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  • マリナーズの新戦力・ヒーリーが右手手術で離脱

    2018.2.16 16:00 Friday

     各チームはオフに獲得した新戦力に大きな期待をかけている。しかし、時には古傷やキャンプ中の負傷で開幕に間に合わない場合もある。そんな中でマリナーズに移籍したライオン・ヒーリーが右手手術の影響で4週間から6週間の離脱を余儀なくされた。

     一塁手が不足していたマリナーズにとってヒーリーの加入はとても大きく、主力選手としての起用が見込まれていた。昨年まで所属していたアスレチックスでも149試合に出場して打率.271 25本塁打 78打点と飛躍を遂げたことにより新天地でも同様の活躍が期待されていた。去る日本時間2月15日に右手の手術を受けたことで復帰には4週間から6週間ほど時間を要するという。

     これを受けてスコット・サービス監督は「ヒーリーは4週間から6週間ほどで復帰できると聞いている。彼の離脱には大きな影響があることは分かってはいるが、私は医者ではないからリハビリの経過も知る必要がある。とても心配だよ」と話している。先日、フィラデルフィアで手術を終えたヒーリーは数日後にチームに再合流しリハビリを開始するという。

     ヒーリーの離脱で一塁の枠が空いたことにより若手選手には開幕ロースターに入るための機会が訪れた。今回のキャンプで一塁手として参加しているのは25歳のダン・ヴォーゲルバックとルール5ドラフトでヤンキースから獲得した25歳のマイク・フォードだ。ヴォーゲルバックはヒーリー同様にパワーが武器で昨年はマリナーズで16試合の出場に終わったものの、3Aでは125試合に出場して打率.290 17本塁打 83打点の成績を残している。一方でフォードはまだメジャー経験こそないが、昨年は2Aから3Aに昇格して合計126試合で20本塁打を放った実績をもつ。サービス監督も「彼らにはチャンスを与える」と話しており同い年同士の競争が激しくなりそうだ。

     ヒーリーは開幕には間に合わない予定だが、レギュラーシーズンの早い段階で復帰することを期待される。焦らずに万全な状態でチームに復帰してほしい。ヒーリーは復帰に向けて最初の一歩を踏み出した。


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  • アクーナ「マイナースタートの決断をタフなものにしてやりたい」

    2018.2.16 15:30 Friday

     フリーエージェントを先延ばしにするため、ブレーブスがトップ・プロスペクトのロナルド・アクーナをマイナーでスタートさせることは確実と見られている。アクーナ自身もそれを理解しているが、その決定を無抵抗に受け入れるつもりはないようだ。

     長期的なチーム編成を考えたとき、アクーナを開幕からメジャーのロースターに入れることはブレーブスにとって得策とは言えない。メジャーリーガーはメジャーでのプレイ期間が6年に達するとフリーエージェントの権利を得るが、この1年というのはメジャー登録日数172日に相当する。レギュラーシーズンはおよそ6ヶ月(=およそ180日)にわたって行われるため、シーズン最初の2週間ほどをマイナーで過ごした場合、最初のシーズンのメジャー登録日数が172日に満たず、結果としてプレイ期間が6年に達するのが1年先延ばしになるのである。

     この手法を用いてトップ・プロスペクトのフリーエージェントを先延ばしにする例は毎年のように見られ、クリス・ブライアント(カブス)やジョージ・スプリンガー(アストロズ)も同じ経験をしてきた選手たちである。アクーナは今季の開幕ロースターに入って6年間マイナーに落ちることなくプレイし続けると、2023年シーズン終了後にフリーエージェントとなるが、今季のメジャーデビューを2週間ほど遅らせるだけで、フリーエージェント権の取得は最短でも2024年シーズン終了後になる。こうした事情があり、ブレーブスがアクーナを開幕ロースターに入れないのは確実であると見られているのだ。

     しかし、アクーナは「(マイナースタートの)決断をできるだけタフなものにしてやりたい」と意気込んでいる。オープン戦で自身の価値を証明し、チームに不可欠な戦力であると思い知らせてやろう、ということだろう。「僕をAAA級でスタートさせるという決断をするときに、チームが悩むようにしてやりたいんだ」とアクーナ。一方でブライアン・スニッカー監督は「何が起こるかを100%知ることはできないから、彼にはしっかり準備しておいてもらいたい」とアクーナに期待を寄せている。

     マット・ケンプをドジャースへ放出し、外野の1枠が空いたため、早期のメジャー昇格を確実視されているアクーナ。昨季はアーロン・ジャッジ(ヤンキース)とコディ・ベリンジャー(ドジャース)の活躍に沸いたメジャーリーグだが、今季は「アクーナ旋風」が吹き荒れるかもしれない。


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  • ウッド&ビューラーがキャンプ離脱も早期復帰は可能

    2018.2.16 15:00 Friday

     スプリングトレーニングは各選手達がシーズンに向けてアピールする大事な期間だ。その中で故障をしてしまうと開幕ロースター入りが危なくなってしまう。そんな中でドジャースから心配なニュースが入ってきた。アレックス・ウッドとウォーカー・ビューラーが日本時間2月16日の練習に参加しなかったという。

     昨年はリリーフとして開幕を迎えたウッドは途中から先発に配置転換すると4月後半から7月中旬まで負けなしの11連勝を挙げて投手陣を支えた。後半戦こそ失速したが、チームがワールドシリーズまで進出できたのもウッドの活躍があってこそだった。昨年は2度に渡る故障者リスト入りを経験するも今ではその影響もなく本人も問題にはしていなかった。しかし、今回はウォームアップ中に右足首を痛めたことでブルペン入りを回避していた。

