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  • 【戦評】先制弾&完封勝利 ストラスバーグの独り舞台

    2017.8.31 13:01 Thursday

     戦列復帰後3度目の登板となったスティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)が本職のピッチングだけでなく、バッティングでも輝きを放ち、チームは4-0でマーリンズに快勝。ナショナルズは地区2位のマーリンズとの3連戦をスイープし、マーリンズとのゲーム差を15に広げるとともに、地区優勝へのマジックナンバーを16まで減らした。

     「今日は彼の日だったね」とナショナルズのダスティ・ベイカー監督はストラスバーグの投打にわたる活躍を称えた。「ピッチングもバッティングも良かった。さらに、スタントンにはヒットを1本も許さなかった。まさに彼の日だったよ」

     ストラスバーグはマーリンズ打線から8つの三振を奪った一方、与えた四球は1つだけ。1番ディー・ゴードンに2安打、3番クリスチャン・イェリッチに1安打、5番J.T.リアルミュートに3安打を許し、計6安打を打たれたものの、2番ジャンカルロ・スタントンと4番マーセル・オズーナを4打数ノーヒットに抑えて打線を分断し、4年ぶり自身2度目となる完封勝利をマークした。

     「1回が終わった後に『今日は9イニングいけそうだな』と感じたんだ」とストラスバーグ。5回裏には自ら先制弾を放ち、「(なかなか点が入らなくて)キツい試合だった。点を取るためになんとかしてやろうと思っていたんだ」と自身の打席を振り返った。

     ストラスバーグの一発で先制したナショナルズは、ウィルマー・ディフォーにも5号ソロが飛び出し、5回裏に2点を先制。7回裏にはアンソニー・レンドンの二塁打で1点、8回裏にはパスボールの間に1点を追加して結果的には4-0で快勝した。

     ストラスバーグに続いてジェイソン・ワースとマックス・シャーザーが戦列復帰を果たし、さらにトレイ・ターナーも戻ってきたナショナルズ。ブライス・ハーパーの回復に予想以上に時間が掛かっているものの、徐々に役者が揃いつつあることは事実だ。故障者が戦列復帰を果たし、早い段階で本来のパフォーマンスを取り戻すことができれば、球団史上初のワールドシリーズ進出、そしてワールドシリーズ制覇も決して夢ではなさそうだ。


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  • グリーンが救援投手初の快挙 打者8人から7奪三振

    2017.8.31 12:34 Thursday

     ヤンキースの豪華ブルペン陣において目立たない存在ではあるものの、開幕から安定したピッチングを続けているチャド・グリーン。この26歳右腕が日本時間8月31日に行われたインディアンスとのダブルヘッダー第1戦で、メジャーリーグの歴史に名を刻む素晴らしいピッチングを見せた。

     先発ハイメ・ガルシアの後を継いで2番手として6回表無死一塁の場面でマウンドに上がったグリーンは、8回表途中で降板するまでに打者8人と対戦して7奪三振。8人以下の打者と対戦する間に7奪三振を記録したメジャーリーグ史上初のリリーバーとなった。

     「素晴らしいね。マウンドで投げているときには(記録に)気付かなかったけど、素晴らしいことだと思うよ」とグリーン。6回表はロベルト・ペレスを見逃し三振、ブラッドリー・ジマーを空振り三振(三振ゲッツー)に抑え、7回表はジオバニー・アーシェラ、フランシスコ・リンドーア、ブランドン・ガイヤーから三者連続三振。8回表は先頭のホゼ・ラミレスに二塁打を打たれたものの、ヤンディ・ディアスとジェイ・ブルースから空振り三振を奪い、ここでお役御免となった。打者8人と対戦し、ラミレス以外の7人から三振を奪う快投。インディアンスのテリー・フランコーナ監督は「ヤンキースのブルペンは素晴らしい。通常は良い投手もそうでない投手もいるものだが、ヤンキースのブルペンはビハインドの場面で出てくる投手も優秀なんだ」と、いわゆる「勝利の方程式」の一員ではないグリーンの快投を絶賛した。

     直近では1996年にトレバー・ホフマンが打者9人から7奪三振を記録。グリーンはこの数字を上回るメジャー新記録を樹立した。また、1981年にはロン・デービスが打者9人から8奪三振という記録を作っている。

     また、グリーンは3イニング未満で7奪三振を記録した史上11人目のリリーバーとなった。直近では昨年7月にディラン・バンディ(オリオールズ)が2.1イニングで7奪三振を記録している。

     今季ここまで1先発を含む31試合に登板して2勝0敗、防御率2.05、奪三振率13.58、K/BB5.73という素晴らしい成績を残しているグリーン。5ホールドという数字が示すように、勝ちパターンで投げる投手ではないものの、チームにとって不可欠な戦力であることは間違いない。


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  • ペドロイア 日本時間土曜日のヤンキース戦で戦列復帰へ

    2017.8.31 12:08 Thursday

     ヤンキースとの最終決戦4連戦を控えるレッドソックスに頼もしい戦力が戻ってくる。左膝の炎症で戦列を離れているダスティン・ペドロイアが日本時間9月2日のヤンキース戦で戦列復帰を果たすことになった。チームリーダーである正二塁手の復帰により、さらにチームは勢いづくことになりそうだ。

     今季すでに3度の故障者リスト入りを経験しているペドロイア。5月末に左手首痛で戦列を離れ、7月末には左膝の炎症で再離脱。日本時間8月9日に戦列復帰を果たしたものの、左膝の状態は万全ではなく、1試合に出場しただけで故障者リストに逆戻りとなった。

