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  • ドジャースがポロックと契約合意 4年5500万ドルとの報道

    2019.1.25 13:00 Friday

     フリーエージェント市場に残る有力選手の1人であったA.J.ポロックの行き先がついに決まった。日本時間1月25日、関係者がMLBネットワークのケン・ローゼンタールに伝えたところによると、ポロックはドジャースと契約を結ぶことで合意。基本的には4年契約だが、3年目のシーズン終了時にオプトアウト(=契約破棄)の権利を行使することが可能であり、5年目となる2023年については選手側に選択権のあるオプションとなっているという。ローゼンタールは「最低3年・最大5年」の契約であると伝えている。

     昨年12月のトレードでヤシエル・プイーグとマット・ケンプをレッズへ放出し、右打ちの外野手の層が薄くなっていたドジャースが、ポロック獲得によりその課題を解決した。現在31歳のポロックは、2012年のメジャーデビューから7シーズンにわたってダイヤモンドバックスでプレイし、2015年に打率.315、20本塁打、39盗塁、OPS.865の好成績でオールスター・ゲーム選出&ゴールドグラブ賞受賞。昨季は113試合に出場して打率.257、21本塁打、13盗塁、OPS.800をマークした。規定打席到達が1度(2015年)しかないことからもわかるように、非常に故障の多い選手だが、ドジャースは複数ポジションを守れる主力級の選手が多く、仮にポロックが離脱してもその穴を十分に埋められるはずだ。

     オフシーズン当初、ポロックは総額8000万ドル規模の契約を目指していたようだが、フリーエージェント市場の動きが鈍く、希望通りの契約を得るには至らなかった。ESPNのバスター・オルニーが契約の詳細について伝えており、ポロックに保証されているのは2019~2022年の4年間で5500万ドルだという(2023年のバイアウト500万ドルを含む)。前述のとおり、3年目(2021年)のシーズン終了時にオプトアウトが可能であり、また、5年目(2023年)は年俸1000万ドルの選手オプションとなっている。よって、ポロックは最大で5年6000万ドルを得ることになる。

     故障さえなければ打率3割、20本塁打、20盗塁に近い活躍が期待でき、センターの守備も安定しているため、フルシーズン健康に過ごすことがドジャース・ファンの期待に応えるためのカギとなりそうだ。

  • カブスがブルペン補強 右腕・ブラックと1年300万ドルで合意

    2019.1.25 11:10 Friday

     比較的静かなオフシーズンを過ごしているカブスだが、戦力の強化を怠っているわけではない。日本時間1月25日、カブスはフリーエージェントのリリーフ右腕、ブラッド・ブラックと年俸300万ドルの1年契約で合意。補強を目指していたエリアの1つであるブルペンの強化に成功した。なお、具体的な金額は明らかになっていないものの、2020年の契約は相互オプションとなっており、バイアウトの有無次第ではブラックに保証されている金額は300万ドルを超える可能性もある。

     カブスはクローザーのブランドン・モローが昨年11月に右肘の手術を受けて今季開幕に間に合わない見込みであり、ブラックの加入はモロー不在のブルペンに層の厚さをもたらすことになる。現時点で、カブスのブルペンはペドロ・ストロップ、スティーブ・シーシェック、マイク・モンゴメリー、カール・エドワーズJr.、タイラー・チャットウッド、ブライアン・ダンシングといった面々で構成される見込みであり、ランディ・ロサリオ、カイル・ライアン、アレック・ミルズ、ローワン・ウィック、ディロン・メープルズらがその他の候補となる。

     現在32歳のブラックは、昨季オリオールズとブレーブスで合計69試合に登板して2勝4敗、12セーブ、11ホールド、防御率3.59をマーク。自己最多の71試合に登板して10勝、24ホールド、防御率2.05の好成績をマークした2016年にはオールスター・ゲームに選出された経験もあり、セットアッパーもクローザーもこなせる優れたリリーバーである。モロー不在の間はストロップやシーシェックとともに抑え役を務める可能性もありそうだ。

     気になるのは、右打者を打率.243、OPS.692に抑えていたのに対して、左打者に打率.330、OPS.838と打ち込まれていた点。この傾向が続くのであれば、左の好打者と対戦しなければならないシチュエーションでは使いにくく、対右打者のスペシャリストとして起用されることになるかもしれない。

  • マリナーズが救援右腕・ストリックランドを獲得へ 抑え候補の1人

    2019.1.25 10:45 Friday

     日本時間1月25日、マリナーズがフリーエージェントのリリーフ右腕、ハンター・ストリックランドと1年契約で合意したことが明らかになった。報道によると、ストリックランドの年俸は130万ドルで、登板試合数と完了試合数に応じた出来高により総額は2倍近くになる可能性があるという。また、今季はストリックランドにとって年俸調停1年目のシーズンにあたり、マリナーズはストリックランドを今季を含めて3年間保有することが可能である。エドウィン・ディアス放出後、クローザー不在の状態が続いているマリナーズにとって、ストリックランドはその穴を埋める有力候補の1人となりそうだ。

     昨季のストリックランドは、ジャイアンツで49試合に登板して3勝5敗14セーブ、防御率3.97をマーク。クローザーとして開幕を迎え、6月中旬までは33試合で13セーブ、防御率2.01と好成績を残していたが、セーブに失敗した際にドアを殴って右手小指を骨折し、その後は本来のピッチングを取り戻すことができなかった。また、ジャイアンツで過ごした5シーズンでは通算253試合に登板して14勝14敗、19セーブ、60ホールド、防御率2.91をマーク。年俸調停権を取得したこともあって昨年11月末にノンテンダーFAとなっていた。

