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  • バウアー獲得のドジャース ターナー再契約の可能性を排除せず

    2021.2.12 17:00 Friday

     日本時間2月12日、ドジャースはトレバー・バウアーを3年契約を結んだことを正式に発表した。これによりぜいたく税の課税対象ライン(2億1000万ドル)を2800万ドル近くもオーバーするため、ジャスティン・ターナーとの再契約が困難になったと見る向きも多い。しかし、アンドリュー・フリードマン編成本部長は「ターナー再契約のドアは閉ざされたのか?」との問いに対して「答えはシンプル、ノーだ」と断言した。

     ぜいたく税の仕組みを簡単に説明すると、課税対象ラインを超過したチームは超過分の20%にあたるぜいたく税を支払わなければならない。また、超過額が2000万ドルを超えた場合と4000万ドルを超えた場合には追加のぜいたく税が発生し、さらに後者の場合、翌年のドラフトにおける最高順位の指名権が10個後退するというペナルティも科される。

     つまり、超過額が4000万ドルを超えた場合のペナルティは非常に重いため、ドジャースとしてはバウアー獲得により課税対象ラインを超過するのは不可避としても、超過額をできれば2000万ドル以内、最悪でも4000万ドル以内に収めることが重要となる。

     フリードマンは「ベストのロースターを作るためにできることは何でもする」と宣言しているものの、現時点のロースターにターナーを加えた場合、超過額が4000万ドルを超えてしまう危険性がある。よって、ターナーが値下げに応じない限り、年俸の一部を負担してでもデービッド・プライスやAJ・ポロックのような高額年俸選手を放出しなければ、再契約を実現するのは難しいだろう。

     依然としてドジャースとの再契約が有力視されているターナーだが、三塁手の補強を目指すメッツやブリュワーズからの関心も報じられている。デーブ・ロバーツ監督は「彼が我々の三塁手となることを期待している」と残留を望んでいるが、ターナーとの再契約はドジャースがペイロールの問題をクリアできるかどうかに懸かっていると言えそうだ。

  • ベニンテンディの移籍がブラッドリーJr.の去就に与える影響は?

    2021.2.12 15:00 Friday

     ムーキー・ベッツが1年前にドジャースへ放出され、アンドリュー・ベニンテンディもロイヤルズへのトレードが決定したため、2018年にワールドシリーズ制覇を成し遂げた当時の外野トリオで今季もレッドソックスでプレーする可能性があるのは現在フリーエージェントのジャッキー・ブラッドリーJr.だけという状況になった。ベニンテンディの放出によって外野手がさらにグレードダウンしたレッドソックスだが、ブラッドリーJr.と再契約を結ぶ可能性はあるのだろうか。

     メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドによると、ライバル球団の2人に幹部が「レッドソックスはブラッドリーJr.と再契約する」と予想しているという。レッドソックスは今オフ、ハンター・レンフローと契約し、ベニンテンディとのトレードではフランチー・コルデロを獲得。この2人をプラトーンで左翼に置き、中堅にブラッドリーJr.、右翼にアレックス・ベルドゥーゴが入れば、ひとまず外野のレギュラーは形になる。

     ただし、チーフ・ベースボール・オフィサーのチェイム・ブルームは「ジャッキーがチームにフィットする方法を見つけられればいいなと思っているが、(再契約が)実現しないかもしれないということも認識している」と慎重な姿勢を崩さない。「ジャッキーの動向をチェックし続けるつもり」と完全撤退はしない方針だが、年俸が格安(80万ドル)のコルデロについて「我々のロースターにとてもフィットする存在」と話しており、わざわざ年俸660万ドルのベニンテンディを放出して、より高額なブラッドリーJr.と再契約するとは考えにくい。

     レッドソックスはすでにエンリケ・ヘルナンデス(右打ち)を獲得し、マーウィン・ゴンザレス(両打ち)との契約合意も報じられているため、この2人のユーティリティ・プレーヤーを左打ちのコルデロや右打ちのレンフローとプラトーンで起用することもできる。よって、ブラッドリーJr.の価格が大幅に下がるようなことがない限り、2018年世界一の外野トリオは完全に解体されることになるだろう。

  • 三塁手獲得を狙うメッツ 補強ターゲットにチャップマンが浮上

    2021.2.12 13:00 Friday

     クリス・ブライアントの獲得に向けてカブスとのトレード交渉を再開したことが報じられているメッツだが、その一方で新たな補強ターゲットが浮上した。「WFAN」のクレイグ・カールトンとエバン・ロバーツによると、メッツはゴールドグラブ賞とプラチナグラブ賞を2度ずつ受賞しているマット・チャップマンのトレードに関して、アスレチックスと連絡を取っているようだ。交渉がどのくらい真剣に行われているかは不透明だが、驚きのトレードが成立することになるかもしれない。

     メッツの三塁手補強のターゲットとしては、これまでにブライアントのほか、エウヘニオ・スアレス(レッズ)の名前が挙がっていた。「ニューヨーク・ポスト」のマイク・プーマによると、メッツがトレード交渉を行った際、カブスとレッズはともにメッツのナンバーワン有望株であるフランシスコ・アルバレスを要求したため、交渉が進展しなかったという。

     また、メッツはカブスとのトレード交渉を再開したことが報じられているが、「SNY」のアンディ・マルティノによると、カブスがメッツの正三塁手J・D・デービスをブライアントの代わりに獲得することを希望している一方、メッツはデービスの放出に前向きではないようだ。まだ双方の希望条件には大きな開きがあるとみられる。

