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  • ペンスがみせる自身が支援するコーヒーショップでの大興奮

    2018.1.29 13:30 Monday

     オフシーズンの過ごし方は選手にとって様々だ。ひたすらトレーニングをする者、他のスポーツに挑戦する者、家族とまったりと過ごすなど多種多彩だ。そんな中、ジャイアンツのハンター・ペンスはコーヒーショップで公開されたアート作品を見て大興奮している。

     テキサス州ヒューストンにある「Coral Sword」というコーヒーショップはマンガを読んだりやゲームを楽しむことができる場所でもあり、日本でいえばネットカフェのようなところだ。ペンスは昨年、その店と友好関係となっており自身が好きなコーヒーとゲームを通じて新たな事業を考えている。「僕の好きなものでサンフランシスコとヒューストンを繋げる新たな形を作りたい。とても興奮しているよ」と話していた。

     先日、この店では新たにウォールアートが公開され、ペンスはその様子を見に来た。そして公開されたアートを見た瞬間、ペンスが大興奮していた。この様子はMLB.comの動画紹介コーナーの「Cut4」で紹介されている。シーズン中にはなかなか見ることのできないペンスの素顔なのではないだろうか。

     こうして野球選手はプレー以外にも地域のファンや店のために尽力している。ペンスが引退後、どのような道に進むのかは不明だが、既にセカンドキャリアを考えているようだ。果たしてペンスが望むサンフランシスコとヒューストンとの架け橋となれるかどうか。彼のオフシーズンの活動にも注目だ。


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  • 2008年のプロスペクト・ランキングを作り直してみよう

    2018.1.29 13:00 Monday

     MLB公式サイトでは日本時間1月28日にプロスペクト・ランキングTOP100が発表され、1位には大谷翔平(エンゼルス)が選出された。ここでは今から10年前、2008年のプロスペクト・ランキングを振り返り、10年間のデータをもとにプロスペクト・ランキングを作り直してみる。

     2008年にはMLB公式サイトでプロスペクト・ランキングTOP50が発表されていた。それから10年が経過し、プロスペクト・ランキングに名を連ねていた選手のなかからオールスター選手、MVPやサイ・ヤング賞の受賞者が続々と誕生。プロスペクト・ランキングが間違いでなかったことを裏付ける結果となっている。しかし、当然ながらプロスペクト・ランキングは完璧なものではない。期待はずれのキャリアを過ごした選手もいれば、期待以上の活躍を見せている選手もいるのだ。まずは2008年のプロスペクト・ランキングTOP10を見てみよう(所属は当時)。

     

    1. ジェイ・ブルース(レッズ)
    2. エバン・ロンゴリア(レイズ)
    3. キャメロン・メイビン(タイガース)
    4. クレイトン・カーショウ(ドジャース)
    5. ジャバ・チェンバレン(ヤンキース)
    6. クレイ・バックホルツ(レッドソックス)
    7. コルビー・ラスマス(カージナルス)
    8. アンドリュー・マカッチェン(パイレーツ)
    9. ホーマー・ベイリー(レッズ)
    10. アダム・ミラー(インディアンス)

     

     この10選手のうち、メジャー昇格を果たせなかったのは10位のミラーのみ。Baseball-Reference版の通算WARではロンゴリア、カーショウ、マカッチェンの3人が現役TOP30にランクインしており、ブルース、メイビン、バックホルツ、ラスマスの4人も10.0以上の通算WARを記録している。10人中7人がメジャーの主力選手として活躍しているのだから、なかなかの精度と言えるだろう。では、TOP50にランクインしていた選手を通算WARの順に並び替えるとどうなるのか。TOP10は以下のようになる(括弧内は当時の順位と通算WAR)。

     

    1. クレイトン・カーショウ(4位:59.4)
    2. ジョーイ・ボットー(34位:54.8)
    3. エバン・ロンゴリア(2位:50.0)
    4. マックス・シャーザー(35位:45.6)
    5. アンドリュー・マカッチェン(8位:40.0)
    6. デービッド・プライス(11位:33.7)
    7. ジョニー・クエイト(47位:31.4)
    8. ジャコビー・エルズベリー(13位:30.9)
    9. エルビス・アンドルース(38位:28.8)
    10. チェイス・ヘッドリー(29位:26.8)

     

     カーショウ、ロンゴリア、マカッチェンらが期待通りの活躍を見せている一方、ボットーやシャーザーは当時の予想を上回るパフォーマンスを見せていることが読み取れる。ちなみに、「当時の順位」から「通算WARの順位」を引いた差はクエイト(47-7=40)が最大、オースティン・ジャクソン(49-12=37)やデクスター・ファウラー(50-14=36)らがそれに続き、彼らは当時の期待を大きく上回る活躍を見せている選手であると言える。一方、ブランドン・ウッド(19-50=-31)、フェルナンド・マルティネス(17-47=-30)、ミラー(10-39=-29)らは大きく期待を裏切った選手たちである。もちろん、当時のTOP50にランクインせず、現在メジャーで素晴らしい活躍を見せている選手もいる。主な選手は以下の通りである(通算WAR順)。

     