     セーブ失敗の際にドアを殴っただけでなく、2017年には過去に打たれた腹いせにブライス・ハーパー(当時ナショナルズ)に意図的に死球を与えて6試合の出場停止処分を受けるなど、気性の荒い一面もあるストリックランドだが、通算防御率2点台という数字が示すように実力自体は一級品。スコット・サービス監督はクローザーを1人に固定せず、相手打線との相性を考慮しながらフレキシブルに起用していく方針を示しているが、ストリックランドは「日替わりクローザー集団」の中心的存在となるだろう。あと3年保有できることを考えると、マリナーズにとって「お買い得」な買い物となる可能性も十分にありそうだ。

  • イチローがマリナーズとマイナー契約 19年目のシーズンへ

    2019.1.24 12:45 Thursday

     フランチャイズ・プレイヤーのエドガー・マルティネスの殿堂入りから一夜明け、マリナーズの次なる殿堂入り選手となるであろうイチローがマリナーズとのマイナー契約に合意したとのニュースが飛び込んできた。まだ球団からの正式発表はないものの、ジェリー・ディポートGMはイチローが東京ドームでの開幕2連戦でロースター入りすることについて繰り返し言及しており、故障なくスプリング・トレーニングを過ごせば開幕ロースター入りは確実。メジャー通算3089安打を誇る安打製造機がメジャー19年目のシーズンに臨む。

     今オフのマリナーズは主力選手の退団や放出によりロースターの再編を行っており、外野は右翼にミッチ・ハニガー、中堅に新加入のマレックス・スミス、左翼に同じく新加入のドミンゴ・サンタナが入る布陣が基本になると見られている。さらにジェイ・ブルースもチームに加わっており、ブルースは左翼、指名打者、一塁をこなしながらレギュラー級の出場機会を与えられる見込み。よって、イチローが得るであろう出場機会は限定的なものとなる可能性が高い。

     ディポートはイチローが東京ドームでの開幕2連戦でロースター入りすることは明言しているものの、それ以降については方針を明らかにしていない。「最初の2試合で7安打を放てば、3試合目でプレイするチャンスがあるかもしれない」と、ディポートは本気とも冗談とも取れるコメントを残しているが、ロースター枠が28人から25人に戻る開幕3試合目以降については、ロースターに留まる可能性があることを否定しているわけではないというのが現状だ。

     昨季はベン・ギャメルとハニガーのコンディションに不安があったため、外野のサポート役として3月にメジャー契約を結んだイチロー。出場15試合で44打数9安打(打率.205)に終わり、5月には会長付特別補佐となってロースターを外れたが、現役続行のためにトレーニングを続けてきた。イチローのメジャー19年目はどのようなシーズンとなるのか。スプリング・トレーニングの開始、そしてレギュラーシーズンの開幕が楽しみだ。

  • ドジャース 依然としてリアルミュート獲得を狙う

    2019.1.24 11:30 Thursday

     複数の関係者によると、ドジャースは依然としてマーリンズとJ.T.リアルミュートのトレードについて交渉を続けているようだ。リアルミュートには、ドジャース以外にもレイズ、パドレス、アストロズ、ブレーブス、レッズが興味を示していることが報じられているが、ドジャースはプロスペクト捕手のケイベルト・ルイーズを交換要員に含めてマーリンズへのプッシュを続けている模様。マーリンズは適切な対価を得られないのであればリアルミュートを放出しない姿勢を明確にしているが、ドジャースのオファー次第では交渉が前進する可能性もありそうだ。

     ここ数日、マーリンズはマニー・マチャド獲得レースにおける「ミステリー・チーム」である可能性が報じられてきた。しかし、関係者はこれを否定。再建期真っ只中のマーリンズは、まだ大物選手を獲得して勝負モードに切り替える段階には達しておらず、フリーエージェント市場に大金を投じるつもりはないという。むしろリアルミュートを放出してさらなるチーム解体に乗り出す可能性のほうが高いだろう。

     ドジャースは日本時間1月12日にブルージェイズとのトレードでラッセル・マーティンを獲得し、捕手の補強を完了したかに思われていた。ところが、関係者はドジャースが依然としてリアルミュート獲得を狙っていることを明言。MLB公式サイトのプロスペクト・ランキングで全体39位にランクインしているルイーズを交換要員の1人として準備し、マーリンズへのプッシュを続けているという。

     マーリンズがリアルミュート放出をためらう理由の1つが捕手の層が薄いことであり、次代の正捕手として期待されるウィル・バンフィールドは昨年のドラフトで指名されたばかりでまだ19歳。メジャーデビューまでにはまだ時間が掛かるため、ルイーズが含まれるドジャースのオファーは魅力的に映るはずだ。

     有望株・ルイーズの放出を決断しつつあるドジャースが念願のリアルミュート獲得に成功するのか。今後の動向に注目だ。

  • ジャイアンツがポメランツと1年契約 先発ローテ争いへ

    2019.1.24 10:55 Thursday

     なかなか外野手補強が進まないジャイアンツだが、そのなかで先発投手補強を着実に進めている。日本時間1月24日、ジャイアンツはフリーエージェントの左腕、ドリュー・ポメランツと1年契約を結んだことを発表。マディソン・バムガーナー、デレック・ロドリゲス、デレク・ホランド、クリス・ストラットン、アンドリュー・スアレス、ジェフ・サマージャらが名を連ねるジャイアンツの先発投手陣に、2016年オールスター・ゲーム選出の実績を誇る左腕が加わった。

