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  • レンジャーズ 有望株・カルフーンがメジャー昇格

    2017.9.13 11:00 Wednesday

     ロースター枠が25人から40人に拡大する9月、いわゆる「セプテンバー・コールアップ」によって各球団の有望株が続々とメジャー昇格を果たしている。レンジャーズは今年7月にダルビッシュ有とのトレードで獲得した3選手のうちの1人であるウィリー・カルフーンをメジャーへ昇格させることを決定した。

     カルフーンの代理人がカルフーンへ電話したとき、カルフーンはガールフレンドとのディナー中で、しかも携帯電話を自宅に置いてきていた。代理人はカルフーンのガールフレンドへ電話し、レンジャーズのアシスタントGMであるジェイス・ティングラーに連絡するように伝えた。カルフーンがティングラーに電話すると、カルフーンはアリゾナからカリフォルニアへドライブする予定を破棄せざるを得なくなった。その代わりに、およそ3時間の睡眠の後、ダラス行きの飛行機に飛び乗ったのだった。

     そして日本時間9月13日のマリナーズ戦にカルフーンは「7番・レフト」で先発出場している。「夢が叶ったよ。子供の頃からずっと夢見てきたことなんだ。メジャー昇格の知らせを聞いたときはとても興奮したよ。こんなに嬉しいことはないし、ここに来ることができてとても幸せだよ」とカルフーンはメジャー昇格の喜びを口にした。

     カルフーンは2015年のドラフトでドジャースから4巡目(全体132位)指名を受けてプロ入り。身長173cmと小柄ながらパンチ力を秘め、昨季はAA級とAAA級の2階級合計で27本塁打、88打点をマークした。今季はAAA級で開幕を迎え、7月末にダルビッシュとのトレードでA.J.アレクシー、ブレンドン・デービスとともにレンジャーズに加入。AAA級では移籍前後を合わせて128試合に出場し、打率.300、31本塁打、93打点、OPS.927の好成績をマークしている。プロ入り当初は二塁手だったが、レンジャーズ移籍後はレフトでの出場が大半を占めており、メジャーでも主に外野を守ることになりそうだ。

     公式サイトのプロスペクト・ランキングでは球団2位にランクインしているカルフーン。22歳の若武者がメジャーの舞台でどんなプレイを見せてくれるのか。メジャーリーグにまた一人、楽しみな選手が加わった。

  • 2018年レギュラーシーズンは日本時間3月30日開幕

    2017.9.13 10:27 Wednesday

     日本時間9月13日、メジャーリーグ機構は2018年レギュラーシーズンの日程を発表した。日本時間3月30日に30球団一斉に開幕戦を迎える予定となっている。

     2018年レギュラーシーズンはメジャーリーグ機構とメジャーリーグ選手会の間で合意に至った新たな労使協定の下で行われる初めてのレギュラーシーズンであり、例年より開幕を早める代わりに各球団に3~4日の休養日が与えられている。その結果、海外での開幕戦開催を除けば、メジャーリーグ史上最も早い開幕日となった。従来は2003年、2008年、2014年に日本時間3月31日に開幕したのが最も早かった。

     また、30球団が一斉に開幕を迎えるのは1968年以来初めてのことである。1968年は当時の20球団が日本時間4月11日に一斉に開幕を迎えた。さらに、現地時間木曜日にレギュラーシーズン開幕を迎えるのは2011年以来7年ぶりとなり、メジャーリーグ史上12度目となる。

     開幕日には同地区対決が8試合組まれているほか、タイガースとパイレーツのインターリーグ(交流戦)が予定されている。翌日(日本時間3月31日)は9試合、日本時間4月1日は15試合、日本時間4月2日は12試合が行われ、開幕週の週末は幕を閉じることになる。

     インターリーグは両リーグの東部地区同士、中部地区同士、西部地区同士で行われる。これにより過去10年のワールドシリーズ対戦カードが4組対戦することになる(フィリーズ対レイズ、カブス対インディアンス、フィリーズ対ヤンキース、ジャイアンツ対レンジャーズ)。

     レギュラーシーズン閉幕は日本時間10月1日となり、同地区対決が12試合予定されている。ジャッキー・ロビンソン・デーは日本時間4月16日、ツインズとインディアンスによるプエルトリコ開催は日本時間4月18日と19日、MLBドラフト初日は日本時間6月5日、ナショナルズ・パークで開催されるオールスター・ゲームは日本時間7月18日に行われる予定である。

  • 【戦評】ドジャース11連敗 前田は3回4失点で降板

    2017.9.12 18:51 Tuesday

     インディアンスが19連勝と驚異的な快進撃を続けている一方で、ドジャースの連敗が止まらない。日本時間9月12日に行われたドジャース対ジャイアンツの一戦は、天候不良によって試合開始が42分遅れ、試合開始後、打者1人を終えたところで今度は2時間52分にわたって中断。試合が終わったのは現地時間午前2時11分であり、敗れたドジャースにとっては疲労と失望だけが残る1日となってしまった。

     連敗ストップを目指して先発のマウンドに上がった前田健太だったが、トータル3時間34分の遅延が影響したのか、初回にいきなりディナード・スパンに12号先制ツーランを浴び、2回裏にはジャレット・パーカーに4号ソロを被弾。3回裏にもハンター・ペンスに三塁打を浴びた後、内野ゴロの間に1点を失い、3回4失点でマウンドを降りた。

     それでも4回表にドジャース打線が奮起し、一死満塁のチャンスでローガン・フォーサイスがタイムリー。前田の代打に起用されたクリス・テイラーもタイムリーを放ち、2-4と2点差に詰め寄った。さらに二死満塁からコリー・シーガーがライトへ2点タイムリーを放ち、ドジャースは一挙4得点で同点に追い付いた。

     5回以降は点の取り合い。5回表にヤシエル・プイーグの25号ソロでドジャースが勝ち越すと、5回裏にジャイアンツがスパンとバスター・ポージーの連続タイムリーで逆転に成功。6回表にジャスティン・ターナーのタイムリー二塁打で再びドジャースが同点に追い付いたが、6回裏にペンスのタイムリーでジャイアンツが勝ち越した。