     そして、ブライアント、スアレスに次ぐ「第3のターゲット」として浮上したのがチャップマンだ。現在27歳のチャップマンは今季の年俸が649万ドル。フリーエージェントになるのは3年後(2023年オフ)のため、アスレチックスとしては慌てて放出する必要は全くない。昨季は故障の影響で不振だったが、2018~19年は2年連続でOPS.850前後を記録し、ゴールドグラブ賞も受賞している好選手であり、獲得には莫大な対価が必要となることが予想される。

     メッツは今オフ、トップ・プロスペクトを手放すことなくフランシスコ・リンドーアを獲得。リンドーア同様にフリーエージェントまであと1年かつ高額年俸のブライアントを獲得するのであれば、トップ・プロスペクトの放出は回避できる可能性が高い。しかし、チャップマンを獲得するとなれば、「トップ・プロスペクトを放出しない」という姿勢を貫くのは困難だろう。

     サプライズとも言えるターゲットの登場により、メッツの三塁手補強の動向はさらなる注目を集めることになりそうだ。

  • カブスとメッツが2016年MVP・ブライアントのトレード交渉を再開

    2021.2.12 12:30 Friday

     メッツはオフシーズンの早い段階でクリス・ブライアントのトレードについてカブスと交渉を行っていることが報じられていたが、「SNY」のアンディ・マルティノによると、中断されていたトレード交渉が再開されたようだ。今季のメッツの正三塁手にはJ・D・デービスが予定されているものの、不動のレギュラーと呼べるほどの選手ではない。2015年に新人王、2016年にMVPを受賞したブライアントを獲得することで、三塁のグレードアップを狙っているとみられる。

     ブライアントはここ数年トレードの噂が絶えないスター選手の1人で、今季の年俸は1950万ドル。今季終了後にフリーエージェントとなるため、昨年12月にダルビッシュ有をパドレスへ放出するなど転換期を迎えているカブスとしては、可能ならばトレードで放出しておきたいところである。

     マルティノによると、カブスは少なくともあと4年保有できるデービスに魅力を感じているようだ。昨季は56試合に出場して打率.247、6本塁打、OPS.761に終わったが、2019年は140試合で打率.307、22本塁打、OPS.895を記録。まだ年俸調停権を取得していないため、今季の年俸が格安である点も大きな魅力と言える。

     しかし、メッツはフランシスコ・リンドーアを獲得するトレードで2人の若手内野手(アメッド・ロサリオとアンドレス・ギメネス)を放出しており、デービスのような長期間保有できる内野手は貴重な存在。「アンタッチャブルな存在」とは考えていないようだが、簡単には放出に応じないとみられている。

     また、メッツはブライアントの高額年俸を引き受ける代わりに、デリン・ベタンセスやジューリス・ファミリアといったベテラン救援投手を引き取ってもらいたいと考えているようだ。よって、デービスやその他の有望株の「価値」とブライアント、ベタンセス、ファミリアの「負担」のバランスを考慮しながら、トレード交渉が進められることになりそうだ。

     ブライアントとともにトレード候補に挙げられていたリンドーア(インディアンス→メッツ)とノーラン・アレナード(ロッキーズ→カージナルス)はすでに移籍が決定。ブライアントもシーズン開幕までにカブスを去ることになるのだろうか。

  • マリナーズが救援右腕・ジャイルズと2年契約 TJ手術のリハビリ中

    2021.2.12 12:00 Friday

     日本時間2月12日、マリナーズがブルージェイズからフリーエージェントとなっていた救援右腕ケン・ジャイルズと2年契約で合意したことが明らかになった。ジャイルズは昨年10月にトミー・ジョン手術を受けているため、今季は全休が確実。来季の戦力になることを期待しての契約ということになる。着実に「勝負モード」への準備を整えているマリナーズにとって、通算115セーブの実績を誇るクローザーが復活すれば、大きな戦力となるに違いない。

     現在30歳のジャイルズは2014年にフィリーズでメジャーデビューし、44試合に登板して防御率1.18の好成績をマーク。翌2015年はシーズン途中からクローザーに昇格し、69試合に登板して6勝3敗15セーブ、12ホールド、防御率1.80の活躍を見せた。

     アストロズ移籍1年目の2016年は69試合で防御率4.11と成績を落としたが、翌2017年は絶対的クローザーとして63試合で1勝3敗34セーブ、2ホールド、防御率2.30をマークし、チームのワールドシリーズ制覇に貢献(ただし、ポストシーズンは7試合で防御率11.74と大不振)。2018年途中からブルージェイズに移り、2019年には53試合で防御率1.87、セーブ成功率95.8%という素晴らしい成績を残した。

     特筆すべきは何と言っても奪三振率の高さで、9.48に終わった2018年を除くすべてのシーズンで11.19以上を記録している。90マイル台後半のフォーシームと80マイル台後半のスライダーのコンビネーションが三振を奪ううえで大きな武器となっており、スライダーは2016年に被打率.093、2019年にも被打率.124をマークした。

     有望株の着実な成長により、2001年以来となるポストシーズン進出を狙う態勢を整えつつあるマリナーズ。2022年シーズンに勝負に出るとき、クローザーとして9回のマウンドに立っているのはジャイルズかもしれない。