     現在30歳のポメランツは、パドレス時代の2016年前半戦に8勝7敗、防御率2.47の好成績をマークして自身初のオールスター・ゲーム選出。後半戦からレッドソックスへ移籍し、シーズントータルでは自身初の2ケタ勝利となる11勝(12敗・防御率3.32)をマークした。翌2017年には17勝6敗、防御率3.32と自己最高の成績を残したが、昨季は故障の影響もあって2勝6敗、防御率6.08と不本意なシーズンを過ごし、シーズン終了後にフリーエージェントとなっていた。

     ジャイアンツのファーハン・ザイディ野球部門社長が「どのチームも可能であれば投手の層、特に先発投手の層は厚くしておきたいものなんだ」と語っているように、今回の契約はあくまでも先発投手の層を厚くすることを目的とした動きであり、年俸150万ドルと報じられているポメランツに先発ローテーションの座が保証されているわけではない。ただし、ポメランツが1年を通して先発ローテーションを守れば十分にクリア可能な出来高が設定されており、条件をすべてクリアするとポメランツが得る総額は500万ドルになるという。

     また、ザイディは今後も外野手の補強を目指していくことを明言。ジャイアンツの外野陣はハンター・ペンスとグレガー・ブランコの退団により40人枠のなかで最もメジャー経験がある選手がマック・ウィリアムソン(メジャー通算120試合)という状況であり、補強が急務となっている。なお、ジャイアンツはポメランツ獲得に伴い外野手のマイク・ガーバーをDFAとしている。

  • 4選手が殿堂入り 名クローザー・リベラは史上初の満票選出

    2019.1.23 14:05 Wednesday

     日本時間1月23日、アメリカ野球記者協会(BBWAA)による2019年のアメリカ野球殿堂入り投票結果が発表され、マリアーノ・リベラ、ロイ・ハラデイ、エドガー・マルティネス、マイク・ムシーナの4選手が当選ラインの得票率75%を上回って殿堂入りを決めた。歴代最多の652セーブをマークし、黄金期のヤンキースを支えたリベラは史上初となる満票での選出。4選手はベテランズ委員会による選考で殿堂入りを決めたハロルド・ベインズ、リー・スミスとともに、日本時間7月22日にクーパーズタウンで行われるセレモニーで殿堂入りを祝福される。

     今回の投票から有資格者となったリベラは、425人の投票者全員から票を集め、従来の最高得票率だったケン・グリフィーJr.(99.3%)を上回って史上初となる満票選出を成し遂げた。ハラデイも363票(85.4%)を集めて殿堂入りを決め、有資格初年度での殿堂入りは史上55人目と56人目に。一方、マルティネスはラストチャンスとなる10度目の挑戦にして363票(85.4%)を集めて悲願の殿堂入りを決め、ムシーナは6度目の挑戦で殿堂入りとなった(326票・76.7%)。

     リベラは1995年から2013年までヤンキース一筋でプレイ。歴代最多の652セーブを記録したほか、ポストシーズンでは通算141イニングを投げて防御率0.70という驚異の数字をマークした(30イニング以上での歴代ベスト)。さらに、ワールドシリーズでは世界一を決める最後のアウトを4度も記録しており、文字通り「歴代最高のクローザー」として球界に君臨した。

     ハラデイは1998年から2009年までブルージェイズ、2010年から2013年までフィリーズでプレイ。2003年と2010年にサイ・ヤング賞を受賞し、2010年の地区シリーズではノーヒッターを達成した(ポストシーズンのノーヒッターは史上2人目)。現代野球において通算200勝かつ通算勝率.650以上を記録したのはハラデイ(203勝・勝率.659)を含めて6人だけであり、「負けないエース」として活躍。残念ながら2017年11月に飛行機事故により40歳の若さでこの世を去っている。

     マルティネスは1987年から2004年までマリナーズ一筋でプレイ。有資格初年度は得票率36.2%に終わり、2014年には得票率が25.2%まで落ち込んだが、ハイレベルな通算打撃成績や指名打者の地位を確立した功績に対する評価が見直され、ラストチャンスで見事に殿堂入りを決めた。通算300本塁打以上・500二塁打以上・1000四球以上・打率.300以上・出塁率.400以上をマークしたのはメジャーリーグ史上でマルティネスを含めて10人だけであり、「歴代最高の指名打者」と評価する声もある。

     ムシーナは1991年から2000年までオリオールズ、2001年から2008年までヤンキースでプレイ。通算270勝は歴代33位タイの数字だが、1990年以降にデビューした選手に限れば史上最多である。サイ・ヤング賞の受賞経験はないものの、投票6位以内に9度もランクイン。ステロイド全盛時代に強豪チームの揃うア・リーグ東部地区で投げ続けながら、毎年コンスタントに好成績を残し続けた。現役最終年(2008年)に20勝をマークした投手は、1966年のサンディ・コーファックス(ドジャース)以来だった。

     殿堂入りを決めた4選手以外に得票率が70%を超えた選手は皆無。次点はカート・シリングの60.9%で、ロジャー・クレメンスが59.5%、バリー・ボンズが59.1%、ラリー・ウォーカーが54.6%、オマー・ビスケルが42.8%、フレッド・マグリフ(有資格最終年)が39.8%と続く。来年はヤンキースの象徴として活躍したデレク・ジーターが登場し、有資格初年度での殿堂入りが確実視されている。

