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  • 2007年サイ・ヤング賞右腕のピービーが現役復帰を検討中

    2017.11.16 16:24 Thursday

     MLB.comのマーク・フェインサンドが報じたところによると、パドレス時代の2007年に投手三冠王(最多勝・最優秀防御率・最多奪三振)に輝きサイ・ヤング賞を受賞したジェイク・ピービーが2年ぶりの現役復帰を目指しているようだ。

     ピービーが最後にメジャーでプレイしたのは2016年。この年はジャイアンツで21先発を含む31試合に登板したが、5勝9敗、防御率5.54というキャリアワーストの成績に終わり、シーズン終了後にフリーエージェントとなった後はどの球団とも契約せず、実質的な引退状態となっていた。来年5月に37歳となるが、2014年には202回2/3を投げて防御率3.73、翌2015年も110回2/3止まりながら防御率3.58をマークしており、先発ローテーションの5~6番手を担う実力がまだ残っている可能性は十分にある。

     2002年にパドレスでメジャーデビューを果たし、メジャー3年目の2004年に防御率2.27をマークして最優秀防御率のタイトルを獲得。それから3年後の2007年には19勝6敗、防御率2.54、240奪三振の見事な活躍でサイ・ヤング賞に輝いた。2003年からの6年連続を含め、通算8度の2ケタ勝利をマークし、メジャー15シーズンで通算152勝。2008年を最後に防御率2点台のシーズンはなく、全盛期は比較的短かったが、技術と経験を武器に生き残ってきた右腕だ。

     1年のブランクがある36歳の右腕にメジャー契約を提示する球団は存在しないと見られており、現役復帰を目指す場合はマイナー契約からのスタートが濃厚。しかし、ピービーがマイナー契約を受け入れるかどうかは現時点では明らかになっていない。全盛期を過ごしたパドレスなど、再建が完了するまでのいわば「つなぎの選手」を探している球団にはフィットするはずであり、そうした球団とマイナー契約を結び、オープン戦で実力をアピールして開幕ロースター入りを勝ち取るのがメジャー復帰に向けての現実的なルートではないだろうか。

  • パイレーツ ご当地選手・ウォーカーの呼び戻しを検討か

    2017.11.16 15:20 Thursday

     ピッツバーグ生まれ、ピッツバーグ育ちのご当地選手、ニール・ウォーカーがパイレーツに戻ってくるかもしれない。MLB.comのジョン・ポール・モロシによると、パイレーツはウォーカーを呼び戻すことに興味を示しているようだ。パイレーツは姜正浩(カン・ジョンホ)の動向が不透明な状況であり、内野手の補強を検討している。

     ウォーカーは2004年のドラフトでパイレーツから全体11位指名を受けてプロ入りし、2009年にメジャーデビュー。2015年までの7シーズンを地元・パイレーツの一員として過ごした。2015年オフにジョン・ニースとのトレードでメッツへ放出され、昨オフはクオリファイング・オファーを受諾してメッツに残留。今季はメッツが優勝争いから脱落したこともあり、8月中旬にブリュワーズへトレードされた。今季成績は111試合に出場して打率.265、14本塁打、49打点、OPS.801。パイレーツの野手でウォーカーを上回るOPSをマークしたのはアンドリュー・マカッチェンしかいない。

     パイレーツは飲酒運転による事故によって就労ビザが発行されず、今季を全休することになった姜の戦列復帰を期待しつつも、姜がいない前提でのチーム作りを進めている。ニール・ハンティントンGMは「姜が入国できるなら、それは我々にとってボーナスだ。もし彼が入国できなくても、我々は何も失わない」とコメント。現状では二塁にジョシュ・ハリソン、三塁にデービッド・フリーズが入る今季同様の布陣が有力だが、ウォーカーが復帰すれば、ウォーカーが二塁に入り、ハリソンが三塁、フリーズは一塁と三塁の控えに回ることになるだろう。

     もちろん、姜の動向次第という部分もあり、ウォーカーのパイレーツ復帰にどれくらいの実現可能性があるかは微妙なところ。現時点で予想される2018年の年俸総額がすでに球団新記録となる1億300万ドルに達しており、資金面での問題もある。しかし、ピッツバーグで生まれ育ったご当地選手が復帰となれば、ピッツバーグのファンたちが盛り上がることは間違いなさそうだ。


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  • パドレス ホズマーに関心も最優先は投手補強

    2017.11.16 14:24 Thursday

     再建中のパドレスはフリーエージェント市場を幅広く眺めている。すでに50人近くのフリーエージェント選手をチェック済みだと報じられているが、その中には今回のフリーエージェント市場で最高の一塁手であるエリック・ホズマーも含まれているようだ。しかし、あくまでも最優先課題は投手の補強である。

     パドレスがホズマーの獲得に興味を持っているという情報を最初に伝えたのはMLBネットワークのケン・ローゼンタールだ。今季は打率.318、25本塁打、94打点、OPS.882の好成績をマークし、シルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞をダブル受賞。間違いなく今回のフリーエージェント市場で最高の一塁手であり、レッドソックスなどが獲得に興味を持っているとの情報もある。今年10月に28歳の誕生日を迎えたばかりであり、2019年以降の優勝争いを目指しているパドレスにフィットしない選手ではない。

     しかし、パドレスの一塁には昨オフに6年8300万ドルという球団史上最高額で契約を延長したウィル・マイヤーズがいる。もちろん、マイヤーズを外野に戻して一塁を空けることも可能だが、ホズマーの獲得には1億ドル以上の契約を要することが確実であり、パドレスがどこまでホズマー獲得に本気であるかは微妙なところだ。

