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  • マリナーズがイチロー、菊池ら来日メンバー30人を発表

    2019.3.14 16:15 Thursday

     日本時間3月14日、マリナーズは東京ドームで行われるアスレチックスとの開幕シリーズに向けて、来日メンバー30人を発表した。読売ジャイアンツとのエキシビションマッチ2試合では全30選手を起用可能だが、アスレチックスとの公式戦2試合ではロースターを28人に絞る必要があり、また試合で起用できるのはそのうち25人となる。なお、開幕投手にはすでにマルコ・ゴンザレスが指名されている。

     マリナーズとの開幕シリーズ2試合では、初戦にゴンザレス、第2戦に菊池雄星が先発予定。エキシビションマッチでは、第1戦でマイク・リーク、第2戦でフェリックス・ヘルナンデスが先発予定となっている。開幕ローテーションは、この4人にウェイド・ルブランを加えた5人で形成されることになりそうだ。

     野手陣に目を移すと、ディラン・ムーアがクリストファー・ネグロンとのユーティリティ争いを制してロースター入り。また、J.P.クロフォードがAAA級降格となったため、ティム・ベッカムが正遊撃手として開幕を迎えることになった。さらに、オープン戦でアピールを続けていたブレイデン・ビショップが控え外野手としてロースター入り。控え捕手の座を争うデービッド・フレイタスとホゼ・ロバトンもともに来日する。

     故障しているカイル・シーガー、ガーソン・バティースタ、アンソニー・スウォーザック、サム・トゥイバイララ、マレックス・スミスの5人は来日メンバーから外れた。このうち、スミスを除く4人は故障者リストで開幕を迎える見込みだが、スミスはチームがシアトルに戻った時点で合流できるようだ。マリナーズの来日メンバー30人は以下の通り。

    【投手】
    マルコ・ゴンザレス
    菊池雄星
    マイク・リーク
    ウェイド・ルブラン
    フェリックス・ヘルナンデス
    ダン・アルタビラ
    ショーン・アームストロング
    チェイセン・ブラッドフォード
    ブランドン・ブレナン
    マット・フェスタ
    コリー・ギアリン
    ニック・ランベロー
    ハンター・ストリックランド
    ロエニス・エリアス
    トミー・ミローン
    ザック・ロスカップ

    【捕手】
    オマー・ナルバエス
    デービッド・フレイタス
    ホゼ・ロバトン

    【内野手】
    エドウィン・エンカーナシオン
    ディー・ゴードン
    ティム・ベッカム
    ライオン・ヒーリー
    ダニエル・ボーグルバック
    ディラン・ムーア

    【外野手】
    ジェイ・ブルース
    ミッチ・ハニガー
    ドミンゴ・サンタナ
    イチロー
    ブレイデン・ビショップ

  • アスレチックスが本塁打王・デービスら来日メンバー30人を発表

    2019.3.14 15:35 Thursday

     日本時間3月14日、アスレチックスは東京ドームで行われるマリナーズとの開幕シリーズに向けて、来日メンバー30人を発表した。北海道日本ハムファイターズとのエキシビションマッチ2試合では全30選手を起用可能だが、マリナーズとの公式戦2試合ではロースターを28人に絞る必要があり、また試合で起用できるのはそのうち25人となる。なお、開幕投手にはすでにマイク・ファイアーズが指名されている。

     マリナーズとの開幕シリーズ2試合では、初戦にファイアーズ、第2戦にマルコ・エストラーダが先発予定。エキシビションマッチでは、第1戦はリアム・ヘンドリックスを先発に起用して「ブルペン・デー」を採用し、第2戦はブレット・アンダーソンが先発予定となっている。

     開幕ローテーションは、ファイアーズ、エストラーダ、アンダーソンで3枠が埋まり、残りの2枠をフランキー・モンタス、クリス・バシット、アーロン・ブルックス、ヘスス・ルザードらが争う状況。このうちブルックスと有望株のルザードは来日せず、アリゾナ州のキャンプ施設で練習を続ける予定だ。

     野手陣では、2011年からアスレチックスの球団組織に在籍しているビュー・テイラーが3番手捕手としてメンバー入り。オープン戦好調のフランクリン・バレートも来日メンバーとなり、チャド・ピンダーとユーティリティの枠を争う。また、2012年の日本開幕戦で来日メンバーに含まれていたベテラン内野手、クリフ・ペニントンもメンバー入りし、7年ぶりの来日が決定した。アスレチックスの来日メンバー30人は以下の通り。

    【投手】
    ブレット・アンダーソン
    クリス・バシット
    ジェリー・ブレビンス
    ライアン・バクター
    ライアン・ダル
    マルコ・エストラーダ
    マイク・ファイアーズ
    リアム・ヘンドリックス
    フランキー・モンタス
    ユスメイロ・ペティート
    フェルナンド・ロドニー
    ホアキム・ソリア
    ブレイク・トライネン
    ルー・トリビーノ
    J.B.ウェンデルケン

    【捕手】
    ニック・ハンドリー
    ジョシュ・フェグリー
    ビュー・テイラー

    【内野手】
    フランクリン・バレート
    マット・チャップマン
    マット・オルソン
    クリフ・ペニントン
    チャド・ピンダー
    ジュリクソン・プロファー
    マーカス・セミエン

    【外野手】
    マーク・キャナ
    クリス・デービス
    ロビー・グロスマン
    ラモン・ローレアーノ
    スティーブン・ピスコッティ

  • 大型補強のフィリーズ 三塁とセンターで続くレギュラー争い

    2019.3.14 13:40 Thursday

     フィリーズのゲーブ・キャプラー監督は、先月スプリング・トレーニングが始まった時点で、正三塁手の座をマイケル・フランコとスコット・キンガリー、正中堅手の座をオドゥベル・ヘレーラ、ロマン・クイン、アーロン・アルテールの3人に競わせる方針であることを明言していた。そして、その競争は現在も続いている。今オフ、大型補強を展開したフィリーズにおいて、三塁とセンターのレギュラーポジションを手にするのは誰だろうか。

