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  • ドジャース初回11得点で大勝 マンシーがとどめの満塁弾

    2020.10.15 11:22 Thursday

    【ドジャース15-3ブレーブス】@グローブライフ・フィールド

     第2戦の最終回に怒涛の追い上げを見せたドジャース打線の勢いは本物だった。初回からブレーブス投手陣に襲いかかり、ポストシーズン新記録となる1イニング11得点。3回までに大量15点を奪ってポストシーズンのチーム記録を更新し、15対3で大勝した。勝利投手は5回3安打1失点の好投を見せたドジャース先発のフリオ・ウリアス(1勝0敗)。1回持たず7失点でノックアウトされたブレーブス先発のカイル・ライトが敗戦投手(0勝1敗)となった。

     初回のドジャースの攻撃は見事だった。先頭のムーキー・ベッツが内野安打で出塁すると、コリー・シーガーのタイムリー二塁打であっさり先制。二死後、ウィル・スミスにもタイムリー二塁打が飛び出し、コディ・ベリンジャーが四球を選んだあと、ジョク・ピーダーソンの1号3ラン、エドウィン・リオスの1号ソロと二者連続アーチでリードを6点に広げた。

     クリス・テイラーが四球を選んだところでライトは降板し、ブレーブス2番手のグラント・デイトンが登板。しかし、ドジャース打線の勢いは止まらず、ベッツが四球のあと、シーガーがこの回2本目のタイムリー。さらにジャスティン・ターナーの死球で二死満塁となり、マックス・マンシーが右中間へとどめの2号グランドスラムを叩き込んだ。

     ポストシーズンでの1イニング11得点は、昨年の地区シリーズ第5戦でカージナルスがブレーブスを相手に記録した10得点を上回る新記録。また、ポストシーズンの初回に3本のアーチを記録するのも史上初の快挙だった。さらに、ポストシーズンでの1試合15得点はチーム記録を更新。まさに記録づくめの一戦となった。

     ドジャースは2回表にベリンジャーの1号ソロで1点、3回表にシーガーの2号ソロなどで3点を追加し、ブレーブスは3回裏にクリスチャン・パチェが1号ソロを放ったものの、その後は9回裏に2点を返しただけ。試合は両軍の主力選手が途中から次々にベンチへ退く展開となり、ドジャースはクローザーのケンリー・ジャンセンを6回裏に調整登板させる余裕も見せた。

     連勝スタートを切ったブレーブスがまだ2勝1敗でリードしているが、シリーズの行方は全く分からなくなった。

  • 第3戦で大量失点のブレーブス 第4戦は新人ウィルソンが先発へ

    2020.10.15 10:00 Thursday

     ドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦で初回にポストシーズン史上ワーストとなる11失点を喫し、2勝1敗で第4戦を迎えることが濃厚となっているブレーブスは、第4戦に新人ブライス・ウィルソンが先発することを発表した。ロースターのなかでウィルソンと新人ウアスカル・イノアの2人が先発候補と見られていたが、ブライアン・スニッカー監督はウィルソンを選択。なお、イノアは大量ビハインドの第3戦に3番手として登板し、好投を見せている。

     ブレーブスの先発ローテーションは、1番手がエースのマックス・フリード、2番手が有望株のイアン・アンダーソン、3番手が同じく有望株のカイル・ライトという顔ぶれ。ワイルドカード・シリーズを2連勝、地区シリーズを3連勝で勝ち上がったため、ここまでの戦いでは先発4番手の出番がなかった。フリード、アンダーソン、ライト以外の投手が先発のマウンドに立つのは明日の第4戦が初めてとなる。

     今季のウィルソンは6試合に登板して15回2/3を投げ、1勝0敗1セーブ、防御率4.02、15奪三振を記録。6試合のうち最後の2試合は先発しており、9月22日のマーリンズ戦は5回3安打無失点(77球)の好投で勝利投手となったが、9月27日のレッドソックス戦では3回5安打1失点(66球)でマウンドを降りた。

     ブレーブスはフリード、アンダーソンの2人で連勝スタートを切ったが、先発3番手以降のクオリティが著しく落ちるため、ドジャース撃破のために絶対勝たなければならない2試合を勝ったに過ぎない。第2戦の最終回以降、ドジャース打線は非常に勢いがあり、0勝2敗から逆転する可能性も十分にあるだろう。そうした状況もあり、第4戦に先発するウィルソンのピッチングは重要になる。

     なお、投げ合う相手はクレイトン・カーショウになる可能性が高い。背中のけいれんで第2戦の先発を回避したカーショウだが、順調に回復しており、このままスムーズに調整が進めば、第4戦のマウンドに立つ予定となっている。

    ◆ポストシーズンで3試合連続で新人投手が先発するのは史上初めて。3人の新人投手が先発したのは過去に2012年のアスレチックス(ジャロッド・パーカー、トミー・ミローン、AJ・グリフィン)のみである。

  • パドレスとタティスJr. 双方が契約延長に興味を示す

    2020.10.15 10:00 Thursday

     パドレスのA・J・プレラーGMは日本時間10月15日に行ったZOOMでの会見のなかで、パドレスとフェルナンド・タティスJr.の双方が契約延長に興味を示していることを明らかにした。まだ契約延長に向けた交渉は始まっていないものの、まもなく交渉が開始されると見られており、今オフ中に長期契約が締結される可能性もありそうだ。

     プレラーはタティスJr.との契約延長について「今季はとても短いシーズンだったので、シーズン途中での契約交渉というのは考えていなかった。今オフはより真剣に契約延長について考え始めるだろう。双方が興味を持っているような感じだから、様子を見ながら進めていこうと思う」とコメント。

     タティスJr.が年俸調停権を得るのは来年オフであり、パドレスは2024年オフにタティスJr.がフリーエージェントとなるまであと4年タティスJr.を保有できる。しかし、タティスJr.はフリーエージェント時点でまだ25歳であり、4年以上のスパンにわたってタティスJr.を保有したいと考えるのは当然のことだろう。

