English Español 韓国語
  • マイナー調整中のキンブレル まもなくカブスに合流へ

    2019.6.27 14:45 Thursday

     日本時間6月8日にカブスと3年契約を結んだクレイグ・キンブレルが、マイナーでの調整登板を終え、まもなくカブスに合流するようだ。日本時間6月28日に本拠地リグリー・フィールドで行われたブレーブス戦の試合前、カブスのジョー・マドン監督は、キンブレルがチームに合流する準備を開始していることを明言。MLB公式サイトでカブスの番記者を務めるジョーダン・バスティアンによると、日本時間6月28日にトニー・バーネットがAAA級アイオワに降格となり、代わってキンブレルが25人ロースターに登録される見込みとなっている。

     キンブレルは日本時間6月26日に行われたAAA級の試合で、4点リードの9回に登板し、相手打線を16球で2奪三振を含む三者凡退に抑えた。3年4300万ドルの契約でカブスに加入したメジャー屈指のクローザーは、すでに連投テストも終えており、マイナーでの調整登板を完了。カブスに合流する準備が整ったと見られている。

     キンブレルはAAA級アイオワで4試合(うち1先発)に登板して3回2/3を投げ、被安打2(うち被本塁打1)、奪三振4、与四球1、失点1という内容で、1ホールド、防御率2.45、被打率.154、WHIP0.82をマーク。昨季までのメジャー9年間での通算成績は、333セーブ、防御率1.91という圧倒的なものとなっている。カブスはペドロ・ストロップが安定感を欠いてクローザーを固定できない状況が続いており、キンブレルの加入はチームの戦いを安定させるという点において、理想的な補強となるに違いない。

     なお、マドンはシーズン終盤の勝負どころまで、キンブレルを1イニング限定で起用する方針を明らかにしている。故障離脱が続いているブランドン・モローに代わってクローザーを務めていたストロップは、スティーブ・シーシェックやブランドン・キンツラーとともに、従来のセットアップ役を担うことになるだろう。激戦のナ・リーグ中部地区で首位に立つカブスは、キンブレルという絶対的守護神を得て、勢いを加速させそうだ。

  • 球宴最終投票中間発表 得票率数パーセント差の接戦が続く

    2019.6.27 14:00 Thursday

     オールスター・ゲームのスターティング・メンバーを決める最終投票がスタートし、日本時間6月28日午前5時に締め切られる。メジャーリーグ公式サイトでは、日本時間6月27日午後1時半時点での速報を発表。両リーグの各ポジションで得票率数パーセント差の接戦が繰り広げられている。栄えあるオールスター・ゲームのスターティング・メンバーに選ばれるのは、いったいどの選手になるのだろうか。

     メジャーリーグ公式サイトは、特に接戦となっているポジションとして5部門を紹介している。ア・リーグでは二塁手部門1位のDJレメイヒュー(ヤンキース)と2位のトミー・ラステラ(エンゼルス)が約6%差で、ラステラを1%差でホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)が追っている。また、外野手部門ではスタメン圏内の3位につけているマイケル・ブラントリー(アストロズ)を1%差で4位のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)が追い、そこから1%差で5位のムーキー・ベッツ(レッドソックス)、さらにそこから1%差で6位のエディ・ロサリオ(ツインズ)が追う展開。7位のジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)もロサリオまで1%差となっている。

     一方、ナ・リーグでは一塁手部門1位のフレディ・フリーマン(ブレーブス)を4%差で2位のジョシュ・ベル(パイレーツ)が追い、二塁手部門1位のケテル・マーテイ(ダイヤモンドバックス)と2位のオジー・アルビーズ(ブレーブス)も4%差。外野手部門では、1位のクリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)と2位のコディ・ベリンジャー(ドジャース)が1%差の接戦を繰り広げており、3位のロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)と4位のチャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)も3%の僅差となっている。

     なお、両リーグの各ポジションの最新順位は以下の通り。

    ●捕手部門
    ア・リーグ
    1位 ゲーリー・サンチェス(ヤンキース)
    2位 ジェームス・マッキャン(ホワイトソックス)
    3位 ロビンソン・チリーノス(アストロズ)

    ナ・リーグ
    1位 ウィルソン・コントレラス(カブス)
    2位 ブライアン・マッキャン(ブレーブス)
    3位 ヤスマニ・グランダル(ブリュワーズ)

    ●一塁手部門
    ア・リーグ
    1位 カルロス・サンタナ(インディアンス)
    2位 ルーク・ボイト(ヤンキース)
    3位 C.J.クロン(ツインズ)

    ナ・リーグ
    1位 フレディ・フリーマン(ブレーブス)
    2位 ジョシュ・ベル(パイレーツ)
    3位 アンソニー・リゾー(カブス)

    ●二塁手部門
    ア・リーグ
    1位 DJレメイヒュー(ヤンキース)
    2位 トミー・ラステラ(エンゼルス)
    3位 ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)

    ナ・リーグ
    1位 ケテル・マーテイ(ダイヤモンドバックス)
    2位 オジー・アルビーズ(ブレーブス)
    3位 マイク・ムスターカス(ブリュワーズ)

    ●三塁手部門
    ア・リーグ
    1位 アレックス・ブレグマン(アストロズ)
    2位 ハンター・ドージャー(ロイヤルズ)
    3位 ジオ・ウルシェラ(ヤンキース)

    ナ・リーグ
    1位 ノーラン・アレナード(ロッキーズ)
    2位 ジョシュ・ドナルドソン(ブレーブス)
    3位 クリス・ブライアント(カブス)

    ●遊撃手部門
    ア・リーグ
    1位 ホルヘ・ポランコ(ツインズ)
    2位 グレイバー・トーレス(ヤンキース)
    3位 カルロス・コレア(アストロズ)

    ナ・リーグ
    1位 ハビアー・バイエズ(カブス)
    2位 トレバー・ストーリー(ロッキーズ)
    3位 ダンズビー・スワンソン(ブレーブス)

    ●外野手部門
    ア・リーグ
    1位 マイク・トラウト(エンゼルス)
    2位 ジョージ・スプリンガー(アストロズ)
    3位 マイケル・ブラントリー(アストロズ)
    4位 アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
    5位 ムーキー・ベッツ(レッドソックス)
    6位 エディ・ロサリオ(ツインズ)
    7位 ジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)
    8位 オースティン・メドウズ(レイズ)
    9位 ジョシュ・レディック(アストロズ)

