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  • 2年目左腕・ニューカムを3本塁打で援護したブレーブスが快勝

    2018.4.9 17:00 Monday

    【ブレーブス4-0ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

     再建途上でまだ勝負モードには切り替わっていないとの見方が大半を占めているブレーブスが、2013年以来5年ぶりとなる開幕から3カード連続勝ち越しの好スタートを切った。日本時間4月9日のロッキーズ戦では2年目左腕のショーン・ニューカムが強力打線を相手に6回無失点の好投。「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドで先発投手が6イニング以上を無失点に抑え、9奪三振以上かつ無四球をマークしたのは史上3人目の快挙だった。開幕シリーズで対戦したフィリーズはともかく、ナショナルズとロッキーズは昨季ポストシーズンに進出した強豪チームであり、ブレーブスの好スタートをまぐれの一言で片付けるのは失礼だろう。

     ブレーブスのブライアン・スニッカー監督は、ニューカムの好投について「これが我々全員が探し求めていたものだよ」と嬉しそうに話した。オープン戦の5先発で防御率2.35、被打率.158、WHIP0.91という好成績を残し、開幕ローテーションの座を手中に収めたニューカムだったが、日本時間4月3日の今季初登板(対ナショナルズ)では5回途中までに4つの四球を与え、6失点(自責点5)で敗戦投手に。昨季は19先発で無四球の試合が一度もなかったが、今日の試合では見事な快投を披露した。

     4回まで無得点に封じられていたブレーブス打線は、好投を続けるニューカムを援護しようと奮起し、5回表にオジー・アルビーズのタイムリー二塁打で1点を先制。6回表にはニック・マーケイキスとダンズビー・スワンソンに2者連続本塁打が飛び出し、7回表にアルビーズの3号ソロでリードを4点に広げた。終盤3イニングは3人のリリーバーがロッキーズの攻撃を1安打に封じ、4投手による完封リレーが完成。ロッキーズ3連戦の勝ち越しが決定した(2勝1敗)。

     ニューカムによると、第3の球種であるチェンジアップを上手く使えたことが、今日の好投に繋がったという。エース級のポテンシャルを秘める24歳の左腕が本格開花を遂げれば、若手有望株を多数擁するブレーブスの未来はさらに明るくなりそうだ。

  • 3連戦の打率1割台のアストロズ モートンの好投で3連戦勝ち越し

    2018.4.9 15:00 Monday

    【パドレス1-4アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     アストロズのA.J.ヒンチ監督は「この3連戦、我々は攻撃面ではほとんど何もできなかった。でも、3連戦に勝ち越すことはできた」とパドレスとの3連戦を振り返った。1972年の球団記録に並ぶ8勝2敗の好スタートを切ったアストロズだが、パドレス3連戦でのチーム打率は.174どまり。3試合でわずか6点しか奪えなかった。しかし、投手陣が頑張りを見せるなかで、勝つために最低限必要な得点を奪い、2勝1敗で勝ち越し。ヒンチが「攻撃面ではベストの3連戦とは言えなかった」と語るなかでもしっかり勝ち越せるのが、昨年のワールドシリーズ王者の強さなのだろう。

     3連戦の勝ち越しを決めたこの試合で勝利の立役者となったのは、チャーリー・モートンとマックス・スタッシのバッテリーだ。先発のモートンは2回表に二死一、三塁、4回表に二死一、二塁、6回表に一死満塁のピンチを背負ったものの、失点は6回表一死満塁から内野ゴロの間に失った1点だけ。しかも、この回のピンチにはハンター・レンフローのエラーが絡んでおり、モートンは今季2先発で計12イニングを投げて自責点ゼロを継続している(2勝0敗、防御率0.00)。

     「8番・捕手」で先発出場したスタッシは、モートンとのバッテリーで3度にわたるピンチを凌いだだけでなく、5回裏一死二、三塁のチャンスで回ってきた第2打席でタイソン・ロスのスライダーを捉え、レフトスタンドへ先制スリーランを叩き込んだ。4回までロスの前にわずか1安打に封じられていただけに、この試合の最初のチャンスをモノにしたスタッシの一発は、試合の流れを変えたという点でも大きな意味を持つ一発となった。

     アストロズは1点を返された直後の6回裏にジョシュ・レディックの3号ソロで再びリードを3点に広げ、7回以降はウィル・ハリス、ジョー・スミス、ブラッド・ピーコックが無失点リレー。危なげのない試合運びでパドレス3連戦の勝ち越しを決めた。

  • キンターナが6回無失点の好投 カブスがロード9試合を勝ち越し

    2018.4.9 14:30 Monday

    【カブス3-0ブリュワーズ】@ミラー・パーク

     開幕からロードでの戦いが続いていたカブスが、ロード9試合の最終戦となる日本時間4月9日のブリュワーズ戦に3対0で快勝。ロード9試合を5勝4敗と勝ち越して明日の本拠地開幕戦を迎えることになった。先発のホゼ・キンターナは6イニング、87球を投げ、ブリュワーズ打線を散発3安打に抑える快投。キンターナの後はジャスティン・ウィルソン、カール・エドワーズJr.、ブランドン・モローが計3イニングをパーフェクトに抑え、4投手による完封リレーを完成させた。なお、ブリュワーズを得意としているキンターナは、この日の快投により、対ブリュワーズの通算成績(5試合)を3勝1敗、防御率0.75としている。

     敵地ミラー・パークで得意のブリュワーズ相手に6回無失点の好投で勝利投手となったキンターナは、試合後「ミラー・パークでプレイし続けたいんじゃないの?」と尋ねられ、「そんなことはないよ。ホーム(のリグリー・フィールド)に戻りたいよ」と答えた。キンターナは昨年9月にミラー・パークでのブリュワーズ戦で3安打完封をマーク。今回も敵地で見事なピッチングを見せたが、明日に控える本拠地開幕戦を待ちわびている様子だった。

