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  • 指標重視のGグラブ賞 最終候補者に前田&秋山がノミネート

    2020.10.23 08:30 Friday

     日本時間10月23日、ゴールドグラブ賞の最終候補者(各ポジション3名、アメリカン・リーグの二塁手部門のみ4名)が発表され、前田健太(ツインズ)と秋山翔吾(レッズ)も名を連ねた。今季は各チームの監督・コーチが自軍の所属地区の試合しか見ていないため、例年通りの監督・コーチの投票ではなく各種守備指標を重視して同賞の選考が行われている。受賞者は日本時間11月4日に発表される予定だ。

     最終候補者は以下の通り。なお、チーム名の後ろの数字は大手データサイト「FanGraphs」が掲載している守備防御点(平均と比較してどれだけの得点を防いだかを表す指標)を表している。

    アメリカン・リーグ

    ◆投手
    グリフィン・キャニング(エンゼルス:+3)
    前田健太(ツインズ:+1)
    ザック・プリーサック(インディアンス:+2)

    ◆捕手
    ヤスマニ・グランダル(ホワイトソックス:+5)
    ジェームス・マッキャン(ホワイトソックス:+5)
    ロベルト・ペレス(インディアンス:+6)

    ◆一塁手
    ユリ・グリエル(アストロズ:+2)
    マット・オルソン(アスレチックス:+5)
    エバン・ホワイト(マリナーズ:+7)

    ◆二塁手
    セザー・ヘルナンデス(インディアンス:+6)
    ニッキー・ロペス(ロイヤルズ:+8)
    ダニー・メンディック(ホワイトソックス:+4)
    ジョナサン・スコープ(タイガース:±0)

    ◆三塁手
    イサイアー・カイナーファレファ(レンジャーズ:+8)
    ヨアン・モンカダ(ホワイトソックス:-1)
    ジオ・ウルシェラ(ヤンキース:+6)

    ◆遊撃手
    カルロス・コレア(アストロズ:+8)
    J・P・クロフォード(マリナーズ:+6)
    ニコ・グッドラム(タイガース:+3)

    ◆左翼手
    アレックス・ゴードン(ロイヤルズ:+1)
    ルルデス・グリエルJr.(ブルージェイズ:-3)
    カイル・タッカー(アストロズ:+3)

    ◆中堅手
    バイロン・バクストン(ツインズ:+11)
    ラモン・ラウレアーノ(アスレチックス:+5)
    ルイス・ロバート(ホワイトソックス:+8)

    ◆右翼手
    クリント・フレイジャー(ヤンキース:+4)
    ジョーイ・ギャロ(レンジャーズ:+12)
    アンソニー・サンタンデール(オリオールズ:+8)

    ナショナル・リーグ

    ◆投手
    マックス・フリード(ブレーブス:+5)
    カイル・ヘンドリックス(カブス:+3)
    アレック・ミルズ(カブス:+3)

    ◆捕手
    タッカー・バーンハート(レッズ:+9)
    ウィルソン・コントレラス(カブス:+1)
    ジェイコブ・ストーリングス(パイレーツ:+7)

    ◆一塁手
    ブランドン・ベルト(ジャイアンツ:+1)
    ポール・ゴールドシュミット(カージナルス:+1)
    アンソニー・リゾー(カブス:+3)

    ◆二塁手
    アダム・フレイジャー(パイレーツ:+4)
    ニコ・ホーナー(カブス:+5)
    コルテン・ウォン(カージナルス:+6)

    ◆三塁手
    ブライアン・アンダーソン(マーリンズ:+4)
    ノーラン・アレナード(ロッキーズ:+15)
    マニー・マチャド(パドレス:+7)

    ◆遊撃手
    ハビアー・バイエズ(カブス:+7)
    ミゲル・ロハス(マーリンズ:+2)
    ダンズビー・スワンソン(ブレーブス:+10)

    ◆左翼手
    秋山翔吾(レッズ:+4)
    タイラー・オニール(カージナルス:+9)
    デービッド・ペラルタ(ダイヤモンドバックス:-1)

    ◆中堅手
    ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス:+2)
    コディ・ベリンジャー(ドジャース:+5)
    トレント・グリシャム(パドレス:+7)

    ◆右翼手
    ムーキー・ベッツ(ドジャース:+11)
    チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ:-1)
    ジェイソン・ヘイワード(カブス:+1)

  • 不振のラウが2本塁打の活躍 レイズが第2戦制し1勝1敗のタイに

    2020.10.22 12:48 Thursday

    【レイズ6-4ドジャース】@グローブライフ・フィールド

     ドジャースが初戦を制して迎えたワールドシリーズ第2戦は、ここまで不振を極めていたレイズのブランドン・ラウが2本塁打を放つ活躍。レイズは先発のブレイク・スネルのあと、ニック・アンダーソン、ピート・フェアバンクス、ディエゴ・カスティーヨらを投入する必勝リレーでドジャース打線を5安打に封じ、6対4で第2戦を制して対戦成績を1勝1敗のタイとした。なお、2戦連続のベンチスタートとなったレイズの筒香嘉智は前日に続いて出場機会がなかった。

     初戦からの2連敗だけは避けたいレイズは、前日までポストシーズン15試合で打率.107と打撃不振に苦しんでいたラウが1回表にドジャース先発のトニー・ゴンソリンから1号ソロを放ち、先制点を奪うことに成功。4回表には二死一・二塁のチャンスでジョーイ・ウェンドルがドジャース4番手のダスティン・メイから右中間を真っ二つに破るタイムリー二塁打を放ち、2点を追加した。

     レイズ先発のスネルは4回まで4イニング連続で2つの三振を奪い、ドジャース打線を無安打無得点に封じる力投を披露。ところが、味方打線がラウのこの試合2本目のアーチとなる2号2ランでリードを5点に広げた直後の5回裏に二死一塁からクリス・テイラーに初めての被安打となる1号2ランを浴び、さらに二死一・二塁のピンチを招いたところで降板となった。

     レイズはこのピンチを2番手のアンダーソンが切り抜けると、6回表無死一・三塁からウェンドルの犠飛で1点を追加。しかし、6回裏一死からアンダーソンがウィル・スミスに1号ソロを被弾し、再び3点差に詰め寄られた。

