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  • レンジャーズ&ブリュワーズがロレンゾ・ケイン獲得に興味

    2018.1.5 08:30 Friday

     フリーエージェント市場におけるベストの中堅手であるロレンゾ・ケインに興味を示しているのは外野手の補強を目指す球団だけではない。外野3ポジションの顔ぶれがすでに固まったと見られているレンジャーズとブリュワーズもケインの獲得に興味を示しているようだ。

     今オフ、レンジャーズとブリュワーズはともに投手陣のアップグレードを最優先課題として補強を進めている。レンジャーズの外野はレフトにウィリー・カルフーン、センターにデライノ・デシールズ、ライトにノマー・マザーラが入る布陣が予定されており、秋信守(チュ・シンス)は指名打者。ドリュー・ロビンソン、ライアン・ルア、そしてルール5ドラフトで加入したカルロス・トッシらが控えの枠を争う構図だ。一方のブリュワーズはレフトにライアン・ブラウン、センターにキーオン・ブロクストン、ライトにドミンゴ・サンタナが入り、有望株コンビのブレット・フィリップスとルイス・ブリンソンもレギュラーの座をうかがっている。両球団とも必ずしもケインを獲得する必要はなく、両球団のケインへの関心の度合いは投手補強の進捗と連動しながら変化していくことになりそうだ。

     しかし、直近4シーズンで打率3割を3度も記録し、今季も打率.300、15本塁打、26盗塁、OPS.803の好成績を残したケインの加入はどの球団にとっても戦力アップとなることは間違いない。特にレンジャーズはフルシーズン1年目を迎えるカルフーンがどこまでやれるかは未知数であり、デシールズもケインと比較すると物足りない。ケインの加入は外野の大幅なグレードアップに繋がるはずだ。また、ケインは2004年のドラフトでブリュワーズから17巡目(全体496位)指名を受けてプロ入りし、2010年7月にブリュワーズでメジャーデビューを果たしており、ケインがブリュワーズと契約すれば実に7年ぶりの古巣復帰となる。ブリュワーズがケインを獲得した場合には昨季30本塁打のサンタナをトレード要員として先発投手の補強に動くことになりそうだ。

     なお、ケインはロイヤルズからクオリファイング・オファーを提示されており、新労使協定の取り決めに従って、レンジャーズがケインを獲得した場合は2番目に高順位のドラフト指名権とインターナショナル・ボーナスプール50万ドル、ブリュワーズがケインを獲得した場合は3番目に高順位のドラフト指名権を失うことになる。


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  • 強力ブルペントリオ抱えるナショナルズがホランド獲得を狙う

    2018.1.4 18:30 Thursday

     ブランドン・キンツラーとの再契約に成功し、昨季後半戦に形成した3投手による勝ちパターンを維持したナショナルズだが、MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ナショナルズはブルペンのさらなる補強を目指しているようだ。

     ナショナルズの補強ターゲットとなっているのは昨季、ケンリー・ジャンセン(ドジャース)と並んでナ・リーグのセーブ王に輝いたグレッグ・ホランド。トミー・ジョン手術により2016年シーズンを棒に振ったホランドは、昨年1月に1年契約でロッキーズに加入した。すると、4月から2ヶ月連続で月間最優秀リリーバーに選出されるなど華麗な復活を遂げ、最終的には61試合に登板して3勝6敗41セーブ、防御率3.61をマーク。オールスター・ゲームに選出されたほか、ナ・リーグのカムバック賞を受賞した。

     ヘイマンによると、ナショナルズはウェイド・デービスの獲得も検討していたが、デービスはホランドの穴埋め役としてロッキーズと3年契約。市場からオプションが一つ消えたことにより、ナショナルズはホランド獲得を急いでいるようだ。ナショナルズのマイク・リゾーGMは1年前、ホランドがロッキーズと契約した際にもホランドとの契約を熱望していたという。もしナショナルズがホランドの獲得に成功すれば、キンツラー、ライアン・マドソン、ショーン・ドゥーリトル、ホランドと一流リリーバーがズラリと並ぶ豪華なブルペンが完成する。

     現時点でも非常に強固な勝ちパターンを擁しているナショナルズだが、ホランド獲得を目指す姿勢は球団史上初のワールドシリーズ制覇への「本気度」の表れと言えるだろう。2014年と2015年のロイヤルズ、2016年と2017年のインディアンス、2017年のヤンキースのように、ここ数年間のポストシーズンでは強力なブルペンを擁するチームが存在感を発揮している。ブルペンの充実はワールドシリーズを制覇するために不可欠な要素の一つとなりつつあるのである。

     なお、ヘイマンはナショナルズにフィットし得るリリーバーとしてアディソン・リードの名前も挙げている。デービスを失ったカブス、ブルペン整備が課題となっているカージナルス、ザック・ブリットンをアキレス腱断裂で欠くオリオールズなど、ナショナルズ以外にもクローザー市場に目を向けている球団は多く、ホランド争奪戦は今後熾烈さを増していくことになりそうだ。


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  • イェリッチ マーリンズ残留の場合はレフト再転向か

    2018.1.4 17:00 Thursday

     マーリンズがトレードのオファーを受け付けているクリスチャン・イェリッチだが、トレードが成立せずマーリンズに残留する場合は昨季のセンターから2016年まで主に守ったレフトへ再コンバートされる可能性があるようだ。

     現時点でマーリンズの40人枠に登録されている外野手はイェリッチを含めて3人。イェリッチ以外の2人は昨季AA級でプレイしたブラクストン・リー(24歳)と昨季カージナルスでメジャーデビューを果たしたマグネウリス・シエラ(21歳)である。リーは昨季AA級で20盗塁、シエラは昨季A+級とAA級で計20盗塁をマーク。ともに俊足を誇るだけでなく、外野守備も高く評価されており、イェリッチよりもセンターに適した人材だと言える。