    ナ・リーグ
    1位 クリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)
    2位 コディ・ベリンジャー(ドジャース)
    3位 ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
    4位 チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)
    5位 ニック・マーケイキス(ブレーブス)
    6位 ジェイソン・ヘイワード(カブス)
    7位 カイル・シュワーバー(カブス)
    8位 アルバート・アルモーラJr.(カブス)
    9位 ジョク・ピーダーソン(ドジャース)

    ●指名打者部門
    ア・リーグ
    1位 ハンター・ペンス(レンジャーズ)
    2位 J.D.マルティネス(レッドソックス)
    3位 ネルソン・クルーズ(ツインズ)

  • 先日DFAとなったパドレス・牧田 AA級への配属が決定

    2019.6.26 14:25 Wednesday

     日本時間6月26日、パドレスは牧田和久をAA級アマリーヨへ配属したことを発表した。牧田は日本時間6月19日にDFAとなっていたが、7日間のウエーバー期間に獲得希望球団は現れず。1日限りのメジャー昇格の前にプレイしていたAA級アマリーヨへ戻り、再びマイナーからのメジャー昇格を目指すことになった。

     メジャー1年目の昨季、メジャーでの27試合で0勝1敗、2ホールド、防御率5.40、AAA級エルパソでの24試合で1勝1敗、6ホールド、防御率3.76に終わった牧田は、日本時間11月3日にDFAとなり、40人枠から外されてAAA級エルパソに配属された。今季はAAA級どころかAA級からのスタートとなり、AA級アマリーヨで24試合に登板して3勝2敗、1セーブ、防御率3.82をマーク。日本時間6月18日に「飛び級」でメジャー昇格を果たしたが、有望株左腕のローガン・アレンの昇格に伴い、翌日にDFAとなって40人枠を外れ、ウエーバーにかけられていた。190万ドルという年俸がネックとなり、獲得を希望する球団は現れなかったようだ。

     DFAとなった際には、古巣の埼玉西武ライオンズなどが獲得に動く意思を示していたが、現時点ではパドレスに保有権があるため、牧田はこのままAA級アマリーヨでプレイする可能性が高い。今回の一連のトランザクションにより、牧田をDFAしてウエーバーにかけても他球団に奪われる可能性が低いことが判明したため、今後も1日ないし数日限定でロースターの穴を補充するためにメジャーに呼ばれる可能性はあるだろう。そのように「便利屋」として使える牧田をパドレスが手放すとすれば、牧田自身が日本球界復帰の意思を明確に示し、契約を破棄する場合に限られるのではないだろうか。

     マイナーで好投を続けていれば、メジャー再昇格の可能性はゼロではないはず。34歳のサブマリン右腕の今後の奮闘に注目だ。

  • メッツ・セスペデスの弟がキューバ代表チームを離脱 MLB移籍か

    2019.6.26 10:40 Wednesday

     複数の関係者が報じたところによると、ヨエニス・セスペデス(メッツ)の弟であり、現在カナディアン・アメリカン・リーグ(北米の独立リーグ)に参戦中のキューバ代表チームの一員としてプレイしているヨエルキス・セスペデスがチームを離脱したようだ。キューバ代表チームはセスペデスに代わってアクティブ・ロースターにアレクサンダー・アヤラを登録しており、セスペデスがチームを離脱していることは間違いない。今後、メジャーリーグに挑戦するであろうセスペデスの動向に注目が集まりそうだ。

     現在21歳のセスペデスは走攻守すべてを兼ね備えた「5ツール・プレイヤー」として評価されている外野手で、キューバ代表チームを離脱後、メジャーリーグ機構からフリーエージェント選手として認定されたうえでのメジャーリーグ球団との契約を目指すと見られている。25歳未満で、キューバ国内リーグでのプレイ経験も6年に満たないため、セスペデスはメジャーリーグ挑戦の際に、国際フリーエージェント選手との契約に関するルールに従うことになる(エンゼルスと契約した大谷翔平と同じ状況)。

     メジャーリーグの国際フリーエージェント選手との契約可能期間は、毎年7月2日(現地時間)にスタートして翌年の6月15日(現地時間)に終了する。よって、セスペデスはスムーズにフリーエージェント選手と認定された場合、2019年7月2日~2020年6月15日(いずれも現地時間)の間にメジャーリーグ球団とマイナー契約を結ぶことになるだろう。フリーエージェント選手としての認定が遅れれば、セスペデスの契約は次のピリオド(2020年7月2日~2021年6月15日)にずれ込む可能性もある。

     セスペデスは2017年のワールド・ベースボール・クラシックでキューバ代表の一員としてプレイし、二塁打1本を放って打率.250をマーク。現在参戦中のカナディアン・アメリカン・リーグでは18打数3安打(打率.167)にとどまっている。キューバ代表チームからは複数の選手のメジャーリーグ挑戦が噂されており、セスペデスはそのなかの有力選手の1人だった。兄ヨエニスは昨年7月から欠場が続いているが、その間に弟ヨエルキスが注目を集めることになりそうだ。

  • メジャーの速球王・ヒックスにトミー・ジョン手術の可能性

    2019.6.25 13:30 Tuesday

     100マイル超の速球を連発し、アロルディス・チャップマン(ヤンキース)に代わってメジャーリーグの「速球王」として君臨していたジョーダン・ヒックス(カージナルス)がトミー・ジョン手術を受ける可能性が高くなった。日本時間6月25日、カージナルスはヒックスがMRI検査を受けた結果、右肘の内側側副靱帯に断裂が見つかったことを発表した。

     カージナルスは今のところ、断裂の程度については詳細を発表していない。今後、カージナルスはヒックスの戦列復帰までのプロセスについて判断を下すことになるが、内側側副靱帯の断裂はトミー・ジョン手術の決断に繋がるケースが多く、仮にヒックスがトミー・ジョン手術を受ければ、本格的な戦列復帰は2021年シーズンとなるだろう。

     ヒックスは日本時間6月23日のエンゼルス戦に8回途中から3番手として登板したものの、9回表一死からデービッド・フレッチャーを空振り三振に仕留めた直後に降板。当初、ヒックスは上腕三頭筋の張りを訴えており、試合後にも上腕三頭筋の炎症と発表されていたため、右肘に関わる故障であるとは考えられていなかったが、詳細な検査の結果、予想以上に重傷であることが発覚した。

     カージナルスのマイク・シルト監督も、当初はヒックスについて楽観視しており、数日間の休養を与えれば復帰できるだろうとの見込みを口にしていた。短期間の故障者リスト入りまでは覚悟していたようだが、指揮官にとっても予想外の重傷だったに違いない。今季ここまで29試合に登板して2勝2敗、14セーブ、3ホールド、防御率3.14をマークしていたヒックスの離脱により、カージナルスは外部からの補強の可能性も含め、ブルペンの再編を迫られることになりそうだ。

