く投げていたのが印象的だった。制球力が戻れば彼にとっても良いことがあると思う」と期待を寄せた。顔なじみが多くいるというブリュワーズでマイリーは復活を目指す。


     関連ニュース

  • センター転向に再挑戦するパイレーツ・マーテイ

    2018.2.16 18:30 Friday

     昨季のパイレーツは守備力向上のために外野3人のポジションをシャッフルして開幕。しかし、新体制の外野はわずか13試合で終わりを迎えた。レフトからセンターに移ったスターリング・マーテイが禁止薬物使用により80試合の出場停止処分を科されてしまったからだ。

     昨季、パイレーツは守備力の低下が顕著なアンドリュー・マカッチェンをセンターからライトへ移し、ライトのグレゴリー・ポランコがレフト、レフトのマーテイがセンターに入る布陣で開幕を迎えた。ところが、マーテイが80試合出場停止。マーテイはオールスター・ブレイク明けまで復帰できず、復帰後は以前と同様にレフトにマーテイ、センターにマカッチェン、ライトにポランコが入る布陣が採用された。

     マーテイは昨季のような失敗を繰り返さないことを心に誓っている。「昨季はとてもタフなシーズンだった。しんどかった。(昨季の出来事を経験して)僕はたくさん成長したよ」とマーテイ。「(昨季のことから)たくさんのことを学んだよ。今季は気持ちを入れ替えて、これまで以上にチームに貢献するつもりさ」と汚名返上に意欲を見せる。

     純粋な守備力だけを考えれば、もっと早い段階でマーテイがセンターのポジションに就いてもおかしくなかった。しかし、マーテイはチームの看板選手であるマカッチェンをリスペクトし、センターを守りたいという個人的な願望を封じ込めてきたのである。クリント・ハードル監督は「(マカッチェンが移籍して)センターはマーテイのものになった。センターを守る機会を得て、彼はとてもワクワクしているだろうね」とマーテイの活躍に期待を寄せる。

     もちろん、マカッチェンの退団はともに外野を守ってきたマーテイとポランコに大きな影響を与えるだろう。しかし、彼らはマカッチェンの代わりを務めようとは考えていない。「僕たちには自分の役割があると認識している。マカッチェンがチームにいようといまいと、僕たちがやるべきことは変わらないよ」とマーテイは語る。

     打席でのアプローチにやや難を抱えているとはいえ、走攻守すべてに高い能力を誇るマーテイ。今季は苦戦が予想されるパイレーツだが、マーテイ彼がセンターで躍動すれば、ファンに少しでも多くの明るいニュースを届けられるはずだ。


     関連ニュース

  • モレノ・オーナー「トラウトの契約延長は常に考えている」

    2018.2.16 17:30 Friday

     マイク・トラウトとエンゼルスの契約は、今季を含めてあと3年残っている。しかし、エンゼルスはすでにトラウトとの契約延長を検討し始めているようだ。アート・モレノ・オーナーは「(トラウトの契約延長は)常に考えているよ」と球界最高のスター選手との契約延長に向けて動く方針であることを明言した。

     「我々は常に(トラウトとの契約延長のことを)考えている。でも、彼だけじゃない。他にもたくさん選手はいるからね。長期的に見て、しかるべきときが来たときに、適切に対応するつもりだよ」とモレノ。トラウトとの契約は2020年まで残っているため、「何事も焦ってやるつもりはないよ。ビジネスをするうえで良い方法だとは思わないからね」と焦らずじっくりと取り組んでいく意向を示した。

     当然ながら、トラウトの野球選手としてのピーク期間は徐々に減少し始めており、エンゼルスもそのことを認識している。トラウトが球界トップクラスの活躍を見せた6シーズンで、エンゼルスがポストシーズンに進出したのは1度だけ(2014年:ロイヤルズとの地区シリーズで敗退)。投手陣に故障者が続出するなど、トラウトの活躍を生かせないシーズンが続いているのだ。昨季はマイク・ソーシア監督就任後初めての2年連続負け越しという屈辱も味わった。

