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  • 先発左腕・スマイリーがジャイアンツへ 1年400万ドルとの報道

    2020.1.17 12:45 Friday

     日本時間1月17日、ジャイアンツはフリーエージェントの先発左腕、ドリュー・スマイリーと1年契約を結んだことを発表した。ジ・アスレチックのアンドリュー・バガーリーによると、スマイリーに保証されている金額は400万ドルだという。なお、スマイリーの加入に伴い、ロースターの枠を空けるために右腕のトレバー・オークスがDFAとなっている。

     左腕が極端に少なく右腕偏重となっているジャイアンツの先発ローテーションに通算35勝の30歳左腕が加わった。バガーリーによると、スマイリーは開幕ロースター入りするかどうかにかかわらず、130日間アクティブロースター入りすれば25万ドルのボーナスを手にすることができるようだ。また、先発登板数に応じた最大300万ドルの出来高も設定されている。さらに、リリーフに回った場合の出来高も用意されており、登板試合数や完了試合数に応じて最大100万ドルを獲得できる。

     2017年のワールド・ベースボール・クラシック後に左肘を痛めてトミー・ジョン手術を受けたスマイリーは、2年間メジャーでの登板がなく、昨季ようやくメジャー復帰。レンジャーズでは13試合(うち9先発)で1勝5敗、1セーブ、防御率8.42に終わり、6月下旬に解雇されたものの、その後加入したフィリーズでは12先発で3勝2敗、防御率4.45とまずまずの働きを見せた。レイズ時代の2016年は175回1/3を投げて自身唯一の規定投球回到達を達成し、タイガースとレイズでプレイした2014年は153イニングで防御率3.24の好成績を残している。

     ジャイアンツの先発ローテーション候補はジョニー・クエイト、ジェフ・サマージャ、ケビン・ゴースマン、タイラー・ビーディ、ローガン・ウェブ、デレック・ロドリゲスと右腕ばかりで、左腕はスマイリーとタイラー・アンダーソンくらい。貴重な先発左腕として開幕ローテーションに名を連ねる可能性は高そうだ。

  • ブレーブスがエチャバリアと1年100万ドルで再契約

    2020.1.17 12:15 Friday

     日本時間1月17日、ブレーブスは自軍からフリーエージェントとなった内野手、アデイニー・エチャバリアと1年100万ドルで再契約を結んだことを発表した。ブレーブスは控えの遊撃手を必要としており、本職の遊撃のほか、二塁と三塁も守れるエチャバリアは、遊撃をメインとした内野のユーティリティとしてチームに最適の存在と言えそうだ。

     現在30歳のエチャバリアは、昨季メッツで60試合に出場して打率.204、5本塁打、OPS.611に終わり、8月中旬に解雇。しかし、その直後にブレーブスに加入すると、24試合で打率.328、4本塁打、OPS1.039という見事な活躍を見せ、それが今回の再契約につながった。シーズン通算では84試合で打率.241、9本塁打、OPS.742となり、9本塁打はメジャー8年目で自己最多の数字である。

     ブレーブスはジョシュ・ドナルドソンとの再契約に失敗し、正三塁手が不在となっている。現時点ではヨハン・カマルゴとオースティン・ライリーを併用して三塁のポジションを賄う予定だが、エチャバリアが昨季途中に加入したあとの打棒を維持できるのであれば、レギュラー奪取のチャンスもありそうだ。また、ブレーブスはノンテンダーFAとしたチャーリー・カルバーソンとマイナー契約を結んでおり、内外野兼用のユーティリティ・プレイヤーであるカルバーソンも正三塁手争いに加わることになるだろう。

     なお、ブレーブスは現在、40人枠に空きが1つあるため、自軍の選手を失うことなく戦力補強を行うことが可能となっている。ドナルドソンの流出で空席となった四番の穴を埋めるべく、ニコラス・カステヤーノスやマーセル・オズーナといった強打の外野手の獲得に乗り出す可能性が取り沙汰されており、今後の動向に注目が集まっている。トレードでノーラン・アレナード(ロッキーズ)、クリス・ブライアント(カブス)、カイル・シーガー(マリナーズ)といった三塁手の獲得を目指す可能性もありそうだ。

  • アストロズがスプリンガーとの調停回避 今季年俸2100万ドル

    2020.1.17 11:30 Friday

     日本時間1月17日、アストロズはジョージ・スプリンガーとの年俸調停を回避し、2020年シーズンの契約を結んだことを発表した。関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、スプリンガーの今季の年俸は2100万ドルで、さらに受賞アウォードに応じたボーナスが盛り込まれているようだ。

     調停回避での契約合意に達する前、アストロズは年俸1750万ドルを提示し、スプリンガーは年俸2250万ドルを希望していた。500万ドルのギャップは、年俸調停の権利を持ち、なおかつ今季の契約がまだ成立していない選手のなかで最大となっていたが、中間点となる2000万ドルに100万ドルを上乗せした2100万ドルで合意し、調停回避に至った。

     昨季のスプリンガーは、左ハムストリングを痛めた影響で122試合にしか出場できなかったものの、いずれも自己ベストとなる打率.292、39本塁打、OPS.974をマーク。データサイト「Baseball Reference」が算出するWARでも自己ベストの6.2を記録した。3年連続でオールスター・ゲームに選出され、2017年以来2年ぶりとなるシルバースラッガー賞も受賞。MVP投票で得票したのも2017年以来2年ぶり2度目だった(2017年13位、2019年7位)。

     なお、MLB公式サイトのサラ・ラングスによると、年俸2100万ドルは年俸調停期間の選手としては史上5番目の金額であるという。トップ10は以下の通り。

    1位 ムーキー・ベッツ:2700万ドル(2020年)
    2位 ノーラン・アレナード:2600万ドル(2019年)
    3位 ジョシュ・ドナルドソン:2300万ドル(2018年)
    4位 ブライス・ハーパー:2162万5000ドル(2018年)
    5位 ジョージ・スプリンガー:2100万ドル(2020年)
    6位 ムーキー・ベッツ:2000万ドル(2019年)
    7位 デービッド・プライス:1975万ドル(2015年)
    8位 アンソニー・レンドン:1880万ドル(2019年)
    9位 クリス・ブライアント:1860万ドル(2020年)
    10位 フランシスコ・リンドーア:1750万ドル(2020年)
    10位 トレバー・バウアー:1750万ドル(2020年)