     好投するキンターナに打線も援護点をプレゼント。4回表にベン・ゾブリストの1号ソロで先制すると、5回表にはキンターナが送りバントを決めて作った二死二塁のチャンスでアルバート・アルモーラJr.がタイムリー二塁打を放ち、リードを2点に広げた。さらに、7回表には一死一、二塁の場面でキンターナの代打として登場したトミー・ラステラの打球が相手のエラーを誘い、3点目をゲット。この3点をリリーフ陣が最後まで守り抜いた。

     カブスのジョー・マドン監督は「ブリュワーズは(左腕のキンターナに対して)右打者を並べてきたね。でも、キンターナにとっては大した問題ではない。彼が自分のボールをしっかり投げられているとき、打者の左右は関係ないんだ。今日はとても良いピッチングをしてくれたよ」とキンターナのピッチングを絶賛していた。

  • 新天地初登板のファイアーズが6回無失点 タイガースが接戦制す

    2018.4.9 13:00 Monday

    【タイガース1-0ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

     昨年12月にタイガースと契約し、今季は開幕から故障者リストに入っていたマイク・ファイアーズが、日本時間4月9日のホワイトソックス戦で今季初登板。味方打線が初回にミゲル・カブレラの犠牲フライで1点を先制しながらも、なかなか追加点を奪えないという状況のなかで、6イニングを3安打無失点に抑える好投を見せ、新天地デビューを見事に白星で飾った。

     「相手打者が嫌がるところへ投げようと意識していたんだ」とファイアーズは自身のピッチングを振り返った。味方打線が1点を先制してくれた直後の1回裏に、アビサイル・ガルシアのヒットと2つの四死球で一死満塁のピンチを背負ったが、「自分のピッチングをして、味方の守備力を信じようと心掛けた」と語ったように、ニッキー・デルモニコをショートライナー、ウェリントン・カスティーヨをショートゴロに抑えて無失点。初回のピンチを凌いだことで波に乗り、3回から6回にかけて打者11人を連続で打ち取る好投を披露した。

     タイガース打線はレオニス・マーティンが放った2安打のみに終わり、ファイアーズにさらなる援護点をプレゼントすることはできなかったものの、ファイアーズの降板後はアレックス・ウィルソン、ダニエル・スタンプ、ジョー・ヒメネス、シェーン・グリーンの4投手が無失点リレーを展開。初回にもぎとった1点を守り抜いた。

     昨季のファイアーズは7月末の時点で3点台の防御率をキープしていたものの、8月に防御率7.44、9月に防御率16.00と大崩れ。シーズン通算の防御率5.22は10試合以上に先発したシーズンでは自己最悪の数字だった。それだけに、復活をアピールできた今日の登板についてファイアーズは「大きな先発登板だよ」と語る。ブリュワーズ時代の2014年に71.2イニングのみの登板ながら防御率2.13をマークし、翌2015年には規定投球回をクリアして3点台の防御率を記録したファイアーズ。この右腕が本来の姿を取り戻せば、若きエースのマイケル・フルマーとともに先発ローテーションの軸となってくれるはずだ。

  • ダルビッシュに勝敗つかずもカブスが最終回に鮮やかな逆転勝利

    2018.4.8 13:00 Sunday

    【カブス 5-2 ブリュワーズ】@ミラー・パーク

     今年はエンゼルスの大谷翔平をはじめ多くの日本人選手達の活躍が期待される。その中でも注目の1つとしてはカブスに移籍したダルビッシュ有の登板だ。日本時間4月8日に行われたブリュワーズ戦では6回を投げて2安打1失点と好投するも勝敗はつかず、またも今季初勝利はお預けとなった。

     前回登板のマーリンズ戦では5回途中4失点と安定感を欠いたダルビッシュ。今季2度目の登板となった今試合ではでは立ち上がりこそ四球からの暴投で2死二塁のピンチも後続を抑えて無失点スタートと上々のスタートを切った。その後も武器のスライダーが冴えわたり、オフに大型補強を敢行したブリュワーズ打線に的を絞らせない圧巻の投球を披露した。4回裏の投球では先頭打者のエリック・テームズにスライダーをライトスタンドへと運ばれるもこの日の失点はこの1失点のみで6回までわずかクオリティスタート(6回3自責点以下)も達成してリリーフ陣に後を託した。この日のダルビッシュは94球でブリュワーズ打線から9奪三振と安定していた。

     ダルビッシュの好投に応えたいカブス打線だったが相手先発、ザック・デイビーズの前に三振の山を築いてしまう。それでも6回表に先頭打者として打席に立ったクリス・ブライアントが同点弾を放ち1対1とするのがやっとの状態。デイビーズもダルビッシュに負けじと6回4安打1失点8奪三振と好投をみせた。試合は8回にブリュワーズが1点追加し迎えた9回表のカブスの攻撃。ビクター・カラティーニのヒットをきっかけに1死満塁のチャンスをつくるとベン・ゾブリスト、イアン・ハップの連続タイムリーで逆転に成功すると代打で登場した投手のジョン・レスターがダメ押しのスクイズを決めて5対2と逆転勝利を収めた。

     ダルビッシュにこそ勝ちは付かなかったが、最終回に劇的な逆転勝ちを収めたカブス。この結果があるのも先発のダルビッシュが試合をつくったことが要因として挙げられるだろう。次回登板こそは3度目の正直でカブス移籍後初勝利を飾りたい。

  • ボガーツの満塁弾などで10得点したレッドソックスが7連勝

    2018.4.8 12:00 Sunday

    【レイズ 3-10 レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     ア・リーグ東地区首位を走っているレッドソックスの勢いが止まらない。日本時間4月8日を迎えるまでに4月は負けなしであり、昨年、地区優勝を果たしながらも世界一の座に届かなかった悔しさを晴らしているかのようにスタートダッシュに成功している。そしてレイズとの同地区対決でも現在の勢いそのままに強さを発揮した。