  • Rソックスが便利屋・ゴンザレスと1年300万ドル+出来高で合意

    2021.2.12 11:30 Friday

     日本時間2月12日、ツインズからフリーエージェントとなっていたユーティリティ・プレーヤーのマーウィン・ゴンザレスがレッドソックスと合意したことが明らかになった。メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドによると、契約条件は1年300万ドル。また、成績に応じて最大で100万ドルを少し上回るくらいの出来高が設けられているようだ。ゴンザレスはアストロズ時代のヘッドコーチであるアレックス・コーラ監督の下でプレーすることになった。

     現在31歳のゴンザレスは昨季ツインズで53試合に出場し、打率.211、5本塁打、22打点、OPS.606を記録。移籍1年目の2019年(114試合で打率.264、15本塁打、55打点、OPS.736)からさらに成績を落としたが、三塁と二塁を中心に一塁と右翼の守備にも就くなど、ユーティリティぶりは健在だった。

     内外野の全ポジションを守れるうえにスイッチヒッターであるため、非常に使い勝手のいい選手であり、アストロズ時代の2017年には打率.303、23本塁打、90打点、OPS.907の好成績をマークしてMVP投票でもポイントを獲得。ただし、この年は不正なサイン盗みが行われていたことが報じられており、これ以外にOPSが.800以上のシーズンは1度もない。

     レッドソックスは今オフ、ゴンザレスのほかに、ドジャースでユーティリティ・プレーヤーとして活躍したエンリケ・ヘルナンデスも獲得しており、コーラがこの2人をどのように起用していくか注目される。フリーエージェントとなった際にレギュラー起用を希望していたヘルナンデスは正二塁手としての起用が濃厚だが、ゴンザレスは引き続きユーティリティを務めることになるとみられる。

     メジャーリーグ公式サイトでレッドソックスの番記者を務めるイアン・ブラウンは、ゴンザレスの起用法について「ボビー・ダルベックが不振に陥ったときや休養が必要なときに一塁で起用できる。タフな左腕と対戦する時に(正三塁手の)ラファエル・デバースを休ませることもできる。左翼や右翼のレギュラー争いに加わる可能性もある」と伝えている。

  • タイガースがマザーラ獲得へ 1年175万ドルで契約合意との報道

    2021.2.12 11:00 Friday

     日本時間2月12日、タイガースがホワイトソックスからノンテンダーFAとなっていたノマー・マザーラと1年175万ドルで合意したことが明らかになった。タイガースは昨オフからマザーラの獲得に興味を示していたが、マザーラはトレードでレンジャーズからホワイトソックスへ移籍することに。昨季ホワイトソックスで期待を裏切る成績に終わり、ノンテンダーFAとなったため、タイガースは1年越しにマザーラの獲得を成功させた。

     マザーラはレンジャーズでメジャーデビューした2016年から3年連続で20本塁打、2019年も19本塁打を放っていたため、昨季ホワイトソックスでは正右翼手として自慢の長打力を発揮することが期待されていた。ところが、42試合に出場して打率.228、1本塁打、15打点、OPS.589の大不振。出塁率(.295)だけでなく長打率(.294)も2割台に低迷するという自己最悪のシーズンを過ごした。

     すでにメジャーで5年間のプレー経験があるとはいえ、20歳でデビューしたマザーラはまだ25歳。昨季のハードヒット率はメジャー全体の上位10%、打球の平均初速は上位18%に入っており、復活の可能性を秘めている。25歳という年齢を考えれば、さらなる成長も期待できるかもしれない。タイガースもそうしたマザーラの「可能性」に賭けて獲得を決断したとみられる。

     タイガースは今オフ、ロビー・グロスマンを2年契約で獲得しており、このグロスマンが正左翼手を務める予定。マザーラは右翼に入り、正中堅手のジャコビー・ジョーンズを合わせた3人で外野のレギュラーを形成することになる。左打ちのマザーラはスイッチヒッターのビクトル・レイエスとプラトーンで起用される可能性もありそうだ。

     マザーラは今季終了後にフリーエージェントとなるため、今季は自身の価値を立て直すうえで重要な1年となる。まずはレンジャーズ時代の長打力を取り戻し、「打てる外野手」であることを証明したいところだ。

  • ブルージェイズがフェルプスと1年契約 2年ぶりの古巣復帰

    2021.2.12 10:30 Friday

     日本時間2月12日、ブルージェイズはフィリーズからフリーエージェントとなっていた救援右腕デービッド・フェルプスと1年175万ドルで契約したことを発表した。「ESPN」のジェフ・パッサンによると、成績に応じて最大75万ドルの出来高が設けられているようだ。2年契約の2年目を迎えた山口俊をDFAとしたことが明らかになったばかりのブルージェイズだが、実績十分の救援右腕をブルペンに加えることに成功した。

     フェルプスがブルージェイズに在籍するのは2019年以来2年ぶり2度目。このときは2018年のスプリング・トレーニング中に受けたトミー・ジョン手術の影響で6月中旬まで故障者リスト入りしていたものの、復帰後は17試合に登板して4ホールド、防御率3.63とまずまずのピッチング。その後、7月末にトーマス・ハッチとのトレードでカブスへ放出された。

     昨季はブリュワーズで開幕を迎え、12試合に登板して2勝3敗、4ホールド、防御率2.77と好投していたが、8月末のフィリーズ移籍後は大乱調。10試合で0勝1敗、2ホールド、防御率12.91に終わり、シーズン通算の防御率6.53は自己ワーストの数字となった。