     ペドロイアのトレーニングの様子を見たジョン・ファレル監督は「ペドロイアはとても良い一日を過ごしていたね。本塁から一塁まで全力疾走できていた。今日は彼にとって身体的にも、精神的にも、大きな一日になったと思うよ。全力疾走できたというのは好材料だね」とペドロイアのコンディションに手応えを感じた様子。ペドロイアは日本時間9月1日に軽めのトレーニングを行い、翌日から戦列復帰を果たす可能性が高い。

     レッドソックスは7月下旬にジャイアンツから獲得したエドゥアルド・ヌニェスがペドロイアの穴を埋めて余りある活躍を見せており、レッドソックス移籍後の29試合で打率.315、7本塁打、OPS.902という好成績を残している。ペドロイアが戦列復帰を果たせば、ヌニェスを「好打のユーティリティ」として様々なポジションで起用できることになり、ファレル監督の選手起用の幅もグッと広がるだろう。三塁のラファエル・ディバースや遊撃のザンダー・ボガーツに休養を与えたり、アンドリュー・ベニンテンディがセンターに入る際の左翼手として起用したりすることも可能になる。

     もちろん、ペドロイアの戦列復帰はリーダーシップという面でも非常に大きい。レッドソックスは地区2位のヤンキースに5.5ゲーム差をつけて首位を走っているとはいえ、ヤンキース4連戦の勝敗次第では逆転を許す可能性もある。シーズン終盤の熾烈な優勝争いが続く中で、経験豊富なチームリーダーの復帰はチームにとって大きな戦力アップとなるに違いない。


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  • アストロズ メッツ3連戦は本拠地ヒューストンで開催へ

    2017.8.31 11:35 Thursday

     ハリケーン「ハービー」の影響により、日本時間8月30日からのレンジャーズ3連戦をレイズの本拠地であるトロピカーナ・フィールドで戦っているアストロズだが、日本時間9月2日からのメッツ3連戦が本拠地のミニッツメイド・パークで開催される予定であることを発表した。

     本来は日本時間9月2日からの3連戦が予定されていたが、予定が変更され、日本時間9月3日にダブルヘッダーで2試合が行われることになった。日本時間9月4日に予定されていた3連戦の最終戦は、従来のスケジュール通りに開催される予定だ。アストロズはトロピカーナ・フィールドでのレンジャーズ3連戦を終えた後、ヒューストンに戻り、日本時間9月2日は完全なオフとなる。おそらく被災者を訪問するなど、救援活動の支援に加わることになるのではないだろうか。

     ヒューストン市長のシルベスター・ターナーは「アストロズが今週末、ヒューストンで試合を開催するのは、我々の街にとって大きな後押しになると感じています」との声明を発表した。「ヒューストンの市民はあらゆる困難に直面していますが、これらの試合は各家庭が通常の生活を取り戻すためのきっかけを提供してくれることでしょう」

     また、アストロズのリード・ライアン社長は「市長らの協力によって、今週末にミニッツメイド・パークで試合を開催できることになりました。ターナー市長と同じように、我々はこれらの試合がとても困難な時期を乗り越えるための娯楽として役立つことを望んでいます。多くの人々に笑顔が戻ることを願っています」との声明を発表している。

     さらに、アストロズのオーナーであるジム・クレインは「メッツ3連戦の本拠地開催を実現できたことに関して、我々はターナー市長、メジャーリーグ機構、そしてニューヨーク・メッツに感謝しています。我々のチームを選手たちの家族やヒューストンのファンのところへ連れ戻すことができるのは、素晴らしいことです。我々はこれらの試合が街にとって良いものになると信じていますし、ハリケーン被害への救援活動について我々ができることを継続していきます」と話した。

     アストロズはメッツ3連戦を終えた後、再び1週間半ほど本拠地を離れることになるが、本拠地でのメッツ3連戦で力強い戦いを見せることが、ヒューストンの人々に大きな勇気と力を与えるはずだ。8月に入って失速しているアストロズだが、ヒューストンの街のために再び力強い戦いを見せてくれることを期待したい。


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  • ドジャースに朗報 ベリンジャーが戦列復帰

    2017.8.31 11:01 Thursday

     今季最長タイの3連敗中と元気のないドジャースに朗報だ。右足首痛で日本時間8月23日に故障者リスト入りしていたコディ・ベリンジャーが、日本時間8月31日のダイヤモンドバックス戦で戦列復帰を果たした。ベリンジャーは早速「4番・一塁」でスタメンに名を連ねている。

     「状態はとても良い、と彼は言っていたよ」とデーブ・ロバーツ監督。「彼が4番に戻ってくることで、他の選手たちを適切な打順で起用することができる。彼のようなパワーを秘めた打者は、いつだって迫力がある。彼がスタメンにいるときの成績(76勝21敗)といないときの成績(15勝18敗)の差を無視することはできないよ。彼はチームにとって非常に大きな戦力なんだ」と、新人ながら本塁打、打点、OPSなどでチームトップの成績をマークしているスラッガーの戦列復帰を歓迎した。

     打率.311、19本塁打、OPS.893という好成績を残しているコリー・シーガーが右肘を痛めてスタメンから外れているという状況なだけに、ベリンジャーの戦列復帰はドジャースにとって非常に大きい。シーガーは代打での出場は可能な状態だが、守備に就けない状況がどれだけ続くかという点に関しては現時点では全くの未定だという。直近6試合で2度の完封負けを喫するなど、ドジャースはここにきて打線が元気を失っており、ベリンジャーにはその状況を打破するカンフル剤としての期待もかかる。

     今季ここまで34本塁打、79打点、OPS.968をマークしているベリンジャー。7月以降はやや失速したものの、5月に9本塁打、27打点、6月に13本塁打、27打点を叩き出しており、レギュラーシーズンの残りおよそ1ヶ月で40本塁打と100打点をクリアするのも決して夢ではない。この2つを同時にクリアした新人は過去にマーク・マグワイア(1987年:49本塁打、118打点)ただ一人であり、ベリンジャーが史上2人目となる快挙を達成するようであれば、おのずとチームは再び勢いに乗っていることだろう。


