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  • ドジャース・前田が左内転筋の挫傷で故障者リスト入り

    2019.5.18 03:30 Saturday

     日本時間5月18日、ドジャースは前田健太を左内転筋の挫傷を理由に10日間の故障者リストへ登録したことを発表した。これに伴う動きとして、内野手のマット・ビーティがメジャー再昇格、外野手のカイル・ガーリックがメジャー初昇格を果たしている。

     前田は自身3度目の故障者リスト入りとなる。今季はここまで9試合に先発して50回1/3を投げ、5勝2敗、防御率3.52、52奪三振と先発ローテーションの一角を担うに相応しい成績をマーク。直近2先発はいずれも無失点で、日本時間5月6日に敵地ペトコ・パークで行われたパドレス戦の4回以降、14回2/3を連続で無失点に抑えている。メジャー4年間の通算成績は42勝29敗、防御率3.77となっている。

     現在26歳のビーティは今季メジャーデビューを果たしたばかりであり、今回が2度目のメジャー昇格となる。日本時間5月1日に敵地オラクル・パークで行われたジャイアンツ戦でメジャー初打席初安打を記録するなど、1度目の昇格時は3打数2安打1打点をマーク。AAA級オクラホマシティでは今季28試合に出場し、打率.299(107打数32安打)、3本塁打、15打点という成績を残している。

     現在27歳のガーリックは今回がメジャー初昇格となり、公式戦デビューが次なる目標となる。今季はAAA級オクラホマシティで35試合に出場して打率.280(118打数33安打)を記録しているほか、どちらもチーム最多となる10本塁打、20打点をマーク。2015年のドラフトでドジャースから28巡目指名を受けてプロ入りした選手であり、今季を含めて5年間のマイナー生活を経て、メジャーの舞台に辿り着いた。5年間のマイナー生活では5つの階級でのプレイ経験があり、通算打率.283(1525打数431安打)、78本塁打、244打点をマークしている。

     なお、前田は軽傷であり、戦線離脱は長期化しない見込み。ドジャースは今日からの7日間で5試合とスケジュールに余裕があるため、しばらくの間は4人で先発ローテーションを回すことができる。よって、前田に無理をさせる必要がなく、故障者リスト入りという措置をとるに至ったようだ。最短期間(10日間)での戦列復帰も十分に可能であると見られており、必要以上に心配する必要はなさそうだ。

  • ヤンキース・アンドゥハーが右肩手術を選択 今季終了へ

    2019.5.16 17:00 Thursday

     日本時間5月16日、ヤンキースは右肩関節唇を断裂して故障者リスト入りしているミゲル・アンドゥハーが右肩の手術を受けることを選択したことを発表した。手術は日本時間5月21日にチームドクターのクリストファー・アーマッド医師によって行われる予定となっており、アンドゥハーの戦列復帰は2020年シーズンになる見込みである。

     アンドゥハーは今季の開幕第3戦、オリオールズとの試合で走塁時に三塁ベースへ手から戻った際に右肩を痛めた。直後に故障者リスト入りし、右肩の故障が打撃には影響しないだろうとの予測のもと、手術せずにリハビリを進め、およそ1ヶ月で戦列復帰。しかし、戦列復帰後のアンドゥハーは34打数3安打(打率.088)に終わり、右肩の故障が打撃にも影響を与えていることが明らかになり、最終的には手術を受けることを決断した。

     アーロン・ブーン監督は、アンドゥハーの決断について「彼はクラブハウスで愛される存在だし、我々のチームにとって本当に大切な存在なんだ。今回の決断が彼にとって良いものとなることを願っているし、回復に向けての第一歩になるといいなと思っているよ。彼が無事に手術を終え、万全の状態になって戻ってくるのを楽しみにしている」とコメント。昨季ア・リーグの新人王投票で2位にランクインした好打の若手三塁手の順調な回復を願っていた。

     一方、昨季アンドゥハーとともにヤンキースの内野陣に新たな風を吹き込んだグレイバー・トーレスは、自身も2017年6月に左肘のトミー・ジョン手術を受けて長期欠場の経験がある。その経験を踏まえ、「手術を受けてグラウンドの外から試合を眺めることは簡単なことではないんだ。どんな気持ちになるか僕は知っているよ。でも、手術するのが彼にとってベストの選択肢だったと思う。そして、彼にとって一番大切なのは辛抱することだ。来季に向けて良い準備をしてもらいたいね」とアンドゥハーにエールを送っていた。

  • ヤンキースが通算212本塁打のモラレスを獲得

    2019.5.15 11:30 Wednesday

     日本時間5月15日、ヤンキースは後日指名選手または金銭との交換でアスレチックスからケンドリズ・モラレスを獲得したことを発表した。モラレスは3月下旬にブルージェイズからアスレチックスへトレードされたものの、アスレチックスでは34試合で打率.204(108打数22安打)に終わり、日本時間5月14日にDFAとなったばかりだった。

     アスレチックスは、日本での開幕シリーズで正一塁手のマット・オルソンが右手を負傷して戦列を離れたため、その穴を埋め得る存在としてブルージェイズからモラレスを獲得した。しかし、モラレスは打率.204、1二塁打、1三塁打、1本塁打、7打点、OPS.569と期待に応えることができず、その間にオルソンが戦列復帰。モラレスの今季年俸の大部分を前所属のブルージェイズが負担していることもあり、アスレチックスは迷うことなくモラレスのDFAを決定した。

