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  • 田中-大谷の日本人対決は田中に軍配 ヤンキース今カード勝ち越し

    2018.5.28 10:00 Monday

    【エンゼルス1-3ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     ついに球界をはじめ、日本のファンが待ち望んでいたイベントが今試合で実現した。田中将大と大谷翔平による日本人対決だ。当初は両者が投げ合う予定だったが、疲労を考慮した上で大谷は打者として出場。「4番・DH」として先輩、田中を迎え撃つ。ここは田中が貫禄をみせて大谷に対しヒットを許さず、完勝となった。

     注目の田中と大谷の初対決は初回、2死一塁の場面で訪れた。武器のスプリットで攻める田中に対し、大谷はじっくりと球筋を見極めていく。フルカウントからの6球目、田中が投じたスプリットに大谷のバットが空を切った。初対決を制し、田中は上々の立ち上がり。一方のエンゼルス先発、ゲリット・リチャーズは初回、無死一・二塁とピンチを迎えるも強力・ヤンキース打線を抑えてこちらも無失点。開幕投手の意地をみせた。

     田中を援護したいヤンキースは3回、1死二塁からリチャーズの制球が乱れ、3者連続四球の押し出しで先制する。その後もエンゼルス投手陣の制球難で連続四死球や内野ゴロの間にこの回で3得点を挙げた。先発のリチャーズは3回もたず3失点、5与四球の乱調で不本意な登板となった。一方の田中は走者こそ背負うも崩れることなくエンゼルス打線を抑えていく。迎えた4回の大谷との2度目の対戦では四球に終わった。無死一・二塁のピンチとなったが、1死からイアン・キンズラーを併殺し仕留めて無失点で切り抜けた。

     5回までわずか2安打に抑えられていたエンゼルス打線は6回にアンドレルトン・シモンズが4号ソロを放って1点を返す。その直後に今試合、田中との3度目の対戦となった大谷はスプリットの前に空振り三振に終わり、田中はこの回を投げ切って降板。成績は6回3安打1失点、8奪三振だった。マウンドを引き継いだヤンキースリリーフ陣はエンゼルスに対し得点を許さず、最終回は守護神、アロルディス・チャップマンが締めて試合終了。勝利投手となった田中は自身4連勝で今季6勝目、一方の大谷は2出塁も無安打に終わった。

  • カブス・ダルビッシュが右上腕三頭筋腱炎で今季2度目のDL入り

    2018.5.27 14:00 Sunday

     カブスから心配なニュースが届いた。先発陣の一角として活躍が期待されているダルビッシュ有の今季2度目のDL入りが発表された。前回はインフルエンザ感染で戦列を離れていたが、今回は右上腕三頭筋腱炎が原因だという。

     今季6年総額1億2600万ドルでドジャースから移籍したダルビッシュはここまで8試合に登板して1勝3敗 防御率4.95の成績を残している。前回登板となった日本時間5月21日のレッズ戦では6回2安打1失点と好投し念願の移籍後初勝利を挙げたばかりだった。当初は明日のジャイアンツ戦で先発が予定されていたが、代役としてタイラー・チャッドウッドが登板する。また、ダルビッシュのDL入りに伴い、24歳左腕のランディ・ロサリオのメジャー昇格が発表されている。

     今回のDL登録は5月23日にさかのぼり、復帰は早くとも日本時間6月3日以降になるという。本日のジャイアンツ戦後にインタビューに応じたジョー・マドン監督は「(ダルビッシュの状態については)深刻には心配していないよ」と話しており、今後、ダルビッシュはケガの程度を確かめるためにMRI検査を受けることになる。

     彼の離脱によって先発ローテーションの再編が必要になったカブス。明日はチャットウッドの予告先発が発表されているものの、明後日の試合はまだ未定の状態だ。現在はマイク・モンゴメリーの先発が予想されているが果たして誰になるだろうか。チームは現在10連戦の真っ最中。順位も4位と低迷している中でのダルビッシュの離脱はとても痛い。ファンは彼の万全な状態での復帰を待っている。

  • マリナーズが戦力補強 レイズからコロメイ&スパンを獲得

    2018.5.26 18:00 Saturday

     現在、ア・リーグ西地区2位のマリナーズは17年ぶりのポストシーズン出場に向けて先手を打った。レイズとのトレードでアレックス・コロメイとデナード・スパンを獲得。実績ある2人の加入が地区優勝へのカギとなるか注目が集まる。

     29歳のコロメイは昨年、ア・リーグ最多となる47セーブを記録しタイトルを獲得。今季はここまで23試合に登板して2勝5敗11セーブ 防御率4.15の成績。通算100セーブまで残り「5」に迫っている。前日のレッドソックス戦ではスコア6対3、2死二塁の場面でマウンドに立ったコロメイはサンディ・レオンと対戦し、内野ゴロに抑えてセーブを挙げていた。一方のスパンは今季、ジャイアンツからレイズに移籍した34歳で今季は43試合に出場し打率.238 4本塁打 28打点。2日前の試合に出場しており、3打数2安打と活躍をみせていた。

     マリナーズではロビンソン・カノーが薬物問題で出場停止、ディー・ゴードンがDL入りと戦力不足。また、リリーフ防御率3.64(ア・リーグ4位)と上位をキープしているものの、さらなる強化を目指してコロメイとスパンの2人に白羽の矢を立てた。スコット・サービス監督は「最近は負傷者の続出やカノーの出場停止もあり、シーズンを心配する声もあったが、我々の目標は常に変わらない」と話している。既に守護神はエドウィン・ディアスが務めていることもあり、コロメイはセットアッパーに、スパンはレフトとセンターを兼任すると見られている。

