English Español 韓国語
  • カージナルス・マイコラス 右屈筋腱痛でノースロー調整に

    2020.2.17 14:45 Monday

     カージナルスの先発ローテーションの一角を担うマイルズ・マイコラスのオープン戦初登板が遅れる可能性が出てきた。マイコラスは右腕の屈筋の腱の痛みを訴え、日本時間2月16日に予定されていたブルペンでの投球練習を回避。少なくとも今後数日間は、ノースローでの調整を行うことになった。昨季終了時にPRP注射による治療を行ったマイコラスは、靭帯へのダメージがないことは確認されており、今後の治療については様子を見ながら判断していくことになるようだ。

     マイコラスは「ペースを上げるのがちょっと早すぎたんだと思う。冬の間は軽い投球練習をして、とても良い調子だった。キャンプが始まってちょっと興奮しすぎてしまったみたいだ。ひと休みするだけだよ」と語り、自身のコンディションをそれほど深刻には捉えていない様子を見せた。2度目のPRP注射を行うかどうかを判断する前に、数日間は様子を見る予定となっており、今のところ、投球練習再開の見込みは立っていないという。

     カージナルスのマイク・シルト監督は、マイコラスがレギュラーシーズンの開幕に間に合うかどうかについて「判断するには早すぎる」と語り、マイコラスの復帰時期についての言及を避けた。ただし、指揮官はマイコラスが開幕ローテーションの一角を担うために十分なトレーニングを積むだけの時間は残されていると考えているようだ。レギュラーシーズンの開幕までには、まだ5週間以上の時間が残されている。

     マイコラスはトミー・ジョン手術が必要になるような状況ではなく、右肘の状態も良好であることが判明している。もし、患部の状態が思わしくなく、離脱を強いられることになった場合、カージナルスはカルロス・マルティネスと金廣鉉(キム・グァンヒョン)の両者を開幕ローテーションに組み込むことになるだろう。ダニエル・ポンセデレオン、オースティン・ゴンバー、ジョン・ガントなど、他にも先発候補はいるため、先発の駒不足に陥ることはなさそうだ。

  • Rソックス移籍のベルドゥーゴ 疲労骨折判明で開幕絶望に

    2020.2.17 13:30 Monday

     ムーキー・ベッツを含む大型トレードでドジャースからレッドソックスへ移籍したアレックス・ベルドゥーゴが、レギュラーシーズン開幕に間に合わない見込みであることが明らかになった。昨年5月に腰と腹斜筋を痛め、その痛みを抱えながらプレイを続けていたベルドゥーゴだが、夏場に症状が悪化してシーズン終了。改めて検査を行った結果、腰に疲労骨折している部分があることが判明し、レギュラーシーズン開幕戦の出場は難しいと見られている。

     レッドソックスのロン・レネキー暫定監督は、ベルドゥーゴが開幕戦に間に合う可能性を完全には捨てていないものの、「まずは様子を見てからだね。正直に言って、全てが上手くいったとしても、彼は開幕戦に間に合わないかもしれない」と慎重な姿勢を崩さなかった。ベルドゥーゴ自身も「焦るつもりはないよ。間違った期待を与えるようなことはしたくないし、離脱が長引くのも嫌だからね。プレイできる状態になったときに復帰するよ」と治療を最優先する意向を示している。

     トレード交渉のなかで、ベルドゥーゴの故障についてドジャース側から特別な通達はなかったものの、レッドソックスはベルドゥーゴの医療情報を確認して故障について把握していたようだ。レッドソックスのチームドクターがベルドゥーゴを診察した結果、故障は順調に回復していることが明らかになったという。レッドソックスはベルドゥーゴをあと5年間保有できるため、無理をして今季の開幕戦に間に合わせる必要はないと考えている。

     現在23歳のベルドゥーゴは、メジャー3年目の昨季、ドジャースで106試合に出場して打率.294、12本塁打、44打点、4盗塁、OPS.817を記録。今季はベッツに代わる正右翼手として期待されており、正中堅手のジャッキー・ブラッドリーJr.が今季限りでフリーエージェントとなるため、来季からは正中堅手として起用される可能性もありそうだ。なお、レッドソックスは控え外野手としてケビン・ピラーを獲得しており、ベルドゥーゴ不在の間はピラーが右翼に入ることになるだろう。

  • MLB公式サイトが「過小評価オールスターチーム」を選出

    2020.2.17 12:15 Monday

     日本時間2月17日、メジャーリーグ公式サイトではアンソニー・カストロビンスが「過小評価されている選手」によるオールスターチームを選出して紹介する記事を公開した。サービスタイム(メジャー登録日数のようなもの)が最低2年以上で、オールスター・ゲームに選出されたことがなく、全米野球記者協会の投票で決まるアウォード(MVP、サイ・ヤング賞、新人王)のファイナリスト(3位以内)になったことがなく、シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞、最優秀救援投手、オールMLBチームに選出されたことがなく、総額1億ドル以上の契約を手にしたことがない選手が対象となっている。

     カストロビンスが選出した「過小評価オールスターチーム」の顔ぶれは以下の通り(成績は2019年レギュラーシーズンのもの)。

    捕手:クリスチャン・バスケス(レッドソックス)
    138試合 打率.276 23本塁打 72打点 4盗塁 OPS.798

    一塁手:ユリ・グリエル(アストロズ)
    144試合 打率.298 31本塁打 104打点 5盗塁 OPS.884

    二塁手:ジョナサン・ビヤー(マーリンズ)
    162試合 打率.274 24本塁打 73打点 40盗塁 OPS.792

    三塁手:ヨアン・モンカダ(ホワイトソックス)
    132試合 打率.315 25本塁打 79打点 10盗塁 OPS.915

    遊撃手:フレディ・ギャルビス(レッズ)
    147試合 打率.260 23本塁打 70打点 4盗塁 OPS.734

    左翼手:トミー・ファム(パドレス)
    145試合 打率.273 21本塁打 68打点 25盗塁 OPS.818

    中堅手:マーク・キャナ(アスレチックス)
    126試合 打率.273 26本塁打 58打点 3盗塁 OPS.913

    右翼手:マックス・ケプラー(ツインズ)
    134試合 打率.252 36本塁打 90打点 1盗塁 OPS.855

    指名打者:ホルヘ・ソレアー(ロイヤルズ)
    162試合 打率.265 48本塁打 117打点 3盗塁 OPS.922

    先発投手:マイク・クレビンジャー(インディアンス)
    21試合 13勝4敗 防御率2.71 126.0イニング 169奪三振

    救援投手:テイラー・ロジャース(ツインズ)
    60試合 2勝4敗30セーブ 防御率2.61 69.0イニング 90奪三振

  • エンゼルス・マドン監督「二刀流選手は増えていくと思う」

    2020.2.17 11:55 Monday

     エンゼルスの大谷翔平のように、先発投手として100マイルのボールを投げ、打者としてパワーを発揮し、平均以上のスピードで走ることのできる選手は非常に貴重である。しかし、エンゼルスのジョー・マドン監督は、今後メジャーリーグの世界に大谷のような「二刀流選手」が増えていくと考えているようだ。マドンは、大谷の成功によってその他の選手にも「二刀流」の道が開かれていくことを期待しているという。

     現在のメジャーリーグで、大谷以外に「二刀流」にチャレンジしている選手は、マイケル・ローレンゼン(レッズ)とブレンダン・マッケイ(レイズ)くらいしか見当たらない。マドンは、カージナルスのエース右腕に成長したジャック・フラハティも、打者として十分な練習を積めば、「二刀流選手」としてプレイできるだけの能力を有していると考えているようだ。

     マドンは、1990年代前半にエンゼルス傘下のマイナーリーガーだったデショーン・ウォーレンという選手を「二刀流」に挑戦させようとしたことがある。しかし、このアイデアは当時のGMであるダニー・オブライエンにより却下され、実現しなかった。現在も故障のリスクなどを考慮して「二刀流」に積極的でないチームが多いものの、「二刀流」として認定された選手は、ロースターに最大13人しか登録できない「投手」としてカウントされないというメリットもある。マドンは「毎年ドラフトで10人くらいは二刀流の才能を持った選手がいる。学生時代に投手としてプレイした選手の多くは、素晴らしいアスリートでもあるからね」と今後の「二刀流選手」の増加を予言している。

     また、投手としては1年のブランクを経て、今季から再び「二刀流」に復帰する大谷については「彼は二刀流をしっかりこなせると思うよ。メジャーリーグという最高の舞台で二刀流をやった実績があるからね。彼に必要なのは健康に過ごすことだけだよ」と語り、その活躍に期待を寄せている。今季の大谷の活躍次第では、マドンの予言通りに「二刀流選手」が増加していくことになるかもしれない。