     ジャイアンツは7回裏にもポージーのタイムリー二塁打で1点を追加し、8回をハンター・ストリックランド、9回をサム・ダイソンが抑えて試合終了。接戦を落としたドジャースは11連敗となり、球団ワーストの16連敗を喫した1944年以降のワースト記録を更新した。

     11連敗を喫しながらも両リーグ最高勝率をキープしているドジャースだが、両リーグ2位の勝率を誇るナショナルズとはわずか3.5ゲーム差。地区2位のダイヤモンドバックスとの差も9ゲームまで縮まっており、歴史的な大逆転劇が実現する可能性も出てきた。ポストシーズンでのホームフィールド・アドバンテージを得るために、まずは明日先発のクレイトン・カーショウに連敗ストップを託す。


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  • 【戦評】止まらないインディアンス 11得点の大勝で19連勝

    2017.9.12 14:21 Tuesday

     インディアンスの快進撃が止まらない。しかも、インディアンスはただ勝っているだけではないのだ。19連勝中の総得点132に対して総失点は32。期間中の得失点差+100という数字が示すように、投打で相手チームを圧倒しているのである。

     日本時間9月12日のタイガース戦でも投打がガッチリと噛み合った。2回裏にヤン・ゴームズのタイムリー、フランシスコ・リンドーアの3点タイムリー三塁打、ホゼ・ラミレスの犠飛で一挙5点を先制すると、試合中盤にもラミレスの26号ツーランなどで加点し、8回裏には相手の暴投とブランドン・ガイヤーの犠飛で2点をあげてダメ押し。投げては先発のカルロス・カラスコが6回9奪三振無失点の好投を演じ、2番手のダニー・サラザーが2イニング、3番手のザック・マカリスターが1イニングを零封して完封リレーを完成させた。

     日本時間8月25日のレッドソックス戦から始まった連勝は19に伸び、「マネーボール」で注目された2002年のアスレチックスが記録した20連勝まであと1。1935年のカブスが記録したメジャー記録(21連勝)の更新も現実味を帯びつつある。ちなみに、1916年のジャイアンツは引き分けを挟んで27試合で26連勝を成し遂げている。

     特筆すべきは19試合のうち17試合で先発投手が勝利投手になっていることだろう。期間中、先発投手は計117.1イニングを投げ、防御率1.84という驚異的な安定感を発揮している。この試合で先発したカラスコは期間中の4先発で29イニングを投げ、防御率0.62という安定ぶりだ。

     テリー・フランコーナ監督は連勝記録についてなるべく触れないようにしているという。「(連勝記録に触れると)間違ったメッセージを送ることになると思うからね。いつも通りが一番だよ。『よし、グラウンドに出て、今日も相手を負かしてやるぞ!』ってね。選手たちは本当に素晴らしい仕事をしてくれているよ」

     「ミスター・スマイル」ことリンドーアの笑顔に象徴されるように、常に自然体でプレイを続けるインディアンスの選手たち。彼らが自然体で実力を発揮し続ける限り、連勝はどこまでも伸びていきそうだ。


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  • ボーグルソンが現役引退 日米通算72勝

    2017.9.12 11:50 Tuesday

     日本時間9月12日、ジャイアンツは40歳のベテラン右腕、ライアン・ボーグルソンがジャイアンツの一員として現役を引退することを発表した。ボーグルソンは12シーズンにわたるメジャー生活のうち、6シーズン半をジャイアンツの一員として過ごした。日本時間9月18日に行われる本拠地AT&Tパークでのダイヤモンドバックス戦の試合開始前に、引退セレモニーが開催される予定となっている。

     ボーグルソンは1998年のドラフトでジャイアンツから5巡目(全体158位)指名を受けてクツタウン大学からプロ入り。2000年9月2日のカブス戦でメジャーデビューを果たしたが、2001年7月末にジェイソン・シュミット、ジョン・バンダーウォルとの2対2のトレードでアーマンド・リオスとともにパイレーツへ放出された。

     パイレーツ移籍後にトミー・ジョン手術を受け、2002年シーズン全体と2003年シーズンの大半を欠場。2004年は31試合(うち26先発)に登板して133イニングを投げ、6勝13敗、防御率6.50、翌2005年は全てリリーフで44試合に登板して2勝2敗、防御率4.43をマークしたが、メジャー定着を果たすことはできず、日本行きを決断した。

     日本では阪神で2シーズン、オリックスで1シーズンと計3シーズンにわたってプレイし、通算11勝をマーク。1年目の2007年に7勝をマークしたのが最多であり、大活躍というわけにはいかなかったものの、日本での経験が米球界復帰後の活躍に繋がったとボーグルソン自身は分析している。

     2010年1月にフィリーズとマイナー契約を結んで米球界復帰を果たしたが、メジャー昇格はできず、同年7月に解雇。およそ2週間後にエンゼルスとマイナー契約を結んだものの、ここでもメジャー昇格を果たすことはできなかった。しかし、2011年1月に古巣ジャイアンツとマイナー契約を結ぶと、ここからボーグルソンのキャリアは一気に花開いていくことになる。

     自己ベストのシーズンとなった2011年は13勝7敗、防御率2.71という好成績を残し、キャリア唯一となるオールスター・ゲーム選出。サイ・ヤング賞の投票でも5位票を1票だけとはいえ、キャリアで唯一得票した。翌2012年も14勝9敗、防御率3.37と安定したピッチングを続け、ポストシーズンでも4先発で防御率1.09と好投。チームのワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。

     しかし、2013年以降は成績を悪化させ、全盛期の輝きを取り戻せず。2014年に2度目のワールドシリーズ制覇を経験した後、2016年は古巣パイレーツでプレイしたが、わずか3勝に終わった。今年1月にツインズとマイナー契約を結んだものの、オープン戦で結果を残せず、同年3月に解雇。そして正式に現役引退を表明するに至った。メジャー通算成績は61勝75敗、防御率4.48。日米通算で72勝をマークした。