  • 全体1位指名のラッチマン 史上最高の契約金810万ドル

    2019.6.25 13:00 Tuesday

     日本時間6月25日、今年のドラフトでオリオールズから全体1指名を受けた大型捕手、アドリー・ラッチマンがオリオールズと正式に契約を結んだ。関係者がMLB Pipelineのジム・キャリスに伝えたところによると、サインボーナス(契約金)は810万ドル。これは2011年のドラフトでパイレーツから指名され入団したゲリット・コール(現アストロズ)の800万ドルを上回る史上最高額である。

     今年のドラフトで全体1位指名に与えられていた契約金スロットは841万5300ドルだったが、これをやや下回る金額での契約となった。なお、契約金の高騰を防止するためにスロット・マネーの制度が設けられて以降、全体1位指名の選手がスロット満額で契約した例はない。オリオールズは日本時間6月26日に本拠地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでラッチマンの入団記者会見を行う予定となっているが、この試合はマニー・マチャド(パドレス)がオリオールズ退団後初めてボルティモアを訪れる試合としても注目を集めている。

     オリオールズのマイク・エリアスGMは、ドラフト当日の夜、「アドリー・ラッチマンをマイナーのどの階級でスタートさせればいいか決めるのは難しいね」と話していた。「彼は両打ちの捕手でパワーがあり、どちらの打席でもしっかり打つことができる。捕手という重要なポジションを守る選手だけど、必要であればどこでも守れるほどの身体能力を誇っている。我が球団にとって将来への希望だよ」とエリアスからラッチマンへの賛辞は止まらなかった。

     ラッチマンはカレッジ・ワールドシリーズの最優秀選手に選出された2019年に、57試合で打率.411、17本塁打、OPS1.326という好成績をマーク。38三振に対して76個の四球を選び、アプローチ面も極めて成熟している。オリオールズはラッチマンの人間性と守備スキルを高く評価しており、守備スキルについては今すぐにでもメジャーで通用すると考えられているほど。打撃面でいかに早くプロのレベルに適応できるかが、メジャー早期昇格に向けてのカギとなりそうだ。

     現在、メジャー最低の勝率.282に沈んでいるオリオールズ。チームは絶賛再建中だが、球団史上2人目の全体1位指名選手となったラッチマンには、オリオールズ新時代の中心を担う存在として大きな期待がかけられている。

  • 週間最優秀選手にトラウトと新人アロンゾが選出

    2019.6.25 12:00 Tuesday

     日本時間6月25日、メジャーリーグ機構は2019年レギュラーシーズン第13週の週間最優秀選手を発表し、ア・リーグはマイク・トラウト(エンゼルス)、ナ・リーグは新人のピート・アロンゾ(メッツ)が選出された。トラウトは今季2度目かつ通算5度目の受賞。一方のアロンゾは自身初の週間最優秀選手選出となった。

     トラウトは打率.483(29打数14安打)、2二塁打、3本塁打、10打点、1盗塁、7得点、出塁率.559、長打率.862という驚異的な成績をマーク。日本時間6月20日のブルージェイズ戦では満塁弾を含む2本塁打を放つなど、自己最多の7打点を叩き出す大活躍を見せた。エンゼルスの選手が1試合7打点を記録するのは、2010年7月4日(現地時間)のロイヤルズ戦のトリー・ハンター以来9年ぶり。トラウトは「今日は良い夜だったね。間違いなく、今はとても調子が良いよ」と自身の好調ぶりを認めていた。

     アロンゾは今季すでに27本塁打を放ち、レギュラーシーズンの半分以上を残しながらもメッツの新人記録を更新。この1週間は打率.427(24打数10安打)、3二塁打、4本塁打、8打点、7得点、出塁率.548、長打率1.042という素晴らしい活躍を見せた。現時点での27本塁打はメッツの新人シーズン記録を更新しただけでなく、前半戦での新人ナ・リーグ記録もすでに更新。6月末時点での新人メジャー記録は1987年のマーク・マグワイア(当時アスレチックス)の28本塁打となっており、こちらの記録更新も目前に迫っている。カブスのスター内野手、ハビアー・バイエズは「オールスターまでまだ2週間くらいあるのに、彼はもう30本近くホームランを打っているんだぜ」と新人スラッガーの活躍に驚嘆。メッツの選手が週間最優秀選手に選出されるのは、ノア・シンダーガードに続いて今季2人目となった。

  • 今季すでに9勝のアスレチックス・モンタス 80試合出場停止処分

    2019.6.22 14:45 Saturday

     日本時間6月22日、メジャーリーグのコミッショナー事務局は、パフォーマンス向上薬(PED)の一種であるオスタリンに陽性反応を示し、メジャーリーグの薬物規定に違反したとして今季すでに9勝をマークしているアスレチックスの先発右腕、フランキー・モンタスに対して80試合の出場停止処分を科したことを発表した。今回の処分は直ちに適用され、アスレチックスは残りシーズンの大部分を先発ローテーションの柱を欠いて戦うことになった。

     モンタスはメジャーリーグ選手会を通して発表した声明文のなかで「メジャーリーグの薬物規定で禁止されている物質であるオスタリンに対して自分が陽性反応を示したということを知り、深く悲しんでいます」とコメント。アメリカ国内で購入したサプリメントを摂取した際に禁止物質が体内に入ったと見られており、パフォーマンス向上を目的とした故意の摂取であることは否定した。そして、「アスレチックスの球団組織、ファン、チームメイト、そして家族に対して、今回の失敗について謝りたい。僕の望みは今季中に戦列に復帰し、出来る限りチームに貢献することです」と反省を口にした。

     モンタスは前日の試合で8回1失点の好投を見せ、今季は15先発で9勝2敗、防御率2.70とエース級の大活躍。データサイト「FanGraphs」が算出しているWAR(総合的な貢献度)では規定投球回以上の投手のなかで4位となる2.9をマークしており、オールスター・ゲーム初選出も夢ではないほどの見事な活躍を見せていた。ワイルドカード圏内まで2ゲーム差の位置につけているアスレチックスにとって、モンタスの離脱は大きなダメージとなるに違いない。

