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  • 一塁手・DHを探すチームがカルロス・サンタナに興味

    2017.11.20 17:50 Monday

     一塁手や指名打者の獲得を目指しているチームは少なくなく、エリック・ホズマーを筆頭にローガン・モリソン、ミッチ・モアランド、ルーカス・デューダなどフリーエージェント市場には人材が溢れている。そんな中、複数球団からの関心が報じられているのがインディアンスからフリーエージェントとなったカルロス・サンタナだ。

     来季の開幕直後に32歳の誕生日を迎えるサンタナは今季がメジャー8年目。ここ7シーズンのうち6シーズンで152試合以上に出場しているように、故障が少なくコンスタントな働きが期待でき、今季は打率.259、23本塁打、79打点、OPS.818をマークした。7年連続18本塁打以上(うち5シーズンで20本塁打以上)のパンチ力と7年連続88四球以上(うち6シーズンで90四球以上)の選球眼を兼ね備え、通算打率.249に対して通算出塁率.365を記録。今季は初めての守備タイトルとなる「ウィルソン年間優秀守備選手」を受賞(一塁手部門)するなど、打撃だけの選手ではない点も魅力である。

     MLB.comのジョン・ポール・モロシによると、サンタナに対してはレッドソックスとフィリーズを含む複数球団が興味を示しているようだ。レッドソックスは故障の影響もあって今季は指名打者としての出場がほとんどだったハンリー・ラミレスを再び一塁手として起用することを検討しているが、サンタナやホズマーといった一塁手を獲得すれば、ラミレスは再び指名打者に固定されることになるだろう。フィリーズには8月にメジャーデビューして50試合で18本塁打を放ったリーズ・ホスキンスがいるものの、サンタナを獲得して一塁に置き、ホスキンスをレフトに回すことも可能だ。

     上記の2球団以外にはカージナルスも一塁手の獲得を検討している。カージナルスの一塁にはマット・カーペンターとホゼ・マルティネスがいるが、カーペンターは一塁、二塁、三塁を守りながらコンスタントに試合に出場するスーパー・ユーティリティとして起用される見込み。マルティネスは一塁以外に外野の両翼も守れるため、一塁手を獲得した場合も極端に出場機会が減ることはないだろう。

     マリナーズがライオン・ヒーリーをトレードで獲得して一塁手の補強を終えるなど、すでに一塁手市場は動き始めている。どの一塁手がどのチームへ行くのか。今後の動向に注目だ。


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  • カージナルスがスタントン獲得に向けて正式オファー

    2017.11.20 16:49 Monday

     日本時間11月18日にジャイアンツがマーリンズに対してジャンカルロ・スタントン獲得のオファーを提示したと報じられてから2日、カージナルスもマーリンズに対してオファーを出したようだ。この2球団以外にもスタントン獲得を狙う球団は多数存在し、レッドソックスなど数球団も数日以内にオファーを出すと見られている。

     日本時間11月20日、MLB.comのジョン・ポール・モロシが「カージナルスがスタントン獲得への正式なオファーをマーリンズへ提示した」との情報を伝えた(球団からの正式発表はなし)。スタントンには10年2億9500万ドルという巨額の契約が残っているほか、スタントンは全球団に対するトレード拒否権を持っており、また、両海岸(特に西海岸)のチームを好むのではないかという報道が出るなど、トレードに関して様々な情報や憶測が飛び交っている。

     カージナルスは早い段階からスタントン獲得候補の1つに挙げられていたチームであり、MLB公式サイトのプロスペクト・ランキングで全体100位以内の6人を送り込むなど、交換要員となる有望株も豊富に持ち合わせている。「中軸を任せられる強打者」という補強ポイントにも合致するだけに、なんとか争奪戦を制したいところだが、両海岸に本拠地を置くチームを希望しているとの報道がやや気掛かりだ。

     一方、ジャイアンツは交換要員としての有望株がやや人材不足の感はあるが、スタントンの残り契約の大半を受け入れることで交換要員のハードルを下げる戦略だ。先発右腕のジョニー・クエイトを交換要員として差し出す用意があるとの報道も出ている。正右翼手のハンター・ペンスが来季はプラトーン要員に格下げになる可能性があることをボビー・エバンスGMが示唆しており、ポジションの面でも問題はない。今季は両リーグ最少の128本塁打に終わっただけに、59本塁打を放ってナ・リーグMVPに輝いたスタントンは喉から手が出るほど欲しい存在だろう。

     スタントンを手に入れるのはカージナルスか、ジャイアンツか、それとも別のチームか。いよいよ本格化しつつあるスタントン争奪戦の行方から目が離せない。


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  • Statcast版オールスター・チームにバクストン、ジャッジらが選出

    2017.11.20 16:07 Monday

     日本時間11月19日、MLB.comのマイク・ペトリエロがStatcastのデータを基に今季の「Statcast版オールスター・チーム」を選出した。必ずしも各ポジションでベストの選手が選ばれているわけではなく、あくまでも選出基準は「Statcastで目立った数字を残していること」である。打球速度やスピンレートのほか、スプリントスピード、捕球可能性など様々なデータが評価対象となっている。

     捕手部門は「MLBで最もアスレチックな捕手」としてJ.T.リアルミュート(マーリンズ)が選出された。打撃面で好成績を残しただけでなく、高校時代にフットボールのクオーターバックとして活躍した身体能力を生かし、スプリントスピードや送球のポップタイムでもトップクラスの数字をマーク。「動ける捕手」の代表格と言っていい存在だ。

     次は内野手部門。一塁は「選球眼の王様」としてジョーイ・ボットー(レッズ)、二塁は「必要なときのスピード」を評価されたホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)、三塁は「ハードヒット(=強い打球)のエリート」としてマニー・マチャド(オリオールズ)、遊撃は「ヒューストンのロケット」として強肩を評価されたカルロス・コレア(アストロズ)が選出された。