     現在34歳のフェルプスは8年間のメジャー生活のうち、最初の3年間はヤンキースで先発とリリーフを兼任。当時のジョー・ジラルディ監督(現フィリーズ監督)にユーティリティな投手として重宝された。マーリンズ移籍2年目の2016年にセットアッパーとしてブレイクし、64試合に登板して7勝6敗4セーブ、25ホールド、防御率2.28という自己最高の成績をマーク。メジャー通算では291試合(うち65先発)に登板して34勝38敗6セーブ、65ホールド、防御率3.95を記録している。

     今オフのブルージェイズはカービー・イエーツやタイラー・チャットウッドを獲得してブルペンを強化。ジョーダン・ロマノやラファエル・ドリスなど昨季の主力リリーバーも健在であり、フェルプスは彼らとともにブルペンの一角を担うことになりそうだ。

  • カブスがマリズニックと契約合意 アルモラJr.と入れ替わる形に

    2021.2.12 10:00 Friday

     日本時間2月12日、カブスがメッツからフリーエージェントとなっていたジェイク・マリズニックと1年150万ドル+オプション1年で合意したことが明らかになった。ジョク・ピーダーソンを獲得したことにより外野のレギュラー3人が固まったカブスは、レギュラー3人をサポートする控え外野手を探していた。正左翼手のピーダーソンと正右翼手のジェイソン・ヘイワードが左打ちのため、右打ちのマリズニックは彼らを補完する存在としてカブスにフィットする。

     「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲールによると、マリズニックの今季の年俸は100万ドル。来季の契約は年俸400万ドルの相互オプション(バイアウト50万ドル)となっており、現時点でマリズニックに保証されている金額は150万ドルということになる。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンは、今季の成績に応じて最大50万ドルの出来高が設けられていることを伝えている。

     現在29歳のマリズニックは8年間のメジャー生活のなかで、主にアストロズの準レギュラーとして活躍。2015年に自己最多の24盗塁、2017年からは3年連続2ケタ本塁打をマークした。好守にも定評があり、守備防御点+10以上をキャリアで4度記録。メッツでプレーした昨季は両ハムストリングの故障により16試合の出場にとどまったが、打率.333、2本塁打、5打点、OPS.959と打撃好調だった(守備防御点は-3)。

     カブスの外野陣は左翼ピーダーソン、中堅イアン・ハップ、右翼ヘイワードでレギュラー3人が固まっており、マリズニックはフィリップ・アービンとともに外野の控えを務めるとみられる。カブスは左腕を苦手としているピーダーソンにレギュラーとしてプレーするチャンスを与える方針だが、ピーダーソンが苦手を克服できない場合、マリズニックやアービンが対左腕用のプラトーン要員として起用されることになるだろう。

     なお、カブスは今オフ、昨季までマリズニックと似た役割を担っていたアルバート・アルモラJr.をノンテンダーFAとし、アルモラJr.はメッツと契約。昨季メッツでプレーしていたマリズニックは、アルモラJr.とちょうど入れ替わるような形でカブスに加わることになった。

  • ブルージェイズが山口俊をDFAに ロースターの40人枠から外れる

    2021.2.11 16:00 Thursday

     日本時間2月11日、山口俊(ブルージェイズ)がDFAとなり、ロースターの40人枠から外されたことが明らかになった。メジャーリーグ公式サイトのトランザクションにはブルージェイズがレッドソックスからウエーバーでジョエル・パヤンプスを獲得し、山口をDFAとしたことが記載されている。DFAとなった選手はただちにロースターの40人枠から外れ、7日以内にトレードされるか、ウエーバー公示される。

     ウエーバーでの獲得を希望するチームが現れた場合、山口は移籍先のチームでロースターの40人枠に登録される。一方、獲得を希望するチームが現れずウエーバーを通過した場合、マイナー降格もしくは解雇となる。よって、DFAは必ずしも退団を意味するわけではなく、山口が「40人枠登録外のマイナー選手」としてブルージェイズに残留し、再びメジャー昇格を目指す可能性は残されている。

     今オフ、ブルージェイズはロビー・レイと再契約し、メッツとのトレードでスティーブン・マッツを獲得。これによりロス・ストリップリングが先発ローテーションから押し出される形となり、新加入のタイラー・チャットウッドも含め、「ロングリリーフもこなせる救援右腕」というポジションは人材がダブついていた。そのため、山口はブルージェイズの戦力構想から外れたとみられる。

     昨季の山口は17試合に登板して25.2イニングを投げ、2勝4敗、1ホールド、防御率8.06、26奪三振という成績。9月上旬に防御率は3点台まで改善されたものの、9月15日のヤンキース戦で7失点と炎上し、最終2登板でも合計7失点を喫したため、結局防御率8点台でシーズンを終えることになった。

     新たにブルージェイズに加入したパヤンプスは今季がメジャー3年目。過去2年間はダイヤモンドバックスでプレーし、合計4試合に登板して防御率3.86を記録している。昨年11月にダイヤモンドバックスからDFAとなり、ウエーバーでレッドソックスへ移籍していたが、今度はブルージェイズへ移籍することになった。

  • 補強完了のカージナルス 打線の起爆剤として期待されるアレナード

    2021.2.11 13:00 Thursday

     わずか2週間のあいだにアダム・ウェインライトとの再契約、ノーラン・アレナードの獲得、そしてヤディアー・モリーナとの再契約を実現させたカージナルスは、どうやら今オフの補強を終えたようだ。ジョン・モゼリアック編成本部長は「現在のチームでキャンプを迎えることにかなり自信を持っている」と発言し、主な補強が完了したことを示唆した。目玉は何と言ってもアレナード。近年のカージナルスは得点力不足に苦しんでおり、打線の起爆剤として期待される。