     今季がメジャー13年目となる35歳のモラレスは、これまでにエンゼルス(2006~2012年)、マリナーズ(2013年、2014年)、ツインズ(2014年)、ロイヤルズ(2015~2016年)、ブルージェイズ(2017~2018年)、アスレチックス(2019年)とア・リーグの6球団でプレイ。ヤンキースが7球団目となる。通算1344試合で打率.267、212本塁打、OPS.783をマークしているスラッガーが、新天地・ヤンキースで本来の実力を発揮できるか注目だ。

     なお、ヤンキースは40人枠に空きを作るために、右肩を痛めて10日間の故障者リストに登録されているジョナサン・ロアイシガを60日間の故障者リストへ移している。

  • 週間最優秀選手はスプリンガー、ファイアーズ、柳賢振

    2019.5.14 11:20 Tuesday

     日本時間5月14日、メジャーリーグ機構は2019年レギュラーシーズン第7週の週間最優秀選手を発表し、ア・リーグはジョージ・スプリンガー(アストロズ)とマイク・ファイアーズ(アスレチックス)が同時受賞。ナ・リーグは柳賢振(リュ・ヒョンジン:ドジャース)が選出された。

     スプリンガーは日本時間5月13日のレンジャーズ戦で通算29本目となる先頭打者アーチを含む5打数5安打2本塁打4打点5得点の大活躍を見せるなど、7試合で打率.519、5本塁打、10打点、10得点、出塁率.563、長打率1.148の好成績をマーク。週間最優秀選手に選ばれるのは通算2度目であり、アストロズの選手としては昨年9月のユリ・グリエル以来となった。

     ファイアーズは日本時間5月8日のレッズ戦でメジャーリーグ史上300回目(ポストシーズンを含む)となるノーヒッターを達成。ファイアーズはアストロズ時代の2015年8月にもノーヒッターを達成しており、複数回のノーヒッターを達成した史上35人目の投手となった。ファイアーズが週間最優秀選手に選出されるのは、前回のノーヒッター達成時以来2度目。また、アスレチックスの選手としては昨年4月にノーヒッターを達成して週間最優秀選手に選出されたショーン・マネイア以来である。

     柳は2先発で合計17イニングを投げ、被安打5、奪三振15、与四球1、無失点という安定感抜群のピッチングで自身初の週間最優秀選手に選出された。ファイアーズがノーヒッターを達成したのと同じ日に、柳はブレーブスを相手にわずか93球で4安打完封勝利をマーク。また、日本時間5月13日のナショナルズ戦では8回途中までノーヒッターを継続し、8回1安打無失点の快投を披露した。ドジャースの選手が週間最優秀選手に選ばれるのはコディ・ベリンジャーに続いて今季2人目である。

  • Wソックスの先発左腕・ロドンがトミー・ジョン手術へ

    2019.5.14 11:00 Tuesday

     日本時間5月14日、ホワイトソックスのリック・ハーンGMは本拠地ギャランティード・レート・フィールドでメディアからの質問に答え、故障者の状況について説明した。そのなかで先発左腕のカルロス・ロドンが日本時間5月16日にトミー・ジョン手術を受ける予定であることを明言し、2020年シーズンの後半戦に戦列復帰を果たすことを期待していることを明らかにした。

     現在26歳のロドンは今月上旬にメディアの取材を受けた際、トミー・ジョン手術を受ける予定であることを語っていた。2017年9月下旬に左肩の手術を受けたロドンは、昨季20試合に先発して6勝8敗、防御率4.18に終わったものの、今季は万全のコンディションでスタート。しかし、7度の先発登板で3勝2敗、防御率5.19に終わり、日本時間5月3日には左肘の炎症という名目で故障者リスト入り。詳細な検査の結果、トミー・ジョン手術が必要であることが明らかになり、ロサンゼルスでニール・エラトラシュ医師の手術を受ける予定となっている。

     ロドンの復帰時期についてハーンは「まだ手術を受けていないのだから、彼の復帰予測時期について具体的な予定を立てるには早すぎるよ」とコメント。「今回の手術のタイミングを考えれば、2020年シーズンの後半戦というのが現実的なラインじゃないかな。彼が(無事に手術を終えて)復帰に向けて動き始めたら、もう少し詳細な情報を提供できると思うよ」と語り、2020年シーズンの後半戦を復帰予測時期に挙げた。

     三振奪取能力の高さを生かしてリリーバー転向を勧める声もあるロドンだが、メジャーでの通算93登板のうち90試合は先発。ハーンは「彼は長い間、ずっと先発投手としてプレイしてきた。2020年シーズンに、どのような形でチームに戻ってくるかを語るにはまだ早すぎるよ」と復帰後の起用法については言及を避けたものの、あくまでも先発投手として2014年ドラフト全体3位指名の才能を開花させることを期待しているようだ。

  • アスレチックスが途中補強のモラレスをDFAに

    2019.5.14 10:40 Tuesday

     日本時間5月14日、アスレチックスは故障者リスト入りしていたマーク・キャナの戦列復帰に伴い、3月下旬にブルージェイズから緊急補強したケンドリズ・モラレスをDFAとしたことを発表した。モラレスは日本での開幕シリーズで正一塁手のマット・オルソンが故障したことを受けてアスレチックスに加入したが、今季ここまで打率.204、1本塁打、OPS.569と期待に応える働きを見せることができていなかった。