     続いては外野手部門。レフトは走攻守の各部門でハイレベルな数字を残したトミー・ファム(カージナルス)が「オールラウンドなブレイク・イヤー」と高評価を受けて選出された。センターは「MLB最速の男」であるバイロン・バクストン(ツインズ)、ライトは「今季のStatcast版MVP」としてアーロン・ジャッジ(ヤンキース)が文句なしの選出。思えば、今季の最長本塁打(495フィート)を放ったのもジャッジだった。

     最後に投手部門。先発投手は「今季最も支配的だった先発投手」としてマックス・シャーザー(ナショナルズ)が選出された。三振の割合の高さ、被ハードヒット率の低さ、MLBトップクラスのスピンレート(フォーシーム)などが評価された格好だ。救援投手は「今季最も支配的だった投手」としてケンリー・ジャンセン(ドジャース)が選出。打者を圧倒するピッチングを高く評価され、その他の一流リリーバーを抑えてオールスター・チームに名を連ねた。

  • オリオールズ 来季に向けて先発投手の補強を目指す

    2017.11.20 12:52 Monday

     2011年以来6年ぶりの地区最下位に沈んだオリオールズだが、再建に向かうのではなく、2018年もポストシーズン進出を目指す方針だ。しかし、そのためには両リーグワーストの先発防御率5.70と完全に崩壊した先発投手陣の立て直しが必要不可欠である。

     オリオールズはフリーエージェント市場においてアレックス・カッブ、ランス・リンらを筆頭に、先発投手に興味を示していると報じられている。今オフのフリーエージェント市場ではダルビッシュ有とジェイク・アリエタが最高クラスの先発投手と見なされており、カッブやリンはそれに次ぐグループに属する投手。オリオールズはマニー・マチャド、ジョナサン・スコープ、ザック・ブリットンらが年俸調停権を持ち、年俸アップが予想されているため、ダルビッシュやアリエタほどの獲得費用を要しないカッブやリンは適切なターゲットと言えるだろう。

     レイズからフリーエージェントとなったカッブはオリオールズと同じア・リーグ東部地区での実績が豊富であり、オリオールズはリンよりもカッブを好むのではないかと見られている。しかし、リンの安定感も魅力的。リンはトミー・ジョン手術により2016年シーズンを全休したものの、2014年以降に500イニング以上を投げた投手の中ではメジャー10位の防御率3.06をマークしており、その数字はジョン・レスター(カブス)、ジョニー・クエイト(ジャイアンツ)、スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)、ダラス・カイケル(アストロズ)ら好投手を上回っているのである。

     今季のオリオールズで10試合以上に先発したのは6人。ウェイド・マイリー、ウバルド・ヒメネス、クリス・ティルマン、ジェレミー・ヘリクソンの4人はフリーエージェントとなっており、来季の先発ローテーションはディラン・バンディとケビン・ゴーズマンの2枠しか埋まっていない状況だ。カッブとリンの両獲りに成功してもまだ先発ローテーションが埋まらないという状況のなか、オリオールズはどのような動きを見せるのか。ダン・デュケット野球部門副社長の手腕に注目だ。


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  • アリゾナ秋季リーグが終了 アクーナが史上最年少MVPに

    2017.11.20 12:26 Monday

     日本時間11月19日、「スターダムへの登竜門」と呼ばれるアリゾナ秋季リーグは今季の全日程を終了。両リーグの王者が対戦するチャンピオンシップ・ゲームを西地区王者のピオリア・ハベリーナズが8対2で制し、MVPには史上最年少でロナルド・アクーナ(ブレーブス)が選出された。

     アクーナは23試合に出場して打率.325、7本塁打、16打点、OPS1.053の好成績をマーク。昨年、グレイバー・トーレス(ヤンキース)が史上初となる10代でのMVPに輝いたばかりだが、1996年12月13日生まれのトーレスに対してアクーナは1997年12月18日生まれであり、トーレスの最年少記録を5日更新する形となった。

     「(アリゾナ秋季リーグでプレイする)機会を与え、MVPを受賞させてくれた神に感謝したい。ここには才能豊かな選手がたくさんいる。そのなかでMVPに選ばれたのはとても光栄だ」とアクーナは通訳を介して語った。アクーナはチャンピオンシップ・ゲームでは「5番・レフト」で先発出場。3回裏に同点タイムリーを放つと、4回裏に2点タイムリー、8回裏には犠牲フライを放ち、計4打点の活躍でチームの勝利に大きく貢献した。

     アリゾナ秋季リーグではややスロースタートとなったアクーナだが、終わってみれば期待通りの大活躍。アクーナは「ちょっとスロースタートになってしまったけど、最終的にはしっかりアジャストすることができた。スロースタートになった理由は、教育リーグでプレイしていて少し疲れていたからだ。これは言い訳ではなくて、アジャストが必要だった。それが野球というものだからね」とアリゾナ秋季リーグを振り返った。

     まだ19歳のアクーナだが、今季は早くもAAA級に到達。マイナー3階級合計で打率.325、21本塁打、82打点、44盗塁、OPS.896という素晴らしい成績を残し、来季中のメジャー昇格が予想されている。ベネズエラ出身の19歳。新たなスーパースター誕生の瞬間が刻一刻と迫っている。


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  • フリーエージェント市場での補強を必要とする10球団

    2017.11.20 11:34 Monday

     GM会議が終了し、来月にはウィンター・ミーティングが行われる。各球団の動きも少しずつ本格化していくはずだ。MLB公式サイトではフィル・ロジャースが「フリーエージェント市場での補強が必要な球団」として10球団をピックアップし、補強ポイントに対する解決策を提案している。

     2015年のワールドシリーズ王者であるカブスはオフに獲得したベン・ゾブリストとジョン・ラッキー、夏場に獲得したアロルディス・チャップマンの貢献が大きかった。今季のワールドシリーズを制したアストロズもオフの間に獲得したカルロス・ベルトラン、ブライアン・マッキャン、ジョシュ・レディック、夏場に加入したジャスティン・バーランダーの働きなしでは頂上まで辿り着けなかっただろう。ワールドシリーズを制するためには補強は不可欠と言える。