     正三塁手の最有力候補はフランコだ。体調不良により欠場が続いていたフランコだが、日本時間3月14日のヤンキース戦で指名打者として復帰。5打数2安打を記録し、オープン戦の成績は打率.233(30打数7安打)、1二塁打、1本塁打、6打点、OPS.648となった。一方、ライバルのキンガリーは同試合に三塁手として先発出場し、4回に2ランを放ってアピール。オープン戦の成績は打率.212(33打数7安打)、1二塁打、1三塁打、1本塁打、3打点、OPS.651となっている。複数ポジションを守れるキンガリーを控えに置いておくと便利なこと、フランコが3年連続20本塁打以上と一定の成績を残していることなどを考慮すると、正三塁手争いはフランコが優勢と言えるだろう。

     正中堅手争いはヘレーラがフロントランナーとなり、それをクインとアルテールが追う展開となっている。左ハムストリングの故障により調整が遅れているヘレーラだが、日本時間3月17日のアストロズ戦で復帰予定。開幕には間に合う見込みである。クインは右の腹斜筋を痛めて故障者リストで開幕を迎える可能性があり、アルテールはオープン戦ここまで打率.273(22打数6安打)、1二塁打、4打点、OPS.732という成績。クインはレギュラー争いから脱落したも同然だが、アルテールもヘレーラを脅かすほどのパフォーマンスを見せられていない状況だ。

     MLB公式サイトでフィリーズの番記者を務めるトッド・ゾレッキーも、三塁・フランコ、中堅・ヘレーラの布陣で開幕を迎える可能性が最も高いと語っており、キンガリーとアルテールが開幕スタメンの座を手にするためには、残り2週間で猛アピールが必要になりそうだ。

  • ナショナルズが救援左腕・シップを獲得へ 左の強打者対策か

    2019.3.14 13:20 Thursday

     日本時間3月14日、ナショナルズはフリーエージェントのリリーフ左腕、トニー・シップと2020年の相互オプションが付属した1年契約で合意に至った。マイク・リゾーGMは今回の契約合意を認めており、身体検査後に正式発表される見込み。年俸は100万ドル、オプションのバイアウトとして25万ドルが設定されているようだ。同地区にはブライス・ハーパー(フィリーズ)、ロビンソン・カノー(メッツ)、フレディ・フリーマン(ブレーブス)と左打ちの強打者が多く、左打者に強いシップは彼らとの対戦機会が多くなりそうだ。

     ナショナルズは先日サミー・ソリスを解雇したことにより、リリーフ左腕不足に陥っていた。ハーパーやカノーの移籍により同地区に左打ちの強打者が増えるなか、対左打者のスペシャリストとして起用できるリリーフ左腕の獲得を目指していたが、シップ獲得により、それを実現させた。リゾーは「彼の加入によってブルペンのバランスが良くなる。大舞台の経験もあり、左打者だけでなく右打者を抑えることもできる投手だ」とシップへの期待を口にした。

     現在35歳のシップは、10年間のメジャー生活で左打者をOPS.707に抑える一方、右打者もOPS.719に封じている。ナショナルズのブルペンには2014~2015年のマット・ソーントン、2016~2017年のオリバー・ペレス以降、対左打者のスペシャリストと呼べる存在がおらず、昨季はその役割をソリスが担ったものの、思うような結果を残すことができなかった。右打者も苦にしないシップだが、基本的には対左打者のスペシャリストとして起用されることになるだろう。

     クローザーのショーン・ドゥーリトルは「ナ・リーグ東部地区へようこそ。ここにはハーパーもいるし、フリーマンもいるし、カノーもいる」と語り、シップの加入を歓迎。「この地区には左打ちの強打者が多いから、彼は忙しくなるだろうね。でも、彼は左打者に強い、僕たちの新たな武器になると思うよ」と頼れる新戦力の加入を喜んだ。

  • 最強守護神・キンブレルはどこへ行く ファンの予想は?

    2019.3.14 13:00 Thursday

     いまだフリーエージェント市場に残るメジャー最高のクローザー、クレイグ・キンブレル。アメリカ本土でのレギュラーシーズン開幕が2週間後に迫るなか、契約が決まる気配すら感じられない。キンブレルはどのチームと契約するのどうか。大手移籍情報サイト「MLB Trade Rumors」ではMLBファンへのアンケートを行い、その結果を公表している。

     ファンから最も多くの支持を集めたのは、キンブレルの古巣であるブレーブスだ。昨季の地区王者であるブレーブスだが、今オフは同地区ライバルのフィリーズやメッツが大型補強を展開し、不甲斐ないシーズンを送ったナショナルズも王座奪還を目指している。それに対抗すべく、キンブレル獲得に動くとの予想だが、キンブレルやダラス・カイケルの獲得に動く意思はないとの報道もあり、キンブレルのブレーブス復帰が実現するかどうかは微妙なところだ。

     ブレーブス以下は、2位レッドソックス、3位カブス、4位フィリーズ、5位カージナルスと続く。クローザー不在のレッドソックス、大型補強を展開しているフィリーズ、ブルペンに不安を抱えるカージナルスは、これまでにもキンブレル獲得の候補として名前を挙げられてきたが、カブスは少し意外かもしれない。しかし、クローザーのブランドン・モローが開幕に間に合わず、代役クローザーのペドロ・ストロップもコンディションに不安を抱える状況のなか、カブスがキンブレル獲得に動くと予想するファンが増えているようだ。