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  • 昨季新人王・フルマー 右肘手術で今季終了

    2017.9.12 11:16 Tuesday

     昨季のア・リーグ新人王であるマイケル・フルマー(タイガース)のメジャー2年目は、レギュラーシーズン閉幕を待たずして終了した。今季の彼を悩ませていた右肘の痺れや痛みを取り除くために、ジェームズ・アンドリュース医師による手術を受けることを決断したのだ。手術は日本時間9月12日に予定されており、回復には3~4ヶ月を要すると見られている。

     フルマーとタイガース球団は、今季最終登板となった日本時間8月30日のロッキーズ戦の試合後にアンドリュース医師に意見を求めた。フルマー自身は手術を回避することを希望していたが、最終的には来季を万全の状態で迎えるために手術を受けることを選択した。「8月末が決断のデッドラインだと考えていたんだ。このまま投げ続けるか、来季のために手術を受けるか。チームのことを考えると、来年のスプリング・トレーニングに向けて準備を進めるのが最善であり、最優先だと思ったんだ」とフルマーは決断の理由を語った。また、アンドリュース医師からも手術を受けることを勧められていたようだ。

     回復には3~4ヶ月を要する見込みだが、来春のスプリング・トレーニングには間に合う見込みである。昨年9月にジェイコブ・デグロム(メッツ)が同様の手術を受け、今春のオープン戦で登板することができた(もちろん開幕にも間に合った)。ちなみに、デグロムの同僚であるスティーブン・マッツ(メッツ)も先月、同様の手術を受けている。

     フルマーは今季、25試合に登板して10勝12敗、防御率3.83を記録。登板試合数は昨季より1試合減少してしまったが、昨季の159イニングを上回る164.2イニングを投げ、初めて規定投球回をクリアした。クオリティ・スタートも昨季の15度を上回る18度記録し、2年連続となる2ケタ勝利をマーク。いわゆる「2年目のジンクス」に苦しむことなく、先発ローテーションの一角としての役割を十二分に果たしたシーズンだった。来季は右肘の状態が万全となったフルマーが、さらなる活躍を見せてくれることだろう。


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  • 第23週のMVPはホズマーとJ.D.マルティネス

    2017.9.12 10:41 Tuesday

     第23週(9月4日~9月10日)の週間最優秀選手が発表され、ア・リーグはエリック・ホズマー(ロイヤルズ)、ナ・リーグはJ.D.マルティネス(ダイヤモンドバックス)が選出された。

     ホズマーは打率.538(26打数14安打)、2本塁打、8打点、OPS1.471の好成績を残し、意外なことに自身初となる週間MVPに輝いた。打率.538と14安打はリーグトップ、出塁率.586は同2位、長打率.885は同3位、8打点は同4位タイの数字であり、この好成績を評価されてロイヤルズの選手としては今季初(昨年9月のケンドリズ・モラレス以来1年ぶり)となる週間MVP受賞となった。期間中の全7試合に出場して6試合で安打を放ち、うち5試合がマルチ安打。日本時間9月8日から4試合連続でマルチ安打を記録しており、日本時間9月9日の最終打席から8打数連続安打を継続している。これはホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)らと並ぶ今季メジャー2位タイの数字であり、ダニー・バレンシア(マリナーズ)が記録した今季メジャー最長記録まであと1、1999年にジョー・ランダが記録した球団最長記録まであと2に迫っている。今季はキャリアハイの打撃成績を残しており、今オフのFA市場では大型契約を手にすることになりそうだ。

     マルティネスは打率.429(28打数12安打)、7本塁打、11打点、OPS1.663という大爆発で自身5度目、ナ・リーグでは自身初となる週間MVPに輝いた。タイガースに所属していた第7週と第15週にも週間MVPを受賞しており、今季3度受賞した選手はマルティネスが初めてである。7本塁打、11打点、長打率1.214はいずれもリーグトップの数字であり、ダイヤモンドバックスの選手としては第7週のジェイク・ラム以来今季2人目の週間MVP受賞者となった。該当期間の初戦となった日本時間9月5日のドジャース戦で、マルティネスは第2打席から4打席連続本塁打を記録。1試合4本塁打は史上18人目となる大記録であり、同じ試合の7回、8回、9回に本塁打を放った史上初の選手となった。日本時間9月9日からのパドレス3連戦では計3本塁打を放ち、出場した直近7試合で8本塁打の固め打ち。足の故障で開幕から1ヶ月を欠場したにもかかわらず、ここまで出場102試合で37本塁打、OPS1.030と驚異的な打棒を発揮している。ホズマーと同じく今オフにフリーエージェントとなるため、争奪戦が繰り広げられることは間違いなさそうだ。


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  • 第23週の最優秀ブルペンはインディアンス

    2017.9.12 10:13 Tuesday

     MLB公式サイトでは今季から週ごとに独自の計算方法で「週間最優秀ブルペン」を選出している。第23週の最優秀ブルペンにはインディアンスが選出された。

     計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従ってポイントを加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。
    ・1アウト=+1.5ポイント
    ・1奪三振=+1.5ポイント
    ・1セーブ=+5ポイント
    ・1被安打=-2ポイント
    ・1自責点=-4ポイント
    ・1非自責点=-2ポイント
    ・1与四球=-1ポイント
    ・1セーブ失敗=-5ポイント

     