     この日のレッドソックスの先発はリック・ポーセロ。前回登板となったトロピカーナ・フィールドでのレイズ戦では5回1/3を投げて1失点と好投し、今季初勝利を飾っている。昨年は200投球回を達成するも17敗を喫し巻き返しに燃えるシーズンを過ごしている。今回は本拠地のフェンウェイ・パークで前回勝利したレイズに立ちはだかるが、立ち上がりから1死一・三塁のピンチを迎えるとブラッド・ミラーにタイムリーツーベースを浴びて初回から2点を失ってしまう。それでも崩れることなく後続を抑えてこの回を最小失点で切り抜けた。

     ポーセロを援護したいレッドソックスは初回からレイズ先発、ジェイク・ファリアに襲いかかる。先頭打者のムーキー・ベッツがツーベースで出塁すると四球とヒットでいきなり無死満塁のチャンスを迎える。ここで打席に立ったJ.D.マルティネスがあわや満塁弾かという大きな犠牲フライを放って1点を返すとその後も連打で初回だけで4得点と一気に逆転し試合の主導権を握った。続く2回裏の攻撃では四球で走者をためて2死満塁の場面をつくるとザンダー・ボガーツがファリアのフォーシームを左中間スタンドへと運び満塁弾を放って序盤で8対2と大量リードとなった。

     味方の強力援護で立ち直ったポーセロはその後、武器のスライダーやチェンジアップらを駆使してレイズ打線に的を絞らせず試合を有利に進めたことで8回途中6安打3失点と先発としての役割を十分に果たしてマウンドを降りた。奪三振数は「7」を数え、緩急を使った投球が冴えわたった。打線も彼の好投に応えて7回裏にマルティネスとラファエル・デバースの本塁打でさらに2点を追加し10対3とレッドソックスが圧勝した。

     一方でレイズは初回に幸先よく先制するも先発のファリアが2回途中8失点と大炎上。打線も2回以降はわずか3安打しか打てず投打ともに精彩を欠いた試合となった。開幕から連敗に苦しむチームとしては次戦では勝利を掴みたいところだ。

  • 大谷の3試合連続弾を口火にエンゼルスが逆転勝利

    2018.4.7 18:00 Saturday

    【アスレチックス9-13 エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     二刀流ルーキー・大谷翔平の活躍によりチームもファンも盛り上がりを見せているエンゼルスは日本時間4月7日のアスレチックス戦に臨んだ。開幕戦以来の対決は本拠地であるエンゼル・スタジアムに戦いの場を移した。この日は両軍合わせ27安打が飛び出す乱打戦が展開され、ホームのエンゼルスが試合を制した。

     打者としての出場が続く大谷はこの日も「8番・DH」としてスタメン出場。これまで記録している本塁打はいずれも走者がいる場面で巡ってきており、この試合でも1打席1打席に注目が集まっていた。一方で対抗するアスレチックスは負けじと初回からジェド・ローリーの本塁打で先制すると続く2回表にはマット・ジョイスとマーカス・セミエンの2者連続本塁打など7安打でこの回終了時には6対0と大量リードした。エンゼルスの先発、パーカー・ブリッドウェルは2回途中6失点と試合をつくることができなかった。

     序盤から苦しい展開となったエンゼルスの雰囲気を変えたのは大谷のバットだった。2回裏に2死走者なしの場面で打席に立つと相手先発、ダニエル・ゴセットと対戦。3球目のツーシームをスタンドへと運んで3試合連続本塁打を記録した。大谷の一発で息を吹き返したエンゼルスは4回裏にアンドレルトン・シモンズやルイス・バルブエナらのタイムリーで5対6と1点差に詰め寄った。その後は両軍ともに打ちまくり7回表終了時にはアスレチックスが9対7でリードしていた。

     試合の流れが一変したのは7回裏のエンゼルスの攻撃。先頭打者のシモンズの出塁をきっかけに2死二・三塁のチャンスをつくると相手のエラー間に同点に追いつくと走者一・二塁とチャンスが続くエンゼルスは3番打者のジャスティン・アップトンが6番手・ブレイク・トライネンから勝ち越し3ランを放ち11対9と勝ち越しに成功した。8回裏にも1点を追加したエンゼルスはそのまま逃げ切り13対9で試合を決めた。

     この日の大谷は4打数1安打2打点の活躍。チームの逆転勝ちへのきっかけをつくったことは大きく、打者・大谷の存在は日が経つごとに貴重なものとなっている。

  • レイが5四球出しながら6回1失点の力投 平野はホールドを記録

    2018.4.6 18:00 Friday

    【ダイヤモンドバックス3-1カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

     4万6000人を超える大観衆が詰めかけたカージナルスの本拠地開幕戦。ダイヤモンドバックス先発のロビー・レイは、昨年7月にこの球場での試合で頭部に打球が直撃するアクシデントに見舞われ、およそ1ヶ月にわたって戦列を離れることになってしまったが、「あれは過去に起こったことであり、自分のなかではもう終わったことだよ」と本人が語るように、レイのピッチングには全く影響を与えなかった。5つの四球を与え、6イニングを投げ切るのに98球を要したものの、カージナルス打線をわずか2安打に抑える一方で9つの三振を奪う力投。レイの後を継いだリリーフ陣もカージナルス打線を完璧に抑え、ダイヤモンドバックスは4連勝となった。

     ダイヤモンドバックスは今季初登板となったカージナルス先発のアダム・ウェインライトの立ち上がりを攻め、2回表に一死満塁のチャンスを作ってレイの犠牲フライとデービッド・ペラルタのタイムリーで2点を先制。4回表にはペラルタが再びタイムリー二塁打を放ち、リードを3点に広げた。