     一方、キンブレル獲得の可能性が取り沙汰されているナショナルズは8位にとどまった。マイク・リゾーGMはMLB公式サイトに対してぜいたく税の課税対象となる年俸総額2億600万ドルを超えたくないとの意向を明らかにしており、これを受けての結果であると見られる。キンブレルと契約すれば、年俸総額が2億600万ドルを超えてしまうのは確実であり、ナショナルズがキンブレル獲得に動く可能性はなくなったと判断していいのではないだろうか。

  • 日本時間3月13日 オープン戦の主なトピックス

    2019.3.13 15:50 Wednesday

     日本時間3月13日、メジャーリーグではオープン戦9試合が行われた。ここでは、そのなかから注目選手の活躍や注目すべきシーンをピックアップしてお伝えする。

    【アストロズ3-5ナショナルズ】
    ジャスティン・バーランダー(アストロズ)とスティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)という好投手同士の投げ合いとなった一戦。ストラスバーグが与四球4と制球に不安を残しながらも5回途中まで2失点に抑えた一方、バーランダーは有望株カーター・キーブームの2本塁打を含む3本のホームランを浴び、5回4失点で降板した。試合は4回裏にキーブームの2本目のホームランで勝ち越したナショナルズがそのまま最後までリードを守り抜き、5対3で勝利。21歳のキーブームはオープン戦ここまで打率.364、3本塁打、OPS1.373とポテンシャルの高さを首脳陣にアピールしている。

    【メッツ1-8マーリンズ】
    ナ・リーグ東部地区に所属するチーム同士の対戦となった一戦は、先発のトレバー・リチャーズが5回2安打無失点の好投を見せたマーリンズが8対1で快勝した。マーリンズは、3回裏にブライアン・アンダーソンがメッツ先発のジェイコブ・デグロムから2ランを放って先制し、1点リードで迎えた7回裏にはヤディエル・リベラ、ギャレット・クーパー、ジョン・バーティの3連続タイムリーで4点を追加。8回裏には相手のミスに乗じてダメ押しの2点を奪い、3人のリリーバーも合計4イニングを投げて1失点に抑えた。先制弾を放ったアンダーソンはオープン戦ここまで打率.357、2本塁打、OPS1.134をマーク。「2年目のジンクス」とは無縁の活躍を続けている。

    【カージナルス0-5ブレーブス】
    昨季ナ・リーグ新人王に輝いたロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)が今季も絶好調だ。「4番・左翼」で先発出場したアクーニャJr.は、過去2先発で無失点だったマイルズ・マイコラス(カージナルス)から4回裏にソロ本塁打を放つと、6回裏にはリードを4点に広げるタイムリー。2回裏の第1打席で放った二塁打と合わせ、3打数3安打2打点の活躍でチームを勝利に導いた。これでオープン戦は打率.360、3本塁打、OPS1.208となり、昨季以上の活躍を期待させるパフォーマンスを続けている。なお、カージナルスの開幕投手に決まっているマイコラスは5回8安打5失点で敗戦投手となった。

  • レイズに新加入のモートン 「今回の契約がラスト」と明言

    2019.3.13 12:55 Wednesday

     今季からレイズの一員となったチャーリー・モートンは、レイズで自身のキャリアを終えるつもりのようだ。モートンはMLB公式サイトのジョン・ポール・モロシに対し、昨年12月にレイズと結んだ「2年3000万ドル+2021年のベスティング・オプション」の契約が、モートンのメジャーリーガーとしての最後の契約になることを明言した。「僕はそのように考えている。100パーセントだ」とモートンは語っている。

     現在35歳のモートンは、2008年にブレーブスでメジャーデビューし、2009年からの7シーズンをパイレーツ、2016年はフィリーズ、2017年からの2シーズンをアストロズでプレイ。通算217試合(うち216先発)に登板して75勝81敗、防御率4.23、994奪三振という成績を残している。フィリーズ時代の2016年は左ハムストリングの故障でわずか4先発に終わり、一時はキャリアの継続が危ぶまれたものの、アストロズ移籍後は2年連続14勝以上と見事に復活。昨季はパイレーツ時代の2011年以来7年ぶり2度目となる規定投球回に到達し、15勝3敗、防御率3.13、201奪三振と自己ベストのシーズンを過ごした。

     アストロズでの活躍が評価され、今オフ、レイズと2年3000万ドル+オプション1年で契約。昨年限りでの現役引退を示唆していた時期もあったが、フロリダの自宅に近いところでプレイできるレイズでの現役続行を選択した。

     「身体的に、あとどれくらい持ちこたえられるかということを本当に心配していたんだ。でも今は身体のコンディションは良いよ。去年は良いピッチングができた。だから、もう少しプレイしてみる気になったんだ」と素直な心情を口にしたモートン。「まだ引退するつもりはないけど、おそらく今回の契約がそうなる(=引退前の最後の契約になる)だろうね」と改めて契約満了後の現役引退の意思を明確にした。

     少なくともあと2年、長くてもあと3年。ここ2シーズンのアストロズの快進撃を支えた右腕が、新天地レイズでどのような活躍を見せるか注目だ。

  • フィリーズが先発投手の補強に動く可能性は? 番記者が回答

    2019.3.13 12:25 Wednesday

     レギュラーシーズンの開幕が近付くなか、各球団はロースターの編成や選手の起用法について、さまざまな決断を迫られている。今オフのフィリーズはブライス・ハーパー、アンドリュー・マカッチェン、J.T.リアルミュートなど、ド派手な大型補強を展開したが、開幕までにさらなる補強に動く可能性はあるのだろうか。ファンから寄せられた「フィリーズはフリーエージェントまたはトレードで先発投手を補強するだろうか?」との問いに対し、MLB公式サイトでフィリーズの番記者を務めるトッド・ゾレッキーが回答している。