  • ブレーブスの外野手探しが終了 マーケイキスと再契約

    2019.1.23 11:55 Wednesday

     ブレーブスのアレックス・アンソポロスGMは、昨季終了後にフリーエージェントとなったニック・マーケイキスと定期的に連絡を取り合っており、35歳のベテラン外野手がブレーブスとの再契約を望んでいることを把握していた。そして、マーケイキス側が希望条件を引き下げたことにより一気に再契約交渉が加速し、日本時間1月23日、1年600万ドルで再契約を結んだことが発表された。マーケイキスの後釜を探していたブレーブスの外野手補強がようやく完了した。

     「ニックは明らかに再契約を求めていた。交渉のプロセスのなかでそれはハッキリしていたんだ」とアンソポロスは語ったが、昨季全試合に出場して打率.297、14本塁打、93打点、OPS.806をマークし、シルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞をダブル受賞した外野手が1年600万ドルで契約したという事実が、マーケイキスのブレーブスに対する想いの強さを表していると言えるだろう。

     600万ドルというのはマーケイキスに対して保証されている金額を表しており、厳密に言うと今季の年俸は400万ドル。来季の契約は年俸600万ドルのオプションとなっており、これが破棄された場合にバイアウト200万ドルが支払われる。よって、マーケイキスは最低でも1年600万ドル、最高で2年1000万ドルの契約を手にすることができるわけだが、昨季の活躍を考えると「格安」であることは間違いない。

     アンソポロスは今オフの補強について、「必要な補強を適切な価格で行いたい」との意向を示していたが、ブライアン・マッキャンを年俸200万ドルで獲得したり、マーケイキスを年俸400万ドルで呼び戻したりした動きは、まさに有言実行の見事な補強。すでにジョシュ・ドナルドソンもチームに加わっており、エンダー・インシアーテ、ドナルドソン、フレディ・フリーマン、ロナルド・アクーニャJr.、マーケイキスと強力な上位打線が完成した。

     補強が必要な箇所を適切な価格で的確に補強しているブレーブス。昨季の地区王者は、今季もナ・リーグ東部地区の優勝争いを牽引する存在となりそうだ。

  • レンジャーズがカブレラを獲得 ベルトレイの後釜に

    2019.1.23 11:30 Wednesday

     日本時間1月23日、関係者によると、レンジャーズはフリーエージェントの内野手、アズドゥルバル・カブレラと年俸350万ドルの1年契約で合意に至ったようだ。昨季限りで名三塁手のエイドリアン・ベルトレイが引退し、ジョン・ダニエルズGMは経験豊富な三塁手を獲得することが優先事項であることを明言していた。これまで主に遊撃手または二塁手としてプレイしてきたカブレラだが、新天地ではベルトレイの後釜として三塁を守ることになりそうだ。

     ダニエルズは「三塁を守ることができて、内野の選手起用に幅を持たせることのできる選手を獲得するのが理想的だ」と語っていたが、二塁・三塁・遊撃での出場経験があり、スイッチヒッターでもあるカブレラは、まさにその条件に合致する選手である。もともとは二塁手、その後は遊撃手としてプレイしてきたため、三塁手としての出場経験はそれほど多くないものの、2017年以降は三塁手として66試合に出場。33歳という年齢を考えても、三塁への本格コンバートには適切なタイミングであると言えるだろう。

     昨季はメッツとフィリーズで合計147試合に出場し、打率.262、23本塁打、75打点、OPS.774をマーク。レンジャーズは二塁にルーグネッド・オドーア、遊撃にエルビス・アンドルースと不動のレギュラーがいるものの、ベルトレイが抜けた三塁には昨年12月にカージナルスから獲得したパトリック・ウィズダム(メジャー経験32試合)くらいしかレギュラー候補がおらず、カブレラには正三塁手としての活躍が期待される。

     ウィズダムは攻守とも堅実な働きが期待できる選手であり、彼のパフォーマンス次第ではカブレラとの併用になる可能性もある。その場合は、カブレラが持ち前のユーティリティ性を生かして二塁や遊撃のバックアップにも回ることになるだろう。なお、ジョーイ・ギャロは外野手、イサイアー・カイナーファレファは捕手としての起用が中心となるため、正三塁手争いの構想には含まれていないようだ。

  • カージナルスが新主砲・ゴールドシュミットとの契約延長を検討

    2019.1.22 13:15 Tuesday

     今オフ獲得したばかりのポール・ゴールドシュミットとの早期の契約延長交渉について消極的な姿勢を見せてきたカージナルスだが、「私が考えているのは2019年シーズンのことだ」と発言していたジョン・モゼリアック野球部門社長のトーンが変化しつつある。カージナルスは若手3選手を放出してまで獲得したゴールドシュミットとの関係を1年で終わらせるのではなく、契約を延長することを前向きに検討し始めているようだ。

     カージナルスは週末に開催した「ウィンター・ウォームアップ・イベント」をゴールドシュミットとの契約延長に向けての起点として利用し、マイク・シルト監督はゴールドシュミット夫妻をディナーに招待した。ビル・デウィット・オーナーは「優秀な選手がカージナルスに来たときは、たとえ彼らの契約が残り1年であっても、我々は常にその先のことを考えている。我々は彼(=ゴールドシュミット)を1年よりも長く保有したいと考えているし、まずは状況をよく見ないといけないね」と語っており、ゴールドシュミット側の意向も含めて状況を冷静に分析し、そのうえでゴールドシュミットとの契約延長交渉に取り組む考えだ。

     ゴールドシュミットは今季限りでダイヤモンドバックスと結んだ6年4400万ドルの契約が終了し、シーズン終了後にフリーエージェントとなる。カージナルスはマーク・マグワイア、スコット・ローレン、ジム・エドモンズ、マット・ホリデイといった有力選手を獲得し、彼らがフリーエージェントとなる前に契約を延長してきた実績があり、ゴールドシュミットにも同じ手法を用いることが予想されている。ゴールドシュミット側の意向は現時点では明らかになっていないものの、今季の戦いが進むなかでカージナルスへの好感度が上昇すれば、メジャーを代表する一塁手であるゴールドシュミットが契約延長に応じる可能性は十分にあるだろう。