     ジャンカルロ・スタントンをヤンキース、マーセル・オズーナをカージナルスへ放出したマーリンズは彼らの穴を埋める外野手を探しており、長打力のある外野手を両翼に加えることができれば、イェリッチは引き続きセンターを守ることになるだろう。仮に外野手の補強が1人だけに留まり、リーないしシエラをレギュラーに据える場合はイェリッチがレフトに戻る可能性が高い。イェリッチにとってレフトは2014年にゴールドグラブ賞を受賞した慣れ親しんだポジションであり、再コンバートに支障はないはずだ。

     なお、内野手登録のデレク・ディートリックやマーティン・プラドも外野を守ることができるため、24歳のブライアン・アンダーソンを三塁のレギュラーに抜擢し、レフトにプラド、ライトにディートリックを起用するのも一つの方法である。ひとまず現時点ではイェリッチのレフト再転向はオプションの一つといった位置付けだろう。

     打率.300、20本塁打、90打点を期待できる好打者のイェリッチにはカージナルス、フィリーズ、ブレーブス、ダイヤモンドバックスなど少なくとも15球団が興味を示していると報じられており、イェリッチが今季の開幕戦をマーリンズの一員として迎えるかどうかは不透明である。3ヶ月後、イェリッチが他球団のユニフォームに身を包んでレフトを守っている可能性も十分にありそうだ。


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  • カージナルスがホズマー&ドナルドソンをターゲットに

    2018.1.4 15:30 Thursday

     マーリンズからマーセル・オズーナを獲得し、さらなる打線強化を目指すカージナルス。ジョシュ・ドナルドソン(ブルージェイズ)への関心はすでに報じられているが、フリーエージェントの一塁手、エリック・ホズマーにも引き続き興味を示しているようだ。

     2年連続でポストシーズン進出を逃したカージナルスは今オフ、打線とブルペンの補強を目指している。打線にはオズーナ、ブルペンにはルーク・グレガーソンを加えたものの、まだ不十分。打線に関してはドナルドソンやマニー・マチャド(オリオールズ)といった大物三塁手が補強ターゲットとして浮上しているが、カージナルスの補強リストにはホズマーの名前も含まれているという。

     ドナルドソンやマチャドは三塁手、ホズマーは一塁手。なぜポジションが異なる選手を同時に獲得候補とすることができるのかというと、これにはマット・カーペンターの存在が大きく影響している。カーペンターは直近3シーズンにおいて一塁、三塁の両ポジションで各150試合以上に先発出場した唯一のメジャーリーガー。三塁手を獲得すればカーペンターを一塁、一塁手を獲得すればカーペンターを三塁に置けばポジション重複の問題は解決する。カーペンターのユーティリティ性がカージナルスの補強可能性を広げているというわけだ。

     ドナルドソンやマチャドは現所属球団が放出に乗り気ではなく、今後カージナルスはホズマー獲得に本格的にシフトしていく可能性がある。しかし、ホズマーに対してはロイヤルズやパドレスが7年契約を提示しているとの報道もあり、ホズマー獲得も一筋縄ではいかないだろう。マイク・ムスターカス、トッド・フレイジャーといったフリーエージェント市場の三塁手がメインターゲットとなる可能性もありそうだ。

     また、ブルペン補強についてはアレックス・コロメイ(レイズ)とフリーエージェントのグレッグ・ホランドが有力候補。昨季はクローザーを固定できず接戦を落とすケースが目立ったため、実力派クローザーを加えて勝ちパターンを確立したいところだろう。ホズマー、ムスターカス、ホランドは奇しくも3人全員がスコット・ボラスのクライアント。ジョン・モゼリアック野球部門社長は今後、ボラスと接触する機会が多くなるかもしれない。


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  • ジャイアンツが外野のアップグレードを目指す

    2018.1.4 14:30 Thursday

     日本時間12月21日にレイズからエバン・ロンゴリアを獲得するトレードを成立させたジャイアンツだが、まだ今オフの補強は終わっていない。MLB.comのジョン・ポール・モロシによると、内野の整備を終えたジャイアンツは外野のアップグレードを目指しているようだ。

     昨季のジャイアンツは外野手のOPSが両リーグワーストの.685に終わり、本塁打を38本しか打てなかった(両リーグ最少)。一塁や三塁とともに打線の軸となるべき外野3ポジションがこの有様では得点力が上がらないのも当然で、639得点は両リーグワースト2位。128本塁打やOPS.689は当然のように両リーグワーストの数字だった。しかも、外野手でチーム最高のOPS.756を記録したディナード・スパンはロンゴリアとのトレードでレイズへ放出されており、現時点ではハンター・ペンス(昨季OPS.701)、ジャレット・パーカー(同.709)、マック・ウィリアムソン(同.685)、ゴーキーズ・ヘルナンデス(同.652)らがレギュラー候補という状況。通算220本塁打、OPS.800の実績を誇るペンスがいるライトはともかく、センターとレフトについては補強が急務となっている。

     フリーエージェント市場で名前が挙がっているのはロレンゾ・ケインとジェイ・ブルースの2人。しかし、モロシによるとジャイアンツはドラフト指名権に影響しない選手を優先する方針であり、ロイヤルズからクオリファイング・オファーを提示されたケインの優先度は低くなる。ペンスとポジションが重なってしまう点は気になるが、昨季36本塁打、101打点、OPS.832をマークしたブルースが補強の筆頭候補となりそうだ。

     ペンスとブルースで外野の両翼が埋まったとして、レギュラー不在のセンターにはアンドリュー・マカッチェン(パイレーツ)を加える可能性がある。マカッチェンは今季がパイレーツとの契約最終年。カブス、ブリュワーズ、カージナルスの上位3球団が着実に補強を進めるなかで、パイレーツがポストシーズンに進出するのは難しい状況となっており、マカッチェンの放出が検討される可能性は十分にある。昨季28本塁打、88打点、OPS.849をマークした元MVPがセンターに加われば、少なくとも打撃面では大きなアップグレードとなるはずだ。