     ちなみに今回は2対2のトレードでありマリナーズは見返りとして23歳のアンドリュー・ムーアと20歳のトミー・ロメロの両右腕と金銭を送った。ムーアは先発として今季は2Aで9試合に出場し3勝1敗 防御率3.04、ロメロは1Aで9試合に先発し3勝3敗 防御率2.45の成績を残している。

  • 球界内に衝撃 Rソックスが球宴3度出場のラミレスをDFAに

    2018.5.26 16:00 Saturday

     レッドソックスから驚きのニュースが飛び込んできた。これまでDL入りしていたダスティン・ペドロイアの復帰に伴って40人枠を空ける必要があったチームは中心打者の1人だったハンリー・ラミレスをDFAにしたと発表した。過去には新人王や首位打者に輝いた選手だけに球界内で衝撃が広がっている。

     レッドソックスと4年8800万ドルの大型契約を結んでいるラミレスは今季が契約最終年。この契約には今季残り497打席に立つと来年の契約が自動更新なるオプションが含まれていた。これまで同様に主軸として期待されたラミレスだったが、これまで44試合に出場して打率.254 6本塁打 29打点と不調で一塁と指名打者の選手としては物足りない成績だった。また、5月は打率.163で直近では21打数無安打と苦しんでいた。

     チーム内には同じポジションにミッチ・モアランドがおり、アレックス・コーラ監督は彼の出場機会を増やすことを優先に考えているという。デーブ・ドンブロウスキー編成部長によれば「最終的な判断はコーラ監督が決めた」と話している。4月は打率.341と好調であり、これまで球宴3回、首位打者やシルバースラッガー賞など実績を残してきた選手に対して突然の通告となった。

     ラミレスは自身のTwitterで「ありがとう、レッドソックス。いつまでも愛しています」と綴り、チームやファンに対して感謝の気持ちを伝えている。DFAになったことで今後はトレード、もしくは自由契約となる。他球団でのプレーの可能性についてはMLB.comのマーク・フェインサンド記者が候補としてツインズをはじめ、アストロズやメッツ、ロッキーズなど6球団の名前を挙げている。果たしてラミレスの今後の去就はどうなるのだろうか。

  • パクストンが7回11奪三振の好投 マリナーズは今季30勝到達

    2018.5.26 15:00 Saturday

    【ツインズ1-2マリナーズ】@セーフコ・フィールド

     現在2カード連続勝ち越し中のマリナーズは本拠地、セーフコ・フィールドでツインズ3連戦を迎えた。ロビンソン・カノーやディー・ゴードンらの離脱があっても地区2位と首位、アストロズを追い続けている。迎えた今試合では1点差の接戦を制してチームは今季30勝目を挙げた。

     この日のマリナーズの先発は今季、ノーヒッターを達成したジェームズ・パクストン。前回登板のタイガース戦では9回2失点の完投勝利を挙げており5月は負けなしと調子がよい。初回は先頭打者のブライアン・ドージャーにヒットを許すも後続を抑えて無失点。一方のツインズ先発、フェルナンド・ロメロの立ち上がりは1死二塁からネルソン・クルーズにタイムリーを許しいきなり失点となった。

     その後は両先発ともに無失点投球を続けていく。先制を許したツインズは5回の攻撃でマックス・ケプラーに今季7号となる同点ソロが飛び出して試合を振り出しに戻す。同点に追いついかれたマリナーズは直後の6回に2死二塁からミッチ・ハニガーの勝ち越しタイムリーで2対1と再びリードした。パクストン、ロメロの両者は失点はするものの、お互いの持ち味の投球をみせてパクストンは7回3安打1失点、11奪三振、ロメロは7回5安打2失点、7奪三振と好投した。

     反撃したいツインズは8回に1死からエイレ・アドリアンザにヒットが飛び出すも後続が続かず、無得点に終わった。一方のマリナーズはこのリードを最後まで守り切り最終回は守護神、エドウィン・ディアスが締めて試合終了。大事な今3連戦の初戦に勝利した。敗れたツインズはこの日からミゲル・サノーが「3番・一塁」としてスタメン復帰を果たしたが、4打数無安打に終わり、ケプラーが2安打1打点の活躍も試合を優位に進めることができなかった。

  • 9回表ボガーツが勝ち越しタイムリー Rソックス4連勝

    2018.5.24 15:00 Thursday

    【レッドソックス4-1レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     ア・リーグ東部地区首位のレッドソックスは、先発のデービッド・プライスが6回3安打1失点と好投したものの、打線がレイズ先発のクリス・アーチャーの前に1得点に封じられ、なかなかリードを奪えない苦しい展開となった。しかし、1対1の同点で迎えた9回表、レッドソックスは先頭のJ.D.マルティネスが遊撃手のウィリー・アダメスのエラーで出塁し、続くザンダー・ボガーツがレフト線への勝ち越しタイムリー二塁打。さらに四球と暴投で無死二、三塁とチャンスを広げ、エドゥアルド・ヌニェスの犠牲フライとヘスス・スクレのパスボールでレイズのクローザー、アレックス・コロメイから3点を勝ち越すことに成功した。最後は前日の試合で32球を投げたクレイグ・キンブレルがレイズの攻撃を三者凡退に抑えて試合終了。レッドソックスは連勝を4に伸ばし、2位ヤンキースとのゲーム差を1.5に広げた。