     ホズマー獲得に動くにせよ、撤退するにせよ、パドレスの今オフの最優先課題が投手であることに変わりはない。A.J.プレラーGMは少なくとも2人、計算できる先発投手を獲得したいとの方針を明らかにしている。今季チーム最多の13勝をマークしたヨーリス・チャシーンとの再契約も一つの選択肢となるはずだ。また、ブルペンの補強も行う予定である。

     フロリダ州オーランドで行われているGM会議に出席しているプレラーは、今後に向けての情報収集を中心に精力的に活動した。「残りのオフシーズンのために、より多くの情報を仕入れている。全30球団の状況を把握し、彼らの関心を知る必要があるんだ。有意義な時間だったよ」と手応えを感じた様子のプレラー。情報収集を終えたプレラーの今後の動きに注目したい。


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  • マリナーズの一塁手が決定 トレードでヒーリーを獲得

    2017.11.16 12:57 Thursday

     ダニー・バレンシアとヨンダー・アロンゾがフリーエージェントとなり、一塁手探しを進めていたマリナーズ。日本時間11月16日、マリナーズはエミリオ・パガーンとアレクサンデル・カンポスの2選手を放出し、アスレチックスからライオン・ヒーリーを獲得するトレードを成立させて一塁手の補強を完了した。

     マリナーズのジェリー・ディポートGMはトレードを積極的に仕掛ける人物として知られているが、今オフのトレード第一弾は一塁手補強だった。今季メジャーデビューを果たして防御率3.22と好投した救援右腕のパガーンとマイナーリーガーのカンポスをアスレチックスへ放出し、今季25本塁打のヒーリーを獲得。ディポートはヒーリーをフルタイムの一塁手として起用する方針を明らかにしており、マリナーズの一塁手補強は早くも完了した。

     「我々は一塁手を長い間固定することができていなかった。ライオン(・ヒーリー)がこの問題を解決してくれることを期待している。彼は右打席でパワーを発揮する攻撃的な選手だからね」とディポートはヒーリーの活躍に期待を寄せた。

     ヒーリーはまだメジャー2年目を終えたばかりであり、少なくともあと2年は最低保証年俸に近い金額で雇うことができる。また、プラトーン要員の一塁手を用意する必要がなくなり、ロースター枠の面でも余裕ができた。資金とロースター枠の両面で余裕が生まれたことにより、ディポートはさらなる補強に動くことが可能になったというわけだ。ディポートは「このトレードは我々にとって、他のエリアへのフレキシビリティを生んでくれた。他にも補強すべきポジション(外野手と投手)があるから、このトレードによって生まれたフレキシビリティは大きいよ」と今回のトレードの戦力面以外での効果を強調する。

     一方、アスレチックスにとってもメリットのあるトレードとなった。マット・オルソンとマット・チャップマンの台頭によりヒーリーは指名打者に追いやられていたが、ヒーリーを放出したことにより、守備に難を抱える主砲のクリス・デービスを指名打者として起用することができるようになった。さらに、メジャーで通用する実力があることを証明した若手右腕のパガーンを手に入れることもできた。同地区に所属する両球団の思惑が見事に一致したトレードと言えそうだ。


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  • カージナルス ファウラーを外野両翼へコンバートか

    2017.11.16 12:38 Thursday

     セントルイス・ポスト・ディスパッチ紙によると、カージナルスのジョン・モゼリアック野球部門社長は先日、正中堅手のデクスター・ファウラーと会うためにラスベガスを訪れ、センターから外野の両翼へコンバートする可能性について話し合ったようだ。

     モゼリアックはチームがファウラーをトレードする意思が全くないことを直接ファウラー本人に伝えたかったと言われている。また、チームが守備力の向上を目指しており、そのためにファウラーのコンバートを考えていることを理解してもらうために直接ファウラーと話し合う機会を設けたようだ。

     「私はファウラーと顔を合わせて会いたかったんだ」とモゼリアック。「彼がチームにいてくれるのは嬉しい。今後起こりうることについて、私が彼に話すより先にどこかで聞いたり読んだりしてほしくなかったんだ。我々がトレードを考えている対象ではないことを知っておいてもらいたかった。そして、今季と異なるポジションでプレイすることを頼む可能性があることを理解してもらいたかった」とファウラーのもとを訪れた理由を明らかにした。

     5年8250万ドルの大型契約でカージナルスに加入した今季、ファウラーは故障の影響もあって118試合のみの出場にとどまったが、18本塁打と64打点は自己ベストを更新。OPS.851も自己2番目の数字と、打撃面では上々の成績をマークした。しかし、センターの守備では昨季+1まで改善されたDRS(守備防御点)が今季は再び-18へと急降下。チームが守備力向上を目指すなかで大きな穴となっていた。

     カージナルスには好守を誇るトミー・ファムがおり、ファムをセンターに据えてファウラーを外野の両翼どちらかへ移す可能性が高い。しかし、ファウラーはセンター以外のポジションを守った経験がほとんどなく、メジャーではデビューイヤーの2008年にライトを1イニング守っただけ。マイナーでもプロ1年目の2005年にライトを4イニング守っただけである。

     また、カージナルスはトレードでジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)の獲得を目指していることが報じられており、来季のファウラーのポジションは補強の進捗を見ながら最終的に決定されることになりそうだ。


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  • 敏腕代理人・ボラス「ハーパーの契約延長はナショナルズ次第」

    2017.11.16 11:34 Thursday

     2018年シーズンはブライス・ハーパーにとってナショナルズとの契約最終年となる。ハーパーの代理人を務めるスコット・ボラスによると、ハーパー側とナショナルズの間で契約延長についての交渉は現時点では行われていないようだ。

