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  • 第1子誕生を控えるトラウト 2020年シーズンの出場は不透明

    2020.7.4 10:40 Saturday

     MVP3度、オールスター・ゲーム選出8度の実績を誇る球界屈指のスター選手、マイク・トラウト(エンゼルス)は、妻のジェシカが8月に第1子の出産を控えている。そのため、新型コロナウイルスに感染するリスクを冒してプレーすることを懸念しており、今年プレーするか否かについて、まだ正式な決断を下していないことを明らかにした。

     トラウトはZOOMによる会見のなかで「正直に言うと、(今年プレーすることについて)まだ心地よさは感じていない。僕自身や妻、家族の心のなかにはいろんなことが浮かんでいる。シーズンを過ごすなかで、最も安全で最も注意深い方法をとるように努めているよ」とコメント。「ビリー・エプラーGMや他の人たちにも話したけれど、これはタフな状況だ。陽性になりたくないし、妻に移してはならない。これまでいろいろ考えてきたけれど、今もまだずっと考えているよ」と複雑な心境を吐露した。

     トラウトはチームの公式練習の初日となった日本時間7月4日、マスクを着用してベースランニングや外野守備の練習に取り組んだ。現時点ではプレーすることを希望しているが、妻との話し合いの結果、考えが変わる可能性も示唆している。

     「ファンのためにプレーするには、家族や自分の命を危険に晒さなければならない。プレーするつもりだし、プレーしたいと思っているけれど、本当にタフな状況なんだ。でも、明日や明後日に何が起こるかはわからない。感染が爆発的に拡大する可能性だってある。不確実な要素が多すぎるんだ」とトラウト。妻と子供の健康が最優先だと明言し、そのために自分が今年プレーすべきかどうかを熟考しているようだ。

     ジョー・マドン監督は「このような状況のなかで第1子が誕生し、初めて父親になるというのは、非常に大きなことだ。彼の周りには妊娠中の奥さんや生まれてくる子供がいるのだから、彼は健康でいなければならない」と語り、今年プレーするか否かを決断できないでいるトラウトに理解を示している。

     「60試合制のシーズンを楽しみにしているよ」と語ったトラウトだが、最終的にどのような決断を下すのだろうか。

  • 新型コロナウイルス検査結果発表 3185件のうち陽性は38人

    2020.7.4 10:15 Saturday

     メジャーリーグ機構とメジャーリーグ選手会は日本時間7月4日、夏季キャンプ開始に先駆けて行われた新型コロナウイルスの検査結果を発表し、検査総数3185件のうち陽性が38人(選手31人とスタッフ7人)だったことを明らかにした。陽性となったのは19球団の選手またはスタッフで、残りの11球団には陽性を示した者は1人もいなかった。

     発表された検査結果によると、3185件のうち陽性は38人で、その割合は1.2%となっている。ESPNは、プロバスケットボール(NBA)が5.3%(302件中16人)、プロサッカー(MLS)が2.7%(668件中18人)であったことを紹介しており、メジャーリーグはそれよりも低い数字となった。

     先日、チャーリー・ブラックモン外野手などロッキーズの3選手が陽性となったことが報じられていたが、日本時間7月4日には、インディアンスのデライノ・デシールズ外野手、パドレスのトミー・ファム外野手らの検査結果が陽性だったことが判明した。

     今年は通常の故障者リストのほかに、新型コロナウイルス用の故障者リストが新設されており、選手自身が望まなければ氏名は公表されないことになっている。フィリーズは先日、ヘクター・ネリス投手、スコット・キンガリー内野手ら4選手を具体的な理由を公表することなく故障者リストに登録したが、新型コロナウイルスが関係しているとする報道もある。

     なお、日本時間7月4日には、ナショナルズのウェリントン・カスティーヨ捕手が今年プレーしないことを選択したことが明らかになった。カスティーヨには幼い子供がいるため、新型コロナウイルスに感染するリスクを冒してプレーするのが好ましくないと判断したようだ。ナショナルズからの辞退者は、ライアン・ジマーマン内野手、ジョー・ロス投手に次いでカスティーヨが3人目となる。

  • オールスター・ゲーム 1945年以来の中止が決定

    2020.7.4 09:55 Saturday

     メジャーリーグ機構は日本時間7月4日、ドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムで開催予定だった今年のオールスター・ゲームの中止を正式に発表した。1933年にスタートしたオールスター・ゲームが中止となるのは、第二次世界大戦の影響により中止となった1945年以来75年ぶり2度目のことである。

     今年のオールスター・ゲームは、1980年以来40年ぶりにドジャー・スタジアムで行われる予定だった。来年の開催地はすでにブレーブスの本拠地トゥルイスト・パークに決定しているため、ドジャー・スタジアムでは2022年にオールスター・ゲームが開催されることになった。

     メジャーリーグ機構のロブ・マンフレッド・コミッショナーは「今年のオールスター・ゲームを開催するのが不可能であることが確実になった段階で、我々はまだ開催地が決まっていない次のオールスター・ゲームをドジャースに主催してもらいたいと考えた。それが2022年だった」と述べた。

     ドジャースのスタン・カステン球団社長は「我々は今年のオールスター・ゲームを主催できることをとても楽しみにしていたし、ドジャー・スタジアムとロサンゼルスが2022年にワールドクラスのイベントを主催するのを待つ価値があるということも知っている。ロブ・マンフレッド・コミッショナーがこんなにも早い段階でロサンゼルスを再び開催地に選んでくれたことに感謝したい」とのコメントを発表している。

     2022年のオールスター・ゲームが無事にドジャー・スタジアムで開催されれば、ロサンゼルスでは3度目のオールスター・ゲーム開催となる。前回ドジャー・スタジアムで開催された1980年に加え、ドジャースは1959年に前本拠地のメモリアル・コロシアムでオールスター・ゲームを主催している(1959~1962年は2試合開催でドジャースが主催したのは1959年の2試合目)。

  • 7月下旬開幕の60試合制で得をするのは「春男」?「夏男」?