     モンタスの離脱に伴いアスレチックスはAAA級ラスベガスからリリーフ右腕のJ.B.ウェンデルケンを再昇格させたが、モンタスの代わりに誰が先発ローテーション入りするかは今のところ未定となっている。ブルペンに回っているアーロン・ブルックスを再び先発に回す、AAA級からダニエル・メンデンないしポール・ブラックバーンを再昇格させる、といった選択肢が有力視されるが、球団内最高の有望株であり、ようやくマイナーで戦列復帰を果たしたヘスス・ルザードにもチャンスが巡ってくるかもしれない。デービッド・フォーストGMは「今後数日のうちにしっかり決めたい」と語っており、今後の動向が注目される。

  • 球宴ファン投票最終ラウンド進出者が決定 大谷は4位に終わる

    2019.6.22 14:20 Saturday

     日本時間6月22日、2019年オールスター・ゲームのファン投票で、最終投票となる「The Starters Election」に進出する選手たちの顔ぶれが発表された。最多得票はナ・リーグ外野手部門1位にランクインしたコディ・ベリンジャー(ドジャース)の368万5170票で、ア・リーグの最多得票は外野手部門1位のマイク・トラウト(エンゼルス・337万499票)。大谷翔平(エンゼルス)はア・リーグ指名打者部門4位に終わり、最終ラウンドに進出することはできなかった。

     オールスター・ゲームの先発出場選手を決める「The Starters Election」は日本時間6月27日午前1時から28時間にわたって行われ、日本時間6月28日午前5時に締め切られる。最も接戦になったのはア・リーグ外野手部門で、9位のジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)と10位のマックス・ケプラー(ツインズ)はわずか138票差。ナ・リーグでは、遊撃手部門3位のトレバー・ストーリー(ロッキーズ)と同4位のコリー・シーガー(ドジャース)が8万3335票差だった。

     チーム別に見ると、アストロズ、ブレーブス、カブスの7人が最多で、17球団からファイナリストが選出されている。最終投票の結果は、日本時間6月29日午前8時に発表予定。最終投票となる「The Starters Election」に進出した選手たちの顔ぶれと得票数は以下の通りである。

    ●捕手部門
    ア・リーグ
    226万6469票 ゲーリー・サンチェス(ヤンキース)
    108万5254票 ジェームス・マッキャン(ホワイトソックス)
    94万6823票 ロビンソン・チリーノス(アストロズ)

    ナ・リーグ
    238万4622票 ウィルソン・コントレラス(カブス)
    176万2917票 ブライアン・マッキャン(ブレーブス)
    119万3352票 ヤスマニ・グランダル(ブリュワーズ)

    ●一塁手部門
    ア・リーグ
    120万5706票 ルーク・ボイト(ヤンキース)
    118万0719票 カルロス・サンタナ(インディアンス)
    104万5120票 C.J.クロン(ツインズ)

    ナ・リーグ
    221万4793票 フレディ・フリーマン(ブレーブス)
    183万1933票 ジョシュ・ベル(パイレーツ)
    154万5682票 アンソニー・リゾー(カブス)

    ●二塁手部門
    ア・リーグ
    171万3094票 トミー・ラステラ(エンゼルス)
    162万9148票 ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)
    131万2490票 DJレメイヒュー(ヤンキース)

    ナ・リーグ
    219万0518票 オジー・アルビーズ(ブレーブス)
    175万8636票 マイク・ムスターカス(ブリュワーズ)
    110万2419票 ケテル・マーテイ(ダイヤモンドバックス)

    ●三塁手部門
    ア・リーグ
    234万1355票 アレックス・ブレグマン(アストロズ)
    85万7474票 ジオ・ウルシェラ(ヤンキース)
    74万6742票 ハンター・ドージャー(ロイヤルズ)

    ナ・リーグ
    248万3867票 ノーラン・アレナード(ロッキーズ)
    140万0401票 クリス・ブライアント(カブス)
    137万6228票 ジョシュ・ドナルドソン(ブレーブス)

    ●遊撃手部門
    ア・リーグ
    145万0913票 ホルヘ・ポランコ(ツインズ)
    111万5469票 カルロス・コレア(アストロズ)
    97万6163票 グレイバー・トーレス(ヤンキース)

    ナ・リーグ
    259万8426票 ハビアー・バイエズ(カブス)
    171万9262票 ダンズビー・スワンソン(ブレーブス)
    96万1384票 トレバー・ストーリー(ロッキーズ)

    ●外野手部門
    ア・リーグ
    337万0499票 マイク・トラウト(エンゼルス)
    256万5706票 ジョージ・スプリンガー(アストロズ)
    166万7430票 マイケル・ブラントリー(アストロズ)
    134万4031票 オースティン・メドウズ(レイズ)
    132万5117票 ムーキー・ベッツ(レッドソックス)
    117万2657票 エディ・ロサリオ(ツインズ)
    99万5903票 アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
    92万8606票 ジョシュ・レディック(アストロズ)
    90万4563票 ジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)

    ナ・リーグ
    368万5170票 コディ・ベリンジャー(ドジャース)
    364万6071票 クリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)
    255万3169票 ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
    142万5889票 ニック・マーケイキス(ブレーブス)
    124万2552票 チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)
    107万1664票 アルバート・アルモーラJr.(カブス)
    104万0260票 ジェイソン・ヘイワード(カブス)
    99万7340票 カイル・シュワーバー(カブス)
    96万1515票 ジョク・ピーダーソン(ドジャース)

    ●指名打者部門
    ア・リーグ
    156万4520票 J.D.マルティネス(レッドソックス)
    105万4282票 ハンター・ペンス(レンジャーズ)
    97万4788票 ネルソン・クルーズ(ツインズ)

  • レンジャーズがマイケル・ヤングの「10」を永久欠番に

    2019.6.19 11:55 Wednesday

     レンジャーズは、2010年から2年連続でワールドシリーズに進出した当時の主力選手を称える一連の流れを、マイケル・ヤングの背番号「10」を永久欠番にすることで完遂することになった。日本時間6月9日にエイドリアン・ベルトレイの背番号「29」を永久欠番とするセレモニーが行われ、同8月18日にはジョシュ・ハミルトンの球団殿堂入りセレモニーが予定されている。そして、同9月1日の本拠地でのマリナーズ戦の試合開始前に、ヤングの永久欠番セレモニーが行われることになった。

     ヤングは「正直に言って、(自身の背番号が永久欠番となる喜びを)言葉に表すのはかなり難しいね」とコメント。「家族や友人、そしてこの素晴らしい栄誉を私に与えてくれたレンジャーズの球団組織に大いに感謝している。エイドリアン(・ベルトレイ)のセレモニーに参加させてもらって、そのときの彼の感動している様子を見て、それが彼にとってどんなに大きなものを意味するかを感じたんだ。きっと、僕も同じような気持ちになるだろうね」と周囲への感謝を口にするとともに、永久欠番となる感動を口にしていた。