  • ブリュワーズが左腕・スーターと調停回避 2年250万ドルで合意

    2020.2.17 11:25 Monday

     日本時間2月17日、ブリュワーズがブレント・スーターとの年俸調停を回避し、2年契約を結ぶことで合意に達したことが明らかになった。今季が年俸調停期間の1年目となるスーターは、球団側の82万5000ドルの提示に対して125万ドルを希望し、日本時間2月18日に年俸調停が行われる予定となっていた。ブリュワーズはジョシュ・ヘイダーとの年俸調停を終え、スーターとの年俸調停を回避したことにより、全選手と今季の契約で合意に達した。

     昨年9月にトミー・ジョン手術から復活し、見事な活躍を見せた左腕が年俸調停を回避して2年契約を得た。関係者によると、2年間でスーターに保証されている金額は250万ドル。その内訳は、契約ボーナス10万ドル、今季の年俸90万ドル、来季の年俸150万ドルで、今季の投球イニング数が80回・100回・120回・140回・160回に到達すれば、来季の年俸が5万ドルずつアップすることになっているようだ(よって、来季の年俸は最大175万ドル)。

     スーターは「年俸調停のことは常に頭のなかにあったけど、解決するためのベストのプロセスではないと思っていた。だから、年俸調停を回避することができて嬉しいよ。今後2年間は契約交渉のことを忘れて、チームメイトやコーチ、素晴らしいファンとともに野球をすることだけに集中できるね」と語り、年俸調停を回避したうえでの2年契約を喜んだ。デービッド・スターンズ野球部門社長も「彼は素晴らしい選手だ。我々が頼んだことを何でもやってくれる」とスーターのことを高く評価している。

     昨季のスーターはトミー・ジョン手術のリハビリを終えて9月に戦列復帰を果たし、9試合に登板して18回1/3を投げ、4勝0敗、2ホールド、防御率0.49、15奪三振、WHIP0.60という素晴らしいピッチングを披露。失点はソロ本塁打による1点のみで、月間最優秀救援投手に選出された。今季はヘイダーにつなぐセットアッパーとしての起用が有力視されるが、今回の契約内容を見る限りでは、ブリュワーズはスーターの先発起用も視野に入れているようだ。

  • 全30球団 開幕スタメン・ローテーション・クローザー予想

    2020.2.16 16:40 Sunday

     ゲリット・コールが投手史上最高額の契約でヤンキースに加入し、アンソニー・レンドンはマイク・トラウトと大谷翔平がいるエンゼルスと契約。レッズも打線に3人のフリーエージェント選手を加え、マディソン・バムガーナーはジャイアンツを離れて同地区球団のダイヤモンドバックスへ移籍した。そんな「激動のオフシーズン」を終えてスプリング・トレーニングに突入したメジャーリーグのレギュラーシーズン開幕は、およそ6週間後に迫っている。メジャーリーグ公式サイトでは、全30球団のレギュラーシーズン開幕時点でのスタメン・先発ローテーション・クローザーを予想している。

    アメリカン・リーグ東部地区

    ◆オリオールズ
    【スタメン】
    1(中)オースティン・ヘイズ
    2(右)トレイ・マンシーニ
    3(左)アンソニー・サンタンデール
    4(指)レナト・ヌニェス
    5(三)リオ・ルイーズ
    6(二)ハンザー・アルベルト
    7(一)クリス・デービス
    8(遊)ホゼ・イグレシアス
    9(捕)チャンス・シスコ
    【先発ローテーション】
    1 ジョン・ミーンズ
    2 アレックス・カッブ
    3 アッシャー・ウォジャハウスキー
    4 コール・スチュワート
    5 ブランドン・ベイリー
    【クローザー】
    マイケル・ギブンズ

    ◆レッドソックス
    【スタメン】
    1(左)アンドリュー・ベニンテンディ
    2(遊)ザンダー・ボガーツ
    3(三)ラファエル・デバース
    4(指)J.D.マルティネス
    5(右)アレックス・ベルドゥーゴ
    6(捕)クリスチャン・バスケス
    7(一)ミッチ・モアランド
    8(中)ジャッキー・ブラッドリーJr.
    9(二)ホゼ・ペラザ
    【先発ローテーション】
    1 クリス・セール
    2 エドゥアルド・ロドリゲス
    3 ネイサン・イバルディ
    4 マーティン・ペレス
    5 (オープナー)
    【クローザー】
    ブランドン・ワークマン

    ◆ヤンキース
    【スタメン】
    1(二)DJ・レメイヒュー
    2(右)アーロン・ジャッジ
    3(遊)グレイバー・トーレス
    4(指)ジャンカルロ・スタントン
    5(捕)ゲーリー・サンチェス
    6(中)ブレット・ガードナー
    7(一)ルーク・ボイト
    8(左)マイク・トークマン
    9(三)ジオ・ウルシェラ
    【先発ローテーション】
    1 ゲリット・コール
    2 田中将大
    3 ルイス・セベリーノ
    4 J.A.ハップ
    5 ジョーダン・モンゴメリー
    【クローザー】
    アロルディス・チャップマン

    ◆レイズ
    【スタメン】
    1(右)オースティン・メドウズ
    2(三)ヤンディ・ディアス
    3(一)崔志萬
    4(左)ハンター・レンフロー
    5(指)筒香嘉智
    6(二)ブランドン・ロウ
    7(捕)マイク・ズニーノ
    8(中)ケビン・キアマイアー
    9(遊)ウィリー・アダメス
    【先発ローテーション】
    1 チャーリー・モートン
    2 ブレイク・スネル
    3 タイラー・グラスノー
    4 ライアン・ヤーブロー
    5 ヨニー・チリーノス
    【クローザー】
    ニック・アンダーソン

    ◆ブルージェイズ
    【スタメン】
    1(遊)ボー・ビシェット
    2(二)キャバン・ビジオ
    3(左)ルルデス・グリエルJr.
    4(中)テオスカー・ヘルナンデス
    5(三)ブラディミール・ゲレーロJr.
    6(右)ランドール・グリチック
    7(一)トラビス・ショウ
    8(指)ラウディ・テレズ
    9(捕)ダニー・ジャンセン
    【先発ローテーション】
    1 柳賢振
    2 タナー・ロアーク
    3 チェイス・アンダーソン
    4 マット・シューメイカー
    5 山口俊
    【クローザー】
    ケン・ジャイルズ

    アメリカン・リーグ中部地区

    ◆ホワイトソックス
    【スタメン】
    1(二)レウリー・ガルシア
    2(三)ヨアン・モンカダ
    3(一)ホゼ・アブレイユ
    4(左)エロイ・ヒメネス
    5(捕)ヤスマニ・グランダル
    6(指)エドウィン・エンカーナシオン
    7(遊)ティム・アンダーソン
    8(右)ノマー・マザーラ
    9(中)ルイス・ロベルト
    【先発ローテーション】
    1 ルーカス・ジオリト
    2 ダラス・カイケル
    3 ディラン・シーズ
    4 ジオ・ゴンザレス
    5 レイナルド・ロペス
    【クローザー】
    アレックス・コロメイ

    ◆インディアンス
    【スタメン】
    1(遊)フランシスコ・リンドーア
    2(左)オスカー・メルカド
    3(一)カルロス・サンタナ
    4(指)フランミル・レイエス
    5(三)ホゼ・ラミレス
    6(右)ジョーダン・ループロウ
    7(二)セザー・ヘルナンデス
    8(捕)ロベルト・ペレス
    9(中)デライノ・デシールズ
    【先発ローテーション】
    1 シェーン・ビーバー
    2 カルロス・カラスコ
    3 アーロン・シバーレ
    4 ザック・プリーサック
    5 アダム・プルッコ
    【クローザー】
    ブラッド・ハンド

    ◆タイガース
    【スタメン】
    1(遊)ニコ・グッドラム
    2(右)ビクトル・レイエス
    3(指)ミゲル・カブレラ
    4(一)C.J.クロン
    5(二)ジョナサン・スコープ
    6(左)クリスティン・スチュワート
    7(三)ジャイマー・キャンデラリオ
    8(捕)オースティン・ロマイン
    9(中)ジャコビー・ジョーンズ
    【先発ローテーション】
    1 マシュー・ボイド
    2 ジョーダン・ジマーマン
    3 イバン・ノバ
    4 スペンサー・ターンブル
    5 ダニエル・ノリス
    【クローザー】
    ジョー・ヒメネス

    ◆ロイヤルズ
    【スタメン】
    1(中)ウィット・メリフィールド
    2(遊)アダルベルト・モンデシー
    3(右)ハンター・ドージャー
    4(指)ホルヘ・ソレアー
    5(捕)サルバドール・ペレス
    6(左)アレックス・ゴードン
    7(三)マイケル・フランコ
    8(一)ライアン・オハーン
    9(二)ニッキー・ロペス
    【先発ローテーション】
    1 ブラッド・ケラー
    2 ダニー・ダフィー
    3 ジェイコブ・ジュニス
    4 マイク・モンゴメリー
    5 ブレイディ・シンガー
    【クローザー】
    イアン・ケネディ