     故障離脱したオルソンの穴を埋めるべく、日本時間3月28日にヘスス・ロペス(マイナーの内野手)とインターナショナル・スロット・マネーとの交換でブルージェイズからアスレチックスに加入したモラレスだったが、アスレチックスでは指名打者や一塁手として34試合に出場して打率.204、1本塁打、OPS.569と低調なパフォーマンスに終始。オルソンはすでに戦列復帰を果たしており、一塁と外野を守れるキャナが故障者リストから復帰したことでモラレスの居場所はなくなり、DFAという措置に至った。

     モラレスはわずか7週間でアスレチックスを去ることになったが、今季の年俸1200万ドルのうち、大半は前所属のブルージェイズが負担することになっているため、アスレチックスに金銭面でのダメージはほとんどない。今後はモラレスに代わってキャナがオルソンのバックアップと務めることになるだろう。

     アスレチックスのボブ・メルビン監督は、モラレスについて「確かに成績は良くなかったけど、彼は真のプロだった。昨日の試合でも、彼は全ての打席の全てのボールで全ての選手を熱心に応援していた。彼は素晴らしいチームメイトだったよ。彼の今後の幸運を祈りたい。必ず拾ってくれるチームはあると思うからね」とコメントし、ベテラン選手としてのチームへの貢献に感謝を述べた。

  • ヤンキースに朗報 正中堅手・ヒックスが戦列復帰

    2019.5.14 10:30 Tuesday

     左腰痛により開幕から故障者リスト入りしていたアーロン・ヒックス(ヤンキース)が、レギュラーシーズン開幕から1ヶ月半が経過し、ようやく戦列に戻ってきた。日本時間5月14日、ヤンキースはヒックスを故障者リストからアクティブ・ロースターに登録し、アーロン・ブーン監督はオリオールズ戦に「1番・中堅」で先発起用(試合は雨天中止に)。故障者が続出するなかレイズと首位争いを繰り広げるヤンキースにとって、強打のリードオフマンの戦列復帰はこの上ない朗報だ。

     スプリング・トレーニングで腰を痛めた当初、ヒックスは自身の離脱期間がこれほど長期化するとは想像していなかったに違いない。しかし、自身に加えてアーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントンと主力外野手に故障者が続出するなか、ヤンキースは生え抜きのベテランであるブレット・ガードナーのほか、クリント・フレイジャー、キャメロン・メイビン、マイク・トックマンといった選手たちを起用。開幕40試合で24勝をマークする期待以上の戦いを続けている。

     ヒックスは「故障者の代役として出場機会を得た選手たちが良い仕事をしてくれている。トックマンは試合を決める重要なヒットを何本も打ったし、メイビンもバットがよく振れている」と語り、開幕直前に加入したトックマン、4月下旬に金銭トレードで加入したメイビンといった代役選手の奮闘を称賛。トックマンはヒックスと入れ替わる形でAAA級降格となったが、ブーンは「これまで勝利に貢献してくれた選手を降格させるのは難しい決断だ。でも、彼はチーム事情を理解してくれていると思う」とヒックス同様にトックマンのチームへの貢献を称えた。

     ヤンキースの正中堅手として昨季初めて規定打席に到達し、打率.248、27本塁打、79打点、OPS.833をマークしたヒックスは、今年2月に7年7000万ドルでヤンキースとの契約を延長。契約延長を手にして以降、初めて公式戦のグラウンドに立つことになる。ブーンが「球界で最も過小評価されている選手の一人」と語るヒックスは、1ヶ月半の出遅れを挽回し、リードオフマンとして文字通りチームを牽引する活躍を見せてくれることだろう。ヒックスの今後の活躍に注目だ。

  • 右肩故障中のヤンキース・アンドゥハーが再び故障者リスト入り

    2019.5.14 10:20 Tuesday

     日本時間5月14日、ヤンキースは右肩関節唇を断裂しているミゲル・アンドゥハーを再び故障者リストに登録したことを発表した。アンドゥハーは日本時間4月2日に故障者リスト入りしたものの、手術を回避し、リハビリを経ておよそ1ヶ月後に戦列復帰。しかし、右肩の状態は思わしくなく、アーロン・ブーン監督は今後の対応について判断するために、アンドゥハーが詳細な検査を受ける予定であることを明らかにした。

     ヤンキースは当初、右肩の故障がアンドゥハーのスローイングのみに影響を与えると考えていた。つまり、右肩の故障を抱えた状態でも、昨季打率.297、27本塁打、92打点、OPS.855をマークしたバッティング面での貢献が期待できると見込んでいたのだ。ところが、日本時間5月5日の戦列復帰以降、アンドゥハーは9試合に出場して34打数3安打(打率.088)。右肩の故障がバッティングにも悪影響を及ぼしていることが明らかになり、ヤンキースはアンドゥハーの起用プランについて軌道修正を余儀なくされた。

     ブーンは「彼はあらゆるテストをクリアしていたし、リハビリも正しく行っていたと思う。でも、彼の不振には故障が関係していると判断せざるを得ない状況になっている」とコメント。「彼の状態をもう一度しっかり検査して、戦列復帰に向けてのプランを立て直さなければならない」と今後の動きについて説明した。