     今季のタティスJr.は59試合に出場して打率.277、17本塁打、45打点、11盗塁、OPS.937の好成績をマーク。ポストシーズンの6試合でも打率.318、2本塁打、5打点、1盗塁、OPS1.126と見事な活躍を見せた。パドレスがスター遊撃手のタティスJr.を来るべき黄金期の中心に据えようとしているのは間違いなく、どんな契約が成立するか注目したい。

     なお、タティスJr.はドジャースとの地区シリーズで敗退したあと、「このチームは特別なグループだ。我々は今後6~7年のあいだに何ができるかを知っている。どうなるかはこれからだね」と今後への期待を口にしていた。パドレスとの長期契約が実現する可能性は十分にありそうだ。

  • 歴代3位2728勝の名将・ラルーサ Wソックス監督就任の可能性

    2020.10.15 07:30 Thursday

     現在エンゼルスの野球部門シニアアドバイザーを務めているトニー・ラルーサは、ホワイトソックスの面接を受ける許可をエンゼルスから受けたようだ。日本時間10月15日、関係者の話としてメジャーリーグ公式サイトが伝えた。今月76歳の誕生日を迎えたラルーサは、監督として歴代3位の2728勝をマークし、2014年にベテランズ委員会の選考でアメリカ野球殿堂入り。球界屈指の名将が今季躍進を遂げたホワイトソックスをさらなる高みへ導くために現場復帰を果たすことになるかもしれない。

     リーグ3連覇を成し遂げたアスレチックス時代や2度の世界一に輝いたカージナルス時代の印象が強いラルーサだが、33年間に及ぶ監督してのキャリアはホワイトソックスでスタートしている。1979年途中から1986年途中まで8シーズンにわたって監督を務め、522勝510敗を記録。1983年には99勝63敗の好成績でアメリカン・リーグ西地区を制した(リーグ優勝決定シリーズでオリオールズに敗退)。

     ホワイトソックスのリック・ハーンGMは「優勝経験のある監督が望ましい」との意向を明らかにしており、アスレチックス時代に1度、カージナルス時代に2度のワールドシリーズ制覇を成し遂げているラルーサはその条件に合致する存在と言える。76歳という年齢面や世界一に輝いた2011年を最後に現場から離れていることなど不安材料がないわけではないものの、経験不足のチームをさらなる高みへ導くための監督としてはうってつけの存在だろう。

     ホワイトソックスの名物オーナーであるジェリー・ラインズドーフは、自身とラルーサの関係性を「兄弟のようなものになりつつある」と表現しており、この2人の強固なコネクションもラルーサの監督就任を後押しする。もしラルーサの現場復帰が実現すれば、残り272勝に迫っている史上2人目の通算3000勝も決して不可能ではなく、大きな話題を呼ぶことになりそうだ。

  • ハンク・アーロン賞のファイナリスト発表 ファン投票もスタート

    2020.10.15 07:00 Thursday

     メジャーリーグ機構は日本時間10月15日、ハンク・アーロン賞のファイナリスト14名(各リーグ7名)の顔ぶれを発表した。この賞は各リーグで攻撃面において最も素晴らしい活躍を見せた選手に贈られる。まず、各球団から候補者1名が選出され、ファイナリストはメジャーリーグ公式サイトのライターからなる選考委員会が決定。最終的な受賞者はファン投票のほか、ハンク・アーロン、ロベルト・アロマー、ジョニー・ベンチ、クレイグ・ビジオ、ケン・グリフィーJr.、エディ・マレー、ロビン・ヨーントからなる特別委員会の選考で決定される。

     昨季はマイク・トラウト(エンゼルス)とクリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)が受賞。不振を極めたイェリッチは今季のファイナリストに名を連ねていないが、2014年にも受賞しているトラウトは今季もファイナリストの1人となった。過去の受賞者では、ブライス・ハーパー(フィリーズ・2015年に受賞)とポール・ゴールドシュミット(カージナルス・2013年に受賞)もファイナリストに含まれている。

     ファン投票は特設サイトから行える(https://www.mlb.com/hank-aaron-award)。ファイナリスト14名の顔ぶれと今季の成績は以下の通り。

    アメリカン・リーグ

    ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)
    60試合 打率.317 19本塁打 60打点 OPS.987

    ネルソン・クルーズ(ツインズ)
    53試合 打率.303 16本塁打 33打点 OPS.992

    テオスカー・ヘルナンデス(ブルージェイズ)
    50試合 打率.289 16本塁打 34打点 OPS.919

    DJ・レメイヒュー(ヤンキース)
    50試合 打率.364 10本塁打 27打点 OPS1.011

    ブランドン・ラウ(レイズ)
    56試合 打率.269 14本塁打 37打点 OPS.916

    ホゼ・ラミレス(インディアンス)
    58試合 打率.292 17本塁打 46打点 OPS.993

    マイク・トラウト(エンゼルス)
    53試合 打率.281 17本塁打 46打点 OPS.993

    ナショナル・リーグ

    フレディ・フリーマン(ブレーブス)
    60試合 打率.341 13本塁打 53打点 OPS1.102

    ポール・ゴールドシュミット(カージナルス)
    58試合 打率.304 6本塁打 21打点 OPS.883

    ブライス・ハーパー(フィリーズ)
    58試合 打率.268 13本塁打 33打点 OPS.962

    マニー・マチャド(パドレス)
    60試合 打率.304 16本塁打 47打点 OPS.950

    コリー・シーガー(ドジャース)
    52試合 打率.307 15本塁打 41打点 OPS.943

    ドミニク・スミス(メッツ)
    50試合 打率.316 10本塁打 42打点 OPS.993

    フアン・ソト(ナショナルズ)
    47試合 打率.351 13本塁打 37打点 OPS1.185

  • 追い詰められたアストロズ 3連敗から4連勝は過去に1度だけ

    2020.10.14 15:00 Wednesday

     アストロズは日本時間10月14日にサンディエゴのペトコ・パークで行われたレイズ戦に2対5で敗れ、リーグ優勝決定シリーズは0勝3敗となった。あと1つでも負ければ敗退決定という絶体絶命の状況に追い込まれたが、ここから巻き返して2年連続(直近4年間で3度目)となるワールドシリーズ進出を成し遂げることはできるのだろうか。