    ◆ツインズ
    【スタメン】
    1(遊)ホルヘ・ポランコ
    2(三)ジョシュ・ドナルドソン
    3(指)ネルソン・クルーズ
    4(右)マックス・ケプラー
    5(一)ミゲル・サノー
    6(二)ルイス・アラエス
    7(捕)ミッチ・ガーバー
    8(左)エディ・ロサリオ
    9(中)バイロン・バクストン
    【先発ローテーション】
    1 ホゼ・ベリオス
    2 ジェイク・オドリッジ
    3 前田健太
    4 ホーマー・ベイリー
    5 ランディ・ドブナック
    【クローザー】
    テイラー・ロジャース

    アメリカン・リーグ西部地区

    ◆アストロズ
    【スタメン】
    1(中)ジョージ・スプリンガー
    2(三)アレックス・ブレグマン
    3(二)ホゼ・アルトゥーベ
    4(遊)カルロス・コレア
    5(指)ヨルダン・アルバレス
    6(一)ユリ・グリエル
    7(左)マイケル・ブラントリー
    8(右)ジョシュ・レディック
    9(捕)マーティン・マルドナード
    【先発ローテーション】
    1 ジャスティン・バーランダー
    2 ザック・グレインキー
    3 ランス・マカラーズJr.
    4 ホゼ・ウルキディ
    5 ブラッド・ピーコック
    【クローザー】
    ロベルト・オスーナ

    ◆エンゼルス
    【スタメン】
    1(二)デービッド・フレッチャー
    2(中)マイク・トラウト
    3(指)大谷翔平
    4(三)アンソニー・レンドン
    5(左)ジャスティン・アップトン
    6(一)トミー・ラステラ
    7(遊)アンドレルトン・シモンズ
    8(捕)ジェイソン・カストロ
    9(右)ブライアン・グッドウィン
    【先発ローテーション】
    1 フリオ・テーラン
    2 アンドリュー・ヒーニー
    3 ディラン・バンディ
    4 グリフィン・キャニング
    5 マット・アンドリース
    【クローザー】
    ハンセル・ロブレス

    ◆アスレチックス
    【スタメン】
    1(遊)マーカス・セミエン
    2(三)マット・チャップマン
    3(一)マット・オルソン
    4(指)クリス・デービス
    5(中)ラモン・ラウレアーノ
    6(左)マーク・キャナ
    7(右)スティーブン・ピスコッティ
    8(捕)ショーン・マーフィー
    9(二)フランクリン・バレート
    【先発ローテーション】
    1 マイク・ファイアーズ
    2 ショーン・マネイア
    3 フランキー・モンタス
    4 ヘスス・ルザード
    5 A.J.プク
    【クローザー】
    リアム・ヘンドリックス

    ◆マリナーズ
    【スタメン】
    1(二)シェッド・ロングJr.
    2(左)カイル・ルイス
    3(三)カイル・シーガー
    4(指)ダニエル・ボーグルバック
    5(捕)トム・マーフィー
    6(遊)J.P.クロフォード
    7(一)エバン・ホワイト
    8(右)ジェイク・フレイリー
    9(中)マレックス・スミス
    【先発ローテーション】
    1 マルコ・ゴンザレス
    2 菊池雄星
    3 ジャスタス・シェフィールド
    4 ケンドール・グレイブマン
    5 タイワン・ウォーカー
    【クローザー】
    マット・マギル

    ◆レンジャーズ
    【スタメン】
    1(指)秋信守
    2(遊)エルビス・アンドルース
    3(中)ダニー・サンタナ
    4(右)ジョーイ・ギャロ
    5(三)トッド・フレイジャー
    6(左)ウィリー・カルフーン
    7(二)ルーグネッド・オドーア
    8(一)ロナルド・グスマン
    9(捕)ロビンソン・チリーノス
    【先発ローテーション】
    1 マイク・マイナー
    2 ランス・リン
    3 コリー・クルーバー
    4 カイル・ギブソン
    5 ジョーダン・ライルズ
    【クローザー】
    ホゼ・レクラーク

    ナショナル・リーグ東部地区

    ◆ブレーブス
    【スタメン】
    1(右)ロナルド・アクーニャJr.
    2(二)オジー・アルビーズ
    3(一)フレディ・フリーマン
    4(左)マーセル・オズーナ
    5(捕)トラビス・ダーノウ
    6(遊)ダンズビー・スワンソン
    7(三)ヨハン・カマルゴ/オースティン・ライリー
    8(中)エンダー・インシアーテ
    【先発ローテーション】
    1 マイク・ソローカ
    2 マイク・フォルティネビッチ
    3 マックス・フリード
    4 ショーン・ニューカム
    5 カイル・ライト
    【クローザー】
    マーク・マランソン

    ◆マーリンズ
    【スタメン】
    1(三)ジョナサン・ビヤー
    2(右)ブライアン・アンダーソン
    3(左)コリー・ディッカーソン
    4(一)ヘスス・アギラー
    5(捕)ホルヘ・アルファーロ
    6(二)イサン・ディアス
    7(遊)ミゲル・ロハス
    8(中)ルイス・ブリンソン
    【先発ローテーション】
    1 サンディ・アルカンタラ
    2 ケイレブ・スミス
    3 パブロ・ロペス
    4 ジョーダン・ヤマモト
    5 エリーサー・ヘルナンデス
    【クローザー】
    ブランドン・キンツラー

    ◆メッツ
    【スタメン】
    1(三)ジェフ・マクニール
    2(一)ピート・アロンゾ
    3(右)マイケル・コンフォート
    4(左)J.D.デービス
    5(二)ロビンソン・カノー
    6(捕)ウィルソン・ラモス
    7(中)ブランドン・ニモ
    8(遊)アメッド・ロサリオ
    【先発ローテーション】
    1 ジェイコブ・デグロム
    2 ノア・シンダーガード
    3 マーカス・ストローマン
    4 リック・ポーセロ
    5 スティーブン・マッツ
    【クローザー】
    エドウィン・ディアス

    ◆フィリーズ
    【スタメン】
    1(左)アンドリュー・マカッチェン
    2(捕)J.T.リアルミュート
    3(右)ブライス・ハーパー
    4(一)リーズ・ホスキンス
    5(遊)ディディ・グレゴリアス
    6(二)ジーン・セグーラ
    7(三)スコット・キンガリー
    8(中)アダム・ヘイズリー
    【先発ローテーション】
    1 アーロン・ノラ
    2 ザック・ウィーラー
    3 ジェイク・アリエタ
    4 ザック・エフリン
    5 ビンス・ベラスケス
    【クローザー】
    ヘクター・ネリス

    ◆ナショナルズ
    【スタメン】
    1(遊)トレイ・ターナー
    2(右)アダム・イートン
    3(左)フアン・ソト
    4(三)カーター・キーブーム/アズドゥルバル・カブレラ
    5(二)スターリン・カストロ/ハウィー・ケンドリック
    6(一)エリック・テームズ
    7(捕)カート・スズキ
    8(中)ビクトル・ロブレス
    【先発ローテーション】
    1 マックス・シャーザー
    2 スティーブン・ストラスバーグ
    3 パトリック・コービン
    4 アニバル・サンチェス
    5 ジョー・ロス
    【クローザー】
    ショーン・ドゥーリトル

    ナショナル・リーグ中部地区

    ◆カブス
    【スタメン】
    1(二)ニコ・ホーナー
    2(三)クリス・ブライアント
    3(一)アンソニー・リゾー
    4(遊)ハビアー・バイエズ
    5(左)カイル・シュワーバー
    6(捕)ウィルソン・コントレラス
    7(右)ジェイソン・ヘイワード
    8(中)イアン・ハップ
    【先発ローテーション】
    1 ジョン・レスター
    2 ダルビッシュ有
    3 カイル・ヘンドリックス
    4 ホゼ・キンターナ
    5 タイラー・チャットウッド
    【クローザー】
    クレイグ・キンブレル

    ◆レッズ
    【スタメン】
    1(中)秋山翔吾
    2(一)ジョーイ・ボットー
    3(右)ニコラス・カステヤーノス
    4(三)マイク・ムスターカス
    5(左)ジェシー・ウィンカー
    6(二)ニック・センゼル
    7(捕)タッカー・バーンハート
    8(遊)フレディ・ギャルビス
    【先発ローテーション】
    1 ルイス・カスティーヨ
    2 ソニー・グレイ
    3 トレバー・バウアー
    4 ウェイド・マイリー
    5 アンソニー・ディスクラファーニ
    【クローザー】
    ライセル・イグレシアス