     レンジャーズの補強ポイントは「先発1~2番手とクローザー」。ロジャースは解決策としてジェイク・アリエタ、アディソン・リード、フアン・ニカシオの獲得を提案している。アリエタはテキサス・クリスチャン大学出身という縁もあり、もし獲得が実現すればダルビッシュ有に代わる右腕エースとして大きな戦力になりそうだ。

     カブスも同じく「先発1~2番手とクローザー」を必要としている。クオリファイング・オファーを拒否してフリーエージェントとなったウェイド・デービスとの再契約も噂されるが、ロジャースが提案する解決策はダルビッシュと契約し、ア・リーグのセーブ王に輝いたアレックス・コロメイ(レイズ)をトレードで獲得することだ。

     「長打力のある一塁手」を欲するレッドソックスはエリック・ホズマーの獲得、「一塁手または指名打者」を必要とするインディアンスはミッチ・モアランドの獲得が解決策に挙げられている。また、カージナルスは「クローザーと先発3番手」を必要としており、デービスとアレックス・カッブを獲得することがその解決策として提案されている。

     「2人の先発投手」を必要とするオリオールズはランス・リンと契約し、クローザーのザック・ブリットンとのトレードでコリン・マクヒュー(アストロズ)ないし前田健太(ドジャース)を獲得すべきと提案。「中堅手」の獲得を目指すマリナーズにはロレンゾ・ケインの獲得を勧めている。「クローザーと先発投手」が補強ポイントとなるツインズにはグレッグ・ホランド、タイラー・チャットウッドの獲得を解決策として挙げ、「長打力のある右翼手」が補強ポイントとなるダイヤモンドバックスはカルロス・ゴンザレスを獲得すべきとしている。

     そして、「先発1~2番手」を必要とするエンゼルスに対しては大谷翔平とザック・コザートを獲得すべきと主張。エース級のポテンシャルを秘める大谷はともかく、コザートは投手ではなく遊撃手だが、「打線を強化することが若手投手の助けになる」との狙いがあるようだ。チームの弱点となっていた二塁または三塁にコザートを入れることによって、攻守両面でパーカー・ブリッドウェル、タイラー・スキャッグス、アンドリュー・ヒーニーといった若手投手をサポートできるとロジャースは説明している。

     ロジャースが提案した解決策のなかに実現するものはあるのか。今後のフリーエージェント市場&トレード市場の行方に注目したい。

  • ディポートGMのトレード攻勢 ヤンキースから右腕を獲得

    2017.11.20 10:58 Monday

     ここ数日、マリナーズのジェリー・ディポートGMが積極的に動いている。アスレチックスからライオン・ヒーリーを獲得したトレード、ホワイトソックスへチアゴ・ビエイラを放出したトレードに続き、4日間で3件目となるトレードをヤンキースとの間で成立させた。

     日本時間11月19日、マリナーズはJPシアーズとフアン・センという2人のマイナーリーガーとのトレードでヤンキースから26歳の救援右腕ニック・ランベローを獲得したことを発表した。ランベローは2013年のドラフトでヤンキースから7巡目(全体224位)指名を受けてプロ入りし、プロ3年目の2015年には早くもメジャー昇格。17試合(すべてリリーフ)に登板して1勝1敗、防御率4.02という成績を残したが、2016年4月にトミー・ジョン手術を受けたためここ2シーズンはメジャーでの登板はなく、メジャー経験は2015年の1シーズン限りとなっている。今季はAA級で8試合、AAA級で17試合に登板し、2階級合計で5勝1敗6セーブ、防御率1.12、被打率.150の好成績をマーク。特にAAA級では防御率0.62という素晴らしい数字を残している。

     ヤンキースへ移籍する2選手はともにメジャー経験のないマイナーリーガー。シアーズは今年のドラフトでマリナーズから11巡目(全体333位)指名を受けた21歳の救援左腕であり、今季はショートシーズンA級とA級で計17試合に登板して1勝2敗3セーブ、防御率0.65、被打率.138、奪三振率16.59という見事な成績をマークした。一方のセンはドミニカ共和国出身の17歳の先発右腕。昨年7月にマリナーズと契約し、今季はドミニカ共和国のサマーリーグで13試合に先発して2勝2敗、防御率2.64をマークした。

     ディポートは「ニック(・ランベロー)は若くてパワーのあるリリーバーだ。現時点のチームに選択肢を与えてくれるし、将来のチームにインパクトを与えてくれるだろう」と新加入の右腕に期待を寄せている。


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  • 「Esurance MLBアウォード」の各賞受賞者が発表

    2017.11.20 10:40 Monday

     日本時間11月18日、今季の優秀選手や名場面を表彰する「Esurance MLBアウォード」の受賞者が発表された。表彰されたのは全部で15部門。年間最優秀選手にあたる「ベスト・メジャーリーガー」にはホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)が選出された。

     「Esurance MLBアウォード」はメディア、各球団のフロント・オフィス、OB選手、MLB.comでのファン投票、アメリカ野球学会(略称はSABR)の5つのグループにそれぞれ20%ずつが割り振られ、5つのグループによる投票により受賞者が決定される。レギュラーシーズンのみを対象とするBBWAAの各賞とは異なり、選考対象にはポストシーズンも含まれている。

     守備面でのベスト・プレイにはオースティン・ジャクソン(インディアンス)がフェンウェイ・パークでのレッドソックス戦で見せたホームランキャッチが選出された。攻撃面でのベスト・プレイには劇的なサヨナラ本塁打でサイクルヒットを達成したノーラン・アレナード(ロッキーズ)が選出された。