     レンジャーズの永久欠番は、ノーラン・ライアンの「34」、イバン・ロドリゲスの「7」、ジョニー・オーツの「26」、ベルトレイの「29」に続いてヤングの「10」が5つ目となる。なお、ジャッキー・ロビンソンの「42」は全球団共通で永久欠番となっている。

     2000年にトレードでブルージェイズからレンジャーズに加入したヤングは、2001年から2012年までレンジャーズで1823試合に出場し、これは球団史上最多記録となっている。ほかにも得点、安打、二塁打、三塁打、塁打の各部門で球団記録を保持しており、2005年にはア・リーグ首位打者、2006年にはオールスター・ゲームMVPに輝いた実績もある。

     2002年に正二塁手に定着し、アレックス・ロドリゲスがヤンキースへトレードされたあと、2004年から遊撃手に転向。2008年にゴールドグラブ賞を受賞した。その後、エルビス・アンドルースの台頭により三塁へ移り、2011年にベルトレイが加入すると、内野のユーティリティとしての役割を受け入れた。打席で快打を連発しただけでなく、チーム事情に合わせて柔軟にポジションを変えるなど、見た目の数字以上にチームへの貢献度の大きい選手だった。

  • パドレス・牧田 有望株の昇格に伴い登板なくDFAに

    2019.6.19 11:30 Wednesday

     日本時間6月19日、パドレスはこの日のブリュワーズ戦に先発予定となっている有望株左腕、ローガン・アレンをAAA級エルパソからメジャーへ昇格させたことを発表した。アレンをロースターに加えるためには40人枠を1つ空ける必要があり、アレンの昇格に伴って、前日メジャー昇格を果たしたばかりの牧田和久がDFAとなった。牧田は1日限りのメジャー生活となり、登板機会は巡ってこなかった。

     ロースター変更の際によく見られる「DFA」とは「Designated For Assignment」の頭文字をとったものであり、選手を40人枠から外す措置のことを指す(同時に25人枠からも抹消される)。DFAとなった選手は、その後7日以内に①ウエーバーにかけられる、②トレードされる、のいずれかの措置をとられることとなり、他球団への移籍が成立しなかった場合は、①マイナー契約で残留する、②リリース(解雇)されてフリーエージェントとなる、のいずれかとなる。なお、メジャー登録日数が5年以上の選手はマイナー契約での残留を拒否する権利を持っている(その場合はフリーエージェントとなる)。

     牧田はメジャー経験が5年に満たないため、基本的には球団の指示に従うことになる。ウエーバーでのクレーム(獲得の意思を示すこと)またはトレードでの獲得を希望する球団が現れれば、その球団へ移籍することになる。獲得を希望する球団がなければ、マイナー契約でパドレスに残留し、おそらくメジャー昇格前と同様にAA級アマリーヨでプレイを続けることになるだろう。

     メジャーで実力を証明できていない牧田の獲得を希望する球団が現れるとは考えにくく、牧田はパドレスに残留してマイナーでプレイを続ける可能性が高い。マイナーでコツコツと結果を残し続けていれば、再びメジャーから声が掛かる日がやってくるはず。牧田の今後に期待したい。

  • 球宴ファン投票第2回中間発表 全体トップはベリンジャー

    2019.6.18 11:35 Tuesday

     日本時間6月18日、2019年オールスター・ゲームのファン投票で、第2回中間発表が行われた。最多得票はナ・リーグ外野手部門1位にランクインしたコディ・ベリンジャー(ドジャース)の218万4251票で、これをナ・リーグ外野手部門2位のクリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)が206万5382票で追っている。大谷翔平(エンゼルス)は36万2947票でア・リーグ指名打者部門4位は変わらなかった。

     オールスター・ゲームのファン投票では、出場選手を決める際のプロセスに今年から新方式が採用されており、まずファン投票で「The Starters Election」に進出する各ポジションの上位3名(外野手部門のみ9名)が選出される。そして、28時間の最終投票の結果、オールスター・ゲームで先発出場する9名の選手(ナ・リーグは指名打者部門がないため8名)が決定することになる。第2回中間発表の時点で「The Starters Election」の進出圏内にいる選手は以下の通りとなっている。

    ●捕手部門
    ア・リーグ
    135万7340票 ゲーリー・サンチェス(ヤンキース)
    58万0394票 ジェームス・マッキャン(ホワイトソックス)
    48万7868票 ロビンソン・チリーノス(アストロズ)

    ナ・リーグ
    155万5490票 ウィルソン・コントレラス(カブス)
    72万5484票 ブライアン・マッキャン(ブレーブス)
    51万3412票 ヤスマニ・グランダル(ブリュワーズ)

    ●一塁手部門
    ア・リーグ
    69万6164票 ルーク・ボイト(ヤンキース)
    58万6303票 C.J.クロン(ツインズ)
    56万0836票 カルロス・サンタナ(インディアンス)

    ナ・リーグ
    110万6186票 ジョシュ・ベル(パイレーツ)
    102万2535票 フレディ・フリーマン(ブレーブス)
    94万8047票 アンソニー・リゾー(カブス)

    ●二塁手部門
    ア・リーグ
    102万0912票 トミー・ラステラ(エンゼルス)
    92万3117票 ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)
    73万9074票 DJレメイヒュー(ヤンキース)

    ナ・リーグ
    101万1132票 オジー・アルビーズ(ブレーブス)
    96万6391票 マイク・ムスターカス(ブリュワーズ)
    55万4524票 ケテル・マーテイ(ダイヤモンドバックス)

    ●三塁手部門
    ア・リーグ
    132万2935票 アレックス・ブレグマン(アストロズ)
    50万2614票 ジオ・ウルシェラ(ヤンキース)
    42万4028票 ハンター・ドージャー(ロイヤルズ)

    ナ・リーグ
    147万5825票 ノーラン・アレナード(ロッキーズ)
    85万0758票 クリス・ブライアント(カブス)
    55万0947票 ジョシュ・ドナルドソン(ブレーブス)

    ●遊撃手部門
    ア・リーグ
    81万8082票 ホルヘ・ポランコ(ツインズ)
    65万6995票 カルロス・コレア(アストロズ)
    56万5728票 グレイバー・トーレス(ヤンキース)

    ナ・リーグ
    167万2062票 ハビアー・バイエズ(カブス)
    76万4663票 ダンズビー・スワンソン(ブレーブス)
    49万4546票 コリー・シーガー(ドジャース)