     一方のビューラーは昨年9月のセプテンバー・コールアップにおりメジャー初昇格を果たすと初登板となった日本時間9月8日のロッキーズ戦で2回無失点と上々のデビューを飾った。その後はメジャー初勝利も記録し、今季へ向けて飛躍のきっかけとなる年となった。成績は8試合に登板して1勝0敗 防御率7.71だった。今回の離脱の原因は追加のメディカルチェックを受けるためであり、デーブ・ロバーツ監督は「ビューラーは1日のみの離脱になるだろう。以前はキャッチボールもできていたし、腕の状態も問題ない」と話している。

     ビューラーは問題ないとしてもウッドの状態が心配だが、チームとしてはウッドがオフ中に食生活を改善したことを知っておりすぐに戻ってくると予想している。ドジャースは日本時間2月24日からホワイトソックスとの試合を控えている。1試合が選手にとってアピールの場であり、その機会が減ると開幕ロースターも厳しくなってくる。まずはウッドとビューラーの早期復帰を待ちたい。


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  • 右足首手術のブラントリー 開幕に間に合わない可能性も

    2018.2.16 14:30 Friday

     インディアンスはすでに数名の野手がキャンプ地に到着し、日本時間2月16日には打撃練習を行った。その様子を主力打者の一人であるマイケル・ブラントリーはウェイトルームの端に立って眺めていた。ブラントリーの右足首はまだ手術からの回復途上である。

     2014年に打率.327、20本塁打、97打点、23盗塁、OPS.890の好成績をマークしてシルバースラッガー賞に選出されたように、ブラントリーはコンディションさえ万全ならばインディアンス打線の核となる存在である。しかし、2016年は右肩の故障により11試合にしか出場できず、昨季も右足首の故障の影響で出場は90試合どまり。前半戦は打率.304をマークして3年ぶりにオールスター・ゲームに選出されたが、8月以降はまともに試合に出られなかった。

     ブラントリーは10月に右足首の手術を受けており、現在はレギュラーシーズン開幕に向けてリハビリやトレーニングに汗を流している。球団が定めたスケジュールを前倒しして開幕に間に合うように調整を進めたいというのがブラントリー本人の希望だろうが、球団は復帰を急がせるのではなく、万全の状態で復帰させることを第一に考えている。「長い目で見るつもりだよ。我々が考えているのは、どうすればベスト・バージョンのブラントリーをできるだけ長く起用できるか、ということだ。開幕に間に合えば嬉しいけど、そうでなくても問題ないよ」とクリス・アントネッティ野球部門社長は語る。

     アントネッティは「昨季見たように、健康であれば彼はまだ本当に優秀な選手なんだ。準備ができたときに、彼がチームに貢献してくれることを期待しているよ」とも語っており、あくまでも万全の状態でブラントリーを復帰させる方針だ。「彼はオフシーズンの間、順調に回復している」とアントネッティ。ブラントリーの右足首が完治し、2年連続で打率.310、15本塁打、80打点、OPS.850をクリアした2014~2015年のような打棒を発揮するようなら、昨季リーグ3位の818得点を叩き出した強力打線はさらにパワーアップすることになりそうだ。


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  • 外野手が手薄のメッツがデン・デッカーとマイナー契約

    2018.2.16 12:50 Friday

     招待選手としてメジャーのスプリングトレーニングに参加することはマイナー選手にとって開幕ロースターに入るための大きな機会となる。その分、し烈な競争となるが練習や試合を通じて結果を残していくことでメジャーでプレーできる可能性が高まる。メッツはマット・デン・デッカーとマイナー契約を結んだ。

     30歳のデン・デッカーは左打ちの外野手として2010年のドラフト会議でメッツから5巡目指名(全体152番目)を受けて入団。2013年には3Aで3割近い打率を残したことでメジャーに昇格すると27試合で打率.207ながら初本塁打も記録した。その後はナショナルズとタイガースに在籍し、キャリアを積み重ねてきた。昨年はメジャーでの出場は4試合に終わったが、3Aでは79試合で打率.250 8本塁打 29打点の成績を残した。

     彼の魅力は外野のポジションをすべて守れるユーティリティだ。現在のメッツのロースターにはヨエニス・セスペデスやフアン・ラガレス、ブランドン・ニモとジェイ・ブルース、そしてマイケル・コンフォートがいる。現時点でコンフォート以外は故障もなく順調にスプリングトレーニングに参加することができるが、コンフォートは左肩手術の影響で少なくとも5月までは復帰することができない。そのため外野手が手薄になるため、デン・デッカーに白羽の矢が立った。

     2014年以来のメッツ所属となったデン・デッカー。果たして古巣で開幕ロースター入りができるのか。競争開始まであと数日だ。


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  • 先発ローテーション争いに意欲を見せる44歳・コローン

    2018.2.16 12:30 Friday

     44歳のベテラン右腕、バートロ・コローン(レンジャーズ)はある金字塔に近付いている。あと3勝でフアン・マリシャルが持つドミニカ共和国出身投手による最多勝記録(243勝)に並ぶのだ。しかし、コローンが44歳になった今も現役にこだわる理由はそれだけではない。