  • 「大谷は今季どのくらい投げる?」 番記者がファンの質問に回答

    2020.1.17 11:10 Friday

     日本時間1月17日、MLB公式サイトでエンゼルスの番記者を務めるレット・ボーリンガーはファンから寄せられた質問に回答する記事を公開。そのなかで「大谷翔平は今季どのくらいのイニングを投げるだろうか」という質問をトップで扱い、自身の見解を示した。

     ボーリンガーによると、大谷の投手としてのトミー・ジョン手術からのリハビリは、9月に受けた左膝の手術の影響により当初の予定より遅れたものの、12月中旬に無事終了。エンゼルスは大谷の今季の仕事量をまだハッキリと決めていないものの、決定の日は近付いている、としている。

     大谷はメジャー1年目のように、週に1度のペースで登板することが予想されているが、開幕ローテーションに加わることができるかどうかは現時点では不透明である。トミー・ジョン手術からの復帰初年度ということもあり、エンゼルスが大谷の投手としての仕事量に多少の制限をかける可能性もあるという。左膝の手術によりリハビリ完了が遅れたため、エンゼルスは大谷の右肘の状態に関する最終的な報告をまだ医者から受けておらず、それが今季の起用法がハッキリしない理由の1つとなっているようだ。

     ビリー・エプラーGMは、医者とのさらなる話し合いを経て、1月後半までにはより多くの情報が得られる見込みであることを明らかにしており、早ければ来週にも大谷について最新の情報が公開される可能性がある。それによって、今季の大谷の起用法が見えてくるかもしれない。

     今季のエンゼルスは、アンドリュー・ヒーニーとグリフィン・キャニングに新加入のフリオ・テーランとディラン・バンディを加えた4人の先発ローテーション入りはほぼ確定。週に1度のペースで登板する大谷は先発6番手と位置付けられ、先発5番手の座をパトリック・サンドバル、マット・アンドリース、ホゼ・スアレス、ハイメ・バリア、ディロン・ピータースらが争うことになる。また、昨季23セーブのハンセル・ロブレスが今季も引き続きクローザーを務める予定となっている。

  • メッツがベルトラン新監督を解任 アストロズのサイン盗みに関与

    2020.1.17 10:40 Friday

     日本時間1月17日、メッツは「双方が合意したうえで」カルロス・ベルトラン新監督を解任したことを発表した。ベルトランは今オフ、ミッキー・キャラウェイに代わってメッツの新監督に就任したばかりだったが、3ヶ月足らずのうちに解任される異例の事態となった。アストロズの不正なサイン盗みに関する報告書のなかで、ベルトランは選手としては唯一、名前を挙げられていた。

     ベルトランは発表した声明文のなかで「私に(監督を務める)機会を与えてくれたことにとても感謝している。しかし、これ(=自身が監督を退くこと)がチームにとってベストであるということで合意に達した」とコメント。「球界に関わってきた20年間、私はリーダーであることに誇りを持ち、物事を正しい方法で行ってきたが、今回はそれができなかった。チームのベテラン選手として、今回の問題の重大さを認識すべきだった。自分が取った行動を本当に後悔している」と反省の弁を述べた。

     サイン盗み疑惑に関するメジャーリーグ機構の調査の結果、アストロズのジェフ・ルーノウGMとAJ・ヒンチ監督に1年間の職務停止処分が科され、アストロズは両者をただちに解任。2017年にアストロズでベンチコーチとしてサイン盗みに関与していたことを指摘されたレッドソックスのアレックス・コーラ監督も解任された。当時の所属選手への処分は科されていなかったものの、ベルトランは報告書のなかで「サイン盗みの計画を知りながらも、自身や他の選手に(サイン盗みを)やめさせようとしなかった人物」と言及され、メッツはこのままチームの指揮を執らせるのに相応しくない存在であると判断したようだ。

     なお、1試合も指揮を執らずに監督の座を退いたのはベルトランが初めてではない。2004年11月、ダイヤモンドバックスはウォーリー・バックマンを新監督に任命したものの、破産歴や逮捕歴が発覚してわずか4日後に解任。MLB公式サイトは「ベルトランは監督として(バックマンよりも)長い期間を過ごした」と紹介している。

  • アレナード獲得の対価は? 3球団の番記者が予想

    2020.1.16 14:30 Thursday

     ノーラン・アレナード(ロッキーズ)のトレードについて、MLB公式サイトではマイク・ペトリエロがロッキーズのジェフ・ブリディッチGM、レンジャーズ番記者のT.R.サリバン、カージナルス番記者のアンネ・ロジャース、ブレーブス番記者のマーク・ボーマンがそれぞれ各球団のGMになりきってアレナード獲得に差し出す対価を選定。それを踏まえてペトリエロがどの球団とのトレードが成立するかを予想した。

     レンジャーズは「MLB Pipeline」が公開している球団別プロスペクト・ランキング上位30人のうち、1位のジョシュ・ユング(三塁手)、3位のハンス・クラウス(右腕)、4位のコール・ウィン(右腕)を「アンタッチャブル」な存在と位置付けている。それを踏まえ、サリバンは同ランキング2位のサム・ハフ(捕手)や昨季メジャーデビューを果たして33試合でOPS.884の活躍を見せたニック・ソラック(二塁手)を含む以下の6人とのトレードを提案している。

    ニック・ソラック(二塁手)★:14位
    サム・ハフ(捕手):2位
    ジョナサン・ヘルナンデス(右腕)★:13位
    レオディ・タベラス(中堅手):5位
    コルビー・アラード(左腕)★
    ロナルド・グスマン(一塁手)★