     レイズ3番手のフェアバンクスは7回裏を三者凡退に抑えて8回裏も続投したものの、先頭のコリー・シーガーに1号ソロを浴びて2点差。さらに二死二塁とピンチは続いたが、レイズ4番手のアーロン・ループがコディ・ベリンジャーを見逃し三振に仕留め、2点のリードを守った。

     レイズは9回表二死一・二塁のチャンスで無得点に終わったが、9回裏は続投したループが打者2人、5番手のカスティーヨが打者1人を抑えて6対4で試合終了。勝利投手はアンダーソン(1勝0敗)、敗戦投手はゴンソリン(0勝1敗)で、カスティーヨに1セーブ目が記録された。

  • 2年越しに実現したアロサレーナ獲得 レイズ異例のトレード

    2020.10.22 10:30 Thursday

     2020年1月9日、一見奇妙なトレードが成立した。レイズは有望株左腕のマシュー・リベラトーリ(とエドガルド・ロドリゲス捕手とドラフト2巡目補償指名権)を放出してカージナルスから好打者のホゼ・マルティネス(とランディ・アロサレーナ外野手とドラフト1巡目補償指名権)を獲得。レイズが有望株のリベラトーリを放出したことは小さくないサプライズだった。しかし、このトレードがレイズを球団史上2度目のワールドシリーズへ導くことになった。

     スモールマーケット球団であるレイズは年俸が上昇した主力選手をより安価な選手と交換するトレードを中心にチームを構成している。正遊撃手のウィリー・アダメスは2014年7月にデービッド・プライスをタイガースへトレードした際に獲得した選手であり、クリス・アーチャーをパイレーツへ放出したトレードではタイラー・グラスナウとオースティン・メドウズを手に入れた。マイク・ズニーノ、崔志萬(チェ・ジマン)、マニュエル・マーゴ、ハンター・レンフローらもトレード経由でレイズに加入した選手だ。プロスカウト部長のケビン・アイバックは「それが我々の仕事であり、我々のDNAなんだ」と自軍の手法への自信を見せる。

     トレードには相手が必要だ。トミー・ファムとアビサイル・ガルシアがチームを去り、右打ちの外野手を必要としていたレイズは「セントルイスには右打ちの外野手がたくさんいる」とカージナルスに目を付けた。なかでもレイズが獲得を希望したのは2019年にメジャーデビューしたばかりのアロサレーナ。実はレイズは以前からアロサレーナの才能を高く評価しており、2017年オフにレイズとカージナルスのあいだで複数の選手が絡む大型トレードの交渉が行われていた際、アロサレーナも交換要員のなかに含まれていた。このときアロサレーナ獲得は実現しなかったが、2019年オフ、レイズは2年越しにアロサレーナ獲得に成功したのだ。

     すでにメジャーデビューしている選手の対価としてマイナーの有望株を放出するのはレイズの伝統的なやり方ではない。レイズはもちろんリベラトーリの才能を高く評価していた。しかし、より早くメジャーの舞台でチームに貢献できる選手を手に入れるためにリベラトーリの放出を決断し、結果的に大成功となったのだった。レイズ加入後のアロサレーナの活躍はもはや語るまでもないだろう。

     リベラトーリがまだメジャーデビュー前であることを考えると、このトレードについて評価を下すにはもう少し時間が必要だろう。とはいえ、短期的な視点ではレイズが「勝者」であることに疑いの余地はない。カージナルスのマイケル・ガーシュGMは「ランディのおかげでレイズはワールドシリーズに進出できた。現時点では明らかにレイズにとって素晴らしいトレードだった」と語っている。

  • 今オフFAの名捕手・モリーナ 新天地はヤンキース?

    2020.10.22 08:00 Thursday

     ゴールドグラブ賞9度の実績を誇る名捕手ヤディアー・モリーナ(カージナルス)は今オフ、キャリアで初めてフリーエージェントとなる。現在38歳のモリーナは2年契約を希望していることを明言しており、カージナルスが将来の殿堂入り捕手に再契約をオファーする可能性は十分にある。しかし、その一方でカージナルスが世代交代を進めていく可能性も取り沙汰されており、モリーナは来季、別のユニフォームを着ることになるかもしれない。

     カージナルスの地元紙「セントルイス・ポスト・ディスパッチ」のデリック・グールド記者は日本時間10月21日、読者から寄せられた質問に回答する形式でカージナルスの今後について分析。そのなかで「トニー・ラルーサは本当にホワイトソックスの監督に就任するのか。トニーがヤディをチームに勧誘する可能性はあるのか」という質問に回答した。

     グールドは、ラルーサとホワイトソックスのオーナーとのあいだに長年の良好な関係があることを根拠に「彼らがホワイトソックスで再び一緒に仕事をする可能性はある」と回答。ただし、監督就任という形ではなく「若い監督をサポートするような役職につく可能性もある」と付け加えた。

     また、「ホワイトソックスにはすでに非常に優秀な捕手がいる」と述べ、ホワイトソックスが昨オフに4年7300万ドルの大型契約でヤスマニ・グランダルを獲得したことを理由に、ホワイトソックスがモリーナの獲得に動く可能性は低いと分析。モリーナは正捕手としてプレーすることを望んでいると見られており、グールドが述べた通り、グランダルがいるホワイトソックスを新天地に選ぶ可能性はゼロに等しいだろう。

     そして、グールドがモリーナの新天地の「興味をそそる可能性」として挙げたのがヤンキースだ。ヤンキースでは守備難に加えて打撃不振に苦しんだゲーリー・サンチェスが正捕手の座を剥奪される可能性、さらにはチームから放出される可能性が取り沙汰されており、2年以内のワールドシリーズ制覇を目指すために経験豊富なモリーナを正捕手に迎える可能性があるというわけだ。

     これはあくまでもグールドの私見に過ぎないが、興味深いアイディアの一つと言えるのではないだろうか。

  • 「ラストピース」ベッツが躍動! ドジャースがWS初戦を制す

    2020.10.21 12:37 Wednesday

    【レイズ3-8ドジャース】@グローブライフ・フィールド

     日本時間10月21日、第116回ワールドシリーズが開幕し、中立地アーリントンのグローブライフ・フィールドでアメリカン・リーグ王者のレイズとナショナル・リーグ王者のドジャースが対戦。ドジャースは32年ぶりの世界一に向けた「ラストピース」としてチームに迎え入れたムーキー・ベッツが1本塁打、2盗塁、2得点と躍動しただけでなく、先発のクレイトン・カーショウが6回2安打1失点の快投を見せ、8対3で初戦を制した。ベンチスタートとなったレイズの筒香嘉智に出場機会はなかった。