     レンジャーズからのマイナー契約のオファーを受け入れ、招待選手として開幕ロースター入りを目指しているコローン。レンジャーズはコール・ハメルズ、マーティン・ペレス、ダグ・フィスター、マット・ムーア、マイク・マイナーとすでに先発ローテーションの5枠が埋まっており、リリーバーのマット・ブッシュやマイナー契約のジョン・ニースも虎視眈々とローテ入りを狙っている。さらに、市場にはまだ多くの先発投手が残っており、通算240勝の実績を誇るコローンとはいえ、生き残りは容易ではない。

     コローンのモチベーションになっているのは家族の存在だ。「僕はいつも、家族に僕が長くプレイしていたということを覚えていてほしいと思っているんだ。これはときどき家族に言っていることなんだよ」とコローン。「母が他界する前に話したとき、僕は母にできるだけ長くプレイし続けると言ったんだ。だから僕は今季もプレイするつもりなんだよ」

     コローンが3年連続で球界最年長選手となるためには、熾烈な先発ローテ争いを勝ち抜かなければならない。ただし、「(ローテ争いは)全く問題ではないよ。一生懸命練習して、できるだけ良いピッチングをしないといけないということを僕は知っているからね」とコローンに気負いは見られない。コローンがマイナー契約からロースター入りを目指すのは今回が初めてではなく、2011年にヤンキースと契約したときもそうだった。コローンは見事にロースター入りを果たし、2011~2016年の6シーズンで80勝をマーク。これは同期間でメジャー12位の数字だ。

     どんどんストライクを投げ込む、テンポの良い投球が持ち味のコローン。44歳のベテラン右腕が持ち味を発揮し、先発5番手に予定されているマイナーと先発ローテ入りを目指すブッシュをブルペンに追いやるようであれば、戦力面ではチームにとって理想的な展開となる。熾烈な先発ローテ争いにはどのような結末が待っているのか。44歳・コローンの奮闘が楽しみだ。


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  • ブリュワーズがユーティリティ選手のフランクリンとマイナー契約

    2018.2.16 12:10 Friday

     スプリングトレーニングがスタートし、数多くの選手が駆け込みでマイナー契約をしてチームに合流するケースが増えている。その中には実績を残してきた選手はもちろん、結果を残せず巻き返しに燃える選手もおり境遇はさまざまだ。そんな中でブリュワーズはニック・フランクリンとマイナー契約を結んだ。

     26歳のフランクリンは2009年のドラフト会議でマリナーズから1巡目指名(全体27番目)を受けた逸材で内外野どこでも守れるユーティリティが魅力だ。これまでは二塁手として142試合で守っているが、その次に外野で47試合、遊撃で30試合と様々なポジションを経験している。一方の打撃はあまり得意ではないようでキャリアハイはメジャー1年目の2013年、102試合に出場して打率.225 12本塁打 45打点だ。昨年はブリュワーズとエンゼルスに在籍したが、途中でマイナー降格となっていた。

     昨年は悔しい思いをしたフランクリン。今回のスプリングトレーニングでは招待選手として参加することになっている。主にユーティリティのポジションを争いことになるとみられ、し烈な競争に身を投じることになる。多くのポジションをこなすことができることも強みであるが、打撃では両打ちという特性もある。メジャーではデビュー年以降は目立った成績を残せてはいないものの、過去6年の3Aでの試合では打率.267 出塁率.352 長打率.428と結果を残している。打撃面も向上すればフランクリンにも開幕ロースター入りの機会があるだろう。古巣復帰で自分のポジションを掴みにいく。


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  • リンスカムが最速93マイルを計測 マイナー契約で復帰濃厚

    2018.2.16 12:00 Friday

     日本時間2月16日、元サイ・ヤング賞投手のティム・リンスカムがシアトル郊外のトレーニング施設で現役復帰に向けてのショーケース(公開練習)を開催した。リンスカムの投球はショーケースに訪れたスカウトにインパクトを与え、現役復帰に一歩前進したようだ。

     ショーケースでリンスカムの投球を目にした関係者によると、33歳の右腕は近い将来にメジャー球団のスプリング・トレーニングに参加する可能性が高いという。「彼は間違いなく職を得ると思うよ。それに関しては疑う余地がない。このタイミングだから、おそらくスプリング・トレーニングへの招待が含まれたマイナー契約になるだろうね。でも、彼が契約を手にすることは間違いないよ」

     リンスカムは2016年にエンゼルスで9試合に先発して2勝6敗、防御率9.16、被打率.395とめった打ちを喰らったのを最後に、メジャーでの登板機会がない。ジャイアンツ時代にはメジャー2年目の2008年から2年連続でサイ・ヤング賞を受賞し、同年から7年連続2ケタ勝利をマークして3度のワールドシリーズ制覇(2010年、2012年、2014年)にも貢献するなど、球界を代表する右腕として一世を風靡したが、股関節の故障が影響して徐々に成績を悪化させていた。ショーケースに訪れた関係者は「股関節の故障の影響は感じられなかった」と話しており、コンディション面に目立った問題はなさそうだ。

     ショーケースにはおよそ15球団から20人ほどのスカウトが訪れ、リンスカムの投球(10分で25球)を見守ったという。速球の球速はコンスタントに90~92マイルを計測し、最速は93マイル。2016年はに平均球速が88.4マイルまで落ちていたが、少なくとも球速だけは全盛期に近い水準まで回復しているようだ。