     2010年、2012年、2014年にワールドシリーズを制覇し、2016年にもポストシーズン進出を果たしたジャイアンツ。「偶数年に強いジャイアンツ」のジンクスを守るために、ジャイアンツの補強はまだ終わらない。


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  • レッドソックスがJ.D.マルティネスに5年契約をオファーか

    2018.1.4 12:30 Thursday

     USAトゥデイ・スポーツによると、今オフのフリーエージェント市場で入手可能な最高の打者であるJ.D.マルティネスがレッドソックスから5年契約のオファーを受けているようだ。レッドソックスは今オフ、打線強化を最優先課題として補強に動いている。

     昨季のマルティネスは足の故障により1ヶ月ほど出遅れたものの、タイガースでは57試合に出場して打率.305、16本塁打、39打点、OPS1.018の好成績をマーク。7月中旬にダウェル・ルーゴら3選手とのトレードでダイヤモンドバックスへ移籍すると打棒はさらに加速し、62試合で打率.302、29本塁打、65打点、OPS1.107という素晴らしい成績を残した。シーズントータルでは119試合のみの出場に留まり、規定打席には届かなかったものの、打率.303、45本塁打、104打点、OPS1.066と自己最高の成績をマーク。1試合4本塁打を記録するなど、強烈なインパクトを残した1年だった。

     そのマルティネスを欲しているレッドソックスは昨季のチーム本塁打が168本でリーグ最下位。デービッド・オルティスが引退した穴を埋めることができず、打線は迫力不足の感が否めなかった。また、同地区ライバルのヤンキースがジャンカルロ・スタントンの獲得に成功し、アーロン・ジャッジ、ゲーリー・サンチェスらが並ぶ打線をさらに強化。こうした事情もあり、今オフのレッドソックスは打線の強化が急務となっていた。

     レッドソックスの今オフの主な動きは正一塁手のミッチ・モアランドと再契約を結んだことくらい。これにより昨季のレギュラー9名を維持することには成功したが、もちろん大きな上積みはなし。45本塁打、OPS1.066をマークしたマルティネスは喉から手が出るほど欲しい存在である。もしレッドソックスがマルティネス獲得に成功すれば外野ないし指名打者から1人がレギュラー落ちすることになり、その場合にはジャッキー・ブラッドリーJr.またはハンリー・ラミレスがトレード要員になることが予想される。レッドソックスの補強が落ち着くまでにはもうしばらく時間が掛かりそうだ。


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  • カブスがアリエタとの再契約を模索中

    2018.1.4 12:00 Thursday

     CBSシカゴのブルース・レバインによると、カブスは昨季までチームのエース格として活躍したジェイク・アリエタとの再契約に再び興味を持ち始めているようだ。レバインは同地区ライバルのカージナルスがアリエタ獲得を狙っていることを併せて伝えている。

     アリエタに代わる先発ローテーションの柱を探していたカブスだが、補強がなかなか思うように進まないなか、アリエタとの再契約を模索し始めているという。ダルビッシュ有とともに今オフのフリーエージェント市場における最高の先発投手と目されているアリエタにはブリュワーズ、ツインズ、ブルージェイズ、ロッキーズ、レンジャーズ、フィリーズ、ナショナルズなどが興味を持っていることが報じられてきたが、レバインによると現時点でのフロントランナーはカブスとカージナルス。アリエタが今季以降も引き続きカブスでプレイする可能性は十分にある。

     2015年に22勝6敗、防御率1.77の好成績でサイ・ヤング賞に輝いたアリエタだが、2016年は18勝8敗、防御率3.10、昨季は14勝10敗、防御率3.53と徐々に成績が悪化。アリエタの代理人を務めるスコット・ボラスは総額2億ドルを超える大型契約を求めているようだが、アリエタのパフォーマンスの低下傾向が各球団に大型契約を躊躇させる要因となっていることは間違いない。すでに31歳という年齢もあり、ボラスが求めるような大型契約は実現しない可能性の方が高いだろう。

     レバインはさらに、カブスがダルビッシュ、アレックス・カッブと連絡を取り続けていることを伝えている。しかし、ダルビッシュにはカブス以外にも多くの球団が興味を示しており、契約条件が高騰する可能性がある。また、カッブは当初、年平均1400万~1500万ドル程度の契約を求めていたものの、ここにきて要求金額を年平均300万ドルほど上昇させたと言われており、カブスはこの金額がカッブに適切でないと判断しているようだ。ダルビッシュやカッブがカブスの獲得候補から外れれば、カブスとアリエタの再契約はさらに現実味を増すことになりそうだ。


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      10月26日 2017年カブス名場面集

  • ロイヤルズとパドレスがホズマーに7年契約を提示か

    2018.1.4 11:30 Thursday

     USAトゥデイのリポートによると、フリーエージェント市場でベストの一塁手であるエリック・ホズマーに対してロイヤルズとパドレスが7年契約のオファーを提示しているようだ。前者は7年1億4700万ドル、後者は7年1億4000万ドルを提示していると見られている。

     ホズマーとの再契約を今オフの最優先事項に挙げていたロイヤルズ。デイトン・ムーアGMはホズマーへのオファーに関するコメントを控えているものの、少なくとも条件面については対抗馬のパドレスを一歩リードしているようだ(カージナルスもホズマー獲得に興味を示している)。昨季のホズマーは全162試合に出場し、打率.318、25本塁打、94打点、OPS.882の好成績をマーク。2年ぶり4度目となるゴールドグラブ賞を受賞したほか、自身初のシルバースラッガー賞にも輝いた。まだ28歳ということもあり、ムーアはロイヤルズが再建へと向かうなかで、正捕手のサルバドール・ペレス(27歳)とともに若手を引っ張っていく役割も期待している。ロイヤルズが再び優勝戦線に浮上するのは2020~2021年ごろになると予想されているが、ペレスは2021年まで契約が残っており、ホズマーを長期契約で引き止めることは再建の方針と逆行しないというわけだ。