     今オフ中に契約延長交渉を行う可能性について問われたボラスは「それはナショナルズ次第だろうね」と語るにとどめた。ハーパーは2018年シーズン終了後にフリーエージェントとなる見込みだが、ハーパーのようなスーパースターが26歳という若さでフリーエージェント市場に出ることは非常に稀であり、どのような契約が締結されるのか大きな注目を集めている。2014年にジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)が手にした13年3億2500万ドルという超大型契約を上回り、史上最大規模の契約が成立することが確実視されている。

     ナショナルズのマイク・リゾーGMは「我々はブライス(・ハーパー)とともにもう1年戦うことができる。将来、彼はチームにいるかもしれないし、いないかもしれない。彼は球界でベストの選手の一人なのだから、彼が来季もチームにいてくれるのはとても嬉しいよ」と語ったが、契約延長交渉を行う可能性については言及を避けた。ハーパーは故障さえなければ超一流の成績を残せることをすでに証明しており、ボラスが代理人を務めているということもあって契約延長交渉は一筋縄ではいかないだろう。

     もう一人、ナショナルズが契約延長に向けて動く可能性があるのがアンソニー・レンドンである。レンドンがフリーエージェントとなるのは早くても2019年シーズン終了後だが、すでに年俸調停2年目を迎えており、フリーエージェントを遅らせるような形での契約延長を行う可能性はある。ボラスはレンドンの契約延長交渉が開始されていないことを明言しているが、今オフのどこかで交渉が開始される可能性は高そうだ。リゾーGMは「我々は彼をドラフトで指名し、育ててきた。そして彼はチームによく貢献してくれている」とレンドンについて語った一方、「彼がチームにいてくれるなら嬉しいけど、契約延長交渉は双方向のものだからね」と慎重な姿勢を見せた。


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  • クルーバーが2度目、シャーザーが3度目のサイ・ヤング賞

    2017.11.16 11:03 Thursday

     日本時間11月16日、今季のサイ・ヤング賞受賞者が発表され、ア・リーグはコリー・クルーバー(インディアンス)、ナ・リーグはマックス・シャーザー(ナショナルズ)が選出された。クルーバーは2014年以来3年ぶり2度目、シャーザーは昨季に続いて2年連続3度目の受賞となった。

     1位票28票(満票は30票)を獲得したクルーバーはクリス・セール(レッドソックス)に大差をつけ、3年ぶりのサイ・ヤング賞に輝いた。今季は開幕から調子が上がらず、5月に故障者リスト入りした時点での防御率は5.06。しかし、復帰後の23先発では防御率1.62、被打率.175という圧巻のパフォーマンスを見せ、最終的には最多勝(18勝)と最優秀防御率(2.25)の二冠を獲得した(勝利数はリーグ最多タイ)。サイ・ヤング賞を複数回受賞した投手は史上19人目であり、インディアンスの投手としては史上初の快挙である。2位はセール、3位にはルイス・セベリーノ(ヤンキース)が入り、4位以下はカルロス・カラスコ(インディアンス)、ジャスティン・バーランダー(アストロズ)、クレイグ・キンブレル(レッドソックス)、アービン・サンタナ(ツインズ)、マーカス・ストローマン(ブルージェイズ)の順となった。

     シャーザーは1位票27票を獲得し、クレイトン・カーショウ(ドジャース)に大差をつけて2年連続の受賞となった。初のサイ・ヤング賞はタイガース時代の2013年に受賞しており、ナ・リーグでは2度目の受賞。2年連続でサイ・ヤング賞を受賞したのは史上10人目であり、通算3度の受賞も同じく史上10人目の快挙となっている。今季のシャーザーは勝利数(16勝)と防御率(2.51)ではカーショウの後塵を拝したものの、リーグで7人しかいない200イニングをクリアし(200回2/3。カーショウは175回)、268奪三振はリーグ断トツ。質と量が伴ったパフォーマンスが評価された格好だ。2位はカーショウ、3位にはスティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)が名を連ね、4位以下はザック・グレインキー(ダイヤモンドバックス)、ケンリー・ジャンセン(ドジャース)、ジオ・ゴンザレス(ナショナルズ)、ロビー・レイ(ダイヤモンドバックス)、ジェイコブ・デグロム(メッツ)、ジミー・ネルソン(ブリュワーズ)、アレックス・ウッド(ドジャース)という顔ぶれになった。


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  • 来季の新人王候補 大谷はフロントランナーの一人

    2017.11.15 18:41 Wednesday

     今季の新人王にはアーロン・ジャッジ(ヤンキース)とコディ・ベリンジャー(ドジャース)が選出されたが、MLB公式サイトではジョナサン・マヨが早くも来季の新人王候補を紹介している。メジャー挑戦が決定した大谷翔平(北海道日本ハム)も有力候補の一人に挙げられている。

     マヨは来季の新人王候補として両リーグから各5名を選出。その他に注目すべき選手として数名の名前を挙げている。その中に大谷の名前はないが、記事の中で「日本の二刀流スター選手は近い将来、ポスティング・システムを利用してメジャーへ移籍し、開幕日にはメジャーのロースターに加わっているだろう。どちらのリーグに所属したとしても、新人王のフロントランナーとなるに違いない」と紹介されている。

     ア・リーグの新人王候補に挙げられたのはウィリー・アダメス(レイズ)、フランクリン・バレット(アスレチックス)、ウィリー・カルフーン(レンジャーズ)、ブレント・ハニーウェル(レイズ)、フランシスコ・メヒア(インディアンス)の5名。特にアダメス、バレット、カルフーンの3名はレギュラーとして起用される可能性があり、有力候補と言えるだろう。カルフーンはダルビッシュ有とのトレードでドジャースからレンジャーズへ移籍した有望株である。また、その他に注目すべき選手としてはチャンス・アダムス(ヤンキース)、ジェイク・バウアーズ(レイズ)、ニック・ゴードン(ツインズ)、マイケル・コペック(ホワイトソックス)、ホルヘ・マテオ(アスレチックス)、フランクリン・ペレス(タイガース)、グレイバー・トーレス(ヤンキース)の7名が挙げられている。