     ショーケースの前後にリンスカムがスカウトと接触したとの報道はなく、契約に向けての動きはこれからスタートすると見られる。獲得を希望する球団が先発・リリーフのどちらでリンスカムを起用するつもりなのかは明らかになっていないが、少なくともリンスカムはメジャー復帰への第一歩を無事に踏み出したと言えそうだ。


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  • ベニンテンディが大物選手を手掛けるクロース氏と代理人契約

    2018.2.16 11:40 Friday

     バッテリー間のスプリングトレーニングが始まり、野手陣が合流する日も迫ってきたことで各球団とも本格的な競争が始まろうとしている。そんな中でも選手は今後の年俸交渉に向けての準備をすることも大事だ。レッドソックスのアンドリュー・ベニンテンディは新たな代理人と契約したという。

     23歳のベニンテンディは昨年は球団の有望株選手の1人としてアーロン・ジャッジ(ヤンキース)やヨアン・モンカダ(ホワイトソックス)とともに活躍が期待された選手。外野のレギュラーの一角として試合経験を積み、昨年は151試合で打率.271 20本塁打 90打点の成績を残した。新人王こそ獲れなかったが、今後もチームの中心選手の1人として打線をけん引していく。

     レッドソックスの地元紙「Boston Globe」のアレックス・スパイアー記者によるとベニンテンディはスポーツマネジメント会社「スポーツエクセル」のケイシー・クロース氏と契約を結んだという。クロース氏は元プロ野球選手でヤンキースのマイナーでプレーした経験を持ち、代理人を始めてからは現在、マーリンズのCEOを務めるデレク・ジーター氏の代理人として活躍してきた。近年では田中将大(ヤンキース)やクレイトン・カーショウ(ドジャース)、ザック・グレインキー(ダイヤモンドバックス)といった大物選手も支えている。

     これまでベニンテンディの代理人を務めていたジェイソン・ウッド氏が不祥事を起こしマネジメント会社から解雇され、資格停止処分を受けている。これを受けて新たな代理人を探していたベニンテンディ。メジャーで3年間の在籍経験があれば取得できる年俸調停の権利のために敏腕代理人を据えてシーズンに臨む。


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  • ユーティリティ選手・ヌニェスがレッドソックスと再契約へ

    2018.2.16 11:30 Friday

     ヤンキース、ブレーブスなど複数球団からの関心が報じられていたユーティリティ・プレイヤーのエドゥアルド・ヌニェスだが、どうやらレッドソックスと再契約を結ぶことを選択したようだ。ファンラグ・スポーツのロバート・マレーはオプション付きの1年契約になる見込みであることを報じている。

     レッドソックスは完了していない契約交渉に関するチームの方針に従って、現時点ではヌニェスとの契約合意に関する声明を発表していない。身体検査では昨季終盤に痛めた膝の状態が焦点になると見られており、ヌニェスが身体検査をパスするまでは契約内容の詳細は明らかにならない見通しだ。ただし、マレーは1年契約+オプション1年になる見込みであると伝えている。

     昨季のヌニェスはジャイアンツで76試合に出場して打率.308、4本塁打、18盗塁、OPS.752をマークしたあと、7月下旬にマイナー2投手とのトレードでレッドソックスへ移籍。レッドソックスでは38試合で打率.321、8本塁打、6盗塁、OPS.892の好成績を残し、シーズントータルでも114試合で打率.313、12本塁打、24盗塁、OPS.801とキャリアハイと言っても過言ではないくらいの好成績をマークした。二塁・三塁・遊撃のほか、レフトを19試合(先発17試合)、ライトを2試合(先発1試合)守るなど、例年通りのユーティリティ性を発揮。打力の向上により、今や球界屈指のユーティリティ・プレイヤーとなった感がある。

     レッドソックスはチームリーダーのダスティン・ペドロイアが左膝の手術により開幕に間に合わないことが確実となっており、ヌニェスはシーズン最初の数週間はペドロイアの代役を務めることになるだろう。ペドロイアの復帰後は内外野を守れるユーティリティとして主力選手の休養時や相手投手の左右に合わせてフレキシブルに起用されるはず。膝の状態さえ万全ならば、好打と俊足を兼ね備えたユーティリティ・プレイヤーとして、地区3連覇を目指すレッドソックスに不可欠な戦力となりそうだ。


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  • ブルージェイズのローテが確定 左腕・ガルシアと1年契約

    2018.2.16 11:00 Friday

     日本時間2月16日、ロン・アトキンスGMが先発5番手を探していることを公言していたブルージェイズは、ベテラン左腕のハイメ・ガルシアを1年800万ドル+球団オプション1年で獲得した。ガルシアの加入により、ブルージェイズの先発ローテーションの顔ぶれが固まった。

     球団オプションについての詳細は球団からは発表されていないが、年俸1000万ドルまたは200万ドルのバイアウトであることが報じられている。また、シーズンごとに投球イニング数に応じて200万ドルの出来高が設定されているようだ。

     ガルシアの加入により、先発5番手候補と目されていたジョー・ビアジーニはブルペンに回るか、あるいはマイナーで先発投手として開幕を迎えることになる。先発ローテーション定着を目指していたであろうビアジーニには落胆する気持ちもあるに違いないが、ブルージェイズのガルシア獲得は決してサプライズではない。アトキンスが公言していた通りに先発5番手の獲得を実現させただけである。

     昨季のガルシアはブレーブスで18試合に先発したあと、ツインズへ移籍して1試合に先発。直後に今度はヤンキースへトレードされ、ヤンキースでは8試合に先発した。3球団合計の成績は27先発で157イニングを投げ、5勝10敗、防御率4.41。2ケタ勝利を4度マークしたカージナルス時代の活躍を考えると物足りなさは否めないが、先発5番手と考えれば及第点の成績だろう。