     レイは4回裏に2つの四球で一死一、二塁のピンチを背負い、ヤディアー・モリーナにタイムリー二塁打を浴びて1点を返されたものの、ポール・デヨングを見逃し三振、ヤイロ・ムニョスを空振り三振に抑えてピンチを脱出。5回裏と6回裏は先頭打者を四球で歩かせたが、後続をしっかり抑え、6イニングを投げ切った。

     7回裏は平野佳寿がマウンドに上がり、デヨングを空振り三振、ムニョスをショートゴロ、代打のグレッグ・ガルシアをキャッチャーフライに抑える好投。その後はアンドリュー・チェイフィン、アーチー・ブラッドリー、ブラッド・ボックスバーガーのリレーでリードを守り抜いた。

     6勝1敗の好スタートを切ったトーリ・ロブロ監督は「ブルペンは今季の成功のカギを握る部分の一つだ。彼らは今のところ、非常に素晴らしい仕事をしてくれている」と終盤の3イニングを完璧に抑えたリリーフ投手陣の働きを絶賛。2点リードの7回裏を三者凡退に抑えた平野には今季2ホールド目が記録された。

  • ポランコが勝ち越し弾含む3打点 好調・パイレーツが快勝

    2018.4.6 17:00 Friday

    【レッズ2-5パイレーツ】@PNCパーク

     昨季、レッズの先発投手陣はパイレーツを除くナ・リーグの球団に対して防御率5.98という悲惨な数字に終わったが、パイレーツ相手には防御率2.65という好成績をマークしていた。そこで、パイレーツはレッズの先発投手陣を攻略するために、速球を待ち、早いカウントから積極的に打って出ることを徹底。この戦略が上手くハマり、1対1の同点で迎えた5回裏に一挙4得点を挙げて勝ち越しに成功した。なかでも「2番・ライト」で先発出場したグレゴリー・ポランコは3回裏に同点の犠牲フライ、5回裏に勝ち越しの2号ツーランを放ち、計3打点を叩き出す活躍。パイレーツは5対2でレッズに勝利し、今季の成績を5勝1敗とした。

     打席で考えすぎる傾向があったポランコにとって、「積極的に打っていけ」という指示は欠点の克服に一役買っているようだ。3回裏一死一、三塁のチャンスではカウント1-0からの2球目と3球目をいずれもファウルとし、4球目のチェンジアップをセンターへ運んで同点の犠牲フライ。5回裏には無死一塁の場面で初球のツーシームを捉え、センターへ勝ち越しの2号ツーランを叩き込んだ。

     ポランコは「僕は失敗を恐れていない。空振りするのを恐れていないし、アウトになるのも恐れていない。とにかく自分の才能を信じて、良いスイングをするだけだよ。自分がヒットを打てるということは知っている。大事なのは自信なんだ」と自身の心境の変化について語る。失敗を恐れず、積極的にスイングするようになったことが、ここまでOPS1.162という好成績につながっているようだ。

     パイレーツはポランコが勝ち越しツーランを放ったあと、コリー・ディッカーソンのタイムリー三塁打と相手のエラーで2点を追加し、この回一挙4点を勝ち越し。先発のスティーブン・ブロールトが5回1失点と好投し、リリーフ陣もレッズの反撃を1点に留めた。

     投打の中心選手をトレードで放出したにも関わらず、5勝1敗という好スタートを切ったパイレーツ。ポランコら主力選手が才能をフルに開花させるようなら、熾烈な優勝争いが予想されるナ・リーグ中部地区において台風の目となるかもしれない。

  • レスターが6回無失点の好投 打線も8得点でカブスが完勝

    2018.4.6 12:30 Friday

     【カブス 8-0 ブリュワーズ】@ミラー・パーク

     待ちに待ったカブスのエースの今季初勝利は敵地・ミラー・パークで行われているブリュワーズ戦で訪れた。日本時間4月6日の試合で今季2度目の先発登板となったジョン・レスターは6回3安打無失点と好投し、打線も2桁13安打8得点と爆発。アウェイの試合でブリュワーズを圧倒した。

     レスターは開幕投手を任された前回登板のマーリンズ戦で制球が定まらず、4回途中4失点と勝敗こそつかなかったが、先発としては不本意な成績に終わっていた。今季初勝利を狙った今回のブリュワーズ戦では初回に2死から3番打者のライアン・ブラウンへの四球をきっかけに2死二塁のピンチを招くが後続を抑えて上々の立ち上がりをみせた。その後も走者こそ背負うものの、武器のフォーシームやチェンジアップらを駆使しブリュワーズ打線に的を絞らせず、投球回を増やしていく。6回裏の最後の投球では2死からブラウンに二塁打を浴びて初回と同様の状況になるも次打者のトラビス・ショーを見逃し三振に抑えてマウンドを譲った。

     一方でエースを援護したいカブス打線は2回表、先頭打者のウィルソン・コントレラスのヒットで出塁したのをきっかけに1死一・三塁のチャンスをつくるとハビアー・バイエズが相手先発、ブレント・スーターのフォーシームをセンターへと運び2点を先制。その後は相手のミスやアディソン・ラッセルの二塁打などで7回終了時までに5対0と試合の主導権を握った。8回表にはベン・ゾブリストのタイムリー、そして守備から途中出場となったジェイソン・ヘイワードが9回表に勝利を決定づける一発を放ち、カブスは8対0と快勝した。

     本拠地で勝利を目指したブリュワーズだったが、先発のスーターが5回5失点と試合をつくることができず、打線もヘスス・アギラルが3安打と奮起したが終わってみれば打線はわずかに4安打と寂しい結果となった。また、昨年の守護神であるコリー・クネーベルが4番手として登板するものの、途中で左太ももを負傷する不運に見舞われた。今後はMRI検査を受けて故障の程度が明らかになるという。