     昨季のカージナルスは地区2位で2年連続のポストシーズン進出を果たしたものの、チーム打率.234はリーグ11位、240得点は同14位、51本塁打は同15位。投手力と守備力に依存した戦い方は不変だった。全試合で3番を打ったポール・ゴールドシュミットが打率.304、出塁率.417と孤軍奮闘したが、6本塁打、21打点と迫力不足。4番打者はチーム全体で打率.198という有様だった。

     しかし、この状況をアレナードが一変させる可能性がある。2015年から5年連続で少なくとも37本塁打、110打点を記録し、本塁打王3度、打点王2度。カージナルスでシーズン100打点以上の打者は2012年のマット・ホリデイを最後に誕生していないが、アレナードが故障なく実力を発揮できれば、ホリデイ以来の達成者となるのは確実だ。正遊撃手のポール・デヨングは「アレナードのような選手が中軸にいると、相手投手からの見方も完全に変わるだろう」とアレナード加入の効果に言及する。

     また、アレナードがゴールドシュミットの後ろ(4番)を打つことにより、ゴールドシュミットに集中していたマークが分散するという効果も期待できる。アレナードが実力を発揮し、ゴールドシュミットがダイヤモンドバックス時代のような強打を取り戻せば、カージナルス打線の中軸は相手投手にとって大きな脅威となるはずだ。

     さらに、守備力を犠牲にすることなく打線を強化できたという点も特筆に値する。打撃力と守備力はトレードオフの関係にあるケースが多いものの、アレナードはメジャー1年目から8年連続ゴールドグラブ賞の名手。今オフ、カージナルスは2年連続ゴールドグラブ賞のコルテン・ウォンを手放しているが、トミー・エドマンが三塁から二塁へ移り、アレナードが三塁に入ることによってウォン退団のダメージを見事にカバーしている。

     最優先課題だった2人のベテランとの再契約に成功しただけでなく、チームの武器である守備力を犠牲にすることなく打線を強化したカージナルス。今オフの移籍市場において最大の収穫を得たチームの1つであると言っても決して過言ではないだろう。

  • Rソックス・ベニンテンディが3球団トレードでロイヤルズへ移籍

    2021.2.11 12:00 Thursday

     日本時間2月11日、レッドソックス、ロイヤルズ、メッツの3球団トレードによってアンドリュー・ベニンテンディ(レッドソックス)がロイヤルズへ移籍することが明らかになった。打線に左打者が少なく、確固たる正左翼手が不在だったロイヤルズにとって、ベニンテンディはドンピシャの補強と言える。なお、ベニンテンディはサービスタイム(メジャー登録日数)が4年を超えたところのため、ロイヤルズは少なくともあと2年(2022年シーズンまで)保有できる。

     現在26歳のベニンテンディは2015年のドラフトでレッドソックスから全体7位指名を受けてプロ入り。2017年シーズンの開幕前にはメジャーリーグ公式サイトのプロスペクト・ランキングで全体1位に選ばれるなど球界屈指の有望株として期待され、2017年は新人ながら「20-20」(20本塁打&20盗塁)を達成して新人王投票で2位に入った。

     翌2018年は打率.290、16本塁打、87打点、21盗塁、OPS.830とさらなる成長を見せたが、2019年はやや成績を落とし、昨季は胸郭を痛めて長期離脱。わずか14試合にしか出場できず、打率.103、0本塁打、1打点、1盗塁、OPS.442という自己最悪の成績に終わった。ロイヤルズ移籍で心機一転、かつての球界ナンバーワン有望株のポテンシャルをフルに開花させることが期待される。

     レッドソックスは今回のトレードでロイヤルズからフランチー・コルデロ(メジャー経験のある外野手)、メッツからジョシュ・ウィンコウスキー(先日スティーブン・マッツとのトレードでブルージェイズから移籍したばかりのマイナー右腕)を獲得する見込み。一方、メッツはロイヤルズからカリル・リー(俊足好守が魅力のマイナー外野手)を獲得するようだ。

     上記のほかに後日指名選手が含まれるとの情報もあり、まだトレードの全貌は明らかになっていないが、勝負モードに切り替わろうとしているロイヤルズが補強ポイントに合致した貴重な戦力を手に入れるのは間違いなさそうだ。

  • Rソックスが澤村獲得へ メジャーリーグ公式サイトも伝える

    2021.2.11 11:30 Thursday

     日本時間2月11日、メジャーリーグ公式サイトでレッドソックスの番記者を務めるイアン・ブラウンは、関係者の話としてレッドソックスが澤村拓一を獲得間近となっていることを伝えた。サンケイスポーツをソースとして2年240万ドルの契約であることにも言及している。千葉ロッテマリーンズから海外フリーエージェント権を行使した澤村は、岡島秀樹、上原浩治、田澤純一といった日本人リリーバーが活躍したレッドソックスで夢を叶えることになりそうだ。

     ブラウンは「澤村はボストンで重要な役割を担う最新の日本人投手になるチャンスがある。マット・バーンズ、アダム・オッタビーノ、ダーウィンソン・ヘルナンデスらとともに試合終盤のイニングの手助けをするだろう。90マイル台中盤のファストボールに加え、決め球としてスプリッターを使う」と述べている。ブルペンの層が厚いと言えないレッドソックスにおいて、澤村は主力リリーバーの1人として期待されている。