    1. ジョシュ・ドナルドソン(37.3)
    2. ジャンカルロ・スタントン(35.1)
    3. ジェイソン・ヘイワード(34.9)
    4. マディソン・バムガーナー(32.6)
    5. ホゼ・アルトゥーベ(29.6)
    6. ロレンゾ・ケイン(27.8)
    7. コリー・クルーバー(27.0)
    8. フレディ・フリーマン(26.6)
    9. アンソニー・リゾー(26.1)
    10. カルロス・サンタナ(24.5)

     

     そして、これらの選手を含めた2008年のプロスペクト・ランキングは以下のようになる。「2008~2017年の通算WAR」を基準にするのであれば、これがプロスペクト・ランキングの「正解」だったということになるだろう(括弧内は当時の順位)。

     

    1. クレイトン・カーショウ(4位)
    2. ジョーイ・ボットー(34位)
    3. エバン・ロンゴリア(2位)
    4. マックス・シャーザー(35位)
    5. アンドリュー・マカッチェン(8位)
    6. ジョシュ・ドナルドソン(圏外)
    7. ジャンカルロ・スタントン(圏外)
    8. ジェイソン・ヘイワード(圏外)
    9. デービッド・プライス(11位)
    10. マディソン・バムガーナー(圏外)

     

     以上のことからわかることは、プロスペクト・ランキングに名を連ねている選手はスターに成長する可能性が高いものの、メジャーで活躍できないまま消えていくプロスペクトも多数おり、圏外からスターが誕生する可能性もあるということである。ランキング圏内の選手に注目するのはもちろんのこと、ランキング圏外の選手のなかから自分だけの「スター候補」を発掘するのも面白いのではないだろうか。


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  • ブリュワーズの背番号6はケインに セダーコーチは背番号80か

    2018.1.29 12:30 Monday

     先日、ブリュワーズ復帰が決まったロレンゾ・ケインは古巣でも継続して背番号6を付けることになった。これに伴い、これまで6番を付けていたエド・セダー三塁ベースコーチは背番号が変更になる。MLB.comの動画紹介コーナー「Cut4」では背番号は「80」になるだろうと伝えている。

     ブリュワーズのファンフェストにおいてセダーコーチが着用していたユニフォームは背番号6だった。先週、5年8000万ドルで契約したケインが加入したことでその背番号を変えることになり、彼はそれに同意した。「Cut4」ではケインがセダーコーチとともにチームの新旧背番号「6」を着て写っている写真が紹介されている。ケインにとってはロイヤルズ時代に付けてきた愛着のある番号ということもあり、これもプレーしやすい環境を整える1つの取り組みといえる。

     既にこの2人は2005年から指導者と選手として関係があった。セダーコーチは当時、マイナーリーグの監督で一方のケインは成長過程の選手だった。その後、2010年にケインが移籍したため、チームメイトになるのは久々となる。セダーコーチは背番号変更について「選手が新しい番号を望むなら自分は何番でもいい」と特に指定はないようだ。

     背番号はいわゆる選手や首脳陣にとって名刺のようなものだ。どんな番号でもいいとはいえ、多くの番号があるため悩みどころだ。過去に指導したケインに自らの番号を与え、セダーコーチは報道通り「80」を付けるのか。彼はの決断はいかに。


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  • ドジャース ケンプをレギュラー候補の一人と見なす

    2018.1.29 12:00 Monday

     年俸総額の調整を目的としたトレードでブレーブスから古巣のドジャースへ復帰することになったマット・ケンプ。当初、ドジャースはケンプをトレードないしリリース(解雇)する可能性が高いと見られていたが、ケンプがスプリング・トレーニングで外野のレギュラー争いに加わる可能性が出てきたようだ。

     今季をドジャースの一員として迎える可能性は限りなく低いと見られていたケンプだが、今のところドジャースはケンプについてトレードもリリースも行っていない。むしろ、ファーハン・ザイディGMはケンプがチームのワールドシリーズ制覇に貢献できると考え、レギュラー候補の一人と見なしているようだ。「ケンプはキャンプに参加する選手の一人だよ。レフトには多少のレギュラー争いがある。今のところ、彼はそのレギュラー争いに加わることになるだろうね」とザイディ。ドジャースのレフトはジョク・ピーダーソンとキケ・ヘルナンデスを中心に、トレイス・トンプソン、アレックス・ベルドゥーゴ、アンドリュー・トールズらがレギュラーの座を争う見込みだが、ケンプもその争いに加わることになるというのだ。

     もちろん、今後ドジャースがケンプの放出に動く可能性は残っているが、ザイディは残り2年4300万ドルの契約を残すケンプが不良債権と化す可能性について心配はしていない。「彼の状態は素晴らしい。モチベーションの高まったマット・ケンプは大いにチームを助けることができる」とロサンゼルスに戻ってきたかつてのスター選手の活躍に期待を寄せている。デーブ・ロバーツ監督はケンプとヤシエル・プイーグの関係があまり良くなかったことについて「もう3年も前の話だ。両者とも勝利を求めているし、(過去のいざこざが)問題になるとは思っていない」とコメント。「ケンプは勝てるチームでプレイしたがっていたし、ロサンゼルスに戻ってくるのが夢だったと話していた。とてもワクワクしているみたいだよ」とザイディ同様にケンプへの期待を口にした。

     昨季は故障により不本意なシーズンを過ごしたケンプだが、2016年には35本塁打、108打点をマーク。「40-40」まであと一歩に迫ったかつてのような活躍はできないにしても、レギュラー争いを制し、正左翼手の座を手にするだけの実力は残っているはずだ。古巣・ドジャースでかつてのスター選手が輝きを取り戻すことはできるのか。今季要注目の一人である。