     現在24歳のアンドゥハーは、正三塁手に定着して47本の二塁打を放つなど、期待以上の活躍ぶりでア・リーグの新人王投票で大谷翔平(エンゼルス)に次ぐ2位にランクイン。しかし、今季は故障の影響もあり、12試合で打率.128にとどまっている。

     「選手はレーシングカーのようなものなんだ。どこかがおかしくなってしまうと、全体のパフォーマンスに影響を及ぼしてしまう。我々はチームが好成績を残すためだけでなく、ミギー(=アンドゥハーの愛称)が良い選手で居続けられるようにするために、最善の方法を取らなくてはならない」とブーン。手術を受けることが決まれば、最悪の場合、今季中の戦列復帰は絶望となるかもしれない。

  • ブルージェイズがジャクソン獲得 メジャー新記録誕生へ

    2019.5.12 14:00 Sunday

     日本時間5月12日、ブルージェイズは金銭トレードでアスレチックスから35歳のベテラン先発右腕、エドウィン・ジャクソンを獲得したことを発表した。ジャクソンはオクタビオ・ドーテルと並ぶメジャータイ記録となる13球団でのプレイ経験があり、ブルージェイズで公式戦に出場するとメジャー新記録が誕生することになる。現在、ブルージェイズはクレイ・バックホルツとクレイトン・リチャードを故障で欠いて先発投手が不足しており、ジャクソンの先発ローテーション入り、そしてメジャー新記録の誕生が確実視されている。

     ジャクソンは2011年のノン・ウエーバー・トレード・デッドラインでブルージェイズに移籍したことがある。しかし、直後にカージナルスへトレードされ、ブルージェイズでの公式戦出場はゼロ。そのため、これまでにプレイした13球団のなかにブルージェイズは含まれておらず、ブルージェイズの一員として公式戦に出場すれば、「メジャー14球団でプレイ」という新記録が誕生する。

     昨季のジャクソンは、アスレチックスで17試合に先発して6勝3敗、防御率3.33をマーク。シーズン終了後にフリーエージェントとなったものの、レギュラーシーズン開幕までに契約を得ることができず、日本時間4月12日にアスレチックスとマイナー契約を結んだ。今季はマイナー2階級で計3試合に先発して1勝0敗、防御率6.75という成績。メジャー16シーズンの通算では104勝123敗、防御率4.60をマークしている。なお、ジャクソンのこれまでの所属チームは以下の通りとなっている。

    ●2001年のドラフトでドジャースから6巡目指名。2003年にメジャーデビュー(1球団目)
    ●2006年1月、2対2のトレードでデビルレイズ(2008年からレイズ)へ移籍(2球団目)
    ●2008年12月、1対1のトレードでタイガースへ移籍(3球団目)
    ●2009年12月、ヤンキースを含めた三角トレードでダイヤモンドバックスへ移籍(4球団目)
    ●2010年7月、1対2のトレードでホワイトソックスへ移籍(5球団目)
    ●2011年7月、2対2のトレードでブルージェイズへ移籍した直後に4対4のトレードでカージナルスへ移籍(6球団目)
    ●2012年2月、フリーエージェントとしてナショナルズと契約(7球団目)
    ●2013年1月、フリーエージェントとしてカブスと契約(8球団目)
    ●2015年8月、フリーエージェントとしてブレーブスと契約(9球団目)
    ●2016年1月、フリーエージェントとしてマーリンズと契約(10球団目)
    ●2016年6月、フリーエージェントとしてパドレスと契約(11球団目)
    ●2017年4月、フリーエージェントとしてオリオールズと契約(12球団目)
    ●2017年6月、フリーエージェントとしてナショナルズと契約
    ●2018年1月、フリーエージェントとしてナショナルズと契約
    ●2018年6月、フリーエージェントとしてアスレチックスと契約(13球団目)
    ●2019年4月、フリーエージェントとしてアスレチックスと契約
    ●2019年5月、金銭トレードでブルージェイズへ移籍(14球団目?)

  • ナショナルズがベテラン外野手・パーラとメジャー契約へ

    2019.5.9 15:40 Thursday

     日本時間5月9日、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ナショナルズはフリーエージェントの外野手、ヘラルド・パーラとのメジャー契約に向けて動いているようだ。パーラは日本時間5月4日にジャイアンツからDFAとなり、フリーエージェントとなることを選択。ナショナルズは、健康な選手を探す方が難しいくらいのチーム状況のなか、選手層の増強に向けて手を打った形となった。

     パーラは今年2月にジャイアンツとマイナー契約を結び、メジャーデビューから昨季まで10年連続100試合以上出場の実績を買われて開幕ロースター入り。外野の両翼でレギュラー格として起用されていたが、30試合で打率.198、1本塁打、6打点、2盗塁、OPS.546と不振を極め、開幕から1ヶ月半も経たないうちにDFAとなった。

     打撃面では精彩を欠いているものの、ダイヤモンドバックス時代の2011年と2013年にゴールドグラブ賞を受賞した好守は健在であり、攻守トータルでの貢献度はプラスの数値を示している。また、ナショナルズのデーブ・マルティネス監督は打線の三振の多さに苦言を呈していたが、パーラは通算三振率が17.1%と比較的三振の少ない打者であり、ナショナルズ打線の欠点を補う働きも期待できるだろう。ナショナルズのマイク・リゾーGMは、以前からパーラの獲得に興味を示していたが、ついにパーラの獲得が実現することになる。