    2020.7.3 18:30 Friday

     今年のメジャーリーグのレギュラーシーズンは、新型コロナウイルスの影響によって7月下旬開幕の60試合制という異例の形式で行われる。この形式は、例年スタートダッシュを見せる「春男」に有利なのだろうか。それとも、後半戦に調子を上げてくる「夏男」に有利なのだろうか。全く予想のつかないシーズンとなりそうだ。

     60試合制という数字だけを見れば、例年スタートダッシュを見せ、その後スタミナ切れなどによって失速してしまう選手にとって有利なスケジュールと言えそうな気がする。スタミナ切れを起こす前にシーズンが終了し、好成績を維持したままシーズンを終えられる可能性があるからだ。

     しかし、例年の開幕60試合とは異なり、今年の60試合は7月下旬から9月下旬にかけて行われる。通常のレギュラーシーズン後半戦に相当する期間であり、夏の到来とともに調子を上げてくるスロースターター型の選手にとって有利に作用する可能性もあるわけだ。

     7月下旬開幕の60試合制という異例のスケジュールは、春先にシーズン序盤に好成績を残すスタートダッシュ型の選手、いわゆる「春男」にとって有利なのか、夏場に調子を上げてくるスロースターター型の選手、いわゆる「夏男」にとって有利なのか。こればかりはふたを開けてみなければわからない。

     メジャーリーグ公式サイトのアンソニー・カストロビンスは、日本時間6月26日に公開した記事のなかで、スタートダッシュ型の選手とスロースターター型の選手の選手を5人ずつピックアップしている。カストロビンスが紹介している選手は以下のような顔ぶれだ。

    ◆スタートダッシュ型の選手

    【1】ブライス・ハーパー外野手(フィリーズ)
    3~4月の通算OPS1.025は現役選手のなかでベストの数字(300打数以上)。通算OPSが2番目に高いのは5月(.902)。よって、約2ヶ月間の60試合制で好成績を残す可能性がある。

    【2】チャーリー・モートン投手(レイズ)
    過去2年間の3~4月に記録した防御率2.21はメジャー2位の好成績。5月以降の防御率も3.29と優秀だが、特に3~4月は被打率.182、被OPS.566と相手打者を圧倒していた。

    【3】フレディ・フリーマン一塁手(ブレーブス)
    3~5月の通算OPS1.021は現役2位(600打席以上)。通算長打率を比較すると、後半戦の.484に対して前半戦は.520を記録している。今年こそMVPに手が届くかもしれない。

    【4】カルロス・マルティネス投手(カージナルス)
    過去5年間の3~4月に記録した防御率2.39と被打率.193はともにメジャー1位(100イニング以上)。キャリア通算では後半戦の防御率3.69に対し、前半戦は3.14をマークしている。

    【5】アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)
    3~4月は2017年に10本塁打、OPS1.161、2018年に7本、OPS1.037、昨年も5本、OPS.925の好成績をマーク。キャリア通算では前半戦がOPS1.013、後半戦が.879と大差がついている。

    ◆スロースターター型の選手

    【1】アレックス・ブレグマン三塁手(アストロズ)
    3~4月の通算OPS.765は、自己ワースト2位の7月(.894)よりはるかに低い。その一方で、8月は打率.335、OPS.985、9月も打率.293、OPS.971の好成績をマークしている。

    【2】コリー・クルーバー投手(レンジャーズ)
    2014年と2017年は3~4月の防御率がそれぞれ4.14と4.19だったにもかかわらず、サイ・ヤング賞を受賞。3~4月の通算防御率は3.91だが、後半戦の2.92は現役2位(500イニング以上)。

    【3】エドウィン・エンカーナシオン一塁手(ホワイトソックス)
    3~4月の通算打率.236とOPS.752は他の月と比べて極端に低い。例年、5月以降に本塁打や三振のペースが向上していくため、今年はスタートダッシュがカギとなりそうだ。

    【4】ザック・ウィーラー投手(フィリーズ)
    5年1億1800万ドルという大型契約で新加入。過去2年間の後半戦で記録した防御率2.26はメジャー3位の好成績だが、前半戦は4.57とスタートダッシュに不安を残している。

    【5】カルロス・サンタナ一塁手(インディアンス)
    昨年初めてオールスターに選出されたが、スロースターターであることと無関係ではない。前半戦が通算打率.241、OPS.797であるのに対し、後半戦は打率.262、OPS.841を記録。

     7月下旬開幕の60試合制シーズンで輝くのは、スタートダッシュ型の「春男」なのか、それともスロースターター型の「夏男」なのか。思いがけない選手がタイトル争いに加わってくる可能性もあるだけに、2020年シーズンは例年とは異なる面白さのある1年となるに違いない。

  • 異例の60試合制シーズンに挑戦する各球団のGMたち

    2020.7.3 15:25 Friday

     ブライアン・キャッシュマンは、ヤンキースのゼネラル・マネージャー(GM)に就任して今年が23年目のシーズンとなる。一方、アストロズのジェームス・クリックGMは就任してからまだ6ヶ月しか経っていない。しかし、今年に限ってはGM経験の差はそれほど大きな問題とはならないかもしれない。60試合制のシーズンを経験したことのあるGMなど存在しないからだ。

     60人の「プレーヤー・プール」、予備選手3人の「タクシー・スクワッド」、8月31日に変更されたトレード・デッドラインなど、今年のメジャーリーグには各球団のGMが対応しなければならない新ルールが非常に多い。クリックが「我々が頼れる経験なんてほとんどない。GM経験が1年か20年かなんてことは大した問題じゃないんだ」と語るのは、そのためだ。

     60人の選手を登録する「プレーヤー・プール」だけを見ても、各球団の取り組み方は様々である。有望株に貴重な経験を積ませるべく、多くの有望株を「プレーヤー・プール」に登録している球団がある一方、今年中にメジャーの戦力として計算できる有望株のみを登録している球団もある。

     選手を「プレーヤー・プール」から外す際には、トレードや解雇など、その選手が他球団へ流出するリスクを避けられない。キャッシュマンは「故障や新型コロナウイルスの感染によって新たな選手が必要になった場合、短いシーズンのために若い選手を失う危険性がある」とそのリスクを考慮し、「プレーヤー・プール」に登録する有望株は必要最小限にとどめている。

     また、8月31日に変更されたトレード・デッドラインでも、難しい判断を強いられることになる。通常であれば、開幕からの4ヶ月でチームのニーズを判断し、残り2ヶ月(ポストシーズンも含めれば3ヶ月)のために補強を行うことになる。ところが、今年は開幕からの2ヶ月でチーム状況を正しく把握する必要があるのだ。原則として「プレーヤー・プール」内の選手しかトレードできないというルールの存在も、各GMの動きを難しくすることだろう。