  • ピベッタの好投とフランコの活躍でフィリーズが快勝

    2018.4.6 11:30 Friday

    【マーリンズ0-5フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     フィリーズの本拠地開幕戦は、フィリーズと同様に開幕からなかなか波に乗れないマーリンズとの対戦となった。開幕からの不甲斐ない戦い(1勝4敗)を受けて、本拠地シチズンズバンク・パークにつめかけた4万4000人を超えるファンからゲーブ・キャプラー監督に容赦ないブーイングが浴びせられたものの、先発のニック・ピベッタが6回途中まで無失点の好投を見せると、「6番・三塁」で先発出場したマイケル・フランコが1号ツーランを含む3安打4打点の大活躍。投打がガッチリ噛み合い、地元のファンの前で今季2勝目をマークした。

     チームを快勝に導いたのはメジャー2年目の右腕・ピベッタだ。6回途中まで97球を投げ、マーリンズ打線に許したヒットは4本だけ。自己最多に1つ届かないだけの15度の空振りを奪い、23度の見逃しストライクは自己最多だった。9つの三振を奪った一方で、与えた四球はゼロ。唯一のピンチとなった4回表二死二、三塁の場面ではキャメロン・メイビンから空振り三振を奪い、6回途中の降板の際には投手交代を決断したキャプラーに対して再びブーイングが浴びせられたほどだった。

     好投のピベッタを援護したのはフランコだ。1回裏二死満塁のチャンスでレフトへの2点タイムリーを放つと、3点リードの7回裏にはダメ押しの1号ツーランを放ち、一人で4打点を叩き出した。5回裏にはセンターへの三塁打を放っており、二塁打が出ていればサイクル安打達成という活躍ぶり。残念ながら快挙達成とはならなかったが、ピベッタの好投を猛烈に援護した。

     地元ファンから2度のブーイングを浴びたキャプラーは「彼らは選手たちを応援してくれていた。それが一番大事なことだよ」と自身へのブーイングを意に介していない様子。ピベッタが100球に近付いたところで、左打者のジャスティン・ボーアに対して左腕のアダム・モーガンをぶつけた采配も間違っていなかった。ジェイク・アリエタやカルロス・サンタナを獲得したとはいえ、まだ再建途上のフィリーズ。新監督のキャプラーはチームとともに成長していくことだろう。

  • メッツが効果的な3本塁打で強敵・ナショナルズに快勝

    2018.4.6 10:30 Friday

    【メッツ8-2ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     ナショナルズは本拠地開幕戦の先発に昨季15勝のスティーブン・ストラスバーグを送り込み、必勝を期した。一方、4勝1敗の好スタートを切ったメッツは、昨季チームから唯一オールスター・ゲームに出場したマイケル・コンフォートが戦列に復帰し、「1番・センター」で先発出場。先発のマウンドにはストラスバーグ同様、昨季15勝をマークしたジェイコブ・デグロムが上がった。好投手同士の対戦となったこの一戦は、要所でメッツ打線に効果的な本塁打が3本も飛び出し、メッツが8対2で快勝した。

     序盤はナショナルズのペースだった。初回にアンソニー・レンドンがタイムリーを放って1点を先制し、2回表にストラスバーグのボークで同点に追い付かれたものの、3回裏には再びレンドンがタイムリー二塁打を放って勝ち越し。しかし、ストラスバーグはこのリードを守ることができなかった。

     4回表、先頭打者のヨエニス・セスペデスが低めの速球を見事に捉え、3号同点ソロ。5回表には戦列復帰したばかりのコンフォートが逆方向へ1号勝ち越しツーランを叩き込んだ。ストラスバーグは「あの2球をやり直したい。セスペデスはローボール・ヒッターなのに、低めに投げてしまった。コンフォートに打たれたボールは完全な失投だ」と自身の投球を悔やんだ。

     ナショナルズが6回裏に無死満塁のチャンスを無得点で終えると、直後の7回表にはジェイ・ブルースが二死満塁のチャンスで1号グランドスラム。リードを6点に広げる一発で、試合の行方を決定づけた。ブルースは「ナショナルズのような強敵に勝てたのは大きいよ。これをシーズンを通して続けていきたいね。僕たちは9月まで意味のある試合を続けたいんだ。そのためには強敵を倒していかなくてはいけない」とナショナルズ相手の勝利を喜んだ。

     メッツはこれで5勝1敗と好調を維持。一方のナショナルズは開幕4連勝後、3連敗となった。「ナショナルズ1強」との予想が大半を占めていたナ・リーグ東部地区だが、メッツが優勝争いを面白くしてくれそうな気配が漂い始めている。

  • ロッキーズが守り勝ち パドレスとの接戦を制す

    2018.4.6 10:00 Friday

    【ロッキーズ3-1パドレス】@ペトコ・パーク

     強打のチームという印象が強いロッキーズだが、ノーラン・アレナード、DJレメイヒュー、ヘラルド・パーラと各ポジションにゴールドグラブ賞経験者を揃えたディフェンス面もハイレベルである。日本時間4月6日のパドレス戦では、6回無失点の好投を見せた先発のタイラー・アンダーソンらをバックが好守で盛り立て、9回表に3点をもぎ取って勝利を収めた。ロッキーズ打線はパドレス投手陣の前にわずか4安打に封じられており、まさに「守り勝ち」と呼ぶに相応しい試合展開だった。

     先発のアンダーソンはバックの好守に助けられながら、順調にアウトを積み重ねていった。2回裏はトレバー・ストーリーがフレディ・ギャルビスのショートライナーを好捕し、3回裏にはアレナードがオースティン・ヘッジスの三塁線を襲うライナーを見事にダイビングキャッチ。7回裏、アンダーソンが先頭のハンター・レンフローにヒットを浴びて降板すると、2番手のアダム・オッタビーノがギャルビスにライト前ヒットを打たれたものの、パーラが打球をショートバウンドで押さえて素早く三塁へ送球し、一塁走者のレンフローをアウトにする好プレイもあった。ロッキーズのバド・ブラック監督は「レメイヒューやアレナードがゴールドグラブ賞を受賞しているのは決して偶然ではないんだよ」と誇らしげに話していた。