    ★はメジャー経験者を表す
    「MLB Pipeline」の球団別プロスペクト・ランキング上位30人に含まれる選手は順位を明記

     カージナルスはエースに成長したジャック・フラハティ(右腕)と「MLB Pipeline」の球団別プロスペクト・ランキングで1位のディラン・カールソン(外野手)の放出には応じないと見られており、若手メジャーリーガーとプロスペクトのコンビネーションでアレナードの獲得を目指す。ロジャースは昨季ルーキーながら16勝を挙げたダコタ・ハドソン(右腕)やレイズから獲得したばかりのマシュー・リベラトーレ(左腕)を含む以下の4人とのトレードを提案している。

    アンドリュー・キズナー(捕手)★:4位
    ハリソン・ベイダー(中堅手)★
    ダコタ・ハドソン(右腕)★
    マシュー・リベラトーレ(左腕):3位

     ブレーブスは球界でも有数のマイナー組織を抱えており、プロスペクトを放出する決断さえできれば、ロッキーズを満足させるだけの対価を用意することは十分に可能である。特にエース級の投手へ成長する可能性を秘めたプロスペクトを用意できる点は大きな強みと言えるだろう。ボーマンは「MLB Pipeline」の球団別プロスペクト・ランキングで3位のイアン・アンダーソン(右腕)を含む以下の4人とのトレードを提案している。

    ドリュー・ウォータース(外野手):2位
    イアン・アンダーソン(右腕):3位
    エンダー・インシアーテ(中堅手)★
    ジャシール・デラクルス(右腕):14位

     番記者3人からの提案を踏まえ、ロッキーズのブリディッチGM役を務めたペトリエロは「どのオファーも強力である」としつつも、ブレーブスとのトレード成立を選択。エース級の才能を秘めたアンダーソンの存在を決め手に挙げている。ロッキーズは投手、捕手、中堅手を必要としており、番記者3人の提案はこのニーズに沿ったものとなっている。実際にこのニーズを満たす対価を用意できるかどうかがトレード成立に向けてのポイントの1つとなりそうだ。

  • FA市場に残る各ポジションのベスト選手 MLB公式サイトが選出

    2020.1.16 13:45 Thursday

     ニコラス・カステヤーノスやマーセル・オズーナなど、まだフリーエージェント市場には有力選手が残っているものの、ジョシュ・ドナルドソンがツインズとの契約合意に達し、今オフのフリーエージェント戦線はひと段落した感がある。MLB公式サイトでは、リチャード・ジャスティスがフリーエージェント市場に残る各ポジションのベスト選手を選出。次に契約を決めるのは、いったいどの選手になるだろうか(成績は2019年レギュラーシーズンのもの。年齢は2020年レギュラーシーズン開幕時点)。

    【捕手】
    ジョナサン・ルクロイ(33歳)
    101試合 打率.232 8本塁打 OPS.660

    次点:ラッセル・マーティン(37歳)
    83試合 打率.220 6本塁打 OPS.667

    【一塁手】
    ライアン・ジマーマン(35歳)
    52試合 打率.257 6本塁打 OPS.736

    次点:ミッチ・モアランド(34歳)
    91試合 打率.252 19本塁打 OPS.835

    【二塁手】
    ウィルマー・フローレス(28歳)
    89試合 打率.317 9本塁打 OPS.848

    次点:ブロック・ホルト(31歳)
    87試合 打率.297 3本塁打 OPS.771

    【三塁手】
    マット・ダフィー(29歳)
    46試合 打率.252 1本塁打 OPS.670

    次点:パブロ・サンドバル(33歳)
    108試合 打率.268 14本塁打 OPS.820

    【遊撃手】
    アデイニー・エチャバリア(30歳)
    84試合 打率.241 9本塁打 OPS.742

    次点:ゴードン・ベッカム(33歳)
    83試合 打率.215 6本塁打 OPS.643

    【左翼手】
    マーセル・オズーナ(29歳)
    130試合 打率.241 29本塁打 OPS.800

    次点:アレックス・ゴードン(36歳)
    150試合 打率.266 13本塁打 OPS.741

    【中堅手】
    ケビン・ピラー(31歳)
    161試合 打率.259 21本塁打 OPS.719

    次点:ビリー・ハミルトン(29歳)
    119試合 打率.218 0本塁打 OPS.564

    【右翼手】
    ニコラス・カステヤーノス(28歳)
    151試合 打率.289 27本塁打 OPS.863

    次点:ヤシエル・プイーグ(29歳)
    149試合 打率.267 24本塁打 OPS.785

    【指名打者】
    ハンター・ペンス(36歳)
    83試合 打率.297 18本塁打 OPS.910

    次点:ケンドリス・モラレス(36歳)
    53試合 打率.194 2本塁打 OPS.566

    【先発投手】
    ドリュー・スマイリー(30歳)
    25試合(21先発) 4勝7敗1セーブ 防御率6.24

    次点:アンドリュー・キャッシュナー(33歳)
    42試合(23先発) 11勝8敗1セーブ 防御率4.68

    【救援投手】
    ブランドン・キンツラー(35歳)
    62試合 3勝3敗1セーブ 17ホールド 防御率2.68

    次点:ペドロ・ストロップ(34歳)
    50試合 2勝5敗10セーブ 6ホールド 防御率4.97

  • トレード放出が噂されたRソックス・ベッツは残留濃厚に

    2020.1.16 13:15 Thursday

     今オフ、レッドソックスの年俸総額削減の方針によってトレードで放出される可能性が取り沙汰されていたムーキー・ベッツだが、トレード交渉が進展する気配はなく、レッドソックスの一員として今季の開幕を迎えることが確実となった。チーフ・ベースボール・オフィサーのチェイム・ブルームは「チームを改善できる見込みがないならトレードはしない。それはムーキーの場合も同じだ」と語り、年俸総額削減の目標を達成するだけのためにベッツを放出する可能性を否定した。