     そこからの巻き返しを図るべく、今オフのエンゼルスは積極的な戦力補強を敢行。大谷翔平の獲得に成功して話題を独占しただけでなく、ジャスティン・アップトンと契約を延長し、フリーエージェント市場でザック・コザート、トレード市場でイアン・キンズラーと有力選手を次々に獲得した。それでも年俸総額はぜいたく税の対象となる上限金額を下回る見込みであり、夏場の戦力補強に向けて余裕を残している。

     「必要な補強のために余裕を残すようにしているんだ。(さらなる補強に動くかどうかは)市場に誰がいるか、チームがどの順位にいるか、といったこと次第だけどね」とモレノはチームの強化に協力を惜しまない方針だ。トラウトを中心としたタレント軍団で、昨季のワールドシリーズ王者・アストロズを撃破できるのか。モレノが作り上げた「2018年版エンゼルス」の戦いぶりに注目だ。


     関連ニュース

  • マーリンズの有望株・アルカンタラの成長に期待

    2018.2.16 16:50 Friday

     今季から球団の経営陣が変わりチーム改革に着手しているマーリンズ。オフにはジャンカルロ・スタントンやディー・ゴードン、マーセル・オズーナといった主力選手達を次々と放出し、批判の声が挙がっている。それでもチームに残った選手でシーズンを戦わなければならない。そんな中で期待されているのがサンディ・アルカンタラだ。

     22歳のアラカンタラは昨年はカージナルスに所属し、9月のセプテンバーコールアップでメジャー初昇格。8試合に登板して0勝0敗 防御率4.32の成績を残した。メジャーではすべてリリーフとしての登板だったが、元々は先発でマイナーでは昨年、2Aで25試合(22先発)で7勝5敗 防御率4.31だった。少々、制球に難があるものの、本塁打を打たれにくいという武器をもっており、3Aを経由せずに2Aからメジャー昇格を果たした実績をもつ。オフはオズーナとのトレードでマーリンズに移籍している。

     現在、MLB.comで発表されているチーム内有望株ランキングでは3位にランクインされており、首脳陣からも「エースになれる器」として大きな期待をかけられている。アルカンタラはスプリングトレーニングの初日にブルペン入り。ドン・マティングリー監督は「このチームには良い人材が揃っていることを知っている。アルカンタラもその1人で彼にはじっくりと経験を積んで成長してほしい」と期待を寄せる。

     その一方でアルカンタラ本人も「昨年9月にメジャーでプレーすることができた。これからも自分の投球を続けなければならない。自慢のファストボールで打者達を抑えていく」と今季の抱負を話していた。彼の武器のファストボールは球界平均の93.21マイルを遥かに超える98.21マイルを計測する。チームとしては将来的な先発ローテーション入りを望んでおり、時間をかけてじっくりと育成していく方針だ。

     今回のスプリングトレーニングでは彼自身のパフォーマンス次第ではあるが、いきなり開幕ロースターには入れずに3A、または2Aで経験を積ませる見込みだ。将来のエース候補の成長が今後も楽しみだ。


     関連ニュース

  • マリナーズの新戦力・ヒーリーが右手手術で離脱

    2018.2.16 16:00 Friday

     各チームはオフに獲得した新戦力に大きな期待をかけている。しかし、時には古傷やキャンプ中の負傷で開幕に間に合わない場合もある。そんな中でマリナーズに移籍したライオン・ヒーリーが右手手術の影響で4週間から6週間の離脱を余儀なくされた。

     一塁手が不足していたマリナーズにとってヒーリーの加入はとても大きく、主力選手としての起用が見込まれていた。昨年まで所属していたアスレチックスでも149試合に出場して打率.271 25本塁打 78打点と飛躍を遂げたことにより新天地でも同様の活躍が期待されていた。去る日本時間2月15日に右手の手術を受けたことで復帰には4週間から6週間ほど時間を要するという。