     一方、ナ・リーグの新人王候補に挙げられたのはロナルド・アクーナ(ブレーブス)、ルイス・ブリンソン(ブリュワーズ)、ウォーカー・ビューラー(ドジャース)、ジャック・フラハティ(カージナルス)、ビクトル・ロブレス(ナショナルズ)の5名。なかでも今季のマイナー最優秀選手に選出されたアクーナに注目だ。まだ19歳(来月20歳の誕生日を迎える)ながらすでにAAA級に到達し、今季はA+級、AA級、AAA級の3階級合計で139試合に出場して打率.325、21本塁打、82打点、44盗塁、OPS.896の好成績をマーク。AAA級でも打率.344、OPS.940と結果を残しており、オープン戦でのパフォーマンス次第では即レギュラーとなってもおかしくないくらいの逸材だ。なお、その他に注目すべき選手としてはホルヘ・アルファーロ(フィリーズ)、クリスチャン・アローヨ(ジャイアンツ)、ハリソン・ベイダー(カージナルス)、J.P.クロフォード(フィリーズ)、スコット・キンガリー(フィリーズ)、タイラー・マーリー(レッズ)、タイラー・オニール(カージナルス)、ニック・センゼル(レッズ)、ジェシー・ウィンカー(レッズ)の9名が挙げられている。


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  • ドジャース・ザイディGM「前田を先発投手と見なしている」

    2017.11.15 17:50 Wednesday

     ポストシーズンではリリーバーとして大車輪の働きを見せた前田健太(ドジャース)だが、ブルペンの一員として来季の開幕を迎える可能性は低そうだ。ドジャースのファーハン・ザイディGMは前田を来季も引き続き先発投手として起用するつもりであることを明言した。

     フロリダ州オーランドで行われているGM会議に出席しているザイディは「我々は今もなお、彼(=前田)のことを先発投手と見なしているよ」と語り、来季も引き続き先発ローテーションの一角を任せる方針であることを明らかにした。「そのために我々は彼と契約したんだからね。我々は162試合分の先発投手を見つけなければならない。この2年間、彼は多くの試合で先発してくれたし、しっかり役割を果たしてくれた。我々にとって貴重な存在だよ」

     前田は今季25先発を含む29試合に登板して13勝6敗、防御率4.22をマーク。チーム方針により早いイニングで降板することが多く、クオリティ・スタートは25先発で5回止まりだったが、奪三振率や与四球率はメジャー1年目の一昨年より向上した。被本塁打が増え、防御率は4点台となってしまったが、リリーフに回った時期があったにもかかわらず25先発はチーム2位タイの数字であり、計算できる先発投手として首脳陣からは一定の評価を得ている。

     前田がポストシーズンで見せたリリーバーとしての働きは文句なし。10回2/3を投げて失点はわずか1点のみだった。ザイディも「ポストシーズンのような短期決戦において、前田が大きな武器となることを知ることができたのは良かった。今後のポストシーズンでも期待できる」と語っており、来季以降もポストシーズンではリリーフに回ることがあるかもしれない。ザイディは「選手の起用法を変えるときには常に多少の不確定要素が付きまとうものだ。しかし、彼は配置転換に見事に適応してくれた。彼にそうした能力があるということを知れて良かったよ」と前田の適応能力を絶賛していた。


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  • ドジャース三塁コーチ・ウッドワードがヤンキース監督候補に浮上

    2017.11.15 16:30 Wednesday

     今季ナ・リーグを制したドジャースで三塁ベースコーチを務めているクリス・ウッドワードがヤンキースの新監督候補に浮上したようだ。現時点では面談は予定されていないものの、ヤンキースはウッドワードを候補者の一人と見なしていると報じられている。

     ヤンキースの新監督については連日、様々な名前が候補者として浮上し、メディアを賑わせている。ここ数日だけでもアーロン・ブーンやヘンスリー・ミューレンの名前が取り沙汰されたが、ここにきてウッドワードが候補者リストに加わった。なお、ブライアン・キャッシュマンGMがフロリダ州オーランドで行われているGM会議に出席しているため、新監督候補との面談は一時ストップしている。

     ウッドワードは堅守の内野手としてブルージェイズ、メッツ、ブレーブス、マリナーズ、レッドソックスで計12シーズンにわたってプレイした元メジャーリーガー。ブルージェイズ時代の2002年には自己最多の13本塁打を放ち、翌2003年には自己最多の104試合に出場したが、レギュラーに定着するには至らなかった。2012年11月に現役引退を表明し、マリナーズ傘下で指導者としてのキャリアをスタート。2016年からドジャースの三塁ベースコーチを務めており、2016年に行われたワールド・ベースボール・クラシックの予選ではニュージーランド代表の監督も務めた。

     キャッシュマンは面談予定者を明らかにしていないが、すでにロブ・トムソンとエリック・ウェッジが面談を終えており、ブーン、ミューレン、ジェリー・ヘアーストンJr.が次の面談予定者グループに名を連ねていると見られている。また、キャッシュマンは新監督探しはまだ「初期段階」といった旨の発言をしており、新監督決定までにはもうしばらく時間が掛かりそうだ。なお、2007年にジョー・トーレの後任を決めた際にはジョー・ジラルディ、ドン・マティングリー、トニー・ペーニャの3名が最終候補者となり、この中からジラルディが選出された。


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  • スタントン獲得レースにドジャースも参戦か?