     ただし、ムーアは今季の年俸総額を1億2000万ドル前後から増額させないことを明言しており、ホズマーと7年1億4700万ドルの大型契約を結ぶのであれば他のどこかで年俸を削減する必要がある。ホアキム・ソリア、ジェイソン・ハメルといったベテラン投手を放出するのも一つの方法だが、現実的にはホズマーの年俸をバックロード型(最初は年俸を抑え、契約期間が進むにつれて年俸が上昇していく形式)にすることで対応するのではないだろうか。

     仮にホズマーとの7年1億4700万ドルの契約が成立すれば、ロイヤルズにとっては2016年1月にアレックス・ゴードンと結んだ4年7200万ドルを上回る球団史上最高額の契約となる。フランチャイズ・プレイヤーとしてロイヤルズでプレイし続けるのか、それとも他球団に新天地を求めるのか。ホズマーの決断に注目だ。


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  • トレード市場の大物三塁手 マチャド&ドナルドソンは残留濃厚

    2018.1.4 11:00 Thursday

     今オフのトレード市場を賑わせているマニー・マチャド(オリオールズ)とジョシュ・ドナルドソン(ブルージェイズ)はともにメジャーを代表する三塁手である。MLB.comのマーク・フェインサンドによると、この2人の大物三塁手はいずれも現所属球団で開幕を迎える可能性が高くなっているようだ。

     マチャドは今オフのトレード市場において、最も注目されている選手の一人である。まだ25歳ながらメジャートップクラスの実力を誇り、来オフにはフリーエージェント。今季の優勝争いが難しいと見られるオリオールズにとって、マチャドを放出して2019年以降の戦いに備えるのは有力なオプションとなる。

     しかし、オリオールズはマチャドの対価として長く保有できる先発投手を2枚欲していると言われている。マチャドがフリーエージェント前に契約延長に応じる可能性は極めて低いと見られており、マチャドの1年に対して長く保有できる先発投手を2枚放出するのは負担が大きすぎる。もちろんオリオールズを満足させるオファーを提示したチームはなく、オリオールズの要求レベルの高さがトレードが成立しない要因となっている。

     オリオールズは引き続きマチャドへの獲得オファーに耳を傾ける方針だが、求める対価の水準を引き下げるつもりはなく、マチャドはオリオールズの正三塁手として今季の開幕を迎えることになるだろう。なお、オリオールズが完全にポストシーズン争いから脱落した場合、夏場にトレード話が再燃する可能性は残されている。

     ドナルドソンについては、そもそもブルージェイズが放出に乗り気ではない。ブルージェイズはドナルドソンとの契約延長を希望しており、また、今季は再びポストシーズン進出を目指す方針だ。ドナルドソン放出はそのチーム方針と相反する動きとなるため、よほど好条件のオファーがない限り、ブルージェイズがドナルドソン放出に動くことはないだろう。

     以上のことから、三塁手の補強を目指す球団の目は今後、フリーエージェント市場へと移っていくことが予想される。マイク・ムスターカス、トッド・フレイジャー、エドゥアルド・ヌニェスらが補強の筆頭候補となりそうだ。

  • ブレーブスがイェリッチ&リアルミュート獲得に興味を示す

    2018.1.4 10:30 Thursday

     マーリンズがクリスチャン・イェリッチ、J.T.リアルミュートの放出を検討していることはすでに報じられているが、MLB.comのジョン・ポール・モロシによると、ブレーブスがこの2選手の獲得に興味を示しているようだ。

     昨年11月にブレーブスのGMに就任したアレックス・アンソポロスは、就任と同時にメジャー有数のファーム組織を手に入れた。そして、アンソポロスはブルージェイズGM時代にトップ・プロスペクトの放出を躊躇しなかったことで知られている。つまり、アンソポロスが充実したファーム組織を利用してイェリッチ、リアルミュートの獲得を実現させる可能性は十分にあるのである。

     アンソポロスはすでにドジャースとの大型トレードを成立させたが、今オフのブレーブスの目立った動きはこれだけ。ぜいたく税のラインまではまだ余裕があり、人員が不足気味の三塁手、先発投手、救援投手を中心に補強を進めることになると見られている。イェリッチを獲得すれば、有望株のロナルド・アクーナの出場機会をブロックしてしまうことになるが、衰えが目立つニック・マーケイキスの出場機会を減らすことで対応するつもりなのだろう。また、捕手についてはタイラー・フラワーズとカート・スズキの併用体制が確立しているが、昨季のように上手く機能する保証はない。リーグ有数の好捕手に成長したリアルミュートの加入は大きな戦力アップとなるはずだ。

     ブレーブスは来季以降の契約が保証されている選手がフレディ・フリーマン、フリオ・テーラン、エンダー・インシアーテの3選手しかおらず、資金面にはかなりのフレキシビリティがある。最大で2022年まで契約を残すイェリッチや年俸調停権を取得したリアルミュートが加入しても、さほど大きな問題にはならないだろう。

     また、ブレーブスは比較的余裕のある資金を利用して計算できる先発投手の獲得も視野に入れている。テーラン、マイク・フォルティネビッチ、ブランドン・マッカーシーの3枠しか先発ローテーションが確定していない状況のなか、ダルビッシュ有、ジェイク・アリエタ、アレックス・カッブ、ランス・リンら有力先発投手が獲得候補として浮上する可能性もありそうだ。