     各球団には2020年シーズンの運営マニュアルとして101ページにも及ぶ文書が配布されている。レッドソックスのチーフ・ベースボール・オフィサーであるチェイム・ブルームは、球団フロント内で手分けをして、このマニュアルの内容を正しく把握することに努めているという。

     「マニュアルを読むことと、そのルールのなかでどのように生き抜いていくかということは全く別の問題だ」とブルームは語る。異例の状況で行われる2020年シーズンは、実際にプレーする選手たちだけでなく、GMを中心とした球団フロント陣にとってもチャレンジの1年となりそうだ。

  • マーリンズはDHを固定せず 複数の選手を併用する方針

    2020.7.3 14:40 Friday

     今年はナショナル・リーグでも指名打者制が採用されることになったが、マーリンズのドン・マティングリー監督は特定の選手を指名打者のレギュラーとして固定することは考えていないようだ。マティングリーは相手投手との相性や選手のコンディションを考慮し、複数の選手を併用する方針であることを明らかにした。

     今年のマーリンズのロースターには、右中間や左中間へライナーを飛ばす中距離打者が多く、また、大半の選手が複数のポジションを守ることができる。そのため、マティングリーは「指名打者に固定したくなるような選手はいない。ウチにはデービッド・オルティスのように毎日指名打者を務める選手はいないよ」と語り、特定の選手を指名打者のレギュラーとして起用することを否定している。

     ギャレット・クーパーとヘスス・アギラーのほか、ジョナサン・ビヤー、マット・ジョイス、ハロルド・ラミレスといった選手たちが指名打者の候補に挙げられているが、基本的には複数の選手を併用していくことになるだろう。マティングリーは「誰を最も多く指名打者として起用するか、ということは考えている」と語っており、その筆頭候補と見られるのがクーパーである。

     クーパーは移籍2年目となった昨年、自己最多の107試合に出場して打率.281、15本塁打、50打点、OPS.791をマーク。一塁と外野の両翼を守れる選手だが、一塁にアギラー、左翼にはコリー・ディッカーソンが加入したため、レギュラーポジションがない。クーパーの打撃力を生かすべく、指名打者での起用が検討されるのは当然の流れと言えるだろう。

     ただし、マティングリーは「ローテーション制を採用することも考えている。休息を与えたいけど打線には残しておきたい選手を起用するような形になるんじゃないかな」とも語っている。クーパーを軸としつつも、主力選手に休養を与えるために指名打者の枠を利用していく形になりそうだ。

  • ブレーブス・アクーニャJr. 60試合で「20-20」達成なるか

    2020.7.3 14:00 Friday

     ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)は今年2月、キャンプ地に到着した際に同僚のオジー・アルビーズに対して「メジャー史上初の50本塁打&50盗塁を達成するのが目標だ」と語っていたという。今年は60試合制でのシーズン開催となったため、「50-50」の達成は絶望的だが、アクーニャJr.が「20-20」を達成する可能性は十分にありそうだ。

     昨年のアクーニャJr.は41本塁打(自己最多)&37盗塁(リーグ最多)を記録し、シーズン終盤まで史上5人目となる「40-40」達成の可能性を残した。21歳以下での「30-30」達成は、マイク・トラウト(エンゼルス)に次ぐ史上2人目の快挙だった。

     アクーニャJr.は昨年の前半戦を21本塁打&13盗塁で終え、この時点では「40-40」への挑戦が大きく取り上げられることはなかった。しかし、7月の最終16試合で12盗塁と一気にペースアップ。「40-40」達成が現実味を帯び始め、シーズン終盤まで大きな注目を浴びることになった。

     昨年6月4日から8月10日にかけての60試合で、アクーニャJr.は21本塁打&21盗塁を記録。60試合のスパンで「20-20」を達成したのは、直近25年間では1998年のアレックス・ロドリゲス、2004年のカルロス・ベルトラン、2006年のアルフォンゾ・ソリアーノに次ぐ4人目の快挙だった。なお、ロドリゲスとソリアーノはそれぞれこの年に「40-40」を達成している。

     つまり、アクーニャJr.は昨年すでに60試合のスパンで「20-20」を達成しており、60試合制で行われる2020年シーズンも「20-20」を達成する可能性は十分にあるわけだ。ただし、2018年はメジャーデビューからの60試合で12本塁打&7盗塁、昨年は開幕60試合で11本塁打&8盗塁にとどまっており、快挙達成のためには開幕ダッシュが必要不可欠となる。

     ブレーブスで過去に「20-20」を複数回達成しているのは、ハンク・アーロン(6回)、アンドリュー・ジョーンズ(3回)、ロン・ガント(3回)、チッパー・ジョーンズ(2回)、デール・マーフィー(2回)の5人だけ。異例の60試合制で行われる2020年シーズンだが、アクーニャJr.がこの仲間入りを果たすことができるか注目したい。

  • 異例の60試合制 ポストシーズン進出には何勝が必要?

    2020.7.3 13:05 Friday

     メジャーリーグの2020年シーズンは異例の60試合制で開催される。たとえば、通常のシーズン100勝を60試合制に換算すると37勝に相当するが、60試合制という短期のシーズンでは、例年以上に極端な結果が生まれる可能性もある。メジャーリーグ公式サイトのアンドリュー・サイモンは「今年ポストシーズンに進出するためには何勝が必要なのか」を分析している。

     サイモンによると、ワイルドカードが各リーグ2枠となった2012年以降の8年間で延べ80球団がポストシーズンに進出しているが、その中央値は93.5勝。94勝以上でポストシーズン進出確定となり、ポストシーズン進出のためには最低でも85勝が必要だという。

    ◆過去8年間のポストシーズン進出確率
    94勝以上:100%(40/40)
    91~93勝:90.5%(19/21)
    87~90勝:76%(19/25)
    85~86勝:12.5%(2/16)
    84勝以下:0%(0/138)