     新人王にあたる「ベスト・ルーキー」にはアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、サイ・ヤング賞にあたる「ベスト・ピッチャー」にはコリー・クルーバー(インディアンス)、最優秀監督賞にあたる「ベスト・マネージャー」にはA.J.ヒンチ(アストロズ)が選出。また、「ベスト・エグゼクティブ」にはジェフ・ルーノウ(アストロズ)が選出された。

     年間を通して最も優れた守備を見せた「ベスト・ディフェンシブ・プレイヤー」にはアレナードが選出され、攻撃面でのベスト・プレイとの二冠を達成。ポストシーズンのベスト・モーメントにはワールドシリーズ第5戦でサヨナラヒットを放ち、13対12の熱戦に終止符を打ったアレックス・ブレグマン(アストロズ)が選出された。また、ポストシーズンのベスト・プレイヤーには球団史上初の世界一の投打の立役者であるジャスティン・バーランダー(アストロズ)とアルトゥーベが選出。さらに、テレビ&ラジオにおけるベスト・コールにはワールドシリーズ第5戦でアルトゥーベが前田健太から放った同点スリーランを伝えたジョー・バックとジョン・スモルツのコンビが選出されている。

     残りは4部門。「ベスト・ファン・キャッチ」にはホームランボールをキャッチして投げ返したアストロズファン、ファンとの交流におけるベスト・プレイヤーにはジョーイ・ボットー(レッズ)、1試合でのベスト・パフォーマンスには6打数6安打10打点の大爆発を演じたアンソニー・レンドン(ナショナルズ)、成績以外の面も考慮して人物性を評価する「パーソナリティ・オブ・ジ・イヤー」にはエイドリアン・ベルトレイ(レンジャーズ)が選出された。


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  • オリオールズがコブの獲得に興味

    2017.11.19 06:00 Sunday

     シーズンこそ終了したが各チームが来季に向けて戦力補強をする大事なストーブリーグに突入中だ。ワールドシリーズ終了後は多くの選手がFAとなっており、その中でオリオールズは先発右腕のアレックス・コブの獲得に興味をもっているという。

     これまでレイズの先発陣の一角を担ってきたコブは今季、29試合に登板して12勝10敗 防御率3.66の成績を残した。ワールドシリーズ終了後に年俸規定額(今年は1740万ドル)の1年契約となるクオリファイング・オファー(QO)を受けたが本人がこれを拒否したことでFAとなっていた。レイズはQOを拒否されても残留交渉が可能ではあるが、自由の身となったコブの能力に注目している球団は多い。

     FOXスポーツの敏腕記者であるジョン・モロシ氏によればオリオールズは今オフでローテーションを守ることができる先発投手の補強を目指していることもありFAとなったコブに興味をもっているとのこと。また、チームにとってはコブは「天敵」といえる相手だ。コブはオリオールズ戦で通算12試合に登板し6勝2敗 防御率2.70と相性がよい。つまり、彼を獲得することで勝ちが計算できる先発投手が加入すると同時に苦手を克服することができる。

     オリオールズの今季の先発防御率はア・リーグ最下位の5.70と散々たる成績に終わった。今オフ、オリオールズからFAとなった主な先発投手はクリス・ティルマンやウェイド・マイリー、ウバルド・ヒメネスらであり全員が負け越してしまった。このように先発陣が安定しない中でコブが加入するとなればとても大きな戦力となることだろう。


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  • アスレチックスの三塁ベースコーチにM.ウィリアムズ

    2017.11.18 14:24 Saturday

     オフシーズンに入ってからMVPなど各賞の発表がある中でその裏では各チームのコーチングスタッフの編成も行われている。今季、ア・リーグ西地区最下位に沈んだアスレチックスは新たに三塁ベースコーチとしてマット・ウィリアムズが加入することになった。

     ウィリアムズはメジャー17年の現役生活で強打の三塁手としてジャイアンツとインディアンス、ダイヤモンドバックスで活躍した選手で通算378本塁打を記録した。引退後はナショナルズで監督を務め、2014年には地区優勝を果たすものの、古巣のジャイアンツに地区優勝決定シリーズで敗れた。しかし、この年は最優秀監督賞に選出され実績をつくった。その翌年は地区2位も監督解任となるが2016年からはダイヤモンドバックスの三塁ベースコーチを歴任した。

     来季も指揮を執ることになっているボブ・メルビン監督とはジャイアンツ時代の1987年から2年間チームメイトであり、ダイヤモンドバックス時代には選手とコーチという間柄で共にシーズンを過ごしている。お互いを知り尽くしている2人がユニフォームの色を変えて再びタッグを組むことになった。

     ここまで監督を含め10人のコーチングスタッフが決まったアスレチックスはまだ投手コーチが決まっていない。今季ア・リーグ12位(メジャー23位)の防御率4.67と不調に終わり来季、上位に進出するための課題の1つとなっている。


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  • カブスとドジャースがブリットン獲得に興味か

    2017.11.17 16:29 Friday

     オリオールズはクローザーのザック・ブリットンに対するトレードの問い合わせを複数球団から受けているという。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、問い合わせをしている球団の中にはカブスとドジャースが含まれているようだ。

     ヘイマンによると、オリオールズはブリットンのトレードに関するオファーに耳を傾けるつもりでいる。ブリットン放出を検討する最大の要因がブリットンの年俸である。ブリットンは今オフが年俸調停3年目。今季の年俸は1140万ドルであり、今季の働きぶりを考慮すると大幅な昇給はないと予想されるが、それでも1200万ドルを超えるのはほぼ確実だ。また、来季終了後にはフリーエージェントとなる。戦力が充実しつつあるレッドソックスやヤンキースの存在を考えると、地区最下位に沈んだオリオールズが優勝争いに絡むとは考えにくく、ブリットンがフリーエージェントとなる前にトレードで放出してしまうのが得策と言えるだろう。