     第23週のインディアンスは22.2回(=68アウト)で25奪三振、3セーブを記録した一方、被安打14、自責点1、与四球6で合計116.5ポイントを獲得。期間中防御率0.40という驚異的な安定感でチームの18連勝に大きく貢献し、第5週以来今季2度目の「週間最優秀ブルペン」受賞となった。失点したのはジョー・スミス(3イニングで1失点)のみであり、4イニングを無失点に抑えたブライアン・ショウを筆頭にコディ・アレン、タイラー・オルソン、ニック・グッディら8投手が無失点。アレンは3度のセーブ機会をいずれも成功させ、ショウ、スミス、オルソンはいずれも3ホールドをマークした。日本時間9月6日のホワイトソックス戦では先発のダニー・サラザーがわずか0.2イニングで降板する事態となったが、ブルペン陣が8.1イニングを無失点リレーで繋ぎ、チームを勝利に導いた。なお、獲得ポイント数の2位はレッドソックス(113.5ポイント)で、インディアンスとはわずか3ポイント差だった。

     

    各週の最優秀ブルペン
    第1週 ロッキーズ(98ポイント)
    第2週 レッズ(119.5ポイント)
    第3週 アストロズ①(132.5ポイント)
    第4週 エンゼルス①(100.5ポイント)
    第5週 インディアンス①(125ポイント)
    第6週 エンゼルス②(80.5ポイント)
    第7週 アストロズ②(106ポイント)
    第8週 ドジャース①(126ポイント)
    第9週 マーリンズ(124.5ポイント)
    第10週 マリナーズ(87ポイント)
    第11週 レッドソックス(106.5ポイント)
    第12週 ドジャース②(120.5ポイント)
    第13週 ジャイアンツ(116ポイント)
    第14週 ブリュワーズ(101.5ポイント)
    第15週 オールスター週のため発表なし
    第16週 ヤンキース①(112ポイント)
    第17週 カブス(118.5ポイント)
    第18週 ヤンキース②(99ポイント)
    第19週 ツインズ(114ポイント)
    第20週 ナショナルズ(91ポイント)
    第21週 ドジャース③(132ポイント)
    第22週 エンゼルス③(109.5ポイント)
    第23週 インディアンス②(116.5ポイント)
    (丸印は受賞回数)


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  • ナショナルズが2年連続の地区優勝

    2017.9.11 08:14 Monday

     ナショナルズが第一関門を突破した。優勝マジックを「2」として迎えた日本時間9月11日にフィリーズを3対2で下して勝利。また、同時に他球場で行われていた2位のマーリンズが敗れたことでナショナルズの2年連続となる地区優勝を決めた。

     0対0で迎えた6回裏、先頭打者のトレイ・ターナーが右翼への三塁打で出塁すると、続くエイドリアン・サンチェスに適時二塁打が飛び出してナショナルズが2点を先制した。その後の8回裏の攻撃ではターナーが今季9号ソロを放って3対0とリードを広げ、最後はライアン・マドソンが2失点したものの後続を断って勝利。先発のスティーブン・ストラスバーグが8回2安打無失点、10奪三振の圧巻の投球を披露してフィリーズ打線を完璧に抑えた。

     これまでを振り返るとシーズン序盤からブライス・ハーパーやライアン・ジマーマンら強力打線を擁して他チームを圧倒したナショナルズは途中、故障者が続出した時期もあったが、チーム打率.269のナ・リーグ2位の好成績を収めていた。野手では8月中にハーパーが戦線離脱するアクシデントに見舞われたものの、その逆境を跳ね返して9月には5連勝を記録、選手の穴を全員でカバーしての地区制覇となった。

     一方の投手陣はエースのマックス・シャーザーやストラスバーグ、ジオ・ゴンザレスの先発三本柱が機能して3人で41勝を挙げた。彼らの後の先発ローテーションはタナー・ロアークを筆頭にエドウィン・ジャクソンやジョー・ロスが定着したことで盤石な先発陣を形成することに成功した。しかし、不安要素はリリーフ陣にあり防御率2.66のナ・リーグワースト2位に沈んだ。それでもアスレチックスからショーン・ドゥーリトルとマドソン、ツインズからブランドン・キンツラーを加入させ、改善に努めていた。

     次に狙うはディビジョン・シリーズ制覇。昨年はドジャースに2勝3敗と敗れているためにここでワールドシリーズへの道が断たれている。昨年の悔しさを晴らすためチームは一丸となって次の関門に挑む。


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  • シンダーガード 復帰時期は未だに不透明

    2017.9.11 07:12 Monday

     現在、ナ・リーグ東地区4位のメッツは既に来季の戦いに備えて若手選手を多く起用している。また、今月からは青木宣親も加入するなど打線に活気を与えている。それでもチームは順位を考えてもポストシーズン進出は厳しいところでファンからすれば今季中にノア・シンダーガードの復帰登板を見届けたいところだ。

     シンダーガードは昨年、2桁14勝を挙げる活躍でチームのエースとなったものの、今季は右広背筋の部分断裂の影響で日本時間5月1日のナショナルズ戦を最後にメジャーで投げておらず、故障者リスト(DL)入りしている。その後、9月になってからはマイナーリーグでリハビリ登板を開始し、最初はルーキーリーグで先発登板を果たした。その結果は1回1安打2失点も2奪三振を記録して最初のマウンドを終えた。その後はショートシーズンAにも合流。2試合に登板し、合計で3回5失点という内容だった。

     一歩ずつ復帰への階段を登るシンダーガードだったが、日本時間9月11日に50球程度をメドに行う予定だったシティ・フィールドでの実践形式の練習を回避したという。これを受けてチームは日本時間9月13日にシカゴでの実践のマウンドに立たせるために彼を2日間休ませることに決めた。テリー・コリンズ監督は「なぜシンダーガードは復帰を急ごうとするのか。我々としては10月の試合で彼がメジャーで投げられるようになればよいと考えている。リハビリもケガの具合と相談しながら彼自身のペースで戻ってくればよい」と万全な状態で復帰させることを望んでいる。というのもマイナーでのリハビリ登板の際に体に痛みを覚えながらもブルペン投球をしようとしていたことでチームはこれをやめさせた。

     今季は5試合に登板して1勝2敗 防御率3.29の成績を残しているシンダーガード。果たしてコリンズ監督が話す通り、10月中に復帰できるのか。本人は早めの復帰を望んでいるようだが、監督自身がストップをかけていることもありメジャーでの完全復活はまだ時間を要する見込みだ。