     ガルシアは先発5番手としてマーカス・ストローマン、J.A.ハップ、アーロン・サンチェス、マルコ・エストラーダとともに先発ローテーションを形成することになる。純粋な単年契約でなく、球団オプション付きの1年契約であることは、ブルージェイズにフレキシビリティをもたらすはずだ。若手投手が期待通りに成長すればオプションを破棄すればいいし、ガルシアが好成績を残すようであればオプションを行使すればいい。来季の契約が球団オプションであることによって、シーズン途中でのトレードも容易になるだろう。

     打線と先発ローテーションに関しては、今オフのブルージェイズの補強は完了したと見ていいだろう。アトキンスは残された予算を使って今後も補強の可能性を模索する方針だが、今後は主に救援投手市場に目を向けることになりそうだ。


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  • 念願の先発補強 オリオールズがキャッシュナーと2年契約

    2018.2.16 10:30 Friday

     先発ローテーションが2枠しか埋まっておらず、先発投手の補強が急務となっていたオリオールズがようやく先発投手の補強に成功した。日本時間2月16日、オリオールズは先発右腕のアンドリュー・キャッシュナーと2年1600万ドルで契約合意に至ったようだ。

     SBネーションのクリス・コティーロによると、キャッシュナーが保証されているのは2年1600万ドルのみだが、3年目となる2020年の契約は年俸1000万ドルのベスティング・オプションとなっており、キャッシュナーが最初の2年間で340イニング以上を投げると自動的に契約が更新される。さらに、2年間で360イニング以上を投げるとキャッシュナー側に選択権がある選手オプションに切り替わるという。また、各年最大500万ドルの出来高が設定されており、キャッシュナーが出来高とオプション更新の全条件を満たした場合、今回の契約は3年4100万ドルまで引き上げられることになる。

     レンジャーズに1年契約で加入した昨季、キャッシュナーは28試合に先発して166回2/3を投げ、11勝11敗、防御率3.40をマーク。規定投球回に到達したのはパドレス時代の2015年以来2年ぶり3度目であり、11勝は自己最多だった。奪三振率は4.64と極端に低かったが、これはゴロを打たせる投球スタイルに移行したことも影響しており、ゴロ率48.6%はリーグ6位の数字。本塁打が出やすく打者有利と言われるカムデンヤーズを本拠地とするオリオールズにとって、チームにフィットした先発投手と言えそうだ。なお、キャッシュナーはカムデンヤーズで2度の登板経験があり、計14イニングを投げて防御率2.57の好成績を残している。

     オリオールズは先発ローテーションがケビン・ゴーズマンとディラン・バンディの2枠しか確定しておらず、先発投手の補強を目指していた。3年以上の長期契約を避けたい方針だったため、キャッシュナーを2年契約で獲得できたのはフロントの思惑通りの結果となったと言えるだろう。先発ローテーションにはまだ2枠の空きがあり、さらなる補強に動く可能性もありそうだ。


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  • 先発ローテーション入りに自信を見せるレンジャーズ・ブッシュ

    2018.2.15 18:00 Thursday

     メジャーデビューから2年間、リリーバーとして活躍したマット・ブッシュ(レンジャーズ)は「先発投手になるためにキャンプに来た」と言う。「何の疑いもない。俺は先発をやるために準備をしてきたんだ。過去のことは振り返らないよ」と先発転向に自信を見せている。

     レンジャーズのバッテリー陣はキャンプ地に集合し、初日の練習を終えたばかりであり、まだ最終的な判断が下されたわけではない。しかし、ブッシュはこれでもかと言わんばかりに先発転向の成功を確信している。「俺は常に自分の能力に自信を持ってきた。(デビューイヤーの)2016年はメジャーで活躍できると思っていたしね。俺は挑戦や競争が好きなんだ。いつも困難を乗り越えてきた。だからこそ自信があるのさ」

     レンジャーズは2010年のC.J.ウィルソン以降、2011年のアレクシー・オガンドー、2012年のネフタリ・フェリース、2014年のタナー・シェパーズと毎年のようにリリーバーを先発に挑戦させてきた。ウィルソンは大成功を収め、オガンドーも成功と言える部類。しかし、フェリースとシェパーズについては大失敗だった。大成功のウィルソンについては本人が先発転向を熱望していたという事情がある。今回のブッシュもウィルソンに近い状況だと言えるだろう。先発転向を熱望し、それに向けて準備を整えているブッシュが成功を収める可能性は高いと言えそうだ。

     だからといって、ブッシュの先発ローテーション入りが保証されているわけではない。先発の5枠はコール・ハメルズ、マーティン・ペレス、ダグ・フィスター、マット・ムーア、マイク・マイナーの5人で埋まっており、マイナー契約でバートロ・コローンも加入している。ブッシュは彼らとの競争に勝たなければならないのだ。

     もちろん、昨季ロイヤルズでリリーバーとして復活を遂げたマイナーをブルペンに回すことも可能だし、コローンの状態が良ければマイナーとブッシュがともにブルペンに回る可能性もあるだろう(ある意味レンジャーズにとってはそれが理想)。レンジャーズは先発・リリーフともに不安材料を抱えており、最終的な判断を下すまでにはもうしばらく時間が掛かるのではないだろうか。