     今季のブリットンは左前腕の故障に悩まされ、登板は38試合どまり。2勝1敗15セーブ、防御率2.89と数字だけを見れば決して悪いシーズンではなかったが、2016年と比較すると奪三振率が低下(9.94→6.99)し、被打率が急上昇(.162→.277)するなど、投球内容自体は褒められたものではなかった。また、8月23日のアスレチックス戦でセーブ失敗を喫し、2015年から継続していた55セーブ機会連続成功もストップしてしまった。

     ドジャースには絶対的守護神のケンリー・ジャンセンが君臨しているものの、セットアッパーとして活躍したブランドン・モローがフリーエージェントとなり、リリーフ左腕が不足しているという事情もある。セットアップを担える左腕としてブリットンはうってつけの存在だろう。なお、ドジャースは今夏もブリットン獲得に動いていたが、最終的には小さな対価で獲得できるトニー・ワトソンとトニー・シングラーニを選択したという経緯もある。

     カブスはウェイド・デービスがフリーエージェントとなり、クローザーの座が空席となっている。デービスとの再契約を目指しているとの報道もあるが、デービスに代わるクローザーとしてブリットンの獲得に動いても不思議ではない。実際、昨オフはアロルディス・チャップマン(現ヤンキース)がフリーエージェントとなったあとに契約残り1年のデービスをトレードで獲得しており、今オフも同様の動きを見せる可能性はある。

     2016年に47セーブ機会すべてを成功させ、防御率0.54という驚異的な数字をマークしたブリットン。メジャー有数のリリーフ左腕の行方に注目が集まっている。


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  • 内野のグレードアップを目指すエンゼルス

    2017.11.17 15:25 Friday

     エンゼルスは今オフ、内野のグレードアップを目指している。ESPNのジェリー・クラスニックによると、エンゼルスはザック・コザートとニール・ウォーカーの獲得に興味を示しているようだ。その一方で、獲得候補リストの最上位にはマイク・ムスターカスの名前があると見られている。また、イアン・キンズラー(タイガース)の獲得についても球団内で話し合いが行われているとの報道がある。

     今季のエンゼルスは遊撃のアンドレルトン・シモンズが攻守に活躍した一方で、二塁と三塁のレギュラーを固定できなかった。二塁は64試合に先発出場したダニー・エスピノーザ、三塁は87試合に先発出場したユネル・エスコバーが最多出場であり、チーム全体の二塁手のOPSは.601(リーグ15位)、三塁のOPSは.713(リーグ14位)という惨状。この両ポジションについては補強が急務な状況となっている。

     コザートはメジャー昇格後は遊撃一筋という選手であり、シモンズという不動の正遊撃手を抱えるエンゼルスにはややミスマッチかもしれない(コザートが二塁または三塁へのコンバートを了承するのであれば話は別だが)。打率.297、24本塁打、OPS.933という今季の打撃成績は魅力だが、シモンズがいる以上、コザート獲得は現実的ではないだろう。

     そこで二塁の補強候補として挙がるのがウォーカーとキンズラーだ。ウォーカーは二塁と三塁を守ることができる選手だが、キャリアの大半を二塁手として過ごしてきた。今季はメッツで開幕を迎え、8月にブリュワーズへ移籍。シーズントータルでは打率.265、14本塁打、OPS.801をマークした。一方のキンズラーは再建に着手したタイガースが放出に動いていることが報じられており、獲得のチャンスは十分。今季は自己最悪の打率.236に終わったものの、22本塁打&14盗塁といまだパワー&スピードのコンビネーションは健在であり、二塁守備も高水準を維持している。二塁のグレードアップにはうってつけの存在かもしれない。

     そして、三塁の補強候補としてエンゼルスが目をつけているのがムスターカスだ。長期欠場した昨季の鬱憤を晴らすかのように今季は本塁打を量産し、ロイヤルズの球団記録を更新する38本塁打を記録。38本塁打、85打点、OPS.835はいずれもキャリアハイを更新し、カムバック賞にも選出された。打線の中軸を担うマイク・トラウト、アルバート・プーホルス、ジャスティン・アップトンはいずれも右打者であり、左右のバランスという点においてもムスターカスはエンゼルスにフィットする存在である。

     トラウトという球界最高のスーパースターを擁し、アップトンの引き留めに成功するなど、着々と戦力を整えつつあるエンゼルス。二塁と三塁のグレードアップに成功すればリーグでも有数の強力打線が完成するだけに、ビリー・エプラーGMの手腕に期待したい。


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  • レイズがバティースタ獲得を検討か

    2017.11.17 14:49 Friday

     10年近くブルージェイズの主砲として活躍してきたホゼ・バティースタに対して、レイズは同地区のライバルとして接してきた。しかし、MLB.comのジョン・ポール・モロシによると、レイズは打線強化のためにバティースタの獲得を検討しているようだ。

     2010年に54本塁打、124打点と大ブレイクを果たし、翌2011年には打率.302、43本塁打、OPS1.056の好成績をマークして2年連続でハンク・アーロン賞を獲得するなど、長年にわたってブルージェイズの主砲として活躍してきたバティースタ。しかし、ここ数年は衰えが目立ち、1年契約でブルージェイズに残留した今季は打率.203、23本塁打、OPS.674というブルージェイズ加入後最悪の成績に終わってしまった。

     84四球を選び、打率.203に対して出塁率.308を記録したように選球眼はまだ一定のレベルを維持しているものの、自己最多だった2010年の116三振を大幅に上回る170三振を喫するなど、年齢的な衰えは誰の目にも明らか。来季の契約は相互オプションとなっていたが、ブルージェイズ側がオプションを行使する意思がないことをバティースタ側へ伝え、現役続行を目指すバティースタは新天地を探すことになった。

     バティースタは現役続行のために、慣れ親しんだライト以外のポジションにも積極的にチャレンジする意思があることを明らかにしている。外野3ポジションと内野の両コーナー(一塁と三塁)が対象のポジションになると見られるが、実際にバティースタは今季三塁を8試合、一塁を1試合守っているのである。守備面でも衰えが顕著になりつつあり、本来は指名打者として起用したいところだが、複数ポジションを守れるというのは多少のアピール材料にはなるかもしれない。

     レイズはローガン・モリソンとルーカス・デューダがフリーエージェントとなり、一塁と指名打者に空きがある。今季は主にレフトを守ったコリー・ディッカーソンが指名打者に入ることも考えられるが、バティースタが加入する枠がないわけではない。モロシによると、現時点ではレイズとバティースタの間で契約交渉は開始されていないという。レイズは昨オフもバティースタ獲得に動いていた経緯があり、1年越しのバティースタ獲得が実現するか注目される。


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  • ヤンキースがプロファー獲得に興味?