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  • Dバックスが通算107セーブのフェリースとマイナー契約

    2018.1.29 11:30 Monday

     メジャーリーグのスプリングトレーニングは選手達にとって技術向上はもちろんのこと大事なアピールの場だ。ここで結果を残せるかどうかで開幕ロースターに入れるかどうかが決まる。中にはマイナー契約を結んで這い上がろうとしている選手もいる。ダイヤモンドバックスに入団したネフタリ・フェリースもその1人だ。

     現在29歳のフェリースはリリーフの一角としてかつては70試合に登板したことのあるタフネス右腕。昨年はブリュワーズで開幕を迎えるも5月にから失点する機会が多くなり、その翌月にリリースとなった。それでも数日後にロイヤルズと契約を結ぶと20試合に登板した。しかし、故障の影響もあり、8月を最後にメジャーの舞台で投げることはなく9月に退団となりFAとなっていた。昨年の通算成績は49試合で2勝5敗8セーブ 防御率5.48だった。

     ダイヤモンドバックスはフェルナンド・ロドニーの流出によって今季は誰が守護神を務めるのかまだ決まっていない。フェリースは過去、レンジャーズ時代の2010年にリーグ3位となる40セーブを挙げた実績を持ち、通算107セーブを記録していることからスプリングトレーニングでの結果によっては守護神候補の1人となることだろう。まその一方で通算357試合登板の数字からアーチー・ブラッドリーやブラッド・ボックスバーガーらとセットアッパーの座も争う可能性もある。

     果たしてフェリースは2010年のときのような輝きを取り戻すことができるか。マイナー契約から競争を勝ち抜き開幕ロースター入りを目指す。


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  • 今週中にもダルビッシュの契約先が決定 カブス最有力か

    2018.1.29 11:00 Monday

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、今オフのフリーエージェント市場における最高の先発投手と評価されているダルビッシュ有が今週中に契約先を決める可能性があるようだ。そして、契約先の最有力候補としてカブスの名前が浮上している。

     ダルビッシュ獲得レースにはカブスのほか、ツインズ、ブリュワーズ、フィリーズ、ヤンキースなどが加わっていると見られており、ブリュワーズとツインズは正式に契約オファーを提示したことが報じられている。しかしながら、ツインズはダルビッシュ獲得に向けて積極的に動く一方で、5年を超える契約を与えることには否定的であり、ダルビッシュ獲得に失敗した場合のバックアップ・プランとしてアレックス・カッブの獲得を検討しているという。ブリュワーズはクリスチャン・イェリッチとロレンゾ・ケインを獲得するなど、ここにきて大きく動いているが、ドミンゴ・サンタナやエリック・テームズが余剰戦力となりつつある状況において、フリーエージェント市場よりもトレード市場で先発投手の補強を目指す可能性が高まっている。これらのことを考慮した結果、カブスが最有力候補に挙がっているのだろう。

     カブスは今オフ、ジェイク・アリエタとジョン・ラッキーがフリーエージェントとなり、彼らに代わる先発投手の獲得が急務となっていた。すでにタイラー・チャットウッドと3年3800万ドルで契約し、ラッキーの穴を埋めることには成功したものの、アリエタの穴がなかなか埋まらない状況。市場に大きな動きがないなかで、アリエタを呼び戻す可能性も取り沙汰されていたが、優先順位はやはりダルビッシュのほうが高いようだ。

     カブスがダルビッシュの獲得に成功すれば、ジョン・レスター、カイル・ヘンドリックス、ホゼ・キンターナ、チャットウッドとともにメジャー有数の強力先発ローテーションを形成することになり、大型補強を進めるブリュワーズ、ポストシーズン復帰を目指すカージナルスにとって大きな脅威となるはず。ダルビッシュはどのチームを選択するのか。まもなくその答えが明らかになりそうだ。


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  • ナショナルズがリアルミュート獲得に向けて問い合わせ中

    2018.1.29 10:30 Monday

     マーリンズの主力放出トレードはまだ終わらない。シリウスXMラジオのクレイグ・ミッシュによると、トレードを希望しているJ.T.リアルミュート(マーリンズ)の獲得を目指し、ナショナルズが積極的に動いているようだ。

     昨季のレギュラー外野手3名(マーセル・オズーナ、クリスチャン・イェリッチ、ジャンカルロ・スタントン)と正二塁手(ディー・ゴードン)を放出したマーリンズは現在、正捕手のリアルミュートへの獲得オファーを受け付けている。ミッシュはリアルミュート獲得に最も積極的に動いているのがナショナルズであることを伝えているが、MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、マーリンズはリアルミュートの対価としてナショナルズのNo.1プロスペクトであるビクトル・ロブレスを要求しているという。

     ロブレスは昨年9月にメジャーデビューを果たし、13試合に出場して打率.250、OPS.766をマーク。放った6安打のうち3本が長打だった(二塁打1本、三塁打2本)。マイナーではA+級とAA級の2階級合計で114試合に出場し、打率.300、10本塁打、27盗塁、OPS.875の好成績をマーク。先日発表された最新版のポジション別プロスペクト・ランキングでは外野手の3位、全体TOP100では6位にランクインしている正真正銘のトップ・プロスペクトであり、主力外野手3名を放出したマーリンズとしては是が非でも獲得したい存在なのだろう。