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  • ロッキーズ オープン戦で試験的にブラックモンを3番起用へ

    2018.2.15 16:30 Thursday

     ロッキーズのバド・ブラック監督は今年のオープン戦である実験をすることにした。昨季不動の1番打者として見事な活躍を見せたチャーリー・ブラックモンをオープン戦期間中に、試験的に3番打者として起用する方針を固めたのだ。

     昨季のブラックモンは159試合に出場して打率.331、37本塁打、104打点、14盗塁、OPS1.000という自己最高の成績をマークし、初の打撃タイトルとなる首位打者に輝いたほか、2年連続でシルバースラッガー賞を受賞。先発出場158試合のうち、156試合は1番打者として出場し、1番打者として叩き出した103打点はメジャー新記録となった。

     ブラックモンは3週間前に「打順変更がチームに好影響をもたらすのであれば」という条件付きで、打順の変更を受け入れる意思があることを明らかにしており、ブラックも打順変更を試す可能性があることを示唆。野手陣のキャンプ開始に先駆けてキャンプ地に到着したブラックモンはブラックと話し合い、オープン戦で打順変更を試すことを受け入れたようだ。

     「僕はバディ(ブラックの愛称)がベストの打線を組んでくれると信じている。勝つためにベストの打線を組むのであれば、僕はそれを受け入れるとバディに伝えたよ」とブラックモン。現時点では2番を打つ元首位打者のDJレメイヒューと4番を打つ元二冠王のノーラン・アレナードの間に入る可能性が高く、レメイヒューとアレナードはともに右打者であるため、「ジグザグ打線」を組めるという点でもメリットがある。

     ブラックモンに代わる1番打者としてはライメル・タピアやイアン・デズモンド、デービッド・ダールの名前が挙がっており、彼らもまた、1番打者の適性をオープン戦で試されることになるだろう。また、ロッキーズはカルロス・ゴンザレスまたはマーク・レイノルズと再契約を結ぶことを検討しており、彼らの動向がブラックの構想に影響を与える可能性もある。「いつもと違う環境になると動揺してしまう選手もいるけど、ブラックモンはそういう選手ではない。(打順が変わっても)彼はうまく適応してくれると思うよ」とブラックが信頼を寄せるブラックモンは、今季も強打のロッキーズ打線を牽引する存在となりそうだ。


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  • ロイヤルズ・ヨスト監督 先発投手陣をブルペン候補から除外せず

    2018.2.15 15:00 Thursday

     ロイヤルズは昨季終盤にクローザーを務めたマイク・マイナーが退団し、ケルビン・ヘレーラのクローザー復帰を含めて「勝利の方程式」の再編を迫られている。ネッド・ヨスト監督は先発ローテーション争いに敗れた先発投手をリリーバーとして起用することも検討しているようだ。

     近年のロイヤルズは平凡な先発投手を一流のリリーバーへ変身させた実績がある。2012年に32先発で8勝16敗、防御率5.73に終わったルーク・ホッチェバーは翌2013年にリリーバーへ転向し、58試合で防御率1.92の好成績をマーク。ホッチェバーがトミー・ジョン手術で離脱すると、今度は2013年に24先発を含む31試合で8勝11敗、防御率5.32に終わったウェイド・デービスをリリーバーに転向させ、デービスは今や球界を代表するクローザーの一人となっている。

     「思い出してくれ。私は(2014年の春に)ホッチェバーが壊れるまでデービスをブルペンに回そうなんて考えていなかった」とヨストは先発投手のリリーバー転向に慎重な姿勢を見せるものの、「まずは先発投手陣の様子を見てみよう。開幕までのある時点でチームに何が必要かを判断し、そのときに決断することになるだろう」と先発ローテーション争いに敗れた先発投手をリリーバーとして起用する可能性を完全には否定していない。

     今季のロイヤルズの先発ローテーションはダニー・ダフィーとイアン・ケネディを中心に、ジェイソン・ハメル、ネイト・カーンズ、ジェイコブ・ジュニスという顔ぶれになる見込みであり、ともに新加入のジェシー・ハーンとウィリー・ペラルタは先発ローテーションから外れる可能性が高い。メジャーでのリリーフ経験はハーンが通算3試合、ペラルタが通算12試合のみだが、両投手ともマイナー降格のオプションが切れており、チームに残したい場合にはなんとかしてロースターに組み込む必要がある。そうなると必然的にリリーバーとして起用されることになる。

     「我々は(ブルペンに回る可能性のある)パワーピッチャーを数名獲得した。どうなるか楽しみだね」とヨスト。新加入のハーンやペラルタがリリーバーとして覚醒し、「勝利の方程式」の一角を担ってチームに不可欠な戦力となる可能性もありそうだ。


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  • 元女房役・ジメネスがダルビッシュのカブス加入について語る

    2018.2.15 14:30 Thursday

     ダルビッシュ有はレンジャーズ時代の2014年にバッテリーを組んだクリス・ジメネスとカブスで再会することになった。ジメネスは招待選手の立場であり、実際にシーズン中にバッテリーを組む機会がある保証はないが、両者は現在も良好な関係を築いているようだ。

     ダルビッシュは日本時間2月14日にキャンプ地に到着した際、元女房役のジメネスとハグを交わし、そのあとすぐにジメネスをからかったという。「彼は”毎日テキストメッセージを送ってくるのをやめてくれ”と言ってきたんだ」とジメネス。「僕は彼のカブス加入にほんのわずかしか関わっていないよ。彼にとって良い選択をしたと感じている」とダルビッシュのカブス加入を歓迎した。