    ●外野手部門
    ア・リーグ
    190万4273票 マイク・トラウト(エンゼルス)
    149万5817票 ジョージ・スプリンガー(アストロズ)
    92万4173票 マイケル・ブラントリー(アストロズ)
    88万7946票 オースティン・メドウズ(レイズ)
    77万7642票 ムーキー・ベッツ(レッドソックス)
    68万7515票 エディ・ロサリオ(ツインズ)
    57万7640票 アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
    53万7934票 ジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)
    51万1903票 ジョシュ・レディック(アストロズ)

    ナ・リーグ
    218万4251票 コディ・ベリンジャー(ドジャース)
    206万5382票 クリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)
    122万9200票 ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
    64万5291票 アルバート・アルモーラJr.(カブス)
    61万4823票 ジェイソン・ヘイワード(カブス)
    61万4358票 ニック・マーケイキス(ブレーブス)
    59万8909票 ジョク・ピーダーソン(ドジャース)
    58万5997票 カイル・シュワーバー(カブス)
    53万0342票 チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)

    ●指名打者部門
    ア・リーグ
    89万3689票 J.D.マルティネス(レッドソックス)
    60万2766票 ハンター・ペンス(レンジャーズ)
    50万6211票 ネルソン・クルーズ(ツインズ)
    ※大谷翔平(エンゼルス)は36万2947票で4位

  • バウアーとブラックモンが週間最優秀選手に選出

    2019.6.18 10:05 Tuesday

     日本時間6月18日、メジャーリーグ機構は2019年レギュラーシーズン第12週の週間最優秀選手を発表し、ア・リーグはトレバー・バウアー(インディアンス)、ナ・リーグはチャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)が選出された。バウアーはメジャー8年目にして初受賞。ブラックモンはメジャー9年目で通算6度目の受賞となった。

     バウアーは、第12週に2度先発のマウンドに立ち、合計16回2/3を投げてわずか1失点(防御率0.54)。相手打線を打率.175に封じる見事なパフォーマンスを見せた。父の日となった日本時間6月17日のタイガース戦では、9イニングを無失点に抑え、通算3度目の完投をマークするとともに、キャリア初完封を達成。インディアンスの選手が週間最優秀選手に選出されるのは、2017年9月のコリー・クルーバー以来2年ぶりのことである。

     一方のブラックモンは、2017年5月以来2年ぶりの受賞。第12週はチームの全7試合に出場し、打率.568(37打数21安打)、6本塁打、15打点という驚異的な打棒を発揮した。第11週が終了した時点で.295だった打率は、第12週の活躍により、一気に.336まで上昇。OPSも.906から1.037へと急上昇した。4戦合計92得点というメジャー新記録が誕生したパドレスとの4連戦では、全試合で3安打以上を放つ大活躍。特に日本時間6月15日からは3試合連続で4安打を放ち、4連戦合計15安打という暴れっぷりだった。

  • パドレス・牧田 AA級から「飛び級」でメジャー昇格

    2019.6.18 09:10 Tuesday

     日本時間6月18日、パドレスはロースターの変更を発表し、左腕のニック・マーガビシャスをAA級アマリーヨ、捕手のオースティン・アレンをAAA級エルパソへ降格させ、AA級から右腕の牧田和久、AAA級から捕手のフランシスコ・メヒアを昇格させた。なお、40人ロースター枠外だった牧田の昇格に伴い、40人ロースターの枠を空けるために、右肘痛で戦列を離れている外野手のフランチー・コルデロが10日間の故障者リストから60日間の故障者リストへ移されている。

     昨季からパドレスの一員となった牧田は現在34歳。昨年11月にDFAとなって40人ロースターから外され、AAA級エルパソに配属されたあと、パドレス2年目の今季はAA級アマリーヨで開幕を迎えた。AA級アマリーヨでは24試合に登板して3勝2敗1セーブ、防御率3.82をマーク。投球イニング数を上回るヒットを浴び、被打率.282、WHIP1.30とピッチングの内容自体は飛び抜けて良いわけではないものの、与四球率1.67と安定した制球力は健在で、24試合で37回2/3を投げているように、複数イニングに跨るリリーフ登板も度々こなしてきた。そうした働きが評価され、今回の「飛び級」でのメジャー昇格に至ったようだ。

     メジャーで珍しいアンダーハンドの変則右腕であること、国際大会で目を見張る活躍を続けていたことなどを評価され、ブルペンの一角を担うことを期待されたメジャー1年目の昨季は、27試合で35イニングを投げ、7本のアーチを浴びて0勝1敗2ホールド、防御率5.40とメジャーでは打ち込まれ、メジャーとAAA級エルパソを何度も往復する展開に。AAA級エルパソでも24試合で1勝1敗6ホールド、防御率3.76とそれほどのインパクトは残せなかった。

     パドレスは日本時間6月19日に有望株左腕のローガン・アレンのメジャー昇格が予定されており、それに伴って牧田がメジャーのロースターから外される可能性は十分にある。数少ないチャンスを生かせるかどうかが、メジャー生き残りのカギとなりそうだ。

  • ヤンキースが通算401本塁打の大砲・エンカーナシオンを獲得

    2019.6.16 12:05 Sunday

     故障離脱中のアーロン・ジャッジとジャンカルロ・スタントンの戦列復帰が近付いているなか、通算401本塁打の実績を誇る大砲がヤンキースに加わることになった。日本時間6月16日、関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、ヤンキースがマリナーズからエドウィン・エンカーナシオンを獲得するトレードが合意に至ったようだ。好打者が並ぶヤンキース打線は、故障者の復帰と新戦力の加入により、さらに強化されることになりそうだ。

     ヤンキースは、エンカーナシオン獲得の対価として、MLB公式サイトのプロスペクト・ランキングで球団27位にランクインしている19歳の有望株右腕、フアン・ゼンをマリナーズへ放出する見込みとなっている。また、エンカーナシオンの残り年俸の一部をマリナーズが負担することで合意に至っているという。

     現在36歳のエンカーナシオンは、インディアンス、マリナーズを経て、自身が全盛期を過ごしたア・リーグ東部地区に戻ってくることになった。エンカーナシオンは2009年から2016年までブルージェイズで球界を代表するスラッガーとして活躍した実績があり、今季はマリナーズで65試合に出場してア・リーグ最多の21本塁打を放っているほか、打率.241、OPS.888をマークしている。