    ◆ブリュワーズ
    【スタメン】
    1(中)ロレンゾ・ケイン
    2(右)クリスチャン・イェリッチ
    3(二)ケストン・ヒウラ
    4(一)ジャスティン・スモーク/ライアン・ブラウン
    5(左)アビサイル・ガルシア
    6(捕)オマー・ナルバエス
    7(三)エリック・ソガード/ジェッド・ジョーコ
    8(遊)オーランド・アルシア
    【先発ローテーション】
    1 ブランドン・ウッドラフ
    2 エイドリアン・ハウザー
    3 エリック・ラウアー
    4 ブレット・アンダーソン
    5 ジョシュ・リンドブロム
    【クローザー】
    ジョシュ・ヘイダー

    ◆パイレーツ
    【スタメン】
    1(遊)ケビン・ニューマン
    2(二)アダム・フレイジャー
    3(左)ブライアン・レイノルズ
    4(一)ジョシュ・ベル
    5(右)グレゴリー・ポランコ
    6(三)コリン・モラン
    7(捕)ジェイコブ・ストーリングス
    8(中)ジャロッド・ダイソン
    【先発ローテーション】
    1 ジョー・マスグローブ
    2 クリス・アーチャー
    3 トレバー・ウィリアムス
    4 ミッチ・ケラー
    5 スティーブン・ブロールト
    【クローザー】
    キーオニー・ケラ

    ◆カージナルス
    【スタメン】
    1(右)デクスター・ファウラー
    2(二)コルテン・ウォン
    3(一)ポール・ゴールドシュミット
    4(遊)ポール・デヨング
    5(捕)ヤディアー・モリーナ
    6(三)マット・カーペンター
    7(左)レーン・トーマス
    8(中)ハリソン・ベイダー
    【先発ローテーション】
    1 ジャック・フラハティ
    2 マイルズ・マイコラス
    3 ダコタ・ハドソン
    4 アダム・ウェインライト
    5 カルロス・マルティネス
    【クローザー】
    アンドリュー・ミラー/ジオバニー・ガジェゴス

    ナショナル・リーグ西部地区

    ◆ダイヤモンドバックス
    【スタメン】
    1(二)ケテル・マーテイ
    2(中)スターリング・マーテイ
    3(三)エドゥアルド・エスコバー
    4(左)デービッド・ペラルタ
    5(一)クリスチャン・ウォーカー
    6(右)コール・カルフーン
    7(遊)ニック・アーメッド
    8(捕)カーソン・ケリー
    【先発ローテーション】
    1 マディソン・バムガーナー
    2 ロビー・レイ
    3 ルーク・ウィーバー
    4 マイク・リーク
    5 ザック・ギャレン
    【クローザー】
    アーチー・ブラッドリー

    ◆ロッキーズ
    【スタメン】
    1(中)チャーリー・ブラックモン
    2(遊)トレバー・ストーリー
    3(右)デービッド・ダール
    4(三)ノーラン・アレナード
    5(一)ダニエル・マーフィー
    6(二)ライアン・マクマーン
    7(左)イアン・デズモンド
    8(捕)トニー・ウォルターズ
    【先発ローテーション】
    1 ジョン・グレイ
    2 ヘルマン・マルケス
    3 カイル・フリーランド
    4 アントニオ・センザテラ
    5 ジェフ・ホフマン/チチ・ゴンザレス
    【クローザー】
    ウェイド・デービス

    ◆ドジャース
    【スタメン】
    1(右)ムーキー・ベッツ
    2(一)マックス・マンシー
    3(三)ジャスティン・ターナー
    4(中)コディ・ベリンジャー
    5(左)A.J.ポロック
    6(遊)コリー・シーガー
    7(捕)ウィル・スミス
    8(二)ギャビン・ラックス
    【先発ローテーション】
    1 ウォーカー・ビューラー
    2 クレイトン・カーショウ
    3 デービッド・プライス
    4 フリオ・ウリアス
    5 アレックス・ウッド
    【クローザー】
    ケンリー・ジャンセン

    ◆パドレス
    【スタメン】
    1(遊)フェルナンド・タティスJr.
    2(左)トミー・ファム
    3(一)エリック・ホズマー
    4(三)マニー・マチャド
    5(右)ウィル・マイヤーズ
    6(中)トレント・グリシャム
    7(二)ジュリクソン・プロファー
    8(捕)フランシスコ・メヒア
    【先発ローテーション】
    1 クリス・パダック
    2 ディネルソン・ラメット
    3 ギャレット・リチャーズ
    4 ザック・デービース
    5 ジョーイ・ルケーシー
    【クローザー】
    カービー・イエーツ

    ◆ジャイアンツ
    【スタメン】
    1(右)マイク・ヤストレムスキー
    2(一)ブランドン・ベルト
    3(三)エバン・ロンゴリア
    4(左)アレックス・ディッカーソン
    5(捕)バスター・ポージー
    6(遊)ブランドン・クロフォード
    7(二)マウリシオ・デュボン
    8(中)スティーブン・ダガー
    【先発ローテーション】
    1 ジョニー・クエイト
    2 ジェフ・サマージャ
    3 ケビン・ゴーズマン
    4 ドリュー・スマイリー
    5 タイラー・ビーディ
    【クローザー】
    トニー・ワトソン

  • MLB公式サイトが「招待選手オールスターチーム」を選出

    2020.2.16 14:45 Sunday

     メジャーリーグのスプリング・トレーニングにはロースターの40人枠に登録されている選手のほか、マイナー契約のプロスペクトやベテラン選手などが「招待選手」として参加している。メジャーリーグ公式サイトのアンソニー・カストロビンスは各球団のスプリング・トレーニングに招待選手として参加している「非プロスペクト選手」にスポットを当て、「招待選手オールスターチーム」を選出。プロスペクトは含まれていないことにご注意いただきたい。

     カストロビンスが選出した「招待選手オールスターチーム」の顔ぶれは以下の通り。

    捕手:クリス・アイアネッタ(ヤンキース:36歳)
    ロッキーズ、エンゼルスなどで正捕手を務め、メジャー14年で通算141本塁打を放っている。昨季はロッキーズで52試合に出場して打率.222、6本塁打、21打点、OPS.728を記録。オースティン・ロマイン(タイガース)が抜けた控え捕手の座を目指す。

    一塁手:グレッグ・バード(レンジャーズ:27歳)
    かつてのヤンキースの有望株も相次ぐ故障に悩まされ、メジャーに定着できないまま27歳となった。昨季はヤンキースで10試合のみの出場にとどまり、打率.171、1本塁打、1打点、OPS.550という自己最悪の成績。新天地レンジャーズで一塁のレギュラー争いに加わる。

    二塁手:ジョシュ・ハリソン(フィリーズ:32歳)
    8年間プレイしたパイレーツを離れてタイガースに加入した昨季は、故障により36試合にしか出場できず、打率.175、1本塁打、8打点、OPS.480に終わった。2014年と2017年にオールスター・ゲームに選出されるなど実力は確かで、ユーティリティとして開幕ロースター入りのチャンスは十分にある。

    三塁手:パブロ・サンドバル(ジャイアンツ:33歳)
    トミー・ジョン手術からのリハビリ中のため、マイナー契約で招待選手扱いとなっているが、リハビリが完了すればロースター入りは確実。昨季は4年ぶりに2ケタ本塁打を記録するなど、108試合に出場して打率.268、14本塁打、41打点、OPS.820をマークした。

    遊撃手:ジョーディ・マーサー(タイガース:33歳)
    ハリソンと同様、パイレーツを離れてタイガースに加わった昨季は、74試合で打率.270、9本塁打、22打点、OPS.747を記録。成績は決して悪くなかっただけに、2度の故障離脱が痛かった。タイガースと再契約を結び、マイナー契約からの開幕ロースター入り、そして定位置奪回を目指す。

    外野手:マット・ケンプ(マーリンズ:35歳)
    ドジャース時代の2011年に39本塁打&40盗塁を記録したかつてのスーパースターもすでに35歳。昨季はレッズで20試合に出場して打率.200、1本塁打、5打点、OPS.493に終わり、メッツではメジャーに昇格できないまま解雇された。一塁へのコンバート案も浮上している。

    外野手:ヤズマニー・トマス(ダイヤモンドバックス:29歳)
    今季が6年6850万ドルの大型契約のラストイヤーで、年俸は1700万ドル。昨季はメジャーでは6打席だけしか出場できず、3三振を喫してノーヒットに終わった。AAA級では109試合で打率.301、29本塁打、82打点、OPS.931を記録しており、契約最終年の奮起に期待。