     一方、ナショナルズの捕手事情に目を向けると、昨季大きく期待を裏切ったマット・ウィータースが選手オプションを行使して残留。今季も引き続き正捕手を務める見込みだが、ブライス・ハーパーの契約最終年を迎え、ワールドシリーズ制覇に全力を注ぐナショナルズにとって、捕手のアップグレードは数少ない課題となっている。リーグを代表する捕手へと成長したリアルミュートは捕手のアップグレードにうってつけの存在であり、マーリンズ側の要求にナショナルズがどれだけ歩み寄れるかがトレード成立に向けてのカギとなりそうだ。


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  • ヤンキースが二塁・三塁・先発のデプス補強を目指す

    2018.1.29 10:00 Monday

     ぜいたく税の税率をリセットするために今季の年俸総額を1億9700万ドル以内に抑える方針のヤンキースは、今オフの残り予算が1000万~1500万ドル程度であると見られている。ニューヨーク・ポストによると、ヤンキースはその残り予算を使用して二塁・三塁・先発の選手層を厚くすることを目指しているようだ。

     ヤンキースはMLB公式サイトの球団別プロスペクト・ランキングで1位のグレイバー・トーレスと5位のミゲル・アンドゥハーがそれぞれ二塁と三塁で長期にわたってレギュラーを担うことのできる逸材であると考えている。また、有望な先発投手としては同ランキングで2位のチャンス・アダムスと4位のジャスタス・シェフィールドがいる。アンドゥハーは昨季メジャーデビューを果たし、トーレスとアダムスはすでにAAA級、シェフィールドもAA級まで到達。早ければ今季中、遅くとも来季中には4人全員がメジャーの舞台に揃う可能性が高く、それまでの「つなぎ役」となる選手を1~2年の短期契約で獲得するのが理想的な展開と言える。

     ニューヨーク・ポストのリポートによると、ヤンキースは二塁と三塁の両方を守れる選手を獲得したいと考えているようだ。そこで獲得候補に浮上する可能性があるのがエドゥアルド・ヌニェスである。ヌニェスは昨季ジャイアンツとレッドソックスで計114試合に出場し、打率.313、12本塁打、58打点、24盗塁、OPS.801の好成績をマーク。一塁以外の内野3ポジションと外野の両翼を守ることのできるユーティリティ・プレイヤーであり、また、2013年までヤンキースでプレイしていたという縁もある。二塁と三塁の「つなぎ役」、あるいはバックアップとして理想的な存在と言えるだろう。他にはトッド・フレイジャー、ニール・ウォーカーらが獲得候補に挙がっているようだ。

     先発投手に目を向けると、ニューヨーク・ポストはアンドリュー・キャッシュナー、ジェイソン・バルガス、クリス・ティルマンらを獲得候補に挙げている。すでにルイス・セベリーノ、田中将大、ソニー・グレイ、CCサバシアで先発ローテーションの4番手までは確定しており、安価なベテラン投手を獲得することにより先発5番手のアップグレードを目指すことになりそうだ。


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  • 大谷がMLB Pipelineの有望株ランキング1位に選出された理由

    2018.1.28 14:00 Sunday

     メジャーリーグの有望株選手を紹介する「MLB Pipeline」では有望株ランキングトップ100を発表し、エンゼルスに入団した大谷翔平が1位に輝いた。投打の二刀流として大きな注目を集めている彼はなぜ、1位になったのか動画紹介コーナーの「Cut4」で4つの理由を紹介している。

     最初の理由としては大谷のパワーが挙げられる。日本ハム時代は打者として打率.286 48本塁打 166打点の成績を残した。2016年にはキャリアハイとなる22本塁打を放って日本のみならずメジャー関係者も驚愕させた。その年には投手としても2桁10勝を記録している。「Cut4」ではメジャーリーガーの投球に慣れるのには少し時間がかかるとしながら日本で5年間プレーしてきた実績と球場関係なくパワーを発揮することができることに注目しているようだ。同時に2016年秋に東京ドームで行われたオランダ代表とのWBC壮行試合で放った天井直撃の二塁打を紹介している。

     2つ目としては大谷の代名詞といえる直球を挙げている。大谷といえば日本歴代最速となる165キロの記録を持っている。投手としては85試合に登板し、42勝15敗 防御率2.52を記録した。先発としての防御率は2.69と安定、543イニングで624人の打者から三振を奪っていることを紹介し、多くの有望選手がメジャーの試合で25本塁打を打てると予想されている中で大谷はマウンド上でさらに輝くとされている。大谷が投げるような直球を見る機会もあまりないこともあり、貴重なものなのだろう。

     3つ目は既に大舞台を経験していることだ。これからメジャーリーグという新たなステージに挑む大谷は日本ハムで日本シリーズを経験しており、頂点に立ったこともある。2016年には打者として打率.375を記録しチームの勝利に貢献している。しかし、メジャーではまだ実績がないルーキー。それでも球場を訪れるファンは彼に大きな期待を寄せている。

     最後の理由は大谷はコメディアンであることだという。野球選手として実績を残す一方で彼のユーモアさダンスの上手さなどを含めてエンゼルスは大きな戦力を得たことになる。「Cut4」では昨年に行われた日本ハムのファン感謝祭で大谷が踊っている姿を紹介している。