     なお、ナショナルズは日本時間5月10日から敵地でのドジャース4連戦が予定されており、パーラはこの4連戦の開始前、または期間中にナショナルズのアクティブ・ロースターに登録される可能性がある。ただし、ナショナルズは現在40人枠がフルに埋まっており、パーラと契約してロースターに登録する際には枠を1つ空ける必要がある。早ければ明日にもパーラとのメジャー契約と、それに伴うロースター・ムーブが発表されることになりそうだ。

  • エンゼルス・大谷 日本時間8日のタイガース戦で復帰の可能性

    2019.5.7 11:45 Tuesday

     エンゼルスはまもなく、打線に強力な戦力が加わることになりそうだ。日本時間5月7日、エンゼルスのビリー・エプラーGMは、同8日から始まる敵地デトロイトでのタイガース3連戦に大谷翔平が帯同することを発表。3連戦の初戦に大谷が指名打者として出場するかどうかは、大谷の状態を見たうえで、最終的に判断されることになるようだ。

     エプラーは「大谷翔平は明日からデトロイトでチームに帯同する」と明言。「明日の午後に彼の状態を判断し、試合に出場可能かどうかを決定する予定だ」と今後の方針を明らかにした。

     昨年10月にトミー・ジョン手術を受けた大谷は、オープン戦やマイナーを含めて今季まだ試合に出場していない。日本時間4月20日から本格的な打撃練習を開始し、戦列復帰に向けての準備を進めてきた。今季は投手としてプレイする予定はなく、来季の投手としての戦列復帰に向けて、週に3度のペースで投手としてのリハビリも行っている。

     指名打者として戦列復帰を果たしたあとは、出塁した際に右肘を保護するためにプロテクターを装着する予定となっている。大谷は、右肘にプロテクターを装着した状態での感覚を確かめるために、先週はプロテクターを装着したままスライディングなどの走塁練習を行っていた。投手としての戦列復帰に向けてのスケジュールに悪影響が出ないよう、入念に対策を練っているようだ。

     昨季ア・リーグの新人王に選出された大谷は、投手として4勝2敗、防御率3.31、打者として打率.285、22本塁打、61打点をマーク。「二刀流」で大きな注目を集めた大谷の戦列復帰は、世界中の野球ファンから大きな注目を浴びることになるに違いない。そして、戦列復帰の日はまもなくやってくる。

  • 週間最優秀選手にオドリッジとシンダーガードが選出

    2019.5.7 11:10 Tuesday

     日本時間5月7日、メジャーリーグ機構はレギュラーシーズン第6週の週間最優秀選手を発表し、ア・リーグはジェイク・オドリッジ(ツインズ)、ナ・リーグはノア・シンダーガード(メッツ)が選出された。両リーグの週間最優秀選手がともに投手となるのは、昨年4月にア・リーグでジャスティン・バーランダー(アストロズ)、ナ・リーグでマックス・シャーザー(ナショナルズ)が選出されて以来、実に1年以上ぶりのことである。

     オドリッジは2試合に先発して合計13イニングを無失点に抑え、2勝、15奪三振をマーク。日本時間4月30日のアストロズ戦で7回4安打無失点、日本時間5月5日のヤンキース戦で6回2安打無失点の好投を見せ、自身初の週間最優秀選手に選出された。ロッコ・バルデリ監督は「彼は素晴らしいピッチングをしていたから受賞に値すると思うよ」と先発右腕の活躍を絶賛。ツインズの投手が週間最優秀選手に選出されるのは、2011年5月にフランシスコ・リリアーノが選出されて以来8年ぶり、野手も含めると昨年6月のエドゥアルド・エスコバー以来の受賞となった。

     一方のシンダーガードは、日本時間5月3日のレッズ戦で今季自己最多の10奪三振をマークして2勝目を挙げただけでなく、「自身の本塁打による1対0の完封勝利」を記録。1983年にボブ・ウェルチ(ドジャース)が達成して以来、36年ぶりの快挙となった。シンダーガードが週間最優秀選手に選出されるのは、2016年5月以来、自身3年ぶり3度目。メッツの選手では、2017年6月のジェイコブ・デグロム以来、2年ぶりの受賞となっている。

  • 【月間アウォード】3・4月の受賞者が決定

    2019.5.3 10:00 Friday

     日本時間5月3日、メジャーリーグ機構は4つの月間アウォード(月間最優秀選手、月間最優秀投手、月間最優秀新人、月間最優秀救援投手)について、3・4月の受賞者を発表した。月間最優秀選手にはティム・アンダーソン(ホワイトソックス)とコディ・ベリンジャー(ドジャース)、月間最優秀投手にはタイラー・グラスナウ(レイズ)とルイス・カスティーヨ(レッズ)、月間最優秀新人にはブランドン・ロウ(レイズ)とピート・アロンゾ(メッツ)、月間最優秀救援投手にはシェーン・グリーン(タイガース)とカービー・イエーツ(パドレス)が選出された。