    外野手:キーオン・ブロクストン(ブリュワーズ:29歳)
    昨季はメッツ、オリオールズ、マリナーズの3球団で合計100試合に出場し、打率.167、6本塁打、16打点、10盗塁、OPS.517に終わった。2017年に20本塁打&21盗塁を記録するなどパンチ力とスピード、そして守備力の高さには定評があり、2年ぶりの復帰となるブリュワーズで復活を目指す。

    先発投手:フェリックス・ヘルナンデス(ブレーブス:33歳)
    言わずと知れたマリナーズの元エースにして2010年のサイ・ヤング賞投手。規定投球回到達は2015年が最後、2ケタ勝利も2016年が最後で、昨季は15先発で1勝8敗、防御率6.40に終わったが、まだ老け込むような年齢ではなく、新天地ブレーブスで開幕ローテーション入りを目指す。

    救援投手:ブランドン・モロー(カブス:35歳)
    2018年にクローザーとして22セーブ&防御率1.47をマークしたが、昨季は右肘の故障により1試合も登板できなかった。健康であればクレイグ・キンブレルに繋ぐセットアッパーとして大きな戦力となるだけに、マイナー契約でカブスに残留した今季は復活が期待される。

  • ベイエリア2球団で1990年12月以来となるトレードが成立

    2020.2.16 12:45 Sunday

     日本時間2月16日、アスレチックスは金銭トレードでジャイアンツからリリーフ右腕のバーチ・スミスを獲得したことを発表した。同じベイエリアに本拠地を置く2球団だが、この2球団の間でメジャーレベルでのトレードが成立するのは1990年12月以来、実に約30年ぶりのことである。なお、アスレチックスはスミス獲得に伴い、ロースターの枠を空けるために、右肘の手術によって8~10週間の離脱が見込まれている先発右腕のダニエル・メンデンを60日間の故障者リストに登録した。

     現在29歳のスミスは、昨季ブリュワーズとジャイアンツの2球団で合計17試合に登板して21回1/3を投げ、0勝1敗、防御率5.48、20奪三振を記録。ブリュワーズでは7試合で防御率7.82に終わったが、ジャイアンツでは10試合で防御率2.08の好成績をマークした。アスレチックスのボブ・メルビン監督は、昨年のスプリング・トレーニングで1度だけスミスのピッチングを見て、好印象を持ったという。また、投手コーチのスコット・エマーソンがスミスのスピンレートの高さに目をつけ、獲得を進言したようだ。

     アスレチックスとジャイアンツの間でトレードが成立するのは、1990年12月にアスレチックスがダレン・ルイス外野手とペドロ・ペーニャ投手(マイナーリーガー)をジャイアンツへ放出してエルネスト・ライルズ内野手を獲得したトレード以来。アスレチックスの公式Twitterも今回のトレードについて、「1990年以降で初めて」ということを強調して伝えている。

     厳密に言えば、2004年7月にもこの両球団によるトレードが成立しており、アスレチックスは金銭トレードでジャイアンツからアダム・ペティジョン投手を獲得。ただし、このトレードはマイナーレベルのトレードであったため、メジャーレベルでのトレードに限定すると、1990年12月以来、実に約30年ぶりのこととなった。

  • インディアンスに大きな痛手 クレビンジャーが左膝手術で離脱

    2020.2.15 13:55 Saturday

     インディアンスのテリー・フランコーナ監督は、昨季思うような戦いができなかった原因の1つとして故障者が続出したことを挙げていた。今季は故障者をなるべく減らして地区王座奪還を目指したいところだったが、日本時間2月15日、インディアンスは先発ローテーションの中心的存在であるマイク・クレビンジャーが左膝の手術を受けて6~8週間離脱する見込みであることを発表した。

     フランコーナによると、クレビンジャーは日本時間2月13日の練習中に左膝の半月板を損傷したようだ。昨季のクレビンジャーは2度にわたって戦列を離れ、21試合にしか先発できなかったが、そのなかで126イニングを投げて13勝4敗、防御率2.71、169奪三振の好成績をマーク。コリー・クルーバーをレンジャーズへ放出した今季は、シェーン・ビーバーとともに先発ローテーションの中心的存在として期待されていたが、今回の手術によりレギュラーシーズンの開幕に間に合わないことが確実となった。

     昨季のインディアンスは、クレビンジャーのほか、クルーバー、カルロス・カラスコなど主力投手に故障が相次ぎ、トレバー・バウアーは財政上の事情から7月末にトレードでレッズへ放出。ジェフリー・ロドリゲス、ザック・プリーサック、アーロン・シバーレといった若手投手たちの奮闘によって先発ローテーションの穴を埋め、93勝を挙げて最後までポストシーズン争いに食らいついていた。最有力候補だったクレビンジャーが離脱したことにより、開幕投手の座はビーバーとカラスコの2人による争いとなるだろう。

     ビーバーとカラスコのほか、マイナーリーグ・オプションが切れているアダム・プルッコは先発ローテーション入りが有力視されており、開幕ローテーションは残り2枠。昨季の実績を考慮すれば、プリーサックとシバーレの開幕ローテーション入りが有力だが、ロドリゲス、ローガン・アレン、スコット・モスらも開幕ローテーション入りを虎視眈々と狙っている。クレビンジャーの離脱により、インディアンスの開幕ローテーション争いは激しさを増すことになりそうだ。

  • ヘイダーが年俸調停に敗れる 今季の年俸は410万ドルに決定

    2020.2.15 13:25 Saturday

     日本時間2月15日、ジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ)の年俸調停が行われ、年俸640万ドルを希望していたヘイダーの主張は認められず、今季の年俸は球団側がオファーしていた410万ドルに決定した。年俸調停に敗れたとはいえ、昨季の年俸68万7600ドルから大幅昇給となるヘイダーだが、リリーフ投手を評価する際にセーブ数ばかりが注目され、クローザーではないリリーフ投手が正しく評価されていないと不満の声を挙げた。

     昨季のヘイダーは、メジャー3年目で初めてフルタイムのクローザーを務め、61試合に登板して75回2/3を投げ、3勝5敗、37セーブ、6ホールド、防御率2.62、138奪三振、被打率.155、WHIP0.81という素晴らしい成績をマーク。5月と6月に月間最優秀救援投手に選出され、2年連続でオールスター・ゲームにも選出されたほか、初の試みとなった「オールMLBチーム」のファースト・チームの一員にも選ばれた。また、ナショナル・リーグの最優秀救援投手に贈られる「トレバー・ホフマン賞」を2年連続で受賞している。

     そのヘイダーがサービスタイム(メジャー登録日数のようなもの)3年未満ながら「スーパー2」として年俸調停の権利を得たため、その動向には大きな注目が集まっていた。メジャー1年目から支配的なピッチングで相手打者を圧倒してきたヘイダーだが、クローザーとしての実績は1年だけ。そして、年俸調停の結果は、ヘイダーが望んでいたものとはならなかった。

     複数イニングに跨る登板を何度もこなし、負担のかかる登板を強いられてきたヘイダーは「野球は常に変化してきた。リリーフ投手を評価するシステムも変化すべきだと思う。リリーフ投手が1つの役割にとどまることは少ないのだから」と語り、リリーフ投手を評価するシステムが変化する必要性を訴えた。試合の重要な場面で登板したり、連日の登板や複数イニングの登板といった負担を強いられたり、リリーフ投手の価値はセーブ数やホールド数といった数字だけに表れるものではない。ヘイダーは、それを正しく評価してほしいと訴えているのだ。

     1イニング限定の登板でセーブを稼ぐクローザーだけでなく、ヘイダーのような「献身的なリリーフ投手」を正しく評価するためのシステムを、球界は再考する時期に来ているのかもしれない。

  • インディアンスが外野手補強 サンタナを1年150万ドルで獲得

    2020.2.15 12:45 Saturday

     日本時間2月15日、インディアンスはフリーエージェントの外野手、ドミンゴ・サンタナと2021年の球団オプションが付属した1年契約を結んだことを発表した。ドミニカ共和国のリポーターであるジャンセン・プホルスが日本時間2月6日の時点で契約成立目前であることを報じていたが、それから10日が経過してようやく正式発表に至った。MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、サンタナの今季の年俸は150万ドルで、球団オプションが行使された場合、来季の年俸は500万ドルとなるようだ。

     サンタナは「インディアンスは素晴らしい球団だよ。僕はこの組織の一員になることができて本当に嬉しい。昔、ここでプレイするマニー・ラミレスの姿をよく見ていたからね」と語り、インディアンスとの契約成立を喜んだ。昨季のサンタナはマリナーズで121試合に出場して打率.253、21本塁打、69打点、8盗塁、OPS.770を記録。守備面では左翼と右翼を守り、合計12個のエラーを喫した。マリナーズから今季の契約をオファーされず、昨年12月にノンテンダーFAとなっていた。