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  • チャップマンが最終回に登板し久々のセーブ

    2017.9.10 12:20 Sunday

     剛腕が久々に最終回のマウンドに立った。ヤンキースのアロルディス・チャップマンが日本時間9月10日に行われたレンジャーズ戦で9回に登板すると実に8月16日(日本時間)のメッツ戦以来となるセーブを挙げてチームの勝利に貢献した。

     今回のレンジャーズ戦ではルイス・セベリーノとアンドリュー・キャッシュナーの両先発による投手戦によって7回までレンジャーズが1対0とリードしていた。そして迎えた8回表のヤンキースの攻撃では先頭打者のトッド・フレイジャーに死球を与えたところでキャッシュナーが降板すると、替わったばかりのアレックス・クラウディオを攻め立て、チェイス・ヘッドリーの犠飛で1対1の同点に追いついた。チームに舞い込んだ良い流れをガッチリと引き寄せて9回にはタイラー・オースティンの適時打とヘッドリーの押し出し四球で3対1と勝ち越しに成功した。

     そして2点リードの9回裏、マウンドに上がったのはチャップマン。最速102マイルの直球を武器に2者連続三振を含む打者3人で締めて今季17セーブ目を記録した。最後の打者となったマイク・ナポリを102.2マイルの直球で空振り三振にとり圧巻の投球を披露した。

     故障で途中離脱はあったものの、シーズンのほとんどを守護神として過ごしてきたチャップマンだったが日本時間8月12日のレッドソックス戦から4試合連続で失点するなど不安定な投球が続き、中継ぎへと配置転換となっていた。この4試合では0勝1敗2セーブ 防御率14.54の成績を残していた。その後は5試合に登板して0勝1敗1ホールド 防御率1.93と安定感をみせていたことで今回、久しぶりにセーブ機会での登場となった。

     試合後、チャップマンは「自分がどの場面で投げるのかは重要ではない。登板するときはいつもアドレナリン全開でひたすら投げるだけだ」と淡々とした表情で振り返っていた。


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  • ネルソンが右肩の故障で今季絶望

    2017.9.10 11:32 Sunday

     今季、エースとして投手陣をけん引してきたジミー・ネルソンが右肩の故障により残り試合の欠場が発表された。現在、チームはワイルドカード争いで3位につけているだけに大きな痛手となった。

     メジャー5年目を迎えたネルソンはここまで12勝6敗 防御率3.49と2年ぶりの2桁勝利を記録するだけではなく、199奪三振や与四球率2.46など先発投手としてどれもキャリアハイの成績を残しており最高のシーズンを送っていた。9月になっても好調を維持して2戦2勝、12回無失点の活躍していたところで無念の離脱が決まった。

     事の発端は日本時間9月9日に行われたカブス戦の5回表、1死走者なしの場面で打者として打席に立ったことから始まる。相手先発のジョン・ラッキーが投じた3球目のカッターを左翼方向へと運んで安打を記録した。しかし、一塁をまわったところでオーバーランしたこともあり一塁に急いで帰塁したところで右肩を痛めてしまった。その後、痛みをこらえて5回まで投げ切り勝利投手の権利を得たところで降板。チームも逃げ切り、ネルソンに今季12勝目の勝ちがついた。

     そして試合後の検査によって正式に今季の残り試合欠場が決まった。現時点では手術することも選択肢に入っているようだが、実際に行うかどうかは不明だ。チームを率いるクレイグ・カウンセル監督は「ネルソンは今季、先発の一角としてとてもよく投げてくれたと思う。今回のことは本人にもチームにとっても残念なことだが、彼のケガが早く回復することを願う」と話している。

     ワイルドカード争いも佳境に入り、1勝がとても大きな意味をもつこの9月。エースを失ったブリュワーズはポストシーズンに進出することができるのか、今後もギリギリの戦いが続く。


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  • 田中 5回途中7失点で日米通算150勝目はお預け

    2017.9.9 13:56 Saturday

     大事な一番に7失点の大炎上―――ヤンキースの田中将大が日米通算150勝をかけて日本時間9月9日のレンジャーズ戦に臨んだ。しかし、5回途中8安打7失点と試合をつくることができず、今季11敗目(11勝)を喫した。それでも7奪三振を記録する意地をみせた。

     初回こそレンジャーズ打線を三者凡退に抑え、上々な立ち上がりをみせた田中。2回表にはヤンキースがジャコビー・エルズベリーの適時打などで4点を先制して田中を強力援、護したが、その裏から徐々に田中の投球が崩れていった。2回裏のレンジャーズの攻撃は4番のノマー・マザーラから。カウント3-1とストライクを取りにきた5球目のシンカーを痛打され、その打球は右翼スタンドへと飛び込んでいき、1点を返された。この回はマザーラの1本塁打のみで事なきを得た。

     負けじとヤンキース打線はディディ・グレゴリアウスの21号ソロで1点を追加し5対1と点差を広げる。それでも田中のピンチはまだ続いていた。3回裏にはデリノ・デシールズとエルビス・アンドルースに適時二塁打を浴びて2失点すると5回裏には途中、ワイルドピッチも絡み5対5の同点に追いつかれてしまう。チュ・シンスに二塁打を打たれたところで途中交代となり、この日は81球を投げた。田中の後を受けて2番手として登板したトミー・ケインリーもアンドルースに適時打を浴びてしまい、田中が7失点する形となってしまった。試合はその後もヤンキースリリーフ陣が踏ん張れず5対11で敗れた。

     田中のこれまでのレンジャーズとの対戦成績は3試合で0勝1敗 防御率4.50とキャリア4年間で未だに勝ち星がない(日本時間9月8日現在)。今季は日本時間6月24日にダルビッシュ有(現ドジャース)との日本人投手対決に臨み、8回無失点の好投も勝敗はつかなかった。今回も勝つことができず、ヤンキースとしては本日の敗戦で首位レッドソックスと4.5ゲーム差となり苦しい状況が続く。