     ボガーツは同点の9回表無死二塁という場面で打席に入った。本来であれば右方向への進塁打を意識する場面だが、アレックス・コーラ監督は「チームのためにプレイするというのは進塁打を打つことばかりではない。打つべき球をしっかり打つことも大切なんだ。彼は5番を打っているんだからね」とボガーツにタイムリーを期待していた。「左方向のゴロにならないようにだけ気を付けた」と語ったボガーツは指揮官の期待に応え、真ん中低めへのカッターをレフト線へ弾き返す勝ち越しタイムリー二塁打。13打数連続無安打のスランプに陥っていた男が、勝負どころで最高の結果を残し、チームを勝利に導いた。

  • 大谷&シモンズが9回に価値ある適時打 エンゼルス逆転勝利

    2018.5.24 13:00 Thursday

    【エンゼルス5-4ブルージェイズ】@ロジャース・センター

     現在地区3位のエンゼルスはブルージェイズ3連戦の2戦目を迎えた。今試合では序盤から劣勢も迎えた最終回に打線が爆発し逆転に成功。チームの窮地を救ったのは大谷翔平とアンドレルトン・シモンズによる2人のバッティングだった。

     この日のエンゼルスの先発はここまで3勝を挙げているタイラー・スカッグス。直近4試合は勝てていないが、5月初勝利を目指してマウンドに立った。初回のブルージェイズ打線を3者凡退に抑えて上々の立ち上がりをみせると一方のブルージェイズ先発、アーロン・サンチェスも同じく3者凡退で初回を抑え、両先発ともに好スタートを切った。

     試合が動いたのは3回のブルージェイズの攻撃。2死からデボン・トラビスに先制ソロが飛び出すと4回ヤンハービス・ソラーテも一発を打つ。その後も1点を加えてチームは5回まで3対0とリードを広げた。対するエンゼルスは6回、無死一・二塁から2番手、ジョン・アックスフォードからマーティン・マルドナードがタイムリーを放ち1点を返すもその後は相手投手陣を打ちあぐねていた。今試合の両先発の成績はスカッグスは5回6安打3失点、サンチェスは5回2安打無失点だった。

     9回のエンゼルスの攻撃、1死から7番手、タイラー・クリッパードが制球を乱し満塁のチャンスをつくる。ここで打席に立ったのはこの日「5番・DH」でスタメン出場していた大谷。この打席まで無安打だったが、カウント1-0からのチェンジアップを捉えセンターへ2点タイムリーを放ち土壇場で3対3の同点に追いついた。その後、メジャー初盗塁を決めた大谷を二塁に置いて走者二・三塁とするとシモンズもタイムリーを記録。エンゼルスはこの回だけで4得点と逆転に成功した。

     5対3と勝ち越したチームは4番手、ブレイク・パーカーが最終回に1点を失うもブルージェイズの反撃をかわし試合終了。同点打を放った大谷は1安打2打点、決勝打のシモンズは2安打2打点と両打者の活躍でチームは価値ある1勝を挙げた。一方の敗れたブルージェイズは1点差に追い上げるもあと1本が出ず勝ちきることができなかった。

  • フルマーが6回途中1失点で2勝目 タイガース連敗ストップ

    2018.5.24 11:20 Thursday

    【タイガース4-1ツインズ】@ターゲット・フィールド

     前カードのマリナーズ戦から5連敗中のタイガースは、3連戦の被スイープ回避をかけて敵地ターゲット・フィールドでツインズと対戦。今季ここまでわずか1勝、防御率4.35となかなか本来のピッチングができないマイケル・フルマーが制球に苦しみながらも6回途中1失点と力投し、打線ではキャリア3度目の4番打者としての先発出場を果たしたニコ・グッドラムが4回表に5号勝ち越しツーランを放つなど2安打2打点の活躍を見せ、4対1で勝利を収めた。タイガースは連敗を5で止め、ツインズ3連戦の被スイープも回避。一方のツインズは連勝が3でストップした。

     フルマーは「今朝起きたとき、あまり身体の状態が良くなかったんだ。腕が重く感じていた」と登板前の状態を明らかにした。しかし、「試合前のブルペンでの投球が良くなくても試合で良い投球ができることも多い」と自身の状態を必要以上に不安視せず、実際に試合では球数こそ多かった(112球)ものの、6回途中まで1失点。今季2登板目の日本時間4月8日以来となる2勝目をマークした。ツインズのリードオフマン、ブライアン・ドージャーは「僕たちは初回に彼から点を取ったけれど、そのあとはどんどんストライクを投げて良い仕事をされてしまったね」とコメント。敗戦に悔しさを見せつつも、フルマーの力投を称えていた。