     プレーヤーとしてだけではなく、1人の人間としても評価が高い大谷。まだシーズンは始まってはいないが、多くのファンは彼がユニフォームを着てプレーする姿を首を長くして待っている。果たして二刀流のメジャー1年目はどのような記録を残すのか注目だ。


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  • フィリーズが通算437セーブのF.ロドリゲスとマイナー契約

    2018.1.28 13:00 Sunday

     不本意なシーズンを送った選手にとって次の年は復活、巻き返しを狙う。過去に良い成績を残していた選手にとってはその時に戻りたいことだろう。そんな中で球界を代表する守護神、フランシスコ・ロドリゲスがフィリーズで再スタートを切ることになった。

     「K-Rod」の愛称で親しまれているロドリゲスは36歳で通算437セーブを挙げた実績を持つ。昨年はタイガースで開幕を迎えたが、打ち込まれる場面が多く、6月にリリースされた。その後はナショナルズとマイナー契約を結んで再昇格を目指したが、アスレチックスから移籍してきたショーン・ドゥーリトルの守護神定着もあって機会に恵まれず、結局はマイナーでシーズンを終えた。タイガースでは28試合に登板して2勝5敗7セーブ 防御率7.82だった。

     「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマン記者は自身のTwitterで「ロドリゲスの契約は250万ドルでもし、彼がメジャーのロースターに入ることができたならインセンティブが付く」と伝えている。

     昨年、ロドリゲスは被本塁打に苦しみ、28試合で9本を浴びた。率にするとその数字は3.20で守護神としては信頼できない数字といえる。調子を落とした原因の1つとして球速の低下が指摘されており、ヘイマン記者によると昨年は80マイル台だったが多かったという。しかし、最近では93マイルまで回復していることもあり、フィリーズをはじめ、複数球団がロドリゲスに興味を持っていた。

     これまでフィリーズの守護神はヘクター・ネリスが務めており、昨年は26セーブを挙げた。もし、ロドリゲスがメジャー復帰となればネリスと守護神の座を争うことになる。実績のあるベテランは新天地で復活の機会を狙う。今季はさらに自身の通算セーブ数を増やすことができるか。彼にとっては背水の陣となるだろう。

  • ブリュワーズの王維中が退団し韓国球界へ

    2018.1.28 12:00 Sunday

     野球選手は試合に出場し、プレーすることが重要だ。その機会があるのならアメリカ以外の国にも行くことになる。先日、ロレンゾ・ケインとクリスチャン・イエリッチを獲得し、40人枠を空ける必要があったブリュワーズは台湾人左腕の王維中(ワン・ウェイチュン)をリリースした。その後、王は韓国・NCダイノスと契約を結んだ。

     25歳左腕の王は2011年にパイレーツと契約すると2013年にはルール5ドラフトを経てブリュワーズに移籍。その翌年にメジャーデビューを果たすと14試合に登板し、防御率10.90の成績を残した。以降はなかなか再昇格の機会がなかったが、昨年は3Aでリリーフとして結果を残すと3年ぶりに再昇格を果たした。チームではワンポイントとして登板し8試合で防御率13.50だった。

     「River Ave」のキム・ソンミン記者によると王は韓国プロ野球でプレーする初めての台湾人選手になるという。近年では他国のリーグで活躍し、再びメジャーの舞台に戻ってくる選手が増えた。昨年春に猛打をみせたエリック・テームズも今回、王が入団するNCで活躍した。テームズは韓国で3年間プレーし打率.349 124本塁打 382打点の成績を残し、ブリュワーズと3年契約を結んだ。王が韓国での活躍を経てテームズ同様にメジャーに戻るかどうかは不明だが、新たな挑戦をすることになる。

     メジャーの試合になかなか出場できない選手にとっては他国での実績を引っ提げて出戻りをしたほうが選手自身のキャリアにもなり、メジャー昇格の機会が多くなる。果たして王はメジャーでの経験を韓国で生かすことができるか。彼の投球に期待したい。


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  • オリオールズ マチャドとベッカムの守備位置交換へ

    2018.1.28 11:00 Sunday

     昨年、ア・リーグ東地区最下位に終わったオリオールズは巻き返しに向けてあるチャレンジをする。マニー・マチャドとティム・ベッカムのポジションを入れ替えることになった。

     三塁手として2度のゴールドグラブ賞に輝いているマチャドは今オフ、トレード候補に挙げられながらも年俸調停を回避してオリオールズと1年1600万ドルで契約を結んだ。チームの顔として必要不可欠の存在である彼は昨年、156試合に出場して打率.259 33本塁打 95打点の成績を残した。これまで三塁手として715試合に出場してきたマチャドは時に遊撃も守っており通算52試合でこのポジションに就いた経験がある。

     一方のベッカムは昨年7月のトレードでレイズから移籍するとオリオールズでは50試合に出場して打率.306 10本塁打 26打点と好成績を残し、今季の活躍が期待されている選手の1人だ。これまで内野のポジションをすべて守って経験があるが、本職は遊撃で173試合に、三塁は9試合でしか守ったことがない。