    2017.11.17 14:29 Friday

     ポジションに空きがあるようには見えないが、ヤンキースがジュリクソン・プロファー(レンジャーズ)の獲得に興味を示しているとの報道がある。MLBネットワークのジョエル・シャーマンによると、ヤンキースは内外野を守れるユーティリティとしてプロファーの獲得を検討する可能性があるようだ。

     かつては球界ナンバーワンのプロスペクトと評価されていたプロファー。しかし、故障により2シーズンを全休し、その後の2シーズンも期待はずれ(今季は22試合で打率.172、OPS.501)。プロファーの才能に期待する声は徐々に聞かれなくなりつつある。そんな中、シャーマンはヤンキースがプロファー獲得に興味を持っているとの情報を伝えた。

     ヤンキースは一塁にグレッグ・バード、二塁にスターリン・カストロ、遊撃にディディ・グレゴリウス、左翼にブレット・ガードナー、右翼にアーロン・ジャッジがおり、三塁にはチェイス・ヘッドリーやグレイバー・トーレス、中堅にはジャコビー・エルズベリーやアーロン・ヒックスがいる。プロファーは出場機会を求めていると報じられており、ヤンキースがプロファーの希望に沿ったチームであるとはとても思えない。ヤンキースがプロファーに興味を持っているとすれば、それは内外野をどこでも守れるというユーティリティ性を評価しているからだろう。

     一方、シャーマンはレンジャーズがヤンキースの若手投手陣に興味を持っているとも伝えている。ルイス・セッサ、ブライアン・ミッチェル、ケイレブ・スミス、チェイセン・シュリーブ、ジョナサン・ホルダーといった投手たちがそれに該当する。レンジャーズは投手の補強が今オフの課題となっており、こうした興味はうなずける。

     プロファー自身の希望は別として、見返りに投手を得られるのであればレンジャーズがプロファー放出に動く可能性は十分にある。プロファーはすでにオプションが切れており、マイナーに降格させる場合にはウエーバーを経由しなければならないからだ。ウエーバーにかければ他球団が獲得に乗り出す可能性は高い。そうなる前にトレードで放出してしまおうと考えるのは当然の判断だろう。

     かつての球界ナンバーワン・プロスペクトは開花のときを迎える前に放出されてしまうのか。あるいは、プロファーのポテンシャルを信じてレギュラー級の出場機会を保障する球団は現れるのか。トップ・プロスペクトがキャリアのターニング・ポイントを迎えようとしている。


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  • マリナーズが速球派右腕・ビエイラをホワイトソックスへ放出

    2017.11.17 13:05 Friday

     マリナーズのジェリー・ディポートGMが再び動いた。昨日、アスレチックスからライオン・ヒーリーを獲得するトレードを成立されたばかりのディポートは、インターナショナル・スロットマネーと引き換えにチアゴ・ビエイラをホワイトソックスへ放出。この動きは大谷翔平獲得への布石と見られている。

     マリナーズはインターナショナル・スロットマネー50万ドルとのトレードでビエイラをホワイトソックスへ放出した。MLB.comのジョナサン・マヨによると、マリナーズはすでにインターナショナルFA市場で394万2500ドルを使用しており、50万ドルを獲得したことで使用可能なスロットマネーの残高は155万7500ドルとなった。この155万7500ドルは大谷獲得のために使用される可能性が高い。

     ビエイラは今季メジャーデビューを果たしたばかりのブラジル出身の24歳右腕。時速100マイルを超える速球が魅力の速球派リリーバーであり、将来のクローザー候補として期待される。ただし、制球面に課題を抱えており、制球力の向上がメジャー定着に向けてのカギとなりそうだ。今季はメジャーでは1試合のみの登板に留まったが、マイナーではAA級とAAA級の2階級合計で41試合に登板し、2勝4敗4セーブ、防御率4.00、被打率.236を記録した。

     ディポートは今回のトレードにはいくつかの目的があったと話している。一つはもちろん、インターナショナル・スロットマネーを増額すること。このトレードは本気で大谷獲得を目指していることの証と言っても過言ではないだろう。また、今季は投手陣に故障者が続出したことにより、40人枠が投手偏重の構成となっていた。ここ2日間の2件のトレード前の時点では40人枠内に野手が13人しかいなかったのだ。「この(投手と野手の)比率では上手くいかない。特に一塁手と外野手が必要だし、控え選手も充実されなければならない。だから(投手と野手のアンバランスを解消する)解決策を探していたんだ。トレードはその一環だよ」とディポートは今回のトレードのもう一つの狙いを明らかにした。


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  • スタインブレナー共同オーナーはさらなる有望株の台頭に期待

    2017.11.17 12:40 Friday

     一年前、ヤンキースのハル・スタインブレナー共同オーナーはアーロン・ジャッジが正右翼手に定着することを期待していた。ジャッジはその期待に応えたどころか、期待以上の大活躍を見せて新人王を受賞。そして、スタインブレナーはさらなる有望株の台頭に期待を寄せている。

     「我々は転換期を迎えている。ジャッジや(グレッグ・)バード、(ゲーリー・)サンチェスをトレードしなかったことはその一部だし、我慢強く起用し続けた(ルイス・)セベリーノも結果を残した。我々は正しい方向へ向かっていると思うよ」とスタインブレナーは生え抜きの若手選手を主体としたチーム作りに手応えを感じている。