     世界一をかけたワールドシリーズの戦いはタイラー・グラスナウとカーショウの投げ合いでスタート。カーショウが1回表一死一・二塁のピンチを無失点で切り抜けると、グラスナウも毎回走者を出しながらドジャース打線に得点を許さず、両軍無得点のまま序盤の3イニングを終了した。

     試合が動いたのは4回だった。カーショウが4回表を三者凡退に抑え、4回裏のドジャースは先頭のマックス・マンシーが四球で出塁。一死後、リーグ優勝決定シリーズ第7戦でヒーローとなったコディ・ベリンジャーが初球のフォーシームを捉え、センターへ1号先制2ランを叩き込んだ。

     レイズは5回表にケビン・キアマイアーの1号ソロで1点を返したが、直後の5回裏にドジャース打線が爆発した。先頭のベッツが四球で出塁した直後に二盗を決め、コリー・シーガーも四球を選んで無死一・二塁のチャンス。ここでジャスティン・ターナーは空振り三振に倒れたものの、ベッツとシーガーが重盗を決めて一死二・三塁とチャンスが拡大した。続くマンシーの打球は一塁ヤンディ・ディアスへのゴロとなったが、本塁への送球が少し逸れる間にベッツが快足を飛ばしてホームイン。さらにウィル・スミス、クリス・テイラー、代打エンリケ・ヘルナンデスにもタイムリーが飛び出し、リードオフマンのベッツから始まる打者一巡の猛攻で一挙4点を奪った。

     カーショウは6回表を三者凡退に抑え、6回78球と余力を残して降板。一発こそ浴びたものの、被安打2、奪三振8、与四球1、失点1という見事なピッチングを披露し、ポストシーズンの通算奪三振数を201として歴代2位に浮上した(歴代最多はジャスティン・バーランダーの205)。

     ドジャースは6回裏にベッツの1号ソロとマンシーのタイムリー二塁打で2点を追加。ワールドシリーズの試合で1本塁打、2盗塁、2得点を記録するのは史上初の快挙となった。7回表に代打マイク・ブロソーとキアマイアーの連続タイムリーで2点を返されたが、8回表を4番手のペドロ・バイエズ、9回表を5番手のジョー・ケリーが三者凡退に抑えて8対3で快勝。1988年以来32年ぶりの世界一に向けて好スタートを切った。

     勝利投手は好投したカーショウ(1勝0敗)、敗戦投手は与四球6と制球に苦しんだグラスナウ(0勝1敗)。世界一への「ラストピース」としてドジャースに加入したベッツは、好守を連発したリーグ優勝決定シリーズに続いてワールドシリーズ初戦でも素晴らしい活躍でチームの勝利に大きく貢献した。

  • 元マリナーズ・岩隈が現役引退 米メディアも報じる

    2020.10.21 10:00 Wednesday

     2012年から2017年まで6シーズンにわたってマリナーズで活躍した岩隈久志(巨人)が今季限りでの現役引退を表明した。日本国内のメディアが報じたことを受け、アメリカの各メディアも「岩隈引退」の情報を伝えた。大手移籍情報サイト「MLB Trade Rumors」は「肩の問題により2020年シーズンはマウンドから離れていた岩隈だが、NPBとMLBで合計17年間プレーしたあとグラブを置くことを決めた」と報じている。

     同サイトは「岩隈は北米のファンには2012年から2017年まで6年間プレーしたマリナーズでの活躍が最もよく知られている」とし、岩隈がメジャー6年間で150試合(うち136先発)に登板して883回2/3を投げ、防御率3.42、K/BB 3.86、ゴロ率47.6%、奪三振率7.27などを記録したことを紹介。2013年にサイ・ヤング賞投票で3位にランクインし、2015年8月12日のオリオールズ戦でノーヒッターを達成したことにも触れた。

     また、同サイトは岩隈が肩などの故障に悩まされ続けてきたことにも言及し、マリナーズとの最初の契約で年俸などが抑えられたこと、2015年オフにドジャースとの3年4500万ドルの契約が白紙となったことなどを紹介。2018年は肩の故障によりメジャーで1試合も投げられず、2019年の日本球界復帰後も二軍の試合で2イニングを投げただけとなっている。

     さらに、同サイトは岩隈の日本時代の活躍にも触れ、近鉄と楽天で11年間プレーしたこと、自己最高の成績を残した2008年にMVPと沢村賞を受賞したこと、2009年のワールド・ベースボール・クラシックで日本代表の優勝に貢献して大会ベストナインに選出されたことなどを紹介。「MLB Trade Rumorsは岩隈選手の素晴らしいキャリアを祝福するとともに、引退後の活躍をお祈りしています」との一文で記事を締めくくった。

  • ワールドシリーズ開幕! 筒香はロースター入りもスタメン外れる

    2020.10.21 08:30 Wednesday

     2020年のワールドシリーズが日本時間10月21日に開幕する。アメリカン・リーグ王者のレイズとナショナル・リーグ王者のドジャースは、初戦に先立ってワールドシリーズのロースターに登録する28人の顔ぶれを発表。レイズがリーグ優勝決定シリーズから2人を入れ替えたのと対照的に、ドジャースはリーグ優勝決定シリーズと同じ28人で最終決戦に臨むことになった。レイズの筒香嘉智もロースター入りを果たしている。

     レイズは投手14人・野手14人のロースターでリーグ優勝決定シリーズの7連戦を戦ったが、ワールドシリーズは例年通りの「2-3-2」のフォーマットで行われるため、投手13人・野手15人の構成に戻した。ホゼ・アルバラード投手とアーロン・スレジャース投手の2人がロースターから外れ、ライアン・シェリフ投手とブレット・フィリップス外野手の2人がロースターに登録されている。