     インディアンスの外野には、ジェイク・バウアーズ、オスカー・メルカド、ジョーダン・ループロウ、フランミル・レイエス、タイラー・ネークイン、ブラッドリー・ジマー、ダニエル・ジョンソン、デライノ・デシールズ、グレッグ・アレンと多くのレギュラー候補がおり、サンタナもこのレギュラー争いに加わることになる。テリー・フランコーナ監督は「レイエスやドミンゴがセンターを守ることはないと思うけど、ほとんどの選手が3つのポジションを守ることになるだろう」と語っており、コンディションや相手投手との相性を見ながら、複数の選手を使い分けていく方針だ。

     指名打者の最有力候補であるレイエスは減量してキャンプ地に乗り込み、守備力の向上にも意欲を見せている。レイエスが守備に就く機会が増えるようであれば、守備面に大きな不安を抱えるサンタナは指名打者が主戦場となるかもしれない。よって、出場機会を確保するためには、昨季21本塁打、ブリュワーズ時代の2017年にも30本塁打を放った強打をアピールしたいところだ。

  • 「キング」ことヘルナンデス 開幕ローテ入りに自信

    2020.2.14 14:10 Friday

     メジャーデビューから15シーズンにわたってプレイしたマリナーズからフリーエージェントとなり、マイナー契約でブレーブスに加入したフェリックス・ヘルナンデスは、招待選手としてスプリング・トレーニングに参加し、開幕ローテーション入りを争う立場となっている。最優秀防御率のタイトルを手にした2014年以降、年を追うごとに防御率が悪化し、昨季はついに6点台に突入したヘルナンデスだが、「俺はそんなに年寄りじゃない。まだ33歳だぜ」と復活に自信を見せている。

     2007年から2015年までの9シーズンでヘルナンデスが記録した防御率3.00はアメリカン・リーグでベストの数字。オールスター・ゲームに6度選出され、2010年にはサイ・ヤング賞を受賞するなど、2000年代後半から2010年代前半にかけてのヘルナンデスは、間違いなくメジャーを代表する先発投手の1人だった。しかし、過去3シーズンは故障もあって合計59試合にしか先発できず、防御率5.42という苦しいピッチング。全盛期の「投げ過ぎ」も懸念され、「限界説」が囁かれていた。

     ところが、ヘルナンデスは「体調は本当に良いよ。俺はグラウンドに出て、自分のやるべきことをやるだけさ」と復活への意欲を見せる。ブレーブスとしては、ヘルナンデスがオープン戦で好投して開幕ローテーションに名を連ねたとしても、年俸100万ドルを支払えばいいだけであり、全くリスクのないギャンブルである。むしろ「復活すれば儲けもの」くらいの認識だろう。しかし、ヘルナンデス自身は「ここに居ることができて嬉しい。まずは健康に過ごすことだ。誰とでも競争してやるよ」と本気で復活を目指している。

     ブレーブスは先発5番手が固まっていないだけでなく、新加入のコール・ハメルズが4月前半まで欠場する見込みとなっており、結果さえ残せれば、ヘルナンデスに開幕ローテーション入りのチャンスは十分にある。リリーフから先発再転向のショーン・ニューカムのほか、カイル・ライト、ブライス・ウィルソン、トゥキ・トゥサントといった若手がライバルとなるが、ヘルナンデスは圧倒的な経験値を活かして彼らとの競争を勝ち抜くことができるだろうか。33歳の「キング」の挑戦に注目だ。

  • ツインズ移籍の前田 新天地では先発固定が有力

    2020.2.14 13:30 Friday

     ムーキー・ベッツを含むトレードに巻き込まれ、最初の合意報道から5日を経て、ようやくツインズ移籍が決定した前田健太。スプリング・トレーニングを開始しているチームに合流した前田は、「寒いということだけは聞いています」とミネソタの印象を語り、「確約はないけど、先発投手として評価していると言ってもらえたので、それを聞いてとても嬉しかった」と先発投手としての起用が有力視されていることへの喜びを口にした。

     今季がメジャー5年目となる前田は、メジャー2年目までの61試合のうち57試合に先発したものの、直近の2シーズンは途中でブルペンに配置転換されたため、76試合のうち先発は46試合にとどまっている。しかし、新天地のツインズでは起用法について心配する必要はないと見られる。前田を獲得したフロントオフィスはもちろん、ロッコ・バルデリ監督も、前田を今季のみならず今後数年にわたって先発ローテーションの一角として計算していることを示唆。特に、今季は開幕からマイケル・ピネイダを出場停止、リッチ・ヒルを故障離脱で欠くことが確定しているため、前田にかかる期待は非常に大きい。

     チーフ・ベースボール・オフィサーのデレク・フォルビーは「先発ローテーションに入るために、彼にはここへ来てもらった」と語り、前田の先発起用を明言。「もちろん、今後の起用法がどうなっていくかは、彼のパフォーマンス次第だけど、彼は先発をやりたがっているし、我々も彼のことは先発投手だと考えている」とあくまでも前田のことを先発投手として考えていることを強調した。

     なお、前田がメジャー移籍時にドジャースと結んだ契約は、出来高が大きなウエイトを占めるものとなっており、この契約はツインズ移籍後もそのまま引き継がれる。よって、今後4年間も前田の基本給は300万ドルで、開幕ロースター入りすれば15万ドルを獲得。先発試合数に応じて最大650万ドル(15先発と20先発で各100万ドル、25先発・30先発・32先発で各150万ドル)、投球イニング数に応じて最大350万ドル(90回・100回・110回・120回・130回・140回・150回・160回・170回・180回・190回で各25万ドル、200回で75万ドル)を手にすることができる。

  • 「Top 100 Right Now」のランキング発表終了 1位はトラウト

    2020.2.14 12:55 Friday

     MLBネットワークの人気企画の1つである「Top 100 Right Now」では、メジャーリーグのトップ選手たちを100位から1位までランキング形式で発表している。日本時間2月13日の時点で100位から21位までの発表が完了しており、日本時間2月14日に残りの20位から1位までが発表されたことにより、すべてのランキング発表が終了した。1位に選ばれたのはマイク・トラウト(エンゼルス)。日本人選手の最高順位は大谷翔平(エンゼルス)の57位となっている。

     「Top 100 Right Now」にランクインした100人のメジャーリーガーの顔ぶれは以下の通り(チーム名の後ろに昨年の順位を明記)。

    1位 マイク・トラウト(エンゼルス:1位)
    2位 クリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ:8位)
    3位 コディ・ベリンジャー(ドジャース:44位)
    4位 ムーキー・ベッツ(ドジャース:2位)
    5位 アレックス・ブレグマン(アストロズ:7位)
    6位 アンソニー・レンドン(エンゼルス:21位)
    7位 ゲリット・コール(ヤンキース:42位)
    8位 ジェイコブ・デグロム(メッツ:10位)
    9位 ノーラン・アレナード(ロッキーズ:3位)
    10位 フランシスコ・リンドーア(インディアンス:4位)

    11位 フアン・ソト(ナショナルズ:36位)
    12位 ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス:35位)
    13位 ジャスティン・バーランダー(アストロズ:20位)
    14位 マックス・シャーザー(ナショナルズ:5位)
    15位 フレディ・フリーマン(ブレーブス:17位)
    16位 アーロン・ジャッジ(ヤンキース:12位)
    17位 ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ:6位)
    18位 ジョージ・スプリンガー(アストロズ:37位)
    19位 マット・チャップマン(アスレチックス:27位)
    20位 スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ:80位)

    21位 トレバー・ストーリー(ロッキーズ:30位)
    22位 ザンダー・ボガーツ(レッドソックス:46位)
    23位 ハビアー・バイエズ(カブス:29位)
    24位 ピート・アロンゾ(メッツ:圏外)
    25位 ケテル・マーテイ(ダイヤモンドバックス:圏外)
    26位 ジョシュ・ドナルドソン(ツインズ:61位)
    27位 J.D.マルティネス(レッドソックス:11位)
    28位 ジャック・フラハティ(カージナルス:圏外)
    29位 ウォーカー・ビューラー(ドジャース:65位)
    30位 マーカス・セミエン(アスレチックス:圏外)

    31位 グレイバー・トーレス(ヤンキース:69位)
    32位 フェルナンド・タティスJr.(パドレス:圏外)
    33位 ブライス・ハーパー(フィリーズ:15位)
    34位 クリス・ブライアント(カブス:32位)
    35位 エウヘニオ・スアレス(レッズ:50位)
    36位 マックス・マンシー(ドジャース:63位)
    37位 DJ・レメイヒュー(ヤンキース:圏外)
    38位 マット・オルソン(アスレチックス:58位)
    39位 アンソニー・リゾー(カブス:34位)
    40位 ラファエル・デバース(レッドソックス:圏外)