     さらに、スタインブレナーは球団1位のプロスペクトであるグレイバー・トーレスのほか、同2位のチャンス・アダムス、同5位のミゲル・アンドゥハーらへの期待を口にした。「アンドゥハーが内野のどこかでレギュラーを獲ることを期待しているよ。彼は8月にAAA級でよく打っていたし、守備も大きく改善された。アダムスも来季のどこかで昇格してくるだろう。ドミンゴ・ヘルマンも良くなっているよね」

     「アリゾナ秋季リーグを見てみると、ジャスタス・シェフィールドが活躍しているし、アルベルト・アブレイユもよくやっている。彼らは今、AA級(やそれ以下のクラス)にいるけど、すぐにAAA級へ昇格するだろう。メジャー昇格の準備ができるまでに2ヶ月も掛からないんじゃないかな」とその他の若手有望株についても言及した。

     「ワールドシリーズを狙うチームを作るのに2億ドル以上のペイロールは必要ないんだ」と語るスタインブレナー。ジャッジ、サンチェス、セベリーノといった若手選手の台頭により、外部からベテラン選手を補強するのに大金を投じる必要がなくなり、その言葉は現実となりつつある。実際、今季はワールドシリーズ進出まであと1勝に迫ったのだ。ジャッジらに続く新たな若手選手が台頭すれば、スタインブレナーの言葉はいよいよ実現するはず。若手選手を中心に生まれ変わりつつあるヤンキースの来季の戦いに注目だ。


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  • 2017年シーズンのベスト・ホームランはどれだ!?

    2017.11.17 12:09 Friday

     2017年のレギュラーシーズンでは歴代最多となる6105本塁打が飛び出し、ポストシーズンでも最多本塁打記録が更新された。MLB公式サイトの「Cut4」では今季の本塁打の中から特に印象的だったものを選び出し、トップ10を発表している。10位から順に振り返ってみよう。

     10位はアルバート・プーホルス(エンゼルス)が放った通算600号となる満塁本塁打。この一発によりプーホルスは史上9人目となる金字塔に到達した。9位に選ばれたのはコディ・ベリンジャー(ドジャース)。「ベリンジャーの鮮烈なルーキーイヤーから本塁打1本だけを選ぶのは難しい」としつつも、6月13日のインディアンス戦でアンドリュー・ミラーから放った勝ち越し弾が選出されている。ミラーが今季左打者に打たれた2本塁打のうちの1本がこのベリンジャーの一打だった。8位はノーラン・アレナード(ロッキーズ)がサイクルヒットを決めたサヨナラ本塁打。4対5と1点をリードされた9回裏、アレナードが逆転スリーランを放ち、サイクルヒットとチームの勝利を同時に決めた。

     7位にはスクーター・ジェネット(レッズ)の1試合4本塁打がランクイン。昨季まで通算35本塁打だった男が4本塁打10打点の大暴れを見せ、ルー・ゲーリッグ、ウィリー・メイズ、マイク・シュミットといった歴代のスラッガーたちと肩を並べた。6位はラファエル・ディバース(レッドソックス)がアロルディス・チャップマン(ヤンキース)から放った同点弾。時速103マイルの速球を逆方向へ叩き込む衝撃の一打だった。5位はジョシュ・ハリソン(パイレーツ)がリッチ・ヒル(ドジャース)のノーヒッターを打ち砕いたサヨナラ本塁打。9回までノーヒットに封じられていたパイレーツ打線だったが、10回裏先頭のハリソンが一発を放ち、試合に決着をつけた。なお、サヨナラ本塁打でノーヒッターが終了したのは史上初の出来事だった。

     4位に選ばれたのはジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)。特定の本塁打が選ばれたわけではなく、59本塁打を放った今季のパフォーマンス全体が評価された形となった。3位はNLCS第2戦でジャスティン・ターナー(ドジャース)が放ったサヨナラ本塁打。1988年のワールドシリーズ第1戦でカーク・ギブソンがデニス・エカーズリーから伝説のサヨナラ本塁打を放ってから丸29年。その伝説を再現するような見事な一打だった。2位にはアーロン・ジャッジ(ヤンキース)が放った今季最長495フィートの特大本塁打がランクイン。あわやヤンキー・スタジアムの場外に飛び出すかという超ド級の一発だった。

     そして、1位にはジョージ・スプリンガー(アストロズ)が選出された。ワールドシリーズでは効果的な一発を連発し、史上最多タイとなる5本塁打。なかでも第2戦の延長11回表に放った決勝ツーランは印象的な一打だった。第7戦ではダルビッシュ有をノックアウトする一発。第4戦から4試合連続本塁打を記録するなど、文句なしの活躍でワールドシリーズMVPに選出された。

  • 9人全員がクオリファイング・オファーを拒否

    2017.11.17 11:25 Friday

     日本時間11月17日午前7時、クオリファイング・オファーを提示された選手の返答期限を迎え、9人全員がクオリファイング・オファーを拒否してフリーエージェント市場へ打って出ることを選択した。今後はフリーエージェントとなり、複数年契約を模索することになる。

     今季のクオリファイング・オファーは年俸1740万ドルの1年契約。一昨年は3人、昨年は2人がクオリファイング・オファーを受諾したが、今季は大方の予想通り、9人全員がクオリファイング・オファーを拒否する結果となった。新労使協定によりクオリファイング・オファーを拒否した選手を獲得した際のペナルティが従来よりも軽くなり、好条件の契約を得られる可能性が高くなったことが影響していると見られる。

     ランス・リンが拒否したカージナルス、ジェイク・アリエタとウェイド・デービスが拒否したカブスは彼らが他球団と契約した場合、契約規模に関係なく来年のドラフトで戦力均衡ラウンドBのあとに補償指名権を得る。カルロス・サンタナが拒否したインディアンス、アレックス・カッブが拒否したレイズ、グレッグ・ホランドが拒否したロッキーズ、エリック・ホズマー、マイク・ムスターカス、ロレンゾ・ケインの3人が拒否したロイヤルズは彼らが総額5000万ドル以上で他球団と契約した場合、来年のドラフトで1巡目と戦力均衡ラウンドAの間に補償指名権を得る。5000万ドル未満の場合は戦力均衡ラウンドBのあとに補償指名権を得ることになる。