    2017.11.15 15:12 Wednesday

     GM会議2日目もジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)のトレードがメイントピックの一つとなっている。かねてからスタントン獲得を目指していることが報じられていたジャイアンツがその動きを本格化させる一方、ジャイアンツの同地区ライバルであるドジャースも争奪戦に名乗りを上げたようだ。

     マーリンズのマイケル・ヒル野球部門社長によると、マーリンズはスタントンのトレードで二冠王放出のダメージをカバーできる打者を少なくとも一人は獲得したいと考えている。カージナルスであればランドール・グリチックやスティーブン・ピスコッティ、レッドソックスであればジャッキー・ブラッドリーJr.、フィリーズであればアーロン・アルテールがその候補となるのではないだろうか。

     また、ジャイアンツはトレード要員の一人として、今年のドラフトで全体19位指名したヘリオット・ラモスの放出を考えているようだ。ラモスはプエルトリコ出身の18歳の外野手であり、今季はルーキーリーグで35試合に出場して打率.348、6本塁打、27打点、10盗塁、OPS1.049の好成績をマーク。MLB公式サイトのプロスペクト・ランキングでは球団4位にランクインしている。

     さらに、ドジャースがスタントン獲得に興味を持っていることが明らかになった。ドジャースはヤシエル・プイーグとクリス・テイラーの2人が外野のレギュラーポジションを手にしているが、あと1枠(レフト)が空いている。ジョク・ピーダーソン、アンドリュー・トールズ、アレックス・ベルドゥーゴらがその座をかけて競争することになると見られているが、ピーダーソンやベルドゥーゴをトレード要員としてスタントン獲得に動くのも決して非現実的ではない。プロスペクトの層も厚く、マーリンズが希望するパッケージを用意できそうな点も強みとなるだろう。

     少なくとも7球団以上が興味を示していると報じられているスタントンのトレード。歴代最高額の契約を抱えているスラッガーが関わる動きなだけに、今後も大きな注目を集めていくことになりそうだ。


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  • 元有望株・プロファー 今オフ中のトレードはなし?

    2017.11.15 14:35 Wednesday

     2013年のナンバーワン・プロスペクトだったジュリクソン・プロファー(レンジャーズ)は、その才能を本格開花させることなく2017年シーズンを終えた。すでにマイナー降格の際に必要となるオプションはなくなっており、レンジャーズはプロファーをキープするか、トレードするか、あるいは流出を覚悟でウエーバーにかけるかを選択しなければならない。今のところ、ジョン・ダニエルズGMはプロファーをキープする方向で動いているようだ。

     かつては球界ナンバーワン・プロスペクトとして注目されたプロファーだが、故障により2014年からの2シーズンを全休し、戦列復帰を果たした2016年も90試合で打率.239、5本塁打、OPS.660と期待はずれ。今季はシーズンの大半をAAA級で過ごし、メジャーではわずか22試合のみの出場に終わった(打率.172、0本塁打、OPS.501)。「彼はオプションが切れている。チームに残ることになるだろう」とダニエルズは語ったが、この判断はプロファーのポテンシャルに期待してというより、チーム事情によるものが大きいと見られている。

     「遊撃手はオプトアウトの可能性があるし、三塁手は契約最終年を迎える。だから、必ずしもジュリクソン(・プロファー)を放出する必要はないんだ」とダニエルズが言うように、正遊撃手のエルビス・アンドルースは2018年シーズン終了後または2019年シーズン終了後にオプトアウトが可能だ。また、正三塁手のエイドリアン・ベルトレイとの契約は2018年シーズン限りとなっており、現役引退の可能性も含め、その後の去就は不透明な状況となっている。また、今年2月に6年契約を結んだ正二塁手のルーグネッド・オドーアが伸び悩んでいるという現実もある。こうした状況のなか、ダニエルズが「内野の保険」としてプロファーをキープしておきたいと考えるのは当然のことだろう。

     ダニエルズは「もしチームが前進するのに役立つのであれば、様々な選手(のトレード)について話を聞くつもりだよ」と語ったが、今オフ中にプロファーを放出する可能性は低い。2018年シーズンはプロファーにとって、自分の将来を左右する極めて重要なシーズンとなりそうだ。


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  • 有望株・トーレス 正三塁手として開幕ロースター入りの可能性も

    2017.11.15 12:54 Wednesday

     アーロン・ジャッジ、ゲーリー・サンチェス、ルイス・セベリーノら若手選手の活躍が目立っているヤンキースに新たな戦力が加わろうとしている。ブライアン・キャッシュマンGMは球団No.1プロスペクトであるグレイバー・トーレスが来季の正三塁手候補の一人であることを明らかにした。

     今季のトーレスは利き腕ではない左肘のトミー・ジョン手術を受けたため、6月にシーズン終了。AA級とAAA級で計55試合のみの出場に終わったが、2階級合計で打率.287、7本塁打、OPS.863をマークして成長を感じさせた。来春のスプリング・トレーニングまでには万全の状態となる見込みであり、チェイス・ヘッドリーらと正三塁手の座を争うことが予想される。

     「グレイバー(・トーレス)がメジャーのキャンプに参加して競争するのは当然だと思うよ。AAA級でスタートさせるのが最も無難だけどね。どの選手についてもロースター入りの可能性やレギュラー争いの可能性を否定することはできないよ」とキャッシュマンは語っている。

     トッド・フレイジャーがフリーエージェントとなり、現時点ではヘッドリーを一塁から三塁に戻すのが有力なオプションとなっている。しかし、トーレスのほか、タイラー・ウェイド、ミゲル・アンドゥハーといった若手内野手もおり、球団はこれらの選手を競争させる方針だ。トップ・プロスペクトのトーレスがメジャー昇格目前となっており、外部からレギュラー級の三塁手を補強する可能性は低いと見られる。