     ジメネスは「もう一度言うけど、僕は(ダルビッシュがカブスと契約したことに)何も関わっていない。彼には今回の決断に至る様々な理由があったんだ。(監督の)ジョー(・マドン)や(投手コーチの)ジム(・ヒッキー)とは関わりがあったから、僕が知っていることは彼に伝えようとしたし、彼に適したチームであるということも伝えた。彼は本当に良い選択をしたんじゃないかな」とダルビッシュのカブス加入について語った。

     ジメネスがダルビッシュとバッテリーを組んでいたのは、ダルビッシュがトミー・ジョン手術を受ける前の2014年。「僕たちはまだベストのダルビッシュを見ていない」とジメネスは言う。「彼はまだ投手として成長しているんだ。今季はトミー・ジョン手術後の2度目のフルシーズンになるから、いよいよ本領を発揮するんじゃないかな。彼の限界は空のように高い。彼はまだ比較的若いしね。彼はまだタンクのなかにいろんなものを秘めていると思うよ」とダルビッシュのさらなる成長、さらなる活躍に期待を寄せる。

     「彼は全ての球種を全ての打者に使う必要はないということを学んできた。そのことが彼を成長させていると思う」とジメネスは語る。元女房役のジメネスの言葉が正しければ、今季のダルビッシュは持てる才能をフルに発揮し、かつてないほどの大活躍を見せてくれるかもしれない。ジメネスが開幕ロースター入りを勝ち取り、再びダルビッシュとバッテリーを組むシーンが見られることにも期待したい。


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  • やる気十分の有望株・アクーナ 5日前にキャンプ地入り

    2018.2.15 12:30 Thursday

     球界トップクラスの有望株として大きな注目を集めているロナルド・アクーナ(ブレーブス)だが、野球以外の面でも球団フロント陣に好印象を与えている。やる気十分のアクーナは野手陣の集合日より5日も早く、キャンプ地に到着したのだ。

     アレックス・アンソポロスGMは「スプリング・トレーニングが長いということはみんな知っている。でも、選手が自分のキャリアのために早くキャンプ地に到着して、チームメイトやコーチと多くの時間を過ごそうとしているのは間違いなく良いことだよね」と語り、アクーナの「フライング到着」を高く評価した。

     アクーナはMLB公式サイトのプロスペクト・ランキングで大谷翔平(エンゼルス)に次いで全体2位にランクインしている球界トップクラスの有望株である。今季の早い段階でのメジャーデビューが予想されているが、アクーナがキャンプ地に早く到着したのには理由がある。昨季はマイナーのキャンプからオープン戦に招集された。メジャーのキャンプに参加するのは今年が初めてなのだ。少しでもメジャーのキャンプの雰囲気を掴み、全体練習開始と同時にスムーズにチームに溶け込んでいきたいと考えるのは自然なことだろう。

     4月下旬までメジャーデビューを遅らせれば、フリーエージェントとなるのを1年遅らせることができるため、ブレーブスがアクーナを開幕ロースターに入れる可能性は極めて低い。しかし、昨季マイナー3階級合計で打率.325、21本塁打、82打点、44盗塁、OPS.896の好成績をマークした有望株が早い段階でメジャーへ昇格してくるのは確実であり、ブレーブスではアンドリュー・ジョーンズ以来の「期待の星」となるだろう。

     ブレーブスの春季キャンプにはMLB公式サイトのプロスペクト・ランキングで全体トップ100にランクインした8人のうち、アクーナを含めた7人が参加する。ブライアン・スニッカー監督は「1年前、ここに座りながら翌年のキャンプは面白くなるだろうなと考えていたんだ」と才能豊かな若手選手たちと過ごすキャンプを楽しみにしている。アクーナを筆頭とする若手有望株たちの成長と活躍に期待したい。


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  • スタントン獲得前にジャッジに意見を求めたキャッシュマン

    2018.2.15 12:00 Thursday

     12月上旬の午後、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)とブライアン・キャッシュマンGMの間で、電話での短い話し合いが行われた。キャッシュマンはマーリンズからジャンカルロ・スタントンを獲得することについて、ジャッジに意見を求めたという。

     キャッシュマンから意見を求められたジャッジは「彼を獲りに行きましょう」と答えた。「MVP級の選手が僕たちのチームに加わるんだよ?獲りに行くしかないじゃないか。(彼を獲得することによって)僕たちのチームはどうなるだろう。すでに素晴らしいチームなのに、スタントンやその他の新戦力が加わることによって、僕たちはさらに素晴らしいチームになったんだ」とジャッジはスタントンが加入してパワーアップしたチームに大きな手応えを感じている。

     電話での話し合いのなかで、キャッシュマンはジャッジに対して、スタントンを獲得することによって指名打者での起用が増えたり、レフトを守る機会が増えたりすることについてどう思うかを尋ねた。ジャッジはどちらも受け入れたうえで、経験豊富なGMに対して「チームが僕に求めることならなんでもやります。僕たちは勝つためにヤンキースにいるのですから」と答えたという。

     キャッシュマンは「彼は我々のリーダーの一人だよ。あんなに若いのにね」とジャッジを絶賛。「だから、私はトレードの前に彼に意見を求めたんだ。彼に連絡をして、彼の立場からの意見を聞きたかったんだよ。彼の返事を聞いたときは嬉しかったね」と当時を振り返る。