     現在32歳の澤村は昨季、読売ジャイアンツで不振に苦しみ、シーズン途中でロッテへトレード。移籍後は22試合に登板して防御率1.71と復活を遂げた。日本プロ野球での9シーズンで通算352試合に登板して48勝52敗75セーブ、64ホールド、防御率2.77をマークしている。

     ブラウンは「レッドソックスは現在、クローザーを決めていない。アレックス・コーラ監督は9回を複数の投手に任せる可能性もある」と述べており、澤村はバーンズ、オッタビーノ、ヘルナンデスらとともに、その候補の1人となるかもしれない。また、元広島東洋カープのライアン・ブレイシアもライバルの1人となるだろう。

     今オフ、オッタビーノやマット・アンドリースを加えたとはいえ、レッドソックスのブルペンは決して層が厚いとは言えず、メジャー契約を結ぶとみられる澤村のロースター入りはほぼ確実。開幕から好投して首脳陣の信頼を獲得すれば、メジャー1年目からクローザーに抜擢される可能性も十分にありそうだ。

  • 「ヤンキースとガードナーの交渉なし」と現地メディアが伝える

    2021.2.11 11:00 Thursday

     ヤンキースが先月アダム・オッタビーノをレッドソックスへ放出した際、「ブレット・ガードナーと再契約する資金を捻出するためではないか」との見方が広まったが、どうやらそれは正しくなかったようだ。「NJ.com」のランディ・ミラーによると、ヤンキースはガードナーに再契約のオファーを出していないどころか、オフシーズンに入ってから交渉すら行っていないという。ヤンキース一筋13年のベテラン外野手はすでに戦力構想から外れているとみられる。

     現在37歳のガードナーは2005年のドラフトでヤンキースから3巡目指名を受けてプロ入りし、2008年のメジャー昇格後、ヤンキース一筋で13年間プレー。2019年は自己最多の28本塁打を放ち、自己ベストのOPS.829をマークしたが、昨季は49試合に出場して打率.223(自己ワースト)、5本塁打、15打点、OPS.747に終わった。

     ヤンキースはシーズン終了後に年俸1000万ドルの契約オプションの行使を拒否し、バイアウト250万ドルを支払ってガードナーとの契約を解除。外野のレギュラーは左翼クリント・フレイジャー、中堅アーロン・ヒックス、右翼アーロン・ジャッジで固まっており、控えにもマイク・トークマンと新加入のグレッグ・アレンがいるため、ヤンキースはガードナーとの再契約に積極的ではないようだ。

     現時点でチーム最後の世界一(2009年)を経験し、2011年盗塁王、2015年オールスター・ゲーム選出、2016年ゴールドグラブ賞などの実績を残してきたガードナーは、盗塁数(270)で球団史上3位、出場試合数(1548)で球団史上16位にランクインしている。しかし、これらの数字はこれ以上伸びない可能性が高い。

     ヤンキース一筋のままユニフォームを脱ぐことを選択するのか、あるいは他球団での現役続行の道を探るのか。37歳のベテラン外野手は大きな決断を迫られることになりそうだ。

  • マイナー契約のラウリー 相性抜群のアスレチックスで復活なるか

    2021.2.11 10:30 Thursday

     ジェッド・ラウリーは非常に不思議な選手である。故障が多く、メジャー12年間で100試合以上に出場したシーズンは4度しかないものの、それはすべてアスレチックス在籍時。他球団へ移るとなぜか活躍できなくなってしまうのだ。日本時間2月11日、アスレチックスはラウリーとマイナー契約を結んだことを発表。メッツでプレーした過去2年間でわずか9試合しか出場できなかったラウリーは、相性抜群のアスレチックスで復活を目指す。

     現在36歳のラウリーは2008年にレッドソックスでメジャーデビューし、アストロズを経て2013年にアスレチックスへ加入。この年は正遊撃手として154試合に出場し、打率.290、15本塁打、75打点、OPS.791をマークした。

     翌2014年は打率.249、6本塁打、50打点、OPS.676と成績を落としたものの、136試合に出場して2年連続で規定打席到達。オフにフリーエージェントとなり、古巣・アストロズと3年契約を結んだが、2015年は69試合にしか出場できず、シーズン終了後のトレードでアスレチックスに戻ってきた。

     2016年は故障の影響で87試合の出場にとどまったが、2017年は故障なくプレーし、正二塁手として打率.277、14本塁打、69打点、自己ベストのOPS.808を記録。翌2018年には自己最多の157試合に出場し、打率.267、23本塁打、99打点、OPS.801をマークしてオールスター・ゲームに初選出された。

     この2年間の活躍を評価され、メッツと2年契約を結んだものの、左膝の故障に悩まされ、2019年はわずか9試合にしか出場できず、昨季は全休。安打を1本も打てないままメッツを去ることになった。

     ラウリーが100試合以上に出場(4度)したのも規定打席に到達(4度)したのもすべてアスレチックス在籍時(5年間)。アスレチックスは今オフ、トミー・ラステラが退団して正二塁手が不在となっており、ラウリーが復活を遂げればドンピシャの補強となる。愛称抜群のアスレチックスで再び輝きを放つことはできるだろうか。