     ゾレッキーは自身が得ている情報として、フィリーズがフリーエージェントの先発左腕、ダラス・カイケルとの短期契約、要するに1年契約に興味を持っていることを伝えている。ゾレッキーは「これが実現するかどうかはわからない」としつつも、「これが実現したとしても驚かないだろう」と述べており、実現の可能性はゼロではないと考えているようだ。

     また、先発投手の補強に動く時期として、7月のほうがより適切であると指摘している。今オフの補強の結果、ポストシーズン進出を狙えそうな位置につけているのであれば、7月のノン・ウエーバー・トレード・デッドラインで補強に動けばいい、ということだ。実際、フィリーズは過去にもジェイミー・モイヤー(2006年8月)、カイル・ローシュ(2007年7月)、ジョー・ブラントン(2008年7月)、クリフ・リー(2009年7月)、ロイ・オズウォルト(2010年7月)といった先発投手たちをシーズン途中で補強している。

     まずはアーロン・ノラ、ジェイク・アリエタ、ニック・ピベッタ、ザック・エフリン、ビンス・ベラスケスの5人で開幕を迎え、誰かが不振に陥ったり、故障で離脱したりするようであれば、AAA級からジェラッド・アイコフ、ドリュー・アンダーソン、エニエル・デロスサントス、ランヘル・スアレスといった投手たちを昇格させて試してみる。それでも先発投手が足りなければ補強に動くだろう、というのがゾレッキーの見解だ。よって、現時点でフィリーズが先発投手の補強に動く可能性は低いと言えそうだ。

  • カージナルスの9回を担うのは誰だ!? 番記者が回答

    2019.3.13 11:50 Wednesday

     レギュラーシーズンの開幕が近付くなか、各球団はロースターの編成や選手の起用法について、さまざまな決断を迫られている。4年ぶりのポストシーズン進出を目指すカージナルスでは、昨季ブルペンが全体的に不振に陥ったことを受けて、クローザーの座の行方に注目が集まっている。ファンから寄せられた「今季カージナルスで9回を担当するのは誰か?」との問いに対し、MLB公式サイトでカージナルスの番記者を務めるジェニファー・ランゴッシュが回答している。

     ランゴッシュによると、今季のカージナルスは誰か1人をクローザーに固定するつもりはないという。カージナルスは特定の投手にクローザーを任せるのではなく、相手チームの打順の巡り合わせを考えながら、複数の投手を使い分ける方針だ。そのなかでも2年目のジョーダン・ヒックスが主にクローザーを務める見込みだが、9回に左打ちの強打者と対戦しなくてはならない場合は、新加入のアンドリュー・ミラーが9回に起用されるケースもあるだろう。

     また、有望株のアレックス・レイエスと本来はエース格のカルロス・マルティネスも「ワイルドカード」的存在として名前を挙げられている。相次ぐ故障により類稀なる才能を開花させる機会すら手にできない状況が続いているレイエスだが、今季は開幕からプレイできる見込み。マイク・シルト監督はレイエスが先発ローテーション入りする可能性を排除しなかったが、当面の間はリリーバーとして起用する方針を明らかにしており、セットアッパーやクローザーといった重要な役割を任される可能性もある。一方のマルティネスは、故障により調整が遅れており、開幕を故障者リストで迎える見込み。昨季は9月にクローザーとして5度のセーブ機会をすべて成功させたが、今季も他の先発投手がしっかり結果を残していれば、マルティネスがリリーフに回り、クローザーを務めるケースもあるかもしれない。

     よって、今季のカージナルスのクローザーは、基本的にはヒックスとミラーの併用となり、先発投手陣やヒックス、ミラーの状態を見ながら、レイエスやマルティネスの役割を決めていくことになりそうだ。

  • TJ手術からの復帰目指すアストロズ・マルテス 80試合出場停止

    2019.3.13 11:25 Wednesday

     日本時間3月13日、メジャーリーグ機構はアストロズのフランシス・マルテスに80試合の出場停止処分を科したことを発表した。マルテスは薬物検査の結果、パフォーマンス向上薬の一種であるクロミフェンに陽性反応を示し、メジャーリーグの薬物規定に違反。昨年8月にトミー・ジョン手術を受け、戦列復帰に向けてリハビリを続けているマルテスだが、今季中のメジャー復帰は難しくなった。

     現在23歳のマルテスは、2017年にメジャーデビューを果たし、32試合(うち4先発)に登板して5勝2敗、2ホールド、防御率5.80、奪三振率11.43をマーク。昨季はマイナーで5試合に先発したあと、8月中旬にトミー・ジョン手術を受け、戦列復帰には12~16ヶ月を要すると見られていた。早ければ今季終盤戦に戦列復帰を果たす可能性もあったが、今回の出場停止処分によりその可能性は限りなく低くなったと言えるだろう。

     アストロズはマルテスの出場停止処分について声明文を発表。そのなかで「ヒューストン・アストロズはメジャーリーグの薬物規定と治療プログラムを全面的に支持します。フランシス(・マルテス)が今回の経験から学び、成功に満ちたキャリアを送るために戻ってくることを願っています。この問題について、これ以上のコメントは差し控えさせていただきます」とコメントした。

     マルテスは2015年にマイナー3階級合計で8勝3敗、2セーブ、防御率2.04の好成績をマークし、翌2016年の「ベースボール・アメリカ」のプロスペクト・ランキングで全体20位にランクイン。2016年はAA級で9勝6敗、防御率3.30、奪三振率9.41をマークして2017年の同ランキングでは全体15位とさらに評価を上げた。将来のエース候補として期待された右腕だったが、故障に加えて薬物規定違反によって足踏み。ここからキャリアを立て直すことができるのか。マルテスの今後に注目したい。