     メジャーリーグの新人記録を更新する52本塁打を放ち、ア・リーグ本塁打王とア・リーグ新人王に輝いただけでなく、MVP投票でもホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)に次ぐ2位にランクインしたジャッジ。歴史的なルーキーイヤーと同様の活躍を繰り返すのは決して簡単なことではないが、人間的にも成熟したジャッジならやってくれそうな雰囲気がある。25歳にして名門・ヤンキースの中心選手となり、キャッシュマンからも全幅の信頼を寄せられているジャッジの、今季の活躍に期待したい。


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  • アストロズ・カイケル 開幕後は契約延長交渉に応じず

    2018.2.15 11:30 Thursday

     今季終了後にフリーエージェントとなるダラス・カイケル(アストロズ)はシーズン中に契約延長交渉に応じる意思がないことを明言した。アストロズがカイケルとの契約延長を望むのであれば、シーズン開幕までに交渉をまとめることが必要となる。

     「もし何かあるとしたら、それはシーズン前に起こるだろうね。レギュラーシーズン中は契約交渉をするつもりはない。チームメイトにも悪影響を与えてしまうことになるからね。他人に影響を与えてしまうようなことはしたくないんだ。(シーズンが始まったら)僕は野球に集中したいんだよ」とカイケルは開幕までに契約延長交渉がまとまらなければ、今季終了後にフリーエージェント市場へ打って出ることを示唆。ジェフ・ルーノウGMら球団フロント陣に与えられた時間は残り1ヶ月半ほどとなった。

     昨季のカイケルは故障離脱があったものの、14勝5敗、防御率2.90の好成績をマーク。今季終了後にフリーエージェントとなるのに備えて、カイケルは先日、敏腕代理人として知られるスコット・ボラスに代理人を変更している。これまでに長期契約についての交渉があったのかを問われたカイケルは、ノーと答えたうえで「今季限りでアストロズでの時間が終わるかどうかに関わらず、僕がここにいたという足跡を残しておきたい。それが良いものであるといいんだけどね」と今季の活躍に意欲を見せた。

     カイケルは年俸調停3年目となった今オフ、球団との年俸調停を回避して年俸1320万ドルの1年契約で契約を更改。今季の成績次第ではあるものの、直近4シーズンで2ケタ勝利と防御率2点台を各3回マークし、2015年には20勝8敗、防御率2.48の好成績でサイ・ヤング賞を受賞していることを考えると、大型契約を手にするのは確実だろう。ジャスティン・バーランダーとゲリット・コールは少なくとも2019年まで保有可能であり、カイケルと契約を延長して来季も強力先発3本柱を維持するのか、それとも生え抜きのエース左腕に今季限りで別れを告げるのか。ルーノウGMの判断に注目が集まっている。


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  • ヤンキースがトレードでマチャドを獲得するための方法とは?

    2018.2.15 11:00 Thursday

     ヤンキースは長きにわたってマニー・マチャド(オリオールズ)の獲得に動く可能性が取り沙汰されている。今季終了後にフリーエージェントとなるマチャドだが、それまでにトレードされる可能性は消えていない。マチャドのヤンキースへのトレードは実現するのだろうか。

     オリオールズが同地区のライバルであるヤンキースに自軍の主砲をトレードするというのはなかなか考えにくいことだが、MLBネットワークのケン・ローゼンタールはマチャドのヤンキース移籍を実現させるトレード案として、以下のものを紹介している。

     

    ①ヤンキースはミッドレベルの有望株との交換でジェイク・オドリッジ(レイズ)を獲得する
    ②ヤンキースはオドリッジ、ジャコビー・エルズベリー、ハイレベルの有望株との交換でマチャドを獲得する

     

     ヤンキースは昨季まで15年連続でぜいたく税の対象となる上限金額を超過しており、ぜいたく税の税率は現在50%となっている。そのため、今季は年俸総額を上限金額以内に抑えて税率をリセット(20%)することを目指しており、それが大型補強への足枷となっているのだ。マチャドを獲得するためには、マチャド分の予算枠を確保しなければならない。そこでエルズベリーの放出が必要になってくるというわけだ。

     レイズはオドリッジの放出を検討しており、オリオールズは先発投手と左打ちの外野手を欲している。この2球団の間にヤンキースが入ることにより、2球団のニーズを満たしたうえでヤンキースがマチャドを獲得できる、というのがローゼンタールが描くシナリオだ。ヤンキースが「ハイレベルの有望株」としてミゲル・アンドゥハーを放出すれば、オリオールズはマチャドが抜けた穴を埋めることもできる。ただし、このトレードを成立させるためには、ヤンキースはエルズベリーの残り契約(3年6840万ドル)のうち半額程度を負担しなくてはならないだろうとローゼンタールは指摘している。

     もちろん、このトレード案には問題点もある。まずはエルズベリーがトレード拒否権を持っているということだ。さらに、オリオールズとレイズはともにヤンキースと同じア・リーグ東部地区に所属する球団であり、同地区のライバルを利するくらいならヤンキースを介さず直接取引をまとめてしまおうと考える可能性もある。あくまでも数あるトレード案の一つとして受け止めておくべきだろう。

     いずれにしても、ヤンキースがマチャドの獲得を狙っていることは間違いなく、今季終了後にフリーエージェントとなった際には積極的に獲得に動くはずだ。今季開幕前、あるいはシーズン中にトレードが成立する可能性もゼロではなく、今後の動向を見守りたい。


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