     両軍のロースター28人と第1戦のスタメンは以下の通り。

    レイズ

    ◆投手(13人)
    アンダーソン、カスティーヨ、カーティス、フェアバンクス、フレミング、グラスナウ、ループ、マクラナハン、モートン、シェリフ、スネル、トンプソン、ヤーブロー

    ◆捕手(2人)
    ズニーノ、ペレス

    ◆内野手(6人)
    アダメス、ブロソー、崔、ディアス、ラウ、ウェンドル

    ◆外野手(7人)
    アロサレーナ、キアマイアー、マーゴ、メドウズ、フィリップス、レンフロー、筒香

    ◆スタメン
    (一)ディアス
    (二)ラウ
    (指)アロサレーナ
    (右)レンフロー
    (左)マーゴ
    (三)ウェンドル
    (遊)アダメス
    (中)キアマイアー
    (捕)ズニーノ
    先発 グラスナウ

    ドジャース

    ◆投手(15人)
    バイエズ、ビューラー、フローロ、ゴンソリン、ゴンザレス、グラテロル、ジャンセン、ケリー、カーショウ、コラレック、メイ、マギー、トライネン、ウリアス、ウッド

    ◆捕手(2人)
    バーンズ、スミス

    ◆内野手(6人)
    ビーティ、ヘルナンデス、マンシー、リオス、シーガー、ターナー

    ◆外野手(5人)
    ベリンジャー、ベッツ、ピーダーソン、ポロック、テイラー

    ◆スタメン
    (右)ベッツ
    (遊)シーガー
    (三)ターナー
    (一)マンシー
    (指)スミス
    (中)ベリンジャー
    (二)テイラー
    (左)ピーダーソン
    (捕)バーンズ
    先発 カーショウ

  • 最優秀救援投手のファイナリスト発表 誰が選ばれても初受賞

    2020.10.20 11:30 Tuesday

     日本時間10月20日、両リーグの最優秀救援投手のファイナリスト(各リーグ3名)が発表された。この賞は通算600セーブ以上をマークした偉大な2人のクローザーの活躍を称え、アメリカン・リーグは「マリアーノ・リベラ賞」、ナショナル・リーグは「トレバー・ホフマン賞」として2014年から表彰が行われている。今年のファイナリスト6名はいずれも過去に受賞経験がなく、誰が選ばれても初受賞となる。

     昨季はアロルディス・チャップマン(ヤンキース)がマリアーノ・リベラ賞、ジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ)がトレバー・ホフマン賞を受賞したが、どちらも今季のファイナリストには選ばれなかった。また、今季の受賞者は日本時間10月25日に行われるワールドシリーズ第4戦の試合前に発表予定となっている。ファイナリスト6名の顔ぶれと今季の成績は以下の通り。

    アメリカン・リーグ(マリアーノ・リベラ賞)

    アレックス・コロメイ(ホワイトソックス)
    21試合 2勝0敗12セーブ(成功率92.3%) 防御率0.81
    22回1/3 奪三振16 与四球8 被打率.163 WHIP0.94

    ブラッド・ハンド(インディアンス)
    23試合 2勝1敗16セーブ(成功率100%) 防御率2.05
    22回 奪三振29 与四球4 被打率.169 WHIP0.77

    リアム・ヘンドリックス(アスレチックス)
    24試合 3勝1敗14セーブ(成功率93.3%) 防御率1.78
    25回1/3 奪三振37 与四球3 被打率.161 WHIP0.67

    ナショナル・リーグ(トレバー・ホフマン賞)

    ジェレミー・ジェフレス(カブス)
    22試合 4勝1敗8セーブ(成功率80.0%) 防御率1.54
    23回1/3 奪三振17 与四球12 被打率.137 WHIP0.94

    トレバー・ローゼンタール(ロイヤルズ→パドレス)
    23試合 1勝0敗11セーブ(成功率91.7%) 防御率1.90
    23回2/3 奪三振38 与四球8 被打率.148 WHIP0.85

    デビン・ウィリアムス(ブリュワーズ)
    22試合 4勝1敗0セーブ(9ホールド) 防御率0.33
    27回 奪三振53 与四球9 被打率.090 WHIP0.63

  • ワールドシリーズ明日21日開幕 ドジャースはカーショウに初戦託す

    2020.10.20 10:30 Tuesday

     アメリカン・リーグ王者のレイズとナショナル・リーグ王者のドジャースが対戦するワールドシリーズは明日、日本時間10月21日に開幕する。試合はすべて中立地アーリントンのグローブライフ・フィールドで行われるが、リーグ優勝決定シリーズとは異なり、例年通りの「2-3-2」のフォーマットでの開催となる。レイズが勝てば1998年の球団創設以来初めてのワールドシリーズ制覇。一方、ドジャースが勝てば1988年以来32年ぶりの世界一となる。

     ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、ワールドシリーズの初戦にクレイトン・カーショウ、第3戦にウォーカー・ビューラーを先発させることをすでに発表している。先発要員であるダスティン・メイ、トニー・ゴンソリン、フリオ・ウリアスの3人がいずれもリーグ優勝決定シリーズ第7戦に登板したため、第2戦の先発はまだ発表されていない。

     初戦を託されたカーショウは、レイズについて「彼らは素晴らしいチームだ」とコメント。「彼らの投手力についてはたくさん語られているけど、打線にも素晴らしいタレントがたくさんいる。ミスをすればその代償を支払うことになる。(ランディ・)アロサレーナは本当によくバットが振れているよ」とリーグ優勝決定シリーズMVPに輝いた25歳の新人外野手を要注意の存在として挙げた。

     一方、レイズのケビン・キャッシュ監督は、初戦にタイラー・グラスナウ、第2戦にブレイク・スネルを先発させることを発表した。順当にいけば第3戦にはリーグ優勝決定シリーズ第7戦から中5日でチャーリー・モートンが先発する可能性が高く、モートンが再び「勝てば優勝、負ければ敗退」のシリーズ第7戦に登板するシーンが見られるかもしれない。

     なお、メジャーリーグ公式サイトで両軍のポジション別戦力比較を行ったマイク・ペトリエロは「投手力ではレイズに分があるものの、攻撃力ではドジャースが優位。投手力の差は攻撃力の差ほど大きくない」として「4勝3敗でドジャースが世界一」と予想している。