     打線は9回表にパドレスのクローザー、ブラッド・ハンドから2四球とエラーで無死満塁のチャンスを作り、一死後にライアン・マクマーンが押し出し四球を選んで先制。二死後、レメイヒューがライトへのタイムリーを放ってリードを3点に広げた。

     9回裏は守護神ウェイド・デービスの登場。先頭のマニュエル・マーゴに1号ソロを浴びて今季初失点を喫したものの、ホゼ・ピレラをショートゴロ、エリック・ホズマーを空振り三振、レンフローを見逃し三振に抑え、今季4セーブ目をマークした。

     貴重な押し出し四球を選んだマクマーンは「これまでほとんどチームに貢献できていなかった。チームの勝利に貢献できて良かったよ。良い形で本拠地開幕戦を迎えられるね」と嬉しそうに話していた。

  • ロッキーズのエース・グレイが7回無失点の好投で今季初勝利!

    2018.4.5 15:30 Thursday

    【ロッキーズ5-2パドレス】@ペトコ・パーク

     パドレスの本拠地ペトコ・パークで行われているロッキーズ対パドレスの4連戦。お互いに1勝1敗で迎えた日本時間4月5日の第3戦は、ロッキーズのエース、ジョン・グレイが7回無失点の見事なピッチングを見せ、チームを勝利に導いた。グレイは開幕戦の初回に3失点を喫したあと、10イニング連続無失点を継続しており、この数字がどこまで伸びるか注目される。また、ロッキーズとの契約延長が発表されたチャーリー・ブラックモンは定位置の「1番・センター」で先発出場し、2安打2得点の活躍。リードオフマンとしての役割をしっかり果たし、チームの勝利に貢献した。

     26歳のグレイがエース級のポテンシャルを十二分に発揮した試合だった。7イニングを投げて複数の安打を許したイニングは一度もなく、得点圏に走者を背負ったのもコリー・スパンジェンバーグに二塁打を浴びた5回裏と、死球とヒットで一死一、二塁のピンチを作った6回裏の2イニングだけ。両イニングとも落ち着いたピッチングで後続を打ち取り、パドレス打線に得点を許さなかった。

     一方のロッキーズ打線は序盤から活発に機能し、1回表は1番・ブラックモンからの3連打であっさり先制。一死後、トレバー・ストーリーのグラウンドルール・ダブルで2点を追加した。続く2回表には二死走者なしからブラックモンのヒットをきっかけに満塁のチャンスを作り、イアン・デズモンドのタイムリーでさらに2点を追加。序盤の2イニングでグレイに5点の援護をプレゼントした。

     8回裏にリリーフ陣がパドレスに2点を返されたものの、最後は守護神のウェイド・デービスが四球を出しながらも打者3人で抑えて試合終了。対戦成績を2勝1敗とし、明日の試合にシリーズ勝ち越しの望みをつないだ。なお、敗れたパドレスでは3点ビハインドの9回表に4番手として牧田和久が登板。ライアン・マクマーンから空振り三振を奪うなど、1イニングをパーフェクトに抑える好投を見せた。

  • マネイアが8回1失点 投打が噛み合ったアスレチックスが快勝

    2018.4.5 15:00 Thursday

    【レンジャーズ2-6アスレチックス】@オークランド・コロシアム

     お互い1勝1敗で迎えたレンジャーズ対アスレチックスの4連戦の第3戦は、4回までに5点をリードし、先発のショーン・マネイアが8回1失点と好投したアスレチックスが快勝した。アスレチックスは4回裏無死満塁の場面でブーグ・パウエルが一塁へのゴロを打ち、一塁手のジョーイ・ギャロが封殺を狙ってホームへ送球したものの、やや送球が逸れ、捕手のロビンソン・チリーノスが落球。これをきっかけにアスレチックスはこの回一挙4点を挙げたが、もしこのミスがなければ、レンジャーズは失点を最小限に抑えることができていたかもしれないだけに、レンジャーズにとっては痛恨のエラーとなってしまった。

     前回登板で8回途中1失点と好投しながらも打線の援護に恵まれず敗戦投手となったマネイアが、今季2度目の先発登板でも見事なピッチングを見せた。8イニングを投げ、レンジャーズ打線に許したヒットはわずか3本。この3本はいずれもシングルヒットであり、ヒットと四球でピンチを作り、内野ゴロの間に1点を奪われた5回表を除けば、ピンチらしいピンチもない安定したピッチングだった。

     前回はマネイアを見殺しにしたアスレチックス打線だが、この試合では2回裏にブルース・マックスウェルのタイムリー二塁打で先制。4回裏には無死満塁のチャンスを作り、相手のエラー、マーカス・セミエンの犠牲フライ、ジェッド・ラウリーのタイムリーで4点を追加した。5対1と4点リードで迎えた7回裏には、マット・オルソンのタイムリーで再びリードを広げ、9回は2番手のユスメイロ・ペティートが秋信守(チュ・シンス)に1号ソロを浴びたものの、後続の3人を打ち取って試合を締めくくった。

     エンゼルスとの開幕シリーズを1勝3敗と負け越したアスレチックスは、明日の試合にシリーズ勝ち越しと勝率5割復帰をかける。一方のレンジャーズは2勝5敗と負けが込んでおり、明日の試合を制して早めに悪い流れにストップをかけておきたいところだ。