     90勝以上でポストシーズン進出を逃したのは、2019年インディアンス(93勝)、2018年レイズ(90勝)、2013年レンジャーズ(91勝=レイズとのタイブレーカーで敗退)、2012年レイズ(90勝)の4チーム。一方、87勝未満でポストシーズンに進出したのは、2017年ツインズ(85勝)と2015年アストロズ(86勝)の2チームだけである(ともにワイルドカード)。

     ただし、これはあくまでも162試合制での結果であり、60試合制の短期シーズンでは、勢いに乗って勝利を重ねる予想外のチームの出現などにより、ポストシーズン進出ラインが例年より高くなることも十分に考えられる。

     そうしたことも踏まえ、サイモンは成績予想システム「ZiPS」の開発者であるダン・シンボースキーに2020年シーズンのポストシーズン進出ラインの予想を依頼。その結果が以下の通りである。

    ◆2020年のポストシーズン進出確率
    10%:32勝28敗・勝率.533(86勝76敗に相当)
    30%:34勝26敗・勝率.567(92勝70敗)
    50%:35勝25敗・勝率.583(95勝67敗)
    70%:36勝24敗・勝率.600(97勝65敗)
    90%:38勝22敗・勝率.633(103勝59敗)

     95勝ペースで確率50%と考えると、ポストシーズン進出ラインがかなり高く設定されているような印象を受けるが、何が起こるかわからない60試合制のシーズンだからこそ、安全圏へ行くためには例年以上の勝率が必要ということなのだろう。32勝28敗、すなわち「貯金4」でもポストシーズン進出の可能性があるということは、シーズン終盤まで多数のチームがポストシーズン進出の可能性を残す白熱したシーズンとなるかもしれない。

  • カブスの先発左腕・キンターナが皿洗いで利き手を負傷

    2020.7.3 12:20 Friday

     カブスは日本時間7月3日、先発ローテーションの一角を担う左腕ホゼ・キンターナが皿洗いの際に左手親指を負傷し、5針縫ったあと、裂傷を修復する手術を受けたことを公表した。戦列復帰までのタイムテーブルは未定となっており、キンターナは故障者リストに登録された状態で2020年シーズンの開幕を迎える可能性が高くなった。

     セオ・エプスタイン野球部門社長は、キンターナの状態について「現時点では彼のタイムテーブルには不確定要素がある」と語り、復帰予定時期を明言しなかった。現時点では、およそ2週間後に状態を改めて確認してタイムテーブルを設定し、投球練習を再開する予定となっているようだ。

     エプスタインは「ベストのシナリオは、彼の親指がスムーズに回復し、早い段階で練習を再開できることだ」と語る一方、「回復に予想以上に時間がかかり、彼の復帰が大幅に遅れてしまうというシナリオも考えられる」と最悪のケースも想定している。昨年まで7年連続で31試合以上に先発し、4年連続で11勝以上をマークしている先発左腕の離脱が長期化すれば、2年ぶりのポストシーズン進出を目指すカブスにとって大きな痛手となる。

     キンターナは、ダルビッシュ有、カイル・ヘンドリックス、ジョン・レスターに次ぐ先発4番手に予定されていた。先発ローテーションの残りの1枠は、タイラー・チャットウッドとアレック・ミルズの争いとなり、チャットウッドが先発5番手に収まり、ミルズはブルペンに回ることが予想されていたが、キンターナの離脱により、この両右腕が先発4~5番手を務めることになりそうだ。

     カブスが3年ぶりの地区優勝を目指すうえで、計算できる先発投手を失うダメージは小さくない。その穴を埋めるためには、代役となるミルズの活躍はもちろんのこと、昨年後半戦に見事なパフォーマンスを見せたダルビッシュには、シーズン開幕からエース級のピッチングを展開することが求められるだろう。

  • ヤンキースGM ほぼフルメンバーでのシーズン開幕を楽観視

    2020.7.3 11:45 Friday

     ヤンキースは2月にトミー・ジョン手術を受けたルイス・セベリーノを除く、ほぼフルメンバーで2020年シーズンの開幕を迎えることが濃厚となった。ブライアン・キャッシュマンGMは、故障により3月のシーズン開幕には間に合わない予定だったアーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントン、アーロン・ヒックス、ジェームス・パクストンの4人が開幕ロースターに名を連ねることを楽観視しているようだ。

     キャッシュマンは「YESネットワーク」に対し、右ふくらはぎを痛めていたスタントン、腰の手術を受けたパクストン、トミー・ジョン手術からのリハビリを進めていたヒックスの3人が開幕ロースター入りする可能性が高いことを明らかにした。

     また、右肩の不調によって調整が大幅に遅れていたジャッジも、夏季キャンプへの準備を進めるなかで、すでに打撃や送球のトレーニングを再開しており、キャッシュマンはジャッジが開幕に間に合うと考えているという。

     キャッシュマンは「彼(=ジャッジ)が開幕に間に合うと宣言したことを、我々はとても楽観的に捉えているし、開幕戦のスタメンに名を連ねるという彼の宣言は事実になると思うよ」とコメント。「夏季キャンプの3週間を順調に過ごせば、彼が開幕からプレーする準備は整うだろう」と楽観的な見解を示した。

     ジャッジ、スタントン、ヒックスがいずれも開幕に間に合うのであれば、ヤンキース打線は非常に強力な布陣となり、移籍1年目のゲリット・コールや契約最終年を迎えた田中将大にとって、心強い味方となるだろう。データサイト「FanGraphs」が予想するオーダーは以下の通り。

    (二)DJ・レメイヒュー
    (右)アーロン・ジャッジ
    (遊)グレイバー・トーレス
    (指)ジャンカルロ・スタントン
    (捕)ゲーリー・サンチェス
    (左)ブレット・ガードナー
    (一)ルーク・ボイト
    (中)アーロン・ヒックス
    (三)ジオ・ウルシェラ

     同サイトは、相手先発投手が左腕の場合、ガードナーに代わってミゲル・アンドゥハーが起用されることを予想しており、その場合はスタントンがレフトに回り、指名打者にアンドゥハーが入ることになりそうだ。

  • ブルージェイズが夏季キャンプを本拠地トロントで開催へ

    2020.7.3 11:20 Friday

     ブルージェイズは日本時間7月3日、カナダ政府から本拠地ロジャース・センターで夏季キャンプを開催する許可を得た。夏季キャンプをキャンプ施設があるフロリダ州ダニーデンで開催する可能性も取り沙汰されていただけに、2020年シーズンの本拠地開催に向けて大きな一歩となった。