     アンダーソンは23試合に出場して打率.375、6本塁打、18打点、出塁率.394、長打率.615のほか、両リーグ最多の10盗塁をマーク。日本時間4月28日のタイガース戦では自身初となるサヨナラ本塁打を放った。ベリンジャーは打率.431、14本塁打、37打点、出塁率.508、長打率.890という驚異的な活躍を見せ、4月末時点での37打点と97塁打はメジャー新記録。また、4月末までに14本塁打を放ったのは、メジャーリーグ史上で2006年のアルバート・プーホルス、2007年のアレックス・ロドリゲス、そして今季のベリンジャーとクリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)の4人だけである。

     グラスナウは6先発で5勝0敗、防御率1.75という圧巻のパフォーマンス。36イニングを投げて38三振を奪った一方、与四球と失点はいずれも7しかなく、メジャー4年目にしてエース級の才能を本格開花させようとしている。カスティーヨは7先発で3勝1敗、防御率1.45の好成績をマーク。43回1/3を投げて50三振を奪い、失点はわずか7。昨季は最初の6先発で防御率7.85とスタートダッシュに失敗したが、今季は最高のスタートを切った。

     ロウは昨季43試合で打率.233に終わったものの、今季は25試合で打率.289、6本塁打、17打点、出塁率.350、長打率.567をマーク。受賞が決まった直後の日本時間5月3日のロイヤルズ戦では決勝2ランを放つ活躍を見せた。アロンゾは29試合に出場して打率.292、9本塁打、26打点、出塁率.382、長打率.642と他球団の主力打者と比較しても遜色ない好成績をマーク。9本塁打は新人両リーグ最多であるだけでなく、4月末時点での本塁打数としては1976年のデーブ・キングマン、2006年のカルロス・デルガード、2013年のジョン・バック、2016年のニール・ウォーカーと並ぶ球団タイ記録となっている。

     グリーンはチーム13勝のうち12試合でセーブをマークし、14試合に登板して防御率1.29と安定感抜群のピッチング。セーブ成功率は100%、12セーブはリーグ最多である。イエーツはチーム17勝のうち14試合でセーブを挙げ、14セーブは両リーグ最多であるだけでなく、4月末時点でのメジャー新記録となった。16試合で防御率0.56と「守護神」と呼ぶに相応しい活躍を続けている。

  • エンゼルス・大谷はメキシコ遠征に参加せず 復帰は早くて来週

    2019.5.1 12:35 Wednesday

     トミー・ジョン手術からの戦列復帰を目指す大谷翔平(エンゼルス)が、日本時間5月5日から行われるメキシコでのアストロズ2連戦に帯同しないことが濃厚となった。よって、大谷の戦列復帰は最短でも日本時間5月8日のタイガース戦ということになる。日本時間5月1日にエンゼルスのブラッド・オースマス監督が明らかにした。

     昨年10月にトミー・ジョン手術を受けた大谷は、指名打者としての戦列復帰に向けて最終段階に突入しており、先週から実戦形式での打撃練習を開始。日本時間4月30日には左投手と5打席対戦した。今週末には戦列復帰の準備が整うと見られていたものの、オースマスは「彼をメキシコに連れていく予定はない。もう少し打席に立つ必要があると思うからね」と語り、大谷がメキシコ遠征で戦列復帰を果たす可能性を否定。エンゼルスがメキシコ遠征を終え、アメリカ本土に戻ってきたタイミングで戦列復帰を果たす可能性が高くなった。

     大谷は戦列復帰までにおよそ40打席を必要とすると見られているが、まだ20打席という段階。調整が進むにつれて、1日あたり最大10打席ほどをこなす可能性もあると見られていたが、エンゼルスは大谷がオーバーワークになることを懸念しており、慎重に調整を進めている。「メディカル的な観点から考えて、ゆっくり慎重に調整を進めてもらっている。肘に負担をかけたくないからね」とオースマス。よって、大谷はメキシコ遠征には参加せず、必要な打席数をこなしていくことになるだろう。

     エンゼルスはメキシコでのアストロズ2連戦を終えたあと、タイガース3連戦、オリオールズ3連戦、ツインズ3連戦と敵地での試合が続く。大谷の復帰を日本時間5月18日に本拠地エンゼル・スタジアムで行われるロイヤルズ戦まで先延ばしにすることは考えづらく、大谷は敵地で戦列復帰を果たすことになりそうだ。

  • イチローがマリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターに就任

    2019.5.1 11:55 Wednesday

     6週間前の東京ドームでの開幕シリーズをもって現役生活にピリオドを打ったイチローが、マリナーズの会長付特別補佐に就任し、インストラクターとしてメジャーとAAA級で選手の指導を行うことになったことを日本時間5月1日にマリナーズが発表した。イチローはこの日のカブス戦の試合前に、チームのミーティングと練習に参加した。

     イチローの主な指導分野は、外野守備、走塁、そして打撃になると見られる。19年間のメジャー生活での走攻守三拍子揃ったオールラウンドな活躍を考えれば、これは何ら不思議なことではない。

     イチローは自身の役割について、メディアに対して言及しなかった。今のところ、マリナーズのホームゲームの大半でインストラクターとしてチームに帯同し、ときどきAAA級タコマでも指導を行うと見られる。敵地での試合には帯同しない見込みだ。

     昨季は5月はじめに選手登録を抹消されたあと、チームに帯同して打撃練習などを継続して行っていたものの、今後はイチロー自身がプレイすることはないと見られる。コーチ的な立場で後輩の指導に専念し、また、スコット・サービス監督やジェリー・ディポートGMに対してアドバイザー的な役割を担う可能性もあるようだ。