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  • 電撃トレード マリナーズがマイク・リークを獲得

    2017.8.31 10:33 Thursday

     ポストシーズンに向けた補強期限が迫っている中、トレードを積極的に試みることで知られるマリナーズのジェリー・ディポートGMが動いた。マリナーズは21歳の遊撃手、ライデル・アスカニオを放出し、カージナルスから通算80勝の実績を誇る右腕、マイク・リークを獲得した。

     驚きのトレードだった。リークは2015年オフにフリーエージェントの権利を手にし、カージナルスと5年総額8000万ドルで契約。残り3年4800万ドル(プラス2021年の相互オプション)が残っており、全球団に対するトレード拒否条項も含まれていたため、2年連続で防御率4点台と期待に応えるピッチングができていないリークを放出するのは難しいと考えられていたからだ。しかし、16年ぶりのポストシーズン進出を目指すマリナーズが、先発ローテーションの人材不足を解消するためにリーク獲得に手を挙げた。このトレードでは、カージナルスからマリナーズに1700万ドルとインターナショナルFAのスロット・マネーが譲渡されることになっており、マリナーズはリークの残り年俸のおよそ65%を負担し、マイナーリーガー1名を放出する代わりにリークを得たことになる。

     「今季の残り4~5週間だけでなく、向こう3年間、ひょっとすると4年間、先発ローテーションの一角を任せることができる」とディポートGMはリーク獲得の意図を説明した。少なくとも2020年まで契約が残っているリークの獲得は、ワイルドカード獲得に向けての戦力補強となるだけでなく、来季以降の戦いを見据えたものでもあるというわけだ。しかし、カージナルス移籍後のリークのパフォーマンスは決して大型契約に見合うものではなく、カージナルスがリークの残り契約のどれだけを負担するかがトレード成立の決め手になったとも言われている。

     リークは今季ここまで26試合に先発して7勝12敗、防御率4.21をマーク。シーズン最初の9先発で防御率1.91と好投したものの、徐々に調子を落とし、8月は5先発で0勝3敗、防御率8.88という大不振に陥っている。リーク獲得はマリナーズにとって必ずしも大幅な戦力アップを意味するわけではなく、カージナルスが1700万ドルという金額を負担しなければトレードは成立しなかったはずだ。

     カージナルスとしては、若手右腕のルーク・ウィーバーが台頭し、マイナーにはジャック・フラハティら若手有望株も控えている状況であり、先発ローテーションに空きを作りたいという思惑があった。少なくともあと3年間、低調なパフォーマンスで先発ローテーションの一角を占めると見られていたリークをこのタイミングで放出できたのは、将来的なチーム構成を考えるうえで朗報と言えるだろう。

     先発投手を欲していたマリナーズと先発投手が人材過多となっていたカージナルスが年俸負担の割合を上手く調整しながら成立させたトレード。そう結論付けて間違いないはずだ。


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  • 【戦評】24歳・バンディ 圧巻の1安打完封勝利

    2017.8.30 13:14 Wednesday

     オリオールズの2017年シーズンはまだ終わらない。5連勝中のオリオールズは、日本時間8月30日のマリナーズ戦でディラン・バンディが1安打完封勝利。連勝を6に伸ばし、ワイルドカード2位のツインズとの1.5ゲーム差をキープした。

     「彼は素晴らしかったね。見ていてとても楽しかったよ」とバック・ショウォルター監督はバンディの快投を手放しで称賛した。バンディがこの試合で許したヒットは4回表にカイル・シーガーに許した1本だけ。しかもこのヒットは意表を突いたバントヒットであり、バンディは試合を通じてマリナーズ打線を圧倒した。

     開幕からの11先発で10度のクオリティ・スタートを記録する好スタートを切りながらも、6月は防御率5.93、7月は防御率8.41と疲れが見え始めていたバンディ。オリオールズは後半戦に入ってから、バンディを通常より長い登板間隔で起用しており、それがバンディのピッチングに好影響を与えているのは明らかだ。「後半戦は前半戦よりも多くのオフをもらっている。身体の調子はとても良いよ」とバンディも登板間隔の変化が好影響をもたらしていることを断言している。今日の試合を含め、8月は全5先発でクオリティ・スタートを記録(4勝0敗、防御率2.00)。うち3試合で2ケタ奪三振を記録したが、過去10年間で3度以上の2ケタ奪三振を記録した投手はオリオールズではバンディが初めてだ。

     オリオールズでは2012年6月16日のジェイソン・ハメル(現ロイヤルズ)以来5年ぶりとなるワンヒッター。球団では史上33人目(40度目)の快挙であり、12奪三振以上での1安打完封勝利を記録したのは2000年8月1日のマイク・ムシーナに次いで球団史上2人目となった。

     打線は4本のソロ本塁打でバンディを援護。初回にジョナサン・スコープの29号ソロで先制して以降はなかなか追加点を奪えなかったが、6回から3イニング連続で本塁打が飛び出し、結果的には4-0の快勝となった。

     借金4からの6連勝で貯金2。再び上昇気流に乗り始めたオリオールズが、ア・リーグのワイルドカード争いをさらに面白くしてくれそうだ。


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  • ロイヤルズ・ダフィーが飲酒運転の疑いで逮捕

    2017.8.30 12:54 Wednesday

     ロイヤルズのエース左腕、ダニー・ダフィーが現地時間日曜日の夜、飲酒運転の疑いで逮捕された。デイトン・ムーアGMはダフィーとともに記者会見に出席し、言葉を濁すことなく、落胆を隠すことなく、この件について語った。