     通算のスラッシュライン(打率/出塁率/長打率)は.263/.353/.498となっており、通算401本塁打は歴代56位の数字。また、ヤンキー・スタジアムでは通算69試合に出場して18本塁打、OPS.840をマークしている。かつてア・リーグ東部地区で活躍した大砲が、ヤンキースの一員としてどのような活躍を見せるか注目したい。

  • ドジャースに痛手 正遊撃手・シーガーが前半戦絶望か

    2019.6.14 11:25 Friday

     日本時間6月14日、ドジャースは正遊撃手のコリー・シーガーを10日間の故障者リストに登録した。シーガーは日本時間6月12日の試合で走塁時に左ハムストリングを痛めて途中交代。MRI検査の結果、グレード1~グレード2の痛みであることが明らかになり、通常であれば戦列復帰まで1ヶ月ほどかかる見込みとなっている。ドジャースは前半戦の残り試合を正遊撃手抜きで戦うことを強いられることになった。

     故障者リストに登録されたシーガーは「まだかなりの痛みが残っている」とコメント。「試合で痛めたときとそんなに状況は変わっていない」と語り、その言葉からは軽傷でないことが感じ取れた。シーガーは前半戦絶望がほぼ確実となり、デーブ・ロバーツ監督はクリス・テイラーとエンリケ・ヘルナンデスを併用して遊撃に空いた大きな穴を埋める方針であることを明らかにしている。

     ロバーツは「コリーはまだ痛みを抱えている。コリーと話したとき、まだ痛いと話していた。まずは痛みが治まるのを待たないといけないね」とコメント。シーガーはプロ入り後初のフルシーズンとなった2013年(マイナー時代)にも左ハムストリングを痛めており、このときは3週間半にわたって戦列を離れた。現在は痛みを取り除くことを最優先し、治療に専念。患部の状態が改善次第、野球の練習を再開する予定となっている。

     トミー・ジョン手術により昨季の大部分を欠場し、復活を目指すシーズンとなった今季、シーガーはここまで66試合に出場して打率.278、8本塁打、38打点、OPS.828をマーク。5月まではやや低調だったものの、6月に入って10試合で40打数17安打(打率.425)、OPS1.140とようやくエンジンがかかってきたところだっただけに、好打の遊撃手が本来の姿を取り戻した矢先の故障離脱は、シーガー本人にとっても、チームにとっても、大きな痛手となることは間違いない。

  • オールスター・ゲーム選出に相応しい「非ノミネート」の5選手

    2019.6.13 18:05 Thursday

     すでに2019年オールスター・ゲームのファン投票はスタートしているが、投票対象としてノミネートされている選手以外にも、「write-in vote」といってノミネート外の選手に投票することも可能である。MLB公式サイトでは、オールスター・ゲーム選出に相応しい活躍を見せている「非ノミネート」選手としてデレク・ディートリック(レッズ)、ミッチ・ガーバー(ツインズ)、ブライアン・レイノルズ(パイレーツ)、ハウィー・ケンドリック(ナショナルズ)、オースティン・ライリー(ブレーブス)の5選手を挙げている。

     今年のオールスター・ゲームはインディアンスの本拠地プログレッシブ・フィールドで行われるが、ディートリックはクリーブランド出身。今季は故障離脱中のスクーター・ジェネットに代わって正二塁手を務め、62試合で17本塁打、OPS.961をマークしている。シーズン本塁打数の自己記録(昨年の16本塁打)をすでに更新しており、「お調子者」のキャラクターを考えると、ホームラン・ダービー出場者の候補にも名前が挙がるかもしれない。

     ガーバーはここまで32試合の出場にとどまっているものの、打率.321、10本塁打、OPS1.089という捕手らしからぬ素晴らしい打撃成績をマーク。「なぜ(ツインズの捕手として)ジェイソン・カストロがノミネートされているのか理解できない」と語る者もいるほどである。5月中旬から左足首痛で半月ほど戦列を離れたのは残念だったが、復帰後も打率.296、OPS.869と上々の数字を残しており、春先の大活躍はただのフロックではなさそうだ。

     レイノルズは2018年1月にアンドリュー・マカッチェンをジャイアンツへトレードした際の見返りとしてパイレーツが獲得した選手の1人である。プロ入り4シーズン目の今季は、わずか13試合でAAA級を卒業し、日本時間4月21日にメジャー昇格。24歳の新人外野手は、ここまで47試合に出場して打率.340、5本塁打、OPS.934という期待以上の素晴らしい成績を残し、ナ・リーグ新人王レースの先頭集団に加わっている。

     ケンドリックはメジャー通算打率.292、通算1660安打の実績を誇る35歳のベテラン選手で、エンゼルス時代の2011年にオールスター・ゲーム選出の経験がある。自慢のユーティリティ性は健在で、今季は一塁、二塁、三塁の3ポジションで13試合以上に出場。56試合で打率.325、11本塁打、OPS.961と打撃自体も好調だが、オールスター・ゲームのファン投票に関しては、決まったポジションがないユーティリティ・プレイヤーであることが裏目に出るかもしれない。

     ライリーは日本時間5月16日のメジャーデビューからまだ1ヶ月すら経過していないものの、自慢の打撃で強烈なインパクトを残している。5月はわずか15試合の出場ながら打率.356、7本塁打、OPS1.143の大活躍でナ・リーグの月間最優秀新人に選出。日本時間6月13日のパイレーツ戦では9回裏に起死回生の同点弾を放ち、早くもシーズン10本塁打に到達した。6月に入って少し勢いは衰えているものの、26試合で打率.292、10本塁打、29打点、OPS.959は十分すぎる活躍である。

     「非ノミネート」選手がファン投票でオールスター・ゲームに選出される可能性は極めて低いと言わざるを得ないが、こうした「非ノミネート」の有力選手に目を向けてみると、新たな発見があるかもしれない。

  • パドレス・パダックがマイナー降格 投球イニング制限の方針

    2019.6.13 11:15 Thursday

     日本時間6月13日、パドレスは開幕から先発ローテーションの一角を担い、安定したピッチングを見せてきた新人右腕、クリス・パダックをA+級レイクエルシノアへ降格させ、代わりにリリーフ右腕のロバート・ストックをAAA級エルパソから昇格させたことを発表した。この動きはパダックの不振や実力不足が原因ではなく、投球イニング制限の方針に沿ったものであると見られている。

     今季のナ・リーグ新人王候補の1人となっているパダックは、ここまで12試合に先発して4勝4敗、防御率3.15、奪三振率9.87、与四球率1.78、被打率.199、WHIP0.93の好成績をマーク。ただし、7先発を終えた時点で防御率1.55をマークしていたのに対し、その後の5先発では1度しか6イニングを投げ切れず、8本のアーチを浴びるなど、防御率5.76と調子を落としていた。