     これを受けてスコット・サービス監督は「ヒーリーは4週間から6週間ほどで復帰できると聞いている。彼の離脱には大きな影響があることは分かってはいるが、私は医者ではないからリハビリの経過も知る必要がある。とても心配だよ」と話している。先日、フィラデルフィアで手術を終えたヒーリーは数日後にチームに再合流しリハビリを開始するという。

     ヒーリーの離脱で一塁の枠が空いたことにより若手選手には開幕ロースターに入るための機会が訪れた。今回のキャンプで一塁手として参加しているのは25歳のダン・ヴォーゲルバックとルール5ドラフトでヤンキースから獲得した25歳のマイク・フォードだ。ヴォーゲルバックはヒーリー同様にパワーが武器で昨年はマリナーズで16試合の出場に終わったものの、3Aでは125試合に出場して打率.290 17本塁打 83打点の成績を残している。一方でフォードはまだメジャー経験こそないが、昨年は2Aから3Aに昇格して合計126試合で20本塁打を放った実績をもつ。サービス監督も「彼らにはチャンスを与える」と話しており同い年同士の競争が激しくなりそうだ。

     ヒーリーは開幕には間に合わない予定だが、レギュラーシーズンの早い段階で復帰することを期待される。焦らずに万全な状態でチームに復帰してほしい。ヒーリーは復帰に向けて最初の一歩を踏み出した。


     関連ニュース

  • アクーナ「マイナースタートの決断をタフなものにしてやりたい」

    2018.2.16 15:30 Friday

     フリーエージェントを先延ばしにするため、ブレーブスがトップ・プロスペクトのロナルド・アクーナをマイナーでスタートさせることは確実と見られている。アクーナ自身もそれを理解しているが、その決定を無抵抗に受け入れるつもりはないようだ。

     長期的なチーム編成を考えたとき、アクーナを開幕からメジャーのロースターに入れることはブレーブスにとって得策とは言えない。メジャーリーガーはメジャーでのプレイ期間が6年に達するとフリーエージェントの権利を得るが、この1年というのはメジャー登録日数172日に相当する。レギュラーシーズンはおよそ6ヶ月(=およそ180日)にわたって行われるため、シーズン最初の2週間ほどをマイナーで過ごした場合、最初のシーズンのメジャー登録日数が172日に満たず、結果としてプレイ期間が6年に達するのが1年先延ばしになるのである。

     この手法を用いてトップ・プロスペクトのフリーエージェントを先延ばしにする例は毎年のように見られ、クリス・ブライアント(カブス)やジョージ・スプリンガー(アストロズ)も同じ経験をしてきた選手たちである。アクーナは今季の開幕ロースターに入って6年間マイナーに落ちることなくプレイし続けると、2023年シーズン終了後にフリーエージェントとなるが、今季のメジャーデビューを2週間ほど遅らせるだけで、フリーエージェント権の取得は最短でも2024年シーズン終了後になる。こうした事情があり、ブレーブスがアクーナを開幕ロースターに入れないのは確実であると見られているのだ。

     しかし、アクーナは「(マイナースタートの)決断をできるだけタフなものにしてやりたい」と意気込んでいる。オープン戦で自身の価値を証明し、チームに不可欠な戦力であると思い知らせてやろう、ということだろう。「僕をAAA級でスタートさせるという決断をするときに、チームが悩むようにしてやりたいんだ」とアクーナ。一方でブライアン・スニッカー監督は「何が起こるかを100%知ることはできないから、彼にはしっかり準備しておいてもらいたい」とアクーナに期待を寄せている。

     マット・ケンプをドジャースへ放出し、外野の1枠が空いたため、早期のメジャー昇格を確実視されているアクーナ。昨季はアーロン・ジャッジ(ヤンキース)とコディ・ベリンジャー(ドジャース)の活躍に沸いたメジャーリーグだが、今季は「アクーナ旋風」が吹き荒れるかもしれない。