     今回ブルージェイズが得た許可には、日本時間7月24日に開幕を迎える予定のレギュラーシーズン(60試合制)は含まれていない。ブルージェイズはカナダ政府のほか、オンタリオ州、トロント市、公衆衛生局と連携を取り、ようやく本拠地での夏季キャンプにこぎつけた形だ。

     ブルージェイズは夏季キャンプの開催地をトロントとダニーデンの2ヶ所に絞り込んでいたが、あくまでも第1希望は本拠地ロジャース・センターだった。アメリカとカナダのあいだでは、不要不急の往来が制限されており、それがブルージェイズにとっての障害となっていたが、オンタリオ州(人口およそ1500万人)で新型コロナウイルスの新規感染者が3日連続で200人を下回ったことが夏季キャンプの本拠地開催を後押ししたようだ。

     夏季キャンプの期間中、ブルージェイズの選手やスタッフは移動を制限され、ロジャース・センターに隣接するホテルの指定されたエリアで生活することになるという。ホテルからは球場へ直接アクセスでき、1991~95年にブルージェイズでプレーしたロベルト・アロマーがこのホテルで暮らしていたことは有名だ。

     レギュラーシーズンの本拠地開催については不透明な状況が続いており、ダニーデンのTDボールパークを臨時の本拠地とする可能性も残されている。シーズン中はブルージェイズの選手のみならず、相手チームの選手も国境を越えなければならず、また、それが頻繁に行われるため、夏季キャンプとは全く別の状況となる。マーク・シャパイロ球団社長は今後1週間から10日間のうちに、より明確な情報が得られることを望んでおり、今後の動向が注目される。

  • 通算99セーブのラモスが現役復帰 ドジャースとマイナー契約

    2020.7.3 10:55 Friday

     日本時間7月3日、メジャー通算99セーブを記録している33歳のリリーフ右腕、AJ・ラモスがドジャースとのマイナー契約に合意したことが明らかになった。ラモスはメッツ時代の2018年に右肩を故障し、同年5月を最後にメジャーの舞台から姿を消していたが、先日、メジャー復帰を目指していることが報じられていた。

     ラモスは2012年にマーリンズでメジャーデビューして中継ぎで実績を積み、2015年からクローザーに昇格。2016年に自己最多の40セーブをマークしてオールスター・ゲームに選出されるなど、2015年から2017年にかけての3年間で合計99セーブをマークした。

     2017年7月にトレードでメッツへ移籍したが、2018年は28試合で防御率6.41と絶不調。5月下旬に右肩痛で故障者リスト入りして手術を受け、そのままシーズン終了となった。昨年は無所属のまま1年を過ごし、事実上の引退状態となっていた。

     ドジャースはクローザーのケンリー・ジャンセンを中心にブルペンの層が厚く、ラモスがロースター入りするのは決して簡単なことではない。しかし、夏季キャンプで元気な姿をアピールすることで他球団でのロースター入りのチャンスを得られる可能性もあり、ラモスにとって重要な3週間となるだろう。

     なお、ラモスはマーリンズ時代の2017年にドジャース戦でコディ・ベリンジャーに本塁打を打たれたあと、ブレット・エイブナーに死球をぶつけ、乱闘のきっかけを作ったことがある。ドジャースのロス・ストリップリングが報復としてジャンカルロ・スタントンに死球をぶつけたため、乱闘が発生し、ストリップリングのほか、ドジャースのボブ・ゲレン・ベンチコーチ、マーリンズのドン・マティングリー監督が退場となった。

  • MLB公式サイト「大谷はメジャーで最もエグい投手の1人」

    2020.7.2 12:45 Thursday

     メジャーリーグ公式サイトのデービッド・アドラーは日本時間7月2日、今年から本格的な二刀流を再開する大谷翔平(エンゼルス)の特集記事を公開した。アドラーは、大谷が過去2年間で40本塁打、OPS.883を記録していることを紹介する一方、「この男は球界でベストのボールを複数持っている」として、「投手・大谷」にフォーカスを当てている。

     アドラーはまず、大谷が時速100マイルの速球を投げられる投手であることに言及。大谷は2018年5月30日の試合で101.1マイルを計測したが、これは大谷のデビュー以降、先発投手ではメジャー最速タイの数字である。また、大谷は2018年に101マイル以上を3度計測したが、過去2年間で101マイルを3度以上計測した先発投手は大谷のほかにいない。

     アドラーは次に、大谷のスプリッターを「球界で最もアンヒッタブルな球種」として紹介。大谷は2018年にスプリッターで被打率.036(55打数2安打)を記録したが、大谷のデビュー以降、球種別の被打率でメジャー最高(50打席以上が対象)の数字となっている。2018年5月20日にウィルソン・ラモスがヒットを打つまで、メジャーリーガーたちは大谷のスプリッターに対して42打数ノーヒット(30三振)だった。また、スプリッターの空振り率56.4%も球種別でメジャー最高(スイング75回以上が対象)の数字である。

     アドラーはさらに、大谷は速球とスプリッターだけでなく、ブレーキングボール(スライダーとカーブ)も優秀であると述べている。大谷はスライダーとカーブの2球種で被打率.125(56打数7安打、20三振)、空振り率40%を記録。アドラーは、70マイル台のカーブが打者のタイミングを外す球種として機能していることに言及する一方、スライダーを速球とスプリッターに次ぐ「第3の武器」としている。2018年シーズンにおいて、大谷のスライダーは横方向の変化量がメジャーで3番目に大きかったという。

     100マイルの速球に「縦」のスプリッターと「横」のスライダーを混ぜ、メジャーリーグの強打者たちを翻弄する大谷。2020年シーズンのピッチングが楽しみだ。

  • 「速球王」のカージナルス・ヒックス 開幕には間に合わず

    2020.7.2 11:40 Thursday

     カージナルスのマイク・シルト監督は日本時間7月2日、リリーフ右腕のジョーダン・ヒックスが開幕を故障者リストで迎える予定であることを明らかにした。ヒックスは昨年6月にトミー・ジョン手術を受け、戦列復帰に向けてリハビリを進めているが、今月下旬のシーズン開幕には間に合わない見込み。シーズン途中での戦列復帰が予想されている。