     パダックは2015年のドラフトでマーリンズから8巡目指名を受けてプロ入りしたあと、2016年にトミー・ジョン手術を受けており、2017年シーズンを全休。昨季はA+級とAA級で合計90イニングを投げたが、これがプロ入り後最多の数字であり、投球イニングが100を超えたシーズンは一度もない。パドレスが今季すでに65回2/3を投げているパダックをマイナーへ降格させ、投球イニングを制限するのは当然の判断といえるだろう。

     パドレスは今後しばらくの間、スケジュールに余裕があり、4人で先発ローテーションを回すことも可能であると見られている。ただし、パダックのマイナー生活が長期化する可能性は低く、MLB公式サイトはパダックが20日以内にメジャー再昇格を果たす可能性が高いと伝えている。

  • 球宴ファン投票中間発表 ベリンジャーが約119万票でトップ

    2019.6.12 10:35 Wednesday

     日本時間6月12日、2019年オールスター・ゲームのファン投票で、ナ・リーグの第1回中間発表が行われた。最多得票は外野手部門1位にランクインしたコディ・ベリンジャー(ドジャース)で118万9380票。これに外野手部門2位のクリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)が105万7855票、遊撃手部門1位のハビアー・バイエズ(カブス)が86万1496票で続く形となっており、ドジャース、カブス、ブレーブスといったチームの選手が上位に多く名を連ねている。

     オールスター・ゲームのファン投票では、出場選手を決める際のプロセスに今年から新方式が採用されており、まずファン投票で「The Starters Election」に進出する各ポジションの上位3名(外野手部門のみ9名)が選出される。そして、28時間の最終投票の結果、オールスター・ゲームで先発出場する9名の選手(ナ・リーグは指名打者部門がないため8名)が決定することになる。現時点で「The Starters Election」の進出圏内にいる選手は以下の通りとなっている。

    ●捕手部門
    85万0613票 ウィルソン・コントレラス(カブス)
    26万9963票 ブライアン・マッキャン(ブレーブス)
    20万6442票 J.T.リアルミュート(フィリーズ)

    ●一塁手部門
    62万1915票 ジョシュ・ベル(パイレーツ)
    46万1210票 アンソニー・リゾー(カブス)
    40万6283票 フレディ・フリーマン(ブレーブス)

    ●二塁手部門
    42万4467票 オジー・アルビーズ(ブレーブス)
    37万7983票 マイク・ムスターカス(ブリュワーズ)
    32万7269票 ケテル・マーテイ(ダイヤモンドバックス)

    ●三塁手部門
    78万3684票 ノーラン・アレナード(ロッキーズ)
    40万4855票 クリス・ブライアント(カブス)
    27万3586票 ジャスティン・ターナー(ドジャース)

    ●遊撃手部門
    86万1496票 ハビアー・バイエズ(カブス)
    28万6802票 ダンズビー・スワンソン(ブレーブス)
    25万7085票 コリー・シーガー(ドジャース)

    ●外野手部門
    118万9380票 コディ・ベリンジャー(ドジャース)
    105万7855票 クリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)
    51万8760票 ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
    34万4440票 ジョク・ピーダーソン(ドジャース)
    29万4445票 アルバート・アルモーラJr.(カブス)
    27万8070票 チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)
    27万0745票 ジェイソン・ヘイワード(カブス)
    25万2557票 カイル・シュワーバー(カブス)
    24万2988票 アレックス・ベルドゥーゴ(ドジャース)

  • 球宴ファン投票中間発表 大谷がDH部門4位にランクイン

    2019.6.11 13:30 Tuesday

     日本時間6月11日、2019年オールスター・ゲームのファン投票で、ア・リーグの第1回中間発表が行われた。最多得票は外野手部門1位にランクインしたマイク・トラウト(エンゼルス)で95万1002票。これに外野手部門2位のジョージ・スプリンガー(アストロズ)が77万6352票、捕手部門1位のゲーリー・サンチェス(ヤンキース)が73万7107票で続く形となっており、16万6275票を獲得した大谷翔平(エンゼルス)は指名打者部門4位からのスタートとなった。

     オールスター・ゲームのファン投票では、出場選手を決める際のプロセスに今年から新方式が採用されており、まずファン投票で「The Starters Election」に進出する各ポジションの上位3名(外野手部門のみ9名)が選出される。そして、28時間の最終投票の結果、オールスター・ゲームで先発出場する9名の選手(ナ・リーグは指名打者部門がないため8名)が決定することになる。現時点で「The Starters Election」の進出圏内にいる選手は以下の通りとなっている。

    ●捕手部門
    73万7107票 ゲーリー・サンチェス(ヤンキース)
    28万9475票 ジェームス・マッキャン(ホワイトソックス)
    19万9497票 ジェイソン・カストロ(ツインズ)

    ●一塁手部門
    39万3356票 ルーク・ボイト(ヤンキース)
    30万2586票 C.J.クロン(ツインズ)
    28万6145票 ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)

    ●二塁手部門
    48万7598票 トミー・ラステラ(エンゼルス)
    44万8131票 ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)
    37万9820票 DJレメイヒュー(ヤンキース)

    ●三塁手部門
    63万0159票 アレックス・ブレグマン(アストロズ)
    26万9716票 ジオ・ウルシェラ(ヤンキース)
    21万6809票 ハンター・ドージャー(ロイヤルズ)

    ●遊撃手部門
    39万5210票 ホルヘ・ポランコ(ツインズ)
    32万9421票 カルロス・コレア(アストロズ)
    32万2958票 グレイバー・トーレス(ヤンキース)

    ●外野手部門
    95万1002票 マイク・トラウト(エンゼルス)
    77万6352票 ジョージ・スプリンガー(アストロズ)
    46万8111票 オースティン・メドウズ(レイズ)
    45万8577票 マイケル・ブラントリー(アストロズ)
    45万0407票 ムーキー・ベッツ(レッドソックス)
    34万4215票 エディ・ロサリオ(ツインズ)
    30万8134票 アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
    28万1179票 ジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)
    22万0079票 ジョシュ・レディック(アストロズ)

    ●指名打者部門
    49万1955票 J.D.マルティネス(レッドソックス)
    32万9321票 ハンター・ペンス(レンジャーズ)
    21万4702票 ネルソン・クルーズ(ツインズ)
    ※大谷翔平(エンゼルス)は16万6275票で4位

« Previous PageNext Page »