     オリオールズのファンフェストにおいてバック・ショーウォルタ監督は「スプリングトレーニングで今季のポジションを練習する必要があり、コンバートについてマチャドとベッカムと既に話をしている。今回は最高のポジション変更だと思う」と話している。マチャド自身も遊撃で出場したいと希望を出しており、その願いが叶う形になる。ベッカムも「チームの役に立つのなら三塁を守ることはできる」と話しており、経験は少ないながらも挑戦するつもりだ。

     ショーウォルタ監督はマチャドはチームにとって重要な選手と位置づけており、遊撃こそが彼にとって自然なポジションだとしている。今回のポジション変更でオリオールズの内野陣は選手起用の選択肢が増えることになる。これがチーム浮上のきっかけになるかどうか注目だ。


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  • コーラ監督が故郷・プエルトリコの復興支援へ

    2018.1.27 16:00 Saturday

     アレックス・コーラ新監督を迎えシーズンに臨むレッドソックス。昨年は地区優勝を果たしながらもアストロズにディジョンシリーズで敗れている。その相手だったアストロズでベンチコーチだった人物が指揮官となってワールドシリーズ進出を目指す。

     監督として戦力を整えることはもちろんのこと、1人の人間としてやらなければいけないことがある。それは昨年9月に発生した大型ハリケーン「マリア」で被害にあった自身の出身地・プエルトリコの支援だ。来週はチームとして実際に現地に赴き、支援物資を届ける予定になっている。災害が発生した時点からメジャーリーグ全体でも義援金をはじめ支援を続けてはいるが、コーラ監督は今後も継続的な支援を呼び掛けている。

     コーラ監督はプエルトリコの主都であるサンフアンから南に約26キロ離れたカグアスの出身だ。この都市はプエルトリコで5番目に多い場所と言われている。今回のプエルトリコの支援でも彼の故郷に立ち寄る予定になっている。今でもプエルトリコでは場所によってライフラインが回復していないところもあり、食糧や水、救急箱や懐中電灯など約10キロにもなる支援物資を届ける。

     監督をしながらも常に故郷のことを想っているコーラ監督。支援継続はもちろんのこと、本業である指揮官としてレッドソックスを優勝に導くことが人々を勇気づけるきっかけになるはずだ。


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      1月22日 ハンリー・ラミレス「俺たちはチャンピオンになれる」

      1月22日 レッドソックス マルティネスに5年1億2500万ドルを提示か

      1月19日 さらなる成長を目指すレッドソックス・ベニンテンディ

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      1月17日 異例の移籍市場にも動揺を見せないドンブロウスキー 

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      1月8日 レッドソックスも狙うJ.D.マルティネスの獲得

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      1月4日 レッドソックスがJ.D.マルティネスに5年契約をオファーか

  • 23歳の有望株・ファウラーが目指すアスレチックスデビュー

    2018.1.27 15:00 Saturday

     新しいシーズンを目前に控え、選手達には様々な思いがある。大活躍した者は昨年以上の成績を目指したり、故障で不本意なシーズンを送った者は巻き返しに燃えている。そんな中でアスレチックスのダスティン・ファウワーも新天地でのデビューを心待ちにしている。

     23歳の中堅手であるファウラーは昨年途中までヤンキースに所属し、チームの有望選手の1人として活躍が期待されていた。日本時間6月30日のホワイトソックス戦では「6番・右翼」として念願のメジャーデビューを飾るも守備で故障し途中交代となった。その後はソニー・グレイとのトレードでアスレチックスに移籍。しかし、故障の影響で試合に出ることができずシーズンを終えた。3Aでは70試合で打率.293 13本塁打 43打点の成績を残している。

     ファウラーが目指すのは新天地でのデビューだ。本人はチームについて「よいチームだと思うよ。ドラフトで指名されたときの同期もいるし、一緒にプレーできることが楽しみだよ」とコメントを残している。現在の体の状態は85%としながらもキャンプに向けて着々と準備を進めている。彼の武器はスピードであり、2015年には30盗塁、その翌年には25盗塁を記録している。

     現時点でファウラーは日本時間2月27日に行われるホワイトソックスとのエキシビジョンゲームに出場することが決まっている。果たして今季はレギュラーシーズンで念願のアスレチックスデビューはなるだろうか。23歳のスピードスターがチームの新たな顔になれるかどうか注目される。


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  • 引退したオルティスがテレビ番組を通じて就職活動開始

    2018.1.27 14:00 Saturday

     オフは移籍や年俸、慈善活動など様々な話題がある。ファンにとっては現役選手だけではなく、引退した選手も何をやっているのかが気になるところだ。一昨年限りで引退したデービッド・オルティスはなんと自身のニックネームをタイトルにした番組をスタートさせることになった。

     その番組の名前は「BIG PAPI NEEDS A JOB」。その名の通り、オルティスが新しいことに挑戦していく番組でMLB.comの動画紹介コーナー「Cut4」ではその様子が紹介されており、オルティスが試行錯誤を繰り返しながら楽器を演奏する姿がある。

     現役引退後はのんびりと生活していたオルティスだったが何もしない姿にしびれを切らした家族の様子をみて、就職活動を始めることになった。それが今回の番組であり、今後は音楽のほかにも料理人や警察官といった他業種にも挑戦する予定だ。

     野球選手としてはワールドシリーズMVPや本塁打王など数多くのタイトルを獲得して球界を代表する打者として栄光の日々を過ごしていたオルティス。果たして第2の就職先でも成績を残すことができるか、野球ファンのみならず多くの人々が注目している。

