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  • Dバックス・グレインキー 開幕投手レースから脱落

    2018.3.20 15:30 Tuesday

     ダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督は今季の開幕投手を誰に任せるかをまだ決めかねている。しかし、一つだけはっきりしていることがある。昨季17勝をマークしたエース右腕のザック・グレインキーが今季の開幕投手を務めることはないということだ。

     日本時間3月20日、ロブロは「ザック(・グレインキー)は開幕投手の候補には含まれていない」と断言した。グレインキーは股関節の不調に悩まされ、レギュラーシーズンに向けての調整が遅れている。今後は日本時間3月22日のジャイアンツ戦に先発したあと、中4日でインディアンス戦に登板する予定となっており、そこから中4日で日本時間4月1日の開幕第3戦(対ロッキーズ)に先発する可能性が高い。

     ロブロは「彼は昨季の開幕投手を務めた。彼は昨季17勝をマークした。彼は我々の投手陣のエースだ。彼は何度も我々を勝利へ導いてくれたし、私は彼が開幕投手に相応しいと思っているよ」と語っており、故障がなければグレインキーを開幕投手に指名するつもりだった。結果的に、グレインキーの故障がロブロのプランを狂わせる形となってしまった。

     グレインキーが開幕投手の候補から外れた今、開幕投手の最有力候補は昨季15勝&218奪三振をマークしたロビー・レイであると見られるが、レイは日本時間3月21日のエンゼルス戦で先発予定となっている。ここから中4日で調整を続けると、レギュラーシーズン最初の登板は開幕第2戦。オープン戦も終盤に差し掛かったこのタイミングで先発投手の登板間隔にイレギュラーを生じさせるのはリスクが高く、レイはこのまま開幕第2戦に向けて調整を続けることになるかもしれない。

     となると、開幕投手を務めるのは昨季9勝のタイワン・ウォーカーか同14勝のパトリック・コービンということになりそうだ。ただし、両者とも10日近くオープン戦での登板戦がなく、ともに防御率6点台と仕上がりには不安が残る。グレインキーが候補から脱落した今、誰を開幕投手に指名するのか。ロブロの決断に注目だ。


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  • ドジャースに大打撃 ターナーが死球で左手首を骨折

    2018.3.20 15:00 Tuesday

     日本時間3月20日に行われたアスレチックスとのオープン戦でケンドール・グレイブマンの投球を左手首に受けたジャスティン・ターナー(ドジャース)が骨折していたことが明らかになった。ターナーは明日再検査を受け、そこで全治までの具体的なスケジュール等が判明する予定だという。

     昨季はワールドシリーズ制覇にあと1勝届かず、今季は1988年以来30年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指すシーズンとなるはずだったドジャースに大打撃だ。日本時間3月20日のアスレチックス戦、第1打席で左手首に死球を受けたターナーの骨折が判明。勝負強い打撃で打線の軸となっている正三塁手を欠いてレギュラーシーズン開幕を迎えることが確実となってしまった。

     ファーハン・ザイディGMは「J.T.(ターナーの愛称)なしではベストチームになれないということは間違いない。他の選手たちはチームの戦力を維持するために、より良いプレイをする必要があるだろうね」と落胆した様子を隠さなかった。しかし、外部からの戦力補強はせず、現有戦力でターナーの穴埋めをする方針を明らかにしており、「このチャンスを生かせる選手がチームのなかにいる。ターナーの離脱が長くならないといいね」とターナーの早期復帰を願いつつ、現有戦力への信頼を口にした。

     デーブ・ロバーツ監督はローガン・フォーサイスを二塁から三塁へ移し、二塁には右打者のエンリケ・ヘルナンデスと左打者のチェイス・アトリーをプラトーンで起用することを検討しているという。また、控え捕手のオースティン・バーンズも二塁を守る機会が増えるかもしれない。ロバーツは「J.T.が離脱するのは痛いよ。毎日頼りにしていた選手だからね。でも、ウチには他にもたくさんの優れた選手がいるんだ」と、ザイディ同様に現有戦力の奮起に期待を寄せた。

     ターナーは「これが野球なんだ。できるだけ早く復帰できるように、どんなことでもやるつもりさ」と語り、早期復帰への意欲を見せた。ターナーが復帰するまでの間、ターナーの穴をしっかり埋められるか否かが、ドジャースにとって今季序盤戦の大きなポイントとなりそうだ。


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  • 2018年のメジャーリーグに関する「7つの予想」

    2018.3.20 14:30 Tuesday

     2018年のレギュラーシーズン開幕まであと10日となった。MLB公式サイトではマイク・ペトリエロが近年のトレンドやデータを用いながら、2018年のメジャーリーグに関する「7つの予想」を紹介している。ここではその「7つの予想」を簡単に見ていこう。

     1つ目は「ヤンキースがチーム本塁打記録を更新する」。従来の記録は1997年にマリナーズが記録した264本塁打だが、今季のヤンキース打線はこれを更新する可能性がある。昨季59本塁打のジャンカルロ・スタントンが加入しただけでなく、攻撃面で穴となる可能性のあった二塁と三塁にニール・ウォーカーとブランドン・ドルーリーを補強。1番から9番までどこからでも一発が飛び出す強力打線が完成した。

     2つ目は「エアー・ボール・レボリューションが継続する」。近年のメジャーリーグではゴロを打たない打撃を心掛け、成績を向上させている選手が目立っている。今季はヤスマニ・グランダル(ドジャース)やフアン・ラガレス(メッツ)らが打撃改造に取り組んでおり、ゴロを打たない打撃の波は今後も拡大していくことだろう。