  • 完封リレーで接戦を制したブリュワーズが首位固め

    2018.5.23 13:00 Wednesday

    【ダイヤモンドバックス0-1ブリュワーズ】@ミラー・パーク

     ナ・リーグ中部地区の首位を走るブリュワーズと直近12試合で11敗という急失速でナ・リーグ西部地区の首位から陥落したダイヤモンドバックスという対照的な2球団による一戦は、6回裏にドミンゴ・サンタナの犠牲フライでもぎ取った1点を完封リレーで守り抜いたブリュワーズが1対0で勝利を収めた。ブリュワーズは「終盤までにリードを守って強力リリーフ陣で逃げ切る」という今季の勝ちパターン通りの試合を展開し、2番手のマット・アルバースが3勝目、3番手のジョシュ・ヘイダーが7ホールド目、4番手のコリー・クネーベルが3セーブ目をマーク。この日敗れた2位カージナルスとのゲーム差を2.5に広げ、首位固めに成功している。

     両軍の勢いの差がそのまま結果に表れた試合と言っても過言ではないだろう。ブリュワーズは4安打3四球で7人しか走者を出せなかったのに対し、ダイヤモンドバックスは3安打7四球で10人の走者を出した。しかし、ダイヤモンドバックスは盗塁失敗や併殺打でことごとくチャンスを潰し、ブリュワーズは試合中に3度しかなかったチャンスのうちの1つをモノにして犠牲フライで1点をもぎ取った。ブリュワーズ先発のヨーリス・チャシーンは4四球を与えながらも5回無失点と粘投し、6回以降はアルバースが1イニング、ヘイダーが2イニング、そしてクローザーのクネーベルが1イニングを無失点に抑えて完封リレーが完成。敗れたダイヤモンドバックスは6連敗となり、直近13試合で12敗と泥沼から抜け出せない状態が続いている。

  • テイラーのサヨナラ打でナショナルズが投手戦を制す

    2018.5.23 11:50 Wednesday

    【パドレス1-2xナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     パドレスのエリック・ラウアーが6回1失点、ナショナルズのジェレミー・ヘリクソンが6回途中1失点と両先発が好投した一戦は、1対1の同点のまま9回裏に突入。4回表にフランチー・コルデロの7号ソロで先制を許しながらも5回裏にブライス・ハーパーの15号ソロで同点に追い付いていたナショナルズは、パドレス4番手のマット・ストラームから一死二塁のチャンスを作り、マイケル・A・テイラーがセンター後方のフェンスを直撃するタイムリー二塁打を放って試合に決着をつけた。

     打率が2割に満たないスランプに苦しんでいたテイラーだが、この日は攻守両面で輝きを放った。ナショナルズ先発のヘリクソンは、ハーパーの一発で同点に追い付いてもらった直後の6回表に一死二塁のピンチを招いて降板。代わってマウンドに上がったワンダー・スエロはコルデロを空振り三振に抑えたものの、続くフランミル・レイエスにピッチャー返しのセンター前ヒットを浴びた。しかし、センターのテイラーはこの打球を拾い上げると、本塁へ矢のようなノーバウンド送球。一度はセーフと判定されたものの、チャレンジの結果、判定が覆り、ナショナルズはピンチを切り抜けた。そして、9回裏には試合を決める劇的なサヨナラタイムリー。今日の一戦は、テイラーがスランプを脱出するきっかけとなるかもしれない。

  • 代打・ゴンザレスが値千金の勝ち越し打 ロッキーズ単独首位浮上

    2018.5.22 15:30 Tuesday

    【ロッキーズ2-1ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     現在2連敗中のロッキーズは4連勝と波に乗るドジャースとの3連戦を迎えた。注目の初戦は中盤までは同点で試合が進むも8回に訪れた得点チャンスをモノにしたロッキーズがそのまま逃げ切り、地区単独首位に浮上した。

     この日のロッキーズの先発はメジャー3年目のヘルマン・マルケス。直近2試合は敗戦投手になっておりまずは自身の連敗を止めたいところ。初回は13球でドジャース打線を3者凡退に抑えて上々の立ち上がりをみせる。一方のドジャース先発、ウォーカー・ビューラーは日本時間5月5日のメキシコシリーズ以来の勝利投手を目指してマウンドに立った。ビューラーは90マイル中盤のフォーシームを武器にこちらも3者凡退のスタートを切った。

     試合が動いたのは4回のドジャースの攻撃。先頭打者のマックス・マンシーが右中間への先制ソロを放つ。対するロッキーズも5回の攻撃でヘラルド・パーラに一発が飛び出し1対1と試合は振り出しに戻る。この後は両軍ともに得点できずこう着状態となっていく。マルケス、ビューラーの両先発はお互いに7回2安打1失点と先発としての役割を果たしリリーフ陣にマウンドを託した。8回、ドジャースは投手を代えてロッキーズ打線を抑えに行くが、これが逆にロッキーズにとってチャンスとなった。

     8回のロッキーズの攻撃。1死からトニー・ウォルターズが四球で出塁するとその後、自らの盗塁で走者二塁のチャンスが訪れる。2死後、代打のカルロス・ゴンザレスが3番手、スコット・アレクサンダーからセカンドへの内野安打、同時にチェイス・アトリーの送球ミスの間に勝ち越しの1点をもぎ取った。勝ち越しに成功したロッキーズは最終回、守護神のウェイド・デービスが相手打線を3人で締めて試合終了。ロッキーズは連敗を止め、ドジャースの連勝を「4」でストップさせた。

  • エンゼルスの連敗止めた救世主 大谷が8回途中2失点で今季4勝目

    2018.5.21 10:00 Monday

    【レイズ2-5エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     現在5連敗中のエンゼルスは既にレイズとの4連戦の負け越しが決まってしまった。しかし、簡単にスイープされる訳にはいかない。連敗ストップため先発マウンドを任されたのは大谷翔平だ。5月2勝目を賭けた試合は自己最高の投球数、投球回でチームを勝利に導き今季4勝目を挙げた。