    41位 J.T.リアルミュート(フィリーズ:40位)
    42位 ヤスマニ・グランダル(ホワイトソックス:96位)
    43位 カルロス・コレア(アストロズ:31位)
    44位 マイケル・ブラントリー(アストロズ:75位)
    45位 オースティン・メドウズ(レイズ:圏外)
    46位 ポール・ゴールドシュミット(カージナルス:16位)
    47位 マイク・クレビンジャー(インディアンス:82位)
    48位 パトリック・コービン(ナショナルズ:78位)
    49位 ジェフ・マクニール(メッツ:圏外)
    50位 ホゼ・ラミレス(インディアンス:9位)

    51位 ネルソン・クルーズ(ツインズ:74位)
    52位 チャーリー・モートン(レイズ:圏外)
    53位 柳賢振(ブルージェイズ:圏外)
    54位 ジャスティン・ターナー(ドジャース:22位)
    55位 オジー・アルビーズ(ブレーブス:85位)
    56位 ウィット・メリフィールド(ロイヤルズ:49位)
    57位 大谷翔平(エンゼルス:81位)
    58位 シェーン・ビーバー(インディアンス:圏外)
    59位 マニー・マチャド(パドレス:14位)
    60位 ヨアン・モンカダ(ホワイトソックス:圏外)

    61位 クレイトン・カーショウ(ドジャース:25位)
    62位 クリス・セール(レッドソックス:13位)
    63位 ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース:19位)
    64位 ジョーイ・ギャロ(レンジャーズ:圏外)
    65位 ヨルダン・アルバレス(アストロズ:圏外)
    66位 ザック・グレインキー(アストロズ:71位)
    67位 マイク・ソローカ(ブレーブス:圏外)
    68位 トミー・ファム(パドレス:45位)
    69位 ホルヘ・ソレアー(ロイヤルズ:圏外)
    70位 ジョシュ・ベル(パイレーツ:圏外)

    71位 ニック・カステヤーノス(レッズ:87位)
    72位 マックス・ケプラー(ツインズ:圏外)
    73位 カービー・イエーツ(パドレス:圏外)
    74位 ジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ:51位)
    75位 アロルディス・チャップマン(ヤンキース:73位)
    76位 トレイ・ターナー(ナショナルズ:84位)
    77位 コリー・シーガー(ドジャース:48位)
    78位 マイケル・コンフォート(メッツ:60位)
    79位 ウィルソン・コントレラス(カブス:圏外)
    80位 ゲーリー・サンチェス(ヤンキース:93位)

    81位 アーロン・ノラ(フィリーズ:24位)
    82位 ブレイク・スネル(レイズ:26位)
    83位 ルイス・セベリーノ(ヤンキース:43位)
    84位 ラモン・ラウレアーノ(アスレチックス:圏外)
    85位 チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ:38位)
    86位 カルロス・サンタナ(インディアンス:圏外)
    87位 エドゥアルド・エスコバー(ダイヤモンドバックス:圏外)
    88位 ホルヘ・ポランコ(ツインズ:圏外)
    89位 ミッチ・ガーバー(ツインズ:圏外)
    90位 ミゲル・サノー(ツインズ:圏外)

    91位 ルイス・カスティーヨ(レッズ:圏外)
    92位 タイラー・グラスノー(レイズ:圏外)
    93位 マイク・ムスターカス(レッズ:圏外)
    94位 ケストン・ヒウラ(ブリュワーズ:圏外)
    95位 ティム・アンダーソン(ホワイトソックス:圏外)
    96位 ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス:77位)
    97位 エロイ・ヒメネス(ホワイトソックス:圏外)
    98位 ジョク・ピーダーソン(ドジャース:圏外)
    99位 ボー・ビシェット(ブルージェイズ:圏外)
    100位 ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ:圏外)

  • フィリーズ・クレンタックGM 「予想を上回れる」と自信

    2020.2.14 12:15 Friday

     フィリーズのマット・クレンタックGMは、成績予想システム「PECOTA」による順位予想を見ていないことを明言した。その「PECOTA」の予想では、フィリーズはメジャーで最も年俸総額の大きいチームの1つでありながら、77勝しかできずナショナル・リーグ東部地区で4位に低迷すると予想されている。しかし、これはコンピューターが叩き出した単なる予想に過ぎない。クレンタックは「我々はそれを上回ることができると思うよ」と自軍の戦力への自信を見せた。

     自身の予想を尋ねられたクレンタックは「去年の我々は81勝だった。前年から1勝しか増やせなかったけど、予定通りにいかないことが多すぎたんだ」と昨季の戦いを振り返った。そして「今季はザック・ウィーラーとディディ・グレゴリアスを獲得できたし、ジョー・ジラルディ、ブライアン・プライス、ジョー・ディロンという優秀な指導者も加わった。投手も野手も層は厚くなっているし、彼らはスプリング・トレーニングで競争を繰り広げるだろう。昨季のチームより良い成績を残すと考えるのは、とても理に適っていると思うんだ」と昨季以上の成績を最低ラインに挙げた。

     就任5年目のシーズンを迎えるクレンタックは、そろそろ結果を残さねばならない立場にある。ブライス・ハーパーなどの大型補強を展開した昨季を含め、過去2シーズンはいずれも好スタートを切りながらも失速。クレンタックの就任後、フィリーズは勝ち越したシーズンが1度もないのだ。ジョン・ミドルトン・オーナーは、ゲーブ・キャプラー監督とジョン・マリー打撃コーチを解任し、クリス・ヤング投手コーチも職を失った。今季も期待を裏切る結果に終わるようであれば、次にチームから追われるのはクレンタックだろう。

     多くの資金を投入して一流選手を揃えるだけでなく、今季は「勝てる監督」としてヤンキース前監督のジラルディを招聘。フロントオフィスからのプレッシャーに打ち勝って、クレンタックがチームに「結果」をもたらすことができるか注目したい。

  • チャップマン アルトゥーベの決勝弾は「少し怪しいと思う」

    2020.2.14 11:35 Friday

     10年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指した2019年のヤンキースの戦いは、アストロズとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦でクローザーのアロルディス・チャップマンがホゼ・アルトゥーベにサヨナラ本塁打を浴びたことにより幕を閉じた。しかし、チャップマンが投げる球種がわかっていたかのようなアルトゥーベの思い切りのよいスイングについて、サイン盗みが行われていたのではないかという疑惑が持ち上がっている。チャップマンは、実際にサイン盗みが行われていたかどうかはわからないと前置きしつつも、「少し怪しいと思っている」とコメントした。

     チャップマンは、アルトゥーベに浴びた決勝弾について「あれについてはいろんな憶測が広がっているよね」と発言。「僕はあの出来事の責任を受け入れるよ。僕が本塁打を打たれて僕たちは負けた。マウンドに立っていた投手は僕で、アルトゥーベと対戦していた男も僕だからね」と語りつつも、ホームインするアルトゥーベのユニフォームをチームメイトが脱がそうとしなかったこと、アルトゥーベがユニフォームのなかに何らかの電子デバイスを装着していた疑惑があることについて「多くの人があのビデオを見たと思うよ。今、とても有名な映像だからね」と言及した。

     「あのときの彼の行動を見たら、少し怪しいと思うのは当然じゃないかな。結局のところ、事実がどうなのかはわからないけどね」とチャップマン。2017年シーズンのサイン盗みについて、アストロズにはメジャーリーグ機構からの処分が下されたものの、チャップマンはアストロズがヤンキースを破った昨年のリーグ優勝決定シリーズも、アストロズのサイン盗みの対象となっていた可能性があると考えているようだ。また、2017年にアストロズに在籍していた野手のなかで、真っ先にこの問題について口を開いて謝罪したマーウィン・ゴンザレス(ツインズ)の言動を高く評価していることも明らかにした。

  • アストロズのサイン盗み ブレグマン、アルトゥーベらが謝罪

    2020.2.14 11:15 Friday

     日本時間2月14日、スプリング・トレーニング初日を迎えたアストロズは、自軍のサイン盗み問題について、ジム・クレイン・オーナー、ダスティ・ベイカー新監督、アレックス・ブレグマン、ホゼ・アルトゥーベが出席して会見を行った。メジャーリーグ機構による調査と処分を受けて、AJ・ヒンチ前監督とジェフ・ルーノウ前GMを解任したアストロズは、クレインが謝罪を口にしていたものの、在籍する選手たちは基本的に沈黙を貫いていた。ようやく選手たちが口を開いた形となった。