  • 主砲・アブレイユが8回に決勝弾 ホワイトソックスがスイープ回避

    2018.4.5 14:30 Thursday

    【ホワイトソックス4-3ブルージェイズ】@ロジャース・センター

     ホワイトソックスが2度にわたってリードを奪いながらブルージェイズがしぶとく追い付き、3対3の同点のまま終盤を迎えた日本時間4月5日のホワイトソックス対ブルージェイズの一戦は、ホワイトソックスの主砲、ホゼ・アブレイユの一発が決勝点となった。8回裏の先頭打者として打席に入ったアブレイユはカウントが3-0となったところでベンチから「打ってよし」のサインをもらった。アブレイユがベルト付近への甘い速球を思い切りよく振り抜くと、打球は綺麗な放物線を描き、センター左へスタンドイン。この一発で勝ち越したホワイトソックスは4対3で接戦を制し、ブルージェイズ3連戦のスイープを回避した。

     カーソン・フルマー(ホワイトソックス)とアーロン・サンチェス(ブルージェイズ)が先発したこの試合は常にホワイトソックスが先手を取る形となり、2回表にマット・デービッドソンの4号ソロで先制。4回裏に内野ゴロの間に同点に追い付かれると、直後の5回表にヨアン・モンカダのあわや満塁本塁打かというタイムリーとアビサイル・ガルシアの押し出し死球で2点を勝ち越した。

     ところが、ブルージェイズも粘りを見せ、6回裏にスティーブ・ピアースとケンドリズ・モラレスのタイムリーで同点に。フルマーは5回0/3を投げて3失点、一方のサンチェスは6回を投げて3失点で降板し、勝負の行方はリリーフ陣に委ねられた。

     そして8回表。ブルージェイズはこの回からライアン・テペラがマウンドに上がっていたが、先頭のアブレイユに対してカウント3-0としてしまい、アブレイユが4球目の甘い速球を捉えて決勝本塁打とした。アブレイユ自身はカウント3-0から打って出ることにあまり乗り気ではなかったようだが、ベンチからの指示に従って甘い球を逃さず捉えた結果が決勝本塁打に。ホワイトソックスはネイト・ジョーンズからホアキム・ソリアという必勝リレーでこの1点を守り抜いた。

     主砲の一発でなんとかスイープを回避したホワイトソックスは、明日が本拠地開幕戦。開幕投手のジェームス・シールズを先発に立てて、同地区球団のタイガースを迎え撃つ予定となっている。

  • ツインズが6回の集中打で逆転勝利 パイレーツは今季初黒星

    2018.4.5 12:00 Thursday

    【ツインズ7-3パイレーツ】@PNCパーク

     雪が舞うパイレーツの本拠地PNCパークで行われたツインズ対パイレーツの一戦は、6回表に4本のタイムリーを集中して4点を挙げたツインズが逆転勝ちを収めた。一死三塁からミゲル・サノーのタイムリーで同点に追い付き、ローガン・モリソン、エドゥアルド・エスコバー、バイロン・バクストンがいずれもタイムリー二塁打を放って3点を勝ち越し。先発のジェイク・オドリッジは5回途中3失点で降板となったものの、2番手のテイラー・ロジャースから5番手のフェルナンド・ロドニーまで4人のリリーバーが無失点リレーでパイレーツの反撃を封じ、パイレーツの開幕4連勝をストップさせた。

     試合中盤までは開幕4連勝と勢いに乗るパイレーツが試合を優位に進めていった。初回にジョシュ・ベルの1号ツーランで先制し、ブライアン・ドージャーの4号ソロなどで一度は同点に追い付かれたものの、4回裏にコリン・モランのタイムリーで勝ち越し。先発のイバン・ノバはツインズ打線に連打を許さない安定したピッチングを見せていた。

     ところが6回表、ノバが先頭のドージャーを四球で歩かせると、ツインズはノバに2本のタイムリーを浴びせて逆転に成功し、ノバに代わってマウンドに上がったドビダス・ネベラウスカスからもエスコバーとバクストンがタイムリー二塁打を放って2点を追加。7回表にはサノーがこの日2本目のタイムリーを放ってリードを4点に広げ、このリードをリリーフ陣が守り抜いた。

     「僕たちはいろんな方法を使って点を取ることができるんだ」と語ったのはリードオフマンとして1本塁打、2四球、1盗塁の活躍を見せたドージャー。3回表に4号ソロを放ったドージャーは、6回表の先頭打者として四球を選んで出塁すると、暴投、内野ゴロ、タイムリーで生還し、自身の言葉を体現してみせた。

     オリオールズとの開幕シリーズを2勝1敗と勝ち越したツインズは、パイレーツとの2試合を1勝1敗で終え、明日からは本拠地ターゲット・フィールドでの試合が続く。まずは本拠地開幕戦を含むマリナーズとの3試合をしっかり勝ち越しておきたいところだ。

  • コービンの快投でDバックスがドジャース3連戦をスイープ!

    2018.4.5 11:00 Thursday

    【ドジャース0-3ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

     ダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督は早い段階から「今日のコービンはノーヒッター級のピッチングをする」と感じ、投手コーチのマイク・ブッチャーとベンチコーチのジェリー・ナーロンにそのことを伝えていたという。結果的に、ロブロの直感は間違っていなかった。パトリック・コービンはドジャース打線を8回途中までわずか1安打に封じ、自己最多の12奪三振をマークする快投を見せたのだ。ロブロは「今日はコービンに尽きるよ」と好投した先発左腕をべた褒め。ダイヤモンドバックスはドジャースとの今季初対戦(3連戦)をスイープし、これで昨年8月末から3カード連続の直接対決スイープとなった。

     今日のコービンは立ち上がりから絶好調で、5回表二死からマット・ケンプに二塁打を浴びるまで打者14人をパーフェクト。その後も勢いは衰えず、8回表一死からケンプに四球を与えたところで降板するまで、ドジャース打線をわずか1安打、無得点に封じてみせた。ロブロは「コービンはすべてのボールを正確に投げることができていた。捕手のジェフ・マシスとともに良いリズムを作っていたね。本当に素晴らしいピッチングだったよ」とコービンの快投を絶賛。コービン自身も「今日はすべてが上手くいった」と満足げに話していた。