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  • ブラウンが史上145人目の通算300本塁打

    2017.9.9 12:30 Saturday

     9月に入り各チームがポストシーズンに向けてし烈な戦いを繰り広げる中、メジャーリーグでは1つの記録が生まれた。ブリュワーズのライアン・ブラウンが日本時間9月9日のカブス戦で自身通算300本塁打を達成し、メジャー史上145人目の記録となった。

     大台まで残り1本に迫っていたブラウンはこの日「3番 左翼」としてスタメン出場。初回、1死三塁で迎えた第1打席ですぐさま結果を残してみせた。相手先発のジョン・ラッキーが投じた2球目のフォーシームを捉えてその打球は中堅スタンドへと飛び込む今季15号本塁打となった。ブラウンは去る日本時間8月13日でのレッズ戦で通算299号を放ってから約1ヶ月近く本塁打がなく足踏み状態が続いており、20試合本塁打がなかった。試合は彼の久々の一発で得た2点を守り切りブリュワーズがカブスを2対0で下した。

     ブラウンはメジャーデビューとなった2007年から34本塁打を放って新人王に選出、2011年にはナ・リーグMVPなど華々しい活躍をみせていたが2013年途中から薬物問題により出場停止処分を受けた経験がある。それでもオールスター選出6回や本塁打王など自慢の打力をいかんなく発揮してブリュワーズのチームの顔として欠かせない選手となった。今季はブリュワーズ躍進の原動力として前半戦ではOPS(出塁率+長打率)は.887を記録、後半戦では打率.289と打撃は上向き状態だ。

     とても高かった300本塁打の壁を越えたブラウン。次はチームをポストシーズンへと導くことが最重要課題となる。ちなみに日本時間9月8日現在でブリュワーズはワイルドカード争いにおいて2位のロッキーズと3ゲーム差の3位につけており、まだまだ逆転可能な状態だ。今後も彼のバットに大きな期待がかかる。


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  • 【戦評】カーショウでも勝てず ドジャース7連敗

    2017.9.8 16:46 Friday

     大黒柱のクレイトン・カーショウをしてもチームの悪い流れを止めることはできなかった。戦列復帰後2試合目の登板となったカーショウは初回の先頭打者から4連打(うち1本はノーラン・アレナードの31号先制スリーラン)を浴びるなど、本来の出来からは程遠いピッチングに終始し、4回途中4失点で降板。ドジャースは2013年5月以来4年ぶりとなる7連敗を喫してしまった。

     「選手たちは今、戸惑っている。彼らはフラストレーションを感じている。数週間前には負ける気なんてしなかったんだけど、今は1つ勝つための方法を必死に探している。(数週間前とは)全く正反対の状況になってしまったよ。コーチたちも責任を感じているけど、我々はこれまでシーズンを通してやってきたことをやろうとしているだけなんだ。なかなか結果がついてこない。でも立ち止まるわけにはいかない。我々は試合に勝つための方法を見つけなければならないんだ」とデーブ・ロバーツ監督は苦しい心の内を明らかにした。

     カーショウの降板後、ブルペン陣もロッキーズ打線を抑えることができず、5回表に2失点、7回表に3失点。大量9失点をカバーする元気は今のドジャース打線にはなく、4回裏にヤシエル・プイーグのタイムリー二塁打で1点を返すのみに終わった。

     快進撃を続けていた時期は2~3点のビハインドなら簡単にひっくり返せるような勢いがあった。しかし、現在のドジャースは好投した先発投手ですら簡単に見殺しにしてしまうような状況だ。先発投手が早いイニングで打ち込まれる試合も増え、開幕から奮闘してきたブルペン陣にも疲れが見え始めている。全てが上手くいっていた最高のチーム状態から一転、何をやっても上手くいかない最悪のチーム状態である。

     この試合唯一と言っても過言ではない明るい話題は、メジャーデビューを果たした有望株ウォーカー・ビューラーの快投だ。8点ビハインドという状況ではあったものの、8回からの2イニングを投げてチャーリー・ブラックモンから初奪三振を記録するなど1安打無失点。時速100マイル近い速球と威力のあるスライダーを組み合わせたピッチングは、将来に向けての大きな可能性を感じさせた。

     最大21ゲームあった2位との差は、ドジャースの失速とダイヤモンドバックスの快進撃によりあっという間に10ゲームまで縮まった。しかし、それでもまだ10ゲームも差があるのである。地区優勝はほぼ確実な状況であり、今ドジャースが考えるべきことはポストシーズンの戦いに向けていかにチームを立て直すかということだけだろう。レギュラーシーズンは残り22試合。その中で復調のきっかけを掴みたいところである。


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  • イチロー 代打打席数のMLBシーズン記録を更新

    2017.9.8 13:01 Friday

     日本時間9月8日のブレーブス戦でイチロー(マーリンズ)が今季26本目の代打安打となる勝ち越しタイムリーを放った。9回裏にクローザーのブラッド・ジーグラーが逆転を許したため、残念ながらチームの勝利には繋がらなかったものの、試合終盤の勝ち越し機で勝負強さを発揮。これが今季95度目の代打出場となり、代打打席数のMLBシーズン記録を更新した。

     従来の記録は1983年にラスティ・スタウブが記録した94打席。イチローは前日の試合でスタウブに並び、今日の試合でスタウブを抜き去った。大手データサイト「Baseball Reference」によると、1シーズンに代打で90打席以上を記録した選手は今年のイチロー、1983年のスタウブ、2008年のマーク・スウィーニーの3人だけ。通算2716安打を放ったスタウブは現役最晩年に差し掛かっており(2年後に引退)、スウィーニーに至ってはこの年が現役最終年だった。

     イチローは代打打数(88)でもすでにMLBシーズン記録を更新しており、次に更新の可能性があるのは代打安打のMLBシーズン記録である。今日の勝ち越しタイムリーが今季26本目の代打安打となったイチローは、1999年のレニー・ハリスと並ぶ歴代2位タイに浮上。歴代最多である1995年のジョン・バンダーウォルの28安打まであと2本に迫っている。