     マリナーズでは、ケン・グリフィーJr.、エドガー・マルティネス、アルビン・デービス、ダン・ウィルソンといった球団史に残る名選手がアドバイザーの役割についており、つい先日、イチローのメジャーリーグ移籍当初にイチローとともに右中間コンビを形成したマイク・キャメロンもそれに加わった。イチローもマリナーズの「レジェンド」の1人として、新たな野球人生をスタートすることになる。

  • 全体1位指名右腕・マイズがAA級デビュー戦でノーヒッター

    2019.4.30 11:10 Tuesday

     A+級で開幕を迎え、4先発で2勝0敗、防御率0.35という圧倒的な数字を残してAA級に昇格したケーシー・マイズ(タイガース)が、AA級デビュー戦でノーヒッターを達成する快挙を成し遂げた。現在21歳のマイズは2018年のドラフトでタイガースから全体1位指名を受けた有望株右腕であり、早ければ今季終盤にメジャーのマウンドで投げる姿が見られるかもしれない。

     タイガース傘下AA級エリーでノーヒッターが達成されるのは史上4度目であり、早くも今季2度目。日本時間4月25日の試合で、アレックス・ファエドが7イニングを無安打に抑えたあと、継投によるノーヒッターが達成されている。

     マイズは初回の先頭打者に死球を与えたものの、次打者を遊撃への併殺打に打ち取り、初回を打者3人で抑えると、2回から6回まで5イニング連続で三者凡退。7回裏二死から四球による走者を許したが、最後までヒットは打たれなかった。

     「速球のコマンドが良くなかった。今季一番悪かった」と自身のピッチングを振り返ったマイズだが、「代わりにカッターをたくさん投げた。今日はどんなカウントでもカッターでストライクを取ることができた」と語ったように、自身の状態を冷静に分析して即座にピッチングを修正。こうした修正能力の高さこそが、マイズがトップ・プロスペクトであるゆえんなのだろう。

     ノーヒッターを達成しただけでなく、わずか98球(うちストライク70球)で9イニングを投げ抜いたことも特筆に値する。6回裏をたった4球で三者凡退に抑えるなど、効率の良いピッチングを展開し、プロ入り後初めての完投となった。

     試合は5回表にエリーが先頭打者ジェイク・ロジャースのヒットと相手投手の暴投、次打者ホゼ・アソカルのバント安打で無死一・三塁のチャンスを作り、チャド・セディオのファーストゴロの間に1点を先制。これがこの試合唯一の得点となり、エリーは1対0で勝利を収めている。

  • ボイトとエスコバーが週間最優秀選手に選出

    2019.4.30 10:35 Tuesday

     日本時間4月30日、メジャーリーグ機構はレギュラーシーズン第5週の週間最優秀選手を発表し、ア・リーグはルーク・ボイト(ヤンキース)、ナ・リーグはエドゥアルド・エスコバー(ダイヤモンドバックス)が選出された。

     ボイトは、チームが6勝1敗と好調だった1週間で7試合に出場し、打率.433、4本塁打、10打点、出塁率.528、長打率.867の好成績をマーク。主力選手に故障者が続出しながらも、今季ここまで17勝11敗という上々の戦いを見せている要因の一つとなっている。ボイトが週間最優秀選手に選出されるのは、昨季のレギュラーシーズン最終週に続いて自身2度目である。

     一方のエスコバーは、6試合に出場して打率.480、3二塁打、1三塁打、3本塁打、8打点、OPS1.573と快打を連発し、4勝2敗をマークしたチームに貢献。日本時間4月29日のカブス戦では、延長15回の熱戦の末に敗れたものの、1試合2本塁打を記録して充実の1週間を締めくくった。ツインズ時代の昨年6月にア・リーグの週間最優秀選手に選出されており、今回の受賞は自身2度目、ナ・リーグ移籍後では初めてとなる。

     なお、ダイヤモンドバックスは日本時間5月1日から本拠地チェイス・フィールドで、ヤンキースとの2連戦が予定されている。レギュラーシーズン第5週の週間最優秀選手に選出された2名が、直接顔を合わせることになりそうだ。

  • マリナーズ・シェフィールドが昇格へ 菊池をリリーフ予定

    2019.4.26 18:35 Friday

     マリナーズは日本時間4月27日のレンジャース戦で先発予定の菊池雄星を、投球回数の制限を目的として1イニング程度で降板させる方針だ。いわゆる「オープナー」に似た起用法となるため、菊池が降板したあと、長いイニングを担うリリーバーが必要となるが、22歳の有望株左腕、ジャスタス・シェフィールドを昇格させてその役割を担わせるようだ。シェフィールドの昇格に伴い、リリーフ右腕のショーン・アームストロングがDFAとなることがすでに報じられている。

     オフシーズンにジェームス・パクストンをヤンキースへ放出したトレードでマリナーズに加入したシェフィールドは、今季AAA級で3試合に登板して0勝1敗、防御率3.93をマーク。日本時間4月23日には「オープナー」のマット・テニュータのあとを受けて、リリーフで3イニングを投げており、「予行演習」も済ませている。