     3つ目は「速球がより速く、より高く投じられる」。近年、速球の平均球速は上昇の一途を辿っており、2008年の91.8マイルから昨季は93.6マイルまで上昇した。さらに、フライを打つことを心掛ける打者たちに対して高めに速球を投じる場面も目立っており、今季もエアー・ボール・レボリューション対策として高めの速球が大きな役割を果たすことになりそうだ。

     4つ目は「速球の投球割合がさらに低下する」。近年、速球の投球割合は低下の一途を辿っており、2008年に60%を超えていた速球の割合は昨季55.3%まで低下した。速球は長打を浴びやすいということがデータ的にも証明されており、カーブなどの変化球を重用する球団が増加中。今季もこの傾向は続きそうだ。

     5つ目は「先発投手の投球イニング数が減少する」。全投球イニング数における先発投手の投球イニング数の割合は2015年まで65~70%の水準を維持していたものの、2016年は63.6%、昨季は61.9%へ低下。早めに継投を仕掛ける球団が徐々に増えている。打者3巡目を迎える先発投手より打者1巡目のリリーフ投手のほうが打たれにくいということがデータ的にも証明されており、この傾向は加速していくだろう。

     6つ目は「規定打席に到達する捕手が絶滅危惧種になる」。昨季、規定打席に到達した捕手はヤディアー・モリーナ(カージナルス)、J.T.リアルミュート(マーリンズ)、ゲーリー・サンチェス(ヤンキース)の3人だけだった。疲労を考慮して2人の捕手を併用したり、正捕手に休養を多く与えたりする球団が増えており、規定打席に到達する捕手が今後大幅に増えることはないと見られる。

     そして7つ目は「球界最高のチームはアストロズだが、最も多くの白星を挙げるのはインディアンスである」。投打とも充実の戦力を誇るアストロズが現在の球界において最高のチームと目されているが、同地区の他球団も戦力補強を進めている。一方、インディアンスの所属地区には再建中の球団が多く、結果的にインディアンスのほうがより多くの白星を挙げる可能性が高い。

     以上がペトリエロによる「7つの予想」である。このなかからいくつの項目が現実となるのか。これらの点に注目しながら、今季のメジャーリーグを見ていくのも面白いかもしれない。


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  • ロイヤルズが通算81勝の先発右腕・バックホルツとマイナー契約

    2018.3.20 12:30 Tuesday

     USAトゥデイによると、ロイヤルズは通算81勝の実績を誇るクレイ・バックホルツとマイナー契約を結んだようだ。昨季のバックホルツはフィリーズで2試合に先発したあと右前腕を痛めて手術を受け、そのままシーズン終了となっていた。

     開幕まで残り10日となったこのタイミングで、ロイヤルズが先発投手のデプス補強に動いた。今季のロイヤルズはエース左腕のダニー・ダフィーが開幕投手を務め、イアン・ケネディとジェイソン・ハメルの両ベテラン右腕がそれに続く予定となっているが、先発4~5番手に入るネイト・カーンズは故障明け、ジェイコブ・ジュニスはまだメジャーでの先発経験が16試合しかなく、不安の残る陣容。新加入のジェシー・ハーンはすでに60人間の故障者リストに登録されており、ブラッド・ケラー、スコット・バーロウ、エリック・スコグランドといったその他の候補も実績に乏しく、通算81勝の実績を誇るバックホルツの加入は心強い。

     バックホルツはレッドソックスで10シーズン、フィリーズで1シーズンを過ごし、通算208試合(うち190先発)に登板して81勝62敗、防御率4.01をマーク。2010年の17勝を筆頭に2ケタ勝利を3度マークし、2010年と2013年にはオールスター・ゲームに選出。2013年にはポストシーズンで4試合に先発し、チームのワールドシリーズ制覇にも貢献した。ただし、故障の多さが安定した活躍のハードルとなっており、200イニング到達は一度もなし。2014年を最後に規定投球回にも到達していない。

     バックホルツはメジャー昇格を果たした場合、年俸150万ドルを受け取り、さらに最大25万ドルの出来高が設定されているという。長期欠場した昨季からどの程度回復しているかは未知数だが、決して盤石とは言えない先発投手陣を抱えるロイヤルズでは少なからず出番はあるはずだ。すでに34歳とベテランの域に突入しているバックホルツだが、レッドソックス時代の輝きを取り戻せるか注目したい。


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  • レンジャーズが2年連続20本塁打以上のジョセフを獲得

    2018.3.20 12:00 Tuesday

     フィリーズでポジションを失い、DFAとなっていたトミー・ジョセフの新天地が決定した。日本時間3月20日、レンジャーズはウエーバーでジョセフを獲得したことを発表。これに伴い、クレイトン・ブラックバーンが60日間の故障者リストに登録された。

     ジョセフは2016年5月にメジャーデビューを果たし、ライアン・ハワードから正一塁手の座を奪って2年連続で20本以上の本塁打を放った。しかし、昨季後半戦にリーズ・ホスキンスが台頭し、さらに今オフにはカルロス・サンタナが加入。オープン戦では21打数9安打(打率.429)と結果を残していたが、フィリーズにジョセフのポジションはなく、ジェイク・アリエタの加入に伴って日本時間3月13日にDFAとなっていた。