     メジャーリーグ公式サイトでレイズの番記者を務めるフアン・トリビオによると、ポストシーズンの4勝先取制・最大7試合のシリーズで一方のチームが3勝0敗となったケースは過去に38度あるという。そのうち、3連敗からスタートしたチームが4連勝で逆転したケースは2004年アメリカン・リーグ優勝決定シリーズのレッドソックスだけ(対ヤンキース)。3勝0敗となったチームは実に97.4%という高確率でそのシリーズを制しているのだ。

     しかも、過去38度のうち30度はスイープでシリーズが終了している。第5戦で終了したシリーズが5度、第6戦で終了したシリーズが2度、そして第7戦で終了したシリーズは前述の1度だけ(2004年レッドソックス)だ。過去のデータを見る限り、レイズが明日の第4戦に勝利してスイープでシリーズを終わらせる可能性が極めて高く、アストロズがここから4連勝してリーグ優勝するのは奇跡的な確率ということになる。

     運命の第4戦の先発投手はザック・グレインキー(アストロズ)とタイラー・グラスナウ(レイズ)。勝てばリーグ優勝のレイズは、勝機があると見るやディエゴ・カスティーヨ、ピート・フェアバンクス、ニック・アンダーソンといった勝ちパターンのリリーバーを次々に投入してくることだろう。アストロズは3試合連続で2ケタ残塁を記録しており、勝負どころでしっかりランナーを還せるかどうかがポイントとなりそうだ。

     もちろん、勝つためにはレイズに得点を与えないことも重要だ。ブルペン勝負の展開では分が悪いだけに、チームの運命はグレインキーのピッチングに懸かっていると言っても過言ではない。メジャー通算208勝の実績を誇る36歳のベテラン右腕はチームに勝利をもたらすことができるだろうか。

  • 好守連発のレイズが逆転勝利 3連勝で12年ぶりWS進出に王手

    2020.10.14 13:39 Wednesday

    【レイズ5-2アストロズ】@ペトコ・パーク

     レイズの2連勝スタートとなったアメリカン・リーグのリーグ優勝決定シリーズは、6回表に一挙5点を奪ったレイズが第3戦も勝利。2008年以来12年ぶり2度目となるワールドシリーズ進出に王手をかけた。レイズはケビン・キアマイアーやハンター・レンフローが好守を連発。一方のアストロズは二塁ホゼ・アルトゥーベの悪送球をきっかけに逆転を許し、守備力の差が明暗を分ける結果となった。

     レイズがライアン・ヤーブロー、アストロズがホゼ・ウルキディの先発で始まった一戦は、アストロズが1回裏一死からアルトゥーベの2号ソロで1点を先制。その後は両軍ともチャンスを作りながらもあと一本が出ず、アストロズが1点をリードしたまま試合は後半に突入した。

     レイズは6回表先頭のランディ・アロサレーナがレフトへのヒットを放って出塁し、次打者ブランドン・ラウの打球は二塁アルトゥーベへのゴロに。ところが、併殺を焦ったアルトゥーベの悪送球により無死一・二塁のチャンスとなり、続くヤンディ・ディアスのヒットで無死満塁。ここでジョーイ・ウェンドルに逆転の2点タイムリーが飛び出し、一死満塁からウィリー・アダメスの押し出し死球、代打レンフローの2点タイムリー二塁打でリードを4点に広げた。

     レイズ先発のヤーブローは6回裏先頭のマイケル・ブラントリーに1号ソロを被弾し、レイズはここから継投に突入。6回裏を2番手のピート・フェアバンクス、7回裏を3番手のジョン・カーティス、8回裏を4番手のライアン・トンプソンと5番手のアーロン・ループ、9回裏を6番手のディエゴ・カスティーヨが無失点に抑え、5対2で逃げ切った。アストロズ打線を2得点に封じた投手陣も見事だったが、好守で投手陣を盛り立てた守備陣の活躍が素晴らしかった。

     勝利投手は6回途中3安打2失点のヤーブロー(1勝0敗)、敗戦投手は6回途中4安打2失点(自責点1)のウルキディで、カスティーヨが2セーブ目を記録。レイズは明日の第4戦に勝利すれば12年ぶりのリーグ優勝が決定する。なお、レイズの筒香嘉智は5試合連続で出場機会がなかった。

  • ブレーブス2連勝 ドジャース怒涛の追い上げ及ばず

    2020.10.14 11:18 Wednesday

    【ブレーブス8-7ドジャース】@グローブライフ・フィールド

     ドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦を制したブレーブスは、8対7で第2戦にも勝利。1995年以来25年ぶりとなるワールドシリーズ制覇に向けて連勝スタートを切った。主砲フレディ・フリーマンは先制弾を含む2安打3打点の活躍。先発の新人右腕イアン・アンダーソンは4イニングを無失点に抑え、ポストシーズンは15回2/3連続無失点となった(球団史上4位)。

     22歳のアンダーソンが先発したブレーブスに対し、ドジャースは背中のけいれんで登板を回避したクレイトン・カーショウに代わって26歳の新人右腕トニー・ゴンソリンがポストシーズン初先発。アンダーソンは1回裏二死一・二塁のピンチを一塁フリーマンの好守で切り抜けると、3回裏二死満塁のピンチも無失点に抑えた。

     4回表、ブレーブスは先頭のロナルド・アクーニャJr.が四球で出塁し、続くフリーマンがライトスタンドに突き刺さる2号先制2ラン。5回表にはゴンソリンと2番手のペドロ・バイエズに猛攻を浴びせ、有望株クリスチャン・パチェのタイムリー二塁打、フリーマンのタイムリー、トラビス・ダーノウの押し出し四球、オジー・アルビーズの犠飛で一挙4点を追加した。