     現在23歳のヒックスは、2018年にA+級からの「飛び級」でメジャーデビュー。今や球界を代表する速球派リリーバーとなり、昨年は全投球の45%以上が時速100マイル以上を計測し、メジャー全体の球速ランキングトップ10を独占した(最速104.3マイル)。

     メジャー2年目の昨年は、開幕からクローザーを務め、29試合に登板して2勝2敗、14セーブ、3ホールド、防御率3.14を記録したものの、6月にトミー・ジョン手術を受けてシーズン終了。すでに投球練習ができるところまで回復しており、キャンプ地への集合日となった日本時間7月2日にはキャッチボールを行った。

     シルトは「故障が再発することなく、ジョーダンがここまで順調に回復しているのは良いニュースだ。リハビリに取り組む彼の姿勢は素晴らしいし、私はとても誇りに思っているよ」と語る一方、「リハビリは決して簡単なものではない。特に終わりが近付いているときはね」と慎重な姿勢を示した。

     カージナルスは、現時点ではヒックスが戦列復帰する具体的なスケジュールを定めていない。まずは、実戦形式の打撃練習で打者と対戦し、試合勘を取り戻していくことになるだろう。シルトによると、カージナルスは週ごとにヒックスの状態をチェックし、戦列復帰に向けた準備を進めていくようだ。

     なお、ヒックスを欠いた状態で開幕を迎えるカージナルスについて、メジャーリーグ公式サイトは、ベテラン左腕のアンドリュー・ミラーか昨年飛躍を遂げた右腕ジオバニー・ガジェゴスがクローザーを務めることを予想している。

  • 今年最初のパワーランキング 1位は戦力充実のドジャース

    2020.7.2 11:00 Thursday

     メジャーリーグ公式サイトは日本時間7月2日、2020年シーズン最初のパワーランキングを発表した。パワーランキングとは、チームの戦力やその時点での勢いをもとに30球団を順位付けしたもの。シーズン開幕前のこのタイミングでのパワーランキングは、純粋に各球団の今年の戦力を順位付けしたものであると言えるだろう。1位にはムーキー・ベッツの加入などにより、さらに戦力を充実させたドジャースが選出された。

     トレードでレッドソックスからドジャースへ移籍したベッツは、2020年シーズン終了後にフリーエージェントとなる。異例の60試合制とはいえ、シーズンが開催されることになり、ドジャースはベッツが1試合もプレーしないままフリーエージェント市場へ出ていくという最悪の事態を回避できた。

     昨年MVPのコディ・ベリンジャーや球界を代表する左腕クレイトン・カーショウ、若きエース右腕ウォーカー・ビューラーを擁する地区7連覇中のチームにベッツやデービッド・プライスが加入。戦力の充実度や選手層の厚さは群を抜いており、地区8連覇に向けて視界は良好だ。

     2位のヤンキースは、シーズン開幕が延期されたことによる恩恵を最大限に受けるチームである。故障による出遅れが確実となっていたアーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントン、ジェームス・パクストン、アーロン・ヒックスといった主力選手たちが開幕からプレーできるのだ。契約最終年を迎えた田中将大のピッチングにも注目が集まる。

     3位にはアストロズがランクイン。こちらも、開幕絶望だったエースのジャスティン・バーランダーが開幕からプレーできることになった。ゲリット・コールを失ったものの、バーランダーとザック・グレインキーが二本柱となり、トミー・ジョン手術明けのランス・マカラーズJr.も戻ってくる。ただし、サイン盗み問題の影響は懸念材料だ。

     今回発表されたパワーランキングは以下の通り。

    1位 ドジャース
    2位 ヤンキース
    3位 アストロズ
    4位 ツインズ
    5位 ブレーブス
    6位 レイズ
    7位 アスレチックス
    8位 ナショナルズ
    9位 カージナルス
    10位 カブス
    11位 インディアンス
    12位 フィリーズ
    13位 メッツ
    14位 レッズ
    15位 ダイヤモンドバックス
    16位 ブリュワーズ
    17位 エンゼルス
    18位 レッドソックス
    19位 パドレス
    20位 ホワイトソックス
    21位 ブルージェイズ
    22位 レンジャーズ
    23位 ジャイアンツ
    24位 ロッキーズ
    25位 マーリンズ
    26位 ロイヤルズ
    27位 パイレーツ
    28位 マリナーズ
    29位 オリオールズ
    30位 タイガース

  • ルースのWARはヤンキースの現役選手13人分!?

    2020.7.1 18:20 Wednesday

     メジャーリーグ公式サイトのマイケル・クレアは、球団史上最高のWAR(Baseball-Reference版)を記録した選手と現役選手を比較し、「何人の現役選手を集めれば球団史上最高の選手を超えられるか」という企画を実施。クレアの記事によると、ロースター内の現役選手のWARを合計しても球団史上最高の選手を超えられないチームは12球団も存在する。ここでは、この企画の結果を紹介する。

     各選手のWARは該当チームに所属している期間に記録したものが使用されている。球団史上最高の選手を超えられなかった12球団は以下の通り。

    オリオールズ:カル・リプケンJr.(95.9)
    ブルージェイズ:デーブ・スティーブ(56.8)
    ホワイトソックス:ルーク・アプリング(77.1)
    タイガース:タイ・カッブ(144.7)
    ツインズ:ウォルター・ジョンソン(164.5)
    マリナーズ:ケン・グリフィーJr.(70.6)
    ブレーブス:ハンク・アーロン(142.6)
    マーリンズ:ジャンカルロ・スタントン(35.7)
    フィリーズ:マイク・シュミット(106.9)
    パイレーツ:ホーナス・ワグナー(120.1)
    パドレス:トニー・グウィン(69.2)
    ジャイアンツ:ウィリー・メイズ(154.6)

     現役選手が球団史上最高のWARを記録しているケースも存在する。エンゼルスのマイク・トラウト(72.8)だ。トラウトは2017年シーズン中にチャック・フィンリー(51.8)を上回り、WARで球団史上1位に躍り出た。