  • 日本開幕シリーズの始球式に佐々木、城島ら豪華メンバーが登場

    2019.3.13 10:50 Wednesday

     日本時間3月13日、メジャーリーグ機構は来週日本で行われるアスレチックス対マリナーズの開幕シリーズの始球式に登場する豪華メンバーを発表した。佐々木主浩、城島健司、藪恵壹、岩村明憲といった日本人の元メジャーリーガーのほか、殿堂入りの名選手であるリッキー・ヘンダーソンやケン・グリフィーJr.が登場。試合はもちろん、始球式も大いに盛り上がりそうだ。

     日本時間3月20日に行われる開幕戦では、2000年にア・リーグ新人王を受賞した佐々木(元マリナーズ)と城島(元マリナーズ)のバッテリーが始球式を務め、打席には通算1406盗塁の世界記録を誇るヘンダーソン(元アスレチックスなど)が入る。一方、翌日の第2戦では藪(元アスレチックスなど)と岩村(元アスレチックスなど)のバッテリーが始球式を務め、打席には通算630本塁打のグリフィーJr.(元マリナーズなど)が入る。いずれも今回来日するアスレチックスないしマリナーズに在籍経験がある選手であり、東京ドームに集う大観衆から大きな歓声が沸き上がるに違いない。

     また、開幕シリーズに先立って行われる日本プロ野球の球団とのエキシビションマッチでも始球式が行われる。マリナーズと読売ジャイアンツの試合では、日本時間3月17日に桑田真澄(元パイレーツ)、翌日はEXILEの関口メンディーが登場。一方、アスレチックスと北海道日本ハムファイターズの試合では、日本時間3月17日に日本人初のメジャーリーガーである村上雅則が登場する。

    ●マリナーズvs巨人(エキシビションマッチ)
    3/17(日)桑田真澄
    3/18(月)関口メンディー

    ●アスレチックスvs日本ハム(エキシビションマッチ)
    3/17(日)村上雅則

    ●アスレチックスvsマリナーズ
    3/20(水)
    投手:佐々木主浩
    捕手:城島健司
    打者:リッキー・ヘンダーソン

    3/21(木・祝)
    投手:藪恵壹
    捕手:岩村明憲
    打者:ケン・グリフィーJr.

  • 日本時間3月12日 オープン戦の主なトピックス

    2019.3.12 15:45 Tuesday

     日本時間3月12日、メジャーリーグではオープン戦12試合が行われた。ここでは、そのなかから注目選手の活躍や注目すべきシーンをピックアップしてお伝えする。

    【ジャイアンツ4-1ドジャース】
    同地区対決となった一戦は、両軍投手陣の好投により1対1の同点のまま9回に突入。9回表、ジャイアンツは3つの四球で二死満塁のチャンスを作ると、ジョーイ・バートが走者一掃の3点タイムリー三塁打を放ち、一気に3点を勝ち越した。結局この一打が決勝打となり、ジャイアンツが4対1でドジャースに勝利。昨年のドラフトでジャイアンツから1巡目(全体2位)指名を受けてプロ入りし、今年のスプリング・トレーニングには招待選手として参加しているバートだが、ここまで14打数7安打、打率.500、OPS1.390と非凡な才能を存分に発揮している。

    【エンゼルス12-11レンジャーズ】
    両軍合計23得点という壮絶な打ち合いとなった一戦は、9回表に4点を奪って逆転に成功したエンゼルスが12対11でレンジャーズに勝利した。そのエンゼルスのなかで見事な活躍を見せたのが、途中出場で指名打者に入ったジャック・クルーガーだ。7回表二死一・二塁の場面で代打に起用されたクルーガーは、右中間への逆転3ランを放ち、レンジャーズに逆転を許して迎えた9回表一死満塁のチャンスではライトへの同点タイムリー三塁打。2打数2安打6打点という大活躍でチームの勝利に大きく貢献し、オープン戦の成績は打率.400、OPS1.171となった。

    【ロイヤルズ5-1マリナーズ】
    マリナーズのイチローが「8番・左翼」で先発出場。2回裏の第1打席で四球を選んで出塁したものの、4回裏の第2打席ではセンターフライに倒れ、そのまま控え選手と交代でベンチに退いたため、またしてもノーヒットに終わった。これで今年のオープン戦は23打数2安打、打率.087、OPS.279となり、日本での開幕2連戦が終わったあとのロースター生き残りに向けて厳しい状況が続いている。試合はアレックス・ゴードンとホルヘ・ソレアーの本塁打などで主導権を握ったロイヤルズが5対1で快勝。ロイヤルズはここまで11勝7敗と好調を維持している。

  • ブリュワーズ・ムスターカス 二塁手としての起用が正式に決定

    2019.3.12 12:45 Tuesday

     審議が終了し、いよいよ冒険が始まろうとしている。ブリュワーズのクレイグ・カウンセル監督は、強打の三塁手として活躍してきたマイク・ムスターカスを自軍の正二塁手として起用することを正式に発表した。「ムスターカスは二塁を守る。議論はもう終わったよ」とカウンセル。8年間のメジャー生活で一度も二塁を守ったことのないムスターカスは、昨季のナ・リーグ中部地区王者の正二塁手として、メジャー9年目の開幕を迎えることになった。

     ムスターカスは8年間のメジャー生活で三塁手として937試合、一塁手として4試合に出場。一方、ブリュワーズの正三塁手を務めるトラビス・ショウは、昨季ムスターカスが途中加入した際に二塁へ移り、二塁手として39試合に出場した。これらのことを考慮すると、昨季同様に二塁・ショウ、三塁・ムスターカスの布陣を採用するのが自然な流れのように思われるが、ショウは三塁手としての守備力を高く評価されている。また、二塁にはケストン・ヒウラやマウリシオ・デュボンといった有望株も控えており、「つなぎ役」として再契約を結んだムスターカスに二塁を任せるのは、中長期的な視野に立てば正しい判断であると言えるだろう。