  • 昨季12セーブの右腕・キンツラーがフィリーズとマイナー契約で合意

    2021.2.11 10:00 Thursday

     日本時間2月11日、昨季マーリンズでクローザーを務めて12セーブ、防御率2.22の好成績をマークしたブランドン・キンツラーがフィリーズとのマイナー契約に合意したことが明らかになった。メジャー昇格を果たした場合の年俸300万ドル(+出来高最大100万ドル)。キンツラーのもとにはマーリンズからメジャー契約のオファーが届いていたものの、より多くのサラリーを得られる可能性があるフィリーズとのマイナー契約を選択した。

     現在36歳のキンツラーは昨季マーリンズで24試合に登板して2勝3敗12セーブ、1ホールド、防御率2.22を記録。クローザーとして安定した投球を続け、17年ぶりのポストシーズン進出に貢献しただけでなく、ポストシーズンでも登板した3試合をすべて無失点に抑える活躍を見せた。

     24.1イニングで14奪三振/11与四球と投球内容が良くなかったため、フリーエージェント市場で高い評価を得ることはできなかったが、2019年にもカブスで62試合に登板して17ホールド、防御率2.68の好成績を残しており、内容はともかく結果は期待できる投手である。昨季ブルペンが崩壊したフィリーズにとって、このクラスの投手をマイナー契約で獲得できたのは幸運と言える。

     また、フィリーズのデーブ・ドンブロウスキー編成本部長は同じくマーリンズからフリーエージェントとなっていたマット・ジョイスともマイナー契約で合意したことを明らかにしている。現在36歳のジョイスは昨季マーリンズで46試合に出場して打率.252、2本塁打、14打点、OPS.682に終わったが、出塁率.351を記録した。

     さらに、ディディ・グレゴリアスとの再契約も正式に発表され、ドンブロウスキーは「彼は球界でベストの遊撃手の1人だ。彼のような左打者が加わることで打線のバランスが本当に良くなる。彼との再契約によってスタメンが完成したよ」と再契約を喜んだ。

  • 名捕手・モリーナ「ここが僕のホームだ。戻って来られて嬉しい」

    2021.2.10 13:30 Wednesday

     日本時間2月10日、カージナルスはヤディアー・モリーナとの再契約を正式に発表した。条件の詳細は明らかにされていないが、「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンは「1年900万ドル+アウォード獲得のボーナス+全球団に対するトレード拒否権」と伝えている。残留を確実視されながらも交渉が長期化したモリーナだが、カージナルス残留が第1希望だったことを改めて明言。「ここが僕のホームだ。ここにいられて幸せだし、戻って来られて嬉しい」と再契約を喜んだ。

     モリーナによると、カージナルスのほかにも数球団が獲得に興味を示し、真剣なオファーを提示してきたという。「でも、僕はセントルイスが交渉の席に着いて、何らかのオファーをしてくれることを望んでいた。そして、彼らはそれを実行してくれた。前にも言ったように、僕の第1希望はここ、セントルイスなんだ。僕がいたいと思う場所だし、僕がキャリアを終えたいと思っている場所でもある」とモリーナはセントルイスへの愛着を語った。

     カージナルスのジョン・モゼリアック編成本部長は、今オフの最優先事項の1つにモリーナとの再契約を挙げていた。「2ヶ月前に実現していれば良かったんだけど…」と語ったように、なかなか交渉が前進せず、モリーナと球団の双方が精神的に苦しい時期を過ごした。モリーナは「適切なオファーがなければ引退することも考える」と発言したことすらあったほどだ。

     しかし、現在モリーナは体力が続く限り現役を続けたいと考えているという。「1年ずつになるだろう。今は今季の戦いに集中している。素晴らしいチームになったからね。みんなが健康にプレーして、今季は優勝を勝ち取りたい。将来のことはシーズンが終わってから考えるよ」とモリーナ。アダム・ウェインライトが残留し、ノーラン・アレナードが加入したことでワールドシリーズ制覇を狙える素晴らしいチームになったと手応えを感じている。

     また、ウェインライトが他球団からのオファーを蹴ってカージナルスに残留したこともモリーナの決断を後押ししたようだ。「僕たちはオフシーズンのあいだ、ずっと連絡を取り合っていた。僕が残留を決めたのは彼の存在が本当に大きい。僕はウェイノ(=ウェインライトの愛称)のことが大好きだし、僕たちは兄弟のような関係だからね。さらにアレナードまで加わったんだから、戻って来ない理由なんてないよ」とモリーナはウェインライトの存在の大きさを強調し、アレナードの加入を歓迎した。

     モゼリアックはモリーナについて「過去25年間を遡ってみても、モリーナほどチームへの影響力が大きい選手はせいぜい1人か2人くらいしか思い付かないだろう」と語る。39歳のベテラン右腕と再契約し、強打好守のスター三塁手を獲得したカージナルスは今季、球史に残る名捕手とともに2011年以来10年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指す。

  • 30球団のキャンプ開始日が発表 現地17~19日にキャンプイン

    2021.2.10 13:00 Wednesday

     日本時間2月10日、メジャーリーグ機構は全30球団のスプリング・トレーニング開始日を発表した。スプリング・トレーニングは先にバッテリー組(投手と捕手)が集合し、内野手と外野手が遅れて合流するため、開始日も「バッテリー組」と「チーム全体」に分けて発表されている。バッテリー組は全球団が現地時間2月17~19日にキャンプイン。そして、現地時間2月22~23日にはチーム全体でのスプリング・トレーニングが開始される。