     一方、複数の現役選手を合計することで球団史上最高の選手を超えられるチームは以下の17球団である。

    レッドソックス:テッド・ウィリアムス(121.9)
    6人
    ダスティン・ペドロイア(51.6)
    ザンダー・ボガーツ(21.5)
    ジャッキー・ブラッドリーJr.(15.9)
    クリス・セール(15.3)
    アンドリュー・ベニンテンディ(9.9)
    J・D・マルティネス(9.8)

    ヤンキース:ベーブ・ルース(142.6)
    13人
    ブレット・ガードナー(42.3)
    アーロン・ジャッジ(19.1)
    田中将大(16.8)
    ルイス・セベリーノ(11.6)
    ゲーリー・サンチェス(11.2)
    アーロン・ヒックス(9.1)
    グレイバー・トーレス(6.7)
    DJ・レメイヒュー(5.9)
    アロルディス・チャップマン(5.5)
    チャド・グリーン(5.3)
    ジャンカルロ・スタントン(4.7)
    ジオ・ウルシェラ(3.9)
    マイク・トークマン(3.8)

    レイズ:エバン・ロンゴリア(51.8)
    5人
    ケビン・キアマイアー(25.7)
    ブレイク・スネル(10.3)
    ウィリー・アダメス(5.6)
    ジョーイ・ウェンドル(5.6)
    チャーリー・モートン(4.9)

    インディアンス:ナップ・ラジョイ(79.8)
    3人
    カルロス・サンタナ(28.9)
    フランシスコ・リンドーア(27.6)
    ホゼ・ラミレス(25.7)

    ロイヤルズ:ジョージ・ブレット(88.6)
    5人
    アレックス・ゴードン(35.1)
    サルバドール・ペレス(22.1)
    ダニー・ダフィー(17.3)
    ウィット・メリフィールド(13.3)
    イアン・ケネディ(7.3)

    アストロズ:ジェフ・バグウェル(79.9)
    3人
    ホゼ・アルトゥーベ(36.7)
    ジョージ・スプリンガー(25.4)
    カルロス・コレア(24.5)

    アスレチックス:エディ・プランク(77.6)
    7人
    マーカス・セミエン(20.5)
    マット・チャップマン(19.8)
    マット・オルソン(12.2)
    ショーン・マネイア(8.5)
    クリス・デービス(7.8)
    マーク・キャナ(6.1)
    ラモン・ラウレアーノ(5.9)

    レンジャーズ:イバン・ロドリゲス(50.0)
    3人
    エルビス・アンドルース(30.9)
    マイク・マイナー(11.1)
    秋信守(8.4)

    メッツ:トム・シーバー(78.8)
    5人
    ジェイコブ・デグロム(35.5)
    ノア・シンダーガード(15.7)
    マイケル・コンフォート(12.4)
    スティーブン・マッツ(8.0)
    ジェフ・マクニール(7.9)

    ナショナルズ:ゲーリー・カーター(55.8)
    2人
    ライアン・ジマーマン(38.5)
    マックス・シャーザー(36.2)

    カブス:ロン・サント(72.1)※
    3人
    アンソニー・リゾー(33.9)
    クリス・ブライアント(23.9)
    カイル・ヘンドリックス(19.4)

    レッズ:ピート・ローズ(78.1)
    3人
    ジョーイ・ボットー(62.0)
    エウヘニオ・スアレス(14.1)
    ルイス・カスティーヨ(8.1)

    ブリュワーズ:ロビン・ヨーント(77.3)
    4人
    ライアン・ブラウン(46.8)
    クリスチャン・イェリッチ(14.3)
    ロレンゾ・ケイン(11.7)
    ジョシュ・ヘイダー(6.7)

    カージナルス:スタン・ミュージアル(128.3)
    5人
    アダム・ウェインライト(40.5)
    ヤディアー・モリーナ(40.1)
    マット・カーペンター(28.3)
    カルロス・マルティネス(16.0)
    コルテン・ウォン(15.6)

    ダイヤモンドバックス:ランディ・ジョンソン(50.9)
    5人
    デービッド・ペラルタ(13.2)
    ケテル・マーテイ(12.6)
    ニック・アーメッド(10.4)
    ロビー・レイ(9.5)
    ジェイク・ラム(8.5)

    ロッキーズ:トッド・ヘルトン(61.8)
    3人
    ノーラン・アレナード(37.5)
    トレバー・ストーリー(18.6)
    チャーリー・ブラックモン(17.1)

    ドジャース:ピー・ウィー・リース(68.2)
    2人
    クレイトン・カーショウ(67.9)
    ジャスティン・ターナー(27.4)

    ※カブスはキャップ・アンソンが球団史上最高の84.7を記録しているが、プレーしたのが19世紀のみであるため、今回の企画では対象外となっている。

  • メジャー史上初の日本人先発投手対決を「SPOZONE」で配信!

    2020.7.1 16:15 Wednesday

     メジャーリーグの2020年シーズンのライブ配信を行うことを発表したスポーツライブ配信サイト「SPOZONE(スポゾーン)」では、シーズン開幕までの期間に日本語実況・解説つきの「クラシックマッチ」の配信を行う。その第1弾として、1999年5月7日(現地時間)にヤンキー・スタジアムで行われたマリナーズ対ヤンキースの試合が、日本時間7月1日に視聴可能となった。

     1999年5月7日(現地時間)に行われたこの試合では、マック鈴木(マリナーズ)と伊良部秀輝(ヤンキース)による史上初の日本人先発投手対決が実現。ともにメジャー3年目のシーズンを迎えていた23歳のマックと30歳の伊良部がヤンキー・スタジアムで投げ合った。

     マリナーズの打線には、ケン・グリフィーJr.とエドガー・マルティネスという2人の殿堂入り選手のほか、現在レッズで監督を務めるデービッド・ベルも名を連ねている。一方のヤンキースは、今年アメリカ野球殿堂入りを果たしたばかりのデレク・ジーターのほか、ポール・オニール、バーニー・ウィリアムス、ティノ・マルティネス、ホルヘ・ポサダなど、豪華ラインナップだ。

     「SPOZONE」のコンテンツは、iOSとAndroidのアプリのほか、Webサイト(https://www.spozone.jp/)からも視聴可能。「クラシックマッチ」は無料会員登録後に視聴できる。