     レンジャーズがジョセフを獲得したのは、指名打者の秋信守(チュ・シンス)と正一塁手のジョーイ・ギャロにアクシデントが発生した場合の保険要員とする狙いがあると見られる。また、レンジャーズはレフトのレギュラーが固定されていないため、ジョセフがレフトを一定のレベル以上で守れるようになれば、出場機会を増やすことも可能だろう。ただし、ジョセフにはまだマイナー・オプションが残っており、当分の間はマイナーで待機することになる可能性が高い。

     2年連続で20本以上の本塁打を放っている長打力が魅力のジョセフだが、昨季の打率.240、33四球、129三振という数字が示すように、打撃は非常に粗く、打線の中軸を任せるには物足りない。打率が低く、四球が少ないため、出塁率は.289という危機的水準まで落ち込んでおり、打力が重視されるポジションにおいて、打撃の確実性を向上させないことには十分な出場機会は得られないだろう。四球が少なく出塁率が低いのはマイナー時代から変わらない傾向だが、新天地でこの弱点を克服し、ワンランク上の打者へ成長することができるのか。DFAという屈辱を経験したジョセフの奮起に期待したい。


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  • ヤンキース・エルズベリーの開幕出遅れがほぼ確実に

    2018.3.20 11:30 Tuesday

     ヤンキースのアーロン・ブーン監督は、控え外野手のジャコビー・エルズベリーが開幕に間に合わない見込みであることを明らかにした。これによりロースターの1枠が空き、「25番目の選手」を巡って熾烈な競争が繰り広げられている。

     右腹斜筋を痛めたエルズベリーは、3月上旬から欠場が続いている。今週に入ってようやく実戦復帰を果たす予定だったが、風邪による体調不良で実戦復帰はお預けに。このままでは開幕までに十分な試合数や打席数をこなすことができないのは確実であり、ブーンは「開幕ロースター入りの可能性を完全に排除したわけではないけど、可能性は極めて低いと言わざるを得ない」と語っている。

     今季のエルズベリーは完全にレギュラーポジションを失い、ブレット・ガードナー、アーロン・ヒックス、アーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントンの4選手で構成される外野と指名打者のローテーションのバックアップを務める予定となっていた。エルズベリーの出遅れにより控え外野手の枠が空いたことになるが、すでに外野手4人がロースターに入っているため、ブーンはエルズベリーの代役は外野手でなくてもいいと考えているようだ。

     ブーンは「我々には様々な選択肢がある。投手1人を追加してもいいし、野手1人を入れることもできる」と語っており、投手13人体制で開幕を迎える可能性もある。「25番目の選手」の候補としてはルイス・セッサ、ドミンゴ・ヘルマン、ベン・ヘラー、ジョナサン・ホルダーの4投手と一塁手のタイラー・オースティン、外野手のビリー・マッキニーが挙げられる。なかでもオースティンはオープン戦で4本塁打、OPS.951と結果を残しており、一塁のほかに外野の両翼も守れるため、有力な候補と言えるだろう。

     3度の盗塁王に輝くなど、球界を代表するリードオフマンとして活躍してきたエルズベリーだが、パフォーマンスの低下とともに厳しい状況に追いやられていることは間違いない。出場機会を確保するためには、戦列復帰後に猛アピールが必要となりそうだ。


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  • レッズのナンバーワン有望株・センゼルのマイナー降格が決定

    2018.3.20 11:00 Tuesday

     日本時間3月20日、レッズはニック・センゼルをマイナーへ降格させたことを発表した。三塁が本職のセンゼルは、今回の春季キャンプとオープン戦で遊撃の守備に挑戦していたが、今後はマイナーで二塁の守備にも挑戦する予定となっている。

     2016年のドラフトで全体2位指名を受けてレッズに入団したセンゼル。昨季はA+級とAA級で合計119試合に出場し、打率.321、14本塁打、65打点、14盗塁、OPS.905の好成績をマークするなど、プロ入り前から定評のあった好打をプロの世界でも遺憾なく発揮している。レッズはこの好打を生かすべく、センゼルを「複数ポジションを守れる内野手」に育て上げようと考えている。

     ブライアン・プライス監督は遊撃の守備に挑戦したセンゼルについて「彼は複数ポジションを守る能力を示してくれた。内野守備コーチのフレディ・ベナビーデスと話をしたけど、彼はセンゼルの遊撃での成長ぶりにとてもワクワクしていたよ」と語り、合格点を与えた。今回の春季キャンプとオープン戦では、センゼルを混乱させないために遊撃の守備練習に専念させたが、今後は二塁の守備にも挑戦させる方針だ。

     オープン戦で打率.286とまずまずの成績を残していたセンゼルは、マイナー降格について「その日が来るのはわかっていた。それがいつ来るかという問題だったんだ」と落胆した様子を一切見せず、「まだたくさんのことを学ばないといけない」とさらなる成長に意欲を見せた。二塁、三塁、遊撃の各ポジションにレギュラーがいるチーム事情も把握しており、「僕の仕事は必要とされたポジションでプレイすることだよ」と複数ポジションをこなすことに積極的な姿勢を示している。

     なお、レッズは正三塁手のエウヘニオ・スアレスと7年契約を結んだばかりだが、スアレスを三塁に固定することは考えておらず、将来的にはセンゼルと同様に複数ポジションを守れる選手として起用していく方針だという。スアレスとセンゼルという好打の2人が複数ポジションを守れるようになれば、選手起用に幅が生まれ、チームに大きなプラスをもたらすに違いない。進化を続けるセンゼルの今後に期待したい。