     ムスターカスの二塁守備について、カウンセルは「(実戦のなかで)まだ1つの併殺を完成させていないのは不安だけど、3週間にわたってしっかり練習していたし、二塁守備を十分にこなせると考えている。広い守備範囲は期待できないけど、それはポジショニングを正しく指示することでカバーできるはずだ」と語る。各選手のコンディションや試合展開によっては一塁・ショウ、三塁・ムスターカスの布陣も検討されるようだが、指揮官はショウに二塁を守らせるつもりはないことを明言した。

     よって、今季のブリュワーズは一塁にヘスス・アギラーとマーカス・テームズ、二塁にムスターカス、三塁にショウ、遊撃にオーランド・アルシアという布陣で戦うことになる。ムスターカスが二塁守備にしっかり適応できれば、リーグ有数の強力内野陣となりそうだ。

  • 今季開幕戦で各リーグのサイ・ヤング賞投票の1位と2位が激突!

    2019.3.12 12:25 Tuesday

     アストロズのジャスティン・バーランダーとナショナルズのマックス・シャーザーは昨季ともにサイ・ヤング賞に相応しいパフォーマンスを見せたものの、同賞の投票では惜しくも次点に終わった。そして、今季の開幕戦ではそれぞれが昨季のサイ・ヤング賞受賞者と対戦。バーランダーは敵地トロピカーナ・フィールドでブレイク・スネル(レイズ)、シャーザーは本拠地ナショナルズ・パークでジェイコブ・デグロム(メッツ)と投げ合うことが決まっている。前年のサイ・ヤング賞の投票で1位と2位にランクインした投手同士が翌年の開幕戦で投げ合うのは、メジャーリーグで過去に2例しかない珍しいマッチアップとなる。

     レイズによると、前年のサイ・ヤング賞の投票で1位と2位にランクインした投手が翌年の開幕戦で投げ合ったのは過去に2度だけであり、いずれもちょうど40年前、1979年の出来事だという。前年のア・リーグのサイ・ヤング賞を受賞したロン・ギドリー(ヤンキース)は本拠地でマイク・カルドウェル(ブリュワーズ)、ナ・リーグのサイ・ヤング賞を受賞したゲイロード・ペリー(パドレス)は敵地でバート・フートン(ドジャース)と対戦。ア・リーグではカルドウェルが1失点完投勝利でリベンジを果たしたが、ナ・リーグはペリーが8回3失点の力投でチームの勝利に貢献した。

     サイ・ヤング賞は1956年に設立されたものの、当初はメジャー全体から1名を表彰するものだった。各リーグから1名ずつを選出するようになったのは1967年だが、それでも50年を超える歴史があり、1位と2位による投げ合いが過去に2度しか実現していないのは不思議な感じもする。

     スネルが自身初の開幕投手を務める一方、バーランダーは今回が11度目の開幕投手。経験という点においてはバーランダーに軍配が上がる。デグロムも同じく初めての開幕投手であり、4度目の開幕投手となるシャーザーに挑む。なお、デグロムは29先発連続3失点以下かつ24先発連続クオリティ・スタートを継続したまま昨季を終えており、その記録の動向にも注目が集まりそうだ。

  • マリナーズ・シーガー 左手手術により4月いっぱいまで欠場へ

    2019.3.12 11:55 Tuesday

     直近7シーズンで三塁手としてメジャー最多の出場試合数を誇るカイル・シーガー(マリナーズ)が、左手の腱を修復する手術を受けるため、少なくとも4月いっぱいまで欠場することが確実となった。シーガーは自身初の故障者リスト入りとなり、来週日本で行われるアスレチックスとの開幕シリーズの欠場も確定。マリナーズはライオン・ヒーリーを三塁手として起用し、シーガーの穴を埋める方針だ。

     シーガーはメジャー定着を果たした2012年以降の7シーズンで、チームの1134試合のうち1079試合に三塁手として先発出場した。これはエバン・ロンゴリア(元レイズ、現ジャイアンツ)の917試合に大差をつけてメジャー最多であり、故障者リスト入りが1度もないなど、その「鉄人」ぶりは際立っていた。「これが僕にとって初めての故障者リスト入りとなる。(故障が少ないことには)誇りを持っていたんだ」とシーガー。「チームメイトと離れ離れになってしまうのはつらいよ」と素直な心情も口にした。

     シーガーとスコット・サービス監督はともに、戦列復帰の具体的な時期についての明言を避けた。ただし、サービスはシーガーが4月いっぱいまで欠場するとの見通しを立てている。シーガー自身は「リハビリの進捗状況次第だろうね。日本へは行かずにリハビリに取り組むことになるだろう」と語っている。

     昨季のシーガーは打率.221という自己ワーストの成績に終わり、復調を目指してオフシーズンのトレーニングに取り組んでいた。オープン戦ではここまで打率.318と順調な仕上がりをアピールしていたが、「これが僕たちの仕事だし、残念だけど故障もその一部なんだ」と本人が語ったように、無念の戦線離脱となった。

     マリナーズは、昨季正一塁手を務めたヒーリーを三塁に再コンバートし、シーガーの穴を埋める方針だ。三塁手用のグラブは用意しておらず、シーガーのグラブを借りている状況だという。長打力ではシーガーに勝るとも劣らないだけに、昨季3イニングしか守っていない三塁守備に適応できるかどうかがポイントとなりそうだ。