  • 秋山所属のレッズ クロールGMが編成本部長も兼任へ

    2020.10.20 10:00 Tuesday

     ディック・ウィリアムス編成本部長(正式な肩書は野球部門社長)が先日辞任を表明したレッズは、ウィリアムスの後任探しを進めていたが、球団内部の人材で穴埋めを行うことになった。レッズは日本時間10月20日、ニック・クロールGMが野球部門のトップとして編成本部長も兼任することを発表した。

     来月43歳の誕生日を迎えるクロールは、3年間にわたってウィリアムスの下でGMを務めてきた。選手の獲得や契約交渉、国外選手のスカウティングや選手育成部門で手腕を発揮し、ソニー・グレイ、トレバー・バウアー、マイク・ムスターカス、ニック・カステヤーノス、秋山翔吾といった主力選手の獲得を実現。今後は7年ぶりのポストシーズン進出を果たしたチームをさらなる高みへ導く役割を担うことになる。

     クロールは2003年にレッズへ加わり、スカウトやディレクター補佐、上級ディレクターといったフロントの様々な役職を経験して2015年にGM補佐に昇格。そして、2018年5月には正式にGMに就任した。クロールはデービッド・ベル監督と彼を支えるコーチング・スタッフが来季もチームに留まる予定であることを明言しており、フロントの顔ぶれにも大きな変化はないと見られている。

     今オフのクロールにはいくつかの課題がある。まずは両リーグワーストの打率.212に終わったオフェンスを改善すること。次にバウアーとアンソニー・ディスクラファーニがフリーエージェントとなる先発投手陣を再編すること。クロールは「ポストシーズンに進出したけど、それは究極の目標ではない」と今季の結果に満足しておらず、コロナ禍における不確実性が伴うなかで今季以上のステージを目指せるチーム作りを進めていかなければならない。

     オフェンス面については今季軒並み不振に陥った主力打者たちの復調も期待できるため、重要なのは今オフのフリーエージェント市場における目玉の1人であるバウアーの処遇だろう。大型契約をオファーするのか、他の投手で穴を埋めるのか、クロールの判断に注目が集まりそうだ。

  • NLCSのMVPは5本塁打11打点のドジャース・シーガー

    2020.10.19 13:15 Monday

     ドジャースが4勝3敗でブレーブスを破ったナショナル・リーグのリーグ優勝決定シリーズのMVPにコリー・シーガー(ドジャース)が選出された。シーガーは7試合で5本塁打、11打点を記録し、これはどちらもナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズにおける最多記録を更新。単一シリーズでの11打点はナ・リーグ史上最多であり、単一シリーズでの5本塁打はナ・リーグの選手としては2009年ワールドシリーズのチェイス・アトリー(フィリーズ)以来の快挙だった。

     シーガーは全7試合に「2番・ショート」でスタメン出場し、打率.310(29打数9安打)、5本塁打、11打点、OPS1.230の好成績をマーク。リーグ優勝を決めた第7戦では5打数ノーヒットに終わったものの、左打席からの美しいスイングで快打を連発し、チームのワールドシリーズ進出に大きく貢献した。

     第1戦で4打数1安打に終わったシーガーは、第2戦で1号3ランを含む4打数2安打4打点の活躍。5点ビハインドから1点差まで追い上げた9回裏にもタイムリー二塁打を放ち、チームに勢いをつけた。

     大勝した第3戦では、1回表に先制のタイムリー二塁打と7点目となるタイムリー、3回表に2号ソロを放ち、4打数3安打3打点の大暴れ。3回までの3打席でサイクルヒット達成に王手をかけたが、4回表の第4打席はセンターフライに倒れ、快挙達成はならなかった(5回裏の守備から交代)。

     第4戦は4打数ノーヒットに終わったが、ブレーブスに王手をかけられて迎えた第5戦では2本塁打を放ち、チームの逆転勝利に貢献。第6戦でも1回裏に先制の5号ソロを放ち、シリーズを通して好調な打撃でドジャース打線を牽引した。

     なお、勝利への貢献度という面では、第5戦から毎試合のように好守を連発したムーキー・ベッツの働きも見事だった。シーガーの活躍も素晴らしかったが、好守で何度も流れを引き寄せたベッツの存在も決して忘れてはいけないだろう。

  • 7回裏にベリンジャーが決勝アーチ ドジャース2年ぶりWS進出!

    2020.10.19 12:53 Monday

    【ブレーブス3-4ドジャース】@グローブライフ・フィールド

     ブレーブスが3勝1敗で王手をかけてからドジャースが2連勝して迎えたナショナル・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第7戦は、3対3の同点で迎えた7回裏にコディ・ベリンジャーがライトへの2号ソロを放ち、ドジャースが勝ち越しに成功。そのまま4対3で逃げ切り、2018年以来2年ぶりのリーグ優勝を決めた。ドジャースは日本時間10月21日に始まるワールドシリーズでアメリカン・リーグ王者のレイズと対戦する。

     ブレーブスがイアン・アンダーソン、ドジャースがダスティン・メイという新人右腕同士の投げ合いで始まった一戦は、1回表にブレーブスがマーセル・オズーナのタイムリーで先制し、2回表にはドジャース2番手のトニー・ゴンソリンからダンズビー・スワンソンが1号ソロを放って2点目。しかし、ドジャースは3回裏二死から二・三塁のチャンスを作り、ウィル・スミスの2点タイムリーで同点に追い付いた。

     ブレーブスは4回表無死一・二塁からオースティン・ライリーのタイムリーで勝ち越しに成功したものの、走塁ミスでその後のチャンスを潰し、5回表にはフレディー・フリーマンが放った本塁打性の大飛球を右翼ムーキー・ベッツが好捕。リードしているブレーブスが完全に流れを引き寄せることができないまま、試合は後半に突入した。

     ドジャースは6回裏、ブレーブス4番手の左腕A・J・ミンターに対し、左打者のジョク・ピーダーソンに代えて右打者のエンリケ・ヘルナンデスを起用。この代打策がズバリ的中し、ヘルナンデスはカウント2-2からファウルで3球粘ったあとの8球目、甘く入った速球を捉え、左中間へ2号同点ソロを叩き込んだ。