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  • ロッキーズがW.デービスと3年契約

    2017.12.30 23:30 Saturday

     年の瀬となり、新年が目前に迫る中、メジャーリーグから選手移籍情報が飛び込んできた。カブスからFAとなっていたウェイド・デービスがロッキーズに移籍することになり、チームと3年契約を結んだと発表された。

     32歳のデービスは今季、カブス移籍初年度から守護神に定着。これまでライアン・デンプスターが持っていた26試合連続セーブ成功の球団記録に並ぶなどシーズンでは32セーブを挙げてチームの2年連続地区優勝に貢献した。レギュラーシーズンでの最終成績は59試合に登板して4勝2敗32セーブ 防御率2.30だった。

     今回の契約は3年5200万ドルで一定条件を満たすことができれば4年目の契約は1500万ドルで選手オプションとなる。また、この期間の平均年俸は1733万ドルに達し、この数字はアロルディス・チャップマン(ヤンキース)が持っていた1720万ドルを抜いて救援投手史上最高年俸となった。

     すでにロッキーズは勝利の方程式を担う一角としてジェイク・マギーやブライアン・ショウとも来季契約をしており、今回はオフにFAとなったグレッグ・ホランドに代わる守護神の獲得にも成功した。ジェフ・ブリディッチGMは「デービスの加入はチームのプレーオフ進出に向けてとてもよい影響を与えることだろう」と守護神として十分の実績を持つデービスに大きな期待をしている。

     まだホランドのようにセーブ王になったことはないが、守護神に定着した2015年から着実に結果を残してきたデービスにとって来季は今季以上の活躍が求められる。今年は8年ぶりにプレーオフ進出を果たしたロッキーズが次に見据えるのはワールドシリーズの舞台。そのためには守護神の活躍が不可欠だ。


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  • 松井秀喜がアメリカ野球殿堂入りを果たす日はやってくるのか

    2017.12.28 12:00 Thursday

     今回のアメリカ野球殿堂入り投票から投票対象者となった松井秀喜。名門・ヤンキースで主軸打者として活躍した日本を代表するスラッガーが殿堂入りを果たす可能性はあるのか。MLB.comのジョー・ポスナンスキーが往年の強打者、オーブリー・ハフと比較しながら、その可能性について分析している。

     松井とハフはメジャーでの実績だけを見れば非常に似通った選手である。2004年、ハフはデビルレイズで打率.297、29本塁打、104打点をマーク。その年、松井はヤンキース2年目を迎え、打率.298、31本塁打、108打点をマークした。同じア・リーグ東部地区で強打の左打者として活躍した両選手は通算成績も似通っており、松井が打率.282、長打率.462、WAR21.3を記録したのに対して、ハフは打率.278、長打率.464、WAR20.2を記録。パワーがあり、比較的三振が少ないという長所や、スピードに欠け、守備力も平均以下という短所にも共通点がある。

     ハフの通算成績を見て、「ハフは殿堂入りに値する選手だ」と主張する人はおそらくどこにもいないだろう。となると、通算成績が非常に似通っている松井にも同じことが言える。実際、現時点で判明している殿堂入り投票の118票のうち、松井とハフに投票した人は一人もいない。次回以降も殿堂入りの投票対象者に残るためには得票率5%以上が必要となるが、そのラインを超えるのも難しい状況だ。「日本人メジャーリーガーのパイオニア」と呼ばれる野茂英雄は2014年に殿堂入りの投票対象者となった際、得票率わずか1.1%に終わり、一年で投票対象者のリストから姿を消した。ベテランズ委員会の選考による殿堂入りを果たす可能性が残されているとはいえ、やはりアメリカ野球殿堂入りは狭き門なのである。

     しかし、ポスナンスキーは松井には殿堂入りを果たす可能性があると主張する。野球が国際化を進めるなかで、日本球界での実績が考慮されるようになれば、日米通算508本塁打を誇る松井の殿堂入りも夢ではないというのだ。現実的には、松井は今回限りで投票対象者のリストから姿を消すだろう。しかし、将来的に野球の国際化がさらに進み、アメリカ野球殿堂の門戸が広がれば、松井が殿堂入りを果たす可能性もゼロではなさそうだ。

  • ア・リーグ新記録 インディアンスの22連勝を振り返る

    2017.12.28 11:30 Thursday

     日本時間8月25日のレッドソックス戦に勝利してから同9月16日のロイヤルズ戦に敗れるまで、およそ3週間にわたるインディアンスの22連勝。連勝がストップした試合ではインディアンス・ファンから温かなスタンディング・オベーションが贈られ、今季を象徴するシーンの一つとなった。

     連勝のメジャー記録は1916年にニューヨーク・ジャイアンツが記録した26連勝。ア・リーグ記録は2002年アスレチックスの20連勝だった。今季のインディアンスはコリー・クルーバーの完封劇(日本時間9月13日のタイガース戦)でアスレチックスに並び、翌日の勝利でア・リーグ記録を更新。9回裏二死からフランシスコ・リンドーアの同点タイムリー二塁打で追いつき、延長10回裏にジェイ・ブルースのサヨナラタイムリー二塁打で勝利した同9月15日のロイヤルズ戦で連勝記録を22に伸ばした。「(22連勝は)特別なものだよ。永遠に記憶に残るだろう」と22連勝の立役者の一人であるリンドーアは自軍の快進撃を振り返る。

     インディアンスは22連勝の期間中に得失点差+105を記録したが、これは22試合スパンでの球団新記録であるだけでなく、メジャー全体で見ても1939年ヤンキース以来の好成績である。同期間中に先発投手陣は19勝0敗、防御率1.77という驚異的な安定感を発揮し、ブルペンも防御率1.17と鉄壁。打線も打率.306、OPS.937の好成績で投手陣を援護し、投打がガッチリと噛み合った結果の快進撃だったことが読み取れる。22試合での合計199イニングのうち、リードを奪われたのは8イニングだけ。22試合のうち19試合で先制点を奪った。何より相手の得点(37)より自軍の本塁打(41)のほうが多かったという事実が、同期間中の圧倒的な好調ぶりを裏付ける。