     ホリデイがチームを去ったあと、複数年にわたって打線の中軸を担う強打者に恵まれていないカージナルス。ゴールドシュミットとの契約延長交渉を無事に成功させ、チームの課題の1つを解決することはできるのだろうか。今後の動向に注目したい。

  • ドジャースがパイレーツ・マーテイ獲得に向けてトレード交渉中

    2019.1.22 12:30 Tuesday

     昨年12月にヤシエル・プイーグとマット・ケンプをレッズへ放出したあと、ドジャースの外野陣は右打者不足に陥っている。MLBネットワークのケン・ローゼンタールが報じたように、ドジャースはフリーエージェントのA.J.ポロックの獲得に興味を示しているようだが、トレード市場でも右打ちの外野手の補強を模索しているという。NBCスポーツ・ロサンゼルスのマイケル・J・デュアルテが報じたところによると、ドジャースはスターリング・マーテイ(パイレーツ)の獲得に向けてトレード交渉を行っているようだ。

     デュアルテのツイートによると、ドジャースはマーテイの獲得に向けてパイレーツと交渉中だという。デュアルテは両球団が数週間にわたって交渉を行っていることや、どの選手がトレードに含まれているかは不明であること、トレード交渉がどの段階まで進んでいるのか不明であることなども併せて伝えており、マーテイとパイレーツの契約が2021年まで残っていること(=あと3年保有可能)も指摘している。

     ドジャースの外野陣はクリス・テイラーとエンリケ・ヘルナンデスが右打者、コディ・ベリンジャー、ジョク・ピーダーソン、アンドリュー・トールズ、アレックス・ベルドゥーゴが左打者という状況だが、テイラー、ヘルナンデス、ベリンジャーについては内野の守備に就く機会も多い。純粋な「右打ちの外野手」をチームに加えることで選手起用にフレキシビリティが生まれると球団首脳は考えており、その結果、ポロックやマーテイの獲得が検討され、ピーダーソンの放出が噂されているというわけだ。

     マーテイは現在30歳。昨季はパイレーツで145試合に出場して打率.277、20本塁打、72打点、33盗塁、OPS.787をマークし、2015年と2016年にゴールドグラブ賞を受賞、オールスター・ゲームに選出された経験もある(2016年)。また、残りの契約は2019年が年俸1000万ドル、2020年は年俸1150万ドルの球団オプション(またはバイアウト200万ドル)、2021年は年俸1250万ドルの球団オプション(またはバイアウト200万ドル)となっており、獲得のためには良質なパッケージが必要になることが予想されている。

  • マチャド争奪戦「ミステリー・チーム」はパイレーツ?マーリンズ?

    2019.1.22 11:40 Tuesday

     今オフのフリーエージェント市場における目玉の1人であるマニー・マチャドはいったいどのチームと契約するのだろうか。スプリング・トレーニングの開始まで1ヶ月を切った今もなお、この問いに対する明確な答えは見えてこない。ホワイトソックスやフィリーズが有力候補として挙げられているものの、「ミステリー・チーム」の存在が状況を複雑にしているのだ。各メディアの報道によると、「ミステリー・チーム」としてパイレーツやマーリンズがマチャド争奪戦に参戦している可能性があるという。

     ドミニカ共和国のラジオ局・Z101のエクトル・ゴメスによると、パイレーツがマチャド争奪戦に参戦している可能性があるという。ゴメスは自身のTwitterで「いくつかのレポートによると、パイレーツはマニー・マチャドの獲得に興味を持っているミステリー・チームである可能性がある」とツイート。同じくゴメスが伝えている「人々が予想していないチームがマニー・マチャドと契約するだろう」というマチャドの父の発言と照らし合わせると、パイレーツが「ミステリー・チーム」の1つである可能性は否定できない。ただし、パイレーツがメジャー最高級の契約を結ぶことができるようなチームでないことは誰もが知るところであり、「パイレーツ・マチャド」が誕生すれば大きなサプライズとなるだろう。

     一方、MLBネットワーク・ラジオのケーシー・スターンは、マチャドの出身地・フロリダに本拠地を置くマーリンズがマチャド獲得を狙っている可能性があると指摘する。「マチャドが球場にファンを呼ぶことのできるスター選手だ。プレイ中の振る舞いに多少の問題があるにしても、ジャンカルロ・スタントン以上にファンを呼べる存在だと思う」とスターン。再建期真っ只中のマーリンズがマチャドを獲得するようなことがあれば、こちらも球界を揺るがすビッグ・サプライズとなりそうだ。

     どのチームであるかは定かではないものの、マチャド争奪戦における「ミステリー・チーム」の存在は各メディアの名物記者たちが認めている。混沌とするマチャド争奪戦は、スプリング・トレーニングの開始までに決着を迎えることができるのだろうか。

  • 名捕手・モリーナ 契約満了後も現役続行の可能性あり

    2019.1.22 11:15 Tuesday

     2017年4月に3年6000万ドル(2018~2020年)の契約を結んだ際、契約満了時に現役を引退する意向を明らかにしていたヤディアー・モリーナ(カージナルス)だが、契約満了後も現役を続行する可能性があるようだ。モリーナは「次の2年間で何が起こるか次第だけど」と前置きしつつも、「カージナルスが契約延長を望むのであれば、僕はカージナルス限定で応じるつもりだよ」と発言。「あと3年。それで終わりだよ」という以前の発言と比較すると、心境の変化がうかがえる。ゴールドグラブ賞を9度受賞している名捕手は、もうしばらくの間、カージナルスの精神的支柱として活躍することになるかもしれない。