     今季のイチローは代打で88打数26安打(打率.295)と3割近い打率を残しており、与えられた役割の中でしっかりチームに貢献している。昨日の時点でのMLB全体の代打打率はわずか.225であり、イチローはMLB平均を大きく上回る数字を残しているのだ。毎試合スタメン出場するような状況ではなくなっているものの、与えられた役割を確実に果たし、限られた出場機会の中で持ち味を発揮しているイチロー。現役引退を決断する日はまだ当分先であるかのように思われる。なお、通算3072本まで増えた通算安打数での次なるターゲットは歴代20位のデーブ・ウィンフィールド(通算3110安打)となっている。


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  • ポストシーズンのタイブレーク・ルールをチェック

    2017.9.8 12:30 Friday

     ア・リーグのワイルドカード争いを筆頭に、熾烈なポストシーズン争いが続いている2017年シーズン。2012年にワイルドカードの枠が拡大されて以降、タイブレーク・ゲームが実施されたのは2013年の1試合のみだが、今季はポストシーズン争いが4年ぶりにタイブレーク・ゲームまでもつれる可能性がある。どのような状況でどのように勝者が決定されるのかを予め確認しておこう。

    ケース1:地区1位に2チームが並んだ場合

     この場合はレギュラーシーズン終了の翌日に1試合限りのタイブレーク・ゲームが開催され、勝者が地区優勝となる。開催地はレギュラーシーズンでの直接対決の対戦成績が良いほうの本拠地となり、直接対決の対戦成績が五分の場合は地区内での成績を比較。それでも決まらない場合はリーグ内での成績を比較する。

    ケース2:地区1位に3チームが並んだ場合

     仮に3チームをA、B、Cとした場合、まずレギュラーシーズン終了の翌日にAの本拠地でAとBが対戦し、その翌日に勝者の本拠地でCと対戦する。この試合の勝者が地区優勝となる。A、B、Cの選択順はレギュラーシーズンでの直接対決の対戦成績に基づいて決定されるが、最初に選択できるチームはAまたはCを選択する可能性が高い。本拠地で戦いたいのであればAを選択し、2試合戦うことを避けたいのであればCを選択するというわけだ。

    ケース3:リーグ最高勝率またはワイルドカードで2チームが並んだ場合

     この場合は追加の試合は開催されない。直接対決の対戦成績が良いほうがリーグ最高勝率チームとなり、地区シリーズとリーグ優勝決定シリーズでホームフィールド・アドバンテージを得る。また、ワイルドカードの2チームが同勝率の場合、直接対決の対戦成績が良いほうの本拠地でワイルドカード・ゲームが開催される。

    ケース4:ワイルドカード2位に2チームが並んだ場合

     レギュラーシーズン終了の翌日に1試合限定のタイブレーク・ゲームが開催される。開催地はレギュラーシーズンでの対戦成績が良いほうの本拠地となる。

    ケース5:ワイルドカード2枠に3チームが並んだ場合

     この場合はA、B、Cの対戦形式が適用される。まずレギュラーシーズン終了の翌日にAの本拠地でAとBが対戦し、勝者がワイルドカード1位となる。その翌日にCの本拠地でCと前日の敗者が対戦し、その勝者がワイルドカード2位となる。A、B、Cの選択順はレギュラーシーズンでの直接対決の対戦成績で決定し、最初に選択できるチームはAを選択する可能性が高い。

    ケース6:ワイルドカード2位に3チームまたは4チームが並んだ場合

     3チームが並んだ場合はA、B、Cの対戦形式が適用される。まずAの本拠地でAとBが対戦し、勝者の本拠地で勝者とCが対戦する。4チームが並んだ場合はDが加わり、Aの本拠地でAとB、Cの本拠地でCとDが対戦し、AとBの勝者の本拠地で勝者同士が対戦する。5チーム以上が並ぶケースはほとんど起こり得ないため、ここでは割愛させていただく。

    ケース7:地区1位に2チームが並び、かつ他地区の1チームとワイルドカード2位で並んだ場合

     まずレギュラーシーズン終了の翌日に地区1位を決める1試合限りのタイブレーク・ゲームが開催される(開催地はレギュラーシーズンでの直接対決の対戦成績が良いほうの本拠地)。勝者は地区優勝となり、敗者はワイルドカード2位を決める1試合限りのタイブレーク・ゲームに回ることになる。

    ケース8:ワールドシリーズ進出の2チームがレギュラーシーズンで同勝率の場合

     レギュラーシーズンでの直接対決の対戦成績が良いほうにホームフィールド・アドバンテージが与えられる。レギュラーシーズンで対戦していない場合は、地区内での成績を比較。それでも決まらない場合はリーグ内での成績を比較する。

  • 絶不調のドジャース 過去のデータ的には心配なし?

    2017.9.8 11:30 Friday

     直近12試合で1勝11敗と絶不調のドジャース。一時は歴代シーズン最多勝利記録の更新も狙える勢いだったが、1906年のカブスと2001年のマリナーズがマークした116勝を超える可能性はなくなった。シーズン終盤の急失速により、ポストシーズンでの戦いを不安視する声も上がっているが、だからといってワールドシリーズ制覇の可能性が消えてしまったわけではない。過去22年間のワールドシリーズ王者のデータをチェックし、ドジャースファンの不安を払拭してみよう。

     まずは連敗記録から。今季のドジャースは6連敗(継続中)が最長だが、2006年のカージナルスは8連敗を2度も喫している。しかし、ナ・リーグ中部地区を制したカージナルスは地区シリーズでパドレス、リーグ優勝決定シリーズでメッツ、そしてワールドシリーズでタイガースを撃破して世界一。レギュラーシーズンで2度の8連敗を喫したチームが頂点まで上り詰めたのだ。ほかには2000年のヤンキース、2005年のホワイトソックス、2010年のジャイアンツ、2011年のカージナルスが7連敗を喫している。特に2000年のヤンキースはシーズン最終盤での7連敗であり、そこからポストシーズンを勝ち抜いたことを考えると、やはりレギュラーシーズンとポストシーズンは全く別物ということなのだろう。