     各球団のスプリング・トレーニング開始日は以下の通り(日付はすべて現地時間。バッテリー組/チーム全体の順に表示)。

    アメリカン・リーグ

    オリオールズ 17日/22日
    レッドソックス 18日/22日
    ヤンキース 17日/22日
    レイズ 18日/23日【筒香嘉智】
    ブルージェイズ 18日【山口俊】/22日

    ホワイトソックス 17日/22日
    インディアンス 18日/22日
    タイガース 17日/22日
    ロイヤルズ 17日/22日
    ツインズ 19日【前田健太】/23日

    アストロズ 18日/22日
    エンゼルス 17日【大谷翔平】/22日
    アスレチックス 17日/22日
    マリナーズ 18日【菊池雄星】/23日
    レンジャーズ 17日【有原航平】/22日

    ナショナル・リーグ

    ブレーブス 18日/23日
    マーリンズ 18日/23日
    メッツ 19日/22日
    フィリーズ 17日/22日
    ナショナルズ 18日/23日

    カブス 17日/22日
    レッズ 18日/22日【秋山翔吾】
    ブリュワーズ 18日/23日
    パイレーツ 17日/22日
    カージナルス 17日/22日

    ダイヤモンドバックス 17日/22日
    ロッキーズ 18日/23日
    ドジャース 18日/23日
    パドレス 17日【ダルビッシュ有】/22日
    ジャイアンツ 17日/22日

  • メッツが前ドジャースの三塁手・ターナーの獲得に興味を示す

    2021.2.10 12:00 Wednesday

     「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールによると、メッツはドジャースからフリーエージェントとなったジャスティン・ターナーの獲得に興味を示しているようだ。ただし、ローゼンタールは「両サイドは金額や年数で希望条件がかけ離れている」と伝えている。ターナーには再契約を目指すドジャースのほか、ブリュワーズも興味を示していることが報じられているが、もしメッツが獲得に成功すれば、2013年以来8年ぶりの古巣復帰となる。

     メッツは最新の補強としてユーティリティのジョナサン・ビヤーと1年355万ドルで合意したことが報じられており、ぜいたく税の課税対象ラインとなる2億1000万ドルまでおよそ2500万ドルの余裕を残している。よって、ターナー獲得は決して不可能ではないが、トレバー・バウアーを逃した先発投手陣の補強を行う可能性もあり、ターナーに大金を投じるのは避けたいと考えているようだ。

     また、ターナーを獲得した場合、正三塁手に予定されているJ・D・デービスの処遇という問題も発生する。トレードによる放出が検討される可能性もあるが、ローゼンタールは「メッツはデービスをトレードした場合に何が得られるかを把握していない」と伝えている。要するに、メッツはまだデービスに関するトレード交渉を全く行っておらず、市場価値を把握できていないのだろう。

     現在36歳のターナーは2014年2月にマイナー契約でドジャースに加入したが、その前に在籍していたのがメッツだった。2011年は二塁のレギュラー格として117試合に出場したものの、打率.260、4本塁打、51打点、OPS.690に終わり、その後の2年間はユーティリティ扱い。2013年オフにノンテンダーFAとなり、メッツを去ることになった。

     なお、ローゼンタールは「依然としてドジャースとの再契約が最有力」と伝えている。4年契約を希望しているとみられるターナーだが、最終的には2年契約あたりに落ち着くことが有力視されている。

  • ジャイアンツが救援左腕・マギーと2年700万ドルで契約合意

    2021.2.10 11:30 Wednesday

     日本時間2月10日、ジャイアンツがドジャースからフリーエージェントとなっていたベテラン救援左腕ジェイク・マギーと2年700万ドルで契約合意に達したことが明らかになった。現在34歳のマギーは6年間プレーしたレイズを離れたあと、ロッキーズで4年、ドジャースで1年プレーしており、ナショナル・リーグ西部地区でプレーするのはジャイアンツが3球団目となる。昨季の好投を維持できるのであれば、大きな戦力となりそうだ。

     マギーはレイズで2度の防御率1点台をマークするなどセットアッパーないしクローザーとして安定した活躍を見せ、2016年1月にロッキーズへトレード移籍。2年間で119試合に登板して防御率4.11と期待通りの活躍はできなかったものの、2017年に復調の兆しを見せていたこともあり、フリーエージェントとなったあと、3年2700万ドルで再契約を結んだ。

     ところが、その後の2年間は106試合に登板して防御率5.54とさらに成績が悪化。若手投手に経験を積ませるのがベターと考えたロッキーズは契約を1年残して昨季開幕前にマギーを解雇し、マギーは1年契約でドジャースに加入した。すると、24試合で3勝1敗、6ホールド、防御率2.66と復活を遂げ、ドジャースの地区8連覇に貢献。20.1イニングを投げて33奪三振/3与四球と投球内容も素晴らしかった。

     ジャイアンツは今オフ、ベテラン救援左腕のトニー・ワトソンがフリーエージェントとなっており、マギーはその穴埋めを担うとみられる。絶対的なクローザー候補が不在のため、昨季の好投を維持できるようであれば、クローザーを務める可能性もある。

     なお、マギーはほとんど速球しか投げないことで知られており、昨季は実に全投球の96.4%がフォーシームだった。レイズ時代に平均97マイルに達していたフォーシームは平均95マイル前後まで球速を落としているものの、昨季は被打率.194という好成績を残しており、速球の威力をどこまで維持できるかが活躍のカギを握る。

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