     与四球5と荒れ気味だったアンダーソンが4イニングを投げて降板したブレーブスは、2番手のタイラー・マツェックが2イニングを無失点に抑える好リリーフ。7回表二死一・二塁からダンズビー・スワンソンのタイムリー二塁打でリードを7点に広げ、直後の7回裏にコリー・シーガーの1号3ランで4点差に詰め寄られたが、9回表にアルビーズが2号ソロを放って8点目を奪った。

     5点リードの9回裏は6番手のジョシュ・トムリンがマウンドに上がったが、シーガーのタイムリー二塁打とマックス・マンシーの1号2ランで3失点。2試合連続でアルビーズの本塁打をブルペンでキャッチしたマーク・マランソンが急遽登板し、コディ・ベリンジャーのタイムリー二塁打で1点差に詰め寄られたものの、8対7で辛くも逃げ切った。ブレーブスはポストシーズン初戦から7連勝。これは1976年レッズ、2007年ロッキーズ、2014年ロイヤルズ(8連勝)に次ぐ史上4チーム目の快挙である。

     勝利投手は2回1安打無失点の好リリーフを見せたマツェック(1勝0敗)で、マランソンが1セーブ目を記録。ドジャース先発のゴンソリンは内容自体は悪くなかったものの、ブレーブス打線に効率よく得点を奪われ、5回途中3安打5失点で敗戦投手(0勝1敗)となった。

  • ヤンキース・オーナー ブーン監督の来季続投を明言

    2020.10.14 08:00 Wednesday

     ヤンキースのハル・スタインブレナー・オーナーは日本時間10月14日、チームの今季の不安定な戦いぶりについて「地区シリーズでレイズと第5戦まで戦った末に敗れた以上のものを成し遂げることのできるチームだと信じていた。非常に落胆している」と振り返った。ゲリット・コールを補強したことなどによりチャンピオンになれると考えていたようだ。ただし、アーロン・ブーン監督の去就については「彼は来年も戻ってくる」と語り、続投を明言した。

     2018年からヤンキースの監督を務めているブーンは、史上初となる「監督就任から2年連続でシーズン100勝以上」を達成。60試合制の今季は33勝27敗でアメリカン・リーグ東部地区2位となり、ア・リーグの第5シードでポストシーズンに出場した。

     スタインブレナーは「アーロン・ブーンは優れた野球人であり、優れたリーダーだ。選手へのリスペクトを持っている。彼は来年戻ってくる。それは間違いない」と語り、ブーンの続投を明言。ブーンの来季の契約は球団側に選択権のあるオプションとなっているが、ただ単にそのオプションが行使されるだけなのか改めて契約を延長するのかは現時点では明らかになっていない。

     また、スタインブレナーはブライアン・キャッシュマンGMについて「彼のパフォーマンスにはとても満足している」とコメント。1998年2月にヤンキースのGMとなったキャッシュマンは、それ以来23年連続勝ち越し、ポストシーズン進出19度、ワールドシリーズ制覇4度(1998~2000年、2009年)などコンスタントに結果を残し続けており、球団首脳はその結果に満足しているようだ。

     とはいえ、最後のワールドシリーズ制覇から10年以上が経過していることも事実。今オフはDJ・レメイヒュー、田中将大、ジェームス・パクストンといった主力選手がフリーエージェントとなるため、世界一奪還に向けてキャッシュマンがどのような手腕を発揮するか注目が集まりそうだ。

  • ブレーブス 故障のデュバルに代わってカマルゴがロースター入り

    2020.10.14 07:30 Wednesday

     ブレーブスは日本時間10月14日、ドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦で左腹斜筋を痛めて途中交代したアダム・デュバル外野手に代えてヨハン・カマルゴ内野手をロースターに登録した。ポストシーズンのルールでは、故障を理由にロースターを外れた選手は次のステージに出場できないことになっており、デュバルはブレーブスがリーグ優勝決定シリーズを突破した場合、ワールドシリーズに出場できない。

     ブレーブスのブライアン・スニッカー監督は、デュバルの状態について「とても痛がっている。今日、彼は球場に現れないだろう。でも、明日は球場に来て治療を受ける予定になっているよ」とコメント。「彼は故障してチームとともに戦えないことをとても悲しんでいた。彼は素晴らしい人間だし、一生懸命にプレーしていたから本当に気の毒だよ。タフな故障だ」とデュバルの心情を思いやった。

     今季のデュバルは2度の1試合3本塁打を記録するなど自慢の長打力を発揮し、57試合に出場して打率.237、16本塁打、33打点、OPS.833をマーク。ただし、ポストシーズンでは1本塁打こそ放っているとはいえ、20打数2安打、OPS.443の不振に陥っていた。

     一方、新たにロースター入りしたカマルゴは今季35試合に出場して打率.200、4本塁打、9打点、OPS.611を記録。打撃面ではデュバルほどの貢献は期待できず、二塁と三塁を中心に内外野の様々なポジションを守れるユーティリティ性が最大の武器だ。

     デュバルを欠いたブレーブスは、リーグ優勝決定シリーズ第2戦でロナルド・アクーニャJr.を中堅から右翼、ニック・マーケイキスを右翼から左翼へ移し、中堅には有望株クリスチャン・パチェを起用。打線の迫力低下は避けられない。

     なお、ドジャースのクレイトン・カーショウが予定通りに第2戦に先発した場合、ブレーブスはマーケイキスをベンチに下げて三塁のオースティン・ライリーを左翼へ移し、三塁にカマルゴを起用する予定だったことが明らかになっている。

  • 第2戦先発回避のカーショウ 第4戦での先発を目指す

    2020.10.14 07:00 Wednesday

     ドジャースはブレーブスとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦で先発予定だったクレイトン・カーショウが背中のけいれんにより登板を回避した。ただし重症ではなく、治療を受けてキャッチボールができる状態まで回復。デーブ・ロバーツ監督はカーショウが第3戦に先発する可能性を否定したが、第4戦に先発する可能性があると見られている。

     ロバーツによると、カーショウは日本時間10月11日にブルペンでの投球練習を行った際に背中のけいれんを感じたという。その後も症状は改善せず、第2戦の先発を回避することが決定。カーショウの登板回避に備えて準備を進めていたトニー・ゴンソリンが第2戦に先発することになった。