     菊池は今季ここまで6試合に登板して1勝1敗、防御率4.68をマーク。マリナーズ首脳陣は、菊池がメジャーリーグに適応するのを後押しするため、投球回数の制限を目的として1ヶ月に1度程度のペースで1イニング程度の先発登板を行わせることを明言していたが、日本時間4月27日のレンジャーズ戦がその第1回目となる。

     スコット・サービス監督は「シェフィールドには95球くらい投げるつもりで準備をしておけと言ってある。95球も投げることはないと思うけどね。菊池は1イニングだからといって無理に全力投球する必要はないし、いつも通りに試合に臨んでほしい。1イニング、良いピッチングをしてくれることを期待しているよ」とコメント。シェフィールドは中3日での登板となるため、必要以上に長いイニングを投げさせるつもりはないようだ。

     「シェフィールドが100球近く投げることはないだろう。残りをリリーフ陣で凌げると判断したところまで投げてくれるのが理想だね」とサービス。菊池とシェフィールドがどのようなピッチングを見せるか注目だ。

  • ナショナルズの有望株・キーブームがメジャー昇格

    2019.4.26 18:05 Friday

     主力内野手に故障者が発生しているナショナルズは、日本時間4月27日のパドレス戦に向けて、チーム内最高の有望株であるカーター・キーブームをメジャーに昇格させることを決めたようだ。まだ球団からの正式発表はないものの、地元紙のワシントン・ポストが最初に報じ、複数の関係者がMLB公式サイトに対して事実であることを認めている。MLB公式サイトのプロスペクト・ランキングで球団1位&全体24位にランクインしている21歳の有望株の活躍に注目が集まりそうだ。

     今季のキーブームはAAA級で開幕を迎え、ここまで18試合に出場して打率.379、3本塁打、18打点、出塁率.506、長打率.636、OPS1.142の好成績をマーク。スプリング・トレーニングでも25試合で打率.279、3本塁打、9打点、出塁率.353、長打率.558、OPS.911と上々のパフォーマンスを見せていたが、ナショナルズは二塁にブライアン・ドージャー、三塁にアンソニー・レンドン、遊撃にトレイ・ターナーと不動のレギュラーがおり、また、ユーティリティ・プレイヤーのハウィー・ケンドリックの戦列復帰も迫っていたため、キーブームが開幕ロースター入りする余地はなかった。また、昨季26失策を喫した守備面を改善するため、マイナーで実戦経験を積ませたいという狙いもあったようだ。

     守備面での課題はいまだ改善されていないものの、ナショナルズは打撃面での好成績を評価してキーブームのメジャー昇格を決めた。ターナーは指の骨折で戦列を離れており、レンドンも左肘に死球を受けたあと、4試合を欠場している。そうしたチーム事情が、キーブームのメジャー昇格を後押ししたようだ。ただし、レンドンは日本時間4月27日のパドレス戦でスタメン復帰する可能性もあるという。

     なお、キーブームの昇格に伴い、ジェイク・ノールがAAA級に降格することが予想されている。また、ナショナルズはキーブームを40人枠に入れる必要があり、枠を1つ空けなければならない。開幕から不振が続いているリリーフ右腕のトレバー・ローゼンタールがDFAの最有力候補に挙げられている。

  • マレーが史上初の快挙 MLBとNFLからドラフト1巡目指名

    2019.4.26 16:45 Friday

     日本時間4月26日、カイラー・マレーはNFLのドラフトでアリゾナ・カージナルスから全体1位指名を受け、プロ・フットボール選手としてのキャリアをスタートした。マレーは昨年のドラフトでアスレチックスから1巡目指名を受けたものの、フットボールに専念することを選択して入団を拒否している。MLBとNFLの両方からドラフト1巡目指名を受けるのは史上初の快挙となった。

     ESPNのNFLドラフト放送のなかで、マレーは「(プロ・フットボール選手になることは)子供のころからの僕の夢だったんだ」と語り、アリゾナ・カージナルスからの全体1位指名を喜んだ。「一生懸命に努力をしてきたし、僕がこの場所にいられるのは、応援してくれた全ての人々のおかげだ。感謝してもしきれないし、夢のような気分だよ」とマレー。大学フットボールの最高の選手に贈られるハイズマン賞を受賞したマレーは、一時はアスレチックス入団の意思を示したものの、最終的にはフットボールに専念することを選択した。

     ただし、アスレチックスはマレーの保有権を放棄したわけではない。マレーは契約金をアスレチックスに返還しているが、アスレチックスはマレーをマイナーの制限リストに登録し、マレーの保有権を保持している。そのため、アスレチックスは今年のドラフトで、契約が成立しなかったマレーに代わる補償指名権を得ることはない。

     近年の野球&フットボール選手として有名なのは、シアトル・シーホークスのエース・クォーターバックとして活躍しているラッセル・ウィルソンだ。ウィルソンは2010年のドラフトでロッキーズから4巡目指名を受け、フットボールに専念する前に、ロッキーズのファーム組織で2シーズンを部分的に過ごしている。2014年と2015年にはレンジャーズ、2018年と2019年にはヤンキースのスプリング・トレーニングに参加しており、現在はヤンキースがウィルソンの野球選手としての保有権を有している。

     マレーが将来的にメジャーリーグの舞台でプレイする可能性は消滅したわけではない。とはいえ、まずはプロ・フットボール選手としてのマレーのキャリアが成功することを祈りたい。

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