     今オフのレッドソックスは、ぜいたく税の税率をリセットすることを目指し、今季の年俸総額をぜいたく税の対象とならない2億800万ドル以内に抑えることを目標としてきた。しかし、ここまで年俸総額を削減する有効な手を打つことはできておらず、目標達成のためには依然として2000万ドル前後を削減しなければならない。今季の年俸が2700万ドルに決定したベッツをトレードで放出できれば目標達成に大きく前進するものの、ブルームは目標達成だけのためのトレードを敢行することを否定。「今季の優勝争いはもちろん、今後10年にわたるチーム力の向上につながらないのであればトレードはしない」と断言した。

     サム・ケネディ球団社長は「ムーキーはMVPクラスの素晴らしい選手だ。彼がチームにいてくれるのは本当に嬉しいよ。できることなら長期にわたって彼を保有したい」とベッツを絶賛。しかし、ベッツは今季終了後にフリーエージェント市場に打って出る意向を明確にしており、ケネディは「彼は素晴らしいチームメイトであり、素晴らしい人物であり、素晴らしい野球選手だ。これ以上のことは言えない」と慎重に言葉を選んだ。

     レッドソックスは年俸総額削減の目標を達成するためにデービッド・プライスやジャッキー・ブラッドリーJr.の放出に動く可能性もあるが、今季の優勝争いに加わることを重視する姿勢も見せている。ケネディは「昨季は84勝に終わったけど、我々はその数字よりも良いチームだと思う」と話しており、ぜいたく税に目をつぶって戦力を維持したまま、今季の開幕を迎える可能性が高まりつつある。

  • コーラ解任のRソックス 元主将・バリテックらが新監督候補に

    2020.1.16 12:35 Thursday

     スプリング・トレーニング開始がおよそ1ヶ月後に迫るなか、アストロズの不正なサイン盗みに関する報告書で関与が指摘されたアレックス・コーラ監督を解任したレッドソックスに新監督決定の時間はあまり残されていない。MLB公式サイトでレッドソックスの番記者を務めるイアン・ブラウンは、コーラに代わる新監督の候補として元主将のジェイソン・バリテックなど10人の名前を紹介している。

     レッドソックスは2018年シーズン中にサイン盗みのために不正にビデオルームを使用した疑いがあり、メジャーリーグ機構は現在、その疑惑についての調査を進めている。アストロズの不正なサイン盗みに関与したことが指摘されているコーラへの処分は、レッドソックスのサイン盗み疑惑に関する調査が完了したあとに科される予定だが、アストロズのジェフ・ルーノウGMとAJ・ヒンチ監督が1年間の職務停止処分を受けたように厳罰が見込まれるため、レッドソックスは先手を打ってコーラを解任。チーフ・ベースボール・オフィサーのチェイム・ブルームは新監督探しに着手した。

     ブラウンは内部昇格の候補者として4人の名前を挙げている。コーラの下で2年間ベンチコーチを務めたロン・レネキーはブリュワーズでの監督経験もあり、有力な候補と言えるだろう。チームの主将として2度のワールドシリーズ制覇に貢献した名捕手のバリテックは現在、野球部門社長の特別補佐という肩書きで球団に在籍しており、将来的な監督候補と目されている。そのほか、三塁ベースコーチのカルロス・フェブレス、AAA級ポータケット監督のビリー・マクミロンも候補となりそうだ。

     球団外部からは6人の名前が紹介されている。レイズのベンチコーチを務めるマット・クアトラーロ、ドジャースの三塁ベースコーチを務めるディノ・イーベル、ホワイトソックスのベンチコーチを務めるジョー・マクユーイング、アスレチックスのクオリティコントロールコーチを務めるマーク・コッツェイ、現在はテレビ解説者として活躍しているエドゥアルド・ペレス、メッツのベンチコーチに就任したばかりのヘンスリー・ミューレンという顔ぶれだ。なかでもブラウンはクアトラーロを注目の存在として挙げているが、球団内外からの評価が高いクアトラーロをレイズは簡単には手放さないだろう。

  • ア・リーグ最強打線は? MLB公式サイトがトップ4を選出

    2020.1.16 12:10 Thursday

     昨季のアメリカン・リーグではツインズとヤンキースの2球団がシーズン300本塁打を達成し、アストロズとレッドソックスを含む合計4球団がシーズン900得点を突破。ツインズがジョシュ・ドナルドソン、マイク・トラウトを擁するエンゼルスがアンソニー・レンドンを獲得し、ホワイトソックスも大型補強を実現させるなど、多くの球団が今オフの補強を通して打線の戦力アップに成功している。MLB公式サイトでは、ポール・カセラがアメリカン・リーグの最強打線を特集し、トップ4を選出。トップ4に選出された球団とその予想ラインナップは以下のようになっている(成績は2019年レギュラーシーズンのもの)。