     来月21歳の誕生日を迎えるトーレスは、昨年7月にヤンキースがアロルディス・チャップマンをカブスへトレードした際のメインピースとしてヤンキースへ加入。優れた選球眼を誇り、今季はAAA級での23試合で打率.309、出塁率.406をマークしている。また、今季はメジャー昇格後を見据えて二塁や三塁での出場が増えていたが、長くショートに留まれるだけの肩の強さや守備能力を誇っており、数年後には正遊撃手を務めている可能性も十分。来季のヤンキースはトーレスの昇格によりさらに魅力的なラインナップとなりそうだ。


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  • モリターとロブロが最優秀監督賞を初受賞

    2017.11.15 12:22 Wednesday

     日本時間11月15日、今季の最優秀監督賞の受賞者が発表され、ア・リーグはツインズを率いるポール・モリター監督、ナ・リーグはダイヤモンドバックスの指揮を執るトーリ・ロブロ監督が選出された。ともに同賞は初受賞であり、ロブロは監督1年目での受賞となった。

     モリターは監督就任1年目の2015年に同賞の投票で3位にランクインしたが、監督就任3年目にして嬉しい初受賞。ツインズの監督としては2010年のロン・ガーデンハイアー以来7年ぶりの受賞となった。昨季両リーグワーストの103敗を喫したチームを立て直し、ワイルドカードの2枠目を死守してポストシーズンに進出。前年100敗以上のチームがポストシーズンに進出したのは史上初の快挙だった。昨季から26の白星を上積みしたが、大きな戦力補強があったわけではなく、若手選手の成長などによって成し遂げた躍進。若手選手たちの活躍はモリターの根気強い起用があってこそだった。現役時代に通算3319安打を放ち、2004年にアメリカ野球殿堂入りを果たしたモリターが、監督として初めての勲章を手に入れた。

     一方のロブロは今季から監督としてのキャリアをスタート。昨季は予想外の低迷となったダイヤモンドバックスを見事に立て直し、昨季から勝敗を逆転(69勝93敗→93勝69敗)させてリーグ3位の勝率でワイルドカードの1枠目を勝ち取った。コミュニケーション能力を高く評価されており、一塁コーチのデーブ・マッケイも「これまで見てきた中で最高の監督の一人だ」と絶大な信頼を寄せる。メジャーリーガーとしては大成できず、2000年にはヤクルトでプレイしたこともあるロブロだが、指導者として見事に花を咲かせた。

     なお、ア・リーグはモリターが1位票を18票獲得。1位票を11票集めたテリー・フランコーナ(インディアンス)が2位にランクインし、A.J.ヒンチ(アストロズ)が3位、ジョー・ジラルディ(ヤンキース)が4位となっている。一方のナ・リーグはロブロが1位票を18票獲得。以下、デーブ・ロバーツ(ドジャース)、バド・ブラック(ロッキーズ)、クレイグ・カウンセル(ブリュワーズ)、ダスティ・ベイカー(ナショナルズ)、ジョー・マドン(カブス)の順となっている。


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  • 殿堂入りの名二塁手・ドーアが99歳で死去

    2017.11.15 11:38 Wednesday

     レッドソックス一筋で14シーズンにわたってプレイし、1986年にはベテランズ委員会の選考によりアメリカ野球殿堂入りを果たした名二塁手、ボビー・ドーアが日本時間11月15日に死去した。存命中の元メジャーリーガーとしては最年長となる99歳だった。

     ドーアは1937年から1951年にかけて、レッドソックス一筋で14シーズンにわたってプレイし、オールスター・ゲームに9度選出された(1945年は兵役のためプレイせず)。これはレッドソックスではテッド・ウィリアムス、カール・ヤストレムスキー、デービッド・オルティスに次ぐ4番目の多さである。「静かなキャプテン」として知られ、1940年代から1950年代前半にかけてのレッドソックスを牽引。ウィリアムス、ジョニー・ペスキー、ドミニク・ディマジオらと特に仲が良かった。

     1937年に19歳でメジャーデビューを果たし、翌年からレギュラーに定着。1944年にリーグ最高の長打率.528をマークするなど強打の二塁手として活躍し、通算223本塁打は二塁手としては球団歴代最多の数字となっている。背中の故障により33歳の若さで現役を退くことになったものの、通算2042安打、223本塁打、1247打点、打率.288、OPS.823をマーク。数多くの部門で球団歴代トップ10に名を連ねている。また、安定した二塁守備に対する評価も高く、414守備機会連続無失策は当時のア・リーグ新記録だった。アメリカ野球殿堂入りの投票では1970年の得票率25.0%が最高だったものの、1986年にベテランズ委員会の選考により無事に野球殿堂入り。なお、99歳まで存命だった殿堂入り選手はドーアが初めてだった。

     同時代のヤンキースの正二塁手だったジョー・ゴードンと比較され、「どちらが1940年代最高の二塁手か」と話題になることもあるドーア。現役時代にワールドシリーズ制覇を経験することはできず、逆にライバル・ヤンキースの黄金時代を目撃することになってしまったが、レッドソックスが86年ぶりのワールドシリーズ制覇を成し遂げた2004年にはチャンピオン・リングを授与された。

     なお、ドーアの死去により存命中の最高齢殿堂入り選手はレッド・ショーンディーンスト(94歳)、存命中の最高齢元メジャーリーガーはチャック・スティーブンス(99歳)となっている。


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  • ロイヤルズが左腕・マイナーとの再契約に興味

    2017.11.15 10:58 Wednesday

     今オフのロイヤルズはエリック・ホズマー、マイク・ムスターカス、ロレンゾ・ケインの話題とともに語られることが多い。ロイヤルズがホズマー、ムスターカスとの再契約を目指しているのは事実だが、もう一人、ロイヤルズが引き留めを目指す選手がいる。3年ぶりとなるメジャーの舞台でリリーバーとして復活を遂げた左腕、マイク・マイナーだ。