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  • ブレーブスの超有望株・アクーニャ マイナー降格が決定

    2018.3.20 10:30 Tuesday

     日本時間3月20日、ブレーブスはオープン戦で打率.432と大活躍中のロナルド・アクーニャをマイナーへ降格させたことを発表した。アレックス・アンソポロスGMはアクーニャをメジャーへ昇格させる前に、マイナーでより多くの実戦経験を積ませたい意向を示している。

     昨季はA+級からAA級を経てAAA級まで駆け上がり、合計139試合に出場して打率.325、21本塁打、82打点、44盗塁、OPS.896の好成績をマークして球界トップクラスの有望株と目されるようになったアクーニャ。オープン戦でも16試合に出場して打率.432、4本塁打、11打点、4盗塁、OPS1.247と実力を存分に発揮していたが、「アクーニャを開幕ロースターに入れることはない」という球団の方針は変わらなかった。

     ブレーブスはアクーニャのメジャー昇格を開幕から2週間ほど待つと、アクーニャのフリーエージェント権取得は1年先延ばしとなり、少なくとも7シーズンにわたってアクーニャを保有可能となる。これがアクーニャを開幕ロースターに入れない最大の理由であると見られているが、アンソポロスには「有望株のメジャー昇格を必要以上に急ぎたくない」という考えもあるようだ。たとえば、ダンズビー・スワンソンはドラフト指名から1年強しか経っていない2016年8月にメジャーデビューを果たしたが、メジャー2年目の昨季は不振に喘ぎ、マイナー降格を経験。AAA級を経験せず、AA級でも平凡な成績に終わっていたスワンソンのメジャー昇格を時期尚早とする声もあったが、まさにその通りの結果となったのだ。

     「GMのような仕事をしていると、何をやっても批判されるんだよ」とアンソポロスは語る。オープン戦で素晴らしいパフォーマンスを見せていたアクーニャをマイナーへ降格させたことに対しては間違いなく批判の声が出るはずだ。しかし、アンソポロスは「選手が長く充実したキャリアを送るために最善の選択をしている」と自負する。満を持してメジャーへ昇格したアクーニャは、オープン戦と同様の大活躍を見せてくれるに違いない。


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  • カージナルス 有望株バッテリーの今季マイナースタートが決定

    2018.3.19 15:30 Monday

     カージナルスは日本時間3月19日に行われたナショナルズとのオープン戦の試合後、ジャック・フラハティとカーソン・ケリーを含む6選手をAAA級メンフィスへ降格させたことを発表した。ジョン・モゼリアック野球部門社長はフラハティについて「次に昇格してくる男だ」と語っている。

     22歳の右腕、フラハティはオープン戦4試合に先発して13イニングを投げ、0勝1敗、防御率4.85、20奪三振をマークした。一見、極めて平凡な成績に見えるものの、オープン戦での7失点のうち4点は日本時間3月1日のオリオールズ戦の3回裏に一死も取れずマニー・マチャドに満塁本塁打を打たれたもの。この「0回4失点」を除くと、防御率は2.08になる。要するに、フラハティはこの1イニングを除けば非常に安定したピッチングを続けており、それが首脳陣からの高評価に繋がっているのである。残念ながら開幕ローテーションに割って入ることはできなかったが、モゼリアックは先発投手陣に故障者などが発生し、追加の先発投手が必要になった場合、真っ先に昇格するのがフラハティであると明言している。

     一方、将来の正捕手として大きな期待を背負う23歳のケリーは、攻守両面で未熟さを露呈。チームは当初、名捕手ヤディアー・モリーナのもとで英才教育を施すプランを検討していたが、マイク・マシーニー監督が「彼には出場機会が必要だ」と語るように、より多くの実戦経験を積ませるためにAAA級降格が決まった。モリーナは今季から始まる3年契約を結んでおり、カージナルスはケリーのメジャー定着を焦る必要はない。AAA級でしっかり経験を積ませ、モリーナの現役ラストイヤーとなる2020年に上手くバトンタッチできるのが理想の流れと言えるだろう。

     モゼリアックは両者について「今季、必ずメジャーでプレイすると思うよ」と語っており、メジャー定着まであと一歩という状況。数年後には両者とも、常勝カージナルスを支える必要不可欠な戦力となっているに違いない。


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  • ヤンキースの有望三塁手・アンドゥハーのAAA級降格が決定

    2018.3.19 14:30 Monday

     日本時間3月19日、ヤンキースは有望三塁手のミゲル・アンドゥハーをAAA級スクラントン・ウィルクスバレーへ降格させたことを発表した。開幕ロースター入りを目指していたアンドゥハーはオープン戦で4本塁打を放つ活躍を見せたが、新加入のブランドン・ドルーリーから正三塁手の座を奪うには至らなかった。

     日本時間2月21日にヤンキース、レイズ、ダイヤモンドバックスの3球団による三角トレードが成立するまで、アンドゥハーは今季の正三塁手の筆頭候補に挙げられていた。その期待に応えるかのように、アンドゥハーはオープン戦の最初の5試合で打率.429、4本塁打、OPS1.357の大活躍。一時はドルーリーを控えに追いやってのレギュラー獲得も取り沙汰されたほどだった。しかし、その後の9試合では打率.179と急失速。日本時間3月19日のマーリンズ戦では出場機会がなく、試合後にエステバン・フロリアルとともにAAA級降格が決定した。