    1位:ツインズ

    1番 右翼 マックス・ケプラー
    134試合 打率.252 36本塁打 OPS.855

    2番 遊撃 ホルヘ・ポランコ
    153試合 打率.295 22本塁打 OPS.841

    3番 DH ネルソン・クルーズ
    120試合 打率.311 41本塁打 OPS1.031

    4番 三塁 ジョシュ・ドナルドソン
    155試合 打率.259 37本塁打 OPS.900

    5番 左翼 エディ・ロサリオ
    137試合 打率.276 32本塁打 OPS.800

    6番 捕手 ミッチ・ガーバー
    93試合 打率.273 31本塁打 OPS.995

    7番 二塁 ルイス・アラエス
    92試合 打率.334 4本塁打 OPS.838

    8番 一塁 ミゲル・サノー
    105試合 打率.247 34本塁打 OPS.923

    9番 中堅 バイロン・バクストン
    87試合 打率.262 10本塁打 OPS.827

    2位:ヤンキース

    1番 二塁 DJ・レメイヒュー
    145試合 打率.327 26本塁打 OPS.893

    2番 右翼 アーロン・ジャッジ
    102試合 打率.272 27本塁打 OPS.921

    3番 遊撃 グレイバー・トーレス
    144試合 打率.278 38本塁打 OPS.871

    4番 DH ジャンカルロ・スタントン
    18試合 打率.288 3本塁打 OPS.894

    5番 捕手 ゲーリー・サンチェス
    106試合 打率.232 34本塁打 OPS.841

    6番 中堅 ブレット・ガードナー
    141試合 打率.251 28本塁打 OPS.829

    7番 三塁 ジオ・ウルシェラ
    132試合 打率.314 21本塁打 OPS.889

    8番 左翼 マイク・トークマン
    87試合 打率.277 13本塁打 OPS.865

    9番 一塁 ルーク・ボイト
    118試合 打率.263 21本塁打 OPS.842

    3位:アストロズ

    1番 中堅 ジョージ・スプリンガー
    122試合 打率.292 39本塁打 OPS.974

    2番 二塁 ホゼ・アルトゥーベ
    124試合 打率.298 31本塁打 OPS.903

    3番 左翼 マイケル・ブラントリー
    148試合 打率.311 22本塁打 OPS.875

    4番 三塁 アレックス・ブレグマン
    156試合 打率.296 41本塁打 OPS1.015

    5番 一塁 ユリ・グリエル
    144試合 打率.298 31本塁打 OPS.884

    6番 DH ヨルダン・アルバレス
    87試合 打率.313 27本塁打 OPS1.067

    7番 遊撃 カルロス・コレア
    75試合 打率.279 21本塁打 OPS.926

    8番 右翼 ジョシュ・レディック
    141試合 打率.275 14本塁打 OPS.728

    9番 捕手 マーティン・マルドナード
    105試合 打率.213 12本塁打 OPS.671

    4位:レッドソックス

    1番 右翼 ムーキー・ベッツ
    150試合 打率.295 29本塁打 OPS.915

    2番 三塁 ラファエル・デバース
    156試合 打率.311 32本塁打 OPS.916

    3番 遊撃 ザンダー・ボガーツ
    155試合 打率.309 33本塁打 OPS.939

    4番 DH J.D.マルティネス
    146試合 打率.304 36本塁打 OPS.939

    5番 左翼 アンドリュー・ベニンテンディ
    138試合 打率.266 13本塁打 OPS.774

    6番 一塁 マイケル・チェイビス
    95試合 打率.254 18本塁打 OPS.766

    7番 中堅 ジャッキー・ブラッドリーJr.
    147試合 打率.225 21本塁打 OPS.738

    8番 捕手 クリスチャン・バスケス
    138試合 打率.276 23本塁打 OPS.798

    9番 二塁 ホゼ・ペラザ
    141試合 打率.239 6本塁打 OPS.631

  • アストロズが新監督探しを開始 ボウチー、ベイカーらが候補に

    2020.1.16 11:30 Thursday

     不正なサイン盗みに関してメジャーリーグ機構から1年間の職務停止処分を受けたジェフ・ルーノウGMとAJ・ヒンチ監督を解任したアストロズは、ヒンチに代わる新監督探しを開始した。ジム・クレイン・オーナーは、暫定的に監督の役割を担っているジョー・エスパーダ・ベンチコーチのほか、メジャーリーグでの監督経験が豊富なブルース・ボウチー、ダスティ・ベイカー、バック・ショウォルターらを候補として考えているようだ。

     日本時間1月16日、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、クレインの新監督候補のリストのなかにはエスパーダ、ボウチー、ベイカー、ショウォルターの名前が含まれているという。この4人以外にも新監督候補の名前は浮上しており、ヒューストンの「KRIV-TV」はジェフ・バニスター、ウィル・ベナブル、ラウル・イバニェスを新監督候補に挙げている。

     ルーノウとヒンチを解任したアストロズは、彼らに代わるGMと監督の選定が急務となっている。フロリダでスプリング・トレーニングがスタートするまで4週間ほどしか時間が残されておらず、クレインは急ピッチで両ポジションの候補者との面接を進めていくことになりそうだ。関係者によると、アストロズは2月上旬までに新たなGMと監督を決定したいと考えているという。

     また、アストロズは新GMよりも新監督の決定を優先する方針であり、新GMが決定するまでの間は、クレイン自身が野球部門の中心となって運営を行っていくようだ。関係者によると、クレインはルーノウとヒンチを解任したあと、本拠地ミニッツメイド・パークでコーチ陣と面会し、話し合いを行う場を設けたという。

     エスパーダは他球団の監督候補に挙がったことがあり、チーム内の事情を熟知していることからもヒンチの後任に最適な存在と言えるが、スキャンダルを起こしたチームからの内部昇格となれば批判は避けられないだろう。そうした声をシャットアウトするために、ベイカーやショウォルターといった「ベテラン監督」にチームを任せる可能性もあるのではないだろうか。

  • ドナルドソンの契約合意が三塁手市場に与える影響は?

    2020.1.15 15:05 Wednesday

     ノーラン・アレナード(ロッキーズ)のトレード移籍の可能性が取り沙汰されるなか、フリーエージェント市場に残る最後のスター三塁手だったジョシュ・ドナルドソンがツインズと4年契約で合意した。これによりスタークラスの大物三塁手を狙う球団のターゲットはアレナードないしクリス・ブライアント(カブス)に絞られることになった。ドナルドソンが市場から消えたことは、今後の三塁手市場の動向にどのような影響を与えるのだろうか。

     ドナルドソン争奪戦に加わっていた3球団(ツインズ、ブレーブス、ナショナルズ)のうち、ナショナルズはすでにドナルドソン獲得に失敗した場合に備えた補強を行っており、スターリン・カストロやアズドゥルバル・カブレラが加入。ハウィー・ケンドリックや有望株のカーター・キーブームも含め、複数の選手で二塁と三塁の2ポジションを賄う態勢が整っている。今後スタークラスの大物三塁手の獲得を狙う可能性は低そうだ。

     一方、ブレーブスはドナルドソンが残留を希望していたにもかかわらず、ドナルドソンの希望条件に近いオファーを提示せず、引き留めに失敗した。現時点ではオースティン・ライリーとヨハン・カマルゴの併用でドナルドソンの穴を埋めることになると見られるが、攻守両面で見事な活躍を見せたドナルドソンの穴を埋めるのは容易ではない。特に攻撃面では四番打者が不在となっており、複数の有望株を犠牲にしてでもアレナードないしブライアントの獲得を狙うかもしれない。