     ダフィーはカンザス州オーバーランドパーク近郊のファストフード・レストランで飲酒運転の疑いにより逮捕された。左肘の不調により故障者リスト入りした直後の出来事だった。

     ムーアGMは日本時間8月30日の試合開始前に本拠地カウフマン・スタジアムで開かれた記者会見で「我々は彼をサポートするよ」と語った。「落胆しているし、痛恨の出来事だ。言い訳はできない」とムーアGM。「彼は今、傷ついている。彼が傷ついていてくれて嬉しいよ。彼は恥ずかしく思う必要がある。彼は今回のことを決して忘れてはいけない。これは現実なんだ。もう二度とこのようなことが起きないことを願うよ」と厳しい口調で語った。また、ダフィーもこの件について口を開いたが、質問に答えることはなかった。

     ムーア政権下でロイヤルズの選手が飲酒運転により逮捕されるのは今回が初めてではない。2008年にアルベルト・カヤスポが飲酒運転により逮捕されている。ロイヤルズは今年1月にエース右腕のヨーダノ・ベンチュラを交通事故で失ったばかりであり、「賢い選択をすること」を選手たちに指導するために多大な時間と労力を費やしてきたという。それだけに、今回の出来事は球団に大きな衝撃を与えたことだろう。

     ムーアGMは今回の出来事について、1つだけ明るい要素を付け加えた。誰も負傷しなかったということだ。「彼はとても幸運だったよ。もっと悪い状況になる可能性もあったんだから」

     ロイヤルズと今季から始まる5年6500万ドルの契約を結んでいるダフィー。自らの過ちを認め、罪を償い、再びグラウンドで素晴らしいピッチングを見せてくれることを期待したい。


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  • ブルージェイズが青木宣親をリリース

    2017.8.30 12:23 Wednesday

     DFA(=40人ロースターから外す措置)から一夜明け、ブルージェイズは青木宣親をリリース(解雇)した。青木はフリーエージェントとなり、新たな所属先を探すことになる。また、青木と契約する球団は今季終了まで、青木を最低保証年俸で雇うことができる。

     青木は今季アストロズとブルージェイズで計83試合に出場し、打率.274、5本塁打、OPS.721をマーク。昨季まで5年連続で.349以上を記録していた出塁率が.319まで低下しているのはマイナス材料だが、5年連続で.283を記録していた打率は今季もそれに近い水準を維持しており、OPS.721もキャリア平均(.738)と大差ない数字だ。守備面でのパフォーマンスが大きく悪化しているわけでもなく、今回のDFA、リリースという措置は若手の出場機会を確保したいブルージェイズのチーム事情によるものだと言えるだろう。

     8月末までに新たな所属先を見つけることができれば、青木はポストシーズンに出場する権利を得ることができる。現時点では青木の獲得を希望する具体的な球団名は挙がっておらず、「高齢のパワーレスな外野手」という青木の選手タイプも影響して新天地探しは難航しそうな気配を見せているが、確実性のある打撃と外野3ポジションをこなせる守備力を兼ね備える青木に興味を示す球団は少なからず存在するはずだ。

     後半戦に入って打率.304、4本塁打、OPS.953と調子を上げている青木。35歳のベテラン外野手の獲得を希望する球団は現れるのだろうか。今後の動向を見守りたい。


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  • カルロス・コレアのリハビリが進行中

    2017.8.30 12:04 Wednesday

     左手親指の靱帯断裂によって7月中旬から戦列を離れているカルロス・コレア(アストロズ)。すでにマイナーでのリハビリ出場を開始しており、ショートの守備にも就いている。順調にいけば、9月上旬に戦列復帰を果たせる見込みだ。

     コレアが戦列復帰に向けてのステップを順調に消化している。先週末、コレアは初めて2日連続でマイナーの試合に出場し、1試合目では5イニングだけショートの守備に就いた(2試合目は指名打者)。アストロズのA.J.ヒンチ監督はコレアが日本時間8月30日と31日に2日連続でショートの守備に就くことを明らかにしており、1日のオフを挟んだ後、日本時間9月2日と3日にも2試合連続で遊撃手としてプレイする予定だ。これらのステップを消化した後、戦列復帰を果たすことになると見られている。

     「ロースター枠が拡大する9月になるまで、コレアは戻ってこないだろう。9月に入って少し経ってからになるだろうね」とヒンチ監督はコレアの復帰時期について語った。「必ずしも(ロースター枠が拡大する)9月1日に戻ってくるというわけではない。週明けになるかな。(日本時間9月5日から始まる)シアトルでのマリナーズ3連戦までは戻ってこないかもね」と具体的な日程にも言及した。

     コレアは今季84試合に出場して打率.320、20本塁打、67打点、OPS.966というMVP級の成績をマークし、ア・リーグ西部地区の首位を快走するチームを牽引していた。コレアの離脱まで1試合平均5.92得点を叩き出していたアストロズ打線だが、コレア離脱後は1試合平均4.76得点と失速。コレア離脱後の37試合で17勝20敗と負け越していることからもわかるように、アストロズにとってコレアの不在は大きなダメージとなっていた。

     待ちに待ったコレアの復帰。いきなりエンジン全開とはいかないかもしれないが、9月をポストシーズンに向けての準備期間と位置づけ、10月に本領を発揮することができれば、アストロズがポストシーズンを勝ち抜く可能性はグッと高まることだろう。


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  • クリス・セール 史上最速で通算1500奪三振到達

    2017.8.30 10:55 Wednesday

     日本時間8月30日のブルージェイズ戦に先発したクリス・セール(レッドソックス)が7イニングを投げて被安打3、奪三振11、無四球、無失点の快投。この試合3つ目の奪三振で通算1500奪三振に到達したが、通算1290イニングでの到達は史上最速記録となった。