     アーロン・ブーン監督は「将来的に本当に優秀な選手になるであろう彼のような選手を、マイナーへ降格させるのは難しい決断だった。彼は(開幕ロースターに残るために)アピールする必要があったけど、打撃でも守備でもしっかりアピールしていたからね」と語り、苦渋の決断であったことを明らかにした。「彼は守備面でも良い働きを見せていた」と課題の守備面にも一定の評価を与え、「彼とは長い時間、話をしたよ。技術を磨き、努力を続け、より良い選手になってほしいと伝えた。彼がより良い選手になってメジャーに戻ってくるまでに、それほど時間は掛からないだろうね」と、アンドゥハーのさらなる成長に期待を寄せた。

     昨季のアンドゥハーはAA級とAAA級で計125試合に出場し、打率.315、16本塁打、82打点、OPS.850の好成績をマーク。球団の最優秀マイナー選手に選出された。メジャーでは5試合のみの出場ながら、打率.571(7打数4安打)と持ち味の好打を発揮。残念ながら今季の開幕はマイナーで迎えることになったが、メジャーで正三塁手として活躍する日は、それほど遠くない未来にやってくるはずだ。


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  • メジャー最高の先発1・2番手コンビを擁するのはどのチームだ!?

    2018.3.19 12:30 Monday

     2001年にワールドシリーズを制したダイヤモンドバックスの例を見るまでもなく、強力な先発1・2番手コンビはチームにとって極めて大きな武器となる。では、現在のメジャーリーグで最高の先発1・2番手コンビを擁しているのはどのチームなのか。今季の予想WARをもとに、トップ10を発表する。

     まずはランキングの算出方法を説明しよう。成績予想システムの代表格である「Steamer Projection System」が算出した今季の予想WARを用い、各球団の先発投手を順位付けする。そして、各球団の上位2投手の順位を合計し、その合計が最も小さいチームがベストの先発1・2番手コンビを擁するチームとなる。たとえば、ドジャースのクレイトン・カーショウ(予想WAR5.8)は1位、リッチ・ヒル(予想WAR2.6)は41位なので、ドジャースのポイントは1+41=42となるといった具合である。それではトップ10を見てみよう。

     

    1位 合計9 メッツ(ノア・シンダーガード、ジェイコブ・デグロム)
    2位 合計12 ナショナルズ(マックス・シャーザー、スティーブン・ストラスバーグ)
    3位 合計16 インディアンス(コリー・クルーバー、カルロス・カラスコ)
    4位タイ 合計29 カブス(ダルビッシュ有、ホゼ・キンターナ)
    4位タイ 合計29 レッドソックス(クリス・セール、デービッド・プライス)
    6位 合計30 ダイヤモンドバックス(ザック・グレインキー、ロビー・レイ)
    7位タイ 合計35 アストロズ(ジャスティン・バーランダー、ダラス・カイケル)
    7位タイ 合計35 ヤンキース(ルイス・セベリーノ、田中将大)
    9位 合計41 フィリーズ(ジェイク・アリエタ、アーロン・ノラ)
    10位 合計42 ドジャース(クレイトン・カーショウ、リッチ・ヒル)

     

     メジャー最高の先発1・2番手コンビはメッツのシンダーガード&デグロムという結果になった。2位にはメッツが所属するナ・リーグ東部地区の王者であるナショナルズが名を連ねているが、このランキングはメッツが地区優勝の大本命と見られるナショナルズに対抗できる可能性を秘めていることを表している。昨季はシンダーガードが故障によりわずか7試合の登板に終わったが、今季は故障することなくフルシーズンを健康に過ごし、ナ・リーグ東部地区の優勝争いを盛り上げてもらいたい。

     日本人選手が所属するチームでは、ダルビッシュのカブスが4位タイ、田中のヤンキースが7位タイにランクイン。特にダルビッシュはチームの先発投手で最高のWARを記録することが予想されており、右のエースとしての活躍に期待したい。注目は9位にランクインしたフィリーズ。先日獲得したアリエタと開幕投手を務めるノラのコンビはなかなか強力であり、今季のメジャーリーグにサプライズを提供してくれるかもしれない。カーショウを擁するドジャースは10位。カーショウ以外の先発投手の出来が、チームの成績を大きく左右することになりそうだ。


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  • アストロズ・ヒンチ監督 強力な開幕ローテーションを発表

    2018.3.19 12:00 Monday

     アストロズのA.J.ヒンチ監督は、日本時間3月19日のブレーブスとのオープン戦に先立って、今季の開幕ローテーションを発表。ジャスティン・バーランダーとダラス・カイケルのダブル・エースが開幕第1・2戦に先発し、そのあとはランス・マカラーズJr.、ゲリット・コール、チャーリー・モートンの順で続くことになった。

     ヒンチは「もし今日シーズンが開幕すれば」と前置きしたうえで、バーランダー、カイケル、マカラーズJr.、コール、モートンの順で先発ローテーションを形成するつもりであることを発表した。昨季までパイレーツのエースとして活躍したコールが4番手に回るという贅沢な先発ローテーションとなり、ヒンチは「どの順番にしても議論が起こるだろうね」と語る。「これだけ充実した先発ローテーションを組めるのは、ジェフ・ルーノウGMのおかげだよ」と、充実した戦力を与えてくれたルーノウに感謝の意を示していた。

     ここまでのオープン戦ではバーランダーが4先発で防御率2.40、カイケルが3先発で防御率1.74、マカラーズJr.が4試合(うち3先発)で防御率0.71、コールが5先発で防御率2.04、モートンが3先発で防御率0.93と、各投手が安定したピッチングを披露。目立った故障もなく、文字通り万全の状態で開幕を迎えることが濃厚となっている。アストロズは敵地でのレンジャーズ4連戦で今季をスタートするため、開幕第5戦に先発予定のモートンが本拠地開幕戦で先発のマウンドに上がることになる。