     左肩の故障により2015年からの2シーズンを全休したマイナーだが、ロイヤルズ加入2年目となった今季はブルペンの一員として開幕ロースター入り。ブレーブスで過ごした5シーズンでリリーフ登板はデビューイヤーの1試合だけだったものの、今季は65試合すべてにリリーフとして登板し、6勝6敗6セーブ、17ホールド、防御率2.55という好成績をマークした。

     シーズン終盤には不安定なピッチングが続いていたケルビン・ヘレーラからクローザーの座を奪い、9月15日以降は6試合に登板して6セーブ。時速95~97マイルの速球と威力十分のカッターを武器に、絶対的クローザーへ成長する可能性をアピールしてシーズンを終えた。まだ29歳ということもあり、今オフは多くの球団から注目を集めると見られるが、それはロイヤルズも例外ではない。

     ロイヤルズのデイトン・ムーアGMは先発へ再転向させる可能性も含め、マイナーとの再契約に前向きな姿勢を示している。「ザック・グレインキーやウェイド・デービスもマイナーと同じように先発とリリーフを経験した。そして、グレインキーは先発として、デービスはリリーバーとして大成した。マイナーは支配的な先発投手ではなかったけど、支配的な先発投手になる可能性はある。もちろん、支配的なリリーバーとして使うこともできる。彼が先発を希望したとしても、彼から手を引くつもりはないよ」

     先発投手として2度の2ケタ勝利をマークしているマイナーだが、「(クローザーは)誰もがやりたがる役割だから」と先発に固執する様子はない。ロイヤルズは復活を遂げたこの左腕を引き留めることができるのだろうか。


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  • 日本でプレイ経験のあるミューレンがヤンキースの新監督候補に

    2017.11.14 18:45 Tuesday

     現時点で唯一、監督の座が空席となっているヤンキース。新監督候補として様々な名前がメディアを賑わせているが、さらに新たな名前が候補者リストに加わった。MLBネットワークのジョエル・シャーマンによると、ジャイアンツのベンチコーチであるヘンスリー・ミューレンがヤンキースの面談を受けるようだ。

     ミューレンはかつて、ヤンキースのトップ・プロスペクトだった。1990年にはAAA級で打率.285、26本塁打、96打点をマークし、1991年開幕前のベースボール・アメリカのプロスペクト・ランキングでは全体30位にランクイン。しかし、メジャーでは思うような成績を残せず、1994年からの3シーズンは日本球界でプレイした(1994年は千葉ロッテ、1995年からの2年間はヤクルト)。2010年からはジャイアンツで打撃コーチを務め、今季終了後にベンチコーチへ配置転換。また、ベネズエラのウィンター・リーグやワールド・ベースボール・クラシックでの監督経験も持っている。

     現在、ブライアン・キャッシュマンGMがフロリダ州オーランドで行われているGM会議に出席しているため、新監督候補との面談は一時中断している。キャッシュマンは面談予定の候補者を明らかにしていないものの、ミューレンはアーロン・ブーンやジェリー・ヘアーストンJr.とともに、次の面談予定者グループに入っていると見られている。

     キャッシュマンは「急がなければならないのはわかっているけど、(監督決定には)正しいステップを踏まなければならない」と語り、慎重に新監督選びを進めていく方針を明らかにしている。キャッシュマンによると新監督選びはまだ「初期段階」だという。

     ミューレン、ブーン、ヘアーストンJr.のほか、現ベンチコーチのロブ・トムソン、インディアンスやマリナーズで監督を務めたエリック・ウェッジなど少なくとも10人以上の名前が新監督候補として取り沙汰されており、新監督決定までにはまだしばらく時間が掛かる見込み。ジョー・トーレが12年、ジョー・ジラルディが10年にわたって監督を務めたヤンキースだが、その後を継ぐのはいったい誰になるのだろうか。


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  • 強打者獲得狙うレッドソックス サンタナとモリソンに興味

    2017.11.14 18:05 Tuesday

     デービッド・オルティス引退の穴を埋められず、打線の破壊力不足に悩まされたレッドソックスは今オフ、打線の中軸を担える強打者の獲得を目指している。現地の報道によると、レッドソックスはエリック・ホズマーより安価で獲得できるであろうカルロス・サンタナやローガン・モリソンに興味を示しているようだ。

     レッドソックスはフロリダ州オーランドで行われているGM会議において、サンタナの代理人、モリソンの代理人とそれぞれ面会の場を設ける予定だ。レッドソックスが少なくとも一人、強打者を獲得しようとしていることは周知の事実であり、当初はホズマーが最有力候補に挙げられていた。しかし、ホズマーと比較してより安価で獲得できるサンタナやモリソンに狙いを定める可能性も出てきたという。

     昨季のレッドソックスは両リーグ最多の878得点を叩き出したが、今季は同10位となる785得点止まり。オルティスの現役引退が大きく響いた格好だが、オルティス引退の影響なのか、その他の主力打者が軒並み成績を悪化させたのは大きな誤算だった。レッドソックスは今季、オルティス引退で空いた指名打者にハンリー・ラミレスを入れ、それによって空いた一塁にはミッチ・モアランドを獲得。モアランドは打率.246、22本塁打、79打点と及第点の数字をマークしたものの、チームの得点力低下に歯止めをかけることはできなかった。