     1回裏の先頭打者、スティーブ・ピアースを空振り三振に斬って取ったところからセールの快投はスタート。2回裏一死二塁の場面でケビン・ピラーから空振り三振を奪い、これが通算1500個目の奪三振となった。従来の最速記録はケリー・ウッドの1303イニング。これにペドロ・マルティネスの1337イニング、ランディ・ジョンソンの1365.2イニング、マックス・シャーザー(ナショナルズ)の1394イニングが続いているが、セールはこれらの名投手を上回る1290イニングで通算1500奪三振に到達した。

     日本時間8月25日の前回登板では苦手のインディアンス打線を相手に3回7失点(自責点6)でノックアウトされ、三振も3つしか奪えなかったセールだが、この日は前回登板の影響を感じさせない見事なピッチングを披露。8回裏に先頭から連打を浴びたところで降板となったものの、2回裏一死から17人連続で打ち取るなど、全く危なげのない素晴らしいピッチングで今季15勝目(6敗)をマークした。

     この日の11奪三振を加えて、今季すでに264奪三振。まだ5~6試合は登板機会が残っているため、あと36に迫っている自身初のシーズン300奪三振をクリアすることはほぼ確実だ。シーズン300奪三振を記録すれば、ア・リーグでは1999年のペドロ・マルティネス(313奪三振)以来18年ぶり(ナ・リーグではクレイトン・カーショウが2015年に301奪三振を記録)。大台を突破すれば、自身初のサイ・ヤング賞受賞に向けて大きなアピールとなりそうだ。


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  • スタントン51号 8月の月間本塁打記録に並ぶ

    2017.8.30 10:26 Wednesday

     8月は終わりを迎えようとしているが、ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)の勢いはまだ止まらない。スタントンは日本時間8月30日のナショナルズ戦でエドウィン・ジャクソンから51号ソロを放ち、今月18本塁打として1937年にルディ・ヨークが樹立した8月の月間最多本塁打記録に80年ぶりに並んだ。

     小雨が降る中、スタントンは真ん中付近に甘く入ったスライダーを逃さなかった。スタントンがバットを振り抜くと、外野手はほとんど打球を追うそぶりを見せなかった。打った瞬間にそれとわかる豪快な一発。80年間、並ぶ者がいなかった記録にスタントンが肩を並べた瞬間だった。

     Statcastによると、この一発の飛距離は440フィート(約134.1メートル)、初速は時速112.8マイル(約181.5km/h)を記録。スタントンは今季、飛距離が440フィート以上かつ初速が時速110マイル以上の本塁打を14本放っているが、これに続くのはジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)の7本であり、スタントンの数字は群を抜いている。また、スタントンは2015年に同様の本塁打を9本放っていたが、今季の数字はすでにそれを大幅に上回っている。

     1937年のヨークはタイガースに所属。1937年以前は1934年に3試合に出場しただけであり、実質的にはメジャー1年目だった。当時はまだ新人王は設立されていなかったが、ヨークはこの年104試合に出場して打率.307、35本塁打、101打点、OPS1.026の好成績をマーク。35本塁打の過半数にあたる18本塁打を8月の1ヶ月だけで放ったのだ。ちなみに、8月の月間本塁打の従来のナ・リーグ記録は1965年にウィリー・メイズ、2001年にサミー・ソーサが記録した16本だった。

     スタントンは今季途中に打順が2番に移って以降、40本塁打を記録。2番打者としてこれ以上の本塁打を放ったのは1959年のエディ・マシューズ(46本塁打)と1990年のライン・サンドバーグ(40本塁打)だけであり、2番打者としてのシーズン最多本塁打記録を更新する可能性も出てきた。

     本塁打を放つたびに何かしらの記録を誕生させているスタントン。本人が目標に掲げるシーズン62本塁打が、いよいよ現実味を帯びてきた。


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  • 【戦評】ロイヤルズ屈辱 4試合連続の零封負け

    2017.8.29 13:11 Tuesday

     インディアンス3連戦で1点も取れずにスイープを喰らったロイヤルズが、日本時間8月29日のレイズ戦でも0-12で大敗。4試合連続の完封負けは1992年のカブス以来25年ぶりとなる屈辱であり、43イニング連続無得点は1968年シーズン終了後にマウンドが低くなって以降のメジャーワースト記録となった(従来の記録は1983年のフィリーズと1985年のアストロズによる42イニング。1968年以前も含めると1906年のアスレチックスと1968年のカブスによる48イニングがワースト記録)。

     ロイヤルズがイアン・ケネディ、レイズが新人右腕オースティン・プルーイットの先発で始まったこの試合。レイズは1回表にエバン・ロンゴリアの犠飛で幸先よく先制し、3回表にはルーカス・デューダの25号スリーラン、ローガン・モリソンのタイムリー二塁打、ウィルソン・ラモスの6号ツーランで一挙6点を奪ってケネディをノックアウト。4回表にはケビン・キアマイアーのタイムリーでリードを8点に広げ、9回表にもセザー・プエーロのタイムリーとモリソンの32号スリーランで4点を追加した。

     一方のロイヤルズ打線はプルーイットの前に6回までわずか1安打に封じられ、2番手のマット・アンドリースから放った安打も3イニングで1本だけ。2番打者のロレンゾ・ケインが二塁打を2本放って孤軍奮闘したが、他の打者がノーヒットに封じられては得点が入るわけもなく、二塁まで走者を進めたのもこの2度だけだった。

     8安打を放ちながらも無得点に終わった日本時間8月26日のインディアンス戦はともかく、ここ3試合はチャンスすらまともに作れていない状況であり、5連敗でワイルドカード争いからも後退。ワイルドカード2位のツインズまで3ゲーム差と、まだ完全にポストシーズン進出を諦めるような状況ではないものの、チーム打率.210、1試合平均得点2.7に終わった今年4月を思い起こさせるような打撃不振に陥っており、この状況を早く打開できなければ、ポストシーズン進出の可能性はどんどん小さくなっていくだろう。球団最多本塁打記録(36本)にあと1と迫りながらも停滞が続いているマイク・ムスターカスらの奮起が望まれる。


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  • 故障者がまもなく復帰 ホスキンスのポジションは?