     インディアンスの従来の連勝記録は昨季マークした14連勝であり、2年連続で14連勝以上を記録したのは史上3チーム目の快挙だった。「3週間近く負けないなんて、普通は誰も想像しないよね」とクルーバーも驚きを隠さない。クリス・アントネッティ野球部門社長は「22連勝というのは、100年以上にわたって成し遂げられてこなかったことだ。(我々が欲していたのはワールドシリーズ制覇であり、22連勝は)我々が欲していたものではないけど、素晴らしいものであることに変わりはないよ」と自軍の快挙を称えた。来季、インディアンスが目指すものはワールドシリーズ制覇、ただ一つだ。


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  • ポンセデレオンが歩む打球頭部直撃からの復活ロード

    2017.12.28 11:00 Thursday

     ダニエル・ポンセデレオン(カージナルス)の頭部にビクトル・カラティーニ(カブス)の打球が直撃したのは、日本時間5月10日に行われたカージナルス傘下AAA級メンフィス対カブス傘下AAA級アイオワの2回裏だった。それから7ヶ月強。ポンセデレオンは来季のメジャー昇格に向けて、すでに動き始めている。

     ポンセデレオンはアルベルト・ロサリオのサインに頷き、外角低めへツーシームを投じようとした。しかし、これがこの試合最後の投球となってしまう。狙いより真ん中付近に行き、動きが小さかったツーシームはカラティーニに捉えられ、痛烈な打球に。ポンセデレオンの反応が少し遅れ、打球はポンセデレオンの頭部を直撃した。

     その直後、トレーナーのスコット・エンセルがマウンドに駆け寄ってきた。ポンセデレオンは「何をしているんだ?僕は元気だよ」と考えていたという。しかし、ポンセデレオンは救急車に乗せられ、そのまま病院へ。「1週間や2週間くらいで脳震盪の検査をクリアして復帰できると思っていた。でも、救急車に乗せられたときに何か様子がおかしいなと思うようになったんだ」と当時を振り返る。

     父やガールフレンドらが各地から病院へ駆けつけ、ポンセデレオンは頭部の手術を受けた。術後最初の記憶は、頭痛とともに目を覚ましたことだ。復帰への道のりは「手を動かせるか」「足を動かせるか」というところから始まった。幸運にもポンセデレオンは順調に回復し、野球の活動ができるところまで回復している。あの試合で何が起こったのかをビデオで確認したとき、ポンセデレオンは恐怖を覚えたのではなく、打球直撃を回避できなかった自分に嫌悪を感じたという。

     8月に投球を再開し、9月にチームの練習に合流したポンセデレオンは「できる限り思い切りスイングしろ。僕に打球を当てるのを恐れないでくれ」と同僚に伝えている。打球直撃への恐怖感を完全に克服しているのだ。「あれが起こらなければ、なんてことは考えない。打球が当たったことで新たな考え方を手に入れることができたんだから」。今季AAA級の6先発で防御率2.17と好投していたポンセデレオンの雄姿をメジャーの舞台で目にする日は、そう遠くはなさそうだ。


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  • アルトゥーベに新たな勲章 年間最優秀男性アスリートに選出

    2017.12.28 10:30 Thursday

     ア・リーグMVPに輝いたホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)がまた一つ、勲章を手に入れた。スポーツ・イラストレイテッド誌の「年間最優秀スポーツ・パーソン」にNFLテキサンズのJ.J.ワットとともに選出されたアルトゥーベは、AP通信の「年間最優秀男性アスリート」にも選出された。

     今季のアルトゥーベは153試合に出場して打率.346、24本塁打、81打点、32盗塁、OPS.957の好成績をマークし、ポストシーズンでも18試合で打率.310、7本塁打、14打点、2盗塁、OPS1.021と活躍。チームを独走での地区優勝に導いただけでなく、球団史上初のワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。4年連続でシーズン200安打をクリアし、安打数は4年連続でリーグトップ。首位打者は昨季に続いて2年連続であり、直近4シーズンで3度目の戴冠となった。オールスター・ゲームにも4年連続で選出され、シルバースラッガー賞も4年連続の受賞。初めてハンク・アーロン賞にも選出された。ポストシーズンではレッドソックスとの地区シリーズ第1戦で1試合3本塁打をマーク。まさに文句なしの活躍ぶりだった。

     アルトゥーベの活躍はグラウンド内のみにとどまらず、ハリケーン「ハービー」により大きな被害を受けたヒューストンの復興支援活動にも積極的に貢献。グラウンド内外での活動をトータルで評価され、スポーツマンに与えられる各賞を総なめにした格好だ。

     スポーツ・イラストレイテッド誌の「年間最優秀スポーツ・パーソン」を受賞したあと、アルトゥーベは「ヒューストンは大きな、大きなスポーツの街だ。もし僕たちがワールドシリーズに勝てば、災害により大きな被害を受けたヒューストンの街に笑顔と希望を届けられるということを僕たちは知っていたんだよ」と語り、ヒューストンの街を元気づけることができたことを喜んでいた。5フィート6インチ(168cm)という小さな身体のアルトゥーベだが、2017年のアメリカ・スポーツ界において最も大きな輝きを放った選手であると言っても過言ではないだろう。


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  • 完全復活&本格ブレイクを目指すパイレーツ・タイオン

    2017.12.27 18:30 Wednesday

     精巣がんの手術を受けた影響で5月上旬から1ヶ月強にわたって戦列を離れたジェイムソン・タイオン(パイレーツ)にとって、メジャーでのフルシーズン1年目は消化不良なものとなってしまった。来季こそはフルシーズン健康にプレイし、本格ブレイクを目指すシーズンとなりそうだ。