     サンタナはインディアンスからクオリファイング・オファーを提示されており、レッドソックスがサンタナを獲得すると来年のドラフトにおいて、該当する指名権を失うことになる。また、ハイレベルな選球眼と長打力を兼ね備えるスイッチヒッターのサンタナにはマリナーズも興味を示しており、数球団による争奪戦となることは間違いない。

     一方のモリソンは今季38本塁打、OPS.868と自己ベストのシーズンを過ごした。クオリファイング・オファーを提示されていないという点でサンタナと比べて獲得のハードルは低いものの、お手頃な物件であるため人気が集中する可能性もある。

     モアランドに代わる正一塁手として、レッドソックスは誰を選択するのか。その選択によって来季のレッドソックス打線の得点力が大きく左右されると言っても過言ではないだろう。


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  • ハラデイがフィリーズに残したもの

    2017.11.14 17:07 Tuesday

     飛行機事故により40歳の若さでこの世を去ったロイ・ハラデイ。現役引退後はメンタルスキル・コーチとしてフィリーズ傘下の若手選手の指導にあたっていたが、指導を受けた選手たちによってハラデイの教えは今後も長く受け継がれていきそうだ。

     25歳の若手左腕、トム・ウィンドルはテキストメッセージをスクロールしながら眺めていたときに、ハラデイの名前を見つけて手を止めた。そしてハラデイの名前をタップしてメッセージを開き、ハラデイからの教えを振り返った。「彼からのメッセージを読むのはとても励みになるんだ。彼はきめ細かく指導をしてくれる。すべてのメッセージにちゃんと意味があるんだ。彼からのメッセージは今季、僕がスランプから抜け出すのを大いに助けてくれた。彼からのメッセージは保存しておくよ」

     ハラデイは若手選手の指導について、現役時代と同じように入念な準備をしていたという。若手選手との1対1の面談があるときには、ヤンキース戦での登板に向けて準備するかのようにしっかり準備をした。また、ボールの握りを確認するかのように、iPadで用意したフォーマットやテンプレートに詳細なメモを書き込んでいった。「彼は僕たちみんなのためにここにいてくれたんだ」と24歳の右腕、ジェイコブ・ウェイゲスパックはハラデイの献身的な姿勢に感謝する。

     ハラデイはブルージェイズ時代の2000年、防御率10.64という歴代ワースト(50イニング以上)の数字を叩き出し、A級への降格を経験。そのときに妻・ブランディが差し出した「The Mental ABC’s of Pitching」(ハービー・ドーフマン著)という本がハラデイを救った。ハラデイは自身がドーフマンに救われたように、自身がフィリーズのプロスペクトたちを手助けしたいと考えていた。必要であればこの本を読ませ、朗読の音源を用意して聞かせたこともあるという。自身の貴重な経験を、未来あるプロスペクトたちへ惜しみなく伝えていたのだ。

     また、ハラデイはリムジンいっぱいにピザを載せて若手選手数名を野球観戦に連れて行ったり、一緒に釣りに行ったり、自身が大好きな飛行機を見せるために空港へ連れていったり、プロスペクトたちとの関係を築くことにも全力を尽くした。禁止薬物の使用により出場停止処分を受けた22歳の左腕、エルニエリー・ガルシアは、出場停止期間中にハラデイとキャッチボールをしたことを覚えている。

     ここで紹介したエピソードはほんの一部であり、ハラデイの教えはフィリーズ傘下の数多くの選手たちに受け継がれている。いや、フィリーズのみならず他球団の選手たちにも影響を与えていることだろう。ハラデイはこの世を去ってもなお、球界に生き続けているのである。


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  • タイガース キンズラーの放出を検討中か

    2017.11.14 15:58 Tuesday

     夏場にJ.D.マルティネス、ジャスティン・バーランダー、ジャスティン・アップトンを次々に放出し、再建モードへと舵を切ったタイガース。今オフは正二塁手のイアン・キンズラーの動向に注目が集まっている。

     日本時間11月14日に始まったGM会議に出席したアル・アビラGMは「ここ(=GM会議)に来るまでに(キンズラーについて)何度か話をしたよ。ここを離れるまでにまたいくつか話をすることになると思うけどね」と語り、キンズラーについてすでに数件の問い合わせがあることを明らかにした。ただし、GM会議の期間中に大きな動きがあることは否定しており、「ここで何かが決まるとは考えていない。(来月の)ウィンター・ミーティングに向けて動向を見守るつもりだよ。それぞれのチームの事情があるから、キンズラーのトレードは他球団の動向次第だね」と語っている。

     キンズラーのトレード話が浮上したのは今オフが初めてではなく、昨オフや今夏にも放出の噂は出ていた。夏場にキンズラー獲得を検討していたと言われるエンゼルスはブランドン・フィリップス、ブリュワーズはニール・ウォーカーを獲得したため、結局トレードは成立せず。しかし、フィリップスとウォーカーはともにシーズン終了後にフリーエージェントとなっており、この両球団が再びキンズラー獲得に動く可能性は十分にある。

     タイガースは内野のユーティリティを務めたアンドリュー・ロマインが今月初旬にウエーバーでマリナーズへ流出し、内野手の層が薄くなっている。しかし、アビラは「ロマインの件はキンズラーの動向とは無関係だ」と明言しており、ロマイン流出がキンズラー放出に影響を与える可能性は低い。ロマインは年俸調停権を持っているため、アビラはより若く、より安価な内野手を獲得する方針を取ったようだ。また、アビラは「マチャドは内野ならどこでも守ることができる。キンズラーをトレードすればマチャドを二塁に入れ、イグレシアスをトレードすればマチャドを遊撃に入れればいい。若く安価なユーティリティを一人獲得しないといけないね」と語り、キンズラーないし正遊撃手のホゼ・イグレシアスを放出した際には若手内野手のディクソン・マチャドを後釜に据える方針を明らかにしている。


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