     また、これらの選手を他球団が獲得した場合、獲得した球団には来年のドラフト指名権やインターナショナル・ボーナス・プールに関するペナルティが課される。新労使協定では各球団の最高位のドラフト指名権は保護されることになっており、基本的なペナルティは「2番目に指名順の高いドラフト指名権とインターナショナル・ボーナス・プール50万ドル」となる。ただし、ぜいたく税の上限額を超過しているチームは「2番目と5番目に指名順の高いドラフト指名権とインターナショナル・ボーナス・プール100万ドル」になり、収益分配金を受け取る側のチームは「3番目に指名順の高いドラフト指名権」のみとなる。

     クオリファイング・オファーの返答期限を迎えたことにより、フリーエージェント市場はいよいよ本格的にスタート。今後の動向に注目だ。


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  • MVP発表 アはアルトゥーベ ナは2ポイント差でスタントン

    2017.11.17 10:48 Friday

     日本時間11月17日、今季の最優秀選手(MVP)が発表され、ア・リーグはホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)、ナ・リーグはジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)が選出された。ともに初受賞となったが、スタントンは2ポイント差という歴代4位の僅差での受賞だった。

     アルトゥーベは153試合に出場して打率.346、24本塁打、81打点、32盗塁、OPS.957をマーク。2年連続3度目となる首位打者に輝き、4年連続でリーグ最多安打を記録したのは史上初の快挙だった(4年連続200安打もクリア)。主に3番打者として強打のアストロズ打線を牽引し、101勝を挙げて独走でア・リーグ西部地区を制したチームの快進撃に大きく貢献。MVP投票の対象外とはいえ、ポストシーズンでの活躍も見事だった。アストロズとしては1994年のジェフ・バグウェル以来23年ぶり2人目のMVP。二塁手では2008年のダスティン・ペドロイア(レッドソックス)以来9年ぶりのMVP受賞となった。なお、アルトゥーベは1位票を27票、2位票を3票獲得し、2位のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)に100ポイント以上の大差をつけて圧勝。3位はホゼ・ラミレス(インディアンス)、4位はマイク・トラウト(エンゼルス)、5位にはフランシスコ・リンドーア(インディアンス)がランクインしている。

     大接戦となったのがナ・リーグだ。スタントンとジョーイ・ボットー(レッズ)が1位票を10票ずつ獲得。2位票と3位票でボットーより1票ずつ多く票を集めたスタントンがわずか2ポイント差でボットーを上回り、マーリンズの選手としては初めてのMVPに輝いた。スタントンは自己最多の159試合に出場し、打率.281、59本塁打、132打点、OPS1.007の好成績をマーク。6月にクローズド・スタンスを取り入れたのが功を奏し、後半戦だけで33本塁打を放った。最終的には本塁打と打点の二冠を獲得。「故障がなければ…」と言われ続けてきた男がようやくポテンシャルを開花させたシーズンだった。なお、2ポイント差は1979年のナ・リーグ(同率)、1941年のア・リーグ(1ポイント差)、1944年のナ・リーグ(1ポイント差)に次ぐ歴代4位の僅差。3位はポール・ゴールドシュミット(ダイヤモンドバックス)、4位はノーラン・アレナード(ロッキーズ)、5位にはチャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)が名を連ねている。


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  • 大型補強を実現させるトレード・ピースを持つカージナルス

    2017.11.16 18:48 Thursday

     カージナルスは今オフ、強打者とリリーバーの補強を目指している。ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)やアレックス・コロメイ(レイズ)の名前が獲得候補として取り沙汰されているが、カージナルスには彼らを獲得する大型トレードを実現させるだけのトレード・ピースがあるのだ。

     コロメイは今季両リーグ最多の47セーブをマークして自身初となるセーブ王に輝いた。防御率1.91をマークしてオールスター・ゲームに選出された昨季と比べると全体的な数字は悪化してしまったが、メジャーで上位のクローザーであることは間違いない。また、スタントンは言うまでもなく、球界トップクラスの長打力を誇るスラッガーだ。この両選手を獲得できるようであればカージナルスの戦力は飛躍的に向上し、カブスと対等に戦うことも可能になるだろう。

     そしてカージナルスには彼らの獲得を可能にするであろうトレード・ピースが豊富にある。アレックス・レイエス、サンディ・アルカンタラ、ジャック・フラハティらはすでにメジャーデビューを果たしており、将来性と即戦力性を兼ね備えた魅力的な有望株である。すでにメジャーで実績を残し始めているルーク・ウィーバーのほか、マイナーでプレイしているダコタ・ハドソンやライアン・ヘルスリーもトレード価値の高い若手投手だ。コロメイやスタントンの獲得のためなら、カージナルスはこれらの若手投手のうち一人、あるいは複数を放出することも辞さない構えである。

     また、外野にも人材が溢れており、今季22本塁打のランドール・グリチックや昨季85打点のスティーブン・ピスコッティですら定位置を保証されていない状況だ。ハリソン・ベイダー、マグネウリス・シエラ、タイラー・オニールといった若手選手も出場機会をうかがっており、若手投手と外野手をセットにして放出する可能性もある。プロスペクトを多数抱えている球団はあれど、即戦力のトレード・チップをこれほど豊富に抱えている球団はカージナルス以外にはないのではないだろうか。

     カージナルスが将来を多少犠牲にして補強に動くことを決断すれば、すぐにでも大型トレードがまとまる可能性がある(スタントンにはトレード拒否権の問題が残されているが)。ポストシーズン返り咲きを目指して大型補強に動くと見られているカージナルスの今後の動向から目が離せない。


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