     また、カージナルスとレンジャーズの2球団もアレナードの獲得に乗り出していることが報じられている。ただし、両球団ともアレナードが2021年シーズン終了後にオプトアウト可能であることを懸念しており、7年2億3400万ドルという巨額の契約を残していること、全球団に対するトレード拒否権をアレナードが有していることなど、トレード成立に向けての障壁は多い。この2球団は強打の外野手(マーセル・オズーナ、ニコラス・カステヤーノス)の獲得も目指しており、それぞれ外野手1名を獲得して補強が打ち止めになる可能性もある。

     なお、ブライアントは意図的にメジャーデビューを遅らされた2015年の扱いをめぐって球団と揉めており、カブスの保有可能期間が残り1年なのか2年なのかハッキリしない状況が続いている。保有可能期間によってトレード市場における価値も変動するため、裁定結果が出るまでトレード交渉が進展することはなさそうだ。

  • エンゼルスがDバックスから便利屋右腕・アンドリースを獲得

    2020.1.15 13:30 Wednesday

     日本時間1月15日、エンゼルスはダイヤモンドバックスとのトレードを成立させ、マイナーリーガーのジェレミー・ビーズリーとの交換でマット・アンドリースを獲得したことを発表した。先発で49試合、リリーフで118試合の登板経験を持つアンドリースだが、ビリー・エプラーGMは先発候補の1人としてキャンプインさせる方針を明言。キャンプとオープン戦でのパフォーマンスを見て、適性を判断することになりそうだ。

     現在30歳のアンドリースは、2015年にレイズでメジャーデビューを果たし、2018年途中にダイヤモンドバックスへ移籍。メジャー5年のキャリアのうち、最初の4年間は少なくとも5試合以上に先発してきたが、昨季は初めてリリーフに専念し、54試合すべてにリリーフで登板して70回2/3を投げ、5勝5敗、1セーブ、4ホールド、防御率4.71、79奪三振をマークした。エンゼルスはアンドリースをあと2年保有可能であり、今季の年俸はすでに139万5000ドルに決定している。

     エンゼルスは今オフ、先発投手陣の補強としてフリーエージェント市場でフリオ・テーラン、トレード市場ではオリオールズからディラン・バンディを獲得した。テーランとバンディのほか、アンドリュー・ヒーニーとグリフィン・キャニングの先発ローテーション入りも当確と見られており、投手として戦列に復帰する大谷翔平も週に1度のペースで先発する予定。今後、有力な先発投手の補強がなければ、アンドリースは先発ローテーションの残り1枠を多くの先発候補と争うことになりそうだ。

     アンドリースとの交換でダイヤモンドバックスへ移籍するビーズリーは24歳の右腕で、2017年ドラフト30巡目(全体895位)指名でエンゼルスに入団。昨季はAA級とAAA級で合計26試合(うち25先発)に登板して122回1/3を投げ、7勝7敗、防御率4.49、115奪三振をマークした。なお、アンドリースの加入に伴い、エンゼルスはロースターの枠を空けるために右腕のルイス・マデーロをDFAとしている。

  • フィリーズが元オールスター外野手のヘレーラをDFAに

    2020.1.15 13:10 Wednesday

     日本時間1月15日、フィリーズはウエーバーでレッズからニック・マルティーニを獲得したことを発表した。それに伴い、ロースターの枠を空けるためにオドゥベル・ヘレーラがDFAとなった。フィリーズの正中堅手として活躍し、2016年にはオールスター・ゲームにも選出されたヘレーラだが、交際相手への傷害容疑による逮捕と出場停止処分を経て、グラウンドに戻ることなく40人枠から外されることになった。

     現在28歳のヘレーラは、2014年オフのルール5ドラフトでフィリーズに加入し、翌2015年に147試合で打率.297、8本塁打、41打点、16盗塁、OPS.762の活躍を見せてレギュラー定着。自己ベストの167安打、25盗塁、OPS.781をマークした2016年にはオールスター・ゲームに選出され、2018年には自己最多の22本塁打、71打点を記録した。しかし、昨季は開幕からの39試合で打率.222、1本塁打、16打点、2盗塁、OPS.629と調子が上がらず、5月には交際相手への傷害容疑で逮捕。これにより順風満帆だったメジャー生活が一気に暗転した。

     メジャーリーグ機構から85試合の出場停止処分を受けている間に、プロスペクト外野手のアダム・ヘイズリーがメジャー昇格を果たし、マリナーズからトレードでジェイ・ブルースも加入。フィリーズにヘレーラの居場所はなくなっていた。さらに今回、控え外野手候補としてマルティーニも加わり、2016年オフに結んだ5年3050万ドルの契約があと2年残っているにもかかわらず、DFAとなって40人枠から姿を消した。

     マット・クレンタックGMは「我々が思い描いていた結果にはならなかった」とヘレーラとの5年契約を振り返った。ただし、「これは野球の戦力的な判断である」としてヘレーラの素行面からくる判断ではないことを強調。2年1950万ドルの契約を残すヘレーラをトレードやウエーバーで獲得する球団は現れないと見られており、ヘレーラは解雇されてフリーエージェントになるか、40人枠から外れたままマイナー降格になる可能性が高い。

     一方、フィリーズに加入するマルティーニは29歳の外野手で、昨季はアスレチックスとパドレスの2球団で合計32試合に出場して打率.226、1本塁打、OPS.653を記録。メジャーデビューを果たした2018年には55試合のみの出場ながら打率.296、出塁率.397、OPS.811の好成績をマークした。

  • カージナルスが外野手を補充 マーリンズからディーン獲得

    2020.1.15 12:35 Wednesday

     日本時間1月15日、カージナルスはマーリンズとのトレードを成立させ、マイナーリーガーのディオウィル・バーゴスとの交換でオースティン・ディーンを獲得したことを発表した。先日のレイズとのトレードで右打ちの外野手を2人(ホゼ・マルティネスとランディ・アロザレーナ)を放出したカージナルスは、同じ右打ちの外野手であるディーンを獲得することで戦力の「補充」に成功した。