     ドジャースは第1戦にウォーカー・ビューラーが先発し、ダスティン・メイもリリーフで1回2/3を投げた。ロバーツはメイが中1日で第3戦に先発する可能性を否定しており、第3戦はフリオ・ウリアスの先発が濃厚だ。

     今季のカーショウは10試合に先発して58回1/3を投げ、6勝2敗、防御率2.16、62奪三振を記録。ポストシーズンを苦手としているイメージが強いものの、ブリュワーズとのワイルドカード・シリーズ第2戦では13個の三振を奪って8回3安打無失点の快投で勝利投手となり、パドレスとの地区シリーズ第2戦でも6回6安打3失点と試合を作って白星を手にした。

     一方、カーショウに代わって第2戦に先発することになったゴンソリンは今季9試合(うち8先発)に登板して46回2/3を投げ、2勝2敗、防御率2.31、46奪三振をマーク。チームがワイルドカード・シリーズを2連勝、地区シリーズを3連勝で突破したため、両シリーズでは登板がなく、リーグ優勝決定シリーズ第2戦がポストシーズン初登板となっている。

  • 「マネー・ボール」のビリー・ビーンにアスレチックス離脱の可能性

    2020.10.13 14:30 Tuesday

     「マネー・ボール」の主人公として有名なビリー・ビーンは20年以上にわたってアスレチックスで敏腕を振るってきた。当時はゼネラルマネージャー(GM)、現在は野球部門の上級副社長という肩書で活躍しており、アスレチックスの名物的存在と言えるビーンがチームを離れることは考えにくい。しかし、「ウォール・ストリート・ジャーナル」の報道によると、ビーンがアスレチックスを離れる可能性が浮上しているようだ。

     報道によると、ビーンが共同議長を務めるベンチャー企業「RedBall Acquisition Corp.」がジョン・ヘンリー(レッドソックス)の会社である「Fenway Sports Group」の一部を推定80億ドルで購入することで合併を試みているという。「Fenway Sports Group」はレッドソックスを所有しているため、ビーンは技術的にレッドソックスの経営に関わることになる。これは利益相反を引き起こしてしまうため、アスレチックスを離れざるを得なくなる可能性があるようだ。

     アスレチックスとレッドソックスの両球団は、この件を確認しておらず、言及も避けている。また、「ウォール・ストリート・ジャーナル」によると、ビーンがアスレチックスを離れることになった場合、レッドソックスの運営に関与する可能性は低いという。それよりも英プレミアリーグのリバプールFCを含む他の事業に目を向けるだろうと見られている。

     現在58歳のビーンは、1997年にアスレチックスのGMに就任し、「マネー・ボール」と呼ばれる手法でスモールマーケット球団のアスレチックスを何度もポストシーズンへ導き、大きな注目を浴びた。2002年オフにはヘンリーがオーナーを務めるレッドソックスがビーンの招聘を試みたこともあった。ビーンはその後、2015年オフに野球部門の上級副社長へ昇格し、デービッド・フォーストがGMを務めている。

     ビーンのサッカーへの情熱は広く知られており、アスレチックスの名物的存在がサッカー界に本格進出することになるかもしれない。なお、メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドによると、ビーンは各種の交渉に巻き込まれているものの、現時点では何らかの公式発表がただちに行われる様子はないという。今後の動向に注目したい。

  • ブレーブス・ライリーが決勝弾!25年ぶり世界一へ白星スタート

    2020.10.13 12:31 Tuesday

    【ブレーブス5-1ドジャース】@グローブライフ・フィールド

     ブレーブスとドジャースが対戦するナショナル・リーグのリーグ優勝決定シリーズが開幕し、今季初めての有観客試合は終盤まで1点を争うロースコアの接戦が繰り広げられた。ブレーブスは1対1の同点で迎えた9回表に9番オースティン・ライリーの勝ち越し弾などで4点を奪い、5対1で勝利。ワイルドカード・シリーズと地区シリーズを無敗で勝ち上がってきたチーム同士の対戦の初戦を制し、1995年以来25年ぶりの世界一に向けて白星スタートを切った。

     ブレーブスが左腕マックス・フリード、ドジャースが右腕ウォーカー・ビューラーの先発で始まった一戦は、1回表一死からフレディ・フリーマンが右中間への1号ソロを放ち、ブレーブスが1点を先制。一方のドジャースも1回裏二死からヒットと四球で一・二塁のチャンスを作ったが、ウィル・スミスが空振り三振に倒れた。

     ドジャースは2回裏にも二死一・二塁のチャンスを迎えたが、ムーキー・ベッツがセンターフライに倒れて無得点。ドジャース先発のビューラーは威力のあるボールを投げながらも制球に苦しみ、毎回のように走者を出したものの、要所を締めてブレーブスに追加点を許さなかった。

     5回裏、ドジャースはこの回先頭のエンリケ・ヘルナンデスが1号ソロをレフトスタンドへ叩き込んで同点。左腕フリード対策としてスタメン起用された伏兵のひと振りで試合を振り出しに戻した。その後、ドジャースは6回途中、ブレーブスは7回から継投に突入。時折ピンチを招きながらも相手に勝ち越し点を与えなかった。

     そして迎えた9回表、ブレーブスはこの回先頭のライリーがドジャース5番手のブレイク・トライネンからセンターへの1号ソロを放ち、勝ち越しに成功。しかし、ブレーブスの攻撃はこの1点では終わらなかった。次打者ロナルド・アクーニャJr.の二塁打から一死三塁のチャンスを作り、マーセル・オズーナが貴重な追加点となるタイムリー。さらにオジー・アルビーズにはダメ押しの1号2ランが飛び出した。

     9回裏はクローザーのマーク・マランソンが無失点に抑え、ブレーブスが5対1で勝利。地区シリーズまでの5試合で4度の完封勝利をマークした投手陣がまたしても安定したピッチングを展開し、大事な初戦を制した。勝利投手はブレーブス3番手のウィル・スミス(1勝0敗)。決勝アーチを浴びたトライネンが敗戦投手(0勝1敗)となった。