     また、開幕ローテーションの顔ぶれが決定したことにより、2014年から3年連続で2ケタ勝利をマークした実績のあるコリン・マクヒューはブルペンへ回ることが確実となった。当初はモートンとの先発5番手争いが予想されていたが、オープン戦5試合(うち2先発)で防御率7.27に終わり、開幕ローテーション争いから脱落。メジャー通算117登板のうちリリーフ登板はわずか6試合だけだが、主にロングリリーフを担い、チームを支えることになりそうだ。


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  • ロバーツ監督が開幕ローテを発表 前田は第3戦に先発へ

    2018.3.19 11:30 Monday

     日本時間3月19日、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督はレギュラーシーズンに臨む自軍の先発ローテーションを発表した。開幕投手はすでに発表されていた通り、大黒柱のクレイトン・カーショウ。第2戦以降はアレックス・ウッド、前田健太、リッチ・ヒル、柳賢振の順で先発することになった。

     明日30歳の誕生日を迎えるカーショウは、開幕戦に向けて順調な仕上がりを見せている。日本時間3月19日に行われたパドレスとのオープン戦に先発し、5イニングを投げて被安打5、奪三振8、無四球、無失点の快投。5回裏にはタイムリー二塁打を放ってこの試合チーム唯一の得点を叩き出し、文句なしの結果を残してオープン戦5度目の先発登板を終えた。球速はまだ90マイル台前半に留まっているものの、オープン戦5試合に登板して防御率0.00という数字は調整が順調に進んでいる証拠。なお、カーショウは日本時間3月24日のロイヤルズ戦に先発したあと、日本時間3月30日のジャイアンツとの開幕戦を迎える予定となっている。

     カーショウのあとには昨季16勝の左腕ウッドが続き、先発ローテーションを形成する5投手で唯一の右腕となる前田は日本時間4月1日の開幕第3戦(対ジャイアンツ)に先発することが決定した。オープン戦ではここまで3試合に先発して7回1/3を投げ、1勝0敗、防御率2.45、奪三振8、WHIP0.95と上々の成績をマーク。好左腕が揃う先発ローテーションにおけるアクセントとして、2年ぶりの規定投球回到達、そして3年連続の2ケタ勝利が最低ノルマとなるだろう。

     前田に続く4番手のヒルは、オープン戦ここまで3試合に先発して防御率8.59と乱調。しかし、2年連続12勝をマークしている実績があり、38歳と経験も豊富で、開幕までにはしっかりコンディションを整えてくるはずだ。そして5番手は柳。こちらもオープン戦では2先発で防御率14.29と打ち込まれており、オープン戦の残り2先発で結果を残しておきたいところである。

     各投手が実力を発揮できれば、先発ローテーションのクオリティはメジャー全体でもトップクラス。地区6連覇、そして30年ぶりのワールドシリーズ制覇に向けて視界は良好だ。


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  • カブス解雇のリリーフ右腕・グリムがロイヤルズと1年契約

    2018.3.19 11:00 Monday

     日本時間3月19日、ロイヤルズはジャスティン・グリムと1年契約を結んだことを発表した。グリムは2014年から昨季までカブスで4年連続50試合以上に登板していたが、日本時間3月16日に解雇。今季は5年ぶりのア・リーグとなるロイヤルズでブルペンの一角を担うことになった。

     ロイヤルズは日本時間3月19日にミゲル・アルモンテ、トレバー・オークス、サム・ガビーリオの3投手と、捕手のキャム・ギャラガー、内野手のラモン・トーレスの計5選手をAAA級オマハへ降格させたことを発表。その直後にグリムとの契約が発表され、40人ロースターの枠を空けるためにガビーリオがDFAとなった。グリムとロイヤルズの契約は1年125万ドルと報じられており、登板試合数に応じて最大30万ドルの出来高が設定されているという。

     2013年途中にレンジャーズからカブスへ移籍し、2015年には62試合に登板して防御率1.99という好成績を残したグリムだが、その後は徐々に成績が悪化。2016年は68試合で防御率4.10に終わり、昨季は被本塁打の急増により、カブス移籍後最悪となる防御率5.53と打ち込まれた。しかし、速球のスピードに大きな変化は見られず、奪三振率も前年より低下したとはいえ9.60とまずまずの水準。ロイヤルズはグリムが十分に復活可能であると見ているようだ。

     グリムはカブスを解雇されたあと、昨季カブスでチームメイトだったウェイド・デービス(ロッキーズ)と連絡を取り、ロイヤルズの球団組織、トレーニング・スタッフ、監督・コーチなどについての情報を仕入れたという。ロイヤルズで4シーズンを過ごしたデービスからの情報がグリムに好印象を与え、移籍先の決断に影響を与えたようだ。

     ロイヤルズのブルペンにはクローザーのケルビン・ヘレーラとセットアッパーのブランドン・マウアーを除いて、実績に乏しい若手投手が並んでおり、通算285登板の実績を誇るグリムは貴重な戦力となりそうだ。


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  • ツインズに痛手 正遊撃手・ポランコが80試合出場停止