     初回の大谷の投球は2死からジョーイ・ウェンドルを四球で歩かせるも続くウィルソン・ラモスを外野フライに打ち取って無失点スタートを切った。対するレイズの先発は前日と同じくセルジオ・ロモ。初回から1死二塁のピンチを迎えるがマイク・トラウト、ジャスティン・アップトンを連続三振、アンドレルトン・シモンズも抑えて切り抜けた。ロモは2回に1死をとったところで降板し前日とあわせ2回1/3 6奪三振無失点と結果を残した。

     大谷は走者こそ背負うものの2回までレイズ打線を無失点に抑える。3回には先頭打者のジョニー・フィールドに一発を浴びるも崩れることなく最小失点にとどめた。先制を許したエンゼルスは4回、無死二・三塁から代打、ルイス・バルブエナの内野ゴロの間に1点を返すと続くマーティン・マルドナードの犠牲フライで逆転に成功した。また、5回にも1点を追加して大谷を強力援護。これに応えたい大谷は7回の1死一・二塁のピンチにも動じず無失点に抑え、この回まで8奪三振と調子を上げた。

     試合は4対1とエンゼルスの3点リードのまま8回のレイズの攻撃を迎えた。投球数が100球目前だった大谷に対しレイズは先頭打者のフィールドのツーベースで出塁後、大谷の暴投で走者三塁のチャンスをつくる。続くデナード・スパンの内野ゴロの間に1点を返して2点差に詰め寄った。大谷は1死からウェンドルにヒットを許したところで降板。今試合の成績は7回2/3を投げて6安打2失点、9奪三振。今回、投じた110球と投球回はこれまでで1番多いものとなった。彼の降板後は捕手として大谷を支えたマルドナードにダメ押しの一発が飛び出し5対2と試合を決め、チームの連敗が「6」で止まった。

     勝利投手となった大谷はこれで今季4勝目、5月は3試合で2勝負けなし、防御率2.25と安定した投球をみせている。連敗を止めたエンゼルスはこれから移動日を挟み、16連戦が控えている。大谷はまたしばらく打者として出場することになる。開幕してもうすぐ2ヶ月が経とうとしている今、ここまで二刀流は順調に続けているといえるだろう。今後も活躍から目が離せない。

  • J.D.マルティネスが1試合2発 打線は12安打でレッドソックス連勝

    2018.5.21 09:00 Monday

    【オリオールズ0-5レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     オリオールズ4連戦の4戦目を迎えたレッドソックスはここまで2勝1敗と既に今カード勝ち越しを決めているものの、1つでも勝ち星を積み重ねたい。連勝を賭けて臨んだ今試合では投打ともに機能し完封勝利を飾り良い形で試合を終えた。

     この日のレッドソックスの先発はエドゥアルド・ロドリゲス。ここまで4試合勝ち星がないが、5月初勝利を目指しマウンドに立った。初回の投球は1死からアダム・ジョーンズにヒットを浴びるも後続を抑え無失点スタートを切った。対するオリオールズ先発、デービッド・ヘスは24歳右腕でこれがメジャー2度目の登板となった。こちらは相手打線を3者凡退に抑えて上々の立ち上がりをみせた。

     先制したのはレッドソックスで2回の攻撃では先頭打者のJ.D.マルティネスがソロを放つ。5回には1死二塁からアンドリューベニンテンディが2ラン、マルティネスも今試合2本目となる一発で合計4点を追加したチームは中盤で5対0とリードを広げた。反撃したいオリオールズは走者一・二塁や満塁と何度もチャンスを迎えるもあと1本が出ず、ロドリゲスに対し9安打を記録したがすべて得点には繋がらなかった。ロドリゲスは6回途中無失点、7奪三振、ヘスは5回途中8安打5失点と両先発の明暗が分かれた。

     レッドソックスは中盤のリードを保ったまま試合は最終回へ。最後は4番手ブライアン・ジョンソンがジェイス・ピーダーソンにツーベースを浴びるも後続を抑えて試合終了となり、チームは今シリーズの対戦成績を3勝1敗とした。一方で敗れたオリオールズは相手を上回る13安打を放つも1点も返すことができず痛い完封負けとなった。

  • ジャンセンが1日2セーブの活躍 ドジャースがダブルヘッダー制す

    2018.5.20 15:30 Sunday

    第1試合【ドジャース4-1ナショナルズ】

    第2試合【ドジャース5-4ナショナルズ】

     ドジャースとナショナルズは雨天の影響もあって前日に延期になった試合と合わせナショナルズ・パークでダブルヘッダーが行われた。第1試合は序盤に先制したドジャースが最後まで主導権に握り先勝、第2試合ではナショナルズが一時逆転するものの、対するドジャースが最終回に試合をひっくり返して1日で2連勝を挙げた。