  • 2021年ドラフトの指名順は今季成績で決定 全体1位はパイレーツ

    2020.10.13 09:30 Tuesday

     メジャーリーグ機構は日本時間10月13日、来年のドラフトの指名順が今季の成績に従って決定されることを明らかにした。今季が60試合制での開催だったため、一時は2019年シーズンと今季の成績を合算することも検討されたが、例年通りに前年の成績に従って指名順が決定されることになった。よって、今季メジャー最低勝率だったパイレーツに全体1位指名権が与えられる。なお、今季の成績が同じ場合、2019年シーズンの成績に従って指名順が決定される。

     パイレーツが全体1位指名権を獲得するのは今回が5度目。1986年にジェフ・キング(通算154本塁打の内野手)、1996年にクリス・ベンソン(通算70勝の右腕)、2002年にブライアン・バリントン(通算1勝・日本プロ野球でもプレーした右腕)を指名し、最大の成功を収めたのは2011年の全体1位で指名したゲリット・コール(現ヤンキース)だ。

     全体2位はレンジャーズ、3位はタイガース、4位はレッドソックス、5位はオリオールズとなる。レンジャーズは1974年の全体2位でトミー・ボッグス(通算20勝の右腕)、レッドソックスは1967年の全体3位でマイク・ガーマン(通算22勝の右腕)を指名して以来の高順位。タイガースは2018年の全体1位でケーシー・マイズ、2020年の全体1位でスペンサー・トーケルソン、オリオールズは2019年の全体1位でアドリー・ラッチマンを指名している。

     2021年のドラフトは史上初めて7月に開催される予定となっている(日本時間7月12~14日・開催地はアトランタ)。現時点ではバンダービルト大の右腕クマー・ロッカーが全体1位指名の最有力候補に挙げられているが、今後9ヶ月のあいだに様々な選手の名前が取り沙汰されることになるだろう。

     なお、不正なサイン盗みに関連した処分によりアストロズは2020年と2021年のドラフトで上位2つの指名権を剥奪されている。今季の成績に従えばアストロズは全体16位の指名権を得るはずだったが、もちろん指名権は与えられない。

     全体1位から29位までの指名順は以下の通り(括弧内は今季の成績)。

    1位 パイレーツ(19勝41敗)
    2位 レンジャーズ(22勝38敗)
    3位 タイガース(23勝35敗)
    4位 レッドソックス(24勝36敗)
    5位 オリオールズ(25勝35敗)
    6位 ダイヤモンドバックス(25勝35敗)
    7位 ロイヤルズ(26勝34敗)
    8位 ロッキーズ(26勝34敗)
    9位 エンゼルス(26勝34敗)
    10位 メッツ(26勝34敗)
    11位 ナショナルズ(26勝34敗)
    12位 マリナーズ(27勝33敗)
    13位 フィリーズ(28勝32敗)
    14位 ジャイアンツ(29勝31敗)
    15位 ブリュワーズ(29勝31敗)
    16位 マーリンズ(31勝29敗)
    17位 レッズ(31勝29敗)
    18位 カージナルス(30勝28敗)
    19位 ブルージェイズ(32勝28敗)
    20位 ヤンキース(33勝27敗)
    21位 カブス(34勝26敗)
    22位 ホワイトソックス(35勝25敗)
    23位 インディアンス(35勝25敗)
    24位 ブレーブス(35勝25敗)
    25位 アスレチックス(36勝24敗)
    26位 ツインズ(36勝24敗)
    27位 パドレス(37勝23敗)
    28位 レイズ(40勝20敗)
    29位 ドジャース(43勝17敗)

  • マーゴが攻守に躍動!レイズ投手陣がまたも好投して2連勝

    2020.10.13 08:08 Tuesday

    【アストロズ2-4レイズ】@ペトコ・パーク

     レイズが初戦を制して迎えたリーグ優勝決定シリーズ第2戦は、レイズ投手陣が10安打を浴びながらもアストロズ打線を2得点に抑える力投。打線はマニュエル・マーゴとマイク・ズニーノの本塁打で4点を奪い、4対2で勝利して対戦成績を2勝0敗とした。なお、レイズの筒香嘉智は2試合連続のベンチスタートとなり、前日に続いて出場機会がなかった。

     第2戦はアストロズがランス・マカラーズJr.、レイズがチャーリー・モートンの両右腕の先発でスタート。モートンが1回表一死一・三塁のピンチを招きながらも無失点で切り抜けると、レイズは1回裏に二死からランディ・アロサレーナのヒットと二塁ホゼ・アルトゥーベのエラーで一・二塁のチャンスを作り、マーゴがセンターへ先制の1号3ランを叩き込んだ。

     アストロズは2回表二死二・三塁のチャンスも生かせず、一方のレイズも3回裏無死一・二塁から後続3人が倒れて無得点。アストロズは4回表二死一・二塁のチャンスでも無得点に終わり、試合は3対0とレイズが3点リードのまま前半5イニングを終了した。

     レイズは96球で5イニングを無失点に抑えたモートンに代えて6回表から2番手のピート・フェアバンクスを投入。フェアバンクスは6回表一死からカルロス・コレアに1号ソロを浴びて1点を返されたが、7回表はマーティン・マルドナード、ジョージ・スプリンガー、アルトゥーベを三者連続空振り三振に仕留める圧巻の投球を見せた。

     フェアバンクスの好投に応えるかのように、レイズは7回裏二死からズニーノの1号ソロで貴重な1点を追加。8回表を3番手のアーロン・ループと4番手のライアン・トンプソンが無失点に抑え、9回表に5番手のニック・アンダーソンが1点を失ったものの、4対2で逃げ切った。