    2018.3.19 10:30 Monday

     先発投手陣の補強に成功し、2年連続のポストシーズン進出を狙う体制を整えたツインズに大きな痛手だ。日本時間3月19日、正遊撃手のホルヘ・ポランコが禁止薬物のスタノゾロールに陽性反応を示し、メジャーリーグ機構から80試合の出場停止処分を科されたことが発表された。

     昨季後半戦に急成長を遂げ、8月に打率.373、6本塁打、OPS1.099をマークするなど正遊撃手の地位を確立しつつあった24歳のポランコが、今季前半戦の大部分を欠場することが確実となった。ポランコが薬物検査で陽性反応を示したのはスタノゾロール。パフォーマンス向上薬(PED:Performance Enhancing Drug)の一種である。

     ポランコの出場停止処分を受けて、ツインズは「我々はホルヘ・ポランコがメジャーリーグの薬物防止・治療プログラムのルールを犯して出場停止処分を受けたことを知り、落胆しています。我々は薬物使用を撲滅するための、メジャーリーグのポリシーと努力を全面的に支持します。薬物プログラムに関する慣習にならい、ミネソタ・ツインズはこの問題に関して、これ以上のコメントを差し控えさせていただきます」との声明を発表。ポランコはスタノゾロールを意図的に摂取したことを否定しながらも、「私の意図自体は十分な言い訳にはなりません。自分の体内にあった物質について、全ての責任を負います」と出場停止処分を受け入れた。

     昨季後半戦の急成長により、打順3番を任されるほどの打者となったポランコ。今季は下位打線での起用が予想されていたが、不動の正遊撃手としてさらなる成長を期待されていただけに、ポランコの離脱は打倒インディアンスを目指すツインズにとって大きな痛手となる。ポランコ復帰までの間は昨季21本塁打のエドゥアルド・エスコバーが代役を務めることが濃厚だが、控え内野手のエイレ・アドリアンザや招待選手のエリック・アイバーにも出場機会増のチャンスが巡ってくるかもしれない。代役候補たちの活躍に期待したいところだ。


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  • 投打共に苦しむ大谷翔平 サバイバルは今週中が山場

    2018.3.18 16:00 Sunday

     ベーブ・ルース以来の二刀流選手として注目の的であるエンゼルスの大谷翔平。新天地で慣れない環境ながらもオープン戦で結果を出していくと思われたがここまで投打ともに苦戦する日々を送っている。開幕まで2週間を切ったところで注目されるのは大谷がメジャーとマイナーのどちらからのスタートになるかということだ。

     投手としては練習試合を含めると4試合に登板。8回1/3を投げて防御率16.20の成績だ。昨日のロッキーズとのオープン戦では2本塁打を浴びて2回途中7失点と炎上していた。試合後、チャールズ・ナギー投手コーチとビデオを見返して課題や修正点を整理したという。一方の打者としては8試合で20打数2安打の打率.100というメジャーの投球に苦しんでいる印象だ。開幕も近いこともあり現地メディアからはマイナーから始めたほうがよいのではという声も挙がっている。

     大谷は今後日本時間3月19日のレンジャーズ戦で打者として出場することになっており、投手としては早くとも日本時間3月23日となる。もうアピールする機会や時間は残っておらず正念場となっている。マイク・ソーシア監督は「次回登板では良い結果になるように願っているよ」とエールを送り、ビリー・エプラーGMは「まだ23歳でありこれから大成していく」と二刀流の継続を明言している。

     成績だけをみればマイナースタートの可能性が高いがソーシア監督はまだ明言をしていない。なぜならまだアピールの機会が残されているからだ。投手としては制球、打者としては内角攻めに苦しんでいる大谷はブルペン投球やフリー打撃を通じて修正を行っている。本人は決してネガティブなことは言わずただ上を目指して次の試合へ準備中だ。果たして大谷の運命はどうなるのか。今後の行方は今週中にも決定する可能性がある。


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  • ヤンキースの2018年開幕投手はセベリーノに決定

    2018.3.18 15:00 Sunday

     投手にとって開幕投手を任されることは名誉の1つだ。チームの戦略にもよるが開幕戦で先発するということは実質、その投手がエースという証となる。アーロン・ブーン新監督が就任したヤンキースではルイス・セベリーノ開幕に臨むことになった。

     

     24歳のセベリーノは100マイルの直球を武器に先発ローテーションの一角に定着すると初の2桁14勝を挙げてチームに欠かせない選手の1人となった。一昨年までわずか8勝だったが一気に飛躍し、ポストシーズンでも大事な場面で先発を任されるなど絶大な信頼を得た。昨年1年を通じた成績は31試合に登板して14勝6敗 防御率2.98だった。

     そして迎えた今季のオープン戦では日本時間3月9日に行われたフィリーズ戦で登板すると3回1/3を投げて3安打1失点と上々の初登板となった。彼はまだこの試合でしか登板していないが、ブーン監督はセベリーノを開幕投手に指名した。その一方で4年連続の大役を目指していた田中将大は第2戦にまわることになりその後はCCサバシア、ソニー・グレイ、ジョーダン・モンゴメリーのローテーションとなる見込みだ。

     この決定に対しブーン監督は「昨年活躍したセベリーノは今、とても良い状態にあると思う。開幕への準備も整っているようだし彼が開幕投手としての役割を果たすべきだと思う」とコメント。日本時間3月18日に行われたタイガース戦で先発した田中は2回2/3で4安打4失点と不本意な成績に終わったが、ブーン監督は「大事な場面を田中に任せたい」とシーズンへ向けての期待を寄せている。