     関連ニュース

  • ウッド&ビューラーがキャンプ離脱も早期復帰は可能

    2018.2.16 15:00 Friday

     スプリングトレーニングは各選手達がシーズンに向けてアピールする大事な期間だ。その中で故障をしてしまうと開幕ロースター入りが危なくなってしまう。そんな中でドジャースから心配なニュースが入ってきた。アレックス・ウッドとウォーカー・ビューラーが日本時間2月16日の練習に参加しなかったという。

     昨年はリリーフとして開幕を迎えたウッドは途中から先発に配置転換すると4月後半から7月中旬まで負けなしの11連勝を挙げて投手陣を支えた。後半戦こそ失速したが、チームがワールドシリーズまで進出できたのもウッドの活躍があってこそだった。昨年は2度に渡る故障者リスト入りを経験するも今ではその影響もなく本人も問題にはしていなかった。しかし、今回はウォームアップ中に右足首を痛めたことでブルペン入りを回避していた。

     一方のビューラーは昨年9月のセプテンバー・コールアップにおりメジャー初昇格を果たすと初登板となった日本時間9月8日のロッキーズ戦で2回無失点と上々のデビューを飾った。その後はメジャー初勝利も記録し、今季へ向けて飛躍のきっかけとなる年となった。成績は8試合に登板して1勝0敗 防御率7.71だった。今回の離脱の原因は追加のメディカルチェックを受けるためであり、デーブ・ロバーツ監督は「ビューラーは1日のみの離脱になるだろう。以前はキャッチボールもできていたし、腕の状態も問題ない」と話している。

     ビューラーは問題ないとしてもウッドの状態が心配だが、チームとしてはウッドがオフ中に食生活を改善したことを知っておりすぐに戻ってくると予想している。ドジャースは日本時間2月24日からホワイトソックスとの試合を控えている。1試合が選手にとってアピールの場であり、その機会が減ると開幕ロースターも厳しくなってくる。まずはウッドとビューラーの早期復帰を待ちたい。


     関連ニュース

  • 右足首手術のブラントリー 開幕に間に合わない可能性も

    2018.2.16 14:30 Friday

     インディアンスはすでに数名の野手がキャンプ地に到着し、日本時間2月16日には打撃練習を行った。その様子を主力打者の一人であるマイケル・ブラントリーはウェイトルームの端に立って眺めていた。ブラントリーの右足首はまだ手術からの回復途上である。

     2014年に打率.327、20本塁打、97打点、23盗塁、OPS.890の好成績をマークしてシルバースラッガー賞に選出されたように、ブラントリーはコンディションさえ万全ならばインディアンス打線の核となる存在である。しかし、2016年は右肩の故障により11試合にしか出場できず、昨季も右足首の故障の影響で出場は90試合どまり。前半戦は打率.304をマークして3年ぶりにオールスター・ゲームに選出されたが、8月以降はまともに試合に出られなかった。

     ブラントリーは10月に右足首の手術を受けており、現在はレギュラーシーズン開幕に向けてリハビリやトレーニングに汗を流している。球団が定めたスケジュールを前倒しして開幕に間に合うように調整を進めたいというのがブラントリー本人の希望だろうが、球団は復帰を急がせるのではなく、万全の状態で復帰させることを第一に考えている。「長い目で見るつもりだよ。我々が考えているのは、どうすればベスト・バージョンのブラントリーをできるだけ長く起用できるか、ということだ。開幕に間に合えば嬉しいけど、そうでなくても問題ないよ」とクリス・アントネッティ野球部門社長は語る。

     アントネッティは「昨季見たように、健康であれば彼はまだ本当に優秀な選手なんだ。準備ができたときに、彼がチームに貢献してくれることを期待しているよ」とも語っており、あくまでも万全の状態でブラントリーを復帰させる方針だ。「彼はオフシーズンの間、順調に回復している」とアントネッティ。ブラントリーの右足首が完治し、2年連続で打率.310、15本塁打、80打点、OPS.850をクリアした2014~2015年のような打棒を発揮するようなら、昨季リーグ3位の818得点を叩き出した強力打線はさらにパワーアップすることになりそうだ。