     7回表をドジャース5番手のフリオ・ウリアスが三者凡退に抑えて流れを作ると、7回裏のドジャースはブレーブス5番手のクリス・マーティンの前にマックス・マンシーとスミスが連続三振に倒れたものの、ベリンジャーがライトスタンドへの2号ソロを放ち、遂にリードを奪うことに成功。ウリアスが8回表と9回表も三者凡退に抑え、試合を締めくくった。

     勝利投手は3イニングをパーフェクトに抑える好リリーフを見せたウリアス(2勝0敗)、敗戦投手は決勝弾を浴びたマーティン(0勝1敗)。1つの好プレーや1つのミスでモメンタムが激しく移り変わる熱戦を制し、ドジャースが2年ぶりのリーグ王者に輝いた。

  • WS進出へ一進一退の攻防 5回終わってブレーブスが1点リード

    2020.10.19 11:45 Monday

     ワールドシリーズ進出をかけたブレーブスとドジャースによるリーグ優勝決定シリーズ第7戦は、両軍とも試合の流れを完全に引き寄せることができず、一進一退の攻防が続いている。4回表にオースティン・ライリーのタイムリーで1点を勝ち越したブレーブスは、4回裏を2番手のタイラー・マツェック、5回裏を3番手のシェーン・グリーンが無失点に抑え、3対2と1点をリードして前半の5イニングを終えた。

     ブレーブスがイアン・アンダーソン、ドジャースがダスティン・メイという新人右腕同士の投げ合いでスタートした運命の一戦は、メイが8球連続ボールという大乱調の立ち上がりで無死一・二塁のピンチを招き、マーセル・オズーナのタイムリーでブレーブスが先制。しかし、続くトラビス・ダーノウがショートへの併殺打、オジー・アルビーズが空振り三振に倒れ、苦しむメイを助ける形になってしまった。

     ドジャースは2回表から2番手のトニー・ゴンソリンを投入したが、ブレーブスはこの回先頭のダンズビー・スワンソンが左中間スタンドへの1号ソロを放ち、2点をリード。ドジャースは直後の2回裏に二死二・三塁のチャンスを迎えたが、アンダーソンが踏ん張り、クリス・テイラーを空振り三振に仕留めて無失点で切り抜けた。

     ところが、ポストシーズン17回2/3連続無失点を続けてきたアンダーソンが3回裏二死から二・三塁のピンチを招き、ウィル・スミスのタイムリーで2対2の同点。ドジャースはさらに二死一・二塁のチャンスを作ったが、AJ・ポロックがセンターライナーに倒れ、勝ち越すことはできなかった。

     4回表のブレーブスは連続四球で無死一・二塁のチャンスとなり、ライリーがセンター前タイムリーを放って勝ち越しに成功。しかし、次打者ニック・マーケイキスのサードゴロの際にライリーの走塁ミスがあり、併殺でチャンスを潰し、掴みかけた試合の流れを自ら手放してしまった。

     4回裏のドジャースはブレーブス2番手のマツェックから二死満塁のチャンスを作ったが、マックス・マンシーが空振り三振に倒れて無得点。一方、5回表のブレーブスは一死からフレディー・フリーマンがライトへ本塁打性の大飛球を放ったものの、右翼ムーキー・ベッツがジャンピングキャッチでスタンドインを阻止し、ブレーブスに追加点を許さなかった。

     好プレーや投手の力投、攻撃側のミスによってモメンタムが激しく移り変わる一戦は、ブレーブスが1点をリードして前半の5イニングを終了。後半に突入している。

  • 17年ぶりPS進出のマーリンズ ヒル編成本部長が退団へ

    2020.10.19 09:45 Monday

     今季31勝29敗でナショナル・リーグ東部地区2位となり、2003年以来17年ぶりのポストシーズン進出を果たしたマーリンズが新たなリーダーの下で再出発することになった。最高経営責任者のデレク・ジーターは日本時間10月19日、マイケル・ヒル編成本部長(正式な役職名は野球部門社長)の退団を発表。2002年にチームに加わり、2007年からゼネラルマネージャー(GM)、2013年から編成本部長を務めてきたリーダーがチームを去ることになった。

     昨季の57勝105敗から今季は新型コロナウイルスのクラスター発生を乗り越えてポストシーズン進出を果たしたマーリンズ。ジーターは「マイクは我々が最初の3年間で成し遂げたことのなかで非常に重要な役割を果たしてくれたが、我々がこのチームに加わる前の期間もそうだった。今後の幸せを願っている。彼の貢献に感謝している」とヒルへの感謝を口にした。

     ジーターによると、マーリンズはただちにヒルの後任探しを開始するという。人事部長のダン・グリーンリーがGM補佐に昇格することが発表されており、当面のあいだはもう1人のGM補佐であるブライアン・チャティンとの2人体制で編成部門を率いていくことになる。メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシによると、ティム・ネーリング(ヤンキースの野球部門副社長)とビリー・エプラー(エンゼルスの前GM)の両者はヤンキース時代にジーターと縁があり、ヒルの後任候補に浮上する可能性があるようだ。

     ジーターによると、ヒルを別の役職で球団に留めることも検討されたようだが、交渉は不調に終わったという。ヒルはシンシナティ出身で、先日ディック・ウィリアムス野球部門社長が辞任したレッズは後任を探しており、ヒルが地元レッズでウィリアムスの後任に収まることを予想する声も上がっている。

     ジーターらを筆頭とする新たなオーナーグループの下でチーム再建を進めてきたマーリンズ。ジーターはチームを次のステップへ導くリーダーに誰を選ぶのだろうか。

  • フィリーズ・プライス投手コーチがフルタイムのコーチ業から引退

    2020.10.19 09:15 Monday

     フィリーズは2年連続で新たな投手コーチを探さねばならなくなった。昨年10月にジョー・ジラルディが新監督に就任した際、投手コーチとしてチームに加わったブライアン・プライスが1年限りでその座を退くことになったのだ。フィリーズは日本時間10月19日、プライスがフルタイムのコーチ業からの引退を決めたことを発表した。

     先日辞任したマット・クレンタックに代わって暫定GMを務めているネッド・ライスは、プライスについて「ブライアンは今季、我々の投手陣に信頼できる声を提供し、大きな影響を与えてくれた」とコメント。「我々は引退するブライアンの幸せを心から願い、今季の彼の貢献に感謝している」とプライスの働きをねぎらった。