  • 2020年シーズン 「SPOZONE」でのライブ配信が決定

    2020.7.1 14:00 Wednesday

     スポーツライブ配信サイトの「SPOZONE(スポゾーン)」は日本時間7月1日、メジャーリーグの2020年シーズンのライブ配信を行うことを発表した。同サイトはすでに韓国プロ野球のライブ配信のほか、「2020年注目選手」、「2020年注目プロスペクト」、「日本人選手名シーン」、「クラシックマッチ」といったメジャーリーグのコンテンツを提供しているが、それに加えて日本時間7月24日に開幕予定の2020年シーズンのライブ配信も行われる。

     「SPOZONE」の発表によると、2年ぶりに「二刀流」を再開することで注目される大谷翔平が所属するエンゼルスは全試合放送。エンゼルス戦以外には、日本人選手が所属するチームの試合を中心に放送されるようだ。また、MLBジャーナリストのAKI猪瀬氏など、豪華メンバーによる日本語の実況・解説も用意されるという。

     オンラインでのメジャーリーグのライブ配信は、これまで「DAZN(ダゾーン)」(2016~2019年)と「スポナビライブ」(2016~2017年)で行われてきたが、2020年シーズンについては、現時点では「SPOZONE」のみが配信予定となっている。

     新型コロナウイルスの感染拡大によりシーズン開幕が大幅に遅れ、今月下旬にようやく開幕を迎えるメジャーリーグ。「二刀流」を再開する大谷だけでなく、今年からメジャーリーグに挑戦する秋山翔吾(レッズ)、筒香嘉智(レイズ)、山口俊(ブルージェイズ)、契約最終年を迎える田中将大(ヤンキース)、エースとして期待されるダルビッシュ有(カブス)、新天地での活躍を目指す前田健太(ツインズ)、菊池雄星と平野佳寿のマリナーズ・コンビといった日本人選手たちの活躍を「SPOZONE」でチェックしよう。

     ※「SPOZONE」のコンテンツはiOSとAndroidのアプリのほか、Webサイト(https://www.spozone.jp/)上からも視聴可能。

  • 元MVP選手たちが初代コミッショナーの名前の削除を要望

    2020.7.1 13:20 Wednesday

     過去にMVPを受賞した複数の元スター選手たちが、MVPのトロフィーからケネソー・マウンテン・ランディス(初代コミッショナー)の名前を削除するよう求めていることが明らかになった。ランディスは黒人選手に門戸を開くことに否定的で、ランディスがコミッショナーを務めた1920~1944年に黒人選手がメジャーの舞台でプレーすることはなかった(1947年にジャッキー・ロビンソンがメジャーデビュー)。

     AP通信によると、黒人選手への門戸を閉ざしたランディスの名前を削除するよう求めているのは、バリー・ラーキン、マイク・シュミット、テリー・ペンドルトンといった元スター選手たちだ。

     MVPは1944年以降「ケネソー・マウンテン・ランディス・メモリアル・ベースボール・アワード」となり、トロフィーにはランディスの名前と顔が掲げられている。ブラックソックス事件について厳しい処分を下すなど、球界の最高権力者としてコミッショナーの地位を確立したランディスだが、黒人選手に門戸を開かなかったことについて否定的な声は多い。

     ラーキンは「彼はメジャーリーグがカラーバリアを打ち破るのを遅らせた。黒人選手たちは人種的な不公平や不平等を経験しなければならなかった」とランディスを批判。「彼の名前を賞やトロフィーに掲げるべきではない。彼の名前が外されるとしても、私は全く反対しないだろう」とランディスの名前を削除することを求めた。

     史上最高の三塁手と言われるシュミットも「有色人種への門戸を閉ざすことで人種差別を促進した」とランディスを批判。「当時はそれが普通だったのかもしれないが、正しいことではない。彼の名前を削除することは、当時の不正を暴くことになる。私は喜んでトロフィーを交換してもらうよ」と語った。

     ペンドルトンも「今は2020年だ。世界中で様々なことが変化している。その変化は良い方向に進む可能性がある。名前を変えるときが来たのかもしれないね」とランディスの名前を削除する動きを後押しした。

     AP通信によると、全米野球記者協会のジャック・オコンネルは「問題が提起され、理事会での議論と投票を経て承認されれば、MVPのトロフィーを変更できる」と語ったという。もしランディスの名前を削除することが決定されれば、MVPのトロフィーは新たにデザインされることになるようだ。

  • ロッキーズがケンプとマイナー契約 デズモンドの代役候補

    2020.7.1 12:40 Wednesday

     ロッキーズのジェフ・ブライディッチGMは日本時間7月1日、ベテラン外野手のマット・ケンプをマイナー契約で獲得する見込みであることを明らかにした。ロッキーズでは主力選手の1人であるイアン・デズモンドが今年プレーしない意向であることを表明しており、ケンプにはデズモンドの代役としての働きが期待される。

     現在35歳のケンプは、今年2月にマーリンズとマイナー契約を結び、招待選手としてスプリング・トレーニングに参加していたが、オープン戦では11試合で28打数4安打(打率.143)とアピールに失敗。先日発表されたマーリンズの「プレーヤー・プール」にケンプの名前はなかった。

     ブライディッチによると、ロッキーズはオフシーズンのあいだからケンプの動向を注視していたという。24~48時間以内にデンバーに到着し、新型コロナウイルスの検査を含む手続きを行う予定となっている。

     ケンプはメジャー14年間で通算1780安打、打率.285、281本塁打、1010打点、183盗塁、OPS.822を記録。2011年に39本塁打と126打点を記録して二冠王となり、40盗塁もマークして「40-40」達成まであと一歩に迫った。この年はMVP投票で2位となり、2009年に続いてシルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞をダブル受賞。オールスター・ゲームにも過去3度(2011年、2012年、2018年)選出されている。

     昨年はレッズの開幕ロースターに名を連ねたものの、20試合で60打数12安打(打率.200)に終わり、5月上旬に解雇。その後、メッツとマイナー契約を結んだが、メッツではメジャーに昇格できず、7月中旬に解雇された。

     ブライディッチはケンプについて「彼が(敵軍の選手として)我々に多くのダメージを与えてきたことは知っている。マイナー契約だけど、彼にとってはチャンスだ。彼は自身の長いキャリアをすぐに終えたいとは考えていないからね」とコメント。ケンプはレフトまたは指名打者のレギュラー争いに加わることになりそうだ。

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