     メジャーデビューを果たした昨季は18先発で12度のクオリティ・スタートを記録し、5勝4敗、防御率3.38、K/BB5.00の好成績をマーク。メジャー2年目を迎えたタイオンにはゲリット・コールとともに先発ローテーションの軸となることが期待されていた。その期待に応え、開幕からの5先発で2勝0敗、防御率2.08と好投したタイオンだったが、5月上旬に戦線離脱。1ヶ月強にわたる故障者リスト入りを余儀なくされた。

     日本時間6月13日のロッキーズ戦で5回無失点と好投し、戦列復帰初戦を白星で飾ると、この試合を含む戦列復帰直後の5先発でも3勝1敗、防御率1.98と安定したピッチングを披露。ところが、オールスター・ブレイク明けからピッチングが狂い始め、7月中旬から9月上旬にかけての11先発では防御率7.17という大不振に陥った。最終3先発で防御率2.12と復調し、なんとか良い形でシーズンを終えたものの、シーズントータル25先発で8勝7敗、防御率4.44は到底満足できる成績ではなかった。

     不本意なシーズンを過ごしたタイオンだが、すでにその目は来季に向いている。まずは、チェンジアップの握りを2シーム・グリップから4シーム・グリップへ戻した。今季の最終3先発で以前使っていた4シーム・グリップを試したところ、意外にも感触が良かったからだ。さらに、このチェンジアップを生かすために、打者の内角をより積極的に攻めるピッチング・スタイルにシフトしていくつもりだ。

     コールにはトレード話が浮上しており、来季のタイオンは先発ローテーションの軸という重要な役割を担う可能性がある。チャド・クール、トレバー・ウィリアムス、タイラー・グラスナウ、スティーブン・ブロールトなどタイオン以外にも若手投手がズラリと並ぶパイレーツの先発陣だが、タイオンは「良い投手が揃っていると思うよ。僕たち若手投手は一年を通して成長してきた。もっと成長できるはずさ」と同世代の投手が揃う先発陣に自信を見せる。同地区の上位3球団に後れを取っている感のあるパイレーツだが、タイオンら若手投手の活躍次第では予想外の快進撃を演じる可能性もありそうだ。


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  • ネビン三塁コーチ「ヤンキースの加わるのは特別なことだ」

    2017.12.27 17:00 Wednesday

     アーロン・ブーンが新監督に就任したヤンキースに三塁コーチとして加わることになったフィル・ネビン。ブーンの兄・ブレットとは同じ高校に通っていたという縁があり、ブーン一家とのつながりもある。「アーロンとともに働く機会を得られたのは特別なことだよ」とブーンのもとでコーチを務めることを楽しみにしているようだ。

     ブーンの監督就任後、来季のコーチング・スタッフが発表され、ネビンが三塁コーチ、ジョシュ・バードがベンチコーチ、レジー・ウィリッツが一塁コーチ、カルロス・メンドーサが内野コーチに就任。ジョー・ジラルディ政権からはラリー・ロスチャイルド投手コーチが来季も留任することが決定しており、ブルペンコーチのマイク・ハーキーと打撃コーチのマーカス・テームズも留任の可能性が高まっている(現時点で正式なアナウンスはなし)。

     すでに監督とコーチング・スタッフの間では頻繁に電話会議が行われており、スプリング・トレーニングに向けての準備が進められているという。「我々は優秀なメンバーが揃ったと思うよ。精力的に議論を交わしているし、来季が本当に楽しみだ。我々は全員で協力してチーム作りを進めていく。それは選手たちにも好影響を与えるんじゃないかな」とネビンはすでに手応えを感じている。

     現役時代のネビンは強打が自慢の三塁手として活躍し、パドレス時代の2001年には打率.306、41本塁打、126打点、OPS.976の好成績をマークしてオールスター・ゲームにも出場した。その後は大学野球や独立リーグで監督を務め、タイガース傘下とダイヤモンドバックス傘下のマイナー球団でも監督を経験。今季はジャイアンツで三塁コーチを務めていた。三塁コーチとしては監督からのサインをスムーズに選手に伝えること、走者の本塁突入を素早くかつ正しく判断することなどを心掛けているという。

     指導者経験のないブーンにとって、マイナーでの監督経験があり、旧知の仲であるネビンの存在は心強いに違いない。ネビンが「私はブーンの家で育ったようなものだよ。ブーン一家は私にとって特別な存在だ」と語るように、両者の間には深い絆がある。若いコーチが多いブーン政権のヤンキースだが、監督・コーチ間の連携がスムーズに取れており、経験不足はさほど問題にならなそうだ。


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  • 初のフルシーズンに向けて準備を進めるホスキンス

    2017.12.27 16:00 Wednesday

     メジャーデビューからの34試合で打率.314、18本塁打、OPS1.247の大活躍を見せ、あっという間にフィリーズの看板選手となった感のあるリーズ・ホスキンス。しかし、24歳の若きスラッガーは充実のシーズンとなった今季の余韻に浸ることなく、初のフルシーズンとなる来季に向けてすでに動き始めている。

     ホスキンスは今オフ、グラウンド上でのスキルを磨くことに加え、ウェイティング・ルームやビデオ・ルームで多くの時間を過ごし、初のフルシーズンに備えている。AAA級では115試合に出場して打率.284、29本塁打、91打点、OPS.966の好成績でインターナショナル・リーグのMVPに選出。メジャー昇格後の活躍は前述のとおりだ。今季メジャーでは一塁手として21試合、左翼手として29試合に先発出場したが、フィリーズは今オフにカルロス・サンタナを獲得しており、来季のホスキンスは左翼に固定されることが予想される。オフに入ってからのホスキンスは本格的な外野転向に備えて、守備練習に重点的に取り組んでいる。