     勝利投手は5回5安打無失点のモートン(1勝0敗)、敗戦投手は7回4安打4失点のマカラーズJr.(0勝1敗)で、アンダーソンが1セーブ目を記録。先制弾を放ったマーゴは2回表二死二・三塁の場面でスプリンガーが放ったライトへのファウルフライをスタンドに落下しながらもキャッチする好プレーを見せ、攻守にわたる活躍で勝利の立役者となった。

  • NLCS開幕 ドジャースはリオスとウッドをロースターに登録

    2020.10.13 07:00 Tuesday

     ナショナル・リーグのリーグ優勝決定シリーズ(ブレーブス対ドジャース)が日本時間10月13日に開幕する。アーリントンのグローブライフ・フィールドで行われる第1戦に先立って両軍のロースターが発表され、ドジャースはギャビン・ラックス内野手とテランス・ゴア外野手に代えてエドウィン・リオス内野手とアレックス・ウッド投手を登録。一方のブレーブスは地区シリーズからのロースター変更がなく、引き続き同じ28人でドジャースとの戦いに臨むことになった。

     リオスはワイルドカード・シリーズのロースターには登録されていたものの、股関節を痛めて地区シリーズのロースターから抹消。患部の状態が改善されたため、リーグ優勝決定シリーズからロースターに戻ることになった。また、最大5連戦だった地区シリーズに対してリーグ優勝決定シリーズは最大7連戦の可能性があるため、デーブ・ロバーツ監督は投手の増員を決断。代走のスペシャリストであるゴアをロースターから外し、経験豊富な左腕ウッドがロースターに加わった。

     両軍のロースターは以下の通り。

    ドジャース

    ◆投手(15人)
    バイエズ、ビューラー、フローロ、ゴンソリン、ゴンザレス、グラテロル、ジャンセン、ケリー、カーショウ、コラレック、メイ、マギー、トライネン、ウリアス、ウッド

    ◆捕手(2人)
    バーンズ、スミス

    ◆内野手(6人)
    ビーティ、ヘルナンデス、マンシー、リオス、シーガー、ターナー

    ◆外野手(5人)
    ベリンジャー、ベッツ、ピーダーソン、ポロック、テイラー

    ブレーブス

    ◆投手(15人)
    フリード、アンダーソン、ライト、マツェック、マランソン、マーティン、スミス、グリーン、オデイ、ミンター、ウェブ、ウィルソン、イノア、デイトン、トムリン

    ◆捕手(2人)
    ダーノウ、フラワーズ

    ◆内野手(6人)
    フリーマン、アルビーズ、スワンソン、ライリー、カルバーソン、サンドバル

    ◆外野手(5人)
    アクーニャ、オズーナ、デュバル、マーケイキス、パチェ

  • Wソックスがレンテリア監督を解任 優勝経験監督を招聘へ

    2020.10.13 06:30 Tuesday

     ホワイトソックスのリック・ハーンGMは日本時間10月13日、リック・レンテリア監督とドン・クーパー投手コーチを解任したことを発表した。レンテリアは2016年オフに退任したロビン・ベンチュラに代わってホワイトソックスの監督に就任。4年間指揮を執り、今季はチームを12年ぶりとなるポストシーズン進出に導いた。クーパーは2002年7月に投手コーチに就任。18年半にわたって投手コーチを務め、数多くの好投手を育ててきた。

     ホワイトソックスは今季、2008年以来12年ぶりのポストシーズン進出を果たしただけに、レンテリア解任のニュースは驚きとともに伝えられた。ハーンは解任の理由について「チームが再建を終え、(ワールドシリーズ制覇という)ゴールを目指すステージに到達した」ことを挙げている。チームが再建を終え、ポストシーズンに進出できる態勢が整ったことでレンテリアの役目は終了したというわけだ。

     今季のホワイトソックスはアメリカン・リーグでは一番乗りでポストシーズン進出が決定。一時はリーグ最高勝率をマークしていた。ところが、レギュラーシーズン最後の10試合で2勝8敗と失速し、第7シードでポストシーズンへ進むことに。ワイルドカード・シリーズでは第2シードのアスレチックスと熱戦を繰り広げたものの、1勝2敗で敗退した。シーズン終盤の不甲斐ない戦いぶりがレンテリア解任の動きを後押ししたことは間違いないだろう。

     ハーンは新監督が球団外部からの招聘になる可能性が高いことを明らかにした。これまで全くホワイトソックスと縁がなかった人物が監督に就任することになれば、1998年から2003年まで6年間監督を務めたジェリー・マニュエル以来となる。また、ハーンは「近年の優勝チームに在籍した経験があり、なおかつ監督経験のある人物が望ましい」と発言しているが、「必ずしも必要不可欠な条件というわけではない」とも語っている。

     ハーンによると、2005年にチームをワールドシリーズ制覇に導いたオジー・ギーエンは新監督候補ではないという。一方、2017年にアストロズで世界一を経験したAJ・ヒンチや2018年にレッドソックスで世界一を経験したアレックス・コーラ、さらには歴代3位の2728勝を誇るトニー・ラルーサなどが候補に挙げられている。今季躍進を遂げたホワイトソックスを次なるステージへ導くのはいったい誰になるのだろうか。

  • 殿堂入り二塁手・モーガンが77歳で死去 1975年から2年連続MVP

    2020.10.13 06:00 Tuesday

     レッズの強力打線「ビッグ・レッド・マシン」の3番打者として活躍した名二塁手ジョー・モーガンが日本時間10月12日に死去していたことが明らかになった。77歳だった。メジャーリーグでは今年、アメリカ野球殿堂入りしている名選手の死去が相次いでおり、モーガンが6人目。直近5週間では5人目となった。

     モーガンは1963年にアストロズでメジャーデビューし、アストロズとレッズを中心にメジャーで22年間プレー。通算2649試合に出場して2517安打、打率.271、268本塁打、1133打点、689盗塁、出塁率.392、OPS.819をマークし、オールスター・ゲーム選出10度、ゴールドグラブ賞5度、シルバースラッガー賞1度など輝かしい実績を残した。