     現在26歳のディーンは、2018年にAA級とAAA級の2階級合計で109試合に出場して打率.345、12本塁打、68打点、OPS.922の好成績を残し、マーリンズのマイナー最優秀選手に選出。同年8月にメジャーデビューを果たし、メジャーでは34試合に出場して打率.221、4本塁打、14打点、OPS.642をマークした。昨季はメジャーでの64試合で打率.225、6本塁打、21打点、OPS.665に終わったものの、AAA級では73試合で打率.337、18本塁打、57打点、OPS1.036と前年を上回る大活躍を披露。メジャー定着にあと一歩のところまで来ている選手である。

     今季のカージナルスは、現時点ではハリソン・ベイダーがセンター、デクスター・ファウラーがライトのレギュラーを務める予定であり、ディーンはレーン・トーマス、タイラー・オニール、ジャスティン・ウィリアムス、有望株のディラン・カールソンらとともにレフトのレギュラー争いに加わることになる。内外野を守れるトミー・エドマンもおり、対右腕時にマット・カーペンターが三塁、エドマンがレフト、対左腕時にエドマンが三塁、オニールがレフトに入る布陣を予想するメディアもある。

     一方、マーリンズへ移籍するバーゴスはドミニカ共和国出身の18歳の外野手で、2017年9月にカージナルスと契約。昨季はルーキー級で58試合に出場して打率.316、11本塁打、50打点、OPS.999という成績を残している。

  • ツインズがドナルドソンを獲得 4年9200万ドルとの報道

    2020.1.15 11:50 Wednesday

     日本時間1月15日、関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、ツインズはフリーエージェントのスター三塁手、ジョシュ・ドナルドソンと4年9200万ドルで契約合意に達したようだ。ドナルドソンはブレーブスとの再契約を望んでいることが報じられていたが、ブレーブスは好条件のオファーを提示することに消極的で、最終的には条件面で勝るツインズとの契約を選択したと見られる。

     USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールが今回の契約についての詳細を報じており、ドナルドソンは4年間で8400万ドル(年平均2100万ドル)を得る。5年目となる2024年の契約は年俸1600万ドルの球団オプションまたはバイアウト800万ドルとなっており、ドナルドソンに保証されている金額は8400万ドルとバイアウト800万ドルを合わせた9200万ドルとなる。球団オプションが行使された場合、5年間の総額は1億ドルとなり、ドナルドソンの活躍次第で最大1億400万ドルまで増額される可能性があるという。

     ドナルドソンは昨年12月に34歳の誕生日を迎えており、2024年シーズンには38歳。最初の4年間と比べて球団オプションの金額が低めに抑えられているのは年齢が考慮された結果だろう。総額9200万ドルは33歳以上のフリーエージェント選手が得た契約としては、1998年に当時34歳のケビン・ブラウンがドジャースと7年1億500万ドルで契約したのに次ぐ史上2番目の金額となっている。

     昨季のドナルドソンは故障に泣いた前年からの復活を遂げ、ブレーブスで155試合に出場して打率.259、37本塁打、94打点、OPS.900をマーク。ナショナル・リーグのカムバック賞を受賞した。ツインズの本拠地ターゲット・フィールドでは通算22試合で打率.373、10本塁打、21打点、OPS1.283の好成績を残している。なお、ドナルドソンの加入により、正三塁手のミゲル・サノーは一塁へのコンバートが決定的となっている。

  • Rソックスがコーラ監督の解任を発表 サイン盗みに関与

    2020.1.15 11:30 Wednesday

     日本時間1月15日、レッドソックスは就任1年目の2018年にチームをワールドシリーズ制覇へ導いたアレックス・コーラ監督を解任したことを発表した。コーラはロブ・マンフレッド・コミッショナーによるアストロズのサイン盗み疑惑に関する報告書のなかで11度にわたって名前を挙げられ、不正なサイン盗みへの関与を指摘されていた。今後厳罰を科される可能性が高く、レッドソックスは新監督探しを開始することを早々に決断した。

     コーラはアストロズが不正なサイン盗みを行っていたとされる2017年にベンチコーチを務めており、報告書のなかでは不正を働いた中心人物の1人として名前を挙げられていた。レッドソックスはジョン・ヘンリー・オーナー、トム・ワーナー会長、サム・ケネディ球団社長の連名で声明文を発表し、「アレックスが効果的にチームを前進させていくのは不可能であると判断し、お互いに納得したうえで解任を決断した」と明らかにした。

     アストロズではジェフ・ルーノウGMとAJ・ヒンチ監督が1年間の職務停止処分を受けたあとに解任されており、2017年のワールドシリーズ王者であるアストロズ、2018年のワールドシリーズ王者であるレッドソックスの監督が相次いで解任されることになった。なお、レッドソックスには2018年シーズンにサイン盗みのためにビデオルームを不正使用した疑惑が浮上しており、この件についても調査が進められている。

     今季の年俸総額をぜいたく税の対象とならない2億800万ドル以内に抑えることを目標としながら、年俸総額削減のための効果的な動きをできずにいるレッドソックス。年俸総額削減が最優先のため、必要な戦力補強もままならない状況だが、そんななかで新監督探しを開始しなくてはならなくなった。2018年シーズンの不正なサイン盗みに対する処分次第では、2018年のワールドシリーズ王者はさらなる混乱状態に陥ることになるかもしれない。

  • タイガースが1年150万ドルで先発右腕・ノバを獲得

    2020.1.14 14:15 Tuesday

     日本時間1月14日、タイガースはフリーエージェントの先発右腕、イバン・ノバと1年契約を結んだことを発表した。契約条件は基本給150万ドル+出来高50万ドルであることが報じられている。タイガースは40人枠がフルに埋まっていたため、ノバの枠を空けるために左腕のマット・ホールをDFAとした。