     昨季のモリーナは1ヶ月にわたる故障者リスト入りがあったにもかかわらず、6年ぶり2度目となるシーズン20本塁打をクリアするなど、メジャーを代表する捕手として存在感を発揮。123試合に出場して打率.261、20本塁打、74打点、OPS.750をマークした。2017年には自己最多の82打点を叩き出すなど、ここ数年は守備のみならず打撃でもチームを牽引する存在となっており、36歳となった現在でもチームに欠かせない戦力である。昨季は3年ぶりにゴールドグラブ賞を受賞したほか、2年連続9度目となるオールスター・ゲームにも選出され、11月に行われた日米野球でも大活躍を見せた。

     12月に手術を受けた左膝の状態については「(手術前は)かなり悪い状態だった。今は50%くらいかな」と語っており、スプリング・トレーニングの開始には間に合わない可能性が高い。ただし、レギュラーシーズンの開幕には間に合う見込みとなっており、控え捕手であるフランシスコ・ペーニャのサポートを受けつつも、今季も開幕から正捕手を務めることになりそうだ。

     「もしカージナルスが僕を必要としてくれるなら、僕はチームのためにここに居続ける。しかし、もしそうでなければ、僕は引退するよ」とモリーナ。「生涯カージナルス宣言」をした将来の殿堂入り捕手は、今季も攻守の要としてカージナルスを牽引してくれそうだ。

  • グレイのトレードが成立 マリナーズを含む3球団トレードに

    2019.1.22 10:50 Tuesday

     ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが「ソニー・グレイのトレードを前向きに検討している」と発言してから13週間、ようやくグレイの移籍が実現した。ヤンキースはグレイとマイナー左腕のレイベル・サンマーティンをレッズへ放出し、その対価として有望株のシェッド・ロングと今年のドラフトにおける戦力均衡ラウンドAの指名権を獲得。そして、すぐさまロングをマリナーズへ放出し、その対価として有望株のジョシュ・ストワーズを獲得した。

     グレイは今回のトレードの最終交渉のなかで、レッズと契約延長交渉を行い、3年3050万ドルで合意(2023年は年俸1200万ドルの球団オプション)。レッズはグレイを今季から2022年まで、少なくとも4年間保有できることになった。今オフはすでにドジャースからアレックス・ウッド、ナショナルズからタナー・ロアークを獲得しており、メジャーで十分な実績を誇る先発投手をレッズが獲得するのはグレイが3人目。チームの課題の1つであった先発ローテーションは大幅に強化された。

     ヤンキースはCCサバシアが無事に心臓の手術を終え、先発5番手としてローテーションの一角を担う目処が立ったため、グレイは余剰戦力に。最終的にはマリナーズを巻き込む3球団トレードに発展させ、ストワーズとドラフト指名権を手に入れるに至った。ストワーズは昨年のドラフトでマリナーズから2巡目指名を受けてプロ入りした21歳の外野手であり、昨季はA級ショートシーズンで58試合に出場して打率.260、5本塁打、28打点、20盗塁、OPS.790という成績を残している。

     また、マリナーズはレッズからヤンキース経由でロングを獲得。ロングは2013年のドラフトでレッズから12巡目指名を受けてプロ入りした23歳の二塁手であり、昨季はAA級で126試合に出場して打率.261、12本塁打、56打点、19盗塁、OPS.765をマーク。なお、マリナーズはロングの加入に伴い、昨年12月に獲得したばかりのケイレブ・カワートをDFAとしている。

  • ドジャースがピーダーソン放出に向けてトレード交渉中

    2019.1.21 13:30 Monday

     日本時間1月21日、関係者がMLBネットワークのケン・ローゼンタールに伝えたところによると、ドジャースはジョク・ピーダーソンの放出に向けてトレードの交渉を行っているようだ。交渉相手の1つがホワイトソックスであることが報じられているものの、ローゼンタールによると、交渉がどの段階まで進んでいるかは不明だという。今オフ、ヤシエル・プイーグとマット・ケンプをレッズへ放出したドジャースだが、外野手のさらなる放出が実現する可能性もありそうだ。

     現在26歳のピーダーソンはメジャー5年目となった昨季、ドジャースで148試合に出場して打率.248、25本塁打、56打点、OPS.843をマーク。低打率ながら主に1番打者として起用され、25本塁打中18本を1番打者として放った。ドジャースは今季を含めてあと2年、ピーダーソンを保有することが可能であり、ピーダーソンがフリーエージェントとなるのは2020年シーズンの終了後である。

     トレードの交渉相手と噂されているホワイトソックスは、マニー・マチャドの獲得に乗り出すなどチーム再建の最終段階に突入しつつあり、ピーダーソンの獲得に成功すればチームの補強ポイントの1つである「長打力のある外野手」をクリアすることができる。一方、ドジャース側の思惑としては、ピーダーソンを放出することで噂されているA.J.ポロック獲得への動きを本格化させることができ、場合によってはブライス・ハーパーの獲得を狙う可能性もあるだろう。

     また、ジ・アスレチックのデービッド・オブライエンは、ピーダーソンのトレード交渉に加わっている可能性のあるチームとしてブレーブスの名前を挙げている。ブレーブスはニック・マーケイキスの退団により外野が1枠空いており、その穴を埋められる外野手を求めている。マーケイキスと打者としてのタイプは異なるものの、ピーダーソンはブレーブスのチーム事情にフィットする存在であると言える。