     第1試合のドジャースの先発はロス・ストリップリング、一方のナショナルズはタナー・ロアークで始まった。初回、ドジャースは先頭打者のジョグ・ピーダーソンのスリーベースでチャンスをつくると1死一・三塁からヤスマニ・グランダルの犠牲フライで先制する。ナショナルズは3回にブライス・ハーパーのタイムリーで同点に追いつき、試合はこう着状態になると思われたが、5回に勝ち越したドジャースは続く6回にマックス・マンシーのツーベースで3対1とリードを広げた。ロアークは3失点するも7回6安打8奪三振、与四死球はわずかに1と制球が安定していた。ストリップリングも6回1失点と勝利投手の権利を得て降板している。その後、8回にも1点を加えたドジャースは最終回は守護神、ケンリー・ジャンセンが締めてまずは1勝目を飾った。

     続く第2試合はドジャースはリッチ・ヒル、ナショナルズはマックス・シャーザーの投げ合い。ドジャースは初回、マンシーのタイムリーで先制しヒルを援護するもその裏にアクシデントでヒルがわずか2球で降板した。緊急登板となったスコット・アレクサンダーが3者連続三振に抑えてチームに流れを呼び込む。対するシャーザーも1点こそ失ったものの、ドジャース打線に的を絞らせず4回まで8奪三振を記録し調子を取り戻していった。

     再び試合が動いたのは5回のドジャースの攻撃。この日、第1試合から活躍しているマンシーがシャーザーのカッターを右中間スタンドへ運び、2対0とリードを広げる。細かな継投で対抗するドジャース投手陣を打てずにいたナショナルズは6回に打線が目覚める。2死一・三塁からマーク・レイノルズのツーベースで1点を返すとマット・アダムス、シャーザーの連続タイムリーでさらに3点を追加して4対2と試合をひっくり返した。

     劣勢に立たされたドジャースはコディ・ベリンジャーの一発で1点差に詰め寄った最終回に再び流れを呼び込む。逃げ切りたいナショナルズは守護神、ショーン・ドゥーリトルを投入するも連続ヒットを浴びて無死一・二塁の場面が訪れる。チャンスをつくったドジャースは代打、マット・ケンプがカウント0-1から走者一掃のツーベースを放って5対4と逆転に成功した。最終回は第1試合同様にジャンセンが締めて試合終了。ジャンセンは1日で2セーブ、マンシーは2試合で6打数3安打4打点の活躍をみせた。一方のナショナルズはシャーザーが7回13奪三振と好投するも勝利の方程式が崩れて痛い連敗となった。

  • メリーフィールドが3安打の活躍 ロイヤルズが1週間ぶりの勝利

    2018.5.19 16:00 Saturday

    【ヤンキース2-5ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     現在5連敗中のロイヤルズは地区4位と苦戦を強いられている。今回は本拠地、カウフマン・スタジアムではヤンキースを迎えての3連戦の初戦を迎えた。今試合では初回から主導権を握ったチームはこまめに加点し1週間ぶりの勝利を掴んだ。

     この日のロイヤルズの先発はここまで4勝を挙げているジェイコブ・ジュニス。前回登板のインディアンス戦では6回途中4失点と安定感を欠き、敗戦投手になっている。巻き返したいジュニスの初回はヤンキース打線を3者凡退に抑える上々な立ち上がりをみせる。一方のヤンキース先発、CCサバシアは未だ負けなしの2勝ながら前回のレッドソックス戦では4回で早期降板している。今試合の初回は先頭打者のウィット・メリーフィールドにツーベースを浴びると盗塁と四球から1死一・三塁のピンチを迎えるとサルバドール・ペレスの併殺崩れの間に先制を許した。

     3回のロイヤルズの攻撃では2死満塁から相手守備の失策とハンター・ドージャーの押し出し四球によって2点を追加し序盤で3点をリードした。一方で反撃したいヤンキースはジュニスの前に5回まで5安打を放つも得点には結びつかず、5回にはサバシアがペレスにソロを浴びてさらに試合は劣勢となっていった。これまで打ちあぐねていたヤンキースだったが、6回にはジュニスを攻めて1死一・二塁のチャンスをつくるとロイヤルズは2番手、ティム・ヒルに交代。その直後、ニール・ウォーカーのタイムリー、ミゲル・アンドゥハーの犠牲フライで2点を返して息を吹き返し始めた。降板したジュニスは6回途中7安打2失点、一方のサバシアは5回4安打4失点(2自責点)の成績だった。

     試合は7回にペレスのツーベースでさらに加点したロイヤルズが5対2とリードしたまま最終回へ。最後は守護神、ケルビン・ヘレーラが3者凡退に抑えて試合終了。ロイヤルズは1週間ぶりの勝利で連敗を止めた。一方のヤンキースはサバシアが今季初の黒星を喫し、打線は相手を上回る8安打を放つも反撃しきれなかった。

  • パイレーツが逆転勝利で接戦制す 単独首位に浮上

    2018.5.18 11:30 Friday

    【パドレス4-5パイレーツ】@PNCパーク

     ブリュワーズと並んでナ・リーグ中部地区の首位に立っているパイレーツは、今日から本拠地PNCパークでのパドレス4連戦。その初戦は4回裏にコリー・ディッカーソンとショーン・ロドリゲスのタイムリー二塁打などで3点を奪って逆転しながらも、直後の5回表に先発のチャド・クールがエリック・ホズマーに逆転タイムリー二塁打を浴び、追う展開を強いられる苦しい試合となったが、5回裏にジョシュ・ベルのタイムリーで追い付き、7回裏には相手のエラーで勝ち越しに成功して1点差の接戦をモノにした。クールは5回途中4失点で降板したが、後を継いだ4人のリリーバーが計4回2/3を無失点。リリーフ陣の頑張りがチームの勝利を呼び込んだ。