    2017.8.29 12:26 Tuesday

     メジャー最初の18試合で11本塁打を放ち、一躍有名になった感のあるリズ・ホスキンス(フィリーズ)。メジャー昇格後は本職の一塁ではなく主にレフトで出場しているが、まもなく外野手のオドゥベル・ヘレーラとアーロン・アルテールが戦列に戻ってくる。彼らの戦列復帰後、ホスキンスはどこを守ることになるのだろうか。

     ピート・マッカニン監督が「彼が我々の正中堅手だ」と明言するヘレーラは、今季113試合に出場して打率.287、12本塁打、OPS.799をマーク。特に後半戦は29試合に出場して打率.383、6本塁打、OPS1.142という素晴らしい成績を残している。一方のアルテールは今季急成長を遂げ、87試合に出場して打率.285、16本塁打、OPS.894をマーク。.900近いOPSを残している若手外野手をベンチに置いておくという選択肢は考えにくい。さらに、23歳の若手外野手、ニック・ウィリアムスは50試合に出場して打率.286、8本塁打、OPS.847となかなかの成績を残している。センターにヘレーラ、両翼にアルテールとウィリアムスを置くというのが自然な起用法になるだろう。

     となると、ホスキンスは本職である一塁に戻る可能性が高い。正一塁手のトミー・ジョセフは今季ここまで122試合に出場して19本塁打、63打点をマークしているが、粗い打撃が災いして打率.239、出塁率.292、OPS.723と打力が求められる正一塁手としては物足りない数字が並んでいる。OPSは規定打席に到達している一塁手の中ではワーストに近い水準だ。ジョセフにはトレード放出の噂も出ており、来季のチーム構想から外れているのではないかとの報道もある。レギュラー外野手の戦列復帰により、ホスキンスが本職の一塁に戻るというのは極めて自然な流れだろう。

     マッカニン監督は「現時点では我々は守備力をあまり気にしていない。我々が見たいのは各選手の打撃力だ」と語っており、打撃力で一段落ちるジョセフが控えに回る可能性が高い。一塁にホスキンス、レフトにアルテール、センターにヘレーラ、ライトにウィリアムスを起用するのが基本的な形になるのではないだろうか。ロースター枠が拡大する9月にはプロスペクトのJ.P.クロフォードやスコット・キンガリーの昇格も確実視されており、9月のフィリーズではさらに魅力的な打線が形成されることになりそうだ。


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  • マリナーズ ヘルナンデス&パクストンが9月復帰を目指す

    2017.8.29 11:58 Tuesday

     先発投手陣に故障者が続出し、先発4~5番手クラスの先発投手でローテーションを形成しながらも、なんとかワイルドカード獲得の可能性を残しているマリナーズ。岩隈久志にいまだ戦列復帰の見込みが立たない一方で、フェリックス・ヘルナンデスとジェームズ・パクストンの両輪は9月中に戦列復帰を果たし、ワイルドカード獲得に向けての戦いを後押しすることを目指している。

     ヘルナンデスとパクストンは日本時間8月28日に本拠地セーフコ・フィールドでキャッチボールを行った。次のステップはブルペンでの投球練習であり、スコット・サービス監督によると、チームがロード12連戦を終えて本拠地に戻った後、日本時間9月2日か9月3日にブルペンでの投球練習を行う予定だという。最初は20球から25球程度の投球になる見込みだ。

     ブルペンでの投球練習が順調に進めば、次は実戦形式で打者と対戦し、最終的にマイナーでのリハビリ登板に臨むことになる。これらのステップを順調に消化することができれば、左右の両輪は9月中旬に戦列復帰を果たすことになるだろう。これは両投手がそれぞれ2~3試合に先発できることを意味する。ワイルドカード獲得に向けてのラストスパートのために、頼もしい戦力が戻ってくることになる。

     ヘルナンデスは今季こそ5勝どまりだが、昨季まで8年連続で2ケタ勝利をマークし、通算159勝を挙げている元サイ・ヤング賞受賞者(2010年)だ。パクストンは今季ブレイクを果たし、12勝3敗、防御率2.78という素晴らしい成績をマークしている。彼らの代わりに先発ローテーションに入っているアンドリュー・アルバース、マルコ・ゴンザレスらと比較すると実績・実力の差は歴然としており、彼らの戦列復帰が大きな戦力アップになることは間違いない。

     先発投手陣に誤算が相次いだ今季のマリナーズだが、最後の最後で先発投手陣の活躍がワイルドカード獲得の切り札となるかもしれない。


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  • ブルージェイズ・青木宣親がDFAに

    2017.8.29 11:35 Tuesday

     5号ソロを含む3安打2打点の活躍を見せた日本時間8月27日のツインズ戦から一夜明け、ブルージェイズは青木宣親をDFA(=40人ロースターから外す措置)とした。これに伴い、ブルージェイズはAAA級バッファローから右腕レオネル・カンポスを昇格させている。

     「簡単な決断ではなかったよ」とジョン・ギボンズ監督は青木のDFAについて話した。「青木は私たちのために良いプレイをしてくれていた。でも、ブルペンに追加のコマが必要だったんだ」とチーム編成上、やむを得ない措置であったことを明らかにした。