     現在32歳のノバは、昨季ホワイトソックスで34試合に先発して187イニングを投げ、11勝12敗、防御率4.72、114奪三振をマーク。昨季を含めて2ケタ勝利を5度記録しており、メジャー10年のキャリアで通算89勝を挙げている。タイガースは有望な若手投手がメジャー昇格を控えており、ノバには彼らが昇格するまでの「つなぎ役」としての役割が期待される。

     イニングイーターとして確実な働きを期待できるノバは、タイガースにとって貴重な存在と言える。昨季のタイガースは総額925万ドルを投じてタイソン・ロスとマット・ムーアを獲得したものの、故障によって両者ともほとんど戦力にならなかった。そのほかの先発ローテーション候補にもコンディション面に不安のある投手や先発としてフルシーズン投げた経験のある投手が少なく、ノバは左腕のマシュー・ボイドとともに先発ローテーションの中心的存在となるだろう。

     アル・アビラGMは、スプリング・トレーニングまでに7人の先発ローテーション候補を揃えたい意向を明らかにしていた。ボイドとノバのほか、ダニエル・ノリス、スペンサー・ターンブル、ジョーダン・ジマーマン、タイラー・アレクサンダー、ルール5ドラフトで加入したロニー・ガルシアがおり、アビラの目標となる7人の先発ローテーション候補が揃った形となる。

     この7人以外にも、元エースのマイケル・フルマーがシーズン途中にトミー・ジョン手術から復帰予定であり、ケーシー・マイズとマット・マニングの両プロスペクトのほか、かつてのドラフト1巡目指名選手であるボー・バローズとカイル・ファンクハウザーもメジャー昇格を控えている。前半戦の活躍次第では、ノバは7月末のトレード期限までに他球団へ放出されることになるかもしれない。

  • アスレチックスがケンプを獲得 二塁のレギュラー争いへ

    2020.1.14 13:30 Tuesday

     日本時間1月14日、アスレチックスはカブスとのトレードを成立させ、マイナーリーガーのアルフォンソ・リバスとの交換でトニー・ケンプを獲得したことを発表した。ケンプは二塁と外野を守ることのできるユーティリティ・プレイヤーで、レギュラー不在の正二塁手争いに加わることが予想される。また、アスレチックスには右打者が多いため、左打ちのケンプは打線のバランス向上にも貢献しそうだ。

     現在28歳のケンプは、2016年にアストロズでメジャーデビューを果たし、昨季途中にマーティン・マルドナードとのトレードでカブスへ移籍。昨季は2球団合計で自己最多の110試合に出場し、打率.212、8本塁打、29打点、4盗塁、OPS.671をマークした。二塁と外野3ポジションを守ることができ、昨季は二塁で43試合、レフトで20試合、センターで12試合、ライトで3試合に出場。ユーティリティ性が魅力の1つとなっている。

     アスレチックスは今オフ、ジュリクソン・プロファーをトレードでパドレスへ放出したため、正二塁手が不在の状況。今後、レギュラークラスの二塁手の補強がなければ、ケンプはフランクリン・バレート、ホルヘ・マテオ、シェルドン・ニューズらと二塁のレギュラーを争うことになりそうだ。また、ルール5ドラフトで加入したビマエル・マチンはケンプと同じ左打ちのユーティリティ・プレイヤーであり、開幕ロースター争いにおいてケンプの直接的なライバルとなることが予想される。

     ケンプとのトレードでカブスへ移籍するリバスは23歳の一塁手で、2018年のドラフト4巡目(全体113位)指名を受けてアスレチックスに入団。昨季はA+級で114試合、AAA級で8試合、合計122試合に出場して打率.292、9本塁打、60打点、2盗塁、OPS.810をマークした。一塁手としてはやや長打力に欠けるものの、選球眼に優れており、マイナー通算出塁率.390を記録している。

  • MLB機構がサイン盗みの処分を発表 アストロズに厳罰

    2020.1.14 12:20 Tuesday

     日本時間1月14日、メジャーリーグ機構はサイン盗み疑惑に関するアストロズへの処分を発表。ジェフ・ルーノウGMとAJ・ヒンチ監督にはそれぞれ1年間の職務停止処分(無報酬)が科され、現在のメジャーリーグの規則における最高額となる罰金500万ドルのほか、2020年と2021年のドラフトにおける1巡目と2巡目の指名権の剥奪が決定した。これを受け、ジム・クレイン・オーナーはルーノウとヒンチの解任を発表した。

     今回、処分の対象となったのはルーノウとヒンチのみで、オーナーであるクレインや所属選手に処分は科されなかった。メッツの新監督に就任したばかりのカルロス・ベルトランは2017年に選手としてアストロズに在籍しており、サイン盗みに関わっていたことが報じられていたが、処分の対象とはならず。一方、当時のベンチコーチで現在はレッドソックスの監督を務めているアレックス・コーラは、レッドソックスのサイン盗み疑惑の調査が完了したあとに処分を受ける可能性があるようだ。

     解任されたルーノウは声明文のなかで「私は詐欺師ではない。ルールが破られていたことは知らなかった」とコメントし、不正なサイン盗みへの関与を否定。今回のサイン盗みは選手主導によるものであり、ランクの高くない球団職員がベンチコーチ(コーラ)とともに関わっていたと主張した。「知っていれば止めていた」と今回の処分に困惑した様子を見せた。

     一方、同じく解任となったヒンチは「サイン盗みを止められなかったことを大変申し訳なく思っている」とのコメントを発表。ただし、ルーノウと同様に不正なサイン盗みへの関与は否定している。2011年12月にGMに就任したルーノウのもとで再建を進め、2015年から指揮を執ったヒンチのもとで頂点を極めたアストロズだが、その黄金期は思わぬ形で終焉を迎えることになった。

     なお、メジャーリーグ機構は現在、2018年のレッドソックスのサイン盗み疑惑に関する調査を進めている。不正なサイン盗みという一大スキャンダルが解決するまでにはもう少し時間が掛かりそうだ。

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