     「野球というスポーツは常に何かを改善していかなくてはならないし、常に努力し続ける必要があるんだ。守備は自信を持てるようにしなければならない部分の一つだ。プロ野球選手になってから様々な部分で成長してきたと思うけど、まだやるべきことがたくさんある。オフシーズンの間にしっかり練習して来季の試合に備えないとね。成長の余地は常にあるんだ」

     まだメジャーで2ヶ月しか過ごしていないホスキンスだが、ゲーブ・キャプラー新監督はホスキンスの野球に取り組む姿勢や考え方を高く評価し、若手選手の多いフィリーズにおいてリーダー的役割を担うことを期待している。「(リーダーは)ベテランである必要はないんだ。野球に取り組む姿勢、考え方や話し方、そういうもののほうが重要だよ。ホスキンスは私が今までに見てきたなかでも非常にユニークな選手だね」とキャプラーは語る。

     今季のフィリーズはホスキンス昇格まで42勝69敗に終わっていたものの、ホスキンス昇格後は24勝27敗と健闘。ホスキンスをはじめとする若手選手の成長次第では予想以上に早く優勝争いに加わってくる可能性がある。「願わくば、すぐにでも10月の戦いを心配できるようになればいいね」と語るホスキンスの来季の活躍が楽しみだ。


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  • 新人王・ジャッジ「ポジションは確約されていない」

    2017.12.27 15:00 Wednesday

     ア・リーグ最多の52本塁打を放ってメジャーリーグの新人本塁打記録を更新し、満票でア・リーグ新人王に選出されたアーロン・ジャッジ(ヤンキース)。すでにスターダムにのし上がった感のあるジャッジだが、当の本人に気を緩める様子は全くない。むしろポジション争いに意欲を見せているほどだ。

     ヤンキースは今春のオープン戦中盤の時点でアーロン・ヒックスを正右翼手に据え、ジャッジをマイナーでスタートさせることを検討していた。ジャッジが歴史的なルーキーイヤーを過ごした後の今となっては笑い話だが、この話からもわかるように、選手のポジションというのは決して約束されたものではないのだ。それを十分に理解しているジャッジは本塁打王&新人王に輝いた直後の今オフでさえ、来季のポジション争いを制することを第一の目標としている。

     「ポジション争いは、毎年スプリング・トレーニングで僕が意識していることだ。たとえマイナーにいたとしても、(ポジションは与えられるわけではなく)自分で奪いにいかなければならない。与えられるものなんて何もないんだ。これは僕が正右翼手だと言われたとしてもずっと変わらない。毎日、自分の仕事を奪いにいかないといけないんだよ。もちろん来年も正右翼手の座を奪いにいくつもりだし、自分のポジションを勝ち取ってみせるよ」

     ヤンキースには今オフ、ナ・リーグMVP&二冠王(本塁打・打点)のジャンカルロ・スタントンが加入。ジャッジとスタントンを右翼と指名打者で併用するプランや、スタントンを主に指名打者で起用するプランなどが取り沙汰されているが、ジャッジはあくまでもスタントンとのポジション争いを制し、正右翼手の座を勝ち取ることを目指している。いずれにせよ、ジャッジ、スタントン、ゲーリー・サンチェスという右のスラッガーが並ぶ打線は他球団の脅威となるに違いない。スタントンは「ともに成長し、ともに才能を発揮していけることを楽しみにしているよ。僕たちはとても似ているからね。お互いから学ぶことでお互いが成長していけるはずさ」とジャッジとの共演を心待ちにする。

     ベテラン左腕のCCサバシアが「俺が今までに見てきたなかで最高のルーキーイヤーだった」と振り返る一年を過ごしたばかりのジャッジだが、すでにその目は2018年シーズンの戦いを見据えている。慢心する様子が全くないジャッジには来季も大活躍が期待できそうだ。


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  • Dバックスの有望株・スミスのプレゼントに両親が感激&号泣

    2017.12.27 12:30 Wednesday

     アスリートのサクセス・ストーリーの裏側には必ずと言っていいほど、アスリートを支えた人々の存在がある。両親、コーチ、家族、友人など、彼らの存在なしには成功を収めることはできなかったはずだ。メジャーリーグでは今年のドラフトで1巡目指名を受けてプロ入りした一人の有望株が両親への恩返しとして最高のクリスマス・プレゼントを用意した。

     その有望株とは今年のドラフトでダイヤモンドバックスから1巡目(全体7位)指名を受けたペイビン・スミス(21歳)だ。バージニア大学で強打の一塁手として活躍したスミスは500万ドル以上の契約金を得て、ダイヤモンドバックスに入団した。今季はA級ショートシーズンで51試合に出場し、打率.318、出塁率.401、OPS.816をマーク。本塁打は1本も打つことができなかったが、24三振を上回る27四球を選ぶなど、打者としての完成度の高さをアピールした。順調にいけば3年後にはメジャーの舞台で活躍していることだろう。

     そのスミスがプロ野球選手として初めて迎えたクリスマス。スミスは父・ティムと母・パメラに対する感謝の気持ちを「自宅のローンを完済する」という方法で表した。スミスは自身のTwitterアカウントで両親がスミスからのクリスマス・プレゼントに感激し、号泣している様子を収めた動画を公開。「僕のためにあなたたちがしてくれたことの全てに感謝します。これで埋め合わせができるとは思いません。あなたたち二人のことが大好きです。僕たちの家はついにあなたたちのものになりました。メリー・クリスマス!」というこの動画付きのツイートは2万以上の「いいね」を集め、動画は56万回以上も再生されている。

     息子からの手紙を読み、号泣した両親にとってこれが過去最高のクリスマス・プレゼントとなったことは間違いない。しかし、「孝行息子」のプロ生活はまだ始まったばかり。これからマイナーで経験を積み、メジャーの舞台で活躍する姿を両親に見せることが最高の親孝行となるはずだ。


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