     エリック・ラウアーとクールの両先発で始まった一戦は、3回表にパドレスがトラビス・ジャンコウスキーのタイムリーなどで2点を先制。パイレーツは4回裏に一死一、二塁のチャンスを作り、ディッカーソンのタイムリー二塁打、デービッド・フリースの犠牲フライ、ロドリゲスのタイムリー二塁打で3点を奪って逆転に成功したものの、5回表にホズマーが2点タイムリー二塁打を放ち、パドレスが再び主導権を握った。

     1点ビハインドの5回裏、パイレーツは一死一、二塁のチャンスで4番のベルがタイムリーを放って同点。7回裏には先頭のグレゴリー・ポランコが二塁打を放ってチャンスを作り、二死三塁となったあと、ディッカーソンの打球を三塁手のクリスチャン・ビヤヌエバがファンブルする間に勝ち越しに成功した。

     クールが降板したあとは、2番手のスティーブン・ブロールトが2回1/3を無失点に抑えて試合の流れを引き寄せ、7回表二死二塁のピンチでホゼ・ピレラをショートゴロに抑えたエドガー・サンタナが2日連続の白星となるメジャー2勝目をマーク。1点リードの8回表はマイケル・フェリース、そして最終回はクローザーのフェリペ・バスケスがパドレス打線をそれぞれ三者凡退に抑え、試合を締めくくった。

     勝負強さを発揮して逆転勝利を収めたパイレーツはリーグ最多タイとなる今季26勝目。この日試合のなかったブリュワーズに0.5ゲーム差をつけ、単独地区首位に浮上した。

  • マーリンズ・田澤がDFAに 今季22登板で防御率9.00

    2018.5.18 11:00 Friday

     日本時間5月18日のドジャース戦に敗れたマーリンズは試合後、田澤純一をDFAとしたことを発表した。田澤は今季が2年1200万ドルの契約最終年。22試合に登板して防御率9.00とリリーフ投手としての役割を全く果たせておらず、マーリンズにとって田澤のDFAはやむを得ない決断と言えるだろう。

     開幕からの9登板で防御率1.69、被打率.147と上々のスタートを切った今季の田澤だが、日本時間4月20日のブリュワーズ戦で6失点の大炎上。ここからピッチングがおかしくなり、それ以降はおよそ2試合に1回のペースで失点を重ね、日本時間5月17日と18日のドジャース戦では2試合連続で3失点を喫し、球団側も我慢の限界に達した格好だ。

     日本時間5月18日のドジャース戦では4点ビハインドの4回表に登板。ドン・マティングリー監督は「田澤には長いイニングを投げてもらおうと思っていた」と起用の狙いを説明したが、田澤は1イニングを投げ切るのに32球を要し、3失点を喫してマティングリーの期待に応えることができなかった。「田澤の球数が多くなりすぎてしまったから、長いイニングを投げさせることはできなかった」とマティングリー。今日の登板がマーリンズでの最後の登板となることがほぼ確実となった。

     DFAとは選手を40人枠から外す措置のことを指し、該当選手が25人枠に登録されている場合は同時に25人枠からも外される。マーリンズは今後7日以内に田澤をトレードするか、解雇するか、あるいはマイナーへ降格させるためにウエーバー公示するかを選択。田澤の獲得を希望する球団が現れず、田澤が40人枠外となったうえでのマイナー降格を受け入れた場合のみマーリンズ残留となる。また、いずれの場合にも現行の契約額は保証されるため、田澤は今季年俸の700万ドルを得ることができる。

     今季成績は22試合で防御率9.00、被打率.329という惨憺たるもの。昨季まで5年連続で50試合以上に登板している鉄腕リリーバーは、メジャーリーガーとしてのキャリアを繋ぎ止めることができるのか。今後の動向を見守りたい。

  • マーリンズが接戦制す 6連敗のドジャースはついに最下位転落

    2018.5.17 15:30 Thursday

    【ドジャース5-6マーリンズ】@マーリンズ・パーク

     J.T.リアルミュート(マーリンズ)はドジャース戦に通算21試合出場し、全試合でヒットを放っている。日本時間5月17日のドジャース戦では、リアルミュートがこの試合で放った唯一のヒットが、勝敗を分ける貴重な一打となった。ドジャースが6回表に4点をあげて同点に追い付いた直後の6回裏、マーリンズは二死走者なしの場面でリアルミュートが左中間への6号勝ち越しソロ。同点に追い付いて勢いに乗りつつあったドジャースを意気消沈させ、この1点を守り抜いて6対5で勝利を収めた。接戦を制したマーリンズは最終戦を残してドジャース3連戦の勝ち越しが決定。一方、敗れたドジャースは6連敗で借金が2ケタとなり、パドレスと並んでナ・リーグ西部地区の最下位に転落した。

     リアルミュートのドジャースに対する相性の良さについて、マーリンズのドン・マティングリー監督は「心理的なものも影響しているんじゃないかな」と分析。「ドジャースはリアルミュートをとてもよく打てる選手と見ているはずだ」と語り、ドジャースがリアルミュートを必要以上に意識していることが現在の結果に繋がっているのではないかとの見解を示した。ちなみにマーリンズの選手による同一カードの連続試合安打記録は、かつての正二塁手であるルイス・カスティーヨがレイズを相手に記録した23試合。リアルミュートは球団記録まであと2試合に迫っている。