     次に15試合スパンでのワースト記録を見てみよう。2000年のヤンキースが9月17日から10月1日にかけての15試合で記録した2勝13敗がワースト記録である(7連敗を含む)。しかし、7連敗のままポストシーズンに突入しながらも、ポストシーズンを勝ち抜き、ワールドシリーズ3連覇を達成。当時絶頂期を迎えていたヤンキース王朝にとって、多少の不調は関係なかったということか。ほかには2002年のエンゼルス、2006年と2011年のカージナルス、2014年のジャイアンツが15試合で3勝12敗という不調を経験。直近12試合で1勝11敗のドジャースだが、この不振を過剰に心配する必要はなさそうだ。

     20試合スパンに範囲を広げると、2000年のヤンキース、2014年のジャイアンツ、2016年のカブスが記録した5勝15敗がワースト記録である。ジャイアンツとカブスは6月から7月にかけてのシーズン中盤で記録したものであり、やはりシーズン最終盤で失速しながらもワールドシリーズを制覇したヤンキースの特異さが際立っている。

     絶不調の期間を乗り越えて頂点まで上り詰めたチームは過去22年間でも数多く存在する。今季のドジャースは地区優勝はほぼ確実な状況であり、ポストシーズンの戦いを見据えながらレギュラーシーズンの残り試合を戦える点も好材料だ。チーム状態を立て直し、戦力の見極めをして、ポストシーズンの戦いに臨みたいところだろう。1988年以来29年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指すドジャースの戦いに注目だ。


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  • メッツのチームリーダー・ライトが故障からの再起を目指す

    2017.9.8 11:00 Friday

     相次ぐ故障に悩まされているデービッド・ライト(メッツ)だが、自身のキャリアが終わったとは考えていないようだ。ライトは日本時間9月8日に会見を開き、2018年シーズンの再起に向けて準備を進めていくつもりであることを明らかにした。

     2004年にメジャーデビューを果たしたライトは、2005年からの6シーズンで5度のシーズン100打点をマークするなど、メジャーを代表する三塁手として活躍してきた。しかし、2011年以降は故障が多くなり、150試合以上に出場したのは2012年が最後。2015年は38試合、2016年は37試合のみの出場に終わり、今季は右肩の手術によってシーズンを全休することが確定している。

     日本時間9月6日に右肩の手術を受けたライトは会見で「僕はまだチームに貢献できると思っているよ。野球に対する情熱や熱い気持ちも残っている」と語り、再起への意欲を見せた。今回の手術によりライトは再びプレイできるようになる見込みだが、回復のスピードや質については不透明な部分も多いという。

     来春のスプリング・トレーニングに間に合うかどうかについての議論は、まだライトとチームドクターの間で行われていない。また、ライトはまだ自身が三塁手であると考えているものの、今オフにチームが三塁手の補強に動く可能性があることも理解している。「僕はチームの助けになることなら何でもやるつもりだよ。チームが補強に動くのであれば、ベストの決断をするべきだ」

     メッツとの契約は2020年まで残っており、残り3シーズンの年俸は2018年が2000万ドル、2019年が1500万ドル、2020年が1200万ドルとなっている。決して安い金額ではなく、ライトの性格を考えれば、高額年俸に見合う働きができていないことに大きな責任を感じているはずだ。しかし、ライトは引退ではなく、再起をを目指している。35歳で迎える2018年シーズンに、元気なライトの姿を見られることを祈るばかりである。


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  • ジャッジ 新人歴代2位となるシーズン39本塁打

    2017.9.8 10:30 Friday

     クリス・デービス(アスレチックス)にア・リーグ本塁打王の座を奪われたアーロン・ジャッジ(ヤンキース)が、日本時間9月8日のオリオールズ戦で今月2本目の一発を放ち、デービスと並んで再びア・リーグ本塁打王に浮上。そして、新人選手によるシーズン39本塁打は、1987年にマーク・マグワイアが記録した49本塁打に次ぐ新人歴代2位の記録となった。

     1回表の第1打席、オリオールズ先発のケビン・ゴーズマンが投じた高めのフォーシームを振り抜くと、打球は大きな弧を描いてセンター右へ吸い込まれた。ディディ・グレゴリウスのタイムリー二塁打で1点を先制した直後に飛び出した39号ツーラン。この一発により、ジャッジは1956年に38本塁打を放ったフランク・ロビンソンらを抜いて歴代2番目に多い本塁打を放ったルーキーとなった。

     「甘い球を逃さず、積極的に打ちにいくだけだよ」とジャッジは打席での心構えを語った。「このシリーズでは真ん中付近に甘い球が来たのに見逃してしまったり、スイングしなかった打席が何度もあった。今日は積極的に打ちにいくことを心掛けていたんだ」とジャッジが語ったように、高めに浮いた速球を見事に仕留めた一発だった。

     後半戦に入って失速し、一時は確実かと思われた新人本塁打記録更新は難しくなってしまったが、それでも過去にジャッジより多くの本塁打を放ったルーキーはマグワイアしかいない。また、ジャッジはむやみやたらにバットを振り回しているわけではなく、今季すでに105四球を選んでいる。ヤンキースの選手がシーズン100四球を記録したのは2006年のジェイソン・ジアンビ以来11年ぶり、ルーキーがシーズン100四球を記録したのは1953年のジム・ギリアム以来なんと64年ぶりのことである。

     「彼は特別な一年を過ごしているよ」と語るのはジョー・ジラルディ監督。「彼は104回もホームを踏み、105個も四球を選び、素晴らしい守備を見せ、走塁もとても上手だ。今日のホームランは明るい兆候だよ。前半戦と同じような打球だったからね」とジャッジの活躍を称え、本格的な復調に期待を寄せていた。


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