     関連ニュース

  • 外野手が手薄のメッツがデン・デッカーとマイナー契約

    2018.2.16 12:50 Friday

     招待選手としてメジャーのスプリングトレーニングに参加することはマイナー選手にとって開幕ロースターに入るための大きな機会となる。その分、し烈な競争となるが練習や試合を通じて結果を残していくことでメジャーでプレーできる可能性が高まる。メッツはマット・デン・デッカーとマイナー契約を結んだ。

     30歳のデン・デッカーは左打ちの外野手として2010年のドラフト会議でメッツから5巡目指名(全体152番目)を受けて入団。2013年には3Aで3割近い打率を残したことでメジャーに昇格すると27試合で打率.207ながら初本塁打も記録した。その後はナショナルズとタイガースに在籍し、キャリアを積み重ねてきた。昨年はメジャーでの出場は4試合に終わったが、3Aでは79試合で打率.250 8本塁打 29打点の成績を残した。

     彼の魅力は外野のポジションをすべて守れるユーティリティだ。現在のメッツのロースターにはヨエニス・セスペデスやフアン・ラガレス、ブランドン・ニモとジェイ・ブルース、そしてマイケル・コンフォートがいる。現時点でコンフォート以外は故障もなく順調にスプリングトレーニングに参加することができるが、コンフォートは左肩手術の影響で少なくとも5月までは復帰することができない。そのため外野手が手薄になるため、デン・デッカーに白羽の矢が立った。

     2014年以来のメッツ所属となったデン・デッカー。果たして古巣で開幕ロースター入りができるのか。競争開始まであと数日だ。


     関連ニュース

  • 先発ローテーション争いに意欲を見せる44歳・コローン

    2018.2.16 12:30 Friday

     44歳のベテラン右腕、バートロ・コローン(レンジャーズ)はある金字塔に近付いている。あと3勝でフアン・マリシャルが持つドミニカ共和国出身投手による最多勝記録(243勝)に並ぶのだ。しかし、コローンが44歳になった今も現役にこだわる理由はそれだけではない。

     レンジャーズからのマイナー契約のオファーを受け入れ、招待選手として開幕ロースター入りを目指しているコローン。レンジャーズはコール・ハメルズ、マーティン・ペレス、ダグ・フィスター、マット・ムーア、マイク・マイナーとすでに先発ローテーションの5枠が埋まっており、リリーバーのマット・ブッシュやマイナー契約のジョン・ニースも虎視眈々とローテ入りを狙っている。さらに、市場にはまだ多くの先発投手が残っており、通算240勝の実績を誇るコローンとはいえ、生き残りは容易ではない。

     コローンのモチベーションになっているのは家族の存在だ。「僕はいつも、家族に僕が長くプレイしていたということを覚えていてほしいと思っているんだ。これはときどき家族に言っていることなんだよ」とコローン。「母が他界する前に話したとき、僕は母にできるだけ長くプレイし続けると言ったんだ。だから僕は今季もプレイするつもりなんだよ」

     コローンが3年連続で球界最年長選手となるためには、熾烈な先発ローテ争いを勝ち抜かなければならない。ただし、「(ローテ争いは)全く問題ではないよ。一生懸命練習して、できるだけ良いピッチングをしないといけないということを僕は知っているからね」とコローンに気負いは見られない。コローンがマイナー契約からロースター入りを目指すのは今回が初めてではなく、2011年にヤンキースと契約したときもそうだった。コローンは見事にロースター入りを果たし、2011~2016年の6シーズンで80勝をマーク。これは同期間でメジャー12位の数字だ。

     どんどんストライクを投げ込む、テンポの良い投球が持ち味のコローン。44歳のベテラン右腕が持ち味を発揮し、先発5番手に予定されているマイナーと先発ローテ入りを目指すブッシュをブルペンに追いやるようであれば、戦力面ではチームにとって理想的な展開となる。熾烈な先発ローテ争いにはどのような結末が待っているのか。44歳・コローンの奮闘が楽しみだ。


     関連ニュース

« Previous PageNext Page »