     決勝弾を放ったリアルミュートについて、4番手として登板して1イニングを無失点に抑えたカイル・ベアクローは「彼は僕たちのチームのリーダーだ。それ以上に語る必要はないよ」とコメント。この言葉からは、主力選手の多くが次々に放出されていくなかチームに残った数少ない主力選手であるリアルミュートへの信頼がうかがえる。

     腰の打撲で出遅れた今季のリアルミュートだが、4月中旬に戦列復帰を果たすと、そこから24試合に出場して打率.316、6本塁打、OPS.933の好成績をマーク。経験の少ない若手選手が大半を占めるチームにおいて攻守の要として活躍しており、マーリンズファンは一日でも長くリアルミュートがマーリンズでプレイしてくれることを望んでいることだろう。

  • 不振のファウラー&カーペンターが躍動 カージナルス連敗ストップ

    2018.5.17 12:00 Thursday

    【カージナルス7-5ツインズ】@ターゲット・フィールド

     直近7試合で1勝6敗、敗れた6試合では合計8得点と打撃不振が深刻となっていたカージナルスは、マット・カーペンターを7番に下げるなど打線に調整を施した。昨季までのチームメイトであるランス・リンと対戦した日本時間5月17日のツインズ戦では、ここまで打率1割台という深刻な不振に喘いでいたデクスター・ファウラーとカーペンターが本来の実力を発揮。ファウラーは2安打2打点、カーペンターは3安打1打点の活躍で、チームの勝利に大きく貢献した。一時は4点をリードしながら2点差まで追い上げられたカージナルスだが、クローザーのバド・ノリスの奮闘により逃げ切り。連敗を3で止め、地区首位のパイレーツとの1ゲーム差をキープした。

     試合開始前の時点でファウラーは打率.146、カーペンターは打率.140。打線の軸となるべき2人が想定外の大不振に苦しみ、チームの足を引っ張る状況が続いていた。しかし、この試合ではファウラーが初回に先制の2点タイムリーを放ち、カーペンターは7回表にリードを3点に広げるタイムリー二塁打を放つなど今季初の1試合3安打を記録。トミー・ファム、ホゼ・マルティネス、ポール・デヨングといった今季ここまでの戦いを支えてきた選手たちもそれぞれ打点をマークするなど自身の役割をしっかりこなし、ツインズ投手陣に13安打を浴びせて7得点を奪った。

     マイク・マシーニー監督は「いずれこういう日が来ることはわかっていた。私は彼らに自分自身を信じていてほしいんだ。(彼らを信頼して起用し続けているのは)彼らへのメッセージなんだよ」と語り、ファウラーとカーペンターの活躍は当然と言わんばかりの口ぶり。とはいえ、両選手が本調子を取り戻せば、チームにとってはこの上ない戦力アップとなる。両選手のほか、この試合で5打数ノーヒットに終わったマーセル・オズーナもOPS.622と不振が続いている。チームはそのなかで地区首位と1ゲーム差をキープしており、彼らの復調とともにチームの戦いにも勢いが出てくることだろう。

  • 3点差をひっくり返したジャイアンツが3連勝で貯金1

    2018.5.16 18:00 Wednesday

    【レッズ3-5ジャイアンツ】@AT&Tパーク

     前日の試合でレッズの連勝を6で止めたジャイアンツは、日本時間5月16日の試合でも勝利を収め、連勝を3に伸ばした。ジャイアンツは先発のタイ・ブラックが味方のエラーにも足を引っ張られ、4回3失点(自責点1)で降板したものの、4回裏にブラックの代打として登場したパブロ・サンドバルの2点タイムリーなどで4点を奪って逆転に成功。5回以降は5人のリリーバーが1イニングずつを投げて無失点リレーを展開し、8回裏にはケルビー・トムリンソンのタイムリーで1点を追加して5対3で勝利した。

     ジャイアンツのブルース・ボウチー監督は4回裏に一打同点のチャンスを迎え、4回までに3失点ながらまだ62球しか投げていなかったブラックに代打を送る決断をした。代打で起用されたサンドバルは期待に応えて同点タイムリーを放ち、さらに一死満塁とチャンスを広げ、アンドリュー・マカッチェンの併殺崩れの間に勝ち越しに成功。ボウチーの決断が逆転勝利を呼び込む結果となった。

     試合後、ボウチーは「その試合にとって正しいと思う決断をしないといけないんだ」と語り、ブラックに代打を送ることが最善の策であったことを強調した。そして「ブルペンの投手たちがしっかり仕事をしてくれたよ」と5回以降の5イニングを無失点に抑えたリリーフ投手陣の頑張りを称えることも忘れなかった。

     また、この試合ではジャイアンツの正遊撃手、ブランドン・クロフォードの活躍も光った。「6番・遊撃」で先発出場したクロフォードは全4打席でヒットを放ち、4打数4安打の大活躍。サンドバルのタイムリーで同点のホームを踏み、8回裏にはトムリンソンのタイムリーで貴重な追加点となるホームを踏んだ。

     ボウチーの決断にサンドバルが応え、ボウチーの信頼にリリーフ投手陣が応え、チーム一丸となってもぎ取った逆転勝利。再び貯金生活に突入したジャイアンツには、さらに勢いに乗っていきそうな雰囲気も漂い始めている。

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