     現在58歳のプライスは、1980年ドラフトでツインズから21巡目、1983年ドラフトでオリオールズから7巡目指名を受けたが、いずれも契約書にサインせず、1984年ドラフトでエンゼルスから8巡目指名を受けてプロ入り。しかし、エンゼルスではAA級までしか到達できず、1986年オフに解雇され、1988年からマリナーズのマイナーでプレーしてAAA級には到達したものの、メジャーの舞台でプレーすることなく1989年シーズンを最後に選手としてのキャリアを終えた。

     指導者としては、2000年から2005年までマリナーズの投手コーチ、2006年から2009年までダイヤモンドバックスの投手コーチを務め、2001年に「USAトゥデイ」による年間最優秀投手コーチ、2007年には「ベースボール・アメリカ」による年間最優秀メジャーリーグコーチに選出。その手腕を買われて2010年からレッズに加わり、2013年まで投手コーチ、2014年から2018年途中まで監督を務めた。監督としての通算成績は279勝387敗(勝率.419)となっている。

  • アンダーソン&メイ シリーズ第7戦で新人が投げ合うのは史上初

    2020.10.19 08:45 Monday

     レイズと対戦するワールドシリーズへの進出をかけたリーグ優勝決定シリーズ第7戦にブレーブスはイアン・アンダーソン、ドジャースはダスティン・メイが先発する。「エリアス・スポーツ・ビューロー」社によると、「勝てばシリーズ突破、負ければ敗退」というポストシーズンのシリーズ最終戦で両軍の先発を新人投手が務めるのは史上初めてのことだという。

     リーグ優勝決定シリーズが最大5試合制から最大7試合制へ変更された1985年以降、リーグ優勝決定シリーズ第7戦に先発した新人投手はわずか2人しかおらず、アンダーソンとメイは史上3人目・4人目となる。1人目は2007年レッドソックスの松坂大輔、2人目は2018年ドジャースのウォーカー・ビューラーだ。

     一方、ワールドシリーズでは過去に8人の新人投手が第7戦(もしくは第8戦)の先発を任されている。1909年パイレーツのベーブ・アダムスから始まり、1912年レッドソックスのヒュー・ベディエント、1947年ヤンキースのスペック・シェイ、1952年ドジャースのジョー・ブラック、1964年ヤンキースのメル・ストットルマイヤー、1987年カージナルスのジョー・マグレーン、1997年インディアンスのジャレット・ライト、2002年エンゼルスのジョン・ラッキーという顔ぶれだ。

     リーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズを合計しても過去に10人しか例がなく、1940年代以降を見ると平均して10年に1度のペース。シリーズの大一番に新人投手が先発するのはかなり珍しいと言えるが、今回は両軍とも新人投手が先発という異例のケースとなった。

     なお、ドジャースのメイはオープナーとしての起用が予想されているが、そのあとに長いイニングを投げると見られているトニー・ゴンソリンも新人だ。新人同士の投げ合いを制し、レイズとのワールドシリーズに進出するのはいったいどちらのチームだろうか。

  • ALCSのMVPはレイズの新人・アロサレーナ 7試合で4本塁打

    2020.10.18 13:07 Sunday

     アメリカン・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第7戦はレイズがアストロズを4対2で破り、対戦成績を4勝3敗として2008年以来12年ぶり球団史上2度目のワールドシリーズ進出を決めた。シリーズのMVPにはレイズの新人ランディ・アロサレーナが選出。アロサレーナはシリーズを通して得点力不足が目立ったレイズ打線において、第7戦の先制アーチを含む4本塁打を放ち、一人気を吐いた。

     今季のアロサレーナは8月末にメジャーへ昇格し、23試合に出場して打率.281(64打数18安打)、7本塁打、11打点、OPS1.022の好成績をマーク。その活躍を評価され、3番打者としてポストシーズンを迎えた。

     ブルージェイズとのワイルドカード・シリーズでは第2戦で二塁打2本を含む3安打を放ち、ヤンキースとの地区シリーズでは初戦から3試合連続アーチ。第4戦と第5戦は合計7打数ノーヒットに終わったが、地区シリーズまでの7試合で打率.444(27打数12安打)、3本塁打、4打点、OPS1.426の好成績を残し、アストロズとのリーグ優勝決定シリーズを迎えた。

     リーグ優勝決定シリーズでは初戦の4回裏にフランベル・バルデスから1号同点ソロを放つと、第2戦は2安打、第3戦は3安打を放つ活躍でチームの3連勝に貢献。レイズは第4戦から3連敗を喫したが、第4戦は4回表にザック・グレインキーから2号同点2ラン、第5戦は5回表にエノーリ・パレイデスから3号ソロを放ち、打線全体が低調ななかで孤軍奮闘した。

     そして第7戦では1回裏にランス・マカラーズJr.から4号先制2ラン。シリーズ全体で打率.321(28打数9安打)、4本塁打、6打点、OPS1.152の好成績をマークし、文句なしのMVPに輝いた(新人野手の受賞は史上初)。単年のポストシーズンで7本塁打はすでに新人記録を更新。自身初のワールドシリーズの舞台でどんな活躍を見せてくれるか注目したい。

  • 投打の主力の活躍でレイズが第7戦を制す 12年ぶりのリーグ優勝!