     アストロズ時代から選球眼と俊足を兼ね備えた二塁手として活躍していたが、1971年オフの大型トレードでレッズへ移籍すると才能が本格的に開花。1972年に122得点、115四球、出塁率.417の3部門でリーグ1位の数字をマークすると、1975年と1976年はリーグ1位のOPSを記録し、2年連続でMVPに選出された。

     モーガンはレッズで8年間(1972~79年)プレーしたが、当時のレッズは黄金期を謳歌しており、8年間で地区優勝が5度、地区2位が3度。1972年、1975年、1976年とワールドシリーズに3度出場し、1975年と1976年に世界一を経験した。現役晩年の1983年にフィリーズでもワールドシリーズに出場したが、このときはオリオールズに敗れている。

     レッズ時代の同僚だった名捕手ジョニー・ベンチは「ジョーは球史で最高の二塁手だっただけでなく、私が見てきたなかでベストのプレーヤーであり、私が知っているなかでベストの人物の1人だった」とモーガンを絶賛。モーガンが記録した通算11069打席、678盗塁、1625得点はいずれも二塁手として歴代最高記録となっている。

     アスレチックスでプレーした1984年限りで現役を引退し、1990年に有資格初年度で得票率81.8%を獲得して殿堂入り。レッズは1998年にモーガンの背番号「8」を永久欠番とした。

  • これぞレイズの野球!強力投手陣が1点リード守って先勝

    2020.10.12 12:28 Monday

    【アストロズ1-2レイズ】@ペトコ・パーク

     アメリカン・リーグのリーグ優勝決定シリーズが日本時間10月12日に開幕した。その初戦はレイズが5回裏にマイク・ズニーノのタイムリーで勝ち越しに成功。先発のブレイク・スネルが5イニングを1失点に抑えると、4人のリリーバーが無失点リレーで1点のリードを守り、2対1でアストロズに先勝した。打線が勝利に必要な得点を取り、強力投手陣がそのリードを守るという、「これぞレイズの野球」と言うべき試合だった。

     第1戦の先発はアストロズがフランベル・バルデス、レイズがスネルの左腕対決。レイズの筒香嘉智はベンチスタートとなった。1回表、アストロズは一死からホゼ・アルトゥーベが左中間への1号ソロを放ち、幸先よく1点を先制。1回裏、レイズはバルデスの前にわずか11球で三者連続空振り三振に倒れた。

     スネルは4回表に二死満塁のピンチを背負ったが、マーティン・マルドナードをライトライナーに打ち取ってピンチを脱出。すると直後の4回裏、レイズは売り出し中のランディ・アロサレーナがセンター右への1号ソロを放ち、1対1の同点に追い付いた。

     続く5回裏、レイズは先頭のウィリー・アダメスが四球を選んで出塁し、内野ゴロ2つで二死三塁。ここでマイク・ズニーノにタイムリーが飛び出し、勝ち越しに成功した。レイズはさらに二死一・二塁とチャンスを広げたが、ここはバルデスがアロサレーナを空振り三振に仕留めた。

     レイズはスネルの球数が100球を超えたため6回から継投に入り、6回表は2番手のジョン・カーティスがピンチを招きながらも無失点。7回表は3番手のライアン・トンプソンが三者凡退に抑え、8回表は4番手のアーロン・ループが一死満塁のピンチを招いたが、5番手のディエゴ・カスティーヨがユリ・グリエルを併殺打に仕留めた。

     9回表はカスティーヨが続投し、1点のリードを守り抜いて2対1で試合終了。2008年以来12年ぶりのワールドシリーズ進出に向けてレイズが初戦を制した。勝利投手は5回6安打1失点のスネル(1勝0敗)、敗戦投手は6回4安打2失点のバルデス(0勝1敗)で、1回2/3を無失点に抑えたカスティーヨが1セーブ目を記録。なお、筒香に出場機会はなかった。

  • 第2戦先発のレイズ・モートン 今季限りで引退の可能性も

    2020.10.12 09:30 Monday

     日本時間10月13日のリーグ優勝決定シリーズ第2戦で古巣アストロズを相手に先発するチャーリー・モートン(レイズ)は今季限りで現役を引退する可能性があるようだ。レイズとモートンの来季の契約は年俸1500万ドルの球団オプションとなっているが、モートンはこのオプションが行使された場合、現役を続行することを明言。一方、このオプションが行使されなかった場合、家族と相談したうえで進退を決断する方針だ。

     モートンは自身の進退について「もしチームが来季も僕を必要としてくれるならとても光栄だし、喜んで来季もプレーするよ。僕はトロピカーナ・フィールドから40マイル(約64キロ)そこそこのところに住んでいるから今季のような異例の状況のなか、レイズでプレーできることに感謝しているんだ」とコメント。オプションが行使されなかった場合、チームが必要としてくれるのであれば、再交渉を行うことに前向きな姿勢も示した。

     モートンはあくまでも家族を最優先に考えたうえで決断を下す意向を明言している。「新型コロナウイルスの影響もあり、今オフの市場がどんな状況になるか僕にはわからない。来季がどんな形で開催されるかわからないし、僕のところにどんなオファーが届くかもわからない。不透明なことだらけなんだ」とモートン。自宅には4人の子供がおり、家族にとって何がベストかを常に考えているという。

     現在36歳のモートンは2年契約でレイズに加入し、昨季は自己最多の194回2/3を投げて16勝6敗、防御率3.05、240奪三振の好成績をマーク。今季は右肩の炎症による故障者リスト入りがあり、9先発で2勝2敗、防御率4.74に終わったが、ヤンキースとの地区シリーズ第3戦で96マイルを計測するなど右肩の状態は良好だ。レイズ加入後はポストシーズンの3先発で3勝0敗、防御率1.20という素晴らしい成績を残しており、年俸を度外視すればレイズに必要な戦力であることは間違いない。

     モートンはタイラー・グラスナウやブレイク・スネルにとって手本のような存在となっており、オースティン・メドウズやブランドン・ラウなどモートンを尊敬している選手も非常に多い。年俸1500万ドルというのはスモールマーケット球団のレイズにとって決して安い金額ではないが、来季の契約についてレイズがどう判断するか注目だ。

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