     ブレグマンは「私のチーム、私の組織、そして私によって行われた選択について、本当に申し訳なく思っています。今回のことから多くのことを学びました。野球ファンの信頼を取り戻したいと思っています。また、支えてくれたアストロズのファンに感謝したいです。私たちは、チームとして、2020年シーズンに向かっていくことに集中しています」との声明を発表。アストロズはこの会見の前日にチーム全体でのミーティングを行い、クレインが出席していたのはもちろんのこと、監督に就任したばかりのベイカーもその様子を見守っていたようだ。

     アルトゥーベは「昨夜、私たちは素晴らしいチームミーティングを行いました。アストロズの組織全体、そしてチーム全体が2017年に起きたことについて申し訳なく思っているということは言っておきたいです。特に、私たちのファンや野球というゲームに対して与えてしまったインパクトについて、私たちは激しく後悔しています。私たちのチームは、前を向くことを決めました。一生懸命プレイして、2020年はヒューストンの街に優勝を取り戻したいです」との声明を発表。過去に言及しつつも、すでに今後を見据えているという部分についてはブレグマンと共通している。

     選手も含めた謝罪の場を作ったアストロズだが、メジャーリーグ機構から処分を受けた2017年の出来事にのみ言及する形となり、現地の報道などで取り上げられているその他の疑惑について明確なコメントはしなかった。また、クレインが「2017年のサイン盗みがどれくらい試合に影響を与えていたかはわからない」と発言するなど、事態をそれほど深刻に捉えていない様子が見受けられたことも事実。アストロズはこの会見をもって幕引きとしたいのかもしれないが、ファンも含め、納得している者はそれほど多くはなさそうだ。

  • 今季の新監督10人 5年後も監督を務めている可能性が高いのは?

    2020.2.13 15:35 Thursday

     レッドソックスがロン・レネキーを暫定監督に任命したことにより、今季のメジャーリーグでは全30球団の3分の1にあたる10球団で昨季と異なる監督が指揮を執ることになった。MLB公式サイトのウィル・レイッチは、「新監督10人のうち、5年後も同じチームで監督を務めている可能性が最も高いのは誰か」という観点から10人の新監督をランク付け。1位にはフィリーズの新監督に就任したジョー・ジラルディが選出されている。

     現役監督のうち、現在のチームで最も長く指揮を執っているのは2011年途中に監督に就任したボブ・メルビン(アスレチックス)である。では、5年以上にわたって指揮を執っている監督は何人いるだろうか。答えはわずか3人。メルビンのほか、2013年からインディアンスの監督を務めるテリー・フランコーナ、2015年からレイズの監督を務めるケビン・キャッシュだけである。要するに、「同じチームで監督を5年間務める」というのは極めて難易度の高いタスクなのだ。

     レイッチが新監督10人のうち、5年後も同じチームで監督を務めている可能性が最も高いと判断したのがジラルディだ。ヤンキース監督時代に安定した成績を残していたこと、まだ55歳と比較的若いことなどがその理由だが、大型補強を展開するフィリーズではすぐに結果を求められ、結果を残せない場合には契約満了を待たずしてクビが飛ぶ可能性があることも指摘されている。

     ジラルディに次ぐ2位にランクインしたのはジョー・マドン監督(エンゼルス)だ。レイズやカブスで残した実績は申し分なく、マイク・トラウトという「球界の宝」を活用して最初の3年間で一定の成果を上げることができれば、契約延長のオファーを得られる可能性は高いだろう。ただし、レイッチは66歳という年齢を懸念材料として挙げている。

     3位はマイク・マシーニー監督(ロイヤルズ)、4位はゲーブ・キャプラー監督(ジャイアンツ)と、すでに監督経験があり、なおかつ比較的若い監督がランクイン。5位から8位には監督初挑戦となる監督がズラリと並び、デービッド・ロス監督(カブス)、デレク・シェルトン監督(パイレーツ)、ジェイス・ティングラー監督(パドレス)、ルイス・ロハス監督(メッツ)の順にランクインしている。

     9位はレッドソックスのレネキー暫定監督で、近日中に正式に監督に就任することが確実視されているものの、これはアレックス・コーラ前監督が解任されたことを受けた人事であり、あくまでも次代を任せる監督が決まるまでの「つなぎ役」に過ぎない。同様に、10位はアストロズのダスティ・ベイカー監督で、実績を買われてAJ・ヒンチの後任として監督に就任したものの、すでに70歳。与えられた契約も1年契約である(2年目の球団オプション付き)。オプションが行使されて監督を2年間務めれば、通算2000勝達成はほぼ確実なだけに、ベイカーがアストロズの監督を務めるのは最大でも2年ということになりそうだ。

  • アスレチックス・メルビン監督 「告発者」の先発右腕を擁護

    2020.2.13 14:05 Thursday

     アストロズの不正なサイン盗みについてメジャーリーグ機構による調査が行われるようになったのは、2017年にアストロズでプレイしていたマイク・ファイアーズ(アスレチックス)による「告発」がきっかけだった。「クラブハウスで起きた出来事を外に持ち出さない」というクラブハウスの「掟(おきて)」を破ったとして元同僚から批判を受ける場面も見受けられるファイアーズだが、アスレチックスのボブ・メルビン監督は「(野球という)ゲームは彼のおかげで良い方向へ向かっている」とファイアーズを擁護した。

     メルビンはメディア対応のなかで「私は我々が今、この立場に居られることを嬉しく思っている。マイクはそのことに大きく関わっているんだ。彼のおかげでゲームは良い方向に向かっているし、これからも良い方向に向かい続けるだろう」とコメント。「平等にプレイしていると思われていたものが、実はそうではなかった。メジャーリーグ機構は前進するために正しい対応としたと思っている」とメジャーリーグ機構のこれまでの一連の対応に一定の評価を与えた。

     また、ファイアーズについては「彼の名前はこれまでと少し違った形で見られることになるだろう。でも、時間が経てば、彼のおかげでゲームが良くなったということに、より多くの人々が気付くと思うよ」とコメント。「告発者」として批判を受けることもあるファイアーズだが、メルビンはその勇気を称え、擁護するスタンスを貫いている。

     メジャーリーグでは、日本時間2月13日に17球団がバッテリー組のキャンプインを迎え、サイン盗み問題に関する選手たちのコメントが至るところで報じられるようになっている。大谷翔平が所属するエンゼルスでは、アンドリュー・ヒーニーら複数の選手がアストロズの不正を批判する声を上げた。ファイアーズの勇気ある「告発」をきっかけに大きく動き始めたメジャーリーグ。不正を働いた者に適切な処分が下され、「クリーン」な状態で2020年シーズンの開幕を迎えられることを祈るばかりである。

  • マーゴ獲得のレイズ 「外野2人シフト」の本格導入を検討か

    2020.2.13 13:35 Thursday

     パドレスとのトレードで俊足好守の外野手であるマニュエル・マーゴを獲得したレイズは、より効率的にアウトを取るために「外野2人シフト」の本格導入を検討しているようだ。ヒットが出ればサヨナラ負けという絶対絶命のピンチの場面などで使われることのある「外野2人シフト」だが、チームの戦術の1つとしてコンスタントに使うとなると球界で初めての試みとなる。オープナー戦術など、これまでにも革新的な戦術を生み出してきたレイズだが、再び球界に新たな風を吹き込むことになるのだろうか。

     レイズは、先日のパドレスとのトレードでマーゴを獲得。マーゴは昨季メジャーの外野手で7位となるOAA(Outs Above Average)+11をマークし、直近3年間の合計+33は同9位の数字である。また、レイズには球界屈指の外野守備を誇る名手、ケビン・キアマイアーがおり、キアマイアーは昨季メジャー2位の+17、直近3年で同5位タイの+37を記録している。直近3年間で2人合計の+70は、ツインズのバイロン・バクストンとマックス・ケプラーの+65を上回り、外野手コンビとしてベストの数字となっている。

     この2人のハイレベルな外野守備を活かすべく、レイズは「外野2人シフト」の本格導入を検討している。たとえば、両翼が狭く左中間と右中間が広い球場で試合を行う際に、キアマイアーとマーゴを左中間と右中間に置いたり、極端な打球傾向のある打者が打席に入る際に、打球傾向に合わせてキアマイアーをセンターに置いたまま、マーゴをレフトまたはライトに置いたり、といったケースが考えられる。ゴロ率の高い打者が打席に入る際に、「外野2人シフト」を敷いて内野手を5人にすることで、アウトを取る確率を高めることができるというわけだ。

     もちろん、試合を通して「外野2人シフト」が採用されることはないだろう。しかし、レイズにはキアマイアーとマーゴのほかにも、ハンター・レンフローなど守備力の高い外野手がおり、球場の形状や打者の打球傾向に合わせて従来よりも高い頻度で「外野2人シフト」が敷かれる可能性は否定できない。レイズのこの試みが球界に新たな流れを生み出すか注目したい。

« Previous PageNext Page »