  • 今季のナショナルズのキープレーヤーはイートンか

    2018.1.27 13:00 Saturday

     ナ・リーグ東地区3連覇に向けて今オフのナショナルズは着々と戦力を整えている。既にマット・アダムズやハウィー・ケンドリック、ブランドン・キンツラーと契約を済ませ、次はアダム・イートンの復帰に期待を寄せている。

     イートンは昨年、ホワイトソックスから移籍するもシーズン開幕当初に左膝を痛めて故障者リスト(DL)入り。そのままシーズンが終了してしまい、試合出場は4月のみで成績は23試合で打率.297 2本塁打 13打点と不本意な成績に終わった。11月にはDLから外れ、新たなシーズンに向けてトレーニングを続けている。

     ナショナルズは昨年の開幕当初から打線が絶好調で4月はメジャー全体1位となる170得点を記録した。また、1試合の平均得点は脅威の6.80を誇り、ヤンキースの5.57を上回っている。このように打線に活気を与えたのはイートンとされておりプレーは故障の影響で4月のみに終わったものの、シーズン最後まで打線の一角を担っていた場合はさらに強力打線を形成していただろう。

     ナショナルズがイートンを獲得した理由の1つとしてはチームへの勝利貢献度を表す「WAR」の高さが挙げられる。ホワイトソックス時代の2016年には球界全体の外野手の中で4位となる6.2の数値を誇った。当時は157試合に出場して打率.284 14本塁打 9打点の成績を残し、打撃面での成長を印象づけた。ナショナルズに移籍しリーグが変わったとはいえ、4月の打率が.297と好スタートを切っていたことからフル出場すればキャリアハイの成績を残す可能性があった。

     チームのマイク・リゾーGMは「今オフはアダムズやケンドリック、キンツラーと契約を交わした。イートンが復帰こそがナショナルズにとって大きな補強になる」とコメント。巻き返しに燃えるイートンに注目している。

     果たしてイートンはリゾーGMの期待に応えることができるのか、チームのカギはこの男が握っている。


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  • ロイヤルズがレギュラー遊撃手のエスコバーと再契約へ

    2018.1.27 12:00 Saturday

     2015年以来のワールドシリーズを目指すロイヤルズにとって守備の要の1つである遊撃のポジションを固めなければならない。そんな中、FAとなっていた遊撃手のアルシデス・エスコバーと再契約する見込みとなった。

     31歳のエスコバーは昨年、遊撃のレギュラーとして2年連続となる全162試合に出場した。しかし、近年と比べると打撃成績が下降し打率.250 6本塁打 54打点と不本意な結果に終わった。また、盗塁数も以前は20から30は記録していたが、昨年はわずかに「4」のみだった。今オフは7年契約が満了したことでFAとなっていた。

     契約については「ESPN」のバスター・オルニー記者は「ロイヤルズはエスコバーと1年250万ドルで再契約をした」とレポートしている。

     エスコバーの魅力はロイヤルズ7年間で3度、全試合に出場したタフネスさにある。チームのデイトン・ムーアGMは「彼はバックアップとしてチームに戻ってくることはない。全試合に出場した実績があるようにこれからも遊撃のレギュラーとして活躍してくれるだろう」と期待を寄せている。エスコバーがFAになっている時期にはラウル・モンデシーをレギュラーにする案があったが、エスコバーの残留によってロレンゾ・ケインが抜けた中堅を守る見込みだ。それでもチームの計画ではモンデシーの成長のために3Aスタートで試合経験を積ませるというが、現時点では明確な戦略が決まっていない。

     2015年にゴールドグラブ賞に輝いたエスコバーの帰還によってウィット・メリーフィールドとの二遊間コンビが復活することになる。チーム屈指の名手は今季、打撃復活にも期待がかかる。果たして再びワールドチャンピオンになれるかどうか彼のプレーに注目だ。


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  • 主力選手を次々に放出 マーリンズの再建は成功するのか

    2018.1.26 18:30 Friday

     日本時間1月26日にクリスチャン・イェリッチのトレードが成立し、マーリンズは今オフのうちに昨季のレギュラー野手8人のうち4人をトレードで放出したことになった。彼らの対価として若手有望株を手に入れたマーリンズだが、この大胆なチーム再建は成功するのだろうか。

     まず、MLB公式サイトに掲載されている球団別プロスペクト・ランキングTOP30を見てみよう。チーム内で上位の有望株と言えるTOP10のうち、マーリンズ生え抜きの選手は3人だけ。1位のルイス・ブリンソン、2位のモンテ・ハリソン、9位のイサン・ディアスは今回のイェリッチとのトレードで獲得した選手であり、3位のサンディ・アルカンタラと7位のマグネウリス・シエラはマーセル・オズーナとのトレードでカージナルスから移籍。4位のジョエル・グスマンはジャンカルロ・スタントンのトレード、10位のニック・ニーダートはディー・ゴードンのトレードでマーリンズに加わった。

     要するに、現在のマーリンズのマイナー組織は主力選手を放出して得た対価で成り立っている状態なのである。TOP10にランクインしている生え抜き選手のうち、5位のトレバー・ロジャースは昨年のドラフト全体13位、6位のブラクストン・ギャレットは一昨年のドラフト全体7位で指名した選手であり、ドラフト指名時の評価が持ち越されてこの位置に名を連ねているに過ぎない。マーリンズが発掘して育て上げた有望株はTOP10圏内にほぼ見当たらないのだ。