  • 迫る開幕 キンブレルはドラフト後まで契約を待つ可能性も

    2019.3.12 11:20 Tuesday

     メジャー9シーズンで通算333セーブ、防御率1.91、WHIP0.92、奪三振率14.67という素晴らしい成績を残しているクレイグ・キンブレルは、フリーエージェント市場に残るビッグネームの1人である。レギュラーシーズン開幕が17日後に迫るなか、キンブレルの契約交渉に関する具体的な話は聞こえてこない。クオリファイング・オファーに関連する補償が発生しなくなる6月のドラフト後まで契約を待つ可能性があると指摘する声すら上がる状況となっている。

     MLBネットワークのケン・ローゼンタールは、ジ・アスレチックで自身が公開したコラムのなかで、キンブレルと代理人のデービッド・ミーターが6月上旬のドラフトまでメジャー球団と契約しない可能性があると指摘した。キンブレルは昨年11月にレッドソックスからのクオリファイング・オファーを拒否しており、他球団がキンブレルを獲得した場合、ドラフト指名権に関連する補償が発生する。しかし、ドラフトが終わってしまえば補償は発生せず、キンブレルを獲得する球団は年俸を負担するだけで済むのだ(2000万ドル前後と予想されている)。7月のノン・ウエーバー・トレード・デッドラインで有望株を犠牲にしてトレードで有力リリーバーを獲得するより、有望株を犠牲にする必要のないキンブレル獲得を好む球団が現れても決して不思議ではない。

     もちろん、現在もキンブレルは開幕までに契約を決めることを望んでいるが、キンブレル獲得に積極的な球団が見当たらないのが実情だ。ナショナルズはぜいたく税の対象となる年俸総額の上限を超えることを嫌っており、ブライス・ハーパーを獲得したフィリーズもこれ以上の大型補強には消極的。ブレーブスは短期契約のみに興味を示しており、レッドソックスもリリーバーに大金を投じる意思がないことを明確にしている。一方、キンブレルは少なくともクオリファイング・オファーの金額(年俸1790万ドルの1年契約)を上回る契約を欲していると見られており、キンブレルと各球団の間には明確な「ミスマッチ」が存在する。この「ミスマッチ」が解消されない限り、キンブレルが契約を決めるのは難しいのではないだろうか。

  • 強力ヤンキース打線 シーズン300本塁打達成の可能性は?

    2019.3.12 10:50 Tuesday

     昨季、メジャーリーグ新記録となる267本塁打を放ったヤンキース打線。ジャンカルロ・スタントン、アーロン・ジャッジらを中心とした打線の顔ぶれはほとんど変わっておらず、今季も引き続き対戦する投手たちにとって脅威となるだろう。MLB公式サイトでヤンキースの番記者を務めるブライアン・ホークは、ファンから寄せられた「ヤンキース打線は各選手が健康であれば300本塁打以上を打つことができるか」との質問に対して回答。シーズン300本塁打を達成する可能性はあると考えているようだ。

     ホークはシーズン300本塁打が「驚異的な数字」であるとしつつも、「可能性が全くないわけではない」と考えている。なぜなら、昨季の267本塁打はジャッジが7週間欠場し、ゲーリー・サンチェスが極度の不振に陥り、ディディ・グレゴリアスが2度にわたって戦列を離れ、ルーク・ボイトの加入まで一塁手が低レベルなパフォーマンスを続けていたなかで達成されたものであるからだ。

     2017年に合計111本塁打を放ったスタントンとジャッジは、2人で100本以上のホームランを打つ可能性がある。サンチェスは不振から脱することさえできれば30本塁打以上を期待でき、ミゲル・アンドゥハー、アーロン・ヒックス、グレイバー・トーレスの3人で合計75本塁打前後を計算できる。遊撃に入るトロイ・トゥロウィツキーとグレゴリアスで合計20本塁打、一塁に入るグレッグ・バードとボイトで合計25本塁打と仮定すると、ここまでで100+30+75+20+25=250本塁打となる。

     さらに、ブレット・ガードナー、DJレメイヒュー、オースティン・ロマイン、クリント・フレイジャーらも控えており、各選手が期待通りの働きを見せれば、シーズン300本塁打は決して非現実的な目標ではない。実際、ジャッジは先日「チーム全体が健康であれば、昨季樹立したシーズン本塁打記録を更新できると思う」と語っている。

     「僕たちは良いチームだ。多くの打者が優れたコンタクト能力を持っているし、ボールにしっかりコンタクトできれば打球はフェンスを越えていく。記録更新の準備はできているよ」とジャッジ。若きスラッガーの言葉通り、ヤンキースはチーム本塁打数を夢の大台に乗せることができるのだろうか。我々は驚異的な記録の目撃者となるかもしれない。

  • 日本時間3月11日 オープン戦の主なトピックス Part2

    2019.3.11 12:30 Monday

     日本時間3月11日、メジャーリーグではオープン戦18試合が行われた。ここでは、そのなかから注目選手の活躍や注目すべきシーンをピックアップしてお伝えする。

    【パイレーツ5-6ヤンキース】
    パイレーツのクリス・アーチャーがオープン戦2度目の先発登板に臨み、3回2安打無失点の好投を見せた。初回に2安打を浴びながらも無失点で切り抜けたアーチャーは、続く2イニングを連続で三者凡退に抑え、3イニングを投げ終えて降板。これでオープン戦は5イニング無失点となり、パイレーツ2年目のシーズンに向けて順調な調整をアピールしている。試合はヤンキースが4回裏に3得点で同点とし、5回裏にはジオ・ウルシェラが勝ち越し弾。その後、パイレーツが7回表に2得点で逆転したものの、8回裏にザック・ゼーナーが逆転2ランを放ち、ヤンキースが6対5で勝利した。