     ブルージェイズは日本時間8月28日のツインズ戦で先発のジョー・ビアジーニが4回途中で降板し、ブルペンの4投手で5イニング以上を乗り切らざるを得なかった。そのため、日本時間8月29日のレッドソックス戦に向けてブルペンのコマを補充する必要があり、青木のDFAにつながったというわけだ。また、日本時間8月25日のレイズ戦で先発したトム・コーラーがブルペンに回ることになっており、青木のDFAによって空いた40人ロースターの枠にはブレット・アンダーソンが入る見込みとなっている(アンダーソンは日本時間8月30日のレッドソックス戦で先発予定)。

     7月末にフランシスコ・リリアーノとのトレードでテオスカー・ヘルナンデスとともにブルージェイズに加入した青木は、加入後12試合に出場して打率.281、3本塁打、OPS.888をマーク。戦力外と見なされるような成績ではなく、ギボンズ監督が話したように、チーム編成上、やむを得ない措置であったことは明らかだ。また、ポストシーズン進出の可能性が消滅しつつあるブルージェイズにとって、35歳の青木を起用し続けるのではなく、若手外野手の出場機会を増やしたいという思惑があったことも事実だろう。

     メジャーリーグでは9月になるとロースター枠が拡大し、ポストシーズン争いから脱落したチームでは来季以降を見据えた起用が始まる。ブルージェイズは青木が抜けた外野で、ヘルナンデスやアンソニー・アルフォードの出場機会を増やしていくことになりそうだ。


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  • ハリケーンの影響でアストロズ戦の開催地が変更に

    2017.8.29 11:05 Tuesday

     ハリケーンから熱帯低気圧に変わった「ハービー」の影響によりヒューストンで壊滅的な洪水が発生していることを受けて、メジャーリーグ機構は日本時間8月30日から始まるアストロズ対レンジャーズの3連戦をレイズの本拠地であるトロピカーナ・フィールドで開催することを発表した。また、日本時間9月2日から始まるアストロズ対メッツの3連戦についてはまだ開催地の決定はなされていない。

     アストロズは日本時間8月30日から本拠地のミニッツメイド・パークでの6連戦を迎える予定だった。しかし、ハリケーン「ハービー」の影響により本拠地での試合開催が困難な状況となり、開催地の変更を余儀なくされた。メッツ3連戦についてもレンジャーズ3連戦と同様に、トロピカーナ・フィールドで開催される可能性が高いようだ。

     また、メジャーリーグ機構とメジャーリーグ選手会はハリケーン「ハービー」で被害を受けたテキサス州へ100万ドルを寄付することを発表した。オーナーのジム・クレインを筆頭とするアストロズ球団も被災者へ400万ドルを寄付することを発表。アストロズがスプリング・トレーニングの際に本拠地としているフロリダ州ウエストパームビーチでもハリケーンの被災者への寄付を受け入れるという。

     アストロズがハリケーンの影響により開催地の変更を強いられるのは今回が初めてではなく、2008年(当時のアストロズはナ・リーグ中部地区に所属)にブリュワーズとの地区優勝争いを繰り広げていた際にハリケーン「アイク」の影響を受けて、カブス戦の開催地がブリュワーズの本拠地であるミラー・パークに変更されたことがある。

     レンジャーズ戦だけでなくメッツ戦も開催地変更となれば、アストロズは今後2週間以上にわたって本拠地のミニッツメイド・パークに戻れないことになる。しかし、ビジネス部門の社長であるリード・ライアンが「ファンや選手、スタッフの安全が最優先だ」と語ったように、今回の判断は受け入れざるを得ないものだろう。アストロズには被災地を勇気づけるような戦いを期待したい。


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  • 第21週のMVPはバクストンとスタントン

    2017.8.29 10:27 Tuesday

     第21週(8月21日~8月27日)の週間最優秀選手が発表され、ア・リーグはバイロン・バクストン(ツインズ)、ナ・リーグはジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)が選出された。

     バクストンは打率.333(33打数11安打)、5本塁打、10打点、OPS1.161の好成績をマークし、自身初の週間MVP受賞となった。5本塁打はリーグ最多、27塁打は同最多タイ、10打点は同2位タイ、長打率.818は同4位、11安打と2盗塁は同4位タイの数字。ツインズからの週間MVP選出は第4週のミゲル・サノー、第19週のエディ・ロサリオに次いで今季3人目であり、同じく3人が選出されているオリオールズと並んでリーグ最多となっている。8月21日のダブルヘッダーでそれぞれ1安打、2安打を放ち、自己最長となる12試合連続安打を記録。8月25日のブルージェイズ戦では3安打2打点、2日後の同カードでは3本塁打を含む4安打5打点の活躍を見せ、一気に週間MVPレースの先頭に立った。ちなみに、バクストンは1試合2本塁打の経験がなく、1試合で複数本塁打を放ったのはこの試合が初めてだった。第21週の活躍を含め、8月は打率.330、8本塁打、OPS1.011と絶好調。2012年ドラフトの全体2位指名選手であり、かつて全米No.1プロスペクトにも選出されたことのある男が、ようやくその才能を完全に開花させつつあるようだ。

     スタントンは打率.448(29打数13安打)、5本塁打、11打点、OPS1.569の好成績をマークし、2週間ぶり自身6度目の週間MVP受賞となった。13安打と31塁打はリーグ最多、打率.448、5本塁打、11打点、長打率1.069はいずれもリーグ2位、出塁率.500はリーグ4位の数字。マーリンズは今季、第1週のJ.T.リアルミュート、第2週のマーセル・オズーナ、第9週のエディンソン・ボルケス、第19週と第21週のスタントンと週間MVPを計5度受賞しており、これは両リーグ最多となっている。期間中の全7試合に出場し、無安打に終わったのは1試合だけ。5試合でマルチヒットを記録し、うち4試合で計5本塁打を放つ活躍を見せた。特に8月25日のパドレス戦では2本塁打を含む3安打5打点の大活躍。2日後の同カードで放った本塁打により早くも今季50号に到達し、8月末までに50本塁打を放った史上6人目の選手となった。7月以降の歴史的な本塁打量産により、ポストシーズン進出は絶望かと思われたマーリンズがワイルドカード争いに参戦する原動力となっている。