     ドジャースのリードオフマンであるクリス・テイラーは「スライダーを打つのは難しかった。彼は良いコースにスライダーを投げていたし、ストライクからボールになるスライダーを振らせていた。あのスライダーのおかげで速球も効果的だったね」とお手上げ状態。ポール・ゴールドシュミットは同僚左腕の好投について「今まで見たなかで最高のピッチングの一つじゃないかな」と語った。

     コービンは打席でも2打数2安打の活躍を見せ、ケテル・マーテイのタイムリーで3点目のホームを踏んだ。3回までに3点のリードを奪ったダイヤモンドバックスは、8回表一死からアーチー・ブラッドリー、9回表にはブラッド・ボックスバーガーを投入する必勝リレーでリードを守り抜き、3対0で快勝。ドジャース3連戦をスイープし、開幕6試合で5勝1敗という好スタートを切った。

  • 大谷&コザートの新戦力コンビが躍動 エンゼルスがサヨナラ勝利

    2018.4.5 10:30 Thursday

     本拠地であるエンゼル・スタジアムでインディアンスとの試合に臨んでいるエンゼルスは大谷翔平とザック・コザート2人の活躍により延長13回にも及ぶインディアンスとの激戦を制した。前日にメジャー初本塁打を放った大谷はこの日も打撃好調で5打数2安打2打点と連日のマルチ安打を記録した。

     前日は本塁打を含む3安打3打点の猛打賞で試合後にはヒーローインタビューを受けた大谷。一夜明けた次戦でも「8番・DH」としてスタメン出場することが決まった。今回、二刀流ルーキーに立ちはだかるのは昨年のサイ・ヤング賞投手であるコリー・クルーバーだ。前回のマリナーズとの開幕戦では8回2失点で勝ち星こそつかなかったが、自慢の投球術は今年も健在で、大谷にとって球界を代表する投手との対戦は絶好の機会と言えるだろう。

     初回、インディアンスはブランドン・ガイアーのタイムリーで1点を先制すると、援護を受けたクルーバーは前日13得点と大暴れしたエンゼルス打線を抑えていく。そして3回裏に注目の大谷との対戦が実現する。初対戦ではクルーバーがツーシームで大谷を見逃し三振に抑えてエースの貫禄をみせつけた。しかし、大谷はここでは終わらない。0対2と劣勢の場面で迎えた5回裏、2死二塁のチャンスの場面で再び打席が巡ってきた。カウント1-1で迎えた3球目、前の打席では打つことができなかったフォーシームを捉えると打球はセンター方向へと飛びそのまままスタンドに入った。これでエンゼルスが2対2の同点に追いついただけではなく、サイ・ヤング賞投手から本塁打を打つという偉業を成し遂げたことになりまた1つ、伝説を創った。試合は2対2のまま延長に突入し、大谷は10回裏の打席でも安打を記録している。

     そして迎えた延長13回裏、試合を決めたのは大谷同様に今季から加入したコザートだった。この日のコザートは1番打者としてスタメン出場していたものの、4打数無安打と結果を残せずにいた。1死走者なしで迎えた打席ではこの回から登板したザック・マカリスターの8球目のツーシームを捉えるとその打球はレフトスタンドへと飛び込み劇的なサヨナラ本塁打となって決着となった。スコアは3対2、4時間28分の熱闘はエンゼルスの新戦力が活躍するという最高の結果となった。

  • アストロズがオリオールズをスイープ 球団最高タイの好スタート

    2018.4.5 09:00 Thursday

    【オリオールズ2-3アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     アストロズがオリオールズに連勝して迎えた3連戦の最終戦は、強力打線をウリにする両チームに1本もホームランが出ないロースコアの展開となったが、小技を交えながら勝負強さを発揮したアストロズが1点差で辛勝。本拠地ミニッツメイド・パークでのオリオールズ3連戦をスイープした。これでアストロズは今季6勝1敗となり、1987年と1988年に並ぶ球団史上最高タイの好スタートに。また、アストロズは2016年以降、オリオールズとの16試合で14勝を記録しており、本拠地でのオリオールズ戦は9連勝となった。

     「打線に元気がない試合でも勝てたのは良かったよ」とA.J.ヒンチ監督が振り返ったように、今日のアストロズ打線は猛打爆発というわけにはいかなかった。オリオールズ先発のディラン・バンディをなかなか攻略できず、5回までに奪った得点は2回裏一死二、三塁からジェイク・マリズニックの三塁ゴロの間に奪った1点だけ。それでも、1点ビハインドの6回裏に連打と相手のエラーで一死一、三塁のチャンスを作り、昨季チーム最多の90打点を叩き出したマーウィン・ゴンザレスのスクイズでしぶとく同点に追い付いた。

     さらに、7回裏にはオリオールズ2番手のミゲル・カストロからデレク・フィッシャーが四球を選んで出塁し、二死後に盗塁を成功させて一打勝ち越しのチャンス。ここでアレックス・ブレグマンがレフト前へのタイムリーを放ち、ついにアストロズがリードを奪った。

     先発のダラス・カイケルは4四球と制球に苦しみ、5イニングを投げ切るのに104球を要して降板したが、2番手のヘクター・ロンドンが6回表の1イニングを無失点に抑え、7回からはブラッド・ピーコックが3回無失点の快投。スライダーが冴えわたり、8回と9回の2イニングで5つの三振を奪った。ヒンチはクローザーのケン・ジャイルズを投入しなかった理由について「ピーコックが本当に良いピッチングをしていて、とても落ち着いていたからね。相手打者のスイングを見て、ボールがよく見えていないと思ったんだ」と説明。ピーコックが決め球のスライダーでジョナサン・スコープから空振り三振を奪い、スイープを完結させた。

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