    【パドレス11-6ロイヤルズ】
    パドレスの牧田和久がオープン戦2度目の登板。先発のローガン・アレンが2回途中6失点でノックアウトされ、2回裏二死走者なしの場面での緊急登板となったが、アレックス・ゴードンをサードゴロに打ち取り、役割をしっかり果たした。2回までに6点のビハインドを背負ったパドレスだったが、試合後半に反撃を開始。5回表に1点、6回表に2点を奪って3点差に迫ると、7回表にはアデルリン・ロドリゲスの満塁弾で逆転に成功。その後、8回表に1点、9回表にも3点を加え、11対6で逆転勝利を収めた。

    【カブス5-7ブリュワーズ】
    カブスの田澤純一がオープン戦3度目の登板。2点ビハインドの8回裏に登板し、打者2人をいずれも内野ゴロに抑えて3試合連続無失点となった。試合はウィルソン・コントレラスのタイムリー二塁打、クリスチャン・アダメスの3点タイムリー三塁打などにより3回表終了時点でカブスが5点をリードしたものの、ブリュワーズが長打攻勢で反撃。3回裏にヤスマニ・グランダルのタイムリー二塁打で1点を返すと、4回裏にはオーランド・アルシアが3ラン。6回裏にはベン・ギャメルとタイラー・サラディーノのソロで6対5とリードを奪い、7回裏にもペイトン・ヘンリーのタイムリー二塁打で1点を追加した。元広島のジェイ・ジャクソンが2点リードの9回表に登板し、無失点に抑えて2セーブ目をマークしている。

  • 日本時間3月11日 オープン戦の主なトピックス Part1

    2019.3.11 12:00 Monday

     日本時間3月11日、メジャーリーグではオープン戦18試合が行われた。ここでは、そのなかから注目選手の活躍や注目すべきシーンをピックアップしてお伝えする。

    【ブルージェイズ10-1ツインズ】
    今季のア・リーグ新人王最右翼と目されるブラディミール・ゲレーロJr.が故障離脱となってしまったブルージェイズだが、このチームにはほかにも「二世選手」がいる。かつてロッキーズなどで主軸打者として活躍したダンテ・ビシェットを父に持つボー・ビシェットは「1番・遊撃」で先発出場し、2本塁打を含む3安打2打点の活躍。一方、殿堂入り二塁手のクレイグ・ビジオの息子であるキャバン・ビジオも「6番・指名打者」で先発出場して1本塁打を含む2安打2打点の活躍を見せた。ブルージェイズは「二世選手」の活躍もあり、ツインズに10対1で大勝。これでオープン戦8連勝となった。

    【ブレーブス2-5マーリンズ】
    マーリンズは開幕ローテーション入りを目指すサンディ・アルカンタラがオープン戦4度目の登板。5回途中までブレーブス打線を相手に5つの三振を奪う一方、わずか2安打に封じ、無失点の快投でオープン戦の防御率を1.50とした。打線では「4番・右翼」で先発出場したピーター・オブライエンが大活躍。初回にライトへの先制タイムリーを放つと、同点に追い付かれた直後の5回裏にはレフトへ勝ち越しグランドスラムを叩き込んだ。ここまで打率1割台となかなか調子が上がってこないオブライエンだが、昨季マイナーで30本塁打を放った長打力は、やはり大きな魅力である。

    【インディアンス16-2マリナーズ】
    インディアンス打線が大爆発。1本塁打を含む3安打3打点の活躍を見せた「8番・中堅」のオスカー・メルカドを筆頭に、マリナーズ投手陣に16安打16得点の猛攻を浴びせ、マリナーズに大勝した。開幕ローテーションの一角として日本でのエキシビションマッチで登板することが決まっているマリナーズのフェリックス・ヘルナンデスは、3回まで1失点に抑えていたものの、4回表は打者6人から一死も取れず降板。リリーフ投手も打たれ、ヘルナンデスには7失点が記録された。なお、「8番・左翼」で先発出場したイチローは2打席連続空振り三振で、2打数ノーヒットに終わっている。

  • アダム・ジョーンズが1年300万ドルでDバックスと契約合意

    2019.3.11 10:45 Monday

     日本時間3月11日、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ダイヤモンドバックスはフリーエージェントの外野手、アダム・ジョーンズと契約合意に至ったようだ。ESPNのレポートによると、ジョーンズの年俸は300万ドルになる見込みだという。現在33歳のジョーンズは、長年オリオールズの中心選手として活躍してきたものの、ここまで契約が決まらずにいた。ジョーンズ獲得により、ダイヤモンドバックスはセンターへのコンバートが予定されていたケテル・マーテイを内外野兼用のスーパー・ユーティリティとして起用することになりそうだ。

     昨季のジョーンズは、オリオールズで145試合に出場して打率.281、15本塁打、63打点、7盗塁、OPS.732をマーク。20本塁打に届かなかったのは2010年以来8年ぶりで、OPS.732は直近10シーズンで自己最低と衰えを感じさせるシーズンとなったが、それでも打率.281は自己ベストに近い数字であり、15本塁打以上はこれで10年連続となっている。

     2006年にマリナーズでデビューし、2008年にオリオールズへ移籍してからは、不動の正中堅手として11シーズンにわたって活躍してきた。オールスター・ゲームには通算で5度選出され、ゴールドグラブ賞を4度、シルバースラッガー賞を1度受賞。通算1813安打、266本塁打、OPS.774の実績を誇っている。

     今季のダイヤモンドバックスは、昨季まで正中堅手として活躍したA.J.ポロックがフリーエージェントとなって退団(ドジャースと契約)し、昨季正二塁手を務めたマーテイをコンバートする予定となっていた。ジョーンズを獲得したことにより、マーテイは内外野を兼任するスーパー・ユーティリティとして起用される見込みとなっている。ジョーンズはレフトのデービッド・ペラルタ、ライトのスティーブン・スーザJr.とともに、強力な外野トリオを形成することになりそうだ。

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