     田中自身も今回の決定については納得しており大役を務めるセベリーノを応援している。当のセベリーノ本人は今後、日本時間3月19日のマーリンズ戦に登板予定で調整も最終段階に入っていくことだろう。ブーン新監督の元で新生ヤンキースは今季、どのような戦いを見せるのか。チームの命運を占う初戦の行方は24歳右腕の投球にかかっている。


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  • 通算73勝右腕・ケーヒルがアスレチックス復帰へ

    2018.3.18 14:00 Sunday

     日を追うごとに開幕ロースター争いが激しくなりオープン戦も熱を帯びている。オフには稀に見る市場の停滞によりFA選手の去就がなかなか決まらなかった最近では続々と移籍先決定のニュースが飛び込んできている。そんな中、アスレチックスはトレバー・ケーヒルと1年契約を結んだ。

     メジャー通算73勝を挙げている30歳右腕は昨年、パドレスで開幕を迎え先発としてプレーするも度重なる故障で11試合で4勝しか挙げることができなかった。その後、7月のトレードでロイヤルズに移籍するとリリーフも兼任していた。1年通じての成績は21試合に登板して4勝3敗 防御率4.93だった。オフにはFAとなり新天地決定を待っていた。

     まだ球団からの詳しい契約内容は発表されていないが、今回は1年のメジャー契約になるという。アスレチックスは昨年の先発ローテーションの一角を担っていたジャーレル・コットンがトミー・ジョン手術を受けるために彼の穴を埋める先発投手の獲得が急務となっていた。ケーヒルにとってアスレチックスはメジャーデビューを果たした古巣であり、在籍3年間で40勝を挙げた場所でもある。

     今回、チームとしては主にケーヒルに先発の一角を担うことを期待しているが、彼の武器はリリーフできることから起用法の幅が広がる。また、昨年は登板数が少なかったとはいえ奪三振率9.32と高い数字を残していることも魅力の1つだ。果たしてケーヒルは7年ぶりの古巣復帰で昨年の巻き返しをすることができるだろうか。実績十分な右腕はチーム上昇のカギとなる。


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  • アルトゥーベがアストロズと2020年から5年間の契約延長

    2018.3.17 17:00 Saturday

     チームが勝利するためには投打のバランスの良さが必要であり、打線を引っ張っていくチームの顔というべき存在が必要だ。アストロズでいえばホゼ・アルトゥーベもその1人であり、彼はアストロズとの契約を2020年から5年延長することになった。

     27歳のアルトゥーベは昨年、チームの主力の1人として153試合に出場し打率.346 24本塁打 81打点の成績を残した。2年連続首位打者のほかに4年連続最多安打やア・リーグMVP、そしてワールドシリーズも制覇するなどキャリア最高のシーズンを送り既に球界を代表する二塁手の1人として走攻守揃った選手としての地位を確立している。

     現在は2013年にオプションを含む4年契約を結んでいるアルトゥーベ。そのオプションには2018年に600万ドル、その翌年に650万ドルが含まれており既にチームは2020年からの契約を5年延長することを決めた。その契約は1億5000万ドルになり、アルトゥーベは2024年までアストロズでのプレーが可能になった。契約満了時には彼は34歳になっている。

     周りの選手と比較すると小柄ながらもそれを一切欠点とせずに大胆なプレーを連発しファンを魅了している。アルトゥーベが試合の準備のために自身が摂取する栄養とビデオ研究、そしてスピードに焦点を当ててきた。それを続けてきた結果が昨年のMVPであり、ワールドシリーズ制覇に繋がっている。今季も昨年の勢いそのままにチームをけん引していく。果たしてどのように活躍をみせてくれるのだろうか。


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  • ダルビッシュのオープン戦3度目の登板は5回1失点

    2018.3.17 16:00 Saturday

     日本時間3月17日に行われたオープン戦ではエンゼルスの大谷翔平のほかに今季からカブスでプレーしているダルビッシュ有も登場した。今回、ダルビッシュはオープン戦3試合目の登板。ホワイトソックスと対戦し勝利投手となった。

     これまで登板してきた過去2試合では少しずつ投球イニングを増やし開幕に向けて順調に調整を続けているダルビッシュ。カブス移籍後初登板となったドジャース戦で2回1失点、そして前回のアスレチックス戦で4回途中2失点だった。迎えた今回のホワイトソックス戦では5回までを投げ切りオープン戦2勝目を飾った。

     初回のダルビッシュの投球は1死からアビサイル・ガルシアに安打を浴びるも続くホゼ・アブレイユを併殺打に抑えて上々の立ち上がりをみせる。その後、3回の自軍の攻撃では無死一塁からダルビッシュが打席に立った。対戦したのは先発のレイナルド・ロペスでカブスはここでダルビッシュに送りバントの成功を期待したが、スリーバント失敗に終わった。

     気を取り直して臨んだ3回の投球は振り逃げで出した走者を二塁まで進められるも後続を抑えて無失点。彼の好投を後押ししたいカブス打線は4回の攻撃でウィルソン・コントレラスとマイク・フリーマンの2本の本塁打で4得点を挙げた。その中には前の打席で凡退していたダルビッシュも得点チャンスを広げる安打を放っていた。援護をもらったダルビッシュは5回の投球で1死三塁から暴投で1点を失うもこの回を投げ切って降板。結果は5回3安打1失点だった。

     これまでのオープン戦3試合で好投が続いているダルビッシュ。開幕3試合目での登板の話も挙がっている中、チームの2年ぶりの世界一に向けて新天地で力を発揮していく。


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