     ピーダーソンのトレードはドジャースの大型補強開始の狼煙となる可能性があり、今後の動向には大きな注目が集まりそうだ。

  • 昨季最多勝のマイコラス カージナルスとの契約延長に前向き

    2019.1.21 11:15 Monday

     日本時間1月21日、昨季ナ・リーグ最多タイの18勝をマークしたマイルズ・マイコラス(カージナルス)は、今季終了後にフリーエージェントになる前にカージナルスとの契約延長交渉に応じるつもりがあることを明らかにした。マイコラスによると「レギュラーシーズン開幕までに」といったタイムリミットを設けるつもりはなく、必要であればいつでも交渉に応じる準備があるという。

     今季のカージナルスはカルロス・マルティネス、マイコラス、ジャック・フラハーティー、アダム・ウェインライト、マイケル・ワカの5人で開幕ローテーションを形成することが予想されており、このうちマイコラス、ウェインライト、ワカの3人が今季終了後にフリーエージェントとなる。大ベテランのウェインライトは1年ごとに状況を判断して現役を続行するか否かを決めるような段階に突入しており、ワカは今季限りでカージナルスを退団することが濃厚。そんななか、マイコラスはカージナルスとの契約延長に前向きな姿勢を示している。

     「みんな知っていると思うけど、僕は(フロリダ州の)ジュピター出身なんだ」とマイコラス。ジュピターにはカージナルスのキャンプ施設があり、「理想的なシチュエーションなんだよ。これは隠しようのない事実さ」とカージナルスとの契約延長を前向きに考える要素の1つとなっているようだ。また、契約延長の可能性については「これはカージナルスと僕の代理人が取り組むべきことだ。もし条件面で折り合いがつけば、そのときは契約を延長することになるだろう。それが起こる可能性はあると思うよ」と語っている。

     カージナルスは例年、スプリング・トレーニングの期間中に主力選手との契約延長交渉を行い、レギュラーシーズン開幕前後に契約延長の成立を発表するケースが多い。マイコラスとの契約延長交渉もそのような流れになる可能性があるが、マイコラスは「僕は『この日までに話をまとめてくれ』と言うつもりはない。チーム側が交渉したいなら、いつでも応じるよ」と発言。レギュラーシーズン開幕前・開幕後にかかわらず、必要であればいつでも交渉に応じる姿勢を明確にしている。

     ウェインライトとワカが退団すれば、来季のカージナルスの先発ローテーションは一気に若返ることになる。しかし、マイコラスの発言を聞く限りでは、今年8月に31歳の誕生日を迎えるマイコラスが、来季も引き続き先発ローテーションの中心的存在となる可能性は十分にありそうだ。

  • ヤンキース・グレイがレッズ移籍へ トレード成立目前との報道

    2019.1.21 10:50 Monday

     オフシーズンに突入してから常に噂されていたソニー・グレイ(ヤンキース)のトレードが成立目前に迫っているようだ。オフシーズン当初、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMはグレイの放出に前向きであることを明言していたが、日本時間1月21日、MLBネットワークのジョン・ヘイマンはヤンキースとレッズがトレードの基本的な部分について合意に至ったことを報道。現在はレッズがグレイとの契約延長に向けて交渉を行っているという。まもなく両球団から正式にトレード成立が発表されることになりそうだ。

     ヘイマンによると、今回のトレードでヤンキースはグレイの対価として有望株内野手のシェッド・ロングと今年のドラフトの指名権を1つ、レッズから得る見込みだという。ロングは2013年のドラフトで12巡目指名を受けた23歳の内野手。昨季はAA級で126試合に出場し、打率.261、12本塁打、56打点、19盗塁、OPS.765をマークした。

     グレイに対しては10球団ほどが興味を示していたことが報じられており、ブレーブス、ブリュワーズ、ジャイアンツなどがレッズとともにグレイ獲得の有力候補に挙げられていた。なお、グレイはすでにヤンキースと年俸750万ドルで契約を更新しており、今季がフリーエージェント前のラストイヤーとなる。レッズが契約延長を目指しているのはそのためだ。

     無事にグレイ獲得が実現すれば、レッズにとってはタナー・ロアーク、アレックス・ウッドに続く3人目の先発投手補強となる。レッズはグレイにとってバンダービルト大学時代の恩師であるデレク・ジョンソンを昨年11月に投手コーチとして迎えており、恩師との再会がグレイの復調に寄与する可能性は十分にある。

     昨季は30試合(うち23先発)で11勝9敗、防御率4.90に終わったグレイだが、「キャリアのなかで成績の浮き沈みを経験するのはよくあることだ。昨季は確かに難しいシーズンになったけど、一応11勝したんだよ」とプライドを覗かせる発言も。昨季のグレイはヤンキー・スタジアムで防御率6.98に終わった一方、ロードでは防御率3.17をマークしており、新天地・シンシナティでかつての輝きを取り戻すことができるかもしれない。

  • 少なくとも2つの「ミステリー・チーム」がマチャド争奪戦に参戦中

    2019.1.20 10:10 Sunday

     獲得候補はフィリーズとホワイトソックスの2球団のみと見られていたマニー・マチャドの争奪戦だが、マチャド獲得レースはここにきて新たなステージに突入しつつある。関係者がSNY.tvのアンディ・マルティーノに伝えたところによると、少なくとも2つの「ミステリー・チーム」が存在しているというのだ。マチャドはここ数日のうちに「ミステリー・チーム」のうちの1つと面会したことが報じられており、MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、その球団からはかなりの好条件を提示されたという。「ミステリー・チーム」の動き次第では、マチャドが思わぬチームと契約を結ぶ可能性もありそうだ。