     これはマーリンズの将来に不安を抱かせる事実であると言っても過言ではない。いくら主力選手を放出して有望株をかき集めたところで、その素材をモノにする環境が球団内に整っていないからだ。ただし、スタントンやオズーナ、イェリッチはマーリンズと契約してプロ野球選手になり、マーリンズに育てられてスター選手へと成長していった。素材が良ければ環境は関係ないという見方もできるかもしれないが、マーリンズがスター選手を育て上げたという事実があることは揺るがない。一連のトレードで獲得した有望株たちを彼らのように育て上げることができるかが、再建の成否を分けることになるだろう。

     年俸総額の大幅な削減に成功したデレク・ジーターは今後、魅力的なチームを作り上げていくために有望株の育成に力を入れるはず。有望株をかき集めたところで満足せず、彼らをしっかり育て上げることができれば、マーリンズには明るい未来が待っているはずだ。


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  • メジャー昇格に向けて準備を整える剛腕・コペック

    2018.1.26 17:30 Friday

     ホワイトソックスのファンがメジャー昇格を待ち続けている投手がいる。時速100マイル超の速球を武器とする21歳の剛腕、マイケル・コペックだ。コペックは「メジャー昇格の時期は自分でコントロールできない」としつつも、いつそのときが訪れてもいいように準備を進めている。

     現在、多くのホワイトソックス・ファンが気になっているのが「コペックはいつメジャーに昇格してくるのか」ということである。クリス・セールとのトレードでヨアン・モンカダらとともにホワイトソックスに加入した昨季、コペックはAA級で22試合に先発して8勝7敗、防御率2.87、奪三振率11.69をマークし、AAA級でも3先発で防御率3.00と結果を残した。常時90マイル台後半の速球を投げ込むこの右腕に対する期待は非常に大きく、ファンはメジャー昇格のときを待ち続けているのだ。

     この質問をコペックは「リック・ハーンGMに聞いてくれ」と上手くかわした。「僕が決めることではないからね」というのがその理由だ。「僕は自分がコントロールできることをやるだけだよ。神に与えてもらった能力を最大限に生かして、良いピッチングをするだけさ」と語るコペックにはメジャー昇格を焦る様子は全く見られない。

     速球に対して高い評価を得ているコペックは現在、チェンジアップの向上に取り組んでいる。「ブルペンで投球練習をするたびに、より多くのストライクを投げられるようになっている。チェンジアップをどんなカウントでも投げられるようにすることが、この春の目標だよ」とコペック。最高級の速球にチェンジアップが加われば、もはや打者はお手上げだろう。

     昨季のマイナーでの与四球率は4.35と制球面にも課題を抱えるコペック。その点は本人もしっかり自覚しており、「俺はここでプレイすべきだとか、俺はこのレベルに相応しいだとか、そういうことを言うつもりはない。僕はまだ何も成し遂げていないのだから」と謙虚な姿勢を崩さない。そんなコペックは、メジャー昇格に備えて心身ともに万全の状態を整えようと準備を進めている。「震えたり、緊張したり、圧倒されたりしたくないんだ。しっかり準備をして、実力を発揮できるようにしておきたい」と語るコペックの活躍をメジャーの舞台で目撃する日は、今季中に必ずやってくるはずだ。


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  • 44歳右腕・コローンが故郷のドミニカ共和国で投球を披露

    2018.1.26 16:15 Friday

     オフシーズンでは毎年のようにFA選手の去就が注目される。それでもいつ契約がまとまるかどうかは不明で実績を残した選手でも長期間待つことになる。もちろんそれには年齢関係なく、ベテラン投手にとっても耐え時だ。ツインズからFAとなっているバートロ・コローンも「その時」を待っている。

     44歳のコローンは昨年、ブレーブスで開幕を迎えるも成績が振るわず、夏場に退団が決まった。その後はツインズとマイナー契約を結び、すぐにメジャー復帰を果たすと5勝6敗 防御率5.18の成績を残した。シーズン通算では28試合に登板して7勝14敗 防御率6.48だった。ちなみに日本時間8月5日のレンジャーズ戦では9回4失点で完投勝利を飾っている。

     シーズン終了後にFAになったが、現時点で一昨年まで所属していたメッツがコローンとのマイナー契約を検討しているという話がある。本人も「戻ることができるなら戻りたい」とコメントを残し、現役続行に向けて意気込んでいる。しかし、まだ正式発表はされていないため待つしかない状態になっている。

     現在のコローンは故郷のドミニカ共和国に帰り、投球練習を行っている。「MLB.com」の動画コーナー「Cut4」でその様子が公開されており、そこにはドミニカの球場でストライク投球を披露するコローンの姿がある。その動画の中で驚くべきことに捕手のミットがまったく動かないのだ。その動画を通じて44歳になっても制球力は健在でまだまだプレーできることをアピールしているかのようにもみえる。

     果たしてコローンの今季の所属先は無事に決まるだろうか。あと6勝に迫ったラテンアメリカ出身選手の通算勝利数「245」の更新が現役を続けるモチベーションの1つになっていることだろう。

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