    2020.10.18 12:52 Sunday

    【アストロズ2-4レイズ】@ペトコ・パーク

     レイズが3連勝したあとにアストロズが3連勝し、第7戦までもつれたアメリカン・リーグのリーグ優勝決定シリーズ。勝てばワールドシリーズ進出、負ければシーズン終了という運命の第7戦は、チャーリー・モートン、ランディ・アロサレーナという投打の主力選手がしっかり役割を果たしたレイズが4対2で勝利。2008年以来12年ぶり2度目となるリーグ優勝を成し遂げた。

     アストロズに逆王手をかけられたレイズは、2017年リーグ優勝決定シリーズ第7戦、2017年ワールドシリーズ第7戦、2019年ワイルドカード・ゲームと「勝てばステージ突破、負ければ敗退」という試合で歴代最多の3勝をマークしているモートンに先発のマウンドを託した。モートンは大一番での勝負強さを遺憾なく発揮し、1回表二死から6回表一死まで打者14人連続凡退の快投を披露。6回表二死一・三塁の場面で2番手のニック・アンダーソンにマウンドを譲ったが、期待に応える素晴らしいピッチングを見せた。

     モートンが快投を続けるなか、レイズはアストロズ先発のランス・マカラーズJr.に対し、1回裏一死一塁からアロサレーナの4号2ランで先制。アロサレーナはこの一発が今回のポストシーズンで7本目のアーチとなり、新人記録を更新した。2回裏にはマイク・ズニーノが左中間スタンドへ2号ソロを叩き込んで3点目。序盤からモートンを援護し、試合を優位に進めていった。

     6回表二死一・三塁で登板したアンダーソンがマイケル・ブラントリーをセカンドゴロに打ち取ってピンチを切り抜けると、レイズは6回裏にアストロズ3番手のホゼ・ウルキディから無死一・二塁のチャンス。ここでジョーイ・ウェンドルがライトへのライナーを放って一死一・三塁となり、次打者ズニーノがセンターへの大飛球を打ち上げて犠飛で貴重な追加点を奪った。

     アンダーソンは7回表に一死一・三塁のピンチを招いたものの、ユリ・グリエルをショートへの併殺打に打ち取って無失点。8回表にアンダーソンが再びピンチを招き、二死満塁から3番手のピート・フェアバンクスがカルロス・コレアにタイムリーを浴びて2点を返されたが、それ以上の得点は許さず、4対2で逃げ切った。

     勝利投手は大一番で見事なピッチングを見せたモートン(2勝0敗)、敗戦投手はマカラーズJr.(0勝2敗)で、フェアバンクスが1セーブ目を記録。なお、3試合連続でベンチスタートとなったレイズの筒香嘉智は最後まで出場機会がなく、2試合に出場して5打数2安打(打率.400)という成績でリーグ優勝決定シリーズの戦いを終えた。

  • アロサレーナの一発でレイズが先制 7本塁打はPS新人新記録!

    2020.10.18 10:00 Sunday

     アストロズとレイズによるアメリカン・リーグのリーグ優勝決定シリーズは、勝てばワールドシリーズ進出、負ければ敗退という運命の第7戦を迎えた。試合はアストロズがランス・マカラーズJr.、レイズがチャーリー・モートンの先発でスタートし、モートンが1回表を無失点に抑えると、1回裏にレイズが2点を先制。重要な先制点を叩き出したのは、またしても新星ランディ・アロサレーナのバットだった。

     レイズは1回裏先頭のマニュエル・マーゴが死球で出塁。続くブランドン・ラウは空振り三振に倒れたものの、アロサレーナが真ん中低めの速球を振り抜くと、打球はフェンスを越えてセンター右への4号先制2ランとなった。

     アロサレーナはヤンキースとの地区シリーズでも3本塁打を放っており、今日の一発が今回のポストシーズンで7本目のアーチ。2008年のエバン・ロンゴリア(当時レイズ・現ジャイアンツ)の6本塁打を上回り、ポストシーズンの新人新記録を樹立した。

     また、レイズのポストシーズン記録は前出のロンゴリアと同年のB・J・アップトンによる6本塁打であり、メジャー全体の新人記録を塗り替えると同時に球団記録も更新している。

     なお、メジャー全体のポストシーズン記録は、2002年のバリー・ボンズ(当時ジャイアンツ)、2004年のカルロス・ベルトラン(当時アストロズ)、2011年のネルソン・クルーズ(当時レンジャーズ・現ツインズ)がマークした8本塁打。彗星の如く現れた驚異の新人がこの記録も塗り替えることになるかもしれない。

  • ドジャースが接戦制して逆王手 リーグ優勝の行方は第7戦へ

    2020.10.18 08:58 Sunday

    【ブレーブス1-3ドジャース】@グローブライフ・フィールド

     ブレーブスとドジャースによるナショナル・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第6戦は、前日の第5戦の3回裏に飛び出したムーキー・ベッツの好プレーで流れを引き寄せたドジャースが第6戦でもその勢いを維持し、接戦を制して3対1で勝利。対戦成績を3勝3敗として2年ぶりのワールドシリーズ進出に逆王手をかけた。リーグ優勝決定シリーズが両リーグとも第7戦までもつれるのは2003年、2004年に続いて史上3度目である。

     ブレーブスがマックス・フリード、ドジャースがウォーカー・ビューラーという第1戦と同じマッチアップとなった一戦は、初回にドジャースがコリー・シーガーの5号ソロ、ジャスティン・ターナーの1号ソロ、コディ・ベリンジャーのタイムリーで3点を先制。ビューラーは直後の2回表に無死満塁のピンチを招いたが、後続3人を打ち取って無失点で切り抜けた。

     ブレーブスは4回表に一死一・二塁のチャンスを作ったが、ビューラーの前に後続が倒れて無得点。一方のドジャースも4回裏に一死一・二塁の好機を迎えたものの、初回に二者連続アーチを放ったシーガーとターナーが凡退し、追加点を奪えなかった。

     続く5回表、ブレーブスは二死一塁からマーセル・オズーナがライトへの大飛球を放ったが、右翼ベッツがフェンス際でジャンピングキャッチ。抜ければ間違いなく1点が入っていたという打球を好捕し、連日の好プレーで試合の流れをブレーブスに渡さなかった。

     7回表、ドジャースは好投したビューラーに代えて2番手のブレイク・トライネンを投入したものの、ブレーブスは先頭のニック・マーケイキスがライトへの三塁打を放ち、無死三塁のチャンス。一死後、ロナルド・アクーニャJr.にタイムリー二塁打が飛び出したが、トライネンはフレディー・フリーマンとオズーナを力でねじ伏せ、ブレーブスの反撃を1点にとどめた。

     ドジャースはその後、8回表を3番手のペドロ・バイエズ、9回表を4番手のケンリー・ジャンセンが三者凡退に抑え、3対1で逃げ切り。リーグ優勝の行方は明日の第7戦に持ち込まれた。勝利投手は6回7安打無失点のビューラー(1勝0敗)、敗戦投手は7回途中8安打3失点のフリード(0勝1敗)。最後を締めくくったジャンセンに1セーブ目が記録された。

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