     マルティーノは、ヤンキースがマチャドを獲得する可能性は低いとしつつも、ヤンキースがマチャド側と連絡を取り続けていることを伝えている。また、ブレーブスもヤンキースと同様に連絡を取り続けているようだが、マルティーノは「ブレーブスはマチャド獲得を真剣に考えているチームではないと見られている」と報じている。よって、この2球団が「ミステリー・チーム」である可能性は低い。

     ドミニカ共和国のラジオ局・Z101のエクトル・ゴメスはマチャドの父・マニュエルの話として、多くの人々が見落としている意外なチームがマチャドの獲得に成功する可能性があることを伝えている。また、マチャドの父はドジャースがマチャドに対してオファーを提示したチームの1つであると発言したが、これはヘイマンによってただちに否定されている。

     マチャドの父の発言を踏まえると、フィリーズ、ホワイトソックス、ヤンキース、ブレーブス、ドジャースといったこれまでに名前が浮上したチームではない意外なチームが獲得レースの先頭を走っている可能性がある。そして、その球団は「本命」と見られていたフィリーズやホワイトソックスを上回る好条件を提示している模様。混沌とするマチャド争奪戦は、いったいどのような結末を迎えるのだろうか。

  • ツインズが2ケタ勝利3度の左腕・ペレスと1年契約へ

    2019.1.20 09:50 Sunday

     MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、ツインズはフリーエージェントの先発左腕、マーティン・ペレスと契約合意に至ったようだ。球団からの正式発表はないものの、今回の契約は2020年の球団オプションが付属した1年契約だという。ツインズは今オフ、投手陣の層を厚くするための補強を進めているが、先発ローテーションの5番手がまだ確定しておらず、2ケタ勝利3度の実績を誇るペレスはその有力候補となりそうだ。

     現在27歳のペレスは、2012年にメジャーデビューを果たし、昨季までレンジャーズ一筋で7シーズンにわたってプレイ。メジャー2年目となる2013年に10勝6敗、防御率3.62の好成績を残し、2016年に10勝11敗、防御率4.39、2017年に13勝12敗、防御率4.82と2年連続で2ケタ勝利をマークしたが、昨季は15先発を含む22試合で2勝7敗、防御率6.22とキャリアワーストの成績に終わり、8月末以降はブルペンに回されてしまった。

     ツインズの先発ローテーションはホゼ・ベリオス、カイル・ギブソン、ジェイク・オドリッジで3番手までは確定しており、4番手にはトミー・ジョン手術からの復活を目指すマイケル・ピネイダが入る可能性が高い。そして、5番手はフェルナンド・ロメロ、アダルベルト・メヒア、コール・スチュワート、スティーブン・ゴンザルベス、チェイス・デヨングといった若手投手による争いになると見られていたが、実績を考えればペレスが最有力候補となるだろう。

     防御率3点台をマークしたのはメジャー2年目の2013年だけだが、打者有利のグローブライフ・パーク・イン・アーリントンを本拠地としていたことを考えると、通算防御率4.63という数字は決して悪くない。通算奪三振率が5.46と極端に低く、相手打者を圧倒するような投球は期待できないものの、持ち前の打たせて取るピッチングで復活を目指す。

  • エンゼルスがクローザー確保 右腕・アレンと1年契約へ

    2019.1.19 01:30 Saturday

     大谷翔平が所属するエンゼルスが、2019年シーズンに向けて新たなクローザーを確保した。現地時間1月17日の夜、エンゼルスがフリーエージェントのリリーフ右腕、コディ・アレンと契約合意に達したことを複数のメディアが報道。MLBネットワークのケン・ローゼンタールは、アレンの契約が年俸850万ドル+出来高250万ドルの純粋な1年契約であり、2020年以降のオプションなどは付属していないことを伝えている。

     現在30歳のアレンは、クローザーとしての実績が豊富であり、2014年から2018年まで5シーズンにわたってインディアンスのクローザーを務め、合計147セーブ(年平均29.4セーブ)を記録。通算440回2/3を投げて防御率2.98と優秀な数字を残しているが、昨季は70試合で防御率4.70と精彩を欠いた(セーブ失敗5度はキャリアワースト)。

     アレンは昨季、67イニングで80個の三振を奪った一方で33個の四球を与え、被本塁打は11本。毎年のように速球の平均球速が低下している点を不安視されており、防御率2.94をマークした2017年は平均球速が94.3マイルだったものの、昨季は93.5マイルまで低下していた。

     ただし、昨季を除くとアレンの防御率が最も悪かったのはルーキーイヤーの2012年(防御率3.72)であり、そこから5年連続で防御率2点台。そうした実績もあり、エンゼルスはバウンスバック(不調の選手が復調すること)を期待しているようだ。昨季の奪三振率(10.75)が示すように投げているボール自体は決して悪くなく、不用意な被弾を減らすことができれば防御率2点台を再びマークすることは十分に可能なはずだ。

     アレンはクローザーとしての起用が濃厚であり、それに伴いタイ・バットリー、ハンセル・ロブレス、ルイス・ガルシア、ジャスティン・アンダーソン、キャム・ベドロージアンらがセットアッパーの座を争うことにある。そのほかのブルペンの顔ぶれは、ジョン・カーティス、ウィリアムス・ジェレス、テイラー・コール、ノエ・ラミレス、そしてトミー・ジョン手術からの復活を目指すキーナン・ミドルトンといった面々だ。

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