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  • 第21週の最優秀ブルペンはドジャース

    2017.8.28 14:07 Monday

     MLB公式サイトでは今季から週ごとに独自の計算方法で「週間最優秀ブルペン」を選出している。第21週の最優秀ブルペンにはドジャースが選出された。

     計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従ってポイントを加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。
    ・1アウト=+1.5ポイント
    ・1奪三振=+1.5ポイント
    ・1セーブ=+5ポイント
    ・1被安打=-2ポイント
    ・1自責点=-4ポイント
    ・1非自責点=-2ポイント
    ・1与四球=-1ポイント
    ・1セーブ失敗=-5ポイント

     

     第21週のドジャースは29回(=87アウト)で37奪三振、4セーブを記録した一方、被安打17、自責点6、与四球11、セーブ失敗1で合計132ポイントを獲得。期間中の救援防御率は1.86という安定感で、期間中無失点のケンリー・ジャンセン、トニー・シングラーニ、ブランドン・モロウらを中心にチームの戦いを支え、今季メジャー唯一となる3度目の「最優秀ブルペン」受賞となった。ジャンセンとシングラーニはともにチーム最多タイの4イニングを投げて無失点。ジャンセンは9三振を奪い、2度のセーブ機会をいずれも成功させた。モロウは3.1イニングを投げて無失点。チーム最多の5試合に登板したトニー・ワトソンも1失点のみで、被打率.167、WHIP0.82と安定していた。先発投手陣に故障者が相次いでいる中、多くのイニングを消化し、チームの戦いを支えたブルペン陣の功績は非常に大きい。なお、獲得ポイント数の2位はマーリンズ(104ポイント)、3位はエンゼルス(88.5ポイント)だった。

     

    各週の最優秀ブルペン
    第1週 ロッキーズ(98ポイント)
    第2週 レッズ(119.5ポイント)
    第3週 アストロズ①(132.5ポイント)
    第4週 エンゼルス①(100.5ポイント)
    第5週 インディアンス(125ポイント)
    第6週 エンゼルス②(80.5ポイント)
    第7週 アストロズ②(106ポイント)
    第8週 ドジャース①(126ポイント)
    第9週 マーリンズ(124.5ポイント)
    第10週 マリナーズ(87ポイント)
    第11週 レッドソックス(106.5ポイント)
    第12週 ドジャース②(120.5ポイント)
    第13週 ジャイアンツ(116ポイント)
    第14週 ブリュワーズ(101.5ポイント)
    第15週 オールスター週のため発表なし
    第16週 ヤンキース①(112ポイント)
    第17週 カブス(118.5ポイント)
    第18週 ヤンキース②(99ポイント)
    第19週 ツインズ(114ポイント)
    第20週 ナショナルズ(91ポイント)
    第21週 ドジャース③(132ポイント)
    (丸印は受賞回数)


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  • 【戦評】田中7回1失点で10勝目 マリナーズ初回5失策

    2017.8.28 12:34 Monday

     ヤンキース先発の田中将大が7イニングを投げて被安打6、奪三振10、与四球1、失点1の好投で今季10勝目をマーク。苦手のデイゲームを克服し、日本人投手では初となるデビューから4年連続の2ケタ勝利に到達したが、田中の快投以上にマリナーズの「守乱」が印象に残る試合となった。

     ネルソン・クルーズのタイムリー二塁打でマリナーズが1点を先制した直後の1回裏。ヤンキースは一死走者なしからスターリン・カストロがライトへの二塁打で出塁すると、続くゲーリー・サンチェスがレフト前ヒットを放つ。これをレフトのベン・ギャメルが後逸し、カストロが生還。サンチェスは二塁へ進んだ。アーロン・ジャッジが四球を選んで一死一、二塁となり、この場面でディディ・グレゴリウスの打球はショート後方へのフライとなったものの、これをジーン・セグーラが捕球できず。さらに一死満塁からチェイス・ヘッドリーが放った三塁ゴロで、併殺を焦ったカイル・シーガーが打球をファンブルし、オールセーフ。サンチェスが生還し、ヤンキースが勝ち越しに成功した。

     まだヤンキースの攻撃は終わらない。トッド・フレイジャーが空振り三振に倒れて2アウトとなったものの、二死満塁からジャコビー・エルズベリーが左中間への二塁打を放ち、二者が生還。ギャメルからの送球をセグーラがファンブルしている間に一塁走者のヘッドリーも生還し、セグーラから本塁への送球が悪送球となってエルズベリーは三塁へ。続くロナルド・トレイエスにもタイムリーが飛び出し、ヤンキースは一挙6得点のビッグイニングを作った。マリナーズはセグーラが3失策、シーガーとギャメルが各1失策で、なんと1イニング5失策。スコット・サービス監督は「強豪チーム相手に5つもエラーをしてしまったら、それを挽回する方法なんてないよ」と嘆いたが、1イニング5失策は球団ワースト記録であり、メジャー全体でも1977年のカブス以来40年ぶりの屈辱となってしまった。

     ヤンキースはマリナーズとの3連戦を2勝1敗で勝ち越して、ワイルドカード首位の座をキープ。東部地区の優勝争いでも4連敗中の首位レッドソックスまで2.5ゲーム差に迫っている。明日からはインディアンス3連戦とレッドソックス4連戦という厳しい戦いが始まる。まずはインディアンス相手に勝ち越して、良い形でレッドソックスとの最終決戦を迎えたいところだろう。


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